ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール

ジャン=ルイ・ライヤール

フランス Domaine Jean-Louis Raillard ブルゴーニュ
Domaine Jean-Louis RaillardDomaine index -- Open All Column
● ジャン=ルイさんは少し前からヴォーヌ=ロマネの村長?・・市長?・・か判りませんが、政治をしなければならない状況に追い込まれたようでして・・オスピス・ド・ボーヌで栽培を担当している凄腕の甥っ子さんがだいぶ関与しているようです。あ・・結構に推測を含む文章なので、信じ切らないようにお願いいたします。

 で・・思い当ることが多く有るんですよ・・。こう言ってはなんですが・・どちらかと言うとライヤールのワインの中ではイマイチの出来で売れ行きも当然ながら良く無かったあのワイン・・

「ニュイ=サン=ジョルジュ村名がいきなり滅茶旨くなって登場した!」

んですね。

 なので noisy もびっくりしまして、その旨をお伝えしましたら・・売り辛かったニュイ=サン=ジョルジュ村名がいきなりオオウケしたんですね。

 と言う訳で、2022年のジャン=ルイ・ライヤールのご紹介なんですが、いや・・変わって来ましたね~・・おそらくその甥っ子さんの関与の影響でしょう。

 どちらかと言いますと若いうちは「さらっ」としたピュアな味わいだったジャン=ルイ・ライヤールのワインですが、早いうちから深みが出て、大きさを感じさせるものへと変化しています。

 今回は3アイテムのみの入荷でして、数の無いヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモンは飲めませんでしたが、A.C.ブルとヴォーヌ=ロマネ村名のテイスティングで、

「その大きな変化をたっぷり感じた!」

ことをご報告申し上げます。

 こりゃ・・将来も楽しみですが、ブルゴーニュワインファンとしましては、必ずこの2022年の素晴らしい味わいのチェックをしないといけない・・そんなレベルに仕上がっています。ぜひご検討くださいませ!

◇ジャンールイ・ライヤールからのメッセージ: 2022VTのワインは色調が濃く、口当たりが柔らかく、凝縮度が高いです。柔らかなタンニンとまろやかさ、そして真の密度によって支えられた構造を持っています。そして、美しく熟した赤や黒い果実の魅惑的な香りが凝縮されています。

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 海外メディアにも全く注目されず、評価ポイントさえ下されないヴォーヌ=ロマネの極めて小さなドメーヌで有りながら、

「・・うわ~・・美味しいね~・・綺麗だね~・・エレガントだね~・・!」

と、日本のワインファンを唸らせ続けているのがこの人、ジャン=ルイ・ライヤールさんです。

 飲めばもしかしたら判ると思いますが、全房での高温発酵系で醸造したエキス系のエレガントなピノ・ノワールです。

 また、もしかしたら飲んでも判らないかもしれませんが栽培はビオロジックで、So2 は少量使用するタイプです。

 そして醸造系はD.R.C.同様ですから、味わいもD.R.C.風・・と言うことになります。

 ライヤールさん、ボーヌの教育センターの栽培・醸造の教師をされていらっしゃいます。そんな方が造っておられる素晴らしいワインが、全く注目もされずに放置されている現状は、日本のワインファンにはもしかしたら有難い状況なのかもしれませんが、ワインを取り巻く業界としては非常に残念なことじゃないかとさえ思っています。

 難しかったはずの今回ご紹介分、2021年ものですが、

「ま~・・とにかく素晴らしい!健康的でエキスが美しく出た、まさにお手本のようなピノ・ノワール!」

と言えます。


 流石に超弱い円と、半分ほどしか収穫できなかった性も有り、A.C.ブルで4千円超えになってしまいましたが、長らく3千円ほどで販売させていただいていました。

 もし知らない方がいらっしゃるのでしたら、

「・・そりゃぁ・・とんでもない不幸としか言いようがない・・」

です。


 ジャン=ルイ・ライヤールの2021年、是非飲んでください。低温発酵系のジャイエ風、果実たっぷりなタイプでは有り得ず、高温発酵系のD.R.C.風、美しくも伸びやかなエキスが織りなす、エレガントで官能的なピノ・ノワールの世界を教えてくれます。ご検討くださいませ。


■ 2021 ヴィンテージに関するジャン・ルイ・ライヤールのコメント

 2021年は、ヴィニュロンの生活を困難にするような天候が相次ぎました。3月は非常に湿った冬の土壌が急速に暖まり、3月末には非常に早い芽吹きが始まりました。

 しかし、4月6日から8日にかけて、3夜連続で気温がマイナス8度まで下がりました。これは、主に斜面に位置するブドウ木が大きな被害を受けました。しかし、4月の天候は非常に乾燥していて、べと病の発生は殆どありませんでした。

 5月は平年に比べて30%を雨が多かったものも、非常に涼しかったため、病害の発生が抑えられました。

 6月は非常に乾燥した暑い月であったため、開花が早く、6月8日から15日にかけてブドウは一気に開花しました。結実も非常に早かったため、この時期の農作業は通常7~8週間かかるところを3週間で行うことができました。

 7月10日頃にブドウ木は平年よりも2~3週間早く房を閉じ、月末にヴェレゾンを開始しました。病気、特にウドンコ病は、ブドウが抵抗力を増すヴェレゾン直前の7月中旬に大攻勢をかけるので、衛生的な監視が必要でした。しかし、数年前から100%オーガニックに取り組んでいる私達(甥のヴァンサン・ペンダヴォワンがドメーヌを徐々に私から引き継いでいます)は、雨季の間にブドウの木を処理し、繊細な時期のブドウを保護することができました。

 8月に入ってからの寒さがブドウの成熟を妨げたましたが、幸いにも8月15日からは気温が高くなり、ブドウの成熟を助ける夏の暑さが戻りました。霜や連続した寒波、熱波に見舞われた区画によっては、成熟度が同じではないため、最高のブドウを得るために9日間かけて何段階かに分けて収穫を行うことになりました。

 結論から言うと、糖度が高く、総酸度も良好なレベルのワインができました。リンゴ酸の量が平均よりやや多いため、マロラクティック発酵が通常より遅れて行われました。収穫まで少し待つことができたので、タンニンの熟成が得られ、1999 年のヴィンテージに近いものとなりました。健全でバラ房の小さなブドウで、ミルランタージュのブドウも少しあり、醸造を行うことができました、果皮はかなり厚く、果汁の収量はかなり少なめでした。このため、私達のこれまでの少量醸造の経験が大いに役立ちました。

 大量生産に慣れている造り手の中には、ほとんど空っぽの大きなタンクで、温度管理、抽出、パンチングダウンを行うことが非常に難しく、機械では不可能な場合もありました。そのため、ポンプを最大限に使ったポンピングオーバーを行った造り手もいました。しかし、これは酸化現象が発生するため、推奨されるものではありません。

