ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

シュヴィニー=ルソー

フランス Domaine Chevigny-Rousseau ブルゴーニュ
● シュヴィニー・ルソーです。noisy も20年ぶりに再会したドメーヌです。なので、

「どんな造り手さんだったか?」

が今ひとつピンと来ておらず、お客様も少しどうして良いか・・どんなワインなのか今ひとつ判らずに狼狽?しているかのような感じに思えていました。

 ですので、ここは気合を入れて・・何とエシェゾー2018年まで開けて・・確信を持ってご紹介させていただきます。


 脱線の上、超昔の話しで恐縮ですが、たまたま昔のデータをみつけて見ていて・・大昔にル・テロワールさんが輸入し、最後に会社を整理する時の処分ものだったかと思いますが、・・なんとヴォーヌ=ロマネ・シャン・ペルドリ2000年を、3060円で販売していました・・いや~・・今なら「是非とも売ってくれ!」と言いたいほどとんでもない価格です。

 白はリュリー、ムルソー、赤は数種類飲ませていただきました。兎に角入荷してきているヴィンテージがバラバラで、テイスティングも相当に「リキ」を入れないと正確な判断がし辛かったシュヴィニー・ルソーですが、ここへ来てヴィンテージも揃いはじめまして、ようやくnoisy的にも理解が深まった・・その上での判断が出来たと思っています。

 独断的に・・言い切ってしまうとこんな印象になります。

「古き良き時代のブルゴーニュワインを現代によみがえらせたような、ピュアで繊細・・新樽の強い効果に重きを置かない煌びやかで美しい果実酸の美味しいエキス系の味わいでリリースしているドメーヌ」


 と言えるかと思います。まぁ、そうは言っても新樽を使用していない訳では無く、90年代のように、全てのキュヴェに新樽を用いるようなスタイルでは無い・・と言うことですね。

 そしてそもそも自然派ですから、アロマが素晴らしい・・スピードも速く繊細で伸びやかです。クラシカルな味わいですが、自然派のアプローチで非常に美しいです。

 例えば、エマニュエル・ルジェは御大の教えを守っていますから、醸造前の低温の漬け込みと「新樽」由来の効果をバッチリ・・最大限に利用した、「リリース時からも官能的なあじわい」を持っていますが、シュヴィニー・ルソーは全くの真逆です。

 どこまでも純な果実の美しさを基調とした、ブルゴーニュの葡萄の美しい表現に手を加えることなく、その上で自然に任せた醸造をしていると言えます。


 そう・・そんな造り手が、今のブルゴーニュにどれだけいるでしょうか?・・ほとんどいないと言っても過言では有りません。

「エシェゾーはどこまでも純粋で、汚れ無き美しさを持っている!」

と書くつもりでいますが、それを信じられますか?・・中々難しいでしょう?・・そう、どこまでも美しくたなびく味わいなんですね・・。ルジェとは真逆のスタイルですが、「時間と言う魔術師」の作用で、最終的にはかなり似てくるのも間違いないでしょう。

「どのタイミングで飲むか?」

で、大きく印象が変わってくるはずです。


 面白いのはマリアージュにおいてです・・どうしても新樽の大きな影響を得たブルゴーニュワインに慣れている我々は、

「すでにその新樽系の味わい、香りをイメージした上でのマリアージュを考えてしまっている。」
「新樽系の影響の少ない、美しい果実を表現した昔のブルゴーニュワインは、そのイメージとは全く別のマリアージュをする。」

と言えるのが、このシュヴィニー・ルソーを飲みながら食事をすると伝わって来ます。


 ですので、合わないと単純に考えてしまうような、例えば「魚とピノ・ノワール」でも、見事なマリアージュをする場面にも出くわします。

 それに、飲み進めるにしたがい、食べ進めるにしたがって・・

「シュヴィニー・ルソーのワインも滅茶苦茶美味しくなってくる」

ことがお判りになるかと思うんですね。


 ワイン単体での素晴らしさは、抜栓直後はルジェのワインには全く適わないでしょう。ですが、食事と一緒に飲み進めて行くと・・「・・あれっ?」と・・気付くはずです。

「・・このワイン、もしかしたら・・もの凄いワインじゃないだろうか・・」

と。


 素の姿はおそらくエマニュエル・ルジェと大差ないと思います。しかし、抜栓してグラスに注いだシュヴィニー・ルソーのワインの姿は、エマニュエル・ルジェとは全く違う振る舞いを見せます。

 グラン=ゼシェゾーまでは開けられませんでしたが、

「心底ピュアで純な、クラシカルだが今でも美味しさを理解できる見事な味わい!」

と言いたいと思います。


 現在のワインの志向を見ると、いつかこんなピュア・ブルゴーニュが世界を席巻することになるやもしれません。言ってみれば、ヴァーゼンハウスをさらに凝縮・集中させたようなスタイルです。美しさは全く同様・・でしょう。

 是非一度、この美しさ、ピュアさ、クラシカルな美味しさに触れてみて下さい。お勧めします。



フィネスさんが初めて輸入された期待のヴォーヌ=ロマネ本拠のドメーヌ、「ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー」をご紹介させていただきます。すでにネットの世界では評判になっているようで、どこのサイトを見ても「完売」か、カートに商品の数を入れられないと言う、凄い状態です。

 まぁ、このような場合は大抵、Noisy wine は「ネットのワイン屋の中でドンケツ」のご紹介になってしまうのが常でして・・何せ、ただでさえテイスティング・アイテムの大行列の交通整理をしなければならない状況の中に、「新しい扱いの生産者さん」のワインがその行列を伸ばしてくれますので、そうなってしまうんですね。いや、むしろ、それで「完売」のオンパレードに出来てしまう・・と言うワイン屋さんの底力に驚いています。

 Noisy wine もこの「シュヴィニー=ルソー」は初めての扱いになりますが・・いや・・ホントかぁ?・・(^^;;

 実はかれこれ四半世紀前ほど遡りますが、今はラシーヌを経営されていらっしゃる合田泰子さん、塚原正章さんが、その前にやられていた伝説のインポーターさん、「ル・テロワール」さんの時代に、noisy も扱わせていただいていました。

 最も・・ドメーヌ名が少し変わっておりまして、その頃は「ドメーヌ・パスカル・シュヴィニー」と名乗っていらしたんですね。なので、昨年の晩夏位に担当の K君から「シュヴィニー=ルソー」の話しを聞かせて貰った時には、しばらくの間、思い出せなかったんですね。遠い記憶を探って、

「・・・シュヴィニ―?・・ルソー・・?・・シュヴィニ―・・。・・あ、パスカル・シュヴィニー!!」

と、やっとの思いで記憶の蓋をこじ開けることが出来ました。


 酒質は、その頃のパスカル・シュヴィニーをハッキリとは思い出せませんでしたが、

「濃厚・濃密・新樽100%」

の時代に迎合することなく、エレガント系・エキス系のドライなヴォーヌ=ロマネ等をリリースしていた・・と思います。


 久しぶりに飲んだパスカル・シュヴィニーは、やはり昔扱った頃のイメージと似たニュアンスが有ったのでしょう・・

「決して濃い系では無い・・果実味たっぷり型でも無い。集中しているが、決して意図的に濃くしようとはしない。エレガンス重視の重さを感じさせない味わい」

でした。


 また、ナチュラルさはその頃には無かった、もしくはnoisy にまだ感じ取る能力が無かった・・のかもしれませんが、1990年代の比では無いほどに有機的でナチュラル感も有ります。そして決して「アヴァンギャルドな攻めたナチュール」では有り得ず、ピュアさをたっぷり感じるものです。

 その上で、古き良きブルゴーニュワインのニュアンスも感じます。「葡萄に無理強いしない」「無理に抽出しない」「化粧を濃くしない」を見事に守っていると感じました。


 それでいて、アイテムのリリースは順番では無く、「リリースして良いと思ったら出荷する」そうでして、今回のラインナップをご覧いただきましても、見事にバラバラですよね。


 今回は全9アイテム中、トップ・キュヴェのグラン=ゼシェゾーのみテイスティングできませんでした。8アイテムのテイスティングをさせていただき、その、

「超エレガントなヴォーヌ=ロマネの世界」

を感じさせていただきました。是非ご検討いただけましたら幸いです。


 なお、非常にエレガントな味わいですので、

「ワインのサービス時の品温」

にご注意くださいませ。


 決して冷えて冷たい状態で飲み始めないように・・特にバックヴィンテージは、15度以上まで品温を上げてから、もしくはこの冬の時期には、温めた室温に馴染ませてから飲み始めてください。どうぞよろしくお願いいたします。




■造り手情報

 第2次世界大戦後の1947年にルシアン・シュヴィニーがヴォーヌ=ロマネの「Aux Champs Perdrix(オー・シャン・ペルドゥリ)」の区画に葡萄を植えたのがこのドメーヌの始まりで、3代目となる現当主のパスカル・シュヴィニーは父ミッシェルから1984年にドメーヌを引き継ぎました。

 ドメーヌ名はパスカルの父方の苗字「Chevigny(シュヴィニー)」と母方の苗字「Rousseau(ルソー)」を掛け合わせたもので、現在はコート・ド・ニュイを中心に約4haの葡萄畑を所持しています。リュットレゾネで栽培を行っていますが、HVE 認証という葡萄栽培から瓶詰に至るまで、より厳しく環境のことを考えて活動している生産者に与えられる認証を得ており、高い品質のワイン造りを目指しています。

 ワインの販売については、ドメーヌで瓶熟させながら飲み始めても良いなと思ったヴィンテージをリリースできるように努めています。


 葡萄の収穫は手摘みで除梗100%、アルコール醗酵は自然酵母で櫂入れと液循環を行いながら最高30℃で10~15日間行います。熟成は樫樽でブルゴーニュ・クラスは12ヵ月、それ以外は約18ヵ月間行います。新樽比率はヴィンテージにもよりますが、ブルゴーニュで約25%、それ以外は約80%ほど、グラン・エシェゾーのみ100%にすることもあります。瓶詰前にコラージュのみを行い、ノンフィルターで瓶詰されています。


2018 Fixin
フィサン

16265
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フィサン
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。フィサン村の北に位置する「Les Foussottes(レ フソット)」の区画の葡萄を使用。約0.35haの粘土石灰質土壌の畑に樹齢約35年の葡萄が植えられています。アルコール醗酵は櫂入れと液循環を行いながら最高30℃で10~15日間行い、熟成は新樽率30%の樫樽で12~18ヵ月間行います。輝きのあるガーネット色、グリオットやサクランボ、スミレのようなアロマ、熟成してくると下草やスパイシーなニュアンスも出てきます。若いうちは力強く果肉を噛むような果実味があり、ストラクチャーとデリケートさのハーモニー、しっかりしつつも柔らかいタンニンが楽しめます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,490 (外税) 
【滅茶苦茶美味しい!激ピュアなフィサンの美味しさ、是非ご堪能ください!】
 「ん?・・フィサンでこの価格?・・別に安くは無いしなぁ・・」

「知らない生産者にそこまで出せないよ・・」

と思われるかもしれません。


 でも・・樽使いで「しおれた果実」のフィサンが多い中、もしくは、しおれない果実を得るためにどこかに無理を強いている感じを受けてしまうフィサンが有る中で、このシュヴィニー・ルソーのフィサン2018年は、ビックリするほど秀逸です。

 だって・・noisy でさえ、

「・・あれ?・・シュヴィニー・ルソーって、こんなにピュアで精妙な果実が美味しかったっけ?」

と、何度もエチケットを見直したくらいですから。


 そりゃぁ・・エシェゾー2018年は本当に素晴らしいですよ。それをお薦めはしたいですが・・何せ価格がね・・簡単には手は出せないですよね?・・noisy だって、その栓を抜こうと決めるまでは中々・・。

 しかしエシェゾー2018年の栓を抜いたからこそ、還ってきてこのフィサンをきちんと評価出来る訳です。


 生鮮な果実、ベリー、チェリー類が活き活きと感じられ、滑らかになり過ぎず、酸が目立ち過ぎずの、そのど真ん中の「酸の丸み」を果実表現に生かしているのがこのフィサンでして、しかもフィサンらしい、

「柔らかく鉄っぽさの薄いジュヴレ・・的なフィサン」

をもちゃんと感じさせてくれ、

「濃く無く、全く薄くは無いがとてもエレガントで突飛な部分の無い調和」

さえ感じさせてくれます。


 これこそがシュヴィニー・ルソーのピノ・ノワールの姿だと思います。そしてこの2018年のフィサンは、「今飲んでも絶対に判る!」はずだと思います。今までには感じたことの無い、「ピュア・ブルゴーニュ&ピュア・ピノ・ノワールの世界」がここにあります。

 濃度は少し違いますが、あのシャンパーニュの鬼才、「ダヴィッド・レクラパール」が造った奇跡のコトー・シャンプノワの超純粋な味わいにかなり寄った純粋さを持っていると思います(レクラパールの方が濃い・・です。)。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


2019 Vosne-Romanee les Champs de Perdrix
ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ド・ペルドリ

16272
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。特級「La Tache(ラターシュ)」のすぐ上に位置する「Aux Champs Perdrix(オー・シャン・ペルドリ)」の区画に約0.9haの畑を所持しています。標高300~350mで浅い粘土石灰質土壌に樹齢約40年の葡萄が植えられています。「Perdrix(ペルドリ)」とはフランス語でヤマウズラの意味で、グリオット(フランスの酸味の強いサクランボ)やイチゴ、コケモモのようなエレガントなアロマ、カシスのようなスパイシーなニュアンスもあり、時間と共に下草や香辛料なども感じられるようになります。肉厚な果実味と複雑さ、余韻は柔らかで若いうちはパワフルですが、瓶熟することでタンニンも溶け込んでオイリーで滑らかになっていきます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,980 (外税) 
【ヴォーヌ=ロマネの純粋な葡萄のエレガンスと美味しさを、何かで汚すことなく、ただ自然にワインに昇華しただけ・・きっとそう理解出来ます!】
「滅茶美しい!」

 きっとそう感じていただけると思います。美しさは強いものに弱く、弱いものにも感じ辛いものじゃないかと思うんですね。強い何かが他に有れば、それに侵されてしまうし、弱い何かが有ったとしても、美しさにはさして影響を与えられない・・しかしそれでは美しいと言えない・・とも捉えられてしまいます。

 どうやってこの美しさを言葉にすれば良いのか、それは非常に難しいことです。「飲んでくれれば判るでしょう?」が一番簡単で投げやりな行動です。

 で、本当に接近して・・接写してみました!


 今までの上から撮った2018年ものよりも伝わってくるんじゃないかと思うんですよ・・。そう!・・

「激ピュアなヴォーヌ=ロマネ!」

なんですね。


 そしてこれは、1級でもグラン・クリュでも有り得ない、単なる村名の畑、「レ・シャン=ペルドリ」です。

 しかしながら、超絶に「純」で「ピュア」で「美しい」と思えてしまう「何か」を持っていると思えてしまうんですよ。


 弱いものは美しさの中では見えない・・強いものが有ったとしたら、それは調和を欠いて「美しいとは言えなくなってしまう」と言うのがもし真実で有るとするなら、

「様々なちょうど良いものが組み合わさって、それぞれの要素を調整しながらの表現をしている」

んじゃないか・・そう思うんですね。


 味わいは、1級レ・ショームに似ています。少しこちらの方が軽やかでしょうか。しかし重い成分もちゃんと有るし、高域に伸びて行く成分もしっかり有って、アロマの美しさも絶妙です。

 この畑は「レ・ゴーディショ」の真上、つまり「ラ・ターシュ」の真上に有ります。「ラ・グランド・リュ」の真上でも有りますし、ラ・ロマネも、ロマネ=コンティも本当にすぐ近くです。

 別に凝縮もしている訳でもありません。でももしそうだとしたら、「美しさ」は少し欠けてしまうことにもなるんじゃないかと思えるほど、ガラスのようなバランスをしているワインだとも思います。

 そして・・やはりコンディションが素晴らしいです!・・じっくりと立てておき休ませ、そっとコルクを抜いて、優しくグラスを左手に持ち、右手でボトルで優しく注いで飲んでください。

「ワインとは?」

「・・しょせんワインじゃないか!」

「・・ピノ・・」

 色々な想いが交錯してくる美しいワインです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【超エレガントなヴォーヌ=ロマネ村名・・しかし、品温が上がってくると繊細な果実表現、荘厳さが見え隠れしてきます!】

 まぁ、ロマネ=コンティとか、ラ・ロマネの上部・・と言うような説明にはなっていますが、やはり、

「ラ・ターシュ」と「ラ・グランド・リュ」に上部で接している!

 と言うと・・・いきなり興味が湧いてくるんじゃないかと思うんですね。

 しかしながら、そんな凄いグラン・クリュたちと、むき身で立ち会えるほどのポテンシャルまでは無いんですよ・・。村名ですから・・。


 やはり「ラ・ターシュ(ゴーディショ・オ・ラ・ターシュ)」や今の「グランド・リュ」は凄腕でして・・もう、「剛力」と「絹仕立て」と言い換えたいほど、素晴らしいブルゴーニュワインです。


 しかし、しかしですね・・このレ・シャン・ペルドリ、ちゃんと飲んであげると・・そんな凄い畑が持っている一面を覗かせてくれるんですね。そこがブルゴーニュワインの面白いところで有ると思っています。

 言ってみれば、

「昔のラ・グランド・リュをもう少し濃い目にして薄さを感じさせなくなった感じ!」

と言った方が判りやすいんじゃないかと思うんですね。


 シュヴィニー=ルソーのワインは本当に「一貫している」ので・・・超ドライで、超エレガントで、化粧ッ気無しで(ものの見事に13度!、樽臭く無い)です。ですので、

「是非とも品温を15~16度ほどまでに上げて!」

お楽しみくださいませ。

 2012年ものはしっかり休めて、2018年ものは早めの抜栓の方が今のところ良いようです。ご検討くださいませ。


2019 Chambolle Musigny 1er Cru les Combottes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・コンボット

16266
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。1級「Aux Combottes(オーコンボット)」の区画に約0.1haの畑を所有、粘土石灰質の土壌に樹齢約45年の葡萄が植えられています。コンボットのキャラクターは繊細さと濃厚さのハーモニーで、スミレやサクランボ、イチゴなどのアロマ、時間と共にスパイシーでトリュフのようなニュアンスも出てきます。たっぷりとした口当たりでリッチで滑らか、タンニンもデリケートですがしっかりしたストラクチャーもあります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,950 (外税) 
【ルーミエさんのレ・コンボットと同様のニュアンスも有りますが、もっと乾いたエシェゾー的ニュアンスのある味わいでした!】・・2019年ものは飲めなかったので以前のレヴューをそのまま掲載しています。
 ・・あれ?

「・・飲んでいないと言いつつ、コラムに2019年のコンボットの写真が載っているのは・・何故?」

と思われたかもしれません。

 実際は飲んではいるんですよ・・(結構このパターンも有ります)。でも何らかの理由で、飲んでいないと書く場合も有ります。

 実は、他で開けて余ったものをいただき、それを飲んだんですね。滅茶美味しかったんですが、余りに量が少な過ぎて、他のアイテムとのバランスが取れないと思い、改めて自身で開けてテイスティングしようと思っていたのに、時間が無かったり、入荷数が少なかったりでダメになってしまったりするんですね。

 なので、滅茶美味しいのは間違い無いにせよ、ハッキリは言えないので・・と言うことにしておいてください。


 以下は以前のレヴューです。
-----
 2017年の1級レ・コンボットです。ルーミエさんの半額以下・・ですね。かなりリーズナブルです。

 しかしながら、ルーミエさんのように、

「ブリブリな赤黒果実が滅茶たっぷり!」

までは行きませんで、むしろシャンボールの村の南西辺り、もしくはフラジェ=エシェゾーに入った辺りの「とても乾いた土地」由来のニュアンスに加え、赤や黒の(ドライな)小果実の群生・・みたいに感じます。

 もっともこれは2017年ものですから、ちょうど締まって来た時期に入ったことも有ると思われ、ちょうどこの2021年の春を迎えて温かくなって来た頃から、徐々に開いて行くんじゃないかと思っています。

 資質は素晴らしいものを感じます。今は少し閉じ気味・・と思ってください。ご検討くださいませ!


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Petits Monts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・プティ・モン

16271
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。特級リシュブールと1級クロ パラントゥに隣接する「Les Petits Monts(レ プティ モン)」の区画に約0.14haの畑を所有。粘土石灰質土壌に樹齢約45年の葡萄が植えられています。醸造方法は上記フィサンと同じですが、新樽率が80%と高めに設定されています。色調はルビーやガーネット色、グリオットやイチゴ、フランボワーズ、カシスやコケモモ、時間が経つとコンフィや下草、香辛料の香りなど様々なアロマが感じられます。繊細で肉厚な果実味と絹のように滑らかな舌触り、熟成によってストラクチャーとコクが出てきます。タンニンは力強くも滑らかですでにワインに溶け込んでいます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥25,550 (外税) 
【すみません・・少なくて飲めませんでした!・・後の機会にレ・プティ・モンにトライさせていただきます。】
 シュヴィニー=ルソーは理解できたと・・思っていますが、やはりプティ=モンは飲みたいです。何せ、エマニュエル・ルジェを引き合いに出してコラムを書いちゃいましたから、ルジェのクロ・パラの隣の畑ですしね。

 いや・・話しは飛びますが、クロパラ・・・とんでもないことになっちゃってますね・・。エマニュエル・ルジェのクロパラも一声30万ではありますが、メオのクロパラがブローカーのリストに掲載されていたので見てみると・・とてもじゃないが買えるような価格じゃありませんでした。どちらも10万円前半でご紹介させていただいたのが嫌になってしまうほどの値付けでした。

 あ、気を取り直して・・

 妖艶なルジェと純粋なシュヴィニー=ルソー・・シュヴィニー・ルソーは新樽を使わない訳じゃ無いにせよ、その大きな影響が出ないようにしている節が有りますので、完熟したシュヴィニー=ルソーの味わいと共に宿題にさせてください。


2018 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

16270
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。「Les Rouges du Bas(レ・ルージュ・デュ・バ)」の区画に約0.25haの畑を所有しており、約1億7000万年前のジュラ紀中期の泥灰土の土壌に樹齢約50年の葡萄が植えられています。グランエシェゾーとは異なり土が浅い丘の斜面に畑があるのので、口当たりは柔らかく、フランボワーズのようなフレッシュな赤い果実のアロマ、下草のような涼しげなニュアンスもあり繊細な味わいになります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥41,600 (外税) 
【シュヴィニー・ルソーのエシェゾーもまた、シュヴニー・ルソーならではの純粋でピュアな美しさに満ちたグラン・クリュでした!】
 こちらも2018年ものエシェゾーを接写してみました。2017年ものと比較しますと、

「色合いが判りやすい?」

んじゃないかと自負しています。


 ま~・・シュヴィニー・ルソーはシュヴィニー・ルソーです。とことん、純粋です。だから滅茶ピュアさで溢れています。濃度もしっかり有りますが、それを、

「凝縮している」

とは言いたくない・・美しさが有ります。


 例えば、皆さんも絶対に欲しい「シリュグのグラン=ゼシェゾー」も、滅茶美しいワインです。若いうちは、抜栓直後はしっとりしているものの、開き始めると、まるで風船が膨らむかのようにアロマやボディが膨張して来て、エステリックなアロマを放出して来ます。

 ですが、シュヴィニー・ルソーのエシェゾーは・・と言うか、シュヴィニー・ルソーのワインは全て、そのような経過を取りません。風船に息を入れて行くように膨らんで行くことは無いんです。

 重心は低く、中域もしっかり有り、高域も、超高域も球体のように存在しています。それはそのまま動かないし時間経過の膨らみは、その球体をそのまま持続させた上でゆっくりと、気付かないうちに膨らんで行く感じなんです。

 敢えて言うなら、シリュグは気体、シュヴィニー・ルソーは液体です。どちらも流動的ですが、その動きは全く異なるでしょう?

 落ち着きが有り、果実のピュアな美味しさと、乾いた土と赤い土のテロワールを煌びやかに、しかし、しっとりと・・穢れの無い美しさを上品に見せてくれます。

 あ、こんな表現も出来るでしょうか。シリュグは温められ空気に放出された香水の成分、シュヴィニー・ルソーはその元となる果実草花の実体。

 どちらが良いのか・・それは判りません。まさにピュアな果実とテロワールを具現しているのはシュヴィニー・ルソーかもしれないと、このエシェゾー2018を飲んで感じました。

「今でもべらぼうに旨い!」

のは間違い無く、20年後にどんな姿に変貌しているのか・・その想像は樽の影響の大きいピノに慣れた我々には相当に困難ですが、滅茶楽しみでも有ります。安いお買い物では無いですが、見事な赤を連想させる「グラン・クリュ・エシェゾー・レ・ルージュ・デュ・バ」を単独で感じることが出来る数少ない検体でも有ります。ご検討くださいませ。

 



 以下は以前のレヴューです。
-----
【エシェゾー2017、飲みました!・・バッチリ集中しているのに滅茶エレガント!・・赤い果実がスルっと入ってジンワリとたなびく、中々無いタイプのエシェゾーです!】

 リューディ、レ・ルージュ・デュ・バです。エシェゾーの中のエシェゾーと呼び声も高い、エシェゾー・デュ・ドゥスーの真上に有ります。

 一般的にエシェゾーは、ドゥスー以外は上下でブレンドすべき・・などとも言われますが、それでもやはり、このように単独のリューディで出していただけるのは、非常に有難いです。

 だって・・

「レ・ルージュ、大好きですから・・はい・・(^^;;」


 あの、セシル・トランブレイもそうですよね・・・あちらは、このレ・ルージュ・デュ・バのさらに上に有る1級畑ですが、非常に判りやすい・・真っ赤な果実の荘厳さを強く感じる素晴らしい味わいです。

 比較してしまいますと、むしろ「饒舌なセシル」に対し、「やや無口だけれど上質さを隠しきれないシュヴィニー=ルソー」と言えるでしょうか。樽の使い方も実に上品なので、

「どうよ~!・・旨いだろ~!」

等と言う声は全く聞こえないんですが、そこはかとなく漂う上質感、赤い果実のドライで誠実な美味しさ、化粧ッ気の無いすっぴん美人さを強く感じさせてくれます。


 まぁ・・どうなんでしょうね・・新樽もかなりのパーセンテージ、使っているのでしょうが、全然樽臭く無い・・・そして、畑のクオリティの高さをしっかり持っているのが判り、美味しいと感じさせてくれます。

 少ないですが・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!激エレガント系、真っ赤なエシェゾーです!・・


2014 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

16269
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。「Les Rouges du Bas(レ・ルージュ・デュ・バ)」の区画に約0.25haの畑を所有しており、約1億7000万年前のジュラ紀中期の泥灰土の土壌に樹齢約50年の葡萄が植えられています。グランエシェゾーとは異なり土が浅い丘の斜面に畑があるのので、口当たりは柔らかく、フランボワーズのようなフレッシュな赤い果実のアロマ、下草のような涼しげなニュアンスもあり繊細な味わいになります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥39,000 (外税) 
【シュヴィニー・ルソーのエシェゾーもまた、シュヴニー・ルソーならではの純粋でピュアな美しさに満ちたグラン・クリュでした!】
 こちらも2018年ものエシェゾーを接写してみました。2017年ものと比較しますと、

「色合いが判りやすい?」

んじゃないかと自負しています。


 ま~・・シュヴィニー・ルソーはシュヴィニー・ルソーです。とことん、純粋です。だから滅茶ピュアさで溢れています。濃度もしっかり有りますが、それを、

「凝縮している」

とは言いたくない・・美しさが有ります。


 例えば、皆さんも絶対に欲しい「シリュグのグラン=ゼシェゾー」も、滅茶美しいワインです。若いうちは、抜栓直後はしっとりしているものの、開き始めると、まるで風船が膨らむかのようにアロマやボディが膨張して来て、エステリックなアロマを放出して来ます。

 ですが、シュヴィニー・ルソーのエシェゾーは・・と言うか、シュヴィニー・ルソーのワインは全て、そのような経過を取りません。風船に息を入れて行くように膨らんで行くことは無いんです。

 重心は低く、中域もしっかり有り、高域も、超高域も球体のように存在しています。それはそのまま動かないし時間経過の膨らみは、その球体をそのまま持続させた上でゆっくりと、気付かないうちに膨らんで行く感じなんです。

 敢えて言うなら、シリュグは気体、シュヴィニー・ルソーは液体です。どちらも流動的ですが、その動きは全く異なるでしょう?

 落ち着きが有り、果実のピュアな美味しさと、乾いた土と赤い土のテロワールを煌びやかに、しかし、しっとりと・・穢れの無い美しさを上品に見せてくれます。

 あ、こんな表現も出来るでしょうか。シリュグは温められ空気に放出された香水の成分、シュヴィニー・ルソーはその元となる果実草花の実体。

 どちらが良いのか・・それは判りません。まさにピュアな果実とテロワールを具現しているのはシュヴィニー・ルソーかもしれないと、このエシェゾー2018を飲んで感じました。

「今でもべらぼうに旨い!」

のは間違い無く、20年後にどんな姿に変貌しているのか・・その想像は樽の影響の大きいピノに慣れた我々には相当に困難ですが、滅茶楽しみでも有ります。安いお買い物では無いですが、見事な赤を連想させる「グラン・クリュ・エシェゾー・レ・ルージュ・デュ・バ」を単独で感じることが出来る数少ない検体でも有ります。ご検討くださいませ。

 



 以下は以前のレヴューです。
-----
【エシェゾー2017、飲みました!・・バッチリ集中しているのに滅茶エレガント!・・赤い果実がスルっと入ってジンワリとたなびく、中々無いタイプのエシェゾーです!】

 リューディ、レ・ルージュ・デュ・バです。エシェゾーの中のエシェゾーと呼び声も高い、エシェゾー・デュ・ドゥスーの真上に有ります。

 一般的にエシェゾーは、ドゥスー以外は上下でブレンドすべき・・などとも言われますが、それでもやはり、このように単独のリューディで出していただけるのは、非常に有難いです。

 だって・・

「レ・ルージュ、大好きですから・・はい・・(^^;;」


 あの、セシル・トランブレイもそうですよね・・・あちらは、このレ・ルージュ・デュ・バのさらに上に有る1級畑ですが、非常に判りやすい・・真っ赤な果実の荘厳さを強く感じる素晴らしい味わいです。

 比較してしまいますと、むしろ「饒舌なセシル」に対し、「やや無口だけれど上質さを隠しきれないシュヴィニー=ルソー」と言えるでしょうか。樽の使い方も実に上品なので、

「どうよ~!・・旨いだろ~!」

等と言う声は全く聞こえないんですが、そこはかとなく漂う上質感、赤い果実のドライで誠実な美味しさ、化粧ッ気の無いすっぴん美人さを強く感じさせてくれます。


 まぁ・・どうなんでしょうね・・新樽もかなりのパーセンテージ、使っているのでしょうが、全然樽臭く無い・・・そして、畑のクオリティの高さをしっかり持っているのが判り、美味しいと感じさせてくれます。

 少ないですが・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!激エレガント系、真っ赤なエシェゾーです!・・


2010 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

16268
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。「Les Rouges du Bas(レ・ルージュ・デュ・バ)」の区画に約0.25haの畑を所有しており、約1億7000万年前のジュラ紀中期の泥灰土の土壌に樹齢約50年の葡萄が植えられています。グランエシェゾーとは異なり土が浅い丘の斜面に畑があるのので、口当たりは柔らかく、フランボワーズのようなフレッシュな赤い果実のアロマ、下草のような涼しげなニュアンスもあり繊細な味わいになります。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥41,600 (外税) 
【シュヴィニー・ルソーのエシェゾーもまた、シュヴニー・ルソーならではの純粋でピュアな美しさに満ちたグラン・クリュでした!】
 リューディ、レ・ルージュ・デュ・バです。エシェゾーの中のエシェゾーと呼び声も高い、エシェゾー・デュ・ドゥスーの真上に有ります。

 一般的にエシェゾーは、ドゥスー以外は上下でブレンドすべき・・などとも言われますが、それでもやはり、このように単独のリューディで出していただけるのは、非常に有難いです。

 だって・・

「レ・ルージュ、大好きですから・・はい・・(^^;;」


 あの、セシル・トランブレイもそうですよね・・・あちらは、このレ・ルージュ・デュ・バのさらに上に有る1級畑ですが、非常に判りやすい・・真っ赤な果実の荘厳さを強く感じる素晴らしい味わいです。

 比較してしまいますと、むしろ「饒舌なセシル」に対し、「やや無口だけれど上質さを隠しきれないシュヴィニー=ルソー」と言えるでしょうか。樽の使い方も実に上品なので、

「どうよ~!・・旨いだろ~!」

等と言う声は全く聞こえないんですが、そこはかとなく漂う上質感、赤い果実のドライで誠実な美味しさ、化粧ッ気の無いすっぴん美人さを強く感じさせてくれます。


 まぁ・・どうなんでしょうね・・新樽もかなりのパーセンテージ、使っているのでしょうが、全然樽臭く無い・・・そして、畑のクオリティの高さをしっかり持っているのが判り、美味しいと感じさせてくれます。

 少ないですが・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!激エレガント系、真っ赤なエシェゾーです!・・ こちらも2018年ものエシェゾーを接写してみました。2017年ものと比較しますと、

「色合いが判りやすい?」

んじゃないかと自負しています。


 ま~・・シュヴィニー・ルソーはシュヴィニー・ルソーです。とことん、純粋です。だから滅茶ピュアさで溢れています。濃度もしっかり有りますが、それを、

「凝縮している」

とは言いたくない・・美しさが有ります。


 例えば、皆さんも絶対に欲しい「シリュグのグラン=ゼシェゾー」も、滅茶美しいワインです。若いうちは、抜栓直後はしっとりしているものの、開き始めると、まるで風船が膨らむかのようにアロマやボディが膨張して来て、エステリックなアロマを放出して来ます。

 ですが、シュヴィニー・ルソーのエシェゾーは・・と言うか、シュヴィニー・ルソーのワインは全て、そのような経過を取りません。風船に息を入れて行くように膨らんで行くことは無いんです。

 重心は低く、中域もしっかり有り、高域も、超高域も球体のように存在しています。それはそのまま動かないし時間経過の膨らみは、その球体をそのまま持続させた上でゆっくりと、気付かないうちに膨らんで行く感じなんです。

 敢えて言うなら、シリュグは気体、シュヴィニー・ルソーは液体です。どちらも流動的ですが、その動きは全く異なるでしょう?

