ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ド・ヴェルニュス

ド・ヴェルニュス

フランス Domaine De Vernus ブルゴーニュ
Domaine De VernusDomaine index -- Open All Column
● 3年目の・・ギョーム・ルジェが指揮するドメーヌ・ド・ヴェルニュスをご紹介させていただきます。まさに、

「!!・・そう来たか~!」

と思えるような2021年ものの仕上がりでした。

「・・ん?・・どう来たの?」

と思っておられるかと思うんですが・・

 前年の2020年ものには、まさにドメーヌ・エマニュエル・ルジェ張りの・・

「新樽マジック!」

を見せ、さらに前年のファーストヴィンテージもの、2019年ものとは・・

「まったく異なる出来!」

に驚かされた訳です。2019年ものにはギョーム・ルジェはほぼ関与していないだろう・・もしくは醸造からだろうと言うのが noisy的な見立てです。

 2020年ものはエマニュエル・ルジェ張りの「官能的なブルゴーニュワイン」であり、余りの官能さにクラクラ来てしまうと言う・・そんな出来でした。

 そして3年目の2021年ものですが、・・おっとその前に、ドメーヌからの2021年ものの評価文をご覧ください。


 「2021年は春の霜や雹による被害に続き、夏は雨が多く、8月後半以降は天気は回復したものの、にわか雨も降って最後まで警戒を怠ることが出来なかったヴィンテージ。2021年最初の3カ月は過去の平均よりも気温が0.4℃高く、降雨量は18mm多く、日照量は56時間多い南国のような温暖な気候だった。そのため、葡萄はどちらかというと早熟傾向で4月5日には芽吹きが始まり、非常に早熟だった2020年と比べれば約1週間遅いものの、1993年以降の平均からは2日早かった。4月5~8日は歴史的な霜が畑に襲い掛かり、2021年の4月は4月としては2001年以降最も冷涼だった。5月も同じような傾向で平均よりも日照量も多かったが雨も多く、月間降水量が1959年以降最も多かった。

 開花期は6月9日頃で2020年からは20日も遅く、7月に入っても雨が多く、月間降水量は1964年以降では1977年に次ぐ2番目に多い記録だった。8月に入ると多少にわか雨は降ったもののたいした降水量ではなく、全体的に乾燥していて葡萄の色付きは8月5日頃から見られ、平均からは7日遅かった。8月後半から9月の天候が良かったおかげで葡萄は成熟してはくれたが収穫量は平均よりも少なくなっており、ボージョレの生産者にとっては複雑で難しい年となった。酸味のある赤い果実旨味、アルコールとタンニンは軽やかでデリケートな味わい。2020年も力強く素晴らしいヴィンテージだったが、2021年は洗練されて飲みやすい見事な出来栄えとなっている。」

 そう言うことなんですが、noisy はその場面は見ていないので、なるほどとしか言えません。しかしながら・・テイスティングでこのように感じています。

「2021年ものはめちゃピュア!・・新樽の使用は抑え気味にし、その分、前年もので感じた官能さも控え気味で2~3年後から出始めるはず。非常に伸びやかで健全、ナチュール&ピュア、ほんのり官能的で素晴らしい出来!」

だと感じました。

 2021年の葡萄の出来具合から、新樽使用による緩やかな酸化を抑え気味にしたのだろう・・と予想していますが、いや・・ギョーム・ルジェ、恐るべき感性の持ち主なのかもしれない・・と思い始めています。

 今回、一番価格の安い・・本拠の「2021 ルニエ・レ・ヴェルジェ」ですが、ま~・・今、とんでもなく旨いです!・・もちそんモルゴンもフルーリーも、そしてトップのムーラン・ナ・ヴァンも素晴らしいですが、少し早い・・です。

 なので、とにかくレ・ヴェルジェ!・・飲んでみてください。とてもガメだとは思わないはず・・(^^;;??・・です。やはり今やブルゴーニュの将来を担うルジェ家なのでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。

-----
 2022年の夏に一度入ってきました時にご案内させていただいてましたド・ヴェルニュスの上級キュヴェの残りがようやく到着です。すでに以前のド・ヴェルニュスを飲まれたお客様からは多くのお問い合わせをいただいていますが、少ない2020~2021年ものに関しましては何のお約束も出来ず、忸怩たる思いをしていました。

「2020年のド・ヴェルニュスは、アンリ・ジャイエの正当な継承者エマニュエル・ルジェの持つアイデンティティをボージョレで開花させたドメーヌ」

です。

 まぁ・・ガメやボージョレには興味無し・・の方々には、まず動いていただけないアイテムかとは思いますが、

「まずはグラスの写真を見てから!」

と申し上げたいですね。見ても何も思わなければ仕方が無い・・(^^;; どうぞよろしくお願いいたします。素晴らしいです!



