ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー

フランス Domaine Daniel et Julien Barraud ブルゴーニュ
「2018年のダニエル・エ・ジュリアン・バローは、ディディエ・ダグノー風のクリスタルなミネラリティを手に入れた!」

 このところのダニエル・バローのナチュラル化は止まりません。年を追う毎に・・美しくなって行きます。

 親父さんの頃は素晴らしい果実の風味で、シャルドネの美味しさを見事に表現していました。かのPKさんも、ブルゴーニュ・シャルドネのTOP100に、ダニエル・バローのプイィ=フュイッセを2アイテムも入れていたほどです。

Julien et Anais Barraud
 2018年もののバローは、そんな素晴らしい果実の風味も・・実はたっぷりあるんですが、それよりも特筆すべきは、クリスタルのようなミネラリティが膨大な果実の風味を分厚くコーティングしていることでしょう。・・そう、

「もしかして・・ディディエ・ダグノーを目指してる?」

んじゃないか?・・と思えるほど、ミネラリティのクオリティ、量が半端無く増えているんですね。


 ですので・・そういう意味においては、メディア評価はむしろ下がっています。物凄い出来の2018年アン・ビュランV.V.でさえ、93点だそうです・・。まぁ、noisy としましては、ハッキリ・・否定させていただきます。「そんな訳は無いす」・・ちゃんと評価してください。

 珠玉の「スュール・ラ・ロシュ」は、白眉アン・ビュランに次ぐ仕上がりです。この位のミネラリティの方がむしろ判りやすいでしょう。

 そしてまぁ・・それなりの点が付いているアリアンスV.はティム・アトキンさんが91ポイントです。でももう、これで充分!と言えるほどに素晴らしいですし、サン=ヴェラン・アン・クレシェとマコン・シェントレに至っては、

「プイィ=フュイッセ群にそんな低い点を付けちゃったら・・この2アイテム、どう評価するの?」

と思えるほどです。案の定、ネットを検索してみても出て来ません・・。


 ですが、2018年もののバローは、どのワインも物凄いミネラリティが豊富な果実をコーティングしていますから、

「つやつや、すべすべのテクスチュアからピュアでナチュラルな果実が漏れてくる、素晴らしいスタイル!」

に仕上がっています。どんどん・・ディディエ・ダグノーに近寄って来ていると感じています。素晴らしい出来でした!


 勿論ですが、アン・ビュラン2018は、そんなレベルでは有りません。今回は非常にリーズナブルなので・・いや、少し早いですけど飲んでみていただけたら、noisy の言っている意味が判ると思いますよ。マコン=シェントレでも充分納得の美味しさと美しさを感じていただけるでしょう。超お勧めします!

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● 何しろ昨今は、あの・・「赤ワインが基本」だったリアルワインガイドも、だいぶ白ワインを掲載するようになったので、あれだけ

「ダニエル・バローは旨くて安くて素晴らしい!」

と20年近くにも渡って公言し続けてようやっと・・今の状況なんですが、リアルがバローを掲載し始め、今までブルゴーニュ・ピノにしか興味の無かった方々もシャルドネの旨さに気付き始めたのか、

「ダニエル・バローは・・・ラシーヌさんのはいつ入りますか?」

などとお尋ねの電話やメールをいただくようになりました。(基本、電話はお断りしてるんですが・・全ての仕事が中断になっちゃいますんで・・)

 で、高い評価がリアルに載ったりすると・・・それも2013年のように極端に収量が低い年だと・・本当に困っちゃいます。

 何しろ、アン・ビュランV.V.の入荷ががこんなに少なかったことは今まで有ったでしょうか・・アン・ビュランだけじゃなく、レ・クレもラ・ロシュも全てバラでしか入ってません。

 なので、申し訳有りませんが、ダニエル・バロー今までずっと毎年ご購入になられていらっしゃるお客様にも渡らないかもしれません。ご容赦ください。

━━━━━
 毎年のように全アイテムをテイスティングしてきましたが、一昨年などはとても少量でしたので、テイスティングを断念せざるを得ない状況でした。

 ですが2012年もの・・・価格はそれなりに上がった・・・いや、昔に戻っただけ・・・とも言えますが、数量は結構戴けたんですね。なので、2012年は全アイテムのテイスティングをさせていただきました!そしてもう・・・ビックリです!

 全アイテムのテイスティングは出来なくとも、幾つかのワインは飲んできましたので、その傾向は理解しているつもりです。しかも90年代前半から連続して飲んでおりますので・・・そんなnoisy が2012年のバローのワインに感じたことは・・


近年、経験したことの無い凄い仕上がり!もしかするとダニエル・バローの史上最高のワインになった!

 まず、低価格~ボリュームラインクラスの格上げの美味しさ・・が言えると思います。マコン、サン=ヴェランとも・・今までに無いようなポテンシャルの高さを感じました。そして、マコンはサン=ヴェランを、サン=ヴェランはプイィ=フイッセを喰ってしまいそうなアイテムが有り、完全にクラス越えをしているんです。

 そしてフラッグ・シップのアン・ビュランは・・・モンラッシェクラスのビロードのテクスチュアを持つミネラリティでした・・・どれだけ伸ばしても伸ばしきれない・・どこまでも伸張して行くだけの目の細かさを持っていました。

 勿論、各アイテム・・・素晴らしいです!ダニエル・バロー史上、きっと最高の仕上がりになったと思える2012年は、必ず飲んでいただきたいと思います。皆さんの・・

「えっ?・・・」 

と驚く顔が見たい・・・(^^;; ではどうぞよろしくお願いいたします。


以前ののコラムより転載です。

● 2009年ダニエル・バロー(不)完全ガイド

 ・・・(不)と入っているのは、幾つかのキュヴェのテイスティングが量的に考えて不可能だったからです。また、プイィ=フュイッセ・ラ・ロシュの入荷は有りませんでした。

 結論
 良いとアナウンスされた2009年ですが、バローにとっては・・・いや、マコネーの生産者にとっては、普通のヴィンテージなのかもしれません。むしろ、余り良くなかったのかもしれないとさえ思えます。その中で、バローは最善の策を講じ、素晴らしい品質になったのだと理解しています。

 2009年のダニエル・バローは全くの贅肉無し、残糖分無し、実に筋肉質でエレガントなマコネーに仕上がっている!・・と言えます。

 すなわち、マッチョでは無い、エレガントなムルソーのようなワインで、甘みと云う、人間で言えば「脂肪」のようなものを全く持っていません。これは全てのキュヴェに言えることです。本来は豪奢で、少し残った残糖分が、こってりとした、もしくは甘みの有るフルーツを連想させるものです。ところが、2009年はそうではない・・んです。すべてはエキスへと転化されていますので、今までのような、簡単にいつでも開けて美味しいマコネーでは無いです。きちんと休養させ、揺らさないように抜栓し、エキスを開かせるような飲み方が要求されるかと思います。

 それでも、一連のバローのワインは、その隠し事の無いエレガントさが素晴らしいです。贅肉無し、甘み無しのプイィ=フュイッセですが、2008年の仕上がりを考えても、
「ダニエル・バローもエレガント路線に変更か?」
との思いを強くせざるを得ません。まあ、コント・ラフォンのように・・・そっちに行くのかもしれませんよ。

 
 実は昨年、2008年のバローでは、こんなことを書いていました。
━━━━━
 ある意味、2008年は、ダニエル・バローの転換となるヴィンテージになったかもしれません。それは、マイナスの方向に働くことはまず考えられず、さらに偉大なシャルドネを目指しての転換期です。本当に素晴らしい辛口のシャルドネに、実は余分な肉は必要無いのです。しかし、本当に素晴らしい辛口のシャルドネは、本当は甘いのです。でも、その甘さは・・・糖分によるものでは無い。エキスによるものです。その意味においては、2008年のダニエル・バローは、自身の過去に有り得なかったバランスのシャルドネを造り出したのです。

 最低5年・・・待ってください。3~6千円のシャルドネに5年待てとは・・・なかなか言い辛いです。しかし、途方も無い可能性を秘めたワインで有る事に目を背ける訳には行かないんです。素晴らしい辛口のシャルドネとは、糖分に頼らないポテンシャルを持った甘いワインなんだと・・・理解していれば、この2008年のバローに挑戦してみることに異論は無いはずです。

 やはり、アン・ビュランは凄いですし、ラ・ロシュ(プイィ=フュイッセ)もポテンシャルがビシビシ来ます。しかし、やはり今はちょっと厳しい・・・。本当のことを言うならば、あと1~3ケ月、瓶による熟成をしてから出荷すべきでした。そうすれば新酒由来の渋みも消え、綺麗な状態になったはずです。しかし、バローさんとしてみれば、そんな経験は今までにほぼ無かったはず・・・。まあ、我々が判っていれば良いんですが、人によっては、
「駄目・・」
と、早い結論をしてしまうかもしれません。

 でもこのバロー2008年、ポテンシャルに掛けて欲しいと思います。2015年にはきっとそれなりの結論が出ているでしょう。焦らず、飲めるものから試し、上級キュヴェは寝かせてください。是非ともご検討くださいね。
 
━━━━━
 
 自分でこんなことを書いていたとは・・・すっかり忘れてました・・・(^^;;

 でも、2009年のダニエル・バローは、お手軽さは無くなりましたが、ワイン本来の美しさが見えてきたとも言えます。是非ともしっかり休めてお楽しみください!お奨めします!

エージェント情報
マコン・ヴィラージュ、サン・ヴェラン、プュイ・フィッセの3つの地区でワインを造っている、コート・シャロネーズを代表する造り手・ダニエル・エ・マルティーヌ・バロー。ロバート・パーカーも「コート・ドゥ・ボーヌのグラン・クリュの最も優れたワインと同等か、それを凌ぐ、最上級のワインをつくっている。」と高く評価している。
栽培 ビオロジック
自社畑面積6.7ha
醸造完熟したブドウを収穫した後、澱の上に15ヶ月間そのままにしておき、清澄も濾過もせず、豊かな味わいのワインに仕上げている。


2018 Macon-Chaintre les Pierres Polies
マコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリ

15422
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
マコン
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
◆◆◆メディア評価は見当たりませんでした。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,250 (外税) 
【デイリー価格の高級シャルドネ!・・実に美味しいです!】
 もう・これは常備しておくべきワインでしょう。最もリーズナブルなマコン=シェントレ・・・村名格のシャルドネですが、一般に販売されているマコン=何とかとは、まったく異なるワインです。

 2018年のバローのワイン、全てに言えることは、やはり膨大なガラス、クリスタル風のミネラリティが、冷涼で豊かで凝縮した果実・柑橘をコーティングしていると言うことですが、このマコン=シェントレ2018にも同じことが言えます。

 ですので・・いや、この言葉、「サン=ヴェラン・アン・クレシェ2018」のコラムにも書いたので言いたくないんですが・・ある意味、このマコン=シェントレで充分・・美味しさが堪能できてしまうんですね。

 そして、その先を探って行っても、確かにまだまだ知らない存在が有ることに新たに気付くんです。だから飲んでいても楽しいし、何より、全くぐだぐだっとした部分が無いので、非常に心地良いんですね。色合いも淡い緑が入った美しい黄色です。

 こんなにリーズナブルで良いんだろうか・・と思ってしまいます。2018年のダニエル・バロー、是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【定番のリーズナブルワインですが、ベースのワインがこんなに素晴らしいとは!・・と是非驚いてください!】--以前のコメントを使用しています。

 ブルゴーニュのデイリークラスには非常に厳しい・・(^^;; リアルワインガイドも、しっかりポテンシャル点90ポイントを付けているマコン=シェントレです。

 特徴はほんのりと芳醇ながらも美しい酸、ミネラリティもたっぷりで非常に瑞々しい美味しさが有る・・と言うところでしょう。濃密に仕上げることは、温暖化と言われる現在においては特別に難しいことではないと思われますが、

「そこにフィネスが有るか?エレガンスはどうか?」

と言う部分においては、非常に苦労してきたのがマコン各村なんですね。PKさんがシャルドネを貶める言葉として常用していたのが、

「マコンじゃないんだから・・」

でした。言ってしまえば、

「下品」

の代名詞みたいな時代が有った訳です。勿論ですがそこには、努力を続けるドメーヌも多く有り、その代表格がダニエル・バローだった訳です。「シャルドネに 割りばし入れて マコン=ヴィラージュ」などと樽臭いマコン=ヴィラージュを揶揄していた時代が有ったんですね。


 そんなマコン=ヴィラージュとは全く異なるのがこのシェントレです。やっぱり旨いですね・・いつもは、タイミング的にはもっと早い時期にテイスティングしていますので、完全には落ち着いていなかった訳です。今回はサンリバティーさんが倉庫に入れっぱなしでオファーを忘れていた?ために、半年以上遅れてのご案内になっています。

 でもそんなタイミングなので、しっかり落ち着いてるんですね~・・。リアルワインガイド第62号は2018年4月のテイスティングですから・・そろそろ1年近くで、その位のズレが有ります。

「このワイン、こんなにおいしかったっけ?」

と徳丸さんは書かれていますが・・

「美味しかったですよ」

とお答えしておきましょう。何せnoisy はこのワイン、もう・・どうだろ、20年近く欠かさずに飲んでますから・・。


 しかしながらやはり変遷は有りますよ。もっと樽っぽかったし・・いや、樹の若さも感じたかな・・フレッシュだが凝縮感に欠けた印象が最初の頃だったと思います。でも・・千円台だったですしね・・充分にリーズナブルでした。この素晴らしいバランスを見せるシャルドネがこのプライスですから・・しかも、

「アドヴォケイトが選ぶブルゴーニュを代表する生産者」

で有り、

「ブルゴーニュ・シャルドネの傑作」

として、プイイ=フュイッセ・アン・ビュランV.V.とレ・クレV.V.が選ばれている位ですから(レ・クレは改植したため現在はV.V.表記無し)。


 下から上のクラスまで、見事に美味しいのがバローです。言いたくないが・・

「マコン・シェントレで充分旨い・・」

ので困ります。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【年々、瑞々しさを増しています!滅茶美味しいです!】
 滅茶苦茶瑞々しく、健康的で、伸びの良いワインです。しかも、

「ん?マコン・・?」

と思えるような冷涼感付きです。

 さらには、

「・・これでマコン?」

と思えるような、コート・ド・ボーヌ的なエレガンスの有る果実の風味なんですよ。


 価格もリーズナブルですし、これは売れるんじゃないかと!・・コンディションの良さも抜群です。


 リアルワインガイド第58号は、ついに今までの最高ポテンシャル点、89+点を付けましたね。noisy的にはそれだとやや低いかな・・と思いますが・・ここはハッキリ、90点付けるべきでしょう。それだけのパフォーマンスをしてくれます。

 年々増してきた正当にナチュラルな美味しさ、是非感じてみてください。超お勧めです!


 以下は昨年までのこのワインのレヴューです。
━━━━━
【もう単なるマコンとは呼べない!素晴らしい味わいです!】

 いつも安定して美味しいマコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリです。もうお馴染みですね。

 ですが、2014年ものの美しい姿はまた2013年の健全さ、バローのベンチマーク的存在を超えて美味しいと感じてしまいました。

 もっとも、昨今は自然派と言うの括りの解釈も非常に難しいです。

「自然酵母(畑に自生しているもの、果皮付着)じゃなくて自然派を名乗れるか?」

と言うような基本的なものから、

「ビオロジック + So2の使用有りき」

と言う、既存のスタンスではヴァン・ナチュールとしては不足している・・・と言う考えもあります。

 その辺りはとても微妙な問題を含んでいまして、まぁ、いつも言っていますが最終的は、

「醸造結果としての揮発酸値」

に掛かってくると思うんですね。

 ナチュラルな畑仕事、ナチュラルな醸造の結果として、ナチュラルなワインが仕上がる・・これが理想です。しかしながら時に、もしくは多くの場合、

「ナチュラルな畑仕事、ナチュラルな醸造の結果として揮発酸値の上昇を招く」

ことにつながり兼ねない状況が見られる訳です。


 まぁ、極低レベルの揮発酸値の話しでは無いんですね。ワインのピュアな味わいを損なわない程度の揮発酸値であれば問題は無いと言えます。しかしながら、それはかなり上手く行った場合・・になります。

「ん、私はSo2は使用しないよ!」

と言う最初からのスタンスは非常に綺麗な言葉では有ると言えますが、仕上がったワインの揮発酸値が高いとすると

「唇寒し」

と判断されてしまうかもしれません。


 確かに、極わずかの方々は、So2を全く使用せずともピュアなワインを造り上げることが出来ると思います。しかしながら、ほとんどの造り手は、

「最上の葡萄が収穫でき、最上の仕事が出来たときにピュアなワインに仕上げられる」

と言えるかな・・と言うのが、noisy が現在感じていることです。

 リアルワインガイドは2013年ものよりも2014年ものをより高い評点にしていますね。理解できる部分では有ります。でもまぁ、

「どちらも相変わらず旨い。敢えて言えば、2014年ものがより凝縮感に長けているかもしれない。」

ですね。

 何せ、どうでしょうね・・覚えてませんが、どれだけ長くダニエル・バローのワインを毎年飲み続けて来たか・・・。90年台中頃から毎年必ず飲んでますから・・体の何パーセントかはダニエル・バローのシャルドネでできているかもしれませんしね・・そりゃ無いか。


 このシャントレの良いのは、甘く無いし、ミネラルは重く無く軽やかでビッシリ、適度な中域のふくよかさ、充実と余韻の長さ、ダレない酸の美しさが寄与していると思います。揮発酸の存在を感じたことなど・・ございませんしね。

 価格も実にリーズナブルです。ワイン屋として困った時の「ダニエル・バロー頼み」も有りがたいものです。何せ、

「美味しく無い!」
「合わない!」

とは、まず言われないですから・・。しかも、このシャントレは、二次発酵のニュアンスが強く出ないので、やや匂いのキツイ魚介にも行ける可能性が大きいんですね。・・まぁそんな場合、安全策を考えるなら二次発酵無しのワインを第一にしますが・

 柑橘系果実のしっかり出た美味しい・・甘く無い、しっかりシャルドネです。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
 いや~・・ピエール・ポリで充分旨いんですが、ヴェルジッソン・ラ・ロシュの石のニュアンス、マコン=フュイッセのクラス超えのポテンシャルも捨てがたい・・・選ぶのは難しいです!

2012マコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリ
 わずかに樽、凝縮感がわずかに甘みをもたらす。粘性ある滑らかなテクスチュアと程好いスパイス感。軽めながらたっぷりあるミネラリティ。ドライな味筋ながらしっかりと押してくる素晴らしい味わい。

2011&2012 マコン=ヴェルジッソン・ラ・ロシュ
 2012は2011よりもかなりドライ・・・2011年は荒れが収まり、熟しつつ有って、むしろ甘みさえ感じる滑らかさ。出来はほぼ同等か?とても美しくバランスの良い仕上がり。締まったミネラリティ・・・単純に美味しいが、岩、石のツルッとしたミネラリティが特徴的。リンゴや洋梨、柑橘。両方を比較すると、渋みと苦味が味幅、土台を作っているのでどちらも必要なものだと判る。リーズナブルなワイン。

2012マコン=フュイッセ
 美しい淡い黄色。光り輝いている。格上の味わいはすぐに判るほどのネットリ感とエレガンス。中域が密で味わいの幅が広い。フルーツ表現の精度が高く、よりエレガンスを感じさせているようだ。

 ポリはとっても美味しいです!こんなに美味しくなって・・良いのかな?・・と思うほど、格上げされたように思います。価格的にはヴェルジッソン・ラ・ロシュが上ですが、現状の美味しさはマコン=フュイッセに軍配。マコン=フュイッセは・・・マコンじゃ無いす!・・いや、マコンを超えてます。ヴェルジッソン・ラ・ロシュの石、岩のガチっとしたミネラリティが素晴らしい・・・そして2011年は熟し始めていて、凄く纏まりが出てきました!是非ご検討いただきたい4アイテムです。一推し!


2018 Saint-Veran en Creches
サン=ヴェラン・アン・クレシュ

15421
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
サン=ヴェラン
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
◆◆◆2018年のメディア評価は見当たりませんでした。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,790 (外税) 
【サン=ヴェランがこんなに美味しくて・・どうするの!】
 このサン=ヴェランで充分!・・です。2018年のダニエル・バローの素晴らしさを見るには・・。却って上級キュヴェのマンモスなミネラリティが要素を抑え込むような動きをするかもしれないので、「造り手の傾向を知る」には、このリーズナブルなサン=ヴェランでもOKだと言えます。

 やはりジュリアンが参画するようになってから、自然派的アプローチが深まって行ったのでしょう。飲むと葡萄の根が水分を求めて地中深く入って来たのが目に見えるかのように感じられます。

 色彩も艶やかな果実がたんまり・・そして白いミネラリティと、透明感バッチリなガラス、クリスタル風のミネラリティがたんまり有ります。色合いも・・緑色の存在が美しく感じられます。これは実にリーズナブル!・・少なくとも90点以上は付けるべきシャルドネでしょう!是非飲んでみて下さい!お勧めします!

以下は以前のレヴューです。
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【全方位に外向的!豊かな味わいだがダレ無い酸の美味しさが凝縮した果実を引き立たせています!】

 非常に良いワインです。僅かに映しこまれた淡い緑色が、このワインの素性を語ってくれています。非常にピュアで丸みがあり、ブルゴーニュの南部のワイン特有の暑苦しさは無く、極上クラスの味わいを感じさせてくれます。

 ラシーヌさんはダニエル・バローの輸入が出来なくなってしまいましたが、例えばラシーヌさんにお呼ばれされて新年会などに行かせていただくと、サンリバティーさんの社長さん、佐々木さんがいらっしゃったりします。どうやら非常に仲が宜しいようで・・また、ラシーヌさんの合田さんもサンリバティーさんの何かにタッチしてるのかな?・・ハッキリしたことは判らないんですが、関係の深い間柄のようです。

 なので、新年会でラシーヌさんのワインを味わっていると・・そのままじゃ済まなくなってしまいます。2年ほど前には・・それまでラシーヌさんの新年会にお邪魔していたはずなんですが、気付くと拉致されていまして、何故か佐々木さんの地元で飲んでいたりします。気付けば日が変わっていて・・何てことになっているんですね~・・。

 サンリバティーさんのワインはラシーヌさん同様コンディションも良く、社長さんのお人柄も良く・・何せ工学系出身なのになぜかワインのエージェントをしていると言う、ちょっと変わった履歴の持ち主でおられます。で、2015年ものもそうでしたが、2016年もののバローは完全にサンリバティーさんからの仕入れになっています。

 このサン=ヴェラン・アン・クレシェは2015年ものはご案内出来なかったので二年振りと言うことになります。ご存知かとは思いますがサン=ヴェランはマコン各村の近郊に有る村、A.O.C.で有り、A.O.C.プイィ=フュイッセの北に接している村でA.O.C.マコンより上位とされています。また単にマコン=ヴィラージュより上位とお考え下さって結構かと思います。

 さすがにA.O.C.マコンで美味しいものは多くは無いですが、マコン=ヴィラージュやマコン=何とか、サン=ヴェランともなりますと、昨今は結構に良いものも散見されるようになってきました。

 ただし・・価格も10年前のブルゴーニュ村名並み・・と言う場合が多いので、

「・・いや~・・ダニエル・バローが有るからなぁ・・中々この存在は超えられないでしょ・・」

と言う気も有ります。


 年々ピュアさとナチュラルさを増してきているダニエル・エ・ジュリアン・バローですが、20年ほど前の「樽っぽいシャルドネ」とは隔世の感が有ります。非常にピュアなんです。樽は掛かっていますがその存在を言う必要が無いほどまで来ています。

 とても良い感じに凝縮しており、冷ややかな酸が柑橘系フルーツの美味しさをたっぷり伝えてくれます。勿論、ミネラリティもたっぷりです。ガラスのような透明感の強いものと白っぽい石灰系のものが半々ほどに感じられ、全てを支える基盤になっているかのようです。

 リアルワインガイド第62号では、「現状は少し硬いがすぐこなれて来そう・・」のように書かれていますが、今飲んで充分な美味しさを感じられるバランスです。評価は89+~90 です。これより低いACブルゴーニュ・シャルドネは山ほど・・有ります。noisy のところでも非常に売れているロッシュ・ド・ベレーヌのシャルドネはリアルでは90点には届きません。確かに・・濃密さはこのサン=ヴェランの勝ちです。このちょっとしたシャルドネのマッタリ感にやられちゃうんですよね。

 非常に良い出来でした。価格もリーズナブルです。是非飲んでみてください。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【さすが格上!!マコンから来ると、クラスの違いを感じます!】
 以前のコメントを修正して掲載しています。非常に旨いですが・・非常に少ないです。


 さすがにポエール・ポリをこのクラスと比べると見劣りがしてしまいます・・・結局ミネラリティの違いなんですよ・・・なんだかんだ言っても最後は・・。果実だ酸だと分析しても、ミネラリティの質が自分の中のクラス、判断基準を決めているような気がします。

◆サン=ヴェラン・アルページュ
2012年初登場のアルページュ。少し濃い目の黄色。甘塩っぱいミネラル感がとても強い。ドライだが実に集中していて、それも甘みを感じさせる原因だろう。タイトで逞しい筋骨隆々タイプ。かなり旨い。


◆サン=ヴェラン・アン・クレシェ

 ハッキリ言って・・ちょっと舐めてました。3千円超えちゃった・・もう駄目かな・・と思ってたら・・とんでも無い!プライス以上のポテンシャル!トースティ、ドライだがジューシー。しかもかなりなミネラリティ度。現在は少し硬めだが、今までとは異質のポテンシャルを感じる。かなりの延び代のある味わい。フレッシュ感がたっぷり有り、ピュア感に結びついている。2013年までよりも確実に旨い。

◆サン=ヴェラン・レ・ポマール

圧巻。重厚感。質感の高さ。ボーヌの優良シャルドネ並みのミネラリティ。こってり感。中域の透明感。酸の美味しさ、バランスの良さ・・かなり美味しい。ボテっとした南部のミネラリティではなく繊細さを感じる。実に高級な味わい!


 サン=ヴェラン3種にも・・ビックリです。アルページュは逞しい、筋肉質の男性のようなスタイルで、プイィ、マコン辺りの暑苦しさが全く無いんですよね。アルページュが以前のアン・クレシェを男っぽくしたような感じです。価格もそんな感じ。

 アン・クレシェにはビックリ・・。物凄いポテンシャル・アップでした!

「これでサン=ヴェランかよ~!」

みたいな雰囲気でした。


 で、サン=ヴェラン・レ・ポマールですが・・・これをプイィ=フュイッセと言わなくて、何だと言えばよいのか・・もうミネラルの細やかさが異質なんですよ。滑らかでね・・緻密さ、エレガンスもある・・言うことのない味わいでした。

 そんな訳で選択は難しいかと思いますが、どれを飲んでも旨いです。えっ?ポマールが高い?・・・いや、高くないです。エチケットが無いと思って飲んでみてください。ビックリされると思いますよ!お勧めします!



2018 Pouilly-Fuisse Aliance Vieilles Vignes
プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15420
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
プイィ=フュイッセ
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
◆◆◆ティム・アトキン氏は91点でした!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,950 (外税) 
【三千円を切ったプイィ=フュイッセが91ポイント評価!・・そして今でも美味しく飲める冷ややか果実+膨大なミネラリティ!超お勧めです!】
 2017年ものはスタートで躓いてしまいまして、あっという間にアリアンスV.V.が無くなってしまいました。世界で最もリーズナブルなプイィ=フュイッセです。

 そしてやはり2018年ものバローはミネラリティが凄い!・・これだけしっかり有るのに・・硬くならないし、熟度は高いのに全くダレないのも不思議ですが・・真実なんですね。

 バローの他のワイン同様、果実もたんまりで冷ややかで美味しいんですが、葡萄の高質感が下のクラスよりしっかり感じるんですね。なのでやはり、上のクラスの他のプイィ=フュイッセの区画並みに畑の状態が良くなって来た・・ことの証拠なのかもしれません。

 因みにティム・アトキン氏は、このアリアンスV.V.までは評価していて、91点付けています。まぁ・・アン・ビュランとちょっと、間が詰まっちゃっているように感じますよね?・・それに、noisy 的にはサン=ヴェラン・アン・クレシェで90点以上は付けるでしょうから・・。

 写真の方も、今回は何とか良いように撮れたようで、深~い凝縮した果実を冷ややかに閉じ込めているミネラリティが見えるような・・?・・気がしませんか?・・しないか~・・。飲んでいただけましたら、その意味が良く判ると思いますので、

「白ワインはあまり飲まないんだよな~」

とおっしゃる方にこそ、この超リーズナブルな高級シャルドネを飲んでいただきたい!・・そう感じています。きっとファンになってくれると期待しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【万全でした!アドヴォケイトも90点。A.C.ブル価格の村名区画名付き高級シャルドネです!】

 何故かバローは日本でとても安いので、中々やり辛くなってしまっています。某社は何でそんなに安いのか?・・以前、ラシーヌさんから入って来た頃の価格を見ると、とてもじゃないが理解不能です。

 ですが、今はジュリアンが造っていると思われるこのアリアンスV.V.、年を経る毎に「ピュア」になり、バランスが素晴らしくなっています。

 昔のダニエル・バローは、これまた昔のコント・ラフォンを思わせるような大きな造りで新樽をしっかり使っていました。今もそれなりに使用していると思いますが、昔の「バリック臭さ」は全く無く、それでも「適度な酸化」で滑らかに、酸の美しさがリアルな果実酸を感じさせてくれる、「新時代の高級シャルドネ」です。

 このアリアンスV.V.より上のラインは、少し寝かせた方が良いのは間違い在りませんので、直近に飲むのでしたらアリアンスV.V.をお薦めします。是非飲んでみて下さい!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【ミネラリティ溢れる冷ややかな果実!高級シャルドネの複雑性とフィネスを感じさせてくれるスーパーポテンシャルワインです!】

 あのブルゴーニュを代表するドメーヌのラフォンさんちも、ルフレーヴさんちも、生産量に限りの有るコート=ドールを飛び出し、将来性の高いマコンに新たな活躍の場を得た訳ですから、マコンの地がどれほどのポテンシャルを持っているのか、推して知るべし・・だと思います。

 確かにコート=ドールよりも南に位置しますし、マコネーとは言いつつも最も南に有るプイィ=フュイッセは、熟度は心配しないでも、ブルゴーニュ・シャルドネと看板を出せるフィネス、エレガンスが出せるかと言う唯一点が、大問題になってくる訳です。

 しかしながらこの、ダニエル・バローのプイィ=フュイッセの入門クラスである「アリアンスV.V.」ですら、そんな大問題を簡単に蹴散らしてしまう品質だと言えるのが凄いですよね。3千円でこれだけの高い品質のシャルドネが買える訳ですから、実にありがたいことです。

 2016年もののブルゴーニュは、2018年に到着し始めたものの、当初は非常に心配をしていました。しかしながら・・特にシャルドネは、

「・・もしかしたら・・グレートイヤーか?」

などとの言葉がテイスティング中に浮かんできてしまうほどのクオリティを見せるアイテムが多く存在しています。


 このアリアンスV.V.も非常に素晴らしい出来でした。リアルワインガイド第62号では、今飲んで 90、ポテンシャル 91、飲み頃予想 2020~2040 と言う評価で、

「このクラスから上は熟成が必要となる」

と書いています。


 noisy 的には、この2019年の正月のテイスティングで、

「このプイィ=フュイッセのクラスは、アリアンスV.V.だけは今から飲んでも充分美味しさを受け取れる!」

と感じました。これより上は・・やはり待ちましょうよ・・(^^;; 勿体無いですから。


 アリアンスV.V.は、ガラス系の透明感溢れるミネラリティのやや太い芯が存在し、縦構造の確かさを感じさせつつ、凝縮した果実由来のエキスが、少しずつ崩壊を繰り返し要素を放出、表情を豊かにしてくれる・・発展途上に有ります。勿論全開なんて無理ですが、

「この分子崩壊による表情」

こそが開くと言う意味(に近い)ですから、まだ少ないはずのそれを拾うだけでもたっぷり楽しめてしまうほど、ポテンシャルが充分だ・・と言うことなんですね。

 勿論、もう皆さんもたっぷり飲まれていてご存知かと思いますが、バローのワインが熟した時のパフォーマンスは物凄いですよね。そこまでは行かないにせよ、

「若いフレッシュな凝縮したシャルドネの美味しさ」

と言う切り口も有る訳で、その部分において、充分な美味しさだと判断します。是非飲んでみてください。3千円のプイィ=フュイッセ、驚かずにお楽しみくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【凄いポテンシャル!しかもほぼデイリー価格です!】
 息子さんのジュリアンが作ったアリアンスVV・・・旨いです!実に美しいプイィ=・フュイッセに仕上がっています。しっかり腕を上げたなと思います。

 リアルワインガイド第58号は、

「このクオリティでこの値段・・でいいの?」

とまで言ってます。同感・・!休養後に飲んでみてください。お奨めです。


以下は2008年のコメントです。
【むしろ3年ほどの時間が必要です。】
プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴェ / ジュリアン・バロー
 若々しく瑞々しいやや大きめの白・黄色の果実・柑橘。グレープ・フルーツっぽくも有る。ミネラルのアロマが強い。サン=ヴェランよりも構造が大きく、とても伸びやか。いつものヴィンテージよりもかなりドライ。

プイィ=フュイッセ・アン・フランス
 やや硬い表情。現在はふくらみに掛けるが瑞々しく・・でも硬い。アリアンス・ヴェよりも青みが有る。いつもよりドライだが、肌理の細やかさは上かもしれない。


 中級クラスのプイィ=フュイッセですが、ミネラリティが並みのワインよりも高い分、その殻を破る力に2008年は欠けているのかもしれません。現在はどちらも硬く、厳しいです。しかし、ハードなムルソーだと思えばこれも充分に有り。いつものようにマッチョなバローでは無いと思うべきでしょう。

 5~10年の熟成でピークを迎えるでしょう。かなり美味しいタイトなシャルドネになると思ってくださいね。お奨めです。


2018 Pouilly-Fuisse Sur la Roche
プイィ=フュイッセ・スュール・ラ・ロシュ

15419
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
プイィ=フュイッセ
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
◆◆◆ティム・アトキン氏は・・アン・ビュランを凌ぐ94ポイントを付けています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥4,390 (外税) 
【94点・・素晴らしいです!・・でも流石のアン・ビュランには叶いません。】
 美味しいです~・・見事ですね。2018年のバロー全般に言えますが、物凄いミネラリティが果実の風味をコーティングしています。柑橘も、果実も、花も、蕾も・・しっかり感じられます。

 ティム・アトキンさんはアン・ビュラン93点、ラ・ロシュ94点と、掟破りの逆転評価をしています・・。頑張りましたね・・でもそれは違うでしょう。ミネラリティの封鎖が緩い分・・つまり、クリスタル的なミネラリティの総量が僅かに少ない分、その中にある果実の風味が出てきているんですね。

 ですので、下のクラスの方が果実もたんまり・・いや、リリース直後の今の時期の話しですが、感じられるんですよ。

 そして、ラ・ロシュらしい石灰で出来た少し大きな岩のようなニュアンスもたっぷり有ります。ですので、早めに飲むのであればアン・ビュランよりスュール・ラ・ロシュの方が美味しく感じるかもしれません。でも、ちゃんと取れば、アン・ビュランの呆気に取られるような膨大なミネラリティと果実味の凝縮に気付かれるでしょう。

 2018年のバロー・・・実に素晴らしいです!是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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 以前の樽臭いバローを知っている方は少数派でしょうが、最近はそれでも・・そんな時代の大仰なシャルドネが結構に、

「・・懐かしい・・」

と思いつつ、しかも、それを美味しいと思って飲んでいる自分に気付く・・ことがママ・・あります・・歳、取ったのね・・それでも美味しいものは美味しい・・で良いとも思っています。

 この2017年もののバローは、相当前に入ってはいたんですが、サンリバティーさんが仕入をしくじったようで、トップキュヴェの「アン・ビュラン」が入って来ないことになってしまいました・・ので、

「(・・げげっ・・やり辛い・・よなぁ・・)」

と言うような気持ちが有って、ついつい・・今まで放置することになってしまいました。アン・ビュラン・・・毎年ちゃんと入れてくださいね・。


 ですので、2017年ものは、このところはもうバローの二番目のキュヴェで有る「スュール・ラ・ロシュ」が最も上のキュヴェと言うことになっていますので・・申し訳ございませんがご了承くださいませ。

 まぁ、今年2020年は年初より、相当に色々なことが続けざまに起き、この新型コロナウイルスでとどめを刺されたような感じです。どれほどの事件?が起きていたか・・などは、お客様には一切、お話ししていませんが、それはもう・・忙しい日々でした。

 そして6月15日発刊予定のリアルワインガイドの次号も・・そりゃぁ・・大変ですよ。何せ、テイスティングに行けない、できない・・ですから。

 なので、もうすぐ発売なのでお話ししても良いかと思いますが、何と・・noisy も寄稿文を寄せさせていただいてます。5千文字という文字数が多いか少ないか・・は判りませんが、5千文字に揃える・・その近くでまとめる・・と言うのも、結構な困難な作業になったりします。

 その上、通常のレヴューは6アイテムほど書いていますし、日々状況の変わる新型コロナウイルスの影響も含めての寄稿文だったので、

「締め切りを大幅に超えてから書き上げた」

もので・・、その、遅れていると言うプレッシャーと、新型コロナウイルスの影響がどっちに出るかに関係のないように仕上げなくてはいけないと言うようなプレッシャーもあり、結構にしんどかったです。


 まぁ、文字を書くのも結構な仕事では有りますが、造り手さんにとっても上級キュヴェをちゃんと仕上げる・・と言うことも、毎年違う気候や状況をしっかり見極め、作業していく訳ですので・・大変ですよね。まぁ、noisyは寄稿、バローさんは気候に左右された訳です。

 やはりトップ・キュヴェのひとつ、スュール・ラ・ロシュは、その名の通りの石のニュアンスが感じられる素晴らしい出来でした。アドヴォケイトも93ポイント、そこそこの評価をいただけているようです。

 年々、ピュアさを増し、ナチュラルさも入り、樽の要素はやや弱くなり、ディテールがしっかり描かれていると感じます。是非飲んでみて下さい。お勧めします。




 以下は以前のレヴューです。
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【今や評価はダニエル・バローの第二位の地位!ポテンシャル高いです!前回はラシーヌさんものですが¥5.150でのご案内でした!】

 かなりリーズナブルです。ご案内したのはちょうど2年前頃ですので、そろそろ飲みはじめてOK・・かと思います。サンリバティーさんから条件をいただきました。限定数量ですのでお早めにどうぞ!


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【今はまだ飲まないでください・・でも必ず手に入れてほしいアイテムの2~3番目です!】

 飲めませんので以前のコメントを掲載しています。非常に少ないです。このラ・ロシュは、以前はバローさんの3番目のワインだったんですが、樹齢の上昇や葡萄の選別により、2番目に躍り出たキュヴェです。ですが、レ・クレとの差は微妙だと思います。むしろ好みの差と言えると思います。

2012プイィ=フュイッセ・スュール・ラ・ロシュ
 蜜、高級なフルーツ、コッテリ感・・高級なシャルドネ特有の存在感あるフィネス。ドライで集中している。まだ硬いが要素のバランスが取れている。コルトン=シャルルマーニュ的な硬さのあるプイシ=フュイッセ。

2012プイィ=フュイッセ・レ・クレ
 PKさんが「もっとも偉大なブルゴーニュの白ワイン」にアン・ビュランと共に選んだだけのことはある素晴らしいワイン。瑞々しく気高いミネラリティを多く持つ。精緻な質感、中域も適度に膨らみがあるので一応は飲めるが・・3~5年は待つべき。しっとりとした余韻が長く続き残る・・・美味しい。

2012プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 実に美しい黄色。軽やかなエレガンス・・・天使の羽衣?奥深い味わいの構造。凝縮。緻密。精緻。伸び。ドライ。瑞々しく良い表現をタップリと内封した液体。伸ばせばどこまでも延びて行くようなミネラリティ。高級感。ボーヌの頂上クラスに匹敵する仕上がり。


 まぁ、どれも素晴らしいんですが・・やっぱりココに来るとアン・ビュランの凄さが光ります。先日飲んだ1986年ビアンヴィニュ・バタール=モンラッシェと同様なミネラリティでした。そしてドライなのに・・・甘いんだな・・・・(^^;; 凄い仕上がりですが、飲み頃はかなり先・・・アン・ビュランは5年後以降に飲まれてくださいね。



以下は以前のコメントです。
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【さすがのアン・ビュラン!!しかしこの冷たさは!】

 アン・ビュランと同格のレ・クレはいつものように数が無く、飲めませんでした。アン・ビュランですが・・・これにはビックリですよ。こんなアン・ビュランは、毎年のように10年以上飲んでますが・・・切れ味鋭い氷の刃のようです・・・そして、フリーズされた果実を閉じ込めているかのようです。

 現在はまだ全くその全貌を見せません。余分な成分を全く持たない、とても硬いムルソー・シャルムのようです。少なくとも2年・・・置いて欲しいと思います。ダニエル・バローもエレガントな味わいに変身中・・本当にそうなのか?・・ちょっと疑念は残りますが、いずれ結果も出るでしょう。少ないのでお早目にどうぞ!


以下は2008年のコメントです。
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【この2アイテムは・・・飲むのを躊躇してください!】

プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 やはりこれは凄いワイン。凝縮感とミネラリティの塊。密度の凄みを思い知る。なのに繊細だ。呆然とさせられる。


 上記はテイスティング時のメモそのもの・・・です。内容よりも気持ちを読み取っていただいたほうが・・・近いと思います。何せ、テイスティングの最後の方は、同じような表現になってしまうのを避けるために簡略化して書いている場合が多いからです。


 ラ・ロシュは飲めるんですが、ポテンシャルを考えると、「勿体無いかな?」という想いが先に立ってしまうほど・・・です。素晴らしいプイィ=フュイッセなので、このコラムではこのラ・ロッシュを一押しに致します。

 レ・クレは申し訳有りません・・・あまりに少なく、飲めませんでした。しかし、アン・ビュランと共にPKさんに最高の評価をされているだけのことは・・・毎年のテイスティングで感じています。恐らくですが、アン・ビュランと双璧でしょう。

 で、アン・ビュランVVですが・・・これはやはり「化け物」です。どう有っても漲るポテンシャルを隠し通すことを拒絶しています。まさに漲っているイメージは、極上のムルソー1級と同様・・・。もしかしたら今までにバローが生み出したプイィ=フュイッセで一番の品質かもしれないとさえ思ってしまいます。凝縮感とミネラリティの塊。しかし厳しさもしっかり閉じ込めていますので、確実に熟成が必要です。


 この3つは・・・最低5年・・・待ってください。でも・・・実は今でも飲めるワインでも有ります。ポテンシャルを隠し切れないから・・です。お奨めします。


2018 Pouilly-Fuisse en Buland Vieilles Vignes
プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15418
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
プイィ=フュイッセ
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
◆◆◆Tim Atkin 93Points
Vinus 93Points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥4,980 (外税) 
【超絶なミネラリティにコーティングされたピュアな果実が膨大です!素晴らしい!】
 2018年もののアン・ビュランは、プラスティック風の蝋封で、とても開けやすいですし、長くも持つんじゃないかと思います・・それにこのところ、エチケットデザインも微妙に変化しています。

 もう、呆れんばかりのミネラリティです。そして以前より存在していた果実はそのまま内部に留め置かれています。

 そのミネラリティのお陰でしょうか。アン・ビュランだけに留まりませんが、

「プイィ=フュイッセとは思えないほどの冷涼さ!」

が出ているんですね・・。「氷のアン・ビュラン!」とでも呼びたい位です。


 なので、酸味のしっかりした柑橘の風味から、ある程度暖かい地方の良い熟し方をした柑橘・果実まで、フルにサポートしてくれちゃってます。

 そしてそれらすべてに高い質感が有ります・・。これに93点は・・無いでしょう。5年後に飲んでひっくり返ること必定です。

 勿論、今でも美味しくいただけますが、メディアの評価者さんたちと同様の評価をしてしまうかもしれません。それでも93点ですから、相当に美味しいのは間違い在りませんが・・。

 この素晴らしい凝縮した果実・・しかも冷涼で徐々に漏れてくる僅かなものだけで・・充分に美味しいです。是非ご検討くださいませ!フランスで最もリーズナブルな高級シャルドネです!


 以下は以前のレヴューです。
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【モンスター級です!】

 色っぽいでしょう?・・艶が有りますよね。ワインは非常にピュアです。それに年を追う毎に「ナチュラルさ」を増しているように感じます。

 もう・・ル・テロワールさんが扱われていたころからのお付き合いで、毎年のようにテイスティングしていましたので、

「むしろリリースされて日本に到着し、2~4週間ほど休ませた頃が一番判りやすい」

「リリース後5年経つと大化けしている」

「開くとプイィ=フュイッセだとは思えないほど・・コート=ドールのグラン・クリュ並み」

だと言うことはたっぷり理解しています。


 もう死語に近いですが「ノースバークレイ」と言うアメリカの会社が有り、その関連でル・テロワールさんに入って来ていました。その頃はPKさんの言う、

「新樽を使え」
「濃密なワインを造れ」

と言う命題にブルゴーニュのドメーヌが振り回されていた頃ですね。ボルドー至上主義をそのままブルゴーニュに持ち込んだような感じです。

 なので、当然ながらブルゴーニュワインの評価は低かったし、豊かなドメーヌは一握りでしか無かった訳です。

 そのお陰で日本では美味しいブルゴーニュワインをリーズナブルに購入出来た訳ですし、儲からなかったドメーヌたちも、努力し、迎合すれば利益を上げられることを知りました。

 しかしそんなバブルも崩壊し、「濃いブルゴーニュワイン」は敬遠される時代になり、以前のエレガントなブルゴーニュワインへと原点回帰してますし、さらには有機栽培へと時代は戻っているかのように感じます。


 そんな中でダニエル・バローも樽を強くかけることを止め、有機栽培へと回帰、ピュアでナチュラルなシャルドネをポテンシャル高く造り上げる素晴らしい生産者になったと言えます。


 2016年もののアン・ビュランも例年通りに素晴らしく、密度高い味わいです。蜜っぽく、複雑性は非常に高いです。


「しかし硬い!」

のは・・仕方が無い・・何せ日本に入って来てから倉庫に預けっぱなしでオファーしていなかった訳ですから・・今が一番硬い時期だと言えるかもしれません。


 でも5年置ければ、比類無き美味しさに出会えることが確約されています。素晴らしいワインでした・・硬いけど。これは是非1本は持っていてください。超お勧めのハイポテンシャル・ハイコストパフォーマンスワインです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【ダニエル・バローの言わずと知られたトップ・キュヴェです!】
 時間が無くてすみません・・以前のコメントを掲載しています。非常に・・素晴らしいです。今の段階で飲むのはちょっと早いです、

 バローの看板キュヴェです。このアン・ビュランならずとも、ダニエル・バローを初めて飲まれた方は、

「ブルゴーニュのシャルドネって、こんなに旨いのか!」

と驚かれる方がほとんどです。


 まぁ・・むしろ、コート・ド・ボーヌのシャルドネがバローのプイィ=フュイッセのような風格を見せるようになるのに時間が掛かる訳で、そこは南部のマコネーの良さを最大限に生かし、且つ、暖かいニュアンスを余り見せないようにしているからなのかもしれませんね。凄いワインですよ。お早めにどうぞ。



2012プイィ=フュイッセ・スュール・ラ・ロシュ
 蜜、高級なフルーツ、コッテリ感・・高級なシャルドネ特有の存在感あるフィネス。ドライで集中している。まだ硬いが要素のバランスが取れている。コルトン=シャルルマーニュ的な硬さのあるプイシ=フュイッセ。

2012プイィ=フュイッセ・レ・クレ
 PKさんが「もっとも偉大なブルゴーニュの白ワイン」にアン・ビュランと共に選んだだけのことはある素晴らしいワイン。瑞々しく気高いミネラリティを多く持つ。精緻な質感、中域も適度に膨らみがあるので一応は飲めるが・・3~5年は待つべき。しっとりとした余韻が長く続き残る・・・美味しい。

2012プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 実に美しい黄色。軽やかなエレガンス・・・天使の羽衣?奥深い味わいの構造。凝縮。緻密。精緻。伸び。ドライ。瑞々しく良い表現をタップリと内封した液体。伸ばせばどこまでも延びて行くようなミネラリティ。高級感。ボーヌの頂上クラスに匹敵する仕上がり。


 まぁ、どれも素晴らしいんですが・・やっぱりココに来るとアン・ビュランの凄さが光ります。先日飲んだ1986年ビアンヴィニュ・バタール=モンラッシェと同様なミネラリティでした。そしてドライなのに・・・甘いんだな・・・・(^^;; 凄い仕上がりですが、飲み頃はかなり先・・・アン・ビュランは5年後以降に飲まれてくださいね。



以下は以前のコメントです。
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【さすがのアン・ビュラン!!しかしこの冷たさは!】

 アン・ビュランと同格のレ・クレはいつものように数が無く、飲めませんでした。アン・ビュランですが・・・これにはビックリですよ。こんなアン・ビュランは、毎年のように10年以上飲んでますが・・・切れ味鋭い氷の刃のようです・・・そして、フリーズされた果実を閉じ込めているかのようです。

 現在はまだ全くその全貌を見せません。余分な成分を全く持たない、とても硬いムルソー・シャルムのようです。少なくとも2年・・・置いて欲しいと思います。ダニエル・バローもエレガントな味わいに変身中・・本当にそうなのか?・・ちょっと疑念は残りますが、いずれ結果も出るでしょう。少ないのでお早目にどうぞ!


