ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ロアーニャ

ロアーニャ

イタリア Roagna ピエモンテ
● ロアーニャです。noisy的にはもう、凄いピエモンテワイン、もしくはバルバレスコと言えば間髪入れずに・・「ロアーニャ」と言いたくなるような存在です。柔らかくて深遠で、決して濃く無く、タンニンもそれなりにあるのにその存在が目立つことなく、ただその存在を感じ続けていたくなる..そんなワインです。

 2015年ものを中心に入って来ましたが、熟成の長いフラッグシップの「クリケット・パイエ」だけは2012年です。基本、8年の熟成ですから今頃の入荷になります。

 その2015年ものの海外メディアの評価がまた物凄いことになっていまして、クリュものの「ヴィッキエ・ヴィーティ」は、ワイン・アンスージャストでどれも・・

「99 Points!」

と言うことで開けた口も締められないほど、しばらくアングリと開いたままになってしまいました。

 そもそもはそんなに沢山は造っていないので入荷は限定されたものになってしまいますが、それでも何とか何本か飲ませていただきましてのご案内です。

 因みに看板のクリュ畑のベースキュヴェ、「バルバレスコ・パイエ2015」でさえ、アンスージャストでは96ポイントです。ヴィッキエ・ヴィーティに至っては、2012年のクリケット・パイエを凌ぐ99ポイント..。流石にクリケット・パイエもパイエV.V.も飲めるほどは無いので、「パイエ2015」を開けさせていただきましたが、ま~・・素晴らしいとしか言いようの無い存在感を見せてくれました。

 決して強さを見せない、エレガント系の柔らかで自然なニュアンスに溢れる味わいですが、これは「ロアーニャ」に惚れてしまう方続出じゃないかと思いますよ。是非、素晴らしい出来になった2015年のロアーニャ、お見逃しの無きようお願いいたします。超お勧めです!

■ 2015年ヴィンテージ
 当たり前ですが2015 年は2014 年とは全く違った。2014 年の12 月から3 月まで雨も雪も多く気温も理想的に下がり、地中のバクテリアの数も理想的に減り、地中の水分量も理想的で葡萄生育に向けてベストの状態が整っていた。
 4 月に入ると気温は一気に上がり安定したので芽吹き、開花が理想的に進み、花ぶるいもなく健康的であった。夏に入る前から気温は上がり、6 月はここ10 年で最も高い気温を記録した程だった。葡萄の生育サイクルは非常に早く、心配された。7 月も暑く乾燥が続いたが、8 月の第1 週以降、雨が断続的に続いたので葡萄樹は水分ストレスから解放され、正常な状態に戻り、9 月、10 月の収穫期には再び乾燥したので葡萄は非常に高い熟度を手に入れた。2014 年の「陰」な美しさやはかなさとは異なり、2015 年は明るい果実とストラクチャ
ーがはっきりした「陽」な美味しさを持っている。力強く量も多いタンニンは夏場の乾燥が影響している。長期熟成に向く。落ち着くまではもう少し時間が必要だが若い内の果実の美味しさ、熟成してからの深み、どちらも味わえるはず。

-----
 ロアーニャの新ヴィンテージ、2014年が到着です。この年、物凄い出来になったようでして・・取りあえず確保出来るだけ・・と言うことで、かなり焦って発注しました。その甲斐在って、少量では有りますが、新作を含め各キュヴェを確保出来ました。

 また、2011年の「クリケット・パイエ」が素晴らしい出来・・と言うことで、こちらも確保出来ました・・。

 それにしてもワイン・アンスージャストの評価が滅茶苦茶です・・いや、滅茶苦茶に高いです。

 アジリV.V.が99ポイント、パイエV.V.が98ポイント、モンテフィーコV.V.が98ポイント、それにV.V.の付かないパイエ、ガッリーナ、アルベサーニが97ポイント等々・・

「超ハイポイントの大安売り状態!」

です。

 ただし、V.V.の付かないパイエに、ワインスペクテイターが95ポイント、ヴィノスも94+ポイントとこれまた滅茶苦茶高い評価をしていますので、穿った見方は正しくないかと想像されます。

 そもそも、ロアーニャのようなふんわりとした自然派そのもののような雰囲気を持った優しい味わいの・・墨絵の世界に水彩絵の具を持ち込んだような感じに思えるものを、海外のメディアが高く評価する・・と言うのがちょっと不思議では有ります。

 今回はどれも少量の輸入です。クリケット・パイエ2011 は2ケースのみ、他は4~5ケースほどの入荷がほとんどですので、テイスティングは後回しでご紹介させていただきます。その分、価格も頑張っていますので、是非、この機会に・・のんびりとお楽しみくださいませ。



2014ヴィンテージ情報
 ピエモンテ全体:
 2014 年は独特の気候。特に適切な始まり方をしなかった夏が印象的である。通常通り穏やかな冬のおかげで、葡萄の樹は丁度良い期間の休息が取れ、いい 状態で発育サイクルを終えた。一方で、新しい発育サイクルは2013年に比べ2週間早いスタートではあったが通常通り。5月中旬以降は、日光が燦燦と降り注ぐ暖かな気候で、植物の成長を非常に早めた。暖かな気候に刺激され、開花は通常よりも非常に早い5 月末。初夏に気候が急変し、気温は下がり雨も多く降り続いた。そのため、葡萄樹の成長サイクルが長くなり、葡萄房の成熟期は結局昨年と同じタイミングとなった。

 バルバレスコ:
 2014年のバルバレスコは大変複雑な年。冬はとても穏やかで、夏は雨が多く涼しかった。9月、10月のコンディションは良く、昼夜の気温も最適で乾燥していた。そのため、葡萄は最良の熟度を持った。雨量は他のピエモンテ地域に比べ3 倍劣ったが、雹による影響はなかった。


━━━━━
 初めてのご紹介になります「ロアーニャ」です。もう皆さんの方が良くご存知かと思います。noisy も何度かテイスティングし、その深淵で真にナチュラルな味わいは充分に理解していました。いつかやりたいなぁ・・と思っていました。テラヴェールさんからご案内をいただいたので、扱うことにしました。以前にもサンプルをいただいてテイスティングをさせていただいたことも有りまして、今回のご案内になった訳です。


 一言で現わせるような生産者では有りませんが、このような生産者は他にいない・・と言えます。アルターレさんと同時代に、

「これからのピエモンテワインをどうするか?」

を研究し、結局、

「何も変えないことを選んだ」

生産者です。



 普通ならイタリアでは植え替えるようなタイミングの樹の葡萄のみを使用し、柔らかく、しかし深淵で構造の深い凄い味わいのワインを造り出します。

 価格は・・どうでしょう・・個人的には高く無いと思っていますが、誰にでも手を出せる価格帯では無いかもしれません。

 しかしながら、ロアーニャにしか出せない見事な味わいが有ります。是非とも一度、この

「たったひとつの生産者である」

と言えるロアーニャのワインに振れていただければと思います。


■100年以上変わらない『バルバレスコ』

 樹齢50年以上の葡萄しか使わない。ヴェッキエ・ヴィーニュは樹齢80年以上。ロアーニャでしか味わえない芯のある ワイン。アタックではなく中間からアフターを楽しんで欲しい。


 100年変わらない

 「ロアーニャ」の歴史は古く1880年まで遡る。1890年にバルバレスコが初めて造られたので、それ以前から「ロアーニャ」はワインを造っていた。1929年に「モンテフィーコ」、1953年には「パイエ」、 1961年には「アジリ」を取得していった。

『100 年前から何も変えてない。今後も変わらない。 ワイン造りの哲学というより、人生の選択だ』

 現当主は「アルフレッド・ロアーニャ」。1971 年が彼の 最初のヴィンテージで「エリオ・アルターレ」と同世代。 あまり知られていないが、「アルフレッド」は「エリオ」と 共に栽培や醸造を研究していた。

『エリオ・アルターレとは反対に何も変えないことを選 択した。ロアーニャは変わらない』

 2001年からは息子「ルカ」が参加。父親と共にワイン 造りを行っている。2007 年には各畑の樹齢毎に分け て醸造を開始したことで畑毎に「ヴィティ・ヴェッキエ」 と通常の畑名ワインに分類された。

『80 年以上の古樹は強い表現力を持っている。古 い樹の葡萄だけで醸造することで、より畑の個性を 表したワインができあがる』

50年以上の樹齢が必要

 畑では 100 年以上前から化学肥料は勿論、有機肥 料も一度も使ったことがない。春先に刈り込まれる下 草がその役割を果たしてくれる。

『生物多様性を維持することで植物や昆虫、動物、バクテリアが自然と均衡を保つようになる。人間が 環境を整えることはできない』

 彼等の畑のネッビオーロは苗木屋から購入したもの ではない。その畑で育ち順応してきた樹を「マッサル セレクション」で残している。 色々なクローンが混在していることが重要。それぞれ の畑に残っているクローンには意味があると考えてい て、その畑の樹以外の樹を植えない。

『マルゴッタ(プロヴィナージュ)でその畑の樹を増やし ている。危険が伴う増やし方だが、後世に畑の個性 を残す為に必要』

 樹が死んだ場合、隣の樹の枝を地中に潜らせて先端を地表に出しておく。地中の枝から根が伸び、枝が樹に成長していくことで苗木を植樹せずに親樹の個性を残していく。

 「ロアーニャ」の樹齢に対する考え方は他の造り手とは全く違う。樹齢20年以下は彼等にとって「赤ちゃ ん」。ランゲ・ロッソに使われる。 樹齢40年以上の樹のみでバローロ、バルバレスコが 造られる。そして 80 年以上の樹のみが「ヴィティ・ヴ ェッキエ」と呼ばれるキュヴェに使われる。

『一般的には樹齢 30 年を超えると収量が減るので 植え替えられてしまう。僕等は30年以上でないと畑の個性を表現できないと思っている』

100日間長期マセラシオン

 1989 年にはカスティリオーネ・ファレットの「ラ・ピラ」を取得。三方が崖と森に囲まれた畑で砂質土壌。黒く重い砂層は海底が隆起した層で香を嗅ぐと磯の 香がする。白く軽い砂層は石灰を多く含んでいる層で アルプスに由来する層。


『この畑はフィロキセラの被害を受けていないので自 根のネッビオーロが残っている。第2次世界大戦以前の樹も残っている』

 凝固した砂由来の土壌は葡萄の成長に必要な窒素 が極端に少ない。葡萄の成長は粘土質より遅く、収穫も遅れ、複雑味を得る。

 最後に「ロアーニャ」では100日間という他の造り手 では考えられない長いマセラシオンを施している。

『長期のマセラシオンで得たいのは濃さではない。旨 味。30 日を超えると旨味が果皮に戻っていき、その 後戻ってくる』




2015 Barbaresco Montefico Vecchie Viti
バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティ

16179
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 バルバレスコ村。アジリと並ぶ優良クリュだがロアーニャの所有面積は0.25haという極小区画。年産1000本程度の生産量。アジリよりも線が細く伸びのあるワインに仕上がる。
Wine Enthusiast 99 Points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,500 (外税) 
【繊細にして純・・そして官能的!ワイン・アンスージャスト99ポイントも理解できる見事なモンテフィーコV.V.2015でした!】
 樹齢80年以上の古木からのモンテフィーコです。ロアーニャでは年産1000本ほどしかない貴重なクリュです。何故かこのモンテフィーコV.V.が発注から漏れてしまっていまして、

「・・あれ?・・そう言えばモンテフィーコV.V.2015が来てない・・?」

と気付いたのは、ロアーニャ2015(クリケット・パイエは2012)のご案内を書いている時でした。何故か外してしまっていたんですね。

 ワイン・アンスージャストはこの2015年モンテフィーコに何と・・99ポイントと言う、ちょっと信じられないような評価をしています。

 どうもこの頃は、海外メディアの論調や評点も、独自の視点から見て判断したと思われるような感じで、徐々に変わって来ているような気がします。スタイルは全く異なりますが、あのガイアの力強い(はず?)2015年ソリ・サン=ロレンツォは、

ワイン・アンスージャスト 98ポイント
ファルスタッフ・マガジン 98ポイント
ワインスペクテイター 97ポイント
ワイン・アドヴォケイト 95 ポイント

と、アンスージャストは確実にロアーニャに軍配を上げていますし、他者も98ポイント以下です。

 そして面白いのは同じくガイアの「コスタ・ルッシ2015」でして・・

ワイン・アンスージャスト 99ポイント
ワイン・スペクテイター 95ポイント
ファルスタッフ・マガジン 93 ポイント

と言う評価でして、なんとアンスージャストはコスタ・ルッシとモンテフィーコV.V.(パイエV.V.もですが・・)が同じ評価なんですね。そしてスペクテイターとファルスタッフはソリ・サン=ロレンツォを高く評価し、コスタ・ルッシは低い・・と言うものです。

 そもそも・・ガイアとロアーニャでは、相当に質も異なると思いますが、ロアーニャのラインナップの中でも相当に「繊細系」のバルバレスコである「モンテフィーコV.V.」と、ガイアの中でも「繊細系」のコスタ・ルッシですから・・アンスージャストも粋な???評価をしたものだと思っています。

 因みにガイアのもう一つのクリュ、ソリ・ティルディン(・・まぁ、バランスの良いタイプだと思います)は、

ファルスタッフ・マガジン 97ポイント
ワイン・スペクテイター 96ポイント
ワイン・アンスージャスト 95ポイント

と言うものでした。・・ね?・・何となくですが面白いでしょう?


 で、noisy も、パイエV.V.にはまだ手は出せないものの、

「この際だからモンテフィーコV.V. ・・飲んでみようかな・・」

と、開けさせていただきました!


 一枚目の写真は思いっきり寄って、少し横から覗き上げるようなつもりで撮ったものです。この角度が色合いを良く捉えられるので、最近は多用していますが・・良いですよね~?・・このエッジのレンガ・・そこに至る見事なグラデュエーション。素敵です・・。アロマも・・栓を抜いたとたん、ふっくらとしつつ柔らかな果実のニュアンスが立ち昇ります。

 二枚目はもう少し上からのもの・・全景は良く判りますが・・まぁ、似たようなものではあるものの、訴求力は一枚目の方が有る・・写真としたら二枚目の方がマトモでは有ります。

 超繊細です。ここ、モンテフィーコはガッリーナと東向きに向き合う畑ですので冷涼で繊細系だと言われています。

 口に含んでみると、穏やかながらしっかりと・・複雑性に富んだニュアンスが伝わって来ます。細い絹を織り込んだような滑らかなテクスチュア、青みさえ感じるフルーツから紫のものまで・・そして、ハーブやスパイスも穏やかに柔らかく、干し肉っぽくも有り、獣的なものもほんのりと漂います。それでいて非常に瑞々しく冷ややかなんですね・・。

 しかし全体の表情としては決してパワフルなものでは有り得ず、しっとりとして穏やか・・しかしラバヤのようなニュアンスも有って、バルバレスコだなぁ・・と確実に伝わってくる感じです。

 非常に美味しいです!・・今でも実に美味しい・・。最も、ポテンシャルを最大限に発揮するのはもう少し先で有ることは間違い無いでしょう。

 海外メディアがなぜ、これほどまでに高い評価をするようになったのか・・。全然派手では無いし、パワフルでも無い・・当然ながら樽香など一切無い・・。PK さんの呪縛から解き放たれ、自然派やビオの台頭も、少しずつ影響を与えて来たのかもしれませんが、

「繊細系のバルバレスコに99ポイント付けられるような時代になった!」

と言う部分においても、非常に嬉しく感じる noisy です。・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!


2015 Barbaresco Paje Vecchie Viti
バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィーティ

16139
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 バルバレスコの中心に位置。標高230m。南~南東向きの畑。石灰比率が非常に高い歴史的畑で、700 万年前に形成された海の堆積物に由来。泥灰質、と石灰の土壌。パイエの丘はランゲの丘の中でも完璧な場所。周りの丘に守られ、タナロ川からの風が冬の寒さを和らげ、夏の酷暑を和らげる。ロアーニャではすり鉢状の1.83ha にネッビオーロを植え、下部にドルチェットを栽培している。ワインは柔らかく、女性的な印象。樹齢80年以上。
Wine Enthusiast 99 Points
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,500 (外税) 
【バルバレスコ・ヴィッキエ・ヴィーティ3兄弟のうち2人がワイン・アンスージャスト99ポイントと言う快挙です!?】
 2012年のトップ・キュヴェ、「クリケット・パイエ」は98ポイントですから、2015年のV.V.3兄弟は同じ評価か、もしくは超えてしまっている訳ですよね。たしか、2014年のパイエV.V.は98ポイントだったと思いますので、ある意味、

「3兄弟で(2012年の)トップ・キュヴェ超え!」

をしてしまった訳ですが、そもそも「パイエ」で96点、「パイエV.V.」で99点と言うことは、

「2015年のクリケット・パイエには何点付けるのか?・・どう評価する(つもりな)のか?」

と、先行きのことを考えていないようなワイン・アンスージャストの評価に、少し心配している訳です。


 時折言っていると思うんですが、

「99点と100点の評価の差に正当な意味はまず無い」

と思っています。


 そして、このトップ・キュヴェとそれに続くキュヴェの、同じヴィンテージでの各々の海外メディアの評価が逆転することは、非常に良く有ることです。noisy 的には、その評価はまぁ・・間違いで有る場合と正解で有る場合が半々ほどかなぁ・・などとは思っていますが、海外メディアの評価者の皆さんには、そこまで深くは考えていないような気もしています。実際にnoisy も、そのような評価をしたことが有りますしね。


 でも、99点って・・非常に微妙ですよね。ある意味、

「100点はクリケット・パイエ2015のために開けておいた!」

とも見えちゃう訳です。


 noisy としましては、今のところは「パイエ」「ファセット」のクリュクラスまでのテイスティングに留まっています。それでも、

「パイエ2015の余りの美味しさに愕然」

としている訳ですし、

「ファセット2015の柔らかくも重厚なミネラリティの表情にビックリ」

させられた訳で、そこから「パイエ・ヴィッキエ・ヴィーティ2015」の99点は、結構に遠く感じるのに、パイエ2015の96点は低いんじゃない?・・とも思える訳です。


 やはりワインは飲まないと何も判らない・・と言うことなのでしょう。追加が効くようでしたら何としても飲みたいと思っています。ご検討くださいませ。




-----
【物凄い出来になったと思われる2014年を中心にお届けいたします!】

 先だっての「ドルチェット」はいかがだったでしょう?・・2千円は安いですよね。それでもロアーニャの、ロアーニャならではの味わい、香りはしっかり感じることが出来たと思います。

 ロアーニャが持つ何とも柔らかで、優しい色彩を連想させる有機な味わいが非常に好ましいですが、ここまで海外で評価されているとは気付かず・・ちょっとどころか大いにビックリしています。

 まぁ、ワイン・アンスージャストは直売もやっているようですので、そのままストレートに受け取るのはどうかとも思うんですが、古木のバルバレスコ・・つまり、「ヴィッキエ・ヴィーティ」を名乗るキュヴェは軒並み98点以上、名乗らないキュヴェでも97点がほとんどと言う、異常とも思える評価なんですね。

 なので、それを少し(1~2点?)差し引いたぐらいが妥当なんじゃないかと想像はしています。それにしても・・ビックリです。コムーネのバローロだって94点ですよ。

 なので、ヴィッキエ・ヴィーティの各キュヴェは相当にお買い得ですし、新しくリリースし、初めて日本に入って来たファセット、アルベサーニ、ガッリーナなどは評価も高いし価格も妥当・・非常に興味深いと思います。

 また、最高の区画のV.V.で造る2011年のクリケット・パイエは、流石に価格も良い感じでは有りますが、日本に24本しか入っていないそうですので・・激レアは変わりません。

 今回はテイスティング出来る量が来ていませんので、ほぼ特売価格で頑張って値付けしました。是非ご検討くださいませ!
 