 以下は以前のレヴューです。
-----
 もうこれは・・半端無いです!・・エマニュエル・ルジェと言う造り手の凄さを改めて感じさせられた気持ちになっています。

 もはや、

「ボージョレで最高のエレガンスを発揮している!」

と言うべきではないでしょうか。


 もし昨年ご案内させていただいた、このドメーヌ・ド・ヴェルニュスの2019年ものを飲まれていたとしても、この2020年ものを一緒だとは思わないでください。勿論ですが、この2020年ものを飲めば、noisy がこんなに舞い上がっていることの全てを理解できる・・と思います。

 圧巻なテイスティングでした。今回ご案内できず、今秋以降に届くアイテムもテイスティングしていますが、それらはさらに上級キュヴェで・・物凄い味わいです。

 そして、フレデリック・ジェムトンさんのドメーヌでは有りますが、

「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェの哲学を反映させている」

と言う言葉に嘘は無い・・つまり、

「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェがボージョレを造ると・・こうなる」

 その姿をご覧いただける訳です。そしてきっと、

「さらなる成長が楽しみになる!」

 ことに必ず繋がると感じます。是非ともこの見事な波に乗ってみることをお薦めします!・・そして価格は滅茶安い!・・ご検討くださいませ。


ブルゴーニュワインファンの皆さんも固唾を飲んで見守っていると思われる、期待の新人をご紹介させていただきます。フレデリック・ジェムトン氏とおっしゃるブルゴーニュ出身の・・おそらく noisy とさしては年齢も変わらないに違いない・・?白髪のナイスミドル・・??・・です。

 30年務めた保険業界をリタイヤし、さすがにコート=ドール近辺に畑を買うことは出来なかったか、それとも自然豊かなボージョレのレーニエが気に入られたのか判りませんが、クリュ・ボージョレの畑、もしくは葡萄を入手し2019年より醸造することになったんですね。

 そして・・何と、あのエマニュエル・ルジェさんの次男、「ギョーム・ルジェ」氏をコンサルタントに迎え、ドメーヌ・エマニュエル・ルジェの作風を大いに生かしたボージョレにしようと頑張っているそうなんです。

 エマニュエル・ルジェのパスグラも当然ガメが使用されていますが、今やその・・

「パスグラでさえ、エマニュエル・ルジェを主張している!」

のは、皆さんもご存じかと思います。官能的で柔らかく、非常に良く香る素晴らしいワインになっていますよね?・・noisy も、90年代から・・だったか、ルジェのパスグラは飲んでいますが、その頃はまだ・・いや、美味しかったですが、今のようなリリース時からの「官能さ」は有りませんでした。勿論価格も滅茶安く、2千円ほどだったと記憶しています。

 今やエマニュエル・ルジェさんも、いつ引退しても不思議ではない年齢になり、長男のニコラ君、次男のギョーム君が頑張ったことで、あの名作ともいうべき2017年のドメーヌ・エマニュエル・ルジェのワインが生まれた訳です。

 そんなギョーム君がコンサルされたフレデリック・ジェムトン氏のドメーヌが、この「ドメーヌ・ド・ヴェルニュス」なんですね。なのでnoisyもたっぷり期待して待ってましたとばかりにテイスティングさせていただきました。

  初ヴィンテージの2019年もののNoisy wine への到着は今年2021年5月末~6月始め頃でした。アイテムは今回ご紹介の4アイテムです。・・あ、因みに左の写真はサンプル入手の2020年もの・・未発表のものです・・10アイテムほど有りますが、これがまぁ・・滅茶苦茶美味しいんですよ!・・あ、すみません、今回は2019年もののお話しでしたね。

 で、6月に入って2019年ものを徐々にテイスティングを始めたんです。非常にピュアで軽やかなアロマが心地良い、凄く健康的な美味しいクリュ・ボージョレでした。・・ただし、タイミングが良く無かったのか、

「ちょっと硬い・・なぁ・・余りルジェさん風にも感じないし・・」

 そうなんですよ・・当初、フィネスのK君に聞いていたのとは印象が結構に異なっていました。

 ですが、良く良く・・嗅ぎまわってみると、確かにルジェ風の官能さが表面に出ている白く軽やかなミネラリティの奥の奥に在ることが判ったんですね。

 なので・・残念でしたが・・

「ん~・・フィネスさんには2カ月前に入荷だから・・合計で半年弱ほど・・待つかぁ・・」

 と言うことで、ようやく今回ご紹介させていただくことになった訳です。


 話しは飛びまして、上記写真の2020年ものですが、圧巻と言えるほど素晴らしいです。ルジェ風の「濡れたテクスチュア」がバッチリ、そして「官能さ」も出始めています。そもそもこのボトルたちはサンプルとしてフィネスさんに届いたもので、その残りを頂戴させていただいた・・と言う、ちょっとした「役得」みたいな感じですね。

 なので、noisy がテイスティングしたのは、フィネスさんがテイスティングされた何日か後・・と言うことになります。

 noisy 的には、2019年ものは自宅でボトルを開けて、すぐのタイミングで・・素晴らしいけれどちょっと硬かった・・それが今年の6月です。

 2020年ものは今年の10月、フィネスさんで抜栓後の数日後と言うタイミングで滅茶苦茶柔らかく、濃度も出ていて美味しかった・・んです。

 ですが2020年ものは、担当のK君の話しによりますと、

「到着直後と言うこともあってか、酸が少し硬かった・・」

そうなんですね。

 で、同時期に飲んだ2019年もの(フルーリー、レーニエ・レ・ヴェルジェ等の今回ご紹介のアイテムたち)はとても開いていて、同時テイスティングのエマニュエル・ルジェさんのパスグラに勝るとも劣らない・・同じようなニュアンスを持った見事な味わいで、ヴェルニュスのワインがガメだけだとはとても思えなかった・・と言うのが、大方の出席者さんたちの感想
だったそうです。

