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2007年第13弾 PAGE3 Last Update
2007/11/29
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2007年第13弾 3ページ目 出荷は2007/11/30(金)からになります
新着ページは基本的には税別(外税)です。
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。


フランス■□ le Raisin et l'Ange / Gilles Azzoni □■ローヌ
ル レザン エ ランジュ / ジル アッゾニ
● 素晴らしい自然派デイリーワインをご紹介します。自然派のワインに触れて、もう体がそれ以外を受け付けない..というヘビーな自然派重症患者から、
「自然派?ビオ?なにそれ?」
という何でもござれのアナーキー派まで、全ての方にお奨めいたします。

 今回お奨めする「ジル・アッゾニ」は、「マ・ド・ラ・ベギュード」としてすでに紹介されています。が、エチケットのどこにもジル・アッゾニとしか記載が無いので、noisyは造り手の名前でご紹介しています。エチケットといえば葡萄を手にしたエンジェルの絵が全てに描かれ、ほのぼのとした雰囲気を伝えてくれますが、味わいも実にほのぼのとした優しさを持っています。今回一押しのデイリーです。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

N.V.(2004)Bran V.d.T.F.
ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥1,660(外税)

【シラー40%、グルナッシュ40%、カベルネ・ソーヴィニョン20%のカッチリタイプ!黒い果皮の成分たっぷりです!】
 
 黒いカラス(かな?)が白い下地に印象的に写っていますが、「ブラン」という名の「ルージュ(赤ワイン)」ですのでお間違いの無きよう!全く紛らわしいったらありゃしないんですが、フランス人的ブラック・ユーモアか、もしくはギャグか、判りません。仏語辞典を開いても、「BRAN」は出ていないし、デイリーコンサイスの英語辞典では「ふすま・ぬか」と全くの意味不明。まあ、この黒い鳥だか烏だかをBRANと言うのかもしれませんが、発音さえも不明です。

 判らないこと、紛らわしいことを除けば、ある意味パーフェクトな美味しさのビオワインです。カベルネがもたらしてくれていると思われる、カッチリとした紫の果皮のニュアンスが高級感を、シラーの細やかな黒さと、グルナッシュのボリューム感が素晴らしいトライアングルを造りだしています。瑞々しく、ピュアで、欲しい部分にちゃんと存在している・・・打順がバッチリ決まったプロ野球チームとか、攻撃をシャットアウトしながら前線に長く正確なパスを通してゴールを奪ってしまうサッカーチームのような、組み合わせの妙を感じてしまいます。

 まあ、何故にこの意味不明で混乱しそうなワインが、このページのトップなのかを考えてみると、
「あ、きっとこれをかなり推しているんだろうな・・・」
というのが伝わるはず・・・ん?そんな姑息な手を使わずに、ちゃんと説明しろ!って・・?? いやぁ・・、何せ時間も押しているのでゆっくり推している暇が無い・・・   お時間が宜しいようで♪♪


・・・・ シラーが主体なだけに、ちょっとばかりシラけてしまいましたようで申し訳有りません・・・。でもちゃんと落ちてましたよね?・・・超お奨めです。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

N.V.(2005)Fable V.d.T.F.
ファーブル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥1,590(外税)

【シラー90%、メルロ10%の滅茶苦茶ピュアなワインです。これも一押し!毎日飲みたい!】
 
 こういうワインを飲むと嬉しくなってしまいます。第一にピュア感が凄い!まるで採りたてぶりぶりのベリーを頬張ったようです。ほのかなスパイシーさと果実感、ミネラルが口中を埋め尽くし、鼻から抜け行きます。ピュアな透明感は収束までしっかり残り、しっとりと体に染み入ります。ジューシーだが甘さは無く、最後は旨みだけが存在し美しく消えてゆきます。体液に近い感じがなんとも良いですね。

 ふわふわと軽く感じる液体はプリプリしていて良く膨らみ、ややカッチリ感が有り果皮の成分の多い「ブラン」とは対照的です。「透明」「膨らみ」がキーワードになると思います。
「シラーが入っているとスパイスばっかりで辛い・・」
などというようなシチュエーションに陥ることは全く有りません。

 そもそもジル・アッゾニの本拠コート・デュ・ヴィヴァレはローヌ南部の北側にあるマイナーなアペラシオンなんですが、ごつごつした酸やこれ見よがしな果実味は有りません。充分にして不足無いフレーヴァーと見合う酸、タンニンが透明感に包まれて絶妙のバランスを見せます。とても美味しいです。飲んでみてください!お奨めです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

N.V.(2005)Nedjma Blanc L-5 V.d.T.F.
ネジュマ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
再入荷です。ヴィンテージは変わりませんがスクリューキャップに変更です。
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥1,590(外税)

【おっ!これはフランク・コーネリッセン/クッリーヴのフランス版か!水の余韻が実に秀逸!】

 これも旨いですね〜!自然派大好き人間なら全くOKな白ワインです。いきなりフランク・コーネリッセンなんて書いてしまいましたが、引いてしまうかな?でもビオビオはしていないですよ。

 酸化防止剤を全く使用していないヴィオニエ+ルーサンヌのヴァン・ド・ターブルです。今回のロットはスクリューキャップになっていますので、噴出しそうになるほど泡の勢いが有りそうでしたら(無いと思いますが固体差を考えて念のため・・・)、一度ゆっくりねじ切ったら、すぐに戻しましょう。何度かやればOKだと思います。

 ネジュマ・ブランは全くのピュアなワインです。極僅かな発泡、洋梨、リンゴ、+ 柑橘フルーツの皮、ミネラルたっぷりのアロマにドライな果肉のボディ、乳酸発酵の化粧を施さない、ジューシーでシームレスな長い余韻が有ります。シャンパーニュのような練れた美味しさではなく、むしろシンプルなムスカデのような美しいスタイルです。

 また僅かに後口がビターですが、ヴィオニエの強い個性はさほど感じ取れず、
「喉が渇いたら気楽に飲んでよ!」
と言っているようにも感じます。偉大なワインではありえ無いが、この存在自体が大きい!(意味不明)こんな白ワインならいつでも飲みたいと思っていただけるでしょう。

 おそらく普段はボトル半分しか飲まない方でも、気が付いたら底まであと少し・・・いいや、飲んじゃお!と暴挙に出たとしても、二日酔いになることは無いでしょう。とてもピュアで愛しい味わいです。香りにはビオを思わせる部分が若干存在しますが、いわゆるビオ由来の香りを毛嫌いされる方でなければ全く問題ないと思います。美味しいと思います。飲んでみてください。
フランス■□ Domaine Richaud □■ローヌ
ドメーヌ リショー
● こちらもローヌは南部で素晴らしいワインを造っている、マルセル・リショーさんをご紹介します。今回は高級クラスのケランヌと、コート・デュ・ローヌのレ・ガリグです。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2004Cairanne Cotes du Rhone Villages Blanc
ケランヌ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,400(外税)

【驚くほどに冷涼感とピュア感が漂うローヌの白です・・・ 】

 皆さんにとっては普通ならローヌの白が飲みたいぞ、という選択肢はさほど多くなく、よほどの事が無い限り、
「ローヌの白ワインを下さい!」
と、ワイン屋サンに向かうことは無いでしょう。

 ブルゴーニュやロワールの、冷たくキリリとした果実酸に慣れ親しみ、自分なりの白ワインのイメージが出来上がっているから、かなりトロピカルで、ややもすればダレ気味だと想像してしまったら、検討に値しないことになってしまうのでしょう。

 確かにそういった方向性のローヌワインは多いです。むしろ、そんなボリューム感たっぷりの、酸度が低く感じられる部分がテロワールでも有る、という考えに基づくものと思われ、シャトーヌッフのブランに代表される自然な酸化のニュアンスなどがその代表です。しかし、そんなちょっとダルく緩い感じの白ではなく、キリリとした果実酸がピュアに感じられるローヌの美味しい白があるとしたなら・・・飲んでみたいでしょ?

