● 以前にジュースもご案内していますが、パコリのカルヴァドスです。ビオロジックです。

18世紀初頭からパコリ家は、ドンフロン地域で農家を営んでいました。
他の農民と同じように、家畜を育てる傍ら、リンゴと洋ナシからシードル、ポワレ、カルヴァドスを造っていました。
Grimaux グリモー農園は、1939年にパコリ家によって開かれました。私の父、クロード・パコリの代では、農園はさらに広げられ、同時にカルヴァドスの生産と洗練により磨きがかけられました。そうして瓶詰めと販売が始められ、たくさんの賞をいただくようになりました。
1986年に私たち二人がクロードの仕事を引き継ぎ、生産を続けています。農園に植わっているそれぞれの品種を分析し、より効果的な味わいの引き出し方を行っています。質の洗練と多様性を両立するよう努力を続けています。
グリモー農園では、Plant de Blancという品種を主力としてポワレ・ドンフロンを生産しています。理想の成熟度合いの時に手摘みで収穫し、ゆっくりとプレスにかけます(最長12時間)。その後、冷やしたタンク内でゆっくりと発酵を進め、全糖分の半分がアルコールに転換された時点で瓶詰めを行います。その後、自然に瓶内2次発酵が始まります。
ポワレ・ドンフロンは、果実味豊かな微発泡酒です。アペリティフ~デザートまで、様々な場面で活躍することでしょう。
“フレデリック・パコリは、このAOCの顔の一人であり、彼のポワレは、剣のようにまっすぐ磨かれている。バランスとフィネスをたたえた見本といえる。” "(Eric Conan. L'Express Mag. 01.08.2005).
なお、パコリさんちのホームページは以下のアドレスです。とっても大きな洋ナシの樹とか、古い蒸留器(カルヴァドス用?)のグラフィックを見ることができます。
http://www.pacory.eu/