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2010年第16弾 PAGE4 Last Update
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4510000
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このボウルの形を「ダイヤモンドカット」というそうです RIEDEL Extreme
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ソムリエナイフは必需品です..。これが無ければ..ワインにありつけない..
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最後は記念にエチケットを取っておこう!マグナムタイプもあります。
グラス拭きの優れもの..。東レのトレシーです。毛羽立ちが少なく、仕上がりが綺麗です。
ワインセーバー
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2010年第16弾 4ページ目 次号発行まで有効です。
2010/11/30(火)より発送
開始いたします。
 なお、一部商品の入荷が12月1日(水)になっていますので、コラムをご覧の上、到着ご希望日を設定してくださいね。
翌日到着地域2010/12/01(水)!
になります。翌々日到着地域で2010年12月02日(木)が最短です。ご注意ください。なお、集中してしまった場合にはご希望に添えない場合も有りますので、若干余裕を見てご注文くださいね。
重要: 新着ページは基本的には全て税別(外税)です。間違っていたらごめんなさい。
また、新着価格の商材は通常の送料サービス規定と異なります。「ここ」 をクリックしてご確認ください。
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。

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イタリア■□ la Collina □■エミーリア・ロマーニャ
ラ コッリーナ
またまたあっという間に無くなっていましたので..再入荷しましたワインのご紹介です。

● 自然派の、というよりも、しっかりビオディナミの赤の辛口弱発泡酒です。ランブルスコというと甘くて底が浅いとお考えになりがちですが、このラ・コッリーナは意外にもドライで奥深い味わいが魅力です。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

N.V.(2008)Lambrusco del Quaresimo I.G.T.
ランブルスコ・デル・クアレジモ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
N.V. ランブルスコ・デル・クアレジモ ラ・コッリーナ 750ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
ようやっと新ヴィンテージが到着です。
新着ではほとんど動かないんですが、店頭と本編では大人気・・・
何ででしょうね??
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
¥1,700(外税)
 

【凝縮感しっかり有り!ドライな弱発泡性赤ワインです!気軽に飲んでみて!】

 このシーズンのシチュエーションには、大活躍しそうな自然派発泡酒です。スーパーで売っているランブルスコはもっと安いですが、それはただ甘いだけ..ちょっとシュワっとしてるだけです。

 しっかり DEMETER のビオ認証も得ている、れっきとした自然派です。ナチュラルな赤い小さな果実がとても凝縮しており、石灰系ミネラルがじんわり染み入ってきます。チェリーっぽいニュアンスとベリーっぽさが混在しています。基本的にドライですし美味しい酸が充分に乗っていますので、最初に一杯で飽きてしまうことは無いでしょう。何しろ、
「タンニンの存在!」
を充分に感じ取れるランブルスコですから..。

 ちなみに、このラ・コッリーナは協同組合のようですが、ビオディナミ + 自然酵母 での発酵 ということで、本当に本格的です。価格も安くて気軽に飲めるのに、意外にも奥が深い..そう思っていただけると想像しやすいと思います。飲んでみてください。お奨めです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 美味しい印
This is my type! レアバナー
Passata di Pomodoro
パッサータ・ディ・ポモドーロ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
凄くおいしいです・・・年末年始のお料理にいかがでしょう?
680g 在庫 終了
ご注文数  本
¥960(外税)
 

【トマト・・・です!】

 こうなってくると、本屋だか雑貨屋だか輸入食品店だかワイン屋だか自然食品店だか、自分でも良く判らなくなってきてしまいますが、滅茶苦茶ナチュラルなパッサータ・ディ・ポモドーロをご紹介します。

 そもそもは、上記のラ・コッリーナの生産なんですが、ご他聞に漏れずビオディナミコです。ここのエージェントのK君との話し合いの中で、

「ん?このラ・コッリーナのトマトって、美味しいの?」
「ええ、とても自然な味で旨いですよ。・・・と言うか、社長が自分で食べるから売らないでいいからね、って言われてるんですよ。」

 ・・・そんなことを言われた日にゃ、天邪鬼を自認する noisy としましては、試してみるっきゃ無いじゃないですか!

 で、さっそく食べてみますと、・・・これは全くのトマトそのものでした。裏ごしした、もしかしたら熱さえ入っているかどうかわからないほどのシロモノで、生のトマトの代わりに使いたい、とてもピュア&ナチュラルな味わいでした。

 noisy は、ヴァレンティーニのオイルを温めたところにみじん切りのニンニク、鷹の爪の香りを出し、さらにベーコンを切って炒め、細いパスタをゆで汁で塩を調整しつつ、このパッサータ・ディ・ポモドーロを絡める・・みたいな感じで食べました。かなり旨い!

 しかしながら、もしかすると、ケチャップやピューレの味に慣れた方が食べると物足りないかもしれません。その際は、ちょっと長めに煮詰める感じで濃度を調整してみてください。

 開けたてでしたらあえて熱を入れずに、オリーブオイルと塩だけで冷製のポモドーロ・パスタも美味しいと思いますよ。

 抜栓後は冷蔵庫で保存していただければ、結構持つと思いますし、ご心配なら、ラップに小分けして冷凍してください。とてもナチュラル、自然な風味が良いです。・・・でも、もう太田の社長の分しか在庫が無い様ですので、noisy の在庫限りの販売になります。ご興味のある方は輸入食品&雑貨屋NOISY'Sまでお早めに!
上手く「買い物かご」に入らない時はこちらをクリックしてデータファイルからどうぞご注文ください。

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イタリア■□ il Palazzino □■トスカーナ
イル パラッツィーノ
● イル・パラッツィーノです。リーズナブルなプライスのテーブルワインです。イル・パラの冷たく赤紫の小果実、決して濃くない美しさは、このテーブルワインにも継承されています。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 熟成バナー 

2007la Casina Girasole I.G.T.
ラ・カッシーナ・ジラソーレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
ヴィンテージ更新!さらに値下げになりました!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,680(外税)

【これはかなり良いんじゃない? 】

 久しぶりのイル・パラッツィーノでしたが、いや、良かったです。キャンティ・クラシコシリーズはそれなりの価格でしたので、
「デイリーにはちょっとね..」
という方も多かったはずですが、この位の..2000円以下で飲めるのであればOKでしょう。

 しっとりとした総体の印象を受けるサンジョヴェーゼです。濡れた赤紫の小果実が、決して強く自己主張することなく存在しています。タンニンの質の良さと伸びやかさ、引き際の美しさは色っぽいです。

 もっとも、
「これぞイタリアワイン!果実味充分!濃度・凝縮度が2倍、3倍!」
みたいなワインじゃありません。ワビ、サビを知り、水彩画の世界。まあ、パステル画や油絵のような派手さはありません。しかし、薄墨の濃淡や作法の習得レベルによるお手前の違いのように、微細な部分での表現と、大胆ながらも唸ってしまいそうな構図の感性がそこにあります。

 綺麗系のキャンティ・クラシコ..そう思っていただいても良いでしょう。飲んでみてください。超お奨めします
上手く「買い物かご」に入らない時はこちらをクリックしてデータファイルからどうぞご注文ください。

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イタリア■□ Principe Corsini □■トスカーナ
プリンチペ コルシーニ
● 専売特許を離してしまった??レ・コルティですが、こちらはヴィンテージ更新で2006年のご紹介です。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2007Chianti Classico le Corti
キャンティ・クラシコ・レ・コルティ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,850(外税)

【う〜む・・・本格的に綺麗系を目指すのか??】

 え〜、随分と昔は沢山販売させて貰っていたレ・コルティでは有りますが、昨今は、noisy銘柄??としては全く認識されていない状況でしょう。リアルで高い評価をしていただいたと思ったら・・・肝心の自分のところの分が無くなってしまったという、苦い経験の有るワインです。カルロ・フェッリーニ味と言うか、しっかり濃厚ながらもしっとりとしつつ、柔らかな味わいのキャンティ・クラシコでした。

 ところがですよ、ここに来て、世界の潮流を見定めたのか、なんと「綺麗系」の味わいに変貌しています。まあ、エキス系とまでは行かないんですが、
「レ・コルティよ・・・いずこへ」
という感じですね。

 それでも、熟成の時間を経ると、少しずつ濃度が出てくるタイプですから、飲まれるタイミングによっては、
「ん?・・・noisy さんは綺麗系だって言ってたけど、それなりに濃度は有るよねぇ・・・」
と思われるかもしれません。

 とてもバランスの良い味わいですし、不足感無く、充実していますから、どなたにも美味しく飲めることでしょう。プライスもだいぶ落ち着いてきましたから、これならお試しも比較楽ですよね。

 まあ、皆さんもこの美味しさは経験スミかもしれませんが、新しいヴィンテージの2007年、綺麗系へ変貌しつつあるレ・コルティをお楽しみください。お奨めします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【おっと!2004年のスタイルに逆戻りです!】

 2005年のレ・コルティは、時代を反映してかのエキス系!と感じてしまいましたが、どうやら時代を反映したのでは無く、そのヴィンテッジを反映したものだったようです。しっかり出ていたエキスが、早くから良いバランスでした。

 2006年、ヴィンテージ更新では、何と、2004年風のキャンティ・クラシコとそっくりです。ですので、現在はちょっとわずかに早いかな?2009年 4月頃の暖かくなってきた辺りから、エッジの無いスムースなテクスチュアとたっぷりの果実味に変貌すると思います。以下は2004年もののコメントです。 ご参考にされてください。


【カルロ・フェッリーニ味のキャンティ・クラシコです! 】

 2003年のレ・コルティは何度も申し上げていて誠に申し訳無いのですが、気づかないうちに世の中が凄いことになっており、本当に申し訳無い無くなり方をしてしまいました・・???

 で、すでに着いていた2004年を飲んでみたんですが、悪くは無いものの落ち着いていないせいか、テセクスチュアが気に入らず、しばらく販売を止めてい ました。まあ、そろそろ良いかな?という感じになってきましたので新着でのご案内です。あ、くれぐれも温度を高めでお楽しみくださるようにお願いします。

 あの高い評価をいただいた2003年でさえも、最初に着いた頃はちょっと問題が有りました。12月に入ってからは、
「あの憂鬱は何だったの?」
位の変わりようでした。

 この2004年のレ・コルティは、ポテンシャル的には2003年と遜色無いと見ていますが、最終的な判断は年明けにしたいと思っています。やや酸やタン ニンのエッジが終盤に残るのが、どのように変化してゆくかを見定めたいと思います。


 しかし、noisy が気にしていた今ひとつの落ち着きの無さ・バランスの悪さも、どうやら人に寄るみたいで、
「いや〜、2004年のレ・コルティ、実に良いですね!2003年を超えますね!今飲んでもうまいですもんね!」
とその道の人に言われて返す言葉を失い茫然自失となってしまいました。大丈夫などころか、ポジティブなんだ!と思ったとき・・ちょっとショックでした。まあ、人は人、noisy は noisy なので・・はい。

 ワイン自体のイメージは、2003年のものとそう変わりませんが、テクスチュアが今ひとつでバランスも今ひとつ・・です。しかし、時間を積み上げること で解消されてゆくはずです。2004年もののコメントは年明けに出したいと思っています。とりあえず、どうしても飲みたいという、新着メンバー様のご希望 に応えまして、少し(どころかかなり!)高くなってしまいましたがご案内します。

 あ、脱線しますが、こういうのもなんだかなぁ・・と思いません?このワインに関しては、一生懸命応援して、ようやっと独り立ちしたかと思えば、結局は踏 み台にされただけ・・という悲しいニュアンスを感じています。寂しいねぇ世の中は!組織が大事で取引先には情も何にも感じ無いのかねぇ・・(T.T

ここから2003年のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 またもお前か!カルロ・フェッリーニ!】

 と、呼び捨てにしてしまいまして誠にご無礼を!ですが、やっぱりこれって
「ずるい!」
と思わざるを得ないですよね。

  セパージュが何であれ、カルロ・フェッリーニ味は存在します(と思います)。充分な凝縮した果実に黒から赤までの小粒なベリー、コーヒー、ミネラルと少し の土..。単に紫じゃなくてカシス、とか、黒じゃなくてモカとか言いたくなってしまう..本来なら超高級ワインにしか用いないような単語も出てきてしまう んですね。

 また、とても「濃い」です。中盤も充分に膨らみがあり、それでいて、「さらり」と美しく消えて行く余韻の存在が、こってり感を除去して旨みだけを残像で残すから、
「旨いね、もう一杯飲みたい」
と思わせるんですね。ずるいぞ、カルロ・フェッリーニ(さん)!

 このキャンティのファンはとても多く、noisy の店ではまさに定番です。新着ばかりがどうしても売れてしまいますが、常に置いてある定番品も、時々覗いてみてくださいね。価格からは想像も付かないほどの出来栄え、それがこの
「レ・コルティ キャンティ・クラシコ」
です。お奨めします。ガンガンご購入ください!

