フェルシナの両看板のひとつ、「フォンタッローロ」です。まだまだワイン屋としても未熟だった頃、仲間同士で熱い思いや感想をぶつけあったワインでも有ります。
そもそも、イタリアワインで有りながらフレンチ・セパージュや、フランスの品種を使用したスーパータスカンが人々の関心を集めている中、イタリアを代表する品種である「サンジョヴェーゼ」でそれらに対抗するワインがいくつか存在しましたが、このフォンタッローロもそんなワインの一つと言えなくも有りません。
まぁ、サンジョヴェーゼと言う品種は扱いが非常に難しい訳ですね・・ここでは余り突っ込みませんが、そのクローンだけでも滅茶苦茶存在します。もっと言ってしまえば、
「本当にサンジョヴェーゼ・グロッソは存在するのか?」
みたいな話しにもなりかねませんで、そうしてしまうと、
「・・あれ?・・じゃぁ、ブルネッロ・ディ・モンタルチー...