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WEBの情報書込みもSSLで安心!
NOISY'S WINE SELECTS 原酒店のサイト中、「買い物かご」等個人情報を扱うページでは、SSL
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http://twitter.com/noisywine
2013年第4弾 4ページ目
次号発行まで有効です。
2013/03/15(金)より発送
開始いたします。
翌日到着地域2013/03/16(土)!
になります。翌々日到着地域で2013年03月17日(日)が最短です。ご注意ください。なお、集中してしまった場合にはご希望に添えない場合も 有りますので、若干余裕を見てご注文くださいね。
厳冬期につき、寒冷地にお届けの方、もしくは寒冷地を通るルートでお届けの方は、凍結防止のためにクール指定をお奨めします。
翌日到着地域にお届けの方で、寒冷地では無い、もしくは寒冷地を通らない方は、クール指定は基本的に必要有りません。
ただし、当日受け取りが出来ない可能性が有る場合は、クール指定をした方が良い場合もございます。
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。
イタリア■□ Casale □■ トスカーナャ
カザーレ
● 新しい扱いの造り手を紹介します。キャンティ・コッリ・セネージのカザーレです!伝統的な白葡萄を混醸するタイプの、優しくも滋味深い味わいです!
Az. Agr. Casale カザーレ
地域:Toscana
地区:Colle di Val d’Elsa コッレ・ディ・ヴァル・デルザ
造り手:Giovanni Borella ジョヴァンニ・ボレッラ
HomePage : http://www.casalewines.com/index.html
Casale ?
un nome genuine per i genuini prodotti della terra senese
(シエナの大地を純粋に表現したプロダクトのための、誠実な名前)
出典:Oinos - Vivere di vino誌、2012年第2号 (翻訳作成:2012年9月)
―ジョヴァンニ・ボレッラ。
親しみを込めて友人たちからジャンニと呼ばれている彼は、出来合いの言葉を当てはめて説明するにはあまりにも多才すぎる。教師、ワイン生産者、ジャズ奏者、役者、絵描き、詩人、演出家…。知的な鋭敏さ、生きることへの喜び、機転がきき抜け目ない眼、想像力、その輝かしい手腕。ジャンニは、トスカーナで生活を送るために、興味があることに専念して辛抱強く働き、体験し、そしてエルサ渓谷のロマンチックな夕日を見て味わうために、かなり早い段階でスイスを飛び出した。世界中を旅でまわった彼に言わせれば、この夕日は無条件で最も美しいもののようだ。
「私はこの小さなワイナリーを1973年に購入した。敷地面積は41ヘクタールで、そのうち5ヘクタールがブドウ畑。この畑から、約30,000本のワインと1,000本ちょっとのオリーヴオイルをつくっている。カンティーナが位置するのは穢れのない丘のてっぺんで、エルサ渓谷に四方を囲まれている。数々の山道やサンジミニャーノの塔、カソーレの城塞、ラディコンドリの鐘楼らは、シエナの地において私が所有する絶景のひとかけを際立たせている。
私の畑では、常に自然なやり方で栽培を行っている。事実、農業会社の営業マンが無理やり私に聞かせたつまらない話が、私にとって気に入らないものだとすぐに気付き、自問自答したしまつだ。自然は、これらのものを本当に必要としているのだろうか?と。それからあとになって、70年代の終わりころ、私のやっていることはビオロジック農法だと誰かに言われた。それまで、自分では気づいていなかったのだ。公式的には1981年から認証を受ける先駆者ということになる。近頃は、ビオロジックということばを耳にする機会が多すぎる。やや流行的に使われているが、商業上必要でうたっている場合が多いね。
自分の手で植樹し、心をこめて育て上げてきた美しいブドウ畑からは、かぐわしく厳格なキアンティ・コッリ・セネージが生まれる。品種構成はサンジョヴェーゼ86%、カナイオーロ10%、コロリーノ3%、トレッビアーノ/マルヴァジーア計1%(白ブドウ)だ。ファースト・ボトリングはいまや神話的な1979年。このワインがうまれる土地は地質学的に比類ないユニークなもので、「フェノメノ・コッラルト」と呼ばれる。石灰岩の層と火山性の隆起した層が並んだものだ。じゅうたんのような、いずれ他にはない腐葉土のモケットとなるように、私は刈った草をブドウ樹の足元にまくという作業を繰り返す。少しでもブドウ樹が楽な生活が送れるようにと思ってのことだが、それでも表土にはブドウの根は極めて少なく、ブドウは忍耐を強いられる。
私はつねに驚くほど美しいブドウをカンティーナに運び込む。腐敗をいうものを知らないし、ワイン醸造はごくごく簡単だ。勝手にワインになる。主義として、酵母添加は行わず、土着の天然酵母のみで発酵が進む。そして、私はステンレススチールタンクを愛しているわけではない。コンクリート槽の伝統を愛しんでいる。昔は木樽も用いていたが、ビステッカを調理するために犠牲になってもらった。ブドウ由来の見事なまでのタンニンが備わっているため、木樽は必要ない。最終的にはゆっくり、非常にゆっくりとボトルの中で熟成していく。そう、銀色に輝くオリーヴのことも忘れてはならない。トスカーナの象徴かつ栄光であるオリーヴから、繊細なエキストラヴァージン・オリーヴオイルができる。
『イル・カザーレ』の畑は、シエナの山々に囲まれている。昔ながらのブドウの栽培醸造の伝統があるこのエトルリアの大地で、ブドウ樹は愛情をこめて栽培され、キアンティ・コッリ・セネージになるべく醸造される高貴なブドウを実らせる。このワインは輝きのあるルビーレッド・カラーで、繊細な芳香、スミレのアロマがあって余韻が長く、ひろく食事とともに楽しまれるべきワイン。地中海の料理との相性がいい。リゼルヴァは、暗めのルビーレッド・カラー。ドライフルーツや御香のかおりがあり、たっぷりとしていて優美だ。アルコール感もあるが余韻は長い。偉大な料理のためのワインである。キアンティ・コッリ・セネージは収穫から3~4年後に、リゼルヴァは5~7年後にボトリングされる。
一方、Giovannino(ジョヴァンニーノ、つまり小さなジョヴァンニの意)は若者たち向けの、若くして楽しめるワイン。フレッシュで愉快で、飲みやすい。最後に、Rubro
del Casaleルブロ・デル・カザーレ。ファースト・ヴィンテッジは1994年。サンジョヴェーゼ100%でつくられ、毎年リリースされるわけではない。格付けはテーブルワインでありながら、ボトリングは収穫から7年後になることもある。濃いルビーレッド・カラー。堅牢なタンニンが豊富で、味わいには、好ましいアイリスの風味がある。熟成にむくワインで、ジビエとあわせるのが理想的だ。みなは『あなたのキアンティ・コッリ・セネージは非常によく熟成しますね』と言うけれど…。
『1600年代から存在しているような自身のカンティーナを持っていて、キアンティからの白ブドウの排除に常に異議を唱え続けているようなトスカーナ出身の誠実な栽培家がいる。わたしのワインに限らず、そういった栽培家が伝統にのっとってつくった多くのキアンティ・コッリ・セネージは、とてつもない熟成可能性を秘めているのだ。しばしば、私は過去を体験することを楽しんでいる。並外れたタンニンによってまだフレッシュさが保たれていながら、なめし皮を感じさせるステージにあがり、そこから赤い果実がゆっくりと姿を現してくる。そんなワインを味わうのは計り知れない喜びだ、と確信を持って言える。』
ジャンニは、常に真実の品質とは何かを探り続けた。彼は熟成したワインが大好きだ。会いに行ってごらんなさい、いつでも、驚嘆すること間違いなし。
● 2007
Chianti Colli Senesi Reserva
キャンティ・コッリ・セネージ・リゼルヴァ
【シミジミと美味しいスタンダードとはうって変わって!ピュアでしっかりです!】
リゼルヴァでもこのプライス・・です。2千円、切っちゃってます!スタンダードのシミジミ美味しい、どちらかと言えば内向的な性格を、葡萄のポテンシャルを上げたらこんなんなっちゃいました~!みたいな、実に充実した味わいをしているんですよ!
黒味の有る赤い極小果実の集合体、僅かに鉄っぽく、湿度的に乾いた土地と、少し涼しい気候・・でも昼間は暑いぞ・・そしてしっかり熟した素晴らしいヴィンテージだった・・!・・とワインは申しております。
(・・いや、そう言ってる様な気がしました!)
この出来だと、普通は2千円は出てしまうと思うんですが、どうでしょう?・・・熟成も最低4年ですよ?・・普通、有りえますか?DRCより長いって・・ね~?
おそらくですが、使用しているサンジョヴェーゼのクローンの質によるものだと思います。たぶん小さな実をつけるんでしょう。タンニンもそれだけ存在する・・だから本来は白葡萄も混ぜたい・・けど割合は増やせない・・・なら、ブルネッロのように長めに熟成させよう・・そんな流れでは無いかと思います。
もともと、キャンティは白葡萄を混ぜて造っていた訳です。コート=ロティのシラーとヴィオニエの関係のように・・です。そこに、品質至上主義が入ってきて、
「赤ワインに白葡萄を使うなんて!」
というような、ややヒステリックな思想が入ったのでしょう。
勿論、上記が全て正しいとは思いませんが、それでも、そうやって歴史が作られて行くのでしょうね。白葡萄を混ぜたって、黒葡萄の質が最上なら、何の問題も無い・・・そこには白葡萄が入る余地が有るのであれば・・なんです。そして、あとは造り手の思想によるのでしょう!
素晴らしいバランスのキャンティ・コッリ・セネージでした!ヴィンテージも2007年で素晴らしい!価格も安い!味も香りも素晴らしい!言うことの無いワインでしょう!超お奨めします!どんどん飲んで欲しいワインです!
ブドウ品種: サンジョヴェーゼ86%、カナイオーロ10%、コロリーノ2%、
トレッビアーノ・トスカーノ/マルヴァジーア・ルンガ・デル・キアンティ計2%
醸造: 21日間マセレーションを行う。
熟成: 最低4年間。ボトリング後も3~6ヶ月間落ち着かせる。
● 2008
Chianti Colli Senesi
キャンティ・コッリ・セネージ
【シミジミと美味しい・・・決して抽出が強くない、昔ながらの味わいです!ピュアで深いです!】
そうですね・・あの、以前扱わせていただいていたデーイのヴィノ・ノビレのような・・シミジミ感と、もう少し濃度をプラスしたような感じと言ったら判り易いでしょうか?・・・そう、デーイっぽいっちゃ、ぽいと思います。実際に比べるとデーイの方が積算温度的に高い感じが有るかもしれませんが・・。
綺麗なエキス分が有って、全く強くない抽出から、エレガントでナイーブな・・・熱でも与えようものならバランスを崩しかねない、繊細な味わいをも感じます。実際に食店さんの反応はとても良く、料理に合わせやすいことと、料理の邪魔をしないのに、単独で飲んでもポテンシャルを取り易いことが挙げられるでしょう。
細かな表情がそこに加わりますので、実際にはかなり美味しい!と思われるかな?反面、強くて凝縮感の有るワインがお好きな若い方には、
「ん・・もっと濃い方が好きだな!」
と言われてしまう危険性は有るかも・・です。
エレガントな部分には、キャンティ地区のワインには昔から加えられていた白葡萄・・・マルヴァジーアやトレッビアーノの存在があると思います。行く行くは白葡萄の添加はキャンティの各D.O.C.G.では禁止される方向と聞きます。色んな選択肢が有る現状の方が楽しいのに・・とも思いますがどんなものでしょうか。
価格も安いでしょ?とてもリーズナブルです。是非トライしてみてください。お奨めします!
