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2013年第23弾 PAGE2 Last Update 2013/12/24 Ver.1.0
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noisy お奨め!リアルな視点と本音で
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2013年第23弾 2ページ
次号発行まで有効です。

2013/12/25(水)より発送
開始いたします。
最短翌日到着地域2013/12/26(木)!
になります。翌々日到着地域で2013年12月27日(金)が最短です。ご注意ください。なお、集中してしまった場合にはご希望に添えない場合も有りますので、若干余裕を見てご注文くださいね。

 なお、12月26日(木)は梱包作業ができませんので、25日(水)18時以降のご注文は26日出荷できません。

 2013年12月31日(火)正午までのご注文につきましては、在庫不足など無い限り、ご希望通りの配送日にて承ります。

 2013年12月31日(火)正午以降〜2014年01月05日(日)までのご注文につきましては、01月06日(月)出荷が最短になりますので、翌日到着地域01月07日(火)、翌々日到着地域01月08(水)が最短到着になります。ご了承ください。
重要: 新着ページは基本的には全て税別(外税)です。間違っていたらごめんなさい。
また、新着価格の商材は通常の送料サービス規定と異なります。「ここ」 をクリックしてご確認ください。
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。
フランス■□ Domaine Bornard □■ジュラ
ドメーヌ ボールナール
● ボールナールはこのアルボワの地で、ついに品質的にトップの生産者になったと思われます。

 もともとこのアルボワ近辺のワインは、産膜酵母的なアロマを感じさせるものが多く、その酸化臭が今ひとつ質感を損ねているように思えるものでした。ボールナールのキュヴェも、そのニュアンスを少ないとは言え持っていて、
「ああ・・・この部分がもう少しだけ減ってくれれば大受けするはずなのになぁ・・」
と思っていたんです。

 ところが、今回ご紹介するボールナールの新ヴィンテージものには、そんな酸化のニュアンスが全く無いか、有ったとしても思いっきり裏側に回っていて複雑性要素のひとつとしての存在しか感じられないものに仕上がっています。

 そのため、以前より酸化のニュアンスの裏に回っていた、充実したピュア感がリアルに前面に出てきており、
「・・・素晴らしいねぇ・・」
と思わず感嘆の息をかみ殺しながらの感想になってしまうほどです。


 新しいスターは、いつも唐突に誕生します。しかし、大衆の評価を得ないスターは有り得ません。きっとその誕生の刹那にいるんじゃないかな?と思っています。ブルゴーニュのすぐ東、スイス国境手前に有るジュラは、酸化のニュアンスが無ければ・・・思いっきりブルゴーニュ的なんです。素晴らしいワイン・・・是非とも飲んでみてください。




【2013年2月・・秘密の西麻布ライブは行われた・・?観れた人は超ラッキー?】

 2013年の2月、フィリップ・ボールナール氏は来日されました。noisy もお呼ばれしまして、助さんと一緒に西麻布の古民家を移設した風情有るワインバーさんに夜な夜なフラフラと迷いながらもやっとの想いで辿りつきました。

 だってね〜・・・もうほとんどお店の名前も書いてないような入り口で、そこから漏れてくるヴァンクールの池谷社長の元々デカイ声を拡声器で爆音にしたツブレ声が聞こえてこなかったならば、

「少なくともあと15分は西麻布を彷徨っていたに違い無い」
んですから・・・。


「・・・ここだ・・良かった・・何とか間に合ったかな・・」
と、古びた扉を開けて中に入ると、そこには何故か椅子の上に置かれた生ギターが2組・・そしてギターアンプとマイクスタンド。

「おっ、余興でフォークバンドでも呼んでるのかな?」
と、廻りを見渡すと、どうですか・・ざっと50人ほどがほぼ立ち飲み状態でワインを飲んでる感じでしょうか。みんな、ボールナールの深い味わいながらも美しい酒躯に酔っているようでした。

 noisyたちは年寄り組みを自認にているので、2階に辿りついて廻り廊下の反対側、ちょうどさっきギターの置いてあった辺りの真上に有る、4〜5人ほどが座れるスペースに崩れこみました。

「ここなら楽チン!」
とばかりに・・・ま、ワインを注ぎに行く、おつまみを取りに行くには面倒なのは無視してました。

 ボールナールの各キュヴェは本当に素晴らしく、ジュラのワインにあるネガティヴな面をポジティヴに魅せていました。


 しばらくすると、フィリップがnoisyたちご隠居のいる席に近付いて来ました。するとフィリップは、

「あなたは元ミュージシャン?おいらはジミ・ヘンが好きなんだ。おいらは『ヘイ・ジョー』をみんなの前で唄いたいんだ。弾いてくれるかい?」


 実はその前に、ヴァンクールでクルティエをしている村木君から、
「noisyさん・・私、フィリップにハーモニカの練習をさせられてて、この後やらなきゃいけないんですけど、上手く行かないんですよ・・援けてくださいよ・・」
と言われていたので、

「ん?別に良いよ。大丈夫・・」
と返事しておいたんですね。

 ま、noisyも昔は人間カラオケ機と言われたほど?ですので、曲が知ってればまず大丈夫・・知らなくてもよっぽど難しい進行の曲で無い限りは何とか誤魔化せてしまえるんですね。なので、気楽に楽しもうと・・いや、皆さんにも愉しんで貰えればとOKした訳です。

 noisyの出番の前に、フィリップは歌い始めた・・。ん?・・

「・・・フィリップ・・・ジミ・ヘンドリックスが好きって言ってたんじゃなかったっけ?・・フィリップはもろにフォークじゃん!」

 生ギターにピックアップを仕込み、ギターアンプに繋げてロックかブルースをやるのかと思いきや、どちらかっちゅうと、
「♪あなたは・・も〜う・・忘れたかしら・・・24色のクレパス買って・・窓の下には・・かんだがわ〜♪」
みたいなノリなんですね〜。ちょっと先が思いやられた瞬間でしたが、結局フィリップも中々の腕前のミュージシャンでした。


 人の渦をかき分けて小さなステージの椅子に座り、フィリップが、
「悪い、ギターのチューニングが何故か合わないから・・直してくれ」
と言うので合わせ、ギターを返すと・・・いきなり『ヘイ・ジョー』を歌い出すフィリップ。

 「お、信頼してもらえたのかな?」
と、ベース音とリード音を差し込んで行く・・・。観客の皆さんも、
「お〜!かっこいい〜!」
と、かなり乗ってきた。noisyはヘイ・ジョーはほとんど忘れていたけど、まぁ問題にはならず、かなり良い仕上がりになった。出しゃばりすぎず、引っ込まず・・、ボーカルを立てる弾き方でね・・・ま、昔は酔っ払い相手に伴奏・・なんちゅう仕事もしてたくらいっすから・・




「すっげ〜良かったぜフィリップ!」

 すると、
「おっけ〜・・今度はブルースだ・・ガンガン弾いちゃって〜!」
と、またいきなり弾き出す・・。

(「おいおい、キー位決めてからにしてくれよ〜」)

とは思ったが、今度は少し前に出てく様にリードを弾く。アンプは少しマスターを絞ってボリュームを上げ、クランチ気味のディストーションだ。互いにリードをこなし合い、立て合いながら・・熱い時間は過ぎた。

 観客・・いや、お客さんたちもかなり乗ってた・・。破面の笑顔・・。大きな声が飛び交う。手拍子・・足を鳴らす・・・そして大きな拍手。


 二曲という約束だったので、noisyは熱い握手を交わしてステージを降りた・・。楽しかった!良い・・素晴らしい時間を有難う!って・・・

・・・おい!フィリップ・・どうした?・・絶叫が聞こえるぞ〜!

「いえぇ〜い!」

・・・あちゃ〜・・・フィリップの熱い血を滾らせちゃったか〜?・・ノリノリじゃん!お〜ロックしてるね〜・・ま、いいっか!今夜は君のために集まったんだから・・。頑張れ!喉がつぶれるまで唄ってくれ!

即席ライブ後のフィリップと(半分の)noisy

 人の顔は出しても自分の顔は出さない主義なので・・すんません!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Arbois Pupillin Trousseau le Garde-Corps
アルボワ・ピュピラン トゥルソー ル・ガルド=コー
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

エージェントコメント
 オレンジピール、ローリエ、タイム、バラや西洋菩提樹の香り。ワインは艶やかでキメが細かく、染み入るようなピュアな果実味と繊細な酸、洗練されたミネラルとのバランスが絶妙!余韻にミネラルが残る!
 収穫日は9月20日。収量は40hl/ha!2011年は2ヶ月のロングマセラシオンを施している!この畑は目が細かく、強い粘土質土壌で、長熟なワインに仕上がる!SO2無添加!フィルターなし!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,280(外税)

【トップ・キュヴェ!!】

 ボールナールの事実上のトップ・キュヴェ、ガルド・コーです。ル・ジャングレはセカンド扱い・・かな?

 まず、SO2無添加、ノン・フィルトレwp評価したいと思います。聞いたことは無いのでおそらくですが・・、彼は揮発酸の香りは嫌いなんじゃないかと思います。美しさを損ねると思っているはずです。なので、So2無し、ノンフィルターということは、

「どれほど上手く造れたのか!」

という指標になり、凄い仕上がりになった可能性が在ります。

 残念ながら・・6本のみの入荷ですのでチェックしておりませんが、「間違いの無い選択」だと思います。ご検討ください!

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【素晴らしい!美しいです!】

 いや・・・noisy劇場はいかがだったでしょうか・・。いや〜・・ちっと恥ずかしいですね。でも、ほぼ脚色はしてないですよ。フィリップとはもう他人とは思えない付き合いになってしまったかもしれません。・・ただし、譲れない部分はしっかりと持っていますのでご安心くださいね。

 実に素晴らしい味わいです。フィリップらしい美しいジュラです。とても深い・・。ピノっぽいのはエレガントに仕上がってるからでしょう。このワインをテイスティングしたら、ほぼ全ての方が、

「素晴らしいブルゴーニュ・ピノだね〜!」
とおっしゃるでしょう。ル・ジャングレ はもう飲んでOKですが、タイミングによりやや硬めになるかもしれません。それでもこのピュアで繊細なアロマはいつでも健在でしょう。とても美味しいです!余りに美味しいので、翌日に残らなかったワインです。・・お早目にどうぞ。


以下は以前ヴィンテージののコメント丸写しです。
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【以前ご紹介したトゥルソー、ガルゴ・コーの若木バージョン!?畑違い!】

 こちらも粘っこい・・・ちょっとピノっぽさを感じるトゥルソーのル・ジャングレ2006です。価格はかなり安く、ACブルゴーニュのピノよりもリーズナブルです。

 ガルド・コーは、結構「赤い果実」を主体に感じられたんですが、このル・ジャングレ、確かにベリーやフラワリーな赤いイメージも有るものの、どちらかと言うと白ワインに近いような「白さ」も感じさせてくれます。すなわち、果皮のニュアンスも有りつつ、果汁のエキス分の充実を感じさせてくれるんです。

 白ワインの場合は、最近は果皮接触(スキンコンタクト)をさせるのが流行のようになっていますが、それ以外は基本的に果皮は最初の段階でプレスで除いてしまいますから、果汁のパワーが重要になってくるんです。ひとえにそれは、畑の組成に関わってくるもの・・と思われ、もしかするとこのル・ジャングレは、白葡萄の方に適性があるのかもしれません。

 ですので、色合いは決して濃くは無いものの、味わいは実に濃密!です。それも赤ワインと白ワインを単純にブレンドしたようなものでは無く、果皮からのエキスの抽出と、果汁のエキスの両方が主張し合っており、少しずつ仲良くなってきている・・・そんな状態でしょうか。

 このワインも、ちょっと置いても美味しくなるでしょうし、今飲んでも飲めます。でも、決して温度は下げないでくださいね。セラーから出したら室温に馴染むよう、時間をおいていただければ、この濃密な、赤い色をした白ワインのような複雑性を持つ赤ワインを、美味しく飲むことが出来るでしょう。きっと楽しんでいただけると思います。お奨めします!


以下はル・ガルド・コー2006年のコラムより転用です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 まるでピノ・ノワールを、滅茶苦茶重い粘土質の畑で育てたかのような粘っこい液体・・・素晴らしいです。紫や赤、紅、オレンジ、黒の極小果実の集合体。 マッチョながらもサラリと切れが良く、無くなったかと思えば、いつも間にか復活しています。まるでマジック・ショーを見ているかのような劇的などんでん返 しを軽やかにやってしまう・・・是非飲んでみてください。一推しです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Arbois Pupillin Trousseau le Ginglet
アルボワ・ピュピラン・トゥルソー・ル・ジャングレ
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

エージェントコメント
樹齢15年のトゥルソー。パッションフルーツやグロゼイユ、ミント、アニスの香り。ワインはみずみずしくピュアで、フレッシュな酸としっとり艶やかな果実味、凝縮したエキスに溢れている!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,080(外税)

【素晴らしい!美しいです!】

 いや・・・noisy劇場はいかがだったでしょうか・・。いや〜・・ちっと恥ずかしいですね。でも、ほぼ脚色はしてないですよ。フィリップとはもう他人とは思えない付き合いになってしまったかもしれません。・・ただし、譲れない部分はしっかりと持っていますのでご安心くださいね。

 実に素晴らしい味わいです。フィリップらしい美しいジュラです。とても深い・・。ピノっぽいのはエレガントに仕上がってるからでしょう。このワインをテイスティングしたら、ほぼ全ての方が、

「素晴らしいブルゴーニュ・ピノだね〜!」
とおっしゃるでしょう。ル・ジャングレ はもう飲んでOKですが、タイミングによりやや硬めになるかもしれません。それでもこのピュアで繊細なアロマはいつでも健在でしょう。とても美味しいです!余りに美味しいので、翌日に残らなかったワインです。・・お早目にどうぞ。


以下は以前ヴィンテージののコメント丸写しです。
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【以前ご紹介したトゥルソー、ガルゴ・コーの若木バージョン!?畑違い!】

 こちらも粘っこい・・・ちょっとピノっぽさを感じるトゥルソーのル・ジャングレ2006です。価格はかなり安く、ACブルゴーニュのピノよりもリーズナブルです。

 ガルド・コーは、結構「赤い果実」を主体に感じられたんですが、このル・ジャングレ、確かにベリーやフラワリーな赤いイメージも有るものの、どちらかと言うと白ワインに近いような「白さ」も感じさせてくれます。すなわち、果皮のニュアンスも有りつつ、果汁のエキス分の充実を感じさせてくれるんです。

 白ワインの場合は、最近は果皮接触(スキンコンタクト)をさせるのが流行のようになっていますが、それ以外は基本的に果皮は最初の段階でプレスで除いてしまいますから、果汁のパワーが重要になってくるんです。ひとえにそれは、畑の組成に関わってくるもの・・と思われ、もしかするとこのル・ジャングレは、白葡萄の方に適性があるのかもしれません。

 ですので、色合いは決して濃くは無いものの、味わいは実に濃密!です。それも赤ワインと白ワインを単純にブレンドしたようなものでは無く、果皮からのエキスの抽出と、果汁のエキスの両方が主張し合っており、少しずつ仲良くなってきている・・・そんな状態でしょうか。

 このワインも、ちょっと置いても美味しくなるでしょうし、今飲んでも飲めます。でも、決して温度は下げないでくださいね。セラーから出したら室温に馴染むよう、時間をおいていただければ、この濃密な、赤い色をした白ワインのような複雑性を持つ赤ワインを、美味しく飲むことが出来るでしょう。きっと楽しんでいただけると思います。お奨めします!


以下はル・ガルド・コー2006年のコラムより転用です。
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 まるでピノ・ノワールを、滅茶苦茶重い粘土質の畑で育てたかのような粘っこい液体・・・素晴らしいです。紫や赤、紅、オレンジ、黒の極小果実の集合体。 マッチョながらもサラリと切れが良く、無くなったかと思えば、いつも間にか復活しています。まるでマジック・ショーを見ているかのような劇的などんでん返 しを軽やかにやってしまう・・・是非飲んでみてください。一推しです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Arbois Pupilin Pinot Noir l'Aide-Memoire
アルボワ・ピュピラン・ピノ・ノワール・レド=メモワール
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

エージェントコメント
 グロゼイユ、砂糖漬けのシロップ、プラリーヌ、ラディッシュの香り。果実味がチャーミングかつ艶やかで、やさしくこなれたミネラルとしめやかなタンニンの収斂味がたっぷりとした旨味エキスと溶け合い口に広がる!
 収穫日は9月12日。収量は40hl/ha。フィリップが市場に売らずに全てマグナムで瓶詰めして自分用に取っておきたかったほどお気に入りのピノ!
 数種類のピノがひとつの畑に混在していることから、他のありきたりなピノとは違うL'Aide-Memoire「記憶に残るピノ」という名前が付けられた!SO2無添加!フィルターなし!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,290(外税)

以下は以前ヴィンテージののコメント丸写しです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶苦茶美しいピノ・ノワール!ブルゴーニュと遜色ないどころか、エキス分で超越しています!】

 ボールナールは絶対に光り輝く生産者になりますね。とても美味しいです。わずかに早いかもしれませんが、
「ワイン自体のピュアさ」
「ワインの輝き」
「エキスの濃度」
「果実の表現」
「総体の美しさ」
全てに合格点を大きく超えるポイントが上げられます。

 勿論ですが、ジュラ特有の、蒸し暑いニュアンスや、産膜酵母が働いたような独特の香りは、微塵も有りません。まっこと美しく、光り輝く味わい・・です。

 ブルゴーニュのピノ・ノワールに負けていませんし、かなり似通った風味も有りますが、よりリアルな果実の表現が有ります。エキスが濃い・・というか、何 層にも数えられるような分厚さを持ったエキスが素晴らしいのですが、敢えて言えば部分だけがブルとは違うかもしれませんね。

 この美味しさは格別です。下手なACブルよりも大きな満足感が得られると思います。ピュアなピノ・ノワールが飲みたいと思ったら、ブルゴーニュよりボー ルナール・・・それが成り立ってしまうかもしれません。ドライで、エキスがたっぷり、超絶果実の表現が有る素晴らしいアルボワ・ピュピランです。超お奨め します!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2008Cotes du Jara Savagnin les Chassagne Ouille,
コート・デュ・ジュラ サヴァニャン・レ・シャサーニュ・ウーュ,
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

エージェントコメント
黄桃、熟したバナナ、サブレ、カラメルの香り。ワインは力強くボリューム感があり、リッチな果実味に溶け込む筋肉質なミネラルが味わいに清涼感を与える!余韻にミネラルとカラメルの風味が長く残る!
 収穫日は10月11日。収量は36hl/ha。ワイン名は畑の区画の名前。ウィヤージュしながら酸化させないように熟成させたワイン!SO2無添加!軽くフィルター有。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,480(外税)

以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ボールナールはジュラの第一人者に!】

 何でしょう・・・本当に素晴らしいワインに出会った時、何故かほとんどみんな同じ反応をしますよね・・・。
「う〜ん」
と言ったきり黙ってしまったり、
「わ・・・お・・」
と言葉にならない声を出したり・・・

 そして、それが何とも形容しがたい空気感を作り出してしまうんです。


 フーリエは、飲まれた方から、多くの絶賛をいただいています。日本においては、異常にお勧めしているショップが数少ない中、noisy のところは凄い売れ行きで・・・で、このボールナールさんのジュラ・ワイン・・・。このところ立て続けにご紹介しています が、飲まれたでしょうか?こちらに関しましては、まだ余りご感想をいただいていないので、何となく不安を感じている今日この頃ではあります。

 そうは言いながらも、どれも手放しで素晴らしい!です。ブルゴーニュ好きならきっと惚れてしまうに違い無いで すし、まさにボールナールはジュラのトップに躍り出たと言えるでしょう。是非とも赤白問わず、飲んでみてください!

●2005 コート・デュ・ジュラ サヴァニャン レ・シャサーニュ
 こちらはサヴァニャン。ソーヴィニヨンにつづりは似ていますが別の品種です。でも・・ソーヴィニヨンぽい・・・(^^;; 。しかも若草のような、軽い緑を感じさせるものでは無く、もっと深い色合いの緑を連想させてくれます。ボディはとても豊かで、オイリーでマッタリとしてい ます。グラスの残り香が実にエロい!素晴らしいです。超お勧め!是非飲んでみてください。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Arbois Pupilin Chardonnay-Savanin Une Fois n'Est Pas Coutume !
アルボワ・ピュピラン・シャルドネ=サヴァニャン・ユヌ・フォワ・ネ・パ・クチュム!
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

エージェントコメント
 リンゴのジャム、ウエハース、フュメ香、茹で栗の香り。ワインはピュアで艶のあるまろやかさがあり、白いフルーツの柔らかい酸味とスモーキーなフレーバー、ミネラルのほろ苦さがうまく同調する!
 収穫日は9月20日。収量は35hl/ha。2011年のシャルドネと6年間のウィアージュなしで樽塾させた2006年サヴァニャンのブレンド!ワイン名は「一度だけなら構わないだろ!」という意味。フィリップ初のブレンドワイン!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,290(外税)

【これは美味しい!!絶品!!】

 もしあなたが、一点のクグモリも無い、ブルゴーニュのクリーンなシャルドネ・・を飲むときにイメージしたいのなら、向かない面が有るかもしれません・・・。いや、ボールナール初のブレンデッドワインなので、気になって・・赤字覚悟で飲んじゃいました。これが・・実に素晴らしい!ジュラらしさを美しく見せた見事なワインでした!

 もう、わずかに・・産膜酵母が働いた痕跡を感じる、ジュラ独特の麦わらっぽいニュアンス・・・。ただし、この香りが支配しているということではなくて、ほんの僅かに在るんです。

 しかしながら、この産膜酵母由来の香りが存在することにより、

「滅茶苦茶複雑!想像を枠を超えるほど!」
「滅茶苦茶濃密!」
「滅茶苦茶余韻が長い!」
「柑橘のアロマが凄い!」
「時間と共にどんどん膨らむ!」

 いや〜・・・絶品です!・・これ、飲めた人は幸せだと思います・・・(^^ こうなるとなぁ・・サヴァニャン・レ・シャサーニュ・ウーュ,も飲みたいけど・・自重します。ありえないほど・・安いです!さすがフィリップ!やったね!!(・・あ、パxレさんじゃないすよ) 必買!・・でも数が無いし、何かむなしさも有りますが、取り合えずゲットしてください!お勧めです!!
 このページの商品は新着情報メールサービスメンバー様価格(外税)になっています。
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フランス■□ Domaine et Maison des Dominique Lafon □■ブルゴーニュ
ドミニク ラフォン
● 偉大なシャルドネの造り手、コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンが、「自分で造るワイン」として、「ドミニク・ラフォン」を設立、2008年ものよりリリースしました。noisy も2008年から欲しかったんですが、余りの量の無さに入手できず、臍を噛む思いをしていましたところ、2009年の正規物をゲットしました!
 コント・ラフォンと言えば、昔からの偉大なムルソーの造り手で、クリスティーズやサザビーズと言ったオークションで、常に高値で取引される銘柄です。

 1998年以降は完全にビオに以降し、そのパワフルな味わいを繊細深遠なものへと変革、そしてまた、自身のワインを造り上げるために「ドミニク・ラフォン」のラインを発表したんですね。
 実は、つい最近までこの新着に出ていた2009年のゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのヴィレ=クレッセは、2008年ではドミニク・ラフォンのラインに入っていたアイテムです。2009年は自身で手掛けなかった性でしょう、ゼリティエに移したのだと思います。

 今回、2009年のドミニク・ラフォンは2008年発表のものとも変遷が有ります。また、今回購入出来たのは極少量・・・です。そのため、何とか飲めたのはマコネーのサン=ヴェランだけ・・です。しかし、BBR社が日本の正規になったお陰で、かなりリーズナブルにご紹介できることになりました!(パチパチパチ!)何せ、皆さんもよくご存知の某有名ショップではヴォルネイ2009が\11,550 ですので・・・「おい!・・どんだけ〜♪!」 いいなぁ・・そんな楽な商売が出来て・・・それで完売してるんだよなぁ〜・・何倍ふっかけてんだろ・・

 まあ、そこのショップさんは業界随一ですし、ワインエージェント(輸入代理店)もやっていますので、時折、
「うちのワインも買って下さいよ〜」
といらっしゃるのですが、
「おたくは高いしね・・それに、自分の店では手に入れにくいものばかり販売して、余ったものを卸すなんて・・・ね。まあ、気が向いたら考えるよ」
と、決してコンXxXションが悪いから・・などとは言いませんが、断り続けています。そちらは自分の良いように勝手にやってくれって・・感じです。上辺だけニコニコしてて、机の下ではナイフをチラつかせているような感じにしか思えません。

 あらら、いつの間にかぼやきになっちゃいましたが、良い子は購入するショップは選びましょう・・・。ショップもしっかりお客さんを選んでいるようですので!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
This is my type! This is my type! 
2008Volnay
ヴォルネイ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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ファースト・ヴィンテージ!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥5,790(外税)

【ドミニク・ラフォン自身のドメーヌです。非常に希少です!】


赤紫の、実に美しい色合いです。輝きが判るでしょうか?
 なんとドミニク・ラフォンのファースト・ヴィンテージと新ヴィンテージのピノ・ノワールが入手できました!ラッキーでした!・・・


 早速ファーストの2008年のヴォルネイ村名を飲んでみると・・・とても重厚で厚みのあるボディ、やや黒みの入ったチェリーのニュアンス、煙、滑らかで、比較的果実の力の強い、美味しいピノ・ノワールでした。到着直後のテイスティングでしたので、やや荒れてはいましたが、少し休養を与えてあげると、さらにエレガンスも出てくるはずです。

 印象的には、ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ=サントノ・デュ・ミリューの小型版のような感じで、例えば同じヴォルネイの、ニコラ・ポテルとは違う感じです。ニコラの方がより軽やかさを感じますが、むしろ、以前のドメーヌ・ド・ラ・プスドールのワインに似ているかもしれません。

 また、数的に全く無いので飲んではいませんが、2008年、2010年のヴォルネイ・レ・リュレは、さらに煌きを持った味わいかと想像します。こちらはおそらく新樽を使用して造られたトップワインで、むしろコント・ラフォンのヴォルネイ・シリーズ以上の気品あるポテンシャルを持っていると思います。


 お買い得なのはボーヌ1級レ・ゼプノット。ポマール・エプノの北隣、クロ・デ・ムーシュの下部と言う絶好のロケーションから、ポマールより僅かにエレガントな味わいになっていると想像します。

 なお、2010年ヴォルネイ・レ・リュレのエチケット上部には、わずかですが汚れが有ります。おそらく割れたボトルから滲みた液体が移った感じで酷いものではありません。気になる方は申し訳有りませんがご遠慮ください。中身に影響は全く有りません。

 2012年ものまでは、おそらく品数が増えることは無いでしょう。今回、白ワインが全く来なかったので・・残念ですが、2010年ものが入っただけで感謝です。ご検討ください!



以下は以前のコメントです。参考になるでしょうか・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【目茶ピュアなワインでした!しかもラフォンらしいムルソー的ニュアンスもバッチリです!(サン=ヴェラン)】

 サン=ヴェラン・・飲んじゃいました。全部で3ケースにも満たない数量しか無いんです。それでもまあ、良く分けていただけたなぁ・・と云う感じですよ。コント・ラフォンに特別の思いの無い方には判らないかもしれませんが!

 その昔、コント・ラフォンはジャー ディンさんの輸入でした。超高級ブルゴーニュでしたんで、今と変らず価格は高かったし、入手難でした。何故かブローカー経由の輸入物には澱が有り、国内物には無かったです。こんなことを言ってましたが、どこかのサイトで、ドミニクに聞いたら、「フィルターの有無の区別はしてない」と言ってたとのこと・・。まあ、本当のことを知らないのか、言わないのか、今はそのようにしてないのかは判りませんが、少なくとも90年台以前はそのように思えましたよ。やたらクリアなものと旨みたっぷりのものが同名で存在したんで、飲めば誰でも判る事ですんで・・はい。そりゃあもう、コント・ラフォンが飲めるとなったら、
「ほいほい、絶対に行きます!」
てなもんで、ニコニコしながら出かけたもんですよ。あの、濃厚でねっとりした感涙を呼び起こすようなムルソーに、久しぶりに出会えるとなったらね〜!

 ムルソー村名でも凄いご馳走なのに、ジュヌヴリやシャルム、ペリエールが出るとなったら・・そりゃあ仕事ほっぽりだして出かけました!・・・まだワインのワ 位しか知らなかった若造の頃の話しでは有ります。なので、
「コント・ラフォン」
とか、
「ドミニク・ラフォン」
なんてフレーズを聞いちゃうと、パブロフの犬状態に、よだれが出て来てしまうんです。


 サン=ヴェランはどうやら2009年のみのリリースみたいですね。ヴィレ=クレッセ同様に2010年以降はドミニク自身の手から離れるようです。まあ、コート・ドールからの距離もそれなり有るので、自分で造るのは大変だから・・と云うことなのでしょう。でも、やはり御大ドミニクによるワインだと云うことは、2009年ヴィレ=クレッセ以上に溢れています。そう、抜栓直後など、ラフォンのムルソーにそっくりなんですよ!それも2000年以前のコント・ラフォンのムルソーに、ビオ的なニュアンスが加わっているような感じで、実に肉厚、高貴、ねっとりしています!実に旨いです。時間が経過してくると、まだ溶けきれていない樽のニュアンスが飛び、奥に有ったデリシャスなフルーツの構造が出てきます。サン=ヴェランとは思えない・・むしろ、冷ややかに仕上がった出来の良いプイィ=フュイッセのようなニュアンスなんですね。数が無いのでとりあえず1本ずつでお願いします。このプライスなら良いでしょ?

