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新着情報メールサービス 2019年第36弾 PAGE 4

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トラペのアルザスは優しく柔らかです。
フランス  ■□  Chateau de la Velle (Bertrand Darviot)  □■  ブルゴーニュ
シャトー ド ラ ヴェル(ベルトラン ダルヴィオ)
● 残念なお知らせです。シャトー・ド・ラヴェル、ベルトラン・ダルヴィオですが、ドメーヌを閉鎖することになったとお伝えしました。売却なのか、単に閉鎖なのかは今のところ不明なんですが、存続は無くなったとのことで・・フィネスさんもショックだとおっしゃってました。

 高い品質とリーズナブルな価格、飲んだらちょっとビックリしてしまうほどですが、エリゼ宮御用達のワインが無くなってしまうそうです。

 なので、ドメーヌに残っているバックヴィンテージを結局、ほぼほぼ日本に持ってきたようです。前回はピノ・ノワールを中心し、ちょっとしたバックヴィンテージをご紹介させていただきました。

 今回はシャルドネを含む1980年台からのバックヴィンテージをご紹介させていただきます。

 ただし、数はそんなに無かったとのことで、数本ずつのみのご案内です。もしくは1本とか・・しかないアイテムも有ります。

 ので、noisy は飲めないんですが、担当のK君によりますと、

「滅茶苦茶旨い!」

とのことです。


 また、フィネスさんでは、輸入したワインを全品検品し、色味の悪いもの、液量の少ないものを除去、合格したもののみを販売に回したとのことです。

 選別の詳細は、駄目なものは「C」、そこから不安なものを弾いて「B]、合格品が「A」とのことで、今回は「A品のみ」のご案内です。

 ま・・何だか noisy と同じことをやってたんだ・・と・・思わず笑っちゃいました・・(^^・・口には出さなかったですが・・

 と言う訳で、コンディションなどもご安心ください。ただし最悪の場合、出荷時の再検品で弾く場合があること、エチケットに若干の難があるボトルも含まれること・・2008年のアイテムは、もうエチケットが残っていなかったようで、他のヴィンテージのエチケットに上から「8」の文字を貼っていたりします。バックヴィンテージにはつきものですのでご容赦くださいませ。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 知る人ぞ知る秀逸なムルソーの歴史ある生産者のワインです。日本でも某インポーターさんが長く輸入されていましたが、現在はフィネスさんの輸入です。

 昨年よりご案内させていただいていますが、2014年のベルトラン・ダルヴィオのシャルドネは凄い仕上がりでした。

 しかも価格はよそのドメーヌさんよりリーズナブル!・・あの素晴らしいコストパフォーマンスを見せるイヴ=ボワイエ・マルトノも凌ぐかもしれない価格です!

 そして、ボーヌからムルソーに拡がる畑から、シャルドネファンなら納得の

「滑らかな舌触り!樽使いがちょうどピッタリ!ミネラル感もバッチリ!今飲んでも充分に旨い!」

と思っていただける仕上がりが付いてきます!


 昨年のフィネスさんの試飲会ではかなり評判だったようで、noisy も早くご案内したかったんですが・・大物を相次いでご紹介しないとならなくなってまして、このベルトラン・ダルヴィオのようにテイスティングして内容を完全に把握・消化してからのご案内となると、さすがにちょっと時間が掛かっちゃったんですね。

 今回のシャルドネはどれも素晴らしいです!限定数のアイテムも有りますのでお早めにお願いいたします。





■エージェント情報
 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。

 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。


 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します(アリゴテを除く)。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日1~2回櫂入れと液循環をしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でステンレスタンク及び樫樽でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。
.



2008 Beaune Clos des Monsnieres
ボーヌ・ブラン・クロ・デ・モンスニエール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14597 138 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。畑は真南向きの丘の上にあり、広さは約1.3haで平均樹齢は30年、古木は60年にもなります。雨による土砂滑り対策と地中生物による土の活性化を促す為に雑草が植えられていて、その昔フィロキセラの被害に遭った畑でもあります。生のアーモンドやアカシアの花を連想させるような繊細なアロマが香り、ミネラルの爽やかさとグリセリンのオイリーさがバランス良く口の中に広がります。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,180 (外税)




2008 Beaune Clos des Monsnieres Magnumbottle
ボーヌ・ブラン・クロ・デ・モンスニエール・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14598 139 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。畑は真南向きの丘の上にあり、広さは約1.3haで平均樹齢は30年、古木は60年にもなります。雨による土砂滑り対策と地中生物による土の活性化を促す為に雑草が植えられていて、その昔フィロキセラの被害に遭った畑でもあります。生のアーモンドやアカシアの花を連想させるような繊細なアロマが香り、ミネラルの爽やかさとグリセリンのオイリーさがバランス良く口の中に広がります。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥17,200 (外税)




1999 Beaune Clos des Monsnieres Magnumbottle
ボーヌ・ブラン・クロ・デ・モンスニエール・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14596 140 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。畑は真南向きの丘の上にあり、広さは約1.3haで平均樹齢は30年、古木は60年にもなります。雨による土砂滑り対策と地中生物による土の活性化を促す為に雑草が植えられていて、その昔フィロキセラの被害に遭った畑でもあります。生のアーモンドやアカシアの花を連想させるような繊細なアロマが香り、ミネラルの爽やかさとグリセリンのオイリーさがバランス良く口の中に広がります。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥17,200 (外税)




1997 Beaune Clos des Monsnieres
ボーヌ・ブラン・クロ・デ・モンスニエール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14595 141 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。畑は真南向きの丘の上にあり、広さは約1.3haで平均樹齢は30年、古木は60年にもなります。雨による土砂滑り対策と地中生物による土の活性化を促す為に雑草が植えられていて、その昔フィロキセラの被害に遭った畑でもあります。生のアーモンドやアカシアの花を連想させるような繊細なアロマが香り、ミネラルの爽やかさとグリセリンのオイリーさがバランス良く口の中に広がります。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,150 (外税)

【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】--以下は以前の現行ヴィンテージのレヴューです。
 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】


 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!.



2013 Beaune 1er Cru Marconnets Blanc
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14427 142 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
(2015年ものの情報になります。)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,600 (外税)

【こちらは2013年もののボーヌ1級マルコネです。】・・・少なくて飲めていないのでレヴューは2011年ものです。
 今回の写真は余り近くに寄ってないものを掲載いたします。この方が他のバックヴィンテージを検討するのに都合良いかと思いまして・・。

 2011年のボーヌ1級レ・マルコネです。何度も書いている記憶があるので、余り深くは掘り下げませんが、ボーヌの村の北西、最も北に位置するボーヌ最高レベルの1級畑です。実はその北にもサヴィニーの1級レ・マルコネが有り、もともとは一緒の畑が、高速を造るときに分断されています。そのお陰で、「モンラッシェ」が生き延びることが出来た訳です。

 ボーヌの村の西の丘陵に掛かった場所に有りまして、ここはほぼムルソー並みに白いミネラリティが厳しい場所です。ムルソーほどは大理石っぽくは無いだけ・・と言うイメージで、グラが有り、少しオイリーで、蜜っぽさも出て来ます。樽の使い方やその溶け込み具合に寄ってはナッティーなニュアンスも含まれて来ます。

 この2011年、収穫から8年目ですが、だいぶこなれて来ています。さりとて、ムルソー並みにミネラリティがしっかり有りますんで、まだまだこれからだよ・・と言うメッセージも出ています。

 今飲むには、グラスをブンブン振り回して、その変化を見つめつつ飲むのが良く、これまた非常に・・楽しいんですね。

「・・何だよ・・まだじゃん!」

と言葉にするのは無粋ですよ。だいぶ出て来た表情に感謝しつつ、この8年の時空の恩恵を楽しむのが良いです。クロ・デ・ムーシュの白など、実はさほどでもない・・と思ってしまうほど、ポテンシャルを感じる瞬間が必ずあります。ピュリニー1級ほどのフィネスは無いにせよ、繊細さと高貴さも備わっています。

 若飲みは可能ですが、やせたように感じる部分を少しだけ我慢しつつの飲み方になると思います。それでも飲めてしまうのがボーヌの優れた1級シャルドネでして、尖った部分の無いふんわりと優しい味わいに騙され、ポテンシャルを取り切れないシュチュエーションは良くありがちです。

 素晴らしいシャルドネだと思います。80年台、90年台・・この2011年を飲むと是が非でも飲みたいと思ってしまうと思います。ご検討くださいませ!


 以下は現行ヴィンテージのご紹介時のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】

 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】


 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!.



2011 Beaune 1er Cru Marconnets Blanc
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14426 143 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
(2015年ものの情報になります。)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,600 (外税)

【ここを基本に、他のバックヴィンテージワインをご検討くださいませ。】
 今回の写真は余り近くに寄ってないものを掲載いたします。この方が他のバックヴィンテージを検討するのに都合良いかと思いまして・・。

 2011年のボーヌ1級レ・マルコネです。何度も書いている記憶があるので、余り深くは掘り下げませんが、ボーヌの村の北西、最も北に位置するボーヌ最高レベルの1級畑です。実はその北にもサヴィニーの1級レ・マルコネが有り、もともとは一緒の畑が、高速を造るときに分断されています。そのお陰で、「モンラッシェ」が生き延びることが出来た訳です。

 ボーヌの村の西の丘陵に掛かった場所に有りまして、ここはほぼムルソー並みに白いミネラリティが厳しい場所です。ムルソーほどは大理石っぽくは無いだけ・・と言うイメージで、グラが有り、少しオイリーで、蜜っぽさも出て来ます。樽の使い方やその溶け込み具合に寄ってはナッティーなニュアンスも含まれて来ます。

 この2011年、収穫から8年目ですが、だいぶこなれて来ています。さりとて、ムルソー並みにミネラリティがしっかり有りますんで、まだまだこれからだよ・・と言うメッセージも出ています。

 今飲むには、グラスをブンブン振り回して、その変化を見つめつつ飲むのが良く、これまた非常に・・楽しいんですね。

「・・何だよ・・まだじゃん!」

と言葉にするのは無粋ですよ。だいぶ出て来た表情に感謝しつつ、この8年の時空の恩恵を楽しむのが良いです。クロ・デ・ムーシュの白など、実はさほどでもない・・と思ってしまうほど、ポテンシャルを感じる瞬間が必ずあります。ピュリニー1級ほどのフィネスは無いにせよ、繊細さと高貴さも備わっています。

 若飲みは可能ですが、やせたように感じる部分を少しだけ我慢しつつの飲み方になると思います。それでも飲めてしまうのがボーヌの優れた1級シャルドネでして、尖った部分の無いふんわりと優しい味わいに騙され、ポテンシャルを取り切れないシュチュエーションは良くありがちです。

 素晴らしいシャルドネだと思います。80年台、90年台・・この2011年を飲むと是が非でも飲みたいと思ってしまうと思います。ご検討くださいませ!


 以下は現行ヴィンテージのご紹介時のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】

 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】


 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!.



2002 Beaune 1er Cru Marconnets Blanc Magnumbottle
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14594 144 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥18,990 (外税)

【2002年ものマグナム!まだまだこれからでしょう!】--以下は2011年もののレヴューです。
 今回の写真は余り近くに寄ってないものを掲載いたします。この方が他のバックヴィンテージを検討するのに都合良いかと思いまして・・。

 2011年のボーヌ1級レ・マルコネです。何度も書いている記憶があるので、余り深くは掘り下げませんが、ボーヌの村の北西、最も北に位置するボーヌ最高レベルの1級畑です。実はその北にもサヴィニーの1級レ・マルコネが有り、もともとは一緒の畑が、高速を造るときに分断されています。そのお陰で、「モンラッシェ」が生き延びることが出来た訳です。

 ボーヌの村の西の丘陵に掛かった場所に有りまして、ここはほぼムルソー並みに白いミネラリティが厳しい場所です。ムルソーほどは大理石っぽくは無いだけ・・と言うイメージで、グラが有り、少しオイリーで、蜜っぽさも出て来ます。樽の使い方やその溶け込み具合に寄ってはナッティーなニュアンスも含まれて来ます。

 この2011年、収穫から8年目ですが、だいぶこなれて来ています。さりとて、ムルソー並みにミネラリティがしっかり有りますんで、まだまだこれからだよ・・と言うメッセージも出ています。

 今飲むには、グラスをブンブン振り回して、その変化を見つめつつ飲むのが良く、これまた非常に・・楽しいんですね。

「・・何だよ・・まだじゃん!」

と言葉にするのは無粋ですよ。だいぶ出て来た表情に感謝しつつ、この8年の時空の恩恵を楽しむのが良いです。クロ・デ・ムーシュの白など、実はさほどでもない・・と思ってしまうほど、ポテンシャルを感じる瞬間が必ずあります。ピュリニー1級ほどのフィネスは無いにせよ、繊細さと高貴さも備わっています。

 若飲みは可能ですが、やせたように感じる部分を少しだけ我慢しつつの飲み方になると思います。それでも飲めてしまうのがボーヌの優れた1級シャルドネでして、尖った部分の無いふんわりと優しい味わいに騙され、ポテンシャルを取り切れないシュチュエーションは良くありがちです。

 素晴らしいシャルドネだと思います。80年台、90年台・・この2011年を飲むと是が非でも飲みたいと思ってしまうと思います。ご検討くださいませ!


 以下は現行ヴィンテージのご紹介時のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】

 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】


 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!.



1997 Beaune 1er Cru Marconnets Blanc
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14593 145 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,580 (外税)

【これはかなり熟して旨くなっているはず!!】--以下は2011年もののレヴューです。
 今回の写真は余り近くに寄ってないものを掲載いたします。この方が他のバックヴィンテージを検討するのに都合良いかと思いまして・・。

 2011年のボーヌ1級レ・マルコネです。何度も書いている記憶があるので、余り深くは掘り下げませんが、ボーヌの村の北西、最も北に位置するボーヌ最高レベルの1級畑です。実はその北にもサヴィニーの1級レ・マルコネが有り、もともとは一緒の畑が、高速を造るときに分断されています。そのお陰で、「モンラッシェ」が生き延びることが出来た訳です。

 ボーヌの村の西の丘陵に掛かった場所に有りまして、ここはほぼムルソー並みに白いミネラリティが厳しい場所です。ムルソーほどは大理石っぽくは無いだけ・・と言うイメージで、グラが有り、少しオイリーで、蜜っぽさも出て来ます。樽の使い方やその溶け込み具合に寄ってはナッティーなニュアンスも含まれて来ます。

 この2011年、収穫から8年目ですが、だいぶこなれて来ています。さりとて、ムルソー並みにミネラリティがしっかり有りますんで、まだまだこれからだよ・・と言うメッセージも出ています。

 今飲むには、グラスをブンブン振り回して、その変化を見つめつつ飲むのが良く、これまた非常に・・楽しいんですね。

「・・何だよ・・まだじゃん!」

と言葉にするのは無粋ですよ。だいぶ出て来た表情に感謝しつつ、この8年の時空の恩恵を楽しむのが良いです。クロ・デ・ムーシュの白など、実はさほどでもない・・と思ってしまうほど、ポテンシャルを感じる瞬間が必ずあります。ピュリニー1級ほどのフィネスは無いにせよ、繊細さと高貴さも備わっています。

 若飲みは可能ですが、やせたように感じる部分を少しだけ我慢しつつの飲み方になると思います。それでも飲めてしまうのがボーヌの優れた1級シャルドネでして、尖った部分の無いふんわりと優しい味わいに騙され、ポテンシャルを取り切れないシュチュエーションは良くありがちです。

 素晴らしいシャルドネだと思います。80年台、90年台・・この2011年を飲むと是が非でも飲みたいと思ってしまうと思います。ご検討くださいませ!


 以下は現行ヴィンテージのご紹介時のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうなハイ・コスト・パフォーマンス・シャルドネのモンスニエール!!これは買うっきゃ無いです!!】

 何てリーズナブルなんでしょう!・・ちょっと有り得ません。もの凄い完成度です!

 まぁ、何故か滅茶リーズナブルなACブルゴーニュの入荷が無かったんですが、この素晴らしいボーヌ・モンスニエールを飲んでしまえば、すべてが吹っ飛んでしまいます。2015年はベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージとのことですが、

「2015年は彼の集大成を見事にやりきったヴィンテージ!」

と言えます。


 ほんのりオイリーで、柑橘がマッタリさの中から顔を見せます。ちょっと口蓋にへばりついてさらさらとほどけて行く間の見事な柑橘、ドライなのにそれを感じさせないエキス、適度に・・本当に適度に膨らむ中域から時間を掛けて高域へと伸びて行きます。「余韻の長さ」と相反する「切れの良さ」の両立が見事で、敢えて「ミネラリティ」「ミネラル」を言いたく無いと思わせるバランスの素晴らしさが有ります。

 こんなの飲んじゃうとね・・後が厳しいですよね。非常に完成度が高いです!


「ん?・・・そんなこと言ったって、あれだけのユベール・ラミー推しの後じゃ、そんなん霞んじゃうじゃん!」

と思われるかもしれませんよね。


 なので一応・・noisy 的な見解を申せば、ユベール・ラミーは若く、その仕事量の多さ、意思の強さがすごいです。ワインも、

「どこまで飛んで行くのか判らない凄み」

が有ります。

 だから、そんな初めてに近い感覚をずっと見ていたいと思わせると思うんですね。


 ベルトラン・ダルヴィオはある意味「老獪」です。いや、言葉が悪いな・・仙人と言っても良いかもしれないです。 全く外さないばかりか、自身の経験を最大限に生かし、自身の求めるシャルドネの姿をしっかり見せつけてくれます。それも、

「まったく押しつけがましくない・・サラリとしたスタイルで」


 だって、オイリーだからって、オイリー過ぎると嫌でしょう?・・柑橘が良く香るし感じるけど苦過ぎたり渋過ぎたら・・萎えちゃいますよね。

 そんなディテールが非常によく出来ているんですよ。今飲んでも非常に素晴らしいですし、将来的にも安心できるハイポテンシャルなワインなんです。


 なので・・ぜひとも!彼の最後のワイン、飲んでみてください。超お勧めです!・・あ、

「ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ブラン」

は少ないので飲めませんでした。1級マルコネも西の丘のふもとに有る、非常に素晴らしい1級です。あまり知られてはいないですが・・ボーヌのシャルドネは「西の丘」「白い土」がキーワードです。ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【滅茶美味しいです!!質感は1級並み!ややスタイリッシュな高質ムルソー的滑らかな味わいです!超お勧め!是非飲んで見てください!】


 いや~・・美味しいです!・・ACブルのキュヴェ・ド・ラ・シャトレーヌも旨いんですが、このモンスニエールを飲んじゃうと思いっ切り霞んじゃいますね・・。

 これはやはり濃密さでしょう。葡萄一粒一粒の充実さの違いと言って良いかと思いますが、物凄く充実しているがために、バリックに負けず、パフォーマンスを失わないと言えます。造りとしますとシャルドネの王道とも言えるような新樽をしっかり使うタイプですが、決して

「樽臭い!」

と言うレベルまでに仕上げておらず、「ピッタリ!」「ベスト!」と言うべき感覚を受けます。


 余りに自然な樽使いなので、白ワインの醸造に詳しくない・・とか、美味しければ良いからそんなのは気にしない・・と言う方は、

「・・え?・・これって樽を使ってるの?」

と疑問に思うかもしれません。


 あ、因みに上の写真はこの畑です。丘の上から南を見ているものでしょう。自然派らしく下草がバリバリ生えてますね。まだ秋~冬かな?と思いますが・・


 で、いや、これが有る意味ブルゴーニュのシャルドネマジックなんですね~・・。これは有る意味、非常に表裏になってしまうんですが、葡萄の出来が良ければ樽を強めに掛けられますし、やや弱ければそれに応じて使い分けなければならなくなります。

 2014年のように非常に出来が良かった年ならではの美味しさが、ベルトラン・ダルヴィオの手腕によって引き上げられたと言えるでしょう。

 色も緑が感じられて美しいですね。非常にマッタリしていますが、清々しさも感じるほどエレガントさも存在しています。

 ちょうどムルソー村中央部辺りの1級を、やや軽めにしたような・・と言うか、口入れ直後はもろにムルソー感バリバリです。中域がまたきちんと膨らんでくれますんで・・非常に頼もしいです。中盤以降は、ムルソーが大理石風のカチンカチンな硬質さか、やや細粒の硬いミネラリティを見せるものが多いところを、このモンスニエールはコアに白い石灰系ミネラリティを持ちつつも、外側にケイ素質と言うか、ガラス質っぽい、透明感の有る薄い膜のようなミネラリティが、微細な粒子に崩壊しながら消えて行くような感じが特徴でしょうか。透明感が先に現れ、後から白さがホロホロと粉砕されて流れ出て来るような感じで・・非常に余韻は長く、オイリーで滑らか、柑橘感がバッチリ有ります。

 これでこのプライスは非常にお買い得かと・・思いますがいかがでしょう?・・ムルソーも思いの外、旨かったので、どちらを一推しにするか迷いましたが、ACブルにプラス千円ほどでこれほどの高質さを見せるボーヌ・クロ・デ・モンスニエールを選びました!滅茶苦茶美味しいので是非飲んでみてください。一推し確定です!.



2001 Meulsault Clos de la Velle Magnumbottle
ムルソー・クロ・ド・ラ・ヴェル・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14599 146 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ムルソー

追加出来ました!

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。畑は醸造所のあるシャトーに隣接しており、粘土質の緩やかな斜面。とても日当たりの良い区画で広さは約0.86ha、最も古い木は1956年に植樹されました。火打石やパイナップル、ヘーゼルナッツのアロマがあり、果実味と酸味、ミネラルがバランスよく感じられ、凝縮感もあってスマートにまとまっています。1997年に「シャトー ムートン ロートシルト」、ルイ ロデレールの「シャンパーニュ クリスタル」と共にフランス大統領晩餐会用ワインに選ばれたこともある、このシャトーを代表するワインになります。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥28,800 (外税)

【見事に集中し熟れたムルソー!本来の厳しさを優しさに転嫁した心に染み入る1本です。ベルトラン・ダルヴィオの集大成!!】--以下は以前の現行ヴィンテージのレヴューです。
 ベルトラン・ダルヴィオさんのラスト・ヴィンテージ、看板ワインの「クロ・ド・ラ・ヴェル」です。いや~・・旨いす・・ボトルを抱えて飲んでしまいますよ。

 彼のシャルドネはどれも見事に「緑」の色合いが見て取れます。ムルソーらしく柑橘や大理石的石灰、そして実に良い感じの「蜜」、ほんのりオイリーでマッタリ、柔らかで優しい味わいです。余韻も実に良い感じ・・ボーヌ・モンスニエール同様に長さとキレを両立させた球体の味わいです。

 これ、不味いとか、大したことは無いなどとおっしゃられる方はいないでしょう。滅茶苦茶完成度が高いですし、今から飲んでも充分な満足感を得られます。

 例えば昨年までイチ押しだったイヴ・ボワイエ=マルトノも、滅茶苦茶高価になってしまいました・・何より、マルトノの場合は、とても美味しい素晴らしいワインですが、

「飲み頃をキッチリ見なければならない」

と言う点が有ります。


 勿論、1級群を言うのと村名を言うのでは違いが有りますが、

「ここまでリリース時にしっかり美味しさを伝えてくれるムルソーは中々見当たらない」

と言えるでしょう。


 さっきフィネスさんの担当さんに電話したところ、やはり非常に売れているそうで・・昨年まではそれでもフリーな数を持てたそうですが、2015年ものは・・もう用意できないそうです。元からの数量も有るのでしょうが、

「飲まれた方からの還り注文が非常に多い」

とのことで、2月の数字が信じられないほど良かったそうです・・あ、言っちゃった・・(^^;; まぁ具体的な数字じゃ無いから良いよね。


 そんな事例も納得できてしまう、素晴らしい仕上がりでした。もうピノもシャルドネも造らない・・引退だなんて信じられませんが、ここは・・

「長い間お疲れ様でした!」

と言葉を掛けつつ、限定されたワインを飲ませていただきましょう。


 ミネラリティの厳しさを見せるムルソーも美味しいですが、見事なバランスやフィネスを見せるムルソーも、やはり人間ですから・・バランスの取れた美味しさに「クラッ」としてしまいます。今イチ押しのユベール・ラミー、バシュレ=モノとはまた異なる老練・熟練の最高傑作、お楽しみいただけます。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【高質です!滑らかでオイリー!ぷっくらと膨れた柑橘果実!今でも非常に美味しい!ムルソー村ど真ん中ならではのムルソー的味わいです!】



 ん~・・これも一推しにしたいほど美味しい・・です。この何日かでかなりソフトになって来ているんだと思います。関東は南側では桜がほぼ満開ですが、春の訪れとともにワインも変化、また飲み人で有るワインファンの方々のバイオリズムも変わって来ている・・と言うことなのかと思います。

 実は、前情報をエージェントさんの担当さんから頂いておりまして、「ムルソー系はまだ硬い」とのことだったので、とりあえず二の次・・と言う感覚だったんですね。なので、

「この旨さならボーヌ・クロ・デ・モンスニエール・ブランが一推しで決まり!」

と、ボーヌ・ブランを推すことにしたんですが、昨夜、このムルソーを飲んでみると・・こちらも滅茶苦茶旨いじゃないですか・・。

 ボーヌの方はやはりムルソーっぽいとは言え、ボーヌ村系の白いミネラリティのエレガンスを持っています。でもこちらはやはり「ムルソー」ですから、その場所によってかなり・・味わいが異なる訳ですよ。

 この「シャトー・ド・ラ・ヴェル」が有る場所は村の建物が集まっている中央から南に外れた位置にあり、丘の上でも無ければずっと下のレジョナルの畑でも無い、ほぼ中央に有ります。つまり、

「ムルソーのど真ん中」

なんですね。


 で、ここは「ル・ヴィラージュ」と言われる畑です。・・まぁ、直訳すれば「村」と言う名前です。シャトー・ド・ラ・ヴェルと言うクロを持ったシャトーが有るので、「クロ・ド・ラ・ヴェル」と呼ばれているのでしょう。なだらかな斜面に有る、本当にムルソーの真ん中です。

 写真はこのシャトー・ド・ラ・ヴェルです。


 何しろ、ピノ・ノワールに適したヴォルネイを名乗るべき粘土質から、細やかな石灰系の白さを見せるミネラリティも有れば、ガラス系・ケイ素質の透明感を多く見せるミネラリティ、そして中央から南側の丘の上の大理石系の偉大感を見せつけるミネラリティまで存在しているムルソーです。そして、その「ど真ん中!」に有る畑なんですね~。

 だから、上記のミネラリティをほぼ等分に持ち合わせたような豊満な味わいなんですよ。そして2014年の素性の良さがビシビシ伝わって来て、花や果実、蜜、木の実などの有機成分もガンガン来ますし、飲んでいて本当に楽しいワインに仕上がっているんですね~・・。

 あ、ムルソーと言えば・・そしてシャトーと言えば、「シャトー・ド・ムルソー」と言う造り手のワインも有りますが、見栄え良く、しかもかなり安売りしていたとしても・・避けた方が無難です。美味しいと思ったことは一度も有りません。・・最も、大きく変われば別ですが、今のところその気配は無いです。

 そんな安いだけ、名前だけのムルソーでは無く、本物の味わいを楽しめる素晴らしい出来でした!ベルトラン・ダルヴィオ・・まだちゃんと仕入れ始めて2~3年のお付き合いですが、良い年は間違い無いな・・と言うところまで確認出来たと思っています。非常に・・思いがけず、今飲んでも美味しい・・本格派でした。超お勧めします!!是非飲んでみてください。.



2001 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire Magnumbottle
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14592 147 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥17,200 (外税)




2000 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire Magnumbottle
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14591 148 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥17,200 (外税)

【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】--以前の現行ヴィンテージのレヴューです。サン・デジレの古酒、トロットロで滅茶旨いそうです!
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!.



1993 Beaune Rouge de Saint Desire
ボーヌ・ルージュ・ド・サン・デジレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14590 149 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2014年の春は例年の半分しか雨が降らずにとても乾燥して早熟傾向だったが7月から8月にかけてはかなり雨が降ってしまい、葡萄の状態が心配されたが8月末から収穫まではよく晴れて北風の影響もあって畑は乾燥したので成熟、健康状態ともに収穫時には理想の状態となった。収穫は9月中旬で秋から冬にかけても温暖だったので醗酵も早く進んだ。赤はフレッシュな赤い果実のニュアンスが良く出ておりタンニンが柔らかくとても繊細。白は完璧と言ってもいいほどバランスが良く素晴らしいポテンシャルを持っているが、若干固さを感じるので早めの抜栓が必要だ。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,680 (外税)

【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!.



1988 Beaune Rouge de Saint Desire
ボーヌ・ルージュ・ド・サン・デジレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14589 150 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2014年の春は例年の半分しか雨が降らずにとても乾燥して早熟傾向だったが7月から8月にかけてはかなり雨が降ってしまい、葡萄の状態が心配されたが8月末から収穫まではよく晴れて北風の影響もあって畑は乾燥したので成熟、健康状態ともに収穫時には理想の状態となった。収穫は9月中旬で秋から冬にかけても温暖だったので醗酵も早く進んだ。赤はフレッシュな赤い果実のニュアンスが良く出ておりタンニンが柔らかくとても繊細。白は完璧と言ってもいいほどバランスが良く素晴らしいポテンシャルを持っているが、若干固さを感じるので早めの抜栓が必要だ。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,680 (外税)

【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】--以前の現行ヴィンテージのレヴューです。サン・デジレの古酒、トロットロで滅茶旨いそうです!
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!.



1983 Beaune Rouge
ボーヌ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14588 151 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2014年の春は例年の半分しか雨が降らずにとても乾燥して早熟傾向だったが7月から8月にかけてはかなり雨が降ってしまい、葡萄の状態が心配されたが8月末から収穫まではよく晴れて北風の影響もあって畑は乾燥したので成熟、健康状態ともに収穫時には理想の状態となった。収穫は9月中旬で秋から冬にかけても温暖だったので醗酵も早く進んだ。赤はフレッシュな赤い果実のニュアンスが良く出ておりタンニンが柔らかくとても繊細。白は完璧と言ってもいいほどバランスが良く素晴らしいポテンシャルを持っているが、若干固さを感じるので早めの抜栓が必要だ。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,680 (外税)

【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】--以前の現行ヴィンテージのレヴューです。ボーヌ赤の古酒、トロットロで滅茶旨いそうです!こちらは「タストヴィナージュ」の区画名無しのキュヴェ、エチケットです。
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!.



2004 Beaune 1er Cru Marconnets Rouge Magnumbottle
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ルージュ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14586 152 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥17,200 (外税)




2007 Beaune 1er Cru Marconnets Rouge Magnumbottle
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ルージュ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14587 153 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥15,600 (外税)

【流石にボーヌトップ・クラスの1級は物の見事なバランスです!ふっくらと柔らかくエキスの旨味がこんもり!】--2011年もののレヴューです。
 上の写真が2011年のマルコネ1級、下が2013年ものです。比べると・・判りますよね。良く熟した葡萄の温かみのある色合いが2011年、やや涼し気な2013年です。

 ボーヌ・レ・マルコネは、ボーヌの最北に位置する1級畑です。同じくボーヌ・トップクラスのクロ・デュ・ロワ1級の西に接しています。

 面白いのはボーヌの村の北は、ご存じサヴィニー・レ・ボーヌですが、ボーヌのマルコネ畑の北はサヴィニー・レ・ボーヌの「マルコネ1級」なんですね。正確には「レ・ゾー・マルコネ」と「バ・マルコネ」ですが、どちらも1級畑でして、高速道路がその村の境に通っています。

 と言うか、サヴィニー・レ・ボーヌのマルコネを削って高速道路を通したんです。1971年までにその高速6号線は開通していますが、

「当初はモンラッシェの丘を通すルート」

が想定されており、フランスでは大問題になったそうです。

 まぁ、戦時中はドイツ軍の侵攻で、フランスも戦場になったのでしょうが、樽にするために製材していると、今でもその頃の弾丸が出てくるそうですよ。

 それで、流石にモンラッシェ削って通すルートは大きく北に迂回することになり、サヴィニー・レ・ボーヌのマルコネの一部が犠牲になったようです。どうでも良い話しでは有りますが、google earth などでしっかり見えちゃいますから・・。技術の進歩は恐ろしいスピードですよね。
 で、このマルコネですが・・めっちゃ美味しいです!流石に評判の良い1級畑です。ドライなのに中心がこんもりと盛り上がりつつ、外周は冷ややかで透明感のあるパレットをしっかり描いてくれます。印象は「円盤型UFO」を思い描いていただけますと・・簡単ですよね。

 チェリーやベリーの赤黒極小果実が嫌味無く、高貴に感じられます。ミネラリティはシンプルでは無く、非常に複雑に入り組んでいます。サヴィニー側のマルコネも良い畑ですし、その北はこれまた良く知られた「レ・ジャロン」「オー・ジャロン」「レ・ナルバントン」の1級畑が連なります。サヴィニー側に行くとやや野性味の増した香りが増えるような気がします。ボーヌ側の方が気品が出るかな?・・一般的にはそんな感じです。

 石灰も単純に白い感じでは無く、レンガ色っぽさを連想させる強さが感じられ、旨味成分が多いです。

 また、ボーヌ村はほとんどが1級畑ですが、それに加え、多くのネゴシアンが集まる村ですので、

「並みの出来」

のワインが多く産出されています。適当に造っても最後は結局売れてしまう・・からのようです。


 ですが我々はそんなワインには絶対手を出さないので・・だって、写真を見れば美味そうなのは判りますよね?・・見るからに香って来そうじゃないですか!

 2011年はもう・・今最高に旨いです。この状態は少しずつまた上昇して行くでしょう。これからの10年ほどがピーク。でもそれ以降もバランスを変化させつつ、また異なる姿で美味しくいただける期間が最低で10年以上有ります。そして、もう・・要素がワイン中に溶け込んでいることが出来なくなり、真っ白になってしまうまではそこから50年位は掛かるでしょう。そうなると当初、澱は物凄い量、発生します。ボトルの約半分ほどが大きめの澱で占められてしまいます・・が、そこからまたしばらく経つと、その澱はボトルの下に下がって行き、澱は縮小されたように見えます。重力で下がりますので、ボトルが横になっていれば・・その下部にへばりつく形になります。その状態で上澄みだけ飲むと・・以前のような官能を揺さぶるような美味しさでは有りませんが、結構「オツ」な味わいです。

 2013年はエレガント系です。高貴さも有ります。2011年ものよりも白い石灰が多いように感じます。なのでより冷ややかなんですが、組成は同じ畑ですので、非常に良く似ています。こんなエレガント系のマルコネも非常に良いです。どちらかと言うと、皆さんが2012年のワインに持つ健康的なイメージに近いでしょうか。透明度の高い味わい・・と言って良いかと思います。


 ベルトラン・ダルヴィオの蔵に残されていた最後のワインです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!.



2014 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14425 154 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2014年の春は例年の半分しか雨が降らずにとても乾燥して早熟傾向だったが7月から8月にかけてはかなり雨が降ってしまい、葡萄の状態が心配されたが8月末から収穫まではよく晴れて北風の影響もあって畑は乾燥したので成熟、健康状態ともに収穫時には理想の状態となった。収穫は9月中旬で秋から冬にかけても温暖だったので醗酵も早く進んだ。赤はフレッシュな赤い果実のニュアンスが良く出ておりタンニンが柔らかくとても繊細。白は完璧と言ってもいいほどバランスが良く素晴らしいポテンシャルを持っているが、若干固さを感じるので早めの抜栓が必要だ。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥4,650 (外税)




2013 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14424 155 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2013年は春から夏に掛けて雨が多く寒かったので花ぶるいが起き、さらに雹の被害も大きくアペラシオンによっては80%ダウンの収穫量となってしまった。葡萄のクオリティは悪くなく、白はややスレンダーだがミネラル、酸味、アロマがとても豊か。赤はタニックだが甘酸っぱい果実味も豊かなのでワインの出来としては悪くない。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,100 (外税)




2011 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14422 156 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
2011年は少し腐敗があったものの、適度な酸があって素晴らしい葡萄が出来た。赤白共にフルーティで早飲みのヴィンテージ。特に白はかなりのレベルに仕上がっている。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,100 (外税)




2012 Beaune Rouge Vieilles Vignes de Saint Desire Magnumbottle
ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14423 157 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はボーヌの南にあるサン デジレの丘に位置し、樹齢は40~50年です。区画の名前の由来は、中世にサン デゼールという修道士が住んでいたこと、畑の中から十字架が見つかったことから「Saint Désiré(聖なる願い)」という名前が付けられたなど諸説あります。1級畑に囲まれているためにポテンシャルは素晴らしく、濃厚な果実味としなやかなタンニンが赤身の肉やキジなどの家禽類の料理と良いマリアージュをします。
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥14,880 (外税)

【ボーヌの南西、三方を1級畑に囲まれた素晴らしいロケーションからバランスに優れた優しいポマール風の味わいを見せます!】
 残念ですね・・リーズナブルで美味しいので、ようやくファンも付いてきたところだったんですが・・。仕方ないですね。もっと古いヴィンテージが有るらしいので、期待したいところです。

 今回のボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレは4つのバック・ヴィンテージが入荷してきました。2012年ものだけはマグナムですのでお間違い無きよう・・って価格は倍以上しますので間違いようが無いですけどね。

2011年ブティーユ
2012年マグナム
2013年ブティーユ
2014年ブティーユ

 の4アイテムですが、数などの関係で飲めたのは2011年と2014年です。2014年ものはまだピチピチのギャルさを残した面影が、中々に好印象です。このバランスを美味しいとおっしゃる方はそれなりに多いかと思います。

 2011年ものは正に飲み頃に入った感の在る、実に良い感じです。果実は滑らかでまろやかさに長け、ブケが成長してきており、旨味がしっかり乗って来ています。2011年も2014年も良い年ですから、細かな部分での印象は異なるものの、

「4年違うとここまで成長する」

ことが良く判ると思います。

 全然違う話ですが、アドヴォケイトが2011年のマルセル・ダイスのG.C.マンブールに対し、88ポイントの評点で飲み頃を2014~2016年としていました。担当さんは、「樽の影響で果実が失せている。後で再考しようと思うが・・」としていました。

 まぁ気持ちは判りますが、そんな酷い評価をするなら「再度テイスティングして再考してから」評価すべきですよね。確信無しで評価された方は堪ったもんじゃありません。それに、2011年のワインが2014年~2016年が飲み頃だなんて・・デイリーだってまともなワインはもっと持ちます。

 上の写真は2011年です。エッジにオレンジ色が・・と言うよりは、全体的に「鮮烈な赤」がくすんで来ている感じで、完熟までにはまだ時間が掛かりそうですが、このバランスは非常に良いです。

 2014年ものはまだ若さを保ったまま、「ほんのりと熟が入って来た段階」で、尖って感じられていた表現が角を落としつつ有り、それでもフレッシュな美味しさを持っているので、非常に飲みやすいです。2011年ものの深みが無いのは、やはり「時間」でしょうね。時間が育んだ美味しさは何ものにも代えがたいものです。

 どちらも同じ畑で有り、ヴィンテージ的要素もそんなには変わらないので、そのまま時間の差の味わいと見ていただいてよいかと思います。

 ボーヌ南西の丘のふもと近くの畑で、クロ・デ・ムーシュの西に接しています。やはり、

「石灰がちょっと多い感じのポマール」

と言った風情で、2011年の方はポマール・レ・ゼプノのようなニュアンスに取れます。比較すれば少し小さいかもしれませんが、熟度でその辺はある程度カバーされる感じも有ります。石灰系=白い と言う感じも有りますが、ワインの色合いにはあまり出てこず、美しい土のニュアンスを多く含むやや構造的大きさの在るワインです。

 そして味わいは非常にドライです。これが良いんですよね・・そうじゃないと!・・滅茶ドライなピノ・ノワールだからこそエキスの味わいがクリアに感じられる訳です。この辺はベルトラン・ダルヴィオのピノの素晴らしいところです。


 その他のヴィンテージは、2012年は非常に健康的に美しかった年、2013年はやや涼しくエレガントに仕上がった年です。2012年のマグナムは、この先20年・・OKです。アドヴォケイトは信じないで大丈夫・・(^^;; 4~5年で朽ちてしまうような貧弱なワインじゃありません。

 リーズナブルですので是非・・この機会にお求めください。10~20年後、

「シャトー・ド・ラヴェル?・・あ~・・あの大統領府御用達だったワイン・・懐かしいね~!」

と感じられるんじゃないかと思います。




 以下は2015年サン・デジレのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【滅茶美味しいです!!フカフカとした美しい土、柔らかい石灰・・そしてこのリーズナブル・プライス!ベルトラン最後のヴィンテージは正に集大成の出来です!】

 ●ボーヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・サン・デジレ

 この柔らかで美しい、赤くも白っぽさをふっかふかに感じさせる見事な味わい、チェリーやベリーの群生を見るようなアロマティックさ、驚くべき完成度の高さを感じさせてくれるこのワインを飲んで、

「A.C.ボーヌのワインだね!」

と言える人はおそらく誰もいないだろうと思います。


 見事に円形のパレットを描き、それが口内からノーズへ向かう時、柔らかな触感の球体を脳裏に浮かび上がらせてくれます。

 この畑はボーヌの最も著名なプルミエ・クリュと言える「クロ・デ・ムーシュ」の西に接する、南に向いた村名の区画です。

 ボーヌの村名や1級は、ややもすると平板でエッジが立ち綺麗なパレットを描かず、苦みや渋み、どこか首を傾げたくなるような酸バランスを感じさせるものが多いですよね。

「ボーヌ村名に旨いもの無し。せめて1級にすべし。」

は、皆さんも心のどこかに持っているんじゃないかと思います。


 クロ・デ・ムーシュに接していますが、むしろその豊かなニュアンスは強くは感じず、むせるような土のニュアンスも有りません。

 しかし、やはりポマールとの境界に近いですから、ボーヌと言うよりはポマール的で、ポマール・レ・ゼプノのような非常に美しい土のニュアンスが有ります。

 また、ボーヌ西側の丘特有の「強い石灰」のニュアンスが多く有り、それがまたフカフカとした柔らかさ、厚みを持って感じられるかのようですので、

「赤くて白くて柔らかくて厚み有る見事な酸バランスのピノ・ノワール」

と感じられちゃうんですね。


 これ、かなりのものです。しかも価格も非常にリーズナブル・・ですよね?ちょっとあり得ないかな・・と思えるレベルに仕上がっています。

 そして初耳でしたがベルトランさん、最後のお仕事だったそうで彼のラスト・ヴィンテージですよ。滅茶苦茶ドライながらもこの旨味バッチリなエキスの味わいは心に残ります。是非とも飲んでみてほしいと思います。


●ポマール・レ・シャンラン

 この畑は皆さんもご存じですよね。フィリップ・パカレやド・ラ・コンブ等の自然派の造り手たちがこぞってリリースしていました。

 レ・シャンランは上部のレ・シャンラン・オー(村名)と、下部のレ・シャンラン・バ(1級・村名)が有りまして、ベルトランはおそらく下部のレ・シャンラン・バを所有されているのでしょう。

 1級と村名の葡萄をそれぞれに醸造し、ボトル詰め前にブレンドしているそうですんで、

「半分ほどは1級の葡萄」

で仕込まれていると想像できます。


 価格の方も素晴らしいボーヌ・サン・デジレの約1.5倍ですので、より洗練され、質感も高いのでしょう。すみません・・こちらは割り当てでして、6本しか無いのでテイスティングは保留中です。

 でもボーヌ村名を飲んだら・・飲みたくなってしまいました。見事な色でした・・写真をご覧いただければ、判る方には判るはずです。


 ラスト・ヴィンテージになったベルトラン・ダルヴィオさんのピノ・ノワールです。シャルドネも絶品!・・でしたが、何より、こんな若いうちから見事に旨いのは、完成度の高さを物語っています。ぜひご検討くださいませ。追加は出来そうにありませんのでお早めに!.