ブドウ品種: サンジョヴェーゼ86%、カナイオーロ10%、コロリーノ2%、
トレッビアーノ・トスカーノ/マルヴァジーア・ルンガ・デル・キアンティ計2%
醸造: 15~21日間マセレーションを行う。
熟成: 最低2年間。ボトリング後も3~6ヶ月間落ち着かせる。
イタリア □■ Tenuta dell'Ornellaia ■□ トスカーナ
テヌータ デルッロルネッライア
● オルネライアです。凄い久しぶり・・です。正規では有りませんが・・コンディションも良く、価格も安いです。
● 2002 Ornellaia Bolgheri Superiore
オルネッライア
【スーパータスカンの代表!】
アンティノリ家がサッシカイアの成功に・・・我慢ならず?・・いや、乗っかって、フランス品種をトスカーナに植えたのが始まり、その後のスーパータスカンブームを創ったのはご存知かと思います。
今回はブローカーものですが、とてもリーズナブルですし、何よりイタリアワインの輸入元は・・
x が多いです。・・だから売れなくなるんだよ!・・と・・。
そんな訳で、noisy もずっと飲んではいませんが、ワイン自体はとても素晴らしいものです。ご検討ください。
■エージェント情報
1981年、トスカーナの新興ワイン産地・ボルゲリに、テヌータ・デル・オルネライアが創設されました。 「クオリティー第一主義」をモットーに、イタリアワインの新しい道を切り拓くべく、最良の土地、最良のタイミング、最良のスタッフ(いわく「ワイン作りのアーティスト達」)を 選び抜いたオルネライアは、土地特有のテロワールを最大限に生かした最高傑作 「オルネライア」を生み出し、その構想をみごとに現実化したのです。
こちらの「オルネライア」のファーストヴィンテージは1985年。言うまでもなく、このワイナリーにおけるフラッグシップ・アイテムですが、 ワイン・コンクール等での受賞歴は数知れず、ワイン業界での評価は不動のものになっているようです。
2006年ヴィンテージからは、現代アートとワインの融合を目指すプロジェクト「ヴェンデンミア・ディ・アルティスタ」を開始するなど、次々と意欲作を世に放つオルネライアですが、やはりワイナリーのシンボル・ワインとして一度は体験しておきたいのが、こちらの「オルネライア」でしょう。
テヌータ・デル・オルネライアが自ら評するに、2002年ヴィンテージは非常にエレガントでさわやかな酸味が感じられ、ボルドーワインを彷彿とさせるワインに仕上がっているとのこと。 カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー30%
カベルネ・フラン5%で構成されており、 パーカーポイントは92点、ガンベロ・ロッソではトレ・ビッキエリを獲得しています。イタリアワイン・ラヴァーなら、ここぞという席で味わいたいワインです!
オーストリア □■ Muhr-van der Niepoort ■□ カルヌゥントゥム
ムア=ファン デア ニーポート
● 白ばっかりかと思われていたでしょう?いや、・・オーストリーのワインですよ。そんなことは無くて、赤もしっかり存在しています・・・が、美味しいものは・・いや、noisy
の眼鏡に適うものは少ないんですね。
このムア=ファンのカルヌントゥム(地名)は、そんなnoisy の思い込みをも拭い去ってくれました。エレガントな赤ワインです!
眠れる銘醸地シュピッツア-べアク
このワインは、シュピッツァーベアクの南向き斜面からのブドウのみを原料とします。オーストリア東部のワイン産地、カルヌントゥム地方のプレレンキアヒェン村にあるシュピッツァーベアクは、地質学上はカルパティア山脈の一部であるハインブルガー山脈の東端に位置します。山脈の中心は花崗岩で、太古の海による厚い石灰岩の層がその上に堆積しており、一部にはシストの箇所も認められます。
シュピッツァーベアクは、多くの希少な、絶滅危機に瀕する植物が岩石を覆うわずかな土壌に育っているため、自然保護区域にもなっています。非常に乾燥した場所で、年間降水量は300mmから500mmの間を超えることはほとんどありません。表土には岩石が露出しています。
こうした環境は非常に低い収量に帰結し、そのためワインはミネラリティーを特徴とし、こなれるまで通常は収穫から2~3年を要します。
ドルリ・ムアとディルク・ヴァン・デア・ニーポートの二人は、2002年にブラウフレンキッシュの古木の畑を探し始めました。現在彼らは、少なくとも20年以上の樹齢の畑を、小さな(場合によっては極小の)区画が多数あちこちに散らばる形で12haを所有しています。
特徴
ブドウは過熟によるジャミーさを避け、ブラウフレンキッシュが有するフレッシュで花のような果実香味を保持するため、完熟直後のかなり早期に収穫。
同じ目的で、ブドウは非常にやさしい方法で醸造されます。例えば、手摘みされたブドウは一部茎を残し(09は15%)木製の手動垂直プレスで搾られ、発酵は全て天然酵母で自発的に行われ、果汁をポンプアップすることは一切せず、マセラシオンは極端なほど短く(発酵が終わる前に果皮を除いてしまう)抽出を抑えて、亜硫酸は醸造過程の最後にしか添加しません。結局のところ、醸造技法は何十年も昔と全く変わりません。ワインは古樽(大小併用)で2年間寝かせた後にリリースされます。その結果ワインは深く複雑な香味を特徴とし、暑い年だったにもかかわらずエレガントで、筋骨隆々のタイプでは全くありません。このワインの理念は、ブランフレンキッシュを“古典的なブルゴーニュ風”スタイルで、即ち繊細でエレガントな、溌剌とした酸がみなぎる、長熟のポテンシャルを持ったcoolness溢れるワインとして表現することなのです。
味わい
色調は透明感のある美しい赤で、チェリーや土のテロワールを感じるアロマに始まります。
味わいにはしっとりとしたパウダー状の旨み成分があり、赤すぐりやプラム等の果実へと変化して村名ヴォーヌ・ロマネを想わせる、この価格とは思えないほど品の良いワインです。
開栓2日目でも黒系果実の落ち着いた香りが続きブドウ由来の甘みがあります。酸は突出せず1日目の美しいバランスが保たれています。
2009年が暑かったヴィンテージの割には冷涼感を感じられ、過熟を嫌いフレッシュで健康なブドウだけを求めるニーポートの哲学が、ワインにしっかりと反映されていると思われます。
2013年1月現在:中~大きめのグラスで室温に上げていくようなペースでお飲みいただくと良いでしょう。
【ブラウフレンキッシュ種によるエレガントなオーストリー赤ワイン!ピノ・ノワールに良く似た味わいが嬉しいです!
美味しいですね~!やっぱり、暑くてどうしようもないような土地のワインの「熟れたニュアンス」とは違う、冷ややかな気候の土地の「手塩に掛けた熟」は、何ものにも代え難い美味しさを運んでくれるような気がします。たしかにカルフォルニアのピノ・ノワールはとても美味しい・・・・いつ空けてもそれなりのポテンシャルを発揮してくれます・・・が、ほとんどが「ぬるい!」かもしれない・・ですよね?そんな部分の見当たらない美味しいブラウフレンキッシュです。
この葡萄がどんななのかは、ほぼ知りません・・すみません。オーストリアの赤の重要品種だってこと位です。でも、ピノ・ノワールに似た味わいを見せるものの、僅かにピノ・ノワールよりは果皮が厚いように感じますし、ピノ90%に南仏系品種、例えばシラー10%・・位のニュアンスを感じました。ブルゴーニュのピノ・ノワールのニュアンスに、わずかに黒いスパイシーなニュアンスを加え、酸をもう少し幅の有るもの、例えば「ザクロ」とかの赤いフルーツのシャキっとしたものを加えた感じでしょうか。
勿論ですが、上記のように、一体感の無い味わいでは無いですよ。全くのシームレスで繋ぎ目も感じませんが、味わいのバランスとして、そのような割合になっているように感じた・・ということですね。
とっても美味しい・・冷涼なフルーツを盛ってくれたオーストリア赤ワインです。初めての方も多いと思いますが、ピノ・ノワール好きならOKな味わいだと思います。超お奨めします!ご検討くださいませ。
スペイン □■ Bodegas Antidoto ■□ リベラ・デル・デュエロ
ボデガス アンティドート
● ピュアでリーズナブル・・そして、「暑過ぎない」、とてもピュアなリベラ・デル・デュエロをご紹介します。とても美味しいです!
エルナンド & スルデ
ボデガス・アンティドート Hernando & Sourdais Bodegas Antidoto
●産地:スペイン リベラ・デル・ドゥエロ
「ワイン遺産と言うべきブドウ畑と伝統を生かした、端正なティント・フィノ」
アンティドートは、リベラ・デル・ドゥエロの東部、海抜1000mに多数点在する、フィロキセラの害を免れた小区画の古樹から生まれる特別なワインです。私たちは、このエリアの古いブドウ畑で有機栽培を行いながら、1種類の赤ワインのみを造り出しています。
アンティドートは、ベルトラン・スルデと、ダビット・エルナンドの二人が運営しています。ダビット・エルナンドは、主に畑作業を担当しています。
主に醸造を担当しているベルトラン・スルデは、フランス・シノンにあるドメーヌ・ド・パリュのオーナーでもあります。2000年から2010年の間、ドミニオ・デ・アタウタにおいてワイン造りに携わってきました。 (ワイナリー遍歴) 1996年 シャトー・ムートン・ロートシルト 1997年 シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1998年 プリオラート アルバロ・パラシオス、チリ サンタ・リタ 1999年 ポムロール シャトー・ネナン 現在は、アンティドートとドメーヌ・ド・パリュの両方を運営しています。
Anti'doto(西) = Antidote(英)= 解毒剤、血清の意
リベラは基本的に大陸性気候であるといえます。東部は山に覆われた大陸型で、冬は寒く、乾燥しており、降雪もあります。 4月から5月にかけて遅い春がやってきますが、気温はまだ低く、霜が降りる恐れもありますし、雨が多く降ります。夏は乾燥し、よく晴れ、夜間には気温は20度ぐらいまで下がります。秋は乾燥し、気温が急低下して寒くなります。
2000
年前からほとんど変わっていないブドウ畑、豊かで芸術的とも言えるリベラ・デル・ドゥエロ東部のワイン遺産を尊重して、私たちは、アンティドートを造り出
しています。したがって、この古いブドウ畑では、機械化することは不可能で、全ての作業は手作業で行われています。私たちは、歴史と古いブドウ畑に学びな
がら、伝統を守ってゆかなくてはならないのです。
醸造では、抽出が強くなりすぎないように、丁寧にマセレーションを行い、熟成では、ボルドーの優良シャトーで2、3年使用した古樽を用い、樽の風味がワインの味わいを邪魔しないように注意しています。
【Antidoto 2010】
特別スペインを探していたわけではないのですが、縁があり、ロワールからつながったAntidoto。Antidoto
のプロジェクトは、共同経営者のダヴィッド・エルナンドが畑担当、ベルトランが醸造および作業内容の的確な指示を行い、ロワールとリベラ・デル・ドゥエロを行ったり来たりしています。
畑は、標高1000M、フィロキセラの害を逃れた古木が多く残っています。「Antidoto は、カルトワインではなく、ナチュラルな風味を大事にしたワイン。ティント・フィノの魅力を素直に引き出そうとしている。」とは、この春 大阪に来てくれたベルトランの言葉。端正で、バランスが良く、深く伸びるミネラル感も魅力的なワインです。
● 2010 Ribera del Duero
リベラ・デル・デュエロ
【美味しいテンプラリーリョ!実に美しい・・そして濃過ぎない!だから好み!】
昔、ラシーヌさんが営業を始めた頃は・・ほとんど、合田さんと塚原さん、そして若槻君の3人だけでこなしてましたが、その若槻君が独立して始めたのが「W」と言うインポーターさんです。そちらで扱いの有るのがこのアンティドート。スパニッシュのビオですが、今までのニュアンスとはかなり異なりますよ。
とてもしっかりした濃度をしているんですが、黒過ぎず、マッタリ感も有るんですが、マッタリし過ぎず、ピュアさと滑らかさ、冷涼感のある酸が特徴なんですよ。
簡単に言えば、
「暑苦しくない、瑞々しい、でも充分な濃度を感じるテンプラー!」
なんです。
勿論、輸入のコンディションにもたっぷり気を遣っている様で、しっとりしたミネラリティと、しっとりしたなめらかな質の良いタンニンが感じられ、
「これは美味しい!」
と感じさせてくれます。
価格も2千円ほどですので、noisy の店でのプライス感もドンピシャリ・・いや、少し味わいが超えていると評価しています。是非飲んでみてください!かなり美味しいです!
