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2006年第2弾 PAGE5 Last Update
2006/02/26
 NOISY'S新着情報メールサービスメンバーのページです。ごゆるりとご鑑賞?ください。
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2006年第2弾 5ページ目 発送は2006/02/28(火)からになります
新着ページは例外もありますが基本的には税別(外税)です。(^_^;;
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。


イタリア■□ I Vigneri □■シチリア
イ ヴィネーリ
● 昨年衝撃的なデビューをしたサルヴォ・フォティの、新しいヴィンテージが入ってきました。数は多くはありません。
 
4月より新規に扱うシチリア・ワインをご紹介いたします。シチリアで理想のワインを探し求めていましたが、遂に出会うことができました。I Vigneri イ・ヴィニェリ の Salvo Foti サルヴォ・フォティ はエトナ大学で醸造学を研究・指導するかたわら、BenantiやGulfiをはじめとするシチリア東部の代表的なワイナリーのコンサルタントを長年務めています。が、そのかたわら、過度の抽出による極端に濃厚な色合いと、コンセントレーションの強い味わいの「近代的な」ワインが横行するシチリアで、正反対のスタイルのワインを自身の畑でつくり始めました。標高1200mにある2haばかりの畑〔Calderal村)で、500リットルの古樽で発酵させる、伝統的な醸造法です。品種は、ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョ、アリカンテ、わずかに「フランス品種」といわれるものです。初めて味わったときの印象は、自然な果実味がすーっと立ちのぼり、洗練された上品な味わいの中に、エキスがしっかりと閉じ込められており、かつて大樽で発酵・熟成されていた時代のロッソ・デル・コンテを思い出しました。サイボーグのようなスタイルのシチリア・ワインに辟易していた私たちは、驚きとともに、すぐにラベルをたよりに、誰がこのようなワインを造ったのか、探索にかかりました。出会ってみれば、何年も前から、グルフィのセラーでワインを造っていたハンス・ゼネールのコンサルタントをしていた、面識もあるあのサルヴォ・フォティとわかり、大笑いしました。初ヴィンテッジの2001年は生産量350本、2002年は800本だけです。イタリア国内でも、サルヴォが自身のワインを造っていることは知られておらず、輸出は日本のみです。誰よりもエトナのワインを知る人と評される、サルヴォ・フォティが造るエトナの真髄です。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 

2003Vinupetra
ヴィヌペトラ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥4,900(外税)
 

【 さらに磨きが掛かった2003年!エレガンスと濃度のバランスが最高です!】

 昨年の2002年ものはいかがだったでしょうか。濃度に頼らずとも細かな要素を積み重ねて自身の空間をしっかり創りだしてゆくダイナミックさと、しなやかなエレガンスを同居させたワインだったと思います。改めてこの2003年のヴィヌペトラを飲んでみると、その延長上にあることに違いは無いものの、
「2002年って、シチリアでもやっぱり難しかった年だったんだ..」
ということを再認識させてくれました。

 凝縮感はさらにアップしており、力無く「へなっ」と段々頭を下げて行きそうなニュアンスは消えています。あくまで「しゃん」と背筋を伸ばして、真っ直ぐ前を見ている感じが2003年の特徴でしょう。勘違いして欲しくないのは、凝縮感がかなり強くなっても持っているスタイルに変更は無く、あくまでエレガントさが前面に出ています。

 シチリアのワインは、強いものの少し野暮ったい昔のスタイルのものと、とてもクリーンでマッチョな、プロテイン増強型の濃厚な最近のスタイルと両方存在します。しかし、濃厚なものは一杯目はまだ良いものの、次第に飲み疲れさせてしまうような強さが存在します。ヴィヌペトラはそのどちらでも無く、優しさとエレガントさを失わず、濃度も見合ったものになっている訳です。

 ブルゴーニュで言えばアルマン・ルソーさんのワインにやや似ているように思います。時が経って出てくる血っぽいニュアンスもジュヴレに似ているんじゃないかと..思います。とっつきやすさはヴィヌペトラに分が有ります。そして幾重にも折り重なった要素の層は..いや、比べるのは止めておきましょう。どちらにも優れた点が有り、少し似通ったニュアンスが有るよ、ということでご理解ください。

