ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2020.10.22 
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ドメーヌ・コシュ=デュリ

コシュ=デュリ

フランス Domaine Coche Dury ブルゴーニュ
● 久しぶりのコシュ=デュリです。高くなってしまいましたし正規は非道なアソートを要求されるので断ってしまいましたら、今やこんな状況です。道を誤ったか・・魂を売るか、ワインを売るか・・と言うことだと自分を慰めることにしています。


2017 Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ

15470
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・コシュ=デュリ

■エージェント情報
 ブルゴーニュの白ワイン生産者の中において、5本の指に入る造り手である 「コシュ・デュリ」は、ブルゴーニュの中でも最も評価が高く、知らない人はいないほど有名な白ワインの生産者です。彼のワインは世界中でも引く手数多の為、市場で目にする機会は多くありません。しかも、彼は元々少ないワイン生産量から約30%を、ネゴシアンである「ルイ・ラトゥール」と「ルイ・ジャド」へブレンド用として販売しているため、ますます入手困難な造り手になってしまっているのです。
 こちらは、そんなコシュ・デュリのブルゴーニュ・アリゴテ。リージョナルクラスでありながら、こちらがどういった顔を見せてくれるのか…想像するとワクワクしてしまいますね!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥23,800 (外税) 
【昔からコシュ=デュリはアリゴテで充分、旨かったです!】
 そうですね・・3千円、4千円、5千円と上がって行ってしまいまして・・なので、

「それなら美味しいムルソーが買えるぞ!」

と言うような、ちょっとさもしい気持ちで、ほったらかしにしてしまいましたが、今やムルソー村名は5万円・・とかですよね。どこかに転がって無かったかな・・(^^;;

 出来る限りリーズナブルにお出し致します。美しい酸の味わいに「ドキッ」とされるかな・・と思います。勿論ですが、正規品では無くブローカーより購入しています。お好きな方、ご検討くださいませ。


2015 Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ

15471
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・コシュ=デュリ

■エージェント情報
 ブルゴーニュの白ワイン生産者の中において、5本の指に入る造り手である 「コシュ・デュリ」は、ブルゴーニュの中でも最も評価が高く、知らない人はいないほど有名な白ワインの生産者です。彼のワインは世界中でも引く手数多の為、市場で目にする機会は多くありません。しかも、彼は元々少ないワイン生産量から約30%を、ネゴシアンである「ルイ・ラトゥール」と「ルイ・ジャド」へブレンド用として販売しているため、ますます入手困難な造り手になってしまっているのです。
 こちらは、そんなコシュ・デュリのブルゴーニュ・アリゴテ。リージョナルクラスでありながら、こちらがどういった顔を見せてくれるのか…想像するとワクワクしてしまいますね!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥26,900 (外税) 
【昔からコシュ=デュリはアリゴテで充分、旨かったです!】
 そうですね・・3千円、4千円、5千円と上がって行ってしまいまして・・なので、

「それなら美味しいムルソーが買えるぞ!」

と言うような、ちょっとさもしい気持ちで、ほったらかしにしてしまいましたが、今やムルソー村名は5万円・・とかですよね。どこかに転がって無かったかな・・(^^;;

 出来る限りリーズナブルにお出し致します。美しい酸の味わいに「ドキッ」とされるかな・・と思います。勿論ですが、正規品では無くブローカーより購入しています。お好きな方、ご検討くださいませ。


2014 Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ

15523
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・コシュ=デュリ

■エージェント情報
 ブルゴーニュの白ワイン生産者の中において、5本の指に入る造り手である 「コシュ・デュリ」は、ブルゴーニュの中でも最も評価が高く、知らない人はいないほど有名な白ワインの生産者です。彼のワインは世界中でも引く手数多の為、市場で目にする機会は多くありません。しかも、彼は元々少ないワイン生産量から約30%を、ネゴシアンである「ルイ・ラトゥール」と「ルイ・ジャド」へブレンド用として販売しているため、ますます入手困難な造り手になってしまっているのです。
 こちらは、そんなコシュ・デュリのブルゴーニュ・アリゴテ。リージョナルクラスでありながら、こちらがどういった顔を見せてくれるのか…想像するとワクワクしてしまいますね!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥27,700 (外税) 
【昔からコシュ=デュリはアリゴテで充分、旨かったです!】
 そうですね・・3千円、4千円、5千円と上がって行ってしまいまして・・なので、

「それなら美味しいムルソーが買えるぞ!」

と言うような、ちょっとさもしい気持ちで、ほったらかしにしてしまいましたが、今やムルソー村名は5万円・・とかですよね。どこかに転がって無かったかな・・(^^;;

 出来る限りリーズナブルにお出し致します。美しい酸の味わいに「ドキッ」とされるかな・・と思います。勿論ですが、正規品では無くブローカーより購入しています。お好きな方、ご検討くださいませ。


2013 Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ

15472
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・コシュ=デュリ

■エージェント情報
 ブルゴーニュの白ワイン生産者の中において、5本の指に入る造り手である 「コシュ・デュリ」は、ブルゴーニュの中でも最も評価が高く、知らない人はいないほど有名な白ワインの生産者です。彼のワインは世界中でも引く手数多の為、市場で目にする機会は多くありません。しかも、彼は元々少ないワイン生産量から約30%を、ネゴシアンである「ルイ・ラトゥール」と「ルイ・ジャド」へブレンド用として販売しているため、ますます入手困難な造り手になってしまっているのです。
 こちらは、そんなコシュ・デュリのブルゴーニュ・アリゴテ。リージョナルクラスでありながら、こちらがどういった顔を見せてくれるのか…想像するとワクワクしてしまいますね!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥23,700 (外税) 
【昔からコシュ=デュリはアリゴテで充分、旨かったです!】
 そうですね・・3千円、4千円、5千円と上がって行ってしまいまして・・なので、

「それなら美味しいムルソーが買えるぞ!」

と言うような、ちょっとさもしい気持ちで、ほったらかしにしてしまいましたが、今やムルソー村名は5万円・・とかですよね。どこかに転がって無かったかな・・(^^;;

 出来る限りリーズナブルにお出し致します。美しい酸の味わいに「ドキッ」とされるかな・・と思います。勿論ですが、正規品では無くブローカーより購入しています。お好きな方、ご検討くださいませ。

メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ・エ・ドメーヌ・ド・ベレーヌ

ロッシュ・ド・ベレーヌ・エ・ド・ベレーヌ

フランス Maison Roche de Bellene et Domaine de Bellene ブルゴーニュ
● メゾンとドメ ーヌのニコラ・ポテルによるワインです。ドメ ーヌものはブルゴーニュの一流ドメーヌものに張り合うレベル、メゾンものはそのワインのクラスに求められるものを充分に理解し味わいを造り上げている、素晴らしいワインたちです。

 


2018 Bourgogne Pinot Noir Cuvee Reserve / Maison Roche de Bellene
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・キュヴェ・レゼルヴ

15441

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ・エ・ドメーヌ・ド・ベレーヌ

◆◆◆ 大人気のACブルゴーニュ・ピノ・ノワール!ヴィンテージ更新と共に名称変更です。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,150 (外税) 
【ロッシュ・ド・ベレーヌでのヴィエイユ・ヴィーニュの規定が変更になったため、「キュヴェ・レゼルヴ」と名称変更。相変わらずのコスト・パフォーマンスを見せてくれます!】
 今や2000円そこそこで買えるブルゴーニュ・ピノ・ノワールは絶滅と言って良い状況ですが、もう・・長きに渡り、このプライスを保持しているのは凄いですよね。頭が下がります。

 2017年ものまでは「ヴィエイユ・ヴィーニュ」でしたが、樹齢が35年以上と言う規定で、それ以上の平均樹齢である場合に「ヴィエイユ・ヴィーニュ」を名乗っていました。

 2018年ものからは樹齢50年以上を「ヴィエイユ・ヴィーニュ」表記するように変更したとのことで、「キュヴェ・レゼルヴ」に名称も変更されたとのことでした。

 ですので、中身の設計に基本的には変更無しと思ってください。

 しかしながら広域のA.C.ブルですので、ロット毎に味わいが異なるのは、この手のワインの特徴でも有ります。なので、一度飲んで・・

「ん~・・タイプじゃないかもな~・・」

と思われても、再び購入してみると、

「・・あれ?・・随分旨くなってる・・」

と気に入っていただける可能性も多く在ります。


 今回のロットはポマール風・・かなと思います。今まではライト系の「ヴォルネイ風」の場合が多かったです。エキスが綺麗に出て、酸の美しさが光る味わいでした。言ってみれば冷ややかな酸でハッキリした味わいです。

 2018年ものの今回ロットは、それまでとはやや異なり、僅かに暖かめで鉄分も感じる・・ポマール村名っぽいニュアンスです。尖がった感じが有ったのが今までで、丸みを帯びた感じが今回ロット分・・と思っていただいて結構かなと。

 いずれにしましても非常にコストパフォーマンスの高い見事な味わいでした。難点を上げるとすれば、現状では少しだけ若さもにじむことでしょうか。ご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【大人気のブルゴーニュ・ピノ・ノワールがヴィンテージ更新して到着します!・・すみません、まだ飲めてませんがまずはご案内だけ!】

 noisy も呆れるほどの売れ行きでして・・いや、何よりもエレガントで美味しいし、このプライスですからね・・売れない訳が無いんですが、2015年は今年の1月に入庫していたのに見落としてまして・・実質、4月からの販売でした。

 でもその後は、何度在庫をアップしても即座に完売と言う状況で、6月半ばにはエージェントさんの在庫を売り切ってしまいました。

 で、新着をご案内する前日になってから、

「2016年ものが入荷し本日より出荷です・・」

と案内をいただきまして・・もう一日早ければ、何とかテイスティングしてポテンシャルを取り、ご案内出来たのに・・と・・。

 ですので、

「・・ロッシュ・ド・ベレーヌのピノ・ノワール2016年、兎に角飲んでみたいぞ!」

と思われた方に、まずご案内させていただきます。


 テイスティングは今週末位になるかと思いますが行って、ページの内容を書き換えるつもりです。

 まぁ、もう随分と長いこと扱わせていただいており、お客様の信頼も厚く完全に定着していますので、


「・・もう無くなっちゃったよ・・」

とおっしゃる方が多いかもしれないと思っています。いつも美味しい・・この価格が信じられないロッシュ・ド・ベレーヌのピノ・ノワールです。是非お試しくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【やっぱり美味しい!!このコストパフォーマンスの凄さ、感じてみてください!】

 ようやっとの2015年もの、ロッシュ・ド・ベレーヌ・ピノ・ノワールが入荷しました。2014年ものが切れて久しいですが、実はすでに入荷していたものの・・ミスで登録がされていなかったんですね。申し訳ありませんでした。

 まぁ、美味しいのは判り切ったことなのですが、さっそく開けてみました。

 やっぱり良いですね。ヴォルネイバランスの見事な味わいです。ヴォルネイバランス・・などと決めつけていますが、飲めばきっとそう感じていただけるものと思いますよ。

 例えばジュヴレのような、ちょっと粒を感じる複雑な味わい・・と言うのではなく、ほぼ粒を感じさせないシルキーで伸びやかなテクスチュアに織り込まれたチェリーのニュアンス・・軽やかな石灰感、ほんのわずかな鉄っぽさが、ヴォルネイを感じさせてくれるんですね。

 それに、2015年だから・・と、特別に「果実がたんまり!」「ほんのりと甘く」などと言うことは全く無く、いつものように、出っ張るところが無く、欠損がまるでない・・と言う、優等生スタイルです。

 優等生は大抵の場合ちょっと鼻に付くものですが、けっして出しゃばってこない子なんですね・・。

 まぁ、有り得ないコストパフォーマンスでしょう。このプライスで見事にテロワールも、自身のスタイルも感じさせてくれ、ものの見事なバランスを見せてくれるんですから・・。

 エージェントの担当さんが言うには、

「このクラスは非常に引きが良く、特に(フランス国内も含め)レストラン関係に多く出荷されるので、赤字覚悟で造っているらしい・・」

とのことです。


 本当かどうかは推測するしかありませんが、この「エレガンス」と「個性」を感じさせてくれる、コンディションが良く、お財布にやさしいピノ・ノワールは、

「ロッシュ・ド・ベレーヌに尽きる」

と断言できます・・現状で!


 これからどんどん良い感じに仕上がってくるでしょう。勿論、今飲んでも非常に旨いです。ぜひご検討くださいませ!

P.S.写真は色合いについての加工は一切していません!とても綺麗ですよね!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【わ~お!!!】

 何とか数量を確保しようと・・何しろ2011年のこのブルゴーニュ・ピノ・ノワールV.V.が底を突いてしまいましたので、2012年なら有るかと思いきや・・

「やはり2012年は圧倒的に少ない」

ようで、年末にまた少々入ってくるようなんですが、売れるようになるとエージェントさんも「惜しい」ようで、中々分けてもらえなくなってしまいました。

 なのでどうやらこの先の追加が無いとするならば、この2ケースで終わってしまうかもしれません。

 それでも先のことは先の話し、美味しいのは間違いないにせよ、取りあえずテイスティングしてみると・・・


「ブラボー!!!」

 この味わいはまさにヴォルネイ村名・・・少し2008年のブルゴーニュ・ピノ・ノワールのような、水羊羹にも似た雰囲気を持ち、雅なヴォルネイの赤い果実をしっかりと表現しています。

 少し若い部分は有るんですが、
「・・だから・・何?」

 これだけの果実のバランスを見せてくれると、そんなことは全く問題に成らないとすら感じてしまいます。

 2011年も旨かったですが、2012年は低収量ゆえの高質さを感じてしまいました。
 こんなワインが今でもこの価格ですから・・・noisy のところのベストセラーであるのもご理解いただけると思います。ピュアでエレガント、雅なACブルゴーニュです・・品切れ御免!でも出きるだけ努力して変えるようにいたします!飲んでビックリしてください!一推し!



以下は2011年の同じワインのコラムより転載しました。
-----
【ニコラの感性が滲む見事な味わい!!】

 このところ、ニコラ・ポテルの作品を何度か続けてご紹介していますが、その理由は・・何と言ってもワインの味わいが良いのが第一。

 しかしながら、一時180円ほどまで上がったユーロが逆転して100円ほどに・・・。

 ワイン屋にとっては有りがたいユーロ安円高の期間は、余りに短いものでしたし、

一度上がった蔵出し価格は滅多に下がらない

 ですから、レジョナルクラスのブルゴーニュでさえ、トップドメーヌは余り造りたがらないにせよ、5千円は当たり前、4千円台なら良心的、3千円台はアベレージクラス以下のワイン・・・のようになってしまっています。

 なので、何とかリーズナブルにピノ・ノワールを楽しんでいただきたい・・と言う気持ちは有るにせよ、中々眼鏡に適う造り手やアイテムを探すのが難しい中、ニコラ・ポテルに戻ってきてしまった部分も有るんですね。

 実際に、この間ご紹介のコルトン=ルナルド特級、マルコンソール1級、レ・スショ1級などは超一流のドメーヌに全く引けを取らない味わいで、飲まれた方も、そのコストパフォーマンス以上のパフォーマンスに驚かれたことと思います。
 そんな中、満を持して・・正規エージェントと交渉の上、ある程度の量を購入する約束で条件をいただいたのがこのブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ2011なんですね。

 前回までの1級、特級クラスには、当たり前ですが及びませんが、まず、こんなプライスのACブルが、直近の輸入ではほぼ有り得ないことをご理解ください。

 そして味筋ですが、ヴォーヌ=ロマネ風の柔らかなテクスチュアを持ちつつも、ヴォーヌ=ロマネほどの温かい酸では無く、ニュイ=サン=ジョルジュ的にややタイトに後に長く伸びてゆくもので、果実も黒系に赤系が混じるバランスで、ややワイルドなニュアンス混じってきますので、ワイルドベリー、もしくはアメリカンチェリーに動物系のスパイスが混じって来ます。

 判りやすく言えば、ジュヴレとヴォーヌのニュアンスを半々に、もしくはモレ2/3とヴォルネイ 1/3 に・・した感じでしょうか?・・実際にはボーヌ近辺の畑じゃないかな?とは推測しますけど。

 因みに正規エージェントの案内文には、
「ステンレスタンク100%」
とか書いてあり、おそらくネットでもそのまんまが流されていることと思いますが、エチケットには

「Eleve en futs chene」
と有りますし、飲んだニュアンスにちゃんと樽由来の香り・味わいが有りますので、フレンチ・オーク使用で間違いありません。そして、ノン・コラージュは間違いないですが、軽くフィルターはしてると思います。

 豊かさが有り、ピノ・ノワールらしいエレガンスと、ピノ・ノワール特有の美しさが有ります。 現在は黒系が頑張ってますが、ニコラお得意の赤系のニュアンスが、春に向けてドンドン出てくる感じがします。かなりの出来栄えだと思いますがいかがでしょうか? 美味しいワインを見つけるのは、ある程度の能力があればそんなに難しいことでは無いと思いますが、そこに・・・

「デイリー価格で・・」

 などと修飾が付いてしまうと、かなりの困難を極める作業に成ってしまいます。ようやっと見つけたリーズナブルピノ・・・ぜひとも飲んでいただきたいと思います。超お勧めです!!