 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。


2015 Barbaresco Albesani
バルバレスコ・アルベサーニ

16136
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 ネイヴェに位置。ガッリーナの北部に位置。標高は160-270m。サント・ステファノ丘の南側の傾斜。土壌は石灰を含む赤い粘土質土壌。少し砂も含む。香りやタンニンのバランスが良いワインに仕上がる。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,450 (外税) 
【素晴らしいエキス感!・・漲るものでは無く、じんわりと・・しかし確実に包み込まれる、静かなる魅力な表情をお楽しみください!】
 いや~・・美味しいですね~・・そして、今回はクリュ・クラスは「パイエ」と「ファセット」をテイスティングさせていただきましたが、

「・・これほどまでに性格が違うか!」

と思えるほどにアロマ、表情が異なっていました・・。上の写真がパイエ2015、下がファセット2015です。

 パイエは、ほぼ真円を描くようなパレットで、豊かです。エキス感が素晴らしく・・いや、そう書いてしまうと「派手な味わい」に思えるかもしれませんが、全く異なります。ロアーニャを飲まれたことが有る方ならお判りかと思いますが、決して出しゃばりはしないんですね。非常に静かで穏やかです。

 抽出が強い・・なんて感じることは有りません。バローロ、バルバレスコのワインでは、時にそのように感じさせるものが多いかもしれませんが・・そうじゃないんですよね。

 それでいて、タンニンが目立たないか?・・と言うと、そうでもない。ちゃんと存在しているんです。ただし、そのタンニンがまた「美味しい」んですよ。極上のタンニンと言いたいですね。シルキーでフワフワとしていて、静かにその味わいをも、今のタイミングでの美味しさの一つとして感じさせてくれます。

 エキス感も、

「・・エキスが凄~い!」

 なんていう感じでは無い・・しかし幾ばくかの液体を飲み込んだ後に、その静かに押してくる見事なエキス感に圧倒されてしまっている訳です。


 パイエ2015はまだ、アロマとしては強く香って来ません。しかし、その存在感たるや半端無いです。やられちゃいます・・二度見ならぬ、二度飲みしてしまいますよ・・はい。

 ファセット2015はふんわりと官能的に結構香ります。優しいですね・・。なのにしっかり押しがあるアロマです。とても濡れていてしなやかです。パイエ2015はまだそこまで来ていない?感じです。味わいは鉄分やマンガンなど金属系の押し味や口中香がノーズに戻って来ますが、縦方向には膨らみはあるものの、横方向へは余り膨らんで来ないので、少しタイトな感じです。

 言ってみれば、パイエは「モレ=サン=ドニ、ヴォーヌ=ロマネタイプ」で、ファセットは「ジュヴレ=シャンベルタンタイプ」でしょうか。どちらも最低、1級格の味わいが有りますが、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなスタイリッシュなボディでは無く、もう少し厚みが有ります。それがまたふんわりとしていて、複雑性が有って、エキスの押し味が有って・・優しく自然に香る訳ですね。

 まぁ、ロアーニャのこのクラスは常に96点くらいは付いているので、2015年ものは普通っちゃ・・普通なのかもしれません。でも、熟成感はどちらも結構に有り、あとは輸入の疲れを取ってあげて・・楽しむだけと言うことかもしれません。

 今回飲めなかったアルベサーニは、柔らかな「パイエ」をさらに女性的にしたかのような味わいになりそうです。海外メディアもまだ余り評価を出していませんので・・すみません。飲めたら追加で記載させていただきます。

 また、「ガッリーナ」も飲めてはいません。アルベサーニとは盆地を挟んで南側に有るので、北面と言うこともあってか、骨太で男っぽい感じがするかと思います・・が、そもそもロアーニャは女性的なしなやかで柔らかなワインですから(・・いや、個人的に・・)、飲まれる方によって印象が異なるかもしれません。

 素晴らしい出来でした!・・パイエV.V.は99点ですから飲みたかったんですが・・数も無いので流石に躊躇してしまいました。是非ご検討くださいませ。超お勧めします!





-----
【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。


2015 Barbaresco Faset
バルバレスコ・ファセット

16141
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 タナロ河流域。アジリに隣接する区域。標高は270-290m。土壌は、カルシウム、マグネシウム、マンガンが豊かで、少し砂質も混じっている。そのため、ワインはミネラルが豊富。色は薄めで、華やかな香りとエレガントな飲み口が特徴。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,450 (外税) 
【素晴らしいエキス感!・・漲るものでは無く、じんわりと・・しかし確実に包み込まれる、静かなる魅力な表情をお楽しみください!】
 いや~・・美味しいですね~・・そして、今回はクリュ・クラスは「パイエ」と「ファセット」をテイスティングさせていただきましたが、

「・・これほどまでに性格が違うか!」

と思えるほどにアロマ、表情が異なっていました・・。上の写真がパイエ2015、下がファセット2015です。

 パイエは、ほぼ真円を描くようなパレットで、豊かです。エキス感が素晴らしく・・いや、そう書いてしまうと「派手な味わい」に思えるかもしれませんが、全く異なります。ロアーニャを飲まれたことが有る方ならお判りかと思いますが、決して出しゃばりはしないんですね。非常に静かで穏やかです。

 抽出が強い・・なんて感じることは有りません。バローロ、バルバレスコのワインでは、時にそのように感じさせるものが多いかもしれませんが・・そうじゃないんですよね。

 それでいて、タンニンが目立たないか?・・と言うと、そうでもない。ちゃんと存在しているんです。ただし、そのタンニンがまた「美味しい」んですよ。極上のタンニンと言いたいですね。シルキーでフワフワとしていて、静かにその味わいをも、今のタイミングでの美味しさの一つとして感じさせてくれます。

 エキス感も、

「・・エキスが凄~い!」

 なんていう感じでは無い・・しかし幾ばくかの液体を飲み込んだ後に、その静かに押してくる見事なエキス感に圧倒されてしまっている訳です。


 パイエ2015はまだ、アロマとしては強く香って来ません。しかし、その存在感たるや半端無いです。やられちゃいます・・二度見ならぬ、二度飲みしてしまいますよ・・はい。

 ファセット2015はふんわりと官能的に結構香ります。優しいですね・・。なのにしっかり押しがあるアロマです。とても濡れていてしなやかです。パイエ2015はまだそこまで来ていない?感じです。味わいは鉄分やマンガンなど金属系の押し味や口中香がノーズに戻って来ますが、縦方向には膨らみはあるものの、横方向へは余り膨らんで来ないので、少しタイトな感じです。

 言ってみれば、パイエは「モレ=サン=ドニ、ヴォーヌ=ロマネタイプ」で、ファセットは「ジュヴレ=シャンベルタンタイプ」でしょうか。どちらも最低、1級格の味わいが有りますが、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなスタイリッシュなボディでは無く、もう少し厚みが有ります。それがまたふんわりとしていて、複雑性が有って、エキスの押し味が有って・・優しく自然に香る訳ですね。

 まぁ、ロアーニャのこのクラスは常に96点くらいは付いているので、2015年ものは普通っちゃ・・普通なのかもしれません。でも、熟成感はどちらも結構に有り、あとは輸入の疲れを取ってあげて・・楽しむだけと言うことかもしれません。

 今回飲めなかったアルベサーニは、柔らかな「パイエ」をさらに女性的にしたかのような味わいになりそうです。海外メディアもまだ余り評価を出していませんので・・すみません。飲めたら追加で記載させていただきます。

 また、「ガッリーナ」も飲めてはいません。アルベサーニとは盆地を挟んで南側に有るので、北面と言うこともあってか、骨太で男っぽい感じがするかと思います・・が、そもそもロアーニャは女性的なしなやかで柔らかなワインですから(・・いや、個人的に・・)、飲まれる方によって印象が異なるかもしれません。

 素晴らしい出来でした!・・パイエV.V.は99点ですから飲みたかったんですが・・数も無いので流石に躊躇してしまいました。是非ご検討くださいませ。超お勧めします!





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【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。



2015 Barbaresco Gallina
バルバレスコ・ガッリーナ

16137
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 ネイヴェに位置。標高は190-290m。ちょうどアルベッサーニ畑の南に隣接している。土壌は、主に泥灰土で細かい砂を多く含む。ワインはエレガントで香りも繊細。タンニンは3D的で強調的ではあるが、決して暴れることはない。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,450 (外税) 
【素晴らしいエキス感!・・漲るものでは無く、じんわりと・・しかし確実に包み込まれる、静かなる魅力な表情をお楽しみください!】
 いや~・・美味しいですね~・・そして、今回はクリュ・クラスは「パイエ」と「ファセット」をテイスティングさせていただきましたが、

「・・これほどまでに性格が違うか!」

と思えるほどにアロマ、表情が異なっていました・・。上の写真がパイエ2015、下がファセット2015です。

 パイエは、ほぼ真円を描くようなパレットで、豊かです。エキス感が素晴らしく・・いや、そう書いてしまうと「派手な味わい」に思えるかもしれませんが、全く異なります。ロアーニャを飲まれたことが有る方ならお判りかと思いますが、決して出しゃばりはしないんですね。非常に静かで穏やかです。

 抽出が強い・・なんて感じることは有りません。バローロ、バルバレスコのワインでは、時にそのように感じさせるものが多いかもしれませんが・・そうじゃないんですよね。

 それでいて、タンニンが目立たないか?・・と言うと、そうでもない。ちゃんと存在しているんです。ただし、そのタンニンがまた「美味しい」んですよ。極上のタンニンと言いたいですね。シルキーでフワフワとしていて、静かにその味わいをも、今のタイミングでの美味しさの一つとして感じさせてくれます。

 エキス感も、

「・・エキスが凄~い!」

 なんていう感じでは無い・・しかし幾ばくかの液体を飲み込んだ後に、その静かに押してくる見事なエキス感に圧倒されてしまっている訳です。


 パイエ2015はまだ、アロマとしては強く香って来ません。しかし、その存在感たるや半端無いです。やられちゃいます・・二度見ならぬ、二度飲みしてしまいますよ・・はい。

 ファセット2015はふんわりと官能的に結構香ります。優しいですね・・。なのにしっかり押しがあるアロマです。とても濡れていてしなやかです。パイエ2015はまだそこまで来ていない?感じです。味わいは鉄分やマンガンなど金属系の押し味や口中香がノーズに戻って来ますが、縦方向には膨らみはあるものの、横方向へは余り膨らんで来ないので、少しタイトな感じです。

 言ってみれば、パイエは「モレ=サン=ドニ、ヴォーヌ=ロマネタイプ」で、ファセットは「ジュヴレ=シャンベルタンタイプ」でしょうか。どちらも最低、1級格の味わいが有りますが、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなスタイリッシュなボディでは無く、もう少し厚みが有ります。それがまたふんわりとしていて、複雑性が有って、エキスの押し味が有って・・優しく自然に香る訳ですね。

 まぁ、ロアーニャのこのクラスは常に96点くらいは付いているので、2015年ものは普通っちゃ・・普通なのかもしれません。でも、熟成感はどちらも結構に有り、あとは輸入の疲れを取ってあげて・・楽しむだけと言うことかもしれません。

 今回飲めなかったアルベサーニは、柔らかな「パイエ」をさらに女性的にしたかのような味わいになりそうです。海外メディアもまだ余り評価を出していませんので・・すみません。飲めたら追加で記載させていただきます。

 また、「ガッリーナ」も飲めてはいません。アルベサーニとは盆地を挟んで南側に有るので、北面と言うこともあってか、骨太で男っぽい感じがするかと思います・・が、そもそもロアーニャは女性的なしなやかで柔らかなワインですから(・・いや、個人的に・・)、飲まれる方によって印象が異なるかもしれません。

 素晴らしい出来でした!・・パイエV.V.は99点ですから飲みたかったんですが・・数も無いので流石に躊躇してしまいました。是非ご検討くださいませ。超お勧めします!





-----
【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。



2015 Barbaresco Paje
バルバレスコ・パイエ

16138
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
バルバレスコ
ロアーニャ

■エージェント情報
 バルバレスコ村の中心部に位置するすり鉢状の斜面の中央。南南西。60年以上ロアーニャ家が所有するロアーニャの代名詞的な畑で女性的なワインに仕上がる。

■海外メディア情報
96 Points Wine Enthusiast
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,450 (外税) 
【素晴らしいエキス感!・・漲るものでは無く、じんわりと・・しかし確実に包み込まれる、静かなる魅力な表情をお楽しみください!】
 いや~・・美味しいですね~・・そして、今回はクリュ・クラスは「パイエ」と「ファセット」をテイスティングさせていただきましたが、

「・・これほどまでに性格が違うか!」

と思えるほどにアロマ、表情が異なっていました・・。上の写真がパイエ2015、下がファセット2015です。

 パイエは、ほぼ真円を描くようなパレットで、豊かです。エキス感が素晴らしく・・いや、そう書いてしまうと「派手な味わい」に思えるかもしれませんが、全く異なります。ロアーニャを飲まれたことが有る方ならお判りかと思いますが、決して出しゃばりはしないんですね。非常に静かで穏やかです。

 抽出が強い・・なんて感じることは有りません。バローロ、バルバレスコのワインでは、時にそのように感じさせるものが多いかもしれませんが・・そうじゃないんですよね。

 それでいて、タンニンが目立たないか?・・と言うと、そうでもない。ちゃんと存在しているんです。ただし、そのタンニンがまた「美味しい」んですよ。極上のタンニンと言いたいですね。シルキーでフワフワとしていて、静かにその味わいをも、今のタイミングでの美味しさの一つとして感じさせてくれます。

 エキス感も、

「・・エキスが凄~い!」

 なんていう感じでは無い・・しかし幾ばくかの液体を飲み込んだ後に、その静かに押してくる見事なエキス感に圧倒されてしまっている訳です。


 パイエ2015はまだ、アロマとしては強く香って来ません。しかし、その存在感たるや半端無いです。やられちゃいます・・二度見ならぬ、二度飲みしてしまいますよ・・はい。

 ファセット2015はふんわりと官能的に結構香ります。優しいですね・・。なのにしっかり押しがあるアロマです。とても濡れていてしなやかです。パイエ2015はまだそこまで来ていない?感じです。味わいは鉄分やマンガンなど金属系の押し味や口中香がノーズに戻って来ますが、縦方向には膨らみはあるものの、横方向へは余り膨らんで来ないので、少しタイトな感じです。

 言ってみれば、パイエは「モレ=サン=ドニ、ヴォーヌ=ロマネタイプ」で、ファセットは「ジュヴレ=シャンベルタンタイプ」でしょうか。どちらも最低、1級格の味わいが有りますが、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなスタイリッシュなボディでは無く、もう少し厚みが有ります。それがまたふんわりとしていて、複雑性が有って、エキスの押し味が有って・・優しく自然に香る訳ですね。

 まぁ、ロアーニャのこのクラスは常に96点くらいは付いているので、2015年ものは普通っちゃ・・普通なのかもしれません。でも、熟成感はどちらも結構に有り、あとは輸入の疲れを取ってあげて・・楽しむだけと言うことかもしれません。

 今回飲めなかったアルベサーニは、柔らかな「パイエ」をさらに女性的にしたかのような味わいになりそうです。海外メディアもまだ余り評価を出していませんので・・すみません。飲めたら追加で記載させていただきます。

 また、「ガッリーナ」も飲めてはいません。アルベサーニとは盆地を挟んで南側に有るので、北面と言うこともあってか、骨太で男っぽい感じがするかと思います・・が、そもそもロアーニャは女性的なしなやかで柔らかなワインですから(・・いや、個人的に・・)、飲まれる方によって印象が異なるかもしれません。

 素晴らしい出来でした!・・パイエV.V.は99点ですから飲みたかったんですが・・数も無いので流石に躊躇してしまいました。是非ご検討くださいませ。超お勧めします!





-----
【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。


2015 Langhe Rosso
ランゲ・ロッソ

16143
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
ランゲ
ロアーニャ

■エージェント情報
 100%Nebbiolo このワインとバローロ、バルバレスコの違いは樹齢だけ。樹齢20年以下のブドウ樹は根がまだ短く、複雑味を帯びることは不可能だから。2/3ピラ、1/3パイエの葡萄を使用。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,800 (外税) 
【バローロ・ピラの若木を2/3、バルバレスコ・パイエの若木1/3で造っているランゲ・ロッソ!・・なるほど・・そう言う事かと良く判る・・かもしれません!】
 古木にこだわるロアーニャの、若木の葡萄で仕上げたランゲ・ロッソです。中身はピラとパイエですから、バローロやバルバレスコを名乗れないとしても・・葡萄のポテンシャルは流石なものが有ります。

 やはり幾分パワフルな味わいで、ピラ(バローロ)の砂地がちょっとバルバレスコっぽいですから( noisy の勝手な思い込み?)、良い生産者が造るバルバレスコみたいな感じにしか思えない・・ニュアンスでは有ります。

 しかし、古木にこだわるロアーニャが若木の葡萄をバローロやバルバレスコに使用しないのが、良~く伝わって来るんですね・・。テクスチュアが滑らか・・までは行かず、ややタンニンが前に出ている感じなんですよ。

 しかしながらそこはロアーニャですから・・タンニンの質がべらぼうに良い・・。なのでこのワイン、酸素と結合して行くと・・つまり時間が経ってくると、非常に甘みが増して来るんですね。甘みは旨味をさらに増やし、徐々に滑らかになって行くんですよ。なので、

「普通に・・バローロ、バルバレスコのニュアンス!」

に取れてしまうんですね。


 ですが、例えば「パイエ」のあの超柔らかで優しく包まれるようなニュアンスまでは、短い間では到達しません。ナチュラルで透明感が有って、そして熟成感も有るパイエですから、

「若々しさ」

も感じるランゲ・ロッソとは、「格の違い」は歴然として有ります。


 今回はグラスの写真を店のカウンターで撮ったので、いつもと見え方が違うかもしれません・・すみません。

 でも何かこう、伝わって来ますよね・・。

「淡いのにエキスは濃いんだろうなぁ・・」

(とても自然なエキスの味わいですけどね・・)

「意外にも明るい色をしているように見えるなぁ・・」

(実際は結構、深淵な色彩をしているように見えますよ・・)

「飲み頃は随分先かな?」

(タンニンの質が良いので北イタリア風肉料理と合わせれば今でも行けると思います・・ワイン単体の美味しさを目指すなら2年置きたいですけどね・・煮込みで一杯!)


 上級キュヴェを比較すれば元気いっぱいな感じですが、

「他の生産者とここまで違うのか!」

と思わせる上級キュヴェに対し、

「他の生産者のバローロ、バルバレスコと同じくらいのポテンシャル」

と思わせてくれますので、むしろ、

「上級キュヴェの仕上げ、相当頑張っているんだなぁ・・」

などとも思わせてくれます。面白い存在だと思います。是非ご検討くださいませ!



2018 Dolcetto d'Alba
ドルチェット・ダルバ

15392
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ピエモンテ
ロアーニャ

■エージェント情報
 2008年ヴィンテージは葡萄の葉が落ち始めてから収穫するという特徴的な年となった。これは樹がその植物サイクルを完遂したという点からも重要。このような年は1958年に一度きりということ。樹齢は平均45年。パイエ畑とアジッリの一部の畑のドルチェットが使用されている。野生酵母のみ。35日間のマセレーション。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,290 (外税) 
【The Wine Front は92ポイント、Cellar Tracker は91ポイント...凄い評価です・・が、その凄さはロアーニャのベースワインでもこんなに出来るのか!と感じさせる部分なのでしょう。】
 2017年もののロアーニャのドルチェットを「滅茶安!」な価格でご案内させていただきましたが、ま~・・これが非常に好評でして、エージェントさんの残りを全部いただいても足りない位の勢いでしたし、

「こんなにリーズナブルなのに柔らかくて優しくて、でもちゃんと集中しているんですよね~・・。」

とのお言葉をいただきました。


 まあ・・完全にデイリーな価格でしたので、飲んで驚かれたことかと思います。それに余り・・その辺に普通にあるドルチェットとは、質感そのものが違っていましたよね。そこにロアーニャならではの、ロアーニャ風のナチュラル感がキッチリと美しく入ってくる訳ですから、受けないはずが無いとは思っていました。


 しかしながら在庫はいつか切れるものです。それに今は、プロパーな価格でしたら買えるし販売も出来るんですが、リーズナブルにお出しすることを考えると、相当に苦労してしまいます。

 なので、エージェントさんに相談して2018年もののドルチェットを売らせてくれと・・頼んだんですが、交渉は結構に難航してしまいました。まぁ、3千円上代ですので通常ならどうでしょう・・1割引き+アルファくらいでは何とか行けるんですが、それだと数も厳しいですよね。

 で、結局のところはここまで頑張りました。でも今、このプライスを実現するには、飲んでしまうと相当に上げなくてはならず、

「ザ・ワイン・フロント92点、セラー・トラッカー91点」

と言う評価が上がってますし、2017年をご案内させていただき、まださほどは経過してはいない件を考え併せ、

「じゃぁ・・この価格で取りあえずご案内してみよう」

と言うことになりました。


 なので、今回はテイスティングレヴューは有りません。

 まぁ、ザ・ワイン・フロントの92点は付け過ぎかもしれませんが、ウェブ・クラウド・ソースですから一般人の方の評価が多いセラー・トラッカーが91点を付けているのは、信用しても良いかなぁ・・と。ただしアメリカのサイトですのでその辺も考慮しつつ、でもロアーニャですからね・・。ふんわりと柔らかなテクスチュアに綺麗でふくよかなエキス、そしてちゃんと集中した味わいを見せると思いますので、91点と言うのは良いラインかな・・とも想像してしまいます。

 今回入荷分の価格がこれですので、次回は幾らでご案内できるか不明です。高くなるかもしれないし、安くできるようになるかもしれない・・そこは申し訳ありません、ご了承いただいて・・入荷分が無くなったら終了の予定です。

 でも24%近くの割引価格ですので、かなりお得かと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【超繊細系の膨らみ有るドルチェット!・・非常に美味しいです!】

 ロアーニャです。今回は「激安」です。通常は3千円まで行かない位です。安くても2400円位かと。なので、ロアーニャのナチュラルでふんわり、そして繊細な味わいを確かめるチャンスかと思います。

 赤いですよね~・・ドルチェットって、もう少し茶っぽい色彩が入ることが多いんですが、滅茶美しい色合いです。

 ナトリウムっぽい柔らかなミネラリティがふんだんに有りますが硬くならず、新鮮な果実を品良く感じさせてくれちゃいます。

 まぁ、デイリー価格まで落ちましたんで、きっと売れるに違いないと踏んでいますが・・これでロアーニャのファンになっちゃいますと大変ですよ。バローロもバルバレスコも滅茶美味しいですし、地元品種の白だって、おそらくビックリするほど感動しちゃうんじゃないかと思います。

 とにかくこれは一度飲んでいただかないと。こんなにリーズナブルに出来る機会は早々無いと思いますので・・是非何本か、挑戦してみて下さい。超お勧めします!