イタリア □■ Braida di Giacomo Bologna ■□ ピエモンテ
ブライダ ディ ジャコモ ボローニャ
● 「バルベーラ・ダスティと言ったら何を想像する?」 と聞かれれば、 「トリンケロ!」 とお答えになるかな?
もちろんトリンケロも旨いですね。しみじみした、気張らない美味しさを伝えてくれます。かなり著名になりましたが、まだまだこれからの伸びシロが有るカンティーナです。
他にはやっぱり第一人者と言えるのが「ブライダ・ディ・ジャコモ・ボローニャ」でしょう。艶のある色っぽいピュアなバルベーラ・ダスティです。ジャコモが無くなって久しいですが、彼が造った80年代のビゴッタやウッチェローネは、今なおその輝きを失っていません。
● 2009 Ai Suma Barbera d'Asti
アイ・スーマ バルベーラ・ダスティ
この紫の果実味!素晴らしいです!
(正規では有りません)
【 素晴らしいバルベーラです.. 】
我慢できずに飲んでしまいました..(^^;; はち切れんばかりのチェリッシュな果実味に、質の悪いバルベーラには存在しない酸のエレガンス..。これ以上何を要求する必要が有るのでしょう..。到着したてのコンディションながらも、ピュアでふくよかな果実味に暴れは全く感じませんでした。それどころか、料理にもそれなりにマリアージュしていたのがびっくりです。
凝縮感、アルコール度などの全体の構成から残糖ではない美しい甘みを表現しています。ドライだが甘みがある..という表現は、一見するとおかしな事になっていますが、アイ・スーマを飲めばその当たりが充分に理解できるでしょう。(ただし細かなことを言えば、残糖が全くないということはあり得ないでしょう)・・これはやはり・・センスなんですよ。だって・・誰だってフーリエがセンス無いとは・・云わないでしょう?
このワインのポテンシャルなら、最高の飲み頃にはもう少し時間が掛かると思いますが、現状でとても美味しく飲めてしまいます。新樽比率が1/3
で 6カ月の熟成 という、ピュアな果実味を味わうべき造りをしていると思います。まさにバルベーラのトップ
と言っても良いでしょう。価格も びっくり! でしょ?特別価格です。
ある意味、アイ・スーマは、紫に染まった最高ポテンシャルのサンテミリオンタイプと言えるでしょう!・・もしその意味が判らなかったら、ボルドータイプか・・と思ってください。バルベーラはバルベーラ・ダスティを持って最高とする・・そんな先人たちの声も聴こえて来ます。・・・そんなことを云うとエリオ・アルターレさんに怒られるかもしれませんが、心よりお薦めいたします。とても美味しい!一推しです!
● 2009 Bricco
della Bigotta Barbera d'Asti
ブリッコ・デッラ・ビゴッタ バルベーラ・ダスティ
完全エキス化したバルベーラ・ダスティ・・・もうゾッコンです!
(正規では有りません)
【 今回はとても安いし・・凄く旨いです!】
ピエモンテの2009年もグレートな年だと思いますが、もうビックリしたのがこのブリッコ・デルッチェローネです。ブライダでは看板とも言える「アイ・スーマ」、男っぽい粋な味わいのビゴッタ、そしてエレガントな「ウッチェローネ」が有りますが・・・いやはや、旨いのなんの、この完全エキスに昇華した液体からの芳香、染み入る味わい・・・もう最高です。
noisyとしてはアイ・スーマばかりが評判になるのが全く解せません。新樽の使用率、収穫時期などが違いますが、バルベーラが持つ気品・美しさを追求し、大いなる完成度を
持っているのはこの「ブリッコ・デルッチェローネ」です。たまたま行ったイタリアン・レストランで、もしこのワインを置いているとしたなら、ちょっと尊敬
の眼差しが入ってしまうかも..(^.^;; しれません。そしてきっとオーダーしてしまうでしょう..。伸びやかなミネラルに包まれた美しくも妖しさを隠し持ったバルベーラを..是非とも飲んでいた
だきたいものです。新たな世界がきっと開けると思います。最もこのワインをよくご存じの方々には、
「何を今更..noisy も焼きが回ったか..」
と思われるかもしれませんが、好きなものは好きなんだから仕方がない..止めらんない..んです。開くとか開かないとかはこのワインの場合関係ないんです
ね。やや低めの温度からサーヴして貰って前菜を頼んで..ローストした肉、トマト味のパスタで徐々に温度が上がったところをゆっくり楽しむ..。ん~、良
いですね..。おそらく殆ど条件反射で動いてしまう..そんな思い入れの深いワインです。滅茶苦茶旨いです!
注:良く正規では無い表示をしていますが、正規からは絶対に買いたく無い場合と、買えない場合の両方が有ります。こちらがそのどっちなのかは・・・、日本におけるイタリアワインの流通をお考えくださると判りますよね?目から鱗の美味しさ・・だと思います。
イタリア■□ Matteo Correggia □■ ピエモンテ
マッテオ コレッジャ
● しばらく切らしていたマッテオ・コレッジャ、ロエロです。バルベーラのマルンや、ロッケ・ダンプセイなど、実に秀逸なワインを供給してくれていました造り手です。当主が有り得ないような事故で亡くなった時も、バローロ・ボーイズの仲間たちが収穫から醸造までを手伝った・・・という涙なくしては語れないような実話も流れていました。久しぶりに飲んで・・引っくり返りそうになりました!・・凄いワインです!
● 2007 Roero Roche d'Ampsej Riserva
ロエロ・ロッケ・ダンプセイ・リゼルヴァ
● 2006 Roero Roche d'Ampsej Riserva
ロエロ・ロッケ・ダンプセイ・リゼルヴァ
【ボルドー的なソフトな拡がりを見せる集中した2006年と、最高のブルネッロ的な味わいの2007年!これは必ず買ってください!】
素晴らしいピエモンテワインを2006、2007年と連続してご紹介させていただきます。どちらも本当に素晴らしいです。両方ご購入していただきたいほど・・・です。5千円台で、これほどまでの完成度をみせるワインはそうそう見当たらないんじゃないかな?と思います。・・・ま、ブライダのウッチェローネも滅茶苦茶旨いですが!そちらはバルベーラ、こちらはネッビオーロですね。
2006年は、良い年のボルドー右岸、メルロ主体のサンテミリオンとか、やや膨らみのあるポムロールのワインを思い起こさせる絶妙の仕上がりです。厚みのあるボディ、しなやかさ、充実感、美しい収束とも、どれをとっても一流だと思います。
2007年は・・・飲んだ瞬間から・・・
「あれ?カーセ・バッセのブルネッロを開けてしまったか?」
と、一瞬蒼褪めるほど・・・似たニュアンスでした!・・2006年のように、ファーストタッチから横に拡がろうとするのではなく、縦に積みあがっていて、基本はタイトに締まった軸が有り、その周りをブルネッロのような七色の味わいが囲んでいます。エキス感が全くカーセ・バッセに似ていて・・・ビックリしました!
どちらも最高に美味しいです・・・ピノ・ノワールやブルネッロ好きなnoisyは2007年に軍配を上げますが、ボルドー好き、新世界好きなら2006年かと思います。何しろ今頃2006~2007年のリリースですので、確かにブルネッロと比較しても遜色は無い・・しかし価格は安いです。
是非とも飲んで欲しいワインが今回は沢山有りまして・・・困ってしまいます!でもこちらも是非ご検討ください。超お奨めします。
イタリア □■ Mazzei(Fonterutori) ■□ ピエモンテ
マッツェイ(フォンテルートリ)
●凄い久しぶりのご案内です!オーナーさんは、キャンティ・クラシコ協会名誉会長のマッツェイ家。コンサルタントはかのカルロ・フェリーニさんです。
● 2010 Badiola Rosso
バディオラ・ロッソ
【まったりソフトな酸と充実した果実!カルロ・フェリーニ味のトスカーナです!】
こちらも一昔前は、ガンガン販売したワインです。しかしながら、とんでもない業者にエージェントが移ってしまったので、取り扱いを止めていました。だいぶ良いところにまた移ったので・・・再び始めています。
柔らかでふくよかな酸と、たっぷり充実した果実味!黒と赤が交じり合った果実味はボリューム感があり、しかもしつこく無いレベル・・。そう・・・あのカルロ・フェリーニ味なんです。
何でもカルロ・フェリーニ味になっちゃうと詰まらんのですが、しかし、これを美味しくないと言う方は少ないんですよ。それほど完成された構成と言えます。とても・・残念ながら・・・?おいしいです!イタリア好きが必ず一度は嵌った味わい!お奨めします!
イタリア■□ Mazzetti □■ ピエモンテ
マッツェッティ
● 飲んだ後はデキャンタとしても使用できるグラッパのセットです。子供の頃に洋画を見ると、必ずベッドの脇にブランデーなどのデキャンタが有って、それを美味しそうに飲む夫婦とか恋人たちとか・・良く見ましたよね・・。あんな感じでしょうか。使用しない時はフタが出来ますので、埃対策も出来ます。
あ、開けた正面に、マッツェッティの銅板が張ってあるのですが、両面テープなので落ちやすいです・・・。イタリア製なので・・気にされる方には向きませんが、無ければ無いで問題ないです。
● N.V. Grappa di Barbera Dali
グラッパ・ディ・バルベーラ ダリ
700MLのデキャンター1個にグラッパが入っています。
ブランデーグラスも2個付きます。豪華な化粧木箱入りです。
● N.V. Grappa di Moscato Miro
グラッパ・ディ・モスカート ミロ
700MLのデキャンター1個にグラッパが入っています。
ブランデーグラスも2個付きます。豪華な化粧木箱入りです。
【美しい化粧木箱に入ったグラッパセット!750MLデカンタ入り、グラス2個付きです。】
グラッパ入りのデカンタセットです。ご興味のある方へ。
ダリ
ダリ
ダリ
外形
ミロ
ミロ
ミロ
ミロ
スペイン出身の偉大な芸術家・ミロ、ダリの絵をあしらった芸術作品!
著名な画家達の作品にインスパイアされ、作り上げたコラボレーションアイテムです。それぞれに特徴的な品種の最高級グラッパを詰め、デキャンタとグラス底部に巨匠達の絵をあしらった芸術的作品です。バルーングラス2個とともに特製木箱に納められています。 マツェッティ社
フィリッポ・マツェッティ氏が最初の蒸留所をかまえたのは1846年に遡ります。当時は原料になるブドウの絞り粕を単なるワイン生産の副産物と考えていたため、現在のように選別、保存にそれほど注意が払われていませんでした。そのことに不満をもち、ワイン生産所を直接訪れ、最高のグラッパをつくるために、最高の絞り粕を求め歩くようになります。
マツェッティ氏が始めたこの旅から160年以上経った今、6代目当主のもとピエモンテ州産の17種類のブドウから作られる単一品種のグラッパを生産しています。
各品種の持つ本来の味わいと香りをしっかりと残すため、減圧蒸留によって、芸術品といってもいい洗練されたグラッパを作り出しています。
日本 ■□ Nannbu-Bijin □■ 岩手
株式会社 南部美人
●ついに大ブレーク?!巷で散々話題になっている、もと「久慈酒造合名会社」さんの「南部美人」、リミテッドバージョンのご案内です。
お付き合いのある地酒問屋さんのテイスティング会で、noisy も思わず「いいねえ!」と声を上げてしまったほど、さらに造りが良くなりました。以前から酒造りには定評が有ったのですが、今一歩あか抜けないところがあ
り、中堅としての地酒蔵に甘んじていた感じです。ところが、小仕込みにして、造りを再検証されたのでしょう。味わう酒全てにおいて、かなりのレベルアップ
を感じました。
震災後は、販売がむしろ増え、品物が全く無い状況が続いていましたが、ようやっとご案内できるようになりました!
