ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ヴァンサン・ゴードリー

ヴァンサン・ゴードリー

フランス Vincent Gaudry ロワール
● ビオロジックの軽やかで中位の重量感のサンセール・ブランです。軽い軽い・・サンセールでは有りませんが、ダグノーのクリスタリーな重量級ミネラルや、コタのような強い凝縮感のあるものでも無い・・その中間に位置する、愛すべきサンセールです。

Vincent Gaudry
ヴァンサン・ゴードリー

地区 サンセール
造り手ヴァンサン・ゴードリー
 ドメーヌは、サンセールから3kmの小さい村、渓谷の微笑という名のSury envaux(シュリー・オン・ヴォー)、サンセールの丘の麓に位置している。ヴァンサンの母方の家系5世代前から家族経営されている。叔父の父親からこのカーヴを受継いだ時、カーヴは既に200年が経過。外気の温度差を自然に調整出来る古い石造り。1993年から徐々にビオロジックとビオディナミ法を導入。彼のワインは、徹底的に管理されている。「私のワインは大地の力強い要素と私の思いにより作り上げられている。」と、ヴァンサンは語る。


栽培 ビオロジック (認証取得 (エコセール、デメテール))
栽培品種 ソーヴィニョン・ブラン

土壌 シレックス、砂利、粘土・石灰質土壌


2019 Sancerre Blanc le Tournebride
サンセール・ブラン・ル・トゥルヌブリッド

16145
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
サンセール
ヴァンサン・ゴードリー

◆◆◆ ヴィンテージ変更!秀逸な2019年ものです!(写真は以前のものを使用しています。)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,750 (外税) 
【ライトだが充実した中域と高域を持つ美味しいサンセール・ブラン!ヴィンテージ更新です!】
 いや~・・充分普通に美味しいです。比較的ライトに飲める味わいですが、軽くて水っぽい、フランス現地の人たちが水代わりに飲んだり牡蠣とあわせたりするようなサンセールでも有りません。

 中くらいの、実に程好い・・ナチュラルなサンセール・・ソーヴィニヨン・ブランです。中々無いんですよ。こんなに使いやすいサンセール・ブラン・・・しかも価格も値ごろですしね。

 黄色、薄緑の果実、柑橘、薄いフィルムのような石灰系ミネラリティ、石、わずかに煙。香りも複雑でスーッと高く昇ってゆくようで心地良いです。

 ソーヴィニヨンですから、シャルドネのように全域でパフォーマンスを発揮するというより、高域の華やかな帯域ににアクセントを置いた感じです。中域のボリューム感はサンセールとしてはかなり太いですが、一般的な部分ではライトだと思います。

 とてもピュアで、飲むほどに適度な開きを感じさせてくれる状態ですので、とても美味しいと・・・感じてくださると思います。

 これから徐々に蒸し暑さが増してきます。発汗で失ったミネラル分の補給は、上質なミネラルを盛るビオ系のワインが欠かせません。

 そんな時、美味しいイタリアンにもピッタリなこのサンセールをお忘れなく。魚介にはピッタリ、肉系でも淡い色のものなら充分、対応してくれると思います。お奨めします!どんどん飲んでください!






■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・)
Sancerre 2011 vincent gaudry

「味わいがしっかりあり、キレイなソーヴィニヨンブランの香りが心地よい!」

 ソーヴィニヨンブランの香りが非常にキレイに出ています。味わいにも果実味と旨みがあり、余韻もソーヴィニヨンブランのハーブの香りが尾を引き、心地良いです。よくある薄く水っぽいのをキンキンに冷やしてごまかさなければならないサンセールとはレベルが違うな、と感じます。

 特に、後半に淡い苦みがあり、グっとした旨みを一層際立させているなぁと思います。個人的には、ほのかな苦みがあるのでワインだけよりもホタテ等の貝や甲殻類の甘さのある魚介類と飲むと、ランスが補われかなりおいしく飲めます。
夏バテが始まるこの時期にぴったりの、リフレッシュさせてくれる白ワインとしておススメいたします!

ジャン=ルイ・シャーヴ

ジャン=ルイ・シャーヴ

フランス Jean-Louis Chave ローヌ
● 2018年のジャン=ルイ・シャーヴをご紹介いたします。2017年も素晴らしかったですが、2018年ものは海外メディア評価はさらに上を行っており、

「もう・・これ以上の評価は付けられない・・どこかの日本のメディアのように ↑ を付けるしかない!」

と言うような状況です。

 それはトップ・キュヴェのエルミタージュ・ルージュだけに留まらず、エルミタージュ・ブランも100点じゃないだけ・・みたいな評価ですし、サン=ジョセフに至っては、ブルゴーニュに当てはめるとグラン・クリュ並みの評価になっちゃってます。ブレンドのサン=ジョセフ2018が95点、独立したクロ・フロランタンは96点です。

 noisy も入荷数の見込めるエルミタージュ・ルージュを(自費で・・しつこい・・)飲ませていただきましたが、いやはや・・こんなエレガンスを海外メディアも理解できる下地を持っていることを再確認したような感じです。「確かに2017年より上」です。・・どこが違うか・・・?・・誤解を恐れずに・・ざっくり言ってしまえば、

「2017年ものはパワフルさを想像させるが、2018年ものは上質さだけが残る」

 そんなニュアンスでした。・・まぁ、ざっくり・・ですので勘違い無きようお願いいたします。

 そんな訳で、片っ端から栓を抜く訳には行かない数の少ない2018年ものです。お早めにご検討くださいませ。

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 ローヌの偉大な生産者、ジャン=ルイ・シャーヴの2017年のドメーヌ・ラインが到着です。いや~・・凄いです。全房の雄、グラムノン的ピュアさと、どこかラヤスを感じさせる官能感をも得た素晴らしい味わいです。圧巻と言って良いです・・何てったって、ドメーヌもののエルミタージュ赤白も飲んじゃいましたから・・。

「まるっとお見通しだい!」

と言いたいと思ってます。素晴らしい出来でした!

 因みに昨年末の香港のオークションでは、

1923 エルミタージュ・ブラン ブティーユ 1本 約133万円
1952 エルミタージュ・ブラン ブティーユ 1本 約112万円
1945 エルミタージュ・ルージュ ブティーユ 1本 約265万円
1978 エルミタージュ・ルージュ ブティーユ 6本 約280万円
1978 エルミタージュ・ルージュ マグナム 1本 約180万円
1991 エルミタージュ・ルージュ ブティーユ 6本 約225万円
2010 エルミタージュ キュヴェ カトラン ブティーユ 1本 約93万円
2010 エルミタージュ キュヴェ カトラン マグナム 1本 約200万円
2003 エルミタージュ キュヴェ カトラン 6L 1本 約490万円
1998 エルミタージュ キュヴェ カトラン 3L 1本 約315万円
2000 エルミタージュ キュヴェ カトラン 3L 1本 約265万円
1990 エルミタージュ キュヴェ カトラン ブティーユ 3本 約450万円
1991 エルミタージュ キュヴェ カトラン ブティーユ 3本 約385万円

で落札されたと言うニュースが流れていました。

 でも3年ほど前には、Noisy wine でも 1978年のエルミタージュ・ルージュを7万円ほどで販売させていただきましたが、6本で280万円って、1本だと47万円・・何となく泣きたくなってきました・・。

■ドメーヌ情報
 2017年は2016年よりも天気は良かったが、5~10月まで雨がほとんど降らずに暑く乾燥した影響で2016年ほどではないが収穫量は少ない。スパイシーかつチャーミングで近年の中では飲みやすい仕上がり2018年も乾燥したが夏に雨がしっかり降ったおかげで葡萄は良く熟した。収穫量もそこそこでまだ若いがオイリーでエネルギッシュな味わいになっている。


 1481年に立ち上げられ、6世紀にわたってエルミタージュのワインを造り続けているこのドメ ーヌはモーヴの町に居を構えています。16代目現当主であるジャン ルイ シャヴ氏は温厚で真面目な性格で、畑での仕事を第一に考えています。所々に設置してある電灯の下に行かないとテイスティングコメントも書けないほどの漆黒と静寂に包まれた地下蔵から屈指のワインが生まれます。
 エルミタージュに使われる葡萄の畑は合計28haで赤白共にいくつかの区画に分かれています。それぞれ土壌に違いがあり、ワインに与える要素も様々なので別々に醸造されます。畑はローヌ特有の急勾配な斜面にあり、様々な土壌の畑にマルサンヌ種、ルーサンヌ種、シラー種、グルナッシュ種が植えられています。収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、葡萄が充分に熟すまで待ち、収量もかなり抑えて凝縮した葡萄のみ収穫します。

 白は8割は樽で残りはステンレスタ ンク、赤は樽のみで醸造され、18~24ヵ月間熟成されます。エルミタージュに使われる葡萄の畑は赤白共にいくつかの区画に分かれています。それぞれ土壌に違いがあり、ワインに与える要素も様々なので別々に醸造されます。畑はローヌ特有の急勾配な斜面にあり、様々な土壌の畑にマルサンヌ種、ルーサンヌ種、シラー種、グルナッシュ種が植えられています。収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、葡萄が充分に熟すまでじっくり待ち、収量もかなり抑えて凝縮した葡萄のみ収穫します。白は8割は樽で残りはステンレスタンク、赤は樽のみで醸造され、18~24か月間熟成されます。

「エルミタージュはアサンブラージュのワインである」
 というジャン ルイ氏の信念に基づき、区画ごとに醸造されたワインは試飲が繰り返し行われ、最後に神業の如きアサンブラージュによって仕上げられます。J.L. CHAVE SELECTION

ジャン ルイ シャヴ氏の「ドメ ーヌでは偉大なワインを、ネゴシアンではおいしいワインを」という想いに基づきながら、ドメ ーヌワインと同じように造られています。葡萄を買ったり、ドメ ーヌで使わなかったワインを使ったりと、テロワールを活かしながらもリーズナブルで飲みやすいワインを目指しています。

 


2018 Saint-Joseph Rouge Magnumbottle
サン=ジョセフ・ルージュ・マグナムボトル

16103
自然派
赤 フルボディ
フランス
ローヌ
サン=ジョセフ
ジャン=ルイ・シャーヴ

Robert Parker's Wine Advocate 92-94 Points
Vinous 92-94 Points
Jeb Dunnuck 93Points

■エージェント情報
 シラー種100%。樹齢は5~100年以上。花崗岩土壌でストラクチャーを表現する「Baschasson(バシャソン)」、柔らかくきめ細かい粘土質で凝縮感を出す「Dardouille(ダルデュイユ)」、そして将来単独で瓶詰するであろう、沖積土でミネラルと深みを表す「Clos Florentin(クロ フロランタン)」などの区画をアサンブラージュして造られます。シラー特有のがっちりとしたタンニンがあり、果実味もたっぷりしていて飲み応えがあります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥20,800 (外税) 
【海外メディアは上値95ポイント!・・・ハイポテンシャルのクロ・フロランタンが抜けた村名ブレンドでも凄い評価です!】
 こちらもnoisyは後で飲めるかもしれないので・・いや、このパターンは実は結構に多くて、「飲めませんでした」と言いつつ、しっかり後で飲んでいたりしますが、結局そのレヴューは書かないので、お客様は多分、

「・・飲んでないのね・・」

と思っていらっしゃるのでしょう。

 2018年ものは相当に良さそうですが、数もまた非常に少ない・・エルミタージュ・ルージュ以外は・・ですので、今のところはテイスティングを回避しています。

 以前は独立した「クロ・フロランタン」までバッティングしていましたが、現在は変わっています。クロ・フロランタン2018年はついに「ブルゴーニュのグラン・クリュ並み」の96ポイントまで伸びて来ましたので、村名畑のブレンドである「サン=ジョセフ」の地盤沈下が心配されましたが、

「クロ・フロランタンが抜けても評価は上がり続けている」

のが現状です。


 むしろ濃密なエルミタージュよりも、表情が直接感性に届いてくる感じがするサン=ジョセフの美味しさ・・「ワイルドだろ~?」・・「でもエレガントだろ~?」と、ワインが言って来ているようにも思います。是非ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【この一段と美しい、でも落ち着いた見事な色合いからの味わいを是非想像してみてください。・・きっとそのままの味わいです。】

 びっくりするような高質さを見せる2017年のエルミタージュを、赤も白も1本ずつ、開けてしまいましたので・・さらには、さすがにフロランタンは思い留まったものの、バラでしか届かないドメーヌもののサン=ジョセフも開けてしまいましたので、営業的にはこのグラスの色合いのようにはならず、もっとボージョレのような儚い感じの色になってしまっています。

 ワインを販売すると言うことは、基本的に「八百屋さんや魚屋さんと一緒」だと思っていますので、見た目での判断・・鮮度が良いとか悪いとか、そろそろ美味しそうだとか早いとか・・も有りますし、そもそもはその判断が正確なものでないといけないし、その存在のヒエラルキーも判っているべきだし、入荷したもののチェックも当然するべきだと思ってます。

 しかしながら昨今の日本の小売業は、人間を育てる方向性を持っているのかいないのか・・どうも全てはロボットにやらせたら良いような、「プログラムを間違えずにただ実行する」だけの人間にしか、育てられていないように感じられてなりません。ほとんどアルバイトさんに丸投げじゃぁ・・ね・・。そうやって人件費を抑えることだけに終始していては、先が思いやられてなりません。

 昔は確かにブルゴーニュワインは2~3番手の人気でしたから、そんな部分を多く扱う、ある意味、「変なショップ」であった訳ですね。世の中は「ボルドー」ばかり見ていました。

 noisy的には、熟成に時間が掛かるボルドーよりも、短い熟成で美味しくなり、しかもその美味しい期間の長いエレガントなブルゴーニュワインが好みだったのも有り、そんなショップへとなってしまった訳です。

 ローヌのワインも実は嫌いな訳では無く、コート=ロティもコルナスもエルミタージュも、そしてこのサン=ジョセフも、高質なシラーの熟成を知ってしまえば、

「むしろ大好き!」

になってしまうのも仕方が無いことでは有ります。ボルドーだって、メルロは大好きですよ・・。カベルネは完熟すると本当に凄い香りになりますが、そこまで行くには本当に長い時間が掛かってしまいます。


 2017年もののサン=ジョセフは、余りに凄いエルミタージュと、とんでもない差が有るか?・・と聞かれれば・・ちょっと返事に詰まるかもしれないほどに、上質な出来になっています。

 2015年ものと色の比較をしてみても、その辺のニュアンスは伝わるかと思います。2015年ものはよりフレッシュ感のある赤が良く見えますが、2017年ものには余り無く、エッジの少し内側に幅狭く見えるだけです。

 非常に果皮の密度の高い、ベルベッティで、ほんのりワイルドさの漂うアロマと肉厚さです。果実はやはりカシスですが、これもとても上質。しっとりとしたスパイスが穏やかに、しかしスピード感を持って感じられます。

 エルミタージュのような太い帯域感では無く、ややスレンダーさを感じさせる縦伸び系の構造です。ついつい・・グラスに手が伸び、その果皮の上質さを愛でていると、グラスのワインの減りが早い・・(^^;;

 これ、3~5年したらもっと凄くなるんだろうなぁ・・・と思いますが、今飲んでも滅茶美味しいので、高域まで美しく伸びて行くこの味わいを是非、ご堪能いただきたいと思います。素晴らしいです。お勧めです。


以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【クロ・フロランタンには及ばなかったようですが、このプライスと評価、出来でドメーヌものは超お買い得!】

 サン=ジョセフ系の2016年は飲めなかったので・・すみません。2015年ものも滅茶旨かったですが、2016年ものはそのメディア評価をも超えて来ています。

 やはり、あのピュアさでしょうかね~・・。確かめたいところですが、懐に余裕が無いので・・すみません。


【ドライで濃密!2015年の素晴らしさをしっかり表現してくれます!非常に素晴らしい仕上がりです!】

 これは素晴らしいですね。エレガントな仕上がりだった2014年のサン=ジョセフもエキシーでとても良かったですが、滅茶シルキーで濃密です。グラスの色合いにもそれは現れていると思いますが、濃度はグラスに注がれたワインの裏や下から何も透けて来ない方が2015年、しっかり見えるのが2014年です。

 例えばドメーヌもののエルミタージュの2015年も同様で、

「まるで凄く出来の良いメルロ!」

のような品格と厚みを感じます。しっとりしていて内に秘めた要素を膨大に持ちつつ、しかし全く漏らさないという姿勢がその厚みになっているかのようで凄みの有るものでした。


 サン=ジョセフはさすがに分厚いメルロのようにはならないにせよ、品格と厚みをしっかり伝えてくれています。まぁ、100点付いたエルミタージュと比較しちゃぁ・・いけませんよね。

 落ち着きを感じさせる胡椒・甘草やピュアなブルーベリーのノーズ、柔らかて軽やかなミネラリティにフィネスを感じます。中域も充分、ただし若さからのタイトさも少し、ボディの厚みがその若さを補うように膨らみを増大させます。余韻はしっとりしつつ非常に長い・・高い周波数のトーンで長くたなびきます。3年もしますとしっかり落ち着き、しかもかなり妖艶なアロマに変化して行くのが見えるようです。非常に素晴らしい仕上がりでした。


 ドメーヌもののジャン=ルイ・シャーヴは、やはりこのサン=ジョセフクラスが手を出しやすいですよね。早めに飲みたい方は2週間ほどは立てて休養させ、冷やし気味の温度からお楽しみください。待てる方は3~5年置いてください。グレートな仕上がりのヴィンテージだと思います。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【これはめっちゃ素晴らしい!今飲んでもポテンシャルの高さをバランス良く味わえると思います!】

 2014年のドメーヌもののサン=ジョセフ・ルージュです。

 サン=ジョセフはエルミタージュの対岸、コート=ロティのちょっと離れた南に位置し、その間には、シャトー・グリエやコンドリューなどの秀逸な白ワインの産地が有ります。

 まぁ、サン=ジョセフはどうしても対岸にあるエルミタージュと比較される場合が多いですが、似たような部分も無いとは言わずとも、ゴージャスなドぶといエルミタージュ風にならないのが普通です。むしろ白の方が共通部分は多いかな・・と思います。

 むしろコート=ロティをややスパイシーにしたようなニュアンスで、コート=ロティ同様に熟してくると、気高いシラーの特徴を現して来ます。

 もしこれが2015年ものだったとすると、ここまで成長はしていないはずで・・・いや、今実に良い感じでした。エロティックで、官能さも出て来ています。ワイルドなニュアンスには皮革っぽい感じが有り、スパイスは落ち着いた質感の高いものです。

 中域も良い感じに膨らんできていて、精緻さを失わないまま、見事な余韻を見せます。ちょっと熟した時のコルトンのようなイメージが重なります。

 いや・・美味しいです!若くしてドメーヌもののエルミタージュを飲むよりも満足感は高いかもしれません。10年経ったら完全に置いてきぼりにされるかとも思いますけどね。

 飲むタイミングの難しさ、面白さを感じさせてくれるワインでもありました。あの、正確無比で精緻、完全無欠のシャーヴのワインがこんなに色っぽくなると・・是非ご確認いただきたいと思います。お勧めします!

ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー

ダニエル・エ・ジュリアン・バロー

フランス Domaine Daniel et Julien Barraud ブルゴーニュ
● ドメーヌ・バローの2019年をご紹介させていただきます。年を追う毎に美しさ、健康美、ピュアさ、ナチュラルな風味を身に着けて来たこの数年ですが、2019年ものは「さらに・・」と言って良いと思います。素晴らしく健康的でピュア、そしてナチュラルな柔らかさを見せつけてくれますが、noisy もバローのワインを非常に長く扱って来ましたので、ある意味・・

「その変化には相当驚いている」

訳ですね。


 1990年代はル・テロワールさんの輸入(ノースバークレイのスペシャル・キュヴェ)だったと思いますが、もっと樽っぽく凝縮感が目立ち、ポテンシャルは非常に高いものの、現在のような健康美・・と言うか、ナチュラルな柔らかさとは程遠い存在でした。もっと素直にポテンシャル感は高く、

「お~・・すげ~なぁ・・アン・ピュランやクレイは、熟したら本当に凄いぞ!」

と・・感じさせてくれたものです。そんなパワフルな味わいが受ける時代でも有ったと思います。


 今はジュリアンがダニエルに代わり指揮を執っている性かもしれませんが、とても自然な味わいが全体を包んでいますので、むしろ、

「美しすぎてポテンシャルそのものを取るのは、以前より難しい」

とも言えます。


 その辺りはビオ転向組のメディア評価の経緯、移り変わりを見ればお判りかと思いますが、それでもnoisy 的には、

「ポテンシャルは以前と全く変わらない」

と感じますし、

「リリース直後の膨らみ、伸び、美しさは以前より増している」

と感じます。


 まぁ、ベースキュヴェのマコン=シェントレで充分美味しいので・・ある意味、ワイン屋泣かせな存在かもしれません。

 2019年は2015年ものにも似た健康美に加え、そのナチュラルな膨らみ、柔らかさが以前のものよりも増している点で、より高い評価をすべきじゃないかと思います。是非ご検討くださいませ。



■生産者情報
 ヴェルジッソンの岩の近くに位置するバロー・エステートは、ワインへの情熱を受け継いでいます。世代を超えて受け継がれてきた共通の目標は、常に独自のノウハウとテロワールを促進することでした。「うまく働くために、あなたはあなたの時間を節約する」というモットーで、不動産はそのルーツを維持しながらそれ自身を更新することができました。

テロワール
 ソルトレとヴェルジッソンの象徴的な岩に囲まれたバローエステートは、フランスのグランドサイトに分類される村にあります。モルヴァンに裏打ちされた古いラグーンに囲まれたこの場所で提供される岩は、古代のサンゴ礁で構成されています。土壌には、石灰岩のガラ場、アグリフォイド石灰岩、斑入りの粘土の3つの主要なタイプがあります。それぞれの土壌は特別な注意と特定の文化を誘発します。バローエステートは、その豊かさと多様性を最もよく表現するために、このテロワールを維持しています。

 ぶどうの木
有機農法からインスピレーションを得て職人技で栽培されたこのエステートのブドウの木は、丁寧に作られています。彼らのGuyot-Pushardサイズは、植物の樹液の流れを尊重します。
ブドウ園と土壌を尊重するために、実行される処理は硫黄と硫酸銅のみに基づいています。最近の古いブドウの木では、機械化せずに作業が行われています。可能な限り完全で健康的なブドウを得るために、収穫も手動で行われるため、酸化が制限されます。

ドメーヌ・バローの歴史
1905年
ジャンマリーとマリー・バロー
バロー家のワインの歴史は1905年に始まりました。読み方と数え方を知っていたジャンマリーバローは、小作人として良い場所を見つけ、ヴェルジッソンに定住しました。彼の安定した収入により、彼はお金を節約し、1912年にバロー邸の最初の区画である妻のマリーと一緒に買収することができました。

1922年
ジョセフとマーガレット・バロー
10年後、ジョセフとマーガレットバローが引き継ぎます。大胆な男であり、真の先見の明があるジョセフは、作付けの良い区画を見つける方法を知っているため、ブドウの木を植えるために多数の牧草地を取得します。優れた起業家として、彼はカフェやレストランに売ることの価値をすぐに理解しました。1930年代の終わりに、彼はこの地所でワインを瓶詰めすることを最初に決めた人の1人でした。最初のキュヴェ「LesCrays」は1947年に登場しました。

1959年
アンリとモニーク・バロー
1959年、アンリバローは、フュイセ出身の妻モニークと一緒に家族の邸宅で働き始めました。「うまく働くために、あなたはあなたの時間を節約する」という不動産のモットーの起源で、良い地主であり思慮深い人であるアンリは、彼の努力を数えずに不動産を維持します。1971年、AOCサンヴェランが創設されました。アペラシオン「lesPommards」の区画は、1978年に最初の瓶詰めになります。


1979年
ダニエルとマーティン・バロー
バロー家の第4世代は、1979年に定住し、不動産の一部を相続しました。ダニエルと妻のマルティーヌは、祖父と同じ意志と現代性を持って不動産を開発し、マコンヴェルジッソンとサンヴェラン「エンクレッシュ」と一緒にボトルでのマーケティングを開始しました。1990年に、彼らは家とClosdelaVerchereを買収しました。略語DBがラベルに表示されます。
ワインと環境に情熱を注ぐダニエル・バローは、テロワールの保護に取り組むGEST deBeaune協会の会員です。

2006年と2015年
ジュリアンとアナイス・バロー
彼らの息子であるジュリアンは、2006年に不動産の仕事を始め、家族の技術を習得しました。ジュリアンは、たとえばすべての区画を耕すことで、不動産の職人文化を強調することにしました。現在、ワイン造りは彼の独占的な領域であり、彼も家族のノウハウに従って運営していますが、彼はそれを開発することもできました(偉大なヴィンテージのより長い醸造)。アナイスは2015年に兄に加わり、不動産のすべての管理および商業部分を管理しました。
彼らは一緒に、将来が彼らに要求するかもしれない変化を心に留めながら、テロワールの伝統と尊敬を永続させたいと思っています。

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「2018年のダニエル・エ・ジュリアン・バローは、ディディエ・ダグノー風のクリスタルなミネラリティを手に入れた!」

 このところのダニエル・バローのナチュラル化は止まりません。年を追う毎に・・美しくなって行きます。

 親父さんの頃は素晴らしい果実の風味で、シャルドネの美味しさを見事に表現していました。かのPKさんも、ブルゴーニュ・シャルドネのTOP100に、ダニエル・バローのプイィ=フュイッセを2アイテムも入れていたほどです。

Julien et Anais Barraud
 2018年もののバローは、そんな素晴らしい果実の風味も・・実はたっぷりあるんですが、それよりも特筆すべきは、クリスタルのようなミネラリティが膨大な果実の風味を分厚くコーティングしていることでしょう。・・そう、

「もしかして・・ディディエ・ダグノーを目指してる?」

んじゃないか?・・と思えるほど、ミネラリティのクオリティ、量が半端無く増えているんですね。


 ですので・・そういう意味においては、メディア評価はむしろ下がっています。物凄い出来の2018年アン・ビュランV.V.でさえ、93点だそうです・・。まぁ、noisy としましては、ハッキリ・・否定させていただきます。「そんな訳は無いす」・・ちゃんと評価してください。

 珠玉の「スュール・ラ・ロシュ」は、白眉アン・ビュランに次ぐ仕上がりです。この位のミネラリティの方がむしろ判りやすいでしょう。

 そしてまぁ・・それなりの点が付いているアリアンスV.はティム・アトキンさんが91ポイントです。でももう、これで充分!と言えるほどに素晴らしいですし、サン=ヴェラン・アン・クレシェとマコン・シェントレに至っては、

「プイィ=フュイッセ群にそんな低い点を付けちゃったら・・この2アイテム、どう評価するの?」

と思えるほどです。案の定、ネットを検索してみても出て来ません・・。


 ですが、2018年もののバローは、どのワインも物凄いミネラリティが豊富な果実をコーティングしていますから、

「つやつや、すべすべのテクスチュアからピュアでナチュラルな果実が漏れてくる、素晴らしいスタイル!」

に仕上がっています。どんどん・・ディディエ・ダグノーに近寄って来ていると感じています。素晴らしい出来でした!


 勿論ですが、アン・ビュラン2018は、そんなレベルでは有りません。今回は非常にリーズナブルなので・・いや、少し早いですけど飲んでみていただけたら、noisy の言っている意味が判ると思いますよ。マコン=シェントレでも充分納得の美味しさと美しさを感じていただけるでしょう。超お勧めします!

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● 何しろ昨今は、あの・・「赤ワインが基本」だったリアルワインガイドも、だいぶ白ワインを掲載するようになったので、あれだけ

「ダニエル・バローは旨くて安くて素晴らしい!」

と20年近くにも渡って公言し続けてようやっと・・今の状況なんですが、リアルがバローを掲載し始め、今までブルゴーニュ・ピノにしか興味の無かった方々もシャルドネの旨さに気付き始めたのか、

「ダニエル・バローは・・・ラシーヌさんのはいつ入りますか?」

などとお尋ねの電話やメールをいただくようになりました。(基本、電話はお断りしてるんですが・・全ての仕事が中断になっちゃいますんで・・)

 で、高い評価がリアルに載ったりすると・・・それも2013年のように極端に収量が低い年だと・・本当に困っちゃいます。

 何しろ、アン・ビュランV.V.の入荷ががこんなに少なかったことは今まで有ったでしょうか・・アン・ビュランだけじゃなく、レ・クレもラ・ロシュも全てバラでしか入ってません。

 なので、申し訳有りませんが、ダニエル・バロー今までずっと毎年ご購入になられていらっしゃるお客様にも渡らないかもしれません。ご容赦ください。

━━━━━
 毎年のように全アイテムをテイスティングしてきましたが、一昨年などはとても少量でしたので、テイスティングを断念せざるを得ない状況でした。

 ですが2012年もの・・・価格はそれなりに上がった・・・いや、昔に戻っただけ・・・とも言えますが、数量は結構戴けたんですね。なので、2012年は全アイテムのテイスティングをさせていただきました!そしてもう・・・ビックリです!

 全アイテムのテイスティングは出来なくとも、幾つかのワインは飲んできましたので、その傾向は理解しているつもりです。しかも90年代前半から連続して飲んでおりますので・・・そんなnoisy が2012年のバローのワインに感じたことは・・


近年、経験したことの無い凄い仕上がり!もしかするとダニエル・バローの史上最高のワインになった!

 まず、低価格~ボリュームラインクラスの格上げの美味しさ・・が言えると思います。マコン、サン=ヴェランとも・・今までに無いようなポテンシャルの高さを感じました。そして、マコンはサン=ヴェランを、サン=ヴェランはプイィ=フイッセを喰ってしまいそうなアイテムが有り、完全にクラス越えをしているんです。

 そしてフラッグ・シップのアン・ビュランは・・・モンラッシェクラスのビロードのテクスチュアを持つミネラリティでした・・・どれだけ伸ばしても伸ばしきれない・・どこまでも伸張して行くだけの目の細かさを持っていました。

 勿論、各アイテム・・・素晴らしいです!ダニエル・バロー史上、きっと最高の仕上がりになったと思える2012年は、必ず飲んでいただきたいと思います。皆さんの・・

「えっ?・・・」 

と驚く顔が見たい・・・(^^;; ではどうぞよろしくお願いいたします。


以前ののコラムより転載です。

● 2009年ダニエル・バロー(不)完全ガイド

 ・・・(不)と入っているのは、幾つかのキュヴェのテイスティングが量的に考えて不可能だったからです。また、プイィ=フュイッセ・ラ・ロシュの入荷は有りませんでした。

 結論
 良いとアナウンスされた2009年ですが、バローにとっては・・・いや、マコネーの生産者にとっては、普通のヴィンテージなのかもしれません。むしろ、余り良くなかったのかもしれないとさえ思えます。その中で、バローは最善の策を講じ、素晴らしい品質になったのだと理解しています。

 2009年のダニエル・バローは全くの贅肉無し、残糖分無し、実に筋肉質でエレガントなマコネーに仕上がっている!・・と言えます。

 すなわち、マッチョでは無い、エレガントなムルソーのようなワインで、甘みと云う、人間で言えば「脂肪」のようなものを全く持っていません。これは全てのキュヴェに言えることです。本来は豪奢で、少し残った残糖分が、こってりとした、もしくは甘みの有るフルーツを連想させるものです。ところが、2009年はそうではない・・んです。すべてはエキスへと転化されていますので、今までのような、簡単にいつでも開けて美味しいマコネーでは無いです。きちんと休養させ、揺らさないように抜栓し、エキスを開かせるような飲み方が要求されるかと思います。

 それでも、一連のバローのワインは、その隠し事の無いエレガントさが素晴らしいです。贅肉無し、甘み無しのプイィ=フュイッセですが、2008年の仕上がりを考えても、
「ダニエル・バローもエレガント路線に変更か?」
との思いを強くせざるを得ません。まあ、コント・ラフォンのように・・・そっちに行くのかもしれませんよ。

 
 実は昨年、2008年のバローでは、こんなことを書いていました。
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 ある意味、2008年は、ダニエル・バローの転換となるヴィンテージになったかもしれません。それは、マイナスの方向に働くことはまず考えられず、さらに偉大なシャルドネを目指しての転換期です。本当に素晴らしい辛口のシャルドネに、実は余分な肉は必要無いのです。しかし、本当に素晴らしい辛口のシャルドネは、本当は甘いのです。でも、その甘さは・・・糖分によるものでは無い。エキスによるものです。その意味においては、2008年のダニエル・バローは、自身の過去に有り得なかったバランスのシャルドネを造り出したのです。

 最低5年・・・待ってください。3~6千円のシャルドネに5年待てとは・・・なかなか言い辛いです。しかし、途方も無い可能性を秘めたワインで有る事に目を背ける訳には行かないんです。素晴らしい辛口のシャルドネとは、糖分に頼らないポテンシャルを持った甘いワインなんだと・・・理解していれば、この2008年のバローに挑戦してみることに異論は無いはずです。

 やはり、アン・ビュランは凄いですし、ラ・ロシュ(プイィ=フュイッセ)もポテンシャルがビシビシ来ます。しかし、やはり今はちょっと厳しい・・・。本当のことを言うならば、あと1~3ケ月、瓶による熟成をしてから出荷すべきでした。そうすれば新酒由来の渋みも消え、綺麗な状態になったはずです。しかし、バローさんとしてみれば、そんな経験は今までにほぼ無かったはず・・・。まあ、我々が判っていれば良いんですが、人によっては、
「駄目・・」
と、早い結論をしてしまうかもしれません。

 でもこのバロー2008年、ポテンシャルに掛けて欲しいと思います。2015年にはきっとそれなりの結論が出ているでしょう。焦らず、飲めるものから試し、上級キュヴェは寝かせてください。是非ともご検討くださいね。
 
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 自分でこんなことを書いていたとは・・・すっかり忘れてました・・・(^^;;

 でも、2009年のダニエル・バローは、お手軽さは無くなりましたが、ワイン本来の美しさが見えてきたとも言えます。是非ともしっかり休めてお楽しみください!お奨めします!

エージェント情報
マコン・ヴィラージュ、サン・ヴェラン、プュイ・フィッセの3つの地区でワインを造っている、コート・シャロネーズを代表する造り手・ダニエル・エ・マルティーヌ・バロー。ロバート・パーカーも「コート・ドゥ・ボーヌのグラン・クリュの最も優れたワインと同等か、それを凌ぐ、最上級のワインをつくっている。」と高く評価している。
栽培 ビオロジック
自社畑面積6.7ha
醸造完熟したブドウを収穫した後、澱の上に15ヶ月間そのままにしておき、清澄も濾過もせず、豊かな味わいのワインに仕上げている。


2019 Macon-Chaintre les Pierres Polies
マコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリ

16117
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
マコン
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
2021/07/17(土)より出荷可能

2021/07/17(土)より出荷可能

◆◆◆メディア評価は見当たりませんでした。
■生産者情報
マコン=シェントレ(磨かれた石)
 粘土砂岩と珪質土壌のシェントレの丘の中腹の底に位置するこのワインは、フルーティーでしなやかで心地よいワインです。このプロットは、樽で75%、大桶で25%醸造されています。
植栽年:1990年
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,350 (外税) 
【どなたが飲んでも美味しいと言っていただけると思います。高級シャルドネの美しい姿!ブルゴーニュ南部ながらも冷ややかな表情のエレガンスが素晴らしいです!】
 未だにこの位の価格でご紹介できるのですから有難いものです。以前は・・と言っても10~20年も前ですが、このピエール・ポリも今ほどの「強い引き」は無かったように思います。アン・ビュランV.V.とクレイV.V.はあっという間に完売していました。

 この10数年の間にクレイは植え替えでV.V.表記が無くなり、2本柱の地位を追われましたが、代わりに「ラ・ロシュ」がアン・ビュランV.V.と並び称されるようになった訳ですね。

 確かにアン・ビュランは美味しいし素晴らしいし・・凄いです。でもやはり、「すぐ飲みたい!」と言う要望には応えきれない・・それだけの熟成期待の分がポテンシャルに備わっているからです。なのでむしろ、

「アリアンスの方がさっさと美味しい!」

訳ですし、

「サン=ヴェラン・アン・クレシェがリリース直後から滅茶美味しい!」

ですし、

「・・まぁ・・言っちゃえばピエール・ポリでも充分・・」

と思えてしまう部分も有る訳です。


 2019年ものはやはり「健康美」です。まぁ、色々有ったには違い無い2019年だとは言え、非常に美しく、無駄のない・・均整の取れたボディをしています。甘く無く、しかし柑橘の美しいフレーヴァーと柔らかなミネラリティが「すっ」と立ち昇ります。

 やはり「シャルドネ好き」は多いですが、どうしても高価になってしまいがちなところ、

「ドメーヌ・バローが有る!」

ので助かっている訳ですね。

 ブルゴーニュ最南端です。ローヌと一部重なっている地域です・・が、

「全く暑苦しくない」

 冷ややかな果実酸と、やや強い日照による、ほんのりとした「オイリーさ」が特徴です。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【デイリー価格の高級シャルドネ!・・実に美味しいです!】

 もう・これは常備しておくべきワインでしょう。最もリーズナブルなマコン=シェントレ・・・村名格のシャルドネですが、一般に販売されているマコン=何とかとは、まったく異なるワインです。

 2018年のバローのワイン、全てに言えることは、やはり膨大なガラス、クリスタル風のミネラリティが、冷涼で豊かで凝縮した果実・柑橘をコーティングしていると言うことですが、このマコン=シェントレ2018にも同じことが言えます。

 ですので・・いや、この言葉、「サン=ヴェラン・アン・クレシェ2018」のコラムにも書いたので言いたくないんですが・・ある意味、このマコン=シェントレで充分・・美味しさが堪能できてしまうんですね。

 そして、その先を探って行っても、確かにまだまだ知らない存在が有ることに新たに気付くんです。だから飲んでいても楽しいし、何より、全くぐだぐだっとした部分が無いので、非常に心地良いんですね。色合いも淡い緑が入った美しい黄色です。

 こんなにリーズナブルで良いんだろうか・・と思ってしまいます。2018年のダニエル・バロー、是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【定番のリーズナブルワインですが、ベースのワインがこんなに素晴らしいとは!・・と是非驚いてください!】--以前のコメントを使用しています。

 ブルゴーニュのデイリークラスには非常に厳しい・・(^^;; リアルワインガイドも、しっかりポテンシャル点90ポイントを付けているマコン=シェントレです。

 特徴はほんのりと芳醇ながらも美しい酸、ミネラリティもたっぷりで非常に瑞々しい美味しさが有る・・と言うところでしょう。濃密に仕上げることは、温暖化と言われる現在においては特別に難しいことではないと思われますが、

「そこにフィネスが有るか?エレガンスはどうか?」

と言う部分においては、非常に苦労してきたのがマコン各村なんですね。PKさんがシャルドネを貶める言葉として常用していたのが、

「マコンじゃないんだから・・」

でした。言ってしまえば、

「下品」

の代名詞みたいな時代が有った訳です。勿論ですがそこには、努力を続けるドメーヌも多く有り、その代表格がダニエル・バローだった訳です。「シャルドネに 割りばし入れて マコン=ヴィラージュ」などと樽臭いマコン=ヴィラージュを揶揄していた時代が有ったんですね。


 そんなマコン=ヴィラージュとは全く異なるのがこのシェントレです。やっぱり旨いですね・・いつもは、タイミング的にはもっと早い時期にテイスティングしていますので、完全には落ち着いていなかった訳です。今回はサンリバティーさんが倉庫に入れっぱなしでオファーを忘れていた?ために、半年以上遅れてのご案内になっています。

 でもそんなタイミングなので、しっかり落ち着いてるんですね~・・。リアルワインガイド第62号は2018年4月のテイスティングですから・・そろそろ1年近くで、その位のズレが有ります。

「このワイン、こんなにおいしかったっけ?」

と徳丸さんは書かれていますが・・

「美味しかったですよ」

とお答えしておきましょう。何せnoisy はこのワイン、もう・・どうだろ、20年近く欠かさずに飲んでますから・・。


 しかしながらやはり変遷は有りますよ。もっと樽っぽかったし・・いや、樹の若さも感じたかな・・フレッシュだが凝縮感に欠けた印象が最初の頃だったと思います。でも・・千円台だったですしね・・充分にリーズナブルでした。この素晴らしいバランスを見せるシャルドネがこのプライスですから・・しかも、

「アドヴォケイトが選ぶブルゴーニュを代表する生産者」

で有り、

「ブルゴーニュ・シャルドネの傑作」

として、プイイ=フュイッセ・アン・ビュランV.V.とレ・クレV.V.が選ばれている位ですから(レ・クレは改植したため現在はV.V.表記無し)。


 下から上のクラスまで、見事に美味しいのがバローです。言いたくないが・・

「マコン・シェントレで充分旨い・・」

ので困ります。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【年々、瑞々しさを増しています!滅茶美味しいです!】
 滅茶苦茶瑞々しく、健康的で、伸びの良いワインです。しかも、

「ん?マコン・・?」

と思えるような冷涼感付きです。

 さらには、

「・・これでマコン?」

と思えるような、コート・ド・ボーヌ的なエレガンスの有る果実の風味なんですよ。


 価格もリーズナブルですし、これは売れるんじゃないかと!・・コンディションの良さも抜群です。


 リアルワインガイド第58号は、ついに今までの最高ポテンシャル点、89+点を付けましたね。noisy的にはそれだとやや低いかな・・と思いますが・・ここはハッキリ、90点付けるべきでしょう。それだけのパフォーマンスをしてくれます。

 年々増してきた正当にナチュラルな美味しさ、是非感じてみてください。超お勧めです!


