● エペルネの南にあるシャヴォ村の自然派のレコルタン、ラエルト・フレールをご紹介します。今まで何度かご紹介していると思うんですが記録が見当たらない・・(^^;; かなり美味しいシャンパーニュを造ります。是非ご賞味くださいませ。

ワイナリー名 Laherte Frères
ラエルト・フレール
創業年 1889年
国・地域 フランス ・ シャンパーニュ
地区/村 シャヴォ
代表者 Aurelien Laherte
オーレリアン・ラエルト
畑面積 10.5 ha
主要品種ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)
シャルドネ (Chardonnay)
ピノ・ノワール (Pinot Noir)
平均生産量 120.000本/年
【ドメーヌについて】
1889年にジャン=バスティス・ラエルトがドメーヌを設立。大部分の畑はシャヴォ周辺に位置している。4代目となるミシェルがドメーヌを拡大、所有畑を5haまで増やし、シャヴォ=クルクール出身のセシールと結婚。8人の子供達に恵まれクリスチャンとティエリーの2人がワイン造りを継承し、ドメーヌは大きな飛躍を遂げた。ティエリーは除草剤や殺虫剤、巨大なステンレスタンクなど過度の近代的技術がテロワールを表現するにあたり妨げとなる事をいち早く理解しこれらを排除した。
今日息子のオーレリアンが中心となり、ビオディナミにインスピレーションを得てよりナチュラルに畑を管理、醸造所においてはオーレリアンとティエリーが共に古典的かつ自然な醸造を心がけてワイン造りを行っている。オーレリアンは1983年7月4日生まれ。2003年にアヴィズの醸造学校でBTSを取得。ブルゴーニュやロワールなど他の多くのセラーを訪問するように心がけ、探究心を持ってワイン造りに取り組んでいる。
【畑について】
栽培:ビオディナミ70%、リュットレゾネ30%
耕作には小さな”引く”タイプのトラクターを使用。通った後に足で踏まなくてすむのと、トリートメント用の容器も上に乗せて動かせるので非常に合理的。
土壌:主に白亜、粘土質
【醸造について】
圧搾:古典的垂直式プレス(4.000kg)2台
醗酵:木製容器が80%
内訳:古樽(228L)280ヶ(新樽は2樽のみ)、木製フードル(20~57hl)5ヶ、円錐型木製フードル1ヶ、コンクリートタンク(20~80hl)8ヶ、ステンレスタンク(20~150hl)7ヶ
熟成:木製容器のみ
内訳:ブルゴーニュの古樽(3~10年)、大型フードル、Millésiméのみ新樽を一部使用。ビン詰め後の熟成期間は24ヶ月以上、ヴィンテッジ・シャンパーニュは4年以上。