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2015年第18弾 PAGE4 |
Last Update 2015/06/04 Ver.1.0 |
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noisy お奨め!リアルな視点と本音で 綴る..まんま 「Real Wine Guide」
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WEBの情報書込みもSSLで安心! |
NOISY'S WINE SELECTS 原酒店のサイト中、「買い物かご」等個人情報を扱うページでは、SSL
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◆◆FACEBOOKのご案内 |
取りあえず始めてみました。ご興味が御座いましたら・・よろしくお願いいたします。 |
Michiro Hara
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◆◆Twitter 開始のご案内
時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
http://twitter.com/noisywine |
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次号発行まで有効です。 |
2015/06/05(金)より発送開始いたします。 |
NEW !!
JCB、American Express、Diners Club カードの決済を開始しました。(VISA/Master
カードも今まで通りご利用いただけます。) |
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最短翌日到着地域2015/06/06(土)!
になります。翌々日到着地域で2015年06月07日(日)が最短です。ご注意ください。なお、集中してしまった場合にはご希望に添えない場合も有りますので、若干余裕を見てご注文くださいね。 |
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在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。 |
美しいです! |
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● エステザルグ協同組合の「びっくりワイン」です。
「暑い地域の白ワインなんて、だれちゃって旨くないっしょ?」
と思われるはず・・・。飲んでみてびっくりしてください。冷ややかな、良い意味で刺す様な秀逸な酸味を持った美味しいワインなんです!
エステザルグ協同組合:
南フランスの町、アヴィニョンに近いエステザルグ村にある若い醸造家10人がつくる小規模の協同組合。施設を共有するが、個人ごとにワインを造るので、ドメーヌ名を名乗る。ビオディナミの造り手たちとの交流が深く、意欲的なワイン造りとそのワインは、フランス国内でも評価が大変高い。ビン詰めまでSO2を使わず、自然な味わいで凝縮感もたっぷりある。
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●2013Racines V.d.T. Rouge / Dimaine de Perilliere |
コスティエール・ド・ニーム / ドメーヌ・ド・ペリリエール |
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品種:シラー70% グルナッシュ30%
土壌: 丸い小石や砂利、粘土、砂
最適温度:16-17℃
保存:2年
醸造:シラーが骨格を構成し、グルナッシュを理想的なパートナーとして出来上がった。東向きという条件から、比較的ゆっくり成長し10〜15日程エステザルグよりも収穫が遅いことがこのテロワールの特徴。醸造はクラシックな方法で行われ、キュヴェゾンは20〜22℃で3週間、軽い色素抽出を行う。
味わい: 黒果実(ブルーベリー、ブラックベリー)、カンゾウ、スミレのアロマ。チョコレートやコーヒー豆のようなアンピルマティック(焦焙)なニュアンスを持つリッチで力強いワインに仕上がっている。若いうちからなめらかで甘美なタンニンがあり、保存したての数年はそのままの状態を楽しめる。南仏料理にぴったり。 |
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【決して濃く無いのにしっかりエキス・・・暑苦しさゼロ・・スパイスは繊細穏やか・・びっくりするほど凄い旨いです!安いと侮るなかれ!!】
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いや〜・・やられました!こりゃ滅茶苦茶安くてすげ〜旨いす!コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグが比較的「分厚い」味わいなのに対し、こちらは完全エキス系のドライだけれども旨みのコアがちゃんと有るんですよ。
冷ややかな酸、伸びのあるテクスチュア・・・しなやかさも有って、タッチはシャンボールにも似て・・かなり素晴らしいと思います。
非常に石灰系のミネラリティも高く、むしろブルゴーニュ的です。スパイスも穏やか且つ質感高く、
「プンプン匂って安っぽい!」
部分がゼロ。この部分もブルゴーニュ的です。そうじゃない部分を敢えて言うなら、もう0.5%、アルコール分が低いかな?・・と思うくらいです。(アル分14%です。)
普通、安いシラーは縦構造は有していてもポテンシャル不足から甘みを残して誤魔化すのが定番ですし、グルナッシュも縦構造には中々ならず、横に拡がるだけの場合がほとんどなので、
「こんなポテンシャルの高いシラーは通常は目茶高価!」
なのに・・1500円以下って・・・むかしなら「ガール地区」と言われていたコート・デュ・ローヌ北西部のコスティエール・ド・ニームです。
こう言う美味しい価格破壊はちょっと・・困っちゃうんですが・・何しろ運送料高騰の折、安目のワインをクール指定で大量にご注文いただくとね・・個口数が増えてしまうんですね〜・・・なので、美味しいからと言って、こればかり沢山いただくのはね・・。
そうは言ってもワインを売らにゃ喰っていけないのがワイン屋です。 |
もうしばらくはクールで個口が増えても今まで通りで頑張ります。でもど〜にもならなかったら改正しないとならないですね。その原因になって欲しくない・・素晴らしいワインです!お奨めします!安くて目茶旨いです!
創業年:1999年
ドメーヌ解説: 本ドメーヌは、コートデュローヌ南部に隣接しガードン河を境とする固有なエリア、コスティエール・ド・ニームにある。 ニーム南部に広がる、ガリーグ(地中海沿岸特有丘陵地帯を覆う野性の雑木林)とカマルグ(ローヌ川下流の三角地帯)の間にある傾斜の緩やかな台地という特徴からコスティエール(Costieres)と名付けられている。このエリアには川由来の、小石が多く砂を含む粘土質土壌がみられる。ドメーヌ・ド・ペリリエールの畑はSernhac地区の東・南東向きの丘の斜面にあり、こうした土壌の特徴を持つ。1999年よりコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグとコスティエール・ド・ニームの二種のワインを造っている。オーナーであるフレデリック・ヴァンサンはリュットレゾネによる栽培を重んじ、テロワールの価値向上に努めている。
年間平均生産量:20000本
畑面積:7ha |
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●2014Cotes du Rhone Blanc Plein Sud |
コート・デュ・ローヌ・ブラン プラン・スュッド |
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ヴィンテージ更新です!テイスティング前ですが、まず間違い無いでしょう! |
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【沢山買いましょう!これは滅茶苦茶美味しいです!】
大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!
ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。セパージュはグルナッシュ・ブラン70%、ブールブーラン20%、クレーレット10%
というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!是非飲んでみて、noisy
のようにびっくりしてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す、ビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!
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●2013Cotes du Rhone Villages Signargues / Domaine la Montagnette |
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ / ドメーヌ・ラ・モンタニェット |
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ヴィンテージ更新です!テイスティング前ですが、まず間違い無いでしょう! |
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【かなりの美味しさ!こんなに安いのに・・】
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの後に聞きなれない「シニャルグ」という言葉が付いていますが、これは2004年から併記することが可能になった村名です。皆さんが良くご存知なのは、
ラストー
サンジェルヴァイ
辺りでしょうか。
↑ ここです・・(^.^;;
でも実はこのワイン、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとして充分すぎるポテンシャルを持っていると思います。
黒い小さな果実、スパイス、石灰系ミネラルから、時間の経過で赤や紫の小果実も出てきます。ボディはやや閉じ気味ながらも中程度の膨らみを持ち、少し乾いた長い余韻で収束します。後から帰ってくる果実感が実に良いです!!
果実の濡れたニュアンスが素晴らしい!2〜3年の熟成で全開になるワインだと思いますが、その頃にはまた良く膨らんで球体になって行くんでしょう。甘さに逃げない健気さとピュアな酒質が可愛らしいです。2012年は素晴らしい出来!飲んでみてください!
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フランス■□ Domaine les Cailloux du Paradis (Claude Courtois ) □■ロワール
ドメーヌ レ カイユ デュ パラディ (クロード クルトワ ) |
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● こちらはジュリアンのお父さんの方です。皆さんもご存知かと思います。
Les Cailloux du Paradis
レ・カイユ・デュ・パラディ
地域:Loire
地区、村: Touraine トゥーレーヌ
造り手:Claude Courtois クロード・クルトワ
HomePage : http://vinscourtois.free.fr/
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創業年:1995年
歴史:
クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきました。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のLes
Cailloux レ・カイユとLes Paradis レ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得ました。
ドメーヌ解説:
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。
栽培:ビオロジック/ビオ認証取得(ナチュレル・エ・プログレ)
栽培品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
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醸造:
「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしています。
彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっています。すべてのワインが、醸造過程でSO2はまったく使用していません。キュヴェによってビン詰時にSO2を微量入れますが、ほとんどが非使用です。
自社畑面積:6.1ha
年間平均生産量:24000本
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●N.V.(2011)Racines V.d.T. Rouge |
ラシーヌ・ルージュ |
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畑面積:1.25ha (Gamay,Cabernet-franc,Cot,Pinot-Noir,Gascon,gamay de Chaudenay)
品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワールなど※詳細は不明
樹齢:ガメ45年、カベルネ・フラン45年、コ15年、ピノ・ノワール16年 ※2014年7月現在
植樹密度:6600本/ha
土壌、方角:粘土質、シレックス(火打石)。南東向き。標高110m。
収穫量:約30hl/ha(ラシーヌ・ルージュ用に)
仕立て:ゴブレ式(ガメとカベルネ)、ギュイヨ式(ガメとカベルネ以外)
選果の場所:畑
マセレーションの有無、期間:(回答なし)
圧搾技術:およそ100年前の古い手動圧搾機を修理したものを使用
発酵技術:天然酵母によりタンクで発酵。補糖は行なわない。バリックで熟成。
醗酵温度コントロールの有無:なし
熟成:24ヶ月(2008年まで)、2009年より30ヶ月。 ※1995年以来、ラシーヌ・ルージュは変わらない方法でいくつかの品種を混ぜて造ってきたが、2009年より熟成期間を従来の24ヶ月から30ヶ月とした。
濾過:瓶詰前に軽く濾過を行う 清澄:なし 澱引き:なし
亜硫酸添加:0mg/L
総亜硫酸量:3mg/L
このキュヴェの年間生産ボトル本数:年によるが、約6000本
フランスでは強烈な信奉者から支持される。一口飲めば、そのあたりの優しさに2杯、3杯とすすんでしまう。 |
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【少しは理解できたのだろうか・・】
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このワインを輸入されているラシーヌさんも、聞いたことは無いですが、おそらくこのクロード・クルトワさんの「ラシーヌ」に共感が有っての命名がなされたのかな・・・と思っています。
それほどまでに思い入れのあるラシーヌさんのラシーヌ・ルージュなんですが・・・
実はnoisy 的には、良く判らないワインのひとつでは有ったんです。
いや・・・美味しいんですよ・・でも良く判らなかった・・比較の対象をどこに持っていったらよいのかも判らなかったんです。
例えば、ある意味とてもDRC的ですから、DRCと比較をしようにもね・・価格が違いすぎる訳です。
味わいも素晴らしいが香りも凄いんですね・・で、むしろ、その香りが凄すぎると・・どのように理解したら良いのかと思っていた部分が有った訳です。
今回、こうやって皆さんにご紹介しているのは、その辺が少し判ったからなのかも・・しれません。
舌の写真は「散らし寿司」と「ラシーヌ」を合わせています。魚卵系ですんで、普通なら
「無理!」
なんですが、ラシーヌ・ルージュのピュアさはこの散らし寿司を非常に美味しくさせてくれます。臭くなんかなりません。
エレガントさがたっぷり有って、土地由来の細やかなスパイス感・・・いや、勘違いされると困りますが、昔のクロード・クルトワさんのラシーヌのような、ぷんぷんと匂って来る様なものでは無いです。
むしろ、この辺はラシーヌの方が変化したと思うんですね。
「香りが有って、液体が有る」
のでは無くて、
「香りと共に液体がある」
と感じられるんです。
そして、エチケットそのもののような葡萄の根っこの存在が感じられるんですね。
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むしろ一体感が出てきたと思うんです。この2011年は非常に素晴らしいと・・感じています。しかしnoisy
自身が、ようやく合田さんが感じていたことが判るようになっただけなのかもしれません。・・ま、それにしては時間が掛かり過ぎかもしれませんね。
もし、noisy と同じような風に感じられていらしたビオファンの方がいらっしゃいましたら、是非このラシーヌ2011年を飲んでみて欲しいと思います。頭の中の霧が晴れるかもしれないです。ピュアです!是非魚卵と合わせてみてください!
■■oisyテイスティングコメント |
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2011 Racines Rouge V.d.F. les Cailloux du Paradis
いつだったか、試飲会でテイスティングした以前のラシーヌはもう少し強さが表に出ているトロっとした旨みのパンキッシュなワインだと思いました。
しかし今回テイスティングした2011のラシーヌはよりエネルギーを内包したエレガントスタイル(ヴィンテージの差異かも)だと感じました。
いずれにせよ畑のパワー、味わいを探っていきたくなるような深みを持ったワインである事は間違いなく、ワインというのはつくづく奥が深いと感じるテイスティングです。
とはいう物の正直な印象はブルゴーニュの方が分かりやすくてワインとしての完成度は高いと思うし、好き。
それは否めません。Oisyの経験ではネット上のクルトワ礼賛は、んー。。。という思いがちょっとあります。
確かにウルトラピュアで考えさせるような深みはありますけれどもそんなに分かりやすいものではないような。
きっと様々なワインを飲んでかなりワインを理解したときに、このワインはこれこれこうだから良いと言えるのではないかと、そんな気がします。
それとも単純になにも考えずに「ふっ」とした時に飲んだ方が直感で美味しいと感じるのかな。。。
なにはともあれ、考えれば考える程深い穴にハマっていく、ワインの罠デスネ。
悩ませるワインであれ、良いワインである事は事実。
ラベルから名前からも造り手が「根」に重点を置いていることは良く伝わります。
また非常に味わいからもその意思が伝わってきます。
角の丸さはびっくりするほどで亜硫酸無添加、本当?という程の安定感です。
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● マルセル・ダイスが完全ビオディナミに移行してからというもの、マニアックな世界ではかなりの人気を誇っていたのに、何となく縮小ムードになっているのが残念でなりません。微力ながらも、
「素晴らしいものはやはり素晴らしいのだ!」
と、声を大にして伝えて行こうという決心です。
商売をやっているのであれば誰しも、すぐに完売してしまうような商材は欲しいものです。何てったって販売が楽ですし、エージェントさんのコピーをそのまんま張っつけて、写真を撮ればほぼ出来上がり・・・、もしくは、常連さんに流して、
「はい、終了!」
です。
でもそのような商材は、例え売れてない頃から扱っていたとしても、また、その造り手の知名度を上げるのに大きな寄与をしていたとしても、欲しがる他の方のために、結局数量は削られてしまうものです。
ミシェル・ダイスの造り出す世界の孤高さと気高さに目が行くのであれば、いや、まともなワイン屋、味わいを第一に考えるワインファンであるならば、パワフルさを失いエレガンスを手に入れた彼のワインを正当に評価出来るはずだし、自身でも、
「呑みたい!」
と思うはずなのです。
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●2011Manbourg Grand Cru |
マンブール・グラン・クリュ |
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再入荷!2011年です。
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【ピノ種大集合の白ワインです!しかも良年2010年ものです!】
1.5ha。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混
植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力
強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15〜20ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっていま
す。この畑は風が強いため貴腐菌がつかず、ダイスのグランクリュ唯一の辛口です。心深く感動させられる作品です。
(↑エージェント情報)
noisy も大好きなマンブール・・・。これだけは毎年欠かさず購入しています。
なお、混醸と混植を間違えないようにしてくださいね。ダイスのグラン・クリュは、「混植」で、ひとつの畑に様々な品種が混ざって植えられているんです。
別々に収穫して醸造、後でブレンドしている(混醸)訳では有りません。我々も社会の中で色々な人と関わり合い、影響しあって生きているように、本来収穫時
期が全く違う葡萄品種も影響し有って、発芽や成長、収穫がほぼ同時になるという・・・、生態系そのものまで含んだテロワールを感じさせてくれます。
このワインも甘いのか辛口なのか・・・今でもはっきりしません。確かに甘くは無いが、物凄いエキス感が旨味を強く感じさせ、甘みを脳に感じさせてしまうのかもしれませんし、いつもこのワインをご紹介するときに言っているように、
「目を瞑って飲んだら赤!」
みたいなニュアンスがヒシヒシ伝わってくると思います。グレートな、フランスを代表するワインだと思います。
Manbourg |
1.5ha。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ム
ニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。この畑は風が強い
ため貴腐菌がつかないことも特徴です。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15〜20
ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。心深く感動させられる作品です。 |
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●2011Vin d'Alsace Rouge |
ヴァン・ダルザス・ルージュ |
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【アルザスの暑苦しさを感じさせないエレガントなルージュです!!】
マルセル・ダイスの底辺のワインですが、最近造り始めたんじゃ無いかと思います。違うかな・・・。とてもリーズナブルなアルザスの赤です。ルージュとしか書いてないですが、ピノ・ノワール100%です。でもこれが実に良い感じです!