 以下は昨年までのこのワインのレヴューです。
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【もう単なるマコンとは呼べない!素晴らしい味わいです!】

 いつも安定して美味しいマコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリです。もうお馴染みですね。

 ですが、2014年ものの美しい姿はまた2013年の健全さ、バローのベンチマーク的存在を超えて美味しいと感じてしまいました。

 もっとも、昨今は自然派と言うの括りの解釈も非常に難しいです。

「自然酵母(畑に自生しているもの、果皮付着)じゃなくて自然派を名乗れるか?」

と言うような基本的なものから、

「ビオロジック + So2の使用有りき」

と言う、既存のスタンスではヴァン・ナチュールとしては不足している・・・と言う考えもあります。

 その辺りはとても微妙な問題を含んでいまして、まぁ、いつも言っていますが最終的は、

「醸造結果としての揮発酸値」

に掛かってくると思うんですね。

 ナチュラルな畑仕事、ナチュラルな醸造の結果として、ナチュラルなワインが仕上がる・・これが理想です。しかしながら時に、もしくは多くの場合、

「ナチュラルな畑仕事、ナチュラルな醸造の結果として揮発酸値の上昇を招く」

ことにつながり兼ねない状況が見られる訳です。


 まぁ、極低レベルの揮発酸値の話しでは無いんですね。ワインのピュアな味わいを損なわない程度の揮発酸値であれば問題は無いと言えます。しかしながら、それはかなり上手く行った場合・・になります。

「ん、私はSo2は使用しないよ!」

と言う最初からのスタンスは非常に綺麗な言葉では有ると言えますが、仕上がったワインの揮発酸値が高いとすると

「唇寒し」

と判断されてしまうかもしれません。


 確かに、極わずかの方々は、So2を全く使用せずともピュアなワインを造り上げることが出来ると思います。しかしながら、ほとんどの造り手は、

「最上の葡萄が収穫でき、最上の仕事が出来たときにピュアなワインに仕上げられる」

と言えるかな・・と言うのが、noisy が現在感じていることです。

 リアルワインガイドは2013年ものよりも2014年ものをより高い評点にしていますね。理解できる部分では有ります。でもまぁ、

「どちらも相変わらず旨い。敢えて言えば、2014年ものがより凝縮感に長けているかもしれない。」

ですね。

 何せ、どうでしょうね・・覚えてませんが、どれだけ長くダニエル・バローのワインを毎年飲み続けて来たか・・・。90年台中頃から毎年必ず飲んでますから・・体の何パーセントかはダニエル・バローのシャルドネでできているかもしれませんしね・・そりゃ無いか。


 このシャントレの良いのは、甘く無いし、ミネラルは重く無く軽やかでビッシリ、適度な中域のふくよかさ、充実と余韻の長さ、ダレない酸の美しさが寄与していると思います。揮発酸の存在を感じたことなど・・ございませんしね。

 価格も実にリーズナブルです。ワイン屋として困った時の「ダニエル・バロー頼み」も有りがたいものです。何せ、

「美味しく無い!」
「合わない!」

とは、まず言われないですから・・。しかも、このシャントレは、二次発酵のニュアンスが強く出ないので、やや匂いのキツイ魚介にも行ける可能性が大きいんですね。・・まぁそんな場合、安全策を考えるなら二次発酵無しのワインを第一にしますが・

 柑橘系果実のしっかり出た美味しい・・甘く無い、しっかりシャルドネです。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
 いや~・・ピエール・ポリで充分旨いんですが、ヴェルジッソン・ラ・ロシュの石のニュアンス、マコン=フュイッセのクラス超えのポテンシャルも捨てがたい・・・選ぶのは難しいです!

2012マコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリ
 わずかに樽、凝縮感がわずかに甘みをもたらす。粘性ある滑らかなテクスチュアと程好いスパイス感。軽めながらたっぷりあるミネラリティ。ドライな味筋ながらしっかりと押してくる素晴らしい味わい。

2011&2012 マコン=ヴェルジッソン・ラ・ロシュ
 2012は2011よりもかなりドライ・・・2011年は荒れが収まり、熟しつつ有って、むしろ甘みさえ感じる滑らかさ。出来はほぼ同等か?とても美しくバランスの良い仕上がり。締まったミネラリティ・・・単純に美味しいが、岩、石のツルッとしたミネラリティが特徴的。リンゴや洋梨、柑橘。両方を比較すると、渋みと苦味が味幅、土台を作っているのでどちらも必要なものだと判る。リーズナブルなワイン。

2012マコン=フュイッセ
 美しい淡い黄色。光り輝いている。格上の味わいはすぐに判るほどのネットリ感とエレガンス。中域が密で味わいの幅が広い。フルーツ表現の精度が高く、よりエレガンスを感じさせているようだ。

 ポリはとっても美味しいです!こんなに美味しくなって・・良いのかな?・・と思うほど、格上げされたように思います。価格的にはヴェルジッソン・ラ・ロシュが上ですが、現状の美味しさはマコン=フュイッセに軍配。マコン=フュイッセは・・・マコンじゃ無いす!・・いや、マコンを超えてます。ヴェルジッソン・ラ・ロシュの石、岩のガチっとしたミネラリティが素晴らしい・・・そして2011年は熟し始めていて、凄く纏まりが出てきました!是非ご検討いただきたい4アイテムです。一推し!


2019 Saint-Veran en Creches
サン=ヴェラン・アン・クレシュ

16116
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
サン=ヴェラン
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー

◆◆◆2019年のメディア評価は見当たりませんでした。
■生産者情報
アン・クレシェ(保育園)
 南東に面したこの区画は、暖かく保護された盆地の白い石灰岩の土壌にあります。キュヴェの70%は樽で熟成され、残りは600 Lのハーフバレルで熟成され、そのうちの10%は新しい樽で熟成されます。ワインはフルーティーで心地よく、白い花の香りの恩恵を受けています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,890 (外税) 
【今(2021年6月末)一番開いているのはこれ!・・素晴らしいバランスです!】
 サン=ヴェラン・アン・クレシェ...今めっちゃ美味しいです!!・・ダレないふくよかさ、ドライなのに旨味たっぷりなエキスから、黄色いフルーツや白、黄色の花のニュアンスに僅かに蜜・・しかも上級のプイィ=フュイッセに通じるような気品や凝縮感も有りますから、

「3千円以下クラス最強部類のシャルドネ!」

と言っても過言では無いでしょう。


 まぁ、マコンとか(マコン何とかを含む)サン=ヴェランとかは、ある程度の栽培面積の広いアペラシオンですから、良いものとダメなものが両極で存在しています。俗に言う、

「ピンからキリまで」

有る訳です。

 で、このサン=ヴェラン・アン・クレシェは「ピン」に限りなく近い方です。その上価格も非常にリーズナブルです。


 とある生産者のマコンやサン=ヴェランが凄く美味しかったので、しばらく扱ったんですが、しばらくしたらナチュラルなのはとても良いのに、かなりのレベルの揮発酸が目立つようになってしまって・・まぁ、それでも何とか許せるレベルかとも思ったんですが、

「残念ながら・・価格が高い」

ので、それからは入れることを諦めています。


 ナチュラルさと味わいのピュアさは、決して比例するものでは無いので、その辺りをお客様にどう説明して判っていただけるか?・・をかなり考えています。その点に置いて、ドメーヌ・バローのワインはナチュラルさとピュアさを同列にして言えるので、ワイン屋にもお客様にも有難いことだと思います。勿論ですが、

「ピュアさを犠牲にしてもナチュラルさを・・So2無しが欲しい」

とおっしゃるお客様にも対応はしているつもりですし、時には、

「どこまでもアヴァンギャルドで行くぜ!」

みたいなビオ系、もしくは「ノン・So2」の生産者さんのワインにも興味は有る訳で、理解できる程度の残存揮発酸量であるなら、やろうと思っている訳ですね。


 ですが、このサン=ヴェランには、そんな心配は無用です。どこまでもピュアでナチュラル、ふんわりと、そして確実にスピ―ドの有るアロマをお約束出来ます。是非ご検討くださいませ。一推しでお勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【サン=ヴェランがこんなに美味しくて・・どうするの!】

 このサン=ヴェランで充分!・・です。2018年のダニエル・バローの素晴らしさを見るには・・。却って上級キュヴェのマンモスなミネラリティが要素を抑え込むような動きをするかもしれないので、「造り手の傾向を知る」には、このリーズナブルなサン=ヴェランでもOKだと言えます。

 やはりジュリアンが参画するようになってから、自然派的アプローチが深まって行ったのでしょう。飲むと葡萄の根が水分を求めて地中深く入って来たのが目に見えるかのように感じられます。

 色彩も艶やかな果実がたんまり・・そして白いミネラリティと、透明感バッチリなガラス、クリスタル風のミネラリティがたんまり有ります。色合いも・・緑色の存在が美しく感じられます。これは実にリーズナブル!・・少なくとも90点以上は付けるべきシャルドネでしょう!是非飲んでみて下さい!お勧めします!

以下は以前のレヴューです。
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【全方位に外向的!豊かな味わいだがダレ無い酸の美味しさが凝縮した果実を引き立たせています!】

 非常に良いワインです。僅かに映しこまれた淡い緑色が、このワインの素性を語ってくれています。非常にピュアで丸みがあり、ブルゴーニュの南部のワイン特有の暑苦しさは無く、極上クラスの味わいを感じさせてくれます。

 ラシーヌさんはダニエル・バローの輸入が出来なくなってしまいましたが、例えばラシーヌさんにお呼ばれされて新年会などに行かせていただくと、サンリバティーさんの社長さん、佐々木さんがいらっしゃったりします。どうやら非常に仲が宜しいようで・・また、ラシーヌさんの合田さんもサンリバティーさんの何かにタッチしてるのかな?・・ハッキリしたことは判らないんですが、関係の深い間柄のようです。

 なので、新年会でラシーヌさんのワインを味わっていると・・そのままじゃ済まなくなってしまいます。2年ほど前には・・それまでラシーヌさんの新年会にお邪魔していたはずなんですが、気付くと拉致されていまして、何故か佐々木さんの地元で飲んでいたりします。気付けば日が変わっていて・・何てことになっているんですね~・・。

 サンリバティーさんのワインはラシーヌさん同様コンディションも良く、社長さんのお人柄も良く・・何せ工学系出身なのになぜかワインのエージェントをしていると言う、ちょっと変わった履歴の持ち主でおられます。で、2015年ものもそうでしたが、2016年もののバローは完全にサンリバティーさんからの仕入れになっています。

 このサン=ヴェラン・アン・クレシェは2015年ものはご案内出来なかったので二年振りと言うことになります。ご存知かとは思いますがサン=ヴェランはマコン各村の近郊に有る村、A.O.C.で有り、A.O.C.プイィ=フュイッセの北に接している村でA.O.C.マコンより上位とされています。また単にマコン=ヴィラージュより上位とお考え下さって結構かと思います。

 さすがにA.O.C.マコンで美味しいものは多くは無いですが、マコン=ヴィラージュやマコン=何とか、サン=ヴェランともなりますと、昨今は結構に良いものも散見されるようになってきました。

 ただし・・価格も10年前のブルゴーニュ村名並み・・と言う場合が多いので、

「・・いや~・・ダニエル・バローが有るからなぁ・・中々この存在は超えられないでしょ・・」

と言う気も有ります。


 年々ピュアさとナチュラルさを増してきているダニエル・エ・ジュリアン・バローですが、20年ほど前の「樽っぽいシャルドネ」とは隔世の感が有ります。非常にピュアなんです。樽は掛かっていますがその存在を言う必要が無いほどまで来ています。

 とても良い感じに凝縮しており、冷ややかな酸が柑橘系フルーツの美味しさをたっぷり伝えてくれます。勿論、ミネラリティもたっぷりです。ガラスのような透明感の強いものと白っぽい石灰系のものが半々ほどに感じられ、全てを支える基盤になっているかのようです。

 リアルワインガイド第62号では、「現状は少し硬いがすぐこなれて来そう・・」のように書かれていますが、今飲んで充分な美味しさを感じられるバランスです。評価は89+~90 です。これより低いACブルゴーニュ・シャルドネは山ほど・・有ります。noisy のところでも非常に売れているロッシュ・ド・ベレーヌのシャルドネはリアルでは90点には届きません。確かに・・濃密さはこのサン=ヴェランの勝ちです。このちょっとしたシャルドネのマッタリ感にやられちゃうんですよね。

 非常に良い出来でした。価格もリーズナブルです。是非飲んでみてください。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【さすが格上!!マコンから来ると、クラスの違いを感じます!】
 以前のコメントを修正して掲載しています。非常に旨いですが・・非常に少ないです。


 さすがにポエール・ポリをこのクラスと比べると見劣りがしてしまいます・・・結局ミネラリティの違いなんですよ・・・なんだかんだ言っても最後は・・。果実だ酸だと分析しても、ミネラリティの質が自分の中のクラス、判断基準を決めているような気がします。

◆サン=ヴェラン・アルページュ
2012年初登場のアルページュ。少し濃い目の黄色。甘塩っぱいミネラル感がとても強い。ドライだが実に集中していて、それも甘みを感じさせる原因だろう。タイトで逞しい筋骨隆々タイプ。かなり旨い。


◆サン=ヴェラン・アン・クレシェ

 ハッキリ言って・・ちょっと舐めてました。3千円超えちゃった・・もう駄目かな・・と思ってたら・・とんでも無い!プライス以上のポテンシャル!トースティ、ドライだがジューシー。しかもかなりなミネラリティ度。現在は少し硬めだが、今までとは異質のポテンシャルを感じる。かなりの延び代のある味わい。フレッシュ感がたっぷり有り、ピュア感に結びついている。2013年までよりも確実に旨い。

◆サン=ヴェラン・レ・ポマール

圧巻。重厚感。質感の高さ。ボーヌの優良シャルドネ並みのミネラリティ。こってり感。中域の透明感。酸の美味しさ、バランスの良さ・・かなり美味しい。ボテっとした南部のミネラリティではなく繊細さを感じる。実に高級な味わい!


 サン=ヴェラン3種にも・・ビックリです。アルページュは逞しい、筋肉質の男性のようなスタイルで、プイィ、マコン辺りの暑苦しさが全く無いんですよね。アルページュが以前のアン・クレシェを男っぽくしたような感じです。価格もそんな感じ。

 アン・クレシェにはビックリ・・。物凄いポテンシャル・アップでした!

「これでサン=ヴェランかよ~!」

みたいな雰囲気でした。


 で、サン=ヴェラン・レ・ポマールですが・・・これをプイィ=フュイッセと言わなくて、何だと言えばよいのか・・もうミネラルの細やかさが異質なんですよ。滑らかでね・・緻密さ、エレガンスもある・・言うことのない味わいでした。

 そんな訳で選択は難しいかと思いますが、どれを飲んでも旨いです。えっ?ポマールが高い?・・・いや、高くないです。エチケットが無いと思って飲んでみてください。ビックリされると思いますよ!お勧めします!



2019 Pouilly-Fuisse Aliance Vieilles Vignes
プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴィエイユ・ヴィーニュ

16115
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
プイィ=フュイッセ
ドメーヌ・ダニエル・エ・ジュリアン・バロー

◆◆◆海外メディア情報
88-91 Points Jasper Morris Inside Burgundy
■生産者情報
 ガラ場、グリフェ石灰岩、石灰岩粘土の土壌で育ったアライアンスは、40年前と60年前に植えられた区画のブレンドです。ミネラルとフルーティーなワインです。約7年の熟成の可能性があり、若くても楽しむことができます。醸造 1/3バレル、1/3デミムイド、1/3バット。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,050 (外税) 
【最もリーズナブルで、且つ、評価も高いプイィ=フュイッセ!冷ややかな果実の美味しさを感じさせてくれます!】
 2018年ものはティム・アトキン氏も91ポイント、この2019年ものはジャスパー・モリス氏も上値91ポイントですので、変わらずに・・横滑り的な評価だと言えます。

 しかしながら、2018年ものでも相当に美しさがアップして来ていたのは言えますが、2019年ものはさらに・・「さらに」、美しさがアップしていると言えます。「健康美」と言いたいですね。

 それも、「何も無くて、何も起こらなくて・・でも結果として美しい」のではなく、

「色々有って・・鍛えられて、その結果として美しい健康体」

と言うようなイメージを受けました。

 ですので、少し筋肉が隆々としているような逞しさが備わっているように感じますし、感じる果実にも、「果肉の粒」さえ感じるような感覚なんですね。

 なので、2018年ものも非常に美味しかったし、海外メディアも同じように評価しているとしても、

「2018年ものと2019年ものの美しさの違い」

も感じたように思います。


 色合いも黄色がやや強めでは有りますが、あまり「樽」を感じさせるものでは無く、果実が受けた短い時間での日照の強さみたいなものを表しているのかもしれません。

 少しオイリーで、逞しく、口内ですり潰すと石灰的なミネラリティを基礎に、細やかな表情が零れて来ます。それはまた柑橘果実やスパイスに変化し、ノーズへと抜けて行きます。

 中域も適度に膨れてくれ、自然で長い余韻から、また果実のニュアンスとミネラリティを感じさせてくれます。

 アン・ビュランV.V.は現在、やや締まっていて、やや優しいムルソー=ペリエールみたいな風情ですが、それでも厳しいミネラリティが、

「飲むのはちょっと早いぞ」

と言っているかのようです。


 しかしながらアリアンスV.V.は、現在(2021年6月末)でも、開いているとは言わずとも、結構に膨らんでくれるので、それなりに美味しく飲めてしまいます。

 なので、このキュヴェとサン=ヴェランとマコン=シェントレは早めに飲んでも良く、アン・ビュランV.V.だけは2~3年は置いて育てていただきたいと思います。相当旨いし、何よりリーズナブルですので、この夏を乗り切る1本に・・いかがでしょうか。ご検討くださいませ。A.C.ブル並み以下の価格ですが、かなりの出来です。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【三千円を切ったプイィ=フュイッセが91ポイント評価!・・そして今でも美味しく飲める冷ややか果実+膨大なミネラリティ!超お勧めです!】

 2017年ものはスタートで躓いてしまいまして、あっという間にアリアンスV.V.が無くなってしまいました。世界で最もリーズナブルなプイィ=フュイッセです。

 そしてやはり2018年ものバローはミネラリティが凄い!・・これだけしっかり有るのに・・硬くならないし、熟度は高いのに全くダレないのも不思議ですが・・真実なんですね。

 バローの他のワイン同様、果実もたんまりで冷ややかで美味しいんですが、葡萄の高質感が下のクラスよりしっかり感じるんですね。なのでやはり、上のクラスの他のプイィ=フュイッセの区画並みに畑の状態が良くなって来た・・ことの証拠なのかもしれません。

 因みにティム・アトキン氏は、このアリアンスV.V.までは評価していて、91点付けています。まぁ・・アン・ビュランとちょっと、間が詰まっちゃっているように感じますよね?・・それに、noisy 的にはサン=ヴェラン・アン・クレシェで90点以上は付けるでしょうから・・。

 写真の方も、今回は何とか良いように撮れたようで、深~い凝縮した果実を冷ややかに閉じ込めているミネラリティが見えるような・・?・・気がしませんか?・・しないか~・・。飲んでいただけましたら、その意味が良く判ると思いますので、

「白ワインはあまり飲まないんだよな~」

とおっしゃる方にこそ、この超リーズナブルな高級シャルドネを飲んでいただきたい!・・そう感じています。きっとファンになってくれると期待しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【万全でした!アドヴォケイトも90点。A.C.ブル価格の村名区画名付き高級シャルドネです!】

 何故かバローは日本でとても安いので、中々やり辛くなってしまっています。某社は何でそんなに安いのか?・・以前、ラシーヌさんから入って来た頃の価格を見ると、とてもじゃないが理解不能です。

 ですが、今はジュリアンが造っていると思われるこのアリアンスV.V.、年を経る毎に「ピュア」になり、バランスが素晴らしくなっています。

 昔のダニエル・バローは、これまた昔のコント・ラフォンを思わせるような大きな造りで新樽をしっかり使っていました。今もそれなりに使用していると思いますが、昔の「バリック臭さ」は全く無く、それでも「適度な酸化」で滑らかに、酸の美しさがリアルな果実酸を感じさせてくれる、「新時代の高級シャルドネ」です。

 このアリアンスV.V.より上のラインは、少し寝かせた方が良いのは間違い在りませんので、直近に飲むのでしたらアリアンスV.V.をお薦めします。是非飲んでみて下さい!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【ミネラリティ溢れる冷ややかな果実!高級シャルドネの複雑性とフィネスを感じさせてくれるスーパーポテンシャルワインです!】

 あのブルゴーニュを代表するドメーヌのラフォンさんちも、ルフレーヴさんちも、生産量に限りの有るコート=ドールを飛び出し、将来性の高いマコンに新たな活躍の場を得た訳ですから、マコンの地がどれほどのポテンシャルを持っているのか、推して知るべし・・だと思います。

 確かにコート=ドールよりも南に位置しますし、マコネーとは言いつつも最も南に有るプイィ=フュイッセは、熟度は心配しないでも、ブルゴーニュ・シャルドネと看板を出せるフィネス、エレガンスが出せるかと言う唯一点が、大問題になってくる訳です。

 しかしながらこの、ダニエル・バローのプイィ=フュイッセの入門クラスである「アリアンスV.V.」ですら、そんな大問題を簡単に蹴散らしてしまう品質だと言えるのが凄いですよね。3千円でこれだけの高い品質のシャルドネが買える訳ですから、実にありがたいことです。

 2016年もののブルゴーニュは、2018年に到着し始めたものの、当初は非常に心配をしていました。しかしながら・・特にシャルドネは、

「・・もしかしたら・・グレートイヤーか?」

などとの言葉がテイスティング中に浮かんできてしまうほどのクオリティを見せるアイテムが多く存在しています。


 このアリアンスV.V.も非常に素晴らしい出来でした。リアルワインガイド第62号では、今飲んで 90、ポテンシャル 91、飲み頃予想 2020~2040 と言う評価で、

「このクラスから上は熟成が必要となる」

と書いています。


 noisy 的には、この2019年の正月のテイスティングで、

「このプイィ=フュイッセのクラスは、アリアンスV.V.だけは今から飲んでも充分美味しさを受け取れる!」

と感じました。これより上は・・やはり待ちましょうよ・・(^^;; 勿体無いですから。


 アリアンスV.V.は、ガラス系の透明感溢れるミネラリティのやや太い芯が存在し、縦構造の確かさを感じさせつつ、凝縮した果実由来のエキスが、少しずつ崩壊を繰り返し要素を放出、表情を豊かにしてくれる・・発展途上に有ります。勿論全開なんて無理ですが、

「この分子崩壊による表情」

こそが開くと言う意味(に近い)ですから、まだ少ないはずのそれを拾うだけでもたっぷり楽しめてしまうほど、ポテンシャルが充分だ・・と言うことなんですね。

 勿論、もう皆さんもたっぷり飲まれていてご存知かと思いますが、バローのワインが熟した時のパフォーマンスは物凄いですよね。そこまでは行かないにせよ、

「若いフレッシュな凝縮したシャルドネの美味しさ」

と言う切り口も有る訳で、その部分において、充分な美味しさだと判断します。是非飲んでみてください。3千円のプイィ=フュイッセ、驚かずにお楽しみくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【凄いポテンシャル!しかもほぼデイリー価格です!】
 息子さんのジュリアンが作ったアリアンスVV・・・旨いです!実に美しいプイィ=・フュイッセに仕上がっています。しっかり腕を上げたなと思います。

 リアルワインガイド第58号は、

「このクオリティでこの値段・・でいいの?」

とまで言ってます。同感・・!休養後に飲んでみてください。お奨めです。


以下は2008年のコメントです。
【むしろ3年ほどの時間が必要です。】
プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴェ / ジュリアン・バロー
 若々しく瑞々しいやや大きめの白・黄色の果実・柑橘。グレープ・フルーツっぽくも有る。ミネラルのアロマが強い。サン=ヴェランよりも構造が大きく、とても伸びやか。いつものヴィンテージよりもかなりドライ。

プイィ=フュイッセ・アン・フランス
 やや硬い表情。現在はふくらみに掛けるが瑞々しく・・でも硬い。アリアンス・ヴェよりも青みが有る。いつもよりドライだが、肌理の細やかさは上かもしれない。


 中級クラスのプイィ=フュイッセですが、ミネラリティが並みのワインよりも高い分、その殻を破る力に2008年は欠けているのかもしれません。現在はどちらも硬く、厳しいです。しかし、ハードなムルソーだと思えばこれも充分に有り。いつものようにマッチョなバローでは無いと思うべきでしょう。

 5~10年の熟成でピークを迎えるでしょう。かなり美味しいタイトなシャルドネになると思ってくださいね。お奨めです。

ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール

ジャン=ルイ・ライヤール

フランス Domaine Jean-Louis Raillard ブルゴーニュ
● ヴォーヌ=ロマネに有って、非常に質の高いエキス系の見事な味わいのワインを、非常にリーズナブルに提供してくれる唯一のドメーヌ、ジャン=ルイ・ライヤールの2019年ものが入って来ました。毎年全く残ることなく完売を続けていますが、それはやはりヴィンテージ背景が見えつつ見事な仕上がりを見せる味わいとコストパフォーマンス故でしょう。

 早速届いた2019年ものを、トップ・キュヴェのヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモンを除いて4アイテム、テイスティングさせていただきました。

 2019年はライヤール本人が言うように、とても収穫量が少ないヴィンテージですが、「ミルランダージュ」の葡萄が多く、いつもよりやや長熟さのある仕上がりになっています。

 細かいことは各コラムに記載させていただきますが、その中でも・・

「早く飲んでも美味しい・・早い仕上がりをしているキュヴェ」

は、村名ニュイ=サン=ジョルジュと、A.C.ブル・ブランのレ・シャサーニュです。

 村名ニュイ=サン=ジョルジュは今の段階で結構に開いた感じが有り、美しいエキス感からの表情についつい・・うっとりしてしまうほどです。

 また、A.C.ブル・ブランのレ・シャサーニュがまた素晴らしい出来で、今までで一番・・ほぼ完全にエキス化がされ、微細な表情が複雑性により多彩で官能ささえ感じられるものです。これは少ないですが・・飲んだらビックリするほどだと思います。

「少し休ませて・・もしくは熟成させて飲むべきキュヴェ」

は、村名ヴォーヌ=ロマネとA.C.ブル赤のレ・パキエです。勿論ですが、飲めていないレ・ボーモンもそうかと思います。

「2019年ものはミルランダージュが云々・・」

と言うライヤール本人の言葉が裏付けられる味わいで、相当に集中していて、見事なタンニンが有り、ミルランダージュらしい濃密な味わいに仕上がっています。その反面、

「まだ仕上がり切っていない」

のもしっかりと透けて見えています。ややタンニンが前に出ていて、エキスな味わいではあるものの、まだまとまり切っていないんですね。

 ですのでこの2アイテムは、

「最低1カ月の休養」

が必要で、出来ることなら「オリンピックが終わった頃」から手を付け始めるのが正解かと思います。

 ですが、仕上がり自体は相当に良く、2015年ものの美しい仕上がりに凝縮感からの力強さを加えたようなニュアンスですので、相当に期待できると確信しています。

 どうやら今回の2019年ものは一発で終了のようですので、是非ご検討の上、お早めにご注文いただきますようお願いいたします。

■2019 ヴィンテージに関するジャン・ルイ・ライヤールのコメント
 2018 年の12 月は雨が多く、平年よりも2.2 度も高い気温で年が暮れました。2019 年は、平均よりも約1.1 度暖かい温暖な3 月によって芽吹きは平年よりも早く、およそ半分の畑で4 月初めに芽吹きました。しかし、寒波の訪れと4 月5 日の霜によって、芽吹きが早かったブドウ木が被害を受けてしまいました。

 4 月中旬からは、気温が上がり、5 月になると夏のような熱波に見舞われ、少しの雨を交えて、熱波は6 月初めまで続きました。6 月に入ると涼しい気温と風によって、ブドウ木の成⾧が鈍り、結実不良によるミルランダージュが起こりました。しかし、日照量は平年よりも多く、7 月から収穫までの2 か月の気温は平年よりも高く、水不足が心配になるほどでした。

 それでもブドウ木は干ばつに耐え、9 月の好天によって、成熟したミルランダージュの(それでも良好な酸を備えた)ブドウを得ることができました。この素晴らしい天候と、病気にかからなかった全く健全なブドウを状態に鑑みて、収穫を10~12 日ほと遅らせ、9 月19~21 日に収穫しました。2019 ヴィンテージは、タンニンと酸、自然アルコール度数のバランスが完璧で、前途有望で、素晴らしい熟成のポテンシャルを秘めています。
ジャン・ルイ・ライヤール

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 待望の2018年、ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤールのご紹介です。これほどまでにリーズナブルで、ブルゴーニュの聖地の素晴らしい味わいを届けてくれるのは、ジャン=ルイ・ライヤールだけです。他にいらしたら是非教えてください・・(^^;;

 今回は、あのフラッグシップ、1級のレ・ボーモンもいただきました。これは非常に希少です。

「あと7割増しで欲しい!」

と言って交渉したんですが・・何だかんだと言い訳された挙句、結局最初に提示された量しか来ませんでした。(・・だからそれじゃテイスティング代が出ないってば!)

 2018年も非常に素晴らしいです。伸びやかで健康な2017年ものに対し、2018年ものは「複雑性」が乗っかっていますので、ポテンシャルは確実に上回り、その分、育っていくのに少しタイミングが遅くなる・・と感じました。

 それにしても滅茶美味しい!・・ヴォーヌ=ロマネの生産者で最もリーズナブルで最もエキシーです。A.C.ブルでさえ・・非常に・・です。(ここでは書きませんが・・)是非ともご検討くださいませ。


■2018ヴィンテージに関するジャン・ルイ・ライヤールのコメント

 2018年の冬は湿気が多く雨がちでしたが、4月初めからの季節外れの暖かさで、ブドウの芽吹きは非常に早くなりました。しかし、5月上旬に気温が氷点下にまで下がり、ブルゴーニュは霜の被害を受けてしまいました。幸運なことにヴォーヌ・ロマネは被害を免れました。その後暑さが戻り、ブドウは5月末に開花しました。そして良好な条件のもとで成長しました。

 6月に入ると雨がちの日が2週間程続きました。この間はべと病の心配がありましたが、管理を怠りませんでした。その後は乾燥した暑い日が戻り、それは収穫前まで続きました。

 2018年は4月から9月にかけて、1559時間の日照時間がありました。これは平年よりも20%も多い日照時間です。この日照量のおかげで、酸と糖とタンニンの並外れたバランスを備えた、健全で成熟した素晴らしいブドウを収穫することができました。

ジャン・ルイ・ライヤール

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 ジャン・ルイ・ライヤールの2017年が少量入荷してきました。大変小さなドメーヌですので、人気の高さに数が本当に足りません。

 2016年ものの美しいエキスのワインには皆さんも心を奪われたに違いありません。難しかったはずのヴィンテージに「そつなく」ではなく、「すばらしい」ワインに仕上げた実力は確かなものと言えます。

 2017年ものは前年のような苦労は無かったようです。前年はほぼ9月の後半(28日頃)に収穫していますが、2017年ものは前半(8~9日頃)ですから、3週間も早いですし、生産量も1.5倍~1.7倍ほどに増えているようです。

 で、非常に少ない1級レ・ボーモン(公称900本)は片手の指さえほとんど余るほどの数量しか入ってませんので飲めませんでしたが、A.C.ブル、村名ニュイ=サン=ジョルジュ、村名ヴォーヌ=ロマネをテイスティングさせていただき、2017年ものの姿を見させていただきました。

 2016年ものがリリース直後から凄いバランスを見せたのに対し、2017年ものはより複雑性高く、より品格を感じる味わいでした。ある意味、リリース直後から完成された味わいの2016年・・は、最初から非常に美味しかった訳ですが、2017年と比較してしまえば複雑性は届かなかったかと言えます。

 2017年は複雑性の高い味わい・・つまりよりポテンシャルが高い訳で、その分、「現時点でのまとまり」と言う点では2016年に及ばない訳です・・村名ニュイ=サン=ジョルジュを除いては。

 いや~・・ニュイ村名、今絶好調です。滅茶苦茶旨いです!・・しかも激安ですし!・・勿論、A.C.ブルもA.C.ヴォーヌ=ロマネもその意味では「時間の問題」です。輸入の疲れが取れた休養バッチリ状態に持ち込んでいただいた段階で、

「エキスたっぷり!ピュアでエレガント、複雑性も高い見事な激安ピノ・ノワール!」

に大変身です。


 ブルゴーニュワインの暴騰が懸念される中、ブルゴーニュのど真ん中の誰もが飲みたいと思っているピノ・ノワールをリーズナブルに供給してくれている数少ないドメーヌさんです。是非飲んでみてください。超お勧めします!