 ムルソー村名は何故かロットに無かったので、白はトップのピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャンガンです。こちらはルフレーヴさんで有名なフォラティエールの上部(西側)に有り、あのトリュフィエールに接しています。涼しげで、ミネラルに富み、独特の香りを持ち、ピュリニーの中では硬質な部類に入ると思いますが、むしろムルソー本拠のドミニク・ラフォンにとっては好都合でしょう。飲んではいませんが最高のポテンシャルを持っていると思います。

 是非飲んでみたいのはヴォルネイ村名です。こちらは安いし、ドミニクのピノ・ノワールに対する考え方がモロに出ているはずだから・・です。飲まれた方の印象は・・めちゃくちゃ綺麗系のピノ・・だそうです。

 ボーヌのレ・ゼプノットは、ポマールのプティ・エプノ(レ・ゼプノ)のお隣です。この辺りはゼプノットだったり、ゼプノーだったり、ゼプノだったりするんですが、まあ、語源は同じでしょうし、村は違えども似たようなニュアンスだと思われます。比較的力強さを持つポマール的鉄っぽいニュアンスのピノでしょう。ヴォルネイとほとんど価格は変りません。

 ピノのトップに君臨するのはヴォルネイ・プルミエ・クリュ・レ・リュレです。こちらはヴォルネイの南部にあり、1級レ・カイユレに接するリューディです。ムルソー村にあるコント・ラフォンご自慢のサントノー・デュ・ミリューのような目茶逞しいタイプでは無いと思われます。エレガントさにどれだけドミニク味を加味したのか・・気になるところです。

 実際のところは、飲めていないので詳細を掴みかねますが、そこはラフォンですから・・・しかも、自分の造りたいように造ったブルゴーニュですから、かなりいい線まで来ているはずです。サン=ヴェランを飲んで確信しました。ヴォーヌ=ロマネよりも高価に取引されていたというヴォルネイの・・・いやコート・ド・ボーヌ復権の台風の目になるかもしれません。是非ご検討ください。
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フランス □■ la Grande Colline ■□ ローヌ
ラ グランド コリーヌ
● いつもめっちゃんこ旨いワインをご紹介します。皆さんも良〜くご存知のラ・グランド・コリーヌ、大岡さんのワインです。これは買うっきゃない!

 今回は、何と、大岡さんが仕込んだキュヴェでは無いアイテムですが、味わいの幅の有る、飲み応え充分なムスーです。結構はまってしまいそうな味わいです!

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N.V.(2013)le Canon Rose Primeur V.d.T.F.
ル・カノン・ロゼ・プリムール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,550(外税)

2013年はドライで、比較的ガス圧は低いです。味わいはスッキリ系。時の経過で味わい深く成って行くと思います!

【ドライでガスが柔らかくクリーミー!大人気のロゼ・プリムールです。】

 このところのル・カノン・ロゼ・プリムールは大人気で、有れば有るだけ売れてしまうので、断るのが大変なほど・・・でした。また、2008年〜2009年のヴァン・ド・ペイ・ヌーボーも、
「滅茶苦茶旨い!」
と評判でして、ある意味、ボージョレ・ヌーボーを追い抜くような人気です。

 2007年のロゼ・プリムールは、やや甘く、ガスがたっぷり有るバランスが特徴、2008年はむしろ正反対で、ドライでガスが余り有りませんでした。ところが2009年は、とてもテクスチュアに優れた柔らかで艶かしい泡が、しっかり存在し、しかもドライに仕上がって、桜の花のようなアロマを運んでくれます。とてもピュアなスタイルです。

 年末年始は普段余り飲まない女性の方も飲む機会が多いかと思いますので、こんな桜色のワインで乾杯するのも良いかと思います。大人気のロゼ、是非飲んでみてください。お奨めします!

 注:澱がかなり有りますが、泡の上がりとともに混ざってしまいます。品質には全く問題ございません。美味しいワインには澱がつきもの・・と思ってくださいね。

品種 :ミュスカダンブール シャルドネ
ロゼ 辛口
栓:王冠 

 ほんのりオレンジがかった桃の様な淡いピンク色。キレイなピンクのにごり酒と言う感じです。瓶底に澱があります。王冠ですが、抜栓時全く泡は出ません。グラスに注いでもスティルの状態で還元もしていません。
 熟した梅やプラムの様な優しい甘い香りが漂います。空気に触れさせると白桃などのジュージーな甘みのある香りが増し、舌先にピリピリとフレッシュな感覚がありますがすぐに無くなります。酸がしっかりとありますが、あふれんばかりの果実味でほんのりと甘くバランス良くすいすいと飲めます。とても爽やかで余韻も長く何度も飲みたくなる味わいです。皆様に気軽に楽しんで頂ける味わいですので、これからの忘年会やクリスマスなどイベントの多くなる時期に最適です。

2013年
 今年は冬春と寒く雨が多かったせいで 葡萄の生育が三週間遅れました。夏に入り乾燥した日々が続いたおかげで、健全な完熟した葡萄を摘むことができました。
 生育が遅れたせいで収穫日も遅れ、涼しい気候で葡萄を詰めることができました。そのため葡萄が完熟していても酸が高く残っているという今年の特徴をこのロゼプルムールでも感じることができます。

大岡さんより
酸が高いので、今年は瓶の中でマロラクティック発酵を行おうという初めての試みだったのですが二次発酵があっという間に終わってしまい、瓶詰めが間に合いませんでした。そのため発酵中であったシャルドネを最後に足してから瓶詰めしています。

 今のところワインはまだ残糖が少しあるのでふくよかな感じで香りが高く、この状態でとても美味しいです。今後発酵が進めばキリッとした辛口になっていくと思います。

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フランス■□ Domaine des Marnes Blanches □■ジュラ
ドメーヌ デ マルヌ ブランシュ
● 初めての扱いになると思います、デ・マルヌ・ブランシュをご紹介します。実に精緻さに長けたピノ・ノワ−ルで、ジュラ特有の一風変わったように感じられる「日なたの匂い」は一切有りません。

 フランス/ジュラ地方はナチュラルワインの先駆者とも言えるオヴェルノワ氏の関係で、ワイン作りに真面目に取り組んでいる生産者がいる半面、とても古典的な一面をもった地域でもあります。ここに2008年より新しい生産者が誕生しました。1983年5月生まれのGeraud FROMONT(ジェロー・フロモン)

 2001年にディジョンで醸造学を学び、オノロジストとしての資格を取得。そこで出会った奥様と結婚し、ワイナリーを立ち上げました。まだまだ若いカップルですが、ワインに対する情熱だけは人一倍です。リリース直後地元で人気が出て、85%が地元で消費されてしまう程、ワインは一気に人気者になりました。でも新しいお客様を開拓する為、やっと2012年に公のサロンに出展しましたが、選んだ地はフランスでなく、イタリアなのです。
 面白いデビューだなと思いながら、かえってフランス独特のナチュラルワインの世界でなく、自分のペースを保てるのかもしれません。そこで飲んだので余計はっと魅かれるものがあったのです。こういうワインはどこで飲んでも人の目を引きます。

 Domaine de Bertrand MILLET氏の醸造所と畑を購入し、畑の一部はそのミレ氏の畑、そしてお爺様から受け継いだ畑を含め、全部で10.60ha、その割合は50%シャルドネ、25%サバニャン、残りの25%は黒葡萄で、その中にピノ・ノワール、トゥルソー、プールサールがあります。その中に87歳でリタイヤしたお爺様が1950年に植えて下さった葡萄があります。そのお爺様の息子のお父様は農業を選ばず会計士となり、お兄様もパリで裁判官というエリート家族。でも二男の彼が農業を選び、お爺様も嬉しかった事でしょう。そのお爺様の情熱が、今の彼のワインを生み出したのです。


 丁度我々は収穫日に訪問となりました。そしたら何と皆シルバーの方々でゆっくりゆっくり1ヶ月かけて収穫するのです。まだ若い彼らは収穫者に給料を支払う事は出来ず、ご両親のお友達が皆手伝ってくれての収穫という、とてもAt Homeな感じなのです。奥様も当然収穫するので、収穫者の方々のお食事はお母様が作って下さいます。収穫のスピードのペースは決して速くはありませんが、その分丁寧に丁寧に収穫します。なのでこういう真面目な味わいになるのかもしれません。印象はMade in JapanかGermanyのような感じです。こういう面も古き良きブルゴーニュらしく感じるのでしょう。と、言うよりもしかしたら本当のジュラを知らないのかもしれません。醸造面からみるとまだまだ個人的には改良したい面もありますが、この年で、ここまでのワインを作るのはお見事です。これからどんどん良くなるでしょう。どんどん伸びる醸造家です。ワイナリーの名前は、畑の白い石灰質粘土土壌から思いつきました。名前の通り晴れの日は一面真っ白な土壌です。彼の将来に期待すると共に毎年の味わいの向上が楽しみです。是非お試しください。

     新井 順子
栽培方法:ビオロジック 認証:2013年からAB

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2012Cites du Jura Pinot Noir
コート・デュ・ジュラ・ピノ・ノワール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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AOC:コート・デュ・ジュラ  面積:0.35ha 標高300m 畑の向き:南 土壌:: 粘板岩の上に砕けた石灰岩
品種:ピノノワール 100% 平均樹齢:45年
収穫:手摘み 収量:30hl/ha酵母:自生酵母 
発酵::15日間のかもし後、グラスファイバータンクにて25℃で15〜20日間発酵 マロラクティック30日
熟成:木樽にて10か月  濾過・清澄なし
SO2:瓶詰め時10mg/l  トータル:28r/l 天然アルコール度数:11.6%  
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,800(外税)

【この精緻さとゆったりした落ち着きを感じてください!!】

 「何だろう・・この妙にしっとり落ち着いたジュラは!」

 ヌーボーで忙しいのにも関わらず(・・noisyが・・ですよ)、担当が夜9時も大きく回ってから、自分の会社のワインをnoisyの店に15アイテム以上も持ち込んで、

「さぁnoisyさん!・・是非ともテイスティングお願いいたします!!」

「・・・・・あのね・・俺もこれからまだいっぱい仕事が残ってるんだからさぁ・・・全部やってたら今日中に仕事が終わらんだろ!」

と、強制的に半分にしてもらって、その中から合格点が出たワインのひとつなんですね。9時に店を閉めたとしてもそれから少なくとも2時間は掛かる仕事をキャンセルする訳には行かんのですよ。お客様への出荷の案内と、レジ、コンピューターの締め、翌日の発注、その他もろもろをこなさないとどうにもならず、しかもヌーボーが迫っていたのでその準備をと思っていたところの・・・ちょっと困ったちゃんでした。ま、昔から付き合いのある彼に悪気は無いんですが・・


 で、このピノ・ノワールですが、実にしっとりした精緻さのある美味しさが感じられるワインです。基本的にテクニカルはほとんど見ないでテイスティングしますので、何が何やら、余計な情報が頭の中に無い。エチケットにピノ・ノワール、そしてジュラと書いてある、、今までは扱っていなかった生産者であることが、その時に判った全てです。

 後でテクニカルを読んでみると、

「シルバー世代の方々が、無理をせず、ノンビリと収穫している」

と有るじゃないですか・・・。

「・・お〜・・・なるほどね〜。そう言う事か!」

と得心した訳です。

 熟練だが仕事の遅い?・・能率の悪い?シルバー世代・・・しかし、その仕事の確かさと、ゆとりと、その周りにいらっしゃる人間達の愛情が、このワインの性質を決めていたんです。

 質的には、非常に細やかな石灰系ミネラリティがたっぷり含まれた、テクスチュアの滑らかな、そしてややカッチリ目な・・・シャンボールタイプです。

 上のシルバー世代の方々の写真をご覧ください・・・。古き良き日本の農村なら、どこでも見られたような絵なのでしょう。しかしながら、古くて良いものを切り捨ててきた今の日本人にとっては、もはやお目に掛かれないようになってしまったのかもしれません。それがワインにも現れていて、受け取った感情が非常に暖かいものだったのかもしれません。

 素晴らしい味わいでした。今後も実に楽しみです。是非1本、日本が無くしてしまった古き良きものを・・味わってみて下さい。


エージェントコメント
 淡い色調で香りもやや控えめながら、口に含むととてもやさしくジューシーな果実味が広がります。イチゴや木イチゴ、チェリーを噛む様な味わいです。白ワイン同様、畑とブドウ作りに対する真摯な姿勢がジュースから伝わってきます。昨今、ジュラワインの認知がどんどん広まってきており、中では攻めた造りの生産者も増えておりますが、彼は奇抜さを狙わずシンプルに葡萄の良さをストレートに表現してるのだな、という造りがこのピノノワールにしっくりハマっております。とても優しい優しい、雑味を一切感じないピノノワールです。
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フランス ■□ Domaine Jean Foillard □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ ジャン フォワイヤール
● 心底ピュアな味わいのボージョレでビオ・ファンの心を掴んで離さないジャン・フォワイヤールの看板ワイン、モルゴン・コート・デュ・ピィ2011年が 入荷!とても旨いです!

 また、2009年のスペシャル・キュヴェ、キュヴェ3.14も少量だけ入っています!
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2011Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,620(外税)

【2011年ものも滅茶苦茶旨い!】

 これは素晴らしいです!凄いピュアさ!清冽な水の余韻!自然な膨らみ・・浸透してくるエキスの旨み!・・・・

 ある意味、パカレの至高の2010年シャルム=シャンベルタンに通じるものが有ります・・。これは飲むべきワインでしょう!ドライなのに甘く、水のように流れて・・帰ってきます。飲んでみてください!超お奨めです!




以下は以前のコメントです。
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【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】

 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。
「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」
みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、
「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」
と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!

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2013Beaujolais Nouveau
ボージョレ・ヌーボー 航空便
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
2013 ボージョレ・ヌーボー 航空便 ジャン・フォワイヤール 750ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
¥2,840(外税)
 
【 ビオディナミのスターです..仕上がりが気に入らないと、本当に出荷しませんから・来なかったらご容赦くださいね!】

 彼のヌーボーははっきり言ってかなり美味しいと思います。瓶はちょっとチャチですが、中身は本当にピカイチ!色合いは薄めだがエキスがしっかり出ていて旨みがバッチリ!華やかで自然なアロマが濃密に香る素晴らしいヌーボーでした。大手さんの輸入されるアイテムとは全く別物・・・。同じ名前を付けて欲しくない・・とさえ思ってしまいます。それに、2005年のモルゴン・コート・ド・ピイの美味しいことったら・・・、まあ、飲んでいない方が多いでしょうから、中々伝わらないと思いますが・・・。また、途中経過ですが、2012年物は、かなり良質な素晴らしいヌーボーになりそうだとのことです。

 無農薬、天然酵母、二酸化硫黄無添加、ノンフィルターで醸され、最高のワインにするために考えられうる全てを行っているドメーヌです。今年はボジョレーの当たり年!いかがなワインに仕上がるのか、興味津々ですね。是非とも「フィリップ・パカレ」「シャソルネイ」との比較をしてみたい..と思っています。

 味筋は、ミネラル感たっぷりのピュアで端正なすっきり系..とでも評しましょうか、日本酒で言えば、越の×梅 みたいな..感じです。ルロアやパカレが「プリムール」と言っていますがこちらは確実に「ヌーボー」で、比較的早く消費され、美味しく飲めることを目的にしています。ピュアなアロマを楽しむべきヌーボー・・・是非ご予約ください。



造り手 真正自然派ボジョレーの第一人者
Jean Foillard ジャン・フォワイヤール 51歳

 1981年に代々続くドメーヌを継ぎ、ワイン造りを始める。マルセル・ラピエールに酸化防止剤非使用のワイン造りを伝授した醸造学者ジュール・ショヴェの弟子の一人。数ある弟子のなかで、ジャン・フォアイヤールこそショヴェの考え方にもっとも留意し我が物としている造り手であると思われている。

ボジョレー・ヌーヴォー
 買いブドウでヌーヴォーを作る。92年にプリムールを少量つくったことがあるが、2002年から再びブドウを買ってつくりはじめた。本格的にヌーヴォーをつくって3年目になる。

ブドウはMorgonとCorcelle(フォアイヤールの最上のキュヴェ Cote de Py コート・ド・ピイはここの村の畑)産。以前ビオで栽培していてしばらくビオの栽培をやめていた栽培家が、数年前から再びビオで栽培を始めた。その、ワインをつくることには興味がなく栽培だけを行う造り手からブドウを買っている。農薬については、極力使用せず、必要最低限にとどめている。

ドメーヌについて
栽培面積: total 7.5ha
一部は何代も続いた畑、一部借りている畑、一部はこの代で新たに購入した畑の7.5haからなる。

栽培:ビオの認証はとっていないが、自分が最上と信じる方法で栽培をしている。低収量で農薬や殺虫剤の使用をできるだけおさえ、自然な農法を心がけている。

醸造:セラーは空調で低温を保っている。補糖はせず、瓶詰めまでの過程で一切SO2を使用しない。コンクリートとステンレスタンクで発酵後、古樽で5月くらいまで熟成して、タンクでアソンブラージュする。通常のボジョレでは、清澄をせず、ノンフィルターで瓶詰め。

■ジャンからのメッセージ
各地で雹の被害が報告される中、ここモルゴン村は、時折雷雨があるだけで今のこと雹の被害はない。ブドウはとても健全で房も多く、このまま何もなければ豊作が期待できる!所どころ葉にミルデューの染みが見られるが、ブドウの色づきが始まった今、病気が房まで広がるリスクはほとんどない!あとはブドウが熟すのを待つのみだ!ブドウは晩熟で、ワインのタイプは自分の好みであるボジョレーらしいアルコールの軽い果実味と酸があり、エレガントなものが期待できそうだ!しかし収穫開始が9月23日と遅い為、毎年手伝ってくれている学生たちの夏休み期間に合わず、収穫者の確保に苦戦している。他のドメーヌも同じ状況なので、すぐにでも収穫者を押さえなければならず、バカンスどころではない!(2013年8月9日訪問)
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フランス ■□ Domaine Alice et Olivier de Moor □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ アリス エ オリヴィエ ド ムール
● アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールの2012年が到着です。

Bourgogne
Alice et Olivier de Moor
アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール

地区 シャブリ
造り手 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール

アリスとオリヴィエのカップルが作る、素晴らしいシャブリを1996ヴィンテッジから紹介してきたが、年をおうごとに彼らのスタイルはよりヴァン・ナチュールに向かって完成度を高めている。2000年ですでに、『ワイン・アドヴォケイト』で格付けのないシャブリとしては異例の高い評価を獲得。2002年ヴィンテッジにおいては、その年がシャブリにおいて稀な良年であっただけでなく、彼らがスタイルを完成したことにより、これまでで最上のワインとなったといえる。

ヴァン・ナチュールに向かっていったのには、面白い裏話がある。
2000年、ニューヨークにクルトワやクロ・デュ・テュ=ブッフ を輸入しているヴァン・ナチュール専門のインポーターが、このドメーヌの近くに引っ越し。そのインポーターとオリヴィエが親しくなり、まもなくクルトワの実家が近くにあることをとおして、クルトワとオリヴィエの交流が開始する。
2002年、アリス&オリヴィエは、酸化防止剤非使用で醸造し、ノンフィルターで瓶詰め。
2003年、パリのレストランでヴァン・ナチュールの造り手が集まり、レストラン向けの試飲会を催した際、新しいスタイルで出発したアリス&オリヴィエ・ド・ムール のワインはアリゴテ、ソーヴィニョン・サンブリをはじめいずれのキュヴェもレストラン関係者たちから大絶賛を受けることとなった。
自社畑面積 6ha
醸造 収穫手摘み、樽発酵(10年物の古樽)、シュール・リー熟成、ノン・フィルター、ノン・コラージュ、So2はサン・スーフルのキュヴェ以外、瓶詰め時に少量使用。

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2012A Ligoter Tirage de Printemps V.d.F.
ア・リゴテ ティラージュ・ド・プランタン
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【 こんなに安価な白ワインが、こんなに美味しくてどうするの..】

 もうNoisy's では定番となりましたア・リゴテの新ヴィンテージが到着です。本当に美味しいので..困ってしまいます..アリゴテは低クラスのワイン..という印象がありますが、全く当てはまらない、素晴らしい味わいです。

 何でしょう・・・このミネラルのタプタプ感は・・!・・・それも、その辺に沢山あるから仕方なく取り込んでしまったミネラルの風味・・というのでは無いんですよ!樹齢の高い、古木ならではの・・・どちらかと云うと、一生懸命に探し回って集めてきました〜!・・的な、奥深い味わいのミネラルなんですね!・・これは飲まなきゃ判らないでしょう!

 DRCのヴィレーヌさんが造るアリゴテも、確かに・・いや、何となくは美味しいんですが、AOCが違うとは言え、段違いにより美味しいと感じてしまいます。是非とも飲んでみてください!かなり旨い!しかもリーズナブルです!

ここから2003年のご紹介文です━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 美術出版社のワイナート誌25号では、78〜79ページに「フランソワ・ラヴノー」と「ヴァンサン・ドーヴィサ」に挟まれる形で紹介されています。シャブリの両御大に挟まれて紹介されるほどの造り手です。でも..
「僕は友だちがいないんだ」
で始まる紹介文はなかなかですよ。他のシャブリと違う点をつかれると、
「他がおかしいのであって、うちが正しいんだ」
という下りも、思わず笑っちゃいました。まあ、本当に素晴らしい造り手です。

 で、今回のご紹介は、「ア・リゴテ」。春を縛るとか、束縛するとか言う意味のティラージュ・ド・プランタンという副名が付いています。意味深ですね〜。エチケットもグラスを紐で引っ張っています。

 このワインは2002年ものもご紹介しています。その時は幾分の不安定さと甘みが有りましたが、グラスから手がなかなか離れない美味しさがあったのを覚えています。今回の2004年ものは..夏にも一度入荷したのですが、
「ホケッ」
としていたらラシーヌさんの在庫がいつの間にか無くなっていました。で、ようやく今回再入荷分を、リスト掲載前にゲットした訳です。

 酸っぱいだけの野暮ったいアリゴテ..とは真逆を行くエレガントで深遠なア・リゴテです。超高級青リンゴ (そんなの有るの?)のほのかな香りにシャブリチックなミネラルの香り、青いレモンも混じる。冷たくとても繊細で、とても細いミネラルと旨みの絹糸が中心 に通っていて、その周りにフレーヴァーが滲み出す..そんな構成に感じられます。酸っぱ味はほとんど感じず、絶妙のバランスと、静寂の中にかすかに遠くか ら響いてくるような、じんわりとした余韻が長く続きます。これは旨い!

 アリゴテというよりは、ソーヴィニヨンとシャルドネの子供みたいな印象で、青リンゴ系の香りから、
「もしかして..アリゴテなの?」
という選択が残されているだけでしょう。品種が何でテロワールが..と言う前に、
「冬に飲むべき白ワインのひとつの完成形」
というべきでしょう。

 「味が乗ってきている」
とは良く使う表現ですが、このワインにはあまり相応しくなく、むしろ、
「し〜んと静まり返った静寂の中の遠い獅子脅しの響き」
みたいな、無いものの中でのバランスを言った方が近い表現かもしれません。とても美味しいア・リゴテ。このチョイスを外すのは..きっと損をしますよ。お奨めです!
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フランス■□ le Briseau □■ロワール
ル ブリゾー
● 今は無きクリスチャン・ショサールの秀逸なワインが到着です。呑んでみて・・・

「これは・・・一番良かった時のパタポンにとても良く似ている・・いや、それよりも美味しいかも・・」

と、少し感傷的になりました。


クリスチャン・ショサール氏、訃報のお知らせ
2012年9月4日、ロワールのワイン生産者、クリスチャン・ショサールが逝去されました。
弊社で事実関係を確認しておりましたため、情報発信が遅くなり、皆さまには大変なご心配とご迷惑をおかけいたしました。

たくさんの皆さまより、お悔やみと、あたたかい励ましのお言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

家族を残して、急な旅立になってしまったクリスチャンの無念さを推し量ると、
なんともやりきれない気持ちです。今はただ彼の冥福を心から祈るばかりです。
そして、残された家族がこの悲しみを乗り越えることを願っています。

9月10日のフランスでの葬儀に、皆さまを代表し参列してまいります。
哀悼の意と感謝の気持ちをクリスチャンに伝えてまいります。

クリスチャンの手がける「ドメーヌ・ル・ブリゾー」がリリースされてから10年を迎えようとしています。これまで日本の多くの皆さまに愛され、多大なるご支援をいただきましたこと、
心から御礼を申し上げます。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Cotecoeur V.d.F.
コテクール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
ガメイ50%、コー50%
樹齢 40年平均
土壌 粘土質・シレックス
マセラシオン スミマセラシオン。ファイバータンクで15日間。醗酵 自然酵母で15日間
熟成 ファイバータンクで13ヶ月
マリアージュ(生産者)コックオーヴァン,ポンレヴェックチーズ
マリアージュ(日本向け)秋刀魚のハーブグリル
ワインの飲み頃 2013年〜2023年 供出温度:15℃

テイスティングコメント
カシスやスミレ、ナツメグ、カカオ、メントール、プーアール茶などのスモーキーな香り。口当たりやさしく、柔らかく繊細な酸と、染み入る様な果実の凝縮味、しめやかなタンニンが口の中で溶け合わさる!

ちなみに!収穫日は10月2日、3日。収量は30hl/ha。ワイン名は「Cot et Coeur(コーと心)」と「Cote Coeur(心のそば)=クリスチャンのそばに私はいつもいる!」というナタリーの思いが込められている。
とってもピュアです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,750(外税)

【最高傑作のパタポン!】
 
 素晴らしい味わいです。ピュアで濡れたテクスチュア、真っ直ぐな果実のニュアンスは、少しの変容もしていない健康そのものです。赤と紫の小果実、紫の花の群生、軽やかなミネラリティが有ります。

 コテクールという名前のワインですが、これは正にパタポンそのものです!

 noisy の場合、余りに余計なものまで検知してしまって、時には・・

「クリスチャン・・・手を抜いてるんじゃないの?」
と、エージェントに詰め寄ったことも有りまっす。

 しかしそれは、体調不良によるものだったのでしょう。その結果が事故に繋がったのかもしれません。

 残されたナタリーさん始め、スタッフが一丸となってこの「コテクゥール」を仕上げたのが判ります。純粋無垢な果実の素直な味わい・・・それがパタポンの願いだったのでしょう。素晴らしいワインです。是非ともご購入ください。お奨めします!
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フランス□■ Philippe Pacalet ■□ブルゴーニュ
フィリップ パカレ
● フィリップ・パカレ..その「ぱ・か・れ」と言う日本人に馴染みやすい響き..(あれ、どっかで聞いたようなフレーズ..)と、ブルゴーニュ自然派の頂点にいつの間にか立ってしまったという安易な?思い入れから何を想像されるでしょうか。

 自然酵母由来のフィネスこそ、彼のワインの特徴だと思いますが、2013年ヴァン・ド・プリムールにもそれがきっと現れていると期待しています。


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 
2013Beaujolais Vin de Primeur
ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 航空便
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
2013 ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 航空便 フィリップ・パカレ 750ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
¥3,143(外税)
 
【 ビオディナミの大スターです..(^^;;】
 ピュア&フィネス。それで充分..という気がします。すでに何度か彼が造るガメイをご紹介していますが、ピノ・ノアールに負けないワインに仕上げています。出来た直後の、まさに新酒を味わうことができるチャンスですね。ヴァン・ド・プリムールという名からも判るように、「あくまでプリムールのワイン」です。熟成させるのも良いでしょう..。到着直後と半年後〜1年後というように、その成長を確かめてみてください。名前ばかりが先行しているようですが、実際は濃厚さとはかけ離れたところで、ワインの美味しさを表現できる限られた造り手です一押し、本命です!