アルザスは、実は夏がとても暑いので、どうしても籠ったような熱のニュアンスが黒葡萄に付いてしまうんです・・普通は・・。今までのダイスのピノの赤は、2000年台前半まで、まるでよく熟したポマールのような味わいでした!・・・が、このルージュは全然違うんですよ。
とても新鮮で、露に濡れた果実のような、ピュアな印象が強いです。酸が活き活きとしてさらにピュアで、それでいて酸っぱく無い・・・甘みもほぼゼロなのに、旨みは充分に有るんですね。
スルスルと飲めるのに...また後を引いてしまってついついまた飲む・・・しまったぁ・・飲みすぎた・・・と思うんですが、酔い覚めが実に爽やかです・・。素晴らしい!
ダイスのピノは、2004年ごろだったか、今ひとつだったことが有って、ちょっと注意はしていたんですね。今回はしっかりテイスティングして、酢酸値がほぼゼロの美しいピノであることを確認しました。目茶美味しいので・・是非ご検討ください!お奨めします! |
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● アルザスの生産者をご紹介します。飲んだ印象が、 「ん?ジェラール・シュレールとジュリアン・メイエを足して二で割ったような感じだなあ..」
と思っていたところ、なんとシュレールの親戚であるということらしい..。もともとは、農協に葡萄を売るだけのヴィニュロン(葡萄生産者)だったそうで、比較歴史の新しいドメーヌです。ジャン・ジャングランジュ..覚えておいてくださいね。
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生産地
アルザス地方のコルマール市から10kmほど南下したファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー、「ドメーヌ・ジャングランジェ」がある。ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの名醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。 |
歴史
ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。引き継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。 翌年の1997年は、マルセルダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ジャングランジュを起ち上げ、自らのワインを造り始める。同年、エコセールの認証、そして、2001年にデメテールの認証を取得し現在に至る。
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生産者
現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。(仕事が間に合わないときは時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、ピノノワール、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。ビオディナミはもちろん畑だけでなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを造る。 |
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●2013Vin d'Alsace Blanc Changala 4/3 |
ヴァン・ダルザス・ブラン・シャンガラ |
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とてもリーズナブルながぶ飲み出来てシッカリ味とアロマのあるヴァン・ダルザス!
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【滅茶苦茶安い!素晴らしいゲヴェ、そしてグラン・クリュ!お馴染みです!
】
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シルヴァネール60%、リースリング、シャスラ、ピノ・ブラン、ミュスカで40%と言うセパージュのがぶ飲みヴァン・ダルザスです。
がぶ飲みと言っても、水のようにシャバイものでは無く、しっかりとしたミネラリティを持ちつつ、よく熟したシルヴァーナーやリースリング系の葡萄に、やや華やかさを加えられるスパイシーさの有る葡萄をセパージュし、ほんの僅かに甘みを感じさせるバランスで、基本しっかりしている酸を和らげている・・・そんな味わいです。
まぁ、小難しいことを考えつつ飲むようなワインでは有りませんが、それでも基本はシッカリしているというものです。
実は昨年の秋には入荷していたんですが、すっかりご紹介済みと勘違いしていて・・・
「あれ〜?・・・なんでこれだけ、売れないんだろ〜?」
と首を傾げていたところでした。
売りに出してないから売れなかっただけ・・・ |
まぁ、良くある話です・・うちは・・ね〜。
エージェントさんも他のショップさんも完売しているでしょうから、この温かくなってから飲めるシャンガラはここにしか無いと思いますよ!お早めにどうぞ!美味しいです。 |
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フランス■□ Domaine Julien Courtois □■ロワール ドメーヌ ジュリアン クルトワ |
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● 久し振りのジュリアン・クルトワ・・・・ル・クロ・ド・ラ・ブリュイエールです。しばらくの間に、さらに美しくなっていました・・・飲んでみて欲しいワインです!
Le Clos de la Bruyere (Julien Courtois)
ル・クロ・ド・ラ・ブリュイエール (ジュリアン・クルトワ)
地区・村:ソローニュ
造り手:Julien Courtois ジュリアン・クルトワ
創業年:1998年
ドメーヌ解説:
http://www.juliencourtois.com/ |
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クルトワ家では、幼いうちから子供たちも動物の世話をし、畑仕事や収穫などを手伝っています。ジュリアンも、父クロードの仕事を手伝いながらワイン造りを学び、20歳のときに《ル・ク・ロ・ド・ラ・ブリュイエール》として独立しました。
ジュリアンの畑は2001年、遅霜と収穫前の局地的な雹にみまわれ、収穫の8割を失いました。もともと周辺の造り手の1/4にも満たないほど収量(hl/ha)を抑えていたのですが、その貴重なブドウの大方が失われたのです。一年間の苦労の結果がわずかな収穫となったのですから、ジュリアンの落胆ぶりは大変なものでした。 |
ここでは通常、ムニュ・ピノというロワール在来種から、オリジネル/エスキス/フラン・ド・ピエ/アルバの4種類の畑違いのキュヴェを造っています。が、この年はあまりに収穫がすくなくて畑別に醸造できないため、すべてをまぜて醸造せざるをえませんでした。天から無常にたたきつける雹の打撃を受け、たった2樽に減じてしまったワインに、ジュリアンはユーモアをまじえて「コレール・ド・ゼース(ゼウスの怒り)」と名づけました。
2003年2月に樽からテイスィングしたときは濃厚なジュースもどきでしたので、2001年ヴィンテージは仕入れを見送ろうかとすら思っていました。けれども、その後6月にボトルから味わったときは、すばらしい凝縮感のある生きいきとした味わいで、すっかりワインとしてのまとまりがでていました。酸化防止剤は、醸造過程でもビン詰めの際にも、まったく入っていません。
アルバやエスキス、フラン・ド・ピエは、20年以上熟成した極上のシャルドネといった趣があります。ところが、それらの畑産をブレンドして仕上がったこのワインには、フレッシュでありながら、熟成感とやわらかさと厚みが共存しています。しかしながら、ゼウスの怒りをかわしながらも今すぐ楽しむためには、飲み方にちょっとしたコツが必要です。現時点では、できれば7-8名がそろい、味わう直前に抜栓し、一気に注いで飲まれるよう、お勧めします。グラスのなかで10分もたつと、色調がみるみる濃さを増して褐変してしまい、あげくはシェリー香がでてしまうからです。 |
これまでの経験からすると、このような造りのワインはビン詰め後数年しておちつけば、抜栓して時間がたってもヒネ香がでず、偉大なワインとして心から楽しむことができます。ワインが時間をかけてビンのなかで成長をつづけ、自ら酸化に対しての力を得ていくのでしょうか。
また、最近の経験ですが、抜栓して1週間ほどたったマルク・アンジェリのラ・リュンヌ2001を飲んでいたとき、1週間にわたって何度も注いだせいか、液体は輝きを残しながらも茶色味をおびた色調に変化し、最上の味わいからはかなり落ちていました。グラスの中で、ますます味わいがダウンしていったのですが、かなり時間がたってふとグラスを見ると、茶系統の色がぬけ、抜栓後まもない状態の色にもどり、生き生きとした味わいに復活したので大変驚きました。 なぜそのようになるのかは、私にも理由がわかりません。でも、このような経験をするたびに、ピエール・オヴェルノワの言葉を思いだします。
「自然の摂理を根底から理解しているからこそ、余計な科学の力は借りずに健康なワインを造ることができるのです。化学品を使用しないことで、ブドウに自然と付着している土地に固有の酵母の増加を促し、酵母のもつ本来の力を引き出すことが可能になります。だから酵母は、亜硫酸なしでも、糖からアルコールを生成する発酵という仕事を十分におこなえます。また、濾過されずにワインの中に残る酵母は、長い熟成期間中に自己分解し、ゆっくりとワインに溶け込んでいきます。これが、ワインの味や香りに複雑さを与えるわけです」
畑面積:4.5ha
主要品種:ガメ、カベルネ・ソーヴィニョン、ソーヴィニョン、ムニュ・ピノ
年間平均生産量:8000本(4000〜10000本) |
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●N.V.(2011)Ancestral V.d.T. Rouge |
アンセストラル・ルージュ |
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カベルネ・ソーヴィニョン《ヴィーニュ・フランセーズ》、ガメ |
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【旨い!!ピュア一直線!葡萄の力を感じるワインです!】
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いや〜・・旨かったです・・。物凄くナチュラルなんだけれども、全くの曇りが認められないほどのピュア感・・・そして純粋なものだけで積み上げた厚みに圧倒されます。
色は正直ですから・・この純な色合いを見てください!美しく透明感のある赤紫ですが、そこに透明なミネラルの層がぶ厚く存在しているように見えませんか?・・徳にグラスの中央・・
いや・・あんまり良く見てしまうと映り込んでいるnoisy がまるでお化けのようですんで・・心霊写真ではございませんですみません。
非常に滑らかで、しかも純粋な果実の風味がする・・リアルなフルーツ感と言うのは、実は余り並んでは成り立たないものなのですが、ミネラル感のぶ厚さ、それも研ぎ澄まされたものだけで積み上がった感がすごく有って、実に旨いです。
濃度もしっかり有るが野暮ったさは全く無く、純な美味しさだけを感じる味わいです。非常に良いです。
以前はもう少しクセが有ったように思うんですが、親父さんのクロードさんのワインも含めて、よりピュアになっているのを感じました。
何しろね・・・接木なしのフランセーズのカベルネです・・でも確か、ガメもフランセーズのはずです・・(テクニカルには断ってないですが) |
この純粋さはフランセーズからも来ているのかもしれません。その根っこの深さこそが・・・このワインの素晴らしさを生んでいるのでしょう。是非飲んでみてください!素晴らしいです!
以下は以前のコラムより転載しました。
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【心を奪う魔力が有ります・・・一目惚れ!!】
以前にもジュリアン・クルトワの「オリジネル」をご紹介し、飲まれたほぼ全ての方に共感いただきました。涙がチョチョギレルほど嬉しいお言葉でした。
今回ご紹介の、この「アンセストラルN.V.(2003)」も、オリジネルと全く同じようにお奨めしたいと思います。ようやく飲めるようになってきました。芯から美しく癒されます。
カベルネ・ソーヴィニヨンとガメイという変わったセパージュの赤ワインですが、カベルネの方はヴィーニュ・フランセーズだそうで、つまり言葉のみから言えば、アメリカ産の台木を使用していない、フランス製の樹ということです。
まあ、そんな堅い話は抜きにしても、「ピュアさ」というものが、これほどまで目前に迫ってくるワインは、やはりジュリアン・クルトワのワインをおいて他
にはなかなか見当たらないでしょう。わずかにまだ若いのか、抜栓直後は5分ほど不安定さを見せますが、そこからはもう桃源郷・・・・です。味雷を全ての味
が占拠してしまいますが、委ねてしまうと実に心地よい!ノーズも軽やかな色様々な果実が伸びやかに次々と現れてきます。そして、全くしつこくなく、さらっ
と消えて・・・・薄絹をまとった淡い果実を含むミネラルの返りが有ります。穏やかで・・・長いです。
何よりもピュアで、美しいです。クドク無いですから、この蒸暑い夜にもピッタリ!そして・・・よっぽどアルコールの質が良いのか、noisy
に妙に合うのかの判断はつきかねますが、
「酔いが軽い」
んです。これは、とても良いクラスのワインをごちゃまんと飲んだ翌日、何故か二日酔いしない・・・みたいなのに似ているような気がします。
良いことだらけの、デイリーにはちょっと高いワイン・・・でも、毎日飲むならこんなワインが嬉しいはず!是非ともお試しあれ!一押しの自然派ワイン!臭くないです!