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 素晴らしかった2015年ものは、ま~・・飛び抜けて美味かったですよね~。しかも価格も実にリーズナブル!・・ヴォーヌ=ロマネの生産者さんですよ?・・今時はヴォーヌ=ロマネ村名など、ネゴスものでもこんなプライスは不可能かと思いますが、それも、

「滅茶美味しい!」

ですからね。2016年ものも期待してテイスティングに臨みました。今回は1級レ・ボーモンは無し、次回以降の入荷を期待しています。

 物凄く健全で何のストレスも継ぎ目も無い見事な2015年ものに比べ、2016年ものはやはり2016年らしい複雑性を秘めた大きな構造のワインだと言えます。

 この辺の仕上げ方は実に見事で、

「ジャン・ルイ・ライヤールって、こんなに造りが上手かったんだ・・」

と驚かされました。


 今飲んで納得の味わい、3年後に期待を大きくし、6年後以降、大きく膨れたボディからエレガンスと複雑なアロマを見せてくれるものと感じた2016年です。

■ヴィンテージを追うごとにワインの純粋さと透明感がアップ
 【1968 年から全房発酵を貫くヴォーヌ・ロマネの小さな巨人】

 1968 年から元詰を開始したドメーヌ・ライヤールは、栽培面積3ha 弱、総生産量5?6 千本という、他のヴォーヌ・ロマネのドメーヌに比べて極めて小さなドメーヌです。ガイド等への掲載は殆どありませんが、コストパフォーマンスの高さで、欧米では個人客を中心に高い人気を集めています。

■全房発酵の第一人者
 温暖化の影響と世代交代によって、2010 年代からブルゴーニュで急速に導入が進んでいます。しかし、ジャン=ルイ・ライヤールは元詰めを始めた1968年から半世紀近く一貫して全房発酵にこだわり続けてワイン造りをしてきました。全房発酵を行うためには何よりもブドウの果梗まで成熟させる必要があり、収穫をぎりぎりまで遅くしなければなりません。また、ピジャージュ(櫂入れ)は機械を使わずに足で行わなければならず、より多くの手間がかかります。ジャン=ルイ・ライヤールはDRC やルロワと共通するこの哲学をずっと実践し続けている全房発酵の第一人者なのです。

■職人的な緻密な作業から生まれる真のハンドメイドワイン
 ジャン=ルイ・ライヤールは、ロマネ・コンティで働いていた両親から1989 年にドメーヌを継承しました。彼は自分の目の届く範囲の小さな畑で、職人的な緻密な手作業による「真のハンドメイドワイン」にこだわって仕事をしています。例えば、発酵層からワインを引き抜く際も機械は使わずに、手作業で小さな桶を使って行っています。ドメーヌのワインの品質向上は特に2010年代に入ってから目覚ましく、ヴィンテージを追うごとにワインの純粋さと透明感がアップしています。

■ドメーヌの醸造について
 近年のブルゴーニュでは、湿度が高い涼しい夏、そして夏の日照不足を補って余りある程の素晴らしい9 月の天候によって、可能な限り成熟したブドウを得るために、以前よりもずっと遅く収穫ができるようになりました。それは特に梗の成熟に顕著に表れています。こうしたことから、近年、全房発酵がブルゴーニュで広がりを見せているのだと思います。いずれにしても、全房発酵を行うためには成熟した果梗を得ることが非常に重要です。私のドメーヌでは最も良く熟す区画や除梗しないブドウに適した区画を毎年見極めて果梗のついたブドウを収穫しています。

 まず、全房のブドウを発酵層の深部に置くことで、発酵が?く行われるという効果があります。全房のブドウはブドウの粒の中で発酵が行われるため、発酵層の中に温度の高い核の部分が生まれ、30度を超える温度が?く維持されるのです。そして、アルコール発酵の期間がより?くなることによって、最上の抽出と、異なる成分(タンニン、色素、ポリフェノールなど)の間の自然な結合が可能になります。また、果梗が発酵中の急激な温度上昇を抑えて、固体と液体の間の良好なバランスを取ってくれます。発酵中に機械を使うピジャージュ(櫂入れ)やポンピングオーバー、激しい攪拌を行うと、揮発性の高いアロマがピノ・ノワールから失われてしまいます。このため、ドメーヌではこのような激しい行為を行わず、足でソフトなピジャージュを行って、揮発性の高いアロマがワインに残すようにしています。

 果粒の中で発酵したマストは、圧搾によって開放されて、焙煎やトースト、スグリなどのブラック・フルーツのノートを備えた凝縮したアロマを生み出します。また、新鮮なレッドフルーツのアロマを除梗したブドウの部分にも広げる作用もあります。それから、発酵層からワインを引き抜く際、発酵前には緑色であった果梗が深い赤色に変わっていることを確認することができます。これは、果梗が発酵中に一部の色素とアルコールを捕える働きがあるからです(*このためワインの色調がやや薄くなります)。この際、果梗は内包していた水分を放出しますが、ヴィエイユ・ヴィーニュは若いブドウ木に比べて水分が非常に少ないという特徴があります(このため、ヴィエイユ・ヴィーニュの方が全房発酵に向いていると言えます)。幸いにもドメーヌの畑は樹齢が60?80 年を超えるブドウ木が大部分を占めているため全房発酵向きと言えます。

 果梗と一緒に発酵させることは、樽熟成の際に不快なアロマや還元反応を引き起こす原因となる大きな澱や沈殿物を皮や果梗が捕らえてくれるため、ワインが自然な形で濾過されるという利点もあります。このため樽に移されたワインは清澄度が高く、マロ発酵終了後も樽熟成の間も、澱引きや樽の移し替え、あるいはポンプを使った作業などは一切することなく、静かに寝かせておくことができます。そして、熟成後も無清澄・無濾過の瓶詰めが容易になります。

 ドメーヌでは、発酵層からワインの引き抜く際は機械は使わずに、手作業で小さな桶を使って行っています。手作業でワインを移し替えるため、ブドウの皮や種、果梗をこねくり回すことはありません。また、圧搾も非常にソフトに行うことができます。このため、ワインには不快なえぐみや苦み成分が付くことはなく、ワインに過剰なストレスを与えることもありません。

 ドメーヌのワインは14?18 ヶ月の間、澱と一緒に熟成されます。ワインは、細かな澱から栄養を補給して、ふくよかで豊かになり、トーストしたパンを思わせるアロマや柔らかな口当たり、そしてタンニンを包み込んでビロードのような口当たりを生み出す粘性を獲得します。バリックでの熟成においては、焼きのややしっかりした新樽の比率を高めにしています。これはバリックが、発酵中と発酵後の果皮浸漬の際、特に醸造温度が30 度を超える際に、抽出されたブドウの種に由来するタンニンを補完してくれるしっかりと溶け込んだタンニンをワ
インに付与するともに焼いた木の微かなニュアンスももたらしてくれるからです。

 ドメーヌでは熟成中にバトナージュは行いません。なぜなら、澱は低気圧の時にはワインの中に均等に浮遊し、高気圧の時には樽の底に沈殿するため、バトナージュと同じ効果を自然にもたらしているからです。この特性を利用して、ドメーヌでは瓶詰めの一ヶ月前の高気圧の時期にワインの澱引きを行ない、瓶詰め時期もちょうど高気圧の時期になるようにプログラミングしています。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティも全く同じ方法を取っています。

 一般的に熟成中は、バトナージュをして樽の底に沈殿する澱を浮遊させないと問題が起きると言われます(澱がワインの重さで潰されるため)が、ドメーヌではシュール・リーの状態で熟成させることに関してはいかなる問題も発生していません。幾つかのドメーヌが、澱引きをしないことで還元の問題に突き当たるのは、SO2 の過剰な添加に由来するもののではないかと考えられます。

 ドメーヌのワインは、マロラクティック発酵の際に発生する炭酸ガスによって酸化から守られるため、SO2 を添加する必要がありません。但し、補酒は定期的に行なっています。また、決してポンプを使ってワインを取り扱うことはありません。瓶詰め前にワインを樽から引き抜く際もポンプは使わず、樽の上部の穴からの空気圧によって、ワインを樽から押し出すという自然な方法で行なっています。この方法だとSO2 加える量はごく微量で済み、ワインのアロマの全てを失うことなくワインの中に残すことが出来るのです。

 ドメーヌでは、ワインのアロマはワインの熟成過程における最優先事項の一つと考えています。ワインをシュール・リーの状態で静かに熟成させることによって、新鮮な果物のアロマをしっかりと残しながらも、焙煎や燻した香りやトーストなどのトリュフに近いような香りもより多く残すことが出来るのです。



2019 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

16107
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール

■エージェント情報
 ヴォーヌ=ロマネのクリマ“レ・パキエ”から産まれる純ヴォーヌ=ロマネ産のブルゴーニュ・ルージュ。

 ドメーヌがリュー・ディ“レ・パキエ”に所有する区画は、平均樹齢51 年、栽培面積0.35ha の小さな区画。
手摘みで収穫したブドウを畑とセラーで2度選果した後、完全に除梗して、自然酵⺟のみで発酵を行う。発酵前半はオープントップの状態で1 日2 回の櫂入れを施す。発酵後半は蓋をして、櫂入れは1 日1 回に留める。発酵期間は約6 日間で、その後、引き続き3 日前後の果皮浸漬を行う。キュヴェゾンの期間はトータルで約11 日間。発酵槽から引き抜いて圧搾し、Sirugue シリュグ社製の木目の細かいアリエ産のバリックに移して熟成を施す。熟成はバリックでシュール・リーの状態で行う。熟成中、澱引きは行わず、瓶詰めの約1 ヶ月前の高気圧の時期を見計って1 回のみ澱引きを行い、1 ヶ月後の同じく高気圧の時に無清澄・無濾過で、ポンプ等は一切使わずに、重力を利用して自然に直接樽から瓶詰めする。
 2019 年物は9 月20 日に収穫。全房比率10%。新樽比率20%、熟成期間15 ヶ月。2021 年1 月時点のSO2 トータルは65mg/l。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,290 (外税) 
【この時点で仕上がり切っていないのは・・「ミルランダージュ」の葡萄が混じった故でしょう!乞うご期待!】
 ライヤールのレ・パキエやヴォーヌ=ロマネと言えば、ま~・・noisy もビックリするほど売れるので、出来うる限り量を抑えたいところなんですが・・ライヤール自体、生産量が多くないので、非常に辛いところなんですね。

 で、エージェントさんが「2019年ものが入荷した」と言うので、

「沢山割り当ててね!」

と、量はいつもよりさらに少ないが、良い葡萄が採れたと言うのでプレッシャーを掛けておきました。

 早速飲んでみると・・

「・・ん?」

ですよ・・。いつもの美し~~い、ライヤールのレ・パキエの味わいとは異なるんですね。一瞬、

「(・・やっちまったか!)」

とも思ったんですが、よくよくテイスティングしてみると・・いつもよりも密度が高いんですよ。そして、良質なタンニンもいつもより多めで、ちょっとまだ有れている感じなんです。そもそも「エキス感たっぷりの超ドライな味筋」ですから、仕上がる前は・・結構に荒れて感じられてしまう訳です。

 昨年の2018年もののご紹介は、今6月後半ですので、1カ月以上早かったと思います。ですが、それを見たとしても、まだ仕上がり切っていない訳ですね。

 noisy 的感覚ですと、輸入疲れを取るのに1カ月、エルヴァージュの残り部分を消化するのに1カ月・・位かな?・・と思います。なので、

「東京オリンピックが終わった頃から!」

が飲み頃入りかと思うんですね。

 何しろ・・(おそらく)ミルランダージュ混じりは間違い無いですから・・あ、是非2018年以前のものと色調も比較してご覧くださいね。全然違うでしょう?・・濃密ですよね。そもそもライヤールは抽出を強くしよう・・などとは考えない人ですから、

「そうなってしまった!」

訳です。決して抽出を強くして濃くなった訳では無く、

「(粒の小ささから果汁:果皮のバランス的に)果皮が厚い葡萄だから濃い」

訳です。当然ながらタンニンも・・果汁が少ない訳ですから、やや前面に出てくる。そしてそれが溶け込んでくるのに時間が掛かり気味になる・・そんな流れです。

 ですので、

「仕上がったら相当に旨いはず!」

と踏んでいます。


 エージェントさんによりますと今回の2019年は数が無く、「一発のみのご案内」で終了だそうです。2018年はヴォーヌ=ロマネなどは2度、入っていましたので・・それでも早々に完売してしまうほどの人気でした。相当に期待できるA.C.ブル、レ・パキエ。是非ご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【深~く優しいヴォーヌ=ロマネ的要素をたっぷり感じさせてくれるピュア&ナチュラルな、そしていつもよりちょっと複雑性高いA.C.ブルです!】

 ロマネ=サン=ヴィヴァンから真っすぐ下がって行った辺り、白のレ・シャサーニュの南に接するのがこの「レ・パキエ」です。毎年大人気で、すぐに無くなってしまいますから、

「オファーの有った数の7割増しで」

とお願いしたんですが、結局スルーされてしまいました。

 まぁ、1級のレ・ボーモンが有りますから、全アイテムがそっくりアソートになってまして・・なので、noisy が要求した量がどうやら全体の1/2~2/5ほどだったようです。なので要求を飲むことが出来なかったのでしょう。

 ヴォーヌ=ロマネ村に有りますからヴォーヌ=ロマネのワインでは有りますが、A.C.ヴォーヌ=ロマネを名乗れるわけでは有りません。国道の東側を村名以上にはクラスしないのが基本的なお決まりです。あのクロ・ド・ヴージョでさえそうです。

 しかしながらこのワインを飲むと、脳裏に浮かんでくるのは・・しっかりヴォーヌ=ロマネなんですよね。

 そして2018年ものは2017年の「真っすぐな性格」よりは、「もう少しお利口さん」みたいな感じだと思います。より複雑で、簡単じゃない・・と言うか、ヴォーヌ=ロマネ似、それだけでスルーしてしまうのは勿体無い・不足していると感じます。

 写真をご覧いただきますと、やや濁りが見えるかもしれません。まだ完全に落ち着いていないうちに飲まざるを得ない状況だったんですね・・その理由はいずれ判るかと思いますが、それでも、

「アロマの上がりの早いナチュラルさにピュアさ、ヴォーヌ=ロマネらしい細やかでしっとりしたスパイス、美しいエキスで適度に膨らみつつ、要素の複雑性を見せつつ美しく消えて行く」

 見事な味わいでした。

 年間通して売れれば有難い・・ワイン屋としてはそんなアイテムです。少ないのですぐ無くなってしまうと思いますのでお早めにお手当ください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【健康的でピュア、そしてヴォーヌ=ロマネ的な複雑性とエレガンスを兼ね備えた滅茶苦茶リーズナブルなA.C.ブルゴーニュです!】

 ロマネ=コンティの畑からロマネ=サン=ヴィヴァンへまっすぐ下り、ヴォーヌ=ロマネの村を通り過ぎて村名オー・ジャッシェ、オー・ゾルムを通り過ぎるとこのレ・パキエと言うレジョナルの畑に到着します。まぁ、ロマネ=コンティの真下・・では有りますが、距離はそこそこに有ります。・・直線で800メートル位でしょうか。

 なので・・と言う訳では有りませんが、似ちゃいません。大まかには似ていたとしても隣の畝になったらもう全然違ってしまうのがブルゴーニュの畑な訳ですから、それを言ったらおしまいよ・・と言うことですよね。

 ですが、完全エキス化された非常にドライな味わいと、発酵期間が短い=高温発酵由来の味わいは、同じ方向を感じますし、

「・・ん~・・ヴォーヌ=ロマネ・・と言うか、本格派のピノ・ノワール!」

を飲んでいる満足感に浸ってしまいます。


 2017年は2016年より、より複雑性が高く品格を感じる味わいです。結果として涼しかった2016年は、その冷ややかな味わいの中に複雑性を溶け込ませていた様子でしたが、2017年はそれをすでに表情として感じられます。明るい赤には透明感が有り、見事なまでの「あっけらかん」としたニュアンス・・・なのに、香りも味わいも非常に複雑で、ヴォーヌ=ロマネ的な芳香をスピード感を持って感じさせてくれます。

 昔はこんなに香らなかったんですけどね・・抜栓直後は。今はコンディションも良いのか、それとも自然派的アプローチのなせる業か、柔らかに感じるアロマ、皮革、スパイス、しなやかな石灰+粘土のニュアンスが、素直に「すっ」と立ち昇ってきます。

 ポテンシャル+ロケーション+価格を考え併せますと、

「こんなA.C.ブルは他に無いぞ!」

と言えるかと思います。


 近年は非常に人気が高く、しかもエージェントさんが変わってしまったことも有って、確保するのが結構に大変です。もう追加分は(少なくとも今回の入港分は)無いでしょう。お早めにお手当ください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【旨いです!今時このプライスで、これほどまでの高みを見せるACブルゴーニュ・・・しかもヴォーヌ=ロマネをしっかり感じさせてくれるものは無いです!】

 とても良い出来です!・・滅茶健全だった2015年の健康美こそ、手に入れることは出来なかったようですが、

「このACブルを飲むと2016年も安泰!」

とばかりに安心出来ます・・(^^;;


 まぁ、世界一リーズナブルとも言えるようなヴォーヌ=ロマネのドメーヌが造る、ヴォーヌ=ロマネの畑のACブルゴーニュです。

 面白いのはやはり2015年ものとの写真の比較でしょう。ぜひじっくりご覧ください・・どうでしょう?・・これ、とっても良く撮れていて、ものの見事に味わいさえ写し取ったかのようです・・自画自賛って奴です。


 健康美溢れる2015年のレ・パキエは、透明感がしっかりしていてやや冷たいような色、紫の色合いが美しいです。

 対して2016年のレ・パキエはどうでしょう?・・やや赤みが強く、より濃く、ほんのりと白っぽいように見えないでしょうか?


 まぁ、今のところ・・の話しでは有りますが、おそらくこの傾向で多くの2016年ものは仕上がっているのかな?・・と言う感じを持っています。勿論ですが各村での凸凹は有ると思います。

 特に全房発酵と言う、ちと難しい技術を得意とするジャン=ルイ・ライヤールですから、葡萄の完熟のタイミングが命です。2016年はそれがやや遅れた年と言うことになりますから、タンニンの抽出がやや強めにで易いと言うことになったかと思うんですね。

 ところがですね・・この辺が「肝」かと思うんですが・・実に上手なんですね・・。しっかりと溶け込んだタンニンですから、タンニンをタンニンとして認識し辛く、非常に美しく感じてしまうんですね。2015年ものの印象をしっかりと覚えていない限り、

「多分・・区別できない」

と思えるほどです。


 しかも、旨味を持った酸の味わいは非常に複雑です。エレガントでエキス系の超ドライで旨味バッチリで・・複雑性が高い・・んです。しかも目立たないとは言え、良い感じにタンニンを持っていますから、何年か後には、

「ボディがぷっくりと膨らむし、さらに熟せば大柄なスタイルを見せ始める」


 となると、2015年と2016年はどちらがポテンシャル高いと言えるでしょうか?・・判断は非常に難しいですよね。


 全房発酵が生んだ奇跡・・なのかもしれません。


 かのアンリ・ジャイエも、

「果梗が健康な時は絶対に使用する。もしくは半分ほど使う。」

と言っていたと思います。


 今までに何度も書いていますので「耳タコ」かもしれませんが、かの御大の1984年エシェゾー・マグナムを十数年前に飲んだ時、見事な構造に感動しました。勿論・・もう、構造しか残って無かった・・フレーヴァーは失せ、豊かな味わいなど全く無かった。それでも優れたワインだったと感じさせてくれる見事な構造を、残った酸と溶け込み分解したタンニンが感じさせてくれた・・と感じています。


 しかし2016年は1984年のような、

「散々なヴィンテージ」

では有りません。奇跡的に良いワインを生んだと、将来語り継がれるかも・・しれません。


 海外の評論家さんたちからは、全く無視されている生産者です・・と言うか、ライヤールが試飲用ワインを彼らに提供しないからそうなる訳です。

 旨いお米を作り、旧知のお客さんに販売して終わり・・と言うような感じなのでしょう。是非とも飲んでみて欲しい、非常に優れたヴォーヌ=ロマネのACブルゴーニュ・ピノ・ノワールです。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!・・しなやかに伸びるテクスチュア、健康的な赤紫の果実、パーフェクトな酸のバランス!必飲!!】

 非常に・・素晴らしいACブルゴーニュでした!・・このバランスはコート・ド・ボーヌでは有り得無いよなぁ・・としっかりコート・ド・ニュイ的エレガンス、質感を持ち、皮革やスパイスの質感の高さと、見事な球体のエキス味に・・惚れ惚れしてしまいました!・・2014年も素晴らしかったですが、2015年は、そのヴィンテージ背景に「健全健康だからこそのピュアさ」がたっぷり見て取れます。この数年で一番の仕上がりじゃないでしょうか。

 いつもでしたら、このACブルと一緒に村名ヴォーヌ=ロマネやニュイ=サン=ジョルジュなどのオファーが有るんですが、どうしたものか・・ACブルのご案内しか無かったんですね。

 そもそもこの2015年を頼んでいたことをすっからかんと頭の中から消していまして、愚息が登録を間違えて、2014年で伝票を打ち込んでいたものですから・・

「ん?・・そうか、エージェントさんに2014年が再入荷したのを仕入れてたんだっけか・・」

と勘違いしてしまいまして、前回の新着でそのまま「再入荷」で・・ご案内しちゃったんですね。ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。

 どこかに不安な要素を持ちつつ、追加分だからと・・詳細を確認しなかったのがミスに繋がりました。毎週のように新着を更新していますと、こんなミスが出て来てしまいます。

 しかしながらそんなことも有って・・かなり慎重にテイスティングさせていただきました。


 確かに、到着直後・輸入直後由来の「荒れ」は僅かに有るんですが、これは間もなく無くなります。そうしますと・・むしろ良い年のヴォーヌ=ロマネには不足してしまう「低域から上に伸びて行く冷涼な酸」を見事に保持しているこのレ・パキエは、どこまで成長して行くだろうかと非常に楽しみでも有ります。

 ましてDRC系の造りですから「エキス系」ですよね・・。甘味もへったくれも全く無い、見事にドライな味わいなんですが、旨みが甘味を呼んでくれます。言ってみれば「膨張系」のワインですので、完熟時は「パンパン」に膨らんだ感じになって行くのが見えるようです。素晴らしい仕上がりでした!

 これは是非とも飲んでいただきたいと思います。ピノ・ノワール好きなら、この味わいが気に入らない方は非常な少数派でしょう。お勧めします!激旨いです!





【ブルゴーニュ最高のアペラシオンから奇跡と言えるプライスの、稀有な雅さを内包しつつまだ解放していない美しい2014年ピノ・ノワールです!】

 10年振りにチェックしてみたジャン・ルイ・ライヤールです。昔の記事にも書いていますが、結構好みの味わいなんです・・でも、エージェントさんの紹介文が余りにオーバーだと感じていて、

「何だかな~・・」

と、ちょっと一歩下がった立ち位置での物言いになっていました。


 しかしながら今回、この村名ヴォーヌ=ロマネと、ヴォーヌ=ロマネ村に有る国道に面した位置のACブルゴーニュを飲み、かなり良い・・と言うか、

「もうあり得ないプライスだろう!」

と言う意を強く持ちました。


 ヴォーヌ=ロマネでこんなプライスですよ?・・それもドメーヌもので・・今、2017年時点ではもう考えられないバーゲンプライスです。

 それにですね・・色合いを見ていただいてお判りの通り、

「エキスが出ていてかなり良さそう・・」

ですよね。


 ヴォーヌ=ロマネはセシル・トランブレイのACブルにも使用されているラ・クロワ・ブランシュの村名区画の上部にあるオー・ラヴィオール(ニュイ=サン=ジョルジュとの境界の畑)、1級レ・スショ直下のオー・メジェール(レ・メジェール)、ラ・ターシュやラ・グランド・リュの上部にある素晴らしい畑、オー・シャン・ペルドリの3つの畑をセパージュしたもの・・と言われています。

 これはブルゴーニュの・・と言うか、ヴォーヌ=ロマネの優れたドメーヌが取り入れている「キュヴェ・ロンド」と言う手法と思われるものでして、標高の低い(下の、東側の)畑と、標高の高い(上の、西側の)畑をブレンドし、特徴の違いが顕著に出る畑の特性をお互いに補う手法です。特にエシェゾーやクロ=ヴージョなどでは一般的です。

 実に官能的な美しいグラデュエーションです。黒味を帯びた赤ですが、赤もシンプルに彩度が有る・・と言うよりも、どこかやや陰りを見せるような・・妖女のようなニュアンスです。

 アロマは諸にヴォーヌ=ロマネ的なエレガンスを持っていて、まだ見せないわよ!・・と言われているようにも聞こえますが、薄手のブラウスから要素が透けて見えるようです。

 以前は、

「DRCどうのこうのは関係無い」

と言っていたのですが、この2014年ものを飲んでからは・・そろそろ・・撤回します。いや・・実に良い感じです。

 早いっちゃ・・全然早いんです。硬さも有るし膨らみ切らない恨みも有る・・。しかし、例えばジュヴレのギイヤール的な、完全発酵で全くの残糖感無しなエキスも有りますが、ギイヤールよりもエキスの濃度と質は上・・でしょう。これはジュヴレとヴォーヌ=ロマネのエレガンスの差かもしれません。

 似ているのはミュヌレ=ジブールと、やはり・・DRCです。ラマルシュには余り似ていません。ラマルシュの、全てを許容してしまうような優しさはまだ全く出て来ていません。いずれ出て来るにしても・・です。

 ミュヌレ=ジブールには非常に良く似ていますが、取っつきやすさはミュヌレ=ジブールが上です。旨みの形成された酸からのエキスの構成は、さすがミュヌレ=ジブールと言えるかと思いますが、これは先の「キュヴェ・ロンド」を構成する畑が、ミュヌレ=ジブールの場合は「もっとも標高が高い畑」+「もっとも標高が低い畑」では無くて、もっと中央に寄っている・・・つまり、元の畑のポテンシャルがより高いことに由来すると思います。

 DRCにはかなり似ています・・ラ・ターシュを若飲みした時のようなニュアンスが有りますが、DRC独特の樽のニュアンスや畑の格の違いなどから、到底追い付きはしない・・と言えるでしょう。

 しかしながら、村名ヴォーヌ=ロマネとすると非常に複雑でポテンシャルが高いのが判ります。複雑さはややもすると一体感を損ないますが、そんなことには陥りません。どこかにヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュや1級が持つ荘厳さも漂い、要素の目の詰まりや、ヴォーヌ=ロマネでしか出て来ない気品も漂っています。

 今飲んでも飲めます。でも、春まで待った方が良いかもしれません。そして非常に超熟です。5年経って柔らかくなり始め、10年経ってかなり美味しくなり、25年ほどは持つでしょう。これは是非飲んで欲しいワインです・・って、非常に安いですよね?

 こちらはACブルゴーニュです。畑は「レ・パキエ」と言って、ロマネ=サン=ヴィヴァンから道を下がって行ったところに有ります。国道を挟んで斜向かいが「オー・ソール」と言う村名畑です。

 こちらも村名ヴォーヌ=ロマネとタイプはそっくり、要素を少し・・と言うかだいぶ削ぎ落した感じに仕上がっていますが、ACブルゴーニュとすると充分過ぎるほどです。

 タイプがそっくりですから、ギイヤール的に完全発酵、非常にドライでややタイト、ミュレ=ジブールに似てエキス感が有ります。黒い果実に赤い果実が混ざり、果皮の割合の高い、妖艶なニュアンスを奥に隠し持っています。スパイス感も同様です。熟すと少しワイルドな感じが出て来そうです。

 余分な贅肉を感じない、完全エキスのワインで、初期に短期間低温で漬け込むことが有るかもしれませんが(無いとは思います)、比較的低めの温度で発酵させるようなアンリ・ジャイエ的な果実フレーヴァーでは有りません。醸造関係から由来して感じられるニュアンスはモロにDRC的です。

 ヴォーヌ=ロマネ村とは言っても、ACブルにはほぼ出て来ないヴォーヌ=ロマネ特有のエレガンス、荘厳さを持っているのには驚きです。今飲んでもそれなりに美味しいですが、5年経ったらかなり凄いでしょう。10年熟成させておいて、笑って許せる気の置けない仲間内のワイン会にブラインドで出すと・・きっと笑える結果になると思いますよ。大抵・・上級ワインと大いに間違えるでしょう!

 ただし、今すぐに飲んで「凄~く美味しい!」と言えるかは、飲まれる方がポテンシャルを取れるかどうかに掛かっています。noisy 的には今でもとても美味しいんですが、ポテンシャルを見ずに、一度自身の理想に当てはめてその場の判断をするタイプの方は、少なくとも3年は置いた方が良いでしょう。むしろ、村名ヴォーヌ=ロマネの方がポテンシャルを取り易いので、

「ACブルゴーニュの倍までもしないリーズナブルな村名ヴォーヌ=ロマネ」

が良いかもしれませんし、

「ジャン・ルイ・ライヤールの造りを理解するためならACブルゴーニュで充分」

とも言えると思います。


 10年ぶりに仕入れてみたジャン・ルイ・ライヤールですが・・非常に良かった・・と言うか、こんな価格なら奇跡ですね・・。化石と言っても良いかもしれません。きっと・・飲みたくなったんじゃないかと思います!大き目のグラスで振り回しながら楽しんでください。超お勧めします!



 以下は10年前(2004年もの)のジャン・ルイ・ライヤールの記事を引っ張り出しています。
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【 DRCどうのこうのは無視した上で考えましょう!】
 今回テイスティングしたのはニュイ・サン=ジョルジュとACブルのパキエの2アイテムです。ヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモンと村名ヴォーヌ=ロマネは数えるほども無いため、いまのところ試飲を自重しています。

 このライヤールさんのワインは、実に自然な風味を持っていてエレガントに仕上げてきますので、noisy も好みのドメーヌなんですが、DRCがどうした、こうしたは、今のところほとんど関係無いようです。ブルゴーニュの赤を大きく二つのタイプに何とか分けようと思えば、同じグループに入るだろう位のもので、エージェントさんの照会文の様に、いつの間にかDRC=ライヤールを書かぬまでも、読むものの脳裏に刷り込んでしまおう..というような意図にははまらないようにしましょう。あくまでライヤールはライヤールです。

 さりとて、全く似せても似つかぬものでもありません。エキス系の美しい酒躯、決して誇張した濃度に仕上げてこない当たりはむしろ同タイプです。言わば、一流料亭の出汁味のように、大量の原料から「さっ」と出汁を取り、辛くならない程度の適量な塩加減で仕上げた「お碗もの」のようなものですから、「美し系」と言って良いでしょう。

 また、2004年はブルはどうやら駄目で、2005年に期待しよう..とすでに踏んでいらっしゃるのでしたら、それもどうかな?と思います。PKさん好み的なブルゴーニュがお好きなら、それも良いと思いますが、今のところ、noisyは、
「2004年ブルゴーニュはベリー・グッド。古典的なブルゴーニュの当たり年」
と見ています。

 総評とすれば、ドメーヌの看板ワインを飲んでいないので言いづらい部分も有りますが、
「かなり良い」
と言っておきましょう。価格も高くないし、味わいも充分に理解していただけるものと思います。

●2004 ヴォーヌ=ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボー・モン
●2004 ヴォーヌ=ロマネ
 この2つはテイスティングに至っていないため、コメントは差し控えます。出来れば1本は残しておいて欲しいところです。

●2004 ニュイ・サン=ジョルジュ
 DRCで育った男でも、ニュイ・サン=ジョルジュの遅熟性を早熟にすることは不可能だったようで...綺麗系の冷やかな果実が清潔な土やスパイスと共に香るベリー・グッドなワインでした。しかしながら、現在手を付けるのはキツイです。なんと言ってもご本尊が奥に引っ込んだままですし、ニュイ・サンに有りがちなテクスチュアの暴れが、後口を台無しにしています。このワインを美味しく飲むのは4~5年後から..でしょう。かなり向上すると思いますが、2010年までは手を付けないほうが無難です。
●2004 ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ
 このワインはかなり旨いです。ヴォーヌ=ロマネのテロワールを「あちこち」に感じることが出来ます。綺麗系で薄味、赤~紫の小果実、動物香、スパイス、そしてミネラル。ヴォーヌ=ロマネ的なソフトな接触感と香りが、癒しの時間を運んできてくれるようです。これはお奨め!

メゾン・プティ・ロワ

プティ・ロワ

フランス Maison Petit Roy ブルゴーニュ
● ブルゴーニュワインが持つエレガンスと、自然に根差した味わいのナチュラルさが心地良い、国外で頑張る日本人、斉藤さんの「メゾン・プティ・ロワ」の新ヴィンテージをご紹介いたします。

 相変わらず数本ずつの入荷に留まっていますので、しっかりしたレヴューを書けずに困っていますが、やはりnoisy ならずとも気になってしまう存在ですよね。

 今回の2018年ものは村名ワインまで入って来ています。せめて「ショレ=レ=ボーヌ」でも飲みたいところでは有るんですが・・2~3本の入荷だと10万円クラスのワインと同様の扱いになってしまいます。

 ですが、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ラ・モンターニュを飲ませていただいたところ、さらに成長していることがつぶさに感じられました。エキス味の良く香るとてもエレガントな味わいです。加えて美しい「ナチュラル感」が漂っています。昨今は、

「どうだ~!ナチュールだぜ~!・・すげ~だろ~?」

 みたいな、ちょっと押しつけがましくも感じる力業のヴァン・ナチュールも多い中、ブルゴーニュ的エレガンスを侵さず、日本人的な細やかさとか、配慮とか、奥ゆかしさを保ったナチュールさが凄く良いです。

 上記のように残念ながら多くはテイスティングできませんでしたが、「エレガンス&ナチュール路線を充実中!」なことは間違い在りません。是非ご検討くださいませ。

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昨年、RWGでもご紹介されていましたのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。2017年に斉藤政一氏がブルゴーニュ/ショレイレボーヌで立ち上げたドメーヌ・プティ・ロワ、ご縁があって弊社でご紹介させて頂きます。

1982年中国生まれ。幼少期は中国北部で育ち11歳で日本へ帰国。東京農工大在学中に、砂漠化の分析で中国を訪問した時、現地でぶどう栽培がおこなわれていたのを見てワインに興味を持ちます。砂漠化という環境問題は経済と密接な関係を持っており、ただ緑化するだけでは根本的な問題解決にはならない事、そしてその土地に合った作物、なおかつ経済効果のある作物を植えて育てていかないと継続的な取り組みができないと感じた事。中国訪問をきっかけとして「ワイン用のぶどう栽培」が、砂漠化問題解決にぴったりと合致している、糸口になりうるとの考えにいたります。ぶどうは水分ストレスに強く、しかも原料を加工することによって付加価値が上がるため、緑化と経済効果をもたらす作物だからです。この経験と考えが知らず知らずのうちに彼の人生を決定づけます。ワイン作りをもっと知りたいと思うようになった彼は、在学中から日本のワイナリーを廻るようになります。そしてその後、長野県の小布施ワイナリーで研修を開始、自然に本場のワイン作りを見たいという欲望が湧いてきます。

2006年に渡仏。ブルゴーニュで本格的にワイン作りの勉強を開始すると同時に、著名なワイナリーでぶどう栽培と醸造の仕事の経験を積み始めます。(シモン・ビーズ、ジャック‐フレデリック・ミュニエ、アルマン・ルソー、リュイ・シェニュ)ワインの魅力にのめり込む彼がいつしか自分自身のワインを作りたいという夢を抱くようになるのもこれも自然の流れです。彼の真骨頂は、ここで焦らずにじっくりと経験と準備を積み上げ始めたこと。技術、知識、経験、資金を蓄え現地での人間関係を広げ、自らのポテンシャルを高めていきます。

ワインの勉強、仕事以外に、ボーヌに『ラ・リュンヌ』という和食店を立ち上げ、さらにはワイン機材の輸出を手掛ける等、自らがオーナーとなるビジネスも合わせて手掛け、栽培と醸造の仕事をしながらいつか自分のドメーヌをと2足3足のわらじをはき続けます。 その努力は身を結ぶまでに10年の時がかかります。 まずは2016年にネゴシアンの「メゾン・プティ・ロワ」を立ち上げます。今回弊社が初リリースさせて頂くアルテスもネゴシアン時代に仕込んだキュヴェです。これは、サヴォワの友人のブドウを買い、同じく醸造所も借りて仕込んだキュヴェになります。 そして遂に! 2017年に「ドメーヌ・プティ・ロワ」を立ち上げ、自社畑をもち、ショレイ・レ・ボーヌの現在の場所へ引っ越しをします。地下のカーヴを整え、隣接してる古い建物を工事して住居とし、現在は奥様、娘さん2人の家族4人で新たな生活をはじめております。 オート・コート・ド・ボーヌに1.2haの土地を借り、そこには0.8haのピノノワールが植わっております。他に、ポマール村に1haのピノノワール、サヴィニー近郊に0.2haのアリゴテ、0.1haのシャルドネの畑があります。最終的にはブルゴーニュで4 ~ 6haのぶどう畑を持ちたいという目標を持っていますが、現在は合計2.5haの土地をもち(借り)、2.1haの畑でブドウを栽培しております。 11歳で日本へ、22歳でフランスへ、33歳という若さでブルゴーニュでドメーヌを立ち上げた斎藤氏。
『11年というサイクルで新たな挑戦が回ってくる人生なんですよね』としみじみ語ります。
次の11年を迎える44歳になった時の彼が見てる風景は?そしてその時の新たな挑戦とは?大きな挑戦を続ける生産者とのお付き合いは紹介する側も興奮を隠せません.
どこか中性的で風をまとっているような爽やかで淀みない雰囲気の彼の人間性はワインにも本当に素直に表現されております。「日本人がブルゴーニュでワイン造り」、そんな話題性よりもずっとワインが彼について如実に語ってくれます。


2018 Bourgogne Rouge Hautes-Cotes de Beaune Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ボーヌ・ルージュ

16065
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・プティ・ロワ

■エージェント情報
呼称 Bourgogne Hautes-Cotes de Beauneブルゴーニュ・オート=コート・ド・ボーヌ
参考小売 ¥6.000
規格/タイプ 750ml×12 /赤・ミディアム
栽培/認証 ビオディナミ/ -
テロワール 土壌 向き 面積・収量
粘土石灰 南 0.85ha・24hl/ha
品種(収穫/樹齢) ピノノワール100%(手摘み/ 36 ~ 38年)
醸造 酵母 自生酵母
発酵 9月8日収穫し、全房で空気圧式圧搾
16hlの木製解放桶で15日間発酵
(そのまま20日間マロラクティック発酵)
熟成 228Lの古樽で16 ヶ月間熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2020年2月1日
SO2 熟成中:少量 トータル:37mg/L
アルコール度 12.5%
特徴 自社ブドウで、粘土石灰土壌のピノノワールを全房でプレスし木製の開放桶で発酵、228L の古樽で 16 ヶ月間熟成しました。熟成中の 19 年 7 月末にカーヴの温度が上がったため SO2 を少量添加しました。淡いルビー色からフランボワーズの甘い香り、シルキーなアタックにエレガントな酸とタンニン、ふっくらと落ち付いた味わいがバランス良く見事にアフターまで続きます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,090 (外税) 
【基本的にはサン・スフルと全く同じ・・のようですよ!】
 面白いですね~・・こちらは37mgのSo2 を使用したオート=コート・ド・ボーヌです。50mg 位は普通ですから、37mgでも少ない方です・・でもサン・スフルは使用せずとも僅かに生成されているはずなので、今のところの残存数値では15~20mg位なのかと想像しています。

