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新着情報メールサービス 2019年第49弾 PAGE 2

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かなり美味しいです!
フランス  ■□  Domaine et Maison Meo-Camuzet  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ エ メゾン メオ=カミュゼ
● 2017年のメオ=カミュゼ、上級キュヴェが入荷してきました。近年、ファンを大きく増やしている貴重な造り手のワインです。

 やはりそこにはアンリ・ジャイエがメオ家の小作をしていたのが何かと大きいですが・・

 ですが、これまでも申し上げている通り、

「畑は同じでも基本的にアンリ・ジャイエ的味わいでは無い!」

と、個人的には感じて来ました。2016年までは・・です。


 その上で、2014年頃からのメオ=カミュゼのワインの品質向上は凄まじく、エレガントでフィネス溢れるエキス系の見事な味わいに、メオ=カミュゼの完全復活と、メオ=カミュゼのワインの味わいの傾向を感じていました。


 ところがですね・・2017年の上級キュヴェが到着し、数アイテムのテイスティングをしましたら・・

 いや、白ワインは今まで通り、滅茶旨いです!エキス系でエレガントでフィネスが有って、荘厳さまで・・。これは2016年までと基本的に同様なスタイルで一致しています。サン=ロマンなんか・・ボトルを抱えて飲みたい位です。勿論、フレデリック・コサールのサン=ロマンとも異なるスタイルで、まさに王道の味わいです。(注:コサールも近年はだいぶ小細工をしないようになってはいます。)

 で、問題はピノ・ノワールです。素晴らしい!・・のは間違いありません。しかし、問題なのは・・

「仕上がりの傾向が2通りに別れている!」

ことに有ります。


 エキス系のドライで荘厳な、2016年までのメオ=カミュゼのスタイルをそのまま継承し、さらに昇華させたような仕上がり・・質えばニュイ=サン=ジョルジュ村名などは、もうビックリするような仕上がりです!・・ヴォーヌ=ロマネ1級レ・ルージュかロマネ=サン=ヴィヴァンか?・・まぁ、そこまでは行かなくても同様なニュアンスを感じます。


 ところがですね・・例えばシャンボール=ミュジニー村名や1級レ・フュスロット(メゾン)、そしてヴォーヌ=ロマネ村名などは・・なんと、

「アンリ・ジャイエ系の果実味系の豊かで真ん丸な味わい!」

をしているんですね。


 勿論、樽が浮くなんてことも全く無い・・甘くも無いですし・・ですが、果実がしっかり乗ったまま、真ん丸と言うか、真円、真球のパレットを描いてくれるんです。

 そもそもnoisy 的には、メオ=カミュゼのワインにアンリ・ジャイエを感じたことがほぼ無く、個人的には、

「色々と教わったが我が道を行くのが彼のスタイル」

と思っていました。


 しかしながらどうやら素晴らしい仕上がりになったと思われる2017年は、そんな御大のイメージをも、アイテムに拠っては描くようになった・・とも言えます。


 エキス系のニュイ=サン=ジョルジュ村名には、透明なミネラリティに満ちています。その奥からエキスが漏れだし、果実のアロマを形成し、ノーズに運んでくれる感じです。

 果実味系のシャンボール=ミュジニー村名は、比較的パワフルで果実が真ん丸なパレットをまず描いてくれます。そしてエキス系と同様に透明なミネラリティの下支えが有り、全編美味しい果実と微細なミネラル由来の妖艶さが追って来るような感じです。


 流石に数の無い上級キュヴェまでは飲めませんので、それらがどちらに属するのかは・・判りません。しかし、どちらにしましても、非常に興味深い仕上がりの2017年もの・・と言えるでしょう。(ニュイ=サン=ジョルジュ系はエキス系かとは思いますが・・あくまで想像です。)是非ともご検討いただきたいと思います。


■当主ジャン ニコラ氏による2017年ヴィンテージの総評

 2017年のブルゴーニュはどとらかというと早熟だった年で、こういう気候の年は生産者は神経質になりがちだ。寒く乾燥した冬が終わった後、3~4月に掛けては例年よりも気温が高くなったために葡萄の成長は早く進んだ。4月末は霜が発生する可能性があったので生産者たちは不安な日々を送っていた。幸いにも平穏なまま季節は進み、開花期も6月初旬にあっという間に過ぎて、このまま行けば素晴らしい収穫になるだろうことは間違いなかった。6月末は猛暑で収穫が早くなり過ぎる心配もあったが、7月には十分に雨が降って成長のペースも緩やかになり、病気のリスクも少なかった。

 収穫は2016年よりも約3週間早い9月6日に開始。天気予報では収穫時期の天候はあまり良くなかったが、幸い予報よりも雨が降らなかったので葡萄はいい状態だった。区画によっては摘房をしたにもかかわらず収穫量は多く、霜害のあった2016年の収穫減を補うほど収穫量は多かった。ただ2016年の霜害を免れて平均的な収穫量だった区画については2017年のほうが若干少なくなっている。収穫した葡萄の健康状態も素晴らしく、リッチな甘味と酸味を兼ね備えており、素晴らしいバランスで醸造も穏やかに進んだ。マロラクティック醗酵は例年よりも少し早めに進行し、ワインは徐々に深みを増していった。翌年の収穫後には樽の中のワインはだいぶ変化しており、香り高いアロマ、熟したタンニンと軽やかな酸味、様々な要素がすでに溶け込んでいる。

 2017年ヴィンテージは2015年や2016年よりも軽やかですでにバランスが良く分かりやすい味わい。固さや難しい印象は無く、複雑さもあり官能的で心地よさと軽やかさのハーモニーが素晴らしい。比較できるヴィンテージを挙げるとすれば、例えば2014年に近いがもう少し丸みがあり柔らかい。2007年にも近いニュアンスがあるがもう少し肉厚な印象がある。凝縮感もあり熟成させることもできるが、どちらかといえば若いうちから楽しむことが出来る早飲みタイプと言っていいだろう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1983年に彗星のごとく出現したドメーヌ・メオ=カミュゼです。神様アンリ・ジャイエが顧問として付き、試行錯誤しながらも素晴らしいドメ ーヌになったと感じています。まぁ、ここに至るまでは色々有ったと思います。noisy 的な印象の変化も有りました。やはり2014年ものから・・でしょうか。大きく変わったと思います。

 そして天候的に色々有った2016年は、2014年や2015年と言ったヴィンテージに比較し、到着前からネガティヴなイメージを予測させてきました。

 しかしながらそんな心配は全く無用・・と言うことが理解され始めており、noisy も2016年もののメオ=カミュゼを数点テイスティングしましたが、

「・・こりゃぁちと、神掛かって来た・・か?」

と思わせるような素晴らしい仕上がりでした。


 ただしご他聞に漏れずどのアイテムも微量で、何をテイスティング出来るか・・かなり悩みました。その上で、飲めないアイテムは仕方が無いにしても、飲めたアイテムで総合的に判断して行くしかないと割り切り、出来るだけメオさんのコメントなどを掲載したり、他のメディアの評価なども参考にしていただこうと思います。

 この2014年からのメオ=カミュゼのワインを、noisy に騙されたと思ってご購入され飲まれた方は、

「まず軒並み・・素晴らしさにぶっ飛んでしまっている」

ことをお知らせします。

 また、2016年ものをテイスティングした総合的な印象としましては、どのワインも瑞々しく、美しいエキスの出た味わいで有り、しかもまず第一にそのテロワールを感じさせてくれ、この美しいスタイルこそがメオ=カミュゼの個性なんだと思わせてくれます。

 noisy 的には今まで何度も言っていますが、「ルロワ」的なエレガンスを感じさせるもので有り、丁寧に造りこまれ磨かれて来た様子が伺えます。

 古くからのワインファンの方々には、賛否両論が有ることでしょう。「昔から素晴らしい」と言う方もおられれば、「全然大したことが無い」とおっしゃる方もおられるでしょう。しかし、否定的な方々は昨今のメオ=カミュゼを飲まれていない方々だと思います。飲んだら・・とてもそんなことは言えないでしょう。

 今回はピノ・ノワールはACブルからリッシュブールまで、シャルドネはサン=ロマンからコルトン=シャルルマーニュまで揃っています。価格はやはり上昇しています。しかしブルゴーニュの著名生産者の上級キュヴェは、年を追う毎に手の届きづらいアイテムになるのが見えています。リッシュブール、クロ・パラントーなどは大台を超えてしまいました・・アンリ・ジャイエ繋がりのアイテムは、東南アジア諸国の人気の高まりも有り、奪い合いの状況ですから造り手も強気です。

 しかしそれでもまだ1級クラスはまだリーズナブルですし、物凄いロケーションに有り、クロ=ヴージョの最高峰とも言えるはずのアイテムでさえ、手の届く範囲だと思われます。

 是非ご検討くださいませ。飲まれていない方はおそらくビックリするはずです。


◆当主ジャン ニコラ氏による2016年ヴィンテージの総評

 2016年4月に起きた前代未聞の霜害は、過去を振り返ってみても同程度の被害があったのは1945年まで遡らなければならないほど深刻な状況だった。さらに5月になると雨の日が多く湿度が上がってベト病が発生し始めて、生産者はどうすれば良いか途方に暮れた。7月に入ると雨はほとんど止んで夏場は良く晴れてくれたので一時は我々に安息が訪れたが、今度はまったく雨が降らずに乾燥して気温もぐんぐん上昇し始めたので葡萄の日焼け対策や水分不足の心配が出てきてしまった。幸いにも徐々に天候は穏やかになっていったので最終的に理想的な天候で収穫することが出来た。葡萄は霜や病害を感じさせないほど健康的で成熟も素晴らしかった。

 ただ、2016年は場所によって収穫状況が対照的で、ヴォーヌ ロマネは幸い霜害を大幅に免れることができたので収穫量は問題ないが、その他の畑、例えばクロ ド ヴジョは例年の75%の収穫量しかないし、マルサネやフィクサンもかなり少ない。シャンボール ミュジニー 1級(レ クラとフスロット)は例年の1/3の収穫量しかないので混ぜて瓶詰めしている。コルトンでは「ラ ヴィーニュ オー サン」が大きな被害を受けたが、「ペリエール」と「クロ ロニエ」は霜害があった畑よりも上部に位置していたので無事だった。結論としては、ドメーヌ物よりも「フレール エ スール」の畑が特に被害を受けており、前年よりもご提案できる本数がかなり減少してしまった。

 数量的な問題を抱えている2016年だが、ワインとしては醸造当初感じていた鋭い印象がマロラクティック醗酵後には消えており、樽熟成によって優しく滑らかなテクスチャーが加わってチャーミングな味わいだが、しっかりしたストラクチャーも感じる。余韻も長くアフターにスパイシーさとミネラルも感じさせ、葡萄がとても熟したヴィンテージからは予期できないようなキャラクターになっている。2015年のようなレベルに届かないにしてもそう遠くはないクオリティには達しており、2015年ほどのパワフルさや凝縮感はないがエレガントさがある。あの絶望の最中に誰がこのようなヴィンテージになると予想しただろうか?現状では2006年に似たような印象がある。2006年は2005年の陰に隠れてしまいがちなヴィンテージだが、葡萄は良く成熟して収穫も9月末と2016年と似た境遇にあるので今後ワインがどのような熟成をするかが楽しみだ。 .



2017 Fixin 1er Cru Clos du Chapitre
フィサン・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・シャピトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14762 18 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ フィサン

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 いつも通り黒果実の香りがとても豊かで魅力的。素晴らしい広がりのある口当たり、良く熟したワインではあるが上品な緊張感が心地良い酸味を感じさせる。豊満で飲みやすいグルメなワインで例年通りきれいな風味がある。若くても美味しいし熟成させても良いワインで、上記のヴォーヌロマネ同様、2021年から飲むことも出来るし2030年まで熟成させても良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,290 (外税)

【驚きました!・・素晴らしい味わいでした!】・・こちらは2016年もののレヴューです・・2017年は飲めずにすみません。
 2015年もののフィサン1級クロ・デュ・シャピトルは、数が少なかったので飲まずにご紹介したところ、

「・・全く動かない・・」

と言う・・残念な結果になっていまして、それでも、

「フィサンと言えば、ベルトー=ジェルベが有るからだいぶ皆さんにも周知されてきたんじゃないか?」

などと言う、noisy の甘い目論みは砂上の楼閣でした。そのまんま・・でも無いですが残っちゃってます。


 なので、2016年ものは絶対に飲んでやろうと決めていたんですね。他にはACブルも再テイスティングしまして、その品質を確かめています。

 左の写真は全く弄っていません。大きさを変えただけ、明るさや色味の調整はしておりません。なので、ちょっと暗く映ってしまっていますが、

「深淵な構造が見えるような感じ?」

がしないでしょうか。


 そして、メオのワインに共通な瑞々しさ、荘厳さ、ピュアさはそのままに、ジュヴレの鉄っぽさをやや少なく、石灰系のミネラリティをずっと多くしたような見事な味わいを感じさせてくれました。

 果実感もたっぷり有りますが・・実に深淵です。軽々しくない・・と言うか、でも重厚な訳では無いんです。何よりもこれだけドライな味わいになっているのに、構成が豊かで有ると感じてしまう・・全然渋く無いんですね。ほとんどの場合はどこかに破綻を見つけるんですが・・全く見つけられませんでした。あっという間に空いてしまいました。


 ベルトーのフィサンは全房発酵系に移行しましたんで、メオのこのワインとも大分傾向が異なります。基本的にはアンリ・ジャイエの手法に近いはずですが、発酵時の温度コントロールは異なると思います。言わば、クラシカルな造りで有るとは言えないものの、ニュースタイルでは無く、メオ独自の世界が感じられます。勿論、ジャイエの直弟子のエマニュエル・ルジェのワインとも違います。ルジェはフワッとソフトで妖艶さの有る感じに仕上げますが、メオはまるで氷の太刀です。冷ややかでタイトなんですが懐が深いんですね・・。

 素晴らしいワインでした。他の村名のワインはすみません・・少なすぎてどうにも飲めませんので、以前のレヴューをご参考にされてください。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【べらぼうに旨いです!素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ!このエレガンス・フィネスは一体どうやって得て表現できるのでしょう!】



 2014年ものもですね・・売れずに残ったアイテムをポツポツと開けて来ています。まぁ、それらの印象については中々書く機会も無いのでそのまま放置ですが、それでも noisy の中の「メオ=カミュゼ」と言う造り手のヒエラルキー的位置は、

「限りなくトップレベルに有る」

と言えます。


「・・え~・・?そ~なの?・・ついこの間までは懐疑的だったんじゃないの?」

とおっしゃるお客様も多くいらっしゃるかと思います。確かにそれは正しいです。2014年ものがリリースされた頃までは・・です。


 ところが、余りに素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ1級を飲んで・・ひっくり返るほどビックリし、

「・・こんなに凄いエレガンスって、ヴォーヌ=ロマネの・・それもグラン・クリュ並みじゃん」

と思わされてしまいました。


 そしてその後、その余りの素晴らしさに、店にいらっしゃる方々に、

「メオの1級クラス、滅茶苦茶凄いよ。ネゴスのニュイの1級ならまだ有るから飲んでみなよ。」

と声を掛け、飲んでいただきました。


 その方々の印象は・・思ったとおり、


「いや~・・もうビックリです。こんなに凄いと思いませんでしたよ・・。」

と言うものでした。


 さらには配送でお送りした方々からも徐々に感想が届き始め、


「参りました!・・メオ=カミュゼ、見直しちゃいました。レベル高いですね~!」

と、随分と高い評価のお言葉もいただきました。なので・・

「2014年のメオの1級クラスは全く残ってない」

んですね・・。コルトンなどのグラン・クリュが少々残っているだけです。これとて昔から銘品ですから・・noisy 的には敢えて飲む必要性を感じていないんですが、その辺りはもう皆さんはご存知無いようですから、そのうち・・少し開き始めただろうと言うタイミングで飲んでご紹介したいと思っています。



 その余りに美味しいニュイ=サン=ジョルジュ1級のアイテムは、少ない2015年の産出量も有りさらに減ってしまいましたので飲む訳にも行かず、仕方が無いのでニュイ村名を開けた・・と言う次第です。


 2015年のメオのブルゴーニュはとても美味しかったですよね・・。これでも充分と言えるほどの出来栄えだったと思います。今回少々ですが追加分をいただいてますのでこれもお早めにどうぞ。でも、そんな印象がぶっ飛ぶほど・・

「2015年ニュイ=サン=ジョルジュ村名は完璧!」

と思わされてしまいました・・。素晴らしいです!


 ブルゴーニュワインに求めるもの・・それはおそらく重なる部分は有るにせよ、ワインファン一人一人違うはずです。だから、誰もが美味しいと認めるワインは稀で少ない・・でしょう。

 ところがこのニュイ=サン=ジョルジュ・・・、そんな思い込みみたいなものさえ吹っ飛ばすような、完璧さを見せつけてくれたんですね。

 抜栓からもう・・ちょっとルロワの良いクラスでも開けたかな?・・みたいなエレガントかつほんのり妖艶なアロマが漂っています。あくまでピュア・・ヴォーヌ=ロマネ的な、ほんのりワイルドさやスパイシーさが混じります。

 口に含むとテクスチュアは滑らか、シャンボール的にやや硬質ながら、何もないのではなく、ほんのり・・少しずつ細やかな表情を見せてくれます。つるつる入って来ますが、その解け方が非常に美しく、全てのカプセルを一気に崩壊させるのではなく、

「今はこれ・・満足した?・・じゃ、次はこっち。・・良いでしょ?・・じゃぁ次は・・」

と言った具合で、余りに忙しない感じには成らず、求める時には与えられる・・そんな充足感が伴うものです。


 だらしなく拡がってしまって、

「はい、もうおしまい!」

などとは決して言わないんじゃないか・・とさえ感じます。


 中盤の膨らみも節操の有るもので、どこかいじらしく、愛らしくも有ります。そしてその後に、ニュイ的な部分・・スパイスや綺麗な土、盛り上がり、紫の果実などを細やかに感じさせつつ、非常にエレガントな余韻を長く感じさせてくれるんですね。


 そう、滅茶苦茶バランスが良いんですよ。しかも透明でややカチッと締まったニュアンス、ミネラリティのコーティングが見事になされていて、冷旨系の酸がバランス良くしっかりと存在しています。この非常に寒い、寒気が居座った状況の中、どうしてもワインが冷えてバランスを欠いてしまいがちな時期に有りながら、

「エキスの旨みが物凄い!・・しかもそれにさえ物凄いエレガンスを感じる」

んですね。・・どうです?・・飲んでみたくなったでしょう?


 ニュイ=サン=ジョルジュのトップのワインだとさえ・・思えるかもしれませんよ。それほどに満足感の高い1本だと思います。是非ご検討くださいませ。

 他に村名クラスはジュヴレ=シャンベルタン、シャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネと有りますが・・・こんな凄いニュイを見せつけられると他も飲みたくなっちゃいますが、フィネスさんにももう残ってないそうですから減らさないように、テイスティングは控えます。まぁ、年に1本、村名を変えてのテイスティングがギリでしょう。そして、ジャン=ニコラ的には価格的にこれらと同格・・と判断しているのであろう、フィサン1級クロ・デュ・シャピトルが有ります。村名フィサン2014年はめっちゃ美味しかったですから、これもかなり期待できると思います。


 メオ=カミュゼ、完全復活、そしてドメーヌ・ルロワ、ネゴシアン・ルロワの立ち位置に極めて密着しはじめたと感じます。

「・・嘘だぁ!」

と思われるなら、それはもうチェックしてみるしかないのではないでしょうか。noisy 的にはもう・・もろ手を挙げてお勧めするしかない心境です。ご検討くださいませ。



 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【以前はドメーヌもののみで造られていましたが、現在は買い葡萄も使っているのでネゴスラベルです。しかしながら秀逸なニュイ=サン=ジョルジュです!】



 メオ=カミュゼのニュイやヴォーヌ=ロマネはそれなりに高価ですから、既に福沢さん1人だけでは購入出来ず、2人ほど掻き集めないと心配な感じになってます。

 そんな中で、本来はドメーヌもののエチケットが張られていたのがこの「ニュイ=サン=ジョルジュ」です。こちらもやはり、あの素晴らしい生産者ジャン・タルディに収穫折半で貸し出されていたリューディ、「オ・バ・ド・コンブ」です。

 このところのメオ=カミュゼの在庫を気にされてご覧の方はお気づきかもしれませんが・・・


「じわじわとメオ=カミュゼの人気が復活してきているのかも?」

と思われないでしょうか。


 そう・・かなり売れて来ているんですよ・・。それは間違い無いです。


 リーズナブルで足が速いブルゴーニュ・ルージュは、もう・・すぐに完売してしまいますし、そんなアイテムを飲まれた方からは、

「素晴らしく美味しかった!」

とご連絡をいただいています。


 そうなんですね~・・。先日もマルサネ・ルージュを2年ほど寝かされて飲まれた方からメールをいただきまして、感動されたお話しをされていました。別の方はフィサンを同様にされ、その素晴らしい表情に驚かれていらっしゃいました。


 やはりメオ=カミュゼと言うと、確かにもう・・どのキュヴェを飲んでもかなり美味しいんですが、ニュイ=サン=ジョルジュやヴォーヌ=ロマネ、ヴージョと言った、まさにコート・ド・ニュイの中心地にこそ、イメージが有ると言って良いでしょう。ジャイエ絡みですから・・ね。

 昔は、「大当たりする可能性の有る生産者」で有ったと思うんですが、昨今は「確実にエレガントで美しいエキス系のトップレベル」になっていると感じています。

 さすがに noisy も、最近はメオ=カミュゼもかなり色々と開けてはいますが、どれを飲んでも素晴らしい・・と感じていますが、入荷数量に限界が有りますし、グラン・クリュ・クラスまで開けるには厳しい状況が有りますから、申し訳ないのですがその全ての姿を網羅してご紹介することが出来てはいない状態です。

 そんな中で、比較的リーズナブルなラインのアイテムを何とか分けていただけた・・と言うのがこのニュイ=サン=ジョルジュとマルサネなんですね・・。

 因みにマルサネ2014年にティム・アトキン氏はぶっとびの・・「91Points」を付けていました!・・まぁ、メオのこのクラスは、海外の評価機関はほとんど飲んでいないようで、余り見かけないんですが・・たまたま評価したんでしょうかね。

 あれだけ売れなかった2013年のフィサンでさえ、いつの間にか無くなっていまして、


「・・どうやらやっと少しずつ見直されて来ているのかな?」

と言うような感じを受けています。


 前にも書きましたがメオの2014年ニュイ1級ブドーを飲んだ時は・・たまげました。確実にルロワと同じ道筋を歩んでいる・・と感じました。

 こちらはニュイ村名ですから、さすがに同じようなポテンシャルは望めないとしても、約半分はドメーヌもの・・です。それに、ネゴスラインとドメーヌラインの仕上がりの差が無いと言って良い状況ですから、このニュイ村名も期待できるんじゃないかな・・と思っています。さすがにティム・アトキン氏もこれはテイスティングしていないようでした。

 比較的リーズナブルだけれどメオの本質に触れることの出来るワインだと思います。ご検討くださいませ。.



2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14763 19 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。マルサネと同じ条件の葡萄で、こちらも摘房からはドメーヌで行っています。畑の区画はBROCHON側の「En Champs (アン・シャン)」と「Village (ヴィラージュ)」に位置しています。葡萄の樹齢は40年以上で果実味、酸味のバランスが良く、しっかりとしたタンニンと飲み応えがあります。


■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 フランボワーズなどの赤い果実の香り、アーモンドクリームやキャラメル、ヌガーなどの甘い香りがとても開いている。絹のような滑らかな口当たり、柔らかな舌触りが終始続き余韻に少し緻密な酸味がある。いつもより少し飲みやすいので熟成させることも可能だが2021年から十分楽しめるようになるだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,880 (外税)

【エキス系の素晴らしい味わいです!スタイリッシュでエレガンスバッチリ!。粗野さの無いジュヴレ・・是非味わってみてください!】
 素晴らしいニュイ村名とスタイルがソックリです!・・エキス系ですね・・。

「豊かなシャンベルタン・・」

と言うようなイメージとは正反対です。


 そして、時に粗野さを感じてしまったり、甘さを感じて幻滅する・・なんてスタイルと正反対!・・雅で荘厳さの有る見事な出来でした。

 そうですね・・奥に・・と言うか、全身を透明なミネラリティでまとっているかのようなニュアンスですよ。ルーミエさんのワインに共通するようなミネラリティの出方・・と言って良いかと思います。・・いや、果実感はルーミさん風では無いですけどね。素晴らしいです!ぜひお確かめくださいませ!

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうに旨いです!素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ!このエレガンス・フィネスは一体どうやって得て表現できるのでしょう!】

 2014年ものもですね・・売れずに残ったアイテムをポツポツと開けて来ています。まぁ、それらの印象については中々書く機会も無いのでそのまま放置ですが、それでも noisy の中の「メオ=カミュゼ」と言う造り手のヒエラルキー的位置は、

「限りなくトップレベルに有る」

と言えます。


「・・え~・・?そ~なの?・・ついこの間までは懐疑的だったんじゃないの?」

とおっしゃるお客様も多くいらっしゃるかと思います。確かにそれは正しいです。2014年ものがリリースされた頃までは・・です。


 ところが、余りに素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ1級を飲んで・・ひっくり返るほどビックリし、

「・・こんなに凄いエレガンスって、ヴォーヌ=ロマネの・・それもグラン・クリュ並みじゃん」

と思わされてしまいました。


 そしてその後、その余りの素晴らしさに、店にいらっしゃる方々に、

「メオの1級クラス、滅茶苦茶凄いよ。ネゴスのニュイの1級ならまだ有るから飲んでみなよ。」

と声を掛け、飲んでいただきました。


 その方々の印象は・・思ったとおり、


「いや~・・もうビックリです。こんなに凄いと思いませんでしたよ・・。」

と言うものでした。


 さらには配送でお送りした方々からも徐々に感想が届き始め、


「参りました!・・メオ=カミュゼ、見直しちゃいました。レベル高いですね~!」

と、随分と高い評価のお言葉もいただきました。なので・・

「2014年のメオの1級クラスは全く残ってない」

んですね・・。コルトンなどのグラン・クリュが少々残っているだけです。これとて昔から銘品ですから・・noisy 的には敢えて飲む必要性を感じていないんですが、その辺りはもう皆さんはご存知無いようですから、そのうち・・少し開き始めただろうと言うタイミングで飲んでご紹介したいと思っています。



 その余りに美味しいニュイ=サン=ジョルジュ1級のアイテムは、少ない2015年の産出量も有りさらに減ってしまいましたので飲む訳にも行かず、仕方が無いのでニュイ村名を開けた・・と言う次第です。


 2015年のメオのブルゴーニュはとても美味しかったですよね・・。これでも充分と言えるほどの出来栄えだったと思います。今回少々ですが追加分をいただいてますのでこれもお早めにどうぞ。でも、そんな印象がぶっ飛ぶほど・・

「2015年ニュイ=サン=ジョルジュ村名は完璧!」

と思わされてしまいました・・。素晴らしいです!


 ブルゴーニュワインに求めるもの・・それはおそらく重なる部分は有るにせよ、ワインファン一人一人違うはずです。だから、誰もが美味しいと認めるワインは稀で少ない・・でしょう。

 ところがこのニュイ=サン=ジョルジュ・・・、そんな思い込みみたいなものさえ吹っ飛ばすような、完璧さを見せつけてくれたんですね。

 抜栓からもう・・ちょっとルロワの良いクラスでも開けたかな?・・みたいなエレガントかつほんのり妖艶なアロマが漂っています。あくまでピュア・・ヴォーヌ=ロマネ的な、ほんのりワイルドさやスパイシーさが混じります。

 口に含むとテクスチュアは滑らか、シャンボール的にやや硬質ながら、何もないのではなく、ほんのり・・少しずつ細やかな表情を見せてくれます。つるつる入って来ますが、その解け方が非常に美しく、全てのカプセルを一気に崩壊させるのではなく、

「今はこれ・・満足した?・・じゃ、次はこっち。・・良いでしょ?・・じゃぁ次は・・」

と言った具合で、余りに忙しない感じには成らず、求める時には与えられる・・そんな充足感が伴うものです。


 だらしなく拡がってしまって、

「はい、もうおしまい!」

などとは決して言わないんじゃないか・・とさえ感じます。


 中盤の膨らみも節操の有るもので、どこかいじらしく、愛らしくも有ります。そしてその後に、ニュイ的な部分・・スパイスや綺麗な土、盛り上がり、紫の果実などを細やかに感じさせつつ、非常にエレガントな余韻を長く感じさせてくれるんですね。


 そう、滅茶苦茶バランスが良いんですよ。しかも透明でややカチッと締まったニュアンス、ミネラリティのコーティングが見事になされていて、冷旨系の酸がバランス良くしっかりと存在しています。この非常に寒い、寒気が居座った状況の中、どうしてもワインが冷えてバランスを欠いてしまいがちな時期に有りながら、

「エキスの旨みが物凄い!・・しかもそれにさえ物凄いエレガンスを感じる」

んですね。・・どうです?・・飲んでみたくなったでしょう?


 ニュイ=サン=ジョルジュのトップのワインだとさえ・・思えるかもしれませんよ。それほどに満足感の高い1本だと思います。是非ご検討くださいませ。

 他に村名クラスはジュヴレ=シャンベルタン、シャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネと有りますが・・・こんな凄いニュイを見せつけられると他も飲みたくなっちゃいますが、フィネスさんにももう残ってないそうですから減らさないように、テイスティングは控えます。まぁ、年に1本、村名を変えてのテイスティングがギリでしょう。そして、ジャン=ニコラ的には価格的にこれらと同格・・と判断しているのであろう、フィサン1級クロ・デュ・シャピトルが有ります。村名フィサン2014年はめっちゃ美味しかったですから、これもかなり期待できると思います。


 メオ=カミュゼ、完全復活、そしてドメーヌ・ルロワ、ネゴシアン・ルロワの立ち位置に極めて密着しはじめたと感じます。

「・・嘘だぁ!」

と思われるなら、それはもうチェックしてみるしかないのではないでしょうか。noisy 的にはもう・・もろ手を挙げてお勧めするしかない心境です。ご検討くださいませ。



 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【以前はドメーヌもののみで造られていましたが、現在は買い葡萄も使っているのでネゴスラベルです。しかしながら秀逸なニュイ=サン=ジョルジュです!】



 メオ=カミュゼのニュイやヴォーヌ=ロマネはそれなりに高価ですから、既に福沢さん1人だけでは購入出来ず、2人ほど掻き集めないと心配な感じになってます。

 そんな中で、本来はドメーヌもののエチケットが張られていたのがこの「ニュイ=サン=ジョルジュ」です。こちらもやはり、あの素晴らしい生産者ジャン・タルディに収穫折半で貸し出されていたリューディ、「オ・バ・ド・コンブ」です。

 このところのメオ=カミュゼの在庫を気にされてご覧の方はお気づきかもしれませんが・・・


「じわじわとメオ=カミュゼの人気が復活してきているのかも?」

と思われないでしょうか。


 そう・・かなり売れて来ているんですよ・・。それは間違い無いです。


 リーズナブルで足が速いブルゴーニュ・ルージュは、もう・・すぐに完売してしまいますし、そんなアイテムを飲まれた方からは、

「素晴らしく美味しかった!」

とご連絡をいただいています。


 そうなんですね~・・。先日もマルサネ・ルージュを2年ほど寝かされて飲まれた方からメールをいただきまして、感動されたお話しをされていました。別の方はフィサンを同様にされ、その素晴らしい表情に驚かれていらっしゃいました。


 やはりメオ=カミュゼと言うと、確かにもう・・どのキュヴェを飲んでもかなり美味しいんですが、ニュイ=サン=ジョルジュやヴォーヌ=ロマネ、ヴージョと言った、まさにコート・ド・ニュイの中心地にこそ、イメージが有ると言って良いでしょう。ジャイエ絡みですから・・ね。

 昔は、「大当たりする可能性の有る生産者」で有ったと思うんですが、昨今は「確実にエレガントで美しいエキス系のトップレベル」になっていると感じています。

 さすがに noisy も、最近はメオ=カミュゼもかなり色々と開けてはいますが、どれを飲んでも素晴らしい・・と感じていますが、入荷数量に限界が有りますし、グラン・クリュ・クラスまで開けるには厳しい状況が有りますから、申し訳ないのですがその全ての姿を網羅してご紹介することが出来てはいない状態です。

 そんな中で、比較的リーズナブルなラインのアイテムを何とか分けていただけた・・と言うのがこのニュイ=サン=ジョルジュとマルサネなんですね・・。

 因みにマルサネ2014年にティム・アトキン氏はぶっとびの・・「91Points」を付けていました!・・まぁ、メオのこのクラスは、海外の評価機関はほとんど飲んでいないようで、余り見かけないんですが・・たまたま評価したんでしょうかね。

 あれだけ売れなかった2013年のフィサンでさえ、いつの間にか無くなっていまして、


「・・どうやらやっと少しずつ見直されて来ているのかな?」

と言うような感じを受けています。


 前にも書きましたがメオの2014年ニュイ1級ブドーを飲んだ時は・・たまげました。確実にルロワと同じ道筋を歩んでいる・・と感じました。

 こちらはニュイ村名ですから、さすがに同じようなポテンシャルは望めないとしても、約半分はドメーヌもの・・です。それに、ネゴスラインとドメーヌラインの仕上がりの差が無いと言って良い状況ですから、このニュイ村名も期待できるんじゃないかな・・と思っています。さすがにティム・アトキン氏もこれはテイスティングしていないようでした。

 比較的リーズナブルだけれどメオの本質に触れることの出来るワインだと思います。ご検討くださいませ。.



2017 Chambolle-Musigny (Frere et Soeur)
シャンボール=ミュジニー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14766 20 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 赤色や黒色の果実の香りがとても開いており、同時にナツメグや新芽のスパイシーな香りも感じられてバランスが取れている。肉厚な口当たりながら少し厳格な印象はいつも通りのキャラクターで、フレッシュさが心地良いミネラル感と完璧な成熟をまとめあげている。時々見せる豊かさや直線的なニュアンス、ストラクチャーが少し熟成させる必要を感じさせる。2024年から開け始めてもいいだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,980 (外税)

【何と、果実味たっぷり系、アンリ・ジャイエ系の仕上がりで球体バランスに仕上がっています!】
 まだ落ち着かない段階でテイスティングすることになりました。開けて・・ビックリです。

「・・あれ・・?」

です。


 こんなメオは初めてでした。・・そう、ジャイエの弟子であることなどはワインから感じることは無かったから・・です。果皮バランスで、果皮の濃密さは表現し、荘厳なワインには仕上げることは有っても、果実味がバッチリ載った球体バランス・・と言うのは無かったんですね。

 このシャンボールは、少しまだ安定し切ってはいませんが、まさにジャイエのニュイ=サン=ジョルジュを感じさせてくれるような素晴らしい味わいでした!・・1級レ・フュスロットも同軸上に有ります。是非お確かめください!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【べらぼうに旨いです!素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ!このエレガンス・フィネスは一体どうやって得て表現できるのでしょう!】

 2014年ものもですね・・売れずに残ったアイテムをポツポツと開けて来ています。まぁ、それらの印象については中々書く機会も無いのでそのまま放置ですが、それでも noisy の中の「メオ=カミュゼ」と言う造り手のヒエラルキー的位置は、

「限りなくトップレベルに有る」

と言えます。


「・・え~・・?そ~なの?・・ついこの間までは懐疑的だったんじゃないの?」

とおっしゃるお客様も多くいらっしゃるかと思います。確かにそれは正しいです。2014年ものがリリースされた頃までは・・です。


 ところが、余りに素晴らしいニュイ=サン=ジョルジュ1級を飲んで・・ひっくり返るほどビックリし、

「・・こんなに凄いエレガンスって、ヴォーヌ=ロマネの・・それもグラン・クリュ並みじゃん」

と思わされてしまいました。


 そしてその後、その余りの素晴らしさに、店にいらっしゃる方々に、

「メオの1級クラス、滅茶苦茶凄いよ。ネゴスのニュイの1級ならまだ有るから飲んでみなよ。」

と声を掛け、飲んでいただきました。


 その方々の印象は・・思ったとおり、


「いや~・・もうビックリです。こんなに凄いと思いませんでしたよ・・。」

と言うものでした。


 さらには配送でお送りした方々からも徐々に感想が届き始め、


「参りました!・・メオ=カミュゼ、見直しちゃいました。レベル高いですね~!」

と、随分と高い評価のお言葉もいただきました。なので・・

「2014年のメオの1級クラスは全く残ってない」

んですね・・。コルトンなどのグラン・クリュが少々残っているだけです。これとて昔から銘品ですから・・noisy 的には敢えて飲む必要性を感じていないんですが、その辺りはもう皆さんはご存知無いようですから、そのうち・・少し開き始めただろうと言うタイミングで飲んでご紹介したいと思っています。



 その余りに美味しいニュイ=サン=ジョルジュ1級のアイテムは、少ない2015年の産出量も有りさらに減ってしまいましたので飲む訳にも行かず、仕方が無いのでニュイ村名を開けた・・と言う次第です。


 2015年のメオのブルゴーニュはとても美味しかったですよね・・。これでも充分と言えるほどの出来栄えだったと思います。今回少々ですが追加分をいただいてますのでこれもお早めにどうぞ。でも、そんな印象がぶっ飛ぶほど・・

「2015年ニュイ=サン=ジョルジュ村名は完璧!」

と思わされてしまいました・・。素晴らしいです!


 ブルゴーニュワインに求めるもの・・それはおそらく重なる部分は有るにせよ、ワインファン一人一人違うはずです。だから、誰もが美味しいと認めるワインは稀で少ない・・でしょう。

 ところがこのニュイ=サン=ジョルジュ・・・、そんな思い込みみたいなものさえ吹っ飛ばすような、完璧さを見せつけてくれたんですね。

 抜栓からもう・・ちょっとルロワの良いクラスでも開けたかな?・・みたいなエレガントかつほんのり妖艶なアロマが漂っています。あくまでピュア・・ヴォーヌ=ロマネ的な、ほんのりワイルドさやスパイシーさが混じります。

 口に含むとテクスチュアは滑らか、シャンボール的にやや硬質ながら、何もないのではなく、ほんのり・・少しずつ細やかな表情を見せてくれます。つるつる入って来ますが、その解け方が非常に美しく、全てのカプセルを一気に崩壊させるのではなく、

「今はこれ・・満足した?・・じゃ、次はこっち。・・良いでしょ?・・じゃぁ次は・・」

と言った具合で、余りに忙しない感じには成らず、求める時には与えられる・・そんな充足感が伴うものです。


 だらしなく拡がってしまって、

「はい、もうおしまい!」

などとは決して言わないんじゃないか・・とさえ感じます。


 中盤の膨らみも節操の有るもので、どこかいじらしく、愛らしくも有ります。そしてその後に、ニュイ的な部分・・スパイスや綺麗な土、盛り上がり、紫の果実などを細やかに感じさせつつ、非常にエレガントな余韻を長く感じさせてくれるんですね。


 そう、滅茶苦茶バランスが良いんですよ。しかも透明でややカチッと締まったニュアンス、ミネラリティのコーティングが見事になされていて、冷旨系の酸がバランス良くしっかりと存在しています。この非常に寒い、寒気が居座った状況の中、どうしてもワインが冷えてバランスを欠いてしまいがちな時期に有りながら、

「エキスの旨みが物凄い!・・しかもそれにさえ物凄いエレガンスを感じる」

んですね。・・どうです?・・飲んでみたくなったでしょう?


 ニュイ=サン=ジョルジュのトップのワインだとさえ・・思えるかもしれませんよ。それほどに満足感の高い1本だと思います。是非ご検討くださいませ。

 他に村名クラスはジュヴレ=シャンベルタン、シャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネと有りますが・・・こんな凄いニュイを見せつけられると他も飲みたくなっちゃいますが、フィネスさんにももう残ってないそうですから減らさないように、テイスティングは控えます。まぁ、年に1本、村名を変えてのテイスティングがギリでしょう。そして、ジャン=ニコラ的には価格的にこれらと同格・・と判断しているのであろう、フィサン1級クロ・デュ・シャピトルが有ります。村名フィサン2014年はめっちゃ美味しかったですから、これもかなり期待できると思います。


 メオ=カミュゼ、完全復活、そしてドメーヌ・ルロワ、ネゴシアン・ルロワの立ち位置に極めて密着しはじめたと感じます。

「・・嘘だぁ!」

と思われるなら、それはもうチェックしてみるしかないのではないでしょうか。noisy 的にはもう・・もろ手を挙げてお勧めするしかない心境です。ご検討くださいませ。



 以下は以前のコメントです。
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【以前はドメーヌもののみで造られていましたが、現在は買い葡萄も使っているのでネゴスラベルです。しかしながら秀逸なニュイ=サン=ジョルジュです!】



 メオ=カミュゼのニュイやヴォーヌ=ロマネはそれなりに高価ですから、既に福沢さん1人だけでは購入出来ず、2人ほど掻き集めないと心配な感じになってます。

 そんな中で、本来はドメーヌもののエチケットが張られていたのがこの「ニュイ=サン=ジョルジュ」です。こちらもやはり、あの素晴らしい生産者ジャン・タルディに収穫折半で貸し出されていたリューディ、「オ・バ・ド・コンブ」です。

 このところのメオ=カミュゼの在庫を気にされてご覧の方はお気づきかもしれませんが・・・


「じわじわとメオ=カミュゼの人気が復活してきているのかも?」

と思われないでしょうか。


 そう・・かなり売れて来ているんですよ・・。それは間違い無いです。


 リーズナブルで足が速いブルゴーニュ・ルージュは、もう・・すぐに完売してしまいますし、そんなアイテムを飲まれた方からは、

「素晴らしく美味しかった!」

とご連絡をいただいています。


 そうなんですね~・・。先日もマルサネ・ルージュを2年ほど寝かされて飲まれた方からメールをいただきまして、感動されたお話しをされていました。別の方はフィサンを同様にされ、その素晴らしい表情に驚かれていらっしゃいました。


 やはりメオ=カミュゼと言うと、確かにもう・・どのキュヴェを飲んでもかなり美味しいんですが、ニュイ=サン=ジョルジュやヴォーヌ=ロマネ、ヴージョと言った、まさにコート・ド・ニュイの中心地にこそ、イメージが有ると言って良いでしょう。ジャイエ絡みですから・・ね。

 昔は、「大当たりする可能性の有る生産者」で有ったと思うんですが、昨今は「確実にエレガントで美しいエキス系のトップレベル」になっていると感じています。

 さすがに noisy も、最近はメオ=カミュゼもかなり色々と開けてはいますが、どれを飲んでも素晴らしい・・と感じていますが、入荷数量に限界が有りますし、グラン・クリュ・クラスまで開けるには厳しい状況が有りますから、申し訳ないのですがその全ての姿を網羅してご紹介することが出来てはいない状態です。

 そんな中で、比較的リーズナブルなラインのアイテムを何とか分けていただけた・・と言うのがこのニュイ=サン=ジョルジュとマルサネなんですね・・。

 因みにマルサネ2014年にティム・アトキン氏はぶっとびの・・「91Points」を付けていました!・・まぁ、メオのこのクラスは、海外の評価機関はほとんど飲んでいないようで、余り見かけないんですが・・たまたま評価したんでしょうかね。

 あれだけ売れなかった2013年のフィサンでさえ、いつの間にか無くなっていまして、


「・・どうやらやっと少しずつ見直されて来ているのかな?」

と言うような感じを受けています。


 前にも書きましたがメオの2014年ニュイ1級ブドーを飲んだ時は・・たまげました。確実にルロワと同じ道筋を歩んでいる・・と感じました。

 こちらはニュイ村名ですから、さすがに同じようなポテンシャルは望めないとしても、約半分はドメーヌもの・・です。それに、ネゴスラインとドメーヌラインの仕上がりの差が無いと言って良い状況ですから、このニュイ村名も期待できるんじゃないかな・・と思っています。さすがにティム・アトキン氏もこれはテイスティングしていないようでした。

 比較的リーズナブルだけれどメオの本質に触れることの出来るワインだと思います。ご検討くださいませ。.



2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Cras
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・クラ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14764 21 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。シャンボール村の北、冷涼な気候の渓谷の入り口に位置し、南向きの深い粘土質土壌の畑でテロワールには太陽の恵みが素晴らしく表現されます。まだ若木が多く早熟な畑ですが、手入れと摘房を念入りに行うことで粒が小さく凝縮した葡萄を収穫しています。イチゴなどの赤い果実の甘い香り、口当たりはチャーミングで肉付きが良いしっかりとした果実味がありながらも繊細な酸味と余韻の直線的な味わいがバランスを取っています。
■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 サクランボ、シナモン、キャラメル、焦がした木の香りなど魅惑的なアロマが満載。繊細で優しい口当たり、一貫してとても柔らかくアフターにはミネラルを感じる。様々な要素が良く溶け込んでいてとても飲みやすいので2021年くらいから飲み始めても良いが、2025年まで待てばこのワインの本領が発揮されるだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥17,650 (外税)

【レ・フュスロットはアンリ・ジャイエを彷彿とさせる果実味・・でした!】
 え~・・初めてジャイエの弟子であったことを意識させたワインの一つが2017年のレ・フュスロットでした。滅茶旨いです・・少し早いですけどね。残念ながら数の制約が有って、レ・クラは飲めませんでした。

 因みにレ・フュスロットは、ジャイエ系の味わいにルーミエさんのピュア果実をプラスさせたような仕上がりで、これまたルーミエさんのワインに共通する透明なミネラリティが下支えしている感じを受けました。

 2017年・・相当良いですが、エキス系、果実味系のどちらに触れているか・・飲まないで判断はできないと思います。でも、そこそこに温暖なヴィンテージでしたので、シャンボール系は果実味系の仕上がりになっているかと・・思います。メオさんも、エキス系に仕上がったワインは2025年ほどから、果実味系は2021年頃から飲んで良い・・と言っているように思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ブルゴーニュのエレガンス・フィネスを最大限に引き出した素晴らしいワインたちです!】

 さすがにこのクラスから上は非常に希少なので、販売してみて余ればテイスティング・・と言うスタンスを取らざるを得ません。

 しかし、以下のコメントにも有るように、ニュイ1級レ・ブード2014年などはもう、ひっくりかえるような凄い仕上がりでした。

 2015年のメオ=カミュゼは、物凄い仕上がりだと確信しています。一般的な評価が定まってからでは遅いと思いますよ。すでにネット以外のお客様からは引きが強くなっています。お早めにご検討くださいませ。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【是非ルーミエさんのレ・クラと飲み比べてみたいものです・・ 】



 この2005年のレ・クラでは有りませんが、同じ2005年のシャンボール=ミュジニー1級レ・フュスロットを先日開けてしまいました・・。まぁ、古酒ばかりの入荷ですし、2005年~2010年頃までのメオ=カミュゼについては、noisy も余りテイスティングしていないので・・などと言う言い訳を考えつつ、中々な価格では有りましたが飲んで良かったです。

 ここはレ・フュスロットのコラムでは無いので詳細は省きますが、

「メオ=カミュゼはルロワを追い抜こうとしているはず!」

と言う気持ちが伝わって来たような気がしています。


 例えば先日飲んだ2014年のニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ブードなどは、ま~・・・ぶっ飛ぶような荘厳さと美しさ、繊細さを持っていました。

「ルロワか!」

と・・思わず突っ込んじゃいました。


 2005年のレ・フュスロットは非常に健康的で、しかしやや硬く・・・しかし、漏れ出て来る気品、高質さが物凄く、この硬さはミュジニー系1/3、ボンヌ=マール系2/3ほどのミネラリティのニュアンスを持っているのかなぁ・・と言う感触を受けました。

 レ・クラはレ・フュスロットよりもボンヌ=マール寄りで、まぁ、非常に近いとは言える位置関係なんですが、より赤味を強く感じると思っています。ボンヌ=マールにより近くとも・・上記のニュアンスから言うとミュジニー系1/2、ボンヌ=マール系1/2のようなミネラリティ・バランスなのかなぁ・・と言うのが、大雑把に言ったnoisy的な感覚です。やはりここは大人気のルーミエさんのレ・クラが標準なのでしょうから、比較対象としては良いんじゃないかと思います。もし2005年のルーミエさんのレ・クラをお持ちなら・・ご検討いただくのが良いかと思います。もう2005年ものなんて、高値でどうしようも無くなっちゃいますんで・・。


 まぁ、昨今はブルゴーニュワインが高いですが、それでもそれだけの感動と不完全燃焼を与えてくれ、それがまた明日への活力になっている・・・それがブルゴーニュワインファンなんです。是非、「比較」の楽しさを味わってみてください。お勧めします。


 以下は以前のコメントです。
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 偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。

リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。

ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。

メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。

2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。

メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。

また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。

オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。

2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。

皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。.



2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Perrieres
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14768 22 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■当主ジャン ニコラ氏によるコメント
 黒い果実のアロマが豊かだが軽やかできれいに消えていく。凝縮感のある口当たりで素晴らしく柔らかな風味が絶え間なく続き、余韻に少しだけ固さがあるが十分魅惑的なワインになっている。「AuxBoudots(オーブドー)」の一部と買い葡萄の1級「LesCrots(レクロ)」をアサンブラージュしたワインだが、ニュイサンジョルジュらしいキャラクターは良く出ており、重厚感があるが上品で荒々しくはない。フレッシュさと絹のようなテクスチャーがバランスを取っている。少し熟成させたほうがより良くなるだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥16,500 (外税)

【素晴らしい仕上がりになった2017年の上級畑ものは、ジャイエ似?・・それとも?!・・いずれにしても価値の有る選択になると思います!】
 2017年のメオ=カミュゼの総括としましては、造り手紹介の欄にも書かせていただきました。白はま~・・呆れるほどにフィネスの溢れる見事な味わいで統一されています。サン=ロマン・・滅茶旨いですよ。気品に溢れ、焦点がピッチリ有った見事な出来です。

 そしてピノ・ノワールですが、これは困りました・・。

「2017年のカミュゼの赤は、『こんな仕上がり』です!」

とは言い切れないんですね。

 例えば、毎年見事な仕上がりを見せるメゾンもののニュイ=サン=ジョルジュ村名は、このところ3年間のメオの集大成とも思える見事な出来です。エキス系の気品、優雅さ、フィネス溢れる素晴らしい味わいで、誰もが村名などとは思わないんじゃないかと・・思えるほどです。言ってみればロマネ=サン=ヴィヴァン風、エシェゾー上部の乾いた土地からの赤い果実がしっかりエキスになった味わいです。むしろジョルジュ=ミュヌレ=ジブールやD.R.C.系を思わせるもので、絶対に樽の風味が浮いたりはしない、

「私、失敗しないので・・」

的で、2014年から2016年までのメオを総括している感じです。底からルーミエ的なミネラルがしっかり厚みを持って現れ、舌にはまずそれが感じられ、ノーズにそのミネラリティのアロマと、エキスの発露としての果実香が雅に香ります。


 しかし、そんなこの3~4年間とは大きく異なるワインがいくつか散見されます。シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネ、ジャンボール1級レ・フュスロットなどです。

 こちらは・・何と言いましょうか・・今までメオ=カミュゼのワインにアンリ・ジャイエを感じたことなど、ただの一度も無かったんですが・・御大のワインに非常に似ています。noisy 的には、果実味系と言ってますが、どこにも出っ張りの無い完璧さを見せるんですよ。そして、まるで御大のワインの造り方さえトレースしているんじゃないか?・・と思えるような仕上がりだったんですね。

 なので、この系統の果実味系の味わいは、前述のように2014年頃から綿々と続いたメオ=カミュゼ的なエキス系の味わいとはかなり異なって感じられました。

 ですので、トップ・キュヴェのこれらのワインが、どっちに与したワインなのかは、飲まないと判らない・・と言うことになります。まぁ、その辺はもうどうしようもないので・・すみません。


 一応、アチコチ探しまして、主だったワインの評価を掲載させていただきました。師で有ったアンリ・ジャイエが耕作していた畑、もしくは同名のクリマを最初に書き出しています。次に、カミュゼ家が元より所有していた畑の評価を記載しました。

 このようにみると、やはりアンリ・ジャイエ系のワインの値がさ感は有りますよね。「$」で記載しているのは一例では有りますが、リッシュブールが(1ドル110円換算で)19万円ほどなのに対し、クロパラは22万円ほどと、完全に逆転してしまっているのは、単にクロパラ人気が加わっているためでしょう。

 アンリ・ジャイエ関係の村名以外の畑の評価を見ますと、アドヴォケイトはほぼほぼ93~95ポイントと一定しています。なので、これだけでも「オ・ブリュレ」のリーズナブルさが感じられますよね。このオ・ブリュレはエマニュエル・ルジェも持っていませんから、狙い目では有るんですけど、皆さんはクロ・パラとかリッシュブールに目が行ってしまうのでしょう。それと、ある意味、ニュイ=サン=ジョルジュ1級ミュルジュはまだまだ安いと思います。

 ジャイエ関連以外では、やはりクロ=ヴージョの高評価が光ります。価格もリーズナブルに抑えられていますが、彼の持ち分はクロ=ヴージョで最高の場所ですので・・。元は、このクロ=ヴージョのシャトーの持ち主がメオ家だったことに由来するようで、シャトーの周りの一等地と、上部の一部分で仕上げるのがこのワインです。ですが、2017年の今回のワインは、「プレ・ル・セリエ」(本来はクロ・デュ・シャトー?)の文字が有りますので、

「シャトーの周りのみ」

で造られたワインです。


 また、コルトン・クロ・ロニェですが・・ここは皆さん、余り眼中に無いようで残念です。しかし、このワイン・・素晴らしいんですよ。飲んでご案内出来ないのが残念なほどです。まだまだリーズナブルなグラン・クリュですが、D.R.C.も造り始めていますんで、この先、ドンドン値上がりして行くんじゃないかと思います。

 何せ、あのブルゴーニュワインに超うるさいアラン・メドゥズが92-95と付けてるんですよ?クロパラが93-95、リッシュブールが93-96 です。海外では460ドルですが、日本では3万円代・・。これは買いだと思いますが・・。

 そして少し前までジャン・タルディが耕作していたヴォーヌ=ロマネ・レ・ショームも・・実は長命で旨いワインに仕上がっているはずです。アラン・メドゥズが 89-92 とちょっとひねくれ気味の評価をしているのに対し、ジャスパー・モリスが94ポイントって、本当かな?・・などとも思ってしまいますが・・すみません、原本を確認していないので、以下に記す評価ポイントは参考程度にお願いいたします。

 そんな訳で、どっち系に仕上がったのか、興味の尽きないメオ=カミュゼの2017年ですが、同じように2017年ものをテイスティングして、初めてジャイエの弟子でも有ったことを感じたフーリエの2017年と同様に、2017年と言う豊かで健康なヴィンテージが齎せたのかもしれないジャイエ系の「真円な果実のパレット」を、是非味わってみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。



■relationship with Henri Jayer
●2017 Domaine Meo-Camuzet Richebourg Grand Cru $1700
 96 points Decanter
 96 points John Gilman
 94-96 points Vinous
 93-96 points Allen Meadows - Burghound
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux $2000
 96 points Decanter
 95 points John Gilman
 93-95 points Allen Meadows - Burghound
 92-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 92-94 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru aux Brulees$800
 95 points John Gilman
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 93-95 points Vinous
 91-94 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Echezeaux Grand Cru $600
 96 points Decanter
 94 points John Gilman
 92-94 points Allen Meadows - Burghound
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Nuits-St-Georges 1er Cru aux Murgers $250
 92 points John Gilman
 90-92 points Allen Meadows - Burghound
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 90-92 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee $120
 93 points Decanter
 91 points John Gilman
 91 points Jasper Morris Inside Burgundy
 89-91 points Allen Meadows - Burghound
 88-90 points Robert Parker s Wine Advocate

■owned for a long time
●2017 Domaine Meo-Camuzet Clos Vougeot Grand Cru $460
 93-95 points Vinous
 94 points Decanter
 94 points Jasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 93 points John Gilman
 91-93 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Corton Clos Rognet Grand Cru $460
 92-95 points Allen Meadows - Burghound
 94 points John Gilman
 93 points Decanter
 91-93 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes $250
 94 pointsJasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Vinous
 92 points John Gilman
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 89-92 points Allen Meadows - Burghound


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【少ないですが何とか分けていただき、テイスティング敢行しました!・・素晴らしい!】

 いや~・・素晴らしいです。時間が無いので余り休ませることも出来ず、本来は割り当てが無かったこの「ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ」でしたが、急遽開けてしまいました。やはり結局は飲んでみなきゃ判りませんよ・・このワイン、フィネスさんの恒例のテイスティング会で、非常に評価が高かったと言うことでしたので・・。

 勿論、ワインの味わい、ポテンシャル、状態を掴むことも重要です。でも昨今は noisy も、エージェントさん主宰のテイスティング会には、全く行かない・・と言うか、行けない状況ですから、

「そのテイスティング会で評判になったワインをテイスティングすることで、参加した方々の判断基準をも知ることが出来る」

訳ですね・・。ま、ちょっと嫌らしい・・自身の中にある、ある種のアクドイ感じの意思が働く訳です。


 そう、ただ漫然とテイスティングしている訳じゃぁ無いんですよ。その瞬間は物凄い・・集中してます。で、色々と想像をめぐらすわけです。

「・・ほ~・・この辺を評価して、そんな意見になって、それが集合意識で評判に・・」


「でそれがK君のあの辺に響いて、息子にもそんな風に伝わって、素晴らしい・・と言うことになってるのかな?」


などと考えてる訳です・・悪い奴ですね~・・。どうでもよいですが。


 やはり昨今のメオ=カミュゼは「神掛かってる」感じですね。素晴らしいです。ジャイエさんとは違うバランスですが、飲むワイン全てが素晴らしいんですよ。

 2016年のニュイはちょっと難しかったはずなんですが、そんなことは全く関係ないかの如くの仕上がりです。普通に造ればニュイの押し出しの強い部分が前面に来て、ヴォーヌ=ロマネに似たエレガントな表情が後ろに回ります。

 ところがメオの場合は、そこが全く逆なんですよ。ヴォーヌ=ロマネの1級以上に繋がるエレガンス、フィネスが前面に出ていて、普段は、

「ちょっと静かにしててくれないかな・・」

と思ってしまうことの多い、ニュイ=サン=ジョルジュ的な強さが・・しっかり存在しながら、黒子の役目をしています。


 そして、いつも以上に複雑な構成です。いつもは「オー=サルジラ」と言う単独の畑のようです・・ザルジラは「粘土」と言う言葉なんですが、そこに「レ・クロ」と言うリューディの葡萄を混ぜ込んだそうです。オー=ザルジラはヴォーヌ=ロマネの丘の端に有る畑、レ・クロはニュイの村を挟んだ反対側に有ります。

 なので・・かなりヴォーヌ=ロマネっぽい・・です。重くならないんですよ・・ニュイ=サン=ジョルジュなのに・・ね。この辺が凄い!・・と感じる所以です。もしかするとニュイ=サン=ジョルジュの最高の造り手はメオ=カミュゼなんじゃないのか?・・と真剣に考えています。

 あと4本しか有りませんので・・はい、すみません・・。2016年はただでさえ少ないんです。

 今から飲んでも良しです。その代わり、1週間は立てて置いてください。この写真の色合いは、僅かに透明感が損なわれての色彩です。完全に休めることが出来なかったから・・ですね。それでも荒れは少なく、ほぼパーフェクトな仕上がりだと感じました。

 実際にはメオさんも言ってますように、2022年以降が良いと思いますよ。素晴らしい仕上がりでした!是非ともご検討くださいませ!.



