ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2025.05.22  


■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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etc.
noisy のお奨め
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ドメーヌ・ヴァンサン・ダンセール

ヴァンサン・ダンセール

フランス Domaine Vincent Dancer ブルゴーニュ
●ルイ・ジャド社、ルロワ社などの蒼々たる大ネゴシアンの供給元になっていたダンセールがドメーヌ元詰めを始めました。97年をPKさんがとても評価したことが知られるきっかけになったようです。現在では、血眼になって探している方も居られるとか..。


2015 Bourgogne Blanc
ブルゴーニュ・ブラン

15927
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ヴァンサン・ダンセール

■エージェント情報
 現在のブルゴーニュ・白の生産者を語るにあたって、不可欠の存在となっているのがこちらの「ヴァンサン・ダンセール」です。もともとは、ヴァンサン・ダンセール氏の叔父さんが、ルロワやルイ・ジャドなどにワインを提供するムルソー生産者だったのですが、ヴァンサン氏がこの叔父さんからムルソーとシャサーニュ・モンラッシェの畑を相続し、新進ドメーヌとしてスタートを切ったとのこと。
 ファースト・ヴィンテージは1996年。他に類を見ないバランスの良さとボディの厚みが特長であり、歴史の浅い造り手とは思えない手腕を発揮しているというヴァンサン氏のワインは、そのクオリティと評判の高さから年を重ねるごとに入手困難なものになってしまい、今では市場で見かける品も僅少という状況です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,250 (外税) 
【あのヴァンサン・ダンセールのベースの白が飲めますよ!】---少なくて飲めないので、以前のレヴューを掲載しています。
-----以前のヴィンテージのレヴューです。
 ダンセールのブルゴーニュ・ブランです。国内でも滅多にネットには出てこないアイテムです。多くのワイン屋さんもまず・・飲まれたことさえ無いんじゃないかと思います。日本の正規品は極一部の酒屋さんルートにのみ少量流れてますが、彼らも身を削ってまで飲まないので、どんなワインなのか、どんな造り手でどんな感性だと思われるか、ほとんど知られていないと思います。

 noisy も、1999年頃の彼のワインを飲めただけ・・それもご紹介時には間に合わず、ずいぶん経ってから飲んだので、テイスティングコメントさえ残ってはいません。そんな意味でも、日本ではアンダーグラウンドな存在として見られるし扱われてしまっているのは残念です。でも、世界ではバリバリの第一線の生産者です。そんな生産者は結構・・居ますよ。アルノー・アントもそうなっちゃってますよね・・。

 で、今回はちょっとだけまとまって仕入れられたので、内心ホクホクしながら・・しっかり飲ませていただきました。

 <-- こんな感じの色合いです。思ったより黄色が強く無いですね。


 ザックリまとめますと、非常に洗練されつつもクラシックな造りを継承しつつ、近代的な設備の恩恵を上手く生かしつつ、個性をも感じさせてくれるものでした。ピュアで少しナチュラルが入るかな?・・と言う感じで、ビオでは無く、でも自然派の考え方をどこかに持ち、非常にクレバーな造り手だと思います。

 抜栓してグラスに注ぐと・・あくまで現時点の状況ですよ・・少し「カチッ」と頑ななニュアンスです。香りも繊細なニュアンスを持ったミネラリティが「ふわっ」とはしていますが、果実のニュアンスは極少です。


「・・あらら・・硬った~いな・・ん?・・何か、ネゴシアン・ルロワのACブルみたいな風情?」

 そうなんですよ。コンディションが良くやや若いルロワのブル白にそっくりのニュアンスです。表面に卵の殻のようなカッチリさを纏いつつ、酸度はしっかりは有るものの決して突出せず強く無く・・中域も今一つ膨らまず、でも健康で、先行きの上昇具合を連想させる仕上がりだったんですね。エキス感はしっかり有るものの、今一つね・・不満も感じる時間帯です。

「ん・・・こんなんだったっけかな~・・」

と思いつつも、ここからの伸びが必ず有ると踏み、食事をしながら飲んでました。

 15分ほどすると・・


「おっ!・・来たかやっぱり!」

 そう・・いきなり中域がゴムマリのように膨らんで来ます。ぶわ~っと・・です。結構イキナリです。それとともに白や黄色の柑橘系フルーツのニュアンスが零れてきます。

「(来た!来た~!)」

と・・嬉しい気持ちがやはり・・ゴムマリのように弾んで感じられます。

「いいね~!」


 そうなんですね・・結構、透かした感じの美男子だったんですね~。一旦そっぽを向いちゃうんですが、じっと待っているといきなり、「よろしく~!」と言ってくるような感じなんです。

 本拠はシャサーニュなんですが、シャサーニュのシャルドネに良くあるような、甘いニュアンスは全くありませんし、集中はしていてもどこかザラザラした舌触りで滑らかでは無い・・と言うような部分が有りません。

 もっとも抜栓直後はややもどかしさを感じるくらいにドライでやや薄辛く、膨らみが無いので平板に感じてしまってました。短い時間で中域の膨らみからの見事な果実感の出現は、やはりこの造り手が、

「どんなワインにしようと思っているか」

が感じられました。


 樽も使うのでしょうが化粧品のようにはせず、本当に自然な姿をそのままにしたいのでしょう。醸造は過度な酸素との接触を避けてピュアに仕上げ、飲むタイミングによる硬さを感じさせないように、もしくは抜栓後の変化を助長するようにしていると感じられます。新樽系を重要視すると香りはさっさと開きますが、味わいやボリュームはそれに付いては来ないですから・・。

 とても美味しいシャルドネでした。もっとも若干待たされるかもしれませんが・・。ミネラリティがしっかりしていると濃密さはドライさに隠れがちですが、膨らんでくるのを待ってみてくださいね。ダンセールが何故騒がれたのかがきっと判るかな・・と思います。希少なワインです。ぜひ飲んでみてください。お勧めします!