フランス ■□ Domaine
des Bois Lucas □■ ロワール ドメーヌ デ ボワ
ルカ |
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またまた新井順子さんがテレビ朝日を電波ジャック..もとい、スマステーションに出演することが決まりました。彼女らしいと言えばそうなのかもしれませんが二度目の今回の出演は2006年9月9日(土)です。番組は夜の11時からの予定..ご覧くださいね..って、もう終わってたりして..
● 新井順子さんのボワ・ルカから2004年のソーヴィニヨンと、完売でご迷惑をお掛けしたキュヴェ・クニコが再度入荷です。
ソーヴィニヨンは初回入荷が少ないのでお早めに..サン・スフルが無くなりましたら、SO2入りの750MLをオーダーしようと思っています。
キュヴェ・クニコはTV出演効果で市場から消えてしまいましたが、ドメーヌの残りの出荷が届きましたので、リアルワインガイドを見て、もしくはテレビを見て入手しようと思ったのに買えなかった..と言う方には朗報です。 |
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●2004Touraine Sauvignon Blanc |
トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン |
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●2004Touraine Sauvignon Blanc |
トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン |
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【これは旨い !】
本当にこの短い期間で、ここまで完成度が上がってくるとは思えませんでしたが、2004年のトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンを飲んで、何故順子さんがソーヴィニヨンにこだわったかが判るような気がしました。口内で、だらしなく横に薄く拡がって、危ういアロマを撒き散らして終わる、並みのソーヴィニヨンでは有りませんでした。「猫のなんとか」など微塵も見えず、美しい柑橘、ピュアフルーツが有りました。
SO2無し(サン・スフル)のキュヴェは一本筋が通った..というよりも、一体感のあるシームレスな味わいが特徴で、感じられるフルーツはモロに「若いパイナップル」そのもの。熟れてグダグダになっておらず、身がしっかりした甘くないもの。レモンとかリンゴとかに分かれて感じられるのではなく、若いパイナップルそのものを噛み締めているような果実感が凄く良いニュアンスでした。
今回はSO2を極少量のみ添加していますが、こちらも一体感のある果実が特徴。しかし、フルーツは「ピュアな小玉リンゴ」になる。決して芯に蜂蜜が入って妙に甘さのある高級リンゴではなく、子供の頃普通に食べていた真っ赤なリンゴの味わいそのもの。余韻までそのまま突入し綺麗な減衰カーブを描く。
とても一体感が有って旨いです。普段の表現なら、ミネラルがあって、何と何のニュアンスが..と書くところですが、そのものずばりのフルーツが目の前にあるように感じられるので、その方が伝わりやすいかな?と思っています。もっともこのような印象は、飲む時期、タイミング、飲み方で変化してきますので、
「若いパイナップルって言ってたけど、洋梨のタルトみたいだったよ」
みたいなことも有り得ますので、こだわり過ぎないようにしてくださいね。ミネラル分たっぷりのソーヴィニヨン..飲んでみてください。お薦めします!
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●2004Touraine
Gamay Cuvee Kuniko |
トゥーレーヌ・ガメイ キュヴェ・クニコ |
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再入荷分です!