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イタリア ■□ Grasso □■ピエモンテ
グラッソ
● バルバレスコの畑名付きの熟成ワインが入ってきました。

「ん?・・何でこの季節に・・。ちょっと暑苦し過ぎないっすかぁ?」

 と言われてしまいそうですが、実はここまで良い具合に熟し、過度に強い抽出をしていないバルバレスコは、この季節でもとっても美味しいんですよね。これも是非飲んでみて欲しいと思います。

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1998Barbaresco Bricco Spessa
バルバレスコ・ブリッコ・スペッサ
ちょっと頑張ってお奨め!

再入荷です!思いの他・・・結構評判です・・
やっぱり熟した風情が心を惹くのでしょう!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,100(外税)

【良い感じに熟しています!とても美味しいです!】

 熟成・・というのは不思議なもので、どう考えても夏向きじゃ無いワインでさえ、キッチリとマリアージュさせてくれちゃうくらいのパワーを持っています。フラテッリ・グラッソと言う造り手は良く知らなかったんですが、ヴェロネッリ誌でも3ツ星を取得したようで、それなりの実力を持っているようです。ただなぁ・・・どっかで聞いたような畑の名前が、逆に興醒めしちゃうような気持ちになるのが残念では有ります。

 そうは言っても、デイリーに毛の生えたようなプライスですので、その辺りはサクッと見逃してあげてください。要はおいしく飲めれば良いんですから・・。

 どちらもとても良く熟していて、複雑なブケとなめらかなテクスチュアを持っています。幾ら複雑性を感じても、ザラ付くような舌触りの中に引っ込んでいらっしゃるようでは、中々美味しさも感じ取りきれないですが、抽出がさほど強く無く、伸びやかさを感じる味わいが、ちょうどマッチしているように思います。

 ソリ・ヴァルグランデ(すみません、こちらは完売です)の方は、太陽の暑さも感じますが、むしろ酸のキラキラした美しさと、熟成によるまろやかさの対比が面白いですね。腐葉土やお茶のニュアンスは有りますが、こちらは後述のブリッコ・スペッサの方が強いです。スパイシーさと適度なミネラル感、ボリューム感が良い感じです。

 ブリッコ・スペッサは、よりアーシーなニュアンスのバルバレスコで、よりマイルドな方向性を持っていると思います。やや粘土質を感じさせる柔らかなテクスチュアと、エキスの旨み、甘みを感じます。ソリの方が楕円形のパレットを描くのに対し、こちらは真円に近く、しかも中央が盛り上がった3D構造ですね。

 キレの良さを好むようでしたらソリ・ヴァルグランデを、丸みを望むようでしたらブリッコ・スペッサをご選択ください。どちらもかなり好印象を持った、美味しい熟成バルバレスコでした。お奨めします。ご検討ください。
上手く「買い物かご」に入らない時はこちらをクリックしてデータファイルからどうぞご注文ください。

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イタリア ■□ la Biancara □■ ヴェネト
ラ ビアンカーラ
● 今回はサッサイアのSO2無しのご案内です。ここの主、アンジョリーノ・マウレ氏は1989年から自然派のワインを造っています。端正・繊細でこれみよがしな力技は全く見せません。ピュア・エレガントな味わいです。

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2008Sassaia Senza SO2 Garganega del Veneto I.G.T.
サッサイア センツァ SO2 ガルガーネガ・デル・ヴェネト
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,100(外税)

【肩の荷を感じさせない、ウルトラスムースなビオワイン!】

 2008年のサッサイア、So2無しです。現状、目ちゃんこ旨いです!躯体、ボディにきちんと釣り合った石灰系ミネラルのバランス、黄色〜白のフルーツ、きちんと中盤が膨らんで、良い感じの長めの収束に辿りつきます。

 黄色のフルーツと言うより、茶掛かった黄色=ワラ っぽいニュアンスが出ることの多いガルガーネガですが、2008年のサッサイアは、膨らんだ生のフルーツを感じさせてくれるんですね。

 とても良い出来だと思います。少し弱かった2005年のサッサイアのコラムと比較してみてください。最も2005年のコラムは、So2の入ったもの、無いものの比較に終始してはいますが、おそらく2008年の造りはかなりの成功だと思います。かなり面白い結果になると思いますよ。美味しいです。超お奨めです!


以前の2005年のコラムより転載です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ガンベッラーラというソアーヴェ地区に隣接するところに畑があるそうで、セパージュはガルガーネガ90%とトレッビアーノ10%ですから、まあ、ソアーヴェに近いものだと思っていただけたら良いと思います。

 で核心の味わいですが..この微妙に違う味わいを正確にお伝えしたいところなんですが..これを書いてしまうと、
「なんだ、ふ〜ん、やっぱりね」
で軽く受け流されてしまいそうなのと、すでに他のショップさんではガンガン販売されているのと..、なんと、我がリアルワインガイドの第12号にも出てしまった!という..状況が有ります。

 ですので、ここの詳細はリアルの第12号、及び10号の noisyのレヴューをご覧になっていただくことにして、軽くまとめてしまいましょう。そして、その確認をしていただくことによって、SO2の功罪を考えていただければと思います。

 簡単に言えばSO2が入ると
「硬くなり焦点、コアがぼやける」
「自然な香りと膨らみ、旨みを包み込んでしまう」
というように思います。

 味わいはどちらも似たようでもありますが、確実に違いますし、時間が経てばセンツァの方は色落ちし始めます。香りも酸化のニュアンスが色濃く出てきます。
「じゃあ、どっちが好きなの?はっきりしてよ!」
と、痴話げんか並みの話になってしまいますが、そこを決めるのは..あなたです。

 SO2入りとは言っても、1000リットルに、たった4グラムしか入っていません。でも、その存在の大きさは人によるのでしょうし、
「SO2入りの方が好きだな」
という方もいるでしょう。それにね、長い時間の中で、添加した微量のSO2は自然消滅してしまう..ということも言われています。2年ほど経てば、どちらも同じようなSO2含有量になっているのかもしれません。(ワインの醸造途中にSO2が発生する可能性も有ります)

 しかし、仮に何年か経ってSO2がゼロになったとしても、センツァとそうでないものは熟成も確実に違うわけです。なかなか難しい問題ではありますよね。話の焦点もまるっきりボケてしまって申し訳有りませんが、結局は飲み手が決めるべきでしょう。そのためにも、SO2の存在意義や品質への影響を身をもって知るべきだと思います。そのためにもとても良いアイテムではないかと..こう思ってるわけです。

 2005年のサッサイアは、かなり厳しいヴィンテッジだったようです。エージェントさんよりの情報をご覧下さい。

○エージェントさんよりの情報
2005年は彼にとって苦しい年となりました。夏までの天候は彼がワイン造りをはじめてから最も素晴らしく、偉大なヴィンテージを期待させたにもかかわらず、夏の後半に雹に襲われ6割近いブドウを捨てることになったのです。さらにその後も晴れと雨が交互に続き、ブドウは必要以上の水分を吸ってしまいました。このことはワインの味わいにも反映されています。リリースから数年後に感じられる果実のやわらかいニュアンスをすでに持っていて、ワインが若干開いていることを感じさせます。通常リリース直後は独特なかたさがあり、このニュアンスをほとんど感じることができないため、旨みがないと思ってしまうほどです。


 確かにいつもは、ちょっと硬いかな・・・というところから、どんどん変化してゆく感じですが、2005年はちょっと緩く伸びシロが少ないように感じられます。そして、センツァ(SO2無し)の色落ちは激しいです。

 まあ、品質をどのように判断するかは難しいところですが、もし、このSO2入り、無しの比較をされていない方がいらっしゃって、興味が有りましたら、広い心で飲んでみてください。..ん?味わい?? いや、ソアーヴェの親戚だと思っていただければ..はい!

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イタリア■□ Matteo Correggia □■ピエモンテ
マッテオ コレッジャ
● しばらく切らしていたマッテオ・コレッジャ、ロエロです。バルベーラのマルンや、ロッケ・ダンプセイなど、実に秀逸なワインを供給してくれていました造り手です。当主が有り得ないような事故で亡くなった時も、バローロ・ボーイズの仲間たちが収穫から醸造までを手伝った・・・という涙なくしては語れないような実話も流れていました。とても美味しい、質感が素晴らしいアルネイスです。

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2009Roero Arneis
ロエロ・アルネイス
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
ヴィンテージ更新です!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,270(外税)

【若くてフレッシュな柑橘系!しかも厚みがバッチリ!!】

 ロエロ・アルネイスというワインは、多くの造り手がリリースしていますので、皆さんも一度は飲まれたことが有るんじゃないかと思いますが、まあ、さほどは印象に残っていない、もしくは、今ひとつの味わいだった方も多いかと思います。noisy も色々とアルネイスは飲んでいますが、今ひとつの完成度のものがほとんどのように思います。

 例えば素晴らしい造り手であるブルーノ・ジャコーザもロエロ・アルネイスを造っていますが、noisy 的には、価格は高いし味わいも野暮ったく・・、手を出したいと思わない出来でした。(最近は飲んでいないので不明です)

 この、マッテオ・コレッジャのロエロ・アルネイスは、アルネイスの良い部分を見事に引き出していると思います。アルネイスは、柑橘系のフルーツのニュアンスが出やすい品種だと思いますが、レモンやオレンジ、スダチっぽいフレーヴァーがリアルに感じられます。それに、ワイン自体の色合いに緑色がしっかり入っていますので、メロンやキウイに近いフルーツも感じられますね。ボディは中程度ですがしっかりと膨らみます。ちょっとマッタリした感じです。そして余韻・・・これが一番問題と成る部分なんですが、実にしっとりと滑らかに、瑞々しく減衰して行くんですね。

 多くの場合アルネイスは、香りはまあ・・・良いとしても、余韻部分で失敗してしまう場合が多いように思います。葡萄のポテンシャルを信じ、トライしてみるのは良いんですが、樽を多めに掛けて、マロラクティックをしっかりしてしまうと、リアルな柑橘系のフルーツ感は何だか訳の判らない存在になってしまった上に、余韻が実に野暮ったく成ってしまいます。アルネイスは、基本はフレッシュに仕上げて、その持ち味を生かして飲ませるのが良いんじゃないかな?と思っています。そう言う意味合いにおいては、実にピュアでリアリティが有り、結果として深遠さも生んでいるんですね。

 そして、僅かにマッタリしたボディとフレッシュさ、瑞々しい余韻で、シャバシャバしていない微妙で絶妙なバランスをしていると思います。2009年も、実に美味しく飲めます。ぜひ飲んでみてください。超お勧めのロエロ・アルネイスです!

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イタリア ■□ Daniele Piccinin □■ ヴェネト
ダニエーレ ピッチニン
 ● noisy 初の扱いです。リアルの30号でテイスティングしまして、その旨さとコストパフォーマンスに気付いての仕入れです。ここのエージェントさんはヴィナイオータさんですが、すでに口伝て?でかなりの人気になっているようです。

 

エージェント情報
自身が共同経営者の1人でもあったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、そのレストランの権利を売却し、2006年に自らワイン造りを始めた。畑はヴェローナ北東部、サン・ジョヴァンニ・イラリオーネという町の郊外にあるチーモ山の、標高300mから450m の南東向きの斜面にある。自ら開墾した畑には、この地域に1000 年近くにわたって存在したことが確認されている白葡萄品種であるドゥレッラと、気象条件や標高が適合するのではという考えからピノ・ネーロが植えられている。現在リリースされているワインは、賃借した1.6 ヘクタールの畑(平均樹齢20年)のもので、醸造はアンジョリーノ・マウレのセラーで行っている。畑ではバイオダイナミクス農法を実践。シャルドネはステンレスタンク、ドゥレッラとロッソは古い小樽での醗酵・熟成。
ヴィナイオータさんの太田社長より
アンジョリーノの愛弟子(もうこの言葉も必要なさそうですね)、ダニエーレ・ピッチニンの2008年も入荷しました。今回は全てのワインをSO2 完全無添加でボトリングしています。ビアンコ・デイ・ムーニはボトリング時には澄んでいたものが、ボトルでの熟成期間中に若干白濁してしまったのですが、還元のニュアンスはほとんどありませんし、味わいと言ったら…。ドゥレッラで造るモンテマーグロも、ようやくまとまった本数が生産できるようになりました(とはいえ1000本程度ですが)!!!どのワインとも、まとまった本数が入ってきてはおります(何しろ生産量の50%近くを弊社が頂いていますので)が、凄い勢いで無くなることが予想されますのでご注意ください。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2008Bianco dei Muni I.G.T.
ビアンコ・デイ・ムーニ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,050(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2008Montemagro Bianco I.G.T.
モンテマグロ・ビアンコ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,580(外税)

【エキス分の凝縮による旨みの塊!とても美味しいです!】

 ヴェネトの白です。アンジョリーノのセラーで醸造しているとのことですから、ソアーヴェ近郊と言う事になるかと思いますが、アンジョリーノのサッサイアのように、ややソアーヴェを感じさせる・・・などという事がほぼ無い・・(^^;; むしろ、一番近いニュアンスは、マルク・ペノのラ・デジレ辺りになるかと思います。