 しかし、So2 の使用は、ワインを頑なにしてしまいます。時間が経てば分解されて行きますので、徐々に数値は下がります。でも、

「リリース直後のサン・スフルのキュヴェと、使用したキュヴェが有る!」

と言うのは、ちょっとマニアックでは有りますが・・滅茶面白いと思いますよ。


 noisy 的には今までの経験から、何となく想像できちゃっていますが、一応申し上げておきましょう。

 So2を入れ無いと、とても香るし、香りそのものが太くなる・・半面、味わいの中心点がちょっとボケているような感じがする・・がとてもピュア・

 So2を使用すると、硬くなり香りも出にくい・・線が細くなる・・半面、コアは(比較して)ちゃんと有るように感じる。ボディはちょっと平坦で脹らみに欠ける。

 まぁ、So2 無しは、流通・保存は大変ですよ。やはり14度以下で保存してください。早めに飲まれるのが良いかと思います・・何が有るか判らない時代ですからね。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・ド・クロヴァロン

ド・クロヴァロン

フランス Domaine de Clovallon ラングドック・ルーション
● ドメーヌ・クロヴァロン(カトリーヌ・ロック)をご紹介します。とても評判が良いと聞きつけまして飲んでみることにしました。結果・・中々に良いです。

■エージェント情報
 ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。クロヴァロンでは全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。醸造においてもビオディナミの哲学を貫き、全房発酵と野生酵母のみによるナチュラルな醸造を行い、南仏のワインでありながらフィネスと冷涼感、エレガントさを備えたブルゴーニュワインのスタイルで造られています。


■ナチュラルな栽培と醸造、そしてさらなる進化


 ドメーヌでは2000年にビオロジックから完全なビオディナミへと移行し、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。栽培では、ブドウ木に過剰な負荷を掛けないようグリーン・ハーヴェストも摘芯も除葉も行いません。また、醸造においては、ブドウに付着している野性酵母以外にいかなる添加物も加えずに醸造を行っています。
 これまで母と娘の二人三脚で運営されてきましたが、2016年からは、ステファノ・ルビアナ、マリー=テレーズ・シャパーズ、アンジェロ・ガヤなどで修行した娘のアリックスがドメーヌの全権を任され、新たな取り組みを始めています。

■ワインの多様性と可能性を広げる新たなキュヴェのリリース
 ドメーヌでは野性酵母で発酵させ、 醸造中は亜硫酸を添加せず、ろ過・清澄なしで瓶詰めし、可能な限り介入を排した醸造を行っています。2016ヴィンテージからは、約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造したキュヴェや、中世のブルゴーニュの慣行を逆転させた手法よるシラーとピノ・ノワールのブレンドキュヴェ、そしてリースリング種主体のオレンジワインなど、既成概念に囚われない、ワインの多様性と可能性を広げる新たなキュヴェのリリースも始めています。また2017 年からはナチュラル・ワインのイベント「Raw Wine Fair」に参加しています。


2019 les Aires I.G.P. Pay d'Oc Blanc
レ・ゼール I.G.P. ペイ・ドック・ブラン

15989
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン

■エージェント情報
品種:ヴィオニエ100%

 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗をした後、5日間の低温マセレーションを施す。その後、圧搾してブドウに付着している野生酵母のみで、2/3を新樽のバリックで、1/3をステレンスタンクで発酵を行う。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は17~18度、発酵期間は約21日間。その後、引き続き新樽のバリック2/3とステレンスタンク1/3でマロラクティック発酵と熟成を行う。マロ発酵は完全に実施し、熟成はシュール・リーの状態で行う。熟成期間は9ヶ月間。瓶詰めの1ヶ月前に澱引きを行い、無清澄で瓶詰め。2016年は、収量は1ヘクタール当たり20ヘクトリットル。総生産量は3千5百本。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,680 (外税) 
【しなやかで気品ある優れたヴィオニエです!・・すでにあのジェローム・ジュレを超えたか!カトリーヌ・ロックさん・・素晴らしいです!】
 ラングドックのデイリーワインも

「ついにここまで来たか!」

と思わせるような見事な出来でした。


 リアルワインガイドでも、その昔は全然売れなかったジェローム・ジュレが取り上げられ、noisy も散々レヴューを書かせていただきました。

 質感も有り、価格もリーズナブル!・・だったのですが、徐々に売れ始めるのと前後して、販売価格は3千円コースになってしまいました。

 ・・そうなってしまうと、この価格帯はさらに激戦区になり、上級ワインとも選択肢がダブりますから、ちょっと難しくなってしまうんですよね。


 ちょうど同じクラスとしては、やはり大人気の「レ・ヴィニョー」が有ります。価格帯はほぼ同様、品種の多彩さではレ・ヴィニョーが勝ります。

 しかしながら、ピノ・ノワールと言う・・みんな大好きな品種をエレガントに仕上げているのは、このカトリーヌ・ロック女史の方に有利さが有るかと思います。飲まれたお客様なら、

「カトリーヌ・ロック・・好きかも!」

と思われたことでしょう。柔らかくもエレガンスが有り、高質なピノ・ノワールですよね。


 同じような柔らかなテクスチュアで高質さを感じさせてくれる「ヴィオニエ」がこの「レ・ゼール・ブラン」です。2016年はネガティヴイメージが付きまといますが、全くそんなものは・・

「感じられませんでした。」


 さらには、「尖がったイメージ」「スパイシー過ぎるアロマ」「ざらつくテクスチュア」「ある種の欠損感」のどれか、もしくは複数が出がちなヴィオニエにおいて、そのどれもがほぼ当たらない・・つまり、それはより高級感を感じさせてくれることに繋がってるんですね。

 はんなりと放出されるスパイシーなアロマは拡がりとミネラリティを同時に感じさせてくれます。パレットはかなり円形、もしくは球形で、しなやかなテクスチュアと黄色味の有る果実感をドギツク無く感じさせてくれます。甘みは無く、ドライですがエキスの美味しさがバッチリ乗っています。余韻も実に綺麗に長く、おしとやかに感じさせてくれます。密度感も見事!・・これ以上、単に濃いだけだと疲れるし、薄いとシャバシャバ感が漂ってしまう、その微妙なラインを攻めています。しかもえくたーる当たり20ヘクトリットルと言う、ブルゴーニュの筆頭グラン・クリュ並みの収量ですよ。筆頭格で無いグラン・クリュは量的にもっと沢山造ってます。

 しかもカトリーヌ・ロックさん・・美人さんですよね~・・あ、これハラスメントになるのかな?・・いや、あくまで褒めたんです。だからどうしようとかってことでは無いので・・最近はどうにもやり辛い・・

 しかし、カトリーヌ・ロックさんの感性は素晴らしいと思うんですね。2種のピノ・ノワールも美味いし、懸念していた2016年の、それも白の「ヴィオニエ」も、

「南部の白ワインらしからぬ冷涼感」

さえ漂わせています。


 おそらくカトリーヌ・ロックさんは、自分が好きな味わいに持って行ってるんだと思うんですね。もしくは、

「そうあるべき」

味わいを、身体に染み付けていらっしゃるのでしょう。


 日本ではどうなのか判りませんが、世界中で話題になり、引く手あまたの状態のようです。このような優れた自然派ワイン・・しかも、揮発酸による浸食の無い見事なナチュラルさは、日本でももっと認められるべきかと思います。素晴らしいヴィオニエです!是非とも飲んでいただきたい!旨いです!

ジョン・アルマンサ

ジョン・アルマンサ

フランス John Almansa ラングドック
● 初の扱いになります自然派ビオ系の生産者、ジョン・アルマンサをご紹介させていただきます。僅かな揮発酸は許容するスタイルですので、合う方、合わない方がいらっしゃるかと思いますが、7割の方は許容範囲かと思います。飲み心地の良い、柔らかでナチュラルな味わい・・しかも相当にリーズナブルなプライスです。

 John Almansa / ジョン アルマンサ
 フランス自然派ワインシーンの特徴のひとつ、それは毎年のように登場する新たに自然派ワイン造りに挑戦するニューフェイスの多さです。スター生産者が多く集まる大きな試飲会の頃には、その周辺で若手や新人を中心とした試飲会がタイミングを合わせて多数開催されます。そのような試飲会に顔を出しても、どんどんと登場する挑戦者たちの層の厚さに、毎年驚かされます。もともとワイン造りになんて興味が無かったと語るジョン アルマンサもそんな挑戦者の一人。2003年にラングドックでワイン造りに取り組むロック ダングラードのレミ ペドレノ氏と出会い、彼のもとでのブドウ栽培の補助を通じて、自然環境やテロワールへの愛情、ビオディナミへの好奇心、ワイン造りの情熱を抱くようになります。

 そして、2012年に友人とともに土地を購入し、養蜂、野菜や果物の栽培をはじめ農家としてのキャリアをスタートさせます。当時は主にオリーブの栽培を生活の主な糧としていました。

 レミ ペドレノ氏のもとで働いて以来、胸に抱き続けていたワイン造りへの情熱ですが、当初は金銭的な余裕もなく、適当な畑が見つからなかったこともあって、なかなか実現には至りませんでした。そんな中ついに、2015年に念願の畑を手に入れ、自身の初ヴィンテージとなるワインを手がけます。

 ワイン造りへのきっかけは、レミ ペドレノ氏の存在でしたが、実際のワイン造りの師となったのは、フィリップ ピバロ氏でした。ジョン アルマンサが、ちょうど畑を手に入れたタイミングで出会い、自然派ワイン造りの道を歩み始めます。その他にも近隣のエリック ピュフェリン(ラングロール)やアクセル プリュファー(ル トン デ スリーズ)、アラン アリエ(ムレシップ)、ヴァランタン ヴァルスなどからも大好きな仲間として多くを学び、自身のワイン造りへと反映させていきます。

 苦労を重ねながらも自らの夢を追いかけ始めたジョン アルマンサは、ワイン造りの全てのプロセスが大好きで、それに携わっているだけで幸せを感じると言います。畑仕事であっても、醸造であっても、春、夏、秋、冬、季節も問わず、完成したワインを飲む時に至るまで、ワインに関わるあらゆる時間が幸せなのだと言います。

 哲学者であるミシェル オンフレは、ワインとは、軽快な酔いによって全てを美しくし、平和をもたらす存在であり、その一瞬のためにこそワインは存在しているのだと語ったと言います。

 ジョン アルマンサにとっての理想のワインもこの哲学に通じ、人生のいつでも、誰とでも、どんな時でも、分かち合って飲めるとあるワインが、皆に幸せをもたらすものであって欲しいと強く願っています。なぜなら彼にとってワインとは、分かち合うことにこそ価値があるものだと考えているからです。


(N.V.2019) Zou Mai V.d.F.
ゾウ・マイ V.d.F.

15751
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック
ジョン・アルマンサ

■エージェント情報
産地:フランス ラングドック地方
品種:サンソー

 樹齢35年ほどのサンソーを用いて造られたワインで、栽培はもちろん自然なアプローチを採用。とは言え、2015年に初めてのワインをリリースしたばかりということもあって、畑を取り巻く環境や土壌の状態が良い状態に転換するまでには、まだまだ時間が必要です。
 特徴的なのは、ラングドック特有の鈍重な味わいを避けるため、剪定の時期を極限まで遅くし(4月頃)、収穫時期に過熟とならないように気をつけたとのこと。フレッシュさと飲み心地の良さを残し、シンプルな味わいながらもスイスイと飲めるワインを目指しました。
 ブドウの収穫は手摘みで行われ、グラスファイバー製のタンクを用い自然酵母のみで発酵させ、瓶詰め時には少量の酸化防止剤(亜硫酸)を添加し完成させます。
 キュヴェ名は、Zou(進む) Mai(再び)という意味を指し、エチケット(ラベル)には、恵みと脆さと豊かさのシンボルであるというタツノオトシゴがあしらわれています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,380 (外税) 
【飲み口の良いブルゴーニュのような軽やかさと柔らかさ!ナチュラルさに寄ったピュアさが飲み人の心をとらえるに違いないです!】
 良いですね・・。揮発酸も出ていますが許容範囲で止まっています。しかもエレガントなんですよね。ラングドックのサンソーと言いますと、大きなワインにしようとして、

「濃くてエッジの尖った味わいにピークのキツイスパイス」

に陥るか、

「甘みを持たせて酸の緩さとスパイス感を包み込む」

 そうやってバランスを取ったがゆえに、理解がしにくいワインになってしまっているのが多いかと思うんですね。

 ですが・・こちらはエレガントです。強い抽出はせず、ふんわりと柔らかくなるようにしている感じがします。軽やかなベリーに旨味が乗り、これまたふんわりとした中域でスパイスのエッジは丸くおだやか、そのナチュラルなベリーの感覚のまま、美味しく飲めてしまう・・感じです。

 そしてマリアージュがかなりやりやすい赤だと思うんですね。フレンチやイタリアンは勿論、和食や中華などもかなり合わせやすいはずです。

 葡萄の良さとギリギリまではネジが飛んでない・・(^^;; まぁ、

「・・お~い・・帰っておいで~・・」

と、大声を出さずに済むレベルの「攻め方」なビオですので安心です。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


(N.V.2019) Terre de Bardet V.d.F.
テール・ド・バルデ V.d.F.

15750
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック
ジョン・アルマンサ

■エージェント情報
産地:フランス ラングドック地方
品種:カベルネ ソーヴィニヨン、シラー、サンソー

 今回初めてリリースされたキュヴェ。天然酵母を使用してステンレスタンクでマセラシオン カルボニックを行った後、古樽で10ヶ月間熟成。
 クリアな濃いルビー色。Zou Maiよりも集中した香り。ブラックベリーやカシス、ドライハーブのニュアンスに目の詰まった凝縮した香りがありながら、エレガントさも合わせ持ちます。果実感も強く感じるますが、丸みのある酸がバランスを取っており、全体の質感はあくまでもソワフで柔らか。Zou Maiはオールシーズン楽しめるキュヴェなのに対して、こちらは冬〜春に大活躍しそうなワインに仕上がっています。ミディアムボディ果実と背骨のように存在する酸が絶妙なバランスを取っており、日常的に飲めるナチュラルワインとしては抜群のクオリティです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,580 (外税) 
【ヴァン・ド・ソワフ的なゾウ・マイを本格的な構造にしたのがこのワイン!・・軽やかさやふんわり感はそのままに、相当な飲みごたえを感じさせてくれます!】
 これは美味しいですね・・。ナチュラル感の勝ったピュア感が実に良い感じです。僅かに揮発酸は有りますが、ソウ・マイ同様に許容範囲です。

 ラングドックのワインに見られるような「濃ゆい・・」感じではないでしょう?・・それに黒くない。自然な感じの色付きに見えます。

 飲み口は一瞬ゾウ・マイっぽいんですが、すぐにその構成の大きさ、豊かさに気付くと思います。セパージュの性でしょうか・・。カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、サンソーとブレンドしているようですが、

「大きさもあるのに細やかな味わいとアロマがちゃんとある」

のがお判りいただけるでしょう。

 その上で、ゾウ・マイ同様の軽やかさも有りますので、

「軽めに入って来て徐々に大きくなって行く」

と言う時系列が、よりワインの美味しさを感じさせてくれるかのようです。

 さらに良いのは、エキスをしっかり感じることですね。旨味タップリですが、果実感もそこから上がって来ます。甘くはないんですが旨味タップリの酸バランスで、今はフラワリーなカベルネが、やがて重量感まで出してくると完全な飲み頃です。でもまぁ、その前に飲み終えてしまうと思いますが。是非飲んでみて下さい。お勧めします!

ドメーヌ・アンリ・グージュ

アンリ・グージュ

フランス Domaine Henri Gouges ブルゴーニュ
● グージュが良い!・・もの凄く良いです。以前のやや硬さの残るタンニンが目立つ姿は2017年ものでかなり解消され、柔らかく目立たず、質感高いものに変化して来たのはお伝えしました。「眠れる巨人、ついに覚醒か?」とまで書いてしまった以上、2018年ものは相当頑張ってテイスティングし、ドメーヌ・アンリ・グージュの現在の真の姿を暴きたい・・(すみません・・)と思っていました。

 そして2018年ものが入荷したんですが・・いや~・・良いですね~・・。

「覚醒した!」

のは間違い無いでしょう。


 何が嫌いだったか・・正直に言えば、やはりその「タンニンの姿」です。赤ワインにはやはりタンニンは必要不可欠・・と言いますか、どんな赤ワインにもタンニンは備わっており、熟成や味わいに大きな関与をしています。

 しかしながら・・ブルゴーニュワインはエレガンスが重要と考えていますから、

「硬く平板な大量のタンニン」

は好ましく無く、

「質はとても良いが目立つタンニン」

は、悪くないが・・ボルドーじゃないんだから・・と言いたくなってしまいます。


 しかしながら、

「実はちゃんと備わっているのに全く判らないほどに仕上がったタンニン」

は、これ、最高ですよね?


 昨年の2017年ものは、「質はとても良いが(少し)目立ちたがりのタンニン」が感じられたんですね。それでも他の表情は素晴らしく、

「お~・・グージュもついに来たか?」

と感じさせてくれたわけです。それだけに、2018年もののテイスティングは、ハラハラドキドキ・・「これで元に戻っちゃってたらどうしよう・・」みたいな感情が生まれて来まして、それはもう真剣にテイスティングさせていただきましたよ。


 で、2018年ものは、

「実はちゃんと備わっているのに全く判らないほどに仕上がったタンニン」

どころか、

「柔らかさと冷ややかさを持った見事なタンニンを、ミネラリティのオブラートに包みこんで美しいディテールを生み出した!」

 素晴らしい表情をしていたんですね。


 ですので、畑のテロワールも、モノの見事にクッキリと浮かび上がって来ています。クロ・デ・ポレ・・・旨いですね~・・最高です。こんな価格で良いのかな・・とも思ってしまいます。プリウレも、本来はミネラル組成の性でしょうか、バランスが良過ぎて目立たない味わいに陥りがちのワインが多いと思いますが、ふっくらとした美しい表情に微細な起伏を持っているのが良く判ります。パワフルだがやや粗暴にも感じることの有るヴォークランも、そのまんまの姿に美しさを投影出来ているんですね・・。いや、村名のニュイも滅茶美味しいですよ。


 ここからは推測に過ぎませんが、エルヴァージュを若干変えて来ていると思います。そもそも長めの熟成を掛けるのが伝統のようですが、たぶん・・そこを変えて来ているはず・・と感じました。

 そして、自然派なアプローチもついに身を結んだんだろうと思います。ピノ・グージュ(ピノ・ブラン)の白ワインも滅茶美味しいですよ。これから先にご案内予定のドイツはバーデン、ヴァーゼンハウスのヴァイスブルグンダ―が絶妙に旨いですが、若干体形は異なるとしても、そこに「気品」をプラスするとピノ・グージュに近くなるなぁ・・などと感じています。

 今回のテイスティングは、10アイテム中9アイテムで、1級レ・サンジョルジュのみテイスティングできませんでした。(ですが色々確認の意味を込めて合計10本開けています)ですが、

「今までに無いほどのレベルに仕上がった2018年、ドメーヌ・アンリ・グージュ」

で有ることは間違い無いです。


 美しさ、雅さを感じさせる素晴らしいワインです。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


■2018年アンリ・グージュ
 2018年は冬から4月中旬くらいまでは雨が多く寒い日が続いたが、それ以降は気温も上がって葡萄の成熟は早く進んだ。しかし、7月に3度に渡って降った雹の被害が深刻でニュイサンジョルジュ村の南側の畑では収穫量が半減してしまった区画もあった。収穫できた葡萄の出来は素晴らしく、ジャミーな果実味が豊かでリッチな飲み応えのあるワインになっているが、長熟型で飲み頃になるまでには時間が掛かるだろう。
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 「ニュイ=サン=ジョルジュの眠れる巨人、ついに覚醒か?!」

 そう言い切ってしまいたくなるような2017年のアンリ・グージュをご紹介致します。noisy wine では2013年ものを少量ご案内して以来のご案内です。


 そもそも・・2014年以降のアンリ・グージュを仕入れていなかった・・訳では有りません。ちゃんと仕入れてましたが・・ご案内するには至っていませんでした。

 だって・・その時にご案内したとしてもそんなに売れないだろうし、何よりアイテムが多いので、書く手間と売れ行きを想像しますと、今ご案内しないで、美味しくなってからの方が良いだろうなぁ・・と判断したためです。

 ところが2016年ものが入って来た時に、

「まぁ・・どうせそのままお蔵入りかな・・」

と思ってテイスティングだけはしていたんですが、

「・・あれ?・・大分変化して来ているんじゃない?」

と感じました。元々、しっかりな果実としっかりなタンニンが同量ほどしっかり存在した大柄系のワインなんですが、タンニンの質がかなり向上し、構造の大きさよりもエレガンスが見えてくるようなスタイルになって来ていたんですね。

 なのですぐにご案内しようか・・とも思ったんですが、やはりこのタンニンが丸くなるには時間が掛かるか・・と思い直し、お蔵入りにしてしまいました。


 2017年ものが入って来まして、A.C.ブルゴーニュと村名を飲ませていただきました。

「げげっ!・・これ、アンリ・グージュなの??」


 いや~・・もう、青天の霹靂とはこのことですよ。ビックリしたったらありゃしない・・。それは・・同時に開けたルーミエさんのA.C.ブルもビックリ・・同じような凄いミネラリティが前面に出ていて、「つるっつる」のテクスチュアと、適度に果実が見え隠れする、

「超エレガント系!・・のピノ・ノワール!」

に大変身していたんですよ・・両アイテムともです。


 時に野暮にも感じられた多めのタンニンは全く感じず、ルーミエのA.C.ブルとスタイルが見事に被ること!・・最後には、どっちのグラスがどっちだか判らなくなる始末・・です。

 しかもその「透明なクリスタル風なミネラリティ」の心地良いこと・・そしてそのミネラリティに包まれた要素から漏れだすエキスの風味、それが昇華してピノ・ノワールの甘美なアロマが香り出すと、

「本当に自分はアンリ・グージュを飲んでいるんだろうか?」

とさえ疑いたくなってしまいました。


 フィネスさんの担当さんに聞くと、ちょうどヌーボーの週に有った試飲会でも滅茶苦茶好評で、その後の商談会などで早々に・・

「2017年のアンリ・グージュは完売!」

になってしまったそうです。


 まぁ、noisy のところにはすでに割り当て分が決まっていたので問題は無かったんですが、

「いや~・・そうなると、年末までの短い時間に、上級キュヴェを含め何とか数本はテイスティングして確信を持ってご案内しないといけない!」

と言うことになってしまいました。


 なので、2014年から2016年のキュヴェはまた当分そのまんまですが、物凄い大変身をして超エレガント系になった2017年のアンリ・グージュをご案内致します。


 2017年のアンリ・グージュは、2016年以前とはスタイルが全く異なります。まぁ、2016年ものは2017年ものの傾向を1/4ほどは持ってはいます。

 どちらかと言うと、多めの果実と多めのタンニンが前面に出ていて、ミネラリティは完全に裏に回っている大柄系のピノ・ノワールでした。ニュイらしい・・と言えばそうなのかもしれませんし、5年ほど置くと溶け込んだタンニンが丸く、甘くなり、見事な味わいになるのは間違いありません。多くのアンリ・グージュ・ファン(マニア)がそうであるように、

「アンリ・グージュは寝かしてから飲む」

のが一般的でした。


 ところが2017年ものは・・全く違います。果実の種類は異なりますが、シャンボールの雄、ジョルジュ・ルーミエ張りの見事なミネラリティが、まず第一に顔を出します。それは球体の表面をコーティングしているかの如きです。

 そのコーティングの中には、今までの膨大なタンニンが有る・・訳ではありません。調和され、見事なまでに下支えに回っています。

 言ってみれば、2016年以前と比較すると、二次元的に言えば、

「ぐるっと180度、前後が入れ替わっている円」

もしくは、三次元的に言えば、

「今まで表面を覆っていたものは大福のアンコになり、今までアンコだったものが表面を覆っている球体」

だと言えます。


 なので、印象が全く異なるんですよ。


 因みに、メディア評価では、トップキュヴェのレ・サン=ジョルジュは、ジョン・ギルマン氏が96ポイントで、

「2017 Les St. Georges is going to be one of the best recent vintages of this great wine produced by the Gouges family in a long time.」

 と非常な高評価をしています。まぁ、言ってしまえば、今までで最高の出来だよ!・・とベタ褒めしている訳です。


 アドヴォケイトは93ポイントと低いですが、まぁ・・noisy的なことに言及しています。つまり、

「これはほとんど戸惑うほど上品でエレガントなヴィンテージ・・云々」


 そう・・多くのテイスターは戸惑ったに違い無いんです。知っていればいるほど・・

「一体どうしたんだ?・・何が起きたんだ?」

と狼狽するに違いないんです。


 noisy も、2017年ものは二枚看板のレ・サン=ジョルジュとレ・ヴォークランまでは飲めていませんが、それ以外のキュヴェのほとんどをテイスティングし、紹介することにさせていただきました。3年間も溜め込んでいた訳ですが、それを放っておいてもご紹介したい2017年、アンリ・グ-ジュです。ブルゴーニュワインファンなら是非、お確かめいただきたいと思います。
 

━━━━━
 第一次世界大戦後、父親より9haの畑を譲り受けたアンリ グージュ氏は1925年にドメーヌを設立し、マルキダンジェルヴィル氏やアルマン ルソー氏らと共にその時代に蔓延していた粗悪なブルゴーニュワインを無くす為にINAOを設立し、区画やクラスを決める際、自分たちの畑があるニュイサン ジョルジュとヴォルネーには自己贔屓をしないようにグラン・クリュを設定しませんでした。

 アンリ氏の孫のピエール氏、クリスチャン氏がそれぞれ畑と醸造を担当してドメ ーヌを運営していましたが、ピエール氏が定年を迎えたため、現在はその息子のグレゴリー氏が中心となって、ニュイ サン ジョルジュのみ15haの畑でワイン造りを行っています。

 昔からコート ドールの傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという問題がありました。これに対し、ピエール氏は1975年に葡萄の木の列の間に芝生を植え る方法を生み出しました。これは降雨後の土地の侵食を防ぐだけでなく、雑草が生えるのを抑える働きもありました。また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通 気が良く、カビの発生を抑制する効果もありました。さらに、芝生があることで葡萄の根は横ではなく下に向かって伸びるため、地中深くの養分を吸収すること ができ、結果としてテロワールを明確に表現することができました。

 また、徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えてきていて、2008年から100%ビオロジックになりました。 畑で厳選して収穫された葡萄は2007年に新設された醸造所で選別され、果皮や種の収斂性のあるタンニンを出さないように葡萄の実は潰さないまま除梗機で100%除梗され、そのまま地上階にある醗酵タンクへ重力によって運ばれます。アルコール醗酵には白はステンレスタンク、赤はコンクリートタンクを使います。コンクリートタンクはアンリ グージュ氏の時代に造られた古いものが使われており、内部には酒石酸がびっしり付着しています。このコンクリートタンクはタンク上部が開いている開放桶ではないのでアルコール醗酵の際に発生するガス(二酸化炭素)がタンク内部に溜まりやすく、醗酵作用がゆっくりと進むので、じっくりと葡萄から色とアロマを引き出します。櫂入れはタンク内に設置されている金網状の機械で行い、ガスによって押し上げられた果皮や種と果汁の接触を増やしてアロマやタンニンを引き出します。その後、新樽率約20%の樫樽に移されマロラクティック醗酵をさせて18ヵ月間熟成されます。とても綺麗な葡萄が取れるのでそのままでも十分透明感がある為、コラージュやフィルターは行わずに瓶詰めされます。


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru la Perriere Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・ラ・ペリエール・ブラン

15845
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・アンリ・グージュ

◆◆◆ ピノ・グージュ!1級です!
■海外メディア情報
92 Points Tim Atkin
91 Points Vinous 2019~2025 Antonio Galloni

■エージェント情報
 ピノ・ブラン種100%。1級区画「クロ・デ・ポレ・サン=ジョルジュ」に植えられていたピノ・ノワールが突然変異したもので、ドメーヌ創始者のアンリ・グージュ氏が発見したのでドメーヌでは「ピノ・グージュ」と呼ばれています。畑の広さは0.4haほどありますが腐敗が起きやすい区画で平均収量は20hl/haほど、元々は石切り場だった場所で多くの石を含む石灰質土壌になっています。ステンレスタンクで醗酵させ、新樽30%で約12ヵ月熟成、コラージュはせず瓶詰前に軽くフィルターを掛けます。ミネラル豊かで透明感があり、とても複雑な味わいがあるワインです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,980 (外税) 
【シャルドネ主体のクロ・ド・ラルロ・ブランと是非比較して飲んでみて下さい!・・ティム・アトキン氏も92ポイントです!】
 素晴らしい・・見事な味わいでした!・・・ピノ・グージュ、恐るべし!フィネスたっぷりのアロマと、透明ミネラリティのテカテカコーティングを得たキリリとした表情が実に良いです。

 このニュイ=サン=ジョルジュと言うアペラシオンですが、それなりに白ワインも造られています。ド・ラルロのクロ・ド・ラルロ・ブランは、実はニュイの村では無くて、その南の「プレモー=プリシー」に有ります。

 しかしこのド・ラルロのクロ・ド・ラルロ・ブランは、ほぼシャルドネ(一部ピノ・グリ?)で造られますが、実は相当に素晴らしいシャルドネでして、5年ほど経過しますと「大化け」するんですね。

 リリース仕立ては結構にスレンダーなんですが、時を経ますと相当に膨張し、滑らかで漲る味わいに変化、マッタリとしたテクスチュアとあれは樽からかな?・・ナッティーなニュアンスで・・素晴らしく美味しいんですね。

 こちらの「ペリエール・ブラン」は同じく1級畑ですが、ペリエールと言う名前からもお判りのように「石切り場」でして、しかも畑はヴォーヌ=ロマネのある丘とは異なるニュイ=サン=ジョルジュ村に有ります。上部が石切り場だったところですんで、白ワインに向いたミネラリティが得られるんじゃないかと思っています。そして、ピノ・グージュを発見したクロ・デ・ポレはペリエールの下部に接していますんで、見つかった株(枝)をペリエールに植えたのが始まりなんですね。

 実は知っているようで知らない味わいなんじゃないかと思います。相当に美味しいですよ。今飲んでもソリッドさのあるスタイリッシュな美味しさですし、数年後に成りますと、結構にボディも膨らんで来て、女性的な美味しさになってくると思います。そして、ティム・アトキン氏も92ポイント付けています!ご検討くださいませ。超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【誰もピノ・ブランだとは判らないのでは?・・ピノ・ブランと言う品種の真の姿がここに有ります!まさにピノ・ノワールの娘?的な見事な出来です!】

 激旨です!・・すみませんが1級のラ・ペリエール・ブラン2017はまだ飲めていませんが、

「A.C.ブルのピノ・ブランが村名並みでこの出来と考えると、ラ・ペリエール・ブランのエレガンスはとんでも無いことになっているはず!」

と思えます。


 通常、ピノ・ブランのブルゴーニュワインを飲めば・・

「・・ん・・ピノ・ブランだよね~。」

と、ブラインドでも判りますよね。ちょっと中域にクセが有って、少し抜けるんですよ。拡がり切らないシャルドネと言うか、やはり個性的な味わいでは有ります。


 ところがです。この2017年のピノ・ブランのエレガンスは半端無いです!・・何が凄いって・・

「クリスタルに包まれた上品な丸い果実!」

じゃないかと思えるほどに輝き、滑らかで、美しいです。これは飲まなければ判りませんよね・・ピノ・ブランだしね~・・・と思ってしまうはずですから。


 敢えて言うなら、

「ピノ・ブランだからこそ出来たシャルドネを超えるエレガンス!」

と言えるかもしれません。


 超繊細です。絹糸のように繊細で、それがクリスタルで出来ていると・・思ってください。素晴らしいです!


 1級レ・ペリエール・ブランは、クロ・デ・ポレのピノ・ノワールの突然変異種です。通称「ピノ・グージュ」。2016年ものはほぼ91ポイントほどのメディア評価でしたが・・今のところはすみません、2017年ものの評価が見つけられませんが、

「2016年ものを超えてくることは確実なはず!」

です。


 取りあえずはブルゴーニュ・ブラン2017を飲んでみてください。そしてきっとビックリするはずですよ・・。凄いミネラリティですから・・。

「・・これがアンリ・グージュ!」

と思われるに違い在りません。お勧めします!是非飲んでみてください!


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Chenes Carteaux
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・シェヌ・カルトー

15841
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・アンリ・グージュ

◆◆◆しなやかで伸びのあるピュアな味わい!・・美しいです!
■海外メディア評価
93 Points Tim Atkin

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑の広さは約1ha、ニュイ=サン=ジョルジュ村の最南端にあり、約半世紀前に葡萄が植えられました。丘の上の森に隣接した急傾斜の畑で地表に小砂利が散らばっている粒の細かい粘土質土壌です。ニュイ=サン=ジョルジュらしいストラクチャーと力強さもありますが、果実味がとてもエレガントで1級の中ではバランスが整いやすいワイン。隣接する1級畑「レ・サンジョルジュ」や「レ・ヴォークラン」よりも早くから楽しめるようになります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,400 (外税) 
【この、最もリーズナブルなニュイ1級のレ・シェヌ・カルトーも93ポイントなんて・・今まで有り得たのでしょうか?・・スタイリッシュに縦伸び系の見事にスレンダーな味わいです!】
 いや~93ポイントって、本当でしょうかね。ちょっとホッペタをひねってみたくなってしまうほど嬉しいです。あの・・シェヌ・カルトーが・・ねぇ・・

 でも、残念なのは・・他の1級も、上の2つを除いては、ティム・アトキンさんはみんな93ポイントなんですね・・それには申し訳ないですが、

「異存有り!」

です。それは該当のコラムで書かせていただきます。


 2018年もののアンリ・グージュは総じて、

「芯近くの黒果実を透明なミネラリティがタンニンをも含めてコーティング、なので赤果実の美味しさが引き立ち、かつ、テロワールの違いもクッキリと表現!」

しています。そのうえで、持ち味の「柔らかさ」や「フィネス」の表現も見事に出ていると言えます。


 このシェヌ・カルトーは縦伸び系のミネラリティが豊かなタイプだと理解していまして、ニュイ=サン=ジョルジュ極上の1級畑、「レ・サン=ジョルジュ」の上部に存在していますから、やや透明なミネラリティが強い感じで、「プティ・サン・ジョルジュ」みたいな感じだと思っていただけましたら良いかと思います。レ・サン=ジョルジュは高価ですし、数も無いので中々・・いや、実は超小瓶のサンプル・セットをいただいたので、よっぽど飲もうかと思ったんですが・・そのセットが余りに可愛らしくて、手を付けられないんですよ。

 そう、これなんですが、20ml しか入って無いもので、雑にも扱うとテイスティングにならないし、どうしたものかと頭を悩ませつつ、今に至ってしまっています。・・あ、脱線しまして申し訳ありません。

 で、この縦伸び系をプラスし、レ・サン=ジョルジュを一回り小さくしたようなレ・シェヌ・カルトー、美味しいのは間違い無いです。ティム・アトキン氏、93ポイントは伊達じゃありません。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【透明なクリスタルっぽいミネラリティと白っぽい石灰風のミネラリティがせめぎ合うレ・シェヌ・カルトー!】

 是非、レ・シェニョの写真と比較してみてください。透明な、クリスタルティックなミネラリティはレ・シェニョよりも穏やかで、その分、ちょっと白みを感じるミネラリティが詰まった感じ・・に思えます。

 その性でしょうか、ちょっとシャルドネ・・もしくは白ワインっぽい中域の組成を感じます。他の1級に比較すると少しスタイリッシュで、とても瑞々しく、清冽に美しい味わいです。

 まぁ、少なくとも以前のアンリ・グージュのレ・シェヌ・カルトーと共通点は有りますが、余りのミネラリティの多さに、ノーズもテクスチュアも全く異なって感じられてしまいますので、

「・・ん・・このワイン、初体験・・だな」

と、脳が勘違いしてしまっています。

「ん・・そう言えばアンリ・グージュ・・なのかも・・しれない・・」

と思ってしまうぐらい、全然違います。


 まぁこれだけ、

「今までと違う!」

「大変化が起きた!」

を連発しますと、アンチな方が、

「・・んな訳無いだろう?・・」

と思って購入してくれるんじゃないか?・・などとも考えてしまいますが、いや、これは経験しておいた方が良いと思いますよ。

 だって、全然違うんですから・・それに、もうフィネスさんにも2017年は無いそうですから・・。是非挑戦してみてください。なお、こちらもメディア評価は見当たりませんでしたので、次号辺りのリアルを期待しましょう!ご検討くださいませ。



2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Chaignots
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・シェニョ

15842
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・アンリ・グージュ

■海外メディア評価
93 Points Tim Atkin

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。葡萄の木の樹齢は約30年で畑の広さは約0.5ha。ドメーヌ創設者のアンリ氏は「真のニュイ=サン=ジョルジュのワインはストラクチャーと集中、力強さがある南側のワイン」という信念を持っていたので、その時代に所有畑のほとんどを購入した当ドメーヌは南側に畑が集中しており、この区画が唯一村の北側にある畑になります。ヴォーヌ=ロマネに近いこともあってそのテロワールも反映され、ニュイ=サン=ジョルジュとしては繊細で口当たりも柔らかく、エレガントで女性的な味わいになりやすい傾向があります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,280 (外税) 
【こちらはニュイ=サン=ジョルジュに有るシャンボール=ミュジニー1級?・・みたいなニュアンスです!ティム・アトキン氏は93ポイント!】
 noisy 的には「レ・シェニョ」と聞くと、長く扱っていて、常に在庫を抱えていたジョルジュ=ミュヌレ=ジブールのレ・シェニョを思い出してしまいます。

「こんなに複雑でテッカテカに美しくて美味しいのに・・何で買ってくれないんだろう・・」

 などと、まるで子供のように悩んでいましたよ。上のキュヴェは数本ずつしか来ませんでしたが、レ・シェニョだけは沢山いただいていたんですね・・いや、価格は安かったですけどね。それでも売れませんでした。今は嘘のように・・

「レアもの扱い」

です。


 この1級レ・シェニョも2018年のアンリ・グージュの基本をしっかり持っています。中央付近にタンニンと黒果実をコーティングした透明感の高いミネラリティ、表面近くに白っぽいミネラリティと一緒の赤果実です。しかしながらこのレ・シェニョは、その中央付近の黒果実感がより高く、他の1級・・・例えば同店評価のクロ・デ・ポレ、シェヌ・カルトーよりも黒果実感が多めですね。

 ですんで、より「ショコラ感」「モカ」みたいなニュアンスに富み、そこにベリー、チェリー的な赤果実がトッピングされているようなニュアンスが有ると思います。

 と言うことは、

「結構に他の1級と違う感じで、むしろレ・ヴォークランの方がニュアンス的には近いか?」

と思っています。


 これも美味しい1級です。価格はシェヌ・カルトーより少し高く、クロ・デ・ポテと同様になりますが、ドメーヌではやはりそれだけ高く評価していると言うことなのでしょう。noisy 推奨のクロ・ド・ポレと・・どちらがマイ・タイプでしょうか?是非ご検討くださいませ。


以下は以前のレヴューです。
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【硬質で透明なミネラリティがカプセル状になって守られた果実や有機物の表現に期待しましょう!】

 こちらもまぁ・・呆れるほどに、戸惑うほどにエレガントで硬質なニュイ1級、レ・シェニョです。もう皆さんはお馴染みですよね・・ジョルジュ=ミュヌレ=ジブールで散々飲まれていらっしゃるかと思います。

 むしろ、ジョルジュ=ミュヌレ=ジブールのニュイ1級がこんなにテカテカに仕上がるのに、何でアンリ・グージュの同じワインがブカブカになってしまうのかが・・判りませんでした。もっとも、5年待ちさえすれば、相当に甘やかになって妖艶なニュイ1級には出会えたわけですが。

 まさに12月11日の昨日、開けたばかりでして、シャンボールチックなミネラリティがバリアのように感じられる状態でした。勿論ですが、その守られているバリアの中には、様々な複雑で妖艶になりうる要素がたんまりあるはずです。ルーミエさん張りのミネラリティが・・たんまりの中に、アンリ・グージュの果実やテロワールの表現が詰まっていると考えるとそそられますよね。

 グラスの写真を見ていただけましたら・・判りますか・・ね?・・素晴らしいワインの予感はすると思いますよ。見事なまでにミネラルがギッシリです。少なくとも1~2年ほど待ちたいところです。メディアの評価が揃いませんが、リアルは次号辺りでアンリ・グージュの評価が出ますでしょうか?・・何とおっしゃるか・・期待して待ちたいところです。ご検討くださいませ!


