やや暗い色合いをしていた2012年ものに比較すると、2013年ものは垢抜けた深いガーネットの色合いが見受けられます。綺麗ですよね・・深淵さも重厚さもバッチリです。
そもそもこの「ソレンゴ」が世に知られ始めたのは、ワイナート誌がワインファンに受け入れ始めたころですので、もう相当に昔のことです。「スーパー・タスカン」と言う言葉が雑誌を賑わし、ワインファンも、
「スーパー・タスカン?・・なんだそれ?」
と、情報に飢えていたワインファンたちの心をくすぐったんですね。
いや、高かったですよ。まだファーストリリースの1995年ソレンゴは持ってますが、15000円で販売するのがようやっとだったと記憶しています。まだブルネッロの一生産者に過ぎなかったアルジャーノが心機一転、エチケッタも斬新にリリースしたのがこのソレンゴだった訳です。
今はどちらかと言うと、ナチュールの...