2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Murgers
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ミュルジュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14760 23 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■エージェント情報
 フレッシュなフランボワーズやサクランボ、黒い果実のアロマ、木の香り、石や土のような香りもあり控えめだが心地良い香りで複雑さも感じられる。口当たりは繊細だが濃密で優しく直線的な印象も感じられ余韻にミネラルがある。チャーミングさと奥ゆかしさが混在し、熟成のポテンシャルが素晴らしいことが予測され、進化のキャパシティを感じさせる。最低でも2023年まで待ったほうが良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥20,800 (外税)

【素晴らしい仕上がりになった2017年の上級畑ものは、ジャイエ似?・・それとも?!・・いずれにしても価値の有る選択になると思います!
 2017年のメオ=カミュゼの総括としましては、造り手紹介の欄にも書かせていただきました。白はま~・・呆れるほどにフィネスの溢れる見事な味わいで統一されています。サン=ロマン・・滅茶旨いですよ。気品に溢れ、焦点がピッチリ有った見事な出来です。

 そしてピノ・ノワールですが、これは困りました・・。

「2017年のカミュゼの赤は、『こんな仕上がり』です!」

とは言い切れないんですね。

 例えば、毎年見事な仕上がりを見せるメゾンもののニュイ=サン=ジョルジュ村名は、このところ3年間のメオの集大成とも思える見事な出来です。エキス系の気品、優雅さ、フィネス溢れる素晴らしい味わいで、誰もが村名などとは思わないんじゃないかと・・思えるほどです。言ってみればロマネ=サン=ヴィヴァン風、エシェゾー上部の乾いた土地からの赤い果実がしっかりエキスになった味わいです。むしろジョルジュ=ミュヌレ=ジブールやD.R.C.系を思わせるもので、絶対に樽の風味が浮いたりはしない、

「私、失敗しないので・・」

的で、2014年から2016年までのメオを総括している感じです。底からルーミエ的なミネラルがしっかり厚みを持って現れ、舌にはまずそれが感じられ、ノーズにそのミネラリティのアロマと、エキスの発露としての果実香が雅に香ります。


 しかし、そんなこの3~4年間とは大きく異なるワインがいくつか散見されます。シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネ、ジャンボール1級レ・フュスロットなどです。

 こちらは・・何と言いましょうか・・今までメオ=カミュゼのワインにアンリ・ジャイエを感じたことなど、ただの一度も無かったんですが・・御大のワインに非常に似ています。noisy 的には、果実味系と言ってますが、どこにも出っ張りの無い完璧さを見せるんですよ。そして、まるで御大のワインの造り方さえトレースしているんじゃないか?・・と思えるような仕上がりだったんですね。

 なので、この系統の果実味系の味わいは、前述のように2014年頃から綿々と続いたメオ=カミュゼ的なエキス系の味わいとはかなり異なって感じられました。

 ですので、トップ・キュヴェのこれらのワインが、どっちに与したワインなのかは、飲まないと判らない・・と言うことになります。まぁ、その辺はもうどうしようもないので・・すみません。


 一応、アチコチ探しまして、主だったワインの評価を掲載させていただきました。師で有ったアンリ・ジャイエが耕作していた畑、もしくは同名のクリマを最初に書き出しています。次に、カミュゼ家が元より所有していた畑の評価を記載しました。

 このようにみると、やはりアンリ・ジャイエ系のワインの値がさ感は有りますよね。「$」で記載しているのは一例では有りますが、リッシュブールが(1ドル110円換算で)19万円ほどなのに対し、クロパラは22万円ほどと、完全に逆転してしまっているのは、単にクロパラ人気が加わっているためでしょう。

 アンリ・ジャイエ関係の村名以外の畑の評価を見ますと、アドヴォケイトはほぼほぼ93~95ポイントと一定しています。なので、これだけでも「オ・ブリュレ」のリーズナブルさが感じられますよね。このオ・ブリュレはエマニュエル・ルジェも持っていませんから、狙い目では有るんですけど、皆さんはクロ・パラとかリッシュブールに目が行ってしまうのでしょう。それと、ある意味、ニュイ=サン=ジョルジュ1級ミュルジュはまだまだ安いと思います。

 ジャイエ関連以外では、やはりクロ=ヴージョの高評価が光ります。価格もリーズナブルに抑えられていますが、彼の持ち分はクロ=ヴージョで最高の場所ですので・・。元は、このクロ=ヴージョのシャトーの持ち主がメオ家だったことに由来するようで、シャトーの周りの一等地と、上部の一部分で仕上げるのがこのワインです。ですが、2017年の今回のワインは、「プレ・ル・セリエ」(本来はクロ・デュ・シャトー?)の文字が有りますので、

「シャトーの周りのみ」

で造られたワインです。


 また、コルトン・クロ・ロニェですが・・ここは皆さん、余り眼中に無いようで残念です。しかし、このワイン・・素晴らしいんですよ。飲んでご案内出来ないのが残念なほどです。まだまだリーズナブルなグラン・クリュですが、D.R.C.も造り始めていますんで、この先、ドンドン値上がりして行くんじゃないかと思います。

 何せ、あのブルゴーニュワインに超うるさいアラン・メドゥズが92-95と付けてるんですよ?クロパラが93-95、リッシュブールが93-96 です。海外では460ドルですが、日本では3万円代・・。これは買いだと思いますが・・。

 そして少し前までジャン・タルディが耕作していたヴォーヌ=ロマネ・レ・ショームも・・実は長命で旨いワインに仕上がっているはずです。アラン・メドゥズが 89-92 とちょっとひねくれ気味の評価をしているのに対し、ジャスパー・モリスが94ポイントって、本当かな?・・などとも思ってしまいますが・・すみません、原本を確認していないので、以下に記す評価ポイントは参考程度にお願いいたします。

 そんな訳で、どっち系に仕上がったのか、興味の尽きないメオ=カミュゼの2017年ですが、同じように2017年ものをテイスティングして、初めてジャイエの弟子でも有ったことを感じたフーリエの2017年と同様に、2017年と言う豊かで健康なヴィンテージが齎せたのかもしれないジャイエ系の「真円な果実のパレット」を、是非味わってみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。



■relationship with Henri Jayer
●2017 Domaine Meo-Camuzet Richebourg Grand Cru $1700
 96 points Decanter
 96 points John Gilman
 94-96 points Vinous
 93-96 points Allen Meadows - Burghound
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux $2000
 96 points Decanter
 95 points John Gilman
 93-95 points Allen Meadows - Burghound
 92-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 92-94 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru aux Brulees$800
 95 points John Gilman
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 93-95 points Vinous
 91-94 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Echezeaux Grand Cru $600
 96 points Decanter
 94 points John Gilman
 92-94 points Allen Meadows - Burghound
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Nuits-St-Georges 1er Cru aux Murgers $250
 92 points John Gilman
 90-92 points Allen Meadows - Burghound
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 90-92 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee $120
 93 points Decanter
 91 points John Gilman
 91 points Jasper Morris Inside Burgundy
 89-91 points Allen Meadows - Burghound
 88-90 points Robert Parker s Wine Advocate

■owned for a long time
●2017 Domaine Meo-Camuzet Clos Vougeot Grand Cru $460
 93-95 points Vinous
 94 points Decanter
 94 points Jasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 93 points John Gilman
 91-93 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Corton Clos Rognet Grand Cru $460
 92-95 points Allen Meadows - Burghound
 94 points John Gilman
 93 points Decanter
 91-93 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes $250
 94 pointsJasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Vinous
 92 points John Gilman
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 89-92 points Allen Meadows - Burghound


 以下は以前のレヴューです。
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【看板のひとつ、ニュイ=サン=ジョルジュ1級オー=ミュルジュとブドー、そしてペリエール!(以前のコメントを使用しています。)】

Jhon Gilman 93 Points
Vonous 91-93 Points
Burghound Allen Meadows 90-93 Points
Advocate 88-90 Points

 実は2014年もののブドーを、皆さんに紹介した後で飲んでみたんですね・・。そしたらまぁ・・

「とんでもない出来!」

でした。もう、モロにドメーヌ・ルロワ級です。土臭いニュイ=サン=ジョルジュなど、どこにも無い・・いや、勿論ですが要素のひとつとしては備わっているんですが、

「・・おい!・・中身はロマネ=サン=ヴィヴァンか?」

と思わず言ってしまったほど、その雅なお姿に感服しました。まぁ、詰まらないロマネ=サン=ヴィヴァンも沢山有りますけどね。それから比べたらもう、雲泥の差です。

 海外の評価を探しましたが2003年もので評価されていたのが、レ・ミュルジュでした。スペクテイター誌で94Pointsと言うものでしたが、その他はまず・・見当たりませんでした。

 そんなこんなが有りまして、2014年のニュイ・レ・ブドーは早々に完売してしまいましたが、ペリエールは残っちゃってますね。その内に飲まない訳には行かないでしょう。

 まだメオ=カミュゼの素晴らしさは、日本人には伝わっていないような気がします。昔はそれでも大人気のドメーヌでした。知っていらっしゃる方がそろそろ高齢になられ、新しいワインファンの方は余りご存知無い・・と言うのも有るのでしょうし、ドメーヌものオンリーだったものがネゴスものも造り始めたと言うのも有るでしょう。


 しかし、昨今のACブル赤を飲まれた方は、そのエレガンス、品格に驚かれたと思います。決して濃く無いのにしっかりエキスの美味しさが出ていて、ブルゴーニュらしい理想の姿をしています。

 今回は古いヴィンテージものをいただきました。そんなに多く無い良い機会かと思います。是非ともご検討くださいませ。


 以下は2014年ニュイ=サン=ジョルジュ1級ブドー他のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 個人的な思い入れなのかもしれませんが、

「ミュルジュと言えばメオ=カミュゼ!」
と言うようなインプットが根付いてしまっているnoisy ですが、引けを取らないのがブード(ブドー)です。何しろ、マルコンソールの南に接する畑ですんで、気難しい一面も有りますが、ポテンシャルの非常に高い畑です。

 一般的にはニュイ・サン=ジョルジュのワインはヴォーヌ=ロマネのワインのように、「あっけらかん」とした部分よりも「肉付きの良さ」「味わいの幅」「力強さ」が有り、より男前な感じがするかと思います。でも、メオのニュイ1級は、開けるタイミングにもよるかとは思いますがエレガンスを伴ったものです。当たった時のミュルジュは・・・です。ヴォーヌ=ロマネの村に近い部分にある畑で、オー・ブード、オー・クラ、オー・ミュルジュと連なっています。

 ジャン・ニコラの以前のコメントを見ると、ブドーは堂々としていて大柄、ミュルジュは緻密でエレガント・・と思えます。でも今回はミュルジュの案内が無かったな・・と。

 ティム・アトキンさんはやっぱりここでも弾けちゃってますね。95Pointsです・・マジか~・・旨いのか~・・。そうなるとこんな価格は全く安いと言えますが・・確かめてみたいところです。もう少し仕入れられるように・・、もう少し売れるように・・そうなればテイスティングして販売できますよね~・・頑張ろう・・。ご検討くださいませ。

 アンリ・ジャイエが自身最高のヴィンテージと評した(らしい)1986年のPKさんの評価です。(飛鳥出版社 バーガンディより)訳者はもちろん、現ラシーヌの代表のお二人です。当時のブルゴーニュワインの評価は、造り手本人が最高の出来だ・・と言ったとしても、こんなものです。クロパラ、ブリュレが90点、ニュイ・ミュルジュ89点、エシェゾー92点、リッシュブール94点・・です・・ちょっと呆れるでしょう?.



2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Murgers M.G.
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ミュルジュ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14767 24 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

■エージェント情報
 ブルーベリージャムを連想させるような熟した黒い果実のアロマがとても豊か。口当たりはオイリーで濃密かつ慎み深さもあり、程良い甘旨味も感じられる。繊細で柔らかくとても魅力的なワインで余韻の酸味とストラクチャーが決して軽いワインではないことを証明している。まだニュイ サン ジョルジュらしい力強さが前面に出ており、もう少しチャーミングな飲みやすさを出したいので2023年まで待つ必要があるだろう。
■当主メオさんのコメント
 フレッシュなフランボワーズやサクランボ、黒い果実のアロマ、木の香り、石や土のような香りもあり控えめだが心地良い香りで複雑さも感じられる。口当たりは繊細だが濃密で優しく直線的な印象も感じられ余韻にミネラルがある。チャーミングさと奥ゆかしさが混在し、熟成のポテンシャルが素晴らしいことが予測され、進化のキャパシティを感じさせる。最低でも2023年まで待ったほうが良いだろう。
1500ML 在庫
ご注文数  本
¥40,000 (外税)




2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショーム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14758 25 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ=ロマネ

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 素晴らしいアロマ、イチゴやフランボワーズ、サクランボなどの赤い果実風味がどっさりで軽く樽香でコーティングされている。控えめな口当たりできれいな緊張感が続き、緻密だが余韻は長い。グルメなワインなのでつい飲んでしまいそうになるが、素晴らしいポテンシャルを持っているのは誰の目にも明らかなので2025年まで待つことをお薦めする。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥20,800 (外税)




2017 Corton les Perrieres Grand Cru
コルトン・レ・ペリエール・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14755 26 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ コルトン

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 キレのある固有のキャラクターが顕著。アロマの輪郭は異なるが開いており、黒や赤の果実、サクランボの蒸留酒などのニュアンスを感じる。口当たりは絹のように柔らかく甘美だが直線的。このワインの特徴だがアフターのミネラルがとても長く、厳格なイメージは所有するラインナップの中では異質だが無限のポテンシャルを持っているので、2025年頃になれば繊細さと魅惑さが現れて我々を驚かせてくれるだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥33,900 (外税)




2017 Corton Clos Rognet Grand Cru
コルトン・クロ・ロニェ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14754 27 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ラドワ=セリニー

■当主ジャン ニコラ氏による2017年ヴィンテージの総評
 いつもながら香りはとても熟しており赤い果実、中でもサクランボを感じる。燻製や砂糖菓子、植物っぽいニュアンスが香りの複雑さを構成している。濃縮した甘い口当たり、とても柔らかく余韻にフレッシュさがある。重たくは無いがやや固い印象。並外れたポテンシャルがあるので熟成には時間が掛かるが、素晴らしい未来は保証できる。成熟しているがざらつきがあり複雑さが出てくるまで、2025年まで待つほうが良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥37,950 (外税)




2017 Clos de Vougeot Pres le Cellier Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・プレ・ル・セリエ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14749 28 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴージョ

■メオさんのコメント
 2017年は2009年以来2回目となるクロドヴジョを2つのキュヴェに分けて瓶詰した年で、こちらはクロドヴジョ城のすぐ隣にある畑の葡萄で造ったもの。甘く繊細な赤い果実、特にサクランボの香りを強く感じ、時々感じられるようなバラや牡丹のようなフローラルな香りがこのワインの特徴でもある輪郭を出すのに一役買っている。豊満さや緻密さが刻むように現れ、余韻のミネラル感と長さが素晴らしく、リッチな味わいが鼻腔をくすぐる。このワインの深淵に多くの複雑さと洗練さがあるので若干感じるざらつきが無くなるまで、2023年まで待つほうがよいだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥37,150 (外税)




2017 Vosne-Romanee 1er Cru aux Brulees
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・オー・ブリュレ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14757 29 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ=ロマネ

 個人的に大好きなワインでした。熟度が高く、他のワインより早く飲み頃になります。
■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 表現に富んだ心地良い香り、たくさんの種類の赤や黒果実のアロマ、ほんのり燻製や焦がしたニュアンスもこのワインの特徴だ。優しくとてもきれいな口当たり、アフターはスパイシーかつ繊細で驚くほど長い。とても開いている状態で重くない堂々たるヴォーヌロマネの真髄が前面に出ている。が、一旦閉じてしまって数年開かなくなる可能性もなきにしも在らずなので、恐らく2025年まで待ったほうが良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥61,500 (外税)

【素晴らしい仕上がりになった2017年の上級畑ものは、ジャイエ似?・・それとも?!・・いずれにしても価値の有る選択になると思います!】
 2017年のメオ=カミュゼの総括としましては、造り手紹介の欄にも書かせていただきました。白はま~・・呆れるほどにフィネスの溢れる見事な味わいで統一されています。サン=ロマン・・滅茶旨いですよ。気品に溢れ、焦点がピッチリ有った見事な出来です。

 そしてピノ・ノワールですが、これは困りました・・。

「2017年のカミュゼの赤は、『こんな仕上がり』です!」

とは言い切れないんですね。

 例えば、毎年見事な仕上がりを見せるメゾンもののニュイ=サン=ジョルジュ村名は、このところ3年間のメオの集大成とも思える見事な出来です。エキス系の気品、優雅さ、フィネス溢れる素晴らしい味わいで、誰もが村名などとは思わないんじゃないかと・・思えるほどです。言ってみればロマネ=サン=ヴィヴァン風、エシェゾー上部の乾いた土地からの赤い果実がしっかりエキスになった味わいです。むしろジョルジュ=ミュヌレ=ジブールやD.R.C.系を思わせるもので、絶対に樽の風味が浮いたりはしない、

「私、失敗しないので・・」

的で、2014年から2016年までのメオを総括している感じです。底からルーミエ的なミネラルがしっかり厚みを持って現れ、舌にはまずそれが感じられ、ノーズにそのミネラリティのアロマと、エキスの発露としての果実香が雅に香ります。


 しかし、そんなこの3~4年間とは大きく異なるワインがいくつか散見されます。シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネ、ジャンボール1級レ・フュスロットなどです。

 こちらは・・何と言いましょうか・・今までメオ=カミュゼのワインにアンリ・ジャイエを感じたことなど、ただの一度も無かったんですが・・御大のワインに非常に似ています。noisy 的には、果実味系と言ってますが、どこにも出っ張りの無い完璧さを見せるんですよ。そして、まるで御大のワインの造り方さえトレースしているんじゃないか?・・と思えるような仕上がりだったんですね。

 なので、この系統の果実味系の味わいは、前述のように2014年頃から綿々と続いたメオ=カミュゼ的なエキス系の味わいとはかなり異なって感じられました。

 ですので、トップ・キュヴェのこれらのワインが、どっちに与したワインなのかは、飲まないと判らない・・と言うことになります。まぁ、その辺はもうどうしようもないので・・すみません。


 一応、アチコチ探しまして、主だったワインの評価を掲載させていただきました。師で有ったアンリ・ジャイエが耕作していた畑、もしくは同名のクリマを最初に書き出しています。次に、カミュゼ家が元より所有していた畑の評価を記載しました。

 このようにみると、やはりアンリ・ジャイエ系のワインの値がさ感は有りますよね。「$」で記載しているのは一例では有りますが、リッシュブールが(1ドル110円換算で)19万円ほどなのに対し、クロパラは22万円ほどと、完全に逆転してしまっているのは、単にクロパラ人気が加わっているためでしょう。

 アンリ・ジャイエ関係の村名以外の畑の評価を見ますと、アドヴォケイトはほぼほぼ93~95ポイントと一定しています。なので、これだけでも「オ・ブリュレ」のリーズナブルさが感じられますよね。このオ・ブリュレはエマニュエル・ルジェも持っていませんから、狙い目では有るんですけど、皆さんはクロ・パラとかリッシュブールに目が行ってしまうのでしょう。それと、ある意味、ニュイ=サン=ジョルジュ1級ミュルジュはまだまだ安いと思います。

 ジャイエ関連以外では、やはりクロ=ヴージョの高評価が光ります。価格もリーズナブルに抑えられていますが、彼の持ち分はクロ=ヴージョで最高の場所ですので・・。元は、このクロ=ヴージョのシャトーの持ち主がメオ家だったことに由来するようで、シャトーの周りの一等地と、上部の一部分で仕上げるのがこのワインです。ですが、2017年の今回のワインは、「プレ・ル・セリエ」(本来はクロ・デュ・シャトー?)の文字が有りますので、

「シャトーの周りのみ」

で造られたワインです。


 また、コルトン・クロ・ロニェですが・・ここは皆さん、余り眼中に無いようで残念です。しかし、このワイン・・素晴らしいんですよ。飲んでご案内出来ないのが残念なほどです。まだまだリーズナブルなグラン・クリュですが、D.R.C.も造り始めていますんで、この先、ドンドン値上がりして行くんじゃないかと思います。

 何せ、あのブルゴーニュワインに超うるさいアラン・メドゥズが92-95と付けてるんですよ?クロパラが93-95、リッシュブールが93-96 です。海外では460ドルですが、日本では3万円代・・。これは買いだと思いますが・・。

 そして少し前までジャン・タルディが耕作していたヴォーヌ=ロマネ・レ・ショームも・・実は長命で旨いワインに仕上がっているはずです。アラン・メドゥズが 89-92 とちょっとひねくれ気味の評価をしているのに対し、ジャスパー・モリスが94ポイントって、本当かな?・・などとも思ってしまいますが・・すみません、原本を確認していないので、以下に記す評価ポイントは参考程度にお願いいたします。

 そんな訳で、どっち系に仕上がったのか、興味の尽きないメオ=カミュゼの2017年ですが、同じように2017年ものをテイスティングして、初めてジャイエの弟子でも有ったことを感じたフーリエの2017年と同様に、2017年と言う豊かで健康なヴィンテージが齎せたのかもしれないジャイエ系の「真円な果実のパレット」を、是非味わってみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。



■relationship with Henri Jayer
●2017 Domaine Meo-Camuzet Richebourg Grand Cru $1700
 96 points Decanter
 96 points John Gilman
 94-96 points Vinous
 93-96 points Allen Meadows - Burghound
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux $2000
 96 points Decanter
 95 points John Gilman
 93-95 points Allen Meadows - Burghound
 92-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 92-94 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru aux Brulees$800
 95 points John Gilman
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 93-95 points Vinous
 91-94 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Echezeaux Grand Cru $600
 96 points Decanter
 94 points John Gilman
 92-94 points Allen Meadows - Burghound
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Nuits-St-Georges 1er Cru aux Murgers $250
 92 points John Gilman
 90-92 points Allen Meadows - Burghound
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 90-92 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee $120
 93 points Decanter
 91 points John Gilman
 91 points Jasper Morris Inside Burgundy
 89-91 points Allen Meadows - Burghound
 88-90 points Robert Parker s Wine Advocate

■owned for a long time
●2017 Domaine Meo-Camuzet Clos Vougeot Grand Cru $460
 93-95 points Vinous
 94 points Decanter
 94 points Jasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 93 points John Gilman
 91-93 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Corton Clos Rognet Grand Cru $460
 92-95 points Allen Meadows - Burghound
 94 points John Gilman
 93 points Decanter
 91-93 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes $250
 94 pointsJasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Vinous
 92 points John Gilman
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 89-92 points Allen Meadows - Burghound


 以下は以前のレヴューです。
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【神様が造るワインの中でも一際輝いていた・・と、個人的に思えるクリマです!】【ブルゴーニュのエレガンス・フィネスを最大限に引き出した素晴らしいワインたちです!】

 さすがにこのクラスから上は非常に希少なので、販売してみて余ればテイスティング・・と言うスタンスを取らざるを得ません。ですのでメディアの評価が見つかったものを掲載いたします。ドメーヌものとネゴスものの差は無いと思っていただいて結構です。

■Richebourg
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-97 Points
Advocate 93-95 Points

■Clos Vougeot
Jhon Gilman 92 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 92-94 Points

■Corton Grand Cru Clos Rognet
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 92-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-94 Points
Advocate 89-91 Points

■Echezeaux Grand Cru
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-95 Points
Advocate 93-95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Aux Brulees
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 94-97 Points
Burghound Allen Meadows 93-95 Points
Decanter 95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Les Chaumes
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 89-91 Points
Burghound Allen Meadows 90-92 Points
Advocate 90-92 Points

■Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-96 Points
Advocate 94-96 Points

■Vosne-Romanee
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 88-91 Points
Burghound Allen Meadows 89-91 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Murgers
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 91-93 Points
Burghound Allen Meadows 90-93 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Boudots
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 90-93 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 91-93 Points


 以下は以前のレヴューです。
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【是非ルーミエさんのレ・クラと飲み比べてみたいものです・・ 】



 この2005年のレ・クラでは有りませんが、同じ2005年のシャンボール=ミュジニー1級レ・フュスロットを先日開けてしまいました・・。まぁ、古酒ばかりの入荷ですし、2005年~2010年頃までのメオ=カミュゼについては、noisy も余りテイスティングしていないので・・などと言う言い訳を考えつつ、中々な価格では有りましたが飲んで良かったです。

 ここはレ・フュスロットのコラムでは無いので詳細は省きますが、

「メオ=カミュゼはルロワを追い抜こうとしているはず!」

と言う気持ちが伝わって来たような気がしています。


 例えば先日飲んだ2014年のニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ブードなどは、ま~・・・ぶっ飛ぶような荘厳さと美しさ、繊細さを持っていました。

「ルロワか!」

と・・思わず突っ込んじゃいました。


 2005年のレ・フュスロットは非常に健康的で、しかしやや硬く・・・しかし、漏れ出て来る気品、高質さが物凄く、この硬さはミュジニー系1/3、ボンヌ=マール系2/3ほどのミネラリティのニュアンスを持っているのかなぁ・・と言う感触を受けました。

 レ・クラはレ・フュスロットよりもボンヌ=マール寄りで、まぁ、非常に近いとは言える位置関係なんですが、より赤味を強く感じると思っています。ボンヌ=マールにより近くとも・・上記のニュアンスから言うとミュジニー系1/2、ボンヌ=マール系1/2のようなミネラリティ・バランスなのかなぁ・・と言うのが、大雑把に言ったnoisy的な感覚です。やはりここは大人気のルーミエさんのレ・クラが標準なのでしょうから、比較対象としては良いんじゃないかと思います。もし2005年のルーミエさんのレ・クラをお持ちなら・・ご検討いただくのが良いかと思います。もう2005年ものなんて、高値でどうしようも無くなっちゃいますんで・・。


 まぁ、昨今はブルゴーニュワインが高いですが、それでもそれだけの感動と不完全燃焼を与えてくれ、それがまた明日への活力になっている・・・それがブルゴーニュワインファンなんです。是非、「比較」の楽しさを味わってみてください。お勧めします。


 以下は以前のコメントです。
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 偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。

リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。

ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。

メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。

2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。

メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。

また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。

オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。

2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。

皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。


 以下は以前のコメントです。
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【中々飲めないワインでは有ります。】

 メオが持つ目が眩むような珠玉の畑にあって、しかもグラン・クリュであっても何とか手が出るのがクロ・ド・ヴージョでした。つい最近まで2002年とか2000年とかが売れずに残ってましたが、

「何で売れないのかな?」
と・・思ってましたよ。

 因みに、ジャン・タルディが耕作していたグラン・モーペルテュイが帰って来ていますし、その他にもシャトー(プレ・ル・セリエ、プレ・ル・シャトー)の真下の区画も有るようで、このクロ・ド・ヴージョには幾つかのラベルが有ります。どう違うのか・・判りませんので、ぜひとも同じヴィンテージを全部一遍に開けてみたいものです。

 このクロ・ド・ヴージョ2014年は、ベタンヌも19/20Pointsと非常に高い評価ですし、ティムさんも97Pointsとベタボメ状態、バーガウンドが少し冷静・・と言った評価のようです。.



2017 Bourgogne Haut-Cotes de Nuits Blanc Clos Saint-Philibert Monopole M.G.
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・クロ・サン=フィリベール・モノポール・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14761 30 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

■エージェント情報
 シャルドネ種95%、ピノ ブラン種5%。「Echezeaux」の区画から西に約300m、標高380mの位置に畑があり、広さは約3.5haで東から南東向きの小石が転がる痩せた土地にあります。ほとんどの葡萄の木は1990年代に植えられたもので、根が地中深くまで伸びていて色々な要素を吸収しています。醗酵、熟成共に樽で行われ、新鮮な果実味の中にリッチさを与えています。マロンフレーバーが心地良く、このワインの軸となるキレのある酸味と果実味もしっかりしていて余韻の長いワインです。

■当主メオさんのコメント
 とても開いた心地よい香り、白い果実や南国果実、樽香、石の香りが感じられるのは例年通り。とてもオイリーかつ直線的な味わいでアフターはとても気品がある。バランスが素晴らしく旨味たっぷりでエネルギッシュな2017年は例年よりもすでに様々な要素がワインに溶け込んで味わいも開いているので、やはり早めに飲むことをお薦めする。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥12,200 (外税)

【今回の2017年ものは飲めておりませんが、ACブルの仕上がりを見る限りにおいて、かなりの良い出来が想像されます。以下は以前のレヴューです。】
【この感性!・・昔のメオ=カミュゼのイメージはすでに無いと言えます!ベストなタイミングでの収穫がこのエレガントな味わいを生み出す第一義的要因でしょう!】

 近年のメオ=カミュゼのワインには驚かされることが多いですが、このジャン=ニコラご自慢のモノポール、クロ・サン=フィリベール2015年の味わいにも驚かされました。

 どんどんエレガンス重視のブルゴーニュワインらしいピュアな味わいに邁進しているのは判っていましたが、クロ・サン=フィリベールは人気商材なので、ワイン屋でもたまにしか飲めないんですね・・。

 そもそも昔の(10年も前位の)クロ・サン=フィリベールのイメージと言えば、過熟気味に収穫されバリックを利かせた大柄なもの・・リリース直後は樽のニュアンスがワインから浮いて感じられ、やや甘味を感じるものなので、3~5年寝かせると一体化し、ボーヌの大柄なシャルドネに似せた味わいになるが、ややもするとローヌの白ワイン的に成りがち・・みたいなものでした。

 まぁ・・そんなイメージはもう全く感じられません。天候が良いとブルゴーニュらしい酸は徐々に失われ、糖分が多くなります。そんな過熟気味の葡萄を醸造すると、当然ながらアルコール発酵しなかった糖分が甘味として残ります。つまり、酸は弱めで少し甘いバランスのワインになります。そこにバリックのニュアンスが加わる訳ですね。

 それはそれで美味しいんですが、やはりリリース直後は「樽臭い」感じになってしまいますし、やや甘味に頼った構成にならざるを得ません。

 2015年のクロ・サン=フィリベールは、ベストのタイミングで健康な葡萄が収穫できたと思える優れたバランスの酸とドライな味わいを持ち、非常にピュアで美しいです。

 どうやってもどう似せてもボーヌのシャルドネのような味わいバランスにはならないんですから、クロ・サン=フィリベールはクロ・サン=フィリベールとしての真の姿を見せよう・・と言う感覚なんじゃないかと思うんですね。

 しかも2015年は全てにおいてバランスが良い・・酸の量・バランス・美しさは総体のバランスに直に影響します。それでいて、まるでバリック臭さは無く、そのピュアな美しさを汚していないです。

 冷ややかな果実酸とドライな味わいからこそ、真の姿が見えてくる・・これは非常に美味しいし、オート=コートの実力もしっかりと見えると思います。


 また、ジャン=ニコラの2015年ヴィンテージの総評にも書かれています(ドメーヌ説明欄)が、黄色文字の部分・・非常に印象的です。

 この部分は noisy も常に感じているので、コラムのアチコチでも記載していますが、プロ、アマ問わず、

「直近の味わいしか切り取れない、受け取れない感覚」

の持ち主が非常に多い・・と言うことですね。


 その上で美味しかったとか旨くないとか・・言ってる訳ですが、まぁ、アマならそれもまだ良いですが、プロがそれじゃぁいかんだろうと・・遺憾ですと・・言いたい訳です。

 アマでも、そのような飲み方しかできないとするなら、ワインの楽しみの半分以上を最初から捨てていることになります。

「ポテンシャルを測る飲み方」

をお勧めします。


 これについては時折書いていますので、敢えてここでは書きません。重要なのは、そのような飲み方が出来ることで、

「あの時は全く美味しく無かったのに、15年後にたまたま飲んだら・・滅茶苦茶凄かった!」

と言うようなことにはならないんですね。下手をすると・・

「そうか・・15年前に飲んだワインはコンディションが悪かったんだ・・」

などと思い込みかねないんです。


 そんなことは無いとは言えませんが、そのように人間は自己弁護の思考回路が自動的に働いてしまいますから、延々と同じことを繰り返すことになり、結局、

「ワインの楽しみの半分以上を得られないままのワインファン」

になってしまいます。それは不幸なことですよね。


 ジャン=ニコラも、そんなプロの批評家たちを散々見て来てウンザリしているんでしょう。noisy も・・まぁ上から目線で申し訳ないが、そんな印象を受けることは非常に多いですし、そんな批評家のコメントは全く参考にしないようにしています。


 皆さんも、noisy を信じるとか信じないとか・・と言うレベルの話しでは無く、せっかくのワインを楽しめるような飲み方をされると良いんじゃないかな・・と思います。まぁ、noisy のように、電子レンジで「チン」してしまったり、砂糖を入れたり塩を入れたりは、しない方が良いですが、少なくとも、

「・・ん?・・やや硬いか・・?noisy はそんなこと言って無かったぞ・・。じゃぁ、取って置きのリーデル・ソムリエ・ブルゴーニュ・グラン・クリュでも使ってみるか?」

とか、

「・・ん?・・もう若いフレーヴァーが無い?noisyは硬いかもしれないって言ってたっけ?・・もう死んでるか?・・じゃぁ、いっそのこと平底デキャンタに落としてぶん回してみて、それからロブマイヤーのワイングラスIIIに落としてみるか?それともIVが良いか・・?」

などなど、やってみることは沢山有ると思うんですね。もしくは、もう完全に終わってるだろうヴィンテージのシャルドネなどをワイン屋で見つけて来て、それを楽しめるように数日掛けて何とかしてみる・・とか。


 もっとも、このクロ・サン=フィリベールは、そんなことをしなくても美味しく飲めますので、今のタイミングですと大丈夫です。言っておきますが、勿論ベストのタイミングでは無いし、やや硬いとは言えますが、

「それでも充分に旨い」

はずです。


 今回は何と、マグナムも有ります。マグナムをドメーヌが造る・・と言うことは・・そう言うことです。自信があるんですね。プロの批評家が「2015年はノーマルの出来」と判断したところで、先行きの見えないプロが何を言おうと関係が無い・・のでしょう。是非ご検討くださいませ。お勧めします!相当に・・良い出来です。




 以下は以前書いたコメントです。
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【ジャン=ニコラ・メオ自慢のモノポールの白です。】



 フィネスさん入れのドメーヌ・メオ=カミュゼです。このワインに関してはnoisy も何度もご紹介させていただいてますし有名ですから、ブルゴーニュ・ファンなら知らない人はいないと思います。オート=コートのクロ・サン=フィリベールは、メオ=カミュゼ自 慢の白ワインのモノポール(単独所有)で、やや樽の効いた風味が溶け込み始めると、ニュイの白で有りながら骨格の大きいシャルドネを堪能させてくれます。(シャルドネオンリーでは無いようですが・・)

 ニュイの高級白ワインで最もポテンシャルとコストのバランスの良いワインと言え、このくらいの価格ですと10年前と全く変わらないかむしろ安いと言えるかもしれません。ヴォーヌ=ロマネの村からコルボアンの方に上がって行ったところにあるオート=コートの単独所有畑で、メオのワインの裏のエチケットは、▲に飛び出た地図が描かれている・・その▲部分の畑ですね。この畑を誇りに思っている証拠とも言えます。

 メオ=カミュゼもドメーヌものになると超人気銘柄でありつつ高価格であること、そして、とてもピュアで生気溢れるアロマが特長ですが、昔は時にそれが行き過ぎてしまっていると感じられる場合が有ったことなどから、「突き抜けた人気」までにはなっていないようです。

 noisy のこのクロ・サン=フィリベール・ブランの印象としては、

「ニュイの白ながら大柄。オイリーで樽の関与を上手く使用している。3~5年で大きく変わる。」

というものです。

 ところが、メオ氏のコメントを見ると「いつもの年のような樽の関与が少なめ」と言っているように思います。なのでよりピュアなシャルドネに仕上がっているんじゃないかと・・想像しています。

 よもや残らないだろうな~・・と思いつつ、残ったら飲もうと心に決めているワインでもあります。ご検討くださいませ。.



2017 Saint-Romain Blanc
サン=ロマン・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14772 31 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ サン=ロマン

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 柑橘系果物の果皮やライム、桃、プラムなどを連想させる香りがとても開いており、アーモンドクリームのような甘い香りも感じられ、幸せな気持ちにさせてくれる。口当たりも甘美でとても柔らかいが余韻に酸味が感じられる。クロサンフィリベールよりクラシックな印象があるが、エレガントさやハツラツさがとても魅力的な味わいを構成している。今すぐ飲むこともできるが本来の資質が発揮されるのは2021年からだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,490 (外税)

【べらぼうなエレガンス!・・そしてサン=ロマン・ブランの実力、底力を見直してしまいました・・】
 素晴らしいです!・・まぁ、コサールのサン=ロマンも美味しいですが、ちょっとうねった感じがするんですよね。メオの方がストレートです。まぁ、直線的と言ったら良いのかもしれないですが、それはシンプルだ、単純だということでは無いんです。

 豊かだけれど繊細、グラマラスだけれどスタイリッシュ、柑橘果実・そして果実的であってそれが主のように見えて、実はミネラリティが物凄い・・そして最終的にエレガントだと感じさせられてしまう・・と言うような、魔法をかけられたかのように思ってしまうサン=ロマン・ブランです。

「サン=ロマンでしょう?・・そんなはずはないですよ・・」

とおっしゃるに違い無いんですね。そうです。まごうことなきサン=ロマン・ブランです。だから、ピュリニーの素晴らしい1級とも全然違うし、全く追い付かない。・・でも、同格位の次元が違うエレガンスを持っていると思わされてしまう感じなんですね。

 美味しいです。サン=ロマンだと思って・・飲んでみてください!・・ビックリすると思います!


 以下は以前のレヴューです。
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【この超瑞々しい、超ピュアな味わいに人々を驚かせるテロワールの表現が有ります。】

 少ない割り当ての中から2本も開けてしまいましたので、利益的には非常に厳しいです。それでも全く売れないよりは良いんですけどね・・。テイスティングしてご紹介したアイテムは売れたとしても、テイスティングしていないキュヴェは売れない・・と言うのが良くあるパターンで、でもそのうち世の中の理解が急激に深まって劇的に売れるようになり、でも喜んでいる暇も無く割り当てが減って行き、いずれ入らなくなってしまう・・と言う経験を長く続けています。このサン=ロマンにしても、またサン=トーバン1級にしても、世界中のどこを探してもテイスティングコメントなど見当たらないはず・・ここ以外は!・・・と言うことで、また開けてしまうんですね~~。損な性格なんでしょう。諦めています。

 2016年ものもだいぶテイスティングを続けており、おおまかな傾向が見えて来ました。勿論ですが、noisy が扱うような造り手に限って・・の話しですよ。

 2016年ものはシャルドネはかなり良い・・と言うか、量は少ないですが質が素晴らしく、グレート・ヴィンテージじゃないかと踏んでます。

 このサン=ロマンですが、ま~・・呆れるほどに瑞々しい・・です。「ピュア」と言う言葉を使いたくなります。危険分子は全く感じません。それでいて余分なぜい肉、残糖無し、骨格も実にしっかりしています。フレデリック・コサールのサン=ロマンのような、フワッとした柔らかさに満ちた味わいでは有りません。おそろしくドライで(コサールは僅かに甘みを残し、二次発酵でアレコレ何とかなるように調整しているように思います)、とことんピュアなので、サン=ロマンと言う村のワインがどういうミネラリティの組成
をしているか、ものの見事に伝わって来ます。締まったボディから美しい柑橘が伸びやかにノーズに飛び込んできます。締まっているのにボディは膨らみを持ち、緊張感が有りつつもゆったり・・余韻も僅かなビター感を持ちつつ、再度果実感、ミネラリティを感じさせつつ美しい収束を見せます。

「めっちゃ美味しいです!」


 ジャン=ニコラは硬いと言っているようですが、締まってはいますが硬いとは思いませんでした。肉をミネラリティがギュッと押さえつけているかのような感覚ですね。素晴らしい味わいでした。


 サン=トーバンは1級になってますね。ユベール・ラミーがちょうど持ってない、村の北の奥の辺りの1級です。味わい的には村の東端、ピュリニーの真裏の「アン・ルミイィ」等が持つ、グラマラスでオイリーさの強いタイプでは無く、フリオンヌとかデリエールの中間的な組成で、ボディは太目、凝縮感は有りますが、無理矢理そうしたようなニュアンスが全く無く、非常にエレガントです。

 この辺りが昨今のメオの凄いところで、「さりげないんだけれどきちんと存在している」んですよね。思わず・・唸っちゃいました・・。これも滅茶美味しいです。ちゃんとサン=ロマンを訴えてくるんですよね。面白いですから、ぜひ、「ユベール・ラミーのサン=ロマンの西側もの」と比べてみてください。超瑞々しいのがカミュゼで密植系のラミーなら密度の組成は上です。どっちがより美味しいと感じるでしょうかね・・是非尋ねてみたいみたいものです。


 また、今回も非常に少ないですがコルトン=シャルルマーニュもいただけました。さすがに飲まないですよ。もう・・2016年のメオのシャルドネ部門は黒字にはならないですからね。でもきっと素晴らしいはず・・だと予測しています。是非飲んでみてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【パーフェクトなブルゴーニュ・シャルドネ!と 思わせる素晴らしいワインでした!メオ=カミュゼは本気でルロワを越えようとしている!】



 それなりに長い批判の期間が有ったように思います。メオ=カミュゼと言う大看板もやはり、小作人だったアンリ・ジャイエの名声に支えられ、むしろその実力以上に期待を負わされ、苦しいと思う時期が有ったのかもしれません。

 フランスに出かけた友人たちは口々に、

「ワインショップにフーリエ、ルーミエは全く無い。メオ=カミュゼは山のようになってるけど。」

と3年ほど前までは言っていたものです。


 確かに、メオ=カミュゼのワインはエキス的で官能的だけれど、時にバランスが今一つだったり、時に余りのディテールの人間臭さに、

「・・ちょっと・・やり過ぎじゃないのか・・」

と思ったものです。


 そんな期間は、noisy も正規で扱うルートがほぼ閉ざされていましたので、今のようにこまめなチェックが行き届かなかった面は否定できませんが、コンディションが悪い訳では無いと思われるのに何故か?・・と言うような、どこかにクエスチョンマークを持つ気持ちにされたのは事実です。


 しかしながら、2014年のメオのワインは、ネゴスものもドメーヌものも全く区別なく、非常に素晴らしく、2012年頃までの不安定さ、もしくはキュヴェによる出来の差は全く感じられなくなっていました。

 ものの見事にクラスを表現出来ており、そのクラスの中のトップの出来であろうと思わせるだけの仕上がりを見せつけていました。勿論ですが、入荷数が限られているため、全てのワインを試飲出来た訳では無いですが、それでも、

「ここまでキッチリ最上に仕上げられるので有れば、どのキュヴェでも問題など嗅ぎ分けられないだろう」

と思わされてしまった訳です。


 そして満を持しての2015年、少しドキドキしながら希少なメオの白ワイン、最もリーズナブルなサン=ロマンを開けてみた訳です。

 その出来は、

「まさにブルゴーニュ・シャルドネのお手本!」

と言うべきであり、

「ブルギニヨンが目指すべき道標の味わい」

と言っても過言ではない、素晴らしいものでした。


 この2018年の寒波の中、やや冷え気味でテイスティングが始まりましたが、香りの立ち、その質感、ボリュームとも、サン=ロマンと言うマイナーなアペラシオンとしての表現も持ちつつ、ブルゴーニュ・シャルドネとしての超絶な美しさを前面に出し、エレガンス、フィネスをたっぷり感じさせてくれるものでした。


 冷えていても崩れない、冷旨系の酸をまん丸に持ちつつ、パレットに綺麗に円を描き、少し悶え、美しく長く滞在しながら消えて行きます。

 それはやや温まっても崩れること無く、アロマをややボリューミーにするのみ、そのアロマの美しさは温まることによってさらに際立ちます。

 いや~・・異常に旨いです。


 サン=ロマンと言ったら・・皆さんの脳裏に浮かぶのはやはりド・シャソルネイのフレデリック・コサールでしょう。

 しかし、コサールのサン=ロマンとは、全く違う素振りを見せつけて来ます。サン=ロマン的な個性はしっかり、中盤以降の余韻に掛けてホロホロと見せてくれますが、まずはカッチリのやや硬質な舌触りを。透明感の凄いややグラッシー(グラス)なミネラリティ、もしくは酒石酸的な硬質感。アロマや、そこから僅かに崩壊しつつ放出される果実・柑橘の美しいこと・・。口内でひねりつぶせば、複雑なニュアンスが期待しただけ・・出て来ます。決して雑にならず、凛とした姿は決して崩さず、飲み人はただただ頷きながらその味わいに引き込まれることでしょう。

 コサールなら、もっと弄繰り回したコサール自身の姿を感じさせることでしょう。しかしメオの場合、この美しいシャルドネがメオのワインだ・・と決めつけるなら、それはメオの姿なのでしょうが、

「ブルゴーニュと言う世界で最もエレガントでたぐいまれなフィネスを持つワイン自体を表現」

している・・そしてそれが良く判るワインだと言えます。


 いや、これを飲める人は幸せだろうと思います。非常に旨いです。メオは2020年まで待てと言ってますが、noisy は兎に角、

「そんなこと言わずに一度さっさと飲むべき!」
「そしておそらく気に入るに違い無いのでさらに買い増すべき!」

だと確信して申し上げます。


 他にも白は少々、初登場のサン=トーバンが有りますが、ご存知の通り、ピュリニー=モンラッシェの横、裏に有るアペラシオンで、しかもピュリニー=モンラッシェそっくりの高質なシャルドネになる可能性の高いものです。しかも2015年は熟れた年と言われてますから、
より涼しい畑で有るサン=トーバンは、選択の優先順位が高いと思われます。

 ムルソーもメオは2021年まで待てと言ってますが、飲んだことが無ければサン=トーバン同様、さっさと一度飲むべきです。やや粗暴な一面を持つムルソーと言うアペラシオンですが、メオ的なエレガンスが見事にそれを美しく変貌させていると思います。

 コルトン=シャルルマーニュはメオの最高の白です。余りに売れないので・・2014年がまだ残っており、そのうちに飲んでやろうと狙っています。2020年まで開けない方が良い・・とメオが言っているようですから、今すぐなら飲んでも美味しいと思います。春過ぎまで飲まないで保存されるようでしたら、2020年まで開けない方が無難ですが、これも、

「さっさと飲んでみるべき」

だと思います。


 非常に冷ややか、しかしちゃんと熟れていて、ブルゴーニュ最高の美しさを見せつけるワインでした。飲むべきです!メオ=カミュゼも完全復活!・・と言って良いでしょう。超お勧めの白4アイテムです。
.