 エトナの標高1200メートルにもなる高地で少量だけ造られるワインです。エレガントで複雑、しなやかです。お奨めいたします。
イタリア■□ Sandrone □■ピエモンテ
サンドローネ
● 待望のサンドローネ、2001年のカンヌービ・ボスキスと2003年バルベーラ・ダルバが入ってきました。カンヌービ・ボスキスはまだ飲んでいませんが、IWCタンザーさんでもの凄い評価になっています。

 また、サンドローネのバルベーラはしなやかでいつも美味しい!是非とも飲んでみてください。

This is my type! 良いものは良い印  美味しい印 


2001Barolo Cannubi Boschis
バローロ カンヌービ・ボスキス
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥14,180(外税)
 

【 ..】
Deep ruby-red. Deep, pure aromas of red and black fruits, licorice and smoky oak. Supersweet and wonderfully deep, with extremely primary dark fruit and camphor flavors. Offers compelling breadth and palate coverage, not to mention impeccable balance. Seamless and complex. Perhaps best today on the slow-building, palate-staining finish, which features extremely fine tannins. One of my early favorites from this outstanding vintage. This has fruit of steel. 97 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Nov/Dev 04 より抜粋

 飲んでいませんので..本来なら次号のリアルに掲載予定では有ったのですが、入港・通関が間に合わず、涙を飲んだアイテムです。タンザーさんのコメントもよく判んなくて凄いですね!
「 This has fruit of steel .」ってどんなイメージなのか、良く判りませんがとても凄そうです。そして、97点は本当に凄い!インターナショナル・ワイン・セラーのバローロ部門 歴代3位です。ちなみに3位まで記載しておきましょうか。
1、1996 Bruno Giacosa Barolo Falletto di Serralunga Riserva 98(+?) Points
2、2000 Bruno Giacosa Barolo Falletto di Serralunga Riserva 98 Points
3、2001 Luciano Sandrone Barolo Cannubi Boschis 97 Points
のようになっています。
この下は96点が無くて 95+点 は沢山あります。

 という訳で、しなやかな、エレガントなサンドローネのバローロですが、結構しっかり濃度が乗っかったんじゃないかと..想像している noisy です。興味のある方へ。

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2003Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥3,650(外税)
 

【 やっぱり凄く美味しいです!】

 「サンドローネは何時飲んでも上も下も旨い!」
と言いつづけて苦節×年、それなりには聞き耳を持っていただけるような状態にはなりましたが、未だしっかりした定評を得られたとは言いかねます。実際、秀逸なバローロは言うに及ばず、ネッビオーロ・ダルバ、バルベーラ、ドルチェットの人気はさほどでも無く、飛ぶようには売れて行きません。

 まあ、数もそんなには無いので飛ぶように売れることを望んではいませんが、ピエモンテのエレガンスを巧妙に現しているワイン群ですから、一度くらいは試してみて欲しいなあ..という希望は強く持っています。むしろ、高くなってしまったブルゴーニュのリージョナル、村名クラスに引けを取らないどころか、超越した部分もありますし、似通った味わいを持っていると言えるでしょう。

 特にこの「バルベーラ・ダルバ」は、ブルーベリー、ラズベリーの風味、僅かにモカと言ったアロマ・ブケで、新着ブルゴーニュワインのページでご紹介の「シャンボール=ミュジニー・レ・フュスロット」とかなり重なるニュアンスを持っています。酸がやや温かみを持っていて膨らんで拡がりますから、中盤以降から収束に掛けては若干異なります。

 noisy などは、余りに自分の好みに合っていますので、ついつい量を飲みすぎて、夜中に喉が渇いて起きてしまいました..(^^;; 好きなんですね、こんなにエレガントで膨らんだちょっと紫掛かったフレーヴァーが..ちなみになんと鱈チリで合わせたんですが、これが結構行けるんですね。バッチリ有ってとは言いませんが、ポン酢の酸とバルベーラの酸・風味がマッチングしていたように思います。ついでに鱈子が有ったので、鱈と一緒に食してみましたが...残念ながらこちらは少々無理だったようです。やはり魚・魚卵の発酵ものとは泡内容ですね。

 アドヴォケイト誌は2003年のバルベーラの評価をしていませんでしたが、ドルチェット・ダルバに90点!わがリアル は13号で一体何点つけるか..という感じです。(本当はもう知ってるんだけどね..言えないんだなぁ、これが..)
 