 まずビアンコ・デイ・ムーニですが、余りビオっぽくは無いものの、わずかにガスっぽく感じます。ペティアンまでは行かない感じですが、後口をスタイリッシュにさせる効果をみせています。奥に蜜っぽいニュアンスも見せながら、酵母の分解によると思われる旨み成分がギッシリ出ています。しかも、その旨みのバランスが素晴らしく、ほぼ「まんまる」なパレットを描き出しています。

 ですので、ミネラルが香って旨みがギュッと出て、シュワッと流しつつ、蜜や黄色いフルーツがフワッと香って旨みがギュッと出てジュワジュワ・・・そして綺麗を描く・・・そんな感じでしょうか。

 こちらは、ステンレスタンクによるシャルドネが80%と、古樽によるドゥレッラが20%とのこと。まずどなたが飲まれても、
「美味しいね〜・・」
と言っていただける味わいです。

 一方のドゥレッラ100%のモンテマグロ・・・山のマグロか?・・・違うな!・・ですが、こちらは結構ビオっぽい感じです。フランク・コーネリッセンほどのアヴァンギャルドさは毛頭無いですが、それでもビオに敏感で、余り良い印象をお持ちで無い方には、ちょっと無理・・・かと思います。

 しかし、ほとんどの方は大丈夫でしょう。ビアンコ・デイ・ムーニの旨みに、まるで高級ワインのような充実した大きいボディが備わっています。味わいがジューシーでいながら、アロマも思いっきりベクトルが外を向いていますから、

「どう?美味しいでしょ?・・美味しいって言ってよ!」
と聞いてくるような・・・とても開けっ広げな表情をしています。何しろ、色合いからしてややオレンジ掛かった感じが見て取れ、普通じゃぁ無い感じですが、実は和食にはかなりマリアージュしそうです。実際、焼き魚と一緒に飲んでみたんですが、ビオでない、むしろ綺麗過ぎるほどにフルーツを感じさせる白だと、全く合わないかと思いますが、このモンテマグロは、マグロ・・・と付いているせいでしょうか・・(・・な訳無い・・)、とても相性が良いんですね。そして、酸の美味しさ、凝縮した旨みが、とても良いニュアンスを造ってくれます。

 ビオが今ひとつ・・とおっしゃる方にはビアンコ・デイ・ムーニを、ビオ大好きな方にはモンテマグロをお奨めします。どちらのワインも、意外に「魚」「和食」に合います。是非ご堪能くださいね。お奨めします!


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2008Rosso dei Muni I.G.T.
ロッソ・デイ・ムーニ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,250(外税)

【これは旨し!】

 ビオ臭く無いです・・・いや、ちょっとの・・・ほんの僅かでもビオっぽさが有ったら、
「え〜、こんなにビオっぽいのに、そんなこと言っちゃうの?」
みたいなノリの方もいらっしゃることを想定して、言い換えましょう。ほとんどビオっぽさは無いです・・・。余り変りませんかね・・。

 カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30% の、とても滑らかさの有る、しかもけっこうしっかり濃い、赤です。これもエキスがしっかり出ていて、とてもソアーヴェ近郊のワインとは思えない肉厚感があります。

 しかも、妙に清楚な方向性を持たせず、かといって、ビオっぽく野生的でも無く、軽くなく、重すぎず、でもしっかり濃い・・・旨みタップリの赤なんですね。実のことを言ってしまえば、余り無いタイプだと思いますよ。

 2007年のこのワインを、リアルの30号でnoisy が担当しましたので、その時のレヴューを(リアルの了承は取ってませんが)引用掲載します。

  フルーツ実物を思わせるような、一瞬の冷たい酸っぱさと滑らかな果実糖を持った、とても自然な味わいのヴェネト・ワインである。表情のベクトルが外に向かっているので判りやすく親しみが沸く。石灰質とスミレ、ジンジャー、ハツラツとしていて綺麗!バランスも良い。嫌いな人はいないんじゃないかな?ジューシーで柔らかく、しっかり膨らみドライな味だ。はじめたばかりの造り手だそうで、将来が非常に楽しみ。担当では無いが白も旨かった。<10年5月試飲>

リアルワインガイド第30号 有限会社寿スタジオ発行 より抜粋

 いかがでしょう?2008年もほぼ同じような印象です。カベルネが多いからといって、決して硬く仕上がってはおらず、とても柔和でしなやかです。今回のピッチニンは、おそらくすぐにエージェントさんも切らしてしまうだろうと予想して、最初から2ケースずつ購入しましたので、味わいを確かめて安心しました・・とても美味しいです。是非とも飲んでみてください。超お奨めします!

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イタリア ■□ I Vigneri □■ シチリア
イ ヴィネーリ
 ● ラシーヌ・セレクションです。余りに希少なワインです..。「判ってくれる方にだけ販売していきたい」との合田さんの言葉が全てを語っています。下記がいただいた案内文です。

新規に扱うシチリア・ワインをご紹介いたします。シチリアで理想のワインを探し求めていましたが、遂に出会うことができました。I Vigneri イ・ヴィニェリ の Salvo Foti サルヴォ・フォティ はエトナ大学で醸造学を研究・指導するかたわら、BenantiやGulfiをはじめとするシチリア東部の代表的なワイナリーのコンサルタントを長年務めています。が、そのかたわら、過度の抽出による極端に濃厚な色合いと、コンセントレーションの強い味わいの「近代的な」ワインが横行するシチリアで、正反対のスタイルのワインを自身の畑でつくり始めました。標高1200mにある2haばかりの畑〔Calderal村)で、500リットルの古樽で発酵させる、伝統的な醸造法です。品種は、ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョ、アリカンテ、わずかに「フランス品種」といわれるものです。初めて味わったときの印象は、自然な果実味がすーっと立ちのぼり、洗練された上品な味わいの中に、エキスがしっかりと閉じ込められており、かつて大樽で発酵・熟成されていた時代のロッソ・デル・コンテを思い出しました。サイボーグのようなスタイルのシチリア・ワインに辟易していた私たちは、驚きとともに、すぐにラベルをたよりに、誰がこのようなワインを造ったのか、探索にかかりました。出会ってみれば、何年も前から、グルフィのセラーでワインを造っていたハンス・ゼネールのコンサルタントをしていた、面識もあるあのサルヴォ・フォティとわかり、大笑いしました。初ヴィンテッジの2001年は生産量350本、2002年は800本だけです。イタリア国内でも、サルヴォが自身のワインを造っていることは知られておらず、輸出は日本のみです。誰よりもエトナのワインを知る人と評される、サルヴォ・フォティが造るエトナの真髄です。

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2006Vinupetra I.G.T.
ヴィヌペトラ
ちょっと頑張ってお奨め!
2006 ヴィヌペトラ イ・ヴィネーリ 750ML
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥6,250(外税)

【美しさの選択】

 ものを比較するときには、基準となるものがあります。ワインの場合には、自分の好みだったり、その時に並べて飲んでいる、もう片方のアイテムだったりします。自身の好みは品種だったり産地だったり、造り手であったりする訳です。

 でも、もっと広い範囲で、マクロ的に見てみると、さっぱりしているもの、とか、凝縮感のあるもの、というような区分けも有りますし、エレガントなもの、力強いもの、という対比も有るでしょう。

 有る程度ワインを飲み込んできて、現在のようなそれなりの年齢で、品質の良い(悪くなっていない・・・という意味合いで)ワインを飲めるようになってくると、ある一つの言葉に代表されるようなワインが好みになってきます。それが「美しいワイン」です・・・。(××さんじゃないですが!)

 例えば凝縮感が有ってパワフルな味わいでも、美しくと感じられないと、どこか欠落しているように感じられてしまうんですね。それは、要素のひとつに込められるものでもあるし、全体を通して感じられるものでも有りますが、ほんの少しの破綻を受け取ってしまった場合には、美しさを台無しにしてしまうものでも有ります。

 勿論のことですが、その美味しさ、美しさを得るためには、そのワインが最高のパフォーマンスを得られる状態をつくりだすことも重要ですし、もし、時間的に厳しい面が有ったり、動かして直ぐに飲まなければ成らないような場合には、飲み手の方から歩み寄って、そのマイナス分を最初から差し引いた上で楽しむ・・みたいなことが重要なのかもしれません。飲みたいけれどテイスティングだから飲み下せず、到着したばかりだから無茶はしたくないにせよ飲まざるをえない、みたいなことを、ずうっと続けてきた noisy は、何時の間にか、そんなヘンテコな感性になってしまったのかもしれません。

 地中海の、とっても暑い、と思われているシチリアで、美しいワインなどそうそう造れはしない、と思われていると思います。何にせよ、そこには比較が入ってきますから、基準がフィリップ・パカレだったりした場合には、美しいという表現には結構遠いものになる可能性も有ります。

 しかし、現代の日本においては、アンチョビも何とか本場ものが食べられるようになりましたし、様々な食材、料理が入ってきています。ボルドーも旨いし、ブルゴーニュも旨い・・・イタリアはいまいちだ、シチリアなんてとんでもない、みたいな、三段論法でわざわざ住む世界を小さくせずにトライしてみてほしいなあ?と思っています。

 しっかり落ち着けて飲んでみてください。これでかなり違うと思います。鉄っぽさと、僅かなスパイス、チェリーとブラックチェリー、酸度が充分に有り、エキスが乗った、美味しいシチリアワインです。そして、とても美しい。エトナの高地に荒れるがままに捨て置かれた畑から、素晴らしいワインに仕上げています。抽出の強い、力技のブルゴーニュ・ボルドーよりもエレガントで美しいと思います。お薦めします。


 と、ここまでなんですが、サルヴォ・フォーティが醸造するイル・カンタンテのオーナーでも有り、シンプリー・レッドのボーカリスト・・・いや、バンマス(バンドマスター)か、それとも彼のバックバンドがシンプリー・レッドなのかは判りませんが、ミック・ハックナー(ハックネル)さんが日本でのラストコンサートの後に西麻布で食事をされるという事で、ご一緒にいかがと合田泰子さんnからお電話をいただきましたので、ありがたく行って参りました。

 ミックさんは、若い頃から比べると、もう一人分くらい大きくなられてました・・・(^^;; まあ、noisy と同い年ですから、それも仕方が無いですよね・・・(とミックさんを慰めているようで、自分を正当化しているようで・・・)とても柔和で、気さくに話し掛けてくれました。英語を使うともどかしくて頭が暴発しそうになりますが、それでも、好みのワインはどうだい?とか、カルフォルニアは今ひとつだが、フレンチよイタリアンは好きだとか・・おっしゃってました。で、その時の写真の1枚がこちら・・・(おっ!写真嫌いのnoisyが、ついにホームページに登場か〜!♪)









 ・・・もったいぶって、後頭部だけじゃんか!・・いやいや魂抜かれちゃ困るので・・・、いや、楽しい夜でした。しっかり朝帰りしました。西麻布の元グラディスカ、現イ・ヴィニェーリにて・・。

 あ、そうそう、友人らしい藤井ふみやさんも途中で合流され、とてもなごやかな、心和むパーティでした。呼んでいただきありがとう御座いました。
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イタリア ■□ Elio Altare □■ピエモンテ
エリオ アルターレ
● エリオ・アルターレさんの新ヴィンテージものの追加分が到着です。noisy はいつも、彼のバルベーラ・ダルバに90点以上付けてしまいます。エチケットを見ながらでも、また、リアルのテイスティングのようなブラインドでもです・・・ちゅうことは、本質的、本能的に「傑出格である」と判断していると言えます。

 アルターレさんのワインは、性格的にパワフルさとエレガンスという、相反しがちなものを持っています。ですので、冬場の品温が下がり勝ちな季節には、
「めちゃんこ旨い!」
です。全てのアイテムがお奨めです。飲んでみてください!

 ところでnoisy も大好きなアルターレさんのワインなんですが、このアルターレさんの輸入元であるラシーヌさんの取締役、ワイン業界の重鎮でいらっしゃる塚原正章さんの連載コラムを毎月楽しく拝見させていただいています。今月も思わず笑っちゃう・・・言い得て妙・・さりありなん・・と思わせる素晴らしい文章でした。「ワイン通より人間通」と題されたコラムですが、特に「ワイン通はいない」とか、「ワインなんとかの資格には授与者側のみにメリットがある」とか・・・あははははは・・・もう最高!是非お読みいただきたいと思います。さすが御大!まるっとまるまるお見通しです。

http://www.racines.co.jp/essay_archive/tsukahara/31.html

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2006Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥11,800(外税)


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2005Barolo (la Morra)
バローロ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥9,800(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2005Barolo Vigneto Arborina
バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥13,750(外税)

マグナム
1500ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥29,800(外税)

【バローロ2005も素晴らしい!まさに改革派のバローロです!】

 どうしても我々ワイン屋は、
「そんなことは判っていて当然だから・・・」
という面を捨て切れません。足し算・引き算を理解している人には、
「1+1は2だから・・・」
という説明をしないのは当然ですから・・・、という考え方です。

 この、エリオ・アルターレは偉大な生産者ですから、知っていて当然と考えてしまうんですが、どうやら一般的にはそこまで認知されていないのでしょう。考 えてみれば当然かもしれません。毎年極少量のみが日本にはいっているだけですから、類稀なコストパフォーマンスを見せるドルチェット・ダルバやバルベー ラ・ダルバでさえ、時には売れ残ることも有るようです。

 今回入ってきたのは高級ワインばかりですし、ほんの少量ですから、その背景だけ説明させていただきますね。

 まず、バローロはラ・モッラの産で2005年です。長い熟成を要求されるバローロに有って、アルターレとしてのバローロの定義を完結させています。実はすでに美味しく飲めるんですね・・・。noisy も、その改革派バローロの真髄を堪能させていただきました。勿論、タンニンはしっかり有って、口内をネバネバザラザラにしてくれちゃいますが、この質が実に良質で甘いんですね。時間の経過に比例して、より鮮明な、理知的な味わいに変貌して行くでしょう。間違いの無いバローロですし、2005年はついに新着で税別1万を切りました!