2013 Beaune 1er Cru Marconnets Rouge
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14421 158 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,990 (外税)




2011 Beaune 1er Cru Marconnets Rouge
ボーヌ・プルミエ・クリュ・マルコネ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14420 159 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■エージェント情報
泥灰土を多く含んだ粘土石灰質土壌
 2015年はとても乾燥した年で日照時間も例年より長く葡萄は良く成熟した。病気などはほとんどなかったが、2012年から2014年まで続いた雹害のストレスなどで葡萄の収穫量が少なくなってしまい、瓶詰できなかったキュヴェもある。リッチでオイリー、かつ柔らかな酸味もしっかりありバランスが良い2015年ヴィンテージが、私の最後の醸造となります(クレマン ド ブルゴーニュを除く)。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,590 (外税)

【流石にボーヌトップ・クラスの1級は物の見事なバランスです!ふっくらと柔らかくエキスの旨味がこんもり!】
 上の写真が2011年のマルコネ1級、下が2013年ものです。比べると・・判りますよね。良く熟した葡萄の温かみのある色合いが2011年、やや涼し気な2013年です。

 ボーヌ・レ・マルコネは、ボーヌの最北に位置する1級畑です。同じくボーヌ・トップクラスのクロ・デュ・ロワ1級の西に接しています。

 面白いのはボーヌの村の北は、ご存じサヴィニー・レ・ボーヌですが、ボーヌのマルコネ畑の北はサヴィニー・レ・ボーヌの「マルコネ1級」なんですね。正確には「レ・ゾー・マルコネ」と「バ・マルコネ」ですが、どちらも1級畑でして、高速道路がその村の境に通っています。

 と言うか、サヴィニー・レ・ボーヌのマルコネを削って高速道路を通したんです。1971年までにその高速6号線は開通していますが、

「当初はモンラッシェの丘を通すルート」

が想定されており、フランスでは大問題になったそうです。

 まぁ、戦時中はドイツ軍の侵攻で、フランスも戦場になったのでしょうが、樽にするために製材していると、今でもその頃の弾丸が出てくるそうですよ。

 それで、流石にモンラッシェ削って通すルートは大きく北に迂回することになり、サヴィニー・レ・ボーヌのマルコネの一部が犠牲になったようです。どうでも良い話しでは有りますが、google earth などでしっかり見えちゃいますから・・。技術の進歩は恐ろしいスピードですよね。
 で、このマルコネですが・・めっちゃ美味しいです!流石に評判の良い1級畑です。ドライなのに中心がこんもりと盛り上がりつつ、外周は冷ややかで透明感のあるパレットをしっかり描いてくれます。印象は「円盤型UFO」を思い描いていただけますと・・簡単ですよね。

 チェリーやベリーの赤黒極小果実が嫌味無く、高貴に感じられます。ミネラリティはシンプルでは無く、非常に複雑に入り組んでいます。サヴィニー側のマルコネも良い畑ですし、その北はこれまた良く知られた「レ・ジャロン」「オー・ジャロン」「レ・ナルバントン」の1級畑が連なります。サヴィニー側に行くとやや野性味の増した香りが増えるような気がします。ボーヌ側の方が気品が出るかな?・・一般的にはそんな感じです。

 石灰も単純に白い感じでは無く、レンガ色っぽさを連想させる強さが感じられ、旨味成分が多いです。

 また、ボーヌ村はほとんどが1級畑ですが、それに加え、多くのネゴシアンが集まる村ですので、

「並みの出来」

のワインが多く産出されています。適当に造っても最後は結局売れてしまう・・からのようです。


 ですが我々はそんなワインには絶対手を出さないので・・だって、写真を見れば美味そうなのは判りますよね?・・見るからに香って来そうじゃないですか!

 2011年はもう・・今最高に旨いです。この状態は少しずつまた上昇して行くでしょう。これからの10年ほどがピーク。でもそれ以降もバランスを変化させつつ、また異なる姿で美味しくいただける期間が最低で10年以上有ります。そして、もう・・要素がワイン中に溶け込んでいることが出来なくなり、真っ白になってしまうまではそこから50年位は掛かるでしょう。そうなると当初、澱は物凄い量、発生します。ボトルの約半分ほどが大きめの澱で占められてしまいます・・が、そこからまたしばらく経つと、その澱はボトルの下に下がって行き、澱は縮小されたように見えます。重力で下がりますので、ボトルが横になっていれば・・その下部にへばりつく形になります。その状態で上澄みだけ飲むと・・以前のような官能を揺さぶるような美味しさでは有りませんが、結構「オツ」な味わいです。

 2013年はエレガント系です。高貴さも有ります。2011年ものよりも白い石灰が多いように感じます。なのでより冷ややかなんですが、組成は同じ畑ですので、非常に良く似ています。こんなエレガント系のマルコネも非常に良いです。どちらかと言うと、皆さんが2012年のワインに持つ健康的なイメージに近いでしょうか。透明度の高い味わい・・と言って良いかと思います。


 ベルトラン・ダルヴィオの蔵に残されていた最後のワインです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Marcel Deiss  □■  アルザス
ドメーヌ マルセル ダイス
● マルセル・ダイスが完全ビオディナミに移行してからというもの、マニアックな世界ではかなりの人気を誇っていたのに、何となく縮小ムードになっているのが残念でなりません。微力ながらも、
「素晴らしいものはやはり素晴らしいのだ!」
と、声を大にして伝えて行こうという決心です。

商売をやっているのであれば誰しも、すぐに完売してしまうような商材は欲しいものです。何てったって販売が楽ですし、エージェントさんのコピーをそのまんま張っつけて、写真を撮ればほぼ出来上がり・・・、もしくは、常連さんに流して、
「はい、終了!」
です。

でもそのような商材は、例え売れてない頃から扱っていたとしても、また、その造り手の知名度を上げるのに大きな寄与をしていたとしても、欲しがる他の方のために、結局数量は削られてしまうものです。

ミシェル・ダイスの造り出す世界の孤高さと気高さに目が行くのであれば、いや、まともなワイン屋、味わいを第一に考えるワインファンであるならば、パワフルさを失いエレガンスを手に入れた彼のワインを正当に評価出来るはずだし、自身でも、
「呑みたい!」
と思うはずなのです。 .



2017 Vin d'Alsace Blanc
ヴァン・ダルザス・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14457 160 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

◆◆◆ヴィンテージ更新です!
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,280 (外税)

【これもある意味完璧!!】
 マルセル・ダイスのベースクラスのワインですが、実はこれが絶妙に旨い!マンブールやシュナンブールの偉大さは纏っていないものの、良く香り、まん丸のパレットを形成し、細胞に染み入るのである。強過ぎず弱くなく、声高では無いにせよ、主張は確実にしている。

 前にもどこかで書いたかもしれませんが、ワインというもののは品種独特の香りがするものだ・・・等とのたまう方が時折いらっしゃいます。カベルネはこんなでメルロはこう・・と。そんなこたぁ無い・・・。確かにその品種に出易い香りは有るにせよ、独特の香りがするのはほんの僅かである。本物のワインは香りも味も、畑の味、環境が造るものなんだよ・・ということは、マルセル・ダイスのワインを飲めば判る。品種独特、特有の香りを常に放つのなら、オーストラリアで造ってもアルザスで造っても同じ香りがするはずだ。ソムリエ試験用のペラペラワイン風飲料なんぞ、なんの役にも立たんし、何より美味しくない。

 このワインに関しては、むしろダイスらしくない混植では無くて混醸なのだと思いますが、それでもダイスの感覚に、全てがひとつに溶け合う味わいが刷り込まれているように思います。だから、それぞれの品種が喧嘩・主張しあうのでは無くて、手を結び合っている・・。そんな感じのする、暖かい、柔らかいワインです。

 彼のこの数年のビオのトライにより、鮮烈な黄色をしていたワインはやや暗い色合いを基調とするようになりましたが、余韻の長さが確実に伸び、硬い酒質が柔らかく変貌しています。パワーに頼った味わいは影を潜め、エレガンスが倍増しています。素晴らしいワイン!是非飲んでください。お奨めします!

■エージェント情報
 地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(田中克幸氏)


「何かをよくしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。

 現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。

「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」

「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。.



2015 Mambourg Grand Cru
マンブール・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14458 161 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

■エージェント情報
 1.5ha。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ム ニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。この畑は風が強い ため貴腐菌がつかないことも特徴です。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15~20 ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。心深く感動させられる作品です。
◆◆ヴィンテージ更新!2015年です。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥12,980 (外税)

【ピノ・ノワールまで混植の畑のマンブール!ピノ種大集合の白ワインです!しかも良年2015年ものです!】
 飲めていないので以前のレヴューを掲載しています。・・が、面白い映像が見当たりました。

「なんと、マルセル・ダイスと・・おそらく息子さんが2015年マンブールについて語っている動画!」

です。youtube に上がってました・・こちらです!

https://youtu.be/LXwN1TGce6E

 おそらく息子さんじゃないか・・と書いたのは、昔お会いした時の奥様に似てると思うので・・間違ってたら失礼で申し訳ないのですが、そうじゃないかな・・と。

 内容はフランス語ですんで時間が無くまだ精査していないので、後程書けましたらアップします。

 因みに2015年ものの評価は見当たりませんが、アドヴォケイトは・・2011年までまともには評価してませんでした(80点台ですよ・・)が、

2012年 96 Points
2013年 95 Points
2014年 96+Points

と、前言撤回!・・のような評価っぷりです。


 絶対に素晴らしいはずの2015年ものマンブール、期待しています。



 以下は以前のレヴューです。
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1.5ha。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15~20ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。この畑は風が強いため貴腐菌がつかず、ダイスのグランクリュ唯一の辛口です。心深く感動させられる作品です。
(↑エージェント情報)

 noisy も大好きなマンブール・・・。これだけは毎年欠かさず購入しています。

 なお、混醸と混植を間違えないようにしてくださいね。ダイスのグラン・クリュは、「混植」で、ひとつの畑に様々な品種が混ざって植えられているんです。別々に収穫して醸造、後でブレンドしている(混醸)訳では有りません。我々も社会の中で色々な人と関わり合い、影響しあって生きているように、本来収穫時期が全く違う葡萄品種も影響し有って、発芽や成長、収穫がほぼ同時になるという・・・、生態系そのものまで含んだテロワールを感じさせてくれます。

 このワインも甘いのか辛口なのか・・・今でもはっきりしません。確かに甘くは無いが、物凄いエキス感が旨味を強く感じさせ、甘みを脳に感じさせてしまうのかもしれませんし、いつもこのワインをご紹介するときに言っているように、
「目を瞑って飲んだら赤!」
みたいなニュアンスがヒシヒシ伝わってくると思います。グレートな、フランスを代表するワインだと思います。.



2009 Altenberg de Bergheim Grand Cru
アルテンベルグ・ド・ベルクハイム・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

10371 162 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

■エージェント情報
 5ha。平均樹齢25年。アルザスのすべての伝統品種13種の混植。
「このワインは、私の人生における記念碑であり、過去100年間、アルザスが大いに害されてきた“テロワールよりもぶどう品種”という観念的支配を打ち破ろうとするものです」
 鉄分豊かな赤い粘土石灰質と、石灰岩質との混成土壌。貴腐菌が完熟を促します。収穫は10月。絢爛豪華で官能的。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥11,250 (外税)

【わお!!!】
 マルセル・ダイスの看板ワインながら、日本にはなかなか紹介されなかったアイテムをご紹介します。エクスクルーシヴの関係でしょうかね。アルテンベルク・ド・ベルクハイムは、業務用には流れているようですが、一般向け、ワイン屋向けには余り出てきませんでした。今回は正規の扱いですが、受注発注みたいな感じです。

 アルテンベルク・ド・ベルクハイムは、アドヴォケイトでも常に高い評価で・・・実にレアなアイテムです。今回は少量のみ・・・確保しました。グレートイヤーの逸品と言えるでしょう。ホント、この数年の間は、ボトルを実際に見る事も無かったです。

今回はどちらも飲めていない・・・希少なキュヴェです。マルセル・ダイス・ファンの多いnoisy のお客様には、この位のご案内で充分伝わるかな?と思います。

 因みにアドヴォケイトはこの2009年ものは評価が見当たらず、

La Revue du Vin de France 18.5/20
Gault et Millau 18/20
Bettane et Desseauve 18/20

とのことです。是非ともご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Dominique Lafon  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ドミニク ラフォン
● 偉大なシャルドネの造り手、コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンが、「自分で造るワイン」として、「ドミニク・ラフォン」を設立、2008年ものよりリリースしました。noisyも2008年から欲しかったんですが、余りの量の無さに入手できず、臍を噛む思いをしていましたところ、前回の2009年に続き2011年をゲットしました!

 しかも今回は垂涎のブラン、ムルソーも何とか入手・・・飲みたいですが・・取り合えずご紹介させていただき、残るようなら下げてしまおうと思っています。

 コント・ラフォンと言えば、昔からの偉大なムルソーの造り手で、クリスティーズやサザビーズと言ったオークションで、常に高値で取引される銘柄です。

 1998年以降は完全にビオに以降し、そのパワフルな味わいを繊細深遠なものへと変革、そしてまた、自身のワインを造り上げるために「ドミニク・ラフォン」のラインを発表したんですね。

 実は、つい最近までこの新着に出ていた2009年のゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのヴィレ=クレッセは、2008年ではドミニク・ラフォンのラインに入っていたアイテムです。2009年は自身で手掛けなかった性でしょう、ゼリティエに移したのだと思います。
 今回、2009年のドミニク・ラフォンは2008年発表のものとも変遷が有ります。また、今回購入出来たのは極少量・・・です。そのため、何とか飲めたのはマコネーのサン=ヴェランだけ・・です。しかし、BBR社が日本の正規になったお陰で、かなりリーズナブルにご紹介できることになりました!(パチパチパチ!)何せ、皆さんもよくご存知の某有名ショップではヴォルネイ2009が11550ですので・・・「おい!・・どんだけ~♪!」 いいなぁ・・そんな楽な商売が出来て・・・それで完売してるんだよなぁ~・・何倍ふっかけてんだろ・・

 まあ、そこのショップさんは業界随一ですし、ワインエージェント(輸入代理店)もやっていますので、時折、
「うちのワインも買って下さいよ~」
といらっしゃるのですが、
「おたくは高いしね・・それに、自分の店では手に入れにくいものばかり販売して、余ったものを卸すなんて・・・ね。まあ、気が向いたら考えるよ」

と、決してコンXxXションが悪いから・・などとは言いませんが、断り続けています。そちらは自分の良いように勝手にやってくれって・・感じです。上辺だけニコニコしてて、机の下ではナイフをチラつかせているような感じにしか思えません。

 あらら、いつの間にかぼやきになっちゃいましたが、良い子は購入するショップは選びましょう・・・。ショップもしっかりお客さんを選んでいるようですので!

■エージェント情報
 ドミニク・ラフォンは、言わずと知れたムルソーのトップ・プロデューサーで、ブルゴーニュで最も偉大な辛口白ワインの造り手として高い評価を得ています。そのドミニクが、2008年から、少数のワインを自分の名前を冠したラベルで売り出すことになりました。一族のドメーヌであるドメーヌ・デ・コント・ラフォンとは、別ブランドとして売るということです。この新しいワイナリーは正式にはネゴシアンということになりますが、ほとんどすべてのワインが元詰め物となっていて、畑はドミニクが所有するか、契約栽培しています。現在ワインは、ムルソーにあるセラーで醸造、熟成、瓶詰めされています。以前、ドメーヌ・ルネ・マニュエルが使っていた建物です。
 白ワインで一番リーズナブルなのがブルゴーニュ・ブラン(2010年から)で、次がラ・プティト・モンターニュの畑のブドウを使った村名格のムルソーです。この畑のブドウは以前、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのムルソーにブレンドされていました。そして単一畑のムルソーであるレ・ナルヴォー(2010年から)、ピュリニー・モンラッシェ村に若干所有する一級畑シャンガンのワインがあります。
 赤ワインは、村名格のヴォルネイと、プルミエクリュのヴォルネイ・レ・リュレ、ボーヌの一級畑レ・ゼプノットです。 .



2016 Beaune 1er Cru les Greves
ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・グレーヴ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14555 163 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■正規代理店商品です!村の中央部にあるフィネスたっぷりのエレガント系、素晴らしい1級畑です。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,290 (外税)

【素晴らしいです!ピュアでナチュラル、リアルなチェリー!デコボコの無い丸いパレット!】
 どうでしょう?・・結構に素晴らしい色彩、グラデュエーションが見えるような写真になったかと思いますが・・。見ての通りの味わいです・・と言うか、飲んで知った味わいと、写真から想像できる味わいが「イコール」になっているかと自画自賛しています。

 ボーヌのワインは・・まぁ、ピノ・ノワールの場合はほぼ1級畑が中心になるとしても、ブルゴーニュワインファンたちの気を余り引かないのは承知しています。それはnoisy自身にとっても同様な部分も有ります。

「・・判り辛いんだよなぁ・・」

と思っちゃうんですよね。まだヴォルネイの方が判りやすい・・などとも感じちゃいますよね。


 しかし、北からサヴィニー=・レ・ボーヌとショレ=レ・ボーヌが並び、その南にボーヌの村が有り、ブルゴーニュワインの中心地として賑わうボーヌのワインは、高騰が続くブルゴーニュワインの中でもお値打ちです。

 それに、この1級畑のレ・グレーヴは、ボーヌの1級畑のトップと言われている畑ですから、数ある1級の中でも価格も高い方にランクされています。

 因みに引退されたかのPKさんも、

「しなやかで、はじけるようなチェリー香がする甘美なワイン。通常10年以内が飲み頃。(明日香出版 バーガンディ)」

と、レ・サン=ヴィーニュと共にトップ・クリマとして賛美しています。


 まぁ、パワフルだとしてもどこか少し粗野なレ・サン=ヴィーニュより、完璧バランスのレ・ヴレーヴが上だよなぁ・・と言う気はしますが、これが仮にヴォーヌ=ロマネだったとしたら半額以下・・です。

 仕上がりは、ラフォンらしい破綻の無いナチュラルさを感じさせるピュアな味わいです。如何にナチュラルさが心地良くても、揮発酸でパレットの一部を欠損した単一品種のピノ・ノワールは、「気品」「フィネス」と言う部分にも浸食を及ぼして感じられますから、その辺に厳しい方の多いピノ・ノワール・ファンには、飲む前に排除されてしまいますが、さすがにドミニク・ラフォン、しっかりと仕上げて来ました。

 そうそう・・今回は何故か赤のトップ・キュヴェと言って良いボーヌ1級レ・グレーヴが12本届いたので飲めましたが、これが今までのように3本とか6本だと、中々手を出せないところなんですね。

 非常にドライながらエキスと酸が見事な「芯」を造り、パレットも欠損無く、非常に美しいです。結構にボーヌのワインは、どこか水平のパレットに欠損と言うか、不足したベクトルが有り、結果として、

「ボーヌだから・・な~・・仕方ないか・・」

みたいな言葉で紛らわすことが多くなってしまう訳です。


 この結果は、やはり「繋ぎ部分」が重要なんですが、甘みやアルコール分の高さでも補うことが出来るとしても、そうしてしまうと余り美味しく無い・・と感じてしまいますよね?・・しっかりドライながら、アルコール分も12.5~13度ほどで、酸やミネラリティで大方のベクトルを表現できていると、

「おっ!?」

と思わせてくれるはずなんですね。


 2016年、厳しかったはずなんですが・・かなり素晴らしい出来でした。ヴォルネイは余り造れなかったのかもしれませんが、少なくともこのレ・グレーヴは、かなり良い出来だと感じました。是非ボーヌのワインもポートフォリオに入れていただきたいなぁ・・と思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ドミニク・ラフォンのピノ・ノワール2015年は、2014年以前までのスタイルを継承、大柄な本格派を目指しています!】

 ここまでハッキリしていると非常に判りやすいですね。例えばヴォルネイの大御所ダンジェルヴィーユさん、昨今は誰が飲んでも美味しいと即断できる、非常に外向的で近代的な造りをしています。なので、畑のポテンシャルがそのままに、即、伝わって来ますす、シャンパンとかクロ・デ・デュックなどを口にできる機会に恵まれれば、必ずやファンになってしまうような魅力が有ります。

 かたやムルソーの大御所で、ムルソーと言えばコント・ラフォンかコシュ=デュリか・・と言われる造り手ですが、昨今はコシュ=デュリさんに間を空けられたような感じになっています。

 そのムルソーの大御所が自分のワインを造りたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」ですから、noisy 的には、

「ビオディナミに特化し、オーソドックスなスタイルを捨て、近代的なスタイルに向かうのか?」

と思っていたんですね。そもそもドミニク・ラフォンのワインも数量はいただけないので、赤でさえ、さしては
飲めなかった訳です。


「それじゃいかんだろう・・」

と言うことで、2014年は無理をして入荷アイテム全て開けてしまったんですが、2015年はさすがに全部開けられないにせよ、見えて来たものが有ります。それは、上記とは違って、

「ビオディナミに特化し、昔のスタイルに戻ることに尽力する!」

と言うことなんですね。


 それはシャルドネでも同じことです。2015年のドミニク・ラフォンのACブルは、圧巻の仕上がりですが・・ここではシャルドネの話しはしません。

 2015年のヴォルネイは非常にクラシックです。思いっきりドライで思いっきりピュアで思いっきり目が詰まっています。伸びやかで軽快、エレガントで雅な飲みやすいヴォルネイでは有りません。

 例えばヴォーヌ=ロマネのシルヴァン・カティアールを思い浮かべてください。もしくはボーヌならカミーユ・ジルーです。でもシルヴァン・カティアールの方が近いかな?と思います。クラシックで重厚、リリースしてすぐ飲むタイプではなく、クラスにも拠りますが3~8年ほど熟成させる必要のあるタイプなんですね。おそらく炭酸ガスの充填とかドライアイスとかの使用は「嫌い」なんでしょう。そのような手法は取りたくない・・と言うような気持ちが伝わって来ます。

「・・ナチュラルでは無いから・・」

なのでしょう。


 しかし、このようなワインこそが本物なんだとも言えます。ほんの僅かに甘みを残し、飲みやすくすることさえ拒否しています。濃密で複雑性高く、超ドライで高質です。その分、リリース直後のこのタイミングは厳しいものも有り、さっさと開けて「とても美味しい」とは言い辛い面が有りますが、リアルワインガイドで言う、「ポテンシャル点」は高いです。


 色合いも深淵さが出ていますよね。美しい色合いに、真面目さが映り込んでいるかのように見えます。丹精して育てた健康な葡萄で、ヴォルネイの深い味わいを追求しています。

 このワインは3年置いてください。驚くべき成長を見せるでしょう。ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ1級サントノ・デュ・ミリューの味わいのライン上にあるワインです。


 今回の2015年ものでは開けてはいない、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ボーヌ1級エプノット、ボーヌ1級レ・グレーヴ につきましても、全く同じライン上にあると言えるかと思いますので、このヴォルネイのコラム、及び2014年もののレヴューをご参考にされてください。基本的にヴィーニュ・フランシュは肉が有りややコッテリ系、エプノットはポマールのプティ・エプノに連なる畑ですのでほんのりポマール的、レ・グレーヴは持っている畑の上下で若干印象は異なるものの、軽やかで華やか、エレガント系の味わいです。ご検討くださいませ!






 以下は2014年以前のレヴューです。
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【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのトップを目指している!・・と感じさせてくれるような物凄いエネルギーの塊です!】



 2014年ものでいただけたドミニク・ラフォンの赤は、

「ボーヌ1級・ヴィーニュ・フランシュ」
「ヴォルネイ」
「ヴォルネイ1級・レ・リュレ」
の3アイテムです。

 3本ずつの入荷でしたので合計で9本、内2本飲んじゃいましたんで・・(^^;; 大赤字です。このテイスティング分は上乗せにはなっていませんで、実際は結構・・厳しいです。

 それでもまぁ、中身を判らず販売するのは性に合わないので、一度はちゃんと向き合わないといかんと・・思っていた部分が大きく、仕方が無いかなぁ・・と。でも飲んでみてかなり理解は深まったと思います。

 ドミニク・ラフォンの白、シャルドネについては、コント・ラフォンやゼリティエ・ラフォンのテイスティングからだいぶ理解できていると自認していましたが、ピノ・ノワールについては、コント・ラフォンもヴォルネイのサントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは非常に希少ですし、ゼリティエ・ラフォンは無いしで、この何年かで4本ほどしか飲めていない訳ですね。なので、今回のテイスティングで見えて来たことをお話しできればと思います。

 ドミニク・ラフォンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールだからと言って、軽く仕上げて飲み易く、もしくは早くから美味しく、さらには安易なワインにはしたくない・・との意識が有ると思います。

 それはドメーヌ・コント・ラフォンの前述のピノ・ノワールとも同様のスタイルなのでしょう。リリース直後に・・、

「今でも滅茶苦茶美味しい!」

などとテイスティングコメントを書かれるようなワインを造っていない・・歴史に残るような大きな構造のしっかりしたピノ・ノワールを造りたい・・そのように思っているんじゃないでしょうか。そのようにnoisy には感じました。

 ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュは1級畑で、ポマールと引っ付いた、かなりポマール寄りの味わいがする豊かなピノ・ノワールです。価格はヴォルネイ村名と同じですのでお買い得感は有ると思います。

 よっぽど葡萄が良かったんでしょう。それで20年以上は軽く持つ、スーパーボーヌ1級に成ってます・・。反対に言えば、今飲むのはちょっと辛いです。

 まぁ、そう書いてしまうとまず売れなくなってしまうんですが、構造は非常に豊かです。例えば非常に有名なヴィーニュ・フランシュと言えば「ルイ・ジャド」が看板の一つにしている訳ですが、タイトに締まって硬いルイ・ジャドに対し、やはりビオ系らしく、香りのスピードの速い、豊かで柔らかでたっぷりしたポマールチックなボディに、ボーヌ1級らしい細やかなヒダの有るテクスチュア、グラマラスだが贅肉の無い引き締まった酒躯をしています。余韻にはブラックベリー風果実を感じさせつつ、かなり長く果実を感じさせてくれます。かなりの出来です。

 しかしながら、先にも書きましたように、「今飲んで」のポイントを高くする訳には・・リアルワインガイドのテイスターとしては・・出来ません。それは矜持に反しますし、さっさと開けられてガッカリするお客さんの顔は見たくない・・(^^;;

 ですが、3年経つとかなりまとまって来ると感じられ、5年後からは、「おっ!」と言っていただけるんじゃないかと思います。何しろピュアですし、非常に素性の真っすぐな性格です。その上で高ポテンシャルですから。まぁ、2本の在庫じゃ何とやら・・では有ります。


 ヴォルネイ村名は、ヴィーニュ・フランシュと同価格ですが、ポテンシャルでヴィーニュ・フランシュに届かず、しかし楽観的な、早いうちからの美味しさに長けています。「今飲んで」のポイントは確実にヴィーニュ・フランシュを超え、ポテンシャル点で僅かに届かないか・・と言う感じでしょう。

 果実はたっぷりながらもポマール風のヴィーニュ・フランシュに対し、こちらはモロにヴォルネイです。ベリーやチェリーの果実がたんまり、ドライでややタイトですが密度が有って、その美味しさで飲めてしまいます。中域の膨らみも今から適度に有り、終息にはダークなチェリーを長く感じさせてくれます。これは落ち着かせたら飲んでも良いか・・と思いますが、寿命自体は20年ほどは有るでしょう。


 この2つのワインを飲んでみると、やはり・・

「尻軽なピノ・ノワールを造るつもりは無い!」

と思います。


 ドミニク・ラフォンが目指しているのは、かつてアンドレ・ラモネがクロ・ド・ラ・ブードリオットをボーヌのロマネ=コンティだと言ったように、D.R.C.で有り、ルロワで有るのでしょう。

 左の写真は、今まで何度か登場していますが、1970年もののコント・ラフォンのモンラッシェです。まぁ、たまげたワインでした。50年近くも経っているのに、抜栓して3時間たっても、まだまだ・・です。自然と頭が下がって来ちゃいます。

 そんなモンラッシェと同様に、ドミニク・ラフォンはどんなワインでも、全く手を抜くことをしないです。ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュも、ヴォルネイも、自分の全精力をつぎ込んでいるように思えます。

 だから味わいは物凄く「エネルギッシュ」です。全然、濃くは無いですよ、密度感はかなり有りますが・・。それにムルソーやACブルのように、要素の向きが内向き・・と言う風ではないです。どっちの方向にも向いています。その上で、かなりのエナジーを感じる味わいなんですね。是非ご検討いただきたいワインです。


 因みに・・ヴォルネイ1級レ・リュレも、売れずに残っていたら飲んでしまうかもしれません。ドミニク・ラフォンのラインナップではほぼトップのキュヴェです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は2013年もの以前のレヴューです。
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【素晴らしい果実感!ピュアです!目茶美味しいです!】



 コント・ラフォンと言われるとどうしてもシャルドネのイメージが強いですが、実は素晴らしいピノ・ノワールも造っていて、ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは、長熟で官能的な味わいです。ムルソー側にあるヴォルネイのシャルドネはムルソーのアペラシオンになりますから、実はラフォンにとっても「本拠のワイン」なんですね。シャルドネで成功したコント・ラフォンも、PKさんには、

「シャルドネは第一人者だが赤の上達はもう少し時間が掛かるかも」

などと言われていた時期も有りました。

 もっともコント・ラフォンのワインは高価ですから、そう易々とは飲めない環境に有りましたし、数も無かったですから、ほとんどの方々も検証が出来なかったと思います。基本、サントノー・デュ・ミリューは10年、シャンパン他は3~5年経過してから・・が良いと思います。


 このドメーヌ・ドミニク・ラフォンのラインですが、今回はベースのヴォルネイを・・ようやく飲んでみました。2011年、2012年は輸入自体が少なかったので、結局 noisy も入手できず、ヴォルネイも2009年以来の入荷です。とても飲める入荷量では無いんですが、将来を考え・・無理にも飲んでみました。でも飲んでみて・・良かったです。

 非常にしなやかで大柄、ピュアさと官能感に溢れた素晴らしいヴォルネイでした。エキスもしっかり出ているんですが、肉がちゃんと有るんですね。果実に置き換えるとすると、ジュースだけでは無く、果肉感も有る・・んです。

 例えば似たようにポマール・ヴォルネイで育ったニコラ・ポテル、ロッシュ・ド・ベレーヌのヴォルネイは、エキスがしっかり出た完全エキスな味わいです。伸びやかですが肉は無い・・。しかし同じくドメーヌ・ド・ベレーヌの上級キュヴェには肉がちゃんと有るんですね。

 何でそう感じるのかは判らないんですが、そんなドミニク・ラフォンのヴォルネイも、飲み始めて30分ほど経過すると凄く変化してきます。ピュアな果実と果肉が全面を占めていたスタイルから徐々に官能的なアロマが漂い出します。それと同時に「肉」を感じていた部分が無くなり、非常にエキシーになってくる・・滑らかで妖艶で・・そしてピュアなんです。

 ドミニク・ラフォンはビオですが、揮発酸的危険な部分はほぼゼロです。皆無と言って良いかもしれません。しかしそのピュアなニュアンスはSO2の少なさにも要因が在りますから、抜栓後の香りのスピードは速いし変化も早い・・と言うことになります。どんどん良くなる法華の太鼓・・です。

 果実もチェリーのニュアンスで始まりますが、徐々に色濃くなり、ヴォーヌ=ロマネのような皮革感、スパイスも出てきます。単にピュアだというのでは無く、ポテンシャルも高いことが伺えます。


 今飲んでも美味しいです。ビオですから・・早飲みしても開きが早く、追い付いてくれます。しかし、自然派ワインを特別視していたとしても、「一般的なブルゴーニュワイン」の範疇から外れていないので、自然派嫌いの方でも守備範囲内と言えるでしょう。


 ここまで仕上がりが良いと1級レ・リュレ、ボーヌ1級エプノットも期待大ですが・・残念ながら今回 noisy は飲めません。お客様には是非飲んでみて欲しいと思います。貴重なドミニク・ラフォンです!



 赤紫の、実に美しい色合いです。輝きが判るでしょうか? なんとドミニク・ラフォンのファースト・ヴィンテージと新ヴィンテージのピノ・ノワールが入手できました!ラッキーでした!・・・
 早速ファーストの2008年のヴォルネイ村名を飲んでみると・・・とても重厚で厚みのあるボディ、やや黒みの入ったチェリーのニュアンス、煙、滑らかで、比較的果実の力の強い、美味しいピノ・ノワールでした。到着直後のテイスティングでしたので、やや荒れてはいましたが、少し休養を与えてあげると、さらにエレガンスも出てくるはずです。 印象的には、ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ=サントノ・デュ・ミリューの小型版のような感じで、例えば同じヴォルネイの、ニコラ・ポテルとは違う感じです。ニコラの方がより軽やかさを感じますが、むしろ、以前のドメーヌ・ド・ラ・プスドールのワインに似ているかもしれません。

 また、数的に全く無いので飲んではいませんが、2008年、2010年のヴォルネイ・レ・リュレは、さらに煌きを持った味わいかと想像します。こちらはおそらく新樽を使用して造られたトップワインで、むしろコント・ラフォンのヴォルネイ・シリーズ以上の気品あるポテンシャルを持っていると思います。

 お買い得なのはボーヌ1級レ・ゼプノット。ポマール・エプノの北隣、クロ・デ・ムーシュの下部と言う絶好のロケーションから、ポマールより僅かにエレガントな味わいになっていると想像します。

 なお、2010年ヴォルネイ・レ・リュレのエチケット上部には、わずかですが汚れが有ります。おそらく割れたボトルから滲みた液体が移った感じで酷いものではありません。気になる方は申し訳有りませんがご遠慮ください。中身に影響は全く有りません。

 2012年ものまでは、おそらく品数が増えることは無いでしょう。今回、白ワインが全く来なかったので・・残念ですが、2010年ものが入っただけで感謝です。ご検討ください!

以下は以前のコメントです。参考になるでしょうか・・
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【目茶ピュアなワインでした!しかもラフォンらしいムルソー的ニュアンスもバッチリです!(サン=ヴェラン)】



 サン=ヴェラン・・飲んじゃいました。全部で3ケースにも満たない数量しか無いんです。それでもまあ、良く分けていただけたなぁ・・と云う感じですよ。コント・ラフォンに特別の思いの無い方には判らないかもしれませんが!

 その昔、コント・ラフォンはジャー ディンさんの輸入でした。超高級ブルゴーニュでしたんで、今と変らず価格は高かったし、入手難でした。何故かブローカー経由の輸入物には澱が有り、国内物には無かったです。こんなことを言ってましたが、どこかのサイトで、ドミニクに聞いたら、「フィルターの有無の区別はしてない」と言ってたとのこと・・。まあ、本当のことを知らないのか、言わないのか、今はそのようにしてないのかは判りませんが、少なくとも90年台以前はそのように思えましたよ。やたらクリアなものと旨みたっぷりのものが同名で存在したんで、飲めば誰でも判る事ですんで・・はい。そりゃあもう、コント・ラフォンが飲めるとなったら、
「ほいほい、絶対に行きます!」
てなもんで、ニコニコしながら出かけたもんですよ。あの、濃厚でねっとりした感涙を呼び起こすようなムルソーに、久しぶりに出会えるとなったらね~!

 ムルソー村名でも凄いご馳走なのに、ジュヌヴリやシャルム、ペリエールが出るとなったら・・そりゃあ仕事ほっぽりだして出かけました!・・・まだワインのワ 位しか知らなかった若造の頃の話しでは有ります。なので、
「コント・ラフォン」
とか、
「ドミニク・ラフォン」
なんてフレーズを聞いちゃうと、パブロフの犬状態に、よだれが出て来てしまうんです。


 サン=ヴェランはどうやら2009年のみのリリースみたいですね。ヴィレ=クレッセ同様に2010年以降はドミニク自身の手から離れるようです。まあ、コート・ドールからの距離もそれなり有るので、自分で造るのは大変だから・・と云うことなのでしょう。でも、やはり御大ドミニクによるワインだと云うことは、2009年ヴィレ=クレッセ以上に溢れています。そう、抜栓直後など、ラフォンのムルソーにそっくりなんですよ!それも2000年以前のコント・ラフォンのムルソーに、ビオ的なニュアンスが加わっているような感じで、実に肉厚、高貴、ねっとりしています!実に旨いです。時間が経過してくると、まだ溶けきれていない樽のニュアンスが飛び、奥に有ったデリシャスなフルーツの構造が出てきます。サン=ヴェランとは思えない・・むしろ、冷ややかに仕上がった出来の良いプイィ=フュイッセのようなニュアンスなんですね。数が無いのでとりあえず1本ずつでお願いします。このプライスなら良いでしょ?

 ムルソー村名は何故かロットに無かったので、白はトップのピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・シャンガンです。こちらはルフレーヴさんで有名なフォラティエールの上部(西側)に有り、あのトリュフィエールに接しています。涼しげで、ミネラルに富み、独特の香りを持ち、ピュリニーの中では硬質な部類に入ると思いますが、むしろムルソー本拠のドミニク・ラフォンにとっては好都合でしょう。飲んではいませんが最高のポテンシャルを持っていると思います。

 是非飲んでみたいのはヴォルネイ村名です。こちらは安いし、ドミニクのピノ・ノワールに対する考え方がモロに出ているはずだから・・です。飲まれた方の印象は・・めちゃくちゃ綺麗系のピノ・・だそうです。

 ボーヌのレ・ゼプノットは、ポマールのプティ・エプノ(レ・ゼプノ)のお隣です。この辺りはゼプノットだったり、ゼプノーだったり、ゼプノだったりするんですが、まあ、語源は同じでしょうし、村は違えども似たようなニュアンスだと思われます。比較的力強さを持つポマール的鉄っぽいニュアンスのピノでしょう。ヴォルネイとほとんど価格は変りません。

 ピノのトップに君臨するのはヴォルネイ・プルミエ・クリュ・レ・リュレです。こちらはヴォルネイの南部にあり、1級レ・カイユレに接するリューディです。ムルソー村にあるコント・ラフォンご自慢のサントノー・デュ・ミリューのような目茶逞しいタイプでは無いと思われます。エレガントさにどれだけドミニク味を加味したのか・・気になるところです。

 実際のところは、飲めていないので詳細を掴みかねますが、そこはラフォンですから・・・しかも、自分の造りたいように造ったブルゴーニュですから、かなりいい線まで来ているはずです。サン=ヴェランを飲んで確信しました。ヴォーヌ=ロマネよりも高価に取引されていたというヴォルネイの・・・いやコート・ド・ボーヌ復権の台風の目になるかもしれません。是非ご検討ください。.



