● シャブリの期待の星・・のご紹介です。少し気にはなっていたんですが中々手を出せなかったところ、ようやくちょっかいを出せたと言う・・(^^;; なんのこっちゃい・・。
別嬪さんのエネオノールさんが、ビオ的(ビオロジック&ビオディナミ)なアプローチで素晴らしいシャブリを造っています。
意外にも有りそうで無いタイプでして、
「結構にナチュール感も有りつつ、でも全く危なくないと思えるライン・・そのギリギリを攻めている感じ!」
が実に良い!
だって・・別にね・・ラヴノーもドーヴィサも・・ナチュール感はそれなりに有りつつもそんなに攻めてる感じはしないでしょう?・・アリス・エ・オリヴィエも、凄い昔はね・・面白いキュヴェを出してくれていました。So2無添加と自筆で書いて貼ってあったりね・・でも別に・・そんなにナチュール感は無いでしょう?・・キッシキシに硬いのはなんでなんだろうと思っちゃう位でしょう?
言ってしまえば、あの鬼才、「ヤン・ドゥリュー」的な要素も感じる訳ですよ。・・いや、彼女のワインは全然アヴァンギャルドでは無いですよ。でもその下地が無い訳では無いし、これから・・
「・・ど~する?・・どっちに行きたいの?」
と・・。見守りたいなぁと思うんですね。それだけ、彼女のワインに魅力を感じている noisyです。ご検討よろしくお願いいたします。
■ エージェント情報

シャブリ地区南東部、ポワリー・シュル・スラン村に長く続く農業家の家系で、1982年にローラン・モローがぶどう畑を拓きました。2011年に娘のエレオノールが参画。5年後の2016年にドメーヌを継承し、本格的に自社ビン詰めを開始しました。もともと環境に対して高い意識を持っていた彼女は、2011年の参画と同時に、お父さんの時代のリュット・レゾネ栽培から、完全ビオロジック栽培に切り替えました。
「化学肥料や農薬を使わないことで、ぶどう樹、土壌、土中の生態系、そして畑で働く私たちすべてにとって、持続可能なぶどう栽培が可能になります。根は地下深く伸び、チトニアン(ポルトランディアン)、キンメッリジアンといったシャブリ地区が誇る石灰質土壌から、ミネラルをたっぷりと吸い上げてくれます。シャブリ地区は早霜や雹害も多く、ビオロジック栽培を実践する生産者は他の産地と比べて少ないのですが、私はいつまでもその一人であり続けたいと思います。」
醸造設備の刷新や、彼女自身が気に入るまで時間をかけて創り上げた新しいパッケージの完成を経て、2020年からようやく輸出にも目を向けられるようになりました。2021年にはプルミエ・クリュの初リリースも予定しております。大地の深き恵みに溢れる彼女の作品には、他のシャブリとは一線を画すようなみずみずしさがあり、体の細胞のひとつひとつに染み入るような「癒し」を感じることができます。