 何時飲んでも美味しい、気軽に開けてポテンシャルを発揮してくれるワインです。是非飲んでみてください。超お奨めです!
イタリア■□ Aldo Conterno □■ピエモンテ
アルド コンテルノ
● バローロの偉大な生産者の1人、アルド・コンテルノのブッシア・ソプラーナの古酒が少々入ってきました。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 
1993Barolo Bussia Soprana
バローロ ブッシア・ソプラーナ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥6,950(外税)
 

【 完熟状態でしょう..】

 ごく少量の入荷です。平均的なヴィンテージになった1993年のピエモンテ・バローロ地区ですが、良い造り手のものは、しなやかな質の良いタンニンが熟成を迎えていると思われる頃です。モンフォルテ・ダルバのクリュ、ブッシア・ソプラーナで造られるバローロで、構成の大きなどっしりとした風格になると言われています。

 今回の入荷は少量ですので飲んでいませんが、93年、94年のバローロ、バルバレスコは意外に美味しいです。グレート・ヴィンテージになってしまうと時間が掛かりますが、平均年は早めに飲めるのが特徴..安いので、飲んでみてください。
イタリア■□ Trinchero □■ピエモンテ
トリンケロ
● 久々のトリンケロです。こんなワインは大好きです。トスカーナに疲れたあなた!ちょっと大振りのブルゴーニュグラス、もしくはボルドー・マグナムで飲んでみてくださいよ..。ボルドーワインに疲れた方々がブルゴーニュワインの魅力にはまるように、きっと好きになっていただけると思います。

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1998Barbera d'Asti Vigna del Noce
バルベーラ・ダスティ ヴィーニャ・デル・ノーチェ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥3,850(外税)
 

【 トリンケロの看板ワイン、単一畑ものは とってもしなやかです!】

 「もっと硬いかな?」
と思っていたのですが、なんのなんの、とってもテクスチュアがしなやかでねぇ..余りの美味しさに喉を通りそうになってしまいました。いや、何の話かっていうと、リアルでのテイスティングでの話です。ブラインドですからアイテムが何かは判りません。自分が出したワインであることは判っていましたが、
「するっ」
と入りそうになってしまう液体なんです。

 甘みや旨み、酸味などの突出感が全く無く、それでも六味がしっかり有って柔らかい..。バローロやバルバレスコなどの優れたネッビオーロの熟成酒が持つブケが乗っかりますからかなり複雑です。

 大樽で長い間寝かせるトリンケロのようなスタイルのワインは、普通、テイスティンググラスでは良い結果に成りません。むしろ、ステンレスタンク + 新樽熟成 のような、先進のスタイルだと、むしろ結果は良いのですが、大樽系の微細なニュアンスがテイスティング・グラスでは好意的な香りに捕らえきれない訳です。むしろ減点対象になりがちです。が、noisy的には全くそのような部分は感じず、口や鼻の受容体を優しく埋めて喉の奥に飛び込まんとした訳ですね。

 こんなワインはとっても美味しいワインで、喉を通った後も僅かな残り香が幸せな気持ちにさせてくれます。品種はバルベーラで、しかも格付けなどは関係の無い畑ですが、大地主のトリンケロさんは、畑を整理するときに一番良い畑を残して処分しています。ある意味ではエリオ・アルターレのラリジと考え方が同じですよね。最高の畑とは何かを知っているトリンケロの自慢の畑ですから、クリュがどうこう言う必要が無いんです。

 とは言っても、
「PKさんが98点、タンザーさんは96点!」
などと言うべきワインでは無く、点付けが意味を成さない種のワインでもあります。目茶苦茶旨くて、でも物凄さを感じさせない..実はそれがもっとも素晴らしいワインで有り、飲んで喜びが深いワインです。だから、こんなワインに出会うと、
「あ、美味しいな」
と、心から言えるんですね。

 例えば、スピネッタの若いワインは筋骨隆々、大柄で熟成したら凄いのかもしれません。でも、筋張っていて、要素の角が立っていてあちこち引っかかり、
「ああ、もういいわ..」
とグラスを遠ざけてしまって喉を通りそうになることなど絶対にありえません。ヴィーニャ・デル・ノーチェはその真逆とも言える立ち位置のワインなんです。