■エージェントさんより
 天才と称されることも多いフィリップ・パカレ。論理的思考を自然なワイン造りに持ち込んだことで更なる飛躍を続けている。しっかりと果実、土壌、人を感じさせるパカレのワイン。和出汁のようにしみじみとした味わいのパカレらしいヌーヴォー。限定数。『ヌーヴォーを造ると決めたからには最高のものを造るよ。僕の他のどのワインとも共通するフィリップ・パカレのワインにする。』/フィリップ・パカレ

自然派の代名詞とも呼ばれる注目の醸造家、フィリップ パカレ。パカレの理想とするボジョレーのスタイルは、濃厚な力強い味ではなく、砂質の畑のブドウから造られる、繊細でエレガントなガメイの味わいです。天然酵母のみで発酵させ、土地の個性を感じさせる、自然な味わいの魅力あふれるボジョレーに仕上がります。また、ワインの状態がよければ醸造だけでなく瓶詰め時も亜硫酸無添加になります。しっかりとしたエキスと美しい酸味は、ヌーヴォーとは思えないフィネスを感じさせます。
入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をしますので、あえて「ヌーヴォー」ではなく、「ヴァン ド プリムール」という表記にしています。

◇自然派ヌーヴォーの特色◇
★自然(環境)酵母だけで発酵させるので、様々な酵母が複雑な香りを醸し出します。しかし香りを調整するための酵母などを添加していないので、決して派手な香りではありません。
★自然(環境)酵母を発酵が終わるまで活かすため、発酵中は亜硫酸の添加をしません。
★亜硫酸を使わないので、空気に出来るだけ触れさせずに瓶詰めします。この為、発酵時に出た炭酸ガスがわずかにビン内に残っていますので、舌にピリピリ感じたり、液漏れしやすい状況になることがあります。
★フィルターを使っておりませんので、酒石や酵母などのオリが見られることがあります。(色も少し濁っている場合があります)
★飲めば飲むほど身体の中に旨味が広がり、スイスイ飲めてしまう自然な味わいです。
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□■ Marcel Lapierre ■□
マルセル ラピエール
● ブルゴーニュ自然派の大御所、故マルセル・ラピエールさんのヌーボーをご紹介します。

 ビオディナミらしいダイナミックさと、マセラシオン・カルボニックによる溌剌としたピュアなフレーバーを兼ね備えた、ボージョレらしい、ガメイらしいヌーボーに仕上がってくるものと思います。

 昨年、ヌーボーが届く前でした。2010年10月10日に亡くなられたブルゴーニュ自然派の開祖とも思われるマルセル・ラピエールさんですが、彼の遺したビオディナミの遺産は、フィリップ・パカレやジャン・フォワイヤールなど、多くのビオディナミストに受け継がれています。

 今日ではすっかり定着した感のある自然なワイン造りはマルセルが牽引したと言って間違いない。多くの造り手がマルセルから学びボジョレー地区だけでなく各地で自然なワイン造りが始まった。昨年60歳という若さで亡くなってしまったマルセル。しかし、息子マチュ、そしてマルセル最愛の妻マリーが今年もヌーヴォーを造り上げる。『マルセルのやってきたことは家族の生活の一部。私達にとって何も特別なことでは
ない。今年もいつも通りに頑張る。でも特別な年ね。』/マリー・ラピエール

■古典的で旨味溢れるマルセル・ラピエールのヌーヴォー
マルセル・ラピエールのヌーヴォーは全てカンボンの畑からの葡萄から造られる(野村ユニソン社輸入のものも同様)。更にはパカレのヌーヴォーも基本的にはカンボンの葡萄を使用し、パカレが醸造を担当している。テラヴェールが輸入するヌーヴォーはフランス国内でも流通する古典的な味わいを追及したヌーヴォー。一方野村ユニソン社のヌーヴォーはマセラシオンを短くした軽やかな味わいとなっている。

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2013Beaujolais Nouveau ( Chateau Cambon)
ボージョレ・ヌーボー (シャトー・カンボン)航空便
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
古典的な味わいを追及したヌーヴォーです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
¥2,680(外税)
 
【 ビオディナミの大御所のヌーボーです..(^^;;】

 フィリップ・パカレの叔父に当たる、筋金入りのビオディナミスト、マルセル・ラピエールです。彼がモルゴンで造る「キュヴェ・マルセル・ラピエール」のような、風格や大きさを求めるものでは無く、チャーミングで伸びやか、素直な味わいが特徴です。

「おお、凄い!」

 ・・・みたいな大仰なワインでは有りませんが、ワイン本来の「楽しさ」「美味しさ」を感じていただけるもの・・・と思います。フィリップ・パカレのヌーボーとの比較も、きっと楽しいと思います。noisy の選んだキュヴェは、テラヴェールさんが輸入するトラディショナル・キュヴェの方です。お早めにお手当てくださいね。

 なお、以下のページにて、マチュー・ラピエールさんによる、現在の様子を映像で見ることが出来ます!
http://ameblo.jp/terravert/

モルゴンにある代々続くラピエール家の畑とシャトー・カンボンの違いがよく解らないとのご指摘を多く頂いています。ご参照ください。
■シャトー・カンボンと英仏戦争
元々ラピエール家はモルゴンで代々続く生産者。蔵の近くの石碑にはマルセルの祖父の名前が刻まれているほど。マルセルは代々続く畑で仕事をしていましたが、縁があってシャトー・カンボンを購入する事になりました。マルセルが購入する前は様々なオーナーが所有していましたがそのポテンシャルの高さを知る度に「もっと良いぶどうそしてワインが出来る」との思いが強くなってきたそう。
シャトー・カンボンの歴史は古く、歴史は英仏戦争時まで遡ります。当時、フランスを代表してイギリスとの和平交渉を担当する外交官であったジュール・カンボン(1845−1935)は「外交とは交渉であり交渉とは少なくとも相当分、取引である」という名言を残し、フランスの至る地方に「Rue de Cambon(カンボン通)」があるくらいフランスを支えた人物であった。このカンボン氏が最初のオーナー。その後数人のオーナーの手に渡り、1995年マルセルの元に。シャトー・カンボンにはシャトーのトレード・マークである方位磁針のマークがある。これは外交官のカンボン氏が東西南北世界中どこにでも情報受発信をするという意味で残したものであって外交官ならではの意味合いを持つ。
■「最初の一回以外ずっとタダ働きよ」/マリー・ラピエ−ル
シャトー・カンボンの社長はマルセルの奥さんマリー・ラピエール。マリーはフランス北東部Metz出身。その昔、アルバイトでぶどうの収穫にマルセルの畑にやって来たのだそう。これが知合うきっかけ。
「初めての収穫の時だけバイト代を貰ったのに、マルセルと一緒のなってからはタダ働きよ!」
と笑うマリー。
栽培、醸造はマルセルが行う。シャトー・カンボンは全部で14ha。生産量の60%がヌーヴォーになる。マルセル・ラピエールの名前で生産されるヌーヴォーは全てこのシャトー・カンボンの畑から生産される。収穫時期は朝7時30分から12時30まで、昼食後13時:30から17:30まで収穫が続く。何週間も朝、昼、晩一緒に過ごしていると毎年、マルセルとマリーの様にカップルが何組も出来上がるそう。
■プロ中のプロ軍団『ポベット』
毎年4チームの収穫グループで構成され、その中でも1チーム『ポベット』と呼ばれるプロ集団が存在する。普通の収穫人が1人300kg/日収穫するところを800kg/日のスピードで、しかも確実に良い葡萄だけを選果しながら行ってしまう。ポベット以外は学生や若者が中心。

収穫したぶどうは小分けのコンテナに収め、冷蔵車で醸造所に運び込まれる。温度が高い年は一晩2〜3℃の冷蔵庫でぶどうを12〜15℃まで冷やす事によって雑菌の活動を抑える。発酵はシャトー・カンボン購入当初は以前のオーナーが所有していたコンクリートタンクを使用していたが、タンク内の雑菌によりワインが悪い影響を受けた。それ以来ポリカーボタンクで発酵を行っている。
■マルセル・ラピエール
ワインは他のどんな酒とも違い、その土地に育った葡萄そのものが原材料になっている。精製された水を加えることも、別産地の小麦を加えることもない。恐ら く古来のワインは葡萄100%であってタンニンや酸、発酵時に糖分を足したり、培養酵母が使われたりすることなど無かったはずである。

『その土地で、その 土地の自然環境を壊すことなく育てた葡萄を、その土地に息づく自然酵母によって発酵させ、余計なものを加えたり、余計と判断したものを引いたりすることな くボトルに詰め込む』

 そういう酒こそがワインなのだろう。近年の自然派ワインの盛り上がりはマルセル・ラピエールなくしてはありえなかった。アンリ・フレ デリック・ロック、フレデリック・コサール、マルク・アンジェリ、フィリップ・パカレ・・・。ボジョレー地区だけでなく多くの造り手達がマルセルの考え方 に賛同したし、その人柄に魅せられたと言う。マルセルはジュール・ショヴェ氏の最も近くにいた人物であり、最も多くを吸収したと言われる。

『ワインに対す るあらゆる化学を熟知することで、あらゆる化学から守る』
と言ったジュール・ショヴェ氏の教えに従い1981年より畑では科学的薬剤は一切排除され、必要 に応じて極僅かの植物由来の堆肥を撒くだけ。火山由来の花崗岩が堆積してできているカンボンの土壌は黒く拳大の岩が散らばっている。

 下草はある程度まで伸 ばされ、刈り取られると土に帰される。樹齢も上がり、より一層葡萄果実はピュアさを増している。区画ごとに収穫された葡萄は木製の発酵槽に投入される。低 い温度を確保されたセラー内ではコールド・マセレーションに近い状態に置かれ果実本来の繊細なアロマが抽出される。発酵は自然酵母のみでゆっくりと始ま る。ここでは発酵による炭酸ガスを利用したセミ・マセラシオン・カルボニックが採用され、嫌気的環境下で人為的介入なく健全にワインへと変化していく。ラ ピエールのワインは醸造過程での最適な判断によってしっかりとした"濃さ"と"フレッシュでスムースな飲み口"を両立させていると言える。これは長年醸造 を繰り返してきた経験によるものなのだろう。明らかに近年のマルセル・ラピエールは更に純度が増してきている。

 ノンフィルターでできる限り少ないSO2添 加でボトリングされる。現在ではマルセルと息子マチューの2人で畑仕事から醸造までをこなしている。『自然派ワインの父』と称されるマルセル・ラピエー ル。飲めば皆が感じるであろうが彼等のワインには無理がない。作為がない。そして誰にとっても難しくない。単純な美味しさ、華やかさが鼻腔から口中からス トレートに感じられる。果実の詰まったような"濃厚さ"を感じさせながらも、どこか"水"のように溶け込んでいってしまう"楽さ"がある。そして飲み終え た後にはこのワインでしか感じ得ない満足感で満たされることとなる。カンボンに育つ葡萄、ストレスのない醸造、そしてこの地に育ったヴィニュロン、全てが 揃ってテロワールなのかもしれない。

◇自然派ヌーヴォーの特色◇
★自然(環境)酵母だけで発酵させるので、様々な酵母が複雑な香りを醸し出します。しかし香りを調整するための酵母などを添加していないので、決して派手な香りではありません。
★自然(環境)酵母を発酵が終わるまで活かすため、発酵中は亜硫酸の添加をしません。
★亜硫酸を使わないので、空気に出来るだけ触れさせずに瓶詰めします。この為、発酵時に出た炭酸ガスがわずかにビン内に残っていますので、舌にピリピリ感じたり、液漏れしやすい状況になることがあります。
★フィルターを使っておりませんので、酒石や酵母などのオリが見られることがあります。(色も少し濁っている場合があります)
★飲めば飲むほど身体の中に旨味が広がり、スイスイ飲めてしまう自然な味わいです。
パカレ、ラピエールの2013年ヌーヴォーのテーマはズバリ!

「本当のボージョレワインとは?」

ワインが売れないから量を増やす、量を増やすから品質が低下する、質が悪くなるからさらに売れなくなる、

どんどんと悪循環に陥るボジョレーワインですが、頼みの綱のヌーヴォーでさえ全盛期の勢いはなく、経営不振から廃業する生産者や栽培放棄する生産者が続出しています。

ラピエールによれば、ワインの試飲会や展示会に参加すると、自分がボジョレーの生産者だと名乗っただけで、各国のバイヤーは走って逃げると言います。

「歴史的にみれば、ジュヴレ シャンベルタンもボジョレーも土地の値段は同じだった。」そんな話もあるほど魅力あるワインが造れる土地であるはずでした。しかし、飲み手に喜んで欲しいというワイン造りの基本的な哲学が薄れていってしまった為に、飲み手を満足させることができず「ボジョレーは、品質の劣るもの」というイメージを植え付けてしまいました。

走って逃げたバイヤーを見送りながら、
「とりあえず飲んでみて、自分の口で味わってみればいいのに。」
と苦笑いのラピエール。

ワインは心で感じて楽しむもの。自然と真摯に向き合って造られたラピエールのボジョレーを味わえば、失われたボジョレーのテロワールやガメイのエレガントな魅力を感じていただけると思います。

ラピエールだけではありません。イヴォン メトラ、フィリップ ジャンボン、ジャン フォワイヤール、ギイ ブルトンなど、ピュアなボジョレーワインを手掛ける生産者がいます。

フィリップ パカレは、ボジョレーの土地が本来備えている純粋さやガメイという品種のエレガントさを表現した、美しい味わいのボジョレー プリムールを通じて、ひたむきに自然に向き合う生産者のワインが見直され、一人でも多くの人にボジョレーの魅力、ガメイの魅力を再発見してもらいたいと願っています。

マルセル ラピエールは、「ヌーヴォーは、仲間と気軽に楽しく飲むもの」という基本を大切にしながらも、ただ飲みやすいだけに終わらない、繊細さや緻密さ、美しさを表現した「本物のワイン」として皆様に楽しんでもらいたいと考えております。


ガメイとは本来どんなブドウなのか、ボジョレーのテロワールとはどれほどの価値があるものなのか、それを知る機会はまだまだ少ないですが、彼らのワインを通じて新しい発見を皆様にお届けできればと思います。


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 と言うわけで、追加情報をお楽しみに!
by noisy

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フランス■□ Domaine Henri Bourgeois □■ブルゴーニュ
ドメーヌ アンリ ブルジョワ
● 初めての扱いになると思います。骨格のある美味しいワインなんですが、どうも価格が・・・(^^;; なので見合わせていました。

 今回は条件をいただきましての限定特売です。飲んでみたかった方、ロワールのピノ・ノワールに興味津々ですよね?是非この機会にどうぞ!


サンセールワインの立役者ジャン・マリー
 今日多くの生産者が日本を訪れるが、ジャン・マリー・ブルジョワ程の有名人はそう多くはないだろう。1980年代から日本訪問を始めて訪問回数は50回を超えた。多くのブルジョワ・ファンを魅了するのは彼の人柄はもちろんだが、何よりも安定した品質の彼のワインがあるからだ。1980年代の輸入開始当初よりワイン・リストにオン・リストし続けているレストランは少なくない。ソムリエより圧倒的な支持を受けているドメーヌだ。アンリ・ブルジョワの創業は1955年の事。当時はわずか2ヘクタールしか所有しない貧しい造り手だった。

「当時はフランス国内でもサンセールワインの認知度は非常に低く、殆どが地元でのみ消費されていた。その為、貧しい生活を送る生産者が多かった。多くの若者は貧しさから脱却する為に村を出てしまっていたよ」

 自分の生まれ育った土地のワインをもっと広めようと決意したアンリ・ブルジョワは、造ったワインを率先してパリへ持って行き、レストランを回って売り歩いたと言う。その結果ワインの品質と個性が高い評判を呼び、パリのソムリエやワイン愛好家が自らこの地域を訪れるようになり、観光地として村人の生活も次第に豊かになったという。そして彼の努力もありサンセールのソーヴィニヨン・ブランは世界を代表するワインとなった。現在ブルジョワ家では、ジャン・マリーの次男が栽培、三男が営業、甥が醸造を担当とまさに一族総出でドメーヌを切盛りしている。(因みに長男は村内でガストロノミーレストランとホテルを経営)
“キンメリジャン”“シレックス”土壌毎に造られるキュヴェ

「サンセールは小さなAOCだが、そのテロワールは非常に複雑だ」

 AOCサンセールとして認定されている畑は約2350ヘクタール、その内80パーセントがソーヴィニヨン・ブランから造られる白ワインだ。この小さなAOCはロワール川の左岸サンセールの町を中心に広がる複数の村からなる。車で移動をすれば遠くても20分程で移動出来るエリアだが、実は驚くほど複雑な異なるテロワールから構成されているのだ。

「今では土壌毎にワインを分ける生産者が増えたが、当時は皆全ての葡萄を一緒にしてただ“サンセール”として仕上げていた」

 早くからこの土壌の特異性に着目していたジャン・マリーの父は土壌毎に分けてその特徴を前面にだしたキュヴェ造りに取り組んだ。アンリ・ブルジョワが拠点とするのは“クロタン・ド・シャビィニョール”という山羊の乳から造られるフロマージュで有名なシャビィニョール村。この村の周囲には“マルヌ・キンメリジャン”土壌が広がっている。今から1億5千5百年前から1億5千年前アンモナイト化石や牡蠣の貝殻を多く含む土壌である。特に醸造所の正面にあるモン・ダネと呼ばれる急斜面はサンセールの造り手が一度は手掛けたいと渇望する区画。そこからは、複雑な熟成香とミネラルに富んだ良質のワインを造りだす。

 シャヴィニヨール村の東、ロワール河沿いに南北に広がるのは“シレックス(二酸化ケイ素粘土)”土壌。9千年〜8千年前の白亜紀の土壌だ。非常に砂利が多く、大きなシレックス(火打ち石)のかけらが含まれ、これが日中の熱を集め葡萄の成熟を早める。スパイシーで火打ち石を擦った時に出るフュメ香を含んだ非常に複雑な香りを持つ長期熟成タイプのワインが生まれる。その他にもメイン・キュヴェのひとつ『サンセール・レ・バロンヌ』の“テール・ブランシュ(粘土石灰質)“土壌やフルーティで若い内から楽しめるワインが生まれる”カイヨット(石灰質)“土壌など大きく分けて4つのテロワールがある。ブルジョワが造るワインは、ほとんどが同じ醸造方法で造られている。しかし、これらのワインを飲み比べるとそれぞれが驚くほど明確な個性を持っているのだ。
独自の浄水システムで土地を守る

「私達の一族はこの土地で10世代に渡って生活している。この土地の個性と伝統的ワイン造りに敬意を払い尊重すること。それは伝統を重んじるということだけでなく、この土地の表現の為に最適の判断をするということだ」

 この土地を愛する気持ちはワイン造りだけにはとどまらない。醸造過程に出る糖分を含んだ水(タンクやトラクターの洗浄で出る水など)が河に流れ込むと、それが再発酵する事で河の生命体を殺してしまう事から、息子達と一緒に独自の浄水システムを考案。シャヴィニヨール村から出る排水は全てこのシステムで浄水されてから村の外に流されている。「世界中を旅するのが好きだけれども、自分の村に勝るところは無いね」村の人々を愛し、この土地のワインを心より愛するブルジョワ一家。この地のテロワールを熟知しその個性を表現したワインを世界に届けるワインからは、彼らのこの土地への深い愛情がひしひしと感じられる。

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2007Sancerre Rouge la Bourgeoise
サンセール・ルージュ・ラ・ブルジョワ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
限定数の特売です。
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¥2,920(外税)

【サンセールの赤とすると超重量級!色合いも濃い目で味わいもしっかりです!】

 普通は、サンセールの赤と言うと・・・

「・・・・ん?・・ロゼ?」

 みたいな色合いで、しかも味わいも「軽く」て、今ひとつピンと来ない感じだと思います。

 しかし、このサンセール・ルージュ・ラ・ブルジョワーズは、ブルゴーニュとアルザスのピノ・ノワールを足して割ったような味わいです。つまり、濃度に関してはアルザス的なしっかりさを持ちつつ、酸の冷たさに関してはブルゴーニュ的なんですね。種もしっかり熟していますので、比較的醸しを長めにして、充分抽出し、躯体を大きく、長く持つワイン仕上げていると思います。

 ですので、

「じゃぁ、軽〜くサンセールの赤、行ってみよう!」

なんてノリで行くとマリアージュに失敗するかもしれませんよ。結構、肉系のシッカリしたものと合う感じです。しかも、ブルゴーニュ的な美しさも持っていますので、エレガント系の、あまりコッテリしていない味付けの料理とも合うと思います。

 おそらく樽も少し掛かっていたはずですがもうほぼすっかり溶け込んでいて、膨らみが出始めるのを待っている状態かと思います。なので、飲んでいるうちにどんどん膨らんできてくれる可能性が有ります。

 が、何しろ冬になって急に寒くなってきましたので、ワインも人間も

「心の準備が?できてない」

のか、バイオリズムが崩れる、向きが変わる時期でもあります。

 どっちに向かうかな?と想像してみるんですが、飲んだ感じでは、開く方向に行くんじゃないかと・・思います。実に充実した味わいで、満足感のあるワインです。しかも数量限定の特売です!普段よりも1000円は安いはず!是非ご検討ください。

 
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フランス ■□ Domaine Cecile Tremblay □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ セシル トロンブレー
● 2003年から、ロブレ・モノと同様に完全ビオディナミに変更されたようです。ジャイエ家といえばヴォーヌ=ロマネの名門中の名門と言えます。マニアならその畑を継承したトロンブレーに興味が沸かない方がオカシイですよね。

 味筋は、エキス中心薄旨系しみじみ味の、だんなさん=ロブレ・モノ とは大違い!こりゃしょうがないないよね。
「ジャイエ家の血筋だからって、アンリ・ジャイエと比べるな!」
ったって、
「いや〜、血筋は争えないよなぁ・・・」
と、飲めば素直に感じるわけですから・・・、ね。

 で、2006年をご案内する訳ですが、例によって入荷が有ったのが奇跡に近い・・・レベルです。ので、当然飲めません。全部合わせても・・数本ですから・・・当然です。

 で、今までの繰り返しになりますが、2006年も以前とスタイルが変わっていないと仮定すると、ロブレ=モノ系の穏やか系では無く、やはりジャイエ系の果実味バランスに振った味わいだと思います。これは・・・いかにエレガント系のワインが好みだと言っても、体の方が受け入れてしまう味わいです。是非飲んでみてください。

エージェント資料より

■Roblet-Monnot & Cecile Tremblay
  ロブレ・モノ & セシル・トランブレー

◆ドメーヌについて
1865年、ブリニー・レ・ボーヌに創業。1990年から4代目となるパスカル・ロブレに世代交代しました。彼の祖父の代から、除草剤等の化学農薬を一切 使用せず、月の運行を栽培と醸造に取り入れるなど実質的なビオディナミだったというこのドメーヌは、2003年頃、自然派ワインブームに沸くパリを皮切り に大ブレークしました。彼を有名にしたもうひとつの理由は、やはり2003年にアンリ・ジャイエのいとこの孫に当たるセシル・トランブレーと結婚し、彼女 がジャイエ家から引き継いだエシェゾー、シャペル・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン、といった9つのアペラシオンをそのラインナップに加 えたことです。
ロブレ・モノとセシル・トランブレーのワインは今日、それぞれの名前に分けて商品化されていますが、栽培・醸造ともに、パスカル・ロブレとセシル・トラン ブレーの2人で行っています。醸造所も、2005年ヴィンテージからブリニー・レ・ボーヌの新カーヴで共通化されます。ロブレ・モノは合計約6ヘクター ル、セシル・トランブレーは約3ヘクタールの畑を所有しており、いずれも徹底したビオロジック栽培を実践しています。また、清澄もろ過も一切しないことを ポリシーとしています。
極めてピュアで味わい深い彼らのワインは、世界中の需要に供給がまったく追いつかない状況です。生産量の約7割は輸出されており、ヨーロッパ各国を中心に 人気を博しています。火付け役となったパリでは、ラヴィーニア、カーヴ・デュ・シャトー、ラファイエット・グルメ、カーヴ・オジェといった一流ワイン ショップの他、ギー・サヴォワ、グラン・ヴフール、プラザ・アテネ(アラン・デュカス)、ル・クリヨン、アピシウス、レ・エリゼといった名門レストランも こぞってオンリストしています。もちろん、ミシェル・ブラスやコート・ドールといったパリ以外の地域のミシュラン3つ星レストランからもどんどん注文が入 ります。
畑仕事が忙しく、ろくに余暇がとれないという2人ですが、時間を見つけて一緒にゴルフをし、気分転換しているそうです。
この37歳と27歳のカップルの仕事に対する緻密で頑固なこだわりや真摯な姿勢は尊敬に値するもので、従来の多くの生産者とは次元の異なる、新世代ブルギニヨンの一群に属します。

◆セシル・トランブレーの畑の変遷と2002年までのワイン造りについて

1921年、エドゥアルド・ジャイエ(アンリ・ジャイエの父の兄弟、セシル・トランブレーの曽祖父)がドメーヌを創業しました。所有面積は約6ヘクター ル。その娘ルネ・ジャイエ(セシル・トランブレーの祖母)は1950年、畑を同じ家系であるミシェル・ノエラに貸しました。メテイヤージュ(分益小作) で、ミシェル・ノエラは、彼がこの畑から造ったワインの半分程度をルネ・ジャイエに寄贈し、地代としてきました。2000年より、それまでワインで支払わ れていた分を、ぶどうで、孫のセシル・トランブレーに支払うという契約変更が成立しました。収穫からセシルの手によって行われ、そのぶどうを使って、ロブ レ・モノとともにワイン造りを開始しました。2003年、半分の3ヘクタール分についてメテイヤージュの契約期間が終了し、セシルが正式に畑を継承しまし た。残り半分も将来的には返却されることになります。アンリ・ジャイエの家系であることが注目されますが、そのワインは繊細かつエレガントで、デリケートなピュアさとフィネスを兼ね備えた、「新世代のブルゴーニュの新星」。

(参考)ロブレ・モノとセシル・トランブレーが今日所有する畑
<ロブレ・モノ>
Bourgogne Rouge
Bourgogne Blanc
Auxey-Duresses Blanc
Auxey-Duresses Rouge 1er Cru le Val
Volnay
Volnay 1er Cru en l’Ormeau
Volnay 1er Cru Robardelle
Volnay 1er Cru les Brouillards
Volnay 1er Cru les Santenots
Volnay 1er Cru Taille Pieds
Volnay 1er Cru Pitures Dessus
Pommard Villages
Pommard 1er Cru les Arvelets

<セシル・トランブレー>
Bourgogne Pinot Noir
Vosne Romanee
Vosne Romanee 1er Cru les Beaumonts
Chambolle Musigny 1er Cru les Feusselottes
Morey St. Denis Tres Girard
Nuits-St.-Georges
Nuits-St.-Georges 1er Cru aux Murgers
Chapelle-Chambertin
Echezeaux
■2011年セシル・トランブレイ

 セシルが初めてリリースしてから毎年、必ずほぼ全アイテムテイスティングしてきました。必ずや陽の目が当たる存在になるんじゃないかと、希望と言うか、欲望と言うか・・・(^^、想像みたいなものが有りました。

 ですが2010年同様に2011年も、良いワインに仕上げるには相当の苦労が有ったようです。生産量が激減、noisy の割り当て数も・・・

「えっ?・・」

 と・・目が点になってしまうほど激減してしまいました。ある意味、ご紹介するのも厳しいような数量ですから、当然のようにテイスティングは1本も出来ませんでした。

 そこに来て、われらがリアルワインガイドからも、2010年ものに物凄い評価をいただきまして、もうこれは収拾が付かないほど・・です。

 残念ですが、テイスティングも無し、コメントも無しになりますが、以前のものを掲載していますので、ご参考にされ、お早目にご注文くださいませ。申し訳有りませんが全アイテム、お一人様1本限りとさせていただきました。
■2009年セシル・トランブレイ完全ガイド

 思い返せば十数年前、noisy はドニ・モルテを追いかけていた。かなりの造り手だと思ったが、日本ではまだそうでは無かった。ルーミエも好きだったが、確固たる地位を築き始めていた・・にせよ、安くないとまだ売れなかった。まだアンリ・ジャイエも追いかけていた・・こちらは有る意味、ワインの師匠としてだ。そして、ジャイエの威光は凄まじかった。そこにフーリエが来た。まだまま若造だったが、キラリと光るものを感じていた。今も何人もの造り手を追いかけている。勿論、紹介したことのない造り手もいる。noisy の頭の中にだけいるのだ。そして、きっとその内の何人かが凄い造り手になると信じている。


 2009年のセシル・トランブレイです。いや〜、良いです。順調に成長しています。上記でも書きましたが、1994年からフーリエのドメーヌを継いだジャン=マリは、13年目にまるで蛹が蝶になるかのように全世界に羽ばたきました。この辺りの出来事は、昔からのnoisy のお客様は良〜くご存知でしょう。2006年のフーリエをご紹介するnoisy の文章にも、きっとその辺りが現れていたと思います。彼の凄いところは、一番底辺のワインからグリオットまで、何の変りも無く、最上級に仕上げている事です。継いだ畑が良かった・・・とも言えますが、各畑の個性をしっかり見抜き、何をしたら良いのかを13年の間に学んでいたのです。そして、もう・・落ちる事は無いでしょう。あのルーミエさん(クリストフ)でさえ・・・凡庸な(失礼)キュヴェは有るんですから。

 セシルも確実に学んできています。ですので後7〜8年、じっくり腰を落ち着けて見続けてほしいと思います。実際、どのキュヴェも旨いです。及第点をあげられますし、びっくりするような出来のアイテムも有ります。そして2008年より確実に成長を感じました。

 なお、各コラムには、以前のコメントを載せていますので、お間違いの無いようにお願いしますね。今回は重要な部分はこちらに書きます。


ブルゴーニュ・ラ・クロワ・ブランシュ
 集中しつつ紫の果実、少しの樽香、果実の素直な甘み、少しネットリ。柔らかく膨らみ、継続しつつの余韻。わずかにタンニンの残像。エキスも濃く、とても良く出来たヴォーヌ=ロマネと言える品質。

 実に良くできた村名クラスの仕上がりです。今飲んでも美味しく飲めますが、2〜3年置くとベストでしょう。硬かったらデキャンタしてください。数は無いですがセシルを知るのにとても良いアイテムです。

モレ=サン=ドニ・トレ・ジラール
 きれいな赤紫、わずかに焦げた樽。集中した果実。すこsかtのボディだが適度な厚みと膨らみが有る。とても綺麗な土、スパイス、モレのワインには珍しく綺麗にまとまっているが、ややドライな印象を後に残す。果実の凝縮感、複雑性も有り、タンニンも感じる。