◆ H24(2012BY) Nanbu-Bijin Tokubetu Junmai MurokaNama Gensyu
南部美人 特別純米 無濾過生原酒(赤)
◆ H24(2012BY) Nanbu-Bijin Tokubetu Junmai MurokaNama
南部美人 特別純米 無濾過生(白)
【一度飲んだら止められない?!】
はっきり言って予想以上の仕上がりでした。こんなに出来がよいのに¥3,000もしないんじゃ蔵元さんに悪いなあ..と思っています。 上立ち香(グラスから立つ香り)は控えめ、口中香(お酒を口に含んでから鼻に抜ける香り)は仄かでクリア..シビアに造られた良い吟醸のものです。しか
も、しつこくない..。香りは穏やかながら、舌触りは柔らか、新酒なのに渋みや雑味は無く、程良い膨らみを見せながら綺麗な減衰をしてゆきます。ほんのり
と甘く、ふくよかです。新潟系の辛いお酒とは全く違う、さりとて濃すぎて飽きがきてしまうこともない、素晴らしい出来ですね。敢えて言えば、十四代っぽい
感じでしょうか?あれほどは香りは強くないです。さり気ない感じですね。
今回は火入れ(温度を60度以上に上げて菌を殺すこと)、濾過はしないで出荷していただいています。白の方は、10%ほど調整しており、現在のバランスで美味しくいただけるはずです。燗はせず、8~12度でお召し上がり下さい。この季
節、赤ワインが美味しいですが、たまには趣向を変えてとっても「レア」な南部美人で一献..。まっこと素敵じゃないですか!
赤と白の違いは、瓶詰め時に割り水をしたかしないか・・だけです。マッタリとしたアルコールの密度の美味しさを感じられる赤と、比較サラリとした飲みやすさの白・・と言うところでしょうか。
味筋的には、今までの南部美人よりドライで、それでもしっかりとした味わいが有ります。きれいに膨らみ、無くなってゆく山本さんのお酒に対し、味幅のある自己主張をしっかりする岩手の酒です。お奨めします!
使用米 : 吟おとめ 精米歩合 :55% アルコール度 :赤17度 白15度
イタリア ■□ Borgo del Tiglio □■ フリウーリ
ボルゴ デル ティリオ
●とっても美味しいフリウーリの白ワインをご紹介します。端正でふっくらしていますが、適度にシマリが有り、美味しいイタリアンを食べたくなること必定です。
● 2010 Collio Bianco
コッリオ・ビアンコ
ヴィンテージが進みました!・・が変らずにとても美味しいです!
【このカッチリとしたミネラリティ溢れるバランスが美味しいんです!】
もし、今夜の晩御飯は、我が家で美味しいイタリアンにしようよ・・・ということで話がまとまりましたら、是非ともこのコッリオ・ビアンコをセレクトいただくと良いかと・・思います。勿論、ヴァレンティーニのエクストラ・ヴァージンも忘れずにお願いします。
フリウーリやコッリオのワインは、とてもアロマティックなのが特徴では有りますが、最近の方はどうかわかりませんが、香草に余り慣れていない日本人にとって、時折、
「鼻に付く」
場合が多いように思います。
要はバランスなんですが、そのバランスを造っているのが「畑」です。比較表面の、若い世代の土壌由来の葡萄から造ったワインは、どうしてもそんなバランスの良いミネラリティを得る事が出来ません。
このコッリオ・ビアンコは、むしろまだ若いんですが、実はこの若いバランスが実に秀逸なんです。勿論、大いに熟した状態のものが有れば問題ありませんが、中途半端に熟してしまうと、その若いバランスの美味しさが崩れ、ややシツコイ感じになってしまいます。これは、この辺りのミネラルの組成、土壌の組成に寄るものと思われますから、有る意味、特徴と言うべきなのでしょうが、より美味しさを目指すと、やや若目で飲むか、きっちり熟成させるか・・ということになると思います。
で、このコッリオですが、抜栓直後は、やんわりと新しい樽のニュアンスが漂い、徐々にレモンなどの黄色い柑橘や、白いフルーツ、比較重量感のあるナトリウム系のミネラルと石灰系ミネラル、ややカチっとしたボディから、さらに柑橘が漏れてくる・・・ドライながらややタイトな味わいです。飲んでいると、
「あ~、美味しいイタリアンが食べたい~!」
という気にさせられてしまいますので、この素晴らしいコッリオ(フリウラーノ、ソーヴィニョン、シャルドネ、マルヴァジーアの絶妙なブレンド)を開けようと思われましたら、美味しい食材を手に入れられることをお奨めします。きっと素晴らしい時間を過ごされる事でしょう。お奨めします。ワンクラス上のエレガンスをお楽しみください。
イタリア ■□ Valentini □■ アブルッツォ
ヴァレンティーニ
●大変お待たせいたしました・・・大量消費ワインのDOCに有って、きらりと光る個性を発揮しているエドワルド・ヴァレンティーニ。そこにはやはり、毅然としたワイン造りに対する哲学が有りました。目の届く範囲の畑から、収量を減らし、さらに良いものだけを選択する。その結果として、長熟さとエレガンス、高い評価を得たのです。
もとから数が無いのも幸いしてか、高名ワイン評論家さんの目には入っていないようです。が、イタリア国内ではガンベロ・ロッソはじめヴェロネッリでも最高の評価を得ています。
ヴァレンティーニさんのエクストラ・ヴァージン、5Lは限定数です。お早目にどうぞ。
N.V. Olio Extra Vergine di Oliva
オリオ・エクストラ・ヴェルジーニ・ディ・オリーヴァ
新物です!ワインではありません。素晴らしいオリーブオイルです。
(デザインは変更される場合が有ります。)
N.V. Olio Extra Vergine di Oliva 5000ML
オリオ・エクストラ・ヴェルジーニ・ディ・オリーヴァ 5リットル缶
ワインではありません。素晴らしいオリーブオイルです。
少なくてすみません!
(デザインは変更される場合が有ります。)
【 お待たせしました!新もの到着・・・イタリア最高のエクストラ・ヴァージン!】
今回は5リットルものも少量入荷しましたがこれはもう・・・滅茶苦茶安くて、750MLに換算すると2千円ちょっと・・・という価格です。これをお待ちの方が多くて、散々お待たせしてしまったので、これだけのために今回の新着を書いているようなものです。
で、やっぱり最高のオリーブ・オイルだと思います。新ものは香りも高く、むせるような複雑なアロマが有ると思います。やっぱりオリーブ・オイルは・・・本物はフルーツそのものなんだとの意識をされると思います。一瓶有ると、本当に幸せな食卓に変貌します。noisy
は何にでもかけてトライしちゃいますが、昨今のお勧めは(時折書いているかもしれませんが)、刺身にお醤油とこのヴァレンティーニのオイル +生姜などの香辛料です。勿論、イタリアンにはベストマッチングですが、夕食がたまたま和食で、どうにもこうにも赤ワインが合わない ぞ!と言う時に「ひと垂らし」。やってみてくださいね。超お勧めのオリーブ・オイルです!
P.S. 順子さんのボワ・ルカのお酢も相性ばっちりですよ。
ShinMem_Now_3.shtml#8117
ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ 2007 ヴィネーグル・ガメイ新着メンバー様価格 \500(外税)
イタリア ■□ KuenHof □■ アルト=アディージェ
クエンホフ
● 今まで散々、 「アルト・アディジェの三人組がどうのこうの・・・」 と noisy
も書いてきました。 ニードリストとバロン・ウィドマン、そしてピーター・ブリガーのクエン・ホフです。
ところが真打とも言えるクエン・ホフが全く出回らないのは何故??と思われていた方も多いかと・・思われます。noisy
でさえ、今までは1本たりともネット上には載せていませんでした。だってね・・・数が全く無いんですよね。
で、結局はご来店のお客様とか、たまたまタイミングが合った方とかに密かに販売させていただいていました。ネットで検索を掛けても、殆どまともな情報はありませんよ。でもワインは素晴らしいんです。
● 2011 Eisacktaler Sylvaner
アイザックタレール・シルヴァーナー
少々安くなりました!
● 2011 Eisacktaler Vertliner
アイザックタレール・フェルトリナー
少々安くなりました!
少なすぎて今まで飲んでなかったリースリングを飲みました~!抜栓直後はスタイリッシュで硬めですが、10分も経つと実にふっくらと柔らかさを見せてきます。ドイツはモーゼルのリースリングのような酸の高さは無く、さりとてラインのように低くなく、アルザスのリースリングGCとほぼ同じくらいの酸のレベルです。まだマッタリとまでは行きませんが適度な粘性が有り、リースリングの気品が、お食事のちょうど良いお供になる感じ。出しゃばりすぎず、不足無い・・実に考えられたと言うか、狙った?バランスです。
熟成もかなり狙えると思います。ナチュールに有りがちな不安定な要素は全く見えません!とても美味しいです!
【きっと素材重視の美味しいイタリアンを食したくなりますよ!! 】
10年以上を掛けて・・・ようやっとここまで入荷数を増やしていただけました・・・。それに、フェルトリナーは昨年も入ってきましたが、ゲヴェやリースリングは2度目です。noisy
も飲んだ事は無く、極一部のリストランテさんに行くだけだったと思います。
大変申し訳有りませんが、そんな状況ですので数量を守ってご注文ください。リーズナブルで高貴なアルト=アディジェの白です。どちらも超お奨めです!
P.S.今までの経験からシルヴァーナーとフェルトリナーは今からでもOKでしょう。リースリングは硬めだと思われますので、熟成させたほうが良いかと想像しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【まだ飲んでいませんが素晴らしいはずです・・ 】
何しろ毎年の入荷最大本数が3本ほどという、べらぼうに少ないワインですので・・北海道の×ドラさんとか平塚の××専務のところのページには、残骸らしきものが残っています。
張り詰めたボディを見事に閉じ込めたエレガンスあるミネラル感が特徴です。アルト・アディジェはミネラル感は凄いんですが、そこにエレガンスを見出すこ
とは少ないですね。おそらく地中深くの石灰的ミネラル分を葡萄の根が取り込むほど深く入り込まない、もしくは地表近くに無いのが原因で、普通の畑・樹では
表層のナトリウム的なミネラルを多く取り込んでいるため・・と勝手に想像しています。ブルゴーニュの石灰とはかなり違うのが普通ですが、クエン・ホフは近
いように感じました。
美味しい、美味しくないは2005年を飲んでないので判断できませんが、今まで何年か販売してきて、
「この間購入させていただいたクエン・ホフのワインって、もう無いですよね?」
と言わなかったお客様は今のところ一人もいません・・・(^.^;;
冗談に聞こえるかもしれませんが本当です♪♪
な訳で、何も言わずに1本お買い上げされることをお薦めします。今までは極一部のワインショップとレストランに細々を販売されてきたワイン、そして、誰も
がまた欲しがるワイン、それがクエン・ホフです。今回はなんと・・・12本も入荷いたしました・・。なんか、どこかのショッピングモールのしょうもない売
り文句みたいで気に入りませんが、まだ飲んでいない以上、それしか言いようが無いのが現実です。変なご紹介ですがお薦めします。
イタリア ■□ Kofererhoh □■ アルト=アディージェ
コフェレルホフ
● アルト=アディージェのワインは中々良いのに巡り合えなくて困っていたところ、クエンホフの対抗馬になりうるポテンシャルを持った新しい造り手を見つけました・・!
ステンレスタンク系のスッキリした味わいで、香り高いが臭くなり過ぎる嫌いの有るアルト=アディージェの中にあって、ちゃんとバランスを生み出せる造り手さんです!
● 2011 Sudtirol Brixner Eisacktaler(Valle Isarco) Sylvaner
ズュッティロル・ブリクナー・アイザックタレール(ヴァッレ・イザルコ)・シルヴァネール
● 2011 Sudtirol Brixner Eisacktaler(Valle Isarco) Pinot Grigio
ズュッティロル・ブリクナー・アイザックタレール(ヴァッレ・イザルコ)・ピノ・グリージョ
● 2011 Sudtirol Brixner Eisacktaler(Valle Isarco) Vertliner
ズュッティロル・ブリクナー・アイザックタレール(ヴァッレ・イザルコ)・フェルトリナー
● 2011 Sudtirol Brixner Eisacktaler(Valle Isarco) Riesling
ズュッティロル・ブリクナー・アイザックタレール(ヴァッレ・イザルコ)・リースリング
コード違いを訂正しました。
【これは素晴らしいです!!クエンホフのライバルと成りうる!ガンベッロロッソの最優秀白ワイン(2009年)にも輝いたそうです!