 以下はバルバレスコ・パイエ2012年のレヴューです。
━━━━━
【ロアーニャの素晴らしさはボトルとしっかり向き合ってこそ理解出来ます。そしてこの真のナチュラルさ理解したら・・もう離れられないかも!】

 ロアーニャと言ったらやはりこれでしょう。「バルバレスコ・パイエ」です。2012年もので、評価も高いです。勿論ですが、ヴィッキエ・ヴィーニュ・・・現在はヴィッキエ・ヴィティとイタリア語に変更になっています・・・も、そして超古木の「クリケット・パイエ」は垂涎のワインですし、単独所有になったバローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ(自根)」で、どのキュヴェも素晴らしいです。

 noisy にとっても久し振りの「パイエ」・・・今回は開けさせていただきました。良い景色ですね・・。イタリアでは普通なら40年を超えるような古木は植え替えられてしまいます。このグラスの色合い、グラデュエーションは古木ならではの深みのある色合いと言えるでしょう。

 味筋は・・・例えば、noisy も好きですが、バルバレスコ・ラバヤのブルーノ・ロッカとは・・正反対です。こちらは「カッチリ」とした・・エッジがしっかりと判る味わいです。

 しかしながらロアーニャのワインは、すべてが、

「グラデュエーション」

です。


 そしてデジタリックでは無く、どこまでも「アナログティック」です。連続で可変して行く感じなんですね・・。

 誰に似ているか?・・・と問われましたら・・、生産地は異なりますが、

「マッサヴェッキア」

でしょう。


 そして、むしろマッサヴェッキアはミネラリティが膨大で、飲んでいてもそれが目立ちますが、ロアーニャはそこも「アナログティック」なんですね・・。


 抜栓すると、もう・・柔らかくフカフカしたニュアンスでアロマが立ち昇ります。妖艶ですが行き過ぎない・・ちょうど、どっちとも取れないベストなポジションです。果実が目立つだけには絶対行かないが、実は呆れるほど存在していて、官能感をも醸し出している感じ・・でしょうか。

 良く出来た飲み頃のブルネッロのように枯れたニュアンスも内包しつつも、「枯れているな」などとは全く感じない「生きの良さ」を感じます。これも中域がたっぷりで、エッジに向かって見事なアナログ的グラディエーションで描かれているから・・だと思います。

 余韻も実に長く、バルバレスコ的なハーブのニュアンスが、キツク無く、適度なバランスでノーズに抜けつつ、旨味のエキスが収束して行きます。そして・・残り香・・これも実に良い・・優しく柔らかくしっとりとしています。

「無いのでは無く、たっぷり有るのに奥ゆかしい」

んですね。


 果実ももう・・知っている果実を次から次へと書きたい位ですが、そんな野暮はしません。スイカとかキンカンとかまで・・感じます。勿論、各種果皮のニュアンスも・・素晴らしい味わいでした。是非飲んでみていただきたい!


 因みに、ワイン評論家さんたちの評価を探してみましたが、最新のものは余り無く、ようなっと見つけたのはアントニオ・ガッローニさんのもので、

「95Points」

でした。


 普通の「パイエ」でこの評価ですんで・・はい。凄いですよね。


 因みに自根の2012年バローロ・ピラは96Points、2008年のバルバレスコ・クリケット・パイエは97Points とのことです。個人的にはガッローニさんのパイエ95ポイントはほぼ同じ意見です。ですがどうも彼は・・noisy には全然判らないんですね。なのであくまで参考と言うことでお願いいたします。


 バルバレスコ・パイエ・ヴェッキエ・ヴィティは、樹齢の高い葡萄のキュヴェのみで仕上げた特別バージョンです。バルバレスコの最高のワインと言って良いかと思います。ガッローニさんは2008年のクリケット・パイエと同じ97Points・・だそうです。

 クリケット・パイエは良年のみリリースされる超限定のバルバレスコです。1999年ものがレスプレッソ誌で満点を獲得し、ロアーニャの名を世に知らしめています。最近では珍しく2007年、2008年と続けてリリースされています。飲んでみたいですよね~・・これは!

 バルバレスコ・アジリ・ヴェッキエ・ヴィーティは、ロアーニャのワインの中では最も力強いと言われる味わいです。まぁ、ロアーニャのワインは女性的・・と言われますが、これはその中でも最強。アマゾネスみたいなワインです。勿論超古木です。ガッローニさんの評価は 95Points で入荷は3本。

 バルバレスコ・モンテフィーコ・ヴェッキエ・ヴィーティは、パイエをさらに繊細にしたような・・感じです。縦伸びする・・と言うか、良く香る・・と言うか、イメージ的には長身の美人さんです。こちらも超古木の限定品です。入荷は3本だけ。

 バローロ・ピラは何と「ピエ・フランコ」です。(ルイージ・)ピラ家がピラ畑を所有していない・・と言うのは、どこか「グッチ」を思い起させますが・・そんなことはどうでも良いですね。カスティリオーネ・ファレットの名畑で、重厚さよりもエレガンス、芳香に振れたバローロです。

 バローロ・ピラ・ヴィッキエ・ヴィティはピラの古木のみで仕上げた限定品です。超古木の80年以上のもので入荷は少なく3本のみです。ガッローニさんは通常のピラが96ポイントでヴィッキエ・ヴィティの評価が見当たらず・・一体、何点付けたのか・・ある意味、興味を持ってしまいました。


 ようやく念願適って、ロアーニャのご案内が出来ました。でも・・白も滅茶苦茶旨くて感動しました。この季節・・美味いんですよ・・白ワインが!是非ご検討くださいませ。さすがの「ロアーニャ」!絶品です。

レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

イタリア le Coste di Jean Marco Antonuzi ラッツィオ
● とんでもないワインです。誰も知らない?品種で、唖然とさせるようなアロマを振りまく美しいワインを造ってしまいました。ブルゴーニュのアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールで修行したジャン・マルコ・アントヌツィがラツィオの荒地で造っています。珠玉の味わいは、ある意味イタリアを感じさせず・・・国境の無意味ささえ感じさせてくれます。

↓エージェント情報です。

【若きカップルの、実験精神にとむブドウ畑】
 巨匠の畑姿だけでなく、若手ワイン人の気概とすでにして垣間見せた実力にもまた、大いに感心した。その場所はイタリア中部の内陸部で、ワイナリーの名は今のところ、L.C.とだけ。近々ワインが完成した暁には、正式にご紹介するとしよう。あいにく、まだブドウの木が若すぎて、自社畑産のワインを一本も造っていないのが現状。なのに、なぜL.C.の実力を確信しているのか。畑の設計・考え方と作業方法(多様な地形と地質にあった品種構成の模索と、そのための飽くなき実験)が説得的なだけでなく、同地区産の買いブドウによるワインが、既に気品を放っていたからです。若きワインメーカーのカップルは、フランスで醸造学を了えたあと、尊敬すべきワイナリー各所でみっちりスタジエしてからイタリアに戻り、念入りな畑造りに乗り出して、まだ数年にすぎない。けれども、彼らの評判は、優れた同業者のあいだですでに国境を越えている。

 これまた炎天下のなか、斜面を上下しながらの3時間におよぶ説明は、きつい日焼けのおまけ付きで、造り手の精神構造を余すところなく伝えてくれた。後にセラーと居宅で受けた画像つきの説明もまた、印象が深い。畑の開墾法(アルザスの畑造りの名人が現地で手ほどき)、独特な接木法(若木の「アイ」の切片を、瞬時のうちに巧みに台木に張り合わせて上から縄紐でしばるだけ)と、クローンの出所(たとえばサンジョヴェーゼは、ソルデラから分けてもらったよし)を補って考えれば、十分に将来が想像できる。はたして、小さなセラーで試飲したネゴシアンものは、澄んでいながら複雑な風味をかもし出していた。帰国後の試飲用に携えてきたネゴシアン製ワイン各種も興味深い出来ゆえ、今秋中にはこれらを少量ばかりご案内できる手筈である。
(塚原正章さんの文章です)
━━━━━
イタリアの伝統の未来に向けて/レ・コステが船出
AZIENDA AGRICOLA LE COSTE DI GIAN MARCO ANTONUZI 
CLEMENTINE E GIAN MARCO
 「昨年のイタリア便り」のなかで塚原が、L.C.という頭文字でお知らせした生産者が、いよいよくっきりと姿を現しはじめました。生産者(会社)名は、《レ・コステ》で、正式にはレ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ。所はイタリア中部で、オルヴィエートから車で1時間足らず、ボルセーナ湖の近傍にある内陸地のグラードリ。イタリア人のジャン・マルコと、フランス人のクレマンティーヌというカップルが、あらたに開いた3ha強の土地で、妥協を排しながらも実験精神にあふれたビオディナミ流を追い求め、尋常でない才能と努力をかたむけています。
 おいしく楽しいワインが目に浮かぶ、ジャン・マルコとクレマンティーヌの明るい未来。 2007年秋、ほんのわずかだけ彼のファースト・ヴィンテッジが入荷いたしました。これから少しずつ、美しくておいしいワインが届きはじめます。思い出しただけでも、心がわくわくしてきそうな畑、セラーと、ジャン・マルコ本人。まだまだ植えたばかりゆえ、気の遠くなるような話ですが、間違いなく本格的な大型新人の登場です。
  ローマっ子のジャン・マルコは法律を学び、その頃はまだ手が届く価格であったエドアルド・ヴァレンティーニを、毎日のように楽しんでいたそうです。優しいまなざしの中に、鋭さを秘めたジャン・マルコは、コルビエールでワインを造っていたクレマンティーヌとともに、父上の出身地にもどりました。グラードリの村でワイン造りをする決心をしたのは、景勝地として名高いボルセーナ湖に臨む父方の故郷には、素晴らしいテロワールがあり、牛・ロバ・馬・羊を育てながらのブドウ栽培ができる環境があるからでした。そうです、彼は自前のプレパラートでビオディナミを実践し、セラーの奥に接する理想的な冷涼な洞窟の中で、自然派の極致ともいうべきワインを造ろうとしているのです。ワイン造りは、ジャン・ダール、パカレ、リナルディ、ディディエ・バラル、ジェラール・シュレールで学び、サンジョヴェーゼの苗は、ジョヴァンナ・モルガンティとジャンフランコ・ソルデラから、アレアティコはマッサ・ヴェッキアから入手。畑の1/3はヴィーニュ・フランセーズと聞いただけで、興味をもたずにおられるでしょうか。
  2002年に初めて彼に出会って以来、私は「あなたがワインを造ったら、一番に知らせてね」と言い続けてきました。ブルーノ・シュレールから「彼はまだ植えたばかりだから、当分ワインは出てこないよ」と聞いていましたが、2006年に近隣のブドウを分けてもらって、ロッソ、ビアンコと甘口ワインを一樽づつ作ったと聞き、まず塚原が昨年6月に飛んでいきました。奥行き30mもある洞窟には、リナルディから譲り受けたスラヴォニアン・オークのボッテが二つと、パカレから譲り受けた600リットルの樽、大小さまざまな実験的なキュヴェが控え、ワインはいずれも不思議なほど還元臭や酸化香の片鱗すら感じさせない、優しく美しい味わいです。
  なお、フラン・ピエ中心の畑でブドウの生育に年月がかかるため、本格的な生産はこれからですので、楽しみにじっくりお待ちください。
(合田泰子さんの文章です)


N.V.(2018) Rosso V.d.T.
ロッソ V.d.T.

16080
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
グレゲット主体、チリエジョーロ、コロリーノ、カナイオーロ、樹齢30年前後。高樹齢の畑より収穫、果皮と共に3週間、圧搾後栗の木の大樽にて12か月熟成。
 素晴らしく成熟したタンニンと果実を感じるものの、決して重さを感じない軽やかさ、バランス感を持つロッソ。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,850 (外税) 
【レ・コステもしばらく見ない間に、ビオ的に相当変化しています!それでも「ガエターノ」よりピュアな膨らみとしっかりしたコアを持った綺麗な仕上がりになっています!】
 この下の「以前のレヴューです。」と書いて有るのは、2012年もののロッソです。この頃はまだとてもピュアなアロマでピュアな味わいでした。

 ラシーヌさんの扱いが無くなってしまったようなので・・何しろ最近は以前のような個別の案内も無いので、単に輸入が遅れているのか、扱いを止めたのか、単に noisy のところには案内していないのか、判断が付かないんですね。そのうちに忘れてしまう・・気付いたら在庫ゼロ、そんなパターンです。

 この手の天才肌?の造り手さんに有りがちな、ちょっと変人チックな(・・すみません・・)ところを感じるジャンマルコですが、2012年ものが信じられないほどに、

「自由!」

です。


 あ、ビオが嫌いな方は無理ですでの・・セレクトしないでくださいね。挑戦したい方はOKです。少なくとも、「ロッド・ディ・ガエターノ」よりも良い意味で「普通のワインに近い」ですし、ピュアさもマシマシ、ナチュラルさが美しいです・・ですが、2012年もののようなピュアさは無く、でも、

「So2感覚はまっさらに近い」

感覚で美味しくいただけました。


 まぁ、この辺りをポイント付けするのは邪道?・・みたいな感じですので、そちら風の書き方は出来ません。

 でもワインとは一体なんだ?・・とか、いや~・・自然なものに薬使うなんて・・いくら美味しくてもダメ・・とか、誰でもちょっと考えません?

 今のワイン界は結構にズルくて、ビオをSo2使用といつの間にか置き換えて話したり、宣伝したりしています。少なくともビオディナミは栽培における部分を言います。なので、So2 の使用・不使用とは直接関係無しなんですね。

 ハッキリ言うと不都合なのでしょう・・余り皆さん、ハッキリ言いたくないし、時間の経過で結構に変化することも判ってますので、結局以前の話と一致しなくなることも想像してのことなのでしょう。

 でも、

「結局あなたが美味しいと思ってくれたら良い」

訳ですからね・・。


 noisy 的には良いワインだと思います。ワインは凄くは無いですが、こういうの、さらっと造れる人は凄いと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【・・でも出来ればこれを飲んで欲しい・・!非常に旨いです!】



「ロッソ」はグレゲット単一セパージュです。こちらも純粋無垢路線ですが、ロッソ・ディ・ガエターノに比較すると、まろやかさや複雑性、一体感が一歩上ですね。

 色を見ると濃いように見えますが、実はとても純粋なエキスがしっかり出ていて、滑らかで有りがなら、複雑性が光ります。以前は複数でブレンドしていたはずですが、このところは樹齢も上がりつつあり、品種の個性が出始めたかもしれません。

 単純なベリーとかの大きさの果実と言うよりも、ラズベリーのような小さな果実が群生した感じです。ジャムのように濃度があるのに、とてもスッキリしていて後口が綺麗です。実に美しい色合いです!これもお奨め!

 「レ・コステ・ロッソ」は「ロッソ」の上級品です。こちらは2012年ですが、価格もそれなりですよね・・。でも、非常にGoodな葡萄から、さらなるナチュラルさ、ピュアさ、So2使用量の少なさが有り、どこまでも高く飛翔して行くような伸びやかさが有る・・と思います。今回、こちらは飲めておりませんで・・すみません。

 やはりレ・コステは素晴らしい!・・と感じさせてくれた今回のテイスティングでした。願わくばこれ以上は価格が上がらないことを望みますが、現在の状況だと為替も景気もどうなるのか・・判りませんよね。米大統領選も・・ビックリです。先行きの読めないこの時代、ナチュラル&ピュアな素晴らしいワインで乗り切りましょう。お勧めいたします!


N.V.(2018) Rosso di Gaetano V.d.T.
ロッソ・ディ・ガエターノ V.d.T.

16081
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
サンジョヴェーゼ60%、メルロー、シラー40%。近所のガエターノの畑より収穫したブドウ。樹齢15~20年。果皮とともに2週間大樽にて醗酵、圧搾後12カ月の熟成。素晴らしい飲み口とバランス感、偉大なる隣人ガエターノの名を冠したワイン。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,490 (外税) 
【以前のガエターノ(ラシーヌさん扱い)とは相当に異なってます。どこまでも自由に、気軽に「飲み心地」を追求した赤です!】
 もしかしたら結構、まともに見えるかもしれませんね。でもnoisy の目には「揮発酸」が見えます。まぁ・・エッジの辺りですね。多くは有りませんが、やはり・・

「ピュアなブルゴーニュ・ルージュが基本の方」

には、思いっきり向きませんので決してチョイスしないでくださいね。やはりビオワインファンの方々や、新しい世界を開拓したい方向けです。どうぞよろしくお願いいたします。


 隣人のガエターノさんの葡萄で仕込んだ、「飲み心地最優先」のほんのり軽めの赤です。もしかしたら「濃く見える」かもしれませんが味わいはひどく濃くは無く、むしろ軽快です。

 ピュアと言うのは憚られますが、とてもナチュラルでしなやかです。揮発酸はある程度あるものの、余韻の最後までサワーな味わいでかき消してしまうようでは有りませんで、むしろ途中で気にならなくなっていると思います。

 言ってみれば、酸はちゃんと有りますので「単に軽いだけ」でも有りません。構成的には、結果的にちゃんとなっている感じに取れます。

 こちらも「ピッズィカンテ・ビアンコ」に通じるような「飲みやすさ」や「飲み心地の良い」飲み口で、適度な中域の膨らみと、黒い果皮の厚み由来の果皮味を味わえるロッソですね。果実感も普通に有り、ドライですがジューシーだとも思います。

 不思議ですよね・・あ、このロッソには余り「豆」は感じないと思います。気楽に開けて楽しむ・・でも翌々感じてみると結構に美味しいことに気付く・・そんな感じかと思います。ご検討くださいませ!

-----
【正にナチュラルな醸造!ナチュラルな味わい!このコラムのアイテムはブルゴーニュファンにもお奨めです!!】

 レ・コステのワインは実はとても幅広く、様々な面を持つ複雑な構成なので、ちゃんとご紹介しないと勘違いされるかな~と思ってます。

 で、レ・コステが造るロッソに限っては、

「マンモス・ピュア」で、味筋はブルゴーニュワインの延長上にあると言って良いと思います。是非ともブルゴーニュワインファンの方は、この3アイテムから、ものの見事に美しい、ナチュラル&ピュアなレ・コステを飲んでみて下さい。


 「ロッソ・ディ・ガエターノ」はサンジョヴェーゼ、グレゲット、モンテプルチアーノ、メルロ、カベルネと言う複数品種をセパージュした、こちらも純粋無垢路線一直線です。
 普通のロッソはグレゲットですが、こちらはブレンドで、価格も実にリーズナブル!赤い果実が実にピュアです。


 レ・コステの赤の上級、下級の別は、葡萄の出来で決まると言っても過言ではないと思います。出来が良いと凝縮していて健康だから、

「So2を少なく出来る」

訳ですね。

 ロッソ・ガエターノは下から2番目ですから、そう言う意味では、そこまでSo2は少なくは無い・・しかし、元々ナチュラル&ピュアなレ・コステ赤ですから、1クラス上の「ロッソ」との違いは・・

「僅かな凝縮感の違い、滑らかさ・・So2の量」

と言えるかもしれません。これも一推し!是非ご検討下さい!