 落ち着きが有り、果実のピュアな美味しさと、乾いた土と赤い土のテロワールを煌びやかに、しかし、しっとりと・・穢れの無い美しさを上品に見せてくれます。

 あ、こんな表現も出来るでしょうか。シリュグは温められ空気に放出された香水の成分、シュヴィニー・ルソーはその元となる果実草花の実体。

 どちらが良いのか・・それは判りません。まさにピュアな果実とテロワールを具現しているのはシュヴィニー・ルソーかもしれないと、このエシェゾー2018を飲んで感じました。

「今でもべらぼうに旨い!」

のは間違い無く、20年後にどんな姿に変貌しているのか・・その想像は樽の影響の大きいピノに慣れた我々には相当に困難ですが、滅茶楽しみでも有ります。安いお買い物では無いですが、見事な赤を連想させる「グラン・クリュ・エシェゾー・レ・ルージュ・デュ・バ」を単独で感じることが出来る数少ない検体でも有ります。ご検討くださいませ。

 



 以下は以前のレヴューです。
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【エシェゾー2017、飲みました!・・バッチリ集中しているのに滅茶エレガント!・・赤い果実がスルっと入ってジンワリとたなびく、中々無いタイプのエシェゾーです!】

 リューディ、レ・ルージュ・デュ・バです。エシェゾーの中のエシェゾーと呼び声も高い、エシェゾー・デュ・ドゥスーの真上に有ります。

 一般的にエシェゾーは、ドゥスー以外は上下でブレンドすべき・・などとも言われますが、それでもやはり、このように単独のリューディで出していただけるのは、非常に有難いです。

 だって・・

「レ・ルージュ、大好きですから・・はい・・(^^;;」


 あの、セシル・トランブレイもそうですよね・・・あちらは、このレ・ルージュ・デュ・バのさらに上に有る1級畑ですが、非常に判りやすい・・真っ赤な果実の荘厳さを強く感じる素晴らしい味わいです。

 比較してしまいますと、むしろ「饒舌なセシル」に対し、「やや無口だけれど上質さを隠しきれないシュヴィニー=ルソー」と言えるでしょうか。樽の使い方も実に上品なので、

「どうよ~!・・旨いだろ~!」

等と言う声は全く聞こえないんですが、そこはかとなく漂う上質感、赤い果実のドライで誠実な美味しさ、化粧ッ気の無いすっぴん美人さを強く感じさせてくれます。


 まぁ・・どうなんでしょうね・・新樽もかなりのパーセンテージ、使っているのでしょうが、全然樽臭く無い・・・そして、畑のクオリティの高さをしっかり持っているのが判り、美味しいと感じさせてくれます。

 少ないですが・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!激エレガント系、真っ赤なエシェゾーです!・・


2018 Grands Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

16267
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。畑の広さは約0.25ha、約1億7000万年前のジュラ紀中期の粘土石灰質土壌に樹齢50年の葡萄が植えられています。エシェゾーよりも土が深く葡萄が地中から様々な要素を吸収するので、より凝縮感があって骨格がしっかりしたワインになる傾向があります。良く熟した色調の濃いチェリー系果実のアロマや香辛料のニュアンス、タンニンも力強いですが熟成と共にワインに溶け込んでデリケートになっていきます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥52,600 (外税) 
【シュヴィニー=ルソーのトップ・キュヴェです!】
 実はまぁ・・コラムには書かないまでも、シュヴィニー=ルソーのテイスティングは結構進めています。例えば・・飲んでいないのでと書いて有る「2019年シャンボール1級レ・コンボット」は飲んでいたりします。でも、正確な分析が出来なかった・・つまり、抜栓して時間が経過してしまったものをテイスティングしたので、他の飲んだアイテムと同列で書いてしまうと齟齬が生じるかと言うことで・・あ、また時間も無いし・・(^^;; ですみません・・ご容赦ください。

 ただし、2019年のシャンボール・コンボット!・・旨かったです!・・が、残っていたのが少な過ぎでした。

 このグラン=ゼシェゾー2018年は、自身で開けられもせず、開いたボトルを飲むことも出来ず・・でした。でも、

「激ピュアなグラン=ゼシェゾー!」

であることは間違い無いと想像しています。2018年のエシェゾーは、自身で開けたもの(抜栓も自分、持出も・・)と、開けて残った、時間が経過したものの両方をテイスティングしています。


「・・ほんと、noisy さんは良くそんな時間が有りますね・・」

「・・はい、しょっちゅう言われます。」



 なので、エシェゾー2018年のポテンシャル判断には自信も有りますよ。・・で、おそらくですが、このグラン=ゼシェゾー2018年も同様のラインながら、グラン=ゼシェゾーらしい「ある種の黒さ」も有るんじゃないかと推測しています。ご検討くださいませ。



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【すみません・・これだけは飲めませんでした!非常に希少な2013年ものグラン=ゼシェゾーは2本のみの入荷です。】

 昨今はグラン=ゼシェゾーともなりますと凄い価格になってしまうのが常ですが、この位だと・・「安いじゃん・・」と思えてしまう自分がちょっと怖いですね。

 シュヴィニー=ルソーは、まず・・海外メディアには掲載されない・・品物を渡さないのか、渡せないのか判りませんが、良くあるパターンは、1990年代に酷い目に遭ったことで懲りている・・みたいな感じですね。

 なので、現在は知る人ぞ知るドメーヌです。noisy も今のところは飲めていませんので何とも言いようが無いんですが、今回ご紹介させていただいた「2017 エシェゾー」が滅茶美味しかったので、この2013年グラン=ゼシェゾーも期待しています。是非ご検討くださいませ。


2018 Vosne-Romanee les Champs de Perdrix
ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ド・ペルドリ

15802
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・シュヴィニー=ルソー

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。特級「La Tache(ラターシュ)」のすぐ上に位置する「Aux Champs Perdrix(オー・シャン・ペルドリ)」の区画に約0.9haの畑を所持しています。標高300~350mで浅い粘土石灰質土壌に樹齢約40年の葡萄が植えられています。「Perdrix(ペルドリ)」とはフランス語でヤマウズラの意味で、グリオット(フランスの酸味の強いサクランボ)やイチゴ、コケモモのようなエレガントなアロマ、カシスのようなスパイシーなニュアンスもあり、時間と共に下草や香辛料なども感じられるようになります。肉厚な果実味と複雑さ、余韻は柔らかで若いうちはパワフルですが、瓶熟することでタンニンも溶け込んでオイリーで滑らかになっていきます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,350 (外税) 
【超エレガントなヴォーヌ=ロマネ村名・・しかし、品温が上がってくると繊細な果実表現、荘厳さが見え隠れしてきます!】
 まぁ、ロマネ=コンティとか、ラ・ロマネの上部・・と言うような説明にはなっていますが、やはり、

「ラ・ターシュ」と「ラ・グランド・リュ」に上部で接している!

 と言うと・・・いきなり興味が湧いてくるんじゃないかと思うんですね。

 しかしながら、そんな凄いグラン・クリュたちと、むき身で立ち会えるほどのポテンシャルまでは無いんですよ・・。村名ですから・・。


 やはり「ラ・ターシュ(ゴーディショ・オ・ラ・ターシュ)」や今の「グランド・リュ」は凄腕でして・・もう、「剛力」と「絹仕立て」と言い換えたいほど、素晴らしいブルゴーニュワインです。


 しかし、しかしですね・・このレ・シャン・ペルドリ、ちゃんと飲んであげると・・そんな凄い畑が持っている一面を覗かせてくれるんですね。そこがブルゴーニュワインの面白いところで有ると思っています。

 言ってみれば、

「昔のラ・グランド・リュをもう少し濃い目にして薄さを感じさせなくなった感じ!」

と言った方が判りやすいんじゃないかと思うんですね。


 シュヴィニー=ルソーのワインは本当に「一貫している」ので・・・超ドライで、超エレガントで、化粧ッ気無しで(ものの見事に13度!、樽臭く無い)です。ですので、

「是非とも品温を15~16度ほどまでに上げて!」

お楽しみくださいませ。

 2012年ものはしっかり休めて、2018年ものは早めの抜栓の方が今のところ良いようです。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・アミオ=セルヴェル

アミオ=セルヴェル

フランス Amiot-Servelle ブルゴーニュ
● 現在このドメーヌはアミオ=セルヴェルとなっており(その前はクレマン=タショーだったかな?)・・・ここは何故か女系のドメーヌでして男の子が生まれず、お婿さんに入っていただいてドメーヌが続いていますので名前がどんどん変ります・・

 その昔は noisy も頑張って販売していた時期が有ったんですね~・・。年により、やや硬く仕上がることも有ったんですが、ACブルからレ・ザムルーズ、クロ=ヴージョまで、非常にリーズナブルだし旨いし・・とても好きなドメーヌでした!

 今回は正規輸入では無く、ブローカーものです・・いや、正規だったら価格はこの1.5~2倍以上ですよ・・何だかな・・です。


2013 Chambolle-Musigny 1er Cru les Plantes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・プラント

16153
自然派
赤 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・アミオ=セルヴェル

■エージェント情報
 「ドメーヌ・アミオ・セルヴェル」は、元測量技師だったクリスチャン・アミオ氏が結婚を機に、義父が経営する「ドメーヌ・セルヴェル・タショー」に入った事に端を発するドメーヌです。1990年から、クリスチャン・アミオ氏がワイン造りを一手に担うこととなり、そこでドメーヌの名前を現在の「アミオ・セルヴェル」に変更したとのこと。
 シャンボール・ミュジニー独特の高貴な繊細さを、見事に体現させ得る造り手として高い評価を受けていますが、これは2000年から始めた100%の自然発酵や、化学肥料を使用しない自然栽培など、手間をかけた工程によるものなのでしょう。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,590 (外税) 
【シャンボールのど真ん中、レ・シャルムとオ・コンボットに挟まれた、滑らかながらシミジミと美味しさが伝わって来る、派手過ぎない方のシャンボール1級です!】
 久しぶりに「レ・プラント」の2014年を飲ませていただきました・・。どうも歳の性か涙腺がもろくなってきているようで、ちょっとグスッと来てしまいました。やっぱり好きなんですね・・こんなに繊細でエレガントなシミジミと攻めて来る味系のシャンボールが・・。

 最も仕入れられたのは2013年もの数本と2014年もの12本のセルヴェルのレ・プラントです。正規では無く、ブローカー仕入れです。正規は・・色々有ってちょっと買えません。ビックリするほど高かったり、コンディションに問題が有りそうで・・すみません、お察しください。

 なので、2013年ものも飲んでみたかったんですが本当にバラしか入らなかったので、テイスティングは2014年ものだけです。

 何とも言えないようなゾクっとさせられる色合いをしている2014年ですよね。赤さが美しく、エッジに僅かにオレンジが出て来ています。透明感が有って美しいです。

 味筋は、例えば「ルーミエさんのシャンボール」とは対極に有ります。「果実味シッカリ!」なシャンボールでは無いですね。むしろ、もう入って来なくて随分と立つ、

「ルイ・ユエラン」

が近いです。ルイ・ユエラン...また飲みたいですよね~・・何とも言えない、シミジミ伝わって来るシャンボール的な要素たちが非常に恋しいですが、

「このレ・プラントはきっとルイ・ユエランを思い出させてくれるはず!」

だと思うんですね。

 そもそもこのレ・プラントは、表情がハッキリ出ることの多い、比較多弁なレ・シャルムと、ルーミエさんのラインナップの中では比較大人しい性格のオ・コンボットに挟まれた畑なんですね。

 若い時分のレ・プラントは、noisy的には「羊羹」な感じでした。2014年ものは熟し始めていますので、その「羊羹」の・・テングサ部分、寒天部分の細胞の連鎖が解けてきている感じで、そこから何とも「ワビサビ」に近い、墨絵のような表現をしてくれます。果実感も勿論有るんですが、ルーミエさんのような「しっかりとしたチェリーな果実」では無く、もっとドライな感じです。

 で、いつもまぁ・・真夜中にテイスティングをしながらの夕食と摂る訳ですが、サラダとか、余り新鮮そうにも見えないカツオのたたきとか・・

「・・こりゃぁ・・どう考えてもマリアージュしないよなぁ・・」

と、絶望的な気持ちでこのシミジミ系仕上がりな1級レ・プラント2014年を口内に入れると、あら不思議・・

「・・ん?・・滅茶美味しいじゃん・・意外にもマリアージュするんだ・・!」

 そうなんですよ・・食材に生かされた感じ・・と言うか、その逆に食材を生かす感覚がするんですね。


 むしろ、ルーミエさんのシャンボールなら、ある意味・・ワインだけで完結可能なんじゃないかと思うんですね。このセルヴェルのレ・プラント2014年は、勿論、

「探求して行くとちゃんと有ることに気付く」

のは間違い無いにせよ、

「食材に合わせた時の反応の仕方がビビットで美味しい!」

んですね。


 勿論、まだ完熟には至りませんが、今飲んでも納得の味わいです。・・やっぱりいいなぁ・・アミオ=セルヴェルのレ・プラント!しかも熟し始めの「エロティックさ」さえもシミジミと伝わって来ます。是非飲んでみて下さい!コンディションも良いです。2013年は飲めずにすみません・・が、2013年のルイ・ユエランには心を奪われた方も多いのでは?..因みに

「2013年と2014年シャンボール=ミュジニー・レ・プラント/アミオ=セルヴェルはセラー・トラッカーで91ポイント!」

付いていました。面白いですね・・海外のサイトでこのようなワビサビシミジミ系のシャンボールにちゃんとした評価をしているとは・・。ご検討くださいませ!



 以下は2015年のレ・プラントを3年前の2018年にご紹介させていただいた時のレヴューです。
-----
【このエレガンスは素晴らしい!!ドライなエキスから香り立つアロマの質の良さを感じてみてください!】

 もう時効でしょうから話してしまっても良いかと思うんですが、25年ほど前・・頃だったか、とても小さなインポーターさんと取引が有りまして、そこで扱っていたんですね。

「アミオ=セルヴェル・・安くて美味いよね。エクスクルーシヴ(専売権)、持ってるんでしょ?」

とnoisy が尋ねると、

「・・いや、ドメーヌに毎年出かけて行って交渉して仕入れるんですよ・・。すぐ売ってくれるんで・・。」

などと安易に思えるような答え・・。

 ブルゴーニュのワインの流通の厳しさを身にしみて感じていたnoisy にとっては、有り得ない答えだったので、

「そんなことじゃ・・ある瞬間からパタッと買えなくなっちゃうよ。」

と忠告すると・・

「・・そうですかね~・・」


 ACブルが千円台、シャンボール村名3千円台、1級レ・プラントやレ・シャルムが6~7千円、レ・ザムルーズ、クロ=ヴージョが9千円位だったと思いますが・・美味いし安いし、で、人気の高いレ・ザムルーズは華やかだがやや硬く、1級レ・シャルムは大柄でほんのり硬く、レ・プラントはほんのりトロリとした柔らかさ・・(その頃は水ようかんみたいなニュアンス・・などと言ってましたかな)が心地よくて、ドライで充実したエキスの味わいが大好きでした。

 もう、今のPCのデータにも載らない位、古い話しですが、案の定・・しっかり某社にエクスクルーシヴを奪われてしまい、入手できなくなってしまいまして・・その後、その小さな会社も閉めてしまいました。どうしてるかな・・彼。


 そんな想いの有るアミオ=セルヴェルですが、新規に日本の代理店になられた会社さんの価格を見て・・目の玉が飛び出るか!・・と思いましたよ。その頃はまだほぼ無名でしたが、倍以上の価格になっちゃいました。

「・・ほんと・・やるよね~・・」


 そうなってしまうと一気に醒めてしまいますよね・・モチベーションも。なのでそれ以来、ご紹介することは稀で、仕入れたとしても信頼できるブローカーから、出来る限りテイスティングをして納得の行く品質のものだけをご紹介するドメーヌになっています。


 懐かしくてね・・レ・プラント。村のほぼ中心に有る1級レ・シャルムの北東と南西に分かれて存在している「不思議なロケーション」の1級畑なんですね。

 大柄でパワフルなレ・シャルムにとても良く似て・・などと言いたいところなんですが・・似てない!・・それはちょっと違うだろう・・と言うような印象です。

 「ぶわっ」と幅広く口内に押し入ってくる感じのレ・シャルムに比べると、もっと幅は狭くてエレガント、そして柔らかいし果実感やスパイス感も穏やか。

「節操が有る」

と言うのが正しいかな?・・節度を弁えた感じ・・です。意外にもシャンボール1級は「派手な奴」が多いですが、その中で最も穏やかながら、「内に秘めた魂!」みたいなものを感じるんですね~。


「安いし、久し振りにレ・プラントが飲みたい!」

と思って仕入れてしまった訳ですが、懐かしくて涙がチョチョ切れそうになりました。穏やかだけれどちゃんとしてる・・それが実に良いんですよ。レ・クラのように強い芯が有り果皮の分厚さなどを感じさせてくれるものでは無いんだけれど、

「noisy が理想とする奥ゆかしいシャンボールの充実した味わい」

がちゃんと・・有ります。


 で、他のアイテムのように硬く無い・・いや、今はどうだか・・他のアイテムもしばらく飲んじゃいませんから断言はできませんが、

「2015年レ・プラント1級は、今飲んでもその良さを充分堪能できるタイミング!」

と感じました。


 まぁ・・肩身の狭い婿さんが造るシャンボール=ミュジニー1級レ・プラントは正にそんな味わい!・・・なんてお題でも付けようかとも思ったんですが・・そりゃ余りに失礼だろ!・・と、noisy も節操節度を少しだけ働かせました。美味かった!・・響く人もいらっしゃるかと思います。ブルゴーニュ好きに飲んで欲しい・・安いです!お勧めです!

シャトー・ヴァリ

シャトー・ヴァリ

フランス Chateau Vari シュド・ウェスト
● ボルドーに程近い南西地区のワインをご紹介します。ドルドーニュ河沿いに有るボルドーから40km圏内ですので、似た味わいですが、若干チャーミングになります。

 しかし、ワインの品質並みには評価されない地区でも有りますから、リーズナブルなワインが結構見つかる可能性を秘めており、このシャトー・ヴァリもそんな一本です。


【ドメーヌについて】
歴史:醸造学の資格を持つヤン・ジェスタンが1994年に購入。直後からテロワールを活かしたワイン造りを手掛けるためにシャトー全体の再構造化をおこなった。大地を耕し、栽培密度の増加、栽培時の葉の面積を増やし、厳しい剪定、グリーンハーヴェストをおこなう。ゴム式のプレス機や醸造用のバリックなどより近代的な設備をセラーに投資した。2009年から有機栽培に転向。所有22haのうち20-21haで生産。14.5haがモンバジヤック、5.5haがベルジュラック赤、1haでベルジュラック白を生産。 

【畑について】
栽培:リュット・レゾネ
土壌:石灰岩と粘土質

【醸造について】
圧搾:直接圧搾法
醸造:ステンレスタンク、バリック
熟成:ステンレスタンク、バリック


2017 Bergerac rouge
ベルジュラック・ルージュ

16112
自然派
赤 フルボディ
フランス
シュド・ウェスト
ベルジュラック
シャトー・ヴァリ

◆◆◆ヴィンテージ更新です!(以前のヴィンテージの画像を使用しています。)
■エージェント情報
メルロ70%、マルベック30%
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,580 (外税) 
【相当良いです。ナチュラル過ぎず、ピュアでクリーン!果実がしっかりで渋く過ぎない、しかもアヴァンギャルドでは無い・・正しい在り方のボルドータイプです。】
 メルロの深い味わい・・土臭く無く、シャバくない・・果実をしっかり持ったミネラリティの支えがしっかり有る、美味しいボルドータイプです。

 メルロに加え、華やかなカベルネ・ソーヴィニヨンを少々入れているようですので、よりバランスに優れます。

 自然派の造りではありますが、ビオに寄った感じでは無いですね。近代的な設備で、クリーンに仕上げるようにしているようですが工業品臭くは全く無く、葡萄そのものの力を感じますので、相当に頑張っていらっしゃるんじゃないでしょうか。

 サンテミリオンからは直線で35キロメートル位でしょうか。東京から群馬の入り口位までと同じくらいかな?・・と思います。サンテミリオンやポムロールの深~~~い粘土感は余り無く、少し砂が多いのかもしれませんで、そんなニュアンスが有りますし、味わいのバランス的には、石灰の下支えが結構に有るので、ボルドータイプでは有りますが、ブルゴーニュワインに近いバランスと感じられるかもしれません。

 飲まれてみたら・・

「・・あら・・これで充分じゃない!」

となってしまうとワイン屋泣かせの存在になってしまうかもしれませんね。美味しいので是非飲んでみてください。お勧めです。


2018 Bergerac Blanc Sec
ベルジュラック・ブラン・セック

15848
自然派
白 中口
フランス
シュド・ウェスト
ベルジュラック
シャトー・ヴァリ

■エージェント情報
品種:セミヨン60%、ミュスカデル20%、ソーヴィニョンブラン20%
 画像は以前のものを使用しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,580 (外税) 
【あの深淵なるシャンパーニュを醸すエルヴェ・ジェスタンの弟さんのワイン!カジュアルでリーズナブルでピュアです!】
 兄のエルヴェ・ジェスタンさんとは、やはり似た感じがしますよね。高価だが凄いシャンパーニュを造る兄とリーズナブルなワインを提供してくれる弟。どちらもナチュラルでピュアなワインでは有りますが、歩む道が近いようで遠くも有り、ちょっと面白いな・・と思ってしまいました。

 シャトー・ヴァリの赤も安いのにしっかりしていて、安定した人気で動いています。ようやっと白もご案内できるようになりました(・・と言うか、単にコラムを書いてなかっただけですが。)

 ボルドーで使用される白系品種を使用した、とてもピュアな味わいです。自然派を強く意識はさせませんが、ナチュラル系では有ります。

 セックですのでさほど辛くは無く、しかしセックと言うほど甘くは有りませんので、一応「中口」とさせていただきました。

 目の詰まった感じのテクスチュアから、瑞々しい白・黄色の果実がひょっこり出てくる感じです。ほんのり柑橘も混じります。すごくは決してないものの、重く無く、軽く無く、辛く無く甘く無い・・まさに中庸なタイプであることを感じさせてくれます。余りこの位の価格帯のワインはご紹介していないんですが、無い訳では無いんですよ。ご検討くださいませ。

 

ドメーヌ・ボワジェ・フレール

ボワジェ・フレール

フランス Domane Boigey Freres ブルゴーニュ
● もう新しいドメーヌが生まれる下地が無い・・と思われていたヴォーヌ=ロマネの村に、何と新たに「ドメーヌ」が生まれました。その名も「ドメーヌ・ボワジェ・フレール」。どうやら一世を風靡した「ドメーヌ・マニエル・ノワロ」の血筋のようで、ノワロ家に嫁いだ姻族の継承者がフェルマージュで貸していた畑の契約終了と共にドメーヌを設立したようです。

 マニエル・ノワロは・・そうですね、PKさんの「バーガンディ」の格付けによりますと、「4つ星ドメーヌ」ですから、相当に高い評価を受けていました。比較的濃密で、

「ヴォーヌ=ロマネ1級レ・スショ」
「ニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ダモード」

が有名で、エシェゾーも持っていました。ですので・・間違いないですね。

 4つ星ドメーヌを事実上分割買収・・と言うか、分割相続したような形になるのでしょう。(実際はマニエル・ノワロはリシャール・マニエールとして残ってますが・・)まぁ・・そうじゃないと至高の「ヴォーヌ=ロマネ」の畑からワインを産するドメーヌを始めることは不可能でしょう。

 ただ、マニエル・ノワロはクラシカルだが比較濃密で綺麗なワインを造っていましたが、新樽使用率が低く、90年代過ぎには余りその名を聞かなくなってしまいました。時代に乗り遅れた・・と言うか、自身の味わいを崩したくなかったんでしょうね。そしていつしか忘れられた造り手になってしまったのかな・・noisy も「飲んだことがある(多分・・何となく)」程度ですので詳しいことは言えません。

 ファーストヴィンテージの2019年は、A.C.ブルゴーニュ、ヴォーヌ=ロマネ・レ・ジャシェ、ニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ダモードの3アイテムです。

「・・なるほど・・クラシカル・ナチュール?・・と言うべきかなぁ・・近いのは・・シルヴァン・カティアール?・・でもそこまで大げさじゃない・・1級ダモードはセシル・トランブレイっぽさもあるかぁ?・・でもそこまで樽は掛けてない・・まだとらえきれないが、でも合格点以上は間違いない」

 レ・ダモードは流石でした。PKさんも、バーガンディではまず、レ・スショとレ・ダモードを上げていました・・エシェゾーはスルーしてましたが・・(^^;;

 飲んだ感じは、「ナチュール」を基本にしているけれど、So2 は回避しない・・安全な造りだと思います。最もナチュラルに感じたのはレ・ジャシェでしょうか。・・あ、レ・ジャシェは中々見つからないと思いますよ。ビゾ位でしょう?・・あ、そう言えばビゾもエシェゾー、持ってましたよね・・何か血縁でも有るのかな?などとも考えてしまいます。でもビゾほどはSo2を嫌いじゃないようにも思います。

 いずれにしましても、noisy も初の扱いになります。入荷は僅少ですが、

「ここは将来を見据えて!」

 何とか3アイテム全てテイスティングさせていただきました!・・なので赤字です。どうぞよろしくお願いいたします。


 ヴォーヌ・ロマネ村に1850年より続く屈指の名門「ノワロ家」の最終継承者となった二人姉妹のうち、ボワジェ家と婚姻を結んだ長女ルシエンヌ・ノワロが相続した、選りすぐりの名区画。当時の諸事情により、長らくは次女エレーズが嫁いだ「マニエール・ノワロ」(現「リシャール・マニエール」)にフェルマージュ賃貸していましたが、ルシエンヌの二人の息子たち、同村の「モンジャール・ミュニュレ」等でワイン造りに従事していたオリヴィエとギヨームの兄弟は、2017年、フェルマージュ契約期間の満了とともにすべての畑を回収し、満を持して自身のドメーヌを設立することを決断。翌2018年、世代交代に依らない同村の純然たる新ドメーヌとしては極めて久しぶりとなる、「ドメーヌ・ボワジェ・フレール」が誕生しました。

 「先祖が遺してくれた大いなる遺産を、私たち自身の手で開花させる時がようやく訪れました。私たちはブルゴーニュワインに携わってきたすべての先人たちを敬い、ブルゴーニュの伝統的精神に則ったワイン造りを実践していきます」。
「小さい頃から畑の中で育ってきたので、環境保全とサステナビリティに高い関心を持っています」

 という兄弟は、畑の回収直後から、それまでのリュット・レゾネ栽培を発展させる形ですべての化学肥料と農薬の使用を停止。2021年にはHaute Valeur Environnementale(高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得する予定です(現在申請中)。また将来的には、セレクション・マサル(マス選抜)の実施も予定しています。
 醸造においては、SO2以外の添加物を使用しないことをフィロソフィーとしています。「多種多様な添加物を使って、“今風の濃い味わい”のワイン造りを薦めてくるエノログ達の言うことは一切聞かないようにして(笑)、とにかくワインから目を離さずに、ナチュラルに醸造します。SO2も必要最小限しか使用しません」。
 ファーストヴィンテージの2019年は彼らが目指した通りの見事なクラシック・ブルゴーニュで、薄旨、艶やか、エレガント。これぞブルゴーニュという味わいです。「ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・シュショ」と「ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ブード」は2021年ヴィンテージから、「エシェゾー」は2022年ヴィンテージからのリリースを予定しています。
 たくさんのラグビー仲間がいる陽気なオリヴィエ(写真上)と、山(トレイルランニング)を愛するはにかみ屋のギヨーム(写真下)。2人とも、畑仕事で鍛えられた、傷だらけのグローブのような手をしています。貴族的な生産者が多いと言われるヴォーヌ・ロマネ村にあって、ひとりの人間としても深く共感できる兄弟です。


2019 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

16060
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ボワジェ・フレール

■エージェント情報
 ヴォーヌ・ロマネ村内のリウ・ディ「レ・ロジェ」に1ha。平均樹齢40年のVV。収量は40hl/ha。ステンレスタンクでアルコール発酵後、新樽率20%でマロラクティック発酵&14ヶ月間樽熟成。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,780 (外税) 
【ドメーヌ・ボワジェ・フレールのベースのキュヴェは、ヴォーヌ=ロマネ村のA.C.ブルゴーニュ!クラシカル・ナチュール!?】
 「なるほど・・」と思わせるA.C.ブルです。まぁ・・言っちゃえば・・普通です。でもやはりそこはヴォーヌ=ロマネですから・・

「ヴォーヌ=ロマネっぽさ」

はしっかり有ります。

 オー・ジャッシェのコラムにも書きましたが、どこか1級レ・ショームに似たようなニュアンスでした。このA.C.ブルも、レ・ショームを少し軽くしてエレガントさに振ったようなニュアンスに感じます。

 上級キュヴェのオー・ジャッシェや1級レ・ダモードに比較しますと・・

「時間が不足」

しているのがハッキリ判る状態でして、2~3カ月の休養と熟成が必要な感じですね。

 やはり「クラシカル・ナチュール」と言う言葉がピッタリだと思いますが、抽出を強くしない結果生まれるエレガントさと、ヴォーヌ=ロマネのワインが持つ柔らかい酸が見せるエレガントさが、この表情を生んでいるのでしょう。

 勿論、集中感は上級キュヴェには及ばないんですが、2~3カ月の休養が与える変化と言うか、成長はかなりのものが見込めます。

 新生マニエル・ノワロ・・・いや、ドメーヌ・ボワジェ・フレールを飲んでみるには良いアイテムかと思います。

「ヴォーヌ=ロマネのA.C.ブルが3千円代?」

は、あのフランソワ・ラマルシュ(ニコル・ラマルシュ)がリリースしてくれていましたが、この先はもう真っ暗闇です。なので、

「ボワジェ・フレールが唯一リーズナブルなヴォーヌ=ロマネのA.C.ブル!」

と言うことになるんじゃないでしょうか。

 甘さに頼らない非常にドライな味わいで、将来的にはエレガントに艶やかに香ってくる・・そう言えば、何となくラマルシュのA.C.ブルにも似た部分は感じますよ。ラマルシュの方が、

「リリースが遅い」

分、しっかり落ち着いて成長していますから、もし、ラマルシュの代替をお考えでしたら、来年の1月以降に飲まれるとほぼ正当な比較になるかと思います。noisy 的には、この夏過ぎ辺りから大分良くなると想像しています。是非ご検討くださいませ。

ガニャール・ドラグランジュ

ガニャール・ドラグランジュ

フランス Gagnard Delagrange ブルゴーニュ
● 「往年のガニャール・ドラグランジュ復活か?」と言いたくなるほど、2018年のガニャール・ドラグランジュは素晴らしいです!・・ちょっと涙がチョチョ切れてくる美味しさ!・・いや、それは昔のガニャール・ドラグランジュを知る人だけだとは思いますが、それでも、

「ニュー・クラシカル!?」

と言いたくなるような・・まったく「押しつけがましくないピュアな美味しさ」を感じさせてくれるシャルドネとピノ・ノワールに仕上がっています!