【
衝撃のエチケット!でも味わいもそれに匹敵!よい出来だと思います!】 「オトサン」を見てくださいよ!日本語では「お父さん」なんでしょうが、まさに衝撃の外観ですよね。彼女の父親に対する思いが込められた絵だと思います。
一方「キュヴェ・クニコ」は「オカーサン」ですね。昨年のものよりも明るい色使いです。どちらのキュヴェも「ガメイ」を使用していますが、製法がやや異なっているとのこと。
オトサンはマセラシオン・カルボニック(通称MC)で造られたそうです。これは果房内発酵と呼ばれるもので、簡単に言えば、葡萄の粒の中で発酵が進むようにすることですね。こちらは、エキスたっぷりタイプに仕上がっていますので、昨年のクリスチャン・ショサールのパタポンや、ついこの間、散々ご購入いただいたレトゥルディみたいな「出汁味」の聞いたタイプです。ベリー系の甘みを感じるアロマはエルヴァージュでやや酸化させた感じ。ボリューム感がたっぷり、旨みもぎっしり、余韻も長く素晴らしい!ブルゴーニュワインファンにもお奨めしたいですね。
一方
オカーサン
じゃ無かった、「キュヴェ・クニコ」の方は果実味充実タイプです。ジューシーな果実がてんこ盛りです。無理に言ってみれば、ジャイエ系、モルテ系、ピュズラ系の味わいですね。ピュアな果実がたっぷりで、酸化のニュアンスをつけないように仕上げたと思われます。こちらはチェリーっぽい果実味が前面に出ていて、ピュアさが立体感・凹凸さを演出しています。
はっきり言ってどちらも旨い!違った美味しさが良い!ガメイだから薄いなんて、そんなことは全く感じません。 「ジュンコ、やるな!」 と、きっと思っていただけるはずの味わいに仕上がりました。是非飲んでみてください。お奨めいたします! |
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フランス■□ Julien
Meyer □■アルザス ジュリアン
メイエ |
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なかなかに素晴らしい自然派の、しかもとてもリーズナブルなワインをご紹介します。まさに、「瑞々しい」(みずみずしい)という言葉がぴったりの味わいです。
エージェントさんの資料より(新井順子氏)
Domaine Julien
Meyer
アルザス地方の首都ストラスブルグより南、コルマール方向に下った所にノータンテールという村が有ります。何とワイン通り( Route
du Vin ) という素敵な住所なので、訪問する前からワクワクです。だって知る人ぞ知る ’ジュリアン・メイエー’
はバイオダイナミック実践者の間では有名にも関わらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家なのです。勿論、今、信憑性の高い Classement
にも出てません。勿論、レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、サンプルを送ってないから出ないのは当然です。例えばプリウリ・ロックが出ていないのと一緒で、宣伝する必要の無い造り主は、サンプルを送る必要はないのです。 その幻の醸造家、噂にはかなり気難しい人と聞いておりました。久しぶりに緊張した訪問です。でも会ってみるとそんな噂とはかけ離れて、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。バイオダイナミックの実践者で理論ばかり先行しがちに見える最近、彼の実践の伴った理論には驚かされっぱなしです。勿論彼の作ったワインは素晴らしいの一言です。
彼の所には有名ソムリエや有名レストラン、ワイン評論家が沢山コンタクト取ってくるらしいのです。でもサンプルワインを送りません。そして逢っていない人へのワイン販売は一切行っていないのです。普通は喜んで送るのがほとんどです。でも彼はここに直接訪問してくれた人には喜んで自分のワインを紹介するけれど、郵送で送ったりは絶対にしないそうです。言われてみると正統派な意見ですが、それは理想であって、なかなか実践が出来ないのが現状です。
でもそれを頑なに行い続けているポリシーの持ち主ですから尾ひれが付いて神秘的な噂さえ立ってしまうのですが、実際はオープンな職人気質の方であります。
1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から100%バイオダイナミック農法にしました。一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけれど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン作りに目覚めたと語っておりました。7歳・10歳・13歳の3女と奥様の5人家族、アメリカにも輸出されロバート・パーカーも高い評価を下しております。彼から教わった事は沢山有り過ぎるのですが、素晴らしい名言の中の1つ
「土は醸造家が借りている」と言っていました。大きな自然界の中で、今、この瞬間借りさせていただいている、だからいいかげんな仕事をしてはいけないそうです。私の尊敬する醸造家が又1人増えました。パトリック・メイエー氏です。(お父様の名前がジュリアン氏)偉大なる醸造家のワインが日本に初登場です。 |
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●N.V.Cremant d'Alsace Brut |
クレマン・ダルザス・ブリュット |
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●N.V.Cremant d'Alsace Brut Rose |
クレマン・ダルザス・ブリュット・ロゼ |
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【 ドライですね~!実に切れ味は良い!ブリュット・ゼロの格落ちと偶然の産物のピノ・ロゼです】
ジュリアン・メイエ は着実に日本のファンを増やしていますね。あれだけ有ったメール・エ・コキアージュも完売(再入荷が少しだけありましたが新着価格は終了です)し、夏前のクレマン・ブリュット・ゼロも大好評でした。noisy
とすれば、ジェラール・シュレール、ピエール・フリック、マルセル・ダイスと美味しいアルザスだらけで、ある意味大変です..