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。 |
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フランス■□ BeBo Drinks □■ディジョン
ベボ ドリンクス |
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● なんとブルゴーニュ近辺で造られる「ジン」をご紹介します。ハードリカーです。アルコール分44%です。
ディプロム・ドライ・ジン
産地:フランス、ブルゴーニュ地方、ディジョン
◯歴史
第2次世界大戦終盤のノルマンディー上陸から終戦後、アメリカ軍もヨーロッパに駐留していました。そのころ一番飲まれていたアルコールはジン。そして、アメリカ軍主催のジンのコンテストで一番になったのが、このディプロム・ドライ・ジンでした。その後、ディプロム・ドライ・ジンは、ヨーロッパに駐留しているアメリカ軍の公式ジンとなることに。 |
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ディプロム・ドライ・ジンは、1945年当時のレシピを守り、フランス、ブルゴーニュ地方で造り続けられています。カシスなどの果実のリキュールで有名なガブリエル・ブーディエが製造し、天然原料によるプレミアム・スピリッツを専門とするベボ・ドリンクスが販売しています。 |
○製造方法
<原材料>
水
ビートシュガー・アルコール(てん菜糖で作ったアルコール)
ボタニカル・・・根、草、皮、実
ジュニパー・ベリー(アルバニア)、コリアンダー(東欧州)、レモン(スペイン、モロッコ、チュニジア)、
オレンジ・ピール(ハイチ)、アンジェリカの根(ポーランド、マチェドニア、アルバニア、ブルガリア、ベルギー)、サフラン、
アイリスの根(モロッコ、ポーランド)、フェンネル(エジプト、インド、トルコ、フランス)
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度数98度のビートシュガー・アルコールに、ジュ二パー・ベリーなどのボタニカルを数日間浸し込み、その後、「a bain marie」と呼ばれる小さな単式蒸留器でゆっくりと蒸留、加水してアルコール度数44度で仕上げます。
主に欧州産の良質な天然原料のみを使用して、素材の味わいを生かすように丁寧に造られています。「a bain marie」での蒸留により、まろやかで豊かな風味を引き出しています。また、最高のハーモニーを引き出すためベストと考える 44% で仕上げています。
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○特徴
花盛りのさくらんぼの木を想わせる香り、豊かなジュニパーとコリアンダーの香り。口に含むと、複雑で風味豊か、まろやかでドライ。生き生きとしたグレープフルーツやラベンダー、ほんのりとナッティーさも。エキゾチックなスパイス、ハーブの風味を伴い、余韻が続きます。
一般的な「ロンドン・ドライ・ジン」がジュニパーの香りが控えめですっきりしているのに比べて、ディプロム・ドライ・ジンは華やかで濃厚なジュニパーの香りが特徴で、その他のハーブや柑橘の風味、ナッツのような香ばしさが特徴。ライムやレモンは入れずにそのままでも美味しくいただけます。
ストレートが旨い、常温が旨い、凍らせてカクテルに、ギムレットがいい、ショートで濃いめに作ったジン・トニックがいい、など色々意見をいただいてます。
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◯RECIPE
◆ストレート
温度高めでストレートで旨い。華やかでまろやかです。ぜひお試しください。
◆オン・ザ・ロックス
Diplome Dry Gin 50ml
アイスキューブとともにシンプルに。ディプロム・ドライ・ジンのクオリティの高さが際立ちます。
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◆ジン&トニック Diplome Dry Gin 50ml
プレミアム トニック・ウォーター 100ml
(Fever Tree または 1724 tonic water がオススメ)
グレープフルーツ または ライム 一切れ
中くらいの高さのグラスにアイスキューブを入れて。ディプロム・ドライ・ジンの果実感とフレッシュさが際立つレシピです。 |
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Diplome Dry Gin 50ml
ドライ・ベルモット 12ml
少量のオリーブの漬け汁
オリーブ 1個
氷で半分満たしたシェーカーに上記の液体を入れ、良くシェイクし、冷えたカクテルグラスに注ぎ、オリーブを添え、サーブしてください。 |
◆オールド・スクール
Diplome Dry Gin 50ml
ソーダ水 10ml
角砂糖 1個
アンゴスチュラ・ビターズ 2ダッシュ
レモン 一切れ
角砂糖にアンゴスチュラ・ビターズを2ダッシュかける
角砂糖をオールド・ファッション・グラスに入れる
角砂糖が溶けるようにソーダ水を加え、アイスキューブを入れる
ディプロム・ドライ・ジンをゆっくりと加え、
砂糖が完全に溶け合うまでゆっくりとステア
レモンを絞り、そのままグラスへ入れる
もう一度だけステアして、美味しさの魔法をかけてできあがり。
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◆ブランブル・サワー
Diplome Dry Gin 50ml
フランボワーズ・リキュール(ラズベリー・リキュール) 25ml
フレッシュ・レモン・ジュース 25ml
卵白 25ml
サトウキビ・シロップ 5ml
レモン 一切れとカクテル用のチェリーを添えて
クープ型のシャンパーニュ・グラスを冷やしておく
ボストン・シェーカーに上記液体を全て入れる
まずドライ・シェイクしてから氷を加えアイス・シェイクし泡立たせる
グラスに注ぎ、レモンとチェリーを添える
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●N.V.Diplome Dry Gin |
ディプローム・ドライ・ジン |
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【フランスでジンを造るとこうなる!?】
noisy のところでは非常に珍しい蒸留酒をご紹介します。ブルゴーニュの首都?・・コート=ドール県の首都であるディジョンで造られるジンです。現在はやはり主流派イギリスかな・・元はイタリアが出だと聞いたことが有ります。
一般的な「ロンドン・ドライ・ジン」がジュニパーの香りが控えめですっきりしているのに比べて、ディプロム・ドライ・ジンは華やかで濃厚なジュニパーの香りが特徴で、その他のハーブや柑橘の風味、ナッツのような香ばしさが特徴。ライムやレモンは入れずにそのままでも美味しくいただけます。
以上はエージェントのW君の言葉です。noisy は飲んではいませんが、「フレンチなジンってどうよ?」みたいな興味と、今回はリーズナブルに購入できたのでご案内することにしました。
上の方に美味しい飲み方など記載しましたので、ご興味のある方は是非!さすがに蒸留酒までテイスティングしているとひっくり返りそうなのでnoisy
は今のところは飲んでいません。ご検討くださいませ。 |
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。 |
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● 好評をいただいているレ・クラパスですが、ジェローム・ジュレ本人の名前に移行しつつ、希少な白ワインと実にピュアで濃厚・・しかも繊細な赤が入ってきました。noisy
も存在は知っていたのですが、入荷数が少なく、いつも後手に回ってしまって購入できなかったワインです。リアルワインガイドのテイスティングで初めて飲んで、
「え〜、これって・・めちゃんこ美味しいじゃん!」
とびっくりしたワインです。
ハッキリ言って・・本当に素晴らしい!この価格設定で・・・頭が下がります。アルザスのビネールさん以上です!ピュアさは図抜けています・・しかも濃度が凄い!さらに繊細さもちゃんと持っているんです!こんなワイン・・そうそう無いです。是非飲んでみてください!一推し・・でも数は無い・・特に白は超レアですので、本数制限させていただきました・・
まぁ・・リアルのコメントでnoisyも美味しいから誉めるんであって、で、日本でも認知度も上がり売れるようになって良いんですが、何だかな〜・・・、そうすると
noisy に入ってくる数量が減っちゃうんですよね・・。ま〜エージェントさんの鼻息も荒くなってますが・・ホント、何だかな〜・・・です(^^;;
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「一歩、一歩、慎重に 自然派の階段を昇るアーティスト」 ヴァランスとアヴィニヨンの中間、モンテリマールの街から西に20kmほど行ったところにドメーヌ レ クラパスはあります。アルデッシュ地方の南に位置するこの場所は、決して複雑なテロワールを備えた土地というわけではありませんが、当主ジェローム ジュレの手によって素晴らしいワインを生み出しています。実際、彼の仕事ぶりは目を見張るものがあります。秘境とも言うべき丘陵地帯を開拓してブドウ樹を植えて自らの畑としたり、清潔で荘厳な醸造所を自力で建築したり、自らの住居や新しい貯蔵庫も訪問するたびに増築されて進化していたりと、ともかく活力と積極性に満ちた人物なのです。 |
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ヴァランスとアヴィニヨンの中間、モンテリマールの街から西に20kmほど行ったところにドメーヌ レ クラパスはあります。アルデッシュ地方の南に位置するこの場所は、決して複雑なテロワールを備えた土地というわけではありませんが、当主ジェローム ジュレの手によって素晴らしいワインを生み出しています。実際、彼の仕事ぶりは目を見張るものがあります。秘境とも言うべき丘陵地帯を開拓してブドウ樹を植えて自らの畑としたり、清潔で荘厳な醸造所を自力で建築したり、自らの住居や新しい貯蔵庫も訪問するたびに増築されて進化していたりと、ともかく活力と積極性に満ちた人物なのです。
ジェローム ジュレ氏はかつて同地方の自然派ワイン生産者、ジル アゾーニ氏の下で研修をしており、この際に香り豊かでなめらかなアゾーニのワインに衝撃を受けて自然派ワインを志したと言います。その後、同じくこの地方のドメーヌ マゼルのジェラール ウストリック氏にも出会い、自然派ワインが何たるかを心に刻みます。もっとも彼の手がけるワインは、これら二人のスタイルとは異なります。多くのワインが瓶詰めまで亜硫酸無添加でありながら、質感や香味は非常に安定しており還元的なニュアンスもあまり見られません。研修などを経て地元に戻った彼は、ブドウ栽培農家であった父親のいくらかの畑を引き継ぎ、組合にブドウを売る生活を始めます。その中でも、荒れた土地であった山間の畑を自らの手で開墾するなど栽培面積を広げていきます。自然派ワインの元詰めをめざしつつも、安定的に蔵の経営を行うためにも様々な可能性を模索します。自分の力で美味しい自然派ワインが造れるだろうか、そんな不安をも抱えつつ、2006年に組合から独立を果たし、ドメーヌ元詰めを開始します。
師事した二人の生産者もこの地の先鋭的存在ですが、レ クラパスのワインからは、その二者とは異なる透明感、慎重さ、安定感、芯の強さ、優しさが備わっています。カリニャン、アリカンテ、シラー、グルナッシュ、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、ユニブラン、ヴィオニエ、シャルドネなどなど様々な品種を栽培し、そのそれぞれでアルデッシュの常識を覆す高品質なワインを生み出し続けています。初ヴィンテージの2006年では、自然派ワインの手法で造ったのは「パ サ パ(一歩一歩慎重に)」と「アン ナヴァン ドゥトゥ(迷う前に迷ってないで)」の2キュヴェのみですが、とあるサロンでこれらのワインに出会った時にはすでに、「偉大さ」とは違うベクトルの「きらりと光るセンスの良さ」を備えており将来性をひしひしと感じました。2年目、3年目と経験を重ねるにつれ、伝統的手法で生産されていた他のキュヴェや品種のワインも自然酵母、ノンフィルタ、亜硫酸無添加で造るようになり、そのラインナップはどんどんと広がっています。どのワインもテロワールだけ見れば決して恵まれた条件ではありませんが、丁寧に丁寧に、家を建てるのと同様の素晴らしいクリエイティビティで、魅力溢れる飲み心地のよいワインを造っています。
ある時、ジェロームに個人的に好きな生産者を尋ねてみました。
何事にも真摯な彼は、少し悩みつつ・・・
「ラングロールかな。」
確かに、ラングロールになめらかな果実味と飲み心地は、レ クラパスのワインに通じる美点で納得させられます。今後経験を重ねることで、より洗練されたスムーズなワインへと進化していくことが期待されます。 |
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エージェントより
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革命が起きています!
不動のエース生産者となったジェローム ジュレ
第1弾入荷!!
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皆さん、「ホットスポット」という言葉をご存知でしょうか?Wikipediaによると「hotspot
ホットスポット」とは、局地的に何らかの値が高かったり、局地的に(何らかの活動が)活発であったりする地点・場所・地域のことを指さすための用語です。まさに「熱く」「エネルギー」と「躍動感」に満ちた場所が「ホットスポット」です。なぜこんな話から始めたかと言うと、フランスの自然なワインたちの世界でもこのホットスポットがあるからです。
その代表的な地域のひとつと確信しているのが、コート・デュ・ローヌ地方の北、アルデッシュ地区。とにかく今、この地区が熱いんです!そして今回入荷してきたのは、皆様お待ちかねジェローム
ジュレ!多くの存在感のある造り手、ワインたちがひしめくこのエリアで、今や地域を牽引するまで成長しました。
フランスはもちろん日本でも大人気の造り手なのですが、実は今回のリリースのワインに関しては過去最高の希望数量を先方に打診しました。年々進化する彼のワインの品質に伴って、ワインの人気が高まっているというのもありますが、一番大きな理由は、ここにきて彼の進化のスピードが一気に加速したことにあります。まさに「革命」と呼ぶに相応しい躍進。
今年の3月にマルセイユで開かれた試飲会 ”La Remise” に行ったのですが、この試飲会はフランス国内外から多くのソムリエ、カヴィスト、インポーターがやってくる試飲会で、この試飲会の後には多くのワインがあっという間に売り切れてしまいます。当然、試飲をしてから発注量を決めるというスタイルだと他の国のインポーターやレストラン、ワインショップに根こそぎ持って行かれた後で、確保できる数量が激減してしまうこともあります。
ジェローム ジュレのように毎年進化を続ける生産者の場合は、造り手を信頼して「最大」量の割当の確保を事前にお願いしていました。そして当日、瓶詰め直後や瓶詰め前の各種のワインを試飲したところ…
ここから先は想像にお任せいたします。ただ誇張なく「最大」量の希望を再度彼に伝えました。
デビューの年から日本の皆様に愛され、記念すべき第一回のヴィーニ ジャポンで、これまた当社を代表する生産者フィリップ・ジャンボンと共に来日を果たしているジェローム
ジュレ。すごく実直で義理堅いところのあるジェロームは、日本の皆様にとっても素敵なワインたちをしっかりと確保してくれました。毎年過去最高を更新するジェローム
ジュレ。それでも今年の進化は凄いです。当社とお付き合い頂いているお客様には、一人残らず体験して頂きたいワインです。
もちろん価格も、様々なコストの上昇や人気、味わいに比例して高くなっています。ですが、多くのお客様に必ず満足して頂けるレベルにあると確信しております。
今回は数ある彼のラインナップの中の
ヴィオニエで造られる「ラ フルール ソバージュ」
カベルネ ソーヴィニヨンの「ラブリ」
除梗しないグルナッシュとシラーの「ジャヴァ」
の3種類が入荷!
エチケットデザインもリニューアルされ、ジェローム ジュレの新しいステージが始まります!
*ここ数年紆余曲折あったドメーヌ名ですが、また新しい名前は白紙に戻ったらしくエチケット表記もジェローム ジュレに戻りました。 |
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●2013Pas a Pas V.d.F. Rouge Non Filtre |
パ・ザ・パ・ルージュ・ノン・フィルトレ |
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カリニャン、アリカンテ
ジェローム ジュレのラインナップの中ではやや野暮ったい印象だったパ ザ パが2011年ヴィンテージを境に淡さと色っぽさを備えた味わいのワインに大きく進化しました。飲み心地が柔らかく、チャーミングさとワイルドさが共存したバランスの良い味わい。品種から想像される力強い味わいとは対極の非常に華やかな風味となっています。その秘密は、2011年ごろからよりアルコール度数も飲み心地も軽いものとするためにジャヴァやレ
シュマン ド トラヴェルセ同様にマセラシオン カルボニック(全房で破砕せずにタンクに入れて醸しを行う手法)を採用したことにあります。結果2013年のアルコール度数は10.9%ほど。軽快な中にもチャーミングな旨味溢れる絶妙の味わいに仕上がっています。 |
12本だけです・・・
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【実にピュア&デリカシー満載?!品種のデパートメントストア?!品種を理解するのにも稀有な存在です!しかも旨い!】
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ジェローム・ジュレ・・この名前を覚えておいてくださいね。もし、皆さんがエキスパートやソムリエ試験を受けたいと思われた時、もしくは品種の理解を深めたいと思われた時・・・きっと役に立つと思います。そして、そんな試験の時は、おそらく「味気無い」、余り美味しくないワインのテイスティングで試験されると思いますが、ジェローム・ジュレのワインはとても美味しく、そしてエレガントです!
「あれ?・・・濃厚な南仏系ワインじゃなかったっけ?」
と思われるかもしれません。・・・変ったんです・・(笑
そう、エキスがキチッと出てくるようになりました。なのでその分、驚異的な凝縮感、濃厚さと言うよりも、エキス感の充実にパワーが回っていると思います。どのキュヴェもとても美味しいです!
グルナッシュ+シラーのジャヴァは房ごと醸造した、より良い葡萄のキュヴェと言えます。エレガンスと構造の深さが有り・・・とても美味しい!ついつい飲みすぎてしまいます。
ラヴリはカベルネです。グルナッシュ系に比べるとカチッとしたスタイリッシュな仕上がりですが、飲むタイミングでどんどん味わいが乗ってくると思います。ドライな中に旨みと、花開く前の要素が詰まっています。
もう・・こうなると、南仏における品種のマジシャン!と呼んで良いんじゃないかと思っちゃいますね。少し値上がりしましたが何とかデイリー価格ながらも品種も教えてくれ、味わいでも大いに楽しめる!素晴らしいワインです!お奨めします!
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以下は以前のアイテムのコメントより転記しました。
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【実にピュアです!濃厚で繊細!素晴らしいデイリー!?】
デイリーかと聞かれれば、価格はデイリーです・・が、品質はデイリーでは無いかも・・・。それほどしっかりしているんです!濃厚ながら、美しいミネラルの芯と酸のバランスを持った、とてもピュアな赤ワインたちです。とても美味しい!
このレ・クラパスの赤ですが、以前新着でご案内したところ、
「呆れるほど全く売れなくて!」
とても困りました・・・。
でもね・・飲んで美味しいと思われたのでしょう・・。通常ページからのご注文で、見事完売しました!沢山のロットで注文していたので、一体どうしたら良いかと頭を抱えていたんですが、やっぱり、味は正直です。
ラヴリはカベルネ ソーヴィニヨン100%の、少しカッチリ感の有るフラワリーなアロマの赤です。グルナッシュのように横に拡がって行くパレットでは無く、縦に積み重なった要素が良く判ると思います。完熟すると、花園に迷い込んだかのような錯覚さえ・・・感じるかもしれませんが、そこまでには4〜5年掛かるかと思います。今でもタイトな味わいでとても美味しい!実にピュアな紫系の香りです。
アナヴァン・ドゥートは味わいの幅の有る、飲み応えが素晴らしいですね。カベルネで書きましたけど、全く逆のベクトルながら、ピュアでグラマラスな味わいがワインを飲んだ気にさせてくれます。ジェロームの丹精な仕事により、精緻さが感じられます。これもとても旨いです!
パ・ザ・パはカリニャン、アリカンテ、グルナッシュをセパージュした、バランスの良い赤です。少しシラーっぽい感じがカリニャンなんでしょう。スパイシーで、しかもグラマーでも有ります・・・。今すぐに飲むには、パ・ザ・パが良いかもしれませんが、他もすぐに追いついてくると思います。
どれを選んでもとても旨い・・しかも4〜5年で全開に近いと思います・・ミネラルと酸がちゃんとあるので、仕舞い忘れても大丈夫・・・1本は忘れて欲しいくらいです。花園にまっしぐら!・・なワインだと思います。お奨めします!是非飲んでみてください!