 その他のランゲシリーズは2006年です。このヴィンテージの差にもアルターレの反骨が見て取れます。

◆ランゲ・アルボリーナ
 バローロ・アルボリーナというワインも本来なら有りますが、こちらはネッビオーロ100%の、クリュ・アルボリーナの、バローロにしなかったワインで す。バローロの法定熟成期間は長すぎる・・・という意思が感じられます。とんでもなく素晴らしいワインです。(未試飲)

◆ランゲ・ラ・ヴィッラ
 ネッビオーロとバルベーラをセパージュしているラ・ヴィッラ。今年アルターレさんが初来日されたときに、noisy が瓶を抱えて飲んでいたのがこれ・・・。官能さ溢れる味わいにノックアウトされました。アルターレ自身が考える「la villa」(別荘?もしくはフランスのVillage を意識しているか) なのでしょう。

◆ランゲ・ラリジ
 世界最高のバルベーラと言えるワイン。歪曲ですがブルゴーニュで言えば、グラン・クリュ・ミュジニーにガメイを植えているようなもの。これが凄い・・・・。(未試飲)

◆リンシエーメ
 カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットという、栽培している全ての品種を使用したアグレッシヴなアルターレの一面を覗かせ るワイン。全て、とか、仲間、を表現している。以前のヴィンテージはかなりパワフルな味わいだった。(未試飲)

◆バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
 アルターレさんのバローロのトップ・キュヴェです。こちらはバローロ2004とは違って、少し寝かせたほうが良いと思います。(未試飲)

◆バローロ・ブルナーテ
 こちらは希少なブルナーテのクリュものです。ややこってりとした味わいだと思いますが、こちらも3〜5年ほど寝かせることをお奨めします。

 飲んだことが無い方がほとんどでしょう。そして、バローロというワインには裏切られ続けてきた方も多いはず。名前だけのバローロが席巻する中で、間違いなく代表する生産者と言えるでしょう。お奨めします。
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イタリア ■□ l'Arco / Az. Agr. Fedrigo Luca □■ ヴェネト
ラルコ / A.A.フェドリーゴ ルーカ
● 鳴り物入りでラシーヌさんに登場したラルコのご案内です。この造り手さんは、クインタレッリで長年働いてきた方だそうですが、何せ、あの偉大なクインタレッリも、ジュゼッペ翁引退後に売られてしまいました。ル・テロワールさん時代に、かなり販売させていただいており、その頃からカンティーナ売却の噂は流れ、心を痛めていました。その恐れが現実となってしまった訳です。

 でも、新しい造り手が生まれました。それがこのラルコです。日本での本格デビューもう少し先になります。noisy も、今回ご紹介のアイテム以外のものを1本飲めただけ・・という状況ですが、

「キレイ系のシミジミ旨みが染みてくるタイプ」
の味わいに心がトキメキました!

エージェント情報(ラシーヌさんのサイトより)

才能溢れる若干32歳のルーカ・フェドリーゴの
ドメーヌです。これまで幾度となく予告してきた≪ラルコ≫のワイン。造り手のルーカ・フェドリーゴは、14歳か らジュゼッペ・クインタレッリの元で従事してきた人物。そこで学んだことベースに、誠心誠意、彼自身の世界観をラルコのワインに表現しています。

お披露目用として、ラインアップのごく一部が、3月16日に出荷開始 となり、ようやくラシーヌに届きました。ワインが無事に到着した安堵感と、到着したてで落ち着いていないであろうその味わいに少し心配しながら、試飲開 始。しかし、その心配などよそに、ラルコのワインは、毅然とした態度で大きな存在感を放ち、思わず感嘆のため息をもらしてしまうほどの驚きを与えてくれました。
このワイナリーの名前は、『ユピテルの拱門』と呼ばれる石でできたアーチに由来する。『ユピテルの拱門』は、ネグラールへ向かう道からよく見える。数年前まで、フェドリーゴ一家はその拱門の近所に住んでいた。『ユピテルの拱門』は、その起源を16〜17世紀にまでさかのぼり、サン・ヴィート・ディ・ネグラールにある丘陵に沿ってそびえる7つの拱門のひとつである。ルーカ・フェドリーゴにとってこの拱門は、過去の記憶を呼び起こさせるものであり、その記憶こそ、ルーカがワインの中に表現したいと願うものだ。
 ルーカは、ヴァルポリチェッラの高名なワイナリー(クインタレッリ)で何年も働いており、多大な経験を得た。アズィエンダはまだ設立から数年ではあるが、過去を尊重した、積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統を、そのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。
 ルーカ・フェドリーゴは、ブラジル、アルゼンチンおよびトスカーナでワインをつくるルイーズ・アルベルト・バリケッロとの信頼関係を築き上げ、設立当初からワイナリーをともに運営するにいたった。ふたりは2001年に、2種類の重要なIGTワインを生み出した。それが、ヨーロッパ圏内だけでなく北米や南米でも非常に評価の高い、《ルベオ》と《パリオ》である。この2つのワインには、「アマローネのブドウ」と呼ばれるロンディネッラ、コルヴィーナ、モリナーラとは異なった品種も用い、個性的な品種構成をとる。

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2005Rosso del Veronese
ロッソ・デル・ヴェロネーゼ
ちょっと頑張ってお奨め!


ブドウ品種:コルヴィーナ50%、ロンディネッラ30%、モリナーラ5%、カベルネ、サンジョヴェーゼあわせて15%
収穫:10月1日〜31日
醸造・熟成:収穫後ただちにブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、アルコール発酵が始まる。およそ7日後、ステンレスタンクに移され、定期的に澱引きを行いながら、6月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。その後、2.25〜20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで6ヶ月間熟成される。

官能的特徴:どんな食事にもあう、非常に飲みやすいワインである。ガーネットを帯びたルビーレッドカラー。香りには凝縮感があり、ストラクチャーを備える。この地域に特有のプリモ・ピアット、タリアテッレ・アル・タルトゥーフォ、ラグーソースのパスタ、ウサギのスペッツァティーノに非常によくあう。このワインの特徴を最大限楽しむためには、飲む2時間前には抜栓するべきだ。提供温度は18℃で。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,300(外税)

 【これも旨い!ドライフルーツのような僅かな甘みとブケ! 】

 基本的に下記のヴァルポリチェッラと同じなのかな・・と思います。ヴァルポリチェッラにしなかったヴァルポリチェッラ構成品種に、カベルネとサンジョヴェーゼをアッサンブラージュしているのでしょう。ですので、結構似た感じは有ります。

 ですが、よりオレンジピールのような、柑橘系の果皮を乾かせた香りが強めに有ったり、わずかにアマローネを思わせるような「甘い」感じが強く出てきます。より高質なヴァルポリチェッラ・クラシコに対し、取っ付き易さを感じるロッソ・デル・ヴェロネーゼです。これも旨いです!是非飲んでみてください。早めの抜栓が良いようです!


以下は2004 ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレのコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【かなり複雑です!しかもバランスが滅茶苦茶良い! 】

 前回はあまりに少なく、あっという間の完売でご迷惑をお掛けしました。ラルコの定番であるヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレです。

 ようやく飲めたんですが、まあ、これは・・・素晴らしいの一言ですね。ヴァルポリチェッラの御大クインタレッリで働いていたのが良く判ります。このワイン、ワインのポテンシャルを拾える方なら、その能力が高い方ほど美味しいとおっしゃるに違い有りません。

 まず、とても緻密に凝縮しています。凝縮しているとは言っても、甘いフレーヴァーが浮いている・・・アメリカン好みのこってり味では全く有りません。滅茶苦茶ドライで、果皮の周りのみの存在が凝縮している・・・という感じです。抜栓仕立てはやや硬めですが、10分もすると妖艶な感じに変化。ボディも膨らみ始め、赤、黒、茶、橙のフルーツや有機物が放出されてきます。余計な修飾物は一切身に付けていないのに、果てには何と、アマローネのような僅かな甘やかさを含んだドライフルーツのニュアンスまで、ハッキリと飛び出してきます。余韻も長く、後口も長く美しいです。

 もし、アマローネ的に、豪勢な味わいを楽しみたければ、平底デキャンタに落として翌日、翌々日に楽しむのも、全く問題無いでしょう。そのレベルにおいては、だらしなく落ちてしまってダレダレになることは考えられません。

 もしくは、リストランテさんのグラスワインにも面白い存在になってくれると思いますよ。毎日1本、開けてみてください。当日もの、2日目、3日目〜7日目みたいな感じでお客様に提供されると・・・、

「えぇ〜?同じワインなんですか?」

 と、ビックリされると思いますし、喜んでいただけるに違いないです。そのくらいはへっちゃらで持ってしまいます。反対に言えば、開けたてでも充分に美味しいとは言え、ポテンシャルから言ってまだまだこれから・・という証明でも有りますね。

 でも、開けたての美味しさは重要です。2005年のこのワインも届いているようですが、2004年に比べるとまだまだ硬すぎるようです。

 プライスも極上、味わいも素晴らしいです。是非ともご検討くださいね。久々の、売れる価格帯のヴァルポリチェッラです。お奨めします!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2004Valpolicella Classico Superiore
ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ
ちょっと頑張ってお奨め!

お待たせしました!再入荷です!
ブドウ品種:コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラ、クロアティーナあわせて15%
収穫:10月1日〜31日
醸造・熟成:収穫後、ただちにブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、アルコール発酵が始まる。およそ7日後、ステンレスタンクに移され、3月中旬まで保存される。3月中旬になると、ワインはアマローネのヴィナッチャの上で短期間、再発酵する。この2度の発酵はリパッソと呼ばれ、ワインにストラクチャーと、アマローネに特有の複雑さを与えるが、それだけでなく、すぐに楽しむことができるようにワインが仕上がる。リパッソの後、定期的に澱引きを行いながら、7月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。その後、ワインは2.25〜20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで6ヶ月間熟成される。

官能的特徴:ルビーレッドカラー。凝縮感のある香りと、すばらしいストラクチャー。グリルした肉と相性がとてもいい。このワインの特徴を最大限楽しむためには、飲む2時間前には抜栓するべき。提供温度は18〜20℃で。
750ml 在庫 終了
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¥2,920(外税)

 【かなり複雑です!しかもバランスが滅茶苦茶良い! 】

 前回はあまりに少なく、あっという間の完売でご迷惑をお掛けしました。ラルコの定番であるヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレです。

 ようやく飲めたんですが、まあ、これは・・・素晴らしいの一言ですね。ヴァルポリチェッラの御大クインタレッリで働いていたのが良く判ります。このワイン、ワインのポテンシャルを拾える方なら、その能力が高い方ほど美味しいとおっしゃるに違い有りません。

 まず、とても緻密に凝縮しています。凝縮しているとは言っても、甘いフレーヴァーが浮いている・・・アメリカン好みのこってり味では全く有りません。滅茶苦茶ドライで、果皮の周りのみの存在が凝縮している・・・という感じです。抜栓仕立てはやや硬めですが、10分もすると妖艶な感じに変化。ボディも膨らみ始め、赤、黒、茶、橙のフルーツや有機物が放出されてきます。余計な修飾物は一切身に付けていないのに、果てには何と、アマローネのような僅かな甘やかさを含んだドライフルーツのニュアンスまで、ハッキリと飛び出してきます。余韻も長く、後口も長く美しいです。

 もし、アマローネ的に、豪勢な味わいを楽しみたければ、平底デキャンタに落として翌日、翌々日に楽しむのも、全く問題無いでしょう。そのレベルにおいては、だらしなく落ちてしまってダレダレになることは考えられません。

 もしくは、リストランテさんのグラスワインにも面白い存在になってくれると思いますよ。毎日1本、開けてみてください。当日もの、2日目、3日目〜7日目みたいな感じでお客様に提供されると・・・、

「えぇ〜?同じワインなんですか?」

 と、ビックリされると思いますし、喜んでいただけるに違いないです。そのくらいはへっちゃらで持ってしまいます。反対に言えば、開けたてでも充分に美味しいとは言え、ポテンシャルから言ってまだまだこれから・・という証明でも有りますね。

 でも、開けたての美味しさは重要です。2005年のこのワインも届いているようですが、2004年に比べるとまだまだ硬すぎるようです。

 プライスも極上、味わいも素晴らしいです。是非ともご検討くださいね。久々の、売れる価格帯のヴァルポリチェッラです。お奨めします!
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イタリア ■□ Tua Rita □■ トスカーナ
トゥア リタ
● 久しぶりのトゥア・リータです。