 そうかぁ・・と、まぁ、ある意味では noisy の想像通りでは有った訳で、流石に12本ずつしか存在しないファーストヴィンテージのワインたちを2本も消費してしまう訳にもいかないため、

「・・(良かった!)」

と、胸を撫で下ろしたところです。


 ですので、ワインはやはり、

「どうやって飲むか?」

が非常に重要で、これをおろそかにしてしまうと、本来そのワインが持っている味わいを台無しにしてしまう場合も有ります。

 さほど高いワインではないから・・と気を抜かず、しっかり休めて、タイミングと品温に気を付けながら飲んでいただけましたら、このクリュ・ボージョレの素晴らしさ、アンリ・ジャイエ直系、エマニュエル・ルジェ直系の素晴らしい味わいに出会うことが出来るかと・・思っています。


 また、もし開けてしまったのに硬かったらどうしたら良いか?・・そんな時には、そのままコルク栓を逆刺しにして、3~5日ほど冷暗所で保存し、再び飲んでみて下さい。

 次から次へと大きな話題をくれるエマニュエル・ルジェ・ファミリーです。・・が、このファミリーのボージョレへの進出は、この地区のワインを・・単に、

「ヌーヴォー専用」

と言う看板を大きく塗り替えて行くものと思っています。是非ご検討くださいませ。


ドメーヌ ド ヴェルニュス
DOMAINE DE VERNUS
地所:ブルゴーニュ地方 ボージョレ地区

 2019年に誕生した当ドメーヌはボージョレ地区のほぼ中央に位置する「Regnie-Durette(レニエ・デュレット)」という集落に所在しています。ブルゴーニュ生まれの当主フレデリック・ジェムトン氏は保険業界で30年間働いた後、ワイン好きが高じてワイン造りを始める決意をしました。どこでワインを造るかはいくつかの候補がありましたが、最終的には美しい風景が広がり、類まれなる可能性があるボージョレに腰を据えることにしました。

 ボージョレの山々に広がる畑の様々な標高や方角、土壌構成、葡萄の木の健康状態などを考え、ドメーヌ設立時には綿密に選定された合計7haの葡萄畑を購入し、その大多数は古木になっています。畑作業や醸造などのワイン造りに関しては、ブルゴーニュの試飲会で知り合ってから数年来の友人であるギョーム・ルジェ氏(エマニュエルルジェ氏の次男)にコンサルタントを依頼しています。ヴォーヌ=ロマネで家族経営のドメーヌを支えている彼の手腕や技量、哲学に感嘆したフレデリック氏は葡萄の植樹から瓶詰の日程に至るまですべての工程において指示を仰ぎ、ギョーム氏はそれに応えて「Domaine Emmanuel Rouget」の哲学をワイン造りに反映させています。

 選別しながら手摘みで収穫された葡萄は醸造所に運ばれ、テーブルの上でさらに念入りに選別された健康な粒だけを使用。除梗は区画ごとのキャラクターによって比率を変えています。

 低温浸漬でアロマと色調をゆっくりと抽出させ、ステンレスタンクでアルコール醗酵を行ってから10ヵ月間タンクもしくは樫樽で静かに熟成させます。フレデリック氏はアペラシオンや区画が持つ個々のキャラクターを尊重してテロワールの違いを楽しめる様々なキュヴェを敢えてボージョレで造ることを目指しています。


2021 Regnie les Vergers
レニエ・レ・ヴェルジェ

18729
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
レニエ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥4,890 (外税)
【ド・ヴェルニュスの本拠、レニエですが・・過去最高間違い無し!・・・しかも今飲んでも最高に旨いし、レニエでこんなに旨いと感じたのは初めての経験です!・・】
 クリュ・ボージョレに1級畑の指定があるのは既定路線のようなんですが、まぁ・・noisyとしてはそんなにアペラシオンの格にこだわっている訳では無いので、
「そうなったらなったで良いんでない?」
と言うようなスタンスです。
 でもそうなりますと、確実に価格は上がりますから・・ちょっと困ったことになるんですね。
 で、このレニエがどうなるかは判らない訳です。と言いますか、noisy も・・
「今までにそんなに沢山レニエを飲んだと言う記憶は無い」
訳ですね。
 そりゃぁ・・ムーラン・ナ・ヴァンやモルゴンや、ちょっと軽いサンタムールや・・まぁまぁ飲んじゃいます。でもレニエは滅多に飲まなかったですからね・・。
 で、この2021年もののレニエ・レ・ヴェルジェをテイスティングしましたら・・驚きましたね~~・・
「何これ!・・めっちゃ旨いじゃん!」...


2021 Morgon Grand Cras
モルゴン・グラン・クラ

18728
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  3
¥6,980 (外税)
【2020年ものの濃密なエロスか、2021年ものの清純な色っぽさか、どっちがタイプ?・・高いポテンシャルを減らさずに仕上げたモルゴン・グラン・クラです!】
 2019年もののド・ヴェルニュスは、美味しかったけれど・・どこにもルジェは居なかったと・・(^^;; そう思わざるを得なかった訳です。いや・・noisy だって言えないことは有りますよ。なんでもかんでも好き勝手にほざいている訳では無く、
「これを言ったら怒られるだろうなぁ・・」
とか、
「ここは一応、話しを通しておくべきかなぁ・・」
などと、人並みに気を使ってはいるつもりですが、そうは言っても・・ですね・・嘘はつかないので・・言えないこともある・・そういう感じです。
 で、このギョーム・ルジェさんの2021年ものですが、そりゃぁ・・
「2020年もの同様にめっちゃ美味しいです~~!」
と言えば、数は無いし、ご購入いただけるのは間違い無いでしょう。でも、
「・・2020年ものとはだいぶ違うじゃん・・」
と感じてしまった以上、そこはしっか...


