ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ジャコモ・バラルド

ジャコモ・バラルド

イタリア Giacomo Baraldo トスカーナ
Giacomo BaraldoDomaine index -- Open All Column
[ oisy wrote ]
● とんでもないことをやっています、ジャコモ・バラルドをご紹介させていただきます。noisyからのお達しで「次はジャコモ・バラルドな」と言われたときはまさかこんなハードな向き合い方を要求されるテイスティングになるとは思ってもいませんでした・・・

 しかしおかげさまで「畑内発酵」、恐らくnoisyも、オルヴォー村岡さんも辿りつけていないその真髄に辿り着いてしまったかもしれません。いや、あくまでオイジーの推測の域は出ないんですが・・・「畑内発酵」と聞くと、

「なんや、ずいぶんアヴァンギャルドそうな造り手さんやな~」

と思ってしまいませんか?オイジーも最初はそう思ってました。でも本当は「真逆」だったんです。その真髄に触れたオイジーから見たジャコモの印象は「超理論派」です。加えて言うなら

「確信が持てれば、前例にないことでもやってしまう豪胆さ」

も持ち合わせていると感じます。時代を造るのは彼のような人物なのだと、オイジーは思います。

 ちなみにそんな彼の造るワインは、めちゃクリーン!で、めちゃピュア!で、ミネラルの充足したエキス系!で、超安定!しているんです。なぜまだまだペーペーであるオイジーが推論ではあるが、ここまで理解できたか・・・それは恐らく「元エセ料理人」であることが関係しているかもしれません。ワインでないにしろ「実際に発酵をさせたことがある」という経験が理解に役立ちました。キーワードは「パン作り」です。そして、恐らく「畑内発酵」の真髄は「徹底的なクリマ主義」です。究極・・・といってしまっても過言ではないかもしれません。そしてこの真髄に近づいたオイジーが思ったことは、

「とんでもないことをやってやがる・・・!」

です。正直、この事実に気付いたとき、震えました。だって発酵してるの「外」なんですから。

 詳しくは「0.0k」のコラムに書きましたので、「畑内発酵」の真髄についてのオイジーの見解を知りたい方はぜひ読んでみてください。興奮と勢いで、筆が止まらず、4000文字を超えてしまいました。読むのも大変になってしまい申し訳ありません。でもこれはちゃんと説明しないと「畑内発酵」というワードが持つ、「アヴァンギャルドな雰囲気」でワインが間違った評価をされてしまうのではないか、と危機感を持ったからです。

 ひとつだけ申し上げますと、恐らく「畑内発酵」の出発点は「発酵で使うセラーの影響を受けたくない」です。「畑で発酵したい」が出発点ではないと思います。それではどうぞよろしくお願いいたします。

[ noisy wrote ]
● ついに本性を現し始めた??ジャコモ・バラルドをご紹介させていただきます。ヴァーゼンハウスと同期の彼も、やはり唯者では無かった・・(^^;;

 まぁ・・白も赤もオレンジも・・いや、もはやオレンジとは言いたく無いんですが、

「千変万化」

「畑内発酵」

「ブルゴーニュ」

を合言葉にしてご紹介させていただきますが、白は「イル・ペルゴラ」の半端ない素晴らしさ、赤はサンジョヴェーゼの凄い可能性を見せる全てのキュヴェ・・を是非知っていただければと思います。

 畑内発酵って・・実はnoisy もほとんど理解出来ていませんが、今回到着したジャコモ・バラルドのすべてのキュヴェをテイスティングし、ほんの少しだけ判った気でいます。どうぞよろしくお願いいたします。



-----
 身体と脳は「イエス!」としか言っていないのに・・、でもプレゼンをする仕事としては何とも悩ましくも有り、何とも有り難いような複雑な心境になってしまうトスカーナの新しい生産者のワインをご紹介させていただきます。

 おそらくですが、日本でも・・「存在さえ全く知られていない」し、ましてや飲んだことのある人はnoisy を含めて片手に余るかと思いますが、世界中を見渡してみると・・ポツポツとネットに情報をアップしている方も少しだけいらっしゃる・・そんな感じの、

「自称ヴィニュロン、ジャコモ・バラルド」

です。

 何が悩ましいか?・・といいますと、まずは彼のスタンス・・ですね。それはもう、ただただ凄いとしか言いようがないんですよね。トスカーナにブドウ園を入手し、ワインを造っているだけに留まらず・・何と南半球のニュージーランドにまで醸造に行ってしまっているんですね。なので、

「人の二倍の年二回の仕込み!」

をしています。なので、通常は30~35年ほど醸造年数があるとして、年数と同じだけの仕込み回数を一生の間に経験できますが、

「ジャコモ・バラルドはこの調子なら60~70回可能??」

なんですね・・。

 まぁ・・ジャコモさん、バイタリティが半端ないんですが・・あ、そうそう・・彼の写真を・・

 noisy 的にはF1レーサーだったジャン・アレジさん似のイケメンに見えますが・・あ、そうそう・・、この写真を良くみてください。何をやっているか・・お判りでしょうか?・・そう・・

「何と・・畑で醸造し始めちゃってます!」

 何と、ヴィンヤード・ファルメンテーション・・も、しちゃってるんですね。これはニュージーランドで修行・醸造していることで得たスキルのようですよ。

 あ。・・そうそう、「ジャコモ・バラルドの修行」と言えば・・これも大事です。なんと彼は、

「ヴァーゼンハウスと同期?」

らしいんですね。あのドメーヌ・ド・モンティーユで修行をしておりまして・・なのでヴァーゼンハウスの2人ともお友達なんですね。何しろ、なぜ彼のワインが日本に入れられるようになったか・・という点でも、