2016 Beaune 1er Cru Vignes Franches
ボーヌ・プルミエ・クリュ・ヴィーニュ・フランシュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14554 164 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ボーヌ

■正規代理店商品です!ボーヌ村の南、ル・クロ・デ・ムーシュに接するトップクラスの1級畑です。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,290 (外税)

【今回は飲めませんでしたが、あの1級畑クロ・デ・ズルシュルを含むエレガント系のヴィーニュ・フランシュ2016年、非常に期待大です!】
 すみません・・今回は6本だけなので、12本届いたレ・グレーヴのテイスティングでピノ・ノワールの方は限界です。

 ボーヌの村のほぼ中央(・・少し北寄りでは有りますが)のバランスに優れたトップ・クリマがレ・グレーヴですが、ポマール寄りの南のトップ・クリマの一つがこのヴィーニュ・フランシュです。

「全ピノ・ノワールの基準」

などとも評されることさえある、ルイ・ジャドの1級クロ・デ・ズルシュルは、このヴィーニュ・フランシュの一部分です。

 こちらもバランスの良いボーヌ1級ですが、伸びやかで優美な、少しポマール風なニュアンスも混じった味わいが特徴です。重厚さが有りますよね。

 なので、一面的に言ってしまえば、エレガント系のレ・グレーヴ(村の中心辺りの1級としては異例)に対し、ポマール風の大きさを感じさせるのがヴィーニュ・フランシュと言うことになります。

 そもそもラフォンさんはシャルドネばかりだったんですが、80年台中盤頃だったかと思いますが、ヴォルネイのピノ・ノワールを造り始めたと記憶しています。(違ってたらすみません・・)

 PKさんもこのようなことを言っていたかと記憶しています。

「偉大なシャルドネを造るラフォンもピノ・ノワールには苦労しているようだ。」

 それでも、noisy も時折、ヴォルネイ=サントノ辺りを飲ませていただいておりましたが、確かにリリースからしばらくはバランスしないワインだったものの、5~6年ほど経過すると、実に旨いワインに変化していたものです。

 まぁ、メディアの連中も、リリース直後は飲んだとしても、その後追いかけで確認のために飲むことはしないですから、リリースしてから2~30年の間は、中々陽の目を見ないものです。

 そのうちにこのナチュラルさとピュアな果実が誰かの目に留まり人気が出てしまうと、元々少ないですから、とんでもないことになりそうですが、アペラシオンの人気度も有りますから・・どうなりますでしょうか。昨今はもう、ほんとに2~3年で状況が激変してしまいますので、読めなくなってしまって困ってます。

 少なくともnoisy が、さほどの人気では無いにせよ、扱っていると言うことは、今も美味しいし将来性も充分と踏んでいるからに他なりません。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ドミニク・ラフォンのピノ・ノワール2015年は、2014年以前までのスタイルを継承、大柄な本格派を目指しています!】

 ここまでハッキリしていると非常に判りやすいですね。例えばヴォルネイの大御所ダンジェルヴィーユさん、昨今は誰が飲んでも美味しいと即断できる、非常に外向的で近代的な造りをしています。なので、畑のポテンシャルがそのままに、即、伝わって来ますす、シャンパンとかクロ・デ・デュックなどを口にできる機会に恵まれれば、必ずやファンになってしまうような魅力が有ります。

 かたやムルソーの大御所で、ムルソーと言えばコント・ラフォンかコシュ=デュリか・・と言われる造り手ですが、昨今はコシュ=デュリさんに間を空けられたような感じになっています。

 そのムルソーの大御所が自分のワインを造りたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」ですから、noisy 的には、

「ビオディナミに特化し、オーソドックスなスタイルを捨て、近代的なスタイルに向かうのか?」

と思っていたんですね。そもそもドミニク・ラフォンのワインも数量はいただけないので、赤でさえ、さしては
飲めなかった訳です。


「それじゃいかんだろう・・」

と言うことで、2014年は無理をして入荷アイテム全て開けてしまったんですが、2015年はさすがに全部開けられないにせよ、見えて来たものが有ります。それは、上記とは違って、

「ビオディナミに特化し、昔のスタイルに戻ることに尽力する!」

と言うことなんですね。


 それはシャルドネでも同じことです。2015年のドミニク・ラフォンのACブルは、圧巻の仕上がりですが・・ここではシャルドネの話しはしません。

 2015年のヴォルネイは非常にクラシックです。思いっきりドライで思いっきりピュアで思いっきり目が詰まっています。伸びやかで軽快、エレガントで雅な飲みやすいヴォルネイでは有りません。

 例えばヴォーヌ=ロマネのシルヴァン・カティアールを思い浮かべてください。もしくはボーヌならカミーユ・ジルーです。でもシルヴァン・カティアールの方が近いかな?と思います。クラシックで重厚、リリースしてすぐ飲むタイプではなく、クラスにも拠りますが3~8年ほど熟成させる必要のあるタイプなんですね。おそらく炭酸ガスの充填とかドライアイスとかの使用は「嫌い」なんでしょう。そのような手法は取りたくない・・と言うような気持ちが伝わって来ます。

「・・ナチュラルでは無いから・・」

なのでしょう。


 しかし、このようなワインこそが本物なんだとも言えます。ほんの僅かに甘みを残し、飲みやすくすることさえ拒否しています。濃密で複雑性高く、超ドライで高質です。その分、リリース直後のこのタイミングは厳しいものも有り、さっさと開けて「とても美味しい」とは言い辛い面が有りますが、リアルワインガイドで言う、「ポテンシャル点」は高いです。


 色合いも深淵さが出ていますよね。美しい色合いに、真面目さが映り込んでいるかのように見えます。丹精して育てた健康な葡萄で、ヴォルネイの深い味わいを追求しています。

 このワインは3年置いてください。驚くべき成長を見せるでしょう。ドメーヌ・コント・ラフォンのヴォルネイ1級サントノ・デュ・ミリューの味わいのライン上にあるワインです。


 今回の2015年ものでは開けてはいない、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ボーヌ1級エプノット、ボーヌ1級レ・グレーヴ につきましても、全く同じライン上にあると言えるかと思いますので、このヴォルネイのコラム、及び2014年もののレヴューをご参考にされてください。基本的にヴィーニュ・フランシュは肉が有りややコッテリ系、エプノットはポマールのプティ・エプノに連なる畑ですのでほんのりポマール的、レ・グレーヴは持っている畑の上下で若干印象は異なるものの、軽やかで華やか、エレガント系の味わいです。ご検討くださいませ!






 以下は2014年以前のレヴューです。
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【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのトップを目指している!・・と感じさせてくれるような物凄いエネルギーの塊です!】



 2014年ものでいただけたドミニク・ラフォンの赤は、

「ボーヌ1級・ヴィーニュ・フランシュ」
「ヴォルネイ」
「ヴォルネイ1級・レ・リュレ」
の3アイテムです。

 3本ずつの入荷でしたので合計で9本、内2本飲んじゃいましたんで・・(^^;; 大赤字です。このテイスティング分は上乗せにはなっていませんで、実際は結構・・厳しいです。

 それでもまぁ、中身を判らず販売するのは性に合わないので、一度はちゃんと向き合わないといかんと・・思っていた部分が大きく、仕方が無いかなぁ・・と。でも飲んでみてかなり理解は深まったと思います。

 ドミニク・ラフォンの白、シャルドネについては、コント・ラフォンやゼリティエ・ラフォンのテイスティングからだいぶ理解できていると自認していましたが、ピノ・ノワールについては、コント・ラフォンもヴォルネイのサントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは非常に希少ですし、ゼリティエ・ラフォンは無いしで、この何年かで4本ほどしか飲めていない訳ですね。なので、今回のテイスティングで見えて来たことをお話しできればと思います。

 ドミニク・ラフォンは、コート・ド・ボーヌのピノ・ノワールだからと言って、軽く仕上げて飲み易く、もしくは早くから美味しく、さらには安易なワインにはしたくない・・との意識が有ると思います。

 それはドメーヌ・コント・ラフォンの前述のピノ・ノワールとも同様のスタイルなのでしょう。リリース直後に・・、

「今でも滅茶苦茶美味しい!」

などとテイスティングコメントを書かれるようなワインを造っていない・・歴史に残るような大きな構造のしっかりしたピノ・ノワールを造りたい・・そのように思っているんじゃないでしょうか。そのようにnoisy には感じました。

 ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュは1級畑で、ポマールと引っ付いた、かなりポマール寄りの味わいがする豊かなピノ・ノワールです。価格はヴォルネイ村名と同じですのでお買い得感は有ると思います。

 よっぽど葡萄が良かったんでしょう。それで20年以上は軽く持つ、スーパーボーヌ1級に成ってます・・。反対に言えば、今飲むのはちょっと辛いです。

 まぁ、そう書いてしまうとまず売れなくなってしまうんですが、構造は非常に豊かです。例えば非常に有名なヴィーニュ・フランシュと言えば「ルイ・ジャド」が看板の一つにしている訳ですが、タイトに締まって硬いルイ・ジャドに対し、やはりビオ系らしく、香りのスピードの速い、豊かで柔らかでたっぷりしたポマールチックなボディに、ボーヌ1級らしい細やかなヒダの有るテクスチュア、グラマラスだが贅肉の無い引き締まった酒躯をしています。余韻にはブラックベリー風果実を感じさせつつ、かなり長く果実を感じさせてくれます。かなりの出来です。

 しかしながら、先にも書きましたように、「今飲んで」のポイントを高くする訳には・・リアルワインガイドのテイスターとしては・・出来ません。それは矜持に反しますし、さっさと開けられてガッカリするお客さんの顔は見たくない・・(^^;;

 ですが、3年経つとかなりまとまって来ると感じられ、5年後からは、「おっ!」と言っていただけるんじゃないかと思います。何しろピュアですし、非常に素性の真っすぐな性格です。その上で高ポテンシャルですから。まぁ、2本の在庫じゃ何とやら・・では有ります。


 ヴォルネイ村名は、ヴィーニュ・フランシュと同価格ですが、ポテンシャルでヴィーニュ・フランシュに届かず、しかし楽観的な、早いうちからの美味しさに長けています。「今飲んで」のポイントは確実にヴィーニュ・フランシュを超え、ポテンシャル点で僅かに届かないか・・と言う感じでしょう。

 果実はたっぷりながらもポマール風のヴィーニュ・フランシュに対し、こちらはモロにヴォルネイです。ベリーやチェリーの果実がたんまり、ドライでややタイトですが密度が有って、その美味しさで飲めてしまいます。中域の膨らみも今から適度に有り、終息にはダークなチェリーを長く感じさせてくれます。これは落ち着かせたら飲んでも良いか・・と思いますが、寿命自体は20年ほどは有るでしょう。


 この2つのワインを飲んでみると、やはり・・

「尻軽なピノ・ノワールを造るつもりは無い!」

と思います。


 ドミニク・ラフォンが目指しているのは、かつてアンドレ・ラモネがクロ・ド・ラ・ブードリオットをボーヌのロマネ=コンティだと言ったように、D.R.C.で有り、ルロワで有るのでしょう。

 左の写真は、今まで何度か登場していますが、1970年もののコント・ラフォンのモンラッシェです。まぁ、たまげたワインでした。50年近くも経っているのに、抜栓して3時間たっても、まだまだ・・です。自然と頭が下がって来ちゃいます。

 そんなモンラッシェと同様に、ドミニク・ラフォンはどんなワインでも、全く手を抜くことをしないです。ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュも、ヴォルネイも、自分の全精力をつぎ込んでいるように思えます。

 だから味わいは物凄く「エネルギッシュ」です。全然、濃くは無いですよ、密度感はかなり有りますが・・。それにムルソーやACブルのように、要素の向きが内向き・・と言う風ではないです。どっちの方向にも向いています。その上で、かなりのエナジーを感じる味わいなんですね。是非ご検討いただきたいワインです。


 因みに・・ヴォルネイ1級レ・リュレも、売れずに残っていたら飲んでしまうかもしれません。ドミニク・ラフォンのラインナップではほぼトップのキュヴェです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は2013年もの以前のレヴューです。
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【素晴らしい果実感!ピュアです!目茶美味しいです!】



 コント・ラフォンと言われるとどうしてもシャルドネのイメージが強いですが、実は素晴らしいピノ・ノワールも造っていて、ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリューやシャンパンなどは、長熟で官能的な味わいです。ムルソー側にあるヴォルネイのシャルドネはムルソーのアペラシオンになりますから、実はラフォンにとっても「本拠のワイン」なんですね。シャルドネで成功したコント・ラフォンも、PKさんには、

「シャルドネは第一人者だが赤の上達はもう少し時間が掛かるかも」

などと言われていた時期も有りました。

 もっともコント・ラフォンのワインは高価ですから、そう易々とは飲めない環境に有りましたし、数も無かったですから、ほとんどの方々も検証が出来なかったと思います。基本、サントノー・デュ・ミリューは10年、シャンパン他は3~5年経過してから・・が良いと思います。


 このドメーヌ・ドミニク・ラフォンのラインですが、今回はベースのヴォルネイを・・ようやく飲んでみました。2011年、2012年は輸入自体が少なかったので、結局 noisy も入手できず、ヴォルネイも2009年以来の入荷です。とても飲める入荷量では無いんですが、将来を考え・・無理にも飲んでみました。でも飲んでみて・・良かったです。

 非常にしなやかで大柄、ピュアさと官能感に溢れた素晴らしいヴォルネイでした。エキスもしっかり出ているんですが、肉がちゃんと有るんですね。果実に置き換えるとすると、ジュースだけでは無く、果肉感も有る・・んです。

 例えば似たようにポマール・ヴォルネイで育ったニコラ・ポテル、ロッシュ・ド・ベレーヌのヴォルネイは、エキスがしっかり出た完全エキスな味わいです。伸びやかですが肉は無い・・。しかし同じくドメーヌ・ド・ベレーヌの上級キュヴェには肉がちゃんと有るんですね。

 何でそう感じるのかは判らないんですが、そんなドミニク・ラフォンのヴォルネイも、飲み始めて30分ほど経過すると凄く変化してきます。ピュアな果実と果肉が全面を占めていたスタイルから徐々に官能的なアロマが漂い出します。それと同時に「肉」を感じていた部分が無くなり、非常にエキシーになってくる・・滑らかで妖艶で・・そしてピュアなんです。

 ドミニク・ラフォンはビオですが、揮発酸的危険な部分はほぼゼロです。皆無と言って良いかもしれません。しかしそのピュアなニュアンスはSO2の少なさにも要因が在りますから、抜栓後の香りのスピードは速いし変化も早い・・と言うことになります。どんどん良くなる法華の太鼓・・です。

 果実もチェリーのニュアンスで始まりますが、徐々に色濃くなり、ヴォーヌ=ロマネのような皮革感、スパイスも出てきます。単にピュアだというのでは無く、ポテンシャルも高いことが伺えます。


 今飲んでも美味しいです。ビオですから・・早飲みしても開きが早く、追い付いてくれます。し.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine et Maison Aurelien Verdet  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ エ メゾン オーレリアン ヴェルデ
● 以前は主力の扱いの造り手としてご愛顧いただき、しかし長らくご紹介することを躊躇っておりましたオーレリアン・ヴェルデを、2014年もので再度ようやく仕切り直しさせていただきました。

 ブルゴーニュの「伝統と革新」 注目のオレリアン。
父の代から受け継ぐ無農薬栽培をベースに更なる挑戦。最適な衛生環境の下、健康なブドウが奏でるふくよかな果実味。



 2004年の初訪問から5度目の夏2009年6月、ブルゴーニュのブドウ畑が輝く緑を湛える中、オレリアンとアランが笑顔で迎えてくれました。コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。

 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。

 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。

「私より強い自然志向」

と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。

 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは

「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」

と言います。

 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化していました。繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。 .



2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Prieure
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・プリュレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14531 165 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

■エージェント情報
 本拠地のアルスナン村に所有の区画「ル・プリュレ」の粘土石灰土壌で育つ樹齢 40年のシャルドネを228Lの木樽で発酵後、新樽比率20%で12ヶ月熟成しました。雹の影響を受けた16年は例年より
収穫を遅らせ9月中旬に行いました。ライトイエローの色調、サボンやミネラル香を感じます。酸とミネラル感のバランス、樽感も抜け、切れのある上質なブルゴーニュに仕上がっています。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,250 (外税)

【冷涼で石灰質を多く含む、シャルドネに適した畑の見事な味わいです!】
 ニュイ=サン=ジョルジュから西に上がって行き、距離にして10キロ弱ほどでしょうか、離れたアルスナン村のル・プリュレです。ニュイの畑よりも高度が有りますし、日照の関係からかやや冷ややかに仕上がりますが、昨今の「温暖化」の影響でしょうか・・

「ちょうど良い感じ」

「昔の上出来のA.C.ブルを超える質のシャルドネ」

のニュアンスを受けてしまいます。

 そもそも2004年からこのワインをテイスティングしており、途中何年かは扱わなかった経過が有りますが、やはり10年以上も経過しますと、樹齢も上がり、醸造などの設備などもこなれて来て、実に良い印象しか受けないような感じになってきました。

 2016年ものもリリース直後から非常に美味しく、しかも価格も安いので・・いや、2004年ものの価格を見てみましたら・・ちょっとビックリしました。4千円ほどで販売していましたので、今の方が相当リーズナブルですよ。安くて美味しくて売れていたオーレリアン・ヴェルデでは有りますが、

「今の方が全然安い!」

のには驚きです。


 色合いも淡い緑が透けて見え、ガラスやクリスタルのような透明なミネラリティを多く含んだように見えるかと思いますが・・そのまんまです。適度に柑橘が入る果実の風味が心地良さを増長してくれます。

 ブルゴーニュにおいては(特に)、白っぽい石灰感だったり、透明な石灰感だったり・・が、同じワインでも年代で異なって感じられる場合も有りますが、その辺はやはり複雑に入り組んだ表土の下の地層が由来していると思います。ブルゴーニュは、表土は比較的新しい世代ですが、断層隆起の上に表土が有り、ジュラ紀や白亜紀、第三期などの地層がやや上を向いて存在していると言われていますんで、ちょっとズレるだけで味わいが異なると言う・・ブルゴーニュの醍醐味を生んでいる訳ですね。

 味わい的にはほぼ2016年と同様、緊張感は2016年に分が有り、包容力、優しさは2017年・・と言ったところかと思います。是非飲んでみてください!とても美味しいです!



 以下は以前のレヴューです。
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【このオート=コート・ド・ニュイ・ブランは激旨です!2016年のブルゴーニュ白は期待大?】

 久し振りのオート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・プリュレですが・・滅茶出来が素晴らしいです!・・これは必飲です!

 実は先月届いていてテイスティングも済み滅茶美味しいので、

「これはイチ推しにして!」

と考えていたところ、どこをどう探しても撮ったはずの写真が無い・・!


 こういう時はホントに困るんですね。フォルダ内の膨大な写真のプレヴューからその目的の写真を探すというのは、かなりの困難を伴います。結局見当たらず、

「グラスの写真が掲載できずに旨いって言ったって信用度が低いしなぁ・・」

と言うことで、昨日また飲んでしまいました・・。

 しかしながら、

「・・いや~・・これは格別な旨さ!」

と再確認してしまいました。


 柑橘が香り、美しい冷涼な酸と、わずかにグラマラスに感じられる豊満さを持つ柔らかな酸が見事に溶け込み、冷ややかで透明なガラスのようなミネラリティを多分に含んでいます。

 その柑橘系フレーヴァーもわざとらしくない自然なもので、適度に熟し、果実そのものの美味しさでいただいているような気になってきます。

 ブルゴーニュのシャルドネとしても最高級の部類には入るはずは有りませんが、このクラスで・・三千円そこそこでここまで仕上がるのは滅多にないです。

 リアルワインガイド第62号は、テイスティング時に硬かったようで暫定点としていますが、88~89Points、飲み頃は記載していません。noisy 的には 90Points オーバーは確実ですね。そして・・今飲んでも滅茶良いです。是非飲んでみてください。滅茶旨いです!.



2016 Chambolle-Musigny les Condemennes
シャンボール=ミュジニー・レ・コンドムンヌ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14056 166 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

■エージェント情報
栽培/認証:ビオロジック
土 壌:粘土石灰
面積・収量:0.5ha・35hl/ha
標高:240m 東、南
品種/収穫 :ピノノワール100%(手摘み/平均35年)
酵 母:自生酵母
発 酵:ステンレスタンクで32日[30 ~ 32℃]発酵後、228Lの木樽で12 ヶ月 マロラクティック発酵

 雹の影響で収穫日を遅らせた2016年、ビオロジック栽培を行う親交ある生産者と契約、オレリアンが収穫から参加しブドウを購入し醸造を行うキュヴェです。ステンレスタンクで発酵、木樽に移しマロラクティック発酵後15ヶ月熟成しました。ガーネットの外観からベリーや白樺、バター香を感じます。凝縮感ある果実にしっかりとしたタンニンと美しい酸、力強さとエレガントさが伺えます。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,190 (外税)

【天候の影響で収量激減も評価は非常に高いです。ただし割り当てで8本のみの入荷です。】
 霜や雹の害でどうにもならなかったシャンボールの畑が多い中、しっかり出来たワインだと思われます。輸入も極少量だったようで、noisy のところには8本だけ到着しています。さすがに飲めませんでした。

 しかしリアルワインガイド第61号は、今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 今~2043 と高い評価が出ています。例年並み、もしくはそれ以上の評価でした。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【引き締まった躯体にツヤツヤなミネラリティ!チェリッシュな果実味がとても美味しいです!】

 素晴らしい村名シャンボールでした!

 1級レ・シャルム直下にある村名リューディ、レ・コンドムンヌ です。ですので、少しレ・シャルム風のやや力強さの有る味わいです。中域にポイントが余り無い、もっと南の方の区画の味わいでは無いですね。

 現状はややタイトに締まっていますが、この秋から冬に掛けて、少し柔らかくなる方向を向いていると思います。もちろんエレガントでチェリッシュ、赤や紫、赤紫の果実が満載ですがやや硬め・・と言う現状です。石灰系のミネラリティは非常に膨大です。・・美しい色ですよね~・・この色から味わいも想像できると思いますがいかがでしょうか?

 リアルワインガイド第54号は、今飲んで90 ポテンシャル91 今~2033 と言う評価でした。村名ニュイ=サン=ジョルジュの評価より低いですが・・どうでしょうかね。noisy 的には、もしニュイの現状ポイントが91なら、シャンボールは90か、90+で良いかな・・と思いますが、ニュイのポテンシャル点を92にした場合にはシャンボールのポテンシャルは91にはしないですね。もう少し高いです。また寿命も延々と長くなると思います。

 まぁ、その辺は個人の感覚によりますから・・仕方が無いですね。noisy 的にはシャンボールも大好きなので・・むしろその硬さ、タイトさ、ミネラリティの多さが好みです。ツヤツヤしてますしね・・そしてその硬く膨大なミネラリティがもっとも小さな分子になった時の「シャンボールの本質(みたいなもの)」に触れられる機会が有るとすれば、その辺の評価・評点は変わってくるんでしょうね。

 ドライだけれど薄辛くならない自然な旨みをたっぷり含み、その周りを白っぽい超細かなコーティングで包んだ美味しいシャンボールでした。お勧めします。素晴らしい味わいでした!.



2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Damodes
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・ダモード
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13705 167 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■エージェント情報
栽培/認証:ビオロジック
土 壌:粘土石灰
面積・収量:0.5ha・35hl/ha
標高:350m 東
品種/収穫 :ピノノワール100%(手摘み/平均40年)
酵 母:自生酵母
発 酵:低温で4~5日間醸し、ステンレスタンクで20日間発酵 228Lの木樽でマロラクティック発酵
熟 成:木樽で18 ヶ月[13℃]熟成
So2  :発酵前と瓶詰時:10mg/L トータル:30mg/L
アルコール度:13.5%
特 徴:ヴォーヌロマネを見下ろす標高350m 東向きのプルミエクリュ、石灰を多く含む土壌で健康に育まれたピノノワールをステンレスタンクで発酵、木樽に移しマロラクティック発酵後18ヶ月熟成しました。深いガーネットの外観から赤系果実やのり、腐葉土の香りを感じます。突出した果実に角の取れた酸が輪郭のある揺るぎない味を演出、バニラのニュアンスを纏った複雑で長い余韻へ流れます。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,400 (外税)

【・・これは滅茶旨いです!・・往年の・・と言うより、一番良い時のオーレリアン・ヴェルデが戻ってきました!】
 レ・ダモードは量が余り買えないことが有って、このところは中々飲めなかったんですが、思い切って開けてみました。

 開けてみて良かったですよ・・これ、めっちゃ美味しいです。良い時の、2004年頃のオーレリアン・ヴェルデが全開で感じられて、何か・・嬉しくなってしまいました!

「・・そうそう・・これこれ・・!」

と言う感じです。エキスがもう・・堪らない旨味を持っていて、綺麗で、重く無くて、エレガントで・・でも後でしっかりとした「駄目押し的旨味」を返しつつの余韻・・。これが美味くてオーレリアン・ヴェルデを扱ってたんですから・・。毎年オーレリアン・ヴェルデが届くと、仲間で集まって全アイテム、開けていました。それもまた楽しみでね。ニュイの1級のラ・リッシュモンヌやヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモンも素晴らしくて!

 そうそう、その頃はリアルワインガイドはオーレリアン・ヴェルデを掲載してくれなくてね。販売面はだいぶ苦労しました。ワイナートさんが取り上げてくれたのは良いんですけどね。あのT中さんが2004年ものだったか、ラ・リッシュモンヌをけちょんけちょんに評価・・

「・・はぁ?・・どこ見てんのよ?」

とばかりに反論したことも有ります。余りに懐かしくなって、そんなど~しようもないことまで思い出しました。


 フラワリーでスパイシーなんだけれど、それがニュイ的な重さにならず、積層感からの多重なアロマでとてもエレガントなんですね~。

 どよん・・と曇った感じじゃなくて、ぱか~んと晴れた晴天を目指して雲が晴れて行く瞬間のようなニュアンスから、旨味の洪水・・そしてまたエレガントなアロマ・・そして最後にエキスの美味しい「押し」!

 素晴らしい仕上がりでした!リアルワインガイドは第62号で、今飲んで 92+ ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2020~2048 と大絶賛です。noisy も同じくらいの点を付けるでしょう。でも、徳丸さんとはテイスティングのタイミングが違いますから・・言っちゃいますよ。

「・・今すぐに飲んでも滅茶美味しい!」

と。


 ただし、寒くなって・・また暖かくなるころには、一旦閉じると思いますよ。そうしたら2~3年は少し硬い時期が有ると思います。


 素晴らしいレ・ダモードでした!・・どこにも2016年のネガティヴさは有りません。おそらくですが今までで最高のレ・ダモードでしょう!超お勧めします!・・今となってはとても安い!是非ご賞味くださいませ!




 以下はニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ブードの以前のレヴューです。
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【オー・ブード2015!高い評価も納得の素晴らしい味わいでした!これは素晴らしいです!】



 ワインの写真をこれだけ沢山撮っていると、何故か判らないんですが、

「ピシッと絵にハマるワイン」

が有ります。


 そして飲んでみると・・まず外さない・・どころか、滅茶美味しい場合がほとんどです。最近で言うとこのオーレリアン・ヴェルデの2015オー・ブード(オー・ブド、オー・ブドー)もそうですが、ジャン=ルイ・ライヤールのヴォーヌ=ロマネもそうでした。自宅に帰ってから食事前に撮るパターンが多いんですが、iphone のカメラで適当に・・いや、そうは言ってもかなり大変でして、映り込みも有り、気になる場合はアチコチ動かして、綺麗に映るポイントを探したり、グラスの中のワインの色合いがちゃんと映るように位置を変えたりしてはいます。

 で、iphone を構えると、ほとんど何もしなくても(映り込み以外は)ハマった絵が撮れるワインが有るんですよ。勿論ですが、ハマらないワインでも美味しいワインは沢山有りますが、

「エキス系のワインはそのように、果実味重視系のワインもそのように・・」

何もしなくてもちゃんと写るワイン・・それがたまにあるんですね・・。サイズ以外は色味の調整や明るさなどを調整する気にさせないんです。

 まぁ、そんなことを言っても、写真に詳しい方にとっては、

「・・・iphone とは言えそんな酷い写真を撮ってて良く言うよ!」

などと言われてしまうのがオチですが・・まぁ、映り込みは気にしないでください。少なくともテーブルの上にズラッと並んでいるコルクを逆刺ししたボトルは映らないようにしていますんで何とかご容赦いただいて・・。


 いや~・・完全復活したかと言えると思いますが、2015年のオーレリアン・ヴェルデは素晴らしいですね。リアルワインガイドも、何故か noisy が一生懸命に扱っている時はスルーでしたが、この2年の間の評価の上昇ぶりは半端なく、このオー・ブドー2015年は、93~94+ポイント、同じくニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ダモードも93~94+ポイント、そしてヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモン2015年は92~94↑ポイントと、凄い評価になっちゃってます。

 まぁ、例の↑の意味はリアルワインガイドを読んでご理解いただくとしても、もう・・普通にグラン・クリュ並みの評価と言えます。


 で、味わいの方ですが、抜栓直後から素早く立ち上がるしなやかで気品ある赤紫色の果実と石灰感、実にツヤツヤと輝きながらノーズに飛び込んできます。可憐な感じの有るダモードに比べればブードはパワフルと言うことになるかと思いますが、そんな力強ささえエレガンスにラップされたように感じさせてくれます。

 中域の拡がり方も見事で、「ジワッ」と優しく、立ち振る舞い良くエキスの味わいを膨らませてくれ、そのままエキス感をアロマに昇華させつつ綺麗な余韻に繋がって行きます。

 まぁ・・これは非常に美味しい・・徳丸さんが94+プラス付けたのも理解出来ます。95ポイントでも良いんじゃないかと思いますが、その辺はやはり個人の感覚ですから・・。

 これ、今そのままのんでもかなり旨いですが、しっかり1カ月位立てておき、静かに・・揺らさないようにして飲んだら、メオ=カミュゼの物凄いエレガンスのニュイ2014レ・ブードに肉薄して行くんじゃないかとさえ・・思ってしまいました。

 なので・・非常にリーズナブルですよ。比べたら半額ちょっと位ですから・・。メオのレ・ブード2014だって「滅茶苦茶安い!」と思った位の出来でしたから、それに次ぐ、肉薄して行く出来かと想像しています。


 また、レ・ダモードもヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモンも、そしてこのレ・ブードも割り当てでして、12本ずつしか来ませんので、追加は望めません。是非お早めにゲットしてください。

 あ、一応書いておきますが、レ・ダモードはレ・ブードよりもエレガントなのが普通です・・いや、これは書きました。

 で、レ・ボーモンですが、ここの畑の特徴としましては、ちょっとエシェゾーっぽい部分が有りまして、リリース直後頃までは結構不安定なんですね。短い時間じゃまとまり切らない・・瓶熟を少し必要とするリューディ・・そんな感じを持っていますので、リアルワインガイド第58号の「92~94↑ポイント」と言うのもちょっと判るような気がします。

 まぁ少ないワインを飲んでしまって、「・・・何だかな・・」の気持ちも有ったんですが、自身でちゃんと確かめられて良かったと・・思っています。リアルは2014年からは、たった「0.5ポイント」の上昇ですが、2015年ものの素晴らしさは、その0.5ポイントの上昇に全て現れていると思います。ニュイの1級にそれだけ高い評価をするのは勇気のいることなんですよ・・。是非ともご検討くださいませ!超お勧めします!



 以下は2014年のニュイ・ダモードのレヴューです。
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【べらぼうに旨い!】



 今となっては非常に貴重になっていますオーレリアンのニュイ1級ダモードですが・・飲んじゃいました~!・・これはもう・・滅茶旨いです!

 徳丸さんは「14年の一部にみられる果実味硬い現象で硬め」・・のような感じで書いてらっしゃいましたが、noisy が飲んだこの10月初旬の時点で・・

「べらぼうに旨い!」

ので、むしろその硬さを認識出来ずに・・全部飲んじゃいました・・。こりゃぁ旨いです。

 リアルワインガイド第54号は今飲んで92 ポテンシャル94 飲み頃2019~2045と言う評価で・・もうぶっ飛んじゃってますが、それも判ります。非常に・・旨いです。「キュッ」と締まっては居るとはしても、そのテクスチュアがまぁ・・しなやかなんです。このキュヴェについては、昔のオーレリアンを彷彿とさせてくれました。そしてその頃よりやはり健康的かな・・。ややアングラな、ダークな旨さを持っていましたが、その傾向は僅かに持っているとしても、よりブライトな方向に向いたと思います。

 味付きもほぼ球体で「つやっつや、まるっまる」しています。そしてやはりニュイの1級ダモードたる、ヴォーヌ=ロマネっぽい香りや旨みを持ちつつ、ダモード的な酸の確かさを持っていると思います。

 鈍重さ無し!・・エレガントさ++、滑らかさ++ な素晴らしいレ・ダモードです。そしてブライトさはシュヴィヨンを超えてるかな?・・とも思います。是非飲んでみてください。今すぐなら飲んでも絶対美味しい!オーレリアン節爆発です。お勧めします!
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フランス  ■□  Domaine Denis Berthaut et Berthaut-Gerbet  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ドニ ベルトー エ ベルトー=ジェルベ
● お待ちかね、日本のワインファンの多くも注目している話題の「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」の2017年ものが入荷しました。

 ドメーヌ・ドニ・ベルトーを継ぎ、ドメーヌ・フランソワ・ジェルベからヴォーヌ=ロマネを中心とする稀有な畑を継承し、かつまた、ジャン=ルイ・シャーヴ、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティ、プリューレ=ロックで研鑽を積み、自身の畑を開き目まぐるしい活躍をしている夫、ニコラ・フォールを栽培長に迎えたアメリー・ベルトーです。

 どうやら結婚指輪は、非売品のD.R.C.の2007年バタール=モンラッシェのボトルに隠されていたようです・・・って・・

「バタール=モンラッシェの瓶詰の時に仕込んだの?・・いや・・ボトルの口径と指のサイズ・・どっちが太いのよ・・ってか、大体にして入るかいな?」

などと他人事でどうでも良いようなことも考えてしまいました。・・いや、キャプスュル内かな~・・ボトルの底かな~~・・どっちなんだろ・・。


 世界中で注目されているようですが、何せ・・

「価格が安いのに滅茶美味しい!」

ですから、注目されない訳が無いですよね。


 何せ、2017年ものはほとんどが値下げ?・・です。上のキュヴェはもともと無いので安くなったのかは判りません。


 で、noisy も2017年もの・・決して多くは無い数量ですが、頑張ってテイスティングさせていただきました。ただし、フランソワ・ジェルベから受け継いだ畑の方は、元々少ないですので・・飲める数量では有りませんでした。申し訳ありません・・が、こちらはもう、ずっとヴォーヌ=ロマネを継続的にテイスティングしており、万全だろうと判断しています。


 2017年のベルトー=ジェルベは、

「大充実!」

です。


 2013年のエレガンス中心のワイン、2014年~2015年の充実のワイン、2016年の努力のワインから、またさらに大きくステップアップしているように感じます。

 2017年よりニコラ・フォールが参画したことで、もっとビオ的に、全房発酵的な味わいになって行くだろう・・などと想像していましたが、

「・・そうでは無いらしい」

と言うことが2017年を飲むと良~~く・・判ります。


 あくまでニコラ・フォールは栽培長で有り、「畑と葡萄の面倒を見る長(おさ)」だと言うことが伝わって来ます。

「ま~・・なんて凝縮した美しい葡萄なんでしょ・・」

と感じられると思います。


 醸造自体は、通常の発酵と、おそらくスタータを使用しつつの全房発酵を組み合わせたもので有って、その割合は5:5から7:3の間位か・・と感じます。違ったらすみません。あくまで想像です。

 ですので、どちらの特徴も有りつつ良い部分を出すような造りで、例えば2013年辺りの造りだと、最初から滅茶美味しいが、そんなに長い期間の貯蔵には耐えられないかも・・と感じますが、2017年ものは、今までよりも到着が2~3カ月早いことも有りますが、比較すれば少し仕上がり切ってはいない部分を残しつつも、最初からかなり美味しく、しかも、

「滅茶長熟であるに間違いない!」

と言う、ワインの本質の部分を大きくブラッシュアップされていることが判ります。


 濃密なんだけれどもエレガンスをきっちり内包し、香りは最初から何とも中太に官能的でスピードが有り、アロマティックなニュアンスを多く含んだ味わいを残しつつの終盤から余韻が何とも素晴らしいです。そのうえで、この人は、

「キッチリとテロワールを感じさせてくれる」

のが素晴らしい・・。


 まぁ、言ってしまえば、まだアメリー・ベルトーとしての味わい、ワインの方向性が確定していない・・揺れている・・と言うことなのかもしれませんが、どうやら・・

「超本格派!」

を目指しているのが本心なのでは無いか・・と思うんですね。


「力を抜いて優しい味わいに仕上げたい」

などとは、全く考えていないと思います。それがビシバシ・・伝わって来た2017年でした。


 ただし、数は余り多くは有りません。のんびりは出来ないと思いますので、お早めにご検討くださいませ。超お勧めします!・・是非各コラムをご覧の上ご注文ください。


■2017年エージェント情報
 不作続きからようやく少し救われるかと思いましたがスタンダードキュヴェが少し増えはしたものの上のキュヴェの少なさ、2016年と変わらない少ない数量…世界的な引き合いの強さでしょうか。

『2017年は結果としてとても美しい年、決して難しいことはなかった。成熟度、果実のバランスが取れており、良い品質になりました。』
(アメリー・ベルトー)

 大幅な収穫量減となった2016年、2017年も同様に懸念されていた霜害は幸いにも避けることが出来ました。理由として、2016年ほどの寒さではないこと、湿気が少ないため霧が少なかったこと、畑の空気を循環させるだけの風があったこと、そして何よりも2016年を経験した生産者たちの準備が実った年なのです。霜害対策として畑で藁を燃やすなど徹底した仕事が2017年の結果に繋がりました。

 霜害の危機を乗り越えた後、温暖な成育サイクルによって健全かつ久しぶりに量にも恵まれたミレジムとなりました。陰影があり、奇麗な果実によるエレガンスのある2017年の個性は、まさにベルトー・ジェルべの魅力が存分に引き出されたと言えるでしょう。

 また、この年から伴侶となるニコラ・フォール氏が栽培担当者として参画しています。敢えて説明するまでもないことですが、晴れてアメリーの伴侶となった二コラ氏は Chave.DRC. Prieure-Rochといった名門で栽培の研鑽を磨いた実力の高い生産者で自らも小さな畑に愛情を注ぎ自分の名義でワインをリリースしています。16ヘクタールの畑を一人で管理していたアメリーにとって公私共に素晴らしいパートナーとなりました。

 2013年、フィサンのエレガンスを体現した綿菓子然とした彼女のワインは、しなやかで瑞々しい果実と重力感のない質感で驚かせてくれました。

 “フィサンの新星”と称され数々のメディアの注目を集めたアメリーですが、その可愛らしい外観に奢ることなく、もっと出来ることを常に模索している求道者のようでした。母方の畑を引き継ぎ、配偶者を得てステップを重ねるベルトー・ジェルべ。彼女を見続けているワイン商のベッキー・ワッサーマンは

『偉大なドメーヌの孵化』

という言葉を彼女に用い、もはや新星ではなく、偉大な造り手への成長を確信した賛辞を送っています。そして近年注目を集める新進の小さなドメーヌやマイクロネゴシアンと比較して家族の名前と畑に対する責任を背負った強さを指摘しています。

 アメリーと二コラ、二人の宝物であった2007年のDRC Batard-Montrachetを二コラに勝手に抜栓され怒り心頭だったようですが、ボトルの底に隠されていた結婚指輪を見て忘れられない思い出になったようです。二人でのスタートとなる2017年、また今後も目が離せなくなりそうです。

株式会社オルヴォー


● ファンの多いアメリー・ベルトーの2016年ものが入荷です!実に美しいエキス系ブルゴーニュで衝撃的なデビューを飾った2013年から4ヴィンテージ目の2016年。厳しい年だと皆が思っていたに違い無い訳ですが、ようやく続々と到着し始めた2016年ものを飲んでみれば、

「・・・一体どこにネガティブさが有るんだ?」

と思わざるを得ない状況だったわけですが、それでもまだお若いアメリー・ベルトー嬢ですから、一抹の不安と言うのは拭い切れない・・いや、どちらかと言えば「孫を見るじいさんの目」のような、そんな心持ちだったのかもしれません。

 到着を待ちきれずに飲んでみれば・・

「・・えっ?」


 そうなんですね・・もう、いや、またこの2016年はジャンプ・アップしたんじゃないか?・・としか思えない仕上がり。それを毎日テイスティングできる喜び・・も一塩どころじゃ有りません。

 ただし・・飲んでみて感じたのは・・「男」の存在です。

「・・・やっぱり、あいつか~!」

みたいな・・(^^;;


 こうなると唯のヤキモチ焼きの持てない男のヒガミにしかなりませんが、あのD.R.C.を手伝いながら、自身のドメーヌを興したニコラ・フォールの影がチラホラと飲んでいても見えてくるわけです。

「・・似てるよな~・・」

 そう・・今やワイン・ファンの間でも引っ張りだこなニコラ・フォールのワインに凄く良く似ているんですね・・。まぁ、アメリーの彼氏がニコラだと言うことは知っていましたが、2015年までは・・ね。そこまでな感じじゃなかったんですよ。

 ところがですが、もうACブルゴーニュの栓を抜いた途端・・アメリーだけじゃなくてニコラまで飛び出して来ちゃったんですから、ビックリしてしまいます。

「そんなこと言ったって・・ニコラ・フォール、飲んだこと無いし・・」

と言われる方にはこんなフレーズはいかがでしょうか。

「・・誤解を恐れずに言ってしまえば、ほんのり脱力した(リキミの無い)フーリエ!・・をよりナチュラルにした感じ。」

なんですね。旨くない訳が無いじゃないですか。


 それで今日、もう明日にはこの記事をご紹介でアップしなければならないリミットなもので、

「あそうそう・・リアルワインガイド第63号をご紹介するのを忘れてる・・」

ことに気付き、確かベルトーも掲載されているはずと、ページをパラパラと読みだしてみると・・なんと・・


「2017年からニコラ・フォールが栽培長として加わった」

と書いてあるじゃぁ無いですか!