【ピュアです!この酷暑の2007年夏は冷たくして飲もう!】
リーズナブルでピュアなローヌのワインです。ガンガン飲めちゃいますから、冷蔵庫で1時間位冷やして・・もしくは野菜室の温度で飲んじゃいましょう!エキスが充実した味わいで、香りも沈み込まずにバッチリ行けます。
● パ・ザ・パ
ドライでエキス化がキッチリなされた美しい仕上がりです。酸味の綺麗さ、冷たさに特徴が有りますので、通常よりも冷やし目の方がむしろ良いかもしれませ
ん。夏以外は15度くらい、この夏は10度くらいまでOKでしょう。1〜2年の熟成で、かなりの複雑さが出てくると思います。
● ア・ナヴァン・ドゥート
こちらは上記に比べると、微妙に甘みが有りますので、むしろピュアな果実のニュアンスが強く出てきます。グルナッシュらしいっちゃらしいですね。グルグ
ルしてるんですよ・・・(洒落です)。冷やすと、生の葡萄果汁を口にしているような、とてもスムーズな飲み口で、紫の果実とミネラルの洪水を感じながらの
収束です。
エージェント情報
そんな訳で、この厳しい残暑を美味しいワインのミネラルを補給することで乗り切りましょう!お勧めします!冷蔵庫に1本!入れて置いてください! |
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● アルザスの生産者と言えば群雄割拠ですから、noisy も幾つかの生産者のワインを扱っています。ジェラール・シュレールはさすがの味わいですし、マルセル・ダイスも並外れて旨い!でも、ほとんどのアイテムがとてもリーズナブルなプライスゾーンながらも、ピュアさと美味しさを届けてくれるのは、ビネールと、この下のジャングランジュだけでしょう。・・・まあ、ジュリアン・メイエも以前は良かったんですが、この所のテイスティングでnoisyの内的な信用ランクは大幅に下がりつつ有ります。・・・いや、美味しくないのはご紹介していませんから・・ご安心ください・・・(^^;;
購入したのに売れないのはかなり辛いです。
ある種、ビオワイン、ヴァン・ナチュールのワインは「酸化」との戦いにさらされます。醸造においては一瞬の気の緩みが「酸廃ワイン」を造る事に置き換わってしまうのです。還元香がキツイなどというレベルは関係無いですが、果実の風味の無い、お酢的な酸が急激に抜栓直後から増殖してしまう場合も有ります。ワインの醸造は「菌」を上手く使うことに有り、下手に使うことになってしまうと美味しくないワインモドキを造ってしまうことになります。
また、「熱」との戦いも有ります。これは、ドメーヌの中だけでは無く、お客様の口に入るまで続きます。noisy
にしても、自分の店だけでは無く、エージェントさんのルートとか、時にはお客様の保存状態まで気を配る必要が有ります。
しかし、こうして戦い、生き抜いてきた美味しいビオワインは良いですが、なんらかのダメージを受けたワインや最初から問題の有るワイン(要は醸造の欠陥)は、とても厄介です。何故なら・・・、
「正確な評価・判断が出来ない人が多い」
からです。
ワインのエージェントだからその辺は充分判っているだろう・・・などと考えていたらとんでも無いことです。余り言いたくないが、全く何も判っていない方が大半です。そして、仮に判っていたとしても、商売を考えてしまって、「劣化や欠陥を認めない」という場合さえ有ります。
まあ、ワインの勉強というのは経済的にもかなりの負担が掛かりますし、1〜2年やったからそれでOKだ、ということには成りません。能力的に個人差も有りますし、意気込みでも変わって来るわけです。
何だか愚痴っぽく成ってしまいましたが言いたいことは、そんなビオワインを取り巻く状況の中で、クリスチャン・ビネールは、リーズナブルで健全で美味しいワインを提供してくれていますよ・・・ということなんですね。ビオワイン、ヴァン・ナチュールはとてもピュアで美味しいけれど、劣化した、もしくは最初から酸廃したものは衝撃的に不味いです。SO2は出来るだけ使わないし、清澄も濾過も避ける傾向に有りますから、普通のワインより外界からの圧力に弱い傾向が有るからです。是非、この美味しいアルザスワインを飲んで欲しいと思います。
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihr という村に位置するDomiane
BINNER は1770 年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2
もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。廻りの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11ha
の畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとっても伺えます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCave
の地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955 年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら、瓶を見せてくれて、目減りがすごいので譲ることは譲りたいが残念ながら出来ないと、品質に関する徹底した姿勢が伺えました。(実際は大丈夫な程度なものですが…)
Binner 家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。
栽培方法:ビオディナミ 認証:エコセール デメテール 新井 順子 |
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●2012Cotes d’Ammerschwihr Blanc |
コート・ダメルシュヴィール |
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Cotes d'Ammerschwhir2012 コート ダムルシュヴィール
呼称:AOCアルザス 面積:1ha 標高:200m 畑の向き:東 土壌:礫岩 花崗岩
品種:リースリング40%, ピノグリ40%, ゲヴュルツトラミネール10%, ミュスカ5%, オーセロワ5%
平均樹齢:85年 収穫:手摘み
収量:45hl/ha 酵母:自生酵母
醸造:フードルで11ヶ月発酵・シュールリー熟成 無濾過・無清澄
SO2:瓶詰前10mg/L トータル20 mg/L
天然アルコール度数:14.67%
特徴:彼の本拠地アムルシュヴィール村の中でも小高い丘にある、お爺様の代から大切に守られてきた樹齢85年の混植の畑です。醸造もその時代の手法をとり、フードルで混醸をしています。レモンイエローの色調に、キンモクセイの甘い香り、グレープフルーツの皮やライチのニュアンスを感じます。口に含むとほのかな甘みを感じた後に柑橘系の酸とほのかな苦みがあり複雑さが出ています♪ |
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【アメルシュヴィールの丘を表現した伝統のワイン!!】
価格が安いので、なかなか上級ワインだとは思っていただけないかもしれませんが、このコート・ダメルシュヴィールは高級感の有る美味しさです。高質な、ひとつの畑を表現しているような・・・むしろ、マルセル・ダイスのグラン・クリュに通じるようなニュアンスを持っていると感じました。
勿論ですが、ダイスのマンブールやシュナンブールのようなハイクラスなものまでは無理ですよ。そこまでは到達しないけれど、造り手の、
「何かを表現したい!」
と云うような思い入れが直に伝わって来るような気がしました。
グラン・クリュの葡萄は入れていないそうですが、質感は高いです。その分、まだ開いてこない要素がたっぷり詰まっています。今飲んでもおいしいですが、むしろ半年以上寝かせた方が、より成長して美味しくなると思います。ま、品種を沢山セパージュしていますから、その「つなぎ」がしっくり来るまで・・ということだと思いますよ。
セパージュも随分と考えられていると思います。リースリングを主に、性格の強い品種を少しずつ配合を変えています。ゲヴェとミュスカがマリアージュした時・・でしょう。このワインが真価を発揮すると思います。リーズナブルながら、ビネールの本領発揮のワインだと言えるでしょう!お奨めします!とても美味しいです!
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●2009Pinot Noir Cuvee Excellence Non Filtre |
ピノ・ノワール・キュヴェ・エクセレンス・ノン・フィルトレ |
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【ビネールさんちのドメーヌものピノ・ノワールが勢揃いです!どれも素晴らしい!!】
■ピノ・ノワール・ノン・フィルトレ
ピノ・ノアールの場合、余り強くタンニンを感じることは少ないですが、このビネールのピノ・ノアールNFを飲むと、
「タンニンの質がいいなあ・・・」
と感じてしまいます。
基本的には残糖をほとんど感じさせない、エクストラドライな仕上がりですので、その分、タンニンのテクスチュアや甘みを感じさせてくれるのかもしれません。
決して濃厚では無く、むしろ淡い・・・と感じさせるような色合いと濃度ながらも、要素の抽出は充実していて過ぎておらず、実に良いバランスをしています。ノン・フィルターですので「澱」は大目ですが、その分、エキスの旨味が閉じ込められているように思います。
香りもフィネス充分、とてもエレガントです。重くならない、薄いフィルムのような石灰系のミネラルがたっぷりと有り、粒が余り小さくない、やや大きめの赤や紫の比較若く新鮮なフルーツが大量に有ります。熟し気味のピノがお好きな方は、少し置かれた方が良いかと思いますが、現状で若いフルーツを感じさせながら美味しく飲めちゃいます。
■ ピノ・ノワール・キュヴェ・ベアトリス・ノン・フィルトレ
こちらは、エクセレンスとノーマルの中間に挟まれていますが、どちらかと言うと、ノーマル・キュヴェのエレガンス系の延長上に有り、さらに果実のニュアンスを盛り込んだ、よりゴージャスな味わいに仕上がっています。ヴィンテージも良く、美しく仕上がった感じです。濃厚さはエクセレンスには届きませんが、酸の美しさはベアトリスに顕著に現れています。
スッキリ美味しいノーマルをゴージャスにした感じですから、若干閉じる時期に空けてしまったとしても、美味しくいただけるんじゃないかな?と思います。価格差もさほど無く・・・いや、実はこのベアトリスとエクセレンスは、ユーロが一番安い時に届いたワインなんです・・なので、かなりお得じゃないかと!是非ご検討ください!
■ピノ・ノワール・キュヴェ・エクセレンス・ノン・フィルトレ
ビネールのトップワイン、 強い凝縮感とほのかな甘さが漂う、アルザスのピノ・ノアールです。アルコール分が15度あるそうで..
とても重厚で、まるでイチゴやチェリーをふんだんに使用したケーキにブルーベリーとチョコのソース掛けのような漢字でした。
一般に、スティルワインの場合はアルコール度が14度を超える事は余り無く、16度を超えるのはほぼ不可能です。まあ、ビネールさんは2003年のこのワイン、16度有りましたけど!アパッシメント(陰干し)などの技術を使用して糖度を高めたアマローネなどには存在しますが、ほぼ考えられないことですね。
考えるよりも暑いアルザスのテロワールを見事に表現していると思います。ちょっとポマール・リュジアンの果実味をさらに豊かにしたような、そして少し外交的に振ったような感じでしょうか。かなり長熟なワインですが、今飲んでも美味しいと思います。 |
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。 |
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● ジュヴレのビオ生産者、ドメーヌ・トラペがアルザスで展開するドメーヌ・トラペ・アルザスをご紹介します。優しい眼差しですね・・・ワインの味わいも、そんな夫婦を想像させてくれるものです。
凄い! |
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ジャン ルイ トラペ氏の妻であるアンドレ トラペ女史がアルザスのワイン生産者の娘だった為、2002年からアルザスでのワイン生産も引き継いでおり、現在約6haの畑を所有しています。ブルゴーニュと同じく、こちらもビオディナミを採用しており、手摘みで収穫、選別して空圧式圧搾機でプレスした後、果汁を冷やして不純物を沈殿させて取り除き、タンクに移してアルコール醗酵を行います。その後、アルザス地方独特の楕円形の樽で10〜12ヵ月熟成させます。
RIESLING, BEBLENHEIM (AC ALSACE)
リースリング種100%。特級のゾンネングランツの下のベブレンハイムに畑があり、面積は約0.5haになります。畑の土壌は粘土が少なく、堆積岩が砂に変わった砂質土壌で熱を吸収しやすく、畑が暑いので成熟しやすい特徴があります。僅か2キロしか離れていないショーネンブールの区画より8〜10日も早く収穫が行われます。果実味豊かでリースリング特有の酸が素晴らしく、オイリーで濃厚な味わいに引き締まりを与えています。トラペのリースリングは繊細な魚料理や熟したフルーツ、リースリングのワインを使ったコッコ
オー ヴァンなどと相性が良いです。
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●2011Schoenenbourg Riesling Grand Cru |
シュナンブール・リースリング・グラン・クリュ |
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リースリング種100%。石灰岩が多めの花崗岩土壌で急勾配の南向きの畑です。畑にはトラクターが入れないので、耕作は馬または手作業で行っています。下記のシュロスべルグより気候が寒いので成熟が遅く、収穫も遅摘みです。甘味、オイリーさがシュロスべルグよりも多く、糖度が高いですが、酸もしっかり残っています。上品な甘味が豊かに広がり、とてもリッチな味わいです。 |
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●2011Sonnenglanz Gewurztraminer Grand Cru |
ゾンネングランツ・ゲヴェュルツトラミネール・グラン・クリュ |
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ゲヴェルツトラミネール種100%。ストラスブルグの南のコルマールの町の近くにゾンネングランツの区画があります。この区画の標高は約250メートルで粘土石灰質土壌が主です。品種特有のミネラルが素晴らしく、肉厚かつオイリーで甘みの強いワインですが、酸味もしっかりあるので飲み飽きしません。「SONNENGLANZ(ゾンネングランツ)」とは太陽の輝きという意味です。 |
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【こんなに美味しいとは思いませんでした・・!】
シュナンブール・リースリング・G.C. |
実に美しく均整の取れたリースリング・・・そしてシュナンブールと言うグラン・クリュを感じさせてくれるワインです。
シュナンブールGCと言えば・・・
ですよね。そして造り手は勿論・・・
マルセル・ダイスさん。アルザスの反逆児と言われた凄腕です。 |
ゾンネングランツ・ゲヴェュルツトラミネール・G.C. |
彼のシュナンブールは「混植」ですから、様々な品種が一緒に植わり、それを醸造していますが、トラペの場合は「単一品種」で品種ごとに植わっており、今回ご紹介するのはシュナンブールのリースリングです。これが非常に・・旨い!
薄く緑が入ったような、ドンピシャのタイミングで収穫されたと思われるほぼ甘みを感じないドライな味筋で、奥深くから高貴なスパイス、非常に伸びやかな石の風味、わずかに粘り、しかし美しい冷涼な酸がややタイトさ、ソリッドさを見せつけつつ、全体的には豊かに柔らかさをトーンとしている・・目茶旨いです。単純なリースリングにはとても思えない・・・ピノ・グリとかゲヴェの艶やかなスパイシーさをどこか感じます。
さすがシュナンブール!と思っていただけると思います。それにダイスのシュナンブールよりもかなりリーズナブルですが、高貴さは変わらず・・素晴らしい!一推しです!
一方のゾンネングランツはゲヴェです。こちらも色を見ていただくと判るかと思いますが、やや黄色味が強いですね。シュナンブールよりも熟させて収穫した感じです。
ヴァンダンジュ・タルディヴの少し手前の糖分・・・やや甘みを感じるレベルです。美しい薄い緑も入っていて、一面の黄色・ゴールドでは無いことに注目しましょう。
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比較してやや熟度が高いことからシュナンブールよりもトータルの酸度は低いです。ゲヴェは、品格を造るのは中々難しいんですが、さすがトラペと言うべきでしょうか、余裕と言うか、持って生まれたものと言うか、違和感の無い高貴さを持っています。そして、甘みのレベルが実にピッタリで、これ以上甘いとスイスイ入らず、これ以下だともの足りず・・と言う感じに仕上がっています。
そしてヴァン・ナチュールだからこそのナチュラルさと、フカフカの畑を連想させるしなやかさが有り、飲んでいて非常に楽しいです。
甘みのレベルを調節したいならば、やや抑え目の場合は10度ほどで、甘みを立たせたいなら14度ほどで飲まれるとよいです。それ以上の温度でも17(土)以下なら決してダレることも無いです。非常に複雑で高貴!ミネラリティがしっかりしているからこの味わいが成り立つのでしょう。「太陽の畑」も超お奨めします!是非ご検討ください。
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● 本当は一推しなので、トップに持ってきたかったんですが・・(^^;; でもきっと判って貰えると思います。心より美味しいと思えるワインです。
Ch.la Baronne
‐南仏の新たなプロジェクト始まる‐
Bruno Duchenと聞けばグルナッシュのスペシャリスト、お蔭様で彼のワインはリリースと共に瞬時で無くなるレアワインとなっておりますが、沢山の方々のお口には入りません。。その彼の造るワインをもっと多くの方々に飲んで貰いたい!彼が造る他品種のスタイルを見てみたい!との思いで、このプロジェクトが立ち上がりました。そして2008年初夏、毎年恒例、彼の所に試飲へ伺った際にその話が持ち上がりました♪
★
「お客様が沢山待っているのにBrunoのワインは生産量が少なくて、中々皆の手に渡らないの。前々から思っていたのだけど、今の持ち畑でなくても他のワインを作る気持ちはないかしら?」
「実はネゴシアンを立ち上げようと考えてはいるのだけど、なかなか時間的な問題とかがあって、実現していない段階なんだ」
「実はね、私の友人で同じ南仏の無農薬の畑を沢山所有している人がいるの。彼の畑の葡萄を使って醸造をする気持ちはあるかしら?」
「えッ! そんな事が可能なの!?」
「ええ、承知してくれると思って話を進めてあるの♪」
★
こうしてBrunoと一緒にJeanの畑を見に行く事になりました。今から2年以上前の事です。Jeanジャン
Ligneresリニェール氏は南仏/Languedocに90haもの畑を持つCh. la Baronneのオーナー。本職は医者であり、この畑はお父様の代1957年に購入。今から50年以上も前にワイナリーとしてスタートをきったのです。この頃はボルドーの畑を買うのも南仏の畑を買うのも価格的には大差なかったとの事。本当なのでしょうか?
