● 初めての扱いになります、ピエール・トリシェをご紹介します。
「フィネスさんがシャンパーニュか・・どうなんだろ?」
と言う気も有って中々食指が伸びませんでしたが、徐々にフィネスさん扱いのワインのテイスティングが進むうちに遂にこのピエール・トリシェにたどり着いた訳です。noisy 的には何でもかんでもやる訳では無いスタイルなので・・。
で、飲んでみたところ・・
「・・あれ?・・悪くないどころかかなり良いじゃん!」
そうなんですよ・・まぁ、詳しくはコラムを見ていただくとして、フィネスさんが言うように「パワフル」かどうかも置いておいて・・・(^^;; noisy的には非常にエレガントで質感の高いシャンパーニュで心地良いなぁ・・と感じ、これならお勧めできるぞと、ちょっと嬉しくなったシャンパーニュでした。
■エージェント情報
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ランスの町から車で南下すること約15分、数多のシャンパンメゾンが点在する標高300mほどのMontagne de Reims(モンターニュ ド ランス)と呼ばれる小高い丘。北~東向きの斜面で栽培されている葡萄からはエレガントなシャンパンが、南向きの斜面で栽培される葡萄からはパワフルなシャンパンが造られています。その北側の麓にある、プルミエ クリュに格付けされているTrois Puits(トロワ ピュイ)村に居を構える生産者で家族経営の葡萄栽培農家として4世代に渡って運営をしてきましたが、1970年からは自社瓶詰でシャンパンを造るようになりました。
1940年代に現当主ピエール氏の祖父が葡萄を植え始め、現在はプルミエ クリュを中心に約4haの畑を所有。白亜紀の石灰質土壌にピノ ムニエ、ピノ ノワール、シャルドネが植えられています。除草剤や除虫剤は一切使わず農薬も必要最小限に抑えて、農業廃水や資材などにおいても自然環境を尊重した方式を取り入れています。畑の耕作に用いられるトラクターには低圧式タイヤを導入し、土が踏み固められてしまうのを避けて畑の活性化を促しています。メゾンの地下8mにはフランス革命期に造られた石灰質土壌の保湿性の高いトンネルカーヴがあり、年間通して気温12~13℃に保たれている自然のセラーでシャンパンを熟成させています。