 彼女のワインの中では珍しく男っぽい感じのワインですが、それがモレっぽくも有るのでしょう。ルーミエさんの1級モレよりたっぷり美味しい・・いや、かもしれない、と思うのであります。


以上の2つですが、セシル・トランブレイ入門編ですね。どちらも良い出来ですが、これから出てくるアイテムには、どう逆立ちしても適いません・・まあ、当たり前っちゃ当たり前ですが。

ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 ヴォーヌ=ロマネらしい実に柔らかで薫り高いアロマ。ほんのわずかに樽。素直な果実の風味とエキス味。味幅はしっかり有るが、エレガントさを崩さない。ドライな味わいでエキス感はシャンボール・レ・カボットには及ばないがバランスに優れる。比較的早熟かと思う。今は少し硬めで少し辛さが残る感じだがすぐ解消されるだろう。複雑性が実にしっかり有る。

 とても美味しいです。模範的なヴォーヌ=ロマネの味わい以上に複雑性も有ります。でも、セシルにはもっと上を目指して貰わなければ・・とも思っています。これはお奨めです。

シャンボール=ミュジニー・レ・カボット
 少し暗めの赤紫。少し焦がした樽、ラズベリーチックな来い香り。濃密なエキスの甘み。ドライだが見事に甘い。味幅もしっかり有り、絹ごしのテクスチュア良く、余韻も静かなエキスの甘みを残す。とても良いニュアンスがいつまでも残る。凝縮していて粘性もしっかり有る。石灰系ミネラリティがたっぷり。一滴が濃い。

 同じプライスのVRと比べると、こちらはエキスが濃厚で、旨みがたっぷり載っています。レ・カボットというリューディは見当たらないし、所有している地所にも無いので、おそらくフュスロットの格落ちかな?と思います。だとすると実質1級・・う〜ん・・・この旨みは只者ではないと思いましたがそういうことかと、今更ながらに納得していたりします。

 優しい酸味で柔らかく包んでくれるヴォーヌ=ロマネと、昇華したエキスの旨みが素晴らしいシャンボール・・・どちらを取るかは好みでしょう。この2つはやっぱり同クラスです。


シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・フュスロット
 静けさを持った大きなミネラルの香り。スケールが今までの4品とは大違い。僅かな樽。構成自体が大きい。現在は硬いが目の詰まりが物凄い。ゆっくりと、じんわりと動いているような地球の雄大さを見るようだ。フランボワーズ、チェリー・・とにかく目が蜜。素晴らしい。
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ルージュ・デュ・ドゥスュー
 官能的、セクシーなアロマ、これは旨い。雅で荘厳・・素晴らしい。清楚でいて巨大。そして瑞々しい。とても綺麗な、信じられないような静かな甘みが長く持続する。エキスの美味しさが表現しきれないほど美しい。
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン
 肉っぽい艶っぽいアロマ。スパイス、黒味の入った果実。エシェゾーっぽさ。赤みの少ないレ・ルージュと云うべきか、黒味の入ったレ・ルージュぁ。ドライで適度な膨らみを持つ。奥行きがしっかり有って実にワイルド。プチ・エシェゾーとも言うべきか。
エシェゾー・デュ・ドゥスュー・グラン・クリュ
土の奥の紫の果実。とても雄大。ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュに似た印象だが、香りはレ・ボーモンを精緻にしたような感じ。甘く伸びやかで実に長い!今は膨らみきらないが時間の問題。素晴らしく、そして強く雄大なワイン。
シャペル=シャンベルタン・グラン・クリュ
美しい!薫り高い!見事に雄大なアロマ。赤黒チェリーとクラクラするような濃密な美しいアロマ。全くストレスの無い美しい液体。清くて正しい!そして緻密でエレガント。今は最後に少し暴れるが問題無い。これほどまでに美しい土のニュアンスは滅多に無い。


 どうでしょうか・・最後の5アイテム、どれも素晴らしくて甲乙付けがたいです。価格は結構差が有りますが、フスロットはエキスが素晴らしいし、レ・ルージュはまるでロマネ=サン=ヴィヴァンだし、レ・ボーモンはプティ・エシェゾーだし、エシェゾーはまさに正統派エシェゾーだし、シャペルはまるでミュジニーです。どれか1つって言ったら・・どれだろう・・シャペルかな。これは本当に素晴らしいですし、レ・ルージュの荘厳さも捨てがたい・・お好みで選んでください。


 総括としましては、3つのグループに分けられるほど、しっかりポテンシャルが違います。一番下のクラスでも平均を大きく超えていますが、フーリエのように、ACブルもグリオットも高質感が変らない・・というところには、まだ遠く及びません。それでも彼女は狙ってると・・思ってます。ブルゴーニュのトップの位置を・・ね!・・是非ご堪能ください。そして成長も見守ってほしいと心より思います。

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2011Chambolle-Musigny les Cabottes
シャンボール=ミュジニー・レ・カボット
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

平均樹齢30〜40年。新樽比率20% 2009年ヴィンテージより初リリース
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥9,900(外税)


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2011Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・フュスロット
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

シャンボール・ミュジニー村の東に位置する1級畑Les Feusselottesのワイン。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥14,180(外税)

以下は以前のコメントより転載しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【わ〜お!】

 わずかに焦げた樽。赤紫の集中感、ダークチェリー、スパイシーさ。透明感、石灰系ミネラルたっぷり。目が詰まったテクスチュアが実に滑らか。やや硬めのボディだが、とても美しく磨かれている。少しおいてからが良い。集中している。瑞々しい!全てがエキスに昇華した味わい。時間はやや掛かるだろうが実に素晴らしい。

 シャンボールですから、良い造りなら石灰系ミネラルのために硬めに仕上がるのは仕方が有りません。それでも、この美しさは半端無い!

 どちらかと言えば、もう少し葡萄本来の甘みを持ち、ジューシーな美味しさに仕上がるかと思っていましたが、全くのドライながらもエキスの甘さを感じさせると言う、全く今までと違ったスタイルじゃないの?と・・感じてしまいました。

 まあ、醸造時にコントロールが出来ないに等しいのがシャンボールのワイン・・・と言われていますから、むしろ、我を抜いて、畑の葡萄を育てる事を主眼に、葡萄が成りたい様にワインにしたのが2008年んぼセシル・・と言うことが出来るかもしれません。それがこのシャンボール・フュスロットから伺えます。

 現在飲んでも、やや硬めでは有りますが、シャンボール好きなら全く問題無いでしょう。やや柔らかめが良ければ、1年以上寝かせてください。これはとても安いと思います。素晴らしいポテンシャル!超お奨めです!

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2011Chapelle-Chambertin Grand Cru
シャペル=シャンベルタン・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
2011 シャペル=シャンベルタン・グラン・クリュ セシル・トロンブレー 750ML
クロード・デュガ氏の畑に隣接している南東向き、平均樹齢50年の区画から造られる。新樽比率は35%。
お一人様1本限定
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥20,850(外税)

以下は以前のコメントより転載しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【本当にシャペルなの?】

 もしブラインドで今のタイミングのこのワインを飲んで、シャンベルタン系をキッチリ言い当てられるとすれば、よほどの推理マニアで、積み上げた証拠と想像を幾重にも組み合わせ、結論を導き出す能力に長けていないと・・・無理でしょう。それほどまでに、まるでミュジニー系のような石灰ミネラルとテクスチュアが存在しています。

 ちょっと香水。重厚さ、でもエレガント。美しい樽のアロマが僅かに。スパイシー。エキスの甘み。石灰系のミネラルが膨大。奥底にシャンベルタン的大地のニュアンス。エキセントリック。エキスが凄い。とても硬いが実に素晴らしい。ストラクチャーがでっかい!この風格。飲み頃はかなり先。


 まず、弱い年・・・みたいなニュアンスなど、微塵も感じられません。ちゅうか、
「なんでこれがシャペル=シャンベルタンやねん!」
と、自分がエセ関西人になってしまいます・・。それほどまでに構造が大きく、エキスが膨大、石灰系ミネラルが膨大です。

 2007年はもっと甘く、エキス系と言うよりは果実味系の味わいでした。きっと畑の組成がビオで良くなり、余計な抽出をせず、リキミの無い醸造に繋がった事が、この結果を生んだと思います。弱いんじゃないかな?と思われるヴィンテージにこそ、将来性という芽が垣間見えるんです。ご予算の合う方・・是非飲んでみて欲しい・・そう思います。お奨めです。

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通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。
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フランス■□ Laurent Roumier □■ブルゴーニュ
ローラン ルーミエ
● 待望のローラン・ルーミエ2011年が登場です。このところは全てのアイテムがちゃんと入荷しないことが多く、
「日本向けのパレットが崩れた」
とかなんとか・・・毎年のように何かしらの理由が有りました。

 2011年のラインナップは、久しぶりに全てのアイテムを購入することが出来ました。コスモジュンさんも、ディオニーさんと一緒にやることになり・・・(参議院議員選挙も有った事だし・・)、「アベック・ジェイ」と名前が変わりました。

 ローラン・ルーミエは、絶大な人気を誇るドメーヌ・ルーミエ(ジョルジュ・ルーミエ)とは兄弟蔵ですが、品質的に一歩譲るような印象が蔓延しているように思います。

 しかしながら・・・どうなんでしょうね・・皆さんの実際のところは・・・。noisyは、飲んで美味しいのはローラン・ルーミエだと思いますが。点と価格がより高く、品薄なのはドメーヌ・ルーミエなのでしょうが、繊細さ、優美さにおいて、ローラン・ルーミエはドメーヌ・ルーミエを凌駕していると思います。

 勿論ですが、目も眩まんばかりの蒼々たるアイテムとか、物凄い凝縮度とかはドメーヌ・ルーミエが上でしょう。しかし、それは所有欲を満足させるかもしれませんが、実質的に「飲むワイン」「好きなワイン」とは、少し違うところにあるように思います。

 飲んでいて疲れない・・繊細な表情をじんわりと・・でも確実に伝えてくるローラン・ルーミエのワインは、ドメーヌ・ルーミエよりもわずかに数日早いと思われる収穫日だけによるものでは無いと思われます。

 noisy ももちろん、ドメーヌ・ルーミエのミュジニーと、ローラン・ルーミエのボンヌ=マールのどっちを飲みたいかと聞かれたら・・・
「ミュジニー!」
と言うでしょうが、両ルーミエのシャンボールなら?・・・もしくは1級同士なら?と聞かれたら、ローラン・ルーミエと答えると思います。

 まあ、ルーミエのザムルーズは、当たった事がないと言うか、外れ続きだったと言うか、その後は手を出せなくなったというか・・なので、noisy的な信用度が無いというのも有ります。ジュヴレで言ってみれば、むしろデュガ的なのがドメーヌ・ルーミエであり、アルマン・ルソー的なのがローラン・ルーミエです。みんな、ジュヴレじゃデュガよりルソーと言うのに、シャンボールだと逆になる・・有る意味・・不思議です。

 はっきり言って・・オート=コートの赤で充分旨いです。ローラン・ルーミエのスタイルをちゃんと持っていますし、今飲んでもとても美味しいです。シャンボールも、単に硬いとか、硬いけれど凝縮度が凄いので飲めてしまう・・とかでは無い、シャンボールの真の姿を持っています。クロ=ヴージョは元々はジョルジュ・ルーミエの畑でしたが、どう見ても昔よりも美味しいと思います。ボンヌ=マールは・・・飲めてないので言わないでおきましょう・・でもドメーヌ・ルーミエの半額以下ですから、どう見ても過少評価でしょうね。シャンボールの1級レ・シャルムを、是非ルーミエのレ・クラと比較してみて欲しいと思います。総合でどのように評価されるでしょうか・・・。ワインは1杯だけ飲むので有れば、そのような評価も出来るかもしれませんが、2杯飲むならローラン・ルーミエに歩が有るとさえ思います。

 2000年の頃のローラン・ルーミエでは、もはや無い・・そのように思います。確かにその頃は、「やや薄いかな?」と感じることも有りましたが、

「エレガント、精緻なシャンボール」

を具現出来ているのはローラン・ルーミエだけ・・と言えると思います。素晴らしい2011年・・是非ともご検討ください。

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2011clos-Vougeot Grand Cru
クロ=ヴージョ グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥11,450(外税)

【美味しい・・・】

 「美味しい」
の文字の後には、普通「!」を付けたくなるんですが、「・・・」にしてしまいたくなるのって・・・判っていただけるでしょうか。はしゃぐんじゃなくて、しんみりと味わいたくなるんです。ローラン・ルーミエの味わいを如実に現しているのがクロ・ヴージョじゃないかな?と思います。このワインは3〜5年置くと・・化けますよ!

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2011Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!


750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥10,400(外税)


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2011Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
リンクが壊れてました。訂正しました。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥5,900(外税)

【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】

 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。
開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。

 シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。今飲んでもとてもしっとりして美味しい!一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4〜5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!お早めにどうぞ!
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フランス■□ Domaine Francois Mikulski □■ブルゴーニュ
ドメーヌ フランソワ ミクルスキ
● 凄く久しぶりのミクルスキーです!
●ドメーヌ フランソワ ミクルスキ
ポーランド人の父親とムルソー生まれのフランス人の母親をもつ。フランソワは若くしてヴィニュロンとなることを決意し、ボーヌのエコール・ヴィニコールで学んだ後、1983年にカリフォルニアを代表する「カレラ・エステート」のジョシュ・ジャンセン氏の元で研修、1984年に叔父のピエール・ボワイヨ氏に従事した。
1991年にピエール・ボワイヨが引退し、彼(とその姉妹)が所有していた畑を引き継ぎ(メタイヤージュ)、自らのドメーヌを設立した。
●醸造(赤ワイン)収穫量は35hlha程度に抑えられる。100%除梗。2日間(15.5℃)のプレマセレラシオン。アルコール醗酵はタンクにて約6〜8日間(30〜32℃)かけて行われる。ピジャージュは1日1回程度。樽熟成は12〜18ヶ月(新樽率25%)。スーティラージュの後、軽くフィルターにかけられ瓶詰めされる。

○醸造(白ワイン)収穫量は45-50hlhaに抑えらえる。空圧式プレスでゆっくり圧搾し、果汁をやすませて澄み切った状態に。醗酵は約3〜20週間かけて(12℃にて)行われる。樽熟成は12〜18ヶ月、新樽比率は15〜20%。バトナージュは年に3回程度。スーティラージュとコラージュの後、軽くフィルターにかけられ瓶詰めされる。

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2011Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,890(外税)

【こちらは正規品です!!】

 シャルドネの名手が造るピノ・ノワールです。実際、もっとアッサリした味わいかと思ってましたら・・・かなりしっかりしてました。反対に言うと、開けてすぐはちょっとキツイ感じです。

 むしろこんなワインにこそデキャンタを使用するべきなのでしょうが、ちと面倒ですよね。なので、

 飲む前、3日ほど前に栓を抜いてしまう。そしてコルクを逆差しにして置いておく。

 ことで、少しワイルドな赤黒いベリーの集合体、躯体は比較肉厚で、とてもドライながらジューシーさのある美味しいピノ・ノワールに激変します。ヘクタール辺り収穫量の少ない、リッチな味わいがします。

 そうでなければ・・このワイン2〜3年寝かすべきでしょう。激変具合は・・かなりです。開けたてのやや渋くタイトな感じは、まったく残糖感の無い部分から来るものでしょう。ミクルスキーのピノ・・・いかがでしょうか?

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2009Mersault-Goutte d'Or 1er Cru
ムルソー=グット・ドール・プルミエ・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥6,980(外税)

【少なくて申し訳有りません!】

 余り数が購入できなかったので、価格勝負で売り切りに出ようかと・・・(^^;; 一昔前、ワイナートさんの高評価で、一躍有名になったミクルスキーです。飲めないので詳細コメントは止めておきますが、綺麗な石灰系ミネラルが適正な分量で、とても綺麗なムルソーを造る人です。厳しいミネラルにならないのが不思議と言えば不思議でした。今は違うかもしれませんけど!

○MEURSAULT GOUTTE D'OR / MIKULSKI / 2009 /
 
 プルミエ・クリュの「グット・ドール」。
 粘性に富み、豊かで長いアフターが楽しめるという畑ですが、熟成させることで、ますます複雑さが増し、ムルソーの真骨頂が味わえる逸品です。
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フランス □■ Domaine Yve Boyer-Martenot ■□ ブルゴーニュ
ドメーヌ イヴ ボワイエ=マルトノ
● イヴ・ボワイエ=マルトノ2011年完全ガイド!大きく・・そして新たな境地に向けて!!必ず読んでくださいね!!
 いつものように全てのアイテム、10アイテムを用意した。仲間との合同テイスティングだ。このイヴ・ボワイエ=マルトノに関しては、ラシーヌさんからの全量買取だから、並行ものを除けばグループでの専売品である。それだけに様々な責任も伴う。輸入してくださっているラシーヌさんにも、、そして何よりも、noisyたちを信用してくださっているお客様たちに・・である。絶対に嘘などは付けない。さらには自分たちのためでも有るから、このテイスティングは絶対に外せないのだ。

 少し緊張感を感じる。それはそう・・・全量買取だから、有無を言わずに大量のワインを購入することになる。もし、駄目なワインばかりだったら・・と考えてしまうのだ・・イヴ・ボワイエ=マルトノに対する僕らの信用度はとてつも無く高いのに・・・である。ちっさいな・・とは思うが、顔色をそれとなく伺い見ると、きっと仲間も同じような心持ちではあるだろう。

 ブルゴーニュ・シャルドネを開ける。・・・実はこれでほとんど判ってしまうのだけれど、今年の2011年もののテイスティングは、全く気の抜けないものとなったのだ!いやおう無く!

 グラスにシャルドネを注いで、他のメンバーに渡す。グラスの液体はやや黄色く・・・「(ん?なんだ?・・)」と一瞬思ったが、気のせいかと思い直した。そしてグラスをノーズに近付ける・・・・。

「(ん・・やっぱり・・・)」

 実にナチュラルな黄色い果実のアロマが「スパッ」と立ち昇る。

「(いつもと・・・違う!)」

 そして、グラスを傾け、僅かな量を含んだ。

「(・・・素晴らしい!・・・しかし、このナチュラル感は何だ?)」

 その後もしばらく、このシャルドネとの問答は続いた。そして、ひとつの仮説に達した。


 メンバーとの話し合いの中で、このように説明した。

「今まで・・・昨年までのイヴ・ボワイエのブルゴーニュ・シャルドネとは大きく違う点がある。とても美味しいのは同じだが、まず何よりも、香りの立ち上がりがとても早い。そしてテクスチュアが滅茶苦茶ソフト。ワインはまだ硬いのに、接触感がとても柔らかい。これは、おそらくだが、SO2の使用量がとても少ないことが上げられる。そして、SO2の使用量が少ない・・と云うことは、このワインの健全さと釣り合わせるためには、SO2の量を減らせるような畑仕事になったと云う事だ。・・・そしてきっと・・いや、おそらくだが・・・それは、自然派への一歩を踏み出したのかもしれない。」

 基本的な味わいは変わらないのに、とてもピュア・・・なのだ。そして、ビオに有り勝ちな、ある種の危険なニュアンス・・それが全く無い。揮発酸のキの字も無いのである。

 ムルソー、ムルソー・ロルモ、ムルソー・ティレと進む。見事にテロワールを切り分けられて感じることができる。そして何より柔らかく、香りの立ち上がりが早い。ムルソーは、これぞムルソーと言うべき、大量のミネラリティを閉じ込めている。ブルゴーニュ・シャルドネが普通のムルソー感覚なので、こちらはムルソーV.V.とも言えるかもしれない。ロルモは粘土のニュアンスを含み、やや赤い果実さえも思わせるし、ティレは反対に白い。

 最後のピュリニー・レ・カイユレまで進む。仮説は結論になった。間違い無い。そう思う。

 最初にシャルドネの色を見た時、見慣れているこのワインの色に、やや黄色の少なさを感じたのだ。わずかに潜むグレーのニュアンス。それは色にはなかなか現れないが。判る人には判るだろう。

 そして香りの立ち上がりは、まるでビオワインのように素早い。そして太い。ナチュラルなアロマが早くて太いのである。

 テクスチュアは目茶柔らかい。飲むにはまだ早いはずなのにとても美味しく飲めてしまうのは、ポテンシャルが高いこと、So2の量が少ないことによる開放力/時間の数値が高いのだろう。

 それでいて、決してビオっぽくまでは無い。ましてモロビオでは有り得ない。


 考えてみれば、シャルム、ペリエール、ジュヌヴリエールと、ムルソーの超一流どころを抑えているイヴ・ボワイエである。あの大御所、コント・ラフォンとも・・と思えば、昨今は息子さんたちにバトンタッチしたイヴ・ボワイエが、少しずつ自然派の方向に向かうのも判る気がするのだ。

 そして何よりも、生き生きとしたナチュラルさが加わったイヴ・ボワイエ=マルトノの2011年は、あの偉大な作となった2010年をも超えたかもしれない・・・と感じる。素晴らしいワインに出会えたことを、メンバーの輝く目を見て・・・、そして自身を顧みて確信した。有難う!

 いや・・・恥ずかしいですが、実写版・・です・・(^^ 本当にピュアでナチュラル・・・そして危険なニュアンスの無い・・テロワールを見事に現したワインでした。

 何がお奨め・・・と言うのは、もう無いです。全てがお奨めです。そして、ポテンシャルが価格になっています。上級キュヴェも、今飲んでも・・・飲めてしまいます。勿体無いですけどね。

 ムルソー・ナルヴォーという、実質1級と言われるワインの残りを持ち帰り、翌日飲んでしまいましたが・・・いや・・・もう有頂天です。こんなスピードで飲んじゃ勿体無い・・でも飲んでしまう自分がいるのにビックリです!

 そして全てのキュヴェに共通していますが、So2が少ないことによるのでしょうか・・・果実感は実にリアルで、黄色いリンゴとか、黄桃、白桃、梨、花梨などのニュアンスが、実際目の前に有るかのような振る舞いに変わって来ています。


 他、上記に書いて無いワインを一応述べますと、
ピュリニー・ルショーの美味しさにビックリです。今までは、少し置いた方が良いと思っていましたが、2011年に関しましては飲んで良い・・です。素晴らしい美味しさです。ソフトさと、ワインのポテンシャルで飲めてしまいます。

 シャルムは・・・・このワイン、この畑が、実はペリエールの真下に接している・・・と言うことを、ちゃんと教えてくれます。ペリエールが上にトッピングされてるんですよ!・・呆れちゃいます!素晴らしいです。

 ジュヌヴリエールは、ムルソーというアペラシオンのイメージの中で、最大限、最大値で、それを表現しています。大理石的なミネラリティのエレガンス・・・これに尽きます。凄いです。

 ペリエールは・・・これは別格です。呆れるばかりです。これだけは・・お願いだから早くは飲まないでください。・・・美味しく飲めちゃうんですが!・・・2〜3年我慢してください。もしくは10年・・・もしくは20年・・・きっと大輪の花を咲かせるワインです。ゴージャスです。

 ピュリニー・カイユレも別格ワインです。これは3年で良いと思います。要素の一つ一つが超一流・・エレガントで有りつつ、豪放さも持っているんです。これも、(おそらく)自然派に向かったイヴ・ボワイエならではで・・飲めちゃいますが!


 2011年のイヴ・ボワイエ=マルトノ・・・買わないと後悔するワインです。ブルゴーニュ・シャルドネで・・・充分です。ポテンシャルと加味すると価格は平均して・・半分と言えるでしょう!そして、上級に行けば行くほどに、感動は大きくなる・・それだけです。是非とも飲んでみてください!一押し!間違いない選択です!有難うございました。
こちらは参考用に掲載します、2010年のものです。

 大変お待たせしました。現在はGroup55からの単独の販売になっています、イヴ・ボワイエ=マルトノの2010年をご紹介します。仲間のお店はすでに販売していると思いますが、どうやらnoisy は遅くなってしまったようです。期待されていらっしゃったお客様にお詫び申し上げます。

 ラシーヌさんに輸入していただいての全量買取・・というルートで、とても考えられないロープライスとコンディションの素晴らしさを感じていただけているイヴ・ボワイエ=マルトノですが、今年も早速2010年の全アイテムを仲間とテイスティングしました。


 毎年、全てのキュヴェをテイスティングし、コメントも出来るだけ細かに掲載してきました。その方がお客様に理解していただいたうえでご購入していただけると思っていました。

 でも、2010年に関しましては、

「コメントを新に入れても仕方が無いかもしれない・・」
と思っています。


 それは、
 2010年のイヴ・ボワイエ=マルトノは・・・考えられないほど素晴らしい!おそらく最高傑作の年
だから・・です。

 今まで、昨年リリースの2009年が最高だと思っていましたが、2010年ものの超絶な凝縮感は、思い出しただけでも口の中に蘇るようです。おそらくたったの一滴でも、とても幸せです。一口すすっただけで、かなりの時間を余韻で満たされます。一滴を口の中ですり潰すと、様々な表情が浮かんできます。そして永遠のように続くんです。

 勿論永遠などは無い・・のでしょう。それでも、そんな風に思えるくらい、圧倒的に凝縮していて、ほんの少し漏れ出る表情だけで素晴らしいのです。


 ですので、簡単にまとめたいと思います。ご覧下さい。

● 2010年 イヴ・ボワイエ=マルトノの総括

 どのキュヴェも、半端無い凝縮度を見せる。間違いなく、ドメーヌ史上最高と言える仕上がりだろう。唯一、ピュリニー=モンラッシェ・ルショが、輸入時のショックが取り切れていなかったが、それでも豪奢なピュリニーの味わいを伝えていた。


●ムルソーの1級3アイテムとピュリニー・カイユレは、物凄いワイン。全く別格。あえて言うならば、現時点でのレ・シャルムはほっぺたが落ちそうなくらい旨い。ジュヌヴリエールは現在はレ・シャルムに及ばないが、1年以内に抜くだろう。ペリエールは、もう呆れた。一滴ずつ舐めたい。他の生産者も彼のワインを知るべき。特にピュリニーでのほほんと生産してる連中に。カイユレは、今飲んでも実に素晴らしい。ポテンシャルを最大に発揮するには5年は掛かる・・・が、この享楽的な美味しさも捨てがたい。

●ピュリニー=モンラッシェ・レ・ルショー
 このキュヴェだけ、少し時間が必要だったかもしれない。少し落ち着いてない印象。しかしムルソーの強面の印象からここに移ると「ホッ!」とするような果肉の厚みと柔らかさが有り、とても美味しい。1〜2ケ月置いてほしい。

●ムルソー・レ・ティレ
●ムルソー・レ・ナルヴォー
 この二つは通常は準一級の扱いだが、ムルソー、アン・ロルモとは一線を画す大きさと旨さ。レ・ティレはジュヌヴリエール的、レ・ナルヴォーは、シャルムじゃ無いか?と思えるほど。エキスの集中度、凝縮感が半端無い。そして今でも美味しい。


●ムルソー・アン・ロルモー
 唯一、厳しく大きい構成のキュヴェ群に有って、少しのソフトさと安らかさを感じる雄大なワイン。ほんの少し赤みを指したシャルドネと云うべきだろうか。これも今でも美味しい。

●ムルソー
 今飲むならやはりACブルより享楽的。豊かで、オイリーで、ハニーで・・言うことは無い。

●ブルゴーニュ・ブラン・シャルドネ は全くムルソーそのもの。もう・・これで充分・・とも言える。デイリーにはとても贅沢。ただし、少し締まって行く方向に有るように思えた。それにしても凄いコストパフォーマンス。


 どうでしょうか。今まで毎年のように「最高」です・・と言っているかも(いや、そうは言ってないか・・)しれませんが、2010年は別格だと思います。一番それを判るのは、どのキュヴェでも良いですから、
「たった3cc程度だけ口に入れてみる」
と判るはずです。思わず声が漏れてしまうと・・思います。この凝縮度・・もしかすると二度と出会えないかもしれませんし、来年もっと上を行くかもしれませんし・・でも、noisy的には、90年代後半と、2004年以降を飲んできた、イヴ・ボワイエ=マルトノの最高傑作だと言えると思います。間違い無いでしょう!テイスティングした仲間は、本当に幸せそうな顔になっていました。是非ともご検討下さい。お奨めします!


注:各コラムのコメントは2009年の時に書いたものです。詳細なコメントを2010年も書き残して有りますが、今回は要約してこちらの上に掲載しました。ご了承下さい。
こちらは参考用に掲載します、2009年のものです。

● イヴ・ボワイエ=マルトノ2009年完全ガイド!

 大変お待たせしました。現在はGroup55からの単独の販売になっています、イヴ・ボワイエ=マルトノの2009年をご紹介します。仲間のお店はすでに販売していると思いますが、どうやらnoisy は遅くなってしまったようです。期待されていらっしゃったお客様にお詫び申し上げます。

 ラシーヌさんに輸入していただいての全量買取・・というルートで、とても考えられないロープライスとコンディションの素晴らしさを感じていただけているイヴ・ボワイエ=マルトノですが、今年も早速2009年の全アイテムを仲間とテイスティングしました。そして、その素晴らしさに体をよじらせつつ・・期待を高め、そして安堵しました・・(^^;;

 2009年のイヴ・ボワイエ=マルトノは・・ほぼパーフェクトです!!