以下は2008年のコメントです。
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【この2アイテムは・・・飲むのを躊躇してください!】

プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 やはりこれは凄いワイン。凝縮感とミネラリティの塊。密度の凄みを思い知る。なのに繊細だ。呆然とさせられる。


 上記はテイスティング時のメモそのもの・・・です。内容よりも気持ちを読み取っていただいたほうが・・・近いと思います。何せ、テイスティングの最後の方は、同じような表現になってしまうのを避けるために簡略化して書いている場合が多いからです。


 ラ・ロシュは飲めるんですが、ポテンシャルを考えると、「勿体無いかな?」という想いが先に立ってしまうほど・・・です。素晴らしいプイィ=フュイッセなので、このコラムではこのラ・ロッシュを一押しに致します。

 レ・クレは申し訳有りません・・・あまりに少なく、飲めませんでした。しかし、アン・ビュランと共にPKさんに最高の評価をされているだけのことは・・・毎年のテイスティングで感じています。恐らくですが、アン・ビュランと双璧でしょう。

 で、アン・ビュランVVですが・・・これはやはり「化け物」です。どう有っても漲るポテンシャルを隠し通すことを拒絶しています。まさに漲っているイメージは、極上のムルソー1級と同様・・・。もしかしたら今までにバローが生み出したプイィ=フュイッセで一番の品質かもしれないとさえ思ってしまいます。凝縮感とミネラリティの塊。しかし厳しさもしっかり閉じ込めていますので、確実に熟成が必要です。


 この3つは・・・最低5年・・・待ってください。でも・・・実は今でも飲めるワインでも有ります。ポテンシャルを隠し切れないから・・です。お奨めします。

ドメーヌ・ド・ラルロ

フランス Domaine de l'Arlot ブルゴーニュ
● 2018年のド・ラルロが入荷しました。ジェラルディーヌさん・・ついにやってくれましたよ!・・劇的にエレガントで大きさも存在する見事なニュイ=サン=ジョルジュです。

 確かに・・ド・ラルロの醸造長から、あのクロ・ド・タール、クロ・デ・ランブレイと渡り歩いたジャック・ドゥヴォージュさんのワインも素晴らしかったです。完璧だと・・思わされた見事な出来でした。

 しかし2018年のド・ラルロには感激せざるを得ません。

「女性ならではの・・らしさ」

がそこに存在しているんですね。


 例えばクロ・ド・ラルロ1級。ニュイ=サン=ジョルジュのラインナップでは事実上のトップ・キュヴェです。これがまた・・今までのクロ・ド・ラルロのイメージを覆すような見事な味わいです。(詳細はコラムへ)

 そして白のジェルボット。これは1級クロ・ド・ラルロの若木(1992年、2006年植樹)ですから、本来は1級を名乗れますが村名でリリースされています。しかし、

「すでに1級クロ・ド・ラルロ・ブランを名乗って良い」

ほどの見事な出来栄えで、こってり系のクロ・ド・ラルロ・ブランの「味筋違い」と言えるような繊細な味わいなんですね。


 そしてそのどちらにも、「女性を思わせるような優しく丸く細やかな表情」を感じさせてくれ、

「ジャック・ドゥヴォージュとは異なる理解のニュイ=サン=ジョルジュの世界!」

をも感じさせてくれました。


 いや~・・ピエール・ド・スメさんの超エレガントなニュイは大好きでしたが、オリヴィエ・ルリッシュさんは少しパワフル過ぎて少し引いてた部分が有り、ジャック・ドゥヴォージュさんでいきなり「来た~!」と思ったのも束の間、すぐにジャルディーヌさんに変わって・・2017年は滅茶苦茶美味しかったですが、この2018年もので「ジャルディーヌさん的なドメーヌ・ド・ラルロの世界」は完成したと感じます。

 今回はまだ1級クロ・デ・フォレのボトル詰めが間に合わず、8月の到着のようです。なので、定点観測しているクロ・デ・フォレは飲めていないものの、

「口に含めばアチコチにジャルディーヌ!」

さんを感じられるド・ラルロ2018年も、是非とも飲んでいただきたい逸品揃いだと思います。是非ご検討くださいませ。

━━━━━
 2017年のドメーヌ・ド・ラルロは絶対に飲まなけれならない!・・それだけの理由がちゃんと存在します。素晴らしいワインに仕上がりました!・・大変身と言っても良いかも・・いや、良いと確信しています。

 いや~・・ビックリしました。でも何となく予感は有ったんですよ。2016年ものを飲んだ時、

「・・こりゃ・・2017年は・・もしかしたら・・!」

と言うような何となくの予感が・・です。


 まぁ、大変に不謹慎では有りますが、311の時も、

「何か大変なことが起きる!」

と言ってた位ですから、その辺りの才能がちょっとは有るのかもしれません。


 なので、2017年もののオファーをいただいた時に、

「少な過ぎるからもっと増やして欲しい」

と言ったら、担当さんが結構増やしてくれまして・・有難かったです。


 で、やってくれたのはジェラルディーヌ・ゴドー女史・・。もしかしたらやってくれるんじゃないかと感じてたんですよ!・・でも、

「何をどうやってくれたのか・・が問題!」

ですよね?


 そう、やってくれたのは、

「エレガントで薫り高く気高いニュイ=サン=ジョルジュの大復活!」

です。


 2016年までのド・ラルロのワインは当然ご存じかと思いますが、もう・・全く違うものです。いや、2016年ものには今回の2017年に繋がるべくの方向性が見えていましたので、敏感な方は、

「・・おっ!・・こりゃぁ2017年ものが楽しみだ!」

と思われていらしたかもしれませんね。

 今回も頑張ってテイスティングさせていただきました。コート・ド・ニュイ=ヴィラージュのクロ・デュ・シャポーからテイスティングを始めたんですが、栓を抜いた直後から繊細かつ妖艶さを含むアロマが放たれ、

「淡い色合い」

からの美しいタッチに、心の中で思わず・・

「(・・やった!)」

と拍手してしまいました。


 そこには、90年代のド・ラルロの、あのドメーヌ・デュジャック当主であったジャック・セイスが教授した「自然派繊細系ピノ・ノワール」の、確かな美しさが有ったんです。

 いや、そっくりとは言いませんが、今までの「濃度を出したい」と言う意思の発露が無くなり、「エレガント主義」と言うか、「エキス主義」と言うべきかは判りませんが、

「まるで香水のような・・」

と表現したくなる素晴らしいアロマが上がって来ます。


「そうそう・・ド・ラルロはこうじゃ無きゃいけない!」

 その気持ちが大きく膨らんで来ました。


 「ゴドーを待ちながら」と言う戯曲?が有りました。どこか不条理な世界を描いたものなのかな?・・と言う気がするものです。ゴドーを待ちながら、もう来ると言われつつも、結局いつになっても来ないので主人公が落胆してか自死してしまう・・と言うような内容だったと思います。

 ド・ラルロについては近年まで、そんな主人公の気持ちだったように思います。ドゥヴォージュさんも素晴らしかったし、ルリッシュさんもそれまでのエレガント路線から濃密路線に梶を切り、ド・ラルロの経営を安定させたと言えます。

 しかしやはり noisy 的には、90年代の、ジャック・セイスの影響を大きく受けたピエール・ド・スメ時代までのド・ラルロの素晴らしい味わいが忘れられないでいました。

「なんでも濃くつくりゃ良いってもんじゃない・・」

と言う気持ちでした。強く濃くしてしまったお陰で見えなくなった、失ったものがありました。それは非常に大きな損失だったと言えます。

 クロ・デ・フォレ2017年を今飲めば、抜栓15分ほどからスワリングで立ち昇る、ものの見事な香水のようなアロマは、ミュジニーやレ・ザムルーズ、もしくはその折半バージョンに例えてもご理解いただけるレベルです。

「そんなこと、この二十年の間に有ったでしょうか?」


 そして、その素晴らしいアロマは、全アイテムをチェックはできませんでしたが、下のクラスから上級キュヴェまで、トータルに感じられるはずです。

「2017年のド・ラルロは絶対に飲まなければいけない!」

 そう、強く感じます。是非、早めにトライしていただき、それを確かめ、数本はセラーで育てていただきたいと強く推奨します。

THE 2017 VINTAGE/ 2017 年産に関して
Geraldine Godot. Technical Director/ ジェラルディンヌ・ゴド テクニカル・ディレクター
November 2017

 2017年産はようやく私たち生産者の顔に笑顔をもたらした年です。2016 年の少ない生産の後、私たちには最も必要とされていたものです。ブルゴーニュワインに携わる者にとっての最大の願いであった、健康的で質が高く、豊富な収穫は素晴らしい日照と必要な時期に適度な雨 によってもたらされました。

◇季節の移り変わり

 冬の始まりは、霜から回復したブドウの樹の剪定を開始しました。これはDomaine de l'Arlot のワインにとって非常に特化した作業であり、次の房を担う枝を慎重に選択しました。例外的に乾燥した2016 2017年の冬は、降雨量が少なく、日照が多く、冬の気温は高かったです。2月は少し雨が降り、穏やかで春のようでした。3月となり春になると支柱を付けました。4月上旬には記録的な気温を記録しました。2011年と2014年と同様に、2017年が早期に成長の始まりを感じました。4月中旬には、霜の危険性のため、例年、天気予報を心配しています。幸いなことに、降雨がなく、湿度が60%を下回り、風も一定であったため、私たちは救われました。ぶどうは水不足にもかかわらず成長し続けており、4月下旬にもう一度霜が降りました。

 しかし、被害は大幅に回避出来ました。コート・ド・ニュイやコート・ド・ボーヌにはヒーターや藁火そして時にはヘリコプターなどの設備が整っているからです。5月になると雨が戻ってきました。月末になると暖かさもあり、緑の葉が強い成長につながったのです。5月19日、Clos des Forets Saint Georges は雹の嵐に悩まされましたが5月の終わりに、ブドウはすべてのプロットで開花していました。暖かさと交互に雨が降り、それによって堅調な成長が促されました。非常に健康的で理想的な状態を保ち、それが収穫時の大きな可能性が感じられ、我々は顔に笑みを浮かべていました。

◇収穫
 7月の降雨は有益で早期の熟成が続きました。Clos de l'Arlot で7月末に熟すことが本格的に始まり、これは最終的なトリートメントをした時でもありました。私たちの小さなグループは、9月5日の朝にMontreculのブドウを収穫しました。ブドウを検査し、糖分と酸度の間の完全なバランスを待ってから、ピッキングは9月7日に本格的に始まりました。ブドウは健全で既に樹の状態から選別されていたようなものでした。バリエーションに応じて成熟を待って行われ、収穫は9月14日に終了しました。

◇醸造と第一印象
 これが白にとって目覚しい年であったことはすぐに分かりました。酸度と糖分は完全に一致し、発酵はゆっくりと起こりました。香りはきれいで、発酵後の果物や花の素晴らしいノートを約束していました。赤は「gourmand」でした。2014年産に比べてわずかに量は多かったです。私たちは適度に厚い皮のタンニンと色を抽出するために適切なバランスを見つけなければなりませんでした。醸造は穏やかで、マセラシオンに十分な時間がありました。




 以下は以前のレヴューです
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2016年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。

 ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう二十年を超えました。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、

「何でだろう・・」

とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。

 月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。

 実際にドゥヴォージュ氏に変わってから、ラルロのワインはやや柔らかいテクスチュアを得て、さらに活き活きとしたワインに変わった・・・そのように思います。以前なら、

「クロ・ド・ラルロは2~3年、クロ・デ・フォレは5年経ってから飲んでね・・」

と言っていたんですが、ソフトなテクスチュアの襞の間から、凝縮した要素が垣間見えるんですよ。単純にはSo2の量が減ったような硬さの消え、要素の見え、が有りますが、実際にはそんなに単純ではなく、

「So2を減らせるだけの理由が有る」

んですね。

 そんなドォヴォージュさんですが、何と「クロ・ド・タール」に引き抜かれてしまいまして・・今度はアレックス・ガンバルで醸造超をしていたジェラルディーヌ・ゴドーさんに引き継がれました。左の方がジャルディーヌさん、右がドゥヴォージュさんですね・・。

 ですので今回の2014年ものにつきましては、ドゥヴォージュさんとジェラルディーヌさんの共作・・と言うことになりまして、非常に珍しいことになっちゃった訳です。

 基本的にはドゥヴォージュさんが仕込みまでを、その後のエルヴァージュを二人で、瓶詰め、貯蔵、出荷までをジェラルディーヌさんが見る・・と言ったスタイルと思われます。瓶詰めはタイミングが難しいですからね・・重要です。


 で、2016年のラルロですが・・非常に・・呆れるほど少ないです。ほとんどのアイテムが1~3本しか有りません。

 そこで、何とか12本入荷したクロ・デ・フォレを例年のように飲ませていただきました。いや・・ビックリしました。

「最高のヴィンテージ2015年と全く同様・・しかもソフトなテクスチュアとふっくらとした膨らみは2015年以上!」

 と言える仕上がりだったんですね。


 2015年ものに見えたジェラルディーヌ・ゴドーさん流と思われるしなやかさ、女性らしさは、やはり彼女ならではの造りに由来するものかと思います。

 しかも、非常の密度の高い味わいです。2016年ものにはどうしてもネガティヴなものを想像してしまいがちですが・・

「まったく有りませんでした・・」

 なので・・ビックリしたんですね・・。非常に深く厚み有る味わいでした。



 先ほど調べてみると・・実に面白かったですよ。アドヴォケイトは93~95Pointsで2015年と全く同じ、そしてアラン・メドーも91~94Points で全く同じなんですね・・。なんだかな・・ですが、評価者の気持ちは良く判ります。noisy の印象に近いですからね。

 その他のキュヴェはどうにもなりません。テイスティングどころじゃ無いです。なので、どうしようかと迷っていらっしゃる方はお早めにGETされることをお勧めします。2016年ものは早々に世の中から消えるでしょう。是非ご検討くださいませ。






2016年11月3日訪問。
出迎えてくれたのは、2015年から新醸造責任者となったジェラルディンヌ・ゴド氏。クロ・ド・タールの醸造責任者にヘッドハントされたジャック・ドゥヴォージュ氏から2015年よりその任を受け継いだ女性醸造家だ。メゾンアレックス・ガンバルでマネージャーと醸造責任者を務め、成功に導いた。多くの後継候補の中から、一際輝く才能を備えた彼女がジャックやジェネラル・マネージャーであるクリスティアン・シーリーらによる厳しい選考で、彼女以外にドメーヌを今よりさらにステップアップできる人はいないとまで言わしめた才能あふれる女性なのだ。



ドメーヌ建物2階の庭が見渡せるサンルームで談笑し、隣の建物にあるセラーで試飲する事となり、まずは近況に関して話してくれた。
2016年はこのドメーヌに限らず、ブルゴーニュ全体でも難しい年となったと彼女は語った。ラルロでは2015年産と比べ、50%も収量減となったそうだ。




大きな要因は霜害だった。ドメーヌ近隣ではニュイサンジョルジュ村の隣、プレモープリセ村の被害が大きかったそうだ。普段は霜害のない村が被害を受けたそうで、ヴォーヌ・ロマネ村などのよく霜害のある村は影響がなかったそうだ。
雹害に比べ、一見、ブドウの樹はダメージが無さそうに見えても、根等にその影響があるせいで、実を全く付けない樹が多かったのは精神的にもかなり辛かったそうだ。共に働くスタッフ達とモチベーションをコントロールするのは難しかっただろう。





それに対し、彼女にとっての本当の意味でのファースト・ヴィンテージとなった2015年産は素晴らしい出来だったそうで、引き継ぎ早々、落差の激しい年となったようだ。
ドゥヴォージュとジェラルディンヌは2014年夏から引き継ぎの為、収穫から仕込みまで、共同で行った。これはとても稀な事で、彼の律儀な性格がうかがえる。
ジェラルディンヌ曰く、ドメーヌの理想的な収量は30-35hl/haだという。ただこれはあくまで理想だ。実際に彼女が関わった2014年は29hl/ha、そして2015年は24hl/ha、2016年は10-12hl/haだったというから、如何に2016年が厳しい状況なのかが分かる。収穫も通常なら35人必要な所、2016年は25人で済んでしまったそうだ。


2015年は、近年では最もブドウが早く熟した年だった。暖かい春の気候でブドウは順調に生育した。6月に関して言えば、ヨーロッパ全土で猛暑だった2003年以来の暑い月だったようだ。その後にウドンコ病の危険
性もあったが、問題なく生育したそうだ。


ブドウの成熟は気温が35度を超えた7月中旬から本格的に始まり、8月には必要な雨も降り、恵まれた環境の下で収穫を迎えたそうだ。
2015年の収穫は白が9月3日に開始し、9月4日に終え、赤は9月4日から9日までだった。通常、赤白全体で、フルで7日はかかるが、2015年は実際の労働時間としては例年より1日短い6日で終えたそうだ。
収穫時、畑での選別や収穫後の選別台での
不良果の選別の必要がほとんどなかったのが大きな要因のようだ。とても良質なブドウが採れたと皆で喜んだそうだ。健康でクリーンな房で梗も熟していたそうだが、全体的な収量は24hl/haで平均以下となったそうだ。
量はともかくとして、質的には彼女の門出を祝うような素晴らしい年となったが、翌年2016年には大きな試練が待っていたのだ。困難な年にどのようなワインを生み出すか、彼女の本当の真価が問われるだろう。



2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

15286
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 リシュブールの向かい側にある区画でとても恵まれた好立地。1992年から0.85ha所有。最古区画の樹齢は60年程度。円みがあり、豊かでエレガント。ヴォーヌ・ロマネ独特のヴェルヴェットのような風合い。若い時はフローラルなアロマやフルーティさが感じられ、熟成により革やスパイス、甘草などの要素が感じられるようになります。
◇Vinos/Neal Martin (93-95)Points 2023~2048
◇Bourghound/Allen Meadows 91~93 Points 2030+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 95 Points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥22,850 (外税) 
【ロマネ=サン=ヴィヴァンと1ポイント差なら、2018年はレ・スショと言う選択肢も有りかもしれません。】
 ニール・マーティンさんは2ポイント差を付けましたが、バーガウンドのメドゥズさんとワイン・リポートの山本さんは1ポイント差。

 これって・・どうなんだろ?・・と思ってしまうんですが、根本的にはレ・スショはレ・マルコンソールには叶わない・・と思ってまして・・いや、あくまで自身の感覚的なものですが、だとするなら、1ポイント差ってかなり微妙な評価だと思うんですね。

 するとロマネ=サン=ヴィヴァンが大したことが無くてレ・スショがいつもより凄い出来で・・と考えるか・・いや、でもロマネ=サン=ヴィヴァンは上値97ポイントも有るのでそれは無いだろう・・とするなら、もし、ド・ラルロが他の優れた1級畑をリリースしていたらどうなるか?・・などと考えてしまうんですね。

 まぁ、自分の中では・・レ・スショ2018年が良い出来だった性で、余りバランスは考慮せず、単純にポテンシャルを図ったと言うことにしておきました。


 以下は以前のレヴューです。
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【評論家さんたちの評価はまだ揃いませんが、彼らがどう評価するか、興味津々です。】

 2017年のド・ラルロの驚異的な香水のようなアロマをどう評価するのか、もしくは「出来るのか?」を見てみたいと思っています。

 徳丸さんは、

「2017年のラルロは、日本人には受けるが海外メディアは大して評価しないかもしれない」

のように書いています。


 noisy も同様に思います。しかし、稀にめちゃ繊細な神経をお持ちの方もいらっしゃいますし、そのような方はまた、それまでの「しがらみ」みたいなものを持ち合わせてない場合が多いので、

「どう評価するか?」

で、noisy もその方々を評価できちゃうんですよね・・。


「あ、・・こう言うのはこの人、判らないんだな・・」

と判断する訳です。


 でも、実はこれ、しょっちゅうやってまして、ご来店の方にワインをお選びする際などにね・・。いや、勿論この場合は、判らないんだ・・なんて思いませんよ。そこは、「好みじゃないんだ」と置き換わります。お客さんはそれで良いんですね。

 でも、ワインのお勉強がしたいとか、エキスパートを目指している・・というようなお客様には、「好みじゃない」じゃ済まさないですけどね。


 ド・ラルロのロマネ=サン=ヴィヴァンがロマネ=コンティ直下なら、このレ・スーショはリッシュブール直下の良いところに有ります。美味しく無い訳が無いです。

 今回は1ケースちょっといただけたので、飲んでご案内しようと思ったんですが、このペースでテイスティングするのが勿体無いような気がしてしまいまして・・まだ飲んでいません。

 2017年のド・ラルロ・・・エレガントで物凄いアロマです。ロマネ=サン=ヴィヴァンは高過ぎて手が出ないにせよ、ここは必ず押さえておきたいところだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです
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【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】

 2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。

 しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。


2018 Romanee-Saint-Vivant Grand Cru
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ

15288
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
お一人様1本限定
■エージェント情報
 1991年から所有する0.25haの畑は、ロマネ=コンティの通りを挟んだ向かい側に位置する好立地。粘土と石灰岩が適度に混じった理想的で崇高な土壌を持ち、少量ながら素晴らしいワインが生まれます。深みのある紫色。 豊かで絶妙なな香りが、ピノ・ノワールの持つ全ての複雑さを鮮明に表現します。激しく、複雑で、余韻は非常に長くシルクのようです。
◇Vinos/Neal Martin (95-97)Points 2025~2050
◇Bourghound/Allen Meadows 92~94 Points 2036+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 96 Points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥74,290 (外税) 
【ロマネ=コンティに接する絶好のロケーションから、最もリーズナブルと言えるロマネ=サン=ヴィヴァンです!】
 ニール・マーティンさんは上値97ポイント、いつも厳しいアラン・メドゥズさんは上値94ポイントでした。ワインリポートの山本さんは96ポイントで、

「・・なんか、判る・・」

と一人悦に入ってます。


 ロマネ=コンティは買えないにしても、モロに真向かいですから・・はい。絹漉しのテクスチュアの雅で荘厳なロマネ=サン=ヴィヴァン・・・お宝です。


 以下は以前のレヴューです。
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 2017年のド・ラルロは半端ないです。ド・ラルロを知っているなら、この20年で最高の仕上がりと言って良いはずです。

「ブルゴーニュワインはただ濃いだけじゃダメ」

 それは誰しもが認識していることでしょう。ロマネ=コンティは濃いのか?・・いや、濃密な一面を見せるかもしれないが決して濃いワインでは無い。ラ・ターシュはどうなのか?ラ・ロマネは?ラ・グランド・リュは?・・と問えば、その答えは歴然としています。

 リアルワインガイド第66号を読むと、ジェラルディーヌ女史は過労で入院中で会えなかったと書いてありました。また、2017年と言うヴィンテージが「力のヴィンテージではない」と評しています。

 noisy的には、勿論、ヴィンテージの背景もあることは重々承知しつつも、ジャック・ドゥヴォージュによる畑の調査、緻密な醸造から、ジェラルディーヌ女史による感性のワインへと変貌しつつあるものが花開きつつあるんだ・・と言う理解をしています。

 もう、クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの香水のような素晴らしいアロマにぞっこんですが、それがロマネ=サン=ヴィヴァンになっちゃったらどうなってしまうのかと・・きっと飲むチャンスはないでしょうが・・

 ちなみにリアルワインガイド第66号はポテンシャル96+ですが、

「得点は97点でも、98点でもあります。」

と、ぶっちゃけちゃってます。

 で、「とんでもない香り」だそうです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドーはほぼ変わらずでした!】

 まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。

 それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。


2018 Nuits Saint-Georges la Gerbotte Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・ラ・ジェルボット・ブラン

15290
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
La Gerbotteは、1992年と2006年に植えられた若樹のクロ・ド・ラルロ・ブラン。勿論、プルミエ・クリュを名乗ることが可能。しかしドメーヌは、プルミエ・クリュではなくあえて村名格としてリリース。根が深く下層に達する時間を与え、この偉大なテロワールのすべてのエレガントさと充実感を十分に表現しています。薄い地面を支える石灰岩スラブ上のClosの他のブドウからさらに遠く離れているミクロクリマは「日当たりの良い」ものではなくすべての要素が集まって、シャルドネは活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えるのです。
所有面積: 0.8ha
植樹: 1992&1993年
新樽比: 20%
樽熟約15ヵ月
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥8,850 (外税) 
【以前のクロ・ド・ラルロ・ブランとそん色の無い見事な味わいです!】
 「コース変更、しましたか?」

と言いたくなるような、見事なジェルボットでした!20年前に飲んだクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同じような印象ながら、

「マッチョな部分を超繊細に!」

と言うような、クロ・ド・ラルロ・ブランとは仕上げのコースが異なるだけ・・と言うような感じです。


 むしろ2017年ものは、クロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ見分けが付かないような感じだったんですが、2018年ものは、冷涼で繊細なシャルドネ・・筋肉質系?・・と思える味わいです。

 これ、相当に旨いです!・・ミネラルが物凄いムルソーや果実が豪奢なピュリニー=モンラッシェとも異なるニュイのシャルドネを見事に現わしていると思います。勿論、ピノ・ブラン的な中抜け感はゼロ!是非飲んでみて下さい。お勧めします!


 P.S.因みにワインリポートの山本氏は91ポイントでした!

 以下は以前のレヴューです。
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【目の詰まった見事に豊満なシャルドネ!ピュリニー的な美味しさを満載しています!】

 久しぶりのラ・ジェルボットです。仕入れたのは2006年以来?・・かもしれませんので、約12年間、無視することになってしまいました。

 何せこのラ・ジェルボットはクロ・ド・ラルロ・ブランの若木でして、

「あの素晴らしいクロ・ド・ラルロ・ブランのセカンドだから旨いに違い無い・・」

と思って仕入れた2005年ものが、ものの見事に「シャバい」味わいで・・もうガッカリしてしまいました。2006年ものは確かアソートでしか買えなかったので、仕方なく仕入れたのかな?・・と思います。その後は「ラ・ジェルボットは拒絶」して現在に至ります。

 まぁ、そうは言っても当初は全然売らなかった2005年ラ・ジェルボットも数年後に開けてみると、クロ・ド・ラルロ・ブランと同様に深みを見せることが確認できましたので、ネットのページにブティーユ、ハーフともアップしておりましたら無くなっちゃいました。

「いい加減・・ラ・ジェルボットも樹齢が上がって旨くなっているんじゃないか?」

と言う気持ちと、

「2017年は良さそうな年だし、2017年こそド・ラルロはチェックしないといかんかな?」

と言う思いが錯綜したので、そこそこは仕入れさせていただくことにしました。で、早速・・飲んでみると・・これがかなり素晴らしいんですね・・。


 以前のシャバ~い、緩~い感じは全く無し。半透明フィルム風のミネラリティに包まれた黄色や白の果実がナチュラルっぽいアロマとしてスピード感を持ち感じられます。ほんのりとトースティーさのある樽由来のアロマがトッピングされ、しかしそれもシツコク無く、気持ち良いです。樽の要素に負けないだけのパワーが有る・・と言うことですね。

 口内に入るとまずはマッタリ・・オイリーです。そこから柑橘系フルーツがたっぷり解けて来ます。すごく良い・・好印象です。滅茶ゴージャスです。中域もふっくらと膨らみ、そのまま果実の放出を感じながら粘りのある余韻に入ります。

「・・あれ・・これじゃぁ全くのクロ・ド・ラルロ・ブランじゃん?」

と思えるほどのパフォーマンスに驚きを感じました。

 たかだか10年ちょっとでここまで来るか・・と、驚きを隠せませんでした。うちの庭にあるピノ・ノワールも結構な年を重ねて来ましたが、未だにまだまだ・・でして、この先はどうしようかと悩んでいます。やはり、病害虫にやられてしまいますんで、少なくともボルドー液位はあげないと収穫できないなぁ・・と。

 ま・・これほどに素晴らしいとなると・・皆、飲んじゃいますね。カミさんも息子も何も言わずしっかり飲んでしまっています。


 個人的な印象ですと、2000年頃のクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同一なニュアンスです。その頃はクロ・ド・ラルロ・ブランはまだ6千円ほどだったかと思います。ただし、届いた直後はもっと締まっていた感じです。このラ・ジェルボットは、今飲んでも充分に旨いですが、樽が完全に溶け込む3年後からはほぼ全開で飲めるでしょう。それに20年はしっかり持つと思います。

 クロ・ド・ラルロ・ブランはそれなりに高価になってしまいました。コート・ド・ニュイの白ワインと言えば、ミュジニー・ブランかクロ・ブラン・ド・ヴージョか、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン位しか無かった訳です。また、アンリ・グージュのピノ・ブランもこのニュイ=サン=ジョルジュなんですね。それだけ歴史の有るニュイ・ブランです。

 滅茶オイリーで非常に厚みのある果実主体のシャルドネでした。非常に美味しいです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!

ドメーヌ・マルセル・ダイス

フランス Domaine Marcel Deiss アルザス
● マルセル・ダイスが完全ビオディナミに移行してからというもの、マニアックな世界ではかなりの人気を誇っていたのに、何となく縮小ムードになっているのが残念でなりません。微力ながらも、
「素晴らしいものはやはり素晴らしいのだ!」
と、声を大にして伝えて行こうという決心です。

 商売をやっているのであれば誰しも、すぐに完売してしまうような商材は欲しいものです。何てったって販売が楽ですし、エージェントさんのコピーをそのまんま張っつけて、写真を撮ればほぼ出来上がり・・・、もしくは、常連さんに流して、
「はい、終了!」
です。

 でもそのような商材は、例え売れてない頃から扱っていたとしても、また、その造り手の知名度を上げるのに大きな寄与をしていたとしても、欲しがる他の方のために、結局数量は削られてしまうものです。

 ミシェル・ダイスの造り出す世界の孤高さと気高さに目が行くのであれば、いや、まともなワイン屋、味わいを第一に考えるワインファンであるならば、パワフルさを失いエレガンスを手に入れた彼のワインを正当に評価出来るはずだし、自身でも、
「呑みたい!」
と思うはずなのです。 


2013 Schoenenbourg Grand Cru
シュナンブール・グラン・クリュ 平行輸入品

14877
自然派
白 辛口
フランス
アルザス
リクヴィール
ドメーヌ・マルセル・ダイス
96 Points Wine Enthusiast
18.0/20 Points La Revue du Vin de France

■エージェント情報
1ha。標高270m。平均樹齢50年。リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラ等の混植。リースリングが約80%。軽い粘土質表土に、砂岩質、石膏、泥灰土質基盤。貴腐菌。石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な伝説的な畑で、ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられます。「10年間は開かない」という厳格で荘厳なスタイル。現代アルザスワインの頂点のひとつ。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥10,590 (外税) 
【最高のアルザスワインです!!今回は並行輸入品ですがコンディションも良く、価格も非常にリーズナブルです!年末年始にもいかがでしょう?】
 マルセル・ダイスの看板ワインのひとつ、アルテンベルク2012とシュナンブール2013です。13種類のアルザス品種全てを一緒に栽培しています。混醸では無く、混植・・です。通常は全ての品種の開花時期や収穫時期が異なるのが普通ですが、一緒に栽培することで同時になる・・と言う不思議を実践しています。

 やはり非常に複雑な味わいですが、見事に一体感のある味わい・・グラスの写真が無いのが残念ですが、

「ワイン会に出すと全て持って行ってしまうアイテム」

でも有ります。

 何せ・・エチケットがまぁ~・・非常に細かな独特の装飾で飾られ、美しいです。そして飲んで・・ビックリ!・・です。

 ほんのり甘さが有るヴィンテージも有りますが、豊かでバランスの良い酸がキッチリ有るので、甘いとは思わないかもしれませんし、年を経ると徐々にドライになって行くようです。(以前、同じものをかなりの年数ののちに飲んで・・ドライになっててビックリしました・・個体差かもしれませんが・・。)

 今回は、並行輸入の品物です。価格は何故か非常にリーズナブルです。品質も問題有りません。

 どちらのアイテムも95点とか96点とか・・です。でも飲んだら・・限りなく100点に近いニュアンスになってしまうんじゃないでしょうか。2012年のアルテンベルクは、ベタンヌ19.5ポイントですし!

 なお、アルテンベルクはピノ・ノワールも入っていたと思いますが、シュナンブールには入っていません。その辺の違いも面白いと思います。是非ご検討よろしくお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
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【ワイン会に出すと常に良いところを持って行ってしまうマルセル・ダイス、珠玉のグラン・クリュです!美味し過ぎます!2012年はアドヴォケイト97Points!!】

 ほんのりと甘みを含んだ膨らみの有る仕上がりになることが多いシュナンブールです。熟成と共に徐々にドライな方向に向かっていきます。今回は飲んではいませんが、これを不味いという人は、アルコールが嫌いでなければ・・・存在しないでしょう。奥深く、幅広く、天に抜けてゆくような美しいワインです。

 2012年ものにアドヴォケイトは97ポイント 飲み頃 2020~2045 と言う巨大な評価で応え、その素晴らしさを追認したようです。他のメディアではそれ以上付けているヴィンテージは数多く有りますが、アドヴォケイトは96ポイントが最高だったと思います。

 他には La Revue du Vin de France 18/20 Points
Wine Enthusiast 96Points

と言う評点のようです。

 それにしても、このエチケットの美しさ、細かい装飾は素晴らしいです。味わいも見た目も存在感が凄いです。そろそろ息子さんがドメーヌ・マルセル・ダイスでも醸造しているようですね。是非ご検討くださいませ。

「何かをよくしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。ジャン・ミシェルの主張は、つまるところ4つに集約されます。

1) なによりも、根を深く伸ばさなければならない。ビオディナミもその手段にすぎない。
2) テロワールの個性は、品種の個性を凌駕する。
3) クローン樹から造られるワインはどれも同じで、そのクローン特有の味しかしない。
4) 土壌の生態系のバランス=ワインの味わいのバランス=飲む人間の体内器官のバランス。バランスが悪いと、飲む人も疲れたりといった害を生む。良いワインは、人間を癒すものである。

 ジャン・ミシェル・ダイスという人と彼のワインの本質を理解することができない人たちは、彼のことを”変わり者”と呼ぶしかないのですが、本質志向で意欲的な新世代の造り手たちからは父親のように慕われています。ここに、アルザスの明るい未来があります。1ha。平均樹齢50年。リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラの混植。軽い粘土質表土に、砂岩質、石膏、泥灰土質基盤。貴腐菌。石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な伝説的な畑で、ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられます。「10年間は開かない」という厳格で荘厳なスタイル。現代アルザスワインの頂点。

レ・ヴィニュロン・デステザルグ

フランス les Vignerons d'Estezargues ローヌ
● エステザルグ協同組合の「びっくり白ワイン」と「しっかり赤ワイン」です。でも、
「暑い地域の白ワインなんて、だれちゃって旨くないっしょ?」
と思われるはず・・・。飲んでみてびっくりしてください。冷ややかな、良い意味で刺す様な秀逸な酸味を持った美味しい白ワインと美しい酸をたっぷり持った「ダレてない赤ワイン」なんです!


2019 Coteaux du Pont du Gard I.G.P. Cuvee des Galets Bag in Box
コトー・デュ・ポン・デュ・ガール I.G.P. キュヴェ・デ・ガレ バッグ・イン・ボックス

15344
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
ガール
レ・ヴィニュロン・デステザルグ
2020/09/19(土)より出荷可能
2020/09/19(土)より出荷可能
■グルナッシュ、カリニャン、シラー
◆◆◆B.I.B.の外装にヴィンテージ表記は有りません。
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫   ご注文数   本
¥3,480 (外税) 
【とてもリーズナブルで品質も高いです!】
 リーズナブルながらも質の高い南部のワインを提供してくれるデステザルグ協同組合の「ガール地区」のワインです。

 このアペラシオンは色々在りまして・・現在は「コトー・デュ・ポン・デュ・ガール I.G.P.」と言うことに落ち着きました。良く判りませんが粘土質土壌だとローヌのアペラシオンとしては認められないそうです。

 
 品種はグルナッシュ、カリニャン、シラーと言うセパージュです。2015年ものを飲んだ感じでは・・左の写真ですね・・グルナッシュは余り感じず・・つまり、横に拡がって行く感じはまだ余り出ていない感じで、カリニャンは縦方向に頑張ってる感じ、シラーもちょっと狸寝入り状態・・のように思いますので、

「縦構造が深い感じのスタイリッシュな香りと味わい」

になっています。


 最もこれはどんどん変わって来ますから、飲まれるタイミングによりましては、グルナッシュの幅の有る味わいが主体の時も有るでしょう。シラーの程好いスパイシーなアロマや、ほんのりと感じるシガーやビターな味わいもいずれ出始めるでしょう。

 それが揃うと、デステザルグが思慮した完成形になるのでしょうが、早くてもこの2017年の夏過ぎ位からでしょうか。最も、この暑すぎる位に暑い夏には、この位の縦伸び型のスタイリッシュな味わいの方が好まれるかもしれません。

 また、B.I.B.(バッグ・イン・ボックス)の方は、伝票では2016年とのことですが、外装にはヴィンテージのクレジットが無いので、2015年のブティーユと同等かは不明です。

 でも何しろ安いので・・3Lでこのプライスですからね。それにコンパクトですから冷蔵庫に入れておけます。やや冷たい感じから飲み始めて、室温に馴染むころには膨らんでくるでしょう。

 デステザルグ協同組合の最もコストパフォーマンスの高い赤ワインです。ご検討くださいませ。


2018 Cotes du Rhone Blanc Plein Sud Bag in Box
コート・デュ・ローヌ・ブラン・プレン・スュッド・バッグ・イン・ボックス

14546
自然派
白 辛口
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ
2020/09/19(土)より出荷可能
2020/09/19(土)より出荷可能
◆ミネラルたっぷりなナチュラルテイストが嬉しいローヌの白のバッグインボックスです!
◆◆◆セパージュ:ルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%(2016vin)
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫   ご注文数   本
¥3,850 (外税) 
【非常にリーズナブルな、暑さにかまけてダレてしまってない綺麗な酸が嬉しい、オールマイティな白です!】
 大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!

 ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。ヴィンテージにより変化しますが、セパージュはルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!

 また、中盤以降は少し塩っぽさを含む白っぽいミネラリティが感じられ、ナチュラル感もほんのりと顔を出します。是非飲んでみてびっくりしてみてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す時も有りますが、2016年はビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!


 以下は2015年のレン・スュッド(Non B.I.B.)のコメントです。
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【ナチュラルで凄く美味しいプレン・スュッドのバッグ・イン・ボックスはボトル4本分!しかも良年の2015年が登場です!】

 バッグ・イン・ボックスもピンからキリですね。安価なものでしたら、2千円でも入手可能かと思いますが、味わいが良くて、ナチュラルで・・と言うことになると、そう沢山は有りません。しかも手ごろな価格となると・・。

 でもプラン・スュッドでしたら納得行くでしょ?価格もボトルに直すと千円以下で、しかも冷蔵保存なら長く持ちます。ちょっと飲み足りない時、赤ワインは山ほど有るけど白ワインが無いぞ・・とか、前菜に合わせる白が無い!・・とか、結構重宝すると思います。


2018 Cotes du Rhone Blanc Plein Sud
コート・デュ・ローヌ・プレン・スュッド・ブラン

14375
自然派
白 辛口
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ
◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶苦茶旨いです!素晴らしい仕上がり・・ちょっとびっくりしました。
◆◆◆セパージュ:ルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%(2016vin)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥1,550 (外税) 
【非常にリーズナブルな、暑さにかまけてダレてしまってない綺麗な酸が嬉しい、オールマイティな白です!(2017年にヴィンテージ変更しました)】
 大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!

 ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。ヴィンテージにより変化しますが、セパージュはルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!

 また、中盤以降は少し塩っぽさを含む白っぽいミネラリティが感じられ、ナチュラル感もほんのりと顔を出します。是非飲んでみてびっくりしてみてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す時も有りますが、2016年はビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!


2018 Cotes du Rhone Villages Signargues / Domaine la Montagnette
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ / ドメーヌ・ラ・モンタニェット

14928
自然派
赤 フルボディ
フランス
ローヌ
コート=デュ=ローヌ
レ・ヴィニュロン・デステザルグ
◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶旨いです!超お勧め!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥1,550 (外税) 
【素晴らしい仕上がりの2017年!・・価格を大きく超えた素晴らしさです!】
 2016年も非常に美味しかったんですが、2017年ものはそれを軽~く超えて来ましたね。何せ全体的なイメージが健康的です。「ぷるっぷる」に新鮮な果実が締まって大挙しつつ押し寄せて来ます。

 通常ですと、そんなに果実感が強いと、

「・・ん~・・美味しいんだけど・・疲れるかも・・」

と言うような気になってしまうんですが、気品もしっかり有るんですね。全くダレない・・甘く無く、酸のバランスが非常に良いからなんでしょうね。果皮感がバッチリ有ります。写真の左上の、グラスの内側を伝って中々落ちて来ない雫が見えるでしょうか。「グラ」もしっかり有るんですね~。

 2017年で若いですが、若い故の渋みとか、若過ぎる感が全く気にならない質の良さを感じます。これ・・かなり良いですよ。もしnoisy が「旨安レヴュー」の担当をしていたら、おそらくかなりポイントを高く付けるでしょう。凝縮感も有るが雑にならず適度に締まっていて、ドライで気品も有り、全体のバランスが良い・・これ以上何を望むのか?・・と言うことですね。是非飲んでみてください。超ビックリな旨安ワインです!


 以下は以前のレヴューです。
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【疑惑の2016年!・・しかし滅茶美味しいです!こんなにリーズナブルなのに有り得ないと思われるでしょう・・】

 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの後に聞きなれない「シニャルグ」という言葉が付いていますが、これは2004年から併記することが可能になった村名です。皆さんが良くご存知なのは、
ラストー
サンジェルヴァイ
辺りでしょうか。

 でも実はこのワイン、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとして充分すぎるポテンシャルを持っていると思います。

 黒い小さな果実、スパイス、石灰系ミネラルから、時間の経過で赤や紫の小果実も出てきます。ボディはやや閉じ気味ながらも中程度の膨らみを持ち、少し乾いた長い余韻で収束します。後から帰ってくる果実感が実に良いです!!

 果実の濡れたニュアンスが素晴らしい!2~3年の熟成で全開になるワインだと思いますが、その頃にはまた良く膨らんで球体になって行くんでしょう。甘さに逃げず、ドライながらも濃密で、かつエキスの旨味のたっぷりさで飲ませてくれます。


 2016年ものはどうなのか?・・と言うような、疑心暗鬼な気持ちはお客様にも有ることでしょう。noisy も同様です。

 しかしながらこの「シニャルグ」を飲み、しっかり味わいましたが、

「むしろ以前よりもさらに良いのでは?」

との思いを強くしました。


「このシニャルグが有れば充分じゃない?・・」

とは、ワイン屋としましては言いたく無いところですが、ピュアさ、アヴァンギャルドに振れないナチュラルさ、エキスの美しい美味しさ、中域の膨らみと高域の伸び、低域への構造の深さはさることながら、かなり包容力が有りますので、若いうちならある程度の魚介まで対応できてしまうと思うんですね。

 素晴らしい・・本当に凄いワインです。改めて見直しました。滅茶美味しい!ぜひ飲んでみてください!超お勧めのデイリー・・と安易に言えないレベルまで高まりの有るデイリーです!


2018 Costieres de Nimes Non Filtre / Dimaine de Perilliere
コスティエール・ド・ニーム・ドメーヌ・ド・ペリリエール

14927
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
コスティエール・ド・ニーム
レ・ヴィニュロン・デステザルグ
◆◆◆ヴィンテージ変更!
■エージェント情報
 品種:シラー70% グルナッシュ30%
土壌: 丸い小石や砂利、粘土、砂
最適温度:16-17℃
保存:2年
醸造:シラーが骨格を構成し、グルナッシュを理想的なパートナーとして出来上がった。東向きという条件から、比較的ゆっくり成長し10~15日程エステザルグよりも収穫が遅いことがこのテロワールの特徴。醸造はクラシックな方法で行われ、キュヴェゾンは20~22℃で3週間、軽い色素抽出を行う。
味わい: 黒果実(ブルーベリー、ブラックベリー)、カンゾウ、スミレのアロマ。チョコレートやコーヒー豆のようなアンピルマティック(焦焙)なニュアンスを持つリッチで力強いワインに仕上がっている。若いうちからなめらかで甘美なタンニンがあり、保存したての数年はそのままの状態を楽しめる。南仏料理にぴったり。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥1,450 (外税) 
【決して濃く無いのにしっかりエキス・・・暑苦しさゼロ・・スパイスは繊細穏やか・・びっくりするほど凄く旨いです!安いと侮るなかれ!!(2016年にヴィンテージ変更です!)】

 いや~・・やられました!こりゃ滅茶苦茶安くてすげ~旨いす!コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグが比較的「分厚い」味わいなのに対し、こちらは完全エキス系のドライだけれども旨みのコアがちゃんと有るんですよ。

 冷ややかな酸、伸びのあるテクスチュア・・・しなやかさも有って、タッチはシャンボールにも似て・・かなり素晴らしいと思います。

 非常に石灰系のミネラリティも高く、むしろブルゴーニュ的です。スパイスも穏やか且つ質感高く、

「プンプン匂って安っぽい!」
部分がゼロ。この部分もブルゴーニュ的です。そうじゃない部分を敢えて言うなら、もう0.5%、アルコール分が低いかな?・・と思うくらいです。(アル分14%です。)

 普通、安いシラーは縦構造は有していてもポテンシャル不足から甘みを残して誤魔化すのが定番ですし、グルナッシュも縦構造には中々ならず、横に拡がるだけの場合がほとんどなので、

「こんなポテンシャルの高いシラーは通常は目茶高価!」
なのに・・1500円以下って・・・むかしなら「ガール地区」と言われていたコート・デュ・ローヌ北西部のコスティエール・ド・ニームです。


 こう言う美味しい価格破壊はちょっと・・困っちゃうんですが・・何しろ運送料高騰の折、安目のワインをクール指定で大量にご注文いただくとね・・個口数が増えてしまうんですね~・・・なので、美味しいからと言って、こればかり沢山いただくのはね・・。

 そうは言ってもワインを売らにゃ喰っていけないのがワイン屋です。 もうしばらくはクールで個口が増えても今まで通りで頑張ります。でもど~にもならなかったら改正しないとならないですね。その原因になって欲しくない・・素晴らしいワインです!お奨めします!安くて目茶旨いです!


創業年:1999年
ドメーヌ解説: 本ドメーヌは、コートデュローヌ南部に隣接しガードン河を境とする固有なエリア、コスティエール・ド・ニームにある。 ニーム南部に広がる、ガリーグ(地中海沿岸特有丘陵地帯を覆う野性の雑木林)とカマルグ(ローヌ川下流の三角地帯)の間にある傾斜の緩やかな台地という特徴からコスティエール(Costieres)と名付けられている。このエリアには川由来の、小石が多く砂を含む粘土質土壌がみられる。ドメーヌ・ド・ペリリエールの畑はSernhac地区の東・南東向きの丘の斜面にあり、こうした土壌の特徴を持つ。1999年よりコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグとコスティエール・ド・ニームの二種のワインを造っている。オーナーであるフレデリック・ヴァンサンはリュットレゾネによる栽培を重んじ、テロワールの価値向上に努めている。
年間平均生産量:20000本
畑面積:7ha

ドメーヌ・ドミニク・ラフォン

フランス Domaine Dominique Lafon ブルゴーニュ
● ドミニク・ラフォンの2017年をご紹介させていただきます。・・いや、ぶっ飛びました・・1990年代の、あの凄いコント・ラフォンへの再帰です!・・とにかく・・A.C.ブルで良いので飲んでみて下さい。呆れますよ・・美味しくて!

 それに加え、2017年はピノ・ノワールも価格で頑張りました!・・このクラスの生産者さんになると、通常は出来ないことでは有ります。2016年ものに比べても15%の値下げ!・・数量は限定になりますので、今の機会に是非、お試しくださいませ!

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 偉大なシャルドネの造り手、コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンが、「自分で造るワイン」として、「ドミニク・ラフォン」を設立、2008年ものよりリリースしました。noisyも2008年から欲しかったんですが、余りの量の無さに入手できず、臍を噛む思いをしていましたところ、このところ・・エージェントさんの覚えも少し良くなったようで、それなりにはいただけるように成って来ました。

 しかし、皆さんの好みに合わないのか、余りご存知無い造り手なのか・・今一つの盛り上がりに欠けちゃうんですね。

 まぁ、noisy としましても、入荷が安定せず、アイテムによっては2~3本の入荷・・と言うものが多いもので、コストを考えるとさすがに飲み切れないんですね。なので飲めてもACブルゴーニュ・ブラン辺り、もしくは何か赤を1アイテムと、お茶を濁してる感がお客様にも伝わってしまっていたのかもしれません。いや・・とても好きな造り手なんですね~・・。ドメーヌ・コント・ラフォンのムルソーを見れば、熟したら素晴らしいのは判り切ったことなんですが・・。


 2015年ものについては、例年のように数は安定せず非常に少ないものの、やはり一度はちゃんとテイスティングしないといけないと言うことで、3本しか入っていないアイテムも結構テイスティングし、その内容を確認しました。

 総評として仕上がりとしますと2013年を超えるもので、今までで最高のポテンシャルと持つと思われます。冷やかな果実と果実酸をたっぷり持つシャルドネ、そしておそらく大柄で超熟なワインを目指したピノ・ノワールです。

 シャルドネは今回、ACブルとムルソーで、どちらもテイスティングしていますので是非コラムをご覧ください。

 ピノ・ノワールは非常に少ないですが、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ヴォルネイ村名、ヴォルネイ1級レ・リュレ。決して媚びを売るような、最初からしなやかさを求めた軽い味わいでは無く、畑のポテンシャルを最大限に引き出すと言う気持ちが伝わってくる大きな構造をしています。

 やはりドミニク・ラフォンは、ブルゴーニュワインのトップを目指しているのが伝わって来ます。ボーヌ1級を飲めば、その畑が持つ細やかさや複雑な表情が見て取れ、ヴォルネイ村名を飲めば、昨今流行りの軽く圧搾しただけでエレガントさ命・・と言うスタイルでは無く、その中に有る、特段目立たないものの緻密な構成の金属が昇華した表情・・ミネラリティの妙が有るんですね。


 素晴らしい2014年になったと思います。それぞれ飲み頃は有りますので、是非コラムをご覧の上、ご検討くださいませ。



 コント・ラフォンと言えば、昔からの偉大なムルソーの造り手で、クリスティーズやサザビーズと言ったオークションで、常に高値で取引される銘柄です。

 1998年以降は完全にビオに以降し、そのパワフルな味わいを繊細深遠なものへと変革、そしてまた、自身のワインを造り上げるために「ドミニク・ラフォン」のラインを発表したんですね。

 実は、つい最近までこの新着に出ていた2009年のゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのヴィレ=クレッセは、2008年ではドミニク・ラフォンのラインに入っていたアイテムです。2009年は自身で手掛けなかった性でしょう、ゼリティエに移したのだと思います。
 今回、2009年のドミニク・ラフォンは2008年発表のものとも変遷が有ります。また、今回購入出来たのは極少量・・・です。そのため、何とか飲めたのはマコネーのサン=ヴェランだけ・・です。しかし、BBR社が日本の正規になったお陰で、かなりリーズナブルにご紹介できることになりました!(パチパチパチ!)何せ、皆さんもよくご存知の某有名ショップではヴォルネイ2009が11550ですので・・・「おい!・・どんだけ~♪!」 いいなぁ・・そんな楽な商売が出来て・・・それで完売してるんだよなぁ~・・何倍ふっかけてんだろ・・

 まあ、そこのショップさんは業界随一ですし、ワインエージェント(輸入代理店)もやっていますので、時折、

「うちのワインも買って下さいよ~」

といらっしゃるのですが、

「おたくは高いしね・・それに、自分の店では手に入れにくいものばかり販売して、余ったものを卸すなんて・・・ね。まあ、気が向いたら考えるよ」

と、決してコンXxXションが悪いから・・などとは言いませんが、断り続けています。そちらは自分の良いように勝手にやってくれって・・感じです。上辺だけニコニコしてて、机の下ではナイフをチラつかせているような感じにしか思えません。

 あらら、いつの間にかぼやきになっちゃいましたが、良い子は購入するショップは選びましょう・・・。ショップもしっかりお客さんを選んでいるようですので!