以下、エージェント情報です。【 Official Site 】 http://www.tuarita.it/

トスカーナ州、スヴェレートの地に設立されたトゥア・リータ。
ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったこの場所の畑を購入したのは1984年のこと。
1992年に初めて瓶詰めされたワインがリリースされてから、6ヴィンテージ目でワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げる。その 後がまたすごい。2000年のレディガフィにおいては、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。 しかしながら、この家族経営の小さな醸造所は評価誌に左右されず、妥協を許さない果て無きワインへの追求・挑戦を続ける。それが今日のトゥア・リータの飛 躍を支え、更なる品質改善を支えている。
男 〜ヴィルジリオ・ヴィスティ〜 
本格的にワインを市場にリリースし出してから20年も経たたない、歴史も経験もなかったトゥア・リータが今の栄光を手に入れたのは、神秘としか言いようが ない。
意外だが、その主人公はワイナリーの名前となった奥さんのトゥア・リータさんではない。また、醸造家のステファノ・キオッチョリでも、現在醸造・栽培の責 任者である娘婿のステファノ・フラスコッラでもない。この畑を購入したオーナーのヴィルジリオ・ヴィスティである。

まだ10代の頃のヴィルジリオは、将来を夢見てバールで手伝いや日雇いなどの仕事をこなす日々を過ごしていた。その後はゲームのディストリビユーターの仕 事に就き、そして若くしてリータさんとの結婚。ヴィルジリオ20歳、リータ18歳の時だった。その後、働き者のヴィルジニオは良き伴侶を得るだけでなく、 仕事での成功をおさめるという幸運に恵まれる。

元来全く欲のない男だったが、彼には1つだけ夢があった。それは「畑仕事」をすること。あの、大地の香りが好きでたまらなかった。広い空の下に広がる大地 で行う畑仕事。それがヴィルジリオの昔からの夢。将来年金生活に入ったら大好きな土いじりをしながら暮らしていきたいと考えていた。

そんなある日、仕事で立ち寄ったスヴェレートで彼の夢を叶えてくれる土地に出会う。1984年のことだった。ヴィルジリオの故郷から程近いその場所には、 少しのブドウとオリーヴや麦などしか植えていなかった。順調に仕事をこなす毎日がある反面、彼の胸の中で膨らんできた昔からの夢が、その土地の購入を決意 させる。 ワインの産地として全く無名であったこの場所が、後に世界レベルのワインを生み出す土地であったことなど、世間の人は勿論、ヴィルジリオも予期していな かった。

当初、まだゲームの仕事を続けていたヴィルジリオは、平日は都会で仕事をこなし、週末を長年の夢であった念願の畑で過ごしていた。当時この地域で栽培され ていたブドウはトスカーナの地品種であるサンジョヴェーゼやトレッビアーノで、それ程大きい畑ではないが、老後のセカンドライフとして徐々に仕事を農業に シフトしていきたいと考えていたヴィルジリオは、それがたまらなく好きだった。

ある日ヴィルジリオが作ったブドウが、そして出来上がったワインが、常識を超えるレベルであることに気付く。ブドウ栽培へ次第にのめり込んでいったヴィル ジリオは、
「−どうせやるのであれば、世界レベルのワインを造りたい−。」
といつしか思うようになる。そして1988年、この無名なワイン産地の1.5haに、あるブドウ品種が植えられる。 それが後にトゥア・リータのシンデレラ・ストーリーの基盤となる、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだった。

大好きな土の香りに誘われ、ヴィルジリオが畑へ出て行く週末が続く。愛情たっぷりに育てられたカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは、やがて実を結びはじ める。 その後、当時28歳という若さながらすでに天才醸造家として頭角を現しはじめたルカ・ダットーマと契約を交わすなど、ワイナリーとして本格的に稼動。

そして終に、ジュスト・ディ・ノートリ1992年がワイナリー初リリースとなる。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが50%ずつという比率のジュスト・ ディ・ノートリは、トゥア・リータのワイン造りへの情熱が込められたワイン。その後メルローが素晴らしい出来であることから、1994年に実験的にバリッ ク2つ分のメルローが瓶詰めされる。これがシンデレラ伝説を造る、「レディガフィ」の誕生である。

このワインの出来と世界的な評価が、老後に農夫としてのセカンドライフを目指していたヴィルジリオに、大きな使命を与えた。そしてついに農業を生活の基盤 とすることを決断。ワイン造りを本業とし、ここスヴェレートに移住をする決意をした。頑張り屋のヴィルジリオが、自分の唯一といってもよい欲望に全身全霊 をかけられる。ここから真のViticoltore(ブドウ栽培農夫)への人生が始まるのである。

華々しいデビューとは裏腹に、多忙を極め始めたルカ・ダットーマと1998年をもって契約を解消したヴィルジリオは、ステフアノ・キオッチョリをコンサル タントに迎える。

しかしエノロゴが変われども、ヴィルジリオの毎日は変わらない。畑仕事一徹。畑仕事が趣味で、毎日が飽きない。朝8時から畑に出かけ、夜日が暮れるまで ヴィルジリオは畑にいる。帰宅後はシャワーを浴びて、テレビを見て、そしてベッドに向かう。そして次の日、畑仕事の一日を楽しむのである。
 スヴェレートは特殊なミクロクリマを持った場所で、同じトスカーナで同じ年だとしてもキアンティやモンタルチーノとは随分条件が変わってきます。
その特徴としては、気候がとても安定しているということ。例えば降雨が多かったとされるトスカーナの2002年でも、トゥア・リータの2002年は品質が 高く、凝縮したワインができました。別の言い方をすれば、毎年安定した品質のワインが出来、ヴィンテージ差が少ないといえます。

スヴェレートはティレニア海沿岸から10km程内陸に入ったところに位置しています。この海岸から南西には、エルバ島を見ることができるのですが、海上の 風がこのエルバ島で複雑に向きが変わり、スヴェレートに常時吹きつけています。
トゥア・リータはスヴェレートの中でも特殊な土壌を擁しており、隣接するグアルド・デル・レやモンテペローゾなどとも全く異なっています。その理由はまだ 解明されていませんが、例えば緑の大理石が出てくるような土壌は、ここトゥア・リータの畑だけに限られています。
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2009Rosso dei Notri
ロッソ・デイ・ノートリ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,040(外税)

【やっぱりこのデイリーは凄い! 2009年は上級キュヴェの格落ちをかなり入れているようで、かなり素晴らしいですよ!】

 サンジョヴェーゼにメルロやカベルネなどをセパージュした、素晴らしいデイリーワインです。トゥア・リタの赤ワインに共通するのは、絹ごしの細やかな美しいタンニンです。これは葡萄のプレスが優しく、圧力を掛けていないことが原因ですが、もとの葡萄のタンニンが見事に成熟していることが求められます。あの厳しかったと言われる2002年でさえ、このスヴェレート地区は難を逃れ、旨いロッソ・デイ・ノートリを生み出しています。

 赤・黒の小果実、ミネラル、コーヒー。中程度のボディにはシルキーな上質なタンニンがまとわる。酸はチャーミングながら均整が取れている。また、ゴク味もしっかりあり、格上のボリューム感が素晴らしい。

 NOISY'Sでとても良く売れているレ・コルティのキャンティ・クラシコにも劣らないほどのコスト・パフォーマンスがあります。レ・コルティよりも気温的に温かみを感じる味わいですね。毎年すぐに完売してしまいますので、お早めにお手当てください。
 
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2009Perlato del Bosco Bianco
ペルラート・デル・ボスコ・ビアンコ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,790(外税)

【こちらの白も旨い! 】
トスカーナの白ワインは、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ位しかない..というのが定説だったのですが、このところは変わってきました。中でもアグレッシブに活躍しているのが、このトゥア・リタです。

 トレッビアーノ 70%、アンソニカ 30%(変わっていなければ・・・)のセパージュです。 リアルのテイスティングに何度もブラインドで出てきましたが、何点つけるか悩みますよね。トータルなバランスが素晴らしく良いので、そこだけを見ればかなりの高得点になります。しかし、特長とか独自性のアピールとかになってくるとちょっと低くしなくてはならなくなります。

 noisy にとってはかなり昔のことになりますが、学生時代(というか中学〜高校生位)にいつもオール4位とってるのに全く目立たない同級生っていませんでしたか? (「いたいた〜」) そう、そんなタイプなんですよ。でもね、とっても良い奴なんですよ。優しくて、感受性が強くって、相手のことばかり気にしてるから自分をアピールしきれないんです。

 まあ、noisy も、どちらかと言えばそんなタイプです。(おいおい!)目立たないだよな〜!でも素性はとても素晴らしい! もう全開モードになってます。お奨めします。


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2007Syrah I.G.T.Toscana Rosso
シラー
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥14,400(外税)

【2007年トスカーナは凄い年?! 】

 まあ、フランスに比べればかなり南に位置する部分の多いイタリアは、北部を除いて、比較的安定していると言えます。勿論ですがそれは日照的な部分の話でして、
「長雨・・」
「雹が降った・・」
等が影響しないとも限らないとはご理解いただきたいところです。

 ですが、2007年のトスカーナ、美味しいワインが実に多い!無理に濃厚にしなくなってきた感じも有りますが、その分、リキミが消え、素直な美しさが見えてきます。そんなもんで、ヴィンテージの良さも素直に認められるようになったのかもしれません。

 まあ、トゥア・リタのワインは、飲んでみると本当に美味しくて、noisy も長年に渡って追いかけてきた生産者でした。昔は正規のエージェントさんが見当たらず、結構苦労したものですが、お客様に喜んでいただけて・・・まあ、良い時代だったのかもしれませんね。今は正規のエージェントさんがいらっしゃり、きちんと購入できるようになったのは良いんですが、そうなってしまうとどこでも購入できて有り難味の方が薄くなるのかな?、何となく・・・停滞ムードも感じられる昨今です。


 ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ 2007年ですが、以前までのサンジョヴェーゼ100%のスタイルから、カベルネ・ソーヴィニヨンを40%プラスするように変更になっています。味わい的には、冒頓とした、主張が余り強くない優しい味わいが、芯のしっかり有る、それなりに主張するタイプに変化しているように思います。味わいのバランスはさすがトゥア・リタで、まあその辺りの感覚は、超一級ですね。価格も非常にリーズナブル・・ですから、美しさ、バランス、主張、価格と全て揃っています。もし飲んだことが無いようでしたら、一度は飲まれてみるべきでしょう。リアルの編集長をして、
「・・・もうトゥア・リタの紹介は止めよう・・美味しいのはもう判っただろうから・・」
と、ちょっと変な諦め?も有ったほどの造り手です。アドヴォケイトはなんと・・・94点も付けています。3千円台で94点は・・・ちょっと凄いです。昨今のアドヴォケイト誌はかなりまともな評価をするようになってきましたので信頼度はかなりアップしています。

 一方のシラーですが、2007年ものはアドヴォケイト96点、スペクテイター95点だそうです。noisy は飲んでいません。でも、勘違いしないでいただきたいのは、凝縮感、濃厚さが目立つワインでは無い・・ということですね。トゥア・リタのフラッグ・シップのメルロ、レディガッフィもそうですが、滅茶苦茶綺麗で繊細なワインなんです。濃いなんて・・・まあ、そりゃ凝縮してますんで、そういう意味合いでは「濃い」に間違い在りませんが、皆さんが思い浮かべるような、イタリアワインの濃さでは無いんですね。レディガッフィはむしろ「ポムロール」のワインに近く、このシラーはむしろ「コート・ロティ」に近いはずです。

 ですので、トゥア・リタのワインは基本がエレガントさに有ります。たとえ濃度がしっかり有っても、そのエレガンスを失わないのがさすがなんですね。

 と言うわけで、超お奨めのトゥア・リタです。シラーはレディ・ガッフィに取って代わるかもしれない・・・次世代フラッグ・シップです。ご検討ください。

ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ
 醗酵:ステンレス・タンクにてマセラシオン醗酵 約18日間/22℃からゆっくり上げ、最高温度は28℃まで/主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽熟成 15ヶ月間(225L、1年使用50%、2年使用50%) 

ブルーベリー、ブラックチェリーの果実の甘みがあり、非常に滑らかな質感。チョコレート、杉や胡椒など複雑な香り。がっしりした骨格だが柔らかく、上品な 酸とふくよかな果実味。 


シラー
醗酵:オーク樽にてマセラシオン醗酵 約20日間/22℃からゆっくり上げ、最高温度は27℃まで/主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽熟成 22ヶ月間(225L、新樽200%)/新樽で熟成させた後、途中で別の新樽へ移し替える 

黒に近い深紫。果皮がはち切れそうなまでに完熟したベリー系の果実香、珈琲やスパイスの香り。甘くつややかなタンニンとジューシーな果実味のバランスがよ く、より一層高まった品格感。 
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イタリア■□ Querceto di Castellina □■トスカーナ
クエルチェート ディ カステッリーナ
● こちらも久しぶりのラウラです。ご存知の方も多いはず・・・しなやかな果肉の美味しさを堪能されると思います。パーフェクト!と言いたくなるほど..柔らかでバランスの良いワインです。

●クエルチェートのページはこちらです。
http://www.querceto.com/

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2006Chianti Classico l'Aura
キャンティ・クラシコ・ラウラ
ちょっと頑張ってお奨め!