 本当にこのドメーヌのシャルドネは目茶美味しいです。しかも価格が素晴らしく安いです。ACブルゴーニュでさえ、偉大なムルソーの息吹、息遣いを持っているんです。村名ムルソーは・・・、1級はと、一般に言う「ワンクラス上の味わい」になっています。

 2009年のイヴ・ボワイエ=マルトノはフルラインで素晴らしいです。是非ともご確認くださいませ。大いなる自信を持ってお奨めします。


● 2009年 イヴ・ボワイエ=マルトノの総括

 とても美味しかった2008年のイヴ・ボワイエ=マルトノのワインが、少しだけですが野暮ったく思えてしまうような、球体感とエレガンス、バランスを持ち、高いレベルで充実しています。ミネラルがややギシギシして、ムルソー丸出しの2008年に比較し、不断のエレガンスのベールを手に入れたようです。

 おそらくですが、2009年はイヴ・ボワイエ=マルトノの歴史で最高の出来だと思いました!

 全てのキュヴェが見事に健全で、現在、無理をすれば飲めないワインは全く有りません。勿論ですが、早いのは間違い無いです。それでも、今飲んでも・・・すべてのキュヴェがそれなりにおいしく飲めてしまいます。ですので、どうしても早く飲みたい方は、どのキュヴェでも飲んでみてください。時間を置きすぎると硬くなる可能性があります。

 そして、どのキュヴェも、そのテロワールをしっかり発揮していますし、テロワールに乗っ取った味わいと価格を実現しています。しかも、他の生産者のプライスの30〜60%オフです。

 価格的に一番のお奨めは・・・勿論、とても美味しいブルゴーニュ・ブランです。これは全くのムルソー品質です。

 一番のポテンシャルを秘めているのは、やはりピュリニー=モンラッシェ・レ・カイユレです。2008年は、このワインがグラン・クリュ並みのポテンシャルを持っていることを、実に安易に理解させてくれる仕上がりです。

 もっとも好まれるワインは、そして、noisy の一推しは・・・実は2つ有ります。皆さんが絶対に欲しいと思っていらっしゃる、ムルソー=ペリエールですね。これはもう・・本当に素晴らしいです。クロ・デ・ペリエールを眺められる位置の、少し標高の高い畑の素晴らしさを知って欲しいと思います。

 2009年もので、素晴らしい出来だったのが・・・ムルソー=ジュヌヴリエールです。これはもう・・・トロトロです・・・。滑らかで柔らかで、気品に溢れ・・実に旨い!

 ムルソー=ペリエールは例年並みにとても美味しいんですね。ムルソー=シャルムとピュリニー・カイユレは、この数年でピカイチの仕上がり・・・そういうことでしょう。

 そして、準1級と言える「ムルソー・ナルヴォー」・・・これは、他のムルソーに比べ、頭ひとつ抜けてます。昨年は「岩男」と表して・・・ちょっとスルーされましたが、実際は凄いポテンシャルを秘めているんですね。

 勿論、ムルソーの各リューディものも、とても美味しいです。それぞれに特徴がありますので、コラムを参考に是非ともご検討ください。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
This is my type!This is my type!
2011Meursault en l'Ormeau
ムルソー・アン・ロルモー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,490(外税)

【これはシンプルムルソーには存在しない風味ももっています!!これも旨い!】

 ダルヴィオ・ペランのACブルゴーニュで、レ・マニイというワインが有ったのを覚えていらっしゃるでしょうか。そのレ・マニイと隣り合わせの区画がこの「アン・ロルモ」です。

 ムルソーに比べてやや柔らかさ、和らぎを感じるアロマ。白桃、黄桃・・よりエレガントで冷ややか、ネットリしている。返り香に白い花。中域の膨らみはやや閉じ気味だがそれでも美味しく飲めてしまう。ビターさ、構成はムルソーとほぼ変らないが滑らかで丸みのあるイメージ。ミネラルと美しい粘土の味わい。ふくらみのある余韻が実に長く続く。

 このアン・ロルモは、わずかに粘土の存在を多めに感じます。少し暖かなニュアンスです。そして静かな感じ。ですので、少し熟れた果実のニュアンスが出ているんだと思います。現状の美味しさだけを見るとシンプルムルソーよりも上で、まとまりがとても良いです。畑の標高が低い位置に有り、粘土がやや多い。その部分を他のリューディ、例えばレ・ナルヴォーやレ・ティレと比較していただけると、ムルソーを理解しやすいかと思います。是非ご検討ください!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  
This is my type!This is my type!
2011Meursault les Tillets
ムルソー・レ・ティレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

こちらは比較エレガントです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,590(外税)

【この2品の比較も実に面白い!しかも旨いです!(ナルヴォーは完売)】

 まあ、旨い旨いと・・書き続ける事にどうしても体、いや、頭が慣れていない性でしょうか。キーボードを叩くのもなかなか捗りませんが、でも仕方が無いですよね。さすがに美味しいものを不味いとは・・書けません。もっとも、そんなnoisy の裏を見て、

「そんなこと言ったってさ、しょせんはワイン屋なんだから・・しかも自分たちで全量責任販売じゃぁ、不味くたって不味いとは書かないに決まってるでしょうよ・・」

 とおっしゃる方もいらっしゃるに違い有りません。

 そりゃあそうです。自分で気に入らないものを素晴らしいと書くことも出来るんです。勿論、noisy だって例外じゃぁ有りませんから、そのようにしようと思えば出来るんです。

 でもね・・ヨクヨク考えていただけるするとと、大きなショッピングモールに入るでもなく、宣伝もせず、人前に出るのも嫌いで、たまたま何かのご縁でメンバーになっていただいたお客様宛てに、ほとんどのパワーを注いでいる状態です。つまり、超緩やかなメンバー制になっているんですね。そんな中で、もし、一度でもそのようなことを大々的にしてしまったら・・・きっと、それまでのお客様には、そっぽを向かれてしまうでしょう。ですから、まあ、楽天さんにでも出て、ショッピングモールさんの方でお客様を沢山連れてきてくれるような環境でしたら、
「まあいっか・・」
となるのかもしれませんが、今の環境を考えても、とてもそんな大それた事は出来ないんですね。判っていただけましたでしょうか・・。


 で、この2つの、准1級クリマとも言うべき畑をご紹介します。まず、レ・ナルヴォーですが、こちらはジュヌヴリエールの上部、レ・ペリエールからは少し離れた(石切り場等が有り)北に位置します。思いっきり、その「石」のニュアンスが出てくる畑です。

 やや黄色の強い色合いから、わずかに樽の要素。濃密さ!味わいの幅!ミネラルのニュアンス!ボディの太さとも、全く申し分の無い味わい。1級クラスを飲んでいるかのよう。険しさと優しさ、強さとエレガンスを持ち合わせている。美味しい!

 どうでしょうか?レ・ペリエールの石のニュアンスと、ジュヌヴリエールのややシャリシャリしたミネラルの感じが特徴と言えるでしょうか。美味しいが、岩、石だけにちょっと硬い・・(親父ギャグです・・)


 次にレ・ティレですが、こちらはレ・ナルヴォーの北に接しています。地続きでは有りますが最上部です。

 ややオイリー。ムルソー、アン・ロルモーに比べ線がさらに少し太くなったイメージ。奥に蜜や花、石灰石、酸はやや強めだが構成も大きい。1級に比べると、もしかしたら雑な部分があるのかもしれないが、要素はレ・シャルムに続くものを持っているかもしれない。中域がやや閉じ気味だがどんどん美味しくなるだろう!

 どうでしょうか。漲る「石、岩」のニュアンスが強いレ・ナルヴォーに対し、それを幾分弱め、しかしボディを充実した感のあるレ・ティレです。平凡なムルソーの生産者には、ほとんど感じられない濃密さがそれぞれには有り、しかも高いレベルでのエレガンスさも充実しています。

 今飲んで美味しい方は・・・昨年2008年ものと違ってレ・ナルヴォーでしょう。ポテンシャルでは同等と言えるかもしれません。好き好きかもしれませんが、どちらも素晴らしいワインと言えます。ご検討ください!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2011Puligny-Montrachet les Cailleret 1er Cru
ピュリニー=モンラッシェ・レ・カイユレ・プルミエ・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥8,900(外税)


【いつものように、こちらはかなり硬いですが、やっぱりポテンシャルが凄いです!。】

 途轍もない瑞々しいピュアなアロマ。やや硬く閉ざしたニュアンス。相変わらず輸入直後は硬いが、シュヴァリエ=モンラッシェっぽいニュアンスがバッチリだ!まだワインになる一歩手前だが、なってからは物凄いだろう!と感じさせる凄みを持つ。

 ほとんど2008年のこのワインとニュアンスが一緒でした。このカイユレですが、実はムルソー系よりは熟は早いです。旨くすれば、3年ほどで美味しく飲めてしまうんですよ・・・いや、持たないという意味ではないです。素晴らしいムルソーは、ミネラルが険しくたっぷり有り、長い熟成を必要としてしまう傾向が有りますが、やっぱりモンラッシェ系はその辺がちょいと違うんですね。

 イヴ・ボワイエ=マルトノの最高峰です。比較早めに高みに登ってくれることを考えれば、これもスルーは出来ないでしょう!超お奨め!ご検討ください!

以下は2008年もののコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【樹齢の性なのでしょうか・・今までで最高の出来のように・・思います。とても美味しいです。】

「たぎる、みなぎる」
そんなイメージの若いムルソーから、村名ピュリニーに来ると、
「ほっ」
とさせるような、安らぎや柔らかさを感じさせてくれます。でも、このレ・カイユレに当たると、今までの2007年までは、
「・・・硬い・・」

 村名ピュリニーの柔らかさとは違って、どこかお役人のような・・(失礼!)、融通の利かない感じを受けたものです。スムーズだったのは2005年だけかな・・・。

 ところがですね、この、レ・カイユレこそ、シュヴァリエ=モンラッシェの真横のリューディであることを、2008年のレ・カイユレは最初から訴えてきました。

 グラスの香りを取る-->回す-->再び香りを取る-->口に含む
みたいな形で繰り返しますが、この過程において、その要素を取り切れないと、「硬い」「出てこない」と言った表現になります。ですから今度は、何とかその要素を取りに行こうと、ぐるぐるグラスを回したり、口の中で粘膜にこすりつけ、伸ばし、回し、捻って時間を置いて・・などを行って・・何とかする訳です。

 2008年は、そこまでせずとも最初の一口で、
「・・・有るね」
と、一言漏れました。

 有るねの意味は、シュヴァリエがそこに在るね・・を無意識に略したものです。


 実に瑞々しいアロマ。ハチミツ、柑橘、精緻なミネラル。風格充分。まったり、しゃっきり。締まって硬いが旨い。とても上品で複雑、凝縮しています。覗き込める域の奥が、物凄い事になっている。このワインの伸び率は簡単には測り知れない。

 まあ・・この価格では下手をすれば、有名生産者の村名ワインでさえ購入出来ないのに・・と思ってしまいます。3〜5年経過したこのレ・カイユレを飲まれた方はいらっしゃるでしょうか?物凄く美味しく育つんですよね。正にフルな、グラン・クリュ並みのシャルドネなんです。

 2008年は、勿論早すぎますが、それでも簡単にポテンシャルを取れるはずです。そして、このワインの良いところは、むしろ熟成は早い方だということです。ペリエールが完熟するよりも、相当早く美味しくなります。いかがでしょうか、是非ともご検討ください。超お奨めです!とても呆れるくらいに安いです!
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フランス■□ Domaine Jean Fournier □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ジャン フルニエ
● 万全を期して、今回取り扱いの全てのキュヴェをテイスティングしました。これはかなり期待できる新人だぞ・・と感じています。最も17世紀に遡ることができるほどとても古いドメーヌのようです。

 全ての樹齢が40年以上、マルサネに本拠を置き、マルサネ主体ではあるがジュヴレにも畑があるようです。無理な抽出をせず、柔らかで自然な味わいが特徴。しかも、リュット・レゾネ(減農薬)からビオディナミに転換中とのこと・・・かなり期待をしています。


■ Jean Fournier
・Marsannayの歴史について。

19世紀半ばまでは他地域のグランクリュと同じ評価であった。文献によると1668年の葡萄の価格はジュヴレ以上でもあったという。産業革命後、商業用に大衆向けのワインに注力し始めガメイを植え出したがその後鉄道が普及し南仏、アルジェリア等から安価なワインが流入するとその大衆向けワインは売れなくなっていった。

 1930年ごろからアペラシオンの手続きが始まるとガメイに植え替えたことによって認証が取れず、そこでピノノワールが必要となるが普通にやってもインパクトに欠けるとの判断でRoseを作り出した。これがMarsannay Roseの始まり。

 1950年台には「Bourgogne Marsannay」と付けられ、その後「Cote de Nuits Villages」を名乗るべく努力をしたがこれは認められなかった。

 1987年にようやく「Marsannay」のアペラシオンが作られたが90年くらいまでは知名度を上げることが難しく、2000年頃になって初めて品質の良いMarsannayを作れるような経済環境が整ってきた。Marsannayの特徴として中央から南部はCote de Nuitsと似たようなテロワール。北部はミネラル感たっぷりで個性的で面白いとのこと。



・2008からBio栽培のため2011からABマーク。ただし2013よりヨーロッパ委員会の指令によって現在いくつもあるBioの認証が統一されるという。これは葡萄栽培の段階だけでなく醸造過程も審査される。
・2011はマロ発酵の最中。早熟な葡萄。4-5月は乾燥し暖かかったため開花が早かった。夏は比較的湿度が高かったが病気の発生は少なかった。平均より収量は少なめ(白45hl/ha赤40hl/ha)。濃くてフルーティーさが強いが夏が冷涼だったため良い酸味が出てタンニン質も少なくエレガントでおとなしい出来。
・2010は2008、2009と比べ樽熟期間が短く、香りが安定するのも早くて2006、2007と似ている。5月末には瓶詰完了。
・自社畑は16haと4haの植樹してない畑あり。1.5ha分は他へ売り残りは自社ボトリング。葡萄の植樹は通常1万本/haであるがここは1万2千本/haと多くして樹どうしの競争を高めている。
・数ヶ月掛けてドメーヌ内にレセプションスペース作る予定


・Bourgogne Blanc c (セディーユ): 土壌が強くアルコールが強いにも関わらず酸味が残り面白い。シャルドネ・ミュスケ種使用でミュスカの特徴があり貴腐が付くまで待つため丸みを帯びた味わい。25年VV。
・Marsannay Cuvee Saint Urbain Blanc: 20%PB 80%CH
・Marsannay Rose: 100%PN 2010は売り切れで2011を一週間後に瓶詰。マセラシオンは行わず葡萄を潰すだけで色が付くという。1/3樽。セニエは好まない。
・Bourgogne Pinot Noir: 100%除梗。2-3回使用樽で熟成。重い粘土質の畑のどっしりとした重みと石ころの畑の繊細さを併せ持った味わい。
・Marsannay Cuvee Saint Urbain Rouge: 1/3は除梗なし。複数の畑のブレンド。名前は修道院長「聖テュルヴァン」から取った。
・Marsannay Les Echezots: 他の畑よりも高い地区。熟成が遅く非常にストレートな色でタンニン質が剣で切ったようにシャープ。50-60%は除梗しない。
・Marsannay Les Longeroies: 新樽2/3
・Cote de Nuits Villages: ジュヴレの北。80%は除梗しない。30hl/ha。100%新樽。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2011Marsannay Rose
マルサネ・ロゼ
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ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,280(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Marsannay Blanc Cuvee Sant-Urbain
マルサネ・ブラン・キュヴェ・サン=チュルバン
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,990(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
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ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,150(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Marsannay Rouge Cuvee Saint-Urbain
マルサネ・ルージュ・キュヴェ・サン=チュルバン
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥2,990(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 良いものは良い印 
2011Marsannay Rouge les Longeroies
マルサネ・ルージュ・レ・ロンジュロワ
This is my type! This is my type! This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,780(外税)

【しなやかで自然な柔らかい味わい!かなり美味しいです!】

 ジュヴレの生産者は、どちらかと言うと力技を得意とする方が多いように思います。もっともジャン・フルニエはマルサネですから、かなり北に位置するアペラシオンです。初の取り扱いになりますので、今回は全てテイスティングしてみました。すると、この生産者の特徴が見えてきました。

 樽を感じさせない自然な果実の味わいで、抽出を強くせず、優しく柔らかな味わいです。自然派的なテクスチュアで、SO2をガッチリ使用したような、エッジを強く感じるとか、妙な硬さあるとかは全く無いです。願わくば、ジュヴレの1級クラスを造ってみてほしいな〜とは思いますが、現状、マルサネ・ロンジュロワがトップキュヴェと言って良いようです。(クロ・デュ・ロワも有るようですが・・・)価格はとてもリーズナブルですし、ニュートラルな味わいは、ファンを多くするに違いないと思います。もしかすると大化けの可能性も秘めている・・かもしれません。


マルサネ・ロゼ
 ピノ・ノワールの果皮の悩ましげなスパイスを纏ったロゼ色の白・・・と言って良いかと思います。これ・・めっちゃ旨いです!美味しい白ワインがピノ・ノワール的要素を持っていると感じです。硬さが無く、さり気無い訴えが、とても愛らしく感じます。この夏の暑さを紛らわすのには最高のアイテムと言えます。冷やして良し、な味わいが嬉しいですよね。チェリーやベリーのトッピングが感じられます。一推し!

●マルサネ・ブラン・キュヴェ・サン=チュルバン
 結構複雑性を感じる味わいでした。そしてとても柔らかい・・・。土の良さを感じます。シャルドネだけと言うよりも幾つかブレンドされているようなイメージです。むしろ、単純なシャルドネのシームレスな感じと言うよりも、2層、3層に積層したような構造の深さですね。重みも適度にあり、かなり旨かったです。ブルゴーニュ・ブランとして飲んでみても価格的にも変わりませんが、確実にクラスが上・・・、ジュヴレの白と思ったら面白いかと思います。

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
マルサネ・ルージュ・キュヴェ・サン=チュルバン
マルサネ・ルージュ・レ・ロンジュロワ
 ピノ・ノワール3品です。ACブルゴーニュは、赤い果実が中心、ベリーやチェリーの中間的な果実、ふわりと香る柔らかなミネラリティと、ジュヴレまでのような重みは無く、やや軽やかしたニュアンスを持っています。非常にドライながらも、柔らかさとエキスの旨みが有り、かなり良く出来たACブルと言えます。お奨めです!

 マルサネ・サン=チュルヴァンになると、構成も深く大きくなってきます。こちらもジュヴレをやや軽くしたようなニュアンスで、鉄っぽさを除いたジュヴレ・・・のような雰囲気です。赤い果実中心のジューシーな味わいですが、勿論ドライです。果皮の要素が多く、やや動物的なスパイスが有り、将来は結構妖しさを持ってくるような気がします。

 レ・ロンジュロワは、マルサネのクリュと言って良いほどの良い畑ですが、1級と言う訳では有りません。しかし、さすがに格の大きさは隠せません。一般にマルサネのワインは「品」を出すのが難しいとされていますが、どうしても濃度不足を補うために、力技に走るからでしょう。このロンジュロワの辺りはジュヴレの北西1級畑と同じ地層に有ると言われており、さも有りなん・・と思わせるような質の高さを感じます。スパイシーさと鉄っぽさ、ワイルドさが入り混じり、赤黒ベリーのニュアンスが素晴らしいです。どこまで伸びるか楽しみな味わいです!


 初登場のジャン・フルニエ・・・是非一度お試しください!無理の無い抽出、化粧の無いピュアな素顔が素晴らしいワインです。お奨めします!
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フランス■□ Domaine de l'Arlot □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ド ラルロ
● 2011年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。

 ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう十数年になります。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、
「何でだろう・・」
とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。

 月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。その辺はどのようになったでしょうか?

 薄旨系の方が良かったなぁ・・という個人的な好みは有るにせよ、2009年のド・ラルロの何アイテムかを飲んでみると、なかなかにしっかり仕上がっていました。自然派系のワインに有り勝ちな「危ういような香り」は全く無く健全で、長熟なスタイルをしていました。

 ド・ラルロのワインは、昨今は、
「リリースしてすぐに美味しい!」
と言えるものでは有りません。ここんとこはご注意くださいね・・・他で逆のことを言われても・・・ね。

 ですが、適度な熟成期間以降は、見違えるような美しさと深さ、バランスの良さを見せてくれます。2007〜2008年と扱いをnoisy が飛ばしたのは、余りに大きなアソートを組みたがるエージェントへの警告です。まあ、やっても良かったんですが・・

 また、2009年からは「1級クロ・ド・ラルロ」の生産が激減していまして、入荷も非常に少ないです。そのため限定数となりますのでご了承ください。本当は飲みたかったんですが、2011年ド・ラルロは1アイテムのみ・・・テイスティングしました。

 

◆エージェント情報
2011年の収量は2009年に比べ-35%にもなった。ただ真面目に栽培し、選別を厳しくしている生産者には素晴らしい年のひとつとなった。ヴィンテージ全体の評価だけで判断する事がどれだけ無意味な事なのかはっきり感じさせる年だ。

 ラルロもその例に漏れず、相変わらずの素晴らしいワインを造っている。そして今回のヴィンテージはラルロにとって特別な意味を持っている。それは、あの天才醸造家と謳われたオリヴィエ・ルリッシュ氏が去り、新体制での記念すべき門出の年になるからだ。

 数多くの優秀な後継候補の中から、新しい責任者となったジャック・ドゥヴォージュ氏。彼を迎え、収穫から醸造まで手掛けた初めてのリリースとなるワインは、当然ながらジャーナリストや、市場は否が応でも注目しており、そのプレッシャーたるや計り知れないものがあるのだろう。

 何故ならラルロは今や押しも押されぬ、トップドメーヌのひとつとなり、市場が求めるものは、想像以上にハードルが高いからだ。無難な出来のワインでは誰も納得してくれないのはもちろん、例え同レベルのワインでも、やはりオリヴィエを超えられなかったかと言われたりもするからだ。例えて言うなら老舗が代替わりする時の世間の批評に似ているかもしれない。あれこれと言われてしまうのは、国は違えど、どこも同じで、世の常だけれども、今回のラルロに関して結論から言ってしまえば、そんな考えは全くの杞憂に終わったようだ。

 出来上がったワインからはジャック・ドゥヴォージュもまた、オリヴィエのような一種の天才だったのだとはっきりと感じる事ができるからだ。ラルロのこれまでのエレガントでナチュラルさとみずみずしさに溢れるスタイルはしっかりと踏襲されている上、ヴィンテージの違いがあるとはいえ、さらに進化しているように感じてならない。

 実際、ジャックはテロワールを正確に把握するため、全ての畑を専門的に地質調査をした程だ。畑の個性を正確に見極め、少しでもそのポテンシャルを引き出してあげようとする素晴らしい姿勢だ。オリヴィエが究極まで突き詰めたように言われるが、オリヴィエ曰く、まだラルロは完成形ではなく、まだ進化の過程にあったのだ。それがジャックの手によって、ラルロはさらに向上していくだろうと、オリヴィエ自身も認め、それをとても楽しみにしている。そしてその最初の答えがこのワインだ。今はまだ二人の天才にしか見えないその完成した究極の姿をジャックはいずれ実現し、リリースしてくれることだろう。



This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Nuits Saint-Georges 1er Cru les Petits Plets
ニュイ・サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ レ・プティ・プレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

モノポールであるClos des Foretsの若樹から造られるキュヴェ。1987年〜1989年に植樹。リッチさとエレガントさを備えたキュヴェ。現在の畑地図ではLes Foretsのみ記載されているが、1880年代の地図によると、Les Foretsの区画の傾斜が少ないこの区画を栽培家達はPetit Pletsと呼んでおり、ラルロでもそれに倣って別キュヴェとしてリリースしている。この区画は比較的早めに収穫することで、美しく繊細で純粋なフルーツ味が出てくる区画だそうだ。2011年はとてもオープンで柔らかく、樽熟は2010年よりは短くするそうだ。これは2011年の繊細でエレガントな果実味を大事にしたいという意図がある。2011年は一般的には飲みやすい年と捉えられがちだが、ラルロでは長熟型となるようだ。タンニンは円く、熟度・酸度も共にレベルが高い。洗練された余韻の長さは特筆すべきもの。
バーガウンド 87〜90Points
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥5,780(外税)


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2011Nuits Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ・サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ラルロ単独所有の畑で、ドメーヌを代表するキュヴェのひとつ。ジャックは、醸造責任者着任後、ドメーヌの所有する全ての畑の土壌の分析を専門的に行った。それぞれのテロワールを正確に知るためだ。スメもオリヴィエもそこまで詳細な分析はしていなかった。そして2011年はテスト的に7種の異なるパーセルを分けて収穫と醸造を行った。今回、クロ・デ・フォレを7種分けて造ってみようと考えたのも土壌が少しずつことなり、微妙に味わいの異なるブドウが採れたからだ。これは個々の土壌でブドウの個性を正確に知り、それを最大限に活かしてあげようとするジャックの意気込みが感じられる。一つの樽を試飲したが、柔らかく、しなやかで飲み心地が良く、深みがしっかりとある。タンニンもしっかりとあるが角がなく、十分に熟し、きめが細かい。最終的にはいくつかのパーセルがブレンドされたが、より深みと奥行きが出て以前のスタイルを踏襲しつつもさらに進化しているように感じる。滋味深く、繊細で優しく、エレガントで、ラルロらしさが存分に楽しめる。INAOにもグランクリュ申請しているドメーヌを代表するキュヴェは今年も輝かしい品質を備えている。
バーガウンド 91〜93
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥10,200(外税)

【遅れて到着の2アイテム!!】

 プティ・プレを飲んでみました・・。そして、やっぱり思ってしまいました・・・

「・・・ごめん・・・やっぱりこっちの方が好きかも・・」
と。

 オリヴィエ・ルリッシュは素晴らしい造り手だと思います。でも・・いつもDRYな仕上がりなんですよね。濡れたような・・感性に直接響いてくるようなウェット感に欠ける嫌いが有ったと思うのです。10年以上も待てば、その違いは判るかどうか微妙では有りますけど。

 ドヴォージュは、味筋はルリッシュとさして変わらないものの、オリヴィエに無かったウェットさ、ソフトさが有るんですよ。しなやかさから溢れてくる濡れた表情・・とも言えるかもしれない。それが実に良いんですね。 一般的には、ヴィンテージ的にきっと2010年をより評価すると思います。でも美味しいのは2011年だと思いますよ。

 このプティ・プレの味わいを見るに、クロ・デ・フォレは今飲んでも、美味しく飲めてしまう気がしてます。余ったら飲んでみようと思ってます。・・・化けるかな・・?・・いや、まだ判らんな・・でも、ちょっとnoisy の鼻が動き始めたのは事実です。フーリエの時のような、「将来絶対!」みたいな確信になってくれることを祈ってます。かなり旨いので、お奨めです!

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2011Cote de Nuits Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ クロ・デュ・シャポー
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ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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クロ・デュ・シャポーらしいペッパーとヴァニラの風味にココア、クローブ、白檀、チェリー、ミネラル、土、ブラックベリーに熟したきれいなフルーツの香りが出ていて、現時点でも十分に楽しめる。コンブランシュにある平坦な畑だが、細かい石が流れてきた区画で、ミネラル分も多い。このキュヴェの収量は35hl/ha以下に制限され、純度の高い果汁からとびきりのワインが生まれる。新樽比率は10〜15%で、14カ月の熟成の後、瓶詰。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,580(外税)

【オリヴィエ・ルリッシュからジャック・ドゥヴォージュへ!!ファーストヴィンテージは如何に??】

 今回は残念ながら数量も無く、また、テイスティングもせずに多く仕入れられるような環境でも無いので、全てのテイスティングは出来ませんでした。リアルワインガイドでもまだレヴューは有りませんで・・申し訳有りません。なので、細かなご紹介は致しかねるのが残念です。全部空けちゃうと・・本当に商売にならんのですよ・・。


 しかしながら、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ クロ・デュ・シャポーを先日テイスティングしました。そして、その感触は・・大変良かったです・・。

 で、ここからは、ブルゴーニュワインファンならでのコアな印象の話しになります。非常に細かい部分のニュアンスの話しですから、言ってる意味合いが判らない方や、実際に飲んでみても違いを感じない方もいらっしゃるかもしれません。

 個人的には、・・いや、まだ確定までは行かないんですが、オリヴィエ・ルリッシュの作風よりも好きかもしれません。オリヴィエの場合はとてもピュアで凝縮感も有るんですが、エッジが結構ガシッっとしていて、いきなりの濃淡がハッキリしているように感じていました。

 まだコート・ド・ニュイだけのテイスティングですが、そのパレットの中心から外縁に向かい、もっとも外側から何も無い部分に到達する部分の、見事なまでの微細なグラディエーションをジャック・ドゥヴォージュは描いて見せているんです!

 そしてド・ラルロらしいニュイの深い香りと、潜んでいるエレガントな表情、全く残糖の無いドライ感、薄い旨みの綺麗な出汁感、上品な膨らみからの長いドライな余韻・・・そしてそこから帰ってくる良質な旨みと香り・・。どこかに感じていたオリヴィエの力技の部分を超えた、とても素晴らしいニュイでした!