 それに加え、

「アメリーちゃんが一皮むけた。進化した。次のステージに上がった・・・云々」


「・・・やられた・・noisy が感じたことをそのまんま・・先に書かれた・・」


 ハッキリ言って、本当の話しです。今かなりショックです・・Facebook には、そのようなことをしっかり書いてしまいました。おそらくそれを見た皆さんは、「リアルワインガイドの受け売り」と思われたでしょう・・(TT

 まぁ、そんなことはどうでも良いんです。2016年のアメリー・ベルトーは、よりナチュラルになっていますが、危険なニュアンスはゼロです。ニコラ・フォールに凄く良く似ている・・と言うのは、ある意味ではD.R.C.タイプだと・・言うことですね。

 しかも厳しく言えば、ややリキミが有ったとも言えなくもない2014年、2015年のアメリー・ベルトーには無い、どこまでも透き通った美しいエキスが有ります。醸造的にはおそらく・・セミMCかな?・・と思わせるような軽やかさと、ほんの僅かだけ感じる舌先のガスが有ります。ノーズも柔らかく、鈍重さは皆無、かといって構造的に薄っぺらにならない軽やかさが、

「2016年のアメリー・ベルトーのジャンプ・アップ!」

と言う言葉になって出てきた訳ですね。


 思い掛けず徳丸編集長と同様な感覚を持ったテイスティングでしたが、それはきっと真理で有り、またその味わいが日本人の心にしみるものであることも感じさせていただきました。

 素晴らしい2016年でした。勿論ですが、今まで同様・・ベルトー=ジェルベのキュヴェは非常に少ないですので、テイスティング出来るほどは入っていません。こちらは制限・条件付きとさせていただきましたが、やはり少ないACブルで充分アメリー・ベルトーの美味しさを感じていただけます。是非飲んでみてください!・・ここまで来たか!アメリー・ベルトー!素晴らしいです。

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 お待ちかねの方も多いかと思います。2015年のベルトーが入荷し始めました。今回は上級キュヴェと、2015年の少ない作柄を埋めるべくのバックヴィンテージが少しだけ・・追加で有ります。

 2015年よりドメーヌ・ベルトーとドメーヌ・ベルトー=ジェルベのラインを一本化、「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」になっています。

 2013年ものはそのヴィンテージを背景にしたものが出たのか超エレガント、生き生きとして一体感の有る見事なブルゴーニュワインでした。大人気でした。

 2014年ものは2013年ものに比べやや大柄でしっかり、ポテンシャルとしては上回るものの、リリース時の味わいのバランスは2013年ものに及ばず、唯今成長中で現在、かなり良くなってきていると思います。

 で、2015年ものなんですが、ジェルベ家のヴォーヌ=ロマネ系ワインが増えたのは喜ばしいものの、全体数量が激減しており、1本~数本しか入荷しないアイテムが多く、また、ACブルやフィサンなどの量が有る程度見込めるベースキュヴェの到着が後になった関係で、全体像を見切れる状況では有りません。

 なので、今回はベルトー家のジュヴレ村名のクロ・デ・シェゾーと、ジェルベ家のヴォーヌ=ロマネ村名を飲ませていただきました。

 が・・困りましたね・・凄いポテンシャルなんですよ。

「エキス系でエレガントで美しかった2013年のスタイルをそのまんま濃密にした香しい味わい」

です。


 見切れないと言いつつも宣言してしまいましたが、これはもう・・早い者勝ちで・・すみません。詳細はコラムをご覧くださいね。

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 2013年に衝撃的なデビューを飾ったアメリー・ベルトーによる「ドメーヌ・ベルトー」「ドメーヌ・ベルトー=ジェルベ」をご紹介します。すでにワイナート誌、リアルワインガイド誌にも取り上げられ、

「凄く変わった!」

と言われる「ドメーヌ・ドニ・ベルトー」の継承者・・それがアメリー・・愛らしく若い女性です。ワイナート誌に至っては、誰が取材したのかは判りませんが、

「正常な男性なら惚れてしまうほど美人!」
と言うような、ちょっと・・

「・・大丈夫かぁ?」
と言う気持ちにさせられるような形容をしています。

 まぁ、そんなことよりもですね・・実際にワインがどうか?・・が重要なんです。

 何てったって・・私らの世代で「ドニ・ベルトー」は知らない人はいないだろう・・と言うべきドメーヌです。最近はやっていませんが、「ドメーヌ・シェゾー」と言う造り手のワインは、ドニ・ベルトー始め、ルネ・ルクレールとポンソが造っていまして、各々シェゾーの畑を耕作、醸造し、製品の半分を自身のドメーヌで売り出し、残りの半分をドメーヌ・シェゾーに渡す・・と言うことをやっていたわけです。

 なので、ポンソが造ったグリオット=シャンベルタンとか、ベルトーが造った「ソレ」とか・・、区別が付かなかったんですよね。なので、飲んでみて・・

「あ、これ・・ポンソ・・間違いない!」
とか、
「ん?・・いや、ルクレールでしょ!」
みたいなことをやってた訳です。

 ドニ・ベルトーのワインは悪くは無いんですが、パワフルながらやや野暮ったく、リリース直後は手を出さない方が良い・・と言う判断をしていました。

 しかし、色々な情報を精査してみると、

「アメリーのワインとてもエレガント」
「ソフトなタンニンに仕上げたいと本人も思っている」

ようなことが判りましたので・・

「こりゃぁ・・まず、何としても飲まなきゃならん!」

・・で・・早速・・4アイテム、飲んじゃいました!これだけの少量しか入らない中での4本は、結構厳しいんですが、リアルもワイナートも現地試飲ですからね・・。僅かとは言え、少なくとも2カ月ほどのタイミング差、熟成差が有りますし、現地のコンディション=輸入後のコンディションでは無いですし、また、同じ銘柄名だとしても、現地試飲のアイテム=日本輸入のアイテム・・とも限らない訳です。(・・樽寄せの問題が有りますんで・・でも、ベルトーではフードルに戻して樽寄せし、均一化はしているようです。)

 それに、ヴォーヌ=ロマネの「ドメーヌ・フランソワ・ジェルベ」姉妹の娘がアメリーなので、何とジェルベのヴォーヌ=ロマネの珠玉のクリマを貰ってるんですね~!・・ヴォーヌ=ロマネ村名、1級プティ=モンに加え、なんと特級エシェゾーまで!


 で・・結局これはもう・・・

「素晴らしいので買うしか絶対ない!」
と言う結論に達した訳ですね。

 なので、上級キュヴェは非常に少ないので、限定条件を付けさせていただく・・ことにしました!・・初登場でこんなことは初めてかもしれません。素晴らしい味わいだと確信しました!・・是非各コラムをお読みいただき、必ずやお試しいただきたいと思います!購入して後悔することは無いでしょう。・・・でも買わないと後悔すると思います。



ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー…人気のアペラシオンは必ずキラ星のような造り手を擁しています。
傑出した造り手を持たないがゆえに、やや知名度に乏しかったフィサン村にアペラシオンを牽引するスターが誕生しました。
ドメーヌ・ベルトーはマルサネ村とジュヴレ・シャンベルタン村に挟まれたフィサン村を本拠地に7世代続くドメーヌです。
その歴史は19世紀の終わり、数ヘクタールのフィサンから始まりました。1974年、ヴァンサンとドゥニ兄弟がベルトーを相続し、フィサン、フィサン1級の畑を拡大していきました。
2013年、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・フランソワ・ジェルベを母に持つアメリー・ベルトーがボルドー、ニュージーランドでの研修を終え、7代目当主に就任しました。
母方のドメーヌ・ジェルベから一部の畑を相続しベルトー・ジェルベ(Berthaut-Gerbet)名義としてドメーヌ・ベルトーのラインナップに加えました。
今日ではフィサンを中心にジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネなど全て合わせて13ヘクタールの畑を所有しています。生産するワインの90%は赤ワインですが、フィサンの一部の区画にシャルドネを植樹しています。

栽培:ブドウは、ビオロジックの考えに基づいた理性的な方法で栽培します。
テロワールを尊重した安定した土壌のもとで栽培されています。
殺虫剤の使用は制限を設け、土には、化学薬品を使っていません。除葉、グリーンハーヴェストによりブドウの成熟が最適になるように風通しを良くしています。

醸造:厳しい選果の後、最小限の手数でコンクリートタンクで発酵させます。
約5日間の低温マセラシオン。天然酵母で発酵。
1日2回のルモンタージュ、発酵の最終段階でピジャージュして優しく抽出。
約5日間のポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)
ほぼ全てのワインは1.500~3.000リットルの大樽(フードル)でマロラクティック発酵。春に樽に移します。
新樽はほとんど使用せず、最大で24か月と比較的長い熟成期間を要します。

【メディア情報】

 アメリーは私が訪れた昨年7月以降、いくつかの変更を決断しました。
『2015年は私の祖母から新しい畑、シャンボール1級、クロ・ド・ヴージョ、そしてヴォーヌのスショを引き継ぎました。それに伴ってこの2015年から私たちのワインは祖父母の名前を残したベルトー=ジェルベ名義へと変更することにしました。』
2015年について
『とても素晴らしい経験になりました。収穫は長期にわたり、9月7日に始まり、10月21日に終えました。
最後の収穫となったブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイは雨が降り終わるのを待ちました。この年は雨の後のブドウの方がより良かったかもしれません。フィサンのレ・クレイは収穫を雨の前と後の二回に分けました。これがどのような違いとなるかとても楽しみにしています。
これらの赤ちゃんのようなワイン達は、早い段階から高い糖度だったにも関わらず、バランスが優れています。リンゴ酸が低いですが、バランスの良さが崩れることがありません。
私たちはルモンタージュやいくつかの全房発酵の比率を減らし、過剰な抽出を避けました。
残念ながら2015年は収穫量がとても少なく、畑によっては50%も収穫を減らしてしまいました。しかし、不幸中の幸いとして、葡萄は極めて健全だったために選果の必要がほとんどなかったのです。私たちは新しい選果台を準備していましたが、いらぬ心配でした。』
(ビル・ナンソン著Burgundy Report EXTRA! 2015-11より翻訳・加筆:オルヴォー村岡)

 読者の皆様は、かつて私が著書の中で“ドメーヌ・ベルトーはフィサンのジャック・フレデリック・ミュニュエである”と熱烈に賛辞を贈ったことをご記憶いただいているだろう。牧歌的なエチケットのイメージとは程遠い、豪快で大胆な本質を持っている。このドメーヌは驚くようなスピードで変化しているのです。
 ドゥニ・ベルトーの娘であるアメリが彼のドメーヌに加わった。ドゥニが畑を耕すため、伝統にのっとり、アメリに彼のトラクターを使用することを薦めたが、彼女はこれを拒否しました。アメリは自信の持つ自由な発想の元、蔵でワイン造りをすることを決めたのです。
 一方でドゥニの妻は、ヴォーニュ・ロマネにドメーヌを持つジェルベ姉妹の一人である。経営と醸造とで担当を分けていたが、両者とも引退し、現在はアメリと、彼女の2人の従妹がその後を引き継ぐことになった。
 現在、アメリはHautes Cotes de Nuits に1.5ヘクタール、ヴォーニュ・ロマネに1ヘクタールの畑を所有している。ヴォーニュ・ロマネの区画の中には、Vosne Romanee Petits Montsと、エシェゾーも1バレル(=1樽分)が含まれている。
 私はアメリに、2013年の雹がどのくらいドメーヌに影響を及ぼしたのか聞いた。彼女は、「フィサンは収穫量の約25%を失ったわ。でもCote de Beauneの被害に比べれば大した被害ではなかったもの。」
(ビル・ナンソン著Burgundy Report EXTRA! 2014-7より翻訳・抜粋)

ブルゴーニュの未来を担う10人のライジング・スター
ドメーヌ ドゥニ・ベルトーとして理解している読者もいるかと思います。2015年よりアメリー・ベルトーは父方のフィサンに加え、ヴォーヌ・ロマネの母方の畑もすべて継承することになりました。7代目ヴィニュロンとなるアメリーはボルドーやナパ・ヴァレーで研鑽を積み、堅牢なアペラシオンとして認知されていたフィサンに、寛容な柔らかさをもたらしたのです。例えば彼女の区画名入り村名となるフィサン レ・クロは冷涼感がありながらも新鮮な果実味がたっぷりとあります。(ヴォーヌ・ロマネには陰影があり、湿った土を思わせる一面もあり、このアペラシオンとして十分な表現を備えています。)
(PUNCH June 8.2016 Jon Bonne著 より 翻訳・加筆オルヴォー村岡)

Berthaut-Gerbet

ベルトー・ジェルベ 2016

 アメリーちゃんがひと皮むけた。進化した。次のステージに上がった。15年以上前に比べ明らかに中身がより詰まり、コア感が大充実してきた。スタイルもエレガンスと力を融合させた、とても魅力的なもの。毎日全力で畑仕事に取り組んでいる彼女は、RWGが訪問する時いつも決まってグッタリしている。畑仕事を抜け出しで対応してくれるのだ。申し訳ない気持ちで一杯になる(なのでRWGは、「いつも畑に全力!」という人が対応してくれる場合はアポイントをその日の最後か早朝に取る)。当日も18時のアポだったが、日の長い6月なので彼女は試飲後に畑に戻るのだ。

 その努力が年々確実に実を結んでいる。そして、16年に素晴らしいワインを造り上げた。ベルトー・ジェルベは現在畑を17haも持ち、20キュヴェも造っている。彼女が満足する畑仕事に対してスタッフは足りない。本当に大変な思いをしながらワインを造っているが、ボトルの中にその頑張りと情熱が美味しさとともに詰まっている。17年からはあのニコラ・フォールが栽培長として加わった。これからもどんどん進化していくだろう。アメリー曰く、

「生産量はドメーヌ全体で5割減。所有している区画が広範囲に渡っていることが幸いして半減ですんだ。果実がよく完熟していたのでいつもより全房発酵を多くでき、糖度、酸のバランスも申し分なし。凝縮感は15年よりやや欠けるものの、典型的なピノ・ノワールらしいワインとなった。出来上がったものに満足しているけれど精神的には辛く、まるで悪夢のようだった。作れなかったキュヴェはジュヴレ・1er・カズティエとジュヴレ・クロ・デ・シェゾー(8割減だったのでジュヴレ村名に入れた)。1er・ラヴォー・サン・ジャックは200本のみ、フィサン・1erザルヴレも壊滅的」。
リアルワインガイド63号より抜粋

 リアルワインガイド63号の掲載は例年以上に反響がありました。点数の高さよりも、造り手の姿勢にフォーカスして書いていただいたことがとても嬉しかったです。(どうしても美人ヴィニュロン的な記事ばかりで本質的なことを語られにくい)

 2013年、代替わりした際の衝撃的なデビュー。>当初来日したアメリーと都内のアポイントすら、ひと苦労だったことを思い出します。決して前評判の高い年では無かった2013年は、酒販店様のお力添えもあり舌の肥えたブルゴーニュ愛好家の方々からも有難い反響をいただきました。

 その後、国内外含めたメディアの高い評価もあり、露出が高まるにつれ、都合の良い時代のスター的な存在として語られてしまい名前が売れる代償として、彼女のヴィニュロンとしての才能と成長を丁寧に掬い取って伝えることが難しくなってきておりました。輸入元としての自戒を伴うジレンマを吹き飛ばしてくれる良い記事だったと思います。RWG誌でも掲載されていますが2017年からは、彼氏であるニコラ・フォール氏が栽培担当として参画しています。

 ニコラ・フォール氏の経歴についてはここでは触れませんが、彼女からも、ニコラ氏の才能の高さは聞いていましたので、更なる成長は間違いありません。ヴィンテージの個性を越えて、年々、造り手の成長を一緒に追って行けるのは輸入元冥利に尽きます。来日時、その愛らしいルックスを褒められても、全く関係ないと言わんばかりにニコリともせずワインの話を続けるアメリーの顔を思い出しました。
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2017 Fixin
フィサン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14441 168 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ フィサン

何と値下げです!
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール 畑・土壌:3.6ヘクタール Clos du Village、Fixey、Aux Pres、La Sorgentiere4区画のアッサンブラージュ。石灰岩、泥灰土
樹齢:平均30~40年
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ。発酵の最後のみピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)5日間。
熟成:木樽でマロラクティック発酵。12カ月熟成。新樽0%。
呈すhチングコメント:ユラユラと水に垂らした絵の具が広がるようにベルトーの赤系果実はグラスから重力を感じない広がりを見せてくれます。A.C.ブルゴーニュと同じベクトルの構成ながら内在する構成要素が多い。現時点では中間の膨らみにまだ果実が追い付いていないですが明らかに潜在要素の質の高さが見える。中心に引き込むような要素の魅力、香りだけが持続する余韻。初期的な硬さがほぐれ、内向きのベクトルが反転した時の凄さが容易に想像できる。安易な表現ですが、ジュヴレ=シャンベルタン的な構成の強さ、市場価格を考えて本当にお買い得なワインだと思います。(2019年7月 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥4,350 (外税)

【白みを多く持ったエレガント系ジュヴレ?・・と思ってください。滅茶安いを思います!しかも薫り高い!】
 2016年ものは4500円でのご案内でしたので、150円も値下げです。それだけでもリーズナブルですが、元々安いですので・・。

 ニュアンス的には2016年と同様、今飲んでも充分に旨いです。白い石灰が多めのジュヴレ=シャンベルタン的な味わいですね。鉄っぽさが少ない分、素直に「すっ」と口内を通り抜けて喉の奥を目指して行くような感覚です。

 しかしながら2017年ものはそこから・・「喉の奥を目指した液体が行う仕草」がちょっと違う・・んですよ。2017年ものは香気成分が非常に多いエキスなので、喉の奥に達したところから、鼻腔を通して感じられるアロマが凄い・・んですね。これは、実はnoisy がテイスティングしたキュヴェ、全部に言えることなんですが、グラスから立ち昇るアロマだけでは無く、

「鼻腔を通しても官能的な多量のアロマが感じられる。」

んですね。


 そして、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュもそうなんですが、白い石灰が創り出す余白が重要で、そこをこのフィサンが持つ鉄っぽさとかパフューム的なアロマが帰ってくる・・またそれが果実感として感じられる・・と言うことなんだろうと思います。

 まぁ、アメリー・ベルトー2017年、アイテム数が多く同時に何本か開けているパターンが多いので、抜栓すると美しいアロマがとたんに漂い、また次のボトルを抜栓すると、それまでのアロマに重なるように、少し異なったニュアンスのアロマが漂い、室内は香りの多重奏的空間に変身してしまいます。

 ジュヴレ=シャンベルタンを鉄分を少し除きやや軽くして、赤い果実のノリを良くし、すこしスタイリッシュにした感じと言って良いと思います。

 それでも2017年ものは「重厚」かと思いますよ。本格派と言って良いでしょう。これはお勧めです!早めに楽しみたいかたは是非このフィサン村名、お試しくださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【女性らしい優しさに満ちた味わい・・が洗練されています!】

 新樽を使わない、ある意味、何の化粧もしないストレートな美味しさだけで勝負に出ている・・素晴らしいキュヴェです。

 2015年ものは有り得ないほど無くて・・マグナムなんか造っちゃってましたから・・12本しか入らず、結局テイスティングを諦めた経緯が有ります。非常に少ないとされる2016年ものは、フィサン村名に関しましてはある程度、確保できました。

 確保できたから売りたい・・訳では有りません。美味しく無ければ買わなきゃ良い訳ですし、美味しく無いものをお客様に押し付けたところで、次が無い訳ですから・・そんなことはしません。

 で、2年ぶりに飲めたアメリー・ベルトーのフィサンは・・やはり旨いですね・・。これからのフィサン、マルサネと言った、ニュイ北部のアペラシオンの優位性は、温暖化とされる世の中でさらに高まって行くでしょう。

 グラスの写真も・・今回の2016年のベルトーの写真につきましては、

「色味の調整は一切していない」

です。撮ったまんまを切り取ってサイズ調整だけして掲載しています。なので、ほとんど無加工です。


 味わいの系統は2016年のアメリー・ベルトー、そのまんまです。おそらくほぼ全房発酵、重くならず、しかしエレガントでキッチリ抽出出来ていますのでエキス味が旨いです。

 アロマのスピードも速く、そして柔らかで、トップ・ノーズを嗅ぎ、グラスを置くまで・・しなやかな流れの中で物語を見せてくれます。

 果実感もしっかり有るのに、それを言いたくない気持ちです。「フィサン」と言うアペラシオンをキッチリ伝えて来てくれているように感じるからですね。

 そして、この先のドメーヌの行く末が、かなりの期待を持って感じられます。・・・ホントに美味しいと思えるからです。


 アメリー・ベルトーと言えば、やはりこのテイストじゃないかな・・と思いますよ。リアルワインガイド第63号は今飲んで 90+ ポテンシャル 91+ 飲み頃予想 今~2038 と・・ビックリの評価です。でもnoisy も

「まったく(ほぼ)同評価」

です。

 ただのフィサン村名に 91+ なんて、以前はまず考えられなかったと思います。是非飲んでみてください。超・・お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【2015年はマグナムも有りますが・・ブティーユがたったの12本・・。エレガントさ満載のワインですが飲めずにすみません・・】



「フィサン村名がたったの12本って・・」

 ショックです。売れ線なんですがこれだけしかないんです。マグナムを6本いただきましたが・・滅茶旨そうですよ・・。

「蝋封に紙巻」

で届いています。ドメーヌ・ベルトー=ジェルベの上級キュヴェの扱いですので、


「よっぽどしっかり仕上がったはず!」

と予想しています。


 まぁ、ブティーユとマグナムの味わいが大きく違うことが多いのは周知の事実では有りますが、多くのワインファンはマグナムをちゃんと保存できる環境を持っていませんよね。

 ですが、人間が5人以上集まってワインを飲む機会が有るのでしたら、


「マグナムは非常に有効!」

と言うことが出来ます。


 ブティーユはやはり4~5人分ですから・・一杯ずつ取ると残りは本当に少ないです。


 ましてやマグナムを造ったと言うことは、それに値するキューヴが有ったと言うことです。そうじゃなきゃ元々取れ高が多く無い2015年に造るはずがないんですね。


 で、今までの自身のレヴューを見返してみましたが・・2015年のフィサン、やはり飲んでみたいと思ってしまいました。2015年のベルトー=ジェルベは、ヴォーヌ=ロマネのジェルベが持っていた畑の影響を大きく見せていますから、その「差」が出ないはずの「村名フィサン」は教えてくれるはずなんですね。

 でもまぁ、フィサン・レ・クロは開けましたんで、何とか想像は出来るところには居る訳です。

 何しろとてもリーズナブルでどこか優しく、ベルトーらしい味わいのするフィサンも気になるでしょう。是非飲んでみてください。マグナムも是非ご検討くださいね。



 以下は以前のレヴューです。
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【2013年を大きく超越!ポテンシャル高い素晴らしい味わいです!超お勧め!】



 エレガントでフィネスたっぷりのやや軽量級フィサンだった2013年です。2016年の夏の現在、表情がさらに出てきて非常に美味しいです。

 ジュヴレ=シャンベルタンの北にあるフィサンはブロションの村を挟む関係でしょうか、ジュヴレに似てはいますが、鉄っぽい鉱物系のニュアンスは少なくなり、やや大人しく優しい感じになります。それが特徴でも有りますが、どこに目線を持って行くか・・どうしても有名なジュヴレとの比較になってしまうのか、欠点として捉えられる可能性を持っています。

 2014年のアメリー・ベルトーのフィサンは、そんな2013年の柔らかく優しくエキシーな味わいを大きく上回り、ジュヴレ的な鉱物系ミネラリティも多く備えていると言え、よりダイナミックな仕上がりになっています。

 色合いも良いですね・・。輝いてますね~!・・比較すると良く判ります。より赤が強く、透明感の強いミネラリティの成分も非常に多く感じられます。とてもドライで、普通ならちょっと男勝りな辛さの強い味わいになってしまうところ、酸の構成バランスが良く、またジュヴレ的な旨みも備わり、かなり旨いです。

 2014年のA.C.ブルゴーニュやA.C.オート=コート同様、輸入のタイミングで1~2カ月早く到着していますので、そんな部分の強さ・硬さも同様に持ってはいるんですが、アペラシオン的な部分でフィサンのソフトさも有るので、そこでも現在でも非常に良いバランスと言えます。また下のクラスからフィサンに移ると、クラスが上がったことが確実に判るほどで、

「おっ!・・さすが村名!」

とテンションも上がることでしょう。


 期待されたアメリーの2014年ですが、テイスティング出来た4アイテムを飲む限り、非常に良い出来です。是非ご検討くださいませ!超お勧めです!

 
 以下は2013年のフィサンのレヴューです。
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 ・・これも目茶旨いです。透明感のある非常に美しい赤紫の色調です。この色合いの味わいをイメージしてみてください・・そのまんまの味わいです。

 暗い色で、何となく「どよ~~ん」とした照りのワインが多いフィサンのワインに有って・・

 もしくは、重量感は有るけれど過熟から来る弱さの目立つワインが多いフィサンのワインに有って・・

 このアメリーのフィサンは、全く健全、ピチピチと活き活きした酸(酸っぱくはない)と、軽やかさと、快活さとフィネス、ディテールの表情の美しさに満ち溢れています。

 まさに「プティ・ジュヴレ」的な「フィサン」ですが、重さを回避してフィネスを表現できているという、非常に有り得ないワインになっています。

 例えば、今も一緒にご案内させていただいている、メオ=カミュゼのフィサン2013年・・余り売れていませんが、実はかなり美味しいんですよ。

 でも、これはメオのフィサンとも大きく違います。充実した酒格をしっかり表現したメオのフィサンに対し、同質な酒質とは言えますが、アメリーのフィサンは、

「全く重くない・・エレガンスを重視したフィサン」
に仕上がっています。

 ブルゴーニュ・プリエールと比較すると色調が全然違いますが、それはおそらく、テロワールと畑の格の違いなんですね。
 ジュヴレほどでは重いものでは無いにせよ、フィサンも金属的、鉄っぽさが有り、やはりそれは色合いに影響してきます。ブルゴーニュはまったくフィサンやジュヴレを感じさせない・・どちらかと言うと、ヴォーヌ=ロマネ、シャンボール辺りのエレガントなニュアンスです。

 その延長上にこのフィサンも有り、非常にエレガントで軽やかな「ふんわりワイン」に仕上がっています。そして、中域の膨らみと清冽な水の余韻、エキスの「桃」のニュアンスは同じ・・!・・これも非常に旨いです!


 リアルの徳丸さんは88 89と言う、フィサンにしては高い評価をしています・・が、noisyなら間違い無く「今飲んで」 も 「ポテンシャル」も90点オーバーです。「フィサンの個性を残しつつ、ひたすら優しくてエレガント」と表現されていますが、全く同感・・です。

 フランソワ・ジェルベの個性を持ってきたようだ・・のようなおっしゃり方もしています。ジェルベもね・・やりたい部分もあるんですが、問題有りなので今のところ手を出していません。でも、ベルトーがこれだけ素晴らしいと色々考えさせられます。

 一方、ワイナート誌の78号では、「フィサンは軽すぎると思ったが・・」と記載されていました。まぁ、見解の相違、もしくはテイスティング時期の違い(おそらく半年以上前)ですので、仕上がり切ってない状況での見通し不良じゃないかと思います。軽いことは軽いんですが、軽快さはエレガントさと言う良いベクトルを持っていますし、軽過ぎてスカスカじゃぁ無いんですね。しっかりした中身のある要素を持ちつつの軽快さとご理解ください。反対に言えば、もしこのフィサンをより重量感のある方に力技で持って行ってしまったとしたら、外殻と低周波が反応する部分だけの、中域の無い、腑抜けた味わいになってしまったでしょう。それはフィサンの1級でさえ良くあるパターンで、大柄なワインにしたいという造り手のエゴが露出した結果です。こちらはむしろ、アッサリと抽出しフリーランのみで仕上げたグラン・クリュワインのようなエレガンスを持っているとさえ思います。近いのは、まぁ・・ずいぶんと飲んではいませんが、ロベール・シリュグのグラン=ゼシェゾーのような軽い抽出がなされた高級ワインのタッチだと思います。

 この・・完全エキスに昇華したフィサン・・是非飲んでいただきたいですね・・本数は限定です。お早めにどうぞ!

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2017 Fixin les Crais
フィサン・レ・クレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14443 169 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ フィサン

何と値下げです!
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール 畑・土壌:1.38ha石灰岩、泥灰土樹齢:平均40年
特徴:1946年から2003年にかけて植樹。チョーク質の石灰岩を意味するLes Craisの名前通り石灰が露出しています。
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ、ピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)5日間。
熟成:フードルでマロラクティック発酵。12カ月樽熟成。(新樽30%)、エルバージュ18カ月。濾過、清澄せず。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥4,990 (外税)

【レ・クレは飲めませんでした・・レ・クロを飲みました。やはりフィサンを頭一つ、確実に超えて来ています!】
 以前はあれほど有ったレ・クレとレ・クロですが、このところは何故か余り有りませんで、12本ずつの入荷です。しかし、

「価格は¥5050-->¥4750 へ値下げ!」

ですから300円も下がってます。・・下がると売上も下がるので困るんですが・・本数も減ってますし・・どうしてくれるんだろ・・。


 なので、どちらか1アイテム・・と思ったんですが、2016年ものも飲ませていただいたレ・クロを選択しました。

 非常に凝縮しており、葡萄の質の良さが感じられます。もっと「間延びのするふんわかした液体」かと想像していたんですが、さにあらず・・。良い意味で「余分な空間を造らない密な表情」をしています。

 要素がとても多く、それが複雑に絡み合い、今の味わいを造っていますが、もう少し置きますと、より判りやすく分別されて感じられると思います。まぁ、いつもより入荷が3カ月も早いですから、「育ち」もまだ少し若いと言うことですね。

 2016年もののレ・クレ(レ・クロではない)の評価に、リアルワインガイドで徳丸さんは、

「父親をリスペクトした構造に、母親から受け継いだエレガンス」

と書いてポテンシャル92ポイント、付けていますが、

「言い得て妙!」

ですね。


 まぁ、今ですと・・noisy は、そこに、

「夫(ニコラ・フォール)の栽培における助力」

を入れたいですが・・長く仲睦まじく、健康に暮らして欲しい・・と思ってます。


 いや、そこはどうでも良いんですが、徳丸さんがそのように評した「父親譲りの構造、母親から受け継いだエレガンス」は、まさにそのまんま・・感じられます。

 しかし・・一体、このワインに何点付けるのか・・noisy 的には興味深々です。少なくともポテンシャル点に「+」は付くでしょう。

 昨年の2016年ものにも「今までで最高を・・さらに超え・・」と書いてしまいましたが、「さらにさらに超え・・」と書かなくてはならなくなってしまいました。素晴らしい出来だと思います。


 また双子のような「レ・クレ(レ・クレイ)」ですが、読んで字のごとし、「クレイ」=「粘土」です。粘土が強いと言うことですね。こちらは飲めてはいませんが、レ・クロの印象からは、万全に仕上がっているはずです。是非ご検討くださいませ。いつもより全然少ないし、追加も見込めません。


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい出来です!・・今までで最高を・・さらに超えて来ました!!】

 2015年もので、

「今までで最高!」

などと言ってしまったために、2016年もののプレゼンをどうしたら良いかと、ちょっと悩み気味だったのですが、しっかり上塗りしてしまいました。今までで最高のフィサン・レ・クロです。

 色合いも密度の高い素晴らしいものですよね。是非2013年からの連続写真を・・ご覧ください。

 濃く見えるでしょう?・・でも、サラッとしているんですよ。そして旨味の元がちゃんと備わっている。アロマの表現も多彩でスピードも速いし、細やかな表情が、実は大きな構造からストレスなく出てくるんですね。

 リアルワインガイドは・・残念ながら、レ・クレの評価は有ってもレ・クロを回避しています。それだけ「少ない」と言うことなんですね。

 しかし、その少ない中で仕上がったキュヴェはどれも秀逸ですが、

「noisy が飲めた中では、今、これが一番の表情を持っていて、今、一番美味しい!」

と言えるでしょう。


 村名ジュヴレ=シャンベルタンは、ポテンシャルでこのフィサン・レ・クロを凌ぎますが、「今飲んで」と言う観点からはフィサン・レ・クロに劣ります。3年ほど経過するとその座は奪われるかな?・・と言う感じですが、それでもこのレ・クロの存在感は普遍でしょう。

 リアルワインガイド第63号は、フィサン・レ・クレ2016年に91~92ポイント付けています。noisy的には、このフィサン・レ・クロにも同様な評価をしたいと思っています。

 この密度、しなやかさ、軽やかだけれど充実している酒躯・・フィネス、エレガンス。もう充分でしょう!ジュヴレに似ている・・と言って来ましたが、これはもう、フィサン1級レ・クロです。ジャンプアップした2016年のアメリー・ベルトーを理解するのには最高のアイテムかと感じました。こちらも余り数は有りませんが、やはり飲んでいただきたい!是非お早めにご検討くださいませ。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【今までで最高の出来!素晴らしいです!】



 非常に美味しいですね~・・素晴らしいです。色合いもACブルやオート=コート、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュとは少し傾向が違いますね。

 2015年のレ・クロは、2014年までのレ・クロと同様にやや赤紫色の色合いを継承しています。ACブルあたりはやや褐色が混じったようなイメージですが、その色は見て取れません。

 2014年ものと比較すると・・歴然としています。濃密な色合いです。美しいですね・・そしてファットな舌触りには極上のタンニン分を含んでいるのが判ります。

 noisy はブルゴーニュワインの評価には、滅多に「タンニン」を言いません。言う必要が無いと言うか、タンニンをタンニンとして捉えられるブルゴーニュワインってどうなのよ・・と言う思いもどこかに有るからです。

 このレ・クロは、そんな自身の「禁」を犯しても伝えておくべきかな・・と思うので敢えて書きました。極上のタンニン・・と言いましたが、それは「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールにおける好ましいタンニン」と言うことになります。

 もし気にしないでいたら・・もしくは、タンニン分を捕えようと思っていなければ、それは中々判らないでしょう。全くベルベッティで有り、深みと柔らかさが有り、全体に溶け込んでいるので判り辛いんですね。ブルゴーニュワインはそれで良いと思います。まぁ、タンニンをしっかり出してくる生産者さんもいらっしゃいますが、余り好ましいとは思っていません。目立たないのに実は存在している・・それでよい訳です。下手をすればエレガンス、フィネスを大きく損なうことになりかねないと思います。

 しかし、目立たない・・判り辛いのにしっかり存在し、ワインを大きくしているのがこの素晴らしいレ・クロのタンニンです。

 そしてそれは香りの厚みにも・・現れています。ま~・・素晴らしいこと、複雑でゴージャスですし、存在感は凄いです。

 敢えて言うなら・・樽も有りますよ。実に高級感のあるものです。敢えて取り上げることも無いのですが念のため・・。

 リアルワインガイド第59号はこのレ・クロに「89+ 90+ 2018~2038」と言う高評価を与えています。noisy 的にはもう少し上げたいところですが・・まぁ・・仕方ないでしょうか。香りの密度感・・みたいなことも述べられていますが、このクラスになると下のクラスとは全然違う・・とも言及されています。

 noisy 的にもこの春頃から飲んで良いと思います。しかし・・このワインの本当の飲み頃は10年経ってから・・でしょう。ポテンシャルを開花させるにはその位は必要です。素晴らしいワインでした!



 また、例年ですとレ・クロとレ・クラの比較をするところなんですが、リアルワインガイド第59号でもレ・クラの評価をしていないのと同じ意味でしょうか、レ・クラの入荷は12本だけです。レ・クロは24本でしたので何とか飲めましたが・・すみません。


 因みに「造り手紹介欄」の写真に某雑誌の評価がそれとなく出ていますが、そこには何とこの「レ・クラ2015年」が、


「18.5」


と評価されています。


 20点満点で18.5点は・・物凄い評価ですよ?・・まぁ、1級ザルヴレは19点ですけどね!


 写真も詳細では無いですし部分しか映ってないので良く判りませんが、それにしてもこの評価は高いですね。レ・クロを飲んでも良く判りますし、アン・コンブ・ロワを飲めば・・

「うお~!」

と思わず声を上げてしまうでしょう。


 希少な畑名付フィサンです。是非飲んでみてください。お早めにどうぞ!



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【値下げでも2013年よりもポテンシャルアップ!出来の良いジュヴレ村名と比べても遜色ありません!】



 待ちに待ったアメリー・ベルトーのフィサン・レ・クロです。面白いものでこのレ・クロは非常にジュヴレっぽいです。レ・クレの方は・・同じような名前では有るものの、これまた全然違って、ものの見事にシャンボール的です。これは比較して飲んでもらえば物凄く判り易いです。ベリー系のがっしりした大き目な体格でやや鉄っぽいレ・クロ、チェリーリキュール的で細やかなチョークっぽいミネラリティのレ・クレです。

 

リアルワインガイド第55号は 90~91 今~2038 と高評価

でした。2013年ものは非常にエレガントでしたが、2014年はそこにダイナミズムを感じます。とても大きく、男っぽいです。

 4千円台のジュヴレは、安けりゃ良いで済ませられるものを除きほぼ絶滅状態・・リーズナブルなものでも5千円は下りません。

「・・でもフィサンじゃジュヴレ的なクリマの特徴の違いが楽しめないんじゃない?」

とおっしゃるかもしれませんが、村名クリマと言うことで話をするなら、ラ・ジュスティスとかプレソニエールなどの名の有る畑位で出来るくらいですから、

「明確に違う個性を楽しめる!」

と言うことでは、レ・クロ、レ・クレはその良い機会になると思いますよ。


 それに、1級のザルヴレ!・・これがまた素晴らしい!・・ジュヴレの著名な1級群の中に入ってもその個性を見せつけるでしょう。

 ですので、このまさにちょっと男っぽい感じが優しい笑顔のアメリーと似つかわしくないかも・・と思うかもしれませんが、ワインの味わいはとても良いです。是非飲んでみてください。比較して楽しい・・しかもポテンシャルも充分でとても安い村名フィサン・レ・クロです。お勧めします!


 以下は2013年フィサン・レ・クロのレヴューです。
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【女性が持つ男っぽい部分を具現??・・優しさの有るソフトなジュヴレ=シャンベルタン風!ビターな旨さが満開です!】



 村の北側、隣村のクーシェに程近い位置にある「レ・クロ」です。比較的軽い「フィサン」より、わずかに重厚で、タンニンもわずかに多く出ているように思います。

 しかしながらそのタンニンの質が非常に細やかでベルベッティ・・。鉄火面のようにドライで甘みもへったくれも限り無くゼロなんですが、そのやや厚みのあるしなやかなタンニンが甘みを感じさせてくれるんですね。

 エキスの抽出もストレスを感じない、非常にスムースなものです。

 一般的にはタンニンは目立たないので言及すべきでは無いのかもしれませんが、非常にしなやかで質の良さを感じましたので、敢えて書いてみました。

 色合いもやや淡目で透明感に満ちています。何しろドライなので、最初少し戸惑うかもしれませんが、一口、二口と飲み進めるに連れ、肯定感が増してくる感じです。

 細かいことを言うと、フィサン村名よりも「乾いた土地のニュアンス」を感じさせるミネラリティで、よりミネラル分が多いと感じます。複雑性もより有りますが、まだ若いので際立った個性として感じるのは難しいかもしれません。

 しかし、ベリー的な果実と少し乾いた感じのジュヴレ的鉱物的ミネラリティがバランス良くパレットを描きます。今飲んで・・充分に旨いです。現実には昨日・・美味しくてついつい・・飲んでしまいました!やっぱりアメリー・ベルトーの感性は素晴らしいですね~。なんか贔屓したくなっちゃいますよ。

 同じ価格の村の南・・ブロションに近い区画の「レ・クレ」も有りますので、是非比較してみてください。
 因みにこのワインはリアルワインガイド第51号にも掲載されていませんでした。エキス系のドライ&ビターながらもビシッと焦点の定まった見事な味わいです。美しい女性を感じさせるジュヴレ村名・・って、何かアメリーそのもののようなイメージです。今飲んで美味しいとしても、気温が上がるこの春には一皮向けそうですよ・・本数は限定です。お早めにどうぞ!

