ブルーのキャプスュルに縦長のエチケッタ、そしてシンプルなネーム・・・
「・・・サッシカイア、意識しすぎ?」
まぁ、意識し過ぎと言うより「意識させ過ぎ」と言うのが正しいかもしれません。単独の原産地呼称を持つ「サッシカイア」を
「強く意識してもらおう!」
と言うコンセプトなのかもしれません。
ただし、勘違いしないようにしなければならないのはサッシカイアに対する正しい知識でしょう。現在のワイン界の潮流のひとつである自然派的な流れとは一線を画し、
「地場品種だけ拘らずに世界品質を目指したワイン」
である・・それがサッシカイアであり、サポートしたのが天才と呼ばれ、引退を表明した「ジャコモ・タキス」さんなんですね。
でもこのバッルーアは地場品種のカリニャーノ(カリニャン)をメインに、フランス品種であるカベルネやメルロ、などをセパージュしています。...