その購入されたお父様もお医者様でワインが大好き。
そのワイナリーを2代目のJeanが引き継ぎ、本業よりもワイン作りが楽しくなり、美味しいワインをつくる為2002年から全ての畑を100%無農薬にしました。そしてエコセールの正式な認定は2007年に取得。共同経営者に同じお医者様のお兄様も加わっており、規模で言うと10人の従業員、収穫時には30人の収穫者を雇い、年間生産量230,000本と中堅よりもやや大きいワイナリーです。均樹齢45年、1Haの平均生産量は3000本と生産量を少なく、拘った作りを行っております。その敷地の中には1892年に植樹したウルトラVVのカリニャン、フィロキセラすら寄せ付けなかった葡萄が存在しております。そのカリニャンを見た時に「こういう葡萄でワインを作ってみたい!」と思うのはとても自然な位に素晴らしい畑です。
畑の品種構成は、赤が9割強、その中で45%カリニャン、20%シラー、15%メルロー、15%グルナッシュ、5%サンソー、ここはAOCで言うとコルビエールになります。他に、白品種の(1割未満)ルーサンヌ、グルナッシュ・グリをほんの若干だけ所有しております。
敷地内にはシャトーがあり、それは前の所有者、Madame Baronneが120年前の19世紀に建てたものです。そこからこのシャトーを地元の人がChateau
Baronneと呼ぶようになりました。Jeanの作るワインはアメリカを筆頭にドイツ・ベルギー等生産量の9割が海外輸出、残りの1割がフランス国内で販売されております。日本へは1度だけ、三井美術館が600本だけ輸入したことがあります。
このJeanの素晴らしい畑を見て余りに感動し、思わず「カリニャンの畑を醸造させて下さい」と申し出ました。最初は難色を見せておりましたJeanも、私が実際に作ったワインを飲んだり、友人のBrunoの話を聞いたりしているうちに、徐々に心が溶けていきました。そして、このプロジェクトが実現になりました♪
カリニャンは品種として軽視されがちの量産品種です。1962年にフランスから独立したアルジェリアの消費ワインの穴埋めの為に沢山植えられ、そして消費が少なくなると軽視され始めました。200hl/haも取れると言う驚異的な品種です。しかし私個人の考え方では、どんな葡萄も収量を抑え、丁寧に醸造すれば、その葡萄の個性を出す事が出来る。ましてや樹齢の古い葡萄の味わいは格別です。そういう意味でもこの品種を是非Brunoに醸造して貰いたかったのです。
日常気軽に飲むカジュアルな赤ワイン。彼の醸造方法はご存知カルボニックという葡萄本来の香りを前面に出す、葡萄に優しい方法です。しかしこの方法は温度や葡萄の形状等々、色んな要因が必要で、カリニャンはカルボニック法で醸造するのが難しいと言われている品種の1つです。天才Brunoはどう料理したのでしょうか?是非お試し下さい。
ラベルはJeanの奥様が担当しました。とても可愛らしい工具をデザイン化しました。ボトルもこの価格帯では使わないしっかりとした風格のある少し太めのボトル、コルクもこの価格帯では使う事が出ない長いしっかりとして質の良いコルク。彼らの意気込みを感じます。こんなに安くして貰って悪い気がします。
味わいもそれらに負けません。今迄コスモジュンが扱ったワインでは一番コストパフォーマンスが良いかもしれません。フランスでは販売されておりません。コスモジュンがBrunoに頼んで日本向けだけに作って貰ったからです。出来るなら皆様に飲んで頂きたい、是非是非お試し下さい。
(2010.6.8 第3回目訪問)
さてそのプロジェクトというのは、このJeanが守っている畑で作ったカリニャンを友人のBrunoに栽培責任者として、このChateau
la Baronneで醸造してもらう事です。それが2009年から正式に始まりました。その待ちかねたワインがやっと入荷です。彼の手にかかるとグルナッシュが魔法にかかったように美味しい果実香を秘めた、素晴らしいワインに変わります。それを前からカリニャンでも飲んでみたかったのです♪
1960年に植えたカリニャン100%を大きなCuveeで葡萄をそのまま漬け込み12日間マセラシオン。発酵を早めに促したかったので、途中リモンタージュも行いました。それをプレス、その内4樽を樽熟成(3年樽)残りのジュースを15hlのINOXタンクで仕込みました。そのワインを以下の3つの種類のワインに瓶詰めしました。
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左 ブリュノ 右ジャン 樹齢120年のカリニャンの畑にて |
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●2012le Mourvedre de Jean V.d.F. |
ル・ムールヴェードル・ド・ジャン |
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【べらぼうに美しい!!これは絶対に飲みましょう!!】
色々と有りまして、このワインをリリース時には仕入れなかったんですが、先日のリアルのテイスティングで余りに美味しいので、急遽仕入れてしまいました!とにもかくにも、
「純粋無垢なムールヴェードル!」
飲むと心が洗われるような・・・心地になります。品種がどうこうじゃ・・無いんですね・・結局。全く余計な圧など掛けずに、優しく抽出されたジュースを、ただひたすら穢れぬようにワインにしただけ・・です。
きっと濃密なワインなのかもしれませんが、
「凝縮している・・濃厚だ・・・アルコール分もしっかりしている・・」
などとは特別には感じないでしょう。「有るがままに有る」・・・そんなワインだと、そう思います。ひたすらに純粋だから、ただひたすらに土地と葡萄の個性を発揮しているのに、その「純粋さ」と「美しさ」だけを受け取るのかもしれません。
このキュヴェは、ブリュノの助けは得ていないようですが・・・確かにそこにはブリュノの個性も見えません。これがこれからのジャンの個性なのでしょう!・・・ただひたすらに・・「旨い!」です。超お奨めです!是非是非!飲んでください!
以下は2010年の同じワインのコメントです。
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【ムールヴェードル単一!!実に濃厚!】
ちょっとシャトー・ド・ボーカステルを思い起こさせるような濃厚、凝縮した味わいです。スパイスの出方も結構ボーカステル的・・・まあ、ボーカステルの
シャトーヌッフには、素晴らしい古木のムールヴェードルが使用されているはずですから・・。
まあ、皆さんが勘違いされていらっしゃるのは、
「ムールヴェードル?・・・知らないし・・・シラーなら知ってるけど・・」
位のものでしょう・・。わざわざ飲まずに全量ご紹介したヨヨのムールヴェードルが売れずに残っているくらいですから・・。いや、・・皮肉ですよ。何でか
な・・知らないんだな、と思ったわけです。ムールヴェードルこそ、ローヌ北部のシラーに対するローヌ南部の最高品種とも言えるものなんです。果皮の充実度
から来る動物的なスパイス香は、熟成とともに完成度を高め、しかもガチガチに硬くならないミネラルを適度に取り込んで何とも素晴らしい芳香になるのに・・
まあ、良いとしましょう。
現状、一面的な濃厚さが目立つと思います。それでも充分に旨いです。これが熟すと・・いや、面白いことになると思いますよ。ポテンシャル的に2千円のワインでは無いです。途轍もなくお買い得!飲んでみてください。 |
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●2012Carignan Vignes de 1960 V.d.F. |
カリニャン・ヴィーニュ・ド・1960 |
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呼称:VdF 面積:2ha 標高:40m 畑の向き:南 土壌:粘土石灰
品種:カリニャン100% 平均樹齢:30年 収穫:手摘み 収量:20hl/ha 酵母:自生酵母
醸造:40hlのトロンコニック樽で醸しの後、ステンレス発酵。そのまま9ヶ月シュールリー熟成。
濾過・清澄:なし
SO2:瓶詰時2mg/L トータル:10mg以下 天然アルコール度数14.35%
特徴:ブルノが醸造したカリニャンは前回ヴィンテージまでル・ノワールNO.1とNO.2として醸造方法の違いによってリリースされてきましたが、今ヴィンテージは最後にSO2を入れるかどうかの違いだけでキュヴェの変化をつけました。
こちらはSO2を瓶詰前に2mg/Lのみ入れたキュヴェです。入れるといっても2mgのみです。
黒い果実やコーヒー、ビターチョコの香りに、柔らかい酸と果実の凝縮感、ほろ苦さとこなれたタンニンが
バランスよくまとまり、きれいに落ち着いた印象です♪ |
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●2012Carignan Vignes de 1960 Sans Soufre Ajoute |
カリニャン・ヴィーニュ・ド・1960・サン・スフル・アジュテ |
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呼称:VdF 面積:2ha 標高:40m 畑の向き:南 土壌:粘土石灰
品種:カリニャン100% 平均樹齢:30年 収穫:手摘み 収量:20hl/ha 酵母:自生酵母
醸造:40hlのトロンコニック樽で醸しの後、ステンレス発酵、そのまま9ヶ月シューリー熟成
濾過・清澄:なし
SO2:添加なし トータル:10mg以下 天然アルコール度数:14.36%
特徴:こちらはSO2無添加で造ったキュヴェです。バラやプラム、ローズマリーなどの香りが次々に上がってきます♪
赤い果実を口一杯含んだような果実感を感じながら、程よい酸がワインの骨格を整えてくれています。
14℃くらいでやや涼やかに飲んでいただければと思います。 |
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【ブリュノ・デュシェンは素晴らしい!!】
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いつもの濃密でピュア・フレーヴァーなシャトー・ド・バロンヌです。コンサルをブリュノ・デュシェンがやっていますので・・・言う事は無いですよね。心底ピュアです。デュシェンと違うのは、デュシェンほどのテロワールの細やかさは無い・・と言う部分です。
ま、ダイナマイトを仕掛けて、硬い海岸沿いの山の畑で1本ずつ植樹し、ビオで育て上げた葡萄ほどの微細な表情は持ち合わせない・・と言うことです。
因みに日本に来たブリュノに会った 不肖の oisy は、ブリュノの丸太のような太い腕に圧倒されたようです。
「もし必要だったらフランスに行って手伝うから声を掛けてくれ・・」
とブリュノに言ったそうですが、
「手伝いたいからフランスで雇ってくれ」
と何で言わなかったの?と・・・(^^;; ま、彼風の優しい表現なのでしょうが、そんな青っちょろい言葉では中々人は動いてはくれません。
でも、古いブリュノのワインを何本か飲んで、oisy も凄く感激し、ビオ系のワインに対する考えも深まったかな?と感じている
noisy 叔父さんでは有ります。
2012年のド・バロンヌは、今までの熟成方法によるラインナップを改め、So2を入れるか入れないかでキュヴェを分けました。 |
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勿論、いままで通りの、たっぷり存在する石灰系ミネラルをしっかり覆い隠してしまうほどの深い紫果実をたっぷり持ち、ほんの少しの甘みを持った、基本ドライな味筋の素晴らしいワインです。
紫のエチケットの方は、リッター辺り2ミリグラムのSo2を添加したキュヴェです。青い方は全く同じながらもSo2無添加です。
むしろ、So2を添加している方が、普通に美味しく飲めるかもしれません。非常にナチュラルな美味しさです。
So2無添加の青い方は、僅かなガスが残っていて、口内を僅かに刺激しますので、濃密なニュアンスが若干相殺されて感じます。なので、比較するとややスッキリしている味わいです。しかし、ナチュラルさはかなり違い、ほんの僅かなSo2の添加が、味わいに与える影響を教えてくれます。
何しろ、1960年植樹の古木ですから、実を付ける数が少なく、凝縮感も増幅されます。非常に肯定的なニュアンスで増幅されるのが古木由来・・ですね。美味しいです。
どちらを選ばれるかは好みでしょう。それに、貯蔵の環境が無い方には、青いラベルの方は、長くは置けません。
また、両方購入して、濃密なワインにおけるSo2有り無しの味わいの差を検証するのも面白いかもしれません。 |
純粋、ピュア、フルーティーなフランスのカリニャンです。スパイスが目立つような・・・扁平な輪郭を持ったアロマでは有りません。しっとりしていて・・美味しいです。是非ご検討ください!おすすめします!
■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・) |
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2012 カリニャン シャトー・ラ・バロンヌ
「ジューシーピュア!デュシェン節全開の綺麗な果実味!」
紫の果実、例えばプルーンやブラックチェリーの香り。やもすれば独特の青さや緑的な香りが出やすい品種、カリニャンですが最初からそんなものはないよ?と言われたくなるくらい見当たらないし、気持ちの良い果実の香り。いうならば挽きたてのスパイスくらい新鮮なカリニャン香です。
先日、若輩ながらディオニーさんと新井順子さんのコスモジュンさんの合同企画でブルーノデュシェンさんと一緒にデュシェンのワインを楽しむ会に参加させていただきました。そこでお会いしたデュシェンさんは体格のがっちりとしたメチャクチャ腕の太いヴィニュロンでした。いや、これは喧嘩したら一発KOだな!ではなく…
まさに畑仕事に日々精力的に取り組んで、日々自然と戦っている農夫の筋肉なんだと感じました。
そこから垣間見える自信も…
言葉は通じなくとも自分の造ったワインでコミュニケーションを取るなんてイケメンですね。そして自分が全力で造ったワインで皆がワインを楽しむ、そうゆう瞬間すごく大切に楽しんでる、と感じました。
デュシェンさんの人柄の話はひとまず置いといて、、ワインに関する質問ができるタイミングを作ってもらえたので聞かせてもらいました。
まず、
「なぜあなたのワインはピノノワール的なニュアンスの香りを持ち合わせているのか?」
これは一言で
「キレイなグルナッシュを使っているから」
と言われてましたが、(この時は自身のワインを指して言っていたのですがラ バロンヌに関しても同じ事だと思います)
一言で言われた割には、ずいぶん重みのある言葉だなと。ここにある労力と気遣いはかなりのものだろうなと思いました そして個人的に気になる、
「キレイなグルナッシュって具体的にどうゆう事ですか?」
の質問には細かいことを話すと止まらなくなってしまうからということでしたので聞けなかったのですが…
しかしそこにはこだわりをもって造っているという事がヒシヒシと伝わってきました。ラ
バロンヌの味わいも確実に綺麗な葡萄の香りで、ピュアで、マイナス要素はないです。
ブルーノデュシェン自身のワインはやはりミネラルの質と量が圧倒的ですがラ
バロンヌのワインはすでに今から美味しく飲めます。(酸もありフレッシュです。ただ開けたては少し還元しています。)しかし軽くなく凝縮感もあるブルーノデュシェンのエッセンスが効いた、ぜひとも楽しんでいただきたいジューシー、ハッピー、ピュアなワインです。
2012 カリニャン・サン・スフル・アジュテ
ヴィオレットラベルのカリニャンに比べるとより凝縮感を感じ黒紫な色調と味わいでスケールは大きめ。よりカシス的な濃度をもったジューシー感です。
タンニンは柔らかくスキのない味わいで熟成をさせてみるのも一興と思います。酸化防止剤無添加によるものなのか少しのガスが飛ぶと瑞々しさとふくよかさが出てきます。後半にわずかに甘味を残す、フレデリック・コサールにも共通する部分をここに感じます。重要な酸、ミネラルが生きていて均整の取れた、純粋においしいワインです。おススメ!