今回のジュリアン・メイエのクレマン・ダルザスですが、ドザージュ無しのエクストラ・ブリュットです。シャンパン製法によるものですが、泡立ちもたっぷり、クリーミーで繊細な旨みが感じられます。
●ブリュット
何しろブリュット・ゼロの格落ちですから、僅かに焦点が中心に集まっていないのかもしれませんが、大きな差は無いのかもしれませんよ。とても細やかな泡がミネラリーさを運んできます。緊張感のあるとてもドライな味わいの中に、僅かな旨みが存在します。これは好きな方が多いタイプじゃないでしょうか。真夏にアルプスの氷河を滑っているような爽快感があります..(ってやったことなど無いが...イメージですよ..)
●ブリュット・ロゼ
こちらはピノ・ノアールによる薄~いロゼの色あい。出来に満足の行かなかったピノで造った副産物的な存在ですが、何とソフトで旨い!いや、ソフトというのは上のブリュットとの比較の話で、ドザージュ無しのエクストラ・ブリュットですから、とてもキリッとした緊張感の中に、ソフトな接触感が有ると言ったほうが正しいでしょう。ピノらしいイチゴが濡れて光っています。これは美味しい!けど輸入の数はたったの120本..奪い合いですね。
「シャンパンは高くて買えないなぁ..」
とお嘆きの貴兄には、このジュリアン・メイエかビネールのクレマン・ダルザスをお薦めします。あ、ビネールは、
「あっ」
という間に完売した92年も再入荷していますので、合わせてご検討ださいね。お薦めします..お早めにどうぞ!
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フランス■□ Marcel Deiss □■アルザス
マルセル ダイス |
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2002年のシュナンブールが再入荷いたしました。また、2003年ものが新入荷!是非ご検討下さい!
● 2005年の11月、ジャン・ミシェル・ダイスに会いました。初めて見る彼はとても優しい目をしていました。寡黙な彼と、人懐っこく話す奥さんが見守る中で飲ませていただいたシュナンブールに仰天してしまいました..。 「うわ~、随分変わったなぁ..」
どう変わったのか、早く知りたいですよね~..
天邪鬼ですから..はい..答えは ずっ~と下のほうに! |
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●2003Schoenenbourg Grand Cru |
シュナンブール グラン・クリュ |
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【ビオディナミの効果は絶大だった..大変身の答えです!
】
●2002 シュナンブール いや..びっくりしました。noisy の知っているシュナンブール(シュネンブールとかシュネンブルクとも言われている)
がそこには無かったんです。
これから、何をどう書いてゆくか、それが大きな問題です。だってね..飲んだことのある方に説明するのと、そうでないのでは大違いですから..あ、まず、最初に言っておきましょう..。このシュナンブールは
物凄いワインです。それが大前提での話しですからお間違い無きよう..