「ヴァーゼンハウスの正規代理店で、彼らのワインの隣に僕のワインが並ぶなんて物凄く光栄!」

と言うことらしいんですね・・。

 さらにはそんな彼ですから、これらのトスカーナワインは南部のサン=カシャーノ・デイ・バーニで生まれますが、それぞれ多くても1000本前後しか無い・・でも、ブドウ園は結構お持ちなんですね・・なので、収量はかなり低い・・。

 ここまで申し上げますとお判りでしょう・・そう、noisy も・・良いのは判っていても下手な表現はできないし、彼の言葉の端々からは「クリマ」という単語が出てきますから、

「ブルゴーニュ的な感覚でトスカーナワイン、もしくはサンジョヴェーゼをアピールしたい!」

と考えているのが判ります。


 ですから、「ブルゴーニュ」「自然派(彼はこの言葉が好きではないようで、この言葉ですべてを代弁して欲しくないようです)」「イタリア」と来て、「大物新人らしい・・」と畳み込まれたら・・そりゃぁ・・noisy の出番・・と、きっと思われているに違いない・・と言うような、本当は誰もそんなことは思ってもいないのに勝手に自分を追い込んでしまう面倒くさい性格の noisy のプレッシャーになってしまっている訳です。

 しかも、このジャコモ・バラルドのトスカーナワインったら、

「ブルゴーニュワイン以上に繊細」

に仕上がっていたもので・・しかも、

「到着間もないワインが7種類。しかもそのうち、ブドウ園違いのサンジョヴェーゼが3種類!」

も有ったもんですから、クリマ≒ブドウ園と言う部分でその繊細な質がそれぞれ異なることは誰にでも判るとしても、言葉にするのは非常に難しい・・と言う難題を抱え込んだわけなんですね。

 ですので、この2022年の5月に各1本ずつテイスティングさせていただいたんですが、自身の中で上手く整理が仕切れず、結局この8月にまた1本ずつテイスティングする羽目になってしまった訳です。12本の仕入れで2本もテイスティングするなんぞ・・何やってるんだか・・と言うことになってしまいますが、

「それをやったお陰でこの短い期間での成長や変化を感じられ、ようやっとプレゼンできる自信が付いた。」

と言えるかと思います。

 2022年9月1日にこの記事を書いていますが、この何時間か後にはもう・・新着をアップします。でも今日は夕方から物凄い雷雨で、

「何と記事執筆中に停電発生!」

と言う苦難を乗り越え、きっと無事新着がアップされることと信じています。


 それを言わずとも、この非常に希少ながら誰も知らないトスカーナワインは、

「色んな意味でヴァーゼンハウス並み!」

です。彼のワインには、すべてのボトルに、

「ジャコモ・バラルドの指紋」

が印刷されています。それをどのように感じるかは・・飲み手に委ねられています。是非コラムをお読みの上、ご検討いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

◆Giacomo Baraldo のHP
https://www.giacomobaraldo.it
■エージェント情報

 弊社初の取り扱いとなりますイタリアワイン Giacomo Baraldo(ジャコモ・バラルド)のご案内となります。日本でも活躍の目覚ましい Domaine de Montille(ドメーヌ・ド・モンティーユ)にて研鑽を積んだ造り手。ボルドーのマルゴーやグラーヴ、そしてブルゴーニュ。南半球のニュージーランドでは今でもワインを造っています。イタリアワインの販路を持たない弊社ですが、彼の造り手としての評判、畑の中で発酵させる未聞の手法、自らを “No Natural” 自然なままではなく人の力でワインは導くという主張にも共感出来るものがありました。

 取り寄せたワインを試飲。力強く塗りつぶすようなサンジョヴェーゼではなく赤と黒のグラデーションで描くような世界観。この品種で精神に訴えかけうるベクトルは極めて希少です。
目の前がハレーションを起こして突き抜けるような眩しい白ワイン。価格は決して安くはありませんが、比類のない個性に心を動かされました。生産量も非常に少なく入荷数量も30~90本のごく少量となります。今後も育てていく可能性を秘めた造り手です。どうぞご検討のほどよろしくお願いいたします。

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■テクニカル
 サン・カシャーノ・デイ・バーニは、シエナ県の最南端にある小さな素晴らしいトスカーナの町です。ウンブリアとラツィオ(どちらも10 km未満)に隣接し、ヴァルを分割するチェトーナ山(1148 m asl)のエリアにあります。この山の形成は、ジュラ紀(2億2500万年前)にさかのぼります。その後、海底が徐々に落下し、アペニン山脈が浮上した断層があります。

 町はその温泉水で有名です。約40°Cで42の泉があり、毎日の水の流量(550万リットル)はヨーロッパで3番目の規模となっています。フィレンツェの言語学者ドメニコ・マリア・マンニによれば、キューシ市のエトルリア人の首長(ルクモーネ)であるポルセンナが、当時「バグニ・キウージーニ」と呼ばれていた、紀元前VI-V世紀頃の浴場を創設しました。非常に人気があり、有名なローマの人物に高く評価されました。

 この小さな土地は、何年にもわたってブドウ栽培に厳しく、未開の地でした。今日、ブドウの木を育て言えることは、ユニークで典型的なワインを生産するためのけた違いに理想的な「気候」を持っています。

 私たちは90年代に設立した家族経営の会社です。当初はブドウ栽培やワインを扱ったことのない父のシルヴェストロによって経営されていました。森、牧草地、数ヘクタールの耕作地がありました。今日では、私たちは12ヘクタールを所有し、そのうち3.5ヘクタールにブドウの木が植えられています。