2020 Olio Extra Vergine di Oliva
オーリオ・エクストラヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ

16078
自然派

イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
レッチーノ種主体、カニーノ種、フラントイオ種。
le Costeの畑のオリーヴの中でも特段に成熟した樹を選別、収穫の始め2週間で収穫したオリーヴのみ、最もフレッシュなオリーヴだけでボトル詰めした渾身のオイル。500mlビン 1番絞り(酸度0.2)
新着メンバー登録画像  500ML 在庫    ご注文数   本
¥2,980 (外税) 
【フレッシュ&ピュアで一瞬ややこってり!?・・だけどやや軽めのエクストラ・ヴァージンです。】
 ジャン・マルコのエクストラ・ヴァージンです。ヴァレンティーニのエクストラ・ヴァージンが早々に売り切れ・・で、noisy の分(賞味期限切れ・・しか食せない)もそろそろ危なくなって来てしまったので、ちょうど良いタイミングで入って来ました。

 まぁ、ヴァレンティーニのオイルは、以前の扱い量の1/3ほどに制限されてしまいまして、その分は他のショップさんに余るほど回っているようです。頑張って拡売させていただいたのに・・何だかなぁ・・です。

 で、早速ですが試食してみました。なるほど・・何となく天候も想像できるような感じですね。ヴァレンティーニのオイルとの比較の話ですが、やや暖かく・・ちょっと蒸してる感じ?・・肥えているが樹は少し若い感じがします。

 色もヴァレンティーニの方が少し濃い(暗い?)でしょうか?・・ヴァレンティーニが非常にコクや旨味が強いのに比較してしまうと、レ・コステの方が新鮮味が強くやや軽めです。ピュアさはどうでしょう・・総合的にどっこいでしょうか。



 そうは言ってもやはりオイルは使い分けかなぁ・・とも思います。コクを重視したければやはりヴァレンティーニでしょう。余りオイルの特色を出したく無ければレ・コステ・・・そんな使い分けでも良いかと思います。

 ヴァレンティーニの代わりは務まらないにしても、価格も安いレ・コステのエクストラ・ヴァージンの出番はそこそこに多いかも・・とも思います。豊かだがスッキリと食せるオイル・・いかがでしょうか。ご検討くださいませ。

リアルワインガイド

リアルワインガイド

日本 Real Wine Guide 東京
● リアルワインガイドの最新号が届いています。いつものようにnoisy は自然派のコラムで適当な事をブツブツ言いながら・・・書いていますので、
「また~・・ろくでもないことを書いてるんだろう?」
と気になる方も是非!・・ご購入くださいね。

 また、奇数号は広告も出しちゃってますので~・・凄い!太っ腹!・・そうでもないか!・・・もっぱら、全く広告に成ってないぞ~、しっかりしろ~との声が聞こえてきます・・

2020 Real Wine Guide No.74
リアルワインガイド 第74号

16111


日本
東京
渋谷
リアルワインガイド

◆◆◆第74号、最新号です!
新着メンバー登録画像  在庫    ご注文数   本
¥1,714 (外税) 
【久しぶりにブルゴーニュ生産者の声が届いています!】
 本当に久しぶりですね。パカレやミュヌレ=ジブール、ラルロ、セシル、ニーロンなどの生産者から生の声が届いています。

 リアルワインガイドもこの新型コロナ禍で海外に出られず、皆さんも寂しい思いをされていたんじゃないかと思います。そんな中、まだチラ見したばかりでは有りますが・・

「・・なるほど~・・」

と、きっと思ってしまいますよ。

 だって、性格がしっかり判りますよね~・・。届いた文章を読んでみると、

「・・へぇ・・この方、意外にも細かな性格・・って訳では無かったようだなぁ・・」

「あらま・・そうなんだ・・。もっとイケイケな感じなのかと思ってた・・」

などなど・・いや、誰がナイーブで誰がオラオラ系なのか・・と人物観察している訳では無いんですが、意外に思えたり、そうだよ・・そのまんまだなぁ・・などと感じてしまうものですが、そんなことを感じることも無い、この1年半でした。

 是非その辺りも読んでお確かめください。お勧めです!

2020 Real Wine Guide No.73
リアルワインガイド 第73号

15900


日本
東京
渋谷
リアルワインガイド

◆◆◆第73号、最新号です!
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¥1,714 (外税) 
【今更ながらに驚く・・かもしれない、一般的に販売されている一般の人が飲んでいる「何とか金賞ワイン」「お買い得セット」の実態?!】
 まぁ・・noisy もこの業界は長いので、

「何とかコンクール金賞受賞ワイン!」

とか、

「お買い得金賞ワイン6本セット!」

と言うような、一見、とってもお買い得で美味しそうなワインが、どんな味わいなのかは良~く知っています。


 なので、リアルワインガイドで今更ながらにそのようなワインを飲んでみたら・・

「余りの酷さに驚いた!」

との、編集長やSさんの感想を聞いても・・

「・・ま・・そうなんですよ・・」

としか言葉は出ませんでした。

 言いたくないですが、本当に呆れるほどに酷いですよ・・。それらがワイン販売の大半を占めている事実、それがワインなんだと思い込んでいる日本人がほとんどなんだという事実は、本当に身に染みて判っています。それらを販売して大儲けしている人たちが、どんな顔で笑うのか、どんな物言いをするのかも良~く知っています。

 なのでnoisy は彼らとは一切お付き合いしません・・。その辺も含め、是非リアルワインガイド的な美味しいワインのご紹介もご覧くださいませ。

2020 Real Wine Guide No.72
リアルワインガイド 第72号

15692


日本
東京
渋谷
リアルワインガイド

◆◆◆第72号、最新号です!久々にブルゴーニュワインも掲載!・・そして、長野県大町市の矢野さん、「フェルム36」も評価されています!
新着メンバー登録画像  在庫    ご注文数   本
¥1,714 (外税) 
【2020年、リアルワインガイド最新号は日本のワインを中心に構成されています!】
 2020年12月15日に発刊になりますリアルワインガイド第72号をお届けいたします。

 新型コロナウイルスの影響で渡仏できずに止まっていたブルゴーニュワインのレヴューも再開されています。・・いつ行ったんだろ?・・まだよく読んでいないので・・すみません。

 パラパラッとページをめくってみましたら、Ferme36 の矢野さんも日本のワインコーナーでレヴューされていました。2019年のルメルシマン・ブランがポテンシャル90、ルメルシマン・ルージュが89、サンスフルのルージュが89+、新酒の「山のVinせ」が89+ と、中々に高評価じゃないでしょうか。

 しかも Noisy wine にはこの12月、「2020 山のVinせ」「2020 ルメルシマン・ルージュ」が届く予定ですが、2020ルメルシマン・ルージュは何と「サン・スフル」ですよ。

 まぁ、リアルワインガイド72号で評価された2019年ものを飲まれた方なら、必ずや・・

「もう一度飲みたい!」

と思っていらっしゃるに違い無い出来栄えでしたので、12月中はNoisy wine の新着メールにはお気を付けください。

 それに、リアルのレヴューに何と書いて有るか・・でしょう?

「・・いや~・・違うな~!」

とか、

「そうそう・・そうなのよ・・」

と、ちょっと自分で盛り上がっていただけるんじゃないかと思うんですね。


 それに「Ferme36」のワインは美味しい上に激レアですから、新着でも相当早い段階で完売するんじゃないかと思ってます。

 因みに、「2020 山のVinせ」は36本有りますが、「2020 ルメルシマン・ルージュ(サン・スフル)」は12本しかない・・しかも、あくまで入荷予定数量ですからね・・。是非リアルワインガイド第72号を読みながらお待ちくださいませ。

2020 Real Wine Guide No.71
リアルワインガイド 第71号

15429


日本
東京
渋谷
リアルワインガイド

◆◆◆第71号、最新号です!
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¥1,714 (外税) 
【2020年、リアルワインガイド最新号は日本のワインを中心に構成されています!】
 2020年9月15日発刊になりましたリアルワインガイド第71号をお届けいたします。リアルワインガイド誌も新型コロナウイルスの影響で海外に出かけられず、日本のワインを中心に構成されています。

 で・・ここで発表してしまいますが、 Noisy wine も日本のワインを大々的に扱わせていただくことになりました~・・!!ですので、10月以降、少しずつアップさせていただきますので、リアルワインガイド共々、どうぞよろしくお願いいたします~・・。

 それにそろそろ画伯にはリアルワインガイドカレンダーにも取り組んでいただいて、必ずや年内にカレンダーを仕上げていただかないと。こちらもどうぞよろしくお願いいたします~!

2020 Real Wine Guide No.70
リアルワインガイド 第70号

15260


日本
東京
渋谷
リアルワインガイド

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¥1,714 (外税) 
【2020年、リアルワインガイド最新号も・・変わらざるを得なかった!?・・何と noisy の生写真が流出??】
 2020年6月15日発刊になりましたリアルワインガイド第70号をお届けいたします。リアルワインガイド誌も新型コロナウイルスの影響で海外にも出かけられず、いつもなら5月に予定している国内でのテイスティングも開催できずで、

「・・どうするつもりなんだろ?」

と思っていたところ・・来ました!・・恒例の無茶ぶりが・・


 いや、こんなご時世ですから、勿論、協力させていただくのはヤブサカでは無いんですが、noisy もなぜか身の回りで様々な事象が有って、滅茶・・忙しかったんですね・・。自分でも良くやってるわ・・と思うくらい、一日が24時間しかないことと、新型コロナウイルスの影響を恨みました。

 と言う訳で、最新号の70号には何と、見開きで noisy の生写真が!・・まぁ、少し前の写真では有りますが、世の中に流出してしまうことになってしまいました。因みに何故か「袋とじ」にはしていただけませんでした。noisy では絵的魅力が不足と判断されてしまったのでしょうか。

 それに加えほんの僅かでは有りますが、たったの5000文字ほどの駄文も寄稿させて戴きましたし、テイスティングレヴューも6アイテムほど・・すでに新着ではご案内させていただきましたが、掲載させていただきましたので、

「もうこんなことは二度とない!(・・ように・・お願い・・寝かせて・・)」

と思われます70号、是非お買い求めいただき、読んでみていただければと願っています。

リンクリン

リンクリン

ドイツ Rinklin バーデン
● とてもピュアで繊細な味わいのドイツの自然派ワインをご紹介します。定番で置いています、リンクリンです。重厚さは無いものの、何しろクリーンでピュアさを全く欠損しないナチュラルさ、しかも価格は非常にリーズナブルと有って、人気も上昇中です。



ワイナリー名 リンクリン
創業年 1986年
国・地域 バーデン ・ ドイツ
地区/村 カイザーシュトゥール
代表者 Friedhelm Rinklin 
フリートヘルム・リンクリン
畑面積 8 ha
主要品種 シュペートブルグンダー(Spatburgunder)
ミュラー・トゥルガウ (Muller-Thurgau)
平均生産量 40000本/年


【ドメーヌについて】
 リンクリンのワイナリーは、ドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルド)とアルザス(フランス)のヴォゲーゼン山脈の間に有るカイザーストゥールと言う小さな大昔の火山の麓に位置している。ワイン造りには最高の気候と土壌に恵まれているお蔭で、何世紀も昔からブドウの木が植えられ、彼らの家族は何世代にも渡ってブドウを育ててきた。
 家の造りはこの地方の伝統的なもので、シュヴィボーゲンと呼ばれる円形の大きな門をくぐって入ると、その回リを母屋と納屋、それにワインを作る建物等に囲まれた中庭がある。この円形の門の中で1955年からは、ブドウ、野菜すべてを厳しい有機農業(バイオ)の基準に従って栽培しているが、それにもかかわらず1985年まではブドウを村の農協に持ち込んでワインを造っていた。しかしそれでは苦労して有機農法でブドウを育てる意味がないので、1986年に昔ながらの伝統的なやり方に戻ると言う大きな決心をして、自分達でワインを造り始めた。今は本当の意味で始めから終わりまで、自分達の手でワインを造っている。

 例えば搾りたてのジュースもワインも遠心分離機にかけず自然の重力によって、オリを取り除く。そして熱を加えたり培養した酵母を足すことなく、ブドウ畑で自然発生した酵母だけで発酵させる。その結果、各々のワインが独自の性格を持って出来上がる。赤ワインも全く昔ながらのやり方で造られており、プレスしたブドウを蓋の開いた桶に入れ、一日に数回手で混ぜながら発酵させていく。これらの方法は、2.000年前にローマ人がこの地方で使っていたものである。ワインの持っている蛋白質を取り除く為に粘土ミネラルを加えると、それが自然に蛋白質と一緒になりその重みで底に沈んで溜まり、瓶の中でワインが濁るのを防ぐのだ。しかし唯一の例外として、酸化を防ぐ為に有機農業基準で定める量の硫黄処理を施しているが、ワインは十分な時間をかけて透明になっていくので、その他の添加物は必要ない。
これらのワインは次の年の収穫の少し前に瓶詰めされ、最も早いものでも、収穫から一年経ってから売られる。通常は2、3年の間セラーでゆっくり寝かせてから出荷する。それゆえ、辛口にも関わらず、とてもまろやかで美味しい。

 自然環境を重んじ、何よりも内容が大事であると言う考えに基づいて、瓶もごく普通のものを使い、ラベルもシンプルな物にしている。瓶の形はこの地方の伝統的なもので、0.75l入りのリサイクルが可能なもの。そしてラベルには無漂白の紙を使っている。
また、ブドウの種類、収穫した年、育った畑等の違いによって生まれるブドウの個性とエネルギーを、ワイン造りの過程において保たせる事が一番大事な事だと、彼らは考えている。

【畑について】
栽培:ビオロジック、オーガニック
認証機関:ビオランド(Bioland)、ABCert
土壌:粘土質
堆肥:落ち葉・木やブドウの搾りかすを再利用して自分で作ったものを使用

【醸造について】
圧搾:空気圧式プレス
醗酵:白:ステンレスタンク 赤:ステンレスタンク、木樽
熟成:白:ステンレスタンク 赤:ステンレスタンク、木樽


2019 Muller Thurgau Eichstetter Herrenbuck Q.b.A. Trocken( Low Sulfer )
ミュラー・トゥルガウ・アイヒシュテッター・ヘレンバック・クーベアー・トロッケン(・ロー・サルファー)

15312
自然派
白 辛口
ドイツ
バーデン
アイヒシュテット
リンクリン

◆◆◆ヴィンテージ更新です! とてもリアルで心地良いマスカットに近い香り。しかもミネラリティたっぷり!しなやかで厚みのあるテクスチュア最高!ここまで表情が美しいと、必ずもう一度飲みたいと・・思うはずです!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,580 (外税) 
【大人気!凄過ぎない、ほんのりとガスさえ感じる軽やかさとたっぷりのミネラルに白黄色の軽妙なリアル果実!美味しいです!】
 ワインファンの多くは赤ワイン好きだと思われますが、何だかんだで店トータルでの販売比率を見ると、良いところ・・赤6~7に対し白が4~3の間なんですね。

 まぁ、あくまでnoisy の店でのことでは有りますが、思いがけずと言うか、

「きっとそうなんだろうな・・6対4位か・・」

と言う感覚が正しいようです。


 それに、毎日(本当に毎日ですよ・・少なくとも年間360日以上)ワインをテイスティングしている訳ですが、その内容と言えば、自分で勝手にその日に飲みたいアイテムを開ける訳では有りません。

「飲まなくてはいけないアイテム」

が有る訳ですね。先行きの新着の候補を片っ端からテイスティングしなくてはいけないんです。

 なので、

「今晩のおかずは魚だから白ワイン♪♪」

と言うような、普通の人に許された自由な選択は許されておらず、カミさんが気を利かせてくれて、

「今日はカツオの刺身」

などとLINE してくれたとしても、バルバレスコを持ち帰らなければならない・・と言う涙ながらのシュチュエーションがしょっちゅうな訳で、これまた白ワインが好きなカミさんに、判るか判らないかは別にして、この素晴らしい白を飲ませてやりたいとは思っても、

「・・数が無いんだよなぁ・・やっぱり止めておくか・・」

と諦めざるを得ないこともママ・・ある訳です。


 で、この超優良な白、リンクリンのミュラー・トゥルガウ・ロー・サルファーなどは、

「もう・・誰もが美味しいと判っているはずだから、敢えてテイスティングなどはしなくても良いはず!」

と判っていながらも、

「やっぱり新しいヴィンテージのミュラー・トゥルガウ、飲みたいよな~・・」

と思ってしまうので、毎年同じようなグラスの写真を撮ってアップしているにも関わらず、そそくさと探し出して家に持ち帰ることになるんですね。

 カミさんも決して美味しいとか不味いとか好きじゃないとかは言わず、ただただ飲んでいるだけでは有りますが、その減り具合とか、飲んでいる姿には、やはりどこか安心感と安らぎを得ていることが見える訳ですね。

 noisy としても、

「ん~・・やっぱりいつものミュラー・トゥルガウ!・・良いよな・・」


 因みに昔は、ミュラー・トゥルガウは、リースリングとシルヴァーナーの交配種だと言われており、その通りに受け取っていた訳ですが、現在は、

「リースリングとマドレーヌ・ロイヤルの交配種」

で有ることが確認できています。


「なんだ?・・マドレーヌ・ロイヤルって?・・知らんぞ・・」


 そうですよね・・実は、

「ピノ・ノワールとトロリンガーの交配白品種!」

なんですね・・。


「ん?・・何だ?・・トロリンガーって!」


 実はこれ、ケルナーの親品種でも有る黒葡萄でして、現在の北イタリア、南チロルやトレンティーノ原産の品種なんですね・・。ケルナーは・・ってこれを延々とやると死んじゃいますからやめておきます。覚えていることや調べたことが間違っている場合や勘違い、忘れて思い出せない、書き損じなども有りますしね。その際はご容赦ください。


 つまり、

「ミュラー・トゥルガウもピノ・ノワールの子供!」

って覚えておいてくださいね。しかも、

「黒品種 x 黒品種 =白品種!」

だったんですね~・・。黒×黒は白だったんですね~~・・凄いですよね~。


 と言う訳で、2018年ものもしっかり旨い・・と言うか、年々コクを増して来ていると感じる素晴らしくピュアでほんのりナチュラルな白です。味わいは書きませんでしたが、毎年書いてますので・・以下をご覧くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【とても美味いです!おニューなだけに僅かなガスがピチピチと跳ねます!スッキリと飲めるのにシャバくない!素晴らしいです!】

 ん~・・何だか売れ行きが凄くて、あっという間に無くなってしまうんですが、ようやくこの2017年が入って来たと思ったら・・もう無いそうです。

 noisy 的には、

「やはりここは品質を確認して・・」

などと思っているものですんで、少し仕入れてチェックして・・とやっていたら・・ラシーヌさんにはもう無くなってると言う・・悲惨な状況です。


 このミュラートゥルガウの優れた味わいは2016年ものと全く同様・・もしくはそれ以上です。まだ昨年収穫され、商品になったばかりですんで、僅かなガスが舌先にピチピチっと感じられ、ほのかな柑橘感をも膨らませてくれます。暑い夏には必需品・・かもしれませんが、もうほとんど無い・・すみません。お早めにご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴュ-です。
━━━━━
【マリアージュを気にしなくて良いニュートラルな味わいは思いの他、深みのあるものです!とても美味しい!】

 酸っぱ過ぎないナチュラル&ピュアなドイツワインです。勿論品種はミュラー・トゥルガウです。

 今、局地的かもしれませんが話題沸騰、物凄いポテンシャルとワインをそのまんま高密度にしたような素晴らしいユベール・ラミーの2015年、サン=トーバンやシャサーニュ、ピュリニーと言ったワインとは・・ある意味では、

「究極に対極に有るワイン」

かもしれません。


 ラミーはホント美味しいですよね・・。昨日店頭で6本ほどご購入された方から電話をいただきまして、

「1級ショーメ・・滅茶苦茶旨いです・・あと何本いただけますか?」

と・・。まぁ、そんなにショーメばかりをお分けする訳にも行かないので、コンシ・デュ・シャンやアン・ルミイィと一緒に14本ほどお買い上げいただいちゃいました。有難うございます。


 そんなユベール・ラミーはひっくりかえるほど美味しいとしても、その1/8ほどのプライスのこのナチュラル&ピュアなリンクリンのミュラー・トゥルガウも、

「・・ん~・・これも美味しいんだよなぁ・・」

と・・何不足無い香りと味わいに充分満足してしまいます。


 ドイツワインとすると酸は突出しない穏やかさながら、まん丸なパレットを綺麗に描きます。侵入角はおだやかで、新鮮なメロンやリンゴのニュアンスに、適度な膨らみと素直な余韻が非常に心地良いです。

 まぁ、ラミーの高級感・高質感は無いですけど、それにしても「たっぷりだ!」「充実している」「だぶついてない」と言うような肯定感が引っ切り無しに脳内を巡ります。素晴らしいです。


 特に冬場の魚が美味しい季節には、余り考えなくて良いこんなワインが良いですよね。やっぱりお刺身・・だべますよね~・・?noisy なら赤ワインを合わせなくちゃならない時は「ヴァレンティーニ」のエクストラ・ヴァージンに魔法をかけて貰いますが、持っていらっしゃらない方も多いかと思います。

 そんな時は、スクリューキャップで気軽に開けられるこのミュラー・トゥルガウでお刺身をいただき、メインディッシュはブルゴーニュの赤で・・などと言うような飲み方が良いですよね。そして残ったリンクリンは栓をして翌日以降にまた楽しめる訳です。

 リーズナブルで美味しいデイリーです。是非飲んでみてください。2016年ものも万全!お勧めです!