 バルベーラだから..とか、格付けが..とかには意味は有りません。バルベーラがネッビオーロに変わっていても、土地の精力を貰うことが出来るなら結果に大した違いは無いのでしょう。そんなことを感じさせてくれる「大人のワイン」..是非飲んでみてください。お奨めいたします!
イタリア■□ Antico Broilo □■フリウーリ
アンティコ ブロイロ
● 素晴らしいフリウーリの赤ワインが到着です。レ・ドゥエ・テッレのフラヴィオ・パジリカータが醸すヴァラエタル・ワインです。本来なら自然派のページでご紹介するのが筋なのでしょうが、余りに自然派が多すぎてイタリアに押し出されてしまいました。認証は受けてはいませんが有機栽培です。

 前回の2002年は確かに少し弱い部分も有りましたが、それでもクオリティの良さは隠せませんでした。2003年はラシーヌさんが気を抜いているうちに蔵で完売したそうで、今回は2004年もののご紹介です。

 noisy的にお奨めなのは、何と言っても「レフォスコ」「メルロー」ですね。柔らかくも凝縮してバランスに優れます。この2〜3月で伸びてきそうなのが「カベルネ・フラン」です。暖かくなり始めからが美味しいでしょう。「スキオペッティーノ」はまだまだバランスしていませんが、2〜3年で大化けしそうな気配もありますし、7〜8年後が良いかもしれません。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2004Refosco Colli Orienrali del Friuli
レフォスコ コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥3,080(外税)
 


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2004Merlot Colli Orienrali del Friuli
メルロ コッリ・オロエンターリ・デル・フリウリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥2,680(外税)
 


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2004Cabernet Franc Colli Orienrali del Friuli
カベルネ・フラン コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥2,350(外税)
 


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2004Schioppettino Colli Orienrali del Friuli
スキオペッティーノ コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥3,080(外税)
 

【 ね!だから言ったでしょ..】

 って、一体何のことだか判りませんよねぇ〜。思わせぶりで結局は大したことが無いのが noisy の本質ですが、そう、カベルネですよカベルネ..。

○ 2004 カベルネ・フラン C.O.F.
 2001年もののアンティコ・ブロイロの初めてのご紹介のときに、
「フランぽい..」
と書いていました。飲んだ感じがそうだったので問い合わせをしたはずなのですが、エチケッタにはカベルネとしか書いていないので判らないと..。ちなみにその時の文章は、
 さてと、本題です。カベルネです。(当たり前だ) ですが、そうですね〜..、軽くフランが入ったような..感じと言いましょうか..大袈裟に言えば、シュヴァル・ブランに似た感じがあると言うか..ロワールのフランをスタイリッシュにした感じと言うか..。ほんのりハーヴと凝縮した密な果実味の美味しいカベルネです。最も、こちらは現時点ではメルローほど外向的では無く、飲む人を選ぶかもしれません。(この当たりが合田さんが言っていた意味と、noisy がだらだらと長い説明を書いていた意味に繋がるんですね) もしかすると、お飲みになった方の内、何人かの方は、
「大したこと無いなあ..」
と思われるかもしれませんが、「これが成長するのかな?」と思って貰うのが良いかと..思います。現在はまだ収斂味を伴う後口が若干気になりますが、これが熟して味わいを深め、1〜2年後にはかなり良い状態になると確信しています。
「全くピュア、繊細、ブルゴーニュチックなフレーヴァーの出方と凝縮感、潜在能力の高さ」
というのは、メルローと一緒です。是非一度お試しいただきたい、しかも変化をさせるために、あの手この手で弄くり回して飲んでいただきたい..リーズナブルなフリウーリ・ワインです。出来れば到着後、少し休ませてからお楽しみ下さいませ。
でした。いや〜、名文ですね。自画自賛!もうこれ以上の文など書けませんが、2001年&2002年ものよりも凝縮しています。現在もカッチリした感じです。この冬の寒さの緩みとともに柔らかくなってくると想像されますから、今から買っておいても大丈夫だと思います。