 それは私の18歳の誕生日のことでした。家族とのランチのお祝いの時に、私はワインへの天啓を受けたのです。父は、1997年ヴィンテージのサッシカイアと2000年ヴィンテージのコンテルノ・ファンティーノのバローロ・ソリ・ジネストラのマグナムを開けました。ある意味ワインに対して「処女」だったので何を飲んでいるのか分かりませんでした。その時はあまり理解出来ていなかったアロマやフレーバーの爆発が、私をワインやブドウへ導く情熱の始まりとなりました。


◆2009年初め

 高校で勉強した後、ペルージャ農業科学大学のブドウ栽培とワイン醸造学のコースに入学することを決心し、2009年に父とジョー(ニューヨークの親愛なる家族の友人)と一緒に最初の苗木を植えました。サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンのBossolo(ボッソロ)と呼ばれるブドウ園。San Casciano dei Bagni(サン・カシャーノ・デイ・バーニ)の町の真下にある半ヘクタールの小さな区画で、私のクリュとなるワインのひとつ Il Bossolo(イル・ボッソロ)を生産しています。大学で勉強し、イタリアで収穫を数回経験しました。そして確信したのです。

「海外に行って、他の文化やワインの文脈と経験を交換するだけで、ワインの世界をより深く理解できるはずだと。」

 私は手始めにボルドーに出発し、それからニュージーランド、アルゼンチンのパタゴニア(今でもよく行く場所)、特にブルゴーニュに行きました。ブルゴーニュでは幸運にもドメーヌ・ド・モンティーユで働き、素晴らしいワインを作り、ワインに永遠の恋をしました。これらの特別な場所での経験のおかげで、私の夢はより強くなり、ブドウ栽培の歴史的な伝統がなかったような遠隔地でプロジェクトを実行する意欲が高まりました。2016年、私はヴィニュロンになることを決意しました。

 勉強と海外での経験の両方で得た知識をバランスよく注意深くアウトプットしたおかげで、すべてのブドウ品種と土地を尊重した伝統と革新を組み合わせたワインを造ることが出来たのです。


◆2017年新しいプロジェクト

 翌年、私はサンジョヴェーゼをイル・ボッソロの区画全体に接ぎ木し、新しいプロジェクトの開発を開始しました。近くのピアッツェ村(VignaPozzoneとVignaCaccialupi)で70年代から2つの古いブドウ園を回収し2つの新しいブドウ園へと再生する準備をしました。チェトーナ山(Vigne de l'affacciatoio)の西側の斜面。1つはシャルドネ、もう1つはグレケットです。

◆私たちの原則 伝統、革新、独占性

 私の畑の基本原則は、ブルゴーニュワインの考え方と、さまざまなアペラシオンでのその分類に強く結びついています。各ブドウ園は、専用のラベルが付いた1つのワインを産みます(私が作る2つのブレンドを除く)。

 このように、時には非常に細心の注意を払うことで、単一畑の個性が強くワインに現れます。すべてのヴィンテージで、常に創造性を発揮しながら、ブドウ品種とテロワールの関
係を強化することに注力しています。

“古いことを新しい方法で行うこと、それがイノベーションなのです”

 農業は、作物の質や量を増やすことを目的として、“植物生産の自然要因を変える技術”を以てある植物種の成長を促す人間の活動です。この仮定から考えれば、今日耕作されているすべての農業種は為すがままの自然ではありません。私たちが賞賛し、多くの人の自然との一体感を引き起こす農業景観は、実際には非常に人工的(人工)であることがわかります。何世紀にもわたる人間の働きのおかげで、自然はとても素晴らしいものです。

 私のブドウ栽培は、自然でも、有機的でも、バイオダイナミック農法でも、従来型でもありません。私の働き方は職人技であり、私の考え方は私の専門的な経験、現場での観察、大学で
の研究から生まれています。伝統と革新が進歩の原動力であると私は心から信じています。

 革新は未来と変化を意味し、変化は好奇心を意味し、好奇心は私たちが進歩し改善することを可能にするエネルギーである生命の生命力の1つです。自然、環境、そして私たちの周囲の生態系を尊重することは、私にとって、農業だけでなく人間の活動においても行うべき最も重要なことです。

 私たちのすべての土壌は、イガマメ、野生の大根、タンポポ、イヌホオズキ、野生のマスタードなど、蔓延する自発的なハーブで覆われています。土壌の構造と肥沃さ、そして雨季の土壌流出を防ぐために最も重要なひとつです。

 草刈りと植栽は、その都度、ヴィンテージ、土壌の物理的必要条件に応じて行われますが、肥料は土壌と植物の必要性に依存します。ブドウ園では、プラスチック素材を一切使用していません。ブドウ園の仕事のほとんどは、手動および機械的に行われます。

 生育期のブドウ園管理は迅速に行われ、芽の選択、葉の剥ぎ取り、ブドウ園のトッピング、間伐はすべて季節の傾向に応じて行われます。すべての噴霧操作のカレンダーは、ヴィンテージ、気象条件、植物のさまざまな段階に基づいて行われます。収穫は手作業で行われ、品種、ブドウの木、ヴィンテージにもよりますが、収穫量は一本の樹で約1~1.3kgです。


◆私独自のワイン造り

 私は非常に技術的なバックグラウンドを持っており、化学が大好きです。すべてが化学であり、地球上に存在するものはすべて、それ自体が原子によって構成されている分子によって形成されているため、必然的に化学です。物質の特徴を決定するのは、その分子をどのように取得するかに関係なく、その分子構造です。