━━━━━
【とてもドライでピュア♪♪充実しています!しかも出来は今までで最高!これは飲むっきゃ無いです!】



 アルザスのちょうどドイツ側・・・です。バーデンと呼ばれる地方のビオのミュラー・トゥルガウです。この品種はリースリングとシルヴァーナーの交配種ですが、中々美味しいものが見当たらず、noisyも、どちらかと言えば避けてきた感が有ります。

 ミュラー・トゥルガウは、リースリングのような鉄火面的、誰も寄せつけないような面が無く、とてもエレガントだが、反面芯が無く、柔らかながらもちょっとダレ気味な味わい・・・平凡さを見ることが多いと思います。

 しかしながら、このリンクリンのアイヒシュテッターは、見事にその「芯」が存在します。ですので、とても集中しているように思いますし、若いリースリングのように強烈な酸味で舌を刺激することも無い・・・ちょうど良いレベルに仕上がっています。ミュラートゥルガウらしいアロマティックさも魅力!これはSo2値が極端に低いことによる表情でしょう!

 また、全くのドライですから、甘みによるぼやかしを得ることが出来ず、生成された酸の芯が必要になりますが、上記のようにしっかりと芯の有る味わいなんです。若々しいがやや熟れ始めた林檎や梨、花梨などの白、黄色のニュアンスのフルーツが、溌剌とした刺激を伴わないレベルの酸とマッチしています。サラッといていてしつこくないし、さりとてゴク味も不足の無いものです。

 とっても美味しいので・・・是非この夏の定番として、置いていただきたい、とってもドライ&ピュアなドイツワインです。超お奨め!飲んでみてください!

ファネッティ

ファネッティ

イタリア Fanetti トスカーナ
● 本当に素晴らしい・・本物と言えるヴィーノ・ノビレです。

 大樽熟成で長い期間育まれた、本物にしか出せない見事な芳香、時間が経ってもまったく崩れる気配の無い構造です。圧倒されてみてください。異常に安いです!

「変化しない」ということの良さ、歴史に裏付けられたワイン造りを貫き続けるカンティーナ。


 モンテプルチアーノは標高250~600mの丘陵地で、フィレンツェの南東に位置し、ウンブリアに近い。ブドウ栽培の歴史は古く、古くは中世より造られており、当時の生産量や販売について詳しく定められた資料も残されている。17世紀の詩人フランチェスコレディの著書「バッコ・イン・トスカーナ」に登場する、「モンテプルチャーノは全てのワインの王」という記述や、フランスの作家デュマの「モンテクリスト伯」などにも登場することから、「Nobile高貴な」という言葉で表現されるようになっていった。1966年にDOC、1983年に最初のDOCGの一つとして数えられた。

 1700年代よりモンテプルチアーノに暮らし、ワイン造りをはじめとした農園を営んできたファネッティ家。1921年、当主アダモファネッティによってこの地でできるワインを「Vino Nobile di Montepulciano」、昔から栽培してきたサンジョヴェーゼを「PrugnoloGentileプルニョーロ・ジェンティーレ」(のちに亜種として認識される。)として正式に名づけられた。

 1700年代よりモンテプルチアーノに存し、彼らの存在は、ノービレの始祖(エリザベッタ曰く、当時ブルネッロと名前を付けたビオンディサンティと親睦の深かった祖父が、張り合って付けたのが始まりだという。その後DOCとして正式な名前になるまでは彼らのワインだけが、この名前であったという。)という事以上に、当時のワイン造りを大切に守ってきたことに驚嘆を覚える。

 現在はアダモの孫娘に当たるエリザベッタによって、農園全体の運営を含め、ブドウ栽培、ワイン醸造を行っている。土壌はこの地域全体で共通しているのは、砂質を含む粘土質(Tufo)土壌、小石、石灰を強く含んでいることも特徴的。畑の標高は340~400mに位置。DOCGのエリアの中心にあるのも、必然と言える。
 プルニョーロ、カナイオーロ、マンモーロ、トレッビアーノ トスカーノ、マルヴァージアビアンカ、樹齢は30~40年。栽培に携わるのは、父親、祖父の代よりこの家で働く従業員ばかり(65歳を超えても現役で働くものもいる)。彼女の農園は、祖父より受け継ぎ、そしてその土地に住まうものみんなによって守られてきた。

 畑での作業、肥料は基本的に使用せず、農薬についても極力使用しない、手作業中心の栽培を貫いている。醸造については、さらに徹底した手法を守っている。6000Lを越える大型のセメントタンクにて2週間ほどのマセレーション。当然のことながら温度管理や酵母添加は行っていない。熟成はモンテプルチアーノの町の地下深く続く、トンネルのようなカンティーナにて。 昔から使い続けている大樽(30年、古いものは60年以上現役の樽もあるという話)による悠久ともいえる長い熟成を行っている。

「本来のノービレは最低でも4年(48か月)は大樽で時間を過ごさせないとサンジョヴェーゼの持つ本来の香りは出てこない。だから私たちの造るノービレは現在のDOCGの基準だと、すべてがリゼルヴァと表記することになってしまっている。」

と嘆くエリザベッタ。

 祖父の頃より変わらない6年間というサイクルでリリースされる彼女のノービレ。また、過去のヴィンテージについても、相当な量をストックするという考えを持ち、古くは60年代(これ以前の物もあるようだが、ラベルが無かったり、コルクが傷んでいたり、ヴィンテージが明確にわからないという)より多くのストックが迷路のようなカンティーナに眠っている。

 そして、もう一つの魅力ともいえるのが、地元モンテプルチアーノの町で昔から愛されているスフーゾ(量り売り)の雰囲気そのままのビアンコとロッソを、少量ながらボトル詰め。大型のセメントタンク、野生酵母のみで醗酵を終えたビアンコ、ロッソはノービレに含まれない区画の果実を用いる。使わずに空いている大樽を使い熟成しており、なんとも味わい深く、どこか懐かしささえ感じる味わい。

 日々のテーブルを彩る存在ともいえるこの二つ、気取らない旨みと染み出す味わい。何かを突き詰めることでは辿り着かない、当たり前に美味しいモノ、変わることなく続けてきた事の大切さ、を再発見させてくれるカンティーナ。


N.V.(2016) S.Agnese Bianco V.d.T.
サンタニェーゼ・ビアンコ

15526
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
ファネッティ

■エージェント情報
トレッビアーノ・トスカーノ種とマルヴァージア・ビアンカ種による。
 肥料・薬品を極力使用せず、野生酵母のみ、セメント槽で発酵。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,690 (外税) 
【現地で量り売りしているキュヴェです!自然派嫌いにはちょっと??でしょうが、自然派好きには持って来い!のパフォーマンス!】
 ファネッティの白ワインです。異常に安いです。ロッソやヴィノ・ノビレでもうお判りかと思いますが、安いからって手を抜くことは無いです。スタンスはいつも一緒・・・

「いつものように・・よりナチュラルに・・」

です。


 しかしファネッティの良さは、一般的な自然派では許容されやすい「揮発酸」がまず出ないと言う事です。なので、白ワインにおいても、

「お酢のような余韻でどんなワインでも同じ味わいの余韻」

は無いです。だから、自然派嫌いでもOKなんですね。


 しかしながら、写真の色合いをご覧下さい。やや黒味が見えるでしょう?・・しかし、非常に美しいゴールドで艶やか、透明感がバッチリで旨そうでしょう?

 そうなんですよ・・要は、仕込みの時に「使いたいSo2」を極力使用しないんでしょう。全く使わないとは・・言いません。

 また、大樽で生育させ、タンク貯蔵かと思いますので、その際にナチュラルな酸化が促進されるのだと思います。その結果がこの・・照りのある美しく、「深い色のゴールド」なんですね。
 抜栓し、すぐ飲み始めますと、まだやや硬さを感じられます。しかし目の詰まりが・・半端無い!・・デイリー価格のワインとは思えないような葡萄のポテンシャルを感じます。非常にドライで甘みもへったくれも有りません・・がエキス濃度も半端無い!

 5分もすると徐々に硬さが解れて来ます。お茶とか、ほうじ茶に近い香りが徐々に花に・・20分も経過すると果実に変化して来ます。当初はやや「シャバい」感じだったものが5分後には滑らかに、20分後にはややネットリとしてくるんですね・・。そしてビックリさせられるのは、

「蜜っぽさ」

まで・・出てくるんですよ!

「おいおい・・こんなデイリーでそこまで感じさせてくれる訳?・・大判振る舞いだね~!」

と・・嬉しくなって来ちゃいました!


 抜栓当初の香り・味わいですと、まず、どんな料理とも相性を取れるでしょう。20分経ちますと果実が出て来ますが、まだどこかに当初の穏やかなニュアンスも有り、比較的マリアージュは楽なはずです。後半は熟度の高い・・でも甘くないフルーツです!

 現地で量り売りをしているワインだそうですが、こんなにハイポテンシャルで良いのかな~!・・と思ってしまいました!・・白ワインながらやはりモンテプルチアーノのニュアンスを持っています。夏は結構蒸し暑いだろうな~、夜は寒そう・・とか・・でもかなり畑のポテンシャルは高いぞ~とか、標高はさして高くは無いか~・・などなど、様々に想像できると思います!

 いや~・・ファネッティ、恐るべし!・・昔からのワインファンの方々は、抜栓当初の「酸化のニュアンス」が気に成るかもしれませんが、20分後には・・

「・・お~~~!」

と言ってくださるでしょう。「酸化のニュアンス」は自然なものなんだ・・いずれ消える・・と思ってください。

 素晴らしいデイリーです。ワインの本質を感じさせてくれます。是非一度はトライしてみてください。否定するつもりだったのに気に入ってしまったら・・ごめんなさい!超お奨めです!


2004 Rosso di Montepulciano
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ

13620
自然派
赤 辛口
イタリア
トスカーナ
ファネッティ
2020/08/22(土)より出荷可能です。

◆◆◆ロットが新しくなり、価格も下げました!2020/08/22(土)より出荷可能です。
<■エージェント情報
プルニョーロ ジェンティーレ主体、カナイオーロ、大樽にて12か月以上
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,200 (外税) 
【適度な熟成感の優しい味わいのロッソです!モンテプルチアーノらしさが満載!】
 ややこってりした大きな構成を見せるモンタルチーノに対し、より優しく出っ張りの少ない丸みを帯びた味わいとアロマが特徴のモンテプルチアーノのロッソです。もうお馴染みですよね。

 ここのところはやや若かったんですが、今回到着したロッソは何と2004年もの!・・飲んでみるとまだまだ若い!・・でも角が取れて来ています。

「元々優しく角が無いのに・・さらに角が無いってどういうこと?」

とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

 そう・・さらに角が無く、熟成感が増しているんですね・・ほんのりブルネッロの特徴でも有る熟成のニュアンスも盗んでいるかのようです。

 そして、まだ若さが有るんですね・・まぁ、飲まれるタイミングにもよるかと思いますが、2004年ものと言えば収穫から14年ですよ。アドヴォケイトなら、

「・・もうお前は死んでいる・・」

と言いかねません。


 勿論ですが、若い時分のフレッシュなアロマや果実の風味が大好きな方には似合わないお勧めかもしれません。でも、ワインの魅力って若い時だけじゃないじゃないですか・・。人間もそう、綺麗なお婆ちゃんはやっぱり綺麗だし、汚い noisy はいつも汚い・・(^^;;

 なので、枯れ掛けた魅力・・とまではとても行きませんが、若さ・バイタリティも持ち、熟した旨さ・熟練の手練れのような部分も持ち始めたロッソを考えていただければと思います。

 ファネッティ、良いですね。お勧めします。是非飲んでみて下さい!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【満を持してのご紹介!豊かなモンテプルチアーノの味わいは他生産者のヴィノ・ノビレ以上!?2011年Rossoとは違った魅力!!】

 いや~・・・ファネッティのワインって、本当に美味しいですよね~・・。ファンが急増しているのを肌身で感じています。大樽系なのにね~・・ちゃんとアピールしてくるのに雑さが無くエレガントなんですよね~!

 で、やはり、この写真を見てくださいよ・・。この色のグラデュエーション・・堪りませんよね・・。濃くは無いのに、ちゃんと濃淡が有って、しかも実に美しい!。。ただのグラスに入れたワインの写真なのに、全然違うんですよね~。


 2011年のロッソは、まぁ・・noisy も呆れるほど、ご購入いただきました。その数400本余り・・です。それも5ケースずつご案内させていただきましたが、5~10分で完売してしまうので、

「追加したってメール来たけど、在庫数が入ってないですよ!」

と真顔でご心配いただいたメールもいただきました。


 2011年のロッソは、タイトながらも美しくエレガンスをバッチリ持ちつつ、内向きのベクトルの沢山の要素を感じさせてくれる素晴らしい味わいでした。

 しかしながらその辺の感じ方は人に寄るようでして・・

「ん~・・ちょっと硬いかな~・・」
「思ったより出てこないか~・・」 とおっしゃるお客様も散見されたのも事実です。それはまぁ・・仕方の無いことでは有ります。好みですからね・・。

 しかしながら、今回ご紹介の2005年ロッソは・・2011年ロッソとは大きく違ってまして、素晴らしい成長を遂げたモンテプルチアーノの味わいを感じさせてくれるんですよ!しかも、そんじょそんこらのヴィノ・ノビレよりも豊かなヴィノ・ノビレになっていて・・しかもしかも、ファネッティらしい美しさはそのまま・・なんですね~!半端無い目の詰まり具合が少しだけ解け、豊かなモンテプルチアーノの土地を表現してくれているんですね。

 モンテプルチアーノの非常に美しい土のニュアンスと、昼の気温の高さを感じさせるカカオやココアのようなトッピング・・いや、甘くなどないですよ・・全く・・。そして、上の写真のような透明感と、幾層にも渡るグラデュエーションの通りの味わいの積層感・・ダラーっと膨張し切らないエレガントさと、ややカチッとしつつも、いつまで続くのよ!・・と思えるような、美しい鳩の血のようなニュアンスを持った余韻・・複雑精緻な味わいを見せてくれるんですね~・・。

 2011年のタイトさから考えると、単純には6年の熟成でここまで豊かに、饒舌になるんですね・・饒舌とは言っても煩わしくなどは全く無いです。そして何と言っても、

「魚介と合わせてもへっちゃらな寛容さとピュアさが存在する!」

んですよね~・・。


 なので、これを一推しにしない訳にはいかないんです。2011年ロッソをご購入いただいたお客様にも是非、この素晴らしい2005年を・・飲んでいただきたいと思います。一推しです!・・飲み頃を迎えつつあります。ご堪能くださいませ!





以下は2011年のロッソ・ディ・モンテプルチアーノのご紹介文です。是非比較してみてください。
━━━━━
【本物のヴィノ・ノヴィレの蔵元のロッソ2011は常識外れ、桁違いのポテンシャル!!素晴らしいです!必買ワイン!!】
 またまたファネッティがやってくれました!ソルデーラもおそらくビックリするに違いない・・素晴らしいポテンシャルです!しかも今飲んでも凄く旨い!・・ちょっと焦ってこのレヴューを書いてます。

 何せこの素晴らしいロッソ・ディ・モンテプルチアーノを飲んだのは昨晩・・まだ15時間ほどしか経ってませんが、あと数時間後には新着を出す予定ですんで・・焦ってます!

 それに、これほどまでに素晴らしいと、新着の一推しアイテムにしなけりゃなりませんが、何をどのように書こうとか・・という方向性も定まってない(・・まぁ、いつもそうではあるので同じっちゃ同じですが)。

 昨年から今年に掛けてご案内させていただいた2001年のファネッティのヴィノ・ノヴィレ・リゼルヴァですが、まぁ、これを飲まれた方はおそらくビックリされたことと思います。余りの素晴らしさに・・です。

 勿論、その2001ヴィノ・ノヴィレ・リゼルヴァのような時間の経過を積み重ね、磨かれた味わいは無いんですが、どうでしょう・・ポテンシャル的には「引けを取らない」と申し上げても・・過言では無い気がしますよ。

 noisy がそういう大それたことを言えるのは、やはりそれだけのニュアンスを感じ取った・・と言うことでして、ただ価格を下げるために造られた「下級クラスのワインではない」と言う事です。おそらくですが、ヴィンテッジ的にも滅茶苦茶出来が良かったと思われまして、

「単に長く熟成させなかっただけの若目のヴィノ・ノビレ!」と言って良いポテンシャルです。

 目の詰まり具合は半端無いです。それでいて、モンテプルチアーノらしい内向きのエナジーのベクトルを持ち内部方向への集中感をモリモリと感じさせてくれます。大樽由来のナチュラルなニュアンスはピュアさを伴い、口内で磨り潰しても潰し切れないほどの要素がたんまりと残っています。

 滅茶苦茶美しい「鳩の血」のような清潔な官能さを僅かに溢していて、端正な中にもワインの声が聞こえて来るように思います。

 新進のビオディナミコ生産者のような、

「酸化?酢酸香?・・ナチュラルワインなんだからそんなのしてて当然でしょ!」

みたいな、一般的に言われるようなマイナス印象さえプラスだと言わんばかりの傲慢さは全く無く、何十年前かにデザインし、何年も前に作ってもらったかのような古めかしいエチケッタをただ手で張っただけの、まったく飾り気の無い立ち姿から、非常に正直で正当で純粋なモンテプルチアーノの味わいを伝えてくれるワインです。

 まぁ・・何は無くともこれは飲むべきです。ピュアです。ミネラリティが実にシッカリです。甘みなど・・全く無いドライです。しかし、まん丸のパレットを表面張力でパンパンにして描けるようなエキスの凄みを持ったワイン・・。

 聞いた話ですがこのファネッティでは一度には瓶詰めしないそうです。大樽で貯蔵しておき、必要になったらその樽の分を瓶詰めするのでしょう。このロッソも・・もしかしたら・・!・・などとも考えちゃいますが・・いや、それは言わないでおきましょう。飲んでもらえれば言わんとすることが判るんじゃないかと思いますよ。

 こんなにリーズナブルな大樽系ハイポテンシャルワインは今までに有っただろうか?・・いや、無い!・・と言ってしまいたくなるほど素晴らしいです。超お奨めです!・・今のところは在庫は有るようですが・・こんなに凄いとすぐ無くなるでしょう。お早めに・・沢山ご購入ください。自信漲る一推しです!


 以下は昨年~今年の頭に掛けてご案内させていただいた(まだoisyがいる頃の)2001ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ・リゼルヴァのご紹介文です。
━━━━━
【 有り得ない風格!モンテプルチアーノの真の姿がここに有ります!】


 物凄いワインです・・・カーゼ・バッセに張り合えるような風格と、モンテプルチアーノのテロワール、風味を、異常に長い間保ってしまいます。

「・・開けて1週間は無理でしょ?」

 全然へっちゃらです・・!