2017 Meursault
ムルソー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14771 32 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ムルソー

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 黄色い果物の香りにミネラルを感じさせるチョークや石の香りも樽香と一緒に感じられる。とても味わいが広がる口当たりでミネラルがワインを構成している。少し重い印象が白ワインではあるがタニックなイメージを感じさせている。アペラシオンの特徴が出た素晴らしいワインで威厳のある固さは2022年頃から驚くべき真価を発揮するだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥9,290 (外税)

【ムルソーは飲めませんでした!・・来年こそはテイスティングしようと思っています。メオさんは「2022年頃から驚くべき真価を発揮する」と言っておりますので・・!】

 参考までに・・以下は以前の他のワインのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【パーフェクトなブルゴーニュ・シャルドネ!と 思わせる素晴らしいワインでした!メオ=カミュゼは本気でルロワを越えようとしている!】

 それなりに長い批判の期間が有ったように思います。メオ=カミュゼと言う大看板もやはり、小作人だったアンリ・ジャイエの名声に支えられ、むしろその実力以上に期待を負わされ、苦しいと思う時期が有ったのかもしれません。

 フランスに出かけた友人たちは口々に、

「ワインショップにフーリエ、ルーミエは全く無い。メオ=カミュゼは山のようになってるけど。」

と3年ほど前までは言っていたものです。


 確かに、メオ=カミュゼのワインはエキス的で官能的だけれど、時にバランスが今一つだったり、時に余りのディテールの人間臭さに、

「・・ちょっと・・やり過ぎじゃないのか・・」

と思ったものです。


 そんな期間は、noisy も正規で扱うルートがほぼ閉ざされていましたので、今のようにこまめなチェックが行き届かなかった面は否定できませんが、コンディションが悪い訳では無いと思われるのに何故か?・・と言うような、どこかにクエスチョンマークを持つ気持ちにされたのは事実です。


 しかしながら、2014年のメオのワインは、ネゴスものもドメーヌものも全く区別なく、非常に素晴らしく、2012年頃までの不安定さ、もしくはキュヴェによる出来の差は全く感じられなくなっていました。

 ものの見事にクラスを表現出来ており、そのクラスの中のトップの出来であろうと思わせるだけの仕上がりを見せつけていました。勿論ですが、入荷数が限られているため、全てのワインを試飲出来た訳では無いですが、それでも、

「ここまでキッチリ最上に仕上げられるので有れば、どのキュヴェでも問題など嗅ぎ分けられないだろう」

と思わされてしまった訳です。


 そして満を持しての2015年、少しドキドキしながら希少なメオの白ワイン、最もリーズナブルなサン=ロマンを開けてみた訳です。

 その出来は、

「まさにブルゴーニュ・シャルドネのお手本!」

と言うべきであり、

「ブルギニヨンが目指すべき道標の味わい」

と言っても過言ではない、素晴らしいものでした。


 この2018年の寒波の中、やや冷え気味でテイスティングが始まりましたが、香りの立ち、その質感、ボリュームとも、サン=ロマンと言うマイナーなアペラシオンとしての表現も持ちつつ、ブルゴーニュ・シャルドネとしての超絶な美しさを前面に出し、エレガンス、フィネスをたっぷり感じさせてくれるものでした。


 冷えていても崩れない、冷旨系の酸をまん丸に持ちつつ、パレットに綺麗に円を描き、少し悶え、美しく長く滞在しながら消えて行きます。

 それはやや温まっても崩れること無く、アロマをややボリューミーにするのみ、そのアロマの美しさは温まることによってさらに際立ちます。

 いや~・・異常に旨いです。


 サン=ロマンと言ったら・・皆さんの脳裏に浮かぶのはやはりド・シャソルネイのフレデリック・コサールでしょう。

 しかし、コサールのサン=ロマンとは、全く違う素振りを見せつけて来ます。サン=ロマン的な個性はしっかり、中盤以降の余韻に掛けてホロホロと見せてくれますが、まずはカッチリのやや硬質な舌触りを。透明感の凄いややグラッシー(グラス)なミネラリティ、もしくは酒石酸的な硬質感。アロマや、そこから僅かに崩壊しつつ放出される果実・柑橘の美しいこと・・。口内でひねりつぶせば、複雑なニュアンスが期待しただけ・・出て来ます。決して雑にならず、凛とした姿は決して崩さず、飲み人はただただ頷きながらその味わいに引き込まれることでしょう。

 コサールなら、もっと弄繰り回したコサール自身の姿を感じさせることでしょう。しかしメオの場合、この美しいシャルドネがメオのワインだ・・と決めつけるなら、それはメオの姿なのでしょうが、

「ブルゴーニュと言う世界で最もエレガントでたぐいまれなフィネスを持つワイン自体を表現」

している・・そしてそれが良く判るワインだと言えます。


 いや、これを飲める人は幸せだろうと思います。非常に旨いです。メオは2020年まで待てと言ってますが、noisy は兎に角、

「そんなこと言わずに一度さっさと飲むべき!」
「そしておそらく気に入るに違い無いのでさらに買い増すべき!」

だと確信して申し上げます。


 他にも白は少々、初登場のサン=トーバンが有りますが、ご存知の通り、ピュリニー=モンラッシェの横、裏に有るアペラシオンで、しかもピュリニー=モンラッシェそっくりの高質なシャルドネになる可能性の高いものです。しかも2015年は熟れた年と言われてますから、
より涼しい畑で有るサン=トーバンは、選択の優先順位が高いと思われます。

 ムルソーもメオは2021年まで待てと言ってますが、飲んだことが無ければサン=トーバン同様、さっさと一度飲むべきです。やや粗暴な一面を持つムルソーと言うアペラシオンですが、メオ的なエレガンスが見事にそれを美しく変貌させていると思います。

 コルトン=シャルルマーニュはメオの最高の白です。余りに売れないので・・2014年がまだ残っており、そのうちに飲んでやろうと狙っています。2020年まで開けない方が良い・・とメオが言っているようですから、今すぐなら飲んでも美味しいと思います。春過ぎまで飲まないで保存されるようでしたら、2020年まで開けない方が無難ですが、これも、

「さっさと飲んでみるべき」

だと思います。


 非常に冷ややか、しかしちゃんと熟れていて、ブルゴーニュ最高の美しさを見せつけるワインでした。飲むべきです!メオ=カミュゼも完全復活!・・と言って良いでしょう。超お勧めの白4アイテムです。
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2017 Corton-Charlemagne Grand Cru (Frere et Soeur)
コルトン=シャルルマーニュ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14770 33 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ コルトン

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 アロースコルトン側の暑い区画とペルナン側の涼しい2区画の畑をアサンブラージュしていて、素晴らしいコンビネーションを発揮している。フローラルな香り、白色や黄色の果物の香り、パンデピス、ミネラルのニュアンスも感じられる。心地よい口当たりでとても濃密。余韻は軽く緊張感を伴うがとても長く続く。エネルギッシュでバランス良く、気品がありとても魅惑的なこのワインは2025年まで寝かせると面白い熟成をするだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥27,880 (外税)

【素晴らしい仕上がりになった2017年の上級畑ものは、ジャイエ似?・・それとも?!・・いずれにしても価値の有る選択になると思います!】
 2017年のメオ=カミュゼの総括としましては、造り手紹介の欄にも書かせていただきました。白はま~・・呆れるほどにフィネスの溢れる見事な味わいで統一されています。サン=ロマン・・滅茶旨いですよ。気品に溢れ、焦点がピッチリ有った見事な出来です。

 そしてピノ・ノワールですが、これは困りました・・。

「2017年のカミュゼの赤は、『こんな仕上がり』です!」

とは言い切れないんですね。

 例えば、毎年見事な仕上がりを見せるメゾンもののニュイ=サン=ジョルジュ村名は、このところ3年間のメオの集大成とも思える見事な出来です。エキス系の気品、優雅さ、フィネス溢れる素晴らしい味わいで、誰もが村名などとは思わないんじゃないかと・・思えるほどです。言ってみればロマネ=サン=ヴィヴァン風、エシェゾー上部の乾いた土地からの赤い果実がしっかりエキスになった味わいです。むしろジョルジュ=ミュヌレ=ジブールやD.R.C.系を思わせるもので、絶対に樽の風味が浮いたりはしない、

「私、失敗しないので・・」

的で、2014年から2016年までのメオを総括している感じです。底からルーミエ的なミネラルがしっかり厚みを持って現れ、舌にはまずそれが感じられ、ノーズにそのミネラリティのアロマと、エキスの発露としての果実香が雅に香ります。


 しかし、そんなこの3~4年間とは大きく異なるワインがいくつか散見されます。シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネ、ジャンボール1級レ・フュスロットなどです。

 こちらは・・何と言いましょうか・・今までメオ=カミュゼのワインにアンリ・ジャイエを感じたことなど、ただの一度も無かったんですが・・御大のワインに非常に似ています。noisy 的には、果実味系と言ってますが、どこにも出っ張りの無い完璧さを見せるんですよ。そして、まるで御大のワインの造り方さえトレースしているんじゃないか?・・と思えるような仕上がりだったんですね。

 なので、この系統の果実味系の味わいは、前述のように2014年頃から綿々と続いたメオ=カミュゼ的なエキス系の味わいとはかなり異なって感じられました。

 ですので、トップ・キュヴェのこれらのワインが、どっちに与したワインなのかは、飲まないと判らない・・と言うことになります。まぁ、その辺はもうどうしようもないので・・すみません。


 一応、アチコチ探しまして、主だったワインの評価を掲載させていただきました。師で有ったアンリ・ジャイエが耕作していた畑、もしくは同名のクリマを最初に書き出しています。次に、カミュゼ家が元より所有していた畑の評価を記載しました。

 このようにみると、やはりアンリ・ジャイエ系のワインの値がさ感は有りますよね。「$」で記載しているのは一例では有りますが、リッシュブールが(1ドル110円換算で)19万円ほどなのに対し、クロパラは22万円ほどと、完全に逆転してしまっているのは、単にクロパラ人気が加わっているためでしょう。

 アンリ・ジャイエ関係の村名以外の畑の評価を見ますと、アドヴォケイトはほぼほぼ93~95ポイントと一定しています。なので、これだけでも「オ・ブリュレ」のリーズナブルさが感じられますよね。このオ・ブリュレはエマニュエル・ルジェも持っていませんから、狙い目では有るんですけど、皆さんはクロ・パラとかリッシュブールに目が行ってしまうのでしょう。それと、ある意味、ニュイ=サン=ジョルジュ1級ミュルジュはまだまだ安いと思います。

 ジャイエ関連以外では、やはりクロ=ヴージョの高評価が光ります。価格もリーズナブルに抑えられていますが、彼の持ち分はクロ=ヴージョで最高の場所ですので・・。元は、このクロ=ヴージョのシャトーの持ち主がメオ家だったことに由来するようで、シャトーの周りの一等地と、上部の一部分で仕上げるのがこのワインです。ですが、2017年の今回のワインは、「プレ・ル・セリエ」(本来はクロ・デュ・シャトー?)の文字が有りますので、

「シャトーの周りのみ」

で造られたワインです。


 また、コルトン・クロ・ロニェですが・・ここは皆さん、余り眼中に無いようで残念です。しかし、このワイン・・素晴らしいんですよ。飲んでご案内出来ないのが残念なほどです。まだまだリーズナブルなグラン・クリュですが、D.R.C.も造り始めていますんで、この先、ドンドン値上がりして行くんじゃないかと思います。

 何せ、あのブルゴーニュワインに超うるさいアラン・メドゥズが92-95と付けてるんですよ?クロパラが93-95、リッシュブールが93-96 です。海外では460ドルですが、日本では3万円代・・。これは買いだと思いますが・・。

 そして少し前までジャン・タルディが耕作していたヴォーヌ=ロマネ・レ・ショームも・・実は長命で旨いワインに仕上がっているはずです。アラン・メドゥズが 89-92 とちょっとひねくれ気味の評価をしているのに対し、ジャスパー・モリスが94ポイントって、本当かな?・・などとも思ってしまいますが・・すみません、原本を確認していないので、以下に記す評価ポイントは参考程度にお願いいたします。

 そんな訳で、どっち系に仕上がったのか、興味の尽きないメオ=カミュゼの2017年ですが、同じように2017年ものをテイスティングして、初めてジャイエの弟子でも有ったことを感じたフーリエの2017年と同様に、2017年と言う豊かで健康なヴィンテージが齎せたのかもしれないジャイエ系の「真円な果実のパレット」を、是非味わってみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。



■relationship with Henri Jayer
●2017 Domaine Meo-Camuzet Richebourg Grand Cru $1700
 96 points Decanter
 96 points John Gilman
 94-96 points Vinous
 93-96 points Allen Meadows - Burghound
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux $2000
 96 points Decanter
 95 points John Gilman
 93-95 points Allen Meadows - Burghound
 92-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 92-94 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru aux Brulees$800
 95 points John Gilman
 93-95 points Robert Parker s Wine Advocate
 93-95 points Vinous
 91-94 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Echezeaux Grand Cru $600
 96 points Decanter
 94 points John Gilman
 92-94 points Allen Meadows - Burghound
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Nuits-St-Georges 1er Cru aux Murgers $250
 92 points John Gilman
 90-92 points Allen Meadows - Burghound
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 90-92 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee $120
 93 points Decanter
 91 points John Gilman
 91 points Jasper Morris Inside Burgundy
 89-91 points Allen Meadows - Burghound
 88-90 points Robert Parker s Wine Advocate

■owned for a long time
●2017 Domaine Meo-Camuzet Clos Vougeot Grand Cru $460
 93-95 points Vinous
 94 points Decanter
 94 points Jasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Robert Parker s Wine Advocate
 93 points John Gilman
 91-93 points Allen Meadows - Burghound

●2017 Domaine Meo-Camuzet Corton Clos Rognet Grand Cru $460
 92-95 points Allen Meadows - Burghound
 94 points John Gilman
 93 points Decanter
 91-93 points Robert Parker s Wine Advocate
 91-93 points Vinous

●2017 Domaine Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes $250
 94 pointsJasper Morris Inside Burgundy
 92-94 points Vinous
 92 points John Gilman
 90-92 points Robert Parker s Wine Advocate
 89-92 points Allen Meadows - Burghound


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この超瑞々しい、超ピュアな味わいに人々を驚かせるテロワールの表現が有ります。】

 少ない割り当ての中から2本も開けてしまいましたので、利益的には非常に厳しいです。それでも全く売れないよりは良いんですけどね・・。テイスティングしてご紹介したアイテムは売れたとしても、テイスティングしていないキュヴェは売れない・・と言うのが良くあるパターンで、でもそのうち世の中の理解が急激に深まって劇的に売れるようになり、でも喜んでいる暇も無く割り当てが減って行き、いずれ入らなくなってしまう・・と言う経験を長く続けています。このサン=ロマンにしても、またサン=トーバン1級にしても、世界中のどこを探してもテイスティングコメントなど見当たらないはず・・ここ以外は!・・・と言うことで、また開けてしまうんですね~~。損な性格なんでしょう。諦めています。

 2016年ものもだいぶテイスティングを続けており、おおまかな傾向が見えて来ました。勿論ですが、noisy が扱うような造り手に限って・・の話しですよ。

 2016年ものはシャルドネはかなり良い・・と言うか、量は少ないですが質が素晴らしく、グレート・ヴィンテージじゃないかと踏んでます。

 このサン=ロマンですが、ま~・・呆れるほどに瑞々しい・・です。「ピュア」と言う言葉を使いたくなります。危険分子は全く感じません。それでいて余分なぜい肉、残糖無し、骨格も実にしっかりしています。フレデリック・コサールのサン=ロマンのような、フワッとした柔らかさに満ちた味わいでは有りません。おそろしくドライで(コサールは僅かに甘みを残し、二次発酵でアレコレ何とかなるように調整しているように思います)、とことんピュアなので、サン=ロマンと言う村のワインがどういうミネラリティの組成
をしているか、ものの見事に伝わって来ます。締まったボディから美しい柑橘が伸びやかにノーズに飛び込んできます。締まっているのにボディは膨らみを持ち、緊張感が有りつつもゆったり・・余韻も僅かなビター感を持ちつつ、再度果実感、ミネラリティを感じさせつつ美しい収束を見せます。

「めっちゃ美味しいです!」


 ジャン=ニコラは硬いと言っているようですが、締まってはいますが硬いとは思いませんでした。肉をミネラリティがギュッと押さえつけているかのような感覚ですね。素晴らしい味わいでした。


 サン=トーバンは1級になってますね。ユベール・ラミーがちょうど持ってない、村の北の奥の辺りの1級です。味わい的には村の東端、ピュリニーの真裏の「アン・ルミイィ」等が持つ、グラマラスでオイリーさの強いタイプでは無く、フリオンヌとかデリエールの中間的な組成で、ボディは太目、凝縮感は有りますが、無理矢理そうしたようなニュアンスが全く無く、非常にエレガントです。

 この辺りが昨今のメオの凄いところで、「さりげないんだけれどきちんと存在している」んですよね。思わず・・唸っちゃいました・・。これも滅茶美味しいです。ちゃんとサン=ロマンを訴えてくるんですよね。面白いですから、ぜひ、「ユベール・ラミーのサン=ロマンの西側もの」と比べてみてください。超瑞々しいのがカミュゼで密植系のラミーなら密度の組成は上です。どっちがより美味しいと感じるでしょうかね・・是非尋ねてみたいみたいものです。


 また、今回も非常に少ないですがコルトン=シャルルマーニュもいただけました。さすがに飲まないですよ。もう・・2016年のメオのシャルドネ部門は黒字にはならないですからね。でもきっと素晴らしいはず・・だと予測しています。是非飲んでみてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【パーフェクトなブルゴーニュ・シャルドネ!と 思わせる素晴らしいワインでした!メオ=カミュゼは本気でルロワを越えようとしている!】



 それなりに長い批判の期間が有ったように思います。メオ=カミュゼと言う大看板もやはり、小作人だったアンリ・ジャイエの名声に支えられ、むしろその実力以上に期待を負わされ、苦しいと思う時期が有ったのかもしれません。

 フランスに出かけた友人たちは口々に、

「ワインショップにフーリエ、ルーミエは全く無い。メオ=カミュゼは山のようになってるけど。」

と3年ほど前までは言っていたものです。


 確かに、メオ=カミュゼのワインはエキス的で官能的だけれど、時にバランスが今一つだったり、時に余りのディテールの人間臭さに、

「・・ちょっと・・やり過ぎじゃないのか・・」

と思ったものです。


 そんな期間は、noisy も正規で扱うルートがほぼ閉ざされていましたので、今のようにこまめなチェックが行き届かなかった面は否定できませんが、コンディションが悪い訳では無いと思われるのに何故か?・・と言うような、どこかにクエスチョンマークを持つ気持ちにされたのは事実です。


 しかしながら、2014年のメオのワインは、ネゴスものもドメーヌものも全く区別なく、非常に素晴らしく、2012年頃までの不安定さ、もしくはキュヴェによる出来の差は全く感じられなくなっていました。

 ものの見事にクラスを表現出来ており、そのクラスの中のトップの出来であろうと思わせるだけの仕上がりを見せつけていました。勿論ですが、入荷数が限られているため、全てのワインを試飲出来た訳では無いですが、それでも、

「ここまでキッチリ最上に仕上げられるので有れば、どのキュヴェでも問題など嗅ぎ分けられないだろう」

と思わされてしまった訳です。


 そして満を持しての2015年、少しドキドキしながら希少なメオの白ワイン、最もリーズナブルなサン=ロマンを開けてみた訳です。

 その出来は、

「まさにブルゴーニュ・シャルドネのお手本!」

と言うべきであり、

「ブルギニヨンが目指すべき道標の味わい」

と言っても過言ではない、素晴らしいものでした。


 この2018年の寒波の中、やや冷え気味でテイスティングが始まりましたが、香りの立ち、その質感、ボリュームとも、サン=ロマンと言うマイナーなアペラシオンとしての表現も持ちつつ、ブルゴーニュ・シャルドネとしての超絶な美しさを前面に出し、エレガンス、フィネスをたっぷり感じさせてくれるものでした。


 冷えていても崩れない、冷旨系の酸をまん丸に持ちつつ、パレットに綺麗に円を描き、少し悶え、美しく長く滞在しながら消えて行きます。

 それはやや温まっても崩れること無く、アロマをややボリューミーにするのみ、そのアロマの美しさは温まることによってさらに際立ちます。

 いや~・・異常に旨いです。


 サン=ロマンと言ったら・・皆さんの脳裏に浮かぶのはやはりド・シャソルネイのフレデリック・コサールでしょう。

 しかし、コサールのサン=ロマンとは、全く違う素振りを見せつけて来ます。サン=ロマン的な個性はしっかり、中盤以降の余韻に掛けてホロホロと見せてくれますが、まずはカッチリのやや硬質な舌触りを。透明感の凄いややグラッシー(グラス)なミネラリティ、もしくは酒石酸的な硬質感。アロマや、そこから僅かに崩壊しつつ放出される果実・柑橘の美しいこと・・。口内でひねりつぶせば、複雑なニュアンスが期待しただけ・・出て来ます。決して雑にならず、凛とした姿は決して崩さず、飲み人はただただ頷きながらその味わいに引き込まれることでしょう。

 コサールなら、もっと弄繰り回したコサール自身の姿を感じさせることでしょう。しかしメオの場合、この美しいシャルドネがメオのワインだ・・と決めつけるなら、それはメオの姿なのでしょうが、

「ブルゴーニュと言う世界で最もエレガントでたぐいまれなフィネスを持つワイン自体を表現」

している・・そしてそれが良く判るワインだと言えます。


 いや、これを飲める人は幸せだろうと思います。非常に旨いです。メオは2020年まで待てと言ってますが、noisy は兎に角、

「そんなこと言わずに一度さっさと飲むべき!」
「そしておそらく気に入るに違い無いのでさらに買い増すべき!」

だと確信して申し上げます。


 他にも白は少々、初登場のサン=トーバンが有りますが、ご存知の通り、ピュリニー=モンラッシェの横、裏に有るアペラシオンで、しかもピュリニー=モンラッシェそっくりの高質なシャルドネになる可能性の高いものです。しかも2015年は熟れた年と言われてますから、
より涼しい畑で有るサン=トーバンは、選択の優先順位が高いと思われます。

 ムルソーもメオは2021年まで待てと言ってますが、飲んだことが無ければサン=トーバン同様、さっさと一度飲むべきです。やや粗暴な一面を持つムルソーと言うアペラシオンですが、メオ的なエレガンスが見事にそれを美しく変貌させていると思います。

 コルトン=シャルルマーニュはメオの最高の白です。余りに売れないので・・2014年がまだ残っており、そのうちに飲んでやろうと狙っています。2020年まで開けない方が良い・・とメオが言っているようですから、今すぐなら飲んでも美味しいと思います。春過ぎまで飲まないで保存されるようでしたら、2020年まで開けない方が無難ですが、これも、

「さっさと飲んでみるべき」

だと思います。


 非常に冷ややか、しかしちゃんと熟れていて、ブルゴーニュ最高の美しさを見せつけるワインでした。飲むべきです!メオ=カミュゼも完全復活!・・と言って良いでしょう。超お勧めの白4アイテムです。

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2016 Corton les Perrieres Grand Cru
コルトン・レ・ペリエール・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13884 34 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ コルトン

■ジャン=ニコラ・メオ氏のコメント
 例年は3つのコルトン特級を醸造しているが、2016年は「La Vigne Au Saint(ラ ヴィーニュ オー サン)」で霜の被害が大きく醸造が出来なかったので、2種類のみ瓶詰している。カシスやフランボワーズのような果実の香り、ミントや菩提樹などのハーブティのような惹きつけられるような甘いアロマがとても豊かに感じられる。たっぷりとした口当たりで甘旨味が口の中に広がり、良く熟した上質なタンニンが余韻にいつまでも続く。将来有望なワインだがバランスが取れてくるまで、2024年までは待ったほうが良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥34,500 (外税)

【ブルゴーニュのエレガンス・フィネスを最大限に引き出した素晴らしいワインたちです!】
 さすがにこのクラスから上は非常に希少なので、販売してみて余ればテイスティング・・と言うスタンスを取らざるを得ません。ですのでメディアの評価が見つかったものを掲載いたします。ドメーヌものとネゴスものの差は無いと思っていただいて結構です。

■Richebourg
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-97 Points
Advocate 93-95 Points

■Clos Vougeot
Jhon Gilman 92 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 92-94 Points

■Corton Grand Cru Clos Rognet
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 92-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-94 Points
Advocate 89-91 Points

■Echezeaux Grand Cru
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-95 Points
Advocate 93-95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Aux Brulees
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 94-97 Points
Burghound Allen Meadows 93-95 Points
Decanter 95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Les Chaumes
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 89-91 Points
Burghound Allen Meadows 90-92 Points
Advocate 90-92 Points

■Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-96 Points
Advocate 94-96 Points

■Vosne-Romanee
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 88-91 Points
Burghound Allen Meadows 89-91 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Murgers
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 91-93 Points
Burghound Allen Meadows 90-93 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Boudots
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 90-93 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 91-93 Points


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【是非ルーミエさんのレ・クラと飲み比べてみたいものです・・ 】



 この2005年のレ・クラでは有りませんが、同じ2005年のシャンボール=ミュジニー1級レ・フュスロットを先日開けてしまいました・・。まぁ、古酒ばかりの入荷ですし、2005年~2010年頃までのメオ=カミュゼについては、noisy も余りテイスティングしていないので・・などと言う言い訳を考えつつ、中々な価格では有りましたが飲んで良かったです。

 ここはレ・フュスロットのコラムでは無いので詳細は省きますが、

「メオ=カミュゼはルロワを追い抜こうとしているはず!」

と言う気持ちが伝わって来たような気がしています。


 例えば先日飲んだ2014年のニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ブードなどは、ま~・・・ぶっ飛ぶような荘厳さと美しさ、繊細さを持っていました。

「ルロワか!」

と・・思わず突っ込んじゃいました。


 2005年のレ・フュスロットは非常に健康的で、しかしやや硬く・・・しかし、漏れ出て来る気品、高質さが物凄く、この硬さはミュジニー系1/3、ボンヌ=マール系2/3ほどのミネラリティのニュアンスを持っているのかなぁ・・と言う感触を受けました。

 レ・クラはレ・フュスロットよりもボンヌ=マール寄りで、まぁ、非常に近いとは言える位置関係なんですが、より赤味を強く感じると思っています。ボンヌ=マールにより近くとも・・上記のニュアンスから言うとミュジニー系1/2、ボンヌ=マール系1/2のようなミネラリティ・バランスなのかなぁ・・と言うのが、大雑把に言ったnoisy的な感覚です。やはりここは大人気のルーミエさんのレ・クラが標準なのでしょうから、比較対象としては良いんじゃないかと思います。もし2005年のルーミエさんのレ・クラをお持ちなら・・ご検討いただくのが良いかと思います。もう2005年ものなんて、高値でどうしようも無くなっちゃいますんで・・。


 まぁ、昨今はブルゴーニュワインが高いですが、それでもそれだけの感動と不完全燃焼を与えてくれ、それがまた明日への活力になっている・・・それがブルゴーニュワインファンなんです。是非、「比較」の楽しさを味わってみてください。お勧めします。


 以下は以前のコメントです。
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 偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。

リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。

ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。

メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。

2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。

メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。

また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。

オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。

2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。

皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【中々飲めないワインでは有ります。】

 メオが持つ目が眩むような珠玉の畑にあって、しかもグラン・クリュであっても何とか手が出るのがクロ・ド・ヴージョでした。つい最近まで2002年とか2000年とかが売れずに残ってましたが、

「何で売れないのかな?」
と・・思ってましたよ。

 因みに、ジャン・タルディが耕作していたグラン・モーペルテュイが帰って来ていますし、その他にもシャトー(プレ・ル・セリエ、プレ・ル・シャトー)の真下の区画も有るようで、このクロ・ド・ヴージョには幾つかのラベルが有ります。どう違うのか・・判りませんので、ぜひとも同じヴィンテージを全部一遍に開けてみたいものです。

 このクロ・ド・ヴージョ2014年は、ベタンヌも19/20Pointsと非常に高い評価ですし、ティムさんも97Pointsとベタボメ状態、バーガウンドが少し冷静・・と言った評価のようです。.



2016 Corton Clos Rognet Grand Cru
コルトン・クロ・ロニェ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13883 35 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ラドワ=セリニー

Vonous 92-95 Points、Burghound Allen Meadows 92-94 Points、Jhon Gilman 93 Points、Advocate 89-91 Points


■当主ジャン ニコラ氏による2016年ヴィンテージの総評
 黒いサクランボのような熟したアロマ、キャラメルやシナモン、煎ったような香りも感じられる。旨味がぎっしり詰まった凝縮した味わいで素晴らしいハーモニーを奏でており、余韻にいい緊張感もある。味わいの広がりがまだ控えめでもう少し繊細さが加わって欲しいので、2024年まで開けずに取っておきたい。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥37,950 (外税)

【これ、めっちゃ良いワインなんです!】
■Corton Grand Cru Clos Rognet
Vonous 92-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-94 Points
Jhon Gilman 93 Points
Advocate 89-91 Points


 以下は以前のコメントです。
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 安易に開けられる状況では無いのでまだ飲んではいませんが、このワイン、かなり好きなんですね。コルトンを名乗りながらコルトン村には無いと言う・・まるでヴォルネイ=サントノみたいなワインなんですが、ラドワ=セリニ村に有るグラン・クリュでコルトンを名乗れると言う、ちょっと変わったクリマです。

 しかもコルトン=ルナルドの北東に連なるのがこのレ・ロニェでして、ルナルドの持つ動物的なスパイシーさを濃密なチェリーで包み、さらに精緻にしたようなニュアンスなんですね・・。

 ただし noisyにしても、かなりの長きに渡って飲んでない期間が有りますんで、偉そうなことは中々言い辛いです。

 ティム・アトキン氏が96Pointsも付けているようでして、これまたビックリです。2014年のメオ=カミュゼは彼にはよっぽどハマったのでしょうね。じゃないとクラシックなレベルの評価までは、コルトンは付け辛いですよね。(ドメーヌ・ルロワと言う例外も有りますけどね。)

 いずれ飲めるかな・・と思ってるワインですが、今のところはこんな感じですみません。ご検討くださいませ。

.



2016 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13880 36 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴージョ

Vonous 93-95 Points、Burghound Allen Meadows 91-94 Points、Advocate 92-94 Points、Jhon Gilman 92 Points


■メオさんのコメント
 開けたては控えめだが、すぐにサクランボやバラの香りが立ってきてバニラや杉などの木のフレーバーも感じることが出来るようになる。口当たりは厳格ではなく滑らかで、繊細かつエレガントな味わいだがアフターは若干固さが残っている。ヴィンテージの影響からいつもより熟成に要する時間は短めだが、潜在能力はとても高いので2024年まで待ったほうが良いだろう。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥37,950 (外税)

【ブルゴーニュのエレガンス・フィネスを最大限に引き出した素晴らしいワインたちです!】
 さすがにこのクラスから上は非常に希少なので、販売してみて余ればテイスティング・・と言うスタンスを取らざるを得ません。ですのでメディアの評価が見つかったものを掲載いたします。ドメーヌものとネゴスものの差は無いと思っていただいて結構です。

■Richebourg
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-97 Points
Advocate 93-95 Points

■Clos Vougeot
Jhon Gilman 92 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 92-94 Points

■Corton Grand Cru Clos Rognet
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 92-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-94 Points
Advocate 89-91 Points

■Echezeaux Grand Cru
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 93-95 Points
Burghound Allen Meadows 92-95 Points
Advocate 93-95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Aux Brulees
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 94-97 Points
Burghound Allen Meadows 93-95 Points
Decanter 95 Points

■Vosne-Romanee 1er Cru Les Chaumes
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 89-91 Points
Burghound Allen Meadows 90-92 Points
Advocate 90-92 Points

■Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux
Jhon Gilman 96 Points
Vonous 95-97 Points
Burghound Allen Meadows 94-96 Points
Advocate 94-96 Points

■Vosne-Romanee
Jhon Gilman 91 Points
Vonous 88-91 Points
Burghound Allen Meadows 89-91 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Murgers
Jhon Gilman 93 Points
Vonous 91-93 Points
Burghound Allen Meadows 90-93 Points
Advocate 88-90 Points

■Nuits-St-Georges 1er Cru Aux Boudots
Jhon Gilman 94 Points
Vonous 90-93 Points
Burghound Allen Meadows 91-94 Points
Advocate 91-93 Points


 以下は以前のレヴューです。
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【是非ルーミエさんのレ・クラと飲み比べてみたいものです・・ 】



 この2005年のレ・クラでは有りませんが、同じ2005年のシャンボール=ミュジニー1級レ・フュスロットを先日開けてしまいました・・。まぁ、古酒ばかりの入荷ですし、2005年~2010年頃までのメオ=カミュゼについては、noisy も余りテイスティングしていないので・・などと言う言い訳を考えつつ、中々な価格では有りましたが飲んで良かったです。

 ここはレ・フュスロットのコラムでは無いので詳細は省きますが、

「メオ=カミュゼはルロワを追い抜こうとしているはず!」

と言う気持ちが伝わって来たような気がしています。


 例えば先日飲んだ2014年のニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ブードなどは、ま~・・・ぶっ飛ぶような荘厳さと美しさ、繊細さを持っていました。

「ルロワか!」

と・・思わず突っ込んじゃいました。


 2005年のレ・フュスロットは非常に健康的で、しかしやや硬く・・・しかし、漏れ出て来る気品、高質さが物凄く、この硬さはミュジニー系1/3、ボンヌ=マール系2/3ほどのミネラリティのニュアンスを持っているのかなぁ・・と言う感触を受けました。

 レ・クラはレ・フュスロットよりもボンヌ=マール寄りで、まぁ、非常に近いとは言える位置関係なんですが、より赤味を強く感じると思っています。ボンヌ=マールにより近くとも・・上記のニュアンスから言うとミュジニー系1/2、ボンヌ=マール系1/2のようなミネラリティ・バランスなのかなぁ・・と言うのが、大雑把に言ったnoisy的な感覚です。やはりここは大人気のルーミエさんのレ・クラが標準なのでしょうから、比較対象としては良いんじゃないかと思います。もし2005年のルーミエさんのレ・クラをお持ちなら・・ご検討いただくのが良いかと思います。もう2005年ものなんて、高値でどうしようも無くなっちゃいますんで・・。


 まぁ、昨今はブルゴーニュワインが高いですが、それでもそれだけの感動と不完全燃焼を与えてくれ、それがまた明日への活力になっている・・・それがブルゴーニュワインファンなんです。是非、「比較」の楽しさを味わってみてください。お勧めします。


 以下は以前のコメントです。
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 偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。

リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。

ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。

メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。

2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。

メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。

また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。

オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。

2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。

皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。


 以下は以前のコメントです。
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【中々飲めないワインでは有ります。】

 メオが持つ目が眩むような珠玉の畑にあって、しかもグラン・クリュであっても何とか手が出るのがクロ・ド・ヴージョでした。つい最近まで2002年とか2000年とかが売れずに残ってましたが、

「何で売れないのかな?」
と・・思ってましたよ。

 因みに、ジャン・タルディが耕作していたグラン・モーペルテュイが帰って来ていますし、その他にもシャトー(プレ・ル・セリエ、プレ・ル・シャトー)の真下の区画も有るようで、このクロ・ド・ヴージョには幾つかのラベルが有ります。どう違うのか・・判りませんので、ぜひとも同じヴィンテージを全部一遍に開けてみたいものです。

 このクロ・ド・ヴージョ2014年は、ベタンヌも19/20Pointsと非常に高い評価ですし、ティムさんも97Pointsとベタボメ状態、バーガウンドが少し冷静・・と言った評価のようです。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Michel Gros  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ミシェル グロ
● 2017年のミシェル・グロがほぼフルラインナップで到着です。このところ再度定番化して来ましたが、非常に評判が良いです。

 何せ、価格がリーズナブルです。グラン・クリュでも2万円しません・・A.C.ブルも3千円、オート=コートも3.5千円以内、村名も安いです。

 そして評価も、低く無かったもののさほど高くは無かったですが、このところは非常に高評価を得ています。トップ・キュヴェのクロ=ヴージョ・グラン・モーペルテュイは96ポイント、ヴォーヌ=ロマネ・クロ・デ・レアは94ポイントと、リアルワインガイド第67号は評価しています。

 そして、ま~・・呆れるほどに非常に美しく、エキスに満ちています。2017年ものは、今スグに飲んでも充分に旨い!

 この2年のミシェル・グロの変化は凄い・・と言う認識です。これは某編集長とも同じです・・(^^;;


 noisy 自身も、今更ミシェル・グロの扱いを再開するようになるとは思っていませんでした。しかし、色々と思い返してみると、

「ミシェル・グロこそグローバル・スタンダード」

です。

 そして、どんなドメーヌたちよりリーズナブルに、ブルゴーニュのド真ん中のワインを供給し続けてくれています。


 日本には多くのインポーターさんがいらっしゃいますし、多くのワイン販売店が存在します。その中で、

「コンディションの良いミシェル・グロのワインをお届けすることの重要さ」

を感じています。


 2017年のミシェル・グロは、どのワインも本当に素晴らしいです。どうやらミシェルの息子さん、ピエールさんの参画が影響していそうです。是非飲んでみていただきたいと切に願っています。




エージェント資料より

【2017年ヴィンテージについて】

 早春から気温が上昇し、夏の太陽の熱と光に恵まれた2017年。その太陽は収穫後までも続いていきました。4月27、28日、ヴィニュロンたちは震えました。

「明け方に零下になる」という予報が報道され、昨年の霜害の悪夢が胸を過ったのです。コート・ド・ニュイ中のヴィニュロンたちが立ち上がり、大惨事を逃れるために藁の束に火をつけて回りました。その努力の甲斐あり、2017年のブドウの芽は守られたのです。

6月。この上ない晴天に恵まれ、ブドウの花は始終完璧な開花期を全うし、結実したブドウの実は日に日に膨らみ、ヴィニュロンの目に豊作の兆しを約束してくれました。

7、8月も自然は私たちを応援してくれ、8月末の数回の雨は、乾燥気味な大地を適度に潤し、ブドウの成熟を促進してくれました。収量を抑えるために春に仕立てておいた短い枝の上にもブドウはたわわに成っていたので、私たちの畑では夏のあいだにグリーンハーヴェストを実行して、最終的に実らせるブドウの量を減らしていきました。2016年に霜害に遭った畑では、その反動で特にブドウの出が良く、監視する必要がありました。

9月9日、コート・ド・ニュイの畑はいよいよ収穫開始です。その間にもブドウは瞬く間に熟度を増していったので、急いで摘み取りを進め、10日後にはすべてのブドウを収容しました。

 この年のワインは、この「達成された熟度のブドウ」を顕に反映しています。タンニンが柔らかく絹のようで、酸は穏やかで、 醸造によって引き上げる必要があったキュヴェもありました。ブドウの健全度が最良だったので、選果は殆ど無意味なほどでした。それらのブドウから、鮮明で濃い色、透明でピュアなアロマが醸し出されていきました。

 2017年のワインの特徴を要約するなら、若いうちから開いていて誘惑的。一方で10年間は複雑性を増しながら熟成するに十分な、凝縮した充実感があるということです。近年で例を挙げるなら、2012年のヴィンテージが私にとっては一番近いかもしれませ
ん。


派手さはないけどもしっかりと地に足の着いたブルゴーニュの基軸となるような味わいのミシェル・グロ。
 そしてグロ家にとっても大きなニュースとなるのが写真右側、ミシェルの長男ピエール・グロの参画です。今春に初来日した際に色々と話を聞かせてもらったのですが、ゆっくりと言葉を選びながら誠実に伝えようとしている姿勢は父親譲りでしょうか。近年エレガンスが増しているとの声もありますが、造り方は変えていないと言っていました。貯蔵庫の増築といった物理的側面はもちろん、ミシェルの年齢、息子の参画なども影響しているのかもしれません。


『2017年はとてもクラシックな年。健康なブドウが収穫出来て、酸がとても奇麗。早い段階からでも美味しく飲める年になりました。』(2019年3月 ピエール・グロ談)

https://www.youtube.com/watch?v=0ZWu2xEz598&feature=share

 上記はYou TubeのMichel Grosチャンネルによる2017年のヴァンダンジュ。ドメーヌの人気を考えても、まだ130回ぐらいしか再生されていない…ので見てあげないと来年アップしてくれないかも!と余計な心配してしまいました。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さあ、ミシェル・グロの2016年です。

「・・誰だ?・・2016年のブルゴーニュは良く無い・・なんて言ったのは!?」

 実態が判って来た今現在において、やはり「ブルゴーニュの基本のキ」で有る「ドメーヌ・ミシェル・グロ」の出来栄えも気になるところです。

 日本には「ドメーヌ・ミシェル・グロ」のエージェントさんが多く有りますので、ブルゴーニュ・ファンの皆さまも、

「・・ま、そんなに急いで買わんでも・・飲みたきゃいつでも買えるし・・」

と言うような感覚をお持ちなのかな・・と思います。


 しかし、そんな中においても、

「価格とポテンシャルを天秤に掛けて・・しかも期待を大きく裏切ることは絶対無い、偉大なドメーヌ・ジャン・グロを継ぐドメーヌ」

 であるドメーヌ・ミシェル・グロの2016年をご案内します。

 おそらくですが、どこよりもリーズナブルな価格です。今時分、この価格帯でブルゴーニュのまともなドメーヌものが入手できることはまず無いでしょう。それに数アイテムをテイスティングしましたが、コンディションは抜群です・・申し訳ないですが、どこぞのディスカウント・ショップものとは比べないでくださいね。・・まぁ、比べても良いですが、そちらのワインは買えなくなるのは必定です。

 また、2016年ものは新アイテムが有ります。オート=コートの新しいキュヴェがリリースされています。今までは他のキュヴェに入れられていたようです。このオ・ヴァロンも飲みましたが、ややタイトでドライ、ほんのりとスパイスやハーブの香る美しいワインでした。しかも価格は超リーズナブルです。

 上級キュヴェも非常に・・リーズナブルですが、数が有りません。2016年ものは後年になったらまず入手が厳しいと思われますので、もし何かの記念のヴィンテージで有るようでしたら、お早めに手配されることをお勧めします。


 総評としましては、ミシェル・グロらしい美しいエキスが心地良く、スイっと入って来てサラッと感性を揺さぶりつつ、しかし確実に心を揺らしながら、また綺麗に消えて行く・・余計な化粧は全く無し!・・と言うスタイルに変わりは有りません。

 しかし、美しいエキスながらもちょっとしたキツさ・・も今までは存在したと思うんですが、そこが2016年ものは、非常に美しく描き切っている・・と言えるかな?・・と思うんですね。

 村名シャンボールを飲めば、どこかルイ・ユエランが如き「詫び寂びの世界」を感じさせつつ、シャンボールらしいどこまで行くの?・・と思うような伸びやかさをプラスして感じさせます。村名ヴォーヌ=ロマネを飲めば、昨今、物凄い仕上がりを見せるメオ=カミュゼのヴォーヌ=ロマネやニュイ=サン=ジョルジュに共通する美しさ、エレガンスを感じさせます。カミュゼはそこにさらなる「凄み」を持っていますが、これは10~20年経過して飲み頃になったら・・是非比べてみたいなぁ・・と思ってしまいます。

 また、リアルワインガイドの評価も掲載しましたので、「特売!」と言って良いほどの価格です。是非この機会にご検討ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 少ないアイテムですがテイスティングした結果思ったことは・・・、

「やっぱりミシェル・グロはブルゴーニュのスタンダードなんだなぁ・・・」

ということですね。

  単なる標準・・・では無く、高級ワインの有り方としての標準なんですね。ACブルゴーニュ、オート=コート・ド・ニュイはいつ飲んでも平均以上に美味しいです。ブリュレ、クロ・デ・レアは複雑性を見せ、クロ=ヴージョ・グラン・モーペルテュイはトップ・キュヴェとしての格の違いをきっちり見せてくれるでしょう。今でも美味しく飲め、この先もそれぞれのポテンシャルに従って良い熟成をしつつ、楽しませてくれるでしょう。



 1830年、グロ家はヴォーヌ・ロマネ村で開業する。今日では、6代目のミシェル・グロが、先祖たちの仕事を受け継いで発展させている。また、妹はDomaine AF Gros、弟は Domaine Gros Frere et Soeur、従妹は Domaine Anne Grosを経営し、彼らも同様、グロ家の家業を続けている。

 情熱家であり、同時に厳しさをも持ち合わせるミシェル・グロは、ワイン造りに不断の手間をかける。畑仕事から瓶詰めに至るまで、各段階の技術を修得している。慎ましい性格の彼は、ワインを通じて自分を表現する。寛大で、繊細でエレガントなワイン。その品質は常に一定している。
 ミシェル・グロと彼を支える従業員たちは、ワイン造りにおける情熱と要求の高さを、皆様にご紹介します。


【2016年ヴィンテージについて】

 2016年は、4月27日の災禍に始まる困難の年です。その一瞬の「春の霜の害」は、コート・ドールのブドウ畑の約半量にあたる新芽を、無残にも奪っていったのでした。ドメーヌが所有する畑は総合的に見れば30%の芽を落とすだけで済んだので、比較的被害が少なかったと言えるでしょう。それでも霜害の重度は区画ごとに大きな差があり、ヴォーヌ・ロマネの村とフォンテーヌ・サンマルタンは殆ど被害はありませんでしたが、クロ・ヴージョの区画、ニュイ・サン・ジョルジュの村、シャンボール・ミュジニーの村では約半分の芽が遺られていました。

 また8ヘクタールのオート・コートの区画も、75%も被害を被りました。5月は雨が振りがちで気温も低かったので、被害を受けたばかりのブドウ樹の再生は極めて難しいものになりました。その上、べと病が激しく追い打ちをかけ、6月もそれほど天候条件は改善されませんでした。

 7月になってやっと安定した良い天気に恵まれるようになり、嬉しいことにその好天候は収穫までずっと続いてくれました。春に受けた痛手が原因でブドウ収穫期は大幅に遅れていきました。9月28日にコートで収穫を始め、10月9日にオート・コートで終えました。


 9月の天気こそがヴィンテージの酒質の最たる所以となっています。その月は平均より2.5度高く、豊富な日射をブドウに恵んでくれました。夏のような天気が続いたのです。その好条件の中、ブドウは健全に、理想的に熟していきました。

 2016年のワインは色が深く、美しいプロポーションを持ち、ピュアな芳香をはなちます。その酒質には霜害の影響は全く見られず、それどころか春に収量が減った分、生き残った強い生命の数少ない芽が、理想的に実を実らせたのです。ワインはそれだけに凝縮して、華やかなものになっています。
.



2017 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Blanc Fontaine Saint Martin Monopole
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・フォンテーヌ・サン=マルタン・モノポール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14774 37 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 89 ポテンシャル 89+ 飲み頃予想 今~2035 2016年の価格 4100円
■エージェント情報
ドメーヌ・ミシェル・グロの2番目のモノポール
 私の父ジャン・グロと、私自身が40年の月日をかけて造り上げた一つの区画、それがオート・コートのアルスナン村にあるフォンテーヌ・サン・マルタンです。コート・ド・ニュイに見られるような東南東向きの斜面、標高350~390メートルの間に、この7ヘクタールのブドウ畑が段々状に連なっています。眼下に小谷とリュー=デュー・デ・シャン(Lieu-Dieu des Champs:神が宿る畑の意)シトー修道院を眺めることができ、シスターたちによって経営されていたこの古い尼僧院は、約800年前に創設されたとされ、この丘にブドウ畑を所有していました。19世紀末のフィロキセラ禍によってブドウ畑が壊滅して以来、その畑の大部分は再び森で覆われていました。
 1976年に父ジャンが森の開拓に着手し、続いて私が畑の再建に取り掛かり、1981~86年にかけて4ヘクタールの畑にピノ・ノワールを植栽しました。87年から残りの3ヘクタールにシャルドネを植え始め、2007年に購入した最後の1ヘクタールを2009年に植え替えたとき、この畑全域の再統合を果たし、植栽作業を完了しました。
 この畑に見られるのは、ジュラ紀オックスフォーディアン後期の石灰とマールが混ざった土壌です。同じ地層が5キロメートル南のコルトンの丘にも見られ、丘麓に位置するペルナン・ヴェルジュレス村の名に因んで一般に《ペルナンのマール》と呼ばれています。
 私はこれまでずっとオート・コートのブドウを、区画ごとに分けて醸造し熟成させてきました。夫々の区画のワインを瓶詰め直前まで観察し、最終的なブレンドを実行してきました。つまり、30年近くのヴィンテージに跨って、フォンテーヌ・サン・マルタンのワインの魅力とオリジナリティを把握しています。
 このような背景をもと、この区画の元来の姿を取り戻し、再現したいという意志に駆られ、長きに渡って畑の再建に取り組み、個性豊かな一つのキュヴェに造り上げることを達成しました。

 完熟した白桃、開放的で早い段階から美味しい。標高の高いオート・コートの酸味の張り出しも穏やか、熟した果実と畑の個性が綺麗に合致したバランス。構造も明快でまっすぐ素直に余韻まで伸びる健康美。グレープフルーツを伴う余韻。
(2019年3月 バレル・サンプル試飲 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,380 (外税)

【2017年ヴィンテージの良さを是非感じてみてください。全方向に丸く、甘く無く、辛く無く、健康的で、完全とも思える見事な出来です!】
 いや~・・美味しいです。2017年のミシェル・グロは、おそらくいつ開けても美味しいんじゃないか?・・とさえ思わされる出来で・・と言うことは、物凄い出来なんじゃないか?と思っている訳です。赤も白も・・です。

 因みにリアルワインガイドは、前年ものの2016年は「今飲んで88 ポテンシャル88+」とやや渋めの評価でしたが、2017年ものはそこから基礎点が1ポイントアップ、それぞれ89、89+ としています。

 明らかにリリース直後から美味しいので、どうしてもポテンシャル点を抑えた予想になると思います・・おそらくnoisyでもブラインドでテイスティングしたとしますと、今飲んで点とポテンシャル点の差は余り無い予想になるはずです。

 しかしながら、本当に素晴らしいワインはリリース直後から見事に美味しい・・場合が多いので、ポテンシャル評価、つまり熟成後の評価を含めたものが、余り差を持たなくて良いかどうかは難しいところです。

 テイスティングは白ワインが入ることが多く、この「フォンテーヌ・サン・マルタン・ブラン」も到着後の早い段階でテイスティングしたにも関わらず、質感が見事に出た美しくも真ん丸な味わいに驚きを感じるとともに、2017年のミシェル・グロの出来の良さを予感させてくれるものになりました。

 ミネラリティが美しくたなびきます。ゴツゴツしたものでは無い、雅びなものです。オイリーさもほんのり・・これにもフィネス漂うものです。ゴク味も有りますが、その後に還って来るエレガントなノーズと透明なミネラリティの風味にも、高質さが感じられます。

 このプライスですと無敵でしょう!・・ニュイの白としても高い評価が出来ると思います。個人的な評価ですと90点の壁は超えています。是非飲んでみてください!非常に美味しいです!


 以下は以前のレヴューです。
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【淡い緑が透けて見える美しい色合いから、ニュートラルに漂うスパイス、ハーブ、柑橘。冷ややかな酸が心地良い、バランスに優れるオート=コート白です!】

 ドメーヌ・ミシェル・グロが唯一造る白ワインです。ふくよかで糖度の乗った葡萄が得られた2015年ものとも、少し違ったニュアンスですが・・顔は同じですね。

 いや、顔が同じと言うのは、エチケットやボトルの話しでは無く、グラスの写真の話しです。去年まではシュピゲラウのマシンメイドのグラスで写真を撮っていたんですが、今年の夏以降は「マウスブロー」の手作りのシュピゲラウです。軽いし唇の当たりも良く、香りの伸びやキレが良いですね。

 美しい緑系の色合いが透けて見えていると思います。よりドライでややタイトに仕上がった2016年ですが、2016年もののブルゴーニュ白は軒並み・・非常に美味いですよね?・・早く飲んで良し、勿論熟させても良し・・の鬼に金棒状態です。

 このオート=コート・ド・ニュイ・ブラン・フォンテーヌ・サン・マルタンも非常に良いバランスです。香りのニュアンスもとても自然で、仄かに漂うハーブやスパイス、フラワーなアロマが心地良いです。ボディもしっかり有りますが、パレットはやや卵型かな?・・シャルドネだけと言うアナウンスですが、どこかほかの品種も混じったような味わいもする感じ・・でもおそらくそれは「ミネラリティの組成」でしょう。うす緑系の色合いも綺麗でしっかり見えるようで、これまたミネラリティが関与しているのかな・・と思います。

 タイトなバランスで、バターとか、クリームなどのイメージはしません。繊細なタイプ・・と言って良いと思います。後口の伸びも良く、良い感じの余韻がたなびいてくれます。

 こちらが数は無いようで・・しかし、今時オート=コートでこのプライスはかなりリーズナブルです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に良いです!リアルワインガイド第59号は 今飲んで89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035 でした!】



 間に合わないかと思ってましたので、

「飲めませんでした」

と書きましたが・・間に合いました。2014年がとても美味しかったものの、やはりニュイでは珍しい白ですから気になっていまして、少し頑張っちゃいました。

 で、・・以前は以下の様に書いていた訳です。(フォンテーヌ赤等のコラムと同じ文章です。)


 ルージュよりブランがほんのちょっとだけ、今飲んでポイントが高いですね。ドメーヌ・ジャン・グロの時代から散逸していた所有権を集めて仕立て直し、ようやく全てを入手、モノポールとしてリリースしはじめた「サン=マルタン」の白です。

 葡萄が熟した2015年、リアルワインガイドによるとほんのり南のフルーツが感じられるようです。ギィ・アミオのピュリニー=モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルのような豪奢な甘さでは無いでしょうが、冷ややかさが存在しているとそのようなニュアンスは決してマイナスポイントにはならないものです。

 不思議なのは、「甘い」と言ってしまうとワインファンはそっぽを向いてしまい、「思い切りドライ!」とやるとまぁまぁ・・受けは良いものの、

「・・実際、本当に残糖が無くドライだと、なかなか美味しいと言ってくれない」

ことが非常に多いですね。何しろ・・余り熟成させずに飲むパターンが多いのも有りますしね。


 まぁ、いろんな意味でそれが全てでは無いんです。どんなに残糖が無くドライでも酸の構成が素晴らしくて、旨みを見事に形成している場合も有る訳ですし、ドライで薄い旨みだとしても・・例えばルイ・ユエランの2013年などもそうですが、ま~・・最初は全然売れなくても、加速度が付いて売れて行くんですね・・。

 なので、「甘い」とか「やや甘い」とかは、実際に本当に「甘い」訳じゃ無い・・が、

「いつもより少しだけ甘さを感じるかもしれない・・比較すれば・・」

と言う表現が「短くなっただけ」と、取った方が良いかな・・と思います。


 言葉は非常に難しいもので、その辺のニュアンスを伝えきれない我々に問題が有る訳ですが、「滅茶甘い!」とか書いていなければ、それは「程度の問題」で有って、有る人には若干甘味が感じられるかもしれないものの、違う人には「・・どこが・・甘いのよ・・」と言うようなレベルでしかない・・と取られるのが良いかと思っています。

 とてもリーズナブルなモノポールのオート=コートです。樹齢が上がって行くとメオ=カミュゼの「クロ・サン=フィリベール」のような存在になるでしょう。ご検討くださいませ。


 リアルの第59号を見る限り、

「やや甘いのかな?」

と言う印象を持ちますが、やはり上記に書いたように、特段に甘いニュアンスは感じません。むしろリテールの場では「甘い」などと言ってしまうとかえって大きな問題になってしまうでしょう。

 果実はやや南国系フルーツが混じる・・と言うニュアンスで、現状は樽のニュアンスがわずかに勝り、完全な溶け込みを待っている感じ。樽香が立っていると言うよりも、もうすぐ「混じり合って一体化する直前」の感じです。

 この地域にたまに見られる、やや中域の乏しいピノ・ブランのようなニュアンスでは無く、中域の豊かな味わい幅の広い見事なシャルドネです。品格も充分、必要なのは僅かな時間・・でしょう。非常に良いです。

 言ってみれば、2010年頃のメオ=カミュゼのクロ・サン=フィリベール・ブランのようなニュアンスで、この数年間樹齢が上がれば、それにも負けないようなポテンシャルを身に着けるかもしれません。

 非常に良いと思います。ある種レアですから・・飲んでみたい方も多いと思いますのでお早めにご検討くださいませ。お勧めします!

 以下は2014年もののレヴューです。
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【瑞々しさたっぷり!樽臭くない、ピュアなモノポールのシャルドネです!】



 とても良いバランスのシャルドネです。久しぶりにミシェル・グロの白ワインを飲みましたが、たっぷり楽しめる見事なバランスをしています。

 リアルワインガイド第55号も、何故かこのオート=コート・ド・ニュイ・ブラン・フォンテーヌ・サン・マルタンだけは、

「暫定点としてでは無く、 89~89+ 今~2033 」

と、しっかり評価しています。


 他のアイテムはガチガチな状態でポテンシャルを取りに生き辛かったところ、やはり白ワインとはバイオリズムが違ったのでしょうね。

 こう言ったことは非常に良く有りまして、特に冬の間・・・リリースされて初めての冬を日本で迎える時、特に赤ワインは春~秋よりも冷えた状態で飲みますので、やや沈んだように感じられます。

 ところがですね・・ちゃんと品温を合わせてあげると、そうでも無いんですよ。やることをしっかりやると、このタイミングでは大抵の場合、大丈夫なんですね。でも、品温を上げないで飲んでしまうと・・どうしても沈み気味になります。そして、春を迎える頃・・ワインは硬くなることが多いので、

「リリース直後の冬~次の年の冬(もしくは翌々年の冬)が明けるまで」

が赤ワインの硬い時期・・みたいな捉えられ方をされているとも言えるかもしれません。ちゃんと温度を合わせられれば、結構・・ちゃんとしているもんです。でも、春からは硬くなるワインも結構有ります。


 クラスは違いますが、ちょっとピュリニーにも似た感じの果実感を含むコルトン=シャルルマーニュ・・みたいな感じで、まぁ、ソックリだとはとても言えませんが、僅かに柑橘、白~黄色のややブリっとした大振りの果実がとても冷ややか、目の細かい石灰系ミネラリティ、中域は適度に膨らみ、ぷっくりさの中に僅かなオイリーさを感じさせながら収束して行きます。果実の風味がしっかり有るペルナン=ヴェルジュレス・・の方が近いかな?・・飲むのに早く無い・・などとは言いませんが、この状態でもとても美味しく飲めます。

 実はこの畑、コート=ドールからはちょっと離れているようで、ニュイ=サン=ジョルジュ村から5キロ位西に行ったところになるようです。地図上ではむしろ、ペルナン=ヴェルジュレスの方が近く、距離的にはアロース=コルトンとニュイ=サン=ジョルジュが、正三角形を描く感じですね。

 なので、ペルナン的で有り、しかしニュイの温かさも有る・・みたいなニュアンスなんかもしれません。

 リアルワインガイドは90点を付けたがらなかったですが、noisy 的にはジャスト90点ですね。とても良かったです。是非飲んでみてください!お薦めします!.