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● 待望のローラン・ルーミエ2012年が登場です。このところは全てのアイテムがちゃんと入荷しないことが多く、
「日本向けのパレットが崩れた」 とかなんとか・・・毎年のように何かしらの理由が有りました。
2012年のラインナップは、昨年同様全てのアイテムを購入することが出来ました。コスモジュンさんも、ディオニーさんと一緒になり・・・(参議院議員選挙も有った事だし・・)、「アベック・ジェイ」と名前が変わりました。
ローラン・ルーミエは、絶大な人気を誇るドメーヌ・ルーミエ(ジョルジュ・ルーミエ)とは兄弟蔵ですが、品質的に一歩譲るような印象が蔓延しているように思います。
しかしながら・・・どうなんでしょうね・・皆さんの実際のところは・・・。noisyは、飲んで美味しいのはローラン・ルーミエだと思いますが。点と価格がより高く、品薄なのはドメーヌ・ルーミエなのでしょうが、繊細さ、優美さにおいて、ローラン・ルーミエはドメーヌ・ルーミエを凌駕していると思います。
勿論ですが、目も眩まんばかりの蒼々たるアイテムとか、物凄い凝縮度とかはドメーヌ・ルーミエが上でしょう。しかし、それは所有欲を満足させるかもしれませんが、実質的に「飲むワイン」「好きなワイン」とは、少し違うところにあるように思います。
飲んでいて疲れない・・繊細な表情をじんわりと・・でも確実に伝えてくるローラン・ルーミエのワインは、ドメーヌ・ルーミエよりもわずかに数日早いと思われる収穫日だけによるものでは無いと思われます。
noisy
ももちろん、ドメーヌ・ルーミエのミュジニーと、ローラン・ルーミエのボンヌ=マールのどっちを飲みたいかと聞かれたら・・・
「ミュジニー!」
と言うでしょうが、両ルーミエのシャンボールなら?・・・もしくは1級同士なら?と聞かれたら、ローラン・ルーミエと答えると思います。
まあ、ルーミエのザムルーズは、当たった事がないと言うか、外れ続きだったと言うか、その後は手を出せなくなったというか・・なので、noisy的な信用度が無いというのも有ります。ジュヴレで言ってみれば、むしろデュガ的なのがドメーヌ・ルーミエであり、アルマン・ルソー的なのがローラン・ルーミエです。みんな、ジュヴレじゃデュガよりルソーと言うのに、シャンボールだと逆になる・・有る意味・・不思議です。
はっきり言って・・オート=コートの赤で充分旨いです。ローラン・ルーミエのスタイルをちゃんと持っていますし、今飲んでもとても美味しいです。シャンボールも、単に硬いとか、硬いけれど凝縮度が凄いので飲めてしまう・・とかでは無い、シャンボールの真の姿を持っています。クロ=ヴージョは元々はジョルジュ・ルーミエの畑でしたが、どう見ても昔よりも美味しいと思います。ボンヌ=マールは・・・飲めてないので言わないでおきましょう・・でもドメーヌ・ルーミエの半額以下ですから、どう見ても過少評価でしょうね。シャンボールの1級レ・シャルムを、是非ルーミエのレ・クラと比較してみて欲しいと思います。総合でどのように評価されるでしょうか・・・。ワインは1杯だけ飲むので有れば、そのような評価も出来るかもしれませんが、2杯飲むならローラン・ルーミエに歩が有るとさえ思います。
2000年の頃のローラン・ルーミエでは、もはや無い・・そのように思います。確かにその頃は、「やや薄いかな?」と感じることも有りましたが、
「エレガント、精緻なシャンボール」
を具現出来ているのはローラン・ルーミエだけ・・と言えると思います。素晴らしい2012年・・是非ともご検討ください。 |
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●2012Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes |
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム |
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】
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飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。
いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・
「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・
「勘違いしてしまう。」
しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。
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開けてみて、
「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」
そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。 |
シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。
村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日〜翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+
90+ 今〜2028。一推しです!
1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4〜5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は
91 92 2016〜2036でした。お早めにどうぞ!
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Chambolle-Musigny
エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。
またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。
恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。
ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。 |
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●2011Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes |
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム |
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】
飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。
いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・
「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・
「勘違いしてしまう。」
しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。
開けてみて、
「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」
そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。
村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。今飲んでもとてもしっとりして美味しい!一推しです!
1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4〜5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!お早めにどうぞ! |
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● 初めての扱いになります、アラン・マティアスをご紹介させていただきます。エピヌイユですから、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの北限の産地です。
ビオロジックとのことですが、とてもピュアな果実の風味で細やかなミネラリティがオブラート無く感じられます。とても美味しいです。フィネスさんの輸入です。
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ヨンヌ県の南部、シャブリ に非常に近いトネロワ地区のエピヌイユ村で1982年からワイン造りをしている生産者。畑はピノ
ノワールを中心に約11haを所有しており、葡萄栽培は化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)を採用しています。
醸造においても葡萄になるべく負担を掛けないようにポンプは使用せず、ピジャージュなども非常に柔らかく行い、コラージュは一切せず瓶詰前に1度だけフィルターに掛けます。熟成には木の香りが付きすぎる新樽は使用せず、旧樽のみを使用。3分の1が樫樽、3分の2はコンクリートタンク熟成になっています。 |
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●2012Bourgogne Epineuil |
ブルゴーニュ・エピヌイユ |
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【ピュアなアロマとやや腰高のフレーヴァー!!バランス良く高質です!】
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「エピヌイユ・・?知らん・・まぁ、何か判らんがピノ・ノワールなら大きい方のグラスで一杯ちょうだい・・」
きっとそんな感じでしょう。一般的にはほぼ理解されていないブルゴーニュ・エピヌイユです。
エピヌイユはシャブリの北西に位置するアペラシオンで、「ブルゴーニュ・エピヌイユ」が正確な表示になります。品種は赤はピノ・ノワールですね。
シャブリ地区に近いので土壌は似通っており、ジュラ紀後期のキンメリジャン記、もしくはオックスフォーディアン記の地層です。勿論ですがピノが植わっているということは、粘度土壌であるのでしょう。
まずアロマのハキハキした、ピュアさに・・抜栓直後は驚かれるでしょう。赤と紫と黒の要素の果実に、わずかにスパイス系の穏やかなアロマが有ります。キンメリ、オックスフォード的な粒感のミネラリティもたっぷりです。
果実感は冷涼です。冷ややかなバランスの酸がそれを感じさせますが、重みを感じさせる部分はやや少ないです。酸の冷涼感と若々しさは、過熟気味のブルゴーニュ・ピノ・ノワールとはかなり違うように思います。ドンピシャのタイミングで収穫したコート=ドールのピノよりも、僅かに若々しくハイなトーンに感じられる程度で、熟成とともに穏やかに、且つ滑らかになって行くでしょう。
また、テクスチュアも中々のもので、良いシャンボールのような絹漉しに近いニュアンス、またトップノーズには、クローンから来るものと思われる煙っぽい、ややスモーキーな感じも有り、複雑性に花を添えています。 |
何よりも、とてもピュアな果実感が嬉しい味わいです。新鮮です。とても美味しいので・・夏の暑さにやられた身体にキンメリ的ミネラリティを是非補充させてあげてください・・(^^;; お奨めします!
■■樹齢25年 まだまだ「プティ」ソムリエoisyがニュートラルな気持ちで挑むテイスティングコメント |
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2012
Bourgogne Epineuil Rouge
Domsine Alain Mathias
タイトで締まった味わいのブルゴーニュ・エピヌイユです。 木苺のようなハーブを少し含んだ赤系の香りが立ち上がります。
しかしキリメンジャン土壌からくるミネラルが、タイトながら芯のあるワインに仕上がっており、北の産地ならではの豊かな酸がドライさを際立たせます。
キュッと締まったというよりはミネラルの芯があるワインで、酸がとてもピュアです。 おススメです! |
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● 赤い果実のドライな集合感がとても美味しい・・・ボンバディロンをご紹介します。濃厚な味わいの南のワインが今ひとつの方、濃い方が良いけど気付くと飲み疲れしてる方・・・、美しいワインなら何でも良い方・・(^^;;
にお勧めです!
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「灼熱の地、土の中の涼しさから生まれるフィネス」
トマ ルアネ
乾いた蝉の声、突き刺すような日差しの強さ。夏の気温は40度にも達する勢いで、乾燥した空気が喉を焼きます。この過酷な環境にあってもみずみずしく果汁を蓄え、近づくとフレッシュな芳香を放つブドウの樹々たち。周囲に生えた野生のハーブたちとの香りとも混ざりあい、南フランスの畑に来たことを身体に刻み込むように感じることとなります。ここは、ラングドック地方のサン シニアン地区。アルコールが高く、果実味の凝縮した力強いタイプのワインが生まれるとされる地域です。 |
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この周辺地域で偉大な生産者としてまず名前が挙がるのはフォジェールのレオン バラル。アルコール度数が高く鈍重な味わいという従来のラングドックワインのイメージを打ち破り、凝縮感の中にもしなやかさとフレッシュさを備えたワインという新境地に達した開拓者です。そのレオン バラルに薫陶を受けてサン シニアンの地でワイン造りを始めたのが、若き才能ヤニック ペルティエ。素朴ながらも熟した果実の旨みがあり、エキゾチックなスパイスの風味がオリエンタルな雰囲気を感じさせてくれる上質なワインの造り手です。
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「開拓者の後には道ができる」と言う事でしょうか。このサン シニアンの地にさらなる才能が登場しました。2013年の時点で27歳という若さのトマ ルアネその人です。2011年からヤニック ペルティエのところで働き始めた彼は、仕事の傍ら祖父から譲り受けた畑を耕し、ヤニックの醸造所を借りて2012年にはじめて自身のワインを仕込みました。この時点では、たった1種類だけのワインですが、レオン バラル、ヤニック ペルティエというこの地域の先達の良い点を吸収した上で、彼自身の個性、彼の自身のスタイルをしっかりと表現しています。 |
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トマ ルアネが手がけるワインの最大の特徴は、その質感。密度があって、どこまでもしなやか飲み心地は、品の良さと繊細さをしっかりと感じさせてくれ、乾ききったこの地域の夏からは想像できないほどみずみずしい味わいです。その背景には、彼が祖父から引き継いだ畑が、1980年代から継続してビオロジックによる栽培が行われており状態が非常に良いこと、またブドウの樹齢にも恵まれているといったことが挙げられます。そして、その畑をトマの繊細な感性を持って丁寧に手入れし、凝縮感となめらかな質感を備えた特別なワインを生みだすブドウを収穫しています。 |
畑での作業では、特に「土の中の涼しさ」を意識しているというトマ ルアネ。地上が乾燥し高温になっていたとしてもちゃんと手入れされた畑の土の中は、そこまで高温にはならないと言います。加えて、ブドウ樹がしっかりと地中深くまで根を張っていれば得られるブドウはエレガントさ溢れるものとなります。樹齢の高いブドウ樹達を可能な限り健全に育てていくためと、株元などを丁寧に手作業で手入れする姿からは、彼の実直で繊細な人柄を感じる取ることができます。
醸造においても、トマ ルアネは「果実のフレッシュさ」を徹底的に意識します。その方向感はレオン バラルやヤニック ペルティエは勿論のことながら、ジュラのジャン フランソワ ガヌヴァ、ボジョレーのイヴォン メトラといったフィネス溢れるワインの造り手の表現を目指しています。
重厚で偉大なワインよりも、身体が「飲みたいという欲求」にかられるようなワインが理想と話すトマ ルアネ。今後の進化が楽しみな若手生産者の登場です。 |
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●2012Saint-Chinian Bombadilom |
サン=シニアン・ボンバディロン |
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【ジューシーながらスッキリ!エレガンスも有り!美味しいです!】
一時期は、サンシニアンと言うと安いワインの代名詞的アペラシオンでした。リリースされたときはまだ良いんですが、何しろ生産量が多く、酸が少なく、ミネラリティが少ないので、1年もするとワインが腰砕けになっちゃうんですね・・・。なので、余り手を出さなかった記憶が有ります。
そんな大量生産のワインの生産地が新世界のワインに席巻された性なのかどうかは判りませんが、やる気のある若者が、売りに出されたり、耕作されなくなった畑でワインを生産するようになっているのかなと思います。レ・コステもそうですしね・・・このトマ・ルアネもそんな一人なのでしょう。
濃度はシッカリあります。赤い果実が中心で、わずかなスパイスの量ながら繊細で複雑、中域は適度な膨らみから終盤の美しい減衰の余韻に入っていきます。基本的にドライですが、集中した濃度の分、旨みと甘みをわずかに感じます。でも後口は非常にサッパリとした感じで、赤い果実のニュアンスだけが余韻に響いてきます。
昔のサンシニアンを考えると・・全くの別物ですね。硬質なミネラリティが下支えし、伸びやかな丸く冷涼な酸もキッチリあって美味しいです。有望な若者が出てきたな・・と言う感じです。
濃度だけじゃなくてワインの美しさも欲しい方に打ってつけです。反対に言えば、シッカリとした酸とミネラルが有るので、
「このワイン、濃くないですよね?」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
ま、これだけ果実の集合感が有りますんで濃くないことは無いんですが、その辺は各自の感覚ですから、自由で良いと思います。しかし、noisyとしましては、シッカリ濃度だけどもタイトな締まりが有ってエレガントさも有ると・・・申し上げておきたいです。飲んでみてください。お勧めです。
■エージェント情報
サン シニアンの新人!トマ ルアネのボンバディロンです。同じくサン シニアンのヤニック
・ペルティエの元で働きながら、祖父か
ら引き継いだ1980年代からビオ栽培という畑を耕し、2012年ヴィンテージにデビュー。初年度からいきなり凄いワインを造り出して来ました。
彼のワイン…とにかく「美しい」のです!!
濃さは勿論あるのですが、とにかく口当たりや質感、飲み心地がしなやかで繊細。強さや鈍重さを感じさせずにスルスルと飲めてしまいます。
というのもトマ ルアネは、「果実のフレッシュさ」を徹底的に意識しています。その方向感はレオン
バラルやヤニック ペルティエは勿論のことながら、ジュラのジャン・フランソワ・ガヌヴァ、ボジョレーのイヴォン・メトラといったフィネス溢れるワインの造り手の表現を目指しているとの事。
さらに、彼のワインのとっても嬉しいもうひとつの特徴は、
「抜栓してからも長く楽しめる」
点です!
もちろんボトル差等によって状況は変わるとは思うのですが、試したボトルは、半分ほどワインが残った状態で1週間セラー保管したものでも、しなやかさやいきいきとした風味は失われずに楽しむ事ができました。南のワインでは結構珍しいパターンです。
重厚で偉大なワインよりも、身体が「飲みたいという欲求」にかられるようなワインが理想と話すトマ
ルアネ。
2013年時点で27歳という若さながら、彼の繊細な人柄がピュアにワインに表れています。今後成長が期待される新人の登場です!!ぜひお試しくださいませ。 |
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● 久し振りのフォン・スィプレです。以前は新井順子さんの扱いでしたが、現在はド・シャソルネイ、フレデリック・コサールの扱いの関係でヴァンクゥールさんに変更になっています。
昨年末、何本かサンプルをいただき、テイスティングさせていただきましたが、
「コサール節満載!」
な濃厚ながらとてもピュアな味わいで、以前よりもさらに素晴らしい味わいになっていました。それに、このシンプルなエチケットも美しいですよね。
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ドメーヌの当主であるレティシアは(写真右)、2004年に父親と一緒にシャトー・フォン・シプレを立ち上げる。
2005年、夫ロドルフ・ジャネジニ(写真左)を通じてフレデリック・コサールと知り合い、彼とコラボワインをリリースする。2010年、経営がうまく回らず行き詰っていたが、フレッドのアドバイスを取り入れワイン造りを一新し、ワイナリー名もシャトーからドメーヌに変え新たな再スタートを切る。 |
畑総面積 18ha
農法 ビオロジック
収穫方法 100%手摘み、畑で選果
ドメーヌのスタッフ 3人(季節労働者数人)
趣味 子供の世話、ワイン生産者訪問
生産者のモットー 完熟したブドウでエレガントなワインをつくる! 畑の区画ごとの個性を見極める! |
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●2011le Grenache du Bois Saint Joume V.d. F. |
ル・グルナッシュ・デュ・ボワ・サン・ジャメ |
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■エージェント情報
樹齢65年のグルナッシュ100%。ダークチェリー、ユーカリ、タイム、ガリーグ、赤身肉の風味深い香り。ワインはミネラリーかつテキスチャーが緻密で、洗練された果実の凝縮味と繊細な酸、細かいタンニンの収斂味が味わいを引き締める!
収穫日は9月11日。収量は35hl/ha。SO2無添加!大きな浮遊物を取る程度の目の粗いフィルターを使用!ワイン名は畑の区画の名前で、bois
SaintJaumeの区画は昔キリスト教巡礼の通り道だった! |
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【どのワインもピュアな分厚い果実味で凝縮していて濃密!温度が下がりがちな冬場のワインに超お奨め!】
とても久し振りのファン・スィプレです。一般には「フォン・シプレ」でリリースされていますが、noisy
の仏和辞典では「CY」はスィと発音するように見えるので、わざわざ「スィプレ」にしています。ま、hp中は結構そんな表記が多いです・・・例えば英語で読んでしまってる「プレステージ」などは「プレスティージュ」などとしていますし・・・気にしないでも大丈夫ですけど。
以前はとても安いボトルとコルクで、幾ら価格的により美味しくてもこれじゃな〜・・・と、ため息の出そうなデザインでしたが、今回からは、重量感のあるボトル(仏語的にはブティーユ・・でしょうか・・)と、質感のあるエチケットで、中身と釣り合いの取れたものになっていると思います。高級感が漂っています。
全般的に全てのワインがとてもピュアで凝縮していて、しかも品種の個性が見事に現れています。また、果実味がたっぷりあるので、いつ飲んでも美味しく飲めると思います。何よりも全てのワインが、ド・シャソルネイのフレデリック・コサールのコンサルタントで生まれているようで、コサール節がそこここに満載・・・しなやかながらもたっぷりな果実感を楽しめる設計になっているのが素晴らしいです!