2021 Fleurie la dime
フルーリー・ラ・ディム

18727
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フルーリー
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥7,890 (外税)
【化け物的存在感の凄みのある味わいながら、美しさ、伸びやかさが半端無い!・・ポテンシャルはムーラン・ナ・ヴァンに引けを取らないでしょう!・そしてフルーリーのプルミエ・クリュの噂の真贋は!?】
 滅茶判りやすい、レニエ・レ・ヴェルジェとは違い、判りやすさとしてはもっとも難解?・・で有りながら、ポテンシャルは凄い!・・と思わざるを得ない・・言ってみれば、
「化け物?」
みたいなフルーリー・・・ラ・ディム2021年です。
 そして、噂と言うか、その動きが有って・・認められたようだと言うんですが、
「クリュ・ボージョレのトップを切って、フルーリーが1級になる?」
みたいな・・感じになっているようです。
 まぁ・・確かにこのラ・ディムを飲みますと・・
「すっげ~・・」
と感じさせられる訳です。でも、比較的飲み慣れているモルゴンや、クリュ・ボージョレのトップと言われるムーラン・ナ・ヴァンのようには、
「そんなに判りやすい感じではない?」
とも感じていますので、おそらく幾つかのクリュ・ボージョレが一緒に1級に指定されるんじゃないかと...


2021 Moulin-A-Vent les Verillats
ムーラン=ナ=ヴァン・レ・ヴェリラ

18726
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ムーラン=ナ=ヴァン
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥7,890 (外税)
【激少!「流石にクリュ・ボージョレのトップだ!」と、その思いを新たにされるでしょう!素晴らしいです!】
 こりゃぁ旨い!・・凄いですね~・・こんなムーラン・ナ・ヴァンはド・ヴェルニュス以外では当たらないんじゃないか?・・そう思えるほど、素晴らしい出来でした。
 まずはもう、グラスへの注ぎからして・・
「おお!」
と言う言葉が出てくる感じ・・。ちょっと自然派系の造り手さんの、良く香るアロマが・・より繊細で、かつ・・
「ポテンシャルの高さが香っている?!」
と思えるほどに、実に美しいアロマが漂って来ます。
 色をある程度揃えた花束、そして同じくのフルーツバスケット。紫色の花びらの根元は白が入ったようで、そして新鮮な赤い果実が繊細に香って来ます。もう、
「存在感のある色彩、そして素晴らしく伸びやかなアロマ!」
にクラクラしてしまいます。
 写真がちゃんとそれを写しているか・・ちょっと不安ですが、この色彩の存在感たら・・有りません。他のキュヴェも...


2021 Beaujolais-Villages
ボージョレ=ヴィラージュ

17872
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,100 (外税)
【余りに美味しかったド・ヴェルニュスの2020年のボージョレ=ヴィラージュですが、2021年ものも極少の入荷です!・・なんと100年近い古木の葡萄も使用していました!・・飲めずにすみません・・】
 クリュ・ボージョレはポテンシャルが高いですから、今美味しいのは新樽使用のフルーリーと・・古樽+大樽のシルーブルになりますが、このボージョレ=ヴィラージュは・・
「全房で・・フラージュ(破砕)、そしてデレスタージュ(発酵途中に吸い上げて容器を変え酸化を促す)を繰り返しコールドマセレーション」
とホームページに有ります。単なるMCでは無く・・ちょっとルジェの秘法の一面を見る感じもしますが、この部分は他のキュヴェも同様です。熟成はステンレスタンクのようです。この辺りにルジェのワインの「色気」の秘密が有りそうですよね・・。新樽使用だけが秘密では無い・・のでしょう。
 そして、フィネスさんのテクニカルには無いですが、
「Average age of the vineyard: 93 years Les Sables. 64 years Le Bourg」
と有りますの...


2021 Regnie
レニエ

17871
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,550 (外税)
【美しい照りの有る赤いピュアな果実を冴え冴えと感じる見事な本拠のレーニエ!2021年ものも万全です!】
 石灰の強いフルーリーの速い仕上がりに対して、少しだけ遅れているのは・・もしかしたらより出来自体がとても良いのかもしれないと感じています。ただし、フルーリーには新樽を使用していますが、こちらには新樽そのものは使用しておらず、
「50% in oak barrels and 50% in stainless steel tanks」
とのことですので、1年以上使用の樽とステンレスタンクを50%ずつ・・使用しているようです。
 因みに・・ですが、この下の以前のヴィンテージの部分で、
「2019年ものと2020年ものは別物」
と偉そうに書いてますが、2019年ものは古樽100%、2020年ものは2021年ものと同様に古樽とステンレスタンク50%ずつなんですね・・。これほどに変わるのを拾っていた訳ですから、ま・・違って感じても無理は無かったのでしょう。
 フルー...