シャトー・ブランドー

シャトー・ブランドー

フランス Chateau Brandeau ボルドー
● 久しぶりにボルドーの自然派をご紹介させていただきます。昨今は気鋭のセレクションで巷を賑わせているヴィヴィットさんの輸入です。その名もシャトー・ブランドー。

 右岸のコート・ド・カスティヨンでメルロを主体にカベルネ・フランを造っています。届いたアイテムは、ボルドー瓶に入った「クラシカルだけれどちょっとナチュラル」なシャトー何とかタイプと、なで肩のブルゴーニュ瓶に入った、「ナチュラルをもう少し強調したいタイプ」の2タイプです。

 でも実は、造りはほぼ一緒なんですが、何だろう・・その姿の性でしょうか、ボルドー瓶はクラシックなボルドータイプ、ブルゴーニュ瓶は自然派系タイプと思えて来てしまうから不思議です。

 でも、味わいは結構に明るく開放的なので、どこか「ジメっ」とした感じの漂うクラシカルタイプとは根本的に異なるかな?・・と感じました。しかめっ面をしながら飲み頃を計ることはしないで良いので、ご気楽に開けて大丈夫ですが、ポテンシャル不足に嘆くようなことは無いでしょう。濃度もそれなりにしっかり、味わいも深く、ナチュラルさがほんのり伝わって来る、「ちょうど良い」のが嬉しいボルドーです。


■エージェント情報
シャトー・ブランドーの栽培面積は9.5ヘクタール。7.5ヘクタールでメルロー、2ヘクタールでカベルネ・フランを栽培しています。平均樹齢は35~40年で、泥土が混じった粘土石灰岩土壌の丘陵の南向き斜面に位置しています。メルローとカベルネ・フランという2つの品種の栽培に適したテロワールです。ジュリアンは化学薬品を使わないビオロジックによる生きた土のみが、テロワールを表現できると信じていて、常に畑を注意深く観察し、畑の僅かな変化も見逃さないようにしています。畑は馬で耕耘し、畝の間に下草を生やし、そして小麦などの穀物もブドウと一緒に栽培しています。シャトー・ブランドーでは畑での仕事と同じく、入念にそして可能な限りナチュラルな方法で醸造を行っています。


2016 Petit Brandeau Castillon Cotes de Bordeaux
プティ・ブランドー・カスティヨン・コート・ド・ボルドー

15275
自然派
赤 フルボディ
フランス
ボルドー
カスティヨン
シャトー・ブランドー

■エージェント情報
AOC Castillon Cotes de Bordeaux
品種:メルロー100%

 手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。アルコール発酵は、ステンレスタンクでブドウに付着している野生酵母で自発的に行う。マロラクティック発酵も同様にブドウの力で自発的に行っている。醸造添加物は全く何も加えずに醸造。マセラーションは約3週間。ワインにフレッシュな果実を残すために抽出は短め。1日1回のピジャージュと、発酵初期の段階の短めのルモンタージュのみ。ステンレスタンクで熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に必要最低限添加するのみ。
2016ヴィンテーの総生産量は20.000本。SO2トータルは31mg/l。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【何とメルロ100%のシャトーのセカンドワイン!野生酵母仕込みでピュア&ナチュラル。しっかり深みも有ります!】
 そもそもボルドーのリーズナブルなワインは、雑な扱いで輸入されることが多く、また、余り上昇志向が感じられないワインに、自身の中の優先順位が「駄々下がり」してしまったことから、ネットショップ開始前からボルドーの在庫は多く無かった・・と言うような過去が有ります。

 ブルジョワ級やエクセプショネル級の中には、それでも見るべきものが有るワインは散見されたのですが、輸入されたワインのほとんどは何らかのダメージを負っていたと思います。ネットショップを始めたのが1998年ですから、その頃はまだまだ、輸入環境は良くは無かったと思います。

 2000年以降はだいぶ輸入状況は良くなりましたが、それでもボルドーのワインは日本での花形で有ったのもあるのでしょうが、「価格命」でしたので、コストを掛けずに輸入され、良く無い環境で販売されていました。

 なので、ネットショップ開始後からブルゴーニュワインの扱いが多く、随分と変な目で見られたのを覚えていますし、リーズナブルなボルドーワインのテイスティングはしたとしても、店頭に並ぶのは本当に僅かだった訳ですね。


 今回のシャトー・ブランドーはカスティヨンの自然派です。「右岸」と言われるドルドーニュ川沿いの丘陵地帯に有って、最も下流の「ポムロル」から遡ると、広大な「サンテミリオン」が有り、その上流に「カスティヨン」が有ります。以前は「コート・ド・カスティヨン」と言うA.O.C.でしたが、現在では「コート・ド・ボルドー」の一つとされ、「カスティヨン・コート・ド・ボルドー」になっています。


 高級なメルロを100%使用したセカンド・ワイン?だと思いますが、メルロの深く少し粘る茶~黒い綺麗な土のニュアンスに、黒から茶、紅色の果実、質の良いソフトなタンニンが有ります。

 テクスチュアがガサガサでボディが薄っぺらだと、

「これだから・・安いボルドーは・・」

などと思ってしまうんですが、プティ・ブランドーは決してそのようなことは有りません。

 また、非常にドライで甘みに寄っかからない造りです。流石にファーストや、レ・デルニエール・フレール の滅茶心地良いテクスチュアには届きませんが、この位のデイリー価格のボルドーでは、相当上位に来るほどの仕上がりに感じられました。

 リーズナブルですし、重要な部分には手をしっかり入れ、でも余計な事はしない・・そんな自然派のスタイルを踏襲していると感じられます。是非ご検討くださいませ。お勧めします。


2018 Joue Franc Jeu Castillon Cotes de Bordeaux
ジュ・フラン・ジュ・カスティヨン・コート・ド・ボルドー

15278
自然派
赤 フルボディ
フランス
ボルドー
シャトー・ブランドー

AOC Castillon cotes de Bordeaux
品種:カベルネ・フラン 100%

手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。ステンレスタンクでブドウに付着している野生酵母で自発的にアルコール発酵。醸造添加物は全く何も加えずに醸造。ワインにフレッシュな果実を残すために抽出は短め。その後、引き続き8ヶ月熟成させ、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に必要最低限添加するのみ。
2018ヴィンテージの総生産量は3.000本。2019年6月時点のSO2トータルは23mg/l。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【必殺仕事人!・・やはり通はこちらを選ぶと思います!メルロ80%+フラン20% と言う黄金比を支えるフランだけを詰めた高質な味わいです!】
 「レ・デルニエール・フレール」のコラムで「フランが構造を、全体を支えている」と書きましたが、この「ジュ・フラン・ジュ」を飲めばその理由がきっと判ると思いますよ。

 高質で重厚なカベルネ・フランの美味しさが漲った味わいですが、外向きのベクトルを持つ要素が多いので、美味しさも格別です。良く熟した葡萄を使用していると思われ、青臭さは感じられません。テクスチュアに少し襞、グラディエーションが有り、そこから白っぽい香料やフラワリーなアロマが放出されているようにも感じます。

 フランが多いのはサンテミリオンですとシュヴァン・ブランですが、さすがにそこまでの複雑性や高質さには行けないとしても、ロワールのフランのような、ひとつふたつの要素が突出して感じられるようなこともなく、滑らかささえ感じられます。

 その上で、味わいの幅も結構に広く、骨格の太さや構造の大きさを感じさせられます。ナチュラルさもしっかり有るし・・すごく良いワインだと思いました。

 で、ネットを検索してみますと・・

「・・あれ?」


 そう・・ほぼほぼヒットが無い・・湘南の彼位・・です。あとはヴィヴィットさんだけ・・。


「は~・・フラン、人気無いのね~・・」


 カベルネ・フランって、適度に熟すとめっちゃ滑らかになるんですよ。ブケも凄く成長します。・・まぁ・・野菜みたいな香りになることもありますが、これはもっと高質なものになって行きそうですよ。

 今飲んでも深く美味しく、熟しても滑らかになって大きな味わいを感じられると思います。是非ご検討くださいませ。お勧めします。


2017 les Dernieres Fleurs Castillon Cotes de Bordeaux
レ・デルニエール・フルール・カスティヨン・コート・ド・ボルドー

15277
自然派
赤 フルボディ
フランス
ボルドー
カスティヨン
シャトー・ブランドー

■エージェント情報
AOC Castillon Cotes de Bordeaux
品種:メルロー80%、カベルネ・フラン 20%

 手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。アルコール発酵は、ステンレスタンクでブドウに付着している野生酵母で自発的に行う。マロラクティック発酵も自発的に行う。醸造添加物は全く何も加えずに醸造。1日1回のソフトなピジャージュで抽出。ルモンタージュは発酵初期の段階に短めに行う。マセレーションは10日間。その後、容量500リットルの大樽で6ヶ月熟成させ、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に必要最低限添加するのみ。2017ヴィンテージの総生産量は3.600本。SO2トータルは35mg/l。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,290 (外税) 
【これは極上!開放感溢れる外向性の見事なメルロの美味しさをフランが下支えしています!一推し!】
 やはり価格が一番高いので・・極上のメルロが使用されています。

 一嗅ぎしただけで、

「おっ!・・メルロ!」

と言えるような、実に高質なカカオっぽいアロマに包まれます。一瞬、メルロ100%か感じるほど、極上メルロの世界に浸れますよ。

 プティ・ブランドーやシャトー・ブランドーと異なるのは、それらが「内向きのベクトル」を多めに感じさせるのに対し、こちらは「外向き」・・つまり、飲む者に対して非常に愛想が良いんですね。

 なので、微笑みを返してくれる美しい女性に出会った時のような?・・(^^;; そんなニュアンスを感じさせてくれちゃいます。

「・・あれ?・・好意を持ってくれてるのかな?」

などと、実際にはそんなはずは無いと判っていても、嬉しいものじゃないですか。ずっとムスッとされているより100倍気持ちが良いでしょう?

 味筋は非常にドライでボディもしっかり膨らんでくれます。中間以降、フランが骨格を張っていることが感じられつつ、美しい減衰を見せて、しかもあっけらかんとしつつ、何度か振り返ってくれるように・・去っていきます。

「(・・惚れてまうやろ~~!)」

みたいな感じでしょうかね。


 久々に美味しい、しかもリーズナブルなメルロに出会いました。これは旨い!・・是非飲んでみて下さい。一推しです!

ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

セラファン・ペール・エ・フィス

フランス Domaine Serafin Pere et Fils ブルゴーニュ
● 2017年のセラファンのワインが到着です。

 2016年のセラファンは、エキス系の美しいワインへの転身か?・・と思わせるような、それまでもそのフリは有ったにせよ、パワフル型のピノの美味しさから、美しい味わいをその姿にまとわせていました。

 2017年もその傾向が強まるのかな?・・と思いきや・・

 そうじゃなかったんですね。2016年とほぼ同様のスタイルでしたので、パワフル系の面影を残しつつ、綺麗なエキスを抽出しています。

 しかしながら、これはどうでしょうか・・非常に瑞々しいんですよね。余韻の中に・・いや、最後に感じる、清冽な水の如くの残像が、テイスティングさせていただいたどのワインにも感じられます。

 健康的で美しく、しかしパワフル系の下地をも感じさせてくれました。

 今飲むのでしたら、確実に「村名ジュヴレ=シャンベルタン」です。次に「村名ジュヴレ=シャンベルタンV.V.」、そして「A.C.ブルゴーニュ・ルージュ」でしょう。上のキュヴェは3年ほど置いてからのお話しがベストかと思います。

 特に村名ジュヴレは・・今までで最高じゃないか?・・と思えるくらいにバランスが良いです。次世代にバトンを確実に渡したクリスチャン・セラファン、是非ご堪能くださいませ。


■ドメーヌより
 2017年は2016年同様4月に霜害の恐れがあったが藁を燃やして煙幕を張ったおかげで被害は最小限で済んだ。天候は順調で暑かったが度が過ぎるほどではなく、早熟なヴィンテージで畑作業は手間が掛からなかった。葡萄のクオリティは素晴らしく、収穫量も2009年と同じくらい取れたので近年のヴィンテージと比べれば豊作と言って良いだろう。例年よりも口当たりは柔らかくチャーミングな赤い果実味と塩味を感じるほどミネラルが豊か。古木由来のエレガントで凝縮した旨味、酸味のバランスが抜群でピノノワールらしいヴィンテージになっている。
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クリスチャン・セラファンさんの2016年が到着しました。昨年の2015年ものから始まったと思われるセラファンさんのワインの、

「早く飲んでもかなり美味しいワインへの変貌」

を確かめるべく、2016年ものの到着を楽しみにしていたんですが・・・・


「・・残念ながら生産量が激減!?」

と言う状況のようで、2015年ものの入荷から比べても目も当てられないほどの惨状ぶりです。


 まぁ、最初から少ないキュヴェでは有りますが、3~4年寝かすとジュヴレ村名と区別の付かないACブルは・・

「たったの2本!」

と言う状況で、その他のワインも1/2から分母が増えて行くだけの・・惨状です。


 村名ジュヴレも6本と言う状況ですし、上級ワインは1~2本ですから、

「・・こりゃぁとても飲めたもんじゃないか・・」

とは思ったものの、上記のようにクリスチァン・セラファンさんのワインの変貌を確かめるべく・・また、すでに引退同様らしい彼の集大成となるかもしれないワインの質を確かめるべく、

「とりあえず1本は開けよう・・」

と決めました。


 そこでアイテムを決めなくてじゃいけない訳ですが、ACブルは2本、村名ジュヴレといつも滅茶美味しい村名ジュヴレV.V.が6本ずつ・・と言う状況ですから・・

「V.V.は美味しいのは当たり前だから・・村名ジュヴレにしよう!」

と言うことにしました。


 そんな感じですので、テイスティングが少なくて申し訳ないのですが、素晴らしかった2015年は「すっからかん」な状況でして、実は人気も高いので・・ご容赦くださいませ。

■エージェント情報2016年

 2016年は霜や病気の被害が大きく、例年の半分くらいしか収穫することができなかった。葡萄の粒も小さくジュースの量が少ないこともさらに生産量の減少に拍車をかけてしまったが、収穫できた葡萄のクオリティはとても高かった。ヴィラージュ物は通常新樽率は70%ほどだが、2016年は葡萄の状態が素晴らしかったので、1級や特級同様に新樽率を100%で醸造している。濃厚な色調と赤い果実のアロマ、凝縮した果実味でストラクチャーもしっかりしており、どちらかというと長熟タイプ。チャーミングさもあるので飲むこともできるが、少し寝かせておきたいヴィンテージ。


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 クリスチャン・セラファンさんの2015年が到着です。巷での評判もかなり良いようです。この2~3年の間にも、

「早く飲んでも美味しさの伝わってくるスタイル」

がさらに助長されており、2015年の葡萄の熟度の高さがさらに追い打ちを掛け、

「こりゃぁ・・良いなぁ・・」

と思わせてくれるものになっています。


 村名ジュヴレと村名ジュヴレV.V.を開けてみましたが、現状でどちらも美味しく飲めてしまうほどの仕上がりで、

「ジュヴレ特有の官能感を生む新樽による酸素接触をしつつ、あるタイミングでは何らかの酸素遮断をもしているか?」

とも思えるような生き生きとしたスタイルです。


 まぁ、2015年の葡萄がとても健全だったことの証なのでしょうが、

「構造も大きく、それを埋める要素も多大」

と言うことは、2015年ものはドメーヌ・セラファンとすれば近年でも最高の仕上がりになったと判断出来ると思います。それとともに、

「やはりクリスチャン・セラファンはブルゴーニュワインの基本のキ」

で有り、

「御年78歳にしてまだ進化している」

ことに驚きを感じます。


 記念すべき2015年だと思われます。ぜひご検討くださいませ。



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 フィネスさんのドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス2014年が登場です。2012年までのクリスチャン・セラファンさんのワインは昔と変わらず、クラシカル・・・いや、今でこそクラシカルな造りなのかもしれませんが、新樽をしっかり使用し適度な酸化を促した、ジュヴレならではの妖艶さを持つエキスたっぷりのワインでした。

 新樽を多用するため、どうしても樽の要素がワインに溶け込むのに時間が掛かる傾向にあり、しかもワイン自体が非常にしっかりしているため、リリース直後は少し硬い仕上がりでした。それでも4~5年経ったワインはビックリするほど高質で複雑性に富み、官能感たっぷりの素晴らしいものでした。

 2013年がリリースされ、ある程度数量のいただけたワインをテイスティングしましたが、

「・・ん?・・セラファンもだいぶ変わってきたか?・・」

と思わせるような仕上がりで、特に村名ジュヴレの美味しさに惹かれました。何と・・樽の香りが強く硬いはずの仕上がりを見せるもの・・とばかり思っていたのに、

「思った以上にソフトで滑らかなテクスチュア。官能感はそのまま。ピュアで非常に旨い。」

ワインだったんですね。どうしちゃったんでしょう・・。

 因みに2014年は2013年ものより少し多めにいただきました。入荷の数量から村名ジュヴレと村名ジュヴレV.V.のみのテイスティングですが、2013年ものがリリース直後からジュヴレV.V.の官能さと柔らかい味わいで、村名ジュヴレより飲めたのに対し、2014年ものは、村名ジュヴレの方がリリース直後の時点で美味しく飲めるのには、

「セラファンも徐々に変化している」

と感じています。

 2014年ジュヴレV.V.は、ま~・・日本酒で言えば「新酒」のような状態で、まだ結構荒さを感じますが、ポテンシャルに関してはジュヴレ村名をかなり凌駕していました。4~5年でかなり良い状態になるでしょう。

 その他のキュヴェは少なくて飲めませんが、2014年と言う良いヴィンテージを反映して、セラファンらしいクラシックで大柄なジュヴレになっていることでしょう。ご検討くださいませ。



 1947年、スタニスラ・セラファン氏によって創設されたこのドメーヌは、現当主である息子のクリスチャン氏によって1960年代から徐々に発展を続けてきました。最初に所有した畑はジュヴレ=シャンベルタンの村名で当初はネゴシアンにワインを売っていましたが、1970年から徐々にドメーヌワインとして販売するようになり、1987年には100%ドメーヌ元詰めワインになりました。1990年代にはジュヴレ=シャンベルタン村以外にシャンボール=ミュジニー村やモレ=サン=ドニ村の畑も手に入れ、現在では約5.3haの畑を所有しています。