 ドメーヌでは、良好な抽出で、美しいルビー色で、小さな新鮮な赤い果実のアロマがあり、柔らかいタンニンと美しいストラクチャーを持つ、将来性のある美しい赤ワインを得ることができました。

 白ワインは、柑橘系のニュアンスを持つアロマが主体で、生き生きとしていて、正確で、時間が経つにつれて丸みを帯びてくるでしょう。

ジャン・ルイ・ライヤール
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 ヴォーヌ=ロマネに有って、非常に質の高いエキス系の見事な味わいのワインを、非常にリーズナブルに提供してくれる唯一のドメーヌ、ジャン=ルイ・ライヤールの2019年ものが入って来ました。毎年全く残ることなく完売を続けていますが、それはやはりヴィンテージ背景が見えつつ見事な仕上がりを見せる味わいとコストパフォーマンス故でしょう。

 早速届いた2019年ものを、トップ・キュヴェのヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモンを除いて4アイテム、テイスティングさせていただきました。

 2019年はライヤール本人が言うように、とても収穫量が少ないヴィンテージですが、「ミルランダージュ」の葡萄が多く、いつもよりやや長熟さのある仕上がりになっています。

 細かいことは各コラムに記載させていただきますが、その中でも・・

「早く飲んでも美味しい・・早い仕上がりをしているキュヴェ」

は、村名ニュイ=サン=ジョルジュと、A.C.ブル・ブランのレ・シャサーニュです。

 村名ニュイ=サン=ジョルジュは今の段階で結構に開いた感じが有り、美しいエキス感からの表情についつい・・うっとりしてしまうほどです。

 また、A.C.ブル・ブランのレ・シャサーニュがまた素晴らしい出来で、今までで一番・・ほぼ完全にエキス化がされ、微細な表情が複雑性により多彩で官能ささえ感じられるものです。これは少ないですが・・飲んだらビックリするほどだと思います。

「少し休ませて・・もしくは熟成させて飲むべきキュヴェ」

は、村名ヴォーヌ=ロマネとA.C.ブル赤のレ・パキエです。勿論ですが、飲めていないレ・ボーモンもそうかと思います。

「2019年ものはミルランダージュが云々・・」

と言うライヤール本人の言葉が裏付けられる味わいで、相当に集中していて、見事なタンニンが有り、ミルランダージュらしい濃密な味わいに仕上がっています。その反面、

「まだ仕上がり切っていない」

のもしっかりと透けて見えています。ややタンニンが前に出ていて、エキスな味わいではあるものの、まだまとまり切っていないんですね。

 ですのでこの2アイテムは、

「最低1カ月の休養」

が必要で、出来ることなら「オリンピックが終わった頃」から手を付け始めるのが正解かと思います。

 ですが、仕上がり自体は相当に良く、2015年ものの美しい仕上がりに凝縮感からの力強さを加えたようなニュアンスですので、相当に期待できると確信しています。

 どうやら今回の2019年ものは一発で終了のようですので、是非ご検討の上、お早めにご注文いただきますようお願いいたします。

■2019 ヴィンテージに関するジャン・ルイ・ライヤールのコメント
 2018 年の12 月は雨が多く、平年よりも2.2 度も高い気温で年が暮れました。2019 年は、平均よりも約1.1 度暖かい温暖な3 月によって芽吹きは平年よりも早く、およそ半分の畑で4 月初めに芽吹きました。しかし、寒波の訪れと4 月5 日の霜によって、芽吹きが早かったブドウ木が被害を受けてしまいました。

 4 月中旬からは、気温が上がり、5 月になると夏のような熱波に見舞われ、少しの雨を交えて、熱波は6 月初めまで続きました。6 月に入ると涼しい気温と風によって、ブドウ木の成⾧が鈍り、結実不良によるミルランダージュが起こりました。しかし、日照量は平年よりも多く、7 月から収穫までの2 か月の気温は平年よりも高く、水不足が心配になるほどでした。

 それでもブドウ木は干ばつに耐え、9 月の好天によって、成熟したミルランダージュの(それでも良好な酸を備えた)ブドウを得ることができました。この素晴らしい天候と、病気にかからなかった全く健全なブドウを状態に鑑みて、収穫を10~12 日ほと遅らせ、9 月19~21 日に収穫しました。2019 ヴィンテージは、タンニンと酸、自然アルコール度数のバランスが完璧で、前途有望で、素晴らしい熟成のポテンシャルを秘めています。
ジャン・ルイ・ライヤール

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 待望の2018年、ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤールのご紹介です。これほどまでにリーズナブルで、ブルゴーニュの聖地の素晴らしい味わいを届けてくれるのは、ジャン=ルイ・ライヤールだけです。他にいらしたら是非教えてください・・(^^;;

 今回は、あのフラッグシップ、1級のレ・ボーモンもいただきました。これは非常に希少です。

「あと7割増しで欲しい!」

と言って交渉したんですが・・何だかんだと言い訳された挙句、結局最初に提示された量しか来ませんでした。(・・だからそれじゃテイスティング代が出ないってば!)

 2018年も非常に素晴らしいです。伸びやかで健康な2017年ものに対し、2018年ものは「複雑性」が乗っかっていますので、ポテンシャルは確実に上回り、その分、育っていくのに少しタイミングが遅くなる・・と感じました。

 それにしても滅茶美味しい!・・ヴォーヌ=ロマネの生産者で最もリーズナブルで最もエキシーです。A.C.ブルでさえ・・非常に・・です。(ここでは書きませんが・・)是非ともご検討くださいませ。


■2018ヴィンテージに関するジャン・ルイ・ライヤールのコメント

 2018年の冬は湿気が多く雨がちでしたが、4月初めからの季節外れの暖かさで、ブドウの芽吹きは非常に早くなりました。しかし、5月上旬に気温が氷点下にまで下がり、ブルゴーニュは霜の被害を受けてしまいました。幸運なことにヴォーヌ・ロマネは被害を免れました。その後暑さが戻り、ブドウは5月末に開花しました。そして良好な条件のもとで成長しました。

 6月に入ると雨がちの日が2週間程続きました。この間はべと病の心配がありましたが、管理を怠りませんでした。その後は乾燥した暑い日が戻り、それは収穫前まで続きました。

 2018年は4月から9月にかけて、1559時間の日照時間がありました。これは平年よりも20%も多い日照時間です。この日照量のおかげで、酸と糖とタンニンの並外れたバランスを備えた、健全で成熟した素晴らしいブドウを収穫することができました。

ジャン・ルイ・ライヤール

━━━━━
 ジャン・ルイ・ライヤールの2017年が少量入荷してきました。大変小さなドメーヌですので、人気の高さに数が本当に足りません。

 2016年ものの美しいエキスのワインには皆さんも心を奪われたに違いありません。難しかったはずのヴィンテージに「そつなく」ではなく、「すばらしい」ワインに仕上げた実力は確かなものと言えます。

