すでにジョヴァンニさんは他界されましたが、バローロの世界も・・いや、バローロ地区の世界も常に大きな変革をしているように思います。思い返せばガイアは大樽を壊して勘当同然になりながら、世界に通じるバローロを造りたい一心でバリックに手を出しました。その後はバローロ・ボーイズが連携し、バローロ地区の改革に手を付けたような感じになっていました。
ですが・・どうでしょう・・世評はまた大樽に回帰して来ているように思わないでしょうか。ブルゴーニュも言ってみれば原点回帰、バリックさえ使わない方も増えています。
大御所のバローロはお高いですが、バルベーラはまだリーズナブル。各ヴィンテージ少しずつの入荷です。ご検討くださいませ。
以下は以前ご紹介させていただいた1964年のジャコモのバローロのレヴューです。
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【先々代のジャコモさんご存命中、アルド・コンテルノ独立...