○ 2004 レフォスコ C.O.F.
 一番お奨めしたいのがこのレフォスコ。メルローが若干安価なので、価格重視の方はメルローの選択にしましょう。さて、ここでも自分の過去の文章をNHK並みにアーカイヴすると..
 是非とも購入していただきたいワインです。前回はカベルネとメルローのオファーでした。余りに多いので2回に分けてのご紹介と成ったわけです。実際は4アイテムを一緒にテイスティングしましたが、一番判りやすいのがメルローで、二番目がこのレフォスコでした。ポテンシャルはメルローを凌ぐかもしれません。

 フランス・サヴォワのモンドゥーズ種と同じとされていますが、結構メルローチックな香りにカベルネの芯の部分をプラスしたような感じで、とてもいい感じに仕上がっています。(む、難しい言い方..)少々の獣っぽさや土っぽさはメルローにも共通し、圧倒的に膨大なミネラルはこのワインを華やかなものにしていますが、今飲んでもとても美味しいとしても、その寿命は意外に長いかもしれませんよ。特にミネラルはワイン自体に多く溶け込んでいて、「ミネラルが香る」なんて生やさしいものではなく、食べているような気にもさせられます。そして、そのミネラルが微細な表情をタイムカプセルのように包み込んでいるとしたら..。若いワインであることに注目してください。そして是非とも要素を探してみてください。ピュアな、とてもクリーンなフレーヴァーの奥に、宝物が眠っているかもしれません。お奨めです。
 
 やっぱり一番旨いのはレフォスコ..旨いというよりも、凝縮感+直近のバランスの良さ+ポテンシャル の合計点数が一番高いと思います。ポテンシャルの最高点はスキオペッティーノだと思いますが、レフォスコも負けちゃいないですし、現在のバランスが素晴らしい!ミネラル分がマンモス級なのも良いですね。沢山買ってください。お勧めです!

○ 2004 メルロ C.O.F.
 最後まで迷ったメルロです。こちらが一押しでも構わないほどの凝縮感とまろやかさを現状で描き出しています。
ところでアンティコ・ブロイロはこのメルローだけでなく、他の全ての赤ワインに言えることですが、
全くピュア、繊細、ブルゴーニュチックなフレーヴァーの出方と凝縮感、潜在能力の高さ
に驚きと嬉しさが沸いてきました。

 詳しくは「カベルネ C.O.F.」でも書きますので、そちらもご覧下さい。若いメルローの持つ、そのもののアロマと膨大なミネラル、柔らかでベルベッティ・厚みのあるボディと果実味、長い余韻..そして品。フレーヴァーの出方は、むしろブルゴーニュの最近の造り手風ですがごてごてと飾り立てたような嫌みなど微塵もなく、外向的で凝縮した味わい全てに納得でした。そして合田さんの言うように、まだ30%のポテンシャルしか発揮していないのも確信しました。

 もしかするとこのワインは、トスカーナやマルケの「ぷりぷり」した果実味たっぷりのワインと一緒に、現時点でテイスティングしたと仮定すれば、高いポイントを得ることは難しいかもしれません。しかし、その味わいの奥に潜むポテンシャルと、「綺麗」×「ピュア」+「凝縮感」という言葉がぴったりのこのワインは、むしろブルゴーニュ好きな方にも納得の行く味わいだと..思います。そこで一句..

綺麗さの
陰に有る無し
鷹の爪..

 ん〜、よく判んないですね。何だよ、鷹の爪って..。悩んでくださいね..色々と引っかけてますので..。

 是非とも数本GETしてその成長を確かめて欲しいと思います。なかなか出会えない、リーズナブルな価格に仕上がった美味しいメルロー..しかも北イタリアです。一押しです。
 いや〜、これも名文句ですね。って、ただコピペしてるだけで、随分楽してるンじゃない?って突っ込まれそうですが、まさにこの通りなんだから仕方が無い..。幾分違うとすれば、濃醇さが2001年よりもアップしていますし、むしろ現在ほぼ全開状態に近いと思える点でしょう。すでにとても美味しい状態です。イタリアに興味が無い方でも、上質なメルロで 3000円以下ですから気になるはず。是非飲んでみてください。

○ 2004 スキオペッティーノ C.O.F.
 どうでしょう..高いポテンシャルは感じるのですが、現状はちょっと厳しいですね。舌触りもブツブツしてるし風味がまだまだ青っぽい..。構成自体が大きいのに、要素で埋め尽くせない恨みが残ります。無理に言ってみりゃアルマン・ルソーさんのマジ=シャンベルタンみたいな感じで、若いうちは取っ付きにくいです。
【とても長熟なスキオペッティーノ..。3年は手を付けないでください..】