 以前にご紹介したデステザルグのコート・デュ・ローヌ・ブランがそうでした。ルージュと間違って購入したのにも関わらず、リーズナブルさと冷たい果実酸の美味しさから、大量かつ継続的な帰り注文をいただきました。最後は、
「もうなくなっちゃったんですか?」
とさえ・・・、前代未聞の出来事でした。


 このケランヌのブランですが、皆さんご存知のコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのラストーの北に位置する村で、ラストーと同様に村の名前をエチケットに記載することが許されています。上記デステザルグのローヌ・ブランと同様に、冷ややかな果実酸、甘く無くきっちりドライで旨みがキッチリ乗り、ダレた余韻など皆無の、キリリとした余韻が有り、滅茶苦茶ピュアです。しかも、デステザルグには無いものが有ります。それが類まれな量の果実の凝縮感です。

 その凝縮感は、まだ全てを開放する時期には至っていないものの、酸素を少しずつ取り入れると、その閉じた襞を僅かずつ拡げてくれます。
「うん、いいね・・」
という素直な言葉が出てくるんじゃないかな?と思います。トロピカルなフルーツや柑橘、白・黄色の花、多彩なスパイスとミネラルが、交互に強弱を付けてエレガントに香るはずです。

 セパージュは判明していませんが、マルサンヌ、ルーサンヌ、グルナッシュ・ブラン、クレーレット辺りでしょう。冷ややかに凝縮しています。是非飲んでみてください。セラーで寝かせても後悔はしないはず・・・素晴らしいと思います。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2005les Garrigues Cotes du Rhone Rouge
レ・ガリグ コート・デュ・ローヌ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,190(外税)

【生き生きとした果実味!少し早いがピュアで旨いです!】

 リーズナブルなコート・デュ・ローヌです。出来が良いのがアダになっている感じで、ちょっとばかり硬さを感じますが、それでも空気を触れさせておくとテクスチュアが良くなってきます。

 とても綺麗で、レ・ガリグの名の通り、南仏の暖かな大地に自生するハーブやスパイス、そして石灰系のミネラル分を沢山含んだ、重みをほぼ感じさせない赤黒果実が心地良いです。幾分エッジを感じますが、凝縮感のなせる技ですから、徐々に軽減されてボディの膨らみへと変化して行くでしょう。ケランヌ・ブラン同様、冷ややかでたっぷりと果実酸が有ります。のんびりと飲んでみてください。とても美味しいと思います。
フランス■□ Jerome Bressy □■ローヌ
ジェローム ブレッシー
● ケランヌが出たらラストーも・・・。何故かローヌ特集みたいになってしまいましたが、かなり昔、飛ぶように売れたローヌのワインです。チョコレートとかモカとか・・・それに樽のニュアンスが加わって、とても濃厚なワインでした。そんなワインが受けた時代も有ったんですよ。

 実際、ちょこっと飲むと、とても美味しかったんですが、自分では中々・・・厳しいものを感じていたわけです。

 ところがですね、2002年というヴィンテージも有ってか、このグール・ド・モータン/ジェローム・ブレッシーも趣旨替えしたのか、綺麗系のエレガントタイプに変身して再登場となっています。最高値の頃の約半額です。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2002Rasteau Cotes du Rhone Villages Rouge
ラストー コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,460(外税)

【エキス系の麗しいローヌです! 】

 まず、かなり昔に書いたはずの、2000年のこのワインの記事をご覧下さい・・・・それにしてもnoisy はちっとも変わんないですね。成長は完全にストップのようで・・・

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【食べたことが無ければ、とにかく食べてみるべし!】
 まあ、「食べるワイン」と言っても、本当に瓶ごと食べないでくださいね。(勿論、DRC並の重量瓶ごと喰う奴はいないでしょうが..)

 コート・デュ・ローヌ北部にあるラストー村の産です。この当たりは、南部の比較的安いコート・デュ・ローヌワインより格付けも上になっています。

 100年以上の古木によるこのワインは、極端に収量が少なく、生産量も限られています。昨年リリースの99年産は、実験的に「新樽」を使用していましたが、仲間内の評判が今ひとつ、ということで、2000年は古樽のみ使用しています。グルナッシュをメインにシラー、ムールヴェードル、カリニャンをセパージュしています。

 こういう風に案内されると、
「な〜んだ、大したことなさそう..」
と思われるかもしれませんが、それは「大いなる過ち」です。

 溢れんばかりのフレーヴァーにちょいと低めの酸、膨大だが咥内を麻痺させないシルキーなタンニンは、飲み人に
「うわっ、ふぎゅ、むおっおわっ〜」
などと意味不明の言葉を発っさせる精妙なパワーを持っています。しかも、それは少しも嫌みを感じさせない、明らかにトップワインに通じるエレガンスを内包しています。
「めちゃ強くて高貴、しかも旨い」という、背反する要素を持ったグレートワインであり、飲み込んだ方にも、初心者の方にも、頭をバットで殴られたような強い衝撃を与えてくれるでしょう。また、その成長がとても楽しみなワインです。今後最低5年に渡って成長し、しばらくそのピークを維持するでしょう。「濃いだけのワインでは無い」んですよ。お奨めするには訳がある..素晴らしいワインです。
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 たしかに素晴らしいワインでした。パワーも有るし、反するようではありますがエレガンスもしっかりありました。しかしながら、チョコレートパワーの裏には残糖もしっかりあって・・、2000年はちょっと再発酵してしまったようで、コルクからのガスが若干キャプスィルを膨らませていました。


 そんな所から見てしまうと、一体何があったの?的な方向転換に見えます。エキスが充実していて、甘い糖分など微塵も無く、エレガントに香るラストーになっていた訳です。幾分のざらついたニュアンスが、テクスチュアを欠いて感じられる場合が有りますので、しっかりと立てて澱を落とし、休ませてからお楽しみいただくと良いと思います。

 その昔、グール・ド・モータンにギャフンと言わされた方も、そうで無い方も・・・呑んでみて欲しいと思います。
フランス■□ Domaine Matassa □■ルーション
ドメーヌ マタッサ
● ルーションの、とても冷ややかでクリーンな酸を持つ、素晴らしい白ワインをご紹介します。皆さんも良くご存知の、ドメーヌ・ゴビーも絡んでいるようです。

MATASSA (マタッサ)

 南フランスはROUSILLONの最高峰として名高いドメーヌ ゴビー(赤のトップキュヴェであるMUNTADAムンタダの2000年は、ブラインドテイスティングでLe Pinと互角の評価を得た)の醸造責任者を務めた南アフリカ出身のトム ルッブ、ゴビーの妹でルッブの妻であるナタリー ゴビー、そして世界最年少でマスター オブ ワイン(通称MW、ジャンシス ロビンソンもその内のひとり,アジアでは一人も合格していない)に最優秀の成績で合格したニュージーランド出身のサム ハロップら3人が、2001年に設立したドメーヌです。
 ペルピニヤン空港から山側に向かって約45分の小さな村Calce(カルス)にあり、この周辺はカタロニア地方と呼ばれております。濃厚でパワフルな典型的南フランスのスタイルになることを嫌い、自然な味わいでアルコール度数があまり高くない、体にしみ入るように優しく、エレガントなワインを造ることを目標に掲げ、栽培からビン詰めにいたるまで多岐にわたる工夫を凝らしています。

*ブドウ品種との相性を徹底して考慮した畑
 グルナッシュは冷たい土壌と暖かい気候を好み、反対に、カリニャンは温かな土壌と冷涼な気候に適するとされています。ラングドック-ルシヨンを象徴する品種であるカリニャンは、マタッサでは標高700M近い高地(風が強く乾燥しており、涼しい)にある花崗岩土壌の畑にあり、花崗岩は日中に受ける太陽の熱を夜になっても保持していることから、土壌の温度を比較的高く保つ役割を果たします。
 グルナッシュは、低めの標高に位置するシスト土壌、カルス村でもっとも冷涼で冬には雪が積もり、ピレネー山脈から吹き付ける風「タラムンタナ」をまともに受ける急斜面に植えられています。暑くなりがちな地におけるグルナッシュの栽培には、とても気を使う必要があると考えているのです。