 そして、飲んではいませんが、noisy個人的には大好きなクロ・ド・ラルロの仕上がりが、とても楽しみになりました。ニュイの仕上げを見れば、どれほどまでに葡萄を選別し、慎重な醸造をしたのかが伝わってきます。

 実際、ブルゴーニュの2011年を色々と飲んできましたが、当初の予測では「とても厳しい」と感じていた印象を覆すものとなっていることを、とてもうれしく思っています。ド・シャソルネイ2011も素晴らしかったし、今回のマルク・ロワも目茶美味しい・・・心配だったパカレに関しては、是々非々でしたけどね。

 もっともリーズナブルなキュヴェのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュでさえこの仕上がりなら、全く心配要らないでしょう。ジャック・ドォヴォージュ・・・素晴らしいセンスをこの先も発揮してくれるに違いないです。ご検討ください!


P.S.クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとプティ・プレは来月以降の到着になります。

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2011Nuits Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot
ニュイ・サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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1943年と1955年に植樹された古木の2haの区画から造られる。一部、古くなり過ぎた0.3haの樹は引き抜いている。この区画は休ませ、2015年に新たに植樹される予定。他の区画と比べて、果実の熟すスピードが緩やかなため、最後の方に収穫される。また石灰岩が他の区画と比べ、少なく、土の色も茶色く他と異なる土壌を有している。フローラル、ブラックチェリー、ラズベリー、木苺、ヴァニラ、ペッパー、ミネラル、土などの豊かで華やかさのある香り。タンニンも熟していて、酸度も程よく、洗練された果実味と長く清らかな余韻が印象的。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥9,780(外税)

【かなりの仕上がりです!ルリッシュ以上!】

 今回は残念ながら数量も無く、また、テイスティングもせずに多く仕入れられるような環境でも無いので、全てのテイスティングは出来ませんでした。リアルワインガイドでもまだレヴューは有りませんで・・申し訳有りません。なので、細かなご紹介は致しかねるのが残念です。全部空けちゃうと・・本当に商売にならんのですよ・・。


 と書いていましたが、やっぱり気になっちゃいまして・・・結局、赤が出ることを承知で、「ニュイ・サン=ジョルジュ ル・プティ・タルロ2011」を空けちゃいました!・・・いや、素晴らしい仕上がりです。

 このプティ・タルロは本来、1級を名乗れる素性では有りますが、若木であること(、もしくはクロ・ド・ラルロの格下げも入る余地が有ると思います)から村名としてリリースされています。

 ニュイの1級にふさわしい細やかさと力強さ、そしてそのバランスを持っており、非常にドライな味わいながらも旨み成分が多く、エキスがキッチリ出て、ムッチリとしたニュイのスパイシーさがクラクラ来るほど香ってきます。ルリッシュの仕上げより、より濡れていてグラディエーションを描き、しかも立体の構造がクリアに見て取れます。これはとても美味しい!

 ちょっとどころか、完全に見直してしまいました・・・?いや、ドゥヴォージュは初ヴィンテージでしたね・・これからが実に楽しみです。エレガント命なクロ・ド・ラルロも飲みたくなってしまいました。

 もし2011年のネガティブさを心配していらっしゃるのでしたら、それは杞憂です。下手すれば2010年よりも素晴らしいんじゃないかと思います。リアルや他の評価機関がどんな評価をするか、楽しみですね!超お奨めです!

 クロ・ド・ラルロはとりあえずまだ飲んでいません。昨年は6本でしたか・・入荷が・・。ド・ラルロのラインナップの中では、薄旨系のエレガントタイプです。

 ヴォーヌ=ロマネは、1級スショの若木のようで、超レアです。数が全然有りません・・・でもヴィラージュと書いてあるのでおかしいな?・・村の中央にヴィラージュと言う名前の区画が有るんですよね〜。

 ヴォーヌ=ロマネ1級スショはもうご存知ですよね。マルコンソールと共に、ヴォーヌ=ロマネの1級のトップです。きっと良い仕上がりでしょう!こちらもレアに付き、条件を付けさせていただきました。申し訳有りません。


 とても素晴らしい年になったと言える、ド・ラルロの2011年。さすがの仕上がりでした!お奨めします!



P.S.クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとプティ・プレは来月以降の到着になります。
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フランス■□ Domaine Denis Mortet □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ ドニ モルテ
● 悪夢のようなドニ・モルテ死去のニュースから何年経ったのでしょうか。夢物語のような1999年、2000年のクロ=ヴージョやシャンポー、ラヴォー・サン=ジャックを、どうしても思い出してしまいます。

 現在は息子さんのアルノーさんが継いでおり、自身のスタイルを模索しているんじゃないかな・・と思っていましたが、色々有りまして、素直な入手が出来ませんでした。

 今回は正規ですがもうバック・ヴィンテージですね。かなり少量ですが、気になっていましたので村名を飲んでみました!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2009Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St.-Jacques
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン=ジャック
ちょっと頑張ってお奨め!

こちらは正規では有りませんがコンディションはとても良いです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥15,200(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2009Gevrey-Chambertin 1er Cru les Champeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・シャンポー
ちょっと頑張ってお奨め!

こちらは正規では有りませんがコンディションはとても良いです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥14,680(外税)

【こちらは2009年!アッパークラス、1級の2アイテム! 】

 ドメーヌ・ドニ・モルテには、圧巻のシャンベルタンとクロ・ヴージョの2つのグラン・クリュが有りますが、もうそっちは手の届かないプライスになってしまっています。シャンベルタンに関しては、元々数が出来ませんので、昔から超レアでしたが、クロ・ヴージョは何度か飲めましたよ。これがクロ・ヴージョか?と見まごうばかりのしなやかなテクスチュア・・に、感涙ものでした。

 しかし、このラヴォーとシャンポーもさほど引けを取らないキュヴェです。高温発酵系の完全エキス系のワイン類では無く、低温発酵系の果実味が心地良い、アンリ・ジャイエ系の味わいです。アドヴォケイトやバーガウンドでは、ラヴォーが93点辺り、シャンポーが92点と言うような評価のようです。今回は少量の入荷ですのでテイスティングはしておりませんが、コンディションはとても良いように見えます。是非ご検討ください。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St.-Jacques
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン=ジャック
ちょっと頑張ってお奨め!

再入荷!こちらは正規では有りませんがコンディションはとても良いです!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥12,600(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥7,780(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥8,800(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
2008Gevrey-Chambertin 1er Cru les Champeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・シャンポー
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥12,600(外税)

【なるほど!頑張ってるね!若き日のフーリエを思い出す深みです! 】

 醸造と言うのは実に難しく、自身の年齢との関係で、どんなに頑張っても半世紀、つまり50回しかチャンスは無いのですね。普通は30回ちょっとで隠居でしょう。その中で、畑との対話、葡萄とのやりとりを覚え、自分を成長させることで、次の造りに生かし、より良いワインに仕上げて行く訳です。

 そこには、確固たる理念、きちんとしたビジョンが必要です。けれど、聞く耳を持たない生産者は、いずれ廃れてしまいます。

 ドメーヌ・ドニ・モルテを継いだアルノーが、ドメーヌ・アルノー・モルテと名称を変更した時に、きっと自身のスタイルの完成を確信するのでしょう。ちょうど1990年代のジャン=マリ・フーリエを見るような清冽な味わいを感じました。

 親父は果実味しっかり充実タイプのジャイエ系でしたが、アルノーはエキス系バランス系です。まだ迷いは有るのかな?と感じますが、仕上がりは良いですね。フーリエのような、濡れたエキスのイメージに、過熟しすぎないキレイさと、奥底のワイルドさが有ります。

 今回は村名のみのテイスティングです。ドニ・モルテは仕入れが難しいんですよ・・・。なので、飲み切れませんが、再びライジング・サンとなるに違い無いドメーヌを発見できた気持ちです。

 また、シャンポーとラヴォーの1級畑は別格です。この2つだけは別にリリースしているようですが、ドニの時代にリューディを名乗ってリリースしていたアン・シャンなどの村名はV.V.、シャンポネなどの1級は単にプルミエ・クリュとまとめてリリースしているようです。フーリエも今回、2008年のシャンポーが手に入りましたので、比較するのも面白いでしょう?

 また、ラヴォー・サン=ジャックは名品とも言える素晴らしい味わいでしたので、2000年前後にはnoisyも何とか入手して随分と販売しました。懐かしいですが・・2本しかないんで・・すみません。是非とも新生ドニ・モルテ2008年、ご検討ください!お奨めします!
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フランス ■□ Domaine Rousset Peyraguey □■ ボルドー
ドメーヌ ルーセ ペイラゲイ
● 何とボルドーはソーテルヌのビオ!初登場です!

「ソーテルヌの中心で天地をつなげるワイン造り」
ルーセット ペイラゲイ
「こんな場所で、こんなワインを造るなんて。」
ルーセット ペイラゲイのワインとの出会いは驚愕の連続から始まりました。

 アペラシオンはソーテルヌ、言わずもがなですが世界で最も高貴な貴腐ワインの産地です。畑の立地も世界最高峰甘口ワインの生産者、シャトー ディケムの所有畑に隣接するソーテルヌの中のソーテルヌという好位置です。この場所でルドルフ・シュタイナーの哲学に薫陶を受けて、ビオディナミ農法による栽培、自然酵母による発酵というアプローチで貴腐ワインを造る生産者が存在するとは、驚き以外の何物でもありませんでした。

 地域の慣習から考えれば反逆的ですらあるこの挑戦を試みたのは当主のアラン・デジャン氏。1995年、母親の死去に伴いこの珠玉の畑を相続しワイン生産者となりました。デジャン氏はそれまで大手スーパーの流通に関わる仕事に就いており、ワイン生産者を志していたわけではありませんでした。しかし、母親の死に際して畑の売却を希望していた父に反発し、この畑を残すためにもとヴィニュロン(ブドウ栽培 ワイン生産者)となる人生を選びます。

 彼のワイン造りの礎となったのはルドルフ・シュタイナーの哲学です。彼の人智をモデルとし、自身の興味が深かった化学や物理の知識を組み合わせながらビオディナミによる栽培を行います。もちまえの探究心を存分に発揮して、デジャン氏は、ヨーロッパをはじめ各地を飛び回り、病害に有効なビオディナミ調合剤などを探し求め、日々実験と挑戦を繰り返しています。

 その情報収集などの多忙さから畑を不在にすることの多いデジャン氏ですが、その間も日々の畑の手入れを続け、バカンスもとらず働き続けているのが、実は彼の妻なのです。ルーセット・ペイラゲイの畑の面積は10haにもおよび、そのほぼすべてを事実上彼女が一人で手入れをしています。訪問の際にも約束の時間ぎりぎりまで畑仕事を続け、試飲などが終わればまたすぐに畑に戻っていく姿を見ると、夫であるアラン・デジャン氏ではなく彼女こそが本当の生産者なのではと思えてきます。
 いざ彼らの畑に立つと、その景観がまわりの著名シャトーが管理する畑と全く異なったものであることに気づきます。原始的なエネルギーを感じるブドウの樹々、様々な種類の下草が見られ、豊かさを感じる土の暖かみや柔らかさも感じます。世界で最も高級なデザートワイン産地の中心に突然浮かび上がったこの自然空間は、ある意味で滑稽でもあり、皮肉的でもあります。実際、周囲のワイナリーは彼らの事を疎ましく感じているようで、シャトー・ディケムに至っては、隣接する区画のブドウ樹を抜き、ルーセット・ペイラゲイの畑と連続しないように緩衝地帯を作ってしまいました。最もこれは双方にとってありがたいことであるかもしれません。減ってしまうディケムの数と価格を考えなければ…。

「ブドウの樹とは神話の時代から存在する神と人をつなぐ特別なものだ。大地と太陽をつなげる一本の縄であり、神の考えを我々に伝えてくれる。そしてワインは、感情や情熱を私達にもたらしてくれるんだ。」

 アラン・デジャン氏にとってのブドウ栽培とは、大地と天をつなぎ、神の心に触れるための仕事であり、だからこそ自然の営みを尊重した方法を求め、実践していくのだと言います。

 丁寧に手入れされたブドウは、完璧な状態となるまで収穫を待ち、手作業で収穫され厳しい選果を行います。発酵は自然酵母にまかせ、人為的な介入を極限まで排除します。使い古されたオーク樽で発酵させた後、長期にわたって古樽にて熟成させます。瓶詰め時には、火山から採取された天然の硫黄を酸化防止剤として用い、厳密なろ過や清澄も行いません。

 実際、彼らのワインを眺めると雲のような澱(おり)が舞っており、色は褐色、醸造中の人為的介入が極限まで排除されていることがうかがえます。味わいも通常の貴腐ワインとは一線を画する個性を備えていて、甘みだけでなく複雑な旨味や香ばしさ、酸味などが渾然一体となって味覚を刺激します。一般的なソーテルヌワインという枠組みから大きく逸脱した異次元のワインであるという事は間違いありません。

 この黄金の液体の奥には新しい世界が広がっているようです。

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2004Souternes Selection
ソーテルヌ・セレクスィヨン
ちょっと頑張ってお奨め!

Selection (AOC Sauternes) / Rousset Peyraguey
セレクション (AOC ソーテルヌ)/ ルーセット ペイラゲイ
参考価格 6,500円(税別)
フランス ボルドー地方
セミヨン 90%、ソーヴィニヨン ブラン、ミュスカデル

 オークの古樽を砂の中に埋めて64ヶ月間ウイヤージュ(補酒)無しで熟成させ、火山から採取された天然の硫黄を酸化防止剤として使用して瓶詰めされます。
 
貴腐ワインとしての複雑味と旨み、甘みが一体となった味わいに酸化熟成からくシェリーを思わせる酸があり、スムーズな飲み心地を備えています。おそらく同一の個性を備えている貴腐ワインはなく、この生産者、このワインだからこそ表現できるバランスの味わいと言えます。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,800(外税)


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2003Souternes Cuvee Paradosis
ソーテルヌ・キュヴェ・パラドシス
ちょっと頑張ってお奨め!

Paradosis (AOC Sauternes) / Rousset Peyraguey
パラドシス (AOC ソーテルヌ)/ ルーセット ペイラゲイ
参考価格 6,000円(税別)
フランス ボルドー地方
セミヨン 90%、ソーヴィニヨン ブラン、ミュスカデル

 パラドシスは古いギリシャ語で「伝統」という意味で、トラディショナルなソーテルのスタイルであるという意味で名付けられました。もっとも色合いは褐色で、澱(おり)も多く、現代のソーテルヌワインとは似て非なるものと言えます。 ルーセット ペイラゲイでは、現代の管理されたソーテルヌワインの「伝統」ではなく、本来この土地で造られてきた本当の意味での「伝統」を表現したいと考えています。

 このワインの持つ黄金の色調は太陽を、暗い色調は上質な貴腐ブドウから得られるもので、カラメルのような香ばしさと深い甘みを感じる味わい、さらには染みこんでいくような感覚の飲み心地もあり、まったく異次元のソーテルヌワインと言えます。

 平均樹齢50年のブドウ樹から手作業で収穫し、丁寧に選果されたブドウを用いて自然酵母の力でオークの古樽にて発酵、熟成もオークの古樽を用いて8年間行われます。瓶詰め時の酸化防止剤は火山から採取された天然の硫黄を使用。
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,580(外税)

【うわっ!何じゃこりゃ〜!!ピュアな貴腐の甘みに思わずニッコリです!!しかもイケムのお隣(地続き)です!】

 有る意味、物凄い葛藤と争いが繰り広げられている場所なんでしょう・・・。それも貴腐ワインの聖地、ソーテルヌのイケムの畑・・・のお隣で!エージェントさんの説明では、シャトー・ディケムはなんとこのルーセ・ペイラゲイとの境の樹を抜いて、干渉帯を創ってしまったとか!ビオなら当たり前のプレパラシオン使用、化学薬品不使用に対し、害虫やら有害菌がどのように作用するのか・・ちょっと計算のしようが無いですよね?

まぁ、イケムの方は、
「・・・勘弁してくれよ・・・雑草に害虫が付くし、虫も集ってくるじゃないか!」
と思ってるでしょうし、ルーセ・ペイラゲイでも、
「・・・勘弁してよ・・・農薬が飛んでくるじゃないか!」
と感じているのでしょう。歩み寄りはありえず、緩衝地帯の設置になったのでしょうね。


 noisyとしましては、この何とも「赤く」「少し濁り気味」の、しかし「実に艶っぽい独特の照り」を確かめないわけにも行かず、ついつい飲んでしまいました!。

 2003年のパラドシスを開けてみました。するとどうでしょう・・・香りはとても熟した杏とか、正に色あいそのものから想像されるフルーツです。普通なら最初に「貴腐香が・・」と書くんですが、そんなある種尖状な、入射角の鋭いニュアンスは有りません。豊満で柔らかく、フカフカの土地のニュアンスが感じられます。そして何よりもとても優しい!酸も充分に有りながら、全く尖っていないんですね。

 時間が経つとどんどん香りも妖艶になって行きます。複雑性も出てきて・・・

「あれ?どっちが正しいのか?」

と、判断がつかない状況になってしまいました。


 自然な、ピュアな、ソフトな味わい・・これ以上無い貴腐でしょう。それでも仕上げには自然の硫黄を使用しているんです。ある種、ビオの行く末さえも感じさせてくれるワインでした。


 2004年の方はさらに高級なようで、セレクスィヨンになっています。こちらは飲めてないですが、すこしシェリーっぽさが有るとのこと・・アンフォラに近いニュアンスなんでしょうか。気になりますが・・テイスティングは保留です。

 まだ他の白ワインならともかく、最高の立地に有るソーテルヌのビオ!です。是非一度お試しください。病み付きになってしまうかも・・です!
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フランス■□ Maison Philippe Pacalet □■ブルゴーニュ
フィリップ パカレ
● 大変にお待たせしました!2011年のフィリップ・パカレ、前半戦をご紹介します。一昨年よりフィリップ・パカレのエージェントさんが2軒に分かれたため、3回ほどご紹介するようになるかと思います。

 今回のフィリップ・パカレ2011年は、テラヴェールさんの扱いです。テラヴェールさんは6月に残りの赤ワインを輸入するようになると思いますし、野村ユニソンさんは春に一気に輸入するのかな?・・いずれにしましても、全てのキュヴェをテイスティングする予定です。


今回の前半戦、2011年ものは、
全16アイテム全てのテイスティングをさせていただきました。
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
ブルゴーニュ・ピノ・ノワールV.V.
ペルナン=ヴェルジュレス
●ブルゴーニュ・アリゴテ
●シャブリ・ボーロワ
●ニュイ・サン=ジョルジュ・ブラン
●モンテリー・クロ・ゴーテイ
●サン=トーバン・アン・ルミイィ
●サン=トーバン・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアン
●ムルソー
●ムルソー=シャルム
●ムルソー=ペリエール
●シャサーニュ=モンラッシェ
●ピュリニー=モンラッシェ
●ピュリニー=モンラッシェ・レ・シャンガン
●コルトン=シャルルマーニュ

 奇跡的な仕上がりになった2010年のパカレでしたが、2011年は・・・

「赤白とも失敗無く、総合的に良く出来た。しかし白ワインは、格上のクラスに物足りなさを感じる、早飲みヴィンテージ」
と言えるでしょう。

 赤ワインの3アイテムについては、それぞれしっかり出来ていて、後半戦が愉しみに思える仕上がりです。ただし、いくら美味しいとお奨めしても売れないペルナン=ヴェルジュレスについては仕入れませんでした。

 白ワインの下級クラスは、バランスがとても良く、早熟で、爽やかに、比較軽く、美味しく飲める仕上がりでした。アリゴテはエレガントな仕上がりですし、いつも美味しいサン=トーバンはアン・ルミイィを選択、シャブリはヴォー・リニョーが2011年、リリースが無かったのが残念、モンテリーもそこそこ美味しかったです。

 しかしながら、飲み手としてもポテンシャルを求めてしまう上級クラスには、残念ながらポテンシャル不足を云わざるを得ません。兎に角・・・残念ながら「薄い」です。糖度不足で、しかし酸度のレベルが適正なので、美味しくは飲めるが・・・・「とても美味しい!」とは云えません。

 その中でも白眉の出来がピュリニーのシャンガンと、やはりコルトン=シャルルマーニュでした。シャン・ガンはファースト・リリースですが、仕上がりもリッチで、一瞬、
「おお!」
と声が上がったほどです。

 コルシャルも飲むには早いですが、さすがにグラン・クリュの実力です。しかしながら例年には及びません。それでも、5年ほどでおいしく飲めるようになるはずなので、ある意味、ラッキーなのかもしれません。


 今回ご紹介するワインは少量ですが、どれもnoisy的にお奨めできるものだけを選択しています。赤はどれも美味しく、白は厳選したので美味しいんです・・・。まぁ、2011年、特に白は注意が必要かな・・・もしくは、パカレのようなネゴスにとっては、とても厳しいヴィンテージだったのかもしれません。はやり、生産者の言葉は半分に聞く必要がありますね・・ご検討ください。


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フィリップ・パカレはボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ち、自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父に持つ家系です。ブルゴーニュ・ディジョン大学で醸造学を学んだ後、2年間自然農法団体で働き、1991年からはヴォーヌ・ロマネの生産者プリューレ・ロックの元で10年に渡って醸造責任者を務めました。その後は2001年に自身のネゴシアンを立ち上げ、初ヴィンテージをリリース、現在に至ります。現在は9.5haの畑と契約を結び、年間約5万本を生産しています。


■太陽と酸に恵まれたバランスの良い年
byフィリップ・パカレ

「私にとって2011年は質も量も申し分無い天国の様な年だった」乾燥した冬の後にやや雨が多く寒い春が続いた。その後は夏と秋は順調に天候に恵まれた。収穫は例年よりも随分と早い8月28日より開始。日照時間も十分でフェノール類の熟度がしっかりと上がった。2009年に近い年だがよりフレッシュな酸が残り何よりもバランスが良い。リリース直後から飲みやすいヴィンテージに仕上がった。

 “天然酵母”ワインに「個性・典型」をもたらす要素
フィリップ・パカレが理想とするのは、それぞれの畑が本来持つ「個性・典型」(=AOC)をワインに表現する事。その役割を演じるのがなによりも“自然酵母”であると考える。“自然酵母”を殺してしまう除草剤や殺虫剤を撒かないビオロジック栽培にこだわるのもそれ故である。土地毎の独特の風味やその年のワインの特徴は、その土地に宿る酵母が造りだすもの。つまり昔ながらの伝統的な農業方法をとり微生物や昆虫がたくさん住みついた「活性化した土地」から収穫した葡萄にこそ、畑に個性をもたらす“天然酵母”が生きていると考える。醸造中に亜硫酸を一切添加せず、瓶詰め前にのみ極少量を加えるのも、発酵前の“天然酵母”を殺さない為なのである。
 「僕らがやっている事は、全て科学的に説明できる」
また土壌の鉱物(マグネシウム・鉄などの微量元素)構成からくるミネラルもワインに土地毎の個性を与える要素のひとつである。根から吸収した複雑なミネラル分がその土壌のサインとして、ワインの中に現れる。「鉱物の豊富な土壌から“天然酵母”で作られた我々のワインは、より自然に体内に吸収される。まさに自然のスポーツ飲料だよ。」

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 
This is my type! This is my type! 
2011Corton-Charlemagne Grand Cru
コルトン=シャルルマーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥17,480(外税)

【美味しいですが・・・早熟型の仕上がり!!】

 例年のように凄いポイントを付けたくなるような仕上がりでは無いですが、それでも惚れてしまう要素をしっかり持っています。さすがだな・・と思いますが、2010年や2009、2008年には及びません。その代わり、5年ほどでしっかり美味しくなると予想されますので、却って良いと思われるかもしれません。ご検討ください。
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フランス ■□ Domaine de Chassorney et Maison Frederic Cossard □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ ド シャソルネイ / メゾン フレデリック コサール
◆ドメーヌ・ド・シャソルネイ 2011年(不)完全ガイド!◆
2011年、ド・シャソルネイ、フレデリック・コサールは、ブルゴーニュで今最も熱いワインと言えるでしょう!すぐに飲んでも美味しい・・・と言うことは・・・?


● 大変お待たせいたしました。2011年のドメーヌ・ド・シャソルネイとネゴスのフレデリック・コサールをご紹介いたします。毎年リリースのたびにほぼ全てのテイスティングを続けていますが、2011年ものの24アイテム中、マグナムを除いてテイスティングをさせていただきました。

 2011年の9月頃、フランス・ブルゴーニュ現地から漏れ聞こえてくる声は、余り芳しいものでは無く、どうなってしまうのか、とても心配でした。先日のパカレの2011年のテイスティングは、白がほとんどでしたが、中〜下級クラスは中々の出来だったものの、上のクラスはポテンシャル不足、パカレ自身のアナウンスと思われる
「2011年エレガントなヴィンテージ!」
の声も、何とかの遠吠えのように聞こえてなりませんでした。

 脱線しますが大体にしてワイン屋などというのは、調子が良いとガンガン仕入れて良い気になり、在庫が膨らんで売上がイマイチだったりすると急に消極的になったりするもの・・。おまけに仕入れた(購入した)ワインが滅茶苦茶美味しいと凄くご機嫌になるものの、予想と違ってイマイチだったりすると、精神的にかなり落ち込んでしまったり・・ね。もっともまぁ、自分で購入した商品には決して手を出さない方々が大勢いらっしゃるから、それは少数派なのかもしれないが・・。

 ところが、いつもリーズナブルで美味しいユドロ=バイエの下級クラスなどが入荷し飲んでみると、

「・・・あれ?・・旨かった2010年とちっとも変らないじゃん・・」

 で、ド・シャソルネイ、フレデリック・コサールの20アイテム程のテイスティングに望んだわけです。・・まぁ、ある意味、とても痺れますよ。

 そして、テイスティング終了・・・。結果は・・

「2011年のド・シャソルネイ、フレデリック・コサールは、2009〜2010年と変らない、凄い仕上がり!」
と判断しました。

 何しろ、赤のヴォルネイ、ヴォルネイ1級、ポマール1級を含むドメーヌもの(ド・シャソルネイ)は滅茶苦茶美味しく、ヴォーヌ=ロマネ・シャン・ペルドリ、シャンボール、モレ・モン・リュイザン1級はそれを凌ぐような仕上がりです!

 そして、白ワインは、どのキュヴェを飲んでも思わず顔が綻んでしまう・・・にっこにっこしてしまうような旨さ!もう大満足なテイスティングでした!

 2008年までのネゴスのワインには、どこか「借りてきた猫」のような、よそ者感が漂っていましたが、2011年では、完全に「コサール節」の表現そのものとなっています。これほどまでに柔らかく、しなやかに、バランス良く絶妙な香りと味わいに仕上げられる生産者は・・・他にはいない・・でしょう。

 こうなってしまうと、ネゴスものの数の少なさが悔やまれてくるんですが、それでも最大限の数量をいただいています。

2011年赤
 2011年赤の白眉は、何と言ってもモレ・サン=ドニ・モン・リュイザンでしょう。まさにグラン・クリュ・クロ・ド・ラ・ロシュの面影がバッチリです。

 次いではヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ペルドリ。グラン・クリュの狭間で咲く美しい花!・・(鳥かな?)もう、これに関しては瓶を抱えて飲みたいです。

 そしてシャンボール。1級にならないデリエール・ラ・グランジュですが、むしろ早くから美味しいと思われます。テクニカルを見る限り極端な収量制限もしないのに、これほどまでに素晴らしく柔らかく官能的な味わいに仕上げられるのは、フレデリック・コサールを置いてはいないと言っても過言では無いです。

 そしてポマール・ペズロール!真っ赤な果実が群生しています!土っぽいポマールでは有りませんよ。これも素晴らしい!

 ニュイのダモードは、ニュイの粗さを全く感じさせない素晴らしい仕上がりでした。むしろヴォーヌ=ロマネを連想させるような感じで、香しいスパイスや野生的なニュアンスバッチリです。そして何より綺麗!

 ヴォルネイ1級のロンスレとリュレは、とても美味しいですが、結構スタイルが違います。ロンスレはスグリ系でジューシー、深い構造とエレガンスの両立・・・きれい系です。リュレはむしろロンスレよりも濃厚で果実には黒味が入ります。官能感が高く、ちょっとエロいです!

 村名ヴォルネイは黒っぽい赤果実。集中していて、ヴォルネイらしいあっけらかんとしたスムースで真ん丸なピノ!旨いです。

 サヴィニー・ゴラルドは、何故かドメーヌもので有りながら、人気的にはオーセ・デュレッスに押されているのが理解できませんが、いつものとおり、やや濃い目、端正な赤い深み、綺麗に出たエキスでとても旨い!・・2008年以前のドメーヌラインナップから観れば、価格通り・・・白眉です!

 オーセの赤は、メロンとかスイカとか、瑞々しい果物が連想されるような、少し硬質な味わい。元々ミネラルの多いワインだけに、流通の疲れが消えてない感じですが、いつも通りの素晴らしいオーセでした。

 サン=ロマン赤はさすがにドメーヌの中心アイテムだけあって、いつも通りの美味しさです。4年ほど寝かすと、
「あれ?ヴォーヌ=ロマネ?」
と勘違いしそうになると・・思います。

 2011年のブドーは、
「あれ?昔のパカレみたい?」
と思ってしまいそうな仕上がり具合で、梅かつを風味のエレガント+妖艶なワインです。もっと判りやすく言えばコサールにしては仕上がりがドライ。しかし、この方が好きな方は多いだろうと思えるものでした!