 特定の物質のリスクと品質は、その天然または人工の起源から独立しています。大学での研究と海外での仕事の経験から得られた私のワインのノウハウは、ワインに対して非常に直接的で実践的なアプローチをとるようになりました。「実験」、「革新」、「職人」という言葉が大好きです。“自然”だけでは不十分です。ワインは自然以外のものだと思います。

 自然には存在しないので、ブドウを植え、最適な熟度でブドウを収穫し、それらをワインに変えるのは人間です。この通過する果実をほぼ無限でスリリングなものに変えたのは私たち人間です(ブドウの自然な進化は、それ自体を再現するために種子を分散させることです)。素晴らしいテロワールと熟したブドウだけで素晴らしいワインを作るのに十分だとは思いません。

 まず第一に、私の意見では、謙虚さ、忍耐力、好奇心、学びたいという願望、そして自己批判が必要です。

 次に、いくつかのテクニック、インスピレーション、創造性、正しいタッチ、そしてそれを行うことによってのみ獲得できる他の何百万ものものが必要です。気を散らすものや即興は許可されていません。

『私のワインはすべて、瓶詰めまでのさまざまな作業で硫黄を使用して、固有の酵母で作られています。赤はろ過しませんが、白は軽くろ過します。』


◆想像性、独自性、職人技

 私がワインの隣に置くのが好きな言葉は、創造性、独自性、職人技であり、英語では「Handcraft(手造り)」と呼ばれています。私は自分自身を、原材料、知識、情熱、道具を使って、魂と物語を持ったワイン、私が住んでいる場所を反映したワイン、すべてのヴィンテージで、何らかの形で私の個性を含む製品を変革し、作る職人だと思っています。そしてそれは、交換、楽しみ、共有の絶え間ない源です。


2022 Risveglio I.G.T.Toscana Bianco
リスヴェリオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

18907
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥3,850 (外税)
【ちょっとありえないほど多彩な果実と花が香る、ゴールデンで満たされた味わいにはきっと満足感しかない・・?はずです!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 めちゃアロマ豊かです・・!アカシアの花、アプリコット、蜂蜜、杏、白桃、洋梨、りんご・・フルーツだけではなく、「花」を感じさせるアロマです。これらがミネラルの立ち上がりとともに押し寄せて来ます。
 おや、ラベルのデザインも花ですね。これは水仙でしょうか。そこにミツバチがとまっています。どのような意図でこのデザインにしたのかはわかりませんが、香りのイメージに良くリンクしています。
 そして注目すべきはこれだけナチュラル系のアロマが豊富なのにめちゃクリーン!・・なんですよね。ワインとしてバランスを崩しているところが一切ない。揮発酸も、余計な酸化のニュアンスも一切ありません。素晴らしいです。
 色合いは輝きのある黒とオレンジを含んだ黄色・・・ゴールデンと言っていい色彩です。
 味筋はドライです。しかし、エキスの密度の高まりによる甘やかさ...


2021 l'Affacciatoio I.G.T.Toscana Bianco
ラファッチャトイオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

18908
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,280 (外税)
【素晴らしい・・!硬質的なミネラリティと密度感を持ち合わせた、シン・トスカーナ・シャルドネです!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 素晴らしいシャルドネです・・!ちょっと驚くくらい高質で、硬質なミネラリティを持っています。(いや、駄洒落じゃないですよ!)
 そのミネラリティも液体中に充足・・いや充満しているといって良いでしょう。
 この秀逸なミネラリティをもう少し注意深く見ていくと、石のような鉱石的な部分を強く感じます。それにシャブリのようなヨードのような要素も少量持ち合わせていると感じます。多層的で複雑性に富んでいます。全てはこの写真のグラスに映る、深い輝きに反映されているかのようです。
 そして、密度が素晴らしいんですよね・・!凝縮感の高まりから粘性を持っています。その凝縮した液体とミネラルがよく結合していて、素晴らしいオイリーさを持っています。
 さらに冷やかさを持ち合わせているのが素晴らしい。けして熟度が高いだけの凝縮感ではなし得ない、冷やかで上質な...


2021 Il Bossolotto I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロット I.G.T.トスカーナ・ロッソ

18909
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥4,280 (外税)
【ジャコモのスタイルを知るにはこれだ!密度のある激クリーンなエキスの質感にきっとノックアウトされてしまうはずです!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 上級キュヴェ、0.0kから順にテイスティングして、現在、最後にこのイル・ボッソロットをテイスティングしています。
 全てのワインをテイスティグした上で、このイル・ボッソロットはジャコモの共通したスタイルを感じることができる!・・と言えます。
 使用品種は唯一のブレンド。メルロー、サンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、今はあまり言わないのかもしれませんが、いわゆるスーパータスカン系の品種ですよね。
 でもそれらの力強いスタイルとは全く違い、激・エレガント系です。これらの品種を用いてもこのスタイルでいくのがジャコモのスタイルなのでしょう。
 そしてめちゃうまいです・・・まずエキスの抽出がめちゃくちゃキレイ。石灰系ミネラルに満たされた赤い果実のエキスです。エレガントさも纏っています・・そこに極わずかなオレンジピール、スパイス、野趣...


