ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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レ・ヴィニュロン・デステザルグ

レ・ヴィニュロン・デステザルグ

フランス les Vignerons d'Estezargues ローヌ
● エステザルグ協同組合の「びっくりワイン」です。

 ドメーヌ・ラ・モンタニェットは、デステザルグ協同組合を構成するメンバーたちの一部で構成されています。とてもじゃないですが、この価格で複雑性と濃度、美しさをしっかり持ったナチュラルな味わいには、どんな造り手も適わないと思います。

■ドメーヌ・ド・ペリリエールについて

 ドメーヌ・ド・ペリリエールは、エステザルグ協同組合の一員をなす栽培農家で、所有区画はローヌ河由来の小石と砂を多く含む粘土質土壌。7haの畑の多くは東向きで、他メンバーの畑よりブドウがゆっくりと成熟し、通常は収穫が10~15日遅くなる。3週間のソフトで長いマセレーションを行う醸造法はクラシック。若いうちから滑らかで甘美なタンニンがあり、手頃な価格帯から予想しにくい優美さを持つ。

 南仏、アヴィニョン南西のエステザルグ村の協同組合は、10名の栽培農家から成る。各農家によりビオロジックか慣行農法でブドウを栽培してきたが、2021VTからは協同組合の全てのワインがビオロジック認証を取得する予定だ。瓶詰め時の亜硫酸添加のみで、この規模でのワイナリーでは珍しくフィルターをしていないワインも多い。以前の醸造長だったジャン・フランソワ・ニック(現フラール・ルージュ)がこの規模での、この醸造法を確立した。1980年、90年代のヴァン・ナチュールの黎明期に、多くの人の心をつかみ、現在でもフランス全土で多くの人に親しまれている。ジャン・フランソワの後任ドゥニ・ドゥシャンも力量に恵まれ、総栽培面積569ha、平均年産160万本という量を、毎年安定して生産している。それどころか、全くの日常的な価格にもかかわらず目覚ましく純度の高い味わいは、毎年磨きがかかっている。そして2020VTの醸造を最後にドゥニは去り、アルメル・ルーオーが後任の醸造責任者となりました。


■ローヌ南部について

 14世紀にローマ教皇庁があったアヴィニョン周辺に広がる広大な産地。非常にコクがありスパイシーなシャトーヌフ・デュ・パープが、このエリアの象徴的存在。シャトーヌフは13種の品種のブレンドが認可されるが、その土台はグルナッシュ。緻密でパワフルなジゴンダス、スパイシーなヴァケラスもローヌ南部に属する。AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュは、この地域の広域AOCコート・デュ・ローヌに対し「明らかに格上のAOCであり、その一部はフランスワイン最良の買得品」とジャンシス・ロビンソンは明言する。ロゼで知られるタヴェルとリラックも、ローヌ南部の一部。 ローヌ地方の最南西端で、西はラングドックに隣接するコスティエール・ド・ニームは海に近く幾分穏やかな気候とミストラルの風がブドウの健全な生育を助けるとされる。その中心都市、ニームは古代ローマ遺跡の宝庫としても高名であり、また、ジーンズに使われるデニム(de Nimes)の語源になった街でもある。


■ローヌについて

 リヨンのわずか35km南の街ヴィエンヌからアヴィニョンまで、南北約200kmにわたるローヌ河両岸に開く南仏の産地。エルミタージュ、コルナスなどを生む北部と、シャトーヌフ・デュ・パプ、ジゴンダスなどを生む南部に分かれる。生産量の面では、ローヌ河沿いの狭い谷の急斜面に畑が続く北部は、比較的なだらかな丘陵が続く南部に対し、わずか1/10ほどである。最もベーシックなAOCであるコート・デュ・ローヌは、北部では50村、南部では113村がその名を許される。のべ4万haの畑から生まれるそのワインの生産量はボジョレの約3倍で、ボルドーの全生産量に次ぐ。そのうち白、及びロゼは、わずか4%以下にとどまる。赤ワインの主要品種はグルナッシュで、赤の総栽培の約40%を占める。この地にブドウ栽培をもたらしたのは、紀元前4世紀頃にマルセイユの港を築いた古代ギリシャ人。その後、紀元前125年ごろ入植したローマ人が、ワイン生産を飛躍的に発展させたと言われる。


2020 Cotes du Rhone Villages Signargues / Domaine la Montagnette
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ / ドメーヌ・ラ・モンタニェット

16606
自然派
赤 フルボディ
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ

◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶旨いです!超お勧め!
注:以前のヴィンテージの写真を使用しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,590 (外税) 
【素晴らしい仕上がりの2017年!・・価格を大きく超えた素晴らしさです!】
 2016年も非常に美味しかったんですが、2017年ものはそれを軽~く超えて来ましたね。何せ全体的なイメージが健康的です。「ぷるっぷる」に新鮮な果実が締まって大挙しつつ押し寄せて来ます。

 通常ですと、そんなに果実感が強いと、

「・・ん~・・美味しいんだけど・・疲れるかも・・」

と言うような気になってしまうんですが、気品もしっかり有るんですね。全くダレない・・甘く無く、酸のバランスが非常に良いからなんでしょうね。果皮感がバッチリ有ります。写真の左上の、グラスの内側を伝って中々落ちて来ない雫が見えるでしょうか。「グラ」もしっかり有るんですね~。

 2017年で若いですが、若い故の渋みとか、若過ぎる感が全く気にならない質の良さを感じます。これ・・かなり良いですよ。もしnoisy が「旨安レヴュー」の担当をしていたら、おそらくかなりポイントを高く付けるでしょう。凝縮感も有るが雑にならず適度に締まっていて、ドライで気品も有り、全体のバランスが良い・・これ以上何を望むのか?・・と言うことですね。是非飲んでみてください。超ビックリな旨安ワインです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【疑惑の2016年!・・しかし滅茶美味しいです!こんなにリーズナブルなのに有り得ないと思われるでしょう・・】

 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの後に聞きなれない「シニャルグ」という言葉が付いていますが、これは2004年から併記することが可能になった村名です。皆さんが良くご存知なのは、
ラストー
サンジェルヴァイ
辺りでしょうか。

 でも実はこのワイン、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとして充分すぎるポテンシャルを持っていると思います。

 黒い小さな果実、スパイス、石灰系ミネラルから、時間の経過で赤や紫の小果実も出てきます。ボディはやや閉じ気味ながらも中程度の膨らみを持ち、少し乾いた長い余韻で収束します。後から帰ってくる果実感が実に良いです!!

 果実の濡れたニュアンスが素晴らしい!2~3年の熟成で全開になるワインだと思いますが、その頃にはまた良く膨らんで球体になって行くんでしょう。甘さに逃げず、ドライながらも濃密で、かつエキスの旨味のたっぷりさで飲ませてくれます。


 2016年ものはどうなのか?・・と言うような、疑心暗鬼な気持ちはお客様にも有ることでしょう。noisy も同様です。

 しかしながらこの「シニャルグ」を飲み、しっかり味わいましたが、

「むしろ以前よりもさらに良いのでは?」

との思いを強くしました。


「このシニャルグが有れば充分じゃない?・・」

とは、ワイン屋としましては言いたく無いところですが、ピュアさ、アヴァンギャルドに振れないナチュラルさ、エキスの美しい美味しさ、中域の膨らみと高域の伸び、低域への構造の深さはさることながら、かなり包容力が有りますので、若いうちならある程度の魚介まで対応できてしまうと思うんですね。

 素晴らしい・・本当に凄いワインです。改めて見直しました。滅茶美味しい!ぜひ飲んでみてください!超お勧めのデイリー・・と安易に言えないレベルまで高まりの有るデイリーです!


2020 Costieres de Nimes Non Filtre / Dimaine de Perilliere
コスティエール・ド・ニーム・ノン・フィルトレ・ドメーヌ・ド・ペリリエール

16331
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
コスティエール・ド・ニーム
レ・ヴィニュロン・デステザルグ

◆◆◆ヴィンテージ変更!
■エージェント情報
 品種:シラー70% グルナッシュ30%
土壌: 丸い小石や砂利、粘土、砂
最適温度:16-17℃
保存:2年
醸造:シラーが骨格を構成し、グルナッシュを理想的なパートナーとして出来上がった。東向きという条件から、比較的ゆっくり成長し10~15日程エステザルグよりも収穫が遅いことがこのテロワールの特徴。醸造はクラシックな方法で行われ、キュヴェゾンは20~22℃で3週間、軽い色素抽出を行う。
味わい: 黒果実(ブルーベリー、ブラックベリー)、カンゾウ、スミレのアロマ。チョコレートやコーヒー豆のようなアンピルマティック(焦焙)なニュアンスを持つリッチで力強いワインに仕上がっている。若いうちからなめらかで甘美なタンニンがあり、保存したての数年はそのままの状態を楽しめる。南仏料理にぴったり。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,590 (外税) 
【決して濃く無いのにしっかりエキス・・・暑苦しさゼロ・・スパイスは繊細穏やか・・びっくりするほど凄く旨いです!安いと侮るなかれ!!(2016年にヴィンテージ変更です!)】

 いや~・・やられました!こりゃ滅茶苦茶安くてすげ~旨いす!コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグが比較的「分厚い」味わいなのに対し、こちらは完全エキス系のドライだけれども旨みのコアがちゃんと有るんですよ。

 冷ややかな酸、伸びのあるテクスチュア・・・しなやかさも有って、タッチはシャンボールにも似て・・かなり素晴らしいと思います。

 非常に石灰系のミネラリティも高く、むしろブルゴーニュ的です。スパイスも穏やか且つ質感高く、

「プンプン匂って安っぽい!」
部分がゼロ。この部分もブルゴーニュ的です。そうじゃない部分を敢えて言うなら、もう0.5%、アルコール分が低いかな?・・と思うくらいです。(アル分14%です。)

 普通、安いシラーは縦構造は有していてもポテンシャル不足から甘みを残して誤魔化すのが定番ですし、グルナッシュも縦構造には中々ならず、横に拡がるだけの場合がほとんどなので、

「こんなポテンシャルの高いシラーは通常は目茶高価!」
なのに・・1500円以下って・・・むかしなら「ガール地区」と言われていたコート・デュ・ローヌ北西部のコスティエール・ド・ニームです。


 こう言う美味しい価格破壊はちょっと・・困っちゃうんですが・・何しろ運送料高騰の折、安目のワインをクール指定で大量にご注文いただくとね・・個口数が増えてしまうんですね~・・・なので、美味しいからと言って、こればかり沢山いただくのはね・・。

 そうは言ってもワインを売らにゃ喰っていけないのがワイン屋です。 もうしばらくはクールで個口が増えても今まで通りで頑張ります。でもど~にもならなかったら改正しないとならないですね。その原因になって欲しくない・・素晴らしいワインです!お奨めします!安くて目茶旨いです!


創業年:1999年
ドメーヌ解説: 本ドメーヌは、コートデュローヌ南部に隣接しガードン河を境とする固有なエリア、コスティエール・ド・ニームにある。 ニーム南部に広がる、ガリーグ(地中海沿岸特有丘陵地帯を覆う野性の雑木林)とカマルグ(ローヌ川下流の三角地帯)の間にある傾斜の緩やかな台地という特徴からコスティエール(Costieres)と名付けられている。このエリアには川由来の、小石が多く砂を含む粘土質土壌がみられる。ドメーヌ・ド・ペリリエールの畑はSernhac地区の東・南東向きの丘の斜面にあり、こうした土壌の特徴を持つ。1999年よりコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグとコスティエール・ド・ニームの二種のワインを造っている。オーナーであるフレデリック・ヴァンサンはリュットレゾネによる栽培を重んじ、テロワールの価値向上に努めている。
年間平均生産量:20000本
畑面積:7ha


2019 Cotes du Rhone Blanc Plein Sud Bag in Box
コート・デュ・ローヌ・ブラン・プレン・スュッド・バッグ・イン・ボックス

16210
自然派
白 辛口
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ

◆ミネラルたっぷりなナチュラルテイストが嬉しいローヌの白のバッグインボックスです!
◆◆◆セパージュ:ルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%(2016vin)
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫    ご注文数   本
¥3,850 (外税) 
【非常にリーズナブルな、暑さにかまけてダレてしまってない綺麗な酸が嬉しい、オールマイティな白です!】
 大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!

 ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。ヴィンテージにより変化しますが、セパージュはルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!

 また、中盤以降は少し塩っぽさを含む白っぽいミネラリティが感じられ、ナチュラル感もほんのりと顔を出します。是非飲んでみてびっくりしてみてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す時も有りますが、2016年はビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!


 以下は2015年のレン・スュッド(Non B.I.B.)のコメントです。
━━━━━
【ナチュラルで凄く美味しいプレン・スュッドのバッグ・イン・ボックスはボトル4本分!しかも良年の2015年が登場です!】

 バッグ・イン・ボックスもピンからキリですね。安価なものでしたら、2千円でも入手可能かと思いますが、味わいが良くて、ナチュラルで・・と言うことになると、そう沢山は有りません。しかも手ごろな価格となると・・。

 でもプラン・スュッドでしたら納得行くでしょ?価格もボトルに直すと千円以下で、しかも冷蔵保存なら長く持ちます。ちょっと飲み足りない時、赤ワインは山ほど有るけど白ワインが無いぞ・・とか、前菜に合わせる白が無い!・・とか、結構重宝すると思います。


2019 Cotes du Rhone Blanc Plein Sud
コート・デュ・ローヌ・プレン・スュッド・ブラン

15474
自然派
白 辛口
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ

◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶苦茶旨いです!素晴らしい仕上がり・・ちょっとびっくりしました。
◆◆◆セパージュ:ルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%(2016vin)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,590 (外税) 
【非常にリーズナブルな、暑さにかまけてダレてしまってない綺麗な酸が嬉しい、オールマイティな白です!(2017年にヴィンテージ変更しました)】
 大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!

 ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。ヴィンテージにより変化しますが、セパージュはルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!

 また、中盤以降は少し塩っぽさを含む白っぽいミネラリティが感じられ、ナチュラル感もほんのりと顔を出します。是非飲んでみてびっくりしてみてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す時も有りますが、2016年はビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!


2019 Coteaux du Pont du Gard I.G.P. Cuvee des Galets Bag in Box
コトー・デュ・ポン・デュ・ガール I.G.P. キュヴェ・デ・ガレ バッグ・イン・ボックス

15344
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
ガール
レ・ヴィニュロン・デステザルグ

■グルナッシュ、カリニャン、シラー
◆◆◆B.I.B.の外装にヴィンテージ表記は有りません。
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫    ご注文数   本
¥3,480 (外税) 
【とてもリーズナブルで品質も高いです!】
 リーズナブルながらも質の高い南部のワインを提供してくれるデステザルグ協同組合の「ガール地区」のワインです。

 このアペラシオンは色々在りまして・・現在は「コトー・デュ・ポン・デュ・ガール I.G.P.」と言うことに落ち着きました。良く判りませんが粘土質土壌だとローヌのアペラシオンとしては認められないそうです。

 
 品種はグルナッシュ、カリニャン、シラーと言うセパージュです。2015年ものを飲んだ感じでは・・左の写真ですね・・グルナッシュは余り感じず・・つまり、横に拡がって行く感じはまだ余り出ていない感じで、カリニャンは縦方向に頑張ってる感じ、シラーもちょっと狸寝入り状態・・のように思いますので、

「縦構造が深い感じのスタイリッシュな香りと味わい」

になっています。


 最もこれはどんどん変わって来ますから、飲まれるタイミングによりましては、グルナッシュの幅の有る味わいが主体の時も有るでしょう。シラーの程好いスパイシーなアロマや、ほんのりと感じるシガーやビターな味わいもいずれ出始めるでしょう。

 それが揃うと、デステザルグが思慮した完成形になるのでしょうが、早くてもこの2017年の夏過ぎ位からでしょうか。最も、この暑すぎる位に暑い夏には、この位の縦伸び型のスタイリッシュな味わいの方が好まれるかもしれません。

 また、B.I.B.(バッグ・イン・ボックス)の方は、伝票では2016年とのことですが、外装にはヴィンテージのクレジットが無いので、2015年のブティーユと同等かは不明です。

 でも何しろ安いので・・3Lでこのプライスですからね。それにコンパクトですから冷蔵庫に入れておけます。やや冷たい感じから飲み始めて、室温に馴染むころには膨らんでくるでしょう。

 デステザルグ協同組合の最もコストパフォーマンスの高い赤ワインです。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・ド・クロヴァロン

ド・クロヴァロン

フランス Domaine de Clovallon ラングドック・ルーション
● ドメーヌ・クロヴァロン(カトリーヌ・ロック)をご紹介します。とても評判が良いと聞きつけまして飲んでみることにしました。結果・・中々に良いです。

■エージェント情報
 ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。クロヴァロンでは全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。醸造においてもビオディナミの哲学を貫き、全房発酵と野生酵母のみによるナチュラルな醸造を行い、南仏のワインでありながらフィネスと冷涼感、エレガントさを備えたブルゴーニュワインのスタイルで造られています。


■ナチュラルな栽培と醸造、そしてさらなる進化


 ドメーヌでは2000年にビオロジックから完全なビオディナミへと移行し、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。栽培では、ブドウ木に過剰な負荷を掛けないようグリーン・ハーヴェストも摘芯も除葉も行いません。また、醸造においては、ブドウに付着している野性酵母以外にいかなる添加物も加えずに醸造を行っています。
 これまで母と娘の二人三脚で運営されてきましたが、2016年からは、ステファノ・ルビアナ、マリー=テレーズ・シャパーズ、アンジェロ・ガヤなどで修行した娘のアリックスがドメーヌの全権を任され、新たな取り組みを始めています。

■ワインの多様性と可能性を広げる新たなキュヴェのリリース
 ドメーヌでは野性酵母で発酵させ、 醸造中は亜硫酸を添加せず、ろ過・清澄なしで瓶詰めし、可能な限り介入を排した醸造を行っています。2016ヴィンテージからは、約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造したキュヴェや、中世のブルゴーニュの慣行を逆転させた手法よるシラーとピノ・ノワールのブレンドキュヴェ、そしてリースリング種主体のオレンジワインなど、既成概念に囚われない、ワインの多様性と可能性を広げる新たなキュヴェのリリースも始めています。また2017 年からはナチュラル・ワインのイベント「Raw Wine Fair」に参加しています。


2019 Pinot Noir les Pomaredes I.G.P. de l'Herault
ピノ・ノワール・レ・ポマレード I.G.P. ド・エロー

16229
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン

◆◆◆大人気ワインがヴィンテージ更新で再入荷です。
 1989年に植樹された、標高300m、北向きの1.5 ヘクタールの単一区画「レ・ポマレード」に由来するピノ・ノワールのキュヴェ。アペラシオン︓ IGP pays de l’Herault IGP ペイ・デ・レロー
ピノ・ノワール100%
 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。
 マセラションはアンフュージョンでソフトに行う。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、無清澄・無濾過で瓶詰め。2019年物の収穫日は9月22日。
 2019ヴィンテージは、熟成中の試飲で、酸化しそうな兆候があったため、ネガティブな反応が出ることを避けるために、例外的にSO2をマロ発酵後に40mg /Lのみ添加。2021年7月時点でのSO2トータルは91mg /L
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,980 (外税) 
【2019年ものは非常に精緻!・・ベースのピノ・ノワールもエレガントで美味しいですが、看板のこのピノ・ノワールのレ・ポマレードの完成度は非常に高いです!】
 どうでしょう?・・素晴らしい色合いですね。ナチュラル感も飛び出して来そうで、でもまだ抑えられているような感じにも見えますが、この色合いの素晴らしさもワインの美味しさの一つと言えるでしょう。

 クロヴァロンのレ・ポマレードは、もう何も言うことは無いんですが・・(^^;; もう相当に色々書かせていただきましたので、そのまま・・以前のレヴューを受け取っていただいて結構かと思います。

 その上で2019年ものは・・と言う部分だけを書かせていただきます。

 エージェント情報に相当面白いことが書いて有ります。そしてこれは非常に重要なこと・・特に「ナチュラルな栽培とナチュラルな醸造を目指す造り手」にとっては・・です。

「2019ヴィンテージは、熟成中の試飲で、酸化しそうな兆候があったため、ネガティブな反応が出ることを避けるために、例外的にSO2をマロ発酵後に40mg /Lのみ添加。」

 これ・・醸造が少しお判りの方には、物凄い情報だと思うんですね。

「2019ヴィンテージは、熟成中の試飲で、酸化しそうな兆候があったため・・」

の部分。「熟成中の試飲で」・・はいつなのか、どのタイミングなのかは不明ながら、「酸化しそうな兆候があったため」は、揮発酸値の上昇が懸念されたと言うことじゃないかと思うんですね。

 で、その後・・

「ネガティブな反応が出ることを避けるために、例外的にSO2をマロ発酵後に40mg /Lのみ添加」

 そう・・ネガティブな表情が出ることを避けるために、いつもとは違う事をした・・例外的に、「マロ発酵後に」So2を添加したんですね。


 マロ発酵後・・と言うのがポイントです。マロ中はやらなかった・・と言うことは、揮発菌は大挙して出て来ていた訳では無い・・と言うことですね。ただし、酵素が出来て残った可能性があるので・・So2を少量使用した・・と言うことなんですね。

 お酢を造るには、アルコールが無ければなりません。アルコールが揮発菌によってお酢に変えられる訳ですから・・。醸造中はそれが無く・・しかし飲んでみたらその「気」が有るように感じられた・・と言うことですね。で、ネガティブにならないように大事を取って、マロラクティック終了後に少量のSo2を入れた・・と言うことです。

 なので、noisy がテイスティングした段階・・相当前です・・調べます・・8月29日でした・・2カ月半も前のことでした・・が、いつもよりも僅かに締まって感じられました。おそらくそれは、So2 の影響だったのでしょう。

 しかし、ワインの中に添加したSo2 は半年はほとんど無くなる・・ので、5カ月以上経過していることを考えますと、相当に減少しているはずです。

 8月の終わりのテイスティング段階では、

「僅かに内向的」

と判断していましたが、ようやく今、エージェントさんのテクニカルを読んで・・noisyも理解できた訳です。

 いや・・クロヴァロンのワインがナチュラルでピュアな理由が良く判った感じがします。是非ご安心して楽しまれてください。非常に美味しいです!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【超エレガント系のピノ・ノワール!全く甘く無く全く濃く無い、フランス南部の暑苦しさはゼロと言う、ちょっと驚きのエレガンスです。】

 淡い色が可憐さを現わしているかのようですよね。とても美しいですし、実際にとてもエレガントです。

 実はこのワイン、10月後半のテイスティングだったんですが、まだ完全には仕上がり切っていないという判断で12月まで持ち越しました。落ち着かせましたので、超エレガントでドライなピノ・ノワールの美味しさをご堪能いただけると思います。

 今までにも増して・・淡いですよね。ラングドック辺りの「厚さ」は微塵も感じませんで、ドライで全く濃く無いです。果実感も花や若い果実が中心で、「熟した果実」「過熟な果実」は有りません。

 一体どうやって造っているのかと・・まぁ、畑仕事がそのまま味わいに行かされているんだとは思うんですが、不思議な気がします。だいぶファンの方もついて来たカトリーヌ・ロックさんの超エレガント系の美味しいピノ・ノワール、是非飲んでみて下さい。お勧めです!

 以下は以前のレヴューです。
-----
【タイトに引き締まったボディ・ピュアな果実感が嬉しい南仏のピノ・ノワール!ちょっと驚きの仕上がりです!超お勧め!】

 巷で評判になりつつある、カトリーヌ・ロックさんのピノ・ノワールをご紹介します。評判が良いと言うことは、商品の引きが強いと言うことになりますので、確保が中々難しい・・と言うことになり、御多分に漏れず・・

「割り当て->12本だけ」

です。

 そう言われても飲んだことの無いワインを巷で評判が良いと言うだけで販売するほどnoisyは図太い神経を持ち合わせていないので、利益確保が難しい中・・今回分けていただいた3アイテムをテイスティングさせていただきました。

 結果・・

「・・なるほどね・・」

と納得出来ましたのでご紹介させていただきます。


 「ピノ・ノワール・ペイ・ドック2016年」が上の写真です。写真の大きさ以外は色味の調整、明るさなど、一切手を付けていませんが、存在感有りますよね。ここ2~3年、テイスティング時の写真を掲載するようになってから、多くの写真をアップしていますので、良くご覧いただいているお客様も、

「おっ?・・これは・・行けそうだ!」

とか、

「・・ん?・・色味の調整し過ぎじゃないの?」

位は判断できるようになられたんじゃないでしょうか・・(^^;;

 まぁ、言ってしまえば、「下の写真の存在感の凄さ」が目立ってしまうと思いますが、一度そこは見ないでいただいて・・。

 エージェントさんの説明では「ブルゴーニュ・スタイル」とのことで、皆さんもそれを期待されると思うんですね。

 でも、全くのブルゴーニュそっくりなピノ・ノワールだとは言えませんので、勘違いしないように・・お願いいたします。

 しかしながら、オックと言う南の地で、エキセントリックでド太く酸の弱い、温かい味わいの強いピノ・ノワール・・には、仕上がっておりませんで、そう言う意味合いでは確かに・・

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールに寄ったエレガントさの有る暑苦しく無いピノ・ノワール」

と言えます。

ドライでふくよかで、非常にピュアです。ミネラリティの組成はブルゴーニュ的・・と言えるかもしれません。

 この写真、全く調整していないのに美しいですよね。ビオ的なエキセントリックさは無く、デメテールの認証を取っているようですが、ピュアなベリー系の果実と適度な膨らみ、どこか数か所が尖がっているようなパレットを持たず、とても緩やかなカーブを持った心地良いパレットを描きます。

 甘く無いのが良いですね。強さを持った糖度の高い葡萄は、アルコールに変化させると「ボリューム感・強さ」を生み、美しい酸のバランスを持てません。適度なタイミングで健康的な葡萄が収穫でき、しかもそれを丁寧に選択したが故の上品な仕上がりになっています。

 受けるのも判るなぁ・・と言う印象です。価格もリーズナブルです。


「レ・ポマレード」は2014年、上級キュヴェです。美しいですね~!・・まさにブルゴーニュ的な彩色が見て取れます。美しいバランスの酸が見えてくるような写真じゃないかと思いますがいかがでしょう?