2017 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14775 38 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 88+ ポテンシャル 89 飲み頃予想 今~2035 2015年の価格 3700円
■エージェント情報
畑の面積:1.20ha 所有者:GFA Jean Gros、GFA des ARBAUPINS
ヴォーヌ=ロマネ村、国道74号の東側、丘の麓に位置する。表土は粘土と沖積土が混じり合ったもので、下層土はプレイストセーヌ期の砂や細かく砕かれた小石で構成されている。このように痩せた土壌から出来るワインは、紫がかっていて、酸がしっかりしている。とてもフレッシュで、芳香の高いワインである。
 オート=コート(丘の上方)のぶどう畑もやはり、1885~1900年にかけてフランス全土を襲ったフィロクセラ禍によって全滅した。コート(丘の中腹から麓にかけて)はその後直ぐに植えかえられたが、オート=コートは1970年代になるまで復活しなかった。私の父、ジャン・グロはこのワインを復活させた先駆者の一人である。
 私たちの畑はアルスナン村にある。この村はムザン川の渓谷の奥にあり、ニュイ=サン=ジョルジュから西に7km言ったところである。畑は南東向きの斜面にあって、標高は360~420mである。つまりコートの畑に比べて約100m高い。この標高差によって、収穫は約8日間遅くなる。ぶどうの木は、各々の列の間に2.6mの幅をとって植えられている。棚の高さは1.8mに設定している。この方法だと、等高線のカーブに沿わせて、列毎に小さな段状にすることができる。各列の間には芝生を植え、剪定はコルドン・ピラテラル(T字形)式を採用している。表土と下層土は3つの地層を含んでおり、標高がここより100m低いコート・ド・ボーヌのアロース=コルトンに見られる地層と全く同じ構成となっている。つまりこの事から、このワインが力強く男性的な特徴をもっていて、長熟性に非常に富むということが理解できる。

 黒スグリ、フランボワーズ、赤~黒果実のグラデーション。ミシェルらしい粘土の風味。高地オート=コートならではの酸味の張り出しが強すぎず綺麗に栓が通っています。タンニンが骨格を描いておりクラシックな美点を持ったブルゴーニュ。
 (2019年3月 バレル・サンプル試飲 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,050 (外税)

【A.C.ブル、オート=コートの各種の中で、最も冷涼感が有り縦伸びするのがこの畑名無しのオート=コート・ド・ニュイ!・・まさに「らしい」オート=コートです!】
 すみませんね・・ついに3千円は超えちゃいました。何かと経費が増大しておりまして、送料は今までの3倍近く支払っていますし、そのまま転嫁することも不可能です。3倍支払ってもそれだけサービス内容が追い付いて行けばさして問題無い訳ですが、配送サービスのレベルは駄々下がりで、不満は大きいです。IT関連の支出も大きくなっていますし、厳しい世の中です。

 それでもこの価格は立派です。今時のオート=コートはどんなにリーズナブルでも4千円程度が普通ですからね。

 そして、ミシェル・グロの場合はオート=コートだけで4アイテム・・いや、白も入りますんで・・。A.C.ブルを入れると5アイテムです。それだけあるとテイスティングだけでも時間が掛かりますし、その違いが取れなければテイスティングも意味無い訳ですが、いや~・・しっかり違うので非常に面白いです。

 以前はオー・ヴァロン、フォンテーヌ・サン=マルタンを混ぜていたオート=コートですが、それぞれに畑名にし、それ以外のオート=コートと、おそらく半端分などをセパージュしているのがこの畑名無しのオート=コートだと思われます。

 ヴォーヌ=ロマネっぽい暖かさと丸み、動物系のミネラリティがより感じられるオー・ヴァロンに対し、こちらはより冷涼で透明なミネラリティが見える、縦伸び系・縦構造系のオート=コートです。むしろこちらの方が「オート=コートらしい」仕上がりで有り、オー・ヴァロンやフォンテーヌに比べてやや細身のスタイリッシュな味わいです。

 リアルワインガイド第67号は、なんとA.C.ブルと同じポイントでした・・。まぁ、価格も似たようなものですし・・どのような判断基準を持っているかはその人次第ですので、それも理解できる評価です。

 2016年ものは余りに無くて飲めませんでしたので写真は有りませんが、2015年ものの写真と比較すると、

「それでも色は強めに出ている」

のが判るかと思います。透明感は裏に回っている感じになっていると思います。2015年ものより1.2倍ほど、濃密な仕上がりだが、全くエレガンスを犠牲にしていない造りです。

 非常に良い出来でした!是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【オート=コートも3千円切れ!・・A.C.ブルより奥行の有る味わいです!】

 この2018年の年末も押し詰まった頃になってもまだ・・

「・・テイスティングして案内してくれるのは良いけど・・もう酔っぱらっちゃってるよ・・」

などと思われていらっしゃる方も多いかもしれませんね。明日28日は仕事納めの方も多いでしょうから、もう気分はお正月でしょうか。


 ただ、noisy としましては、12月の暦の具合がどうもね・・上手く行かず、これまで3回しかご案内が出来ていないんですね。

 通常なら12月は4回から5回は木曜日が有ります。ところが2018年は4回目がもう27日なんですね・・。なので、余りにご案内の回数が少ないと、売上も行かない訳でして・・予定を大幅に狂わせてしまうことになってしまったので、

「こんなに押し詰まっても悪あがきをしている」

訳です。そんな訳でして・・うるさくて申し訳ありません。


 このオート=コートも品質だけではなく、コンディションも、そして何と価格も・・超優等生なワインです。3千円切ってます。

 ところが2016年ものは数が無い・・ので、今回は飲まず、全て販売させていただこう・・と言う魂胆なんですね。

 まあ・・良いですよね・・今まで何度もご紹介させていただいてますし、リーズナブルすぎる位リーズナブルですから・・それに、

「ミシェル・グロは、オート=コートだけで4種類も有る!」

ものでして、他の2016年オート=コートは全てテイスティングしていますんで・・どれも美味しかったですよ。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネ風味トッピングのA.C.ブルゴーニュ、A.C.オート=コート・ド・ニュイの最新ヴィンテージがこのプライスなら何も言うこと無し!】



 どうでしょう・・この色合い。左の写真は普通のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。フォンテーヌでは有りませんのでお間違いの無きよう。

 余りのシャンボール=ミュジニーの美味しさにかなり舞い上がってしまいましたが、現状でやや閉じ気味とは言え、今時このプライス、ACブルとほとんど変わらないですからお買い得ですよね。

 リアルワインガイド第59号は「今飲んで88 ポテンシャル89 飲み頃 今~2037」と言う評価です。まぁ、良いところかな・・と思いますが、noisy 的には 90ポイント付けて良いんじゃないかと言うような感覚です。

 やっぱりグロさんのワインって、エレガントなんですよね。グロ・フレールの強さは無い・・でもそれが良い・・し、何を飲んでもどこか、

「ヴォーヌ=ロマネのニュアンス」

として受容出来るアロマや味わいが有ると思います。


 今回は非常に少ないので、ACブル、オート=コート・フォンテーヌ赤・白のテイスティングは見送りました。しかしながら、前にも記載しましたように・・

「シャンボールの滅茶苦茶な美味しさ!」

は、やはりどこかにヴォーヌ=ロマネを感じさせる・・シャンボール=ミュジニーと言うアペラシオンでも・・またニュイ=サン=ジョルジュでも・・です。

 つまりは、ミシェル・グロさんのワイン イコール ヴォーヌ=ロマネのニュアンス と言うような、ある種「間違った情報を記憶として覚えていること」になり、それはそれで大きな問題なのでしょうが、人間の経験記憶は結構曖昧で有り、しかしその曖昧さが膨大な情報を管理するのに有効なんだと思うんですね。

 だからこのようなワインを飲むと「ヴォーヌ=ロマネ!」と言う記憶が呼び起こされるんじゃないかと・・思ったりしています。

 リーズナブルで美味しいワインでした!お勧めします!・・ACブルはすみません・・飲めてません。


 以下は以前のコメントです。
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【何と蔵出しですが、2013年にご案内させていただいた当時よりもリーズナブルに仕上がりました!・・是非ご検討くださいませ!】



 蔵出しで、何故か非常にリーズナブルに仕上がってしまいました・・。上手くやってくれたエージェントさんに感謝です。因みに正規のひとつであるLUCさんの2014年ものオート=コートの上代は¥3800です。・・いや、今回のこの品物はLUCさんものじゃありません。noisy も信頼を置いているオルヴォーさんです。

 ドメーヌ・ミシェル・グロのワインは、日本には正規が何社か存在しますし、並行輸入でも入って来ますので、さほどは注目されませんが・・とても素晴らしいブルゴーニュワインだと思います。

 他にも確かに「安い価格」で出ることも有りますが、ほとんどが実の姿は品質を全く気にしていないディスカウンターさんですから、ちゃんと飲めればめっけもんかもしれないにせよ、購入者責任になってしまいますのでご注意ください。

 今回は価格を上げたく無いので、そのままご案内します。通常よりも1000円ほどは安いと確信していますし、そろそろ飲んで美味しくなっている頃でしょう!是非ご検討くださいませ!


 以下は4年前に書いたこのワインのコメントです。
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【肯定感が沸いてくる素晴らしいピノ・ノワール!】



 結局のところブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ファンがブルゴーニュ・ピノ・ノワールに求めるものを全て持っており表現できるのがミシェル・グロのオート=コート・ド・ニュイ・ルージュじゃないのか・・・。

 そんな気持ちにさせてくれるワインです。ヴィンテージに関わらず、いつもエレガントな清ました顔をしているが、打ち解けてくるとハニカムし、微笑むし、時にははしゃいでもくれる。そして最後はいつも気付かずに去っていってしまう。しばらく会わないでもいられるけれど、久しぶりに会うと決まっていつものパターンだ。余計なものは何も身に付けないくせに、
「あれを着てくれば良かったのに・・・」
とも思わせない。

 まあ、確かに現在はまだ若いと思える状態ですが、何だかなぁ・・・不足感が無いんですよね。スタイリッシュで美しさ全開のピノ・ノワールです。やはり美味しい。これがスタンダードだと思います。・・でもどこで購入されても良いにせよ、ちゃんと温度管理をしているお店で購入しましょうね。お奨めします。.



2017 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge Fontaine Saint Martin Monopole
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・フォンテーヌ・サン・マルタン・モノポール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14777 39 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ オート=コート・ド・ニュイ

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 89 ポテンシャル 90 飲み頃予想 今~2035 2016年の価格 4100円
■エージェント情報
ドメーヌ・ミシェル・グロの2番目のモノポール
 私の父ジャン・グロと、私自身が40年の月日をかけて造り上げた一つの区画、それがオート・コートのアルスナン村にあるフォンテーヌ・サン・マルタンです。コート・ド・ニュイに見られるような東南東向きの斜面、標高350~390メートルの間に、この7ヘクタールのブドウ畑が段々状に連なっています。眼下に小谷とリュー=デュー・デ・シャン(Lieu-Dieu des Champs:神が宿る畑の意)シトー修道院を眺めることができ、シスターたちによって経営されていたこの古い尼僧院は、約800年前に創設されたとされ、この丘にブドウ畑を所有していました。19世紀末のフィロキセラ禍によってブドウ畑が壊滅して以来、その畑の大部分は再び森で覆われていました。
 1976年に父ジャンが森の開拓に着手し、続いて私が畑の再建に取り掛かり、1981~86年にかけて4ヘクタールの畑にピノ・ノワールを植栽しました。87年から残りの3ヘクタールにシャルドネを植え始め、2007年に購入した最後の1ヘクタールを2009年に植え替えたとき、この畑全域の再統合を果たし、植栽作業を完了しました。
 この畑に見られるのは、ジュラ紀オックスフォーディアン後期の石灰とマールが混ざった土壌です。同じ地層が5キロメートル南のコルトンの丘にも見られ、丘麓に位置するペルナン・ヴェルジュレス村の名に因んで一般に《ペルナンのマール》と呼ばれています。
 私はこれまでずっとオート・コートのブドウを、区画ごとに分けて醸造し熟成させてきました。夫々の区画のワインを瓶詰め直前まで観察し、最終的なブレンドを実行してきました。つまり、30年近くのヴィンテージに跨って、フォンテーヌ・サン・マルタンのワインの魅力とオリジナリティを把握しています。
 このような背景をもと、この区画の元来の姿を取り戻し、再現したいという意志に駆られ、長きに渡って畑の再建に取り組み、個性豊かな一つのキュヴェに造り上げることを達成しました。

 ミシェルのワインにいつも感じる(個人的に)粘土を思わせる風味、コショウとダークチェリーの溶け合った香り。口に含むと様々な果実の要素がとても細かく、密度がありながらも重苦しくない。この中間の高い密度の果実が余韻にかけて拡散していく。柔らかく伸びる余韻。
 (2019年3月 バレル・サンプル試飲 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,390 (外税)

【質感が凄い!オート=コートの中ではポテンシャルが最も上です。】
 これだけアイテムが有ると・・いや、13アイテムですが・・数が無くて飲めないキュヴェが有ったとしても、毎日ミシェル・グロのテイスティングになります。

 しかもオート=コートはいっぱい有るし、モレ、シャンボール、ヴォーヌ=ロマネ、ニュイと・・村は異なっても、ほとんど近場に「ギュッ」と集まった畑ですから、もしかしたら皆さんは、

「・・そんなの、飽きちゃうんじゃない?」

と思われるかもしれません。


 でも、全くそんなことは無いんですね。むしろ、毎日が楽しかったですよ。・・何故って・・

「2017年のミシェル・グロはいつ飲んでも超美味しい!しかもレベルアップ度が凄い!」

から・・です。


 この辺の理解はR誌のTさんとも同様だったことを確認済み・・です。まぁ、普段は余り意見が合うことは多く無いんですけどね。・・そうでもないか。

 で、このフォンテーヌ・サン=マルタンの赤ですが、これまた他のオート=コートとは全然違うんですね。

 むしろこのワイン、将来的にはかなり力強い感じの仕上がりになると思います。長く置けば・・ですので、ほぼその前に飲みつくされてしまうとは思いますが。

 そして、冷やかな区画名無しのオート=コート、ヴォーヌ=ロマネ風なオー・ヴァロンとの違いは、

「質感」

です。


 これ、とても精緻なんですね。そして質の良い、そしてむしろ甘くさえ感じる細やかなタンニンがさらさらと存在しています。なので、これが完全に溶け込みますと、「滑らかな太さ」のあるボディになるはずなので、

「オート=コートの中でポテンシャルは随一」

であることは間違い無いでしょう。


 ただし、今のバランスですと、余りにオー・ヴァロンの表情が凄過ぎ!・・です。なので、反対にフォンテーヌ・サン=マルタンの精緻さや端正さがクローズアップされる・・と言う感じだと思います。比較してやや涼やかですしね。

 素晴らしい出来です。こちらはほんのり休ませ気味で飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【全方位に円形を描く見事なパレットと赤い果実!非常に美味しいです!】

 これはまん丸!・・実に良い感じに仕上がっていると思います。2014年にこのフォンテーヌ・サン=マルタンをリリースしましたので、noisy も「これは!」とばかりに飲んでみて、エレガントでクリーン、しかもどこかにヴォーヌ=ロマネを感じさせてくれるようなニュアンスを自然に感じさせてくれました。

 しかし2015年ものは12本だけの入荷で、お客様の希望数には応えられないと・・飲まないことにしていましたんで、2016年は何としても!・・と言うことで開けた訳です。

 2014年もののやや暗い色合いとは打って変わった明るい赤い色合いです。オート=コート・ド・ニュイにおいてはやや暗く冷ややかな部分は、「オー・ヴァロン」の受け持ちだったのかもしれません。オー・ヴァロンは冷ややかな酸、フォンテーヌ・サン=マルタンは比較するとやや暖かめです。暖かい酸だ・・と言うことでは有りませんで、あくまで比較した場合のニュアンスですね。

 チェリー系の果実が実に心地良いです。今飲んでも美味しいですし、10年以上の熟成にも耐えられます。ミシェル・グロのワインは新樽率が低いですから、若いうちはとても自然な味わいです。しかし、熟して来ますと・・ピノの持つ野性味や、ミネラリティ由来の表情が、そのシンプルに自然な表情を深く複雑なものに変えてゆく訳です。これは飲んでいても・・その変化が有るだろうと言うことが判ると思います。

 非常に良い出来です。価格もビックリするほどリーズナブル!・・コンディションも非常に良いです。是非飲んでみてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです!
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【2014年初リリースのサン=マルタン・ルージュ!】

 こちらは少ないので・・申し訳ありません。テイスティングは自重しています。リアルワインガイド第59号は、

「今飲んで88+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2030」

と渋めですが、2015年の気候はオート=コートにぴったり合っている・・・つまり、2015年は糖分が高かったのでやや甘い仕上がりの年になりやすいところ、オート=コートの涼しさがそれを自然に抑えた・・と言うロジックでしょう。



 以下は2014年もののサン=マルタンのレヴューです。
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【エレガントなエレガントな・・ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの粋と言いたくなるような仕上がりです!】



 2014年に大きく変更になったオート=コート・ド・ニュイのルージュです。どうやら、今までのブレンドものとは違い、フォンテーヌ・サン・マルタンと名付けられた区画のみの葡萄で仕上げられたワインのようです。

 ある意味、noisy が2014年もののミシェル・グロに回帰したのは、このフォンテーヌ・サン・マルタンの存在に有るとも言えます。

 だって・・目新しいじゃないですか・・。・・いや、ただそれだけなんですけどね。

 話は飛びますが、PCをいじっていたら、大昔の写真が出て来ました。2000年に撮ったラ・ターシュの写真です。これ・・です。

 小さいですよね~。でもDRCのエチケットは白地ですが、文字が結構ハッキリしているんで、その頃の性能がまだ良く無かったデジカメでもソコソコ写ったんですね。

 反対にルロワのエチケットなんぞは、何時間かけてもまともに撮れませんでした。ま~・・苦労しました。

 ようやくその頃は楽天さんが上場した頃かと思いますが、そんなECモールが山ほど存在していて、noisy も入ってくれとずいぶん誘われましたが・・全部断っちゃってましたね。楽天さんがモールを開いたのが1997年だそうで、noisy がホームページを開いたのが1995年、ECを始めたのが1998年ですから、楽天さんと良い勝負・・最も売り上げでは比較のしようも無いですけどね・・。その頃は、

「近い将来にネット販売は主流になる!」

と思ってたんですが、たかが5~10年でモノになるとまでは考えていたかどうか微妙では有ります。

 その頃不安だったのは、

「陰の部分だけが取り上げられて、インターネット自体が潰されるんじゃないか?」

と言うことなんですが、2000年代前半はまだそんな不安を確実に持っていたと・・記憶しています。懐かしい気持ちでも有りますけどね。


 そんな様々な不安や不安定な要素と戦いつつも、非常に安定して美しいワインを安価に提供してくれていたのが「ドメーヌ・ミシェル・グロ」です。アンヌ・グロやグロ・フレールは濃密さやパワフルさで売っていましたが、ミシェル・グロは濃厚バリック全盛時代も決して流されず、

「エレガントで美しいワイン」

でした。

 いや・・エレガントなのと要素不足なのは違いますよ。今はそうでも無いですが、アンヌ=フランソワーズ・グロ(パラン)はやや不足気味でしたけど。足りない感じがしたものです。


 で、このフォンテーヌ・サン・マルタン・ルージュ・・・デザインもエレガントに変更になりましたが、このデザインを2000年頃のデジカメで撮ったら苦労しただろうなぁ・・と言うことで、上記の話しになったんですが、それはさておき、

「今飲んで、ワイン単体でのバランスが凄い!」

です。完結しちゃってます!・・エレガントで美しく、非常に旨いです・・!。


 もっとも、ワイン単体での話しでして、マリアージュさせるとなると話しは別になっちゃいますけどね。かなりの旨さです。

 リアルワインガイド第55号で徳丸さんは、1回目の訪問時に凄かったのに、2回目ではガチガチで評価困難・・と、ほとんどのミシェル・グロのワインを「暫定点」にしています。これにつきましては、ミシェル・グロの上級キュヴェのコラムに書いていますので、ご参考にされてください。

 で、暫定点ながらも 88~89+ と言う評価です。


 非常にエレガントで美しく、とても冷ややかで、現在はひとつの良いバランスに有る状態と言えます。徳丸さんがテイスティングされた時とは、おそらくですがかなり変わっていると思われますが、この2017年のお正月と言うタイミングでは、

「まさにミシェル・グロらしい味わいのオート=コート!」

と言えます。愛らしいベリーやチェリーが冷ややかに香ります。やや冷えた状態でもたっぷり有るエキスの旨みがこのワインを近しいものにしてくれるはずです。

 久しぶりにミシェル・グロ、いかがでしょうか。2つ目のモノポールとして、新たにリリースです。是非飲んでみてください!お勧めします!


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2017 Nuits-Saint-Georges les Chaliots
ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・シャリオ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14778 40 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ニュイ=サン=ジョルジュ

◆◆◆リアルワインガイド67号 今飲んで 91+ ポテンシャル 92 飲み頃予想 今~2038 2016年の価格 7600円
■エージェント情報
 この畑の名前は「シャイユ」(小石)に由来している。畑はニュイの町より南側、扇状の沖積地にあり、石がとても多い。
 表土は粘土質で石灰が少なく、シャイユや珪素が豊かに存在する。また、赤味がかった一種のシレックス(火打石)がところどころに見られる。この土壌の性質はとても変わっているので、単独でキュベを造ることを試みた。
こうして出来たワインは素晴らしいミネラル感をもち、一つのフルーツを思わせる非常にピュアな芳香を放つ。また、しっかりとした酸と強いコシを持ちあわせるため、長期熟成の潜在能力を豊かに感じさせるワインである。
◆◆◆Gilbert & Gaillard 93 Points
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,990 (外税)

【超エレガントなニュイ=サン=ジョルジュ村名!・・むしろシャンボール=ミュジニー的なミネラリティで素晴らしく旨いです!】
 1990年台の新樽100%で濃密タイプのブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ブームによる弊害だったのでしょうか。本来はエレガントな味わいの中に、各クリマのミネラリティの発露でも有る様々な表情が、微細に感じられるのが「ニュイ=サン=ジョルジュ」だった訳です。

 しかしながら、その「抽出の強さ」を求めるが余り、本来は微細な表情だったものが前面に出てしまい、大柄では有るが繊細さを欠いたニュイ=サン=ジョルジュになってしまっていた可能性が有ると・・昨今は強く感じます。

 メオ=カミュゼしかり、ミュヌレ=ジブールしかり、ミシェル・グロのニュイ=サン=ジョルジュ、そして1級も同様ですが、みな素晴らしくエレガントです。抽出の強さなど感じません。土むさくも無いです・・美しい土のニュアンスがほんのりと感じられたとしてもです。

 硬質な、そして少し白っぽささえ感じるミネラリティを多分に含んだテカテカとした輝きを感じるテクスチュアです。ノーズには伸びやかにミネラリティが入り込んで来ます。エレガントですね~・・これって・・普通なら、

「シャンボール=ミュジニー!」

と先走って言っちゃいますよ。良い感じのチェリーに硬質なミネラリティ・・そして伸びやかに縦構造が感じられたら・・多分、そう言ってしまいます。

 ですがこれは、間違いなく「ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・シャリオ」です。1級レ・ポワレの真下に有ります。

 で・・ミシェル・グロのシャンボール=ミュジニーがね・・いや、ここでは書きませんが・・いや~・・ワインって、本当に面白いですね~。裏が表で表が裏、そのどちらも真実って、判ってないとちょっと恥ずかしい局面になってしまうことも有りますが、それさえも楽しみですよね。

 まさにミュヌレ=ジブールのレ・ヴィーニュ・ロンドに良く似た・・少しタイトにしたようなエレガンスを持っていると思います。しかも価格はこんなです。そして素晴らしいメオのニュイ=サン=ジョルジュにも通じています。(メオの2017年ニュイも滅茶苦茶美味しいですよ・・そのうちご案内させていただきますね。)

 是非飲んでみて欲しいニュイ=サン=ジョルジュ村名レ・シャリオです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【常に変わらないミシェル・グロに時代が追いついたのか・・・?リーズナブルなのにエレガントで滅茶美味しいです!ジルベール・エ・ガイヤールは何と93ポイント!】

 いや~‥美味しいです!・・実にエレガントで繊細!・・そしてほんのり官能感・・堪らないですね。グラスを持つ手を放す暇が無い・・。

 1990年台は日本でもずいぶんな言われようをしていました。1985年のクロ・デ・レアは物凄い評価だったんですが、

「1985年ものはジャン・グロが造ってるからね~・・」

 まぁ、確かにまだドメーヌ・ジャン・グロのエチケットでは有ったんですが、実際に造っていたのはミシェルでした。

 それに、1990年以降は、「新樽、濃密、凝縮」が新しいキーワードになりましたから・・いや、某PKさんのお陰ですが、それまで陽の目を浴びなかった両デュガさんなどはもう・・物凄いモテモテになってしまいまして、5~6年で価格は暴騰してしまいました。その後の両デュガさんは皆さんがご存じの結果です。

 それに、1970年台後半より、父のジャンに変わってワインを造っていたミシェルは、父の引退に伴って妹のアンヌにリッシュブールを相続させていますので、ジャン・グロ時代のリッシュブールはアンヌ・パランが造っています。(A.F.グロ)

 そんな激変の時代を駆け抜けて来たミシェル・グロですが・・・この人はいつも変わらない。今になってさらに強く思うんですが・・本当にすごい人だと思います。ワイン価格の暴騰には興味無し、出来る限りリーズナブルに愛好家に届くように、大きな輸入国
には何軒かの代理店を置くようにしているようです。これは、グロ一族はほぼ同様ですが、これにより、価格は暴騰せず、リーズナブルな価格で入手出来るんですね。

 そして、そのスタイルも一貫しています。決して濃くしない・・ですし、樽も強く掛けることは無い・・。アメリカがブルゴーニュをガンガン買っていた1990年台は、買い手の要請でどんどん濃くし、新樽を多く掛け、派手な味わいにしていたんですね。


 先日ご案内させていただいた、ド・ラルロのニュイ=サン=ジョルジュのワイン・・いかがだったでしょうか。ハンドルを大きく切った感じが・・お判りかと思います。とてもエレガントで荘厳さの有る味わいになってきました。

 実はこのミシェル・グロのシャリオも、そっち系統のエレガントなニュイ=サン=ジョルジュです。流石にド・ラルロやメオ=カミュゼのニュイ1級ほどの華麗なニュイには成りません・・それは仕方が無い・・畑の格と言うものです。

 しかし、ま~エレガントで繊細、非常に香ります。2013年のワインがどこか持っているように感じる・・特別な線の細さ・・は全く感じ無いんですよ。2013年だから細い・・と言うのも感じないし、そもそも細くは無いんです。滅茶繊細なんですけどね・・。

 アロマもしっとりとしていて、かつ、スピードもそこそこに速く、ナチュラルさもほのぼのと漂っています・・のに、ビオっぽくは全然無いです。非常にピュアなんですね。

 因みにこの2013年ものはジルベール・エ・ガイヤールは93ポイントと、村名には有り得ないような評価をしておりますし、あのブルゴーニュ専門家でも有りながらブルゴーニュワインに超厳しいアレン・メドゥズも、ポイントこそ89~92ポイントですが、その評価の本文には、

「Outstanding! Top Value!」

と書いている位ですからね。


 今飲んでも充分に楽しめます・・エレガントで高質です。勿論、まだまだ持ちますし、上昇して行くでしょう。大丈夫・・どこかの評論家さんのように、8年以内に飲め・・なんて絶対に言いませんから・・はい。今回一緒にご案内させていただいている、メゾン・ロブレ・モノの2002年オーセ=デュレッス・ルージュなんぞ、もう18年目ですがピンピンしていますよ。こちらは3千円ちょっとで滅茶安いですが、ナチュラルさはミシェル・グロを大きく上回ります。なので、

「まともな方がちゃんと造ったブルゴーニュ・ピノ・ノワールがたった20年で終わる訳が無い!」

んです。海外の名立たるレヴュワーたちは、よほど酷いコンディションのワインを飲んでいるに違い在りません。


 今回のこのシャリオ、コンディションも万全です。滅茶美味しいので是非、飲んでみてください。超お勧めします!




 以下は以前のレヴューです。
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【非常にリーズナブルな村名ワイン!】

 まぁ、リアルワインガイドに記載されている価格は、ほぼ実勢価格ですから・・2015年もので7400円だとすると、この価格は何なんだろう・・と思ってしまうんですね・・。

「通常なら有り得ない・・」

と言うことになります。


 例えばフランスから日本に、ちゃんとリーファー便を使用し、適切な量(満載すると空気が無いことになる・・リーファーは空気を冷やしますので、結果冷えないと言うことになります)を積載し、船で輸入すると、どんなに削ってもワイン1本あたり600円ほどは掛かります。

 なので、600円以下の輸入ワインは無い・・と言うことにはなるんですが、そうならないのはどうしてか?・・と考えてみると良いかな?・・と思います。安いワインは何かしらの原因が有って安い訳です。

 今は日本直行便は無くなってしまいました。途中、香港に寄る訳です。昔、香港の港湾労働者のストライキが有り、フランスからの荷が何カ月も野晒しになっていた時が有りました。そののち・・やはり出回ったんですね・・酷い状態のワインが・・。それに、さほど安くなく販売されてしまうと、そんな目にあったワインであることさえ想像出来ないことになってしまいます。

 なので、妙に安いとか、最初からとんでもなくリーズナブルなものには、気を付けないといけない訳です。

 で・・今回のミシェル・グロ2016年ですが、コンディションは非常に良いです。そりゃそうです・・ちゃんとしたものを販売していますんで。noisy もそこは信用第一ですんで、ご心配なきよう。正規エージェント品で、きちんとした管理をしており、noisy の店でもキッチリやらせていただいてます。


 ですが、このモレ=サン=ドニとニュイ=サン=ジョルジュ・レ・シャリオなどは非常に少なく、飲むわけには行きませんでした。

 リアルワインガイド第63号は

2016 ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・シャリオ 90+ 91+ 今~2038
2016 モレ=サン=ドニ・アン・ラリュ・ド・ヴェルジ 90 90+ 今~2040

と言う評価でした。

 レ・シャリオはニュイの村の西、レ・ポレの下部にある畑です。ミシェル・グロのレ・シャリオは快活さがニュイの土っぽさを上回り、前面に出た味わいが特徴です。結構に・・石灰のミネラリティがテカテカと感じられます。

 モレのアン・ラリュ・ド・ヴェルジは、あの孤高のモノポール、「クロ・ド・タール」と、モレの村に少しだけ存在する「ボンヌ=マール」の真上に存在する畑です。なので、確かに・・素晴らしいグラン・クリュの要素を感じさせてはくれるんですが、若いうちはどうも「しかめっ面」をしてることが多いんですね。言ってしまえば「ボンヌ=マール」もその傾向が有るので、「ソックリなのかも」などとも思いますが、やはり若いうちの外向性に難が有りかな?と思います。しかしちょうど良い熟のタイミングで飲むと、このプライスではビックリするほどの味わいを見せてくれるはずです。

 何せ価格がこう・・ですんで、非常にお買い得かと思われます。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです!
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【2015年のミシェル・グロは相当に良い!!】



 詳しくはシャンボール=ミュジニーのコラムに書きますが、まぁ・・変わらないっちゃ・・変わらないのかもです。それも高いレベルをキープしたまま・・ですね。なので、特別に言い立てることも無いのかとも思いますが、それでも2015年、ミシェル・グロは相当良いんじゃないかと思っています。

 ミシェル・グロのワインは、人それぞれに結構、評価が異なるんですね。評論家同士でもかなり違います。ジルベール・エ・ガイヤールはクロ・デ・レアをいつも、物凄く高く評価しています。例えば2014年のクロ・デ・レアは「97Points」です。

 半面、最近noisyのところでも頻繁に名前が出て来る「ティム・アトキン氏」は同じ2014年のクロ・デ・レアを「91Points」としか評価していません。しかもまぁ・・ミシェル・グロさんの他のワインも似たようなもので、「平均ランクの造り手」として見ているようです。ジルベール・エ・ガイヤールの、

2011年 96Points
2012年 94Points
2013年 96Points
2014年 97Points

とは大違いなんですね。


 日本人でもエレガントなワインがお好きな方や、ワインはやはり本場、ヴォーヌ=ロマネだろう!・・と言う方にはピッタリ・・ドハマりのはずなんです。しかし、日本では代理店さんが多く入手が比較的簡単なことに加え、

「様々なコンディションのミシェル・グロのワインが存在する」

ものですから、訳が判らないことになってしまっています。


 コンディションの良いミシェル・グロは・・相当に旨いです。それに加え、2015年は相当に良い・・と想像出来ます。

 因みにリアルワインガイド第59号は、

●ニュイ・レ・シャリオ
「今飲んで90 ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2037」、美しい酸のハーモニー

●モレ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジ
「今飲んで89+ ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2037」、目が詰まり複雑性が出ている

ととコメントしています。

 まぁ、通常は上代が8千円位かと思いますので、7千円位の販売が普通かと思いますが、先だってのバックヴィンテージ、2011年ものと同じ価格でご紹介ですので・・かなりリーズナブルです。

 ネットのワイン屋になってからしばらく経って、余りにどこでも販売しているので・・やり辛い部分が有って、時折仕入れなかったりしていますが、やはり好きなんですよね。是非コンディションの良いミシェル・グロを飲んでみてください。お勧めします。



 以下は2011年のレ・シャリオのコメントです。
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【蔵出しのバックヴィンテージオファーです!何でこんなに安いのか・・不明ですが、リアルワインガイド第45号は88~89、飲み頃2017~2028と飲み頃に入ってます。】



 奥ゆかしさが何とも言えぬ情緒を感じさせる、ミシェル・グロならではのワインがこのレ・シャリオですね。エレガントながらも実は芯のしっかりしたワイン・・と言えると思います。

 で、本当に何でこんなに安いの?・・と言いたくなっちゃいます。だって、2014年もののこのワインの仕入れ価格とほとんど変わらないんですから・・本当ですよ。どんなに利益を削ったとしても6千円以下は絶対に無理で、監禁作業になっちゃいます。

 せっかくなので、価格を上げないためにもこちらも飲まずにご案内させていただきますが、リアルワインガイドも2017年から飲んで良いと判定していますので、ありがたいですよね。追加は見込めませんのでお早めに!.



2017 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14779 41 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 今~2043 2016年の価格 9500円
■エージェント情報
畑の面積:0.69ha 所有者: Michel Gros
 シャンボールにある私たちの最も広い区画(42ares)は、《レ・ザルジリエール》の中にある。「アルジリエール」とは「粘土質の土地」という意味で、ここではその名の通りの土壌となっている。《レ・ミュジニ》の北側に隣接し、シャンボールの谷の入り口にある。この畑から生まれるワインは、力強く、村名クラスのシャンボールにしては希少な凝縮感を持っている。むしろプルミエクリュのような印象さえ与える。この地にも四つの小さな区画が、《ナゾワール》《マラディエール》《モンピ》という畑の中にある。これらの畑は皆、扇状に広がる谷の出口の沖積地にあり、下層土は石が多く、水捌けが非常に良い。

 2017年の個性と村の個性が綺麗に合致している。特級畑ミュジニーに近いという立地が成せる恵みかもしれません。桃色の花の香り、優雅な立ち上がり、土の風味なく上昇するような香り。しなやかな果実味の流れにタンニンも溶けるように合流。流れ落ちるような余韻。
(2019年3月 バレル・サンプル試飲 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,590 (外税)

【2016年もので描いた墨絵の世界に、沢山の絵の具で色を付けました!2017年は素晴らしい出来です!】


「ワイルド・・だろう~~?」

 一世を風靡したお笑いネタ?では有りますが、このミシェル・グロの2017年シャンボール=ミュジニー村名は、ミシェル・グロのラインナップ上、最もパワフルなんじゃないか?・・そしてワイルドなんじゃないか?・・と感じさせてくれました。

 しかも2016年はレヴューにも書きました通り、

「墨絵の世界!」

ですから・・ね。


「・・どんだけ~!」

ですよ。全然印象が異なるんですから・・。


 ブラインドで飲んだら、おそらく、「これがヴォーヌ=ロマネ」と言ってしまいそうです。・・ニュイ=サン=ジョルジュ村名と言わないところが味噌でも有ります。

 確かに、ミュジニーに接するレ・ザルジリエールの割合が多いキュヴェですから、ミュジニーにも由来するフラワリーな香水のようなニュアンスがトッピングに感じられ、それを取ってしまうとニュイと言い辛くなる。・・でもメオの素晴らしいニュイ1級などを飲めば、そのニュアンスに近いものさえ感じられるし・・いや、レ・ルージュやサン=ヴィヴァンなどに通じるものとも感じられるとなると、やはりそこは、

「ヴォーヌ=ロマネかシャンボール=ミュジニーかニュイ=サン=ジョルジュのどれか・・」

等と言う、ちょっとズルい返答をしてしまいたくなります。


 僅かにジャミーさを持った帯域の有るベリーとチェリーが香り、中域の暖かさは少しヴォーヌ=ロマネ的。トップノーズには香水的な高周波のアロマに皮革が僅かに混じる。とても複雑で柔らかくエキス感バッチリのジューシーさ。エレガントなワインだが、ミシェル・グロの中ではパワフルなスタイル。多彩な色彩を感じるワイン。

 何せ、リアルワインガイド第67号は各村名のキュヴェの中でポテンシャルトップの92+ と言う評価でした。これは見逃せないんじゃないかと思います。数は無いのでお早めに!・・あ、リアルは「まるで1erのようなグリップと集中感」と、ベタボメです。


 以下は以前のレヴューです。
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【とても美味しいです・・ルイ・ユエラン・・復活はまだか?・・と懐かしく思ってしまいました!】

 色合いもしっかりしていますね・・。美しいです。この写真は色味の調整などは一切しておらず、大きさだけ合わせています。むしろ、

「濃密なのかな?」

とさえ想像させるような色味では無いでしょうか。


 しかしながら、かなりの複雑さを見せるとは言え、見た目以上に「詫び寂び」の有る、ある種・・「墨絵の世界を感じさせる類のシャンボール=ミュジニー」に仕上がっています。

 じゃぁ・・2015年のパーフェクトと思えるようなシャンボールとも違うのか?・・と言いますと、

「・・そうとも言えない・・」

と答えるしかないでしょう。やはりこれはミシェル・グロのシャンボール=ミュジニーなんですね。なので、このバランス・・少し「詫び寂びさえ感じさせる」味わい・・と言うのは、現在の状態で有って、タイミングによっては、

「元気はつらつ!石灰バリバリ!」

の雅なシャンボールを感じさせてくれるものと思います。


 ちょうど飲んでいて・・飲み始めは・・

「・・そうだ・・ルイ・ユエラン・・・どうしちゃったかな・・。退院されて元気に畑仕事が出来てると良いんだけど・・」

などと思ってしまうほど・・味わいに似たものが有りました。

 飲み進めると徐々に石灰系のミネラリティと複雑な表情が出始めました・・で無くなっちゃったんですが、

「やはりミシェル・グロのシャンボールは美味しい!」

と思ってしまいましたね。


 勿論ですが、ニュイ1級が見せるような凄みまでは無いんですが、シャンボールの奥深さをしっとりと感じさせてくれるものでした。価格も良い感じです。是非飲んでみてください!お勧めします!




【滅茶苦茶美味しいシャンボール村名!これは是非飲んでみてください!同格のヴォーヌ=ロマネも非常に面白い存在です!】



 一般格的にはヴォーヌ=ロマネが上でシャンボール=ミュジニーはそのすぐ下・・のようなイメージが有るかと思います。ドメーヌ・ミシェル・グロのポートフォリオ的には同格・・と言うことなのでしょう。

 今回、久しぶりにフルラインナップでドメーヌ・ミシェル・グロを扱うことにした訳ですが、その中でも意外にも仕入れ辛いのがこのシャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネなんですね。勿論、

「ん?・・そんなこと無いんじゃない?」

とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、より良いコンディション、味わいを求めますと結構に難しいものです。

「・・そこだけ・・美味しいとこだけ抜くんですか?」

と言われちゃうもので・・。エージェントさんもそれなりのアソートで購入しますから、バランス良く買ってくれないと困る訳ですね。でもアチコチのエージェントさんも有りますから・・ね。色んなやり方が有って難しいんです。


 noisy 的にはこのヴォーヌ=ロマネ村名とシャンボール村名、そしてニュイ1級がとても好きでして、数本ずつの3アイテムのうち、何をテイスティングするかで悩んだんですが、このところしばらく飲めていないシャンボール村名を飲むことにしました。

 いや~・・画質を落とした写真しか掲載出来ないのが残念ですが、実際はめっちゃ綺麗です!もっと美しいんですが腕が無い・・すみません。久しぶりに飲んで、やっぱりビックリしました。超旨いです!

 まぁ、このミシェル・グロさんりのシャンボール=ミュジニー村名についてはリアルワインガイドでも太鼓判ですから皆さんもご存知かと思いますが、

「シャンボール村名のトップ」

と評価しています。


 確かに・・それ以上のものを感じさせてくれるクオリティなんですが、どこか、シャンボールだけの表情とも思えないような匂いをふんだんに感じるんですよね。

 肌理の細やかさはまぁ・・バッチリですし、シャンボールらしい艶々とした石灰系のニュアンスも有ります。しかしそんなシャンボールらしさは「縁の下の力持ち」的な存在で有って、むしろ、ヴォーヌ=ロマネ的な柔和でバランスの良い酸、らしい複雑性とアロマが、ワインを飲む楽しさを再認識させてくれちゃうんですね。

 特にシャンボールと言うアペラシオンは、確かに果実を感じさせてくれはしますが、若い内はむしろ石灰系のミネラリティの存在が目立ちます。前面に出て来る・・と言う意味です。

 しかしグロさんちのシャンボールは、粘性が有って・・つまり粘土による影響、もしくは赤い土・・のような構成からの果実だったりスパイスだったり・・が前面に来ています。

 ヴォーヌ=ロマネ村名にシャンボール的な石灰の下支えのボリュームを増大させた感じ・・と言っても良いかもしれません。シャンボールの表現には余り出て無いボリューム感と言えば良いのか。良くも悪くもヴォーヌ=ロマネ的で有り、もしくはミシェル・グロ的だと言うことなのかな・・と理解しています。ヴォーヌ=ロマネ イコール ミシェル・グロ 的なものが、脳内で出来上がってしまっているのかもしれません。「標準・超スタンダード」と言うことなのかもしれません。


 じゃぁヴォーヌ=ロマネはどうなんだ!・・と言うことになるんですが、こちらもやっぱり・・今回は飲んではいませんが、見事なヴォーヌ=ロマネなんですね。リアルワインガイド的には59号で、ヴォーヌ=ロマネ 90+~91+、シャンボール 91~92 と、ものの見事に、キッチリと 0.5ポイント、シャンボールが上の評価点を出しています。

 まぁ、この辺は好みだと思うんですね。それに2015年は「甘い」と言うような評価が有りますが、まぁ、それがもし感じても最初のうちだけです。noisy が飲んだかぎりにおいては、このシャンボールを甘いとは絶対に言わないですし、むしろいつもよりもより好ましい・・と言うと思います。

 それにね・・将来的には非常に複雑なブケをかもし出してくれるのが判るアロマなんですね・・。勿論シャンボールですから非常に長命です。ヴォーヌ=ロマネよりも長く持つでしょうし、時折へそを曲げる癖は直らないと思います。その点ではヴォーヌ=ロマネのバランスの良さは素晴らしいですから、シャンボールのような癖は無いです。良くも悪くもシャンボールは「石灰」の多分の存在が影響するんですね。

 なので同格ですが、早めに飲むならどちらでもOK、ちょっと置くならヴォーヌ=ロマネ、長く置くならシャンボール・・と言うことになるかと思います。素晴らしいワインでした!超お勧めします!是非飲んでみてください。

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2017 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14780 42 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ=ロマネ

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 91+ ポテンシャル 92 飲み頃予想 今~2040 2016年の価格 9500円
■エージェント情報
畑の面積:0.92ha 所有者:1/3 Michel Gros、1/3 GFA Jean Gros.1/3 GFA des ARBAUPINS
このキュヴェは、《オー・レア》 《オ=ドシュ・ド・ラ・リヴィエール》 《ラ・コロンビエール》の三つの畑から造られる。これらの畑は皆、ヴォーヌ=ロマネ村の住宅街からほどないところに位置する。オー・レア以外の二つの畑の土壌は、石灰質のコングロメラ(礫岩)とオリゴセーヌ期の粘土から成っている。鮭(ソーモン)のようにピンク色をしていることから、「コングロメラ・ソーモン」と呼ばれている。一方、《レ・レア》は、バジョース階(ジュラ紀半ば頃)の非常に硬い石灰の上にある。石灰の塊と混ざりあった泥灰土から生まれるこのワインは、とても優しく、非常にエレガントである。

 グラスの内側から溢れ出るような赤系果実に淡く香る粘土風味が重なる。香り、果実の広がりがエアリーに広がる。素直に健全な果実がいっぱい。余韻にかけて前面に広がりを見せる余韻。お手本のようなヴォーヌ・ロマネ。
 (2019年3月 バレル・サンプル試飲 村岡)
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,590 (外税)

【やはり王者のエレガンス、ここに有り!です。】
 ヴォーヌ=ロマネのワインのテイスティングは実に嬉しい・・です。その昔、まだワインの勉強を始めたばかりの頃は、ブルゴーニュの村名では最も高価なヴォーヌ=ロマネを、どうやって開けるか、いつ開けるか、その予算はどこから持ってくるか・・(^^;; と随分悩みながら、

「・・ええいっ!・・スパっと開けたれ!」

とばかりに抜栓したのは良いが、コルクが崩れてしまって・・悲惨な目に遭ったことを何となく思い出します。

 まぁ、思い返せば、そのワインのボトルコンディションが良く無かったのも有り、その頃の保存方法や自分の抜栓技術がダメダメだったのも有り・・です。まだまだ造り手の違いなどには思いが至らないような日々だったと思いますが、それでも「ヴォーヌ=ロマネ」と言う響きに憧れて、どうしても飲んでみたい・・と願っていたのは事実だと思います。


 そんなですから、今もヴォーヌ=ロマネのテイスティングは楽しみで仕方が無いです。まぁ、人一倍、うるさいでしょう・・嫌ですよね~・・そんなのが隣にいたら!

 そうそう・・そのしばらく後だと思いますが、何とか入手したジャン・グロの1985年クロ・デ・レアを大事にしばらく大事に持ってました。ミシェルのラベルに変わる前のものなので、いつか開けようと思っていたんですが、どこに行ってしまったか・・覚えてないんですね~。


 やはりミシェル・グロはミシェル・グロでした。そして、しっかりヴォーヌ=ロマネしてます。非常に精緻だし、シャンボール的なミネラリティが奥底にちゃんとあるのが判ります。

 微細なミネラリティの組成が、やはりエレガントで複雑な表情を造り出しています。

 むしろ、物凄くまとまっていて、今飲んでも非常に美味しい・・と言うのが裏目に出て、高い評価を得られないと言うタイプのワインです。もっとどこかのベクトルが弾けるように突出していたりしますと、

「(他の要素もいずれ出てくるか・・?)」

などと想像してしまうのが人間ですから・・。


 しかし、やはり良いワインは早いうちからバランスに優れるものです。そんな意味ではこのミシェル・グロのヴォーヌ=ロマネを選ぶという判断はきっと正しいはずですよね?


 リアルワインガイド第67号は、シャンボール=ミュジニー村名の92+に次ぐ92ポイント評価です。ほとんど1級並みの評価と言って良いかもしれません。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【】

 輝いてますね~・・明るさの有るルビーが美しいです。今回はシャンボールとヴォーヌ=ロマネを飲ませていただいた訳ですが、何を一番感じたか・・と言うと、

「ミシェル・グロの個性と共に、テロワールの違いをハッキリ、クッキリ感じさせてくれた」

と言うことですね。


 ミシェル・グロはヴォーヌ=ロマネの生産者ですから、全てがヴォーヌ=ロマネっぽく感じるんじゃないか?・・と言うようなご意見も有る訳です。

 例えばシャンボールのユドロ=バイエ・・。比較的にはやや濃い目では有りますが、素晴らしい生産者ですよね。彼の場合、あまり出てはきませんが、「ヴォーヌ=ロマネ村名」も持っています。このワインは・・

「結構にシャンボールっぽく感じるヴォーヌ=ロマネ」

だと感じます。


 しかしながらどうでしょう・・新樽率の関係なのか・・ミシェル・グロの場合は違うんですね。シャンボールはシャンボールなんですよ。その上でミシェル・グロを感じます。バイエは先にバイエの「紫」を感じさせますし、「ちょっとしたシャンボールチックさ」が有るんですね。

 このワイン、非常に複雑ですが繊細です。大きなバランスの上では非常にまとまっており、細やかな部分がまぁ・・非常に細かく、複雑に入り混じっています。その上でヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸としてのバランスが有ります。

 ミネラリティの組成も細やかですから、スパイスや花、果実、鉄っぽさ、チリチリとした金属系のニュアンス、シガーっぽさなど、たっぷりとノーズを刺激してくれます。まぁ・・嫌いな方はいらっしゃらないでしょう。

 凄みでは無く繊細さで飲ませてくれます。是非飲んでみてください。お勧めします。


 以下は以前のレヴューです!
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【滅茶苦茶美味しいシャンボール村名!これは是非飲んでみてください!同格のヴォーヌ=ロマネも非常に面白い存在です!】



 一般格的にはヴォーヌ=ロマネが上でシャンボール=ミュジニーはそのすぐ下・・のようなイメージが有るかと思います。ドメーヌ・ミシェル・グロのポートフォリオ的には同格・・と言うことなのでしょう。

 今回、久しぶりにフルラインナップでドメーヌ・ミシェル・グロを扱うことにした訳ですが、その中でも意外にも仕入れ辛いのがこのシャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネなんですね。勿論、

「ん?・・そんなこと無いんじゃない?」

とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、より良いコンディション、味わいを求めますと結構に難しいものです。

「・・そこだけ・・美味しいとこだけ抜くんですか?」

と言われちゃうもので・・。エージェントさんもそれなりのアソートで購入しますから、バランス良く買ってくれないと困る訳ですね。でもアチコチのエージェントさんも有りますから・・ね。色んなやり方が有って難しいんです。


 noisy 的にはこのヴォーヌ=ロマネ村名とシャンボール村名、そしてニュイ1級がとても好きでして、数本ずつの3アイテムのうち、何をテイスティングするかで悩んだんですが、このところしばらく飲めていないシャンボール村名を飲むことにしました。

 いや~・・画質を落とした写真しか掲載出来ないのが残念ですが、実際はめっちゃ綺麗です!もっと美しいんですが腕が無い・・すみません。久しぶりに飲んで、やっぱりビックリしました。超旨いです!