2020 Il Bossolo I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

18910
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,690 (外税)
【畑内発酵25%ブレンド!赤い、小さな果実が詰め込まれた超エキス的なサンジョヴェーゼです。】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 めちゃめちゃピュアでクリーンなエキスです・・!これほどまでに雑味、エグ味がないサンジョヴェーゼを作れることに驚きしかありません。
 透明感のある、赤が積層した深い赤。赤い果実の甘やかさを含んだエキシーな香り。他のクリュシリーズにはあまり無い濡れ感、梅きのこ感。恐らくこのあたりは畑内発酵の効能もあるのかと。
 むちっとした、ハリのある液体。味わいの中の赤い果実感も一番高いと思います。たおやかで、艶やかで、シルキー。曇りの無い純で、新鮮な赤い果実のエキス感を感じます。チェリーや、ラズベリーなどの小さな赤い果実。余韻も実に伸びやかです。
 イル・ボッソロ、イル・ポッツォーネ、カッチャルピの3つのクリュシリーズ。これはやはりどれもが特徴があります。あえてブルゴーニュ的に言うと、スタイルとしてはどれもがシャンボール的だと思います。そしてシャンボ...


2020 Il Pozzone I.G.T.Toscana Rosso
イル・ポッツォーネ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

18911
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥6,580 (外税)
【めちゃシルキーな上澄みエキス、シャンボール的な石灰ミネラルの充足に、「凄み」の予感!これはすごいぞ!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 待て待て待て待て・・・これはすごいぞ。完全に石灰系ミネラルと一体化した、赤く輝く果実のエキス。まるでエキスの上澄みを掬ったような、「ルビー」のように赤く輝くエキス。
 香りは赤い果実のニュアンスに支配され野趣味はほぼなく、めちゃキレイな赤い果実。色気、エレガンス、果実のあまやかさも既に出現し始めている。雑味は一切なくシルキー。めちゃくちゃシルキー。故に純でピュア、そして「潤い」があります。
 ミネラルの充足感が非常に高く、溢れようとして膨張感を持っています。故にハリがあって、むっちりしている。この辺はテクニカルで素晴らしい表現をしていると思います。まさに「爆発的な果肉の風味」です。
 なので、非常に若々しいですね。人間で言えば10代くらいでしょうか。あと7、8倍は生きると考えると飲み頃は30年は続くと考えます。
 お察しの方もい...


2020 Caccialupi I.G.T.Toscana Rosso
カッチャルピ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

18912
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥6,580 (外税)
【なんてこった!一点の曇りもない「絹ごしのテクスチェア!」めちゃエキスの質感高い、THE・エレガント・サンジョヴェーゼです!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
素晴らしい・・・これぞ新時代のサンジョヴェーゼなのではないかと思ってしまいます。
 系統で言えば、エレガント系でしょう。赤く、均一な透明感のあるエキス。液体はまさに艶々。口に含めばその石灰系ミネラルが充満したツヤツヤのハリを感じることができます。ええ、このミネラルのいきわたりはブルゴーニュでもかなりのレベルでないと感じられることは難しいのではないでしょうか。
 石灰系ミネラルのおかげで淡い色合いですが、そのエキスはかなりの「密度」を持っていることがわかります。「隙」も「曇り」もない満たされた液体です。目の詰まったエキスとでも言ったほうが伝わりやすいでしょうか。
 そして「雑味」の出やすいサンジョヴェーゼにおいて、一点の雑味もない、めちゃくちゃシルキーな液体です。まさに「絹ごしのテクスチェア」といって差し支えないでしょう。
 香りは...


2020 0.0k I.G.T.Toscana Rosso
0.0k I.G.T.トスカーナ・ロッソ

18913
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥7,580 (外税)
【「畑内発酵」ってもしかしてとんでもないことなのでは・・?赤く、赤く、輝く・・・!雄大で淀みないエレガンスを内包する、エレガント・サンジョヴェーゼです!】[ oisy wrote ]
[ oisy wrote ]
 以前のNoisyのコメントにある、「大樽のやや瓶熟したバローロ」という表現以上に適切な言葉が出て来ず戸惑っています・・・
 そして「畑内発酵」とはなんぞや・・?もしかして「畑内発酵」と聞くとなんや感性で仕込むアバンギャルドなタイプか・・?と思ってしまいませんか?少なくともオイジーは言葉の印象でそう思ってしまいました。しかしその実態は真逆のものかもしれません。
 彼のホームページやインスタグラムを読み漁って畑内発酵の一端を少しだけ理解できたような気がします。そこで気づいたのは、実は「畑内発酵」というのはめちゃくちゃ科学的な理屈に基づいたアプローチなのではないか・・?ということです。レビュー後半に記載していますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。サンジョヴェーゼでありながらどこまでも赤く、淀みがありません。雄大で、深く、濡れ感があり、...


2021 Risveglio I.G.T.Toscana Bianco
リスヴェリオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

17880
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥3,690 (外税)
【全くシャバくない、でも濃密過ぎないエレガンスを持った、中々見つけることが出来ないタイプの白ワインでしょう!「完成度高し」と言えるトスカーナの自然派の白です!】
 凄い色ですね~!・・めっちゃ黄色が強くて照りが有り、一瞬・・
「・・あれ?・・これって貴腐ワインだったけ?」
と見た目で驚いてしまいます。
 やや粘性の有る黄金色の液体は、ドライなんですが・・凝縮感はたっぷりあり、そのイメージと高いが酸っぱくない滑らかな酸バランス、そして蜜っぽいニュアンスをアロマから受け取りますから、甘みが有ると勘違いしてしまいそうになります。
 そして単に凝縮している・・と言うような感じでは無く、細い糸を撚り合わせて絹糸ほどに仕上げたような、そしてそれをさらに撚って口内に持ってきたかのような質感を感じさせます。
 果実も蜜、花、果実、柑橘とゴージャスさを感じさせますが、決して鈍重にはなっておらず、低域から押し上げてくるような感じも持ちつつ、軽妙さを持っているとも言えるようなニュアンスなんですね。
 ですから、イタリア中部で良くあるタ...