 特に「シャサーニュ=モンラッシェ1級ブードリオット・ブラン」・・・これはもう、すっげ~美味しいですよ。シャルドネ好きが絶対に喜ぶような見事なバランスです。ご検討くださいませ!

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 ガニャール・ドラグランジュをご紹介します。ガニャール・ドグランジュは当主のジャック・ガニャールさんが亡くなられましたので、2008年が彼の最後の作品になりました。

 現在は近親のブラン・ガニャールとフォンテーヌ・ガニャールへ畑を徐々に譲渡しているようですが、古木から生まれる正にブルゴーニュ的クラシカルな味わいは、懐かしくも有り、惜しくも有り・・飲むとついつい、センチメンタルな気持ちにさせられます。

 しかしながら、むしろ最近はこのようなクラシカルな味わいのブルゴーニュは絶滅している・・と言って良い状況でして、改めて飲んでみると・・

「・・いや~・・派手さは無いけど、シミジミ美味しい・・」

と思われるんじゃないかと思い直しています。 


 noisy の店でもルイ・ユエランがあれほどに支持されたのには、あんな「シミジミ伝わる美味しさ」にほだされたお客様が多い・・と言うことなのかと思うんですね。

 それに、ガニャール・ドラグランジュのワインも全く変わっていない訳では無く、徐々に近代的な造りの方に引っ張られていますので、大昔のガニャール・ド・ラグランジュの味わいとも異なっています。

 それはどういうことかと言いますと近代的な造りは、

「過度の空気接触を避ける」
「過度のピジェアージュ、ルモンタージュをしない」

こと等によりピュアなフレーヴァーを失わないようにするような側面が有りますが、徐々にそちらに寄って行っていると感じます。

 なので、以前よりも大幅にピュアになっています・・が、過渡期と言うか、徹底していないことによるのか判りませんが、

「良い感じに中間的な味わいになっている」

ものでして、なので余計に


「シミジミとした美味しさが伝わってくる」
「ピュアなのにブルゴーニュ的なエロスがノーズをくすぐる」

と言う、嬉しい状態にもなっているんですね。


 ドメーヌ・ガニャール・ドラグランジュがいつまで存続するのかは微妙ですが、こんな「シミジミエキスのエロストッピングワイン」、是非飲んでみていただき、以前のブルゴーニュワインが持っていた表情を想像してみていただきたいと思います。


■エージェント情報
 ドメーヌ フォンテーヌ ガニャールの当主リシャール フォンテーヌ氏の義父である故ジャック ガニャール氏が当主として運営していましたが、惜しくも2009年7月に享年80歳で他界され、現在はリシャール氏と、ドメーヌ ブラン ガニャールの当主で同じく義理の息子にあたるジャン マルク ブラン氏の助力の下、ジャック氏の奥様がドメーヌを引き継ぎました。

 2009年ヴィンテージの醸造においては、特にジャン マルク氏の息子であるマルク アントネー氏が中心となって行っており、ジャック氏は醸造に携わっていないので2008年物がジャック氏の造った真のラストヴィンテージと言えるでしょう。

 1960年からワイン造りをしていた故ジャック氏の畑は約2haと非常に小さいですが、その多くは樹齢50年以上の古木です。しかし、畑は年々フォンテーヌ ガニャール、ブラン ガニャールの2つのドメーヌに譲渡されていっており、近い将来、すべて譲渡する予定のようです。手摘み収穫後に白は低温浸漬してアロマを出し、樫樽で16~18ヵ月間醸造。赤は除梗後に2~3週間かけてアルコール醗酵をさせ、樫樽で16~18ヵ月間熟成させます。ドメーヌ フォンテーヌ ガニャールのワインは瓶詰前にフィルターを掛けていますが、ガニャール ドラグランジュのワインはフィルターを掛けていないのでよりタニックな仕上がりになっています。


2018 Volnay 1er Cru Champans
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・シャンパン

16027

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォルネイ
ガニャール・ドラグランジュ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。1級区画シャンパンの北側に位置する1980年に植樹された区画で小石の多い赤土土壌。光沢のある綺麗な 色合いで、ブルーベリーやイチゴのアロマ、スパイシー&タニックですが口当たりは非常に柔らかく、果実味、酸味共に豊かに感じられるワインです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,380 (外税) 
【ヴォルネイ新時代の世の中に、変わらない美味しさ、裸の1級畑「シャンパン」のピュアな側面を教えてくれる素晴らしい出来の2018年です!】
 色はどうでしょう?・・今回も、色調補正をしていないので、「やや緑が強い図」になってしまってはいるんですが、

「滅茶活き活きとしている感じ!」

が見て取れないでしょうか?


 そうなんですよ。滅茶ピュアです!・・素っ裸のヴォルネイ=シャンパンの姿がそこにあります。最もおそらくポマール寄りの位置だと思いますので、南のカイユレ的粘土が少ない場所だと思うんですね。

 シャンパン特有の白さも、滅茶強い訳では無く、しかしノーズには確実にそのミネラリティ由来のアロマが漂います。

 そもそも新樽率が低いので、ワインは・・ちゃんとエルヴァージュされれば、ピュアな方向に向かうはずです。2017年を除く・・この何年かは、エルヴァージュの不活性と葡萄の手入れが思うように行かなかったのでしょうね。

 しかしながら2018年ものは密度が高く、熟度もピッタリで充実した果実を美しくピュアなピノ・ノワールの姿に昇華出来ていると感じました!しかも価格は・・こんなですよ。今一番リーズナブルで、しかもフレッシュさとピュアさが活き活きと感じられ、二次発酵とエルヴァージュでほんのりと滑らかにされた、素のままのレ・シャンパンを味わえます。

 勿論ですが3~5年の熟成で、フレッシュさの残る活き活きとしつつ適度な熟成をした味わいになりますし、8~12年でほぼ完熟に近い感じで、非常な滑らかさからの素性の良いブケを味わうことも可能でしょう。14度以下で保存されれば20年以上も持つと思います。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【ヴォルネイ・シャンパンの石灰の白さ!・・しっかり伝わって来るピュアな味わいです!頑張って価格も出しましたので、この機会に是非!】

 今やヴォルネイ1級シャンパンも結構な価格になってしまいましたから、そうそうに手は出せないのがつらいところですよね。

 昨年の2016年ものの時は飲めませんでしたので、今回は何とか間に合わせました。何せこのところは10何アイテムも有るようなドメーヌものが連続していましたので、テイスティングのアイテムも、非常に多く・・noisyも困難な時期を迎えているんですね。

 で、このガニャール・ドラグランジュのシャンパン、飲ませていただきました。本当に久しぶりです。

 ですが、一口すすった瞬間から、

「お~・・シャンパン!・・そう、これこそヴォルネイ・シャンパン!」

と言うようなイメージがポンと浮かんでくるような、見事な仕上がりでした。


 PKさんは、

「ヴォルネイ・シャンパンはポマールに似たタニックな味わい」

とその著書で言ってましたが、noisy 的には全く意にそぐわないご意見でして・・何だかな・・と常日頃思っていた訳です。


 確かに、逞しく見事に深いダンジェルヴィーユのシャンパンには、もしかしたら「その気」が有るかもしれませんが、それはおそらく違います。

 白いミネラリティに満ち、むしろシャンボール的な石灰感が多く、シャンボール的な強い果実感では無い、エレガントな優しい果実感がむしろピュアな果実を感じさせてくれると言う・・感じですね。

 そこに2017年のガニャール・ドラグランジュの、何とも艶めかしい「絶メシ感」や「シミジミ感」、そしてオフコースの、

「さよなら~、さよなら~、さよなら・・あぁ・・」

と言うようなノスタルジックな味わいが響いて来ます。

 まさに「素のヴォルネイ・シャンパン」の味わいを見た気がします。超美味しいので・・是非!・・飲んでみて下さい。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【ヴォルネイのトップ・クラスの1級畑レ・シャンパン!現ガニャール・ドラグランジュの赤の最高峰です!】

 すみません・・テイスティングが間に合いませんでした。飲むつもりでおりますので、時間が有れば後々、レヴューを掲載します・・・と言って書いた試しは無いんですが、実はそんなワインはほとんど後で飲んではいるんですよ。書いてないだけで・・。

 ガニャール・ドラグランジュの赤は3~5年置かないと・・と言うようなイメージでいたnoisy では有りますが、2016年ものは・・早くから大丈夫な可能性が大です。やはり変わって来ているんですね。フォンテーヌ=ガニャールの大躍進には驚きを隠せませんし、言ってみれば・・トラペも、セラファンも、そしてこのシャンパンの最高値と言っても良いダンジェルヴィーユも・・この何年かの短い間に大きく変わりました。

 ダンジェルヴィーユに限っては、その良化、大躍進の年は2008年頃だったと思いますので比較的早いですが、トラペ、セラファン、あ、そうそう・・デゾネイ=ビセイもそうですね。この2~3年は物凄いです。

 ダンジェルヴィーユの1級レ・シャンパンは滅茶旨いとしてももう、限り無く2万円ですからそう簡単には飲めないワインになってしまいました。

 しかし、ガニャール・ドラグランジュのシャンパンはまだまだリーズナブル。しかも2016年の他のピノ・ノワールの仕上がりを見ると、ガニャール家筋の若手の影響でしょうか・・早くから美味しく飲めるようになっています。是非挑戦してみてください。

ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

ディディエ・ダグノー

フランス Domaine Didier Dagueneau ロワール
● 2018年ものを中心に入って来ましたディディエ・ダグノーです。このところベンジャマンが造り出すワインは、以前のような「クリスタルの殻」に閉じこめられたかのような、テッカテカで滑らかなテクスチュアは本当に素晴らしいけれど、熟すのに時間が相当掛かる・・と嘆くようなものから脱出、やはりベクトル変換をしたかのような・・それでもミネラリティの総量は以前と全く変わらない・・各要素を外向きに、得やすくなったような「柔らかさ」も身に着けています。

 2018年もののブラン・フュメ各種の出来は見事なものでした。ただミネラリティだけが目立つのではなく、おそらく2015年頃までのものが見せたクリスタルの塊が持つような硬さを、かなり細かく砕いたようなイメージで、様々な表情が出現しやすくなっています。

 例えばあの「シレックス2018」は、それこそ抜栓直後は硬さを見せるものの、3~4日で官能的な柑橘フルーツのアロマをポンポンと振りまき、味わいも膨らみも、

「美味しく飲める!」

と感動するようなタイミングが有ります。そして、また数週間掛けて収縮と膨張を繰り返しながら徐々に全開放に向かってくれます。

 これはもうとても感動的です。タイミング良くNoisy wine にご来店された方は、ドライバーの方は除き、テイスティング出来ましたので・・もうグラスをいつまでも離せないような状況になってしまいました。それほどまでに感動的なアロマが店内の空気を彩っていました。申し訳なかったのはドライバーさんで・・香りは嗅げどその本体には触れられない・・と言うお預けを喰ってしまった訳です。

 今回はバックヴィンテージ、サンセールを除き全アイテムのテイスティングをさせていただきました。上記のシレックスの振る舞いは、他のロワールのキュヴェも同様です。

 また、バビロンのセック、モワルー2016も飲ませていただきました。いや・・

「激旨!」

です。セックの美味しさもさることながら、モワルーの美味しさには感動しました。

 まぁ、ワインファンは迂闊にも甘さの有るワインへの恐怖?畏怖?みたいなものを持っているようですが、これ、飲んだらそんなものはすっ飛んでしまう事、請け合いです。

 また、ダグノーのシレックスは、海外メディアは良いところ、94ポイント止まりです。アドヴォケイトは2018年ものシレックスを93ポイントと評価しているようです。

 しかし、以下の評価を見ていただければお判りになるかと思いますが、残念ながら彼らはダグノーのワインをちゃんと理解は出来ていないと思います。

2015 Blanc Fume de Pouilly Silex Domaine Didier Dagueneau

 94 Points 2018-2025 / Andrew Jefford Decanter.com January 2018
 17.5/20 Points 2017-2027 / Richard Hemming MW JancisRobinson.com July 2017

 デカンター誌は94ポイントとまぁまぁ・・では有りますが、飲み頃を2018年から2025年としていますし、ジャンシス・ロビンソン・コムでは17.5ポイントで2017~2027年と、直近の10年間の飲み頃予想です。

 言わずともお判りいただけるかと思いますが、この期間に美味しく飲める幸せな時間を得られる人が、本当にいるとしたら・・それは奇跡でしか有りません。特に2015年ものはまだ今のようにはリリース直後の柔らかさを身に付けていなかった時期でもありますから。

 本当のことを知ったら、もしくは経験されたら彼らもビックリすることになるかと思っています。少なくとも、この10年しかないとした寿命の間は、一気に飲むのではなく、長い時間を掛けて楽しむか、思いっきり開かせる努力をし、ワインのご機嫌が良い時に飲む・・みたいな、ワイン主体の飲み方をされると良いかと思います。

 本来はやはり(リリースから)10年経過してから・・ようやく開いてくるワインたちです。勿論ですが、まだ硬い時期にマリアージュで美味しく飲むことは可能です。

 この素晴らしいワインを是非、ご堪能いただきたいと思います。


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 フィネスさんもののディディエ・ダグノーです。(造り手別ページには、違うエージェントさん輸入のダグノーも一緒に掲載されます。ご注意ください。)

 2017年のダグノーは、今のところは定番の「ブラン・フュメ」のみのテイスティングですが・・いや~・・ぶっ飛びました!・・近年稀に見る出来栄えです!

 と言うよりも、ドメーヌ・ディディエ・ダグノの先代の時代から、始まって以来かもしれないと感じています。

 何せ、あの滅茶滑らかなクリスタル風テクスチュアと膨大なミネラリティはそのままに、

「果肉を思わせるかのような柔らかさと起伏」

まで、感じさせてくれるんですね。


 そして、超高質なソーヴィニヨン・ブランのアロマティックなアロマに・・ノックアウトされてしまいます。

 ところが皆さん・・事件です。ディディエ・ダグノーならではの昔風のA.O.C.(A.O.P.)表記、「ブラン・フュメ・ド・プイィ」が無くなりました。その理由は・・まぁ、裏に貼られているエチケットにも何やら書いてあるようですが・・エージェントさんの資料はこんなようになっています。

 2017年は春から日照量が多く暖かかったが、4月末に降りた霜で大きな被害が出てしまった。夏は暑く乾燥したので葡萄の出来自体は素晴らしかったが、霜害の影響で収穫量は約60%減となり、特に被害が甚大だったビュイソンルナールはワイン自体が造れなかった。

 ワインの出来は素晴らしく分析上も完璧に近かったが、アペラシオン認証を得るための試飲で揮発酸が多いという指摘を受けた。もちろん分析上はリミットを超えてはおらず問題のない数値だったがそれでも認証が得られなかったので、サンセール以外はAOPを放棄してVindeFrance(ヴァンドフランス)としてリリースすることにした。馬鹿げたルールと固定観念に囚われた一部の人間の偏見はプイィフュメのアペラシオンのレベルを下げると感じ、このような制度に縛られていてはドメーヌのオリジナリティや信念、哲学を表現する本物のワインを造ることは難しいのでAOPから離れる決意をした。

「はぁ?・・揮発酸?・・そんなもん、検出限界でしょ!」

 ブラン・フュメからは全くそんなニュアンスは判りませんでした。仲間に揮発酸検知器とまで揶揄される noisy が言うのですから、それを嗅ぎ取ろうと思っても無駄な努力かと思います。

 原因は・・

「So2 の量を相当少ない限界まで減らした!」

ことに有ると思っています。


 心地良い幅のあるリアルなアロマが「すっ」と立ち昇り、そしてこの肉感的な柔らかさを硬質なミネラリティが物凄い量存在する中から感じさせてくれる訳です。

 これは正にSo2の少なさから感じさせる「全くネガティヴな要素の無い」表情です。


 2017年のダグノーの、他のキュヴェのテイスティングが非常な楽しみになっています。これは皆さん、ビックリすると思いますよ。リアルで柔らかな表情のダグノー2017年に乾杯!・・恐ろしいほど深い表情を是非ご堪能くださいませ。


 2008年に飛行機事故で早世した故ディディエ氏の跡を継いだ息子のベンジャマン氏は、葡萄の成熟を重視しながらヴィンテージごとの個性やテロワールをしっかり表現するワイン造りを行っています。畑の広さは約12haで土壌と環境を尊重し、父の故ディディエ氏が1989年から続けてきたビオディナミを引き継いでいます。畑の区画によっては馬で耕作を行い、出来る限り機械は使わないような栽培方法が採られています。

 葡萄は畑で選別作業を行いながら手摘みで収穫されます。醸造所の2階にある除梗機で100%除梗され、1階にある空圧式圧搾機でプレスし、地下のタンクへ葡萄果汁が運ばれます。この間の葡萄の移送はすべて重力によって行われます。そして醗酵前に果汁を冷やし、不純物を取り除くための澱引きを密に行います。樽でのアルコール醗酵には純正培養酵母が使われ、新樽と1~3年樽をそれぞれ25%ずつ使用。樽の種類も特注のシガールと呼ばれる300Lの樽とドゥミムイと呼ばれる600Lの樽を主に使用し、澱に触れる面積の違いによって味わいにも違いが出るようにしています。12ヵ月の醗酵、熟成後にステンレスタンクでアサンブラージュをしてさらに8ヵ月熟成させます。プイィフュメのすべてのワインにおいて同様の醸造が行われているので、各アイテムの違いはテロワールのみになります。









2018 Blanc Etc Vin Blanc
ブラン・エトセトラ・ヴァン・ブラン

16052
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
プイィ=フュメ
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

◆◆◆以前のブラン・フュメ・ド・プイィです。A.O.P.プイィ=フュメを取得しないため名称変更です。
■エージェント情報
 ソーヴィニヨン・ブラン種100%。牡蠣の化石が混ざる粘土シレックス土壌と石灰質土壌の2区画を別々に醸造してアサンブラージュする、ダグノーでは唯一の土壌が違う畑のブレンドワイン。グレープフルーツやすだち、はっさくなどの柑橘系風味が豊かでほんのり苦味も感じられます。以前に造られていた「ENCHAILLOUX(アン シャイユー)」に代わるものです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,980 (外税) 
【A.O.P脱出後に名前が無かった元アンシャイユ・・ブラン・エトセトラと命名です!
 ベースのブラン・フュメ・ド・プイィだったワインです。名前を新たに付けていただいて、

「ブラン・エトセトラ」

と成りましたのでお見知りおきくださいませ。エトセトラは実際には「エトセテラ」らしいんですが、混乱してしまいますので英語的に・・noisyも空気を読めるようになりました。

 非常に良いです。ドライで適度な膨らみが有り、ビターな余韻が柑橘フルーツのリアリティを高くしています。

 シレックス的でも有りますが、半分はもっと普通に石灰的なミネラリティだと思います。なので、クリスタル的・・に透明でも有りつつ、白っぽさがそこに乗っている感じです。

 勿論ですが、今から最大限美味しい時期を迎える・・なんてことは有り得ません。海外メディアのご重鎮たちは平気で「10年以内」などと言ってますが、余りに的を得ていないので、そのような雑音は聞かないようにしてください。

「何とか美味しく飲めるタイミングが比較的早い段階でも出てくる可能性が有る」

と言うだけです。


 もっとも、今までこのワインが大好きで、比較的早いタイミングで飲まれてきた方なら、

「・・滅茶美味しくなった!」

と思っていただけると思いますよ。


 ダグノーとしますと、単に畑の勝手にさせるだけ、葡萄が成りたいようにするだけ・・と言うスタイルでは有りません。

「そこに人間の関与が有って葡萄がワインに昇華する!」

と確信しながら、その道を極めようとしている様が見えて来ます。


 言ってしまえば、そもそも畑に葡萄を植えた時点で「自然に任せている」訳じゃ無くなっているんですね。禅問答みたいになってしまうので止めますが、それでもダグノーのビオは孤高のスタイルだと思っています。ご検討ください。ディディエ・ダグノーの意思を感じていただけるリーズナブルな「プラン・フュメ」の息子です。


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!これにケチを付ける INAO の方々の頭の硬さは、先代ディディエのシレックス以上。是非ともこの素晴らしいブラン・フュメのディテールに包まれてみましょう!】

 こんな時にこそ、以前のヴィンテージのものの写真を撮っておいて良かった・・と思うんですが、比較してみていかがでしょう?因みに、大きさのみの変更で、明るさや色合いの調整は全くしていません。そのため、少し暗い写真になってしまっていますがご容赦ください。

 淡く明るい緑の入った輝く黄色をしています。これにもし、それなりの量の揮発酸が出ていますと・・こんな感じには撮れません。もっと薄い茶系のグラディエーションがエッジに出てくるのが普通ですが、こちらはとても健全に見えるはずです。

 そうなんですよ・・もう、開けた瞬間から見事なアロマが飛び出して来ます。とてもピュアです。揮発酸については、嗅ぎ取ろうとさえしませんでした。そんなことは無意味なほどに仕上がりの良さが現れていたからです。

 そして、普段のディディエ・ダグノーのブラン・フュメの「硬さ」は無く、テクスチュアは見事なまでに滑らかでありつつ、フルーツの果肉のような起伏を口内で感じることが出来ます。こんなことは今の今まで、ディディエ・ダグノーのブラン・フュメに感じたことはありませんでした。

 なので、

「1カ月掛けて飲んでね・・」

のように言っておりましたが、2017年ものに限っては、どうやらその心配は無いようですよ。


 何せINAOさんがプイィ=フュメのアペラシオンを許可しなかったそうですから、他のキュヴェも同様なはずです。すでにテイスティング済みのフィネスさんの担当さんにも確認しました。

「いや~・・どのキュヴェもとても美味しいんですけどね・・認可が下りなかったそうですよ。サンセールだけは下りたのでA.O.P.を名乗ってますが、他はヴァン・ブランです。今までに無く柔らかくて美味しくて・・」

とのことで、それもまたnoisy が受けた印象と全く同じでした。


「それ・・So2 の使用量が滅茶低いんだよ・・」

と伝えておきましたが、この活き活きとしたディテールの素晴らしさは感動ものでした。


 ただし・・ど~も数が無いようでして、しかも2017年のビュイッソン・ルナールについては日本未入荷で、今のところ造ったのかどうかも判らないそうです。


 劇的に美味しくなった・・生まれ変わったと言って良い、ディディエ・ダグノー2017年でした。ベンジャマンとシャルロットも、さらに前進すべく、頑張っているのが判る危険性の無い2017年です。

 あと、このように酸化防止剤の少ないワインは、やはり熱や温度変化への耐性は低くなりますので、温度管理をキッチリして、お楽しみください。素晴らしい2017年!是非ご堪能くださいませ!ブラボー!

 


 以下は以前のレヴューです。
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【割り当てが少なくて飲めませんでした・・が、2016は凝縮した密度の高い味わいのようです!】

 2016年は少なくてもしょうがないですよね。淡くて軽い味わいの年かと思いましたが、ピュル・サン、シレックスと飲ませていただき、そのピュアなスタイルは全く不変、テロワールの違いをも見事に感じさせてくれた素晴らしいヴィンテージだと思います。

 比較的早く熟すベースのワインですので、是非、開かせながら飲むような感じで楽しんでみてください。


 以下は以前のレヴューです。
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【ディディエ・ダグノーはベーシックなブラン・フュメ・ド・プイィでもこんなに美味い!2015年も超お勧めです!】

 いや~・・美味いですね~・・ピュール・サン2015年の方は敢えて時間を取って飲ませていただきましたが、こちらのベーシックなブラン・フュメ・ド・プイィ2015年は・・サクッと、三人であっと言う間に無くなってしまいました。

 ちょうど・・何と言うか、シレックス半分、ピュール・サン半分のミネラリティをやや緩くしたようなニュアンスで、しかしその緩さが有るからこそ「肉」が判るから余計に美味しい・・そんなイメージです。

 ただしこれも、コンディションを第一にお考えのフィネスさんのワインだからこそ・・かもしれません。勿論、2015年ものがそのように仕上がっている・・と言うことかもしれませんので、その判断は微妙では有ります。

 しかし、酷いコンディションのダグノーのワインも何度か口にしていますが、これがまた・・呆れた味わいになってしまってるんですね。

 流通が悪いのか、エージェントさんの扱いか、ワイン屋の性か、もしくはお客さんの保存や考え方の問題か・・様々な観点が思い浮かびますが、少なくともひとつ言えるのは、

「保存の温度が高過ぎる!」

と言うことでしょうか。


 そのため、ワインに積み重なった余分な積算温度が、美しいディテールだったものを壊してしまうんですね。

 でもまだそれは有名になった生産者で有れば、生産者の性にされることは少ないでしょう。しかし、そのコンディションの良く無いワインに対する矛先は、簡単に生産者に向かいます。

「この生産者はダメなんだ・・」

と単純に考えてしまうんです。


 そうなると、その情報は拡散され、真実ではない姿がネット上に溢れてしまいます。ディディエ・ダグノーも一時期・・そう、日本のネット創成期に、その憂き目に遭っていたんですね。


 なので、noisy も火消しに躍起になった記憶が有ります。

「そうじゃないんだよ・・」

と。


 この素晴らしい2015年のブラン・フュメ・ド・プイィも、さっさと飲み切って、非常に美味いです。

「ソーヴィニヨン・ブランと言うのは美味い白ワインなんだ!」

とも勘違いしてしまいそうです。


 しかし、この先何十年も寿命を持つワインです。出来れば1本でも、セラーで忘れた存在にしていただき、20~30年ほど経過したベーシックなブラン・フュメ・ド・プイィをご賞味いただきたいなぁ・・と思います。

 今回は余りいただけませんでした。追加できるかどうかは今のところ不明です。ご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです!
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【これで充分・・とも言えるキュヴェです!】

 もし、ディディエ・ダグノーの上級キュヴェを絶対に飲まない!・・と決めていらっしゃるのなら、もうこれ以上のプイィ=フュメは存在しないし、充分な満足感が得られるワインです。フランソワ・コタも素晴らしいですが、ナチュラルさではディディエを上回ったとしても、総体のポテンシャルでは届かないんじゃないかなと・・だから本当に・・充分なんでしょう。

 そして、このスタンダードなブラン・フュメ・ド・プイィは、ディディエ・ダグノーの全てのキュヴェの味わいを内包するようなアロマと味わいですから、

「ディディエ・ダグノーとは何ぞや?」

と言うような疑問にもたっぷり応えてくれる能力を持っています。下から上まで、しっかり旨いのがディディエ・ダグノーです。


 ですが勘違いしないでいただきたいのは、今飲んでいるこの「ブラン・フュメ・ド・プイィ」の今の味わいこそがこのワインの全てでは無いと言うことなんですね。今飲んでも滅茶美味しいです。昔のディディエ・ダグノーのように、パッキパキでは無いと言えます。なのでとても旨いんですよ。

 でもそれが全てでは無い・・歳を経る毎に深みを増し、表情は豊かになります。マンモス・ポテンシャルなプイィ=フュメなんです。


 そして、香りのスピードは速く、非常にピュアです。なんの穢れも感じない無垢な美しさを持っています。その上で、ナチュラル感もたっぷりです。柔らかさを増してきた2014年です。

 アロマはしっとりとスパイシーで、黄色や白い花の低域から高域までを感じられます。石灰系のミネラリティは比較的軽やかで、しっかり白い色とほんのわずかに黄ばんだ感じが伝わって来ます。

 中域も適度に膨らみます。何と言っても美しい酸がパレットに拡がり、ややマッタリとした濃密なエキスが舌の上で時間を掛けて解れて来ます。

 非常にドライですがエキスの旨みが素晴らしい・・非常に細やかですが、僅かに粒子を感じるような終盤から、ナトリウム系の崩壊感を伴う長い余韻・・まん丸なビターの粒子も感じさせながら再帰的に大きな構造をイメージさせつつの収束です。素晴らしいワインでした!

 残念ながら・・店を手伝っている我が息子は、ちょっとワインが美味しいと・・余り飲めないクセに、やや多い回数、グラスに注いで自分の分をしっかり確保してしまいますので・・(^^;; まぁ、noisy の健康のためを考えてやってくれているんだろうと思うようにしていますが・・ボトルの底にたどりつくのが非常に早いワインでした。

 旨い白ワインは赤ワインを凌駕してしまう・・とも思っています。勿論・・赤も大好きですが、こんなソーヴィニヨン・ブラン・・知らなきゃ大損だと思います。是非飲んでみてください。素晴らしいです!