 2017年ものは前年のような苦労は無かったようです。前年はほぼ9月の後半(28日頃)に収穫していますが、2017年ものは前半(8~9日頃)ですから、3週間も早いですし、生産量も1.5倍~1.7倍ほどに増えているようです。

 で、非常に少ない1級レ・ボーモン(公称900本)は片手の指さえほとんど余るほどの数量しか入ってませんので飲めませんでしたが、A.C.ブル、村名ニュイ=サン=ジョルジュ、村名ヴォーヌ=ロマネをテイスティングさせていただき、2017年ものの姿を見させていただきました。

 2016年ものがリリース直後から凄いバランスを見せたのに対し、2017年ものはより複雑性高く、より品格を感じる味わいでした。ある意味、リリース直後から完成された味わいの2016年・・は、最初から非常に美味しかった訳ですが、2017年と比較してしまえば複雑性は届かなかったかと言えます。

 2017年は複雑性の高い味わい・・つまりよりポテンシャルが高い訳で、その分、「現時点でのまとまり」と言う点では2016年に及ばない訳です・・村名ニュイ=サン=ジョルジュを除いては。

 いや~・・ニュイ村名、今絶好調です。滅茶苦茶旨いです!・・しかも激安ですし!・・勿論、A.C.ブルもA.C.ヴォーヌ=ロマネもその意味では「時間の問題」です。輸入の疲れが取れた休養バッチリ状態に持ち込んでいただいた段階で、

「エキスたっぷり!ピュアでエレガント、複雑性も高い見事な激安ピノ・ノワール!」

に大変身です。


 ブルゴーニュワインの暴騰が懸念される中、ブルゴーニュのど真ん中の誰もが飲みたいと思っているピノ・ノワールをリーズナブルに供給してくれている数少ないドメーヌさんです。是非飲んでみてください。超お勧めします!


━━━━━
 素晴らしかった2015年ものは、ま~・・飛び抜けて美味かったですよね~。しかも価格も実にリーズナブル!・・ヴォーヌ=ロマネの生産者さんですよ?・・今時はヴォーヌ=ロマネ村名など、ネゴスものでもこんなプライスは不可能かと思いますが、それも、

「滅茶美味しい!」

ですからね。2016年ものも期待してテイスティングに臨みました。今回は1級レ・ボーモンは無し、次回以降の入荷を期待しています。

 物凄く健全で何のストレスも継ぎ目も無い見事な2015年ものに比べ、2016年ものはやはり2016年らしい複雑性を秘めた大きな構造のワインだと言えます。

 この辺の仕上げ方は実に見事で、

「ジャン・ルイ・ライヤールって、こんなに造りが上手かったんだ・・」

と驚かされました。


 今飲んで納得の味わい、3年後に期待を大きくし、6年後以降、大きく膨れたボディからエレガンスと複雑なアロマを見せてくれるものと感じた2016年です。

■ヴィンテージを追うごとにワインの純粋さと透明感がアップ
 【1968 年から全房発酵を貫くヴォーヌ・ロマネの小さな巨人】

 1968 年から元詰を開始したドメーヌ・ライヤールは、栽培面積3ha 弱、総生産量5~6 千本という、他のヴォーヌ・ロマネのドメーヌに比べて極めて小さなドメーヌです。ガイド等への掲載は殆どありませんが、コストパフォーマンスの高さで、欧米では個人客を中心に高い人気を集めています。

■全房発酵の第一人者
 温暖化の影響と世代交代によって、2010 年代からブルゴーニュで急速に導入が進んでいます。しかし、ジャン=ルイ・ライヤールは元詰めを始めた1968年から半世紀近く一貫して全房発酵にこだわり続けてワイン造りをしてきました。全房発酵を行うためには何よりもブドウの果梗まで成熟させる必要があり、収穫をぎりぎりまで遅くしなければなりません。また、ピジャージュ(櫂入れ)は機械を使わずに足で行わなければならず、より多くの手間がかかります。ジャン=ルイ・ライヤールはDRC やルロワと共通するこの哲学をずっと実践し続けている全房発酵の第一人者なのです。

■職人的な緻密な作業から生まれる真のハンドメイドワイン
 ジャン=ルイ・ライヤールは、ロマネ・コンティで働いていた両親から1989 年にドメーヌを継承しました。彼は自分の目の届く範囲の小さな畑で、職人的な緻密な手作業による「真のハンドメイドワイン」にこだわって仕事をしています。例えば、発酵層からワインを引き抜く際も機械は使わずに、手作業で小さな桶を使って行っています。ドメーヌのワインの品質向上は特に2010年代に入ってから目覚ましく、ヴィンテージを追うごとにワインの純粋さと透明感がアップしています。

■ドメーヌの醸造について
 近年のブルゴーニュでは、湿度が高い涼しい夏、そして夏の日照不足を補って余りある程の素晴らしい9 月の天候によって、可能な限り成熟したブドウを得るために、以前よりもずっと遅く収穫ができるようになりました。それは特に梗の成熟に顕著に表れています。こうしたことから、近年、全房発酵がブルゴーニュで広がりを見せているのだと思います。いずれにしても、全房発酵を行うためには成熟した果梗を得ることが非常に重要です。私のドメーヌでは最も良く熟す区画や除梗しないブドウに適した区画を毎年見極めて果梗のついたブドウを収穫しています。

 まず、全房のブドウを発酵層の深部に置くことで、発酵が長く行われるという効果があります。全房のブドウはブドウの粒の中で発酵が行われるため、発酵層の中に温度の高い核の部分が生まれ、30度を超える温度が長く維持されるのです。そして、アルコール発酵の期間がより長くなることによって、最上の抽出と、異なる成分(タンニン、色素、ポリフェノールなど)の間の自然な結合が可能になります。また、果梗が発酵中の急激な温度上昇を抑えて、固体と液体の間の良好なバランスを取ってくれます。発酵中に機械を使うピジャージュ(櫂入れ)やポンピングオーバー、激しい攪拌を行うと、揮発性の高いアロマがピノ・ノワールから失われてしまいます。このため、ドメーヌではこのような激しい行為を行わず、足でソフトなピジャージュを行って、揮発性の高いアロマがワインに残すようにしています。

 果粒の中で発酵したマストは、圧搾によって開放されて、焙煎やトースト、スグリなどのブラック・フルーツのノートを備えた凝縮したアロマを生み出します。また、新鮮なレッドフルーツのアロマを除梗したブドウの部分にも広げる作用もあります。それから、発酵層からワインを引き抜く際、発酵前には緑色であった果梗が深い赤色に変わっていることを確認することができます。これは、果梗が発酵中に一部の色素とアルコールを捕える働きがあるからです(*このためワインの色調がやや薄くなります)。この際、果梗は内包していた水分を放出しますが、ヴィエイユ・ヴィーニュは若いブドウ木に比べて水分が非常に少ないという特徴があります(このため、ヴィエイユ・ヴィーニュの方が全房発酵に向いていると言えます)。幸いにもドメーヌの畑は樹齢が60~80 年を超えるブドウ木が大部分を占めているため全房発酵向きと言えます。