】
日本には10ケースほどずつしか入っていないようです。他にもミュラートゥルガウやゲヴュルツなども有るようですが、最初なので4アイテムを全てテイスティングしました。その結果、
「次は全部試してみたい・・」
と思わせるものだったことをお知らせしたいと思います。
今回ご紹介させていただく4アイテムは、どのアイテムもとても美味しいです。しっかりとミネラルが有り、たっぷりしているけれど有り過ぎず、端正だけれど不足していない・・実に嬉しい味わいでした。
クエンホフとはミネラルの出方が違うと思いますが、クエンホフはどちらかと言うと、クリスタルのような輝きを持った、比較「カチッ」とした硬質なミネラリティです。磨かれた鉱石のようでツヤツヤと光っている感じです。
コフェレルホーフは反対にツヤツヤと光るまでは磨かれた鉱石のようではなくて、よく見ると表面に凹凸が有り、、まるで襞のように要素がはまっている感じです。滑らかでは有るのですが、表情は出やすく、より柔らかさを持ったミネラリティのようです。
それに、コフェレルホーフは、ハーブやミントのニュアンスをその表面に出していますが、気品を失わない程度の繊細なものと量で、クエンホフが内部にそれを抱擁しているのとは違うように感じました。
シルヴァネールは安いですが実にマリアージュさせやすい感じです。柔らかで、ミネラリティもフワッと香ってきます。強すぎない香りが実に良い!最初はここから試してみるのが良いかもしれません。
ピノ・グリージョは実に難しい品種です。いや、造るのはどうか判りませんが、滅茶苦茶美味しいピノ・グリージョには出会ったことは無い・・でもこのアイテムは、かなり良いです。開けたては少し硬いですが、10分もすると膨らみ始めます。独特の蒼さ、明るいオレンジ系のニュアンス、ハーブやミントも、とてもナチュラルで淡い香りで好ましいです。これは新鮮な野菜をヴァレンティーニのオイルで食べたくなるな~!
フェルトリナーは・・さすがでした。この辺りはオーストリア帝国でも有った時期が有りますから、品種的にも同じなんですね。ガイヤーホフのフェルトリナーにも負けないほどのエレガンスを持っていると思います。でもミネラリティの出方はクエンホフとの違いのように、やっぱりソフトですね。ここがこの造り手の特徴でしょう。2~3年寝かすと、大きく育ちそうなポテンシャルが有ると思います。
面白かったのはリースリングです。さすが、今回のアイテム中、一番高いだけ有って、自信もあるのでしょう・・。黄色い果実、蜜がナチュラルに感じられ、張りの有るボディとマッタリ感が素晴らしいです。このワインだけ飲んでいても行けちゃうだけのパワーが有り、同時期に飲んだクエンホフのリースリングとの比較が楽しいです。ここは、少し柔らかいミネラルの襞と、クリスタルのようにテカテカ磨かれたミネラルとの違いがモロに感じられました。
数量は少ないです。とても美味しいイタリアの白・・・イタリアの白ではいつも泣かされているnoisy
が推せるのですから、まず間違いないです!ご検討くださいませ!
イタリア ■□ Salvioni la Cerbaiola □■ トスカーナ
サルヴィオーニ ラ チェルバイオーラ
●心を震わす感動を与えてくれるワイン..。ブルネッロの中のブルネッロ..。そんな感じがします。エノロゴは「追っかけ」さえ出てきそうなアッティリオ・パッリです。
サルヴィオーニさんのワインは、リリース直後から美味しく戴けますが、真価を発揮するのはブルネッロで10年は掛かるでしょう。早めに飲んでも充分に美味
しいので、その本質に迫ることはかなり難しいと思います。その前に、まず手に入れること...。それが一番難しい!
● 2007 Brunello di Montalcino
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
アドヴォケイトも美味しさに気付いた?・・なんと97Points!
【グレートな2007年ブルネッロ!価格も実にリーズナブル!】
何故か、とても久しぶりの入荷になってしまいましたが、noisy も大好きな生産者で有り、昔から探し回って何とか入手しては、皆さんにご紹介させていただいていたサルヴィオーニです。その頃は正規のエージェントが無く、ブローカーを探しては入手していたものです。エノロゴはアッティリオ・パッリ。しなやかで深遠な味わいを造り出す天才です。
2007年のブルネッロは、日本にはほとんど入ってきておらず、ブローカーを通じて何とか入手しました。探してみてください・・・アドヴォケイトでは、サルヴィオーニとしては最高の97Points
maturity Now~2032 と言う評価です。アドヴォケイトでは、偉大だと思われた1997年でも93Points止まりで、サルヴィオーニ・ファンの憤りが有ったのを覚えています。
まあ、このワインを「サクッ」と開けてしまう方はいらっしゃらないとは思いますが、少なくとも2015年頃までは手を付けない方が良いでしょう。その前でも美味しくは飲めますが、勿体無いし、何よりも本質が見えては来ません。ただ、アドヴォケイトが飲み頃を「今~」としている点が気にはなりますけどね。気になる方にお奨めしたいと思います。是非ご検討ください。
イタリア ■□ la Biancara □■ ヴェネト
ラ ビアンカーラ
● 久しぶりのラ・ビアンカーラが到着です。ビオですが、気にしなければビオを意識せずに飲み終えているでしょう。そして、白の生産地ですので、やっぱり白が旨い!赤は愛らしい味わいです!
● 2010 Rosso Masieri I.G.T.
ロッソ・マシエリ
【充実した果実味!安心感に溢れた自然派ワインです! メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%で、真っ赤な果実が愛らしいです!】
ガンベッラーラですからソアーヴェの近隣にあります。品種はメルロ85%、カベルネ15%というセパージュです。ヨスコ・グラヴネール氏やエドアルド・ヴァレンティーニ氏らと理論を同一に栽培・醸造しているのがアンジョーリノ・マウレ氏です。中域を赤紫でビッチリ隙間無く染め上げた、充実感・ボリューム感ある果実味が特徴で、
「ちょっとしっかりした果実味のピュアな赤ワインが飲みたいな!」
という気分のときにビッタリ当てはまる味わいをしています。
さりとて気分屋で、何時あけたらいいのか判断がつかないような難しいワインではなく、気取り無く安易に開けても全方位外交をしてくれますので、安心できますよね。しかも、しっかり濃くても疲れないのがビオ系ワインの良いところ!それに変な還元香も全く感じませんし・・・、いや、移動直後はもしかしたら少し出るかもしれませんので、できれば3日ほどは休息を与えて上げてくださいね。そこだけご注意下さい。美味しく飲めてナンボのデイリーワインですから、キッチリ美味しく飲んであげましょう。超お薦めのデイリー!2011年ものはメルロが85%も入って、何となく得したような気持ちになっていただけるでしょう。飲んでみてください。お薦めです!
アメリカ■□ Kistler Vineyards □■ カリフォルニア
キスラー ヴィンヤーズ
●こってり系のカリフォルニア・シャルドネのイメージにぴったんこ合いそうなキスラーの、フランス的なネーミングの「レ・ノワゼッティエール」をご紹介します。
エージェントより
作家志望だったスティーブ・キスラー氏は、スタンフォード大学で語学を専攻していたが、ワインの魅力にとりつかれてしまった。以来、醸造家を目指し、
マーク・ビクスラー氏の協力のもと、1978年にキスラー・ヴィンヤーズをソノマ郡、ルシアン・リヴァーに設立した。現在、49ヘクタールの自社畑を所有
し、20ヘクタールがルシアン・リヴァー、13ヘクタールがソノマ・マウンテン、12ヘクタールがソノマ・ヴァレーにある。畑のほとんどにはシャルドネが
栽培され、一部にはピノ・ノワールが植えられている。キスラーは複数の自社畑から異なるワインを出荷しているが、ほとんどの発酵は天然酵母が主体で行わ
れ、マロラクティック発酵と熟成もそのまま小樽で行われているのが特徴。
カリフォルニアの最も優秀なワイナリーの一つであるキスラーは、ソノマ郡の数箇所のエリアに畑を所有しています。この『レ・ノワゼッティエール』はルシ
アン・リバー・ヴァレーで造られました。
● 2010 les Noisetiers Chardonnay Sonoma Coast
レ・ノワゼッティエール・シャルドネ・ソノマ・コースト
【価格は安いと思いますよ..】
まさに「たっぷりした果実味」「充分な樽香」「過熟したフルーツ感」を味わうにはもってこいでしょう..。noisy
の趣味では有りませんが、世界に認められた味わいです。業界最安値に...近いと思います。
エージェント情報
◆ウニコ・レセルヴァ・エスペシャル
ベガ・シシリアの中で、最も価値のあるワインである「レセルヴァ・エスペシアル」。 ヴィンテージ表記はされていませんが、平均熟成年数30年と言われています。 このワインは、3~5種類の異なるヴィンテージがブレンドされているノンヴィンテージワインで、毎年11個の選ばれた樽からのみ造られるます。以前は、市販されておらずオーナーの親しい友人にだけ贈られていたという、 とてもレアで贅沢なワインでもあります。
今回入荷したロットでは、1991年、1994年、1999年ヴィンテージのキュヴェがブレンドされており、パーカーポイントはさすがの97点。
◆ウニコ
ご存知の通り、スペインの至宝とまで言われる最上級ワイン「ウニコ」。 生産者のヴェガ・シシリアはリベラ・デル・ドゥエロにボデガを構えていますが、ブドウの出来が良い年しかウニコを手がけず、さらに1990年ヴィンテージからは自社畑のブドウのみを使用する、という徹底的なこだわりぶりを見せています。
10年以上の熟成を行いますが、その間10回以上も樽を変え澱引きを施すため、自然な清澄が行われて透明度が高まり、瓶詰め時のフィルターも最小限に抑えられています。瓶詰め後もセラーの中でじっくりと熟成され、醸造責任者が飲み頃になったと判断した時点でリリースされます。
色合いはブラックベリーなどが強烈に濃縮したもので、蜂蜜のような独特で刺激的な甘味が舌先に感じられます。そして途方もなく長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶに相応しい風格と威厳を備えています。
スペイン■□ Vega-Sicilia □■ リベラ・デル・デュエロ
ヴェガ=シシリア
● 泣く子も黙る存在感??ウニコのご紹介です。ホント、素晴らしいワインです。機会が有ったら..是非是非!
● 1987 Unico Ribera del Duero
ウニコ
【世界最高のワインのひとつ! 】
「もし1本だけ好きな赤ワインを選ぶとしたら?」
と聞かれて答えなければならない、としたら、あなたはどうしますか?
回答者がnoisy だったら、
「予算があったらウニコ」
と答えるかもしれません。それほどまでに官能的で外れが少なく、みんなを満足させる能力があると考えるからです。
基本的にテンプラニーニョから造られるウニコは、英語の「ユニーク」と同義で、「唯ひとつの~」という意味です。また、ウニコが造られるのは良い葡萄が
採れたヴィンテージのみ、しかもリリースまでに最低10年は掛かるという、モンスター級でもあります。アドヴォケイトでは1987年が92点です。
とは言え、そうそう手が出る価格帯じゃ無いですよね。でも何かの記念になるヴィンテージにこのウニコが造られていたら、セラーに保存しておくことをお奨
めします。ワインはこんなに香るものだったんだ、とか、こんなに余韻が長いなんて!と、初めてワインにのめり込んだ時のことを思い出させてくれると思いま
す。
またレセルヴァ・エスペシャルは、複数年をブレンドして最高のワインを造り出そう・・そんな意志で創っている希少なアイテムです。以前は販売すらされていませんでした。今回のロットは91年、94年、99年のブレンドです・・。アドヴォケイトは圧巻の97ポイント!noisyもこれは飲んだ事が無い・・です。飲んでみたい!・・ご検討ください!