1997年に完全ビオディナミに転換したと記憶しています。97年もののセレクスィヨン・ド・グラン・ノーブルに、完璧に叩きのめされていた
noisy
にとっては、 「こんなに物凄いアルザス・グラン・クリュ群がビオになったらどうなるのか」 まったく想像もつきませんでした。
それまでの、というか2001年までの彼のグラン・クリュは、そのワインだけの存在で全てを完結できる物凄いパワーを持っていました。むしろ、食事が何であれ、出る幕が無い..敢えて言うなら、フォアグラなどの強い性格のものを持ってくれば、マリアージュできる、というレベルのものでしたから、 「パンとワインとチーズ」 という三種の神器があれば事足りたのです。飲んだ者は圧倒され、その大きさに飲み込まれるような..そんな巨大さを持っていました。
しかし、2002年のシュナンブールは、なんと、まるでその液体の中にビオディナミによる葡萄の樹が生えているように、見えないようなとても奥深くにその本体を据えていたのです。言ってしまえば、縦にどこまでも伸びてゆく、地中深く根を張っているビオの葡萄の樹のような存在でした。2001年までは、その構造は、あくまで横方向に拡がる分が大きかったんです。
2002年は横方向がやや狭まり、縦方向がとてつも無く深くなっています。甘みは抑えられ、ギラギラと光る要素がその奥深い場所に鎮座しています。心から素晴らしいと思いました。まさに状態の良いル・モンラッシェやシュヴァリエに出会った時の感動と全く同じでした。
さらに言ってしまえば、2001年までは、 「どうだ?凄いだろ?」 と、自分から話しかけてくるようでも有りましたが、2002年は、 「まあ、こんなんだけど好きなら飲んでみなよ..」 と、全ての余計な力みから開放された、素直な美味しさが備わっていたんです。
これだけ書いても描ききれない部分は沢山ありますが、ちょっと疲れてしまいましたのでこの辺で...この先も入荷は可能だと思いますが、値上がりが必定です。残り少ないですので、もし興味が有るようでしたらご検討下さい。
●2003 シュナンブール
正規品入荷直後です。何の情報も有りませんので2002年をご参考にしてくださいね。すみません!
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「何かをよくしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。ジャン・ミシェルの主張は、つまるところ4つに集約されます。1) なによりも、根を深く伸ばさなければならない。ビオディナミもその手段にすぎない。2) テロワールの個性は、品種の個性を凌駕する。3) クローン樹から造られるワインはどれも同じで、そのクローン特有の味しかしない。4) 土壌の生態系のバランス=ワインの味わいのバランス=飲む人間の体内器官のバランス。バランスが悪いと、飲む人も疲れたりといった害を生む。良いワインは、人間を癒すものである。ジャン・ミシェル・ダイスという人と彼のワインの本質を理解することができない人たちは、彼のことを”変わり者”と呼ぶしかないのですが、本質志向で意欲的な新世代の造り手たちからは父親のように慕われています。ここに、アルザスの明るい未来があります。 |
1ha。平均樹齢50年。リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラの混植。軽い粘土質表土に、砂岩質、石膏、泥灰土質基盤。貴腐菌。石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な伝説的な畑で、ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられます。「10年間は開かない」という厳格で荘厳なスタイル。現代アルザスワインの頂点。 |
●2004 アルザス・ブラン
エージェント情報 |
地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(田中克幸) |
ダイスにとっては最も安価なラインのアルザス・ブランです。これはかなり濃厚な味わいの白ですね。現在はやや暴れ気味ではありますが、それでもかなりの評価が出来ると思います。
口内で弾けるようなスパイスとミネラル。白、黄色、緑、わずかに甘目のボリュームが膨らみつつ余韻へ突入します。かなり複雑な味わいの構成です。接触面でのエッジにやや引っ掛かりがありますが、いずれ丸くなってくるでしょう。
まあ、リーズナブルとは言いがたいですが、マルセル・ダイスのワインですから..大目に見てください。今飲まれるなら7~8度まで冷やして飲み始め、甘みが膨らみ始める手前の12度位までの間でお楽しみ下さい。(半年寝かせればそのようなことはしないでOKでしょう。) |
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フランス■□ Audrey et Christian Binner □■アルザス
オードリー エ クリスティアン ビネール |
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● まだまだ続きます。クリスチャン・ビネールのピノのトップ・キュヴェ、エクセランスの登場です。 |
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●1992Cremant d'Alsace Extra Brut |
クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット |
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再入荷しました!貴重な1992年です!