 葡萄栽培においては自然環境を尊重して、健康で良質な葡萄を作ることを大事にしています。葡萄の木が病気の被害に遭った時の薬剤の使用は出来るだけ最小限に留め、雑草を取り除く際は除草剤は使わずに耕作することで雑草を掘り起こし、さらに土の中に空気を入れることで微生物の活動を活性化させるようにしています。芽掻きや剪定をしっかり行うことで生産量を抑制し、非常に凝縮した葡萄を作っています。

 収穫は全て手摘みで腐敗した葡萄や干からびた葡萄などをしっかり選別し、除梗は約70%行います。ステンレスタンクに入れられた葡萄は醗酵前に低温で浸漬してピノ・ノワールの色とアロマを出し、自然酵母によってアルコール醗酵が始まります。醗酵温度は最高35℃で時間をかけてゆっくり行われます。また、櫂入れをしっかり行なって、アロマやタンニンを引き出します。その後、ブルゴーニュクラスは50%、ジュヴレ=シャンベルタン ヴィラージュは70%、それ以外は100%の新樽率で14~20ヵ月間熟成してノンコラージュ、ノンフィルターで瓶詰されます。また、使用された新樽の一部は毎年エルミタージュのジャン=ルイ・シャヴへ譲渡されています。


2017 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15186

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Vignes Belles(ヴィーニュ ベル)」、「Le Fourneau(ル フルノー)」、「En Champs(アン シャン)」など7区画に畑があり、広さは約1haで樹齢は約60年です。果実味、酸、旨味が凝縮していて、タニックな男性的イメージのワインです。
The Wine Advocate 91 points 2023~2045
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,400 (外税) 
【すぐ飲むのはちょっと待って!・・しかし、官能的なセラファンさんのジュヴレの神髄をしっかり持っています!】
 2015年もの以来のテイスティングです。村名ジュヴレが偉~い美味しいので、相当期待してテイスティングに入りました。アドヴォケイトは、村名に80点台、このV.V.に91点付けていましたんで、

「村名が89点でV.V.が91点?・・ホントか?」

みたいなノリです。あの味わいが89点で正しいのなら91点はとんでもない評価に思えてしまいます。

 色合いも実に素晴らしいです。2015年ものが消し飛んでしまうほど綺麗です。

 飲んでみると・・

「なるほど~・・!」

でした。


 到着時の味わいだけを見るのであれば、2015年ものが良いです。圧倒的に美味しかったと思います。2017年ものは・・

「まだ落ち着いてない!」

し、

「まだ完全には仕上がり切っていない!」

と言えます。


 これは2017年のセラファンさんのワインの特徴でしょう。まだ「エルヴァージュ中(介護中?子育て中?)」だと思っていただけると間違いないかと。

 すなわち、非常に良い状態で葡萄を収穫できたんじゃないかと推測します。なので、もう少し瓶熟を取らないとまとまらない感じです。

 しかしながら、ポテンシャルは2015年と同様か、それ以上。ピュアさは2015年以上、瑞々しさも2015年以上です。官能感はほぼ一緒。まさにエロティックなジュヴレのアロマは健在で、

「味わいは仕上がっていないがアロマは仕上がっている」

と言う状態です。


 この状態で飲んでしまうと、良く判らないんじゃないかと思いますので、どうしても早飲みしたい方は3カ月ほどお待ちください。待てる方はやはり3年かな?・・その辺の感覚がアドヴォケイトと一緒になってしまって残念ですが・・そこは間違いないでしょう。

 素晴らしい出来の、実に「健康的でエロティックな」ジュヴレV.V.です。是非セラーでエイジングしてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【2016年ものはACジュヴレのみのテイスティングですので、是非そちらのコラムもご覧ください。】

【もはや「ブラボー!」としか言えない・・クリスチャン・セラファン流スタイルを変えずにまだ進化を続ける・・正に化け物です!】


 これは滅茶苦茶旨いです!・・それにしても、誰にも似ていない、正にクリスチャン・セラファンの世界を見事に描き切っています。

 2014年もののグラスの写真と比べてみてください。2014年ものも滅茶旨かったですが、2015年ものは完全に凌駕しています。

 まったくのドライで残糖感は無し、しかし見事に大きな構造を、見事に複雑な要素を詰め込んだカプセルで埋め尽くしています。

 多くの生産者さんの場合、そのカプセルは「ミネラル」ですが、セラファンさんの場合はそれに加え「タンニン」もその役目をしていると思われます。

 まぁ、ボルドーワインは結構、そのパターンが多いんですが、ブルゴーニュの場合はそんな量のタンニンは無い場合がほとんどですから。

 しかし、クリスチャン・セラファンのV.V.はそこが違うんですね。滅茶質の良い、ホンワカしたタンニンが結構有るんですね。でも、それがブルゴーニュワインのエレガンスやフィネスを損なわないどころか、しっかりと、

「ピノ・ノワールです!」

と主張しています。


 言わば、村名ジュヴレの密度を倍ほどに上げただけ・・なのかもしれませんが、複雑さは倍×倍、存在感も同程度ほど大きく感じられてしまいます。

 口に含むとピノの高貴さに加え存在感が一気に大きく感じられます。

「おお~っ!」

と言いたくなる感じです。


 そこから口内で膨れ上がり、ほんのりとそのタンニンを感じさせます。ベルベッティです。赤や紫の果実に加え、黒っぽい果実がふんだんに・・ビターに感じられ、口内の感覚器官全てをフルに活動させます。中盤からは美しさが増してくるようです。厚みを感じさせながら収束に向かいますが、やや太めのスパイス感がノーズに抜けて行きます。

「・・大柄だな~!」

と感じていただけるでしょう。


 いつもの年なら、

「でもまだ少し渋いか・・」


と書くと思うんですが、2014年ものの時もそうでした。


「いや、今でも美味いんじゃない?」


 近年のクリスチャン・セラファンのワインに共通の感覚です。今までなら、

「村名3年、村名V.V.は5年、寝かしてください。滅茶、甘美で素晴らしい成長をしますよ。」

と言っていたものです。


 2015年ものは、

「今なら飲んでも良いよ!」

と言えるのが嬉しいところです。78歳にして現役、姪っ子さんとともにまだワインは進化をしています。クリスチャン・セラファン、究極のヴィンテージになったと思われます。ぜひご検討くださいませ!お勧めします!




 以下は以前のレヴューです。
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【クリスチャン・セラファンの看板ワイン、ジュヴレ=シャンベルタンV.V.と、希少な上級キュヴェのご案内です!2014年ジュヴレV.V.はいつ飲めばいい??】

 まぁ・・この色合いを見ればご納得でしょう・・。長年ワインに接していると、色を見るだけで有る程度までは想像出来ちゃいますよね。

 2013年ものV.V.の、非常に美しいエキスたっぷり系なしなやかワイン・・是非2013年ものの色合いをご覧ください。ストレートな美しい色合いをしています。

 2014年ものV.V.は・・・どうでしょう?・・全然違うでしょ?・・もう、色からして「官能感バリバリ」じゃないですか。


 そうなんです・・。まさに、

「クリスチャン・セラファン、ここに有り!」

の味わいです。


 ジュヴレの偉大なテロワール、力強く、鉄っぽく、大きな構造をたっぷり感じさせてくれる素晴らしい仕上がりです!


 でも・・全然早いですね。2013年ものは美味しく飲めたんですが、2014年ものはようやくワインとして成立したところ・・で、瓶熟期間が不足しています。やや渋さからのエッジも感じますし、パレットも少しイビツです。

 しかしながら、ワインのポテンシャルとしますと村名ジュヴレを遥かに超えたものが感じられます。

「出し切った・・やり切ったぞ!最高のワインだ・・」

と言っているかのようです。そして、


「あとはお前に任せたぞ・・」

と言っているようにも感じます。


 パッキパキに硬いのでは無く、柔らかさも充分に有るけれど、その程度ではポテンシャルがとても隠し切れない・・と言うことなんですね。すなわち2013年ものは素直に美味しいが、2014年の能力には届かなかった・・と言うことです。


 2013年もののようにリリース直後から素晴らしい!・・と言えなかったのは残念では有りますが、それでもその美味しかった2013年ものを完全に置いてきぼりにするポテンシャルが有りました。少なくとも2年、出来れば3年以上おいてから、この出来の素晴らしい2014年ものをご堪能ください。


 また、上級キュヴェも数アイテム届いています。申し訳ないのですが、とても飲めるような数量では無く・・申し訳ございません。多くいただけるようになったら是非、

「20XX年、クリスチャン・セラファン完全ガイド!」

みたいに出来れば・・と思っています。ご検討くださいませ!!



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【セラファンも美しいエキス系ワインに変身か?!】

 どうよ~?・・この色合いですよ~?決して淡いとは言わないですが、こんなに黒味の少ない赤い色のニュアンスをバッチリ残し、テーブルクロスが透けそうなセラファンのV.V.を見たことが有るでしょうか?

 まぁ、ペロ=ミノのような真っ黒さだとは言わないですが、セラファンのV.V.はそれなりの黒味と、もう少しの色の濃さはふつうに有ったと思うんですけどね。V.V.の付かないジュヴレ村名が繊細且つエレガントでめちゃ美味しかったので、数は少なかったんですが、売れ筋のV.V.を飲んでみる気になったんですね。それにフィネスさんとのお取引も復活したので、途切れがちだったセラファンのテイスティングもしないといかんな~・・と言う気も有りました。でもまぁ、やはり高価になってきましたので、飲んで販売してると経営的にはちと厳しいですけどね・・。

 昨今は多くのエージェントさんにも言えることですが、在庫を余り増やさないために、基本アソートメントと言うか、割り当てと言うか・・、ワイン屋さんの希望するようには購入できなくなっています。

「ジュヴレは必要だけどシャンボールはいらない・・できればACブルは大目に・・」

なんてことはほぼ不可能です。

 それも生産量が少ない高価なブルゴーニュならまだ良いんですが、2千円とか3千円、下手すれば1円台のワインでも、

「ご希望者が多いので3本ずつです。」

などと平気で割り振っていらっしゃる・・。こちらにしてみれば、

「・・はぁ?」

です。個人のお客様でもその位は購入されるでしょ!って話しで、

「初めての生産者で1軒辺り3本ずつ割り振って、とにかく右から左に流せって?」

みたいに思っちゃうんですね。

 まぁ、販売先を絞ってしまうと在庫になる可能性が大きくなるので仕方ないのは頭では判るんですが、千円台のワインを3~4本いただいたところでね・・色んな意味でロスにしかならないと思うんですけどね・・。ワイン屋さんも飲まず、だから何も知らず、ただエージェントさん発行の定型文を読むか貼り付けるかで仕事を終わらせるんですね。ちゃんと飲んでるのはお客さんだけ。その方が声を上げれば、ネット上ではそれが「そのワイン、その生産者の本質」になってしまう可能性大です。勿論それが正しければですね、何の問題も無いですし、声さえ上がってこない・・と言うことにもなりかねません。誰もが他の人に自分の意見を大声で言いたい方ばかり・・なはずが無いんですね。

 なので結局はそのワインの幻だけが独り歩きしてしまうんです。自費で飲むんですからせめてその分くらいは面倒みて欲しい・・と思うんですけどね。そんな訳なので結局、キャンセルして入ってこないようになる場合が結構多いんです。非常にツライ世の中です。


 愚痴になっちゃいましたが、セラファンは少ないですがちゃんと紹介したいので、何とか開けた2013年の2本目、ジュヴレV.V.です。

 やはり2013年のセラファンは絶妙に旨いです。綺麗だし、ちゃんと膨らむし、樽臭く無いしで言うこと無しです。しかしながら今飲むことを考えれば、ジュヴレ村名をお勧めします。このV.V.の方は村名のみのキュヴェには無い、輝かしい未来に花咲くべくのタイムカプセルをまだしこたま抱えています。凝縮感たっぷり有りますが、エレガンスを損なうものでは無いにせよ、

「ん~・・勿体ないかな~・・」

と言う気になっちゃうんですね・・。貧乏性ですから・・いや、性はいらんか・・。


 なので、今飲むならめちゃ旨い「村名」を推します。3~5年でさらなる高みを覗いてみたい方はこのV.V.をセラーに仕舞ってください。官能さが出てきたら確実に超1級並みなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

 因みにですね・・最近、あちこちの評価機関のポイントを見てみると2013年のブルゴーニュのポイントが高いですね。いつの間に付け替えたんでしょうね・・付け替えてないのかどうか、アドヴォケイトとかタンザーさんとかサトクリフさんとかを普段余り気にしてないので判りませんが、リリース前に散々脅かされたと・・うっすら覚えているのがトラウマ状です。

 後になったら2013年はグレートイヤーとか言われるかもしれません。非常に美しいワインです。是非ご検討くださいませ。

 またその他のキュヴェはさすがに開けられませんで・・すみません。息子はフィネスさんの試飲会で飲んでる可能性が有るんですが、まだとてもコメントなど書ける能力を得ていませんで・・。普段のセラファンさんの「リキミ」みたいなものが無い、ナチュラルな味わいのヴィンテージだと思います。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

15185

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は村のはずれに位置し、広さは約0.5haです。がっちりとしたタンニンが特徴ですが、繊細さも損なわず、CAZETIERSとFONTENYの中間のような印象のワインです。
The Wine Advocate 91 points 2023~2045
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,580 (外税) 
【グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北、プルミエ・クリュ・フォントニ直下に接するマジ=シャン風やや肉厚な1級です!】
 セラファンさんの1級レ・コルボーとなると、さすがにしょっちゅう開ける訳にも行かないキュヴェです。でも1級レ・コルヴォーはほぼ毎年飲んでますよ。noisy も大好きな生産者さんで、「ドメーヌ・ギイヤール」のレ・コルボーが毎年入荷していますから・・。それに他にもブルーノ・クラヴリエさんとか、いらっしゃいますからね。

 ここのワインは南に接する「マジ=シャンベルタン」に良く似ています・・が、さすがに同じとまでは行きません。やや乾いたニュアンスとスパイシーな果実、野性味・・と言った部分は由来と言えるでしょう。その割にはギイヤールのレ・コルボーは余り売れ行きは芳しく無く、

「何でだろ・・」

と不思議でなりません。


 まぁ、ギイヤールは滅茶苦茶ドライですから・・甘みもへったくれも無いんで、「そっけない」と思われているのかもしれません。かと言って早くから飲めないような妙な硬さは無いんですけどね。

 クリスチャン・セラファンさんのレ・コルボーは、やはりクリスチャン・セラファン風のセラファン香とも言いたくなるような官能さに満ちたアロマです。近年、どんどん早くから美味しくなって来ていますが2017年はいかがなものでしょう。

 アドヴォケイトは91ポイント、2023年から・・と言うことで、やはり3年後辺りからと言うのは間違い無いでしょうが、評価は少し低いように思います。ご検討くださいませ。


2017 Morey-Saint-Denis 1er Cru les Milandes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ミランド

15188

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は特級のすぐ近くに位置し、広さは約0.3haです。果実味や酸のバランスが取れていて凝縮感もあり、余韻が長いワインです。
The Wine Advocate 91+ points 2027~2047
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,100 (外税) 
【1級最安値のモレ・レ・ミランドはアドヴォケイト91+でした!】
 モレ=サン=ドニの1級レ・ミランドです。村のほぼ中央に位置するこの畑は、グラン・クリュ・クロ・ド・ラ・ロシュを構成するレ・シャビオ(シャンボール=ミュジニーにも同名の畑が有るが違う畑)の直下に有り、クリスチャン・セラファンさんが所有する部分はその境界に近い部分です。

 ですので、クロ・ド・ラ・ロシュ風だと・・言いたいところですが、中々そうは言えないところが難しいんですね。

 レ・シャビオと言うリューディはクロ・ド・ラ・ロシュでは有りますが、その真上がクロ・サン=ドニなんですよ。この辺りはクロ・ド・ラ・ロシュとクロ・サン=ドニを名乗れる区画が入り組んだようになっていて、むしろクロ・サン=ドニに似ている・・と言う方がより正しいと言えます。また東側、より下部になりますから、その分赤さを多く含む土のニュアンスが多くなる感じです。

 こちらも数が無くて飲めませんが、クロ・サン=ドニとクロ・デ・ランブレイには似たニュアンスが取れるセラファン香の有る1級・・と思われると近いかな・・と思います。

 アドヴォケイトは91+と結構渋め・・しかも、あろうことか・・2027年からと言う飲み頃を言っているようです。まぁ、2027年までに飲め・・と言われるよりはマシですが、あくまで樽からのテイスティングだったようですから、長くても5年後から・・と言う理解で良いと想像しています。飲めませんでしたが・・ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー

15184

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 葡萄の樹齢は約50年で畑は区画の中の西側に位置し、広さは約0.3ha。滑らかなタンニンが豊富で凝縮感があり、CHAMBOLLE-MUSIGNYのようにエレガントで女性的なイメージのワイン。
The Wine Advocate 92 points 2025~2045
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥23,200 (外税) 
【・・フォントニーまで開けてしまいました~!・・】
 セラファンさんのワインは入荷量も多く無く、また、結構売れてしまうので、頑張って総アイテムのテイスティングをするまでは行かない状態では有ります。

 ただし、2016年もののジュヴレの余りの美味しさに・・2017年ものは一体どうなってしまうんだろうという興味が湧き、そこに2017年もののジュヴレの素晴らしさに・・上のキュヴェの実態はどうなっているんだろう?・・というような興味がさらに加わってしまったがため、1級レ・フォントニ―まで開けてしまうという暴挙に出た訳です。