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2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14446 170 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

何と値下げです!
■エージェント情報
葡萄:ピノ・ノワール
畑・土壌:0.95ha 深い石灰岩、泥灰土、小石の多いLes Craisの区画とLa Burieの2区画
樹齢:40~50年
醸造:4日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ。発酵の最後のみピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)7日間。
熟成:マロラクティック発酵後、15カ月樽熟成。(新樽30%)、濾過、清澄せず。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,390 (外税)

【複雑で大柄、ややクラシックに仕上がった、クロ・デ・シェゾーまで混ぜ込んだ村名ジュヴレです!】(こちらは2016年もの以前のレヴューです。)
 2016年のフィサン、ジュヴレは非常に厳しかったようです。特にジュヴレでは、

「ラヴォー・サン=ジャックは生産量200本と極少量、レ・カズティエはエージェントさんにバラで3本」

と言う状況で、あれだけ沢山有った村名ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・デ・シェゾーは壊滅的、ワインに出来た分はこの村名に混ぜたと伝わっています。

 なるほど・・となるとどうなんだろ?・・と思いますよね。因みにリアルワインガイド第63号は、

「今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 2020~2043」

と、かなり高い評価です。


 noisy的な感覚から言いますと、

「テイスティング出来た数アイテムの中で、このワインだけが異色。」

で有って、むしろ、今までの・・と言いますか、2014~2015年までのアメリー・ベルトーの味わいの系統に引き継いでいます。

 グラスの色合いを比べますと、随分違いますよね。・・そりゃそうです。クロ・デ・シェゾーも混ざってますから・・。なので、急遽クロ・デ・シェゾーの写真を探したところ・・2013年ものしか見当たりませんでした・・すみません。でも、左の写真は2013年ものクロ・デ・シェゾーです。

 遅熟させざるを得なかった2016年ですので、何となく重厚さがミネラリティを覆っているように見えるかな・・と思います。

 で、2016年のアメリー・ベルトーのワインには基本、出来るだけ全房発酵を心がけているようで、その名残りが感じられます。しかし、このジュヴレ=シャンベルタン村名には余り無いんですね。全房発酵に持って行くことが出来なかった、もしくは回避した、全房発酵のキュヴェの割合が少なかった・・と言うことが挙げられると思うんですね。

 なので、非常に複雑で重量感が有り、しっかりした味わい・・・クロ・デ・シェゾーが正にそうなんですが、そっち系統の味わいで有り、あまりニコラ・フォールの影を感じない味わいに仕上がっています。

 それは結果として好き嫌いは有っても良い、悪いでは有りません。その分、ややタイトに仕上がっていますから、少し熟成待ちを強いられるかな?・・と感じる訳です。

 リアルワインガイドもこのキュヴェについては「2020年から・・」と言っています。noisy的には、この冬、一旦ある程度は落ち着くにしても2019年にはまた締まると感じられますから、やはり同様に2020年から・・と言う評価になります。ポテンシャル点もほぼ同様、今飲んで・・の評点は下げるかもしれません。


 いずれにしましても出来は非常に良く、しかし2016年のアメリー・ベルトーの中ではタイトな仕上がりでした。少し休養させてからお楽しみくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【数が無くて飲めませんでしたが、クロ・デ・シェゾーの出来を考えるとこの村名で充分と想像できます。】


 左の写真は村名ジュヴレでは無く、ジュヴレのクロ・デ・シェゾーです。お間違い無く。

 何せ非常に少ない2015年のベルトー=ジェルベですので、村名ジュヴレでも12本のみ・・。クロ・デ・シェゾーとどっちを飲むか、クロ・デ・シェゾーも飲まないで販売数を優先するか・・普通はそうなんでしょうが、やはり2015年のベルトー=ジェルベの仕上がりをある程度見極めるには、ドメーヌ・ベルトーから引き継いだ畑ものとドメーヌ・ジェルベからのものの両方をテイスティングしないと叶わないと思ったんですね。

 実際、飲んでみて良かったです。2014年ものは力強い仕上がりでポテンシャルは2013年を上回るとしても、やや硬めに仕上がったため、リリース直後のバランスとしては、メアリーのワインが持つ美しさを削っていたんじゃないか・・とも思えた部分も有ります。

 2015年のクロ・デ・シェゾーはコラムにも書きましたが、非常に饒舌です。エキスが非常に充実していて、旨みもたっぷり有り、2013年ものを美しさはそのまま「濃密」にしたような味わいでした。

 それを考えると、やや内向的な性格を持つ村名ジュヴレは、むしろその性格が良い方に出るかもしれませんで、

「丁度良い」
「エレガンスが前面に出ている」

と言うような感じじゃないかと想像しています。


 リアルワインガイドもこのワインは飲めなかったようですから、クロ・デ・シェゾーの評価から評点をマイナス1点~0.5点するならば、今飲んで 89~89+ ポテンシャル90~90+ と言うような感じになるでしょう。まぁ、クロ・デ・シェゾーの90~91Pointsをそのまま信じれば・・と言う限定では有ります。

 数の無い2015年、貴重な村名ジュヴレです。是非ご検討くださいませ。


 以下は2014年以前のこのワインのレヴューです。
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【旨い!!ジュヴレの個性とアメリーの個性の融合度が素晴らしい!!】



 素晴らしい仕上がりになった2014年ジュヴレ=シャンベルタンです。

 リューディ・レ・クラとラ・ブリをブレンドしている・・とテクニカルに書いてありますが、レ・クラは村の北の端に近く、ラ・ジュスティスと接しています。ラ・ブリはプレソニエールの北で、村のほぼ中央付近、どちたの畑もディジョンからボーヌに向かう国道の東に有ります。プレソニエールは村名の区画とACブルの区画の両方が有りますが、ご存知のようにジョセフ・ロティの畑はA.C.ブルです。

 レ・クラはどんな畑か良く判りませんが、接しているラ・ジュスティスは豊かでやや鉄分の少ない感じの豊満なキャラクターと理解しています。ロティさんのプレソニエールはやや硬く、早飲みには適しませんが、1~3年の熟で激変しますんで、接しているラ・ブリですからその辺りも参考になるかと思います。

 2013年のジュヴレ=シャンベルタンは・・まぁ・・めっちゃ旨かったです!フィサンにやや不足感を持つのであれば、2013年ジュヴレは全く欠落感のない、そして中盤から終盤にかけて、しっかり押してくる旨みが幸せなワインでした。何しろ数が無く、すぐに完売してしまったので、どうしようも無かったんですね。

 まぁ、エージェントさんも

「・・えっ?・・こんなに・・受けるの?」

と、アメリーがドメーヌ・ベルトーを継いでからのお客さんの反応に驚いていました。


 実は今回の2014年のお披露目でエージェントさんで「A.C.ブルゴーニュ」「A.C.フィサン」を飲ませていただいた時、エージェントの社長さんと少しお話しをしたんですが、

「アメリーのワインを現地で飲んだ時、やった~!と思ったんですが、これほどまで受けるとは思わなかった」

とおっしゃってました。


 彼は昔から旧知の仲なんですが、

「そろそろお互いに引退せんと・・次が出辛いよ」

などと言ってました。


 まぁ、そりゃぁそれは良いんですが、次が育ってない・・と言うか、育つ気が無い?・・と、どうにもならんとも・・。

 それについては彼も同感のようで、

「それはうちも同じ。今の人(ワイン屋さん、ワイン関係者)はやる気があってもワインを飲む機会が少ないし、自分で創れないし、ワインも高いからうちらの時のように高級ワインが気軽に飲めないしね・・」


 そんな会話をしてきました。エージェントさんも何かと大変です。ブルゴーニュワインは値上がり続けているし、良い造り手と取引するのは至難の業ですし、取引を長く続けることも重要ですしね。


 でもそんな中での「ベルトー=ジェルベ」ですからね。A.C.ブルで2千円台、フィサン4千円、ジュヴレ5.5千円と言うのは、まともなドメーヌものの中では「最安値」と言えます。


 で、やはり2014年の出来が気になりますよね?・・悪い訳が無いじゃ無いですか・・素晴らしいですよ。もっともやはり、昨年のような9月のご案内では無いので、少し時間が不足している感じが有ります。

 基本的には2013年とほとんど一緒で、エキスがキッチリでた味わいの中にポツポツとジュヴレ的な濃い赤のベリーやチェリーが浮かんで来て、やや重厚な鉄っぽいニュアンスを受け取りつつ、フィネスの有るしなやかな舌触りを受けつつ、鼻に抜けて行くやや重量感を含む石灰系のミネラリティを楽しみつつ、長めの時間、減衰感の素晴らしさも堪能できる・・そんな感じです。

 出来れば2013年ものと同様に9月以降の抜栓をお勧めしますが、今飲んでも非常に美味しいので、飲んじゃっても良いかと思います。ただし2013年よりも確実に大きくポテンシャルが上の分、また、輸入から時間が経過していない分、やや強さを感じるかと思います。その分が優しさに変わるのがそれ以降・・と言うことだと思います。

 非常に良い仕上がりでした。美味しいです。是非ご検討くださいませ。こちらは再入荷はほぼ期待できません。


 以下は2013年ジュヴレ=シャンベルタンのレヴューです。
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 今一度・・集合写真です。左からブルゴーニュ・レ・プリエール、フィサン、ジュヴレ=シャンベルタン、ヴォーヌ=ロマネ・・です。

 左から順に色合いは濃くなっているように感じられるかと思います。でも良く見るとやはりジュヴレは「黒」っぽい色合いがより強いですよね。ヴォーヌ=ロマネは濃いですが、むしろ「赤」が強い感じです。

 で・・申し訳ないが、このワインも・・絶品です。味わいのトーンは他のアイテムと同様・・。

「軽やか」「ドライ」「ソフト」「エキスがピーチ」「(最後の最後の・・)余韻が清冽な水」

 これはアメリーのワインに共通するものです。

 しかし、皆さんもなじみの多いジュヴレのワインですから、ジュヴレ的な特徴もしっかり感じられるでしょう・・。

 と言うよりも、ジュヴレのテロワールがそれだけにしっかり現れている・・もしくは、畑がそのようなパワーを強く持っている・・ということなのかもしれません。

 やはりジュヴレの鉄っぽさ、スパイスはノーズ、中盤、余韻に掛けて、上記のアメリーのワインの特徴部分に入り込んでいます。それだけポテンシャルが高くなっている・・ということなのでしょう。

 ピュアでソフトなんですが、ややソリッドな鉄っぽさが食い込んで来ている訳です。なので、より幅の有る味わいであり、縦構造の伸びも大きくなります。 フィサンが非常にエレガントに感じるかもしれません・・しかし、このジュヴレも、ジュヴレの厳しい構造を見せつつも、非常にソフトでしなやかな、アメリーのワインの味わいがします。

 1本飲んじゃいましたので11本しかないです。エージェントさんにも無いそうです。この機会に是非・・お試しください。「ブルゴーニュを飲んでから決めよう・・」などと言ってると無くなっちゃうでしょう・・(^^;; 旨いです。お早めにどうぞ。
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2017 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14450 171 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ=ロマネ

◆お一人様1本限定。何と値下げです!

葡萄:ピノ・ノワール 畑・土壌:粘土石灰質
1級畑Clos des Reasから地続きのLes ReasとLa Riviereの2区画樹齢:平均50年
醸造;5日間低温マセラシオン、天然酵母、コンクリートタンクでアルコール発酵。1日に1~2度のルモンタージュ、ピジャージュ。ポスト・マセラシオン(発酵後浸漬)10日間。
熟成:マロラクティック発酵。樽熟成。(新樽30%)、エルバージュ17か月。 濾過、清澄せず
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,990 (外税)

【リアルワインガイド第63号は 今飲んで 91 ポテンシャル92 飲み頃予想2020~2043 ! ・・そして珍しいことも起きています!】(こちらは2016年もののレヴューです。)
 フランソワ・ジェルベから伝えられたヴォーヌ=ロマネ村名です。2015年ものは少ない入荷数の中から、忍び難きを忍び・・テイスティングさせていただきまして、その素晴らしさにビックリしてしまった noisy です。なので、エージェントさんの入荷数がそこそこな数字だったことに気付き、何とかネジ込んで・・少しだけ増やしていただきました。・・何でも言ってみるもんですね。

 しかしながら増やしてもらったとは言いつつ、全体の数量は昨年の2015年には遠く及ばず、全部綺麗さっぱり販売したとしても減益は免れないと言う寂しい状況です。

 なので、結構・・テイスティングで開けてしまいましたので、今回はヴォーヌ=ロマネのテイスティングを諦めざるを得ない状況でした。


 で、ネットを徘徊して情報集めをしたところ、面白いことに気付きました。余り無いこと・・です。

 大体、「このドメーヌは伸び盛りだ・・これから来るぞ!」と言う部分においては、大方のワインメディアは見えてないと思います。もしくは、見えていたとしても、「今はそのタイミングではない・・早すぎる」と言うような感覚なのかな・・と思います。なので、

「かなり良くなって来たな・・」

と感じたとしても、良いとこ、+0.5Points 位なんですね。しかも、ボトルコンディションやテイスティング時の固有のコンディション差などはあまり考えてないのでしょう。

「褒めたいが、結局褒めたことになってない」

ようになってしまいます。


 あ、思い出しました。アメリーファンのために、ベッキー・ワッサーマンさんのページをご紹介しましょう。デカデカと出て来ますよ。・・ベッキーさんについては・・是非ご自身でお調べください。

http://www.beckywasserman.com/domaines/berthaut-gerbet/#.W9q2YuIyWUk
(勝手にリンクは不味いと思うので、コピー&ペーストでご覧ください。)


 で、結局ですね・・あの、ブルゴーニュワインに評価の厳しいアラン・メドゥズさんよりも、比較的評価の緩いアドヴォケイトのニール・マーティンさんの評価が逆転しちゃってるんですね・・。

アラン・メドゥズ 89~91Points
ニール・マーティン 88~90Points


 まぁ、評価をするのはその個人や団体ですから、結果はどうでも良いんですが、余り一貫性が無かったり、自身の好みだけでしてしまうと信用を失うことにもなりかねない訳です。

 リアルワインガイドはその辺も実に面白い立ち位置で、

リアルワインガイド第63号 91-->92 Points

と、今飲んでポイントは何と、アドヴォケイトよりも3Points も上回ってしまっています。元々ニール・マーティンさんは、2016年フィサン1級レ・ザルヴレに91~93Pointsを奢っておりますんで、レ・ザルヴレの方がヴォーヌ=ロマネよりもかなり良い・・と言う評価結果になっています。


 言ったことも言わなかったことも、やってしまったこともやらなかったことも、結局自分に全て還ってくるのが人生ですから、自分で責任を取れば良いだけです。きっと美味しいと思いますよ・・飲んでなくてすみません!頑張って分捕った分、ぜひ皆さんで板のシミくださいませ。お勧めします。


 以下は以前のレヴューです。
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【このヴォーヌ=ロマネ村名はまるで小柄なミュジニー!・・有り得ないです!ミシェル・グロもビックリするはず!】



「うわ~お!」です。これは買うっきゃないなぁ・・。申し訳ないけどお一人様1本限定です。元から無いものを飲んじゃいましたが、良かったのか悪かったのか・・。しかしこの素晴らしさは半端ないです。

 抜栓直後、やや硬めな石灰の穏やかなアロマが飛び出しますが、発散的な香りは穏やかな部類です。

「ん~・・香りはクロ・デ・シェゾーだなぁ・・。硬くなっちゃってるかぁ?」

と思いつつ、少量を口にすると・・まぁ、ビックリしすぎて言葉まで飲み込んじゃいました。


 そうなんですよ・・比較、発散的な香りが少なかったので、予想を裏切られた形でのこの表情が凄かった!まるでミュジニーのような赤系果実・花の香水のような、ほんのりスパイシーなアロマが鼻に抜けて行くんですよ。

「(えっ?・・畑、どこだっけ?)」

と記憶を手繰ってみても思い出せず、後日確かめることになりましたが、クロ・デ・レアの南に接するオ・レアとリヴィエールなんですね。ミュジニーやクロ・ヴージョの近くかとも思いましたが、そんなところに村名の区画は無いし、ミュジニーやその辺と近い組成の土壌まで、葡萄の根が張ってるんじゃないか?・・などと想像してしまう位でした。

 この高質でエキスの濃い味わいこそ、確かにあのミュジニーに共通するものです。しかしながらそうは言っても、ミュジニーと同等だなんては言ってませんので・・特にミュジニーの場合、熟していないと特に・・では有りますが、香りはめっちゃ香るものの、味わいは結構平板で硬く閉ざしている場合が多いです。

 このヴォーヌ=ロマネは全く逆で、香りはやや抑え気味ながら、口に含んだ後の味わいやノーズに抜けて行く香りが素晴らしい・・し、似ている・・と思えるんですね。


 いや~・・2013年も飲んでいるんですが、こんなに凝縮はしていませんでした。リアルワインガイド第59号で徳丸さんは、「やや青っぽい香りが有るがいずれ溶け込み、魅惑的なものに絶対なる」と書かれています。noisy 的には青っぽさは感じられず、すでに魅惑的過ぎる位、魅惑的でした。

 因みにリアルは「今飲んで 90 ポテンシャル 91+ 2020~2040」と、クロ・デ・シェゾー2015とほぼ同様の評価です。

 いや~・・これは皆さんに飲んで欲しいなぁ!・・もっと欲しいが・・残念です・・追加は見込めません!さっさとゲットすべき素晴らしいワインです。お早めにどうぞ!

 

 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい!目茶美味しい!!(2013年のコメントですが・・)】



 すみません・・こちらも数量的な関係でノー・テイスティングです。2013年のコメントと2014年の他のワインのコメントを参考にされてください。


 以下は2013年の村名ヴォーヌ=ロマネのコメントです。
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 ・・まぁ・・こんなに美しい色合いを見せつけられたらね・・誰でも飲みたくなっちゃいますよね~。そして実際・・目茶旨いです!

 こちらのヴォーヌ=ロマネもアメリーのワインは一貫しています。非常にソフトでピュア、軽やか、エキスがフルーティー・・です。

 しかしながら、ヴォーヌ=ロマネの個性が半端無く、アメリーの個性に食い込んでいます。・・いや、食い込むと言うか侵食していると言うか・・いや、これは凄く評価している表現ですよ。

 なので、偉大なヴォーヌ=ロマネの個性がそっくり、そのアメリー味に乗っかっています。

 ソフトでピュア、そして軽やかさの上のヴォーヌ=ロマネの充実した緻密さが乗っかっていますし、エキスのフルーティーさは、ダークチェリーやベリーの色合いを強く持っています。エキセントリックで精緻なスパイスのアロマと、充実した品格の高いミネラリティからのアロマが絡み、素晴らしい風味になっています。

 88 89をを付けたリアルの徳丸さんのレヴューを見ると、

「やや厳し目のタンニンが有りこれがもう少し熟して円いものだと文句なし」
とおっしゃってました。

 ・・・安心してください。しっかり良い方向に向いちゃってますんで。今飲んでもそのタンニンはしなやかで優しく、むしろ構造を豊かに感じさせる方向になっちゃってます。
 それにね・・いまどき、こんなプライスのヴォーヌ=ロマネが有るかと?目茶お買い得でしょう?・・下手すりゃACブルしか買えないようなプライスでしょう?ここの区画はフランソワ・ジェルベ姉妹からのプレゼントですね。

 2014年もしっかり購入したいと・・noisy の仕入れ方針にも大きな影響を与えてくれた困ったちゃんなヴォーヌ=ロマネです。あと11本・・お早めにどうぞ!

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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine de l'Arlot  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ド ラルロ
● 2017年のドメーヌ・ド・ラルロは絶対に飲まなけれならない!・・それだけの理由がちゃんと存在します。素晴らしいワインに仕上がりました!・・大変身と言っても良いかも・・いや、良いと確信しています。

 いや~・・ビックリしました。でも何となく予感は有ったんですよ。2016年ものを飲んだ時、

「・・こりゃ・・2017年は・・もしかしたら・・!」

と言うような何となくの予感が・・です。


 まぁ、大変に不謹慎では有りますが、311の時も、

「何か大変なことが起きる!」

と言ってた位ですから、その辺りの才能がちょっとは有るのかもしれません。


 なので、2017年もののオファーをいただいた時に、

「少な過ぎるからもっと増やして欲しい」

と言ったら、担当さんが結構増やしてくれまして・・有難かったです。


 で、やってくれたのはジェラルディーヌ・ゴドー女史・・。もしかしたらやってくれるんじゃないかと感じてたんですよ!・・でも、

「何をどうやってくれたのか・・が問題!」

ですよね?


 そう、やってくれたのは、

「エレガントで薫り高く気高いニュイ=サン=ジョルジュの大復活!」

です。


 2016年までのド・ラルロのワインは当然ご存じかと思いますが、もう・・全く違うものです。いや、2016年ものには今回の2017年に繋がるべくの方向性が見えていましたので、敏感な方は、

「・・おっ!・・こりゃぁ2017年ものが楽しみだ!」

と思われていらしたかもしれませんね。

 今回も頑張ってテイスティングさせていただきました。コート・ド・ニュイ=ヴィラージュのクロ・デュ・シャポーからテイスティングを始めたんですが、栓を抜いた直後から繊細かつ妖艶さを含むアロマが放たれ、

「淡い色合い」

からの美しいタッチに、心の中で思わず・・

「(・・やった!)」

と拍手してしまいました。


 そこには、90年代のド・ラルロの、あのドメーヌ・デュジャック当主であったジャック・セイスが教授した「自然派繊細系ピノ・ノワール」の、確かな美しさが有ったんです。

 いや、そっくりとは言いませんが、今までの「濃度を出したい」と言う意思の発露が無くなり、「エレガント主義」と言うか、「エキス主義」と言うべきかは判りませんが、

「まるで香水のような・・」

と表現したくなる素晴らしいアロマが上がって来ます。


「そうそう・・ド・ラルロはこうじゃ無きゃいけない!」

 その気持ちが大きく膨らんで来ました。


 「ゴドーを待ちながら」と言う戯曲?が有りました。どこか不条理な世界を描いたものなのかな?・・と言う気がするものです。ゴドーを待ちながら、もう来ると言われつつも、結局いつになっても来ないので主人公が落胆してか自死してしまう・・と言うような内容だったと思います。

 ド・ラルロについては近年まで、そんな主人公の気持ちだったように思います。ドゥヴォージュさんも素晴らしかったし、ルリッシュさんもそれまでのエレガント路線から濃密路線に梶を切り、ド・ラルロの経営を安定させたと言えます。

 しかしやはり noisy 的には、90年代の、ジャック・セイスの影響を大きく受けたピエール・ド・スメ時代までのド・ラルロの素晴らしい味わいが忘れられないでいました。

「なんでも濃くつくりゃ良いってもんじゃない・・」

と言う気持ちでした。強く濃くしてしまったお陰で見えなくなった、失ったものがありました。それは非常に大きな損失だったと言えます。

 クロ・デ・フォレ2017年を今飲めば、抜栓15分ほどからスワリングで立ち昇る、ものの見事な香水のようなアロマは、ミュジニーやレ・ザムルーズ、もしくはその折半バージョンに例えてもご理解いただけるレベルです。

「そんなこと、この二十年の間に有ったでしょうか?」


 そして、その素晴らしいアロマは、全アイテムをチェックはできませんでしたが、下のクラスから上級キュヴェまで、トータルに感じられるはずです。

「2017年のド・ラルロは絶対に飲まなければいけない!」

 そう、強く感じます。是非、早めにトライしていただき、それを確かめ、数本はセラーで育てていただきたいと強く推奨します。

THE 2017 VINTAGE/ 2017 年産に関して
Geraldine Godot. Technical Director/ ジェラルディンヌ・ゴド テクニカル・ディレクター
November 2017

 2017年産はようやく私たち生産者の顔に笑顔をもたらした年です。2016 年の少ない生産の後、私たちには最も必要とされていたものです。ブルゴーニュワインに携わる者にとっての最大の願いであった、健康的で質が高く、豊富な収穫は素晴らしい日照と必要な時期に適度な雨 によってもたらされました。

◇季節の移り変わり

 冬の始まりは、霜から回復したブドウの樹の剪定を開始しました。これはDomaine de l Arlot のワインにとって非常に特化した作業であり、次の房を担う枝を慎重に選択しました。例外的に乾燥した2016 2017年の冬は、降雨量が少なく、日照が多く、冬の気温は高かったです。2月は少し雨が降り、穏やかで春のようでした。3月となり春になると支柱を付けました。4月上旬には記録的な気温を記録しました。2011年と2014年と同様に、2017年が早期に成長の始まりを感じました。4月中旬には、霜の危険性のため、例年、天気予報を心配しています。幸いなことに、降雨がなく、湿度が60%を下回り、風も一定であったため、私たちは救われました。ぶどうは水不足にもかかわらず成長し続けており、4月下旬にもう一度霜が降りました。

 しかし、被害は大幅に回避出来ました。コート・ド・ニュイやコート・ド・ボーヌにはヒーターや藁火そして時にはヘリコプターなどの設備が整っているからです。5月になると雨が戻ってきました。月末になると暖かさもあり、緑の葉が強い成長につながったのです。5月19日、Clos des Forets Saint Georges は雹の嵐に悩まされましたが5月の終わりに、ブドウはすべてのプロットで開花していました。暖かさと交互に雨が降り、それによって堅調な成長が促されました。非常に健康的で理想的な状態を保ち、それが収穫時の大きな可能性が感じられ、我々は顔に笑みを浮かべていました。

◇収穫
 7月の降雨は有益で早期の熟成が続きました。Clos de l Arlot で7月末に熟すことが本格的に始まり、これは最終的なトリートメントをした時でもありました。私たちの小さなグループは、9月5日の朝にMontreculのブドウを収穫しました。ブドウを検査し、糖分と酸度の間の完全なバランスを待ってから、ピッキングは9月7日に本格的に始まりました。ブドウは健全で既に樹の状態から選別されていたようなものでした。バリエーションに応じて成熟を待って行われ、収穫は9月14日に終了しました。

◇醸造と第一印象
 これが白にとって目覚しい年であったことはすぐに分かりました。酸度と糖分は完全に一致し、発酵はゆっくりと起こりました。香りはきれいで、発酵後の果物や花の素晴らしいノートを約束していました。赤は「gourmand」でした。2014年産に比べてわずかに量は多かったです。私たちは適度に厚い皮のタンニンと色を抽出するために適切なバランスを見つけなければなりませんでした。醸造は穏やかで、マセラシオンに十分な時間がありました。




 以下は以前のレヴューです
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2016年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。

 ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう二十年を超えました。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、

「何でだろう・・」

とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。

 月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。

 実際にドゥヴォージュ氏に変わってから、ラルロのワインはやや柔らかいテクスチュアを得て、さらに活き活きとしたワインに変わった・・・そのように思います。以前なら、

「クロ・ド・ラルロは2~3年、クロ・デ・フォレは5年経ってから飲んでね・・」

と言っていたんですが、ソフトなテクスチュアの襞の間から、凝縮した要素が垣間見えるんですよ。単純にはSo2の量が減ったような硬さの消え、要素の見え、が有りますが、実際にはそんなに単純ではなく、

「So2を減らせるだけの理由が有る」

んですね。

 そんなドォヴォージュさんですが、何と「クロ・ド・タール」に引き抜かれてしまいまして・・今度はアレックス・ガンバルで醸造超をしていたジェラルディーヌ・ゴドーさんに引き継がれました。左の方がジャルディーヌさん、右がドゥヴォージュさんですね・・。

 ですので今回の2014年ものにつきましては、ドゥヴォージュさんとジェラルディーヌさんの共作・・と言うことになりまして、非常に珍しいことになっちゃった訳です。

 基本的にはドゥヴォージュさんが仕込みまでを、その後のエルヴァージュを二人で、瓶詰め、貯蔵、出荷までをジェラルディーヌさんが見る・・と言ったスタイルと思われます。瓶詰めはタイミングが難しいですからね・・重要です。


 で、2016年のラルロですが・・非常に・・呆れるほど少ないです。ほとんどのアイテムが1~3本しか有りません。

 そこで、何とか12本入荷したクロ・デ・フォレを例年のように飲ませていただきました。いや・・ビックリしました。

「最高のヴィンテージ2015年と全く同様・・しかもソフトなテクスチュアとふっくらとした膨らみは2015年以上!」

 と言える仕上がりだったんですね。


 2015年ものに見えたジェラルディーヌ・ゴドーさん流と思われるしなやかさ、女性らしさは、やはり彼女ならではの造りに由来するものかと思います。

 しかも、非常の密度の高い味わいです。2016年ものにはどうしてもネガティヴなものを想像してしまいがちですが・・

「まったく有りませんでした・・」

 なので・・ビックリしたんですね・・。非常に深く厚み有る味わいでした。



 先ほど調べてみると・・実に面白かったですよ。アドヴォケイトは93~95Pointsで2015年と全く同じ、そしてアラン・メドゥズも91~94Points で全く同じなんですね・・。なんだかな・・ですが、評価者の気持ちは良く判ります。noisy の印象に近いですからね。

 その他のキュヴェはどうにもなりません。テイスティングどころじゃ無いです。なので、どうしようかと迷っていらっしゃる方はお早めにGETされることをお勧めします。2016年ものは早々に世の中から消えるでしょう。是非ご検討くださいませ。






2016年11月3日訪問。
出迎えてくれたのは、2015年から新醸造責任者となったジェラルディンヌ・ゴド氏。クロ・ド・タールの醸造責任者にヘッドハントされたジャック・ドゥヴォージュ氏から2015年よりその任を受け継いだ女性醸造家だ。メゾンアレックス・ガンバルでマネージャーと醸造責任者を務め、成功に導いた。多くの後継候補の中から、一際輝く才能を備えた彼女がジャックやジェネラル・マネージャーであるクリスティアン・シーリーらによる厳しい選考で、彼女以外にドメーヌを今よりさらにステップアップできる人はいないとまで言わしめた才能あふれる女性なのだ。



ドメーヌ建物2階の庭が見渡せるサンルームで談笑し、隣の建物にあるセラーで試飲する事となり、まずは近況に関して話してくれた。
2016年はこのドメーヌに限らず、ブルゴーニュ全体でも難しい年となったと彼女は語った。ラルロでは2015年産と比べ、50%も収量減となったそうだ。




大きな要因は霜害だった。ドメーヌ近隣ではニュイサンジョルジュ村の隣、プレモープリセ村の被害が大きかったそうだ。普段は霜害のない村が被害を受けたそうで、ヴォーヌ・ロマネ村などのよく霜害のある村は影響がなかったそうだ。
雹害に比べ、一見、ブドウの樹はダメージが無さそうに見えても、根等にその影響があるせいで、実を全く付けない樹が多かったのは精神的にもかなり辛かったそうだ。共に働くスタッフ達とモチベーションをコントロールするのは難しかっただろう。





それに対し、彼女にとっての本当の意味でのファースト・ヴィンテージとなった2015年産は素晴らしい出来だったそうで、引き継ぎ早々、落差の激しい年となったようだ。
ドゥヴォージュとジェラルディンヌは2014年夏から引き継ぎの為、収穫から仕込みまで、共同で行った。これはとても稀な事で、彼の律儀な性格がうかがえる。
ジェラルディンヌ曰く、ドメーヌの理想的な収量は30-35hl/haだという。ただこれはあくまで理想だ。実際に彼女が関わった2014年は29hl/ha、そして2015年は24hl/ha、2016年は10-12hl/haだったというから、如何に2016年が厳しい状況なのかが分かる。収穫も通常なら35人必要な所、2016年は25人で済んでしまったそうだ。


2015年は、近年では最もブドウが早く熟した年だった。暖かい春の気候でブドウは順調に生育した。6月に関して言えば、ヨーロッパ全土で猛暑だった2003年以来の暑い月だったようだ。その後にウドンコ病の危険
性もあったが、問題なく生育したそうだ。


ブドウの成熟は気温が35度を超えた7月中旬から本格的に始まり、8月には必要な雨も降り、恵まれた環境の下で収穫を迎えたそうだ。
2015年の収穫は白が9月3日に開始し、9月4日に終え、赤は9月4日から9日までだった。通常、赤白全体で、フルで7日はかかるが、2015年は実際の労働時間としては例年より1日短い6日で終えたそうだ。
収穫時、畑での選別や収穫後の選別台での
不良果の選別の必要がほとんどなかったのが大きな要因のようだ。とても良質なブドウが採れたと皆で喜んだそうだ。健康でクリーンな房で梗も熟していたそうだが、全体的な収量は24hl/haで平均以下となったそうだ。
量はともかくとして、質的には彼女の門出を祝うような素晴らしい年となったが、翌年2016年には大きな試練が待っていたのだ。困難な年にどのようなワインを生み出すか、彼女の本当の真価が問われるだろう。

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2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14406 172 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

■エージェント情報
畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。
今飲んで89+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,580 (外税)

【セカンドヴィンテージ、日本初登場のオート=コート白です!】
 すみません、飲んでないので何も言えません。Whoops!・・アドヴォケイトのニール・マーチンさんは4年以内に飲むべきと言っています。意味不明です・・。3本のみの入荷です。.



2017 Nuits Saint-Georges la Gerbotte Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・ラ・ジェルボット・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14408 173 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■エージェント情報
La Gerbotteは、1992年と2006年に植えられた若樹のクロ・ド・ラルロ・ブラン。勿論、プルミエ・クリュを名乗ることが可能。しかしドメーヌは、プルミエ・クリュではなくあえて村名格としてリリース。根が深く下層に達する時間を与え、この偉大なテロワールのすべてのエレガントさと充実感を十分に表現しています。薄い地面を支える石灰岩スラブ上のClosの他のブドウからさらに遠く離れているミクロクリマは「日当たりの良い」ものではなくすべての要素が集まって、シャルドネは活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えるのです。
◇今飲んで91+ ポテンシャル92 飲み頃予想 今~2038
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,580 (外税)

【目の詰まった見事に豊満なシャルドネ!ピュリニー的な美味しさを満載しています!】
 久しぶりのラ・ジェルボットです。仕入れたのは2006年以来?・・かもしれませんので、約12年間、無視することになってしまいました。

 何せこのラ・ジェルボットはクロ・ド・ラルロ・ブランの若木でして、

「あの素晴らしいクロ・ド・ラルロ・ブランのセカンドだから旨いに違い無い・・」

と思って仕入れた2005年ものが、ものの見事に「シャバい」味わいで・・もうガッカリしてしまいました。2006年ものは確かアソートでしか買えなかったので、仕方なく仕入れたのかな?・・と思います。その後は「ラ・ジェルボットは拒絶」して現在に至ります。

 まぁ、そうは言っても当初は全然売らなかった2005年ラ・ジェルボットも数年後に開けてみると、クロ・ド・ラルロ・ブランと同様に深みを見せることが確認できましたので、ネットのページにブティーユ、ハーフともアップしておりましたら無くなっちゃいました。

「いい加減・・ラ・ジェルボットも樹齢が上がって旨くなっているんじゃないか?」

と言う気持ちと、

「2017年は良さそうな年だし、2017年こそド・ラルロはチェックしないといかんかな?」

と言う思いが錯綜したので、そこそこは仕入れさせていただくことにしました。で、早速・・飲んでみると・・これがかなり素晴らしいんですね・・。


 以前のシャバ~い、緩~い感じは全く無し。半透明フィルム風のミネラリティに包まれた黄色や白の果実がナチュラルっぽいアロマとしてスピード感を持ち感じられます。ほんのりとトースティーさのある樽由来のアロマがトッピングされ、しかしそれもシツコク無く、気持ち良いです。樽の要素に負けないだけのパワーが有る・・と言うことですね。

 口内に入るとまずはマッタリ・・オイリーです。そこから柑橘系フルーツがたっぷり解けて来ます。すごく良い・・好印象です。滅茶ゴージャスです。中域もふっくらと膨らみ、そのまま果実の放出を感じながら粘りのある余韻に入ります。

「・・あれ・・これじゃぁ全くのクロ・ド・ラルロ・ブランじゃん?」

と思えるほどのパフォーマンスに驚きを感じました。

 たかだか10年ちょっとでここまで来るか・・と、驚きを隠せませんでした。うちの庭にあるピノ・ノワールも結構な年を重ねて来ましたが、未だにまだまだ・・でして、この先はどうしようかと悩んでいます。やはり、病害虫にやられてしまいますんで、少なくともボルドー液位はあげないと収穫できないなぁ・・と。

 ま・・これほどに素晴らしいとなると・・皆、飲んじゃいますね。カミさんも息子も何も言わずしっかり飲んでしまっています。


 個人的な印象ですと、2000年頃のクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同一なニュアンスです。その頃はクロ・ド・ラルロ・ブランはまだ6千円ほどだったかと思います。ただし、届いた直後はもっと締まっていた感じです。このラ・ジェルボットは、今飲んでも充分に旨いですが、樽が完全に溶け込む3年後からはほぼ全開で飲めるでしょう。それに20年はしっかり持つと思います。

 クロ・ド・ラルロ・ブランはそれなりに高価になってしまいました。コート・ド・ニュイの白ワインと言えば、ミュジニー・ブランかクロ・ブラン・ド・ヴージョか、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン位しか無かった訳です。また、アンリ・グージュのピノ・ブランもこのニュイ=サン=ジョルジュなんですね。それだけ歴史の有るニュイ・ブランです。

 滅茶オイリーで非常に厚みのある果実主体のシャルドネでした。非常に美味しいです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!.



2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14409 174 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■エージェント情報
 Closを囲む壁の内側にある家屋と敷地周辺の区画。ブルゴーニュの南北を縦断する国道D974号線からのPremeauxの村にある畑は目を見張る有名な場所。円形劇場のような傾斜で、コート・ドールでも最も険しいブドウ園のひとつ。クロ・ド・ラルロ・ブランのテロワールは傾斜が険しく、畑の岩が特徴的。丘陵地は非常に険しく、しばしば機械の助けを借りる事が多いですが、ラルロでは手作業で行われます。そのような苦労した仕事は、この葡萄畑がユニークな品質と性格を持つ為に必要かつ価値のあるものです。美しく明るいゴールデンカラーで 新鮮で上質なノーズで白い花やアプリコットや白桃などの複雑なアロマ。味わいも複雑で、表現力、肉質、繊細さ、上質感が感じられます。余韻は中々なくならないほど長く留まります。とてもリッチであり、滑らかなワインです。
◇今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想 今~2045
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (91-93)Points
750ML 在庫
ご注文数  本
¥15,450 (外税)

【今回はまだ飲んでいません・・が、リアルワインガイド第66号はポテンシャル93+、もしくは、94点でも良いとのこと!】
 すみません、飲めてません。しかし、若木のラ・ジェルボットがもう・・昔のクロ・ド・ラルロ・ブラン並みになっちゃってますからね。根が深いところまで伸びているはずのこちらのキュヴェは、さらにミネラリティが高く、やや硬質に感じられることでしょう。

 このコラムでも何度も申し上げていますが、5年経ったクロ・ド・ラルロ・ブランは激変します・・。その際に評価するとなると、当然ながら評価は上がってしまうものです。

 透明なミネラル感に満ち溢れた果実たっぷりのシャルドネです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。

【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】

 アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。

 そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。

 ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。

 実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Michel Niellon  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ミシェル ニーロン
● こちらも気を引かれるワインでしょう。偉大なシャサーニュの造り手、ニーロンさんです。以前にもご紹介したバックヴィンテージ2011年をそこそこリーズナブルにブローカーから購入できましたのでご紹介いたします。村名シャサーニュも久しぶりに飲みましたが、やはり他の生産者とは格が違いますね。 .



2011 Chassagne-Montrachet 1er Cru les Champ Gains
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャン・ガン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

10484 175 スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 温暖で自然災害を被りにくく、比較的肥沃な土壌を持つと言われている「シャサーニュ・モンラッシェ・シャン・ガン」。ミシェル・ニーロンをはじめ、ギィ・アミオやジャン・マルク・ピヨなどが上質なワインを造り出している1級畑ですが、シャサーニュの中でも肉付きがよく、ワインは若いうちから飲める傾向にあるそうです!
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,880 (外税)

【やっぱり旨い!緻密で精緻な表現がピカイチです!】


 ニーロンさんの稀有なシャサーニュ1級など、noisyは飲むべくもなく・・・、もしくは飲めるほど購入できることも少なくて、結局長いこと飲まず仕舞いだった近年ですが、oisyに勉強させる手前も有り、また久し振りに・・・

「鉄板のあのミネラル感に再会したい!」

と言う気持ちも有ったので、商売的には中々厳しいところでしたが・・・1級の2011年クロ・サン=ジャン・ブランを飲んでしまいました。

 いや~・・・やっぱりニーロンは旨い!・・これで自然派って言われないのが不思議なほど、ディテールの細やかな表現を味わせてくれました!