750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,340(外税)

【ようやっと・・・昔のプライスに近い形で販売できるようになりました!】

 さすがに
「ラウラって言うキャンティ・クラシコ、もう無いですか?」
とは、言われて無いような気がしますが、お客様の評判がとっても良かったキャンティ・クラシコが、このラウラです。ハッキリ言って、単にキャンティ・クラシコでは無く、リゼルヴァ・クラスの高級感を持った味わいです。

 ですが、このラウラをこの何年間か、扱いませんでした。それは・・・

「幾ら旨くたって、3千円を超えてしまったら、フツーでしか無くなっちゃうだよね・・・」

 これは、noisyが該当のエージェントの担当さんに言った言葉そのものです。2,500円以下で滅茶苦茶美味しいとは言えても、ヴィンテージこそ更新されてたとしても 3,500円じゃぁ・・・お客様に申し訳が立たない。そう考えて仕入れなかったんです。

 勿論ですが、エージェントさんも事情が色々有ったようです。この業界は裏事情が沢山有りまして、色んな権利を主張したり、気が付かないうちに、間に誰かが割り込んできたりと、大変なようです。その辺りが解消されて・・・だいぶ安くなった・・ということです。

 サンジョヴェーゼ主体のキャンティ・クラシコらしく、しっとりとしつつもしっかりした押し出しを持つ、標準以上の味わいをしています。クリーミーなテクスチュアは暑苦しくなく、酸度のレベルも実に適度で、見事なバランスを見せています。まさにキャンティ・クラシコの見本!と言いたい出来栄えです。是非ともご検討いただきたいと思います。超お奨めです!


以下は2003年のラウラのコメントです。
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【こいつは充実しています!果実味、タンニン、柔らかで美味しい!】

 サンジョヴェーゼ 80%、チリエジオーロ 10%、メルロー 10% というセパージュのキャンティ・クラシコです。たっぷりある果実味はジューシーで、スミレや紫の果実、花、お茶、ドライフルーツ、ミネラル。ジューシーさ だけが目立つようだと、ただしつこいだけに終わってしまいます。

 ちょっと脱線しますが、先日テイスティングしたドイツやスペインのワインがそうでした。とってもジューシーで濃厚ですが、他に何にも無い!これじゃ葡萄 ジュース+アルコールだろう!と思わせるようなワインで、ガッカリしてしまいました。特にドイツの赤ワインは品種が何だったか、シュペートブルグンダー だったか忘れましたが、逆浸透膜を使用しているに違いないと思わせるような濃厚な紫色で、味わいも色から想像されるように ベタ な 濃厚さ、そして他に何も無いんです。工業製品的匂いを嗅ぎ取ってしまいました。こんなのがもし受けるようなら、世も末です。

 戻ります。ソフトな舌触りと酸が充実していながらもその姿の美しさは、ある種、キャンティ・クラシコやサンジョヴェーゼ主体のワインの目指すべきところ でしょう。そしてこの「ラウラ」は、高いレベルで美味しさのバランスを実現していると言えるでしょう。

 まあ、こんなこと書いているようじゃ、あまり当てにもされないかもしれませんが、
「そろそろ濃い目のバランスのワインも恋しいぞ!」
と感じられる日が近いと思います。飲んでみてください。お奨めします。
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イタリア■□Tenuta Le Calcinaie / Simone Santini □■トスカーナ
テヌータ レ カルチナイエ / シモネ サンティーニ
◆ラシーヌ・デイリー・セレクション
●ピュア、デリケート、フラワリー と言う形容詞がとても良く似合う、素敵なワインをご紹介します。トスカーナは、キャンティ・コッリ・セネージで一躍注目をされる造り手となった、「テヌータ・レ・カルチナイエ」シモーネ・サンティーニのご紹介です。

 ワインの好みは人それぞれで異なりますので、noisy とすれば出来るだけ自身の好みは別に置いておき、コンディションが良いのが前提で、扱うかどうかを選択するようにしています。旨いワインも有れば「凄い」 ワインも有るし、「まあまあ」のワインも有る訳です。

 そうは言っても前提となる「コンディション」の部分がとても問題です。良いアイテムを扱ってはいても、収穫から1年少しで出荷されるデイリークラスのワインが、
「ほど良く熟していてそれなりに美味しい・・」
ことが、本当に多いのです。

 世の中に出回っているワインのほとんどは、そのような、外部からの余計な熱を蓄積して本来の味わいとは掛け離れたものです。色々なテイスティングに出か けていますので、そのように感じることに慣れてしまってはいるのですが、リアルのテイスティングのように、何が出品されているか判らないような場合には、
「明らかにおかしいぞ!」
という確信が無い場合には、少々の疑問を感じながらのポイント付けになる訳ですが、銘柄をオープンされてエージェントさんの名前を聞いて、
「な〜るほど!そういうことか・・・」
と、晴れ晴れした気持ちになる訳です。

 未だに「まともな流通経路」の構築が出来ないインポーターさんはとっても沢山いらっしゃいます。残念なことです。まだまだ若いのに妙な熟成香を発するワ インなど、出来れば口にはしたくないものですね。状況によっては飲めなくは無いものの、
「ピュアさの欠如」
はいかんともし難いです。

 こちらのレ・カルチナイエのワインは、見事にピュアです。イタリアワインのエージェントさん、特に有名銘柄を抱えている大手さんには、今のイタリアワイ ン低迷の現状の責任が大いに有ります。本当に美味しいワインは・・・濃淡に関わらずエレガントさに満ち、ピュアなんです!ピュアすぎて引っ掛かりが少なく て「評価機関の高いポイント」にはなり辛い訳です。そこのところ、お間違えの無いよう・・・もう判りすぎているとは思いますが、メンバー様にはよろしくお 願いいたします。
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2007Vernaccia di San Gimignano
ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ
ちょっと頑張ってお奨め!
2009 ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ レ・カルチナイエ 750ML
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,990(外税)

【まっこと正しい白ワイン!イタリアには意外に少ない正統派・・・です!】

 正統派だよな・・・と感じさせてくれる素直で美味しいヴェルナッチャです。・・・ここでの正統派は・・・まあ、後で説明しますので、とりあえず2003年の時このワインのコメントを読んでみて下さい。


 2003年のヴェルナッチャはやや緑の入った黄色の液体で、白〜黄色の花・蕾、柑橘系、緑茶、麦藁、ハーブ、ミネラルのアロマがとても複雑に混じり合っています。口当たりもとてもソフトですが思った以上にパワフルでコクが有り、口中でスパイスが弾けるように拡がりながら持続します。幾分荒れた感じも有りますが、いずれ落ち着き丸みを帯びてくるでしょう。中量級ながらもこれだけしっかりしていると、10年位へっちゃらで持ちそうですね

 2009年ものは、イメージ自体は余り変わりませんが、端正さが増しているように思います。イタリアの白ワインには、いつも書いていることではあるにせよ、高級なものを除いて、どこか不足を感じさせてしまうものが多いように思います。それは、まず、ブルゴーニュを代表とするフランスのワインに慣れているから・・という事実にぶち当たる訳です。

 どうしても、酸味の綺麗なバランスを基本に置き、その上でどんなフルーツや有機物を感じさせてくれるのかな?みたいな想像の仕方をしてしまいますよね。その酸のバランスが「正統派」を意味しています。熱で「ぶよぶよ」していませんし、キリッとした丸い輪郭を形成できるバランスの良い酸が有ります。

 そして、味の幅と奥行きを感じさせてくれるがビターですね。ビター(苦味)と言うと、
「え〜!苦いの?・・・やだ〜!」
と、安易に考えがちですが、ビターの無い白ワインなど、薄っぺらで何にも無いと・・・感じてしまうに違い有りません。自分が、
「美味しいなぁ・・」
と思った白ワインを、良〜く観察してみてください。
「・・おや?そう言われてみると確かに苦味もしっかり有る。要は全ての要素のバランスが味幅、奥行きを造っているんだね!」
と言うことに気が付かれるでしょう。

 もっとも、決してボーヌの高級シャルドネとタイマンを張れるようなものでは有りませんが、基本に忠実で、しっかりした美味しさを感じていただけるでしょう。飲んでみてくださいね。お薦めです!
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イタリア■□ Fattoria di Gratena □■トスカーナ
ファットーリア ディ グラテーナ
● 新しい生産者です。シエーナの北東にあるピエーヴェ・ア・マイアーノという、アドリア海とティレニア海のちょうど中間地点の生産地です。何か・・・蒸し暑そうな感じもしますが、日本と違って湿度が低いのかな?かなり凝縮した味わいの濃厚なロッソです。

エージェント資料より
ファットリア ディ グラテーナ
アレッツォの西ピエーヴェ・ア・マイアーノに位置するファットリア・ディ・グラテーナ社。有機農法を早くから実践し、この土地でしか栽培されていない新品種(旧称ベッポーネ:ミラノ大学でのDNA調査の結果、どのぶどう品種とも合致しない、“グラテーナ”という新品種として承認される。現在も調査研究継続中。) を積極的に研究・開発するなど、小規模ながら熱心で着実に実力をつけてきた、今後の活躍が大変楽しみなワイナリー。プール付きのアグリツーリズモも併設。


ファットリア ディ グラテーナ シロ 2004
SIRO IGT
品種:サンジョベーゼ30% メルロ20% グラテーナ(旧称ベッポーネ)50%
熟成:マロラティック発酵後、バリックで12ヶ月の熟成
葉はカベルネ種に似ているが、果実のキャラクターはメルロに近い。かつ、シラーのようなスパイシーな香りを持つという、このワイナリーで発見された土着固有品種であるグラテーナ。黒に近い大変凝縮した色で、複雑かつ滑らかさを持つ味わいに仕上がっている。他では味わうことの出来ない、このワイナリーだけのワイン。

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2004Siro I.G.T.Rosso
シロ・ロッソ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

濃厚ですが、それもまたおいしい!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,490(外税)

【しっかり濃いぞ!】

 このところ、こういった濃厚な味わいのイタリアワインからは少々距離を置いていましたが、

グラテーナ種

 という知らない品種に惹かれてしまって・・・・ついクラクラと購入してしまいました。そうは言ってもとっても美味しいんですが、

noisy的キレイ系ワインが大好きな方

にはちょっと向かないと思いますので、ご承知おきください。でも、ポテンシャルをピッチリ感じられるワインが大好きな方にはピッタリかと思いますので、是非ご検討くださいね。

 グラテーナという、全く未知の品種を使用したトスカーナワインです。地場品種なのでしょうが、どこか田舎臭い・・・みたいなニュアンスは全く無く、かなり完成度の高いワインです。

 カベルネとメルロを50%ずつセパージュしたワインのような、芯と果実味がしっかりあるタイプです。ボルドー的でもあり、どこかイタリアっぽくも有ります。

 味わいのクラスとすると、ボルドー3級ほどは認定できるでしょう。ポテンシャル的に2級近くまで行くかもしれません。後は好みでしょうか。

 バリックを使用しているので、そういう系統の味わいです。コッテリとしていて、フルで、紫、黒の果実味が豊かです。タンニンもかなり有りますがこなれていて、とても滑らかです。やや粒々しますが、時間でかなりスムーズに変化します。

 こう言った、ちょっと巨大構造のワインに出会うと、どうしても研究対象の論文発表みたいになってしまいますが、決して「美味しくない」などとは思っている訳じゃないんです。ただ、個人的には、
「・・・俺は2杯が限度・・」
と思っているだけです・・・♪♪

 でも、一般受けは滅茶苦茶良いでしょうね。素晴らしい地場品種だと思います。もしかすると化けるかもしれませんよ。グラテーナ・・・是非覚えて置いてください。お奨めします!かなり強い性格のワインです。
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イタリア■□ Bocca di Gabbia □■マルケ
ボッカ ディ ガッビア
● ロッソ・ピチェーノです。何故かnoisy の新着では今ひとつの人気なんですが、
「濃いだけじゃない・・・というよりも、決して濃すぎない」
素晴らしい果実味を持っています。

 それよりも、マルケのワインに耐性を持たれていないのでしょうか?トスカーナのワインとニュアンスはそうそう変りませんので・・・やや、黒味が強いかな?と言う程度。エレガントで充実した味わいですので、是非ご検討くださいね。


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2009Garbi Bianco I.G.T.
ガルビ・ビアンコ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

安いのに旨い!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,300(外税)

【味幅はあるのにシツコク無い!さっぱりしているのにシャバく無い!だから夏にもピッタリ!】

 シャルドネ40%、ソーヴィニョン40%、ヴェルディッキオ20% というセパージュだそうです。ある種の黄金比・・・なのかもしれないぞ・・・とまで思わせるような、バランスの良さを感じさせてくれます。

 冷ややかな柑橘系のフルーツが、ドライな味わいに映えます。そして、フレッシュでフルーティーなんですが・・・全くシャバく無いんですね。酸のバランスが絶妙に良いのでしょう。焦点がボケず、凛とした風情が感じられます。

 どこかのコラムで書いたかもしれませんが、糖分で甘いだけ、糖分が無く辛いだけ・・・ではワインの味わいは成り立ちません。甘みもファクターでは有りま すが、甘い、辛いは置いても、酸が重要なんですね。そして、五味を構成するバランスの良い酸が有るからこそ、ワインが美味しく感じられるんです。

 フルーツをほお張った時のことを考えてみてください。熟していて・・・でも、甘いだけですか?苦味も有りますよね。渋みももしかしたら有るかもしれません。酸っぱみも・・・有るでしょ?