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Pruliers
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・プリウレ・ルージュ

15839
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・アンリ・グージュ

■海外メディア評価93 Points Tim Atkin

■エージェント情報
ピノ・ノワール種100%。畑の広さは約1.8haでニュイ=サン=ジョルジュ村のボーヌ側に位置し、標高の高い所の土壌は石灰質が多くミネラルが豊富で、低い所は粘土質が多く味わいに深みを与えます。また、樹齢15年の若木と最高で樹齢70年にもなる古木をアサンブラージュして造ることで新鮮さとミネラル、獣肉のような野性的な果実味と凝縮感を表現しています。当ドメーヌが単独所有する1級区画「クロ・デ・ポレ・サン=ジョルジュ」と標高や樹齢などの条件は同じですが、テロワールの影響から全く違う味わいになります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,750 (外税) 
【野性味・・と言うよりも、超美しい姿が全編を通して感じられます!・・こちらもティム・アトキン氏93ポイントです!・・がやはりエレガンスはクロ・デ・ポレ以上にあると思います。】
 美しいスタイルです。そして肌理の細やかさや訴えの上品さ・・それを強く感じます。テクニカルでは「野性味」を言っていますが、むしろ上品な表情に感じてしまうので、どうなんだろう?・・と思っています。

 2017年ものでも・・今も読み返してみますと、むしろ「エレガンス」を強調して書いていますので、やはり個人的には昨年同様にエレガンスがたっぷりで美しい系なのかな?っと。

 ですがやはり「奥中央の黒果実+ミネラルコーティング、手前の赤果実+ミネラル」は2018年ものアンリ・グージュの特徴です。その上で、隠れていて見えていない部分・・もしくは、まだ成長しきっていないと思われる表情を、しっかり仕舞い込んでいる気がします。

 このワインはやはり、早飲みは厳禁だと思いますよ。村名、レ・シェヌ・カルトー、クロ・デ・ポレ辺りは今飲んでも超絶に美味しいですが、このレ・プリュリエは今開けてしまうのはもったいないかと。3年はまず最低でも待ちたいところです。

 そうしますと、ティム・アトキン氏の93ポイントは少し自重しすぎ?・・かなと思います。もっとも、今飲んでも結構に美味しいとしてもです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【エレガンス度はクロ・デ・ポレ以上です!】

 いや~・・グージュのワインにエレガンスだフィネスだと・・言うことになるとは思いもしませんでした。この事実に是非乗ってみていただきたいと、心から思います。まさにルーミエ級のミネラリティに出会えます!

 しかしながら、12月10日現在のこのワインの状況はやや硬めでむしろ表情が乏しいです。凄いミネラリティゆえにエレガンスが物凄いので、いずれ出てくるのは間違いないです。それでも現状なら、同じテート・ド・キュヴェのクロ・デ・ポレがより開いていて、滅茶苦茶旨いです。

 レ・プリュリエ(プリウレ)2017は、まるでシャンボール=ミュジニーですよ。昨今のメオ=カミュゼのニュイ=サン=ジョルジュ系のワインが正にそのような味わいですが、今までアンリ・グージュはそのミネラリティをどこに隠していたのでしょう?・・と思えるほど、

「全く別物!」

と感じてしまいます。


 まぁ、それでも時間を掛けて楽しんでいると・・ちょいちょい・・出てくるんですね・・。またその姿に気品を感じてしまいます。

 おそらくですが2年ほど・・でしょうか。むしろミネラリティが物凄く強いので、それ位は掛かるかも・・と感じています。

 因みにジョン・ギルマンさんは94ポイントで、飲み頃予想はなんと 「2028 ~ 2075」です・・お~い!・・そこまで生きるのは難しいぞ~!

 もっと因むと、デカンター誌は飲めるスパンとして、「 2020 ~ 2025」です。Drinking Window 2020 - 2025 と書いていますので、そう言うことかな?とは思いますが、ちょっとnoisy 的な飲み始めの時期の意見とは似ています。

 素晴らしいエレガンスの凄いワインだと思いますが、さっさと飲むにはミネラリティが凄過ぎる・・と言うことで、どうぞよろしくお願いいたします。


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・サン=ジョルジュ

15837
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・アンリ・グージュ

■海外メディア評価95 points Decanter
■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。INAO設立の経緯(当ドメーヌ説明参照)から特級区画が存在しないこのアペラシオンの中で最もそれに近い畑と言われている区画。合計7haの畑を13の生産者で分割しており、当ドメーヌはそのうちの1.1haを所有しています。複雑かつエレガント、ピュアな果実味と繊細ながらも力強いタンニンが特徴でこのワインの真の姿を見るには少なくとも10年は寝かせる必要があります。現在この区画を所有する生産者で組合を作って特級区画に格上げさせるようにINAOに申請しています
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,980 (外税) 
【頑張って価格を出しました!ティム・アトキン氏も95ポイントとグレートな評価をしています!】
 これだけは飲めなかったので・・すみません。ただし2018年のアンリ・グージュ、相当に素晴らしいです。

 ですが・・ティム・アトキン氏は2017年ものと評価が同じなんですね・・少し残念ですが、95点と言うのはかなりの高評価ですので、是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【大変身の2017年です!アンリ・グージュのトップ・キュヴェ2アイテム!】

 すみません、流石にここまではテイスティングが進んでおりません。でも・・是非飲みたい!・・と思っています。今までとは全然違っちゃってますから・・はい。

 1級レ・サン=ジョルジュはご存じのように、

「ニュイ=サン=ジョルジュにグラン・クリュを造るならまずこの畑!」

と言われるクリマですね。


 今のようなA.O.C.規定でグラン・クリュ、1級、村名と言う区分けで無かった頃、ニュイ=サン=ジョルジュはお隣のヴォーヌ=ロマネ同様に、テート・ド・キュヴェと言われる最高の畑が有りました。

レ・サンジョルジュ
ブドー
カイユ
クラ
ミュルジュ
ポレ
プリュリエ
トレ・エ・クロ・ド・トレ
ヴォークラン

の9つです。

 シェニョやプロセ、リシュモンヌ、ロンシエール、リュー・ド・ショーなどはプルミエール・キュヴェで格下です。まぁ、今でもそれは生きている・・と言えますよね・・価格はホント、正直です。他にはドゥージェーム・キュヴェ(第2級)とトロワジェーム・キュヴェ(第3級)のクリマが存在していました。


 で、今回の2017年もののレ・サン=ジョルジュは96ポイント付いちゃってます。これはもう、「クラシックな(偉大な)」出来だと評価することになりますので、この96点からのグループに入ることは稀でしょう。


 レ・ヴォークランはデカンターで94ポイントでしたので、レ・サンジョルジュには流石に追いつかない・・と言うことでしょうが、それでも相当に高い評価だと言えます。

 一応、レ・サンジョルジュとレ・ヴォークランの2017年はお正月に開けたいと思っています。大変化で覚醒したに違いない、古豪のアンリ・グージュ2017年、是非お確かめくださいませ!

ドメーヌ・クリストフ・ドルーア

クリストフ・ドルーア

フランス Christophe Drouard ロワール
● クリストフ・ドルーアのムスカデです。エージェントはフィネスさんです。ナチュラルで旨みがしっかり有る美しい味わいです。

 前当主ジョゼフ・ドルーア氏から約22haの畑を引き継いだ息子のクリストフ・ドルーア氏は、アサンブラージュを第一に考えたワイン造りを行っています。ムスカデの葡萄品種はもちろん Muscadet ですが、別名を Melon de Bourgogne(ムロン・ド・ブルゴーニュ)と呼び、名前の通り元々はブルゴーニュ原産の白葡萄品種でしたが、ブルゴーニュ地方は気候的に寒くて育ちが悪かった為、大西洋からの海風の影響で暖かいこの地方で植えられるようになりました。

 畑の仕立てはギュイヨ・ナント式と呼ばれ、片翼式のギュイヨ方式とほぼ同じです。葡萄の木の樹齢は50~70年の物が多く、凝縮した葡萄が収穫されます。土壌は区画によって多少違いがありますが、基本的に珪素粘土質になります。

 収穫後、選別をしてから区画ごとに空圧式圧搾機でプレスします。毎年6~7つのキュヴェに分けて醸造し、9月から翌年の4月まで約8ヵ月間、澱の上で熟成させます。区画ごとにそれぞれフルーティ、コク、ミネラル、香りなどの特徴があり、アサンブラージュを何度も繰り返してワインは完成します。醸造タンクはガラスのタイルで出来たもので地中に造られており、温度が安定していて熟成するのに適した環境になっています。


2019 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Selection des Haut Pemions
ムスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュル・リー・セレクスィヨン・デ・オー・ペミオン

15644
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
ムスカデ
ドメーヌ・クリストフ・ドルーア

■エージェント情報
 ムスカデ種100%でそれぞれ特徴の違う7つのキュヴェをアサンブラージュしたもので、軸となるPemions(ペミオン)という区画を中心に、フルーティなGustais(ギュステ)、コクのあるPatis-Bourdin(パティブルダン)、ミネラル分が多く柑橘味のTillis(ティリ)、粘性があるNoes(ノエ)などの区画を絶妙なバランスで混ぜ合わせています。洋梨や白桃の香りが複雑に混じり合い、活き活きとした果実味とミネラル、爽やかな酸味が口の中に広がります。その清涼感は甲殻類や白身魚と非常に合います。ピシッと冷やせば蒸し暑い夏にはさらにおいしく感じられます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,890 (外税) 
【ヴィンテージが進みました!・・さらに瑞々しくピュアに繊細に!とても旨いです!しかも魚介にピッタリです!】
 ヴィンテージ変更なのでサクッとテイスティングしてみましたが・・・

「おっ!・・凄くいい!」


 このワインのエージェントさんはフィネスさんですが、扱い始めた2012年ものよりも実にピュアで自然派らしい活き活きとした香りがとても心地良いです。

 酸味もハキハキしていますがとてもバランスが良く、ミネラリティもシャッキリ、薄いブルーな・・やや緑掛かったフルーツも気高く感じられます。・・・フィネスが有ります・・♪♪・・いや、それが言いたかったんじゃないですが・・。

 テイスティングの写真は主にiphone のカメラで撮っているんですが、ちょうどOSのバージョンをアップしたところ、何となくより明るく撮れるようになったので、前ヴィンテージの写真とはそのまま比較は出来ないにせよ、少し薄い緑が見て取れるかな?と思います。

 リーズナブルな価格ですが実に旨い・・軽量級の白です。シッカリお奨めしたいと思います。旨いです!

 以下は2012年のこのワインのコラムより転載しています。
━━━━━
【軽~いミネラルと直球ズドーン・・な緑の果実・・・スイカとか・・いや、そりゃ赤?・・しっかり酸味が魚介にピッタリです!】

 いい感じのムスカデです。透明な・・・葛を思いっきり緩~く溶いたようなミネラル感だけのムスカデでは無く、酸もシッカリバランスして存在、甘さの無い、シャッキリした味わいが好ましいです。シュルリーとのことですが、酵母の分解香はそんなに強くないタイプでスッキリしていて、味わいに奥行きを与える作用のみが出てます。

 店のハス向いに、あの有名な角上魚類さんがある関係か、時折超難題を吹っかけていらっしゃるお客様が見えられます・・・

「今日は美味しいお寿司にするのでぇ~・・・、メッチャ濃い赤ワインが良いなぁ~・・・選んでください~~!」


 もう・・

「・・・絶対無理ぴょん!」

と言いたくなりますが、そんな時にこのムスカデをお奨めしてます。結果、喜んでいただけてます・・・・


「・・・美味しそうな牡蠣を買ってきたのでぇ~・・」

とおっしゃり始めたので、遮るように・・・

「それならこの白ワインがお奨めですよ・・・ご予算にもよりますけど~」

と言ってしまいます。まぁ、そんじょそこらのムスカデよりは酸はキッチリありますが、その分シッカリと魚介の味わいを引き立たせてくれる訳です。それでも強引に・・

「・・いや・・・赤ワインが飲みたいんです・・」

とおっしゃるお方もいらっしゃるので、そんな時は賞味期限切れのヴァレンティーニのエクストラ・ヴァージンを、使用法をお話しして小分けして差し上げるようにしています・・・。実際、購入されたワインよりオイルの方が高い・・(^^;; まぁ、これも啓蒙だと思えばね・・・ちょっと辛くは有りますが仕方が無いかと。
 ま、色合いをご覧になられると想像できますよね・・・甘くない洋ナシ、スイカ、そんな感じです。ここまで見れば、魚介にこのムスカデ、試してみたくなられたでしょう?・・美味しいですよ。是非お試しくださいね。お奨めします!


■樹齢25年 まだまだ「プティ」ソムリエoisyがニュートラルな気持ちで挑むテイスティングコメント
Muscadet sevre et maine sur lie 2012 selection des hauts pemions

 冷涼な酸と、ドライな味筋が染み込むように美味しいです。
シュールリーの苦み系旨みがバッチシ味わいの中に存在してますんでキンキンに冷やしても味わいがスケスケにならないミュスカデです。

 このワインをテイスティグをした日は、外で汗ダラダラになりながら倉庫の掃除をしていたのですが軽い夏バテみたいな感じでした。
そんな時のドライでミネラル満載のミュスカデの染み込む事と言ったら!
喉を鳴らして飲めてしまいます。
ぜひこの時期におススメです!
 

ドメーヌ・アミオ=セルヴェル

アミオ=セルヴェル

フランス Amiot-Servelle ブルゴーニュ
● 現在このドメーヌはアミオ=セルヴェルとなっており(その前はクレマン=タショーだったかな?)・・・ここは何故か女系のドメーヌでして男の子が生まれず、お婿さんに入っていただいてドメーヌが続いていますので名前がどんどん変ります・・

 その昔は noisy も頑張って販売していた時期が有ったんですね~・・。年により、やや硬く仕上がることも有ったんですが、ACブルからレ・ザムルーズ、クロ=ヴージョまで、非常にリーズナブルだし旨いし・・とても好きなドメーヌでした!

 今回は正規輸入では無く、ブローカーものです・・いや、正規だったら価格はこの1.5~2倍以上ですよ・・何だかな・・です。


2013 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー

14389
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・アミオ=セルヴェル

◆◆◆一部エチケットに「こすれ」が有るボトルがございます。ご了承くださいませ。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,490 (外税) 
【超繊細系シャンボール=ミュジニー!・・超細い絹糸を織り上げたようなテクスチュアからエレガンスが零れて来ます!】
 ワインをどうご紹介するか・・と言うのは非常に難しいことです。noisy も長年やってきていますが、途中、随分と悩んだものです。お客様にこのワインを知ってもらいたいと言う気持ち、それをどのように表現するか・・。

 やはり嘘は付きたくないし、面白いと思ってもらわないと、このような弱小サイトは埋没してしまいますし、さりとて、自身の表現力は色々な経験からの発露だと思いますが、

「ワインばかりを飲んでいるだけ」

と言う生活の中で、余りの表現力の無さに、

「・・何か、空っぽになっちゃったかな・・」

などと感じたことも有りました。ほとんど物書きの生活 + α ですから・・。まぁ、でも現在はどうでもよいからnoisy 的にやれば良いと吹っ切れてはいます。


 このような、昔から知っている造り手さんは良いですが、知らない造り手さんのワインに手を出すときは慎重ですよ。1ケース買って1本飲んで、そのままお蔵入り・・なんてワインはざらに在りますから・・失敗するとそうなっちゃいますんで。

 だから、ネットでその、noisyが知らないワインはどんなワインなんだろうと検索しても、結局は、

「・・全然どんなワインなのかが判らない・・」

と言うことにブチ当たってしまいます。


 誰それが何点付けた・・は判りますが、「スミレ、バラ、完熟したブラックべリー&ラズベリーに南国フルーツ・・云々」言われましても混乱するだけでイメージが全く沸かないです。

「濃いスタイルに属すと思われるシャンボール=ミュジニーで・・」

 などとやってくれますと・・判りやすいですよね?・・これだと少し前までのユドロ=バイエが頭に浮かぶかな?そして、フルーツを言いたいなら1~2種類で良いんじゃないかと思うんですね。何種類も、何十種類も言いたがりますが、そうなると、

「何を言いたいの?」

と、そっちの方が気になっちゃってワインの説明どころじゃ無くなっちゃいます。


 なので・・ハッキリ言います。


 この2013年のシャンボール=ミュジニーは超繊細系です。濃くは無いです。ヴィンテージの要素も影響していると思いますが絹ごしの滑らかテクスチュアに残糖分をほぼ感じない、とてもドライなスタイルです。

 エレガントとは言っても、人気の有る「ルイ・ユエラン」のような「ほのぼの」「しみじみ」滲みだすようなスタイルでは無く、しっかりと分子の一つ一つが主張している、「キリっとした感」を持っています。

 まぁ、造りとしますと最近のスタイルでしょうか。超エレガントにしたユドロ=バイエ・・か、2015年限定でルイ・ユエランのシャンボール村名が近いです・・が、高貴さはこちらのアミオ=セルヴェルが秀逸です。ややソリッドで美味しいですね。

 今飲んでも充分だと思いますが、熟成に時間のかかるのがシャンボールですから、今から30年ほどは平気で熟成します。まぁ、そんな先の話しになりますと noisy はもう検証不能ですんで、お客様の方でどうぞ!

 価格は、正規品では無いので相当に安いと思います。2013年ものも見なくなって来ましたので、是非・・。あ、正規は最近、変わりましたので少し安くなったのかな?・・しかし、倉庫や運用、考え方に問題が有るように感じていましたので、そちらからは今のところ買えないでいます。ブローカー仕入れですがコンディションは良いですよ。

 少し熟し始めています。是非挑戦してみてください。お勧めします!



以下は2015年シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・プラント のレヴューです。
━━━━━
【このエレガンスは素晴らしい!!ドライなエキスから香り立つアロマの質の良さを感じてみてください!】


 もう時効でしょうから話してしまっても良いかと思うんですが、25年ほど前・・頃だったか、とても小さなインポーターさんと取引が有りまして、そこで扱っていたんですね。

「アミオ=セルヴェル・・安くて美味いよね。エクスクルーシヴ(専売権)、持ってるんでしょ?」

とnoisy が尋ねると、

「・・いや、ドメーヌに毎年出かけて行って交渉して仕入れるんですよ・・。すぐ売ってくれるんで・・。」

などと安易に思えるような答え・・。

 ブルゴーニュのワインの流通の厳しさを身にしみて感じていたnoisy にとっては、有り得ない答えだったので、

「そんなことじゃ・・ある瞬間からパタッと買えなくなっちゃうよ。」

と忠告すると・・

「・・そうですかね~・・」


 ACブルが千円台、シャンボール村名3千円台、1級レ・プラントやレ・シャルムが6~7千円、レ・ザムルーズ、クロ=ヴージョが9千円位だったと思いますが・・美味いし安いし、で、人気の高いレ・ザムルーズは華やかだがやや硬く、1級レ・シャルムは大柄でほんのり硬く、レ・プラントはほんのりトロリとした柔らかさ・・(その頃は水ようかんみたいなニュアンス・・などと言ってましたかな)が心地よくて、ドライで充実したエキスの味わいが大好きでした。

 もう、今のPCのデータにも載らない位、古い話しですが、案の定・・しっかり某社にエクスクルーシヴを奪われてしまい、入手できなくなってしまいまして・・その後、その小さな会社も閉めてしまいました。どうしてるかな・・彼。


 そんな想いの有るアミオ=セルヴェルですが、新規に日本の代理店になられた会社さんの価格を見て・・目の玉が飛び出るか!・・と思いましたよ。その頃はまだほぼ無名でしたが、倍以上の価格になっちゃいました。

「・・ほんと・・やるよね~・・」


 そうなってしまうと一気に醒めてしまいますよね・・モチベーションも。なのでそれ以来、ご紹介することは稀で、仕入れたとしても信頼できるブローカーから、出来る限りテイスティングをして納得の行く品質のものだけをご紹介するドメーヌになっています。


 懐かしくてね・・レ・プラント。村のほぼ中心に有る1級レ・シャルムの北東と南西に分かれて存在している「不思議なロケーション」の1級畑なんですね。

 大柄でパワフルなレ・シャルムにとても良く似て・・などと言いたいところなんですが・・似てない!・・それはちょっと違うだろう・・と言うような印象です。

 「ぶわっ」と幅広く口内に押し入ってくる感じのレ・シャルムに比べると、もっと幅は狭くてエレガント、そして柔らかいし果実感やスパイス感も穏やか。

「節操が有る」

と言うのが正しいかな?・・節度を弁えた感じ・・です。意外にもシャンボール1級は「派手な奴」が多いですが、その中で最も穏やかながら、「内に秘めた魂!」みたいなものを感じるんですね~。


「安いし、久し振りにレ・プラントが飲みたい!」

と思って仕入れてしまった訳ですが、懐かしくて涙がチョチョ切れそうになりました。穏やかだけれどちゃんとしてる・・それが実に良いんですよ。レ・クラのように強い芯が有り果皮の分厚さなどを感じさせてくれるものでは無いんだけれど、

「noisy が理想とする奥ゆかしいシャンボールの充実した味わい」

がちゃんと・・有ります。


 で、他のアイテムのように硬く無い・・いや、今はどうだか・・他のアイテムもしばらく飲んじゃいませんから断言はできませんが、

「2015年レ・プラント1級は、今飲んでもその良さを充分堪能できるタイミング!」

と感じました。


 まぁ・・肩身の狭い婿さんが造るシャンボール=ミュジニー1級レ・プラントは正にそんな味わい!・・・なんてお題でも付けようかとも思ったんですが・・そりゃ余りに失礼だろ!・・と、noisy も節操節度を少しだけ働かせました。美味かった!・・響く人もいらっしゃるかと思います。ブルゴーニュ好きに飲んで欲しい・・安いです!お勧めです!.

ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール

グロ・フレール・エ・スール

フランス Domaine Gros Frere et Seour ブルゴーニュ
● この先は一体どうなって行くんだろう・・と、不安の中でお過ごしの方も多いかと思います。コロナも台風も地震も国際情勢も政府も・・不透明な今日この頃です。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 店の中に迷い込んだコオロギさんは・・まぁ、毎年必ずご来店されるんですが、店を閉めた午後9時以降になったとたん、 noisy が仕事をしていようが、うるさいからと対抗して音楽を大音量で流そうが「我関わらず」で・・羽を一生懸命にこすらせて、大声で延々と鳴いています。

 が、それも3日目ともなりますと・・モールス信号みたいに途切れ途切れになって来まして・・気になってしまうので何とか救い出そうと冷蔵庫の下とか、棚の裏などを照明を当て探すんですが、そうしてしまうと「ピタッ」と鳴き止んでしまうのでどうにもなりません。伴侶を求めるその一途さと、誰もいないところにわざわざ入り込んでしまう抜けた性分に、何故かこちらもシンミリとしてしまうんですね・・あ・・もう、あの煩わしくて仕方なかった声さえ聞こえてこない・・(T.T

 そんな一途なコオロギさんとは性格が似ているのか似ていないのか・・はたして非常に微妙な感じの、ある意味凄いドメーヌである、グロ・フレール・エ・スールの2018年ものをご紹介致します。


 2016年からなんと・・サン・スフルにトライし、2017年ものは全量サン・スフルにしてしまったと言う・・ある意味、非常に危険なことを「サラリ」とやってしまったグロ・フレールです。

 ですが・・エージェント情報によりますと、

「やめてくれ!・・So2、使ってくれ!」

と言うクレームにも似た要請が、世界中から届いたそうです。


 まぁ・・そりゃぁ・・そうです。2016~2017年もののグロ・フレールのワインはかなりのパーセンテージで、世界中で「劣化したに違い無い」状態で販売されたに違い無い訳です。

 ワインセラーとは名ばかりの高温セラーだったり、ショップ営業が終了すると電源を落としてしまったり、オーナーが如何に高い理想を持っていたとしても、それを理解できない部下ばかりが利益を上げることだけを目標にしていたり何も感じようとしなかったり・・するのが人間ですから・・。そりゃ・・皆、楽をしたいですから・・わざわざ冷え込むセラーで仕事をしたくないと思ってしまえば、何をするか判りません。


 なので、グロ・フレールの2018年ものは、

「So2を入れた!」

と明言しています。


 ですが、noisy もテイスティングして確かめたところ・・

「入れたSo2は相当に微量!」

で、以前使用していた量とは雲泥の差があるものと感じました。・・なので、

「かなりナチュラルな・・流れるような味わい!」

です。


 また、2018年もののグロ・フレールの特徴としまして、


「ボディが凄い!」

です。滅茶大柄なんですね・・。実に大きな構造をしています。これは、アルコール分の高さに由来するものかと感じます。

 なので、今飲んでも美味しいですが、

「今まで以上に長く持つ」

のは間違いなく、その完熟を迎えた時の素晴らしさは圧巻だろうと予想しています。つまり、ブルゴーニュの1976年みたいな年だと思います。


 それだけに今、さらに美味しく飲むには、

「品温はやや低めが良い」

ことは間違い在りませんで、17度位になってしまうますとピントがボケてくるはずです。少し冷やすだけで相当美味しくなるんですね・・不思議ですよね。


 中~下のキュヴェはリーズナブルですし、上級キュヴェ・・・例えばヴォーヌ=ロマネ1級レ・ショーム以上のキュヴェの、

「質感が物凄い!」

ことも特筆すべきでしょう。ジュースの質がもう・・半端無く素晴らしいです。相当に分別した葡萄を使用し、ほとんど圧を掛けない造りをしたと伺える味わいでした。


 そんなグロ・フレールの2018年です。是非ご検討くださいませ。


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 大変身したグロ・フレール・エ・スールをご紹介します。

「・・えっ?・・noisy さんがグロ・フレール?・・そんなの、有りすか・・?」

と言われてしまいそうですが・・そうなんです・・大変身した姿を見てその気になっちゃったんですね・・。

 ま~・・逆浸透膜なども使用し、「濃厚」なピノ・ノワールをリリースしていたベルナール・グロが事実上引退、現在は息子さんのヴァンサンが継いでいます。

 なので、

「noisy が突然、意趣を翻した訳では無い・・」

んですね。


 いや~・・もうどれだけ長い間、グロ・フレール・エ・スールのワインを扱っていなかったか、見当もつきません。20年近いんじゃないでしょうか。

 理由としては、日本中どこでも入手可能な、濃密なピノ・ノワールは・・別にnoisyの出番でも無いし、結局価格だけが魅力になってしまえば、テイスティングをしてお勧めしたところで、お客様には魅力的には映らないだろうし・・と言うことが大きかったと思います。

 じゃぁ、何で noisy が2017年ものから再度扱うことになったか・・と言いますと・・、ここは非常に重要ですから・・はい。

「日本中にとんでもないコンディションのグロ・フレール・エ・スールのワインが並んでいる(に違いない)から」

です。


 今回はかなり無理して、多くのキュヴェをテイスティングさせていただきました。

 そして、ヴァンサン・グロが造る珠玉のピノ・ノワールの、ナチュラルで美しく優しいトーンと、「ビオ」と言う言葉だけでは表現しきれない見事な出来と、何よりも、

「ブルゴーニュ・ワインの将来を感じさせる、新しいナチュラルワインの姿」

を、そこに見たから・・です。


 しかしながら、その気持ちとは裏腹に、一気に不安な気持ちも湧き上がって来ました。

「・・この美しくナチュラルなピノ・ノワールの姿を、壊さずに販売できるワインショップは非常に数少ないはず!」

とついつい思ってしまったら、かなり悩むことになってしまいました。


 何故って・・それは渦中に栗を拾うことになりかねないから・・です。


 そりゃ・・そうです。非常にコンディションの悪い同じワインを飲まれた方が、グロ・フレール・エ・スールのワインはそういうものなんだと信じてしまいかねないから・・です。

 なので、少なくとも「夏に寒いと感じないセラー」で販売のために置かれているグロ・フレールの2016年以降のワインには、決して手を出さないのが賢明です。勿論、「冬に超寒い」のも・・同様でしょう。

 しかし、本当に良いコンディションのグロ・フレールのワインを、確かな保存と飲み方で飲むことが出来れば、きっとnoisy が感じた「ブルゴーニュワインの進むべき将来の姿」に近いものを、感じることが出来るかもしれません。


 2017年のヴァンサン・グロによる一連のワインの姿が、一番似ていると思われるのが、

「ドメーヌ・ビゾ」

です。


「ドメーヌ・ビゾのヴォーヌ=ロマネのワインたちを、もう少しエレガントにしたような感じ」

 と言えば、なんとなく想像できるかと思います。


 何せ、あの偉大なる「ヴォーヌ=ロマネ」近郊の珠玉のワインばかりを、ナチュラルに・・So2を使用せずに仕上げているんです。そんなドメーヌは、他に存在するでしょうか?


 So2を全く使用しないピノ・ノワールは、So2 を使用して仕上げた同様のキュヴェとは、特にリリース直後からしばらくの間、全く異なる姿を見せます。

 So2 を使用したキュヴェはその姿をタイトに、「クッキリ」と判りやすいものにさせ、その大きさも、要素も、理解がしやすいんです。

 反対にSo2 をしようしないキュヴェは、So2の使用で隠れてしまう「中間的な表情」をも、しっかり見せますので、全体を見通そうとすると、やや「ぼんやり」としたように感じられるでしょう。

 しかし熟成が進み、中間的な表情を形作っていた「つなぎ」「グラデュエーション」的要素が磨かれてくるとどうでしょうか?


 そこが「新しいスタイル、ブルゴーニュワインの進むべき将来の姿」に繋がって行くように感じています。


 事実、noisy が飲んだ全てのキュヴェは、今飲んでも充分に美味しく飲めてしまいます。「出っ張り感」「へこみ感」は感じないです。球体感が凄い・・その分、So2を使用したキュヴェよりも、偉大感を感じない今の状態・・と言うことが言えると思います。

「これ・・熟したらどうなるんだろう?」

と言う問いに対する自身の答えはすでに有ります。そして、自身でそれを確かめたいとも感じます。


 ナチュラルな素晴らしいワインに仕上がったし、また、リアルワインガイドの徳丸さんが書いていた、「豆」もすでに消えていました。豆を感じることは、今回の一連のテイスティングでは、全く無かったんです。

 そして、リアルワインガイドでの評価点には、ある種の驚きがありました。・・だって・・

「普段は徳丸さんとは意見が見事に一致することが無い」

のに、この2017年ものの評点、評価は、「豆」以外は全く同様だったから・・です。現地試飲と現物試飲、試飲時期の違いも有りますから、それは当然では有りますが、ここまで一致するのは、本当に「奇跡」です。


「ビオにこだわりたくない」

と言うヴァンサン・グロ。


 だけれども彼のワインはナチュラルだし、しっかりとブルゴーニュ・ピノ・ノワールの神髄を伝えてくれたと感じます。是非、2017年のグロ・フレール・エ・スール、飲んでみて欲しいと思います。noisy のところで買わなくても結構ですが、出来る限り良いコンディションのものをお探しください。



■以下は最新のエージェント資料(雑感?)です。

 昨年同様にSO2ゼロとなります。トータルSO2は10m以下となります。セラーでの定温管理必須となります。

 昨年の2016年は、改めて酸化防止剤の無いワインにおける管理状態の差を教えてくれました。お陰様で、非常に良い反響をいただけた反面、管理の良くないグロ・フレールと混同されたとの声もありました。大人の事情からか、あまり声高に喧伝されていないようですが、グロ・フレールは今までと同じ感覚で取り扱ってはいけないワインになっております。

 しかし昨年飲んだ時の衝撃、SO2フリーならではの浸透性の高い流れ落ちるような質感は昨今のブルゴーニュの中でも突出しています。改めて管理状態を含め、デリケートなワインのため管理の行き届いたグロ・フレールの良さを伝えて参ります。

 また、懸念事項の豆香は3月のバレルサンプル試飲の時点では感じませんでした。


 ヴァンサン・グロ率いる新生グロ・フレールについての露出の少なさは各社含めて情報の乏しさも相まっているように思います。グロ・フレール&スールの名前を一躍知らしめたベルナール・グロ。息子のヴァンサン・グロがドメーヌに戻り参画したのは2009年。

 除草剤をやめ除草のための機械を取り入れ、少しずつ変革が始まります。トネリエと話し合い、樽のための木材から過失の温度、材質や乾燥の方法…現地雑誌でヴァンサン・グロはこのように語っています。

『私たち(若き当主ヴァンサンは一人称を“私”ではなく“私たち”とします)の16の区画はすべて同じもので同じ葡萄です。同じ樽の中で同じ手法で醸造しています。私たちはすべてのワインに対して同じように接し、同じだけ注意を払います。土地と地勢が違いを生むのです。ヴィニュロンはワインにアイデンティティを与えます。しかしながらテロワールこればかりは私たちの手を逸脱した魔法なのです。私はビオの方法を適用しようとは思いません。自然の求めるままにすることと技術の進歩を利用することの中間で私たちは正しい均衡を見つける必要があります。

(意訳・翻訳 村岡)




 以下はベルナールの時代のエージェント資料です。
《音楽が果実を魅了するとき、美しい音色がワインに昇華させるのか、あるいはワインが音色を奏でるのか・・・》

 ドメーヌ・グロ・ フレール・エ・スールは、コート・ド・ニュイ地区の中心部、ヴォーヌ・ロマネに立地する、ルイ・グロの遺産の相続分割によって1963年に誕生したワイナリーです。

 初めは、4人の子供のうち、コレットとギュスターヴの2人が相続した区画を、一族のワイナリーに統合していました。
1984年にギュスターヴが亡くなると、甥のベルナール・グロが、コレットを支えながら仕事を引き継ぎます。
ベルナールは、次々とブドウ畑の植え替えを行いました。

 コンクール・エ・コルボアン村(ヴォーヌ・ロマネの北に位置する小集落)の、AOCブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイの良い場所にも、あらたなブドウ畑を設営し、ドメーヌの作付面積を12ヘクタール増やしたのです(ピノノワール:9ha、シャルドネ:3ha)。由緒あるテロワールを尊重しつつ、そこに近代的な最良の技術を調和させ、優れたワインをつくり上げるという使命感をもって、ドメーヌは現在、8つのアペラシオン地区に分布する20ヘクタールのブドウ畑を所有し、事業を展開しています。

《畑がテロワールの名声に値する品質を提供するならば、気候と土地を受け入れなければならない》

 畑では収穫量を制限しブドウを成熟させる為に一年中沢山の仕事があります。光合成のおかげで太陽が糖分とフェノール化合物を生成し、それがワインのアロマと色調を引き出します。
整枝:樹の仕立てがグイヨでもコルドン・ロワイヤルでもたった8房しかそれぞれの樹には残しません。
摘芽:他の芽を取り除くことでメインの房の樹液を増やすことができます。
摘芯:樹の枝の先端の芽を切ると糖分を残す為のプロセスが引き起こされます。これにより、糖分が葉を成長させるのに使用されなくなり、樹は先端の部分(ブドウの房)を育て始めます。
グリーン・ハーヴェスト:糖分をブドウの房に集中させる為に、ブドウが色づきする前の時点で一株につき房は数個しか残しません。
除葉:葉は日の出の方角で果房の高さに取り除かれます。そうすると、ブドウが太陽に照りつけられすぎることはなく、房との距離が適正になり、腐敗による病気も防げます。

