●シュナン・ブラン
いや~、どうでしょうか!実はちょっとびっくりしました。安価だし、結構しっかりしているんですよ!
まあ、新世界というか、超新世界の有機ワインですので、かなり「眉唾」でテイスティングに臨んだ訳です。で、アロマを嗅ぎ、
「ふむふむ、ビオ的なベリーピュアな香りでは無いな・・」
そして口に含み、
「ふむふむ・・・。まあ、こんなもんだよな・・、僅かな甘みに頼ってボディを造っているし・・」
と、瞬間はそのように思い、安いものにロクなモンはないと、ブツブツ言い始めたところ、
「あれ?ちょっと待てよ・・」
と、もう一度含みなおしました。
するとどうでしょう・・・。確かに僅かな甘みは感じるのですが、その奥にとても美しい、冷たい果実酸が存在していたのです。アロマも、フランスもので言うソーヴィニヨン・ブランの、青っぽい植物の蔓のよう...