 まぁ、ワイン屋ですから、時に「人柱」にならないようじゃ務まらないはずなんですが、昨今は、ワイン屋同士でもワインの話しにはならず、あのワインが売れる、これは売れない、それにコロナで飲食店さんがどうだとか・・。ワイン屋ならワインで何とか人様に幸せになっていただけるように頑張るべきじゃないのかなぁと・・自分では中々栓を抜かない連中には届かない言葉だとは思って飲みこんでしまいます。

 結果としては、やはりセラファンさんの上級キュヴェは、

「3年は寝かしましょ!」

と言うのは間違いないことを確認しました。・・いや~・・実に勿体なかった・・(^^;;


 しかしながら、やはり飲んでみなければ判らないことをしっかり・・いただきましたので、決して無駄では無かったと思っています。

 2017年のクリスチャン・セラファンは、

「滅茶苦茶瑞々しい!」

 その由来は、

「葡萄が滅茶純粋!」

と言うことです。


 そのとても健康で純粋な葡萄が得られたため、まだ「エルバージュ途中」なんですね。厳しくは無いが育ち切ってはいない。なので、その瑞々しさが官能さや味わいに昇華しきっていない・・と言うことなんです。


 アドヴォケイトが92ポイント付けていますし、この写真からも、

「実に美しい色合い」

が見られるので、ついつい・・

「是非飲んでみたい!」

と手が伸びてしまうと思うんですが、

「やはり3年、待つべき!」

です。


 しかしながら、2014年以前のセラファンさんのワインなら、

「5年経ったら宝もの!」

と言っていたはずですから・・そこに「2年」と言う短縮がみられる訳です。


 ジュヴレの1級の中ではもっとも精緻で優しい味わいが特徴のレ・フォントニ―も、すでにそのニュアンスに満ちてはいます。しかし、「育ち切っていない」のは間違いなく、どうしても時間が必要だということなのでしょう。

 相当にポテンシャルは高い・・しかし今飲むべきでは無い・・。コロナで自粛されている方へ、お勧めしたいところでは有りますが、セラファンさんの1級以上のキュヴェはすべからく、「3年は待ち」が正解でしょう。是非ご検討くださいませ。





 以下は2015年もののレヴューです。
━━━━━
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで93 ポテンシャル94 飲み頃予想 2020~2050!】 リアルワインガイド第61号で徳丸さんも書いていますが、このフォントニーと言う1級畑はシャルム=シャンベルタンっぽいと・・いや、決してそうは書いていないんですが・・10年前のシャルム=シャンベルタンと同じ味がする・・と。

 つまり、10年前のシャルム=シャンベルタンと同じほどのポテンシャルが有ると言いたいのだと思います。

 noisy 的には、確かにフォントニーは「プティ・シャルム=シャンベルタン」とも言いたくなる要素が有ると思いますが、もう少し石灰が強いかな・・と言う感じがします。先だってご案内させていただき、

「何故か全然売れない滅茶リーズナブルなジョセフ・ロティのフォントニー」

も飲ませていただきました。実に良い感じでした。


 ところで、高齢のクリスチャン・セラファンさんに代わりほとんどの作業をこなしていると思われる姪っ子さん、フレデリック・グレさんの関与のパーセンテージが、近年のセラファンのワインの柔らかさやピュアさに出ているのかもしれない・・と、今、率直に思いました。勿論ですが2015年の葡萄の出来の良さも影響しているのでしょうが、2013年から続く「しなやかさの増大」は・・そう言うことなのかもしれません。ご検討ください。


2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ボード

15189

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約35年で畑の広さは約0.3ha、特級区画「Bonnes Mares(ボンヌ=マール)」のすぐ下に位置する区画です。バランスが良く、エレガントでまろやかなタンニンと透明感が女性的な印象を彷彿させるワインです。
The Wine Advocate 93 points 2024~2044
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,600 (外税) 
【アドヴォケイトは93ポイント。プティ・ボンヌ=マールと言える味わい?】
 あの素晴らしいレ・フォントニ―よりも高い値付けのシャンボール1級レ・ボードです。ここは何度も書いてますが・・ボンヌ=マールの真下に有りますんで・・シャンボール的な石灰の強さと、そこから生まれるベルベッティな舌触りをボンヌ=マール的な、少しゴツゴツとした岩のようなミネラリティが侵し、まるで襞のようになって感じられる・・ことが多いように思います。

 また、飲むタイミングで結構に印象が異なる振幅の上下幅の大きいワインでも有ると思います。ですんで、あの官能的でパワフルさを根底に持ったセラファンさんのジュヴレとは、また少し異なる印象を受けるはずです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【リアルワインガイド第61号は 今飲んで 93 ポテンシャル 94 飲み頃予想 2021~2048!!実は隠れた銘酒です!】

 リアルワインガイド第61号でグラン・クリュ並みの評価を得たシャンボール1級のレ・ボードです。グラン・クリュ・ボンヌ=マールの直下です!・・もう少し判りやすく言えば、昨年までリーズナブルにご案内していた

「オリヴィエ・バーンスタインのシャンボール=ミュジニー・レ・ラヴロットの北に接する畑」

なんですね。


 なので、ボンヌ=マール風・・と言いたいところですが・・確かにボンヌ=マール風では有りますが、より判りやすいと言うか、

「中々本性を見せないボンヌ=マールよりも有難い存在!」

と言って良いかもしれません。


 ボンヌ=マールって・・判り辛いですよね~・・。当たる・・と言うか、タイミングが良いと滅茶凄いんですが、ミュジニーと違って香りだけで満足させられるほどのアロマの放出は無いですから・・最もミュジニーよりは早く熟すので、その部分においては有りがたいですけどね。

 リアルがポテンシャル94ポイント・・と言うのは中々に良いんじゃないかと思います。飲んでないのが残念です・・ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Cazetiers
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・カズティエ

15183

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約50年で畑はドメーヌのすぐ裏に位置し、広さは約0.2haです。味わいが濃く骨格もしっかりしていて余韻も長く、パワフルで男性的な印象です。
The Wine Advocate Rating 93 points 2025~2045
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥28,790 (外税) 
【2018年ものは何とか飲もう・・と虎視眈々。貴重なセラファンさんの2番目のキュヴェです!】
 いや・・やはりブルゴーニュの高騰は響きます。このカズティエやラヴォー・サン=ジャックなどのジュヴレ西側1級群さえもそう易々とは手が出せない状況は、確かに寂しい感じはしますよね。

 2017年の各キュヴェをテイスティングした結果、近年のクリスチャン・セラファンさんのワインが、柔らかく飲み頃が早くなっていることが伺えます。

 テイスターの一員としますと、今飲んでポイントとポテンシャルポイントの差が少ないほど、早いうちからポテンシャルを取りやすい味わいで有ると言うことですし、飲み頃予想も早くなっている(開始が同じと言うことはそういうことですよね)と言うことは、早くから美味しいと言うことになります。

 この1級レ・カズティエはご存じの通り、ジュヴレの村の西の上部に有る1級群に有り、かの実力グラン・クリュの「クロ・サン=ジャック」の北に接します。

 なので、さすがに「クロ・サン=ジャック」ほどのち密さ、重量感には追い付かないことが多いとは言え、官能さやワイルドさは引けを取らない場合も多々有ります。ご検討くださいませ。


2017 Charmes-Chambertin Grand Cru
シャルム=シャンベルタン・グラン・クリュ

15182

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑は「Aux Charmes(オー シャルム)」と「Mazoyères(マゾワイエ)」に位置し、広さは約0.3ha、樹齢65年の古木です。滑らかな口当たりで凝縮感や複雑さがあり、余韻がとても長く残ります。
The Wine Advocate 94 points 2024~2050
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥39,500 (外税) 
【クリスチャン・セラファンのトップキュヴェです!2017年ものの評価はアドヴォケイトで94ポイントです!】
 セラファンさんちの看板とも言えるシャルム=シャンベルタンです。同じくボリューム・ゾ-ンでの看板で有るジュヴレ=シャンベルタンの仕上がりを見ると・・出来は間違い無いと思われます。

 大体にして、セラファンさんのワインのリリース時の評価は、シャルムで良いところ95点位で留まります。もしくは余り早い段階での評価は・・しない方針・・なのかもしれません。

 その、早い段階での評価をしない・・と言うのは、セラファンさんのワインの美味しさを知っている、もしくはちゃんと理解しているから・・とも言えます。5年ほど置くと、それからのこのワインの成長がようやく「つぶさに感じられる」ようになるから・・なんですね。

 ジュヴレの大御所と言えば、しなやかさでアルマン・ルソーさん、そして最近ではトラペさんでしょう。でも、ジュヴレ=シャンベルタンを最大限に表現しているのは、おそらくこのセラファンさんであろうと思います。

 因みに2015年ものの評価は、リアルワインガイド第61号は、何と今飲んで 93+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2060 と言う・・マンモスな評価でした。これは第49号で2012年もののポテンシャルを96+ポイントとしたものに続く評価です・・。まぁ、

「2012年を代表するワイン」

と言うことなので同様の凄い仕上がりだと言うことなのでしょう。

 2017年ものは、非常に瑞々しく健康な葡萄が収穫できたと確信しています。素晴らしいワインですがほんの何本・・とかの数量です。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・クロード・デュガ

クロード・デュガ

フランス Domaine Claude Dugat ブルゴーニュ
● クロード・デュガです。こちらは正規の「フィネスさん」ものです。ようやくチェック・・テイスティング終了しました。・・いや~・・村名ジュヴレの2017年がかなり旨いです!

 濃厚な黒系ピノとして、長く愛されてきたクロード・デュガですが、昨今の「綺麗系」「エキス系」への転身は、目に見えて成就してきました。

 明らかに美しいエキスがほとばしるドライな液体の村名ジュヴレ=シャンベルタンを基本として、村名のセカンドワイン的存在のA.C.ブルゴーニュ、そして繊細で緻密な1級、精妙なグラン・クリュと言うラインナップになっています。

 流石にテイスティングで上級キュヴェまでは手が出せない状況ですが、「綺麗系」「エキス系」ブルゴーニュワインとして、年々成長しているのが手に取るように判ります。

 2017年はまず村名が滅茶美味しいので、早めに手をつけるならこれです。A.C.ブルゴーニュは3~5年は寝かせてください。要素の複雑性、美しさから言えば村名には及ばないとしても、大きさはジュヴレに勝るかもしれません。

 1級以上は流石の評価が出ています。ご検討くださいませ。

 2017年は2016年同様、霜のリスクがあったが結果的には大きな被害はなく、夏は暑くて雨も降って欲しいときに降ってくれたので、近年では安定したヴィンテージと言える。収穫量も十分でチャーミングな果実味と適度な酸味のある飲みやすいヴィンテージ。凝縮感はあるが重い印象はなく、とてもエレガントなのでボトル1本飲めてしまえるような味わいになっている。2016年よりも早くから楽しむことができるが10~15年くらいの熟成もできるだろう。


 13世紀に建てられた教会をそのままカーヴとしている当家は現在約6haの葡萄畑を所有しています。物腰静かで高貴な印象の現当主クロードデュガ氏は、良いワインができる条件は葡萄の品質の良さという考えに基づき、畑の手入れを入念に行い、化学肥料は使わずに健康な葡萄を育てています。

 また、庭でJonquille(ジョンキーユ:黄水仙の花という意味)という名前の牝馬を飼っていて、小さな区画や古木の区画を耕させています。特に古木の畑は葡萄の根が地中に広く張り巡らされていてトラクターで根を傷つけたり、トラクターの重みで土を固くしてしまったりするのでこの牝馬が活躍しています。収穫された葡萄は温度調節の容易な、酒石がびっしり付着しているコンクリートタンクに運ばれ、アルコール発酵が行われます。新樽がズラリと並んだ地上のカーヴでは最新のヴィンテージのワインのマロラクティック醗酵が行われ、地下水が壁から染み出ている、砂利が敷き詰められた地下のカーヴではその前年のワインが熟成されています。瓶詰めの際にはフィルターもコラージュも行いませんが、ワインは非常に透明感があります。


2017 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

14850

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・クロード・デュガ

◆◆ 素晴らしい村名ジュヴレと同一線上に有りますが、こちらは3年置きましょう!
リアルワインガイド第67号 今飲んで 89 ポテンシャル 89+ 飲み頃予想 今~2035
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。平均樹齢は約40年、「Genevrière(ジュヌヴリエール)」と「Champ Franc(シャン フラン)」の2区画に約1.5haの畑があり、土壌は小石混じりの粘土石灰質です。1年樽のみで熟成され、濃厚な黒い果実の香りでしっかりとしたボディとタンニンがあり、綺麗な酸味が味わいを引き締めています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,990 (外税) 
【近年で最も成功したと言えるA.C.ブルです!・・】
 リアルワインガイド第67号はポテンシャル 89+点 と、比較的高い評価をしています。飲み頃予想は「今から2035」としており、その辺はnoisy とは意見の異なる部分です。

 どうでしょう?・・この素晴らしい色合い・・。2016年もそこそこ良かったですが、2017年ほどでは有りません。何とも・・

「・・まだ迷ってるの?」

 みたいなニュアンスがビシバシ伝わって来ました。


 もっともそんな2016年ものA.C.ブルも、5年もすればそんなニュアンスなど吹っ飛んでしまうことは間違い在りませんが、エキス系への転身に際し、まだ手探り状態な部分が垣間見えると感じました。


 ですが2017年ものには、そのような気配は在りません。ジュヴレ村名・・めっちゃ美味しいですしね。この、村の東側で造るA.C.ブルも、非常に良く出来ています。

 今までの「黒」が半分以上「赤」になって来ています。エキスもきっちり・・出ています。そして非常にドライながら、エキスの旨味が良い感じにまとめ上げています。

 村名ジュヴレの、見事なまでに見えない・・美しいタンニン・・。これがA.C.ブルでは、そこまで上質には仕上げられない・・と言うことで有りまして、少しエッジのある、少し滑らかさに欠けるものになっています。

 そんな訳で、noisy 的には、

「そのタンニンが丸みを帯びてくるか、完全に溶け込むまで」

と言うことで、3~5年ほど置くのが良い・・と思っています。


 すぐに飲むのでしたらむしろ非常に上質でなめらかな「村名ジュヴレ」をお薦めします。3~5年で飲むならA.C.ブルが良いでしょう。10年なら村名以上のクラスを!

 生まれ変わった新生クロード・デュガ!お楽しみくださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【このA.C.ブルのキュヴェは正にジュヴレ=シャンベルタンそのものです。】

 今のところはまだ余り海外の評価が揃っていない・・と言うか、信頼に値する機関からのものが余り見当たらないんですが、毎年のように90Points 辺りの評価で落ち着くと思われるクロード・デュガさんのACブルゴーニュ・ルージュです。

 仮に彼のジュヴレ=シャンベルタンとACブルゴーニュを比較するならば、リリース直後により美味しいのは村名のジュヴレ=シャンベルタンです。ACブルゴーニュの方はややタイトでより内向的な感じです。エキシーですがパレットにややエッジを感じさせる分、ハードだと思わせるでしょう。

 しかしながら3年ほど経過しますと、おそらくですが逆転します。村名ジュヴレ=シャンベルタンの方はややタイトに締まっているでしょうが、ACブルゴーニュ・ルージュは柔らかく成り始める・・今だと2011年や2012年ものが美味しくなって来ているという感じだと思います。


 デュガさんのワインは、長く正規品を扱って来ませんでしたが、それでもかなり気にしていまして・・

「未だに1990年代のクロード・デュガさんのワインをストック」

しています。


 多分、1996年、1997年、1999年辺りのジュヴレはどこかに有るはずで、

「いつか飲んでやろう・・」

と虎視眈々とその機会を狙っている訳です。1998年は飲んじゃったような気がします・・。


 で、1999年のジュヴレは何度か飲んでいるんですが、若い時はやはりパワフルだったものが熟すと落ち着きと柔らかさを得て、美しさまで見せてくれます。

 このACブルも、むしろそんな感じで、ややスケールを小さくしたものに近いと思います。やはり3年必要かな?・・と感じています。早めに飲みたいのでしたら、少し価格は上がってしまいますが村名ジュヴレをお勧めします。3年待てるようでしたらこちらのACブルを。ACブルのクラスを超えた味わいになっていると思います。

 また、2014年と2015年の差は、村名ジュヴレのコラムにも書きましたが僅少です。2015年の方がポテンシャル自体は僅かに高いと感じるものの、その分、現在はタイトです。良いワインだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【クロード・デュガのスタイル確定!凝縮感は以前のままに、濃度を無理に出さず、エレガントで美しさを表現するように!】
 2013年ものに続き、2014年ものをフィネスさんから分けていただきました。クロード・デュガについてはもう、皆さんの方が詳しい位かとは思いますが、2014年の仕上がりはどうかと、A.C.ブルゴーニュとA.C.ジュヴレ=シャンベルタンを飲んでみました。傾向は2013年と同様でしたね。

 しかし、濃密さは2014年に分が有りますし、このスタイルでデュガさんは固まるのかな?・・と、noisy 的判断の一応の結論を見ましたので、それを少しお話しましょう。


 クロード・デュガさんと言えば、濃密でバリック派でしたよね。90年代のデュガさんの日本での評価は非常に高く、今も上級キュヴェは・・高いですが、非常に人気が有ります。

 しかし、1999~2000年頃に入ると希少だったクロード・デュガさんのワインが高騰したんですね。某**店さん(フィネスさんじゃないですよ)が、

「デュガさんのワインは日本ではプレミアが付いて売られてますよ・・」

等とお伝えしたらしいです。あくまで聞いた話ですけど。それで蔵出しが上がったとかなんとか・・。


 で、さらに高騰したことも有って、ネットのワイン屋が目玉商品にしてしまい、価格競争で日々値が下がり、結局原価販売をするようになってしまいまして・・今の状況です。でもフィネスさんは決してそんな事に足を突っ込まず、ドメーヌとのパートナーシップを重要に販売していたと記憶しています。

 また、時代もPKさんに踊らされた90年代を反省してか、濃いピノに飽きたか・・、ブルゴーニュらしいエレガントなワインに回帰して行って、現在に至るんですね。


 デュガさんも2010年くらいまでは、それでも濃密、凝縮感たっぷりなワインにしていたと・・思います。しかしながらその凝縮感は衰えないまでも「濃密・濃厚」と言う部分に関しては、

「今では決してそのようなスタンスでは無い。」

と言えると思います。エレガント系だが凝縮感はちゃんと有りますし、テロワールをしっかり現していると思います。


 しかしながら、そうなってくると・・若いうちには「濃さ」で飲ませていた部分が欠如しますよね?・・そうなると、ACブルクラスはどうしてもリリース直後は「硬い」感じになっちゃうんですね・・。

 バリック派は辞めてないようですから、緩やかな酸化を促すバリックの多量の使用は、リリース直後の抜栓では、酸素と出会った時の急激な変化は望めず、すでに総量的に飽和している酸素含有率を持っていますんでそのようになっちゃうんでしょう。

 2014年もののこのACブルゴーニュは、2013年と同様、ACジュヴレと比較するとやや硬いです。しかも、彼のワインは・・

「3~15年経過して初めて本性を発揮する」

タイプが多いので、若い時の濃度を捨てたクロード・デュガさんのワインは、決して外向きのベクトルに向かず、内向きなベクトルを持っていると言えます。それが熟成・・時間の経過で徐々にベクトルの向きが外向きになってきまして、開いて来ると・・

「滅茶官能的!まるで右岸のボルドーが熟したんじゃないかと思えるほどのパフォーマンスを見せる」

ことになります。以前、古いデュガさんのジュヴレを、あるワイン会で・・まぁ、ずいぶん前に抜栓されていたのを遅刻して行ったのも有りますが、「ポムロル」と言ったのを覚えてます。あ・・、思い出した・・そのデュガを出したが今のオルヴォーの社長さんですよ。


 で、今でもその方向性はしっかりみえます。飲めなくは無いですがやや硬いのを感じつつ、男っぽい、ドライでタイトなやや黒い果実と出会うことになるでしょう。ワインは美しいですし、ミネラリティもたっぷりです。色合いも非常に綺麗ですよね?