 果梗と一緒に発酵させることは、樽熟成の際に不快なアロマや還元反応を引き起こす原因となる大きな澱や沈殿物を皮や果梗が捕らえてくれるため、ワインが自然な形で濾過されるという利点もあります。このため樽に移されたワインは清澄度が高く、マロ発酵終了後も樽熟成の間も、澱引きや樽の移し替え、あるいはポンプを使った作業などは一切することなく、静かに寝かせておくことができます。そして、熟成後も無清澄・無濾過の瓶詰めが容易になります。

 ドメーヌでは、発酵層からワインの引き抜く際は機械は使わずに、手作業で小さな桶を使って行っています。手作業でワインを移し替えるため、ブドウの皮や種、果梗をこねくり回すことはありません。また、圧搾も非常にソフトに行うことができます。このため、ワインには不快なえぐみや苦み成分が付くことはなく、ワインに過剰なストレスを与えることもありません。

 ドメーヌのワインは14~18 ヶ月の間、澱と一緒に熟成されます。ワインは、細かな澱から栄養を補給して、ふくよかで豊かになり、トーストしたパンを思わせるアロマや柔らかな口当たり、そしてタンニンを包み込んでビロードのような口当たりを生み出す粘性を獲得します。バリックでの熟成においては、焼きのややしっかりした新樽の比率を高めにしています。これはバリックが、発酵中と発酵後の果皮浸漬の際、特に醸造温度が30 度を超える際に、抽出されたブドウの種に由来するタンニンを補完してくれるしっかりと溶け込んだタンニンをワ
インに付与するともに焼いた木の微かなニュアンスももたらしてくれるからです。

 ドメーヌでは熟成中にバトナージュは行いません。なぜなら、澱は低気圧の時にはワインの中に均等に浮遊し、高気圧の時には樽の底に沈殿するため、バトナージュと同じ効果を自然にもたらしているからです。この特性を利用して、ドメーヌでは瓶詰めの一ヶ月前の高気圧の時期にワインの澱引きを行ない、瓶詰め時期もちょうど高気圧の時期になるようにプログラミングしています。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティも全く同じ方法を取っています。

 一般的に熟成中は、バトナージュをして樽の底に沈殿する澱を浮遊させないと問題が起きると言われます(澱がワインの重さで潰されるため)が、ドメーヌではシュール・リーの状態で熟成させることに関してはいかなる問題も発生していません。幾つかのドメーヌが、澱引きをしないことで還元の問題に突き当たるのは、SO2 の過剰な添加に由来するもののではないかと考えられます。

 ドメーヌのワインは、マロラクティック発酵の際に発生する炭酸ガスによって酸化から守られるため、SO2 を添加する必要がありません。但し、補酒は定期的に行なっています。また、決してポンプを使ってワインを取り扱うことはありません。瓶詰め前にワインを樽から引き抜く際もポンプは使わず、樽の上部の穴からの空気圧によって、ワインを樽から押し出すという自然な方法で行なっています。この方法だとSO2 加える量はごく微量で済み、ワインのアロマの全てを失うことなくワインの中に残すことが出来るのです。

 ドメーヌでは、ワインのアロマはワインの熟成過程における最優先事項の一つと考えています。ワインをシュール・リーの状態で静かに熟成させることによって、新鮮な果物のアロマをしっかりと残しながらも、焙煎や燻した香りやトーストなどのトリュフに近いような香りもより多く残すことが出来るのです。



2022 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

18741
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥4,980 (外税)
【良い意味で・・近年のジャン=ルイ・ライヤールはクラシカルなブルゴーニュ・ピノ・ノワールの味わいに回帰していると確信持てる、素晴らしい2022年ものです!】
 2018年以前のグラスの写真と、それ以降のものを比較していただきたいんですが、まぁ・・一目瞭然で変わっているのが判ります。
 2018年以前のジャン=ルイ・ライヤールは、色彩は淡く、ドライで超エレガントでした。全房が多いので若いうちは押し出しの少ない感じですが、熟すに従って徐々に深みと大きさを増して行く味わいです。
 しかしながら近年はご覧いただいてお判りのように、果皮からの美しい色がしっかり抽出され、加えて味わいの幅と構成の大きさを感じさせる、威風堂々なブルゴーニュ・ピノ・ノワールになって来ているんですね。
 しかもこのレ・パキエはA.C.ブルゴーニュの畑ながら、格上のワインを彷彿させる仕上がりですから・・だって・・
「こんなに美しい色彩を見せられたら、思わず飲みたい!・・と思ってしまう・・」
に違い無いですよね・・。
 ジャン=ルイさんが市長か村長...


2022 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

18740
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  3
¥10,290 (外税)
【安定した美味しさのジャン=ルイ・ライヤールの村名ヴォーヌ=ロマネにも大変革の兆し!・・美しさに構造の深さと幅をさらに深めた素晴らしい出来です!・・飲んでおくことをお薦めします!】
 考えてみれば・・徐々にアイテム数は減り、味わいも少しずつ深いものに変化して来たジャン=ルイ・ライヤールです。2021年ものはエレガントで旨滅茶かったし、2020年ものは果皮の美味しさを堪能できるほど・・2019年ものはミルランダージュ特有の旨さが有り、有頂天になるほど美味しかったです。
 で、そもそもを考えてみますと・・このコラムにグラスの写真がある2014年と2015年・・をぜひご覧いただきたいのですが、
「近年ものとは大きく異なる」
のが・・お判りいただけると思うんですね。超淡い色彩をしてい・・るでしょう?
 まぁ・・知ってはいても言えないことも有るのがこの世界の掟なので、そこはそれなりにわきまえていますから・・でも、
「ジャン=ルイ・ライヤールも大変革の真っ最中!」
であることは、飲めば・・そして以前のライヤールのワインを思い起こすことが出来れば...


2022 Vosne-Romenee 1er Cru les Beaumonts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン

18739
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + ライヤールの村名ヴォーヌ=ロマネ1本 or A.C.ブルゴーニュ2本
750ML 在庫  完売
¥16,980 (外税)
【「おらが村の凄い醸造所は、おらが家族も、近所の家族も支えている!」・・で成り立っているのがD.R.C.。ライヤールは「おらのワインがD.R.C.風?・・いや、D.R.C.がおらの真似をしとるの」・・だそうです。】
 ライヤールのワインを飲めば、D.R.C.風のワインで有ることはきっと・・どちらも飲んだことが有れば思い当たるに違いありません。まぁ・・醸造方法はそっくりですし、そもそも・・代々、D.R.C.で働いてきた家系ですし、何せジャン=ルイは、
「栽培・醸造の先生」
ですから・・。
 厳しかったはずの2021年も、そんなことは一切感じさせないワインで有ることは、
「このワイン以外、全てのワインをテイスティング」
させていただいたことで・・確認済です。
 いや・・これは非常に希少なワインです!・・ レ・ボー・モン・オはヴォーヌ=ロマネとフラジェ=エシェゾーに跨る1級畑で、1級レ・スショ、グラン・クリュ・エシェゾーの真上に有りますから・・
 少なくともヴォーヌ=ロマネ1級でこのプライスって、今の時代じゃ「大盤振る舞い」は間違い無い・・お一人様1本、それに村名ニ...