2018 Pur Sang Vin Blanc
ピュル・サン・ヴァン・ブラン

16050
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
プイィ=フュメ
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

■エージェント情報

 ソーヴィニヨン ブラン種100%。粘土シレックス土壌で畑は醸造所から5km離れた所にある1区画の葡萄のみ使われます。シレックス(火打石)の大きさが小さく、雨が浸透しやすいので平均樹齢25年の木には繊細な葡萄ができます。パイナップルを連想させる果実味、辛口で酸が豊富、ミネラルもあり繊細な味わいです。その昔、この地方のソーヴィニヨン ブランで造られていたワインは「PUR SANG」と呼ばれており、ディディエ氏は歴史を重んじる意味でこのワインにその名を付けました。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,890 (外税) 
【シレックスに粘土を加えた土壌由来・・そのまんまの姿が伝わります。「これで充分!」だと心が言ってます・・】
 美味しいです!・・以前よりも確実にソフトさが加わったピュル・サンです。昔の「ガチガチ」な姿もじゃじゃ馬馴らし的楽しみが有って嫌いじゃなかったですが、ここまでふんわり感が有ると・・また伝わり方が変わって来ていると感じます。

 一般にはシャルドネなどの白葡萄は石灰の強い土地、ピノ・ノワールなどの黒葡萄には石灰+粘土質と言われます。このピュル・サンの畑に

「ピノ・ノワールを植えても面白いんじゃないか・・?」

とも思えます。

「いや、それにしては粘土は少ないかも?」

とも考えてしまいます。


 でも、シレックスやピュイッソン・ルナールを一緒に比較してみますと、それぞれの個性がハッキリ異なるのが判るんですね。ピュル・サンはやはりシレックス+粘土で、粘土由来の細やかな表情が加わっているのが良く伝わって来ます。

 なので、どこか黒葡萄っぽいイメージも同じように連れて来る感じで、よりコクが有り、より柔らかさ・・と言うか、包容力みたいなものを感じます。色も濃い目でしょう?・・ビュイッソン・ルナール2018は今までに無く、

「超繊細」

だと感じました。


 こちらも1週間以内のどこかで一旦解放に向かうと思います。noisy が飲んだ感じだと3日目位でしょうか・・保存温度にも寄ると思いますので、やはり最初の1週間は毎日少しずつだけ・・その後の3週間は2日置きに飲み、「今、とても美味しい!」と思ったらボトルアップするまで飲む・・みたいなパターンも良いですよ。

 だって、最初に白ワインを一口飲むのもマリアージュには良いでしょう?・・テイスティングだと最初に酸のしっかりした、ミネラリティがマンモスなものを飲んでしまうと、後の赤ワインが厳しいことも有りますが、お食事でしたら是非やってみてください。

 2018年、柔らかい起伏を手に入れたピュル・サンです。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【美しい淡い黄緑色をした気品高い絶ピュアな味わいです!】--以前のレヴューを使用しています。

 ダグノーのテイスティングは実に楽しい・・。

「超美味しい!」

としか思えない凄い味わいとアロマがノーズから、口蓋を通り抜けて脳髄までストレートに感じさせてくれます。


 皆さんはどうしても欲しい、飲みたいのはシレックスだと・・言いたいのでしょうが、noisy 的には、このピュル・サンの、「プイィ=フュメ」と言うアペラシオンをモリモリと感じさせてくれるのはむしろこっち・・と言う印象が有りますし、大好きなんですね。

 だって・・シレックスは確かに物凄いですよ。でも、「プイィ=フュメ」を感じさせてくれるまでには、物凄く時間が掛かるんですよ。若けりゃ2~3週間掛かっちゃいます。そして出てくる香りも物凄いんですが、やはりハードタイプでクリスタルなニュアンスです。

 しかしながらピュル・サンは、粘土の混ざった石灰土壌・・とは言ってもかなり石灰がキツイんですが、粘土のニュアンスがまた何ともエロティックなんですね。そして、

「物凄いソーヴィニヨン!」

と言うことに気付くまでの時間は、シレックスほどには長くは掛からないんです。それでいて、ポテンシャルがシレックスに劣るか?・・と尋ねられるとするなら、

「・・そう言い切ることはできない」

と答えるしか無いでしょう。


 例えば、テイスティング会などで、こんな若いダグノーをほんのちょっとだけ・・スプーン3杯ほどだけグラスに入れていただいたとしても、そのポテンシャルの高さゆえに充分に楽しめるはずですが、

「これをグラス1杯、2杯と重ねての食事は・・辛いよなぁ・・」

と想像してしまいがちです。10年ほど前までのnoisy なら、そう言ったと思います。


 しかし、今は結構に違います。美味しく飲む方法はいくらでも在ると。

 現に、この2016年のピュル・サンを開けた時、確かに開けたては、

「若いな~・・硬いし・・」

と言うような言葉が付いて出てしまいます。


 でも、たまたま夕食に出ていた季節ものの「瓜の漬物」にヴァレンティーニのエクストラ・ヴァージンを掛けて、ピュル・サンをいただくとどうでしょう。ま~・・最高に旨いですよ。

 瓜はまるで高貴なフルーツになってしまいますし、まだ幾分か残っている非常に細やかな渋みが消え甘みへと変化し、超絶に繊細な絹ごしのテクスチュアと甘美な白ワインの世界に大変貌してしまいました。

 いや~・・これはやってみて欲しいな~・・と思いますよ。そこに鶏肉かなんかを何とかしたものを添えて出されたら・・もう参ってしまいますね。大満足の世界を感じていただけると思います。

 えっ?・・なんかを何とかしたものって何だって?・・何でもやってみてください。noisy が言っている意味が良く判ると思いますよ。素晴らしいワインは、やはり食事をも引き立てるものです。それがマリアージュ・・。きっと、

「素晴らしいエクストラ・ヴァージンを掛けた季節の瓜は、ピュル・サンと似た構成をもしている」

と言えるのかもしれません。


 まぁ、キュウリじゃそこまで行かないと思いますが、色々試してみてください。お勧めします!少ないです。


 以下は以前のレヴューです。
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【2015年ものも非常に素晴らしいです!すでに親父を超えたかもしれません!是非とも飲んでみていただきたい、シレックスとも違うマール土壌由来の旨さです!】

 このマンモスなミネラリティの量、そしてその質の良さを、どれだけの方がご理解いただけているのかと思うと、涙がチョチョ切れそうになるnoisyです。

 そりゃぁ確かにシレックスは素晴らしい・・あのカッチカチのクリスタルなミネラリティ由来の目の詰まった味わいを一度知ってしまうと、その魔力に憑りつかれてしまうかもしれませんしね。

 20年近いもののシレックスの味わいは、さらにその上を行きますし、何より、リリース仕立てのシレックスを飲まれたとして、そのポテンシャルを感じていただけているかどうか・・いや、そんなことは飲まれる方の勝手ですからどうでも良いんですが、

「全体として綺麗なものほど、要素としての綺麗なものを隠してしまう」

ものですので、是非判って欲しいなぁ・・と思う次第です。


 同じようにこのピュール・サンもしかりです。ミネラリティの組成・出方はまるで違うようにも見えますが、ヨクヨク見てみると、肉がしっかり感じられるのがこのピュール・サンなんですね。

 以前にも「1カ月掛けて飲んでみて!」などと書いていましたが、若いピュール・サンは抜栓後1週間で、もしくは2週間でかなり変化して来ます。これがまた非常に美味い・・訳ですね。

「・・えっ?・・毎日とか、一日置きとかで飲んでてワイン、悪くならないんですか?」

と、随分聞かれました。


 まぁ、強制的に酸化させる行為ですから、決して褒められたものでは無いんですが、少なくとも美味しさは判りますし、続いてそのポテンシャルにも気付かされる訳です。

 そうなって来ますと、ワインに対する感じ方も大きく変化するんですね。なので、そんな飲み方を提唱したんですね。


 今回のピュール・サンは、ほぼ1週間掛けて楽しませていただきました。5日目位からは表情も豊かになり、旨味も増え、非常に美味いです。親父を超えたかも・・しれません。


 また今回は珍しい「マグナム」もいただきました。是非ご検討くださいませ!素晴らしいピュール・サン2015年です!


 以下は以前のレヴューです。
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【マール土壌のピュル・サン!非常に旨いです!】

 noisy も大好きなピュル・サンです。でも何故か人気はイマイチのようで・・非常に残念です。今回はしっかりテイスティングさせていただき、写真も撮りましたのでご覧くださいませ。

 本当にもう大分前になりますが、このピュル・サンも1カ月掛けて飲んだことが有ります。抜栓直後はもうパッキパキに硬質で、ミネラリティは超マンモス級、美しい伸びやかな大量の酸が、このワインのハイポテンシャルを物語っていました。

 しかしながらちょうどインターネット時代の幕開けで、ブログと言うものが流行り出した頃、ワインファンの方々が、

「こんなワインを飲んだ」

とブログにアップし、飲まれた感想を書かれていたんですね。


 勿論それまでもコンピュータ通信(古っ!)の会議室で・・そう、ニフティサーブとか・・NECは何だっけか・・忘れちゃいましたが、このワインはどうだ、あそこの店は安いがコンディションが・・とか、ワインファン同士のつながりや情報交換は有ったんです。

 でも、ブログはどちらかと言うと、まずブログ主の一方的な主張から始まりますから、それに対して意見が有れば書き込めば良いにせよ、書き込んだ情報はさほどは目立たないものです。

 で、ディディエ・ダグノーに関してもそのようなブログで紹介され、

「世の中で言われるほどは凄く無い」

とか、

「余り美味しく無かった」

と言うような情報が氾濫し、定説となりつつ有ったんですね。


 まぁ、それは違うだろう・・とは感じていたものの、ワインの保存環境とか、どこで購入されたかなどにも寄る訳ですから、頭からの否定も困難・・これはどうしたものかと思っていた訳で・・


 やはりワイン屋とすれば、正確な情報を提供しないといけないと・・それにはやはり、しっかりしたテイスティング能力を持ち、伝える相手に判ってもらえるような表現力も無いといかんと・・その上でのお客様へのエデュケーションも必要だろうと・・感じた訳です。

 まぁ、そうは言ってもニッチな商売のニッチな店ですから、全ての方に対して満足できるようなワークは出来ないので、少なくとも自身のお客様向けには正しい情報を持って、共に成長できるようなつながりを持ちたいと思ったんですね。

 で、そんな一環の中で、

「ピュル・サン1カ月掛けてテイスティング」

を実行した訳です。


 空けて2週間もすると、だいぶ状況が変化してきました。驚くのは、酸化に対しての耐性の強さです。ほとんど酸化した臭いが無いんですね・・。石灰系ミネラリティが大量にあることが、そのポイントなのかと思います。

 そして4週間の間に、どんどんと要素が出て来ました。非常に細やかな表情には果実感がしっかり有り・・と言うよりも、その一粒一粒の粒子がそれぞれ果実のニュアンスを持っているので、群生しているようにも感じられる訳です。素晴らしい!・・の一言でした。

 4週間後には液体は無くなってしまいましたが、その後2~3カ月の間、コルクを逆刺ししたボトルの中の香りは、果実感がしっかり有り、素晴らしいアロマを放っていたものです。


 そんなことを書いたコラムもどこかにあるかとは思いますが・・もう探しきれません・・(^^;; ワイン屋と言うより駄文筆業に近い何でも屋が本業です。


 で、他のコラムにも書きましたが、以前より確実にテクスチュアはソフトになり、頑なさは引っ込んでいますので、今飲んでも非常に旨い・・です。

 勿論、こんなもんじゃぁ無いんですよ。とんでもないほどのポテンシャルを感じます。

 このピュル・サンは泥灰土土壌・・ワインジャーナリズム的には「マール」なんて言ったります。粘土質の土壌に方解石が混じったものですね。方解石は河などで流され堆積した石灰質です。ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌに良く見られ、シャルドネの生育に最適と言われています。

 しかし、この石灰の量的ニュアンスは「モンラッシェ級」で有って、単に「コート・ド・ボーヌ」と言ってしまうと間違いかと思います。少なくともグラン・クリュ並みと形容すべきでしょう。

 その量もさることながら、高質さも同様にグラン・クリュ並みです。マール土壌には小振りな「シレックス」が多く堆積していますんで、そのミネラリティと取り込んでいるのかもしれません。

 柑橘系の果実がたんまり有り、中域も適度な膨らみ、余韻には石灰系ミネラリティと、ナトリウム系のわずかに塩っぽいニュアンスが崩壊しているかのような感覚を伝えながらの長い収束が有ります。非常に・・旨いです!

「ダグノーは大したことは無い」

なんて安易には言わせませんよ・・。それは間違いだと。その方の感覚に間違いが無いとするならワインのコンディションが良くないことを感覚的に認識すべきかとも思います。素晴らしいワインでした。飲むべき、そしてどんな赤ワイン以上にとても楽しめるワインです。超お勧めします!・・数は有りません。



2016 Jurancon les Jardins de Babylone Sec
ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン・セック

16055
自然派
白 辛口
フランス
シュド・ウェスト
ジュランソン
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

■エージェント情報
 葡萄品種はプティ・クルブ種、グロ・クルブ種、グロ・マンサン種、カラマレ種、ローゼ種の土着5品種を使用、モワルーと同じ畑で栽培しています。特にカラマレ種とローゼ種はジュランソンではもうあまり存在しない希少品種で酸味と香りをワインに与えています。2009年が初リリースのヴィンテージで年間2000本弱を生産、エレガントで豊かな酸味と渋味が特徴の辛口で余韻の長い味わいです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,990 (外税) 
【激旨!分厚いボディから漏れ出る柑橘のピュアさ!感動的です!】
 ようやく飲めました!・・そもそも何本も入荷しないので、テイスティングするのは難しいワインなんですね・・ダグノーのキュヴェで未だに飲めていないのは「サンセール」です・・。比較的最近リリースしたのがサンセールですので、まだ皆さんも飲めていない=人気が高いと言うことで、引く手が非常に多いです。

 こちらはジュランソンの古代品種を用いて造られた「ドライな方」です。少し前までは「ドゥミ・セック」だったように思いますが、最近は・・こんな感じだと思いますよ。

「ジュランソン・モワルー」
昔:やや甘口
今:僅かな甘口

「ジュランソン・セック & ドゥミ・セック」
昔:僅かな甘口
今:辛口

 なので、ほぼ残糖を感じないのがこちらです。


 しかしながら・・滅茶苦茶複雑な味わいです。中域のボディも結構に分厚いです。そして余韻も滅茶長い・・。


 そもそもここジュランソンはピレネー山脈の丘に有りまして、そもそも・・ピレネー山脈は、

「アルプス山脈よりも地層が古い!」

と言われています。

 WIKIペディアによりますと、

 古生代から中生代にかけて海底の比較的浅い場所に堆積してできた地層が、特に古第三紀始新世頃の大陸移動に伴う圧力の影響を受けて隆起や褶曲を起こしたことによって、ピレネー山脈の原型が形成されたと考えられている。その後、降雨や流水などによる侵食などの影響などを受けて、現在のピレネー山脈の形状になったとされる。こうしてできた現在のピレネー山脈の山体を構成する主な岩石は花崗岩であるものの、山脈の西部の周辺部には石灰岩なども見られる。

 と言うことになってますので、

「古生代から・・と言うことになれば、ブルゴーニュ等が中生代とするなら、もっと以前に隆起してできた?」

とも言える訳ですね。

 それに加え・・「アルプス・ヒマラヤ造山帯」に属していますので、西は大西洋からジュランソンを通り、ヒマラヤを通り抜けマレー半島まで・・と言う、地球を半周してしまうような大きな造山帯に存在している訳です。

 ですが、プティ・クルブ種、グロ・クルブ種、グロ・マンサン種、カラマレ種、ローゼ種 と言われましても・・まぁ、「マンサン種」位は何とか知っているとしても、

「その特徴は?」

などとはまるで言葉にできない・・むしろ、昔からの「安ワイン」でしかイメージが沸かず、結局は、

「ダグノーのジュランソンは別物!」

と言うしかない訳です。


 しかしながら、それでも仕上がったバビロンは一般的なシャルドネよりも構造が大きく、重心は低く、超高域の伸びやかさまではシャルドネに及ばない・・みたいなイメージですが、ブルゴーニュのシャルドネとは比較するのが難しいほど複雑性に富んでいるのも事実だと感じます。そして、ダグノーのワインに共通された「洗練性」が有りますので、

「うわ~・・凄い・・」

と思ってしまうのでしょう。


 モワルーも美味しいんですが、流石に価格がね・・ヤバイです。太い柑橘のアロマと重心の低い味わい、是非お楽しみくださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【コンディションは非常に重要です!】--以前のレヴューを使用しています。

 時折友人たちと集まってワイン会・・と言うよりは完全な飲み会ですが、ワインを持ち寄って「あ~でもない、こ~でもない、そ~に決まっている」とぎゃぁぎゃぁ・・うるさくやったりしているnoisyです。

 この間・・結構前では有りますが、「とってもコンディションの良いディディエ・ダグノー」と、「とってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」をお持ちになってくださった方がいらっしゃいました。彼女も、おそらく「とってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」が見るからに・・いや、液体の色を見るにつけ、

「これはコンディションが悪いんじゃないかな~・・」

と感じていたようで、

「2本とも駄目だったらどうしよう・・」

と、ワイン会参加者ならではの恐怖にもにた切迫感みたいなものに囚われていたように思います。


 まぁ、色合いを見つつエチケットのヴィンテージや輸入者シールを確認すると、

「あぁ・・輸入がxxxxxxか・・。問題はここかな」

とか、

「輸入がxxxxで販売店がeeeeeか・・。店の管理が悪いな・・」

とかがある程度判ってしまうわけですね。

 その上で飲んでみると、まぁ、酔っ払っていない限りは、物流の問題なのか、管理の問題なのか、店かエージェントか造り手か・・などは、ほぼ完全に理解できる訳です。もちろんですがワイン屋ですから、皆さんの知らない情報・・特に余り外にはおおっぴらに出来ないような情報も知っていたりしますから、その総合判断は有る程度の確実性を持っているかなと思うんですね。

 勿論、皆さんの中にはプロ顔負けの実力をお持ちの方も大勢いらっしゃいますし、我々よりも情報網も行動力もお持ちの方もいらっしゃいますから、決してプロじゃないから・・などと偉そうなことは申しません・・。まして、ワインを楽しむということは、その人が楽しければ良いわけですから、その楽しみの中には修行にも似た辛い時間も含まれるわけで、先の彼女も、

「2本とも駄目だったら・・」

等と言うような圧迫感でさえ、ある種の楽しみに切り替えることが出来るのがワインを飲むことによって生まれますからね。


 で、思ったとおり、少々「重い・・暗い・・鉛のような色合いを含むとってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」はやっぱり全然駄目で、しかし一方の「突き抜けたような照りを含むとってもコンディションの良いディディエ・ダグノー」の、全てを許容してくれるような感動的な味わいが、駄目なダグノーをも、「コンディションの大切さ」とか、「どこがどうゆう風に駄目だと駄目なのか」とかを教えてくれる良い教材としてくれちゃう訳ですね。

 案の定、「とっても状態の良く無いディディエ・ダグノー」は、全く温度管理など出来ない悪名高きコンビニエンス・ストアの造りのショップで購入された棚曝しの熱劣化ワインだった訳で、自然派ワインを平気で温度管理の無い場所におくことができるショップの姿勢がそうさせたということなのでしょう。


 今回のディディエ・ダグノーは、フィネスさんから分けていただいた貴重なアイテムです。コンディションは非常に良いように見えます。ただし、サン=セールのエチケットは手で貼る時に少し失敗したようです。ご了承ください。

 ダグノーの看板ワインである「シレックス」ですが、2013年を送ると連絡が有ったものの来たのは2012年でした。なので、2012年は以前にご案内していますのでご注意くださいね。「同じものを仕入れてコンディション比較」・・なんて言うシビアな企画のワイン会・・も良いかもしれません・・(^^;;まぁ、飲み頃は凄い先になるかと思いますが、1カ月間、2~3日置きに30mlずつ楽しむ・・なんていうことが平気で出来ちゃうのがディディエ・ダグノーのマンモス・ミネラリティの魅力でも有ります。30日経ったって、全然崩れないですからね・・香りも凄いです。どんどん柑橘が出て来ますよ。是非ビックリしていただきたいものです。

 ピュル・サン の畑はシレックスより小粒の火打石に覆われていますので、より判りやすいかと思いますが・・これで充分旨いんですよね~・・noisyは大好きです。こちらは2011年です。

 普通のブラン・フュメはずっと以前「アン・シャイユー」の名でリリースされていたブレンドものです。これでも・・普通に・・最高に旨いです。しかしながら、直近の状態しか見えない方々には、
「・・・すっぱいだけ」
などとブログに書かれてしまうでしょう。ワインを味わうには想像力が不可欠です。結果だけを見て、今までの経験を繋ぎ合わせる努力をしないと想像力はたくましくなりません。もし飲まれるならやはり4週間掛けて少しずつ飲みましょう。・・もしくはデキャンタに落として2週間、毎晩栓を抜いてグルグル回して・・また栓をしてください。2週間後には少し開いてくるかと思います。

 サンセール・ル・モン・ダネ・シャヴィニョール はディディエが開墾したサンセールの銘醸畑です。まだ樹齢が若いそうですが評判は高いようです。実はnoisyは飲んだことが無いです。非常にレアです。担当のK君は余り気に入ってないようです。エチケットにはヨレが有ります。ご了承願います。

 ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン は、これも最近出し始めたセックで辛口(・・余り甘く無い・・と言う意味)です。モワルーでは無いのでご注意くださいね・・辛口の方です。これもまだレアです。


 そんな訳でフィネスさんもののディディエ・ダグノーです。いろんな意味で・・面白いアイテムかと思います。決して今までご紹介させていただいたディディエ・ダグノー(一応正規です)もコンディションは良いですが、さて・・どんなことになりますか、楽しみでも有ります。ご検討くださいませ。



以下は以前のコメントを使用しています。
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【2009年からはベンジャマンの仕上げたヴィンテージ!!見事にディディエ・ダグノーを継承しました!素晴らしいブラン・フュメ・ド・プイィ!】

 元々はディディエの補佐をしていましたので、ベンジャマンになったからと言って大きく変わることは無いだろうと・・は思っていましたが、それでも一応のチェックをしなくては・・と云う気持ちを抑えられずに、ベースのブラン・フュメ・ド・プイィを飲んでみました。そして・・安心しました。・・そう、何も変っていないと。あの、ガラスのような、石英のような厚みのある透明なミネラルの風味に、奥底から徐々に沸いてくる白、黄色の果実。酸度のレベルの高さとグリップの強さ、余韻の長さなど、いつものディディエ・ダグノーの味わいです。

 どこかのコラムに書かせていただいたはずですが、人間は脳の5~10%しか使用しておらず、記憶は一体どこに仕舞って有るんだろう・・・noisyは、ちょっとその辺に置いておき、時折取りに行っているように思う・・と。大体、年間途轍もない本数を20年もテイスティングしておいて、そんな記憶を・・忘れてしまっている部分が有るにせよ、自分の内部に留めておけるはずが、いや、自信が無い・・みたいなことでした。

 先だって斜め読みしたある本には、衝撃的な内容が書かれていました。ケンブリッジ大学の2年生だか3年生のとても数学が優秀で運動も得意な方が、ラグビーの試合中、頭を蹴られて脳震盪を起こし、病院に搬送されたそうです。そこで彼はビックリするような事実を知ります。何とCTスキャンの結果、彼には脳がほぼ無いことが判明したんです・・実際には5~10%ほど、隅っこに脳組織と思われるものが有ったんですが、その他の部分には骨髄液が満たされた状態だったそうです!彼は、自分が脳を持たないことにショックを受けていたそうですが、トップクラスの優秀な学生であり、しかもスポーツも万能だそうで、普通以上に普通に生活している・・・そんな内容でした。

 noisy のお客様にはお医者様も多くいらっしゃいますし、学者の方も沢山・・いらっしゃいます。上記は本に書かれていた事実では有りますが、内容が事実かどうかは確かめようが有りません。でも、現代の常識が、全て正しいとは思えませんし、
「そんなバカな話しにつきあってられね~・・」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、脳が一部、場合に寄っては半分以上欠損していても、普通に生活してらっしゃる方も多く存在するようですし、少なくともそれは事実です。脳が損傷を受けると、脳内の出血がその人の生命に大きな危機をもたらすかもしれませんが、それらを含めて脳が記憶の全てを担っていることの証明にはなっていないように思います。

 だからと言って、noisy が思いついたように、
「記憶は中空の・・その辺りに置いてあって・・」
とは、とても言えないかもしれませんが、考える以上に突飛過ぎてはいないかもしれないとも・・感じています。

 良く、仲間や連れ合い、子供さんを亡くされても、
「何故かいつもそばにいるような気がする」
とか、
「彼の声が聞こえるんだよ」
等に始まり、
「自分の知らない記憶が突然現れてきた」
なんてことも有るようです。

 だから、もしかすると、脳は記憶を実際に持っているんじゃなくて、記憶にアクセスする方法を知っているだけなんじゃないかと・・思っちゃったんですね。でももしそうだとするなら、ベンジャミンもディディエの記憶にアクセスできない訳では無いとも考えられます。受け取る気持ちが強く有る人と渡したい気持ちが強く有った人同士なのでしょう。

 まあ、確かにトンデモ話では有りますが、限りのある脳細胞の10%で覚えられる情報はたかが知れているんです。それは間違い無いでしょう。そして仲の良かった父、ディディエと、ディディエの記憶と一緒に、ベンジャミンも素晴らしいブラン・フュメ・ド・プイィを造っているのかもしれません。でもまあ、御伽噺として聞いてくださいね。
「・・・証明しろ!」
などとは決して迫ってこないように・・お願いします・・(^^


 2009年のブラン・フュメ・ド・プイィはアドヴォケイト(91~92+)です。noisyもほぼ同様に思いますが、飲み頃予測の2010~2018には・・とてもじゃないが賛同できませんね。早くて2015からです。それでも飲めないことは無いですが、何日も何週間も掛けて楽しんだほうが良いでしょう。2015年から2030年頃まで持つワインです。

 その他のワインは飲んでいませんが、2009年のピュル・サンはアドヴォケイト(92~93+)とぶっ飛びの評価、飲み頃予測2010~2020とこれまた間違った評価です。ポイントは信頼できますが飲み頃予測はでたらめです。ビュイッソン・ルナールも(92~93+)でマチュリティは書いてないです。かのシレックス2009年はさすがに(93~94+)・・・。飲み頃は2010~2022だそうです・・・これも無いです。ダヴィッドさんはよっぽど硬くて若いワインがお好きなんでしょう。

 そして、昨今造りはじめた実に秀逸、且つ希少なサンセールは・・・すみません・・・1本だけしか入らなかったので、申し訳ないけれどセットを組ませていただきました。売れなければnoisy用です!・・・だって、noisyだって飲んだ事無いんですよ・・!畑名も入ったし、デザインも変ったし・・。

 そんな訳で、ディディエの後継者は、彼の遺志をしっかりと受け継いだようです。是非・・ご検討くださいね。お奨めします!


以前のコラムより転載です。
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【すぐに飲むなら実験的に!】

 はっきり言って、物凄いワインです。ボーヌの偉大なシャルドネと同列に語られるべき・・・です。しかし、購入してすぐそれを確かめようとしても、ほとんどの方が理解出来ないと思います。最低10年は置くべきワインですので、もし飲まれるのであれば・・・2週間掛けて毎日一口ずつお楽しみください。そして、
「美味しくなってきたかな?」
と思ったら少し多めに飲み、
「・・・・何か、全く何も出てこない・・・」
と思われたら、その日は諦めましょう。抜栓してもコルクを逆ざししたまま1カ月は平気で持ちます。(もちろんセラーに入れてくださいね)半端なポテンシャルじゃあ無いことを肝に銘じておきましょう。有名なワインですので時折、ブログでも取り上げているようで、中には否定的な見方の方もいらっしゃいますが、それはそれ、本当はどうなのかは、自身で確かめると良くわかると思います。

 なお、正規の取り扱いなのかそうでないのか良く判りませんので、一応非正規、とさせていただきますが、状態は万全だと思います。少なくて飲めませんので、以下に以前のレヴューを掲載しておきます。よろしくお願いいたします。是非ご検討ください!


ここから2004年の時の文章です━━━━━
【何というアロマ!何というべき長熟さ!絶句です!】

 ロワール上流のサンセール対岸、プイィ・フュメに凄い奴がいました。その名も「ディディエ・ダグノー」。 皆さんもおそらくご存知でしょう。

 今回は正規品のご案内ですが、さすがにこの世界情勢の中でやや値上がりしてしまいました。トップ・キュヴェのシレックスは大台を超えてしまいましたね。

 で、早速飲んでみました。結果2004年のディディエ・ダグノーは...
「べらぼうな出来!」
と、安易に断言してしまいましょう。

 飲んだのはシャイユーの後継と目される「音符のエチケット」のブラン・フュメ・ド・プイィとピュール・サンです。細かな部分は後に掲載しますが、溢れんばかりの軽量なマンモス・ミネラルと素晴らしいバランスを持った巨大な酸。まるで眠りから目覚めるように、まどろみながら、のんびりのんびり巨大化してゆきます。何メーターか離れていても、メロンやレモンのアロマが飛び込んできます。さらには「酸っぱい」とさえ感じられる酸ですが、まことに美しい輪郭を持っていますので、長熟さをアピールしています。

 もっとも、勘違いして欲しくないんですが、今の状態で、
「美味しい!」
と感じられる方は少数派でしょう。3~5年ほど置いた状態からでしたら、その数は過半数ほどに達すると思いますし、10年置けば大多数になるでしょう。

 もし、ディディエの2004年を早い段階で抜栓されるのであれば、そのアロマの複雑さと量、酸と構成の巨大さを確認していただき、もし、好みではないな、とか、美味しいと感じられないとしても、
「ん?これから先が楽しみなワインだ、と考えるべきなのかな?」
と、理解して欲しいと思います。本当の姿が現れるのは..10年くらい掛かりそうです..


● 2004 ブラン・フュメ・ド・プイィ
 音符のエチケットだったので、ミュージシャン崩れの noisy としましては、しっかり頭の中で音符の音を鳴らして見ました..。そしたらまあ、なんと..音楽をかじった方なら判ると思いますが、重なるほとんどの音が半音違いで「不協和音」なんですね~♪♪..で、ほんの何箇所かが3度か5度違いの和音という音符..で、結局最後の1度と5度の和音で丸く収めるという曲でした。音楽的には、
「何もない..」
という結論です。(そんなところはどうでも良い、という声が聞こえてきますが..)

 味わいは、ピュール・サンに比較すれば、珪藻土系のミネラルに石灰が混じり、やや黄緑のイメージが拡がって行きます。飲み頃はやっぱり先で2~4年後からでしょう。飲み方は、最初1杯だけ味見をして、その後はデキャンタすることをお奨めします。栓をしたまま2週間置いても全く落ちないと思いますよ。

● 2004 ピュール・サン
 ものすごいミネラルと酸、エキスの塊りでした。2週間近く経っても、アロマは生き生きとしています。酸の美しさは、やはりセロスやコシュ=デュリを思い出します。酸の性格が似ているのはコシュ=デュリでしょうか..素晴らしいソーヴィニヨン・ブランだと思いますが、今の状態で美味しいと言える人..それはプロですね。飲み頃は3~5年経ってからでしょう。

● 2004 シレックス
 飲んでいないので判りませんが、ピュール・サンの出来から想像するに、トップ・キュヴェのシレックスは最低でも5年以上置いたほうが良いでしょう。量は少ないです。

● 2004 ビュイッソン・ルナール
 実を言うと、このビュイッソン・ルナールは一番少ないです。裏ラベルには名前の由来が書いてありますので、お暇でしたら読んでみてください。ノー・テイスティングです。


2016 Jurancon les Jardins de Babylone Moelleux
ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン・モワルー

16054
自然派
白 やや甘口
フランス
シュド・ウェスト
ジュランソン
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

■エージェント情報
 2015年より750MLに変更されました。
 プティ マンサン種100%。ピレネー山脈の麓にあるテラス状の畑で土壌は礫岩(プディング土壌)、広さは約3haになります。葡萄の樹齢は約18年、南西、南東、南向きの畑に様々な土着品種が植えられています。2004年から造り始めたアイテムで、500mlボトルを使用、新樽での醸造や瓶詰はジュランソンで行い、ラベル張りはプィィ フュメで行います。味わいはかなり甘口で濃厚ですが、酸もしっかりあってバランスがとれており、複雑さも感じられます。貴腐葡萄を使っているわけではなく、葡萄の房を干し葡萄状にし、糖分を凝縮させてから収穫しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【高質な僅かな甘み、複雑な要素、柑橘の上品さに溢れています!・・これは美味しい!】
 面白いもので・・カミさんにドライな「セック」とこの「モワルー」を少しずつ飲んでもらいました。まぁ・・結果は予想通りでは有ったんですが・・

「次はどっちが良い?」

と聞くと、

「ほんのり甘いやつ」

と期待を裏切らないお言葉を頂戴いただきました。

「(ほら・・やっぱりね・・)」


 まぁ、カミさんはワイン屋の女房では有りますが、ワインのことは何も知りません。ワインの梱包はもはや「プロ」では有りますが、自分の感性や欲望に従い、「モワルー」を選んだわけですね。


 やはり美味しいんですよ・・めちゃ。ほんのり「トロッ」とした粘性の在る、僅かに橙色の入ったゴールドな色合いから、酸とミネラリティに異常に長けた成分と釣り合うだけの「僅かな甘み」が人間の願望や欲望を満たしてくれます。

 マリアージュも楽ですよ。日本食から中華、勿論フレンチやイタリアンも行けちゃいます。何せ甘みが穏やかなので、下手をすれば、

「・・あれ?・・甘く無いじゃん」

と言い出しかねません。


 そう・・その言葉もカミさんです。最初にモワルーを飲み、二杯目にセックを飲んでます。セックはこれまた酸とミネラリティが凄いですし、モワルーは陰干ししていますので、そのフレッシュ系の酸は穏やかになってるんですね。

 ですので、「甘みは穏やか」に設計されていますので、二杯目のフレッシュな酸の存在に感覚が支配されており、絶妙な甘みバランスのモワルーが最初より余り甘く感じず、

「・・これって同じワイン?」

とまでは言いませんでしたが、人間の感覚って、結構に相対的なものなんだと再認識させてくれました。


 その上で高貴さも有り、イタリアのアパッシメントな甘口とは一線を画すバランスがまた絶妙で、ついついまた飲みたくなってしまう訳です。ですので、滅茶甘いワインが飲みたいと欲される場合は、このモワルーは役不足です。でも、

「女性にも、勿論自分にも美味しいと思える少しだけ甘みのある高級ワインが飲みたい」

のでしたら、むしろこのモワルーしかない・・と思います。


 noisy もたっぷり楽しませていただきました!是非ご検討くださいませ。お勧めします。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【現在、やや甘口ながらも最高の食中酒と言えるでしょう。マンモス級のクリスタリーなミネラリティと豊富でバランスの良い酸、そしてクリーミーな舌触り!素晴らしいです!】