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●1996Cremant d'Alsace Extra Brut |
クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット |
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いい感じのタイミングで入ってきました。限定のクレマン・ダルザスです。
比べて飲んだ感じでは、92年がやはり複雑な表情をしていますね。古酒好きの方はこちらでしょう。96年はキリッとしたスタイリッシュなキレのある味わいで、これも捨てがたい..今日当たりの蒸して暑い夜長には、むしろ96年が良いかもしれません。
ビネールさんのクレマンは、キュヴェ違いでセパージュが微妙に異なります。今回の分はリースリング主体ですね。
いずれにしましても余り数はありませんし、新着でいつも完売、hpの通常ページに一度も載ったことがない..という、変な記録の更新中です。是非とも比べて飲んでみてください。クレマンの熟成や品種の違いのお勉強にもなりますよ。
●1992 クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット
【
熟しています!滅茶苦茶ドライなのに妙に旨みが..】
92年にリースリング75%、ピノ・グリ25%で仕込まれたスペシャル・キュヴェだそうです。まあ、大したこと無いだろう、と思って飲んでみると、これがとっても良いんですね。エクストラ・ブリュットですのでリキュールを加えない超辛口なんですが、長い熟成によって微妙な表情が生まれ、複雑さを表現しています。ミネラリーな香りに微細な表情を見せる超辛口な味わいはクリュグに通じる物がある、などと言ったら失礼かもしれませんが、それも有りかも..などとも思います。クリュグとは酸のレベルとガスの量が全く違うと思いますが、イメージは近いかもしれませんね。シンプルなムスーにそろそろ卒業したい方、この初夏にお奨めできるワインです。
●1996 クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット
【
熟しています!滅茶苦茶ドライなのに妙に旨みが..】
96年にリースリング90%+アルファで仕込まれたエクストラ・ブリュットです。リキュールを加えない超辛口なんですが、長い熟成によって微妙な表情が生まれ、複雑さを表現しています。ミネラリーな香りに微細な表情を見せる超辛口な味わいはクリュグに通じる物がある、などと言ったら失礼かもしれませんが、それも有りかも..などとも思います。クリュグとは酸のレベルとガスの量が全く違うと思いますが、イメージは近いかもしれませんね。
まあ、かなり前回の時のコピーを使用していますが..お許しください。でも改めて飲んでみても、訂正した部分がヴィンテージとセパージュ位なので..。安価な泡ではこのレベルはなかなか有りません。しかもSO2はほとんど使用していないレベルでしょう。ピュアでナチュラルな、そして、とてつもなくドライながらもしっかりコクが有ります。アルザスのスパークも侮れない!そう思っていただけたら幸いです。お奨めします! |
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フランス■□ la Grande Colline □■ローヌ
ラ グランド コリーヌ |
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第6弾でさらに追加です!旨いものばかり..是非飲んでみてください!
●すでにお馴染みになったラ・グランド・コリーヌの2005年、ルージュとロゼが到着しました。今回は有る程度の量を確保させていただけましたので焦ることは有りませんが、日に日に確実に減ってゆきますので、お早めにお手当てくださいね。特にロゼが少ないですので..