2016 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

13481
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + 販売条件の無いワイン1本
750ML 在庫  完売
¥8,790 (外税)
【noisyも一生懸命売りたいワインになったと言える素晴らしい造り手の素晴らしい村名ヴォーヌ=ロマネです!】
 そもそもは1級レ・ボーモン欲しさが有って、しかし、超変形アソートでしか販売してくれないし、いただけたとしても数が安定しないので、
「テイスティングして赤字を出して・・結局トントンにしかならない」
と言う理由で、最小ロットしか仕入れて無かったと言うような今までの流れが有ります。
 それに、一番大きいのは、
「2000年代はここまで良いとは思って無かった!」
と言うのが大きいです。
 いや、敢えて言えば、
「凄く良くなって来たのはこの何年かのはず!」
で有って、2013年位で
「・・おや?・・淡いけどレ・ボーモン以外の下のクラスもいいじゃん」
と思いつつ、2014年もので、
「価格は安いし結構旨い!」
と感じ出し、2015年ものをテイスティングして・・
「下も中もめちゃくちゃ美味しい!・・レ・ボーモンは・・もうどっ...


2021 Bourgogne Blanc les Chassagne
ブルゴーニュ・ブラン・レ・シャサーニュ

17803
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥4,290 (外税)
【激エレガントで激繊細!・・ヴージョ・ブラン的だった2020年ものとは大違いで、むしろエレガント系のシャサーニュ=モンラッシェ風!】
 noisy は改めてジャン=ルイ・ライヤールの実力の凄まじさを感じています。しかも価格はめっちゃリーズナブルです。
 またそれとともに・・幾分の腹立たしさも感じています。海外メディアもジャン=ルイ・ライヤールは完全にスルーしたまま・・です。
 まぁ・・グラン・クリュを持たない生産者さんですから・・軽く見られてしまうのかもしれませんし、ライヤールさんは先生もやっていますから、相当に忙しいに違い無く、お会いするのも至難の業で・・会えないのかもしれません。
 でもセラーはヴォーヌ=ロマネのど真ん中・・斜めお向かいはD.R.C.のカーヴ、並びの5軒先?・・はメオ=カミュゼで、その先左側はレ・ゴーディショとラ・グランド・リュで右側はロマネ=サン=ヴィヴァンですから、ほんの少し歩いて上がった右側がロマネ=コンティ・・・ラ・ロマネです。
「海外メディアもヴォーヌ=ロマネに行って...


2021 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

17802
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥4,090 (外税)
【・・流石!・・としか言いようの無い素晴らしい出来!・・お化粧無し、ドすっぴんの村名ヴォーヌ=ロマネ..と言われても通るでしょう!】
 残念ながら..頑張ったんですが4千円をこえてしまいました。さすがにこれ以上は値下げできませんで・・しかも数も今までで一番少ないので・・限界です。
「ライヤールだから心配はない」
と思いつつもやはり・・飲まずにはいられなかった2021年ものです。でもその心配は杞憂でした!
 健康的で・・むしろ2005年ものさえ彷彿させる仕上がり。エキス系のエレガントな味わいで、樽のお化粧も無く、でもしなやかで強く無く、全く弱く無い・・
「・・お~・・すっげ~な・・やはり大先生は違う!」
と思わざるをえませんでした。
 ビオの大先生、かのルドルフ・シュタイナーはこんなことを言っています・・あ、怖くなったらこの先、読まなくて良いですからね・・(^^;;
「土星紀において、肉体の感覚器官の萌芽が形成された。」
「・・はぁ?・・土星紀?・・感覚器官の萌芽って何?」...


2021 Nuits-Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ

17801
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥6,490 (外税)
【激エレガント!・・しかも真ん丸パレット!・・濃密だった2020年とは違う、エレガントな魅力が滅茶詰まったアロマ、味わいが素晴らしいです!実に秀逸!】
 こんなことを言って良いのかどうか判りませんが、昔はこのニュイ=サン=ジョルジュ村名が本当に売れず・・A.C.ブルとヴォーヌ=ロマネ、レ・ボーモンばかりを一杯販売させていただいていました。今はヴィヴィットさんから入っていますが、以前は異なるインポーターさんしか扱っていなかったので・・そちらから仕入れていました。ただし、輸入後の扱いに不安が有るインポーターさんだったので、輸入直後に一括仕入れし、それ以後は怖いので・・例え在庫品が有っても追加仕入れをしない・・そういう方針でした。
 今はそんな心配はまったく必要ない、優れたコンディションですので助かりますが・・数が無い・・しかも、
「昔は余り買わなかったこのニュイ=サン=ジョルジュ村名が滅茶美味しい!・・しかも滅茶リーズナブル!」
なんですね~・・。
 土っぽい、埃っぽい、テクスチュアがイマイチのニュイ=サン=ジョルジュ...


2021 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

17800
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥8,790 (外税)
【いつものライヤールのエレガントなヴォーヌ=ロマネ!・・やはりD.R.C.系、ジョルジュ・ミュニレ=ジブール系の見事なエキス系の・・雅な味わいです!】
 2020年ものは濃密でした。2019年ものは濃密では有りましたが2020年ものほどでは無く、バランスに優れていました。2018年ものはエレガントで非常にバランスが良く、エキスの味わいが何とも言えぬヴォーヌ=ロマネそのものを感じさせてくれる味わいでした。
 2021年ものは2018年ものに近い印象です。しかし、葡萄の熟度自体はむしろ2019年ものに近く、ただ2019年ものの濃密さ・・バッサリ言ってしまえば葡萄の糖度は及ばない感じですね。
 つまり2021年ものは収穫時期が遅い・・9月20日です。なので通常年よりも2週間遅いんですね。これですと、糖度やタンニンの熟度が上がって来ないので収穫時期を遅くせざるを得なかった訳で、その間に糖度は上がったものの、幾分先鋭な酸・・リンゴ酸系ですね・・これをやや失った熟度・・と言う感じです。
 ですが、それが味わいや出来に大きな影響を与え...