 以下、以前のレヴューをそのまま使用しています。

 昨夜、あるエージェントさんの担当と電話で話しをしていてヴァン・ジョーヌの話しになり、

「そうそう・・あのxxxって造り手のサヴァニャンってそっちに在庫はまだ有るんだっけ?」

「有りますよ~・・。ヴァン・ジョーヌはだいぶ少なくなりましたが・・あと2~3ケース位かな?」

「そうか・・じゃあすぐ無くなるかもね。」

「・・いや・・皆さん、1~2本のご注文ですから・・大丈夫でしょう。」

「えっ?」

と言ったまま、少しの合間、noisy も絶句してしまいました。


「ワイン屋が1本とか、2本とかの発注なの?」

「そうですよ。取り敢えずこう言うのも並べておこう・・もしくは受注発注的な?」


 まぁ、人それぞれですから他人の商売に口をはさむつもりは有りませんが、それで良くワイン屋面が出来るなぁと・・思っちゃいましたね。ちょっとカルチャーショックでした。数が無くて、人気が有って・・とか、割り当てで・・それで1~2本と言うのなら判りますが、おそらく同じものじゃなくても飲んだことさえ無いアペラシオンや銘柄でさえ、品揃えの一環としてのみの発注じゃぁ、そりゃぁ、エージェントさんの説明文を丸々コピーしてネットに掲載するしかないでしょう。

 そうは言いつつも、人気銘柄で割当数量が少なく、ワイン屋でも中々飲めないワインが有り、このディディエ・ダグノーのレ・ジャルダン・ド・バビロンもそんなワインの一つでした。noisy も一度飲んだきり・・いや、飲ませてもらったと言うのが正しいですが、自分で開けられるほどは入荷しないアイテムでして、何とかしないと・・と思っていたところ、やはり・・と言うか、なるべくして成った・・と言うべきかは判りませんが、販売の方も一巡して止まったような感じになってしまいました。

 そうりゃぁそうでしょう・・売る方もどんなワインなのかは良くは判っていないんですから・・ね。ちらっと甞めた位のエージェントさん主体の試飲会での判断がまともに出来るほどのテイスティング能力を持っていれば別ですが、数十アイテム以上が普通の試飲会では、細かな情報はさしては得られないものです。

 なので、このレ・ジャルダン・ド・バビロンだけでは無く、今回のディディエ・ダグノーは出来るだけ飲もうと・・心に決めてのご紹介です。営業的には「・・なんだかなぁ・・」になってしまいましたが、やはり素晴らしいワインを、

「xxだから素晴らしい!」
「xxだからお勧めしたい!」

と言えるのがワイン屋だろうと・・いや、八百屋さんでも肉屋さんでもまともな商売ならそうですよね。毎日、最高級のA5ランクの国産和牛しか食べない・・と言うのも肉屋としてどうかな?・・とは思いますけどね。


 以前に飲ませていただいた時には、

「旨いワインだなぁ・・」

と言う印象で、他にも山ほど・・ワインを飲んでいたので、細かな印象を脳裏に留めておくことは不可能でしたが、それでも、

「デザートと言うより食中酒だろう?」

と・・結論していたように思います。最も、熟成を重ねて10~20年も経つと、かなりトロリと甘味も効いて来るかなと。


 昨今のディディエ・ダグノー・・と言うか、ベンジャマン・ダグノーのワインは、全体的にディディエ時代のエキスの濃さと純粋さはそのままに、So2の量はさらに減って来ているように思います。テクスチュアが以前よりしなやかなんですね・・。

 で、ミネラリティはガラス系の透明感たっぷりなものがてんこ盛り状態で感じられます。テカテカと輝いています・・。アロマはクリーミーさの有る、やや色付た感じで、オレンジ、黄色、茶色の果実系です。

 甘い・・と言うほどは甘く無く、じゃぁ・・甘く無いのか?と問われるなら・・いや、甘さは有る・・と言うべき感じで、要は、

「バランスの取れた酸がたっぷり存在している」

から、単に甘いだけにも感じないし、このワインを気品の有るものにしているのでしょう。


 安くて甘いワインは酸がまともには有りませんで、ただ甘いのでダレてしまっています。なのですぐに飽きてしまうし、結局は残してしまって勿体無いことになります。

 しかし・・これはもう・・飲んでしまいます。胃を目指して球体の物質が「スト~~~ン」と落ちて行き、また還りのアロマと、舌に残る複雑な味わいを噛みしめることになるんですね。飲んでからしばらくは、その余韻に浸ってしまいます。


「でも甘さで食中には厳しいんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、


「全くそれは当たらない」

と言っておきましょう。


 非常に・・マリアージュしやすいワインです。高質、高貴でやや甘口ながらも、食の邪魔を一切しません。むしろマリアージュに気を使わないで済み、しかも食をしっかり引き立てつつ、このワインの余韻でしっかり自分を主張する感じです。

 まぁ・・3人で飲んでるとあっと言う間に無くなっちゃいます。


「・・もう少し・・飲みたいなぁ・・」

と思うかもしれません。でも2人なら、グイグイ飲む感じにはワイン自体がさせてくれませんのでちょうど良いでしょう。

 色合いも実に・・そそりますよね。ちょっと薄い緑を持っていて、黄色が濃くて、良い感じです。


 そして、ナチュラルなんですが非常にピュアです。決してこのワインが持つ美しさを汚すようなことはしないビオ系ワイン・・と言えるでしょう。

 とても素晴らしいです!コンディションも素晴らしい!・・飲んだらもう1本、欲しくなっちゃうでしょう!でも3本の入荷で1本飲んじゃいましたので・・残りは2本です!是非ご検討ください。素晴らしい食中酒です!


2015 Jurancon les Jardins de Babylone Moelleux
ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン・モワルー

15268
自然派
白 やや甘口
フランス
シュド・ウェスト
ジュランソン
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

■エージェント情報
 2015年より750MLに変更されました。
 プティ マンサン種100%。ピレネー山脈の麓にあるテラス状の畑で土壌は礫岩(プディング土壌)、広さは約3haになります。葡萄の樹齢は約18年、南西、南東、南向きの畑に様々な土着品種が植えられています。2004年から造り始めたアイテムで、500mlボトルを使用、新樽での醸造や瓶詰はジュランソンで行い、ラベル張りはプィィ フュメで行います。味わいはかなり甘口で濃厚ですが、酸もしっかりあってバランスがとれており、複雑さも感じられます。貴腐葡萄を使っているわけではなく、葡萄の房を干し葡萄状にし、糖分を凝縮させてから収穫しています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【現在、やや甘口ながらも最高の食中酒と言えるでしょう。マンモス級のクリスタリーなミネラリティと豊富でバランスの良い酸、そしてクリーミーな舌触り!素晴らしいです!】
 以下、以前のレヴューをそのまま使用しています。

 昨夜、あるエージェントさんの担当と電話で話しをしていてヴァン・ジョーヌの話しになり、

「そうそう・・あのxxxって造り手のサヴァニャンってそっちに在庫はまだ有るんだっけ?」

「有りますよ~・・。ヴァン・ジョーヌはだいぶ少なくなりましたが・・あと2~3ケース位かな?」

「そうか・・じゃあすぐ無くなるかもね。」

「・・いや・・皆さん、1~2本のご注文ですから・・大丈夫でしょう。」

「えっ?」

と言ったまま、少しの合間、noisy も絶句してしまいました。


「ワイン屋が1本とか、2本とかの発注なの?」

「そうですよ。取り敢えずこう言うのも並べておこう・・もしくは受注発注的な?」


 まぁ、人それぞれですから他人の商売に口をはさむつもりは有りませんが、それで良くワイン屋面が出来るなぁと・・思っちゃいましたね。ちょっとカルチャーショックでした。数が無くて、人気が有って・・とか、割り当てで・・それで1~2本と言うのなら判りますが、おそらく同じものじゃなくても飲んだことさえ無いアペラシオンや銘柄でさえ、品揃えの一環としてのみの発注じゃぁ、そりゃぁ、エージェントさんの説明文を丸々コピーしてネットに掲載するしかないでしょう。

 そうは言いつつも、人気銘柄で割当数量が少なく、ワイン屋でも中々飲めないワインが有り、このディディエ・ダグノーのレ・ジャルダン・ド・バビロンもそんなワインの一つでした。noisy も一度飲んだきり・・いや、飲ませてもらったと言うのが正しいですが、自分で開けられるほどは入荷しないアイテムでして、何とかしないと・・と思っていたところ、やはり・・と言うか、なるべくして成った・・と言うべきかは判りませんが、販売の方も一巡して止まったような感じになってしまいました。

 そうりゃぁそうでしょう・・売る方もどんなワインなのかは良くは判っていないんですから・・ね。ちらっと甞めた位のエージェントさん主体の試飲会での判断がまともに出来るほどのテイスティング能力を持っていれば別ですが、数十アイテム以上が普通の試飲会では、細かな情報はさしては得られないものです。

 なので、このレ・ジャルダン・ド・バビロンだけでは無く、今回のディディエ・ダグノーは出来るだけ飲もうと・・心に決めてのご紹介です。営業的には「・・なんだかなぁ・・」になってしまいましたが、やはり素晴らしいワインを、

「xxだから素晴らしい!」
「xxだからお勧めしたい!」

と言えるのがワイン屋だろうと・・いや、八百屋さんでも肉屋さんでもまともな商売ならそうですよね。毎日、最高級のA5ランクの国産和牛しか食べない・・と言うのも肉屋としてどうかな?・・とは思いますけどね。


 以前に飲ませていただいた時には、

「旨いワインだなぁ・・」

と言う印象で、他にも山ほど・・ワインを飲んでいたので、細かな印象を脳裏に留めておくことは不可能でしたが、それでも、

「デザートと言うより食中酒だろう?」

と・・結論していたように思います。最も、熟成を重ねて10~20年も経つと、かなりトロリと甘味も効いて来るかなと。


 昨今のディディエ・ダグノー・・と言うか、ベンジャマン・ダグノーのワインは、全体的にディディエ時代のエキスの濃さと純粋さはそのままに、So2の量はさらに減って来ているように思います。テクスチュアが以前よりしなやかなんですね・・。

 で、ミネラリティはガラス系の透明感たっぷりなものがてんこ盛り状態で感じられます。テカテカと輝いています・・。アロマはクリーミーさの有る、やや色付た感じで、オレンジ、黄色、茶色の果実系です。

 甘い・・と言うほどは甘く無く、じゃぁ・・甘く無いのか?と問われるなら・・いや、甘さは有る・・と言うべき感じで、要は、

「バランスの取れた酸がたっぷり存在している」

から、単に甘いだけにも感じないし、このワインを気品の有るものにしているのでしょう。


 安くて甘いワインは酸がまともには有りませんで、ただ甘いのでダレてしまっています。なのですぐに飽きてしまうし、結局は残してしまって勿体無いことになります。

 しかし・・これはもう・・飲んでしまいます。胃を目指して球体の物質が「スト~~~ン」と落ちて行き、また還りのアロマと、舌に残る複雑な味わいを噛みしめることになるんですね。飲んでからしばらくは、その余韻に浸ってしまいます。


「でも甘さで食中には厳しいんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、


「全くそれは当たらない」

と言っておきましょう。


 非常に・・マリアージュしやすいワインです。高質、高貴でやや甘口ながらも、食の邪魔を一切しません。むしろマリアージュに気を使わないで済み、しかも食をしっかり引き立てつつ、このワインの余韻でしっかり自分を主張する感じです。

 まぁ・・3人で飲んでるとあっと言う間に無くなっちゃいます。


「・・もう少し・・飲みたいなぁ・・」

と思うかもしれません。でも2人なら、グイグイ飲む感じにはワイン自体がさせてくれませんのでちょうど良いでしょう。

 色合いも実に・・そそりますよね。ちょっと薄い緑を持っていて、黄色が濃くて、良い感じです。


 そして、ナチュラルなんですが非常にピュアです。決してこのワインが持つ美しさを汚すようなことはしないビオ系ワイン・・と言えるでしょう。

 とても素晴らしいです!コンディションも素晴らしい!・・飲んだらもう1本、欲しくなっちゃうでしょう!でも3本の入荷で1本飲んじゃいましたので・・残りは2本です!是非ご検討ください。素晴らしい食中酒です!


2014 Jurancon les Jardins de Babylone Moelleux Magnumbottle
ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン・モワルー・マグナムボトル

15269
自然派
白 やや甘口
フランス
シュド・ウェスト
ジュランソン
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

■エージェント情報
プティ マンサン種100%。ピレネー山脈の麓にあるテラス状の畑で土壌は礫岩(プディング土壌)、広さは約3haになります。葡萄の樹齢は約18年、南西、南東、南向きの畑に様々な土着品種が植えられています。2004年から造り始めたアイテムで、500mlボトルを使用、新樽での醸造や瓶詰はジュランソンで行い、ラベル張りはプィィ フュメで行います。味わいはかなり甘口で濃厚ですが、酸もしっかりあってバランスがとれており、複雑さも感じられます。貴腐葡萄を使っているわけではなく、葡萄の房を干し葡萄状にし、糖分を凝縮させてから収穫しています。
新着メンバー登録画像  1500ML 在庫    ご注文数   本
¥56,650 (外税) 
【ド迫力!・・通常は500MLですから..3倍の容量!・・一応、化粧箱入りです!激レア!】
 「甘い!」と言うほどは甘く無いのに、なぜか「超甘い!」と思われているに違い無い、ダグノーのモワルーです。エージェントさんの説明にもそのように書いてますし・・。

 でも、

 甘みの感じ方と言うのは「酸」の絶対量で変わって来ますので、しっかりしたバランスの良い酸が備わるレ・ジャルダン・ド・バビロンは、さして甘く感じないです。

 今回の2011年ものは、なんと「マグナム」「化粧箱入り」で届きました。超ド迫力!・・ボトルは40cm も有ります。化粧箱は41.5cm の高さ ・・どうやって送ろうかと悩んでしまうレベルです。・・いや、でもちゃんとお送りしますんでご安心ください。

 まぁ、ちゃんと保存していれば少なくとも半世紀は「しゃん」としているに違い無い、長寿なワインです。もし2011年に何かの記念が有るようでしたらご検討くださいませ。1本のみです。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【現在、やや甘口ながらも最高の食中酒と言えるでしょう。マンモス級のクリスタリーなミネラリティと豊富でバランスの良い酸、そしてクリーミーな舌触り!素晴らしいです!】

 以下、以前のレヴューをそのまま使用しています。

 昨夜、あるエージェントさんの担当と電話で話しをしていてヴァン・ジョーヌの話しになり、

「そうそう・・あのxxxって造り手のサヴァニャンってそっちに在庫はまだ有るんだっけ?」

「有りますよ~・・。ヴァン・ジョーヌはだいぶ少なくなりましたが・・あと2~3ケース位かな?」

「そうか・・じゃあすぐ無くなるかもね。」

「・・いや・・皆さん、1~2本のご注文ですから・・大丈夫でしょう。」

「えっ?」

と言ったまま、少しの合間、noisy も絶句してしまいました。


「ワイン屋が1本とか、2本とかの発注なの?」

「そうですよ。取り敢えずこう言うのも並べておこう・・もしくは受注発注的な?」


 まぁ、人それぞれですから他人の商売に口をはさむつもりは有りませんが、それで良くワイン屋面が出来るなぁと・・思っちゃいましたね。ちょっとカルチャーショックでした。数が無くて、人気が有って・・とか、割り当てで・・それで1~2本と言うのなら判りますが、おそらく同じものじゃなくても飲んだことさえ無いアペラシオンや銘柄でさえ、品揃えの一環としてのみの発注じゃぁ、そりゃぁ、エージェントさんの説明文を丸々コピーしてネットに掲載するしかないでしょう。

 そうは言いつつも、人気銘柄で割当数量が少なく、ワイン屋でも中々飲めないワインが有り、このディディエ・ダグノーのレ・ジャルダン・ド・バビロンもそんなワインの一つでした。noisy も一度飲んだきり・・いや、飲ませてもらったと言うのが正しいですが、自分で開けられるほどは入荷しないアイテムでして、何とかしないと・・と思っていたところ、やはり・・と言うか、なるべくして成った・・と言うべきかは判りませんが、販売の方も一巡して止まったような感じになってしまいました。

 そうりゃぁそうでしょう・・売る方もどんなワインなのかは良くは判っていないんですから・・ね。ちらっと甞めた位のエージェントさん主体の試飲会での判断がまともに出来るほどのテイスティング能力を持っていれば別ですが、数十アイテム以上が普通の試飲会では、細かな情報はさしては得られないものです。

 なので、このレ・ジャルダン・ド・バビロンだけでは無く、今回のディディエ・ダグノーは出来るだけ飲もうと・・心に決めてのご紹介です。営業的には「・・なんだかなぁ・・」になってしまいましたが、やはり素晴らしいワインを、

「xxだから素晴らしい!」
「xxだからお勧めしたい!」

と言えるのがワイン屋だろうと・・いや、八百屋さんでも肉屋さんでもまともな商売ならそうですよね。毎日、最高級のA5ランクの国産和牛しか食べない・・と言うのも肉屋としてどうかな?・・とは思いますけどね。


 以前に飲ませていただいた時には、

「旨いワインだなぁ・・」

と言う印象で、他にも山ほど・・ワインを飲んでいたので、細かな印象を脳裏に留めておくことは不可能でしたが、それでも、

「デザートと言うより食中酒だろう?」

と・・結論していたように思います。最も、熟成を重ねて10~20年も経つと、かなりトロリと甘味も効いて来るかなと。


 昨今のディディエ・ダグノー・・と言うか、ベンジャマン・ダグノーのワインは、全体的にディディエ時代のエキスの濃さと純粋さはそのままに、So2の量はさらに減って来ているように思います。テクスチュアが以前よりしなやかなんですね・・。

 で、ミネラリティはガラス系の透明感たっぷりなものがてんこ盛り状態で感じられます。テカテカと輝いています・・。アロマはクリーミーさの有る、やや色付た感じで、オレンジ、黄色、茶色の果実系です。

 甘い・・と言うほどは甘く無く、じゃぁ・・甘く無いのか?と問われるなら・・いや、甘さは有る・・と言うべき感じで、要は、

「バランスの取れた酸がたっぷり存在している」

から、単に甘いだけにも感じないし、このワインを気品の有るものにしているのでしょう。


 安くて甘いワインは酸がまともには有りませんで、ただ甘いのでダレてしまっています。なのですぐに飽きてしまうし、結局は残してしまって勿体無いことになります。

 しかし・・これはもう・・飲んでしまいます。胃を目指して球体の物質が「スト~~~ン」と落ちて行き、また還りのアロマと、舌に残る複雑な味わいを噛みしめることになるんですね。飲んでからしばらくは、その余韻に浸ってしまいます。


「でも甘さで食中には厳しいんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、


「全くそれは当たらない」

と言っておきましょう。


 非常に・・マリアージュしやすいワインです。高質、高貴でやや甘口ながらも、食の邪魔を一切しません。むしろマリアージュに気を使わないで済み、しかも食をしっかり引き立てつつ、このワインの余韻でしっかり自分を主張する感じです。

 まぁ・・3人で飲んでるとあっと言う間に無くなっちゃいます。


「・・もう少し・・飲みたいなぁ・・」

と思うかもしれません。でも2人なら、グイグイ飲む感じにはワイン自体がさせてくれませんのでちょうど良いでしょう。

 色合いも実に・・そそりますよね。ちょっと薄い緑を持っていて、黄色が濃くて、良い感じです。


 そして、ナチュラルなんですが非常にピュアです。決してこのワインが持つ美しさを汚すようなことはしないビオ系ワイン・・と言えるでしょう。

 とても素晴らしいです!コンディションも素晴らしい!・・飲んだらもう1本、欲しくなっちゃうでしょう!でも3本の入荷で1本飲んじゃいましたので・・残りは2本です!是非ご検討ください。素晴らしい食中酒です!


2013 Jurancon les Jardins de Babylone Demi Sec
ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン・ドゥミ・セック

15267
自然派
白 辛口
フランス
シュド・ウェスト
ジュランソン
ドメーヌ・ディディエ・ダグノー

◆◆◆ファースト・リリース!
■エージェント情報

 葡萄品種はプティマンサン種2/3、グロマンサン種1/3。甘口のMoelleux(モワルー)と同じくピレネー山脈の麓にある礫岩(プディング土壌)の畑で、葡萄の樹齢は約20年になります。醸造も他のワインと同じで横長のシガールと呼ばれる樫樽(新樽~6年樽)でアルコール醗酵を行い、そのまま12ヵ月熟成させた後にさらにステンレスタンクで11ヵ月熟成させます。2013年が初ヴィンテージでアルコール度数は11%、甘口のモワルーほどの残糖分はないのでより繊細な酸味が際立った甘いながらも飲みやすい味わいになっています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,790 (外税) 
【コンディションは非常に重要です!】
 時折友人たちと集まってワイン会・・と言うよりは完全な飲み会ですが、ワインを持ち寄って「あ~でもない、こ~でもない、そ~に決まっている」とぎゃぁぎゃぁ・・うるさくやったりしているnoisyです。

 この間・・結構前では有りますが、「とってもコンディションの良いディディエ・ダグノー」と、「とってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」をお持ちになってくださった方がいらっしゃいました。彼女も、おそらく「とってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」が見るからに・・いや、液体の色を見るにつけ、

「これはコンディションが悪いんじゃないかな~・・」

と感じていたようで、

「2本とも駄目だったらどうしよう・・」

と、ワイン会参加者ならではの恐怖にもにた切迫感みたいなものに囚われていたように思います。


 まぁ、色合いを見つつエチケットのヴィンテージや輸入者シールを確認すると、

「あぁ・・輸入がxxxxxxか・・。問題はここかな」

とか、

「輸入がxxxxで販売店がeeeeeか・・。店の管理が悪いな・・」

とかがある程度判ってしまうわけですね。

 その上で飲んでみると、まぁ、酔っ払っていない限りは、物流の問題なのか、管理の問題なのか、店かエージェントか造り手か・・などは、ほぼ完全に理解できる訳です。もちろんですがワイン屋ですから、皆さんの知らない情報・・特に余り外にはおおっぴらに出来ないような情報も知っていたりしますから、その総合判断は有る程度の確実性を持っているかなと思うんですね。

 勿論、皆さんの中にはプロ顔負けの実力をお持ちの方も大勢いらっしゃいますし、我々よりも情報網も行動力もお持ちの方もいらっしゃいますから、決してプロじゃないから・・などと偉そうなことは申しません・・。まして、ワインを楽しむということは、その人が楽しければ良いわけですから、その楽しみの中には修行にも似た辛い時間も含まれるわけで、先の彼女も、

「2本とも駄目だったら・・」

等と言うような圧迫感でさえ、ある種の楽しみに切り替えることが出来るのがワインを飲むことによって生まれますからね。


 で、思ったとおり、少々「重い・・暗い・・鉛のような色合いを含むとってもコンディションの良く無いディディエ・ダグノー」はやっぱり全然駄目で、しかし一方の「突き抜けたような照りを含むとってもコンディションの良いディディエ・ダグノー」の、全てを許容してくれるような感動的な味わいが、駄目なダグノーをも、「コンディションの大切さ」とか、「どこがどうゆう風に駄目だと駄目なのか」とかを教えてくれる良い教材としてくれちゃう訳ですね。

 案の定、「とっても状態の良く無いディディエ・ダグノー」は、全く温度管理など出来ない悪名高きコンビニエンス・ストアの造りのショップで購入された棚曝しの熱劣化ワインだった訳で、自然派ワインを平気で温度管理の無い場所におくことができるショップの姿勢がそうさせたということなのでしょう。


 今回のディディエ・ダグノーは、フィネスさんから分けていただいた貴重なアイテムです。コンディションは非常に良いように見えます。ただし、サン=セールのエチケットは手で貼る時に少し失敗したようです。ご了承ください。

 ダグノーの看板ワインである「シレックス」ですが、2013年を送ると連絡が有ったものの来たのは2012年でした。なので、2012年は以前にご案内していますのでご注意くださいね。「同じものを仕入れてコンディション比較」・・なんて言うシビアな企画のワイン会・・も良いかもしれません・・(^^;;まぁ、飲み頃は凄い先になるかと思いますが、1カ月間、2~3日置きに30mlずつ楽しむ・・なんていうことが平気で出来ちゃうのがディディエ・ダグノーのマンモス・ミネラリティの魅力でも有ります。30日経ったって、全然崩れないですからね・・香りも凄いです。どんどん柑橘が出て来ますよ。是非ビックリしていただきたいものです。

 ピュル・サン の畑はシレックスより小粒の火打石に覆われていますので、より判りやすいかと思いますが・・これで充分旨いんですよね~・・noisyは大好きです。こちらは2011年です。

 普通のブラン・フュメはずっと以前「アン・シャイユー」の名でリリースされていたブレンドものです。これでも・・普通に・・最高に旨いです。しかしながら、直近の状態しか見えない方々には、
「・・・すっぱいだけ」
などとブログに書かれてしまうでしょう。ワインを味わうには想像力が不可欠です。結果だけを見て、今までの経験を繋ぎ合わせる努力をしないと想像力はたくましくなりません。もし飲まれるならやはり4週間掛けて少しずつ飲みましょう。・・もしくはデキャンタに落として2週間、毎晩栓を抜いてグルグル回して・・また栓をしてください。2週間後には少し開いてくるかと思います。

 サンセール・ル・モン・ダネ・シャヴィニョール はディディエが開墾したサンセールの銘醸畑です。まだ樹齢が若いそうですが評判は高いようです。実はnoisyは飲んだことが無いです。非常にレアです。担当のK君は余り気に入ってないようです。エチケットにはヨレが有ります。ご了承願います。

 ジュランソン・レ・ジャルダン・ド・バビロン は、これも最近出し始めたセックで辛口(・・余り甘く無い・・と言う意味)です。モワルーでは無いのでご注意くださいね・・辛口の方です。これもまだレアです。


 そんな訳でフィネスさんもののディディエ・ダグノーです。いろんな意味で・・面白いアイテムかと思います。決して今までご紹介させていただいたディディエ・ダグノー(一応正規です)もコンディションは良いですが、さて・・どんなことになりますか、楽しみでも有ります。ご検討くださいませ。



以下は以前のコメントを使用しています。
━━━━━
【2009年からはベンジャマンの仕上げたヴィンテージ!!見事にディディエ・ダグノーを継承しました!素晴らしいブラン・フュメ・ド・プイィ!】

 元々はディディエの補佐をしていましたので、ベンジャマンになったからと言って大きく変わることは無いだろうと・・は思っていましたが、それでも一応のチェックをしなくては・・と云う気持ちを抑えられずに、ベースのブラン・フュメ・ド・プイィを飲んでみました。そして・・安心しました。・・そう、何も変っていないと。あの、ガラスのような、石英のような厚みのある透明なミネラルの風味に、奥底から徐々に沸いてくる白、黄色の果実。酸度のレベルの高さとグリップの強さ、余韻の長さなど、いつものディディエ・ダグノーの味わいです。

 どこかのコラムに書かせていただいたはずですが、人間は脳の5~10%しか使用しておらず、記憶は一体どこに仕舞って有るんだろう・・・noisyは、ちょっとその辺に置いておき、時折取りに行っているように思う・・と。大体、年間途轍もない本数を20年もテイスティングしておいて、そんな記憶を・・忘れてしまっている部分が有るにせよ、自分の内部に留めておけるはずが、いや、自信が無い・・みたいなことでした。

 先だって斜め読みしたある本には、衝撃的な内容が書かれていました。ケンブリッジ大学の2年生だか3年生のとても数学が優秀で運動も得意な方が、ラグビーの試合中、頭を蹴られて脳震盪を起こし、病院に搬送されたそうです。そこで彼はビックリするような事実を知ります。何とCTスキャンの結果、彼には脳がほぼ無いことが判明したんです・・実際には5~10%ほど、隅っこに脳組織と思われるものが有ったんですが、その他の部分には骨髄液が満たされた状態だったそうです!彼は、自分が脳を持たないことにショックを受けていたそうですが、トップクラスの優秀な学生であり、しかもスポーツも万能だそうで、普通以上に普通に生活している・・・そんな内容でした。

 noisy のお客様にはお医者様も多くいらっしゃいますし、学者の方も沢山・・いらっしゃいます。上記は本に書かれていた事実では有りますが、内容が事実かどうかは確かめようが有りません。でも、現代の常識が、全て正しいとは思えませんし、
「そんなバカな話しにつきあってられね~・・」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、脳が一部、場合に寄っては半分以上欠損していても、普通に生活してらっしゃる方も多く存在するようですし、少なくともそれは事実です。脳が損傷を受けると、脳内の出血がその人の生命に大きな危機をもたらすかもしれませんが、それらを含めて脳が記憶の全てを担っていることの証明にはなっていないように思います。

 だからと言って、noisy が思いついたように、
「記憶は中空の・・その辺りに置いてあって・・」
とは、とても言えないかもしれませんが、考える以上に突飛過ぎてはいないかもしれないとも・・感じています。

 良く、仲間や連れ合い、子供さんを亡くされても、
「何故かいつもそばにいるような気がする」
とか、
「彼の声が聞こえるんだよ」
等に始まり、
「自分の知らない記憶が突然現れてきた」
なんてことも有るようです。

 だから、もしかすると、脳は記憶を実際に持っているんじゃなくて、記憶にアクセスする方法を知っているだけなんじゃないかと・・思っちゃったんですね。でももしそうだとするなら、ベンジャミンもディディエの記憶にアクセスできない訳では無いとも考えられます。受け取る気持ちが強く有る人と渡したい気持ちが強く有った人同士なのでしょう。

 まあ、確かにトンデモ話では有りますが、限りのある脳細胞の10%で覚えられる情報はたかが知れているんです。それは間違い無いでしょう。そして仲の良かった父、ディディエと、ディディエの記憶と一緒に、ベンジャミンも素晴らしいブラン・フュメ・ド・プイィを造っているのかもしれません。でもまあ、御伽噺として聞いてくださいね。
「・・・証明しろ!」
などとは決して迫ってこないように・・お願いします・・(^^


 2009年のブラン・フュメ・ド・プイィはアドヴォケイト(91~92+)です。noisyもほぼ同様に思いますが、飲み頃予測の2010~2018には・・とてもじゃないが賛同できませんね。早くて2015からです。それでも飲めないことは無いですが、何日も何週間も掛けて楽しんだほうが良いでしょう。2015年から2030年頃まで持つワインです。

 その他のワインは飲んでいませんが、2009年のピュル・サンはアドヴォケイト(92~93+)とぶっ飛びの評価、飲み頃予測2010~2020とこれまた間違った評価です。ポイントは信頼できますが飲み頃予測はでたらめです。ビュイッソン・ルナールも(92~93+)でマチュリティは書いてないです。かのシレックス2009年はさすがに(93~94+)・・・。飲み頃は2010~2022だそうです・・・これも無いです。ダヴィッドさんはよっぽど硬くて若いワインがお好きなんでしょう。

 そして、昨今造りはじめた実に秀逸、且つ希少なサンセールは・・・すみません・・・1本だけしか入らなかったので、申し訳ないけれどセットを組ませていただきました。売れなければnoisy用です!・・・だって、noisyだって飲んだ事無いんですよ・・!畑名も入ったし、デザインも変ったし・・。

 そんな訳で、ディディエの後継者は、彼の遺志をしっかりと受け継いだようです。是非・・ご検討くださいね。お奨めします!


以前のコラムより転載です。
━━━━━
【すぐに飲むなら実験的に!】

 はっきり言って、物凄いワインです。ボーヌの偉大なシャルドネと同列に語られるべき・・・です。しかし、購入してすぐそれを確かめようとしても、ほとんどの方が理解出来ないと思います。最低10年は置くべきワインですので、もし飲まれるのであれば・・・2週間掛けて毎日一口ずつお楽しみください。そして、
「美味しくなってきたかな?」
と思ったら少し多めに飲み、
「・・・・何か、全く何も出てこない・・・」
と思われたら、その日は諦めましょう。抜栓してもコルクを逆ざししたまま1カ月は平気で持ちます。(もちろんセラーに入れてくださいね)半端なポテンシャルじゃあ無いことを肝に銘じておきましょう。有名なワインですので時折、ブログでも取り上げているようで、中には否定的な見方の方もいらっしゃいますが、それはそれ、本当はどうなのかは、自身で確かめると良くわかると思います。

 なお、正規の取り扱いなのかそうでないのか良く判りませんので、一応非正規、とさせていただきますが、状態は万全だと思います。少なくて飲めませんので、以下に以前のレヴューを掲載しておきます。よろしくお願いいたします。是非ご検討ください!