 ある種、慣れ親しんだフルーツを口にすると、食べる前からある程度想像してしまっていますので、その想像の範疇の味わいで有れば、そんなに気にすること なく(分析することなく?)食べてしまうんですね。甘いミカンだって甘いだけじゃ無いですよね。色々な味覚が組み合わさって、ミカンと認識している・・と も言えます。

 ですので、アフターには僅かなビターやほんの僅かなエグミみたいなものが存在すると、よりリアルになって感じられる訳・・だと思います。もっとも、苦すぎたり、エグミが強すぎたり・・・ではバランスが悪くて駄目ですが!

 という訳で、それなりに暑い地域では有りますが、とても冷涼な味わいを持った、美味しいビアンコです。夏にはピッタリ!旨いです。お奨めします!
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イタリア■□ San Giorgio □■アブルッツォ/ヴェネト
サン ジョルジョ
● 困っちゃいますね。・・だって・・安いんですが・・・笑っちゃうくらい美味しいんだもんね・・・。アブルッツォのモンテプルチアーノで、果実味がたっぷり乗ったジューシーな味わいです。

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2009Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
ちょっと頑張ってお奨め!
2006年ものがリアルワインガイド最新号26号で「旨安賞」をいただきました!
2009 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ サンジョルジョ 750ML
ようやっと再入荷!お待たせしました!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥980(外税)

【これはかなり良いんじゃない? 安いからと侮る無かれ!】

 ヴァレンティーニのモンテプルチアーノをご紹介した時に、モンテプルチアーノには2つ有ると書いていましたが、その安い方のモンテプルチアーノ・ダブルッツォで信じられないようなコスト・パフォーマンス、カリテ・プリなワインを見つけてしまいました・・・。

 いや、全く文句が有りません。赤黒果実が凝縮してしっかりと各種ミネラルが香り、妥当なボディを形成して美しい余韻を見せます。このプライスで文句など・・・全く有りませんよ。

 プロ仲間のテイスティングでも、2000円とか3000円とかと同等・・という評価でした。(ちょっと笑っちゃいましたが・・・) こういうワインには、普段の掛け率を変えてしっかり儲けるべきなのかもしれませんが・・・新着のご案内だし、良いとしましょう。でも・・そうそう値上げは出来ない・・・、いや、次回の入荷からは少々値上がりはするようです。

 でもワイン屋的にはどうなんでしょうか・・・。まあ、営業的にはホントちょっと困ったちゃんなワインでは有ります。飲んでみてください・・・。気軽に開けても・・・嬉しい誤算に気が付くと思います!
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イタリア ■□ Trinchero □■ ピエモンテ
トリンケッロ
● トリンケッロのバルベーラ・ダスティ・スペリオーレがヴィンテージが変更になり登場です。2000年、めちゃんこ美味しかったこのワイン、2001年の登場時はやたらと硬く、美味しくなるのに時間が掛かってしまったため、2000年ほどのセールスには繋がりませんでした。

 でも、今回の2002年・・・・、最初から旨いんですよね!2000年とほぼ同様のニュアンスです。芯が有るがソフトです。官能的です!なので超お奨めです!

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2003Barbera d'Asti Superiore
バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,790(外税)

【ようやっとヴィンテージ更新で再入荷です! 】

 このトリンケロのブルーラベルは実にファンの多いワインでして、2002年もロングセラーを更新していましたが、ついに在庫切れ、ようやく2003年のご案内です。

 ただし、ご案内はしますが、2003年の出来が良すぎた性でしょうか、現在は滅茶苦茶「内向き」です。どれくらい時間が掛かるかは、noisy の心眼を持ってしても今のところ見通せません・・・。美味しくなったら、
「美味しくなったよ」
とご案内申し上げますので、取り合えずお試ししてみたい!という方に販売します。デキャンタしたり、冷やしたり暖めたり・・色々やってみてください。

こちらは以前のコメントです。
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【滅茶苦茶旨い、美しいバルベーラです! 】
 これはもう..ご家庭に常備すべきワインです。こんなバルベーラをずっと探していましたがようやく出会えました。お奨め度100%ということは、全ての人に向けて完売可能!という凄い自信(過大..)の現れでも有りますね..。

 最も noisy 自身、全く不安が無い訳じゃありませんよ。この滅茶苦茶美しい透明感を持った真っ直ぐに伸びる果実味に比較高めの見事な表情の酸度の味わいは、トスカーナやサンテミリオンなどのファーストアタックが強いワインに慣れた方には、一見おとなし目に感じられるでしょうし、バルベーラやガメイ、ピノ・ノアールに慣れた方なら問題有りませんが、その当たりが嫌いな方の評価が気になるところです。

 伸びやかでミネラリーな果実味と見事な輪郭・バランスを見せる酸味、ピュアさを保ったまま収束まで一体化している。大柄ではないものの六味のバランスが絶妙な上、ノーズから想像・期待した分の膨らみをきっちりと感じさせてくれる。

 しかしながら、noisy もテイスティングの時にちょっと気を抜いてしまって冷やしすぎてしまったんですが、この冷え加減でも(12度位かな)味わいが沈まず、高度なバランスを保っていました。徐々に温度が上がるに従い、スタイリッシュな味わいがボリュームを加えて行き、アロマも華やかになります。

 特筆すべきは「ピュアさ・ナチュラルさ」です。10年前なら、このようなワインは日本に着く前にほぼ変質させられ、乾いたタンニンと刺々しい酸味、浮いた果実味で酸っぱいだけになっていたことでしょう。良い時代になった..というより、関係者の努力でこんなに素晴らしいデイリーワインをお届けできるようにしていただいたことを感謝したい気持ちです。

 エージェントさんは、合田泰子さんの「ラシーヌ」さんです。もっと言ってしまえば、もう少し熟して、妖しげな香りを放ち始めたときに、どんな味わいを見せてくれるかも..楽しみなんですね。ですので、セラーをお持ちの方は是非とも「どっか〜ん」と積んで置いて欲しいスーパービューティーなバルベーラです。お薦めします。沢山買って下さい。
上手く「買い物かご」に入らない時はこちらをクリックしてデータファイルからどうぞご注文ください。

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イタリア ■□ la Visciola □■ ラツィオ
ラ ヴィショラ
● ラツィオのビオディナミコの生産者をご紹介します。土着品種チェザネーゼによるエレガントで印象的なワインです。

エージェント情報
「常識外れの伝統的生産者」
2007年にヴェローナで行われる自然派ワインのサロンで出会った、どう見てもコンタディーノ(農民)な顔のピエロ マッチョカ氏。たった1種類の赤ワインをブースに並べ、人懐っこい笑顔がとても印象的でした。「チェザネーゼ」という地ブドウから造られるそのワインは、少し樽のニュアンスが強めでしたが、驚く程のポテンシャルを感じるブドウの味わいは強烈で、彼自身と同じく、間違いなく魅力あふれるワインでした。
ラツィオ州の、ローマからナポリ方面へ車で1時間ほどの標高330メートルの場所に、彼の約1haの畑があります。奥さんと二人の娘がいる彼は、たった1haの畑のワインでは生活が成り立たないので、平日はローマへ働きに出ており、畑仕事は奥さんのローザさん中心という事になります。畑ではビオディナミを実践しており、化学農薬や化学肥料を全く使用しない他、1月か2月に500番の調合材を施し、4種類のマメ科の植物を植えています。2008年4月、醸造所(標高600m)を訪問してはみたものの、実は彼のワインは次の瓶詰め分まで予約で完売しており、日本にワインを出荷出来るのは、いつになるのか分からない状況でした。


そんな2009年の春に朗報が届きました。醸造所の片隅でダミジャーナ(フラスコ型の大瓶)に入った褐色がかった白ワイン。恐らく1,000本もつくられていないであろう、その魅力的なワインを、特別に出荷してもらえる事になりました。それが今回日本に初登場となる、「ドンナ ローザ」(パッセリーナ デル フルシナーテ)です。パッセリーナという白ブドウでつくられる、亜硫酸無添加のそのワインは、驚くほどの旨味があふれており、自家消費用に少量つくれた販売不可能なワインであろうと思い込んでいたので、これが入手出来たのはまさに奇跡と言えます。夫人のローザがデザインされた大胆なラベルには驚きですが、これも手作りの素朴なワインである事を感じさせてくれます。


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2008Cesanese del Piglio D.O.C.G.
チェザネーゼ・デル・ピーリオ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,990(外税)

【サンジョヴェーゼのテクスチュアにシャルドネ的な開放感をプラス!スイスイ、でもしっかり!】

 チェザネーゼという地元品種で造られた、とても濃厚そう・・・ながらもさっぱり感も存在する・・エレガントなワインです。ラツィオと言えば、最近ではレ・コステをご紹介させていただき、大いに評判を得ていますが、残念ながらこの地は今まで打ち捨てられた畑が多く存在し、あまり商売にはなっていないような感じでした。

 昨今はレ・コステを始め、葡萄生産者が戻ってきているようで、そんな中で素晴らしい、目を見張るべき味わいのワインを造っているのがこのラ・ヴィショラです。


 グラスに注ぎ、一見するととても濃厚そうに見え、
「あぁ・・暑苦しいワインなのかな?」
と思いきや、さにあらず・・・。

 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的な飲み口で、すっと入り、中盤をロマーニャ辺りか、モンテプルチアーノ(トスカーナ)辺りのサンジョヴェーゼのテクスチュアと味わいが表現され、ちょっと白ワイン的なニュアンスの、エキスがキッチリ出た出汁味系の余韻に流れて行きます。フレーヴァーは赤と黒のベリーやその他の小さな実の果実に、それ自体が熟れた時のスパーシーさが有ります。

 「つなぎ」がとても滑らかで、エキスの味わいが充実しているにも関わらずサラサラと体に馴染み、気が付くと結構飲んでいてしまったりするんですね。体に馴染みの良い、健康的な酒質ながらもとても美味しい!これはかなりのものかな?と思います。是非飲んでみてください。ビオ好きに留まらず、とても一般受けも良いと思います。お奨めします!
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イタリア■□ Tenuta di Budonetto / Francesco Maurigi □■シチリア
テヌータ ディ ブドネット / フランチェスコ マウリージ
● え・・・、ちょっとこんなタイプのワインには食指が動かなかったのは事実です。ただ濃いだけで繊細さが無いものが多くて、一口飲んで嫌になっちゃう感じでした。

 しかし、何だろうなぁ・・・何か持っているんですよね・・・。良く判らないけれど、

「これ・・旨い・・」

 と言わせる何かを・・。


 このところのnoisy のワインは、美味しいけれどエレガントものばかりでつまらないぞ!と思ってらした方には、きっとピッタリの・・・濃厚な・・・でも濃厚でも甘くない・・・でもエレガンスもちゃんと有る・・・・シチリアらしくないどころかイタリアワインらしくもない・・・素晴らしい?ワインです。旨いです。

MAURIGI - Piazza Armerina(EN), Sicilia
マウリージ社は、シチリアの中心部ピアッツァ・アルメリーナに程近い場所にブドネット(Budonetto)というブドウ園を持つ。標高550-700mで細長く非常に複雑な土壌のこの土地は、長らく牧草地や果樹園、オリーブ園といった用途にのみ使われていた。しかし、この土地のポテンシャルに気が付いたオーナーであるFrancesco MAURIGI氏は1996年40haの土地に外来品種を植樹することを決意し、3人の娘の名にちなみ、MARIA・SOFIA・OTTAVIAとそれぞれの名をつけたワイン畑を作った。
『偉大なワインはブドウ畑で造られる』の言葉のもと、MAURIGI氏は高名なエノロゴやアグロノモの様々な意見を受け、国際共通品種での伝統的なスタイルのワインを目指し、外来品種であるピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランなどを植え、高品質のブドウならびにワインを造り出すことを目標とし、シチリアの新しい可能性を存分に感じさせてくれる。なお、ハイクラスのワインの黒いラベルはステンレスタンクでの熟成を意味し、白いラベルはオーク樽(バリックを含む)での熟成を意味している。
GRANNY IGT 2002
品種:カベルネ・フラン100% 
熟成:バリックにて18ヶ月+瓶内熟成24ヶ月 
1stリリースの新商品。艶のある濃いルビー色で、スパイスや丸みのある花、甘みのある乾燥したハーブなどの複雑な香り。しっかりとしたボディを持ちながらも滑らかなタンニンで、柔らかい口当たりに程よい苦味やスパイス香を感じるバランスの取れた逸品。限定品
通常参考上代 ¥6,600

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2002Granny I.G.T. Sicilia Rosso
グラニー I.G.T. シチリア・ロッソ
ちょっと頑張ってお奨め!