 それに、何と言ってもこのプライスです。随分安くなりましたよね。かなりお得になったと思います。是非セラーで少し寝かせつつ、タイミングを見てお楽しみくださいませ。



 以下は2013年のこのワインのレヴューです。
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【悩んでいたか?・・のクロード・デュガ復活の年!この凄い味わいは確認しておくべきではないでしょうか!】

 え~・・ACブルの写真が見当たらないので掲載していませんが、2013年はもう2度ほど飲んでますんで・・はい・・ほぼ完璧に理解したつもりです。

 で、価格の安いACブルをお奨めしたいところなんですが、残念ながら「今飲んで」の評価を無理して上げることなど出来ませんで、残念ながら3年後を目処にとさせていただきました。

 しかし村名ジュヴレの素晴らしさにはビックリです。フィネスさんの扱いの良さを感じることも出来るかと思います。


 上記では、「クロード・デュガはしばらく扱って無かった」と書きましたが、定期的では無いにせよ、ちょくちょく飲んでいましたので、彼のワインの変化も気付いていました。

 昨年も2000年のグリオットを開けたりして・・良かったですよ。

 そして2008年もの位から、ブローカーものを中心に時折ご紹介させていただいています。現在もブローカーものの2011年村名ジュヴレを新着に掲載しています。・・まぁ、価格差は見ないでくださいね・・別に「ボッてる」訳じゃぁ無いんです。本当に仕入れの価格がね・・違うんですよ。

 で、2008年ものの記事の時にはしっかり書いた記憶が有るんですが、
「もしかしたらデュガは迷っている?・・悩んでいる?」
 みたいな記事です。

 それまで、まるでメルロかと思えるような重厚さのある味筋だったものが、エキス系の綺麗なものに変化していたんですね。ただし、受け取る側の印象が予定調和で終わらなかった性も有るとは言え、余りの変化、そして何となくの「中途半端感」が有ったのは事実です。

 綺麗なのは綺麗なんだが、何か途中で途切れてしまうような・・例えば余韻ですね・・。続いていて、長くない・・とは言わないものの、何となく途中で途切れ・・弱弱しく復活・・で途切れ・・みたいな感じでしょうか。中域も何となく「イビツ」な形状で、素直に丸みがあるとも言えないような・・です。

 ところがですね・・この2013年の村名ジュヴレ・・エライ美しいじゃないですか!・・エキスがたっぷりで、しかも美しいパレットを描きます。いつものデュガさんのように、やや遅い収穫を思わせる「黒味」を持ち、「赤味」も当然ながら有るんですが、黒味から赤味に向かう部分に途切れは無く、何層にも自然なグラデュエーションが有るんですよ。滑らかで深く、非常にドライです。

 それに加え、ジュヴレらしい質のミネラリティもしっかり持ち、濡れたような質感、アロマの上がりのスピードはまるで自然派並みでしかも美しいです。「す~っ」と入って来ておだやかに質感を見せ、中盤以降から消えるまでの間に様々な表現をしてくれます。

 例えばフーリエはもっと赤く、若々しい部分の高い周波数領域の表現がちゃんとしていますが、デュガさんはその部分はやや黒味で覆われ、より低い周波数領域での表現になります。

 しかし、この厳冬期のように品温が下がりやすい時期には、フーリエのような全域にバランスの良い、赤い味わい中心のブルゴーニュは、中域と低域のパフォーマンスをやや落とします。デュガさんは高い周波数領域は黒で置換していますから、フレッシュな部分を持たず、中高域、中域、低域をしっかり持ち、品温度が下がってもバランスを崩さないんですね。

 なので、13度~14度で飲み始めても・・重厚で香りも上がり、全体のバランスも素晴らしいんです。調子に乗って随分と飲んでしまいました。


 反面、ACブルは、確かに村名ジュヴレにそっくりなんですが・・残念ながら村名ほどのポテンシャルが不足しています。美味しく飲めますが15度ほどまでに上げないと厳しいですし、その表情はやや硬く、内向的です。しかし3年ほど置きますと持っているポテンシャルを発揮しはじめ、村名と同様なパフォーマンスを見せるでしょう。

 つまりよりタイトに薄く仕上がって居るわけですね。なので熟成に時間が掛かっちゃう訳です。

 それにしても村名ジュヴレはビックリするほど旨かった!・・質も素晴らしいです。このプライスはこの質なら仕方が無いと確認できるでしょう!コンディションも素晴らしいです。是非飲んで欲しい・・です!ご検討くださいませ。




2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14849

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・クロード・デュガ

◆◆◆◆素晴らしい!!

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑は9つの区画に分かれており、特級区画「グリオット シャンベルタン」に隣接する「Aux Etelois(オー エトロワ)」など国道74号線の西側の畑で採れる葡萄が主に使われています。樹齢は若木で15年、古木になると70年にもなります。甘く官能的な香り、直線的な酸味と果実味で早いうちからコクと旨味が楽しめますが、5年ほど熟成すると徐々にその真価を見せ始めます。

 リアルワインガイド第67号 今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 2020~2040
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,980 (外税) 
【これは滅茶苦茶美味しいです!絶対に飲むべきジュヴレ!・・グリオットとシャペルとシャルムに接するオー・エトロワ主体!】
 2016年の村名ジュヴレも「神品!」と書くぐらい美味しかった訳です。

 ですが2017年ものは・・

「完全に吹っ切れた感!」

が目にも判るんじゃないかと。


 ある種の「迷い」が「くぐもった感」を生むと仮定するなら、写真を見比べていただければ、2017年ものにその感じは無いと思うんですね。

 2017年ものは完全にエキスの味わい。それも非常に上質です。濃さから言えば2016年ものなのかもしれませんが、そこには僅かに吹っ切れない感、詰まった感が有るかもしれません。まぁ、その辺の細かな比較になってしまいますと、「思い込み」も関与してくるとは思いますが、

「何年も続けてテイスティングしていると判ることが有る」

と確信しています。


 ある意味、プルミエ・クリュ並みの出来なので・・そのように題名を付けても良いんですが・・何せ「オー・エトロワ」は、グリオットとシャペルとシャルムに接している畑なんですね~。

 そしてフィネスさんの輸入で、noisy も出来うる限り良い状態でお渡ししたいと頑張っていますので・・美味しくない訳が無いと・・思いません?

 これなら決して高く無いと思います。なんせ、X 級並みですから・・(^^;; 是非ご堪能くださいませ!



 以下は以前のレヴューです。
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【「神品!」・・ついに・・来たか!長い迷走の終わりを感じさせる凄い出来!!】

 いや~・・圧巻でした。この十数年の間のクロード・デュガさんのワインに感じたことの無い凄み・・繊細な表現を「デュガ味」として認識したのは初めてです。そもそもは90年台のデュガさんの、

「・・まるでポムロルかサンテミリオンか?」

と思わせるような、また「全く別の印象の凄み」は感じていましたが、

「エキスの集中感から来る密度の高い黒果実、存在感の凄み」

は、このジュヴレの前にテイスティングしたA.C.ブルゴーニュからは全く感じ取れないものでした。


 ただし・・昨年、2015年ものの時に、すでにその予感は有った訳です。「いつか来る・・きっと来る・・♪♪」みたいな感じを持っていたんですね。

 で、さっそく担当のK君と相談です。

「デュガさんの村名、もっと無いかなぁ?」

「・・すみません・・もう無いんですよ・・」

「(・・あちゃ~・・やっちまったな~~・・)」


 そうなんです。ハッキリ言って・・他のエージェントさんの価格を見てしまえば、割高であるのは間違い無いんです。他のエージェントさんからの2016年ジュヴレを飲んでいないので確かなことは言えませんが、「おそらく大分違うんじゃないか?」と言う気がするんですね。

 だって・・ここまで凄い村名を全てのボトル、とことんまで造れたとは思えないんですよ。

 大抵の場合、いや、ブルゴーニュの小規模生産者の場合、ある程度の量を造ることが出来る村名やA.C.ブルクラスを、平均的な味わいで仕上げることはほぼ不可能なんですね。それをするには「樽寄せ」と言う作業をしなくてはならないからです。一度仕上がったすべてのキュヴェを一緒にしてからボトリングすることが求められますんで、あのD.R.C.も1980年台になってからようやく手を付けたぐらいですから。

 この仕上がりなら、もう全然高く無いです。でも、noisyも飲んでしまいましたのであと5本しかない・・どうしよう・・と言う訳です。

 リアルワインガイド第63号は、「今飲んで 91 ポテンシャル 93 飲み頃予想 2020~2048」と言う、近年に無いほどの?高い評価だと思います。また、「メチャクチャ美味しい味になること必至」と表現しています。

 noisy 的には今飲んでも・・

「すげ~!」

と感じてしまいました!あの、べらぼうな出来だったフーリエの2006年を飲んだ時と同様の印象です。・・いや、フーリエとは全く仕上がりは異なりますけど・・フーリエは「赤果実主体」、デュガは「黒果実」です。

 この滅茶凄い村名ジュヴレ、是非とも飲んでいただきたい!・・と強く思います。ドメーヌ・クロード・デュガさんちのワインへの印象は大きく変わることでしょう!・・写真をご覧いただいても、「存在感」は映り込んでいると思います。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【このエキシーな味わいがクロード・デュガのスタイル!・・と言って良いのでしょう!安定の美味しさです。】

 クロード・デュガさんのワインの正規品の扱いを再開して3年、自分自身、そろそろ結論を出さないといけない頃なんだろうと思っていましたが、この2015年ものジュヴレを飲んで、

「ん~・・おそらくデュガさんはさほど変わってはいないのでは?」

と思えるようになりました。1990年代に大受けしたのは、彼にその時代そのものが乗っかったからなんじゃないかと。


 確かに1990年代のデュガさんのワインは、濃密で有り余るパワーを持て余し気味でした。10年ほど置いたものを飲むと、きっちり仕上がっていて、まるで高質なポムロールのメルロに生き生きとしたスパイスをトッピングしたかのようなニュアンスが有りました。凄いなぁ・・と思ったものです。

 2000年頃に価格は暴騰し、ネットのショップの価格競争、目玉商品になった頃から、ブルゴーニュワインに求められていたものが変わり始めたのでしょう。時代そのものが彼に乗るのを止めた頃です。

 2015年のジュヴレ=シャンベルタンはとても良い出来だと思います。2014年ものも非常に美しく、通好みのドライでエキシーな味わいでした。2015年ものもしっかりそのラインを踏襲しています。

 評価も2014年とほぼ同様、アドヴォケイトが90~92Points、バーガウンドが88~91Pointsと安定しています。

 この、90~92Points、88~91Points と言う黄色文字の部分に全てが現わされていまして、要約すると、

「美味しいしポテンシャル高いが、そこに到達するのに少し時間が掛かる、もしくは現在は内向的である」

と言うことなのでしょう。


 そうなんですよ。通好み・・と言ってしまえば簡単ですが、非常に良く出来ています。しかし内向的なんですね。余り愛想が良く無い・・んです。

 物凄い人気だった頃は、有り余るフレーヴァーで若い時にも取り合えず飲めてしまった訳です。パワーを凄く感じる。

 しかし現在は以前のような、横方向に拡がるベクトルは抑えられています。縦方向には非常に伸びて行く訳ですが、判りやすい横へのベクトルのパワーが少ない分、判り辛いと言えるのかもしれません。

 非常にピュアですし、先行きも明るいし、今飲んでもけっこうに美味しいです。しかし高いポテンシャルを今感じさせてくれるか・・と言うと少し時間が掛かるだろうと言う訳です。

 今飲んだら90Points の大台は超えている・・と言うのがnoisy の評価です。後は飲まれるタイミングですね。2014年と2015年の差はさして有りませんが、noisy 的にはむしろ2015年の方がポテンシャル点が高く、今飲んで点は低い・・でもその差は僅かだと評します。

 この、ちょっと「むっつりスケベ」的ジュヴレは好きですね。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【贅肉を捨て脂肪の無い筋肉質なボディ・・エレガントなジュヴレにスタイル変更!凝縮感たっぷりながら、ツヤツヤと輝き、まるっと滑らかです!】

 これは旨いですね。この艶っぽい色合いからもそれは伝わってくるでしょう。2013年ものもそうでしたが、村名はリリース直後からかなり美味しく飲めます。ACブルは1~2年置いた方が良いでしょう。それにしても美しく伸びやかです

 プライスも、2013年は1万5千円を超えていましたが、2014年は何とか1万3千円代を頑張って付けました。この仕上がりなら是非飲んで欲しいですね。

 デュガさんらしい、残糖感が全く無いドライな味わいです。果皮の濃度、ジュヴレの鉄や妖艶さの在るミネラリティが深い構造から漂っているのが感じられます。赤と黒・・その中間色は出て来て無い感じですが、それで味蕾や鼻の感覚器官は飽和します。たっぷり在るミネラリティから要素が少しずつ出ているような感じですから、やや柔らかさを感じるでしょう。ガチガチになってないです。

 相対的に、やはり美しさを感じます。2013年もそうですし、その前も・・2010年位から感じていたクロード・デュガさんのスタイル変更は、やはりこんな感じにしたい・・と言うデュガさんの意思表示なのでしょう。

 享楽的な味わいになるまでには、かなりに年数を必要とするでしょう・・おそらく10年とか・・ですが、昔のデュガさんのワインのように、2~3年は濃さで美味しく飲めるが、その後しばらく黙り込む期間が長い・・と言うスタイルでは無く、一旦閉じることは有っても、全く出て来なくなることは無いでしょう。

 贅肉を捨て、筋肉を手に入れたかのような、スタイリッシュなジュヴレでした。かなり美味しいと思います。ティム・アトキン氏は93Pointsでした。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は2013年のコメントです。
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【悩んでいたか?・・のクロード・デュガ復活の年!この凄い味わいは確認しておくべきではないでしょうか!】

 え~・・ACブルの写真が見当たらないので掲載していませんが、2013年はもう2度ほど飲んでますんで・・はい・・ほぼ完璧に理解したつもりです。

 で、価格の安いACブルをお奨めしたいところなんですが、残念ながら「今飲んで」の評価を無理して上げることなど出来ませんで、残念ながら3年後を目処にとさせていただきました。

 しかし村名ジュヴレの素晴らしさにはビックリです。フィネスさんの扱いの良さを感じることも出来るかと思います。


 上記では、「クロード・デュガはしばらく扱って無かった」と書きましたが、定期的では無いにせよ、ちょくちょく飲んでいましたので、彼のワインの変化も気付いていました。

 昨年も2000年のグリオットを開けたりして・・良かったですよ。

 そして2008年もの位から、ブローカーものを中心に時折ご紹介させていただいています。現在もブローカーものの2011年村名ジュヴレを新着に掲載しています。・・まぁ、価格差は見ないでくださいね・・別に「ボッてる」訳じゃぁ無いんです。本当に仕入れの価格がね・・違うんですよ。

 で、2008年ものの記事の時にはしっかり書いた記憶が有るんですが、
「もしかしたらデュガは迷っている?・・悩んでいる?」
 みたいな記事です。

 それまで、まるでメルロかと思えるような重厚さのある味筋だったものが、エキス系の綺麗なものに変化していたんですね。ただし、受け取る側の印象が予定調和で終わらなかった性も有るとは言え、余りの変化、そして何となくの「中途半端感」が有ったのは事実です。