《醸造は修正を加えることなくブドウの収穫と適合しなければならない。》

 収穫されたブドウはドラポー(金属冷却装置が設置されたタンク)で伝統的な方法で処理されます。発酵が始まる前に、果汁はタンクの底から出され、果帽の上に置かれます(ルモンタージュ)。発酵が始まったらすぐにブドウは一日二回上下に攪拌されます(ピジャージュ)。これらの過程は色味やアロマやタンニンの抽出を促します(果皮のアントシアニン)。

 しかし毎年収穫されたブドウに順応しなければいけない為、ピジャージュはとても繊細な作業です。ブドウの成熟度と衛生的な品質によって、慎重に考えられなければなりません。 ブドウが何も考えずにピジャージュされるならば、ワインの味と構造は適切でない場合があります、これはタンニンに最も特に影響を及ぼします。

《一番重要なことはブドウが完璧に熟した時に収穫することです》

 収穫の前にきちんとブドウの世話をして、成熟具合をそれぞれの区画ごとにチェックします。ブドウをできるだけ傷つけないようにして収穫します。これは結果としてとても重要なことです。収穫は木箱に入れて手摘みで行う為、ブドウが破砕してしまうこともありません。一番良いブドウを選び選果台の上で手で選果し、そのアペラシオンにふさわしいグランヴァンのワインを造ることができます。

《ワインの品質は最終的に決定するものは樽の品質でもある》

 木樽とワインは2000年以上前から関連付けられていました。2000年ほど前は、木樽はただの容器としか考えられていませんでしたが、樽熟成はその後、多くの長所を明らかにしました。使用しているオーク・バレルは、"barriques bourguignonnes"という名前で知られている228リットルのブルゴーニュ産の樽です。樽に使われる木自体は、ブルゴーニュ近郊のFor?t des Bertranges産のものです。ドメーヌは木を買って、樽を造ります。木は乾燥させられ、2年間樽工場で熟成させます。トースティングされた木は、バニラ、チョコレート、スパイスなどの特徴的な香りをワインに及ぼします。

 ワインのタンニンは木樽のタンニンに由来し、完璧な組み合わせになります。そして、樽の気孔はワインへ微量の酸素処理を行い、ワインに甘みを持たせます。これは、ワインが酸素と空気が触れ合うためです。樽のおかげで、ワインは進化しながら熟成することができます。


2018 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

15367
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール

■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 90 ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2035
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,490 (外税) 
【2018年ものも・・結構ビゾっぽいです!】
 流石に2017年もののような、モロにドメーヌ・ビゾのヴォーヌ=ロマネ風な味わいは僅かに薄れたかもしれません。それでも味筋は結構に似通っています。

 2018年ものはアルコール分が結構出ていますので、2017年ものよりパワフルに感じられると思います。本来ですとアルコール分の出辛かったブルゴーニュ・ピノ・ノワールにとっては、素晴らしい出来事では有るんですが、リリース直後の味わいだけを考えますと、ボリューム感が先に出て来るかな?・・と言う感じもします。

 しかしながらそのボリューム感こそは、エージングで磨かれてゆくのがワインの常識でして、ワインの評論家さんたちがコケにした1976年もののその後の評価を考えれば、

「今も美味しいが先行きはもっと楽しみ!」

と言うのが正解かと思います。


 またこのキュヴェには、先のエシェゾー(・レ・ロアショース)から弾いた部分が入っていますので、それが垂直方向のボディ感をさらに深めているようにも思います。

 今飲んでヴォーヌ=ロマネの豊かさを感じさせ、10年以上寝かせておおらかでゆったりしたヴォーヌ=ロマネの存在感を見せてくれるはずの村名かと思います。是非ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【ドメーヌ・ビゾを彷彿させるナチュラルなヴォーヌ=ロマネ!・・自然派大好きな方にはドンピシャ!】

 ま~・・あのグロ・フレールがね~・・こうなっちゃうのね~・・と、驚いた2017年ものです。その中でもトップのナチュラル度を誇るのがこの村名ヴォーヌ=ロマネでした。一口すすって・・

「・・お~・・ビゾだ~~!」

と思っちゃいましたよ。ビゾの「オー・レア」にそっくり・・と言うか、ビゾのオー・レ・アに有る「角」をさらに丸く磨いて「引っ掛かりを無くした感じ」だと・・思わず口にしそうになりました。

 でも、目の前には愚息がおりますので・・そういうことは言いません。自分で感じて欲しいからですね・・頭の中に余計な言葉をインプットしてしまうと、その言葉だけが独り歩きしちゃいますから・・。

 ビゾのオー・レアもそうでしたが、ヴォーヌ=ロマネらしいフィネスを損なわずに、ナチュラルな風味を多く持っていました。巨大な構造では無いものの、しっかり膨らみ、ディテールの細やかなこと!・・この辺りはヴォーヌ=ロマネの格が成せるものでしょう。

 しっかりと丸い中盤のパレットから、滲みだすような清冽な水の余韻が実に長いです。果実感は鼻に抜けつつ、滅茶美味しい清冽な水の余韻が舌に残像として残るんですね。

 このワインは、ヴァンサン・グロが言う、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

においては、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「6~6.5」です。


 結構にナチュラル度が高い・・と言う判断ですね。揮発酸は有ります。止まっているのでこの先、増えることは考えられませんが、落ち着いてくることは有ります。そして、この揮発酸が無ければ、ナチュラル度は「5」ほどにグンと下がります。

 なので、揮発酸系が苦手な方には「無理」です。

 しかし、ナチュラルワインがお好きな方には、全く問題が無いレベルと言えますし、揮発酸バリバリのアヴァンギャルドなスタイルがお好きな方には「物足りない」でしょう。

 継ぎ目無く滑らかで柔らかく美しいヴォーヌ=ロマネでした。是非ご検討くださいませ。


2018 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

15372
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール

■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 93+ ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2023~2050
■エージェント情報
0.37ha、Clos de Vougeotの壁のすぐ後ろ、Domaine de la Romanee Conti の所有区画の隣。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥29,980 (外税) 
【2017年ものの物凄いナチュラルさは・・どうなったのか・・と気になって仕方ありませんが!D.R.C.のパーセルのお隣です。】
 こちらも飲まなかったキュヴェです。2017年ものをしっかり飲んだので・・すみません。実は2017年のグロ・フレールは、上級キュヴェを散々テイスティングしたため、利益ほぼ無し・・でした。

 なので2018年ものの上級キュヴェのテイスティングをエシェゾーまでにとどめ、その分をお客様に還元しようと言う訳です。

 ここのパーセルは、あのD.R.C.のお隣ですが、その昔まだD.R.C.のワインがリーズナブルだった頃・・エシェゾー1.5万、ロマネ=サン=ヴィヴァン2万・・みたいな頃、やはり人気だったのがグラン=ゼシェゾーでした。D.R.C.のエシェゾ-を買うくらいだったらもう少し出してグラン=ゼシェゾーを・・みたいなノリだったと思います。

 でも、D.R.C.のエシェゾーの大当たりを引いたことのある noisy は、果実の乗りの良いグラン=ゼシェゾーより、よりエキスが美しいエシェゾーも捨てがたかったなぁ・・などと思い出します。もっとも昨今は全く飲めませんが!ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【xxさんを質に入れても飲みたいグラン=ゼシェゾー?・・ここまでナチュラルなグラン=ゼシェゾーはnoisy も初めてです!】

 左の写真は、大きさ以外は全く弄っていない、「素」のままです。実に深淵な色合いです。エッジにも先鋭なナチュラルさを思わせる危険な色合いは全く感じられません。

 しかしナチュラルです。まずは、ナチュラル度ですが・・

 ヴァンサン・グロが言う、

 「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5」と言うのが noisy の判断です。なので、noisy的理解としますと、

「ヴァンサン・グロが目指しているのはおそらくここのナチュラル度」

と言うことになります。


 いや~・・バカですね~。今飲んだって勿体ないだけなのは判り切っているのに開けちゃうんですね~・・。愚息にも言われてしまいました。

「・・開けちゃうの?」


「やるときは・・やらんと・・ね」

と言いながら、ちょいちょい・・ビビってましたが、一度決めたらやり通さないと・・と思って開けちゃうんですね。でも、このグラン=ゼシェゾーを開けたから良かった。「5」にならなかったら、次は

「リッシュブールの抜栓」

が待っていました。全体像を見通せないのに・・想像すらできないのに、まともなご案内などできませんからね。「5」で・・良かった・・す。


 いや、実に素晴らしい・・気品に溢れる、ピュアでナチュラルな素晴らしいグラン=ゼシェゾーでした。最後は凄い清冽な水を感じさせる余韻を長く感じさせてくれます。

 まぁ、こう言ってしまっていて何では有りますが、滅茶美味しい水って・・さほど長く余韻は無いんですけどね・・。その余韻の記憶みたいなものを脳がずっと感じているのかな?・・などと思っていますが、その清冽さが実に良いんですよ。シリュグのグラン=ゼシェゾーもそうでしたけどね。似ていますが、シリュグはそうなると、ナチュラル度は「1~1.5」ほどです。

 で、飲めてしまうのは間違いないですが・・これはもう、勿体ないの極致です。今開けると後悔します。

 リアルワインガイド第66号は飲み頃は2023年から・・と言うことで、ほぼ同様の感想です。5年くらい待った方が良いかと思います。

 そして、揮発酸はほぼ検出限界です。・・なるほど・・ヴァンサン・グロが目指しているのはそこで有って、このナチュラルな美しさと細やかなディテール表現で有ることが判ります。

 いや・・素晴らしいグラン・クリュでした。このワイン、セラーの無い方には無用でしょうが、まともなセラー温度ではないショップにも無用にして欲しいです。

「ピュアでナチュラルなヴォーヌ=ロマネ(+近郊)のワイン!」

 ヴァンサンの目指すところは正しいと思います。まだまだ伸びると感じました。是非飲んでみてください。超お勧めします!




2018 Richebourg Grand Cru
リッシュブール・グラン・クリュ

15373
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール

■エージェント情報
Richebourg上部 Les Verroilles ou Richebourg の区画 0.69ha。Meo CamuzetとA.F.Grosの所有区画に挟まれた好立地。
注:2017年もの
リアルワインガイド第66号 今飲んで 94+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2050
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥45,750 (外税) 
【大看板のリッシュブールです!】
 まぁ・・やはり「リッシュブール」と言うリューディは「別格中の別格」なんですね。グロの持ち分は、正確には「レ・ヴェロワイユ」と言う畑です。昨年の2017年ものの記事にも書きましたが、かのクロ・パラントーに接する訳でして・・格上のリッシュブールの紹介に、格下の1級を持ち出すという、ワインの世界ではありがちでは有りますが不思議な状態では有ります。

 グロ・フレールはやはりヴォーヌ=ロマネ近郊に凄い地所を持っているのが特徴です。今回はリッシュブールも飲んでしまおうか・・などとも考えましたが、リーズナブルだとは言え、・・・な価格では有りますし、この1本を飲んでしまうと、グロ・フレールのワインが売れるのは嬉しいけれど・・もう一人の人格、利益を考える社長は、「止めてくれ・・」と声高に叫んでいた訳です。

 グロ・フレールの2018年ものは相当に大柄ですので、もし、2018年と言うヴィンテージに何かのセレブレーションが有るようでしたら、とても良い選択になろうかと思います。リッシュブール・・・中々買えないですから・・はい・・勿論ですが、グロ・フレールに限りませんで、お隣のメオ=カミュゼやアンヌ・フランソワーズ・グロのパーセルも入手は結構に大変です。アンヌ・フランソワーズ・グロの下部がアンヌ・グロでしたっけ・・。これも入手は難しいですよね。ご検討くださいませ。価格はかなり・・頑張りました!


 以下は以前のレヴューです。
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【あのクロ・パラントーに接する区画です!】

 残念ながらナチュラル度「5」が出ちゃったので・・ここにたどり着けませんでした・・と少し安心しています・・経費的に・・はい・・(^^;;

 まぁ、昔なら、

「あのリシュブールに接する1級クロ・パラントー!」

などとやっていたんですが、今は逆?になっちゃいますでしょうか。


 その昔、アンリ・ジャイエが開墾したキャベツ畑がリシュブール(レ・ヴェロワイユ)上部に接していました。そして、メオ=カミュゼから借りていたリシュブールの畑のワインが、アンリ・ジャイエのトップ・キュヴェで、その区画はクロ・パラに接したレ・ヴァロワーユの最上部でした。

 で、メオ=カミュゼ所有区画の下の部分、こちらも同じくクロ・パラに接したレ・ヴェロワイユですが、そこがグロ・フレールの所有区画と聞いていますので、

「クロ・パラが高くて、少なくて買えなきゃグロ・フレールのリッシュブール!」

と言う考え方も有ったと思いますよ・・。まぁ、noisy も聞かれなきゃそんなことは答えないですけど・・。


 なので、グロ家が持っているリシュブールの区画はレ・ヴェロワイユの2/3ほどなんですね。アンリ・ジャイエが引退を決意したのがこのレ・ヴェロワイユが造れなくなったから・・なんです。まぁ、noisy の記憶が確かならば・・なので、間違ってたらすみません。

 で、リアルワインガイド第66号で徳丸さんは何と、ポテンシャル95+ まで付けています。これ、ナチュラルなブルゴーニュワインではほぼトップの評価だと思います。

「ここが10年後にどうなっているのか?」

・・ご興味ないでしょうか?


 おそらくですが、ナチュラル度は「5」でしょう!・・飲んでみたいですよね・・是非ご検討くださいませ!

ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

ド・シャソルネイ・エ・フレデリック・コサール

フランス Domaine de Chassorney et Maison Frederic Cossard ブルゴーニュ
● 2018年もののドメーヌ・ド・シャソルネイ、メゾン・フレデリック・コサールが入荷しました。

 いや・・青天の霹靂です。・・まぁ今は青天でも無い状況でも有る訳ですが、2018年もののド・シャソルネイ系は「大激変」です!

「またか・・まるで嘘つきオオカミのようだ・・」

と思われる方は・・仕方が無いので・・読まないでくださいね・・(^^;;


 何せ、フレデリック・コサールは、2~3割は使用していた新樽の使用を全面的に止め、古樽と卵型セメントタンクとジョージアから輸入した特製のクヴェグリの使用へと大きく舵を切った訳です。

「なので・・2017年までとは大きく違います!」

と言うことはお判りいただけるかと思います。


 こんなコロナ禍の中ですから、大勢集まる訳にも行かず、毎年のような「(ほぼ)全アイテム試飲」は行えなかったのは残念では有りますが、今のところ12アイテムのテイスティングを行っています。以下の表の 〇× は、テイスティング出来たものが 〇 と言うことでご理解ください。

 どう説明をすればよいのか、非常に悩んだのですが、まずはこの表を見ていただくと、有る傾向が判るかと思います。



〇 Bourgogne Bigotes 卵型セメントタンク 白
〇 Bourgogne Bigotes QVEVRIS 白
〇 Saint-Romain Combe Bazin 2~4年古樽 白
〇 Saint-Romain Combe Bazin QVEVRIS 白
× Auxey-Duresses Blanc Les Crais 2~3年古樽 白
× Beaune Les Bressandes 2~3年古樽 白
〇 Puligny-Montrachet Voitte 2~3年古樽 白
× Puligny-Montrachet 1er Cru Les Garennes 2年古樽 白
× Puligny-Montrachet 1er Cru Champs Canet Clos de la Garenne 2年古樽 白
× Puligny Montrachet 1er Cru Les Folatieres 2年古樽 白
× Chassagne-Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot 2~3年古樽 白
× La Chassornade ステンレス 白泡


〇 Bourgogne Bedeau 卵型セメントタンク 赤
〇 Bourgogne Bedeau QVEVRIS 赤
〇 Mercurey Les Vignes Blanches 2~4年古樽 赤
〇 Saint-Romain Sous Roche 卵型セメントタンク 赤
〇 Saint-Romain Sous Roche QVEVRIS 赤
× Auxey-Duresses Rouge Les Crais 2~3年古樽 赤
× Savingy-les-Beaune Les Gollardes 2~3年古樽 赤
× Volnay 卵型セメントタンク 赤
× Volnay QVEVRIS 赤
× Volnay 1er Cru Les Lurets 2~3年古樽 赤
× Volnay 1er Cru Les Roncerets 2~3年古樽 赤
× Pommard 1er Cru Les Pezerolles 2~3年古樽 赤
〇 Nuits-Saint-Georges Les Damodes 2~3年古樽 赤
× Gevrey-Chambertin Les Genevrieres 2~3年古樽 赤
× Gevrey-Chambertin Les Genevrieres QVEVRIS 赤
× Chambolle-Musigny Les Herbues 2~3年古樽 赤
× Vosne-Romanee Les Champs Pedrix 2~3年古樽 赤
× Morey-Saint-Denis Les Champs de la Vigne QVEVRIS 赤
〇 Morey-Saint-Denis 1er Cru Les Monts Luisants 2~3年古樽 赤

 白はドメーヌものに「卵型セメントタンク 」「クヴェグリ」そして「2~3年樽」を当てていますので、色々とテストの意味も入っているのかと思います。基本は2~3年使用樽ですが、卵型もクヴェグリも当てているパターンです。

 赤は白同様でえは有りますが、買い葡萄のアイテムにも「クヴェグリ」を当てていますよね。なので、赤には出来るだけクヴェグリを使いたい意思があるようにも思います。


 で、全体的な仕上がりとしましては、

「非常にピュアでナチュラル!しかも王道のピノ、シャルドネの伸びやかさや美しさ、底の深さを感じさせる素晴らしいもの」

になっていると思います。


 言ってみれば、D.R.C.やシルヴァン・カティアールのような感じです・・。非常に簡易に言えば、

「物凄くピュアになった。葡萄のポテンシャルがそのまま出ている。ただし、熟成には時間が掛かる可能性有り。」


 おそらくですが、ワインの味わいに余計なものを付加したくないのでしょう。それは物の見事に成功しています。新樽を使わないことによる「緩やかな酸化」をしない訳ですから、美しさは1950年代以前のワインに匹敵すると思います。


 これは非常に興味深い・・しかも素晴らしく美味しいワインになったと思います。しかしながら、リリース直後の味わいを見てみますと・・熟成に時間が掛かるタイプが有りますので、

「さっさと開けて美味しいかには難が有る場合有り」

と言うことになります。


 ただし・・D.R.C.やカティアールをさっさと開ける方がいらっしゃるでしょうか?・・出来ることなら適度な熟成を得てから飲みたいと考えるはずですよね。

 そういう意味においても・・コサールが考える・・

「本物のワインとは何か?」

を具現化することに邁進し始めたと言えます。


 2018年の彼のワインのエキスは非常に美しいです。飲むタイミングはお客様でお決めください。心底美しい味わいがそこにあるはずです。ご検討くださいませ。




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 2017年のド・シャソルネイ、フレデリック・コサールが入荷して来ました。例年並みにかなりのアイテムをテイスティングさせていただき、2017年ヴィンテージのブルゴーニュの素晴らしさ、そしてフレデリック・コサールの2017年の素晴らしさの両方をチェックさせていただきました。

 昨年もの2016年ののテイスティングもほぼ同時期ですが、とても厳しかった2016年ものとは思えない美しさに惚れ惚れとさせられました。一体感の有る伸びやかな味わいでしたし、テイスティング時のタイミングで、どのキュヴェも美味しく整っていました。

 フレデリック・コサールが造った2017年ものは、

「より偉大なヴィンテージになった!」

と言えると思います。

 その反面、同じ時期でのテイスティングであるにも関わらず、

「まだ落ち着いていないワインが結構に存在する」

ことも判りました。


 そのあたりは各キュヴェのコラムをご覧いただければと思います。


 また、上級のキュヴェは・・半端無い、物凄い仕上がりです。

・シャンボール村名
・ヴォーヌ=ロマネ村名
・モレ=サン=ドゥニ1級
・ピュリニー=モンラッシェ・ガレンヌ

 呆れんばかりのエキスの濃度と密度に圧巻です。単に濃いんじゃないんです。濃いだけならさして何とも思わないですが、その密度が持つ表情ですね。これが凄い。そしてそれはミネラリティの密度の高さで有るとも言えます。今までのコサールのワインの中でも群を抜く仕上がりと思われます。

 また、ボンヌ=マールなど一部のキュヴェは少ないので飲めておりませんが、村名格、1級格の凄さを見る限り安定しており、しかも素晴らしい出来ですので、想像に難くないところと言えます。

 また、赤と白を言いますと、白ワインの方がすべからく早くから安定しています。上級キュヴェは今飲んでも美味しいですが、勿体なさは隠せません。

 赤は下級キュヴェは早々にまとまると思われますが、6月に入るまで手を付けない方が良いかと思います。むしろ、上級キュヴェは今開けてもそのもの凄さは隠しようが有りませんので、白とは逆の意味で飲んでも良いと思われます。

 コサールは、以前のような小手先の技術で何とかするようなことはしなくなり、よりピュアで真っ当なブルゴーニュワインを造るようになったと言えます。


「ホメオパシー?・・なら、私はダメかな・・」

 等と言うような心配は無いです。勿論ナチュラル感は有りますが、アヴァンギャルドにはならず、正当な美しい姿をしています。2017年のド・シャソルネイとフレデリック・コサールは是非手に入れていただきたい、素晴らしいヴィンテージになりました。ご検討くださいませ。

■エージェント情報
 ドメーヌ・ド・シャソルネイ&ネゴシアン・フレデリックコサールの新ヴィンテージ「2017年」がやってまいりました!

 2017年は一般的には「早熟で収量の取れた2011年に似ている」とされていますが、生産者ごとの収穫のタイミングにより、例年以上にワインの品質やキャラクターに差が出やすい年だったようで「いかにフェノールの熟しを見極め、早く収穫し酸を確保するかが大きなカギだった」とフレッドが言うように、今年のシャソルネイ&コサールは、特に酸の密度と全体のバランスが重要なポイントになっていると感じます。

 また味わいについては「白は2011年のピュアな飲み口の良さに加えて、バランスの良い骨格と複雑味を兼ね備えた2010年の2ヴィンテージの特徴を併せ持っている。そして赤はタンニンの柔らかい2016年、フェノールがしっかりと熟し酸がエレガントな2008年の特徴があり、白赤共に秀逸でハイレベルな年」と評価しています。

 収量については4月末にコート・ド・ボーヌを中心に遅霜がありましたが、2016年の教訓を活かし、夜中から明け方にかけて藁束や蝋燭に火を灯し、冷たい空気の循環を行うことで、被害は最小限に食い止めらたようで、ここ近年では一番収量がとれています。ただ対策を講じられなかったサン・ロマンについては白18 hL/ha、赤20 hL/haと近年の中でも厳しい収量となってしまったようです。

【2017年のトピックス】
 2016年にスタートさせたジュラワインのうち「サヴァニャン」については、今回から品種名ではなく「FEEL GOOD(フィール・グッド)」の名前でリリースされます。サヴァニャンはジュラ以外で仕込んだ場合品種をラベルに記載することができないため、フレッドの頭文字Fとジュラの買いブドウ生産者をフレッドに紹介してくれたガヌヴァの頭文字Gをかけて名付けられました。※ジュラのシャルドネとピノノワールはラベルへの記載が認められています

 また今回ネゴシアン「モレ・サン・ドニ レ・シャン・ド・ラ・ヴィーニュ」「ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジュヌヴリエール」が初リリースとなります。

 モレ・サン・ドニ レ・シャン・ド・ラ・ヴィーニュは、畑が1級レ・モン・リュイザンのすそ野に位置するだけあって、ややスケールは小ぶりながらもレ・モン・リュイザンのように香り高く、艶やかな味わいです。ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエールは、ややダークトーンの果実感と芯のあるジュヴレ・シャンベルタンらしい特徴に加え、質感は美しく滑らかで、フレッドが目指すエレガントなスタイルが見事に反映されています。

 2017年はフレッドの特徴的なミネラリティの重要性をあらためて認識させられます。また美しくフィネス溢れる果実感、ヴィヴィットな酸、それらの奥にくっきり表れるテロワールの個性など、一段とフレッドの魅力が凝縮されたヴィンテージに仕上がっていると感じます。

 飛び切りの2017年をどうぞお楽しみに♪




2018 Beaune les Bressandes Blanc
ボーヌ・レ・ブレッサンド・ブラン

15499
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ボーヌ
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 シャルドネ
樹齢 36年
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン なし
醗酵 自然酵母で14ヶ月
熟成 古樽で11ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月
マリアージュ(生産者) マトウダイのポワレ、クロタンンドシャビニョルチーズ
マリアージュ(日本向け) イカの詰め物サフランソース
ワインの飲み頃 2020年~2030年供出温度:11℃
テイスティングコメント 熟したバナナ、洋ナシ、シトラス、アカシア、クレームブリュレ、ハチミツ、バニラの香り。ワインはピュアスマートかつ上品な透明感がありダシのように澄んだ旨味が詰まっていて、後からじわっと広がる骨太な酸が支える!
希望小売価格9000 円(税込 9900 円)
ちなみに! 収穫日は2018年9月4日。ブドウの収量は35 hL/ha!ボーヌの区画はBressandes(ブレッサンド)で、白はとても貴重!買いブドウの畑面積は0.35 ha。新樽は一切使用せず 2~3年樽を使用!(前年の新樽と古樽の比率は20:80)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,720 (外税) 
【村の西にある丘の村名ですが、常に1級並みの味わいを見せるワインです。】
 こちらも古樽仕上げです。今までにも何度か同じようなことを書いてはいるんですが、このワインも実は・・結構にミステリーなんですよね。

 基本的にボーヌ・レ・ブレッサンドは1級畑です。ちょうど村の西側の丘の麓から斜面になっている辺りです。相当に「岩壁」を思わせる地形です・・。

 でもこのワインは「村名」です・・不思議でしょう?

 考えられるのは2つ。1つは「格下げ」です。でも畑名が入っての村名ですので、他の畑のものは混ぜられないので、純然たるレ・ブレッサンドであれば1級ですから、これは無いかと思います。

 2つ目は、新たに開墾した土地で1級の認証が取れていないパターンです。これだと以前の地図には無い畑が相当しますが、実はこれは見つけています。高い位置では無いんですが、元々は何らかの理由で Bois(森) とか Friches(荒地)にしかならなかった、ほとんどが人力での開墾が難しかった土地です。現在のパワーショベルとか・・で、ようやく開墾できるような感じの土地です。

 ですが・・結構にそんな土地のシャルドネが美味しいことは、皆さんも経験済みですよね?・・ショーム・ド・ペリエールとか・・言ってしまえば、かのクロパラも・・ピノでは有りますが、葡萄が植わっていた訳では有りません。

 今までの経験から、このワインは非常にポテンシャルが有り、しかも価格がリーズナブルなことは判っています。古樽仕上げのピュアな味わいに、ホメオパシーならではのナチュラルさが加わった超熟なシャルドネに仕上がっているはずです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に少なくて、こちらはテイスティング出来ませんでしたが、毎年、カリテ・プリさがトップです!】

 申し訳ありません。非常に少なく、テイスティングも出来ないほどの数量でした。2014年もののコメントと、2015年のコメントをご参考にしてください。1級部分では無いですがボーヌ・ブレッサンドのシャルドネは石灰に満ち、美味しいです。


 以下は2014年もののコメントです。
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【こちらも村名とはとても思えない素晴らしい仕上がりです!ムルソー・ペリエールのエレガントバージョン的!】

 下級クラスと比較するとより濃いゴールドからの蜜、より上品にしたペリエールのような感じ。超高級なイメージ。今飲んでかなり美味しい。ポテンシャル高くバランスに優れ非常にお買い得感が高い。

 非常に旨いです!ボーヌの北西部の優れた畑ですが、1級を名乗れないのが不思議なくらいです。

 コサールはボーヌのシャルドネをシャソルネイ以外でもリリースしていますが、そのどれもが素晴らしいです。お勧めです!

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 え~・・グラスが揺れてしまったようで美しくない写真ですみません・・・。でもこれは非常に良かった。


わずかに暗めだが輝くゴールド。熟れた果実香。こちらはわずかにナチュラル系。美しいミネラリティがたっぷり有る。伸びやかさもしっかり。出来はとても良い。


 ナチュラル感とコサール味がマッチしている良いアイテムかと思います。狙い目かもしれません。

2018 Volnay
ヴォルネイ

15493
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォルネイ
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 ピノノワール
樹齢 53年平均
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン セミマセラシオンカルボニック木桶タンクで30日間
醗酵 自然酵母で28日間
熟成 卵型セメントタンク17hLで12ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
マリアージュ(生産者) 冷製ブーダン、ジゴダニョー
マリアージュ(日本向け) 牛肉の味噌焼きブルーチーズ乗せ
ワインの飲み頃 2020年~2035年供出温度:17℃
テイスティングコメント ダークチェリー、ミュール、フランボワーズのジャム、バラの花弁、シソ、タイム、セロリの香り。ワインは芳醇かつ滑らかな凝縮味があり、コクのある艶やかな果実味とともに洗練されたミネラル、キメの細かいタンニンが口の中で溶けていく!
希望小売価格8850 円(税込 9735 円)
ちなみに! 収穫日は2018年9月4日、5日。収量は 40hL/ha!区画はコミューンのレ・リュレの畑0.63haとレ・グラン・ポワゾの畑0.25 ha、レ・ポー・ボワの畑0.27 ha、そしてレ・プティ・ポワゾの畑0.13 haの合計1.28 haの畑面積。ピュアな味わいを引き出すため樽は使用せず卵型セメントタンクを使用!(前年は新樽20%、古樽80%を使用)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,580 (外税) 
【村名ヴォルネイは古樽使用とクヴェグリ使用の2アイテムリリース!・・でも申し訳ありません、未テイスティングです。】
 ドメーヌもののヴォルネイを、古樽とクヴェグリの2アイテム、仕込んだ2018年です。ここの比較は面白いかと思います。

 noisy は、ブルゴーニュ・ブドー2018 で古樽とクヴェグリを比較テイスティングしています。やはりこのクヴェグリは、内部に留まろうとする表情を外部に向ける、ベクトル変換の意味合いが大きいと感じています。

 ただし、そうだからと言って、

「いつも美味しいはず?」

と言うことにはならないんですね。

 その辺が難しいところでは有りますが、

「硬くてパッキパキ!」

と言うことは無くなるかと思います。可能でしたら古樽のアイテムと一緒に開ける・・などしていただけますと・・、もしくは2017年ものとの垂直などもお勧めです。



 以下は以前のレヴューです。
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【新コサール誕生をシッカリうかがわせる見事な仕上がりです!】

 全く小細工無し!透明感バッチリ。色調は濃いめ。香りはソフト。エレガントだがヴォルネイ的な力強さも。赤果実と黒果実をバランス良く加えた味わい。ややアルコール分はいつもより高め?完全発酵気味にしっかりドライでボリューミーだがエレガンスを損なっていない。13.5%


 この辺で、しっかり・・2015年のコサールを理解出来ました。下のクラスから順にテイスティングしています。ナチュラル&ピュア、小細工無しの「新コサール」誕生です!ご検討くださいませ。



 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【2014年は美しい仕上がり!ヴォルネイらしいきらびやかさに満ちています!】

 赤紫。ドライなのに仄かに感じる甘みのレベルが絶妙。たっぷりとした果実感。ジューシーで飲みやすく旨い。質の良いタンニンも有る。

 コサールがドメーヌとして得たヴォルネイ村名です。エキス感のしっかりした、生まれ変わったド・シャソルネイのピュア系な味わいになっています。是非お試しくださいませ。

2018 Volnay 1er Cru les Lurets
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・レ・リュレ

15495
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォルネイ
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 ピノノワール
樹齢 61年
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン セミマセラシオンカルボニック木桶タンクで28日間
醗酵 自然酵母で25日間
熟成 古樽で12ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
マリアージュ(生産者) 野ウサギのシヴェ、鹿のロースト グランヴヌールソース
マリアージュ(日本向け) 仔羊のカツレツ
ワインの飲み頃 2020年~2035年供出温度:17℃
テイスティングコメント カシス、ミュールのジャム、バジル、ユーカリ、サンダルウッドの香り。ワインはリッチかつふくよかで横に広がる濃厚で滑らかな果実味の凝縮味があり、後から洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンが優しく余韻を締める!
希望小売価格11000 円(税込 12100 円)
ちなみに! 収穫日は2018年9月4日。収量は35hL/ha!レ・リュレとロンスレは標高も畑の方角も土壌の性質も全く同じ!フレッド曰く、いつもはレ・リュレの方がロンスレよりも繊細で女性的だが、今回はリュレの方が力強く仕上がっているとのこと!畑面積は0.25 ha。新樽は一切使用せず2~3年樽を使用!(前年の新樽と古樽の比率は25:75)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,480 (外税) 
【こちらも飲めていません!】
 ヴォルネイ系は何か1本、飲む予定ではいたんですが・・すみません、今のところは間に合っていませんでした。何しろ・・

「30アイテム以上!」

 有りますので、毎日1本のテイスティングだと1カ月掛かっちゃう訳ですね。なので、

「12本まとめてテイスティング!」

させていただきましたが、味わいの傾向はしっかり掴んでいます。


 それでもドメーヌもののヴォルネイ系は1本は飲まねば・・ご検討くださいませ。



 以下は以前(2014年もの)のレヴューです。
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【2014年ものの中では最もエナジーを感じる味わいです!!】

 深い赤紫。ふくよかな丸みっとした果実のアロマ。ブラックチェリー的。果実自体の熟度はロンスレより高いので、とてもふっくらとしている。大きさを感じるもの。滑らかで果実味がたっぷり。

 ミネラリティの印象的なロンスレと比較すると、ミネラリティが無い・・と言うのでは無く、しっかり有った上で「熱量」をしっかり得た葡萄であることが判ります。似ていますが好みかな?と思います。お勧めです!以下は以前のコメントです。


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黒味が入るきれいな赤。石灰系ミネラルの端正なアロマ!エステリックな香りがエロい・・・!とても熟していて。果皮のパーセンテージがとても大きい、充実した味わい!

2010年は9月23日の収穫・・・2011年は9月1日。事情通なら逆と思って仕舞い勝ちですが、畑至上主義のコサールならではの判断なのでしょう。2011年はモタモタできなかったということなのかな?

ロンスレの完璧さにはちょっと及ばないかもしれませんが、その分、官能さで優っています。ご検討くださいね!

【まあ、確かにこちらが繊細!】

フランボワーズ、ラズベリー、スパイス。軽やかさも滑らかさも素晴らしい。ヴォルネイらしいエレガンス、深みとコク。ジューシーで今でも美味しく飲める。シャンボールっぽい絹のテクスチュア。果実感たっぷりで美味しい!

ドメーヌものになったヴォルネイ1級です。早く飲んで美味しいレ・リュレということでしょうか。構造の大きさでレ・ロンスレにドメーヌものトップの座は譲りますが、軽やかな良さが光ります。とても美味しいです。飲んでみてください!


2018 Pommard 1er Cru les Pezerolles
ポマール・プルミエ・クリュ・レ・ペズロール

15497
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ポマール
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 ピノノワール
樹齢 77年
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン セミマセラシオンカルボニック木桶タンクで30日間
醗酵 自然酵母で28日間
熟成 古樽で12ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
マリアージュ(生産者) 仔羊のパイ包み焼き、牛フィレ肉のロッシーニ風
マリアージュ(日本向け) 豚バラコンフィとひよこ豆のクロケット
ワインの飲み頃 2020年~2035年供出温度:17℃
テイスティングコメント ミュール、ブルーベリーのジャム、イチジク、バラの花弁、シャクヤク、モミの木の香り。ワインは力強くスパイシーかつ凝縮したふくよかな果実のコクがあり、筋肉質なミネラルとキメの細かいタンニンの収斂味が骨格を引き締める!
希望小売価格12700 円(税込 13970 円)
ちなみに! 収穫日は2018年9月6日。収量は35 hL/ha!区画はポマールで有名なレ・グラン・ゼプノの北に隣接しており、標高のある分よりエレガントで女性的なワインができやすいが、2018年は凝縮感があり力強い!畑面積は0.25 ha。新樽は一切使用せず2~3年樽を使用!(前年の新樽と古樽の比率は25:75)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,880 (外税) 
【未テイスティングにつき・・申し訳ありません。】
 もし売れ残るようでしたら、真っ先に飲みたいのがこのワイン!・・です。決して重くならない・・軽やかさに真っ赤な果実がスパイシーにエレガントに香る(はず!)のペズロールです。もし飲まれましたらご感想などお寄せくださいませ。少量です。



 以下は以前のレヴューです。
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【申し訳ありません、少量に付きテイスティング不能でした。】

 エージェント情報にてご確認ください。申し訳ありません。


 以下は以前のレヴューです。
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【希少なドメーヌもののポマール・レ・ペズロールです!・・こちらは飲めていません。】

 2016年のポマール・レ・ペズロールはマグナムのみ生産されたようです。収穫は10月にもなろうかと言う9月30日です。2015年が新樽30%、古樽70%のところ、2016年はそれぞれ50%。成熟したタンニンと釣り合いと取るべくの、新樽割合を増加したかと思います。この辺りのコサールの対応が、2016年産の特性・・複雑性と構造の大きさ、フレーヴァーの量などに影響していると思います。長熟さもかなりありそうです!

 以下は2015年のこのワインのレヴューです。
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【純度の高いチェリー・リキュール的なイメージ!ドメーヌものの最高峰!!】

 非常に美しい透明度の高い色合い。素早いアロマの立ち上がり。とても高質。チェリーとベリーのエキスがしっかり。純度の高いチェリー・リキュール的な味わいのイメージ。美しい。

 ぺズロールはnoisy の大好きな畑なんですが、ハイトーンの伸びが良くチェリッシュで、土っぽいポマールとは無縁なんですね・・どちらかと言うとシャンボール的で、しかもよりチェリーの果肉の表現が有るのが素晴らしいです!お勧めです!


