イタリア■□ Vignai da Duline □■フリウーリ ヴェネツィア=ジュリア
ヴィニャイ ダ ドゥリーネ |
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● ラシーヌさんの肝いりで大々的にリリースされたドゥリーネをご紹介させていただきます。合田泰子さんファンは必見・必飲です。
超繊細系のイタリアワインです。何と、昨年の夏には到着していたアイテムも有り、落ち着いてなくて納得できず、今まで抱えていたそうです!
noisy も、発表会には呼ばれていたのですが、新着発行のための最盛期だったために参加できず、少ないワインを結局結構自前で開ける羽目になりました・・・でも、大分理解できたかなと思っています。 |
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●2009Morus Alba I.G.T. delle Venezie Bianco |
モールス・アルバ I.G.T.デッレ・ヴェネツィア・ビアンコ |
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マルヴァジーア・イストリアーナ 60%、ソーヴィニョン40%
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●2011Ronco Pitotti Pinot Grigio Colli Orientali del Friuli |
ロンコ・ピトッティ・ピノ・グリージョ・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ |
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●2010Ronco Pitotti Chardonnay Colli Orientali del Friuli |
ロンコ・ピトッティ・シャルドネ・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ |
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●2011Verduzzo I.G.T. Venezia-Julia Bianco 2/3 |
ヴェルドゥッツォ ヴェネツィア=ジュリア・ビアンコ 2/3 |
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パッシートのヴェルドゥッツォ
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●2010la Malvasia I.G.T. delle Venezie Bianco M.G. |
ラ・マルヴァジーア I.G.T.デッレ・ヴェネツィア・ビアンコ・マグナム |
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マルヴァジーア・イストリアーナ100%
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【決して動かした直後で判断しないでください!!超繊細系の凄いワイン!】
例えば、合わせる食事にもこだわって欲しい・・そう要求されているような気になってしまうワインです。勿論、ワインがしゃべる訳では無い・・でも、深遠さを持つ、純粋な味わいのワインには、同じく素材の持ち味を生かし、塩を使いすぎず、ソースを濃くせず、油を大量には使用しない料理が求められているかとも思いました。
樽の味わい・香りなど・・しません。マロラクティックは(おそらく・・・なにもテクニカルが有りませんで・・)していますが、長期に渡って緩やかに・・でも結果軽く行われるピュアな味筋です。パッシートを除いて、全くのドライ・・・残糖度は極端に低いです。それでも凄い主張をしています。濃いとか、強いとかでは無い・・・ちゃんと有ってのバランス度が凄いんです。
モールス・アルバはブレンド。ちょうど美味しくなるちょっと前の状態。とても繊細で、実は太い・・です。これは素晴らしいワイン!ただし、動かした直後は、まだ駄目です。
ピノ・グリージョは・・とても美味しい!こんなに繊細で奥ゆかしいピノ・グリージョは初めてです!香りだけで目の前に葡萄の葉と実が見えるかのよう・・少しオレンジ掛かった液体がピノ・グリを教えてくれますし、スパイス・ハーブの出方が素晴らしい!これは動かしても何とかOKでしょうか。
シャルドネは現在最高のバランス!滅茶苦茶旨いです。ぷっくらと膨らんで、表面張力を感じるかのようです!そして見事な果実・・リアリティが有ります!・・これも何とかですね・・動かしてもOKかな・・
ヴェルドゥッツォはこの地のイージーな葡萄・・でもパッシートを掛けた、わずかな甘みを残したワインのようです。・・・ようです・・ってのは飲めてないんです。すみません・・・もうドゥリーネに関しては、全部販売しても赤字です。噂によるとかなり旨いそうです・・こちらのみ500MLです。
で、どうやら看板ワインらしいラ・マルヴァジーア・・。呑みたいけどさすがに2本しかないマグナムは・・開けられない!残念!・・でも、ドゥリーネを呑んだ限りにおいては、白は全て絶品でした!
この繊細系の好みは・・・合田さんだな〜・・・塚本さんもか。マンモス繊細系のイタリアン、コンディションは最高!味わいも今までに無い美しさに、目と鼻と口と舌と・・すべてを奪われるでしょう!この機会に是非!
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●2010Schioppettino I.G.T. Venezie-Julia |
スキオペッティーノ I.G.T.デッレ・ヴェネツィア=ジュリア |
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●2009Il Merlot Selezione Pitotti Valoli Colli Orientali del Friuli M.G. |
イル・メルロ・セレツィオーネ・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・マグナム |
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【超繊細系の赤!】
まぁ、赤の方がどうしても白より遅くなってしまいますから・・・熟成の当初の成長は・・ね。マグナムのメルロは飲めないので・・2本ですからね・・。これがおそらく看板でしょう。
スキオペッティーノの2010年・・・。繊細の極みですね。白に比べると熟成度がまだ・・です。少なくとも今年の夏以降が良いかと思います。でも、この目の詰まり方・・果皮の存在感が凄いです。これ、開いたらどうなるのかと思っちゃいますよ!
ほのかなスパイスとハーブ。黒味に鉄っぽさ。まだまだ薄いボディ・・。ところがその薄さの中に詰め込まれている要素ったら・・ブラックホールと言ったら言い過ぎかもしれませんが、かなりのものと思います。そして半端無いドライさ!・・甘みもへったくれも無いです!半年の間、是非とも観葉植物に毎日水をあげるように、慈しんでいただけますと・・・きっと美しい花が咲くんじゃないかと思います。
メルロはすみません・・・飲んでないので・・書けません。ただし、ラシーヌさんが命運を掛けての造り手と聞いていますので・・・それに、これまでのテイスティングで、半端無い美しさと繊細さを堪能させていただきましたので、間違い無いでしょう!ご検討くださいませ!
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