 シストは長い年月を経て圧縮されて石状になった「粘土」です。粘土の特徴は、保湿性が高く土中が「ひんやり」していることにあります。ローヌの最高峰として誰もが認めるCh Rayasのシャトーヌフは、グルナッシュ100%で構成されていますが、生育期には最高気温が軽く30度を超える毎日が続く場所でありながら、できあがったワインは実にエレガントであり、グルナッシュ特有のジャミーな印象が感じられません。その理由として、ラヤスの畑には周辺によく見られる「丸い石がない」ことにあるといわれています。石がないから輻射熱の影響を受けないため、夜間になると地表の温度が下がるからです。

*フランスで最も早いといわれる収穫
バイオダイナミクスの採用に加えてロバ(正確にはロバと馬の掛け合わせ)による耕作、芽を切り落として熟梢の数を最初から減らすリスクをとった選定による理想的な収量制限を採用しています。
マタッサの収穫は、8月の1週目から開始されます。夏の最高気温が40度近くにも達する南フランスでは、完熟は酸不足に直結するだけではなく、ひとつ間違えると過熟のブドウを収穫する羽目になり、味わいはジャミーというより「干しぶどう」のニュアンスまで感じられるようになってしまい、エレガントな
スタイルとは全く異なるワインになってしまうからです。
生食を目的としたブドウとは異なり、求めるのは糖分のピークに達したブドウではなく、フェノールやエキス分に富み、必要にして十分な糖分とワイン全体を支える酸を含んだブドウなのです。

* 自然なワイン造り
最高のブドウを収穫した後は、醸造からビン詰めに至るまでの過程において人間が可能な限り関与しない方法を採ります。添加物を使わない前清澄、自然発酵、亜硫酸の添加量を極端に抑えビン詰め前の清澄もなし、最後に軽いフィルター処理だけをおこないます。
 このような過程で造られたワインは、ジャンシス ロビンソン女史をして「21世紀のワイン」と言わしめる、この地のテロワールを余すところなく表現したものとなります。マタッサとはカタロニア語で、「森」を意味します。その名のとおりトップキュヴェであるクロ マタッサの畑は森に囲まれており、他の畑の影響を全く受けることはありません。エチケットには、3人で立ち上げた蔵であることから、3つの木から成る漢字の「森」が象徴として印字されております。

Cotes Catalane rouge "Romanissa" 2005 希望小売価格 \6,500
樹齢50年のグルナッシュを70%, 110年のカリニャンを25%, そして25年のカベルネソーヴィニヨンを5%。05年は総じて乾燥した暖かい年で、ワインに深みを与えることに寄与した。収穫量14hl/haのブドウを房ごと使用。足によるピジャージュを行い、発酵終了の後に500Lの樽を70%、228L樽を30%使用し18ヶ月の熟成。両者をアッサンブラージュした後に再び樽に戻して更に4ヶ月休ませる。新樽率は15%。ブルゴーニュグラスで飲むことをお奨めします。

Cotes Catalane blanc "Marquerite" 2006  希望小売価格 ¥5,500
標高200Mの畑で、スレート質(粘板岩)土壌。
ヴィオニエとミュスカ プティグレインを50%。収穫量10hlのブドウを房ごと木製の垂直式バスケットプレスにて圧搾。
そのまま228Lと300Lの樽に入れて発酵を促し、終了後に10ヶ月の熟成。

Cotes Catalane blanc "Nouge" 2006 希望小売価格 ¥4,500
ミュスカを主体として、ヴィオニエとマカブーのブレンド。Marquerite(マルクリット)と同じ丘にある畑に加えて、一部はロマニッサの畑に混植されているブドウも含まれている。バスケットプレスで圧搾の後にステンレスタンクで発酵、熟成は500Lの古樽で10ヶ月。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2006Cuvee Nouge Vin de Pay des Cotes Catalane Blanc
キュヴェ・ヌージュ ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,560(外税)

【これはとても楽しいワイン・・・いや、面白いワインです! 】

 世界に300人ほどしか認定されていない・・・、超難関のマスター・オブ・ワインという資格に、最年少で合格したと言われるサム・ハロップ氏、南仏のモンラッシェを造り出すドメーヌ・ゴビーの妹さん、そしてゴビーの元醸造長のユニットで造られる、希少な白ワインです。

 マスター・オブ・ワイン・・・って、日本語的にワイン・マスターってことなんでしょうから、ワインをマスターした人ということでしょう。詳細は判りませんが、かなりの難関であることは間違いないそうです。資格とか、級・段と言ったものには、全く興味をそそられない noisy ではありますが、さすがにマスター・オブ・ワインなどと聞くと、
「へぇ、凄いよね・・」
と思ってしまいます。

 ましてや、ゴビーの醸造長さんと、利き酒名手+ワイン博識であるはずのマスター・オブ・ワイン氏であるなら、へんてこなワインになるはずが無い、って思ってしまいますよね。

 仕上がりには興味津々・・・、怖いもの見たさ?で早速飲んでみると・・・、へんてこなワインになるはずが無い、なんて誰が言ったのよ!と突っ込みを入れたくなるほど「変」でした。・・・いや、良い意味で!

 まず、アロマは結構、南の地域のフルーツに、寒い地域のフルーツが交じり合っています(第一の変)。基本はかなりのドライな味わいですが、構造も結構しっかりしています。果実酸はかなり冷たいので、柑橘系のフルーツのニュアンスを受け取った場合はシャッキリしてイメージ通りなんですが、トロピカルなアロマを受け取るとちょっと違和感が・・(第二の変)。甘くないのでボディが薄いか?と思い勝ちですが、これが実際は結構マッチョ!(第三の変)

 しかし、変な部分を実現するのには、かなりの苦労が有る筈・・・。甘くなく、ボディを造ろうとすれば、それだけ葡萄自体のポテンシャルが無ければ無理です。また、フルーツも北から南までの盛り合わせにするには、酸と糖度とのバランスも有りますから、かなりの困難が想像されます。(大抵、北か南のどちらかになるのが普通で、あっても、やや混じっている程度でしょう)

 現状のものに当てはめようとする、心根の低さが、「変」ということだと思います。素直に受け止め、冷たさも、暖かさも取り込んだ素晴らしい白ワインだ、と思うべきです。

 それに、このワインの熟成は、かなり楽しみです。むしろ、若いうちからピュアなアロマを正直に隠さず見せていますから、磨かれて行くと凄いことになるんじゃないかな?と感じています。まだ、ダイヤの原石状態・・・なのでしょう。

 まあ、敢えて、「変」という言葉を使いましたが、とても評価したうえでの表現です。褒めているんですよ。間違わないようにお願いしますね。飲んでみてください!
フランス■□ Jean Ginglinger □■アルザス
ジャン ガングランジュ
● 飲んだ印象が、
「ん?ジェラール・シュレールとジュリアン・メイエを足して二で割ったような感じだなあ..」
と思っていたところ、なんとシュレールの親戚であるということらしい..。もともとは、農協に葡萄を売るだけのヴィニュロン(葡萄生産者)だったそうで、比較歴史の新しいドメーヌです。ジャン・ガングランジュ..覚えておいてくださいね。

生産地

 アルザス地方のコルマール市から10kmほど南下したファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー、「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの名醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。
歴史

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。引き継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。
 翌年の1997年は、マルセルダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
 1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジュを起ち上げ、自らのワインを造り始める。同年、エコセールの認証、そして、2001年にデメテールの認証を取得し現在に至る。
生産者

