● 久しぶりにカトリーヌ・モンタネさんの美味しいデイリーをご紹介します。昔は2千円位だったんですが、一旦上がってまた下がったのかな?ドライながらジューシーでピュアなブルゴーニュです。
ヴェズレの雄、モンタネ夫妻の奥様の方、カトリーヌさんのドメーヌです。ヴェズレの協同組合は、ピュアで自然なワインを実にリーズナブルに提供してくれ、嬉しい存在でしたが、シャブリ最大の協同組合、シャブリジェンヌに吸収されてしまいました・・・・。実に残念です。その長であったジャン・モンタネさんが独立して創めたのが、以前にもご紹介したドメ ーヌ・ド・ラ・カデット(ジャン・モンタネ)で、奥様が創めたのがこのモンタネ=トダンです。
今のところのnoisy の受け取り方は、
ジャン・モンタネ --> リーズナブルライン
モンタネ=トダン--> リッチライン
というものです。
明らかにモンタネ=トダンのワインの方が「大柄」で「コク」が有ります。本格派・・・ということですね。

「アンリ・ド・ヴェズレ協同組合がシャブリジェンヌに吸収されたため、協同組合をヴァン・ナチュールの醸造方法へと導いたジャン・モンタネ氏が独立した」と聞き、すぐさま飛んでゆきました。
「8月31日、きのうで退職したばかりだよ」
と収穫に向け大急ぎでセラーを建設中のモンタネ家は、新たな人生に向け活気に満ちていました。夫人のカトリーヌさんが設立したドメ ーヌ・モンタネ・トダンと取引させていただくことになりました。セラーは、ご主人のジャン・モンタネ氏(ドメーヌ・ド・ラ・カデット)と同じ敷地内にあります。2004年は、必ずしも良年ではありませんが、ピノ・ノワール/シャルドネともに、みずみずしくて澄んだ味わいで、飲み心地の大変よいワインです。これからが、楽しみな造り手です。
地区 ヴェズレ
造り手 カトリーヌ・モンタネ
栽培 ビオロジック(カリテ・フランスの認証取得)
栽培品種 ピノ・ノワール、シャルドネ、ムロン・ド・ブルゴーニュ、ガメ
自社畑面積 2.57ha
土壌 各区画:
ヴィーニュ・ド・ショーモン…泥土と石灰岩の土壌(南向き、斜面)
ヴィーニュ・ドゥ・ヴェルミリエール…泥土と石灰岩土壌(南東向き、斜面)
ヴィーニュ・デ・ロッシュ…泥土と石灰岩土壌、小さな石を多く含む(南東向き、斜面)
ヴィーニュ・ドゥ・ルエ…表土は泥土と石灰岩土壌で、小さな石を多く含む(南西向き、斜面)
醸造 培養酵母を使わず、補糖もせず、酸化防止剤非使用で醸造。
白ワインは、瓶詰め時にわずかに酸化防止剤を添加。
赤ワインは、瓶詰め時にも酸化防止剤を不使用。