2020 l'Affacciatoio I.G.T.Toscana Bianco
ラファッチャトイオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

17881
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥4,980 (外税)
【硬質なミネラリティと良く熟した果実!とても美味しくしかも高質だけれど大量に生産しているトスカーナの大御所たちには決して造れないだろう・・手造りの果実の味わいがここにあります!】
 こちらはシャルドネです。トスカーナでもフランス品種の白ワインがそれなりに造られており、一世を風靡した大御所たちも挙って白ワインを造っています。
 それでもシャルドネに手を出しているのは少数派でしょうか・・ソーヴィニヨンが多いかもしれませんし、そこに何かセパージュしてリリースしていることも有ります。
 オルネライアもそうですね・・とても美味しいですけどね。やはり物凄い完成度の高さを感じさせてくれます。ポッジョ・アッレ・ガッツェも・・そうそう、今では「オルネライア・ブラン」まで有ります。
 それらはもう・・
「流石!」
としか言いようの無い仕上がりですが、どうでしょう・・もしかしたらちょっと・・「工場」的なニュアンスを嗅ぎ取られる方もいらっしゃるかもしれません。
 このジャコモ・バラルドの場合は・・
「ワイン工場?・・いや~・・どこにも感じないでしょ...


2020 Il Pergola I.G.T.Toscana Bianco
イル・ペルゴラ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

17882
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,280 (外税)
【激旨!そして唯一無二!究極の白ワインを追求したジャコモ・バラルドの傑作です!】
 いきなり完成度が驚くほど上がった「イル・ペルゴラ2020」です。ちょっと驚きの美味しさです。そして、
「・・こんなの初めて~!」
と言いたくなるような出会いを感じさせてくれました!
 確かに・・2019年ものもとても美味しかったんですが、今思えば・・
「ちょっと変わった造りの美味しいオレンジワイン!」
だった訳でして・・もはやこの2020年ものは、
「他にはない素晴らしく旨い白ワイン!・・」
と言いたくなります。
 20%の貴腐の付いたグレケットを混ぜたワインなんですが・・ま~・・驚くほどの仕上がりでした。
 言ってみますと貴腐ワインと言えば一般的には甘口で、近年になって辛口も出始めました。まぁ・・甘いと言ってもほとんどが「極甘」ですから、アロマや複雑な味わいは好きでも、中々・・多くを飲むのは厳しいでしょう?それにあの独特の貴腐のアロ...


2020 Il Bossolotto I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロット I.G.T.トスカーナ・ロッソ

17883
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥4,490 (外税)
【ブルゴーニュ的硬質なミネラリティとフランス品種がサンジョヴェーゼの健気さを包み込んだ、ちょっとブルゴーニュワインを感じさせる味わいです!】
 サンジョヴェーゼはトスカーナを代表する品種です。多くの村で算出され、非常に多くのアイテムが存在しています。
 有名なのはキャンティ、キャンティ・クラッシコでしょうか。高級な部類ではブルネッロが有ります。
 この葡萄、まぁ・・もしテクスチュアを特に気にするような方だと・・余り好きにはならないかもしれません。ピノ・ノワールのような滑らかなテクスチュアとはちょっと違い、もっと起伏を感じる・・悪く言えばゴツゴツとした感じでしょうか。もっとも熟成してくるとそれも気にならなくなる訳ですが、リリース直後は中々難しいのかもしれません。そんな意味も有ってでしょうか、大昔はキャンティにはかならず白葡萄を混ぜた歴史が有ります。ですが飲みやすくはなりますが、深みが・・相殺されてしまうかな・・。
 こちらはメルロを主体でしょうか。サンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンを補助的に使っているよう...


2019 Il Bossolo I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

17884
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,690 (外税)
【激旨サンジョヴェーゼ!・・25%畑内全房発酵が生み出しているに違いないシルキーなサンジョヴェーゼに驚いてください!】
 ボッソロットも美味しいんですが、このイル・ボッソロはジャコモが「クリュ」だと言っているだけに、頭一つ抜けている感じがします。
 本来・・内向的な性格(だと勝手に思っているだけですが)のサンジョヴェーゼですが、インポーターのM氏も言っているように「抜け感」が有って、しかもテクスチュアが滑らかなんですね。
 サンジョヴェーゼはもっとテクスチュアに起伏を感じる場合が多いんですが、抜け感?・・石灰系ミネラリティがたっぷりなことが原因なのか、もしくは畑内での全房発酵発動のお陰なのかは判断付きませんが、
「自然な暖かさの中に冷涼感有り」
と言う、しかもテクスチュアが滑らかで、コアが有って一体感に満ちている・・と感じます。
 そもそも畑内発酵って・・
「いつまでやるの?」
と言う部分が noisyには今のところ不明でして、畑内発酵と言うのは簡単ですが、全く理解...


2019 Il Pozzone I.G.T.Toscana Rosso
イル・ポッツォーネ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

17885
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,980 (外税)
【ややコッテリとした肉付きの良い、旨味のある複雑な味わいです!ミネラリティもしっかり!・・流石「クリュ」の仕上がり!】
 サンジョヴェーゼの持つ素朴な美味しさを最大限に「前」に配置出来た素晴らしい味わいをしているポッツォーネ2019年をご紹介させていただきます。
 イル・ボッソーロの美しさも良いんですが、ポッツォーネのややコッテリと感じさせる粘性、その粘性の中の旨味、酸バランスの素晴らしさにグッと来てしまいます。
 2018年ものは・・タイミングかもしれませんが、そこまでコッテリさを感じませんで、もっとスタイリッシュなシャンボール=ミュジニー的な部分を出していたと思います。
 2019年ものは色彩からも・・照りが有り、グラデュエーションもハッキリ出て、いかにも美味しそう・・と言いますか、出来の良さを見ることができるような気がします。
 あのヴァーゼンハウスと同期でブルゴーニュの重鎮で一緒に修行していたジャコモは、心はブルゴーニュに有ると言うだけ有って・・まぁ・・このワインはサンジョヴ...