■エージェント情報
 ドミニク・ラフォンは、言わずと知れたムルソーのトップ・プロデューサーで、ブルゴーニュで最も偉大な辛口白ワインの造り手として高い評価を得ています。そのドミニクが、2008年から、少数のワインを自分の名前を冠したラベルで売り出すことになりました。一族のドメーヌであるドメーヌ・デ・コント・ラフォンとは、別ブランドとして売るということです。この新しいワイナリーは正式にはネゴシアンということになりますが、ほとんどすべてのワインが元詰め物となっていて、畑はドミニクが所有するか、契約栽培しています。現在ワインは、ムルソーにあるセラーで醸造、熟成、瓶詰めされています。以前、ドメーヌ・ルネ・マニュエルが使っていた建物です。
 白ワインで一番リーズナブルなのがブルゴーニュ・ブラン(2010年から)で、次がラ・プティト・モンターニュの畑のブドウを使った村名格のムルソーです。この畑のブドウは以前、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのムルソーにブレンドされていました。そして単一畑のムルソーであるレ・ナルヴォー(2010年から)、ピュリニー・モンラッシェ村に若干所有する一級畑シャンガンのワインがあります。
 赤ワインは、村名格のヴォルネイと、プルミエクリュのヴォルネイ・レ・リュレ、ボーヌの一級畑レ・ゼプノットです。


2017 Bourgogne Blanc
ブルゴーニュ・ブラン

15251
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン
■正規代理店商品です!
  ムルソー(古樹)とピュリニーの下に位置する畑のブドウをブレンドし、9月に瓶詰め。非の打ち所がなく美しいワイン。果実味の素晴らしい表現力、絶妙に丁度良い肉付きと、絶対的な精度。スリルさえ感じる。これ以上の例を想像するのは難しい。
 ドミニク・ラフォンのワインの醸造は、シャトー・ド・ブラニーの大きなセラーに移り、労働環境が大幅に改善しました。雹の結果、2014年は販売できるヴィラージュのヴォルネイやボーヌ・エプノットは手に入りそうにありません。しかし、ドミニクはその不足分を埋め合わせる、素晴らしいボーヌ・ヴィーニュ・フランシュを見つけました。このキュヴェを除き、全ての畑はレ・エレティエール・デュ・コント・ラフォンの栽培チームによって同じ手法で管理されています。ワインは全てディアム30のコルクで打栓されています。
(Jasper Morris. MW - Wine Buyer)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥4,390 (外税) 
【とにかくこのA.C.ブル2017年だけは・・飲んでいただきたい!90年代までのコント・ラフォンが、よりリアルなディテールを表現しながら大復活です!】
 いや~・・素晴らしいです!・・シャルドネの醍醐味を詰め込んだ、見事に巨大な白ワインです・・ずっ~~~と飲んでいたい・・(^^;;

 ラフォンがビオに転向してから・・また、マコンに新天地を求めてから、確かにワインは伸びやかになり、香りの立ち上がりは非常に早くなった・・にも関わらず、どこか、「?」を付けざるを得ないような雰囲気を醸し出すワインに、

「ドミニク・・・大丈夫か・・?」

の声が、実際には上がらないにせよ、聞こえてくるようでした。


 しかしこの3年ほどは、90年代の彼のワインに回帰するような感じが見えて来ていたところ・・

「・・来ました!」

と言って良いでしょう!・・大柄でムッチリ、表面張力の半端無い、そしてバリックもしっかり使った結果としての「巨大な構造を持ったシャルドネ」が完成したと言えます。


 勿論ですが、単に昔に還ったと言うのではありません。ビオ栽培で得た葡萄のピュアなポテンシャルは、ディテールを細やかに表現し、その酸の美しさを伝えてくれます。「酸っぱい」とか「弱い」とかを感じさせることなく、一体となった表現・・ですね。

 A.C.ブルでは有るんですが、もう誰が何と言おうと「ムルソー」です。・・いや、そう感じさせてくれます。それも巨大です。

 noisy もこれには感動しまして・・先ほど、国外のサイトをかなり検索してみましたら・・なんと、

「93+Points!」

まで付けた方を発見!


 もっともメディアはこのクラスにはほぼ点は付けませんので、Shop の方とか、愛好家の方とか・・です。それでも単なるA.C.ブルに、そんなに高い評価をしてしまうほど、このワインは巨大で見事な完成度を誇り、実に旨いと感じさせてくれます。

 まぁ、低い評価を一生懸命探しても89Points、中心は91~92Points辺りだと推計されます。

 もう、騙されたと思って黙って飲んでみましょう・・。

「享楽のシャルドネの世界へようこそ!」

と、迎えてくれるでしょう。間違ってもドミニク・ラフォンのムルソー2017年をサクッと開けないように・・。とても勿体無いですから、そちらは購入しても仕舞って置いてくださいね。このA.C.ブルで充分!・・最高です。是非飲んでみて下さい!



 以下は以前のレヴューです。
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【「美味い!」と・・思わず言ってしまうでしょう!濃密で気品溢れる逸品!ムルソー+ピュリニーを感じさせてくれます!2016年もの、最高です!】

 緻密でマンモス級なミネラリティを持つムルソーと、豪奢な果実を気品あるアロマで表現してくれるピュリニーのニュアンスが見事に融和したかのような味わいのA.C.ブルゴーニュです。2015年ものも最高に旨かったですが、2016年ものの印象は、ポテンシャル的には同じかそれ以上だとしても、かなり違ったものになりました。

 2015年ものはもう・・完全に「ムルソー」でした。A.C.ブルゴーニュと記載のあるムルソー。それで良かったと思います。

 2016年ものはそこに完全にピュリニー的な豪奢な果実と気品が載っているんですね。大理石のようなミネラリティは僅かに後退していると思います。

 なので、厳しい部分・・ミネラリティが厳しいとか、輪郭のグラデュエーションが少ないとかは、その逆になり、果実の風味が増し、気品がより前面に出て来ています。

「このバランスを嫌いな人はいないだろ!」

と突っ込みたくなるような、かなりズルい仕上げだな~・・と言う感じなんですね。滅茶美味しいです!

 しかも価格もほとんど変わらずで行けますので、

「ムルソーの名手、ラフォンのシャルドネを飲める良い機会!」

です。


 まぁ、皆さんは「コント・ラフォン」と聞いても、さして灌漑にふけることも無いかもしれませんが、noisy 達にとってみればその名は神様みたいなものです。樽の利いたムルソーが10~15年ほどで完熟した時のスケールの大きさ、見事な味わいには、何度も感動させられましたし、モンラッシェの持つ凄いパフォーマンスにも驚かされました。

 ビオへの転身とマコン進出、この自身のドメーヌであるドミニク・ラフォンを開始した直後は、若い樹齢の性だったのでしょうか。

「・・あの巨大な味わいはどこに行ってしまったのか?」

と、シャルドネファンをヤキモキさせていたと思いますが、

「やっぱりラフォンはラフォン!」

と、以前の姿にナチュラルさの良い部分のみをトッピングさせ、完全復活したんじゃないかと思っています。

 そうは言ってもドメーヌ・コント・ラフォンのワインは簡単には買えませんので厳しいですけどね。

 非常に美味しいです。今回はムルソーは飲めそうもないです。2016年ものは、シャルドネはどうやら「グレートイヤー」と言って良いと思います・・が、ご存じの通り、数は少ない!・・是非飲んで欲しいと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【べらぼうに旨い!90年代のコント・ラフォンのムルソーを立体感を増大させて復活させたような素晴らしい味わいです!さっさと飲んでみましょう!】

 来た!来ました!待ってました~!やっぱりラフォンのシャルドネはこうじゃないと!・・と、言いたくは無いけれどツイツイ心がそう思ってしまうんですね・・。


 確かに2015年は糖分も乗り、良い葡萄が採れたヴィンテージでは有りますが、ドメーヌ・ドミニク・ラフォンが始まって早や10年、リリースが8年目になり、葡萄の樹の樹齢も上がり、ようやく良い状況になってきたのかと見受けられます。

 これ、全くのムルソーですよ。ブラインドなら誰もACブルだとは認識できないでしょう。しかも、1990年代のドメーヌ・コント・ラフォン全盛期の、あの重量感たっぷり、ねっとりで、さらにはそれをある程度熟成させて飲んだ時の印象にソックリです!

 ハード過ぎないミネラリティ、酸の豊かな美味しさ、僅かに蜜っぽく、奥にオイリーさを湛えた頬っぺたの落ちそうなムルソーの味わいが再現されています。勿論その1990年代のムルソーには無かった表情の3D化がビオ転向により、よりハッキリと感じられ、アロマのスピードも非常に早く太く、ノーズに飛び込んできます。抜栓後すぐに・・飛び込んでくるアロマは柑橘、樽・・・そう、ほんのりと樽のニュアンスが感じられ、また全くクドク無く、品格たっぷりなその存在に有頂天になってしまいました!いや~・・素晴らしいです!これは必買です。


 思い起こせば、noisy も、また古くからのワインファン達も勘違いをしていたのでしょう。

「コント・ラフォンはどこに行っちゃったんだ?・・」

と思っていたファンは多いはずです。


「無理してビオにしなくても・・」

なんて思っていらした方も多いかもしれません。でもこれは悪循環を止めるために必要なことだったんですね。樹が病気になる-->農薬を撒く-->樹は一時的に立ち直る-->弱る-->化学肥料を撒く-->一時的に立ち直るがまた病気になる-->・・・-->そしてヴィニュロンも病気になる-->・・・

 そんな連鎖をも断ち切った上で、素晴らしいワインを造ろうとしたのだと感じています。


 ドミニク・ラフォンのこのACブルも入荷は少ないものの定点観測を続け、2015年・・凄い味わいになったのを確認しました。またピノ・ノワールもヴォルネイを定点観測していますが、やはりドミニク・ラフォンは結局・・

「何も変わらないし変わりたくない」

と思っているんだと感じます。


 彼の造るヴォルネイやボーヌのワインは、ヴォーヌ=ロマネの偉大なワインたちを見つつ、それらに負けないワインを造りたいと頑張っているのでしょう。ですので、早く飲んでおいしいなんてワインを造るつもりはないんです・・きっと。


 このコラムの下の方には、偉い古い先代の造ったモンラッシェの写真が有るかと思いますが、半世紀経過して今なお成長しているかのように感じる凄い味わいでした。まさに跪いて飲ませていただくかのような荘厳たる空気が流れました。

 シャルドネであれ、ピノ・ノワールであれ・・またACブルも村名も1級も、彼には関係無いんだと感じます。

 このACブルも平気で20年、いや、保存が完璧ならその倍の寿命が有ると思います。勿論上記のモンラッシェのような高みに達する訳もありませんが、そのニュアンスはおそらく持っているとも感じます。是非1本!・・数は無いのでお早めにゲットされてください。ムッチムチの球体を感じられる素晴らしいテクスチュアです。
 
 ムルソーは6本のみ、またようやっと初めていただくことが出来たドミニク・ラフォンのトップワイン、ピュリニー=モンラッシェ1級シャンガンは3本のみの入荷で・・すみません。さすがに飲めませんが、ACブルの仕上がりを見ればそれらの味わいも想像できます。ACブルがコント・ラフォンのムルソー並みで、ACムルソーがムルソー並みじゃぁ・・バランスしませんもんね。

 ようやく楽しくなってきました。兎にも角にも素晴らしいACブルです。ムルソーもピュリニー・シャンガンもぜひご検討くださいませ。


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ドミニク・ラフォンの長き血統を表現したリーズナブルラインのACブルです!】

 2014年のACブルゴーニュ・ブランです。今回はかなり頑張ってドミニク・ラフォンのワインを数少ないながらもテイスティングし、理解出来たと思っています。お勧めするからにはある程度個性を掴んだ上で色々と判っていないとできませんからね。

 それでもドミニク・ラフォンと言えば、ドメーヌ・コント・ラフォンのご当主さんですから、一般的には偉大なムルソーと言えば、

「コシュ=デュリ、コント・ラフォン」

で有って、また暗黙にはドーヴネもそうでしょう。


 いずれにしても高額で、少し前まではドーヴネのムルソー・リューディ名でもちょっと頑張れば手が出せる位でしたし、数は無いもののコシュ=デュリのムルソー正規もさほどは高くは無かったと記憶しています。

 ドーヴネやルロワは正規の品質に少々疑いが有り、またコルクが細く、到着直後は大丈夫なのにちゃんと保存していても何故か蝋封のトップから漏れてくると言う・・何だかな~・・な感じです。コシュ=デュリはその人気からか正規も、物凄いアソートをこなさないとそのご尊顔を拝することさえできません。コント・ラフォンも、正規の品質も、またその販売方法にも違和感が有り、これまた中々表には出て来ないと言う状況です。まぁ、皆さんはそんなことは考えたことも無いかもしれません。


 そんな中で、よりリーズナブルにコント・ラフォンのスタイルを判ってもらいたい、もしくは様々な束縛から離れて、新しい自分の自由な表現がしたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」なのでしょう。

 2014年ものは4アイテム開けましたが、そのすべてが「合成(集成)コルク」で、見た感じは高級感も有る滑らかな表面をしています。

 香りの上りは比較的早く、自然派であることはすぐに分かります。透明なミネラリティが多分に有り、柑橘系果実、ナッツ類、ほんの少し色付いた果実や花、やや大振りの石のニュアンスが有ります。

 甘さはほとんど無く、やや内向的なベクトルを持ち、ほんのりオイリーさを感じさせつつの中域で、丸みと潜在的な膨張力を感じさせます。余韻はマッタリと長く、それでもまだやや内向的です。樽のニュアンスは2013年ほどは無く、特筆するべきものでも無い感じです。

 非常にピュアで、奥にナチュラルさが隠れています。「出るぞ・・出るぞ!」と・・、幽霊話のように雰囲気はたっぷり有ります。ムルソー的と言うよりは、やはりムルソーとピュリニーの両方のニュアンスを内包していて、よりクリスタル的な透明さの有る硬いミネラリティはピュリニー的で有り、白や黄色の柑橘系果実が非常に締まった形になっている辺りは、ムルソー=シャルム的なニュアンスで有ると言えます。


 出来自体は2013年を凌ぐでしょう。半面、しっかりしているのでやや硬め・・と言うことになります。3~5年の間にかなり開くようになり、10年を超えると完熟か・・と言うところで、この後20年の長きに渡って楽しめるワインです。


 もし、非常に熟したコント・ラフォンのムルソー辺りを飲む機会が有れば、やはりドミニク・ラフォンのワインはその血を受け継いでいること、そしてその美味しさをさらにアップさせてくれること、間違い無いです。

 さっさと飲んで美味しい・・そういう安易なスタイルでは有りませんが、今飲んでもその良さはたっぷり伝わって来ます。今回は「オイル・サバディーン」の「ブラックペッパー」と「ガーリック」に合わせてみましたが、全く料理せず、そのまんまで相性抜群でした!・・美味しかったです。やはりラフォンは好きだなぁ・・と。ユベール・ラミー2014年の様なベクトルが内にも外にも向いているようなタイプでは無くて、あくまで内を向いた内向的ムルソータイプなんですね。それが徐々に耐えられなくなってくる・・要素を漏らしてしまうようになる・・その姿が何ともエロティックでシャルドネの美味しさの一つかな・・と感じています。是非とも飲んで見て欲しいと思います。価格も今回は頑張りました!お勧めします!


 以下は2013年もののレヴューです。
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【2013年のドミニク・ラフォンは、より昔のコント・ラフォン風に!大きな構造の素晴らしいシャルドネです!旨い!】

 待望のドミニク・ラフォン2013年です。今回はシャルドネのみをご案内させていただきます。

 まぁ・・最も・・コント・ラフォンやドミニク・ラフォンのオファーだと言っても、皆さんが喜ぶかどうかは・・微妙ですよね。コント・ラフォンのムルソーは目茶高いですから、それだけでも手を出し辛いところに持ってきて、数年前にエージェント権を入手したところが、まともに卸さないようになってしまいましたんで・・溜め込んでいるんでしょうかね・・。ガゼネタかもしれませんが、どうも東北にあるセラーにたんまりと貯蔵してあるようです。

 知らない方のために少しだけ・・説明しますと、2000年頃を境にコント・ラフォンは当主のドミニクにより、ビオディナミへと栽培方法を変えます。非常にファンの多いコント・ラフォンですが、どうもやはり1990年代までの

「樽の効いたスケールの大きいワイン」

 の評判が良かったんだと思います。樽の風味はほぼ無くなり、よりピュアさが際立つ方向へと向かった訳ですね。


 ですがファンも、昔のラフォンの「大きなワイン」が好きだったようで・・いや、noisy もそんな部分も持ち合わせています・・また、ワインの価格の上昇、そして市中在庫がほぼ無い状況が10年も続きますと、

「ラフォン・・?・・それって・・ボルドーの??」

みたいな笑えない話しも生まれてしまうようになってしまったと言えるかと思います。


 そんな中で、ドミニクはブルゴーニュ南部のマコネーに進出し、ピュアで、よりリーズナブルなシャルドネを世に送り出しますが・・やはり最初のうちは、樹が若いですから、

「凝縮感不足」
 ↓
「新樽も少なめ」

と言う流れになり、今までのファンを取り込めずにいた・・と思うんですね。


 まあ、そんな感じでnoisy は分析していますが、皆さんは美味しければ、そしてリーズナブルなら良い訳ですから・・。

 で、今回は2013年のドミニクの方・・個人のドメーヌの方のご紹介になります。2013年ものは早速!・・ACブルゴーニュもムルソーも飲んでしまいました!・・そして、感じてしまったんですね・・1990年代のコント・ラフォンに確実に通じるものを。


 ACブルゴーニュは、樹齢が上がってきた性でしょうか。もしくは選別を厳しくした性かもしれません・・2012年ものより、より凝縮度が上がっていて、少々オイリー、滑らかでテクスチュアも良く、高級シャルドネの王道を行くような味わいです。

 ミネラリティは「まるで滑らかなガラスのよう・・」です。ガラスと言えば、諸説有るようですが、以下のような感じだそうです。

 アモルファス構造をとった二酸化ケイ素が骨格となり、ナトリウム・イオン(薄緑色)、カルシウム・イオン(緑色)を含む。桃色はイオン化した酸素。アルミニウム原子(灰色)が安定剤として働いている。

(WIKIから抜粋させていただきました。)

 そうなんですよ・・透明感を感じさせる見事な構成です。ツルツルしたテクスチュアからもそう・・感じます。そこにややオイリーなムルソーっぽいニュアンスと黄色い柑橘系フルーツが混じり、わずかなビターさが味わいの幅を感じさせてくれる・・というようなバランスなんですね。

 そんじょそこらのACブルでは出せない、ポテンシャルの高い味わいかと思います。とっても美味しいので是非飲んでみてください。2013年ものはいつもよりいただきましたので!・・因みにこちらは・・樽のニュアンスはさほど無いです。


 で、ムルソー村名です。ムルソーっぽさは有るものの、やはりムルソーっぽい「大きめの石のニュアンス」は無く、ガラスっぽいミネラリティが特徴のACブルとは・・かなり違いました。それは、


「新樽のニュアンス!」

です。


 そうなんですよ・・樽をそれなりに使ったと言うことが判る仕上がりでして、新酒の時にこんなバランスだと10年後はこんな感じ、15年後は・・などと言うようなイメージがほぼ出来上がってしまっているnoisyとしては、

「おっ!・・昔のラフォン・・復活か!?」

などと思ってしまいました。


 オイリーさ、白、黄色のフルーツに大理石、スパイス、奥に蜜・・ネットリと粘るテクスチュアに・・そして樽・・。

 これじゃぁ・・舞い上がらずにはいられない訳ですね!・・まぁ・・旨いったら無い訳です。


 ですが昨今は、noisy と、カミサンと、店を手伝い始めた息子の3人で飲みますから・・割り当てが少なくなってるんですよ。翌日、翌々日も様子を見たい・・まぁ、結果は判っているとして、そんな暮らしを延々としてきた訳ですから、つい、クセで・・。

 カミサンも・・美味しいとか美味しくないとかは言わないし、高級だとか安いとかも全然気にしない人なんですが、

「飲みやすい~!」

とか言いながら結構飲んじゃったんですね~・・。


「(・・飲みやすいか~?)」

「(・・もっとゆっくり味わって飲んでくれ~!)」

とか・・思いつつも、2杯目をちゃんと注ぐと無くなっちゃうんですね~・・。


 ある意味、非常に懐かしく、そして嬉しいような気持ちでした。勿論ですが昨今のラフォンのように、非常にピュアです。そしてとても大きな構造をしています。ムルソーの味わいとは・・こんなイメージだったよな?・・と思っていただける、素晴らしい仕上がりだと思います。是非ご検討くださいませ。

 それに・・2012年のムルソーも飲んでますが、それとも大きく違って感じられました。


2017 Meursault
ムルソー

15252
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ムルソー
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン
■正規代理店商品です!
 ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのムルソーで使用されていたラ・プティ・モンターニュの葡萄で造られます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥12,350 (外税) 
【回帰し復活したドミニク・ラフォンのムルソー!ポテンシャル高いです!】
 さっさと飲んで、その時の美味しさだけに浸りたい方にはA.C.ブルをお薦めします。こちらは正に90年代のコント・ラフォンのムルソーを現代に復活させたと言って間違いのない、そのムルソーそのものです。何せ本当に昔はこの「ラ・プティ・モンターニュ」は、コント・ラフォンのムルソーに使用されていましたから・・。

 まず・・余り落ち着いてはいない状態だったのもありますが、グラスから立ち昇るアロマには・・あの懐かしい・・

「新樽のアロマ!」

が「ぷ~ん」と。


 もうこれでいきなり90年代にタイムスリップですよ。

 そして、非常に目のタイトな舌触りから浮かんでくるような極小の粒を舌と口蓋ですり潰してやると・・もう、これがまた素晴らしい複雑さ!・・様々なミネラリティが交錯し、そこからまた色とりどりの果実がふわっとノーズに抜けて行きます。


「やはり2017年ものは90年代に回帰!」

をしっかり感じさせていただきました。


 因みに2017年のコント・ラフォンのムルソー・シャルムには、デカンター誌のティム・アトキン氏が97ポイントも付けています(もっと因むと、何とモンラッシェも97ポイント・・)。そしてその評価文の中で、ドミニクはジュヌヴリエールに新樽を20%しか使わなかった・・それはフィネスを生かすためだと言っている・・と書いています。

 そう言うことなんですよね。決して新樽100%とかでは無い・・んです。ラフォンのシャルドネの美味しさは、その葡萄の出来によって樽をどう使うか?によって生まれて来た訳です。

 このムルソーも、テクニカルが無いのでどのようにエルヴァージュされたのかは不明です。ですが、トップ・ノーズに樽香が乗っているからと言って、決して「重厚な樽香」では無いんですね。軽く掛った感じです。それでもそのアロマと、味わいの中に溶け込んだ樽の要素から、90年代の彼のシャルドネにソックリだと・・感じさせてくれたと言うことは、

「今までドミニク・ラフォンのワインに欠けていたもの、もしくは多過ぎたものが研ぎ澄まされた」

と言うことなんだろうと思います。


 素晴らしい出来だと思います・・が、決して「今飲んではいけない」ワインです。少なくとも3年は我慢してください。その間は滅茶苦茶美味しいドミニク・ラフォンのA.C.ブルを飲んでください。

「ムルソーとは、シャルドネの美味しさのひとつの表現方法!」


 いや、違うだろう!・・と突っ込まないでくださいね。判ってますから・・。しかしこのオイリーでムッチリ、そして滅茶目の細かい滑らかな舌触りに出会うと、そう言いたくなってしまうんですね。ご検討くださいませ!



 以下は以前のレヴューです。
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【現時点では飲めていませんが、偉大なヴィンテージになったと想像されるプティ・モンターニュのムルソー2016年です!】

 何せ2016年ものですから、極少量しか入荷しないのは仕方が無いですよね。このムルソーは今のところ6本のみ・・もしかするとキャンセルが有ればもう少しいただけるかもしれませんが、レ・ナルヴォーとか、ピュリニー1級レ・シャンガンなどは入荷は望めません。赤にしてもこの2016年はヴォルネイ1級群も入荷無しです。

 ただ、余りに素晴らしいドミニク・ラフォンのA.C.ブルは何とか24本確保出来ましたので、それだけが救いかな・・と思っています。

 このドミニク・ラフォンのムルソーは、以前はドメーヌ・コント・ラフォンのムルソーに混ぜられていたものを、ドミニク・ラフォン自身がフェルマージュをしていると言う・・ちょっと込み入った話しになっています。

 この何年かは飲めていました。2015年ものなどはもう、90年台の偉大なコント・ラフォンのムルソーを彷彿とさせる見事なスタイルでした。その継承は2016年のA.C.ブルを飲みましたので・・しっかりされていると感じます。

 非常に少ないので・・今回は残念ですがテイスティングせずにご案内いたします。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【コント・ラフォンのムルソーに使用されていた葡萄で造られたドミニク・ラフォンのムルソーです!マンモス・ミネラリティ!!】

 美味しいですね。リューディはラ・プティ・モンターニュだそうで、岩場的なミネラリティをたっぷり感じます。カメラを変えた関係で2013年とは色合いが比較し辛いですが・・。

 より凝縮感が有り、クリスタル系の透明で硬いツヤツヤしたミネラリティと、真っ白な小粒の石灰が岩になったようなミネラリティが交錯します。

 オイリーさや果実はたっぷり有りますが、ACブルゴーニュ同様、ベクトルは内向きです。これって、おそらくコント・ラフォンのムルソー系の特徴かもしれませんね。むしろこれこそが「密度感」を感じさせてくれるのでしょう。

 もしドミニクが一念発起してアンフォラを使い出したら、この向きが180度変わって、リリース直後から滅茶美味しくなるんじゃないかと思います。半面、開放し続けるでしょうから寿命は短くなるかな?・・判りませんが・・。

 この高質で硬質な男っぽいムルソースタイルですが、例えばイヴ・ボワイエ=マルトノのムルソーのようには「厳し過ぎるほどのミネラリティ」のようには伝わってこないですね。

 もしくは、マルトノにはナルヴォーが有りますが、これはま~・・物凄いミネラル感を外向きなベクトルで持っています。

 ラ・プティ・モンターニュはその下部に近い部分かと思いますので、似ているのか?と思うとそうでは無くて、大理石を思わせるカッチカチの、少し模様の有るようなミネラリティじゃ無くて、もっと透明感の有るものと白いもののブレンドのように思います。

 ニュアンスはほぼコント・ラフォンのムルソーに酷似していて、もし比較テイスティングしていたとしても、どっちがどっちか、当てるのは至難の業でしょう。それほどに2014年ムルソーの仕上がりは良いと言えます。

 もっとも、

「今飲んで滅茶苦茶美味しいか?」

・・と問われると、


「・・・あなたがどれだけブルゴーニュのシャルドネを愛しているかに寄るかな・・」

と答えるでしょう。


 ムルソーはやはりこの素晴らしい質と量のミネラリティを感じてこその味わいであって、緩みなどは期待していないんですね。それならピュリニーやシャサーニュを飲むべきで有り、格を落としてACブルで我慢すべきなのでしょう。

 いずれにしても、素晴らしい2014年でした。2013年を確実にしのぐと思います。色々と各評論家さんのコメントなども探してみましたが、ほぼ見つかりませんね。美味しいと思います!是非ご検討くださいませ!

 


 以下は2013年もののレヴューです。
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【2013年のドミニク・ラフォンは、より昔のコント・ラフォン風に!大きな構造の素晴らしいシャルドネです!旨い!】

(略)
 で、今回は2013年のドミニクの方・・個人のドメーヌの方のご紹介になります。2013年ものは早速!・・ACブルゴーニュもムルソーも飲んでしまいました!・・そして、感じてしまったんですね・・1990年代のコント・ラフォンに確実に通じるものを。


 ACブルゴーニュは、樹齢が上がってきた性でしょうか。もしくは選別を厳しくした性かもしれません・・2012年ものより、より凝縮度が上がっていて、少々オイリー、滑らかでテクスチュアも良く、高級シャルドネの王道を行くような味わいです。

 ミネラリティは「まるで滑らかなガラスのよう・・」です。ガラスと言えば、諸説有るようですが、以下のような感じだそうです。

 アモルファス構造をとった二酸化ケイ素が骨格となり、ナトリウム・イオン(薄緑色)、カルシウム・イオン(緑色)を含む。桃色はイオン化した酸素。アルミニウム原子(灰色)が安定剤として働いている。

(WIKIから抜粋させていただきました。)

 そうなんですよ・・透明感を感じさせる見事な構成です。ツルツルしたテクスチュアからもそう・・感じます。そこにややオイリーなムルソーっぽいニュアンスと黄色い柑橘系フルーツが混じり、わずかなビターさが味わいの幅を感じさせてくれる・・というようなバランスなんですね。

 そんじょそこらのACブルでは出せない、ポテンシャルの高い味わいかと思います。とっても美味しいので是非飲んでみてください。2013年ものはいつもよりいただきましたので!・・因みにこちらは・・樽のニュアンスはさほど無いです。


 で、ムルソー村名です。ムルソーっぽさは有るものの、やはりムルソーっぽい「大きめの石のニュアンス」は無く、ガラスっぽいミネラリティが特徴のACブルとは・・かなり違いました。それは、


「新樽のニュアンス!」

です。


 そうなんですよ・・樽をそれなりに使ったと言うことが判る仕上がりでして、新酒の時にこんなバランスだと10年後はこんな感じ、15年後は・・などと言うようなイメージがほぼ出来上がってしまっているnoisyとしては、

「おっ!・・昔のラフォン・・復活か!?」

などと思ってしまいました。


 オイリーさ、白、黄色のフルーツに大理石、スパイス、奥に蜜・・ネットリと粘るテクスチュアに・・そして樽・・。

 これじゃぁ・・舞い上がらずにはいられない訳ですね!・・まぁ・・旨いったら無い訳です。


 ですが昨今は、noisy と、カミサンと、店を手伝い始めた息子の3人で飲みますから・・割り当てが少なくなってるんですよ。翌日、翌々日も様子を見たい・・まぁ、結果は判っているとして、そんな暮らしを延々としてきた訳ですから、つい、クセで・・。

 カミサンも・・美味しいとか美味しくないとかは言わないし、高級だとか安いとかも全然気にしない人なんですが、

「飲みやすい~!」

とか言いながら結構飲んじゃったんですね~・・。


「(・・飲みやすいか~?)」

「(・・もっとゆっくり味わって飲んでくれ~!)」

とか・・思いつつも、2杯目をちゃんと注ぐと無くなっちゃうんですね~・・。


 ある意味、非常に懐かしく、そして嬉しいような気持ちでした。勿論ですが昨今のラフォンのように、非常にピュアです。そしてとても大きな構造をしています。ムルソーの味わいとは・・こんなイメージだったよな?・・と思っていただける、素晴らしい仕上がりだと思います。是非ご検討くださいませ。

 それに・・2012年のムルソーも飲んでますが、それとも大きく違って感じられました。


2017 Beaune 1er Cru Vignes Franches
ボーヌ・プルミエ・クリュ・ヴィーニュ・フランシュ

15254
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン
■正規代理店商品です!ボーヌ村の南、ル・クロ・デ・ムーシュに接するトップクラスの1級畑です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【2017年のドミニク・ラフォンのピノ・ノワールはボーヌ1級のこの2つ、ヴィーニュ・フランシュとグレーヴが最高に美味しいです!しかも頑張って粘って値下げしました!】
 上の赤みの強い方がヴィーニュ・フランシュ、下の写真がレ・グレーヴです。比べると一目瞭然、石灰の強い感じがグレーヴ、鉄や金属系のニュアンスが強いのがヴィーニュ・フランシュ・・で良いかな?・・良いとしましょう。そんな味わいにも感じました。

 そして、この2アイテムだけではなく、例えば2017年のヴォルネイや他のアイテムもテイスティングだけは・・しています。でも、

「それらはすぐ飲んで美味しいスタイルでは無い」

ので・・(^^;; 勘違いされると判っているものを、さっさと仕入れるのもどうかな・・と思い、取りあえず先延ばしにすることにしちゃいました。

 いや・・こう言ってしまいますと身も蓋も無いんですが、ブルゴーニュの仕入ってワイン屋にとっても結構にキツイんですね~。平気で「ん百万」とかになっちゃう訳です。時折、仕入伝票を見て卒倒しそうになっちゃいますよ・・気が弱いもので・・はい。


 それに、このご時世に・・相当安くなっていると思いません?・・そうなんです。結構に頑張って交渉し、値下げに協力していただいたんですね~。

 何せ、テイスティング代だけでも年間、相当な金額になっちゃいますし、それで売れないことになってしまいますと、本当に、

「何やってんだか・・」

と言う気持ちにもなってしまいます。


 なので、協力していただけるとなると「ここまで出来る!」訳で、昨年の2016年ものに比べますと、ほぼ15パーセントも値下げさせていただきました!


 この2アイテムは、流石にボーヌ1級の中でも「トップ」と言われるだけあって、

「仮に今飲んでも優れたポテンシャルで美味しく飲めてしまう!」

のが特徴でもあり、それも有って早々に仕入れた訳です。


 因みに・・デ・クロワのボーヌ・レ・グレーヴだと1万2千円ほどはしますから、2/3のプライスです。


 味わい的には、こんな言い方はズルいかもしれませんが、近いのは「ドメーヌ・ルイ・ジャド」でしょうかね。それをもう少しナチュラル感を盛ったようなニュアンスで有り、結構クラシカルな造りも似た感じになっているんじゃないかと想像しています。


 ヴィーニュ・フランシュはクロ・デ・ムーシュに接し、ポマールがすぐそこですから、ポマールっぽい粘土のニュアンスと、ボーヌのもう少し軽めの粘土に白い石灰が混じったような感じです。

「少し多めにジュヴレ=シャンベルタンが入ってます?」

みたいなニュアンスで、ジュヴレほど鉄分はきつく無く、果実をしっかり感じさせながら適度な重さの粘土由来の重厚さを感じさせてくれます。

 今飲んでも結構・・おいしいですよ。特に余韻の最後のニュアンス・・意外にワイン界では余り重視されないところでは有りますが、

「ハッキリ言って、最後の最後がダメならアウト」

です。それって結構に皆さんもそのように感じているはずです。


 ある意味、ヴィーニュ・フランシュと言うワインは、「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの標準」みたいな存在でして、その昔、かの田崎ソムリエも、クロ・デ・ズルシュルと言う限定では有りましたが、そのようにおっしゃられているのを聞いたことが有りますし、確かに「標準」と言うものが有るとするなら、このワインをそうする意味が飲めばわかる・・と思います。しっかりしたチェリー風の果実の味わいがします。


 レ・グレーヴは、西側に石灰の強い丘の麓辺りに在りますので、やはりその「石灰の強さ」をより感じさせてくれます。色合いにも出ていますよね。

 口内で弾けていくような新鮮なチェリーの風味が心地良く、決して鈍重にならず、どこかシャンボール=ミュジニーのようなニュアンスをも持っているような味わいです。

 ドミニク・ラフォンも80年代からピノ・ノワールに挑戦していまして、今ではもう40年近くのベテランですが、結構にクラシカルに仕上がってしまうので・・昨今の、

「酸化をコントロールした、抜栓してからの変化が大きいピノ・ノワール」

では無い・・ので、より「クラシックだ」と感じてしまうのかな?・・と思っています。

 勿論、そのワインも2~3年の熟成で大きく変わって美味しくなるんですが、リリース直後はやや「しかめっ面」をしていることが多いのが難点では有ります。

 しかしながらこの2アイテムに限っては、

「実は・・すぐ飲んでも美味しいと言ってしまえるほどの高いポテンシャルを有している」

ので、コント・ラフォンのヴォルネイ=サントノ・デュ・ミリュのように5年以上も寝かせないと美味しくならないことは在りません。


 今回はかなり頑張ってみました。まぁ、来年も同様に出来るかどうかは判りませんが、少なくとも2017年ものに関しましては相当お得だと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


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【今回は飲めませんでしたが、あの1級畑クロ・デ・ズルシュルを含むエレガント系のヴィーニュ・フランシュ2016年、非常に期待大です!】

 すみません・・今回は6本だけなので、12本届いたレ・グレーヴのテイスティングでピノ・ノワールの方は限界です。

 ボーヌの村のほぼ中央(・・少し北寄りでは有りますが)のバランスに優れたトップ・クリマがレ・グレーヴですが、ポマール寄りの南のトップ・クリマの一つがこのヴィーニュ・フランシュです。

「全ピノ・ノワールの基準」

などとも評されることさえある、ルイ・ジャドの1級クロ・デ・ズルシュルは、このヴィーニュ・フランシュの一部分です。

 こちらもバランスの良いボーヌ1級ですが、伸びやかで優美な、少しポマール風なニュアンスも混じった味わいが特徴です。重厚さが有りますよね。

 なので、一面的に言ってしまえば、エレガント系のレ・グレーヴ(村の中心辺りの1級としては異例)に対し、ポマール風の大きさを感じさせるのがヴィーニュ・フランシュと言うことになります。

 そもそもラフォンさんはシャルドネばかりだったんですが、80年台中盤頃だったかと思いますが、ヴォルネイのピノ・ノワールを造り始めたと記憶しています。(違ってたらすみません・・)

 PKさんもこのようなことを言っていたかと記憶しています。

「偉大なシャルドネを造るラフォンもピノ・ノワールには苦労しているようだ。」

 それでも、noisy も時折、ヴォルネイ=サントノ辺りを飲ませていただいておりましたが、確かにリリースからしばらくはバランスしないワインだったものの、5~6年ほど経過すると、実に旨いワインに変化していたものです。

 まぁ、メディアの連中も、リリース直後は飲んだとしても、その後追いかけで確認のために飲むことはしないですから、リリースしてから2~30年の間は、中々陽の目を見ないものです。

 そのうちにこのナチュラルさとピュアな果実が誰かの目に留まり人気が出てしまうと、元々少ないですから、とんでもないことになりそうですが、アペラシオンの人気度も有りますから・・どうなりますでしょうか。昨今はもう、ほんとに2~3年で状況が激変してしまいますので、読めなくなってしまって困ってます。

 少なくともnoisy が、さほどの人気では無いにせよ、扱っていると言うことは、今も美味しいし将来性も充分と踏んでいるからに他なりません。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ドミニク・ラフォンのピノ・ノワール2015年は、2014年以前までのスタイルを継承、大柄な本格派を目指しています!】

 ここまでハッキリしていると非常に判りやすいですね。例えばヴォルネイの大御所ダンジェルヴィーユさん、昨今は誰が飲んでも美味しいと即断できる、非常に外向的で近代的な造りをしています。なので、畑のポテンシャルがそのままに、即、伝わって来ますす、シャンパンとかクロ・デ・デュックなどを口にできる機会に恵まれれば、必ずやファンになってしまうような魅力が有ります。

 かたやムルソーの大御所で、ムルソーと言えばコント・ラフォンかコシュ=デュリか・・と言われる造り手ですが、昨今はコシュ=デュリさんに間を空けられたような感じになっています。

 そのムルソーの大御所が自分のワインを造りたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」ですから、noisy 的には、

「ビオディナミに特化し、オーソドックスなスタイルを捨て、近代的なスタイルに向かうのか?」

と思っていたんですね。そもそもドミニク・ラフォンのワインも数量はいただけないので、赤でさえ、さしては
飲めなかった訳です。


「それじゃいかんだろう・・」

と言うことで、2014年は無理をして入荷アイテム全て開けてしまったんですが、2015年はさすがに全部開けられないにせよ、見えて来たものが有ります。それは、上記とは違って、

「ビオディナミに特化し、昔のスタイルに戻ることに尽力する!」

と言うことなんですね。


 それはシャルドネでも同じことです。2015年のドミニク・ラフォンのACブルは、圧巻の仕上がりですが・・ここではシャルドネの話しはしません。

 2015年のヴォルネイは非常にクラシックです。思いっきりドライで思いっきりピュアで思いっきり目が詰まっています。伸びやかで軽快、エレガントで雅な飲みやすいヴォルネイでは有りません。

 例えばヴォーヌ=ロマネのシルヴァン・カティアールを思い浮かべてください。もしくはボーヌならカミーユ・ジルーです。でもシルヴァン・カティアールの方が近いかな?と思います。クラシックで重厚、リリースしてすぐ飲むタイプではなく、クラスにも拠りますが3~8年ほど熟成させる必要のあるタイプなんですね。おそらく炭酸ガスの充填とかドライアイスとかの使用は「嫌い」なんでしょう。そのような手法は取りたくない・・と言うような気持ちが伝わって来ます。

「・・ナチュラルでは無いから・・」

なのでしょう。


 しかし、このようなワインこそが本物なんだとも言えます。ほんの僅かに甘みを残し、飲みやすくすることさえ拒否しています。濃密で複雑性高く、超ドライで高質です。その分、リリース直後のこのタイミングは厳しいものも有り、さっさと開けて「とても美味しい」とは言い辛い面が有りますが、リアルワインガイドで言う、「ポテンシャル点」は高いです。


 色合いも深淵さが出ていますよね。美しい色合いに、真面目さが映り込んでいるかのように見えます。丹精して育てた健康な葡萄で、ヴォルネイの深い味わいを追求しています。

 このワインは3年置いてください。驚くべき成長を見せるでしょう。ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ1級サントノ・デュ・ミリューの味わいのライン上にあるワインです。


 今回の2015年ものでは開けてはいない、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ボーヌ1級エプノット、ボーヌ1級レ・グレーヴ につきましても、全く同じライン上にあると言えるかと思いますので、このヴォルネイのコラム、及び2014年もののレヴューをご参考にされてください。基本的にヴィーニュ・フランシュは肉が有りややコッテリ系、エプノットはポマールのプティ・エプノに連なる畑ですのでほんのりポマール的、レ・グレーヴは持っている畑の上下で若干印象は異なるものの、軽やかで華やか、エレガント系の味わいです。ご検討くださいませ!






 以下は2014年以前のレヴューです。
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【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのトップを目指している!・・と感じさせてくれるような物凄いエネルギーの塊です!】

 2014年ものでいただけたドミニク・ラフォンの赤は、

「ボーヌ1級・ヴィーニュ・フランシュ」
「ヴォルネイ」
「ヴォルネイ1級・レ・リュレ」
の3アイテムです。

 3本ずつの入荷でしたので合計で9本、内2本飲んじゃいましたんで・・(^^;; 大赤字です。このテイスティング分は上乗せにはなっていませんで、実際は結構・・厳しいです。

 それでもまぁ、中身を判らず販売するのは性に合わないので、一度はちゃんと向き合わないといかんと・・思っていた部分が大きく、仕方が無いかなぁ・・と。でも飲んでみてかなり理解は深まったと思います。

 ドミニク・ラフォンの白、シャルドネについては、コント・ラフォンやゼリティエ・ラフォンのテイスティングからだいぶ理解できていると自認していましたが、ピノ・ノワールについては、コント・ラフォンもヴォルネイのサントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは非常に希少ですし、ゼリティエ・ラフォンは無いしで、この何年かで4本ほどしか飲めていない訳ですね。なので、今回のテイスティングで見えて来たことをお話しできればと思います。

 ドミニク・ラフォンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールだからと言って、軽く仕上げて飲み易く、もしくは早くから美味しく、さらには安易なワインにはしたくない・・との意識が有ると思います。

 それはドメーヌ・コント・ラフォンの前述のピノ・ノワールとも同様のスタイルなのでしょう。リリース直後に・・、

「今でも滅茶苦茶美味しい!」

などとテイスティングコメントを書かれるようなワインを造っていない・・歴史に残るような大きな構造のしっかりしたピノ・ノワールを造りたい・・そのように思っているんじゃないでしょうか。そのようにnoisy には感じました。

 ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュは1級畑で、ポマールと引っ付いた、かなりポマール寄りの味わいがする豊かなピノ・ノワールです。価格はヴォルネイ村名と同じですのでお買い得感は有ると思います。

 よっぽど葡萄が良かったんでしょう。それで20年以上は軽く持つ、スーパーボーヌ1級に成ってます・・。反対に言えば、今飲むのはちょっと辛いです。

 まぁ、そう書いてしまうとまず売れなくなってしまうんですが、構造は非常に豊かです。例えば非常に有名なヴィーニュ・フランシュと言えば「ルイ・ジャド」が看板の一つにしている訳ですが、タイトに締まって硬いルイ・ジャドに対し、やはりビオ系らしく、香りのスピードの速い、豊かで柔らかでたっぷりしたポマールチックなボディに、ボーヌ1級らしい細やかなヒダの有るテクスチュア、グラマラスだが贅肉の無い引き締まった酒躯をしています。余韻にはブラックベリー風果実を感じさせつつ、かなり長く果実を感じさせてくれます。かなりの出来です。

 しかしながら、先にも書きましたように、「今飲んで」のポイントを高くする訳には・・リアルワインガイドのテイスターとしては・・出来ません。それは矜持に反しますし、さっさと開けられてガッカリするお客さんの顔は見たくない・・(^^;;

 ですが、3年経つとかなりまとまって来ると感じられ、5年後からは、「おっ!」と言っていただけるんじゃないかと思います。何しろピュアですし、非常に素性の真っすぐな性格です。その上で高ポテンシャルですから。まぁ、2本の在庫じゃ何とやら・・では有ります。


 ヴォルネイ村名は、ヴィーニュ・フランシュと同価格ですが、ポテンシャルでヴィーニュ・フランシュに届かず、しかし楽観的な、早いうちからの美味しさに長けています。「今飲んで」のポイントは確実にヴィーニュ・フランシュを超え、ポテンシャル点で僅かに届かないか・・と言う感じでしょう。

 果実はたっぷりながらもポマール風のヴィーニュ・フランシュに対し、こちらはモロにヴォルネイです。ベリーやチェリーの果実がたんまり、ドライでややタイトですが密度が有って、その美味しさで飲めてしまいます。中域の膨らみも今から適度に有り、終息にはダークなチェリーを長く感じさせてくれます。これは落ち着かせたら飲んでも良いか・・と思いますが、寿命自体は20年ほどは有るでしょう。


 この2つのワインを飲んでみると、やはり・・

「尻軽なピノ・ノワールを造るつもりは無い!」

と思います。


 ドミニク・ラフォンが目指しているのは、かつてアンドレ・ラモネがクロ・ド・ラ・ブードリオットをボーヌのロマネ=コンティだと言ったように、D.R.C.で有り、ルロワで有るのでしょう。

 左の写真は、今まで何度か登場していますが、1970年もののコント・ラフォンのモンラッシェです。まぁ、たまげたワインでした。50年近くも経っているのに、抜栓して3時間たっても、まだまだ・・です。自然と頭が下がって来ちゃいます。

 そんなモンラッシェと同様に、ドミニク・ラフォンはどんなワインでも、全く手を抜くことをしないです。ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュも、ヴォルネイも、自分の全精力をつぎ込んでいるように思えます。

 だから味わいは物凄く「エネルギッシュ」です。全然、濃くは無いですよ、密度感はかなり有りますが・・。それにムルソーやACブルのように、要素の向きが内向き・・と言う風ではないです。どっちの方向にも向いています。その上で、かなりのエナジーを感じる味わいなんですね。是非ご検討いただきたいワインです。


 因みに・・ヴォルネイ1級レ・リュレも、売れずに残っていたら飲んでしまうかもしれません。ドミニク・ラフォンのラインナップではほぼトップのキュヴェです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は2013年もの以前のレヴューです。
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【素晴らしい果実感!ピュアです!目茶美味しいです!】

 コント・ラフォンと言われるとどうしてもシャルドネのイメージが強いですが、実は素晴らしいピノ・ノワールも造っていて、ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは、長熟で官能的な味わいです。ムルソー側にあるヴォルネイのシャルドネはムルソーのアペラシオンになりますから、実はラフォンにとっても「本拠のワイン」なんですね。シャルドネで成功したコント・ラフォンも、PKさんには、

「シャルドネは第一人者だが赤の上達はもう少し時間が掛かるかも」

などと言われていた時期も有りました。

 もっともコント・ラフォンのワインは高価ですから、そう易々とは飲めない環境に有りましたし、数も無かったですから、ほとんどの方々も検証が出来なかったと思います。基本、サントノー・デュ・ミリューは10年、シャンパン他は3~5年経過してから・・が良いと思います。


 このドメーヌ・ドミニク・ラフォンのラインですが、今回はベースのヴォルネイを・・ようやく飲んでみました。2011年、2012年は輸入自体が少なかったので、結局 noisy も入手できず、ヴォルネイも2009年以来の入荷です。とても飲める入荷量では無いんですが、将来を考え・・無理にも飲んでみました。でも飲んでみて・・良かったです。

 非常にしなやかで大柄、ピュアさと官能感に溢れた素晴らしいヴォルネイでした。エキスもしっかり出ているんですが、肉がちゃんと有るんですね。果実に置き換えるとすると、ジュースだけでは無く、果肉感も有る・・んです。

 例えば似たようにポマール・ヴォルネイで育ったニコラ・ポテル、ロッシュ・ド・ベレーヌのヴォルネイは、エキスがしっかり出た完全エキスな味わいです。伸びやかですが肉は無い・・。しかし同じくドメーヌ・ド・ベレーヌの上級キュヴェには肉がちゃんと有るんですね。

 何でそう感じるのかは判らないんですが、そんなドミニク・ラフォンのヴォルネイも、飲み始めて30分ほど経過すると凄く変化してきます。ピュアな果実と果肉が全面を占めていたスタイルから徐々に官能的なアロマが漂い出します。それと同時に「肉」を感じていた部分が無くなり、非常にエキシーになってくる・・滑らかで妖艶で・・そしてピュアなんです。

 ドミニク・ラフォンはビオですが、揮発酸的危険な部分はほぼゼロです。皆無と言って良いかもしれません。しかしそのピュアなニュアンスはSO2の少なさにも要因が在りますから、抜栓後の香りのスピードは速いし変化も早い・・と言うことになります。どんどん良くなる法華の太鼓・・です。

 果実もチェリーのニュアンスで始まりますが、徐々に色濃くなり、ヴォーヌ=ロマネのような皮革感、スパイスも出てきます。単にピュアだというのでは無く、ポテンシャルも高いことが伺えます。


 今飲んでも美味しいです。ビオですから・・早飲みしても開きが早く、追い付いてくれます。し


2017 Beaune 1er Cru les Greves
ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・グレーヴ

15255
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン
■正規代理店商品です!村の中央部にあるフィネスたっぷりのエレガント系、素晴らしい1級畑です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【2017年のドミニク・ラフォンのピノ・ノワールはボーヌ1級のこの2つ、ヴィーニュ・フランシュとグレーヴが最高に美味しいです!しかも頑張って粘って値下げしました!】
 上の赤みの強い方がヴィーニュ・フランシュ、下の写真がレ・グレーヴです。比べると一目瞭然、石灰の強い感じがグレーヴ、鉄や金属系のニュアンスが強いのがヴィーニュ・フランシュ・・で良いかな?・・良いとしましょう。そんな味わいにも感じました。

 そして、この2アイテムだけではなく、例えば2017年のヴォルネイや他のアイテムもテイスティングだけは・・しています。でも、

「それらはすぐ飲んで美味しいスタイルでは無い」

ので・・(^^;; 勘違いされると判っているものを、さっさと仕入れるのもどうかな・・と思い、取りあえず先延ばしにすることにしちゃいました。

 いや・・こう言ってしまいますと身も蓋も無いんですが、ブルゴーニュの仕入ってワイン屋にとっても結構にキツイんですね~。平気で「ん百万」とかになっちゃう訳です。時折、仕入伝票を見て卒倒しそうになっちゃいますよ・・気が弱いもので・・はい。


 それに、このご時世に・・相当安くなっていると思いません?・・そうなんです。結構に頑張って交渉し、値下げに協力していただいたんですね~。

 何せ、テイスティング代だけでも年間、相当な金額になっちゃいますし、それで売れないことになってしまいますと、本当に、

「何やってんだか・・」

と言う気持ちにもなってしまいます。


 なので、協力していただけるとなると「ここまで出来る!」訳で、昨年の2016年ものに比べますと、ほぼ15パーセントも値下げさせていただきました!