 このクロ・サン=ジャンはピノ・ノワールも植わっている畑ですんで、僅かに赤味を感じるような、粘土質由来のやや粘りっ気のある旨みを含んだ素晴らしい畑です。

 そこにニーロンさんの腕前が加わったら・・・

「シャサーニュはピュリニーに劣る」

などとは、軽々には全く言えなくなるんですね。張り、伸張力、漲るミネラリティ、果実表現・・素晴らしいです。

 分析的には、ほぼ球体の酸のバランスは突出せず、不足せず・・ミネラリティの連続性が素晴らしく、全ての要素の繋ぎになっています。

 呆れるほど早いのに・・呆れるほど美味しい!・・しかも今回は価格も安い!
 因みに今回もブローカー品です。ですがコンディションは滅茶苦茶良かったです。他のアイテムもとても良いと判断します。
 他のアイテムは飲んでないので・・・入荷がそれぞれ5~6本ですから・・すみません。
 シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャンガンは、村の中央にある著名な1級畑です。比較的に、リッチで男前な味わい・・です。ルモワスネのレ・シャン・ガンもとても美味しいですよね?

 シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ショーメ・クロ・ド・ラ・トリュッフィエール は、クロ・サン=ジャンの北、ヴェルジェの西(上部)に接する畑で・・・これもシャサーニュを代表する素晴らしい1級です。トリュフが見つかる畑なのでしょう。熟してから飲んでみると確かにそんなニュアンスも感じられるスパイス感も有ります。

 シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シュヌヴォットもPKさん一推しのシャサーニュ1級です。何てったって・・ル・モンラッシェが近いですから・・・味わいも・・ねぇ・・!

 シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・マルトロワ・ブランもシャサーニュの超1級。おそらくですがマルトロワ家が持っていたのでしょう。造りがいまいちだったので・・でもニーロンさんのような造り手が醸すようになったら物凄いポテンシャルだった・・みたいなオチでしょう。レ・シャン・ガンの北に接しています。

 シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジェは皆さん、ご存知でしょう。押しも押されぬ?超1級畑です。石的ミネラリティが強く、ムルソーの良い畑のニュアンスと、むしろソフトなシャサーニュ1級の細やかさを持っていると思います。PKさん的には「時にグラン・クリュに匹敵する」と表現しています。レ・ショーメとレ・シュヌボットに挟まれる形で村の北、つまりル・モンラッシェに近い位置です。


 久し振りに飲みましたが、瑞々しくピュアで・・惚れ直しました!実に旨い!・・・こんなテイスティングなら毎日やりたい!・・・(^^;; 安いしコンディション良いし・・お奨めします!ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  les Vignerons d'Estezargues  □■  ローヌ
レ ヴィニュロン デステザルグ
● エステザルグ協同組合の「びっくりワイン」です。
「暑い地域の白ワインなんて、だれちゃって旨くないっしょ?」
と思われるはず・・・。飲んでみてびっくりしてください。冷ややかな、良い意味で刺す様な秀逸な酸味を持った美味しいワインなんです!

エステザルグ協同組合:
南フランスの町、アヴィニョンに近いエステザルグ村にある若い醸造家10人がつくる小規模の協同組合。施設を共有するが、個人ごとにワインを造るので、ドメ ーヌ名を名乗る。ビオディナミの造り手たちとの交流が深く、意欲的なワイン造りとそのワインは、フランス国内でも評価が大変高い。ビン詰めまでSO2を使わず、自然な味わいで凝縮感もたっぷりある。
.



2018 Cotes du Rhone Blanc Plein Sud
コート・デュ・ローヌ・プレン・スュッド・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14375 176 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ローヌ コート・デュ・ローヌ

◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶苦茶旨いです!素晴らしい仕上がり・・ちょっとびっくりしました。
◆◆◆セパージュ:ルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%(2016vin)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥1,550 (外税)

【非常にリーズナブルな、暑さにかまけてダレてしまってない綺麗な酸が嬉しい、オールマイティな白です!(2017年にヴィンテージ変更しました)】
 大柄ではないものの、ブルゴーニュ辺りの緯度のシャルドネと同様の冷たさを持った白、黄色の小果実で、甘くダレて熟れたニュアンスが見当たりません。二次発酵はきっちり行われていて、その滑らかさとグリセロールの質の高さが素晴らしい。キッチリドライでまったりと長い冷たい余韻が有ります。文句なし!下手なマコンよりよっぽど上質で旨い!

 ん?なんか嘘っぽいって?そんなこと有り得ない?・・いや、それが本当なんですよ。ヴィンテージにより変化しますが、セパージュはルーサンヌ50%、ヴィオニエ50%というものから、どんなに南が顔を出したとしても、おそらく若いバナナ止まりです。しかもフレッシュなマロ発酵を回避したタイプでは無いというのが素晴らしい!

 また、中盤以降は少し塩っぽさを含む白っぽいミネラリティが感じられ、ナチュラル感もほんのりと顔を出します。是非飲んでみてびっくりしてみてください。そして、ヴィンテージによって顔を出す時も有りますが、2016年はビオ臭さは余り有りませんので万人受けするはず・・・これは超お薦めです!是非呑んでみてください。安いし旨い!.



2017 Costieres de Nimes Non Filtre / Dimaine de Perilliere
コスティエール・ド・ニーム・ドメーヌ・ド・ペリリエール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14036 177 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ローヌ コスティエール・ド・ニーム

◆◆◆ヴィンテージ変更!
■エージェント情報
 品種:シラー70% グルナッシュ30%
土壌: 丸い小石や砂利、粘土、砂
最適温度:16-17℃
保存:2年
醸造:シラーが骨格を構成し、グルナッシュを理想的なパートナーとして出来上がった。東向きという条件から、比較的ゆっくり成長し10~15日程エステザルグよりも収穫が遅いことがこのテロワールの特徴。醸造はクラシックな方法で行われ、キュヴェゾンは20~22℃で3週間、軽い色素抽出を行う。
味わい: 黒果実(ブルーベリー、ブラックベリー)、カンゾウ、スミレのアロマ。チョコレートやコーヒー豆のようなアンピルマティック(焦焙)なニュアンスを持つリッチで力強いワインに仕上がっている。若いうちからなめらかで甘美なタンニンがあり、保存したての数年はそのままの状態を楽しめる。南仏料理にぴったり。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥1,450 (外税)

【決して濃く無いのにしっかりエキス・・・暑苦しさゼロ・・スパイスは繊細穏やか・・びっくりするほど凄く旨いです!安いと侮るなかれ!!(2016年にヴィンテージ変更です!)】

 いや~・・やられました!こりゃ滅茶苦茶安くてすげ~旨いす!コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグが比較的「分厚い」味わいなのに対し、こちらは完全エキス系のドライだけれども旨みのコアがちゃんと有るんですよ。

 冷ややかな酸、伸びのあるテクスチュア・・・しなやかさも有って、タッチはシャンボールにも似て・・かなり素晴らしいと思います。

 非常に石灰系のミネラリティも高く、むしろブルゴーニュ的です。スパイスも穏やか且つ質感高く、

「プンプン匂って安っぽい!」
部分がゼロ。この部分もブルゴーニュ的です。そうじゃない部分を敢えて言うなら、もう0.5%、アルコール分が低いかな?・・と思うくらいです。(アル分14%です。)

 普通、安いシラーは縦構造は有していてもポテンシャル不足から甘みを残して誤魔化すのが定番ですし、グルナッシュも縦構造には中々ならず、横に拡がるだけの場合がほとんどなので、

「こんなポテンシャルの高いシラーは通常は目茶高価!」
なのに・・1500円以下って・・・むかしなら「ガール地区」と言われていたコート・デュ・ローヌ北西部のコスティエール・ド・ニームです。


 こう言う美味しい価格破壊はちょっと・・困っちゃうんですが・・何しろ運送料高騰の折、安目のワインをクール指定で大量にご注文いただくとね・・個口数が増えてしまうんですね~・・・なので、美味しいからと言って、こればかり沢山いただくのはね・・。

 そうは言ってもワインを売らにゃ喰っていけないのがワイン屋です。 もうしばらくはクールで個口が増えても今まで通りで頑張ります。でもど~にもならなかったら改正しないとならないですね。その原因になって欲しくない・・素晴らしいワインです!お奨めします!安くて目茶旨いです!


創業年:1999年
ドメーヌ解説: 本ドメーヌは、コートデュローヌ南部に隣接しガードン河を境とする固有なエリア、コスティエール・ド・ニームにある。 ニーム南部に広がる、ガリーグ(地中海沿岸特有丘陵地帯を覆う野性の雑木林)とカマルグ(ローヌ川下流の三角地帯)の間にある傾斜の緩やかな台地という特徴からコスティエール(Costieres)と名付けられている。このエリアには川由来の、小石が多く砂を含む粘土質土壌がみられる。ドメーヌ・ド・ペリリエールの畑はSernhac地区の東・南東向きの丘の斜面にあり、こうした土壌の特徴を持つ。1999年よりコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグとコスティエール・ド・ニームの二種のワインを造っている。オーナーであるフレデリック・ヴァンサンはリュットレゾネによる栽培を重んじ、テロワールの価値向上に努めている。
年間平均生産量:20000本
畑面積:7ha.



2017 Cotes du Rhone Villages Signargues / Domaine la Montagnette
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ / ドメーヌ・ラ・モンタニェット
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13948 178 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ローヌ コート・デュ・ローヌ

◆◆◆ヴィンテージ変更!!
滅茶旨いです!超お勧め!
750ML 在庫
ご注文数  本
¥1,550 (外税)

【素晴らしい仕上がりの2017年!・・価格を大きく超えた素晴らしさです!】
 2016年も非常に美味しかったんですが、2017年ものはそれを軽~く超えて来ましたね。何せ全体的なイメージが健康的です。「ぷるっぷる」に新鮮な果実が締まって大挙しつつ押し寄せて来ます。

 通常ですと、そんなに果実感が強いと、

「・・ん~・・美味しいんだけど・・疲れるかも・・」

と言うような気になってしまうんですが、気品もしっかり有るんですね。全くダレない・・甘く無く、酸のバランスが非常に良いからなんでしょうね。果皮感がバッチリ有ります。写真の左上の、グラスの内側を伝って中々落ちて来ない雫が見えるでしょうか。「グラ」もしっかり有るんですね~。

 2017年で若いですが、若い故の渋みとか、若過ぎる感が全く気にならない質の良さを感じます。これ・・かなり良いですよ。もしnoisy が「旨安レヴュー」の担当をしていたら、おそらくかなりポイントを高く付けるでしょう。凝縮感も有るが雑にならず適度に締まっていて、ドライで気品も有り、全体のバランスが良い・・これ以上何を望むのか?・・と言うことですね。是非飲んでみてください。超ビックリな旨安ワインです!


 以下は以前のレヴューです。
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【疑惑の2016年!・・しかし滅茶美味しいです!こんなにリーズナブルなのに有り得ないと思われるでしょう・・】



 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの後に聞きなれない「シニャルグ」という言葉が付いていますが、これは2004年から併記することが可能になった村名です。皆さんが良くご存知なのは、
ラストー
サンジェルヴァイ
辺りでしょうか。

 でも実はこのワイン、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとして充分すぎるポテンシャルを持っていると思います。

 黒い小さな果実、スパイス、石灰系ミネラルから、時間の経過で赤や紫の小果実も出てきます。ボディはやや閉じ気味ながらも中程度の膨らみを持ち、少し乾いた長い余韻で収束します。後から帰ってくる果実感が実に良いです!!

 果実の濡れたニュアンスが素晴らしい!2~3年の熟成で全開になるワインだと思いますが、その頃にはまた良く膨らんで球体になって行くんでしょう。甘さに逃げず、ドライながらも濃密で、かつエキスの旨味のたっぷりさで飲ませてくれます。


 2016年ものはどうなのか?・・と言うような、疑心暗鬼な気持ちはお客様にも有ることでしょう。noisy も同様です。

 しかしながらこの「シニャルグ」を飲み、しっかり味わいましたが、

「むしろ以前よりもさらに良いのでは?」

との思いを強くしました。


「このシニャルグが有れば充分じゃない?・・」

とは、ワイン屋としましては言いたく無いところですが、ピュアさ、アヴァンギャルドに振れないナチュラルさ、エキスの美しい美味しさ、中域の膨らみと高域の伸び、低域への構造の深さはさることながら、かなり包容力が有りますので、若いうちならある程度の魚介まで対応できてしまうと思うんですね。

 素晴らしい・・本当に凄いワインです。改めて見直しました。滅茶美味しい!ぜひ飲んでみてください!超お勧めのデイリー・・と安易に言えないレベルまで高まりの有るデイリーです!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Maison Philippe Pacalet  □■  ブルゴーニュ
メゾン フィリップ パカレ
● 2014年のフィリップ・パカレを・・今頃になってようやっとご案内致します。もっとも色々と事情がございまして、以前のようにフルラインナップでのテイスティングを行い、キュヴェ選択をしてのご案内ではございません。

 何よりもパカレのワインが高価になってしまったことがその主たる原因です。今までのようなテイスティングを行い、数十万円も経費を掛けたとしても、仕入れがちゃんと出来るかどうかが判らないし、何よりも出来不出来が判ったところで、前予約での仕入れになりますから、飲んだ後では間に合わない・・などの事情が有ります。

 それにエージェントさんが2つになってしまいましたし、4~6月に販売する分を1月に予約を取るってどうよ?・・それも価格がどんどん上がっている・・

 そんなこんなでテイスティングも仕入れも諦めざるを得なくなってしまいました。

 まぁ、そんなことをやってると売れなくなるよ!・・と、担当には言ったのですが、糠に釘、柳に何とかです。人の話しを聞いているようで、全く聞いてないんですね。責任が無い・・と言うか、まるで関係者でも無いかのような振舞いです。

 パカレのワインの普及には、noisy も、また仲間たちも陰日向に影響していたと思います。すべてのアイテムのテイスティングをすることで、彼のワインの特徴や出来などを掴み、ワインラヴァーのみならず他のワイン屋
も・・情報を得ていたと思うんですね。

 しかしながら、このような状況になってしまうと・・

「まだ誰も飲んでない」

状況が生まれ、

「・・高いしなぁ・・」
「旨いかどうかも良く判らんし・・」

と言うような気持ちからの判断で・・見送られてしまうだろうと思っていました。noisy が2014年のパカレの仕入れを見送ったのと同様です。


 で・・・手を出し辛いワインになっちゃったようです。


 ですが、ここに来て野村ユニソンさんが特価を出してくれたので、少々ですが仕入れが可能になりました。以前のように、

「ルショットはいいぞ~!」

とか、

「シャルムもラヴォーも素晴らしい・・でも他は1段階落ちる・・」

などとは言えなくなりました。


 今回のテイスティングはジュヴレ=シャンベルタン2014年のみです。申し訳ないのですがこちらから是非、想像で・・ご検討いただければと思います。

 また、2005年のあのレアな「アンディジェーヌ」を少々同時入手しました!・・おそらくだいぶこなれて来ているだろうと思います。価格も非常にリーズナブルです。ご検討くださいませ。



■エージェント情報
 お待たせいたしました!フィリップ パカレの新ヴィンテージである2014年のフルラインナップが入荷してまいりました。

 ここ10年でも非常に外向的で親しみやすい味わいの持つヴィンテージとなったという2014年。白ワインは現時点でバランスが良く、既に各キュヴェやテロワールごとの個性が感じ取れます。赤ワインも近年にないくらい風味にフォーカスがあっており鮮やかなでいきいきとした香りと明るいキャラクタがあります。

 赤ワインに関しては入荷して間もないため、少し休ませてあげる必要はありますが、先に入荷していた白ワインはもう準備ができている状態と言えそうです。

 通常フィリップ パカレのワインは、入荷直後はパカレフレーバーが支配的で、各キュヴェの個性が出てくるのに熟成が必要でした。しかし、この2014年はすでに方向感が明確に打ち出されており、ワインの精密さも増しているように感じられます。これは単にヴィンテージの特徴なのかというとそうでもなさそうです。

 フィリップ パカレと話をしていると、彼の持っている世界観やワイン造りのロジックは、他のどの造り手とも違うなと感じることがあります。

 というのも彼は栽培、醸造においてとにかくロジカルであり科学的思考をベースに全ての意思決定を行っています。その彼が近年行き着いた理想のワイン造りにおいての最重要ポイントが個人的には驚きでした。

 それは、彼はまずブルゴーニュという土地の圧倒的なまでのポテンシャルを高く評価しており、その上で、その土地の潜在能力を引き出すためには植物としてのブドウ樹そのものが重要だと考えています。さらに焦点をしぼっていくと、ブドウ樹にとって重要なのは台木であり、「根」であると。

 実のところ、ここに彼が畑を所有するのではなく賃借によってワインを造るというスタイルにこだわる理由があります。

「各々の畑の個性や潜在能力は歴史が教えてくれる。ブドウ樹の姿も観察することができる。しかし、その台木や根がどういう状態であるかは、栽培し、収穫したブドウで醸造し、ワインを造ってみないと本当のところはわからない。本当に素晴らしいブルゴーニュワインを造ろうと思ったら、この大地の中の部分が決定的に重要なんだ。残念ながら後になって台木の状態が良くなかったとわかる事もある。非常に高額なブルゴーニュの畑を台木の状態を確認せずに購入・所有するのは、途方も無いリスクなんだ。」

 非情なまでのリアリストと言えるフィリップ パカレ。と同時にこの彼の考え方は、人間の力では変えようのない部分に重要なポイントがあるということを受け入れており、ブドウ樹というひとつの生命が持つ植生こそが最も重要なのであるという、「自然」や「命」に対する最大限の敬意を抱いた姿であるとも感じられます。

 「リアリスト」であり「ナチュラリスト」、そんな彼の長年にわたるキャリアの真骨頂が表現されはじめたのがこの2014年なのかもしれません。

 「三日会わざれば刮目して見よ」という言葉もありますが、この2014年は色々と驚きに満ちたヴィンテージになっています。ぜひお試しくださいませ。 .



2014 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

12607 179 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,380 (外税)

【グレートな年のエレガントさを持ちつつもタフなジュヴレ=シャンベルタン!良い出来です!・・で、気付いてしまった・・!】
 どうでしょう~?・・やや泡い色で赤味がしっかり入った、フィリップ・パカレらしい色合いだと・・思いませんか?実にエレガントな味わいを良そうさせる色調ですよね。

 今回、飲めそうなほどの数を購入出来た、唯一のアイテムがこのジュヴレ=シャンベルタンです。何か・・2002年頃に逆戻りしたような気持ちです。あの頃はまだ、パカレのワインは非常に希少でして、かなりの伝手が無いと、まともには仕入れられなかったんですね。リアルワインガイドの徳さんに、吉祥寺の飲み屋さんでその頃、まだ貴重なパカレの・・何だったかな~・・忘れてしまいましたが、ピノの何かを飲ませてもらったのを覚えています。それが初パカレだったか・・なぁ?・・最近は物忘れがひどくて・・。


 で、このジュヴレですが、非常に良く出来ています。リアルワインガイド第54号で徳さんは、今飲んで 90+、ポテンシャル 91+、今~2036 と言う評価をされています。良い感じの評価かな・・と思います。ティム・アトキン氏は92Points ですからほぼ同様ですね。

 味わいですが、若かりし、過ぎし日のフィリップ・パカレの・・穏やか風味梅昆布茶味ハーブ風・・な味わいでは有りません。

 むしろ、非常にオーソドックスなジュヴレを想像していただいて、そこに淡い色合いのパカレ風の味わいを加え、ボリューム感をややしっかり目にしたような・・構成なんですね。

 アルコール分は12.5%と言う表記でしたが、noisy 的には13%は有るんじゃないかな?・・と思えるようなボリューム感を感じました。しっかりしています。

 で・・気付いたのは・・何と、


「ド・シャソルネイとフィリップ・パカレ・・2014年赤は激似!?」

と言うことなんですね~・・。


 いや、パカレの方はむしろ・・自身の道を歩んでいたんだと思うんですよ。コサールの方が小細工を止めたところ何と・・結果的にパカレの方に歩み寄ったような・・感じなんですね。

 なので、印象的にはコサールの2014年の仕上がりに、とても良く似ているような感触です。幾分、パカレの方がエレガンス感が強めかな?・・と言う感じです。


 とても良い出来だと思いました。今飲んでも行けます。ボリューム感が有る分、品温はやや高めに持って行く感じにした方が美味しいでしょう。16~17度が良いと思います。勿論ですが25年は持つと思いますよ。価格もおどらく非常に安いので、是非ご検討くださいませ。お勧めします!

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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Gerard Schueller  □■  アルザス
ジェラール シュレール
● アルザスの、実に秀逸な生産者であるジェラール・シュレールのワインが入ってきました。今回は何と珠玉の蔵出し古酒中心です。

 

なお、シュレールさんのワインは熱に非常に弱いタイプです。

著名なワイン屋さんで販売されているシュレールさんのワインでさえ・・残念ながら熱が入ってしまっている場合があります。必ずセラーで保存するか、早めに飲まれてください。 .


2017 Pinot Noir LN012
ピノ・ノワール・エル・エンヌ・ゼロ・ドゥーズ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14322 180 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

年によってはシャン・デ・ゾワゾーがブレンドされることもあるという・・・
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,790 (外税)

【以前のレヴューを使用しています。】
【希少なシュレールさんのピノです!】

 シュレールさんのピノの味わいは、トップ・キュヴェのシャン・デ・ゾワゾーを除けば、毎年、かなりの違いが有りますので、飲んで見ないと判らないんですよね・・。

 しかしながら、飲めるほどは分けて貰えないので、結局そのままオファーするしかない状況なんです。そして、しばらくしてからどこかで飲むと・・

「xx年ものはかなりの出来・・。xx年は少し弱いかな・・・、でもxx年は美しさが際立ってる。xx年は暑かったのがそのまま出てるね・・」

と言えるんですが、ピノだけは他の品種と違って後からは出てこないんですよね。なので、飲んでも余り役には立たないんです。困ったものなんですが・・Oisyの勉強のためも有り、ゼロドゥーズ2013年を開けてみました。

 いや~・・旨いですね・・。バランス的にも素晴らしいです。

 そして、アルザスのむさ苦しいような暑さを感じさせるニュアンスは無く、とても冷ややかでチェリッシュ、中域から余韻に掛けては、ほぼブルゴーニュ・ピノ・ノワールそのもの・・・しかも村名と同格もしくはそれ以上の複雑性とフィネスを持っているように思われました。

 さらには・・・
「(・・・あら・・シャン・デ・ゾワゾーの香水のような香りがする!)」

 まぁ、おそらくですが、格落ちさせたシャン・デ・ゾワゾーも入っていると思いますよ。Oisyも飲んでいますので、その辺りのことを尋ねてみましたが、

「淡い香水、シャンボールのような・・」

とは還ってきましたが、彼の口からシャン・デ・ゾワゾーと言う単語は出てきませんでした。Oisyのテイスティングコメントを探したんですが・・・見当たりませんでしたので掲載出来ませんが・・・


 あ、忘れてましたが、3月31日を持って任期満了につき、Oisy は別の仕事を探すことになりました。今年になったらフランスに行くと公言していたんですが、どうやら行ったとしても自身で大したことが出来ないと・・思ったようで、国内で研鑽するつもりのようです。どこかで見かけましたら可愛がってあげてください。

 そんな訳で、非常に旨い・・・ゼロ・ドゥーズです。お奨めします!なお、シンプルなピノ・ノワールはまだ飲めていません。また、マグナムはヴィンテージ違いです。そしてようやく2度目か3度目の入荷になったピノ・ノワール・ビルシュトゥックレは「シャン・デ・ゾワゾー」に次ぐキュヴェかと思います。前回は確か・・・ブルゴーニュ瓶でした!貴重なキュヴェです。



以下は以前のコメントです。
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【希少なシュレールさんのピノです!】



 まあ、皆さんはどうしてもシャン・デ・ゾワゾーが欲しい・・と思われていらっしゃると思いますが、シュレールさんのピノ・ノワール自体、さほど多くなく、上級キュヴェに至ってはすずめの涙ほどしか有りません。

 通常の2008ピノ・ノワールは、黒果実が表に出やすく、赤系が奥に回った、一般的なアルザスのピノ的イメージです。バランス良く、とても美味しく仕上がるのが常です。

 ピノ・ノワールLNO.12 の2008年は、なんとシャン・デ・ゾワゾーをブレンドしたらしい・・・です!量的に、質的に単独で製品にするのをためらわれたのでしょうか。それにしても、これは興味のそそられるアイテムでしょう。価格も通常のLN0.12よりは上昇していますが、白葡萄ならグラン・クリュと言える畑のピノをブレンドしていますので、そこは仕方が無いかと・・思います。.



2012 Gewurztraminer Eichberg Grand Cru
ゲヴェルツトラミネール・アイヒベルグ・グラン・クリュ ジェラール・シュレール 500ML
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14324 181 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,150 (外税)

【シュレールさんのゲヴェの最高峰です!】
 シュレールさんのゲヴェはいつも美味しくて、ベースのパルティキュリエールで充分なんですが、アイヒベルクになってきますと質感、存在感は物凄いです。今回は少量ですので・・飲めなくてすみません。.



2012 Riesling Pfersigberg H Grand Cru
リースリング・フェルシッヒベルク・アッシュ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14325 182 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,150 (外税)

【シュレールさんご自慢のフェルシッヒベルク・リースリングです!!】
 アペラシオンを名乗れる・・つまり鑑査に通ったキュヴェです。通らないと時折凄い名前で出て来ますんで・・。

 今回は非常に少なく、数本ずつの入荷でして、下のキュヴェを2アイテム飲むのが精いっぱいでした。鑑査に通ってますのでナチュラルさはほんのり「控え目」、ピュアさ倍増のリースリングに仕上がっていると思われます。ご検討くださいませ。.



2017 Pinot Gris Pige
ピノ・グリ・ピジェ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14319 183 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,580 (外税)

【こちらはピノ・グリをマセラシオンしたキュヴェでしょう!!レアものです・・】
 何せ数が無いので・・でも、

「オレンジ色のワイン?・・いや、赤か?ロゼか?・・」

と言うような色をしています。

「でも・・白ワインです・・」


 まぁ、オレンジワイン大好きな方は飛びつくかもしれませんが、ピノ・グリですから・・ね。イタリアだとピノ・グリージョです。果皮を漬け込むとオレンジ系の色が出やすいですし、時には淡いですが赤っぽくも見えることが有ります。


 シュレールさんもマセラシオン系ワイン、造り始めたんですね・・。どうやらこの「ピジェ」と書いてあるのがそのようです。

「Pige = 判った!」

と言うことらしいですよ。.
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フランス  ■□  Domaine les Cailloux du Paradis (Domaine Etienne Courtois )  □■  ロワール
ドメーヌ レ カイユ デュ パラディ(ドメーヌ エティエンヌ クルトワ)
● 久しぶりのレ・カイユ・デュ・パラディです。2013年から三男のエティエンヌさんに代替わりしています。

 まぁ、黙っていても届くだろうと思っていたんですが、どうやら知らずにシステムがいつの間にか変わっていたようで、黙っていると届かないと言うことが判りました。

 で、今回は希少な割り当て分をかなり頑張ってテイスティングしてみました。5~6本位ずつしか入荷が無いところにかなりのアイテムを開けましたので、基本的には大赤字ですが仕方が有りません。久しぶりに・・オル・ノルムまで飲んじゃいました。

 でも飲んでみて良かったです。親父さんの時代も良かったですが、ビックリするほど・・滅茶良くなってましたよ。美しく張りのあるボディにはミネラリティが漲り、濃密なエキスから果実や様々な有機物のニュアンスの表情がクッキリと浮かぶ素晴らしいものでした。

 親父さんのクロード・クルトワ時代の最初の頃は、今一つピンと来ない時も・・実は稀に有りました。それでも長い間にはそんなことも無くなり・・何よりRacines と言うキュヴェの歴代を飲まれればお判りかと思いますが、

「滅茶苦茶美しい!」

と感じていただけると思うんですね。

 ラシーヌさんがエージェント名を Racines と付けるほど思い入れも有る造り手でも有ります。今回久しぶりのご案内になりましたが、是非飲んでみていただきたい素晴らしい造り手です。


■エージェント情報

【ドメーヌについて】
 クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきた。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のレ・カイユとレ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得た。

 奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。2013年より三男のエティエンヌが醸造責任・運営を担っている。

【畑について】
栽培:ビオロジック
認証機関:ナチュレル・エ・プログレ
土壌:粘土質、シレックス

【醸造について】
 「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っている。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしている。

 彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっている。すべてのワインが、醸造過程で亜硫酸はまったく使用していない。キュヴェによってはビン詰時に亜硫酸を微量入れるが、ほとんどが非使用である。

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N.V.(2016) Plumu d'Dange Blanc V.d.F.
プリュム・ダンジュ・ブラン V.d.F.
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14206 184 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ロワール

■ソーヴィニヨン・ブラン
750ML 在庫
ご注文数  本
¥4,880 (外税)

【透明感のある繊細なミネラリティがてんこ盛りな、臭く無い、果実感たっぷりのソーヴィニヨンです!】
 今回の入荷はソーヴィニヨンが2種有ったので、大好きなクォーツは飲まず、こちらのプリュム・ダンジュをテイスティングさせていただきました。いや・・クォーツも旨いですが、プリュム・ダンジュも非常に良かったです。

 違いから言うと、クォーツの方がより冷ややかでカッチリしたイメージ・・・いや、イメージですよ・・今回は飲んでいないので。

 プリュム・ダンジュはほんのり温かみが差し、果実感が多く、膨らみも早いし大きい・・感じがします。果実の色合いもより多いような気がします。

 皆さんは「ソーヴィニヨン」と聞くとどのようなイメージをされるか判りませんが、こちらのプリュム・ダンジュは青っぽくは無く、猫のおしっこ的な・・やや熟し気味のソーヴィニヨンに出がちなアロマも有りません。「猫の・・・」は、勿論、否定的な意味合いを含んでいますが、お好きな方は好意的にも捉えられるかもしれません。この香りは、「消える」ことも有りますから、永続的なものとも言えませんで、判断を難しくします。こちらには全く感じず、非常に美しい味わいでした。

 酸はしっかり目、バランスの非常に良いものです。勿論、「シャバさ」なども感じません・・安~~いサンセールなどには感じたりしますよね?・・それに「鈍重さ」も有りません。安~~いボルドーのアントゥル・ドゥ・メール辺りのワインには出がちです。

 そんなネガティヴさは感じない、上品で柔らかく、ピュアで・・ナチュラルな見事な出来です。クォーツほどでは有りませんが、どちらかと言うとディディエ・ダグノーのブラン・フュメ・ド・プイィにも似たミネラリティの出方とクッキリしっかりした酸の美味しさが有りますが、ダグノーほどピュア一辺倒では無く、ほんの僅かに酸素に影響を受けた穏やかさを載せ、その上でその酸の美味しさをたっぷり楽しませてくれます。

 非常に優れたソーヴィニヨン・ブランだと思います。是非飲んでみてください。お勧めします。.



N.V.(2014) Romorantin Blanc V.d.F.
ロモランタン・ブラン V.d.F.
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14207 185 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ロワール

■ロモランタン100%
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,190 (外税)

【ドライでエキスたっぷり、ほんのり蜜のニュアンスまで感じるロワール絶滅危惧種、ロモランタン。エヴィダンスを飲むとこのワインのディテールが良く・・判ります。】
 ロモランタンも・・良く判らない品種ですよね。まぁ、ロワールのワインには良くあることでは有りますが、

「甘いのか?・・甘く無いのか・・?辛いのか・・?」

判らないんです・・ね~~。


 あ、勿論ワイン屋さんに聞いても無駄ですよ。正確なことは判らないと思います。飲んでなきゃ・・ね・・判りません。なので、noisy も飲めなかった場合(例えば数本しか入荷しない・・とかで)は、

「多分・・」

「きっと・・」

「何年のキュヴェは・・でしたが・・」

か、もしくは、

「飲めなかったので判りません」

と答えるようにしています。


 このロモランタンは基本、辛口です。残糖も非常に少ないです。でも、人に寄っては・・「ほんのり甘い」と評価される方もいらっしゃるかもしれません。やはりその辺はイメージですから・・こんなに蜜っぽさの有るワインを飲んだことが余りなければ、「甘い」とおっしゃる方もいらっしゃる可能性は有ります。

 かなり昔のことですが、

「辛口白ワインがダメだから甘いのが欲しい・・」

と言われるので、少しだけ甘さの感じる(はずの)ワインをご紹介したら後日、甘過ぎる・・と言われたことが有りました・・・。一瞬、目が点になりましたけど・・(^^;;

 まぁ、それからは甘さや辛さとかの基準は人それぞれなんだと理解してワインを販売するようにしています。

 で、このロモランタンですが、確かにエヴィダンスほどの集中は無いんですが、それでもかなり濃密なエキスです。その分表情は読みやすく、細やかなディテールを見ることができます。繊細系で、味わいに起伏が有り、濃密さ、ボリューム感ともしっかり有るのに・・繊細だと言えると思います。つやつやとして、みずみずしく、緑の枝を伸ばして行く姿が見えるようです。そんなアロマを発しています。

 このあたりの繊細さ、上品さこそ、クルトワの真骨頂でしょう。美しい色合いでしょう?・・是非飲んでみてください。お勧めします!.
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フランス  ■□  Henri Bonneau  □■  ローヌ
アンリ ボノー
● 久し振りの・・本当に久し振りのアンリ・ボノーです。

「・・アンリ・ボノー?・・ジャイエじゃ無いの~?」

と思われるかもしれませんが、シャトーヌッフの生ける伝説とも、シャトーヌッフのエx爺とも言われる?・・素晴らしい生産者です。

 彼の造るシャトーヌッフは、ボトリングされるまではキュヴェが決まらず、彼の頭の中にだけ・・存在していると言います。また、樽の中で成長している様を見極めるので、ヴィンテージ順にはリリースされません。

 なので、トップキュヴェのレゼルヴ・ド・セレスタン、マリー・ブーリエ、ノーマルの区別もさることながら、ヴィンテージものも場合によっては複数ヴィンテージに渡ってブレンドしてしまったり、何年もリリースが無かったり・・します。

 その味わいは「官能的」の一言が一番似つかわしいと思え、他の生産者とは全く違う個性を持ち、しかも凄さに満ちた味わいなんです。 .



2008 Chateauneuf du Pape Cuvee Marie Beurrier
シャトーヌッフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14336 186 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ローヌ シャトーヌッフ・デュ・パプ

■エージェント情報
「「シャトーヌフ・デュ・パプ」の最も象徴的な生産者の一人、アンリ・ボノー! 彼の偉大さを一言で表現するなら、「シャトーヌフ・デュ・パプのアンリ・ジャイエ的存在」であり、ワインは「シャトーヌフ・デュ・パプのロマネ・コンティ」であると言えます。ボノー氏は1957年からワイン造りを始めており、かのパーカー氏も、ボノー氏を評して
「ボノーのワインは大抵法外な凝縮感や個性を持っている。熟成能力という点では殆ど不死身と言えるワインである。シャトーヌフ・デュ・パプでは伝説的人物であり、偉大な醸造家としても、この村で最も迫力のある人物の一人として広く賞賛されている」
 と絶賛しているなど、世界的にその評価は最高ランクにあると言えます。そしてそのボノー氏は、2016年3月21日に糖尿病の合併症によって77歳でこの世を去りました。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥26,800 (外税)

【アンリ・ボノーの遺作たるバック・ヴィンテージです!】
 本当に久しぶりのマリー・ブーリエです。シャトー・ラヤスのジャック・レイノーと並び激賞されていた凄いヌッフを造るお方でした。2016年に鬼籍に入るまでは、ジャック・レイノー亡き後、シャトーヌッフの名声を守った孤高の人とも言えるかと思います。

 そんなアンリ・ボノーですが、日本にはまともには入って来ていなかったので入手は非常に困難でした。

 この話は何度もしていますので耳タコかもしれません・・。まだnoisy も駆け出しだったころ、一人のうら若き女性クルティエ(クルティエール?)さんがアンリ・ボノーと取引をしたいと、彼のセラーを訪れたそうです。・・いや、本人から聞いた話ですんで・・。

 ようやくセラーに入れてもらったそうですが、ワインやお取引の話しには一切ならずに、エxい言葉で延々と誘われて・・参った・・と言ってました。結局、どうにもならずに引き下がるしか無かったそうです。

 まぁ・・そうやって煙に巻いて追っ払ったのかもしれませんが、でも相当に・・ドすけXでいらしたようですよ。それに相当に・・

「変人」

で通っていました。


 何せ、ワインを造ってもなかなか売りに出さない。ヴィンテージが順番に出てくることも全く無い。仕上がるまでは、シャトーヌッフ、マリー・ブーリエ、セレスタンのどのキュヴェになるのかは決定しない・・、気に入らないものはバルク売りしてしまう・・と言うような感じです。

 一応、貯蔵樽にはチョークで「S」とか「M」とかを入れていたようですが、それも余りアテにはならない・・と言われていました。

 まぁ、そりゃぁエージェントさんも大変ですよね。いつ出てくるか、いつ売ってもらえるか、判らない訳ですから・・。


 彼のワインは・・あ、そう言えば「ルーリエ」をずっとご案内していますんで、方向性はお判りですよね。基本的には「ルーリエ」と同様ですが、あそこまで濃厚では無い・・と言えます。しかし、エキス系で、そのエキスそのものの濃密さ、複雑性は半端ないです。

 2008年のシャトーヌッフは平均年でした。近くですと2007年が非常に良かったですね。でも、アンリ・ボノー翁が丹精込めて仕上げたのが2008年もの・・と考えられます。noisy も1本、取っておきたいと考えています。

 因みに、アドヴォケイトはPKさんも激賞しているように伝えられますが、実際にセラーに訪れた時の評価は高いものの、それ以外の時は、「?」と疑問符がつく評価が多いように感じます。濃いだけのシャトーヌッフにあれほど高いポイントは付けるクセに・・ね。意味不明です。

 なお、近年は正規ものができましたが、こちらはもちろん正規ものではございませんが、是非ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Guillard  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ギイヤール
● 年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2016年ものをご紹介します!!

 本当に素晴らしいと思った2015年ものでしたし、皆さんのギイヤールに対する印象もだいぶ変化してきたのを肌で感じています。

 ところがですね・・2016年ものはもう、2015年を超えて来ちゃったんですね。ジュヴレは超難しかったはずの2016年ものですよ?・・多くの生産者が良くて例年並み、悪ければ少し落とした年ですが、

「タイトに締まった黒果実風味のビター味」

をすっかり脱却してしまい、

「まるでセラファンか?・・と感じてしまうような官能的なアロマと、セラファンが熟し始めの頃の滑らかさに、赤果実の美しいディテール、シルキーなテクスチュアと、それまでのビター感を抑えた長い余韻のエキス味」

になっていたんですね。

 そして、2016年ものが嬉しいのは、ACブル、ジュヴレ村名レニアールV.V.でその良さが充分判るんですよ。

 まぁ・・信じられないと思いますよ。でも本当です・・。良かったですね!・・リーズナブルなのに超高質です。是非ビックリしてください。


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年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2015年ものをご紹介します!!これはもう・・嬉しい驚きでも有ります!

 外国語の日本語訳と言うのは難しいもので、ギイヤールか、それともギヤールが正しいのか判りませんが、一応ギイヤールとさせていただきました。しなやかでささやかで心に染み入る味わいです。

 このギイヤール、皆さんは結構ご存知のようで・・・。某ワイン漫画で取り上げられ、凄い売れ行きをしたらしい・・・と、もっぱらの噂ですが、noisyのところにそのお流れが有ったとは、到底思えません。おかしいよなぁ・・・。googleでギイヤールを検索すると、何故かこのhpが二番目なのに・・!

■生産者紹介■
ギイヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌで、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエーユ・ヴィーニュ、1級畑レ・コルボーを造っています。彼の父はかつてピエール・ダモワで修行した人物で彼自身も物心ついた頃からワイン造りに関わってきました。(ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・デ・ベーズの1/3を所有する名門ドメーヌ)1952年には現在のドメーヌを立ち上げ、現在は二代目のミシェルに引き継がれています。平均樹齢は40年。中には樹齢70年以上のものも含まれています。収量は20~40hl/ha.です。
 (ミシェル・ギイヤール氏)
◆栽培・醸造◆ リュット・レゾネ。除草剤は使用していません。収獲後、100%除梗し、低温発酵。例年は12ヶ月の樽熟成ですが、2011年に関しては2010年同様、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後の瓶詰めとなりました。ノンフィルター。 .



2016 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14282 187 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ

■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 収穫し除梗後、低温で5日間かけて発酵を行う。新樽30%で18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
注:2019年08月31日(土)より出荷可能です。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,250 (外税)

【心より「美味い!」と言える素晴らしい仕上がり!・・この出来で2016年?・・しかも厳しかったはずのジュヴレ村・・?・・硬いヴェールをはぎ取るのに成功したギイヤール2016年はジャンプアップのヴィンテージです!】
 以前の写真、グラスをヴィンテージ毎に比較してみていただけたら一目瞭然でしょう。

 2014年までは黒み掛かり、透明なミネラリティが透けて見えるような写り方をしているはずです。2015年になり、赤みが黒みを覆うようになり、ピノ・ノワールが適正な時期に収穫されたことを伺わせる色合いをしています。・・まぁ、適正と言うよりは以前までよりも早いタイミングなのでしょう。

 2016年はどうでしょうか?・・単に収穫時期だけを想像するならば、むしろ2015年ものよりも「遅い収穫」を思わせる色合いです。単純明快な2015年の澄んだ色合いに比較しますと、もっと全然複雑な環境を経て来たことを伺わせます。そして「柔らかさ」や「シルキーさ」までも見せてくれているように思えないでしょうか?