2021 Chiroubles
シルーブル

17868
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,750 (外税)
【2021年のド・ヴェルニュスの醸造は、アイテム毎にそれぞれ試したか?・・こちらは古樽と大樽・・何か凄いことになってます!】
 担当さんが新型コロナ開けで・・物凄いスケジュールで海外に飛んでまして、その影響で・・
「・・あれ?・・まだ日本にいるのかな・・」
と思いつつも海外だったら申し訳ないし・・と思いつつも、何かが足りないとか何かの不都合が起きて恐る恐る携帯に電話をしてみると・・「ブーーーー」と物凄い音。
「・・やっちまった・・!」
とブチっと切って・・なんてことを何度かしちゃいました。申し訳なかったです。でも、この2~3カ月ほどの間、半分以上は海外だったと思います。フランス、アメリカ、フランスと2~3週間ずつですから・・はい。
 なのできっと、このド・ヴェルニュスにも訪問しているはずなので、いつか話が聞けたらと思っています・・なぜって・・
「調べてみると、2021年ものはアイテム毎に熟成容器が違う!」
んですね。
 そうなると・・基本的な印象が大きく違うことにな...


2021 Fleurie
フルーリー

17867
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥4,400 (外税)
【激エレガントで妖艶!・・ルジェの新樽マジックが光る、今飲んで最高に美味しいクリュ・ボージョレがこのフルーリーです!仕上がってます!】
 最高に旨いです!・・まぁ、入荷数がバラも有りますから全てのキュヴェを飲むわけには行かない2021年もののド・ヴェルニュスのラインナップにあって、
「今最も仕上がっているのはフルーリー!」
と言うのは間違い無いでしょう。劇的に美味しいです!
 フルーリーならではの軽やかさ、エレガントさに加えて・・何と言ってもエマニュエル・ルジェ譲りの新樽マジックが光ります。あの・・ルジェの
「官能的で妖艶なアロマ!」
が、何ともエレガントなフルーリーが纏っているんですから美味しく無い訳が無い・・でしょう?
 調べてみましたら2021年ものは新樽率が・・
「Ten months in oak barrels. of which 6% are new」
とのことですから、6%の新樽で10カ月熟成・・ですね。たったそれだけの新樽でこの妖艶なスタイルが出来るって・・...


2021 Morgon
モルゴン

17869
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥4,400 (外税)
【ド・ヴェルニュスのキャラクター別ワインのトップはこのモルゴン!どうやらモルゴンには新樽は掛けないようです!】
 ド・ヴェルニュスのホームページを見ると、
「Our characterful wines」
として、ボージョレ=ヴィラージュ、シルーブル、フルーリー、レーニエ、モルゴンの5つのアイテムが並んでいます。他には、
「Our exceptional wines」
として、モルゴン・グラン・クラ、フルーリー・ラ・ディム、ムーラン=ナ=ヴァン・ラ・ヴェリラ、レーニエ・ヴェルニュス、レーニエ・レ・ヴェルジェの5つが並んでいまして、こちらがエクセプショネルなクラスだと言うことなんでしょう。
 そして前述のキャラクタフルワインズでは、
「フルーリーのみが新樽使用」
で、他のアイテムに新樽は使用していません。
 エクセプショネル(エクセプショナル)では、なんと・・レーニエ・レ・ヴェルジェとムーラン=ナ=ヴァン・ラ・ヴェリラにのみ、少量の新樽をあてがっているん...


2021 Regnie Vernus
レニエ・ヴェルニュス

17870
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥4,690 (外税)
【圧巻な美味しさを見せたレーニエの「ラ・カドル」のが歴史的な「ヴェルニュス」の名前を取り戻しました!・・しかもドメーヌ名と一緒・・と言うことは・・?】
 すみません・・少なくて飲めなかったんです・・6本だけです。2020年ものの旧名「ラ・カドル」はビックリするような美味しさだったんですね。しかも、
「ドメーヌ・ド・ヴェルニュスの・・ヴェルニュス!」
ですから、このワインに掛けるドメーヌの気持ちも、ただならぬものが有ったのでしょう。ヴェルニュスの名前を取り戻したと・・ドメーヌのサイトに書いて有りました。
 樹齢61年(ドメーヌのサイトから)の古木からの葡萄を古樽100%で仕上げています。「ヴェルニュス」と記載のない「レーニエ」の出来から考えますと、相当期待できると思います。どうぞご検討よろしくお願いいたします。
 以下は以前のレヴューです。
-----
【赤が濃い!・・この赤って、レーニエのあの淡さを含んだ優しい赤を、そのまま密度が上がっただけ?・・それとも?】
 もう、誰がどう見たって、ボージョレ...


2020 Regnie les Vergers
レニエ・レ・ヴェルジェ

17203

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,780 (外税)
【大人と子供くらいに違う・・のが良く判るレ・ヴェルジェのヴィンテージ違い!エレガンスを保ちながら濃密な味わいをも感じさせてくれます!】
 このレーニエ・レ・ヴェルジェは2019年ものもリリースされ、Noisy wine でもご案内させていただいたんですね。
 その時にしっかり写真を撮っていましたので、今回の2020年ものと比較ができます。・・どうでしょう?
 2020年もののエチケットはサンプルのものなので・・販売用のものとは異なりますが、それにしてもこれほどまでに違う・・って信じられます?・・飲んだらもっとびっくりされると思いますよ・・特に2019年ものを飲まれた方ならなおさらです。
 まるで出来の良い「ピノ・ノワール」のような色彩・・です。ジャイエはもう少し黒味を帯びていましたかね・・皆さんはそんなに気にするアペラシオンじゃないかもしれませんが、ジャイエのニュイ=サン=ジョルジュ村名・・なんて、圧巻でした・・と言うか、飲み始めたらもう・・お通夜状態になっちゃうんですね・・皆、無言で・・ただただその自分...