 若い「ピノ・ノワール2016」に比較すると、やはりとても滑らかで、より美しい酸が嬉しいドライなピノです。

 ドライだとは言っても、どこかアンリ・ジャイエ風なほんの僅かな甘味を感じる仕上がりで、テクニカルに寄りますと10日間の低温浸漬を施し、何と10ヘクトリットルと言う単位収穫量で造っているそうで・・

「なるほど・・それで質感も備わる訳だ・・」

 こちらはよりブルゴーニュ的ですが、それでもブルゴーニュと同様に冷たい風情か?・・と言われると、そうでは無いですね。しかし、この位のレベルに仕上がるブルゴーニュワインも存在するとも思えますから、エレガントさに加えてのわずかなパワフルさも存在する・・と言うのが良いかと思います。

 非常に好意的に思えてしまう味わいで、これならオックのピノ・ノワールも捨てたもんじゃないぞ・・と感じました。

 勿論、果実はベリーやチェリーがピュアに香ります。とても良いバランスでした!


 エージェントさんは次回も分けてくれると約束してくれましたので、これからも注意して見守りたいと思います。是非飲んでみてください!超お勧めです!


ドメーヌ・ドミニク・ラフォン

ドミニク・ラフォン

フランス Domaine Dominique Lafon ブルゴーニュ
● ドミニク・ラフォンの2017年をご紹介させていただきます。・・いや、ぶっ飛びました・・1990年代の、あの凄いコント・ラフォンへの再帰です!・・とにかく・・A.C.ブルで良いので飲んでみて下さい。呆れますよ・・美味しくて!

 それに加え、2017年はピノ・ノワールも価格で頑張りました!・・このクラスの生産者さんになると、通常は出来ないことでは有ります。2016年ものに比べても15%の値下げ!・・数量は限定になりますので、今の機会に是非、お試しくださいませ!

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 偉大なシャルドネの造り手、コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンが、「自分で造るワイン」として、「ドミニク・ラフォン」を設立、2008年ものよりリリースしました。noisyも2008年から欲しかったんですが、余りの量の無さに入手できず、臍を噛む思いをしていましたところ、このところ・・エージェントさんの覚えも少し良くなったようで、それなりにはいただけるように成って来ました。

 しかし、皆さんの好みに合わないのか、余りご存知無い造り手なのか・・今一つの盛り上がりに欠けちゃうんですね。

 まぁ、noisy としましても、入荷が安定せず、アイテムによっては2~3本の入荷・・と言うものが多いもので、コストを考えるとさすがに飲み切れないんですね。なので飲めてもACブルゴーニュ・ブラン辺り、もしくは何か赤を1アイテムと、お茶を濁してる感がお客様にも伝わってしまっていたのかもしれません。いや・・とても好きな造り手なんですね~・・。ドメーヌ・コント・ラフォンのムルソーを見れば、熟したら素晴らしいのは判り切ったことなんですが・・。


 2015年ものについては、例年のように数は安定せず非常に少ないものの、やはり一度はちゃんとテイスティングしないといけないと言うことで、3本しか入っていないアイテムも結構テイスティングし、その内容を確認しました。

 総評として仕上がりとしますと2013年を超えるもので、今までで最高のポテンシャルと持つと思われます。冷やかな果実と果実酸をたっぷり持つシャルドネ、そしておそらく大柄で超熟なワインを目指したピノ・ノワールです。

 シャルドネは今回、ACブルとムルソーで、どちらもテイスティングしていますので是非コラムをご覧ください。

 ピノ・ノワールは非常に少ないですが、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ヴォルネイ村名、ヴォルネイ1級レ・リュレ。決して媚びを売るような、最初からしなやかさを求めた軽い味わいでは無く、畑のポテンシャルを最大限に引き出すと言う気持ちが伝わってくる大きな構造をしています。

 やはりドミニク・ラフォンは、ブルゴーニュワインのトップを目指しているのが伝わって来ます。ボーヌ1級を飲めば、その畑が持つ細やかさや複雑な表情が見て取れ、ヴォルネイ村名を飲めば、昨今流行りの軽く圧搾しただけでエレガントさ命・・と言うスタイルでは無く、その中に有る、特段目立たないものの緻密な構成の金属が昇華した表情・・ミネラリティの妙が有るんですね。


 素晴らしい2014年になったと思います。それぞれ飲み頃は有りますので、是非コラムをご覧の上、ご検討くださいませ。



 コント・ラフォンと言えば、昔からの偉大なムルソーの造り手で、クリスティーズやサザビーズと言ったオークションで、常に高値で取引される銘柄です。

 1998年以降は完全にビオに以降し、そのパワフルな味わいを繊細深遠なものへと変革、そしてまた、自身のワインを造り上げるために「ドミニク・ラフォン」のラインを発表したんですね。

 実は、つい最近までこの新着に出ていた2009年のゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのヴィレ=クレッセは、2008年ではドミニク・ラフォンのラインに入っていたアイテムです。2009年は自身で手掛けなかった性でしょう、ゼリティエに移したのだと思います。
 今回、2009年のドミニク・ラフォンは2008年発表のものとも変遷が有ります。また、今回購入出来たのは極少量・・・です。そのため、何とか飲めたのはマコネーのサン=ヴェランだけ・・です。しかし、BBR社が日本の正規になったお陰で、かなりリーズナブルにご紹介できることになりました!(パチパチパチ!)何せ、皆さんもよくご存知の某有名ショップではヴォルネイ2009が11550ですので・・・「おい!・・どんだけ~♪!」 いいなぁ・・そんな楽な商売が出来て・・・それで完売してるんだよなぁ~・・何倍ふっかけてんだろ・・

 まあ、そこのショップさんは業界随一ですし、ワインエージェント(輸入代理店)もやっていますので、時折、

「うちのワインも買って下さいよ~」

といらっしゃるのですが、

「おたくは高いしね・・それに、自分の店では手に入れにくいものばかり販売して、余ったものを卸すなんて・・・ね。まあ、気が向いたら考えるよ」

と、決してコンXxXションが悪いから・・などとは言いませんが、断り続けています。そちらは自分の良いように勝手にやってくれって・・感じです。上辺だけニコニコしてて、机の下ではナイフをチラつかせているような感じにしか思えません。

 あらら、いつの間にかぼやきになっちゃいましたが、良い子は購入するショップは選びましょう・・・。ショップもしっかりお客さんを選んでいるようですので!

■エージェント情報
 ドミニク・ラフォンは、言わずと知れたムルソーのトップ・プロデューサーで、ブルゴーニュで最も偉大な辛口白ワインの造り手として高い評価を得ています。そのドミニクが、2008年から、少数のワインを自分の名前を冠したラベルで売り出すことになりました。一族のドメーヌであるドメーヌ・デ・コント・ラフォンとは、別ブランドとして売るということです。この新しいワイナリーは正式にはネゴシアンということになりますが、ほとんどすべてのワインが元詰め物となっていて、畑はドミニクが所有するか、契約栽培しています。現在ワインは、ムルソーにあるセラーで醸造、熟成、瓶詰めされています。以前、ドメーヌ・ルネ・マニュエルが使っていた建物です。
 白ワインで一番リーズナブルなのがブルゴーニュ・ブラン(2010年から)で、次がラ・プティト・モンターニュの畑のブドウを使った村名格のムルソーです。この畑のブドウは以前、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのムルソーにブレンドされていました。そして単一畑のムルソーであるレ・ナルヴォー(2010年から)、ピュリニー・モンラッシェ村に若干所有する一級畑シャンガンのワインがあります。
 赤ワインは、村名格のヴォルネイと、プルミエクリュのヴォルネイ・レ・リュレ、ボーヌの一級畑レ・ゼプノットです。


2017 Beaune 1er Cru Vignes Franches
ボーヌ・プルミエ・クリュ・ヴィーニュ・フランシュ

15254
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン

■正規代理店商品です!ボーヌ村の南、ル・クロ・デ・ムーシュに接するトップクラスの1級畑です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【2017年のドミニク・ラフォンのピノ・ノワールはボーヌ1級のこの2つ、ヴィーニュ・フランシュとグレーヴが最高に美味しいです!しかも頑張って粘って値下げしました!】
 上の赤みの強い方がヴィーニュ・フランシュ、下の写真がレ・グレーヴです。比べると一目瞭然、石灰の強い感じがグレーヴ、鉄や金属系のニュアンスが強いのがヴィーニュ・フランシュ・・で良いかな?・・良いとしましょう。そんな味わいにも感じました。

 そして、この2アイテムだけではなく、例えば2017年のヴォルネイや他のアイテムもテイスティングだけは・・しています。でも、

「それらはすぐ飲んで美味しいスタイルでは無い」

ので・・(^^;; 勘違いされると判っているものを、さっさと仕入れるのもどうかな・・と思い、取りあえず先延ばしにすることにしちゃいました。

 いや・・こう言ってしまいますと身も蓋も無いんですが、ブルゴーニュの仕入ってワイン屋にとっても結構にキツイんですね~。平気で「ん百万」とかになっちゃう訳です。時折、仕入伝票を見て卒倒しそうになっちゃいますよ・・気が弱いもので・・はい。


 それに、このご時世に・・相当安くなっていると思いません?・・そうなんです。結構に頑張って交渉し、値下げに協力していただいたんですね~。

 何せ、テイスティング代だけでも年間、相当な金額になっちゃいますし、それで売れないことになってしまいますと、本当に、

「何やってんだか・・」

と言う気持ちにもなってしまいます。


 なので、協力していただけるとなると「ここまで出来る!」訳で、昨年の2016年ものに比べますと、ほぼ15パーセントも値下げさせていただきました!


 この2アイテムは、流石にボーヌ1級の中でも「トップ」と言われるだけあって、

「仮に今飲んでも優れたポテンシャルで美味しく飲めてしまう!」

のが特徴でもあり、それも有って早々に仕入れた訳です。


 因みに・・デ・クロワのボーヌ・レ・グレーヴだと1万2千円ほどはしますから、2/3のプライスです。


 味わい的には、こんな言い方はズルいかもしれませんが、近いのは「ドメーヌ・ルイ・ジャド」でしょうかね。それをもう少しナチュラル感を盛ったようなニュアンスで有り、結構クラシカルな造りも似た感じになっているんじゃないかと想像しています。


 ヴィーニュ・フランシュはクロ・デ・ムーシュに接し、ポマールがすぐそこですから、ポマールっぽい粘土のニュアンスと、ボーヌのもう少し軽めの粘土に白い石灰が混じったような感じです。

「少し多めにジュヴレ=シャンベルタンが入ってます?」

みたいなニュアンスで、ジュヴレほど鉄分はきつく無く、果実をしっかり感じさせながら適度な重さの粘土由来の重厚さを感じさせてくれます。

 今飲んでも結構・・おいしいですよ。特に余韻の最後のニュアンス・・意外にワイン界では余り重視されないところでは有りますが、

「ハッキリ言って、最後の最後がダメならアウト」

です。それって結構に皆さんもそのように感じているはずです。


 ある意味、ヴィーニュ・フランシュと言うワインは、「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの標準」みたいな存在でして、その昔、かの田崎ソムリエも、クロ・デ・ズルシュルと言う限定では有りましたが、そのようにおっしゃられているのを聞いたことが有りますし、確かに「標準」と言うものが有るとするなら、このワインをそうする意味が飲めばわかる・・と思います。しっかりしたチェリー風の果実の味わいがします。


 レ・グレーヴは、西側に石灰の強い丘の麓辺りに在りますので、やはりその「石灰の強さ」をより感じさせてくれます。色合いにも出ていますよね。

 口内で弾けていくような新鮮なチェリーの風味が心地良く、決して鈍重にならず、どこかシャンボール=ミュジニーのようなニュアンスをも持っているような味わいです。

 ドミニク・ラフォンも80年代からピノ・ノワールに挑戦していまして、今ではもう40年近くのベテランですが、結構にクラシカルに仕上がってしまうので・・昨今の、

「酸化をコントロールした、抜栓してからの変化が大きいピノ・ノワール」

では無い・・ので、より「クラシックだ」と感じてしまうのかな?・・と思っています。

 勿論、そのワインも2~3年の熟成で大きく変わって美味しくなるんですが、リリース直後はやや「しかめっ面」をしていることが多いのが難点では有ります。

 しかしながらこの2アイテムに限っては、

「実は・・すぐ飲んでも美味しいと言ってしまえるほどの高いポテンシャルを有している」

ので、コント・ラフォンのヴォルネイ=サントノ・デュ・ミリュのように5年以上も寝かせないと美味しくならないことは在りません。


 今回はかなり頑張ってみました。まぁ、来年も同様に出来るかどうかは判りませんが、少なくとも2017年ものに関しましては相当お得だと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


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【今回は飲めませんでしたが、あの1級畑クロ・デ・ズルシュルを含むエレガント系のヴィーニュ・フランシュ2016年、非常に期待大です!】

 すみません・・今回は6本だけなので、12本届いたレ・グレーヴのテイスティングでピノ・ノワールの方は限界です。

 ボーヌの村のほぼ中央(・・少し北寄りでは有りますが)のバランスに優れたトップ・クリマがレ・グレーヴですが、ポマール寄りの南のトップ・クリマの一つがこのヴィーニュ・フランシュです。

「全ピノ・ノワールの基準」

などとも評されることさえある、ルイ・ジャドの1級クロ・デ・ズルシュルは、このヴィーニュ・フランシュの一部分です。

 こちらもバランスの良いボーヌ1級ですが、伸びやかで優美な、少しポマール風なニュアンスも混じった味わいが特徴です。重厚さが有りますよね。

 なので、一面的に言ってしまえば、エレガント系のレ・グレーヴ(村の中心辺りの1級としては異例)に対し、ポマール風の大きさを感じさせるのがヴィーニュ・フランシュと言うことになります。

 そもそもラフォンさんはシャルドネばかりだったんですが、80年台中盤頃だったかと思いますが、ヴォルネイのピノ・ノワールを造り始めたと記憶しています。(違ってたらすみません・・)

 PKさんもこのようなことを言っていたかと記憶しています。

「偉大なシャルドネを造るラフォンもピノ・ノワールには苦労しているようだ。」

 それでも、noisy も時折、ヴォルネイ=サントノ辺りを飲ませていただいておりましたが、確かにリリースからしばらくはバランスしないワインだったものの、5~6年ほど経過すると、実に旨いワインに変化していたものです。

 まぁ、メディアの連中も、リリース直後は飲んだとしても、その後追いかけで確認のために飲むことはしないですから、リリースしてから2~30年の間は、中々陽の目を見ないものです。

 そのうちにこのナチュラルさとピュアな果実が誰かの目に留まり人気が出てしまうと、元々少ないですから、とんでもないことになりそうですが、アペラシオンの人気度も有りますから・・どうなりますでしょうか。昨今はもう、ほんとに2~3年で状況が激変してしまいますので、読めなくなってしまって困ってます。

 少なくともnoisy が、さほどの人気では無いにせよ、扱っていると言うことは、今も美味しいし将来性も充分と踏んでいるからに他なりません。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ドミニク・ラフォンのピノ・ノワール2015年は、2014年以前までのスタイルを継承、大柄な本格派を目指しています!】

 ここまでハッキリしていると非常に判りやすいですね。例えばヴォルネイの大御所ダンジェルヴィーユさん、昨今は誰が飲んでも美味しいと即断できる、非常に外向的で近代的な造りをしています。なので、畑のポテンシャルがそのままに、即、伝わって来ますす、シャンパンとかクロ・デ・デュックなどを口にできる機会に恵まれれば、必ずやファンになってしまうような魅力が有ります。

 かたやムルソーの大御所で、ムルソーと言えばコント・ラフォンかコシュ=デュリか・・と言われる造り手ですが、昨今はコシュ=デュリさんに間を空けられたような感じになっています。

 そのムルソーの大御所が自分のワインを造りたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」ですから、noisy 的には、

「ビオディナミに特化し、オーソドックスなスタイルを捨て、近代的なスタイルに向かうのか?」

と思っていたんですね。そもそもドミニク・ラフォンのワインも数量はいただけないので、赤でさえ、さしては
飲めなかった訳です。


「それじゃいかんだろう・・」

と言うことで、2014年は無理をして入荷アイテム全て開けてしまったんですが、2015年はさすがに全部開けられないにせよ、見えて来たものが有ります。それは、上記とは違って、

「ビオディナミに特化し、昔のスタイルに戻ることに尽力する!」

と言うことなんですね。


 それはシャルドネでも同じことです。2015年のドミニク・ラフォンのACブルは、圧巻の仕上がりですが・・ここではシャルドネの話しはしません。

 2015年のヴォルネイは非常にクラシックです。思いっきりドライで思いっきりピュアで思いっきり目が詰まっています。伸びやかで軽快、エレガントで雅な飲みやすいヴォルネイでは有りません。

 例えばヴォーヌ=ロマネのシルヴァン・カティアールを思い浮かべてください。もしくはボーヌならカミーユ・ジルーです。でもシルヴァン・カティアールの方が近いかな?と思います。クラシックで重厚、リリースしてすぐ飲むタイプではなく、クラスにも拠りますが3~8年ほど熟成させる必要のあるタイプなんですね。おそらく炭酸ガスの充填とかドライアイスとかの使用は「嫌い」なんでしょう。そのような手法は取りたくない・・と言うような気持ちが伝わって来ます。

「・・ナチュラルでは無いから・・」

なのでしょう。


 しかし、このようなワインこそが本物なんだとも言えます。ほんの僅かに甘みを残し、飲みやすくすることさえ拒否しています。濃密で複雑性高く、超ドライで高質です。その分、リリース直後のこのタイミングは厳しいものも有り、さっさと開けて「とても美味しい」とは言い辛い面が有りますが、リアルワインガイドで言う、「ポテンシャル点」は高いです。


 色合いも深淵さが出ていますよね。美しい色合いに、真面目さが映り込んでいるかのように見えます。丹精して育てた健康な葡萄で、ヴォルネイの深い味わいを追求しています。

 このワインは3年置いてください。驚くべき成長を見せるでしょう。ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ1級サントノ・デュ・ミリューの味わいのライン上にあるワインです。


 今回の2015年ものでは開けてはいない、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ボーヌ1級エプノット、ボーヌ1級レ・グレーヴ につきましても、全く同じライン上にあると言えるかと思いますので、このヴォルネイのコラム、及び2014年もののレヴューをご参考にされてください。基本的にヴィーニュ・フランシュは肉が有りややコッテリ系、エプノットはポマールのプティ・エプノに連なる畑ですのでほんのりポマール的、レ・グレーヴは持っている畑の上下で若干印象は異なるものの、軽やかで華やか、エレガント系の味わいです。ご検討くださいませ!






 以下は2014年以前のレヴューです。
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【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのトップを目指している!・・と感じさせてくれるような物凄いエネルギーの塊です!】

 2014年ものでいただけたドミニク・ラフォンの赤は、

「ボーヌ1級・ヴィーニュ・フランシュ」
「ヴォルネイ」
「ヴォルネイ1級・レ・リュレ」
の3アイテムです。

 3本ずつの入荷でしたので合計で9本、内2本飲んじゃいましたんで・・(^^;; 大赤字です。このテイスティング分は上乗せにはなっていませんで、実際は結構・・厳しいです。

 それでもまぁ、中身を判らず販売するのは性に合わないので、一度はちゃんと向き合わないといかんと・・思っていた部分が大きく、仕方が無いかなぁ・・と。でも飲んでみてかなり理解は深まったと思います。

 ドミニク・ラフォンの白、シャルドネについては、コント・ラフォンやゼリティエ・ラフォンのテイスティングからだいぶ理解できていると自認していましたが、ピノ・ノワールについては、コント・ラフォンもヴォルネイのサントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは非常に希少ですし、ゼリティエ・ラフォンは無いしで、この何年かで4本ほどしか飲めていない訳ですね。なので、今回のテイスティングで見えて来たことをお話しできればと思います。

 ドミニク・ラフォンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールだからと言って、軽く仕上げて飲み易く、もしくは早くから美味しく、さらには安易なワインにはしたくない・・との意識が有ると思います。

 それはドメーヌ・コント・ラフォンの前述のピノ・ノワールとも同様のスタイルなのでしょう。リリース直後に・・、

「今でも滅茶苦茶美味しい!」

などとテイスティングコメントを書かれるようなワインを造っていない・・歴史に残るような大きな構造のしっかりしたピノ・ノワールを造りたい・・そのように思っているんじゃないでしょうか。そのようにnoisy には感じました。

 ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュは1級畑で、ポマールと引っ付いた、かなりポマール寄りの味わいがする豊かなピノ・ノワールです。価格はヴォルネイ村名と同じですのでお買い得感は有ると思います。

 よっぽど葡萄が良かったんでしょう。それで20年以上は軽く持つ、スーパーボーヌ1級に成ってます・・。反対に言えば、今飲むのはちょっと辛いです。

 まぁ、そう書いてしまうとまず売れなくなってしまうんですが、構造は非常に豊かです。例えば非常に有名なヴィーニュ・フランシュと言えば「ルイ・ジャド」が看板の一つにしている訳ですが、タイトに締まって硬いルイ・ジャドに対し、やはりビオ系らしく、香りのスピードの速い、豊かで柔らかでたっぷりしたポマールチックなボディに、ボーヌ1級らしい細やかなヒダの有るテクスチュア、グラマラスだが贅肉の無い引き締まった酒躯をしています。余韻にはブラックベリー風果実を感じさせつつ、かなり長く果実を感じさせてくれます。かなりの出来です。

 しかしながら、先にも書きましたように、「今飲んで」のポイントを高くする訳には・・リアルワインガイドのテイスターとしては・・出来ません。それは矜持に反しますし、さっさと開けられてガッカリするお客さんの顔は見たくない・・(^^;;

 ですが、3年経つとかなりまとまって来ると感じられ、5年後からは、「おっ!」と言っていただけるんじゃないかと思います。何しろピュアですし、非常に素性の真っすぐな性格です。その上で高ポテンシャルですから。まぁ、2本の在庫じゃ何とやら・・では有ります。


 ヴォルネイ村名は、ヴィーニュ・フランシュと同価格ですが、ポテンシャルでヴィーニュ・フランシュに届かず、しかし楽観的な、早いうちからの美味しさに長けています。「今飲んで」のポイントは確実にヴィーニュ・フランシュを超え、ポテンシャル点で僅かに届かないか・・と言う感じでしょう。

 果実はたっぷりながらもポマール風のヴィーニュ・フランシュに対し、こちらはモロにヴォルネイです。ベリーやチェリーの果実がたんまり、ドライでややタイトですが密度が有って、その美味しさで飲めてしまいます。中域の膨らみも今から適度に有り、終息にはダークなチェリーを長く感じさせてくれます。これは落ち着かせたら飲んでも良いか・・と思いますが、寿命自体は20年ほどは有るでしょう。


 この2つのワインを飲んでみると、やはり・・

「尻軽なピノ・ノワールを造るつもりは無い!」

と思います。


 ドミニク・ラフォンが目指しているのは、かつてアンドレ・ラモネがクロ・ド・ラ・ブードリオットをボーヌのロマネ=コンティだと言ったように、D.R.C.で有り、ルロワで有るのでしょう。

 左の写真は、今まで何度か登場していますが、1970年もののコント・ラフォンのモンラッシェです。まぁ、たまげたワインでした。50年近くも経っているのに、抜栓して3時間たっても、まだまだ・・です。自然と頭が下がって来ちゃいます。

 そんなモンラッシェと同様に、ドミニク・ラフォンはどんなワインでも、全く手を抜くことをしないです。ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュも、ヴォルネイも、自分の全精力をつぎ込んでいるように思えます。

 だから味わいは物凄く「エネルギッシュ」です。全然、濃くは無いですよ、密度感はかなり有りますが・・。それにムルソーやACブルのように、要素の向きが内向き・・と言う風ではないです。どっちの方向にも向いています。その上で、かなりのエナジーを感じる味わいなんですね。是非ご検討いただきたいワインです。


 因みに・・ヴォルネイ1級レ・リュレも、売れずに残っていたら飲んでしまうかもしれません。ドミニク・ラフォンのラインナップではほぼトップのキュヴェです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は2013年もの以前のレヴューです。
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【素晴らしい果実感!ピュアです!目茶美味しいです!】

 コント・ラフォンと言われるとどうしてもシャルドネのイメージが強いですが、実は素晴らしいピノ・ノワールも造っていて、ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは、長熟で官能的な味わいです。ムルソー側にあるヴォルネイのシャルドネはムルソーのアペラシオンになりますから、実はラフォンにとっても「本拠のワイン」なんですね。シャルドネで成功したコント・ラフォンも、PKさんには、

「シャルドネは第一人者だが赤の上達はもう少し時間が掛かるかも」

などと言われていた時期も有りました。

 もっともコント・ラフォンのワインは高価ですから、そう易々とは飲めない環境に有りましたし、数も無かったですから、ほとんどの方々も検証が出来なかったと思います。基本、サントノー・デュ・ミリューは10年、シャンパン他は3~5年経過してから・・が良いと思います。


 このドメーヌ・ドミニク・ラフォンのラインですが、今回はベースのヴォルネイを・・ようやく飲んでみました。2011年、2012年は輸入自体が少なかったので、結局 noisy も入手できず、ヴォルネイも2009年以来の入荷です。とても飲める入荷量では無いんですが、将来を考え・・無理にも飲んでみました。でも飲んでみて・・良かったです。

 非常にしなやかで大柄、ピュアさと官能感に溢れた素晴らしいヴォルネイでした。エキスもしっかり出ているんですが、肉がちゃんと有るんですね。果実に置き換えるとすると、ジュースだけでは無く、果肉感も有る・・んです。

 例えば似たようにポマール・ヴォルネイで育ったニコラ・ポテル、ロッシュ・ド・ベレーヌのヴォルネイは、エキスがしっかり出た完全エキスな味わいです。伸びやかですが肉は無い・・。しかし同じくドメーヌ・ド・ベレーヌの上級キュヴェには肉がちゃんと有るんですね。

 何でそう感じるのかは判らないんですが、そんなドミニク・ラフォンのヴォルネイも、飲み始めて30分ほど経過すると凄く変化してきます。ピュアな果実と果肉が全面を占めていたスタイルから徐々に官能的なアロマが漂い出します。それと同時に「肉」を感じていた部分が無くなり、非常にエキシーになってくる・・滑らかで妖艶で・・そしてピュアなんです。

 ドミニク・ラフォンはビオですが、揮発酸的危険な部分はほぼゼロです。皆無と言って良いかもしれません。しかしそのピュアなニュアンスはSO2の少なさにも要因が在りますから、抜栓後の香りのスピードは速いし変化も早い・・と言うことになります。どんどん良くなる法華の太鼓・・です。

 果実もチェリーのニュアンスで始まりますが、徐々に色濃くなり、ヴォーヌ=ロマネのような皮革感、スパイスも出てきます。単にピュアだというのでは無く、ポテンシャルも高いことが伺えます。


 今飲んでも美味しいです。ビオですから・・早飲みしても開きが早く、追い付いてくれます。し

ラファエル・ギュイヨ

ラファエル・ギュイヨ

フランス Raphaelle Guyot ブルゴーニュ
● ブルゴーニュの最北部近く、シャブリの南東で、まだうら若き女性がビオでワインを造り始めました。評判がすこぶる良い・・と言うので、noisy も・・

「え・・?・・そんなに・・若い・・いや、売れるの?」

と、昨今は飛ぶ鳥さえお辞儀して去って行くと言う、ヴィヴィットのK君に伺ったので、

「では、それなりに・・何ケースずつか・・」

と言うと、

「・・いや、noisy さん、とんでもない・・そんなにあげられないですよ・・人気なんですから・・」

と宣う・・ので、

「・・あのね・・うちがやるとなったら、少なくとも各1本は開けるんだから・・判ってるでしょ?」

と軽くマウントを取りに行くと、

「・・いや、あ、まぁ、じゃ、ご注文だけは取り合えず2ケースずつで・・でも後で調整します・・」

と、すっと左肩を後ろに引かれてしまいました。

 結局のところ3アイテムのみ、18本、18本、24本と、余りいただけはしなかったんですが、「一番多いんですから・・」と何となく胡麻化されたのは理解しつつ、仕方が無いかと・・テイスティングしてみました。結構に期待してたんですよ・・凄く売れると言うので・・


 で、テイスティングしてみますと・・まぁ・・ねぇ・・悪く無い・・悪く無いと言うよりも、良いのは凄く良く判る。・・でも、

「とてもじゃないが、このまますぐにご案内したらちょっとマズイんじゃないの?」

と思えるほどに、それぞれのキュヴェが揮発酸のニュアンスをしっかり放出していました。このまま出したら・・Noisy wine では全然売れないか、もしくは相当勘違いされて対応に追われる羽目になる・・と判断しました。

 その上で、

「この感じだと、半年ほどで揮発酸は他の要素に同化して匂わなくなり、且つ、複雑性も増して美味しくなるはず」

と言うのも何となく判ったので、結局半年感放置する羽目になり・・半年ほど経過したので、2本目をそれぞれ開けてみると・・


「・・お~・・旨いじゃん!」

と、大変化を遂げたラファエルちゃんのブルゴーニュワインにちょっとビックリさせられました。・・まぁ、うちの愚息も「目を真ん丸]にしてました・・はい。


 半年前に飲まれた方は、「自分には・・合わないなぁ・・」と感じられた方もいらっしゃるかと思います。そして、ネットを調べてみますと、

「すでにどこも完売!」

で・・noisy もビックリ。

「・・あの状態で売っちゃうんだ・・」

です。


 まぁ、確かに、Noisy wine も、「それでも欲しい」とおっしゃる方には、よくよく説明させていただいて販売させていただきましたが、絶対に、

「今になってから飲むのがお勧め!」

なことは間違い無いと思っています。


 ナチュールなニュアンスは大人しくなりますが、ちゃんとしたワインに成熟しています。言ってみれば、

「やんちゃな盛りを過ぎて随分大人っぽくなったね・・」

では有りますが、いや、かなり美味しいので、

「色っぽいニュアンスにやられてしまう・・」

方が続出するんじゃないかとも思っています。


 気になるお方は是非・・飲んでみて下さい!