2021 Vosne-Romenee 1er Cru les Beaumonts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン

17799
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + ニュイ=サン=ジョルジュかヴォーヌ=ロマネのどちらかと一緒
750ML 在庫  完売
¥13,890 (外税)
【「おらが村の凄い醸造所は、おらが家族も、近所の家族も支えている!」・・で成り立っているのがD.R.C.。ライヤールは「おらのワインがD.R.C.風?・・いや、D.R.C.がおらの真似をしとるの」・・だそうです。】
 ライヤールのワインを飲めば、D.R.C.風のワインで有ることはきっと・・どちらも飲んだことが有れば思い当たるに違いありません。まぁ・・醸造方法はそっくりですし、そもそも・・代々、D.R.C.で働いてきた家系ですし、何せジャン=ルイは、
「栽培・醸造の先生」
ですから・・。
 厳しかったはずの2021年も、そんなことは一切感じさせないワインで有ることは、
「このワイン以外、全てのワインをテイスティング」
させていただいたことで・・確認済です。
 いや・・これは非常に希少なワインです!・・ レ・ボー・モン・オはヴォーヌ=ロマネとフラジェ=エシェゾーに跨る1級畑で、1級レ・スショ、グラン・クリュ・エシェゾーの真上に有りますから・・
 少なくともヴォーヌ=ロマネ1級でこのプライスって、今の時代じゃ「大盤振る舞い」は間違い無い・・お一人様1本、それに村名ニ...


2017 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

14306
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥6,880 (外税)
【滅茶美味しかった2016年ものをポテンシャルで軽く超えて来ました!2017年ものはじっくり育み、美味しくいただきましょう!】
 今回のライヤールのグラスの写真は、どの写真も全く「弄って」はいません。明るさや色味の調整は全く無し、部分選択後に大きさだけを調整しアップしています。
 ある意味、写真と言うのは本当に残酷です。見事にその瞬間を切り取ってくれちゃいます。
 しかしワインは、時間と共に変化して行きます。その瞬間を切り取ったであろう写真を、その瞬間だけを見る目で見てしまうと・・将来を見通せない・・と言うことなんですね。
 若いころ、偉い可愛い・・もしくは格好良い子がいらしたとして、その瞬間だけ、チラ見した位では、先行きなど判らない訳です。もしかしたらあと10年もしたら、下っ腹は出て脂ぎった顔になっているかもしれません・・いや、noisy 本人のこと・・でも有りませんよ。「昔秀才、今ただの人」とは良く言ったものです・・いや、だから noisy のことではありませんって。
 で、ワインもまた...


2020 Bourgogne Blanc les Chassagne
ブルゴーニュ・ブラン・レ・シャサーニュ

16873
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥3,990 (外税)
【純然たるヴォーヌ=ロマネ村のシャルドネです!下部は繋がっているお隣のヴージョの白のイメージに近い?・・とても良い出来!旨いです。】
 ほとんど見ることのない「ヴォーヌ=ロマネ産のシャルドネ」によるブルゴーニュ・シャルドネです。通常は・・もし出て来たとしても、目の玉が飛び出るほど高いです。
 まぁ、
「何でヴォーヌ=ロマネで白ワインが?・・」
と思われるかもしれませんが、やはり・・
「畑には向き・不向き」
が有るんですね。
 ここのレ・シャサーニュは村名レ・シャランダンの下部にありますが、おそらくヴージョっぽい・・と言いますか、ヴージョでは昔から良質なシャルドネが造られていまして、それがさらに地層的にお隣の「ミュジニー・ブラン」にも連携している・・と感じるんですね。石灰が強いシャルドネに適した白い土地、もしくはそんな石や砂が多いんじゃないかと思います。まぁ・・シャンボールも石灰は強いですから。
 細やかな白い石灰的ミネラリティとフラワリーなフレッシュさをしっかり感じさせてくれるノ...


2020 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

16872
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥3,790 (外税)
【2019年もの同様、まだ完全には仕上がっていませんが、このA.C.ブルゴーニュは正にヴォーヌ=ロマネ的な優しさと端正さを感じさせてくれます!】
 ・・辛いですね~・・ワイン屋としても辛い・・。2年前までは意地でも3千円を切ってご案内していた、ジャン=ルイ・ライヤールの素晴らしいベースのピノ・ノワール、パキエですが、
「対ユーロで140円!・・対ドルでも135円・・」
と言う恐ろしいほどの円安が、輸入ものの価格を吊り上げています。
 まぁ・・20%は為替が上がってしまっていますから、3千円(2980円?)で販売出来ていたものは単純に3600円になってしまう訳で、その分をマイナスしますと蔵出し価格のアップは・・
「たった180円分の5パーセントほど?」
みたいな計算になるかと思うんですね・・なので、想像ですが・・蔵出し価格は1ユーロほどの僅かな値上げかと思います。
 味わいは、ミルランダージュが混じった2019年もののパキエとほとんど変わらない・・です。幾分、複雑性が高いかな?・・あと、到着間もない...


2020 Nuits-Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ

16871
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥5,980 (外税)
【単なるニュイ=サン=ジョルジュがこんなに美味しかったら..一体どうしたらよいでしょう?・・今、早々に飲むならこれでしょう!勿論、熟成にも耐える素晴らしいポテンシャルです!】
 是非2019年ものの写真と比較してみてください・・全く異なる色彩・・と言って良いほど違いますよね。2020年ものは村名ヴォーヌ=ロマネも同様では有りますが、
「明らかに濃密な色合い」
をしています。2019年もののニュイ=サン=ジョルジュが「淡く」見えてしまうほどです。
 2019年もののヴォーヌ=ロマネは、明らかに「ミルランダージュ」の見事に濃密で美しい味わいがしましたが、2019年もののニュイ=サン=ジョルジュにはそれが無く、リリース直後からエレガントで健康的な美味しさを堪能させてくれました。余りに最初から美味しいので、
「必飲印!」
を打ってしまったほどです。
 2020年もののニュイ=サン=ジョルジュは、到着直後の今も非常に美味しいです。ですが、
「非常に複雑性が高く、結果としてポテンシャルが高い」
と言えます。今美味しいにも関わら...


2020 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

16870
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥7,850 (外税)
【是非とも以前のヴィンテージのグラス写真と比較してみてください!・・2019年同様にエキスは濃密系に振れていますが、ここまで来るとあの「労役」と言う名前の畑の幻影が見えて来たように感じられます!】
 なるほど~・・な味わいでした!・・端正で濃密さが有って、いつ飲んでも美味しいだろうなぁ・・と思わせてくれた2019年ものに比較しますとより濃密で複雑性が高く、熟すまでの少しの忍耐を要求されるヴィンテージ・・それが2020年ものなんだろうとnoisyは感じ始めています。
 確かに・・まだ到着はしていませんが、ジャン=ニコラ・メオも、
「素晴らしい出来の2020年ものをさっさと開けてしまうのは止めて欲しい・・」
と言っていた・・と聞きましたが、まさに・・さも有りなんな味わいでした。
 もっとも今現在、飲めないような状態・・では無いんですね。今開けてしまうと「勿体無い」、もしくは「少し早かったと後悔する」可能性が有ると言うことなんでしょう。
 しかし・・しかしですよ・・まぁ、ワインを美味しく飲みたい・・とか、飲み頃まで待って良い状態まで持って行きたい・・と言う想い...