2020 Regnie la Cadole
レニエ・ラ・カドル

17202
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,780 (外税)
【赤が濃い!・・この赤って、レーニエのあの淡さを含んだ優しい赤を、そのまま密度が上がっただけ?・・それとも?】
 もう、誰がどう見たって、ボージョレには見えないでしょうし、ましてやレーニエの畑の葡萄だなんて理解不能でしょう。
 それでいて味わいは本当に見事なもので、自然さとピュアさに満ち溢れ、アロマが柔らかに高く立ち昇って来ます。
「どうしたらレーニエのガメでこんな色彩が生まれるの?」
と・・思わないでしょうか?
 まぁ、レーニエはド・ヴェルニュスの本拠ですから、
「何としても素晴らしいワインを造る!」
と意気込んでの結果なんでしょうが、飲めば判ります・・ただただ感嘆しか出て来ませんでした。ドライな赤い果実がしっかり存在し、完全に溶け込み一体化したミネラリティの素晴らしさ、それでいて一切の「リキミ」が無く、ナチュラルでピュア、濃密な果皮の美味しさを存分に楽しめる訳です。
 決して「力業」でそうしているんじゃない・・畑での努力が実を結んだと強く感じるんですね。...


2020 Fleurie la dime
フルーリー・ラ・ディム

17200
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥5,280 (外税)
【ここまで密度が高くなると、もはや「ガメ」を意識することが難しい?・・非常に熟度の高い葡萄は栽培法は異なってもラミー的な密度の高さに劣らない感覚を受容できます!】
 もう・・どうだったか余りハッキリは覚えていないのですが、ユベール・ラミーを扱い始める前は、ただ硬くて酸がしっかり感じられるワインだったのが、
「・・・あれ?・・もしかして?」
と、ラミーの進める超密植化の行く末が何となく感じられ、想像出来てしまったから扱い始めたのは間違い在りません。ハッキリ言って、余り売れてないワインでした・・でもファンはそれなりにはいらしたんじゃないかなぁ・・とは思います。年々深みを増して行く味わいにドキドキしながら、毎年何かしらのキュヴェをお買いになられる訳ですね。
 noisy も・・1アイテムで400本以上・・販売できた2014年を境に、売れ行きは上昇して行きましたが、入荷数量は減って行き、今の状態になっています。ラミーの販売時はもう、「てんやわんや」です。(テイスティングも多くて・・てんやわんやです。)
 アンリ・ジャイエ翁は朝早くから...


2020 Morgon Grand Cras
モルゴン・グラン・クラ

17201
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥5,280 (外税)
【凄みさえ感じる魅力たっぷりのモルゴン・グラン・クラ!パワフルですが精緻でピュア!・・樽使いの魔術?・・素晴らしいです!】
 飲み頃だとかそうじゃないとか・・言ってる場合じゃないかもしれない・・そんな感覚に陥るド・ヴェルニュスが造る半端無いクリュ・ボージョレです。
 2019年の初登場時は、まだまだ・・エレガントさがとても魅力的だが、そこから離れるともう何も・・と言うようなイメージでした。もっとも熟してきますと妖艶さも加わり、魅力あふれるワインであったことも間違いありません。
 ところがです・・2020年ものがリリースされまして、そのサンプルをいただいた訳ですが・・いや~・・もうびっくりですよ。どちらかと言いますと、エマニュエルの息子さん、「ギョームさんの影」など微塵も感じることが無かった2019年ものからは考えられないほどの、
「まったくの別物!」
と言える豊かでピュア、繊細さを兼ね備えた見事な味わいに大変革されていたんですね・・。
「・・お~い・・2019年ものとは全く違うじゃ...


2020 Beaujolais-Villages
ボージョレ=ヴィラージュ

16962
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
お一人様1本限定
750ML 在庫  完売
¥2,280 (外税)
【滅茶苦茶旨いです!・・こんなの、今までのボージョレ=ヴィラージュに有ったでしょうか!・・神様由来のルジェの哲学とやらが凄かったんだと、ご納得いただけるでしょう!ギョーム・ルジェ..恐るべし!】
 いや~・・驚きました!・・みんなに飲んで欲しいですが・・そもそも少ないので・・お一人様1本限定で申し訳ありません。
 因みに写真は「テイスティング用のサンプルエチケット」のものです。今回のド・ヴェルニュスのワインはほぼ、そのサンプルエチケットになりますのでご容赦ください。
 また、一応ご存じ無い方に・・。
 ボージョレはご存じかと思いますので・・
「ボージョレ=ヴィラージュとは何ぞや?」
と言う部分を少しだけ。
 ブルゴーニュ地方ボージョレ地区の中の、北部・・ですね。ここはボージョレの中でも良い葡萄が出来るので有名な場所でして、まぁ、ヴィラージュですから「村」です。その中でも「モルゴン」とか「ムーラン=ナ=ヴァン」とか「フルーリー」とかのクリュは、
「その村のアペラシオンを名乗れる」
ので、ボージョレ=ヴィラージュとは言わず、「モルゴン」な...