ラファエル・ギュイヨは今年29歳になるミレニアル世代のナチュラルワインの造り手です。高校卒業後、シャトー・ド・ベル、ラ・グランジュ・ティフェーヌ、シリル・ファル、ティボー・リジェ・ベレール、ニカ・バヒア (ジョージア) 、ラマズ・ニコラゼ(ジョージア)などで研鑽。並行してボーヌのCFPPAで栽培と醸造を修めました。ブルゴーニュ生まれのラファエルは、畑は所有していませんでしたが、自身でもナチュラルワインを造りたいと思い、2016年にコート・ド・ニュイのコンブランシアンにミクロネゴスを設立。そして購入したブドウから、一度限りのキュヴとして3種類の2016年のワインを造りました。その後、ヨンヌ県、シャブリの南東にあるTreignyトレニーの村に本拠を移しました。そして、2018ヴィンテージからは、新たに同じヨンヌ県のビオで栽培を行っている知人ドメーヌからブドウを購入して、生まれ故郷であるヨンヌ産にこだわったナチュラルワイン造りをしています。


2019 les Robinettes Vin de Pays de l’Yonne
レ・ロビネット・ルージュ・ヴァン・ド・ペイ・ド・ヨンヌ

15834
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ラファエル・ギュイヨ

■エージェント情報
 Vin de Pays de l’Yonne
品種:ピノ・ノワール100%

手摘みで収穫したブドウを100%全房で、バリック(新樽は用いない)で野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセレーションは15日間で、手作業によるルモンタージュと、発酵終了の直前に足によるルモンタージュを行う。その後、圧搾して引き続きバリックで自発的なマロ発酵と熟成を行う。12ヶ月熟成させた後、無清澄で重力を利用して瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、必要最小限のみ添加。
2019ヴィンテージは9月21日収穫。生産量2.866本。2020年11月時点のSO2トータルは12mg/l。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,090 (外税) 
【しなやかな・・滑らかな、でも結構にしっかりしているブルゴーニュ・ピノ・ノワールです!官能さも実に良い感じ!】
 巷では相当、人気が有るようです。今年前半のテイスティングの時は、

「・・いや・・ちょっと臭いなぁ・・」

と、結構に主張している揮発酸に、

「このままは販売できないな」

と思っていました。


 ただし、それでもそのような状態のワインがお好きな方は結構いらっしゃるので、そのような方には販売させていただき、好評を得ていました。

 で、ちょうど半年後に2本目をテイスティングし、

「お、これなら大丈夫!・・結構・・旨い!」

と確認させていただき、本日のご案内になっています。


 おそらく、サン=ブリ近辺の畑だと思いますが、このキュヴェがトップ・キュヴェですね。この下のキュヴェに比較すると、「精緻さ」「高貴さ」が図抜けています。ちょうど良い感じの甘美さと官能さが有る味わいで、アロマの上りの中に、フィルムのような柔らかく透明なミネラリティを感じます。シャブリ近辺の土壌とはちょっと異なるイメージです。

 むしろ鉄分の少ないジュヴレ的な感じ・・もしくはマルサネかな?・・それを出来る限りSo2を使用しないで造った・・その結果、非常にノーブルな味わいのピノ・ノワールになった・・そんなイメージです。

 出来は良いです。熟成も10年以上、可能です。是非飲んでみて下さい・・ラファエル・ギュイヨ、注目して行きましょう。お勧めです!



アンリ・ボノー

アンリ・ボノー

フランス Henri Bonneau ローヌ
● 久し振りの・・本当に久し振りのアンリ・ボノーです。

「・・アンリ・ボノー?・・ジャイエじゃ無いの~?」

と思われるかもしれませんが、シャトーヌッフの生ける伝説とも、シャトーヌッフのエx爺とも言われる?・・素晴らしい生産者です。

 彼の造るシャトーヌッフは、ボトリングされるまではキュヴェが決まらず、彼の頭の中にだけ・・存在していると言います。また、樽の中で成長している様を見極めるので、ヴィンテージ順にはリリースされません。

 なので、トップキュヴェのレゼルヴ・ド・セレスタン、マリー・ブーリエ、ノーマルの区別もさることながら、ヴィンテージものも場合によっては複数ヴィンテージに渡ってブレンドしてしまったり、何年もリリースが無かったり・・します。

 その味わいは「官能的」の一言が一番似つかわしいと思え、他の生産者とは全く違う個性を持ち、しかも凄さに満ちた味わいなんです。


2013 Chateauneuf du Pape Cuvee Marie Beurrier
シャトーヌッフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ

15205
自然派
赤 辛口
フランス
ローヌ
シャトーヌッフ=デュ=パプ
アンリ・ボノー


92~94 points Robert Parker's Wine Advocate
91~94 points Vinous

■エージェント情報
「「シャトーヌフ・デュ・パプ」の最も象徴的な生産者の一人、アンリ・ボノー! 彼の偉大さを一言で表現するなら、「シャトーヌフ・デュ・パプのアンリ・ジャイエ的存在」であり、ワインは「シャトーヌフ・デュ・パプのロマネ・コンティ」であると言えます。ボノー氏は1957年からワイン造りを始めており、かのパーカー氏も、ボノー氏を評して
「ボノーのワインは大抵法外な凝縮感や個性を持っている。熟成能力という点では殆ど不死身と言えるワインである。シャトーヌフ・デュ・パプでは伝説的人物であり、偉大な醸造家としても、この村で最も迫力のある人物の一人として広く賞賛されている」
 と絶賛しているなど、世界的にその評価は最高ランクにあると言えます。そしてそのボノー氏は、2016年3月21日に糖尿病の合併症によって77歳でこの世を去りました。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥25,980 (外税) 
【アンリ・ボノーの遺作たるバック・ヴィンテージです!】
 本当に久しぶりのマリー・ブーリエです。シャトー・ラヤスのジャック・レイノーと並び激賞されていた凄いヌッフを造るお方でした。2016年に鬼籍に入るまでは、ジャック・レイノー亡き後、シャトーヌッフの名声を守った孤高の人とも言えるかと思います。

 そんなアンリ・ボノーですが、日本にはまともには入って来ていなかったので入手は非常に困難でした。

 この話は何度もしていますので耳タコかもしれません・・。まだnoisy も駆け出しだったころ、一人のうら若き女性クルティエ(クルティエール?)さんがアンリ・ボノーと取引をしたいと、彼のセラーを訪れたそうです。・・いや、本人から聞いた話ですんで・・。

 ようやくセラーに入れてもらったそうですが、ワインやお取引の話しには一切ならずに、エxい言葉で延々と誘われて・・参った・・と言ってました。結局、どうにもならずに引き下がるしか無かったそうです。

 まぁ・・そうやって煙に巻いて追っ払ったのかもしれませんが、でも相当に・・ドすけXでいらしたようですよ。それに相当に・・

「変人」

で通っていました。


 何せ、ワインを造ってもなかなか売りに出さない。ヴィンテージが順番に出てくることも全く無い。仕上がるまでは、シャトーヌッフ、マリー・ブーリエ、セレスタンのどのキュヴェになるのかは決定しない・・、気に入らないものはバルク売りしてしまう・・と言うような感じです。

 一応、貯蔵樽にはチョークで「S」とか「M」とかを入れていたようですが、それも余りアテにはならない・・と言われていました。

 まぁ、そりゃぁエージェントさんも大変ですよね。いつ出てくるか、いつ売ってもらえるか、判らない訳ですから・・。


 彼のワインは・・あ、そう言えば「ルーリエ」をずっとご案内していますんで、方向性はお判りですよね。基本的には「ルーリエ」と同様ですが、あそこまで濃厚では無い・・と言えます。しかし、エキス系で、そのエキスそのものの濃密さ、複雑性は半端ないです。

 2013年のマリブリはまぁまぁの評価、アドヴォケイトで上値94ポイントでした。

 因みに、アドヴォケイトも激賞しているように伝えられますが、実際にセラーに訪れた時の評価は高いものの、それ以外の時は、「?」と疑問符がつく評価が多いように感じます。濃いだけのシャトーヌッフにあれほど高いポイントは付けるクセに・・ね。意味不明です。

 なお、近年は正規ものができましたが、こちらはもちろん正規ものではございませんが、是非ご検討くださいませ。

ドメーヌ・ド・ラルロ

ド・ラルロ

フランス Domaine de l'Arlot ブルゴーニュ
● 2014年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。

 ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう十数年になります。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、

「何でだろう・・」

とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。

 月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。

 実際にドゥヴォージュ氏に変わってから、ラルロのワインはやや柔らかいテクスチュアを得て、さらに活き活きとしたワインに変わった・・・そのように思います。以前なら、

「クロ・ド・ラルロは2~3年、クロ・デ・フォレは5年経ってから飲んでね・・」

と言っていたんですが、ソフトなテクスチュアの襞の間から、凝縮した要素が垣間見えるんですよ。単純にはSo2の量が減ったような硬さの消え、要素の見え、が有りますが、実際にはそんなに単純ではなく、

「So2を減らせるだけの理由が有る」

んですね。

 そんなドォヴォージュさんですが、何と「クロ・ド・タール」に引き抜かれてしまいまして・・今度はアレックス・ガンバルで醸造超をしていたジェラルディーヌ・ゴドーさんに引き継がれました。左の方がジャルディーヌさん、右がドゥヴォージュさんですね・・。

 ですので今回の2014年ものにつきましては、ドゥヴォージュさんとジェラルディーヌさんの共作・・と言うことになりまして、非常に珍しいことになっちゃった訳です。

 基本的にはドゥヴォージュさんが仕込みまでを、その後のエルヴァージュを二人で、瓶詰め、貯蔵、出荷までをジェラルディーヌさんが見る・・と言ったスタイルと思われます。瓶詰めはタイミングが難しいですからね・・重要です。

 2014年ものは2013年ものに比べれば数量が増えたようですが、それでも平年並みまで行ったかどうかかな?と言うところのようです。また、クロ・ド・ラルロに関しましては植え替えの最盛期のようで、どうにもこうにも数量が有りません。

 今回はクロ・デ・フォレをチェックし、その品質と方向性を確かめました。基本、2013年のニュアンスとほぼ同じ、ドゥヴォージュ味でした!


■エージェント情報
 1987年、アクサ・ミレジムは、ジャン=ピエール・ド・スメの働きかけでプレモーのドメーヌ・ジュール・ベランを買収。同時に両者は業務遂行の為に5対5の割合による持株会社を設立し、この関係は2006年にジャン=ピエールが引退しアクサが全株式を取得するまで続いた。

 もともとドメーヌは3つの単独所有畑、コンブラシアンのクロ・デュ・シャポー、ドメーヌが本拠を置くクロ・ド・ラルロ、クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュから成っていた。1991年、ロマネ・サン=ヴィヴァンのわずかな畑を手に入れ、翌年にはヴォーヌ=ロマネ レ・スショを買い、ドメーヌの面積は14haまでになった。

 1998年にはオリヴィエ・ルリッシュが研修で業務に加わった。のちに彼はフルタイムで雇用され、2006年ジャン=ピエールの跡を継いだ。ブドウ畑は2000年以降部分的に、2003年以降は全面的にビオディナミにより耕作されている。ワインに始まり、醸造所のレイアウトに至るまで、ここにはドメーヌ・デュジャックの影響がはっきり認められる。

 ドメーヌ・デュジャックのジャック=セイスは、ジャン=ピエールの旧友かつ庇護者だからである。畑には選果台が、集果場には振動テーブルが備わっている。果梗は出来る限り残すが、クロ・ド・ラルロではクロ・デ・フォレほど用いられない。ドメーヌは自前の樽材を買い入れ、2~3年乾燥させ、樽業者レモンに組み上げてもらう。新樽はクロ・ド・ラルロで約40%、クロ・デ・フォレとロマネ・サン=ヴィヴァンではそれよりやや多くなる。

 クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの若木は別々に醸造、瓶詰めされ、それぞれル・プティ・タルロ、1級のプティ・プレになる。またクロ・ド・ラルロの一部からは白のセカンドワインが造られ、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン ラ・ジェルボットの名で売られる。(ジャスパー・モリス MW 著 ブルゴーニュワイン大全より抜粋)



 ジャック=セイスの後任であったオリヴィエ・ルリッシュは2011年8月に夢であった自らのワイン造りを始める為、惜しまれながらもドメーヌを去り、南仏アルディッシュでDomaine des Accolesを設立。次に着任したのがMichel Magnien等で醸造責任者を勤めたジャック・ドゥヴォージュ氏。

 同じ有機栽培のDomaine de la Vougeraie等で研鑽を積み、志の高い彼なら、さらに成長させてくれるはずだとドメーヌを託されました。実際、彼の手がけたワインはオリヴィエ時代よりさらに洗練さに磨きがかかり、高い評価と名声を得ましたが、ジャック自身は、長年のビオディナミの効果が如実に現れ始めた結果だと冷静に評しています。

 結果的にその卓越した手腕を買われ、Clos de Tartを所有するMommesan家からヘッドハントされました。ラルロでの仕事に満足していましたが、誰もが与えられる機会ではないと、新たな道へ進む決断をしました。

 後任には、Alex Gambalで醸造責任者として辣腕を振るっていたジェラルディーヌ・ゴドー氏(Geraldine Godot)が多くの優秀な候補者の中から選ばれました。彼女の高い知識と技術力、情熱や哲学はこれまでの責任者に優るとも劣らないとジャックやアクサの総責任者も迷わず彼女に太鼓判を押した逸材です。

 ジェラルディーヌは2014年9月から着任し、ジャックは引き継ぎの為、2014年12月までラルロで彼女と共に働きました。その為、2014年産の醸造は二人による最初で最後の特別なワインとなります。ジェラルディーヌ自身もジャック就任時同様、これまで受け継がれてきたラルロ独特のやり方は変えないと言っていますが、2015年産以降にジェラルディーヌとラルロのそれぞれの個性が、どのような素晴らしい相乗効果を見せるのか世界中が注目しています。


2014 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ

16217
自然派
赤 フルボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ

■エージェント情報
 所有面積: 5.7ha. 植樹: 1950年代初頭. 新樽比: 50%. 樽熟16~18ヵ月
アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 90~93points タンザー 91~93points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,800 (外税) 
【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】
 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!

ドメーヌ・デュ・ペリカン

デュ・ペリカン

フランス Domaine du Pelican ジュラ
● ブルゴーニュで素晴らしいワインを造っているマルキ・ダンジェルヴィーユの新しいプロジェクトがジュラで始まりました!

 でも・・安心してください。ピュア系の見事な味わいで・・

「産膜酵母系の香りはゼロ!」

です。


 「ナチュラルでピュア」を絵に描いたようなアロマと味わい!・・どなたにも喜んでいただけると確信しています。



 このドメーヌはヴォルネー村でワイン造りをしているドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルの当主ギョーム ダンジェルヴィル氏と醸造責任者のフランソワ デュヴィヴィエ氏が、ブルゴーニュのような素晴らしいテロワールのワインを造りたいという探究心から2012年にジュラ地方アルボワの町に隣接するモンティニー レ アルスール村に設立しました。なぜ「Pélican(動物のペリカンのこと)」というドメーヌ名が付けられたかはアルボワの歴史を振り返る必要があります。

 15世紀末、神聖ローマ皇帝だったハプスブルグ家出身のマクシミリアン1世は従者と共にアルボワに滞在したことがありました。当時は異国の動物を飼う事が貴族のステータスとなっていたため、マクシミリアン1世も異国の動物をアルボワに連れてきていました。

 その動物の中には南国の鳥であるペリカンも含まれていましたが、不幸なことに1羽のペリカンがアルボワ滞在中に死んでしまいました。その死を大いに悲しんだマクシミリアン1世はこの「皇帝ペリカン」を忘れないためにアルボワの町のエンブレムをペリカンにするように定めたのです。

 また、彼の妻であるマリーは最後のブルゴーニュ公シャルルの一人娘で、夫婦一緒にペリカンを連れて散歩をしていたため、ペリカンはアルボワとブルゴーニュを繋ぐ架け橋の役割も果たしていたと言われています。当時ブルゴーニュ公が所有していたヴォルネーの1級畑「Clos des Ducs(クロ デ デュック)」は現在ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルが単独所有しています。そのブルゴーニュ公の後を継いだドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルがアルボワでワインを造る、つまりブルゴーニュとアルボワが時を越えて再び繋がるということになるので、架け橋であった「Pélicanペリカン」をドメーヌ名に採用することになりました。

 所有する畑はトータルで15haになりますが、古木の植え替えなどでまだワインに出来ない若木も多いので、現在は実質約10haの畑でワイン造りをしています。全15haのうち、5.8haは2003年からビオディナミ農法を取り入れてワイン造りをしていた「Château de Chavanes(シャトー ド シャヴァネ)」が所有していた畑で、アルボワの代表的な葡萄品種であるサヴァニャン、シャルドネ、トルソー、プルサール、ピノ ノワールが植えられています。

 別の5haは「Jean Marc Brignot(ジャン マルク ブリノ)」が以前所有していた畑で2004年から2012年までビオディナミで運営されていました。この畑は「Grand Curoulet(グラン クルレ)」と呼ばれているアルボワで最初に開墾された区画で、素晴らしいサヴァニャンが出来ますが現在ほとんどの木が植え替え中となっています。残りの4.2haはアルボワ村の隣にあるモンティニー レ アルスール村の生産者で「ジュラの教皇」と呼ばれていた「Jacques Puffeney(ジャック ピュフネイ)」から2014年末に譲り受けた畑で、こちらもアルボワの品種に合う素晴らしいテロワールがある畑です。

 醸造所には空圧式圧搾機、選別用テーブル、温度コントロールのできるステンレスタンクなどの設備が揃っており、樽や大樽での熟成保管用の古いカーヴも3つあります。泥灰土と粘土石灰質の畑で出来る5つの葡萄品種から3つの変化に富んだキュヴェを造っています。ドメーヌ設立から最初の2年である2012年と2013年は天候が良くなかった影響から収穫量が非常に少なく、2012年は18hl/ha、2013年は25hl/haしか葡萄が収穫できませんでした。2014年は45hl/haと平年並みの収穫量となっています。


2018 Arbois Chardonnay
アルボワ・シャルドネ

15247
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はシャルドネ種100%。手摘み収穫、選別後に果皮浸漬はせずに350Lの樫樽(新樽10%)で2~3週間の醗酵、10ヵ月熟成。瓶詰前に複数のキュヴェをステンレスタンクでアサンブラージュさせます。コラージュとフィルターは透明感を出すために軽く行います。若木のシャルドネらしいフレッシュな酸味、ミネラル豊かでクラシックな味わいはブルゴーニュのテロワールとは少し異なる泥灰土に由来しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,380 (外税) 
【シャルドネのベース・キュヴェですが、ドメーヌ・デュ・ペリカンを知るのにベストな味わいです!2018年と2019年、比較してみてください!】
 実は2018年ものは昨年届いていまして、ベース・キュヴェでは有るものの、数が無かったもので・・2018年ものはテイスティングしていなかったんですね。ですが、上級キュヴェの2つはしっかり飲んでいますので、傾向は判っています。一応ですが、

「2019年ものに比較して妖艶さは劣るもののピュアな味わいは勝る」

と言って良いかと思います。

 実際のところ・・2018年ものと2019年もののベース・シャルドネの違いは想像に過ぎませんが、2019年ものはおそらく・・少なくとも新樽率は上がったんじゃないかと想像しています。

 ただし、2019年もののこの「官能感」は絶品でして、

「ここまでしっかり官能さが出ているシャルドネは、ブルゴーニュにも探すことが出来ないかも・・」

と思えるくらいなんですね。


 まぁ、サヴォワやアルボワの温度感と言いますか、「空気感」と言うべきか、それとも「細菌環境」と言うべきか・・・(^^;; まぁ、酵母も細菌ですから、ドメーヌ・デュ・ペリカンの畑もしっかり地元に馴染んだ性・・と言えなくも無いかもしれません。

 noisy が2019年ものドメーヌ・デュ・ペリカンの白を飲んでビックリしたのは、その変わり様です。2018年ものまでのペリカンのワインは非常にピュアでした。そしてシャルドネはブルゴーニュのシャルドネに非常に近しい感じがしたんですが・・2019年ものは、

「ジュラ!」

 そして、

「ダンジェルヴィーユ!」

を見事に感じさせてくれました。


 もし近いものがあるとするなら、それは「ダンジェルヴィーユのムルソー・プルミエ・クリュ・サントノ」です。そして、それをさらにジュラやサヴォワ、アルボワの空気で育てた風の空気感です。なので、

「非常に官能的ながらもダンジェルヴィーユ的な品の良さ!」

を感じさせてくれます。


 面白い教材だと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!