 綺麗なのは綺麗なんだが、何か途中で途切れてしまうような・・例えば余韻ですね・・。続いていて、長くない・・とは言わないものの、何となく途中で途切れ・・弱弱しく復活・・で途切れ・・みたいな感じでしょうか。中域も何となく「イビツ」な形状で、素直に丸みがあるとも言えないような・・です。

 ところがですね・・この2013年の村名ジュヴレ・・エライ美しいじゃないですか!・・エキスがたっぷりで、しかも美しいパレットを描きます。いつものデュガさんのように、やや遅い収穫を思わせる「黒味」を持ち、「赤味」も当然ながら有るんですが、黒味から赤味に向かう部分に途切れは無く、何層にも自然なグラデュエーションが有るんですよ。滑らかで深く、非常にドライです。

 それに加え、ジュヴレらしい質のミネラリティもしっかり持ち、濡れたような質感、アロマの上がりのスピードはまるで自然派並みでしかも美しいです。「す~っ」と入って来ておだやかに質感を見せ、中盤以降から消えるまでの間に様々な表現をしてくれます。

 例えばフーリエはもっと赤く、若々しい部分の高い周波数領域の表現がちゃんとしていますが、デュガさんはその部分はやや黒味で覆われ、より低い周波数領域での表現になります。

 しかし、この厳冬期のように品温が下がりやすい時期には、フーリエのような全域にバランスの良い、赤い味わい中心のブルゴーニュは、中域と低域のパフォーマンスをやや落とします。デュガさんは高い周波数領域は黒で置換していますから、フレッシュな部分を持たず、中高域、中域、低域をしっかり持ち、品温度が下がってもバランスを崩さないんですね。

 なので、13度~14度で飲み始めても・・重厚で香りも上がり、全体のバランスも素晴らしいんです。調子に乗って随分と飲んでしまいました。


 反面、ACブルは、確かに村名ジュヴレにそっくりなんですが・・残念ながら村名ほどのポテンシャルが不足しています。美味しく飲めますが15度ほどまでに上げないと厳しいですし、その表情はやや硬く、内向的です。しかし3年ほど置きますと持っているポテンシャルを発揮しはじめ、村名と同様なパフォーマンスを見せるでしょう。

 つまりよりタイトに薄く仕上がって居るわけですね。なので熟成に時間が掛かっちゃう訳です。

 それにしても村名ジュヴレはビックリするほど旨かった!・・質も素晴らしいです。このプライスはこの質なら仕方が無いと確認できるでしょう!コンディションも素晴らしいです。是非飲んで欲しい・・です!ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ

14848

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・クロード・デュガ


■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。1級区画の「Craipillot(クレピヨ)」と「La Perrière(ラ・ペリエール)」の2つをアサンブラージュして造られます。果物を齧ったような果実味と酸味、みずみずしいミネラルが豊かで余韻にみっちり詰まったタンニンが感じられ、奥行きの長いストレートな味わいです。
 デュガ氏曰く 
「村名に比べて直線的(ストレート)でミネラルが出やすいワイン。時間が少しかかるがスケール感が大きい」
とのことです。
■リアルワインガイド第67号 今飲んで 92+ ポテンシャル94 飲み頃予想 2023~2048
Vinous (Neal Martin) 89~91Points 2023~2034
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥31,000 (外税) 
【リアルワインガイド誌第67号は 今飲んで 92+ ポテンシャル 94 飲み頃予想 2023~2048 と順当です。】
 デュガもようやく呪縛から解放されたと言って良いんじゃないかと思います。PKさんに引っ張り上げられたとは言え、その後は日本ではどうにもこうにも・・にっちもさっちも状態でした。

 やはりこの何年かでの変化は非常に大きく、この2017年で確実に、

「濃厚系と決別!」

とご理解いただける見事な仕上がりになっていると思います。


 このプルミエ・クリュは飲めていませんが、村名やA.C.ブルを飲むと・・

「・・ふっきれたみたいだな・・」

と言う感じがします。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【クロ・サン=ジャック真下のクレピヨと、マジ=シャンベルタン直下のラ・ペリエールのアッサンブラージュです!】

 クレピヨ・・なんて言う1級畑はほとんど知られてないですよね。単独では余り見ないリューディですが、それでもドルーアン=ラローズとか、コンフュロン・コトティド等がリリースしています。

 実はここ、あのドメーヌ・アルマン・ルソーさんちの真ん前の畑でして・・村の北西に有る面積2.76ヘクタール、クロ・サン=ジャックのほぼ真下と言う、絶好のロケーションです。

 そしてラ・ペリエールは結構沢山の方が造ってますよね。マジ=シャンベルタン(レ・マジ・バ)の東に接する1級です。

 官能的な味わいになるクロ・サン=ジャックと、果実感やスパイスに独特のハードさを持つマジのニュアンスをセパージュしているのは、村の北西部と村の南東部と言う、性格の違うテロワールを合わせてバランスを造り出すと言うイメージでしょう。

 果せるかな・・noisy も実は何アイテムか2016年もののドメーヌ・クロード・デュガさんのワインをテイスティングしていますが、

「クロード・デュガの迷走は終わった。新時代到来の予感がする。」

と感じています。


 リアルワインガイド第63号で徳丸さんも、

「16年のデュガは凄い」

と書かれていました・・同感です。A.C.ブルは少し薄いですけどね。


 このキュヴェは何せ数が無いので今のところは飲めてませんが、機会を設けて飲んでみたいワインです。超熟と想像されますので、10年ほどの熟成が必要でしょう。ご検討くださいませ。


2017 Charmes-Chambertin Grand Cru
シャルム=シャンベルタン・グラン・クリュ

14847

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・クロード・デュガ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑の広さは約0.3haで葡萄の木の樹齢は約40年になります。醸造は他のワインと同じですが、収穫量によってはコンクリートタンクではなく小型のステンレスタンクでアルコール醗酵を行う事もあります。口当たりは柔らかく繊細、肉厚でチャーミングな味わいですがしっかりとした骨格も感じられ、当主曰く、女性的というよりは優しい男性と言うイメージ
のワインで比較的早くから味わいが開く特徴があります。
◆◆◆リアルワインガイド第67号 今飲んで 95 ポテンシャル 97 飲み頃予想 2026~2056
92~94Points 2023~2040 Wine Advocate (Neal Martin)
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥62,000 (外税) 
【デュガさんの2枚目の看板ワインです!】
 デュガのグリオット=シャンベルタンの持つ圧倒的な存在感から言えば、僅かに劣るかもしれない・・にせよ、やはりシャルム=シャンベルタンは素晴らしいと・・思います。最近では2000年を飲みましたが、十数年経過して大分飲みやすくなっていました。その頃のデュガさんはまだ濃密系でした。

 1990年代のデュガさんは、村名でさえ・・

「・・右岸・・すか?」

と言いたくなるような・・と言うか、ブラインドだと悩みに悩んで最終的にソコにたどり着くしかない・・と言う結論に達し、オープンで・・

「・・デュガか~・・」

と・・(^^;; 経験ある方、多いんじゃないかと思いますが・・


 しかし、それはそれでとても美味しかったし、他のワインを圧倒していたと思います。

 2017年のシャルム=シャンベルタンは、リアルワインガイドでポテンシャル97ポイントと言う凄い評価です。

 一方アドヴォケイトは・・・上値で94ポイント、飲み頃予想も2023~2040 と、ちょっと過小評価気味で意味不明な感じです。濃厚なスタイルから脱しようとし、脱したとは思っていないのかもしれませんね。

 現在のデュガさんのスタイルは、日本人にはとても受けると確信しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年・・迷走の末辿り着いた先には・・?】

 フィネスさん扱いのドメーヌ・クロード・デュガの看板の一つ、シャルム=シャンベルタンです。まぁ・・皆さんが欲しいのはグリオット=シャンベルタンなのかもしれませんが・・(^^;;

 noisy 的には、フィネスさんとお取引が再開できることになった時、

「デュガさんのワインは別に分けてくれなくていいから、欲しい人に上げてください。」

と、担当のK君に伝えていました。


 まぁ、大抵は飲めば色々ワインが教えてくれるんですが、最近のデュガさんのワインは良く判らなかったし、欲しい人がいるならグリオットもシャルムもいらない・・と思っていたからなんですね。

 気が変わったのは2016年のジュヴレを飲んでから・・です。これはやはり素晴らしい・・物凄いジュヴレでした。圧巻でしたね。


 で、気付けば noisy 宛ての予約表にはシャルムとプルミエ・クリュが掲載されていた・・と言う訳です。

 フィネスさんのワインはやはり一味違う・・と言うのは、全てのワインにおいて「その通り」とは言わないものの、結構な確率で「その違い」に気付くことが有ります。その辺り、ブルゴーニュ・ファンの中には「フィネス・ファン」が多いと言うのも頷けます。

 ただし、価格は他のエージェントさんに比較すると結構に高めですよね。2016年のジュヴレなどは、noisy の仕入れより安く販売しているショップが結構に有りますからね。

 なので、さすがに数の無いシャルムとかプルミエ・クリュ・クラスの比較はできないまでも、村名クラスで「エージェント対決」をやってみたいなぁ・・などと考えています。

 この希少なシャルム=シャンベルタン2016年はリアルワインガイド第63号でついに・・ポテンシャル97+ まで来ました。グリオットは98 ポイントでしたので、ほぼ同格?ですかね。

「すげ~です」

だそうです。

 個人的には、代替わりを始めたドメーヌ・クロード・デュガの迷走が終わった年・・それが2016年かと感じています。ご検討くださいませ。

ドメーヌ・エ・メゾン・ルイ・ジャド

エ・ルイ・ジャド

フランス Domaine et Maison Louis Jadot ブルゴーニュ
● 幾つかのドメーヌを所有する実力派ネゴス、ルイ・ジャドの飲み頃ワイン、そして重量級シャルドネが入荷です。まず外れの無いワインですが、熟成を経てさらに飛躍しています。

■エージェント情報
 1859年創立、ブルゴーニュ有数のネゴシアンであるルイ・ジャド社は、すでに日本でもお馴染みの顔となった老舗でしょう。ネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取り引きにかかわる一方で、総面積105haというブドウ畑を所有する大ドメーヌでもあるルイ・ジャドですが、その造りはブドウの持ち味を素直に引き出しているような、奥ゆかしさを感じさせます。ゆえに、意識的にブルゴーニュのテロワールを味わいたいような場合には、特にジャドのワインは試す価値があると言えそうです。


2013 Puligny Montrachet 1er Cru les Folatieres
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエール

13056

白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・エ・メゾン・ルイ・ジャド

■エージェント情報
 一級畑「ピュリニ・モンラッシェ・フォラティエール」は、完璧な東向きの斜面に恵まれているとのことで、この畑から生まれるワインにはエレガントさと肉付きの良さが同居し、大変オイリーな舌触りが特徴になると言われています。パーカーポイントは93-95点!熟成が進むとローストしたアーモンドやハチミツのアロマが感じられるようになるとされ、このような傾向にあるブルゴーニュのワインがお好きな方であれば、必ずご満足いただけるでしょう!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,990 (外税) 
【このワイン、結構に面白いんですね・・ドメーヌ・ルイ・ジャドのエチケットです!】
 いつか試してやろうと思っていながら、ついつい後回しになってしまってそれっきり・・何てことはしょっちゅう有りますよね。毎日テイスティングしていますが、やはりご紹介するワインが中心ですので、自身の興味の対象は、よほど余裕が無いと忘れてしまいます。

 例えば、「ルイ・ジャド」と言いますと、ネゴスワインだったりドメーヌものだったりします。上のクラスはドメーヌものも結構に多いです。

 このピュリニー=モンラッシェの豪奢なシャルドネ、2013年のレ・フォラティエールもそんな希少なドメーヌもののエチケットが貼られています・・が、実は・・

「ドメーヌ・デ・ゼリティエ・ルイ・ジャドのエチケットものも存在する!」

んですね~。


 そう、同じレ・フォラティエールで有りながら、2種類のエチケットが存在するんですよ。でも、noisy も、同じヴィンテージで異なるエチケットが存在するかは、目で並べての確認は出来ていないんですね。

 例えばアドヴォケイトは、こんな感じで93~95Pointsと評価した文を書き始めています。

The Heritiers de Louis Jadot bottling of the 2013 Puligny-Montrachet 1er Cru les Folatieres has an enticing bouquet with orange zest・・・」

 そう、ゼリティエラベルのジャドとしっかり書いてますよね。そしてこのコラムの写真は「ドメーヌ・ルイ・ジャド」です。ですので、

「同じヴィンテージでもエチケットが異なるものが存在する」

のは間違い在りません。


 また、ネゴスラベルが貼られたグラン・クリュや1級とドメーヌラベルの張られたそれらが混在することは確認しています。

 なので、

「ゼリティエものとドメーヌものを並べて飲んでみたい・・」

と言うのが興味の一つでして・・いや、確実に異なるワインだろう・・とは確信してはいるんですが、メディアも、そして代理店も、そこまでは細かく見ていないのが実情です。

「ドメーヌものと言っておきながらゼリティエが来た」

とか、

「ネゴスものとドメーヌもののクロ・サン=ジャックが混ざって届いた」

なんて珍事件も起きるんですね・・。


 なので、メディアの評価も掲載してはいますが、「実際のところはどうだったの?」と言う点では疑問が有ります。

 アドヴォケイトは93-95Points、バーガウンドは90-93Points、それ以外は約92Pointsと言った感じです。

 因みに2013年のドメーヌ・ルフレイヴのフォラティエールは、ジョン・ギルマン氏93Points、バーガウンド90-93Points、アドヴォケイトとヴィノスが90Points となっており、バーガウンドが同評価、それ以外は軒並みルイ・ジャドを下回っている状況です。

 まぁ、流通価格から言えばルイ・ジャドは半額程度ですから、好みは有るとしても、少し考えちゃいますよね。面白いワインだと思います。ご検討くださいませ。

(・・などと言っておきながら、ヨクヨク調べたらゼリティエものが混じってた・・なんてことだったら・・笑えませんよね・・)


2016 Gevrey-Chambertin Clos Saint-Jacques 1er Cru
ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・サン=ジャック・プルミエ・クリュ

14986

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・エ・メゾン・ルイ・ジャド

◆◆◆貴重なルイ・ジャドのクロ・サン=ジャックです。勿論ドメーヌ・ラベルです!!
■エージェント情報
「比類なき一級畑」とも言われ、突出したポテンシャルを持つクロ・サン・ジャックですが、これは格付け当時の所有者であったムシュロン伯爵が、特級格付けの申請手続きを面倒くさがったために、不当な形で一級畑になってしまったのだという逸話もあるそうです。
 ムシュロン伯爵が1955年に畑を手放してからは、ルイ・ジャド、アルマン・ルソー、シルヴィ・エスモナン、ブリュノ・クレール、フーリエなどがこの区画を所有するようになりました。
 「南と東を向いた完璧な立地の急斜面」に位置し、深遠な複雑さを持つワインを生み出すという「クロ・サン・ジャック」…このお値段も納得がゆくものでしょう!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,450 (外税) 
【ルイ・ジャドのクロ・サン=ジャックがこの位のプライスで購入できるのはもはや一刻の猶予も無いかもしれません。】
 安いですよね~・・。とてつもなく安く見えてしまいます。2014年、2013年、2011年ものを以前にご紹介させていただきましたが、天才ジャック・ラルディエールは2012年に一度引退を表明し、2013年にはオレゴンの担当でアメリカに行ってしまいましたので、2011年ものは実質、彼の最後の仕事になったかと思われるクロ・サン=ジャックでした。

 実質グラン・クリュと言われながらも、他の1級より少しだけ高価なだけ・・で済んだ時代はもう終わりそうです。フーリエに至っては、下手をするとグリオット=シャンベルタンよりも評価が高かったりします。

 2016年ものはワイン・スペクテイター誌が弾けてまして93~96Points、ジャスパー・モリス氏が94Points、、アドヴォケイト誌・バーガウンド、ヴィノスが92~94Pointsと高い評価です。ルイ・ジャドのワインはリリース直後は硬さが見られるのが通常で、10年ほど熟成されたボトルを飲むと、「リリース直後の姿が想像できないほど」です。

 noisy も一度か二度、日本のインポーターさんが開催しているテイスティング会にお邪魔したことが有りますが、人の多さとワインの多さ、そしてその硬さに・・驚きました。

「(・・日本向けは誰かの意向でSo2の量が多いんじゃないか?)」

などと勘ぐっており・・、それが当たらずとも遠からずのような気が今も抜けません。


 今回もブローカー経由、コンディションは良いように見えますし、透かして見た色合いも・・美しいですね・・。

 見逃しが無ければすべて「ドメーヌ・ルイ・ジャド」のエチケットです。これはかの大ドメーヌだったドメーヌ・クレール=ダユを買収した時に所有した畑のもののラベルになります。

 前回はすっかり見逃してしまい、ネゴス・ラベルが混じっていてご迷惑をお掛けしました。でも、実際には

「ドメーヌもののネゴスものも中身は同じ」

と言えますので・・。何故って・・その辺は前回以前の記事に書いていますんで、お時間がございましたらご覧くださいませ。ご検討くださいませ。


━━━━━
【「肩書以外はどこから見ても特級!」とマット・クレイマーさんが太鼓判の1級です!】

 実は結構なレア度のワインです。【Domaine Louis Jadot】もしくは【Louis Jadot】 とエチケットの下部に入ったものの両方が見られますが、ここで新たに疑問が生まれないでしょうか?クロ・サン=ジャックは現在5軒の分割所有ですから5人しか持っていないはずですよね。それは、