ここから2004年の時の文章です━━━━━
【何というアロマ!何というべき長熟さ!絶句です!】

 ロワール上流のサンセール対岸、プイィ・フュメに凄い奴がいました。その名も「ディディエ・ダグノー」。 皆さんもおそらくご存知でしょう。

 今回は正規品のご案内ですが、さすがにこの世界情勢の中でやや値上がりしてしまいました。トップ・キュヴェのシレックスは大台を超えてしまいましたね。

 で、早速飲んでみました。結果2004年のディディエ・ダグノーは...
「べらぼうな出来!」
と、安易に断言してしまいましょう。

 飲んだのはシャイユーの後継と目される「音符のエチケット」のブラン・フュメ・ド・プイィとピュール・サンです。細かな部分は後に掲載しますが、溢れんばかりの軽量なマンモス・ミネラルと素晴らしいバランスを持った巨大な酸。まるで眠りから目覚めるように、まどろみながら、のんびりのんびり巨大化してゆきます。何メーターか離れていても、メロンやレモンのアロマが飛び込んできます。さらには「酸っぱい」とさえ感じられる酸ですが、まことに美しい輪郭を持っていますので、長熟さをアピールしています。

 もっとも、勘違いして欲しくないんですが、今の状態で、
「美味しい!」
と感じられる方は少数派でしょう。3~5年ほど置いた状態からでしたら、その数は過半数ほどに達すると思いますし、10年置けば大多数になるでしょう。

 もし、ディディエの2004年を早い段階で抜栓されるのであれば、そのアロマの複雑さと量、酸と構成の巨大さを確認していただき、もし、好みではないな、とか、美味しいと感じられないとしても、
「ん?これから先が楽しみなワインだ、と考えるべきなのかな?」
と、理解して欲しいと思います。本当の姿が現れるのは..10年くらい掛かりそうです..


● 2004 ブラン・フュメ・ド・プイィ
 音符のエチケットだったので、ミュージシャン崩れの noisy としましては、しっかり頭の中で音符の音を鳴らして見ました..。そしたらまあ、なんと..音楽をかじった方なら判ると思いますが、重なるほとんどの音が半音違いで「不協和音」なんですね~♪♪..で、ほんの何箇所かが3度か5度違いの和音という音符..で、結局最後の1度と5度の和音で丸く収めるという曲でした。音楽的には、
「何もない..」
という結論です。(そんなところはどうでも良い、という声が聞こえてきますが..)

 味わいは、ピュール・サンに比較すれば、珪藻土系のミネラルに石灰が混じり、やや黄緑のイメージが拡がって行きます。飲み頃はやっぱり先で2~4年後からでしょう。飲み方は、最初1杯だけ味見をして、その後はデキャンタすることをお奨めします。栓をしたまま2週間置いても全く落ちないと思いますよ。

● 2004 ピュール・サン
 ものすごいミネラルと酸、エキスの塊りでした。2週間近く経っても、アロマは生き生きとしています。酸の美しさは、やはりセロスやコシュ=デュリを思い出します。酸の性格が似ているのはコシュ=デュリでしょうか..素晴らしいソーヴィニヨン・ブランだと思いますが、今の状態で美味しいと言える人..それはプロですね。飲み頃は3~5年経ってからでしょう。

● 2004 シレックス
 飲んでいないので判りませんが、ピュール・サンの出来から想像するに、トップ・キュヴェのシレックスは最低でも5年以上置いたほうが良いでしょう。量は少ないです。

● 2004 ビュイッソン・ルナール
 実を言うと、このビュイッソン・ルナールは一番少ないです。裏ラベルには名前の由来が書いてありますので、お暇でしたら読んでみてください。ノー・テイスティングです。

ヤン・ドゥリュー

ヤン・ドゥリュー

フランス Yann Durieux ブルゴーニュ
● 前回のご案内からさほど時間は経過していませんが、インポーターさんのお約束通り、今まででは考えられない数量が入って来た「ヤン・ドゥリュー」です。余りに少ないのはどうにもなりませんが、むしろ右から左に流すだけの商売ならそれも充分有りなのかもしれませんが、

「美味しいかどうかも、良いのかどうかも、どんな味わいなのかも、何も判らないまま・・」

 そんな状況に置かれたワインが勝手に独り歩きしてくれればそれでも良いのでしょうが、やはり「理解しようとすること」こそが今のような時代だからこそ、ワインを扱うものに求められているような気がします。お金だけ欲しくてやってる方はこんな業界に長居する必要などない訳ですから、とっとと投資などの世界へ移って稼いでほしいと思ってしまいます。インポーターさんもそう・・ただたまたま仕事だったからやっていらっしゃるのなら、向かないと思うので早めに転職された方が良いと思いますよ。

 で、ようやくある程度の数量をいただけました。8アイテムで82本、1アイテム平均10本です。そうは言いましても最低数が2本、最高が24本ですから、余り平均値には意味はないんですが、

「ずっと気になっているヤン・ドゥリューの今を知るべく、全アイテムテイスティング!」

を決行しました。・・まぁ、資金的には相当厳しいんですが、ここぞと言う時はしっかりやらないと・・。そして、少しだけヤン・ドゥリューの今が判ったような気がしています。


 基本的にはD.R.C 系の造りです。プリューレ・ロックにも近いですがやはりD.R.C.かな・・。ロックのクロ・ド・ベズのような「真っ赤」な感じは無く、言ってみるならクロ・デ・コルヴェの延長上でしょう。D.R.C.だとするなら仕上がりの味わい傾向はラ・ターシュでは無く、むしろロマネ=コンティ的です・・安い方で言えばエシェゾーでしょうが、パワフルなピノ・ノワールの表現では無く、エレガント系です。

 ですが・・もっとずっと自由です。自分の感性を頼りにワイン造りをしているような感じです。So2 はギリまで使いたくないのでしょう。全く使わないか?・・と問われればどうかと思いますが、

「So2?・・他の手段もあるでしょ。」

と言ってるような気もします。

 なので、アイテムによっては「揮発酸」も出ています。「検出限界」や「少な過ぎて判らない・・あるかもしれない」キュヴェも有ります。

 ですが、その「揮発酸の出たワイン」がまた・・実に魅力的なんですね。滅茶美味しいんですよ。表現も素晴らしい・・。魚介類とのマリアージュも素晴らしいんでビックリですし、合わせていくと、今まで気付かなかった一面さえ見せてくれます。

 そして、もしかしたらファーストノーズで一瞬、

「ん?」

と思ったとしても、グラス一杯飲み終えた頃には、全く気にならなくなっているでしょう。「揮発酸」は浮いておらず、完全にワインとシームレスに一体化していて、抜栓してもその量は増えることなく、むしろ徐々に減って行くんです。これにはちょっと驚きました。

 まぁ、noisy は基本的には「揮発酸の出たワイン」は好きではありません。しかし、完全シャットアウトでは無い・・その全体像をしっかり見ようとしています。その上で、

「駄目なものはどんなに足掻いてもダメ」

です。

 しかし、ちょっと出ているから・・と言って、その本質を見ずに拒否することは有りません。その上で、

「揮発酸の出たワインも表情の一部で有り、止まっていて一体化しているのなら問題無し」

とする場合が有ります。それがこのヤン・ドゥリュー(のワインの一部)なんですね。


 言ってみれば、

「完全に自由なD.R.C.」

のような方向性です。足の鎖を外し、手錠を壊して野に出た一人の栽培家、醸造家です。言ってしまえば・・かのジャン・イヴ・ビゾのエシェゾーの方が揮発酸はキツイです(ヴィンテージによりりますが・・)。

 そして、とことん、前向きですし、どこからか「ドクターX」のあの女優さん・・

「アタシ、失敗しないので・・」

 みたいな声も聞こえて来ます。


 その上で、実は滅茶苦茶・・繊細です。誤解を恐れずに言うなら、ロマネ=コンティの極一部分だけを切り取ってワインにしているような気さえします。なので、

「飲んでいて実に楽しい!」

ですし、実は酔い覚めが滅茶苦茶軽いです・・。


 そんな彼の白は・・実はビックリするほど健全です。「揮発酸」のニュアンスはほぼ無いんですよ。実に美しく、味わい深いです。「DH(デー・アッシュ)N.V.2015」なんぞ、ボトルを抱えて飲みたい位・・です。「マノン」も実に美味しい!ビックリしますよ。


 ですので、「役職」や「血筋」に拘らず、「その人のポテンシャル」を見る人事部長になったと思って・・(^^;; 是非飲んでみて欲しいと思います。個人的には、

「将来のブルゴーニュを背負って立つ一人」

だと思ってます。


 ですが、「揮発酸」にアレルギーの有る方、「ビオが嫌い」な方は無理することは有りません。価格はそれなりにしますし・・。ですが、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールがどこへ行くか?」

もしくは、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの真の姿とは?」

など、探求してみたい方は、ヤン・ドゥリューが最も適役だと思います。是非ご検討くださいませ。


■エージェント情報
 
「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」
と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。この日はこれからリリースする予定の2017VTや過去のバックヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは話には聞いていましたが、会った瞬間に全開のオーラを感じる相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さり、とは言え、ワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にBMW M3で爆走した為、免停になったそうです。)

 基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインから、今回は2017ヴィンテージのスタンダードアイテムに、バックヴィンテージも複数ご案内です。

【ヤン本人によるヴィンテージ解説】
2015
素晴らしいヴィンテージ!太陽の光をたっぷりと浴び、高い熟度と素晴らしい酸のバランスが取れていて、良い葡萄の収穫量も多く、良いワインが簡単に造れたヴィンテージです。

2016
とても悲しいヴィンテージ。霜、雹、湿度これらの影響によりミルデューが発生し、収穫量は考えられないほど少なかっですが、収穫された葡萄のクオリティが想像以上に高く、ワインが素晴らしいバランスに仕上がった年でもあります。最も豪華でグラマラスな品質を得られたヴィンテージのひとつ。

2017
とてもフレッシュな果実とスルスル飲める質感で飲みやすい良いヴィンテージ。1年を通じて良好な天候にも恵まれ、良い意味で畑に手を掛け過ぎなくて良かった。熟度はそれほど高くはありませんが、果実、酸のバランスが取れたワインで、今飲むのであればこのヴィンテージのバランスはかなりいい驚きを与えてくれると思います。


 以下は以前のコラム内容です。
-----
 久しぶりのご案内になったヤン・ドゥリューです。実は色々有りまして・・しばらく離れていました。

 ワイン業界を取り巻く環境もめまぐるしく変化しています。今まで普通に入っていたものが急に入らなくなったり、理解不能な位に値上げに成ったり、数量が極端に減ってしまったりしています。また現況は新型コロナウイルスの影響も有り、飲食店さんは売上的にはかなりの打撃を受けています。特に「ワインを一生懸命広めて来たお店」は、ランチ以外で頑張るしか無く・・もっとも、少人数で回していたお店は、存続については問題はないのかもしれませんが、モチベーション的には駄々下がりでしょう。

 ヤン・ドゥリュー...ご存じの方には、

「・・凄い可能性を感じる・・と言うか、素直に素晴らしい!」

と絶賛する方と、

「・・私にはちょっと・・」

とネガティヴに捉えてしまわれる方と、両方いらっしゃるでしょう。


 しかしながらそれでも、先進的なビオ・・それもブルゴーニュで・・下手をすれば「クリュ」「村名」の畑で、造っている生産者ですが、

「ワインなのか、ワインではないのか・・飲んでも良く判らない・・」

と言うような代物では有りません。


 ナチュラルワインの限界を攻めていながら、昔からのワインファンをも唸らせる魅力のあるピュアさを持っています。

 noisy も、彼のそのスタンスに好意を持ちながらも、余りの価格の高さと、テイスティングさえできないほどの数量しか割り当てが来ないことに嫌気が差し、しばらくの間離れることになってしまった訳です。

 今回も3アイテムのみ、4本、3本、3本で計10本と言うような非常に少量な数しか来ていませんが、それでも次回以降は

「テイスティング出来る位の量は保証する」

とのエージェントさんの言葉を信じ、取扱を再開させていただくことになりました。


 ですが、それでも3アイテムで10本中、価格の高い方を2本テイスティングしていますので、ほぼボランティアです。商売としますとまるで割に合いません。

 それでも・・・

「ブルゴーニュワインの将来を背負っている一人」

で有ることは間違い無いと感じています。


 プリューレ・ロックの品質を支えた一人としても有りますが、どんなワイン屋も、偉い資格保持者も、避けて通って来た「ブルゴーニュのビオに対する素直な印象の吐露」を、もし誰も行わないのであれば、非常に不幸なことになってしまうと憂いています。

 素晴らしいブルゴーニュワインだと感じました。それでも、全てのブルゴーニュワインファンに向けて、是非とも飲んでくれとは・・言いません。

「ブルゴーニュ新時代を見つめて行きたい!」

 そう思われる方でしたら、是非飲んでみていただきたいと思っています。


■エージェント情報

これぞブルゴーニュの真髄!思わずため息が出てしまう...ヤンドゥリューのご案内です。

「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」
と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。この日はこれからリリースする予定の2017VTや過去のバックヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは話には聞いていましたが、オーラ全開の相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さります。とは言え、ワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にM3で爆走した為、免停になったそうです。)

 基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインから、今回は3キュヴェのご案内です。


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 脅威の自然児が造るスーパー・ナチュールワイン!?が入荷です。今回は白ワインが2アイテム・・でも性格が全く異なる2アイテムでした!そしてそのどちらもが素晴らしい!非常に希少です。ブルゴーニュワイン・ファンは「シャルドネ・セレクスィヨン」を、ヴァン・ナチュールがお好きな方、もしくはブルゴーニュがお好きでヴァン・ナチュールもお好きな方は「シャルドネ・カ・ドー」を是非ともご注文ください!


 「マジっすか~!」
みたいなヘヴィ・メタぎんぎんなエチケットのやんちゃさ・・そして、飲んでみてビックリのアヴァンギャルドさと、捨ててはいけないものはしっかりと・・そしてそれをさらに磨きぬいていると言う、プロも認めざるを得ない味わいのワインをご紹介します。ヤン・ドゥリュー・・・お見知りおき下さい・・っても、このエチケットを観たら忘れられないですよね!


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ポスト フィリップ パカレ!!
ポスト プリューレ ロック!!!
ブルゴーニュに次世代のスターが登場!

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(その良し悪しは別として)日本のワインシーンではもっとも話題にのぼる産地、ブルゴーニュ。

 素晴らしいテロワールの数々、素晴らしい造り手たち、高い評価に高いお値段…

 当然ながら新規就農の造り手にはハードルが高く、既存の生産者が切磋琢磨するなかで、なかなか若く有望な造り手が登場するには厳しい環境です。

“2010年ヴィンテージでデビューを果たし、あっという間にパリのカヴィストやソムリエたちの話題をさらったポスト フィリップ パカレ!!ポスト プリューレ ロック!!!間違いなしのブルゴーニュ自然派ワインのニュースターです!”

と興奮気味にヤン ドゥリューのワインをはじめて皆さんにご紹介してから早2年と少し。その間色々ありまして…ずいぶんご無沙汰になってしまいました。

 プリューレ ロックで働きながら、プライベートな時間を全て費やして自身の畑仕事もこなし、リスクの取りづらいブルゴーニュという土地で妥協のない「攻めた」ワイン造りに挑戦しているヤンドゥリュー。フランス国内をはじめ世界中でひっぱりだことなった彼ですが、そこに襲いかかったのが超低収量の年の連続。他のブルゴーニュの造り手たちと同様に少なすぎる収穫量に苦しめられます。
 特に自分自身のドメーヌをスタートさせてまもない財務基盤が弱いヤンにとっては、この収穫減はかなりの痛手でした。なんとかロックでの必死の仕事で生活の基盤をまかないながら、自身のワイン造りに対してもフル回転。そんな中でワインの品質に関わる以外の在庫管理や販売などの事務仕事の優先順位が下がり…、日本向けに予約していたワインを

「売っちゃった!」
との連絡が!!!!!
ということで丸々1年分のワインが日本未入荷となりました。

 その後も相変わらず低収穫量の年が続いている事もあって連絡の取りづらい状況が続いており、今後の入荷がどうなるかという不安は相変わらずなのですが、とりあえず引取りに成功した一部ワインをリリース致します!


 ということで、今回のリリースワインは2種類。
 まずは、ヤンの友人がビオロジックで栽培を手がける畑のブドウから造られたセレクションシャルドネ 2011!いわゆるネゴシアン ワインですが、キラキラしたミネラル感とストレートな果実味は、ザブルゴーニュ!という風情があり、と同時にヤンらしい深い深い純粋さを併せ持っています。

 続いては「カ ドー」という意味深(仏語でギフトを意味するカドーとほぼ同音)な名前のキュヴェ。シャルドネから造られるワインですが、セレクションとは打って代わり犬のプードルのようなもくもくした澱(おり)と濁りがあり、ただならぬ風貌。抜栓直後はわずかに還元的なニュアンスが感じられますが、スワリングによって出てくるナッツやアーモンド、ゴマといった種子系の香ばしいフレーバーとパイナップルや柑橘などの旨味感たっぷりの果実味!ブルゴーニュという枠組みを超越した非常に挑戦的なワインです!!! どちらのワインも日本への入荷自体は随分前なのですが、味わいのスタートラインに立てるようになるまでじーっくりと寝かせました。理想を言えばもう少し時間をかけて、さらなる飛躍を待ちたいところですが、このタイミングでもポテンシャルの片鱗は十分感じて頂けると思います。すぐに試してみたいという場合にはデキャンタージュをオススメ致します!

「ヤン ドゥリュー 生産者紹介」

 ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロースコルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン作りに取り組む才能溢れた若きヴィニュロンです。

 2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。また近年は、ビオロジックで栽培されたブドウを友人から買い付けることや、自身で畑を借りるなどもしてワインを造っています。

 ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリフレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当しています。

 彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。

 ヤン ドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。

 「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

 そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域でした。オートコートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。

 その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。
 収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サイクルを導くことなど、プリューレロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤン ドゥリューは挑戦します。

 そして、最高のブドウを得てからの醸造に関してはいたってピュアそのもの。自然酵母での発酵、キュヴェのポテンシャルに応じた熟成期間を十分取り、瓶詰め時の亜硫酸の添加も原則行なわず、厳密な濾過もなし。ブルゴーニュワインという経済的に「守り」に入らざるをえないワインにおいては、かなり冒険的な挑戦です。


N.V.(2017) la Gouzotte Rouge V.d.F.
ラ・グゼット V.d.F.

15996
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 オート コート ド ニュイの畑にある樹齢15〜20年のピノ ノワールをキューヴタンクで発酵熟成させたキュヴェ。1ヶ月間のマセラシオン。グゼットとは、昔ブルゴーニュで収穫に使用していた器具のことで、引っ掛けて葡萄を収穫する道具。今回初めて造られたキュヴェで、手頃に飲んでもらいたいとの思いから、上級ラインのキュヴェを飲んで貰う前の、入門用ワインとしての意味合いで造られました。ヤン曰く
「僕の名刺代わりだ」
との事。
 淡いルビー色の外観。フレッシュなイチゴやラズベリー、日本のさくらんぼの香りが立ち上ります。時間の経過とともに岩のようなミネラルを感じるチョークのニュアンスやロックっぽいシャンピニオン香も出てきます。とてもフレッシュでエレガントな味わいで、今直ぐに飲むことも出来ます。フレッシュで活き活きした果実のニュアンスを楽しむワインで、若いって良いなとつい口ずさんでしまいます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,990 (外税) 
【本人曰く「名刺代わりのキュヴェ」!・・では有りますが、物凄くちゃんと出来過ぎていて名刺代わりになっているのかは疑問・・(^^;; 勿論、とても美味しいですよ!】
 黒みを帯びた赤果実、赤みの有る黒っぽい果実・・どちらもしっかり、ピュアに感じられる素晴らしいピノです。そしてナチュール度もしっかり!・・

「そうか・・ヤン・ドゥリューってこんな感じなんだ~!」

と素直に思っていただける方は非常に有難いですが、noisy 的 にはちょっと不満も有ります。

「確かにテート・デ・ポン(一番高いの)やPV (次に高いの)のニュアンスには近いけれど、それ以外のキュヴェには有って、このラ・グゼットには全く無いものが有るってのは・・名刺代わりになるの~?」

と思ってしまった部分も有るんですね。

 確かにこのラ・グゼットはとてもちゃんとしています。ですから、とても美味しいし精緻、美しいです。でも、

「・・・これには揮発酸は無いじゃないか!」

とも思ってしまう訳です。ですから、揮発酸の有るキュヴェの名刺はどこ?・・ってな訳ですね。


 いやいや、物足りないなどとは言いませんよ。揮発酸は、ワイン本来の表情をその生成量や残存酵素の量により、削ってしまいます。しかしながらヤン・ドゥリューのピノは、

「その削れ方がエグイほど少ない!」

のが特徴なんですね。

 そのうえで、

「この揮発酸は必要不可欠な表情でも有る」

とさえ感じていました。


 まぁ・・そんなことを言いましても、これよりも上級キュヴェにつきましては、

「こちらは検出限界に近い」

とか、「無い」とか書いていますが、本当に正確に言いますと・・どのキュヴェにも少なからずあることは有ります。言っちゃえばこのラ・グゼットにも有りますが、本当に検出限界なんですよね。

 なので、「無い」と感じてしまう訳です。でも実際にはほんの僅かに有り、ヤン・ドゥリューのピノのその割合は非常に少ない訳でして・・しかも完全に一体化しているか、これからの熟で一体化すると感じられる訳です。


 まぁ、オート=コートの比較若木で造られたキュヴェのようでして、2017年ものは偶然に生成が少なかったのかもしれません。実にピュアでちゃんとしています。ヤン・ドゥリューの他のキュヴェ同様に柔らかで白くふにゃふにゃしたミネラリティが顔全体に張り付いてくるかのようです。中域にはちゃんと膨らみが有って、余韻も美しい・・・

「言ってしまえばニコラ・フォールのピノに最も接近できるキュヴェ」

でも有ります。


 ブルゴーニュの次世代を担うはずの二人が、ニュアンスが近いキュヴェが有るとはいえ、それでも相当に異なる・・距離が有るとも感じています。

「ヤン・ドゥリューは最先端で有り最もクラシックで有り然児で有り反逆者で有り救世主で有る・・かもしれない」

 そう思わせてくれるのがヤン・ドゥリューのピノです。これが名刺だと言うなら名刺自体の出来は不完全だと・・ワインは上出来なんですけどね。是非飲んでみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。


N.V.(2017) les Ponts Rouge V.d.F.
レ・ポン・ルージュ V.d.F.

15992
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 オート コート ド ニュイとオート コート ド ボーヌの境目にあるレ グラン ポンの区画からほど近い、粘土石灰質土壌の区画から収穫。樹齢40〜50年、キューヴタンクで発酵熟成。濃いルビー色の外観。ラズベリーやクランベリーと言った赤系のベリーや木の皮の香りと言った偉大なブルゴーニュに共通する香りに加え、バラや香水のフローラルな香りが溢れます。極若干の揮発も感じつつ、次第に鉄っぽいニュアンスやクミンの様なスパイス、コーヒーの様な香ばしさも感じられ、非常に目の詰まった凝縮した香りを楽しめます。
 味わいは小粒の凝縮したベリー主体の味わいで、リッチで骨格の有る美しい酸とミネラルがその存在を際立たせています。ヤン ドゥリューらしい旨味も感じられ、今飲んで既に美味しく飲めますが、半年落ち着かせるだけで大化けするポテンシャルも持ち合わせています。しっかりした酸と果実のバランスがお好みのお客様にオススメのキュヴェです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,990 (外税) 
【...コシュ=デュリのアリゴテを飲めるのなら、この異端のナチュラリストが造る有り得ない出来のレ・ポン・ブランをも飲むべきでしょう!】
 こちらは僅かですが揮発酸のニュアンスが有りますので、耐性の無い方にはお勧めいたしません。ですが、noisy も5分で気にならなくなってしまったレベルですので、「新ブルゴーニュに挑戦」したい方は是非・・トライしてみてください。

 あ、全然関係ないんですが・・日本酒の世界には、「醸造年度」と言う、お堅い言い方が有ります。毎年の7月1日から翌年の6月30日まで・・です。なので

「今は2020醸造年度」

でして、これが今年の6月30日までに仕込まれたものが対象です。

 で、これ・・Web では面倒なので、仲間内では、「2020BY 表記にしよう(B=ブリュワード、Y=イヤー)」と・・随分昔にやり始めたんですが、いつの間にかアチコチで「BY」使われています。良かった良かった・・


 で、こちらはN.V.(ノン・ヴィン)扱いですが単独収穫年度の2017年ものの「レ・ポン・ルージュ」、オート=コート・ド・ニュイとオート=コート・ド・ボーヌの中間に有る畑のようです。なので、

「完全に格外のヴァン・ド・フランスのピノ・ノワール」

と言うことになります。


 ヤン・ドゥリューの他のキュヴェと全く同様です。一貫しています。ですが少しだけ揮発酸が生成されています。それでも一体化はかなりなされていて、今飲み始めても全然大丈夫です。5分も経たずに気にならなくなります。

 そしてそこからがこのワインの本領発揮です。実に繊細でエレガントな表情が浮かんできます。果実感も10分経過で黒みを含みエレガントなベリー、チェリーがバッチリです!黒と赤、半々な感じで良く熟しています。ミネラリティも充実・・非常に柔らかでふわふわした感じです。

 そして・・やはりマリアージュが素晴らしいです!・・noisy の場合は、ピノを魚介に合わせる時は、例え「焼き魚」でもオリーブオイルを掛けちゃうんですね・・大抵。

 ですがこの「レ・ポン」はオリーブオイル不要・・。ちょっとビックリです。滅茶ナチュラルなんですね。その上で、時間を経れば滅茶苦茶ピュアになるんです!

 どうでしょう・・ニコラ・フォールはこの境地には立たないでしょう・・少なくともこの何年かは・・。悩み深いビゾは嫉妬しているかもしれません。勿論ですが、D.R.C.はスルーしているとしても、このようなワインはリリースしない・・どころか、こんな風にはならないようにしているでしょう。プリューレ・ロックはどうなって行くか判りませんが、

「大昔の(最近は全然違う)プリューレ・ロックは、むしろヤン・ドゥリュー風!」

だったことは間違い無いと思っています。


 ロックさんもすでに他界されてしまいましたが、彼こそが「反逆児」でした。もしかしたら「感覚の新兵」が「反逆児の志」を継いだのかもしれませんね。ご検討くださいませ。


N.V.(2017) Night Cost V.d.F.Rouge
ナイト・コスト V.d.F.ルージュ

15995
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 今回初めて造られたキュヴェ。オート コート ド ニュイの畑から収穫された葡萄を使用し、キューヴタンクで発酵熟成。1ヶ月間のマセラシオン。キュヴェ名が英語表記なのは、ヤン曰く「樽を使っていないから」との事。(ラ グゼットはどうなんだと質問した所、スルーされました...)ちなみにラベルのデザインは「夜は高くつくだろ」と言いつつ、ニヤッと笑っていましたので、そういうニュアンスを汲み取って下さい。抜栓したては若干還元していますが、数分スワリングするだけで飛ぶ程度。赤系ベリーや苺の香りに加え、煮詰めたようなジャムのニュアンスも感じられます。味わいは、甘い果実のフレーヴァーを強く感じますが、岩盤に近いところまで根を伸ばしたと感じられる、樹齢の高いワイン特有の硬質なミネラルもドンッと鎮座しているため、ベタ付いた感じは微塵もありません。アフターに感じるちょっとしたタンニンが全体を引き締めており、ダレたニュアンスを感じさせませんが、柔らかい果実味が良い意味でスルスルと飲めて、飲み手をリラックスさせてしまう危険な緩さを持ったキュヴェです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,790 (外税) 
【「夜は高くつく」の意味は全然判りませんが、つるっと入って来てしなやかに食材対応してくれる・・物凄い才能のソムリエさんみたいなピノです!】
 こちらは少し揮発酸が検出出来ます。ですので、耐性の無い方にはお勧めしませんが、

「すぐに気にならなくなってしまう程度」

ですので、ご自身の判断でご選択くださいね。


 実はこのワイン、到着してから他のワインよりも比較的早い段階でテイスティングしたんですね。一番下のベースキュヴェにはほぼ揮発酸が無く、こちらは簡単に検出できたので、

「ん~・・やっぱりなぁ・・揮発酸の有る無し・・と言うよりも、それを自身がちゃんとカバーしているかどうか、時が一体化してくれるかどうかを判断しているんだろうなぁ・・」

と思えたワインです。


 まぁ・・皆さんの感覚では、

「オート=コートで1万円?・・そんなぁ・・」

と言うところかと思います。


 ですが、その植え付けられてしまった既成概念、ヒエラルキーこそを、「感覚の新兵が打ち破るぞ」と言うことなのかもしれません・・全然違うかもしれませんが。


 で、これ・・書いた通りです。5分もすれば気にならなくなる程度の揮発酸レベルです。そして10分もするともう・・絶好調なんですね・・。

 見るからに「軽い感じのミネラリティ」が光ってみえるような感じでしょう?・・1万超えの上級キュヴェのような複雑性やポテンシャルの高さまでは届かないんですが、

「これぞ素っ裸のピノとはこういうものです!」

と言っているような気がします。


 むしろ、この状態で日本に入って来ていることこそが奇跡!・・と思えるほどです。素晴らしい時代になったんだなぁ・・noisy がワインを勉強し始めた30年も前の頃には、全く考えられないことだと・・感じました。

 そして、この単に「畑はオート=コート・ド・ニュイ」に過ぎず、ワインの格は「ヴァン・ド・フランス」に過ぎないピノ・ノワールが見せる姿の延長上には、やはりあの大物が見えるんですよね・・敢えて言いませんが・・その大物が持つ、一瞬の間に垣間見せる姿の一部分を、この「ナイト・コスト」も見せてくれるんです。

 noisy は、これも有りだと思います。

「でも・・高いじゃん・・」

と思われるかもしれませんが、人の感覚を大きく揺らしてくれるアイテムですから、全然高く無いんじゃないかと・・


「コストに見合う以上の味わいが有る!」

と感じました。

 まぁ・・これだけ沢山コルクを抜いてしまうと、

「ヤン・ドゥリューのテイスティングコストは破綻!」

しているのは明らかですが・・お後が宜しいようで・・いや、ご検討くださいませ。


N.V.(2017) Mars Attack Rouge V.d.F.
マーズ・アタック V.d.F.