 ま~・・驚きました。

「これがギイヤール・・なの・・?」

 ある意味、例えばセラファンを開けた時のような「ジュヴレのワインを想像させる深くもエロティックなアロマ」がスピードを持ってノーズへ飛び込んで来ます。

「・・えっ?」

と、もし2014年以前のギイヤールしか知らない方が飲まれたとしたら、驚き以外の何物でも無く、急いでグラスを傾けることでしょう。

 そして、柔らかく、ふっくらとしたその液体から、見事な膨らみと、滅茶シルキーな舌触り、ノーズに抜けて行く上質なピノ・ノワールならではの複雑かつ歓喜に結び付くに違いないエロティックな香りが抜け、ギイヤールならではの美味しい、ややビターに振った味わいを含んだ余韻に繋がって行きます。

 もう・・これは飲むしか無いです!・・これとこの上のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールは、今から飲んで絶品です。しかも価格も、これ以下のプライスはまともなワインなら全く見当たらないと言って良いほどの安値です。本当に有難い・・

「・・こんなに安くて良いの?」

と思わず言葉に出てしまうか、

「美味しい・・」

と言ってその後絶句したままになるか、

「まぁ・・こんなものだね。」

と強がるか・・(^^;


 どうしたいか、どうするかはあなた次第ですが、

「厳しかったはずの2016年を全く感じさせない見事な仕上がり!」

と言うことは、認めざるを得ないでしょう。


 2016年、ミシェル・ギイヤールは素晴らしいワインを生み出した・・それもギイヤールのワインの特徴・・とも言えた、やや硬い質を捨て去り、ビター感を抑え、ピュアでナチュラルな方向性を打ち出したと言えます。

 是非沢山飲んでくださいね。・・と言っても欲しいだけ、売りたいだけ買わせて貰えると言うものでも無いので、無くなってしまったら申し訳ありません。素晴らしいです!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【この赤みの有る深い色合いに、2015年の出来の良さを見ることが出来ます!とても美味いです!】

 良いですよね~・・すでに官能感を出して来てくれそうな・・赤みを帯びた深い色合いをしています。

「ドライで美味いしリーズナブルなので是非!」

と言い続けてもう何年経つでしょうか。これほど力を入れてレヴューを書いても中々売れなかった造り手さんは・・いません・・(^^;;

 それでもとても美しい仕上がりだった2014年のこのワインは、今までに無いほどの売り上げを記録させていただきました。帰り注文も実際、とても多かったですし、エージェントさんの在庫が有るのを良いことに、追加追加で販売させていただきましたところ、結構な数字にようやくたどり着いた感じです。

 こちらもギイヤールの2015年、2014年の他のワインと同様、明らかに今までと違っています。見た目でそれは良く判ると思うんですね。


 しかしながら、ギイヤールのワインのスタイルが変わった訳では有りませんし、味筋も変わってはいません。

「・・ん?・・どう言うこと?・・」

と思われるかもしれませんが、それは非常に簡単・・。

「ヴィンテージの要素をギイヤールなりのスタイルで昇華した味わいに過ぎないから・・」

です。


 葡萄はより熟そう・・としたヴィンテージなのでしょう。そして実際、良い感じに熟度の高い葡萄が採れた・・すなわち、糖分が乗り、酸度も失わない良い葡萄を得る機会に恵まれた2015年と言うヴィンテージです。

 しかしながら、それをどう仕上げるのか・・が造り手の腕の見せ所です。勿論、葡萄の熟を見ながら

「いつ収穫するか?」

も、非常に重要なファクターです。


 フレッシュな葡萄が持つピノ・ノワール的な美しい酸を失わず、糖度の乗った葡萄を得るタイミングを知ることが必要です。

 2015年は過熟気味の葡萄を得た生産者が多く、単純に「酸不足」とは言えないものの、「仕上がりはちと甘い」と言う声も聞こえてきます。

 noisy 的には、それは2015年のスタイルで、柔らかい酸と凝縮感のあるヴィンテージ・・と言う理解ですし、それを収穫のタイミングで調整できた生産者は、アルコール分を高くすること無く・・つまり、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的なエレガントさを失わずにワインに仕上げられた・・と言うことなんですね。


 なので、ギイヤールのこのブルゴーニュ・ルージュもアルコール度13度にしっかり抑えられ、しかもまったくの、いつもの年と同じように「ドライ」で甘く無いです。熟の良い葡萄によって、厚みと果実感は高められ加えられこそすれ、失ったものは無いということかと思います。これって・・素晴らしいことだと思うんですけどね。

 ビターで男っぽく、ジュヴレそのものの味わいを感じさせてくれる、深い味わいのACブルゴーニュです。しかも価格はとてもリーズナブル!是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧め!旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
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【なぜもっともてはやされないのかがnoisyには理解できない、素晴らしい造り手です。ドライ、エキシー、タイト、ほんのりビターな村名並みの味わいです。】



 知る人ぞ知るジュヴレの名手、ミシェル・ギイヤールの2014年が入って来ています。妹さんと一緒に細々とやっているそうで・・でも、後継者がいらっしゃらないとか。いつ終わってもおかしくないような状況だそうですが、ワインは年々、輝きを増しています。

 まぁ、一時は某ワイン漫画などに掲載された影響でもてはやされたようですが、余りに見る機会が無いのか、それともワイン屋も飲まない性なのか判りませんが、人気に火が付くところまでは行かないようです。

 それでもnoisy のところでは、そこそこな人気でして、特にこの「ジュヴレ=シャンベルタン村名」と言っても通ってしまいそうなポテンシャルの有る「ACブルゴーニュ」は、皆さんにかなり支持されていると理解しています。

 2013年らしいピュアな味わいが光った昨年ご紹介の2013年ACブルは、飲まれた方ならその思いっきりドライでエキシー、ピュアな味わい、しかも村名クラスのポテンシャルに驚かれたことでしょう。

 左の写真、いかがでしょうか。存在感が光る美しい色合いです。2014年は2013年の際立った美しさに加え、よりパワフルだが贅肉の無いタイトでビターな味わいです。2014年ならではの見事なバランスは、今飲んでも美味しさに翳りは有りません。充実していますし、何といっても・・何度も言いますが、「クラス越え」の美味しさが有ります。

 まぁ、まるで媚びてこないで剛健な躯体ですから、やや甘味が無いとダメな方には不向きなんでしょうが、やたらと愛想が良いと疲れますよね。ルイ・ユエランほどのシミジミ感では有りませんし、もちろん、果実味が爆発するようなアメリカ人向けの味わいでも有りません。

 しかし、ひとたびこの素直でピュア、ドライなピノ・ノワールに接すれば、おそらく多くの方の心に残るワインだと思うんですね。

 是非飲んでみてください。この先何年お届けできるか判らないミシェル・ギイヤールのワインです。・・ルイ・ユエランはね・・2015、2016年と入りませんし、2017年ものはこれから造る訳ですから、入るとも限らないんですよね。

 「ワインは一期一会」

とは良く言ったものだと思います。ご検討くださいませ。上級ワインは次回の新着にてご案内予定です。


 以下は2013年以前のコメントです。
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【目茶美味しいです!紫の果実が艶々なテクスチュアで迎えてくれます!しかも価格も据え置きでリーズナブルです!】



 「こんなに素晴らしいのに・・何故か売れない!」

 と嘆いていたギイヤールですが、散々嘆き、ボヤキをやった性でお客様も・・

「noisy が可愛そうだから試してみるか・・」

等と思ってくれたかどうかは判りませんが、ものの見事に2012年ものは完売。しかも前のヴィンテージのアイテムもほぼ底をついた状況で、非常に有り難く思っているところです。


 しかしながら、何故毎年のように酒質が上がってきているのか、不明なんですよね・・。味わいを言葉にすると、以前とほぼ全く変わらないと思います。でも敢えて言うなら・・

「ピュアさが群を抜いて上がって来ている!」

と言えるかもしれません。


 根本的にギイヤールさんのワインは、

「全然土っぽく無い」

「赤みのニュアンスはほぼ無い」

「その代わりに紫のイメージが強い」

「ミネラリティが心地良く、非常にドライ」

 なんですね・・。これは、どのクラスのワインを飲んでも同様です。その上で、そこに畑の特徴が乗っかってくる・・と言えるでしょう。


 2013年のブルゴーニュ・ルージュですが、2012年も目茶美味しい・・と思ったものの、

「ん・・毎年更新して申し訳ないが2013年が最高!」

だと思います。


 上記に加えてとても緻密で伸びが良く、ピュアさが目に浮かんでくるようです。以前はドライさが目立ち、それが「硬さ」にも影響が有る感じで、

「・・少し鉄火面的で寄付けない感じを受けるかも・・」

と思っていた部分が大きいんですが、2011年ころから艶やかになりはじめ、エクストラ・ドライな中に甘美な旨みを感じるようになり・・2013年ものは、それが完成した・・と言う感じです。


 これほどのレベルで造れるのであれば、まだ飲めてないのでご紹介出来ないだろう・・1級のレ・コルボーの仕上がりも大いに期待できるところです。

 また、ギイヤールさんのACブルゴーニュ・ルージュは旨くて安いのでやはり人気が出てきたようで、基本、割り当てアイテムですので、noisy の今の在庫が無くなったら追加できるかどうかは微妙です。ルイ・ユエランのACブルゴーニュのように、他店さんが余り手を出していないようですと・・回ってくる数も多くなるんですけどね・・。今のうちだと思いますよ!

 紫のビターな美味しさがピュアに伸びやかに感じられる素晴らしいACブルです。是非飲んでみてください。非常に美味しいです!お勧めします!
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2016 Gevrey-Chambertin Reniard Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・レニアール・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14283 188 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
 ピノ・ノワール100% ジュヴレ・シャンベルタン村の南側に位置する区画の村名。素直で温かみのある酸を持つ。収穫し除梗後、低温で7日間かけて発酵を行う。新樽50%、18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,350 (外税)

【レニアールV.V.史上、最高の仕上がりです!この柔らかくジュヴレそのもののテロワールを見事に伝えてくれる柔らかで官能的な味わいに是非触れてみてください!】
 どうでしょう?・・まるでACブルの写真の再現だと思わせるような色合いの違いがお判りでしょうか?

 良い色をしているでしょう?・・美味しく無い訳が無い!・・と、見る人が見ればお判りになるはずです。

「あのハードでややゴツゴツしたテクスチュアにビターな男っぽい味わいが特徴のギイヤールのジュヴレが・・これなの?」

・・全く正反対に近いと思っていただけるはず。


 なので、ハッキリ申し上げます。ACブルも滅茶苦茶旨いが・・

「最高です・・シルキーなタッチ、太さとエレガンス、エロスを含んだ複雑なノーズ、ジュヴレの要素を素直に表現してくれる柔らかで適度に膨らむボディ、ノーズに抜ける心地良い野性と知性、長く心地良いほんのりとビターな余韻。レニアール史上、最高傑作です!」

 そう・・テイスティングすれば、見事に判ります。・・いや、そんなの誰にだって判りますって。美味しいんだから・・美味しいと思ってしまうからです。


 でも、例年通りだからとテイスティングもせずにそのままご紹介せざるを得なかったりする場合も有りますよね。そうするともう、そんな違いなどには全く気付かず、大事なことを知らずに過ごすことになります。

 noisy も長年に渡りワインを飲んで来ていますし、人生の大半をワインと共に生きて来ました。今もそうですが、この歳になると何かとまぁ・・忙しいものです。この今のご時世は特に、

「売上至上主義」

ですから、途中の経過はすっ飛ばして、兎に角「利益」を上げろと、日本中どこへ行ってもそうなってしまった訳です。忙しない世の中です。


 ワイン業界は昔はもっとのんびりしていました。テイスティングに出かけることも、仕入れて休ませてテイスティングして、そしてようやく販売する・・と言うワイン屋の仕事と、エージェントさん、インポーターさんの「ダム」や「カヴィスト」としての役割も色褪せてしまいました。

 そもそもエージェントさんのテイスティングに出かけるにしても、遠くで開催されるような場合には中々出かけられない訳ですし、半日~一日潰してテースティングに出かけていては、とてもじゃないが店の売上をキープ出来ない訳ですね。そりゃぁ、東京に店が有り、東京のインポーターさんのテイスティングに出かけてテイスティングし、2~3時間で帰って来られる環境で有れば違うでしょう。

 でもそうだとしても、その僅かなグラスの中のワインで全てを理解するなんぞは、よほどの能力が無ければできないことです。

 noisy も、これだけ忙しい環境の中に身を置かざるを得なくなってしまいましたから、昨今は全くエージェントさんのテイスティングは行かないことにしています。

 でもそうなってくると「情報」が入ってこないんですね。良いとか悪いとか・・誰かが言ってくれないと判らない訳です。そもそも、入荷したことを教えてもらえないとすると、これはもう・・どうにもならない。これは実際に有った話しですよ。noisy は、まだ届いていないんだと思い込んでいた訳です。

 ましてや、それまで売れなかったアイテムでも、少し人気が出てくると・・昨今は平気で

「これは2本、それは3本、あれだけは最大で6本です。」

などと言われる始末ですし、リストには、

「ご注文が多数の場合は調整します」

と書かれていて、飲みもしないアイテムを想像だけで買え・・と言わんばかりです。テイスティングしても次の入荷は無い、しかもバラ数量だとするなら、ルーミエとかなら別ですが、それはもう仕入れられないことにもなってしまいます。

 なので、結局はそのようなアイテムは手放すしかないことになってしまい、

「売れるようになるまでは私の仕事。売れるようになったら徐々に入ってこなくなる。」

みたいな感じになってしまっています。


 リアルワインガイドで自然派をテイスティングして、あ、このアイテム、今年も良いな・・とか、初めて飲んだけどこれは買いかな・・と思ってオーダーしても、そんな状況なので、

「バラ数量ならうちは結構ですので他のショップさん分に回してください。」

と常々言うようになってしまいました。最近は慣れたもので、

「いつもすみませんね・・」

と、結局は買わないと言ってるのに謝られてしまいます・・何だかな~です。なので基本、昔からやっていてある程度理解しているアイテムで有ればバラでも仕入れ、新規で飲まずにはご紹介も出来ないアイテムはスルーする・・と言う感じでしょうか。



 まぁそれでも少なくとも、ご紹介させていただくアイテムはしっかりテイスティングをして皆さんを裏切らないようにしたいと思っています。

 なので、

「大したことは無いはずと思うが、そこまで言うなら騙されてみよう」

と思っていただけますと幸いです。超お勧め!・・滅茶苦茶旨いです!




 以下は以前のレヴューです。
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【最もリーズナブルなプライスの村名ジュヴレ=シャンベルタンながら、そのポテンシャルは高いです!今飲んでも美味しい!】

 ついに・・ギイヤールのレニアールも5千円を突破させざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。ほぼ5%の値上げですね。ずっと頑張っていたんですけどね・・5千円をこえないように。さすがに力尽きました。

 しかし、品質的には向上しています。2015年・・素晴らしい仕上がりです。2013年ものの写真が無いのが残念では有りますが、少なくとも2014年ものとの比較で・・

「・・おっ・・そんなに違うんだ・・」

と言うことはお判りいただけるかな・・と思います。


 より赤く、濃密で、グラデュエーションが良く判るかと思うんですね。透明感・・透明なミネラリティが全面を覆っている2014年に対し、果実感や官能感がその透明や半透明のミネラリティを抑え込んでいる画像です・・いや、少なくともnoisy にはそう見えます。

 やはり非常に充実していて、一発グラスを振ると、アロマがぶわっと拡がって放出されます。これまた非常にドライで全く甘く無く、ジュヴレ=シャンベルタンにしては珍しくしなやかなテクスチュアです。

 どちらかと言えばとても綺麗で美しいスタイルのジュヴレと言え、もう一つの村名のオー・コルヴェV.V.の、少しワイルド系に振れられたキャラクターとも違う面を見せてくれます。

 その分、マリアージュで暴れない・・と言うか、おしとやかな感じがしますし、いや、ジュヴレだったらもっと粗野で有って欲しい・・と言うような気持ちも有るかとも思います。ですがそれこそがこのレニアールのキャラで、それが良いんだよ・・と思っていただけましたら幸いです。

 ギイヤールのワインは、現地フランス以外の海外へは日本が多く、他国にはほぼ出回っていないようで評論家さんたちのリストには入っていないようです。その分、他のドメーヌのワインよりもリーズナブルで、適正な価格以上にリーズナブルなのかと想像しています。

 半面、余りマスコミに登場しませんので、お客様の「欲しい・飲んでみたい」欲求にもリスト入りしないのかな?・・とは思いますが、いずれ「最もリーズナブルなジュヴレ=シャンベルタン」だと言うことに気付かれるでしょう。

 とても良い出来だと思います。是非ご検討いただきたいワインです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【今飲んでも素晴らしさが伝わって来ます!香り高く伸び良くドライ、滅茶美味しい中量級ジュヴレです!】

 ACブルも非常に旨いですが、この古木のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールも相当に旨いです。

 しかしながらこれだけお勧めしているギイヤールなのに、今一つ販売が振るわないんですね・・。ホント、不思議です。

 まぁ確かに「愛想の良さ」は、さして感じないですよね。めちゃくちゃドライですし、昔は少しハードなテクスチュアだったので、「しかめっ面」をしているように感じられたかもしれません。でも現在は、そんなハードボイルドを地で行くようなニュアンスは無くなり、襞の有るしなやかなテクスチュアと細やかな表情が感じられる素晴らしいジュヴレです。

 このレニアールは1級シャンピトノワ(プティ・シャペル)の下方に有り、接してはいないものの、ほんのりと似たようなニュアンスも有ります。ジュヴレらしい重厚なニュアンスを見せる・・と言うよりは、ジュヴレの中ではエレガント系で、ミネラリティの香り高く中量級のボディが特徴です。

 現状で非常に外交的なスタイルで、ACブルを高貴にしたようなニュアンスが感じられます。赤い果実に少し黒味が入った感じで、非常にエキシーです。甘味もへったくれも無いドライなスタイルなのに、キチッとした出汁系の旨みが有り、収束は美しく長いです。

 なんで売れないのか・・本当に不思議です。他のショップさんは安いんですかね~・・。noisy はそんなに取ってないんですが・・それに1本は必ず開けちゃってますから、ただでさえ経費が・・などと愚痴を言いたくなっちゃいます。

 まぁ・・例えば今ではもう無い・・やめてしまうとなったら物凄いことになっている「トルショ・マルタン」などは、似ているっちゃぁいるような気がしますが、ジャッキー・トルショは高収量で薄い旨みが早い熟を生み、エレガントで妖艶な美味しさを見せていた・・と思います。その代りに長い保存することと、良いコンディションを保つことが難しいワインになっていたと。それに比べればかなりの低収量で濃密ですから、マルタンのように熟成するには時間が掛かると言えるでしょうが、ポテンシャルは一体どう判断するの?・・と言う疑問も有ります。まぁ、美味しければ、好きならばそれで良いんですけどね。言ってみればトルショはルイ・ユエラン型なんですね。もっと突っ込めば、先代のデュジャックさんとか・・ですね。トルショよりは濃いですがローラン・ルーミエとか。ギイヤールもそのライン上には有りますが、そんなに薄く(緩く)は無いと言えます。しっかりと濃度が有った上でエレガントなんですね。

 このところのルイ・ユエランの売れ行きはビックリするものが有りまして、

「ん?・・そんなに隠れファンがいらしたのか!」

と今更ながらに感じています。それも、

「もう手に入らないかも・・」

と思われた結果なのかもしれませんが、このギイヤールのワインも、極一部の熱狂的なファンはいらっしゃるにしても、noisy のところでは数えられるほどです。

 ただし、こちらももう高齢でいらっしゃるし、後継ぎ問題が解決していないそうで、おそらく素晴らしい出来になっているであろう2015年は何とか届くか?・・と気を揉んでもいる・・しかし、さしては評判にならない・・と言うような難儀さも有ります。

 リーズナブルで、品質も他に負けないどころか、凌ぐものが有ると感じています。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【何とこの期に及んで5千円以下!しかも味わいはトップレベル!艶やかでドライ、エキスが美味しいジュヴレです!】




 村名のジュヴレです。どうです?・・紫がしっかりした色合いでしょう・・。でも以前は男っぽい超辛口な味わいでガッシリとした味わいが全面に出ていたんですが、シルキーさも旨みもちゃんと備わってきてるんですよ!

 とてもピュアで、ヴァン・ナチュールのナチュラルさとは違うナチュラルさ・・まぁ説明は難しいですが、危険なニュアンスを全く感じさせない無垢感のある自然さです。

 So2の使用量も年々減っているんじゃないかと思います。以前はもっと硬いだけだったんですが、テクスチュアこそシャンボールっぽい硬さも含むものだとしても、艶やかさピュアさが飛び抜けてきました。現状、ACブルほどの取っ付き易さには及んでいないんですが、今が6月として、暑さがピークを迎えるころには、ちょうど良い塩梅になっているものと想像されます。

 ACブルも非常に緻密ですがさすがにこちらは村名ですんでさらに凝縮感もプラスされます。むしろその感じが今の強い感じを助長しているので、2カ月ほどで馴染む・・と踏んだんですね。

 少し黒の入った紫の小果実が群生し、艶々と伸びやかで、しかも「思いっきりドライ」なのにエキスの旨みがしっかり有る、とても旨い村名ジュヴレです。価格も頑張ってます・・・5千円付けてないんですよね・・。利益的には少し厳しいんですが、それでもここは何とか是非とも飲んでいただこうと言う魂胆です。

 ブルゴーニュ好きが好む味わいです。最もシャンボール=ミュジニーのルイ・ユエランのような「石灰的ミネラリティで要素と要素を結び付けている」感じでは無く、しっかりジュヴレ=シャンベルタンした、「(黒や紫の)色のついた鉱物がその他の要素と要素を結び付けている」感じで、より「強さ」を感じるかと思います。勿論ですが20年は平気で持ちます・・が、是非飲んでみてください。素晴らしいジュヴレ=シャンベルタンです!.



2016 Gevrey-Chambertin aux Corvees Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・オー・コルヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14284 189 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢66年/年産3600本。土深くて石灰質。熟した果実や黒果実の香りはこの畑のテロワールの印であり、ふくよかな口あたりで味わいに深みがあり、ミッドに肉質感がある。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,190 (外税)

【素晴らしかった2015年を超える柔らかで緻密、シルキータッチ、官能感と構造の大きさに感動です!】
 あのタイトに締まり、黒々として、ビターながらも緻密な複雑性を見せていた2014年までのオー=コルヴェとは、見る影も無いほど異なる味わいです。

 何よりも・・

「愛想が良いのにポテンシャルが高い」

んですね。


 こちらはジュヴレの村名のリューディですが、事実上、「レニアールV.V.」よりも格上のアイテムです。

 余りに美味しいレニアールV.V.では有りますが、流石に・・流石にオー=コルヴェV.V. にはポテンシャルで劣ります。それはもう・・仕方が無いです。

 底辺から立ち昇ってくるかのような深くもノーズを抉ってくる凄みの有るアロマからして異なります。快活さに複雑性を載せてくるレニアールV.V.に対し、その存在感、表情のひとつひとつに快感が感じられます。

 2016年のギイヤールの特徴でも有ると感じられる、「赤みを帯びた色合い」はノーズや味わいにもそのまま表されていて、2015年もののコラムにも書いたように、

「シルキーなテクスチュア」

 その表現でさえ、数段上にランクアップしていると感じます。もうトップレベルのドメーヌと同レベルと言って良いでしょう。

 リーズナブルでそこそこに美味しい生産者・・と言うご理解で有ったと思いますが、もうこの2016年でそこは通り抜けた、新たな世界を切り開いたと言って良いと思います。

「・・でも・・これでグラン・クリュを持ってこれたらなぁ・・」

などと思ってしまいました。

 非常にリーズナブル且つ旨いワインです。是非飲んでみてください。超お勧めです!



 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい仕上がりの村名オー=コルヴェ!薫り高く緻密、シルキーなテクスチュアです!】

 このように毎年、グラスの写真をアップするようにしましたら、ま~・・面白いものですね。自分でもここまで違ったのかと・・(^^;; 全然違いますよね~・・毎年!・・同じワインですよ。しかも毎年、同じ場所で撮ってますから・・。敷物とか光源の加減だとかは違ってますけどね。

 冷ややかな2013年、ニュートラルな2014年、濃密な2015年・・です!



 ・・で終わりたいところですが・・やはり2015年ものは充実しています。2013年ものと2014年ものを1/3ずついただき、2014年ものを倍ほど凝縮させたものを1/3加えたような・・感じでしょうか。・・判り辛いですかね。

 香りの立ち、中域の膨らみ、ジュヴレ的な男っぽい表現に混じるシャンベルタン的柔らかさが非常に良いです。2015年の濃密さは表現において、より充実されたものに昇華しています。

 是非このリーズナブルな村名を飲んでみていただきたいと思います。お勧めします!是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【仄かで高貴なスパイス感!シャンボール的な白い石灰感!そこにジュヴレ的な表情が映り込みます!】



 非常に素晴らしいです。現状はやや硬さも有りますが、飲めないレベルでは有りません。

 むしろこのまだやや硬いニュアンスが、

「新鮮で美味しい焼き鳥、内臓肉にピッタリ!」

と感じられるような・・見事なマリアージュを見せるでしょう。見てください・・この素晴らしい照り・輝きの有る色合いを。素晴らしいでしょう?

 ギイヤールならではの完全発酵由来のドライさ、エキスたっぷりの旨さには、残糖も何の添加物さえもありません。そのドライなエキスからの旨みが、じわっと伝わってきて美味しい・・と感じさせてくれるんですね。

 なんだかんだ言っても、ここまでのドライなピノ・ノワールは、そうは無いんですよ。甘いのは嫌だと、完全にドライなのが良いと言いつつも、ドライ過ぎると気に入らないのでしょう?

 でもギイヤールさんちのジュヴレは、このオー・コルヴェもそうですが、徹頭徹尾ドライながら、その「ノー」と言ってしまうに違いないドライさなのに、きっちり旨みが感じられるんですね。


 そして仄かなスパイス感と、ジュヴレとしては異質とさえ思えるような白い石灰系のミネラリティがふんだんに存在し、その内側にジュヴレ的な要素が見え隠れしています。素晴らしいワインだと思います。

 最も、今でもそれなりに美味しく飲めますが、飲み頃は5年ほど経ってから・・でしょう。例えアドヴォケイトが5年以内に飲め・・と言ったとしても・・です。さすがにそんなことを言う方はもういらっしゃらないと思いますが、例えばギイダシェットとか、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン辺りでも15/20Points 位しか付かないんですね。それは実は変な話しでして、このポテンシャルならば15Points 止まりは有り得ないんですね。ホント、裏取引が有るんじゃないかと思っちゃいますよ。その位良い出来だと感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしく旨いのに何で売れんのかな・・さらに磨きが掛かっています!!素晴らしい!】



 村の中央部、下部に有るオー・コルヴェのヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)によるワインです。1級レ・コルボーの北に有りますので、エージェントさんの説明の「ラヴォーに隣接」と言うのは厳しく、「ラヴォーから下って来て村の中心を通り過ぎたところ」、もしくは、「トメーヌ・トラペの屋敷の横~上」・・と言うのが正しいです。

 味わいはやはりギイヤールらしい、全く甘みを残さないエキス化された見事な味わいです。色合いもどうでしょう?・・非常に美しい、やや暗めの赤紫をしています。ミネラリティもたっぷりで、年々、その生き生きとしたテクスチュアが増しており、こんなプライスでは申し訳無いよな・・・などと感じてしまいます。

 何せね・・1級のレ・コルヴォーなどはセラファンさんちの半額以下ですよ・・。まぁ、そこはマジ=シャンベルタンの真横ですから、マジっぽいスパイス感バッチリな良い畑なんですが、それでも7千円ほどですから・・。

 で、このリューディ・オー・コルヴェですが、今飲んで目茶旨いギイヤールのACブルとは違い、少し硬さも有ります。

 2016年6月の時点で、ACブルはその前まで閉じていたのが開き始めた感じです。しかしこちらのオー・コルヴェはまだ閉じ気味で、ややタイトさを感じさせます。

 勿論、飲めないほど硬い感じでは無く、溢れるポテンシャルの性で漏れてしまう部分だけでも美味しくいただける感じ・・・特にシャンボール系の滑らかなテクスチュアがお好きな方なら問題無いと言えるレベルです。

 同じ村名の区画もの、レニアールとの比較では、構造の深さ、黒味の有る果実の豊かさ、遅熟さ・ポテンシャルトータルで上なのがオー・コルヴェ、柔らかさや赤みの有る果実を感じさせる部分、早熟さにおいてはレニアールということになるかと思います。

 それにしても非常にリーズナブルです。難しいはずの2013年、見事なワインにしたと思います。是非ご検討くださいませ!.



2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14285 190 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢86年/年産3000本。グラン・クリュの“マジ・シャンベルタン”の北側に隣接する小さな区画。味わいの厚みは隣りの畑のマジ・シャンべルタンにも似たものがある。これがこの畑の特徴である。とても香りが強い印象。これがこのワインの個性です。ミルティーユ、カシス、黒スグリの味わいが表だっていて、長く続き、テクスチャーは滑らかで弾力(厚み)がある。シルクのような厚みとなめらかなテクスチャー。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,980 (外税)

【わお!!さすがのトップキュヴェ!!2016年に感じるかもしれない閉鎖感は全く有りません。高質感が緻密表情の襞から漏れて来ます!】
 素晴らしいです!・・こちらも他の2016年のギイヤールのワイン同様、柔らかでふっくら、シルキーなテクスチュアです。しかも、マジ=シャンベルタンに隣接していると言う、そんなイメージが飲むと浮かんでくるほどの個性を感じさせてくれます。

 飲ませてくれればね・・判るから・・ちゃんと書くんですけどね。いや、正確に言えば、飲める位買わせてくれれば・・でしょうかね。ブルゴーニュワインのテイスティングは、本当に厳しい時代になっちゃってますからね。

「noisyさん位になれば簡単にサンプル、貰えるんでしょ?」

と思われるかもしれませんが、別にサンプルをいただいている訳じゃ無いんですよ。ちゃんと購入しています。毎年購入しているアイテムは、ある意味、「信頼している造り手」ですから、その信頼を継続できるかどうかをチェックしていますし、どんな方向へ向かっているのかを見ている訳です。これが2本だ3本だ、6本しかないとかになると、開けるわけにはいかなくなってしまう訳です。

 2015年ものの1級レ・コルボーは、リリース直後から、ま~・・滅茶苦茶美味しくて・・お陰様で結構な本数を販売させていただきました。驚かれた方も多いと思いますよ。下手をすれば、

「著名大ドメーヌのACブルゴーニュの価格」

ですからね。それでマジ=シャンベルタンに隣接する1級レ・コルボーが買えちゃう訳ですから。


 で、飲んでも大したことが無いか?・・と言うと、これがまた素晴らしいし、2015年、2016年と、ホップ、ステップと・・ジャンプを待っているか、もしくはジャンプ中か?・・と言う状況だと思うんですね。

 確かに2014年まではややゴツゴツしていましたし、タイトに締まっていましたし、赤を覆いつくした黒果実が目立っていましたし、ビター感が少し強めと感じるようなニュアンスに取れました。それでも3~5年しますと柔らかいし官能的だし、素晴らしい美味しさだったんですが、

「リリースした年にすでに飲める!」

と言う、柔らかさや外交性が・・赤い果実と共にやって来た訳です。高質感の備わる素晴らしい味わいです。


 早めに飲まれる場合は、1~2週間、休ませてからにしてくださいね。しなやかな襞から感じられる高質感を損なわぬよう・・丁寧に扱ってください。そうすれば・・リーズナブルながらも高級ブルゴーニュワインの素晴らしさに触れることができると思います。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!これは頭抜けて美味い!こんなワインが埋もれていたなんて・・と感じていただけるでしょう!】

 それでも何とかACブルゴーニュだけは、それなりの数が流れて行くようになったギイヤールです。・・美味しいですよね?・・ビターな味わいの中に細やかなジュヴレ的表情の起伏が感じられる、今となっては非常にリーズナブルなピノ・ノワールです。

 他の村名ルニアール、村名オー=コルヴェも素晴らしいんですが、やはりこの1級レ・コルボーの素晴らしさは頭抜けていました。2015年的に良く熟した果実の深い味わいと、たっぷり存在するジュヴレ的なミネラリティが感じられます。

 しかも、これはまぁ・・人それぞれの感覚に由来するものなのでどうかとは思いますが、

「まったく甘く無いのがギイヤールのスタイル」

ですんで、2015年ものピノ・ノワールのネガティヴな側面として言われやすい、

「2015年ものは少し甘い・・」

と言うのは当てはまりません。


 しかも、この1級オー=コルヴェは、グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北にモロに接する畑ですんで、マジ=シャンベルタンにソックリなんですね・・。マジの乾いたニュアンスをほんのりウェットにしたら、そのまんまマジ=シャンじゃ無いか?・・とさえ思ってしまいます。

 また、今飲んでも実に旨いです。抜栓した傍から、

「・・只者では無い」

と思わされてしまう複雑高貴なアロマが漂って来ます。村名コルヴェも薫り高いですが、この1級レ・コルボーは半端ないです。

 また、2015年ものはグレートイヤーたる素質を充分に持っていると感じます。それに、2015年ものは葡萄の熟度が高い性でアルコール分が高くなったワインも散見されますが、何とエレガンスを感じさせるにはドン・ピシャリの13%です。しかもこのワインは異常にリーズナブルです!

 この、非常に・・美しい色合いをご覧ください。判る方なら・・そそられる色合いだと思います。因みに色味の加工は一切していませんで、範囲を切り取り、大きさのみ調整しています。

 素晴らしいワインでした。「ブルゴーニュは高くなっちゃって・・」とお嘆きも判りますが、こんなリーズナブルでポテンシャルの非常に高いワインをお忘れでは無いかと・・。是非一度飲んでみて評価していただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【2014年1級レ・コルボーはギイヤール史上最強、素晴らしいポテンシャルでした!】



 え~・・写真を2枚、掲載しちゃいました。素晴らしいポテンシャル!・・まさにマジ=シャンベルタンの真横・・・と言うようなニュアンスが漂って来ます。野性味の有るスパイシーさが香しいですし、乾いた大地の薫り、細やかな石灰感、複雑性とも、当然のように村名ジュヴレを大きく凌ぎますが、良く出来たマジ=シャンベルタンがそうであるように、まだ若い時期には飲み人を寄せ付けないような威圧感が感じられます。

 色合いは非常に美しいルビーです。色だけでもポテンシャルを訴えてきます。香りはハイな領域にアクセントが有ります。濃密なアロマでスピードも速い・・しかも官能感が備わります。色に続いてこの香りで、

「・・あぁ・・こりゃぁ良いワインだ・・」

と言うことが判るでしょう。


 味わいも非常に複雑性に長け、時間を掛けると少しずつベルベッティに成って来ますが、いかんせん、早いです。のんびりと飲むには良いですが、夕食に何時間も掛ける訳にもいかないですよね。

 2013年もののご紹介時には、

「最低1年は置いてください。」

としっかり・・書いて・・いましたね。


 売り手の気持ち的にはそれを繰り返したいところですが、残念ながらそんな心にも無いことは言えません。

「素晴らしい出来の2014年レ・コルボーは最低3年置いてください。」

と言いたいと思います。


 そう、2013年はエレガント系に仕上がり、その見事なバランスからふっくら感が出てくるのには最低1年が必要と判断しましたが、2014年ものは1年ではとてもじゃないが不足。2年目でどうにかなるかもしれないとしても、安全策は3年かと判断した次第です。

 まぁ、温度を下げたり(7度位まで)、そうかと思えばそこから17度位まで上げたり・・を何度か繰り返し・・・いや、その際にはもちろん澱引きしてデキャンタして・・ですよ。途中ではデキャンタの中でグルグルと振り回し、もしくは別のデキャンタ(ウルトラ・デキャンタがベスト)に移し替え・・また冷やして・・とかですね。そして、翌日、翌々日まで温度管理して・・。しかも翌日も同じことをやったりして・・。

 そうするとですね、実際に時が過ぎての熟成とは違った印象には成るんですが、かなり美味しく飲めるようになっていたりします。最もこのパワーゲームは失敗することも有ります・・タイミングが命ですから、飲む時にピークに持って行くのが難しいんですね。

 ただ、ポテンシャルが有って、比較的リーズナブルなワインは、ほぼ絶滅状態ですから、このような完全発酵、完全エキスの素晴らしいワインで色々と試されると、今まで見えなかった世界を覗くことが出来る・・・かもしれません。

 宜しければそんなことも頭の片隅にでも置いておいていただき、いつか思い出したら失敗覚悟でやってみるのも一興かと思います。是非このポテンシャル高い見事なジュヴレ・レ・コルボーをご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいポテンシャルです!・・さすがの1級!・・でも最低でも1年は置いてください。】




 グラン・クリュ・マジの区画の北に引っ付いた1級のレ・コルボーです。色を見るだけでもポテンシャルが匂ってくるような・・まぁ・・それなりのドメーヌなら悪いワインになるはずの無い区画ですが、やはりマジの様にタイトに仕上がることが多いのでしょう・・現状はやや硬さが見られます。

 でも解れてきますとスパイシーで野生の風味をトッピングした妖艶さも出てきて素晴らしい芳香になります。果実で言えば、ベリー系と言うよりも、ワイルドベリーと言いたくなるニュアンスです。

 色合いも濃く無く、薄く無く、中間的な感じです。非常にエキシーで、余分な贅肉を全く感じません。現状、硬めなので、ややほっそりとした体型からのスパイス感です。1年ほど経過して少し熟してくれば、現状やや細身のボディもグググっと膨らんでくるでしょう。中盤移行の余韻の美しさ、長さはもう、そのポテンシャルを充分に感じさせてくれる素晴らしいワインです。

 ギイヤールの他のコラムでも書きましたが、近年グングンとワインのピュアさ、美しさに磨きを掛けてきています。ノン・フィルターの効果でしょうか・・2009年頃までのギイヤールと比較すると、かなりの違いだと感じられます。価格も非常にリーズナブルで、今時マジの横の1級で・・こんなプライスです。5年寝かせるとかなり良くなりますが、真価を発揮するにはやはり7~10年必要でしょう。リーズナブルですがポテンシャルの高いワインです。是非ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Maison Petit Roy  □■  サヴォワ
メゾン プティ ロワ
● ブルゴーニュはショレ=レ=ボーヌ(おそらく)でメゾンを営む斎藤政一氏のワインをご紹介させていただきます。

 ブルゴーニュで自社畑を取得していますが、リリースはまだ先になりそうです。サヴォワのアルテス種を仕込んだ2016年もののご紹介です。

 すでに何軒かのエージェントさんが入れているようですが、noisy の扱いですと今回どうやら初めてのようで、テクニカルが間に合いませんでした。

 ビオロジックで醸す素晴らしいワインでした。 .