 野性味に構成の大きさ、各要素の複雑さがこのワインを混沌とさせています。ポテンシャルの高いトップキュヴェですが、現在はまだ全くバランスしていません..。

 ただ、飲めばその旨さは伝わってきます..。そして必ず..
「早まった..惜しいことをした..」
と、思うでしょう。まあ、3千円のワインを熟成させて飲むという気にならないかもしれませんが、価格に囚われず、そのワインの一番美味しいと想像される状態で飲むことが重要です。是非ともセラーリングしてください。お薦めです。
と、これは2002年のスキオペッティーノのコピーのコピーです。「3年は手を付けるな」などと良く言いますね、この人は!お陰でちっとも売れないじゃないか!って突っ込みたくなります。

 まあ、ただ、本当のことは本当なんだから仕方が無い..2002年CH.カロン=セギュール、とても今美味しいですよ、などとは、口が裂けても言えないんだから仕方が無い。まして常に現在の状態を実況中継できるようなことなど有り得ない訳ですから想像しながら書くしかない!

 何を書いてるのか判らなくなってきましたので締めたいと思いますが、やはり、最低2〜3年は置くべきだと感じました。2002年ものが少々残っていますので、そのうちにテイスティングしてご報告したいと思います。このワインはご購入されたらしばらくは忘れてください。(2006.01記)
イタリア■□ Cappellano □■ピエモンテ
カッペッラーノ
● 素晴らしいピエモンテワインが入荷しました。一押し中の一押しです。どのワインを飲んでもピエモンテの土地の味わいを優しく表現しています。冷涼感と優しさの奥にある偉大さに気がついたとき、何も言葉が出ずただ何度も頷くだけ..。きっとそんな経験をしていただけるんじゃないかと思います。

 バローロは高価ですがバルベーラは何とかデイリーで行けます。決して手を抜いていませんから、スケールの差だけです。ドルチェットにしてもバローロのクリュに畑があり、土地の味わいをしっかり吸収しています。是非飲んでみてくださいね。

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2000Barolo Otin Fiorin Pie Rupestris-Nebioli
バローロ オティン・フィオリン ピエ・ルペストリス=ネビオリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥6,400(外税)
 


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2000Barolo Otin Fiorin Pie Rupestris-Nebioli MG WoodenBox
バローロ オティン・フィオリン ピエ・ルペストリス=ネビオリ・マグナムボトル 特製木箱入り
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
1500ml 在庫
ご注文数  本
¥16,800(外税)
 


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2000Barolo Otin Fiorin Pie Franco-Michet
バローロ オティン・フィオリン ピエ・フランコ=ミケ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

こちらはお一人様 1本限りでお願いします。
750ml 在庫
ご注文数  本
¥8,000(外税)
 


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2001Nebiolo d'Alba
ネッビオーロ・ダルバ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫
ご注文数  本
¥4,000(外税)
 


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2000Barbera d'Alba Gabutti
バルベーラ・ダルバ ガブッティ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫
ご注文数
 
¥3,200(外税)


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2000Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数
 
¥2,650(外税)


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2004Dolcetto d'Alba Gabutti
ドルチェット・ダルバ ガブッティ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫
ご注文数  本
¥3,200(外税)
 
 プロフェッショナルたちからすればそれは奇妙に映ったはずだった。目の前に注がれた液体を凝視したした後、グラスを掴むや一気にのどに流し込んだ。そして黙りこくったまま何かを考えているようだった。今までにも何度となく目に入った光景だがやはり違和感は拭えなかった。

 彼との出会いはもう10年にもなろうとしているが、最初に親しく話した後は、例えどこかで出会ったとしてもお互いに声を掛けることは無かった。私が彼の存在に気付いていても、彼独特のオーラが近づけさせなかったのかもしれないし、彼を取り巻く人の多さとか、仕事の邪魔をしてはいけないという気遣いも有ったように思う。

 最初に会った時は、彼が手がける雑誌の取材でフランスから帰ってきたばかりだったと記憶している。何故か上機嫌だった彼は、プラスティックケースに入った赤茶けた石の欠片を幾つか私たちに渡し、このように言った。