日本人である大岡弘武氏が、秀逸な自然派コルナスを醸すことで知られるティアリー・アルマン氏とタッグを組み、新しい試みをしています。noisy
も飲んでみましたが、とても評価できる味わい・価格でしたので取り扱わせていただくことになりました。今回は少量しか分けていただけませんでしたので、ご興味のある方はお早めにお買い求め下さい。以下、エージェントの資料より抜粋しています。
大岡弘武 待望の日本デビュー! ローヌの新鋭!次世代のフランスワインをつくる日本人醸造家
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アルマン氏の畑の前で
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ボルドー大学で醸造学を学んだ日本人醸造家が、ローヌの自然派で知る人ぞ知る、コルナスのティエリー・アルマン氏とタッグを組み、次世代のフランスワインとも思えるすばらしいヴァン
ド ターブルを造りました。ファースト ヴィンテージである2001年は日本へは未出荷でしたす。 |
~Le Canon Roseとは?~
若き日本人醸造家・大岡弘武氏がローヌにて作る自然派のロゼワインです。2004年の北ローヌは、良好な天気に概ね恵まれ、2003と比較して格段に軽やかな飲み口に仕上がっており、造り手が本来求めている姿に近いと思われます。
~大岡弘武氏プロフィール~
1974年 東京生まれ 1997年 明治大学理工学部工業化学科卒業後、渡仏。 ボルドー大学第2大学・醸造学部で2年学ぶ。 その後、BTS
Viticulture-Oenologie(醸造栽培上級技術者)の 国家資格を取得後、ドメーヌ ジャン ルイ グリッパ(ギガル社 傘下)で栽培責任者として働く。 2003年 1月からティエリー アルマンにて栽培長として栽培・醸造に従事 しつつ、自分の畑でも働く。 |
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●N.V.(2002)Sc V.d.T.F. |
エス・シー |
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【 飲んでいませんがこれは嬉しい!バックヴィンテージの登場です!】
2004年を案内している最中に2002年ものが入ってきました。垂直のテイスティングが楽しめますよね。今のところ飲んでいませんのでご案内だけ..数は無いのでお早めに! |
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イタリア ■□ Massa Vecchia □■トスカーナ
マッサ ベッキア |
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● 極少量の生産のため、市場にもあまり出回らない..というか、あまりくれないというか..トスカーナの自然派の本命といもいうべきマッサ・ベッキアをご紹介します。
循環型の葡萄栽培、自然酵母、木製開放桶での発酵、SO2無添加・もしくは極少量のみ使用という完全ビオですが、あまりビオっぽく感じさせないのは完成度の高さからでしょう。どなたにもお薦めできる素晴らしいワインです。
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●2001la Fonte di Pietrarsa I.G.T.Rosso |
ラ・フォンテ・ディ・ピエトラルサ |
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【素直に美味しい! 】
メルロー70%、カベルネ30%というセパージュです。次号のリアルにも出品しましたので、どのような評価になるのか、お楽しみにしてください。
おそらくどなたが飲んでも、
「いいねぇ!」
という言葉が最初に出てくると思います。
やや暗く、少しよどんだ紫。軽やかに、甘くささやくようなアロマは、焦がした樽、柑橘系フルーツ!、ややエステリックなドライフルーツ、ピュアフルーツ、無口な様でいて、確実に少しずつ語る。透明なピュア感が怒涛のように押し寄せ、沁みるような神妙なエキスの旨みとタンニンが続く。ほんのりと甘く感じるが残糖のそれではなくエキスの濃度ゆえだろう。絶妙な旨みが実に長く持続する。
メルロとかカベルネのニュアンスというよりも、やっぱり畑の味わいそのものが前面に出ていると思います。品種はある意味、畑そのものを表現する手段に過ぎない。言ってみれば、演劇における役者や俳優の役目で、演者が代われば表現方法も変わるが、同じシナリオに沿っているとするならば、本の描いた本質が表現される..そんな感じでしょうか。
しかし、もうしそうだとすれば、かなりポテンシャルの高いワインだと思います。個人的には最大93点までは付けるかな?人によっては90点までかもしれませんが、それでも大台越えは間違いないところでしょう。
また、ビオワインですが、さほどビオっぽく感じないのが良いですね。どんな方でも、このワインが表現している美しさを素直に受け取ってもらえるんじゃないかな?と思います。数が無いので大きな声では言えませんが..お薦めします!