2020 Regnie
レニエ

16961
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,150 (外税)
【昨年ご紹介の2019年もののド・ヴェルニュスのワインと2020年ものは・・全く別物です!・・あり得ない大変身!・・もはやルジェのボージョレ進出そのものでしょう!・・ド・ヴェルニュスの本拠のワインです!】
 ド・ヴェルニュスの本拠の、正に「ヴェルニュス」と呼ばれる畑のワインです。
 因みにこの写真もエチケットが販売用のものと異なりますが、中身は一緒です。noisy は昨年の暮れにも飲んでいますが、その時に・・
「・・おい・・マジすか・・」
と、ビックリして担当さんのK君に電話を入れてしまいました。余りに・・
「記憶の中の2019年ものと全く別物」
だったからです。
 レーニエと言えば繊細さを持ちながらも中域の豊かさが特徴・・と思っていましたが、2019年ものは確かに繊細で・・軽快でした。しかし特筆するほどの中域の豊かさは無かった訳です。
 ところが・・いや、もう2019年もののご紹介の段階で書いちゃってますが・・凄いです!・・2020年ものは2019年ものの面影が見当たらない・・と言って良いほど・・豊かな味わいです。
 その豊かさには、モノの見...


2020 Chiroubles
シルーブル

16959
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,150 (外税)
【ギョーム・ルジェ・マジック!?・・色彩だけで2019年ものとは別物と判りますが、漂うアロマ、ミネラル感が素晴らしい!エレガント系で、しかも中域はバッチリ・・だから??】
 面白いようにまるで色彩が異なる・・組成そのものが違うんじゃないかと思えるほど違う、2019年ものと2020年ですが、
「本当に別のワインだと思う」
と言うのがnoisy の正直な感想です。
 2019年ものはおそらく・・当主のフレデリック・ジェムトン氏が指揮権を持っていた・・か、醸造の初期位までは、ギョーム・ルジェさんも関与が薄かったと思えるんですね。
 2020年ものに関しては、もう果実感・・と言いますか、
「葡萄収穫のタイミング、そして醸造そのものがエマニュエル・ルジェと一緒」
だと感じてしまいます。
 例えば葡萄の熟は、熟しすぎても若くてもダメ・・だと言うのが神様流。それを低温で漬け込んで、基本的に完全除梗・・低温で発酵させ、ピジェアージュは余りせずにルモンタージュ・・みたいな流れです。
 ただしやや異なる部分も感じます。非常にピュア...


2020 Fleurie
フルーリー

16958
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,880 (外税)
【激、繊細で超、瑞々しい!・・ボージョレの本質を伸びやかにまざまざと見せつけた、軽やかさが美味しいと思わせてくれる素晴らしい出来です!】
 まぁ、フィネスさんのテクニカルとは少し違うことを言っていますが、やはりモルゴンはそれなりに重量級だと思うんですね。
 対してフルーリーは、クリュ・ボージョレの中では南に有り、より繊細な、軽妙さを感じさせてくれる味わいなんですね。まぁ、あのムーラン=ナ=ヴァンは北に接していますが、そこまでの骨太さは無く、
「軽めだけれど繊細で優雅!」
なのが良い訳です。
 しかし・・しかしです。「フルーリー」・・サンタムールもそうですが、結構に難しいワインでして・・滅多に良いものには当たらない・・。フォワイヤールとメトラ・・辺りは良いかと思うんですが、
「結構に軽過ぎたり、平板だったり、無理をする性かギシギシとテクスチュアが良く無い・・」
と思ってしまうんですね。
 ですがこれもギョーム・マジックでしょうか・・ルジェ・マジックと言うべきか、
「滅茶伸びやかで...


2020 Morgon
モルゴン

16960
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,880 (外税)
【満を持しての初登場!?・・クリュ・ボージョレ看板のひとつ、モルゴン!低域からのバランスの良さと伸びの良さ、官能さ!是非味わってみて下さい!】
 noisy も、このコラムを書くにあたって初めて見たテクニカルに・・
「・・あ、そういうことか・・!」
と頷ずいてしまいました。
 そう・・完全除梗じゃ無かったんですね・・。それなら納得です。
 例えば、ルロワのボージョレ=ヴィラージュ・プリムールを飲まれたことの有る方ならお判りかと思うんですが・・
「余りヌーボーっぽくない。そもそもボージョレっぽくない。」
でしょう?
 こちらのド・ヴェルニュスの2020年モルゴンもそうだったんですよ。そもそも全房っぽさが薄く、構成が大きく深く、しかし重さは無くエレガントで・・しかもモルゴンらしい鉱物のニュアンスが有って、ちょっと「チリチリ」としていて肉が有り、そこからの押し寄せるようなエキスの美味しさが素晴らしいんですね。
 結局、除梗は90%と言うことですから・・MCをしたとしても10%・・なんですね...