【サヴァニャンよりさらに飲み易く親しみやすい美しいシャルドネです!】

 まぁ・・サヴァニャンだと言うだけで「駄目かも・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ドメーヌ・ペリカンの白ワインに限っては、


「受け付けられないようなアロマは無い」

と申し上げておきましょう。全く問題無いと言えます。

 ブルゴーニュのシャルドネとは、やはり微妙に違うイントネーションが有りますが、それでも似ているのは地域的に近いと言うこと、酸膜系酵母を動かさないことに寄るでしょう。


 柑橘系の白や黄色の果実が詰まったアロマ、伸びやかなやや黄色い石灰系のミネラリティ、中域が適度に膨らみ、ややオイリーさとほんのりと存在する残糖感が、丸みのある味わいを生み出しています。凝縮していて密です。緯度感はコート・ド・ボーヌ同様ですが、熟れて凝縮したニュアンスや粘度がブルゴーニュ南部のプイィ=フュイッセ辺りの上質なシャルドネに重なって感じられます。

 また弦とか若芽とかの緑色を感じさせるアロマや酸も有り、全くの滑らかさだけの味わいとも違う印象ですね。サヴァニャンはとにかく滑らかで、高周波な酸のレベルは低いんですが、こちらのシャルドネに関しては、例えばマロをしていないようなシャブリにも通じるような若々しく鮮烈さを持つシャープな酸も感じられ、低いところから高いところまで全域の表現がされています。

 ほんのりとした残糖感は、まだ到着間もないうちにテイスティングしたことによるのかもしれませんので、おそらくボディと大分、一体となっている頃だと想像しています。

 新生ドメーヌですが、ブルゴーニュの大御所でもあるダンジェルヴィーユが新境地を描いたアルボワです。是非ご検討くださいませ。


2019 Arbois Chardonnay
アルボワ・シャルドネ

16132
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はシャルドネ種100%。ドメーヌ設立当初からあるキュヴェで醸造所がある「Montigny-les-Arsures(モンティニー レ ザルスール)」村にある複数の畑のシャルドネを使っています。丘の頂上付近にある泥土質の畑と西向きの斜面にあるジュラ紀中期の石灰質に覆われた泥灰質土壌の畑がメインとなっています。標高は醸造所より高い400mで樹齢は10~45年、醗酵は350ℓや500ℓの樫樽や20~60hlの大樽で行い、熟成は全体の30%は350ℓと500ℓの樫樽(うち5%が新樽)、残りは大樽やステンレスタンクで行われます。石灰質が鋭さとキレ、泥土がボリュームとミネラル感を与えており、バランス良く飲みやすい味わいに仕上がっています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,590 (外税) 
【シャルドネのベース・キュヴェですが、ドメーヌ・デュ・ペリカンを知るのにベストな味わいです!2018年と2019年、比較してみてください!】
 実は2018年ものは昨年届いていまして、ベース・キュヴェでは有るものの、数が無かったもので・・2018年ものはテイスティングしていなかったんですね。ですが、上級キュヴェの2つはしっかり飲んでいますので、傾向は判っています。一応ですが、

「2019年ものに比較して妖艶さは劣るもののピュアな味わいは勝る」

と言って良いかと思います。

 実際のところ・・2018年ものと2019年もののベース・シャルドネの違いは想像に過ぎませんが、2019年ものはおそらく・・少なくとも新樽率は上がったんじゃないかと想像しています。

 ただし、2019年もののこの「官能感」は絶品でして、

「ここまでしっかり官能さが出ているシャルドネは、ブルゴーニュにも探すことが出来ないかも・・」

と思えるくらいなんですね。


 まぁ、サヴォワやアルボワの温度感と言いますか、「空気感」と言うべきか、それとも「細菌環境」と言うべきか・・・(^^;; まぁ、酵母も細菌ですから、ドメーヌ・デュ・ペリカンの畑もしっかり地元に馴染んだ性・・と言えなくも無いかもしれません。

 noisy が2019年ものドメーヌ・デュ・ペリカンの白を飲んでビックリしたのは、その変わり様です。2018年ものまでのペリカンのワインは非常にピュアでした。そしてシャルドネはブルゴーニュのシャルドネに非常に近しい感じがしたんですが・・2019年ものは、

「ジュラ!」

 そして、

「ダンジェルヴィーユ!」

を見事に感じさせてくれました。


 もし近いものがあるとするなら、それは「ダンジェルヴィーユのムルソー・プルミエ・クリュ・サントノ」です。そして、それをさらにジュラやサヴォワ、アルボワの空気で育てた風の空気感です。なので、

「非常に官能的ながらもダンジェルヴィーユ的な品の良さ!」

を感じさせてくれます。


 面白い教材だと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!






【サヴァニャンよりさらに飲み易く親しみやすい美しいシャルドネです!】

 まぁ・・サヴァニャンだと言うだけで「駄目かも・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ドメーヌ・ペリカンの白ワインに限っては、


「受け付けられないようなアロマは無い」

と申し上げておきましょう。全く問題無いと言えます。

 ブルゴーニュのシャルドネとは、やはり微妙に違うイントネーションが有りますが、それでも似ているのは地域的に近いと言うこと、酸膜系酵母を動かさないことに寄るでしょう。


 柑橘系の白や黄色の果実が詰まったアロマ、伸びやかなやや黄色い石灰系のミネラリティ、中域が適度に膨らみ、ややオイリーさとほんのりと存在する残糖感が、丸みのある味わいを生み出しています。凝縮していて密です。緯度感はコート・ド・ボーヌ同様ですが、熟れて凝縮したニュアンスや粘度がブルゴーニュ南部のプイィ=フュイッセ辺りの上質なシャルドネに重なって感じられます。

 また弦とか若芽とかの緑色を感じさせるアロマや酸も有り、全くの滑らかさだけの味わいとも違う印象ですね。サヴァニャンはとにかく滑らかで、高周波な酸のレベルは低いんですが、こちらのシャルドネに関しては、例えばマロをしていないようなシャブリにも通じるような若々しく鮮烈さを持つシャープな酸も感じられ、低いところから高いところまで全域の表現がされています。

 ほんのりとした残糖感は、まだ到着間もないうちにテイスティングしたことによるのかもしれませんので、おそらくボディと大分、一体となっている頃だと想像しています。

 新生ドメーヌですが、ブルゴーニュの大御所でもあるダンジェルヴィーユが新境地を描いたアルボワです。是非ご検討くださいませ。


2018 Arbois Chardonnay Grand Curoulet
アルボワ・シャルドネ・グラン・キュルレ

15246
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はシャルドネ種100%。手摘み収穫、選別後に果皮浸漬はせずに350Lの樫樽(新樽10%)で2~3週間の醗酵、10ヵ月熟成。瓶詰前に複数のキュヴェをステンレスタンクでアサンブラージュさせます。コラージュとフィルターは透明感を出すために軽く行います。若木のシャルドネらしいフレッシュな酸味、ミネラル豊かでクラシックな味わいはブルゴーニュのテロワールとは少し異なる泥灰土に由来しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,280 (外税) 
【グラマラスでファット!ピュアさが光る2018年と、かなりの妖艶さにグラっと来てしまう2019年です!】
 素晴らしいシャルドネ!?・・でした。目から鱗・・これほどの穢れ無き妖艶さがシャルドネに載るとは・・そんなイメージです。そもそもそれはおそらく2018年ものにも存在するものなのでしょう。しかし、

「最初から・・リリース仕立てから」

 そんな素晴らしいエロティックさが感じられるのは2019年ものです。2018年ものはエロティックと言うよりはもっと清楚な感じです。

 2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンの白ワインは、押し並べてエロティック、官能的です。そしてそれが「嫌味」にならないのが・・ダンジェルヴィーユなんですね~・・。2008年頃からのダンジェルヴィーユのヴォルネイワインは、それまでの「やや乾いた感じ」を「濡れた表情」に大きく変更し、それとともに世界的な評価もグングン上昇しています。noisy たち、ワイン愛好家?としましてもそれは大歓迎で、

「ダンジェルヴィーユ復活!」

などとはやし立てた訳です。そして最近は、

「ヴォルネイ新時代の幕開け!」

を言い出しています・・いや、そんなことを言ってるのは noisy だけでは有りますが・・。


 そんな「濡れた」見事な味わいに、「官能感」がビシッと・・そしてダンジェルヴィーユ的な「高貴」なニュアンスをそのままに・・さらには「ジュラ、サヴォワ、アルボワ」のニュアンスを感じさせてくれる訳ですから美味しくない訳が無いでしょう?


 上が2019年、下の写真が2018年です。2019年がより官能的で上出来・・では有ると言えますが、決して2018年ものが大きく劣る訳では有りません。2018年もののピュアで健康的な美味しさは2019年ものに勝ります。2018年ものはむしろ非常にブルゴーニュ的・・であり、2019年ものはジュラっぽい妖艶さが載っている訳です。

 2019年ものがジュラっぽいとは言え、「産膜酵母」が織りなすシェリーっぽいニュアンスが有る訳では有りません。やはりそこは「温度感」「気温感」「空気感」かと・・思います。判りやすいのはやはり2018年ものと2019年ものの垂直テイスティングでしょう。

 この非常に豊かでピュアな「グラン・キュルレ」の味わいを是非知っていただきたいと思います。2018年もののピュアで清楚感のある美しさと、2019年もののエロさ・・飲んでみて下さい。超お勧めです!


2019 Arbois Chardonnay Grand Curoulet
アルボワ・シャルドネ・グラン・キュルレ

16131
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 「ARBOIS GRAND CUROULET SAVAGNIN OUILLÉ」同様、ドメーヌ設立の2012年に購入した畑で、アルボワで1番最初に葡萄が植えられた畑、そして1番良い畑のひとつと言われています。購入した際には60年以上の古木が植えられていましたが、すでにあまり良い葡萄が取れない状況だったため、ほとんどの葡萄の木を1度引き抜いてから畑を整備し、2015年に5haの畑にサヴァニャン種を2/3、シャルドネ種を1/3植樹しました。シャルドネはこの区画の中でも標高が高い場所に植えられており、ヴォルネーの1級区画「Clos des Ducs(クロ デ デュック)」に似ている泥灰質土壌がワインに緊張感を与えています。醗酵は350ℓや500ℓの樫樽や20~60hlの大樽で行い、500ℓの古樽で熟成させています。洗練されたエレガントな香り、ミネラル豊かで余韻も長く、混醸のシャルドネよりも辛口で直線的な味わいになっています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,790 (外税) 
【グラマラスでファット!ピュアさが光る2018年と、かなりの妖艶さにグラっと来てしまう2019年です!】
 素晴らしいシャルドネ!?・・でした。目から鱗・・これほどの穢れ無き妖艶さがシャルドネに載るとは・・そんなイメージです。そもそもそれはおそらく2018年ものにも存在するものなのでしょう。しかし、

「最初から・・リリース仕立てから」

 そんな素晴らしいエロティックさが感じられるのは2019年ものです。2018年ものはエロティックと言うよりはもっと清楚な感じです。

 2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンの白ワインは、押し並べてエロティック、官能的です。そしてそれが「嫌味」にならないのが・・ダンジェルヴィーユなんですね~・・。2008年頃からのダンジェルヴィーユのヴォルネイワインは、それまでの「やや乾いた感じ」を「濡れた表情」に大きく変更し、それとともに世界的な評価もグングン上昇しています。noisy たち、ワイン愛好家?としましてもそれは大歓迎で、

「ダンジェルヴィーユ復活!」

などとはやし立てた訳です。そして最近は、

「ヴォルネイ新時代の幕開け!」

を言い出しています・・いや、そんなことを言ってるのは noisy だけでは有りますが・・。


 そんな「濡れた」見事な味わいに、「官能感」がビシッと・・そしてダンジェルヴィーユ的な「高貴」なニュアンスをそのままに・・さらには「ジュラ、サヴォワ、アルボワ」のニュアンスを感じさせてくれる訳ですから美味しくない訳が無いでしょう?


 上が2019年、下の写真が2018年です。2019年がより官能的で上出来・・では有ると言えますが、決して2018年ものが大きく劣る訳では有りません。2018年もののピュアで健康的な美味しさは2019年ものに勝ります。2018年ものはむしろ非常にブルゴーニュ的・・であり、2019年ものはジュラっぽい妖艶さが載っている訳です。

 2019年ものがジュラっぽいとは言え、「産膜酵母」が織りなすシェリーっぽいニュアンスが有る訳では有りません。やはりそこは「温度感」「気温感」「空気感」かと・・思います。判りやすいのはやはり2018年ものと2019年ものの垂直テイスティングでしょう。

 この非常に豊かでピュアな「グラン・キュルレ」の味わいを是非知っていただきたいと思います。2018年もののピュアで清楚感のある美しさと、2019年もののエロさ・・飲んでみて下さい。超お勧めです!


2018 Arbois Chardonnay en Barbi
アルボワ・シャルドネ・アン・バルビ

15245
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はシャルドネ種100%。手摘み収穫、選別後に果皮浸漬はせずに350Lの樫樽(新樽10%)で2~3週間の醗酵、10ヵ月熟成。瓶詰前に複数のキュヴェをステンレスタンクでアサンブラージュさせます。コラージュとフィルターは透明感を出すために軽く行います。若木のシャルドネらしいフレッシュな酸味、ミネラル豊かでクラシックな味わいはブルゴーニュのテロワールとは少し異なる泥灰土に由来しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,890 (外税) 
【熟したフルーツが冷ややかに!・・そしてそれをピュアに清楚に複雑に感じさせる2018年と、僅かなピュアさを削り、妖艶さを載せた2019年!滅茶旨いです!】
 ここまで2018年と2019年のニュアンスが異なると、ある意味、お勧めの言葉も難しくはない・・かもしれませんが、どのコラムを読んでも内容が一緒・・と言われてしまえば、それっきりです・・すみません。

 ですが、いや・・相当に違うんですよ・・本当に。どっちが良いか?・・と問われれば、

「それはそれぞれの好みでしょう?」

 と言わざるを得ない訳ですが、最初から柔らかくて妖艶で飲みやすい感じが2019年ものですし、ピュアでミネラリティを直結で感じられるのが2018年もの・・だと思います。そしておそらく・・

「ドメーヌ・デュ・ペリカンが目指すスタイルは2019年ものが基本!」

であることは間違い無く、2019年もののアン・バルビを飲むことでそれが理解が深まる訳ですが、

「葡萄や、育った畑の個性をピュアに感じることが出来るのは2018年ものが(おそらく)最後!」

で有ることも同様に間違いない訳ですね。


 この違いは、単にヴィンテージ要素、葡萄の熟度だけに寄ることは無いはずで、樽の掛け方、そして二次発酵の深さにも・・つまり造り手の意識によってかなり左右されるはずです。

 ダンジェルヴィーユとしますと、アルボワの個性とダンジェルヴィーユの作法を融合させ、その上で完成されたのがこの2019年ものと言えます。

 面白いのは、パワフルさはもしかすると2018年ものの方がスッキリと理解できるかもしれないんですね。2019年ものはもしかしたら妖艶さの方に喰われる部分が有って尚且つ・・ですので、2019年ものが妖艶さを出さない方向に行っていたらどうなったか?・・などと想像してみると、2019年ものは、妖艶さを演出しても大丈夫なほど、良い葡萄に仕上がったと言うことなのかもしれません。

>2019年は2018年と比べると収穫量はとても少ないが葡萄はきれいで豊か、しかし緻密でエレガント、緊張感とエネルギーがある。2012年にワイン造りを始めてから最も天気が安定していた2018年と比べると、2019年はいくつかの懸念材料があったので印象はあまり良くなかったが、収穫量が少なかったことが良い方向に働いてくれて結果的には素晴らしいクオリティのワインとなった。

 まぁ、2019年ものの方が値上げで少し高目に出ていますが、その分、収量が減り減産を余儀なくされていますから仕方が無い・・でも葡萄にポテンシャルが有ったと言うことなのでしょう。

 どちらも素晴らしい出来だと思います。2019年もの、透明で黄色がしっかり、緑も透けて見え、良い色合いです。2018年ものはより黄色いですが、結構にパワフルです。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


2019 Arbois Chardonnay en Barbi
アルボワ・シャルドネ・アン・バルビ

16130
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
アルボワ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はシャルドネ種100%。「En Barbi(アン バルビ)」は畑の名前で、ドメーヌが設立された2012年から混醸のシャルドネに混ぜられていましたが、2016年ヴィンテージから実験的に単一区画のキュヴェとして造っており、2018年ヴィンテージから本格的に単一区画で瓶詰されることになりました。南向きの畑は斜面に囲まれた円形劇場のような形をしており、風から守られているおかげで温暖なので葡萄の成熟はとても早く進みます。樹齢は約15年で粘土質に覆われた泥灰質土壌で水はけが素晴らしく、葡萄の木にかかるストレスが少ないのでとても健康で成熟した葡萄が収穫できます。醗酵は350ℓや500ℓの樫樽や20~60hlの大樽で行い、熟成は全体の50%が350ℓと500ℓの樫樽、30%は大樽、残り20%はステンレスタンクで行われています。南国の果物や火打石を連想させるようなアロマ、緊張感と滑らかなミネラル感、口に含んだときのボリューム感ときれいな酸味、混醸のシャルドネよりも旨味が凝縮した飲み応えのある味わいです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,390 (外税) 
【熟したフルーツが冷ややかに!・・そしてそれをピュアに清楚に複雑に感じさせる2018年と、僅かなピュアさを削り、妖艶さを載せた2019年!滅茶旨いです!】
 ここまで2018年と2019年のニュアンスが異なると、ある意味、お勧めの言葉も難しくはない・・かもしれませんが、どのコラムを読んでも内容が一緒・・と言われてしまえば、それっきりです・・すみません。

 ですが、いや・・相当に違うんですよ・・本当に。どっちが良いか?・・と問われれば、

「それはそれぞれの好みでしょう?」

 と言わざるを得ない訳ですが、最初から柔らかくて妖艶で飲みやすい感じが2019年ものですし、ピュアでミネラリティを直結で感じられるのが2018年もの・・だと思います。そしておそらく・・

「ドメーヌ・デュ・ペリカンが目指すスタイルは2019年ものが基本!」

であることは間違い無く、2019年もののアン・バルビを飲むことでそれが理解が深まる訳ですが、

「葡萄や、育った畑の個性をピュアに感じることが出来るのは2018年ものが(おそらく)最後!」

で有ることも同様に間違いない訳ですね。


 この違いは、単にヴィンテージ要素、葡萄の熟度だけに寄ることは無いはずで、樽の掛け方、そして二次発酵の深さにも・・つまり造り手の意識によってかなり左右されるはずです。

 ダンジェルヴィーユとしますと、アルボワの個性とダンジェルヴィーユの作法を融合させ、その上で完成されたのがこの2019年ものと言えます。

 面白いのは、パワフルさはもしかすると2018年ものの方がスッキリと理解できるかもしれないんですね。2019年ものはもしかしたら妖艶さの方に喰われる部分が有って尚且つ・・ですので、2019年ものが妖艶さを出さない方向に行っていたらどうなったか?・・などと想像してみると、2019年ものは、妖艶さを演出しても大丈夫なほど、良い葡萄に仕上がったと言うことなのかもしれません。

>2019年は2018年と比べると収穫量はとても少ないが葡萄はきれいで豊か、しかし緻密でエレガント、緊張感とエネルギーがある。2012年にワイン造りを始めてから最も天気が安定していた2018年と比べると、2019年はいくつかの懸念材料があったので印象はあまり良くなかったが、収穫量が少なかったことが良い方向に働いてくれて結果的には素晴らしいクオリティのワインとなった。

 まぁ、2019年ものの方が値上げで少し高目に出ていますが、その分、収量が減り減産を余儀なくされていますから仕方が無い・・でも葡萄にポテンシャルが有ったと言うことなのでしょう。

 どちらも素晴らしい出来だと思います。2019年もの、透明で黄色がしっかり、緑も透けて見え、良い色合いです。2018年ものはより黄色いですが、結構にパワフルです。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


2018 Arbois Savagnin Ouille
アルボワ・サヴァニャン・ウイエ

15250
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はジュラの代表的な品種であるサヴァニャン種100%。ハツラツとしていて力強く直線的、レモンやエキゾチックフルーツのアロマが感じられます。このサヴァニャンの特徴的なアロマを残すために果皮浸漬をした後、500Lの旧樽で10ヵ月醗酵熟成させています。"Ouille"とは補酒を意味する"Ouiller"から来ている言葉で、サヴァニャンのフレッシュさとアロマを保つために2週間に1度のペースで同品種、同ヴィンテージのワインで補酒が行われています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,190 (外税) 
【サヴァニャン!・・サヴァニャンこそ、新たな白葡萄の代表選手になるでしょう!・・非常に官能的な2019年ものです!】
 すみません、2018年ものは飲めていませんで・・お詫び申し上げます。でも、2019年ものはしっかりテイスティングさせていただきました!

 他のコラムでも書いていますが、とにかく2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンは凄いです!そして白のエロさが半端無い訳です!そしてサヴァニャンが滅茶旨い訳です・・ある種の温かみを感じる空気感、その地に根付いた細菌・・いや酵母による実に複雑な味わいがする訳ですね。

 ですが、決して「産膜酵母」は動かしていない訳です。そんな意味では・・2018年ものも2019年ものも同じだと思われます。

「産膜酵母が動いていないサヴァニャンは複雑では無い?」

 そう問われますと・・中々に微妙では有ります。シャトー・シャロンクラスの凄いサヴァニャンは、やはり産膜酵母の働きを必要とする訳ですね。ウイヤージュ、補酒をしないことにより、そのサヴァニャンの潜在能力を凝縮て高め、熟成させるわけです。

 将来的にダンジェルヴィーユがそんなワインを造らないとも限りませんが、現在はそんな雰囲気は「ゼロ」です。ピュアなのに滅茶複雑性が高いんです。

 2018年ものはおそらく・・それ以前のラインを踏襲しているはずですので、「ピュアで複雑、ストレートなサヴァニャンの美味しさ」を見せてくれるはずです。ですが・・2019年ものは実にエロティックです。酸膜を動かしたサヴァニャンもそんなニュアンスを含みますが、むしろ2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンのサヴァニャンは、もっと官能的なエロティシズムを感じさせてくれます。

 素直に果実のピュアな美味しさを見せる(に違いない)2018年ものと、そこにエロティックさを大盛にした2019年・・しかも密度が素晴らしく高いです。これは是非飲んでいただきたい・・勿論、上級キュヴェのサヴァニャンはもっと素晴らしいんですが・・是非ご検討くださいませ。超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【とてもナチュラル!でも酸化・産膜酵母の動いた痕跡の無いピュアでポテンシャル高いサヴァニャンです!】

 このところ、非常にグイグイ品質を上げているダンジェルヴィーユです。noisy も実はしこたま仕入れているんですが、

「・・・レヴューを書く時間が取れない」

ので完成度が低く、まだご紹介していないアイテムがズラリ・・と並んだ状態です。

「何とかせんといかんぞ・・」

と思いつつも、日々の諸業務、毎週の新着のレヴュー作成、サーバー環境の更新、業務ソフトの開発、エージェントさんとの楽しい会話・・などでどんどん時間が削られてしまいます。ましてや某運送会社さんの度重なる変更による業務ソフトの書き直しとか送料アップの交渉後事とか・・いらぬ気遣いやら、本来はやらなくても良い仕事がどんどん積み重なり、気付けばいつも、

「いつの間にか翌日になっている」

ものですから、出荷のご案内なども皆さんもご存知のように、物凄く遅い時間になって送るようになることさえ有ります。

 さらには2、5、8、11月のリアルのテイスティングも有りますから、その月は常に臨戦態勢・・自分でも何をやっているのか分からなくなることも・・いや、それはオーバーですが、予定がきっちり詰まっちゃってることが多いんですね・・。

 ・・と取り敢えず言訳を咬ましたところでこの「ドメーヌ・ペリカン」のサヴァニャン2015年です。

 若いうちは硬くてテクスチュアがイマイチだった2000年台のダンジェルヴィーユもこの2010年台はビックリするほどのしなやかさ、ピュアさを見せてくれています。このサヴァニャンは、

「産膜酵母由来のアロマは全く無い!」

非常にナチュラルで美しいサヴァニャンです。すでに赤ワインご紹介済ですから、飲まれた方はその美しく伸びやかなアロマとテクスチュアに驚かれたことでしょう。ドメーヌ・ペリカンではこの酸膜由来のアロマを出さないようにしているそうです。

 以前、noisy のところでも、非常にポテンシャルの高い、僅かに酸膜由来の薫りのするサヴァニャンをnoisy もビックリするほどご購入いただきました。飲まれた方は、そのポテンシャルに驚き、数本、12本と言う単位でご購入されたものですから、結果とんでもない・・驚くべき数量になったんですね。

 しかしその一方では、やはり酸膜由来のアロマが受けつけられない・・もしくは、傷んでいると感じられる方もいらしたようです。最終的にはご理解いただき、新たな世界を発見できたとおっしゃられた方がほとんどでしたが、声に出さない方もおられるでしょうから・・そこは難しい部分でも有ります。

 さすがにそこまでのポテンシャルは・・このサヴァニャンには無いと断言できます。そりゃぁそうです・・産膜酵母由来だからこそ、その複雑精緻なとんでもポテンシャルが生まれる訳ですから。

 しかしながら、酸膜を動かさず、ピュアな味わいをナチュラルさを失わずに造ったサヴァニャンだとするなら、これもまた素晴らしい味わいだと言えます。

 とてもマッタリしていて艶やかで、中域低域の膨らみから、超高域までの細やかなアロマまで、素晴らしい表現をしています。果実も白から黄色、そして赤味を帯びたものまで多彩です。ほんのりオイリーで、やや黄色を感じる石灰系ミネラリティを多く含んだ余韻から、また果実の還りが有ります。

 素晴らしいサヴァニャンだと思います。特に「酸膜由来の香りが苦手な方」には、やや赤みの有る粘っこいシャルドネ・・?みたいなイメージで美味しく楽しめるはず・・などと感じています。ぜひペリカンのサヴァニャン、挑戦してみてください。美味しいです!


2019 Arbois Savagnin Ouille
アルボワ・サヴァニャン・ウイエ

16129
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はサヴァニャン種100%。葡萄の木の樹齢は平均30年で醸造所がある「Montigny-les-Arsures(モンティニー レ ザルスール)」村の複数の区画の葡萄を使用しており、土壌も多様で三畳紀(トリアス紀)の虹色の泥土、ジュラ紀中期の石灰岩で覆われた灰色泥土、そしてジュラ紀前期の泥灰土など様々な土壌が見られます。サヴァニャン種の特徴的なアロマを残すために収穫の1/3をひと晩果皮浸漬をした後、350ℓと500ℓの樫樽、20~60hlの大樽などで醗酵させ、熟成は全体の半分を500ℓの樫樽(新樽2%)で、残りを大樽やステンレスタンクで行っています。"Ouillé"とは補酒を意味する"Ouiller"から来ている言葉で、ジュラ地方ではサヴァニャン種は主に被膜で酸化させて醸造されるものが多いですが、当ドメーヌではサヴァニャン種のフレッシュさとアロマを保つために2週間に1度のペースで同品種、同ヴィンテージのワインで補酒が行われています。柑橘系果実や南国の果実のアロマが素晴らしく、ハツラツとした酸味と柔らかい果実味、メリハリのある直線的な味わいが特徴です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,390 (外税) 
【サヴァニャン!・・サヴァニャンこそ、新たな白葡萄の代表選手になるでしょう!・・非常に官能的な2019年ものです!】
 すみません、2018年ものは飲めていませんで・・お詫び申し上げます。でも、2019年ものはしっかりテイスティングさせていただきました!