15994
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

品種:ピノ ノワール

マルサネ ラ コートの区画から。マルサネにちなんでキュヴェ名を付けたそう。1ヶ月間のマセラシオン、キューヴタンクで発酵熟成。このキュヴェのみ、他に比べ収穫が2週間遅く、更に標高も高い区画のため、良質な酸とミネラルが獲得出来るそう。抜栓したては北の畑らしい控えめな香りですが、時間の経過とともに華やかな果実が溢れます。ラズベリーやサクランボ、アサイーベリーの様な香りに、スパイスやブラッドオレンジのちょっとシトラス系のニュアンスも加わります。味わいは他のキュヴェに比べると冷涼な果実のニュアンスが特徴で、ヤンの新たな一面を垣間見る事が出来ます。冷涼ながら凛とした質感の果実、ミネラルが広がりつつ、時間の経過とともに全体に丸みやふくよかさが口いっぱいに拡がります。非常に魅力のあるキュヴェで、直ぐ飲んでも美味しく飲めますが、2年後位から大化けすること間違いありません。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,800 (外税) 
【「火星人が攻めて来た!」・・的な名乗りでしょうか?・・飲み進めるにつけ、この深く滋味あふれる味わいが浸みて来ます!】
 あらかじめ言っておきますが・・こちらには「揮発酸」は検出できます。ボトルを立ててしっかり休めておくだけで、相当結果は異なると思います。やはり2年ほど置いた方が「揮発酸は沈静化し一体となる」感じを受けますが、耐性のある方は飲み始めていただいても結構です。

 抜栓直後は、アロマよりも味わいにそのニュアンスが有ります。しかし5~10分後には気にならなくなっているでしょう。

 で・・そこからがヤン・ドゥリューのワインの本性発揮なんですね。普通なら絶対に合わせづらい「魚介類」が、実に美味しいと思えるマリアージュになるんです。すべての魚介を試したわけでは有りませんが、その食材が「落ち始めていない」のであれば、まず大丈夫ですし、若干落ち始めていても行けてしまいます。そして、ヤン・ドゥリューのそのピノ・ノワールがまた・・ちょっと隠し持っていた姿を、ちらり・・ちらりと見せてくれるんですよ。

 これはもう、単純な先進ビオのワインには真似できない芸当です。普通は隠し持っていたとしても、案外簡単に化けの皮をはがされてしまいます。しかし、ヤン・ドゥリューのピノはそこからが凄い・・。

 この「マーズ・アタック」は、「マルサネ」の葡萄を使用しているそうです。

「言われてみれば・・なるほど・・」

と思える味筋です。


 冷ややかでナチュラルなマルサネ・・です。ふんわりとノーズにフィルムのようなしなやかで薄い感じの白いミネラリティが感じられます。やや表現がまだハッキリしませんが、ベリー系の果実が良い感じに感じられます。膨らみも良い・・が、2017年ものなのでまだ少し早い感じが有ります。・・いや、美味しくは飲めるんですよ。ですが、2015年ものとかそれ以前のものを飲んでみると、

「・・あ・・こうなって行くのか・・」

と言うのが見えますから・・、その意味で「早い」と思っているだけです。


 マルサネと言えば・・noisy のところだと、シルヴァン・パタイユか、アメリー・ベルトーか・・ですよね。その中で近いのはシルヴァン・パタイユ。パタイユも今まで時折、「揮発酸のニュアンス」は見せたことは有りました。

 ですが、パタイユが見せた「揮発酸のニュアンス」はむしろもっと強かったような気がします。もっともそのニュアンスは時間の経過でだいぶ一体化できます・・ちゃんと止まっていれば・・です。

 このマーズ・アタック・・・「火星人来襲」でしょうか?・・自分を火星人に例えてのことなのかもしれません。

 noisy はこのワインも「有り!」だと思います。ただし、揮発酸に耐性の無い方には強くお勧めはしません。耐性は無いけれどどうしても飲みたい方は、

「3年、セラーで育んでください。」

 これで大丈夫・・。きっとパタイユの

「マルサネ・ランセストラルとは全く真逆の素晴らしい美味しさ」

を見せてくれると思います。ランセストラルは濃くてミネラルがビシバシ・・多角形でエッジが角ばっています。こちらは真ん丸・・(^^;; ご検討くださいませ。




N.V.(2017) PV V.d.F. Rouge
PV V.d.F.ルージュ

15993
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 彼自身が保有する1haのペルナン ヴェルジュレス畑から。コルトンの丘の下の区画で、樹齢35〜40年。1ヶ月間のマセラシオン、キューヴタンクで発酵熟成。一見地味なアペラシオンですが、彼はアペラシオンというルールには従わない為、オリジナリティのあるVdFを産み出します。現地試飲時、ヤン自身最も気に入っていたキュヴェ。熟したイチゴ、ラズベリーと言った赤系ベリーの凝縮しつつもこもらない突き抜けるような果実の香りに一瞬で魅了されます。更に薔薇のような濃いフローラルな香りに加え、エスニックなエピスのニュアンスが外向的に広がっていきます。味わいは正統なコルトンのテロワールを表現したようなキュッと締まった美しい果実に強固な酸と芯のあるミネラルが全体を引き締め、ワインのランクを1段上へ引き上げたかのような凛とした質感を感じられます。正に「普通」ではないペルナン ヴェルジュレス。ピュア、洗練、と言う表現が最も似合うキュヴェに仕上がっています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,450 (外税) 
【これも激旨ペルナン=ヴェルジュレスのピノ・ノワール!・・こんなになってしまうなんて・・想像もつきません。しかも揮発酸は非常に少ないです!!】
 流石に「テート・デ・ポン」には届かないかもしれませんが、これも激旨い!・・マルサネの「マーズ・アタック」が時間を要するのとは異なり、今からでも美味しく飲めてしまうんですね・・。

 ちょうどこの日は「ピンク・ムーン」だったようで、どうなんでしょ・・ビオ的には満月ですから、余り飲むには適さない日と言うことだったかもしれません。なので、

「ボトルの写真は少し超細やかな澱が舞っている」

感じに見えていると思います。

 実際、舞ってしまっているのは、ボトルを持ち帰る時に車の中で誤って倒してしまったことが原因では有るんですが、この状態で飲んで・・見事に「ピュア!」でした。

 勿論ですが超ナチュラルな伸びの良い、ベクトルの向きも外向きな味わいでして、

「5~10分もすると・・滅茶苦茶美味しい!」

です。

 そもそもペルナン=ヴェルジュレスは、北東がラドワ、東がアロース=コルトン、南東がサヴィニーに接触した村ですから、ポテンシャルは元々有るはずなんですね。

 ですが、

「ペルナン=ヴェルジュレスのピノで超美味しいの、飲んだことあります?」

 まず無いですよ・・ね?

 しかしペルナン=ヴェルジュレスは、あの素晴らしいシャルドネ、コルトン=シャルルマーニュも産するほどの村ですから、そのミネラル組成はかなり期待が出来るはず・・。


 言ってしまえば、ニュアンス的にはコルトンと言うよりもサヴィニー=レ=ボーヌが近いでしょうか。・・でも、シャソルネイのサヴィニーのように、「濃いスタイル」では有りませんで、エキス系のしなやかなタイプです。その系は大抵の場合は「超硬いタイプ」に仕上がります。が、こちらは滅茶苦茶エレガントでしなやか、構成の大きさがしっかりあるのに、それを簡単には見せない感じです。

 飲み進めて行くうちにその大きさ、深さに気付かされ、

「・・丸裸のピノって・・こんな感じなんだ・・」

と思われるかもしれません。

 これは「絶対に有り」です。おそらくどんな方でも大丈夫だと思います。揮発酸に耐性の無い方でも大丈夫でしょう。ピュア&ナチュラルが際立った素晴らしい出来!飲んでみて下さい。超お勧めします!




N.V.(2016) Manon Blanc V.d.F.
マノン・ブラン V.d.F.

15998
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:シャルドネ
 ニュイ サン ジョルジュの東、メサンジュにある粘土石灰質土壌の区画で、南東側向きの斜面。タンク発酵の後、25%新樽を使用し2年間樽熟成。以前は100%キューヴタンクでの熟成でしたが、2014年より樽熟成に切り替えたそう。キュヴェ名の由来は愛娘マノンちゃんから。
 アカシアの花、レモンと言ったフレッシュな香りに、時間とともに白桃、ハチミツの濃厚な香り、更にはバター、ローストしたナッツ、胡麻のニュアンスが立ち上がってきます。味わいは、フレッシュで上質なオリーブオイルの様にネットリとした滑らかな質感でありながら、素朴で軽やか。柔らかい酸が全体のバランスを取り、空気に触れる度にどんどん変化していきます。1時間以上も変化し続けるので、時間を掛けて飲むことをオススメします。彼のファンキーさが最も表れたキュヴェと言えます。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,980 (外税) 
【言ってみれば、「自由な羽を手に入れた滅茶苦茶美味しいオート=コート・ド・ニュイ・ブラン」・・素晴らしいです。】
 昨今は全く見かけませんが、D.R.C.が醸造し「カーヴ・オージュ」だったか・・サン=ヴィヴァン修道院のオート=コートの白はどうなっちゃったんでしょうね。以前は最安値で6千円台、高値で1万2千円ほどだったかと思いますが、比較的ナチュラルな風情を持ちつつもまぁまぁなポテンシャルのワインがリリースされ、日本でもブローカー経由で入って来ていました。滅茶苦茶美味しいなどとは思いませんでしたが、やはりD.R.C.が醸造してナチュール系のショップで販売されていた事実が人気を呼んだと思います。

 言ってみれば・・ほぼ同じものでしょう。オート=コートですしね。価格も似たようなものです。因みに2010年のマノンは6千円ほどでした・・倍ですね。

 しかしながらD.R.C.、カーヴ・オージュのオート=コートは足元にも及ばないほど素晴らしい味わいです。酸はクッキリ、僅かに高目に寄った度数でしょうか。その分、酸の美味しさをたっぷり堪能できます。

 しかもビオで白ワインですから・・通常だともっと「色落ち」するのが普通ですよね?・・でもこのワインにはそんな色落ちは感じられず、ゴールドの美しい色合いをしています。

 それに加え、「揮発酸」は感じません。全く無いか?・・と聞かれたら、検出は難しいレベル・・と答えるでしょう。気になって仕方が無い人(例えばnoisyとか)だと、無いとは言わないかもしれません。

 それよりも、実に冷ややかでちゃんと熟したフルーツをきっちりと感じます。中域が綺麗にぷっくりと膨らんでくれますしほんのりとしたオイリーさ、そこから余韻に掛けてが自然な減衰で美しいカーブを描いてくれます。ついつい飲んじゃうワインですが、ポテンシャルも充分以上・・・カーヴ・オージュのオート=コートの数倍美味しいと思います。

 ミネラリティも素晴らしいですよ。キツク成り過ぎず、さりとて実は柔らかなフィルムのように感じられる白いミネラリティがしっかり有ります。

 この味わいは・・是非ニコラ・フォールの白と比較してみていただきたいですね。そして、今の自信の評価をしておいて欲しいと思います。この先、もしかしたらその評価が逆転するかもしれないことも想像してしまうかもしれません。ブルゴーニュの将来を担うに違いないヤン・ドゥリュー・・お見知りおきください。お勧めします。


 以下は 2010 Manon (Bourgogne Haute-Cotes de Nuits Blanc)のレヴューです。
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【わお!】



 ラヴ&ピフ・アリゴテの味わいはいかがだったでしょうか?・・・ものすごくピュアでありながら、ブルゴーニュの色っぽさを持ち合わせ・・・でも重くなくてキラキラ輝いててスイスイ飲めて・・みたいな、とても美味しいアリゴテだったと思います。



 こちらのマノンはたったの6本限定入荷・・・なのに飲んじゃった~い!・・ まぁ、初めての扱いの生産者なので赤字覚悟ですんで・・良いんです。



 で、こちらのオート=コートの白ですが、赤と同様に素晴らしい仕上がりです・・。



 でも、ちょっと横道に逸れますが、

皆さんはどうしてもオート=コートと言うとACブルと余り変わらないようなイメージが有ると思いますが、基本は村名格なんですね。



○コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

 コート・ド・ニュイで有りながら独自の名前を名乗れない4つの村、ブロション、プレモー=プリシー、コンブランシアン、コルゴローワン。



○オート=コート・ド・ニュイ

 コート・ド・ニュイの裏手(西側高地)に散在する村、ヴィラール=フォンテーヌ、メサンジュ、クルティ・ヴェルジなど18ケ村。



のように定義されているようですので、シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネを名乗れない、それらよりも高度の高い位置に有る村のワイン・・ということになりますので、村が基準なんですね。もちろんですが、テロワールがきっちり理解されている可能性はゼロに近いですが・・。



 とてもドライでナチュラル。エキスもきっちり出ていて色気のある味わいがブルゴーニュの白を想像させてくれます。ピノ・ブランやアリゴテを連想させるものでは無く、ラヴ&ピフに通じるような、濁りが旨み・・・みたいな、例のCFっぽいニュアンスも有ります。タイミング的には飲むのは少し早く、出来れば2013年の夏が過ぎてからの方が、このワインの本質に気付きやすいかもしれません。でも今は飲めないということでは有りませんよ。



 オート=コートのテロワールが判りませんが、純粋で素晴らしいシャルドネだと思います。希少なアイテムです。ご検討ください。

ル・クロ・デュ・カイユ

ル・クロ・デュ・カイユ

フランス le Clos du Caillou ローヌ
● 超お久しぶりのル・クロ・デュ・カイユです。いつの間にか自然派になってました~!・・しかも、結構にエキス系のピュアで美しい作りです。そこにほんのりナチュラルさが入ってくる感じなので、アヴァンギャルドなビオでは無く、

「限りなく自然に対応して行く栽培・醸造」

と言うことなのでしょう。


 もう、ル・テロワールさん時代からですからそろそろ30年が経とうとしているなんて・・ちょっと感慨深いですね。滅茶美味しかったですし、トップ・キュヴェのヌフ・レゼルヴ2016年は何と、

「アドヴォケイトで100点!」

です。

 まぁ、アドヴォケイトの覚えも目出度いクロ・デュ・カイユだとは言え、ラヤスもアンリ・ボノーもそうは取れない満点を何度もたたき出すなんて・・素晴らしいことです。ご検討くださいませ。

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「ル・クロ・デュ・カイユ」は、長い間ギガルなどの著名ローヌ・ネゴシアンものにブレンドされてきました。ジャン=ドニ・ヴァシュロンは、名門ドメーヌ・ヴァシュロン(サンセール)の長男でしたが、奥さんの実家を継いで現在に至っています。

ところが、残念なことに彼は、最高の出来であった2000年を仕上げてから、交通事故で亡くなってしまったんですね。その辺りはヴァシュロンのサンセールをご紹介させていただいたときに記載させていただきましたが、現在は奥さんを中心にドメ ーヌを運営されていらっしゃるようです。

■エージェント情報
「シャトーヌフ・デュ・パプと同じテロワールを持つコート・デュ・ローヌ」 
 シャトーヌフ・デュ・パプ北東の境界、クルテゾンの高台に17ha広がるクロ・デュ・カイユの土地は「クロ」の名が示す通り古来より実際に石垣が3キロに渡り築かれた狩猟場の森であった。フランス最古の原産地呼称であるシャトーヌフ・デュ・パプが制定された1936年に当時AOCの境界線を決める為に役人がクロ・デュ・カイユの土壌調査に訪れた際に番人が銃で追い払った事が不評を買いACシャトーヌフ・デュ・パプから外れてしまったという逸話が残っている。これは現在も「ル・カイユ」の区画がAOC境界線から不自然にはみ出している事が地図からも確認できる。現在この「ル・カイユ」と他区画から造られるACコート・デュ・ローヌが計45haと石垣の外周辺に所有するシャトーヌフ・デュ・パプを計9ha所有し、年間約25万本を生産。1950年代に植樹されたぶどう樹が多く残り、平均樹齢は60年を超す。2010年よりビオロジック認証取得、一部区画ではビオディナミを実践している。野生酵母による発酵など極力ナチュラルな造りが信条。

 「伝説となった天才醸造家、ジャン・ドニ・ヴァシュロン」
 1956年に現オーナーのプイザン家が取得し、森を開墾し本格的なぶどう栽培・ワイン造りを開始。1990年代半ばまで収穫の大部分はギガルなど大手ネゴシアンへ桶売りしていたが1995年に大きな転機が訪れる。創業者の孫娘、シルヴィ・プイザンがサンセールの名高いドメーヌ・ヴァシュロンにてワイン造りを行っていた夫、ジャン・ドニ・ヴァシュロンとドメーヌを継ぐ事を決心しサンセールからローヌへ移住。以来細やかな区画毎の栽培醸造管理の徹底、商品レンジの一新や有機栽培の推進など品質向上の為の様々な革新を行いながら元詰めを徐々に増やして僅か数年でシャトーヌフ・デュ・パプのトップ生産者と賞される。ブルゴーニュワインをこよなく愛したジャン・ドニの手腕とそれを可能にする砂質土壌主体の卓越したテロワールと古木グルナッシュの見事な融合により、クロ・デュ・カイユのワインは洗練されたエレガンスとフィネスで世に広く知られるようになる。その精神は2002年にジャン・ドニが不慮の事故死を遂げた後もシルヴィと残された子供達、そして現在の醸造責任者ブルーノ・ガスパールに受け継がれており、終わりの無い品質の追及を今も尚続けている。


2018 Chateauneuf du Pape Rouge les Quartz
シャトーヌッフ・デュ・パプ・ルージュ・レ・クワルツ

15952
自然派
赤 フルボディ
フランス
ローヌ
シャトーヌッフ=デュ=パプ
ル・クロ・デュ・カイユ

■エージェント情報
 「Les Cassanets」という砂質土壌の区画で表土にはラベルに描かれている様な無数の丸石、ガレ・ルーレが覆う。600Lのデュミ・ミュイと500Lのアンフォラにて14ヵ月の熟成。チェリーリキュールの様な甘美な滑らかさとシナモンなどスパイス感を伴う長く複雑な余韻を持つ。2017年はグルナッシュ75%、シラー25%、WA95点、2018年はグルナッシュ70%、シラー30%でWA95点。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,990 (外税) 
【まさに水晶的なテクスチュアを持つ、滅茶滑らかな・・そして水晶を手に持った時の冷ややかなニュアンスさえ持つ素晴らしいヌッフです!】
 美味しいです!・・ラヤスのヌッフの超官能的な、精神に訴え掛けてくるような味わいとは、やはり隔絶された世界です。

 滅茶苦茶精緻で整然としていてピュアです。そこにナチュラル感がほんのりと漂います。決して濃度で勝負していないのは、noisy的には結構意外でして、もっと「樽」が利いていて濃いんじゃないかと想像していましたが・・全然!・・濃度勝負では無い部分はラヤスやアンリ・ボノーと相通じていますが・・。

 しかしこのクワルツ、水晶と言う名のヌッフなんですが、もう名前が味わいまで表しています。

「もしかして、砂主体の畑で、その砂の正体は水晶の粒か?」

と思ってしまいたくなるほど・・つやつやしていて、滑らかで、冷たくて、光を得ては輝いています。

 果実も若々しく、しかし青くなく、酸の美しい美味しさがそれを支えています。

「何が不足だと言うのだろう?・・」

などとも思ってしまいますよ。


 ラヤスとの大きな違いの一つである「官能感」「熟成感」については、

「それは時こそが養うもの」

と言うような感覚なのでしょう。素晴らしいヌッフでした。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


 以下はシャトーヌッフ・デュ・パプ・レゼルヴ2005年のレヴューです。
-----
【久しぶりのル・クロ・デュ・カイユのトップ・キュヴェです!】
 覚えておいででしょうか・・・。アドヴォケイトで2001年ものが満点を叩き出した、凄いシャトーヌッフです。ル・テロワールさんが存在した頃、リーズナブルなプライスながらも、品の有るパワフルな味わいで圧倒されたワインです。このところはどうなんでしょうか、日本に正規が有るのか無いのか・・・良く判りませんで、この数年間は、全く見る事も無かったアイテムです。たまにブローカーのリストに掲載されても、とんでも無く高価で・・(3万以上!?)手が出ませんでしたが、今回は正規品では無く、ブローキングでは有りますが、考えられないほど安く、しかもコンディションもとても良さそうです。

ル・クロ・デ・カイユのシャトーヌッフの畑は、ラヤスの北東に位置し、まさにシャトーヌッフのテロワールそのもの・・と言えますが、隣のシャトーヌッフを名乗れる畑はAOCの申請をしていなかったため、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュで出荷されていました。

2001年のレゼルヴは、ジャン=ドニが亡くなった時に皮肉にもアドヴォケイトで100点・・・でした。この2005年、とても良いヴィンテージでしたがアドヴォケイトでは95点・・・です。

まあ、noisy的には95点以上は、何点付いても同じかな・・・と言う感覚ですね。満点では無かった・・というだけが、意味の有ることなのでしょう。精緻な味わいが期待できるグレートイヤー・・2005年だと思います。

ドメーヌ・ハイツ=ロシャルデ

ハイツ=ロシャルデ

フランス Heitz-Lochardet ブルゴーニュ
● ハイツ=ロシャルデ、アルマン・ハイツのドメーヌもの、新ヴィンテージが入って来ました。今年早々に2016年のポマール1級クロ・デ・プチュール等をご紹介させていただきまして、飲まれた方はおそらく結構に・・ビックリされたことと思います。

「・・えっ・?こんなに凄い新人、知らなかった・・」

と、貴重なモノポール、クロ・デ・プチュールを飲まれた方はそう思われたに違い在りません。

 それに、

「まだ早いよ・・」

とちゃんと書いてお知らせしたのに、ポマール随一のリューディ、14年の1級リュジアンのみを飲まれた方は、

「・・えっ?・・(絶句)」

となったまま、固まってしまったに違い在りません。もっともその後、noisy の文章を再度読み直して、もしかしたら「なるほど」と思われたかもしれませんが・・。

 さらにはその両方を飲まれた方は、

「・・あれ・・ど~ゆ~こと?」

と、まるで同じ人が造ったようには思えない・・けれど、芯の部分では同じ・・だけれど、表情の出方のまるっきりの違いに戸惑いを覚えられたかもしれません。

 さらに・・さらには、ハイツ=ロシャルデの軽快ながらもまさに「フィネス」と言うべき高貴さを表わすムルソーやシャサーニュなどの「シャルドネ」をすでに飲まれていた方が、それらを飲まれたとしたら、

「ハイツ=ロシャルデはシャルドネの人だとばかり思っていたが、ピノも余りに美味しいでは無いか!」

と思われたに違い無いんですね。


 昨年末エージェントさんに泣きつかれたので、ようやっとハイツ=ロシャルデのワインに在りつくことが出来たnoisy では有りますが、ちっとも恩に着てくれないので、2017年ものは酷い入荷状況です。とてもテイスティング出来たものじゃありません。

 だって、昨年末のギリギリのタイミングで1級ワインを40本も?・・緊急に仕入れたのに、2017年ものの最初の割り当てオファー数は、

「全部で7本!」

でした。

 勿論ですが・・ブチ切れました・・。世界的に知られ売れるようになったから・・と言う判断での割り当てなのでしょうが、余りに酷すぎませんか?

 なので、散々嫌味を言ってやりましたら・・「再考します・・」とのことで、今回の仕入れ状況になった訳です。それでも酷いのは余り変わりませんが・・。


 ですが、彼のワインを飲んで、「ブルゴーニュ的フィネス」を感じました。決して濃度や凝縮度に拘るのではなく、

「如何にして自然なアロマや味わいを消さずにワインに残すか?」

 今の時代、これが出来る人はまずいらっしゃいません。実際にやってみると、

「・・薄い」
「味気ない」

と言う方向にベクトルが向いてしまうからです。

 アルマン・ハイツとて、わざわざ軽く仕上げている訳では無いことは、2016年のポマール・クロ・デ・プテュールを飲まれた方ならお判りでしょう。有のワインはアルマン・ハイツとしては濃密な味わいですし、感動を覚えるほどの妖艶さ、エロティシズムを感じさせてくれるものです。2017年もそのように仕上がっています。

 2017年のアルマン・ハイツのシャルドネも、妖艶さと言うベクトルには全く向かってはいませんが、「超繊細なナチュラル・アロマとフィネス」と言うベクトルの量が、物凄いことになってしまっています・・。あの超密植のユベール・ラミーとは、驚くほど方向性が異なるにも関わらず、

「・・この方向性も本当に素晴らしい!」

と感動を覚えてるに違い在りません。


 ほんの少しのテイスティングしか出来ませんでしたが、それでもハイツ=ロシャルデの超フィネスなワインを扱えることになったのは、運命のいたずらみたいなものなのかな?・・と思っています。是非ともこのブルゴーニュ的フィネスの具現したワインを飲んでみてください。

━━━━━
 ハイツ=ロシャルデです。何年か前にワイナート誌で見かけ、随分と面白そうなことが書いて有ったので気に掛けていました。

 知らぬ間に付き合いの在るエージェントさんが扱い始めていたんですが、ま~・・高い!・・しかも良い畑ばかり持っているもので、そうそう手を出し辛い・・んですよね~。

 だって、一通り飲んだら結構な経費になっちゃいますよ。シュヴァリエ=モンラッシェまで持ってるんだから・・(^^;; なので、日本では白が人気のようですよ。一方、赤は放って置かれていたんです・・少なくとも2019年の12月までは・・。まぁ、まともにテイスティングして販売しているショップは少ないですから、いかに新しい情報に目ざとい「ブルゴーニュワインファン」だとしても、ハイツ=ロシャルデは飲んでない方が多いでしょう。



 で、noisy も、中々手を出せずにいたんですが・・年末もそろそろ掃除の準備でもしないと・・と思い始めた頃、そのエージェントの担当さんから連絡が有りました。・・そんな時の電話やメールは大抵の場合、ロクなことが有りません。「泣き」が入ったオファーです。数字が行かないと・・どうかお願いと・・(^^;;

 で、そのリストを見ると、案の定、白は無いが赤は結構な数量が残っていました・・ので、早速交渉して・・いや、noisy もかなり厳しいですよ。年末に買うだけ買って、余り美味しく無くて売らずに仕舞い込むことになる危険性も飲みこんで、しかも販売は2020年になってしまう訳ですから。

 まぁ・・たまには貸しておこう・・と言うことで仕入れてみた訳です。そしたらまぁ・・

「モノポールのクロ・デ・プチュール2016 の美味しいことったら!!」

ですよ。

 勿論、リュジアンも良いんですが・・こちらは3年は待たないと出てこない・・と言うか、クロ・デ・プテュールとリュジアンは、造りも違うんじゃないか?・・と思ってしまうほど、味筋が異なって感じられます・・いや、詳細はコラムで書きますんで。


 で・・実は年が明けて先日、またかの担当さんからメールが有りまして・・何を言うかと思ったら何と!


「すみません・・今年からハイツ=ロシャルデは完全割り当てになりました。今年の割り当てはエクセルをご覧ください。」

とばかりに書いて有ったので、よほどくれるのかと思ったら!・・もう・・ビックリですよ。


「・・えっ?」

思わず目を疑いました・・。


 赤白併せて・・全部で7本・・でした。


 勿論、即電話で怒鳴り散らしたのは言うまでもありません。


 と言う訳で、ロクに紹介もしない内に「レア」になってしまったハイツ=ロシャルデです。いずれ白もご紹介させていただきますが・・手を出すのがちょっと遅かったかな・・noisyも・・と反省しています。

 滅茶美味しいので・・是非飲んでみてください!今のところ超お勧めの生産者です!


■エージェント情報
 ワイナリーの歴史を紐解くと1857年にまで遡ります。フィロキセラ害によって売りに出ていた畑をジョルジュ・ロシャルデが購入した事が全ての始まりです。

 1983年にジョルジュの孫娘ブリジットがクリスチャン・ハイツと結婚し、ハイツ=ロシャルデの名でブドウ栽培を始めました。収穫したブドウは全てボーヌのメゾン・ジョセフ・ドルーアンに販売していましたが、ブリジットの息子アルマン・ハイツが醸造学を学び、2012年から家族が所有する畑の一部区画でブドウ栽培を始めました。その後、ドメーヌ・ハイツ=ロシャルデを設立し、2013年ヴィンテージを初めてリリースしました。テロワールを最大限に引き出すため、畑ではビオディナミを実践しています。

 糖と酸のバランスが最大限に取れたところで収穫し、ピノ・ノワール、シャルドネ双方とも全房発酵を行います。これにより複雑性や凝縮感が増すと考えています。軽くプレスした後、ほぼ濁った果汁のまま澱と共に樽で約一年間熟成させます。毎年少しずつ畑を増やしながら意欲的にワイン造りを行っており、ブルゴーニュの未来を担う若手醸造家としてジャシス・ロビンソンも注目している期待の新星ワイナリーです。


2015 Pommard 1er Cru Clos des Poutures Monopole
ポマール・プルミエ・クリュ・クロ・デ・プチュール・モノポール

15258
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ポマール
ドメーヌ・ハイツ=ロシャルデ

■エージェント情報
地方:ブルゴーニュ
産地:ポマール
品種:ピノ・ノワール100%
醸造:ビオディナミ農法に適した全房発酵。12ヶ月の樽熟成期間は澱を攪拌し、多糖類を抽出。

 濃密な香りからとてもスパイシーで、胡椒、高貴なオークの特徴がブラックカラントのような果実と共に広がります。ヴォリューム感があり味わいは新鮮で、明確なアタック、エレガントで肉厚なタンニンをもちます。フィニッシュにはミネラル、スミレのようなフローラルのアロマ、小さな赤いベリーが表れる繊細で複雑なワインです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,800 (外税) 
【超繊細系、MC系のエロティックな2015年クロ・プテュール!2016~2017年とは異なるエレガントさに悶絶!】
 ポマール随一と言われる1級レ・リュジアンからレ・シャポニエール、レ・クロ・ノワールと下がって来た次がこのクロ・プチュールです。その南側には、「ヴォルネイ的」と称されるレ・ベルタンが接し、その上が(ポマールの)レ・フルミエで、ヴォルネイ側のレ・フルミエに繋がっている感じです。

 なので、ポマール南部の畑はポマールっぽさとヴォルネイっぽさが同居したりしなかったり・・するところがまた結構に面白く、造り手に寄ってはかなり異なる味わいになっているのも楽しい部分です。

 今回のこのハイツ・ロシャルデの2015年クロ・デ・プテュールは、正規輸入では無く・・ブローカーからリーズナブルなプライスで仕入れていますが、

「2016年ものと2017年ものの、思った以上の濃度!」

と、

「本当に・・MCか?」

みたいな疑惑と、

「美味しいのに何故かとても安い!」

と言うような気持ちが先走ってしまいまして、2ケース程売りに出ていたものを仕入れてみたんですね~・・。


 面白いのは、結構にお客様もその辺りのnoisy の疑惑解明に乗っかってくれてまして、興味を持たれていらっしゃる方が少なからず存在されるのは嬉しい限りです。

 だって、2016~2017年のクロ・デ・プテュールはMCならもっと時間が掛かるはずの「押し出しの形成」が、当に仕上がっていることが、

「おそらくMC (だけ)では無い」

と思っていたから・・その疑いを、この2015年ものがきっと晴らしてくれると考えても不思議はないでしょう?


 で、1週間ほど休養していただいて、早速開けてみました。少し全体に褐色が入り始めた、結構に淡い感じの色合いです。そして、見た感じは・・

「これはMC!」

です。


 色合いだけではなく、香りの立ち上がりも早く、しかも・・非常にエロティックです。樽の使い方なのか畑のミネラリティの組成のお陰なのか、ま~・・官能的なアロマです。

「あんたは・・ルジェか!」

とツッコミながら飲んでました。


 舌の上に乗せると・・MC ですね・・これは。2016~2017年ものの、「塊で押し寄せる感じ」は全く無く、「少人数で少しずついらっしゃる感じ」がします。

 そして、非常に繊細です。ここには・・いや、前回の2017年ものに書いた記事の続きみたいになりますが、プリューレ・ロックはいます。パカレも、もしかしたら独立直後の彼はいます。コサールはいない・・(^^;;

 この超繊細な舌触り、要素の表情と、エロティカルなアロマで・・悶絶です・・。参りました・・これはかなり好きです!

 ただし、爆発前であることは間違いなく、ただし、上手く開かせてあげたら、もう絶好調になってくれるんじゃないかと・・感じました。なので、手腕は問われるかもしれませんが、手腕は無くてもタイミングの良い方なら、このワインの絶頂時に開けることも可能かと・・思います。

 また、結構にフルな感じの2016~2017年ものとは異なりまして、むしろ2016~2017年のリュジアンと醸造方法は似通っていると思います。なので、軽やかだけれど、歳を得る毎に押し出し・ボディが出てくるタイプです。

 この超繊細な、瑞々しいクロ・デ・プテュールには、

「濃い味付けの料理は合わない」

と思います。

 塩分控えめ、質の良い食材と調味料で軽めの味付けで行きたいですね。先日、ワインを送らせていただいているイタリアンのご主人が店を再開するとのことで、ご来店いただいた時に、ちょうど仕込んだばかりのトリッパとカプレーゼを持って来てくれました。

 いや~・・旨かった~・・トロットロでね・・本当に繊細な味付けで・・そんな時にはこれ、めっちゃ合うんじゃないかと!・・思ってしまいましたよ。

 そこそこに充実した、少し「押し寄せてくる」感じのある昨今のブルゴーニュ・ピノ・ノワールも旨いですが、こんな超繊細な・・下手に触ると壊れてしまいそうなバランスを持つピノ・ノワールが、実に愛らしいと感じさせられました。ご馳走様・・でした。

 繊細な料理になった時には、思い出したように・・この2015年ポマール1級クロ・デ・プテュールを合わせてみて下さい。魚系も新鮮なら行けてしまうと思います。でもくれぐれも2016~2017年はタイプ違いですので、間違って選ばないように・・お願いいたします。

 しかも2017年ものは11300円でのご案内でしたので相当にリーズナブルです。お勧めします!・・ブルゴーニュの世界、まだまだ捨てたもんじゃないと感じていただけると思います。



 以下は2017年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【ブルゴーニュワインが持つエロティックなアロマを濃密なニュイのワイン的な構造が支えています!素晴らしい!】

 ほんと、良く判らないんですよね。全房だって言いながらも、全く全房だとは思えないような味筋・・。リュジアンは全房だとすぐ判るし、プリューレ・ロック的だと感じてしまう。

 でもこのクロ・デ・プチュールにはプリューレ・ロックはいない。近いのはむしろルジェ?・・だろうか。まず香りの情報が半端無い。そしてこのエロスなアロマはルジェ的でもある。味わい自体の構成はジャイエに近い。でもそれはルジェ的では無い。

 それにしても判らない。どうやって造っているんだろう?