2019 Caccialupi I.G.T.Toscana Rosso
カッチャルピ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

17886
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥6,200 (外税)
【ヴォーヌ=ロマネっぽさは2019年も健在!・・旨いです!】
 良くワイン仲間、ワイン屋仲間で話題にもなるんですが、造り手の個性が先か、テロワールが先か・・まぁ、
「卵が先か、鶏が先か?」
みたいな話しで、結局のところは「良く判らない」と言う結論になることが判っていての・・しょうもない論戦と言うことになることが有ります。
 noisy 的に言ってみれば・・
「造り手もテロワールの内」
などと言うことになる訳ですが、結局・・ブラインドテイスティングで、造り手までを明快に答える場合は、造り手の個性を知らなければ答えようが無い訳ですし、さらにはそのテロワール(この場合は畑の個性のみ)を知らなければ、ブラインドテイスティングにもならない・・そんな結果になってしまう訳です。
 言ってしまえば、「造り手の個性」+「(畑の個性の)テロワール」と言う「式の答え」を求められている場合、その足し算のそれぞれを一緒にしたものを知らないと...


2019 0.0k I.G.T.Toscana Rosso
0.0k I.G.T.トスカーナ・ロッソ

17887
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥6,980 (外税)
【畑内発酵100%のサンジョヴェーゼです!!・・なんだこれ?・・】
 大樽系のバローロです・・と言いたくなるような、
「雄大さ」「熟成感」「浮遊感」「温かみのある温度感」
に溢れた・・若いワインに今までに感じたことが無い、初体験なイメージを受けました。
 まぁ、20~25%ほど畑内発酵分を混ぜ込んでいる「イル・ボッソロ」が有りますが・・勝手に解釈しますと、
「イル・ボッソロもその20~25%分は、この 0.0k と一緒に畑で造られた分」
と言うことになるのでしょう。
 言ってしまえばイル・ボッソロは0.0k にならなかった畑内発酵分を含んだワインで、この0.0k のセカンド的なワイン・・なのかもしれません。
 ですが面白いのは、判りやすさはイル・ボッソロ・・だと思うんですね。畑内発酵分を含んでいない3/4分が有るので、むしろ完成された美味しさを感じるんです。
 この 0.0k は、雄大さが半端無く、しかも若い...


2020 Risveglio I.G.T.Toscana Bianco
リスヴェリオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

16914
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥3,580 (外税)
【トスカーナの白ワインの常識をかなり超越??厚みのあるボディ、比較重厚ながら繊細な果実、エキスの充実した本格派の白です!】
 トスカーナの白・・と言えば何を思い出されるでしょうか。大御所たちは結構にリリースしています。かつてのスーパータスカンと呼ばれた中では、オルネライアはポッジョ・アッレ・ガッツェや高級なオルネライア・ブラン、アンティノリはリーズナブルなヴィッラなど・・それなりには成功しているのかもしれませんが、どうなんでしょうね・・今一つ、ピンとくるものは無いかもしれません。ポッジョ・アッレ・ガッツェなんぞ、バランスも良いし美味しいですけどね。でもナチュラルでは有り得無い・・そんな感じはします。
 ナチュラル系だとどうでしょうね・・今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「マッサヴェッキア」は、白も大人気です。昔は余りに売れずに何とかしようとリアルワインガイドに持ち込ませていただいてましたし、その頃の余りがその辺にゴロゴロと転がっている・・誰も買ってくれない時代でした。今や、その辺に置いておくと大変なことになってしま...


2019 l'Affacciatoio I.G.T.Toscana Bianco
ラファッチャトイオ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

16915
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥4,680 (外税)
【滅茶苦茶繊細で複雑!キラキラと口内で鉱物が光っているような独特のニュアンスです!・・これは旨い!是非飲んでみてください!】
 素晴らしいですね・・これぞジャコモ・バラルドの白!・・と言いたくなるような素晴らしい出来でした!
 まぁ・・何せ北半球と南半球を行ったり来たりの二期作です。想像するに4~9月はイタリア、10~翌3月はニュージーランドで栽培、醸造に頑張っているのでしょう。もちろん、一人では全部こなせないはずですから、信頼できる人に任せている部分も多いでしょうが、そこで得られたスキルは相当のものと想像されます。コロナなどに罹っている場合じゃ・・無いですよね。でも、ジャコモの生み出すインは美しく、自然なニュアンスを持ちつつも感性のワインだと感じます。ジャコモ本人は・・相当なアヴァンギャルドな方だと思います。
 こちらはサン=カッシャーノ・デ・バーニの南西に開けた標高600メートルの畑のシャルドネです。風通しも良く涼しげなのでしょう。非常に冷ややかな酸が感じられます・・が、酸っぱくは無いです。その冷...