 他のコラムでも書いていますが、とにかく2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンは凄いです!そして白のエロさが半端無い訳です!そしてサヴァニャンが滅茶旨い訳です・・ある種の温かみを感じる空気感、その地に根付いた細菌・・いや酵母による実に複雑な味わいがする訳ですね。

 ですが、決して「産膜酵母」は動かしていない訳です。そんな意味では・・2018年ものも2019年ものも同じだと思われます。

「産膜酵母が動いていないサヴァニャンは複雑では無い?」

 そう問われますと・・中々に微妙では有ります。シャトー・シャロンクラスの凄いサヴァニャンは、やはり産膜酵母の働きを必要とする訳ですね。ウイヤージュ、補酒をしないことにより、そのサヴァニャンの潜在能力を凝縮て高め、熟成させるわけです。

 将来的にダンジェルヴィーユがそんなワインを造らないとも限りませんが、現在はそんな雰囲気は「ゼロ」です。ピュアなのに滅茶複雑性が高いんです。

 2018年ものはおそらく・・それ以前のラインを踏襲しているはずですので、「ピュアで複雑、ストレートなサヴァニャンの美味しさ」を見せてくれるはずです。ですが・・2019年ものは実にエロティックです。酸膜を動かしたサヴァニャンもそんなニュアンスを含みますが、むしろ2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンのサヴァニャンは、もっと官能的なエロティシズムを感じさせてくれます。

 素直に果実のピュアな美味しさを見せる(に違いない)2018年ものと、そこにエロティックさを大盛にした2019年・・しかも密度が素晴らしく高いです。これは是非飲んでいただきたい・・勿論、上級キュヴェのサヴァニャンはもっと素晴らしいんですが・・是非ご検討くださいませ。超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【とてもナチュラル!でも酸化・産膜酵母の動いた痕跡の無いピュアでポテンシャル高いサヴァニャンです!】

 このところ、非常にグイグイ品質を上げているダンジェルヴィーユです。noisy も実はしこたま仕入れているんですが、

「・・・レヴューを書く時間が取れない」

ので完成度が低く、まだご紹介していないアイテムがズラリ・・と並んだ状態です。

「何とかせんといかんぞ・・」

と思いつつも、日々の諸業務、毎週の新着のレヴュー作成、サーバー環境の更新、業務ソフトの開発、エージェントさんとの楽しい会話・・などでどんどん時間が削られてしまいます。ましてや某運送会社さんの度重なる変更による業務ソフトの書き直しとか送料アップの交渉後事とか・・いらぬ気遣いやら、本来はやらなくても良い仕事がどんどん積み重なり、気付けばいつも、

「いつの間にか翌日になっている」

ものですから、出荷のご案内なども皆さんもご存知のように、物凄く遅い時間になって送るようになることさえ有ります。

 さらには2、5、8、11月のリアルのテイスティングも有りますから、その月は常に臨戦態勢・・自分でも何をやっているのか分からなくなることも・・いや、それはオーバーですが、予定がきっちり詰まっちゃってることが多いんですね・・。

 ・・と取り敢えず言訳を咬ましたところでこの「ドメーヌ・ペリカン」のサヴァニャン2015年です。

 若いうちは硬くてテクスチュアがイマイチだった2000年台のダンジェルヴィーユもこの2010年台はビックリするほどのしなやかさ、ピュアさを見せてくれています。このサヴァニャンは、

「産膜酵母由来のアロマは全く無い!」

非常にナチュラルで美しいサヴァニャンです。すでに赤ワインご紹介済ですから、飲まれた方はその美しく伸びやかなアロマとテクスチュアに驚かれたことでしょう。ドメーヌ・ペリカンではこの酸膜由来のアロマを出さないようにしているそうです。

 以前、noisy のところでも、非常にポテンシャルの高い、僅かに酸膜由来の薫りのするサヴァニャンをnoisy もビックリするほどご購入いただきました。飲まれた方は、そのポテンシャルに驚き、数本、12本と言う単位でご購入されたものですから、結果とんでもない・・驚くべき数量になったんですね。

 しかしその一方では、やはり酸膜由来のアロマが受けつけられない・・もしくは、傷んでいると感じられる方もいらしたようです。最終的にはご理解いただき、新たな世界を発見できたとおっしゃられた方がほとんどでしたが、声に出さない方もおられるでしょうから・・そこは難しい部分でも有ります。

 さすがにそこまでのポテンシャルは・・このサヴァニャンには無いと断言できます。そりゃぁそうです・・産膜酵母由来だからこそ、その複雑精緻なとんでもポテンシャルが生まれる訳ですから。

 しかしながら、酸膜を動かさず、ピュアな味わいをナチュラルさを失わずに造ったサヴァニャンだとするなら、これもまた素晴らしい味わいだと言えます。

 とてもマッタリしていて艶やかで、中域低域の膨らみから、超高域までの細やかなアロマまで、素晴らしい表現をしています。果実も白から黄色、そして赤味を帯びたものまで多彩です。ほんのりオイリーで、やや黄色を感じる石灰系ミネラリティを多く含んだ余韻から、また果実の還りが有ります。

 素晴らしいサヴァニャンだと思います。特に「酸膜由来の香りが苦手な方」には、やや赤みの有る粘っこいシャルドネ・・?みたいなイメージで美味しく楽しめるはず・・などと感じています。ぜひペリカンのサヴァニャン、挑戦してみてください。美味しいです!


2018 Arbois Savagnin Ouille Maceration Pelliculaire
アルボワ・サヴァニャン・ウイエ・マセラスィヨン・ペリキュレール

15249
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 2018年ヴィンテージから混醸のサヴァニャンに使われる葡萄の一部を「Macération Pelliculaire(マセラシオン ペリキュレール)」いわゆる果皮浸漬を行って赤ワインと同じように醸造したキュヴェを造り始めました。選別、除梗後に開放桶で液循環を行いながら10日間醗酵させ、圧搾後に樫樽とステンレスタンクに移して熟成させます。干し葡萄のような甘い香り、フルーティで酸味とミネラルのバランスも良く、緊張感を保ちながらもよりストラクチャーのしっかりとしたワインになっています。フィネススタッフがドメーヌで試飲していた際に同席していた2004年世界ソムリエコンクール優勝者のエンリコ ベルナルド氏は「アプリコットを使ったハト料理やモリーユ茸のクリームソース、タイ料理などのスパイシーなものが合うのではと感じます」とコメントしており、生産者曰くゴルゴンゾーラ、ロックフォールと併せて3大ブルーチーズと呼ばれているスティルトンというイギリスのチーズとも相性が良かったとのことです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,280 (外税) 
【滅茶複雑で官能的なサヴァニャンの美味しさに、白ワインとは思えないほどのボディ感覚が備わった素晴らしい味わいです!】
 2018年もののダンジェルヴィーユ、ドメーヌ・デュ・ペリカンのサヴァニャンは、余りに数が無く、ほぼ飲まなかったんですが・・今になって思えば失敗したなぁ・・飲んでおけば良かったと思っています。

 それほどまでに2019年のドメーヌ・デュ・ペリカンのサヴァニャンは感動的で、魅力に溢れる素晴らしい味わいをしていました。その変化を見るためにも、リリース時に何とか飲んでおくべきだったと反省しています。

 なので、2018年もののレヴューは出来ませんが、それでも2019年ものを少しだけピュアな方向に持っていった感じ・・そのように想像しています。価格もその分でしょうか、少しだけリーズナブルです。

 2019年の、まぁ・・「オレンジワイン風」でしょうか、マセラスィヨン・ペリキュレールです。ビオ系の白ワイン生産者がさかんに使用している赤ワインと同様に果皮を漬け込むやり方です。

 この果皮浸漬を行った白ワインには、So2 を使いたくない性でしょうか・・生産者に寄っては、ほとんど「ミイラ」みたいな、果実感が失せ干からび過ぎた果実のようになってしまっているものも散見されます。ただし、結構に果実感は失せているのに、それでも精妙な果実エキスのニュアンスから、複雑で心地良い味わいを見せるものも有りますので、いきなり全てを否定するものではありません。

 ドメーヌ・デュ・ペリカンのサヴァニャンのこのキュヴェは、心地良いタンニンの膨らみが、まるで黒葡萄による赤ワインのような「ボディ」を感じさせてくれます。タンニンの質も良く、決して口内を刺激するようなものでは有りませんで、適度に膨らんでくれ、フルーツ、ドライフルーツのニュアンスを官能感を込めてしっかり伝えてくれますので、ミイラなどとはとっても言える部類のものでは有りません。

 高貴なニュアンスだけを見れば、むしろボディ感覚の素晴らしさと、相当に粘性を感じる味わいから、

「新しい白ワイン?」

的に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

 それに加えて、サヴァニャン種が持つ素晴らしくも複雑な入り組んだ味わい組成・・これがもう、単なるフルーツ、ドライフルーツでは無くしてしまうし、しかも相当に官能的ですので、それらの果実が完熟感を持って感じられるんですね。

 素晴らしい果皮浸漬のサヴァニャンでした!・・流石、ダンジェルヴィーユ・・いや、ダンジェルヴィーユだからこそ、ブルゴーニュの気品を持った果皮浸漬のサヴァニャンを造り出せたのかと思います。

 これは是非白ワインファンには飲んでみていただきたい・・でも、

「オレンジワイン、有りますか?」

と、単に流行りのものを追いかけている方にはちょっと向かないかもしれません。でも白ワインファンの方々には飲んでみていただきたいなぁ!・・そう思う見事な味わいでした。お勧めします。



2018 Arbois Savagnin Ouille Grand Curoulet
アルボワ・サヴァニャン・ウイエ・グラン・キュルレ

15248
自然派
白 辛口
フランス
ジュラ
ドメーヌ・デュ・ペリカン

■エージェント情報
 葡萄品種はジュラの代表的な品種であるサヴァニャン種100%。ハツラツとしていて力強く直線的、レモンやエキゾチックフルーツのアロマが感じられます。このサヴァニャンの特徴的なアロマを残すために果皮浸漬をした後、500Lの旧樽で10ヵ月醗酵熟成させています。"Ouille"とは補酒を意味する"Ouiller"から来ている言葉で、サヴァニャンのフレッシュさとアロマを保つために2週間に1度のペースで同品種、同ヴィンテージのワインで補酒が行われています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,990 (外税) 
【サヴァニャンの複雑に織り込まれたような美味しさ、そして妖艶さをダンジェルヴィーユ的な高い気品と共に味わえる逸品です!】
 これは素晴らしい!口入れで張りは漲るように口内に満ち、ホロホロと崩れながら・・また口内の感覚器官を細やかに揺らし、濃密な果実感覚を覚えさせつつ、美しい減衰を見せつつ、ノーズから官能感を覚えさせられる・・そんな感じです。

 まぁ・・言ってしまえば、ダンジェルヴィーユのパワフルで滑らかなムルソー=サントノをもう少し細やかな表情に持って行ったような感じで、むしろムルソー=サントノの方が直情的じゃないか?・・などとも思ってしまいます。もっとも、底から湧き上がるかのようなムルソー=サントノの力強さがこのグラン・キュルレには有りませんが、もう少しだけ腰高にした部分からの凄い表情もムルソー=サントノには有りません。

 じゃぁ、なんで似ていると思ってしまうのか?・・ですが、そこはやはり、「ダンジェルヴィーユらしさ」なのでしょうね。まだ始まったばかりの頃のドメーヌ・デュ・ペリカンのワインには、余りダンジェルヴィーユらしさは感じなかったものですが、

「このワインはサヴァニャンでは有るけれど、しっかりダンジェルヴィーユの影を感じる味わい!」

 であると思っています。


 noisy 的には、今後、ジュラやアルボワ、サヴォワのサヴァニャンは世界を席巻するんじゃないか・・と想像しています。そもそもすでにそんな感じが取れますよ。結構にエージェントさんは、

「ジュラ、売れないと思っていたんですが最近は入るとすぐなくなっちゃうんですよ。」

 などと何度か聞きました。


 Noisy wine でも結構にその傾向は有りまして、以前から・・40ケースも売れた某ワインも有るくらいですから・・はい。


 2018年ものは例によって・・飲めてはいません。ですが2019年ものは圧巻でした!・・おそらくこのサヴァニャン・グラン・キュルレがトップ・キュヴェになるかと思いますが、それだけの存在感をしっかり感じさせていただきました。是非飲んでみていただきたいと思います。お勧めします!

ドメーヌ・オリヴィエ・ジュアン

オリヴィエ・ジュアン

フランス Domaine Olivier Jouan ブルゴーニュ
● 2018年のオリヴィエ・ジュアンをご紹介させていただきます。フルラインナップとまでは行かないのですが、やはり好きなんですよね・・中々セールスは厳しいんですが止められない・・。やはりジャイエ的な果実の付きの良さと、黒~赤果実のバランス、そして3~5年経過した時の甘美な味わいは2018年ものも普遍であると判断しました。是非ご検討くださいませ。

 2017年のオリヴィエ・ジュアンです。すみません・・2016年ものは色々有って、飛ばしてしまいました。やはりモレとシャンボールは2016年、厳しいだろう・・特にモレは・・などと考えていたら、そうなってしまいました。

 2017年ものは、2015年ものをテイスティングして感じた、

「果実味系からエキス系への転身」

をさらに増大させていると感じました。めちゃドライなんですね・・冷涼感も漂ってきました。そして、

「リアルワインガイド誌の評価がジャンプ・アップ!」

していますよ。


 全アイテムほぼほぼ・・1.5~2.0点も上昇しています。シャルム=シャンベルタンは96+ですし、1級ラ・リオットは95、1級リュショは94+とグラン・クリュ並みの評価です。

 それでも1級は1万円ちょっとですから、非常にリーズナブルに感じるはずです。


 味わいが変わって来たと言うのはどういうことなのか?・・と勝手に想像してみるに、ジュアン本人は、さほど意識変革は無いんじゃないかな?・・と感じます。それは「激変」とか、「急変」と言うようなことでは無いことにも表れています。おそらく2010年以降、徐々に甘さを控え、ドライな味わいに変貌していっただけなのかと思います。天候の変貌や環境の変化に対応し、普段の生活をして行く上で、そのように導かれたのかな・・と感じています。あくまで推測です。

 noisy 的にも好ましい出来事ですし、リアルワインガイド誌の評価がジャンプアップしたと言うことは、おそらく皆さんもより高い評価をされるに違いないと思っています。

 ただし・・このところは結構在庫を抱えて来ましたので、仕入れを減らしてしまいました。結果論ではありますが、失敗したかも・・と言う気持ちが有ります。上のキュヴェはもう買えないですから・・はい。

 しかしながら、村名のクロ・ソロンも非常に美味しいですし、90点のA.C.ブルもリーズナブルです。94+、95と絶好調の1級2アイテムと含めまして、是非ともご検討いただけましたら幸いです。

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 オリヴィエ・ジュアンの2015年をご紹介します。素晴らしい出来栄えだった2009年・・・。運転資金取得目的の利益度外視プライスを付けるどーしようも無いネットショップに叩き売られていて、とても販売は苦労してました。素晴らしいワインなのに、結局造り手を育てる方向には中々向かわない、申し訳ないドメ ーヌでした。

 どーしようも無いショップさんは運転資金を得る目的ですから、都合マイナスにならなければ良いし、経費なども出来るだけ掛けない方向になってしまいます。釣った魚に餌をやらない的な考えなのでしょう。コンディションが良いはずもなく、結局は造り手の評価を下げる方向に動きます。お客様にとっては安い方が良いのは事実・・しかし、安すぎるのは何かしらの問題が有ると考えるべきでしょうね。ですので、そういうショップさんに流すならもう買わない・・と言うことも有りますよ。

 まぁ、そうは言いながらも入荷数でアイテム当たり1ケースに満たない数量しか無いと、さすがにnoisyも飲むわけにも行かないので、どーしようも無いショップと大差無いと言われても返す言葉が有りませんが、素晴らしいヴィンテージになったと思われるオリヴィエ・ジュアンの2011年を、取り合えずはご紹介できたことに安堵しています。少ない年は、例年以上に、収穫減以上に減らされるものです。毎年、出来るだけ飲んでご紹介してきましたが今回も申し訳有りませんがリアルのポイント中心でのご紹介になります。

只一、我慢できずにモレ・サン=ドニ・クロ・ソロンを開けました。オート=コートでさえ・・12本なので・・・

 で、やっぱり感じたことは、

オリヴィエ・ジュアンのワインの味わいは、アンリ・ジャイエ的な懐かしくも温かい果実味が中心!

 明らかにエマニュエル・ルジェよりもアンリ・ジャイエ的です。アペラシオンの違いは有っても・・です。もっとも神様のパーフェクトなバランスなワインまでには達しては居ない・・とは思いますが、この味わいは妙にクセになってしまいます!

 価格的には、昨今のレートが災いして上昇しています。申し訳ないけれど・・これはもうどうしようも無く。頭を抱えてしまいます。

 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメ ーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。
 醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。
 また、ドメ ーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。
 「趣味は仕事です」真面目一筋。(しかし、来日時に一緒にカラオケに行った時は相当羽目を外してくれました)。
 近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。

所在村 Arcenant
醸造家 Olivier Jouan
所有畑面積 8.5ha
ドメ ーヌ継承年 1999年
栽培における特記事項 ビオロジー(1999年から。Ecocert認証)
醸造における特記事項 天然酵母のみで発酵、澱引きはビン詰め前に1回のみ、SO2の使用は最小限
販売先 フランス国内80%(個人のワイン愛好家、ワインショップ)、輸出20%(スイス、カナダ、アメリカ、日本)
掲載実績のある海外メディア 「Guide Hachette」、「Bourgogne Aujourd'hui」
参照できる日本のメディア 「リアルワインガイド ブルゴーニュ」(堀晶代著)P31、「リアルワインガイド」第14号P54とP62


2018 Morey-Saint-Denis 1er Cru la Riotte Vieilles Vignes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・ラ・リオット・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15944
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・オリヴィエ・ジュアン

◆◆◆2017年ものの評価です。 リアルワインガイド第67号 今飲んで94 ポテンシャル95 飲み頃予想 2022~2050
■エージェント情報
 ラ・リオットはモレ・サン・ドニ村の中心部に位置。0.3ha。樹齢約60年のVV。新樽比率50%。「ラ・リオットは、骨格が大きく、長期熟成型のワインを生むテロワールです」(オリヴィエ・ジュアン)。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,200 (外税) 
【こちらはテイスティングできませんでした・・申し訳ありません・・】
 ネットのワイン屋も、ページを作ってワインだけ売っていれば良かった時代はもう、とうに終わっています。こうしている今もまたサーバーが攻撃されています。勿論・・迎え撃ってますので大丈夫ですが・・(^^;;

 それに先日はクレジットカードの取次様に「蹴られて」しまう状況が起きました。お客様には大変なご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ありませんでした。

 もう、その対応でドタバタしておりまして、何とか復旧はしていますが・・。要は、

「取次様が何も言わずにセキュリティーサーバーを追加したため、環境が変わって接続できなくなった」

と言うことだったんですね。

 なので、お客様のお支払方法の変更対応は勿論ですが、Noisy wine のサーバーの調整、プログラムの調整など、本来はやらなくて良い、もしくは、どう変わるかが判っていれば前以て対応して済んでいたはずなんです。

 ですので、お客様には、もしクレジットカードの手続きが上手く行かない場合は、「一旦銀行振込にしてご注文を確定」させてください。ご迷惑をお掛けいたしますが、当方にて修正いたしますのでよろしくお願いいたします。

 こちらのラ・リオットはクロ・ド・ラ・ロシュに近接、ジュヴレ側の1級ですので、シャンボール側のレ・ルショとは違いますよね。簡単に言えばパワフルです。そしてナトリウムっぽいミネラリティも有る感じ・・白っぽいと言った方が判りやすいかもしれません。今回は飲めていませんので申し訳ありません。新型コロナで、リアルワインガイドも含め、海外に出られないのは・・本当に困ります。どうぞよろしくお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
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 【オリヴィエ・ジュアンの看板、二つの1級も以前のシャルム=シャンベルタンと同様の評価です!】

二つの1級、ラ・リオットとレ・リュショも非常に高い評価です。リアルワインガイド誌第67号において、ラ・リオットV.V.がポテンシャル95、レ・リュショV.V.がポテンシャル94+と、以前のシャルム=シャンベルタンと同様の評価にまで上り詰めています。

 1級ラ・リオットは、グラン・クリュ・クロ・ド・ラ・ロシュを構成するリューディ、レ・シャビオの直下に接しています。下部に有る分、豊かな味わいになりますが、たっぷりな鉱物系のニュアンスを持つ、比較的パワフルな味わいです。クロ・ド・ラ・ロシュ的なニュアンスはさほど無い・・と考えがちですが、裏に・・奥に回っている、もしくは豊かに感じる要素に隠れている、骨格的要素に回っているとも言えます。長い熟成を経て、むしろ果実が失せて来てからこそ、その全貌が見えるかもしれません。

 1級レ・リュショはモレの村の南端、グラン・クリュ・クロ・ド・タールとグラン・クリュ・ボンヌ=マールの二つの下部に接する素晴らしいロケーションです。レ・リュショの下部には、ルーミエさんの1級ビュシェール(クロ・ド・ラ・ビュシェール)が接していますし、シャンボール1級レ・センティエとも接しています。

 ですので・・悪い訳が無い・・(^^;; 昨今のルーミエさんのクロ・ド・ラ・ビュシェールは、以前の野暮ったさは全く無く、完全に村名シャンボールを凌駕しています・・まぁ、シャンボールは1級も混ざっていた時期も有りますので一概に比較はできないとしても、

「熟したら美味しいがリリース直後はテクスチュアがざらつく・・」

と思ってました。最近のヴィンテージはホント、素晴らしいですよね?


 そんな畑ですから悪い訳が無く、94+ と言う評価も納得の行くものです。反対にレ・リュショやラ・リオットの出来の良いワインを他に探せ・・と言われたら、非常に困難です。

 まぁ、モレ=サン=ドニと言う村のワインは、コート・ド・ニュイで最もリーズナブルですので、

「いつの間にかエレガント系に寄って来たオリヴィエ・ジュアンの1級からは目が離せない!」

と言って良いかと思います。是非ご検討くださいませ。

ドメーヌ・ギイヤール

ギイヤール

フランス Domaine Guillard ブルゴーニュ
● エージェントさんから新たな情報が無いので良くは判らないんですが、どうもギイヤールに大きな変化が有ったように感じた2018年をご紹介致します。・・・いや、あの人も、このドメーヌも変わった、大変化だと、最近は良く言っているので、

「変わった変わった詐欺疑惑?」

がお客様の中で蔓延しているんじゃないかと危惧している noisy ですが、いや~・・本当に・・

「ギイヤールが大変化!」

しちゃったんですね。


 で、どう変わったか・・ですが、それを言う前に、今まではどうだったか?・・を言わないといけないですよね。表面上は余り売れていないだろうと皆さんは思っていらっしゃったかもしれませんが、実は「それなり以上に」は売れていたんですよ。なので、「ちゃんと総括」しないといけないかと言う事でして、はい。

 2016年までのギイヤールは、超ドライでミネラリティも高く、赤果実も有るし赤くも見えるが味わいは黒っぽく、全体のトーンはややハードなものの、エキスが綺麗に出た素晴らしいものでした。ドライな中に余韻が比較的「ハッキリ」と長くたなびく感じです。

 相続がどうなるかが危ぶまれていますが情報も無く、これほどまでにリーズナブルで美味しいジュヴレをリリースしているのは、

「ハッキリ言ってギイヤールだけ」

です。

 そしてそれが変化し始めたのが2017年・・ちょっと、「おや?」と思ったのは覚えています。


 で、2018年ものですが・・

 これ・・ですよ。凄い色合いでしょう?・・

 今までの、どちらかと言えば「黒一色」に感じられるビターでハードボイルドな味わいが、柔らかなテクスチュアと赤いベリーな果実、ナチュールさが感じられる「ふんわり感」が漂っています。写真はジュヴレ村名のレニヤールですが、滅茶美味しいです!


 これ、一体どう言うこのなんでしょう?・・ミシェルさんがまだいつものようにやっていただけでは、こうはならないと思うんですね。

「・・これは・・若い娘でも入れたんじゃないか?」

 あ、いや、娘とは限らず男性かもしれませんが、今までの「ハッキリ、クッキリな味わい」なデジタリックなものから、ややフラクタル感みたいなものが加わった「アナログ」なものへと大きく変化しているんですね。

 しかも「ナチュール」なニュアンスも感じます・・いや、まったく危うさ、アヴァンギャルドさは無いですよ。

 ですのでこれは、

「上手く行ったのであれば、相続問題も解決か?」

「ふんわり感が心地良く、古典的な味わいから現代的な味わいへ?」

変わったと判断しています。・・いや、今のところ・・・(^^;;


 ですが、味わいは本当に依然と大きく異なりますので、飲まれたら驚かれるんじゃないかと思うんですね。この素晴らしい2018年ギイヤール、是非飲んでみて下さい。絶対に無くしてはいけないドメーヌだと思ってます!

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2017年のギイヤールをご紹介致します。2016年ものがま~・・非常に美味しくて、すぐ飲んでも良く、熟成させても間違い無い・・しかも以前のような「鉄仮面的な黒くドライな味わいからの内向的味わい」は無くなっていました。

 2017年はその延長上にあるとばかりに思ってテイスティングに臨んだんですが・・・

 確かに延長上に有りました。しかしながら、以前から延々と続いていたシャンボール的に硬さのあるテクスチュアは・・どのワインにも変化が見られ、柔らかさのあるボディに加え、テクスチュアには複雑性が紛れ込み、それが味わい深さに繋がっているのが感じられました。

 まぁ・・2016年ものも当初は良く売れたんですが、長く続いたのはA.C.ブルだけ・・後はしばらくして脱落していってしまいました。

 理解されるまでは時間が掛かりますよね。あのミュヌレ=ジブールでさえ売れませんでしたしね・・。

 ですのでシツコク・・滅茶美味しくて滅茶リーズナブルな、「ジュヴレの良心」とも言いたいギイヤールのワイン、お勧めしていきたいと思っています。むしろ相続がどうなっちゃうのか心配で・・これほどまでに良心的なドメーヌものは他には全く見当たらないので・・本当に心配です。


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 年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2016年ものをご紹介します!!

 本当に素晴らしいと思った2015年ものでしたし、皆さんのギイヤールに対する印象もだいぶ変化してきたのを肌で感じています。

 ところがですね・・2016年ものはもう、2015年を超えて来ちゃったんですね。ジュヴレは超難しかったはずの2016年ものですよ?・・多くの生産者が良くて例年並み、悪ければ少し落とした年ですが、

「タイトに締まった黒果実風味のビター味」

をすっかり脱却してしまい、

「まるでセラファンか?・・と感じてしまうような官能的なアロマと、セラファンが熟し始めの頃の滑らかさに、赤果実の美しいディテール、シルキーなテクスチュアと、それまでのビター感を抑えた長い余韻のエキス味」

になっていたんですね。

 そして、2016年ものが嬉しいのは、ACブル、ジュヴレ村名レニアールV.V.でその良さが充分判るんですよ。

 まぁ・・信じられないと思いますよ。でも本当です・・。良かったですね!・・リーズナブルなのに超高質です。是非ビックリしてください。


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年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2015年ものをご紹介します!!これはもう・・嬉しい驚きでも有ります!