○2011年白
 2011年の白の白眉は、ピュリニー・フォラティエールとムルソー・ジュヌヴリエールです。フォラティエールは、色を見ただけでも「わ〜お!」です。・・・飲んだら「うわ〜!」です。今飲むのが勿体無いけど、もう頬っぺたが落ちそうな美味しさ!凄いワインでした!

 ジュヌヴリエールは、もう唖然とするような深いアロマ!目茶凝縮しています。開きはしないのに別世界の集中感美味しく飲めて仕舞います!圧巻です。

 そしてピュリニー=モンラッシェ。この柔らかさ、球体な超絶バランス。是非ともルフレーヴさんに飲ませてほしい!カッチンコチンのテクスチュアも悪くは無いのでしょうが、このピュリニーを飲んだら考えも変ると思いますよ。・・まぁ、安全性を考えると、そんな冒険は出来ないのかもしれませんけど。兎に角、この柔らかさと表情の多彩さは、フレデリック・コサールにしか表現できないのかもしれません。ホント、見習って欲しいな〜!

 そして、価格が安いのにとても素晴らしかったのがボーヌ・ブレッサンド!蜜や白・黄色の果実が実にリアル!そして美しい雅なやや硬質な石灰系ミネラリティ!これに粘性をプラスしたら、ムルソー・ペリエールじゃないの?と言う声も出たほどです!

 オーセの白はいつも通りのプティ・コルトン=シャルルマーニュ。それでもコサールだからこの硬さで仕上がっているのでしょう。普通のオーセと比べるととても柔和で表情豊かです!

 何時も美味しいサン=ロマンはいつもよりややスタイリッシュでミネラルが豊かです。リンゴや梨のアロマ、ドライ目の仕上がりで中域もしっかり。中盤以降はいつものサン=ロマンでどっしり感も有って旨いです。

 人気の高いビゴットは、熟し気味の柑橘果実、酸もしっかりしているのに良く熟している・・・どこかのPPさんに飲ませたいもの・・。こちらはちゃんと熟して、ちゃんと酸も有る。酸だけだったり熟度だけだったりする方とは大違い。ベースのワインでこの仕上がりはさすがです!

 そして初登場のアリゴテは美しく張りのあるブルゴーニュのアリゴテらしいキビキビとした比較軽量級の味わいです。軽量級と言っても、コサールの中での話しで、他に持っていけば、格上クラスを喰ってしまうでしょう。華やかで軽過ぎず外向的。ブルゴーニュの気高さを持ったアリゴテでした。

 なお、サン=ロマンのスール・シャトーだけはマグナムにつき飲めていません。そして、フラン・ド・ピエの樹によるこのワインは2011年が最後です。


●総評

 ほとんど手放し状態で褒められます・・ので、ご安心してください。そして、もしお客様の景気が良かったら?・・是非早いうちに飲んでみて欲しいと思います。

「これほどまでに柔和で複雑性がありバランスの良いブルゴーニュワインは、他に誰が造れるのだろうか?」
と問うて見て欲しいんです。

 テクニカルを見ても、必要以上に収量は落として居らず、それでも、この難しかったはずの2011年のワインを、ここまで持ってくるとは思いもよりませんでした。飲んでいただければ、きっとご理解いただけるでしょう。そして、造り手に必要なものは情熱と感性だと、思われるに違い有りません。素晴らしいフレッドの2011年。心よりお奨めいたします。

エージェント情報
◆2010 年ワインについて

当主フレデリック・コサールのコメント
フレッド曰く、2011年は2010年のスタイルに近いが、よりフレッシュで軽やか!白はフェノールがしっかりと熟していた分、ワインはとても香り高い!2010年よりも一層果実味と酸がフレッシュで、今飲んで最高に美味しい状態にある。赤は、全体的に果実味がチャーミングでエレガント!今飲んでも美味しいが、まだ詰めたてで、若干閉じ気味なので、あと数か月瓶熟させれば、本領を発揮する。2011年はブドウの皮が薄く、発酵中色の抽出が早くスムーズだったので、マセラシオンの期間はいつもより短く済んだようだ。ポリフェノールが例年よりも少ない分、どのワインも果実味と酸が前面に出ている!まさに自然派らしい早くから楽しめるワインに仕上がっている!

畑・収穫情報ドメーヌにとっては豊作年!白は平均42hl/ha、赤は38hl/haの収量があった!ミレジム的には、春の気温が初夏並みに高い日が続いたため、ブドウの成長サイクルが早まり、収穫スタートが8月25日と例年よりも3週間ほど早かった。粒単位の選果と、スピードを求め、25人の大人数で一気に行った。ブドウの特徴成長サイクルが早まったおかげで、早い時期にフェノールが熟した!だが、途中6月から8月後半まで天候が不安定だったため、ブドウの糖度はそれほど上がらなかった。醸造情報白はphとアルコール度数が低く、醗酵は比較的スムーズだった!しかし、赤は発酵中ボラティルの上がるリスクが常にあり、いつも以上に徹底したコントロールと衛生管理が必要だった。各タンクの発酵状況は3時間おきにチェックし、ルモンタージュやフラージュは発酵の勢いを確認しながら随時対応した。収穫から発酵が終了するまで、いつも以上に気が抜けない緊張の連続。。しかし結果的に、ボラティルの問題はみごと克服し、芳醇でエレガントな素晴らしいワインに仕上がった!

ちょっと一言、独り言
 フレデリック・コサールが私とワインを試飲する時、よく口に含んだ後「ブルルルル」と体を震わせたり、あるいは「ン…」と深くうなずきながら、後で「ウマイ!」と叫ぶことがある。「ウマイ!」と日本語で叫ぶのは我々日本人に対する愛嬌だとしても、そ の前の感動の動作は、ま さに彼が美味しいワインに出会った時のリアクションそのもので、こ れが彼の提唱する[VinVivant]すなわち活きたワインのエネルギーなのだ!
「たとえクランヴァンであっても、口にした瞬間心の底からこみ上げてくるような波動がなければ、それはワインが死んだも同然だ!」
と語るフレデリック。確かに、彼のワインは試飲を進めていく度に互いのヴォルテージが上がっていくので、思わず私も
「おぉ…」
と知らず知らずのうちにうなり声を上げてしまう…非の打ち所のないすばらしいワインだ。

 Vin Vivant という言葉は、初めてフレデリックから耳にしたのだが、最初に聞いた時は妙に納得し感動してしまった。なるほど、確かに美味しいワインにはしびれるような感動がある。Vin Vivant とは、すなわち、美しいワインには必ず良い波動やエネルギーがあり、たとえワインが無名であっても、そのワインを味わったときに心揺さぶられるような感動ある。そして、その震えるような振動が伝われば、それは紛れもなくすばらしいワインだということだ。

 彼は言う、「ワインは頭で考えるな!良いワインは口に含んだ瞬間必ず魂が揺さぶられるような感動がある!それは、テロワールやミネラルの波動がブドウに変化し、そのブドウの波動がワインに変化し、そしてワインの波動が人間に伝わっている証拠だ!」
と。
 ワインを飲むときは頭で飲むのではなく感覚を信じて飲め!と彼は提唱する。彼が Vin Vivant という考えに行き着いたのは決して偶然ではなく、その境地にたどり着くまでには長い経験と下積みがあった。ドメーヌを立ち上げる前に 10 年間ワインのクルティエとしてブルゴーニュ中を奔走し、そのクルティエ時代にブルゴーニュのワイン全てを飲み尽くし、ノートに書いて頭に叩き込んだそうだ。ワイナリーの家系でもない、醸造の輝かしいディプロムを持っていたわけでもない彼にとって、頼りは彼独自のワイン分析と経験だけであった。
「たとえばルイ・ジャドはフィネス、ドルーアンは少し樽を利かせた熟成タイプ、ボワセはまず値段…等々、自分の感覚でワインを分析し、ドメーヌや畑に足蹴く通いテイスティングしながら 10 年かけて自分の理想のワイン像を収斂していった」
と彼は言う。

 そして、経験の中でたどり着いたひとつの結論はブドウの品質だった。すなわち、ブドウがテロワールやミネラルの波動をワインに集約し、私たちに伝えるということだった。「ブドウが全てを包み隠さずに伝える。だから、我々は、ブドウがその土地のエネルギーを 100%集約できるような環境を用意してあげなければならない」。彼が土を耕すのも、散布剤を減らしてホメオパシー(※フレデリック・コサールの+α情報に説明あり)に説明あり)を取り入れるのも、全てはテロワールのエネルギーをブドウに最大限吸収させるためだ。醸造も同様に、ブドウのエネルギーを壊さずに如何にワインに集約するかというその一点に全神経を注ぐ。彼にとっては、たとえ健全なブドウでも、醸造で酵母や酵素添加、SO2、補糖、捕酸、逆浸透膜フィルター、ミクロオキシジェナシオン等々、下手に人が手を加えることは、ブドウのエネルギーの遮断につながり、結果、波動が伝わらない死んだワインと同然なのだ。
「私は、クルティエ時代にこのようなワインをたくさん口にした。名のあるグランヴァンでさえ波動の伝わらないワインがたくさんある…。これらワインは最終的にいつも味わいが似たり寄ったりで、感動が全くない…」
と本当に残念がるフレデリック。
 それもそのはず、彼の将来の目標は、ブルゴーニュワインの救世主たるべく、グランヴァンで Vin Vivant を仕込むことだからだ。自分のやり方で畑を甦らせ、自分の手でブドウを摘み、そして仕込む。この目標に向かって彼は今着々とまい進している。2 009年 10月に長男シャルルが誕生してますます気合いの入ったフレデリック。彼がいたずらな子供のような顔をして
「どうして長男にシャルルと名付けたか教えてやろうか?」
と私に問いかけてきた。さっそく理由を聞くと「それはな、俺の尊敬するおじいちゃんがシャルルという名前で、俺がまだ幼少の時に親に内緒でこっそりとワインを教えてくれたのが彼なんだよ!おじいちゃんがいつも内緒で俺をカーヴに連れて行き、自分のつくったどぶろくワインを飲ませてくれていた!今の自分があるのはおじいちゃんのおかげで、俺 も息子のシャルルが大きくなった時に、シャルルおじいちゃんのようでありたい!」
と笑顔で語ってくれた。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
美味しい印
2011Bourgogne Chardonnay Bigotes
ブルゴーニュ・シャルドネ・ビゴット
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
 樹齢51年平均。ビゴットとは「信心に凝り固まった人」という意味。畑は1.9haで、ヴォルネイとポマール近辺とオート・コート・ド・ボーヌのPuits dechauxという区画のブドウが主。収穫日は2011年8月29日、9月1日。収量は45hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽(10hlの大樽を含む)を使用!

 リンゴの蜜、グレープフルーツ、レモンタルト、ミネラルの香り。口当たりピュアで柔らかい果実の中にも清涼感があり、細く繊細な酸と横に広がる旨味と溶け込んだミネラルが絶妙なバランスを保つ!

750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,750(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
美味しい印
2011Bourgogne Chardonnay Bigotes M.G.
ブルゴーニュ・シャルドネ・ビゴット・マグナム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

 樹齢51年平均。ビゴットとは「信心に凝り固まった人」という意味。畑は1.9haで、ヴォルネイとポマール近辺とオート・コート・ド・ボーヌのPuits dechauxという区画のブドウが主。収穫日は2011年8月29日、9月1日。収量は45hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽(10hlの大樽を含む)を使用!

 リンゴの蜜、グレープフルーツ、レモンタルト、ミネラルの香り。口当たりピュアで柔らかい果実の中にも清涼感があり、細く繊細な酸と横に広がる旨味と溶け込んだミネラルが絶妙なバランスを保つ!
1500ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥8,000(外税)

【2011年ものの、このベースとなるビゴットが素晴らしい出来!】

 少し濃い目の色合い。熟視気味のレモン、柑橘、厚みのあるアロマ。酸はしっかり、よく熟していてバランスに優れる。熟れ過ぎもせず、若過ぎもしない、コサールの実力を改めて知る。

 とにかく美味しいです。それでまずは一安心・・。素晴らしかった2010年のシャルドネとの差は・・判りませんでした。あえて言うなら、2010年よりは僅かに熟度が高く、酸度が低め・・かな?程度です。

 価格も据え置きで有難いです!どんどん飲んでください!コサールの白って・・本当に美味しいです!

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【いつも以上に旨い!】

 やっぱりこれがフレッドの基本・・ですね。こちらはネゴスですが、2010年からはドメーヌものとネゴスものの差は全く感じられませんので、以降は一緒にご案内させていただきますね。

 深み有り、旨みしっかりでとても滑らか。重厚さも有るが樽香無く、しかし二次発酵しっかりでとても素晴らしい。酸は突出した部分が無く球体。とても綺麗で熟した味わい。

 何と、今飲んでもとても美味しい!・・これが2010年のシャソルネイ、コサールの白、全部に言えることです。重厚さと軽やかさが立体感を生み、そこから自然に立ち上がるミネラル感、柔らかいテクスチュアがフレッドの真骨頂!2010年のシャルドネとても旨いです。お奨めします!是非飲んでみてください!


エージェント情報
ビゴットとは「信心に凝り固まった人」という意味。畑は1.9haで、ヴォルネイとポマール近辺とオート・コート・ド・ボーヌのPuits de chauxという区画のブドウが主。収穫日は9月21日。収量は30hl/ha!新樽は30%(20hlの新フードルを含む)、残りの70%は2〜3年樽を使用!

青リンゴやレモンタルト、ミネラルの香り。口当たりピュアで柔らかい果実の中にも清涼感があり、細く繊細な酸と横に広がる旨味と溶け込んだミネラルが絶妙なバランスを保つ!

以下は昨年のコラムより転載しました。
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【素晴らしい熟度!たっぷり、まったり、ピュアなシャルドネです!】

 最初のテイスティングアイテムがこのビゴットでした。いつも沢山のアイテムを購入する造り手のテイスティングの最初は、いろんな意味で少し緊張しますが、口に入れて・・・「ほっ」と安心させられました。とても美味しいです。

 瑞々しい柔らかなミネラル。酸のしっかりした白特有の酸の強いニュアンス。しかし口入はちょうど良いレベル。黄色い柑橘系果実、果実。レモンのトッピング。僅かにハニーな感じ。ボリューム感しっかり、キレの有る酸味と旨み。バランス抜群。美味しい。トロミ、グラが有る。基本はドライだが旨みが中心にしっかり有る。

 とても素晴らしい出来栄えです!これは本当にいつも美味しい・・・です。コサールが造るシャルドネは、官能感が有ってとても美味しいのに、特に上級キュヴェが避けられているのは残念ですね。このビゴットが美味しいと思われるのなら、上級のピュリニーやシャサーニュ、ムルソーはぶっ飛ぶと思いますよ。

 取りあえずこのビゴットでも飲んでみてくださいよ・・・。コサールはやっぱり天才だと・・思われるに違いないです。超お奨めです!安いと思います。


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印
美味しい印美味しい印
2010Saint-Romain Combe Bazin Blanc
サン=ロマン・コンブ・バザン・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
2011 サン=ロマン・コンブ・バザン・ブラン ド・シャソルネイ 750ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

 樹齢12〜82年。区画はコンブ・バザンの中でも上方に位置する。2009年の地質調査でコンブ・バザンはモンラッシェと同じ地層にあることがわかった!畑面積は2.5ha。収穫日は2011年8月29日、9月6日。収量は40hl/ha!新樽は30%、残りの50%は2〜3年樽を使用!

 マンゴーやハチミツ、カシューナッツの香り。口当たりまろやかでボリュームと広がりがあり、繊細な酸とダシ汁のような凝縮した旨味、ハチミツのような風味が優しく口に染みいる!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,420(外税)

【例年よりもややスタイリッシュな仕上がりか?!とても素晴らしい仕上がりです!】

 少しだけ例年よりスタイリッシュ?カッチリめの仕上がり?だが、実に旨い。バランスが良い。ミネラルたっぷり!りんご、ナシのアロマ。中域もしっかりしている。ドライ目の仕上がりだからスタイリッシュに感じるのか?それでもコサールのシャルドネの典型と言える味わい。後半のどっしり感、ミネラル感も良い。ややフレッシュに仕上がった感じ。

 意外にというか、やっぱりというべきか、シャソルネイのファンはシャルドネが好きと言う方が多いですが、フレッドには絶妙なバランス感覚が有ると思います。ベースに近いこのサン=ロマンも、安心できるシャソルネイ味・・なんですね〜!

 ただし、2011年のネゴスのピノ・ノワールも素晴らしいですので・・そちらもお早目に!

以下は以前のコメントです。
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【この熟度!バランス!ビゴットよりも骨太で余韻が長いです!】

 このサン=ロマン・ブランを飲まれたら、
「おや?いつもと少し違うか?」
と、ファンの方ならなおさら思われるかもしれませんね。ワインって難しいもので、酸を得ようとすると果実の風味が失われ、果実を得ようとすると酸が失われますので、そのバランスこそ年により変れど、「酸 x 果実味 =」 で得られる答えは、努力してもさほど大きくならないんです。でも、2010年はこの式の解が大きくなっていてとても素晴らしいんです!

 いつもよりもハツラツとしたサン=ロマン。しかしながら熟度もしっかり。蜜っぽさ、酸の多重さ、旨み、とても練れた味わい。かなり旨いので、今飲んでも美味しい!ついつい飲み込んでしまいそうになる。超お奨めの1本になりそうだ!

 どうでしょう?・・・多重な酸の美味しさに果実の熟度・・・!是非これは飲んでみてください。史上最強のサン=ロマン・コンブ・バザンでしょう!旨いです!


以下は昨年のコラムより転載しました。
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【この熟度!バランス!ビゴットよりも骨太で余韻が長いです!】

 ビゴットよりも熟れた葡萄。葡萄の熟度が凄い。重心の低いところから持ち上がってくるようなアロマの出方。洋ナシ、林檎、熟した冷たいパイン、わずかにキャラメル。ハツラツとしてl煌びやかな旨みを含む酸。キラキラと輝きながら収束して行く。適度な膨らみも見せる。実に余韻が長くマッタリ。ビゴットよりも骨太で今飲んでも美味しい。

 売れ筋のサン=ロマン・ブランですが、本当に今飲んでも美味しいです!こんなに適度にマッタリした、ふくらみのあるシャルドネは、いつ、どんな時、どんなお料理とも相性が良いです。(刺身系は難しいとしても!)是非ご検討ください。一推しです!

エージェント情報
フレッドの畑はコンブ・バザンの区画の上の方に2.5ha所有している。収穫日は2009年9月14日から2日間。収量は35hl/ha。樽は1〜3年樽を使用。
洋ナシやカリン、ピスタチオ、マジパンの香り。アタックがピュアかつ穏やかで、落ち着いた酸の中に塩を感じるくらい凝縮したミネラルの旨味が迫りあがる!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2010Puligny-Montrachet
ピュリニー=モンラッシェ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

 樹齢61年平均。ピュリニーの区画は90%がレ・ルショーの畑で、10%がオー・ポピヨの畑。レ・ルショーは1983年からビオディナミで管理されていた畑の買いブドウ!畑面積は0.2ha。収穫日は2011年8月29日。ブドウの収量は43hl/ha!新樽は50%、残りの50%は2〜3年樽を使用!

 青リンゴやリュバーブ、潮の香り。ワインは鋭いミネラルが特徴的で、透明感のあるエキスと旨味も感じられる。主張のある酸が余韻にまで伸び上がる!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥10,400(外税)

【わお〜!】

 今回の2011年、ド・シャソルネイとフレデリック・コサールのテイスティングは、エージェントのヴァンクゥールさんのご協力を得て、我がGroup55 (ワイン屋の集まり)で4月初旬、テイスティングしました。そしていつものことですが、テイスティングの終わりに、余ったボトルの阿弥陀クジでの分配(奪い合い?)が有るわけですが、このところ結果が好調だったnoisy・・・大体いつも1位か2位・・・ですが、今回はビリ近くになってしまいまして、このピュリニーをいただいてきた訳です。

 ですが、このピュリニー、滅茶苦茶美味しくて、
「単にピュリニー村名で、これほど完璧なバランスを持つワインに出会ったのは初めてかもしれない」
と思わせる仕上がりでした。

 勿論、フォラティエールやジュウヌヴリエールには適いませんよ。ですが、「完璧さ」と言う点では、これに優る仕上がりのワインは無かったと思えます。

 ピュリニーらしいエレガントなアロマ。
「・・うわっ!これは旨い!」
ブレッサンドよりわずかに軽めだが絶妙なバランス。最高クラスのピュリニーだ。これ以上は無いだろう。複雑性も高く、中盤以降の表情が素晴らしい。エキスバッチリ、滑らか・・・そして・・飲んでしまうワイン!


 気を許すと喉元に向かってしまう危険なワインです・・超お奨めです!


以下は昨年のコラムより転載しました。
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【口に含まずとも・・グラスからの香りだけで引っくり返りそう!】

 昨年まではルショーだけだったように思いますが、2010年のこの村名ピュリニー・・・のけぞっちゃいますよ!・・・なんでルxx−ヴさんとか、あんなかっちんこっちんで香りは出ないわ、味はしないわ・・なんでしょうか・・不思議です。

 飲む前にすでに、「ふっくらとした丸々した葡萄」が眼に浮かぶような素晴らしくピュアなアロマ。そして飲んだら極楽ワインだ。複雑性、熟度ともしっかりで旨いが、細かい事を放っておきたくなるような享楽さ!それは総体のバランスが素晴らしく良く、丸々と球体だからだろう!ポテンシャルでムルソー・ナルヴォーに・・・並ぼう・・(^^

 え〜・・・最後に親父ギャグまで出ちゃいました、テイスティングコメントですが、本当に、ニコニコしてきちゃいます・・。ボーヌのシャルドネの素晴らしい部分が全て等価に存在しているような味わいで、ゴージャスだし、まったりだし、優しく抱擁してくれるんですね。これも1級並以上と言って良いでしょう!丸々美味しいです!超お奨めです。


エージェント情報
ピュリニーの区画は90%がレ・ルショーの畑で、10%がオー・ポピヨの畑。レ・ルショーは1983年からビオディナミで管理されていた畑の買いブドウ!畑面積は0.2ha。収穫日は2010年9月21日。ブドウの収量は27hl/ha!新樽は70%、残りの30%は2〜3年樽を使用!

アプリコットやレモンタルト、カシューナッツの香り。ワインはピュアで口当たりは繊細かつ優しい蜜のような旨味があり、後から強かで骨格のある硬質なミネラルが迫り上がる!

以下は昨年のコラムより転載しました。
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【ピュリニーらしい・・?グラマラスな美味しさを感じます!】

 まあ、このワインに関しては少し待った方が美味しいでしょう。飲めてしまいますが、できれば少なくとも1カ月は置いてください。

 ピュリニー的な全体的に出てくる蜜っぽさ。端正なミネラル感。膨らみは少し欠けるが、とてもバランスが良い。質感も高い。構造的にブルゴーニュの偉大なシャルドネ。ネットリ感、適度な苦味、全てに気品が漂う。少し待った方が良い。


 え〜、メモもそのまま書いていますが、例えば、「苦味」なんて言われてしまうと引いてしまうでしょ??・・でも、苦味や渋み、エグミといったものは、良いワインには必ず必要な物です。質感が無ければ駄目ですが、そう言ったものを除去してしまうと、実は全く構造を構成できないんですよね。単に甘い物を考えてみてください。甘いものが良ければ「お砂糖」だけで良いじゃ無いですか・・。そこに、米の粉とか、豆の粉、小豆など、苦味も渋みのたっぷり有るものを使って、美味しいお饅頭ができるんです。

 このピュリニー・レ・ルショー・・とっても美味しいです。飲めちゃいますが上記のように置いてください。夏過ぎには一度美味しくなると思いますが、寒さを迎えると一旦閉じるかもしれません。その後1年はまた置いてくださいね。お奨めします!


エージェント情報
ピュリニーの区画はレ・ルショーで、フレッドの大のお気に入り!1983年からビオディナミで管理されていた畑の買いブドウ!畑面積は0.20ha。収穫日は09年9月17日。収量は30hl/ha。1〜3年樽を使用。
カリンやマジパン、ミネラルの香り。アタックはピュアで酸に落ち着きがあり、後から複雑で深みのあるミネラルの旨味と酸が長く余韻を引き上げる!

以下は2008年もののコメントです。
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【これもかなりのもの!ピュリニーならではの極楽シャルドネ!】

 まあ、ほとんど漫才みたいなものなんですが、ついさっき有った出来事をお知らせしますと・・・

 ご来店されたことのあるお客様ならご存知だと思いますが、店内が異常に寒いので、お客様にはお客様用のジャンパー、noisy には、レジの横に一畳にも大きく満たないスペースが、寒さ避けのために締め切りの部屋として有り、普段はそこでPCに向かって仕事をしています。お客様がいらっしゃると、その非難部屋からのそのそと出てきて、「いらっしゃいませ・・」となる訳です。

 その非難小屋には、まあ雑多なものも置いてあり、仕事に使うもの、辞書、本の類から、工具、デロンギのオイルヒーターまで、物凄い状況です。

 いつか修理しようと置いてある息子の使うギターや、その部品なども中の入り口付近に有り、それを見つけたお客様は、
「あぁ、ギターを弾かれるんですね?」
みたいな話にもなったりします。

 先ほどの、近所のおばさんは、毎日のようにいらっしゃるのにようやっとその真っ赤なエレキを見つけたようで、
「そのギターって、ドレミは普通なの?」

と、意味不明なことを聞かれるので、

「・・・ん、普通っちゃ普通だけど・・・」

と適当にあしらっちゃおうと言葉を濁すと、さらに食い下がって、

「へぇ・・・それで、ベンチャーズとかを弾くんだ・・・」

とおっしゃるので、「おいおい、今更なんでベンチャーズ・・」とは思ったものの、思いっきり否定するのも大人気ないと、

「あ、まあ、そこまで古くは無いけどね・・」

と、上手く逃げ回り(そのつもり)、ようやくお帰りになりました。

 つまりは、おばさんにとっては楽器や音楽はおそらくドレミですべて表現でき、エレキは必ずベンチャーズ・・・ということなのでしょう。今の人に「ベンチャーズ」や「テケテケ」と言っても、
「何それ?」
で終わってしまうでしょうし、
「そのギターって、ドレミは普通なの?」
と聞かれたところで、その問いの意味すら推定できません。それでも、その本人は、別に相手を混乱させようと言う気はまったく無く、むしろ、相手のレベル・土俵にちゃんと乗ったつもりでの会話をしようとしたのでしょう。


 ワインの場合も、結構同じようなことが頻繁に起きています。ワインファンはワインファン同士、ちょっとしたきっかけで知り合いになり、楽しい時間を一緒に過ごされたりされると思いますが、同じひとつのワインの話になった時、それはいきなり、数多く起きているんですね。

 つまり、同じワインについてなのに、全く異なる話になってしまっているんです。育った環境にもより、飲んできたワインにもより、自身の感性・体調にもより、「ピュリニー=モンラッシェ」というひとつのキーワードを如何様にも判断する訳です。有る人にはとても偉大なワインであるが、その人にはシャルドネというワインでしかない訳で、あちらの人には全く興味の無いワインで、そっちの方にはいつの間にかモンラッシェに置き換わってしまっていることが多くある訳です。

 それで良いんですが、それだとワイン屋の話が通じないことになってしまうので、noisy もひたすら詰まらない文章を組み上げ、ああでもない、こうでもないと、腱鞘炎をおそれつつもキーボードを叩き続ける旅を続けています。


 ピュリニーのシャルドネというのは、低レベルなものは除外しますが、ひたすら享楽的で判りやすく、どちらかというと、難しい側面・複雑性をコアの部分に閉じ込めてしまう傾向を持っています。地球の構造を考えてみていただくとお判りかな?と思いますが、地球の核と言われる部分に、現在はちょっと難しいが将来有望な部分を閉じ込め、表層にデリシャスな果実とミネラリティの風味をまとっている訳です。ですので、一見は物凄く判り易く、下手をすると安易に美味しすぎるようで、複雑性を持っていないように思えてしまいますが、一皮、二皮剥けてくると、真の姿を見せてくれるようになります。

 エレガントな軽量な石灰系ミネラリティと黄金のニュアンス。ピュリニーらしい、真ん丸なマッタリ感の素晴らしいバランス。ジューシーで判りやすいが実はとても奥深い。アフターは酸の深遠な旨みが長く持続する。タイトに締まった見事な味わい。今から飲み始めて良い。

 どうでしょう・・・?旨そうでしょ?・・・旨いです。極楽です。先行きも正しいです。何の懸念も有りません。
「そのピュリニーって、シャルドネが普通なの?」
と聞いてください・・・。

「・・・そう・・・、普通っちゃ・・・普通ですが、これは普通じゃないです!」
と答えましょう。素晴らしい出来栄えの村名リューディ、リュショーです。お奨めします。

◆エージェント情報
ピュリニーの区画はレ・ルショーで、フレッドの大のお気に入り!1983年からビオディナミで管理されていた畑の買いブドウ!畑面積は0.20ha。収穫日は2008年9月29日。新樽比率が50%。
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This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Bourgogne Pinot Noir Bedeau
ブルゴーニュ・ピノ・ノアール ブドー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
2011 ブルゴーニュ・ピノ・ノアール ブドー フレデリック・コサール 750ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
 樹齢41年平均。ブドーは「カトリック司祭の案内係」という意味で、オート・コート・ド・ボーヌのPuits deChauxの区画1haと、ピュリニーとサシャーニュの間の教会の近くに1haのブドウ畑がある。収穫日は2011年8月30日、31日、9月2日。収量は40〜42hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽!

