● 好評をおただいているアルザスの自然派のクレマン・ダルザス、なんとその名も「クレマン・クリュール」・・是非お見知りおきください!

クリュール家は、コルマール市近郊のカッツェンタル村に17世紀から続くぶどう栽培家です。数世紀に渡ってぶどうを販売してきましたが、1999年にクレマン・クリュールが継承し、醸造設備を新築するとともに自社ビン詰めを開始しました。また、畑においても、創業と同時にビオロジー栽培を開始し、2004年にビオディナミに転換しました。
誠実な仕事と持ち前のセンスによって、ワインメディアや高名なレストランのソムリエ達からも高い評価を受けるようになった彼は、ふと立ち止まり、考えたのだそうです。「昔ながらの懐かしいアルザスワインを、今に復活させてみたい」。
今日、アルザスワインのほとんどは単一品種で造られますが、昔は、複数の品種をブレンドするのが常でした。「複数のぶどう品種をブレンドすることによって、それぞれの品種の持ち味が合わさり、ワインは香り・味ともに、より複雑なものになります。ただ、どの品種をどのような比率でブレンドするかが問題です」。彼は試行錯誤を繰り返した後、スタイルのまったく異なる2つの看板キュヴェ、「ジャンティ」と「ヴォワイユー」を完成させました。
「同時に、私たちが代々住んできた、この「カッツェンタル」(=猫峡谷)という村をアピールできないかと考え、ラベルに猫を採用することにしました」。黒い方が「優しいにゃんこ」、白い方が「不良のにゃんこ」です。
2011年春より、クレマンの新作「キュヴェ・マネキネコ」、及び、激賞の単品種ワインシリーズ「カッツ」(英語の「キャッツ」)も合わせてご紹介いたします。

所在村 Katzenthal
醸造家 Clement Klur
所有畑面積 7ha
ドメーヌ継承年 1999年
栽培における特記事項 ビオディナミ(2007年にECOCERT及びDEMETER認証取得)
醸造における特記事項 収穫はすべて手摘み。除梗はしない。天然酵母のみで発酵。小型ステンレスタンクによる極めて清潔な醸造。大樽でシュール・リー熟成
販売先 フランス国内60%(個人のワイン愛好家、ミシュラン3つ星「ラストランス」等高級レストラン多い)、輸出40%(EU諸国、イギリス、アメリカ、カナダ、ドバイ等)
掲載実績のある海外メディア 「Les Meilleurs Vins de France」(クラスマン)、「Guidedes Vins Bio」、「La Revue du Vin de France」、「Guide Hachette」、「Decanter」、「Gilbert& Gaillard」等々多数