 まぁ、このミシェル・グロさんりのシャンボール=ミュジニー村名についてはリアルワインガイドでも太鼓判ですから皆さんもご存知かと思いますが、

「シャンボール村名のトップ」

と評価しています。


 確かに・・それ以上のものを感じさせてくれるクオリティなんですが、どこか、シャンボールだけの表情とも思えないような匂いをふんだんに感じるんですよね。

 肌理の細やかさはまぁ・・バッチリですし、シャンボールらしい艶々とした石灰系のニュアンスも有ります。しかしそんなシャンボールらしさは「縁の下の力持ち」的な存在で有って、むしろ、ヴォーヌ=ロマネ的な柔和でバランスの良い酸、らしい複雑性とアロマが、ワインを飲む楽しさを再認識させてくれちゃうんですね。

 特にシャンボールと言うアペラシオンは、確かに果実を感じさせてくれはしますが、若い内はむしろ石灰系のミネラリティの存在が目立ちます。前面に出て来る・・と言う意味です。

 しかしグロさんちのシャンボールは、粘性が有って・・つまり粘土による影響、もしくは赤い土・・のような構成からの果実だったりスパイスだったり・・が前面に来ています。

 ヴォーヌ=ロマネ村名にシャンボール的な石灰の下支えのボリュームを増大させた感じ・・と言っても良いかもしれません。シャンボールの表現には余り出て無いボリューム感と言えば良いのか。良くも悪くもヴォーヌ=ロマネ的で有り、もしくはミシェル・グロ的だと言うことなのかな・・と理解しています。ヴォーヌ=ロマネ イコール ミシェル・グロ 的なものが、脳内で出来上がってしまっているのかもしれません。「標準・超スタンダード」と言うことなのかもしれません。


 じゃぁヴォーヌ=ロマネはどうなんだ!・・と言うことになるんですが、こちらもやっぱり・・今回は飲んではいませんが、見事なヴォーヌ=ロマネなんですね。リアルワインガイド的には59号で、ヴォーヌ=ロマネ 90+~91+、シャンボール 91~92 と、ものの見事に、キッチリと 0.5ポイント、シャンボールが上の評価点を出しています。

 まぁ、この辺は好みだと思うんですね。それに2015年は「甘い」と言うような評価が有りますが、まぁ、それがもし感じても最初のうちだけです。noisy が飲んだかぎりにおいては、このシャンボールを甘いとは絶対に言わないですし、むしろいつもよりもより好ましい・・と言うと思います。

 それにね・・将来的には非常に複雑なブケをかもし出してくれるのが判るアロマなんですね・・。勿論シャンボールですから非常に長命です。ヴォーヌ=ロマネよりも長く持つでしょうし、時折へそを曲げる癖は直らないと思います。その点ではヴォーヌ=ロマネのバランスの良さは素晴らしいですから、シャンボールのような癖は無いです。良くも悪くもシャンボールは「石灰」の多分の存在が影響するんですね。

 なので同格ですが、早めに飲むならどちらでもOK、ちょっと置くならヴォーヌ=ロマネ、長く置くならシャンボール・・と言うことになるかと思います。素晴らしいワインでした!超お勧めします!是非飲んでみてください。

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2017 Morey-Saint-Denis en la Rue de Vergy
モレ=サン=ドニ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14789 43 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ モレ=サン=ドニ

◆リアルワインガイド67号 今飲んで 90+ ポテンシャル 91+ 飲み頃予想 今~2038 2016年の価格 7800円
■エージェント情報
 この畑は険しい急斜面にあり、かの有名な《クロ・デ・ランブレイ》の南の壁沿いに伸びている。そこにはとても古いヴェルジ通りがあり、かつてモレ村とヴェルジの丘をまっすぐに繋いでいた。 当時この場所にはヴェルジ卿の城とサン・ヴィヴァン修道院が建っており、12~18世紀にかけて地方で支配的な権力を振るっていた。
 1980年代になると、この畑は全体的に整備され、再びぶどうの植え付けが行われた。30~35cmの表土は非常に多くの石を含む粘土質で、下層にコンブランシアンの石灰が横たわっている。この畑の土壌は軽く、フィルターのように素早く水をしみ通す。ワインは優しく繊細で、非常にエレガントである。
INAO(アペラシオン統制機構)によって、プルミエクリュへの昇格が審査されている。1995年、ミシェルは、ぶどうの木が3歳の時にこの畑を買った。この呼称のもとで販売を開始したのは2000年のヴィンテージからである。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,990 (外税)

【非常にリーズナブルな村名ワイン!でも価格以上に2017年のミシェル・グロの出来の良さが魅力です!】
 まぁ、リアルワインガイドに記載されている価格は、ほぼ実勢価格ですから・・2016年もので7800円だとすると、この価格は一体どう言うことなんだろう・・と思ってしまうんですね・・。

「通常なら有り得ない・・」

と言うことになります。


 例えばフランスから日本に、ちゃんとリーファー便を使用し、適切な量(満載すると空気が無いことになる・・リーファーは空気を冷やしますので、結果冷えないと言うことになります)を積載し、船で輸入すると、どんなに削ってもワイン1本あたり600円ほどは掛かります。

 なので、600円以下の輸入ワインは無い・・と言うことにはなるんですが、そうならないのはどうしてか?・・と考えてみると良いかな?・・と思います。安いワインは何かしらの原因が有って安い訳です。

 今は日本直行便は無くなってしまいました。途中、香港に寄る訳です。昔、香港の港湾労働者のストライキが有り、フランスからの荷が何カ月も野晒しになっていた時が有りました。そののち・・やはり出回ったんですね・・酷い状態のワインが・・。それに、さほど安くなく販売されてしまうと、そんな目にあったワインであることさえ想像出来ないことになってしまいます。

 なので、妙に安いとか、最初からとんでもなくリーズナブルなものには、気を付けないといけない訳です。

 で・・今回のミシェル・グロ2017年ですが、コンディションは非常に良いです。そりゃそうです・・ちゃんとしたものを販売していますんで。noisy もそこは信用第一ですんで、ご心配なきよう。正規エージェント品で、きちんとした管理をしており、noisy の店でもキッチリやらせていただいてます。


 ですが、このモレ=サン=ドニ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジは非常に少なく、飲むわけには行きませんでした。

 リアルワインガイド第63号は

2017 モレ=サン=ドニ・アン・ラリュ・ド・ヴェルジ 90+ 91 今~2038

と言う評価でした。

 アン・ラリュ・ド・ヴェルジは、あの孤高のモノポール、「クロ・ド・タール」と、モレの村に少しだけ存在する「ボンヌ=マール」の真上に存在する畑です。なので、確かに・・素晴らしいグラン・クリュの要素をもそれなりに感じさせてはくれるんですが、若いうちはどうも「しかめっ面」をしてることが多いんですね。言ってしまえば「ボンヌ=マール」もその傾向が有るので、「ソックリなのかも」などとも思いますが、やはり若いうちの外向性に難が有りかな?と思います。しかしちょうど良い熟のタイミングで飲むと、このプライスではビックリするほどの味わいを見せてくれるはずです。

 何せ価格がこう・・ですんで、非常にお買い得かと思われます。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです!
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【2015年のミシェル・グロは相当に良い!!】

 詳しくはシャンボール=ミュジニーのコラムに書きますが、まぁ・・変わらないっちゃ・・変わらないのかもです。それも高いレベルをキープしたまま・・ですね。なので、特別に言い立てることも無いのかとも思いますが、それでも2015年、ミシェル・グロは相当良いんじゃないかと思っています。

 ミシェル・グロのワインは、人それぞれに結構、評価が異なるんですね。評論家同士でもかなり違います。ジルベール・エ・ガイヤールはクロ・デ・レアをいつも、物凄く高く評価しています。例えば2014年のクロ・デ・レアは「97Points」です。

 半面、最近noisyのところでも頻繁に名前が出て来る「ティム・アトキン氏」は同じ2014年のクロ・デ・レアを「91Points」としか評価していません。しかもまぁ・・ミシェル・グロさんの他のワインも似たようなもので、「平均ランクの造り手」として見ているようです。ジルベール・エ・ガイヤールの、

2011年 96Points
2012年 94Points
2013年 96Points
2014年 97Points

とは大違いなんですね。


 日本人でもエレガントなワインがお好きな方や、ワインはやはり本場、ヴォーヌ=ロマネだろう!・・と言う方にはピッタリ・・ドハマりのはずなんです。しかし、日本では代理店さんが多く入手が比較的簡単なことに加え、

「様々なコンディションのミシェル・グロのワインが存在する」

ものですから、訳が判らないことになってしまっています。


 コンディションの良いミシェル・グロは・・相当に旨いです。それに加え、2015年は相当に良い・・と想像出来ます。

 因みにリアルワインガイド第59号は、

●ニュイ・レ・シャリオ
「今飲んで90 ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2037」、美しい酸のハーモニー

●モレ・アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジ
「今飲んで89+ ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2037」、目が詰まり複雑性が出ている

ととコメントしています。

 まぁ、通常は上代が8千円位かと思いますので、7千円位の販売が普通かと思いますが、先だってのバックヴィンテージ、2011年ものと同じ価格でご紹介ですので・・かなりリーズナブルです。

 ネットのワイン屋になってからしばらく経って、余りにどこでも販売しているので・・やり辛い部分が有って、時折仕入れなかったりしていますが、やはり好きなんですよね。是非コンディションの良いミシェル・グロを飲んでみてください。お勧めします。



 以下は2011年のレ・シャリオのコメントです。
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【蔵出しのバックヴィンテージオファーです!何でこんなに安いのか・・不明ですが、リアルワインガイド第45号は88~89、飲み頃2017~2028と飲み頃に入ってます。】



 奥ゆかしさが何とも言えぬ情緒を感じさせる、ミシェル・グロならではのワインがこのレ・シャリオですね。エレガントながらも実は芯のしっかりしたワイン・・と言えると思います。

 で、本当に何でこんなに安いの?・・と言いたくなっちゃいます。だって、2014年もののこのワインの仕入れ価格とほとんど変わらないんですから・・本当ですよ。どんなに利益を削ったとしても6千円以下は絶対に無理で、監禁作業になっちゃいます。

 せっかくなので、価格を上げないためにもこちらも飲まずにご案内させていただきますが、リアルワインガイドも2017年から飲んで良いと判定していますので、ありがたいですよね。追加は見込めませんのでお早めに!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Hudelot-Baillet  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ ユドロ=バイエ
● ユドロ=バイエの2017年、下級クラスのワインが入ってきました。どうしたんでしょう・・滅茶エレガント系なんですよ・・。ちょっとビックリです。スタイル変更なのか、それともヴィンテージ背景をそのまま切り取ったからなのか・・2018年ものまでそれは判断できないかもしれません。noisy的には非常に好ましいですが、逞しく、濃い目の味わいがお好きな方には残念な結果になったのでしょうか?


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 2016年は中々に厳しいヴィンテージだろうと予想しつつ、怖々としつつのテイスティングになりましたが、豈図らんや・・

「お~・・良いじゃない!」

 心から素晴らしいと言えた2015年とはイメージはやや異なるものの、同レベルにまで仕上げて来ているのはさすがドミニク!・・と思ってしまいました。

 そもそもユドロ=バイエとの付き合いも結構に長いものでして、今のエージェントさん(ヌーヴェルセレクションさん)になる前から仕入れていました。

 何しろ安いしね・・ポテンシャル高いし、シャンボールの良い部分をしっかり持っている生産者と言う理解でした。リアルで余りに褒められたものでして、インターネットのネット販売創成期のワイン屋さんのオーダーが多かったんでしょう。noisy などは昔から扱っているのに、いきなりACブルを3本のみの割り当てだ!・・と言われて・・ブチ切れたことが有ります。

 そうは言っても切れたからと言って何も出来る訳でも無い、非常に弱い立場のワイン屋としては、自己保身のために、

「何も買わない、仕入れない」

と言う態度に出るしかないんですね。


 なので、手打ちになる何年かの間、残念ながら、苦渋の決断でユドロ=バイエを扱わなかった期間も有る・・そんな思いの有る生産者さんなんですね。ま、そこにはただ有名になりそうな、お客さんの引きの強そうな、でも知らない生産者のワインをただ揃えたいだけのショップさんの存在と、どんなショップにでも公平に分配したいと言うエージェントさんの気持ちが交錯しているんですね。

 しかしながらそんなスタンスでエージェントさんをやってますと、ただただ売れそうなワインが欲しいだけのショップさんは、その後さしたる展開が無いとそのワインを知ろうとはせずすぐに飽きてしまいますから、平気で原価で投げたり、品質管理に気を遣わなかったり、ついには買わなくなってしまいます。なので・・結局、noisy のところに戻って来たと言う、少し変わった歴史?と思い入れが・・有ります。ぜひご検討くださいませ。


 1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメ ーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメ ーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父からワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。

 私たちは2001年ヴィンテージから彼と付き合っているのですが、彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。

 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。


所在村Chambolle-Musigny
醸造家Dominique le Guen
所有畑面積8.53ha
ドメ ーヌ継承年1998年
栽培における特記事項厳格なリュット・レゾネ。除草剤、殺虫剤等は一切使用しない
醸造における特記事項除梗100%。天然酵母のみで発酵、澱引きはビン詰め前に1回のみ
販売先フランス国内80%(個人のワイン愛好家1500人以上、カーヴ・ド・ラ・トランザント、ル・グ・デ・ヴィーニュ、レピキュリアンといったフランスの名門ワインショップ、パリやブルゴーニュ、南仏のレストラン(ニースの松嶋啓介シェフの店「ケイズ・パッション」にもオンリスト))、輸出20%(イギリス、ドイツ、アメリカ、カナダ、スイス、オランダ、ベルギー、日本)
掲載実績のある海外メディア「Guide Hachette」、「Guide Fleurus」、「Bourgogne Aujourd hui」
参照できる日本のメディア「リアルワインガイド ブルゴーニュ」(堀晶代著)P19、「リアルワインガイド」第16号P20

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2017 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14190 44 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ

◆◆◆2019/12/11(水)より出荷可能です。
■エージェント情報

 シャンボール村内のACブルゴーニュ区画(レ・リュ、レ・マラディエール・バッス)70%、隣のジイィ・レ・シトー村内のACブルゴーニュ区画(レ・シャリップ、レ・クロ・プリウール)30%で合計1.21ha。平均樹齢約35年。新樽10%、3~4回使用樽90%。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥3,330 (外税)

【今までで最もエレガントで冷涼感たっぷりなユドロ=バイエのACブルゴーニュ・ピノ・ノワールです!】
 どうでしょう?2016年ものの写真とそれ以前の写真を是非比べてみてください。

 確かに照度が違ったりホワイトバランスも様々ですから、単純な比較は出来ないとしても、このところ「濃密系」だったユドロ=バイエのワインが、

「伸びやかで冷涼な酸の有るエレガント系に寄って来た」

感じが見て取れるでしょうか。


 コトー・ブルギニヨンのコラムでも書きましたが、ブルゴーニュワインらしい美しい酸がキッチリ存在します。それが果実のリアルな姿を感じさせてくれます。2015年ものも酸不足とは思いませんが、やや暖かな酸で有り、果実味がバッチリ乗っかっていて、それはそれでとても美味しいワインでした。

 しかしながら2016年の涼し気なニュアンス、そしてまた2017年もののエレガント系の味わい・・

「お~い、ユドロ=バイエは、エレガント系にハンドルを回したのか~?」

と聞いてみたくなります。


 何せ、僅かにトッピングされていたロースト香さえ、ほとんど感じないほどのレベルなんですね。2015年にはジャミ―な果実だったものが、2017年ものは、その粒一粒一粒を確認出来るようなニュアンスなんです。

 そしてやはりシャンボールの造り手が造ったからこそ・・と言えるような、絹ごしのテクスチュアとややカッチリした味わいが、シャンボールの味わいを表現してくれているように感じます。

 とても美しく、今までになく綺麗なACブルでした。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【化粧を落としたスッピン美人!・・noisy的には2016年のブルゴーニュ・ピノ・ノワールの方が好みです!】

 いや~・・ワインって本当に面白いですよね。あれだけ心配していた2016年ものが続々と登場していますが、

「・・誰だ?・・2016年ものはワインにならなかったヴィンテージだなんて言ったのは!」

と言いたくなるほど、このブルゴーニュ・ピノ・ノワールはちゃんとしています。


 色合いをぜひ、2015年のものと比較してみてください。2015年ものはユドロ=バイエ最大のヴィンテージだったと思っていますが、

「・・どこが違う?」


 もう判らない位、そっくりですよね。でもよくよく見てください。そっくりに見えるんですが結構違うんですよ。


 2015年ものに有る「照り」・・もう素晴らしいですね。輝いています。キラキラしていますね・・まぁ、写真の撮り方にもよるんでしょうけれど、やはりちょっと違います。

 2015年ものの「透明感」・・これも素晴らしいですね~・・ゾクゾク来ちゃいますね。これも良く良く見ると、2016年ものは少し削れてますでしょうか。


 少し見辛いですが「濃度」と「グラデュエーションの出方」・・ここは上記の「照り」「透明感」にも関わってますんで微妙では有りますが、2015年は連続的なグラデュエーションで濃度が判るでしょうか。中心の濃さが判りやすいです。2016年ものはやや一面的ですね。

 2015年ものの「官能感」・・これも上記のすべてに関りが有りますが、もう・・素晴らしいとしか言いようのない美しい官能さですね。「ここまで香ってきそう」です。


 そっくりに見えて実は結構違う・・ここがポイントになりますでしょうか。

 で、2016年もののピノ・ノワールは、さすがに凄い仕上がりだった2015年ものを超えることは出来ませんでした。

 しかしながら官能検査の結果となりますと・・これまた微妙でして、noisy的には2015年ものより2016年ものの方が、

「好き!」

なんですね。


 勿論ですが、評価のポイントとしては2016年ものを下にしますよ。でも好き嫌いはポイントは関係無いじゃないですか。

 2015年ものが持つ「濃度」・・濃さですね。ユドロ=バイエのワインは旨味成分がしっかり有る酸の構成の上、かなりの濃度が有ります。2015年ものはそれが見事に昇華されていますので、

「凄い仕上がり!」

に違いは無いんです・・が、ちょっとキツイんですよね。樽もしっかり掛かっているし、紫の小果実がてんこ盛り、しかも超健康優良児です。何も欠点が見当たらない・・何の苦労もしていない美味しさなんですね。


 でも、2016年ものは明らかに違いますよ。苦労して造られた、シミジミ伝わってくるイメージが有ります。決して強過ぎることのないアタックと滑らかながら非常に複雑な構成、2015年には感じることの無かったタンニンの構成が見えてきます。

 そのタンニンにはしっかりと・・石灰的ミネラリティが引っ付いているように感じられます。とても人間的な人懐っこさと優しさ、そして芯の強さを感じる・・人間味の有る味わいなんですね。

 それでいてユドロ=バイエ的な果実のしっかりさも無くしていないんです。なので、

「・・ん~・・個人的には2016年推し!」

になっちゃうんですね。こんな紫の果実の綺麗なニュアンスを出せるシャンボールの造り手って、他にいらっしゃるでしょうかね?


 シミジミと美味しい側面と、それでも「俺はユドロ=バイエだ!」と声を大にして語りかけてくるややアグレッシヴな側面が見事に調和した2016年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールだと感じました。美味しいですね。ぜひ飲んでいただきたいと思います。ご検討くださいませ!






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【今までで最高の仕上がりです!感激!必飲です!】



 感動的な味わいでした!・・これってただのACブルゴーニュなんですよね・・。本当に・・呆れました。素晴らしいです。

 色合いも・・実に美しいです。・・これ・・ですよ。iphone のカメラで適当に撮っただけです。でもいつも不思議なのは、

「滅茶美味しいワインの写真は、カメラの技術の無いnoisyでもいつも美しく撮れる」

ですね~・・。


 2015年のACブルゴーニュは、全体的な印象は2014年以前とほぼ同様です。でも・・明らかに違う部分が有ります。それは、

「コアと一体感」

です。


 2014年以前も、同様なコメントが有るかもしれませんが、ヴィンテージによってはやはりどこか、

「ん~・・難しい年だったんだな~・・」

とか、

「実に上手く処理してる!」

のように、人為的な作業を思わせるような表情を見つけていました。


 また、2014年ものも非常に美味しかったんですが、

「ん・・やや濃いめの仕上がりだね」

と思わせるような部分も有った訳です。


 ところが2015年ものは、そんなマンパワー的な印象は全く感じず、ただそこには素晴らしい味わいの美しいワインが存在している・・ただそれだけの印象なんですよ。

 それは特に村名とか1級とかの区別をする訳でも無く、例えそのようにしたとしても、そのままに認めてしまうような・・「一人前になった子供」を見るかのような・・もしくは、「コアが有って一体感が有り、浮いた部分は全くない」と感じさせてくれるような、ある種の完璧さが存在しています。

 全く・・濃くないですが、全然薄くない・・パワフルかと言えばそうかもしれないが非常にエレガント・・のように、反対語とおもえるものが同居しているんですよ。コアが有って一体感が凄い・・と言うのは、コアだらけと言うようにも伝わってしまうでしょ?

「・・まさにその通りと思っていただいて結構!」

です。


 チェリッシュでラズベリッシュな果実がてんこ盛りでは有るんですが、それを「てんこ盛り」だと思わせないエレガンスと美しさが有ります。凄い出来です!是非とも飲んでみてください!高くはなったんですが、それを解消するような素晴らしさでした!お勧めします!




 以下は2014年以前のレヴューーです。
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 このワインを定点観測にしていらっしゃる方も多いかと思います。2014年もユドロ=バイエのACブルゴーニュ・ピノ・ノワールは万全でした。素晴らしい美味しさです!

 ドライですがエキスがキッチリ出ており、チェリーな果実をたっぷり感じさせてくれます。コトー・ブルギニヨンの項でも書いたんですが、非常に健康的、しかもより濃密さが有り、ミネラリティもたっぷりです。

 2013年ものは、非常に難しかったヴィンテージ背景を持つ中で、

「・・良くぞここまで仕上げた!」

と思えるような素晴らしい仕上がりでしたが、おそらく、ドミニク・ル・グエンは、毎年ほぼ同じに仕上がるような感覚を得ているのでしょう。感性ですね・・

 色合いも、このように見てしまえば2013年は淡く、エレガントでは有っても濃密さは無かったのかもしれません。

 より充実したワインに仕上がった2014年です。素晴らしいと思います。

 香りや味わいは毎年通り。シャンボールの造り手としますと、

「ルイ・ユエランのようなエレガンス、しっとり感では無く、果実感がよりクッキリ、濃密に存在する」

タイプで、赤というよりはより紫色を感じさせてくれます。立ち位置はよりルーミエさんに近いです。

 是非以前のコメントもお読みいただき、この素晴らしいACブルゴーニュを飲んでみてください。超お奨めします!さすがユドロ=バイエと言える味わいでした!

【難しかったはずの2013年・・・さすがユドロ=バイエ!センスが光ります!】



  ・・・もう、ずいぶん前から

「・・・この間までブルゴーニュに行ってましたが今年の作柄はどうにもならないようです・・・悲惨です・・」

 などと脅されていましたものですから、・・あ、今年と言うのは2013年のことですが、

「・・そうか・・・やっぱり2013年のブルゴーニュは慎重に仕入れをしないといかんな・・・。でもうちも大打撃だな・・・どうしよ・・」


 と頭を抱えていました。なので今回のユドロ=バイエでさえ、最小ロットの仕入れで、しかもテイスティングを万全に行って・・という流れです。もうほんと、おっかなびっくり・・でのテイスティングでした。

 しかし、グラスに注いでみて、香りをかいで、口に含んだ瞬間に思ったことは・・・

「やっぱりワイン造りはセンスだよな!」

と言うことでした。


 だって・・とても旨いんだもんね~!マイナスと言えるポイントが見当たらないんですよ。

 素晴らしい仕上がりだったこの3年間のこのワインに引けを取らない仕上がりなんですよ。

 勿論ですが、ユドロ=バイエ的な非常に良いバランスの味わいはそのままとしても、わずかに色合いが淡かったり、強い凝縮感は無かったりするんですが、シャンボール的なカルシウム系のミネラリティと、赤・赤紫の果実が美しく表現され、適度な中域の膨らみと、自然な減衰カーブを持った長い余韻・・美しい酸はそのまんまなんですね。

 造り手的には非常に色々と仕事が多かったと思います。気も使って大変なヴィンテージだったとも思います。そこでここまで仕上げてくるとは・・さすがユドロ=バイエだと思いました。noisy的にも一安心です!是非沢山飲んでください!お奨めします!旨いです!

■■oisyテイスティングコメント

2013 Bourgogne Pinot Noir Domaine Hudelot-Baillet



 ソフトタッチでエレガントさも持ち十分な深さも持ち合わせた許容範囲の広い秀逸な造り手であるユドロ・バイエ。
ブルゴーニュ・ファンには価格も安めながら、クオリティある造り手としてお馴染みであるかと思います。

 今回の2013ヴィンテージも非常にバランス感覚に優れた造りでなおかつ2012年の物とも価格は変わっていません。
フィリップ・パカレの値上がりを見た時から、2013年は非常に値上がり激しくなると思っていたので、そういった部分でやはり顧客目線の良い造り手だなと思いを再認識したところであります。

 2013ヴィンテージをテイスティングした感想は、前置きとしてクラス越えの超掘り出し物!とまでは言えないと思います。
が、ブルゴーニュ・ルージュとしては密度、エレガンス等は納得の出来です。
前述したように滑らかでエレガントもあり、十分な深さがあります。
リリースしたてで、クローズ期に入る前のテイスティングだったこともあるかとは思いますが、若くから飲んでも固さの感じにくいエキス系モダンブルゴーニュの王道を行くような造りだと思います。

 ブルゴーニュのフィネスを手の届く価格で味わいたい、という方にはやっぱりマストな造り手だと思います。
応援したくなりますね。

納得の美味しさです!


以下は以前のコメントです!
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【「クラスを越えてべらぼうに凄い!」とまでは言えないが、目茶美味しいです・・・】



 やはり「センス」ですね。しっかりとピノノワールらしい果実味が有り、中域が膨らんで、余韻が確実にたなびく・・・そしてバランス・・それでACブルとしては充分な所に、ちゃんとシャンボールらしいテロワールをベリー、ラズベリーの細やかな風味と石灰のミネラリティが感じさせてくれるんですから・・。

 他のページでも書きましたが、ちゃんとやってる造り手のワインは、厳しい年でもしっかりと仕上げて来ます。
「今年は不良だから上手く造れませんでした・・ごめんなさい」
も良いと思うけれど、何も言わず・・でもしっかり仕上げてくるグエンさん、しかも価格はとてもリーズナブル・・涙が出ます。有難う!是非飲んでみてください。2012年も上々の仕上がりでした!収穫を厳しく、選果も厳しくしたのが見えるようです!


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【2009年ものを「べらぼうに旨い!」と書いたのですが2010年は「べらぼうに凄い!」です・・・】



 2009年、ドミニク・グエンは素晴らしいシャンボールワインを生み出しましたが・・・どうやら2010年、凄い事になりそうな予感です。半端無いです・・・試飲の時点、3月中旬には少々早い感じが有りましたが、だいぶ暖かくなってきましたので4月からはOKです!タイトに締まっているのにウェットに濡れ、ピュアな凝縮した構造を持っています。まさにシャンボールそのもの!超お奨めです!是非ご購入ください!

【もう・・これが有ったら何も他にいらない??べらぼうに旨い!】



 いや~、ユドロ=バイエのACブル2009に「ぞっこん」です。今でも滅茶苦茶旨いです。ルーミエさんのACブルよりもドライなのに、みごとな赤い小果実を「くしゃっ」と詰め込み、しかも、どこにも「破綻」した部分を見せないです。

 まあ、これだけ凝縮感がしっかり有ると、どこかに「無理した形跡」が残るものなんですが、その凝縮感は、

「結果としてそうなっただけ」
なのでしょう。つまり、何も無理せず、普通に今までどおりに造っただけなんですね。だから、凝縮し、素晴らしい果実のニュアンスと、シャンボールらしいスタイルを見せながらも、全く破綻した部分が見当たらないという結果になるのでしょうね。

 ルーミエさんの、わずかに甘みを感じさせるような凝縮した果実を感じさせるACブルも美味しいですが、あんなに高く、しかも入手難と来れば、ユドロ=バイエのACブルを2~3本購入した方がお徳だし、下手をすれば、より美味しい・・と思うかもしれません。(・・・noisyもこのところはルーミエさんのブルゴーニュなどお目にかかっていませんしね)

 このACブル2009だけは必ずご購入いただきたいアイテムです。是非ご検討ください。


 オート=コートの赤は、ACブルより、さらに深く、凝縮感強く、冷涼感もしっかり有ります。より素晴らしいワインだと言えます。

 しかしながら、今現在のことだけ言えば、やや硬さが見られるので、ACブルの方が美味しいと思われる方が多いのでは?と思っています。出来る事でしたら5月の連休くらいまで待っていただいて飲まれると、

「お~!まさに噛める様なラズベリーのニュアンスにしなやかベルべッティーなテクスチュア!」
に出会えるでしょう。間違い無く、ACブルよりも格上です。飲み頃だけの問題ですよ。

 ですので、ACブルは直近用、オート=コートは1~2ケ月休養させてから・・とお考え下さい。どちらもお奨め!ご検討くださいね。



以下は2007年もののコメントです。ご参考に・・
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【普通に旨い!シャンボル好きなら是非!】



 酒を飲むに当たって、甘いとか辛いとか・・・まあ、普通はその二つの表現が有れば何とかなっちゃいますよね。特に日本酒の世界は、基本的顧客対応はホントそれだけで済む・・・(T.Tと言っても実際は過言では無いでしょう。

 ワインでも、
「甘い感じが有ると駄目なんだよね。」
という人が多いです。また、それに加えるとすれば、「渋み」でしょうか。

「ん、別に渋くても大丈夫!結構好き!」

 みたいに軽~く使われています。

 さらに加えるとすると、「酸っぱい」でしょうか・・・。まあ、これは余り良い意味合いで使われることは無く、
「うん、酸っぱいのが好き!」
はほぼ絶滅じょうたいで、
「うにゃ~、酸っぱいのは駄目なんだよね・・」
みたいに使うのが普通・・・です。

 じゃあ、「苦い」はどうでしょうか。
「苦いって・・・それって美味しくないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんね。勿論、言葉の使い方の話で有りますから、

「このワインって苦くって美味しいんだよね!」

 などと言うシュチュエーションは・・・おそらく、全く存在しないでしょう。あはははは・・・


 ですが、実を言うと・・・全てのワインに苦味は有ります。目立って無いだけ・・です。そして、実は若いワインにはかなりの量?の苦味が存在するんです。

 で、その苦味こそ・・・将来の甘みに繋がっていますし、若いワインのボディを造り出しているものでも有るんです。誤解を恐れずに言っちゃえば、苦味と渋みは甘みに近い・・でしょう。

 まあ、近いか遠いかは置いても、ワインに苦味がしっかり有って、必要とされているんですね。甘いだけのワインなんぞ、何の美味しさも有りません。しかし、その残糖感たっぷりのワインに苦味をプラスするとあら不思議・・・。しっかりした味幅を構成しつつあるはずです。・・・まあ、ここもあんまり膨らましたくない話しなので・・・さらっと飛ばします。


 で、このユドロ=バイエのブルゴーニュ・ラインです。色合いは濃く無く、とてもドライでカッチリながらもしっかりとした味幅を持っています。・・・そう・・・、僅かな苦味の成分が、たっぷりのシャンボール的ミネラルと一緒になって、そんな味わいの幅をもたらしていると感じさせてくれます。

 まだ幾分若いかと思いますが、今でも美味しく飲めます。時間を置けば、ややジャミーなニュアンスが出てくるでしょうし、シルキーなテクスチュアにもなるでしょう。現在はそのちょっと手前・・です。

 赤と黒の果実とシャンボル的ミネラル感。とても伸びやかな感覚。とてもドライで甘みはまだ出てこないが、厳しい感じは無い。硬質な旨さを持ったピノ・ノアールです。

 ACブルの方はやや薄めの色合いからフランボワーズと石灰系ミネラルが心地良いです。テクスチュアも滑らかでシャンボルっぽい。好きな方が多いタイプですね。

 オート=コートはACブルより逞しく、果実味が強く、色合いもしっかりしています。赤と黒以外にもやや紫がかった果実が混じるのも特徴でしょうか。カッチリしていて、より大きさを感じます。2007年と言うと、マイナスのイメージが膨らんでいると思いますが、決してそのようなことは無く、とても綺麗でピノらしい良さを生かしたワインが多いように思いますがいかがでしょうか。是非とも飲んでみてください。オート=コートは極少量です。お奨めします!



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2017 Chambolle-Musigny Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14459 45 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,280 (外税)

【赤と紫の小果実がバッチリです!グラマラスさ、力強さが減り、果実の表現がクッキリ。エレガント系への移行が見えるかのようです!】
 レ・ボルニック1級が独り立ちした性で、看板でもあるシャンボールV.V.はどうなってしまったのか・・とご心配もあるかと思います。noisy 的にもその辺りは確認しないといけないなぁ・・と思っていたので、経費的には厳しいんですが、1級レ・クラと共にテイスティングさせていただきました。

 リアルワインガイド第66号でも、2016年ものよりも「今飲んで点」が0.5ポイントアップ、「ポテンシャル点」がそのまま、飲み頃予想がほぼ同様(若干期間が短くなっていますが)と言う評価でした。noisy的にも、比較した場合のポイント評価は同感です。ただ、悪い表現をすれば、よりスリムに、スタイリッシュになって来ていると言う感じでしょうか。noisy的な感覚だとそれが、エレガント系の「縦伸び」してくる味わいに変化している・・と感じます。

 なので、気に入らなかった方々には、「暑苦しさ」が抜け、さらりとした表情の中に、非常に細やかな表現が見えやすくなった、判りやすく見えるようになったと言うことで、お勧めしやすくなったと感じています。

 赤と紫のベリー系小果実が群生し、瑞々しさを持ったナチュラルなピュアアロマがノーズに飛び込んでくる・・中域がそこそこあり、余韻に掛けて穏やかな起伏で微細な表情をノーズと味蕾に感じさせてくる・・そんな感じです。色合いもやや暗めな赤紫の色調が2017年ものの特徴で、それはどのキュヴェも同様です。澄み切っていないように見えるのは、まだ落ち着き切っていない段階でのテイスティングだから・・です・・(^^ すみません。

 非常に美味しくいただきました。流石に1級レ・クラには及びません。レ・クラ..実に美味かった!ファンが多いのも納得できちゃいますが、それはそちらのコラムで・・。是非飲んでみてください。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューを掲載しています。
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【厚みのあるボディからの赤いベリーの集合体!・・しなやかなテクスチュアからほんのり漏れてくるビターな味わい!素晴らしいです!】

 流石の仕上がりでした。2015年を超えて来ましたね。ま、超えたというより・・そこは「好みの差」になるかもしれません。

 2015年の精緻で美しいスタイルと、2015年の、より厚みのある本格派なスタイルの違い・・と言えるかもしれません。

 リアルワインガイドは2015年ものから「+0.5」ポイント、上乗せしています。noisy 的にも同じようなニュアンスに捉えていますが、より判りやすいのは2016年もので、美しいスタイルだからこそ見えて来ないものが有るのが2015年もの・・かな・・と思います。

 まぁ、ここはワインの評価をする場合には、最も気を付けなくてはならないポイントと言えるんですが、

「綺麗なものほど・・下手をすると ~が少ない と評価しがち」

なんですね。とても陥りやすいので、かなり気を遣う部分です。


 何故って・・10年、15年と経過したときに再テイスティングすると、

「・・そうだった・・。そうなんだよなぁ・・。」

と、その美しさの構成をキッチリ見分けられる能力が不足していた・・とか、その時は見分けるべき環境に無かった・・などと感じる訳です。・・まぁ、散々失敗して今が有る訳で・・いや、今でもやりかねませんけどね。

 また、この素晴らしいシャンボール=ミュジニーV.V.は、豊かな構成を持っていますので、長命じゃないかと思います。ですが今飲んでも・・非常に美味いです。

 2015年ものより、葡萄の熟度は深いでしょう。柔らかくも酸はしっかり有るのは、やはりシャンボールの造り手として、アチコチに畑を持ち、そのブレンドが出来ると言う恵まれた環境故でしょう。

 後半に感じる甘くもビターなニュアンスに構造の深さを感じます。(実際には甘い訳では有りません)ぜひ飲んでみてください!お勧めします!素晴らしいワインです。


 以下は以前のレヴューです。
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【とても豊かなまん丸いパレット!芳醇な小果実が凝縮しています!ビッグヴィンテージ!】



 非常に豊かな味わいになった2015年のユドロ=バイエです。ACブルゴーニュの出来も素晴らしく、しかし果実の強靭さから、まだ少し早いか・・と感じるので、むしろコトー・ブルギニヨンの、ガメが混じった感じが、今絶好調に旨いと思わせてくれます。

 2015年ものの上級キュヴェが届き、早速シャンボール=ミュジニーV.V.を飲んでみました。いや・・やっぱりユドロ=バイエらしいシャンボールでした。果実が満載でエキスもキッチリ、酸のバランスもまん丸で、健康的な・・と言うか、それこそ昔は「健康優良児」って言われたんですが・・知らないかな?・・良く小学校の時に健康優良児が表彰されてたんですけどね・・ちょっとだけ太目だけど運動神経も頭も良い感じの子がね・・。いや、noisy はダメでしたよ。太ってはいませんでしたしね・・おっ。。と。

 非常に良く出来ていると思います。「すでに完成しているのか?」と問われるとするなら、「完成にはもう少し掛かるかも・・」と答えますが、今の状態で非常に旨いです。ムンムン系・・ですね。良く香るしほんのりジャミーだしポテンシャルも伝わってくるし・・。シャンボールV.V.は1級レ・シャルムに良く似たニュアンスが有ると感じています。

 でも幾つかの畑をブレンドしているんですが、レ・シャルムにも近い「レ・ボルニック」と言う1級のヴィエイユ・ヴィーニュのリューディの葡萄も入ってまして、この畑は何と、ミュジニーとレザムルーズに接しているんですね。大盤振る舞い・・と言うか、たった0.1ヘクタールだったとしても、

「単独で出して欲しい・・」

とも思っちゃいます。まぁ、そうはできない理由が有るんでしょうけどね。


 リアルワインガイド的には、ユドロ=バイエの2015年は、ボンヌ=マールを除き酸がやや不足気味、果実はたっぷりだがミネラリティが後退している・・との分析ですが、noisy 的には決してそのようにネガティヴなイメージは無く、むしろ「豊かな2015年のシャンボールを見事に表現している」と感じました。

 そもそもシャンボールのワインは、石灰系のカチンと硬いミネラリティが豊富ですから、果実が少ないとかなり硬く感じます。

 まぁ、ルイ・ユエランなどのシミジミ系エキスのワインを皆さんは飲まれていらっしゃるでしょうから判ると思うんですが、基礎的にはやはり「硬質」なミネラリティなんですね。それがタップリ有るので、発酵のコントロールが非常に難しい・・。日本酒でも硬い水の蔵は、「ほっとくと早く湧いてしまう」、つまり発酵温度が高くなり過ぎて(酵母の活動が旺盛で)発酵期間が短くなってしまうので苦労する・・などと言われるように、湧き過ぎないようにしないと荒々しい味わいになってしまいます。

 そんなタップリ存在する硬質なミネラリティを覆うように果実が存在するのがシャンボール=ミュジニーのワインなんですね。ルーミエさんしかり、グロフィエさんも、ユドロ=バイエさんも・・同様です。要は、

「豊かなヴィンテージ故に瓶熟期間がまだ足りていない」

と言えます。なので、時が来れば一体となり、キッチリしたエキスへと変貌し、その辺りの違和感は無くなると判断しています。

 少なくとも1999年の時のような、やや酸の少ないヴィンテージとは同じでは無いと感じています。それにリキュールのようには成って無いのは、さすがと・・エレガンスも決して欠損していないと思います。


 非常にクリーミーで、滑らか、豊かな味わいでした。このようなヴィンテージですと、ほぼ・・いつ飲んでもガッカリすることは少ないと思いますよ。


 また、今回は上級キュヴェの到着と言うことで、1級レ・クラ、1級レ・シャルム、特級ボンヌ=マールも届いています。毎年出来るだけ1級も飲んでいるんですが、現状、このシャンボールV.V.を飲んでみて安心できたこと、また、余りにテイスティングしなくてはならないアイテムが後ろに沢山控えていることから、1級のテイスティングは留めています。

 ユドロ=バイエらしく、しかも健康で優良なヴィンテージを見事に反映している出来映えです。

 それに、実はほとんどがフランス国内で消費されてしまいますので、ユドロ=バイエのワインは海外には余り出回らないんですね。事実海外からのオファーなどを見ても、リストにユドロ=バイエが掲載されていることはまず・・有りません。

 評価の方も、海外の評価機関になされることは非常に珍しいです。因みに2012年のボンヌ=マールは、アドヴォケイトが95~97Points と「おったまげ~」な評価をしていました。ご検討いただけますと幸いです。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【激旨です!2014年は果皮の濃度がもの凄いです!】



 こう見ると、そんなに濃くは見えないんですけどね・・。実際に飲んでみると、

「果皮がめちゃ濃い!」

ことに気付かれるでしょう。


 さすがに1級のレ・シャルムとレ・クラは、2014年に関しては間違えて持って帰らなかったので・・飲んではいないんですが、コトー・ブルギニヨンからして果皮の濃度の凄さが有りました。勿論ですが、ACブルもオート=コートもその傾向にあり、今回、村名シャンボールV.V.をテイスティングして、2014年のユドロ=バイエの味わいの傾向が読めた・・と思っています。


 とにかく果皮の濃度が凄いので、これ、熟したらとんでも無いことになるんじゃないかと思うんですよ。2013年のユドロ=バイエは史上最高の仕上がりで、リアルワインガイドもぶっ飛んだ評価になっていました。

 で、先ほどリアルの2014年の評価を見てみると・・なるほどね・・ほとんど同じように感じてたんじゃないかな・・と推測出来ました。何故って・・

 リアルの評価は、2013年ものについては早くから美味しい、そして現在のポイントが高い、またポテンシャル点も高い・・というものです。2014年については、現在のポイントは0.5点~1点ほど2013年より低く、ポテンシャル点は2013年とほぼ同様か、わずかに低い・・と言うものです。ただしこのシャンボールV.V.に関しては、2013年ものよりも2014年が0.5点、ポテンシャル点も凌駕しています。

 つまり、

「現在の点はわずかに低く、ポテンシャル点はほぼ同様・・もしくは0.5点ほど低い」

と表している訳で、これは、

「現在はやや硬めだけれど熟したら平年以上の味わい」

と判断しているのでしょう。


 もしそうだとするなら全く同感です。2013年はリリース時からとてもバランスに優れ、美味しかったです。2014年は下級クラスになればなるほど、その果皮の濃度の高さが見やすいので、下は今でも美味しいけれど、上のクラスは「まだ仕上がりきらない」と言うことなんですね。

 なので、ユドロ=バイエ的「プチ・ヴァン・ド・ガルド」な2014年・・と言えるかな・・と思います。

 基本的にはいつも美味しい果実感たっぷりのユドロ=バイエと同様です。果皮の濃度が凄いので、今飲むと勿体無い感が出てしまうんですね。素晴らしい仕上がりになっていると思われます。


 1級のレ・シャルム、レ・クラ、グラン・クリュのボンヌ=マールは飲めませんで、是非、リアルワインガイド第54号も仕入れていただいて・・お読みくださると有り難いです。

 また、今回はボンヌ=マールを6本も!・・いただけましたので、お祝いで・・できるだけやりたくないアソートメント・セットを組んでいません。組んではいないが、

「村名以上を1本以上ご購入ください」

と、緩やかなアソートになっています。


 まぁ、やはりボンヌ=マールだけの販売・・と言うのは厳しいんですね・・すみません。それでも、

「生産量は2樽、600本」

ですから、1パーセントもいただいて?いる訳で、他のワインも頑張って売らないと申し訳が立たない・・と妙な義理を感じています。

 素晴らしいヴィンテージになったユドロ=バイエです。是非ともご検討くださいませ。


以下は昨年のコラムより転載しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 いや~・・美しい色ですね~!凛とした赤が強めの紫の色合いに、ググググッと心を引き寄せられてしまいました。

 何せ・・1級レ・クラですから・・。あれ?・・もしかして冒頭の文章を読まれてない?・・実はそうなんですよ。寄る年波には勝てず、村名V.V.を掴んで自宅に向かったはずが、コルクを抜くまで、それが貴重な「1級レ・クラ」だと言うことに全く気付きもせずに、開けてしまったんですね~。

 ん~、さすがドミニク・ル・グレン!・・村名にも良いコルク使ってるじゃん!・・と思いきや、「PremierCru les Cras」の文字を見た時は、

「・・・やっちまったな!」

と思ったのですが、まぁ・・

「男は黙って」

「全部飲む!」

と決め、カミさんと二人で「ペロッ」と飲んでしまいました。

「いや~・・メッチャ美味しい!」


 そりゃぁそうです。1級レ・クラですから・・本当は村名V.V.の予定だったんすから・・。

 しかし、それにしても旨い。それにちゃんと飲めてしまうんですね~!。リアル50号はこの2013年レ・クラにポテンシャル94点付けてますが、理解出来る評価です。

 香ばしい樽のニュアンスから、根底にシャンボールの滑らかな絹ごしテクスチュアと白く細やかな石灰がマンモス状に有り、むしろジュヴレ的な鉄っぽいミネラリティがその上に基礎を造っています。そこからワイルドベリーやらブラックベリー、チェリーなどのフルーツのニュアンスを、少し厚みのあるボディで表現してくれます。厚いと言ってもブルゴーニュに有って全く違和感の無いもので、エレガンス、質感が伴い、素晴らしく美味しく感じてしまいます。

「・・・素晴らしいな~・・」

と思いつつも、余りにスルスル飲めてしまうので・・

「あ・・明日の分が無い・・」

と思ったのですが・・男は黙って・・を思い出し、結局全部飲んでしまいました!


 まぁ~・・素晴らしいワインでした。この先30年はしっかり持つでしょう。そしてグラン・クリュ・ミュジニーのように、「香りは良いけど味わい・テクスチュアが硬くて・・20年経ってもまだでした!」と言うことは少ないと思います。

 レ・シャルムの方は飲んでいません・・(飲めないですよ~・・少ないんで!)が、リアル50号ではレ・クラに一歩及ばないような評価になっています。レ・クラよりも石灰系ミネラリティや透明度の強いガラスのようなミネラリティがより多い・・つまり硬い質なレ・シャルムは、どうしてもそのような評価になりますが、ある意味・・よりミュジニー的であるとも言えます。香りが強く、硬いワインですね。なので、スタイリッシュな味わいがお好きでしたらレ・シャルム、ふくよかな、やや柔らかみのある味わいが好きならレ・クラと言う様な選択で良いと思います。

 まだまだリーズナブルです!このようなプライスで購入できるシャンボール1級は他にはそうそう見当たらないでしょう!素晴らしい2013年!是非ご検討くださいませ。


以下は2012年の時のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【高くなりましたが・・それでも1級でこのプライス!!ユドロ=バイエのポテンシャルを想像すると信じられない!】



 まぁ、この円安ドル高ユーロ高ですから、さらには、収穫量の少ない年にはほぼ値上がりするブルゴーニュに有って、「有り得ない価格」だと思うユドロ=バイエのシャンボール1級です。

 すでにユドロ=バイエは15年前のルーミエさんの立ち位置には到達し、さらに一歩ずつ前進しているように思いますから、近い将来、気付いた時には入手できないワインになっていることでしょう。長熟ながら、おそらく今すぐ飲むことは問題無いでしょう。夏の間に飲むのが最短で、それ以降は少なくとも2年以上置いてください。ルーミエさんの赤い果実も良いですが、ユドロ=バイエの紫掛かった果実も心を揺さぶります。超お奨めの生産者です!お早めにどうぞ。


以下は以前のコメントです。
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【レ・シャルム飲みました・・・!素晴らしいです!】



 今回は1級レ・シャルムを飲んでみました。村の中央部にある、比較的力強いと言われる1級です。紫・赤の果実が凝縮していて、しかもとても締まっています。余分な・・とか、太めな・・という表現は全く似つかわしくなく、とても筋肉質なのにたっぷりしているんです。エレガンスが有る・・と云うことなのでしょう。酸味も複雑性を持ち、余韻の減衰はとてもリニア!・・長く果実とミネラルのニュアンスを残してくれます。そして、それが実に心地良い!

 時間を経ると、まさに香しい香りを出してきます。艶っぽい、少しエロい感じにも取れます。淑女が熟女か・・その辺りの受け取り方は人それぞれでしょうか。いずれにしても構造もしっかり、コアがバッチリ、膨らみも節度を持ちつつしっかりで、言う事無いです。

 一方のレ・クラはまだ飲んでいません。レ・シャルムより、よりエレガンスに振った味わいになると思います。少し赤い感じが増えるかな?とも想像していますが、こちらもまず間違いの無い選択になるでしょう。リアルではレ・シャルム、レ・クラとも91~92という評価でした。

 どちらも(一方はおそらく・・)嬉しい事ですが、今飲んでもとっても美味しい(はず)です。今はまだ、レ・シャルムを開けた残りを店に置いてありますので、時折香りをチェックしたりしていますが、実に素晴らしいです。2009年、グエンさんは最高のワインを造ったと・・思います。お奨めします!是非ご購入ください!一推しです!.



2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Cras
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・クラ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14460 46 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

750ML 在庫
ご注文数  本
¥13,780 (外税)

【やっぱり美味しいレ・クラ! リアルな赤、紫の極小果実が群生!非常に細やかで瑞々しい表現。レ・クラの魔力的マジック?です!】
 まぁ、ユドロ=バイエの1級クラスは、今まではレ・クラとレ・シャルムしかなく、テイスティングでは両方一度に開けるほどは数が無いことも有って、どちらかを開けることになるのが通常です。

 人気はレ・クラが若干高いので、どうしても減らしたくない・・と言う気持ちから、レ・シャルムを3回飲んだらレ・クラ1回・・みたいな感じになってしまいます。

 レ・シャルムの持つ中域のしっかりした感じもシャンボールらしくて大好きですが、たまに飲むことが出来るレ・クラも、やや赤果実に寄った赤、紫の極小果実の群生具合が何とも心地良く、

「果実を口内で潰した時のノーズに抜けて行く感じ」

をワインで再現できるかのようなニュアンスが、何とも心地良いし、それで終わらず・・・いや、そこからが凄いんですよね・・何とも高貴なイメージを脳裏に描かされてしまうと言う、レ・クラ・マジックとも言うべき実力が圧巻です。

 人間は何とも理不尽な生き物ですから、

「長けりゃ・・長過ぎると文句を言い、短ければ短過ぎると文句を言う・・そしてちょうど良いと感じても、長いか短いかに当てはめようとする」

 そんな傾向が有るように思います。


 だから、味わいは長い方が良いが、単に長いだけだと単調だから飽きてしまう・・ところを、変化が起き、それがまた新たに素晴らしさを感じさせてくれると、

「おお!」

とスイッチをオンにし、そこからまた新たな展開で素晴らしさを見せてくれるとするなら・・

「凄い!」

となるのかもしれません。まぁ・・ある意味、とても単純な奴だとも言えるかもしれません・・が、それが何とも良いんですよね。


 レ・クラはボンヌ=マールが有る方の丘の南に有り、ボンヌ=マールほどのモレっぽいワイルドさや黒さは無く、しかしミュジニーっぽい赤い果実を持ちつつもミュジニーほどの香水を放つ訳でも無い。しかしその赤系果実の繊細仔細な表情が実に素晴らしく、ルーミエさんも同様に素晴らしいレ・クラをリリースしています。

 そもそも5人の所有者、リリース可能な造り手が6人?でしょうか、非常に少ないので、この1級レ・クラに出会うシュチュエーションは多くありません。

 今回はやはりその素晴らしさを堪能させていただきました。今飲んでも・・いや~・・旨い!としか言いようが無いです。ポテンシャル点はリアル66号より・・個人的には高いです。

 しかも税金の関係でしょうか・・少し安くなっていますので、10月の消費税増税前に是非!・・ご検討くださいませ。!滅茶旨いです!


 以下は以前のレヴューを掲載しています。
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【リアルワインガイドも今までの最高評価だった2013年ものに届こうか・・と言う評価です!】

 2016年も万全の仕上がり、今までのピュアなスタイルに少しずつナチュラルさを積み上げている感じに思えるユドロ=バイエの至宝、1級の2アイテムです。

 リアルワインガイドはレ・クラ、レ・シャルムとも、2015年もののポテンシャル92+と言う評価を、2016年ものにはレ・シャルム 93、レ・クラ 93+ と上げて来ました。飲み頃は2020年からと評価しており、早いうちからの美味しさにも言及しています。

 2016年ものは流石に1級クラスは少しですが減らされており、さらにテイスティング用に手をつけ辛くなっていますので、ここはリアルワインガイド頼みですが、

「単にリュット・レゾネ(減農薬栽培)と言うには情報の更新が遅いのでは?」

と・・テイスティングの結果から考え始めています。


 香りのスピードも速く、しなやかで柔らかな土を想像させてくれ、その上で危険度は非常に少なく、ピュアさを損なうことの無い優れたワインになったと思います。

 トップ・キュヴェのボンヌ=マールばかりでは無く、この1級2アイテム、レ・クラ、レ・シャルムも是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【とても豊かなまん丸いパレット!芳醇な小果実が凝縮しています!ビッグヴィンテージ!】



 非常に豊かな味わいになった2015年のユドロ=バイエです。ACブルゴーニュの出来も素晴らしく、しかし果実の強靭さから、まだ少し早いか・・と感じるので、むしろコトー・ブルギニヨンの、ガメが混じった感じが、今絶好調に旨いと思わせてくれます。

 2015年ものの上級キュヴェが届き、早速シャンボール=ミュジニーV.V.を飲んでみました。いや・・やっぱりユドロ=バイエらしいシャンボールでした。果実が満載でエキスもキッチリ、酸のバランスもまん丸で、健康的な・・と言うか、それこそ昔は「健康優良児」って言われたんですが・・知らないかな?・・良く小学校の時に健康優良児が表彰されてたんですけどね・・ちょっとだけ太目だけど運動神経も頭も良い感じの子がね・・。いや、noisy はダメでしたよ。太ってはいませんでしたしね・・おっ。。と。

 非常に良く出来ていると思います。「すでに完成しているのか?」と問われるとするなら、「完成にはもう少し掛かるかも・・」と答えますが、今の状態で非常に旨いです。ムンムン系・・ですね。良く香るしほんのりジャミーだしポテンシャルも伝わってくるし・・。シャンボールV.V.は1級レ・シャルムに良く似たニュアンスが有ると感じています。

 でも幾つかの畑をブレンドしているんですが、レ・シャルムにも近い「レ・ボルニック」と言う1級のヴィエイユ・ヴィーニュのリューディの葡萄も入ってまして、この畑は何と、ミュジニーとレザムルーズに接しているんですね。大盤振る舞い・・と言うか、たった0.1ヘクタールだったとしても、

「単独で出して欲しい・・」

とも思っちゃいます。まぁ、そうはできない理由が有るんでしょうけどね。


 リアルワインガイド的には、ユドロ=バイエの2015年は、ボンヌ=マールを除き酸がやや不足気味、果実はたっぷりだがミネラリティが後退している・・との分析ですが、noisy 的には決してそのようにネガティヴなイメージは無く、むしろ「豊かな2015年のシャンボールを見事に表現している」と感じました。

 そもそもシャンボールのワインは、石灰系のカチンと硬いミネラリティが豊富ですから、果実が少ないとかなり硬く感じます。

 まぁ、ルイ・ユエランなどのシミジミ系エキスのワインを皆さんは飲まれていらっしゃるでしょうから判ると思うんですが、基礎的にはやはり「硬質」なミネラリティなんですね。それがタップリ有るので、発酵のコントロールが非常に難しい・・。日本酒でも硬い水の蔵は、「ほっとくと早く湧いてしまう」、つまり発酵温度が高くなり過ぎて(酵母の活動が旺盛で)発酵期間が短くなってしまうので苦労する・・などと言われるように、湧き過ぎないようにしないと荒々しい味わいになってしまいます。

 そんなタップリ存在する硬質なミネラリティを覆うように果実が存在するのがシャンボール=ミュジニーのワインなんですね。ルーミエさんしかり、グロフィエさんも、ユドロ=バイエさんも・・同様です。要は、

「豊かなヴィンテージ故に瓶熟期間がまだ足りていない」

と言えます。なので、時が来れば一体となり、キッチリしたエキスへと変貌し、その辺りの違和感は無くなると判断しています。

 少なくとも1999年の時のような、やや酸の少ないヴィンテージとは同じでは無いと感じています。それにリキュールのようには成って無いのは、さすがと・・エレガンスも決して欠損していないと思います。


 非常にクリーミーで、滑らか、豊かな味わいでした。このようなヴィンテージですと、ほぼ・・いつ飲んでもガッカリすることは少ないと思いますよ。


 また、今回は上級キュヴェの到着と言うことで、1級レ・クラ、1級レ・シャルム、特級ボンヌ=マールも届いています。毎年出来るだけ1級も飲んでいるんですが、現状、このシャンボールV.V.を飲んでみて安心できたこと、また、余りにテイスティングしなくてはならないアイテムが後ろに沢山控えていることから、1級のテイスティングは留めています。

 ユドロ=バイエらしく、しかも健康で優良なヴィンテージを見事に反映している出来映えです。

 それに、実はほとんどがフランス国内で消費されてしまいますので、ユドロ=バイエのワインは海外には余り出回らないんですね。事実海外からのオファーなどを見ても、リストにユドロ=バイエが掲載されていることはまず・・有りません。

 評価の方も、海外の評価機関になされることは非常に珍しいです。因みに2012年のボンヌ=マールは、アドヴォケイトが95~97Points と「おったまげ~」な評価をしていました。ご検討いただけますと幸いです。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【激旨です!2014年は果皮の濃度がもの凄いです!】



 こう見ると、そんなに濃くは見えないんですけどね・・。実際に飲んでみると、

「果皮がめちゃ濃い!」

ことに気付かれるでしょう。


 さすがに1級のレ・シャルムとレ・クラは、2014年に関しては間違えて持って帰らなかったので・・飲んではいないんですが、コトー・ブルギニヨンからして果皮の濃度の凄さが有りました。勿論ですが、ACブルもオート=コートもその傾向にあり、今回、村名シャンボールV.V.をテイスティングして、2014年のユドロ=バイエの味わいの傾向が読めた・・と思っています。


 とにかく果皮の濃度が凄いので、これ、熟したらとんでも無いことになるんじゃないかと思うんですよ。2013年のユドロ=バイエは史上最高の仕上がりで、リアルワインガイドもぶっ飛んだ評価になっていました。

 で、先ほどリアルの2014年の評価を見てみると・・なるほどね・・ほとんど同じように感じてたんじゃないかな・・と推測出来ました。何故って・・

 リアルの評価は、2013年ものについては早くから美味しい、そして現在のポイントが高い、またポテンシャル点も高い・・というものです。2014年については、現在のポイントは0.5点~1点ほど2013年より低く、ポテンシャル点は2013年とほぼ同様か、わずかに低い・・と言うものです。ただしこのシャンボールV.V.に関しては、2013年ものよりも2014年が0.5点、ポテンシャル点も凌駕しています。

 つまり、

「現在の点はわずかに低く、ポテンシャル点はほぼ同様・・もしくは0.5点ほど低い」

と表している訳で、これは、

「現在はやや硬めだけれど熟したら平年以上の味わい」

と判断しているのでしょう。


 もしそうだとするなら全く同感です。2013年はリリース時からとてもバランスに優れ、美味しかったです。2014年は下級クラスになればなるほど、その果皮の濃度の高さが見やすいので、下は今でも美味しいけれど、上のクラスは「まだ仕上がりきらない」と言うことなんですね。

 なので、ユドロ=バイエ的「プチ・ヴァン・ド・ガルド」な2014年・・と言えるかな・・と思います。

 基本的にはいつも美味しい果実感たっぷりのユドロ=バイエと同様です。果皮の濃度が凄いので、今飲むと勿体無い感が出てしまうんですね。素晴らしい仕上がりになっていると思われます。


 1級のレ・シャルム、レ・クラ、グラン・クリュのボンヌ=マールは飲めませんで、是非、リアルワインガイド第54号も仕入れていただいて・・お読みくださると有り難いです。

 また、今回はボンヌ=マールを6本も!・・いただけましたので、お祝いで・・できるだけやりたくないアソートメント・セットを組んでいません。組んではいないが、

「村名以上を1本以上ご購入ください」

と、緩やかなアソートになっています。


 まぁ、やはりボンヌ=マールだけの販売・・と言うのは厳しいんですね・・すみません。それでも、

「生産量は2樽、600本」

ですから、1パーセントもいただいて?いる訳で、他のワインも頑張って売らないと申し訳が立たない・・と妙な義理を感じています。

 素晴らしいヴィンテージになったユドロ=バイエです。是非ともご検討くださいませ。


以下は昨年のコラムより転載しています。
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 いや~・・美しい色ですね~!凛とした赤が強めの紫の色合いに、ググググッと心を引き寄せられてしまいました。

 何せ・・1級レ・クラですから・・。あれ?・・もしかして冒頭の文章を読まれてない?・・実はそうなんですよ。寄る年波には勝てず、村名V.V.を掴んで自宅に向かったはずが、コルクを抜くまで、それが貴重な「1級レ・クラ」だと言うことに全く気付きもせずに、開けてしまったんですね~。

 ん~、さすがドミニク・ル・グレン!・・村名にも良いコルク使ってるじゃん!・・と思いきや、「PremierCru les Cras」の文字を見た時は、

「・・・やっちまったな!」

と思ったのですが、まぁ・・

「男は黙って」

「全部飲む!」

と決め、カミさんと二人で「ペロッ」と飲んでしまいました。

「いや~・・メッチャ美味しい!」


 そりゃぁそうです。1級レ・クラですから・・本当は村名V.V.の予定だったんすから・・。

 しかし、それにしても旨い。それにちゃんと飲めてしまうんですね~!。リアル50号はこの2013年レ・クラにポテンシャル94点付けてますが、理解出来る評価です。

 香ばしい樽のニュアンスから、根底にシャンボールの滑らかな絹ごしテクスチュアと白く細やかな石灰がマンモス状に有り、むしろジュヴレ的な鉄っぽいミネラリティがその上に基礎を造っています。そこからワイルドベリーやらブラックベリー、チェリーなどのフルーツのニュアンスを、少し厚みのあるボディで表現してくれます。厚いと言ってもブルゴーニュに有って全く違和感の無いもので、エレガンス、質感が伴い、素晴らしく美味しく感じてしまいます。

「・・・素晴らしいな~・・」

と思いつつも、余りにスルスル飲めてしまうので・・

「あ・・明日の分が無い・・」

と思ったのですが・・男は黙って・・を思い出し、結局全部飲んでしまいました!