 外国語の日本語訳と言うのは難しいもので、ギイヤールか、それともギヤールが正しいのか判りませんが、一応ギイヤールとさせていただきました。しなやかでささやかで心に染み入る味わいです。

 このギイヤール、皆さんは結構ご存知のようで・・・。某ワイン漫画で取り上げられ、凄い売れ行きをしたらしい・・・と、もっぱらの噂ですが、noisyのところにそのお流れが有ったとは、到底思えません。おかしいよなぁ・・・。googleでギイヤールを検索すると、何故かこのhpが二番目なのに・・!

■生産者紹介■
ギイヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌで、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエーユ・ヴィーニュ、1級畑レ・コルボーを造っています。彼の父はかつてピエール・ダモワで修行した人物で彼自身も物心ついた頃からワイン造りに関わってきました。(ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・デ・ベーズの1/3を所有する名門ドメーヌ)1952年には現在のドメーヌを立ち上げ、現在は二代目のミシェルに引き継がれています。平均樹齢は40年。中には樹齢70年以上のものも含まれています。収量は20~40hl/ha.です。
 (ミシェル・ギイヤール氏)
◆栽培・醸造◆ リュット・レゾネ。除草剤は使用していません。収獲後、100%除梗し、低温発酵。例年は12ヶ月の樽熟成ですが、2011年に関しては2010年同様、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後の瓶詰めとなりました。ノンフィルター。


2018 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

16040
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ギイヤール
2021/10/16(土)より出荷可能

2021/10/16(土)より出荷可能
■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 収穫し除梗後、低温で5日間かけて発酵を行う。新樽30%で18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,250 (外税) 
【「より赤みを増大し・・」と書いた2017年よりも、赤い果実がナチュラルにふんわりと感じられる・・あれ?ヴァン・ナチュールに仲間入り?などとも思ってしまう2018年ものです!】
 「変わった変わった詐欺」疑惑を晴らすためにも、お客様には是非飲んでいただかなければならないギイヤール2018年です。まぁ・・その「気」は2017年ものも有りましたし、言ってみればこの7~8年の間は、

「黒から赤への脱却」

がギイヤールのテーマだったのかもしれず、それが結実しただけで・・「若い娘疑惑」は noisy の邪推に過ぎないのかもしれません。

 しかし、A.C.ブル、村名レニヤール、村名コルヴォー、1級オー・コルヴェとテイスティングを勧めた訳ですが、

「もうA.C.ブルのテイスティングから超違和感がビシバシ!」

来てました。

 まぁ、このフレーズも他のドメーヌで使っちゃってますから詐欺疑惑を晴らすことにはならないとは思いますが、おそらくこれ以後のコメントも、以前のものとは大きく違うはずなので是非チェックしてみてください。(noisy は時間が無いので以前のものは読み返せませんが・・)

 赤~い果実がふっくらと、でもドライで全く甘く無く、透明感の高いミネラリティと共に感じられます。以前はこの段階でハードなテクスチュアとビターさが来ていたんですがそれは無く、むしろ接触感にグラディエーションが有って、そのハードさにたどりつけず、以前の黒さにもたどりつかない感じなのかもしれません。

 ほんのりジャミーで美しく、柔らかなアロマを口内から受け取りながら、ふんわり感を持ったまま余韻を迎えます。以前はここでもっと・・ハッキリとした感覚が有り、まるで硬筆でラインを描くかのような余韻だったものが、言ってみれば、

「毛筆で・・しかも(赤い)石墨で・・」

描いたような感じなんですね・・石墨って判りますでしょうか?・・ちょっと灰色が強い感じの墨です。黒くならないやつ・・。薄墨っぽいと言っても良いかもしれません。


 ここまで言えば、

「え?・・それってギイヤールのこと?・・嘘だぁ・・」

と、良くお飲みの方なら思わず口に出てしまうはず・・。そう・・だから・・


「変わった変わった詐欺」

は、事実無根・・現実なんですね。本当にギイヤールは変わったんです。

 価格は今まで通り・・滅茶リーズナブルです。それでもA.C.ブルはちょっとシャンボールっぽさのあるミネラリティを多く感じるかもしれません。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【より赤みを増大し、ボディの柔らかさとしなやかなテクスチュアを得た村名ジュヴレ並みのA.C.ブルゴーニュです!】

 強烈にドライで黒みを多く持った果実が主体の味わいから、この2年ほどは「赤さ」が増えて来ていた・・実は隠れた人気商品、ギイヤールのブルゴーニュ・ルージュです。相当・・販売数は有ります・・知らない方はほとんど手を出されてませんが、飲まれた方のバックオーダーは凄いですよ。

 いつもの通り、ドライでエキスしっかり、ちょっとシャンボールっぽい硬さを持っている2017年・・だとばかり思ってテイスティングしましたら・・いや、「硬くない!」のにビックリしてしまいました。

 まさにジュヴレ村名的な大きさのある味わいは変わりないんですが、2016年までのつやつやに滑らかな、やや硬めのテクスチュアが、

「ソフトなボディに襞のある柔らかなテクスチュア!」

に変わっていたんですね!


「・・あれ・・随分また・・近寄りやすいスタイルになったと言うか、外交的になったんじゃない?」

とつぶやいてしまうほどでした。


 そう思って2016年もののグラスの写真を見ると・・確かにシャンボール的な顔をしているようにも見え、改めて2017年ものを見れば・・そう思いません?・・(^^;;


 これ、相当美味しいと思います。3千円ちょっとのA.C.ブルは、ここのところ大人気のユドロ=バイエ(・・エージェントさんもビックリしてますよ・・何が起こったかと・・)と人気を二分するんじゃないか?とさえ感じます。

 ただしこのギイヤールのA.C.ブルは、先にも書かせていただいたんですが、かなりの数を販売しています。美味しいから売れないはずが無い!・・と長く販売し続けたことがそんな結果になっているのかな・・と思います。もしまだ飲まれていなかったら、

「以前のギイヤールとはだいぶ変わっていますが」

非常に美味しいですので・・是非、飲まれてみて下さい。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【心より「美味い!」と言える素晴らしい仕上がり!・・この出来で2016年?・・しかも厳しかったはずのジュヴレ村・・?・・硬いヴェールをはぎ取るのに成功したギイヤール2016年はジャンプアップのヴィンテージです!】

 以前の写真、グラスをヴィンテージ毎に比較してみていただけたら一目瞭然でしょう。

 2014年までは黒み掛かり、透明なミネラリティが透けて見えるような写り方をしているはずです。2015年になり、赤みが黒みを覆うようになり、ピノ・ノワールが適正な時期に収穫されたことを伺わせる色合いをしています。・・まぁ、適正と言うよりは以前までよりも早いタイミングなのでしょう。

 2016年はどうでしょうか?・・単に収穫時期だけを想像するならば、むしろ2015年ものよりも「遅い収穫」を思わせる色合いです。単純明快な2015年の澄んだ色合いに比較しますと、もっと全然複雑な環境を経て来たことを伺わせます。そして「柔らかさ」や「シルキーさ」までも見せてくれているように思えないでしょうか?

 ま~・・驚きました。

「これがギイヤール・・なの・・?」

 ある意味、例えばセラファンを開けた時のような「ジュヴレのワインを想像させる深くもエロティックなアロマ」がスピードを持ってノーズへ飛び込んで来ます。

「・・えっ?」

と、もし2014年以前のギイヤールしか知らない方が飲まれたとしたら、驚き以外の何物でも無く、急いでグラスを傾けることでしょう。

 そして、柔らかく、ふっくらとしたその液体から、見事な膨らみと、滅茶シルキーな舌触り、ノーズに抜けて行く上質なピノ・ノワールならではの複雑かつ歓喜に結び付くに違いないエロティックな香りが抜け、ギイヤールならではの美味しい、ややビターに振った味わいを含んだ余韻に繋がって行きます。

 もう・・これは飲むしか無いです!・・これとこの上のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールは、今から飲んで絶品です。しかも価格も、これ以下のプライスはまともなワインなら全く見当たらないと言って良いほどの安値です。本当に有難い・・

「・・こんなに安くて良いの?」

と思わず言葉に出てしまうか、

「美味しい・・」

と言ってその後絶句したままになるか、

「まぁ・・こんなものだね。」

と強がるか・・(^^;


 どうしたいか、どうするかはあなた次第ですが、

「厳しかったはずの2016年を全く感じさせない見事な仕上がり!」

と言うことは、認めざるを得ないでしょう。


 2016年、ミシェル・ギイヤールは素晴らしいワインを生み出した・・それもギイヤールのワインの特徴・・とも言えた、やや硬い質を捨て去り、ビター感を抑え、ピュアでナチュラルな方向性を打ち出したと言えます。

 是非沢山飲んでくださいね。・・と言っても欲しいだけ、売りたいだけ買わせて貰えると言うものでも無いので、無くなってしまったら申し訳ありません。素晴らしいです!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この赤みの有る深い色合いに、2015年の出来の良さを見ることが出来ます!とても美味いです!】

 良いですよね~・・すでに官能感を出して来てくれそうな・・赤みを帯びた深い色合いをしています。

「ドライで美味いしリーズナブルなので是非!」

と言い続けてもう何年経つでしょうか。これほど力を入れてレヴューを書いても中々売れなかった造り手さんは・・いません・・(^^;;

 それでもとても美しい仕上がりだった2014年のこのワインは、今までに無いほどの売り上げを記録させていただきました。帰り注文も実際、とても多かったですし、エージェントさんの在庫が有るのを良いことに、追加追加で販売させていただきましたところ、結構な数字にようやくたどり着いた感じです。

 こちらもギイヤールの2015年、2014年の他のワインと同様、明らかに今までと違っています。見た目でそれは良く判ると思うんですね。


 しかしながら、ギイヤールのワインのスタイルが変わった訳では有りませんし、味筋も変わってはいません。

「・・ん?・・どう言うこと?・・」

と思われるかもしれませんが、それは非常に簡単・・。

「ヴィンテージの要素をギイヤールなりのスタイルで昇華した味わいに過ぎないから・・」

です。


 葡萄はより熟そう・・としたヴィンテージなのでしょう。そして実際、良い感じに熟度の高い葡萄が採れた・・すなわち、糖分が乗り、酸度も失わない良い葡萄を得る機会に恵まれた2015年と言うヴィンテージです。

 しかしながら、それをどう仕上げるのか・・が造り手の腕の見せ所です。勿論、葡萄の熟を見ながら

「いつ収穫するか?」

も、非常に重要なファクターです。


 フレッシュな葡萄が持つピノ・ノワール的な美しい酸を失わず、糖度の乗った葡萄を得るタイミングを知ることが必要です。

 2015年は過熟気味の葡萄を得た生産者が多く、単純に「酸不足」とは言えないものの、「仕上がりはちと甘い」と言う声も聞こえてきます。

 noisy 的には、それは2015年のスタイルで、柔らかい酸と凝縮感のあるヴィンテージ・・と言う理解ですし、それを収穫のタイミングで調整できた生産者は、アルコール分を高くすること無く・・つまり、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的なエレガントさを失わずにワインに仕上げられた・・と言うことなんですね。


 なので、ギイヤールのこのブルゴーニュ・ルージュもアルコール度13度にしっかり抑えられ、しかもまったくの、いつもの年と同じように「ドライ」で甘く無いです。熟の良い葡萄によって、厚みと果実感は高められ加えられこそすれ、失ったものは無いということかと思います。これって・・素晴らしいことだと思うんですけどね。

 ビターで男っぽく、ジュヴレそのものの味わいを感じさせてくれる、深い味わいのACブルゴーニュです。しかも価格はとてもリーズナブル!是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧め!旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
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【なぜもっともてはやされないのかがnoisyには理解できない、素晴らしい造り手です。ドライ、エキシー、タイト、ほんのりビターな村名並みの味わいです。】

 知る人ぞ知るジュヴレの名手、ミシェル・ギイヤールの2014年が入って来ています。妹さんと一緒に細々とやっているそうで・・でも、後継者がいらっしゃらないとか。いつ終わってもおかしくないような状況だそうですが、ワインは年々、輝きを増しています。

 まぁ、一時は某ワイン漫画などに掲載された影響でもてはやされたようですが、余りに見る機会が無いのか、それともワイン屋も飲まない性なのか判りませんが、人気に火が付くところまでは行かないようです。

 それでもnoisy のところでは、そこそこな人気でして、特にこの「ジュヴレ=シャンベルタン村名」と言っても通ってしまいそうなポテンシャルの有る「ACブルゴーニュ」は、皆さんにかなり支持されていると理解しています。

 2013年らしいピュアな味わいが光った昨年ご紹介の2013年ACブルは、飲まれた方ならその思いっきりドライでエキシー、ピュアな味わい、しかも村名クラスのポテンシャルに驚かれたことでしょう。

 左の写真、いかがでしょうか。存在感が光る美しい色合いです。2014年は2013年の際立った美しさに加え、よりパワフルだが贅肉の無いタイトでビターな味わいです。2014年ならではの見事なバランスは、今飲んでも美味しさに翳りは有りません。充実していますし、何といっても・・何度も言いますが、「クラス越え」の美味しさが有ります。

 まぁ、まるで媚びてこないで剛健な躯体ですから、やや甘味が無いとダメな方には不向きなんでしょうが、やたらと愛想が良いと疲れますよね。ルイ・ユエランほどのシミジミ感では有りませんし、もちろん、果実味が爆発するようなアメリカ人向けの味わいでも有りません。

 しかし、ひとたびこの素直でピュア、ドライなピノ・ノワールに接すれば、おそらく多くの方の心に残るワインだと思うんですね。

 是非飲んでみてください。この先何年お届けできるか判らないミシェル・ギイヤールのワインです。・・ルイ・ユエランはね・・2015、2016年と入りませんし、2017年ものはこれから造る訳ですから、入るとも限らないんですよね。

 「ワインは一期一会」

とは良く言ったものだと思います。ご検討くださいませ。上級ワインは次回の新着にてご案内予定です。


 以下は2013年以前のコメントです。
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【目茶美味しいです!紫の果実が艶々なテクスチュアで迎えてくれます!しかも価格も据え置きでリーズナブルです!】


 「こんなに素晴らしいのに・・何故か売れない!」

 と嘆いていたギイヤールですが、散々嘆き、ボヤキをやった性でお客様も・・

「noisy が可愛そうだから試してみるか・・」

等と思ってくれたかどうかは判りませんが、ものの見事に2012年ものは完売。しかも前のヴィンテージのアイテムもほぼ底をついた状況で、非常に有り難く思っているところです。


 しかしながら、何故毎年のように酒質が上がってきているのか、不明なんですよね・・。味わいを言葉にすると、以前とほぼ全く変わらないと思います。でも敢えて言うなら・・

「ピュアさが群を抜いて上がって来ている!」

と言えるかもしれません。


 根本的にギイヤールさんのワインは、

「全然土っぽく無い」

「赤みのニュアンスはほぼ無い」

「その代わりに紫のイメージが強い」

「ミネラリティが心地良く、非常にドライ」

 なんですね・・。これは、どのクラスのワインを飲んでも同様です。その上で、そこに畑の特徴が乗っかってくる・・と言えるでしょう。


 2013年のブルゴーニュ・ルージュですが、2012年も目茶美味しい・・と思ったものの、

「ん・・毎年更新して申し訳ないが2013年が最高!」

だと思います。


 上記に加えてとても緻密で伸びが良く、ピュアさが目に浮かんでくるようです。以前はドライさが目立ち、それが「硬さ」にも影響が有る感じで、

「・・少し鉄火面的で寄付けない感じを受けるかも・・」

と思っていた部分が大きいんですが、2011年ころから艶やかになりはじめ、エクストラ・ドライな中に甘美な旨みを感じるようになり・・2013年ものは、それが完成した・・と言う感じです。


 これほどのレベルで造れるのであれば、まだ飲めてないのでご紹介出来ないだろう・・1級のレ・コルボーの仕上がりも大いに期待できるところです。

 また、ギイヤールさんのACブルゴーニュ・ルージュは旨くて安いのでやはり人気が出てきたようで、基本、割り当てアイテムですので、noisy の今の在庫が無くなったら追加できるかどうかは微妙です。ルイ・ユエランのACブルゴーニュのように、他店さんが余り手を出していないようですと・・回ってくる数も多くなるんですけどね・・。今のうちだと思いますよ!

 紫のビターな美味しさがピュアに伸びやかに感じられる素晴らしいACブルです。是非飲んでみてください。非常に美味しいです!お勧めします!


2018 Gevrey-Chambertin aux Corvees Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・オー・コルヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

16042
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ギイヤール

■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢66年/年産3600本。土深くて石灰質。熟した果実や黒果実の香りはこの畑のテロワールの印であり、ふくよかな口あたりで味わいに深みがあり、ミッドに肉質感がある。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,190 (外税) 
【レニアール2018も滅茶美味しいですが、それを「すっ」と超えてくるのがオ・コルヴェ2018。この変革を是非チェックしてみてください!】
 ちょっと写真は「緑っぽい」ですがお許しください。その代わり、

「集中感は以前より増している!」

のは目に見えるんじゃないかと思います。

 その上で、以前のような「真っ黒さ」は無くなり、赤く美しいベリー、チェリーの果実に、細やかなニュアンスのアロマ・・グラン・クリュ近くの畑由来の微細なミネラリティの悪戯を分けていただけちゃうんですね。

 ですのでもう・・確かにレニアールは滅茶美味しいんですが、やはり国道西側のオー・コルヴェにはいつも適わないんです。

 緻密さと高貴さ・・それがオー・コルヴェに有ってレニアールには無い部分でしょうか。

 そして、何よりも・・ずっしりと重みのある2017年(実際には2016年?)までのこのワインとは異なり、むしろ「自然派ドメーヌ的」なふんわり感が有りますので、これはもう・・2018年ものは2017年ものを超えると判断して良さそうです。

 で、その比較をするならご紹介のタイミングも見ておかないといけないと思い、2017年ものをいつご紹介させていただいたかをチェックしてみました。そうしたら・・

「2017年ドメーヌ・ギイヤールのご紹介日は2020年5月28日!」

だったんですね~・・あれ?・・2018年ものの新着ご紹介日は・・今日は2021年5月27日ですから・・

「たった1日違い!」

です。


 ですので、輸入も、テイスティングも、ご紹介日も、ほとんと同じでこれほどまでに違う・・と言うことは、

「2018年ギイヤールは変わった!」

 のは事実だと言うことでしょう。


 細かいことでは有りますが、少なくとも「樽の使い方」はどんどん変わって来ていたと思っています。新樽は減っているはずで、しかも容易に酸化させないように補酒を頻繁にしている感じがします。そして、畑仕事にも変化が有りそうですね。このふんわり感・・是非お試しください!滅茶美味しいです!



 以下は以前のレヴューです。
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【旨い!近々に飲まれるならこのオー・コルヴェが白眉!クラス越えの味わいが楽しめます!】

 国道の東側にあるレニアールV.V.と、西側にあるオー・コルヴェV.V.。

 たった道一本を境にして、東と西では異なった評価になってしまいます。勿論ですが、東側より西側が高い評価になります。

 言ってしまえば、国道沿い南端の西側には、グラン・クリュのマゾワイエール(シャルム)が接していますから、テロワール的に細かなことを言わなければ、国道の西側は1級と特級のもの・・です。しかしながら、そこには、「村の中心」が有りますので、家屋や醸造所が並んでいる訳です。

 また地形的、地勢的に1級以上の畑に劣るから村名格になっていると言える訳ですね。惜しむらくは、国道を村の南の方に向かえば、傾斜が増えて来ます。オー・コルヴェの辺りは余り傾斜が無い・・なので、日当たりや水捌けにおいては、格上の畑ものには贖えない・・と言うことなのでしょう。

 しかしこのオー・コルヴェ2017年、実に美味しいです。鈍重にならない、エレガント系と言って良いスタイルです。2017年のギイヤールに共通な、柔らかなボディとしなやかなテクスチュア、そこにレニアールV.V.には見つけにく、「格上さ」が感じられます。

 時折言っていますが、人間、3本のワインを同時に飲めば、

「これが一番おいしい・・」

って、決めているものなんですね。

 なので、このレ・コルヴォーV.V.2017を飲まなければ、レニアールV.V.2017でたっぷり幸せになれます。今飲んで最高に美味しいのは、このレ・コルヴォーV.V.です。

 毅然と赤い果実の色合いです。昔はもっと黒かった・・今残っているグラス写真は2013年が最後ですが、2012年以前は真っ黒に近いイメージです。ここまで赤くなるとは・・と言うような感じもしますが、残糖感の無さは相変わらずで、酸のバランスで絶妙な旨味を生んでいます。

 美味しいです。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしかった2015年を超える柔らかで緻密、シルキータッチ、官能感と構造の大きさに感動です!】

 あのタイトに締まり、黒々として、ビターながらも緻密な複雑性を見せていた2014年までのオー=コルヴェとは、見る影も無いほど異なる味わいです。

 何よりも・・

「愛想が良いのにポテンシャルが高い」

んですね。


 こちらはジュヴレの村名のリューディですが、事実上、「レニアールV.V.」よりも格上のアイテムです。

 余りに美味しいレニアールV.V.では有りますが、流石に・・流石にオー=コルヴェV.V. にはポテンシャルで劣ります。それはもう・・仕方が無いです。

 底辺から立ち昇ってくるかのような深くもノーズを抉ってくる凄みの有るアロマからして異なります。快活さに複雑性を載せてくるレニアールV.V.に対し、その存在感、表情のひとつひとつに快感が感じられます。

 2016年のギイヤールの特徴でも有ると感じられる、「赤みを帯びた色合い」はノーズや味わいにもそのまま表されていて、2015年もののコラムにも書いたように、

「シルキーなテクスチュア」

 その表現でさえ、数段上にランクアップしていると感じます。もうトップレベルのドメーヌと同レベルと言って良いでしょう。

 リーズナブルでそこそこに美味しい生産者・・と言うご理解で有ったと思いますが、もうこの2016年でそこは通り抜けた、新たな世界を切り開いたと言って良いと思います。

「・・でも・・これでグラン・クリュを持ってこれたらなぁ・・」

などと思ってしまいました。

 非常にリーズナブル且つ旨いワインです。是非飲んでみてください。超お勧めです!



 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい仕上がりの村名オー=コルヴェ!薫り高く緻密、シルキーなテクスチュアです!】

 このように毎年、グラスの写真をアップするようにしましたら、ま~・・面白いものですね。自分でもここまで違ったのかと・・(^^;; 全然違いますよね~・・毎年!・・同じワインですよ。しかも毎年、同じ場所で撮ってますから・・。敷物とか光源の加減だとかは違ってますけどね。

 冷ややかな2013年、ニュートラルな2014年、濃密な2015年・・です!



 ・・で終わりたいところですが・・やはり2015年ものは充実しています。2013年ものと2014年ものを1/3ずついただき、2014年ものを倍ほど凝縮させたものを1/3加えたような・・感じでしょうか。・・判り辛いですかね。

 香りの立ち、中域の膨らみ、ジュヴレ的な男っぽい表現に混じるシャンベルタン的柔らかさが非常に良いです。2015年の濃密さは表現において、より充実されたものに昇華しています。

 是非このリーズナブルな村名を飲んでみていただきたいと思います。お勧めします!是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【仄かで高貴なスパイス感!シャンボール的な白い石灰感!そこにジュヴレ的な表情が映り込みます!】

 非常に素晴らしいです。現状はやや硬さも有りますが、飲めないレベルでは有りません。

 むしろこのまだやや硬いニュアンスが、

「新鮮で美味しい焼き鳥、内臓肉にピッタリ!」

と感じられるような・・見事なマリアージュを見せるでしょう。見てください・・この素晴らしい照り・輝きの有る色合いを。素晴らしいでしょう?

 ギイヤールならではの完全発酵由来のドライさ、エキスたっぷりの旨さには、残糖も何の添加物さえもありません。そのドライなエキスからの旨みが、じわっと伝わってきて美味しい・・と感じさせてくれるんですね。

 なんだかんだ言っても、ここまでのドライなピノ・ノワールは、そうは無いんですよ。甘いのは嫌だと、完全にドライなのが良いと言いつつも、ドライ過ぎると気に入らないのでしょう?

 でもギイヤールさんちのジュヴレは、このオー・コルヴェもそうですが、徹頭徹尾ドライながら、その「ノー」と言ってしまうに違いないドライさなのに、きっちり旨みが感じられるんですね。


 そして仄かなスパイス感と、ジュヴレとしては異質とさえ思えるような白い石灰系のミネラリティがふんだんに存在し、その内側にジュヴレ的な要素が見え隠れしています。素晴らしいワインだと思います。

 最も、今でもそれなりに美味しく飲めますが、飲み頃は5年ほど経ってから・・でしょう。例えアドヴォケイトが5年以内に飲め・・と言ったとしても・・です。さすがにそんなことを言う方はもういらっしゃらないと思いますが、例えばギイダシェットとか、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン辺りでも15/20Points 位しか付かないんですね。それは実は変な話しでして、このポテンシャルならば15Points 止まりは有り得ないんですね。ホント、裏取引が有るんじゃないかと思っちゃいますよ。その位良い出来だと感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしく旨いのに何で売れんのかな・・さらに磨きが掛かっています!!素晴らしい!】

 村の中央部、下部に有るオー・コルヴェのヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)によるワインです。1級レ・コルボーの北に有りますので、エージェントさんの説明の「ラヴォーに隣接」と言うのは厳しく、「ラヴォーから下って来て村の中心を通り過ぎたところ」、もしくは、「トメーヌ・トラペの屋敷の横~上」・・と言うのが正しいです。

 味わいはやはりギイヤールらしい、全く甘みを残さないエキス化された見事な味わいです。色合いもどうでしょう?・・非常に美しい、やや暗めの赤紫をしています。ミネラリティもたっぷりで、年々、その生き生きとしたテクスチュアが増しており、こんなプライスでは申し訳無いよな・・・などと感じてしまいます。

 何せね・・1級のレ・コルヴォーなどはセラファンさんちの半額以下ですよ・・。まぁ、そこはマジ=シャンベルタンの真横ですから、マジっぽいスパイス感バッチリな良い畑なんですが、それでも7千円ほどですから・・。

 で、このリューディ・オー・コルヴェですが、今飲んで目茶旨いギイヤールのACブルとは違い、少し硬さも有ります。

 2016年6月の時点で、ACブルはその前まで閉じていたのが開き始めた感じです。しかしこちらのオー・コルヴェはまだ閉じ気味で、ややタイトさを感じさせます。

 勿論、飲めないほど硬い感じでは無く、溢れるポテンシャルの性で漏れてしまう部分だけでも美味しくいただける感じ・・・特にシャンボール系の滑らかなテクスチュアがお好きな方なら問題無いと言えるレベルです。

 同じ村名の区画もの、レニアールとの比較では、構造の深さ、黒味の有る果実の豊かさ、遅熟さ・ポテンシャルトータルで上なのがオー・コルヴェ、柔らかさや赤みの有る果実を感じさせる部分、早熟さにおいてはレニアールということになるかと思います。

 それにしても非常にリーズナブルです。難しいはずの2013年、見事なワインにしたと思います。是非ご検討くださいませ!