 フランボワーズやグロゼイユ、アカシヤ、若いアーモンドの香り。果実味がフレッシュで勢いのある酸とミネラルの収斂味がワインのボディをきれいに引き締める!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥3,800(外税)

【良いときのパカレのようなドライな味わい!】

 やや暗めのルビー。一瞬昔のパカレのような梅かつを。ジャミーな味わいの奥に深いアロマ。熟れと若さが交錯する。いつもより少しドライ目な仕上がりで、とてもバランス良く旨い。

 コサールの赤ワインは、パカレから見ると少し甘みが有るように感じることが多いですが、2011年のこのブドーに関しては、パカレっぽい仕上がりですね・・。これはこれでとても美味しいです。何しろそれでも飲み終えた後には、

「・・・あ、コサール・・・ここに居たのか」
と感じさせてくれますから・・。

 優れた造り手は、やはりテロワールと造り手自身をちゃんと感じさせてくれます。お奨めします!

【2008年以前のシャソルネイに戻ったかのようです!とても美味しい!】

 チェリー、ベリー、深みの有る味わい。シャソルネイらしく昔のブドーのように、熟しているのにハツラツとした味わいに戻ったかのよう。現在はまだ少しタイトだがすぐにバランスしてくるだろう。軽やかさと深さがある。

 どうでしょう?2009年がシャソルネイらしくなかったのか?・・・それとも、新たな境地に向かったのか?と云うところをどのように判断するかですが、noisy的には完全に後者です。素晴らしいピノだと思います。徐々に味わいを深めて行くでしょう!何よりもマグナムを仕込んでいますんで、自信もあるでしょうね。超お奨めです!

エージェント情報
ブドーは「カトリック司祭の案内係」という意味で、オート・コート・ド・ボーヌのPuits de Chauxの区画1haと、ピュリニーとサシャーニュの間の教会の近くに1haのブドウ畑がある。収穫日は9月20日。収量は19hl/ha!新樽は25%、残りの75%は2〜3年樽!

グロゼイユやザクロ、アニスの香り。繊細な酸、スレンダーな果実味ときれいに溶け込んだ旨味とのバランスが良く、後から収斂したミネラルがワインを引き締める!

以下は2009年のコラムより転載です。
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【ピチピチのギャル的?!コサールにしてはちょっと珍しい仕上がりか?】

 とても柔らかく、香りが出やすいピノがコサールの特徴かと思ってきたんですが、2009年のブドーに限ってはむしろ、「フィリップ・パカレ的」でした・・・!などと書いてしまうとクレームが来るかな??でもとても美味しいのでご安心ください。いつもよりも若々しい果実が中心だという事です。


 ジューシーでフレッシュな果実とアロマティックな石灰。いつもの年よりも凝縮感がたっぷりで紫の印象が強い。膨らみは今ひとつだが、お客様に届く頃には問題無いだろう。いつもよりも少し硬めな仕上がりなのは事実。健康的な葡萄とピュアな美味しさが光る。

 どうでしょう・・・そう、パカレ的なんて言ってしまうから難しいかもしれないですね。むしろ、
「マルセル・ラピエール的」
と言えば良いでしょうか。・・そうピュアで真っ直ぐな果実の感じです。コサールの場合はやや色が暗く、官能的になってくるのが普通ですが、2009は少しラピエール的だと理解してください。いずれにしてもとても旨い!超お奨めです!

エージェント情報
ブドーは「カトリック司祭の案内係」という意味で、ピュリニーとシャサーニュの間にある教会の近くに1.2haのブドウ畑がある。収穫日は2009年9月19日と23日。収量は40hl/ha。1〜3年樽を使用。
カカオやミネラル、フランボワーズなどの香り。豊かで骨格のある果実と酸とのバランスが良く、余韻に若いタンニンの収斂味が残る!


以下は2008年のブドーのコラムよりです。
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【熟度と鮮度の融合!素晴らしいバランスです!これは一推し!・・・青い色は危険な色、の巻!】

 良く「色合い」のことを noisy は書いていると思いますが、やはりこの色というものは実に重要なファクターです。ある程度長い期間、ワインに親しんで来た方なら、グラスに注いで色を見れば、仮に香りを嗅がなくても、口にしなくても、ある程度、どのようなワインかは判るでしょう。その程度というのは、その方がどれだけ情報を得ようとされてきたか、という気持ちが「気付き」を得ますので、人に寄る部分が多いかもしれません。

 単にワインの色・・・ということだけでは無く、もっと広い意味合いでの「色」も有ります。いつ頃でしたか、そろそろ季節も近くなってきましたが、「アジサイ」を料理の付け合せ、もしくは彩りに、お皿に載せてお客さんに出してしまい、食中毒になってしまった・・ということが有りました。アジサイには毒になる成分がありますから、決して口にしてはいけないんですが、そのことを知らない方が、そのようにしてしまったのかと思います。最低でも、口にしたらストレートに毒になる食材をお皿にしてはいけませんよね。

 でも、人間は気付かないうちに、
「これは・・・食べちゃいけないだろうな・・」
というものを判断しているんですね。例えば、道端の石を食べよう・・・とは誰も思わないでしょう。如何に美しい輝きを放っていたとしても、その場合は歯が欠けてしまいますモンね。

 色の場合、良く「毒々しい」などと表現しますが、あんまり「派手な」色合いが組み合わさった物は、
「・・・これを口にしたら・・・やばいかな?」
と、普通はお考えになるでしょう。

 では、アジサイはどうでしょうか。もし蕾だけだったら・・・食べてしまいますか?それとも花が咲いているのを見たとして、毒性が有ると知らなければ口にしてしまうでしょうか。

 例えば土(つち)は・・・土色をしています。これは、病原菌や虫がいない状況で、しかも「きれい」なら・・・、不味いしジャリジャリとテクスチュアが悪いとは思いますが、栄養分も有り、食せ無いことも無いですよね。

 赤はどうでしょうか。真っ赤なリンゴ・・これは美味しそうです。真っ赤なバラの花・・・まあ、美味しいのかな?判りませんがおそらくは食べられると思います。

 黄色はどうですか?余り毒々しいのはどうかと思いますが、レモンしかり、黄桃しかり・・・ちょっと美味しそうですね。ひまわりの花弁・・・これは判りませんが、菊の花は食します。

 緑は・・・まあ、これは植物ですから、この色だけは普通・・・は食せると考えてしまいます。アジサイは葉っぱが緑ですから・・・食べられると思ったのでしょう。

 ところで、青はどうでしょうか。
「青リンゴが有るくらいだから・・・大丈夫じゃない?」
と思われるかもしれませんが、青リンゴの色は「黄緑」「薄緑」ですよね?青い色の食べ物って・・・有りますか?

「そりゃあ有るでしょ?ゼリーとかブルーハワイ・・なんて飲み物も有るし」
と思われるかもしれませんが、それは・・・着色料で染まっているだけですよね。

 まあ、言ってみれば、信号機の場合の「青」は安全ですが、自然界では毒性を持つ場合もかなり有る・・・ということなんですね。シアン化カリウムとは青酸カリのことで、シアンとは明るい青色の事を言います。シアン化カリウムはご存知の通り・・・猛毒ですよね。

 アジサイは青い花やピンク、その他も有ると思いますが、
「青系」の色はちょっと危険な色・・・なんです。朝顔もそうですよ。綺麗な淡い色の青い花を咲かせる事も有りますが、種には結構な毒性が有ります。茄子も、食用に改良されたものはOKですが、原種では毒性がありますし、ケシとかトリカブトなんてのは、青だけじゃなくてピンクなどの花も咲かせますが、猛毒性のある部分が有る訳です。人間にとって青く見える植物・食材は、自然界の人間には通常不必要な成分を吸収したものである確率が高いものです。(勿論例外はあるでしょう。)

 その「青い部分が見えない、想像できないから」なのでしょうか、それとも普段から色など全く気にしていないから、全く食材になることのない「青い色」のものも普通に食せると考えてしまって、間違って食材に使用してしまうのかもしれません・・・で、ようやっと本題です。

 ワインの場合、専門家以外の普通のワインファンでしたら、「今現在・もしくは比較的近い時期の味わい」のみの判断がほとんどだと言っても良いかもしれません。・・・そりゃあそうです。普通は、

「無いものは無いから無いのだ」
「今美味しいからこのワインは美味しい」
「今好きじゃない味だからこのワインは駄目なワイン」

 勿論、それで良いんです。それが普通の感性と言うものですから、何も悪くは有りません。でも、このことはとても危険性を孕んでいることは、上記の「青い色」のことを気にかけることがないとすると・・・お判りですよね。そこには実際に無いもの、これから生まれてくるもの・変化しようとしているもの、元々持っていたもの・・・これを想像できないと、いや、想像してみることによって、その繰り返しで身に付くものなのかもしれません。青い色は周波数が高く、波長がとても短いものです。普通の人間は、その周波数帯に対応できない・・・・もしくは、自然界には余り多くは存在しないものだから慣れていないと言えるかもしれません。

 noisy は、比較的麻酔が効きにくい変態体質のようで、2年ほど前に歯が痛くてお医者さんに行った所、
「これでもか!」
というほど・・・、口から打った麻酔薬がジャバジャバ流れ出してくるほど・・・(T.T  数えられないほど何本も打たれてしまいました。いつだか、手の腱を断裂してしまった時も、麻酔を打ったはずなのに、全く効かず、縫合を激痛の中、涙をジャバジャバ流しつつ耐えた記憶が有ります・・・・(T.T  まあ、noisyの個人的なことはどうでも良いんですが。

 この、その場・その時に無いものを想像する力が、ワインの成長を想像でき、それが可能だから先を見通せてしまって、
「このワイン、滅茶苦茶旨い!」
と、他の人が顔をしかめていたとしても、その人だけが笑っている・・・そんなシュチュエーションが生まれるのでしょう。それは、淡い色しかついていないアジサイの蕾に、何を感じる事ができるのか、ということに似ているような気がするのです。

 ですが、2008年のこのブドーには・・・そんな「想像力」も「気付き」さえも必要有りません。実に享楽的で素晴らしいピノです。薄いルビーのグラデュエーション確かな色合いこそ、このワインの美味しさを表現しています。

 チェリーやプラム、ワイルドベリー。柔らかなミネラルのアロマ。ふわっと膨らんで後を引く繊細な長い余韻。奥にある芯の硬さを包み込む優しい膨らみと果実味。とても印象的だ。すべてが一体となった美しい仕上がり。エキスがキッチリと出た無駄の無い締まったボディ。ただし、時間と共にやや締まって行く傾向にあるようだ。


 どうでしょうか。新樽は20%ほど使用したようですが、樽の影響を見分けるとか、醸造由来のものを見つけるとか、そのような気にはなかなかさせてもらえない・・・それほど完成度の高いピノだと思います。やや硬くなって行く傾向に有りますが、これから暖かくなってきますので、そのスピードも遅くなると思います。是非とも飲んでみてください。超お奨めです!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Saint-Romain Sous Roche Rouge
サン=ロマン・スー・ロッシュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

 樹齢は63年平均。スー・ロッシュは区画名で名前の通り薄い表層土のすぐ下を分厚い石灰岩層が続く。畑面積は1.2ha。収穫日は2011年9月7日。収量は37hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽を使用!※マグナムサイズ(1500ml)の希望小売価格は12,443円(税込)になります。

 フランボワーズやグリオット、紅茶やなめし皮の香り。湿った土のニュアンスもある。果実味がみずみずしく艶やかで、酸とダシのような澄んだ旨味、ミネラルのほろ苦味が同調する!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,480(外税)


This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Saint-Romain Sous Roche Rouge M.G.
サン=ロマン・スー・ロッシュ・マグナム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

 樹齢は63年平均。スー・ロッシュは区画名で名前の通り薄い表層土のすぐ下を分厚い石灰岩層が続く。畑面積は1.2ha。収穫日は2011年9月7日。収量は37hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽を使用!※マグナムサイズ(1500ml)の希望小売価格は12,443円(税込)になります。

 フランボワーズやグリオット、紅茶やなめし皮の香り。湿った土のニュアンスもある。果実味がみずみずしく艶やかで、酸とダシのような澄んだ旨味、ミネラルのほろ苦味が同調する!
1500ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥9,480(外税)

【これも素晴らしい仕上がり!】

 少し暗めのルビー。集中したエキスと柔らかい石灰系ミネラリティのアロマ。そしてほのかなスパイス。熟度も程好く、とても美味しい。適度な中域のふくらみからの余韻がとても美しい。静かに長く持続。とても良い出来。

 安心できる仕上がりでした。3〜4年寝かせると素晴らしい味わいに成長するのは見えていますが、今年一杯は若い旨さで美味しくいただけるでしょう。2014年の1年ほどは少し硬いかと思います。お奨めします!


【これも素晴らしい仕上がり!】

 黒スグリ、赤いベリー、凝縮感しっかり。果実味、エキス分とも濃い。やや硬さも見えるがちゃんと膨らんでくる。深みと飲みやすさの両立!エレガントだが重厚!

 明らかに進化中・・だと思います。詳細は2011年をテイスティングした時に・・・お話しましょう。まだ確信には至りきらない・・でも片鱗が・・と云うところに来ています。誰も行った事が無い場所に行こうとしているのでしょう。飲んでみてください。お奨めです!


エージェント情報
スー・ロッシュは区画名で名前の通り薄い表層土のすぐ下を分厚い石灰岩層が続く。畑面積は1.2ha。収穫日は2010年10月1日で一番最後!収量は25hl/ha!新樽は40%、残りの60%は2〜3年樽を使用!

グロゼイユやモカとバニラ、甘草の香り。艶やかな果実味と繊細な酸とのバランスが良く、スマートで骨格のあるミネラルと目の細かいタンニンが味わいを引き締める!

以下は2009年のコラムより転載です。
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【サン=ロマンもとても美味しいです!】

 ブドーがフレッシュ系な仕上がりとすると、サン=ロマンはいつものサン=ロマンでコサール節が全開です。しかもミネラルはいつもの年よりもたっぷり出ていると思いますので、熟成も楽しみですね。素晴らしい仕上がりです。

 ベリー系の熟した柔らかなアロマ、いつもの年のサン=ロマンだがよりミネラリー。適度な膨らみでとても飲みやすい。正にコサール的なアロマと味わい。良く熟した葡萄のジャム、コンポート的なトップノーズ。ワイン中のミネラル感も半端無いレベル。


 いつもと違うブドーより、サン=ロマンを飲んで何故か安心してしまった自分に気付きました。ブラインドなら、こちらはシャソルネイと判りますが、ブドー2009は・・・外すかもしれません・・(^^;; いずれにしてもこちらは柔らかく、少し滑らかな仕上がりでとても美味しいです。お奨めします。是非ご検討くださいね。



エージェント情報
スー・ロッシュは区画名で名前の通り薄い表層土のすぐ下を分厚い石灰岩層が続く。畑面積は1.2ha。収穫日は2009年9月17日。収量は32hl/ha。1〜3年樽を使用。
プルーンや青竹、アーモンドの香り。筋肉質な骨格の中に凝縮したミネラルと果実味があり、後からタンニンの収斂味が味を引き締める!


以下は2008年のコラムよりです。
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【素晴らしいです!こちらはどんどん開放方向に向かっています!】

 ブドーとは味わいはやや似た物に思えますが、細やかさや質感はやはりサン=ロマンが確実に上です。しかも、ブドーが時間軸で締まる傾向に有りますが、サン=ロマンはどんどん開放する方向性を持っています。

 これはしっかりと粒立ちが見えるような、ぷっくり膨らんだチェリーのアロマ。奥深くとても健康的な果実。エキスがとても充実している。瑞々しく、丸く、一体となった継ぎ目の無い素晴らしく滑らかな味わい。いつまでも余韻が長くたなびく。赤い果実系の味幅の大きい味わいに成長するだろう。今でも美味しく飲め、開放方向に向かっている。

 いつもは比較的、数が有るサン=ロマンですので、皆さんは、
「後でお金がある時買おうかな・・」
と思われるかもしれません。でも、2008年は収穫量が少ないですから、エージェントさんも売り切れですので、追加分が望めません。

 比較的早くから滅茶苦茶美味しいピノになるでしょう。2004年のサン=ロマンを昨年購入された方ならお判りですよね?・・・そう、あんな、ヴォーヌ=ロマネっぽい皮革、動物のニュアンスまで出てくる、とてもソフトな酸の浸透率の高い液体に変貌するでしょう。是非とも飲んでみてください。超お奨めです。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Volnay
ヴォルネイ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
 樹齢は46年平均。区画はコミューンのレ・リュレの畑0.63haとレ・グラン・ポワゾの畑0.25ha、レ・ポー・ボワの畑0.27ha、そしてレ・プティ・ポワゾの畑0.13haの合計1.28haの畑面積。収穫日は2011年9月1日。収量は40hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽を使用!

 グリオットやダークチェリー、カカオ、シャクヤクの香り。ワインは明るく、上品でスマートな印象。果実味が繊細な酸、ほんのりビターなタンニンと複雑に合い舞う!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥5,880(外税)

【さすがドメーヌ物!】

 締まった黒っぽい赤。快活ながら集中したアロマ。ヴォルネイらしい、あっけらかんとした美味しさ。深みもしっかり。雅なニュアンスがとても良い。スムーズで真ん丸なピノ!とても端正!

 たしかに1級のレ・リュレ、ロンスレには及びません。でも、ヴォルネイらしい明快な赤い美味しさが、フレッドらしいソフトさと一緒に出ています。ニコラ・ポテルのヴォルネイとも、共通な部分を含みながらも違う部分が大きい・・です。やはりドメーヌとして、自身でしっかり管理できるようになったことが大きいのでしょうか。是非飲んでみてください!お奨めします!

【2009年も良かったですが、ドメーヌ物になってさらに素晴らしくなりました!】

 すり潰したスグリや赤いベリーのような、深く強いアロマ。根本的に濡れてピュアさが素晴らしい。とても濃く、深く、強さもある味わい。まだ落ち着きはみせていないが時間の問題だろう。(半年ほどか?)とても美しい赤い粘土のニュアンスが有る。

 ドメーヌものになって気合いが入ったのか、とっても旨いです!価格もリーズナブルです!お奨めします!

エージェント情報
区画はコミューンのレ・リュレの畑0.63haとレ・グラン・ポワゾの畑0.25ha、レ・ポー・ボワの畑0.27ha、そしてレ・プティ・ポワゾの畑0.13haの合計1.28haの畑面積。収穫日は2010年9月25日。収量は30hl/ha!新樽は30%、残りの70%は2〜3年樽を使用!

ブルーベリーやグロゼイユ、ミント、シソの香り。果実味に骨格があり、旨味を伴った硬質なミネラルと上品なタンニンの収斂味を勢いのある酸が外側からゆったりと包み込む!

以下は2009年のコラムより転載です。
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【しなやかさが光る!個人的にはめっちゃ好きな味わいです!】

 濃厚なチェリー、肉厚でジューシーだ。軽やかなミネラルと凝縮した果実感。しなやかなテクスチュアでポテンシャルが高い。ヴォルネイらしい肌理の細やかさ。雅なニュアンス、綺麗さが一番似合う。コート・ド・ボーヌのシャンボールとも言うべきワインだ。

 安いですがとても素晴らしいです!しなやかで軽やか、香ります。これも実はかなり推せます!

エージェント情報
 買いブドウの区画は、1級のカレイユ・スー・ラ・シャペルのブドウ50%とレ・グラン・ポワゾのブドウ50%。畑面積は0.40ha。収穫日は2009年9月17日。収量は28hl/ha。樽は1〜3年樽を使用。
スミレやナツメグ、ビャクダンなどのオリエンタルな香り。ワインは男性的だが、繊細な酸と豊かな果実味が絶妙な味のバランスを支える!

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2011Volnay 1er Cru les Lurets
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・レ・リュレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
 樹齢は54年。リュレとロンスレは標高も畑の方角も土壌の性質も全く同じ!フレッド曰く、違いはレ・リュレの方が繊細でより女性的とのこと!畑面積は0.25ha。収穫日は2011年9月1日。収量は40hl/ha!新樽は30%、残りの30%は2〜3年樽を使用!

 ブルーベリージャムやクレームドカシスの凝縮した香り。艶やかでブドウの豊満な甘みが感じられる。繊細な酸、存在感のあるタンニンの収斂味と細かい酸のバランスが絶妙!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥6,980(外税)

【2011年は官能的な味わいです!!】
 
 黒味が入るきれいな赤。石灰系ミネラルの端正なアロマ!エステリックな香りがエロい・・・!とても熟していて。果皮のパーセンテージがとても大きい、充実した味わい!

2010年は9月23日の収穫・・・2011年は9月1日。事情通なら逆と思って仕舞い勝ちですが、畑至上主義のコサールならではの判断なのでしょう。2011年はモタモタできなかったということなのかな?

 ロンスレの完璧さにはちょっと及ばないかもしれませんが、その分、官能さで優っています。ご検討くださいね!

【まあ、確かにこちらが繊細!】
 
 フランボワーズ、ラズベリー、スパイス。軽やかさも滑らかさも素晴らしい。ヴォルネイらしいエレガンス、深みとコク。ジューシーで今でも美味しく飲める。シャンボールっぽい絹のテクスチュア。果実感たっぷりで美味しい!

 ドメーヌものになったヴォルネイ1級です。早く飲んで美味しいレ・リュレということでしょうか。構造の大きさでレ・ロンスレにドメーヌものトップの座は譲りますが、軽やかな良さが光ります。とても美味しいです。飲んでみてください!
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フランス■□ Domaine Dublere □■ブルゴーニュ
ドメーヌ デュブレール
● 初登場のデュブレールですが・・・これで最後になるかと思います・・すみません。

 決して「嫌いだからとか、美味しくないから・・とかで扱わなかった」んじゃ有りません。とてもピュアで美味しいワインなんです・・でも、

「えっ?」

と言ったまま固まってしまいそうな位・・・高価だったんです・・(笑・・すみません。だってね・・・いくら美味しいったって、まだ無名の造り手さんのサヴィニー1級白が5千円、シャブリ特級プリューズが9千円は、今の日本のワイン業界の状況から言えば・・固まっちゃいます。・・いや、美味しいんですよ・・本当に!


 そんなこんなでスルーしてたんですが・・・ごめんなさい!・・ラシーヌさんもデュブレールを手放すことになってしまったようです。処分の連絡が有り、全量グループで引き取ってくれないか?とのことでしたので、早速テイスティングしてみると・・・

「旨いじゃん・・!・・でもやっぱりネックは価格だね!」
と言うことで、出来うる限りの交渉の末、

「なんじゃ?こりゃ〜!」

のプライスが実現しました。

 なので、これっきりです!中々ブレール・プテルさん、ナイス・ガイなアメリカンなんですが、今回は安く販売させていただきます・・ごめんなさい!

Bourgogne

Domaine Duble`re
ドメーヌ デュブレール

地区 ニュイ=サン=ジョルジュ
造り手 ブレール・プテル


このドメーヌはいささか奇異で、アメリカ人のBlair Pethel(ブレール・プテル)が当主。ブルゴーニュのテロワールの深い豊かさ、ブルゴーニュワインに隠れた喜び、ブルゴーニュの熱烈な自然に魅了され、この地でワイン醸造を開始。消費者に、ブルゴーニュの土地の存在(畑の中、肩の上の太陽)を感じてもらうため、彼の全てのワインがリスペクトされ、生まれたその土地をうまく表現するのを確認するのが、ヴィニュロンとしての自分の仕事だと考えている。

彼のように、ワインに魅了されブルゴーニュへやってくるアメリカ人はあまりいない。1980年に、初めてブルゴーニュへ来た時、彼の情熱が開花。サバティカル休暇(長期休暇)をとり、1999年に収穫を体験するまで、年に数回この地を訪れることはすべてが初めてのことだった。彼は、ワシントン,D.C.とロンドンで政界ジャーナリストをしていたが、この経験後、いつどのようにヴィニュロンとして居を構えられるか、ということだけを自問していた。

その後、2003年に家族とともにこの地へ来て、2004年にワインの世界へ。そこではボーヌの農業高校にも通い、運よく幾人かの偉大なコートのヴィニュロンと出会う。Pre'meaux-Prissey(プレモー=プリセイ)のPatrice Rion(パトリス・リオン)、Chassagne-Montrachet(シャサーニュ=モンラッシェ)のJean-Marc Pillot(ジャン=マルク ピロ)、とりわけ彼らのお陰で、リスペクトの念、配慮を持ち、畑とワインの仕事をするということを学ぶ。畑の仕事から、ブドウの購入先、カーヴにおける全てのことに同じ注意を払っている。

また、ブドウ栽培においては、ブルゴーニュワインの全ての豊かさ、広がり、深さとは、テロワールからブドウを通じやってくると考える。出来るだけよい条件で、ブドウが栄養、ミネラル、限りないその変化を探せる状態にすることがヴィニュロンの仕事だと確信している。そのため、ドメーヌ デュブレールでは、この目的に到達するため、常に土壌とブドウをリスペクトし働いている。

現在、このドメーヌは小さい規模ではあるものの、ワインからすればそうではないといえる。特別を追い求めドメーヌを拡大しようとは思っていない。

栽培 リュット・レゾネ
栽培品種
自社畑面積
土壌
醸造 天然酵母で発酵。18ケ月樽(30%は新樽、アペラシオンによる)熟成後、瓶詰めに備え、澱引きを実施。
ワインは、瓶詰め前4〜8週間前にステンレスタンクでアッサンブラージュ。
清澄、濾過はしない。

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2008Chablis Grand Cru les Preuses
シャブリ・グラン・クリュ・レ・プルーズ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥4,880(外税)

【これもほぼ半額!!成長率の高いグラン・クリュ・プリューズです!!】

 こちらもとんでもないプライスになったシャブリ・レ・プリューズ特級です。一流ドメーヌに比較しても全く引けを取らない仕上がりだと言えるでしょう。しかし、勘違いしないでくださいね。今すぐに飲んで、その素晴らしさが安易に判るのは2009年のプルーズでしょう。2008年の方は、この3月の暖かさの中で、バイオリズムが上昇しているとは言え、

「すっげ〜美味しい!」
と、脳幹直結で判るかどうかは微妙なところでは有ります。何故か・・。・・そう、前のコラムでも書きましたが、人間は「好みの枠を対象に当てはめてしまうから」・・です。それと、シャブリ・グラン・クリュ特有の事情も・・そうさせるんです!


 レ・プルーズは、シャブリ・グラン・クリュの中においては、若いうちから結構まろやかな方だと感じています。レ・クロなどはもっと厳しいニュアンスが多い・・。しかも、シャブリ・グラン・クリュは、もろにキンメリッジ土壌に有り、石灰質が非常に強い訳です。まぁ、無理やりコート・ドールのピノ・ノワールに当てはめてみるならば、「ミュジニー」でしょうか・・。若いミュジニーは美味しいですか?

 つまりは、多分にあるキンメリッジの石灰ミネラリティに要素が遮られる可能性が有ると言うことなんです。なので、飲み手とするなら、何とかその硬い「殻」を破る、テクニカル的な努力をするか、自身の感性を高めて、何とかその要素を取りに行くか、・・・もしくは、何とかワインにお願いをするか、成り行きに任せるか・・ですね。サヴィニーのコラムでは書いてませんが、そこの選択肢も想像できるかどうか、と言うことになります。美味しく飲みたいなら、テクニカルで勝負・・、要素を取りたいのなら、真摯にワインに向き合えば良い・・・けっして枠に当てはめずに・・です。

 そんな厳しいことを言いつつも、どちらのヴィンテージのレ・プルーズも、ガッチガチの石ころでは有りませんので、要素を取ろうとすると結構簡単に取れるもの・・つまり、

「・・・あ、美味しい・・・あ・・この感じがキンメリか・・・あ、ちょっとバナナっぽい香りに・・熟しつつある柔らかな酸の柑橘系フルーツ・・お、しっかり蜜も出てきたし・・すっげ〜!」

 みたいになるんですね。

 シャブリ・グラン・クリュの最上部にあるレ・プルーズ・・。美味しいと思います。直近は2009年・・まだ何とか行けるでしょう!4月頃までかな・・それ以降は締まるかもしれません。2008年は閉じてましたが開いて行く傾向に有ると感じました!・・是非この機会に、ブルゴーニュのシャブリを・・・シャブリはブルゴーニュですよ・・最北ですが!・・是非飲んでみて欲しいと思います。激安です!
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フランス■□ Domaine Coche-Dury □■ブルゴーニュ
ドメーヌ コシュ=デュリ
● コシュ=デュリです。もう・・白は長いことご案内できずにいますが、仕方ない状況です。でも赤も・・美味しいです・・

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2009Auxey-Duresses Rouge
オーセ=デュレッス・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫 終了
ご注文数  本
 
¥10,480(外税)

【オーセ=デュレッスとすればやや高いが、コシュ=デュリとするなら安い!】

 丁寧な仕事でハツラツとした酸の旨みがキラキラ輝く・・。そんな言葉がピッタリ合うようなコシュ=デュリのワインです。白だけでは無く、赤も貴重ですが、白みたいなプレミア価格にはなっていないので、リーズナブルな価格で見つけたら即購入です。

 2009年ですので今は硬い時期だと思います。2〜3年は寝かせて欲しいな・・。ご検討くださいませ。安いと思います。
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