 まぁ~・・素晴らしいワインでした。この先30年はしっかり持つでしょう。そしてグラン・クリュ・ミュジニーのように、「香りは良いけど味わい・テクスチュアが硬くて・・20年経ってもまだでした!」と言うことは少ないと思います。

 レ・シャルムの方は飲んでいません・・(飲めないですよ~・・少ないんで!)が、リアル50号ではレ・クラに一歩及ばないような評価になっています。レ・クラよりも石灰系ミネラリティや透明度の強いガラスのようなミネラリティがより多い・・つまり硬い質なレ・シャルムは、どうしてもそのような評価になりますが、ある意味・・よりミュジニー的であるとも言えます。香りが強く、硬いワインですね。なので、スタイリッシュな味わいがお好きでしたらレ・シャルム、ふくよかな、やや柔らかみのある味わいが好きならレ・クラと言う様な選択で良いと思います。

 まだまだリーズナブルです!このようなプライスで購入できるシャンボール1級は他にはそうそう見当たらないでしょう!素晴らしい2013年!是非ご検討くださいませ。


以下は2012年の時のコメントです。
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【高くなりましたが・・それでも1級でこのプライス!!ユドロ=バイエのポテンシャルを想像すると信じられない!】



 まぁ、この円安ドル高ユーロ高ですから、さらには、収穫量の少ない年にはほぼ値上がりするブルゴーニュに有って、「有り得ない価格」だと思うユドロ=バイエのシャンボール1級です。

 すでにユドロ=バイエは15年前のルーミエさんの立ち位置には到達し、さらに一歩ずつ前進しているように思いますから、近い将来、気付いた時には入手できないワインになっていることでしょう。長熟ながら、おそらく今すぐ飲むことは問題無いでしょう。夏の間に飲むのが最短で、それ以降は少なくとも2年以上置いてください。ルーミエさんの赤い果実も良いですが、ユドロ=バイエの紫掛かった果実も心を揺さぶります。超お奨めの生産者です!お早めにどうぞ。


以下は以前のコメントです。
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【レ・シャルム飲みました・・・!素晴らしいです!】



 今回は1級レ・シャルムを飲んでみました。村の中央部にある、比較的力強いと言われる1級です。紫・赤の果実が凝縮していて、しかもとても締まっています。余分な・・とか、太めな・・という表現は全く似つかわしくなく、とても筋肉質なのにたっぷりしているんです。エレガンスが有る・・と云うことなのでしょう。酸味も複雑性を持ち、余韻の減衰はとてもリニア!・・長く果実とミネラルのニュアンスを残してくれます。そして、それが実に心地良い!

 時間を経ると、まさに香しい香りを出してきます。艶っぽい、少しエロい感じにも取れます。淑女が熟女か・・その辺りの受け取り方は人それぞれでしょうか。いずれにしても構造もしっかり、コアがバッチリ、膨らみも節度を持ちつつしっかりで、言う事無いです。

 一方のレ・クラはまだ飲んでいません。レ・シャルムより、よりエレガンスに振った味わいになると思います。少し赤い感じが増えるかな?とも想像していますが、こちらもまず間違いの無い選択になるでしょう。リアルではレ・シャルム、レ・クラとも91~92という評価でした。

 どちらも(一方はおそらく・・)嬉しい事ですが、今飲んでもとっても美味しい(はず)です。今はまだ、レ・シャルムを開けた残りを店に置いてありますので、時折香りをチェックしたりしていますが、実に素晴らしいです。2009年、グエンさんは最高のワインを造ったと・・思います。お奨めします!是非ご購入ください!一推しです!.



2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Charmes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14461 47 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャンボール=ミュジニー

750ML 在庫
ご注文数  本
¥13,780 (外税)

【リアルワインガイド第66号は、今飲んで92 ポテンシャル93 飲み頃予想 今~2038 と大健闘です!】
 2017年ものは「レ・クラ」を飲ませていただきましたので、「レ・シャルム」のテイスティングは遠慮させていただきました。申し訳ありません。

 リアルワインガイド第66号の評価とは結構に異なってしまいますが、noisy 的にはユドロ=バイエは「濃厚系」から「エレガント系」に変化していると感じています。

 力強く、濃く、時に果実そのものの甘みを残した造りは、パワフルで有り、寿命そのものも長いと感じられる構造をしっかりもっていましたが、2017年ものの評価としてはエレガント系で、表情が見えやすい、リキを入れ過ぎない穏やかな感情のようなものが伝わって来ます。

 新樽の使用率もどうでしょうか・・少し下がっているように思います。変わってないと言うとは思いますが・・。これで収穫が少し早く出来るような環境になるか、全房系の発酵を多めに取り入れれば、よりピュアで新鮮なアロマのワインになってきますが、そうなってしまうと逆にユドロ=バイエでは無くなってしまうような感覚も有ります。

 なので、ユドロ=バイエは今位の仕上がりが非常に良いんじゃないかと感じるんですね。2017年ものの到着としますと早い方ですから、これが10~11月位になって、落ち着きをしっかり得た時には、

「滅茶苦茶美味しいじゃん・・!」

となるんですね・・。


 今回の2017年、レ・クラも、レ・ボルニックを抜いた初のヴィンテージになったシャンボールV.V.も素晴らしかったです。最も肉厚でパワフルで有るレ・シャルムは飲めていませんが、上記の流れで言えば、より表情を汲み取りやすくなっていると感じます。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューを掲載しています。
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リアルワインガイドも今までの最高評価だった2013年ものに届こうか・・と言う評価です!】

 2016年も万全の仕上がり、今までのピュアなスタイルに少しずつナチュラルさを積み上げている感じに思えるユドロ=バイエの至宝、1級の2アイテムです。

 リアルワインガイドはレ・クラ、レ・シャルムとも、2015年もののポテンシャル92+と言う評価を、2016年ものにはレ・シャルム 93、レ・クラ 93+ と上げて来ました。飲み頃は2020年からと評価しており、早いうちからの美味しさにも言及しています。

 2016年ものは流石に1級クラスは少しですが減らされており、さらにテイスティング用に手をつけ辛くなっていますので、ここはリアルワインガイド頼みですが、

「単にリュット・レゾネ(減農薬栽培)と言うには情報の更新が遅いのでは?」

と・・テイスティングの結果から考え始めています。


 香りのスピードも速く、しなやかで柔らかな土を想像させてくれ、その上で危険度は非常に少なく、ピュアさを損なうことの無い優れたワインになったと思います。

 トップ・キュヴェのボンヌ=マールばかりでは無く、この1級2アイテム、レ・クラ、レ・シャルムも是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【とても豊かなまん丸いパレット!芳醇な小果実が凝縮しています!ビッグヴィンテージ!】



 非常に豊かな味わいになった2015年のユドロ=バイエです。ACブルゴーニュの出来も素晴らしく、しかし果実の強靭さから、まだ少し早いか・・と感じるので、むしろコトー・ブルギニヨンの、ガメが混じった感じが、今絶好調に旨いと思わせてくれます。

 2015年ものの上級キュヴェが届き、早速シャンボール=ミュジニーV.V.を飲んでみました。いや・・やっぱりユドロ=バイエらしいシャンボールでした。果実が満載でエキスもキッチリ、酸のバランスもまん丸で、健康的な・・と言うか、それこそ昔は「健康優良児」って言われたんですが・・知らないかな?・・良く小学校の時に健康優良児が表彰されてたんですけどね・・ちょっとだけ太目だけど運動神経も頭も良い感じの子がね・・。いや、noisy はダメでしたよ。太ってはいませんでしたしね・・おっ。。と。

 非常に良く出来ていると思います。「すでに完成しているのか?」と問われるとするなら、「完成にはもう少し掛かるかも・・」と答えますが、今の状態で非常に旨いです。ムンムン系・・ですね。良く香るしほんのりジャミーだしポテンシャルも伝わってくるし・・。シャンボールV.V.は1級レ・シャルムに良く似たニュアンスが有ると感じています。

 でも幾つかの畑をブレンドしているんですが、レ・シャルムにも近い「レ・ボルニック」と言う1級のヴィエイユ・ヴィーニュのリューディの葡萄も入ってまして、この畑は何と、ミュジニーとレザムルーズに接しているんですね。大盤振る舞い・・と言うか、たった0.1ヘクタールだったとしても、

「単独で出して欲しい・・」

とも思っちゃいます。まぁ、そうはできない理由が有るんでしょうけどね。


 リアルワインガイド的には、ユドロ=バイエの2015年は、ボンヌ=マールを除き酸がやや不足気味、果実はたっぷりだがミネラリティが後退している・・との分析ですが、noisy 的には決してそのようにネガティヴなイメージは無く、むしろ「豊かな2015年のシャンボールを見事に表現している」と感じました。

 そもそもシャンボールのワインは、石灰系のカチンと硬いミネラリティが豊富ですから、果実が少ないとかなり硬く感じます。

 まぁ、ルイ・ユエランなどのシミジミ系エキスのワインを皆さんは飲まれていらっしゃるでしょうから判ると思うんですが、基礎的にはやはり「硬質」なミネラリティなんですね。それがタップリ有るので、発酵のコントロールが非常に難しい・・。日本酒でも硬い水の蔵は、「ほっとくと早く湧いてしまう」、つまり発酵温度が高くなり過ぎて(酵母の活動が旺盛で)発酵期間が短くなってしまうので苦労する・・などと言われるように、湧き過ぎないようにしないと荒々しい味わいになってしまいます。

 そんなタップリ存在する硬質なミネラリティを覆うように果実が存在するのがシャンボール=ミュジニーのワインなんですね。ルーミエさんしかり、グロフィエさんも、ユドロ=バイエさんも・・同様です。要は、

「豊かなヴィンテージ故に瓶熟期間がまだ足りていない」

と言えます。なので、時が来れば一体となり、キッチリしたエキスへと変貌し、その辺りの違和感は無くなると判断しています。

 少なくとも1999年の時のような、やや酸の少ないヴィンテージとは同じでは無いと感じています。それにリキュールのようには成って無いのは、さすがと・・エレガンスも決して欠損していないと思います。


 非常にクリーミーで、滑らか、豊かな味わいでした。このようなヴィンテージですと、ほぼ・・いつ飲んでもガッカリすることは少ないと思いますよ。


 また、今回は上級キュヴェの到着と言うことで、1級レ・クラ、1級レ・シャルム、特級ボンヌ=マールも届いています。毎年出来るだけ1級も飲んでいるんですが、現状、このシャンボールV.V.を飲んでみて安心できたこと、また、余りにテイスティングしなくてはならないアイテムが後ろに沢山控えていることから、1級のテイスティングは留めています。

 ユドロ=バイエらしく、しかも健康で優良なヴィンテージを見事に反映している出来映えです。

 それに、実はほとんどがフランス国内で消費されてしまいますので、ユドロ=バイエのワインは海外には余り出回らないんですね。事実海外からのオファーなどを見ても、リストにユドロ=バイエが掲載されていることはまず・・有りません。

 評価の方も、海外の評価機関になされることは非常に珍しいです。因みに2012年のボンヌ=マールは、アドヴォケイトが95~97Points と「おったまげ~」な評価をしていました。ご検討いただけますと幸いです。


 以下は以前のコメントです。
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【激旨です!2014年は果皮の濃度がもの凄いです!】



 こう見ると、そんなに濃くは見えないんですけどね・・。実際に飲んでみると、

「果皮がめちゃ濃い!」

ことに気付かれるでしょう。


 さすがに1級のレ・シャルムとレ・クラは、2014年に関しては間違えて持って帰らなかったので・・飲んではいないんですが、コトー・ブルギニヨンからして果皮の濃度の凄さが有りました。勿論ですが、ACブルもオート=コートもその傾向にあり、今回、村名シャンボールV.V.をテイスティングして、2014年のユドロ=バイエの味わいの傾向が読めた・・と思っています。


 とにかく果皮の濃度が凄いので、これ、熟したらとんでも無いことになるんじゃないかと思うんですよ。2013年のユドロ=バイエは史上最高の仕上がりで、リアルワインガイドもぶっ飛んだ評価になっていました。

 で、先ほどリアルの2014年の評価を見てみると・・なるほどね・・ほとんど同じように感じてたんじゃないかな・・と推測出来ました。何故って・・

 リアルの評価は、2013年ものについては早くから美味しい、そして現在のポイントが高い、またポテンシャル点も高い・・というものです。2014年については、現在のポイントは0.5点~1点ほど2013年より低く、ポテンシャル点は2013年とほぼ同様か、わずかに低い・・と言うものです。ただしこのシャンボールV.V.に関しては、2013年ものよりも2014年が0.5点、ポテンシャル点も凌駕しています。

 つまり、

「現在の点はわずかに低く、ポテンシャル点はほぼ同様・・もしくは0.5点ほど低い」

と表している訳で、これは、

「現在はやや硬めだけれど熟したら平年以上の味わい」

と判断しているのでしょう。


 もしそうだとするなら全く同感です。2013年はリリース時からとてもバランスに優れ、美味しかったです。2014年は下級クラスになればなるほど、その果皮の濃度の高さが見やすいので、下は今でも美味しいけれど、上のクラスは「まだ仕上がりきらない」と言うことなんですね。

 なので、ユドロ=バイエ的「プチ・ヴァン・ド・ガルド」な2014年・・と言えるかな・・と思います。

 基本的にはいつも美味しい果実感たっぷりのユドロ=バイエと同様です。果皮の濃度が凄いので、今飲むと勿体無い感が出てしまうんですね。素晴らしい仕上がりになっていると思われます。


 1級のレ・シャルム、レ・クラ、グラン・クリュのボンヌ=マールは飲めませんで、是非、リアルワインガイド第54号も仕入れていただいて・・お読みくださると有り難いです。

 また、今回はボンヌ=マールを6本も!・・いただけましたので、お祝いで・・できるだけやりたくないアソートメント・セットを組んでいません。組んではいないが、

「村名以上を1本以上ご購入ください」

と、緩やかなアソートになっています。


 まぁ、やはりボンヌ=マールだけの販売・・と言うのは厳しいんですね・・すみません。それでも、

「生産量は2樽、600本」

ですから、1パーセントもいただいて?いる訳で、他のワインも頑張って売らないと申し訳が立たない・・と妙な義理を感じています。

 素晴らしいヴィンテージになったユドロ=バイエです。是非ともご検討くださいませ。


以下は昨年のコラムより転載しています。
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 いや~・・美しい色ですね~!凛とした赤が強めの紫の色合いに、ググググッと心を引き寄せられてしまいました。

 何せ・・1級レ・クラですから・・。あれ?・・もしかして冒頭の文章を読まれてない?・・実はそうなんですよ。寄る年波には勝てず、村名V.V.を掴んで自宅に向かったはずが、コルクを抜くまで、それが貴重な「1級レ・クラ」だと言うことに全く気付きもせずに、開けてしまったんですね~。

 ん~、さすがドミニク・ル・グレン!・・村名にも良いコルク使ってるじゃん!・・と思いきや、「PremierCru les Cras」の文字を見た時は、

「・・・やっちまったな!」

と思ったのですが、まぁ・・

「男は黙って」

「全部飲む!」

と決め、カミさんと二人で「ペロッ」と飲んでしまいました。

「いや~・・メッチャ美味しい!」


 そりゃぁそうです。1級レ・クラですから・・本当は村名V.V.の予定だったんすから・・。

 しかし、それにしても旨い。それにちゃんと飲めてしまうんですね~!。リアル50号はこの2013年レ・クラにポテンシャル94点付けてますが、理解出来る評価です。

 香ばしい樽のニュアンスから、根底にシャンボールの滑らかな絹ごしテクスチュアと白く細やかな石灰がマンモス状に有り、むしろジュヴレ的な鉄っぽいミネラリティがその上に基礎を造っています。そこからワイルドベリーやらブラックベリー、チェリーなどのフルーツのニュアンスを、少し厚みのあるボディで表現してくれます。厚いと言ってもブルゴーニュに有って全く違和感の無いもので、エレガンス、質感が伴い、素晴らしく美味しく感じてしまいます。

「・・・素晴らしいな~・・」

と思いつつも、余りにスルスル飲めてしまうので・・

「あ・・明日の分が無い・・」

と思ったのですが・・男は黙って・・を思い出し、結局全部飲んでしまいました!


 まぁ~・・素晴らしいワインでした。この先30年はしっかり持つでしょう。そしてグラン・クリュ・ミュジニーのように、「香りは良いけど味わい・テクスチュアが硬くて・・20年経ってもまだでした!」と言うことは少ないと思います。

 レ・シャルムの方は飲んでいません・・(飲めないですよ~・・少ないんで!)が、リアル50号ではレ・クラに一歩及ばないような評価になっています。レ・クラよりも石灰系ミネラリティや透明度の強いガラスのようなミネラリティがより多い・・つまり硬い質なレ・シャルムは、どうしてもそのような評価になりますが、ある意味・・よりミュジニー的であるとも言えます。香りが強く、硬いワインですね。なので、スタイリッシュな味わいがお好きでしたらレ・シャルム、ふくよかな、やや柔らかみのある味わいが好きならレ・クラと言う様な選択で良いと思います。

 まだまだリーズナブルです!このようなプライスで購入できるシャンボール1級は他にはそうそう見当たらないでしょう!素晴らしい2013年!是非ご検討くださいませ。


以下は2012年の時のコメントです。
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【高くなりましたが・・それでも1級でこのプライス!!ユドロ=バイエのポテンシャルを想像すると信じられない!】



 まぁ、この円安ドル高ユーロ高ですから、さらには、収穫量の少ない年にはほぼ値上がりするブルゴーニュに有って、「有り得ない価格」だと思うユドロ=バイエのシャンボール1級です。

 すでにユドロ=バイエは15年前のルーミエさんの立ち位置には到達し、さらに一歩ずつ前進しているように思いますから、近い将来、気付いた時には入手できないワインになっていることでしょう。長熟ながら、おそらく今すぐ飲むことは問題無いでしょう。夏の間に飲むのが最短で、それ以降は少なくとも2年以上置いてください。ルーミエさんの赤い果実も良いですが、ユドロ=バイエの紫掛かった果実も心を揺さぶります。超お奨めの生産者です!お早めにどうぞ。


以下は以前のコメントです。
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【レ・シャルム飲みました・・・!素晴らしいです!】



 今回は1級レ・シャルムを飲んでみました。村の中央部にある、比較的力強いと言われる1級です。紫・赤の果実が凝縮していて、しかもとても締まっています。余分な・・とか、太めな・・という表現は全く似つかわしくなく、とても筋肉質なのにたっぷりしているんです。エレガンスが有る・・と云うことなのでしょう。酸味も複雑性を持ち、余韻の減衰はとてもリニア!・・長く果実とミネラルのニュアンスを残してくれます。そして、それが実に心地良い!

 時間を経ると、まさに香しい香りを出してきます。艶っぽい、少しエロい感じにも取れます。淑女が熟女か・・その辺りの受け取り方は人それぞれでしょうか。いずれにしても構造もしっかり、コアがバッチリ、膨らみも節度を持ちつつしっかりで、言う事無いです。

 一方のレ・クラはまだ飲んでいません。レ・シャルムより、よりエレガンスに振った味わいになると思います。少し赤い感じが増えるかな?とも想像していますが、こちらもまず間違いの無い選択になるでしょう。リアルではレ・シャルム、レ・クラとも91~92という評価でした。

 どちらも(一方はおそらく・・)嬉しい事ですが、今飲んでもとっても美味しい(はず)です。今はまだ、レ・シャルムを開けた残りを店に置いてありますので、時折香りをチェックしたりしていますが、実に素晴らしいです。2009年、グエンさんは最高のワインを造ったと・・思います。お奨めします!是非ご購入ください!一推しです!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Audrey et Christian Binner  □■  アルザス
オードリー エ クリスチャン ビネール
● 久しぶりに・・・と言っても半年振り位では有りますが、とても秀逸なクリスチャン・ビネールのアルザス・ワインをご紹介します。滅茶苦茶旨いので、是非飲んでみて欲しいと思います。

 アルザスの生産者と言えば群雄割拠ですから、noisy も幾つかの生産者のワインを扱っています。ジェラール・シュレールはさすがの味わいですし、マルセル・ダイスも並外れて旨い!でも、ほとんどのアイテムがとてもリーズナブルなプライスゾーンながらも、ピュアさと美味しさを届けてくれるのは、ビネールと、この下のジャングランジュだけでしょう。・・・まあ、ジュリアン・メイエも以前は良かったんですが、この所のテイスティングでnoisyの内的な信用ランクは大幅に下がりつつ有ります。・・・いや、美味しくないのはご紹介していませんから・・ご安心ください・・・(^^;;購入したのに売れないのはかなり辛いです。

 ある種、ビオワイン、ヴァン・ナチュールのワインは「酸化」との戦いにさらされます。醸造においては一瞬の気の緩みが「酸廃ワイン」を造る事に置き換わってしまうのです。還元香がキツイなどというレベルは関係無いですが、果実の風味の無い、お酢的な酸が急激に抜栓直後から増殖してしまう場合も有ります。ワインの醸造は「菌」を上手く使うことに有り、下手に使うことになってしまうと美味しくないワインモドキを造ってしまうことになります。

 また、「熱」との戦いも有ります。これは、ドメーヌの中だけでは無く、お客様の口に入るまで続きます。noisyにしても、自分の店だけでは無く、エージェントさんのルートとか、時にはお客様の保存状態まで気を配る必要が有ります。

 しかし、こうして戦い、生き抜いてきた美味しいビオワインは良いですが、なんらかのダメージを受けたワインや最初から問題の有るワイン(要は醸造の欠陥)は、とても厄介です。何故なら・・・、
「正確な評価・判断が出来ない人が多い」
からです。

 ワインのエージェントだからその辺は充分判っているだろう・・・などと考えていたらとんでも無いことです。余り言いたくないが、全く何も判っていない方が大半です。そして、仮に判っていたとしても、商売を考えてしまって、「劣化や欠陥を認めない」という場合さえ有ります。

 まあ、ワインの勉強というのは経済的にもかなりの負担が掛かりますし、1~2年やったからそれでOKだ、ということには成りません。能力的に個人差も有りますし、意気込みでも変わって来るわけです。

 何だか愚痴っぽく成ってしまいましたが言いたいことは、そんなビオワインを取り巻く状況の中で、クリスチャン・ビネールは、リーズナブルで健全で美味しいワインを提供してくれていますよ・・・ということなんですね。ビオワイン、ヴァン・ナチュールはとてもピュアで美味しいけれど、劣化した、もしくは最初から酸廃したものは衝撃的に不味いです。SO2は出来るだけ使わないし、清澄も濾過も避ける傾向に有りますから、普通のワインより外界からの圧力に弱い傾向が有るからです。是非、この美味しいアルザスワインを飲んで欲しいと思います。
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2018 Vin d'Alsace Blanc Saveurs Non Filtre Sans Soufre
ヴァン・ダルザス・ブラン・サヴール ノン・フィルトレ・サン・スフル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14670 48 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス アルザス

■エージェント情報
リースリング主体 ゲヴュルツトラミネール シルヴァネール オーセロワ(手摘み)
無濾過・無清澄
So2 無添加(トータル19ml/L)
稀にみる素晴らしい自然の恵みを受けた18 年のサヴール「味わい」を皆と分かち合いたいと誕生したキュヴェです。アムルシュヴィール村のリースリングを主体に4 品種を直接圧搾後、フードルで発酵・熟成しSO2 無添加で瓶詰めしました。憂いのある麦色、マスカットや白桃の香り高いアロマ、ジューシーな口あたりにスッキリとした酸、中程度のアフターへと抜けるコスパ抜群な逸品です。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥2,480 (外税)

【全くの無添加ながら極上の口当たり!軽やかで華やかだけれど充実した味わいです!】
 旨い白です。暑苦しく無く、冷たすぎない・・ドイツのザール当たりの鋭角に入ってくる辛口なリースリングとも異なる心地良い柔らかさが特徴です。

 エージェントさんによると「僅かにタンパク結合が見られる」とのことですが、まず気付かないと思います・・と言うか、そもそもタンパクの結合なのか?・・と言う気もします。「ミネラル結合」なら判りますが・・。ほんのわずかですが、

「ぽよん」

とした口当たりなんですね。例えてみれば、片栗粉でほんの僅かにトロミを付けたような・・ニュアンスが感じられる方には感じられる・・と言う程度です。

 これ、アルザスでは時折有りまして・・と言うか、他の地域ではあんまり見られないんですよね・・不思議では有ります。人体などではアルブミン等が他の物質の結合して血液で運ぶと言う作用があるようですが、アルブミン(アミノ酸が集合したタンパク質の一種)と他の何かが結合したと・・言うのが正解なので有るなら、ナトリウム系のミネラリティが結合した・・と言うような感じです。

 しかしながら、これはワインの生成においては当たり前のことです。「ぽよん」が「どよん」とか、「どよ~~ん!」とかの粘っこさを持たなければ、そもそも判らないし、気付かない訳です。なので、気にしなくて良いでしょう。そもそも・・滅茶美味しいんですから・・。

 写真を見ていただきますと、その辺が良~く判ります。見たまんまの味わいがしますよ・・ホント。僅かに色落ちして見えるビオ系の味わいですが、アヴァンギャルドでは有りません。フツーに美味しい・・香りにスピード感があり、見事な仕上がりです。ビネール自身も気に入っているようです。

 白や黄色の花、果実がふんだんにあり、基本とてもドライ(全くの甘さが無いとは言わない・・)で、中域の充実した盛り上がりが有り、爽やかさを伴った終盤~余韻の返ってくるアロマも心地良いです。

 もう・・ふつ~以上に美味しい!秋の晩酌には最高のワインになると思います。ちょっとネガティヴな文章のように読めるかもしれませんが、それは気のせいですよ。非常に気に入ってます。是非ご検討くださいませ!


【飲み過ぎに注意!・・・口当たりが良いのはちょっと危険?】

 比較的重量感の有る味わいになるオーセロワにリースリングをセパージュしたアルザスのワインです。発酵の最後の辺りで栓をして、僅かなガスを閉じ込める・・・ちょっとペティアン的な造り方をしたようですね。そうは言っても、コルクを抜くと泡が吹き出す・・・ことはまず無いレベルで、プチプチっと舌先に感じるガスが心地良さを感じさせてくれます。

 オーセロワの特徴を言え・・・なんて言われたところで、noisy も判りません・・・っていうか、あんまし関係無いように思います。土地に合っていれば良い訳です。敢えて言えば、ピノ・ブランを少し重厚にしたような・・・ピノ系の味わいで、僅かに赤い色合いを感じる場合が有る・・・という程度ですね。

 で、このサ・ブルですが、ビネールのワインに時折見えるヨーグルト風味を僅かに持ち、若くフレッシュなフルーツと、やや熟したようなフルーツの両方を、僅かなガスと共に味わえるという・・・一挙両得の味わいなんですね。フレッシュなキリリとした部分と、とても滑らかな風情が同居しています。

 飲み口がとても良いし、コクも充分なので、ついついグラスに手を伸ばす回数が増えてしまうと・・・・結構酔っ払いますのでご注意くださいね。とても美味しいです。お奨めします!是非ご検討ください。.



2008 Eau de Vie de Mirabelle
オー・ド・ヴィー・ド・ミラベル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

11836 49 [Vin Nature] ブランデー 辛口 フランス アルザス

◆◆◆自家製のミラベル(西洋スモモ)を漬け込んだブランデーです!40度700ML
700ML 在庫
ご注文数  本
¥7,090 (外税)

【ワインでは有りません。西洋スモモを漬け込んだオー・ド・ヴィー(ブランデー)です。】
 西洋スモモを漬け込んだアルコール分40度のブランデーです。さすがに飲んでいないのでコメントは出来ませんが、透明でほぼ色が無い感じですね。もしかしたら透明よりわずかに淡く、何かしらの色合いが有るかもしれませんが認識できませんでした。

 オー・ド・ヴィーは「命の水」と言う意味でして、

「これさえ有ればしばらく生き延びられる・・」

と考えるか、

「これが無くては生きられない・・」

と思うかはその人次第・・。

 フランスの方は時折、とても洒落た名前を付けますよね・・。・・時折は余計かもしれませんが、どうしてもワインの世界にいると、

「ど~してそんなに名付けが単純?」

と思わざるを得ないことが多いもので・・。


 食後酒で飲まれることの多いブランデーですが、フルーツの香りを閉じ込めたアルコール・・と言う理解で良いかと思います。ビネールさんちはワインは多種多彩ですが、蒸留酒は非常にレアです。ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  la Cave de la Reine Jeanne  □■  ジュラ
ラ カーヴ ド ラ レーヌ ジャンヌ
● 物凄いポテンシャルでnoisy も呆気にとられた2011年のアルボワ・サヴァニャンBIO を含むアイテムが到着です。アルボワ・サヴァニャン・・・さすがにちょっと値上がりしてしまいましたが、それでも全然リーズナブルだと思います。そろそろまた飲みたくなってきてしまった方もいらっしゃるんじゃないかと・・思いますが、全く同じヴィンテージです。(ロットは違うと思いますけど・・)

 それに、アルボワのシャルドネがまた素晴らしいんですね・・。ドライですが、多様な酸がしっかりしている見事な味わいで、しかも、酸膜由来のノワゼット香は全く無い、見事にピュアな味わいです。是非飲んでみてくださいね!




ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌは、1997年に生産者からブドウを買い付けるスタイルのネゴシアンとして、ジュラのビオディナミ生産者として注目を浴びるステファン・ティソと妻のベネディクトにより設立されました。
 その後2009年にブノワ・ミュランが共同経営者として加入。
ステファン・ティソが醸造を担当、ブノワ・ミュランが営業を担当しています。(注:現在もティソ氏は株主として会社経営に関わっていますが、自らのドメーヌでも多忙なため、
カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌの醸造についてはドメーヌ・ティソで彼の右腕として10年以上従事していたジェローム・アルヌー氏に任せています。ただ、ティソ氏は今も頻繁にアルヌー氏と話し合いを行い、そのアドバイスに沿って醸造を行っています。)

 ワイン(特にシャルドネ「グラン・ド・ピエール」およびピノ・ノワール「レ・リュサード」)はアルボワでも屈指の歴史あるカーヴにて樽熟成が行われます。

 カーヴ内は2列のオジーヴ穹窿(きゅうりゅう)を支えるアーチ型の支柱が奥まで突き抜けるように整然と並んでいます。

 このゴシック様式の美しいカーヴを建築したのは誰なのでしょう。

 それはブルゴーニュ伯オトン4世の娘で、1316年から1322年までフランス王となるフィリップ5世・長躯王
(フィリップ4世・端麗王の息子)と結婚したジャンヌ。

 フランスの女王となったジャンヌは夫の死後、現在のアルボワ市ブルゴーニュ通り5番地にあたる場所に、自分の母であるアルトワ女伯マティルドと共に、屋敷の中にこの素晴らしいカーヴを建設しました。

 この歴史的建造物は当初、この地方の最高のワインを保存するために
作られましたが、その後建設時のままの形で現在まで残されました。

 メゾンでは御目に適ったブドウを買い付けることにより、伝統的な栽培方法のものと有機栽培のもの双方において提供できるアイテムが増え、
 また表現できるテロワールの幅を広げることが可能となっています。
常にコストパファーマンスの高いワインを提供し続けるカーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌは、設立して間もないうちから多くの愛好家に評価され続けています。 .



2011 Arbois Savagnin BIO
アルボワ・サヴァニャン・ビオ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

11813 50 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ジュラ アルボワ

◆◆◆ noisy もビックリの大セールを記録したハイポテンシャルなサヴァニャンの再入荷です!
 僅かに産膜酵母が動いた痕跡が判りますが、それは微々たるもの。慣れていらっしゃる方なら全く問題無く、この圧巻な味わいを楽しめます。でも僅かでも「ノワゼット系の香り」が入ると受け付けない方は厳しいでしょう。それでも素晴らしい!きっと喜んでいただけるかと思います。


■エージェント情報
品種: サヴァニャン100%(エコセール認証) 土壌:トリアス紀の粘土質土壌向き:東向き及び北西醸造・熟成:除梗を行い、空圧式プヌマティックで圧搾。軽く澱引きした後タンクに入れ、自然に任せて発酵を行う。228L樽に詰め、補酒をせずに、酵母の膜で覆われた状態で澱とともに30ヶ月間熟成。軽くフィルターに通したあとに瓶詰め。当蔵の酸化ワインについては発酵の前に少量の亜硫酸(1~3g/hl)を添加します、酸化熟成後の亜硫酸添加は不要のため行いません(亜硫酸とアルデヒドが結合するため)。味わい くるみやスパイス、セロリなどを思わせる力強い香りのワイン。凝縮した味わいで、余韻にもくるみの風味が感じられ、長く続きます。アペリティフ、軽く胡椒をふった牡蠣、カレー風味やサフラン風味の料理、マッシュルームや白身肉を使った料理、またコンテなどとよく合います。今から既に楽しめるワインですが、30年ほど熟成できるポテンシャルをもっています。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥4,850 (外税)

【仰天のポテンシャルです!あの跪いて飲むべき「モンラッシェ」に逼迫する!】
 このサヴァニャンはもう・・開いた口がふさがらない・・凄いポテンシャルです・・。とにかく飲むべし!モンラッシェに迫るポテンシャルを持っています。グイグイなんて・・とても飲めません・・味わうことを要求されるモンスターワインです。

 しかしながら、このポテンシャルは産膜酵母由来のものであり、ほんのちょっとだけ「クセ」が有ります。通常の方ならすぐに慣れるでしょう。「ちと慣れないな・・」と感じられたら、デキャンタに落とすか、15分ほど置いてから飲んでみてください。まるで飲み頃を迎えつつあるような、ボーヌの偉大なシャルドネとほぼ同等のニュアンスを内包しています。複雑ですね~!滑らかですね~!長いですね~・・・!

 因みにこのジュラ特有の産膜酵母のニュアンスは、第一人者と言われる「オヴェルノワ」のように「臭い」ものでは無く、非常に軽いものです。また、あの「フィリップ・ボールナール」のように、まったくそのニュアンスを付けないようなものではありません。ウイヤージュ(補酒)をせず、空気を触れさせることにより産膜酵母が動き、その酵母がまるで「タイムマシン」のように・・ワインを熟成させたようにしてしまうんです!・・めちゃ旨いので是非、このサヴァニャンだけは飲んでみてください。

 シャルドネも旨いんですが、こちらは産膜酵母をほとんど動かしていないので、とてもピュアです。なので、サヴァニャンのような超複雑性は持ち合わせていませんが、どうしても産膜酵母由来の香りが気になってしょうがない・・と思われる方は、このシャルドネをご選択くださいませ!超お勧めの二品です!.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Trapet Pere et Fils  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ トラペ ペール エ フィス
● ジュヴレのビオ生産者、ドメーヌ・トラペです。しなやかで優しい、美しいワインで尖った部分が無いです。

 1868年から6世代にわたってジュヴレ シャンベルタンでワイン造りを続けているこのドメ ーヌは、代々少しずつ畑を増やしていき、現在では13haの畑を所有しています。現当主のジャンルイ氏は物腰柔らかく穏やかな人物で、1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン造りを行っています。

 畑の手入れはビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。ジャンルイ氏の
「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」

という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、コルドンロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、凝縮した葡萄のみ収穫しています。樹齢も高いものが多く、植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。

 収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗は約30%で、開放桶で低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせます。必要に応じて櫂入れを行い、空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。樽は主にトロンセ、アリエ、ヴォージュ産のものが使われています。

 収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗は約30%で、開放桶で低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせます。必要に応じて櫂入れを行い、空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。樽は主にトロンセ、アリエ、ヴォージュ産のものが使われています。 .



2016 Cote de Nuits-Villages le Meix Fringuet
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ル・メイ・フランゲ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14229 51 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ

■エージェント情報
 粘土石灰質土壌に1978年植樹のピノ・ノワール100%。濃く輝きのある色合いと繊細な赤い果実に少しのトースト香。甘美な赤い果実の旨味と野性的なスパイシーさ、余韻を長く楽しく飲める味わい。ドメーヌの当主ジャン・ルイ氏の従兄弟が所有する区画「le Meix Fringuet(ル・メイ・フランゲ)」を10年前からビオディナミで耕作、2013年が初リリース。手摘み収穫後、房と粒の2段階で厳しく選別し、コンクリートタンクで低温浸漬、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵を行う。必要に応じて櫂入れを行い、新樽15%以下で15ヵ月熟成。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥5,490 (外税)

【ル・メイ・フランゲは例年通りの美しい仕上がり!・・でもちょっとだけ早いか・・やや硬めです!】
 キュッとやや締まったボディからフラワリーなアロマが弾ける、いつものル・メイ・フランゲです。

 しかしながら2015~2016年に比べるとほんのりと硬めかな・・?と言う仕上がりなので、もっと暖かくなって来てから、2019年の5~6月以降が良いでしょう。

 ・・でも硬いと書くと大抵売れないんですね・・。タイミングの問題ですから、2カ月ほどだと思います。昨今のトラペのワインの中では、やや傾向の異なる締まったワイン・・と言えます。


 以下は以前のレヴューです。
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【トラペのブルゴーニュワインで、もっとも華やかなキュヴェです!】

 このメイ・フランゲも実に美味しいです。2015年ものの中ではもっとも冷涼感のある・・よりフラワリーなアロマのピノでした。ベースはやはりジュヴレ的な、やや重量感の在るものです。

 出来はと言いますと、やはり2014年より良い・・と感じます。2014年ものはむしろジャムっぽい感じが有ったと思うんですが、(好き嫌いは在るとは思いますよ)めちゃ綺麗な土のニュアンス、そこから元気に芽を出して花を咲かせた植物、隣には果樹に黒っぽい粒、赤っぽい粒の果実が成っている感じがします。

 とてもドライですがエッジも無く、適度に膨らみ、余韻も綺麗!・・テーブルの上においてもデザイン変更されたエチケットの文字が、そんな「花・植物」をイメージさせるかのようです。

 おそらく、2014年ものよりも葡萄の熟度は高いと思われますが、むしろ冷ややかさ、冷涼感は高いように思います。素晴らしい出来!飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです!
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【溌剌、新鮮な果実と花!・・新生トラペの切り込み隊長はこのワインです!】



 2013年、初リリースの2年目のコート・ド・ニュイ=ヴィラージュです。2013年も非常に美味しかったんですが、セールス的には今一つ・・ですね。何でだろう・・と。責任を感じてしまいます。

 実は2013年もこのワインだけはそうだったんですが、かなりあっけらかんとした明るい美味しさの有る、しかもポテンシャルも充分備わっているリーズナブルなワインなんですね。おそらくですが密閉タンク使用による前発酵から、まるでプリューレ・ロック的なノーズを感じさせてくれるワインです。しかし、むしろロックと言うなら・・ニュイ=サン=ジョルジュ的なロックでは無くて、良く出来た年のシャンベルタン・クロ・ド・ベズの、あの軽やかで新鮮なベリー風なニュアンスですね。プリューレ・ロックのニュイの方は結構濃度を出すように感じますので、少し違ったものになります。


 前回も書いていますが、「ヴィラージュクラス、村名」的な存在のアペラシオンです。ニュイ=サン=ジョルジュ近郊のニュイ=サン=ジョルジュを名乗れない村々と、フィサンが名乗れる規定です。まぁ、今になってフィサンがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュを名乗ることは無いでしょうが、ネゴシアンがブレンドする際の一助にはなるかもしれません。

 味わいは軽やかな明るいニュイ=サン=ジョルジュ・・と言った感じで、土っぽいニュアンスはほぼ有りません。軽やかなスパイスが香りますが、新鮮なイチゴの毛を鼻に付けつつ香りを嗅いでいるような・・イメージが有ります。

 濃度は結構有りまして、非常にドライですが良い意味でややジャミーです。透明なミネラリティが強く感じられます。

 余韻も長いです。でも全然重くは無い・・2013年の時もそうだったと記憶していますが、この辺りのワインは密閉タンクを使用し、高域の表現をしていると思います。熟成で低域も出て来るでしょう。今飲んで充分に美味しさを感じられると思います。

 この辺はジュヴレ村名のコラムで書いてますんで・・是非読んでみてください。このクラスで余り良いことを書き過ぎるとね・・何かと問題になっちゃいますけど、本当はもっと持ち上げたいほどです。

 因みにティム・アトキンさんの評価、また他の有名テイスターの評価は見当たりませんでした。noisy的には90点をオーバーする評価になると思います。かなり旨いです!ご検討くださいませ。


 以下は2013年のメイ・フランゲのレヴューです。
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【ビオディナミながらビオのネガティヴさの無いしなやかで美しく優しいワインたちです!】



 しなやかでなめらか、エレガントなピノ・ノワールです。ジュヴレ的な重量感はやや軽めですが、それでもジュヴレに寄り添っているようなイメージが浮かんでくると思います。

 そもそも「コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ」とは何か・・ご存知でしょうか。「コート・ド・ニュイ」と「ヴィラージュ」を「ハイフン」で繋いでいるところが「味噌」です。

 そうは言っても・・いや、毎度のように言ってますが、

「ハイフンを省略するな~!」

と言うことなんですね・・。


 ネットで検索しても、我がリアルワインガイドにしても、

「ジュヴレ(イ)・シャンベルタン」
「シャンボール・ミュジニー」

ですよ。

 これじゃぁ・・何のことかサッパリ判らない。「ジャン=ルイ・トラペ」であって、「ジャン・ルイ・トラペ」では無いんですね。

 つまり、ジュヴレとシャンベルタンを理由有って繋げたからジュヴレ=シャンベルタンで有って、シャンボール=ミュジニーなんですよ。著名なシャンベルタンやミュジニーにあやかって出来たのがそれらなんですね。

 ただし、Gevrey と Chambertin は 「-」で繋がっていますから、日本語だと、

「ジュヴレーシャンベルタン」

に成ってしまうところ、合田さんや塚原さん、もしくは先達の方々が、

「・・・じゃぁ・・=で繋ぐということにしよう・・」

と言ったかどうだかは聞いてませんが、「ジュヴレ=シャンベルタン」になった訳です。


 なので、「=」が言葉の間に有れば、


「・・そうか・・、理由が有って、前の言葉と後ろの言葉を繋げたのね・・」

と判るんです。


 で、「コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ」ですが、「=」で繋がっていることから判るように、コート・ドニュイのヴィラージュ(村)と言うアペラシオンだと言うことが判ります。なので、

「準村名」

と言う格のアペラシオンです。

 詳細は、ジュヴレの北隣の小さな村、ブロションと、ニュイ=サン=ジョルジュの南の村、プレモ=プリシー、コンブランシアン、コルゴロワンの各村のアペラシオンです。ここは単独のアペラシオンが無いので、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュを名乗るんですね。


 で、フィネスさんからのテクニカルには掲載されていないので判りませんが、トラペさんちはジュヴレが本拠ですから、

「ジュヴレの北に接するブロション村の区画がル・メイ・フランゲ」

と言うことが推測出来る訳です。


 色合いも美しいですね・・。見ての通り赤く黒っぽさが有りますが、そのまんまのミネラリティが有ります・・勿論ですが、見えない色・・「透明色」もしくは「非常に淡い白」もその色のひとつです。石灰感がそこに潜んでいます。

 なので、石灰感の無いワインはしっかり色合いにも出てきます。健康的には感じるものの余りミネラリティが無く美味しく無いワインは「一面的」ですよね。色合いに抑揚が無い・・です。


 この写真のように、非常に美しいのにグラディエーションが存在する場合は、しっかりと様々なミネラリティの要素が有る場合が多いです。・・まぁ・・濃すぎると良く判らないですけどね。

 とてもエレガントでフィネスが有り、優しい味わいです。近年のトラペのワインを飲まれた方は判ると思いますが、全く「欠損」している感じが無いです。とても丸く柔らかい・・エキスがバッチリです。

 果実感も見たとおり・・ベリーが少し、チェリーがしっかり、しかし単純な果実感では無く、そこに艶っぽさが存在しています。普段飲みするには非常に高級感が有りますし、繊細です。

「これで充分!」

と思えるんじゃないでしょうか。


 確かに・・トラペの2013年ジュヴレは目ちゃんこ美味しいです・・が、あと3千円出さないと買えない・・

「3千円有れば、何か違うワインがもう1本飲めるぞ!」

と思われる方は、取り合えずこのル・メイ・フランゲ2013にする・・と言うチョイスも有るでしょう。


 今の季節はピノ・ノワールが非常に美味しいです。少し冷えてても気化熱で良く香りますし、トラペのワインはとても滑らかですから・・それに身体に優しい進入角を持っています。

 素晴らしい準村名です。是非飲んでみてください。こちらも・・一推し・・とてもお買い得かと思います!.



2016 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14227 52 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。葡萄の樹齢は平均35年で色調と余韻を与える「La Petite Jouise(ラ プティット ジュイス)」、繊細さを与える「Vigne Belle(ヴィーニュ ベル)」などの区画の葡萄をアサンブラージュして造られます。上記のオストレアよりも若木の葡萄が使われており、ミントや赤い果実の香り、渋味は柔らかでしなやか。タニックで肉厚な上記「オストレア」よりも繊細かつスパイシーな味わいで早くから楽しめます。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,650 (外税)

【素晴らしいオストレアをほんの少しだけ小さくした感じです。】
 少ないとは言え、さすがにベースのワインを2年続けてテイスティングしないと言うのは申し訳無いので、6本しか届いてないんですが飲んでしまいました。

 下級クラス・・ア・ミニマやマルサネに見えるエロティシズムは、ややタイトなボディに隠れていますが、それでもほんのりと感じられます。

 2015年ものと色合いを比べてみてください・・全然違うでしょう?・・そうなんですよ・・でもちと硬めなんですね。味筋はオストレアと変わりませんので、詳細はオストレアのコラムで。


 以下は以前のレヴューです。
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【2015年もののトラペは非常に少ないです・・】

 こちらの村名ジュヴレだけは数が無く、飲めませんでした。ニュアンスはオストレアに近いと思われます。

 以下は2014年以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!・・トラペはさらに進化中か!プリューレ・ロック風の軽やか、繊細な表情をジュヴレにも加えています!飲むべきです!】



 いや、ちょっとビックリです。

「・・えっ?」

と・・。


 そうなんです・・ほんの僅かなんですがセミ・マセラシオン・カルボニック的な、高域・超高域の伸びやかな表現が、テイスティングしたトラペの赤の複数アイテムに感じられたんですよ。

「・・間違いないよな~・・」

と、何度もグラスの香りや味わいを確認しました。舌にもほんの僅かですが、パチッとガスのニュアンスが有りますし、何と言ってもノーズが・・

「・・ちびっとMCしてるよ~・・」

と伝えて来るんです。


 まるで良い出来の時のプリューレ・ロックのスパイシーでナチュラルなニュアンスが加わったかのような、輝きを感じる味わいで、嬉しくなると同時に・・

「本当か~・・?」

と、これは確認せずにはいられないな・・と思った次第です。


 まぁ、ガスと言っても気付かない程度、1~2時間もすると無くなってしまう細やかなものですが、担当さんに調べてもらうと、


「最近は密閉イノックスで低温前発酵をする場合が有る」

そうで、


「・・なるほど~!」

と安堵した次第です。


 この伸びやかさ、高域の美しさ、ひいては近寄り易さ、重さを感じさせない雅さが2013年の絶妙に旨いジュヴレ=シャンベルタンに加わったものですから・・鬼に金棒です。滅茶旨いです。

 ところがですね・・あのMCのティム・アトキンさんは、何故かこのジュヴレ=シャンベルタンと、ジュヴレ=シャンベルタン・アレアの評価が低めです。ジュヴレ90Points、アレア91Pointsです。ブルゴーニュ・ブランに91Pointsも、マルサネには92Pointsも付けているのに・・です。

 MC(マセラシオン・カルボニック)のほんの僅かなノーズ、テイストへの影響は僅かですが、MA(マスター・オブ・ワイン)を取れるような能力の方なら、当然、その原因も想像できるでしょう。

 ですので、彼も・・MCを悪い方に評価したのかな?・・と思いますね。何故って・・この2アイテムこそ、そのニュアンスが有るんですから・・。

 しかしながら noisy的には、非常に若い状態の・・もしくはリリース前のDRC系のワインはこんな感じの味わいになるはずで・・(リリース前のDRCなど飲んだことが無いので想像です)、徐々にこのMC由来のニュアンスは瓶熟で消え、高域の伸びやかさのみをボトル内に残すんです。なので、

「ん・・まだまだ若いな!」

と・・(^^;; おじさんは言っておきましょう。ネガティヴに解すべきではなく、ポジティヴな要素なんです。リリースがほんのちょっと早いだけなんですね。


 早いとは言え、こんなチャンスは滅多に無いですよ。明らかに前年と違う部分を持ちつつ、前年の良さを引き継ぎつつ、さらにグレートな味わいになっているのは、他のワインの評価からもご理解いただけるかと思います。

 素晴らしい出来になった2014年のジュヴレです。noisy なら93ポイント近辺の評価をするでしょう。それに価格も随分リーズナブルになりました。是非飲んでみてください。一推しです!


 以下は2013年のこのアイテムのレヴューです。ご参考にされてください。
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【超繊細かつ絹漉しのテクスチュア!パーフェクトなオリヴィエ・バーンスタイン2010年ジュヴレともまるで違う、心を奪われる色気が有ります!】



 実は・・この2013年のトラペのジュヴレ=シャンベルタンは、満を持してのご案内なんです。オリヴィエ・バーンスタイン2010年も、このトラペのジュヴレ2013年も、非常に厳しい値付けでは有るんですが、何とか飲んでいただきたいと言う気持ちから、

「同じ価格で真っ向勝負!」

とばかりにセッティングしてみたんですね。

 何しろオリヴィエ・バーンスタインは凄いワインだとは言え、まだまだ無名に近い造り手ですし、トラペと言えば、味わいはとても優しいが今ひとつ垢抜けない感じを持っていらっしゃったと思います。

 しかし、オリヴィエ・バーンスタイン2010年ジュヴレは、この価格帯とすると脅威の売り上げをさせていただきました。さすがに10年近く前の2004年のフーリエのジュヴレの数量には遠く及びませんが、価格は半分以下でしたしね。バーンスタインを飲まれたほとんどの方が、

「目茶美味しかった!」

とおっしゃってくださったので、面目が立ったような気もします。


 またトラペのマルサネ・ルージュ、ブランを飲まれた方からも、

「こんなに美味しいとは思わなかった・・」

と言うご感想もいただきましたし、今までのトラペのイメージを覆すことになったとおっしゃる方もいらっしゃいました。


 そんな中での、2013年ドメーヌ・トラペ・・・正確にはドメーヌ・ジャン=ルイ・トラペの最後のご案内になると思いますが、noisy的には上記のようなイメージで、「是非飲んでいただきたい1本」としてご紹介致します。


 ラ・レヴュー・デュ・ヴァンでトラペの2013年シャンベルタンが20点満点を取ったのは、おそらくですが造り手にとってアドヴォケイトの100点満点よりも数段嬉しいことなんじゃないかと思います。基本、海外メディアで有るアドヴォケイトよりも、フランス国内も含め国外でも信頼されている評価機関だからですね。それも厳しい2013年に手を掛けたワインが高い評価を得られた訳ですから、喜びもひとしおじゃないかと思います。

 しかしながら、2013年ものだけが好かったのか?・・それ以前からその傾向は有ったんじゃないのかと伺えるのが2011年マルサネ・ブランです。濃密ながらフィネスがしっかり有り、2016年時点で完全エキス体に成ったワインからは、素晴らしい芳香と長い余韻・・ボーヌの高級シャルドネも真っ青!・・と言えるような仕上がりだからです。それでもその2011~2013年の間の全てを知っている訳では無い noisy としては、トラペの近年のワインの素晴らしさ、成長振りをあくまで想像でしか無いにせよ、

「これは・・来たかもしれない・・」

と感じています。


 2013年のジュヴレ=シャンベルタンですが、トラペらしい物静かさを根底に持ちつつも、今までは「少し物足りない」と思わせていた内向的な部分をエレガントで多彩な表現を前面に持ってくることに成功しています。

 「静寂の中にある静寂」が以前のトラペだとしたら、「静寂と抑揚」が2013年のトラペです。そして、その静寂と抑揚は繊細さを多分に織り込んだ表情をしていて、エキスがキッチリ出た良く香るワインです。

 ジュヴレらしい鉱物や仄かなスパイスは、非常に繊細に香ります。中域もしっかり有りますが、

「どうだ!?凄いだろう!」

とは決して訴えてきません。


 静かながらもエレガンスを持ち、しかし確実にその艶っぽい表情を見せてくれるんです。


 パーフェクト!とご案内したオリヴィエ・バーンスタイン2010年は、一嗅ぎして、一口すすれば、誰でももう・・

「素晴らしい!凄い!」

と言うに違い有りません。しかし、トラペの2013年ジュヴレは、決してそうはならないでしょう。一嗅ぎし、すすり、中域から余韻を長い時間掛けて確かめ、心の中で「にやっ」として、そしてまたそのグラスに向かうに違い有りません。言葉にする前に、もう・・捕まえに行ってしまう・・捕獲行動に出てしまうじゃないかと思わせるような、心を奪われるような味わいだと思うんですね。


 言葉にしてみれば、以前のトラペと余り変わらないのかもしれません。静かなタイプのブルゴーニュです。しかし、確実にポテンシャルが高く、テクスチュアの質も極上です。まぁ・・マルサネ・ルージュの2013年を飲まれた方はもうお気づきでしょう。

 この、少し淡い色合いのルビーですが、宝石のように美しいです。是非飲んでいただきたい・・一品です。一推しのブルゴーニュです!