ローラン・ポンソ

ローラン・ポンソ

フランス Laurent Ponsot ブルゴーニュ
● ローラン・ポンソです。ドメーヌでは無いが、単なるネゴシアンでも無い・・畑を所有しているのは妹さんのローズ・マリーだったりする訳でして、

「希少な畑を家族で次世代に相続して行くために、ドメーヌと言う形式を捨て、実を取った」

のが実情でしょう。

 なので、以前の畑のものもリリースしていますし、結構昔からネゴスものとして「(メゾン・)ローラン・ポンソ」名でリリースしていた借りている畑もの、例えば「キュヴェ・パンソン」などと言う名前のものがそうですし、ローラン・ポンソ名の「パストゥグラン」などは滅茶苦茶エレガントで美味しかったです。

 なので、noisy 的には、さほど変わったとは思ってはいないものの、リリースできなくなったワインも多くあるのと、長くドメーヌ・ポンソのワインからも離れてしまっていますので、ちょうどブローカーからバックヴィンテージのオファーが有ったので、飛びついてしまいました。

 例えば、グリオット=シャンベルタンなどは、「シェゾ―」さんが所有しているものをドメーヌ・ポンソでメタヤージュでリリースしていた過去があり、ポンソ名のグリオットと、ドメーヌ・シェゾ―がリリースするグリオットの両方が有って、そこにポンソ作と、あのアメリーちゃんの親父さんのベルトー作、ルネ・ルクレール作が混在していた時期が有り、シェゾ―のグリオットを飲んで、

「・・このロットはポンソ、間違い無し!」

とか、

「・・あ・・外れた・・」

とか、楽しんでいたんですね。

 まぁ、その内にポンソ作のシェゾ―のグリオットには、「ポンソシール」なるものが貼られるようになった訳ですが、どうもその後のことはしばらく離れてしまったので良く判りません。

 しかしながら、ドメーヌ・ポンソのワインも非常に高くなってしまい、看板の一つ、クロ・ド・ラ・ロシュは上代7万円超えですし、グリオットは上代8万円超えで、ローラン・ポンソの同じワインも、全く同価格のようです。noisyもポンソのグラン・クリュ・アソートメントケース、つまり、全てのグラン・クリュが入った12本木箱入りを20万円ちょっとで販売していましたが、2005年は売れたものの、2004年は1セットが残ってしまい、延々と売れなかったのを覚えていますが、その価格ではポンソも、ローラン・ポンソもグラン・クリュが2~3本しか買えない価格に過ぎなくなってしまっています。

 なので、皆さんもそう易々とは手を出せない状況かと思います・・でもワイン屋も同じです。なので、

「今回のローラン・ポンソのA.C.ブルでポンソの味わいを思い出す!?」

のも楽しいかと思い、企画してみました。ご検討くださいませ。


2016 Bourgogne Chardonnay Cuvee du Perce Neige
ブルゴーニュ・シャルドネ・キュヴェ・デュ・ペルス・ネージュ

15553
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ローラン・ポンソ

■エージェント情報
 ブルゴーニュワインの中でも入手が困難なドメーヌといえば、ドメーヌ・ポンソ。ブルゴーニュはモレ・サンドニのトップ・ドメーヌであり、ロバート・パーカー氏も満点の五つ星を付ける、世界のワインラヴァーの注目を集め続けている造り手の一つでしたが、当主ローラン・ポンソ氏は相続問題をきっかけに自身の名を冠したネゴシアン「ローラン・ポンソ」を設立、息子のクレメン氏も共にドメーヌを離れ、独立を果たしたそうです。
 徹底した収量の制限、殺虫剤の不使用、全く新樽は使わず、SO2も添加しない醸造方法など、ストイックさを極めたような造り方でこの世にワインを生み出していたドメーヌ・ポンソですが、新しいネゴシアンにおいても単にブドウを購入するのではなく、栽培にも関与し、ポンソの哲学を色濃く反映したワイン造りを行っているということです。
 ローラン・ポンソでは2015年ヴィンテージからワインを造り始めており、生産量は2016年の4万7000本から、2017年は8万本へと急速に増加。さらに30万本の規模を目指し、着々と歩みを進めているそうです。
 さて、こちらの「ブルゴーニュ・シャルドネ・キュヴェ・デュ・ペルス・ネージュ」は、4月頃に咲く早春の花「スノードロップ(PERCE NEIGE)」という意味のキュヴェ。スノードロップは和名でマツユキソウと呼ばれており、戯曲『森は生きている』で少女が大みそかに森へ探しに行く花としても知られていますね。なお、後述の「ププリエ」を含め、ローラン・ポンソでは自然から得たインスピレーションをもって、
 各キュヴェに「ヴァイオレット」や「ライラック」などのニックネームを付けているそう。
 金属的なイメージのラベルからは「未来」の雰囲気が濃厚に感じられますが、ローラン氏いわく「FUTURE は、私たちの新しい冒険のキーワードなのです」とのことです!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,680 (外税) 
【若々しく上方に伸びて行く弦を思わせるような健康的なアロマと、少し熟し始めのムルソー的な滑らかさを持ったオイリーさの競演!】
 そもそもポンソのワインを飲んで、

「ん~・・自然派!」

とか、

「これぞヴァン・ナチュール!」

なんて言葉が出てこないのが自身でも不思議では有りますが、実際、そうなんだから仕方が無い・・。それでもやはり、よくよく要素を嗅ぎ分けてみると、その影響は見えてくる・・そんな感じでしょうか。

 このブルゴーニュ・シャルドネを飲んでみても、そんな意識に変化は有りません。でも、ポンソの白ワイン自体、さほどは飲めていない・・と言うのも有ります。

 アロマは、まぁ・・一番近いのは「ルーロ」ですね。ルーロのブルゴーニュ・ブランのアロマに良く似ています。もう少しだけオイリーな感じです。ボディはむしろルーロの方がスタイリッシュで、ポンソの方がややマッチョです。

 開けたては人造コルクの性でしょうか、少しこもった感じですが5分もするとそんなニュアンスは飛んでしまいます。勿論、ラベルには温度センサーも付いていますし、一時期コルクで苦労したポンソですから、かなりしっかりしたプラスティックコルクを使用しています。

 あ、この「プラスティックコルク」ですが、中央に「段」が有って、二度差しが可能ですので、捨てずに取っておいてくださいね。飲み残しをコルクの逆刺しするよりも、このプラスティックコルクを「逆にしないで」差して保存するのに、とても便利です。

 なので、このコルクを抜く時は、スクリューを心持ち、回し切らないと良いと思います。最後の最後まで差してしまうと突き抜けてしまいますので・・そうしてください。

 で、中域もしっかり造れていて、ふっくらとしており、ややマッタリ感を感じさせつつ、黄色や薄緑の柑橘をノーズに返しながら、適度に長めの余韻が有ります。

「これは・・ポンソなのか?・・」

と言う疑問には、

「ん~・・もっと穏やかでエレガントだったような気もするが・・」

と、言う言葉が出てくる感じでは有りますが、シャルドネの出来としますと、しっかり出来ているなぁ・・と言う印象。


 おそらく皆さんも、なんとなく気にしていたローラン・ポンソでしょうから、リーズナブルな価格に仕上げた(・・何とか頑張って下げました)この「ペスル・ネージュ」、飲んでみて下さい。

 あ、正規では無くブローカーものですので・・どうぞよろしくお願いいたします。


2016 Bourgogne Pino Noir Cuvee des Peupliers
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・キュヴェ・デ・ププリエール

15554
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ローラン・ポンソ

■エージェント情報
 「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・キュヴェ・デ・ププリエ」は落葉広葉樹の「ポプラ」の意味を持つキュヴェ。こちらはドメーヌ・ポンソの「ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・デュ・パンソン」に使われる区画のブドウと、他のレジョナルのブドウがブレンドされたキュヴェとのこと。「キュヴェ・デュ・パンソン」もプレミアムなA.C.ブルゴーニュですが、「ププリエ」もきっとそのクオリティをしっかりと受け継いでいることでしょう!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,680 (外税) 
【お~・・こちらはポンソの面影が結構に残っています!・・何とも中庸な感じがポンソらしい・・エレガント系だが中域も結構たっぷりなピノです!】
 良いですね~・・この絵面の色彩。ポンソはやっぱりこうじゃ無きゃ・・。独特の個性を持ち、80年代からブルゴーニュワインの持つエレガンスを若者たちに教えつつ、どんなにPKさんが、

「新樽を使え!」

「遅熟させろ!」

と声高に言ったとしても、決して自身のポリシーを曲げることは無かった・・結果としてアドヴォケイトでは、総論では絶賛されつつも、各アイテムのレヴューになると、コンディションが悪いだのなんだのと、その原因や理由を追求もせず、結局はさしたる評価もしてもらえなかった訳ですね。

 時代がようやく彼に追いついたのは2000年以降でしょう。ヴァン・ナチュール、So2無添加、古樽使用などは、ポンソのお家芸だった訳ですから。

 コート・ド・ニュイ的な明るい赤な味わいのするA.C.ブルです。「パンソン」と言われると・・そんな気もします。どこか「ほのぼの」としたイメージと柔らかなテクスチュアを感じます。

 中域は以前よりも「密」な感じで、より締まって感じられます。好みとすれば・・いや、回顧主義かもしれませんが、もっと「粗」でも良いかなぁ・・などと思ってしまいますが、美味しいワインだと思います。

 ただし、白のシャルドネの方は今飲んでも徐々に開いていきますが、こちらの「キュヴェ・デ・ププリエール」の方は、その開き方がまだ遅い感じですね。もう少し時間を置く・・輸入の疲れが取れる時間が、このワインをより美味しく飲める方法かと思います。

 しかしながら、ローラン・ポンソのピノ・ノワールに触れて・・やはりブルゴーニュはエレガンスが命なんだ・・と再確認出来たと感じます。2001年のローラン・ポンソ名のパストゥグランは2千円台前半の価格で滅茶美味しかったですし、同じく2001年のブルゴーニュ・キュヴェ・デュ・パンソンもエレガントでした・・これは4千円はしなかったと思いますので、いまは50%ほどのアップですね。

 こちらのププリエールは正規ものの2018年が6000円上代ですので、実売は5千円以上になっていると思われます。ブローカー仕入れですがコンディションも良く、結構にお買い得かと思います。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・デ・ペルドリ

デ・ペルドリ

フランス Domaine des Perdrix ブルゴーニュ
● 2002年もの以来のご案内になりますドメーヌ・デ・ペルドリをご紹介させていただきます。長くご案内しなかったのには幾つか理由がありますが、まぁ・・余り好きなタイプでは無かった・・だけです。

 久しぶりに仕入れてみたのは、どうも海外では最近、評価が上がって来ていることと、仕入れを止めてから10年じゃ利かないほど飲んでいないことが有り、また、ブローカー仕入れのため、

「相場から言ったら相当に・・安い!」

かったのが理由です。


 久々に飲んでみますと、なるほど・・こんな感じが海外で受けるのね・・と言うような印象で、誤解を恐れずに言ってみてしまえば、

「シルヴァン・カティアールとオーレリアン・ヴェルデを足して割ったような感じ」

がしました。


「・・・ん~・・そんなんじゃイメージ湧かないな~・・」

と言うお方には、

「綺麗なエキスを抽出する酸化を抑えた早くから美味しく飲める造り」

では無く、

「適度な抽出をした適度な酸化の抑えで、ある程度の熟成を前提とした造り」

だと言えます。


 今回はトップ・キュヴェのエシェゾーと、看板でも名前でもあるニュイ=サン=ジョルジュの1級「ペルドリ」2アイテム、計6アイテムをご紹介させていただきます。


2013 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix Quasi-Monopole
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール

15222
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ

 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール」は、「モノポールに準拠する」という名の通りペルドリが約99%を所有する、実質モノポールとなる畑のもの。
 パーカーポイントは2013年が90点、2012年が91点!ブフ・ブルギニョンやコック・オ・ヴァン、プライムカットの牛肉、ラムレッグ、さらにマンステールやアベイ・ド・シトーなどの濃厚なチーズと完全にマッチするという評です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,080 (外税) 
【プレモー村の秀逸な1級畑群の一つ、オー・ペルドリ!これはかなりリーズナブルだと思います!】
 ペルドリのベーシックな1級の方です。写真は2013年もののカズィ・モノポールです。直訳すると「ほぼ独占してます・・」みたいな感じでしょうか。

 ちょっと澱が舞ってしまっている感じでのテイスティングでした。中々しっかり休ませる時間が取り切れず・・いや、色々と雑務が有りますし、休養明けとかで荷物が入ってくるのが遅れるとかの戦いの結果で、もう少し綺麗な写真に仕上げたかったんですが・・すみません。

 因みは2013年ものはアドヴォケイトが90点、スペクテイターが92点付けてます。飲めていない2012年はアドヴォケイト91点、ゴー・エ・ミヨが18/20点と、結構に高いです。

 このカズィ・モノポールですが、畑自体 1922~1955年に植樹されたので、こちらもヴィエイユ・ヴィーニュには違い在りません。

 またご存じかと思いますが、このオー・ペルドリはプレモー村に有ります。・・そう、皆さんもご存じの、

「クロ・デ・フォレ(レ・フォレ)」

の南に接していますし、

「クロ・デ・コルヴェ(オー・コルヴェのほとんどを占める)」

の上部(西)に接しています。


 そう・・なので、クロ・デ・フォレやクロ・デ・コルヴェに・・結構に似ているんですね~・・。クロ・デ・フォレの、あの、「むっちり」した肉の感じや、クロ・デ・コルヴェの「ちょっとざらつく舌触りの赤過ぎないジビエの控えめなこってり感」とか・・・(^^;;

 まぁ、そんな風に感じてもらえると、実に楽しいですよ。何せ、

「クロ・デ・コルヴェは6万円以上!」

ですし、

「クロ・デ・フォレは1.5万円以上!」

は確定の上、プティ・プレもクロ・デ・フォレになってしまいましたから、若木・格落ちも手に入らず・・みたいな状況なんですね。


 因みに・・このペルドリの南に接するのは、あの「レ・ザルジリエール」なんですね~。そのほとんどを占めるクロ・デ・ザルジリエールは、以前はド・シャソルネイの看板でしたが、プリューレ・ロックにさらわれてしまっていますし、価格もとんでもないことになってしまっています。


 味わい的には、そんな畑たちと似通ったニュアンスを多く受けます。低温で漬け込んでからイノックスで醸すタイプだと思われますが、ググっと出てくる感じの中にスッと抜けてくニュアンスが有ります。滑らかなテクスチュアに少しゴツゴツした感じが混じり、紫の果実に複雑に入り組んだ酸の味わいが有ります。

 ん~・・ザルジリエールに似てるよな~・・と思ってしまいました。


 今回は2013年のみのテイスティングですみません。2012年は綺麗さを増していると思います。ご検討くださいませ。


2012 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix Quasi-Monopole
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール

15223
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ

 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール」は、「モノポールに準拠する」という名の通りペルドリが約99%を所有する、実質モノポールとなる畑のもの。
パーカーポイントは2013年が90点、2012年が91点!ブフ・ブルギニョンやコック・オ・ヴァン、プライムカットの牛肉、ラムレッグ、さらにマンステールやアベイ・ド・シトーなどの濃厚なチーズと完全にマッチするという評です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,480 (外税) 
【プレモー村の秀逸な1級畑群の一つ、オー・ペルドリ!これはかなりリーズナブルだと思います!】
 ペルドリのベーシックな1級の方です。写真は2013年もののカズィ・モノポールです。直訳すると「ほぼ独占してます・・」みたいな感じでしょうか。

 ちょっと澱が舞ってしまっている感じでのテイスティングでした。中々しっかり休ませる時間が取り切れず・・いや、色々と雑務が有りますし、休養明けとかで荷物が入ってくるのが遅れるとかの戦いの結果で、もう少し綺麗な写真に仕上げたかったんですが・・すみません。

 因みは2013年ものはアドヴォケイトが90点、スペクテイターが92点付けてます。飲めていない2012年はアドヴォケイト91点、ゴー・エ・ミヨが18/20点と、結構に高いです。

 このカズィ・モノポールですが、畑自体 1922~1955年に植樹されたので、こちらもヴィエイユ・ヴィーニュには違い在りません。

 またご存じかと思いますが、このオー・ペルドリはプレモー村に有ります。・・そう、皆さんもご存じの、

「クロ・デ・フォレ(レ・フォレ)」

の南に接していますし、

「クロ・デ・コルヴェ(オー・コルヴェのほとんどを占める)」

の上部(西)に接しています。


 そう・・なので、クロ・デ・フォレやクロ・デ・コルヴェに・・結構に似ているんですね~・・。クロ・デ・フォレの、あの、「むっちり」した肉の感じや、クロ・デ・コルヴェの「ちょっとざらつく舌触りの赤過ぎないジビエの控えめなこってり感」とか・・・(^^;;

 まぁ、そんな風に感じてもらえると、実に楽しいですよ。何せ、

「クロ・デ・コルヴェは6万円以上!」

ですし、

「クロ・デ・フォレは1.5万円以上!」

は確定の上、プティ・プレもクロ・デ・フォレになってしまいましたから、若木・格落ちも手に入らず・・みたいな状況なんですね。


 因みに・・このペルドリの南に接するのは、あの「レ・ザルジリエール」なんですね~。そのほとんどを占めるクロ・デ・ザルジリエールは、以前はド・シャソルネイの看板でしたが、プリューレ・ロックにさらわれてしまっていますし、価格もとんでもないことになってしまっています。


 味わい的には、そんな畑たちと似通ったニュアンスを多く受けます。低温で漬け込んでからイノックスで醸すタイプだと思われますが、ググっと出てくる感じの中にスッと抜けてくニュアンスが有ります。滑らかなテクスチュアに少しゴツゴツした感じが混じり、紫の果実に複雑に入り組んだ酸の味わいが有ります。

 ん~・・ザルジリエールに似てるよな~・・と思ってしまいました。


 今回は2013年のみのテイスティングですみません。2012年は綺麗さを増していると思います。ご検討くださいませ。


2012 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix les 8 Ouvrees
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ

15220
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ

 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
 「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ」は、「オー・ペルドリ」の畑の中でも、樹齢90年以上の古樹が植えられた8ウーヴレ(約3分の1ha)の区画から造られる上級キュヴェ。ちなみに「ウーヴレ」とはブルゴーニュの農家が用いる面積の単位で、1ウーヴレは一人が一日に耕せる範囲、つまり「約0.04ha」であるとのことです。ブドウは手摘みで収穫され、選別後に完全に除梗。マセラシオンの後、アルコール発酵は温度制御された槽で15~18日間続き、熟成はオークの新樽100%で18ヶ月間行われます。
 ペルドリの公式コメントでは、2012年は「スパイシーなノーズを有し、ブラックカラントとブルーベリーのような黒系果実の香りを表現している」と評されており、これに対し2011年は「非常に表情豊かでパワフルなノーズに、黒系果実の香りにミネラルのノート、また鉛筆の芯などの印象もある」とのこと。年産生産数は3.000本という文字通りスペシャル・キュヴェです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,990 (外税) 
【カズィ・モノポールとの違いは精緻さ!品の良さ!プレモー1級の神髄を感じさせてくれます。リーズナブルです。】
 カズィ・モノポールの写真と比較すると、だいぶ落ち着いている・・と言うか、光沢が出て来ていると思いますが、実際、1日の休養の差は、それがボトルを立てている期間で有るとするなら、結構に大きいです。

 なので、このようなフィルターをしないキュヴェや、瓶熟が長くなってきたボトルには、しっかり立てて澱落としをすることで、

「全く異なる印象」

になる場合がありますのでご注意くださいませ。

 時折、発送した翌日の到着日にいきなり開けられ、「澱だらけで飲めません」と電話でクレームを言われることが有りますが、美味しく飲めるかどうかはお客様次第なんですね。

 このプレモー辺りの1級を飲むと感じる「肉」っぽい感じ・・は、クロ・デ・コルヴェやクロ・デ・ザリジリエールと共通かな・・と思います。そこに紫の果実がしっかり目に入り、質感高いベルベッティなタンニンがこのワインの大きさを物語っているかのようです。

 少々グラスを振っていますと、とても目の細かい高周波のスパイスがおしとやかに香って来ます。

「ん~・・やっぱり・・クロ・デ・ザルジリエールに・・近いなぁ・・」


 2002年のオー・ペルドリは、ま~濃いし、結構にタンニンも有るし・・余り好きじゃ無かったのは事実です。そこに畑由来のエレガントだったらどんなに輝くだろう!・・と思える要素が差し込んで来て・・

「ガ~っと濃くするか、エレガント系を表現するかのどっちかにせい!」

と思った・・ような記憶が有ります。

 確かにこの時も、相当に海外の評価が高くなってきており、ポイントも高かったので仕入れてみたんですが、結局余りテンションが上がらず、余り売れませんでした。


 しかしながらこの2011年の熟し始めの「レ・ユイット・ウーヴレ」は、不要な濃度はほぼ無く、丸くなり始めて美味しさがちょうど出て来たタイミングだと思われます。

 ちょっと、シルヴァン・カティアールを思い起こさせるような緻密さもありながら、オー・ペルドリと言うか、プレモーらしい起伏の大きなウネリ、パワーみたいなものも感じさせてくれました。

 これ、ちょっと・・リーズナブルなんじゃないかな?と思います。1922年に植樹された区画からの超絶なV.V.ですから・・そんな緻密な部分と、おおらかさが交錯するプレモー1級らしいピノでした。是非挑戦してみてください。お勧めします。


P.S.・・あ、2012年ものは、ゴー・エ・ミヨ誌でも18/20ポイントと、結構に高い評価です。2011年ものよりさらに精緻な仕上がりかと思われます。


2011 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux Perdrix les 8 Ouvrees
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ

15221
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ

 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
 「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ」は、「オー・ペルドリ」の畑の中でも、樹齢90年以上の古樹が植えられた8ウーヴレ(約3分の1ha)の区画から造られる上級キュヴェ。ちなみに「ウーヴレ」とはブルゴーニュの農家が用いる面積の単位で、1ウーヴレは一人が一日に耕せる範囲、つまり「約0.04ha」であるとのことです。ブドウは手摘みで収穫され、選別後に完全に除梗。マセラシオンの後、アルコール発酵は温度制御された槽で15~18日間続き、熟成はオークの新樽100%で18ヶ月間行われます。
 ペルドリの公式コメントでは、2012年は「スパイシーなノーズを有し、ブラックカラントとブルーベリーのような黒系果実の香りを表現している」と評されており、これに対し2011年は「非常に表情豊かでパワフルなノーズに、黒系果実の香りにミネラルのノート、また鉛筆の芯などの印象もある」とのこと。年産生産数は3.000本という文字通りスペシャル・キュヴェです。
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¥11,880 (外税) 
【カズィ・モノポールとの違いは精緻さ!品の良さ!プレモー1級の神髄を感じさせてくれます。リーズナブルです。】
 カズィ・モノポールの写真と比較すると、だいぶ落ち着いている・・と言うか、光沢が出て来ていると思いますが、実際、1日の休養の差は、それがボトルを立てている期間で有るとするなら、結構に大きいです。

 なので、このようなフィルターをしないキュヴェや、瓶熟が長くなってきたボトルには、しっかり立てて澱落としをすることで、

「全く異なる印象」

になる場合がありますのでご注意くださいませ。

 時折、発送した翌日の到着日にいきなり開けられ、「澱だらけで飲めません」と電話でクレームを言われることが有りますが、美味しく飲めるかどうかはお客様次第なんですね。

 このプレモー辺りの1級を飲むと感じる「肉」っぽい感じ・・は、クロ・デ・コルヴェやクロ・デ・ザリジリエールと共通かな・・と思います。そこに紫の果実がしっかり目に入り、質感高いベルベッティなタンニンがこのワインの大きさを物語っているかのようです。

 少々グラスを振っていますと、とても目の細かい高周波のスパイスがおしとやかに香って来ます。

「ん~・・やっぱり・・クロ・デ・ザルジリエールに・・近いなぁ・・」


 2002年のオー・ペルドリは、ま~濃いし、結構にタンニンも有るし・・余り好きじゃ無かったのは事実です。そこに畑由来のエレガントだったらどんなに輝くだろう!・・と思える要素が差し込んで来て・・

「ガ~っと濃くするか、エレガント系を表現するかのどっちかにせい!」

と思った・・ような記憶が有ります。

 確かにこの時も、相当に海外の評価が高くなってきており、ポイントも高かったので仕入れてみたんですが、結局余りテンションが上がらず、余り売れませんでした。


 しかしながらこの2011年の熟し始めの「レ・ユイット・ウーヴレ」は、不要な濃度はほぼ無く、丸くなり始めて美味しさがちょうど出て来たタイミングだと思われます。

 ちょっと、シルヴァン・カティアールを思い起こさせるような緻密さもありながら、オー・ペルドリと言うか、プレモーらしい起伏の大きなウネリ、パワーみたいなものも感じさせてくれました。

 これ、ちょっと・・リーズナブルなんじゃないかな?と思います。1922年に植樹された区画からの超絶なV.V.ですから・・そんな緻密な部分と、おおらかさが交錯するプレモー1級らしいピノでした。是非挑戦してみてください。お勧めします。


P.S.・・あ、2012年ものは、ゴー・エ・ミヨ誌でも18/20ポイントと、結構に高い評価です。2011年ものよりさらに精緻な仕上がりかと思われます。

ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・エティエンヌ・クルトワ)

レ・カイユ・デュ・パラディ(エティエンヌ・クルトワ)

フランス Domaine les Cailloux du Paradis (Domaine Etienne Courtois ) ロワール
● 久しぶりのレ・カイユ・デュ・パラディです。2013年から三男のエティエンヌさんに代替わりしています。

 まぁ、黙っていても届くだろうと思っていたんですが、どうやら知らずにシステムがいつの間にか変わっていたようで、黙っていると届かないと言うことが判りました。

 で、今回は希少な割り当て分をかなり頑張ってテイスティングしてみました。5~6本位ずつしか入荷が無いところにかなりのアイテムを開けましたので、基本的には大赤字ですが仕方が有りません。久しぶりに・・オル・ノルムまで飲んじゃいました。

 でも飲んでみて良かったです。親父さんの時代も良かったですが、ビックリするほど・・滅茶良くなってましたよ。美しく張りのあるボディにはミネラリティが漲り、濃密なエキスから果実や様々な有機物のニュアンスの表情がクッキリと浮かぶ素晴らしいものでした。

 親父さんのクロード・クルトワ時代の最初の頃は、今一つピンと来ない時も・・実は稀に有りました。それでも長い間にはそんなことも無くなり・・何よりRacines と言うキュヴェの歴代を飲まれればお判りかと思いますが、

「滅茶苦茶美しい!」

と感じていただけると思うんですね。

 ラシーヌさんがエージェント名を Racines と付けるほど思い入れも有る造り手でも有ります。今回久しぶりのご案内になりましたが、是非飲んでみていただきたい素晴らしい造り手です。


■エージェント情報

【ドメーヌについて】
 クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきた。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のレ・カイユとレ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得た。

 奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。2013年より三男のエティエンヌが醸造責任・運営を担っている。

【畑について】
栽培:ビオロジック
認証機関:ナチュレル・エ・プログレ
土壌:粘土質、シレックス

【醸造について】
 「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っている。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしている。

 彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっている。すべてのワインが、醸造過程で亜硫酸はまったく使用していない。キュヴェによってはビン詰時に亜硫酸を微量入れるが、ほとんどが非使用である。



N.V.(2017) le Meslier Saint Francois Blanc V.d.F.
ル・メリエ・サン・フランソワ・ブラン V.d.F.