2019 Il Pergola I.G.T.Toscana Bianco
イル・ペルゴラ I.G.T.トスカーナ・ビアンコ

16916
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥4,880 (外税)
【・・おっと!・・こちらは単なるオレンジワインでは有りません!・・何と、20%貴腐の付いたグレケットをマセラシオンした、「辛口1/5貴腐ワイン」です!】
 ジャコモ・バラルドの白のトップ・キュヴェ・・と言うことになりましょうか。ですが、こちらのワインのみ、
「ちょっと・・普通じゃぁ無い」
です。
 言ってみれば、
「貴腐の付いたグレケットを除梗、マセラシオンして斗瓶で熟成、イノックス仕上げ」
です・・。わからないですよね~・・noisy も相当・・悩まされました。
 色はちょっと濃い目の照りのある美しいオレンジ・・です。
「・・オレンジワインで・・良いじゃん・・」
と面倒くさがりの自分が出てくると、
「・・いや・・それだけじゃ語れない、素晴らしい香りは・・どう、説明するの?」
と、ちょっと真面目な自分が邪魔をします。
 そもそも・・グレケットって何だよ?・・と思ってませんか?・・そうですよね?・・グレケットはイタリアの中部で良く栽培されている地場品種です。
「グレ・・何...


2019 Caccialupi I.G.T.Toscana Rosso
カッチャルピ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

16920
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥6,200 (外税)
【ブルゴーニュで言ったら1級格!彼の中にある正式名称は「クリュ・カッチャルピ」・・ヴォーヌ=ロマネ的な優しさと品格の高さを感じる、ボトル600本+マグナム18本しかないサンジョヴーゼです!素晴らしい!】
 素晴らしいです!・・まさに彼の意識がそのままワインの出来に投影されているかのように、非常に判りやすく伝わってきます。
 noisy もイタリアワインを扱い始めて相当に長い時間が経ちました。90年代にフランスワインが高騰し、デイリーにも困るような状況になった時、イタリアワインに随分と助けられました。何しろ安かったですし・・サッシカイアが1万円しない時代でした・・し、デイリーは2千円も出すと、
「濃くて判りやすくてバランスが良い」
ものが購入できたんですね。でも数年の間にこちらも高騰してしまいまして・・ブームは過ぎ去ったように思います。
 そんな中でも大好きだったのが、「レ・ペルゴール・トルテ」・・モンテヴェルティーネの手になるサンジョヴェーゼでした。古くからの noisy のお客様はおそらくご存じじゃないかなぁ・・と思います。クラスはテーブル・ワインですが、普通のト...


2019 Il Pozzone I.G.T.Toscana Rosso
イル・ポッツォーネ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

16919
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,980 (外税)
【こちらは彼の中では「クリュ・ポッツォーネ」!・・伝統的なサンジョヴェーゼ風の乾いた砂地にほんのりガレストロも?・・素晴らしいバランスをしています!】
 カッチャルピがヴォーヌ=ロマネ風・・ピノ・ノワールに似たニュアンスを多く感じさせますが、こちらは当初、
「これはまさにサンジョヴェーゼ的」
と感じさせてくれました。5月の時点です。砂っぽい感じにちょっと「こってり」が混じり、結構に石灰が強めの「クリュ・ボッソロ」のシャンボール=ミュジニー風とも異なるイメージでした。
 それにしてもドライで超繊細・・飲み進めるに連れ、ブルゴーニュ的に感じられる深めの粘土の粘性も出てきて・・
「・・あらら・・」
と、しっかり惑わせてくれます。
 そんな訳で、
「これは・・どうプレゼンすれば良いのかなぁ?」
と、ラビリンスの輪の上をずっと回っているような感覚になってしまいまして、それがまた・・2本目のテイスティングに繋がって行ってしまった訳なんですね。
 で、こちらが「ポッツォーネ」の畑です。ま~・・乾いて...


2019 Il Bossolo I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロ I.G.T.トスカーナ・ロッソ

16918
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥5,450 (外税)
【これはもう・・シャンボールっぽい強くて白い石灰!・・サンジョヴェーゼでこんなにテロワールの違いを楽しめるなんて!しかも「畑内発酵20%」・・今までにあったでしょうか!?】
 クリュ・ボッソーロです・・。ちゃんと彼のホームページには、
「畑-->Vigna “Bossolo”」
「ワイン-->Cru “il Bossolo“ 2018 Toscana Rosso IGT」
として紹介されています。もっと萎びた感じのホームページかと思ってアクセスしてみましたら思いの外、綺麗にデザインされた美しい写真が見られるページだったのでちょっとびっくりしました。造り手紹介の部分にもリンクがありますが、このイル・ボッソロは、
https://www.giacomobaraldo.it/vini/cru-bossolo-2018-toscana-rosso-igt/
をコピー&ペーストで行けますので・・美しくて大きい写真をご覧ください。
 流石にクリュを言い出す方ですから、ブルゴーニュワインについては相当にお勉強されている様子が伺えます。彼の...


2019 Il Bossolotto I.G.T.Toscana Bianco
イル・ボッソロット I.G.T.トスカーナ・ロッソ

16917
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
ジャコモ・バラルド
750ML 在庫  完売
¥3,980 (外税)
【どこにいてもブルゴーニュと一緒に・・?と言うジャコモ・バラルドのワインを知る一本はこれ・・です。】
 サン=カシャーノ・デイ・バーニにあるヴィーニャ・ボッソロと、ピアッツェにある他の畑のブドウのブレンドのようです。ロッソでこのアイテムだけはブレンドしていまして、メルロとカベルネを入れています。
 おそらくピアッツェにあるブドウ畑は後で購入しているため、以前からサンジョヴェーゼ以外の品種も植わっていたのでしょう。で、サンジョヴェーゼは「クリュ指名」にし、他の品種を「ベースのワイン」としてリリースしているのかな?・・と想像しています。
 このワインを一言で言ってしまうとすれば、
「ジャコモ・バラードが何を考えているか・・何となく伝わってくるワイン」
だといえるかもしれません。
 ただしそれは・・他の上級ワインもある程度飲まないとハッキリはしないかもしれません。
 そもそも、このボッソロットもそうですがジャコモ・バラルドの赤ワインは、グラスの写真を見て・・例...