エージェント情報
◆ウニコ・レセルヴァ・エスペシャル
ベガ・シシリアの中で、最も価値のあるワインである「レセルヴァ・エスペシアル」。 ヴィンテージ表記はされていませんが、平均熟成年数30年と言われています。 このワインは、3~5種類の異なるヴィンテージがブレンドされているノンヴィンテージワインで、毎年11個の選ばれた樽からのみ造られるます。以前は、市販されておらずオーナーの親しい友人にだけ贈られていたという、 とてもレアで贅沢なワインでもあります。
今回入荷したロットでは、1991年、1994年、1999年ヴィンテージのキュヴェがブレンドされており、パーカーポイントはさすがの97点。
◆ウニコ
ご存知の通り、スペインの至宝とまで言われる最上級ワイン「ウニコ」。 生産者のヴェガ・シシリアはリベラ・デル・ドゥエロにボデガを構えていますが、ブドウの出来が良い年しかウニコを手がけず、さらに1990年ヴィンテージからは自社畑のブドウのみを使用する、という徹底的なこだわりぶりを見せています。
10年以上の熟成を行いますが、その間10回以上も樽を変え澱引きを施すため、自然な清澄が行われて透明度が高まり、瓶詰め時のフィルターも最小限に抑えられています。瓶詰め後もセラーの中でじっくりと熟成され、醸造責任者が飲み頃になったと判断した時点でリリースされます。
色合いはブラックベリーなどが強烈に濃縮したもので、蜂蜜のような独特で刺激的な甘味が舌先に感じられます。そして途方もなく長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶに相応しい風格と威厳を備えています。
イタリア ■□ Gaja □■ ピエモンテ
ガイア
● 古酒です。1967年は45歳、1964年は48歳・・・。枯れ始めている味わいだと想像されます。有る意味、45年間以上もの長きに渡り貯蔵してくれていたのですから・・高くは無いと言えるでしょう? しかもガイアのバルバレスコ。きっとそこには今までの世界とは違った何かを発見されるに違いありません。
【そろそろ半世紀・・・完熟どころの話しでは無いでしょう・・】
1967年は平均的より少し良く、1964年はグレートなヴィンテージです。色合いはやや薄めで輝きが有ります。澱が下に「どっか~ん」と出ているような、分離し始めた状態には至ってはいません。超古酒と言って良いでしょう。随分と昔・・noisyも販売しました・・ので、
「昔はもっと安かったよね?確か飲んだかな!」
とおっしゃるお客様もいらっしゃるかもしれませんね。
この位に古くなると、開けて飲めただけでも感動してしまいますが、それでもキチッと飲んであげて欲しいですね。到着してすぐ開けるなどというのは持っての他・・です。今更どれだけ休養をさせたからと言って、一気には年を取りません。それよりも、どのように開けるか、誰と開けるかをお考えいただき、
「コルクが柔らかかったらどうするか」
「コルクが石のように硬かったら・・どう対処するか?」
「必要なものは・・何?」
「パニエで開けるか、立てたまま揺らさずに開けるか」
「グラスは何を用意しよう?」
「あ、あの人は67年生まれだっけ・・?」
「駄目だった時は代わりに何を出そうか・・」
など、想いを巡らしつつ、準備しつつ、ガイアの古酒バルバレスコに休養を与えてあげてください。
いつものように、古酒に関しましてはお客様のご購入責任にてお願いいたしますね。ご検討ください。半世紀近くを生き残ってきた希少なバルバレスコです!
イタリア ■□ Tamellini □■ ヴェネト
タメッリーニ
● 魚介類の美味しい季節になってきました。皆さんは何でも赤ワインばかり飲みたがりますが、マリアージュを考えたら白ワインは必需品ですよ。
そうだ、どうせ飲むんだったら2本一緒に開けてはいかがでしょうか?全部飲む必要は有りません。1本は白にしていただけば、魚系やあっさりしたものは白
で、重めのものなら赤という、ささやかな贅沢が可能です。もっとも若いワインに限ります。古酒はさっさとその日に飲んでしまいましょう。残ったワインは翌
日か翌々日にまた楽しむことができます。まあ、noisy の場合は常に何本か開いていますので、赤白両方楽しめることも有ります。でも、
「どうすんのよ、こんなにボトルばっかり沢山テーブルに乗っけて!」
と、とても怖い方に怒られる毎日では有ります。
冗談はさておき、今回の隠れたメインエベントがこのタメッリーニです。滅茶苦茶状態が良いです。しかも滅茶苦茶旨くて滅茶苦茶安い!と思います。ふかふ
かとした畑が目に浮かんでくるような、そんなソフトさを持ちながら、口の中が薄辛くならないポテンシャルの高さを持っています。
ヴィンテージ変更!2010年も美味しいです!
注:スクリューキャップになりました。
【良い感じの仕上がりです!】
ガルガーネガ種によるソアーヴェです。ソアーヴェは、今ではピンキリが有るワインですが、そうは言っても、ブルゴーニュの偉大なシャルドネにはどんなことをしても及びません。反面、比較的軽く仕上げると、飲みやすくて充分と言えるレベルの深みの有る味わいが得られます。また、良い区画の葡萄を過熟させることによって糖度を上げ、質感を上げることにも成功したワインです。
しかし、ソアーヴェと言いながらも、独特な茶掛かった色合いの無い、真っ白に近いものも有り、
「ん?・・これ・・ソアーヴェなの?フラスカーティみたい・・」
に思えることも有ります。ソアーヴェには独特のコクもあるのが特徴です。
そんな中で、クラシコと名付けられたものは、より限定された地区で生産されます。そして、このタメッリーニは、中でも高質な仕上がりをしている素晴らしいカンティーナです。
ほんのりとした麦わらのニュアンスにわずかな煙り、どこか遠くに見える蜜のニュアンス、薄い緑や白の花、そしてとてもソフトでしなやかなミネラルにつつまれます。雑草が生い茂った畑はとても
ふかふか で、微生物たちが動き回っている様が想像できるようでも有ります。甘くなく、ドライながらもエキス分の張りと旨みがボディを支え、とても心地よい収束が長く続きます。
そうは言っても、若干の若さが有りますので、2003年のあの柔和で多弁な表現を期待はしないでくださいね。とても美味しいガルガーネガ種です。お薦めします。
● 2009 Soave le Bine de Costiola
ソアーヴェ・レ・ビーネ・デ・コスティオーラ
ご好評につき通常のソアーヴェが無くなってしまいましたので急遽ワンクラス上のアイテムをご案内です。かなり昔に書いたコラムの文章ですが、そのまんま生かせると思いますので・・・ご検討くださいね。
【さすがに畑名付き!凝縮感に差がでます!ホント旨いです..
】
やっぱ白だね、じゃなくて、さすがですね。上級キュヴェだけのことはあります。味わいは、昔ご紹介させていただいて大変な評判をいただいた、柔らかなソ
アーヴェをふた周り大きくして、さらにキレを持たせたようなものです。また、ミネラルの存在は倍近いものがあり、よりポテンシャルがあると感じます。
まあ、大体、上と下が有れば、上の方がより旨いんです。そりゃそうです、その辺りはちゃんと確かめてからオファーしてますから..。状態・味わい・価格
は妥当か、現状で満足できる味わいか、将来的なポテンシャルを見るかなどなど..結構苦労しながら飲んでるんですよ~。ただ飲みたくって飲んでるって訳で
も無いんです。いや、最近は区別が出来ない状況であるのは間違いないですが!
味筋としましては、秀逸なソアーヴェ(ソアーヴェを名乗ってはいないが..)を造る アンセルミ
と比べても遜色ないどころか越えている部分も感じられます。アンセルミの切れ味良い「剛」を感じさせるワインに対し、タメッリーニは「しなやかさ、柔」を
強くイメージさせます。特にこのレ・ビーネは上級キュヴェということも有ってか、しなやかさを無くさずに凝縮感やエキス感を感じさせてくれます。
以前にご紹介した2003年はタイミングのせいかほぼ全開状態で、2004年のこのレ・ビーネよりもソフトさとまったり感が出ていました。この2004年は、
「ソアーヴェらしい麦わらや生き生きとした青っぽい蔓のニュアンス」
がピュアさや硬質感をプラスしています。是非飲んでみてください。と言うわけで一押しです。是非セラーに数本!置いてあげてください。旨いです。
イタリア ■□ Elio Altare □■ ピエモンテ
エリオ アルターレ
● エリオ・アルターレさんの新ヴィンテージものが到着です。noisy はいつも、彼のバルベーラ・ダルバに90点以上付けてしまいます。エチケットを見ながらでも、また、リアルのテイスティングのようなブラインドでもです・・・ちゅうことは、本質的、本能的に「傑出格である」と判断していると言えます。
アルターレさんのワインは、性格的にパワフルさとエレガンスという、相反しがちなものを持っています。ですので、冬場の品温が下がり勝ちな季節には、
「めちゃんこ旨い!」
です。全てのアイテムがお奨めです。飲んでみてください!
ところでnoisy も大好きなアルターレさんのワインなんですが、このアルターレさんの輸入元であるラシーヌさんの取締役、ワイン業界の重鎮でいらっしゃる塚原正章さんの連載コラムを毎月楽しく拝見させていただいています。今月も思わず笑っちゃう・・・言い得て妙・・さりありなん・・と思わせる素晴らしい文章でした。「ワイン通より人間通」と題されたコラムですが、特に「ワイン通はいない」とか、「ワインなんとかの資格には授与者側のみにメリットがある」とか・・・あははははは・・・もう最高!是非お読みいただきたいと思います。さすが御大!まるっとまるまるお見通しです。
http://www.racines.co.jp/essay_archive/tsukahara/31.html
● 2010 Barbera d'Alba
バルベラ・ダルバ
とっても美味しい!ラズベリー風味の凄い奴!かなりリーズナブルになりました!
【ジューシーなバルベーラに、しっとりドライなドルチェット!旨いです!】
「もう少しドルチェットとバルベーラの入荷量があったら、もっとアルターレさんのワインを多くの人に知っていただけるのに・・・」 と常々思ってい
ました。だってね・・・この10年近くの間、毎年戴いてはいましたが、全部で3本とか6本とか・・・、そんな数ですよ。いや、文句を言ってるのでは無く、
あくまで希望を持っている訳でして、やっぱりこのベースになるべきワインを、数多くの方に知っていただくことが皆さんの幸せに繋がるんじゃないかな?とい
うことなんですね。
「ドルチェットってどこか締まりが無いしエレガンスも無い・・バルベーラは酸っぱいだけで、やっぱりネッビオーロだよね、ピエモンテは!」 という方にこそ飲んでいただきたいこの二アイテムです。
今まで散々リアルワインガイドのテイスティングでブラインドをやっていますが、まあ、その場にいらした方ならおそらく覚えているんじゃないかと思います。
アルターレさんのバルベーラには、毎回、同じように高ポイントを付けてしまうんですね。凝縮感、美しさ、強さ、エレガンスのベクトルが丸い円を描いてい
て、全く文句の付けようのないバランスをしているせい・・・だと思います。まあ、おそらく、リアルのメンバーは呆れているんじゃないかな・・・はは
は・・。
旨いものは旨い!不味いものは不味い!と、noisyの内的には矛盾せずにハッキリしていますので、そういうことになってしまうのでしょう。また、ドルチェットのエレガンスも素晴らしいものが有ります。 「ん?ドルチェットにエレガンス??」
などと思っている方もいらっしゃるんでしょうね。世の中にはちゃんと在るんですよ!もし飲んでみて判らなければ、比較テイスティングが良いでしょう。何と
比較しても良いと思います。違う生産者の同じドルチェットでもOKです。超お奨めの二アイテム!今回は多めに購入できましたがお早めに!お奨めいたしま
す。
● N.V.(2010) l'Insieme Rosso V.d.T.
リンシエーメ・ロッソ
● 2008 Langhe Rosso Arborina
ランゲ・ロッソ・アルボリーナ
● 2008 Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
● 2008 Langhe Rosso Larigi
ランゲ・ロッソ・ラリジ
お一人様1本限定
● 2007 Barolo Vigneto Arborina M.G.
バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ・マグナム
● 2005 Barolo Cerretta Vigna Bricco
バローロ・チェッレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ
ファースト・ヴィンテージ?(初輸入)でトレ・ビッキエーリ!