 この2アイテムは、流石にボーヌ1級の中でも「トップ」と言われるだけあって、

「仮に今飲んでも優れたポテンシャルで美味しく飲めてしまう!」

のが特徴でもあり、それも有って早々に仕入れた訳です。


 因みに・・デ・クロワのボーヌ・レ・グレーヴだと1万2千円ほどはしますから、2/3のプライスです。


 味わい的には、こんな言い方はズルいかもしれませんが、近いのは「ドメーヌ・ルイ・ジャド」でしょうかね。それをもう少しナチュラル感を盛ったようなニュアンスで有り、結構クラシカルな造りも似た感じになっているんじゃないかと想像しています。


 ヴィーニュ・フランシュはクロ・デ・ムーシュに接し、ポマールがすぐそこですから、ポマールっぽい粘土のニュアンスと、ボーヌのもう少し軽めの粘土に白い石灰が混じったような感じです。

「少し多めにジュヴレ=シャンベルタンが入ってます?」

みたいなニュアンスで、ジュヴレほど鉄分はきつく無く、果実をしっかり感じさせながら適度な重さの粘土由来の重厚さを感じさせてくれます。

 今飲んでも結構・・おいしいですよ。特に余韻の最後のニュアンス・・意外にワイン界では余り重視されないところでは有りますが、

「ハッキリ言って、最後の最後がダメならアウト」

です。それって結構に皆さんもそのように感じているはずです。


 ある意味、ヴィーニュ・フランシュと言うワインは、「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの標準」みたいな存在でして、その昔、かの田崎ソムリエも、クロ・デ・ズルシュルと言う限定では有りましたが、そのようにおっしゃられているのを聞いたことが有りますし、確かに「標準」と言うものが有るとするなら、このワインをそうする意味が飲めばわかる・・と思います。しっかりしたチェリー風の果実の味わいがします。


 レ・グレーヴは、西側に石灰の強い丘の麓辺りに在りますので、やはりその「石灰の強さ」をより感じさせてくれます。色合いにも出ていますよね。

 口内で弾けていくような新鮮なチェリーの風味が心地良く、決して鈍重にならず、どこかシャンボール=ミュジニーのようなニュアンスをも持っているような味わいです。

 ドミニク・ラフォンも80年代からピノ・ノワールに挑戦していまして、今ではもう40年近くのベテランですが、結構にクラシカルに仕上がってしまうので・・昨今の、

「酸化をコントロールした、抜栓してからの変化が大きいピノ・ノワール」

では無い・・ので、より「クラシックだ」と感じてしまうのかな?・・と思っています。

 勿論、そのワインも2~3年の熟成で大きく変わって美味しくなるんですが、リリース直後はやや「しかめっ面」をしていることが多いのが難点では有ります。

 しかしながらこの2アイテムに限っては、

「実は・・すぐ飲んでも美味しいと言ってしまえるほどの高いポテンシャルを有している」

ので、コント・ラフォンのヴォルネイ=サントノ・デュ・ミリュのように5年以上も寝かせないと美味しくならないことは在りません。


 今回はかなり頑張ってみました。まぁ、来年も同様に出来るかどうかは判りませんが、少なくとも2017年ものに関しましては相当お得だと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


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【今回は飲めませんでしたが、あの1級畑クロ・デ・ズルシュルを含むエレガント系のヴィーニュ・フランシュ2016年、非常に期待大です!】

 すみません・・今回は6本だけなので、12本届いたレ・グレーヴのテイスティングでピノ・ノワールの方は限界です。

 ボーヌの村のほぼ中央(・・少し北寄りでは有りますが)のバランスに優れたトップ・クリマがレ・グレーヴですが、ポマール寄りの南のトップ・クリマの一つがこのヴィーニュ・フランシュです。

「全ピノ・ノワールの基準」

などとも評されることさえある、ルイ・ジャドの1級クロ・デ・ズルシュルは、このヴィーニュ・フランシュの一部分です。

 こちらもバランスの良いボーヌ1級ですが、伸びやかで優美な、少しポマール風なニュアンスも混じった味わいが特徴です。重厚さが有りますよね。

 なので、一面的に言ってしまえば、エレガント系のレ・グレーヴ(村の中心辺りの1級としては異例)に対し、ポマール風の大きさを感じさせるのがヴィーニュ・フランシュと言うことになります。

 そもそもラフォンさんはシャルドネばかりだったんですが、80年台中盤頃だったかと思いますが、ヴォルネイのピノ・ノワールを造り始めたと記憶しています。(違ってたらすみません・・)

 PKさんもこのようなことを言っていたかと記憶しています。

「偉大なシャルドネを造るラフォンもピノ・ノワールには苦労しているようだ。」

 それでも、noisy も時折、ヴォルネイ=サントノ辺りを飲ませていただいておりましたが、確かにリリースからしばらくはバランスしないワインだったものの、5~6年ほど経過すると、実に旨いワインに変化していたものです。

 まぁ、メディアの連中も、リリース直後は飲んだとしても、その後追いかけで確認のために飲むことはしないですから、リリースしてから2~30年の間は、中々陽の目を見ないものです。

 そのうちにこのナチュラルさとピュアな果実が誰かの目に留まり人気が出てしまうと、元々少ないですから、とんでもないことになりそうですが、アペラシオンの人気度も有りますから・・どうなりますでしょうか。昨今はもう、ほんとに2~3年で状況が激変してしまいますので、読めなくなってしまって困ってます。

 少なくともnoisy が、さほどの人気では無いにせよ、扱っていると言うことは、今も美味しいし将来性も充分と踏んでいるからに他なりません。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ドミニク・ラフォンのピノ・ノワール2015年は、2014年以前までのスタイルを継承、大柄な本格派を目指しています!】

 ここまでハッキリしていると非常に判りやすいですね。例えばヴォルネイの大御所ダンジェルヴィーユさん、昨今は誰が飲んでも美味しいと即断できる、非常に外向的で近代的な造りをしています。なので、畑のポテンシャルがそのままに、即、伝わって来ますす、シャンパンとかクロ・デ・デュックなどを口にできる機会に恵まれれば、必ずやファンになってしまうような魅力が有ります。

 かたやムルソーの大御所で、ムルソーと言えばコント・ラフォンかコシュ=デュリか・・と言われる造り手ですが、昨今はコシュ=デュリさんに間を空けられたような感じになっています。

 そのムルソーの大御所が自分のワインを造りたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」ですから、noisy 的には、

「ビオディナミに特化し、オーソドックスなスタイルを捨て、近代的なスタイルに向かうのか?」

と思っていたんですね。そもそもドミニク・ラフォンのワインも数量はいただけないので、赤でさえ、さしては
飲めなかった訳です。


「それじゃいかんだろう・・」

と言うことで、2014年は無理をして入荷アイテム全て開けてしまったんですが、2015年はさすがに全部開けられないにせよ、見えて来たものが有ります。それは、上記とは違って、

「ビオディナミに特化し、昔のスタイルに戻ることに尽力する!」

と言うことなんですね。


 それはシャルドネでも同じことです。2015年のドミニク・ラフォンのACブルは、圧巻の仕上がりですが・・ここではシャルドネの話しはしません。

 2015年のヴォルネイは非常にクラシックです。思いっきりドライで思いっきりピュアで思いっきり目が詰まっています。伸びやかで軽快、エレガントで雅な飲みやすいヴォルネイでは有りません。

 例えばヴォーヌ=ロマネのシルヴァン・カティアールを思い浮かべてください。もしくはボーヌならカミーユ・ジルーです。でもシルヴァン・カティアールの方が近いかな?と思います。クラシックで重厚、リリースしてすぐ飲むタイプではなく、クラスにも拠りますが3~8年ほど熟成させる必要のあるタイプなんですね。おそらく炭酸ガスの充填とかドライアイスとかの使用は「嫌い」なんでしょう。そのような手法は取りたくない・・と言うような気持ちが伝わって来ます。

「・・ナチュラルでは無いから・・」

なのでしょう。


 しかし、このようなワインこそが本物なんだとも言えます。ほんの僅かに甘みを残し、飲みやすくすることさえ拒否しています。濃密で複雑性高く、超ドライで高質です。その分、リリース直後のこのタイミングは厳しいものも有り、さっさと開けて「とても美味しい」とは言い辛い面が有りますが、リアルワインガイドで言う、「ポテンシャル点」は高いです。


 色合いも深淵さが出ていますよね。美しい色合いに、真面目さが映り込んでいるかのように見えます。丹精して育てた健康な葡萄で、ヴォルネイの深い味わいを追求しています。

 このワインは3年置いてください。驚くべき成長を見せるでしょう。ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ1級サントノ・デュ・ミリューの味わいのライン上にあるワインです。


 今回の2015年ものでは開けてはいない、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ボーヌ1級エプノット、ボーヌ1級レ・グレーヴ につきましても、全く同じライン上にあると言えるかと思いますので、このヴォルネイのコラム、及び2014年もののレヴューをご参考にされてください。基本的にヴィーニュ・フランシュは肉が有りややコッテリ系、エプノットはポマールのプティ・エプノに連なる畑ですのでほんのりポマール的、レ・グレーヴは持っている畑の上下で若干印象は異なるものの、軽やかで華やか、エレガント系の味わいです。ご検討くださいませ!






 以下は2014年以前のレヴューです。
━━━━━
【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのトップを目指している!・・と感じさせてくれるような物凄いエネルギーの塊です!】

 2014年ものでいただけたドミニク・ラフォンの赤は、

「ボーヌ1級・ヴィーニュ・フランシュ」
「ヴォルネイ」
「ヴォルネイ1級・レ・リュレ」
の3アイテムです。

 3本ずつの入荷でしたので合計で9本、内2本飲んじゃいましたんで・・(^^;; 大赤字です。このテイスティング分は上乗せにはなっていませんで、実際は結構・・厳しいです。

 それでもまぁ、中身を判らず販売するのは性に合わないので、一度はちゃんと向き合わないといかんと・・思っていた部分が大きく、仕方が無いかなぁ・・と。でも飲んでみてかなり理解は深まったと思います。

 ドミニク・ラフォンの白、シャルドネについては、コント・ラフォンやゼリティエ・ラフォンのテイスティングからだいぶ理解できていると自認していましたが、ピノ・ノワールについては、コント・ラフォンもヴォルネイのサントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは非常に希少ですし、ゼリティエ・ラフォンは無いしで、この何年かで4本ほどしか飲めていない訳ですね。なので、今回のテイスティングで見えて来たことをお話しできればと思います。

 ドミニク・ラフォンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールだからと言って、軽く仕上げて飲み易く、もしくは早くから美味しく、さらには安易なワインにはしたくない・・との意識が有ると思います。

 それはドメーヌ・コント・ラフォンの前述のピノ・ノワールとも同様のスタイルなのでしょう。リリース直後に・・、

「今でも滅茶苦茶美味しい!」

などとテイスティングコメントを書かれるようなワインを造っていない・・歴史に残るような大きな構造のしっかりしたピノ・ノワールを造りたい・・そのように思っているんじゃないでしょうか。そのようにnoisy には感じました。

 ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュは1級畑で、ポマールと引っ付いた、かなりポマール寄りの味わいがする豊かなピノ・ノワールです。価格はヴォルネイ村名と同じですのでお買い得感は有ると思います。

 よっぽど葡萄が良かったんでしょう。それで20年以上は軽く持つ、スーパーボーヌ1級に成ってます・・。反対に言えば、今飲むのはちょっと辛いです。

 まぁ、そう書いてしまうとまず売れなくなってしまうんですが、構造は非常に豊かです。例えば非常に有名なヴィーニュ・フランシュと言えば「ルイ・ジャド」が看板の一つにしている訳ですが、タイトに締まって硬いルイ・ジャドに対し、やはりビオ系らしく、香りのスピードの速い、豊かで柔らかでたっぷりしたポマールチックなボディに、ボーヌ1級らしい細やかなヒダの有るテクスチュア、グラマラスだが贅肉の無い引き締まった酒躯をしています。余韻にはブラックベリー風果実を感じさせつつ、かなり長く果実を感じさせてくれます。かなりの出来です。

 しかしながら、先にも書きましたように、「今飲んで」のポイントを高くする訳には・・リアルワインガイドのテイスターとしては・・出来ません。それは矜持に反しますし、さっさと開けられてガッカリするお客さんの顔は見たくない・・(^^;;

 ですが、3年経つとかなりまとまって来ると感じられ、5年後からは、「おっ!」と言っていただけるんじゃないかと思います。何しろピュアですし、非常に素性の真っすぐな性格です。その上で高ポテンシャルですから。まぁ、2本の在庫じゃ何とやら・・では有ります。


 ヴォルネイ村名は、ヴィーニュ・フランシュと同価格ですが、ポテンシャルでヴィーニュ・フランシュに届かず、しかし楽観的な、早いうちからの美味しさに長けています。「今飲んで」のポイントは確実にヴィーニュ・フランシュを超え、ポテンシャル点で僅かに届かないか・・と言う感じでしょう。

 果実はたっぷりながらもポマール風のヴィーニュ・フランシュに対し、こちらはモロにヴォルネイです。ベリーやチェリーの果実がたんまり、ドライでややタイトですが密度が有って、その美味しさで飲めてしまいます。中域の膨らみも今から適度に有り、終息にはダークなチェリーを長く感じさせてくれます。これは落ち着かせたら飲んでも良いか・・と思いますが、寿命自体は20年ほどは有るでしょう。


 この2つのワインを飲んでみると、やはり・・

「尻軽なピノ・ノワールを造るつもりは無い!」

と思います。


 ドミニク・ラフォンが目指しているのは、かつてアンドレ・ラモネがクロ・ド・ラ・ブードリオットをボーヌのロマネ=コンティだと言ったように、D.R.C.で有り、ルロワで有るのでしょう。

 左の写真は、今まで何度か登場していますが、1970年もののコント・ラフォンのモンラッシェです。まぁ、たまげたワインでした。50年近くも経っているのに、抜栓して3時間たっても、まだまだ・・です。自然と頭が下がって来ちゃいます。

 そんなモンラッシェと同様に、ドミニク・ラフォンはどんなワインでも、全く手を抜くことをしないです。ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュも、ヴォルネイも、自分の全精力をつぎ込んでいるように思えます。

 だから味わいは物凄く「エネルギッシュ」です。全然、濃くは無いですよ、密度感はかなり有りますが・・。それにムルソーやACブルのように、要素の向きが内向き・・と言う風ではないです。どっちの方向にも向いています。その上で、かなりのエナジーを感じる味わいなんですね。是非ご検討いただきたいワインです。


 因みに・・ヴォルネイ1級レ・リュレも、売れずに残っていたら飲んでしまうかもしれません。ドミニク・ラフォンのラインナップではほぼトップのキュヴェです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は2013年もの以前のレヴューです。
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【素晴らしい果実感!ピュアです!目茶美味しいです!】

 コント・ラフォンと言われるとどうしてもシャルドネのイメージが強いですが、実は素晴らしいピノ・ノワールも造っていて、ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは、長熟で官能的な味わいです。ムルソー側にあるヴォルネイのシャルドネはムルソーのアペラシオンになりますから、実はラフォンにとっても「本拠のワイン」なんですね。シャルドネで成功したコント・ラフォンも、PKさんには、

「シャルドネは第一人者だが赤の上達はもう少し時間が掛かるかも」

などと言われていた時期も有りました。

 もっともコント・ラフォンのワインは高価ですから、そう易々とは飲めない環境に有りましたし、数も無かったですから、ほとんどの方々も検証が出来なかったと思います。基本、サントノー・デュ・ミリューは10年、シャンパン他は3~5年経過してから・・が良いと思います。


 このドメーヌ・ドミニク・ラフォンのラインですが、今回はベースのヴォルネイを・・ようやく飲んでみました。2011年、2012年は輸入自体が少なかったので、結局 noisy も入手できず、ヴォルネイも2009年以来の入荷です。とても飲める入荷量では無いんですが、将来を考え・・無理にも飲んでみました。でも飲んでみて・・良かったです。

 非常にしなやかで大柄、ピュアさと官能感に溢れた素晴らしいヴォルネイでした。エキスもしっかり出ているんですが、肉がちゃんと有るんですね。果実に置き換えるとすると、ジュースだけでは無く、果肉感も有る・・んです。

 例えば似たようにポマール・ヴォルネイで育ったニコラ・ポテル、ロッシュ・ド・ベレーヌのヴォルネイは、エキスがしっかり出た完全エキスな味わいです。伸びやかですが肉は無い・・。しかし同じくドメーヌ・ド・ベレーヌの上級キュヴェには肉がちゃんと有るんですね。

 何でそう感じるのかは判らないんですが、そんなドミニク・ラフォンのヴォルネイも、飲み始めて30分ほど経過すると凄く変化してきます。ピュアな果実と果肉が全面を占めていたスタイルから徐々に官能的なアロマが漂い出します。それと同時に「肉」を感じていた部分が無くなり、非常にエキシーになってくる・・滑らかで妖艶で・・そしてピュアなんです。

 ドミニク・ラフォンはビオですが、揮発酸的危険な部分はほぼゼロです。皆無と言って良いかもしれません。しかしそのピュアなニュアンスはSO2の少なさにも要因が在りますから、抜栓後の香りのスピードは速いし変化も早い・・と言うことになります。どんどん良くなる法華の太鼓・・です。

 果実もチェリーのニュアンスで始まりますが、徐々に色濃くなり、ヴォーヌ=ロマネのような皮革感、スパイスも出てきます。単にピュアだというのでは無く、ポテンシャルも高いことが伺えます。


 今飲んでも美味しいです。ビオですから・・早飲みしても開きが早く、追い付いてくれます。し

ドメーヌ・デ・ペルドリ

フランス Domaine des Perdrix ブルゴーニュ
● 2002年もの以来のご案内になりますドメーヌ・デ・ペルドリをご紹介させていただきます。長くご案内しなかったのには幾つか理由がありますが、まぁ・・余り好きなタイプでは無かった・・だけです。

 久しぶりに仕入れてみたのは、どうも海外では最近、評価が上がって来ていることと、仕入れを止めてから10年じゃ利かないほど飲んでいないことが有り、また、ブローカー仕入れのため、

「相場から言ったら相当に・・安い!」

かったのが理由です。


 久々に飲んでみますと、なるほど・・こんな感じが海外で受けるのね・・と言うような印象で、誤解を恐れずに言ってみてしまえば、

「シルヴァン・カティアールとオーレリアン・ヴェルデを足して割ったような感じ」

がしました。


「・・・ん~・・そんなんじゃイメージ湧かないな~・・」

と言うお方には、

「綺麗なエキスを抽出する酸化を抑えた早くから美味しく飲める造り」

では無く、

「適度な抽出をした適度な酸化の抑えで、ある程度の熟成を前提とした造り」

だと言えます。


 今回はトップ・キュヴェのエシェゾーと、看板でも名前でもあるニュイ=サン=ジョルジュの1級「ペルドリ」2アイテム、計6アイテムをご紹介させていただきます。


2013 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix Quasi-Monopole
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール

15222
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ
 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール」は、「モノポールに準拠する」という名の通りペルドリが約99%を所有する、実質モノポールとなる畑のもの。
 パーカーポイントは2013年が90点、2012年が91点!ブフ・ブルギニョンやコック・オ・ヴァン、プライムカットの牛肉、ラムレッグ、さらにマンステールやアベイ・ド・シトーなどの濃厚なチーズと完全にマッチするという評です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥9,080 (外税) 
【プレモー村の秀逸な1級畑群の一つ、オー・ペルドリ!これはかなりリーズナブルだと思います!】
 ペルドリのベーシックな1級の方です。写真は2013年もののカズィ・モノポールです。直訳すると「ほぼ独占してます・・」みたいな感じでしょうか。

 ちょっと澱が舞ってしまっている感じでのテイスティングでした。中々しっかり休ませる時間が取り切れず・・いや、色々と雑務が有りますし、休養明けとかで荷物が入ってくるのが遅れるとかの戦いの結果で、もう少し綺麗な写真に仕上げたかったんですが・・すみません。

 因みは2013年ものはアドヴォケイトが90点、スペクテイターが92点付けてます。飲めていない2012年はアドヴォケイト91点、ゴー・エ・ミヨが18/20点と、結構に高いです。

 このカズィ・モノポールですが、畑自体 1922~1955年に植樹されたので、こちらもヴィエイユ・ヴィーニュには違い在りません。

 またご存じかと思いますが、このオー・ペルドリはプレモー村に有ります。・・そう、皆さんもご存じの、

「クロ・デ・フォレ(レ・フォレ)」

の南に接していますし、

「クロ・デ・コルヴェ(オー・コルヴェのほとんどを占める)」

の上部(西)に接しています。


 そう・・なので、クロ・デ・フォレやクロ・デ・コルヴェに・・結構に似ているんですね~・・。クロ・デ・フォレの、あの、「むっちり」した肉の感じや、クロ・デ・コルヴェの「ちょっとざらつく舌触りの赤過ぎないジビエの控えめなこってり感」とか・・・(^^;;

 まぁ、そんな風に感じてもらえると、実に楽しいですよ。何せ、

「クロ・デ・コルヴェは6万円以上!」

ですし、

「クロ・デ・フォレは1.5万円以上!」

は確定の上、プティ・プレもクロ・デ・フォレになってしまいましたから、若木・格落ちも手に入らず・・みたいな状況なんですね。


 因みに・・このペルドリの南に接するのは、あの「レ・ザルジリエール」なんですね~。そのほとんどを占めるクロ・デ・ザルジリエールは、以前はド・シャソルネイの看板でしたが、プリューレ・ロックにさらわれてしまっていますし、価格もとんでもないことになってしまっています。


 味わい的には、そんな畑たちと似通ったニュアンスを多く受けます。低温で漬け込んでからイノックスで醸すタイプだと思われますが、ググっと出てくる感じの中にスッと抜けてくニュアンスが有ります。滑らかなテクスチュアに少しゴツゴツした感じが混じり、紫の果実に複雑に入り組んだ酸の味わいが有ります。

 ん~・・ザルジリエールに似てるよな~・・と思ってしまいました。


 今回は2013年のみのテイスティングですみません。2012年は綺麗さを増していると思います。ご検討くださいませ。


2012 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix Quasi-Monopole
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール

15223
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ
 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・カズィ・モノポール」は、「モノポールに準拠する」という名の通りペルドリが約99%を所有する、実質モノポールとなる畑のもの。
パーカーポイントは2013年が90点、2012年が91点!ブフ・ブルギニョンやコック・オ・ヴァン、プライムカットの牛肉、ラムレッグ、さらにマンステールやアベイ・ド・シトーなどの濃厚なチーズと完全にマッチするという評です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥9,480 (外税) 
【プレモー村の秀逸な1級畑群の一つ、オー・ペルドリ!これはかなりリーズナブルだと思います!】
 ペルドリのベーシックな1級の方です。写真は2013年もののカズィ・モノポールです。直訳すると「ほぼ独占してます・・」みたいな感じでしょうか。

 ちょっと澱が舞ってしまっている感じでのテイスティングでした。中々しっかり休ませる時間が取り切れず・・いや、色々と雑務が有りますし、休養明けとかで荷物が入ってくるのが遅れるとかの戦いの結果で、もう少し綺麗な写真に仕上げたかったんですが・・すみません。

 因みは2013年ものはアドヴォケイトが90点、スペクテイターが92点付けてます。飲めていない2012年はアドヴォケイト91点、ゴー・エ・ミヨが18/20点と、結構に高いです。

 このカズィ・モノポールですが、畑自体 1922~1955年に植樹されたので、こちらもヴィエイユ・ヴィーニュには違い在りません。

 またご存じかと思いますが、このオー・ペルドリはプレモー村に有ります。・・そう、皆さんもご存じの、

「クロ・デ・フォレ(レ・フォレ)」

の南に接していますし、

「クロ・デ・コルヴェ(オー・コルヴェのほとんどを占める)」

の上部(西)に接しています。


 そう・・なので、クロ・デ・フォレやクロ・デ・コルヴェに・・結構に似ているんですね~・・。クロ・デ・フォレの、あの、「むっちり」した肉の感じや、クロ・デ・コルヴェの「ちょっとざらつく舌触りの赤過ぎないジビエの控えめなこってり感」とか・・・(^^;;

 まぁ、そんな風に感じてもらえると、実に楽しいですよ。何せ、

「クロ・デ・コルヴェは6万円以上!」

ですし、

「クロ・デ・フォレは1.5万円以上!」

は確定の上、プティ・プレもクロ・デ・フォレになってしまいましたから、若木・格落ちも手に入らず・・みたいな状況なんですね。


 因みに・・このペルドリの南に接するのは、あの「レ・ザルジリエール」なんですね~。そのほとんどを占めるクロ・デ・ザルジリエールは、以前はド・シャソルネイの看板でしたが、プリューレ・ロックにさらわれてしまっていますし、価格もとんでもないことになってしまっています。


 味わい的には、そんな畑たちと似通ったニュアンスを多く受けます。低温で漬け込んでからイノックスで醸すタイプだと思われますが、ググっと出てくる感じの中にスッと抜けてくニュアンスが有ります。滑らかなテクスチュアに少しゴツゴツした感じが混じり、紫の果実に複雑に入り組んだ酸の味わいが有ります。

 ん~・・ザルジリエールに似てるよな~・・と思ってしまいました。


 今回は2013年のみのテイスティングですみません。2012年は綺麗さを増していると思います。ご検討くださいませ。


2012 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Perdrix les 8 Ouvrees
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ

15220
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ
 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
 「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ」は、「オー・ペルドリ」の畑の中でも、樹齢90年以上の古樹が植えられた8ウーヴレ(約3分の1ha)の区画から造られる上級キュヴェ。ちなみに「ウーヴレ」とはブルゴーニュの農家が用いる面積の単位で、1ウーヴレは一人が一日に耕せる範囲、つまり「約0.04ha」であるとのことです。ブドウは手摘みで収穫され、選別後に完全に除梗。マセラシオンの後、アルコール発酵は温度制御された槽で15~18日間続き、熟成はオークの新樽100%で18ヶ月間行われます。
 ペルドリの公式コメントでは、2012年は「スパイシーなノーズを有し、ブラックカラントとブルーベリーのような黒系果実の香りを表現している」と評されており、これに対し2011年は「非常に表情豊かでパワフルなノーズに、黒系果実の香りにミネラルのノート、また鉛筆の芯などの印象もある」とのこと。年産生産数は3.000本という文字通りスペシャル・キュヴェです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥13,990 (外税) 
【カズィ・モノポールとの違いは精緻さ!品の良さ!プレモー1級の神髄を感じさせてくれます。リーズナブルです。】
 カズィ・モノポールの写真と比較すると、だいぶ落ち着いている・・と言うか、光沢が出て来ていると思いますが、実際、1日の休養の差は、それがボトルを立てている期間で有るとするなら、結構に大きいです。

 なので、このようなフィルターをしないキュヴェや、瓶熟が長くなってきたボトルには、しっかり立てて澱落としをすることで、

「全く異なる印象」

になる場合がありますのでご注意くださいませ。

 時折、発送した翌日の到着日にいきなり開けられ、「澱だらけで飲めません」と電話でクレームを言われることが有りますが、美味しく飲めるかどうかはお客様次第なんですね。

 このプレモー辺りの1級を飲むと感じる「肉」っぽい感じ・・は、クロ・デ・コルヴェやクロ・デ・ザリジリエールと共通かな・・と思います。そこに紫の果実がしっかり目に入り、質感高いベルベッティなタンニンがこのワインの大きさを物語っているかのようです。

 少々グラスを振っていますと、とても目の細かい高周波のスパイスがおしとやかに香って来ます。

「ん~・・やっぱり・・クロ・デ・ザルジリエールに・・近いなぁ・・」


 2002年のオー・ペルドリは、ま~濃いし、結構にタンニンも有るし・・余り好きじゃ無かったのは事実です。そこに畑由来のエレガントだったらどんなに輝くだろう!・・と思える要素が差し込んで来て・・

「ガ~っと濃くするか、エレガント系を表現するかのどっちかにせい!」

と思った・・ような記憶が有ります。

 確かにこの時も、相当に海外の評価が高くなってきており、ポイントも高かったので仕入れてみたんですが、結局余りテンションが上がらず、余り売れませんでした。


 しかしながらこの2011年の熟し始めの「レ・ユイット・ウーヴレ」は、不要な濃度はほぼ無く、丸くなり始めて美味しさがちょうど出て来たタイミングだと思われます。

 ちょっと、シルヴァン・カティアールを思い起こさせるような緻密さもありながら、オー・ペルドリと言うか、プレモーらしい起伏の大きなウネリ、パワーみたいなものも感じさせてくれました。

 これ、ちょっと・・リーズナブルなんじゃないかな?と思います。1922年に植樹された区画からの超絶なV.V.ですから・・そんな緻密な部分と、おおらかさが交錯するプレモー1級らしいピノでした。是非挑戦してみてください。お勧めします。


P.S.・・あ、2012年ものは、ゴー・エ・ミヨ誌でも18/20ポイントと、結構に高い評価です。2011年ものよりさらに精緻な仕上がりかと思われます。


2011 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux Perdrix les 8 Ouvrees
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ

15221
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・デ・ペルドリ
 ベルナール・ミュニュレ家が所有していた所有畑を、ブルゴーニュ最大のネゴシアンとして有名なアントナン・ロデ社の管理者夫妻、ベルトラン氏とクリスチャン・ドゥヴィラール氏が1996年に引き継いだのが、この「ドメーヌ・ド・ペルドリ」です。元々「ドメーヌ・ド・ペルドリ」の畑のポテンシャルは飛び抜けたものであり、今回ご案内するほぼモノポールとなる「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ」や、特級のエシェゾーの中でも最高の位置にある畑が、本ドメーヌの手中にあるのです。
 そして、ドメーヌ・ド・ペルドリの品質の高さを伝えるのに必ずと言っていいほど持ち出されるのが、『ル・クラスマン』誌による2001年のエシェゾーに対する評価。その評価コメントを見てみれば、「最も完璧なエシェゾー」「素晴らしい構造で余韻も長い」、
そして「DRCのワインに匹敵するだろう」との言葉まで!…これは凄い…の一言ですね…。
 「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・オー・ペルドリ・レ・ユイット・ウーヴレ」は、「オー・ペルドリ」の畑の中でも、樹齢90年以上の古樹が植えられた8ウーヴレ(約3分の1ha)の区画から造られる上級キュヴェ。ちなみに「ウーヴレ」とはブルゴーニュの農家が用いる面積の単位で、1ウーヴレは一人が一日に耕せる範囲、つまり「約0.04ha」であるとのことです。ブドウは手摘みで収穫され、選別後に完全に除梗。マセラシオンの後、アルコール発酵は温度制御された槽で15~18日間続き、熟成はオークの新樽100%で18ヶ月間行われます。
 ペルドリの公式コメントでは、2012年は「スパイシーなノーズを有し、ブラックカラントとブルーベリーのような黒系果実の香りを表現している」と評されており、これに対し2011年は「非常に表情豊かでパワフルなノーズに、黒系果実の香りにミネラルのノート、また鉛筆の芯などの印象もある」とのこと。年産生産数は3.000本という文字通りスペシャル・キュヴェです。
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¥11,880 (外税) 
【カズィ・モノポールとの違いは精緻さ!品の良さ!プレモー1級の神髄を感じさせてくれます。リーズナブルです。】
 カズィ・モノポールの写真と比較すると、だいぶ落ち着いている・・と言うか、光沢が出て来ていると思いますが、実際、1日の休養の差は、それがボトルを立てている期間で有るとするなら、結構に大きいです。

 なので、このようなフィルターをしないキュヴェや、瓶熟が長くなってきたボトルには、しっかり立てて澱落としをすることで、

「全く異なる印象」

になる場合がありますのでご注意くださいませ。

 時折、発送した翌日の到着日にいきなり開けられ、「澱だらけで飲めません」と電話でクレームを言われることが有りますが、美味しく飲めるかどうかはお客様次第なんですね。

 このプレモー辺りの1級を飲むと感じる「肉」っぽい感じ・・は、クロ・デ・コルヴェやクロ・デ・ザリジリエールと共通かな・・と思います。そこに紫の果実がしっかり目に入り、質感高いベルベッティなタンニンがこのワインの大きさを物語っているかのようです。

 少々グラスを振っていますと、とても目の細かい高周波のスパイスがおしとやかに香って来ます。

「ん~・・やっぱり・・クロ・デ・ザルジリエールに・・近いなぁ・・」


 2002年のオー・ペルドリは、ま~濃いし、結構にタンニンも有るし・・余り好きじゃ無かったのは事実です。そこに畑由来のエレガントだったらどんなに輝くだろう!・・と思える要素が差し込んで来て・・

「ガ~っと濃くするか、エレガント系を表現するかのどっちかにせい!」

と思った・・ような記憶が有ります。

 確かにこの時も、相当に海外の評価が高くなってきており、ポイントも高かったので仕入れてみたんですが、結局余りテンションが上がらず、余り売れませんでした。


 しかしながらこの2011年の熟し始めの「レ・ユイット・ウーヴレ」は、不要な濃度はほぼ無く、丸くなり始めて美味しさがちょうど出て来たタイミングだと思われます。

 ちょっと、シルヴァン・カティアールを思い起こさせるような緻密さもありながら、オー・ペルドリと言うか、プレモーらしい起伏の大きなウネリ、パワーみたいなものも感じさせてくれました。

 これ、ちょっと・・リーズナブルなんじゃないかな?と思います。1922年に植樹された区画からの超絶なV.V.ですから・・そんな緻密な部分と、おおらかさが交錯するプレモー1級らしいピノでした。是非挑戦してみてください。お勧めします。


P.S.・・あ、2012年ものは、ゴー・エ・ミヨ誌でも18/20ポイントと、結構に高い評価です。2011年ものよりさらに精緻な仕上がりかと思われます。

ヴァンサン・ゴードリー

フランス Vincent Gaudry ロワール
● ビオロジックの軽やかで中位の重量感のサンセール・ブランです。軽い軽い・・サンセールでは有りませんが、ダグノーのクリスタリーな重量級ミネラルや、コタのような強い凝縮感のあるものでも無い・・その中間に位置する、愛すべきサンセールです。

Vincent Gaudry
ヴァンサン・ゴードリー

地区 サンセール
造り手ヴァンサン・ゴードリー
 ドメーヌは、サンセールから3kmの小さい村、渓谷の微笑という名のSury envaux(シュリー・オン・ヴォー)、サンセールの丘の麓に位置している。ヴァンサンの母方の家系5世代前から家族経営されている。叔父の父親からこのカーヴを受継いだ時、カーヴは既に200年が経過。外気の温度差を自然に調整出来る古い石造り。1993年から徐々にビオロジックとビオディナミ法を導入。彼のワインは、徹底的に管理されている。「私のワインは大地の力強い要素と私の思いにより作り上げられている。」と、ヴァンサンは語る。


栽培 ビオロジック (認証取得 (エコセール、デメテール))
栽培品種 ソーヴィニョン・ブラン

土壌 シレックス、砂利、粘土・石灰質土壌


2018 Sancerre Blanc le Tournebride
サンセール・ブラン・ル・トゥルヌブリッド

15213
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
サンセール
ヴァンサン・ゴードリー
◆◆◆ ヴィンテージ変更!秀逸な2018年ものです!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,750 (外税) 
【ライトだが充実した中域と高域を持つ美味しいサンセール・ブラン!ヴィンテージ更新です!】
 いや~・・充分普通に美味しいです。比較的ライトに飲める味わいですが、軽くて水っぽい、フランス現地の人たちが水代わりに飲んだり牡蠣とあわせたりするようなサンセールでも有りません。

 中くらいの、実に程好い・・ナチュラルなサンセール・・ソーヴィニヨン・ブランです。中々無いんですよ。こんなに使いやすいサンセール・ブラン・・・しかも価格も値ごろですしね。

 黄色、薄緑の果実、柑橘、薄いフィルムのような石灰系ミネラリティ、石、わずかに煙。香りも複雑でスーッと高く昇ってゆくようで心地良いです。

 ソーヴィニヨンですから、シャルドネのように全域でパフォーマンスを発揮するというより、高域の華やかな帯域ににアクセントを置いた感じです。中域のボリューム感はサンセールとしてはかなり太いですが、一般的な部分ではライトだと思います。

 とてもピュアで、飲むほどに適度な開きを感じさせてくれる状態ですので、とても美味しいと・・・感じてくださると思います。

 これから徐々に蒸し暑さが増してきます。発汗で失ったミネラル分の補給は、上質なミネラルを盛るビオ系のワインが欠かせません。

 そんな時、美味しいイタリアンにもピッタリなこのサンセールをお忘れなく。魚介にはピッタリ、肉系でも淡い色のものなら充分、対応してくれると思います。お奨めします!どんどん飲んでください!






■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・)
Sancerre 2011 vincent gaudry

「味わいがしっかりあり、キレイなソーヴィニヨンブランの香りが心地よい!」

 ソーヴィニヨンブランの香りが非常にキレイに出ています。味わいにも果実味と旨みがあり、余韻もソーヴィニヨンブランのハーブの香りが尾を引き、心地良いです。よくある薄く水っぽいのをキンキンに冷やしてごまかさなければならないサンセールとはレベルが違うな、と感じます。

 特に、後半に淡い苦みがあり、グっとした旨みを一層際立させているなぁと思います。個人的には、ほのかな苦みがあるのでワインだけよりもホタテ等の貝や甲殻類の甘さのある魚介類と飲むと、ランスが補われかなりおいしく飲めます。
夏バテが始まるこの時期にぴったりの、リフレッシュさせてくれる白ワインとしておススメいたします!

ドメーヌ・クリスチャン・ベラン・エ・フィス

フランス Domaine Christien Bellang et Fils ブルゴーニュ
 ● シャトー・ド・ラ・ヴェルのベルトラン・ダルヴィオさんがドメーヌを閉じてしまわれたので、

「リーズナブルながら王道の濃密な白が味わえたのに・・」

と悲観していたところ、そのベルトランさんに紹介されたと言う、フィネスさんの新しい生産者のワインが到着しました。


 まぁ、新しい生産者さんとなると、noisy の場合はそっくり確かめない訳には行かないので、少量のアイテムも有ったんですが、とりあえず、

「全部開けてみました!」


 そしたらまぁ・・

「・・あれっ?・・こう言っちゃ申し訳ないけど、シャトー・ド・ラ・ヴェルより旨いかも!」

と思ってしまいましたよ。


 白は明らかに濃密でオイリー。質感も備わる王道の味わいです。一番下のブルギニヨンなどは、プティ・ムルソーとも言いたくなるような充分過ぎるほどの出来です。

 それに、ピノ・ノワールもかなり美味しいですよ。ボーヌの村名ワインは、まず・・当たることが無かったし、これからも余り期待はしないとは思うんですが、これが見事な仕上がりです。サヴィニーもスタイリッシュさを生かしたスレンダーで美しい仕上がりです。

 良く言われますが、シャルドネの名手のピノは結構に旨い・・なんて、聞いたことは無いでしょうか?・・飲んだらきっと気に行っていただけると思います。ご検討くださいませ!



 弊社が長年取引をしてきたシャトードラヴェルがワイン造りを辞めたのに伴い、当主のベルトランダルヴィオ氏からシャトードラヴェルと同じようなコンセプト、ラインナップ、価格帯ということでご紹介いただいた当ドメーヌ。このドメーヌは蒸留設備を所有しており、シャトードラヴェルのマールドブルゴーニュを蒸留していた関係から今回のご紹介となりました。1789年から葡萄栽培をしていたドメーヌで長らくネゴシアンに葡萄を売っていましたが、1995年に現当主クリストフ氏がドメーヌを引き継ぎ、2006年から自社瓶詰でワインを造るようになりました。父方の家系がムルソーの畑を、母方の家系がサヴィニーレボーヌの畑を所有していたので、この2つのアペラシオンを中心に約9.5haの畑を所有しています。フランスのエージェントを通して5~6年前に日本にワインが売られたことがありますが、直接の日本への輸出は今回が初めてになります。

 畑はリュットレゾネ農法で有機肥料を使用しながら頻繁に耕作をして畑を活性化させています。収穫は手摘みで厳しく選別を行い、白ワインは圧搾後に低温での澱引きをしたのち、ステンレスタンク又は樫樽で22~23℃の温度でゆっくり醗酵させ、10~18ヵ月間熟成させます。複雑さよりも繊細さを重視して基本的にバトナージュは行わず、瓶詰前にコラージュとフィルターを実施します。赤ワインは100%除梗した後、ステンレスタンクで繊細さを出すために櫂入れと液循環は少なめで約3週間かけて醗酵させ、圧搾したのちに新樽20~30%の樫樽に移して12ヵ月間熟成、その後ステンレスタンクで6ヵ月間寝かせ、瓶詰前に軽くフィルターにかけます。


2017 Savigny les Beaune Rouge Vieilles Vignes
サヴィニー=レ=ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15198
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
サヴィニー=レ=ボーヌ
ドメーヌ・クリスチャン・ベラン・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノノワール種100%。畑は「Les Petits Picotins(レプティピコタン)」、「Les Planchots de Nord(レプランショドノール)」、「Les Ratausses(レラトス)」の3区画。粘土石灰質土壌で1960年代後半~1970年代前半に植えられた古木の葡萄で造られています。ステンレスタンクで約3週間醗酵させ、新樽20~30%の樫樽で12ヵ月間熟成させた後、6ヵ月間寝かせます。熟した赤い果実の香り、ボーヌよりも繊細でエレガントな味わいに仕上がっています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥3,980 (外税) 
【とっても美味しい!エレガント系、冷涼な果実酸の利いたさくらんぼ的アロマが豊かな味わいです!】
 畑の解説は前回記載させていただきましたので今回は端折ります・・でも2017年ものは年の性でしょうか、2015年ものよりもっと美味しいです。

 やや丸いパレットを描きたがるボーヌ・ロンボワよりも、少し扁平した「立てた卵型」のパレットに感じます。また、やや温かみ+冷涼感の両方を感じるロンボワよりもより冷ややかな酸が、このワインのエレガントさを引き立てているようにも思います。

 何しろ香りの上りが良く、冷涼な地に育った野性味がほんのり載った「サクランボ」が滅茶心地良いです。チェリーと言いたいけれど、ここは敢えて「サクランボ」で。サヴィニー的なテロワールをちゃんと感じさせつつ、熟度が適度にある深い味わいを失っていません。

 一時のフレデリック・コサールの「サヴィニー=レ=ボーヌ・レ・ゴラルド」は、テロワールも有るのでしょうがより粘性が有って濃度がしっかりあり中域の膨らみが凄く、

「・・とても旨いけど・・ちょっとサヴィニーとは言い辛いかな・・」

と言うような気にもなっていました。今のコサールはそこまで濃く仕上げず、個人的にはより良いと感じています。

 こちらはその中域の豊かさはそんなにズ太くは無く、「チェリーと言いたいけれど敢えてサクランボで」・・みたいなニュアンスで伝わるかとは思うんですが、チャーミングな美味しさを良い方に出せているワインだと感じています。

 まぁ、チャーミングは基本、ワインの場合良い言葉としては使わない場合が多いんですが、そこも今回、敢えて使用させていただき、ワインのニュアンスを伝えられたらと思っています。

 勿論、中程度の重さの細やかなミネラリティもしっかり有り、So2も多く無いと感じます。価格も実にリーズナブル!・・前回もしっかり完売させていただきましたので、

「バランスの良い、サヴィニー的冷涼なさくらんぼを感じさせてくれる美味しいピノ・ノワール」

を是非味わってみて下さい。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【スタイリッシュなエレガント系ピノ・ノワール!実に美しいです!】

美しい色合いをしていますよね。すこしカッチリとした感じかな?・・などと目に映るんじゃないかと思いますがいかがでしょう?・・そう、それは正しいです。サヴィニーらしい、「さくらんぼ」みたいな果実表現にしたくなると思います。

 サヴィニー=レ=ボーヌは、ボーヌに接した中央部に1級が集中しています。普通にボーヌの北の1級に繋がっているから・・ですね。村の境界線は有ったとしても、畑に境界が有るとは限りません。むしろ、地形学的には影響ないですしね。

 そして、村の東側はショレ=レ=ボーヌに接していまして、こちらには1級畑は有りません。「Les Petits Picotins(レ・プティ・ピコタン)」、「Les Planchots de Nord(レ・プランショ・ド・ノール)」、「Les Ratausses(レ・ラトス)」はこの位置にあるヴィエイユ・ヴィーニュです。

 ですので、性格的には、ボーヌに似ている部分は在るにせよ、ショレ=レ=ボーヌにより似た性格なんじゃないかと想像出来る訳です。

 ボーヌ中央部の深い粘土のニュアンスは余りありません。むしろ、明るく、やや軽い粘土が由来であり、そこにややしっかり目のスタイリッシュなミネラリティが有りますので、

「エレガント」

と言いたくなる味わいです。


 稀に「エレガント」=「薄い」と言う意味で使う場合も有りますが、この場合は・・色を見ていただいても判るように、決して薄くは有りません。充実しています。スタイルはややほっそりしているものの、痩せてギスギス・・と言うような表現は遠いです。

 やはり洋物のさくらんぼをイメージしますね。もしくはレッドカラント(フサスグリ)でしょうか。

 昨今は、収穫を遅らせてより熟した実を得て、濃密な味わいを造り出すことが行われてきました。しかし、それはむしろ時代遅れ・・そうじゃなくても温暖化でマッチョ化が黙っていても進みます。

 極まれに、物凄くエレガントで美しいワインに出会いますが、そんな時、まだ温暖化が叫ばれていない頃の、ほのぼのとした味わいのブルゴーニュワインを思い出します。そこまでは「詫び寂び」していないものの、美しい躯体を持った見事に伸びやかな味わいに出会えば、またブルゴーニュワインに惚れ直してしまいますよね。

 素晴らしいサヴィニーV.V.でした。マッチョでは無い、美しいエレガントなサヴィニー・・・是非飲んでみてください。お勧めします!




2017 Meursault les Tillets
ムルソー・レ・ティレ

14827
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ムルソー
ドメーヌ・クリスチャン・ベラン・エ・フィス
■エージェント情報
 シャルドネ種100%。ムルソーの西側に位置する「Les Tillets(レティエ)」の区画に畑があり、南東向きの粘土石灰質土壌で1965年に植えられた葡萄が中心となります。醸造は新樽20%の樫樽で行われ、熟成は18ヵ月と他のワインよりも長め。標高が高い畑のシャルドネから作られるこのワインは柑橘系の果実味とミネラル豊かで繊細な味わい。アフターにほんのり苦味がありますがバランスは整っています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥6,500 (外税) 
【充実の準1級格レ・ティレ!素晴らしいです!】
 ワインって面白いですよね。このクリスチャン・ベランのシャルドネの色を比べるだけでも、そのミネラリティの組成が判るんじゃないかと思いますよ。

 ただ、ネットに乗せるにはそれなりに調整しなくてはならず・・そう、いつも同じようには写真は撮れないんですね。ちょっと暗かったりする場合が有ります。

 そんな時はアプリで調整するんですが、これが中々に難しい。自動でやってしまうと、これまたさらに酷いことになってしまうので、結局割に合わないほど長い時間掛けてしまって、それでも中々納得できる仕上がりにはならないと言うみじめなことになってしまいます。最初からちゃんと撮るのがやはりスジなのでしょう。

 準一級格のレ・ティレは明らかに石灰が強い色をしています。やはりムルソー・・・それも中央部西側(上部)の畑のイメージです。こちらはバリックの新しいのを1/5ほど使用しているとのことですが、樽が目立つことは有りません。しかし、滑らかさは下級キュヴェに比較しても増していると感じます。

 柑橘感、そして同時に感じられる石灰的ミネラリティに美しい表情・質感が感じられます。繊細ですね。現状、中域は下級キュヴェよりスタイリッシュですが、ボリューム感は酸の美味しさと相まってよりしっかり感じられます。五味、六味それぞれがバランスしていて、ミネラリティとオイリーさがそれを包んでいるかのようです。余韻の太さは流石ムルソーで、たっぷりと長さを楽しませてくれます。隣の同じく準一級格のレ・ナルヴォーほどのマンモスな石灰系ミネラリティは感じられないものの、よりふくよかですし、バランスに優れるのがレ・ティレです。

 10年前ですと、イブ・ボワイエ=マルトノのレ・ティレが4千円代中盤で販売できましたが、そこから考えると、このプライスはかなり魅力的でしょう?・・某エージェントさんに販売権を奪われてからは、いきなり1.5倍になってしまいました。

 素晴らしい出来だと思います!納得の味わい・・今飲んでも美味しいです!是非飲んでみてください。お勧めします!