2020 Vosne-Romenee 1er Cru les Beaumonts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン

16869
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + ニュイ=サン=ジョルジュかヴォーヌ=ロマネのどちらかと一緒
750ML 在庫  完売
¥12,480 (外税)
【世の中で最もリーズナブルで、しかも味わいはD.R.C.系・・!2020年はそれなりに値上がりしましたが、それでも大人気で即完売必須です。】
 noisy も海外メディアの情報を必死に探しているのですが、ま~・・本当に出て来ないです。それなりに古くから日本へは輸出していたことが幸いし、他へはほとんど輸出されないようです。
 なので、海外メディアにも取り上げられないし、ブルゴーニュワインに目覚めてしまった東南アジアの方々も知らないんですね。
 1級レ・ボーモン・オーがこんなプライスで購入できるのはライヤールだけですが、濃密に寄ったエキス系..高温発酵系ですので、言ってみればD.R.C.系で、キュヴェ・ロンドで仕上げられるヴォーヌ=ロマネはどこかラ・ターシュの幻影さえ感じます。
 noisy もしばらく飲めていないレ・ボーモン・オーですので、何とか飲みたいと画策してみましたが、2020年ものの入荷数が増えるはずもなく..今回も断念しました。
 販売条件は有りますが、条件も有って無いようなものですから・・村名ヴ...


2019 Bourgogne Blanc les Chassagne
ブルゴーニュ・ブラン・レ・シャサーニュ

16108
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥3,490 (外税)
【中域の膨らみが見事!・・そして高域の伸びが良い!複雑性と官能感、バランス感覚に長けた、ちょっとビックリのA.C.ブルブラン!今飲んでも本当に旨いです!】
 同じA.C.ブルやヴォーヌ=ロマネの赤のがここまで仕上がってるタイミングだと有難かったんですが、濃密で良質なミルランダージュのピノ・ノワールのワインですから・・いつもより少し時間が掛かるのは仕方が無いですよね。そちらは少し休め気味でお楽しみください。
 このレ・シャサーニュ・シャルドネは・・ちょっとコート・ド・ニュイ側のシャルドネだとは一見して判らないような、凄いバランスで・・しかも今、ちょっと開いて来てる感じで滅茶美味しいです。
 ざっくり言って、コート・ド・ボーヌよりもコート・ド・ニュイのシャルドネは、少し野暮ったい・・重心がやや低く高域の伸びが今ひとつな感じがしますよね?
 酸バランス、ミネラリティのバランスからそのようなイメージになるのかもしれませんが、2019年のレ・シャサーニュは、以前のヴィンテージと比較して「やや腰高」、中心点が少し高い位置に来ているように...


2019 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

16107
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥3,490 (外税)
【この時点で仕上がり切っていないのは・・「ミルランダージュ」の葡萄が混じった故でしょう!乞うご期待!】
 ライヤールのレ・パキエやヴォーヌ=ロマネと言えば、ま~・・noisy もビックリするほど売れるので、出来うる限り量を抑えたいところなんですが・・ライヤール自体、生産量が多くないので、非常に辛いところなんですね。
 で、エージェントさんが「2019年ものが入荷した」と言うので、
「沢山割り当ててね!」
と、量はいつもよりさらに少ないが、良い葡萄が採れたと言うのでプレッシャーを掛けておきました。
 早速飲んでみると・・
「・・ん?」
ですよ・・。いつもの美し~~い、ライヤールのレ・パキエの味わいとは異なるんですね。一瞬、
「(・・やっちまったか!)」
とも思ったんですが、よくよくテイスティングしてみると・・いつもよりも密度が高いんですよ。そして、良質なタンニンもいつもより多めで、ちょっとまだ有れている感じなんです。そもそも「エキス感たっぷりの超...


2019 Nuits-Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ

16106
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥5,180 (外税)
【これは激旨!・・昔はお荷物だったニュイ村名ですが、今やこれを欲しい!とおっしゃる方が増えているのも・・飲めば判ります!必飲!お早めにどうぞ!】
 ライヤールらしい、激エレガントなニュイ=サン=ジョルジュ村名です。
 思いがけず・・2019年のライヤールのピノ・ノワールの中では、
「これが今、一番仕上がっている」
ので、ある意味納得している noisy です。
 いや~・・やっぱり滅茶美味しいですよ。美し~いエキス感・・ふんわりの柔らかなフィルム状のミネラリティ、僅かにエロティックにも香ってきて、飲む者を楽しませてくれます。
 2018年ものまでのライヤールを、「今」、感じさせてくれるのはこの「ニュイ=サン=ジョルジュ村名」ですので、ここはやはりちゃんと飲んであげないといけませんね。順番を守りましょう。
 赤は、ニュイ=サン=ジョルジュ村名を最初に飲んでください。A.C.ブルとヴォーヌ=ロマネはその後。「暑い盛りが過ぎたな・・」と感じたら・・きっとOKでしょう。ライヤールらしい、このニュイ=サン=...


2019 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

16105
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥6,480 (外税)
【2019年ヴォーヌ=ロマネ村名は「ミルランダージュ祭り!?」・・相当に濃密な色合いになっています!これも仕上がるのが楽しみなワインです!】
 寄った写真にしてしまった性で今度は少し判りにくいかもしれません・・すみませんでした。
 でも2017年、2018年、2019年のグラスの写真を是非見比べてみて下さい。・・
「・・そう・・全然違う!」
ことに気付かれるかと思うんですね。
 人間の思い込みって相当なもので、ここまで異なるとは・・証拠を見せられない限り、本人は絶対納得しないと思うんですね。少なくとも、2017年ものと2019年もの・・同じ畑のワインだとは思えないほどに明るさ、濃さが異なって見えます。
 今年前半、あのマルク・ロワのキュヴェ・アレクサンドリーヌの2018年ものを3年越しでご案内させていただきましたが、ま~・・高くなりましたよね。随分と頑張って値付けしましたが17000円弱と言う以前の倍近い価格です。
 キュヴェ・アレクサンドリーヌは、ミルランダージュの葡萄だけを集めて造ったワイ...


2019 Vosne-Romenee 1er Cru les Beaumonts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン

16093
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + ニュイ=サン=ジョルジュかヴォーヌ=ロマネのどちらかと一緒
750ML 在庫  完売
¥10,580 (外税)
【ジャン=ルイ・ライヤールのトップ・キュヴェは、ヴォーヌ=ロマネのドメーヌで最もリーズナブルなこのレ・ボーモンです!】
 すみません・・ずっと耐えていましたが、2019年の収量減を見ての性でしょうか、レ・ボーモンも1万円を超える値付けをさせていただきました。ドメーヌも辛いところでは有るでしょう。ご了承くださいませ。
 しかしそれでも、トップ・ドメーヌの数分の一程度、普通のドメーヌの40~50%引き程度のプライスですから・・。こんなに素晴らしい造り手を海外のメディアに知られないことを祈っています。あのヴァーゼンハウスのようになってしまうと・・後が怖すぎる!。。今も戦々恐々としています。noisy は今までそれでどれだけの造り手を失って来たか・・(T.T
 なお、このレ・ボーモンに関しましては、ニュイ村名か、ヴォーヌ=ロマネ村名を一緒にお買い上げくださいね。どうぞよろしくお願いいたします。
 以下は以前のレヴューです。
-----
【世界中の誰もが全く注目していない素晴らしい造り手...