750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,780(外税)

【これはかなり良いんじゃない!】

 まあ・・・ねぇ・・フランだしね・・・シチリアだしね・・・ましてや全く知らない生産者だし・・・ラシーヌさんのアイテムじゃ無いし・・・(^^;; なんてことになってしまうと、

「・・・パス!」

 というお客様が多いんじゃないかと懸念している次第です。

 でもね・・・最初に言っておきましょう。

「イタリアワイン、シチリアの産・・・ということは忘れてちょうだい!」

「ついでにカベルネ・フランだってことも、見なかった事にしてちょうだい!」

で、お願いします。

 だって・・・そんな雰囲気、全く感じないんだもの・・・



 このワインはおそらく・・・

「フランス被れのイタリア人?が国際品種で自身の美味しいワインのイメージを具現化したもの」
だからです。

 全くイタリアっぽくない、上質なクリュのボルドーのような質感を持つ、ワールドワイドな味わいをしています。新樽のニュアンスに黒や紫の極小果実、石灰系のミネラル香、全くのドライだが滅茶苦茶凝縮していますし、中盤は豊かだがダレず、品格を保っています。余韻も中々に長く上質ですが、わずかにエッジを感じさせるかも・・・しれません。

 これほど上質で、4000円以下の国際品質?な味わいを持ったイタリアワイン?は・・・昨今余り見かけませんでした。是非ともこの機会に飲んでみて欲しいと思います。ちょっと懐かしい感じもするかも・・・しれません。お奨めします。
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イタリア ■□ Tamellini □■ ヴェネト
タメッリーニ
● 魚介類の美味しい季節になってきました。皆さんは何でも赤ワインばかり飲みたがりますが、マリアージュを考えたら白ワインは必需品ですよ。
 そうだ、どうせ飲むんだったら2本一緒に開けてはいかがでしょうか?全部飲む必要は有りません。1本は白にしていただけば、魚系やあっさりしたものは白 で、重めのものなら赤という、ささやかな贅沢が可能です。もっとも若いワインに限ります。古酒はさっさとその日に飲んでしまいましょう。残ったワインは翌 日か翌々日にまた楽しむことができます。まあ、noisy の場合は常に何本か開いていますので、赤白両方楽しめることも有ります。でも、
「どうすんのよ、こんなにボトルばっかり沢山テーブルに乗っけて!」
と、noisy は、とても怖い方に怒られる毎日では有ります。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2008Soave
ソアーヴェ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,750(外税)

【お待ちどうさま!ようやく復活です!】

 2003年のソアーヴェのソフトで多様な表現と、リーズナブルな価格に惚れた方が多かったタメッリーニが復活です。充分な美味しさが有ります。

 ほんのりとした麦わらのニュアンスにわずかな煙り、どこか遠くに見える蜜のニュアンス、薄い緑や白の花、そしてとてもソフトでしなやかなミネラルにつつまれます。雑草が生い茂った畑はとても ふかふか で、微生物たちが動き回っている様が想像できるようでも有ります。甘くなく、ドライながらもエキス分の張りと旨みがボディを支え、とても心地よい収束が長く続きます。

 そうは言っても、若干の若さが有りますので、2003年のあの柔和で多弁な表現を期待はしないでくださいね。とても美味しいガルガーネガ種です。お薦めします。
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ドイツ ■□ Fritz Haag □■ モーゼル
フリッツ ハーク
● 大好きなドイツワインをご紹介させていただきます。モーゼルのフリッツ・ハーク、古くからのnoisy のお客様なら・・ご存知でしょう。張りの有る酸、キレの良い味わいをお楽しみくださいね。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2009Riesling Trocken Q.b.A.
リースリング・トロッケン・クー・ベ・アー
This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!
2009 リースリング・トロッケン・クー・ベ・アー フリッツ・ハーク 750ML
甘みは無いのに旨みはしっかり!スッキリしてます!夏のミネラル補給に!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,180(外税)

【これを飲んでみようよ!!ドイツワインの美味しさを再発見!ドライです!】

 そもそも noisy が生まれて初めて口したワインがドイツワインでした。かれこれ30年以上も前の話です。学生?時分で、いや・・・まあ・・・その・・何歳の頃とは口が裂けても言えないが、
「入部しないと音楽の成績をギリギリまで下げるぞ!」
と、ほとんど恐喝状態で指導教官に脅され、仕方なく入ったブラスバンド部の合宿の際、集合に間に合わないという理由で、その頃の教官の家に留めてもらったんですね。(・・・たまたまトランペットを小学生の頃にやっていたもんで、選択科目だった音楽と美術を選ぶ時に、得意な方を安易に選んでしまったのが運の尽き・・・丸々2年間、首根っこを押さえられてしまいました。)

 その合宿に向かう前夜、夕食の晩酌に出てきたラインの茶色のボトルを、今でも覚えています。
「す〜っとしてて喉の通りが良いやや甘口のワインだ・・美味しいなあ・・・」

 ・・・でもね・・・、翌朝はほんの少ししか飲んでいないにも関わらず、頭が痛かったんですよね。

 また、この仕事を手伝っている頃、日本ではワインブームでドイツワインがもてはやされまして、結構色々と飲ませていただきました。モーゼルもラインガウもフランケンも・・・まあ、ほとんどがどうにもこうにも甘いだけの「贋作」ドイツワインでしたが・・。

 そして、初めてフリッツ・ハークのワインに出会った時、弾けるような美しい果実味と酸味に仰天したのを覚えています。それ以来のフリッツ・ハーク・ファンですから、ドイツワインが見向きもされない今でも、フリッツ・ハークのワインだけは毎年のように購入しています。

 このリースリング・トロッケンは、甘みをほぼ感じないレベルの辛口です。それにちょっとびっくりしたのは、どこかメロンのような、マスカットのようなニュアンスさえ感じました。そう・・・、ナマのブドウのニュアンスが、高いミネラル香と同時に鼻に飛び込んでくるんです。

 他のフリッツ・ハークのワインのように、見事に真円なパレットを描いてくれますし、ムチムチしていて良く膨らみます。余韻も実に美しく、飲んでいて楽しくなるワインなんです。

 
「どうしてドイツワインが売れなくなってしまったのか・・・」
と、悲しくなる時が有りますが、それはおそらく巷に溢れる、ある意味、絶対飲みたくないレベルのドイツワインの存在が有るからだと思います。猫のマークとか、婦人の絵とか色々・・・です。

「いつも猫の絵のワインを飲んでるから、それちょうだい!」
と言われて店に時折いらっしゃいます。が、noisy は絶対に売りたく無いので、
「申し訳有りませんが、当店には置いていません。すぐ向かいのスーパーにおそらく有ると思いますのでそちらでどうぞ。」
と言うことにしています。(最近、スーパーさんも店を閉めてしまいました)

 品質云々は聞かれない限り言いません。
「美味しくないでしょ?」
などとも、そのようなお客様には決して言いません。だってね、美味しいと思って飲まれているんでしょうから、喧嘩を売っているように思われるのも心外です。・・・でも、可愛そうな気はします。本当に素晴らしいものを、今も知らないし、この先もよほどの事が起きない限りは知ることも無いんだろうなぁ・・と思ってしまうからです。

 素晴らしいドイツワインは、圧倒的なミネラリティと、絶妙なカーブをパレットに描く分厚い酸、それらを土台にした美しい果実を持っています。甘口であれ、ドライなものであれ、同様です。大量生産で大量輸入された安価なドイツワインは、造りも駄目だが流通もどうしようも無いものです。甘さに持たれかかっただけの、構造もヘッタクレも有りません。(・・・まあ、稀に何とか飲めるものも有るだろうとは思っています)

 とてもピュアなドイツワイン、そんなに高くは有りませんので、是非飲んでみて欲しいと思います。このリースリング・トロッケンは日本にそれほどは入っていないようですので、この機会にトライしてみてくださいね。お薦めです!
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ドイツ ■□ Simmern □■ ライン
ジンメルン
● 上記のフリッツ・ハークがモーゼルならば、ジンメルン男爵家のエルバッハーは「ライン」です。肉厚ながらサラリとした味わいで、モーゼルのような煌く酸は有りません。流れて行く雄大なラインを思わせる味わいです。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 
2009Erbacher Marcobrunn Kabinett
エルバッハー・マルコブルン・キャビネット
This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

こちらはそれなりに甘みを感じると思いますよ。でもそこが・・良いんです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,720(外税)

【これを飲んでみようよ!!ドイツワインの美味しさを再発見!やや甘口です!】

 こちらもドイツワインが大いに流行っていたころ、通称「マルコ」・・とか言ってましたね。でも高かったですよね結構・・・。飲みたくてもキャビネット以上は中々手を出せなかったです。

 それに、デザイン的には全く変ってないんですが、エチケットが「テカテカの上質紙」に変っていますので、往年のファンは、
「ん〜、なんか・・違うんだけどなぁ・・」
と思われるかもしれませんね。でもとても懐かしいんじゃないかと思います。

 こちらはキャビネットで上級ワインです。やや甘口ですが、キリッとしたリンゴ酸の効いたモーゼルに比較するとそれなりに穏やかな酸ですから、甘みを受け取りやすいかもしれません。スーっと入ってくる石灰質ミネラルがライン風味を感じさせてくれます。

 それに、嬉しいのは日本食にあわせやすいんですよね。おでん、焼き魚などもこなしてしまいます。最も、
「甘いのは絶対にいや!」
と言う人には、ビールより少し高い程度まで冷やして飲まれると、
「う〜む・・何とか行けるな・・」
と思っていただけるでしょう。たまには女性陣に合わせたセレクトをするのも、男の甲斐性のひとつ・・かもしれませんよ。

 そんな訳で、ジンメルンのマルコ!飲んでみてください。お奨めします!

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オーストラリア ■□ Moondarra □■ビクトリア
ムーンダッラ
● オーストリアはビクトリア州(南東部)の素晴らしいワインをご紹介します。ピノ・ノワールとピノ・グリですが、一推しは「ウィットランズ」!滅茶苦茶旨いし、ブルゴーニュを彷彿とさせます!コストパフォーマンスが凄いです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Holly's Garden Pinot Noir Whitlands
ホリーズ・ガーデン・ピノ・ノワール・ウィットランズ
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
すみませんでした。再入荷です。
滅茶苦茶評判が良い!お奨めです。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,750(外税)

【旨い!】

 これ・・素晴らしいです。高い方のウィットランズでも2千円もしません・・・。

 ウィットランズ は、まさにドライでエキス系の出汁味がとてもしっかり出た、旨みたっぷりブルゴーニュ系です。これを飲ませてオーストラリアだと断定できる方は・・・かなりの上級者・・・。noisy だって判らない可能性大です。

 エキスがビッチリでた旨みと、時間で膨らみ、香りを放出させてくるタイミングなどがブルゴーニュ・ピノにそっくりです。あえて言うなら、
「どこの村だろう・・」
と断定する際の根拠に欠けること位・・・で、むしろ、ジュヴレやヴォーヌ=ロマネの村名辺りのやや熟し始めたニュアンスに近いものが有ります。

 最大のポイントは、そのエキスに有りますが、わずかながらも熟成感がある事で、とても若いワインでありながらも、滅茶苦茶美味しく飲めて仕舞うことにも有ります。これはとても・・・というより、買うっきゃない!とお奨めしたいと思います。

 一方の「フィン」の方ですが(すみません、切れてしまいました)、こちらは果実味に長けたパワフルな地元スタイル・・・と言えると思います。正にオーストラリアらしい、凝縮した豊満な黒赤果実にハーブやスパイスがほのかに香るものです。わずかな甘みがこってりさを表現し、イージーなドリンキングには持って来いでしょう。でも、ブルゴーニュ・ピノに求めるものを持ってきちゃいますとフィンの方は思いっきり外しますので注意が必要です。こちらは、
「オーストラリア地元主義」
っぽいピノ・ノワールです。

 お好みの方を選択いただければと思います。noisy 的には、思いっきりウィットランズです。超お奨めです。是非ともご購入ください。一推し!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Holly's Garden Pinot Gris
ホリーズ・ガーデン・ピノ・グリ
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥1,790(外税)

【これも旨い!良く出来たピノ・グリです!】

 良いですね・・・。先だってご案内のニコラ・ポテル/リュリー2007年に良く似たニュアンスを持っています。しかしながら大きく違う部分も有ります。ですので、

「やや甘さをプラスしたニコラ・ポテルのリュリー2007年に近いかな?」

 と思っていただけると外さないと思いますよ。

 ややスパイシーでハーブやフラワー、青み、白味、黄色味、赤みの有る、味幅の大きいグラマラスな味わいです。ややトロピカルなフルーツも有りますが、熟れすぎておらず、新鮮さを保っているのが皆さんにも受けると思います。そしてジューシーさを満喫させながらの、ややスパイスを香らせながらの太めの余韻が飲み応えを感じさせてくれるでしょう。

 きっと気に入っていただけると思います。是非とも飲んでみてください。お奨めします。
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