 現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。(仕事が間に合わないときは時々季節労働者数人が手伝いに入る) 彼の所有する品種は、ピノノワール、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。ビオディナミはもちろん畑だけでなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを造る。

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2005Gewurztraminer Grand Cru Steinert
ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・シュタイネール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,280(外税)

【滅茶苦茶安い!素晴らしいグラン・クリュ! 】

 ゲヴュルツトラミネールという品種で、心のそこからお奨めできるヴァン・ダルザスは、そのアイテムの多さから言ったらとても少ないです。華やかなのは素晴らしいとは思うが、時に出しゃばり過ぎて、全てを台無しにしてしまいかねないからです。徐々に鼻についてきて、グラスに手が伸びなく成ってしまうのは仕方ないにせよ、いつまでもその強烈な個性が身体に染み付いて離れず、食に影響してしまう場合も有ります。

 ところがこのシュタイネール、ほぼ完璧、と思えるバランスを持っています。ワイン単体の美味しさと、マリアージュにおけるワインの有り方を心得ていて、どちらにおいても過不足なく、素晴らしい表現をしてくれるんです。

 飲めば、
「ジャンは、このゲヴュルツが大好きなんだろうな・・」
と言うことが、テレパシーのように伝わってくると思います。気品と表現に美しさに満ちたアルザス・グラン・クリュ・・。実はとても少なくて、余り出回っていないはずです。3倍出しても惜しくない・・・と思います。是非飲んでみてください。超お奨めです!

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2005Pinot Noir Vin d'Alsace
ピノ・ノアール ヴァン・ダルザス
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,600(外税)

【 果実味たっぷり!ジューシーなピノ・ノアールです!】
 
 アルザスのピノを経験が無いと、
「何かな〜、ドイツの赤みたいにロゼっぽいんでしょ?」
という固定観念みたいなものがついて回るようですね。でも、アルザスって夏はブルゴーニュよりも積算温度が有るんですよね。それに条件の良い畑はかなりの急勾配で昼夜間の温度差が激しく、凝縮した果実になるんです。

 ですから、赤い果実の風味のみならず、黒っぽい感じや紫っぽいものが混じります。勿論例外はありますがフランスのピノでフルボディに近いもの..とお考え下さると良いかな、と思います。

 このピノ・ノアール・ヴァン・ダルザスも肥えたボディに赤、紫、黒のベリーのニュアンスにスパイス、クリアなミネラルのフレーヴァーです。単にベリーに留まらず、カシスっぽい感じも有ります。幾分の若さからか酸のエッジを感じますが、時間の経過で溶け込んでゆくでしょう。

 デイリーで行けるポマールっぽいワイン..昨年ご案内した2004年より美しく、締まっています。飲んでみてください。お奨めします!
フランス■□ Domaine Nicolas Joly □■ロワール
ドメーヌ ニコラ ジョリー
● ビオディナミストと言えば、まず最初にニコラ・ジョリーが上げられるべきでしょう。異常に感じるほど孤高であったし、それ故に理解されなかったのだと思いますが、現在では皆に理解され、支持されているものと推測します。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2003Clos de la Bergerie Savennieres Roche aux Moines
クロ・ド・ラ・ベルジュリー サヴニエール・ロッシュ・オ・モワンヌ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥4,560(外税)

【サヴニエールの偉大な畑です・・・ 】

 サヴニエールと言えば、まずは、クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン、次いで、このロッシュ・オ・モワンヌで決まり・・・です。クーレ・ド・セランはご存知のように、ニコラ・ジョリーの単独所有ですが、ロッシュ・オ・モワンヌは複数の所有者がいます。その内の「クロ・ド・ラ・ベルジュリー」と言う畑になります。当然ながら品種はシュナン・ブランで、特級畑は有りませんが、もし有るとするならば、クーレ・ド・セランとロッシュ・オ・モワンヌということになるのでしょう。クーレ・ド・セランはとても高価なので、こちらが狙い目では有ります。

 noisy も久しぶりに・・・(そうでも無いですが)飲んでみました。昔の、いや2002年以前のニコラ・ジョリーのワインは、氷のようで、クリスタルのような、とてもソリッドな感触に覆われていました。一体いつになったら飲めるようになるんだろうと、そればかりが気になっていました。

 そうは思いながらも、桁違いに凝縮しているのも同時に感じますから・・・ホント、昼間の明るい時間にお化けでも見ているような気になったものです。

 この2003年のクロ・ド・ラ・ベルジュリーですが、とても暑かったヴィンテージを素直に表しています。とても凝縮していて、ややトロピカルなフルーツと柑橘系、僅かに貴腐、僅かに甘く、ねっとりとしていて、普段のヴィンテージより酸がソフトです。ボディは厚く、口内で絡み合うようにフルーツとミネラルが解けて行きます。誰にも判り易く、美味しいワインだと思います。

 でもnoisy にとっては少し複雑な想いです。犯してはならないことをしてしまったような、超えてはいけない一線を踏み出してしまったような・・・知ってはいけないことを知らされたような気持ちが有ります。滅茶苦茶美味しいのに、
「ん・・でもコトー・デュ・レイヨンじゃないしカール・ド・ショームでも無いし、ましてはボンヌゾーでも無いけど、似た感じはあるよな!」
と言う気になってしまう訳です。ある種の孤高さを失い大衆に受け入れられたとしても、自尊心に傷は付かないのか、と思ってしまう部分なんです。同じことは、クーレ・ド・セランの2003年にも言え、グレードは落ちていないし、とても美味しいけれど・・・何かなぁ・・みたいな気持ちですね。

 もっとも、貶しているわけじゃ有りません。心から素晴らしいと思うし、是非とも皆さんに飲んで欲しいワインなんです。あれだけこだわってきた、カチンコチンの凝縮感が懐かしいだけなのかもしれません。冷たくて、氷のような刃を何十本も積み重ねたようなニコラ・ジョリーの孤高の表現。きっとこれからも変化して行くのでしょう。ぜひとも飲んでみるべきワインだと思います。
フランス■□ Nathalie et Christian Chaussard / le Briseau □■ロワール
ナタリー・エ・クリスチャン ショサール / ル ブリゾー
● 待ってました!クリスチャン・ショサールのドメーヌものがようやっと入荷です。しかも、この暑い夏に痛めつけられた身体を優しくクールダウンしてくれる、ペティアンの白・ロゼと、スティルのロゼ!そして新たに赤ワインを3アイテム追加しています。

 この間ご紹介したネゴスの出来は今ひとつでしたが、今回の3アイテムは、新着ページの自然派のトップでご紹介するのに、全く躊躇しないほどの「素晴らしい出来」です。思わず「ニンマリ」してしまうようなふっくらとした葡萄のピュアさが、頭のてっぺんの方から刺してくる夏の強い日差しに「ひいひい」と泣いていた身体に、優しく浸透してきます。

 これほどの出来栄えであれば、有るだけ、いや、くれるだけ購入したいところですが、限定数のために沢山は抑えられていませんので、クリスチャンのファンのみならず、「滅茶苦茶美味しいワインを飲みたいちょっとお疲れモード中」の方は、お早めにGETしてください。どのアイテムも本当に素晴らしい!彼のネゴスものに厳しい評価をした noisy だからこそ、この素晴らしい出来栄えを皆さんに飲んでいただきたい、という気持ちが大きいです。

 おそらく余り出回らないと思いますので・・・よろしくお願いいたします。


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
N.V.(2005)les Longues Vignes V.d.T.
レ・ロング・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,420(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
N.V.(2005)la Cerise sur le Gateau V.d.T.
ラ・スリーズ・スュール・ル・ガトー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,700(外税)