N.V.(2016) Altesse V.d.F.
アルテス V.d.F.
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14184 191 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス サヴォワ

■アルテス種100%
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,290 (外税)

【わ~お!・・ジュラ・サヴォワを造る日本人はミロワールの鏡さんだけじゃなかった!美しい極薄緑の入った色合いを是非ご覧ください!】
 「ワイン造りはセンスだ!」と言い続けておりますが、良いですね~・・凄く良いです。

 詳細なご紹介の前に、揮発酸に対する noisy 的なスタンスを記載させていただきますね。

 基本、揮発酸由来のキツイ香り、余韻がサワーのようになってしまっているのはアヴァンギャルドだと評しています。個人的にはそれは有っても良いが、沢山ある表情の内の一つで、抜栓後に拡大して行かない・・つまり止まっていることを良しとしています。飲んでいて15分後にはほぼ「お酢」と言うのでは、ワインなのかお酢なのか判断つきませんから。

 なので、揮発酸が目立つ場合は、いつもそのように書いていますし、酷いものはご紹介や販売をしない場合も有ります。

 で、この「アルテス」ですが、

「全く揮発酸の気配無し!」

です。ピュアで中程度の押し出し、中域の膨らみを持っています。軽やかさに加え、中域に盛り上がりの有る感じです。


 酸は非常にふくよかでまろやか、強く無いです。アロマも膨らみが有ってスピードも速い・・そしてドライで実に良い感じです。

「ん~・・ブルゴーニュワインだな~・・イメージは・・」

と思っていただけるでしょう。シャルドネにピノ・ブランを20%位混ぜ込んだボーヌ辺りの白ワインのイメージが近いか・・もしれません。ムルソーのように厳しく硬いミネラリティでは無く、白っぽい石灰にレンガのような・・乾いた土のニュアンスのミネラリティ?が感じられます。

「・・いや、もう普通に・・とても旨いんだけど!」

と言っていただけるんじゃないかと思います。


 ビオロジックですが、日本人的な細やかな仕事、考察を重ね、それを醸造に生かしていると聞いています。そもそも斎藤さん、硫黄アレルギーだから使用できないそうです。それでも牛乳由来の成分で硫黄の代わりにしているとのこと、その辺りも柔らかな酒質に貢献しているのかもしれません。是非ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Laurent Roumier  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ローラン ルーミエ
● 余りにnoisy が「ローラン・ルーミエ、旨い!」と言うもので・・かな?・・徐々にですがGルーミエからの乗換え組も増えてきているようです。親類同士、隣同士でもかなり味筋が異なる・・と言うのも面白いですが、先調子のジョルジュ(クリストフ)に対して、ローランは中調子、もしくは調子は後半にある・・と言えるかもしれません。

 クロ=ヴージョは以前、クリストフが造っていましたが、現在はローランの持ち物で、個人的にはローランの方がこの畑に関しては上手なんじゃないかとも思っています。やや若目に収穫しているはずで、リリース直後はやや淡いのですが、熟してくると茶や黒の果実、ニュアンスがブットク出てきて・・素晴らしいです。


■エージェント情報
 ブルゴーニュ地方シャンボール・ミュジニイ村の名門ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエをお爺様に持ち、ドメーヌ・エルヴェ・ルーミエの弟に当たるローラン・ルーミエは1994年に同じ村に独立したドメーヌを作りました。その独立に際し、ドメーヌ・ルーミエが持っていた、クロ・ド・ブージョを1ha分けて貰うという非常に恵まれたスタートをきりました。

 お爺様の作り方の良い所を取り入れながら、自分流のワインを作り始め、最初はROUMIER家の重圧がのしかかっておりましたが、最近はすっかり彼のワイン、ローラン節が前面に出て、押しも押されぬ中堅ワイナリーです。エルヴェさんの若すぎる不幸により、エルヴェさんの奥様では切り盛りできない部分を、ローランが色んな意味で助けております。醸造所の投資も行い、ますます意欲的に、かつ自分のペースをしっかり守りながら確実にワイナリー経営をしております。お爺様が有名な醸造家という事に胡坐をかかず、おごる事もなく地道に一生懸命頑張っている姿を見ると応援したくなるお人柄です。

 生産量が少ないのが難点ですが、その割には国際的に有名なのが有難いです。やはり真面目に着実にワイン作りを行っているからでしょう。生産量の80%は輸出(アメリカ・オーストラリア・スイス・ドイツ・日本…)フランスでも、なかなかお目にかかれるワインではないのです。やはり貴重価値の高いワインの1つと言っても過言では有りません。我々も毎年買わせて頂ける様、きちんとお付き合いを続けたいと思っております。
 (新井順子)
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2016 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14058 192 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

■エージェント情報
 ルーミエファミリーのローランが1976、1980、1990、2000年とピノノワールの植樹を行いました。新樽比率20%、残りは古樽で18 ヶ月熟成しています。赤紫の色調から、コーヒーやインクのアロマを感じます。控えめではあるが華のある果実を感じるアタック、厚みのある酸に豊かなミネラルと少しのタンニン、アフターの上品なバニラのニュアンス、熟成が楽しみな逸品です。

土壌 粘土石灰
標高 向き 200m 南東
面積・収量 2.78ha・30hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均45年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 セメントタンク[30℃]で12 ~ 13日発酵後、228Lの木樽でマロラクティック発酵
熟成 木樽(新樽比率20%)[15℃]で18 ヶ月熟成 VIDEO樽20%.ALLEGRO樽30%.MFC樽50%*を使用/軽く濾過・無清澄
So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:52mg/L
アルコール分 13.2%
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,490 (外税)

【】
 思わず、

「お見事!」

と言いたくなるような素晴らしいシャンボールでした。ジョルジュ・ルーミエさんちも散々苦労したと伝わる2016年で、ここまで綺麗にピュアに、しかも土台がしっかりとしたシャンボールに仕上げた手腕は、クリストフとは違う味わいのシャンボールでは有りますが、

「2016年シャンボール=ミュジニー村名の白眉?」

と言いたくなってしまいました。


 リアルワインガイド第63号もこの村名シャンボール=ミュジニーに、「今飲んで 91 ポテンシャル 92 飲み頃予想 今~2038」っと、やはりローラン・ルーミエの2016年の他のキュヴェ同様、今までで最高と思われる評価をしています。2015年ものは 今89+ ポテンシャル90 ですから、

「ポテンシャル点 2点アップ!」

と言う快挙?です。


 確かに、

「・・これ、熟成させたらめっちゃ美味しいだろうなぁ・・」

と感じさせてくれる要素の複雑さと密度の高さが有るんですよね。


 それに、シャンボール=ミュジニーと言う村がヴージョと言う村とは「表裏一体」と言うことを強く印象付けてくれます。特にヴージョと言う村はほとんどが「グラン・クリュのクロ=ヴージョ」ですんで、「ヴージョ」=「クロ・ヴージョ」と言う理解だと思います。

 で、やはり秀逸なクロ=ヴージョの旨さ、素晴らしさは、現状の皆さんの認識と思われるものとは大きくかけ離れたものです。言ってしまえばミュジニーと言うもの凄いワインは、実は非常に偏ったワインです。重厚さも有るにせよ、植生から比喩をするなら「花」「花弁」のみに近いです。

 しかしながらクロ=ヴージョと言うワインは、「まん丸なパレットを描きうる稀有なグラン・クリュ」なんですね。まぁ、「シャンベルタン」などもその一つかもしれませんが・・。それでもクロ=ヴージョは標高差が有り、部分所有がひどく、細分化されていますんで、

「良く判らないグラン・クリュ」

になっています。


 しかしその組成は、下部~中部は、何かしらの「土のニュアンス」に支えられることが多く黒や茶系の表情を持ち、上部はややミュジニー的に「花」っぽく、また果実的でも有ります。


 シャンボール=ミュジニーもまた、そんなクロ=ヴージョ的ニュアンスを実は多く持っていて、場所・畑によっては結構な割合でそれに近い感覚のニュアンスが感じられます。まぁ・・妙に土っぽいレザムルーズなどは余り飲みたく無いかもしれませんが、あのジョルジュ・ルーミエさんのレザムルーズにも、しっかりそれは感じられたものです。(・・昨今はとても開けられない状況になってしまいましたが・・)

 この素晴らしい、ほんのりスパイシーで硬質なシャンボール=ミュジニーも、正にそんなニュアンスを感じさせてくれます。クロ=ヴージョ的でも有り、一般的なイメージの、ミュジニーを擁するハイソなシャンボール的でも有る訳です。色の密度も・・2015年ものと是非比較してご覧ください。ほぼ同じ角度で撮れましたので、どんな違いが有るかは判りやすいと思います。

 勿論、今が最高の飲み時では有りませんが、しっかり休めれば美味しくいただけると思います。希少な2016年ものです。是非ご検討くださいませ。

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【こちらもオート=コート同様、エシェゾーっぽい乾いたニュアンスで非常に複雑です!】

 オート=コートのポワルロット同様、2014年が涼やかで純粋な紫の色合いをしているのに対し、より赤く、茶が僅かに入り、黒が面影を残す色合いをしていますから、より熟度が高く、酸っぱい酸は少なく、でも豊かで幅広い味わいとアロマであることはお判りいただけるでしょう。

 今までのヴィンテージも、時折そんなニュアンスを見せてはいましたが、2015年はそのニュアンスをさらに顕著に、助長したような感じになっていまして、かなりエシェゾー風なニュアンスになってきています。

 豊かと言っても、やや濡れて黒は結構入ってて・・もしくは赤い果実が純で繊細なスパイスが有って・・での豊かさと言うことになると、クロ・ド・ヴージョやグラン=ゼシェゾーを思い浮かべるんですが、もっと痩せていて、でも果実感がやや少なく、その痩せた中に非常に複雑な表情を閉じ込めていたりすると、エシェゾーっぽい・・とか、ヴォーヌ=ロマネの北、西辺りからのニュアンスとして受け取るかもしれないと思うんですね。

 シャンボールは結構にそんなニュアンスが有って、例えばザムルーズなども赤い果実感を欠損するとエシェゾーっぽいですし、場合によってはクロ・ド・ヴージョっぽくも感じる生産者さんもいらっしゃいます。

「ん~・・これでレ・ザムルーズか~?」

と、批判される場合がこれに当たりますかね。


 しかしこのシャンボール村名は、エシェゾーにはそこまで存在しない、深い石灰の影響が有ります。それはむしろ下支えの方に向かっていて、決して前面には出て来ていないんですね。クラシカルな造りとヴィンテージの要素がそうさせたのかと思います。

 2015年は複雑で精緻、非常にドライに仕上がったシャンボール村名でした。リアルワインガイド第58号は、

今飲んで89+ ポテンシャル90 飲み頃予想 今~2035



と言うことで、やはり「甘い」と書いてありますが、少なくとも noisy の販売ロットは「甘く無い」です。しかしながら、以前は僅かに甘かった痕跡はテイスティングで感じとれました。でも甘くは無いんだな・・。非常に複雑性が高いです。ワインって・・難しいですね~・・でもだから楽しい!ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【ローラン・ルーミエ!さらに一皮剥けた気配を強く感じさせる村名シャンボールです!今飲んでも美味しい!】



 リアルワインガイド第54号は、この村名シャンボールに89+ 90+ 今~2033 と言う評価で、2013年ものとほぼ同様の評点でした。やや還元的だったとのことですが、noisy が飲んだ時点で還元は感じませんでした。非常にバランスが良い、ローラン・ルーミエらしい出汁味のエキシーさ、2014年特有の樽の影響を感じています(オート=コートのコラム参照)。

 2014年のシャンボールは今飲んでも結構においしいです・・いや、敢えて言ってしまうと、中途半端に休ませてしまうと、

「締まってきて硬くなってしまうかもしれない」

危険性は有るかもしれませんので、

「2017年の春くらいまで」

がひとつの目安になるでしょう。もし早めに飲もうと思われていらっしゃるのなら、その辺りが期限です。その後、2年ほどは硬い時期に入っているかと思います。それからはややソフトに・・要素を放出しはじめてくれると思います。

 また、この2014年シャンボール村名に言えることは、

「例年以上に味わいがしっかりしている。」

と言うことですね。縦に伸びる酸っぱめの酸は穏やかで、横に拡がる味わい深く柔らかな酸が多いです。これはやはり樽の使い方が少し変わったのかな?と思わせる部分です。基本的にはほぼ例年通りのローラン・ルーミエだが、多様な酸が形成されている部分がちと違うように感じました。

 非常に優れたシャンボールです。結構・・エロいですよ。良い感じですのでブルゴーニュファンには喜んでいただけると思います。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は2013年もの以前のコメントです。
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 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】



 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。

 シャンボールは、まともな生産者のものは、

「村名でさえ50年持つ」


と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny



 
 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。

.



2016 Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14059 193 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

■エージェント情報
 ルーミエファミリーのローランが1976、1980、1990、2000年とピノノワールの植樹を行いました。新樽比率30%、残りは古樽で18 ヶ月熟成しています。ルビーの色調からミントや透明感のある香りが拡がります。瑞々しいアタック、ピアノ線のごとく繊細な骨格、ラズベリーの酸が溶け込む果実に柔和なミネラル、アフターの甘み、全ての要素に女性らしさが反映されています。

土壌 粘土石灰
標高 向き 350m 東
面積・収量 5.5ha・30hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均40年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 開放桶で5日間(15℃)醸しセメントタンクで12日間(30℃)発酵
熟成 木樽(新樽比率30%)で18ヶ月(13℃)熟成/瓶詰め2016年1月11日40%allegro樽、20%video樽、40%MFC樽*を使用/無濾過・無清澄
So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:49mg/L
アルコール分 13.2%
750ML 在庫
ご注文数  本
¥15,390 (外税)

【収量が激減です・・しかし、今までで最高?・・との話しも。】
 リアルワインガイド第63号は92+ 93+ 今~2045 と非常に高い評点を付け、

「この香りはこのワインでこれまでのベスト」

と表現しています。クリストフ・ルーミエも散々苦労した2016年、造れなかったキュヴェが有ります。他の生産者も、いつもなら単独でリリースするアイテムも、

「(村名)+ プルミエ・クリュ」

とか、普段はリリースしないワインを生産せざるを得なかった訳ですね。


 それでも出来たワインは、「今までのベスト」などと表現されるような個性+ポテンシャルの極致になっているものと思われます・・もちろん、優れた生産者限定の話しです。


 noisy 的には、2015年ものも4本しか無かったので、2016年ものも同数・・変わらない訳ですが、生産者的には激減ですんで、買えない方が出てくると思われます。

 密度の高い、透明感の高い、積層感の充実したレ・シャルム1級です。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【クラシカルな良いヴィンテージになったと思われるローラン・ルーミエのシャンボール1級レ・シャルムです!】


 ローラン・ルーミエのシャンボール1級、レ・シャルムです。さすがに2015年は少なく、4本しか入荷していません。普段の1/3ですね。まぁ、この位の入荷数量が今後は定着してしまうんじゃないかと思います。

 リアルワインガイド第58号は 今飲んで91 ポテンシャル92 飲み頃予想 2018~2040 と言う評価で、2014年ものよりも0.5点、下がっていますが飲み頃は伸びていますね。その辺りに徳丸さんの評価の方向性が見えているのかもしれません。

 実際にはシャンボールは非常に長命ですので、2040年どころの話では無いにせよ・・確かめようがないですね~・・ご検討くださいませ。



 以下は全のコメントです。
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【ローラン・ルーミエの素晴らしい1級レ・シャルムです!】



 ローラン・ルーミエの1級、レ・シャルムです。シャンボールの村のほぼ真ん中に有る、シャンボールの中ではパワー、熟成力最大の1級畑ですね。リアルワインガイド第54号は91+ 92+ 今~2036 と高い評点を付け、タンニンは熟していてまるで無いかのよう・・今飲んでも美味しいと太鼓判を押しているように見えます。

 でも、このところ2年ほどは人気薄で、入ってくる量も12本とかなのに何故か残ってしまいます。何でなのか判りませんが、やはり価格でしょうか。そうは言ってもかたやジョルジュ・ルーミエの1級はほぼ倍ですしね。これからは飲んでご案内するようにしないといけないかもしれないと思いつつ、でも、後でしっかり飲んでしまっているしな・・でもコメントは残していないし・・と、今のところは流れの悪さを嘆くしかなさそうです。

 質感、フィネスとも、素晴らしい1級です。そして、人間の一生ほどの生命力を持っているタフなワインでも有ります。是非ご検討くださいませ。




 以下は2013年もの以前のコメントです。
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 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】



 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を普Eってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

 >開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
 シャンボールは、まともな生産者のものは、

「村名でさえ50年持つ」


と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny



 
 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。
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2016 Clos-Vougeot Grands Cru
クロ=ヴージョ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14060 194 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴージョ

■エージェント情報
 樽比率50%、残りは古樽で18 ヶ月熟成しています。深いルビーの色調からフランボワーズやラズベリーの赤系果実のアロマを感じます。冷涼感のあるピュアな果実はビターな面持ちではありますが旨味と目が詰まりそこに少しの収斂味と鉄を感じます。グランクリュの底力を垣間見たバランスの良さ、熟成後の変貌が楽しみです。

土壌 粘土石灰
標高 向き 200m 東
面積・収量 0.85ha・30hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均35年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 セメントタンク[30℃]で12 ~ 13日発酵後、228Lの木樽とステンレスタンクでマロラクティック発酵
熟成 木樽(新樽比率50%)で18ヶ月(13℃)熟成/瓶詰め 30%allegro樽、30%video樽、40%MFC樽を使用/無濾過・無清澄
So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:44mg/L
アルコール分 13.5%
750ML 在庫
ご注文数  本
¥16,900 (外税)

【2016年のクロ=ヴージョは狙い目?・・】
 リアルワインガイド第63号はボンヌ=マール同様、2015年ものよりも高い評価をしています。今飲んで92+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 2023~2043 と言うものですんで、+0.5 ポイント高いですね。

 呆れるほど少なかった2015年ものとは異なり、通常通りの数量(12本)が入って来ました。因みにボンヌ=マール2016年は正規エージェントさんに18本の入荷だそうです。(2016年ものはシャンボール1級レ・シャルムも激減です。)

 そんな状況の中、noisy もクロ=ヴージョのテイスティングを避けるしかなかったんですが、エージェントさんは飲んでおり、以下のようなコメントを送ってくれています。

 「黒系果実からショコラ、トリュフのニュアンス。まだまだクローズですが果実味と分厚いミネラル感が中にぎっしりと詰まっています。」

 ブルゴーニュの畑と言うのは非常に面白いもので、

「隣だからと言って同じ状況にはならない」

ものです。

 霜の害にやられ、雹害も有り、そこからの熟成不良、様々な病気による収量減も、村全体から見ればかなりまだら模様のようで、当初は、

「モレ=サン=ドニがヤバイ。ニュイ=サン=ジョルジュも、ムルソーも・・」

などと言われていましたが、蓋を開けてみると、

「単純にどこの村が良く無い・・などとは言い切れない」

と言うことが判ります。


 単に「隣」と言うのも、「隣の畝」とか「隣の樹」という場合も多いです。クロ=ヴージョの場合は標高差の有る畑では有るんですが、僅かな高さですが「クロ」に囲まれていることにより気象より守られる場合が多いようです。

 まぁ、2016年はクロ・ド・ヴージョ(クロ=ヴージョ)の仕上がりは大柄なようです。価格もまだまだリーズナブル・・。ここは狙い目かな・・と思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【やはりクラシカルな造りによるクラシックなヴィンテージでしょう!】


 リアルワインガイド第58号は 今飲んで92 ポテンシャル94 飲み頃予想2025~2055 と言う評価でした。2014年とほぼ同様の評価ながら、やはりレ・シャルム同様に飲み頃が伸びていますね。非常に長命・・と言う判断です。

 入荷数量は6本ですが、ボンヌ=マールはセットにさせていただきましたので4本のみ。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のコメントです。
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【ジョルジュ・ルーミエから貰ったクロ=ヴージョです!】



 相続でドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエから貰った畑です。なので当然ながら1994年まではこのクロ=ヴージョはジョルジュ・ルーミエのものであり、1994年まではジョルジュ・ルーミエがリリースしていました。

 その頃のことを言えば、ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエも今のような、まるでアイドル扱いされるようなことも無く、どちらかと言えば質実剛健な造りで隠れ人気・・・今のローラン・ルーミエのような感じだったように思います。

 そんな中でこのクロ=ヴージョは、いや、ジョルジュ・ルーミエものの話しですが、

「ルーミエの中では今一」

と言うのが共通の理解だったという風に思い出します。ネットの世界でも・・いや、その頃はまだ「コンピュータ通信」とか、「ニフティ」「PC-VAN」の中のワイン関連の部屋で、なにがどうした、あれはどうだ、と話されていた頃のことです。

 まぁ・・その頃は回線の速度も遅く、今じゃ考えられないほどですが・・電話回線を繋げて「会話ログ」を落とし、見てからまた繋げて意見を書き込む・・なんて感じでした。1995年以降は徐々にインターネットに移行しまして、そんな「会議室」も閑散とし、閉鎖になったと記憶していますが、結構熱い議論が有ったと思い出します。今のように匿名性が高くなく、決まったIDとハンドルネームで書き込む訳ですから、変なことを言えば総スカンを喰っちゃいますからね。

 で、このクロ=ヴージョはローラン・ルーミエのリリースになった訳ですが、当初はやはりローランのワインは、

「薄くて酸っぱい」

と言うのが大方の見方でした。


 しかしながらいつ頃からか・・2000年位からですかね・・順子さんが持ってくるようになって少ししてから、世の中の感じ方も変わってきたのか、

「エキスたっぷりのピュアワイン」

に評価が鞍替えされたと思います。もっとも、それを信じない方も多いとは思います。


 そんなローランのワインの中で、このクロ=ヴージョは唯一、

「果実の風味がたっぷりただようワイン」

と言えると思います。


 黒い果実がたっぷりな豊かな味わいのワインですが、やはりその底辺にはしっかりとしたエキスが有ります。畑の特徴がしっかり出ているんですね。むしろジョルジュ・ルーミエ時代のクロ=ヴージョよりかなり美味しいんじゃないか?・・とさえ思ってしまいます。


 そんな中、古いジョルジュ・ルーミエのクロ=ヴージョを飲まれた方から感想を聞く機会が有りまして、

「昔はちっとも美味しいと思わなかったルーミエのクロ=ヴージョが滅茶旨かった・・感動した!」

とおっしゃってました。味わいを聞くと、エキスたっぷりの味わいだったそうです・・(^^;; 面白いですよね~・・。


 リアルワインガイド第54号は 今飲んで93 ポテンシャル94 2020~2045 と言う凄い評価です。4~5年後に飲んでほしいと念を押しています。noisy もそれには賛成・・飲んじゃぁいませんが、ローランのクロ=ヴージョの4~5年後って、めちゃ美味しいんですよね。何度か経験させていただいてます。

 グラン・クリュ高騰のブルゴーニュにあって、歴史も有るのにまだまだリーズナブルです。是非ご検討くださいませ。


 以下は2013年もの以前のコメントです。
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 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】



 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を普Eってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

 開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
 シャンボールは、まともな生産者のものは、

「村名でさえ50年持つ」


と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny



 
 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Henri Darnat  □■  ブルゴーニュ
アンリ ダルナ
● ほとんど知らない生産者なんですが、評判が良さそうなので仕入れてみました。・・なるほど・・そっち系なんだ!・・と妙に納得してしまいましたが、実はオーソドックスな造りでしっとりとした美味しさの有るシャルドネでした!


1996年にモノポールに認定され当時大きな話題となった、「ムルソー・プルミエクリュ・クロ・リシュモン」(写真左上)の所有者、「アンリ・ダルナ」が登場です。

 ムルソー村に1850年から続く名門ドメーヌで、2000年に5代目アンリ・ダルナが継承。「すべてを、完璧に行いたい」という完璧主義者の彼は、ドメーヌを継いで以来栽培と醸造の両面において求道者的な試行錯誤を繰り返し、やがて2006年ヴィンテージ頃から、ワインを別次元のものへと生まれ変わらせました。


「分かったのは、ムルソーとは本来ミネラリーなワインであるということです。僕自身、180度真逆に考えていました。
 この地ムルソーでぶどうを完熟させると、実にたっぷりとしたミネラルがワインに取り込まれます。これが、食事との相性を抜群にしてくれるのです」。

 新次元のムルソーが誕生したことを理解した、パリの「ピエール・ガニェール」「ル・グラン・ヴフール」「アピシウス」「アラン・デュカス・グループ」といったトップレストランのソムリエ達、そしてフランス全土の錚々たるカーヴィスト達も、こぞってオンリストを開始しました。「クロ・リシュモン」や、彼が独自に辿り着いた「ワイン造りにおける黄金比」を原理的に採用した特別作品「Le 611」は言うに及ばず、ブルゴーニュ・ブランから高い完成度です。

所在村: Meursault
醸造家: Henri Darnat
所有畑面積: 4ha
ドメーヌ継承年: 2000年
栽培における特記事項: 厳格なリュット・レゾネ栽培。除草剤は一切使用しない
醸造における特記事項: 除梗しない。天然酵母のみで発酵。クラシックでナチュラルな醸造
販売先: 輸出80%(EU各国、スイス、ノルウェー、アメリカ、カナダ等)、フランス国内20%(「ピエール・ガニェール」、「ル・グラン・ヴフール」、「ラストランス」、「アピシウス」、「ヒラマツ」、「トリアノン・パレス」、「アラン・デュカス・グループ」、「ルイXV」等多数の高級レストラン、及びパリの「カーヴ・ルグラン」等多数のワインショップ)
掲載実績のある海外メディア: 「Guide Hachette」、「Les Meilleurs Vins de France」、「Dussert-Gerbert」、「JancisRobinson.com」等多数
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2015 Meursault Clos du Domaine
ムルソー クロ・デュ・ドメーヌ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13769 195 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ムルソー

■エージェント情報
「Les Meix Chavaux」「Les Petits Charrons」「En Luraule」「Les Casse Têtes」「Les Pelles-Dessous」「Les Millerands」の6区画合計で1.92ha。平均樹齢約45年。新樽率3分の1で12ヶ月間熟成。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,590 (外税)

【数多くのグラン・メゾンがオン・リストするのも判る・・そっち系の味わい!「・・なるほど~・・」と思っていただけるかと!】
 ワインの美味しさの感じ方と言うのは、やはり人それぞれだと思うんですね。まぁ、noisy のお客様の多くは、

「ワイン第一主義」

の方かと思います。


 まぁ、そりゃぁそうです。

「美味しいワインを飲むために食事が有る!」

と思ってるんですから。


 でも、そうじゃ無い方も結構なパーセンテージでいらっしゃいます。この立場の方は・・多くの有名ソムリエさんも・・そこにいらっしゃいます。

「美味しい食事をするために美味しいワインが有る!」

と言う方々です。


 もっと言ってしまうと、もう少し違う方々もいらっしゃいます。

「お食事第一主義」

な方々です。


 でもまぁ・・この方々は、ワインファンで有るかどうかは・・いや、noisy に言わせりゃ・・ですが、微妙な立ち位置です。「ワイン好き」で有ることには間違いないにせよ、ワインに大枚払うよりは、まずはお食事代が第一で、そこそこに合うワインがお好きなんですね。

 勿論ですが、微妙にその「間」に佇んでいらっしゃる方々もいらっしゃることは存じております・・はい。


 で、結論から申しますと・・いや、「そっち系」の説明ですよ・・この「アンリ・ダルナ」のワインは、


「美味しい食事をするために美味しいワインが有る!」

と思ってワインをチョイスする方々にもっとも相応しいポテンシャルを持つワインかと・・感じた次第なんですね。


 勿論ですが、蒼々たるグラン・メゾンがオン・リストしていることからもそれは想像できることです。ですが単にそれだけでは無くて、

「テイスティングしてみてそれがアリアリと感じた」

訳なんですね。


 似たニュアンスを持つのは・・白、シャルドネと言う部分においては、「カミーユ・ジルー」でしょう。凄く良く似ているなぁ・・と思います。

 何せ、このリーズナブルなACブルのラ・ジュマリーも、

「コル=シャル風のややカチッとしたミネラリティ」

を感じさせるんですよ。ムルソー村の畑なんですけどね。


 で、これって・・結構にシャルドネをミネラリティの高い畑で良く熟させた場合に出やすい・・と感じています。ムルソーの大理石的ミネラリティをそのまんまに・・いや、凝縮させた感じが、そのコル=シャルっぽいミネラリティに似ている・・と思うんですね。

 味わいは結構にオーソドックスなんですが、単にそこには留まらず、

「時間の経過とともに、ジンワリ、ジンワリと要素を放出させてくる」

もんですから・・

「・・いや・・実に良い感じじゃない?」

と思わせてくれるんですね・・。


 昨今流行りの「酸化させない造り」では無いんですね。それなりには酸素と接触させるものの、硬くなり過ぎないレベルで留めている・・と言って良いかと思います。

 ACブルのラ・ジュマリーで充分・・ちゃ・・充分なんです・・結構に「高質」に感じますから。


 しかし、ムルソー村名のクロ・デュ・ドメーヌになると、やはり格上の美味しさ、ポテンシャルが有ることを思い知らされます。ミネラル感はACブルと同様に「コル=シャル的」です。コル=シャルって、若いうちはほんのり「粉っぽさ」があるじゃないですか。そのほんのりとした硬さと粉っぽさから徐々に上質なフルーツ感が零れてくるんですよ。

 もし、この姿が非常に上質だと感じるとすれば、昨今流行りのスタイルは、

「ちと暴れすぎだ」

「節操がない」

と感じられるかも・・しれません。


 最初に戻りますが、「ワイン第一主義」でも「マリアージュ&ワイン均衡主義?」でも、ワインファンには違いないんですね。グラン・メゾンが選ぶだけのことは有って、その美味しさは、そのような新鮮でお上手な腕をお持ちの料理人さんが出してくれるような料理と、非常に相性が良いと感じました。

 ACブルとACムルソー、とても良く似ていますしどちらも美味しいですが、流石に価格差だけのことは有ると思ってください。

 なお、1級のグットドールにつきましては、数が無かったのと時間が不足・・(^^;; すみません、ヌーボーの準備とサイト移転のゴタゴタで・・で飲めておりません。また、話題の1級のクロ・リッシュモンヌは、今回入ってはいないようです。


「美味しいフレンチ・・食べに行きたいな~・・」

 やっぱりそう思ってしまいました・・何かと忙しすぎて、店と自宅の往復するのがようやっとのnoisy が出した結論です。きっと素晴らしいマリアージュをしてくれる王道タイプのシャルドネです。しかもリーズナブルでしょう?・・是非ご検討くださいませ!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Simon Busser  □■  シュド・ウェスト
シモン ビュッセ
● 待望のシモンビュッセ、新ヴィンテージが到着です!もう毎年お楽しみにされていらっしゃる方も多いかと思いますが、2012年ものはスムーズには出て来ず、2011年のリリースからかなり時間が過ぎてしまいました。noisyもお客様に忘れられやしないかと・・冷や冷やしたものです。

 そして今回は2013年ものと2014年ものが一緒にリリース・・と言う事態です。これは、エージェントのヴォルテックスさんが2013年ものを仕舞い込んでいたから・・です。

 仕舞い込んでいたというのは、

「まだ完全に仕上がっていない」

と言う判断から瓶での熟成期間を持った・・と言うことです。本来なら現地の造り手の下に熟成させるべきなのでしょうが、仕上がったら引き取らないと・・

「無くなってしまう」

 つまり、他のエージェントが持っていってしまうらしいです。引く手数多で・・エージェントさんも大変のようです。

 しかも2013年ものは、厳しいヴィンテージという背景が有り、本来なら数アイテム造る所を、「ロリジネルだけ」に集約しましたので、あの素晴らしい「ピュール・コ」の葡萄もロリジネルに使われています。


 2014年は今回いつも通りの3アイテムです。2013年ほどではないにせよ、カオールは涼しいヴィンテージだったようです。仕上がりはエレガントですが、時間の経過でどんどん深い、濃密な味わいになって行くのが見えました。いつもながらにナチュラルでピュア、繊細さはそのままです。

 価格もほとんど変わっていないので・・デイリーとしても超お奨めです。5年ほど寝かせると、その成長に驚かれると思います。必買アイテムかと思います。ぜひともご検討くださいませ。




■エージェントさんより
 *今回ご案内の2014年ヴィンテージの3アイテムは今年1月に入港したばかりですが、味わい・状態ともに非常に安定しており、安心してお買い求め頂けます。前回販売の2012年は骨格のしっかりとしたスタイルでしたが、2014年は冷涼な天候だったこともあり、軽快さを感じさせる仕上がりとなっております。


● 何も言わずに・・ご信頼いただき、是非ともご購入いただきたいワインが久しぶりに見つかりました。・・それもデイリークラスのワインで、確実にグレートなクラスを脅かせる、真の実力、ポテンシャルを持つ凄いワインです。デュシュンのネゴスも、
「いや~・・旨いなぁ・・。確実にクラスを超越してるなぁ・・」
と感心しましたが、このシモン・ビュッセ、その上を遥かに越えて行ってしまいました。全く仰天の旨さです!

 「でもカオールでしょ??黒くて渋くて平板で・・特徴は有るけど美味しいものに出会ったこと無いし!」
 と言われるに違い無いです。

 でもね~!noisy もこの世界で長きに渡りしぶとく生き残ってますが、その当たりの判断のブレは比較少ない方だと・・・いや、自画自賛でみっともないですが、有る意味、それっきゃ持ち合わせて無い!ってことでしょうかね。まあ、自分では愚直だと言われても良いかなとは思っています。

 まあ、このワインを飲んだ時はびっくりしましたよ。そして時間を掛けても飲みましたが・・・何せ、安い方のポリチネールの第一印象は、

「あらら・・・樽香の無い、良いコンディションの、とても充分に休養させたCh.マルゴー??」
 と言うものでした。その場にいらっしゃった方々・・周りにも公言してますんで隠しようが無い・・・(^^;;プライスを聞いてさらにぶっ飛びました。

「若いマルゴーなんぞ、とても美味しくは飲めたものじゃないが、この美しさ、凝縮感、ピュアさ・・・どれを取っても一級品だ!」
と感じたわけです。

 早速押さえに掛かろうとしましたがそうは問屋は卸さない・・結構時間が掛かってしまいました。

 若い生産者で、まだ始めて間もないのに、凄いワインを造ってしまって・・先が心配です・・いや、楽しみです。ご当地フランスでも大変な騒ぎになっているようですよ。まあ、そりゃあそうでしょうよ。飲めば判る・・・でしょう。

 そんな訳で、旨いワインに能書きは要らず、ただ信頼可能なテイスターのお墨付きだけが有れば・・とおっしゃっていただけるお客様には、

「出来るだけ沢山買っておいてくださいね。」
と言わせていただきたいと思います。

 少なくとも自身の舌と鼻・・・感覚を確かめてからじゃないとね・・カオールだしね・・・若造だし・・とおっしゃる方には、取りあえず1本ずつチェックのためのご購入をご検討ください。

「そんなこと言うけど、でもさ、好みもあるんじゃない??」
と思われるかもしれませんが、真に素晴らしいワインは、そんな垣根は大概簡単に乗り越えてしまうものです。マルベックのクセとか、南西部だから温かいニュアンスなんじゃないか、とか・・、そんなレベルのものでは無いです。

 あ、因みに飲んだ後で知ったんですが、ポリチネールにはメルロが結構入っていたんですね。あながちnoisyの印象も遠くはなかったんだなと!・・再確認した次第です。超お奨めの2アイテムです。無くなるのは早いと思いますので、是非お早目にご購入ください。凄いワインです!


馬が大好き、土の匂いが好き!


カオールの新星☆シモン

 オーナーであるシモン・ビュセーの父親は、既にビオロジック栽培をしていましたが、醸造設備を持たなかったため、収穫したぶどうは協同組合に販売していました。父が所有し賃貸するぶどう畑の内、一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を引き継いで2007年よりワイン造りを開始した新しい蔵元です。

 2007年の醸造は、近所でワイン造りをする知り合いの醸造設備を借りて仕込みました。それまでワイン作りを手伝ったことはあっても、醸造学校に行ったこともなく、ワイナリーで働いたこともないシモンにとっては、試験的な仕込みであり、どちらかというとちょっとした興味程度のことでした。知り合いである“近所のおじさん”のワイン作りを真似て作った初ビンテージは、SO2をあまり使わなかったという(SO2含有量は80mg/L)。今風のテクニックを駆使しないことが幸いしたのでしょう。その結果、ワイン作りとは、原料であるぶどう栽培と発酵という工程が必要な、奥が深く複雑で、内容の濃い点に興味がわいてワイナリーになる決心をしました。

 夢は地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らしたい、というほど馬が大好きなシモンは、どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールのオリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受けました。今ではボルドー液などの農薬散布以外は全て馬を使って栽培をするようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。

栽培・醸造
 そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。2007年に「エコセール」の認証を取得しました。

 「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。

「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」

のだそう。

 収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。

 シモンさんの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3~4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。

 蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけます。酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。


ワイン名: 2009 VdT Polichinel ポリチネル 赤 辛口
品種: マルベック70% 、メルロー30%。樹齢約40年。
畑: 1.5haの区画は、ロット川の断崖に一部張り出したテラス状の地形となっている。 石灰質が地面に露出するため、砂利が少ない粘土石灰質の土壌。
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量: 約15~20hl/ha。収穫は手摘み。
醸造・熟成: 100%除梗しグラスファーバー製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。メルローはぶどうの粒が潰れにくかったため、マセラシオンカルボニックのような状態で発酵した。マセラシオン中は空気に触れないように注意。発酵とマセラシオンの合計は20日間。古樽(平均6年)を使って9カ月の間、澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2は熟成用木樽の燻浄をする以外は一切使わない。
特徴: 濃厚でボリューム感が強いのに、驚くほどきめが細かく、丸みのある滑らかなタンニンが特徴。カシスのような黒い果実が熟したリッチで力強い味わい。とりわけ繊細さが際立っている。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出した所、合格しなかったためそれを揶揄して名づけ、絵をさかさまに使用した。「ピュール・コ」よりもフルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしている。そうすることで果実のフレッシュさも残す。

ワイン名: 2009 AOC Cahor Pur Cot カオール ピュールコ 赤 辛口
品種: マルベック100% 。樹齢約40年。
畑: 蔵があるレ・ルージュ地区にある1.2Haの区画。南北に開けるテラス状の粘土石灰質土壌(シレックス含む)
栽培: 2007年にビオロジック栽培の「エコセール」を取得。
収穫量 約25hl/ha。収穫は手摘み。 収穫したぶどうは選果後、35Kgのプラスティックケースに積めて、荷馬車で運搬。
醸造・熟成: 70%除梗し、セメント製のタンクに入れて、天然酵母による自然な発酵。マセラシオン中は空気に触れないように注意して、ルモンタージュとデレスタージュを丁寧に行う。発酵とマセラシオンを含めると30日間。 アルコール発酵後にSO2をごく少量使用。 古樽(平均6年)を使って10カ月の間、澱引きをせず熟成。 清澄やろ過をせずにビン詰め。
特徴: カオールの伝統品種を用い、リッチで力強い味わいながら、余韻が長くフィネスを感じさせる。一般的なカオールの「ブラックワイン」とはかけ離れた繊細な風味が魅力で、口当たりがとても良い。地区名の「レ・ルージュ」とは「コー(マルベック)に適した土地」と昔から認められて付けられた。 ラベルには、生まれ育ったこの土地に育つ樹齢の古いコーの区画を、大好きな馬で耕す場面を挿絵にした愛着のあるデザイン。 .



2014 Polichinel V.d.F. Rouge
ポリチネール V.d.F.ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

11716 196 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス シュド・ウェスト カオール

■エージェント情報


 マルベック60%、メルロー40%。粘土石灰土壌。樹齢約40年。グラスファーバータンクで発酵の後、小樽で澱引きをせず熟成。清澄やろ過をせずにビン詰め。SO2一切添加なし。ラベルの「ポリチネル」とはイタリアの喜劇の道化師のことで、2008年に初めてSO2無しのワインを作って官能検査に出したところ合格しなかったため、それを揶揄して名づけ絵をさかさまに使用したラベルにしました。フルーティさを現すために熟成期間を少し短めにしています。
 色調はやや深めの赤、口に含むとクリスピーなガスが舌先にあたりフレッシュさを感じる、ご案内差し上げた4種の中で最も軽やかな味わいです。カオールとは思えないほど軽くスムーズな口当たりで、フランボワーズ等の甘酸っぱい小さな赤い果実の風味が主体となっており、仄かな甘みが口中に広がります。
 喉を通る際にドライなタンニンを僅かに感じますが、この控えめなタンニンをを最後に感じることで軽いながらもしっかりとした骨格を感じ取ることができます。時間の経過とともに香りや味わいが一層まとまり、果実味などの膨らみを味わうことが出来ますので、常温に近い温度帯でお飲み頂くことをお勧めします。
750ML 在庫
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¥2,320 (外税)

【激ピュア!すっぴん美人です!目茶美味しいです!】
「・・コットはクセが有るから・・」

等とは言わないで、是非この素晴らしいピュアでナチュラル、身体に優しく浸透するワインを飲んでみてください。

 一切の虚飾を廃し、すっぴんのままのピュアな果実を感じていただける自然派のワインです。しかも、揮発酸系のニュアンスは無く、危険性ゼロです。

 コット(コー、コ)を60%にメルロを加えたセパージュです。ほんの僅かにガスを感じるかもしれませんが、半年もしない内に無くなる様な少ないもので、醸造に由来するものです。

 いつものようにピュアで、甘みはゼロ!・・と言いたくなる様なドライさです。それでいて、コットに感じるような果皮の厚み由来の蝋のようなニュアンスも・・ゼロです。しなやかで実に優しい・・しかも酸の美しさは特筆ものです。

 まるで自然にある果実をジュースにしただけ・・ただそれが組成や味わいを変えずに、魔法のようにワインになった・・雰囲気です。ドライなジュース感覚・・でもそれだと普通は、

「ギスギスした感じ」

になってしまうものですが、非常に球体です。2014年なので、まだ若い果実を口にしているような錯覚です。非常に旨い!・・素晴らしい仕上がりかと思います。 この先、半年から1年も経つと、先の穏やかなガスが消え、より充実した「まるっと」果実感が出てくるでしょう。濃密になって行くはずです。

 何しろ、昨年ご紹介したのは2012年ものですから・・そのタイミングから言えば、確実に1年早いんですよ。でもピュアさ、ナチュラルさはそのまんま・・あとは熟も楽しみですし、今の味わいも美味しいので、さっさと飲んでも良し、数年寝かせても良しです。

 でもひとつだけご注意申し上げます。非常に繊細なバランスを持っており、無ろ過、無清澄ですから、1~3日ほど立てて澱を落としお召し上がり下さる方が結果が良いです。ミネラリティたっぷりなしなやかテクスチュアを失うのは勿体無いですから・・。


 今回の一推しです。是非飲んでみてください!超お奨めします!

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