 因みのこのコラムの他のアイテムは少量の割り当てですので飲めていませんが、少なくとも2013年のトラペの他のワインを飲む限り、悪い訳が無いと言えます。

 オストレアはより古木が多い区画のワインをブレンドして造る、言わばV.V.クラスのジュヴレです。極少量。

 アレアは1級畑もので、普段のヴィンテージですと区画名でリリースされる予定のクロ・プリュールなどのワインが少量過ぎて造れず、結果としてブレンドしてリリースしたものです。なので、厳しいヴィンテージにしかリリースされない・・ある意味レア物です。

 シャペル=シャンベルタンはトラペの看板のひとつで、例のラ・ルヴェ・デュ・ヴァン誌では、

2013 CHAMBERTIN Grand Cru【20/20】
2013 LATRICIERES CHAMBERTIN Grand Cru【19/20】
2013 CHAPELLE CHAMBERTIN Grand Cru【18.5/20】

と・・18.5点と言う、凄い評価も得ています。因みにラトリシエールも当初はご案内をいただいたんですが、ここまで素晴らしいとは思えず、のんびりしている間に無くなってしまいました。まぁ、noisy のようなスタイル・・悪く言えば自分で確かめないと気が済まないタイプですと、目聡い方の後塵を期してしま場合も多くなってしまうのでしょう。

 そんな訳でして、グレートな仕上がりになったトラペ2013年をご紹介出来たことがとても嬉しいです。是非ともご検討くださいませ。.



2016 Gevrey-Chambertin Ostrea
ジュヴレ=シャンベルタン・オストレア
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14225 53 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑の広さは約2.5ha、最も古い木は1913年に植樹されたもので平均樹齢55年になります。骨格と力強さを与える「En Dérée(アン デレ)」、凝縮感を与える「Champerrier(シャンペリエ)」などの区画の葡萄をアサンブラージュして造られます。タンニンと果実味が豊かでストラクチャーがしっかりしており、肉厚なイメージのワインです。「OSTREA」は化石の名前から取っています。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥12,990 (外税)

【いつも素晴らしいオストレアは2016年も健在です!・・でも少し方向が変化して来ました!】
 このオストレアはいつも美味しくて、noisy のお気に入りです。

 2016年ものも、ほんの僅かタイトに感じるタイミングでのテイスティングになりましたが、2015年ものとほぼ同レベルの仕上がりと言えるかと思います。

 しかしながら・・色合いも比較してみてください。違うんですよ・・。やや収穫時期が遅いはずなんですね。その性でしょうか・・ルジェ的なエロさが、トラペにいつも感じる美しい鳩の血のようなニュアンスにトッピングされているんですね。

 さらにはそれを覆うように鉄っぽく、ち密なミネラリティが存在しています。非常に複雑性の高い味わいに仕上がっています。

 ある意味、下級クラスのワインには2016年のトラペの傾向が素直に表れていると思います。中級から上のワインには、要素、質感が覆ってしまう表情が有りますから、一見するだけだとそれは見えにくいかもしれません。

 しかし、やはりこのワインはトラペを代表するワインだと思います。そして平気で四半世紀の間、熟成することも可能です。飲んでみてください。素晴らしいワインです。(でももうちょっとだけ・・2カ月ほど置くのが正しいと思います。)


 以下は以前のレヴューです。
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【超繊細な2014年の密度を、さらに倍にしたかのような素晴らしい味わいです!マスト・バイでしょう!!】

 素晴らしいエナジーです。シルキーさを何層にも重ね合わせたような厚いニュアンスが有りつつ、全く「節操の無い感じが無い」、高質さに満ちています。

 あ、すみません・・オストレアではない通常のジュヴレは6本しか無いので・・テイスティングできませんでした。そうじゃなくても予算オーバーなので・・すみませんです。

 しかし凄いです。ビターなんですが、これを言うと勘違いされそうで言いたくない・・でも言わないといけない・・と葛藤しています。でも・・言ってしまいますが、「ビターなチョコ」さえ感じるほど・・なんですね。でも甘く無いんですよ。そして果実もしっかり、小さな果実の集合体ですが・・もちろんそれだけでも無い・・。

 あの素晴らしく美味しい、オリヴィエ・バーンスタインの村名ジュヴレをさらにナチュラルに、ピュアに、何層か重ねたような見事な味わいです。

 今飲んでも充分に満足してしまうと思います。・・いや、勿論ですが好みは在ると思いますよ。でも、柔らかく包容力のあるテクスチュアに包まれ、複雑精緻ながら非常に感性されたパレットでもてなされます。ジュヴレ的で有りながらもアペラシオンを超越しているような感じもします。気が付けばあっという間にボトルが空になってしまっていて、通常のジュヴレの分も想像しようと翌日に持ち越してさらに様子を見たい・・とは思っていたものの、困ったことになってしまいました。素晴らしいジュヴレでした!ご検討くださいませ!超お勧めです!


 以下は以前の「オストレア」のコメントです。
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【繊細さの中に繊細さを持つかのような超繊細なジュヴレ!滅茶苦茶旨いです!・・可能なら是非ともこれを飲んで欲しいです!】



 滅茶苦茶美味しいです!・・オストレア、これほどまでに素晴らしかったかと・・見直してしまいました。

 半面、ティム・アトキンさんの評価が91Pointsと低いのが気になってしまいました。やっちまったな?・・と言う気がしています。まぁ、この部分はジュヴレ村名で書いてますんで、是非読んでみてください。

 非常に美しいです。美しさを積み重ねないとこうはなりません。決して重くならないのに表現は積層しています。低域はまだやや軽めですが、そんなことはまず気にならないほど、中域から高域、超高域の美しさ、その密度に夢中になってしまうでしょう。

 まだ若いワインですよ・・一番良い時のフィリップ・パカレのジュヴレのエレガントさを数倍の密度で表現している・・そう言ったら一番判り易いかもしれませんね。2002年とかのパカレです。軽やかでフラワリーでジューシーでスパイシーで・・思わずクラッと来た、パカレの薄い旨さを何十層にも積層させた感じなんですよ。単純に濃い・・と言うのは全く違います。軽やか、エレガントなものが積み重なって、この素晴らしい表現をしています。

 そして、とてもナチュラルですが、全く危険性を感じません。とことん、健全です。ポテンシャルを取る必要が無い、単純な美味しさもたっぷりですから、決して難しい顔をして飲まずに済みます。しかしそのパワーは隠せないでしょうから、

「・・これ、数年後にまた飲みたい!」

と思われるでしょう。


 フーリエも旨いですが、よりナチュラルで玉ねぎ的な・・剥いても剥いても・・みたいな美味しさはフーリエには余り感じないかもしれません。フーリエのジュヴレはシームレスですよね。こちらは、まぁ、シームレスでは無いとは言えないのかもしれませんが、美しさの積層感です。まったくのドライですが、これほどまでに完成された美味しさは滅多に無いと思います。

 一つお願いです。届いて時間が経ってませんので、出来ましたら少々休養をあげてください。ビックリするほどシットリしてくるでしょう。noisy 的には、

「トラペも来たな~・・どこまで行くんだろ・・」

と思っています。

 シャンベルタンはルヴェ・デュ・ヴァン19.5/20、アドヴォケイト95~97 のようです。ルヴェ・デュ・ヴァンは2013年で満点でしたが、2014年は0.5点落としていますね。見方はそれぞれですが、トラペは未だに成長しているのが・・noisy には見えます。オリヴィエ・バーンスタインのジュヴレも素晴らしいですが、これほどにナチュラルではありません。少なくとも1万円以下では敵無しな村名ジュヴレ=シャンベルタンと言っておきたいと思います。超お勧めです!是非とも飲んでみてください。

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2016 Gevrey Chambertin 1er Cru Alea
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・アレア
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14222 54 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ・ノワール種100%。所有する1級畑「Clos Prieur(クロ・プリュール)」「Petite Chapelle(プティト・シャペル)」「Ergot(エルゴ)」「Corbeaux(コルボー)」「Combottes(コンボット)」を全てアサンブラージュして造るワイン。キュヴェ名の「ALEA」は「不測の出来事」と言う意味で、まさに不測の天候不順で収穫量が少なく、下記の1級3種類を区画ごとに瓶詰出来ない年のみ生産しています。「Clos Prieur」の力強さと「Petite Chapelle」の繊細さ、エレガントさが上手に調和し、肉厚でタニックな飲み応えのある味わいになっています。

Tim Atkin 94 Points
Allen Meadows - Burghound 90~93 Points
John Gilman 92 Points
750ML 在庫
ご注文数  本
¥24,980 (外税)

【収穫量が50%までに落ちた2016年ものは、1級畑ものをアレアに全て混ぜました!ティム・アトキン氏は何と94ポイントです!】
 村名クラスのオストレアも、いつも異常に旨いですが、2016年ものは1級を全てブレンドしたアレアがとても面白い立ち位置に居ると思われます。

 そうは言っても3本しか入荷してませんから・・飲むわけには行かないです。フィネスさんも少ない2016年ものをフォローするために、保存していた古いワインを放出してくれたのでしょう。

 フィネスさんって・・話しを聞くととっても面白い会社でして・・1年保存するとテイスティングするそうです。まぁ、しない年もあるのでしょうが、そしてその結果・・

「やっぱり出すの、止めようか・・」

と言うことになるのだそうで、結局、まだ飲み頃じゃぁ無いし・・勘違いされてもね・・みたいなことを毎年延々と繰り返すそうで、それに加え、在庫品をチェックして心配なボトルは弾くので、在庫がさらに少なくなっちゃうそうです。

 なので、ある意味バックヴィンテージの放出品は結果的に滅茶お得だと思いますよ。

 2016年のアレアはどうなんでしょうね・・。オストレアを飲んだ限りでは、かなり期待が寄せられるワインだと想像しています。優しくも集中したトラペらしい味わいかと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【超繊細かつ絹漉しのテクスチュア!パーフェクトなオリヴィエ・バーンスタイン2010年ジュヴレともまるで違う、心を奪われる色気が有ります!】

 実は・・この2013年のトラペのジュヴレ=シャンベルタンは、満を持してのご案内なんです。オリヴィエ・バーンスタイン2010年も、このトラペのジュヴレ2013年も、非常に厳しい値付けでは有るんですが、何とか飲んでいただきたいと言う気持ちから、

「同じ価格で真っ向勝負!」

とばかりにセッティングしてみたんですね。

 何しろオリヴィエ・バーンスタインは凄いワインだとは言え、まだまだ無名に近い造り手ですし、トラペと言えば、味わいはとても優しいが今ひとつ垢抜けない感じを持っていらっしゃったと思います。

 しかし、オリヴィエ・バーンスタイン2010年ジュヴレは、この価格帯とすると脅威の売り上げをさせていただきました。さすがに10年近く前の2004年のフーリエのジュヴレの数量には遠く及びませんが、価格は半分以下でしたしね。バーンスタインを飲まれたほとんどの方が、

「目茶美味しかった!」

とおっしゃってくださったので、面目が立ったような気もします。


 またトラペのマルサネ・ルージュ、ブランを飲まれた方からも、

「こんなに美味しいとは思わなかった・・」

と言うご感想もいただきましたし、今までのトラペのイメージを覆すことになったとおっしゃる方もいらっしゃいました。


 そんな中での、2013年ドメーヌ・トラペ・・・正確にはドメーヌ・ジャン=ルイ・トラペの最後のご案内になると思いますが、noisy的には上記のようなイメージで、「是非飲んでいただきたい1本」としてご紹介致します。


 ラ・レヴュー・デュ・ヴァンでトラペの2013年シャンベルタンが20点満点を取ったのは、おそらくですが造り手にとってアドヴォケイトの100点満点よりも数段嬉しいことなんじゃないかと思います。基本、海外メディアで有るアドヴォケイトよりも、フランス国内も含め国外でも信頼されている評価機関だからですね。それも厳しい2013年に手を掛けたワインが高い評価を得られた訳ですから、喜びもひとしおじゃないかと思います。

 しかしながら、2013年ものだけが好かったのか?・・それ以前からその傾向は有ったんじゃないのかと伺えるのが2011年マルサネ・ブランです。濃密ながらフィネスがしっかり有り、2016年時点で完全エキス体に成ったワインからは、素晴らしい芳香と長い余韻・・ボーヌの高級シャルドネも真っ青!・・と言えるような仕上がりだからです。それでもその2011~2013年の間の全てを知っている訳では無い noisy としては、トラペの近年のワインの素晴らしさ、成長振りをあくまで想像でしか無いにせよ、

「これは・・来たかもしれない・・」

と感じています。


 2013年のジュヴレ=シャンベルタンですが、トラペらしい物静かさを根底に持ちつつも、今までは「少し物足りない」と思わせていた内向的な部分をエレガントで多彩な表現を前面に持ってくることに成功しています。

 「静寂の中にある静寂」が以前のトラペだとしたら、「静寂と抑揚」が2013年のトラペです。そして、その静寂と抑揚は繊細さを多分に織り込んだ表情をしていて、エキスがキッチリ出た良く香るワインです。

 ジュヴレらしい鉱物や仄かなスパイスは、非常に繊細に香ります。中域もしっかり有りますが、

「どうだ!?凄いだろう!」

とは決して訴えてきません。


 静かながらもエレガンスを持ち、しかし確実にその艶っぽい表情を見せてくれるんです。


 パーフェクト!とご案内したオリヴィエ・バーンスタイン2010年は、一嗅ぎして、一口すすれば、誰でももう・・

「素晴らしい!凄い!」

と言うに違い有りません。しかし、トラペの2013年ジュヴレは、決してそうはならないでしょう。一嗅ぎし、すすり、中域から余韻を長い時間掛けて確かめ、心の中で「にやっ」として、そしてまたそのグラスに向かうに違い有りません。言葉にする前に、もう・・捕まえに行ってしまう・・捕獲行動に出てしまうじゃないかと思わせるような、心を奪われるような味わいだと思うんですね。


 言葉にしてみれば、以前のトラペと余り変わらないのかもしれません。静かなタイプのブルゴーニュです。しかし、確実にポテンシャルが高く、テクスチュアの質も極上です。まぁ・・マルサネ・ルージュの2013年を飲まれた方はもうお気づきでしょう。

 この、少し淡い色合いのルビーですが、宝石のように美しいです。是非飲んでいただきたい・・一品です。一推しのブルゴーニュです!



 因みのこのコラムの他のアイテムは少量の割り当てですので飲めていませんが、少なくとも2013年のトラペの他のワインを飲む限り、悪い訳が無いと言えます。

 オストレアはより古木が多い区画のワインをブレンドして造る、言わばV.V.クラスのジュヴレです。極少量。

 アレアは1級畑もので、普段のヴィンテージですと区画名でリリースされる予定のクロ・プリュールなどのワインが少量過ぎて造れず、結果としてブレンドしてリリースしたものです。なので、厳しいヴィンテージにしかリリースされない・・ある意味レア物です。

 シャペル=シャンベルタンはトラペの看板のひとつで、例のラ・レヴュー・デュ・ヴァン誌では、

2013 CHAMBERTIN Grand Cru【20/20】
2013 LATRICIERES CHAMBERTIN Grand Cru【19/20】
2013 CHAPELLE CHAMBERTIN Grand Cru【18.5/20】

と・・18.5点と言う、凄い評価も得ています。因みにラトリシエールも当初はご案内をいただいたんですが、ここまで素晴らしいとは思えず、のんびりしている間に無くなってしまいました。まぁ、noisy のようなスタイル・・悪く言えば自分で確かめないと気が済まないタイプですと、目聡い方の後塵を期してしま場合も多くなってしまうのでしょう。

 そんな訳でして、グレートな仕上がりになったトラペ2013年をご紹介出来たことがとても嬉しいです。是非ともご検討くださいませ。.



2016 Latricieres-Chambertin Grand Cru
ラトリシエール=シャンベルタン・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14221 55 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「ラトリシエール」とは「かわいい不思議な女の子」と「痩せた土地」という2つの意味を持つ言葉。最も古い木は1938年に植えられたもので広さは0.75ha、基本は粘土石灰質土壌ですが石灰岩の割合が多く、珪素土も含まれる畑で上質で緻密な果肉の葡萄が収穫できます。風の通りが良く涼しい畑なので白土の要素が出やすく長熟タイプになりやすい特徴があります。野性的なスパイシーさ、しっかりとしたストラクチャーと直線的で奥に伸びるような余韻がある大地を象徴するかのようなワインです。


◆2016年もの
Tim Atkin 97 points
Robert Parker s Wine Advocate 94~96 points
John Gilman 95 points
Allen Meadows - Burghound 92~94 points
◆2015年もの
Allen Meadows - Burghound 96 points
John Gilman 96 Points
Robert Parker s Wine Advocate 93-95 points

750ML 在庫
ご注文数  本
¥46,800 (外税)

【アドヴォケイトは2015年ものを超える評価!】
 ワインの評価と言うのは実に難しいもので、ある人は美味しいと言い、またある人は大したことが無いと言い、そしてヘソの曲がった人は美味しいと言いながら実は全然美味しいと思ってないと言う・・(^^;;

 トラペのリリースするワインに有って、常にトップをシャンベルタンと争っているのがこのラトリシエールです。

 アドヴォケイトは2015年を超える凄い評価です。かたや2015年ものを驚異的な評価を物凄い修飾語で称えたジョン・ギルマンさんは僅かに下げ、アラン・メドゥズさんも少々下げているようです。こんな風に前年の評価を掲載して、その評価者のクセとか傾向を加えてみると見えてくるものも有りますよね。

 なので、スタイルは2015年とはやや異なるのかな?・・と思いますが、仕上がりはほぼ同レベルだろうと思われます。何より収穫は非常に少ないでしょうから・・その意味では希少性は高くなっていると思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【こちらも実はギルマン氏は飲み頃2030年~2100年(ラトリシエール)と2027年~2100年(シャペル)!評価も96Pointsでした!】
 まぁ、凄い評価だった2014年ものラトリシエール=シャンベルタンもラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌で19.5/20Points などと言うクレイジーなものですから、比較的長い飲み頃を言うのが常態化しているジョン・ギルマンさんなら、

「2100年までOK!」

と軽く言えるのかもしれません。


 それにしても凄いです。面白いのは、常にラトリシエールの下の評価だったシャペル=シャンベルタンが、かのアドヴォケイトでは逆転しているところでしょうかね。95~97Points となっています。

 因みにギルマンさんのシャペル=シャンベルタンの評価は、評点は96ポイントで同じ、飲み頃は若干早くて2027年から2100年です。


 以下は以前のレヴューです。
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【徐々にトラペの素晴らしさが認知されてきたようです!!物凄い評価です!】



 もう、かなり世界のテイスターたちがドメーヌ・トラペの素晴らしさを言い始めており、非常に高く評価しています。2014年のトラペは凄いです。

 もっとも、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は2013年のトラペのシャンベルタンに20点満点、ラトリシエールに19.5点としていましたので、もしかしたらシャンベルタンは僅かに下がったと言えるかもしれません。

 しかしラ・ルヴェ誌は2014年のシャンベルタンは19.5ポイントですが、ラトリシエールも19.5ポイントですから誤差の範囲と言えるかもしれません。

 noisy は、1級以上はさすがに飲めなかったものの、それ以下をほぼテイスティングし、また新たな境地を開き始めたドメーヌ・トラペの姿を確認しました。それはよりナチュラルに、自然に、エレガントに、健康的に、しかしそれ以前のものを何も捨てない・・と言う、強い意志です。

 特にジュヴュレ=シャンベルタン・オストレアの素晴らしさは特筆もので、確かにティム・アトキンさんはその辺りを理解できなかったようでは有りますが、飲んでいただけるのなら、さらに進歩したトラペをご確認いただけるでしょう。

 トップワイン、上級ワインは数、価格の関係でサクッとは飲めませんでしたので、各テイスティング評価機関のポイントを元にご紹介します。

 シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんが96ポイント、アドヴォケイト95~97ポイント、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス 19.5/20ポイントと言う、誰からも文句のない仕上がりです。より高域の美しさを得た2014年かと想像しています。

 シャンベルタン1999年は古酒です。ほんの少量の入荷です。ラ・ルヴェ誌は19/20ポイントと高評価かつ・・飲み頃を迎えたシャンベルタンです。貴重です。

 ラトリシエール=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんがシャンベルタンと同様の96ポイント、ラ・ルヴェ誌もシャンベルタンと同じ19.5/20で、これは非常にお買い得です。

 シャペル=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんの評価しか見当たらず、93ポイントでした。2005年の古酒も少量届いており、こちらはベタンヌさんのところが18/20ポイント 飲み頃予想 2017~2030です。飲んで良い時期に入ったと・・言うことなのでしょう。

 1級群は、
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・クロ・プリュール ティム・アトキン94ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・プティ・シャペル ティム・アトキン95ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・キャピタティム・アトキン 94ポイント

と、軒並み凄い評価です。2014年は各キュヴェを混ぜたアレアを造らず、上記キュヴェを仕込んだようです。


 2014年ドメーヌ・トラペは、下級のみのテイスティングでしたが、その凄さは充分に伝わってきました。是非ともご検討いただき、お早めにご注文くださいませ。お勧めします!




 以下は2013年もののレヴューです。
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 このところのトラペのワインはちょっとおかしい・・いや、単に「おかしい」のでは無く「異常においしいことがおかしい」と言うべきだろうか。例えば先だってご案内できた2011年のマルサネ・ブランを飲まれた方なら、たっぷりと理解できただろうし、おそらく「少し高いかな?」と思って手を出さなかったに違い無い「パストゥグラン・ア・ミニマ2013年」を飲まれた方なら、そのディテールの美しさと余韻の奏でる、緩やかで長い放物線に感動を覚えるでしょう。また、書き切れなくてまだ案内できていない2013年のマルサネ・ルージュをもし飲まれたのなら、フーリエのワインを赤さをやや暗くして、さらにナチュラルに向かわせたような・・しかもピュアさを全くないがしろにしない美味しさにビックリされるかもしれない。

 2013年のシャンベルタンは、ラ・レヴュー・デュ・ヴァンと言う長い歴史を誇り信頼の厚い評価本で、ドメーヌ・ルロワの「シャンベルタン」「ラトリシエール=シャンベルタン」と共に満点の20点を得ています。因みに満点はルロワ2点、トラペ1点のみで、シャンベルタンの指標とも言うべきルソーは19.5点で次点、トラペのラトリシエールは19点と言う結果でした。昔のジャン=ルイ・トラペを知るものにとっては、晴天の霹靂とも言うべき事態かもしれませんが、上記のように昨今のワインを飲まれているのであれば、全く当然とも言えるかもしれません。

 まぁ、価格は確実に上昇していますので、値段成り・・と言ってしまえばそれまでですが、ルロワのシャンベルタンやルソーのそれと単純な比較をすると、コンディションも含め、妙な納得が可能かと思います。

 今回はマグナムも有り、また、天候不順により収量を減らし、しかも造り手の技量を発揮した上での忍耐を迫られた2013年ヴィンテージですので非常に貴重だと言えます。ご検討くださいませ。.



2016 Chambertin Grand Cru
シャンベルタン・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14218 56 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ・ノワール種100%。所有面積は約2haでそのうち約1haを馬で耕作しています。1957~64年に植えた区画と1番古い木のある区画、その他に1945年、1985年、1992年に植えられた区画が3つに分かれており、土壌は泥灰土や粘土石灰質です。骨格がしっかりしていて色々な要素が凝縮していますが、10年以上経たないとその真価を見ることは出来ません。


Jasper Morris 96~98 points
Robert Parker s Wine Advocate 95~97 Points
Allen Meadows - Burghound.com 93~96 Points

750ML 在庫
ご注文数  本
¥72,500 (外税)




2016 Chambertin Grand Cru Magnumbottle
シャンベルタン・グラン・クリュ・マグナムボトル
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14219 57 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ・ノワール種100%。所有面積は約2haでそのうち約1haを馬で耕作しています。1957~64年に植えた区画と1番古い木のある区画、その他に1945年、1985年、1992年に植えられた区画が3つに分かれており、土壌は泥灰土や粘土石灰質です。骨格がしっかりしていて色々な要素が凝縮していますが、10年以上経たないとその真価を見ることは出来ません。


Jasper Morris 96~98 points
Robert Parker s Wine Advocate 95~97 Points
Allen Meadows - Burghound.com 93~96 Points

1500ML 在庫
ご注文数  本
¥148,000 (外税)

【滅茶苦茶評価が上がっています!】
 2008年ものから目を付けていたオリヴィエ・バーンスタインはいつの間にかシャンベルタン、クロ・ド・ベズまでも造り始め、2015年ものの頃には98Points~ などと言う、とんでもない評価を得るようになってしまいました。

 2016年のリリース時には、アルマン・ルソー並みの20万円近くの上代を付け、さらにはルソーを価格でも抜くつもりだと息巻いていると聞いて・・何だかな・・と思い始めてしまいました。

 確かにバーンスタインのワインは美味しいが、完璧さを誇るが故の「鼻に付く感じ」をどこかで感じていたのも事実です。

 そんな意味においては、そんな「意思の発露」などは微塵も感じさせない、ニュートラルなスタンスのトラペのワインに魅かれると言うのも無理のないことなのかもしれません。

 2016年のシャンベルタンは、確かに価格も上昇していますが、それでもバーンスタインの2015年ものにも遠く及ばない値付けで、ジャスパー・モリスの96~98 ポイントをはじめ、アドヴォケイトの95~97ポイント、アラン・メドゥズの93~96ポイントと、10年以上前のトラペの評価とは雲泥の差が生まれています。

 いつか飲みたいな・・と思いますが、ここまでくると簡単には開けられないワインになってしまっています。15000円ほどで購入できた昔が懐かしい!・・まぁ、そればっかり言ってますが、時の経つのは避けられないのと同時に、ブルゴーニュワインの高騰も・・、しかし品質もついて来ているのも確かだと思われます。


 以下は以前のレヴューです。
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 もう、シャンベルタンやミュジニー、ヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュは、須らく「大台」を超えて行くと思われます。言ってしまえば、ボルドーのように生産本数が多く無いんですから・・

 今までは、

「ブルゴーニュを愛するのは日本人が最も多い」

と思われていましたが、昨今は中国人がブルゴーニュの美味しさに気付いてしまったもんですから・・日本の人口ほどの超大金持ちが存在する大陸へ、ブルゴーニュワインが向かって行ってしまうのは、もう止められないかもしれません。


 1998年の正規品、バック・ヴィンテージです。タンザーさんが93ポイント付けています。そろそろ飲み始めても良い感じでしょう。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【徐々にトラペの素晴らしさが認知されてきたようです!!物凄い評価です!】



 もう、かなり世界のテイスターたちがドメーヌ・トラペの素晴らしさを言い始めており、非常に高く評価しています。2014年のトラペは凄いです。

 もっとも、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は2013年のトラペのシャンベルタンに20点満点、ラトリシエールに19.5点としていましたので、もしかしたらシャンベルタンは僅かに下がったと言えるかもしれません。

 しかしラ・ルヴェ誌は2014年のシャンベルタンは19.5ポイントですが、ラトリシエールも19.5ポイントですから誤差の範囲と言えるかもしれません。

 noisy は、1級以上はさすがに飲めなかったものの、それ以下をほぼテイスティングし、また新たな境地を開き始めたドメーヌ・トラペの姿を確認しました。それはよりナチュラルに、自然に、エレガントに、健康的に、しかしそれ以前のものを何も捨てない・・と言う、強い意志です。

 特にジュヴュレ=シャンベルタン・オストレアの素晴らしさは特筆もので、確かにティム・アトキンさんはその辺りを理解できなかったようでは有りますが、飲んでいただけるのなら、さらに進歩したトラペをご確認いただけるでしょう。

 トップワイン、上級ワインは数、価格の関係でサクッとは飲めませんでしたので、各テイスティング評価機関のポイントを元にご紹介します。

 シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんが96ポイント、アドヴォケイト95~97ポイント、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス 19.5/20ポイントと言う、誰からも文句のない仕上がりです。より高域の美しさを得た2014年かと想像しています。

 シャンベルタン1999年は古酒です。ほんの少量の入荷です。ラ・ルヴェ誌は19/20ポイントと高評価かつ・・飲み頃を迎えたシャンベルタンです。貴重です。

 ラトリシエール=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんがシャンベルタンと同様の96ポイント、ラ・ルヴェ誌もシャンベルタンと同じ19.5/20で、これは非常にお買い得です。

 シャペル=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんの評価しか見当たらず、93ポイントでした。2005年の古酒も少量届いており、こちらはベタンヌさんのところが18/20ポイント 飲み頃予想 2017~2030です。飲んで良い時期に入ったと・・言うことなのでしょう。

 1級群は、
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・クロ・プリュール ティム・アトキン94ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・プティ・シャペル ティム・アトキン95ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・キャピタティム・アトキン 94ポイント

と、軒並み凄い評価です。2014年は各キュヴェを混ぜたアレアを造らず、上記キュヴェを仕込んだようです。


 2014年ドメーヌ・トラペは、下級のみのテイスティングでしたが、その凄さは充分に伝わってきました。是非ともご検討いただき、お早めにご注文くださいませ。お勧めします!




 以下は2013年もののレヴューです。
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 このところのトラペのワインはちょっとおかしい・・いや、単に「おかしい」のでは無く「異常においしいことがおかしい」と言うべきだろうか。例えば先だってご案内できた2011年のマルサネ・ブランを飲まれた方なら、たっぷりと理解できただろうし、おそらく「少し高いかな?」と思って手を出さなかったに違い無い「パストゥグラン・ア・ミニマ2013年」を飲まれた方なら、そのディテールの美しさと余韻の奏でる、緩やかで長い放物線に感動を覚えるでしょう。また、書き切れなくてまだ案内できていない2013年のマルサネ・ルージュをもし飲まれたのなら、フーリエのワインを赤さをやや暗くして、さらにナチュラルに向かわせたような・・しかもピュアさを全くないがしろにしない美味しさにビックリされるかもしれない。

 2013年のシャンベルタンは、ラ・レヴュー・デュ・ヴァンと言う長い歴史を誇り信頼の厚い評価本で、ドメーヌ・ルロワの「シャンベルタン」「ラトリシエール=シャンベルタン」と共に満点の20点を得ています。因みに満点はルロワ2点、トラペ1点のみで、シャンベルタンの指標とも言うべきルソーは19.5点で次点、トラペのラトリシエールは19点と言う結果でした。昔のジャン=ルイ・トラペを知るものにとっては、晴天の霹靂とも言うべき事態かもしれませんが、上記のように昨今のワインを飲まれているのであれば、全く当然とも言えるかもしれません。

 まぁ、価格は確実に上昇していますので、値段成り・・と言ってしまえばそれまでですが、ルロワのシャンベルタンやルソーのそれと単純な比較をすると、コンディションも含め、妙な納得が可能かと思います。

 今回はマグナムも有り、また、天候不順により収量を減らし、しかも造り手の技量を発揮した上での忍耐を迫られた2013年ヴィンテージですので非常に貴重だと言えます。ご検討くださいませ。.



2007 Chambertin Grand Cru
シャンベルタン・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14217 58 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ ジュヴレ=シャンベルタン

■エージェント情報
ピノ・ノワール種100%。所有面積は約2haでそのうち約1haを馬で耕作しています。1957~64年に植えた区画と1番古い木のある区画、その他に1945年、1985年、1992年に植えられた区画が3つに分かれており、土壌は泥灰土や粘土石灰質です。骨格がしっかりしていて色々な要素が凝縮していますが、10年以上経たないとその真価を見ることは出来ません。


Gault & Millau 18.5/20 Points
la Revue du Vin de France 18/20 Points
Stephen Tanzer 94 Points

750ML 在庫
ご注文数  本
¥74,800 (外税)

【正規輸入のバック・ヴィンテージ、1997年ものです!】
 もう、シャンベルタンやミュジニー、ヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュは、須らく「大台」を超えて行くと思われます。言ってしまえば、ボルドーのように生産本数が多く無いんですから・・

 今までは、

「ブルゴーニュを愛するのは日本人が最も多い」

と思われていましたが、昨今は中国人がブルゴーニュの美味しさに気付いてしまったもんですから・・日本の人口ほどの超大金持ちが存在する大陸へ、ブルゴーニュワインが向かって行ってしまうのは、もう止められないかもしれません。


 1997年の正規品、バック・ヴィンテージです。ゴー・ミヨが18.5/20ポイント、タンザーさんが94ポイント付けています。そろそろ飲み始めても良い感じでしょう。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【徐々にトラペの素晴らしさが認知されてきたようです!!物凄い評価です!】



 もう、かなり世界のテイスターたちがドメーヌ・トラペの素晴らしさを言い始めており、非常に高く評価しています。2014年のトラペは凄いです。

 もっとも、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は2013年のトラペのシャンベルタンに20点満点、ラトリシエールに19.5点としていましたので、もしかしたらシャンベルタンは僅かに下がったと言えるかもしれません。

 しかしラ・ルヴェ誌は2014年のシャンベルタンは19.5ポイントですが、ラトリシエールも19.5ポイントですから誤差の範囲と言えるかもしれません。

 noisy は、1級以上はさすがに飲めなかったものの、それ以下をほぼテイスティングし、また新たな境地を開き始めたドメーヌ・トラペの姿を確認しました。それはよりナチュラルに、自然に、エレガントに、健康的に、しかしそれ以前のものを何も捨てない・・と言う、強い意志です。

 特にジュヴュレ=シャンベルタン・オストレアの素晴らしさは特筆もので、確かにティム・アトキンさんはその辺りを理解できなかったようでは有りますが、飲んでいただけるのなら、さらに進歩したトラペをご確認いただけるでしょう。

 トップワイン、上級ワインは数、価格の関係でサクッとは飲めませんでしたので、各テイスティング評価機関のポイントを元にご紹介します。

 シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんが96ポイント、アドヴォケイト95~97ポイント、ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス 19.5/20ポイントと言う、誰からも文句のない仕上がりです。より高域の美しさを得た2014年かと想像しています。

 シャンベルタン1999年は古酒です。ほんの少量の入荷です。ラ・ルヴェ誌は19/20ポイントと高評価かつ・・飲み頃を迎えたシャンベルタンです。貴重です。

 ラトリシエール=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんがシャンベルタンと同様の96ポイント、ラ・ルヴェ誌もシャンベルタンと同じ19.5/20で、これは非常にお買い得です。

 シャペル=シャンベルタン2014年はティム・アトキンさんの評価しか見当たらず、93ポイントでした。2005年の古酒も少量届いており、こちらはベタンヌさんのところが18/20ポイント 飲み頃予想 2017~2030です。飲んで良い時期に入ったと・・言うことなのでしょう。

 1級群は、
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・クロ・プリュール ティム・アトキン94ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・プティ・シャペル ティム・アトキン95ポイント
2014 ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・キャピタティム・アトキン 94ポイント

と、軒並み凄い評価です。2014年は各キュヴェを混ぜたアレアを造らず、上記キュヴェを仕込んだようです。


 2014年ドメーヌ・トラペは、下級のみのテイスティングでしたが、その凄さは充分に伝わってきました。是非ともご検討いただき、お早めにご注文くださいませ。お勧めします!




 以下は2013年もののレヴューです。
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 このところのトラペのワインはちょっとおかしい・・いや、単に「おかしい」のでは無く「異常においしいことがおかしい」と言うべきだろうか。例えば先だってご案内できた2011年のマルサネ・ブランを飲まれた方なら、たっぷりと理解できただろうし、おそらく「少し高いかな?」と思って手を出さなかったに違い無い「パストゥグラン・ア・ミニマ2013年」を飲まれた方なら、そのディテールの美しさと余韻の奏でる、緩やかで長い放物線に感動を覚えるでしょう。また、書き切れなくてまだ案内できていない2013年のマルサネ・ルージュをもし飲まれたのなら、フーリエのワインを赤さをやや暗くして、さらにナチュラルに向かわせたような・・しかもピュアさを全くないがしろにしない美味しさにビックリされるかもしれない。

 2013年のシャンベルタンは、ラ・レヴュー・デュ・ヴァンと言う長い歴史を誇り信頼の厚い評価本で、ドメーヌ・ルロワの「シャンベルタン」「ラトリシエール=シャンベルタン」と共に満点の20点を得ています。因みに満点はルロワ2点、トラペ1点のみで、シャンベルタンの指標とも言うべきルソーは19.5点で次点、トラペのラトリシエールは19点と言う結果でした。昔のジャン=ルイ・トラペを知るものにとっては、晴天の霹靂とも言うべき事態かもしれませんが、上記のように昨今のワインを飲まれているのであれば、全く当然とも言えるかもしれません。

 まぁ、価格は確実に上昇していますので、値段成り・・と言ってしまえばそれまでですが、ルロワのシャンベルタンやルソーのそれと単純な比較をすると、コンディションも含め、妙な納得が可能かと思います。

 今回はマグナムも有り、また、天候不順により収量を減らし、しかも造り手の技量を発揮した上での忍耐を迫られた2013年ヴィンテージですので非常に貴重だと言えます。ご検討くださいませ。.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Monthelie-Douhairet-Porcheret  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ
● 前から気になっていた造り手のワインがようやく入ってきました。その名も「モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレ」。知っている人なら・・

「・・おっ!・・ポルシュレって・・あのポルシュレ?」

 と思い当たるんじゃないかと思います。


■エージェント情報
 「Domaine Monthelie-Douhairet-Porcheret」は300年以上前にモンテリー氏によって設立された歴史あるドメーヌで醸造所にはドメーヌ設立当初から1930年代まで使用していた古い圧搾機が展示してあります。

 モンテリー氏の子孫によって畑は開墾され、最盛期には12haの畑を所有するまでになりました。1970年代初頭にドメーヌが2つに分裂して所有する畑も半分の6haずつに分けられ、一方のドメーヌは畑を売却してしまったため、もう一方のドメーヌ運営を引き継いだモンテリー一族の流れを受け継ぐアマンド女史が残された6haの畑でワイン造りを続けました。

 1989年にはアマンド女史の養子でオスピス・ド・ボーヌの運営管理を12年続けた後、「Domaine Lalou Bize - Leroy」の運営管理を務めていたアンドレ・ポルシュレ氏がドメーヌに加わりました。2004年にアマンド女史は亡くなりましたが、ドメーヌに大きく貢献したアマンド女史の名前は今もキュヴェ名に残っています。

 現在はアンドレ・ポルシュレ氏の孫娘であるカタルディナ女史が定年で引退したアンドレ・ポルシュレ氏の教えを受け継いでワイン造りを行っています。

所有畑は現在でも6haのまま変わりありません。畑仕事は昔ながらの耕作や剪定、必要に応じた摘房などを行い、収穫は手摘みで葡萄が自重で潰れないように容量25kgのケースを使用しています。

 葡萄は選別台で厳しくチェックして100%除梗を行ってからブルゴーニュでは伝統的な木製の開放桶でアルコール醗酵を行います。酵母は葡萄の健康状態が良ければ自然酵母、そうでなければセレクション酵母を使用。

 毎日液循環と軽い櫂入れを行いながら18~20日間醗酵させます。ワインはポンプを使わずに重力によって移動させ、300年以上前に建てられたアーチ型天井のカーヴ内に並べられた228Lのブルゴーニュ型樫樽(新樽約10%)で20~22カ月間熟成させます。テロワールを表現できるように人の干渉は出来るだけ行わず、化粧をしていないワイン造りを心掛けています。
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2013 Meursault
ムルソー
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

12361 59 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ムルソー

■エージェント情報


区画は「Le Pré de Manche」。0.18ha。泥土質土壌。樹齢約45年のVV。樽でアルコール発酵後、新樽率10%で18ヶ月間熟成。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,750 (外税)




2013 Meursault 1er Cru les Santenots
ムルソー・プルミエ・クリュ・レ・サントノ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

12362 60 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ ムルソー

■エージェント情報


0.3ha。泥土質土壌。樹齢55年以上のVV。樽でアルコール発酵後、新樽率10%で18ヶ月間熟成。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥7,990 (外税)

【すでに巷では評判になっているポルシュレのムルソー、バックヴィンテージを2品ご紹介!このワインの秘密が判った!?】
 ようやっと・・2013年のドゥエレ=ポルシュレ、人気の2アイテムをテイスティング出来ました。アメリカ向けに押さえられていた分がキャンセルになったとかで、ある程度の数量を確保できたんですね・・。2014年のムルソーは飲んでいたんですが、エレガントに仕上がったはずの2013年はずっと飲めずにいました。

 早速・・飲んでみました。やや閉じた状態からでしたが、リニアなカーブで徐々に柔らかくなってきました。基本的にこのドゥエレ=ポルシュレのムルソーは、村の北側のヴォルネイ近くの畑ですので、

「村の南や西の畑の、大理石的な厳しいミネラリティは少な目。ややソフトで丸くふくよかなニュアンスが強い仕上がりなムルソー」

で有ることは容易に想像できます。マイルド系のムルソーですね。


 柑橘系フルーツにほんのりと蜜のトッピング、非常にピュアですがナチュラリティはさほどでも無い感じです。ポルシュレさんですから・・危険性の出るような醸造はしないでしょう。

 非常に美味しいんですが、ちょっと物足りないかな・・と思いつつ、夕食と一緒に飲み始めました。まぁ、noisy の場合は夕食と言っても、完全に日が変わってからになりますので、夜食と言うべきかもしれませんが。

 で、食と一緒に飲み始めると、このプレ・ド・マンシュ、絶好調なんですよ。滅茶美味しいんです。そう・・塩分やある種の酸との出会いで、このムルソーは完成された味わいになり、非常にクリーミーになるんですね。

「ナトリウム系ミネラリティとの出会いによって」

と言い換えても良いかもしれません。もしくは、

「旨みを持つ酸との出会いによって」

かもしれません。


 そもそもグランメゾンの置きたいワインは、提供する食にマリアージュさせるべく選択されたワインです。一部のグレートなワインは、そのワインの味わいのみで完結してしまいますので、その無比なワインに食を合わせるような形になり、余り好ましくありません。

 美食のフレンチでは、やはりそうした選択が好ましいからこそ、「ソムリエ」と言う職業が生まれたとも考えられ、マリアージュ(結婚)と言う言葉が、そこに使われるようになったのでしょう。

 で、このムルソー・・・・実はプレ・ド・マンシュだけでは無くて、1級のサントノもそうなんですが、南側の優れた1級ムルソーに比較すると、欠落が有るのが判ります。それこそがナトリウム系ミネラリティや、まん丸なパレットを描く酸の構成です。例えばムルソー・ペリエールは熟すともう、それだけで100点満点です。若くてもミネラリティは膨大で、酸の構成も旨みたっぷりでまん丸です。

 その欠落部分が 

で表現されるとすると、食が

ですよね。それらが一緒になることで、パーフェクトなパレットが完成するんですね~・・と思います。もっと突っ込んで言ってしまうならば、塩素を含んだナトリウムイオンが電子と出会って完成された塩になる・・かどうかは知りませんが、イメージ的にはそれを酸の構成まで膨らませたような印象を持ちました。

 で、セブンイレブンで仕入れてきた最新作?のチーズインスナックと言うものを出して来ました。まぁ、うま味調味料を含め様々な添加物が入ってるとは思うんですが、まぁ・・美味しいですよね。ポテトチップス片手にビールを飲んでるのとさして変わらない状況です。

 こんな雑多な味わいのスナックにも、非常に良く反応します。まん丸なパレットを描いてくれます。スナック類の雑多な味の部分だけは浮いてしまいますけど。チーズ系の強い味わいにも負けることなく、自己主張もさりげなくしつつ、完成されたマリアージュ感を造ってくれるんですね。

 さすがポルシュレ・・この構成は素晴らしい・・また、日本人に受けるのも判るような気がしました。


 そしてこちらは1級のレ・サントノ・ブランです。ご存知の通り、ヴォルネイ・サントノ=・デュ=ミリュー(区画そのものは別)などの素晴らしいピノ・ノワールを生み出すムルソー北部の1級畑です。村名のプレ・ド・マンシュはその南に有ります。

 さすがに品格はプレ・ド・マンシュの及ぶところでは無く、高貴さがしっとり漂います。ほんのりと蜜のトッピングから柑橘系の果実の放出までの流れはプレ・ド・マンシュと同様ですが、やはりそこは1級だけ有って、エレガントさを失わずに見事な押し出しをしてきます。

 中域の構成も見事で、太過ぎずダレず。少しトロッとしたテクスチュアです。余韻も非常に長い・・です。面白いのは少し塩っぽいミネラリティを感じることです。似ているのはムルソーと言うよりは、コルトン=シャルルマーニュ的な白さを強く感じるミネラリティです。

 やはり同じように感じるのは、ムルソー南側の1級たちのような鋼のように硬く万全なミネラリティの構成では無くて、

のように感じる部分を持っています。それが食と出会うことで、

「おお!」

と成ってくるんですね。少し粘り、ほんのりオイリーで、出会い後の「甘味」が素晴らしいんですよ。


 むしろ、ムルソー村南側の優れた1級畑たちと完全なマリアージュをするのはとても難しいことじゃないかとさえ感じました。白ワインとして完全過ぎる・・嫌いが想像されました。ましてや若いうちは大理石的膨大なミネラリティが厳しさを伝えてきますから余計です。

 この、「出会い」によっても、レ・サントノのイメージも大きく変わることが判ると思います。素晴らしいワインでした!

 どちらも美味しいと思います。ぜひご堪能くださいませ。一推しです!






 以下は同じワインの、以前のレヴューです。
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【すでに巷では評判になっている(らしい)ポルシュレのムルソー、バックヴィンテージを2品ご紹介!】



 ドメーヌ・モンテリー=ドゥエレ=ポルシュレの、巷ではかなり人気になっているらしい白、特にムルソーらしいですが、正規からオファーをいただいたのでオーダーしました。

 やはり人気の性でしょうか、かなり数量は削られまして、バラのみの到着です。今回は現行の2014年では無く、2013年の入荷でした。

 実は・・ポルシュレらしいのはピノ・ノワールと言う自身の思い込みからか、ピノ・ノワールばかりをご紹介しておりまして、その割には営業成績も余り芳しくは無く、トップキュヴェまで残っている状況だったので、白のオファーをいただいた時は、そのまんまスルーしていたんですね。

 で、2017年の正月に、友人たちと新年会を催したんですが、その時出て来たのが2014年のムルソーでした。

 どうやら巷では、ドーヴネに似ている・・のような評判だそうでして、

「・・(ドーヴネ・・すか~?)」

と、当初はちょっとばかり眉唾もんだなぁと・・思ってました。まぁ・・新樽の率は高いですから、そんな意味では似ているんでしょう。

 ムルソー村名は、ル・プレ・ド・マンシュと言うヴォルネイ側に有るリューディです。価格も決して高くは無く・・まぁ、安い訳でも無い、普通の価格帯になると思います。

 ヴォルネイ側に有りますので、ムルソーの南端や西の丘の方のムルソーとは、だいぶ印象が異なります。赤い土、粘土が石灰に混じる・・そう、あくまでピノ・ノワールにも良く合いそうな粘土土壌主体のシャルドネの味わいがします。

 その分、ハードでタイトなムルソーの印象とは異なり、やや柔らかく、深みや構造を感じやすく、滑らかさの有る豊かな味わいです。もっとも、noisy が飲んだのは2014年ですから、2013年とは若干印象は違うでしょう。

 また、ポルシュレにシャルドネ、白の印象は特には余り持っていないので、判断のしようが無い訳ですが、ポルシュレさんと言えばやはり新樽使いです。あのオスピス・ド・ボーヌを立て直したのも、また現在のオスピスのワインの良し悪しも、やはりポルシュレさんの新樽100%制限が効いている訳ですね。そしてドメーヌ・ルロワ系にしても、新樽の凄い使い手として今もその手腕は伝説になっていますから、ポルシュレさん=オスピス・ド・ボーヌ=ルロワ≒ドーヴネと言うような連想ゲームが成り立つのかもしれません。

 そうは言っても、やはり白ワインの味わいとしては、ポルシュレさんのイメージが無いもので・・売れるかどうかも判らないし数も余り無いので、そのまま出そうか・・とも思ったんですが、一応お一人様2本までと言うことにさせていただきました。


 また、1級のサントノですが、こちらも当然ながらヴォルネイ村に引っ付いた形で存在する畑ですので、やはり粘土石灰系のやや赤みを感じる柔らかく深い味わいになる場合が多いと思われます。1級ですからそこはル・プレ・ド・マンシュよりも繊細・複雑・凝縮感などの点において、確実に上回ってくるでしょう。今回は入荷が余りに少ないので・・テイスティングは出来ませんで・・すみません。

 ご興味のある方が多いと思います。是非ご検討くださいませ。

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2013 Pommard 1er Cru les Chanlins
ポマール・プルミエ・クリュ・レ・シャンラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

11866 61 [Vin Nature] スティルワイン フルボディ フランス ブルゴーニュ ポマール

◆◆◆おそらくトップ・キュヴェでしょう!
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,380 (外税)

【ポマールらしい重量感!ドライで引き締まった躯体!香りの複雑性・凝縮感が半端無いです!】
 何と表現すれば良いのか・・こんな表現で良いのかとは、noisy もこの20年に渡って悩んで来たことではありますが、いまだにそんなことを考えつつ、キーボードに向かっている訳です。

 ポルシュレさんはオスピス・ド・ボーヌ、ドメーヌ・ルロワと渡り歩いてきた・・とされますが、やはりオスピスでの彼の仕事振りが素晴らしかったので、引退しようとする彼をマダム・ルロワが引き止め、ドメーヌに来てもらったと記憶しています。

 なので、やはりオスピス的なのでは?・・などとも一瞬頭を過りますが、大体にして、「オスピス的なピノ・ノワール」が余りに大雑把でしか判らないし、何しろワインに仕立てるのは各ドメーヌなんですから、余計に様々なタイプになり、「オスピス的な味わい」の根拠にはならんと・・言うことになります。

 ただしオスピスは基本、新樽100%で造らされますから・・そのためにはどうしたら良いか・・とか、逆算で造らざるを得ないのが寄進者たる各ドメーヌなんですね。なので、新樽に負けない、しっかりした葡萄を得ることが重要になり、そんな流れを造り、監督したのがアンドレ・ポルシュレと言えるでしょう。

 この美しい、しかも非常にしっかりした、そして透明感が凄い色合いを見てください・・。素晴らしいでしょ?・・・もう何となく味わいが想像できるんじゃないかと思うんですが・・?


 一口飲んで思ったのは・・何と、ドメーヌ・ルイ・ジャドのクロ・サン=ジャックです・・。何でなんだろう?・・と自分でも不思議です。ニュアンスは非常に似ているなと・・しかし、各部分はおそらく全然似ていないんです。むしろ、

「若くして飲んだ時のジャドのクロ・サン=ジャック」

と言うべきなのかもしれません。


 例えばド・シャソルネイのフレデリック・コサールも、あのパカレも、ポマールのレ・シャンランを造っていた時期がありましたよね。エレガンスが有り、非常にエキシーで、しかも軽やかさや官能感も有り、旨いワインでした。

 でも、ポルシュレ監修のこのポマール・レ・シャンラン・・・・全然違いますよ。同じ自然派だとしても、もう腰の位置が全然違います。非常に低い位置から出てくる感じの全域に渡り発散されるアロマです。

 そして非常に凝縮していて、細やかに仕上げたものが詰まっている感覚が有ります。言っちゃえば他の自然派たちのワインと比べてしまうと「薄い」と言えるかな・・と思うんですね。

 かと言って、

「濃いのか?」

と聞かれると・・・

「・・いや・・濃いと言うんじゃなくて・・やはり詰まっていると言うべきかな・・」

と答えるでしょう。


 まだ全貌を簡単には見せはしないんですが、非常に濃密・・要素が複雑で構造がしっかりしてるんですね。

 今飲んでも・・とても美味しいんですが、開花はずっと後ですから非常に勿体無い感じがします。酸素をほぼ遮断した昨今の造りでは無いと思います。樽を適切に使用し、適度な酸化を促進させつつ、香り高く美しく仕上げたレ・シャンランなんですね。

 この感触はやっぱり、あの時代を思わせるかな・・と思います。アンリ・ジャイエやら、ギイ・アッカやらね・・もう凄い人たちが沢山いました。その中の一人がポルシュレさん・・。昨今の造りから言えば少し難解なのかもしれませんが、2013年にこれほどまでの非常に質の高い葡萄を得ていることにビックリです。20年後、物凄いワインになっている可能性が有ります。是非・・ご検討くださいませ。
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Fontaine-Gagnard  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ フォンテーヌ=ガニャール
● 昨年より復活し再度ご紹介させていただいたフォンテーヌ=ガニャールの2016年をご紹介させていただきます。

 2016年はご他聞に漏れず、霜害などで大きな被害を受けたブルゴーニュです。左の二枚の写真は、同日に撮影された畑ですが、霜で芽がやられた畑には、葉っぱすら・・伸びて来ていません。

 フォンテーヌ=ガニャールでは1/3~1/5ほどの仕上がりのようで、特にグラン・クリュはほんの少ししかできなかったようです。

 しかしながら仕上がって来たワインの出来には・・ビックリしました!.A.C.ブル・ブランでさえ・・村名並み以上の仕上がりを見せてくれましたし、しかも・・・こんな例えはどうかな?・・大丈夫かな?・・とは思いますが一応・・、そうですね、2015年までは「上品な絹ごし豆腐」だとするなら、その絹ごし豆腐にクリスタルのコーティングをし、様々なミネラリティを蒸着させたかのような表情をしています。

 まぁ・・やっぱりそんな例えは難しいでしょうか。言ってしまえばミシェル・ニーロンさんそっくり・・なニュアンスに、シャサーニュならではの柔らかで多彩なアロマ、表情を、ほんのりと植え付けたような感じ・・なんですね。

 これ、滅茶美味しいですよ!・・高級料飲店さんで受けるのも判る素晴らしい味わいでした。

 赤、ピノ・ノワールも2015年同様に素晴らしいです。

「2015年が少し甘めだ・・」

とお考えの方は、よりドライでピュアなのが2016年だとお考え下さると良いと思います。白ほどの変化振りでは有りませんが、非常にピュアです。

 2015年ものポマール・リュジアンの素晴らしさにはノックアウトされてしまいましたが、2016年ものは僅かしか入荷せず、残念ながらこのトップ・ワインは飲めていません。申し訳ありません。ですが、飲まれた方ならお判りの通り、

「ポマール・リュジアンの素晴らしさには脱帽!」

すること、間違い無いでしょう。


 数が無く、テイスティングの厳しい2016年フォンテーヌ=ガニャールでした。是非飲んでみてください。超お勧めの生産者です!