アルマン・ルソー、フーリエ、シルヴィ・エスモナン、ルイ・ジャド、ブリュノ・クレール

ですから、

「ん?・・ネゴスワインって言うからには、少なくとも買い葡萄か樽買いなの?一体誰が売ってくれるの?」

「あれ?・・ドメーヌものとネゴスものの2種類のクロ・サン=ジャックが有るなら中身が違うの?」

と言うものです。でもご安心ください。xいてますよ!・・


 実は、このクロ・サン=ジャックは何を隠そう、あのドメーヌ・クレール・ダユから借りているんですね。まぁ、契約の内容の詳細は判らないので、畑をクレール・ダユから購入したと聞いていましたが、少なくとも全部を購入はしておらず、クレール・ダユの相続者の誰かから借りている部分が有るんですね。なので、法律でその借りている部分はドメーヌラベルを貼れないんです。

 ですので、クロ・サン=ジャックに関しましては

「ドメーヌものもネゴすものも同じ」

と言うことになります。良かったですね~!決してドメーヌ・ラベルとネゴス・ラベルの同一年の水平をやろう!・・なんて気を起こさないようにしてくださいね~。


 ただし、同じワイン名でドメーヌものもネゴスものも混在する、かなりややこしいルイ・ジャドでは、「どっちも同じ」は少ないですので・・ご注意ください。

 因みにワイン・インスージャスト誌は93/100、タンザーさんは91/100と言う、2004年ものならでは思い込みの強そうな平たい評価をされています。

 でも、複雑性に富む2004年の、飲み頃を迎えつつあるクロ・サン=ジャックがこんなプライスですからかなり気になるかと思います。希少なネゴスラベルです。どうぞよろしくお願いいたします。


 以下は以前ご紹介させていただいた2006年、2000年のドメーヌ・ラベルのクロ・サン=ジャックのレヴューです。
━━━━━
【ブルゴーニュを代表するワイン・・です!】

 ドメーヌ・ルイ・ジャドのクロ・サン=ジャックです。2006年ですので・・・期待は大きいです。ここの醸造家はジャック・ラルディエール。言わずと知られた大御所です。

 ジャック・ラルディエール・・・noisyは饒舌な彼が言ってることをほぼ理解できませんが・・・まぁ、理解力不足なのでしょうけど・・仕上がってきた上級ワインには素晴らしいものが多いです。このクロ・サン=ジャックもそんなアイテムのひとつですね。

 ジャドでは、一部ビオと言うか有機と言うべきか、そんな区画も残っています。経験上飲んだ感じではビオと言う感じはしませんが、有機、もしくはそれに近いと思われます。時々、グラスをスワリング際の回転方向を、一般的な左から右、反時計回りではなく、時計回りにするべきだ・・・それはスパイラルの時計回りの回転方向がエネルギーを増大する方向に動くから・・みたいなことをおっしゃる方がいらっしゃいますが、ジャック・ラルディエールもその一人・・・。個人的には、

「それは逆だろう!」

と思ってますし、

「小さなグラスの中でそのようなことを考えてもほぼ無意味・・・まして立体でボウル形状をしているグラスでは、仮に逆方向に向かっても上方向への動きも当然起きる・・。平面的に考えすぎでは?」

と思ってますので・・まぁ、良く判らない訳です。

 いずれにせよ素晴らしいワインであることには間違い無いでしょうから・・ここはぜひ頑張ってGETしてみてください。

以下は2000年の同じワインのレヴューです。

━━━━━

【そろそろ飲めるぞ!エロティックなクロ・サン=ジャックに変身していると思います・・】

 ドメーヌ・ルイ・ジャドのクロ・サン=ジャックです。ところで・・・2000年のワイン、今頃はどうなっているか、検証されていらっしゃいますでしょうか。昨今だと例えばニコラ・ポテルのヴォーヌ=ロマネ・レ・プティ・モンなどは、滅茶苦茶美味しかったでしょ??

 でも、2000年のそのレ・プティ・モンも、リリース時にはほとんど見向きもされなかったはずです。まあ・・リリース時に飲んでもさして美味しさは感じられなかったでしょう。そして、誰もそれなりの評価点さえ・・付けなかったでしょう。

「2000年のブルゴーニュ・ピノは駄目・・」

 そのように最初から言われてましたから・・ね。noisy はブルゴーニュらしいヴィンテージだと言っていたはずです。グレートだとは言ってませんが・・。

 でも、今、2000年のワインは飲み頃を迎えつつ有ります。きちんと造られたワインは、裏に隠し持っていたものを表に出し始めています。

「2000年のピノって・・・誰が駄目って言ったのよ!」

 きっと、そのように感じて貰えるんじゃないかな?と思っています。しっかり造られたピノ・ノワールは、いつか一度以上必ず、花開くものだから・・・です。クロ・サン=ジャックは、やはりどんなヴィンテージでもクロ・サン=ジャックなんです。ドメーヌ・ルイ・ジャドも・・どんなヴィンテージでも、ドメーヌ・ルイ・ジャドなんですね。それを判って欲しいなぁ・・・と思います。グレートイヤーを追いかけていると、極端に飲み頃が早く来るか、とても遅いか・・・に最近はなっているはずです。ご検討ください。きっと美味しいと・・・期待を持っています!

■ ここでちょっと息抜き??

 ジュヴレのル・クロ・サン=ジャックと言えば、誰しもが認める特級並みの素晴らしいワインですが、1級格のままで放置されています。で、この畑・・・面白いですよね。皆さんも血眼になって求めていらっしゃる、かのフーリエのクロ・サン=ジャックですが、ちょっと上記のシルヴィ・エモナンのコラムをご覧ください。

>1950年頃に売りに出ていたクロ・サン=ジャックを、シルヴィーの祖父とフーリエ、ルソー、クレール・ダユがほぼ1/4ずつ購入していたと思いますので、畑の位置は言わずもがな・・です。

 この、50年代に売りに出したのがムーシュロン伯爵家と言う大地主さんで、おそらくですが、シャトー・ド・ムルソーの邸宅を本拠にされていました。家を継ぐ子がいないという事で、50年代~60年代にかけて、垂涎の極上畑を売らざるを得なかった訳ですね。60年代には、かのDRCにもル・モンラッシェを渡しています。

 で・・・良く々々見てみると面白いですよね。まあ、1/4ずつと言っても、1ヘクタールから2ヘクタール位で4者が分けています。
ムーシュロン伯爵家-->フーリエ
 ルソー
 エモナン
 クレール=ダユ

という流れです。フーリエは、今もドメーヌ・フーリエですが、ペルノ・フーリエ-->ジャン=クロード・フーリエと来てます。ルソーさんはご存知のとおりドメーヌ・アルマン・ルソーです。エモナンは、アンリ-->ミシェル-->シルヴィと伝わってきています。・・・で、クレール=ダユは??

 そう、クレール=ダユは解体してしまっていますが、畑は1985年にルイ・ジャドが購入しているんですよね。ですから、

ムーシュロン伯爵家-->フーリエ
 ルソー
 エモナン
 クレール=ダユ-->ルイ・ジャド(ドメーヌ)


 と言うことになり、フーリエ、ルソー、エモナン、ルイ・ジャドが、もともとのムーシュロン家の区画を受け継いでいることになります。ですから、

「元は何も変らないんだけどなぁ」

と言うつぶやきは・・凄い正解なんですよね。

 それに、ルイ・ジャドは元々1ヘクタール位、クロ・サン=ジャックを持っていたようにも記憶していますので、ドメーヌのキュヴェで、どのようにしているかは不明です。でも、基本的にクレール=ダユ流れのワインは、ドメーヌ・ルイ・ジャドで出しているようです。

注:上記の内容は個人的に確信はしていますが、(本人たちに)確かめた訳では無く、何かしら間違った情報が混じっている可能性も有りますので、そのおつもりで・・お願いします。


2011 Grands Echézeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

13532

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・エ・メゾン・ルイ・ジャド

◆◆◆希少です!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥34,000 (外税) 
【珠玉のグラン・クリュ!非常に少ないグラン=ゼシェゾーです!2011年ものはジャック・ラルディエール最後の年!?】
 非常に少ないフラジェ=エシェゾー村の至宝、グラン=ゼシェゾーです。ルイ・ジャドはこの畑を持っていませんので、ネゴシアンものと言うことになります。

 また、天才もしくは哲学者などと呼ばれた最高醸造責任者のジャック・ラルディエールも2012年にオレゴンに行ってしまいましたので、ある意味、

「ジャック・ラルディエールが手掛けた最後のヴィンテージ」

と言えるかもしれません。


 グラン=ゼシェゾーは・・・・いや、ネットを徘徊していますと段々気が滅入って来ますが・・

「グラン=ゼシェゾーで検索すると勝手にグラン・エシェゾーに変換されてしまう」

んですね。これで良いんですかね・・。こんなんだから、グランもグランドも一緒になってしまうしね・・でもルイ・ジャドも「Grands Echezeaux」とハイフンは除いて表記していますけどね・・

 で、グラン=ゼシェゾーは20名ちょっとの所有者によって分割所有されていますが、ルイ・ジャドは所有していないので、分けてもらっている訳ですね。ドメーヌ・コカール=ロワゾン・フルーロが供給者だと言われているようですが、勿論その真贋は不明です。このフルーロはドミニク・ローランにも、この貴重なグラン=ゼシェゾーを供出していますので・・取り合いなのかな・・(^^;;

 おそらくですがルイ・ジャドが引き受けられるのは一樽程度(コカール=ロワゾン・フルーロは3樽ほどリリース、それ以外が30%ほど)でしょうから年間300本以下で、ましてや毎年はリリースしていないと思われ、如何に日本にブルゴーニュワインファンが多いと言ってもそうはまともに飲めた人も見つからない訳です。

 実はnoisy もルイ・ジャドのグラン=ゼシェゾーは飲んだことが無く、良年の2011年ですから、きっと誰かが飲ませてくれるんじゃないかと言うような甘い期待を忍ばせてのご案内です。

 そんな状態ですから・・どこを探しても、ルイ・ジャドのグラン=ゼシェゾーの評価や評論は見当たらないです。ご検討いただけますと幸いです。

シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン

シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン

フランス Chateau la Tour du Pin ボルドー
● (シャトー・)ラ・トゥール・デュ・パンです。皆さんも良くご存知のシャトー・ラ・トゥール・フィジャックの流れです・・・と言うか、元々はシャトー・フィジャックです・・いや~、面倒くさ~!現在はシュヴァル・ブランの醸造チームがこのワインを造っていますので、評価も鰻上りです。サンテミリオンとは言ってもどっちかと言えばポムロール風なんですよね~・・。なので、サンテミリオンとすると邪道、ポムロールでは無い・・と、中途半端に思われているかもしれませんね。

エージェント情報

 シュヴァル・ブランに隣接する区画で造られる、グラン・クリュのお値打ちワイン「ラ・トゥール・デュ・パン」。ファースト・ヴィンテージは2006年です!

 サン・テミリオンというテロワールの偉大な可能性を引き出すべくピエール・リュルトン氏が指揮を執るシュヴァル・ブランと同じチームによってリリースされているワインが「ラ・トゥール・デュ・パン」ですが、ブドウの栽培、醸造、熟成等、ワイン造りの全ての過程において、シュヴァル・ブランと同じ哲学が適用されているといいます。

 時を遡ること2006年、購入したての畑を前に、如何にして自分たちの望む基準に達するワインを造るか熟考を重ねたチームは、綿密な土壌の分析を行い、

 「それぞれの区画の潜在性を理解するため、より細かい区画管理が必要である」

という結論に達したそうです。

 2006年は厳しい冬によって発芽が遅くなりましたが、それによって4月前半の霜の時期を避けることができたといいます。夏の暑く乾燥した天候は、ブドウにタンニンの骨格と凝縮感を与え、果実がゆっくりと段階的に熟すのを助けたとのこと。房周りの空気の循環を良くし、収穫量を抑えることで果実の衛生状態を保てたので、9月の湿った天候によるリスクに悩まされることもなかったそうです。

 メルロー75%、カベルネ・フラン25%で構成されるワインは深い赤色をしており、縁には紫がかったニュアンスが見られるとのこと。香りはフレッシュかつ複雑であり強烈で、素晴らしく纏まった木の香りのニュアンスがあるそうで、チェリーやイチゴ、ラズベリーのような愛らしい赤い果実の香りがフローラル香と混じり合います。アタックは力強く滑らかで、絹のようなタンニンのストラクチャーに導かれ、果実の品質の良さが感じられるフレッシュな香りが後味に残るということです。

 収穫はすべて手摘みで行われ、畑の多様性を尊重する区画管理の努力を無駄にせぬよう、あえて小さなタンクで醸造されるという「妥協なきワイン」! それでいて、お値段はシュヴァル・ブランの10分の1程度とは…。何はさておき、まずは試してみなくては始まらないアイテムです!


2007 la Tour du Pin A.C.Saint-Emilion Grand Cru
ラ・トゥール・デュ・パン A.C.サンテミリオン・グラン・クリュ

14329

赤 フルボディ
フランス
ボルドー
サンテミリオン
シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン

◆◆◆・・右岸ですが、ほんのり左岸的要素も感じるヴィンテージです。
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¥5,190 (外税) 
【ラ・トゥール・デュ・パンの2作目!やや軽快に仕上がるヴィンテージですが、現状はカベルネ・フランの頑張りで左岸ぽくも感じます。】
 何度かご紹介させていただいているラ・トゥール・デュ・パン、サンテミリオン・グラン・クリュです。昨年、2018年の11月にも、かなり良い出来だった2008年をご紹介させていただきました。

 2008年ものは豊かな味わいに仕上がったものが多い優れたヴィンテージで、メルロの深みと丸さ、滑らかさがサンテミリオンらしい味わいを醸し出していました。

 2006年から始まったラ・トゥール・デュ・パンですので2007年ものは2年目です。やや軽めに仕上がったものが多いので、涼し気なニュアンスをまとっています。

 色合いからも良く見るとそれが伝わって来ます。むしろ2008年ものの方が軽そうにも見えますが、赤い果実が多く、透明感に満ちており、生き生きとしたニュアンスです。2007年ものはより黒さを持ち、ほんのり粘土っぽい感じが多そうに見えるかと思います。

 強い果実は2008年、しっとりしたやや黒さの多い果実は2007年。豊かさは2008年で繊細さは2007年でしょうか。2007年ものは繊細なだけに表情が複雑に感じられます。

 豊かな2008年ものにはあまり見られなかった西洋杉、フラワリーさを持ったスパイスなどのニュアンスに奥にベリー、湿った粘土と言うよりはやや乾いた感じをプラスしたニュアンスです。

 なのでカベルネ系の表情に気を取られてしまうと・・一瞬、

「ん?・・右岸?・・左岸じゃなくて?」

と思われるかもしれませんが、メルロの比重に気付くと・・

「良かった・・右岸だ・・」

と胸をなでおろすでしょう。


 非常にドライで、まだこれからも良い熟成を重ねてくれると思います。ベタンヌが16/20、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァンが15.5/20と言うような評価を出しています。2008年ものはもっと上ですので、やはり、

「豊かさ」

に対してのポイントが高いことが言えるかな?・・と思います。2007年ものは比べて豊かではないが繊細で有ると言うことでしょう。


 ボルドー好きなら大好きな味わいでしょう。ほんのり口内を押し広げつつ、僅かにエッジを感じさせながら複雑性を見せてくれる美味しいボルドーでした。是非飲んでみてください。価格も2008年ものよりリーズナブルです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【これは旨い!!しなやかでベルベッティな舌触りに上質な果皮の厚みを感じさせます。ドライで深くて厚化粧無しのスッピン美人!】

 シャトー・フィジャックは好きだが結構に不安定で、やたらと淡い・・無意味に薄いヴィンテージも有り、大枚はたいて購入してガッカリしたくない気持ちもどこかに有るので、結局距離を置いてしまう。

 だからと言って、アドヴォケイトなどで評価の高いサンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセを買ってみたとしても、確かにポテンシャルは有るかとは思うものの・・

「・・・甘いんだよな・・」

と感じた瞬間に萎えてしまうものでも有ります。


 このラ・トゥール・デュ・パンはルイ・ヴィトン・グループの総帥ベルナール・アルノー氏とベルギーの投資家アルベール・フレール氏が取得、シュヴァル・ブランの醸造グループが管理運営をしています。2006年からですね。以前も2006年ものをご紹介させていただき、好評を得ました。


 やはりメルロ・・ですよね。シュヴァル・ブランだとフランの存在が大きい訳ですが、この美しい粘土の味わいをどのように表現してくれるか・・が、右岸のサンテミリオンやポムロルの本質だと・・noisy 的には感じています。基本的にゴージャスではない、甘く無い、しっとりした、滑らかなポムロル、サンテミリオンが超好みですし、そのような同類は日本のワインファンの中には多いはずです。

 この何とも言えぬ美しい色合いを・・是非愛でてください。綺麗ですね~・・ピノ・ノワールも美しいが右岸のワインも綺麗です。そして昔のシャトー・マルゴーのように、焦げた樽の匂いでむせてしまう・・なんてことは全く有りません・・スッピンな美人ちゃんです。

 深く美しい粘土由来のアロマは、とことんまで探って行くとカカオっぽいニュアンスまでたどり着きますから、黒い果実をも包括しています。コーヒー豆のことをコーヒー・チェリーなんて言いますが、まさにそんな感じまで出してくれます。勿論、赤や紫の果実も持っていますが、より重厚な黒さや茶色と混ざっています。

 しかし鈍重さは全く無く、シルキーなテクスチュアからボツボツと複雑な表情を見せてくれますし、非常にピュアで精緻です。超高級かばん屋さんがオーナーですからね・・ほんのわずかな縫製のズレも許しちゃくれないでしょう。