2018 Bourgogne Blanc les Chassagne
ブルゴーニュ・ブラン・レ・シャサーニュ

14926
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥3,490 (外税)
【エレガント系のニュイのシャルドネです!】
 ブルゴーニュ白にあって、きちんと、
「ブルゴーニュ・シャルドネ」
とエチケット記載のあるレジョナルな白ワインを、どれだけ見たことがあるでしょうか。
 安~い・・余り品質の良く無いものには結構、存在しますが、ドメーヌものや良い品質のものでは、意外や意外、少ないものです。
 ま、ちゃんと「シャルドネ」と書いて有りますんで、ほぼほぼはシャルドネで有ることは間違い無いのかと思います・・が、noisy の場合は余り信用していません。信用して掛かると酷い目に遭いますんで・・
「・・あ、あれ、エチケットの張り間違いです。」
とか、
「・・どうも古いエチケットを貼ったようで・・」
なんてね。
 でも良心的なドメーヌであれば、少なくとも本人たちは「シャルドネだと思って栽培しているからそうしている」ことは間違いなく、また、ほとんどの場合はシャルドネで間違...


2018 Bourgogne Rouge les Paquiers
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ

15210
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥2,980 (外税)
【深~く優しいヴォーヌ=ロマネ的要素をたっぷり感じさせてくれるピュア&ナチュラルな、そしていつもよりちょっと複雑性高いA.C.ブルです!】
 ロマネ=サン=ヴィヴァンから真っすぐ下がって行った辺り、白のレ・シャサーニュの南に接するのがこの「レ・パキエ」です。毎年大人気で、すぐに無くなってしまいますから、
「オファーの有った数の7割増しで」
とお願いしたんですが、結局スルーされてしまいました。
 まぁ、1級のレ・ボーモンが有りますから、全アイテムがそっくりアソートになってまして・・なので、noisy が要求した量がどうやら全体の1/2~2/5ほどだったようです。なので要求を飲むことが出来なかったのでしょう。
 ヴォーヌ=ロマネ村に有りますからヴォーヌ=ロマネのワインでは有りますが、A.C.ヴォーヌ=ロマネを名乗れるわけでは有りません。国道の東側を村名以上にはクラスしないのが基本的なお決まりです。あのクロ・ド・ヴージョでさえそうです。
 しかしながらこのワインを飲むと、脳裏に浮かんでくるのは・・しっか...


2018 Nuits-Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ

15209
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
750ML 在庫  完売
¥4,780 (外税)
【2017年もデラ旨だったですが2018年はさらに上を行きます!買って損の無い素晴らしい村名ニュイ=サン=ジョルジュです!】
 たった・・・3ヘクタールの畑から生まれるワインで生活をされていらっしゃって、こんなにリーズナブルで良いのだろうか?・・ちゃんと生活、出来るんだろうか?と心配になってしまうほどです。
 しかも、noisy のお客様は結構ご存じかとは思いますが、
「ジャン=ルイ・ライヤール?・・知らない。」
と言う方が8割以上でしょう。
 この、ニュイ=サン=ジョルジュ村の北から南まで(プレモー=プリシーを含まない)に分散した様々なリューディをセパージュしたA.C.ニュイ=サン=ジョルジュは、樹齢が何と80年以上・・です。言ってみれば、
「超古木以外の何物でも無い!」
んです。
 例えば、全房で大人気の・・ニコラ・フォール(アメリー・ベルトーの旦那さん)ですが、確かにふんわりしたベリーの風味で正に正当なビオを思わせ美味しい・・けれど、彼のニュイ=サン=ジョルジュ・レ...


2018 Vosne-Romenee
ヴォーヌ=ロマネ

15208
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定
750ML 在庫  完売
¥5,890 (外税)
【この色合いの異なり方は・・結構なものですよ!・・2016年を超えた2017年をさらに超えた2018年です!・・(^^】
 もう、素直に謝っちゃいます。ごめんなさいです。こんなに安く販売させてもらってすみません・・と。
 このA.C.ヴォーヌ=ロマネは、おそらくヴォーヌ=ロマネ村近辺で伝わって来た、上の畑と下の畑をブレンドする手法で造られています。アンリ・ジャイエがやり始めた・・と言われていますがどうでしょうか・・命名したのがジャイエじゃないかと思っていますが、一般的にはアンリが考えたことになっているようで、その名も「キュヴェ・ロンド」です。
 ロンドと言うのはおそらく踊りの「ロンド」で「輪舞(りんぶ)」でしょう。他にも「巡回」とか、「見回り」、「丸い字体」などの意味があるようで、上の畑と離れた下の畑を往復する様を自嘲気味に「キュヴェ・ロンド」としたのなら、
「言い得て妙」
では無いでしょうか。
 2017年もののこのキュヴェ・ロンドによるA.C.ヴォーヌ=ロマネは、非常に出来が...


2018 Vosne-Romenee 1er Cru les Beaumonts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン

15207
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール
お一人様1本限定 + ニュイ=サン=ジョルジュかヴォーヌ=ロマネのどちらかと一緒
750ML 在庫  完売
¥9,980 (外税)
【世界中の誰もが全く注目していない素晴らしい造り手のトップ・キュヴェです・・(^^;; お陰様で滅茶苦茶安いです!】
 良い年になったと思われる2018年ですが、それでも8~900本しかない・・おそらく228Lのバリック換算で3樽ほど、実際には2樽を新樽で、1樽を古樽でウイヤージュ用に使用する・・みたいな醸造管理だったのでしょう。(もしもっと複雑なことをしているとするなら、幾つかの大きさの違う新樽・古樽を組み合わせることも有るかもしれません。ドメーヌ・ライヤールで使用している樽はこちらの製品のようです。
シリュグ社hp 228L樽のページ
 この「レ・ボーモン・オ」と言う1級畑はグラン・クリュ・エシェゾーを構成するレ・クリュオ・オ・ヴィーニュ・ブランシュ、プルミエ・クリュ・レ・スショの真上、プルミエ・クリュ・オ・ブリュレの北に接しています。高度的にはオ・ブリュレの南に接するレ・ヴァロワーユ・オ・リッシュブール(G.C.)やまたその南、クロ・パラントー(1er)とほぼ同じですが、そのどちらにも似...