 そして、モンテプルチアーノのワインの本当の姿を見せてくれます。

「今までのヴィノ・ノヴィレは一体何だったのか・・」

とさえ思うかもしれません。


 大樽熟成の本当の意味・・も教えてくれます。酸化の意味と一緒に。


 力を持った本物の葡萄でなければ、これは不可能なことです。

 「魂を感じる味わい」なんです。


 細かく言えば色々言えます。物凄く凝縮している、思いっきりドライ、マンモスナチュラル、余韻が異常に長いなどなど・・・

 しかし、それではこのヴィノ・ノビレを正しく表現はできないでしょう。

「空気・酸素に対する抗体を持った液体」

とも言えるでしょう。開けて2週間・・・平気なはずです。さらに美味しくなっているでしょう。

 昨今の、出来るだけ酸素に触れさせないようにしてピュア感を醸しだしているワインとは、まったく別の手法によるものです。

 しかしナチュラル感、ピュア感は・・・そう、やはり比較する対象とするならカーゼ・バッセしか思い当たりません。凄いワインです。


 資料を読めば、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノの本家であることが判ります。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに対抗して名乗ったと・・。しかし、単一品種のブルネッロに対して、ヴィーノ・ノビレは地品種のブレンドです。その複数の品種がマリアージュするのに、もしくはテロワールの姿を正しく発揮するのには、エナジーを持った葡萄の収穫が出来ること、そして大樽での長い時間が必要ということなのでしょう。

 素晴らしいヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノです。造り手本人はリゼルヴァとは名乗りたくないそうですので、ここでは付けません。14年を経て日本に届いた素晴らしいヴィーノ・ノビレです。これはサクッと購入すべきです。お奨めです。

■■oisyテイスティングコメント
2001 Vino Nobile di Montepulciano RiservaD.O.C.G. Fanetti

 トスカーナの2大高級産地といえばブルネッロ・ディ・モンタルチーノとヴィーノ・ノビレ・デ・モンテプルチアーノであることは間違いないと思います。
この2つの産地のワインは他の高級産地に優るとも劣らない複雑性があります。
そこに追随するのがサッシカイア等を産み出す海沿いのマレンマ・ボルゲリ地区であると思います。
しかし、価格や人気的にも注目されるワインの多くはブルネッロやマレンマ・ボルゲリ地区のワインが多くヴィーノ・ノビレに関しては中々注目が集まらないように思います。


 僕も調べていて思ったのですがブルネッロ地区は比較的新しい地域でビオンディ・サンティが19世紀末に造り始めた超熟赤ワインが始まりで、その前はもともと軽やかな白甘口ワインのモスカデッロの産地だったそうです。
つまりまだブルネッロが造られ始めて100年ちょっとしか経っていないという事。
ボルゲリ・マレンマ地区についてもパイオニアであるサッシカイアの誕生は1968年という若さ。

 それに対してヴィーノ・ノビレは古くは2000年前の文献に「モンテプルチアーノの甘美な命の酒」として登場したとも言います。
それだけ歴史がありトスカーナの精神のようなワインであるのに「地味」な印象があったり、ブルネッロの代替え、みたいな印象は付きまといます。
かくゆうOisyもそのような印象を持っている事は今だ否めません。
特にワインに触れ始めた時はヴィーノ・ノビレの良さは全くわかりませんでした
それには注目されないが故の生産者の意識だったり(ブルゴーニュは注目されてからの品質向上が著しいと聞きます。)、かつては白ワインの混醸が許されていたり。。。と様々な要因があるとは思いますが一概には言えません。

けれども、Oisyはファネッティのヴィーノ・ノビレを飲んで思いました。
実は非常にクラシカルかつ長熟なワインのために理解されづらいのではないか。。。)と。

もちろん、造り手によると思いますがこの14年物のヴィーノ・ノビレは非常にエレガントで甘美なものです。
少し太めのタンニンを持ち深淵な奥行があり、ミネラリティは複雑です。。
タンニンも非常に上質で甘みに変わりつつあります。


でも!
まだまだなのです。非常に若い。
その証拠ではありませんが、2週間放置の後、ふと思い出して飲んでみたのですが、これが非常に美味しい!!
2週間経っても酸化のニュアンスは僅かで香りは複雑性を増し、ようやっと開いた面持ちになったのです。
嘘ではありません、2週間です!
これは72ヶ月(6年!)にも及ぶ大樽による非常に緩やかな酸化熟成とそれに耐えられるポテンシャルを持った力強い葡萄によるものなのでしょう。

かなり衝撃的な出来事でした。
ちょっとヴィーノ・ノビレに懐疑的なあなたにも、今はぜひこのトスカーナの銘醸ワインを飲んでいただきたいという思いでいっぱいです。
面倒でなければデキャンタージュされても良いと思います。
澱はかなり大量にあるのでしっかりと立てて、落としてから飲まれる事をおススメします。

この地からまた新たなスーパーワインを産出されないかなーという思いが沸いてきました。
それだけのポテンシャルのある土地である事が確信できるワインです!
あっぱれ!

ヴァレンティーニ

ヴァレンティーニ

イタリア Valentini アブルッツォ
●大量消費ワインのDOCに有って、きらりと光る個性を発揮しているエドワルド・ヴァレンティーニ。そこにはやはり、毅然としたワイン造りに対する哲学が有りました。目の届く範囲の畑から、収量を減らし、さらに良いものだけを選択する。その結果として、長熟さとエレガンス、高い評価を得たのです。
 もとから数が無いのも幸いしてか、高名ワイン評論家さんの目には入っていないようです。が、イタリア国内ではガンベロ・ロッソはじめヴェロネッリでも最高の評価を得ています。


2014 Trebbiano d'Abruzzo
トレッビアーノ・ダブルッツォ

15903
自然派
白 辛口
イタリア
アブルッツォ
ヴァレンティーニ

◆◆◆並行輸入品。貴重なバックヴィンテージです。そろそろガスが飛んで飲み頃入り!?
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,980 (外税) 
【このトレッビアーノも大変化します!ヴァレンティーニのトレッビアーノは普通のトレッビアーノでは無いともっぱらの噂です。】---以前のレヴューを掲載しています。
 まぁ・・飲めば判りますよね・・唯モノでは無いぞと。今回は少量なので、以前のコメントでご勘弁ください。こちらは2013年ものです。


 以下は2011年のトレッビアーノのレヴューです。
━━━━━
【 おっと!早いリリースになった2011年のトレッビアーノ・ダブルッツォもさらに値下げ!】

 約1万円近くしたトレッビアーノですが、2006、2007年が熟成不足で後回し、2008年を先にリリースするなど、品質本位では有りますが価格は少々下がりました。このところのユーロ高で、この先が思いやられますが、これは取り合えず購入しておいてほしいなぁ・・と思います。絶対に後悔はしないでしょう。

 で、早速飲んでみました♪♪

 以前はもっと新樽由来の香ばしさが先にノーズに飛び込んできましたが、さほど樽のニュアンスは有りません。非常にピュアでミネラリティの高い味わいで、現在はピチピチギャル的・・・とても美味しく飲めてしまいます。ボディも少しずつ膨らみます。余韻も綺麗で長いです。

 現状、ハツラツとした味わいで、とても美味しいです・・・が、実はヴァレンティーニのワインはオオバケします。おそらく3年ほどの熟成で、

「現状の姿が全く思い当たらないほど!」


ネットリとしつつ、重厚なワインになるでしょう。それはチェラスオーロも同様で、そちらは果皮のニュアンスが年毎に増大してきます。そして官能感も出てくるでしょう!

 勿論、現状でも「シャバッ」としたような軽いワインでは有りませんし、オイリーさとか、重厚さは無く、サラリと口内を刺激しつつ、マリアージュの優秀さが光ります。・・・でも、激変するんですよね。

 という訳で、高いポテンシャルを持つ素晴らしい白が、このプライスまで落ちてきました。是非ご検討ください。お奨めします!

ルチアーノ・サンドローネ

ルチアーノ・サンドローネ

イタリア Luciano Sandrone ピエモンテ
● ルチアーノ・サンドローネです。やっぱり・・・旨いです!本当に久し振りに販売します。何せ、マルク・デ・グラツィアセレクションのほとんどをラシーヌさんは手放してしまったので・・・ヴァン・ナチュール以外を放出したんですね・・・しばらく買えませんでした。

 今回は、正規ものの特売ですがすぐに完売してしまうかもしれませんので、是非この機会に、バローロボーイズのクリーンナップの味わいを・・いや、トップ下と言ったほうが今は判りやすいか?・・どっちでも良いですが、代表する生産者のリーズナブルワインの味わいをお確かめください。

 ルチアーノ・サンドローネのストーリーは非常にシンプルなものです。大手ネゴシアンで長くセラーの仕事に従事した後、バローロの中心にあるカンヌビの畑を買うチャンスが突然訪れました。最初の収穫は1978年、初めて自ら造ったワインに感銘を覚えました。その後少しずつ畑が増え、毎年造り続けるうち、次第に認知されるようになりました。

 ルチアーノと弟のルカは素晴らしいワインを造るために努力し続け、今日、この功績は世界中で認められ、毎年素晴らしい評価を得ています。キーワードはバランスです。

 セラーにおける伝統と革新、ワインにおけるエレガンスとボディ、ビジネスにおける国際的な取引と人間同士の付き合い。カンヌビの麓にある新しい醸造所は近代的な設備を備え、バローロ、ランガ、ロエロの地区に最上の畑を所有しています。全てのワインは固有の土壌、ミクロクリマ、酵母を持つ個々の区画を表現したものです。それぞれの畑を理解し、日々注意を払い、尊重することによって初めてその個性をワインに映し出すことができるのです。


2017 Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ

15201

赤 フルボディ
イタリア
ピエモンテ
ルチアーノ・サンドローネ

◆◆◆ヴィンテージ変更です!
■エージェント情報
畑: Novello - Merli & Rocche Di S. Nicola
 標高:380m(Merli) 420m(Rocche)
 平均樹齢:30年
 土壌:粘土が多い
畑:Monforte d’Alba - Cascina Pe Mol
 標高:500m
 平均樹齢:30年
 土壌:砂が多い
醸造:畑別に醸造。ステンレス・タンクでマセラシオン9日間、発酵28日間、500リットルの樽でMLF後ブレンドし、同じ樽で12ヶ月熟成、その後9ヶ月瓶熟。
味わい:生き生きとしたフレッシュなアロマに満ちています。フルボディでコクがあり非常にバランスが取れています。オークのヴァニラと混ざり合った果実味が複雑、且つ滑らかな味わいを生み出しています。
■ 葡萄品種
バルベーラ100%
91Points Jeb Dunnuck
91Points Wine Advocate
91Points James Suckling
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,290 (外税) 
【サンドローネの濃密で滑らかな質感高いバルベーラ・ダルバ2017も特売です!!】


「サンドローネは何時飲んでも上も下も旨い!」

と言いつづけて苦節×年、それなりには聞き耳を持っていただけるような状態にはなりましたが、未だしっかりした定評を得られたとは言いかねます。実際、秀逸なバローロは言うに及ばず、ネッビオーロ・ダルバ、バルベーラ、ドルチェットの人気はさほどでも無く、飛ぶようには売れて行きません。

 まあ、数もそんなには無いので飛ぶように売れることを望んではいませんが、ピエモンテの濃度とエレガンスを巧妙に現しているワイン群ですから、一度くらいは試してみて欲しいなあ..という希望は強く持っています。むしろ、高くなってしまったブルゴーニュのリージョナル、村名クラスに引けを取らないどころか、超越した部分もありますし、似通った味わいを持っていると言えるでしょう。

 特にこの「バルベーラ・ダルバ」は、ブルーベリー、ラズベリーの風味、僅かにモカと言ったアロマ・ブケで、 「シャンボール=ミュジニー」とかなり重なるニュアンスを持っています。酸がやや温かみを持っていて膨らんで拡がりますから、中盤以降 から収束に掛けてはややこちらの方が強さを持っていますので若干異なります。

 あっけらかん・・としているのにしっかり果実とパワーも有るワインです。しなやかさが有りますので、飽きが来ないんですね。同じバローロ・ボーイズの主、エリオ・アルターレさんのバルベーラ・ダルバとも似ています。

 そう言えば、結構皆さん、アルターレもサンドローネも・・ご存じ無い方が多いので、とてもビックリしました。だいぶ前になりますが、エリオ・アルターレさんのラ・ヴィッラやラリジ、アルボリーナの特売で初めて飲まれた方も多かったようですが、かなりの高確率で、

「・・こんなに素晴らしいとは思わなかった・・」

とご連絡をいただきました。

 まぁ、noisy は彼らのワインが美味しいことを良く知っていて、何度もご案内させていただいてますから、

「当然ながらお客様はご存じだろう」

と言うスタンスに成りがちなんですが、実は良く知られている方はほんの極一部で、ほとんどの方が、

「アルターレ?サンドローネ・・?」

と言うような感じなんでしょうね。


 気温由来で品温の下がりやすい寒い時期には、このようなイタリアンワインは大活躍しますよ。特にある程度の人数でパーティなどをなさる際にはピッタリだと思います。少人数でしんみり飲んでも行けますが、そんな時はきっとブルゴーニュを飲みたいのでしょうし。


 noisy などは自分の好みに合っていますので、ついつい量を飲みすぎて、夜中に喉が渇いて起きてしまいました..(^^;; 好きなんですね、エレガントさも内包しつつ膨らんだ、ちょっと紫掛かったフレーヴァーが..ちなみになんと鱈チリで合わせたんですが、これが結構行けるんです ね。バッチリ有ってとは言いませんが、ポン酢の酸とバルベーラの酸・風味がマッチングしていたように思います。ついでに鱈子が有ったので、鱈と一緒に食し てみましたが...残念ながらこちらは少々無理だったようです。やはり魚・魚卵の発酵ものとは合わないようですね。

 アドヴォケイト誌は2017年のバルベーラ・ダルバに91ポイント。ジェブ・ダナックとジェームズ・サックリングも全く同様でした。
 
 何時飲んでも美味しい、気軽に開けてポテンシャルを発揮してくれるワインです。是非飲んでみてください。超お奨めです!

ボッカディガッビア

ボッカディガッビア

イタリア Boccadigabbia マルケ
● ロッソ・ピチェーノです。何故かnoisy の新着では今ひとつの人気なんですが、

「濃いだけじゃない・・・というよりも、決して濃すぎない」

素晴らしい果実味を持っています。

 それよりも、マルケのワインに耐性を持たれていないのでしょうか?トスカーナのワインとニュアンスはそうそう変りませんので・・・やや、黒味が強いかな?と言う程度。エレガントで充実した味わいですので、是非ご検討くださいね。



どこからどう見ても極小のワイナリー、ボッカディガッビアは、様々な意味でマルケ州でもっとも興味深いワイナリーのひとつである。

 1950年までワイナリーを所有していたのは、かのナポレオン直系の子孫、ルイージ・ジローラモ・ナポレオン・ボナパルト公だった。実際19世紀初頭から、ナポレオン家による経営のもと、ボッカディガッビアにはフランス品種が植えられていたのである。土地の人々が「ボルドー」、「フランチェージ」などと呼んでいた諸品種がそれだ。こうした遺産は、不幸にも競売にかけられ終焉するに至った皇帝領崩壊の際に、完全に失われてしまった。

 こんなわけで、現在のオウナー、エルヴィディオ・アレッサンドリが、ピノ・ブラン、シャルドネ、ピノ・グリ、カベルネ・ソーヴィニョンを、伝統的なサンジョヴェーゼとトレッビアーノと一緒に植えたのも、まったく道理にかなったことだ。クオリティの面だけでなく、歴史的にみても意味のある選択なのだ。

 ボッカディガッビアが造るワインは、以下の通り。卓越した複雑さを持つカベルネ・ソーヴィニョンのアクロンを約800ケース、柔らかくフレッシュで早飲み型のロッソ・ピチェーノ DOCを5000ケース、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、そしてピノ・ノワールをブレンドした、深みのある独特の味わいのラ・カステッレッタ350ケース、そしてイタリアでもベストに数えられる樽発酵のシャルドネ、モンタルペルティを250ケース。そして最後に、ガルビと呼ばれる、シャルドネとトレッビアーノをブレンドした素晴らしく新鮮なワイン。

 エルヴィディオの手になるボッカディガッビアの再生は、ごく最近の出来事であるが、とても情熱的な取り組みである。ただクオリティのみを追求した証ともいえる、ブドウ畑とセラーでの彼の業績を、賞賛しないわけにはいかない。畑とセラー、そしてすべてのワインのなかに味わうことのできる卓越性と興奮に関しては、オウナーと献身的なワインメーカー、ファブリツィオ・チュッフォリに敬意を表すべきだろう


2019 Marche Bianco Garbi I.G.T.
マルケ・ビアンコ・ガルビ I.G.T.

15816
自然派
白 辛口
イタリア
マルケ
ボッカディガッビア

◆◆◆ヴィンテージ変更です!
■シャルドネ40%、ソーヴィニョン40%、ヴェルディッキオ20%
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,490 (外税) 
【味幅はあるのにシツコク無い!さっぱりしているのにシャバく無い!だから夏にもピッタリ!】
 シャルドネ40%、ソーヴィニョン40%、ヴェルディッキオ20% というセパージュだそうです。ある種の黄金比・・・なのかもしれないぞ・・・とまで思わせるような、バランスの良さを感じさせてくれます。


 冷ややかな柑橘系のフルーツが、ドライな味わいに映えます。そして、フレッシュでフルーティーなんですが・・・全くシャバく無いんですね。酸のバランスが絶妙に良いのでしょう。焦点がボケず、凛とした風情が感じられます。

 どこかのコラムで書いたかもしれませんが、糖分で甘いだけ、糖分が無く辛いだけ・・・ではワインの味わいは成り立ちません。甘みもファクターでは有りますが、甘い、辛いは置いても、酸が重要なんですね。そして、五味を構成するバランスの良い酸が有るからこそ、ワインが美味しく感じられるんです。フルーツをほお張った時のことを考えてみてください。熟していて・・・でも、甘いだけですか?苦味も有りますよね。渋みももしかしたら有るかもしれません。酸っぱみも・・・有るでしょ?


 ある種、慣れ親しんだフルーツを口にすると、食べる前からある程度想像してしまっていますので、その想像の範疇の味わいで有れば、そんなに気にすることなく(分析することなく?)食べてしまうんですね。甘いミカンだって甘いだけじゃ無いですよね。色々な味覚が組み合わさって、ミカンと認識している・・とも言えます。


 ですので、アフターには僅かなビターやほんの僅かなエグミみたいなものが存在すると、よりリアルになって感じられる訳・・だと思います。もっとも、苦すぎたり、エグミが強すぎたり・・・ではバランスが悪くて駄目ですが!


 という訳で、それなりに暑い地域では有りますが、とても冷涼な味わいを持った、美味しいビアンコです。夏にはピッタリ!旨いです。お奨めします!

サンジョルジョ

サンジョルジョ

イタリア San Giorgio アブルッツォ
● 困っちゃいますね。・・だって・・安いんですが・・・笑っちゃうくらい美味しいんだもんね・・・。アブルッツォのモンテプルチアーノで、果実味がたっぷり乗ったジューシーな味わいです。


2019 Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

15872

赤 フルボディ
イタリア
アブルッツォ
サンジョルジョ

◆◆◆ヴィンテージが進む場合がございます。ご了承くださいませ。
■2006年ものがリアルワインガイド最新号26号で「旨安賞」をいただきました。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,090 (外税) 
【これはかなり良いんじゃない? 安いからと侮る無かれ!】
 ヴァレンティーニのモンテプルチアーノをご紹介した時に、モンテプルチアーノには2つ有ると書いていましたが、その安い方のモンテプルチアーノ・ダブルッツォで信じられないようなコスト・パフォーマンス、カリテ・プリなワインを見つけてしまいました・・・。

 いや、全く文句が有りません。赤黒果実が凝縮してしっかりと各種ミネラルが香り、妥当なボディを形成して美しい余韻を見せます。このプライスで文句など・・・全く有りませんよ。

 プロ仲間のテイスティングでも、2000円とか3000円とかと同等・・という評価でした。(ちょっと笑っちゃいましたが・・・)こういうワインには、普段の掛け率を変えてしっかり儲けるべきなのかもしれませんが・・・新着のご案内だし、良いとしましょう。でも・・そうそう値上げは出来ない・・・、いや、次回の入荷からは少々値上がりはするようです。

 でもワイン屋的にはどうなんでしょうか・・・。まあ、営業的にはホントちょっと困ったちゃんなワインでは有ります。飲んでみてください・・・。気軽に開けても・・・嬉しい誤算に気が付くと思います!(写真は2016年ものです。)

フォンセカ・ギマラエンス

フォンセカ・ギマラエンス

ポルトガル Fonseca Guimaraens オポルト
● ヴィンテージ・ポートです。フォンセカ・ギマラエンス社は、テイラー社と並び称される優れたポートの生産者です。

 そんなにしょっちゅうは飲むことも無いかもしれませんが、それでも一口すすってしまえば・・いや、その香りに包まれてしまえば、退廃的に美味しい「極上の複雑な甘み」の世界に引き込まれてしまいます。

 まぁ、今回ご紹介の1985年ものは、ようやく飲み頃を迎えた頃とも言えますが、それでも「作法にのっとり」、その世界に触れてみて下さい。普段慣れ親しんでいるスティルワインでは有り得ない凄い世界が待っています。


1985 Fonseca
フォンセカ ヴィンテージ・ポート

15629

赤 フルボディ
ポルトガル
オポルト
フォンセカ・ギマラエンス

■海外メディア評価
94 Points CellarTracker
93 Points Falstaff Magazin Tasted Dec 2014
93 Points Jamie Goode Tasted:Jan 1990
90 Points Decanter World Wine Awards Tasted Jun 2018
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,800 (外税) 
【ヴィンテージ宣言された1985年もののヴィンテージ・ポート!36年ものですが非常にリーズナブルです!】
 ヴィンテージ・ポートです。普段は余り、皆さんも触れない世界じゃないかと思います。

 ですが・・まぁ・・栓を抜いて飲むまで、やはり澱の状態を見て澱を落とし、確実に抜栓することを考えてくださいね。苦労の先には極楽浄土?・・が待っているはずです。とてつも無いほどに甘いのに、脳が情報処理できないほどに複雑性が高いのに、ふと気付くと、ヴィンテージポートの魔力に憑りつかれてしまっていたり・・してしまうんですね。

 イメージ的にはチョコレートやコーヒーと言うほど単純では無く、果実がどうこうと安易に言えないほどに積層した表情が有ります。

 このフォンセカのヴィンテージ・ポートですが、実は幾つか種類が有ります。1つはこの「ヴィンテージ・ポート」で、最も偉大な年に造られたポートです。2つ目は単一畑物のヴィンテージ・ポートで「キンタ・ド・パナスカル・ヴィンテージ」、3つ目が最も偉大なヴィンテージよりも早熟なヴィンテージ・ポートに付与される「キマラエンス・ヴィンテージ」です。

 なので、こちらは最も偉大な年の「ヴィンテージ・ポート」です。

 一応・・ヴィンテージ・ポートは、「ヴィンテージ宣言」された年の葡萄で造られた最高のポートを意味します。ヴィンテージ宣言自体はインスティテュートの承認を得て各社で行いますが、ヴィンテージポートものの格を下げないようにするため、翌年の葡萄の出来を見てから判断するので、2年続けてヴィンテージ宣言することは無いようです・・深くは知りませんですみません。

 noisy も何度かヴィンテージ・ポートをご馳走になったことが有るんですが、いや~・・・「沼」です。ハマってしまって中々抜け出せなくなってしまいます。それに、普通のスティルを後に飲もうなんて気にはならなくなってしまいますし、飲んだとしても・・仮にそれがロマネ=コンティだったとしても、美味しさの微塵も感じられないでしょう。実際、ロマネ=コンティでは無いですが、同じようなシュチュエーションになったことが有りますが、極甘のポート以外には移れない状況になってしまうと思います。ご検討くださいませ。

ラルコ(フェドリゴ・ルーカ)

ラルコ(フェドリゴ・ルーカ)

イタリア l'Arco ( Fedrigo Luca) ヴェネト
● 鳴り物入りでラシーヌさんに登場したラルコのご案内です。この造り手さんは、クインタレッリで長年働いてきた方だそうですが、何せ、あの偉大なクインタレッリも、ジュゼッペ翁引退後に売られてしまいました。ル・テロワールさん時代に、かなり販売させていただいており、その頃からカンティーナ売却の噂は流れ、心を痛めていました。その恐れが現実となってしまった訳です。

 でも、新しい造り手が生まれました。それがこのラルコです。日本での本格デビューもう少し先になります。noisyも、今回ご紹介のアイテム以外のものを1本飲めただけ・・という状況ですが、

「キレイ系のシミジミ旨みが染みてくるタイプ」

の味わいに心がトキメキました!