ドメーヌ・ギイヤール

フランス Domaine Guillard ブルゴーニュ
● 2017年のギイヤールをご紹介致します。2016年ものがま~・・非常に美味しくて、すぐ飲んでも良く、熟成させても間違い無い・・しかも以前のような「鉄仮面的な黒くドライな味わいからの内向的味わい」は無くなっていました。

 2017年はその延長上にあるとばかりに思ってテイスティングに臨んだんですが・・・

 確かに延長上に有りました。しかしながら、以前から延々と続いていたシャンボール的に硬さのあるテクスチュアは・・どのワインにも変化が見られ、柔らかさのあるボディに加え、テクスチュアには複雑性が紛れ込み、それが味わい深さに繋がっているのが感じられました。

 まぁ・・2016年ものも当初は良く売れたんですが、長く続いたのはA.C.ブルだけ・・後はしばらくして脱落していってしまいました。

 理解されるまでは時間が掛かりますよね。あのミュヌレ=ジブールでさえ売れませんでしたしね・・。

 ですのでシツコク・・滅茶美味しくて滅茶リーズナブルな、「ジュヴレの良心」とも言いたいギイヤールのワイン、お勧めしていきたいと思っています。むしろ相続がどうなっちゃうのか心配で・・これほどまでに良心的なドメーヌものは他には全く見当たらないので・・本当に心配です。


━━━━━
 年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2016年ものをご紹介します!!

 本当に素晴らしいと思った2015年ものでしたし、皆さんのギイヤールに対する印象もだいぶ変化してきたのを肌で感じています。

 ところがですね・・2016年ものはもう、2015年を超えて来ちゃったんですね。ジュヴレは超難しかったはずの2016年ものですよ?・・多くの生産者が良くて例年並み、悪ければ少し落とした年ですが、

「タイトに締まった黒果実風味のビター味」

をすっかり脱却してしまい、

「まるでセラファンか?・・と感じてしまうような官能的なアロマと、セラファンが熟し始めの頃の滑らかさに、赤果実の美しいディテール、シルキーなテクスチュアと、それまでのビター感を抑えた長い余韻のエキス味」

になっていたんですね。

 そして、2016年ものが嬉しいのは、ACブル、ジュヴレ村名レニアールV.V.でその良さが充分判るんですよ。

 まぁ・・信じられないと思いますよ。でも本当です・・。良かったですね!・・リーズナブルなのに超高質です。是非ビックリしてください。


━━━━━
年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2015年ものをご紹介します!!これはもう・・嬉しい驚きでも有ります!

 外国語の日本語訳と言うのは難しいもので、ギイヤールか、それともギヤールが正しいのか判りませんが、一応ギイヤールとさせていただきました。しなやかでささやかで心に染み入る味わいです。

 このギイヤール、皆さんは結構ご存知のようで・・・。某ワイン漫画で取り上げられ、凄い売れ行きをしたらしい・・・と、もっぱらの噂ですが、noisyのところにそのお流れが有ったとは、到底思えません。おかしいよなぁ・・・。googleでギイヤールを検索すると、何故かこのhpが二番目なのに・・!

■生産者紹介■
ギイヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌで、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエーユ・ヴィーニュ、1級畑レ・コルボーを造っています。彼の父はかつてピエール・ダモワで修行した人物で彼自身も物心ついた頃からワイン造りに関わってきました。(ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・デ・ベーズの1/3を所有する名門ドメーヌ)1952年には現在のドメーヌを立ち上げ、現在は二代目のミシェルに引き継がれています。平均樹齢は40年。中には樹齢70年以上のものも含まれています。収量は20~40hl/ha.です。
 (ミシェル・ギイヤール氏)
◆栽培・醸造◆ リュット・レゾネ。除草剤は使用していません。収獲後、100%除梗し、低温発酵。例年は12ヶ月の樽熟成ですが、2011年に関しては2010年同様、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後の瓶詰めとなりました。ノンフィルター。


2017 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

15219
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ギイヤール
■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 収穫し除梗後、低温で5日間かけて発酵を行う。新樽30%で18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥3,250 (外税) 
【より赤みを増大し、ボディの柔らかさとしなやかなテクスチュアを得た村名ジュヴレ並みのA.C.ブルゴーニュです!】
 強烈にドライで黒みを多く持った果実が主体の味わいから、この2年ほどは「赤さ」が増えて来ていた・・実は隠れた人気商品、ギイヤールのブルゴーニュ・ルージュです。相当・・販売数は有ります・・知らない方はほとんど手を出されてませんが、飲まれた方のバックオーダーは凄いですよ。

 いつもの通り、ドライでエキスしっかり、ちょっとシャンボールっぽい硬さを持っている2017年・・だとばかり思ってテイスティングしましたら・・いや、「硬くない!」のにビックリしてしまいました。

 まさにジュヴレ村名的な大きさのある味わいは変わりないんですが、2016年までのつやつやに滑らかな、やや硬めのテクスチュアが、

「ソフトなボディに襞のある柔らかなテクスチュア!」

に変わっていたんですね!


「・・あれ・・随分また・・近寄りやすいスタイルになったと言うか、外交的になったんじゃない?」

とつぶやいてしまうほどでした。


 そう思って2016年もののグラスの写真を見ると・・確かにシャンボール的な顔をしているようにも見え、改めて2017年ものを見れば・・そう思いません?・・(^^;;


 これ、相当美味しいと思います。3千円ちょっとのA.C.ブルは、ここのところ大人気のユドロ=バイエ(・・エージェントさんもビックリしてますよ・・何が起こったかと・・)と人気を二分するんじゃないか?とさえ感じます。

 ただしこのギイヤールのA.C.ブルは、先にも書かせていただいたんですが、かなりの数を販売しています。美味しいから売れないはずが無い!・・と長く販売し続けたことがそんな結果になっているのかな・・と思います。もしまだ飲まれていなかったら、

「以前のギイヤールとはだいぶ変わっていますが」

非常に美味しいですので・・是非、飲まれてみて下さい。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【心より「美味い!」と言える素晴らしい仕上がり!・・この出来で2016年?・・しかも厳しかったはずのジュヴレ村・・?・・硬いヴェールをはぎ取るのに成功したギイヤール2016年はジャンプアップのヴィンテージです!】

 以前の写真、グラスをヴィンテージ毎に比較してみていただけたら一目瞭然でしょう。

 2014年までは黒み掛かり、透明なミネラリティが透けて見えるような写り方をしているはずです。2015年になり、赤みが黒みを覆うようになり、ピノ・ノワールが適正な時期に収穫されたことを伺わせる色合いをしています。・・まぁ、適正と言うよりは以前までよりも早いタイミングなのでしょう。

 2016年はどうでしょうか?・・単に収穫時期だけを想像するならば、むしろ2015年ものよりも「遅い収穫」を思わせる色合いです。単純明快な2015年の澄んだ色合いに比較しますと、もっと全然複雑な環境を経て来たことを伺わせます。そして「柔らかさ」や「シルキーさ」までも見せてくれているように思えないでしょうか?

 ま~・・驚きました。

「これがギイヤール・・なの・・?」

 ある意味、例えばセラファンを開けた時のような「ジュヴレのワインを想像させる深くもエロティックなアロマ」がスピードを持ってノーズへ飛び込んで来ます。

「・・えっ?」

と、もし2014年以前のギイヤールしか知らない方が飲まれたとしたら、驚き以外の何物でも無く、急いでグラスを傾けることでしょう。

 そして、柔らかく、ふっくらとしたその液体から、見事な膨らみと、滅茶シルキーな舌触り、ノーズに抜けて行く上質なピノ・ノワールならではの複雑かつ歓喜に結び付くに違いないエロティックな香りが抜け、ギイヤールならではの美味しい、ややビターに振った味わいを含んだ余韻に繋がって行きます。

 もう・・これは飲むしか無いです!・・これとこの上のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールは、今から飲んで絶品です。しかも価格も、これ以下のプライスはまともなワインなら全く見当たらないと言って良いほどの安値です。本当に有難い・・

「・・こんなに安くて良いの?」

と思わず言葉に出てしまうか、

「美味しい・・」

と言ってその後絶句したままになるか、

「まぁ・・こんなものだね。」

と強がるか・・(^^;


 どうしたいか、どうするかはあなた次第ですが、

「厳しかったはずの2016年を全く感じさせない見事な仕上がり!」

と言うことは、認めざるを得ないでしょう。


 2016年、ミシェル・ギイヤールは素晴らしいワインを生み出した・・それもギイヤールのワインの特徴・・とも言えた、やや硬い質を捨て去り、ビター感を抑え、ピュアでナチュラルな方向性を打ち出したと言えます。

 是非沢山飲んでくださいね。・・と言っても欲しいだけ、売りたいだけ買わせて貰えると言うものでも無いので、無くなってしまったら申し訳ありません。素晴らしいです!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【この赤みの有る深い色合いに、2015年の出来の良さを見ることが出来ます!とても美味いです!】

 良いですよね~・・すでに官能感を出して来てくれそうな・・赤みを帯びた深い色合いをしています。

「ドライで美味いしリーズナブルなので是非!」

と言い続けてもう何年経つでしょうか。これほど力を入れてレヴューを書いても中々売れなかった造り手さんは・・いません・・(^^;;

 それでもとても美しい仕上がりだった2014年のこのワインは、今までに無いほどの売り上げを記録させていただきました。帰り注文も実際、とても多かったですし、エージェントさんの在庫が有るのを良いことに、追加追加で販売させていただきましたところ、結構な数字にようやくたどり着いた感じです。

 こちらもギイヤールの2015年、2014年の他のワインと同様、明らかに今までと違っています。見た目でそれは良く判ると思うんですね。


 しかしながら、ギイヤールのワインのスタイルが変わった訳では有りませんし、味筋も変わってはいません。

「・・ん?・・どう言うこと?・・」

と思われるかもしれませんが、それは非常に簡単・・。

「ヴィンテージの要素をギイヤールなりのスタイルで昇華した味わいに過ぎないから・・」

です。


 葡萄はより熟そう・・としたヴィンテージなのでしょう。そして実際、良い感じに熟度の高い葡萄が採れた・・すなわち、糖分が乗り、酸度も失わない良い葡萄を得る機会に恵まれた2015年と言うヴィンテージです。

 しかしながら、それをどう仕上げるのか・・が造り手の腕の見せ所です。勿論、葡萄の熟を見ながら

「いつ収穫するか?」

も、非常に重要なファクターです。


 フレッシュな葡萄が持つピノ・ノワール的な美しい酸を失わず、糖度の乗った葡萄を得るタイミングを知ることが必要です。

 2015年は過熟気味の葡萄を得た生産者が多く、単純に「酸不足」とは言えないものの、「仕上がりはちと甘い」と言う声も聞こえてきます。

 noisy 的には、それは2015年のスタイルで、柔らかい酸と凝縮感のあるヴィンテージ・・と言う理解ですし、それを収穫のタイミングで調整できた生産者は、アルコール分を高くすること無く・・つまり、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的なエレガントさを失わずにワインに仕上げられた・・と言うことなんですね。


 なので、ギイヤールのこのブルゴーニュ・ルージュもアルコール度13度にしっかり抑えられ、しかもまったくの、いつもの年と同じように「ドライ」で甘く無いです。熟の良い葡萄によって、厚みと果実感は高められ加えられこそすれ、失ったものは無いということかと思います。これって・・素晴らしいことだと思うんですけどね。

 ビターで男っぽく、ジュヴレそのものの味わいを感じさせてくれる、深い味わいのACブルゴーニュです。しかも価格はとてもリーズナブル!是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧め!旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
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【なぜもっともてはやされないのかがnoisyには理解できない、素晴らしい造り手です。ドライ、エキシー、タイト、ほんのりビターな村名並みの味わいです。】

 知る人ぞ知るジュヴレの名手、ミシェル・ギイヤールの2014年が入って来ています。妹さんと一緒に細々とやっているそうで・・でも、後継者がいらっしゃらないとか。いつ終わってもおかしくないような状況だそうですが、ワインは年々、輝きを増しています。

 まぁ、一時は某ワイン漫画などに掲載された影響でもてはやされたようですが、余りに見る機会が無いのか、それともワイン屋も飲まない性なのか判りませんが、人気に火が付くところまでは行かないようです。

 それでもnoisy のところでは、そこそこな人気でして、特にこの「ジュヴレ=シャンベルタン村名」と言っても通ってしまいそうなポテンシャルの有る「ACブルゴーニュ」は、皆さんにかなり支持されていると理解しています。

 2013年らしいピュアな味わいが光った昨年ご紹介の2013年ACブルは、飲まれた方ならその思いっきりドライでエキシー、ピュアな味わい、しかも村名クラスのポテンシャルに驚かれたことでしょう。

 左の写真、いかがでしょうか。存在感が光る美しい色合いです。2014年は2013年の際立った美しさに加え、よりパワフルだが贅肉の無いタイトでビターな味わいです。2014年ならではの見事なバランスは、今飲んでも美味しさに翳りは有りません。充実していますし、何といっても・・何度も言いますが、「クラス越え」の美味しさが有ります。

 まぁ、まるで媚びてこないで剛健な躯体ですから、やや甘味が無いとダメな方には不向きなんでしょうが、やたらと愛想が良いと疲れますよね。ルイ・ユエランほどのシミジミ感では有りませんし、もちろん、果実味が爆発するようなアメリカ人向けの味わいでも有りません。

 しかし、ひとたびこの素直でピュア、ドライなピノ・ノワールに接すれば、おそらく多くの方の心に残るワインだと思うんですね。

 是非飲んでみてください。この先何年お届けできるか判らないミシェル・ギイヤールのワインです。・・ルイ・ユエランはね・・2015、2016年と入りませんし、2017年ものはこれから造る訳ですから、入るとも限らないんですよね。

 「ワインは一期一会」

とは良く言ったものだと思います。ご検討くださいませ。上級ワインは次回の新着にてご案内予定です。


 以下は2013年以前のコメントです。
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【目茶美味しいです!紫の果実が艶々なテクスチュアで迎えてくれます!しかも価格も据え置きでリーズナブルです!】


 「こんなに素晴らしいのに・・何故か売れない!」

 と嘆いていたギイヤールですが、散々嘆き、ボヤキをやった性でお客様も・・

「noisy が可愛そうだから試してみるか・・」

等と思ってくれたかどうかは判りませんが、ものの見事に2012年ものは完売。しかも前のヴィンテージのアイテムもほぼ底をついた状況で、非常に有り難く思っているところです。


 しかしながら、何故毎年のように酒質が上がってきているのか、不明なんですよね・・。味わいを言葉にすると、以前とほぼ全く変わらないと思います。でも敢えて言うなら・・

「ピュアさが群を抜いて上がって来ている!」

と言えるかもしれません。


 根本的にギイヤールさんのワインは、

「全然土っぽく無い」

「赤みのニュアンスはほぼ無い」

「その代わりに紫のイメージが強い」

「ミネラリティが心地良く、非常にドライ」

 なんですね・・。これは、どのクラスのワインを飲んでも同様です。その上で、そこに畑の特徴が乗っかってくる・・と言えるでしょう。


 2013年のブルゴーニュ・ルージュですが、2012年も目茶美味しい・・と思ったものの、

「ん・・毎年更新して申し訳ないが2013年が最高!」

だと思います。


 上記に加えてとても緻密で伸びが良く、ピュアさが目に浮かんでくるようです。以前はドライさが目立ち、それが「硬さ」にも影響が有る感じで、

「・・少し鉄火面的で寄付けない感じを受けるかも・・」

と思っていた部分が大きいんですが、2011年ころから艶やかになりはじめ、エクストラ・ドライな中に甘美な旨みを感じるようになり・・2013年ものは、それが完成した・・と言う感じです。


 これほどのレベルで造れるのであれば、まだ飲めてないのでご紹介出来ないだろう・・1級のレ・コルボーの仕上がりも大いに期待できるところです。

 また、ギイヤールさんのACブルゴーニュ・ルージュは旨くて安いのでやはり人気が出てきたようで、基本、割り当てアイテムですので、noisy の今の在庫が無くなったら追加できるかどうかは微妙です。ルイ・ユエランのACブルゴーニュのように、他店さんが余り手を出していないようですと・・回ってくる数も多くなるんですけどね・・。今のうちだと思いますよ!

 紫のビターな美味しさがピュアに伸びやかに感じられる素晴らしいACブルです。是非飲んでみてください。非常に美味しいです!お勧めします!


2017 Gevrey-Chambertin Reniard Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・レニアール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15216
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ギイヤール
■エージェント情報
 ピノ・ノワール100% ジュヴレ・シャンベルタン村の南側に位置する区画の村名。素直で温かみのある酸を持つ。収穫し除梗後、低温で7日間かけて発酵を行う。新樽50%、18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥5,350 (外税) 
【村名の出来の良さとリーズナブルさでは、今ではライヤールと両輪です!2017年ものは質感高いアロマと柔らかで複雑性のあるテクスチュアがソソリます!】
 ライヤールのニュイ=サン=ジョルジュ村名やヴォーヌ=ロマネ村名と張り合える見事な味わいなのがこれ、レニアールV.V.です。

 2016年ものは来た時から非常に美味しくて、しかも今までで最高の出来映え!・・と言い切ってしまえるようなポテンシャルを感じさせてくれました。

 ようやく2017年ものが届きました・・2016年ものも、もっと売れるはずだと思って頑張ったんですが、予想に反し、途中で止まってしまいました。安いんだけどなぁ・・。


 2017年ものは、ポテンシャルは2016年と同様と言って良いと思います。もしくは少し上かもしれません。香りの繊細さ、味わいの深さを考えてしまうと、0.5点ほど上げなくてはならないかもしれません。

 そのポテンシャルが上がった、もしくは複雑性が増えた分だけ、非常にスムースだったテクスチュア・・いや、むしろシャンボール的な硬さだった訳ですが、その硬い部分が「アロマ」の方へ変化したか?・・と思えるほど、気品と繊細さに溢れたアロマになっています。

 まぁ、ハーブなどと言ってしまうと、「臭いのか?それとも青っぽいのか?」と勘違いされる方も多そうですので使いたく無いんですが、言葉と言うのは良い意味で使う場合とそうで無い場合がありますので、前後関係から想像していただけると有難いんですが、中々上手く行きません。

 なので、「非常に良い意味で繊細さ、リアルさのあるハーブ」的なアロマに、ジュヴレの鉱物由来の「ジュヴレっぽいミネラリティ」が感じられる素晴らしい村名だと感じました。

 とても美味しいので是非飲んでみて下さい。・・やっぱり止まっちゃうかな?・・それは残念ですが、頑張って販売しますのでよろしくお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
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【レニアールV.V.史上、最高の仕上がりです!この柔らかくジュヴレそのもののテロワールを見事に伝えてくれる柔らかで官能的な味わいに是非触れてみてください!】

 どうでしょう?・・まるでACブルの写真の再現だと思わせるような色合いの違いがお判りでしょうか?

 良い色をしているでしょう?・・美味しく無い訳が無い!・・と、見る人が見ればお判りになるはずです。

「あのハードでややゴツゴツしたテクスチュアにビターな男っぽい味わいが特徴のギイヤールのジュヴレが・・これなの?」

・・全く正反対に近いと思っていただけるはず。


 なので、ハッキリ申し上げます。ACブルも滅茶苦茶旨いが・・

「最高です・・シルキーなタッチ、太さとエレガンス、エロスを含んだ複雑なノーズ、ジュヴレの要素を素直に表現してくれる柔らかで適度に膨らむボディ、ノーズに抜ける心地良い野性と知性、長く心地良いほんのりとビターな余韻。レニアール史上、最高傑作です!」

 そう・・テイスティングすれば、見事に判ります。・・いや、そんなの誰にだって判りますって。美味しいんだから・・美味しいと思ってしまうからです。


 でも、例年通りだからとテイスティングもせずにそのままご紹介せざるを得なかったりする場合も有りますよね。そうするともう、そんな違いなどには全く気付かず、大事なことを知らずに過ごすことになります。

 noisy も長年に渡りワインを飲んで来ていますし、人生の大半をワインと共に生きて来ました。今もそうですが、この歳になると何かとまぁ・・忙しいものです。この今のご時世は特に、

「売上至上主義」

ですから、途中の経過はすっ飛ばして、兎に角「利益」を上げろと、日本中どこへ行ってもそうなってしまった訳です。忙しない世の中です。


 ワイン業界は昔はもっとのんびりしていました。テイスティングに出かけることも、仕入れて休ませてテイスティングして、そしてようやく販売する・・と言うワイン屋の仕事と、エージェントさん、インポーターさんの「ダム」や「カヴィスト」としての役割も色褪せてしまいました。

 そもそもエージェントさんのテイスティングに出かけるにしても、遠くで開催されるような場合には中々出かけられない訳ですし、半日~一日潰してテースティングに出かけていては、とてもじゃないが店の売上をキープ出来ない訳ですね。そりゃぁ、東京に店が有り、東京のインポーターさんのテイスティングに出かけてテイスティングし、2~3時間で帰って来られる環境で有れば違うでしょう。

 でもそうだとしても、その僅かなグラスの中のワインで全てを理解するなんぞは、よほどの能力が無ければできないことです。

 noisy も、これだけ忙しい環境の中に身を置かざるを得なくなってしまいましたから、昨今は全くエージェントさんのテイスティングは行かないことにしています。

 でもそうなってくると「情報」が入ってこないんですね。良いとか悪いとか・・誰かが言ってくれないと判らない訳です。そもそも、入荷したことを教えてもらえないとすると、これはもう・・どうにもならない。これは実際に有った話しですよ。noisy は、まだ届いていないんだと思い込んでいた訳です。

 ましてや、それまで売れなかったアイテムでも、少し人気が出てくると・・昨今は平気で

「これは2本、それは3本、あれだけは最大で6本です。」

などと言われる始末ですし、リストには、

「ご注文が多数の場合は調整します」

と書かれていて、飲みもしないアイテムを想像だけで買え・・と言わんばかりです。テイスティングしても次の入荷は無い、しかもバラ数量だとするなら、ルーミエとかなら別ですが、それはもう仕入れられないことにもなってしまいます。

 なので、結局はそのようなアイテムは手放すしかないことになってしまい、

「売れるようになるまでは私の仕事。売れるようになったら徐々に入ってこなくなる。」

みたいな感じになってしまっています。


 リアルワインガイドで自然派をテイスティングして、あ、このアイテム、今年も良いな・・とか、初めて飲んだけどこれは買いかな・・と思ってオーダーしても、そんな状況なので、

「バラ数量ならうちは結構ですので他のショップさん分に回してください。」

と常々言うようになってしまいました。最近は慣れたもので、

「いつもすみませんね・・」

と、結局は買わないと言ってるのに謝られてしまいます・・何だかな~です。なので基本、昔からやっていてある程度理解しているアイテムで有ればバラでも仕入れ、新規で飲まずにはご紹介も出来ないアイテムはスルーする・・と言う感じでしょうか。



 まぁそれでも少なくとも、ご紹介させていただくアイテムはしっかりテイスティングをして皆さんを裏切らないようにしたいと思っています。

 なので、

「大したことは無いはずと思うが、そこまで言うなら騙されてみよう」

と思っていただけますと幸いです。超お勧め!・・滅茶苦茶旨いです!




 以下は以前のレヴューです。
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【最もリーズナブルなプライスの村名ジュヴレ=シャンベルタンながら、そのポテンシャルは高いです!今飲んでも美味しい!】

 ついに・・ギイヤールのレニアールも5千円を突破させざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。ほぼ5%の値上げですね。ずっと頑張っていたんですけどね・・5千円をこえないように。さすがに力尽きました。

 しかし、品質的には向上しています。2015年・・素晴らしい仕上がりです。2013年ものの写真が無いのが残念では有りますが、少なくとも2014年ものとの比較で・・

「・・おっ・・そんなに違うんだ・・」

と言うことはお判りいただけるかな・・と思います。


 より赤く、濃密で、グラデュエーションが良く判るかと思うんですね。透明感・・透明なミネラリティが全面を覆っている2014年に対し、果実感や官能感がその透明や半透明のミネラリティを抑え込んでいる画像です・・いや、少なくともnoisy にはそう見えます。

 やはり非常に充実していて、一発グラスを振ると、アロマがぶわっと拡がって放出されます。これまた非常にドライで全く甘く無く、ジュヴレ=シャンベルタンにしては珍しくしなやかなテクスチュアです。

 どちらかと言えばとても綺麗で美しいスタイルのジュヴレと言え、もう一つの村名のオー・コルヴェV.V.の、少しワイルド系に振れられたキャラクターとも違う面を見せてくれます。

 その分、マリアージュで暴れない・・と言うか、おしとやかな感じがしますし、いや、ジュヴレだったらもっと粗野で有って欲しい・・と言うような気持ちも有るかとも思います。ですがそれこそがこのレニアールのキャラで、それが良いんだよ・・と思っていただけましたら幸いです。

 ギイヤールのワインは、現地フランス以外の海外へは日本が多く、他国にはほぼ出回っていないようで評論家さんたちのリストには入っていないようです。その分、他のドメーヌのワインよりもリーズナブルで、適正な価格以上にリーズナブルなのかと想像しています。

 半面、余りマスコミに登場しませんので、お客様の「欲しい・飲んでみたい」欲求にもリスト入りしないのかな?・・とは思いますが、いずれ「最もリーズナブルなジュヴレ=シャンベルタン」だと言うことに気付かれるでしょう。

 とても良い出来だと思います。是非ご検討いただきたいワインです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【今飲んでも素晴らしさが伝わって来ます!香り高く伸び良くドライ、滅茶美味しい中量級ジュヴレです!】

 ACブルも非常に旨いですが、この古木のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールも相当に旨いです。

 しかしながらこれだけお勧めしているギイヤールなのに、今一つ販売が振るわないんですね・・。ホント、不思議です。

 まぁ確かに「愛想の良さ」は、さして感じないですよね。めちゃくちゃドライですし、昔は少しハードなテクスチュアだったので、「しかめっ面」をしているように感じられたかもしれません。でも現在は、そんなハードボイルドを地で行くようなニュアンスは無くなり、襞の有るしなやかなテクスチュアと細やかな表情が感じられる素晴らしいジュヴレです。

 このレニアールは1級シャンピトノワ(プティ・シャペル)の下方に有り、接してはいないものの、ほんのりと似たようなニュアンスも有ります。ジュヴレらしい重厚なニュアンスを見せる・・と言うよりは、ジュヴレの中ではエレガント系で、ミネラリティの香り高く中量級のボディが特徴です。

 現状で非常に外交的なスタイルで、ACブルを高貴にしたようなニュアンスが感じられます。赤い果実に少し黒味が入った感じで、非常にエキシーです。甘味もへったくれも無いドライなスタイルなのに、キチッとした出汁系の旨みが有り、収束は美しく長いです。

 なんで売れないのか・・本当に不思議です。他のショップさんは安いんですかね~・・。noisy はそんなに取ってないんですが・・それに1本は必ず開けちゃってますから、ただでさえ経費が・・などと愚痴を言いたくなっちゃいます。

 まぁ・・例えば今ではもう無い・・やめてしまうとなったら物凄いことになっている「トルショ・マルタン」などは、似ているっちゃぁいるような気がしますが、ジャッキー・トルショは高収量で薄い旨みが早い熟を生み、エレガントで妖艶な美味しさを見せていた・・と思います。その代りに長い保存することと、良いコンディションを保つことが難しいワインになっていたと。それに比べればかなりの低収量で濃密ですから、マルタンのように熟成するには時間が掛かると言えるでしょうが、ポテンシャルは一体どう判断するの?・・と言う疑問も有ります。まぁ、美味しければ、好きならばそれで良いんですけどね。言ってみればトルショはルイ・ユエラン型なんですね。もっと突っ込めば、先代のデュジャックさんとか・・ですね。トルショよりは濃いですがローラン・ルーミエとか。ギイヤールもそのライン上には有りますが、そんなに薄く(緩く)は無いと言えます。しっかりと濃度が有った上でエレガントなんですね。

 このところのルイ・ユエランの売れ行きはビックリするものが有りまして、

「ん?・・そんなに隠れファンがいらしたのか!」

と今更ながらに感じています。それも、

「もう手に入らないかも・・」

と思われた結果なのかもしれませんが、このギイヤールのワインも、極一部の熱狂的なファンはいらっしゃるにしても、noisy のところでは数えられるほどです。

 ただし、こちらももう高齢でいらっしゃるし、後継ぎ問題が解決していないそうで、おそらく素晴らしい出来になっているであろう2015年は何とか届くか?・・と気を揉んでもいる・・しかし、さしては評判にならない・・と言うような難儀さも有ります。

 リーズナブルで、品質も他に負けないどころか、凌ぐものが有ると感じています。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【何とこの期に及んで5千円以下!しかも味わいはトップレベル!艶やかでドライ、エキスが美味しいジュヴレです!】


 村名のジュヴレです。どうです?・・紫がしっかりした色合いでしょう・・。でも以前は男っぽい超辛口な味わいでガッシリとした味わいが全面に出ていたんですが、シルキーさも旨みもちゃんと備わってきてるんですよ!

 とてもピュアで、ヴァン・ナチュールのナチュラルさとは違うナチュラルさ・・まぁ説明は難しいですが、危険なニュアンスを全く感じさせない無垢感のある自然さです。

 So2の使用量も年々減っているんじゃないかと思います。以前はもっと硬いだけだったんですが、テクスチュアこそシャンボールっぽい硬さも含むものだとしても、艶やかさピュアさが飛び抜けてきました。現状、ACブルほどの取っ付き易さには及んでいないんですが、今が6月として、暑さがピークを迎えるころには、ちょうど良い塩梅になっているものと想像されます。

 ACブルも非常に緻密ですがさすがにこちらは村名ですんでさらに凝縮感もプラスされます。むしろその感じが今の強い感じを助長しているので、2カ月ほどで馴染む・・と踏んだんですね。

 少し黒の入った紫の小果実が群生し、艶々と伸びやかで、しかも「思いっきりドライ」なのにエキスの旨みがしっかり有る、とても旨い村名ジュヴレです。価格も頑張ってます・・・5千円付けてないんですよね・・。利益的には少し厳しいんですが、それでもここは何とか是非とも飲んでいただこうと言う魂胆です。

 ブルゴーニュ好きが好む味わいです。最もシャンボール=ミュジニーのルイ・ユエランのような「石灰的ミネラリティで要素と要素を結び付けている」感じでは無く、しっかりジュヴレ=シャンベルタンした、「(黒や紫の)色のついた鉱物がその他の要素と要素を結び付けている」感じで、より「強さ」を感じるかと思います。勿論ですが20年は平気で持ちます・・が、是非飲んでみてください。素晴らしいジュヴレ=シャンベルタンです!


2017 Gevrey-Chambertin aux Corvees Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・オー・コルヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15217
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ギイヤール
■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢66年/年産3600本。土深くて石灰質。熟した果実や黒果実の香りはこの畑のテロワールの印であり、ふくよかな口あたりで味わいに深みがあり、ミッドに肉質感がある。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥6,190 (外税) 
【旨い!近々に飲まれるならこのオー・コルヴェが白眉!クラス越えの味わいが楽しめます!】
 国道の東側にあるレニアールV.V.と、西側にあるオー・コルヴェV.V.。

 たった道一本を境にして、東と西では異なった評価になってしまいます。勿論ですが、東側より西側が高い評価になります。

 言ってしまえば、国道沿い南端の西側には、グラン・クリュのマゾワイエール(シャルム)が接していますから、テロワール的に細かなことを言わなければ、国道の西側は1級と特級のもの・・です。しかしながら、そこには、「村の中心」が有りますので、家屋や醸造所が並んでいる訳です。

 また地形的、地勢的に1級以上の畑に劣るから村名格になっていると言える訳ですね。惜しむらくは、国道を村の南の方に向かえば、傾斜が増えて来ます。オー・コルヴェの辺りは余り傾斜が無い・・なので、日当たりや水捌けにおいては、格上の畑ものには贖えない・・と言うことなのでしょう。

 しかしこのオー・コルヴェ2017年、実に美味しいです。鈍重にならない、エレガント系と言って良いスタイルです。2017年のギイヤールに共通な、柔らかなボディとしなやかなテクスチュア、そこにレニアールV.V.には見つけにく、「格上さ」が感じられます。

 時折言っていますが、人間、3本のワインを同時に飲めば、

「これが一番おいしい・・」

って、決めているものなんですね。

 なので、このレ・コルヴォーV.V.2017を飲まなければ、レニアールV.V.2017でたっぷり幸せになれます。今飲んで最高に美味しいのは、このレ・コルヴォーV.V.です。

 毅然と赤い果実の色合いです。昔はもっと黒かった・・今残っているグラス写真は2013年が最後ですが、2012年以前は真っ黒に近いイメージです。ここまで赤くなるとは・・と言うような感じもしますが、残糖感の無さは相変わらずで、酸のバランスで絶妙な旨味を生んでいます。

 美味しいです。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしかった2015年を超える柔らかで緻密、シルキータッチ、官能感と構造の大きさに感動です!】

 あのタイトに締まり、黒々として、ビターながらも緻密な複雑性を見せていた2014年までのオー=コルヴェとは、見る影も無いほど異なる味わいです。

 何よりも・・

「愛想が良いのにポテンシャルが高い」

んですね。


 こちらはジュヴレの村名のリューディですが、事実上、「レニアールV.V.」よりも格上のアイテムです。

 余りに美味しいレニアールV.V.では有りますが、流石に・・流石にオー=コルヴェV.V. にはポテンシャルで劣ります。それはもう・・仕方が無いです。

 底辺から立ち昇ってくるかのような深くもノーズを抉ってくる凄みの有るアロマからして異なります。快活さに複雑性を載せてくるレニアールV.V.に対し、その存在感、表情のひとつひとつに快感が感じられます。

 2016年のギイヤールの特徴でも有ると感じられる、「赤みを帯びた色合い」はノーズや味わいにもそのまま表されていて、2015年もののコラムにも書いたように、

「シルキーなテクスチュア」

 その表現でさえ、数段上にランクアップしていると感じます。もうトップレベルのドメーヌと同レベルと言って良いでしょう。

 リーズナブルでそこそこに美味しい生産者・・と言うご理解で有ったと思いますが、もうこの2016年でそこは通り抜けた、新たな世界を切り開いたと言って良いと思います。

「・・でも・・これでグラン・クリュを持ってこれたらなぁ・・」

などと思ってしまいました。

 非常にリーズナブル且つ旨いワインです。是非飲んでみてください。超お勧めです!



 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい仕上がりの村名オー=コルヴェ!薫り高く緻密、シルキーなテクスチュアです!】

 このように毎年、グラスの写真をアップするようにしましたら、ま~・・面白いものですね。自分でもここまで違ったのかと・・(^^;; 全然違いますよね~・・毎年!・・同じワインですよ。しかも毎年、同じ場所で撮ってますから・・。敷物とか光源の加減だとかは違ってますけどね。

 冷ややかな2013年、ニュートラルな2014年、濃密な2015年・・です!



 ・・で終わりたいところですが・・やはり2015年ものは充実しています。2013年ものと2014年ものを1/3ずついただき、2014年ものを倍ほど凝縮させたものを1/3加えたような・・感じでしょうか。・・判り辛いですかね。

 香りの立ち、中域の膨らみ、ジュヴレ的な男っぽい表現に混じるシャンベルタン的柔らかさが非常に良いです。2015年の濃密さは表現において、より充実されたものに昇華しています。

 是非このリーズナブルな村名を飲んでみていただきたいと思います。お勧めします!是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【仄かで高貴なスパイス感!シャンボール的な白い石灰感!そこにジュヴレ的な表情が映り込みます!】

 非常に素晴らしいです。現状はやや硬さも有りますが、飲めないレベルでは有りません。

 むしろこのまだやや硬いニュアンスが、

「新鮮で美味しい焼き鳥、内臓肉にピッタリ!」

と感じられるような・・見事なマリアージュを見せるでしょう。見てください・・この素晴らしい照り・輝きの有る色合いを。素晴らしいでしょう?

 ギイヤールならではの完全発酵由来のドライさ、エキスたっぷりの旨さには、残糖も何の添加物さえもありません。そのドライなエキスからの旨みが、じわっと伝わってきて美味しい・・と感じさせてくれるんですね。

 なんだかんだ言っても、ここまでのドライなピノ・ノワールは、そうは無いんですよ。甘いのは嫌だと、完全にドライなのが良いと言いつつも、ドライ過ぎると気に入らないのでしょう?

 でもギイヤールさんちのジュヴレは、このオー・コルヴェもそうですが、徹頭徹尾ドライながら、その「ノー」と言ってしまうに違いないドライさなのに、きっちり旨みが感じられるんですね。


 そして仄かなスパイス感と、ジュヴレとしては異質とさえ思えるような白い石灰系のミネラリティがふんだんに存在し、その内側にジュヴレ的な要素が見え隠れしています。素晴らしいワインだと思います。

 最も、今でもそれなりに美味しく飲めますが、飲み頃は5年ほど経ってから・・でしょう。例えアドヴォケイトが5年以内に飲め・・と言ったとしても・・です。さすがにそんなことを言う方はもういらっしゃらないと思いますが、例えばギイダシェットとか、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン辺りでも15/20Points 位しか付かないんですね。それは実は変な話しでして、このポテンシャルならば15Points 止まりは有り得ないんですね。ホント、裏取引が有るんじゃないかと思っちゃいますよ。その位良い出来だと感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしく旨いのに何で売れんのかな・・さらに磨きが掛かっています!!素晴らしい!】

 村の中央部、下部に有るオー・コルヴェのヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)によるワインです。1級レ・コルボーの北に有りますので、エージェントさんの説明の「ラヴォーに隣接」と言うのは厳しく、「ラヴォーから下って来て村の中心を通り過ぎたところ」、もしくは、「トメーヌ・トラペの屋敷の横~上」・・と言うのが正しいです。

 味わいはやはりギイヤールらしい、全く甘みを残さないエキス化された見事な味わいです。色合いもどうでしょう?・・非常に美しい、やや暗めの赤紫をしています。ミネラリティもたっぷりで、年々、その生き生きとしたテクスチュアが増しており、こんなプライスでは申し訳無いよな・・・などと感じてしまいます。

 何せね・・1級のレ・コルヴォーなどはセラファンさんちの半額以下ですよ・・。まぁ、そこはマジ=シャンベルタンの真横ですから、マジっぽいスパイス感バッチリな良い畑なんですが、それでも7千円ほどですから・・。

 で、このリューディ・オー・コルヴェですが、今飲んで目茶旨いギイヤールのACブルとは違い、少し硬さも有ります。

 2016年6月の時点で、ACブルはその前まで閉じていたのが開き始めた感じです。しかしこちらのオー・コルヴェはまだ閉じ気味で、ややタイトさを感じさせます。

 勿論、飲めないほど硬い感じでは無く、溢れるポテンシャルの性で漏れてしまう部分だけでも美味しくいただける感じ・・・特にシャンボール系の滑らかなテクスチュアがお好きな方なら問題無いと言えるレベルです。

 同じ村名の区画もの、レニアールとの比較では、構造の深さ、黒味の有る果実の豊かさ、遅熟さ・ポテンシャルトータルで上なのがオー・コルヴェ、柔らかさや赤みの有る果実を感じさせる部分、早熟さにおいてはレニアールということになるかと思います。

 それにしても非常にリーズナブルです。難しいはずの2013年、見事なワインにしたと思います。是非ご検討くださいませ!


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

15218
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ギイヤール
■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢86年/年産3000本。グラン・クリュの“マジ・シャンベルタン”の北側に隣接する小さな区画。味わいの厚みは隣りの畑のマジ・シャンべルタンにも似たものがある。これがこの畑の特徴である。とても香りが強い印象。これがこのワインの個性です。ミルティーユ、カシス、黒スグリの味わいが表だっていて、長く続き、テクスチャーは滑らかで弾力(厚み)がある。シルクのような厚みとなめらかなテクスチャー。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【リリース直後から美味しかった2016年ものとは異なります。ポテンシャルが増えたこの2017年ものは、半年~2年ほど寝かせてください。】
 非常に細やかなスパイシーなアロマに精妙さが加わった、準特級並みの1級レ・コルボーです。いつも言い方で、コルヴォーとコルボーを区別するのが面倒では有ります・・が、マジ=シャンベルタンに接する1級畑ですんで、品物を間違える訳にはいきません。

 そしてマジはルショットとクロ・ド・ベーズに接する訳ですから・・その辺りの畑の配置を知っていれば、この1級レ・コルボー
ももっと人気になって良いんじゃないかと思うんですけどね。

 2017年のレ・コルボーは・・マジでマジっぽいです。やや痩せたクロ・ド・ベーズがマジの修飾子だとするなら、それを外すことは無いでしょう。

 しかしながら、マジほどまでにはグラン・クリュ感は持ち切れないのも事実・・やはりプティ・マジ=シャンベルタンかな・・と言うようなイメージになります。

 2017年のこのワイン、今は残念ながら閉じています。30分以上経過しないとソフトなタッチになって来ません。1時間近く経ってようやく、

「おっ、マジに近づいた!」

なんておやじギャグが出てくるようになります。

 ポテンシャル的には、プラスマイナス打ち消し合って2016年同様と判断します。非常にリーズナブルですし、赤い果実を得たギイヤールはとても魅力的ですので、是非・・少し待ちますが、飲んでみていただきたいと思います。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【わお!!さすがのトップキュヴェ!!2016年に感じるかもしれない閉鎖感は全く有りません。高質感が緻密表情の襞から漏れて来ます!】

 素晴らしいです!・・こちらも他の2016年のギイヤールのワイン同様、柔らかでふっくら、シルキーなテクスチュアです。しかも、マジ=シャンベルタンに隣接していると言う、そんなイメージが飲むと浮かんでくるほどの個性を感じさせてくれます。

 飲ませてくれればね・・判るから・・ちゃんと書くんですけどね。いや、正確に言えば、飲める位買わせてくれれば・・でしょうかね。ブルゴーニュワインのテイスティングは、本当に厳しい時代になっちゃってますからね。

「noisyさん位になれば簡単にサンプル、貰えるんでしょ?」

と思われるかもしれませんが、別にサンプルをいただいている訳じゃ無いんですよ。ちゃんと購入しています。毎年購入しているアイテムは、ある意味、「信頼している造り手」ですから、その信頼を継続できるかどうかをチェックしていますし、どんな方向へ向かっているのかを見ている訳です。これが2本だ3本だ、6本しかないとかになると、開けるわけにはいかなくなってしまう訳です。

 2015年ものの1級レ・コルボーは、リリース直後から、ま~・・滅茶苦茶美味しくて・・お陰様で結構な本数を販売させていただきました。驚かれた方も多いと思いますよ。下手をすれば、

「著名大ドメーヌのACブルゴーニュの価格」

ですからね。それでマジ=シャンベルタンに隣接する1級レ・コルボーが買えちゃう訳ですから。


 で、飲んでも大したことが無いか?・・と言うと、これがまた素晴らしいし、2015年、2016年と、ホップ、ステップと・・ジャンプを待っているか、もしくはジャンプ中か?・・と言う状況だと思うんですね。

 確かに2014年まではややゴツゴツしていましたし、タイトに締まっていましたし、赤を覆いつくした黒果実が目立っていましたし、ビター感が少し強めと感じるようなニュアンスに取れました。それでも3~5年しますと柔らかいし官能的だし、素晴らしい美味しさだったんですが、

「リリースした年にすでに飲める!」

と言う、柔らかさや外交性が・・赤い果実と共にやって来た訳です。高質感の備わる素晴らしい味わいです。


 早めに飲まれる場合は、1~2週間、休ませてからにしてくださいね。しなやかな襞から感じられる高質感を損なわぬよう・・丁寧に扱ってください。そうすれば・・リーズナブルながらも高級ブルゴーニュワインの素晴らしさに触れることができると思います。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!これは頭抜けて美味い!こんなワインが埋もれていたなんて・・と感じていただけるでしょう!】

 それでも何とかACブルゴーニュだけは、それなりの数が流れて行くようになったギイヤールです。・・美味しいですよね?・・ビターな味わいの中に細やかなジュヴレ的表情の起伏が感じられる、今となっては非常にリーズナブルなピノ・ノワールです。

 他の村名ルニアール、村名オー=コルヴェも素晴らしいんですが、やはりこの1級レ・コルボーの素晴らしさは頭抜けていました。2015年的に良く熟した果実の深い味わいと、たっぷり存在するジュヴレ的なミネラリティが感じられます。

 しかも、これはまぁ・・人それぞれの感覚に由来するものなのでどうかとは思いますが、

「まったく甘く無いのがギイヤールのスタイル」

ですんで、2015年ものピノ・ノワールのネガティヴな側面として言われやすい、

「2015年ものは少し甘い・・」

と言うのは当てはまりません。


 しかも、この1級オー=コルヴェは、グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北にモロに接する畑ですんで、マジ=シャンベルタンにソックリなんですね・・。マジの乾いたニュアンスをほんのりウェットにしたら、そのまんまマジ=シャンじゃ無いか?・・とさえ思ってしまいます。

 また、今飲んでも実に旨いです。抜栓した傍から、

「・・只者では無い」

と思わされてしまう複雑高貴なアロマが漂って来ます。村名コルヴェも薫り高いですが、この1級レ・コルボーは半端ないです。

 また、2015年ものはグレートイヤーたる素質を充分に持っていると感じます。それに、2015年ものは葡萄の熟度が高い性でアルコール分が高くなったワインも散見されますが、何とエレガンスを感じさせるにはドン・ピシャリの13%です。しかもこのワインは異常にリーズナブルです!

 この、非常に・・美しい色合いをご覧ください。判る方なら・・そそられる色合いだと思います。因みに色味の加工は一切していませんで、範囲を切り取り、大きさのみ調整しています。

 素晴らしいワインでした。「ブルゴーニュは高くなっちゃって・・」とお嘆きも判りますが、こんなリーズナブルでポテンシャルの非常に高いワインをお忘れでは無いかと・・。是非一度飲んでみて評価していただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【2014年1級レ・コルボーはギイヤール史上最強、素晴らしいポテンシャルでした!】

 え~・・写真を2枚、掲載しちゃいました。素晴らしいポテンシャル!・・まさにマジ=シャンベルタンの真横・・・と言うようなニュアンスが漂って来ます。野性味の有るスパイシーさが香しいですし、乾いた大地の薫り、細やかな石灰感、複雑性とも、当然のように村名ジュヴレを大きく凌ぎますが、良く出来たマジ=シャンベルタンがそうであるように、まだ若い時期には飲み人を寄せ付けないような威圧感が感じられます。

 色合いは非常に美しいルビーです。色だけでもポテンシャルを訴えてきます。香りはハイな領域にアクセントが有ります。濃密なアロマでスピードも速い・・しかも官能感が備わります。色に続いてこの香りで、

「・・あぁ・・こりゃぁ良いワインだ・・」

と言うことが判るでしょう。


 味わいも非常に複雑性に長け、時間を掛けると少しずつベルベッティに成って来ますが、いかんせん、早いです。のんびりと飲むには良いですが、夕食に何時間も掛ける訳にもいかないですよね。

 2013年もののご紹介時には、

「最低1年は置いてください。」

としっかり・・書いて・・いましたね。


 売り手の気持ち的にはそれを繰り返したいところですが、残念ながらそんな心にも無いことは言えません。

「素晴らしい出来の2014年レ・コルボーは最低3年置いてください。」

と言いたいと思います。


 そう、2013年はエレガント系に仕上がり、その見事なバランスからふっくら感が出てくるのには最低1年が必要と判断しましたが、2014年ものは1年ではとてもじゃないが不足。2年目でどうにかなるかもしれないとしても、安全策は3年かと判断した次第です。

 まぁ、温度を下げたり(7度位まで)、そうかと思えばそこから17度位まで上げたり・・を何度か繰り返し・・・いや、その際にはもちろん澱引きしてデキャンタして・・ですよ。途中ではデキャンタの中でグルグルと振り回し、もしくは別のデキャンタ(ウルトラ・デキャンタがベスト)に移し替え・・また冷やして・・とかですね。そして、翌日、翌々日まで温度管理して・・。しかも翌日も同じことをやったりして・・。

 そうするとですね、実際に時が過ぎての熟成とは違った印象には成るんですが、かなり美味しく飲めるようになっていたりします。最もこのパワーゲームは失敗することも有ります・・タイミングが命ですから、飲む時にピークに持って行くのが難しいんですね。

 ただ、ポテンシャルが有って、比較的リーズナブルなワインは、ほぼ絶滅状態ですから、このような完全発酵、完全エキスの素晴らしいワインで色々と試されると、今まで見えなかった世界を覗くことが出来る・・・かもしれません。

 宜しければそんなことも頭の片隅にでも置いておいていただき、いつか思い出したら失敗覚悟でやってみるのも一興かと思います。是非このポテンシャル高い見事なジュヴレ・レ・コルボーをご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいポテンシャルです!・・さすがの1級!・・でも最低でも1年は置いてください。】


 グラン・クリュ・マジの区画の北に引っ付いた1級のレ・コルボーです。色を見るだけでもポテンシャルが匂ってくるような・・まぁ・・それなりのドメーヌなら悪いワインになるはずの無い区画ですが、やはりマジの様にタイトに仕上がることが多いのでしょう・・現状はやや硬さが見られます。

 でも解れてきますとスパイシーで野生の風味をトッピングした妖艶さも出てきて素晴らしい芳香になります。果実で言えば、ベリー系と言うよりも、ワイルドベリーと言いたくなるニュアンスです。

 色合いも濃く無く、薄く無く、中間的な感じです。非常にエキシーで、余分な贅肉を全く感じません。現状、硬めなので、ややほっそりとした体型からのスパイス感です。1年ほど経過して少し熟してくれば、現状やや細身のボディもグググっと膨らんでくるでしょう。中盤移行の余韻の美しさ、長さはもう、そのポテンシャルを充分に感じさせてくれる素晴らしいワインです。

 ギイヤールの他のコラムでも書きましたが、近年グングンとワインのピュアさ、美しさに磨きを掛けてきています。ノン・フィルターの効果でしょうか・・2009年頃までのギイヤールと比較すると、かなりの違いだと感じられます。価格も非常にリーズナブルで、今時マジの横の1級で・・こんなプライスです。5年寝かせるとかなり良くなりますが、真価を発揮するにはやはり7~10年必要でしょう。リーズナブルですがポテンシャルの高いワインです。是非ご検討くださいませ。

ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ

フランス Domaine Sylvain Pataille ブルゴーニュ
● シルヴァン・パタイユの2016年が入荷です。年々静寂の中の凄みを増してくる見事な味わいです。昨年の2015年ものではプライスが跳ね上がりまして、noisy も対応を苦慮してしまいました。

 言ってみれば、例えば「フィリップ・パカレ」がそうです。良い造り手だとは思いますし、長年に渡りご紹介を続けて来ました。しかし、余りの価格の上昇に対し、品質の不安定さとアイテムの余りの多さ、またエージェントさんの販売方法に対する不満などが有り、結局2015年は扱いませんでした。時に、

「・・これでグラン・クリュを名乗るか?・・造り手としてそう判断したのか?」

とか、

「・・・どうも日本に入ってくるもののテイスティング結果と現地でのテイスティングコメントが合致しない・・」

などが引っかかった訳です。


 半面、シルヴァン・パタイユに対する2015年ものの値上げと、それでも無理にもテイスティングを実行してのその結果、

「価格相応以上の素晴らしさを認めざるを得ない」

と言う結論に達して現在に至ります。


 2016年ものも早々に仕入、テイスティングしてみました。ただし、アイテムによってはバラしか入っていないものも有る位、入荷量は少ないですので、飲めないアイテムも出て来ています。

 皆さんが、

「マルサネのロゼでこの価格は無いだろ!」

と思われていらっしゃるに違いない、「マルサネ・ロゼ・フルール・ド・ピノ」の2016年は、たったの4本です。


 しかしながら、noisy に騙されたと思っても良いとご購入され、飲まれた方のほとんどが、

「いや~・・ビックリしました!素晴らしいですね!」

とご感想をいただける凄いワインなんですね。


 なので、流石にロゼと、もう入荷の見込めない「ランセストラル」には手を付けずご紹介だけ致します。


 しかしながら、普通の「2016年マルサネ・ルージュ」でさえ、トップ・キュヴェで有るそのランセストラルに続いている見事な印象を含みます。2016年の想像上のネガティヴな印象は全く無いです。

 どこまでもとことん美しく静寂の中に凄みを潜める見事なワインでした。その上で、ロンジュロワの冷ややかな美しさ、クロ・デュ・ロワの甘美な美しさは、そのテロワールを見事に発揮し表現されています。

 もう、マルサネと言うアペラシオンを下に見るのは止めましょう!・・特にシルヴァン・パタイユのワインはそうするべきです。どんなジュヴレ=シャンベルタンも、彼のマルサネ・ワインの前には輝きが曇るでしょう。是非お早めにご入手いただけますようお願いいたします。


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 マルサネの素晴らしい造り手をご紹介します。鬼のようにピュア・・どこまでも純粋です。数年に渡るご紹介は、その間の品質向上により、もう noisyのお客様には、シルヴァン・パタイユの素晴らしさは浸透しているものと思います。
 ところがです!・・事件です!