2018 Nuits-Saint-Georges les Damodes
ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ダモード

15488
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 ピノノワール
樹齢 58年平均
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン セミマセラシオンカルボニック木桶タンクで30日間
醗酵 自然酵母で28日間
熟成 古樽で13ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
マリアージュ(生産者) 鴨とフォアグラのパイ包み焼き、黒トリュフ入りブリーチーズ
マリアージュ(日本向け) 仔羊のロティ
ワインの飲み頃 2020年~2035年供出温度:15℃
テイスティングコメント フランボワーズ、グロゼイユ、ザクロ、バラ、シャクヤク、バジル、プラリネの香り。ワインは艶やかかつしなやかで芳醇な果実味が限りなくジューシーで、洗練されたミネラルとキメの細かく繊細なタンニンと一緒に口の中で上品に溶け合う!
希望小売価格13700 円(税込 15070 円)
ちなみに! 収穫日は2018年9月2日。収量は35hL/ha!フレッドがかつてのアルジリエールと同等の品質をニュイの中の対極にあるレ・ダモードに求めた秀逸ワイン!買いブドウの畑面積は0.30 ha。新樽は一切使用せず2~3年樽を使用!(前年の新樽と古樽の比率は20:80)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,700 (外税) 
【新樽20%から新樽0%へ!・・この意味がもしかしたらこのワインで判るかも?】
 美しくエキスみ満ちた見事な味わいです・・ただし今はちょっと硬いですが・・味筋は見事と言うしかないです。

 あとは飲まれる方がタイミングを合わせていただくことですが・・少なくとも半年待っていただき飲まれるか・・来春以降になってしまうとまた閉じるかもしれませんので、飲むタイミングは中々難しいかと思います。

 ですが、この「美しさ」に勝るものは無い!・・とも言える訳で・・

 もしできましたらこうしてください。

 開けてしばらく飲んで、もし「硬いかな?」と思われたら翌日以降に・・。そんな飲み方で美味しくいただけるかと思います。ワインの本当の美しさの意味を教えてくれるかもしれません!



 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしい仕上がりです!・・が今はちょっとタイトです。】

 2017年ものらしい、健康で見事にピュアなニュイです。

 物凄いシャンボール村名のような、果実たっぷりな状況にはまだ届いていませんが、新樽の割合などを見ても2~3年は置きたいところですね。

 もともとの素性は相当に良いので、2017年ものはじっくり待ってください。きっとビックリするような見事な味わいに変貌するはずです。


 以下は以前のレヴューです。
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【2015年ものよりもパワフルなのは間違い無し!元気ハツラツとさせたヴォーヌ=ロマネのようなニュアンスです!】

 2015年は飲めてはいないんですが、その他のテイスティングによる全体の印象から、

「物凄くピュアでおしとやかな2015年のニュイ・ダモード」

と言う印象から、

「一転、パワフルさを隠さない、最近の体育会系美男子!」

と言うような印象の2016年ものに変化しています。同じ畑なのに・・かなり印象が違うと思いますよ。


 もっとも、2~3カ月も落ち着かせますと、かなりしっとりとしてくると思われます。むしろ長熟なんじゃないかと想像出来ます。しかも美しさもバッチリです!


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【未テイスティングアイテムです。何と16ヘクトリットル/ヘクタールと言う・・ドン引きの低収量が生み出した凄い味わいが期待できます!】

 飲めてないので・・すみません。16ヘクトリットルだそうです!トップ・グランクリュの約半分の収量です。

 以下は2014年もののコメントです。
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【ニュイ=サン=ジョルジュでは有りますが、かなりヴォーヌ=ロマネ的な味わいです!!素晴らしい!】

 淡い赤紫。美しい土とスパイス。かなりエキシー。ニュイなのに美しくて少しびっくり。テイスティングしていて思い出したのが、何とラ・ターシュ。樽の無い香りはとても華やかで旨い。個人的にはとても好き。

 まぁ、余り好まれないアペラシオンかもしれませんが、ここは実はヴォーヌ=ロマネに引っ付いた畑なので、味わいも香りも似ています。しかもヴォーヌ=ロマネにも同名の畑が有って、そこと引っ付いているので・・つまりは、同じ畑で村だけ違う・・と言う事です。

 収穫を少し早くしているのが良く判ります。その結果、とても美しい酸を熟度のバランス的にとても良く得ています。今までは少し過熟気味だったとも言えますが・・。それにしても素晴らしいです。飲んでてラ・ターシュを思い出したくらいですから・・!

以下は以前のコメントです。
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 え~・・色々映り込んでまして・・すみません。10人くらいでのテイスティングですので、余り場所を取れないんですね・・。色合いをご検討ください。

 スパーシー、現状やや硬め。ドライだが集中したエキスの美味しさに感動。やや大柄でニュイらしい大きさのあるワイン。

 こちらはビオ系、ナチュラル系では無くピュア系で、2012年までのコサールのワインと何も変わりません。

 いや・・色合いもしっかりしています。非常に構成もしっかりしている・・やや硬いので、少し置いた方が良いです。

ドメーヌ・イヴ・ボワイエ=マルトノ

イヴ・ボワイエ=マルトノ

フランス Domaine Yve Boyer-Martenot ブルゴーニュ
● 長らくご愛顧いただきましたラシーヌさんもののイヴ・ボワイエ=マルトノが終了し、しばらく間が空いてしまっていましたが、正規エージェントものでは無く、「ブローカーもの」をリーズナブルに仕入れられましたので、評価の高い「2017 ムルソ==ペリエール」を少量・・ご案内させていただきます。


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毎年9月頃にご案内させていただいていたイヴ・ボワイエ=マルトノですが、2015年ものからは雲行きが怪しくなっておりまして、ラシーヌさん経由でご案内していた分がどうも入って来ない可能性が出てきました。

 これは、ラシーヌさんとクルチエさんのトラブルに由来していまして、noisy としましても今まで長くお取引させていただき、拡売に寄与させていただいたものとは思いますが、どうにもなりません。新たにミレジムさんが日本の代理店になられたようで、緊急にて仕入れさせていただいたところです。

 今までご贔屓下さったお客様には誠に申し訳ないのですが、この秋に2015年ものをご案内できるかどうかの見通しが立たない以上、少量で価格も上昇してしまうとしても、取り敢えずのご案内が出来れば・・と思っています。

 つきましては、今までのように「全アイテムのテイスティング」などが出来る状況にございませんで、全量でも24本しかない・・何十分の一かの入荷量ですのでご了解いただければと思います。

 また、いずれ再開できないとも限りませんで、何も判らない状況下でのご案内です。どうぞよろしくお願いいたします。





 今まで長きに渡ってご案内させていただいていたイヴ・ボワイエ=マルトノのフルラインナップですが、遂に途切れてしまうかも・・しれません。

 発端はクルチエさん・・・この方は、ドメーヌと代理店の仲を取り持つ仲買人のようなものですが、代替わりされたんですね。で、余りクルチエの業務に慣れていない方が継いだようなんですよね。

 なので、ドメーヌに言わせると、

「・・もっと日本で買ってくれれば良いのに・・」

のようなことを言われるようなんですが、我々としましては、

「・・だから、もっと送ってくれて構わないんだけど・・」

と言っているにも関わらず、むしろ毎年入荷が減るような傾向に有った訳です。


 そんなところで、どうも不穏な動きに気付いたのが今年に入ってから・・ですね。このクルティエ(クルチエ)さん絡みのアイテムがどうもいつも通りに入って来ない・・です。まぁ、皆さんも・・

「そう言えば、あれも・・それも紹介が無いなぁ・・」

と思われていらっしゃるかもしれません。

 そうなんですね・・結構、毎年のようにご紹介していたアイテムが入って来ていないんです。


 そのトラブルを解消すべく、ラシーヌさんには動いていただいた・・ようなんですが、どうも様子は上手く行っていないようで、今回のイヴ・ボワイエ=マルトノの日本への入荷になってしまっています。

 当然ながら、それまでも取引などは見ていただけませんので、余り厚い取引では無いエージェントさんですから・・仕方が無いんですが、大幅に希望数を減らされた次第です。


 とは言え、2015年のイヴ・ボワイエ=マルトノの出来が悪いはずも無く、・・と思ってはいるものの、確認のしようが有りません。


 ですので、今回はキュヴェ・フェルナン=ボワイエのみのテイスティングでご免こうむります。ご期待に応えられず申し訳ありません。ご検討くださいませ。


2017 Meursault-Perrieres 1er Cru
ムルソー=ペリエール・プルミエ・クリュ

15343
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ムルソー
ドメーヌ・イヴ・ボワイエ=マルトノ

◆◆◆ Vinous Antonio Galloni 94Points
■エージェント情報
 ピュリニーとの境に位置し、「石切り場」の意味を持つムルソー三大プルミエ・クリュの一つ「レ・ペリエール」。ペッパーとアニスの香りを中心としたミネラリーでスパイシーなノーズに、ハチミツとアーモンド、クロワッサンの香りなどが感じられるとのこと。評論家のマット・クレイマー氏をして「もっとも優れたムルソーは間違いなく、ペリエールをおいて他に無い」とまで言わしめるこちらの畑からは、気品と華やかさに満ち、粘性とミネラル分をたっぷりと内に秘めたワインが出来上がるという評です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,680 (外税) 
【今回は価格勝負!?・・勿論コンディションも良いです!】
 昔は主力商品の一つだったイヴ・ボワイエ=マルトノの看板ワイン、「ムルソー=ペリエール」の2017年です。正規代理店の品では有りませんで、ブローカー経由です。でもコンディションはとても良いと判断しています・・飲むと高くなっちゃいますんでテイスティングはしていませんが・・。

 ヴィノスでは94ポイント付いていますので、結構なハイポイントです。今飲んでも高質さは判ると思いますが・・勿体無いです。少なくとも数年は寝かしましょう。

 価格は兎に角・・安いと思います。この位の仕上がりなら飲んでみたいですよね。おそらくエージェントさんでだいぶ盛っちゃっているのかと想像していますが・・あ、そこの担当が余りにエグイことをするので、縁切りしてしまいました。ので、Noisy wine にイヴ・ボワイエ=マルトノの正規は当分入りません。ご検討くださいませ。


 以下は以前のヴィンテージのこのワインのレヴューです。
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【・・・申し訳ありません。】

 今まで長きに渡ってご案内させていただいていたイヴ・ボワイエ=マルトノのフルラインナップですが、遂に途切れてしまうかも・・しれません。

 発端はクルチエさん・・・この方は、ドメーヌと代理店の仲を取り持つ仲買人のようなものですが、代替わりされたんですね。で、余りクルチエの業務に慣れていない方が継いだようなんですよね。

 なので、ドメーヌに言わせると、

「・・もっと日本で買ってくれれば良いのに・・」

のようなことを言われるようなんですが、我々としましては、

「・・だから、もっと送ってくれて構わないんだけど・・」

と言っているにも関わらず、むしろ毎年入荷が減るような傾向に有った訳です。


 そんなところで、どうも不穏な動きに気付いたのが今年に入ってから・・ですね。このクルティエ(クルチエ)さん絡みのアイテムがどうもいつも通りに入って来ない・・です。まぁ、皆さんも・・

「そう言えば、あれも・・それも紹介が無いなぁ・・」

と思われていらっしゃるかもしれません。

 そうなんですね・・結構、毎年のようにご紹介していたアイテムが入って来ていないんです。


 そのトラブルを解消すべく、ラシーヌさんには動いていただいた・・ようなんですが、どうも様子は上手く行っていないようで、今回のイヴ・ボワイエ=マルトノの日本への入荷になってしまっています。

 当然ながら、それまでも取引などは見ていただけませんので、余り厚い取引では無いエージェントさんですから・・仕方が無いんですが、大幅に希望数を減らされた次第です。


 とは言え、2015年のイヴ・ボワイエ=マルトノの出来が悪いはずも無く、・・と思ってはいるものの、確認のしようが有りません。


 ですので、今回はキュヴェ・フェルナン=ボワイエのみのテイスティングでご免こうむります。ご期待に応えられず申し訳ありません。ご検討くださいませ。



 以下は以前のコメントです。
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【超絶ペリエール健在!】<BR>
「輝いている・・超絶」

 メモにはそれだけしか書いていませんでした。まぁ、不要でしょう。毎年のように同じような文章を書いていますから・・。

 それにやはり、このワインは途轍もない魅力に溢れていますから、それで口に蓋をされてしまうんですね。圧巻です。

 しかし・・今まで他のキュヴェでも書いた通り、さっさと飲んでしまうのは厳禁です。最低でも1~2カ月待ってください。それでおそらく纏まるでしょう。

 そして来年の春までが良い時期です。その後、しばらく眠りに入ると思います。その眠りを起こすのは、色んな手段が有りますから、もし飲まなければならないような状況に追い込まれましたら、手練れのソムリエさんにでもお尋ねください。

「・・えっ?・・そんな方法が有ったのか?・・でもなんか納得・・」

みたいになるかもしれません。

 このペリエール、20年以上もの長い熟成を経て、その偉大なポテンシャルを開花させる・・とご理解ください。クロ・デ・ペリエールが全開になってから数年後、ようやくこのペリエールが全開になるはずです。そして、クロ・デ・ペリエールとは、

「全然違う」

香りと味わいで有ることにビックリされるでしょう。大人気ワインです・・ちょっとだけ高くなりましたがご容赦ください。そしてジュヌヴリエールがこのワインのすぐ背後に迫って来ています!



 以下は2013年もののレヴューです。
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【他のイヴ・ボワイエのワインがこれだけ凄くて、このワインが普通な訳が無い!】

 化け物です!・・(^^;; ワイン屋とすると、ちと残念です・・。もっと高く売りたいです!

 素晴らしい色!粘っこく、オイリーで要素が半端無い!蜜、シロップ漬け。とてもじゃないが身体の受容体が入ってきた要素で一杯、取り切れない。モンスター・ペリエール!瑞々しさもピュアさも桁外れ。フルーツ・バスケットの集合体。ボリュームと高品位さは矛盾しないと知らされる逸品!

 言葉は不要だと思います。購入できたら本当にラッキーです。お奨めします!完売しても追加は有りません!すみません!



以下は以前のコメントです。
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【云う事無い、凄いワインです!!!】

 もうこれは・・超絶に旨いシャルドネです・・・。このワインがこの先もっと大きくなることを望むのなら、それは、コント・ラフォン等のように、ビオに転向するしかないでしょう・・・。

 少しいぶした煙!まさに香しい煙・・・一段とトロトロ感と大きさのある、別格のノーズ。まだまだ硬いが素晴らしい・・・そして見事な蜜のニュアンス。「うわっ」と声がでるほど、濃密なのだが、実にエレガントで凄く大きな構成・バランスだ!とてもとても大きく、美しい液体。ただただ美味しい。粘っこさが余韻も支配するが、嫌味を全く感じさせない。全てを委ねたくなる大きさ。凄い!


 シャルドネとは、本当に凄いワインを生み出すのだと・・・思い知らされます。このペリエールは、いつもすぐに完売してしまいますので・・・おはやめに!とにかく凄いです!


以下は2008年もののコメントです。
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【心から震えます!!最高!】

 とてつも無く凄いのに、とてつも無く安いです・・・。ブルゴーニュ大好き人間のみならず、少しでもワインを齧った方なら、

「うわ~、これは凄い・・」
と・・・もしくは、

「・・・・・・・・・・・・」

の、どちらかでしょう。勿論、点が沢山あるのは、感動して言葉が出てこないパターンです。

 こんなのが、もしフレンチレストランさんで1.5万位で、しかもちょっと良いグラスで飲ませてくれたら、本当に感動してしまうと思います。


 光り輝くゴールド。樽はそれなりに掛かっているが、全くそれは要素のひとつに過ぎない。荘厳さ、壮大さ、実にリアリティの高い美味しさ。複雑精緻なミネラル・果実、蜜。とても大柄で、ネットリとした旨みとこのワインの存在感がパレットを支配して去らない。素晴らしい!余韻が消えない。硬いが柔らかい。パーフェクトに近い、凄いバランスを持っている。ただただ美味しい。

 今飲んでも本当に美味しいです。もちろん、勿体無いっちゃ無いですが、後生大事に持っていても、セラーにワインが増えるだけなら、取り合えずその凄さに触れてみられてはいかがでしょうか。何ゆえに、我々がこのイヴ・ボワイエ=マルトノに拘っているのか、その理由の大きなひとつでも有ります。物凄く美味しい・・・シャルドネなんです。

 でもね・・・最後が近いのでこれも書いておきましょう。この下でご紹介のレ・カイユレ・・・これも凄いですが、トップのキュヴェまで全てテイスティングして、もう一度ブルゴーニュ・ブランに戻ってみましょう。noisyは、今年もやってみました・・・で、

「美味しく飲めて仕舞う!」
んですよ!普通なら全く不可能です。ACブルまで戻ってしまうと、ガッカリするのが常識なんですが、このイヴ・ボワイエ=マルトノのシャルドネに限っては、OKなんです。

 ですので、このペリエールも、本当に凄いワインなんですが、イヴ・ボワイエ=マルトノのワインは一貫しているんです。畑がワインを造っています。造り手は余計なことは避け、葡萄に力を貸してあげることが大事なんですね。

 数は、山ほどは有りませんが、それなりに・・・有りますので、是非、ご検討ください。超お奨めします。凄いです!

ドメーヌ・ローラン・ルーミエ

ローラン・ルーミエ

フランス Domaine Laurent Roumier ブルゴーニュ
● ローラン・ルーミエです。クリストフの方はすでに2017年をご案内済みですが、ようやくローランの2017年ものが届きましたのでご紹介させていただきます。

 凝縮感が「キュッと」備わり果実の美味しさをピュアに感じさせてくれる「ドメーヌ・ルーミエ(ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ)」に対し、

「ワインに対する考え方が全く異なるんじゃないのか?」

と思えるほど、その姿は違って感じられます。


 そしてそれは今回の2017年ものにも受け継がれています。エキスが綺麗に出て、突出したものが無い美しいピノ・ノワールの姿が描かれていました。

 リアルワインガイドの第67号ですでに評価されていますが、それを読んでみると実に「興味深い」と言うか、「我が意を得たり」「全く同感」と思える文章が書かれていました。それは・・


「ローラン・ルーミエのワインは洗練性とエレガンス、そして嬉しくなるようなナチュラル感が特徴だけど、17年はそこに心地良過ぎる柔らかさが加わった。決してギュッと中身が凝縮したようなワインではないが、気が付いたらもう一杯と飲み進めてしまう、正に飲むための美味しいワインとなっている。」


 そうなんですよ・・。気品の漂う中に何とも言えない、優しいテクスチュア、柔らかさが感じられるんですね。それが2017年のローラン・ルーミエの大きな特徴の一つだと感じました。

 シャンボール系のワインって基本・・硬いでしょう?・・それが何とも心地良いほどに「ふわふわ」としたイメージが伝わって来るんですよ。

 クリストフの2017年だって、凝縮感は凄いけれど基本はやっぱり硬めです。硬質なミネラリティをたっぷり持っていると感じます。それがローランの2017年は、

「・・お豆腐的?」

なミネラリティがふんだんに感じられ、微細な旨味成分をまるで「あんかけ」のように感じさせてくれるんですね。


 今回は時間が無くて・・それでも何とか2アイテム、テイスティングさせていただきましたが、ローラン・ルーミエの持つエキス味の神髄を感じさせてくれました。

 でもそれって・・やっぱり昔からのブルゴーニュ・ピノ・ノワールの姿なんだと・・思うんですね。近年、凝縮感ばかりが持て囃され、それなりに濃い味、強い味わいになって来ていると感じます。

「出汁味が適度に利いたとても微細な表情」

 これにグッと来てブルゴーニュにはまってしまった noisy としましては、あのヴァーゼンハウスの見事に古典的ながらも先進性をも見せる味わいと、まるで鏡を見ているかのように同様に捉えています。

 ジョルジュ・ルーミエも素晴らしいがローラン・ルーミエも、派手さは無いにしてもとても美味しいと感じています。そして本場ブルゴーニュならではの気品・・2017年ローラン・ルーミエは、反収(ヘクタール当たりの収穫量)は全てグラン・クリュ並みの30ヘクトリットル・パー・ヘクタール以下だと言うテクニカルも、(エージェントさん資料が合っているかどうかはちょっと微妙ですが・・)是非ご覧くださいませ。

 つまり、カツオで一番出汁を取るかのように、「さっ」と短い時間で湯から引き上げて取ったかのような、実はとても「高質な」ワインです。ご検討くださいませ。


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 余りにnoisy が「ローラン・ルーミエ、旨い!」と言うもので・・かな?・・徐々にですがGルーミエからの乗換え組も増えてきているようです。親類同士、隣同士でもかなり味筋が異なる・・と言うのも面白いですが、先調子のジョルジュ(クリストフ)に対して、ローランは中調子、もしくは調子は後半にある・・と言えるかもしれません。

 クロ=ヴージョは以前、クリストフが造っていましたが、現在はローランの持ち物で、個人的にはローランの方がこの畑に関しては上手なんじゃないかとも思っています。やや若目に収穫しているはずで、リリース直後はやや淡いのですが、熟してくると茶や黒の果実、ニュアンスがブットク出てきて・・素晴らしいです。


■エージェント情報
 ブルゴーニュ地方シャンボール・ミュジニイ村の名門ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエをお爺様に持ち、ドメーヌ・エルヴェ・ルーミエの弟に当たるローラン・ルーミエは1994年に同じ村に独立したドメーヌを作りました。その独立に際し、ドメーヌ・ルーミエが持っていた、クロ・ド・ブージョを1ha分けて貰うという非常に恵まれたスタートをきりました。

 お爺様の作り方の良い所を取り入れながら、自分流のワインを作り始め、最初はROUMIER家の重圧がのしかかっておりましたが、最近はすっかり彼のワイン、ローラン節が前面に出て、押しも押されぬ中堅ワイナリーです。エルヴェさんの若すぎる不幸により、エルヴェさんの奥様では切り盛りできない部分を、ローランが色んな意味で助けております。醸造所の投資も行い、ますます意欲的に、かつ自分のペースをしっかり守りながら確実にワイナリー経営をしております。お爺様が有名な醸造家という事に胡坐をかかず、おごる事もなく地道に一生懸命頑張っている姿を見ると応援したくなるお人柄です。

 生産量が少ないのが難点ですが、その割には国際的に有名なのが有難いです。やはり真面目に着実にワイン作りを行っているからでしょう。生産量の80%は輸出(アメリカ・オーストラリア・スイス・ドイツ・日本…)フランスでも、なかなかお目にかかれるワインではないのです。やはり貴重価値の高いワインの1つと言っても過言では有りません。我々も毎年買わせて頂ける様、きちんとお付き合いを続けたいと思っております。
 (新井順子)


2017 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー

15296
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・ローラン・ルーミエ

■エージェント情報
 ブルゴーニュの名門ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエの孫であるローランが粘土石灰で育つピノノワールをセメントタンクで12 ~ 13日発酵後、木樽でマロラクティック発酵、新樽比率20%、残り80%は古樽で18ヶ月熟成しました。綺麗なルージュの外観からベリーや緻密なタンニンに甘やかなバニラの香りを感じます。軽やかなタッチと美しい冷涼感がひと際引き立つ逸品です。

土壌 粘土石灰
標高 向き 200m 南東
面積・収量 2.78ha・20hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均45年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 セメントタンク[30℃]で12 ~ 13日発酵後、228Lの木樽でマロラクティック発酵
熟成 木樽(新樽比率20%)[15℃]で18 ヶ月熟成 VIDEO樽20%.ALLEGRO樽30%.MFC樽50%を使用/軽く濾過・無清澄
So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:52mg/L
アルコール分 13.0%
リアルワインガイド第67号 今飲んで 90 ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2035
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,350 (外税) 
【柔らかなテクスチュアは村名シャンボールも例外なし!純然なエキスの美味しさに悩殺されました!】
 強いものに憧れ、それを手に入れたいと思っていた若い頃には、やはりそんな状態に「合う」ワインが有ったと思い出します。

 フランスのワインがどんどん値上がりしていった1990年代頃でさえ、増え始めたイタリアワインのパワフルな美味しさと安さに驚き、頑張ってイタリアワインの勉強もしなくてはと、情報を集めたりテイスティングしたり・・していた訳です。

 凝縮感の凄いスーパータスカンも随分飲みました。素晴らしいと興奮もしました。でも、そんなイタリアワインの中に、それもトスカーナやピエモンテと言う、重要な産地にこそ、

「エレガントで美味しいワインが沢山あった」

と言う事実に触れ、またブルゴーニュワインの魅力の再確認にもなったように思います。サンジョヴェーゼ、ネッビオーロ、万歳です。


 そんなサンジョヴェーゼやネッビオーロが、ある程度熟成しなければ見せることのできない見事に柔らかなテクスチュアがこのローラン・ルーミエのシャンボール=ミュジニーに存在しています。今まではもっと硬質なニュアンスでした。

 繊細なエキスの旨味を少しずつ解凍しながら放出してくれるような段階では有るんですが、それでも充分に美味しさは伝わって来ます。全く派手さの無い、透明感が物凄い液体です。濃いものが大好きな若い方なら、

「ん?・・どうした?」

と一瞬、そんな言葉が出てくてしまうかもしれません。


 しかし、それが何とも素晴らしい訳です。クリストフのワインじゃ・・そうは行きませんよ。・・いや、クリストフも好きですが・・(^^;;ローラン・ルーミエのシミジミした味わいとこのソフトでしなやかなテクスチュアにやられてしまいました。

「この延長上にボンヌ=マールが有るとすると・・一体、どうなっちゃってるんだろう?」

と想像の範囲を超えてしまっているような気がします。徳丸さんは2017年ボンヌ=マールの表現に、

「柔らかくて優しすぎる力強さを持った液体」

と書かれています。


 お~・・なるほど~・・力強さは単に力強いことだけに留まらないと。優しすぎる力強さも、柔らか過ぎるほどの力強さと言う表現の仕方も有るんだと、感心した次第です。

 なので、柔らかすぎるほどの透明な力強さを持った村名シャンボール=ミュジニー!・・と言うことにさせていただきます。是非飲んでみてください。お勧めです!



 以下は以前のレヴューです。
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 思わず、

「お見事!」

と言いたくなるような素晴らしいシャンボールでした。ジョルジュ・ルーミエさんちも散々苦労したと伝わる2016年で、ここまで綺麗にピュアに、しかも土台がしっかりとしたシャンボールに仕上げた手腕は、クリストフとは違う味わいのシャンボールでは有りますが、

「2016年シャンボール=ミュジニー村名の白眉?」

と言いたくなってしまいました。


 リアルワインガイド第63号もこの村名シャンボール=ミュジニーに、「今飲んで 91 ポテンシャル 92 飲み頃予想 今~2038」っと、やはりローラン・ルーミエの2016年の他のキュヴェ同様、今までで最高と思われる評価をしています。2015年ものは 今89+ ポテンシャル90 ですから、

「ポテンシャル点 2点アップ!」

と言う快挙?です。


 確かに、

「・・これ、熟成させたらめっちゃ美味しいだろうなぁ・・」

と感じさせてくれる要素の複雑さと密度の高さが有るんですよね。


 それに、シャンボール=ミュジニーと言う村がヴージョと言う村とは「表裏一体」と言うことを強く印象付けてくれます。特にヴージョと言う村はほとんどが「グラン・クリュのクロ=ヴージョ」ですんで、「ヴージョ」=「クロ・ヴージョ」と言う理解だと思います。

 で、やはり秀逸なクロ=ヴージョの旨さ、素晴らしさは、現状の皆さんの認識と思われるものとは大きくかけ離れたものです。言ってしまえばミュジニーと言うもの凄いワインは、実は非常に偏ったワインです。重厚さも有るにせよ、植生から比喩をするなら「花」「花弁」のみに近いです。

 しかしながらクロ=ヴージョと言うワインは、「まん丸なパレットを描きうる稀有なグラン・クリュ」なんですね。まぁ、「シャンベルタン」などもその一つかもしれませんが・・。それでもクロ=ヴージョは標高差が有り、部分所有がひどく、細分化されていますんで、

「良く判らないグラン・クリュ」

になっています。


 しかしその組成は、下部~中部は、何かしらの「土のニュアンス」に支えられることが多く黒や茶系の表情を持ち、上部はややミュジニー的に「花」っぽく、また果実的でも有ります。


 シャンボール=ミュジニーもまた、そんなクロ=ヴージョ的ニュアンスを実は多く持っていて、場所・畑によっては結構な割合でそれに近い感覚のニュアンスが感じられます。まぁ・・妙に土っぽいレザムルーズなどは余り飲みたく無いかもしれませんが、あのジョルジュ・ルーミエさんのレザムルーズにも、しっかりそれは感じられたものです。(・・昨今はとても開けられない状況になってしまいましたが・・)

 この素晴らしい、ほんのりスパイシーで硬質なシャンボール=ミュジニーも、正にそんなニュアンスを感じさせてくれます。クロ=ヴージョ的でも有り、一般的なイメージの、ミュジニーを擁するハイソなシャンボール的でも有る訳です。色の密度も・・2015年ものと是非比較してご覧ください。ほぼ同じ角度で撮れましたので、どんな違いが有るかは判りやすいと思います。

 勿論、今が最高の飲み時では有りませんが、しっかり休めれば美味しくいただけると思います。希少な2016年ものです。是非ご検討くださいませ。

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【こちらもオート=コート同様、エシェゾーっぽい乾いたニュアンスで非常に複雑です!】
 オート=コートのポワルロット同様、2014年が涼やかで純粋な紫の色合いをしているのに対し、より赤く、茶が僅かに入り、黒が面影を残す色合いをしていますから、より熟度が高く、酸っぱい酸は少なく、でも豊かで幅広い味わいとアロマであることはお判りいただけるでしょう。

 今までのヴィンテージも、時折そんなニュアンスを見せてはいましたが、2015年はそのニュアンスをさらに顕著に、助長したような感じになっていまして、かなりエシェゾー風なニュアンスになってきています。

 豊かと言っても、やや濡れて黒は結構入ってて・・もしくは赤い果実が純で繊細なスパイスが有って・・での豊かさと言うことになると、クロ・ド・ヴージョやグラン=ゼシェゾーを思い浮かべるんですが、もっと痩せていて、でも果実感がやや少なく、その痩せた中に非常に複雑な表情を閉じ込めていたりすると、エシェゾーっぽい・・とか、ヴォーヌ=ロマネの北、西辺りからのニュアンスとして受け取るかもしれないと思うんですね。

 シャンボールは結構にそんなニュアンスが有って、例えばザムルーズなども赤い果実感を欠損するとエシェゾーっぽいですし、場合によってはクロ・ド・ヴージョっぽくも感じる生産者さんもいらっしゃいます。

「ん~・・これでレ・ザムルーズか~?」

と、批判される場合がこれに当たりますかね。


 しかしこのシャンボール村名は、エシェゾーにはそこまで存在しない、深い石灰の影響が有ります。それはむしろ下支えの方に向かっていて、決して前面には出て来ていないんですね。クラシカルな造りとヴィンテージの要素がそうさせたのかと思います。

 2015年は複雑で精緻、非常にドライに仕上がったシャンボール村名でした。リアルワインガイド第58号は、

今飲んで89+ ポテンシャル90 飲み頃予想 今~2035

と言うことで、やはり「甘い」と書いてありますが、少なくとも noisy の販売ロットは「甘く無い」です。しかしながら、以前は僅かに甘かった痕跡はテイスティングで感じとれました。でも甘くは無いんだな・・。非常に複雑性が高いです。ワインって・・難しいですね~・・でもだから楽しい!ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【ローラン・ルーミエ!さらに一皮剥けた気配を強く感じさせる村名シャンボールです!今飲んでも美味しい!】

 リアルワインガイド第54号は、この村名シャンボールに89+ 90+ 今~2033 と言う評価で、2013年ものとほぼ同様の評点でした。やや還元的だったとのことですが、noisy が飲んだ時点で還元は感じませんでした。非常にバランスが良い、ローラン・ルーミエらしい出汁味のエキシーさ、2014年特有の樽の影響を感じています(オート=コートのコラム参照)。

 2014年のシャンボールは今飲んでも結構においしいです・・いや、敢えて言ってしまうと、中途半端に休ませてしまうと、

「締まってきて硬くなってしまうかもしれない」

危険性は有るかもしれませんので、

「2017年の春くらいまで」

がひとつの目安になるでしょう。もし早めに飲もうと思われていらっしゃるのなら、その辺りが期限です。その後、2年ほどは硬い時期に入っているかと思います。それからはややソフトに・・要素を放出しはじめてくれると思います。

 また、この2014年シャンボール村名に言えることは、

「例年以上に味わいがしっかりしている。」

と言うことですね。縦に伸びる酸っぱめの酸は穏やかで、横に拡がる味わい深く柔らかな酸が多いです。これはやはり樽の使い方が少し変わったのかな?と思わせる部分です。基本的にはほぼ例年通りのローラン・ルーミエだが、多様な酸が形成されている部分がちと違うように感じました。

 非常に優れたシャンボールです。結構・・エロいですよ。良い感じですのでブルゴーニュファンには喜んでいただけると思います。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は2013年もの以前のコメントです。
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 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】

 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。

 シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny

 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。


2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム

15298
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・ローラン・ルーミエ

■エージェント情報
 ルーミエファミリーのローランが1976、1980、1990、2000年とピノノワールの植樹を行いました。新樽比率30%、残りは古樽で18 ヶ月熟成しています。ルビーの色調からミントや透明感のある香りが拡がります。瑞々しいアタック、ピアノ線のごとく繊細な骨格、ラズベリーの酸が溶け込む果実に柔和なミネラル、アフターの甘み、全ての要素に女性らしさが反映されています。

土壌 粘土石灰
標高 向き 350m 東
面積・収量 5.5ha・30hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均40年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 開放桶で5日間(15℃)醸しセメントタンクで12日間(30℃)発酵
熟成 木樽(新樽比率30%)で18ヶ月(13℃)40%allegro樽、20%video樽、40%MFC樽を使用/無濾過・無清澄

So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:34mg/L
アルコール分 13.0%
リアルワインガイド第67号 今飲んで 91+ ポテンシャル 92 飲み頃予想 今~2035
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,390 (外税) 
【メディアの評価は高い畑ですが、人気はそこまででは無いのが不思議なレ・シャルム2017です。こちらもおそらくフワフワなテクスチュアのようです。】
 シャンボールは結構に収穫減だった2016年とは異なり、そこそこに採れた2017年です。リアルでは2016年ものは93+でしたので、2017年ものはそこまで届かなかった・・と言う結果でした。

 しかしながら、やはり柔らかな・・フワフワなテクスチュアはこのレ・シャルムにも健在のようで、「柔らかさと滑らかさで(おいしくて?)ふにゃふにゃ」になると徳丸さんは書かれています。

 それは村名シャンボールでも全く同様のようで、むしろ「初体験」の柔らかさに参ってしまった訳ですね。思い出すのはやはりあのルイ・ユエラン。彼の貴重な1級、レ・シャトロは何と・・!