■エージェント情報(ラシーヌさんのサイトより)

 才能溢れる若干32歳のルーカ・フェドリーゴのドメーヌです。これまで幾度となく予告してきた≪ラルコ≫のワイン。造り手のルーカ・フェドリーゴは、14歳からジュゼッペ・クインタレッリの元で従事してきた人物。そこで学んだことベースに、誠心誠意、彼自身の世界観をラルコのワインに表現しています。

 お披露目用として、ラインアップのごく一部が、3月16日に出荷開始 となり、ようやくラシーヌに届きました。ワインが無事に到着した安堵感と、到着したてで落ち着いていないであろうその味わいに少し心配しながら、試飲開 始。しかし、その心配などよそに、ラルコのワインは、毅然とした態度で大きな存在感を放ち、思わず感嘆のため息をもらしてしまうほどの驚きを与えてくれました。このワイナリーの名前は、『ユピテルの拱門』と呼ばれる石でできたアーチに由来する。『ユピテルの拱門』は、ネグラールへ向かう道からよく見える。数年前まで、フェドリーゴ一家はその拱門の近所に住んでいた。『ユピテルの拱門』は、その起源を16~17世紀にまでさかのぼり、サン・ヴィート・ディ・ネグラールにある丘陵に沿ってそびえる7つの拱門のひとつである。ルーカ・フェドリーゴにとってこの拱門は、過去の記憶を呼び起こさせるものであり、その記憶こそ、ルーカがワインの中に表現したいと願うものだ。

 ルーカは、ヴァルポリチェッラの高名なワイナリー(クインタレッリ)で何年も働いており、多大な経験を得た。アズィエンダはまだ設立から数年ではあるが、過去を尊重した、積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統を、そのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。

 ルーカ・フェドリーゴは、ブラジル、アルゼンチンおよびトスカーナでワインをつくるルイーズ・アルベルト・バリケッロとの信頼関係を築き上げ、設立当初からワイナリーをともに運営するにいたった。ふたりは2001年に、2種類の重要なIGTワインを生み出した。それが、ヨーロッパ圏内だけでなく北米や南米でも非常に評価の高い、《ルベオ》と《パリオ》である。この2つのワインには、「アマローネのブドウ」と呼ばれるロンディネッラ、コルヴィーナ、モリナーラとは異なった品種も用い、個性的な品種構成をとる。


2015 Amarone della Valpolicella Classico
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ

15347
自然派
赤 辛口
イタリア
ヴェネト
ヴァルポリチェッラ
ラルコ(フェドリゴ・ルーカ)

ニュー・ヴィンテージです!
アマローネとすれば激安ですが、味わいは・・・トップクラス間違い無いです。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,400 (外税) 
【パリオ2014、べらぼうに美味いです!・・「あれっ?・・ほんの少し、甘いのかな?・・」と感じるくらいの絶妙な極少の甘みに精緻な構成・・グラっと来ちゃいます!】
 パリオ、やっぱり絶妙な旨さです。甘みはヴィンテージにより微妙に異なりますが、今回の2014年ものはいつにも増して・・

「絶妙な甘みのコントロール!」

なんですね~・・。


 甘さを甘みとして意識させない程度・・それでも気をそこに向けると、

「もしかして・・少し甘みが有るよね・・」

と理解できるくらいの、絶妙なコントロールなんですよ。


 余りに美味しいのでツイツイ・・飲んでしまいます。リパッソのクラシコの、ドライフルーツ的なニュアンスはほぼ無く、むしろ一般的なスティルに近い感じです。

 アマローネから派生したワインですが、このところもしっかり進歩していて、ヴァルポリチェッラに使用する葡萄以外も使用し、「パリオ」と言う新しいワインに生まれ変わったと認識して良いと思います。

 ヴァルポリチェッラの深く精緻な味わいを生み出すテロワールを見事に表現しつつ、アマローネなどとは若干異なり、むしろ五味、六味を意識させないシームレスなバランスをしていると感じました!・・こりゃぁ・・飲んじゃいますよ。より深淵に、濃密にしたサンジョヴェーゼ!・・と感じなくも有りません。是非飲んでみてください。一推しです!


 また、ルーベオはパリオの上級品です。大抵の場合、ルーベオの方が構造的に深いですんで、パリオの良さをさらに進化しているものと思います。今回はテイスティングできていません。

 それに、アマローネはもうご存知ですよね。神品と言って良いほど重厚かつ巨大な味わいをしている非常に超熟なワインです。クインタレッリ譲りの凄いワインです。貴重なのでこれもまだテイスティングできてはいません。是非ともご検討くださいませ!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【本家を超えたか?!素晴らしいです!想像を膨らませて飲んでみてください!】
 以前のコメントを使用していますが、やはりとてつもなくポテンシャル・コストパフォーマンスとも素晴らしいです!時間とともにどんどん変化し、千遍万化とはこのことでしょう!不思議と暑い時期も美味しい・・冷やし目でもしっかり香りが上がってきます。そして冬場も五味がしっかり存在していながら、素晴らしいバランスを感じることが出来ます。超お奨めです!


 【いつも即完売ですみません・・!本家を超えた?!素晴らしいです!想像を膨らませて飲んでみてください!】

 ラルコのヴァルポリチェッラ2004は好評の内に完売させていただきましたが、皆さん、結構手持ちのワインがそれなりに有るようでして、ようやっと味見にたどり着いたところ・・・

「えっ・・・!こんなに旨いの??」
 と言うことにようやく気付いたが、時すでに遅し・・・追加購入が間に合わなかった方が結構いらっしゃいました。noisyも、先の変化を見るために残しておいた数本も・・・結局出荷に回す事になってしまいました・・。それくらい素晴らしかったんですね。むしろ、ワインを飲み込んでいらっしゃるベテランの方の評価がとても高いです。

 今回の上級ヴェロネーゼ2種は、
「アマローネと名乗っていないだけ」
で、味わい上は正にアマローネです。素晴らしい品質、味わいです。ただ、アマローネ2005だけは数が無くて・・・飲んでいません。取り扱う事が出来るワイン屋は、そうは多くないはずですから、見る事は少ないでしょう。

 アマローネのみならず、ヴァルポリチェッラは、大御所である今は無きクインタレッリを筆頭としていますが、
「ラルコはすでにクインタレッリを超えてしまっている」
かもしれません。

 勿論ですが、クインタレッリのとても柔らかなヴァルポリチェッラとは、僅かにスタイルが違うと言えるかもしれません。もう一方の雄、ダル・フォルノ・ロマーノとは全くタイプが違います。それでも、ラルコのワインには、香しさ、繊細さ、色気が有りますし、ゾクゾクっとさせる魅力がたっぷりです。

 ロッソ・デル・ヴェロネーゼの05パリオ、04ルーベオとも、抜栓直後からとても素晴らしいです。どんどん変化して行きます。とても大柄なワインです・・・でも、

「決して、その瞬間、この刹那だけで全てを完結させないで欲しい」
とも思います。時折コラムには書かせていただいていますが、どうしても目の前の今の味わいが全てだと・・・そうは思っていなくても、結局そのように感じてしまうんです。不足しているものは、「想像力」です。想像力は、目の前の現実の物質を必要とはしませんが、その物質がそこに存在する事により、より鮮明に将来を・・過去をも想像することが可能なんです。そんな飲み方をして欲しい・・そう思っています。そうすると、このラルコのワインが、どれほどのポテンシャルを持っているかが判るでしょう。

 ワインの専門家さんとか、評論家さんとかは大勢いらっしゃいますが、精度の高い想像力をお持ちの方は一握りしかいらっしゃいません。ワインを飲んで、美味しい!不味い!と言うことは誰にでも出来ます。でも、きっちりと精度高く、ポテンシャルを取れる方は少ないんです。むしろ、専門家よりも皆さんの方がよほど・・・いや、止めておきましょう。でもそれでは、せっかくのワインの美味しさの半分しか判らったことにならないんじゃないかと・・・。ラルコのヴェロネーゼはとても美味しい・・・でも、どれほどに美味しいかが・・目の前の瞬間にしか判断材料が無いことで、想像されないことで、理解されない可能性が大きいと感じています。まず、自分の好みに当てはめる事を第一にした場合・・(気付かずにそうしている場合を含み・・)、想像力を大きく欠いてからの出発になってしまうんですよね。

 2005年のパリオよりも2004年のルーベオはより大きく、柔らかいです。しなやかさの中に官能感が出始めています。ヴィンテージの差か、熟成の差か、畑の差か、エルヴァージュの差か・・・などと想像して欲しいですし、どんどん膨らませて欲しいですね。是非ともご検討いただきたい、超お奨めのワインです。アマローネは・・正月に飲もうと思ってます!

ラ・コッリーナ

ラ・コッリーナ

イタリア la Collina エミーリア=ロマーニャ
● ロマーニャの有機農業の協同組合です。本国では加盟するとネットで簡単に注文できるようになっているようで、ワインからトマトから・・・何から何まで、有機の産品を簡単に入手出来るようです。

 化学薬品や化学肥料に頼った産品より手間が掛かり、収穫量も安定し辛い有機産品はどうしても高目ですが、運賃を支払って、しかもリーファーで管理された状態で輸入されていますので、むしろ安いし、美味しいのは間違い無い・・ですよね。

Passata di Pomodoro
パッサータ・ディ・ポモドーロ

6703
自然派

イタリア
エミーリア=ロマーニャ
ラ・コッリーナ

◆◆◆ようやっと新物が入荷しました!凄くおいしい生のまんまのようなトマトです・・・
賞味期限は2023年12月です。
新着メンバー登録画像  680G 在庫    ご注文数   本
¥970 (外税) 
【トマト・・・です!】
 こうなってくると、本屋だか雑貨屋だか輸入食品店だかワイン屋だか自然食品店だか、自分でも良く判らなくなってきてしまいますが、滅茶苦茶ナチュラルなパッサータ・ディ・ポモドーロをご紹介します。

 そもそもは、上記のラ・コッリーナの生産なんですが、ご他聞に漏れずビオディナミコです。ここのエージェントのK君との話し合いの中で、

「ん?このラ・コッリーナのトマトって、美味しいの?」
「ええ、とても自然な味で旨いですよ。・・・と言うか、社長が自分で食べるから売らないでいいからね、って言われてるんですよ。」

 ・・・そんなことを言われた日にゃ、天邪鬼を自認する noisy としましては、試してみるっきゃ無いじゃないですか!

 で、さっそく食べてみますと、・・・これは全くのトマトそのものでした。裏ごしした、もしかしたら熱さえ入っているかどうかわからないほどのシロモノで、生のトマトの代わりに使いたい、とてもピュア&ナチュラルな味わいでした。

 noisy は、ヴァレンティーニのオイルを温めたところにみじん切りのニンニク、鷹の爪の香りを出し、さらにベーコンを切って炒め、細いパスタをゆで汁で塩を調整しつつ、このパッサータ・ディ・ポモドーロを絡める・・みたいな感じで食べました。かなり旨い!

 しかしながら、もしかすると、ケチャップやピューレの味に慣れた方が食べると物足りないかもしれません。その際は、ちょっと長めに煮詰める感じで濃度を調整してみてください。

 開けたてでしたらあえて熱を入れずに、オリーブオイルと塩だけで冷製のポモドーロ・パスタも美味しいと思いますよ。

 抜栓後は冷蔵庫で保存していただければ、結構持つと思いますし、ご心配なら、ラップに小分けして冷凍してください。とてもナチュラル、自然な風味が良いです。ご興味のある方は輸入食品&雑貨屋NOISY'Sまでお早めに!

サンテ・ベルトーニ

サンテ・ベルトーニ

イタリア Sante Bertoni エミーリア=ロマーニャ
● ラシーヌ・セレクションの美味しい「バルサミコ」が登場です。実に嬉しい価格で仕上がりました。この季節、美味しい酢酸をたっぷりとって癒されてくださいね。

N.V. AgloDolce Condimento Alimentare
アグロドルチェ・コンディメント・アリメンターレ(旧バルサミコ・ビアンコ)

3394


イタリア
エミーリア=ロマーニャ
サンテ・ベルトーニ

◆◆◆大人気で完売していましたバルサミコ・ビアンコ(Balsamico Bianco)が名称変更で新入荷です。
写真は以前のものを使用しています。
新着メンバー登録画像  500ML 在庫    ご注文数   本
¥1,550 (外税) 
【時を超えるバルサミコ...と言われているようです.. サラダ、揚げ物、焼き物にコクをプラス!ついでに疲れた体にもパワー充填しましょう!】
 安価で旨いバルサミコ酢です。「トラディショナレ」と付くバルサミコ酢は12年以上の熟成など、かなり厳しい条件が付けられますし、価格も100mlで ウン万円 というように、びっくりしてしまうほどの高級品です。

 こちらは熟成は 「1年」ですが、上級のものに味わいを近づけるような努力がなされているようです。香りは正にピュアなお酢..ですが、少量使用するだけで料理にコクが出てきます。noisy も試してみましたが、「ベリーグー!」でした。例の如く、切った「水菜」を敷いて、パン粉をつけて焼いた白身魚を載せて、バルサミコと醤油で..OKです。水菜にはエクストラ・バージン・オリーブオイルを振っておいても良いかもしれません。工夫してみてください。美味しくてバリバリ食べられちゃいます..。

 夏でもワインを離せないワインマニアにとって、このワインヴィネガーやバルサミコは必需品ですよ。何と言ってもワインと相性が良いのがポイントですね。そりゃそうですよ..もともとはワインなんですから..。
「赤ワインはこの料理にはちょっと合わないかな?」
と思ったら、料理の はじっこ にこのバルサミコ酢を垂らして確かめてみてください。そして付けて試食してみましょう..。どうです?塩っけが不足していたら、岩塩でも醤油でも足してみましょう..。ぱさぱさ感が有ったらオリーブオイルを振ってみる..。意外にも醤油との相性が良いのが判ると思います。最もイタリアンさんで、
「醤油くださ~い」
なんて大きい声を出したら嫌われちゃういますので止めてくださいね。あくまで自宅で..やってください。

 サラダにこのバルサミコとパルメジャーノ、塩、オリーブオイルで最高 の前菜に成りますし、フライに振っても焼いた赤肉に振ってもポテンシャルアップします。お好みに応じて量を調節してください。夏の疲れた体にとても効く!(と、思います)リーズナブルで美味しいアチェート・バルサミコをお試し下さい。
   
 
N.V. Aceto Balsamico di Modena I.G.P.
アチェート・バルサミコ・ディ・モデナ(1年熟成)

9535


イタリア
エミーリア=ロマーニャ
サンテ・ベルトーニ

新着メンバー登録画像  500ML 在庫    ご注文数   本
¥1,550 (外税) 
【時を超えるバルサミコ...と言われているようです.. サラダ、揚げ物、焼き物にコクをプラス!ついでに疲れた体にもパワー充填しましょう!】
 安価で旨いバルサミコ酢です。「トラディショナレ」と付くバルサミコ酢は12年以上の熟成など、かなり厳しい条件が付けられますし、価格も100mlで ウン万円 というように、びっくりしてしまうほどの高級品です。

 こちらは熟成は 「1年」ですが、上級のものに味わいを近づけるような努力がなされているようです。香りは正にピュアなお酢..ですが、少量使用するだけで料理にコクが出てきます。noisy も試してみましたが、「ベリーグー!」でした。例の如く、切った「水菜」を敷いて、パン粉をつけて焼いた白身魚を載せて、バルサミコと醤油で..OKです。水菜にはエクストラ・バージン・オリーブオイルを振っておいても良いかもしれません。工夫してみてください。美味しくてバリバリ食べられちゃいます..。

 夏でもワインを離せないワインマニアにとって、このワインヴィネガーやバルサミコは必需品ですよ。何と言ってもワインと相性が良いのがポイントですね。そりゃそうですよ..もともとはワインなんですから..。
「赤ワインはこの料理にはちょっと合わないかな?」
と思ったら、料理の はじっこ にこのバルサミコ酢を垂らして確かめてみてください。そして付けて試食してみましょう..。どうです?塩っけが不足していたら、岩塩でも醤油でも足してみましょう..。ぱさぱさ感が有ったらオリーブオイルを振ってみる..。意外にも醤油との相性が良いのが判ると思います。最もイタリアンさんで、
「醤油くださ~い」
なんて大きい声を出したら嫌われちゃういますので止めてくださいね。あくまで自宅で..やってください。

 サラダにこのバルサミコとパルメジャーノ、塩、オリーブオイルで最高 の前菜に成りますし、フライに振っても焼いた赤肉に振ってもポテンシャルアップします。お好みに応じて量を調節してください。夏の疲れた体にとても効く!(と、思います)リーズナブルで美味しいアチェート・バルサミコをお試し下さい。

カザーレ

カザーレ

イタリア Casale トスカーナ
● キャンティ・コッリ・セネージのカザーレです!伝統的な白葡萄を混醸するタイプの、優しくも滋味深い味わいです!