そして、おそらく皆さんが勘違いしている・・・もしくは、そのように思わずには居られなかった経験が有るのかもしれませんが、品種の個性をしっかり確かめられるのが良い・・しかも超美味しい!・・と来れば、飲んでみる価値は高いと思いますがいかがでしょうか?
●ラ・シラー・ド・ラ・ピネド
ムンムンするような、官能的な要素を持ちつつ、可憐な部分と濃厚な部分が見え隠れする素晴らしいシラーです。シラーと言えば、「スパイシー過ぎて私には合わないみたい・・」と思われがちですが、大きく暴れてしまうような粗いものではなく、充実した果実由来の穏やかなスパイシーさと、コート=ロティのような動物系の官能さが、それなりに感じられるという・・・素晴らしい仕上がりです。動物系のニュアンスも、ただそれだけが突出していると、余り良いベクトルに感じませんが、充分なミネラリティや、他の要素もたっぷり有る・・例えばシガー系の細やかな香りとか、黒から茶へのグラデュエーションなど、かなり複雑性も見えます。樹齢は高くないようですが寿命もそこそこ長いと思われ、単純明快なだけのシラーでは有りません。品種の個性にコルビエールの豊かさが感じられる仕上がりです。
●ル・グルナッシュ・デュ・ボワ・サン・ジャメ
もう・・・これは反則技じゃないかと思えるほど・・美味しいです。マッチョなグルナッシュなんですが、パレットはまん丸!ほぼ球体と言ってよいです。ジューシー且つ繊細・・・非常に樹齢が高いのが、その木目の細やかさに現れていると思います。スパイシーなのに、おそらくスパイシーだとは思わないでしょう。たっぷりしたミネラリティの支えのある葡萄の粒由来のワインの旨さ!・・これに尽きるのかな?びっくりするほどしなやかで、ピュアで、ジューシーなんだけれども・・「いや〜・・美味しいワインだね〜!」と素直な言葉が飛び出してくると思います。
●ル・カリニャン・ド・ラ・スース
こちらはカリニャンですが、皆さんも品種のイメージが無いかな?お持ちの方でも、
「平板で硬くて妙にスパイシー」
と言うものじゃないかと思いますが・・全然違いますよ。確かに、一般的にはやや硬めのテクスチュアになりますが、そこに木目の細やかさ、超純粋さが加わったら・・・どうなると思います?
「圧倒的な純粋さのあるカリニャンは、もしかしたら他の南部代表品種であるシラーやグルナッシュを超越するかもしれない!」
と思うんですね。
だって・・・あのブリュノ・デュシェンのル・ノワールの古木をご存知じゃないですか?・・あの古木のカリニャンを、超純粋な味わいに仕上げたら・・どうなると思います?・・・・ある意味、その答えがここに有るんですよ。noisyも改めてビックリしちゃいました!凄いです!お早めに!
●ル・ブラン・デ・ガレンヌ
ヴィオニエ40%、ルーサンヌ20%、グルナッシュブラン40% というセパージュです。昨年末にデータ無しでテイスティングした時、
「かなり旨いグルナッシュ・ブランかな〜?」
とツィッターでつぶやいちゃいましたが、当たらずとも遠からず・・だったようです。
このワインに関しては、
「高級シャルドネの姿を南部品種で再構成したワイン」
と言ってよいかもしれません。
つまり、多くの方が・・・
「このシャルドネ、・・すっげ〜旨いね〜!」
と言ってしまう可能性のある味わいに仕上がっていると言うことなんです。しかも、ブルゴーニュのシャルドネは飲み時が実実難しいですが、こちらは現状からしばらくの間は、
「ほぼシャルドネが開き始めた時のニュアンスに近い仕上がり」
だと思うんですね。
なので、品温が下がってしまう冬季のワインにもぴったりですし、ワインの選択に迷わずに済むと言う利点が有ります。そして、味わいは高級シャルドネに匹敵しますので、我々飲み手の満足度はかなり高いと思います。こちらもお勧め!
まぁ、さすがフレッド・・太鼓腹!・・・いや、フレッドの太鼓判を頂いたワインたちでした。全てのワインがピュア・・・です。アヴァンギャルド系、危険なニュアンスなど全く無い・・美しいビオ系ワイン!お勧めいたします! |
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● 初めての扱いになります、クロ・レオをご紹介します。コート・ド・カスティヨンで篠原麗雄さんが造っている、今話題のワインです。かなり旨いです。
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コート・ド・カスティヨンの町にある面積僅か0.83haの葡萄畑の持ち主である篠原麗雄氏は大阪のワイン販売店で働いていましたが、ヴァランドローのジャン・リュック・テュヌヴァン氏に誘われ渡仏。サンテミリオンのヴァランドローでワイン造りを手掛けた後、フランス人の妻キャホリンと住む家を探す際、カスティヨンで葡萄畑つきの家を購入しました。 |
北向き斜面は良く手入れされ、土壌の質も樹齢も十分で、テュヌヴァン氏やシャトーオーゾンヌのアラン・ヴォティエ氏が太鼓判を押すほどです。石灰質が多い区画にはフランを、粘土質のところにはメルローを栽培するようにしていますが、畝ごとに品種が分かれているわけではなく自然な混植となっています。この粘土質土壌の畑は畝と畝の間を広めにとり、1枝に2房に絞る作業を夏に行うなど工夫を惜しみません。樹齢は40〜50年。醸造・熟成は自然にゆっくりと行い、2006年に新しく購入したステンレスタンクにより、更に柔らかいタンニンの抽出に成功しました。麗雄は、「凝縮感があり、複雑で厚みのある味わいのワイン造りを目指している」と語ります。
所有畑の石灰質が多い土壌には、カベルネ・フランを多く植え、粘土質の多い土壌にメルローを多く植えている。一列毎に、品種が分かれているわけではなく、自然な混植になっている。
葡萄の完熟は、メルローが早く完熟し、その一週間後にカベルネ・フランが完熟する。収穫は、カベルネ・フランが熟成し始めたころに、品種毎ではなく、一斉に手摘みにて行い、同時に醸造する。選果を行い、除梗を行ったあとに、ステンレスの発酵タンクに移す。マロラクティック発酵は、バリックの中で行う。
Clos Leo 2011クロ レオ 【750ml/1.5L】
品 種:メルロー80% カベルネ・フラン20% 生産本数:0.75L:2,220本 1.5L:72本 (3L:10本 6L:2本)
醸造:除梗後ピジャージュとルモンタージュを行いアルコール発酵。セニエを行った後
ブルゴーニュ樽(新樽と1〜3年落ちのものを併用)に移しマロラクティック醗酵、3ヶ月毎に澱引きを行う。
熟成 18ヶ月。2012年に新調した大きな樽での熟成により、よりまろやかで樽の香や旨味を引き出せるように。
SO2:収穫時とマロ後、合計40〜50r/L
レオさんからのコメント:2011年は2007年と似たニュアンス。
09や10に比べ飲み頃のピークが早く訪れる予感。2011ヴィンテージは2013年3月下旬に瓶詰。
通年よりやや早めに瓶詰しフルーティーさを残しています。
Cuvee Caroline 2011キュヴェ キャホリン 【750ml 600本/1.5L】
品 種:メルロー80% カベルネ・フラン20% 生産本数:0.75L:1356本 1.5L:84本
醸造:クロレオと同じ。熟成:18ヶ月。30%の新樽率で残りはクロレオの1年落ちの樽を使用。
レオさんからのコメント: 完熟した黒い果実味にバニラのニュアンス、タンニンも角が取れて既に柔らかく、今すぐに飲んでいただける仕上がりになっています。
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’11: 2007年のニュアンスに似ている。’09、’10より早く飲みごろが訪れる可能性が高い。アッサンブラ―ジュを行い、ファーストのクロ・レオとセカンドのキュヴェ・キャホリンに分ける。
ファーストとセカンドを分けるタイミングは、瓶詰前に分ける。
樽毎に試飲を繰り返し、ファーストとセカンドにする樽を選び、共にバランス良く、美味しくなるよう、アッサンブラ―ジュし、別に仕込んでおいたセニエを醸造したワインをバランスよくアッサンブラ―ジュして瓶詰する。
2013年3月下旬に瓶詰を予定している。通常年より、やや早めに瓶詰してフルーティーさを残す。
醸造所の壁には、師匠のシャトー・ヴァランドローのチュヌヴァン氏の指導のもと、石灰を塗っている。
石灰は、PHが高いため、虫が付きづらく、清潔さを保てる。
また、PCAなどの邪魔な香りがないのでワインへの影響がない。
熟成のバリックは、新樽と1〜3年使用を使い。状態の良いバリックを残していき、その他は売ったり捨てたりしている。樽によって仕上がりが全然違うので、非常に気を使っている。
2004年頃からコニャック地方の樽を使用していたが、2006年頃からは、ブルゴーニュ地方の樽を使うようになった。
北向き斜面なので、酸味が多いため、コニャック地方の樽を使ってしまうと、タンニンが多く付き過ぎる、また折角の酸味を壊すような味わいと甘過ぎる樽香が付き過ぎる味わいに仕上がる。
ブルゴーニュ樽を使って、ブルゴーニュ的に酸味を活かした味わいに仕上げている。
バリックに入れたワイン以外に、小さなカーボンタンクに目減り分を足すストックが存在する。酸化防止剤添加時期は、収穫期とバリックの中でのマロラクティック発酵が終わった頃、澱引きを行った年のみ澱引き後、一回当りの量が少なく、添加量は、合計で例年40〜50mg/Lと少ない。 |
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●2011Clos Leo Castillon Cotes de Bordeaux |
クロ・レオ |
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【なるほど!師匠のワインに似た印象・・・しかもエレガントさもピュアさもしっかり!お奨めです!】
初めて扱うクロ・レオです。篠原麗雄さんとおっしゃるんですね・・。お会いしたことは無いですが、まだお若いのかな・・それにしては、玄人受けしそうなバランスの良い、しなやかなワインに仕上がっています。「パワー爆発!」みたいな力技ではないのが良いですね。コッテリしつつもエレガントさと複雑性も持っていると思います。
今回、noisy が飲んだのはセカンドラインになる「クロ・レオ・キュヴェ・カホリン」のみで、ファーストには辿りついてないです・・・入荷数の関係です・・が、仕上げ直前まで、ファーストにするかセカンドにするか、決めないようですから、そのニュアンスは変わらないのでしょう。クロ・レオもいずれ飲んでみたいと思います。
因みに・・・何で「カホリン」なのでしょうか・・・。聞いてないので判りませんが・・麗雄さんがLeo
で、Caroline(仏語だとカロリーヌ?)がカホリ(ン)=香織?とか・・なのかな?などと邪推してますが・・・色々、頑張ってくださいね〜。飲んだら応援したくなっちゃいました!
なお、自然派のカテゴリーに入れさせていただきましたが、ビオをやっている訳では無いようです。厳格なリュット・レゾネ(減農薬)レベルだと思いますが、仕上がりなナチュラルでしたので、こちらに入れさせていただきました。
サンテミリオン的な、テュヌバンさん的な、ややコッテリとしつつも基本ドライな味わいで、黒い小さな果実には、カカオとかコーヒーのニュアンスも有りつつ、僅かなスパイスと、メルロの滑らかな舌触りから、チョコっぽいものを想像させてくれます。決してシツコイ感じにはならず、精緻さを漂わせているのがとても素晴らしいです。余韻も長く、綺麗で、酸の多様さと切れの良さも有ります。
島国の日本人もどんどん外国に出て、頑張っていますね。是非そんな日本人のワインに触れてみていただきたいと思います。ボルドーで個人のワイナリーをやられたのは初めてかな?・・・判りませんが、中々珍しいと思いますし、何よりも・・・美味しいです。手に入らないワインになってしまうかもしれないですよね。ご検討くださいませ。 |
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● 「マジっすか〜!」
みたいなヘヴィ・メタぎんぎんなエチケットのやんちゃさ・・そして、飲んでみてビックリのアヴァンギャルドさと、捨ててはいけないものはしっかりと・・そしてそれをさらに磨きぬいていると言う、プロも認めざるを得ない味わいのワインをご紹介します。ヤン・ドゥリュー・・・お見知りおき下さい・・っても、このエチケットを観たら忘れられないですよね!
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ポスト フィリップ パカレ!!
ポスト プリューレ ロック!!!
ブルゴーニュに次世代のスターが登場!
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(その良し悪しは別として)日本のワインシーンではもっとも話題にのぼる産地、ブルゴーニュ。
素晴らしいテロワールの数々、素晴らしい造り手たち、高い評価に高いお値段…
当然ながら新規就農の造り手にはハードルが高く、既存の生産者が切磋琢磨するなかで、なかなか若く有望な造り手が登場するには厳しい環境です。
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そんなブルゴーニュに超ド級におすすめで将来性たっぷりの大型新人が現れました!と言ったら信頼してもらえるでしょうか!?
それが現れてしまったんです。
彼の名前は、ヤン ドゥリュー。
2010年ヴィンテージでデビューを果たし、あっという間にパリのカヴィストやソムリエたちの話題をさらったポスト
フィリップ パカレ!!ポスト プリューレ ロック!!!間違いなしのブルゴーニュ自然派ワインのニュースターです!
デビューの2010年の各ワインは、実は昨年に入荷してきていたのですが、ファーストヴィンテージということもあって、しっかりと本領を発揮した状態で皆様にご紹介しよう!とゆっくりと休ませていました。
そして、そろそろかな?と先日行われましたCPV合同試飲会で出品したところ、大ブレイク!
Love & Pifというファンキーな名前のアリゴテは案内を流す前に試飲会の噂を聞きつけたお客様で2010年ヴィンテージが売り切れてしまいました(同時に出品したピノノワールもどんどん減っています…)。
このままでは皆様に案内する前に無くなってしまう!と言うことで今までにない焦りに迫られつつの今回のご案内です。アリゴテはセカンドヴィンテージとなる2011年をリリースしています!