「畑の石を見ればどこのものか判りますよ。石のくぼみに粘土がへばり付いていればリッシュブールだし、乾いてほとんど付いてなければロマネ=コンティです。記念にさしあげますよ。」

 きっと現在、彼は私を覚えてはいないのだろう。ましてやそんなことが以前に有ったことさえ記憶に無いに違いない。世の中にはどこまでもこだわる人種がいるものだと感じていた。そんな彼と、時には一緒にテイスティングすることになり、何故か話すことさえないのだから、わからないものだ。

 カッペッラーノのテイスティングが終わった。ピエ・フランコ=ミケは実に素晴らしかった。いや、自根の葡萄の樹が持つシームレスさというか、一体感がものの見事に備わった冷たく優しい味わいで、タンニンが厳しいとか、酸が強いなどという我々の持つネガティブなネッビオーロのイメージを大きく覆すものだった。アメリカ産の台木に接木されたピエ・ルペストリスを先に飲んだときも、実は同じように思ったのだ。とても大きくて透明でいながらも優しく、味わいの焦点にズレなど感じなかった。しかし、ピエ・フランコ=ミケを飲むと、どこまでも継ぎ目が無く一体で、先のピエ・ルペストリスを大きく飛び越していったのだ。

 カッペッラーノのワインは、どれを飲んでも同じような味がする。そういう意味ではブルゴーニュのデュジャックのようでもある。勿論、細かなことを言えば、そんなはずは無いのだ。実際に自根と接木ものでは自身で違うと言っている。しかし、大局を見れば土地の味を葡萄が吸収しているのだから、我々は同じようなイメージを与えられているのだ。ドルチェットでもバルベーラでも、はたまたバローロ(ネッビオーロ)でも同じ。体格の大きさと肉付きが違っても家族は何となく似ているのと同じだろう。体に染み入るスピードや馴染みやすさがそうさせるのかもしれない。素晴らしいカッペッラーノのワインの感動に酔いしれていた。

 そんな時背中で声がした。彼がホストにカッペッラーノの印象を聞かれていた。聞いてはいけない、と瞬間思ったが、席の位置関係で耳に入ってきてしまった。一気飲みテイスティングを繰り返していた彼の言葉に驚いた。私が感じたことと全く同じことを口にしたのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 はい、終了です。つまらなかったでしょうか。極めて短い小説(そんな偉いもんじゃあありませんが..)仕立てでお届けいたしました。ワインについてのものならOKですが、小説の内容についての質問は受け付けられませんので悪しからず..。

 基本的に全てのワインが若くてもとても美味しく飲めてしまいます。熟成力も高いです。

2000 バローロ オティン・フィオリン ピエ・ルペストリス=ネビオリ
 接木によるネッビオーロです。冷たく静かながら内に秘める闘志を感じます。ネビオーロは若いうちは渋い!なんて誰が決めたの?他の造り手のネッビオーロは何でタンニンがキツイの?と疑問を持ってしまうくらいソフトで上質、甘く透明なタンニンです。ピエ・フランコ=ミケを飲まなければ、これ以上のものは無いと思ってしまうかもしれません。

2000 バローロ オティン・フィオリン ピエ・フランコ=ミケ
 フィロキセラという害虫の巨大な犯罪事実に気付かされる逸品です。もっと欲しい!

2000 ネッビオーロ・ダルバ
 まさにバローロそのものです。安価な分、入門用とも言えますが、それにしては素晴らし過ぎます。

2000 バルベーラ・ダルバ ガブッティ
 実にソフトなバルベーラです。濃厚さとは無縁ながら、どこかでバローロを飲んでいるような気になるのはがっしりした体格があるからでしょうか。

2000 バルベーラ・ダルバ
 こちらもしなやかなバルベーラです。ガブッティから見れば小柄ですが、とてもしっかりしていますしエレガントです。何とかデイリーでも行ける価格です。

2004 ドルチェット・ダルバ ガブッティ
 2004年ものは未テイスティングです。少なすぎて飲めませんでした..と書いていましたが、飲みました..2004年のピエモンテはかなり良いのかな?物凄い濃い紫でジューシー!でもやっぱりカッペッラーノ..しなやかです。ここはねらい目!
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