【渾身のドメーヌもの赤3品!どれも素晴らしい出来栄えです。 】

 昨今は余りの運動不足を反省し、少しでも健康に良いことをするべきじゃあないかと、ウォーキングを始めたことは以前お伝えしましたが、30年もの長きに渡って何もせず、慣れない運動に身体が悲鳴を上げたのか、いきなり土曜の夜に歯が痛み始めました。鼓動と一緒に奥歯の神経が
「ズキン・・ズキン・・」
と来るものので、全く一睡も出来ず、翌日は日曜日に開けてくれている歯医者さんを探して駆け込み、右奥から2番目の奥歯の1/3上部と神経と引き換えに、何とか安らぎを手に入れました。

 最も今でも全く痛まない訳では無いし、通院の度にその歯は高さを失い、また、普通の麻酔が利き辛い noisy のために沢山の注射をしてくださるので、穴だらけになった歯茎が時折疼いたりしています。お客様には大変にご心配くださって、
「大丈夫ですか?歯は辛いですよね・・・頑張って耐えてくださいね・・・」
と励ましていただいており、感涙に咽ています・・・。

 お陰で新着も予定を大幅に遅らせてしまっています。勿論遊んでいたわけでは無く、辛さに耐えながらも仕事をしている訳ですが、グラスやソムリエナイフ、つまりショットツィーゼルやシャトー・ラギュオールの大幅値上げが10月9日から有ったので、元々余り利益を乗せていないこともあって、逆ザヤを防ぐべくページの更新に励んでいた、という事情も有りました。飲食の方や衣料等を扱う方から見れば、我々ワイン屋の利益率など、
「そんなに低いの?やらない方がマシじゃん・・・」
と言うことになるのでしょうが、待っていてくださるお客様に答えるべく、何とか永らえようとした結果がこれだとすると、ちょっと悲しくなってきてしまいます。

 そんな訳で現在は下半身にショックの大きいウォーキングを諦めて、安価な自転車を購入しサイクリングをしています。これには結構はまっていまして、あちこち遠くまで行けるし、ついでに自分の時間が全く取れなかったnoisy も、ショッピングなどにいけるようになりまして、少しずつ世俗に慣れてきたような感じです。あ、そうそう、やや遠いところにある本屋さんに行ってきまして、本当に久しぶりにワインの雑誌・書籍などを眺めていると、とあるワイン雑誌のワイン紹介の欄に、
「ダークチェリー、腐敗土、胡椒などのスパイスが・・・」
などと書かれていて、思わず、

「それ言うなら 腐葉土 だろうが〜!」

と、突っ込んでしまいました・・(^^;; 腐敗土などと書かれたワインはヴォルネイの×××でしたが、いかにも不味そうで、可愛そうで有りました。因みにリアルワインガイドのような季刊誌では無く、ワインのネタをシリーズで販売している、やや立派な装丁のものでした。


 一体noisy は、何を言いたいのだろうと・・・、ここまで読んで心配になったメンバー様もいらっしゃるのでしょう。一応、細菌が歯の根っこには入り込みましたが、現在治療中で、おそらくオツムの方までは到達していないと思われますので大丈夫です。

 クリスチャン・ショサールの素晴らしいロワール・ワインをご紹介するに当たって、どんな風に皆さんは感じていらっしゃるのかと、ネットを検索してみました。サクっと探した範囲ではShop さんは例のごとく全く自身のコメントが上げられておらず、良いとも悪いとも・・・ただエージェントさんのコメントがたらい回しで掲載され、自身のコメントのように書かれているのに、Google のリストがほとんど同じなのを見て、
「腐敗土・・・」
を思い出した・・ということです。

 もしそのエージェントさんが間違って「腐敗土」などと書こうものなら、もしかしたら、そのままの「腐敗土」がそのShopさんのコメントとして掲載されることになりかねません。そうでなくても、もし上記の雑誌からの転載をそのまんま載せた場合も同様です。

 ワインは品質にせよ、コンディションにせよ、そしてその特徴などを、ワインに携わる者が何かしらの形でチェックしてこそ保たれてゆくものと思っています。単に右から来たものを左に受け流すだけで、そのマージンを頂くというのであれば、我々ワイン屋の行く末はさらに悲惨なものになるでしょうし、まともなワインファンを増やすことにはならないでしょう。むしろブログ全盛のこの時代、名も無き孤高のテイスターたちが、自身の意見・感想を発表していますから、より参考になるんじゃないかと思います。全く情けないね。恥ずかしくないのかね。そんなんならワイン屋などいらないよね。だからデポとしての場所代しか頂けないわけだ。このワインはどうだ、ここが素晴らしい、その当たりにちょっと違和感がある、と、自分なりの意見を述べ、だからこのワインを売りたいんだ、いやそうじゃないんじゃない?と活発になってきてこそ、自身も業界も、ワインを取り巻く環境も向上してゆくものと思います。クリスチャン・ショサールのワインがとても素晴らしいだけに残念な気持ちになりました。


●N.V.(2005) レ・モルティエ
 ピノー・ドニス 100%による、とても濃厚な赤。今までにリリースされたレ・モルティエの中ではおそらく最高の出来で、やや遅摘みの良く熟した気配を感じさせるが、凛々しい酸がたっぷり存在している。紫の小粒なベリーをドライなジャム仕立てにしたようなニュアンスに甘くない蜂蜜をトッピング、高貴さを失わぬ膨らんだボディ、ピュアなカシスリキュールを感じさせながらの余韻。

 やや収穫を遅らせ、良く熟したピノー・ドニスを使用したんだと思います。全編に渡ってフィルム状の軽めのミネラルが実に心地良いです。ほんの僅かな残糖の残し方はショサールならではの芸当でしょう。素晴らしいと思います。

●N.V.(2005) レ・ロング・ヴィーニュ
 こちらもピノー・ドニス100%により、ピュアでやや濃い目の若々しさを生かした果実味が特徴のレ・ロング・ヴィーニュ。奥行き、精緻さはレ・モルティエに一歩譲る。中ぶりの紫のベリー、赤いチェリーのニュアンスにフィルム状の石灰。白葡萄のニュアンスさえ感じそうなほどのミネラル。新鮮ではち切れんばかりのプリプリなボディにドライなカシスの余韻。

 樹齢が高く日照により恵まれるであろうレ・モルティエに対し、やや若い樹の年齢と、もしかしたらやや早い段階での収穫の組み合わせが考えられます。どちらが好きかは非常に微妙で、濃厚な果実主体のレ・モルティエに対し、より若く、よりエキスに振った味わいのレ・ロング・ヴィーニュです。パタポンにはこちらがより近いと思われます。ピュア感ばっちりです。

●N.V.(2005) ラ・スリーズ・スュール・ル・ガトー
 ラ・スリーズ は チェリー、スュール は 英語の on 、ガトー はケーキ・お菓子ですから、ケーキの上のさくらんぼ みたいな意味なのでしょう。おまけに スュール は 酸っぱい という意味もあるようですから、悪戯っ子的な思考でそんな名前を付けたのかもしれません。セパージュはコット(コー)とガメイが半々です。

 果皮の黒いニュアンスとビター感の出やすいコットに、赤さと丸みを与える意味でのガメイが良い具合に影響しています。僅かなガスが舌先と口蓋を刺激、黒と赤のチェリーの風味に味幅の大きい酸味。ボディはややスレンダーで、ボルドーとブルゴーニュのちょうど中間的な位置。少し熟し始めたピノ・ノアールのような複雑さを感じさせながらの余韻。

 ガスの量は、おそらくボトル差がかなりでるんじゃないかな?と思われますので、かなり圧を感じることもあるでしょうし、全く無いことも予想されます。このワインはまさにクリスチャンの天才ぶり、というか、感性が良く出ているなあ、と感じますね。まさに今飲むべきバランスを造り出しています。


 どのアイテムも素晴らしい出来栄えでした。パタポンも年末か年始には届くでしょう。(少ないようでしたら販売方法を考えないと・・・と思っています。)ガメイを足して評判が今ひとつだったので、2006年(かな?)パタポンはピノー・ドニス100%になるそうです。明らかにレ・モルティエとレ・ロング・ヴィーニュはポテンシャルと現状の美味しさでパタポンを凌いでいます。是非飲んでみて欲しいと思います。超お奨め!余り、数は有りません。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2006les Pies Tites Bulles!! Coteaux du Loire
レ・ピ・ティート・ビュル コトー・デュ・ロワール(ペティアン・ロゼ)
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,220(外税)