2020 Moulin-A-Vent les Verillats
ムーラン=ナ=ヴァン・レ・ヴェリラ

16957
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥5,400 (外税)
【わお!・・ルジェがムーラン=ナ=ヴァンを造るとこうなる・・のが想像と一致!・・もしかしたら今まで飲んだムーラン=ナ=ヴァンで最高かもしれません!白眉!】
 ホント、素晴らしいワインは色彩を素晴らしいですよね・・。最近のiphoneはレンズがやたら付いていて、
「撮ろうと思った画角で撮れない・・」
と言うのに気付き、愕然としています。撮ろうとしてシャッターを押そうとすると、クルッと・・画角が変化してしまうんですよ。レンズが3個も付いていてお買い得かとも思ったんですが、そういう単純なことでは無い・・勉強になりました。
 美しい・・です。微細な抑揚を見せますが・・ホント、ブルゴーニュの秀逸なピノ・ノワールを見ているかのようにも錯覚してしまいそうです。
 テクニカルを読むと一部新樽を使用しているとのことで、さもありなん・・不思議ですが、そんなところが「抑揚」に現れているのかもしれません。
 ロマネシュ=トランに在るクリュ・ボージョレで最も著名な「ムーラン=ナ=ヴァン」は、クリュ・ボージョレの最高峰とも呼ばれています。や...


2019 Regnie les Vergers
レニエ・レ・ヴェルジェ

16071

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,480 (外税)
【クリュ・ボージョレに有っては最も南部の、ボディ感たっぷり、ピュアな果実感たっぷりのレーニエ、区画名付きです!】
 「レ・ヴェルジェ」と言う区画のレーニエ(レニエ)です。どうしてもレーニエと言ってしまうクセがあるので・・お許しください。
 畑の周りが果樹園だそうで、その意味で「レ・ヴェルジェ」のようですが、そもそもボージョレは、
「良い畑はボージョレの北部に集中している」
と言うことで、A.O.C.(今はA.O.P.)のボージョレ=ヴィラージュが有ります。
 そのボージョレ=ヴィラージュの中の秀逸な産地が、単独の村の名称を名乗れる訳でして、その中の有名なのがモルゴンだったりムーラン=ナ=ヴァンたったり・・人に寄ってはサン=タムールだったりする訳ですね。勿論、単独の村の名前とは言っても、そのお隣の村の畑も名乗れたりするので、必ずしもA.O.C.イコール村名・・にはなりません。
 それにこれは余り知られていないことですが、このボージョレ北部と言うのは実は、結構にマコン地区と重...


2019 Regnie
レニエ

16072

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,200 (外税)
【軽快さに果皮の深い味わいが溶け込み、とても美味しいです!】
 上の写真が今回ご紹介の2019年もの、下の写真が来年の春以降にご紹介予定の2020年ものです。2020年ものはつい一昨日に飲みましたので、まだ印象が鮮烈です。
「・・・こうなるんだよな~・・」
 いや・・判っちゃいるけど・・ワインは本当に不思議ですよね。以前飲んだ時と全く異なる印象?・・とさえ思える程の違いを感じた経験は、皆さんも何度も有るんじゃないかと思います。
 noisy もそこそこ経験だけは有りますから、
「・・ん~・・こんな感じだと・・あと半年かな~・・」
「・・ありゃ・・この先3ケ月持つかぁ?・・ちょっと締まって行っちゃうんじゃん?」
 などと想像は出来るんですね。その際には、イメージした将来の味わいが有る訳ですが、実際に経験するのは飲めたとしてもまだ先の訳で・・そんなイメージが有る程度一致するようになって初めて、
「・・あ、もうしか...


2019 Chiroubles
シルーブル

16070

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,050 (外税)
【クリュ・ボージョレではもっともエレガントで繊細なシルーブル!・・何でも重ければよいと言うものでは無い・・こんな軽やかな美味しさを要求したい時もしょっちゅう有ります!】
 実はテイスティングさせていただいた2020年ものには、「ボージョレ=ヴィラージュ」も入っていて・・これもまた滅茶美味しく、たっぷり堪能させていただきました。
 最もフィネスさんで開けた時には、
「ちょっと酸っぱかった」
 そうですから、
「数日間の休養で全然印象が異なってしまう」
ことを改めて感じさせられた訳ですね。
 で、このボージョレ=ヴィラージュの濃度はそのまま、繊細さを「ぐ~ん」とアップさせた感じなのが、この「シルーブル」です。エレガントさが実に良いと思わせてくれる村です。
 ボージョレ=ヴィラージュは、クリュ・ボージョレよりは格下の扱いになっていますが・・あ、やっぱり2020年もののボージョレ=ヴィラージュの写真もご用意させていただきましょうか・・。
 そう、やっぱり2019年ものシルーブルは、2020年のボージョレ=ヴィラージュ...


2019 Fleurie
フルーリー

16069

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ド・ヴェルニュス
750ML 在庫  完売
¥3,480 (外税)
【ただ今絶好調・・らしい!・・(^^;; 軽やかでフラワリーなアロマと優雅さが魅力のフルーリー!・・結構ルジェっぽさが出て来たそうです!】
 ルジェっぽさが出て来た・・なんて言われた日にゃ、そりゃぁ・・例え、
「・・ん?・・クリュ・ボージョレ?・・いらんな・・」
とは思っていたとしても、どなたでも興味が生まれてしまいますよね・・。でも実際、フィネスさんが体験したそうですから・・はい・・noisy もかなり頼りにしている担当さんです。
 上の写真が今回ご紹介させていただくファーストヴィンテージのフルーリーです。下はサンプル提供していただいた2020年のフルーリー・・。noisy の実体験的イメージは、この2つは結構に異なります。
 しかしながら、noisy のシュミレーション的なイメージでは結構に似通っていますので、そこのところはご承知おきくださいませ。
 2019年のフルーリーは、果実より花のイメージがパンっと浮かんでくる軽やかで繊細なアロマです。ちょっと石灰に花崗岩が入ったイメージで・・コート=...