 待ちに待った、待望のシルヴァン・パタイユ2015年の案内がラシーヌさんから有りまして、ワクワクしながらリストを見ると・・・

「・・何・・これ・・?マジすか・・?」
と、声にならないような唸り声を上げてしまいました。

「・・滅茶苦茶値上がりしてる・・」

 そうなんですよ。2011年ものは「セール」までやった位、認知さえもされていない状況で、非常にリーズナブルでした。村名マルサネは3千円プラスアルファ程度・・だったと記憶しています。直近の2014年でも売価で4180円でした。

 マルサネ村名はまだ良い方で、クロ・デュ・ロワなどの区画名付クラスになると、20%に届こうかと言うほどの「アップ」振りに、もう・・呆れてしまいました。

 そりゃぁ、毎年、テイスティングするごとに凄みを増して来ますから、少し位の値上げは判らない訳でも無い・・ワイン屋ですから、日々の為替レートもチェックしていますし、当然ながら蔵出し価格のアップも有るでしょうから・・ね。

 それにしてもこの値上げは厳しい。せっかくお客様に認知され始めたドメーヌです。2014年ものでもそれなりの値上げが有り、さらにこの2015年ものでこれでは、お客様の納得を得るのは非常に厳しいと思いました。これでは数年掛けて頑張ってご紹介させていただいてきたこと自体が無意味なものに成りかねません。


「・・もう、これはどうしようも無いか・・諦めるしかないか?」 

と自問自答の繰り返しで、発注どころの話しじゃ無くなってしまいました。


「・・せめてリストにする前に話しをくれればなぁ・・」


 で、結局やらない訳にも行かず、売れないことも見こさなければなりませんから数量を抑えて発注し、テイスティングもどうするか・・、決定は後に延ばして仕入れすることになった訳です。


 まぁ・・気が重いですよ。少ない数量でテイスティングせざるを得ないとなると、まるで利益が出ません。ましてや販売が全く振るわないとなると、昨年以前の寄与率が有りますから、大きな痛手になってしまいます。それでも、

「少なくとも1~2本は飲まないと何も判らない・・」

と、テイスティングを始めた訳です・・・


 で結局のところ・・いや、長々と状況説明をしても始まりませんので、結論を申し上げます。
「もう、この値上がりは仕方が無い。シルヴァン・パタイユのポテンシャルを考慮するならこの価格は妥当なものである!」
とさせていただくことにしました。

 ・・・だってね・・このもの凄い色、見てくださいよ・・

 これ、クレモンジョ2015年です。まるでランセストラル2013年のような、とんでも無く純で、振幅の大きなアナログ的無階調のグラデュエーションを見せています。

 息を飲むような美しさです。ミネラリティが美しく、果実の表現も美しく、序盤~終盤、余韻に掛けての表現は、まるで美しい音色を聞かされているかのようです。

 これを飲むと、ルーミエさんのアドヴァイザーをしていると言うシルヴァン・パタイユの存在が理解出来るような気になってしまいます。勿論、昨今のルーミエさんのワインも素晴らしいです。

 しかし、シルヴァン・パタイユもドメーヌを持っています。同じ造り手同士で、今やブルゴーニュ最高の造り手とまで言われているクリストフ・ルーミエさんは、少なくともシルヴァン・パタイユを同レベル以上に感じていなければ、

「シルヴァン・パタイユの言うことを100%信じることは無い?」

んじゃないかと・・思い当った訳ですね。

「高いから止めようかな・・」

と思われた方、一度だけ村名マルサネを飲んでみて、もし何も伝わってこなかったら、上級キュヴェはそのままスルーしていただいても構いません。

「いつものように・・noisy に騙されてみるか・・」

と思える方、是非とも色んなキュヴェを飲んでみてください。


 この素晴らしい色合いから、何かを感じた方は是非とも飲んでみて欲しいと思います。


 ワイン屋としましては、この値上げは非常に痛い・・。しかし、noisy が感じたように、


「・・ん・・これなら納得できる!」

と、多くの方がおっしゃってくれるものと確信しています。


 素晴らしい2015年シルヴァン・パタイユでした。新着発行の前日までテイスティングを続けていますが、まだ終わっていないキュヴェも有ります。しかしながら・・もう・・結論出来るんです。

「神掛かって来た・・」

などと大げさなことは言いたく無いですが、一度は諦めかけた noisy を元に戻したほどの「超絶な美しさ」が有ります。


 是非とも各コラムをご覧いただき、ご注文いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



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コート・ドールの北端、ディジョンの南わずか数kmに位置するマルサネ。とかく、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの高質なものと比べられて、骨格や厚みが乏しく、評価されることが稀な地域。

 しかしながら、この地でも世代交代のさなかに、素晴らしい造り手が登場しました。まさに、「呉下の亜蒙にあらず」(三国志演義)で、旧容を一新しての登場です。温暖化に伴い、コート・ドール北端のこの地は、好ましい環境に変化していることもあり、一昔前のイメージをがらりと変えてしまうような、マルサネのご案内です。

 シルヴァン・パタイユ(33歳)は、シュノーヴ村に数代続くブドウ栽培の家に生まれました。小さな頃から祖父のそばに張りつき、畑で遊び、セラーで樽をころがすのが何より好きで、自然にワイン造りの道に入りました。しかし、自ら醸造・ビン詰をしたのは、シルヴァンの代になって初めてのことです。1997年から醸造コンサルタントを始め、1999年に1haに満たない大変古い畑(マルサネ・ルージュ・ラ・モンターニュ)を祖父から引き継ぎ、2001年にドメ ーヌ・シルヴァン・パタイユを興しました。

 醸造コンサルタントとしての才能は評価が高く、現在15ものドメ ーヌで、コンサルティングを行っていますが、自身のドメ ーヌの栽培面積は15haあります。ほとんどの畑は、賃借契約ですが、コンサルタントの仕事のおかげで、人脈に恵まれ、樹齢の高い恵まれた畑を契約しています。

 2008年からは一部ビオディナミで栽培を始め、野生酵母で発酵、清澄をせず、軽く濾過をしてビン詰をします。味わいの奥に温かさとエネルギーを感じさせ、ミネラルがしっかりと味わいを支え、緯度の高さからくる涼やかさがあります。派手で濃縮された技巧的なピノ・ノワール酒とは程遠くて、バランスがよく、美しい果実味を備えた繊細な味わいが身上です。亜硫酸の使用量も大変低いため、一口味わっただけで、自然派の考えで造られた完成度の高いワインであることがわかります。とりわけ、樹齢の高い最上のプロットから生まれる《ランセストラル》は、シルヴァンの腕の素晴らしさを感じとることができます。全梗で、2年に及ぶ醸造で造られ、マルサネよりはるかに格上のワインと、ブルゴーニュの専門家の間でもっぱらの評判です。

 良いコンディションを保ち、持ち味を存分に発揮できるように、注意深く扱えば、きっとブルゴーニュの新たな味わいが目の前に現れ、驚きに満ちた喜びを感じることができること、間違いありません。私は、このワインの到着を、毎日心待ちにしていました。通関が切れ次第、スタッフ一同で味わうことを楽しみにしています。だって、本当はピノ・ノワール酒が大好きなのに、なかなか、心に響く味わいに出会えなかったのですから。
合田泰子


≪合田泰子のラシーヌ便り_no89 3月号より≫
■ドメ ーヌ解説
 幼い頃からトラクターに乗ったり、セラーの中でバリックを転がして運ぶことを夢に描き続けてきたシルヴァン・パタイユは、その夢を現実とするためにボーヌの専門学校で醸造を専攻した後、ボルドーの学校で醸造を学びます。卒業してからの4年間を醸造コンサルタントとして複数の(有名な)ブルゴーニュのドメ ーヌで務めます。1999年にわずか1ヘクタールの小さな畑ですが古樹の植わった畑を購入し独立します。2001年に正式にドメ ーヌ・シルヴァン・パタイユを設立。ゆっくりと着実にドメ ーヌをつくり上げ、現在15ヘクタールを所有しています。

■栽培
 シルヴァンはドメ ーヌを立ち上げた当初から、手作業で草刈りなどの耕作をおこない、それは環境への配慮のみならず土壌により健康的な栄養バランスをもたらすと信じてきました。2007年から有機栽培を実践し2008年から試験的にビオディナミ栽培に取り組んでいます。

■醸造
 若く知的なシルヴァンは細部にまでとても敏感で丁寧であり、各キュヴェはそれぞれのキュヴェごとに分けて取扱い、非常に注意深くヴィンテッジ・コンディションを考察します。したがって、彼にとって一般論でワイン醸造をすることは不可能です。彼は、全房を発酵させて樽(バレル)や大樽(フーダー)で熟成させて赤ワインとなる、自然酵母の存在をを強く主張しています。真のテロワールを表現するため、熱心に醸造を勉強し、多様なドメ ーヌのメソッドや醸造哲学を調べ、実験や試作を柔軟に行うなど、努力を少しも怠りません。




2017 Marsannay Rouge l'Ancestrale
マルサネ・ルージュ・ランセストラル

15071
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
マルサネ
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ
◆◆◆リアルワインガイド第68号 今飲んで 93 ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2023~2050
■エージェント情報
 このワインは非常に長期熟成のポテンシャルを持つワインです。マルサネのなかでも3つのClos du Roy 、Clemengeot 、Les Ouzeloyという一流の場所にある、樹齢65歳から80歳という古木から選りすぐられたブドウが使われています。この、非常に神経を集中させて造られたワインはビン詰まで通常はまるまる2年間セラーで寝かせられます。ヴィンテッジの状態によっては、シルヴァンはほとんど全房または100%全房で発酵させます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥14,990 (外税) 
【素晴らしいヴィンテージの最高のマルサネです!・・シルヴァン・パタイユにしか造れない見事な出来!】
 2017年もののシルヴァン・パタイユは、

「区画名無しの村名マルサネでさえ・・パーフェクト!」

と思えるような見事なバランスで到着しましたので、お客様にもその旨お伝えしたところ、やはりマルサネ村名ワインとしては過去最高の本数を販売させていただきました。誠に有難うございます。

 勿論ですがもっと数量が確保できれば、今もまだ販売しているに違い無いのですが、結局最後まで買ってしまいましたので、流石にもう・・有りません。

 今飲んで滅茶美味しい区画名無しのマルサネはもう有りませんが、このランセストラルも見事な仕上がりをしていました。

 赤に黒を混ぜ込んだ、非常に美しい色合いをしています。透明なミネラルコーティングをしているような、普段の仕上がりとは少し異なるように思います。

 柔らかな土由来のテクスチュアを芯に持ち、その透明なミネラリティだけでは無く、鉄や希少金属などを多分に含んだミネラリティが、その芯を囲っているかのようです。

 気品に満ち、ドライながら旨味が有り、チリチリと舌先、舌脇に感じられるそれらのミネラリティが、このワインの複雑な構成を現わしています。果実的で有り、花的でも有り、将来的には香水のようになって現れてくるに違いない、見事なノーズが有ります。

 今はまだ、とてもこの複雑な構成をまとめ上げ切れる「時間」は無かったと、ワインが話しているかのようですが、この2017年ランセストラルを飲んだ全て方が、

「・・そうだよね・・」

と話しかけている姿が想像されます。

 非常に高質で素晴らしい出来だと思います。是非5年ほどは置いていただき、ワイン熟成の仕上げをお願いいたします。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【・・味筋で一番近いのはもしかしたら最近のメオ=カミュゼ?かもしれません・・】

 シルヴァン・パタイユがドメーヌ・ルーミエのアドヴァイザーをしているのはご存知かと思いますが、ルーミエでさえ、パタイユの影響と受けている訳です。

 そして2012年頃からダンジェルヴィーユがグググっと素晴らしく成り始め、2015年で頂点に達した・と感じていますし、今までは、硬いし武骨だしエレガントじゃないから・・

「・・やらない」

と言い切っていたデゾネイ・ビセイでさえ、余りの変貌ぶりに仰天して2015年を扱わせていただきましたが・・フィネスさんのエクスクルーシヴの有るブルゴーニュの生産者の向上振りは、全く半端ない訳ですね。


 そんなところには、やはり様々な人間関係が影響しあっていると思われますが、その震源はこの人、シルヴァン・パタイユなんじゃないかとさえ思ってしまいます。


 で、昨今のメオ=カミュゼのワインの素晴らしさは、これまたnoisy の甘言に乗った方ならもうご存知ではありますが、甘言に乗らない方々には、

「・・カミュゼでしょ?・・不安定だよね・・」

とは思われるかな?


 もう、そんな姿はどこにもなく、どんな造り手よりもエレガントで、コアが有り、荘厳で、雅です。ひっくり返る旨さです。特に1級以上は青ざめちゃいます。

 で、むしろ、シルヴァン・パタイユに一番似ているのは最近のメオ=カミュゼじゃないか・・と思うんですね。僅かに樽は弱く、しかし、よりピュアなスタイルでは有るかと思いますが・・。

 2016年ものは非常に少ない・・今までは少なくとも2ケース、通常は3ケースは仕入れていたランセストラルです。お早めにお手当くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【兎に角ゲットしておいてください。納得させられる、してしまう存在感の有るワインです。】

 こちらも余りに高価になったのでテイスティングしないつもりで仕入れたものでして、でも余りの他のキュヴェのポテンシャルに、

「やっぱり飲みたい!」

となってしまったんです。


 なので、他のキュヴェの仕上がりを見たらもう・・圧巻なワインに仕上がっているはずです。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。ご参考にされてください。
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【これは村名ワインです!しかしどんな凄いワインよりも偉大かもしれません。】

 そうです・・これは村名のワイン、しかもマルサネと言うコート=ドールの北の端の忘却されたアペラシオンです。

 それでもnoisy のところでは皆様のご支持を沢山いただいておりまして、2013年ものも約4ケース程販売させていただきました。非常にスケールの大きい、濃密ながらもしっとりした凄いワインです。

 2012年ものはピュアで濃密、どこまでも純粋さが感じられる大きな構造で、今飲むには少し辛いほどの要素の複雑さが有りました。

 2013年ものはそのヴィンテージ背景を受けてか、到着直後からもう絶妙な素晴らしさを見せてくれました。こんな美しさの凝縮には出会ったことが無い!・・と。

 2014年ものは何故か非常に少なく、2013年ものの約半分しか入手できず、それでも入荷量の何十パーセントを分けていただいた換算になるそうです。今のところはそんな訳でテイスティングも出来ていない状況です。


 リアルワインガイド第56号は今飲んで92、ポテンシャル94と、2013年もののポテンシャル点94+には及んでいませんが、ほぼ同じ高い評価と言って良いでしょう。しかしながら、リリース直後からその美しい真の姿を垣間見せていた2013年ものとは・・おそらく違うでしょう。

 むしろ、超絶にドライで超絶に濃密、超絶に大きさを感じさせてくれた2012年ものに近いスタンスと想像されます。リアルの徳丸さんも、「味わいが塊・・<略>・・ミネラルも塊、塊祭り」と評していますので、noisy が感じた2012年ものに近いと思っています。

 当然ながら、何かが無いと抜栓できるようなワインでは有りませんが、近年言われる温暖化の影響で、

「もしかしたら将来、マルサネはコート=ドール随一の産地になる」

かもしれません。


 フィリップ・シャルロパンはマルサネに育ち、しかしマルサネを半分諦めたかのようにジュヴレに移ってしまいましたが、マルサネの畑を綿密に調べ上げ、マルサネこそ素晴らしいテロワールだと信じたシルヴァン・パタイユだからこそ、この偉大な「ランセストラル」を造ることができたのでしょう。

 このランセストラルも無比なワインです。是非ともご検討くださいませ。



 以下は以前のランセストラルのレヴューです!
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【シルヴァン・パタイユが・・ついに登り詰めた!?!これは絶対飲みましょう!!】

 呆れるようなぶっといボトルに入った「マルサネ」です・・。ボトルの底から出っ張っている凸 の部分も半端無く・・高いです。シルヴァンは、高い熟成能力があると判断して、丈夫なボトルを使用しているのでしょう・・これだけでかなりコストも掛かっていると思います。

 2012年のランセストラルは・・非常に少なくて、それでも結構な量を販売させていただきました。

 物凄い・・呆れるほどの凝縮さ、複雑性を透明掛かったミネラリティでコーティングした、今はとても飲めないような硬く締まったワインでしたが、これまた呆れるほどのポテンシャルを感じさせてくれるものでした。

 余りに凄いので、2013年も必ずテイスティングしようと・・まぁ、こちらのコストもかなりのものなんですが、このように美しいものには弱いもんで・・飲んでしまいました・・。

「・・・素晴らしい!」

 息を飲むような赤い静寂、そこから少しずつ・・美しい糸が解れてきます。1本・・また1本と。その1本の糸には、やはり美しい色彩が描かれています。

 決してゴクゴク飲めるようなワインでは有りません。少し口にに含み・・その美しさを長い時間掛けて楽しむことが出来る、マンモスなポテンシャルを持っています。

 そして、2012年と大きく違うのは・・今飲んでも飲めちゃう!

 これにはビックリしました。2012年ものは、余りの果皮の凝縮度に、口内、鼻腔、鼻の粘膜の受容体が付いていけず、また、ややタイトに締まっていますので、結構辛い部分も感じたものでした。なので、異常に凝縮して凄いが「今は飲まないで・・飲むなら長い時間を掛けてゆっくり」と言うコメントになった訳です。

 ですが・・これは、現状でもこのランセストラルが持っている美しさの極一部でしょうが、その要素だけで充分過ぎる満足感を得られてしまうんですね。

 美しさを何十層にも重ねていて、その裾を見ている、感じているだけなのでしょうが・・実に旨いし、エレガントだし、複雑なんですよ。複雑性・・と言うのもちょっと語弊が有るかもしれません・・何せ、その複雑な姿が美しいんですから・・。


 noisyの感覚的には、何とかこの2015年の内は、この感じを持続できると思います。ですので、呆れんばかりの無二の美しさを試すには、何とかなる期間じゃないかと思います。年末までの間、出来るなら、じっくり寝かし過ぎず、休ませる程度にして、クリスマスなどのワインとして飲めると思います。

 しかもシルヴァン・パタイユのこのランセストラルは、一切の化粧をしていないようなスッピン美人ですので、例えば通常は合わないはずの秋刀魚の塩焼きとかも・・行けちゃいます。今回はランセストラルでは秋刀魚は合わせませんでしたが、下記でご紹介させていただいているフルール・ド・ピノと秋刀魚で合わせました。・・いや、実に旨いです。そして嫌な匂いにはならないんですね・・。フレデリック・コサールのサン=ロマン・ルージュでやったら絶対合わないでしょうが、シルヴァン・パタイユでしたら、村名マルサネ以上でしたら秋刀魚の塩焼き、行けちゃいます。一番はこのランセストラルとフルール・ド・ピノでしょう。(この辺はフルール・ド・ピノのコラムに記載予定ですが・・)

 そんな、魚介にも合わせられるほどのピュアさを持ちつつ、ナチュラルなニュアンスも持っている、呆れんばかりのポテンシャルを持った、どんなワインにも似ていない凄いワイン・・それがランセストラルです。絶対値としての価格は高いですが、こんなに安いワインは無いとも思います。是非経験してみてください。お奨めです!


ドメーヌ・ドニ・ベルトー・エ・ベルトー=ジェルベ

フランス Domaine Denis Berthaut et Berthaut-Gerbet ブルゴーニュ
● お待ちかね、日本のワインファンの多くも注目している話題の「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」の2017年ものが入荷しました。

 ドメーヌ・ドニ・ベルトーを継ぎ、ドメーヌ・フランソワ・ジェルベからヴォーヌ=ロマネを中心とする稀有な畑を継承し、かつまた、ジャン=ルイ・シャーヴ、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティ、プリューレ=ロックで研鑽を積み、自身の畑を開き目まぐるしい活躍をしている夫、ニコラ・フォールを栽培長に迎えたアメリー・ベルトーです。

 どうやら結婚指輪は、非売品のD.R.C.の2007年バタール=モンラッシェのボトルに隠されていたようです・・・って・・

「バタール=モンラッシェの瓶詰の時に仕込んだの?・・いや・・ボトルの口径と指のサイズ・・どっちが太いのよ・・ってか、大体にして入るかいな?」

などと他人事でどうでも良いようなことも考えてしまいました。・・いや、キャプスュル内かな~・・ボトルの底かな~~・・どっちなんだろ・・。


 世界中で注目されているようですが、何せ・・

「価格が安いのに滅茶美味しい!」

ですから、注目されない訳が無いですよね。


 何せ、2017年ものはほとんどが値下げ?・・です。上のキュヴェはもともと無いので安くなったのかは判りません。


 で、noisy も2017年もの・・決して多くは無い数量ですが、頑張ってテイスティングさせていただきました。ただし、フランソワ・ジェルベから受け継いだ畑の方は、元々少ないですので・・飲める数量では有りませんでした。申し訳ありません・・が、こちらはもう、ずっとヴォーヌ=ロマネを継続的にテイスティングしており、万全だろうと判断しています。


 2017年のベルトー=ジェルベは、

「大充実!」

です。


 2013年のエレガンス中心のワイン、2014年~2015年の充実のワイン、2016年の努力のワインから、またさらに大きくステップアップしているように感じます。

 2017年よりニコラ・フォールが参画したことで、もっとビオ的に、全房発酵的な味わいになって行くだろう・・などと想像していましたが、

「・・そうでは無いらしい」

と言うことが2017年を飲むと良~~く・・判ります。


 あくまでニコラ・フォールは栽培長で有り、「畑と葡萄の面倒を見る長(おさ)」だと言うことが伝わって来ます。

「ま~・・なんて凝縮した美しい葡萄なんでしょ・・」

と感じられると思います。


 醸造自体は、通常の発酵と、おそらくスタータを使用しつつの全房発酵を組み合わせたもので有って、その割合は5:5から7:3の間位か・・と感じます。違ったらすみません。あくまで想像です。

 ですので、どちらの特徴も有りつつ良い部分を出すような造りで、例えば2013年辺りの造りだと、最初から滅茶美味しいが、そんなに長い期間の貯蔵には耐えられないかも・・と感じますが、2017年ものは、今までよりも到着が2~3カ月早いことも有りますが、比較すれば少し仕上がり切ってはいない部分を残しつつも、最初からかなり美味しく、しかも、

「滅茶長熟であるに間違いない!」

と言う、ワインの本質の部分を大きくブラッシュアップされていることが判ります。


 濃密なんだけれどもエレガンスをきっちり内包し、香りは最初から何とも中太に官能的でスピードが有り、アロマティックなニュアンスを多く含んだ味わいを残しつつの終盤から余韻が何とも素晴らしいです。そのうえで、この人は、

「キッチリとテロワールを感じさせてくれる」

のが素晴らしい・・。


 まぁ、言ってしまえば、まだアメリー・ベルトーとしての味わい、ワインの方向性が確定していない・・揺れている・・と言うことなのかもしれませんが、どうやら・・

「超本格派!」

を目指しているのが本心なのでは無いか・・と思うんですね。


「力を抜いて優しい味わいに仕上げたい」

などとは、全く考えていないと思います。それがビシバシ・・伝わって来た2017年でした。


 ただし、数は余り多くは有りません。のんびりは出来ないと思いますので、お早めにご検討くださいませ。超お勧めします!・・是非各コラムをご覧の上ご注文ください。


■2017年エージェント情報
 不作続きからようやく少し救われるかと思いましたがスタンダードキュヴェが少し増えはしたものの上のキュヴェの少なさ、2016年と変わらない少ない数量…世界的な引き合いの強さでしょうか。

『2017年は結果としてとても美しい年、決して難しいことはなかった。成熟度、果実のバランスが取れており、良い品質になりました。』
(アメリー・ベルトー)

 大幅な収穫量減となった2016年、2017年も同様に懸念されていた霜害は幸いにも避けることが出来ました。理由として、2016年ほどの寒さではないこと、湿気が少ないため霧が少なかったこと、畑の空気を循環させるだけの風があったこと、そして何よりも2016年を経験した生産者たちの準備が実った年なのです。霜害対策として畑で藁を燃やすなど徹底した仕事が2017年の結果に繋がりました。

 霜害の危機を乗り越えた後、温暖な成育サイクルによって健全かつ久しぶりに量にも恵まれたミレジムとなりました。陰影があり、奇麗な果実によるエレガンスのある2017年の個性は、まさにベルトー・ジェルべの魅力が存分に引き出されたと言えるでしょう。

 また、この年から伴侶となるニコラ・フォール氏が栽培担当者として参画しています。敢えて説明するまでもないことですが、晴れてアメリーの伴侶となった二コラ氏は Chave.DRC. Prieure-Rochといった名門で栽培の研鑽を磨いた実力の高い生産者で自らも小さな畑に愛情を注ぎ自分の名義でワインをリリースしています。16ヘクタールの畑を一人で管理していたアメリーにとって公私共に素晴らしいパートナーとなりました。

 2013年、フィサンのエレガンスを体現した綿菓子然とした彼女のワインは、しなやかで瑞々しい果実と重力感のない質感で驚かせてくれました。

 “フィサンの新星”と称され数々のメディアの注目を集めたアメリーですが、その可愛らしい外観に奢ることなく、もっと出来ることを常に模索している求道者のようでした。母方の畑を引き継ぎ、配偶者を得てステップを重ねるベルトー・ジェルべ。彼女を見続けているワイン商のベッキー・ワッサーマンは

『偉大なドメーヌの孵化』

という言葉を彼女に用い、もはや新星ではなく、偉大な造り手への成長を確信した賛辞を送っています。そして近年注目を集める新進の小さなドメーヌやマイクロネゴシアンと比較して家族の名前と畑に対する責任を背負った強さを指摘しています。

 アメリーと二コラ、二人の宝物であった2007年のDRC Batard-Montrachetを二コラに勝手に抜栓され怒り心頭だったようですが、ボトルの底に隠されていた結婚指輪を見て忘れられない思い出になったようです。二人でのスタートとなる2017年、また今後も目が離せなくなりそうです。

株式会社オルヴォー


● ファンの多いアメリー・ベルトーの2016年ものが入荷です!実に美しいエキス系ブルゴーニュで衝撃的なデビューを飾った2013年から4ヴィンテージ目の2016年。厳しい年だと皆が思っていたに違い無い訳ですが、ようやく続々と到着し始めた2016年ものを飲んでみれば、

「・・・一体どこにネガティブさが有るんだ?」

と思わざるを得ない状況だったわけですが、それでもまだお若いアメリー・ベルトー嬢ですから、一抹の不安と言うのは拭い切れない・・いや、どちらかと言えば「孫を見るじいさんの目」のような、そんな心持ちだったのかもしれません。

 到着を待ちきれずに飲んでみれば・・

「・・えっ?」


 そうなんですね・・もう、いや、またこの2016年はジャンプ・アップしたんじゃないか?・・としか思えない仕上がり。それを毎日テイスティングできる喜び・・も一塩どころじゃ有りません。

 ただし・・飲んでみて感じたのは・・「男」の存在です。

「・・・やっぱり、あいつか~!」

みたいな・・(^^;;


 こうなると唯のヤキモチ焼きの持てない男のヒガミにしかなりませんが、あのD.R.C.を手伝いながら、自身のドメーヌを興したニコラ・フォールの影がチラホラと飲んでいても見えてくるわけです。

「・・似てるよな~・・」

 そう・・今やワイン・ファンの間でも引っ張りだこなニコラ・フォールのワインに凄く良く似ているんですね・・。まぁ、アメリーの彼氏がニコラだと言うことは知っていましたが、2015年までは・・ね。そこまでな感じじゃなかったんですよ。

 ところがですが、もうACブルゴーニュの栓を抜いた途端・・アメリーだけじゃなくてニコラまで飛び出して来ちゃったんですから、ビックリしてしまいます。

「そんなこと言ったって・・ニコラ・フォール、飲んだこと無いし・・」

と言われる方にはこんなフレーズはいかがでしょうか。

「・・誤解を恐れずに言ってしまえば、ほんのり脱力した(リキミの無い)フーリエ!・・をよりナチュラルにした感じ。」

なんですね。旨くない訳が無いじゃないですか。


 それで今日、もう明日にはこの記事をご紹介でアップしなければならないリミットなもので、

「あそうそう・・リアルワインガイド第63号をご紹介するのを忘れてる・・」

ことに気付き、確かベルトーも掲載されているはずと、ページをパラパラと読みだしてみると・・なんと・・


「2017年からニコラ・フォールが栽培長として加わった」

と書いてあるじゃぁ無いですか!


 それに加え、

「アメリーちゃんが一皮むけた。進化した。次のステージに上がった・・・云々」


「・・・やられた・・noisy が感じたことをそのまんま・・先に書かれた・・」


 ハッキリ言って、本当の話しです。今かなりショックです・・Facebook には、そのようなことをしっかり書いてしまいました。おそらくそれを見た皆さんは、「リアルワインガイドの受け売り」と思われたでしょう・・(TT

 まぁ、そんなことはどうでも良いんです。2016年のアメリー・ベルトーは、よりナチュラルになっていますが、危険なニュアンスはゼロです。ニコラ・フォールに凄く良く似ている・・と言うのは、ある意味ではD.R.C.タイプだと・・言うことですね。

 しかも厳しく言えば、ややリキミが有ったとも言えなくもない2014年、2015年のアメリー・ベルトーには無い、どこまでも透き通った美しいエキスが有ります。醸造的にはおそらく・・セミMCかな?・・と思わせるような軽やかさと、ほんの僅かだけ感じる舌先のガスが有ります。ノーズも柔らかく、鈍重さは皆無、かといって構造的に薄っぺらにならない軽やかさが、

「2016年のアメリー・ベルトーのジャンプ・アップ!」

と言う言葉になって出てきた訳ですね。


 思い掛けず徳丸編集長と同様な感覚を持ったテイスティングでしたが、それはきっと真理で有り、またその味わいが日本人の心にしみるものであることも感じさせていただきました。

 素晴らしい2016年でした。勿論ですが、今まで同様・・ベルトー=ジェルベのキュヴェは非常に少ないですので、テイスティング出来るほどは入っていません。こちらは制限・条件付きとさせていただきましたが、やはり少ないACブルで充分アメリー・ベルトーの美味しさを感じていただけます。是非飲んでみてください!・・ここまで来たか!アメリー・ベルトー!素晴らしいです。

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 お待ちかねの方も多いかと思います。2015年のベルトーが入荷し始めました。今回は上級キュヴェと、2015年の少ない作柄を埋めるべくのバックヴィンテージが少しだけ・・追加で有ります。

 2015年よりドメーヌ・ベルトーとドメーヌ・ベルトー=ジェルベのラインを一本化、「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」になっています。

 2013年ものはそのヴィンテージを背景にしたものが出たのか超エレガント、生き生きとして一体感の有る見事なブルゴーニュワインでした。大人気でした。

 2014年ものは2013年ものに比べやや大柄でしっかり、ポテンシャルとしては上回るものの、リリース時の味わいのバランスは2013年ものに及ばず、唯今成長中で現在、かなり良くなってきていると思います。

 で、2015年ものなんですが、ジェルベ家のヴォーヌ=ロマネ系ワインが増えたのは喜ばしいものの、全体数量が激減しており、1本~数本しか入荷しないアイテムが多く、また、ACブルやフィサンなどの量が有る程度見込めるベースキュヴェの到着が後になった関係で、全体像を見切れる状況では有りません。

 なので、今回はベルトー家のジュヴレ村名のクロ・デ・シェゾーと、ジェルベ家のヴォーヌ=ロマネ村名を飲ませていただきました。

 が・・困りましたね・・凄いポテンシャルなんですよ。

「エキス系でエレガントで美しかった2013年のスタイルをそのまんま濃密にした香しい味わい」

です。


 見切れないと言いつつも宣言してしまいましたが、これはもう・・早い者勝ちで・・すみません。詳細はコラムをご覧くださいね。

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 2013年に衝撃的なデビューを飾ったアメリー・ベルトーによる「ドメーヌ・ベルトー」「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」をご紹介します。すでにワイナート誌、リアルワインガイド誌にも取り上げられ、

「凄く変わった!」

と言われる「ドメーヌ・ドニ・ベルトー」の継承者・・それがアメリー・・愛らしく若い女性です。ワイナート誌に至っては、誰が取材したのかは判りませんが、

「正常な男性なら惚れてしまうほど美人!」
と言うような、ちょっと・・

「・・大丈夫かぁ?」
と言う気持ちにさせられるような形容をしています。

 まぁ、そんなことよりもですね・・実際にワインがどうか?・・が重要なんです。

 何てったって・・私らの世代で「ドニ・ベルトー」は知らない人はいないだろう・・と言うべきドメーヌです。最近はやっていませんが、「ドメーヌ・シェゾー」と言う造り手のワインは、ドニ・ベルトー始め、ルネ・ルクレールとポンソが造っていまして、各々シェゾーの畑を耕作、醸造し、製品の半分を自身のドメーヌで売り出し、残りの半分をドメーヌ・シェゾーに渡す・・と言うことをやっていたわけです。

 なので、ポンソが造ったグリオット=シャンベルタンとか、ベルトーが造った「ソレ」とか・・、区別が付かなかったんですよね。なので、飲んでみて・・

「あ、これ・・ポンソ・・間違いない!」
とか、
「ん?・・いや、ルクレールでしょ!」
みたいなことをやってた訳です。

 ドニ・ベルトーのワインは悪くは無いんですが、パワフルながらやや野暮ったく、リリース直後は手を出さない方が良い・・と言う判断をしていました。

 しかし、色々な情報を精査してみると、

「アメリーのワインとてもエレガント」
「ソフトなタンニンに仕上げたいと本人も思っている」

ようなことが判りましたので・・

「こりゃぁ・・まず、何としても飲まなきゃならん!」

・・で・・早速・・4アイテム、飲んじゃいました!これだけの少量しか入らない中での4本は、結構厳しいんですが、リアルもワイナートも現地試飲ですからね・・。僅かとは言え、少なくとも2カ月ほどのタイミング差、熟成差が有りますし、現地のコンディション=輸入後のコンディションでは無いですし、また、同じ銘柄名だとしても、現地試飲のアイテム=日本輸入のアイテム・・とも限らない訳です。(・・樽寄せの問題が有りますんで・・でも、ベルトーではフードルに戻して樽寄せし、均一化はしているようです。)

 それに、ヴォーヌ=ロマネの「ドメーヌ・フランソワ・ジェルベ」姉妹の娘がアメリーなので、何とジェルベのヴォーヌ=ロマネの珠玉のクリマを貰ってるんですね~!・・ヴォーヌ=ロマネ村名、1級プティ=モンに加え、なんと特級エシェゾーまで!


 で・・結局これはもう・・・

「素晴らしいので買うしか絶対ない!」
と言う結論に達した訳ですね。

 なので、上級キュヴェは非常に少ないので、限定条件を付けさせていただく・・ことにしました!・・初登場でこんなことは初めてかもしれません。素晴らしい味わいだと確信しました!・・是非各コラムをお読みいただき、必ずやお試しいただきたいと思います!購入して後悔することは無いでしょう。・・・でも買わないと後悔すると思います。



ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー…人気のアペラシオンは必ずキラ星のような造り手を擁しています。
傑出した造り手を持たないがゆえに、やや知名度に乏しかったフィサン村にアペラシオンを牽引するスターが誕生しました。
ドメーヌ・ベルトーはマルサネ村とジュヴレ・シャンベルタン村に挟まれたフィサン村を本拠地に7世代続くドメーヌです。
その歴史は19世紀の終わり、数ヘクタールのフィサンから始まりました。1974年、ヴァンサンとドゥニ兄弟がベルトーを相続し、フィサン、フィサン1級の畑を拡大していきました。
2013年、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・フランソワ・ジェルベを母に持つアメリー・ベルトーがボルドー、ニュージーランドでの研修を終え、7代目当主に就任しました。
母方のドメーヌ・ジェルベから一部の畑を相続しベルトー・ジェルベ(Berthaut-Gerbet)名義としてドメーヌ・ベルトーのラインナップに加えました。
今日ではフィサンを中心にジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネなど全て合わせて13ヘクタールの畑を所有しています。生産するワインの90%は赤ワインですが、フィサンの一部の区画にシャルドネを植樹しています。

栽培:ブドウは、ビオロジックの考えに基づいた理性的な方法で栽培します。
テロワールを尊重した安定した土壌のもとで栽培されています。
殺虫剤の使用は制限を設け、土には、化学薬品を使っていません。除葉、グリーンハーヴェストによりブドウの成熟が最適になるように風通しを良くしています。

醸造:厳しい選果の後、最小限の手数でコンクリートタンクで発酵させます。
約5日間の低温マセラシオン。天然酵母で発酵。
1日2回のルモンタージュ、発酵の最終段階でピジャージュして優しく抽出。
約5日間のポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)
ほぼ全てのワインは1.500~3.000リットルの大樽(フードル)でマロラクティック発酵。春に樽に移します。
新樽はほとんど使用せず、最大で24か月と比較的長い熟成期間を要します。

【メディア情報】

 アメリーは私が訪れた昨年7月以降、いくつかの変更を決断しました。
『2015年は私の祖母から新しい畑、シャンボール1級、クロ・ド・ヴージョ、そしてヴォーヌのスショを引き継ぎました。それに伴ってこの2015年から私たちのワインは祖父母の名前を残したベルトー=ジェルベ名義へと変更することにしました。』
2015年について
『とても素晴らしい経験になりました。収穫は長期にわたり、9月7日に始まり、10月21日に終えました。
最後の収穫となったブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイは雨が降り終わるのを待ちました。この年は雨の後のブドウの方がより良かったかもしれません。フィサンのレ・クレイは収穫を雨の前と後の二回に分けました。これがどのような違いとなるかとても楽しみにしています。
これらの赤ちゃんのようなワイン達は、早い段階から高い糖度だったにも関わらず、バランスが優れています。リンゴ酸が低いですが、バランスの良さが崩れることがありません。
私たちはルモンタージュやいくつかの全房発酵の比率を減らし、過剰な抽出を避けました。
残念ながら2015年は収穫量がとても少なく、畑によっては50%も収穫を減らしてしまいました。しかし、不幸中の幸いとして、葡萄は極めて健全だったために選果の必要がほとんどなかったのです。私たちは新しい選果台を準備していましたが、いらぬ心配でした。』
(ビル・ナンソン著Burgundy Report EXTRA! 2015-11より翻訳・加筆:オルヴォー村岡)

 読者の皆様は、かつて私が著書の中で“ドメーヌ・ベルトーはフィサンのジャック・フレデリック・ミュニュエである”と熱烈に賛辞を贈ったことをご記憶いただいているだろう。牧歌的なエチケットのイメージとは程遠い、豪快で大胆な本質を持っている。このドメーヌは驚くようなスピードで変化しているのです。
 ドゥニ・ベルトーの娘であるアメリが彼のドメーヌに加わった。ドゥニが畑を耕すため、伝統にのっとり、アメリに彼のトラクターを使用することを薦めたが、彼女はこれを拒否しました。アメリは自信の持つ自由な発想の元、蔵でワイン造りをすることを決めたのです。
 一方でドゥニの妻は、ヴォーニュ・ロマネにドメーヌを持つジェルベ姉妹の一人である。経営と醸造とで担当を分けていたが、両者とも引退し、現在はアメリと、彼女の2人の従妹がその後を引き継ぐことになった。
 現在、アメリはHautes Cotes de Nuits に1.5ヘクタール、ヴォーニュ・ロマネに1ヘクタールの畑を所有している。ヴォーニュ・ロマネの区画の中には、Vosne Romanee Petits Montsと、エシェゾーも1バレル(=1樽分)が含まれている。
 私はアメリに、2013年の雹がどのくらいドメーヌに影響を及ぼしたのか聞いた。彼女は、「フィサンは収穫量の約25%を失ったわ。でもCote de Beauneの被害に比べれば大した被害ではなかったもの。」
(ビル・ナンソン著Burgundy Report EXTRA! 2014-7より翻訳・抜粋)

ブルゴーニュの未来を担う10人のライジング・スター
ドメーヌ ドゥニ・ベルトーとして理解している読者もいるかと思います。2015年よりアメリー・ベルトーは父方のフィサンに加え、ヴォーヌ・ロマネの母方の畑もすべて継承することになりました。7代目ヴィニュロンとなるアメリーはボルドーやナパ・ヴァレーで研鑽を積み、堅牢なアペラシオンとして認知されていたフィサンに、寛容な柔らかさをもたらしたのです。例えば彼女の区画名入り村名となるフィサン レ・クロは冷涼感がありながらも新鮮な果実味がたっぷりとあります。(ヴォーヌ・ロマネには陰影があり、湿った土を思わせる一面もあり、このアペラシオンとして十分な表現を備えています。)
(PUNCH June 8.2016 Jon Bonne著 より 翻訳・加筆オルヴォー村岡)

Berthaut-Gerbet

ベルトー・ジェルベ 2016

 アメリーちゃんがひと皮むけた。進化した。次のステージに上がった。15年以上前に比べ明らかに中身がより詰まり、コア感が大充実してきた。スタイルもエレガンスと力を融合させた、とても魅力的なもの。毎日全力で畑仕事に取り組んでいる彼女は、RWGが訪問する時いつも決まってグッタリしている。畑仕事を抜け出しで対応してくれるのだ。申し訳ない気持ちで一杯になる(なのでRWGは、「いつも畑に全力!」という人が対応してくれる場合はアポイントをその日の最後か早朝に取る)。当日も18時のアポだったが、日の長い6月なので彼女は試飲後に畑に戻るのだ。

 その努力が年々確実に実を結んでいる。そして、16年に素晴らしいワインを造り上げた。ベルトー・ジェルベは現在畑を17haも持ち、20キュヴェも造っている。彼女が満足する畑仕事に対してスタッフは足りない。本当に大変な思いをしながらワインを造っているが、ボトルの中にその頑張りと情熱が美味しさとともに詰まっている。17年からはあのニコラ・フォールが栽培長として加わった。これからもどんどん進化していくだろう。アメリー曰く、

「生産量はドメーヌ全体で5割減。所有している区画が広範囲に渡っていることが幸いして半減ですんだ。果実がよく完熟していたのでいつもより全房発酵を多くでき、糖度、酸のバランスも申し分なし。凝縮感は15年よりやや欠けるものの、典型的なピノ・ノワールらしいワインとなった。出来上がったものに満足しているけれど精神的には辛く、まるで悪夢のようだった。作れなかったキュヴェはジュヴレ・1er・カズティエとジュヴレ・クロ・デ・シェゾー(8割減だったのでジュヴレ村名に入れた)。1er・ラヴォー・サン・ジャックは200本のみ、フィサン・1erザルヴレも壊滅的」。
リアルワインガイド63号より抜粋

 リアルワインガイド63号の掲載は例年以上に反響がありました。点数の高さよりも、造り手の姿勢にフォーカスして書いていただいたことがとても嬉しかったです。(どうしても美人ヴィニュロン的な記事ばかりで本質的なことを語られにくい)

 2013年、代替わりした際の衝撃的なデビュー。>当初来日したアメリーと都内のアポイントすら、ひと苦労だったことを思い出します。決して前評判の高い年では無かった2013年は、酒販店様のお力添えもあり舌の肥えたブルゴーニュ愛好家の方々からも有難い反響をいただきました。

 その後、国内外含めたメディアの高い評価もあり、露出が高まるにつれ、都合の良い時代のスター的な存在として語られてしまい名前が売れる代償として、彼女のヴィニュロンとしての才能と成長を丁寧に掬い取って伝えることが難しくなってきておりました。輸入元としての自戒を伴うジレンマを吹き飛ばしてくれる良い記事だったと思います。RWG誌でも掲載されていますが2017年からは、彼氏であるニコラ・フォール氏が栽培担当として参画しています。

 ニコラ・フォール氏の経歴についてはここでは触れませんが、彼女からも、ニコラ氏の才能の高さは聞いていましたので、更なる成長は間違いありません。ヴィンテージの個性を越えて、年々、造り手の成長を一緒に追って行けるのは輸入元冥利に尽きます。来日時、その愛らしいルックスを褒められても、全く関係ないと言わんばかりにニコリともせずワインの話を続けるアメリーの顔を思い出しました。


2017 Clos-Vougeot Grand Cru
クロ=ヴージョ・グラン・クリュ

14455
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・ドニ・ベルトー・エ・ベルトー=ジェルベ
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール 畑・土壌:0.06ha石灰岩、泥土樹齢:40~80年
醸造;5日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ、ピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)10日間。
熟成:マロラクティック発酵。新樽40%で樽熟成、エルバージュ17か月。 濾過、清澄せず。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【海外メディアは Vinous で94Points! 意外にニコラ・フォールの顔出しは少なく3割ほど?・・真ん丸パレットでエレガント!今飲んでもスイっと飲めちゃうバランスの良さが素晴らしいです!】
 こちらは2020年4月22日に書いています。ドメーヌ・ベルトー=ジェルベのアイテムの中でも、母方のドメーヌ・ジェルベから相続したヴォーヌ=ロマネ近郊のクリュものは余りに少ない入荷なので、村名ヴォーヌ=ロマネをテイスティングするのが「限度」になっていました。

 今回はインポーターさん(オルヴォーさん)のご協力をいただきまして、昨年末に続き2回目の荷で入って来た、とても貴重な「クロ=ヴージョ」をテイスティングできることになりまして・・有難うございます・・どんな仕上がりになっているのか、noisy の言葉でご紹介させていただきます。(今度は是非エシェゾーをくださいね~。)


 左の写真は大きさを調整したのみで、色味は全く弄っておりません。でも・・美しいですよね~。まぁ・・このところ色々有りまして iphone を新調したんですね。仲間内では、

「iphone が安い?・・安く売ってるったって・・高いでしょ。うちはタダでもらえるチープなので充分す。」

と言ってる方もいらっしゃいます。


 まぁ、考え方と IT の進み方、Webページの構成やサーバー管理など、色々と鑑みますと、チープなスマホはいただけません。

 画像も細やかで綺麗です。

 ただし、有機ELディスプレイのクセなのか、ちょっと黄色と言うか、黄土色が入りやすく、また、色味の調整をしないとそのまんま・・以前よりちょっと黄土色が出易いかな・・以前の方が自然な感じでは有ったか・・とは思います。なので、

「黄土色は今までより少し多めに入る傾向が有る」

と思ってください。


 香りの上がりが早いです。ストレスなく、しかしとても上品に感じるアロマです。ちょうどよく熟したベリーですね。ふんわりと柔らかく、ベルトーの北のワイン・・・フィサンやジュヴレよりも硬くなく、上品さも凄く良い感じで感じられます。

 上品なアロマをノーズに感じながら口内に流し込むと、中くらいの真ん丸なパレットを綺麗に描きます。ナチュラルさ半分、ピュアさ半分・・と言った感じ。とても優しいシャルム=シャンベルタンと、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショ辺りの1級を折半したような感じでしょうか。ブラインドですぐさま「クロ=ヴージョ!」と言うには勇気がいるかな?・・結構にクロ=ヴージョを飲んでいないと・・もしくはよっぽど知っていなければ、シャルム=シャンベルタンと言ってしまいそうです。

 やはりグラン・クリュの造りをしたワインで有る・・と言うのが良く判ります。でもそこには、

「もしかしたら?」

と思っていた、「ニコラ・フォールの姿」はさほど強く感じませんでした。・・ここも折半・・もしくは、アメリー3にニコラ1・・と言う感じ。

 滅茶苦茶良~くまとまっていて、スイスイっと喉を転がって行きます。余りにスムースなので・・

「この感じはシャルム・・だよなぁ・・」

と思ってしまいそうでも有ります。


 クロ=ヴージョは結構に「土」のニュアンスが出ているアイテムも有ったり、上部の良い畑だと「黒み」をもっと持った果実が結構に饒舌に出てきたりします。・・もしくは、もっと真っ赤な果実で香水っぽいニュアンスが黒っぽい土や果実と混ざったような感じの場合も有ります。タイトに締まった感じもします。ミュヌレ=ジブール、メオ=カミュゼなど。

 下部はもう・・様々です。当然ながらミュジニーがグラン=ゼシェゾーに近い上部が最高であるとされていますが、下部でも結構に素晴らしいクロ=ヴージョを造るドメーヌもいらっしゃいます。やや豊かな感じでしょうか。ジャン・ラフェやショパン・グロフィエ・・に掛かると、もう最高です。

 中部は、むしろこれぞクロ=ヴージョ!・・と言う感じ。綺麗な土っぽさと果実の競演ですね。もしくは上部と下部のブレンドと思っても良いかもしれません。シャトー・ド・ラトゥールとかリジェ・ベレール。

 またそれ以外の生産者は、中部と下部、上部と下部、上中下をブレンドする感じです。その昔、ルーミエさんも造ってました。今はローラン・ルーミエですね。上部の区画を主体に下部の区画をブレンド・・。

「それでなんで・・この出来?」

なんて言ってた気も・・(^^;;


 感じから言うと上部では無い・・もしくは上部は少ない・・中部~下部か、下部で樹齢が高く、適度な凝縮感とエレガンスがせめぎ合った感じか・・と思います。

 実にエレガントなので、今飲んでも美味しく飲めてしまいます。クラス感を大きく感じたいので有れば、5年ほど寝かせると良いかもしれません。トロミが出て来て・・そこに官能感も加わり、実に良い感じになるんじゃないかと想像しています。

 リアルワインガイドはクロ=ヴージョをテイスティングできておらずポイント無し。海外メディアは Vinous で94Points 飲み頃予想 2023~2038 と言う評価でした。


 今飲んでも納得して飲めるし、数年置いても良い・・そんなアメリーのクロ=ヴージョ2017!・・ご検討くださいませ!