【高樹齢のピノ・ドニス&ガメイ!果皮の複雑感をラ・ゴウドリヨルにトッピング!素晴らしいです!】

 これがまた・・絶妙に旨いロゼ・ペティアンなんです。黒葡萄の果皮のニュアンスが高濃度で存在し、赤ワインを思わせるような複雑なアロマとわずかなタンニンを感じさせてくれます。色合いは淡いですが、味わいは全く淡くないぞ!かなりの出来栄えと確信しました。

 甘みのレベルは白ペティアンのラ・ゴウドリヨールよりも「やや抑え目」ですが、それでも甘みはちゃんと感じます。果皮浸漬の時間は短いのでしょうが、赤ワインのような充実した飲み応えが有ります。心底ピュアな渋みと苦味の美味しさを、淡い甘みの隙間から感じていただけると思います。

 しかし、このようなペティアンを造ると言うことは、一見単純そうに見えて、実はとても難しいことだと思います。ほとんど「勘」だけ・・・葡萄のポテンシャルまかせみたいな部分が支配しているはずです。葡萄・品種の選択と想像力のなせる業でしょう。方向性は全く違いますし、比べられるものでもありませんが、数あるロゼ・シャンパーニュでさえも、このロゼ・ペティアンのピュアな美味しさを凌ぐものは、ほぼ無いに等しいでしょう。それは何故か・・・、むしろロゼ・シャンパーニュには、糖分添加の瓶内二次発酵という製法のせいかもしれません。

 ピュアさがこのロゼ・ペティアンの命です。白ワインのような、赤ワインのような、スパークリングワインのような、葡萄ジュースのようなロゼです。是非とも飲んでみてください。一押しです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2005Verre d'Ete Coteaux du Loire Rose
ヴェール・デテ コトー・デュ・ロワール・ロゼ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,880(外税)

【高樹齢ピノ・ドニス100%のロゼ・スティルワイン!瑞々しさがとっても美味しい!】

 こちらのロゼはペティアンではなくて、通常のロゼワインです。しかも、あの素晴らしい「パタポン」と同じピノ・ドニスを100%使用しています。(パタポンはガメイを添加したヴィンテージもありましたが!)

 甘みのレベルはほぼゼロで、ドライなタイプです。しかしながら味わいは「レ・ピ・ティート・ビュル ロゼ・ペティアン」 と同じ方向性で、ペティアンの甘みがエキスの充実へと向けられたワインと言えるでしょう。

 ですから、白のような、赤のようなロゼで、わずかにタンニン分も感じるような味わいが同じように有り、割った直後の西瓜のような、もしくは、冷やしておいて皮を剥いた桃にかぶりついたときの瑞々しさをも感じるわけです。

 そして後口には、新鮮なフルーツを食した後の、美しい渋みとビター感が有り、余韻を長く形成しています。充実した存在感があって素晴らしい!とっても美味しいロゼですので、是非とも飲んでいただきたい・・・と思います。

 でもまあ、余り出回ってはいないとは言え、ネットのどこのショップさんのページを見ても、本当に飲んでいないのが見え見えで、コメントがほとんど出てきていませんね。飲まなくてもショサールのワインは売れてしまうから・・ということなのかもしれませんが、noisy としても全く参考にならなくて本当に困ります・・・。せめてこの辺りは飲んでみてほしいですよね。

 というわけで、とってもピュアなロゼワイン・・・「キュー」っと冷たくしてもOKですので、欠乏したミネラルを美味しく補填してください。お勧めします!

フランス■□ Domaine Julien Meyer □■アルザス
ドメーヌ ジュリアン メイエ
● なかなかに素晴らしい自然派の、しかもとてもリーズナブルなワインをご紹介します。まさに、「瑞々しい」(みずみずしい)という言葉がぴったりの味わいです。

エージェントさんの資料より(新井順子氏)
Domaine Julien Meyer

 アルザス地方の首都ストラスブルグより南、コルマール方向に下った所にノータンテールという村が有ります。何とワイン通り( Route du Vin ) という素敵な住所なので、訪問する前からワクワクです。だって知る人ぞ知る ’ジュリアン・メイエー’ はバイオダイナミック実践者の間では有名にも関わらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家なのです。勿論、今、信憑性の高い Classement にも出てません。勿論、レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、サンプルを送ってないから出ないのは当然です。例えばプリウリ・ロックが出ていないのと一緒で、宣伝する必要の無い造り主は、サンプルを送る必要はないのです。
 その幻の醸造家、噂にはかなり気難しい人と聞いておりました。久しぶりに緊張した訪問です。でも会ってみるとそんな噂とはかけ離れて、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。バイオダイナミックの実践者で理論ばかり先行しがちに見える最近、彼の実践の伴った理論には驚かされっぱなしです。勿論彼の作ったワインは素晴らしいの一言です。

 彼の所には有名ソムリエや有名レストラン、ワイン評論家が沢山コンタクト取ってくるらしいのです。でもサンプルワインを送りません。そして逢っていない人へのワイン販売は一切行っていないのです。普通は喜んで送るのがほとんどです。でも彼はここに直接訪問してくれた人には喜んで自分のワインを紹介するけれど、郵送で送ったりは絶対にしないそうです。言われてみると正統派な意見ですが、それは理想であって、なかなか実践が出来ないのが現状です。

 でもそれを頑なに行い続けているポリシーの持ち主ですから尾ひれが付いて神秘的な噂さえ立ってしまうのですが、実際はオープンな職人気質の方であります。

 1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から100%バイオダイナミック農法にしました。一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけれど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン作りに目覚めたと語っておりました。7歳・10歳・13歳の3女と奥様の5人家族、アメリカにも輸出されロバート・パーカーも高い評価を下しております。彼から教わった事は沢山有り過ぎるのですが、素晴らしい名言の中の1つ 「土は醸造家が借りている」と言っていました。大きな自然界の中で、今、この瞬間借りさせていただいている、だからいいかげんな仕事をしてはいけないそうです。私の尊敬する醸造家が又1人増えました。パトリック・メイエー氏です。(お父様の名前がジュリアン氏)偉大なる醸造家のワインが日本に初登場です。

 ビオディナミの秀逸な生産者で有りながら、数多の評価機関の対象になっていないのは、単にサンプルを送らないに過ぎないんです。とても素晴らしいワインであることは飲めば判りますから、自然派の仲間や我々のような、美味しいものだけを扱いたいと毎日テイスティングに明け暮れているワイン屋にしてみれば、持てはやされずに信じた道をまっしぐらに進むジュリアン・メイエのような造り手を応援したいと感じるのは当然です。また、是非とも傍に置いて、折に触れ飲んでいただきたいワインばかりです。現在はジュリアン氏の息子さんのパトリック・メイエ氏が辣腕を振るっています。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2005Mer et Cocuillages Vin d'Alsace
メール・エ・コキアージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥1,650(外税)

【素直に美味しい・・・ピュアな味わいです!】
 余りに時間が無いので、2004年もののコメントをそのまま掲載..でお許し下さい。ぶっ飛んだ出来栄えだった2004年もの、ややソフトな2005年に比較すると、やや硬質な仕上がりで、ちょうど中間的な感じです。まったくミネラリーでベストな濃度..日本人には嬉しい味わいです。それにこのリーズナブルなプライス!お待ちになられていた方、もう二度とリリースしないと聞いて残念がっていた方も沢山いらっしゃいました。

 一昨年度は、
「もう無いの?」
と散々聞かれたワインです。もっと買っておけばよかった..と後悔しましたが後の祭り...今度はいっぱい購入しましたので、ガンガン飲んでくださいね。

