● 初めての扱いになります、アルザスの造り手をご紹介します。何と・・あのマルセル・ダイスのご子息だということですので・・
「そりゃぁもう・・とにかくチェックしないといかんぞ!」
という事で、昨年暮れにさっそく仕入れていました。
ところがですね・・・
「何で・・どんな理由で仕入れたのかをすっかり忘れた・・」
んですね~・・。
そうなんですよ・・。エージェントさんから送られて来たデータだけで選択しちゃったもので、しかも、オーダーしてから少し間が開いたもんで、すっかり・・
「ダイスさんちの長男のドメーヌ」
が抜け落ちてまして・・・
でもテイスティングだけは取り合えず3アイテム中2アイテムをやってましたが、今度は・・
「・・何を飲んでないか、ハッキリしない・・」
ことに気付きまして・・いや、覚えてはいるんですが、自信を持って言えない状況でしたので、
「こりゃ・・在庫を調べなきゃ判らんぞ!」
と言うことで、調査するまで・・ほっとかれる状況になっちゃったんですね・・。
さらには、飲んだ印象が・・
「・・お~・・マルセル・ダイスを、よりフレッシュな感じに振ったピュア系な味わいだな~・・」
などと思っていたんですね・・。
なんだかな・・ですよね~!

「ドメーヌ・マルセル・ダイス」の現当主ジャン・ミッシェル・ダイスの長男で、2007年より同ドメーヌの醸造を担当しているマチュー・ダイスが、伯父(実母クラリス・ミシュレの兄カシアン)の畑を継承して誕生したドメーヌです。
カシアン・ミシュレも1999年からビオロジー栽培を実践していましたが、2012年のマチューの継承と同時にビオディナミに転換し、厳しい収量制限なども含めて「ダイス流」の栽培が開始されました。
醸造を「マルセル・ダイス」の醸造所で行うようになった2013年が事実上のファーストヴィンテージで、新ドメーヌ名「ヴィニョブル・デュ・レヴール(「夢見る者のぶどう畑」)」のラベルにて、2015年に発売が開始されました。
「マルセル・ダイスのワインはテロワールのワインであり、長期熟成型のグラン・ヴァンです。対してヴィニョブル・デュ・レヴールのワインは、より若いうちから楽しまれることをイメージして造っています。また、新ドメーヌでは「自由と革新」をキーワードに、これまでアルザスでは行われていなかった醸造法なども積極的に取り入れていきます。例えば今回「サンギュリエ」に採用したマセラシオン・カルボニックがそうですし、アンフォラによる醸造も行う予定です。ぜひ楽しみにしていてください」
(マチュー・ダイス)。