「還元的と酸化的の中間を狙っている」

とワイナート誌でアルマン・ハイツは話していた。だからその意味ではこのワインは、その通りで有りえる。

 この複雑で甘美なアロマの出来は、そうはお目に掛かれないと思う・・まだ完全に落ち着いた状態にはなっていないとしても。

 しかし今飲むのであれば、1月にご紹介させていただいた2016年が先だろう。ポテンシャルは2016年と同等以上。この先10年ほどのスパンの間に追い越すことは間違いない。

 それにしても、リュジアンと同価格にしなかったと言うことは、アルマン・ハイツ自身の中での評価がそうだと言うことも間違いなく、還元と酸化の中間で有るクロ・デ・プチュールと、より還元に・・いや、ほぼほぼ還元状態に置かれているリュジアンとの味わいの差が、良く判らない。レ・ペズロールを飲めば何か判るのだろうか。


 今飲んでもとても美味しいです。香りが半端無い・・それでノックアウトを食らってしまう感じです。味わいの方は完全には落ち着いていないので、欲を言えば少し休ませるべきでしょう。

 価格の方も出来るだけ頑張りました。前回の2016年ものは1万円切ってのご紹介でしたから。是非飲んでみてください。もしレ・ペズロールも飲まれましたら教えてくださいね。お勧めします!


 以下は2016年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【うお~!・・これは激旨です!・・実に官能的な魅惑のアロマを持ちつつしっかり押して来ます。2017年ものの上代は15000円です。必飲!!】

 滅茶苦茶旨いです!・・素晴らしい!・・まだまだ開かないリュジアン2016より、こちらをお薦めしますよ。ポマール1級プチュールの真の実力を初めて感じていただけるワインかと思います。最も、ここはモノポールの「クロ・デ・プテュール」ですが・・。

 ポマールにおいてグラン・クリュが出来るとすると、真っ先に名前が挙がるのはご存じ「リュジアン」です。ここは上部のリュジアン・オーと下部のリュジアン・バに分かれており、やや軽めでエレガントな上部のリュジアン・オーに対し、濃密さの在るリュジアン・バが勝ると評されます。

 リュジアン・バから少し下がったところにこの「1級レ・プチュール」は存在します。リュジアン・バ-->レ・シャポニエール-->レ・クロワ・ノワール-->レ・プテュール と来て、国道下の1級 クロ・ミコと言う繋がりで、リュジアン・バをやや重量感のあるスタイルにした感じになっています。

 香りが何とも素晴らしく・・これ、嗅いだら虜になっちゃいますよ。重心が低いところから湧き上がるようなニュアンスで、滅茶香しい上質な動物香が混じった黒赤果実。中域がたっぷりと充実して存在しますが、野暮ったい部分は無く、たっぷり感じさせてくれた中盤以降、実にエレガントで長い余韻を感じさせてくれます。

 今飲んでも素晴らしいですが、この先15年は充分に楽しませてくれるでしょう!

 まぁ、ハイツ=ロシャルデの赤ワインは100%全房発酵だとのことですが・・どうでしょうね。リュジアンは全房だと思いますが、こちらは少し違う方法を取り入れている可能性も有るかと感じました。

 非常に高いポテンシャルを持っていますし、高いレベルで評価されるべき仕上がりかと思います。現状だけを見た評価をするとなればリュジアンよりも間違いなく、高い点が付きます。

 飲んでビックリしてください。超お勧めです!・・全部買っちゃいましたので、エージェントさんにも在庫は無いはずですし、2017年ものの上代は15000円!・・しかも2017年もののnoisy の割り当ては、たった2本だそうです(その後少しだけ増えましたが・・来月のご案内を是非お楽しみに!)。ご検討くださいませ!


2017 Meursoult la Barre Jeroboam
ムルソー・ラ・バール・ジェロボーム

15006
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ムルソー
ドメーヌ・ハイツ=ロシャルデ

■エージェント情報
地方:ブルゴーニュ
産地:ムルソー
品種:シャルドネ100%
醸造:0.20haの畑は石灰質マール土壌でより粘土が多い。タンクにてアルコール発酵後、澱を攪拌しながら12ヶ月樽熟成。
 白い花や白桃のアロマにグレープフルーツのようなフレッシュな酸。芳醇で濃厚な味わいにほのかな塩味の後味を感じるピュアで上品なワインです。
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫    ご注文数   本
¥39,990 (外税) 
【コント・ラフォンの秀作でもご存じのクロ・ド・ラ・バールと接する畑です!】
 ムルソーの村の街中の北側、つまりヴォルネイ側に有る「ラ・バール」です。コント・ラフォンの「クロ・ド・ラ・バール」はモノポールで、そこと接しています(実際に接しているかどうかは微妙では有ります)。

 コント・ラフォンのクロ・ド・ラ・バールはオイリーで濃密、良く熟したものを飲むと、誰でも、

「ほ~!・・美味しい~!」

と・・そのパワフルな味わいと粘度、・・口内に残った残渣からも見事な芳香がノーズに抜けて行くような、とても存在感の有る味わいです。


 で、2017年ものこそはこのハイツ=ロシャルデの「ラ・バール」を飲んでやろうと待ち構えていたんですが・・残念ながらブティーユはたったの4本の入荷でした。当初は1本たりとも割り当ては無かったです・・4本くれたのはまだ良いんですが、ジェロボームやマグナムまで付いて来ました・・有難うございます・・。

 なので、実際に飲んで、その印象をお伝えすることは叶わなかったんですが、それでも幾つかの彼のシャルドネを飲んで・・確信しています。


「コント・ラフォンやユベール・ラミーのシャルドネとはまるで異なる」

ことは間違いありません・・あ、ドミニク・ラフォンは、「シャルドネ」などとうっかり言葉にしてしまうと怒るかもしれませんね。彼は「ムルソー」を造っていると言う自負が有りますから。

 詳細はテイスティングしたアイテムのコラムを見ていただきたいのですが、

「超フィネス!」

「これがブルゴーニュに伝わるエレガンス表現!」

「超ナチュラルで超繊細なのに危険度ゼロの瑞々しい液体が見せる見事に葡萄が昇華した姿」

を感じていただけると思います。

 今回はなんと、マグナムも、ジェロボームも有ります。ジェロボーム(3L)は1本木箱に入ってます。これを造ったと言うことは、相当に自信が有ると言うことでしょうし・・この超フィネスなムルソー・ラ・バール2017年が、老練なドミニクのクロ・ド・ラ・バールと張り合ったらどうなるのか?・・など、興味が尽きないところです。是非ご検討くださいませ!


2017 Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot M.G.
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ・マグナムボトル

15005
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャサーニュ=モンラッシェ
ドメーヌ・ハイツ=ロシャルデ

■エージェント情報
地方:ブルゴーニュ
産地:シャサーニュ・モンラッシェ
品種:シャルドネ100%
醸造:全房圧搾によりリッチでふくよかな味わいを引きだす。タンクでアルコール発酵後、樽に移す。12ヶ月の熟成中、澱を攪拌。澱はアロマの元となる物質、前駆体を含み、攪拌することでアロマ前駆体を抽出する。非常にたくましく、擦ったマッチのような香りもあります。とてもクリーンで緻密な味わい。ミディアムボディで、フレッシュで溌剌。しっかりとしたストラクチャーと豊かな酸、非常にクリーンな果実味を感じます。
新着メンバー登録画像  1500ML 在庫    ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【この超繊細にして超瑞々しい・・実を育てるために天に向かって伸びようとする葡萄の弦の生命力をそのまま表現したかのような超フィネスなモルジョ1級です!】
 素晴らしい1級モルジョでした。こんなモルジョは飲んだことが無い・・です。noisy でもそうなんですから、お客様もそうはこのタイプに出会うことは無いと思います。

 で、そんなタイプ(どんなタイプ?)なのに、もう・・肯定感しか出ないんですよね・・。

 写真をご覧になられると、なんとなくその姿、タイプが想像できるんじゃないかと思いますが、「超繊細」「超フィネス」が見えるようじゃないかな・・と思います。

 コント・ラフォンのような樽の要素は全く感じません。最近のラフォンはほぼ樽を感じませんが、それでも「樽によるなだらかな酸化」と「樽が関与したアロマ」を感じることが出来ます。樽は、ワインに滑らかさと強さを与えますが、反面、繊細さや新鮮さを失います。その点で、全く違います。

 そして、ユベール・ラミーとも全く異なります。「超密植」などとは無縁の液体です。軽々しくも見事に繊細さとその裏にある複雑さを表情にしています。そして時間と共にどんどん・・伸びて行くんです。まるでぶどうの蔓が天を目指すように。

 このワインは、もしかしたらまだ飲み頃では無いのかもしれません。しかしながら、もう実に美味しい!・・油をこってり使用したお料理にも合わせられるかとは思いますが、やはり素材の持ち味をそのままに生かした、脂も塩も薄い繊細な料理にこそ合わせたいと・・そうして欲しいと思ってしまいます。

 モルジョと言うワイン、これまで多くのものを飲んで来ました。ラモネも美味しいし、多くのドメーヌ、ネゴスのものも美味しいです。しかしながら、

「モルジョと言う畑のテロワールを見せるワインは非常に少ない」

と今初めて、感じています。

 この繊細さは・・ちょっとクセになると思います。是非飲んでみてください!お勧めします!

ドメーヌ・モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ

モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ

フランス Domaine Monthelie-Douhairet-Porcheret ブルゴーニュ
● ポルシュレです。今回は蔵出しのオールド・ヴィンテージも届いています。液面が低いもの2本ばかりをテイスティングしましたが、これが超旨い!・・です。

 まぁ、皆さんも、

「液面の低いのは・・どうもなぁ・・」

と思われるのが普通でしょう。

 しかしながら、ドメーヌでちゃんとチェックした上で、そのまま出すか、リコルクして出すかの判断をし、リリースしている訳でして、なので、


「液面が低くても全く問題無い!」

と申し上げておきます。

 実際、液面が低い・・キャプスュル下から5センチほどのボトルは、滅茶苦茶旨かったです!・・これは1996年ポマール1級フルミエでしたが、キャプスュル下3センチほどの同年、ヴォルネイ1級アン・シャンパンより熟成度がやや高いものの、今飲んで絶好調に近い美味しさでした!


 また、ポルシュレさんと言えば、88年よりオスピス・ド・ボーヌからドメーヌ・ルロワへ、89年にはドゥエレさんと養子縁組でドゥエレ=ポルシュレ誕生へ、94年にはルロワを辞してオスピスへ戻り99年まで勤め上げ、並行してドゥエレ=ポルシュレで頑張っていた訳ですね。

 なので、オスピス・ド・ボーヌでは、醸造そのものには大きく関われなかったとしても、大事なエルヴァージュのほとんどをやっていましたし、ルロワでも彼の手腕で超一流のドメーヌにする先鞭を付けたと言えます。

 ドーヴネに関しては、マダムの理想を追求したドメーヌなので、よりナチュラルな方向性を持った造りと言う点で、ポルシュレとは異なると考えられますが、そうだとしても・・このドゥエレ=ポルシュレのワインはやはり魅力のあるものと考えられないでしょうか。


 今回は1988年ものから最新ヴィンテージの2017年ものまで、各アイテムは少量では有りますがご紹介させていただきます。おそらくですがこんなチャンスは最後かと思います。価格もリーズナブルです。ご検討くださいませ。


━━━━━
 前から気になっていた造り手のワインがようやく入ってきました。その名も「モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ」。知っている人なら・・

「・・おっ!・・ポルシュレって・・あのポルシュレ?」

 と思い当たるんじゃないかと思います。


■エージェント情報
 「Domaine Monthelie-Douhairet-Porcheret」は300年以上前にモンテリー氏によって設立された歴史あるドメーヌで醸造所にはドメーヌ設立当初から1930年代まで使用していた古い圧搾機が展示してあります。

 モンテリー氏の子孫によって畑は開墾され、最盛期には12haの畑を所有するまでになりました。1970年代初頭にドメーヌが2つに分裂して所有する畑も半分の6haずつに分けられ、一方のドメーヌは畑を売却してしまったため、もう一方のドメーヌ運営を引き継いだモンテリー一族の流れを受け継ぐアマンド女史が残された6haの畑でワイン造りを続けました。

 1989年にはアマンド女史の養子でオスピス・ド・ボーヌの運営管理を12年続けた後、「Domaine Lalou Bize - Leroy」の運営管理を務めていたアンドレ・ポルシュレ氏がドメーヌに加わりました。2004年にアマンド女史は亡くなりましたが、ドメーヌに大きく貢献したアマンド女史の名前は今もキュヴェ名に残っています。

 現在はアンドレ・ポルシュレ氏の孫娘であるカタルディナ女史が定年で引退したアンドレ・ポルシュレ氏の教えを受け継いでワイン造りを行っています。

所有畑は現在でも6haのまま変わりありません。畑仕事は昔ながらの耕作や剪定、必要に応じた摘房などを行い、収穫は手摘みで葡萄が自重で潰れないように容量25kgのケースを使用しています。

 葡萄は選別台で厳しくチェックして100%除梗を行ってからブルゴーニュでは伝統的な木製の開放桶でアルコール醗酵を行います。酵母は葡萄の健康状態が良ければ自然酵母、そうでなければセレクション酵母を使用。

 毎日液循環と軽い櫂入れを行いながら18~20日間醗酵させます。ワインはポンプを使わずに重力によって移動させ、300年以上前に建てられたアーチ型天井のカーヴ内に並べられた228Lのブルゴーニュ型樫樽(新樽約10%)で20~22カ月間熟成させます。テロワールを表現できるように人の干渉は出来るだけ行わず、化粧をしていないワイン造りを心掛けています。



1993 Monthelie Rouge Clos du Meix Garnier Monopole
モンテリー・ルージュ・クロ・デュ・メ・ガルニエ・モノポール

14895
自然派
赤 辛口
フランス
ブルゴーニュ
モンテリー
ドメーヌ・モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ

■エージェント情報
 1.36ha。粘土石灰質土壌。樹齢約45年のVV。木製発酵槽で発酵後、新樽率10%で15ヶ月間熟成。
◆◆◆液量はたっぷり入ってます(キャプスュル下から1cm以内ほど)。正に絶妙のタイミングを思わせるような官能的な色合い!・・色だけでも感動ものです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,850 (外税) 
【まさにブケ一色!この1993年レ・デュレッス・ルージュはポマール・フルミエっぽい仕上がりでした!】・・こちらはモンテリー村名クロ・デュ・メ・ガルニエです。
 古酒はヴィンテージでも味わいが異なりますが、その個体それぞれでも同じにはなりません。延長上には有るのが普通ですけど。

 液量はしっかり入っています。何故か・・同じ1993年のクロード・デュガのジュヴレ=シャンベルタンを思い出しました・・似ちゃいないんですが、雰囲気がそっくりだったんですね。1993年のニュアンスなのかな?・・香りの記憶って、結構恐ろしいです。自分でもそう・・思います。すっかり忘れていたのにとんでもないことも思い出しちゃいますよね。

 若いフレーヴァーはすでに無く、新たな境地に入って来た段階かな?・・と思います。まだこの先も10年ほどは行けるでしょうし、2~3年したら完熟かな?・・とさえ思いますし、いや、2~3年前が良かったかも・・とも感じます。

 ミネラリティは素晴らしくしっかりしています。先に書いたように、1993年っぽい・・です。これは何とも説明できないんで困っちゃいますが・・(^^;; 勿論ですが、個体差が有りますんで、noisy が感じたような部分がソックリ同じだとは限らないでしょう。


 今回はグレートイヤー、1990年ものもいただきました。しっかり澱を落として、休養をさせてからお楽しみください。


 以下は最近のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【リーズナブルなヴォルネイ1級同等!・・と思っていただいて良いかと思います!】

 左の写真は・・結構良く撮れたかな・・と自画自賛しています。

 いや、写真として良く出来た・・と言うことじゃなくて、写真としては全然ダメだと思いますが、

「正確に香りや味わいを想像させてくれる感じに撮れた!」

と言う点だけですね。


 何せ、抜栓後にグラスに注いで即写真を撮るので、「こんな風にしたい・・」と言う意識は働かないんですね。なので時折、全く自身の感覚とは違う方の映り方をしていることも有ります。言ってしまえば、

「ポルシュレのレ・デュレッス・ブラン'16 は失敗・・」

と思っています。レ・デュレッス・ブラン...滅茶美味しいんですが、美味しそうには撮れなかったと残念に思ってます。


 しかしこの赤の方は、見ていただいたら全くそのまんま・・とnoisy は思っています。プラムに石灰や綺麗な土、そこに軽い黒果実が入ったニュアンス。ヴォルネイ1級の軽やかなタイプと重厚なタイプの中間的な重量感がそのまんま・・映っているかと思います。勿論、完全に開いてはいないものの、適度な締まりと解放が有り、構造の深い部分からの訴えも届きます。

「・・意外に・・いいなぁ・・」

と言う感じです。ヴォルネイの、どちらかと言えば軽薄にも感じるライトな美味しさも、どこかに持ちつつ、ムルソーに近い方の重厚複雑な粘土由来の美味しさもそれなりに持っている感じですね。ヴォルネイ1級で・・良いんじゃないの?・・と思ってしまいました。

 良く出来たワインだと思います。さすがポルシュレ...と言う感じがします。是非飲んでみてください。お勧めです!

ドメーヌ・クリュニー

クリュニー

フランス Domaine Cluny ブルゴーニュ
● 実に面白い生産者を見つけたのでご紹介します。まぁ・・D.R.C.の出身者と言うことで、

「ん?・・そうなの?・・じゃ、飲んでみよ~か・・な・・」

と言うような安易な気持ちで仕入れてみたクリュニーさんのワインです。そうしたら・・思いっきり、裏切られました!

 MC系の全房発酵、そこからの高温発酵、ピュアな味筋のワインだろうと、勝手に思っていたから・・です。

 今や完全にビオ・・アヴァンギャルドでは無いにせよ、自然派ワインと言って良いD.R.C.で修行した・・と言っておきながら、並み居るD.R.C.出身者とは全く違うアプローチだと感じるその味わいが・・

「ボクトツなのに徐々に心に染み入って来て大きくなって行く」

のが如実に判る味わいなんですね。

「え~・・!・・今更・・そこから・・なの?・・D.R.C.はどこ行った!」

とは頭では思うものの、身体の反応は別でして・・

「(・・ん・・中々に旨いじゃん・・)」

と、身体に有る脳が言ってるんですね・・(^^;;


 ジュヴレV.V. なんて飲んだらきっと、卒倒しますよ・・。滅茶美味しいんですもん。


 でもね・・

「どうしてそんなにクラシックな造りなん?」

「・・今から・・そこから始めるの?」

「数年後を目途にまずはビオロジーって・・じゃ、来年は・・どうすんのよ・・?」

 みたいなね・・ツッコミどころ満載なのに、何故か憎めないほど美味しいと言う不思議なワインです。

■エージェント情報
 ジュヴレ・シャンベルタンの北隣、ブロション村に20世紀初頭より続くヴィニュロンの家系で、1959年に自社ビン詰めを開始した4代目ミッシェル・クリュニー、および1990年にドメーヌを継承した5代目エルヴェ・クリュニーによって、礎が築かれました。2005年にエルヴェが他界し、レアとカミーユの2人の娘が継承。畑を大切に守りながら、10年間、ネゴシアンにぶどうを販売してきました。そして2014年、それまで大聖堂やシャトーなどの天井を修復する職人だったレアの夫エドゥアルド・パパンが、ヴィニュロンの道を歩むことを決断。姉妹の本格参画のもと、新生「ドメーヌ・クリュニー」が誕生しました。

 ボーヌのワイン学校で栽培学と醸造学を修めた彼が、唯一の修行先に選んだのは、「DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」でした。

 「醸造長ベルナール・ノブレから、醸造の理論と実際を教え込まれました。私はDRCしか知りませんので、基本的にはDRCで教わったことをそのまま実践しています。今のところ赤は100%除梗していますが、今後は全房発酵も試していきたいと考えています。また、数年後を目途に、まずはビオロジー栽培への転換を予定しています」(エドゥアルド・パパン)。

 2017年ヴィンテージ以降、自社ビン詰めをするアペラシオンを段階的に増やしており、2019年ヴィンテージから、「Bourgogne Rouge」「Gevrey-Chambertin 1er Cru Champeaux」「Chambolle-Musigny 1er Cru Les Charmes」「Chambolle-Musigny 1er Cru Les Noirots」を加えた「完全形」がお目見えする予定です。そのワインは、精妙にして艶やか。修行元「DRC」の名に恥じぬ、別格の完成度です。

所在村: Brochon
醸造家: Edouard Papin
所有畑面積: 7ha
ドメーヌ継承年: 2015年
栽培における特記事項: 実質ビオロジーの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は原則として一切使用しない
醸造における特記事項: 赤は100%除梗、白は除梗しない。天然酵母のみで発酵。赤は無清澄、ノンフィルターでビン詰め
販売先: 販売を開始したばかり。フランス国内70%(レストラン、ワインショップ、個人のワイン愛好家)、輸出30%(EU各国)
掲載実績のある海外メディア: 「Bourgogne Aujourd'hui」


2015 Côtes de Nuits-Villages Rouge Les Creoles
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ルージュ・レ・クレオール

14612
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・クリュニー

■エージェント情報
 ブロション村内のリウ・ディ「レ・クレオール」に0.77ha。平均樹齢60年のVV。ステンレスタンクで発酵後、樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成(新樽率40%)。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,850 (外税) 
【ドメーヌ・クリュニーを少しだけ理解できたのはこの2種をテイスティングできたから・・です!素晴らしいジュヴレV.V.には及ばないものの、一般的にジュヴレ村名とそん色の無い出来栄えです!】
 ・・と、そんな訳ですから、D.R.C.風の味わいを期待してお求めになるのはお止めください。どこにもそんな姿は有りません・・(^^;;

 ただし、超クラシックで有りながら適度なソフトさを持ち、そこはかとなく、底の方から滲み出てくるかのような表情が素晴らしく、しかも長くワインに親しんでいる身にとっては、

「いや~・・こんなの久しぶりに飲んだよ~~!」

と、昔を思い出して懐かしくて涙がチョチョ切れるような感動をもたらしてくれるんですね。


 しかし、それにしては・・確かにパキパキに硬い訳でも無く・・いや、硬いと言えるものは無く、抜栓後からの開放度は非常にリニアなカーブを描き、気付けば、結構に開放してくれているんですね。大昔の硬いだけのブルゴーニュとは確かに違う部分も有ります。

 そして、この色・・。

「ん?・・間違って同じヴィンテージのボトルを開けたんじゃないの?」

と言われかねないほど、一緒ですよね。幾分2015年ものの色合いに「熟」が見えたとしても、そう突っ込みたくなっちゃいます。


 で、味わいは、村名ジュヴレV.V. を少しスタイリッシュにし、濃密さを少しだけ「ほんわか」と刺せた雰囲気です。なので、

「セラファンの村名に酷似」

しちゃってます。・・いや、細かいことを言えば違う部分が多いとしても・・です。

 2017年のコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ(・・言っておきますが準村名ワインです。オート=コートでは有りません。) は、非常に健全に感じます。ヴィンテージのお陰でしょうか。瑞々しく、フレッシュながら新樽のお陰でしょうか、適度な酸化熟成が有り、とても良い出来です。少しだけ硬さも感じますが、これは若さゆえ仕方のない部分でしょう。

 2015年のコート・ド・ニュイ=ヴィラージュは、2017年ものに比較しますと・・ソックリでは有りますが、パレットの端の部分から「熟」が入って来ているのが判ります。ノーズも滑らかになり、皮革とか、落ち葉とかが感じられるようになって来ています。

 さりとて完熟までは到達しておらず、しかしながら飲み進めて行くとソフトになりつつ膨らみも増え、飲み終える頃にはちょうど良くなっていました。

 なので、あと2年ほどでだいぶ良い状況に仕上がるんじゃないかと思います。


 まぁ、余りに村名V.V.が美味しいので、予算に余裕があるようでしたらそちらを。無いようでしたらこちらのどちらかを飲んでみていただきたいと思います。

 どこか嘘っぽいと感じてしまうD.R.C.出身者のワインですが、引き寄せられてしまうこの味わいには、しっかりしたポテンシャルを持ち、しかもそこからの表情や風情を放出しているからだと思います。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


2017 Côtes de Nuits-Villages Rouge Les Creoles
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ルージュ・レ・クレオール

14613
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・クリュニー

■エージェント情報
 ブロション村内のリウ・ディ「レ・クレオール」に0.77ha。平均樹齢60年のVV。ステンレスタンクで発酵後、樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成(新樽率40%)。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,850 (外税) 
【ドメーヌ・クリュニーを少しだけ理解できたのはこの2種をテイスティングできたから・・です!素晴らしいジュヴレV.V.には及ばないものの、一般的にジュヴレ村名とそん色の無い出来栄えです!】
 ・・と、そんな訳ですから、D.R.C.風の味わいを期待してお求めになるのはお止めください。どこにもそんな姿は有りません・・(^^;;

 ただし、超クラシックで有りながら適度なソフトさを持ち、そこはかとなく、底の方から滲み出てくるかのような表情が素晴らしく、しかも長くワインに親しんでいる身にとっては、

「いや~・・こんなの久しぶりに飲んだよ~~!」

と、昔を思い出して懐かしくて涙がチョチョ切れるような感動をもたらしてくれるんですね。


 しかし、それにしては・・確かにパキパキに硬い訳でも無く・・いや、硬いと言えるものは無く、抜栓後からの開放度は非常にリニアなカーブを描き、気付けば、結構に開放してくれているんですね。大昔の硬いだけのブルゴーニュとは確かに違う部分も有ります。

 そして、この色・・。

「ん?・・間違って同じヴィンテージのボトルを開けたんじゃないの?」

と言われかねないほど、一緒ですよね。幾分2015年ものの色合いに「熟」が見えたとしても、そう突っ込みたくなっちゃいます。


 で、味わいは、村名ジュヴレV.V. を少しスタイリッシュにし、濃密さを少しだけ「ほんわか」と刺せた雰囲気です。なので、

「セラファンの村名に酷似」

しちゃってます。・・いや、細かいことを言えば違う部分が多いとしても・・です。

 2017年のコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ(・・言っておきますが準村名ワインです。オート=コートでは有りません。) は、非常に健全に感じます。ヴィンテージのお陰でしょうか。瑞々しく、フレッシュながら新樽のお陰でしょうか、適度な酸化熟成が有り、とても良い出来です。少しだけ硬さも感じますが、これは若さゆえ仕方のない部分でしょう。

 2015年のコート・ド・ニュイ=ヴィラージュは、2017年ものに比較しますと・・ソックリでは有りますが、パレットの端の部分から「熟」が入って来ているのが判ります。ノーズも滑らかになり、皮革とか、落ち葉とかが感じられるようになって来ています。

 さりとて完熟までは到達しておらず、しかしながら飲み進めて行くとソフトになりつつ膨らみも増え、飲み終える頃にはちょうど良くなっていました。

 なので、あと2年ほどでだいぶ良い状況に仕上がるんじゃないかと思います。


 まぁ、余りに村名V.V.が美味しいので、予算に余裕があるようでしたらそちらを。無いようでしたらこちらのどちらかを飲んでみていただきたいと思います。

 どこか嘘っぽいと感じてしまうD.R.C.出身者のワインですが、引き寄せられてしまうこの味わいには、しっかりしたポテンシャルを持ち、しかもそこからの表情や風情を放出しているからだと思います。是非飲んでみて下さい!お勧めします!

ドメーヌ・デュ・クロ・ド・タール

デュ・クロ・ド・タール

フランス Dimaine du Clos de Tart ブルゴーニュ
● 久し振りのクロ・ド・タールです。ご存知モレ=サン=ドニの孤高のモノポールです。1996年から醸造責任者を務めたシルヴァン・ピティオさん(写真)が引退、そしてドメーヌ・ド・ラルロのワイン人気を瞬間で沸騰させたジャック・ドヴォージュさんがクロ・ド・タールへ・・と言う、何と劇的な人事異動?でみなさんもご存じでしょう。

 ・・そうかといって、じゃぁクロ・ド・タールを飲んだことが有るのか?、どんなワインなのか?と聞かれたら、

「・・知ってるけど・・飲んだことが無い・・」

「黒土タール?・・それって・・ワイン?・・黒そうだね~・・」

のような返答が普通なのかもしれませんね。でも今ではコート・ドールを代表する素晴らしいグラン・クリュです。


 クロ・ド・タールは1141年に修道女によって設立されました。1791年にマレ・モンジュ家が買い取り、その後マコネに本拠地を置くモメサン家 に渡りました。コート・ド・ニュイのモレ・サン・ドニ村に位置する7.53ヘクタールの単一畑で今まで一度も分割された事がなく、一社が所有する ブルゴーニュのグラン・クリュでとしては最も大きい畑となります。

 土壌はかなり均一な粘土石灰質ですが、石灰質の違いによって6つのミクロ クリマに分け、それらを別々に収穫しています。平均樹齢は60年で古いものは100年を越えます。植え替えはマサール・セレクションによって 行い、自社の小さな育苗施設(ナーサリー)では厳選した台木を保管しています。

 1999年に新しい醸造設備を設置し、発酵槽、プレス、選果 台などを全てステンレス製のものに刷新しました。ミクロクリマ別に収穫・選果し、それぞれ別に仕込みます。除梗の有無はその年のブドウの 状態によって判断します。アルコール発酵後、新樽に移し10ヶ月熟成させます。その後地下のセラーでさらに樽熟、そして瓶詰め後、気温13 度、湿度75%に保たれた最も地下深いセラーにて保管されます。この完璧な環境の中でゆっくりと美しくワインが熟成します。

 18世紀以降、ブルゴーニュでは8月に収穫が始まった早熟なヴィンテージが6つあります。1719、1822、1893、2003、2007そして 2011。この10年以内で3度も発生しており、温暖化の影響は明らかです。2011年の気候条件は気まぐれで予測不能でした。春の日 照量は平均以上で、発芽や開花を早め、雨の多い夏であったにも関わらず、驚くほど早い収穫となりました。8月20日にはブルゴーニュの一部の畑で収穫が始まったほどです。8月末に暖かく乾燥した理想的な天候へと回復し、タンニンやアントシアニンを含むフェノールの成熟、糖と酸を含む生理学的成熟を待ってから収穫をすることに決めました。2011年はブドウ栽培者のヴィンテージで、勤勉で先見の明があり、正しいタイミングで正しい判断ができる事が成功の最大の秘訣となりました。

 2011年のクロ・ド・タールはチャーミングなワインで何世紀にも渡って私たちのワインの評価を高めてきた基本的な個性が全て表れています。これらの特徴を表現するとすれば、エレガント、芳醇、スレンダー、風味豊か、柔らかい、など女性らしさの特徴として挙げられる要素であると思います。


N.V. Marc de Bourgogne Clos de Tart
マール・ド・ブルゴーニュ・クロ・ド・タール

2050
自然派
フルボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・デュ・クロ・ド・タール

◆◆◆レアもの!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥39,990 (外税) 
【余り見ないクロ・ド・タールのマール!以前のようなチープさは微塵も感じられない重量ボトルに入ってます!】
 滅茶重い重量瓶に入った、高級感満載のクロ・ド・タールのマールです。因みに左の写真は、大昔に販売させていただいた、とてもチープなボトルに入った、安物感満載の同じものです。確か、6千円代だったと思います。お客様にはすごく喜んでいただけた記憶が有ります。

 しかしながらその後はすぐに高くなっちゃいまして、

「2万円以上じゃ売れないよなぁ・・」

と言うことで正規などで見当たっても仕入れませんでした。勿論、ブローカーものも網を張っていたんですが、全く掛かりませんでした。


 今回はジェロボーム社さんの正規ものです。高いですね・・。まぁ、それでも国産の某ウイスキーでさえ、プレミア付きでえらい高値で販売されているようですから、それに比べれば、許容範囲なのかもしれません。でも15年ほど前は6千円がこうですからね。

 もし気になりましたらご検討くださいませ。多くは無い商品かと思います。