 因みに、ベッキー・ワッサーマンさんのページに行くと、大きな写真でアメリーに逢えますよ。それに英語では有りますが、ベルトー家の、またアメリーの半生などが書かれていますので、是非ご覧くださいね・・あ、惚れてしまってももう遅いですから・・はい。

ベルトー=ジェルベ/ベッキー・ワッサーマン


 以下は以前のレヴューです。
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【リアルワインガイドも掲載無しの希少キュヴェ(0.06ha)!クロ=ヴージョ・グラン・クリュをアメリーとニコラがどう仕上げたのでしょうか!】(こちらは2016年もののコラムを掲載しています。)

 数々の2016年のドメーヌ・ドニ・ベルトーをテイスティングすれば、もし初リリースの2013年から継続して飲むことが出来ていたのなら、おそらく誰でも・・

「・・今までとは違う・・今までも美味かったが2016年はさらに美味しい!・・このピュアでナチュラルな味わいは・・どうして可能になった・・?」

と感じられるに違いありません。


 間違いなくそこにはニコラ・フォールの存在が感じられます。・・だって・・似てるんですもん・・(^^;;

 noisy のお客様はさしてニコラ・フォールには興味が無いようですが、noisy的には非常に買ってますよ・・彼の実力を。高いと思われたのかもしれませんが、ガメを混ぜたキュヴェなんぞ・・滅茶美味しいですよ。ニュイ=サン=ジョルジュもまだ売れずに残ってますけど・・決して高くは無い銘品だと思っています。

 その単なるニュイ=サン=ジョルジュの村名に過ぎないレ・ゼルビュでさえ、あの高みにまで持ち上げてしまうニコラ・フォールの、喜々として畑仕事に精を出している姿が目に浮かびます。

 ようやっと購入したニュイの村名畑だけでは無く、エシェゾーも、クロ=ヴージョも、そしてレ・スショもプティ=モンも扱えるわけですからね。

 言ってみれば二人は幼馴染なのでしょう・・母方の実家がフランソワ=ジェルベですから。そして少なくとも勤め先のD.R.C.に近いヴォーヌ=ロマネ近郊の畑では、彼の力が働いていたとみるべきでしょう。2015年のヴォーヌ=ロマネも滅茶旨くてビックリしましたが、ドニ=ベルトーのワイン群の中では少しだけ毛色が異なって見えたのは、きっとそう言うことだったのかな?・・などと邪推しています。

 非常に将来も有望、いや、もしかしたらもう、完成しているのかもしれませんが、noisy としてもそれを確かめられるほどの数量が入荷していない貴重なキュヴェです。是非アメリーのファンに、飲んでいただきたいと思います。


 以下は以前のコメント・レヴューです。
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【初めての扱いです!非常に興味が尽きないワインです。】

 左の写真は村名ヴォーヌ=ロマネですのでお間違い無く。

 ドメーヌ・フランソワ・ジェルベから正式に継承したクロ・ヴージョです。・・まぁ、ハッキリ言ってフランソワ・ジェルベなら買わないですが・・すみません・・アメリーのクロ・ヴージョなら飲んでみたい!・・と思ってしまいます。

 しかしながらリアルワインガイド第59号でも評価は掲載されず、飲めなかったのか飲まなかったのか、飲めたのに書かなかったのかは聞いてませんので判りませんが、いずれにしても、このクロ・ヴージョとエシェゾーがドメーヌ・ベルトー=ジェルベの二枚看板になるべくのワインです。期待せずにはいられないですよね。

 しかしながら、無二の特徴を持つ煌くヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュ達に対し、クロ・ヴージョもエシェゾーも、実はとても難しいワインです。造り手にとって・・です。

 本当に優れた造り手に掛かれば、多区画あるエシェゾーを上手くセパージュ出来るように持って行くでしょうし、上から下までそれなりに広いクロ・ヴージョにおいても、それは言えます。

 それでも、例えばかつての名手ドメーヌ・ジャン・ラフェのように、国道沿いの下部の区画から、素晴らしいクロ・ヴージョを造り出す方もいます・・いや、上手く行かなかった年も有りましたけどね。

 それに、かのミュヌレ=ジブールのクロ・ヴージョも、まぁ、皆さんはどう思っていらっしゃるか判りませんが、noisy 的には物凄いワインだと理解しています。トップ・キュヴェと言って良いとさえ思います。

 そんな綺羅星の如きクロ・ヴージョになったのか、もしくはフランソワ・ジェルベ的な仕上がりにとどまったのか・・非常に気になる訳ですね。

 勿論ですが、2015年はあのヴォーヌ=ロマネ村名でさえ、物凄い味わいにビックリさせられましたし、フランソワ・ジェルベ時代には単一区画の「オ・レア」としてリリースしていたキュヴェを格下げ、村名にブレンドしてしまいましたよね?素晴らしい色合いでしょう?

 2013年のヴォーヌ=ロマネには無かった、あの香しいミュジニーのようなフレーヴァーが、飲む人を魅了するはずです。noisyは、そんな鋭敏な感性と対処する能力がアメリー・ベルトーには有ると感じているんです。だからこそ、このクロ・ヴージョがクロ・ヴージョ足り得る味わいになっているのかどうか・・が気になって仕方が無い・・んですね。

 もしメアリーの真の実力を測りたいので有れば、このクロ・ヴージョが最良の選択と言えます。まぁ、価格はそれなりですが、グラン・クリュですから決して高くは無い・・訳です。飲めるようであれば飲みたいと思っています。皆さんも是非注目していただき、フランソワ・ジェルベでもドニ・ベルトーでも無い、アメリー・ベルトーのクロ・ヴージョの真の姿を見ていただきたいと思います。


2017 Fixin
フィサン

14441
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フィサン
ドメーヌ・ドニ・ベルトー・エ・ベルトー=ジェルベ
何と値下げです!2020/02/01(土)より出荷可能です。
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール 畑・土壌:3.6ヘクタール Clos du Village、Fixey、Aux Pres、La Sorgentiere4区画のアッサンブラージュ。石灰岩、泥灰土
樹齢:平均30~40年
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ。発酵の最後のみピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)5日間。
熟成:木樽でマロラクティック発酵。12カ月熟成。新樽0%。
呈すhチングコメント:ユラユラと水に垂らした絵の具が広がるようにベルトーの赤系果実はグラスから重力を感じない広がりを見せてくれます。A.C.ブルゴーニュと同じベクトルの構成ながら内在する構成要素が多い。現時点では中間の膨らみにまだ果実が追い付いていないですが明らかに潜在要素の質の高さが見える。中心に引き込むような要素の魅力、香りだけが持続する余韻。初期的な硬さがほぐれ、内向きのベクトルが反転した時の凄さが容易に想像できる。安易な表現ですが、ジュヴレ=シャンベルタン的な構成の強さ、市場価格を考えて本当にお買い得なワインだと思います。(2019年7月 村岡)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥4,350 (外税) 
【白みを多く持ったエレガント系ジュヴレ?・・と思ってください。滅茶安いを思います!しかも薫り高い!】
 2016年ものは4500円でのご案内でしたので、150円も値下げです。それだけでもリーズナブルですが、元々安いですので・・。

 ニュアンス的には2016年と同様、今飲んでも充分に旨いです。白い石灰が多めのジュヴレ=シャンベルタン的な味わいですね。鉄っぽさが少ない分、素直に「すっ」と口内を通り抜けて喉の奥を目指して行くような感覚です。

 しかしながら2017年ものはそこから・・「喉の奥を目指した液体が行う仕草」がちょっと違う・・んですよ。2017年ものは香気成分が非常に多いエキスなので、喉の奥に達したところから、鼻腔を通して感じられるアロマが凄い・・んですね。これは、実はnoisy がテイスティングしたキュヴェ、全部に言えることなんですが、グラスから立ち昇るアロマだけでは無く、

「鼻腔を通しても官能的な多量のアロマが感じられる。」

んですね。


 そして、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュもそうなんですが、白い石灰が創り出す余白が重要で、そこをこのフィサンが持つ鉄っぽさとかパフューム的なアロマが帰ってくる・・またそれが果実感として感じられる・・と言うことなんだろうと思います。

 まぁ、アメリー・ベルトー2017年、アイテム数が多く同時に何本か開けているパターンが多いので、抜栓すると美しいアロマがとたんに漂い、また次のボトルを抜栓すると、それまでのアロマに重なるように、少し異なったニュアンスのアロマが漂い、室内は香りの多重奏的空間に変身してしまいます。

 ジュヴレ=シャンベルタンを鉄分を少し除きやや軽くして、赤い果実のノリを良くし、すこしスタイリッシュにした感じと言って良いと思います。

 それでも2017年ものは「重厚」かと思いますよ。本格派と言って良いでしょう。これはお勧めです!早めに楽しみたいかたは是非このフィサン村名、お試しくださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【女性らしい優しさに満ちた味わい・・が洗練されています!】

 新樽を使わない、ある意味、何の化粧もしないストレートな美味しさだけで勝負に出ている・・素晴らしいキュヴェです。

 2015年ものは有り得ないほど無くて・・マグナムなんか造っちゃってましたから・・12本しか入らず、結局テイスティングを諦めた経緯が有ります。非常に少ないとされる2016年ものは、フィサン村名に関しましてはある程度、確保できました。

 確保できたから売りたい・・訳では有りません。美味しく無ければ買わなきゃ良い訳ですし、美味しく無いものをお客様に押し付けたところで、次が無い訳ですから・・そんなことはしません。

 で、2年ぶりに飲めたアメリー・ベルトーのフィサンは・・やはり旨いですね・・。これからのフィサン、マルサネと言った、ニュイ北部のアペラシオンの優位性は、温暖化とされる世の中でさらに高まって行くでしょう。

 グラスの写真も・・今回の2016年のベルトーの写真につきましては、

「色味の調整は一切していない」

です。撮ったまんまを切り取ってサイズ調整だけして掲載しています。なので、ほとんど無加工です。


 味わいの系統は2016年のアメリー・ベルトー、そのまんまです。おそらくほぼ全房発酵、重くならず、しかしエレガントでキッチリ抽出出来ていますのでエキス味が旨いです。

 アロマのスピードも速く、そして柔らかで、トップ・ノーズを嗅ぎ、グラスを置くまで・・しなやかな流れの中で物語を見せてくれます。

 果実感もしっかり有るのに、それを言いたくない気持ちです。「フィサン」と言うアペラシオンをキッチリ伝えて来てくれているように感じるからですね。

 そして、この先のドメーヌの行く末が、かなりの期待を持って感じられます。・・・ホントに美味しいと思えるからです。


 アメリー・ベルトーと言えば、やはりこのテイストじゃないかな・・と思いますよ。リアルワインガイド第63号は今飲んで 90+ ポテンシャル 91+ 飲み頃予想 今~2038 と・・ビックリの評価です。でもnoisy も

「まったく(ほぼ)同評価」

です。

 ただのフィサン村名に 91+ なんて、以前はまず考えられなかったと思います。是非飲んでみてください。超・・お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【2015年はマグナムも有りますが・・ブティーユがたったの12本・・。エレガントさ満載のワインですが飲めずにすみません・・】

「フィサン村名がたったの12本って・・」

 ショックです。売れ線なんですがこれだけしかないんです。マグナムを6本いただきましたが・・滅茶旨そうですよ・・。

「蝋封に紙巻」

で届いています。ドメーヌ・ベルトー=ジェルベの上級キュヴェの扱いですので、


「よっぽどしっかり仕上がったはず!」

と予想しています。


 まぁ、ブティーユとマグナムの味わいが大きく違うことが多いのは周知の事実では有りますが、多くのワインファンはマグナムをちゃんと保存できる環境を持っていませんよね。

 ですが、人間が5人以上集まってワインを飲む機会が有るのでしたら、


「マグナムは非常に有効!」

と言うことが出来ます。


 ブティーユはやはり4~5人分ですから・・一杯ずつ取ると残りは本当に少ないです。


 ましてやマグナムを造ったと言うことは、それに値するキューヴが有ったと言うことです。そうじゃなきゃ元々取れ高が多く無い2015年に造るはずがないんですね。


 で、今までの自身のレヴューを見返してみましたが・・2015年のフィサン、やはり飲んでみたいと思ってしまいました。2015年のベルトー=ジェルベは、ヴォーヌ=ロマネのジェルベが持っていた畑の影響を大きく見せていますから、その「差」が出ないはずの「村名フィサン」は教えてくれるはずなんですね。

 でもまぁ、フィサン・レ・クロは開けましたんで、何とか想像は出来るところには居る訳です。

 何しろとてもリーズナブルでどこか優しく、ベルトーらしい味わいのするフィサンも気になるでしょう。是非飲んでみてください。マグナムも是非ご検討くださいね。



 以下は以前のレヴューです。
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【2013年を大きく超越!ポテンシャル高い素晴らしい味わいです!超お勧め!】

 エレガントでフィネスたっぷりのやや軽量級フィサンだった2013年です。2016年の夏の現在、表情がさらに出てきて非常に美味しいです。

 ジュヴレ=シャンベルタンの北にあるフィサンはブロションの村を挟む関係でしょうか、ジュヴレに似てはいますが、鉄っぽい鉱物系のニュアンスは少なくなり、やや大人しく優しい感じになります。それが特徴でも有りますが、どこに目線を持って行くか・・どうしても有名なジュヴレとの比較になってしまうのか、欠点として捉えられる可能性を持っています。

 2014年のアメリー・ベルトーのフィサンは、そんな2013年の柔らかく優しくエキシーな味わいを大きく上回り、ジュヴレ的な鉱物系ミネラリティも多く備えていると言え、よりダイナミックな仕上がりになっています。

 色合いも良いですね・・。輝いてますね~!・・比較すると良く判ります。より赤が強く、透明感の強いミネラリティの成分も非常に多く感じられます。とてもドライで、普通ならちょっと男勝りな辛さの強い味わいになってしまうところ、酸の構成バランスが良く、またジュヴレ的な旨みも備わり、かなり旨いです。

 2014年のA.C.ブルゴーニュやA.C.オート=コート同様、輸入のタイミングで1~2カ月早く到着していますので、そんな部分の強さ・硬さも同様に持ってはいるんですが、アペラシオン的な部分でフィサンのソフトさも有るので、そこでも現在でも非常に良いバランスと言えます。また下のクラスからフィサンに移ると、クラスが上がったことが確実に判るほどで、

「おっ!・・さすが村名!」

とテンションも上がることでしょう。


 期待されたアメリーの2014年ですが、テイスティング出来た4アイテムを飲む限り、非常に良い出来です。是非ご検討くださいませ!超お勧めです!

 
 以下は2013年のフィサンのレヴューです。
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 ・・これも目茶旨いです。透明感のある非常に美しい赤紫の色調です。この色合いの味わいをイメージしてみてください・・そのまんまの味わいです。

 暗い色で、何となく「どよ~~ん」とした照りのワインが多いフィサンのワインに有って・・

 もしくは、重量感は有るけれど過熟から来る弱さの目立つワインが多いフィサンのワインに有って・・

 このアメリーのフィサンは、全く健全、ピチピチと活き活きした酸(酸っぱくはない)と、軽やかさと、快活さとフィネス、ディテールの表情の美しさに満ち溢れています。

 まさに「プティ・ジュヴレ」的な「フィサン」ですが、重さを回避してフィネスを表現できているという、非常に有り得ないワインになっています。

 例えば、今も一緒にご案内させていただいている、メオ=カミュゼのフィサン2013年・・余り売れていませんが、実はかなり美味しいんですよ。

 でも、これはメオのフィサンとも大きく違います。充実した酒格をしっかり表現したメオのフィサンに対し、同質な酒質とは言えますが、アメリーのフィサンは、

「全く重くない・・エレガンスを重視したフィサン」
に仕上がっています。

 ブルゴーニュ・プリエールと比較すると色調が全然違いますが、それはおそらく、テロワールと畑の格の違いなんですね。
 ジュヴレほどでは重いものでは無いにせよ、フィサンも金属的、鉄っぽさが有り、やはりそれは色合いに影響してきます。ブルゴーニュはまったくフィサンやジュヴレを感じさせない・・どちらかと言うと、ヴォーヌ=ロマネ、シャンボール辺りのエレガントなニュアンスです。

 その延長上にこのフィサンも有り、非常にエレガントで軽やかな「ふんわりワイン」に仕上がっています。そして、中域の膨らみと清冽な水の余韻、エキスの「桃」のニュアンスは同じ・・!・・これも非常に旨いです!


 リアルの徳丸さんは88 89と言う、フィサンにしては高い評価をしています・・が、noisyなら間違い無く「今飲んで」 も 「ポテンシャル」も90点オーバーです。「フィサンの個性を残しつつ、ひたすら優しくてエレガント」と表現されていますが、全く同感・・です。

 フランソワ・ジェルベの個性を持ってきたようだ・・のようなおっしゃり方もしています。ジェルベもね・・やりたい部分もあるんですが、問題有りなので今のところ手を出していません。でも、ベルトーがこれだけ素晴らしいと色々考えさせられます。

 一方、ワイナート誌の78号では、「フィサンは軽すぎると思ったが・・」と記載されていました。まぁ、見解の相違、もしくはテイスティング時期の違い(おそらく半年以上前)ですので、仕上がり切ってない状況での見通し不良じゃないかと思います。軽いことは軽いんですが、軽快さはエレガントさと言う良いベクトルを持っていますし、軽過ぎてスカスカじゃぁ無いんですね。しっかりした中身のある要素を持ちつつの軽快さとご理解ください。反対に言えば、もしこのフィサンをより重量感のある方に力技で持って行ってしまったとしたら、外殻と低周波が反応する部分だけの、中域の無い、腑抜けた味わいになってしまったでしょう。それはフィサンの1級でさえ良くあるパターンで、大柄なワインにしたいという造り手のエゴが露出した結果です。こちらはむしろ、アッサリと抽出しフリーランのみで仕上げたグラン・クリュワインのようなエレガンスを持っているとさえ思います。近いのは、まぁ・・ずいぶんと飲んではいませんが、ロベール・シリュグのグラン=ゼシェゾーのような軽い抽出がなされた高級ワインのタッチだと思います。

 この・・完全エキスに昇華したフィサン・・是非飲んでいただきたいですね・・本数は限定です。お早めにどうぞ!



2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14446
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ドニ・ベルトー・エ・ベルトー=ジェルベ
何と値下げです!
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール
畑・土壌:0.95ha 深い石灰岩、泥灰土、小石の多いLes Craisの区画とLa Burieの2区画
樹齢:40~50年
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ。発酵の最後のみピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)7日間。
熟成:マロラクティック発酵後、15カ月樽熟成。(新樽30%)、濾過、清澄せず。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥6,390 (外税) 
【複雑で大柄、ややクラシックに仕上がった、クロ・デ・シェゾーまで混ぜ込んだ村名ジュヴレです!】(こちらは2016年もの以前のレヴューです。)
 2016年のフィサン、ジュヴレは非常に厳しかったようです。特にジュヴレでは、

「ラヴォー・サン=ジャックは生産量200本と極少量、レ・カズティエはエージェントさんにバラで3本」

と言う状況で、あれだけ沢山有った村名ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・デ・シェゾーは壊滅的、ワインに出来た分はこの村名に混ぜたと伝わっています。

 なるほど・・となるとどうなんだろ?・・と思いますよね。因みにリアルワインガイド第63号は、

「今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 2020~2043」

と、かなり高い評価です。


 noisy的な感覚から言いますと、

「テイスティング出来た数アイテムの中で、このワインだけが異色。」

で有って、むしろ、今までの・・と言いますか、2014~2015年までのアメリー・ベルトーの味わいの系統に引き継いでいます。

 グラスの色合いを比べますと、随分違いますよね。・・そりゃそうです。クロ・デ・シェゾーも混ざってますから・・。なので、急遽クロ・デ・シェゾーの写真を探したところ・・2013年ものしか見当たりませんでした・・すみません。でも、左の写真は2013年ものクロ・デ・シェゾーです。

 遅熟させざるを得なかった2016年ですので、何となく重厚さがミネラリティを覆っているように見えるかな・・と思います。

 で、2016年のアメリー・ベルトーのワインには基本、出来るだけ全房発酵を心がけているようで、その名残りが感じられます。しかし、このジュヴレ=シャンベルタン村名には余り無いんですね。全房発酵に持って行くことが出来なかった、もしくは回避した、全房発酵のキュヴェの割合が少なかった・・と言うことが挙げられると思うんですね。

 なので、非常に複雑で重量感が有り、しっかりした味わい・・・クロ・デ・シェゾーが正にそうなんですが、そっち系統の味わいで有り、あまりニコラ・フォールの影を感じない味わいに仕上がっています。

 それは結果として好き嫌いは有っても良い、悪いでは有りません。その分、ややタイトに仕上がっていますから、少し熟成待ちを強いられるかな?・・と感じる訳です。

 リアルワインガイドもこのキュヴェについては「2020年から・・」と言っています。noisy的には、この冬、一旦ある程度は落ち着くにしても2019年にはまた締まると感じられますから、やはり同様に2020年から・・と言う評価になります。ポテンシャル点もほぼ同様、今飲んで・・の評点は下げるかもしれません。


 いずれにしましても出来は非常に良く、しかし2016年のアメリー・ベルトーの中ではタイトな仕上がりでした。少し休養させてからお楽しみくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【数が無くて飲めませんでしたが、クロ・デ・シェゾーの出来を考えるとこの村名で充分と想像できます。】

 左の写真は村名ジュヴレでは無く、ジュヴレのクロ・デ・シェゾーです。お間違い無く。

 何せ非常に少ない2015年のベルトー=ジェルベですので、村名ジュヴレでも12本のみ・・。クロ・デ・シェゾーとどっちを飲むか、クロ・デ・シェゾーも飲まないで販売数を優先するか・・普通はそうなんでしょうが、やはり2015年のベルトー=ジェルベの仕上がりをある程度見極めるには、ドメーヌ・ベルトーから引き継いだ畑ものとドメーヌ・ジェルベからのものの両方をテイスティングしないと叶わないと思ったんですね。

 実際、飲んでみて良かったです。2014年ものは力強い仕上がりでポテンシャルは2013年を上回るとしても、やや硬めに仕上がったため、リリース直後のバランスとしては、メアリーのワインが持つ美しさを削っていたんじゃないか・・とも思えた部分も有ります。

 2015年のクロ・デ・シェゾーはコラムにも書きましたが、非常に饒舌です。エキスが非常に充実していて、旨みもたっぷり有り、2013年ものを美しさはそのまま「濃密」にしたような味わいでした。

 それを考えると、やや内向的な性格を持つ村名ジュヴレは、むしろその性格が良い方に出るかもしれませんで、

「丁度良い」
「エレガンスが前面に出ている」

と言うような感じじゃないかと想像しています。


 リアルワインガイドもこのワインは飲めなかったようですから、クロ・デ・シェゾーの評価から評点をマイナス1点~0.5点するならば、今飲んで 89~89+ ポテンシャル90~90+ と言うような感じになるでしょう。まぁ、クロ・デ・シェゾーの90~91Pointsをそのまま信じれば・・と言う限定では有ります。

 数の無い2015年、貴重な村名ジュヴレです。是非ご検討くださいませ。


 以下は2014年以前のこのワインのレヴューです。
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【旨い!!ジュヴレの個性とアメリーの個性の融合度が素晴らしい!!】

 素晴らしい仕上がりになった2014年ジュヴレ=シャンベルタンです。

 リューディ・レ・クラとラ・ブリをブレンドしている・・とテクニカルに書いてありますが、レ・クラは村の北の端に近く、ラ・ジュスティスと接しています。ラ・ブリはプレソニエールの北で、村のほぼ中央付近、どちたの畑もディジョンからボーヌに向かう国道の東に有ります。プレソニエールは村名の区画とACブルの区画の両方が有りますが、ご存知のようにジョセフ・ロティの畑はA.C.ブルです。

 レ・クラはどんな畑か良く判りませんが、接しているラ・ジュスティスは豊かでやや鉄分の少ない感じの豊満なキャラクターと理解しています。ロティさんのプレソニエールはやや硬く、早飲みには適しませんが、1~3年の熟で激変しますんで、接しているラ・ブリですからその辺りも参考になるかと思います。

 2013年のジュヴレ=シャンベルタンは・・まぁ・・めっちゃ旨かったです!フィサンにやや不足感を持つのであれば、2013年ジュヴレは全く欠落感のない、そして中盤から終盤にかけて、しっかり押してくる旨みが幸せなワインでした。何しろ数が無く、すぐに完売してしまったので、どうしようも無かったんですね。

 まぁ、エージェントさんも

「・・えっ?・・こんなに・・受けるの?」

と、アメリーがドメーヌ・ベルトーを継いでからのお客さんの反応に驚いていました。


 実は今回の2014年のお披露目でエージェントさんで「A.C.ブルゴーニュ」「A.C.フィサン」を飲ませていただいた時、エージェントの社長さんと少しお話しをしたんですが、

「アメリーのワインを現地で飲んだ時、やった~!と思ったんですが、これほどまで受けるとは思わなかった」

とおっしゃってました。


 彼は昔から旧知の仲なんですが、

「そろそろお互いに引退せんと・・次が出辛いよ」

などと言ってました。


 まぁ、そりゃぁそれは良いんですが、次が育ってない・・と言うか、育つ気が無い?・・と、どうにもならんとも・・。

 それについては彼も同感のようで、

「それはうちも同じ。今の人(ワイン屋さん、ワイン関係者)はやる気があってもワインを飲む機会が少ないし、自分で創れないし、ワインも高いからうちらの時のように高級ワインが気軽に飲めないしね・・」


 そんな会話をしてきました。エージェントさんも何かと大変です。ブルゴーニュワインは値上がり続けているし、良い造り手と取引するのは至難の業ですし、取引を長く続けることも重要ですしね。


 でもそんな中での「ベルトー=ジェルベ」ですからね。A.C.ブルで2千円台、フィサン4千円、ジュヴレ5.5千円と言うのは、まともなドメーヌものの中では「最安値」と言えます。


 で、やはり2014年の出来が気になりますよね?・・悪い訳が無いじゃ無いですか・・素晴らしいですよ。もっともやはり、昨年のような9月のご案内では無いので、少し時間が不足している感じが有ります。

 基本的には2013年とほとんど一緒で、エキスがキッチリでた味わいの中にポツポツとジュヴレ的な濃い赤のベリーやチェリーが浮かんで来て、やや重厚な鉄っぽいニュアンスを受け取りつつ、フィネスの有るしなやかな舌触りを受けつつ、鼻に抜けて行くやや重量感を含む石灰系のミネラリティを楽しみつつ、長めの時間、減衰感の素晴らしさも堪能できる・・そんな感じです。

 出来れば2013年ものと同様に9月以降の抜栓をお勧めしますが、今飲んでも非常に美味しいので、飲んじゃっても良いかと思います。ただし2013年よりも確実に大きくポテンシャルが上の分、また、輸入から時間が経過していない分、やや強さを感じるかと思います。その分が優しさに変わるのがそれ以降・・と言うことだと思います。

 非常に良い仕上がりでした。美味しいです。是非ご検討くださいませ。こちらは再入荷はほぼ期待できません。


 以下は2013年ジュヴレ=シャンベルタンのレヴューです。
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 今一度・・集合写真です。左からブルゴーニュ・レ・プリエール、フィサン、ジュヴレ=シャンベルタン、ヴォーヌ=ロマネ・・です。

 左から順に色合いは濃くなっているように感じられるかと思います。でも良く見るとやはりジュヴレは「黒」っぽい色合いがより強いですよね。ヴォーヌ=ロマネは濃いですが、むしろ「赤」が強い感じです。

 で・・申し訳ないが、このワインも・・絶品です。味わいのトーンは他のアイテムと同様・・。

「軽やか」「ドライ」「ソフト」「エキスがピーチ」「(最後の最後の・・)余韻が清冽な水」

 これはアメリーのワインに共通するものです。

 しかし、皆さんもなじみの多いジュヴレのワインですから、ジュヴレ的な特徴もしっかり感じられるでしょう・・。

 と言うよりも、ジュヴレのテロワールがそれだけにしっかり現れている・・もしくは、畑がそのようなパワーを強く持っている・・ということなのかもしれません。

 やはりジュヴレの鉄っぽさ、スパイスはノーズ、中盤、余韻に掛けて、上記のアメリーのワインの特徴部分に入り込んでいます。それだけポテンシャルが高くなっている・・ということなのでしょう。

 ピュアでソフトなんですが、ややソリッドな鉄っぽさが食い込んで来ている訳です。なので、より幅の有る味わいであり、縦構造の伸びも大きくなります。 フィサンが非常にエレガントに感じるかもしれません・・しかし、このジュヴレも、ジュヴレの厳しい構造を見せつつも、非常にソフトでしなやかな、アメリーのワインの味わいがします。

 1本飲んじゃいましたので11本しかないです。エージェントさんにも無いそうです。この機会に是非・・お試しください。「ブルゴーニュを飲んでから決めよう・・」などと言ってると無くなっちゃうでしょう・・(^^;; 旨いです。お早めにどうぞ。

ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・エティエンヌ・クルトワ)

フランス Domaine les Cailloux du Paradis (Domaine Etienne Courtois ) ロワール
● 久しぶりのレ・カイユ・デュ・パラディです。2013年から三男のエティエンヌさんに代替わりしています。

 まぁ、黙っていても届くだろうと思っていたんですが、どうやら知らずにシステムがいつの間にか変わっていたようで、黙っていると届かないと言うことが判りました。

 で、今回は希少な割り当て分をかなり頑張ってテイスティングしてみました。5~6本位ずつしか入荷が無いところにかなりのアイテムを開けましたので、基本的には大赤字ですが仕方が有りません。久しぶりに・・オル・ノルムまで飲んじゃいました。

 でも飲んでみて良かったです。親父さんの時代も良かったですが、ビックリするほど・・滅茶良くなってましたよ。美しく張りのあるボディにはミネラリティが漲り、濃密なエキスから果実や様々な有機物のニュアンスの表情がクッキリと浮かぶ素晴らしいものでした。

 親父さんのクロード・クルトワ時代の最初の頃は、今一つピンと来ない時も・・実は稀に有りました。それでも長い間にはそんなことも無くなり・・何よりRacines と言うキュヴェの歴代を飲まれればお判りかと思いますが、

「滅茶苦茶美しい!」

と感じていただけると思うんですね。

 ラシーヌさんがエージェント名を Racines と付けるほど思い入れも有る造り手でも有ります。今回久しぶりのご案内になりましたが、是非飲んでみていただきたい素晴らしい造り手です。


■エージェント情報

【ドメーヌについて】
 クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきた。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のレ・カイユとレ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得た。

 奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。2013年より三男のエティエンヌが醸造責任・運営を担っている。

【畑について】
栽培:ビオロジック
認証機関:ナチュレル・エ・プログレ
土壌:粘土質、シレックス

【醸造について】
 「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っている。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしている。

 彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっている。すべてのワインが、醸造過程で亜硫酸はまったく使用していない。キュヴェによってはビン詰時に亜硫酸を微量入れるが、ほとんどが非使用である。



N.V.(2017) le Meslier Saint Francois Blanc V.d.F.
ル・メリエ・サン・フランソワ・ブラン V.d.F.

15088
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・エティエンヌ・クルトワ)
品種:メリエ・サン・フランソワ100%植樹:2000年代位置:標高110m土壌:粘土質、シレックス
醸造
木樽で醗酵木樽で18ヵ月熟成

20種以上の品種がアソンブラージュされている、ラシーヌ・ブランに使われきた品種を、モノ・セパージュで醸造するという、クロードの長年の構想。彼の友人が書いてくれた、それぞれの品種のスケッチがそのままエチケットになっている。 メリエ・サン・フランソワは、蒸留酒用品種としても好んで使われる、特に酸の高い品種。
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¥4,400 (外税) 
【実はこの品種、結構に・・ブランスの地を旅して出来た個性有るものなんですよ・・味わいも実に置く深いものが有ります!】
 ル・メリエ・サン・フランソワ と言うのは品種です。ムスリエ・サン・フランソワとか、その中のスを入れないで表記されていたりするので、ほとんど皆さんも知らない品種かと思います。

 大まかに解説・・語っちゃいますと・・いや、ウィキを見ただけですが・・(^^;;、

「シュナン・ブランはジュラのサヴァニャンが親」

なんだそうです。

 なので、シュナン・ブランはトゥルソーやソーヴィニヨン・ブランが兄弟。

 そして、グーエ・ブラン(・・Gouais Blanc これについてはいつか書けるでしょうか?実は偉大なる母葡萄なんですが劣悪なワインにしかならずに栽培禁止になっていた品種なんですが・・)とシュナン・ブランの交配で出来たのが、どうやらこのル・メリエ・サン=フランソワなんですね。

 なので、

「シュナン・ブランが父親でグーエ・ブランが母親」

と言うことになりますね。


 で、このル・メリエ・サン=フランソワですが、シュナン・ブランっぽいかと言うと・・全然と言うか、まるでと言うべきか、それとも造り手がクルトワだから・・と言うのも有るのかもしれませんが、バッキバキに美しいんですよ。

 「激重」のボトルで腕をプルプルさせながらグラスに注いで、やっとの思いでボトルをテーブルに置き、一嗅ぎすると・・いや、結構に重厚なアロマです。腰高では無く、複雑性の高い香りです。

 シャルドネよりもやや重心が低いでしょうか。中域はシャルドネが太く、その下の帯域が太いです。そこからキュッと一旦締まるような感じの帯域のまま、超高域まで細くなって行く感じです。

 何しろクルトワの造りが美しすぎる性で、品種の個性をしっかり捉えることはムズイのですが、それでもこのワインが、非常に美味しいことだけはしっかり判ります。何せ、全くのドライでして、甘みは全く有りません。ロワールでそれをやってしまいますと、ほとんどのものが「平板」な味わいになってしまうんですが、ミネラリティがしっかり有り、酸もしっかり、その構成も充実しているからこそ、この美味しさに仕上がるのかと思います。

 また、非常にピュアながらもナチュラルで、全く破綻が見当たらないのが「クルトワ」の素晴らしいところです。

 グーエ・ブランと言う母方の品種は、近代前には「栽培禁止」とされるほど「ダメダメ」で、烙印をおされてしまったお母さんなんですが、シャルドネも、ガメもアリゴテも、オーセロワもムスカデも、そしてロモランタンまでものお母さんだったようで、

「近代ブドウ品種の母親」

と言えるのかもしれません。

 そしてサヴァニャン-->シュナン・ブラン-->ル・メリエ・サン=フランソワ と言う流れもまたそそられるもので、サヴァニャンと言う、個性の塊みたいな凄い葡萄の血を引いていることを、このワインのどこかで感じていただけたら楽しいんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。



N.V.(2015) Camille Blanc V.d.F.
カミーユ・ブラン V.d.F.

15089
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・エティエンヌ・クルトワ)
■エージェント情報
品種:ロモランタン100%土壌:粘土質、シレックス
マセレーション後、40カ月熟成

クルトワ家に植えられている数ある品種の中でも、エティエンヌが特別に愛着を持っているロモランタン。2015年に誕生したエティエンヌの息子カミーユの名にちなみ名付けた。
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¥4,400 (外税) 
【クルトワのロモランタン種による長いエルヴァージュのキュヴェです!】
 すみません・・これは飲めてないです。数が無いので・・。

ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・クロード・クルトワ)

フランス Domaine les Cailloux du Paradis (Domaine Claude Courtois ) ロワール
● こちらはジュリアンのお父さんの方です。皆さんもご存知かと思います。

Les Cailloux du Paradis
レ・カイユ・デュ・パラディ
地域:Loire
地区、村: Touraine トゥーレーヌ
造り手:Claude Courtois クロード・クルトワ
HomePage : http://vinscourtois.free.fr/
創業年:1995年
歴史:
 クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきました。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のLesCailloux レ・カイユとLes Paradis レ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得ました。

ドメーヌ解説:
 奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。

栽培:ビオロジック/ビオ認証取得(ナチュレル・エ・プログレ)
栽培品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
醸造:
「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしています。
彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっています。すべてのワインが、醸造過程でSO2はまったく使用していません。キュヴェによってビン詰時にSO2を微量入れますが、ほとんどが非使用です。
自社畑面積:6.1ha
年間平均生産量:24000本

2016 Racines V.d.F. Blanc
ラシーヌ V.d.F.ブラン

15086
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・クロード・クルトワ)
品種:ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ など
位置:標高110m、南東向き土壌:粘土質、シレックス
醸造
木樽で30ヶ月の熟成
クロードの代表作、ラシーヌ・ルージュの白品種バージョン。年々、ブレンドする品種の数は増えており、15種類を超える品種が入っている。
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¥5,200 (外税) 
【ロワールで使用できる品種を限りなく加えて仕上げた見事なアンサンブル、ロワール中流域でトップの白です!】
 ムニュ・ピノの「むにゅっ」とした感覚とか、ロモランタンの、何とも言葉にはし辛いもののロモランタンらしい存在感とか・・(^^;; そんな特徴有るロワールの白品種を、

「これでもか!」

と言う位に詰め込んだ上で・・

「・・えっ?・・こんなに凄いバランスを造れるんだ・・」

と驚くほどの仕上がりを感じさせてくれるのがこのラシーヌ・ブランです。


 ムニュ・ピノ...美味しいですよね~・・。noisy も大好きです。確実にシャルドネとは異なる風情を感じさせるのに、

「・・あ~・・美味しい!」

と思っちゃうんですよね。


 ロモランタンは、何か未だにどう説明すれば良いのかわからない位、パレットの形が歪んでいるように思いますが、それがまたロモランタンらしくて好きです。

 そんな品種たちを「いっしょくた」にした上で、

「ビックリするようなバランス!」

に仕上げたのがこの「ラシーヌ・ブラン」です。


 この近くには・・と言っても結構離れてはいますが、「シノン」が有り、ロワール支流の「ジャニエール」が有ります。品種はシュナンですよね。

 この平地に近い・・起伏は有るとしても・・ソワン=アン=ソローニュの地で、「むっちむち」で「ほんのりオイリー」で「むちゃくちゃドライ」で「物凄くバランスの良い」白ワインに出会える・・としたらどうでしょう?

「・・でもちょっと高いよな・・」

と思われるかもしれませんが、絶滅危惧種に近いような品種を丹精込めて育て、この見事な白ワインにしているとしたなら、決して高くは無いと感じます。

 ある意味、品種の個性を生かしたキュヴェを多く造るクルトワが、品種の個性を見極めて仕上げるのが、この「ラシーヌ・ブラン」なんですね。個性を殺さず、アンサンブルを生かす!・・と言うことが、きっとこのワインから伝わってくるはずです。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


2016 Racines V.d.F. Rouge
ラシーヌ V.d.F.ルージュ

15085
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ロワール
ドメーヌ・レ・カイユ・デュ・パラディ(ドメーヌ・クロード・クルトワ)
■エージェント情報
品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、 ピノ・ノワールなど植樹:ガメ1969年、カベルネ・フラン1969年、 コ1999年、ピノ・ノワール1998年位置:標高110m、南東向き土壌:粘土質、シレックス
醸造
バリックで30ヶ月の熟成

 フランスでは強烈な信奉者から支持される。一口飲めば、そのあたりの優しさに2杯、3杯とすすんでしまう。1995年から造り出し、2015VTは20周年となる、クロード・クルトワの代表作。文献を調べ、ロワールでは現在は植えられることのなくなった品種を、20種以上アソンブラージュしている。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥3,980 (外税) 
【表面張力の高いムッチリとしたテクスチュアの滅茶美しいルージュです!】
 このところのクルトワは神掛かったワインをロワール中流で造っています。個人的には、昔はそんなに「綺麗だ」とは思えず、「複雑性が高いが飲みにくい」と捉えていました。今や昔・・です。

 この、美しい色合いやグラデュエーションを見ていただければそれは伝わって来ると思います。

 そもそもこのクルトワの畑は、ブルゴーニュ的な「丘陵のワイン」では無いと思われ、むしろボルドー的にな川の傍の平地に近いものです。ただし、ロワールの川も分岐していますし、このソワン=アン=ソローニュの地も2つの川が合流する手前に有り、まさに、

「ボルドー的地形」

 と言って良いんじゃないかと思うんですね。


 しかしながら、その味わいは見事に「ブルゴーニュ的」です。若い時は単一ピノ・ノワールによるブルゴーニュワインよりもブルゴーニュらしいかもしれません。見事なベリーやプルーン、チェリーと言った果実を感じさせてくれます。

 現状で非常にピュアで、しかもナチュラルながら、一点の曇りも感じられない見事な仕上がりです。

 今飲んでも非常に美味しいんですが、5~10年ほど寝かせると、結構に変化するんですね・・。ただ美しいだけじゃない、非常に味わいの深い複雑な表情と香りを出してくれます。

 この価格は安いんじゃないかと思いますよ。

「クルトワ?・・有名だけどロワールだしなぁ・・」

とブルゴーニュワインファンの方々は思うかもしれません。でも村名以下のプライスで、これほどの出来の魅力あるワインに出会える可能性を自らのフィルターで捨ててしまうのは勿体無い!・・是非飲んでみていただきたいと切に願っています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【少しは理解できたのだろうか・・】

 このワインを輸入されているラシーヌさんも、聞いたことは無いですが、おそらくこのクロード・クルトワさんの「ラシーヌ」に共感が有っての命名がなされたのかな・・・と思っています。

 それほどまでに思い入れのあるラシーヌさんのラシーヌ・ルージュなんですが・・・


 実はnoisy 的には、良く判らないワインのひとつでは有ったんです。

 いや・・・美味しいんですよ・・でも良く判らなかった・・比較の対象をどこに持っていったらよいのかも判らなかったんです。


 例えば、ある意味とてもDRC的ですから、DRCと比較をしようにもね・・価格が違いすぎる訳です。

 味わいも素晴らしいが香りも凄いんですね・・で、むしろ、その香りが凄すぎると・・どのように理解したら良いのかと思っていた部分が有った訳です。


 今回、こうやって皆さんにご紹介しているのは、その辺が少し判ったからなのかも・・しれません。

 舌の写真は「散らし寿司」と「ラシーヌ」を合わせています。魚卵系ですんで、普通なら

「無理!」

なんですが、ラシーヌ・ルージュのピュアさはこの散らし寿司を非常に美味しくさせてくれます。臭くなんかなりません。

 エレガントさがたっぷり有って、土地由来の細やかなスパイス感・・・いや、勘違いされると困りますが、昔のクロード・クルトワさんのラシーヌのような、ぷんぷんと匂って来る様なものでは無いです。

 むしろ、この辺はラシーヌの方が変化したと思うんですね。

「香りが有って、液体が有る」

のでは無くて、

「香りと共に液体がある」

と感じられるんです。


 そして、エチケットそのもののような葡萄の根っこの存在が感じられるんですね。

 むしろ一体感が出てきたと思うんです。この2011年は非常に素晴らしいと・・感じています。しかしnoisy自身が、ようやく合田さんが感じていたことが判るようになっただけなのかもしれません。・・ま、それにしては時間が掛かり過ぎかもしれませんね。

 もし、noisy と同じような風に感じられていらしたビオファンの方がいらっしゃいましたら、是非このラシーヌ2011年を飲んでみて欲しいと思います。頭の中の霧が晴れるかもしれないです。ピュアです!是非魚卵と合わせてみてください!

■■oisyテイスティングコメント
2011 Racines Rouge V.d.F. les Cailloux du Paradis

 いつだったか、試飲会でテイスティングした以前のラシーヌはもう少し強さが表に出ているトロっとした旨みのパンキッシュなワインだと思いました。
しかし今回テイスティングした2011のラシーヌはよりエネルギーを内包したエレガントスタイル(ヴィンテージの差異かも)だと感じました。


いずれにせよ畑のパワー、味わいを探っていきたくなるような深みを持ったワインである事は間違いなく、ワインというのはつくづく奥が深いと感じるテイスティングです。

 とはいう物の正直な印象はブルゴーニュの方が分かりやすくてワインとしての完成度は高いと思うし、好き。
それは否めません。Oisyの経験ではネット上のクルトワ礼賛は、んー。。。という思いがちょっとあります。
確かにウルトラピュアで考えさせるような深みはありますけれどもそんなに分かりやすいものではないような。
きっと様々なワインを飲んでかなりワインを理解したときに、このワインはこれこれこうだから良いと言えるのではないかと、そんな気がします。
それとも単純になにも考えずに「ふっ」とした時に飲んだ方が直感で美味しいと感じるのかな。。。
なにはともあれ、考えれば考える程深い穴にハマっていく、ワインの罠デスネ。

 悩ませるワインであれ、良いワインである事は事実。
ラベルから名前からも造り手が「根」に重点を置いていることは良く伝わります。
また非常に味わいからもその意思が伝わってきます。
角の丸さはびっくりするほどで亜硫酸無添加、本当?という程の安定感です。

ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

フランス Bruno Desaunay-Bissey ブルゴーニュ
● 2017年のデゾネイ=ビセイです。2015年で激変してから3年目ですね。余りの変身ぶりに嬉しい気持ちでは有りますが、それでも昨年の2016年ものも、今回の2017年ものについても・・

「・・大丈夫だよな?・・進むべき道を踏み外してはいないよな・・?」

 と言うような、孫を持つ爺さんのような気持ちなのかどうかは別として、心配で仕方が無い訳です・・(いや、まだ孫はいませんよ・・流石に・・)。

 なので、数の無い上級キュヴェは別として、まぁ、ヴォーヌ=ロマネなども数が有る訳では無いですが、テイスティングをさせていただきました。

 いや~・・A.C.ブル!・・旨いですね~!・・有るだけ欲しい!・・です。けっして出しゃばり過ぎず、しかしちゃんと有って、柔らかくて・・とても丸い。しかも「薄い」訳では無いので比較に引っ張り出すのは勘違いされるかもしれませんが、あのシャンボールのシミジミ沁みてくるルイ・ユエランとか、色合いも味筋も全然違いますが劇的なデビューを飾った2013年のアメリー・ベルトーのA.C.ブルとかの存在にニュアンスがとても似ていると思ってしまいました。

 ジュヴレ村名もめっちゃ美味しい・・。デュガさんに教えてあげて欲しい位です(・・いや、2017年のデュガさんのA.C.ジュヴレは滅茶美味しいですが・・)。ヴォーヌ=ロマネはもう、絶対買っていただきたいほどエレガントで旨いですし、村名に過ぎないのにエシェゾーとそっくりのシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーの構造の大きさにも驚かされました。

 まぁ、1級レ・ボーモン、エシェゾー、グラン=ゼシェゾーは飲んではいませんが、

「こりゃぁ間違い無い!」

と思わせるには充分の中級~下級クラスでした。


 2015年からの上昇機運は2017年も健在です。しっかり・・ミネラリティが大量に存在しています。しかし、そのミネラリティも凍り付くようなパキッとした硬いものでは無く、どこかしなやかさの在るものなんですね。その結果も証拠の一つになるかとは思いますが、So2はとても少なく感じるほどのしなやかなテクスチュアです。

 グラン=ゼシェゾー、エシェゾーの近辺に多くの畑を有す著名な生産者では有りますが、それでもまだ世界的には注目されていないようですので、ある意味、我々にとってはとても有難い状況では有ります。おそらくデゾネイ=ビセイにとっては我慢の時なんでしょう。

 素晴らしい2017年でした!2016年を超えて来たと感じています。と同時に、テロワールの表現もクッキリしてきましたし、2017年ヴィンテージの柔らかで早くから飲める特徴も併せ持っています。

「デゾネイ=ビセイ?・・いや~・・別にいいよ・・」

と思われるのでしたら、取りあえずA.C.ブル、飲んでみて下さい。きっと一気にファンになっちゃいますよ。

「・・気の強い女性はどうも・・」

と常日頃から思っているnoisy がそう言うのですから、

「柔らかな物腰でふんわりと包んでくれるのに実はちゃんとしてて五月蠅く無いエキシーなブルゴーニュワイン!」

です。是非ともご検討くださいませ。

■エージェント情報
 2017年は比較的安定した天候で葡萄の成長も安定していたが、一部の畑で霜や雹の被害が少し出た。夏はとても乾燥して葡萄の色付きも早くから始まったが、乾燥によるストレスから区画や株によって葡萄の成熟スピードに明確に差が出てしまい、ベト病が発生した畑もあった。8月末に雨が降ったことで僅かだが腐敗してしまった葡萄もあったが、全体的に見れば葡萄の健康状態は良好。色調は淡く、甘酸っぱいチャーミングな果実味が前面に出ており、タンニンも柔らかくて例年よりも早めにバランスが取れており、アペラシオンによってはすでに飲めるほど味わいが開いている。
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 2015年もので大ブレークしたデゾネイ=ビセイの2016年ものをご紹介します。

 いや~・・2015年ものは本当にビックリでした。2013年ものまでは、

「リリース直後は決して売らないだろうなぁ・・クラシックなスタイルにも程が有るからなぁ・・」

と思っていた訳です。2014年ものには見るべきものは有った・・しかし、扱うには不安の方が大きかったんですね。

 で、2015年ものを飲んでしまったら、

「これは是非扱いたい!」

に変わってしまう訳ですから・・変わり身が早い!・・と言われても仕方が無いですよね。


 で、今回ご紹介させていただく2016年ものは、不安と期待とか入り混じる、何とも切ないような・・楽しみのような・・複雑な感情を持ってのテイスティングになりました。

 2016年の自然の猛威は、デゾネイ=ビセイにも襲い掛かりました。あの稀有な・・いや、以前でもこれだけならやりたいと思っていた・・(^^;; グラン=ゼシェゾーが生産されず、他のキュヴェに混ぜられてしまっています。ルーミエさんと似た様な状況・・。

 ところがです!・・ルーミエさんも激少なくなってしまったシャンボール=ミュジニー村名2016年でさえ、デゾネイ=ビセイは、

「めっちゃ美味しい!!」

と感じさせてくれる愛想の良さと美しさでした!・・他のキュヴェも言うに及ばず・・でも一応言っておきましょうか。ACブルは実にエレガントです!大きくは無いがブルゴーニュ・ピノ・ノワールが持つエレガンスを、実に良い感じで表現して来ます。ACジュヴレは・・これも実に良い!・・アメリー・ベルトーはジュヴレだけは、やや硬く・・と言うか、全房発酵に持ち込むことさえできずに、他のキュヴェとの統一感を失いましたが、ツヤツヤでテカテカ、ジュヴレの金属的な複雑性をしっかり柔らかな表情に仕上げていました。

 村名ヴォーヌ=ロマネも良かったですよ。ただし、ミネラリティが膨大で、その分、現状はややカッチリ目です。しかし、以前のようなハードでエッジが立つようなニュアンスは無く、びちっと濡れたテクスチュアからのピュアな美味しさが光っていました。カプセルの中にまだ要素を沢山隠し持っているような感じでした。

 上級キュヴェは数本ずつですので、下級キュヴェがこの仕上がりなら、何の問題も無いだろう・・と踏んでいます。トップキュヴェのグラン=ゼシェゾーは単独で仕上げられる量が出来ず、他のキュヴェに混ぜた様です。

 2015年に続き、2016年も万全でした。非常にドライ・・まるっきり甘みを残さない、しっかりした仕上がりです。ピュアですし、アロマもソフトで柔らかくスピードの有るものです。この辺りは年々、増しているような感じがします。また、テイスティングしたキュヴェ全てに共通していて、例外は有りませんでした。是非2016年ものも飲んでみていただきたいと思います。


■エージェント情報
 2016年は4月26日夜から27日朝にかけて発生した霜や偏った降雨によるベト病の発生などで葡萄の成熟がバラバラで畑仕事がとても難しかった。夏以降天気が安定したので健康的な葡萄が収穫できたが収穫量は少なく、特にエシェゾーとシャンボールミュジニーが少ない。グランエシェゾーも1945年以来の霜害を受け、収穫量があまりにも少なすぎて造ることが出来なかった。色調濃く魅力的な香り、フレッシュで優しく厚みのある口当たり。酸とタンニンのバランスも素晴らしく5年ほど寝かせればビロードのような滑らかなワインになるだろう。


━━━━━
● 随分と前にご紹介したっきりで、まだその頃に仕入れたワインがどこかに残っているはずと・・セラーを探してみたんですが見つかりませんでした。

「noisyも何でまた今頃デゾネイ=ビセイを・・?」

と、いぶかし気に思われていらっしゃるお客様も多いんじゃないかと想像します。

 そうなんですね。フィネスさんとお取引が復活して何年か経過しましたが、それでもこのデゾネイ=ビセイだけは復活しませんでした・・。・・だって・・

「クラシカル過ぎてボソボソしてテクスチュアも良く無くて、綺麗じゃないし・・」

と、余り好みのスタイルではないことと、何より価格も決して安い訳でも無いのに面白くない味わいなので、決して首を縦にはしなかったんですね。

 ところがです・・

「2015年のブリューノ・デゾネイ=ビセイは激変!!物凄~~く、良くなった!唖然とするような変貌ぶり!」

だったんですね。

 余りの美味しさに、取り敢えずは出来るだけアイテムを飲んでみようと、テイスティングをさせていただきました。そしてそれは確信に変わったんですね・・。

「デゾネイ=ビセイ2015年は是非とも noisy のお客様にもご紹介すべき!」

 そうなんですよ・・まるでジョルジュ・ルーミエか、はたまたシルヴァン・パタイユが乗り移ったか・・のような、ツヤツヤして透明で美しいミネラリティが「テンコ盛り」状態になって、しかも、今までは「茶色や黒」が主体の老いぼれた風な果実が主体だったのが、「非常に美しい赤が主体」のものに大変貌しているんです!