■エージェント情報
 2016年は4月末の霜で多くの畑が被害を受けたが、さらに北風が吹いていた影響で霜の範囲が広がって標高の高い1級や特級の畑でも被害が出てしまった。春から初夏にかけて雨が多く寒い日が続いてベト病も発生してしまい、その対処で通常7月中旬に終わる畑作業が8月初旬までかかった。

 夏の天気は素晴らしく収穫できた葡萄は悪くなかったが、霜の影響により区画ごとに収穫量にかなりの差がある。特にブルゴーニュルージュは2区画ある畑の片方がほぼ全滅してしまったので、通常20~24樽ほど造っているのに対して2016年はわずか4樽分しか造れなかった。

 全体的に見るとピノノワールよりシャルドネのほうが収穫量が減少しており、例年の1/3ほどになっている。近年の雹の影響による葡萄の木へのストレスで醸造当初はとても固かったが、マロラクティック醗酵が進むにつれてバランスが良くなってきて相対的には悪くないヴィンテージになっている。

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 フィネスさん輸入のフォンテーヌ=ガニャールをご紹介します。昨年、かなり久しぶりにフォンテーヌ=ガニャールのACブル赤をご紹介させていただき、かなり好評をいただいています。

「こんなにエレガントでバランス良いとは思わなかった」

と言うようなご意見が多かったです。


 実はnoisyも2014年ものは幾つか飲ませていただいておりまして、それまでnoisy 自身がドメーヌ・フォンテーヌ=ガニャールのワインに抱いていた印象を、一度再構築する必要が出て来たな・・と感じていました。

 その、それまでのフォンテーヌ=ガニャールのワインの印象はと言えば、

「上級のシャルドネ、モンラッシェやバタールは非常に良いが、それ以外は普通・・と言うか、エレガントでは有るかもしれないが密度不足で結果として薄いし妙な硬さが気になる。」

と言うものです。おそらく長いワイン歴をお持ちの皆さんの印象も近いものが有るかと思います。


 そんな状況でしたので、良年と思われる2015年こそは、経費を増やして・・(^^ フォンテーヌ=ガニャールのワインの真の姿のイメージを、自分なりにつかむ必要が有ると考えた訳でして、それなりに多いアイテムのテイスティングを行いました。


 結果、今まで自身が持っていたイメージを大きく覆す結果になりました。まぁ、フィネスさんからいただいているワインのコンディションに問題が無いのも大きな一因かと思いますが、一言で言うならば、

「超絶フィネス!非常に贅沢な味わい!」

と言えます。


 まぁ、このように言ってしまうのは非常に簡単ですが、それをちゃんと言葉にするのには、イメージを掴めるようにならないといけない訳でして、そのイメージを掴めたからこそ、そう書ける・・と言うことなんですね。


 シャルドネは言うに及ばず、実はピノ・ノワールも滅茶美味しくて感動しました。ぜひ素晴らしい2015年もののフォンテーヌ=ガニャールをお試しになられ、その結果・・ファンになっていただければと思います。


 このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約10haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。

 収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228?の樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。


 熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228?の樫樽で行います。


 このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。




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2016 Chassagne-Montrachet 1er Cru la Maltroie Blanc
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・マルトロワ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14112 62 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。1級モルジョに格付けされる「Les Brussonnes(レ ブリュソンヌ)」という場所に約0.23haの畑を所有。葡萄の植樹は1956年で小石の多い粘土質土壌です。若いうちは引き締まりのある固さがありますが、豊かなミネラル旨味と苦味のある力強い味わいで熟成させると真価を発揮します。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,400 (外税)

【ジョン・ギルマン氏は92Points!】
 少なくてとても飲めないので、テイスティング・レヴュワー達のポイントを掲載させていただきますね。

 ジョン・ギルマン氏は92Points、飲み頃予想 2021~2045+ 。アドヴォケイトのニール・マーティン氏は90Points でした。因みにVinous のタンザーさんは2015年のこのワインを 89-91 points と評価していますので、大方・・2016年の方が上と言うことが言えるかと思います。

 タンザーさんは、

「このマルトロワは1950年代に植え替えられたが、この数年のうちに再度植え替えられるだろう・・」

と言ってます。


 以下は以前のレヴューです。
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【誰もが美味しい!と言うに違い無い王道の味わい!しかも超絶にエレガンスを感じさせてくれます!】


 べらぼうに美味しいです。フィネスの担当のK君から、

「フォンテーヌ=ガニャールはいつも本当に美味しくて・・云々」

と聞かされ続け、

「(・・ホントかぁ・・?)」

と内心思いつつ、


「(そんなに言うなら・・試してみようか・・)」

と、2015年ものから扱いを大きく増やして、テイスティングに臨んでみた訳です。


 2014年もののACブル赤で、それまでに持っていた印象が変わったことも大きいですが、シャルドネの方はトライしてなかったんですね。2015年のピノ・ノワール3アイテムは書いた通りです。かなりの代物でした。


 で、まずは村名シャサーニュ=モンラッシェ・ブラン2015年です。これがですね・・実に美味しかったんですよ。何よりソフトなテクスチュアでアロマのスピードが速い!・・これはかなりの自然派の特徴でして、アロマティックで良く薫ります。同時にSo2も少ないようで、このソフトなフカフカ感、そして酔い覚めの心地良さからも判ります。

 非常にドライなんですが、中域が見事に膨らんでくれます。その上で、

「滅茶弱い抽出」

が特筆されるかと思います。つまり、良い状態で収穫された葡萄の良い部分だけを優しく抽出している訳です。特には、白ワインの場合は最初に圧搾しますんで、その時の「圧」が弱いのが感じられるんですね。優しく優しく・・抽出され、発酵に移っているのが伝わって来ます。このエレガンスはそうやって生み出されているのでしょうが、どこか女性的な柔らかさを感じます。最近は余り飲んでないのでハッキリは言えませんが、ドメーヌ・ルフレーヴのワインに感じる硬さとは、全く違う個性に思えます。まぁ、ルフレーヴも熟すと美味しいですけどね。

 このエレガンス、フィネスはシャルドネだけに留まらず、ピノ・ノワールにも同様に感じられるものです。非常にゴージャスなんですが、

「成金的では無い」

です。

「どうや~・・これは!」

と言うようなこれ見よがしな饒舌さは伝わって来ないんですよ。むしろ、


「わては・・こうでおます。お好きならどうぞ・・。」

と一歩も二歩も引いている感じがします。詫び寂びっぽいですが、気品に満ちた味わいです。素晴らしい!一推しです。


 1級のモルジョになりますと、グググっと輪郭がハッキリして来ます。味わい的には村名シャサーニュの延長上に有り、モルジョに感じられることの多い、石、煙、スパイス、果物の皮などの要素がふんだんに感じられます。粘性もかなり有り、ややオイリーで締まり気味です。硬いと言うほどではなく、そこはフカフカとした畑に転がる石、土壌構成によるミネラリティでしょう。粘土と硬い石が半々・・と言った風情です。これも超熟でしょうしかなり素晴らしいです。


 この3アイテムではやはりこの1級のカイユレが抜けていますね。こればかりはもう・・しょうがない。シャサーニュの村の中央上部に有りまして、モルジョ的な粘土も感じますがモルジョほどは多く無く、その分、もっと「あっけらかん」とした明るい表情を創り出すミネラリティを多く持っています。

 色合いからもそれは見受けられるかと思いますが、少し「薄い緑」が見えるでしょうか。ムルソーの石切り場のような、大理石的なイメージのミネラリティを持っているように感じました。最も、ムルソーの中央上部の畑のような、厳しすぎるようにさえ感じるミネラリティほどでは無く、

「やはり超絶にエレガント!」

と感じられるようなフォンテーヌ=ガニャールのスタイルを貫いていると感じました。


 どのキュヴェも美味いですが、やはり最初は「村名シャサーニュ=モンラッシェ」でお試しいただき、気に入られたら上級キュヴェにも手を伸ばしていただきたいと思います。

 おそらくどのキュヴェも、どんなタイミングで飲まれても、「硬くて飲めない・勿体ない」とまでは行かないと思うんですね。それなりの表情はいつも出してくれると思います。

 素晴らしいエレガンスとフィネスを持つワインたちでした。今後も楽しみです!是非ポートフォリオに加えてください。お勧めします!


緩やかな傾斜のカイユレの畑.



2016 Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot Blanc
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ・ブラン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14111 63 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。1級モルジョに格付けされる「Les Brussonnes(レ ブリュソンヌ)」という場所に約0.23haの畑を所有。葡萄の植樹は1956年で小石の多い粘土質土壌です。若いうちは引き締まりのある固さがありますが、豊かなミネラル旨味と苦味のある力強い味わいで熟成させると真価を発揮します。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,400 (外税)

【ジョン・ギルマン氏は92Pointsでした。】
 少なくてとても飲めないので、テイスティング・レヴュワー達のポイントを掲載させていただきますね。

 ジョン・ギルマン氏は92Points、飲み頃 2018~2035と言う評価です。アドヴォケイトのニール・マーティン氏は91Pointsでした。2015年ものもほぼ同様です。




 以下は以前のレヴューです。
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【誰もが美味しい!と言うに違い無い王道の味わい!しかも超絶にエレガンスを感じさせてくれます!】


 べらぼうに美味しいです。フィネスの担当のK君から、

「フォンテーヌ=ガニャールはいつも本当に美味しくて・・云々」

と聞かされ続け、

「(・・ホントかぁ・・?)」

と内心思いつつ、


「(そんなに言うなら・・試してみようか・・)」

と、2015年ものから扱いを大きく増やして、テイスティングに臨んでみた訳です。


 2014年もののACブル赤で、それまでに持っていた印象が変わったことも大きいですが、シャルドネの方はトライしてなかったんですね。2015年のピノ・ノワール3アイテムは書いた通りです。かなりの代物でした。


 で、まずは村名シャサーニュ=モンラッシェ・ブラン2015年です。これがですね・・実に美味しかったんですよ。何よりソフトなテクスチュアでアロマのスピードが速い!・・これはかなりの自然派の特徴でして、アロマティックで良く薫ります。同時にSo2も少ないようで、このソフトなフカフカ感、そして酔い覚めの心地良さからも判ります。

 非常にドライなんですが、中域が見事に膨らんでくれます。その上で、

「滅茶弱い抽出」

が特筆されるかと思います。つまり、良い状態で収穫された葡萄の良い部分だけを優しく抽出している訳です。特には、白ワインの場合は最初に圧搾しますんで、その時の「圧」が弱いのが感じられるんですね。優しく優しく・・抽出され、発酵に移っているのが伝わって来ます。このエレガンスはそうやって生み出されているのでしょうが、どこか女性的な柔らかさを感じます。最近は余り飲んでないのでハッキリは言えませんが、ドメーヌ・ルフレーヴのワインに感じる硬さとは、全く違う個性に思えます。まぁ、ルフレーヴも熟すと美味しいですけどね。

 このエレガンス、フィネスはシャルドネだけに留まらず、ピノ・ノワールにも同様に感じられるものです。非常にゴージャスなんですが、

「成金的では無い」

です。

「どうや~・・これは!」

と言うようなこれ見よがしな饒舌さは伝わって来ないんですよ。むしろ、


「わては・・こうでおます。お好きならどうぞ・・。」

と一歩も二歩も引いている感じがします。詫び寂びっぽいですが、気品に満ちた味わいです。素晴らしい!一推しです。


 1級のモルジョになりますと、グググっと輪郭がハッキリして来ます。味わい的には村名シャサーニュの延長上に有り、モルジョに感じられることの多い、石、煙、スパイス、果物の皮などの要素がふんだんに感じられます。粘性もかなり有り、ややオイリーで締まり気味です。硬いと言うほどではなく、そこはフカフカとした畑に転がる石、土壌構成によるミネラリティでしょう。粘土と硬い石が半々・・と言った風情です。これも超熟でしょうしかなり素晴らしいです。


 この3アイテムではやはりこの1級のカイユレが抜けていますね。こればかりはもう・・しょうがない。シャサーニュの村の中央上部に有りまして、モルジョ的な粘土も感じますがモルジョほどは多く無く、その分、もっと「あっけらかん」とした明るい表情を創り出すミネラリティを多く持っています。

 色合いからもそれは見受けられるかと思いますが、少し「薄い緑」が見えるでしょうか。ムルソーの石切り場のような、大理石的なイメージのミネラリティを持っているように感じました。最も、ムルソーの中央上部の畑のような、厳しすぎるようにさえ感じるミネラリティほどでは無く、

「やはり超絶にエレガント!」

と感じられるようなフォンテーヌ=ガニャールのスタイルを貫いていると感じました。


 どのキュヴェも美味いですが、やはり最初は「村名シャサーニュ=モンラッシェ」でお試しいただき、気に入られたら上級キュヴェにも手を伸ばしていただきたいと思います。

 おそらくどのキュヴェも、どんなタイミングで飲まれても、「硬くて飲めない・勿体ない」とまでは行かないと思うんですね。それなりの表情はいつも出してくれると思います。

 素晴らしいエレガンスとフィネスを持つワインたちでした。今後も楽しみです!是非ポートフォリオに加えてください。お勧めします!


緩やかな傾斜のカイユレの畑.



2016 Chassagne-Montrachet 1er Cru la Boudriotte
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・ブードリオット
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14110 64 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。1級カイユレに格付けされる「Vigne Derière(ヴィーニュ デリエール)」という場所に約0.56haの畑を所有し、葡萄は1962~66年に植えられました。畑は緩やかな斜面になっており、表面は白土で覆われ、その下に粘土が堆積しています。石灰質が多い斜面上部の葡萄はミネラルを、粘土質が多い下部の葡萄はリッチさをワインに与える特徴があり、ハツラツとした酸味とミネラル、若いうちは力強くて四角さを感じるカッチリとした味わいがあります。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥10,400 (外税)

【こちらは他の評価者が見当たりませんでした・・】
 まぁ、量の少ない年ならでは・・でしょうか。非常に少ないので、テイスティングも困難だったのか、noisy の探し方が悪いのか・・見当たりませんでした。すみません。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【誰もが美味しい!と言うに違い無い王道の味わい!しかも超絶にエレガンスを感じさせてくれます!】


 べらぼうに美味しいです。フィネスの担当のK君から、

「フォンテーヌ=ガニャールはいつも本当に美味しくて・・云々」

と聞かされ続け、

「(・・ホントかぁ・・?)」

と内心思いつつ、


「(そんなに言うなら・・試してみようか・・)」

と、2015年ものから扱いを大きく増やして、テイスティングに臨んでみた訳です。


 2014年もののACブル赤で、それまでに持っていた印象が変わったことも大きいですが、シャルドネの方はトライしてなかったんですね。2015年のピノ・ノワール3アイテムは書いた通りです。かなりの代物でした。


 で、まずは村名シャサーニュ=モンラッシェ・ブラン2015年です。これがですね・・実に美味しかったんですよ。何よりソフトなテクスチュアでアロマのスピードが速い!・・これはかなりの自然派の特徴でして、アロマティックで良く薫ります。同時にSo2も少ないようで、このソフトなフカフカ感、そして酔い覚めの心地良さからも判ります。

 非常にドライなんですが、中域が見事に膨らんでくれます。その上で、

「滅茶弱い抽出」

が特筆されるかと思います。つまり、良い状態で収穫された葡萄の良い部分だけを優しく抽出している訳です。特には、白ワインの場合は最初に圧搾しますんで、その時の「圧」が弱いのが感じられるんですね。優しく優しく・・抽出され、発酵に移っているのが伝わって来ます。このエレガンスはそうやって生み出されているのでしょうが、どこか女性的な柔らかさを感じます。最近は余り飲んでないのでハッキリは言えませんが、ドメーヌ・ルフレーヴのワインに感じる硬さとは、全く違う個性に思えます。まぁ、ルフレーヴも熟すと美味しいですけどね。

 このエレガンス、フィネスはシャルドネだけに留まらず、ピノ・ノワールにも同様に感じられるものです。非常にゴージャスなんですが、

「成金的では無い」

です。

「どうや~・・これは!」

と言うようなこれ見よがしな饒舌さは伝わって来ないんですよ。むしろ、


「わては・・こうでおます。お好きならどうぞ・・。」

と一歩も二歩も引いている感じがします。詫び寂びっぽいですが、気品に満ちた味わいです。素晴らしい!一推しです。


 1級のモルジョになりますと、グググっと輪郭がハッキリして来ます。味わい的には村名シャサーニュの延長上に有り、モルジョに感じられることの多い、石、煙、スパイス、果物の皮などの要素がふんだんに感じられます。粘性もかなり有り、ややオイリーで締まり気味です。硬いと言うほどではなく、そこはフカフカとした畑に転がる石、土壌構成によるミネラリティでしょう。粘土と硬い石が半々・・と言った風情です。これも超熟でしょうしかなり素晴らしいです。


 この3アイテムではやはりこの1級のカイユレが抜けていますね。こればかりはもう・・しょうがない。シャサーニュの村の中央上部に有りまして、モルジョ的な粘土も感じますがモルジョほどは多く無く、その分、もっと「あっけらかん」とした明るい表情を創り出すミネラリティを多く持っています。

 色合いからもそれは見受けられるかと思いますが、少し「薄い緑」が見えるでしょうか。ムルソーの石切り場のような、大理石的なイメージのミネラリティを持っているように感じました。最も、ムルソーの中央上部の畑のような、厳しすぎるようにさえ感じるミネラリティほどでは無く、

「やはり超絶にエレガント!」

と感じられるようなフォンテーヌ=ガニャールのスタイルを貫いていると感じました。


 どのキュヴェも美味いですが、やはり最初は「村名シャサーニュ=モンラッシェ」でお試しいただき、気に入られたら上級キュヴェにも手を伸ばしていただきたいと思います。

 おそらくどのキュヴェも、どんなタイミングで飲まれても、「硬くて飲めない・勿体ない」とまでは行かないと思うんですね。それなりの表情はいつも出してくれると思います。

 素晴らしいエレガンスとフィネスを持つワインたちでした。今後も楽しみです!是非ポートフォリオに加えてください。お勧めします!


緩やかな傾斜のカイユレの畑.



2016 Chassagne-Montrachet Rouge
シャサーニュ=モンラッシェ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14105 65 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。所有畑の面積は約1.3haで「 Les Voillenots Dessus(レ ヴワユノ ドゥシュ)」や「 Mouchottes(ムショット)」など5~6区画の葡萄を使用、葡萄の植樹は最も古いもので1938年、土壌は泥灰石灰質になります。色合いは鮮やかなルビー色で香りも高く、酸味柔らかでなめらかなタンニン、バランス良く飲みやすい味わいです。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,150 (外税)

【滅茶美味しいです!そして非常にリーズナブル!】
 まぁ確かに、シャサーニュのピノ・ノワールには裏切られて来た感の有る・・と言うか、若干のネガティヴ感を持ち合わせていらっしゃる方もおられるかもしれない・・とは思います。

 と言うよりも、それはボーヌの赤全体に言えることかと思え、ニュイの赤に比べれば、各段に低い場所にヒエラルキーを構成しているんじゃないかと思うんですね。

 しかしながら、ここまでブルゴーニュワインが高騰してくるとなると・・いや、それは実は間違いで、

「今までがリーズナブル過ぎた」

とも言える訳ですしね・・。

 なので、

「例えボーヌだろうがシャロネーズだろうが、美味しいピノ・ノワールをリーズナブルに探すべき!」

と言うのが本題になるべきなのに・・それが判っていながらも、やはりニュイの人気ドメーヌの人気ワインにだけ意識が行ってしまう方がほとんどで有ることも事実でしょう。

 ただし、noisy としましては、そんな両方を扱っている訳ですし、ニュイでもボーヌでも、

「タイムリーなプライスで、ドンピシャに美味しいピノ・ノワールを探し続けている」

と言うことを判っていただきたいな・・と思うんですね。


「・・いや、判ってますよ・・noisyさん!」

とおっしゃってくださるお客様も大勢おられるんですが、それでもまだ、自身では「力量不足」を嘆いてはいる訳です。


 2014年のドメーヌ・ド・ベレーヌのニュイ=サン=ジョルジュにせよ、A.C.ブルにせよ、このフォンテーヌ=ガニャールとは全くタイプは違うものの、滅茶苦茶美味しいし滅茶苦茶リーズナブルだと・・思うんですけどね。非常に良く売れておりまして・・でもその割には、言葉での反応は薄いかなぁ・・などとも思ってしまいます。

 むしろ、ヴォルネイ的な、エキスたっぷりタイプにシャサーニュのやや重厚な味わいで支えている・・そんなイメージなのがこのシャサーニュ=モンラッシェ村名です。

 ヴォルネイの明るさとシャサーニュのほんのりとした重量感があり、チェリーそのもののリアルな果実、それはフォンテーヌ=ガニャールならではの「エレガンス」と言う言葉で評したい・・と思います。

 2015年ものは「あっけらかん」とした軽やかな美味しさ・・が、非常に心地良い佳酒でした・・残念ながら余り売れてはいませんが・・。

 2016年ものは、そんな軽やかさもどこかに持ちつつも、ブルゴーニュワインの醍醐味・・と言うか、「彼と彼女」で比喩される「ブルゴーニュとボルドー」の対比を思えば、「彼」で有る「ブルゴーニュ」の重厚ささえきちんと持ちつつ、エレガンスを失っていないと言うことに驚かされる訳です。

 非常に良いワインなんですが何故か人気に火が付かない・・まぁ仕方が無いにせよ、今回も、

「是非一度は飲んでみてください!」

とお勧めしたい訳ですね。旨いです。是非飲んでみてください。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【超絶にエレガントで滅茶ゴージャスです!このフォンテーヌ=ガニャールのピノ・ノワール、是非とも一度トライされてください!】


 いや~・・驚きました。フォンテーヌ=ガニャールのピノ・ノワールがここまで旨いとは思いませんでした。長い間飲んでいなかったとは言え・・と言うか、余りに初期のイメージが良く無かったのが響いたことも有りますし、エクスクルーシヴを持つエージェントさんとの付き合いがちょうど無かったことも有るかと思います。

 それにしても、

「あの、紙を加えたままピノを飲んでいるかのようなイメージ」

は何だったんだろう・・と思ってしまうほど・・の超絶なエレガンス、フィネスです。


 左の写真は上から順にポマール・レ・リュジアン、シャサーニュ=モンラッシェ、ACブルゴーニュになります。色合いなどぜひご覧くださいませ。

 勿論ですが上級キュヴェほど、その造り手の真の姿を映し出しますが、さりとて下級キュヴェもその延長上になければ飲み手の理解は深まらず、しかも、

「・・高いクラスだけ美味しくてもね・・駄目だよね・・」

と言うような、余り良く無いイメージを植え付けてしまいます。最初に言わせていただきますが、下から上まで、ちゃんと統一され、造り手の意思が全てのワインにキッチリ現れています。


 ポマール・レ・リュジアンは、言わずと知られたポマールのテート・ド・キュヴェ(トップワイン)です。濃密ながらエレガンス、複雑性とも、他の1級畑ものを引き離すと理解されています。

 この非常に淡く美しい色合い・・感動的ですよね。やや黒みを深く持つシャサーニュ=モンラッシェとも、大きく異なる色合いで、ポマールの1級畑が持つ上品さを見せてくれているように思います。


 で、このレ・リュジアン2015年ですが、ビックリするほどの超絶なエレガンスとフィネスを感じさせてくれます。しかも、

「まったく濃く無い!」

です。しかし、ちゃんとキッチリエキスが出ています。これ、どういう事かと言いますと、


「最適な状態に熟した葡萄のみを使用し、ほぼ圧力を掛けずに優しく絞った、非常に贅沢な味わい」

なんですね・・。



 例えば日本酒でも、モロミを絞る時に、ギューっと強い圧力を掛けて、最後の最後まで絞ったら・・どうなるでしょう?・・渋みやエグミ、雑味が出てしまいますよね。でもその分、量が沢山造れる訳です。

 ワインも同じです。絞れるだけ絞ってしまうと、そりゃぁ量は出来ますが、雑味の多い味わいになってしまいます。

 このワインからは、そんな雑味は感じられないどころか、一点の曇りのない美しい姿のみを感じさせてくれます。


 勿論ですが、葡萄の質が良く無ければ、醸造も、絞りも全く意味が有りませんが、

「上質で健康な葡萄だけを使用している・・と感じさせてくれる高質感」

が感じられます。


 なので、今飲んでも滅茶苦茶美味しい!・・しかし、こんなもんじゃないんですよね・・実際は。このワインが熟してきますと豹変するはずなんですね・・だって、素性が滅茶苦茶良いんですから。


 むしろ今は、その姿は「淡泊」に感じられるかもしれません。・・そう、強さは全く無いに等しいほど、スムーズな飲み口なんです。でも少し飲めば判るでしょう・・

「・・これ、只者じゃぁ無いぞ・・」

と言うニュアンスがヒシヒシと伝わってくるはずです。


 言わば、例のルイ・ユエランのような、余り饒舌では無いタイプなんです。非常に贅沢な、葡萄の芯の部分だけをワインにしたような感じです。なので、

「ガシッとした味わいが好きな方にはもしかしたら向かない」

かもしれませんが、

「シルヴァン・パタイユのフルール・ド・ロゼが非常に美味しいと感じられる方には、これ以上無い味わい!」

と感じていただけると思います。


 いや・・贅沢ですよ、これ。最高の贅沢です。高名な生産者のレ・リュジアンが雑に感じてしまう人もおられると思います。それほどまでにこの表情は素晴らしいです。やや高額では有りますが、

「こんなワイン、レストランさんで飲みたいよなぁ・・」

と思っていただけると思います。



 二番目のシャサーニュ=モンラッシェの赤は、レ・リュジアンとはテロワールが全然違うことが色合いからも判ると思います。軽やかなレ・リュジアンに比較し、しっかり強い粘土とシャサーニュらしい強い果実感が特徴です。

 しかしながらレ・リュジアンと同様に非常にエレガントでフィネス感たっぷりです。粘土由来の重厚さを第一に考えるのでしたらこちらのシャサーニュ=モンラッシェ赤をお勧めします。価格もよりリーズナブルですし、

「他の生産者のシャサーニュ=モンラッシェ赤のような鈍重さが無い」

のが特徴です。強い抽出をせず、フェザーのように軽くしか圧を掛けていない感じを受けます。アメリカン・チェリーやブラック・ベリー風の果実味が、非常に高質に感じられます。美味しいです。


 最後はA.C.ブルゴーニュの赤ですが、これはやはりフォンテーヌ=ガニャールのエレガントスタイルを見事に表現できていますので、


「もし、レ・リュジアンやシャサーニュに手を出すのが怖いのなら・・」

このACブルを飲んでみるのが良いかと思います。


 勿論、レ・リュジアンの超絶なエレガンスや、シャサーニュらしい重厚なピノの味わいをエレガントに表現できてはいないです。

 しかし、テクニカルにあるように、ヴォルネイとシャサーニュに有るACブルの区画のブレンドですので、これ、かなりバランスが良いんですね。ヴォルネイが持つ雅さとシャサーニュが持つ大きさや重量感をブレンドしており、しかも、フォンテーヌ=ガニャールの質の良い葡萄とゴージャスなワイン造りにより、とてもエレガントにチェリー風味をエキス味で表現してくれます。

 2014年も美味しかったですが、2015年ものも負けずに・・いや、それ以上に旨いです。


 2015年ものは3アイテム、ご紹介させていただきました。どうしても上級キュヴェのレ・リュジアンの記事の比重が大きくなってしまいますが、これは仕方が無いです。滅茶素晴らしいですから。

 でも、例えば濃密さ、凝縮感命の方が飲まれたら・・

「ん?・・全然言うほどじゃ無いじゃん!」

と怒りを覚えるかもしれませんよ。それほどまでにエレガントなんです。


 

濃いものはアバタを隠せます。でも淡いものは隠しようが無いんです。

少しの汚れも浮き上がらせてしまうんです。だから淡いワインは造るのが非常に難しいんです。濃いものは最初から濃く造るつもりなら出来ますし、アバタも隠せる訳です。


 素晴らしいピノ・ノワールでした。まだ飲まれていないようでしたら是非とも飲んでいただきたい逸品です。ご検討くださいませ。


「 Les Voillenots Dessus」の区画


 以下は2014年ブルゴーニュ・ルージュのレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ドライでピュア、柔らかでしなやかなエキス系の・・ストレートど真ん中に投げ込んだような高質ピノ・ノワールです!】



 いつ以来なのか・・覚えていないほどですが、フォンテーヌ=ガニャールのワインをご紹介します。へそ曲がりの noisy は、シャルドネでは無くてピノ・ノワールです。

 おそらくシャサーニュ村近郊の畑産と思われる、柔らかでしなやかなテクスチュアを持った秀逸なピノ・ノワールです。シャサーニュ系のピノに有りがちな「甘いピノ・ノワール」では無く、しっかり完全発酵させたドライでエキシーな味わいです。

 やや赤いフラワリーさを感じるノーズにチェリーの果実、粘土がいっぱい・・と言うよりは、白い石灰が透けて見えるような美しい色調、口内を「もっさり」させてしまうような重ったるさも無く、しかししなやかで伸びの良い味わいです。ほんのり煙のようなアロマに石のヒントも高貴さを感じさせてくれます。

 まぁ、シャサーニュの赤は、良いのに当たると滅茶美味しいんです。例えばニーロンさんちの1級の赤などは、非常に少ないし余り評価されていないですが・・時折ご紹介させていただいてますのでご存知ですよね。妙に鉄っぽく重さの有るムルソー赤とも違い、もう少し低域に厚みの有る重厚さが出やすいワインです。

 その辺りの処理が、むしろこのドメーヌが伝統的な造りを続けてきたやり方に、非常にマッチしていると思われますが、滅茶心地良いんですね。これ、とても面白いポイントでして、シャルドネの造り手なのにピノ・ノワールの方が安定して美味しい・・ありゃ・・こんなこと書いちゃうと怒られちゃうかな?・・そのまま誰にも言わずに黙っててくださいね。

 このドメーヌのシャルドネは、滅茶出来が良いものと垢抜けないものが同居していまして、中々に選択が難しいんですね。しかも、出来が良いものが毎年一緒・・と言う感じでも無く、ただ、上級キュヴェは総じて出来は良いです。中級クラスが今一つの場合、もしくは良いものと、もう少し安いなら・・とか、もうちょっと頑張ってくれよ・・みたいななのが混じる感じで、中々にね・・ムズイんですね。・・内緒の話しです。なので当たると・・

「フォンテーヌ=ガニャールのシャルドネってこんなに素晴らしいの?」

と驚く羽目になります。なのに・・ACブルは毎年非常に安定感が有ります。

 これなら納得していただけるだろう・・と言う魂胆でのご案内です。ぜひ飲んでみて欲しいと思っています。ご検討くださいませ。



収穫時の「Les Longbois」の区画.



2016 Chassagne-Montrachet 1er Cru Rouge
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

14104 66 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 ピノノワール種100%。2016年は霜の被害で収穫量が少なかったために1級区画の「ClosSaint-Jean(クロサンジャン)」と「Morgeot(モルジョ)」をアルコール醗酵から混ぜて醸造。標高が高く斜面の畑に植えられているクロサンジャンの葡萄はフルーティさとエレガントさを表現し、ほぼ平地で粘土質が多い畑に植えられているモルジョの葡萄は力強さと骨格、タンニンを表現しています。色調濃くたっぷりとした果実味、ハツラツとした酸味がありとても飲みやすい仕上がりになっています。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥8,990 (外税)

【いつもは別にリリースしているリューディのワインをブレンドせざるを得なかった!・・しかし、非常にリーズナブルな1級ピノ・ノワールです!】
 クロ・サン=ジャンとモルジョのブレンドと言うことです。このような年にはこのような、通常のヴィンテージでは見られないようなワインが出来ますが、そう言う意味では非常にレアなワインですよね。

 1994年には、あのドメーヌ・ルロワでも、病気の旦那さんを介護していたために、マダム・ビーズは物凄いブレンドでワインをリリースしています。グラン・クリュまで村名にしちゃったんですから・・。

 しかしこの話しにはかなりの「落ち」が有って、当初は非常に安かったんですが、日を追う毎にプライスを上げて行ったようです。なので、ヴォーヌ=ロマネ1994の最終価格は、物凄いことになっていたようです。noisy も、

「ドメーヌ・ルロワがこんな価格で良いのかなぁ・・?」

と訝しげに思っていたんですが、

「何だ・・やっぱりいつもの手か・・」

と言うオチだったんですね。


 しかしこちらは格落ちこそさせてませんが、1級を名乗りつつ、価格はど~んと下げています。しかも数量は微量です・・ので、今のところ飲んではおりません。格下のキュヴェをテイスティングした限りにおいては、2015年同様・・・もしくはよりエキスたっぷりに仕上がっているはず・・と予想しています。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【誰もが美味しい!と言うに違い無い王道の味わい!しかも超絶にエレガンスを感じさせてくれます!】


 べらぼうに美味しいです。フィネスの担当のK君から、

「フォンテーヌ=ガニャールはいつも本当に美味しくて・・云々」

と聞かされ続け、

「(・・ホントかぁ・・?)」

と内心思いつつ、


「(そんなに言うなら・・試してみようか・・)」

と、2015年ものから扱いを大きく増やして、テイスティングに臨んでみた訳です。


 2014年もののACブル赤で、それまでに持っていた印象が変わったことも大きいですが、シャルドネの方はトライしてなかったんですね。2015年のピノ・ノワール3アイテムは書いた通りです。かなりの代物でした。


 で、まずは村名シャサーニュ=モンラッシェ・ブラン2015年です。これがですね・・実に美味しかったんですよ。何よりソフトなテクスチュアでアロマのスピードが速い!・・これはかなりの自然派の特徴でして、アロマティックで良く薫ります。同時にSo2も少ないようで、このソフトなフカフカ感、そして酔い覚めの心地良さからも判ります。

 非常にドライなんですが、中域が見事に膨らんでくれます。その上で、

「滅茶弱い抽出」

が特筆されるかと思います。つまり、良い状態で収穫された葡萄の良い部分だけを優しく抽出している訳です。特には、白ワインの場合は最初に圧搾しますんで、その時の「圧」が弱いのが感じられるんですね。優しく優しく・・抽出され、発酵に移っているのが伝わって来ます。このエレガンスはそうやって生み出されているのでしょうが、どこか女性的な柔らかさを感じます。最近は余り飲んでないのでハッキリは言えませんが、ドメーヌ・ルフレーヴのワインに感じる硬さとは、全く違う個性に思えます。まぁ、ルフレーヴも熟すと美味しいですけどね。

 このエレガンス、フィネスはシャルドネだけに留まらず、ピノ・ノワールにも同様に感じられるものです。非常にゴージャスなんですが、

「成金的では無い」

です。

「どうや~・・これは!」

と言うようなこれ見よがしな饒舌さは伝わって来ないんですよ。むしろ、


「わては・・こうでおます。お好きならどうぞ・・。」

と一歩も二歩も引いている感じがします。詫び寂びっぽいですが、気品に満ちた味わいです。素晴らしい!一推しです。


 1級のモルジョになりますと、グググっと輪郭がハッキリして来ます。味わい的には村名シャサーニュの延長上に有り、モルジョに感じられることの多い、石、煙、スパイス、果物の皮などの要素がふんだんに感じられます。粘性もかなり有り、ややオイリーで締まり気味です。硬いと言うほどではなく、そこはフカフカとした畑に転がる石、土壌構成によるミネラリティでしょう。粘土と硬い石が半々・・と言った風情です。これも超熟でしょうしかなり素晴らしいです。


 この3アイテムではやはりこの1級のカイユレが抜けていますね。こればかりはもう・・しょうがない。シャサーニュの村の中央上部に有りまして、モルジョ的な粘土も感じますがモルジョほどは多く無く、その分、もっと「あっけらかん」とした明るい表情を創り出すミネラリティを多く持っています。

 色合いからもそれは見受けられるかと思いますが、少し「薄い緑」が見えるでしょうか。ムルソーの石切り場のような、大理石的なイメージのミネラリティを持っているように感じました。最も、ムルソーの中央上部の畑のような、厳しすぎるようにさえ感じるミネラリティほどでは無く、

「やはり超絶にエレガント!」

と感じられるようなフォンテーヌ=ガニャールのスタイルを貫いていると感じました。


 どのキュヴェも美味いですが、やはり最初は「村名シャサーニュ=モンラッシェ」でお試しいただき、気に入られたら上級キュヴェにも手を伸ばしていただきたいと思います。

 おそらくどのキュヴェも、どんなタイミングで飲まれても、「硬くて飲めない・勿体ない」とまでは行かないと思うんですね。それなりの表情はいつも出してくれると思います。

 素晴らしいエレガンスとフィネスを持つワインたちでした。今後も楽しみです!是非ポートフォリオに加えてください。お勧めします!


緩やかな傾斜のカイユレの畑
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2015 Batard-Montrachet Grand Cru
バタール=モンラッシェ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13513 67 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。最も古い木は1930年に植樹されたもので南西~南東向きの緩やかな斜面の粘土質と砂泥が混ざりあった畑に3つの区画を所有、合計面積は約0.3haになります。白い花や甘い柑橘系果実のアロマ、肉厚な果実味と酸味、たっぷりとした旨味の余韻が長い味わいです。下記クリオ バタールよりも熟成に少し時間を要します。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥36,400 (外税)




2015 le Montrachet Grand Cru
ル・モンラッシェ・グラン・クリュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13512 68 [Vin Nature] スティルワイン 辛口 フランス ブルゴーニュ

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。1978年にリシャール氏の義理の祖父にあたるエドモンド ガニャール氏が畑を購入し、1996年からフォンテーヌ家で醸造するようになりました。所有畑の面積は僅か0.07haで土壌は泥灰土と粘土質から構成され、南東向きの緩やかな斜面に樹齢60~70年の葡萄が植えられています。年間生産量は最大でも600本ほどしかなく、非常にオイリーで濃厚、凝縮した果実味と酸味、ミネラル旨味と苦味、どこまでも続くような余韻がこのワインのポテンシャルを物語っています。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥89,990 (外税)

【このトップ・キュヴェ3アイテムは相当に評価が高いです!】
 え~・・いつか飲んでやろうと虎視眈々と狙っていますが、さすがにこのクラスともなりますと、如何にnoisy が浪費家でもそう易々とは開けられません。

 しかし、昔から上級キュヴェの素晴らしさには定評が有ったフォンテーヌ=ガニャールですが、2015年ものの1級、村名シャルドネを飲みますと、


「以前の妙な硬さはどこへやら。超エレガントで柔らかく、いつ飲んでも美味しいに違いない・・」

と思わせてくれます。


 2015年のル・モンラッシェは、ヴュー・フロム・ザ・セラーのジョン・ギルマン氏が98ポイント。この方はブルゴーニュ専門ですが、評判は良いようです。noisy は余り知らない評論家さんです。また、ワイン・アドヴォケイトは94~96 ポイント、厳しいので有名なバーガウンドのアラン・メドウズ氏は94ポイントです。

 モンラッシェと言うワインは、気難しさは人一倍ですが、やはりあの漲る緊張感、熟成時の膨大なフレーヴァーに出会えたなら、どんなピノ・ノワールも吹っ飛んでしまうと思わせる凄みが有ると思います。


 2015年のバタール=モンラッシェは、ジョン・ギルマン氏が96ポイント、デカンター誌とアラン・メドウズ氏が93ポイントと言う評価が見当たりました。

 このバタール=モンラッシェは「モンラッシェの庶子」と言われるほど瓜二つ・・と言われます。凄いバタールに出会うのは、滅多に当たらないモンラッシェを飲むより確率が高いとも・・(^^ 言われてます。まぁ、このようなシャルドネの最高峰を開けるときこそ、

「時間をたっぷり使える時にこそ開けましょう!」
「もしくはリリース直後にそのポテンシャルの素晴らしさを味わってしまいましょう!」

と言うのが良いかと思います。中途半端な時期に抜栓してしまいますと、まったく死んだようにうんともすんとも言わず、

「・・騙された~!」

と・・やりきれない思いをすることになります。


 だから何とかその結果を他の人の性にしたいところが人間の性では有りますが、それは自分の性なんですね。気を付けましょう。


 2015年のクリオ=バタール=モンラッシェは、ワイン・アドヴォケイトのニール・マーティン氏が92~94ポイントとしています。すでに上級キュヴェを飲まれた担当さんの話しでは、

「クリオは今飲んでも滅茶開いていて美味しい。」

とのことです。


 バタールとモンラッシェは似た性格で、少し締まっているようです。まぁ、noisy に嗾けられたからと言って、さっさと開けてしまう方はいないと思いますけど!

 そんな訳で、希少な世界を代表するシャルドネ3品をご紹介させていただきました。ぜひご検討くださいませ。noisy もこのどれかを・・今年中に何とか開けたいと思っています。


緩やかな傾斜の区画
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2015 Chassagne-Montrachet Rouge
シャサーニュ=モンラッシェ・ルージュ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

13510 69 [Vin Nature] スティルワイン ミディアムボディ フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。所有畑の面積は約1.3haで「 Les Voillenots Dessus(レ ヴワユノ ドゥシュ)」や「 Mouchottes(ムショット)」など5~6区画の葡萄を使用、葡萄の植樹は最も古いもので1938年、土壌は泥灰石灰質になります。色合いは鮮やかなルビー色で香りも高く、酸味柔らかでなめらかなタンニン、バランス良く飲みやすい味わいです。
750ML 在庫
ご注文数  本
¥6,150 (外税)

【超絶にエレガントで滅茶ゴージャスです!このフォンテーヌ=ガニャールのピノ・ノワール、是非とも一度トライされてください!】
 いや~・・驚きました。フォンテーヌ=ガニャールのピノ・ノワールがここまで旨いとは思いませんでした。長い間飲んでいなかったとは言え・・と言うか、余りに初期のイメージが良く無かったのが響いたことも有りますし、エクスクルーシヴを持つエージェントさんとの付き合いがちょうど無かったことも有るかと思います。

 それにしても、

「あの、紙を加えたままピノを飲んでいるかのようなイメージ」

は何だったんだろう・・と思ってしまうほど・・の超絶なエレガンス、フィネスです。


 左の写真は上から順にポマール・レ・リュジアン、シャサーニュ=モンラッシェ、ACブルゴーニュになります。色合いなどぜひご覧くださいませ。

 勿論ですが上級キュヴェほど、その造り手の真の姿を映し出しますが、さりとて下級キュヴェもその延長上になければ飲み手の理解は深まらず、しかも、

「・・高いクラスだけ美味しくてもね・・駄目だよね・・」

と言うような、余り良く無いイメージを植え付けてしまいます。最初に言わせていただきますが、下から上まで、ちゃんと統一され、造り手の意思が全てのワインにキッチリ現れています。


 ポマール・レ・リュジアンは、言わずと知られたポマールのテート・ド・キュヴェ(トップワイン)です。濃密ながらエレガンス、複雑性とも、他の1級畑ものを引き離すと理解されています。

 この非常に淡く美しい色合い・・感動的ですよね。やや黒みを深く持つシャサーニュ=モンラッシェとも、大きく異なる色合いで、ポマールの1級畑が持つ上品さを見せてくれているように思います。


 で、このレ・リュジアン2015年ですが、ビックリするほどの超絶なエレガンスとフィネスを感じさせてくれます。しかも、

「まったく濃く無い!」

です。しかし、ちゃんとキッチリエキスが出ています。これ、どういう事かと言いますと、


「最適な状態に熟した葡萄のみを使用し、ほぼ圧力を掛けずに優しく絞った、非常に贅沢な味わい」

なんですね・・。



 例えば日本酒でも、モロミを絞る時に、ギューっと強い圧力を掛けて、最後の最後まで絞ったら・・どうなるでしょう?・・渋みやエグミ、雑味が出てしまいますよね。でもその分、量が沢山造れる訳です。

 ワインも同じです。絞れるだけ絞ってしまうと、そりゃぁ量は出来ますが、雑味の多い味わいになってしまいます。

 このワインからは、そんな雑味は感じられないどころか、一点の曇りのない美しい姿のみを感じさせてくれます。


 勿論ですが、葡萄の質が良く無ければ、醸造も、絞りも全く意味が有りませんが、

「上質で健康な葡萄だけを使用している・・と感じさせてくれる高質感」

が感じられます。


 なので、今飲んでも滅茶苦茶美味しい!・・しかし、こんなもんじゃないんですよね・・実際は。このワインが熟してきますと豹変するはずなんですね・・だって、素性が滅茶苦茶良いんですから。


 むしろ今は、その姿は「淡泊」に感じられるかもしれません。・・そう、強さは全く無いに等しいほど、スムーズな飲み口なんです。でも少し飲めば判るでしょう・・

「・・これ、只者じゃぁ無いぞ・・」

と言うニュアンスがヒシヒシと伝わってくるはずです。


 言わば、例のルイ・ユエランのような、余り饒舌では無いタイプなんです。非常に贅沢な、葡萄の芯の部分だけをワインにしたような感じです。なので、

「ガシッとした味わいが好きな方にはもしかしたら向かない」

かもしれませんが、

「シルヴァン・パタイユのフルール・ド・ロゼが非常に美味しいと感じられる方には、これ以上無い味わい!」

と感じていただけると思います。


 いや・・贅沢ですよ、これ。最高の贅沢です。高名な生産者のレ・リュジアンが雑に感じてしまう人もおられると思います。それほどまでにこの表情は素晴らしいです。やや高額では有りますが、

「こんなワイン、レストランさんで飲みたいよなぁ・・」

と思っていただけると思います。



 二番目のシャサーニュ=モンラッシェの赤は、レ・リュジアンとはテロワールが全然違うことが色合いからも判ると思います。軽やかなレ・リュジアンに比較し、しっかり強い粘土とシャサーニュらしい強い果実感が特徴です。

 しかしながらレ・リュジアンと同様に非常にエレガントでフィネス感たっぷりです。粘土由来の重厚さを第一に考えるのでしたらこちらのシャサーニュ=モンラッシェ赤をお勧めします。価格もよりリーズナブルですし、

「他の生産者のシャサーニュ=モンラッシェ赤のような鈍重さが無い」

のが特徴です。強い抽出をせず、フェザーのように軽くしか圧を掛けていない感じを受けます。アメリカン・チェリーやブラック・ベリー風の果実味が、非常に高質に感じられます。美味しいです。


 最後はA.C.ブルゴーニュの赤ですが、これはやはりフォンテーヌ=ガニャールのエレガントスタイルを見事に表現できていますので、


「もし、レ・リュジアンやシャサーニュに手を出すのが怖いのなら・・」

このACブルを飲んでみるのが良いかと思います。


 勿論、レ・リュジアンの超絶なエレガンスや、シャサーニュらしい重厚なピノの味わいをエレガントに表現できてはいないです。

 しかし、テクニカルにあるように、ヴォルネイとシャサーニュに有るACブルの区画のブレンドですので、これ、かなりバランスが良いんですね。ヴォルネイが持つ雅さとシャサーニュが持つ大きさや重量感をブレンドしており、しかも、フォンテーヌ=ガニャールの質の良い葡萄とゴージャスなワイン造りにより、とてもエレガントにチェリー風味をエキス味で表現してくれます。

 2014年も美味しかったですが、2015年ものも負けずに・・いや、それ以上に旨いです。


 2015年ものは3アイテム、ご紹介させていただきました。どうしても上級キュヴェのレ・リュジアンの記事の比重が大きくなってしまいますが、これは仕方が無いです。滅茶素晴らしいですから。

 でも、例えば濃密さ、凝縮感命の方が飲まれたら・・

「ん?・・全然言うほどじゃ無いじゃん!」

と怒りを覚えるかもしれませんよ。それほどまでにエレガントなんです。


 

濃いものはアバタを隠せます。でも淡いものは隠しようが無いんです。

少しの汚れも浮き上がらせてしまうんです。だから淡いワインは造るのが非常に難しいんです。濃いものは最初から濃く造るつもりなら出来ますし、アバタも隠せる訳です。


 素晴らしいピノ・ノワールでした。まだ飲まれていないようでしたら是非とも飲んでいただきたい逸品です。ご検討くださいませ。


「 Les Voillenots Dessus」の区画


 以下は2014年ブルゴーニュ・ルージュのレヴューです。
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【ドライでピュア、柔らかでしなやかなエキス系の・・ストレートど真ん中に投げ込んだような高質ピノ・ノワールです!】



 いつ以来なのか・・覚えていないほどですが、フォンテーヌ=ガニャールのワインをご紹介します。へそ曲がりの noisy は、シャルドネでは無くてピノ・ノワールです。

 おそらくシャサーニュ村近郊の畑産と思われる、柔らかでしなやかなテクスチュアを持った秀逸なピノ・ノワールです。シャサーニュ系のピノに有りがちな「甘いピノ・ノワール」では無く、しっかり完全発酵させたドライでエキシーな味わいです。

 やや赤いフラワリーさを感じるノーズにチェリーの果実、粘土がいっぱい・・と言うよりは、白い石灰が透けて見えるような美しい色調、口内を「もっさり」させてしまうような重ったるさも無く、しかししなやかで伸びの良い味わいです。ほんのり煙のようなアロマに石のヒントも高貴さを感じさせてくれます。

 まぁ、シャサーニュの赤は、良いのに当たると滅茶美味しいんです。例えばニーロンさんちの1級の赤などは、非常に少ないし余り評価されていないですが・・時折ご紹介させていただいてますのでご存知ですよね。妙に鉄っぽく重さの有るムルソー赤とも違い、もう少し低域に厚みの有る重厚さが出やすいワインです。

 その辺りの処理が、むしろこのドメーヌが伝統的な造りを続けてきたやり方に、非常にマッチしていると思われますが、滅茶心地良いんですね。これ、とても面白いポイントでして、シャルドネの造り手なのにピノ・ノワールの方が安定して美味しい・・ありゃ・・こんなこと書いちゃうと怒られちゃうかな?・・そのまま誰にも言わずに黙っててくださいね。

 このドメーヌのシャルドネは、滅茶出来が良いものと垢抜けないものが同居していまして、中々に選択が難しいんですね。しかも、出来が良いものが毎年一緒・・と言う感じでも無く、ただ、上級キュヴェは総じて出来は良いです。中級クラスが今一つの場合、もしくは良いものと、もう少し安いなら・・とか、もうちょっと頑張ってくれよ・・みたいななのが混じる感じで、中々にね・・ムズイんですね。・・内緒の話しです。なので当たると・・

「フォンテーヌ=ガニャールのシャルドネってこんなに素晴らしいの?」

と驚く羽目になります。なのに・・ACブルは毎年非常に安定感が有ります。

 これなら納得していただけるだろう・・と言う魂胆でのご案内です。ぜひ飲んでみて欲しいと思っています。ご検討くださいませ。



収穫時の「Les Longbois」の区画.
新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。

   
フランス  ■□  Domaine Marquis d'Angerville  □■  ブルゴーニュ
ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィーユ
● 2016年のダンジェルヴィーユが入荷しました。2008年頃以降、瑞々しくふっくらとした見事なテイストに変貌、気品溢れる味わいに磨きが掛かり、昨年の2015年ものでは、ヴォルネイのトップワインとも言える「クロ・デ・デュック」「シャンパン」は正にブルゴーニュのトップワインと肩を並べるものとなっています。

「・・ホント~?・・信じられない・・」

とおっしゃる方はまだまだいらっしゃるかと思いますが、

「それなら騙されたと思ってパストゥグランを飲んでみてよ・・」

と言いたいですね。素晴らしいワインですよ。「ワインの格」「A.O.C.]だけでは測りきれない何かを見事に持っているワインです。


 2016年ものは・・非常に少ないです。その少ない中からも数アイテムテイスティングし、荘厳な出来だった2015年をも上回る可能性を感じました。

 noisyは飲めず息子しか飲んでおりませんが、「クロ・デ・デュック」「シャンパン」は凄い・・とのことです。2015年もののクロ・デ・デュック」には、noisy も腰を抜かしそうになりました。それ以上かもしれない・・訳ですね。

 最上級の「クロ・デ・デュック」「シャンパン」「カイユレ」は数えるほどの数量ですが、何とかカイユレを開けました。ま~・・素晴らしいです。これは是非コラムをお読みください・・2本しかないですけどね。

 中級クラスの「フレミエ」「プルミエ・クリュ」も素晴らしいです。2007年までのダンジェルヴィーユとは雲泥の差です・・とは言っても、熟成してきますと官能さが出て来て、それまででも美味しかった訳ですが、リリース時の素っ気なさ、瑞々しさの無さは取っ付きにくさに繋がっていました。

 総評としましては2016年ものは、

「ポテンシャルを気品で包み込んだ見事な出来!」

と言え、これはダンジェルヴィーユにしか出来ない味わい、ダンジェルヴィーユだからこそ出来たと言えると思います。


 また、ヴィンテージは異なりますが、全く売れなかった2015年のムルソー・サントノ(白)も追加で入って来ましたので、昨年に引き続き(つまり2本目のテイスティング)飲んでみると・・滅茶苦茶旨いです!・・これは惚れちゃいます。正に「気品溢れるムルソー」です。そんなムルソー1級、飲んだこと有りますか?・・無いでしょう?素晴らしいですよ。


 2016年はそんな訳で数が無く、しかし品質は非常に高いです。ワインの質感・・・というものは、出そうとしても非常に難しいものなんですが、いとも簡単な様に仕上げています。そしてその姿こそが「マルキ・ダンジェルヴィーユ」だと言えるでしょう。


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 来ました~!ダンジェルヴィーユ、激変です。クロ・デ・デュック2015年・・!痺れました!物凄いです。シャンパン2015年・・ビックリです!・・シャンパン2014年のエレガンスにも惹かれます。何しろACブルやパストゥグランが滅茶苦茶旨い!・・是非ビックリしてみてください。

 このところ・・2008年位からだったでしょうか、マルキ・ダンジェルヴィーユさんのワインが滅茶苦茶美味しくなってきまして・・それにはテイスティングして気付いてはいたものの、仕入先が無い・・・困ったな~と・・ブローカーものでも・・などと思っていたところ、運良く再び仕入れられるような状況になって目出度し目出度し・・・なんですが、

2012年は大幅収量減で価格が大幅アップ!

 になってしまい、テイスティングするのも気が引けるほど・・・そう、つまり高いし数が無いし・・・再び参っちゃいました。

 でもこれからはやっぱり外せない・・素