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イタリア■□ Frank Cornelissen & Yoko Sano □■シチリア
フランク コーネリッセン & ヨウコ サノ |
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● モロビオです。香りもモロビオです。味わいも..そうです。だから、ビオに信頼を置いていない方には絶対お薦めしません。ちょっとでも、
「私には駄目かな?」
と思ったら諦めてください。でも、
「今までビオだからって気になって飲めなかったことは無いし..」
「noisy さんのセレクションは何となく自分に有っているような気がする」
と言う方には、是非飲んでいただきたいモロビオワインです。 |
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● 2004Susucaru I.G.T.Rosso |
ススカール |
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あれ~、何で売れないんだろ..不思議..!リアル15号ではおそらく高い評価だと..
【コーネリッセンのワインの中では一番フツーです!】
「おいおい、大丈夫かよ!コーネリッセンを新着で案内するなんて!」
と思ったビオマニアの方もいらっしゃるかもしれませんが、noisy が皆さんにご紹介するからには勝算有ってのことでございます。もっとも今までご紹介の中では、最もビオっぽいワインの範疇に入るとは思います。
でも、このススカールの他にもコーネリッセンは色々リリースしていますが、他のアイテムに手を出すのは、ススカールを飲んでから、これを気に入ったら..にしてくださいね。何しろ、
「白は赤い色だし赤は透明..デイリーは赤白ごっちゃ混ぜ..おまけにすぐに変色するし..」
という、モロビオの特徴そのまんまですから..はい。
で、このススカールですが..大丈夫!とても美味しく飲めるはずです。
「奥に有る究極の美を見て美味しいと思ってください!」
なんて言いません。それじゃ現状で美味しいことにはなりませんし、哲学するために飲むんじゃないんですから..
また、このススカールを含めて、何アイテムかは次号のリアルに掲載される予定ですので、15日ころの販売に合わせてご購入いただき、コメントを見ながら飲んでみる...というような新たな楽しみ方ができるんじゃないかな?と思います。
あ、言っておきますが、とても変質しやすいと思いますので、セラーを持っている方は良いのですが、もしお持ちで無いなら、到着したら冷蔵庫の野菜室にて保存、できるだけお早めにお飲み下さいね。
とても美しいピノ・ノアール的な色合い。素直に昇る甘やかなベリー的なアロマは精緻な清楚さとアヴァンギャルドな面を併せ持つ。物静かな中に秘めたパワーは底知れない。ビオ的なアロマ、と言ってしまえばそうだが、モロビオの香りか?と聞かれればそうでは無い。口入れ時の僅かな甘み、アルコール分の甘み、タンニンの厚さ。温かみのあるホンワカとした味わいが、静かにゆっくりと膨らんでゆく。エキスの詰まったピュアな味わいだ。
どうでしょうか?飲めそうですか?個人的にはススカールはとても美味しいと思います。最大91点はつけられると思います。勿論そうじゃない方もいらっしゃるとは思いますが、noisyがお薦めする自然派のワインをお楽しみの方には、全く問題無いと思いますし、むしろガンガン飲んで欲しいと思います。時間がたつとSO2がほぼ入っていませんので褐色に落ちてゆくと思いますが、酸化臭でどうにもならない..ということにはならないと思います。飲み方としたら、以下のようにしてください。
1.最初の2時間で飲みきる。飲み切れなければ半分までに留める。
2.残った場合は翌日、翌々日は飲まない。4日目以降に飲んでみる。
もっとも、怖いもの見たさで2~3日目に飲まれてもOKですよ。実は開けて1週間経っても大丈夫なはずなので..色々といじって楽しんでください。いや~、自然派のワインって..美味しくて面白いですよね、変なのもあるけど..。そこに日本人が栽培・醸造に深く関わっているというのも楽しい!情報が入ったらYoko
Sano さんについてもお知らせしますので..飲んでみてください。大丈夫、美味しく飲めると思います。お勧めです! |
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