【朝露に濡れた葉や蔓の一枚、一本、陽に向けて伸びてゆく様が目に浮かぶようなアロマです!】
 
 いや〜!アロマティックなワインですね〜。しかも素晴らしいコストパフォーマンスです。生々しい、葡萄の息遣いや生命力がそのままに感じられるピュアなアロマです。

 細かい部分(セパージュなど)は下記の順子さんの文章を読んでいただくとしても、これを購入出来た方はラッキーかもしれませんよ。ここまでの「ピュアさ」が感じられるワインは、こんな価格じゃそうは見つからないでしょう。

 白や黄色、オレンジ掛かった小から中くらいの果実を想像してみて下さい。まず白葡萄(白ったって薄緑に違いないが..)そのものが有りますが桃やアプリコット、梨、リンゴが有りますね。そして、まだ薄暗い、夜が開けきっていない朝露に濡れた葡萄の蔓や茎、葉のとてもリアルなニュアンス..。あ、苦かったり渋かったりするんじゃ無いですよ。アロマの話です。ホント、目に浮かぶように感じられます。
 酸味も充分有りますが輪郭がとてもはっきりしていて、総量は多いものの果実感とのバランスが絶妙ですから、酸っぱいとか辛いということが有りません。艶々したボディと塩味の効いたミネラル、エキスが余韻を通して感じられます。素晴らしいですね。

 アルザスワインというと、ちょっと退いてしまう方がいらっしゃいますが、えげつないものや反対に薄〜く伸ばした平板なものに辟易された経験がある方でしょう。でも、是非とも飲んでみてください。まあ、noisy も沢山の数量買いこんだ訳でもないので、強く押しすぎると、
「noisy さんのところは す〜ぐ無くなっちゃうから〜..ねぇ。」
と言われる羽目に陥りますので、痛し痒しです。が、これだけピュアな情景を浮かばせるアロマには驚かされて欲しいので、是非とも飲んでみてください。

 また、メール・エ・コキアージュ、海と貝という意味でしょうが、まさに海洋民族の日本人に向けた言葉でも有ります。だんだんと魚介の美味しい季節になってきますし、まだ暑いからヘビーなお食事よりも、
「刺身で一杯..」
とか、
「キスを塩焼きにして..」
という、モロ日本食にも良いでしょうし、デンデンム..もとい、エスカルゴのバター風味などのしっかり系にも良いでしょう。(この季節に食べたいかどうか..は、人によると思いますが..) あ、海と貝だからってエスカルゴには間違ってもイクラなど乗せないよう..お願いします。理由は判ってますよね? さあ、目の前に思いっきり情景が浮かんだところで..お奨めします!
フランス■□ Maison Thierry Puzelat □■ロワール
メゾン ティエリー ピュズラ
● ティエリーのワインも常に新着に出てきますが、それだけアイテムが多い・・でも結局はけてしまうのは、皆さんの支持があるから・・・と、喜んでいます。

ティエリーのトゥーレヌ・ソーヴィニヨンは毎年味わいが大きく違いますが、美味しいのはいつも変わらない。本当に素晴らしいと思います。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
2006Touraine Souvignon
トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
ようやく再入荷しました!お待たせしました!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,050(外税)

無くなった・・・と書いたら、再度入荷です。次回の新着には掲載しませんので、期間は短い予定です。お早めに!


【おっと!大失敗!もうなくなっちゃったそうです。】

 なんかなあ・・・この頃のティエリーのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンは、「あっ」と言う間に欠品してしまいます。まあ、本当に美味しいから仕方が無いっちゃ無いんですが、1カ月も持たずに欠品??ちょっと早くないです?(最近の若い子の言い方だと、「早く無くね?」みたいに言葉を短くして語尾を上げるんですよね〜)

 7月の27日(金)、ティエリーに会ってきました。1年半ぶりくらいでしょうか。相変わらずTシャツにGパンの簡素なスタイルで、とてもにこやかでした。それでも日本での余りの忙しさに、かなり臍を曲げていたようでは有ります。

 中華料理と合わせた訳ですが、これが全く自然で、赤だろうが白だろうが、まったく違和感無く、むしろマッチしていたことにびっくりです。日本でティエリーのワインが受ける理由がここにも有るようです。

 ところで2006年のソーヴィニヨンですが、やや甘くて切ない美味しさを感じさせてくれた2005年とは大きく変わって、ものの見事にドライ!それでもプリプリした桃や柑橘フルーツを、丸のまんま感じさせてくれます。2005年と2006年、どちらが美味しいかは好みが分かれるところではありますが、noisy 的にはどっちのバランスも素晴らしいと思います。

 あと20本位しかないので・・・申し訳ない、お早めにご注文ください。お勧めします!
フランス■□ Clos des Rocs □■ブルゴーニュ
クロ デ ロック
● ちょっと珍しい(そうでもないか・・でも美味しく飲めるのは・・・)アペラシオンのワインをご紹介します。プイィ=ロシェと言いますが、ロワールなのかブルゴーニュ南部なのか・・知らないと意味不明ですよね。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2002Pouilly-Loche
プイィ=ロシェ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,600(外税)

【 プイィ=フュイッセの南東隣の、エレガントな黄色みを凝縮させたシャルドネです!】

 だからね・・・プイィ と フュイッセ の間のハイフンを、何とか日本語で表現しましょうよ、と何度も何度も書いちゃいるんですが、誰も何とも言ってこない・・・。noisy のお客様だけですよ、
「そうですよね、そこを略しちゃ絶対に良くない」
と言って下さるのは・・・。

 もし気が付いたら徳さんにも伝えておこうと思いますが、変なところが日本人的ですよね。都合の悪い部分は目を瞑って勝手に省略しちゃうんだから。フランス人はきっと、
「ホントはそうじゃねぇんだけど・・・」
と思っているに違いないですよ。

 プイィ=フュイッセというのは、プイィとフュイッセという村の名まえを繋げたものなんです。だからハイフンで繋がっているんです。お察しの通り、プイィ=ロシェも同様に、特にネゴスが力を入れてきた関係でプイィ=フュイッセが有名なので、そのプイィと自分の村の名前を繋げたものなんです。勝手に省略してしまうと、名まえを見ただけで気付く可能性を捨ててしまうことになります。ジュヴレ=シャンベルタンもそうですよ。決してジュヴレ・シャンベルタンでは有りません。


 枕詞はその位にしておいて、このシャルドネですが・・・かなり素晴らしいです。2002年なのに・・・ようやっと、本当にようやく、持っているポテンシャルのほんの僅かを見せてくれるような状況になっています。ここまでコンプレスされているのは、低収量とそのテロワールにあると踏んでいます。

 5分、10分じゃ判らないと思います。普通のプイィ=フュイッセの3倍以上もの果実が詰め込まれています。30分経ってようやく・・・、
「あれ?なんか・・柑橘っぽいのが出てきたぞ??」
という感じです。そして1時間で・・・ようやくワインっぽく成って来ます。

 その凝縮度は、AOCを大きく飛び越えで、プイィ=フュメ・・・(おっと、このイコールはごちゃごちゃするので番外で解説します)の、ディディエ・ダグノーのソーヴィニヨン・ブランに肉薄しています・・・ね、そう言われれば、ちょっとは興味が出てくると言う物でしょ?

 ですので、まだまだこれからのワイン・・・です。1週間掛けて、そのポテンシャルを探ってみましょう。毎日一杯の楽しみですよ・・。それもまたワインがもたらしてくれる悦びだと思うんですがいかがでしょうか?

 また、ギイド・アシェットで最も優秀なワインに与えられるクープ・ド・クールを獲得したとのことです。詳細は判りませんが、写真の右上のハートマークがその印です。

 まだまだ、美味しい状態になるには、時間が掛かるでしょう。異常な凝縮度のあるシャルドネの見本です。硬いままだと見逃してしまうのが普通です。
「すっきりしてるね・・・」
としか感じなかったら・・・、もっと noisy のワインを飲んでお勉強しましょう・・・(^^;; お奨めします。安いと思います。美味しいと思うかどうかは別の話ですが、コンディションもポテンシャルも優れています!