15088
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・エティエンヌ・クルトワ)

品種:メリエ・サン・フランソワ100%植樹:2000年代位置:標高110m土壌:粘土質、シレックス
醸造
木樽で醗酵木樽で18ヵ月熟成

20種以上の品種がアソンブラージュされている、ラシーヌ・ブランに使われきた品種を、モノ・セパージュで醸造するという、クロードの長年の構想。彼の友人が書いてくれた、それぞれの品種のスケッチがそのままエチケットになっている。 メリエ・サン・フランソワは、蒸留酒用品種としても好んで使われる、特に酸の高い品種。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,400 (外税) 
【実はこの品種、結構に・・ブランスの地を旅して出来た個性有るものなんですよ・・味わいも実に置く深いものが有ります!】
 ル・メリエ・サン・フランソワ と言うのは品種です。ムスリエ・サン・フランソワとか、その中のスを入れないで表記されていたりするので、ほとんど皆さんも知らない品種かと思います。

 大まかに解説・・語っちゃいますと・・いや、ウィキを見ただけですが・・(^^;;、

「シュナン・ブランはジュラのサヴァニャンが親」

なんだそうです。

 なので、シュナン・ブランはトゥルソーやソーヴィニヨン・ブランが兄弟。

 そして、グーエ・ブラン(・・Gouais Blanc これについてはいつか書けるでしょうか?実は偉大なる母葡萄なんですが劣悪なワインにしかならずに栽培禁止になっていた品種なんですが・・)とシュナン・ブランの交配で出来たのが、どうやらこのル・メリエ・サン=フランソワなんですね。

 なので、

「シュナン・ブランが父親でグーエ・ブランが母親」

と言うことになりますね。


 で、このル・メリエ・サン=フランソワですが、シュナン・ブランっぽいかと言うと・・全然と言うか、まるでと言うべきか、それとも造り手がクルトワだから・・と言うのも有るのかもしれませんが、バッキバキに美しいんですよ。

 「激重」のボトルで腕をプルプルさせながらグラスに注いで、やっとの思いでボトルをテーブルに置き、一嗅ぎすると・・いや、結構に重厚なアロマです。腰高では無く、複雑性の高い香りです。

 シャルドネよりもやや重心が低いでしょうか。中域はシャルドネが太く、その下の帯域が太いです。そこからキュッと一旦締まるような感じの帯域のまま、超高域まで細くなって行く感じです。

 何しろクルトワの造りが美しすぎる性で、品種の個性をしっかり捉えることはムズイのですが、それでもこのワインが、非常に美味しいことだけはしっかり判ります。何せ、全くのドライでして、甘みは全く有りません。ロワールでそれをやってしまいますと、ほとんどのものが「平板」な味わいになってしまうんですが、ミネラリティがしっかり有り、酸もしっかり、その構成も充実しているからこそ、この美味しさに仕上がるのかと思います。

 また、非常にピュアながらもナチュラルで、全く破綻が見当たらないのが「クルトワ」の素晴らしいところです。

 グーエ・ブランと言う母方の品種は、近代前には「栽培禁止」とされるほど「ダメダメ」で、烙印をおされてしまったお母さんなんですが、シャルドネも、ガメもアリゴテも、オーセロワもムスカデも、そしてロモランタンまでものお母さんだったようで、

「近代ブドウ品種の母親」

と言えるのかもしれません。

 そしてサヴァニャン-->シュナン・ブラン-->ル・メリエ・サン=フランソワ と言う流れもまたそそられるもので、サヴァニャンと言う、個性の塊みたいな凄い葡萄の血を引いていることを、このワインのどこかで感じていただけたら楽しいんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。

シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)

シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)

フランス Chateau de la Velle (Bertrand Darviot) ブルゴーニュ
● 残念なお知らせです。シャトー・ド・ラヴェル、ベルトラン・ダルヴィオですが、ドメーヌを閉鎖することになったようです。売却なのか、単に閉鎖なのかは今のところ不明なんですが、存続は無くなったとのことで・・フィネスさんもショックだとおっしゃってました。

 高い品質とリーズナブルな価格、飲んだらちょっとビックリしてしまうほどですが、エリゼ宮御用達のワインが無くなってしまうそうです。

 なので、ドメーヌに残っているバックヴィンテージを徐々に持って来て販売することになりました。今回はボーヌのピノ・ノワールを中心にご案内させていただきます。限定数ですのでお早めにご検討くださいませ。


━━━━━
 知る人ぞ知る秀逸なムルソーの歴史ある生産者のワインです。日本でも某インポーターさんが長く輸入されていましたが、現在はフィネスさんの輸入です。

 昨年よりご案内させていただいていますが、2014年のベルトラン・ダルヴィオのシャルドネは凄い仕上がりでした。

 しかも価格はよそのドメーヌさんよりリーズナブル!・・あの素晴らしいコストパフォーマンスを見せるイヴ=ボワイエ・マルトノも凌ぐかもしれない価格です!

 そして、ボーヌからムルソーに拡がる畑から、シャルドネファンなら納得の

「滑らかな舌触り!樽使いがちょうどピッタリ!ミネラル感もバッチリ!今飲んでも充分に旨い!」

と思っていただける仕上がりが付いてきます!


 昨年のフィネスさんの試飲会ではかなり評判だったようで、noisy も早くご案内したかったんですが・・大物を相次いでご紹介しないとならなくなってまして、このベルトラン・ダルヴィオのようにテイスティングして内容を完全に把握・消化してからのご案内となると、さすがにちょっと時間が掛かっちゃったんですね。

 今回のシャルドネはどれも素晴らしいです!限定数のアイテムも有りますのでお早めにお願いいたします。





■エージェント情報
 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。

 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。


 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します(アリゴテを除く)。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日1~2回櫂入れと液循環をしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でステンレスタンク及び樫樽でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。


2012 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire Magnumbottle
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ・マグナムボトル

14423
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
新着メンバー登録画像  1500ML 在庫    ご注文数   本
¥14,880 (外税) 
【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!

シモン・ビュッセ

シモン・ビュッセ

フランス Simon Busser シュド・ウェスト
● 待望のシモンビュッセ、新ヴィンテージが到着です!もう毎年お楽しみにされていらっしゃる方も多いかと思いますが、2012年ものはスムーズには出て来ず、2011年のリリースからかなり時間が過ぎてしまいました。noisyもお客様に忘れられやしないかと・・冷や冷やしたものです。

 そして今回は2013年ものと2014年ものが一緒にリリース・・と言う事態です。これは、エージェントのヴォルテックスさんが2013年ものを仕舞い込んでいたから・・です。

 仕舞い込んでいたというのは、

「まだ完全に仕上がっていない」

と言う判断から瓶での熟成期間を持った・・と言うことです。本来なら現地の造り手の下に熟成させるべきなのでしょうが、仕上がったら引き取らないと・・

「無くなってしまう」

 つまり、他のエージェントが持っていってしまうらしいです。引く手数多で・・エージェントさんも大変のようです。

 しかも2013年ものは、厳しいヴィンテージという背景が有り、本来なら数アイテム造る所を、「ロリジネルだけ」に集約しましたので、あの素晴らしい「ピュール・コ」の葡萄もロリジネルに使われています。


 2014年は今回いつも通りの3アイテムです。2013年ほどではないにせよ、カオールは涼しいヴィンテージだったようです。仕上がりはエレガントですが、時間の経過でどんどん深い、濃密な味わいになって行くのが見えました。いつもながらにナチュラルでピュア、繊細さはそのままです。

 価格もほとんど変わっていないので・・デイリーとしても超お奨めです。5年ほど寝かせると、その成長に驚かれると思います。必買アイテムかと思います。ぜひともご検討くださいませ。




■エージェントさんより
 *今回ご案内の2014年ヴィンテージの3アイテムは今年1月に入港したばかりですが、味わい・状態ともに非常に安定しており、安心してお買い求め頂けます。前回販売の2012年は骨格のしっかりとしたスタイルでしたが、2014年は冷涼な天候だったこともあり、軽快さを感じさせる仕上がりとなっております。


● 何も言わずに・・ご信頼いただき、是非ともご購入いただきたいワインが久しぶりに見つかりました。・・それもデイリークラスのワインで、確実にグレートなクラスを脅かせる、真の実力、ポテンシャルを持つ凄いワインです。デュシュンのネゴスも、
「いや~・・旨いなぁ・・。確実にクラスを超越してるなぁ・・」
と感心しましたが、このシモン・ビュッセ、その上を遥かに越えて行ってしまいました。全く仰天の旨さです!

 「でもカオールでしょ??黒くて渋くて平板で・・特徴は有るけど美味しいものに出会ったこと無いし!」
 と言われるに違い無いです。

 でもね~!noisy もこの世界で長きに渡りしぶとく生き残ってますが、その当たりの判断のブレは比較少ない方だと・・・いや、自画自賛でみっともないですが、有る意味、それっきゃ持ち合わせて無い!ってことでしょうかね。まあ、自分では愚直だと言われても良いかなとは思っています。

 まあ、このワインを飲んだ時はびっくりしましたよ。そして時間を掛けても飲みましたが・・・何せ、安い方のポリチネールの第一印象は、

「あらら・・・樽香の無い、良いコンディションの、とても充分に休養させたCh.マルゴー??」
 と言うものでした。その場にいらっしゃった方々・・周りにも公言してますんで隠しようが無い・・・(^^;;プライスを聞いてさらにぶっ飛びました。

「若いマルゴーなんぞ、とても美味しくは飲めたものじゃないが、この美しさ、凝縮感、ピュアさ・・・どれを取っても一級品だ!」
と感じたわけです。

 早速押さえに掛かろうとしましたがそうは問屋は卸さない・・結構時間が掛かってしまいました。

 若い生産者で、まだ始めて間もないのに、凄いワインを造ってしまって・・先が心配です・・いや、楽しみです。ご当地フランスでも大変な騒ぎになっているようですよ。まあ、そりゃあそうでしょうよ。飲めば判る・・・でしょう。

 そんな訳で、旨いワインに能書きは要らず、ただ信頼可能なテイスターのお墨付きだけが有れば・・とおっしゃっていただけるお客様には、

「出来るだけ沢山買っておいてくださいね。」
と言わせていただきたいと思います。

 少なくとも自身の舌と鼻・・・感覚を確かめてからじゃないとね・・カオールだしね・・・若造だし・・とおっしゃる方には、取りあえず1本ずつチェックのためのご購入をご検討ください。

「そんなこと言うけど、でもさ、好みもあるんじゃない??」
と思われるかもしれませんが、真に素晴らしいワインは、そんな垣根は大概簡単に乗り越えてしまうものです。マルベックのクセとか、南西部だから温かいニュアンスなんじゃないか、とか・・、そんなレベルのものでは無いです。

 あ、因みに飲んだ後で知ったんですが、ポリチネールにはメルロが結構入っていたんですね。あながちnoisyの印象も遠くはなかったんだなと!・・再確認した次第です。超お奨めの2アイテムです。無くなるのは早いと思いますので、是非お早目にご購入ください。凄いワインです!


馬が大好き、土の匂いが好き!


カオールの新星☆シモン

 オーナーであるシモン・ビュセーの父親は、既にビオロジック栽培をしていましたが、醸造設備を持たなかったため、収穫したぶどうは協同組合に販売していました。父が所有し賃貸するぶどう畑の内、一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を引き継いで2007年よりワイン造りを開始した新しい蔵元です。

 2007年の醸造は、近所でワイン造りをする知り合いの醸造設備を借りて仕込みました。それまでワイン作りを手伝ったことはあっても、醸造学校に行ったこともなく、ワイナリーで働いたこともないシモンにとっては、試験的な仕込みであり、どちらかというとちょっとした興味程度のことでした。知り合いである“近所のおじさん”のワイン作りを真似て作った初ビンテージは、SO2をあまり使わなかったという(SO2含有量は80mg/L)。今風のテクニックを駆使しないことが幸いしたのでしょう。その結果、ワイン作りとは、原料であるぶどう栽培と発酵という工程が必要な、奥が深く複雑で、内容の濃い点に興味がわいてワイナリーになる決心をしました。

 夢は地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らしたい、というほど馬が大好きなシモンは、どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールのオリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受けました。今ではボルドー液などの農薬散布以外は全て馬を使って栽培をするようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。

栽培・醸造
 そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。2007年に「エコセール」の認証を取得しました。

 「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。

 収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。

 シモンさんの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3~4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。

 蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけます。酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。


ワイン名: 2009 VdT Polichinel ポリチネル 赤 辛口
品種: マルベック70% 、メルロー30%。樹齢約40年。
畑: 1.5haの区画は、ロット川の断崖に一部張り出したテラス状の地形となっている。 石灰質が地面に露出するため、砂利が少ない粘土石灰質の土壌。
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量: 約15~20hl/ha。収穫は手摘み。
醸造・熟成: 100%除梗しグラスファーバー製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。メルローはぶどうの粒が潰れにくかったため、マセラシオンカルボニックのような状態で発酵した。マセラシオン中は空気に触れないように注意。発酵とマセラシオンの合計は20日間。古樽(平均6年)を使って9カ月の間、澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2は熟成用木樽の燻浄をする以外は一切使わない。
特徴: 濃厚でボリューム感が強いのに、驚くほどきめが細かく、丸みのある滑らかなタンニンが特徴。カシスのような黒い果実が熟したリッチで力強い味わい。とりわけ繊細さが際立っている。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出した所、合格しなかったためそれを揶揄して名づけ、絵をさかさまに使用した。「ピュール・コ」よりもフルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしている。そうすることで果実のフレッシュさも残す。

ワイン名: 2009 AOC Cahor Pur Cot カオール ピュールコ 赤 辛口
品種: マルベック100% 。樹齢約40年。
畑: 蔵があるレ・ルージュ地区にある1.2Haの区画。南北に開けるテラス状の粘土石灰質土壌(シレックス含む)
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量 約25hl/ha。収穫は手摘み。 収穫したぶどうは選果後、35Kgのプラスティックケースに積めて、荷馬車で運搬。
醸造・熟成: 70%除梗し、セメント製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。マセラシオン中は空気に触れないように注意して、ルモンタージュとデレスタージュを丁寧に行う。発酵とマセラシオンを含めると30日間。 アルコール発酵後にSO2をごく少量使用。 古樽(平均6年)を使って10カ月の間、澱引きをせず熟成。 清澄やろ過をせずにビン詰め。
特徴: カオールの伝統品種を用い、リッチで力強い味わいながら、余韻が長くフィネスを感じさせる。一般的なカオールの「ブラックワイン」とはかけ離れた繊細な風味が魅力で、口当たりがとても良い。地区名の「レ・ルージュ」とは「コー(マルベック)に適した土地」と昔から認められて付けられた。 ラベルには、生まれ育ったこの土地に育つ樹齢の古いコーの区画を、大好きな馬で耕す場面を挿絵にした愛着のあるデザイン。


2014 Polichinel V.d.F. Rouge
ポリチネール V.d.F.ルージュ

11716
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ

■エージェント情報
 マルベック60%、メルロー40%。粘土石灰土壌。樹齢約40年。グラスファーバータンクで発酵の後、小樽で澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2一切添加なし。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出したところ合格しなかったため、それを揶揄して名づけ絵をさかさまに使用したラベルにしました。フルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしています。
 色調はやや深めの赤、口に含むとクリスピーなガスが舌先にあたりフレッシュさを感じる、ご案内差し上げた4種の中で最も軽やかな味わいです。カオールとは思えないほど軽くスムーズな口当たりで、フランボワーズ等の甘酸っぱい小さな赤い果実の風味が主体となっており、仄かな甘みが口中に広がります。
 喉を通る際にドライなタンニンを僅かに感じますが、この控えめなタンニンをを最後に感じることで軽いながらもしっかりとした骨格を感じ取ることができます。時間の経過とともに香りや味わいが一層まとまり、果実味などの膨らみを味わうことが出来ますので、常温に近い温度帯でお飲み頂くことをお勧めします。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,320 (外税) 
【激ピュア!すっぴん美人です!目茶美味しいです!】
「・・コットはクセが有るから・・」

等とは言わないで、是非この素晴らしいピュアでナチュラル、身体に優しく浸透するワインを飲んでみてください。

 一切の虚飾を廃し、すっぴんのままのピュアな果実を感じていただける自然派のワインです。しかも、揮発酸系のニュアンスは無く、危険性ゼロです。

 コット(コー、コ)を60%にメルロを加えたセパージュです。ほんの僅かにガスを感じるかもしれませんが、半年もしない内に無くなる様な少ないもので、醸造に由来するものです。

 いつものようにピュアで、甘みはゼロ!・・と言いたくなる様なドライさです。それでいて、コットに感じるような果皮の厚み由来の蝋のようなニュアンスも・・ゼロです。しなやかで実に優しい・・しかも酸の美しさは特筆ものです。

 まるで自然にある果実をジュースにしただけ・・ただそれが組成や味わいを変えずに、魔法のようにワインになった・・雰囲気です。ドライなジュース感覚・・でもそれだと普通は、

「ギスギスした感じ」

になってしまうものですが、非常に球体です。2014年なので、まだ若い果実を口にしているような錯覚です。非常に旨い!・・素晴らしい仕上がりかと思います。 この先、半年から1年も経つと、先の穏やかなガスが消え、より充実した「まるっと」果実感が出てくるでしょう。濃密になって行くはずです。

 何しろ、昨年ご紹介したのは2012年ものですから・・そのタイミングから言えば、確実に1年早いんですよ。でもピュアさ、ナチュラルさはそのまんま・・あとは熟も楽しみですし、今の味わいも美味しいので、さっさと飲んでも良し、数年寝かせても良しです。

 でもひとつだけご注意申し上げます。非常に繊細なバランスを持っており、無ろ過、無清澄ですから、1~3日ほど立てて澱を落としお召し上がり下さる方が結果が良いです。ミネラリティたっぷりなしなやかテクスチュアを失うのは勿体無いですから・・。


 今回の一推しです。是非飲んでみてください!超お奨めします!



2014 l'Originel V.d.F. Rouge
ロリジネル V.d.F.ルージュ

11715
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ

■エージェント情報
 マルベック70%、メルロー30%。2013年に比べ若々しさが伺える赤紫色で、グラスの底が確認できる鮮やかな色合です。アメリカンチェリーやグレナデンシロップなど完熟感のある果実の香りとそれに似た風味があります。品種構成だけを見ると重みのある味わいを想像しがちですが、香りの印象に比べ甘みは控えめでタンニンは細かく、ほどよくのった酸がバランスを整えています。
 軽やかで滑らかに口中に流れ込み抜栓直後から柔らかさが感じられ、余韻には仄かに樽由来のバニラ香を感じ優しい印象を残してくれます。数日経過してもバランスが崩れずグラスワインでも充分にお楽しみ頂けます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,550 (外税) 
【思いっきりピュアです!!徐々に表情が付いて来たタイミング?】

2013年ロリジネル 2013年のシモン・ビュッセは、何と・・・残念ながら、ポリチネールとピュール・コの生産を諦め、ロリジネルに集約することになってしまいました。厳しいヴィンテージだったのでしょう。コットという葡萄は非常に天候に左右されやすい性質と聞いています。

 しかしそのお陰で・・非常に楽しい比較テイスティングが出来ることになっちゃったんですね・・。何せ、シモン・ビュッセのトップワインであるピュール・コの葡萄も、2013年にはロリジネルに使われたんですから・・。


 だって・・普通に考えればですよ。2013年と2014年じゃ、どっちのワインの色が濃いと予想されますか?・・普通なら

「2014年」

と答えるはずですよね?


 でも、実際は2013年の方がより「濃く」「黒い」のが見えるかと・・思うんですが・・いかがでしょうか?

 理由は、やはり良い畑のコット、ピュール・コの葡萄が入ったから・・でしょう。それしか思い当たりません。それも、かなり減産したはずで、貴重な葡萄だったはずです。

 それにしても美しい色ですよね。こんな透明感は中々出てこないです。また、2013年ものはヴォルテックスさんの倉庫に入っていたので。
2014年ロリジネル それも1年以上ですよ?・・なので、ボトルの肩の部分に澱が付着しているのが見えるかと思いますし、コルクも少し濡れているのが判るかと思います。


 味わい、味筋はほぼ一緒ですが、2013年ものは実に複雑性が高いです。ピュアさ、ナチュラルさは同程度、重さ・・というよりも軽快感も同程度ですが、2014年がわずかに軽やかかもしれません。

 メルロのやや多いポリチネールよりも濃密で、格上感が有ります。また同様に非常にエレガントで、

「コットって・・こんなんだったっけか?」

と思うに違い無いです。非常に精緻です。

 価格差は僅かですが、軽く飲むならポリチネール、複雑な表情を楽しむならロリジネルでしょう。

 そして、ロリジネルのヴィンテージ違いも良いと思います。濃密だった2011年・・バランスの良かった2012年に、今回の2013年と2014年が有りますから、もしまだお持ちの方は、一気に比較テイスティングも可能じゃ無いでしょうか?

 面白いシチュエーションを用意してくれました!・・ぜひポリチネールと共にご注文いただければと思います。

 こんなに安いのに!・・素晴らしいです!お奨めします!



2013 l'Originel V.d.F. Rouge
ロリジネル V.d.F.ルージュ

11713
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ

■エージェント情報
 マルベック70%、メルロー30%。2014年12月入荷後、1年2ヶ月倉庫で寝かせ今回のご案内となります。到着直後は果実味が控えめで僅かに青みがかった印象を受けました。現在はそういったベジェテルな要素は感じられず、酸が中心となりバランスを支え円みを帯びた味わいへと大きな変貌を遂げています。
 2013年は収量が極めて少なかったため、ポリチネルとピュール・コのブドウも全て一緒に醸造し、オリジネルだけを造りました。
 紫がかったやや深めの赤い色合いで、小さな赤や黒系の熟した果実が混ざり合うような香りに、スミレの花、バケットのような香ばしい香りが僅かに薫ります。抜栓時は酸が先行しているように感じられますが、開いてくると果実由来の甘みや風味が増し、円みが出て口当たりもより優しくなります。赤いりんごの果皮のようなタンニンで2日目以降はワイン中に溶け込み一層バランスが取れ、スミレやお香、ハーブなど華やかな印象を与えてくれます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,550 (外税) 
【思いっきりピュアです!!徐々に表情が付いて来たタイミング?】

2013年ロリジネル 2013年のシモン・ビュッセは、何と・・・残念ながら、ポリチネールとピュール・コの生産を諦め、ロリジネルに集約することになってしまいました。厳しいヴィンテージだったのでしょう。コットという葡萄は非常に天候に左右されやすい性質と聞いています。

 しかしそのお陰で・・非常に楽しい比較テイスティングが出来ることになっちゃったんですね・・。何せ、シモン・ビュッセのトップワインであるピュール・コの葡萄も、2013年にはロリジネルに使われたんですから・・。


 だって・・普通に考えればですよ。2013年と2014年じゃ、どっちのワインの色が濃いと予想されますか?・・普通なら

「2014年」

と答えるはずですよね?


 でも、実際は2013年の方がより「濃く」「黒い」のが見えるかと・・思うんですが・・いかがでしょうか?

 理由は、やはり良い畑のコット、ピュール・コの葡萄が入ったから・・でしょう。それしか思い当たりません。それも、かなり減産したはずで、貴重な葡萄だったはずです。

 それにしても美しい色ですよね。こんな透明感は中々出てこないです。また、2013年ものはヴォルテックスさんの倉庫に入っていたので。
2014年ロリジネル それも1年以上ですよ?・・なので、ボトルの肩の部分に澱が付着しているのが見えるかと思いますし、コルクも少し濡れているのが判るかと思います。


 味わい、味筋はほぼ一緒ですが、2013年ものは実に複雑性が高いです。ピュアさ、ナチュラルさは同程度、重さ・・というよりも軽快感も同程度ですが、2014年がわずかに軽やかかもしれません。

 メルロのやや多いポリチネールよりも濃密で、格上感が有ります。また同様に非常にエレガントで、

「コットって・・こんなんだったっけか?」

と思うに違い無いです。非常に精緻です。

 価格差は僅かですが、軽く飲むならポリチネール、複雑な表情を楽しむならロリジネルでしょう。

 そして、ロリジネルのヴィンテージ違いも良いと思います。濃密だった2011年・・バランスの良かった2012年に、今回の2013年と2014年が有りますから、もしまだお持ちの方は、一気に比較テイスティングも可能じゃ無いでしょうか?

 面白いシチュエーションを用意してくれました!・・ぜひポリチネールと共にご注文いただければと思います。

 こんなに安いのに!・・素晴らしいです!お奨めします!