 いや、驚きました。マジでパタイユがアドヴァイザーに付いたんじゃないのかと・・思ってます。そうじゃなきゃこんなには変われないと思うんですが、実はそのイメージは2014年に少し感じていたんですね。

 フィネスさんの担当のK君も一生懸命な人でして、何かと頑張ってくれまして、忙しくて中々インポーターさんのテイスティングには出かけられない noisy のために、何とかテイスティング出来るようにしてくれてます。

 そんな中で noisy も、しばらく離れていた造り手さんや新しい生産者さんのアイテムを、チョコチョコとテイスティングしていまして、その中にこのデゾネイ=ビセイのワインも有った訳です。

 最初の頃は、noisy が昔から思っていた通りの、素朴でゴツゴツした外交さの無い味わいだったんですね。ところが昨年の2014年ものに、美しいミネラリティが付き始めて、

「・・おや?」

と思った訳です。

 しかしそれでも、

「・・ん・・でも・・できない・・」

と言う判断でした。

 それがこの2015年もののテイスティングで、激変したのが判ったものですから、こりゃぁ頑張って販売しないといかん・・と思ったんですね。

 皆さんも、余り芳しくは無いイメージしかないかもしれませんが、いやいや・・noisy は嘘付かないですんで・・非常に素晴らしい・・まずはACブルで結構ですから、飲んでみてください。どうぞよろしくお願いいたします。

■エージェント情報
 現当主であるブリューノ デゾネイ氏は、1975年に彼の妻の祖母が所有していたフラジェ エシェゾーの2haの畑で分益小作による開墾から始めました。1994年の義祖父母の引退時に引き継いだ畑と個人で購入した畑を合わせて5つの村に約6haを所有し、実直で真面目な性格のデゾネイ氏は伝統的な手法でクラッシックなワインを造っています。 畑の土壌は主に粘土石灰質で、仕立ては片翼式ギュイヨ方式で1株につき8房に制限しています。樹齢の古い木がとても多く、凝縮した葡萄が収穫されます。また、ブリューノ デゾネイ氏は植物保護の地方局と連携しながら、畑の手入れをリュット レゾネで行っています。 葡萄の収穫は手摘みで100%除梗し、アルコール醗酵は合成樹脂タンクで自然酵母によって15~21日間行われます。その後、空圧式圧搾機でプレスされ、樫樽で18か月熟成されます。33%が新樽で残りは1~20年樽になります。フィルター、コラージュは行わず、ロウソクを使ってスーチラージュします。



2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14956
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Sylvie(シルヴィ)」、「Les Plattières(レ プラティエール)」、「Les Murots(レ ムロ)」の3区画に畑が点在しています。植樹は1985~1986年で面積は約0.48ha、緩やかな斜面で石がまばらに散らばる粘土石灰質土壌ですべて所有畑になります。唯一「Vieilles Vignes」ではないワインでイチゴのようなフレッシュな香り、ピノ ノワールらしいきれいな酸味と力強いタンニン、余韻が非常に長いパワフルな味わいのワインです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥7,390 (外税) 
【この「はんなり」としたジュヴレ=シャンベルタンの姿を、どう伝えたら判っていただけるか・・超悩み中です!】
 一度貼られたレッテルを剥がし、再度貼りかえるのことは、中々に難しいことでは有ります。昨今はネット時代ですから、目立つ人間は総監視状態の中で生きねばならず、ちょっと浮気しちゃった・・とか、ずっとしてるとか・・自分より他人さんがより詳しかったりして・・(^^;; まぁ、noisy の場合は毎日、翌日になるまでPCに向かってるか、ノコギリとか電動工具を使っているかのどっちかですから、全く女性には無縁ですので・・そんなご心配は・・まぁ、誰もしてないか・・はい。

 しかし、ワインの場合はそうもいきません。そりゃぁ・・

「飲まなきゃ判らん」

からです。

 しかし、飲んだ人は判っても、飲んだことの無い人に飲んだ人がどう伝えるか?・・が重要で、しかもそこには齟齬が入りやすいし、「誘導」にもなりやすい訳です。

 言ってしまえば noisy が一生懸命になってやっていることはある種の「誘導」に他ならず、それが本人には悪意の無いものだとしても、ある人には「単なる誘導」になってしまう場合も少なからず在ると判っている訳です。

 だからこそ、信用を失ったら、

「あっ・・」

という間に地に落ちる部分は、かの著名な目立つ方々と同様とも言え、だからこそ、嘘をつかないことと自身のテイスティング能力に磨きを掛けることを胸に刻んでワインを販売してきました。

 まぁ、やはりご理解いただけない方もいらっしゃったでしょう。でも、超アングラなサイトで何とかやってこれているのは、ご理解いただけた方々、有っての現在で有ると理解しています。


 それでも、やはり・・レッテル剥がしはムズイですよ。こんなに美味しいのに・・細かなニュアンスを何とか伝えなきゃ判っていただけない訳ですから。

「赤果実と黒果実が素敵なミネラルたっぷりのピュア&ナチュラルなジュヴレ村名です!」

 だけじゃぁ・・ねぇ。


 ある意味、色合いを見ていただければそれなりに濃い感じですよね。やはりジュヴレの酸化鉄由来のミネラリティがそうさせると思います。でも、

「全然濃いなんて思わないはず」

なんです。ドライでしっかりした冷涼な酸が有るんですが、

「飛び出した部分、へっこんだ部分が無い」

丸~い感じなんですね。そして、とても「しっとり」とおしとやかなんですが、柔らかでふっくらなミネラリティが前半で、細やかな表情はしっかり後半で見せてくれます。

 ものすごく良く出来てます・・この価格帯ではピカイチです。1万円を軽く超えてくる村名クラスも喰っちゃいますし、何より、

「ワインは結局は、それが好きか嫌いか?」

ですから、

「おそらく・・こんなタイプはお好きな方が非常に多いはず!」

とnoisy は思っているんですね。


 特にnoisy のお客様は、その辺がそれなりにマッチする方が多いのかと・・思ってますんで、

「きっとお好きなタイプのジュヴレです!」

 と言ってしまうのが一番良いのか?・・などと悩んでいるんですね。


 まぁ、四半世紀もそんなことをやっていて、未だにこれですからどうしようも無いですが・・是非飲んでみて下さい。超お勧め!・・です。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【かなり旨いです!・・美しく濡れたテクスチュア、ふわっと立ち昇るアロマ、ドライな極上ジュヴレです!】

 2015年もの以上に仕上がった可能性の高い2016年村名ジュヴレ=シャンベルタンです。まぁ、そうは言いつつも個人的な好みは人それぞれに有りますから、どっちが良いとは一概に言えない部分では有ります。

 2015年ものはもっと・・エレガント系で赤い果実がふんわりと、充実したエキスから立ち昇る感じでした。2016年ものも、確かにその延長上には有るんですが、例えばいきなり「ヴィエイウ・ヴィーニュ」になったような感じ・・と言葉にすると判りやすいかもしれません。内容が充実した感じなんですね。複雑性も高いしジュヴレらしい押し出しも有る・・しかし、濡れてフワッとした実に良い感じが有りつつ、滅茶ドライでふんわりしつつ、構造の深さを埋め尽くすだけの要素を持ち合わせている・・そんな感じです。勿論今飲んでも美しいスタイルで旨いです。

 2015年ものはルイ・ユエランがジュヴレを造ったような感じ・・とお伝えしましたが、2016年はギイヤールのジュヴレに透明感と立体感を付け加えたような仕上がり・・と言えば判りやすいかもしれません。

 2015年と2016年は、似たスタイル、同じ軸上に有るのは確かですが、受ける印象は結構に違い、よりポテンシャルは高い・・と感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【エレガントな村名ジュヴレ=シャンベルタン・・って、飲んだこと有りますか?・・意外に存在しないと思いますよ。ルイ・ユエランがジュヴレを造ったようなイメージです!】
 何度も書くようで申し訳ないですが、デゾネイ=ビセイのワインが本当にこんなに美しい色合いを見せつけて来るとは思いもしなかったので・・ある意味、その反動が出ちゃってるかもしれません。とても美しく、そしてエレガントで有り、ドライなのにちゃんと旨みが存在し、たっぷりある透明なミネラリティとそれを支える白い石灰的なミネラリティが、ピュアな味わいを生み出しています。

 下の写真を見ればお分かりかと思うんですが、一番濃い色合いをしているのはシャンボールです。ジュヴレはヴォーヌ=ロマネとどっこいな感じで、決して濃くは無いですよね?

 そして、重い感じの色合いも無いでしょう?・・普通ならもっと「どしっ」とした重量を見せるような色合いのものが多いかと思うんですが、そんなニュアンスは見受けられません。

 味わいも実際に、鈍重さの無いバランスに優れた味わいで、鉄っぽさとか、ワイルドさなどは「さらり」とした表現をしてくれます。その分、果実の表情が細やかで、まるで小粒のチェリーを脚付きの透明なパフェグラスに載せ、甘く無いガムシロップでコーティングしたかのような味わいです。

 で、ジュヴレっぽく無いか・・と言うと、全くそうでは無く、むしろちゃんとジュヴレの個性が際立って感じられるのが不思議です。骨格はちゃんと備わっている・・と言うことなんでしょう。

 このジュヴレだけはヴィエイユ・ヴィーニュの表記の無いワインなんですが、

「エレガントだからそう思えてしまうけれど、決して軽量級のワインでは無い。」

「これほどまでにミネラリティのしっかり有るACジュヴレは、まず見当たらない。」

と言えると思います。


 ACブルのコラムでも書きましたが、まるでこのミネラリティ感は、

「シルヴァン・パタイユも真っ青・・。そっくり・・」

で有り、安易に真似しようとしたとしても出来ることでは無い・・と思うんですね。

 また、ルーミエさんのワインにも似ていますが、果実の出方がちょっと違うかな?・・と思います。むしろルーミエさんの方が果実酸の構成が豊かというか、やや甘さが有ると言うか、そんな感じで、デゾネイ=ビセイのジュヴレはもっとドライ・・まるで甘味が無いのに旨みが有る・・と言うようなニュアンスです。

 ピノ・ノワール好きなら、やはり試してみたくなる味わいかと思います。大変身を遂げたデゾネイ=ビセイの2015年ジュヴレ=シャンベルタン。是非飲んでみてください。お勧めします!



2017 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14957
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ
■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 「Combe d`Orbeaux(コンブ・ドルボー)」の区画の他に「Aux Beaux Bruns(オー・ボー・ブラン)」の区画の葡萄も使用しており、最も古い葡萄の木は1940年に植樹されたもので面積は約0.58haになります。小砂利が散らばる粘土石灰質土壌で約15%が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴやラズベリーのような香りがあり、シャンボール ミュジニーらしいエレガントで繊細な酸味と果実味、ビロードのような滑らかさもありますが、特級エシェゾーに隣接することもあって力強さと凝縮感も感じられます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥8,350 (外税) 
【村名ですが、エシェゾー的風格もしっかり見えます。一般に言うシャンボール=ミュジニー村名的味わいとは全く異なります!】
 ん~・・ここはやはり、フラジェ=エシェゾーのアペラシオンが必要じゃないかな~・・みたいな気になっちゃいますね。シャンボールのほとんどのワインとは、根本的に異なると感じるんですよ。

 2016年もそうでしたが、2017年のラ・コンブ・ドルヴォーは素晴らしいです。しかし、2016年を超えて来たと思える2017年を飲んでしまうと、

「シャンボール村名を想像して飲まれた方は、結構にイメージの違いにドギマギするかも?」

と思ってしまうんですね。


 いや、とても美味しいんです。他のデゾネイ=ビセイの2017年と全く同様の美しいスタイルです。

 ですが・・構成が半端無く大きいんですね・・ストラクチャーがしっかり有ります。そして、幾分の若さがその大きな構成を埋め尽くせてないんですね。なので、このワイン、今もとても美味しく飲めますが、そのことをちゃんと意識しておく必要が有ると思います。

 どこかのコラムで書いたことが何度か有りますが、昔、1984年のアンリ・ジャイエ御大のエシェゾーのマグナムを飲んだことがあります。

 1984年ですから・・おそらく20年位経過した頃だと思いますが、最悪のヴィンテージと言われた年です。

 で、その味わいは・・ものの見事に「スケルトン」でした。骨格だけです。果実も何もありゃしない・・しかしそれでも・・

「うわ・・やっぱりジャイエ、凄いな・・」

と感じてしまいました。


 でこのワイン、どうような骨格が有るんですね。その他の表情は、おそらく「釣り合う時期がきっとある」とは思わせるものの、そこは「村名畑」なのかもしれませんが、最初からは見せることが出来なかったんだと思います。


 しかし、しかしですよ・・飲んでいただければ、noisy が言っている意味はきっとお判りになるはずの、見事な構成の味わいをしているんです。これがやはり「エシェゾー的姿」なんですね。なので・・(いや、だいぶ遠慮して・・)

「プティ・プティ・エシェゾーの2017年ラ・コンブ・ドルヴォー!」

と申し上げておきましょう。

 その代わり、比較的パワフルな料理と合わせても決して負けないと思いますよ。飲んでみていただきたい・・何せ、

「ヴォーヌ=ロマネ村名よりも高価なシャンボール=ミュジニー村名!」

ですから、その素晴らしい個性と出来をご自身の感覚でご覧いただきたいと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【非常に・・美味いです!今のところの2016年シャンボールではピカイチ!】

 先日も「2016年シャンボールで白眉」と書いてしまいましたので、同じフレーズは使い辛く、ピカイチに変えてお題目に入れさせていただきました。軽くてすみません・・。

 いや、でもこれ、滅茶旨いんですよ。シャンボールチックで、エシェゾーの乾いた感じの土からのフラワリーさやハーブ的ニュアンスに混じる赤い果実・・良いですよね~~。

 このコンブ・ドルヴォーはエシェゾーに接するような区画ですが・・、例えばエシェゾーはグラン・クリュですから、造り手がそのポテンシャルを高めようと、無理に凝縮させたり、人為的な介入を大きくしてしまうと・・へそを曲げちゃう厄介なグラン・クリュでも有ります。だからこそ、複数区画をブレンドすると結果が良いとか・・と言うことに成ってくる訳です。

 むしろそんなエシェゾーの真の姿に近い一部分を見せてくれるワインでも有りますし、何せあの「ミュジニー・グラン・クリュ」に接し(村名区画は接してはいない)、1級格も存在するのがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」ですから、ミュジニー的なものの見事な赤い香水のようなアロマは無いにせよ、その基盤となっているやや硬めなミネラリティからの表情をも、持ち合わせています。

 口内で感じる粒子の一粒一粒は、非常に目が細やかで、もはや粒子と感じられないような流体感が有ります。これは非常に美味いです。2015年も美味しかったですけどね!2015年ものと色合いを是非比べてみてください・・全然違うでしょう?・・是非飲んでみてください!超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【これはもう「プティ・エシェゾー」!!バランスの良く無いグラン・クリュ・エシェゾーより美味しいです!見事な出来!!】
「・・おいおい・・シャンボールのワインをエシェゾーに似ているなんて言っちゃって良いの~?」

 なんて声が聞こえて来そうですが・・

「良いんです!」

 まぁ、どこかのネットのショッピングモールのCMのような感じで言っちゃいたくなりますが、良いんですよ。そうゆうものですから。

 実はフラジェ=エシェゾーはヴォーヌ=ロマネ村とシャンボール=ミュジニー村に挟まれていますが、この「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、フラジェ=エシェゾーとシャンボール=ミュジニーに跨って存在している、いや、少し分散はしているんですけれど、ボンヌ=マールがシャンボールとモレに跨っているような感じと思っていただいて良いかと思います。

 ですので、敢えて言ってしまえばシャンボールっぽくは無く、さりとてエシェゾーほどの個性を発揮できないワインが多いのが普通です。

 シャンボール側のコンブ・ドルヴォーは、ミュジニーを名乗れる部分も有り、1級部分も有り、村名部分も有りますが、1級以上の部分については勿論シャンボールっぽいんですが、村名はむしろエシェゾーっぽい感じなんですね。

 なのでこのラ・コンブ・ドルヴォーはそんなニュアンスを多く持っていますが、非常に出来が宜しくて・・何と、

「プティ・エシェゾーと呼びたい!」

ほどのバランスの良さを見せます。


 色合いも重厚ですよね。それに何より美しいです。紫色がしっかり入ったやや濃いめの色合いですが、鈍重になることなく、しかし非常に深い味わいがします。

 ミネラリティのコーティングは他のワインと同様ですが、このワインだけは低い位置から上方に向かっての押上がしっかり有ります。

 グラン・クリュ・エシェゾーは、畑が広く、またそのクリマが沢山有りますので、単一のクリマものは偏ったバランスになってしまうことが多く、上部と下部のクリマをセパージュして造る場合が多いんです。一般的には単一ものはエシェゾー・デュ・ドゥスー位ですね。しかも黒味や茶が多く結構に鈍重になるか、またその反対に赤味はしっかりあるものの軽く成り過ぎる場合も有りますし、何ともバランスの悪い「中抜け・中域不足」のものも見受けられます。

 ところがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、その抜けやすい「中域」部分がしっかり有り、濃密さもバッチリ有ります。密度が兎にも角にも高く、低域と高域しかないようなスカスカな味わいじゃないんですね。なので感じられるやや色の濃いチェリーもリアリティが有り、非常に満足感の高いワインに仕上がっています。

 ん~・・今まで飲んだ「村名コンブ・ドルヴォー」では最高じゃないかな・・と思います。アンヌ・グロとかより確実に美味しいです!

 しかも今飲んでも美味しさは充分です。勿論長く持ちますよ。是非飲んでみてください。「プティ・エシェゾー」・・だと思います。


2017 Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14955
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。最も古い葡萄の木は1902年に植えられ、現在では樹齢110年を越えています。面積は約0.34haで、南東向きで大きい石が散らばる「En Orveaux(アン オルヴォー):0.17ha」、小石が多い「Les Treux(レ トルー):0.06ha」、石が少なく古木が多い「Les Champs Traversins(レ シャン トラヴェルサン):0.1ha」の3区画の葡萄が使われます。こちらも約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。赤いサクランボやスミレの花のような香りがあり、オイリーでミネラル豊か。上記のグラン エシェゾーより集中していてパワフルなのがこのワインの特徴です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥23,400 (外税) 
【村名ラ・コンブ・ドルヴォーでさえエシェゾー格の構成を感じてしまうのに、ほんまもんのエシェゾーは一体どうなってしまうのでしょう?】
 グラン・クリュ・エシェゾーを構成する「アン・オルヴォー」は、ミュジニーに接するリューディです。乾いていて香り高い感じと深い構成を持っている・・と感じています。まさにシャンボール村名ラ・コンブ・ドルヴォー的でも・・有ります・・流石にアン・オルヴォーほどの肉は持っていませんが。

 そして、エシェゾーの中のエシェゾーとも言うべき存在の「エシェゾー・デュ・ドスュ」を上下斜めに挟み込むように、「レ・シャン・トラヴェルサン」と「レ・トルー」のリューディが有り、この3つの畑でこの、

「エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」

が造られる訳ですね。


 2015年より大きく変化し、素晴らしいワインを造るようになる前から、このワインはしっかりしていました。それでもやはり「乾いた」感じが有って、今のデゾネイ=ビセイのように「濡れてふっくら」したニュアンスにはなって無かったと思うんですね。

 エシェゾーと言うワインは、余り当たらないグラン・クリュと言うようなイメージが有るかもしれません。でも、決してそうでは無いんですよ。あのミュヌレ=ジブールのエシェゾーなんて滅茶苦茶美味しかったのに・・、どんなに頑張って説明しても誰も見向きもしてくれなかったですから・・いや、ミュヌレ=ジブールはクロ=ヴージョもしこたま旨くて、それでも全然売れないので仕方なく、そう・・赤字覚悟でテイスティングまでして販売していた位ですから。それに、ビゾも良い年は非常に素晴らしかったです。時折、サンズ・ナチュラルにこだわり過ぎでは?・・と思うことは有りましたが。

 樹齢は110年にも及ぶそうです。希代稀な仕上がりになっている可能性さえ・・有るかと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【非常に少ないです!】

 2016年のデゾネイ=ビセイはトップ・キュヴェであるグラン=ゼシェゾーを生産できず、このエシェゾーがトップ・キュヴェとしてリリースされました。3つのリューディをブレンドして造り上げる伝統の味わいです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】
 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。

シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)

フランス Chateau de la Velle (Bertrand Darviot) ブルゴーニュ
● 残念なお知らせです。シャトー・ド・ラヴェル、ベルトラン・ダルヴィオですが、ドメーヌを閉鎖することになったとお伝えしました。売却なのか、単に閉鎖なのかは今のところ不明なんですが、存続は無くなったとのことで・・フィネスさんもショックだとおっしゃってました。

 高い品質とリーズナブルな価格、飲んだらちょっとビックリしてしまうほどですが、エリゼ宮御用達のワインが無くなってしまうそうです。

 なので、ドメーヌに残っているバックヴィンテージを結局、ほぼほぼ日本に持ってきたようです。前回はピノ・ノワールを中心し、ちょっとしたバックヴィンテージをご紹介させていただきました。

 今回はシャルドネを含む1980年台からのバックヴィンテージをご紹介させていただきます。

 ただし、数はそんなに無かったとのことで、数本ずつのみのご案内です。もしくは1本とか・・しかないアイテムも有ります。

 ので、noisy は飲めないんですが、担当のK君によりますと、

「滅茶苦茶旨い!」

とのことです。


 また、フィネスさんでは、輸入したワインを全品検品し、色味の悪いもの、液量の少ないものを除去、合格したもののみを販売に回したとのことです。

 選別の詳細は、駄目なものは「C」、そこから不安なものを弾いて「B]、合格品が「A」とのことで、今回は「A品のみ」のご案内です。

 ま・・何だか noisy と同じことをやってたんだ・・と・・思わず笑っちゃいました・・(^^・・口には出さなかったですが・・

 と言う訳で、コンディションなどもご安心ください。ただし最悪の場合、出荷時の再検品で弾く場合があること、エチケットに若干の難があるボトルも含まれること・・2008年のアイテムは、もうエチケットが残っていなかったようで、他のヴィンテージのエチケットに上から「8」の文字を貼っていたりします。バックヴィンテージにはつきものですのでご容赦くださいませ。



━━━━━
 知る人ぞ知る秀逸なムルソーの歴史ある生産者のワインです。日本でも某インポーターさんが長く輸入されていましたが、現在はフィネスさんの輸入です。

 昨年よりご案内させていただいていますが、2014年のベルトラン・ダルヴィオのシャルドネは凄い仕上がりでした。

 しかも価格はよそのドメーヌさんよりリーズナブル!・・あの素晴らしいコストパフォーマンスを見せるイヴ=ボワイエ・マルトノも凌ぐかもしれない価格です!

 そして、ボーヌからムルソーに拡がる畑から、シャルドネファンなら納得の

「滑らかな舌触り!樽使いがちょうどピッタリ!ミネラル感もバッチリ!今飲んでも充分に旨い!」

と思っていただける仕上がりが付いてきます!


 昨年のフィネスさんの試飲会ではかなり評判だったようで、noisy も早くご案内したかったんですが・・大物を相次いでご紹介しないとならなくなってまして、このベルトラン・ダルヴィオのようにテイスティングして内容を完全に把握・消化してからのご案内となると、さすがにちょっと時間が掛かっちゃったんですね。

 今回のシャルドネはどれも素晴らしいです!限定数のアイテムも有りますのでお早めにお願いいたします。





■エージェント情報
 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。

 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。


 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します(アリゴテを除く)。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日1~2回櫂入れと液循環をしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でステンレスタンク及び樫樽でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。


2013 Beaune 1er Cru Marconnets Blanc
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン

14427
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)
■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
(2015年ものの情報になります。)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥8,600 (外税) 
【こちらは2013年もののボーヌ1級マルコネです。】・・・少なくて飲めていないのでレヴューは2011年ものです。
 今回の写真は余り近くに寄ってないものを掲載いたします。この方が他のバックヴィンテージを検討するのに都合良いかと思いまして・・。

 2011年のボーヌ1級レ・マルコネです。何度も書いている記憶があるので、余り深くは掘り下げませんが、ボーヌの村の北西、最も北に位置するボーヌ最高レベルの1級畑です。実はその北にもサヴィニーの1級レ・マルコネが有り、もともとは一緒の畑が、高速を造るときに分断されています。そのお陰で、「モンラッシェ」が生き延びることが出来た訳です。

 ボーヌの村の西の丘陵に掛かった場所に有りまして、ここはほぼムルソー並みに白いミネラリティが厳しい場所です。ムルソーほどは大理石っぽくは無いだけ・・と言うイメージで、グラが有り、少しオイリーで、蜜っぽさも出て来ます。樽の使い方やその溶け込み具合に寄ってはナッティーなニュアンスも含まれて来ます。

 この2011年、収穫から8年目ですが、だいぶこなれて来ています。さりとて、ムルソー並みにミネラリティがしっかり有りますんで、まだまだこれからだよ・・と言うメッセージも出ています。

 今飲むには、グラスをブンブン振り回して、その変化を見つめつつ飲むのが良く、これまた非常に・・楽しいんですね。

「・・何だよ・・まだじゃん!」

と言葉にするのは無粋ですよ。だいぶ出て来た表情に感謝しつつ、この8年の時空の恩恵を楽しむのが良いです。クロ・デ・ムーシュの白など、実はさほどでもない・・と思ってしまうほど、ポテンシャルを感じる瞬間が必ずあります。ピュリニー1級ほどのフィネスは無いにせよ、繊細さと高貴さも備わっています。

 若飲みは可能ですが、やせたように感じる部分を少しだけ我慢しつつの飲み方になると思います。それでも飲めてしまうのがボーヌの優れた1級シャルドネでして、尖った部分の無いふんわりと優しい味わいに騙され、ポテンシャルを取り切れないシュチュエーションは良くありがちです。

 素晴らしいシャルドネだと思います。80年台、90年台・・この2011年を飲むと是が非でも飲みたいと思ってしまうと思います。ご検討くださいませ!


 以下は現行ヴィンテージのご紹介時のレヴューです。
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【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】

 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】

 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!


2012 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire Magnumbottle
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ・マグナムボトル

14423
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
シャトー・ド・ラ・ヴェル(ベルトラン・ダルヴィオ)
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
新着メンバー登録画像  1500ML 在庫   ご注文数   本
¥14,880 (外税) 
【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
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【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!

ジェラール・シュレール

フランス Gerard Schueller アルザス
● アルザスの、実に秀逸な生産者であるジェラール・シュレールのワインが入ってきました。今回は何と珠玉の蔵出し古酒中心です。

 なお、シュレールさんのワインは熱に非常に弱いタイプです。著名なワイン屋さんで販売されているシュレールさんのワインでさえ・・残念ながら熱が入ってしまっている場合があります。必ずセラーで保存するか、早めに飲まれてください。


2017 Pinot Gris Pige
ピノ・グリ・ピジェ

14319
自然派
白 辛口
フランス
アルザス
ジェラール・シュレール
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥7,580 (外税) 
【こちらはピノ・グリをマセラシオンしたキュヴェでしょう!!レアものです・・】
 何せ数が無いので・・でも、

「オレンジ色のワイン?・・いや、赤か?ロゼか?・・」

と言うような色をしています。

「でも・・白ワインです・・」


 まぁ、オレンジワイン大好きな方は飛びつくかもしれませんが、ピノ・グリですから・・ね。イタリアだとピノ・グリージョです。果皮を漬け込むとオレンジ系の色が出やすいですし、時には淡いですが赤っぽくも見えることが有ります。


 シュレールさんもマセラシオン系ワイン、造り始めたんですね・・。どうやらこの「ピジェ」と書いてあるのがそのようです。

「Pige = 判った!」

と言うことらしいですよ。

シモン・ビュッセ

フランス Simon Busser シュド・ウェスト
● 待望のシモンビュッセ、新ヴィンテージが到着です!もう毎年お楽しみにされていらっしゃる方も多いかと思いますが、2012年ものはスムーズには出て来ず、2011年のリリースからかなり時間が過ぎてしまいました。noisyもお客様に忘れられやしないかと・・冷や冷やしたものです。

 そして今回は2013年ものと2014年ものが一緒にリリース・・と言う事態です。これは、エージェントのヴォルテックスさんが2013年ものを仕舞い込んでいたから・・です。

 仕舞い込んでいたというのは、

「まだ完全に仕上がっていない」

と言う判断から瓶での熟成期間を持った・・と言うことです。本来なら現地の造り手の下に熟成させるべきなのでしょうが、仕上がったら引き取らないと・・

「無くなってしまう」

 つまり、他のエージェントが持っていってしまうらしいです。引く手数多で・・エージェントさんも大変のようです。

 しかも2013年ものは、厳しいヴィンテージという背景が有り、本来なら数アイテム造る所を、「ロリジネルだけ」に集約しましたので、あの素晴らしい「ピュール・コ」の葡萄もロリジネルに使われています。


 2014年は今回いつも通りの3アイテムです。2013年ほどではないにせよ、カオールは涼しいヴィンテージだったようです。仕上がりはエレガントですが、時間の経過でどんどん深い、濃密な味わいになって行くのが見えました。いつもながらにナチュラルでピュア、繊細さはそのままです。

 価格もほとんど変わっていないので・・デイリーとしても超お奨めです。5年ほど寝かせると、その成長に驚かれると思います。必買アイテムかと思います。ぜひともご検討くださいませ。




■エージェントさんより
 *今回ご案内の2014年ヴィンテージの3アイテムは今年1月に入港したばかりですが、味わい・状態ともに非常に安定しており、安心してお買い求め頂けます。前回販売の2012年は骨格のしっかりとしたスタイルでしたが、2014年は冷涼な天候だったこともあり、軽快さを感じさせる仕上がりとなっております。


● 何も言わずに・・ご信頼いただき、是非ともご購入いただきたいワインが久しぶりに見つかりました。・・それもデイリークラスのワインで、確実にグレートなクラスを脅かせる、真の実力、ポテンシャルを持つ凄いワインです。デュシュンのネゴスも、
「いや~・・旨いなぁ・・。確実にクラスを超越してるなぁ・・」
と感心しましたが、このシモン・ビュッセ、その上を遥かに越えて行ってしまいました。全く仰天の旨さです!

 「でもカオールでしょ??黒くて渋くて平板で・・特徴は有るけど美味しいものに出会ったこと無いし!」
 と言われるに違い無いです。

 でもね~!noisy もこの世界で長きに渡りしぶとく生き残ってますが、その当たりの判断のブレは比較少ない方だと・・・いや、自画自賛でみっともないですが、有る意味、それっきゃ持ち合わせて無い!ってことでしょうかね。まあ、自分では愚直だと言われても良いかなとは思っています。

 まあ、このワインを飲んだ時はびっくりしましたよ。そして時間を掛けても飲みましたが・・・何せ、安い方のポリチネールの第一印象は、

「あらら・・・樽香の無い、良いコンディションの、とても充分に休養させたCh.マルゴー??」
 と言うものでした。その場にいらっしゃった方々・・周りにも公言してますんで隠しようが無い・・・(^^;;プライスを聞いてさらにぶっ飛びました。

「若いマルゴーなんぞ、とても美味しくは飲めたものじゃないが、この美しさ、凝縮感、ピュアさ・・・どれを取っても一級品だ!」
と感じたわけです。

 早速押さえに掛かろうとしましたがそうは問屋は卸さない・・結構時間が掛かってしまいました。

 若い生産者で、まだ始めて間もないのに、凄いワインを造ってしまって・・先が心配です・・いや、楽しみです。ご当地フランスでも大変な騒ぎになっているようですよ。まあ、そりゃあそうでしょうよ。飲めば判る・・・でしょう。

 そんな訳で、旨いワインに能書きは要らず、ただ信頼可能なテイスターのお墨付きだけが有れば・・とおっしゃっていただけるお客様には、

「出来るだけ沢山買っておいてくださいね。」
と言わせていただきたいと思います。

 少なくとも自身の舌と鼻・・・感覚を確かめてからじゃないとね・・カオールだしね・・・若造だし・・とおっしゃる方には、取りあえず1本ずつチェックのためのご購入をご検討ください。

「そんなこと言うけど、でもさ、好みもあるんじゃない??」
と思われるかもしれませんが、真に素晴らしいワインは、そんな垣根は大概簡単に乗り越えてしまうものです。マルベックのクセとか、南西部だから温かいニュアンスなんじゃないか、とか・・、そんなレベルのものでは無いです。

 あ、因みに飲んだ後で知ったんですが、ポリチネールにはメルロが結構入っていたんですね。あながちnoisyの印象も遠くはなかったんだなと!・・再確認した次第です。超お奨めの2アイテムです。無くなるのは早いと思いますので、是非お早目にご購入ください。凄いワインです!


馬が大好き、土の匂いが好き!


カオールの新星☆シモン

 オーナーであるシモン・ビュセーの父親は、既にビオロジック栽培をしていましたが、醸造設備を持たなかったため、収穫したぶどうは協同組合に販売していました。父が所有し賃貸するぶどう畑の内、一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を引き継いで2007年よりワイン造りを開始した新しい蔵元です。

 2007年の醸造は、近所でワイン造りをする知り合いの醸造設備を借りて仕込みました。それまでワイン作りを手伝ったことはあっても、醸造学校に行ったこともなく、ワイナリーで働いたこともないシモンにとっては、試験的な仕込みであり、どちらかというとちょっとした興味程度のことでした。知り合いである“近所のおじさん”のワイン作りを真似て作った初ビンテージは、SO2をあまり使わなかったという(SO2含有量は80mg/L)。今風のテクニックを駆使しないことが幸いしたのでしょう。その結果、ワイン作りとは、原料であるぶどう栽培と発酵という工程が必要な、奥が深く複雑で、内容の濃い点に興味がわいてワイナリーになる決心をしました。

 夢は地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らしたい、というほど馬が大好きなシモンは、どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールのオリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受けました。今ではボルドー液などの農薬散布以外は全て馬を使って栽培をするようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。

栽培・醸造
 そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。2007年に「エコセール」の認証を取得しました。

 「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。

 収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。

 シモンさんの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3~4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。

 蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけます。酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。


ワイン名: 2009 VdT Polichinel ポリチネル 赤 辛口
品種: マルベック70% 、メルロー30%。樹齢約40年。
畑: 1.5haの区画は、ロット川の断崖に一部張り出したテラス状の地形となっている。 石灰質が地面に露出するため、砂利が少ない粘土石灰質の土壌。
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量: 約15~20hl/ha。収穫は手摘み。
醸造・熟成: 100%除梗しグラスファーバー製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。メルローはぶどうの粒が潰れにくかったため、マセラシオンカルボニックのような状態で発酵した。マセラシオン中は空気に触れないように注意。発酵とマセラシオンの合計は20日間。古樽(平均6年)を使って9カ月の間、澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2は熟成用木樽の燻浄をする以外は一切使わない。
特徴: 濃厚でボリューム感が強いのに、驚くほどきめが細かく、丸みのある滑らかなタンニンが特徴。カシスのような黒い果実が熟したリッチで力強い味わい。とりわけ繊細さが際立っている。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出した所、合格しなかったためそれを揶揄して名づけ、絵をさかさまに使用した。「ピュール・コ」よりもフルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしている。そうすることで果実のフレッシュさも残す。

ワイン名: 2009 AOC Cahor Pur Cot カオール ピュールコ 赤 辛口
品種: マルベック100% 。樹齢約40年。
畑: 蔵があるレ・ルージュ地区にある1.2Haの区画。南北に開けるテラス状の粘土石灰質土壌(シレックス含む)
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量 約25hl/ha。収穫は手摘み。 収穫したぶどうは選果後、35Kgのプラスティックケースに積めて、荷馬車で運搬。
醸造・熟成: 70%除梗し、セメント製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。マセラシオン中は空気に触れないように注意して、ルモンタージュとデレスタージュを丁寧に行う。発酵とマセラシオンを含めると30日間。 アルコール発酵後にSO2をごく少量使用。 古樽(平均6年)を使って10カ月の間、澱引きをせず熟成。 清澄やろ過をせずにビン詰め。
特徴: カオールの伝統品種を用い、リッチで力強い味わいながら、余韻が長くフィネスを感じさせる。一般的なカオールの「ブラックワイン」とはかけ離れた繊細な風味が魅力で、口当たりがとても良い。地区名の「レ・ルージュ」とは「コー(マルベック)に適した土地」と昔から認められて付けられた。 ラベルには、生まれ育ったこの土地に育つ樹齢の古いコーの区画を、大好きな馬で耕す場面を挿絵にした愛着のあるデザイン。


2014 Polichinel V.d.F. Rouge
ポリチネール V.d.F.ルージュ

11716
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ
■エージェント情報
 マルベック60%、メルロー40%。粘土石灰土壌。樹齢約40年。グラスファーバータンクで発酵の後、小樽で澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2一切添加なし。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出したところ合格しなかったため、それを揶揄して名づけ絵をさかさまに使用したラベルにしました。フルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしています。
 色調はやや深めの赤、口に含むとクリスピーなガスが舌先にあたりフレッシュさを感じる、ご案内差し上げた4種の中で最も軽やかな味わいです。カオールとは思えないほど軽くスムーズな口当たりで、フランボワーズ等の甘酸っぱい小さな赤い果実の風味が主体となっており、仄かな甘みが口中に広がります。
 喉を通る際にドライなタンニンを僅かに感じますが、この控えめなタンニンをを最後に感じることで軽いながらもしっかりとした骨格を感じ取ることができます。時間の経過とともに香りや味わいが一層まとまり、果実味などの膨らみを味わうことが出来ますので、常温に近い温度帯でお飲み頂くことをお勧めします。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,320 (外税) 
【激ピュア!すっぴん美人です!目茶美味しいです!】
「・・コットはクセが有るから・・」

等とは言わないで、是非この素晴らしいピュアでナチュラル、身体に優しく浸透するワインを飲んでみてください。

 一切の虚飾を廃し、すっぴんのままのピュアな果実を感じていただける自然派のワインです。しかも、揮発酸系のニュアンスは無く、危険性ゼロです。

 コット(コー、コ)を60%にメルロを加えたセパージュです。ほんの僅かにガスを感じるかもしれませんが、半年もしない内に無くなる様な少ないもので、醸造に由来するものです。

 いつものようにピュアで、甘みはゼロ!・・と言いたくなる様なドライさです。それでいて、コットに感じるような果皮の厚み由来の蝋のようなニュアンスも・・ゼロです。しなやかで実に優しい・・しかも酸の美しさは特筆ものです。

 まるで自然にある果実をジュースにしただけ・・ただそれが組成や味わいを変えずに、魔法のようにワインになった・・雰囲気です。ドライなジュース感覚・・でもそれだと普通は、

「ギスギスした感じ」

になってしまうものですが、非常に球体です。2014年なので、まだ若い果実を口にしているような錯覚です。非常に旨い!・・素晴らしい仕上がりかと思います。 この先、半年から1年も経つと、先の穏やかなガスが消え、より充実した「まるっと」果実感が出てくるでしょう。濃密になって行くはずです。

 何しろ、昨年ご紹介したのは2012年ものですから・・そのタイミングから言えば、確実に1年早いんですよ。でもピュアさ、ナチュラルさはそのまんま・・あとは熟も楽しみですし、今の味わいも美味しいので、さっさと飲んでも良し、数年寝かせても良しです。

 でもひとつだけご注意申し上げます。非常に繊細なバランスを持っており、無ろ過、無清澄ですから、1~3日ほど立てて澱を落としお召し上がり下さる方が結果が良いです。ミネラリティたっぷりなしなやかテクスチュアを失うのは勿体無いですから・・。


 今回の一推しです。是非飲んでみてください!超お奨めします!



2014 l'Originel V.d.F. Rouge
ロリジネル V.d.F.ルージュ

11715
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ
■エージェント情報
 マルベック70%、メルロー30%。2013年に比べ若々しさが伺える赤紫色で、グラスの底が確認できる鮮やかな色合です。アメリカンチェリーやグレナデンシロップなど完熟感のある果実の香りとそれに似た風味があります。品種構成だけを見ると重みのある味わいを想像しがちですが、香りの印象に比べ甘みは控えめでタンニンは細かく、ほどよくのった酸がバランスを整えています。
 軽やかで滑らかに口中に流れ込み抜栓直後から柔らかさが感じられ、余韻には仄かに樽由来のバニラ香を感じ優しい印象を残してくれます。数日経過してもバランスが崩れずグラスワインでも充分にお楽しみ頂けます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,550 (外税) 
【思いっきりピュアです!!徐々に表情が付いて来たタイミング?】

2013年ロリジネル 2013年のシモン・ビュッセは、何と・・・残念ながら、ポリチネールとピュール・コの生産を諦め、ロリジネルに集約することになってしまいました。厳しいヴィンテージだったのでしょう。コットという葡萄は非常に天候に左右されやすい性質と聞いています。

 しかしそのお陰で・・非常に楽しい比較テイスティングが出来ることになっちゃったんですね・・。何せ、シモン・ビュッセのトップワインであるピュール・コの葡萄も、2013年にはロリジネルに使われたんですから・・。


 だって・・普通に考えればですよ。2013年と2014年じゃ、どっちのワインの色が濃いと予想されますか?・・普通なら

「2014年」

と答えるはずですよね?


 でも、実際は2013年の方がより「濃く」「黒い」のが見えるかと・・思うんですが・・いかがでしょうか?

 理由は、やはり良い畑のコット、ピュール・コの葡萄が入ったから・・でしょう。それしか思い当たりません。それも、かなり減産したはずで、貴重な葡萄だったはずです。

 それにしても美しい色ですよね。こんな透明感は中々出てこないです。また、2013年ものはヴォルテックスさんの倉庫に入っていたので。
2014年ロリジネル それも1年以上ですよ?・・なので、ボトルの肩の部分に澱が付着しているのが見えるかと思いますし、コルクも少し濡れているのが判るかと思います。


 味わい、味筋はほぼ一緒ですが、2013年ものは実に複雑性が高いです。ピュアさ、ナチュラルさは同程度、重さ・・というよりも軽快感も同程度ですが、2014年がわずかに軽やかかもしれません。

 メルロのやや多いポリチネールよりも濃密で、格上感が有ります。また同様に非常にエレガントで、

「コットって・・こんなんだったっけか?」

と思うに違い無いです。非常に精緻です。

 価格差は僅かですが、軽く飲むならポリチネール、複雑な表情を楽しむならロリジネルでしょう。

 そして、ロリジネルのヴィンテージ違いも良いと思います。濃密だった2011年・・バランスの良かった2012年に、今回の2013年と2014年が有りますから、もしまだお持ちの方は、一気に比較テイスティングも可能じゃ無いでしょうか?

 面白いシチュエーションを用意してくれました!・・ぜひポリチネールと共にご注文いただければと思います。

 こんなに安いのに!・・素晴らしいです!お奨めします!



2013 l'Originel V.d.F. Rouge
ロリジネル V.d.F.ルージュ

11713
自然派
赤 辛口
フランス
シュド・ウェスト
カオール
シモン・ビュッセ
■エージェント情報
 マルベック70%、メルロー30%。2014年12月入荷後、1年2ヶ月倉庫で寝かせ今回のご案内となります。到着直後は果実味が控えめで僅かに青みがかった印象を受けました。現在はそういったベジェテルな要素は感じられず、酸が中心となりバランスを支え円みを帯びた味わいへと大きな変貌を遂げています。
 2013年は収量が極めて少なかったため、ポリチネルとピュール・コのブドウも全て一緒に醸造し、オリジネルだけを造りました。
 紫がかったやや深めの赤い色合いで、小さな赤や黒系の熟した果実が混ざり合うような香りに、スミレの花、バケットのような香ばしい香りが僅かに薫ります。抜栓時は酸が先行しているように感じられますが、開いてくると果実由来の甘みや風味が増し、円みが出て口当たりもより優しくなります。赤いりんごの果皮のようなタンニンで2日目以降はワイン中に溶け込み一層バランスが取れ、スミレやお香、ハーブなど華やかな印象を与えてくれます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫   ご注文数   本
¥2,550 (外税) 
【思いっきりピュアです!!徐々に表情が付いて来たタイミング?】

2013年ロリジネル 2013年のシモン・ビュッセは、何と・・・残念ながら、ポリチネールとピュール・コの生産を諦め、ロリジネルに集約することになってしまいました。厳しいヴィンテージだったのでしょう。コットという葡萄は非常に天候に左右されやすい性質と聞いています。

 しかしそのお陰で・・非常に楽しい比較テイスティングが出来ることになっちゃったんですね・・。何せ、シモン・ビュッセのトップワインであるピュール・コの葡萄も、2013年にはロリジネルに使われたんですから・・。


 だって・・普通に考えればですよ。2013年と2014年じゃ、どっちのワインの色が濃いと予想されますか?・・普通なら

「2014年」

と答えるはずですよね?


 でも、実際は2013年の方がより「濃く」「黒い」のが見えるかと・・思うんですが・・いかがでしょうか?

 理由は、やはり良い畑のコット、ピュール・コの葡萄が入ったから・・でしょう。それしか思い当たりません。それも、かなり減産したはずで、貴重な葡萄だったはずです。

 それにしても美しい色ですよね。こんな透明感は中々出てこないです。また、2013年ものはヴォルテックスさんの倉庫に入っていたので。
2014年ロリジネル それも1年以上ですよ?・・なので、ボトルの肩の部分に澱が付着しているのが見えるかと思いますし、コルクも少し濡れているのが判るかと思います。


 味わい、味筋はほぼ一緒ですが、2013年ものは実に複雑性が高いです。ピュアさ、ナチュラルさは同程度、重さ・・というよりも軽快感も同程度ですが、2014年がわずかに軽やかかもしれません。

 メルロのやや多いポリチネールよりも濃密で、格上感が有ります。また同様に非常にエレガントで、

「コットって・・こんなんだったっけか?」

と思うに違い無いです。非常に精緻です。

 価格差は僅かですが、軽く飲むならポリチネール、複雑な表情を楽しむならロリジネルでしょう。

 そして、ロリジネルのヴィンテージ違いも良いと思います。濃密だった2011年・・バランスの良かった2012年に、今回の2013年と2014年が有りますから、もしまだお持ちの方は、一気に比較テイスティングも可能じゃ無いでしょうか?

 面白いシチュエーションを用意してくれました!・・ぜひポリチネールと共にご注文いただければと思います。

 こんなに安いのに!・・素晴らしいです!お奨めします!