1986年ものを開けました。余り期待はしていなかったんですが、これは良いですね。ちょっとビックリしました。期待以上です。
ちょうどこのコトー・ド・ローバンスと言うのは、ロワール川沿いのサヴニエール(辛口白の名産地、クーレ・ド・セランなど)と、レイヨン川沿いのコトー・デュ・レイヨン(甘口白ワインの名産地)に挟まれた形になって存在しています。
上記にも説明が有りますが、地元の人でもコトー・デュ・レイヨンからなぜ分かれたのか理解できないそうですが、飲んでみると「なるほど・・」です。
「ちょうど中間的な熟度と味わいが感じられる」
んですね。
最も、川と川に挟まれた形になっていますんで、コトー・デュ・レイヨンほどの甘みを生むような気候・土壌にはならず、適度な水分を得られる構造で、また、サヴニエールのようなドライに持って行けるほどの熟度でも無い・・と言うことなので...