 そしてnoisy はなんと、禁断のマリアージュ・・・


「クラレットに旬のカツオの刺身・・!」

 と言う、大それたことを行っています。・・いや、元より心配はしていないですよ。ヴァレンティーニのエクストラ・ヴェルジーニがたんまり有りますからね。醤油と同量のヴァレンティーニに薬味を添え、このラ・トゥール・デュ・パンで流し込む・・

 ラ・トゥール・デュ・パンのピュアさが見事に感じられる瞬間です。そして、血合いっぽい部分には、ラ・トゥール・デュ・パンの持つ美しい粘土のニュアンスが入り込み、より美しく、膨らみ有る味わいにしてくれました。

 もう、バッカバッカ食べちゃいましたよ。今回のカツオは鮮度が中々に良く、元から全く臭く無かったのもこのマリアージュを助けてくれたかと思います。何しろ店の目の前が魚屋さん・・と言うか、土日の大渋滞で有名な角上魚類さんですから・・。わざと渋滞させてるんじゃないか?・・と思うほど、土日には道に車が溢れ、駐車場に入りたいと道に列を作る車両と、そこをどうにかパスして先に行きたい車両、歩いて車道を横切る歩行者や、進行方向など全く考えてない自転車が入り乱れて悲喜こもごも、物凄いことになっています。

 ま、そんな角上魚類さんに出かけて仕入れて来たのでしょう・・いや、noisy でさえ、土日は自分の店になかなか辿り着きませんから・・。何のために立っていて、ただ手を振っている警備員が何人かいらっしゃいますが、実際は何の役にも立っておらず、noisy もようやっとたどり着いた自分の店の駐車場に入ろうとすると、運が悪いと遮られたり、せっかく空いた道なのに並ぶ車を誘導してしまって入らせない始末で・・ま~腹が立ちます。あなたの居る目の前の店の主人の顔や車くらいは・・覚えてから仕事しろって・・話しです。最近は一億総アルバイト時代ですから、仕方が無いのかもしれませんけどね。

 そうは言ってもうちも迷惑は掛けてますからね・・余り強いことも言えません。うちの婆さんと来たら止せばよいのに大晦日の閉店間際のお店に飛び込み、躓いて転んで大けがをし、救急車で運ばれると言う事態を招いていますから・・本当にご迷惑をお掛けしまして申し訳ありません・・・はぁ・・

 いや、またまた脱線してしまいましたが、やはり鮮度の良い魚は、質の良い赤ワインさえマリアージュを許してくれる良い例です。そして、ワインもまた、ピュアなもので有れば、そのマリアージュの成功の確率をかなり押し上げてくれるものです。

 そしてこのラ・トゥール・デュ・パン2008年ですが、アドヴォケイトは(90~93)Pointsと、取り立てて高い評価でも有りませんが、

「だからこそ美味しい!」

と言っておきましょう。


 大抵の場合、彼らの評価は、こってりとしていて甘いとより評価が高いんですね。ゴージャスさが加点されているだけです。noisy 達、日本のワインファンは、

「そこは無くて良い!」

と思っている訳ですから、わざわざ不要なものを高く買う必要が無い訳です。


 なので、2008年ものは2009年ものよりも評価は落ちるかもしれませんが、実は我らにとってはその方が嬉しい訳です。

 旨いです!・・なので飲んでみましょう・・さあ、最近はもうほぼ無くなりつつありますが、この価格帯のジュヴレ=シャンベルタンと、どっちがお好きでしょう?是非お確かめくださいませ。


 以下は2006年のこのワインのレヴュー他です。
━━━━━
【名前が変わると訳判らん・・が、素性は良いのだ!!】

 一応ですが、知り得る情報としましては、そもそもはシャトー・フィジャックが有りました。18世紀後半に相続で分割され、その片割れがシュヴァル・ブランです。(なので、当然フィジャックはシュヴァル・ブランのお隣さんなんです。)

 19世紀後半に、シャトー・フィジャックはシャトー・ラ・トゥール・フィジャックとに分割されるんですね。

 そして2年後、シャトー・ラ・トゥール・フィジャックはさらに分割され、シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン・フィジャックとに分かれます。

 1947年には、シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン・フィジャックが2分割されますが、名前はそのまま・・・所有者が2人いる状態(A.ムエックス、アンドレ・ジロー)となり、エチケットは違うが同じ名前のワインが生み出されていました。

 そしてようやく・・・2006年にA.ムエックス社分がシュヴァル・ブランのオーナーに買収され、(シャトー・)ラ・トゥール・デュ・パンになった訳です。

 むしろシュヴァル・ブランはフィジャックの一部だった訳で、大昔はフィジャックがトップだった・・・そして、このラ・トゥール・デュ・パンもフィジャックだった訳です。

 で、この2006年ラ・トゥール・デュ・パンのエチケットはサンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセになっていますが、サンテミリオン・グラン・クリュのエチケットも出回っています。理由は2006年にG.C.C.から格下げになっているから・・・です。現在は訴訟で勝利したのでG.C.C.に復帰したようです。

 残念ながら、noisy は飲んだことの無いワインです。シュヴァル・ブランとほぼ同じ土壌から、割合は違うものの同じセパージュ、しかも醸造チームが同じ理想で動いている・・とすると、

「メルロの多いシュヴァル・ブラン?」

と言えるかもしれません。しかも価格は・・・比較すると安いです。フィジャック寄りの味わいなのか、シュヴァル・ブラン寄りなのかは、飲んでみないと判りませんが、おそらくはシュヴァル・ブランに近いのでしょうね。興味津々のファースト・リリースです。ご検討ください。


 いや~・・結構、美味しいと思います・・と言うか、非常に懐かしい・・と言うべきか、

「・・そ、そうなのよ・・これがワイン!」

と、妙に納得させられちゃうんですよね。


 全然凄く無いんだけど、「凄く美味しい!」と直感的に思わせるような「何か」を持ってるんですよね。それがセパージュ(メルロ約8割、カベルネ・フラン約2割の右岸のゴールデン・セパージュ?)に依るものなのか、もしくは単にノスタルジーに浸ってしまう「おじさん的回顧主義」由来なのかは判りませんが、飲んでいて・・

「・・いつの間にか涙ぐんでる自分に気付く・・かもしれない・・」

と言うような状況になっちゃってるんですね・・。

 ピュアでもナチュラルでも無い・・果実の風味がキツイほど有る訳じゃ無い・・さらにはミネラリティがギシギシ詰まってるような超熟さなど欠片も感じない・・だけど、

「旨いんだな・・これが!」

となっちゃうんですね。


 そりゃぁ、昨今のサンテミリオンのフルーツ爆弾のようなワインも、ちょっと飲むには良いかもしれないですよ。でも、いつまでも飲んでると飽きて来ちゃう。

 どこかにワビサビを感じさせる、ちょうど良い、探してみるとちゃんと見つかったりする・・ある意味、ルイ・ユエランのシャンボールにも似た性格なのかもしれません。・・いや、勘違いされちゃうかな・・2014年のルイ・ユエランのシャンボールは絶品ですんで・・ほぼ完ぺきです。しっかりしてるのに柔らかい若いシャンボールなんて、飲んだこと無いと思いますが?・・いや、ここはルイ・ユエランのコラムじゃ無かったですね。

 おそらく、昔、ワインを飲み始めたころの、ちょっと良いクラスのボルドーがこんなような味わいで、しかも昨今のコンディションを悪くしないような輸入ができるようになったことが、さらに美味しく感じさせちゃうのでしょう。

 だから、もしかしたら若い方には・・

「・・はぁ?・・全然普通じゃん!」

と言われちゃうかもしれません。


 でもそうだなぁ・・歳は別にして20年近くワインを飲まれている方なら、琴線に触れて大感激するかもしれません。そう・・ワインの味わいって・・こうだったよね~!・・と思っていただけると思います。

 コンディションも良し、エチケットもさほど汚くない、良い感じに熟したエレガント系のサンテミリオンです。薄汚れたように見えるかもしれませんが、それ・・デザインでして、エチケットの真ん中にシャトーが薄く印刷されているんですね・・。それがちょっとそんな雰囲気に見せちゃってますが、結構綺麗な方だと思います。

 味わいも熟したメルロの舌触りとカベルネ・フランの芯、粘土がもたらす少しの官能感が出始めた、

「元シャトー・フィジャック」

の畑のワインです。ご検討くださいませ。

ジャック・カシュー・エ・フィス

ジャック・カシュー・エ・フィス

フランス Jacques Cacheux et Fils ブルゴーニュ
● 久し振りと言うか、ページでのご紹介は初めてかもしれません。ヴォーヌ=ロマネ村の生産者で実力派、1級ラ・クロワ・ラモーを分割所有するドメーヌ・ジャック・カシューです。

 別に嫌いな訳では無いんですが、まぁ・・普通でした。こんなことを言うと野暮では有りますが、昔はアンリ・ジャイエ系の味わいを造り出す腕の良い生産者は結構いらしたんですね。

 なので、その並み居る凄腕の中に入ると「普通」になっちゃうんです。クロワ・ラモーだけくれるなら話は別なんですけどね・・。

 でも、

「昨今のジャック・カシューは激変して凄い」

と言うような噂を聞きつけて、

「(・・・ホントか~?)」

と思いつつも、

「リアルワインガイドの評価もついにクラシックレベルにまで来たし・・」

と思い出し、ブローカーから比較的リーズナブルに仕入れられたので飲んでみることにしました。大した事が無かったらしばらく仕舞い込んでしまおう・・と言う魂胆です。・・いや、テイスティングするには経費も掛かりますんで、それを捻出するのは結構に大変なんですね。

 栽培はリュット・レゾネ、完全に除梗し低温で漬け込み、最終的に新樽100%で仕上げますので、御大アンリ・ジャイエ風な果実味重視系でした。


2015 Vosne-Romanee 1er Cru la Croix Rameau
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモー

13545
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ジャック・カシュー・エ・フィス

◆◆◆グラン・クリュ・ロマネ=サン=ヴィヴァンに接する1級畑です。
■エージェント情報
 ジャック・カシューは、ヴォーヌ・ロマネ村の四つ星生産者。パーカーズ・ワインガイドにおいて「メオ・カミュゼ」に似ているスタイルであると評価された後、日本でもめきめきと知名度を上げ、今やワイン売場の人気アイテムとしてブルゴーニュ・ラヴァーの熱い視線を浴び続けているドメーヌです。
 もちろん、今も昔もワインの質が非常に高いのは言うまでもありませんが、1987年以降は清澄処理と濾過処理をやめ、さらに妥協のないワインを造り続けています。
 こちらは、ロマネ・サン・ヴィヴァンに食い込む形になっているヴォーヌ・ロマネの1級畑「ラ・クロワ・ラモー」。味わいもロマネ・サン・ヴィヴァンの系統を継ぐものだと言われており、赤系果実の香りが華やかに立ち上る逸品として知られておりますので、ジャック・カシューの持ち味が存分に発揮できる畑だと言えるのではないでしょうか?
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【リアルワインガイド第59号は93~94+!なるほど・・以前はロマネ=サン=ヴィヴァンの一部だった事実そのままを、見事に語ってくれます。とても上質!!】
 大体にしてこのパトリス・カシュー率いるドメーヌ・ジャック・カシューはちょっと変では有ります。本来ですとドメーヌの看板はグラン・クリュの「エシェゾー」になるはずですが、何故かこの「ラ・クロワ・ラモー」が看板であるとの意思表示と、最も高いプライスのワインになっているんですね。

 まぁ、気持ちは判りますが、それが今まで必ずしも当たっていたかどうか・・は判りません。しかし、そう見るとジャック・カシューのエシェゾーは非常にリーズナブルでは有ります。エシェゾーは、デュ・ドゥスを除き上下区画を組み合わせてバランス良く仕上げるのが伝統的で、ジャック・カシューもそれに倣い?、3~4箇所をブレンドしていますので、決して単一の畑では無いんですよね。

 それでもこのラ・クロワ・ラモーがここの看板なんだ・・と言うのは、そのプライスと、エチケットに描かれた十字架(クロワ)に意思表示されています。

 そもそも、なんで今さら?・・と言うようなご意見も有るかと思うんですが、やはり「凄く良くなっていると言う噂」は大きいですよね。それにこのところのリアルワインガイドの評価も高値で安定・・と言うか、2014~2015年は素晴らしいです。

 なので、気になっていたところ・・仕入れられたと言う状況です。で、さっそく飲んでみることにしました。

 どうでしょう・・この見え方!・・どっしりしていますよね。濃くは無いが淡くない、要素がビッチリ詰まった風な、堂々とした感じに見えます。深い赤の色合いが良いですよね。威厳を感じます。

 アロマは・・むっちりと・・しています。勿論、良く香るんですが、要素を次々に外に出して行こう・・と言うような感じでは有りませんで、それがむっちりな感じになっているのかと思います。甘みを持たない、やや熱量の多いイメージのアロマです。

 口に含むと、とても多い情報量がzipされているような感覚を覚えます。さすがにヴォーヌ=ロマネのワインだと言うことは判るにせよ、村名のワインのような安易な美味しさは出してくれません。

 しばらくスワリングしていると・・良くなってきますね。しっとりとしてきます。そして、ある種の「知恵の輪」状態だった複雑性の塊が少しずつほぐれて来ます。

 なるほど・・これはロマネ=サン=ヴィヴァン近くの畑だ・・と言われると、納得できてしまう味わいです。強烈な荘厳さはこれから成熟とともに出てくるのでしょうが、

「赤い魔力」

とも言うべき、このロマネ=サン=ヴィヴァン風の、超高質なチェリー風味に驚かされます。時間が経ってくるとそれはさらに磨きが掛けられ、洗練されたものになって来ます。


 マダム・ルロワは、

「ラ・クロワ・ラモーはロマネ=サン=ヴィヴァンにはなり得ないのよ」

と言ったとか言わないとか・・囁かれていますが、なるほど・・それは身に染みて良く判ります。

「お~・・なるほど・・」

と皆さん、そう思われるでしょう。


 でもそれは、優れたロマネ=サン=ヴィヴァンと比較した場合で有って・・もしくは、同じ造り手が同じように仕上げた場合にそうなるので有って、時には、

「noisy自身、このラ・クロワ・ラモーより明らかに劣っていると思われるロマネ=サン=ヴィヴァンを幾つも飲んでいる」

のも事実なんですね。


 ま~・・美味しくないロマネ=サン=ヴィヴァンのような高級ワインと出会ってしまうと、ドギマギしてしまいますよね。

「・・ボクはどうしたら良いんだろう・・」

 特にワイン会などのシュチュエーションだと、出方は非常に難しいです。自分が持ってきたボトルならダメ出し出来ますけどね。

 以前、ラシーヌさんのお呼ばれでとあるリストランテさんに伺った時、悪戯っ子の塚原御大が罠を仕掛けたゲームを嗾けました。

 結局それは、昔、御大が有る方からいただいた、状態の良く無いDRCのエシェゾー(マグナム?)だったんですね。

 まさか、そんな美味しくない・と言うか状態の悪いものを、コンディションにやたらとこだわる御大が私らに飲ませるなどとは思わないもんですから、

「(・・なんじゃこりゃ?)」

と思いつつも悩んだ挙句に、

「余り状態の良く無い自然派系のキャンティ」

と答えたような・・記憶が有ります。自然派は・・言ったかな?・・忘れてしまいましたが、実に不味かったです。


 この、ラ・クロワ・ラモーはご存知の通り、以前はロマネ=サン=ヴィヴァンの一部でした。ちょうどレ・スショ側の下部に有り、この部分だけ少し下がっています。そのため、水分がたまりやすく、また肥えた土壌になるんですね。

 土壌の水分の影響は、努力で少し避けられますが、超えた土壌の影響はどうにも・・ならないんですね。重力で上から表土が落ちてきて溜まってしまいますんで、葡萄の樹はその肥えた表土の栄養を得てしまいます。真逆のようですが、表土の栄養は少ない方が良いのはお判りかと思うんですが、

「まさにそれを想像させてくれる、ややファット目のロマネ=サン=ヴィヴァンの味わい!」

を、今、見せてくれます。


 しかしながら・・ここが重要です。例えばリアルは94+Points で、飲み頃予想を2022年から・・としていたと思うんですが・・(ページを開けば判るんですが時間が無くて・・すみません。)、それはほぼnoisy も同じように評価します。

 そう、今飲んでも美味しいんですが、ポテンシャルを開花させるには少し時間が掛かる造りのタイプなんですよ。言ってしまえば、その素質がこのラ・クロワ・ラモーの特徴とも言え、それをどう捉え、どのようにワインに導くかで、その仕上がりも変わってくる訳です。noisy的には、

「5年後以降からがこのワインの本質を理解するのに適した時期」

と言えます。


 言ってしまえば、2023年以降にこのワインを飲むのであれば、94+ Points 以上の評価をするかもしれない・・と言うことですね。

 やはり「素質は隠せない」のが事実で有って、例えばヴォーヌ=ロマネ1級レ・ルージュのような、赤い繊細な糸を撚り合わせたような緊張感は今は余り感じないものの、それで出来た極上の布のニュアンスを感じさせてくれます。

 それがいずれ、その元の1本1本の糸の美しさを見せつけるような繊細さと、それらが織りなす見事な模様をも映しだしてくれるでしょう・・それが5年後以降です。

 なるほど、ジャック・カシュー・・以前のように今一つ垢抜けない感じは無くなりましたね。結果的には全くアンリ・ジャイエ風では有りませんで敢えて言うならDRC風です。これからも楽しみな造り手になったと言えます。ご検討くださいませ。リーズナブルに仕上がったと思います。