P.S.
プイィ=フュメ のハイフン・・

 ブラン・フュメ・ド・プイィ を略した格好です。この ハイフン は、フュメ村が有る訳じゃ有りません。元々はシャスラ種によるワインを造っていた地域ですが、フィロキセラ後にソーヴィニヨン・ブラン(フュメ・ブラン)にほとんど植え替えられ、シャスラ種のものは「プイィ=シュル=ロワール」に、フュメ・ブラン種のものを「プイィ=フュメ」と言うように成った経緯が有ります。
フランス■□ Domaine Matrot Wittersheim □■ブルゴーニュ
ドメーヌ マトロ ウィッターシェイム
● ムルソーのちょうど良い熟を迎えつつあるワインをご紹介します。新ブルゴーニュの生産者として、あちらこちらで紹介されています。
 1999年、ムルソーの大御所ドメーヌ・マトロの相続決定時に、3.5ヘクタールの畑とともに独立を選択したテレーズ・マトロ・ウィッターシェイム女史。娘のクロディーヌ・ルッセルを運営責任者としてテレーズの妹も参画し、ここに女性チームによる新星ドメーヌが誕生しました。ファーストヴィンテージの1999はいきなりイギリスの老舗ワイン商「ベリー&ブラザーズ」に発掘され、各国バイヤーの注目を集めることになりました。「樽香の強いこってりとしたムルソーではなく、ミネラルの風味にあふれた繊細でエレガントなムルソーを造りたいのです」というルッセルは、元高名なインテリア・デザイナー。ワイン造りのあらゆるポイントにおいて、彼女ならではの優れたセンスと感性を如何なく発揮しています。彼女のワインの白眉は、なんといってもムルソー・ブラニー・プルミエクリュです。
● Meursault-Blagny 1er Cru
ラ・ピエス・スー・ル・ボワに1.25ha。平均樹齢50年のVV。新樽率30%。この畑の所有者は6人のみ。年間生産量は5000本。ピュリニー・モンラッシェにもみられる美しいミネラル感が心に残る、希少価値の高いAOCです。ムルソーの2000は歴史的な当たり年。ルロワが瓶買い。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2000 Meursault-Blagny 1er Cru
ムルソー=ブラニー・プルミエ・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥7,360(外税)

【ディテールの描写がとても細かいです・・・ 】

 野暮ったいムルソーでは有りません。ルロワが購入したと言われている2000年のムルソー=ブラニーです。

 このムルソー=ブラニー、特にブラニーを理解するのは面倒では有ります。引っ掛け問題が得意な何とか試験には出てくるかもしれません。地勢的な観点からの意味合いで有れば有用ですが、これから記載する分は、何となく判っていればOKではあります。

 このブラニーというのはとても小さな村の名前で、ムルソーのテート・ド・キュヴェ、1級レ・ペリエールの上部と、ピュリニーの1級シャン・カネ、レ・フォラティエールの上部に跨る形で存在しています。ムルソー側で白が生産されるとムルソー1級に、赤はブラニー1級に、ピュリニー側で白が生産されるとピュリニー(1級、村名)に、赤はブラニーになります。

 で、このムルソー=ブラニーをルロワが購入したというので・・、noisy も仕入れてみました。優しく香るハーブやスパイス、ミネラルが、とても艶々と生き生きしていて、強さと柔らかさの両面持ち合わせている美味しいムルソーでした。

 とても微妙なバランスも持っていますので、動かして直後に飲むのは出来るだけ避けたいところです。しっかりと休めて、お正月辺りにいかがでしょうか?シャルドネの当たり年、2000年がそろそろ飲めるようになってきています。ルロワの同じものも・・・何とか見つけて飲んでみたいものですよね!
フランス■□ Domaine Olivier Jouan □■ブルゴーニュ
ドメーヌ オリヴィエ ジュアン
● 

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2005Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Vieilles Vignes
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,680(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2005Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノアール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,050(外税)

【とても美味しい!モレの美味しさを特徴的に表現しています!】

 2002年のプルミエ・ルショを飲まれた方は、ちょっとびっくりしたはずです・・・よね?紫の美しい小果実が、滑らかに熟成し発する獣香とともに感じられ、まん丸の輪郭のエキスの旨みが詰め込まれていました。

 2005年のブルゴーニュ・ピノ・ノアールは、もう飲まれた方も多いと思います。やや早いと思えるものの、モレっぽい、やや重めの粘土、動物香などが奥に潜み、複雑さを演出しています。飲んでも良し、2〜3年寝かせても良しです。

 2005年のオート=コートは、ACブルをさらにエレガントに、質感を高めたように仕上がっています。こちらも僅かに早いが、「早まったかな?」と思わせることも無く、軽妙さとバランスの良さを見せ付けます。徐々に艶かしさと重量感を増してくるでしょう。

 どちらもとても美味しいと思います・・・ん?ロベール・シリュグの2005年ACブルの案内が無いぞって??・・・はい、シリュグはしばらく塩漬けにすることにしています。今飲んでもカチンコチンに硬くて美味しくないです。オリヴィエ・ジュアンも、散々新着でエージェントさんの文句を書いたら、少しは戴けるようになったようです。(トップ・キュヴェはしっかりすっ飛ばされましたが・・)もっともACブルとオート=コートはそれなりの数量が有る訳ですから、今まで割り当てで3本だ、6本だ、という方がおかしい訳です。まだ有るようですよ。

 そんな訳で、ようやく有る程度潤沢に出せるようになりました。今まで当たらなかった方、是非、飲んでみてください。モレらしい、ワイルドさを奥に秘めたエレガントなエキス系ピノ・ノアールです。お奨めします!
フランス■□ Domaine Vincent Dureil-Janthial □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ヴァンサン デュルイユ=ジャンティアル
● 2004年に日本に復活したヴァンサンですが、確かに大物に成長していました。アペラシオンはリュリーながら、ムルソーやピュリニーの上級ワインに引けを取らない出来栄えでした。しかしながら、そうなってしまうと価格も上昇し、そうは手が出ないワインになってしまいますし、同じ価格なら、他の選択肢も増えてしまった訳です。

 2005年のヴァンサンの下級クラスのリュリーは、2000年ごろの、ピュアで真っ直ぐな味わいを取り戻したかのような嬉しい仕上がり!価格もラシーヌさんのご協力でリーズナブルに仕上がっています!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2005Rully la Martelle Blanc
リュリー・ラ・マルテル・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,950(外税)

【ピュアです!シャッキリと冷たい果実酸が美味しい! 】

 こちらもなかなか旨いです。普段飲みにはこれで充分!過不足無い仕上がりです。やっぱりジャンティアルのシャルドネは旨いですね。昔のヴァンサンが帰ってきたようで、何となく感涙にむせてしまいます。

 大振りのミネラルの風味の中に、柑橘系フルーツ、リンゴ、白桃、梨、ナッツ..。きりっとしているがとても柔らかで優しい口当たり。中程度のボディで樽のニュアンスを余り感じさず辛口だが、飲み続けても決して口の中を疲れさせない。余韻も焦点が定まっていて、綺麗な減衰を見せる。派手なパフォーマンスを見せつけないのに、いつまでも後を引いてしまう。

 上記は昔書いた感想ですが、そのまんま!を掲載しても、まったくOK・・・というのは良いですよね。リュリーというアペラシオンのワインに余り慣れていない方も多いとは思いますが、プリプリの食べごろちょっと前の、やや大きめの白・黄色の果実を連想してみてください。さほど甘くは無いですよね?でもキリッっとしているでしょ。そんな果実感をそのまま感じていただけると思います。飲んでみてください。超お奨めです!
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