【バローロ2007も素晴らしい!まさに改革派のバローロです!】
どうしても我々ワイン屋は、
「そんなことは判っていて当然だから・・・」
という面を捨て切れません。足し算・引き算を理解している人には、
「1+1は2だから・・・」
という説明をしないのは当然ですから・・・、という考え方です。
この、エリオ・アルターレは偉大な生産者ですから、知っていて当然と考えてしまうんですが、どうやら一般的にはそこまで認知されていないのでしょう。考
えてみれば当然かもしれません。毎年極少量のみが日本にはいっているだけですから、類稀なコストパフォーマンスを見せるドルチェット・ダルバやバルベー
ラ・ダルバでさえ、時には売れ残ることも有るようです。
今回入ってきたのは高級ワインばかりですし、ほんの少量ですから、その背景だけ説明させていただきますね。
まず、バローロはおそらくラ・モッラの産で2007年です。長い熟成を要求されるバローロに有って、アルターレとしてのバローロの定義を完結させています。実はすでに美味しく飲めるんですね・・・。noisy
も、その改革派バローロの真髄を堪能させていただきました。勿論、タンニンはしっかり有って、口内をネバネバザラザラにしてくれちゃいますが、この質が実に良質で甘いんですね。時間の経過に比例して、より鮮明な、理知的な味わいに変貌して行くでしょう。間違いの無いバローロですし、2005年はついに新着で税別1万を切りました!
その他のランゲシリーズは2008年です。このヴィンテージの差にもアルターレの反骨が見て取れます。
◆ランゲ・アルボリーナ
バローロ・アルボリーナというワインも本来なら有りますが、こちらはネッビオーロ100%の、クリュ・アルボリーナの、バローロにしなかったワインで
す。バローロの法定熟成期間は長すぎる・・・という意思が感じられます。とんでもなく素晴らしいワインです。(未試飲)
◆ランゲ・ラ・ヴィッラ
ネッビオーロとバルベーラをセパージュしているラ・ヴィッラ。今年アルターレさんが初来日されたときに、noisy
が瓶を抱えて飲んでいたのがこれ・・・。官能さ溢れる味わいにノックアウトされました。アルターレ自身が考える「la
villa」(別荘?もしくはフランスのVillage を意識しているか) なのでしょう。
◆ランゲ・ラリジ
世界最高のバルベーラと言えるワイン。歪曲ですがブルゴーニュで言えば、グラン・クリュ・ミュジニーにガメイを植えているようなもの。これが凄い・・・・。(未試飲)
◆リンシエーメ
カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットという、栽培している全ての品種を使用したアグレッシヴなアルターレの一面を覗かせ
るワイン。全て、とか、仲間、を表現している。以前のヴィンテージはかなりパワフルな味わいだった。(未試飲)
◆バローロ
定番のバローロ、ラ・モッラ産です。新樽の効果がタンニンの出やすいネッビオーロをソフトに、しなやかにする技術はアルターレならではです。リリースより5年も経つと、実に素晴らしい!今でもジューシーな味わいで飲めます。熟すと官能的!
◆バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
アルターレさんのバローロのトップ・キュヴェです。こちらはバローロ2007とは違って、少し寝かせたほうが良いと思います。(未試飲)
◆バローロ・ブルナーテ
こちらは希少なブルナーテのクリュもので、2007年がラストです。マレンゴから貰っていましたが、もう貰えなくなったようです。ややこってりとした味わいだと思いますが、こちらも3~5年ほど寝かせることをお奨めします。
◆バローロ・チェッレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ
ブルナーテの代わりに入手したのでしょうか。昨年度(現行)のガンベロ・ロッソで、いきなりトレ・ビッキエーリでした! セッラルンガのクリュですから、アルターレのラインナップでは最もパワフルな味わいに仕上がっているものと思います。初登場です!
飲んだことが無い方がほとんどでしょう。そして、バローロというワインには裏切られ続けてきた方も多いはず。名前だけのバローロが席巻する中で、間違いなく代表する生産者と言えるでしょう。お奨めします。
イタリア ■□ Antinori □■ トスカーナ
アンティノリ
● 凄く久しぶりにアンティノリのトップ・キュヴェをご紹介します。古酒ですね。ソライア・・久しぶりに飲みたいな~!
【スーパー・タスカンの代名詞のひとつです!】
古酒で正規ものでは有りませんが、コンディションは良いと思います。僅かにスレが有ったり、薄汚れは有りますが、1991年だと21年、1995年で17年ですから・・・。1990年台も遠くなったものですね。
もともとはティニャネッロの畑で植わっていたキャンティ用の葡萄から、混醸用の白葡萄を引っこ抜いて、キャンティとしてリリースしないものがソライアでした。ティニャの畑は銘醸畑として有名だったので、名前よりも豊かな味わいを求めた結果でしょう。
価格はリーズナブルだと思います。ですが、かなりの古酒です。色合いも健全ですが、内容の保証が出来るものでは有りません。ご検討くださいませ。
スーパートスカーナの草分け的存在であると言われる「ティニャネッロ」ですが、 その初ヴィンテージは1971年。ファーストヴィンテージは、サンジョヴェーゼと カナイオーロ・ネロ、マルヴァジーアを混醸して造られたとのこと。そしてその後、 カベルネ・ソーヴィニヨンを混ぜ込むようになり、現在に至ります。 なお、アンティノリ作のもう一つのスーパートスカーナ「ソライア」は、カベルネ・ ソーヴィニヨン75%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・フラン5%の割合で、 ティニャネロよりも力強い味わいが特徴。
イタリア ■□ Luciano Sandrone □■ ピエモンテ
ルチアーノ サンドローネ
●さて、バローロボーイズの重鎮、エレガンスの極みとも言えるピエモンテのワインを造り出している「ルチアーノ・サンドローネ」さんの秀逸なワインのご紹介です。
サンドローネさんのワインを一言で表すとすれば..「ピエモンテ究極のエレガンス」です。しなやかでバランスに優れています。是非とも..飲んでいただきたいと思います。
● 2007 Barolo Cannubi Boschis
バローロ・カンヌビ・ボスキス
このところのユーロ安で最安値です!
【アドヴォケイトは97+!!..】
ラシーヌさんがサンドローネの扱いを止めてしまいましたんで、しばらくやってませんでした。でもブローカーから品質の良いカンヌービ・ボスキス2007が手に入りましたのでご紹介します。まぁ、皆さん、良くご存知ですから、説明も必要ないかと思いますけど。
カンヌービ・ボスキスはバローロのクリュです。良いバローロになります。バローロのロマコンだそうです・・肯定も否定もしません・・。カンヌービは、結婚とか協調とかのコンヌビオから来たように言われているようですが、noisy
的には Cannabis、つまり大麻、麻から来てると勝手に思ってますよ。昔は畑のアチコチに生えてたんじゃないでしょうか・・違うか!
ま、名前なんて、そんなものだと思うんですよね。原っぱだった田んぼだから原田・・、風通しの良い「林」とか・・そんな単純なものから来ているはずです。でも、そんな単純な、風通しの良い、土が良いから良い葡萄が取れるようになったんでしょう。
バローロのロマコン・・・ま、それで良いじゃ無いですか!サンドローネならではのビロードのテクスチュアをお楽しみ下さい!リーズナブルに仕上がったと思います!
イタリア ■□ Siro Pacenti □■ トスカーナ
シロ パチェンティ
● 若手でも有り、しかもサルヴィオーニとは造りが全く正反対・・でも、アドヴォケイトの評価はとても高い・・。近代的な味わいのブルネッロと評判の、シロ・パチェンティをご紹介します。
● 2006 Brunello di Montalcino Pelagrilli
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ペラグリッリ
【パチェンティではエントリーレベルのブルネッロがアドヴォケイト93点!?】
とてもクリーンで現代的なブルネッロです。パチェンティでは若木なので、通常のブルネッロとは分けているそうです。余り飲む機会が無かったので、今回購入し、ようやくテイスティングしました。なるほど・・と思うような味わいでした。
サルヴィオーニやカーゼ・バッセとは、対照的な味わいのブルネッロでした。自然を大事にした大樽系のブルネッロに対し、発酵後にバリックで熟成させるやり方ですね。こういったアイテムですと、例えばバローロが参考になるかと思いますが、アンジェロ・ガイアやエリオ・アルターレ的な・・ブルネッロですね。ま、アンジェロ・ガイアの方が味わい的には近いかもしれません。
ブルネッロの場合、4年の熟成期間を必要とされますので、その間に若い果実の風味が消えてしまいます。長い熟成を考えた場合、バリックの使用は、それを抑える方向に働くようです。ですので、このシロ・パチェンティのペラグリッリも、赤い果実のニュアンスがバッチリ残っていて、大樽系のブルネッロにはない若さに満ち溢れているんです。
黒や赤の果実、わずかに樽、比較的強い性格だと思われる。ミネラルがテカテカしている感じ。アルコール分も良く出ていて、こなれているように見えるが熟しきってはいない。少し硬めの風情から徐々に緩みを見せるものの、まだまだ若さをアピールしてくる。その若さがこのブルネッロの特徴だろう。充実した味わい。
かなり上質な味わいです。アドヴォケイトも93点付けているようですが・・・、カーゼ・バッセやサルヴィオーニに一体何点付けているのかな?と考えると、ちょっと、
「何だかな~!」
です。
いや、パチェンティをけなしているんじゃなくて、パチェンティのこのペラグリッリが93点なら、サルヴィオーニやカーゼ・バッセがそれ以下ってことは無いだろう!と云う意味ですよ。
とても充実した、トスカーナのパワーを感じさせてくれるブルネッロでした。価格はとっても安いと思いますので、是非飲んでみてください。お奨めします!
■エージェント情報
「ペラグリッリ」はパチェンティの所有する畑の中でも比較的樹齢の若いブドウから造られたキュヴェで、2006年がファーストヴィンテージとのこと。
しかしながら、若い樹とはいってもワインにとって十分な樹齢に達したと判断されたため、2006年よりボトル詰めを開始したそうです。
ちなみに、現在シロ・パチェンティからは3つのブルネッロがリリースされており、こちらの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ペラグリッリ」はエントリーレベルとしての作品、そして「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」はスタンダードアイテム、そしてこれらの上級キュヴェに「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・PS」(ファーストヴィンテージは2004年)があります。
今回ご案内する「ペラグリッリ」のヴィンテージは2006年、パーカーポイントは93点です。イタリアにおける2006年ヴィンテージの安定感が記憶にある方でしたら、この造り手・ヴィンテージがこの価格で入手できるチャンスを見過ごすわけにはいかないはずです。
イタリア ■□ Roberto Voerzio □■ ピエモンテ
ロベルト ヴォエルツィオ
●凄く久しぶり・・でヴォエルツィオのワインをご紹介します。今は価格も凄く高くて、コンディションも不安なものが多く感じられたので、ほとんど仕入れていませんでした。今回はリーズナブルでしたので、何とか・・です。
● 2004 Barolo Rocche dell'Annunziata Torriglione
バローロ・ロッケ・デッラヌンツィアータ・トッリニョーネ
わずかにスレたような汚れが有ります。ご了承下さい。
【2000年からリリースの比較的エレガントタイプ!】
飲んでないのでコメントできません・・・ヴォエルツィオ兄弟を扱っていたのは、もう十数年前です・・。結構リーズナブルだったんですが、ロベルトの方はズンズン値上がりしちゃいまして、エージェントさんも?な感じで、それ以来仕入れませんでした。
2004年のロッケ・デッラヌンツィアータ・トッリニョーネはアドヴォケイト96点のようです。彼にとってはこのくらいのポイントは普通です・・。1本の樹に2~3房しか残さないハーヴェストです。凝縮しているけど濃い訳じゃなくて、キッチリとエキスが出ている感じです。勿論、さっさと飲んでしまうのは・・・無理かもしれませんけど。
今回はブローカーものですが、コンディションも悪くないと思います。幾分、摺れが有りますが、色合いも健全です。ご検討下さい。価格は安いと思います。
イタリア■□ la
Collina □■ エミーリア・ロマーニャ
ラ コッリーナ
またまたあっという間に無くなっていましたので..再入荷しましたワインのご紹介です。
● 自然派の、というよりも、しっかりビオディナミの赤の辛口弱発泡酒 です。ランブルスコというと甘くて底が浅いとお考えになりがちですが、このラ・コッリーナは意外にもドライで奥深い味わいが魅力です。
● N.V.(2010) Lambrusco
del Quaresimo I.G.T.