「クリストフのレ・コンボットと、ローランのレ・シャルムの上部!」

に有るんですね・・。

 2014年のレ・シャトロは、ルイ・ユエランとしては濃い目の見事な味わいでした。出来は非常に良かった!・・おそらくその方が評価は高いはず・・でもnoisy 的にはちょっと残念だった・・んですね。2013年ものの方が好みでは有ったからです。

 いや~・・ワインって面白いですよね。評価が高い方が好みだとは限らないんですから。ご検討くださいませ。少量です。


 以下は以前のレヴューです。
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【収量が激減です・・しかし、今までで最高?・・との話しも。】

 リアルワインガイド第63号は92+ 93+ 今~2045 と非常に高い評点を付け、

「この香りはこのワインでこれまでのベスト」

と表現しています。クリストフ・ルーミエも散々苦労した2016年、造れなかったキュヴェが有ります。他の生産者も、いつもなら単独でリリースするアイテムも、

「(村名)+ プルミエ・クリュ」

とか、普段はリリースしないワインを生産せざるを得なかった訳ですね。


 それでも出来たワインは、「今までのベスト」などと表現されるような個性+ポテンシャルの極致になっているものと思われます・・もちろん、優れた生産者限定の話しです。


 noisy 的には、2015年ものも4本しか無かったので、2016年ものも同数・・変わらない訳ですが、生産者的には激減ですんで、買えない方が出てくると思われます。

 密度の高い、透明感の高い、積層感の充実したレ・シャルム1級です。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【クラシカルな良いヴィンテージになったと思われるローラン・ルーミエのシャンボール1級レ・シャルムです!】
 ローラン・ルーミエのシャンボール1級、レ・シャルムです。さすがに2015年は少なく、4本しか入荷していません。普段の1/3ですね。まぁ、この位の入荷数量が今後は定着してしまうんじゃないかと思います。

 リアルワインガイド第58号は 今飲んで91 ポテンシャル92 飲み頃予想 2018~2040 と言う評価で、2014年ものよりも0.5点、下がっていますが飲み頃は伸びていますね。その辺りに徳丸さんの評価の方向性が見えているのかもしれません。

 実際にはシャンボールは非常に長命ですので、2040年どころの話では無いにせよ・・確かめようがないですね~・・ご検討くださいませ。



 以下は全のコメントです。
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【ローラン・ルーミエの素晴らしい1級レ・シャルムです!】

 ローラン・ルーミエの1級、レ・シャルムです。シャンボールの村のほぼ真ん中に有る、シャンボールの中ではパワー、熟成力最大の1級畑ですね。リアルワインガイド第54号は91+ 92+ 今~2036 と高い評点を付け、タンニンは熟していてまるで無いかのよう・・今飲んでも美味しいと太鼓判を押しているように見えます。

 でも、このところ2年ほどは人気薄で、入ってくる量も12本とかなのに何故か残ってしまいます。何でなのか判りませんが、やはり価格でしょうか。そうは言ってもかたやジョルジュ・ルーミエの1級はほぼ倍ですしね。これからは飲んでご案内するようにしないといけないかもしれないと思いつつ、でも、後でしっかり飲んでしまっているしな・・でもコメントは残していないし・・と、今のところは流れの悪さを嘆くしかなさそうです。

 質感、フィネスとも、素晴らしい1級です。そして、人間の一生ほどの生命力を持っているタフなワインでも有ります。是非ご検討くださいませ。




 以下は2013年もの以前のコメントです。
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 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
━━━━━
【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】

 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を普Eってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

 >開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
 シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny


 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。


2017 Clos-Vougeot Grands Cru
クロ=ヴージョ・グラン・クリュ

15299
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・ローラン・ルーミエ

■エージェント情報
 ルーミエ家の相続でローランが単独で引き継いだクロヴージョ、セメントタンクで12日間発酵、新樽比率50%、残りは古樽で18ヶ月熟成しました。ガーネットの外観から、カカオや熟したベリーの香りが拡がります。しっかりとしたアタックに心地の良いタンニンが溶け込んだ果実感がしなやかに流れるエレガントさが光るフルボディの味わいをお楽しみいただけます。

土壌 粘土石灰
標高 向き 200m 東
面積・収量 0.85ha・30hl/ha
品種・収穫 ピノノワール100%(手摘み/平均35年)
醸造
酵母 自生酵母
発酵 開放桶で5日間(15℃)醸しセメントタンクで12日間(30℃)発酵
熟成 木樽(新樽比率50%)で18ヶ月(13℃)30%allegro樽、30%video樽、40%MFC樽を使用/無濾過・無清澄
So2 発酵中と瓶詰め時 トータル:48mg/L
アルコール分 13.5%
リアルワインガイド第67号 今飲んで 93 ポテンシャル 94 飲み頃予想 2022~2043
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,990 (外税) 
【ポテンシャル94ポイントは決して低い評価では有りません!・・しかもとてもリーズナブルです!】
 クローヴージョの最上部の良いロケーションに大半の部分を持ち、残りを中から下部に掛けての国道沿いに持っていると言われており、実は畑のポテンシャル的にはメオ=カミュゼに次ぐクラスじゃないか・・と内心では思っています。

 ですが、こういうことを言うと・・何ですが、ジョルジュ・ルーミエ時代のクロ=ヴージョは・・さほどは飲んではいないものの、そんなに気を惹かれたことは無かった記憶が有ります。むしろ所有がローラン・ルーミエに移ってから・・3~4年置いたクロ=ヴージョの素晴らしさにハマった感が有り、そこまでの思いの無い皆さんとの壁みたいなものが、

「・・なんでだろ?」

と疑問で仕方のない部分でも有ります。


 まぁ、94年が最後だったか?・・その位だったと思いますが、ルーミエさんのクロ=ヴージョも安かったですしね。まだまだ簡単に飲めた時代でしたが、昨今はクロ=ヴージョの細分化された所有と同様、ワイン屋に入ってくる量も超細分化されてしまいますから、

「飲んで品質を確かめてのご案内」

は年々難しくなって来ています。


 それでも、つい数年前までは飲めていたワインです。3~4年、置いて飲まれるとビックリするほど美味しいはずです。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年のクロ=ヴージョは狙い目?・・】

 リアルワインガイド第63号はボンヌ=マール同様、2015年ものよりも高い評価をしています。今飲んで92+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 2023~2043 と言うものですんで、+0.5 ポイント高いですね。

 呆れるほど少なかった2015年ものとは異なり、通常通りの数量(12本)が入って来ました。因みにボンヌ=マール2016年は正規エージェントさんに18本の入荷だそうです。(2016年ものはシャンボール1級レ・シャルムも激減です。)

 そんな状況の中、noisy もクロ=ヴージョのテイスティングを避けるしかなかったんですが、エージェントさんは飲んでおり、以下のようなコメントを送ってくれています。

 「黒系果実からショコラ、トリュフのニュアンス。まだまだクローズですが果実味と分厚いミネラル感が中にぎっしりと詰まっています。」

 ブルゴーニュの畑と言うのは非常に面白いもので、

「隣だからと言って同じ状況にはならない」

ものです。

 霜の害にやられ、雹害も有り、そこからの熟成不良、様々な病気による収量減も、村全体から見ればかなりまだら模様のようで、当初は、

「モレ=サン=ドニがヤバイ。ニュイ=サン=ジョルジュも、ムルソーも・・」

などと言われていましたが、蓋を開けてみると、

「単純にどこの村が良く無い・・などとは言い切れない」

と言うことが判ります。


 単に「隣」と言うのも、「隣の畝」とか「隣の樹」という場合も多いです。クロ=ヴージョの場合は標高差の有る畑では有るんですが、僅かな高さですが「クロ」に囲まれていることにより気象より守られる場合が多いようです。

 まぁ、2016年はクロ・ド・ヴージョ(クロ=ヴージョ)の仕上がりは大柄なようです。価格もまだまだリーズナブル・・。ここは狙い目かな・・と思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【やはりクラシカルな造りによるクラシックなヴィンテージでしょう!】
 リアルワインガイド第58号は 今飲んで92 ポテンシャル94 飲み頃予想2025~2055 と言う評価でした。2014年とほぼ同様の評価ながら、やはりレ・シャルム同様に飲み頃が伸びていますね。非常に長命・・と言う判断です。

 入荷数量は6本ですが、ボンヌ=マールはセットにさせていただきましたので4本のみ。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
【ジョルジュ・ルーミエから貰ったクロ=ヴージョです!】

 相続でドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエから貰った畑です。なので当然ながら1994年まではこのクロ=ヴージョはジョルジュ・ルーミエのものであり、1994年まではジョルジュ・ルーミエがリリースしていました。

 その頃のことを言えば、ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエも今のような、まるでアイドル扱いされるようなことも無く、どちらかと言えば質実剛健な造りで隠れ人気・・・今のローラン・ルーミエのような感じだったように思います。

 そんな中でこのクロ=ヴージョは、いや、ジョルジュ・ルーミエものの話しですが、

「ルーミエの中では今一」

と言うのが共通の理解だったという風に思い出します。ネットの世界でも・・いや、その頃はまだ「コンピュータ通信」とか、「ニフティ」「PC-VAN」の中のワイン関連の部屋で、なにがどうした、あれはどうだ、と話されていた頃のことです。

 まぁ・・その頃は回線の速度も遅く、今じゃ考えられないほどですが・・電話回線を繋げて「会話ログ」を落とし、見てからまた繋げて意見を書き込む・・なんて感じでした。1995年以降は徐々にインターネットに移行しまして、そんな「会議室」も閑散とし、閉鎖になったと記憶していますが、結構熱い議論が有ったと思い出します。今のように匿名性が高くなく、決まったIDとハンドルネームで書き込む訳ですから、変なことを言えば総スカンを喰っちゃいますからね。

 で、このクロ=ヴージョはローラン・ルーミエのリリースになった訳ですが、当初はやはりローランのワインは、

「薄くて酸っぱい」

と言うのが大方の見方でした。


 しかしながらいつ頃からか・・2000年位からですかね・・順子さんが持ってくるようになって少ししてから、世の中の感じ方も変わってきたのか、

「エキスたっぷりのピュアワイン」

に評価が鞍替えされたと思います。もっとも、それを信じない方も多いとは思います。


 そんなローランのワインの中で、このクロ=ヴージョは唯一、

「果実の風味がたっぷりただようワイン」

と言えると思います。


 黒い果実がたっぷりな豊かな味わいのワインですが、やはりその底辺にはしっかりとしたエキスが有ります。畑の特徴がしっかり出ているんですね。むしろジョルジュ・ルーミエ時代のクロ=ヴージョよりかなり美味しいんじゃないか?・・とさえ思ってしまいます。


 そんな中、古いジョルジュ・ルーミエのクロ=ヴージョを飲まれた方から感想を聞く機会が有りまして、

「昔はちっとも美味しいと思わなかったルーミエのクロ=ヴージョが滅茶旨かった・・感動した!」

とおっしゃってました。味わいを聞くと、エキスたっぷりの味わいだったそうです・・(^^;; 面白いですよね~・・。


 リアルワインガイド第54号は 今飲んで93 ポテンシャル94 2020~2045 と言う凄い評価です。4~5年後に飲んでほしいと念を押しています。noisy もそれには賛成・・飲んじゃぁいませんが、ローランのクロ=ヴージョの4~5年後って、めちゃ美味しいんですよね。何度か経験させていただいてます。

 グラン・クリュ高騰のブルゴーニュにあって、歴史も有るのにまだまだリーズナブルです。是非ご検討くださいませ。


 以下は2013年もの以前のコメントです。
━━━━━
 どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。

 2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)

 シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。

 シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。

 クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。

 ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。

 余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。


以下は以前のコメントです。
━━━━━
【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】

 飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を普Eってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。

 いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・

「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・

「勘違いしてしまう。」

 しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。

 開けてみて、

「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」

 そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
 シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」
と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。


 村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!

 1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!

Chambolle-Musigny

 
 エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。

 またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。


恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。


ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。
これはちょっとハマる味わいですね。。。

ラルブル・オ・ザベイユ

ラルブル・オ・ザベイユ

フランス L'Arbre aux Abeilles ラングドック・ルーション
● noisy も初めてご紹介させていただく、非常にナチュラルな「蜂蜜酒」=「ミード」です。フランス南部で造られています。

 蜂蜜酒は、人類が初めて口にしたお酒じゃないか?・・と推測されているものです。蜂蜜はそのままではアルコール発酵はしませんが、

「水分を得ると発酵しはじめる」

 性質を持っていますから、例えば熊がハチの巣を襲って蜂蜜や巣を食べた残りに雨などの水分が加わり、数日温められるとミードの出来上がり・・と言う訳です。まあ、酵母は空気中にも生きていますし、水分が加わればそうなっちゃう訳ですね。

 でも簡単だからと言って、日本で蜂蜜に水を加えて蜂蜜酒を造ることはご法度です。日本に住まう者にはそんな自由は許されていないので、後ろに手が回らないようご注意くださいね。勿論、葡萄を漬け込むことも許されていませんので、決してそのような真似をされないよう、お願いいたします。勿論、解禁しろ!と主張することは言論の自由ですのでご勝手に・・(^^;;



《 自然が詰まった蜂蜜酒!》
 モンペリエから北に100Km進んだセヴェンヌ国立公園内10箇所に点在するミツバチの巣。イヴエリーとシャンタルが愛情を込めて手入れをし、伝統的な手法で蜜蜂と共存している。
現代、蜜蜂の生命力が弱っている中、蜜蜂にストレスを与えないよう、風や寒さから守れるよう、日当たりの良い斜面にサンクチュアリを作っている。(葡萄畑と通じる点も色々と。)栗の木の幹をくりぬいて作られた巣箱の中には、芸術的な造形の蜂の巣が。

 得られた蜂蜜は各サイトの土壌(石灰岩質、片岩質、花崗岩質)や植栽(草花、ハーブ、果樹、樹木)を反映した味わいに。

 1年に1度のみ採取される蜂蜜は、自然、ミクロクリマがそのまま詰まった特別な味わいに。

 数年前より二人は、その中でも特徴的な2種の蜂蜜を原料にミード(Mead 蜂蜜酒、フランス語ではHydromel イドロメル)を生産。試行錯誤を繰り返しながら造られた蜂蜜酒は、ラングロールのエリックの助言でさらに洗練された味わいに。エリック自身も元養蜂家であり、イヴエリー&シャンタルの良き理解者、そして助言者になってくれたことが幸いしました。

 イヴエリー曰く、

「太陽と大地のエネルギーをバトンタッチして、蜜蜂との協力で出来上がった私たちのイドロメルには、喜びの酵素が詰まっています。この飲み物を通して、自然への敬意、共生に想いを向けていただけたらこれほど嬉しいことはありません。」

 今回ご紹介の3種は、
MIEL saveurs subtiles サヴール・スブティルと名付けられた蜂蜜を原料とした Air d’été エールデテ5%、Tranquille トランキル12%の2種。(白いラベル)
MIEL vallée de l’abeille noire ヴァレ・ド・ラベイユ・ノワールと名付けられた蜂蜜を原料とした Demi - Sec ドゥミセック12%となります。(赤いラベル)

 サヴール・スブティルは、白い花や様々なハーブを思わせる香り、繊細で複雑な風味が特徴。対して、ヴァレ・ド・ラベイユ・ノワールは、アカシア、栗などの濃密な風味が特徴です。


N.V. Hydromel - Air d'Ete(AL5%)
イドロメル・エール・デテ(AL5%)

14332
自然派
白 辛口
フランス
ラングドック・ルーション
ラルブル・オ・ザベイユ

■エージェント情報
 香りは豊かだが、辛口の微発泡に仕上げられた1本。爽やかで飲み心地良し!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,090 (外税) 
【とてもナチュラルで複雑なアロマ!・・ミード・デビュー・・・してみませんか?】
 蜂蜜酒です。ミードとも言いますし、フランス語ですと「イドロメル」です。

 フランス語ですと「H」は基本発音しないので、英語のハイドロ=hydro と同じですね。ハイドロとは「水の」とか「水素」とかの意味で、他の言葉の前に付く場合がほとんどです。「メル」は「ミエル」で蜂蜜を意味しますから、

「水+蜂蜜」


・・・原料そのまんまやんけ。

 まぁ、蜂蜜酒も似たようなものですが、「蜂蜜のお酒」と名付ける日本人的感覚と「水と蜂蜜」と名付けるフランス人的感覚は決定的に違うような気がします。


 日本のミツバチの巣箱とはだいぶ異なりますよね。手の込んだ造りで栗の木をくりぬいています。巣の中の写真が見当たらなかったんですが、見てみたいですよね。板で合理的に作る日本の巣箱と、おそらく100年以上も使用できるだろう栗の木の巣箱・・ここにも日本人が忘れてしまった心が有るような気もします・・と言うか、そのような作業をしたはずの人は時代はどうあれ下層階級でしかなかったのでしょうけどね。そんな世は是非もう変わって、何が人を豊かにさせるのかを理解して欲しいものです。

 左の写真は僅かに発泡しているドライタイプ、アルコール分5%の飲みやすい繊細な香り、味わいの「エール・デテ」です。ガス圧の少ないビールみたいな感覚でしょうか。やはり、

「蜂蜜由来なんだな・・」

と言うような雰囲気も伝わって来ますよ。アロマの中に蜜っぽさが存在していますが、甘さは全く無いです。キッチリ発酵されていて、ただし元の「蜂蜜の量」が少なく、「水分が多い」タイプです。

 それだけに細かな部分まで、結構に・・見えます。中域は太くは無く、スレンダーですね。フラワリーな・・花のアロマ、なんだろう・・アカシアとかその辺の白、黄色の花のニュアンスが多いように思います。

 ドライでスイスイ・・熊さんの分け前をいただいているような気がしました。きっとすべてはそこから始まったんですね。


 左の写真はアルコール分12%のトランキーユ(トランキル)でドライタイプです。

 こちらは非常にボリューミーです。黄色い感じはエール・デテより・・少ないかもしれませんが、押してくる味わい、中域の太さはすごいです。白い花が中心でハーブや仄かなスパイス感、蜜のニュアンスで満たされます。確実にエール・デデよりも蜂蜜の割合が多い・・アルコール分換算だと2.4倍と言うことになりますか・・まぁ、取れた蜂蜜の種類にもよるのでしょうから安易な計算は合わないとは思いますが、満足感が高いアイテムです。

 エール・デテもそうですが、蜂蜜由来と言うことで、

「非常に健康的!」

と言う頭で飲まなくても、

「身体にも良さそう・・」

と言うようなニュアンスも同時に受け取れます。


 最後の写真は「ドゥミ・セック」・・基本辛口ですが、ほんのり甘みは有ると思います。シャンパーニュのドゥミ・セックよりは甘く無いと思います。

 「甘いなぁ・・」とは思わないと思いますが、このドゥミ・セックが一番強烈ですね。好き嫌いは有るとしても、これが一番かもしれません。なんてったって・・強烈な個性を感じます。色もそうですよね。非常に濃く、やはり元の蜂蜜の割合も多いんじゃないかと思います。

 そして、その僅かに残った(残っているはず?)の糖分が・・様々な表情を見せてくれるんですね。まさに「濃密」ですが、そんな言葉では言い表しきれない「存在感」が有ります。「蜂蜜の酒」と言うニュアンスもビシバシ来ますし、「水に蜂蜜・・ならぬ、蜂蜜に水」です。

 表現は悪いかもしれませんが、例えば熟成させた「手造り味噌」みたいなものでしょうかね。仕上がったばかり、1年目とか2年目じゃなくて、3年目以降な感じ・・しかし、繊細さも有るし細やかに練れたニュアンスさえも有ります。

 これ、結構にすごいです。試しにカミさんに、

「どれが好み?」

と聞いてみました。


 まぁ、強烈なのは好きじゃないだろうな・・おそらくエール・デテかトランキーユかと思って聞いてみたんですが、あにはからんや・・

「赤いやつ」

とのご返答に・・思わず、

「・・えっ?・・ホント?」

と返してしまいました。


 彼女が言われるには、

「最初のうちは???だったんだけど、二口目、三口目と進むうちに美味しくなっちゃった・・」

そうです。


「(・・へ~~~・・そうなんだ~~)」

です・・(^^


 まぁ、この複雑感は半端無いですし、味わいも豊かですし、アロマも実に良く香りますし・・そう~か・・美味しいか~~!・・


 と言う訳なんですが、勿論、単品でのんでも美味しいにせよ、

「もしかして・・ブレンドも有りかな?」

とも思います。

 エール・デテとドゥミ・セックを割っても面白いですし、他のフルーツをトッピングしても美味しいはず・・と感じました。


 非常に珍しいミードです。是非挑戦してみてください。お勧めします!


N.V. Hydromel Tranquille(AL12%)
イドロメル・トランキル(AL12%)

14333
自然派
白 辛口
フランス
ラングドック・ルーション
ラルブル・オ・ザベイユ

■エージェント情報

 (発泡性なし) 白い花、ハーブを想わせる濃密なアロマと味わいに驚く!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,780 (外税) 
【とてもナチュラルで複雑なアロマ!・・ミード・デビュー・・・してみませんか?】
 蜂蜜酒です。ミードとも言いますし、フランス語ですと「イドロメル」です。

 フランス語ですと「H」は基本発音しないので、英語のハイドロ=hydro と同じですね。ハイドロとは「水の」とか「水素」とかの意味で、他の言葉の前に付く場合がほとんどです。「メル」は「ミエル」で蜂蜜を意味しますから、

「水+蜂蜜」


・・・原料そのまんまやんけ。

 まぁ、蜂蜜酒も似たようなものですが、「蜂蜜のお酒」と名付ける日本人的感覚と「水と蜂蜜」と名付けるフランス人的感覚は決定的に違うような気がします。


 日本のミツバチの巣箱とはだいぶ異なりますよね。手の込んだ造りで栗の木をくりぬいています。巣の中の写真が見当たらなかったんですが、見てみたいですよね。板で合理的に作る日本の巣箱と、おそらく100年以上も使用できるだろう栗の木の巣箱・・ここにも日本人が忘れてしまった心が有るような気もします・・と言うか、そのような作業をしたはずの人は時代はどうあれ下層階級でしかなかったのでしょうけどね。そんな世は是非もう変わって、何が人を豊かにさせるのかを理解して欲しいものです。

 左の写真は僅かに発泡しているドライタイプ、アルコール分5%の飲みやすい繊細な香り、味わいの「エール・デテ」です。ガス圧の少ないビールみたいな感覚でしょうか。やはり、

「蜂蜜由来なんだな・・」

と言うような雰囲気も伝わって来ますよ。アロマの中に蜜っぽさが存在していますが、甘さは全く無いです。キッチリ発酵されていて、ただし元の「蜂蜜の量」が少なく、「水分が多い」タイプです。

 それだけに細かな部分まで、結構に・・見えます。中域は太くは無く、スレンダーですね。フラワリーな・・花のアロマ、なんだろう・・アカシアとかその辺の白、黄色の花のニュアンスが多いように思います。

 ドライでスイスイ・・熊さんの分け前をいただいているような気がしました。きっとすべてはそこから始まったんですね。


 左の写真はアルコール分12%のトランキーユ(トランキル)でドライタイプです。

 こちらは非常にボリューミーです。黄色い感じはエール・デテより・・少ないかもしれませんが、押してくる味わい、中域の太さはすごいです。白い花が中心でハーブや仄かなスパイス感、蜜のニュアンスで満たされます。確実にエール・デデよりも蜂蜜の割合が多い・・アルコール分換算だと2.4倍と言うことになりますか・・まぁ、取れた蜂蜜の種類にもよるのでしょうから安易な計算は合わないとは思いますが、満足感が高いアイテムです。

 エール・デテもそうですが、蜂蜜由来と言うことで、

「非常に健康的!」

と言う頭で飲まなくても、

「身体にも良さそう・・」

と言うようなニュアンスも同時に受け取れます。


 最後の写真は「ドゥミ・セック」・・基本辛口ですが、ほんのり甘みは有ると思います。シャンパーニュのドゥミ・セックよりは甘く無いと思います。

 「甘いなぁ・・」とは思わないと思いますが、このドゥミ・セックが一番強烈ですね。好き嫌いは有るとしても、これが一番かもしれません。なんてったって・・強烈な個性を感じます。色もそうですよね。非常に濃く、やはり元の蜂蜜の割合も多いんじゃないかと思います。

 そして、その僅かに残った(残っているはず?)の糖分が・・様々な表情を見せてくれるんですね。まさに「濃密」ですが、そんな言葉では言い表しきれない「存在感」が有ります。「蜂蜜の酒」と言うニュアンスもビシバシ来ますし、「水に蜂蜜・・ならぬ、蜂蜜に水」です。

 表現は悪いかもしれませんが、例えば熟成させた「手造り味噌」みたいなものでしょうかね。仕上がったばかり、1年目とか2年目じゃなくて、3年目以降な感じ・・しかし、繊細さも有るし細やかに練れたニュアンスさえも有ります。

 これ、結構にすごいです。試しにカミさんに、

「どれが好み?」

と聞いてみました。


 まぁ、強烈なのは好きじゃないだろうな・・おそらくエール・デテかトランキーユかと思って聞いてみたんですが、あにはからんや・・

「赤いやつ」

とのご返答に・・思わず、

「・・えっ?・・ホント?」

と返してしまいました。


 彼女が言われるには、

「最初のうちは???だったんだけど、二口目、三口目と進むうちに美味しくなっちゃった・・」

そうです。


「(・・へ~~~・・そうなんだ~~)」

です・・(^^


 まぁ、この複雑感は半端無いですし、味わいも豊かですし、アロマも実に良く香りますし・・そう~か・・美味しいか~~!・・


 と言う訳なんですが、勿論、単品でのんでも美味しいにせよ、

「もしかして・・ブレンドも有りかな?」

とも思います。

 エール・デテとドゥミ・セックを割っても面白いですし、他のフルーツをトッピングしても美味しいはず・・と感じました。


 非常に珍しいミードです。是非挑戦してみてください。お勧めします!

ドメーヌ・ド・ロクタヴァン

ド・ロクタヴァン

フランス Domaine de l'Octavin ローヌ
● 初のご紹介です。ジュラの生産者ですがビオディナミで「良い感じの」ワインを造っています。最近は買い葡萄でネゴスものも造っています。いつの間にか人気になっていて、手を出すのが遅くなってしまい・・まぁ、何事もタイミングと言うのが有りますから、今から頑張ってご紹介させていただきます。


【造り手】
 2006年、シャルル・ダガンとアリス・ブヴォのカップルがアルボワに設立したドメーヌで、5haのブドウ畑を、ビオディナミ農業で栽培しています(エコセール認証ずみ)。小柄な女性のアリスは、ボルドー大学でブドウ栽培技師の勉強をした後、ディジョン大学で醸造学者のディプロムを取った学者肌です。醸造に関する深い知識と高度な技術を習得したものの、自然の作用を阻害した技術に頼るワイン作りを素直に受け入れらませんでした。「ワインの個性とは何か?」それを知りたくて、世界のワイン産地を回ることを決心しました。カリフォルニアのワインメーカー、アーロン・ポットの元で働いた後、チリ、ニュージーランドのワイン産地を回りました。再度カリフォルニアに戻って、近年ワインスペクテイター誌で世界の「トップ10ワイン」にランクインされたPINE RIDGEで6ヶ月働きました。そしてチリにUターンしてERRAZURIZ でも働きました。

 こうして最新技術を使ったワイン醸造を経験しながら、3年間をかけて考えた末に、確信を抱いてフランスに帰りました。元々自然が好きな彼女は、自然の力を一番に考え、それを生かしたワイン作りをすること。得た醸造技術は、そのための重要な後ろ盾となるのだということを。そしてコート・ド・ジュラのドメーヌで統括責任者として新たな生活が始まりました。そこで醸造責任者だったシャルルと出会い、その1年後に二人だけのワイナリーを興すことを決めました。シャルルはブルゴーニュで栽培・醸造技師として勉強をし、ジュラのドメーヌに勤務していたのです。アリスはシャルルのことをこう言います。

「熊のようにヒゲもじゃで、頑固なのにお祭り騒ぎが大好きな享楽主義だけど、とても繊細な人」

【栽培・醸造について】
 ブドウ栽培は頑張ってするというより、自然が好きだから面白い、という感覚で行っています。重要な点は、ブドウが健全でバランスよく育つようにしっかりと観察し、きちんと熟してくれるまで収穫を待てるように、生産量を抑えた栽培をすること。醸造所では、発酵の進み具合を管理して、酵母が活発になるように導く、といっても健全でバランスよく熟したブドウがあれば、後は衛生な醸造設備で発酵させるだけなのです。だからこそ手品が起きたような気にもさせられます。オクタヴァンでは、(クレマン以外は)SO2、培養酵母、砂糖、酵素・・・といったブドウ以外のものは何も加えないワイン造りをしています。


2017 Betty Bull's Vin de France
ベティ・ビュルズ V.d.F.

13956
自然派
ロゼ 辛口
フランス
ローヌ
アルデッシュ
ドメーヌ・ド・ロクタヴァン

■エージェント情報
 Betty Bulles petnat 2017 11%
ベティ・ビュル(ネゴス)
アルデッシュのガメイ(全房ダイレクトプレス)
前年より濃いビビッドなロゼ色。果実、残糖感もある微発泡。
しっかり冷やしてどうぞ!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,590 (外税) 
【「なるほど~!」・・っと思わせてくれるビオディナミファン待望の見事な味わいです!ロクタヴァンのネゴス部門もドメーヌに引けを取りません!】
 ロクタヴァンのネゴスものです。ネゴスと言うからには「買い葡萄」ですが、そのスタイルはロクタヴァンそのもの。全く変わりは有りません。

 左の写真は弱発泡性のベティ・ビュルズ。ロゼっぽい感じでガス圧は強くは無いです。エージェント情報では「残糖感」に言及していますが、noisy がテイスティングした段階では「ほぼドライ」でした。甘くは無いですが・・このような造りですから、若干ボトル差は有るかと思いますので、一応「吹き出し注意」でお願いします。

 ピュアでベリーな果実がほのかなタンニンを持って感じられます。アルコール分もそれなりに出ているようですので、「ペティアン」と言うよりは、「スティルワイン」に寄った造りだと思ってください。

 なので、「ワイン」としての「しっかり感」が有ります。この手のペティアンは、非常にナチュラルで軽く、飲みやすいのが特徴ですが、良くあるのが・・

「ペラペラなボディ。安っぽい果実感・・キャンディーか?」

みたいな・・ね。判りますよね。


 でも、結構に存在感が有るんですよ。そして揮発酸は抑えられていますので、泡に載った揮発香がプンプン・・・と言うのは有りません。

 そして、アルディッシュのガメイなんですが、これが健康的に育った良い葡萄だな・・と感じさせてくれるような、プリップリさと味わいの深さを持っています。

 なので、甘くてボディが無いけど・・でもジューシーでとても自然!・・みたいな、良く有りがちなパターンのペティアンでは無いです。クイクイと飲ませていただきましたが、後半はその味わいの深さを噛み締めて飲める、それなりに重厚な味わいでした。しかも、

「このデザインはクリスマスにも良いね・・いや、終わっちゃったけどハロウィン?」

と思っちゃいますよね。・・で、次のシェ・ジャンマルクは白雪姫に出て来そうな・・感じです。

 こちらはもう・・ロクタヴァンのドメーヌもの・・って言っても通ってしまいそうな、ロクタヴァンらしい味わいが見事です。

 飲み口のスムースさはピカイチです。柔らかく膨らんで・・でも実は結構にしっかりしています。チャーミングですが複雑性も有りますね。色合いもそれなりに深く、揮発酸は僅かに存在します。しかしそこから増殖していかないし、揮発酸のレベルも複雑な表情のひとつよ言うべきもので、

「その超えてはいけない部分を見事にクリアしている」

「むしろそのプラス面がマイナス面を凌駕し、完成形として仕上がっている」

と言えると思うんですね。


 まぁ、この写真を見ると、もう・・慣れた方だと判ると思うんですね。香りを取らなくてもその存在はある程度判るものです。noisy 的には

「揮発酸は無い方が良い」

のがスタンスですが、

「完璧に止まっていて増殖せず、表情の一部としてそのワインを生かしているもので有れば良しとする」

のも補助的なスタンスです。30分後には臭くて飲めないようなものは、如何に造り手さんがこれで良いんだ・・と言い張ったとしても論外だと言うものです。


 ロクタヴァンのワインは、その線引きがキッチリしていて、判ってやってるな・・と言う感じが伝わって来ます。何より飲み口が大事、ナチュラルで何も足さないことが大事・・なのでしょう。美味しいガメイですが、AOC基本の教科書に沿ったものとはかけ離れています・・が、美味しいと思ってしまう・・それがポリシーでしょう。


 ネゴスのラインナップではあともう一つ、シェ・ファビアンが有りますが、こちらはテイスティングできませんでした。2014年のグルナッシュ(おそらくアルディッシュ)と、2016年のビュジェ(セルドンで有名ですよね)のシャルドネをセパージュしています。ヴィンテージも超えちゃって自由な造りです・・って、飲んではいないので判りませんが、

「黒葡萄(もしくは黒みの強い)のグルナッシュと白葡萄のシャルドネ!」

と言う・・何ともフリースタイル過ぎるヴァン・ナチュールです。気楽に飲み始めて・・いつの間にか複雑性に気付き、さらにはその魅力にやられてしまうのかもしれません。

 初めてのご案内ですが、非常に楽しいテイスティングでした。是非一度飲まれてみて、この自由なニュアンスを味わってください。お勧めします。


N.V. Chez Pabien Vin de France Rouge
シェ・ファビアン V.d.F.ルージュ

13957
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
アルデッシュ
ドメーヌ・ド・ロクタヴァン

■エージェント情報
Chez Fabien 2014+2016 13%
シェ・ファビアン(ネゴス)
2014年のグルナッシュ 80% 、2016年の ブジェのシャルドネ 20%
 艶のある淡い色合い、熟した果実と適度な揮発酸が心地良い。13%あるとは思えない、喉の渇きを癒す、やば旨ワインです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,980 (外税) 
【「なるほど~!」・・っと思わせてくれるビオディナミファン待望の見事な味わいです!ロクタヴァンのネゴス部門もドメーヌに引けを取りません!】
 ロクタヴァンのネゴスものです。ネゴスと言うからには「買い葡萄」ですが、そのスタイルはロクタヴァンそのもの。全く変わりは有りません。

 左の写真は弱発泡性のベティ・ビュルズ。ロゼっぽい感じでガス圧は強くは無いです。エージェント情報では「残糖感」に言及していますが、noisy がテイスティングした段階では「ほぼドライ」でした。甘くは無いですが・・このような造りですから、若干ボトル差は有るかと思いますので、一応「吹き出し注意」でお願いします。

 ピュアでベリーな果実がほのかなタンニンを持って感じられます。アルコール分もそれなりに出ているようですので、「ペティアン」と言うよりは、「スティルワイン」に寄った造りだと思ってください。

 なので、「ワイン」としての「しっかり感」が有ります。この手のペティアンは、非常にナチュラルで軽く、飲みやすいのが特徴ですが、良くあるのが・・

「ペラペラなボディ。安っぽい果実感・・キャンディーか?」

みたいな・・ね。判りますよね。


 でも、結構に存在感が有るんですよ。そして揮発酸は抑えられていますので、泡に載った揮発香がプンプン・・・と言うのは有りません。

 そして、アルディッシュのガメイなんですが、これが健康的に育った良い葡萄だな・・と感じさせてくれるような、プリップリさと味わいの深さを持っています。

 なので、甘くてボディが無いけど・・でもジューシーでとても自然!・・みたいな、良く有りがちなパターンのペティアンでは無いです。クイクイと飲ませていただきましたが、後半はその味わいの深さを噛み締めて飲める、それなりに重厚な味わいでした。しかも、

「このデザインはクリスマスにも良いね・・いや、終わっちゃったけどハロウィン?」

と思っちゃいますよね。・・で、次のシェ・ジャンマルクは白雪姫に出て来そうな・・感じです。

 こちらはもう・・ロクタヴァンのドメーヌもの・・って言っても通ってしまいそうな、ロクタヴァンらしい味わいが見事です。

 飲み口のスムースさはピカイチです。柔らかく膨らんで・・でも実は結構にしっかりしています。チャーミングですが複雑性も有りますね。色合いもそれなりに深く、揮発酸は僅かに存在します。しかしそこから増殖していかないし、揮発酸のレベルも複雑な表情のひとつよ言うべきもので、

「その超えてはいけない部分を見事にクリアしている」

「むしろそのプラス面がマイナス面を凌駕し、完成形として仕上がっている」

と言えると思うんですね。


 まぁ、この写真を見ると、もう・・慣れた方だと判ると思うんですね。香りを取らなくてもその存在はある程度判るものです。noisy 的には

「揮発酸は無い方が良い」

のがスタンスですが、

「完璧に止まっていて増殖せず、表情の一部としてそのワインを生かしているもので有れば良しとする」

のも補助的なスタンスです。30分後には臭くて飲めないようなものは、如何に造り手さんがこれで良いんだ・・と言い張ったとしても論外だと言うものです。


 ロクタヴァンのワインは、その線引きがキッチリしていて、判ってやってるな・・と言う感じが伝わって来ます。何より飲み口が大事、ナチュラルで何も足さないことが大事・・なのでしょう。美味しいガメイですが、AOC基本の教科書に沿ったものとはかけ離れています・・が、美味しいと思ってしまう・・それがポリシーでしょう。


 ネゴスのラインナップではあともう一つ、シェ・ファビアンが有りますが、こちらはテイスティングできませんでした。2014年のグルナッシュ(おそらくアルディッシュ)と、2016年のビュジェ(セルドンで有名ですよね)のシャルドネをセパージュしています。ヴィンテージも超えちゃって自由な造りです・・って、飲んではいないので判りませんが、

「黒葡萄(もしくは黒みの強い)のグルナッシュと白葡萄のシャルドネ!」

と言う・・何ともフリースタイル過ぎるヴァン・ナチュールです。気楽に飲み始めて・・いつの間にか複雑性に気付き、さらにはその魅力にやられてしまうのかもしれません。

 初めてのご案内ですが、非常に楽しいテイスティングでした。是非一度飲まれてみて、この自由なニュアンスを味わってください。お勧めします。


2016 Commandatore Vin de France Rouge
コマンダトーレ V.d.F.ルージュ

13960
自然派
赤 フルボディ
フランス
ジュラ
ドメーヌ・ド・ロクタヴァン

■エージェント情報
 Commendatore 2016 11.6%
コマンダトーレ(ドメーヌ)
トゥルソー(区画 レ・コルヴェ) 手除梗 10ヶ月マセラシオン 。口当たりは柔らかくも、鮮烈さの詰まった果実。余韻の酸味、鼻にぬける香りが心地良い。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,800 (外税) 
【ロクタヴァンのドメーヌものです。真のヴァン・ナチュールの立ち位置を感じさせてくれます!】
 巷で話題の「ロクタヴァン」のドメーヌものです。今回ドメーヌものは3アイテム入荷していますが、数も余り無く、テイスティングは「ポーション・マジック」のみになってしまいました。赤と言うよりはロゼに近い色合い、人に拠り、「オレンジワイン」などと言われそうな感じです。

 実に何とも言えぬ微妙な色合いですね~。ロクタヴァンのアイテムを数点、テイスティングさせていただきましたが、その印象は、

「実にナチュラル。揮発酸が無い訳では無いが止まっているし、表情の一部としての微細に近いもの。揮発酸のレベルは許容範囲で、スルッと入射角無しで入って来てサラリと喉を通り、感覚器官を優しく刺激してフンワリと消えて行く。ナチュラルワインたる真骨頂かもしれない。」

と言うものです。


 noisy は、仲間内では、「揮発酸検知器」などと揶揄されていますんで、揮発酸の現状のレベルの高さや、そこからさらに高まって行かないかとか、それが味わいを壊す方向に行っていないかなどを詳細に見ています。

 なので、時には販売できないアイテムも多々・・有ります。困っちゃいますけどね・・こんなはずじゃなかったと。

 しかしながらロクタヴァンのアイテムは、noisy のような分析型の飲み方をしたとしても、

「お~・・・いいね~~!」

と、言葉がツイツイ出てしまうほどの「飲みやすさ」「一見イージーなんだけれど実はしっかり深みも持っている」感覚を覚えます。


 しかもこのポーション・マジックは白葡萄と黒葡萄をセパージュしており、A.O.C.規定を全く無視し、

「自分が良しとするワインを造る」

と言う気迫が味わいに込められているように感じます。ポーション・マジックのエチケットのアニメのバックの色は、正にワインの色そのもの!そして何より、造り手たちが楽しんで造っている様子が浮かんできます。


 なるほど・・これなら受ける訳だ・・と思った次第です。


 ロクタヴァンのドメーヌものは、このほかに「2016 コマンダトーレ」と「2016 アンフォール」が届いていますが、味わい傾向は同じでしょう。基本的には砂利質を好む性格の「トゥルソー種」です。これのみで仕上げたのがコマンダトーレで、アンフォラで仕上げたのがアンフォール・・・と言うことかな・・と思います。こちらは非常に少ないです。いずれ飲んでみたいと思います。

 気楽に入って来て、性格の良さを感じ、素性の良さを感じさせつつ消えて行く素晴らしいワインでした。是非飲んでみてください。