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『ヤン ドゥリュー生産者紹介』
ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロース
コルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン作りに取り組む才能溢れた若きヴィニュロンです。
2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。
ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリ
フレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当しています。
彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。
ヤン ドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。
「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」
そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域でした。オート
コートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。
その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。
収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サイクルを導くことなど、プリューレ
ロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤン ドゥリューは挑戦します。
つまりロックのグランクリュ畑で行われる仕事と同レベル、いやそれ以上にリスクを取った栽培をオート
コート ド ニュイのピノ ノワールやシャルドネ、アリゴテで実践しているのです。
ブルゴーニュというともすれば保守的になりがちな土地で、ここまでリスクをとって覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤン
ドゥリュー。その結果はボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。
「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、非常に端正
で美しさのある味わいとなっており、不安定さとは無縁です。
ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。
そのワインから感じる「明るさ」が造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、実際ヤン
ドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気です(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)。
彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいると言います。
ヤン ドゥリューのワインの特徴は味わいだけではありません。メインラベルにはアペラシオンなどの記載がなく、パンクやロック、ヘビーメタル、クラブミュージックを思わせるような斬新なデザインのエチケットを採用している点です。
これはオート コート ド ニュイやブルゴーニュ アリゴテといったアペラシオンが格下であるといったイメージや先入観を持って飲むのではなく、真っ白な心で飲んで中身の実力で評価してほしいという彼からのメッセージであり、挑戦でもあります。これはまさに、あのボジョレーの鬼才、フィリップ
ジャンボンにも通じるロックな魂以外の何物でもありません。と同時にエチケットのデザインがロックやクラブといった音楽系なのもヤン
ドゥリュー自身が大の音楽好きであり、かつてDJ活動も行なっていたということが影響しています。
正面のエチケットはダフトパンクかブラック サバスかという風情ですし、アペラシオンの表記のあるバックラベル(特にフォント!)はドイツのテクノイベントのポスターのようです。思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤン
ドゥリュー!新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。
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●2010Manon (Bourgogne Haute-Cotes de Nuits Blanc) |
マノン (ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン) |
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【 わお!】
ラヴ&ピフ・アリゴテの味わいはいかがだったでしょうか?・・・ものすごくピュアでありながら、ブルゴーニュの色っぽさを持ち合わせ・・・でも重くなくてキラキラ輝いててスイスイ飲めて・・みたいな、とても美味しいアリゴテだったと思います。
こちらのマノンはたったの6本限定入荷・・・なのに飲んじゃった〜い!・・ まぁ、初めての扱いの生産者なので赤字覚悟ですんで・・良いんです。
で、こちらのオート=コートの白ですが、赤と同様に素晴らしい仕上がりです・・。
でも、ちょっと横道に逸れますが、
皆さんはどうしてもオート=コートと言うとACブルと余り変わらないようなイメージが有ると思いますが、基本は村名格なんですね。
○コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
コート・ド・ニュイで有りながら独自の名前を名乗れない4つの村、ブロション、プレモー=プリシー、コンブランシアン、コルゴローワン。
○オート=コート・ド・ニュイ
コート・ド・ニュイの裏手(西側高地)に散在する村、ヴィラール=フォンテーヌ、メサンジュ、クルティ・ヴェルジなど18ケ村。
のように定義されているようですので、シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネを名乗れない、それらよりも高度の高い位置に有る村のワイン・・ということになりますので、村が基準なんですね。もちろんですが、テロワールがきっちり理解されている可能性はゼロに近いですが・・。
とてもドライでナチュラル。エキスもきっちり出ていて色気のある味わいがブルゴーニュの白を想像させてくれます。ピノ・ブランやアリゴテを連想させるものでは無く、ラヴ&ピフに通じるような、濁りが旨み・・・みたいな、例のCFっぽいニュアンスも有ります。タイミング的には飲むのは少し早く、出来れば2013年の夏が過ぎてからの方が、このワインの本質に気付きやすいかもしれません。でも今は飲めないということでは有りませんよ。
オート=コートのテロワールが判りませんが、純粋で素晴らしいシャルドネだと思います。希少なアイテムです。ご検討ください。
Manon (Hautes Cotes de Nuits Blanc) 2010 / Yann Durieux
マノン 2010 / ヤン ドゥリュー
フランス ブルゴーニュ地方
シャルドネ 100%妻のクリステラさんとの間に生まれた娘の名前をキュヴェ名にしたワインで、エチケットにはそのマノンちゃんの小さな手形があしらわれています。このワインを産するオート
コート ド ニュイのシャルドネの区画は面積が小さく、生産量はごくわずか。そのため、ヤン
ドゥリューのワインの中でも入手困難なキュヴェと言えます。
ワインにすべてを注ぎ込むというヤン ドゥリューですが、娘の名前を付けたこのキュヴェに対するエネルギーは、その中でも特別なものです。アペラシオンのイメージを超越したポテンシャルに溢れ、複雑味やミネラル感、余韻などすべてが上質です。濃密な味わいというよりも清涼感のあるスタイルですが、ヤン ドゥリューらしい「明るさ」は健在。飲めば飲むほど奥深さに引き込まれて行くワインです。
熟成には古樽を使用し基本的に醸造中に亜硫酸は使用せず、ノンフィルタにて瓶詰め。 |
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●2010Black Pinot (Bourgogne Haute-Cotes de Nuits Rouge) |
ブラック・ピノ (ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ) |
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【 旨い!】
いや、ちょっとびっくりな味わいでした!確かにオート=コートと言えばそれっきりなんですが・・ニュアンスは、勿論良い時のプリューレ・ロック(全然パカレ風ではない)にも少し似てるし、・・いや、そこまで豊かではない・・じゃぁ、ジャッキー・トルショーか・・・?いや、そこまでミネラルは少なくない・・・でも、とてもエレガントで凝縮していて、ミネラリティは物凄い!ヴォーヌ=ロマネにも近いか?・・ジュヴレ風では無いな・・
と言う様に、実に様々なイメージが溢れてくるんですね!そして何よりもコンディションが素晴らしい!ビオ系のワインはやはりビオ系のエージェントさんじゃないと、ここまでのコンディションは保てません。
価格についても、
「高いな〜!」
と思われるかもしれませんが、価格は村名ワインと同様くらい・・と思っていただければ、マイナスイメージは無くなるでしょう。こんなワインを飲むと、
「やっぱり自然派は良いな〜!」
と思ってしまいます!
グラが有って凝縮していて、とてもスパーシーでなにより透明感のある長い余韻、たっぷりなミネラリティが素晴らしいです。是非このワイン、一度飲んでみてください!。超お奨めです!
Black Pinot (Hautes Cotes de Nuits Rouge) 2010 / Yann Durieux
ブラック ピノ 2010 / ヤン ドゥリュー
フランス ブルゴーニュ地方
ピノ ノワール 100%
ピノ ノワールだからブラック ピノというそのままのネーミングですが、その実力は一級品。プリューレ
ロックやフィリップ パカレのニュイ サン ジョルジュを思わせるような妖艶で複雑な風味を備え、さらには気難しさのない外向的な表情を見せてくれます。
スイスイと飲み進めることができるワインであるにもかかわらず、余韻の長さや複雑味があり、飲めば飲むほどにヤン
ドゥリューの世界に
引き込まれていきます。
除梗をせずに房丸ごとプレスして発酵させ、古樽を用いて熟成。基本的に醸造中に亜硫酸は使用せず、ノンフィルタにて瓶詰め。 |
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。 |
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● ローヌの新しい生産者、マチュ・デュマルシェをご紹介します。ジューシー且つ美しさと濃度が共存する本格的な味わいです。
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生産地
南ローヌの都市オランジュから北へ20kmほど上った小さな村ラ・ボーム・ド・トランジットの外れに彼のカーヴがある。カーヴのまわりは広域にわたってトリュフ畑に囲まれ、その小さな一角に0.7haほどの彼のシラーの畑、そして東に4kmほど向かったガリーグの小高い丘の中腹に4.3haほどグルナッシュ、カリニャンの畑が点在している。
この土地の気候は地中海性気候だが、地中海性気候の北部境界線でもあり大陸性気候の影響も受ける。(10kmほど北は主にエルミタージュ等のシラーの産地になる)また、品種的にはグルナッシュやカリニャンの栽培限界地でもあり、南のシャトーヌフ・デュ・パプよりも比較的酸の乗ったエレガントなグルナッシュができやすい。1年を通して北風ミストラルが吹き乾燥しているため、病気の被害が少ないのも特徴。
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歴史
マチュ・デュマルシェは、2006 年に自らのワイナリーを立ちあげたばかりの新星のビニョロンだ。高校卒業後、1997年モンペリエにあるエコール・ド・アンジェニエールで
1 年間食品科学、3 年間醸造学と栽培学を学ぶ。その頃からビオロジックに興味を持っていた。2000
年に学校を卒業後、6 ヶ月間ラングドックのワイン農協で醸造を担当した。その後、世界のワインを学んでみたいと思ったマチュは、ワイン農協を辞めアルゼンチンへ飛ぶ。6
ヶ月間アルゼンチンのワイナリーで働いた後、一度フランスに戻り、今度はマディランのワイン農協で働きながらお金を貯めて、再度海外へ飛ぶ。
ニュージーランドのワイナリーで 6 ヶ月働いた後、2002 年の終わりに再びラングドックに戻り、ミネルヴォワでワインコンサルタントとして
1 年働く。その間で自然派ワインのつくり手ジャン・パティスト・セナに出会い、自然派ワインの流儀に目覚める。2003
年にジャン・バティスタ・セナのところで 6 ヵ月働き、その後、ワイナリー立ち上げのための自己資金を蓄えるために
2 年間コルシカで働く。そして、2006 年念願のワイナリー立ち上げに至る。
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生産者
現在、マチュは 5ha の畑を1人で管理している。( 繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)彼の所有するブドウ品種は、シラー、グルナッシュ、カ
リニャンの 3品種で、樹 齢は 7年〜65年。「 良いブドウを作るために、し っかりと畑を耕す!」をモットーに有機の畑作りに力を入れている。(2009
年にエコセールの認証予定)
彼自身、南ローヌに拠点を置くものの、好きなワインのタイプが北のエレガント系であることから、必然的に彼のワインづくりは、酸とワインの繊細さ、そしてバランスの大切さに意識が集中する。2
008年は、彼 の初ミレジムでもある 06年ワインが、い きなり Les meilleurVins
de France (クラスマン)から「期待の新人!」として注目されるなど、フランスでも評価と期待が高まりつつある。 |
気候
気候は地中海性気候だが、地中海性気候の北部境界線でもあり大陸性気候の影響も受ける。1年を通して北風ミストラルが吹き乾燥しているため、ブドウの病気の被害が少ないのも特徴。 |
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●2010Cotes du Rhone Vieilles Vignes |
コート・デュ・ローヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
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●2010Cotes du Rhone Reserve |
コート・デュ・ローヌ・レゼルヴ |
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【充実・凝縮しているのに繊細さも見えるコート・デュ・ローヌ! 】
新規取り扱いの生産者です。今回3アイテム入って来たようです。一番リーズナブルな赤は軽量級でエレガントでしたが、余りにアイテムは増えてしまうのでパスし、上級2アイテムを扱わせていただきました。なお、レゼルヴに関しましては割り当てで12本のみ、ヴィエイユ・ヴィーニュがとても美味しいので、レゼルヴも間違い無いだろうと踏んで、今回は飲んでいません。余るようでしたら飲ませていただきます。
グルナッシュオンリーだとグラは出るが濃度的な、果皮的凝縮感と縦構造に不安が出てしまいます。そこに古木のカリニャンをセパージュして、縦横斜めと充実させ、まるで球体ようなテクスチュアを実現していると思います。
これが出来るのは、想像力豊かな、経験豊かな苦労人・・・のはずなんですが、まだ若いですよね。きっとセンスが有るんじゃないかな?とV.V.を飲んだ時に感じました。
濃いタイプのローヌは沢山有ります。ただし奥行きが出てない、エレガンスを喰ってしまっている・・そんな場合が多いです。また、スパイスが出すぎてしまう・・・これは、ミネラル不足、もしくはミネラルが壊れている=熱が入る、のような場合も有ります。マチュのワインは比較軽めのミネラル感がしっかりあり、エレガンスを支えていると感じました・・。そう、どこかフレデリック・コサールと似たニュアンスですね!・・とても美味しいです。是非ご検討ください!これも一推しです!
■コート・デュ・ローヌV.V.
品種 グルナッシュ75%、カリニャン25%
樹齢 66年
マセラシオン グルナッシュはMC法、カリニャンは除梗破砕。ホーロータンクで20日間
醗酵 自然発酵で16日間
熟成 古樽で13ヶ月
ワインの飲み頃 2011年〜2036年
供出温度:16℃
テイスティングコメント スミレやチェリー、グミ、アニス、アーモンドの香り。ワインは上品かつ果実味と酸が洗練されていて、後から骨格のあるミネラルと細かいタンニンの収斂味が味わいを引き締める!
ちなみに!収穫日はグルナッシュが9月15日、カリニャンが25日。収量は15hl/ha!マチュ曰く、グルナッシュの繊細さや華やかさにカリニャンがブレンドされることによってワインに奥行きと骨格が生まれるとのこと!フィルター無し! |
■コート・デュ・ローヌ・レゼルヴ
品種 グルナッシュ50%、カリニャン50%
樹齢 50年平均
マセラシオン グルナッシュはMC法、カリニャンは除梗破砕ホーロータンクで21日間。
醗酵 自然発酵で15日間
熟成 古樽で13ヶ月
ワインの飲み頃 2011年〜2036年
供出温度:16℃
テイスティングコメント スミレやブルーベリー、フェンネル、クローブの香り。ワインは男性的で果実味が厚く凝縮感があり、タンニンの収斂味、繊細な酸、余韻に抜けるカカオのようなビターな風味が深い大人の味わいを奏でる!
ちなみに! 収穫日はグルナッシュが9月16日、カリニャンが26日。収量は20hl/ha!レゼルヴは毎年、彼の所有する一番良い区画のカリニャンに樽熟成の段階で選ばれた一番品質の優れたグルナッシュをアッサンブラージュして作られる!フィルター無し! |
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● 気軽に飲んで普通に美味しい・・・。この何の変哲も無い部分が一番難しいのが・・・ワイン。でも、それほど考え込むことでは無いのも事実・・・。
このカステルモールのラ・ブヴェットは、とてもクリーンでミネラルがしっかり詰まったワインです。
南フランスにある協同組合は昨今、ワイン販売の不振に悩んでいます。近年は、スペイン、イタリアそしてポルトガルからフランスへワインが入ることを拒んで、組合の人々が高速道路をロックアウトした事件がありました。こうした状況に陥った一番の理由は、ワインの安さでは低価格ワインが多い南フランスといえどもこれらの国々には勝てないからです。つまり、低価格が売りのワインは、フランス産以外のワインが市場の主導権を握りつつあるとも言えるのです。
カステルモールは1921年に創業。この組合の最も素晴らしい点は、将来はラングドックのワインが価格だけでは売れなくなることを予見して、1978年に品質を追い求めたワインの生産に着手していたことです。確かに最近の南フランスワインのレベルは平均的には良くなってきていますし、目を見張るようなワインも一部にはあります。しかし、ラングドックの生産者達の多くが品質の向上をはかりはじめたのは、ここ7〜8年のことで、この協同組合のように古くから本腰を入れて品質向上に努めてきた生産者は非常に稀な例といえます。以下はこの組合が1978年当時から変わらず行っている生産ポリシーです。
・収穫は全て手摘み。選果台の導入。
・ブドウは潰れることを避けてカジェットに入れて醸造所まで運ぶ。
・発酵から熟成、瓶詰めに至るまで、一切ポンプアップしない。
1990年からは畑の区分(全300ha)を720の区画に分類、その区画の条件にあう営農法を指導しています。また、畑の健全性やブドウ品種、成熟度合そして土壌の種類ごとに収穫されたブドウを分けて発酵させることを実施しました。1993年からは品種別に発酵の手法を変えています。
VDT La Buvette (06)
かわいいデザインのエチケットに透明な瓶、誰もが気軽に楽しむことのできるスーパーデイリーなワインがこの"Buvette"です。セパージュはグルナッシュ60%、カリニャン40%。以下エチケットに記されたフランス語の訳です。
"Buvette"とは昔の言葉で、ワインを飲む場所、ブラッスリー、立ち飲みスタンド、 軽食堂という意味と共に、気のおけない仲間が集まって酒盛りや宴会を開くという意 味で使われていました。夏、太陽の日差しが燦々と照りつけるルーション地方では、夕食時になると海風やガリッグを吹き抜けてくる夜風に涼みながら、ワルツを踊り陽気に杯を交わします。私たちヴィニュロン(ぶどう栽培・ワイン醸造家)にとっては、 この言葉の根本的な「飲む」という行為が強く残っています。「飲む」とは、日常的に飲める美味しいワイン、口当たりがよくて、ぶどう本来の味がするワインを飲むことなのです。ワインがなくなったら空きビンを持って近所の醸造所に買いに行く。それは大地を耕し自然を享受して生きる人々の大きな楽しみなのです。私たちはこのワインが、リラックスした楽しい時間を演出するイントロダクションになり、暴飲せず、陽気に楽しく、心地よさに浸れるように、寛ぎの一時を皆様と分かち合えることを願っています。
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●N.V.(2010)la Buvette Rouge |
ラ・ブヴェット・ルージュ |
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【暖かい季節向きの軽量級ルージュ!・・・だからって複雑性もしっかり!】
ピュアさに満ちて甘くなく、苦くなく、でも五味がしっかり有るデイリーワインは中々見当たらないものですが、このラ・ブヴェットは軽量級ながら、それを実現してくれていると思います。
ソムリエ・ナイフいらずのスクリュー・キャップですし、連休のブランチに、
「軽く一杯飲みたいね!」
みたいなシュチュエーションにピッタリです。
バランスが良いので軽量級ながらも、
「ペラッペラだね・・・」
と落ち込むことは無いでしょう。飲んでみてください。結構旨いですよ。お奨めです! |
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