ランブルスコ・デル・カレジモ
エチケット変更です!
新着ではほとんど動かないんですが、店頭と本編では大人気・・・
何ででしょうね??
【凝縮感しっかり有り!ドライな弱発泡性赤ワインです!気軽に飲んでみて!】
このシーズンのシチュエーションには、大活躍しそうな自然派発泡酒です。スーパーで売っているランブルスコはもっと安いですが、それはただ甘いだけ..ちょっとシュワっとしてるだけです。
しっかり
DEMETER
のビオ認証も得ている、れっきとした自然派です。ナチュラルな赤い小さな果実がとても凝縮しており、石灰系ミネラルがじんわり染み入ってきます。チェリーっぽいニュアンスとベリーっぽさが混在しています。基本的にドライですし美味しい酸が充分に乗っていますので、最初に一杯で飽きてしまうことは無いでしょう。何しろ、 「タンニンの存在!」 を充分に感じ取れるランブルスコですから..。
ちなみに、このラ・コッリーナは協同組合のようですが、ビオディナミ
+ 自然酵母 での発酵
ということで、本当に本格的です。価格も安くて気軽に飲めるのに、意外にも奥が深い..そう思っていただけると想像しやすいと思います。飲んでみてください。お奨めです!
またまたあっという間に無くなっていましたので..再入荷しましたワインのご紹介です。
● 自然派の、というよりも、しっかりビオディナミの赤の辛口弱発泡酒 です。ランブルスコというと甘くて底が浅いとお考えになりがちですが、このラ・コッリーナは意外にもドライで奥深い味わいが魅力です。
● Passata di Pomodoro
パッサータ・ディ・ポモドーロ
凄くおいしいです・・・
【トマト・・・です!】
こうなってくると、本屋だか雑貨屋だか輸入食品店だかワイン屋だか自然食品店だか、自分でも良く判らなくなってきてしまいますが、滅茶苦茶ナチュラルなパッサータ・ディ・ポモドーロをご紹介します。
そもそもは、上記のラ・コッリーナの生産なんですが、ご他聞に漏れずビオディナミコです。ここのエージェントのK君との話し合いの中で、
「ん?このラ・コッリーナのトマトって、美味しいの?」
「ええ、とても自然な味で旨いですよ。・・・と言うか、社長が自分で食べるから売らないでいいからね、って言われてるんですよ。」
・・・そんなことを言われた日にゃ、天邪鬼を自認する noisy としましては、試してみるっきゃ無いじゃないですか!
で、さっそく食べてみますと、・・・これは全くのトマトそのものでした。裏ごしした、もしかしたら熱さえ入っているかどうかわからないほどのシロモノで、生のトマトの代わりに使いたい、とてもピュア&ナチュラルな味わいでした。
noisy は、ヴァレンティーニのオイルを温めたところにみじん切りのニンニク、鷹の爪の香りを出し、さらにベーコンを切って炒め、細いパスタをゆで汁で塩を調整しつつ、このパッサータ・ディ・ポモドーロを絡める・・みたいな感じで食べました。かなり旨い!
しかしながら、もしかすると、ケチャップやピューレの味に慣れた方が食べると物足りないかもしれません。その際は、ちょっと長めに煮詰める感じで濃度を調整してみてください。
開けたてでしたらあえて熱を入れずに、オリーブオイルと塩だけで冷製のポモドーロ・パスタも美味しいと思いますよ。
抜栓後は冷蔵庫で保存していただければ、結構持つと思いますし、ご心配なら、ラップに小分けして冷凍してください。とてもナチュラル、自然な風味が良いです。・・・でも、もう太田の社長の分しか在庫が無い様ですので、noisy
の在庫限りの販売になります。ご興味のある方は輸入食品&雑貨屋NOISY'Sまでお早めに!
イタリア ■□ Arnaldo-Caprai □■ ウンブリア
アルナルド=カプライ
● モンテファルコはウンブリアのほぼ中央の標高約500メートル弱の小高い丘に位置し、ウンブリアのテラスと呼ばれるほど美しい景観を持っています。そして、そのワインはサグランティーノ種を使用した重厚なもの・・。その品質的トップの生産者がアルナルド=カプライです。
かなり昔、徳さんに、
「原さん、すっごいイタリアワインみっけちゃったよ~・・」
と言われたのを覚えています・・・それが今回ご紹介する「25アンニ」です。
「なんだ~25アンニか~・・」
と云うと、
「え~、知ってたの?」
「・・・そ、凄いワインなんだけど、ちっとも売れなくてまだ埃を被ってますよ・・」
などと云うようなやり取りをしたんじゃないかな。
● 1999 Sagrantino di Montefalco 25Anni.
サグランティーノ・ディ・モンテファルコ ヴェンティチンクエ・アンニ
【サグランティーノ・ディ・モンテファルコの完熟リゼルヴァ!野生的なブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!・・しかもサルヴィオーニ風です!
】
エノロゴがアッティリオ・パッリですから・・・柔らかなテクスチュアと果実味、エキスのバランスが似てくるのかもしれません。それにしても、サルヴィオーニのブルネッロに、ややワイルドさを加えたような味わいで、何とも強く心に残ってしまいます。
そもそもは、タンザーさんか何かの文章で見たのが最初で興味を持ち、ブローカーから購入したのが最初でした。1995年ものだったと思いますよ。25(ヴィンテイチンクエ)・アンニなんて・・・一度見たら忘れられない名前ですよね。それに、若い頃はマンモスな果実味がてんこ盛りで、濃厚且つシットリしたイタリア中部の、誰も知らないワインでした。本当に久しぶりの入荷です。
しかも、1999年ものですから・・・完熟に近いかと思いきや、まだまま行けちゃいますね。1時間半程度では完全には開き切らなかったです。勿論、到着間も無いタイミングでのテイスティングですから、休養が足りなかったのかもしれませんが、皆さんのお手元に届く頃には大分しっかりしていると思います。
リアルでも一度、二度ほど、この25アンニは掲載されていて、ポテンシャルで95ポイントほど付いています。・・でもどこに出てたか判らないんだよね~・・・リアルワインガイド21号では、noisyが2003年もののレヴューを書いており、今飲んで90点
ポテンシャル 94点、飲み頃予想2013~2040年、\13,500 で紹介されていました。もう一個はどこだったかな・・判りません。まあ、結構(好い加減?)な・・言葉で書いてますので、リアル21号をお持ちの方は読んでみてください。価格もその頃の2/3ですから・・・しかもさらに遡った1999年ですから・・これは手が伸びちゃうでしょ?
それにアルナルド・カプライは、半年位前に「アウトサイダー」をご案内していますよね?こちらは、むしろ果実味はたっぷり、意外にも精緻な味わいで、バランスが抜群でしたよね?・・こちらは少し枯れたニュアンスも入り始め、まさにブルネッロ的なバランスを見せています。ワイルドさからの脱皮を図っている最中・・とでも言えるでしょうか。
もし、内臓系の煮込み・・・ワイン煮込みが良いですね・・あたりと合わせたら、滅茶苦茶美味しいでしょう!・・・ジビエ系ならバッチリ行けると思います・・誰か作ってくんないかな!
この25アンニ、この先もそうそう入荷は見込めないと思いますので、この機会に是非、ご購入をご検討ください!ウンブリアのトップ生産者・・・アルナルド・カプライの看板ワインです。お奨めします!
イタリア■□ San Giorgio □■ アブルッツォ/ヴェネト
サン ジョルジョ
● 困っちゃいますね。・・だって・・安いんですが・・・笑っちゃうくらい美味しいんだもんね・・・。アブルッツォのモンテプルチアーノで、果実味がたっぷり乗ったジューシーな味わいです。
● 2011 Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
2006年ものがリアルワインガイド最新号26号で「旨安賞」をいただきました!
デザイン変更、ヴィンテージ変更していました。
【これはかなり良いんじゃない? 安いからと侮る無かれ!】
ヴァレンティーニのモンテプルチアーノをご紹介した時に、モンテプルチアーノには2つ有ると書いていましたが、その安い方のモンテプルチアーノ・ダブルッツォで信じられないようなコスト・パフォーマンス、カリテ・プリなワインを見つけてしまいました・・・。
いや、全く文句が有りません。赤黒果実が凝縮してしっかりと各種ミネラルが香り、妥当なボディを形成して美しい余韻を見せます。このプライスで文句など・・・全く有りませんよ。
プロ仲間のテイスティングでも、2000円とか3000円とかと同等・・という評価でした。(ちょっと笑っちゃいましたが・・・)
こういうワインには、普段の掛け率を変えてしっかり儲けるべきなのかもしれませんが・・・新着のご案内だし、良いとしましょう。でも・・そうそう値上げは出来ない・・・、いや、次回の入荷からは少々値上がりはするようです。
でもワイン屋的にはどうなんでしょうか・・・。まあ、営業的にはホントちょっと困ったちゃんなワインでは有ります。飲んでみてください・・・。気軽に開けても・・・嬉しい誤算に気が付くと思います!
日本 ■□ Winart □■ 千代田区
ワイナート 美術出版社
●新着では初めてでしょか・・・ワイナート誌をご紹介します。何せ、広告の関係で毎回5冊ずつは購入しなければならず・・・たまりに溜まってしまいました・・・!今回はシャンボール=ミュジニーの特集ですので、皆さんもご興味があるんじゃないかな?と思っています。
【ワイナート誌も徐々に復活??】
まだネット販売が軌道に乗る以前、、、と云うよりも、インターネットが今のように情報を簡単に得られない頃、ワイナート誌はワインラヴァーたちが挙って購入したバイブルに近い存在でした。だって・・・日本でもインターネットはようやく始っちゃいましたが、今のようにhttp全盛では無かったんですよ。米軍主導のアーパネットが若干拡張しただけみたいな感じでした。回線の状況も非常に悪いので、写真はおろか、グラフィックを掲載したりすると、
「使用者の事を考えてるのか!」
などと言われかねない状況でしたから・・・
ネットサーフィン=http がまともに行けるようになったのは2000年頃からです。それ以前はゴーファーとかニューズと言ったプロトコルも有ったんですよ。noisyも何と1995年頃にはホームページをオープンしてますが・・・まず、誰も見てなかったでしょう・・
そんなワイナート誌ですが、昨今までは2ケ月に一度発刊するなどと云う暴挙に出てましたし、クセや偏向的な論調は有る(!)けれども、美しい写真と知りたい詳しい情報を発信していたのに、
「何だよ・・・広告雑誌と変らんじゃないか・・」
とさえ思えるほどの内容の無さを嘆くワインラヴァーは多かったのでは無いでしょうか。
ただし昨今は季刊に戻し、内容も大分戻ってきたように思います・・・それでも一ケタ台の号の頃のような輝きは無いかもしれません。
今回はジュヴレ=シャンベルタンだそうです。ジュヴレ・シャンベルタンと記載するのはやめて欲しいですけどね。ま、WINART
でワイナートですから仕方ないか・・皆さんも是非・・ご覧くださいませ。
日本 ■□ Real Wine Guide □■ 渋谷
リアルワインガイド
●リアルワインガイドの最新号、第37号が届いています。いつものようにnoisy
は自然派のコラムで適当な事をブツブツ言いながら・・・書いていますので、
「また~・・ろくでもないことを書いてるんだろう?」
と気になる方も是非!・・ご購入くださいね。
Real Wine Guide No.40
リアルワインガイド40号
【久しぶりにリアルのテイスティングに参加して来ました~】
リアルもこのところ、特集を続け様に組んでいたので、テイスターとしての参加は久しぶり・・半年振りとか言われたけども、もっとじゃないかな~?違うかな?・・まぁ、何とかこなしましたが、サスガに年末のテイスティングが厳しい!ヌーボーからの流れは心臓に悪いです!
そんな訳で40号はまだ読んでないんですが、今回の表紙は江口さんもリキ入ってますよ~。とても細かい絵になってます。
「やりぁ~出来るじゃん!」
・・・いや・・・その声はnoisyでは有りませんよ・・。読者を代表して・・いや、違うか!是非お楽しみに!