Az. Agr. Casale カザーレ
地域:Toscana
地区:Colle di Val d’Elsa コッレ・ディ・ヴァル・デルザ
造り手:Giovanni Borella ジョヴァンニ・ボレッラ
HomePage : http://www.casalewines.com/index.html

Casale
un nome genuine per i genuini prodotti della terra senese
(シエナの大地を純粋に表現したプロダクトのための、誠実な名前)

出典:Oinos - Vivere di vino誌、2012年第2号 (翻訳作成:2012年9月)
 ―ジョヴァンニ・ボレッラ。

 親しみを込めて友人たちからジャンニと呼ばれている彼は、出来合いの言葉を当てはめて説明するにはあまりにも多才すぎる。教師、ワイン生産者、ジャズ奏者、役者、絵描き、詩人、演出家…。知的な鋭敏さ、生きることへの喜び、機転がきき抜け目ない眼、想像力、その輝かしい手腕。ジャンニは、トスカーナで生活を送るために、興味があることに専念して辛抱強く働き、体験し、そしてエルサ渓谷のロマンチックな夕日を見て味わうために、かなり早い段階でスイスを飛び出した。世界中を旅でまわった彼に言わせれば、この夕日は無条件で最も美しいもののようだ。

 「私はこの小さなワイナリーを1973年に購入した。敷地面積は41ヘクタールで、そのうち5ヘクタールがブドウ畑。この畑から、約30000本のワインと1000本ちょっとのオリーヴオイルをつくっている。カンティーナが位置するのは穢れのない丘のてっぺんで、エルサ渓谷に四方を囲まれている。数々の山道やサンジミニャーノの塔、カソーレの城塞、ラディコンドリの鐘楼らは、シエナの地において私が所有する絶景のひとかけを際立たせている。

 私の畑では、常に自然なやり方で栽培を行っている。事実、農業会社の営業マンが無理やり私に聞かせたつまらない話が、私にとって気に入らないものだとすぐに気付き、自問自答したしまつだ。自然は、これらのものを本当に必要としているのだろうか?と。それからあとになって、70年代の終わりころ、私のやっていることはビオロジック農法だと誰かに言われた。それまで、自分では気づいていなかったのだ。公式的には1981年から認証を受ける先駆者ということになる。近頃は、ビオロジックということばを耳にする機会が多すぎる。やや流行的に使われているが、商業上必要でうたっている場合が多いね。

 自分の手で植樹し、心をこめて育て上げてきた美しいブドウ畑からは、かぐわしく厳格なキアンティ・コッリ・セネージが生まれる。品種構成はサンジョヴェーゼ86%、カナイオーロ10%、コロリーノ3%、トレッビアーノ/マルヴァジーア計1%(白ブドウ)だ。ファースト・ボトリングはいまや神話的な1979年。このワインがうまれる土地は地質学的に比類ないユニークなもので、「フェノメノ・コッラルト」と呼ばれる。石灰岩の層と火山性の隆起した層が並んだものだ。じゅうたんのような、いずれ他にはない腐葉土のモケットとなるように、私は刈った草をブドウ樹の足元にまくという作業を繰り返す。少しでもブドウ樹が楽な生活が送れるようにと思ってのことだが、それでも表土にはブドウの根は極めて少なく、ブドウは忍耐を強いられる。

 私はつねに驚くほど美しいブドウをカンティーナに運び込む。腐敗をいうものを知らないし、ワイン醸造はごくごく簡単だ。勝手にワインになる。主義として、酵母添加は行わず、土着の天然酵母のみで発酵が進む。そして、私はステンレススチールタンクを愛しているわけではない。コンクリート槽の伝統を愛しんでいる。昔は木樽も用いていたが、ビステッカを調理するために犠牲になってもらった。ブドウ由来の見事なまでのタンニンが備わっているため、木樽は必要ない。最終的にはゆっくり、非常にゆっくりとボトルの中で熟成していく。そう、銀色に輝くオリーヴのことも忘れてはならない。トスカーナの象徴かつ栄光であるオリーヴから、繊細なエキストラヴァージン・オリーヴオイルができる。

 『イル・カザーレ』の畑は、シエナの山々に囲まれている。昔ながらのブドウの栽培醸造の伝統があるこのエトルリアの大地で、ブドウ樹は愛情をこめて栽培され、キアンティ・コッリ・セネージになるべく醸造される高貴なブドウを実らせる。このワインは輝きのあるルビーレッド・カラーで、繊細な芳香、スミレのアロマがあって余韻が長く、ひろく食事とともに楽しまれるべきワイン。地中海の料理との相性がいい。リゼルヴァは、暗めのルビーレッド・カラー。ドライフルーツや御香のかおりがあり、たっぷりとしていて優美だ。アルコール感もあるが余韻は長い。偉大な料理のためのワインである。キアンティ・コッリ・セネージは収穫から3~4年後に、リゼルヴァは5~7年後にボトリングされる。

 一方、Giovannino(ジョヴァンニーノ、つまり小さなジョヴァンニの意)は若者たち向けの、若くして楽しめるワイン。フレッシュで愉快で、飲みやすい。最後に、Rubrodel Casaleルブロ・デル・カザーレ。ファースト・ヴィンテッジは1994年。サンジョヴェーゼ100%でつくられ、毎年リリースされるわけではない。格付けはテーブルワインでありながら、ボトリングは収穫から7年後になることもある。濃いルビーレッド・カラー。堅牢なタンニンが豊富で、味わいには、好ましいアイリスの風味がある。熟成にむくワインで、ジビエとあわせるのが理想的だ。みなは『あなたのキアンティ・コッリ・セネージは非常によく熟成しますね』と言うけれど…。

 『1600年代から存在しているような自身のカンティーナを持っていて、キアンティからの白ブドウの排除に常に異議を唱え続けているようなトスカーナ出身の誠実な栽培家がいる。わたしのワインに限らず、そういった栽培家が伝統にのっとってつくった多くのキアンティ・コッリ・セネージは、とてつもない熟成可能性を秘めているのだ。しばしば、私は過去を体験することを楽しんでいる。並外れたタンニンによってまだフレッシュさが保たれていながら、なめし皮を感じさせるステージにあがり、そこから赤い果実がゆっくりと姿を現してくる。そんなワインを味わうのは計り知れない喜びだ、と確信を持って言える。』

 ジャンニは、常に真実の品質とは何かを探り続けた。彼は熟成したワインが大好きだ。会いに行ってごらんなさい、いつでも、驚嘆すること間違いなし。


N.V. Rosso Giovannino V.d.T. Bag in Box 3L
ロッソ・ジョヴァンニーノ・バッグ・イン・ボックス・3リッター

9530

赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
カザーレ
2020/11/07(土)より出荷可能

2020/11/07(土)より出荷可能
■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ20%、カナイオーロ10%、 トレッビアーノ・トスカーノ/マルヴァジーア・ルンガ・デル・キアンティ計10%

デザインは予告無く変更される場合が御座います。ご了承くださいませ。
新着メンバー登録画像  3000ML 在庫    ご注文数   本
¥3,990 (外税) 
【ようやっとの再入荷!中々に出来の良いお得なバック・イン・ボックス!キャンティクラスの仕上がりです!】
 自然派のカザーレのバック・イン・ボックス3Lです。カルフォルニア産や、新世界の同じものに比べると少し高めですが、味わいは全然違います。結構・・美味しく飲めちゃいますよ。大満足とまでは行かないまでも、満足できるライン上にあると思います。

 まぁ、ほとんどのチェーンのレストランさん辺りは、こんなバックインボックスを使っています。もちろん、こんなピュアなものでは無いですよ。ラシーヌさんの輸入ですから、完全にに温度管理された環境にあります。この半額程度で出回っているものは、全く温度管理されず、出来るだけ低価格で流通されるようになっていますんで、甘くてだら~っとした味わいのものがほとんどです。

 開封してからも1ケ月以上、冷蔵庫で保存可能です。空気が入りにくいので酸化しにくい構造なんですね。

 味わいは、カザーレのキャンティ・コッリ・セネージほどまでは行かないですが、軽くて薄い一般的なキャンティよりも充実した濃度とバランスがあり、しかもピュアでドライです。しっかり膨らみ、余韻もそこそこ・・味幅もしっかり有ります。甘くないので、冷蔵庫に入っていたのなら少し温度が上がって来たくらいが美味しいです。がぶ飲みしたい時はどうだろう・・・余り向かないかな?・・結構味わいはしっかりしていますんで・・・。大量消費が見込まれる時、もしくは普段飲みの予算を抑えたい時、ご検討ください。

全体の姿です。この状態から箱の上の折り目を開けてみると、何故か薄くカットされたコルクが、箱の中のバックに乗っかっていました。何に使うんだろう? まずは横に倒します。下の方に切れ目が有るので・・・・丸いカットラインを丁寧に「指で」カットしてくださいね。

 あ、カッターは使用禁止!・・もし誤って中のバックを切ったら・・・残念なことになってしまいますから・・・ 次に、箱を逆向きにして・・・立てます。
 そして、中の蛇口を引っ張り出してください。

 カットした部分を元に戻します。蛇口がある程度安定していれば、さしたる問題にはなりませんので大丈夫です。

 この状態で、赤いプラスティックの上の部分を取るので、チェックしてください。 最後に・・・その赤い、少し長めのプラを引っ張って取ってください。これで出来上がり!

 注ぐ時は逆さまにして、サイドの赤いレバーを持ち上げるとワインが出てきます。

 保存はそのまんまか、蛇口を奥に引っ込めて、冷蔵庫に入れちゃいましょう!

ファットリア・デイ・バルビ

ファットリア・デイ・バルビ

イタリア Fattoria dei Barbi トスカーナ
● 久し振りのファットーリア・デ・イ・バルビ、ブルネッロをご紹介します。

■エージェント情報
 1790年、コロンビーニ・ファミリーによって購入された「ファットリア・ディ・バルビ」は、ここからワインのサクセス・ストーリーを紡ぎ上げてゆくこととなります。1892年にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの瓶詰めを開始しましたが、この年にはイタリア農業省から銀メダルも送られ、ファットリア・ディ・バルビの優れた作品はさらに広く世に知られることとなりました。
 
 2007年には、バルビのブルネッロ・ディ・モンタルチーノとブルネッロ・リゼルヴァ・ヴィーニャ・デル・フィオーレは、世界で最も権威があるワインの中の一つとなったと言われています。

 現在はステファノ・チネリ・コロンビーニ氏が運営を担っており、セラーの隣の気楽な雰囲気の中で、地元の伝統的な料理を味わうことができる1972年から続くレストランも、訪れる人々を歓待しているようです。

 今回は、そのファットリア・ディ・バルビが誇る「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の2010年をご案内!エレガントなブーケ、複雑な味わいで人々を魅了し続けているワインですが、パーカーポイントも94点と大満足の内容です!


2014 Brunello di Montalcino
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

15203

赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンタルチーノ
ファットリア・デイ・バルビ

■ Wine Enthusiast は堂々の91ポイント!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,580 (外税) 
【こんな、大仰では無いエレガント系のブルネッロが、時に染み入ってくるんですよね・・。】
 比較的大手さんのブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。サリクッティやサルヴィオーニ、ポッジョ・ディ・ソットなどの凄~いブルネッロとは全く別物・・とも思えてしまいますが、実は結構に凄い一面を持っていたりもします。

 何故って・・いや、その昔、相当に古いバルビのブルネッロ古酒の素晴らしい味わいに出会っているから・・なんでしょうね。

 その頃の大物と言えばやっぱりビオンディ・サンティですね。古酒ばかりだったので、状態もそれぞれで・・サンティは余り良く無かった・・でも、30年近くも経過したこの淡~いバルビの古酒は、滅茶美味しかった記憶が有るんですよね。まぁ、このエレガントなブルネッロが30年以上経過してもワインの形を保っているはずだとは、今でも言い辛いのは確かでは有ります。

 2014年のこのブルネッロも、前回の2010年同様・・非常に同じように感じます。キツク無く、足りなくない・・とてもエレガントな表情をしていますが、ブルネッロらしい「練れた」美味しさに、ブケと言って良い熟成に由来するアロマとスパイシーさを感じさせてくれます。余韻は結構に純粋さを感じます。

 2010年の写真は結構に紫色っぽく映っていますが露出に「青」が強かったんでしょうね。最近のiphone は結構、黄色く映りますので、テイスティングの写真はむしろ自然な光に近いかもしれません。

 とても美味しいと思いますが、凄くは無いです。すごくないのが凄く良い・・と言う、しょうも無い論理ですが、時々飲みたくなる美味しさです。ご検討くださいませ。



 以下は2010年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【エレガント系ブルネッロの筆頭??できれば少し熟させてから飲みたい!】

 比較的大手のブルネッロ生産者、バルビの2010年ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをご紹介します。凝縮感にこだわりだした多くのブルネッロの生産者たちの中に有って、

「凝縮感?・・何それ?」

と言う感じを貫き通しています。

 そんな中堅~大手のブルネッロを飲み比べてみますと、このファットリア・デイ・バルビのワインが結構、光ってみえることが多いです。似たような立ち位置にはアルジャーノがいますが、ブルネッロなんぞは・・何だかな~・・センス無いな~・・ソレンゴはまだ美味しいのに・・などと思いつつ・・。それに、価格もそんなには高く無いのも有って、

「熟し始めたバルビのモンタルチーノが出たら買い!」

と言う頭がいつも有ったんですが、

「熟し始めたバルビのモンタルチーノが出てくることはまず無い!」

と言うの事実・・です。散々待ってますが出てきた試しが無い・・無かったです。


 スタイルとしては、決して濃厚では無いスタイルでドライなので、リリース直後のまだ硬い時期に飲むと少し寂しいんですが、結構早めに柔らかくなってくるんですよね。開けたてでやや硬めでも、飲み進めて行くうちに滑らかに膨らんで来るんです。

 さりとて・・どうでしょうね~・・アドヴォケイトはこの2010年ブルネッロに94ポイントも奢っちゃってますが・・

「そりゃぁ幾ら何でも盛り過ぎだろう?」

と思いますよ。良いとこ、92点位です。そうじゃなきゃ・・他に素晴らしい生産者が山ほどいるブルネッロの点数は、最高点が100点じゃとても間に合いませんよ。それにどう見てもアドヴォケイト好みの味わいじゃ無いです。


 いや、でも決して貶してはいません。濃密さが得意な生産者もいれば、自然な味わいが身上の生産者もいる、ココアやコーヒーのように黒い色が出てくる人もいれば、褐色こそ命!・・と言うような古い生産者もいるんです。あのカーセ・バッセだって・・昔は濃かったですが、今は決して濃厚とは言えません・・そんな風に変化もしてきます。

 しかしバルビは変わりません。エレガント系の決して超高値にはならない、まるでピノのようなブルネッロを延々と造り続けているんですね。このエチケッタも昔からほとんど変わらず、イタリアの小国が沢山有った王族時代を思わせてくれるような家紋が良いですよね。エチケッタは非常に派手では有りますが、味わいはエレガントなんです。

 現状はまだやや硬めですが、ドライで甘味に頼らない構造です。是非飲んでみてください。リーズナブル、エレガント路線のブルネッロでは中々バルビは超えられないと思います。

タメッリーニ

タメッリーニ

イタリア Tamellini ヴェネト
● 魚介類の美味しい季節になってきました。皆さんは何でも赤ワインばかり飲みたがりますが、マリアージュを考えたら白ワインは必需品ですよ。
 そうだ、どうせ飲むんだったら2本一緒に開けてはいかがでしょうか?全部飲む必要は有りません。1本は白にしていただけば、魚系やあっさりしたものは白で、重めのものなら赤という、ささやかな贅沢が可能です。もっとも若いワインに限ります。古酒はさっさとその日に飲んでしまいましょう。残ったワインは翌日か翌々日にまた楽しむことができます。まあ、noisy の場合は常に何本か開いていますので、赤白両方楽しめることも有ります。でも、
「どうすんのよ、こんなにボトルばっかり沢山テーブルに乗っけて!」
と、とても怖い方に怒られる毎日では有ります。


 冗談はさておき、今回の隠れたメインエベントがこのタメッリーニです。滅茶苦茶状態が良いです。しかも滅茶苦茶旨くて滅茶苦茶安い!と思います。ふかふかとした畑が目に浮かんでくるような、そんなソフトさを持ちながら、口の中が薄辛くならないポテンシャルの高さを持っています。


2016 Soave le Bine de Costiola
ソアーヴェ・クラシコ・レ・ビーネ・デ・コスティオラ

15256

白 辛口
イタリア
ヴェネト
ソアーヴェ
タメッリーニ

◆◆◆ヴィンテージ更新です。(ご注文のタイミングによりヴィンテージが進む場合がございます。ご了承くださいませ。)
■エージェント情報
 1998年に創設。生産者としての歴史は古く、祖父の代から他の生産者とカンティーナを設立していた為、1930年代から栽培されているブドウの樹もあり恵まれた環境でスタートしています。
タメリーニの畑はクラシコ地区の丘陵地にあり、高品質なソアヴェを造る為に収穫は全て手摘みで一房ずつチェックを行い、完熟したキレイな房だけをプラスチック製の清潔な容器でカンティーナまで運ぶという
徹底した管理のもとに造られています。ワインスペクテーターからは「リンゴや桃の香りの中にトーストしたオークの洗練した香り。フルボディで様々なフルーツ、そして熟した果実の魅惑的なフィニッシュ、生き生きとした酸味でスタイリッシュ。
これはとてもファンタスティックなソアヴェだ!」
とコメントされており、高品質ソアヴェのトップ生産者としての地位を築いています。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,520 (外税) 
【さすがに畑名付き!凝縮感に差がでます!ホント旨いです.. 】
 やっぱ白だね、じゃなくて、さすがですね。上級キュヴェだけのことはあります。味わいは、昔ご紹介させていただいて大変な評判をいただいた、柔らかなソアーヴェをふた周り大きくして、さらにキレを持たせたようなものです。また、ミネラルの存在は倍近いものがあり、よりポテンシャルがあると感じます。

 まあ、大体、上と下が有れば、上の方がより旨いんです。そりゃそうです、その辺りはちゃんと確かめてからオファーしてますから..。状態・味わい・価格は妥当か、現状で満足できる味わいか、将来的なポテンシャルを見るかなどなど..結構苦労しながら飲んでるんですよ~。ただ飲みたくって飲んでるって訳でも無いんです。いや、最近は区別が出来ない状況であるのは間違いないですが!

 味筋としましては、秀逸なソアーヴェ(ソアーヴェを名乗ってはいないが..)を造る アンセルミと比べても遜色ないどころか越えている部分も感じられます。アンセルミの切れ味良い「剛」を感じさせるワインに対し、タメッリーニは「しなやかさ、柔」を強くイメージさせます。特にこのレ・ビーネは上級キュヴェということも有ってか、しなやかさを無くさずに凝縮感やエキス感を感じさせてくれます。

 飲まれるタイミング変わりますがほぼ全開状態ですとソフトさとまったり感、ボリューム感に熟したフルーツのニュアンスが出てくると思います。やや若いタイミングですと
「ソアーヴェらしい麦わらや生き生きとした青っぽい蔓のニュアンス」
がピュアさや硬質感をプラスしています。是非飲んでみてください。と言うわけで一押しです。是非セラーに数本!置いてあげてください。旨いです。


2018 Soave
ソアーヴェ

14799

白 辛口
イタリア
ヴェネト
ソアーヴェ
タメッリーニ
2020/04/04(土)より出荷可能

◆◆◆2020/04/04(土)より出荷可能。ヴィンテージが進む可能性が有ります。ご了承くださいませ。
■ガルガーネガ種100%◆◆◆素晴らしい質のソアーヴェです!
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥1,850 (外税) 
【良い感じの仕上がりです!】
 ガルガーネガ種によるソアーヴェです。ソアーヴェは、今ではピンキリが有るワインですが、そうは言っても、ブルゴーニュの偉大なシャルドネにはどんなことをしても及びません。反面、比較的軽く仕上げると、飲みやすくて充分と言えるレベルの深みの有る味わいが得られます。また、良い区画の葡萄を過熟させることによって糖度を上げ、質感を上げることにも成功したワインです。

 しかし、ソアーヴェと言いながらも、独特な茶掛かった色合いの無い、真っ白に近いものも有り、
「ん?・・これ・・ソアーヴェなの?フラスカーティみたい・・」
に思えることも有ります。ソアーヴェには独特のコクもあるのが特徴です。

 そんな中で、クラシコと名付けられたものは、より限定された地区で生産されます。そして、このタメッリーニは、中でも高質な仕上がりをしている素晴らしいカンティーナです。

 ほんのりとした麦わらのニュアンスにわずかな煙り、どこか遠くに見える蜜のニュアンス、薄い緑や白の花、そしてとてもソフトでしなやかなミネラルにつつまれます。雑草が生い茂った畑はとてもふかふか で、微生物たちが動き回っている様が想像できるようでも有ります。甘くなく、ドライながらもエキス分の張りと旨みがボディを支え、とても心地よい収束が長く続きます。

 先日も2014年に切り替わったので飲んでみると、ミネラリティもたっぷり、深みの有る構造ながらも鈍重にならず、繊細さも感じさせてくれました。遅熟させて高級感を演出しているような高級とされるソアーヴェなどに比べ、畑の素性の良さの延長にこの味わいが有ると思わせてくれるものです。とても美味しいガルガーネガ種のシンプル・ソアーヴェです。お薦めします。

ラディコン

ラディコン

イタリア Radikon フリウーリ=ヴェネツィア・ジュリア
● ラディコンです。お初のワインも結構入って来ました。アイテムは非常に多いんですが、それぞれ2本~6本ほどしか在りません。各々1ケース以上で発注していますが、それでもこんな数です。

 なので今回は数量も少なく、毎回全部開けてますと倒産しちゃいますんで、前回のコメントを中心にお届けいたします。

Radikon
ラディコン

オスラーヴィアで戦後間もなく、現オーナーであるスタニスラオ・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。1980年からスタニスラオにワイナリーは委譲され、それまで桶売りしていたワインを自らボトリングを始める。シャルドネやソーヴィニョンなど国際的なブドウの導入、畑をヘクタールあたり9500-10000本を高密植にし、過熟気味のブドウを圧縮空気式の柔らかな圧搾にかけ、バリック内での醗酵・熟成という最上の白ワインを造る上で世界中で採用されている手法をとってきた。しかし1995年からは、ピノグリージョ以外の白ブドウに70年代までは一般的に行われていた約2週間のマセレーションと大樽での熟成を採用し、畑でも除草剤や化学肥料などの使用をやめる。



太田社長より
 注文していたラベルがなかなか納品されないなぁなどと思っていたら、印刷所が製造さえしていなかったことが判明、そのせいで引き取りが大幅に遅れていたラディコンからワインがようやく届きました!!日本だけ現行ヴィンテージが大きくずれ込んでいるという問題(それで悪いことがあるわけではない…どころかワインにとっては非常に良い事だったりするのですが…)を解消すべく、2006年ヴィンテージの白が瞬殺した勢いに乗じ07、08とジャンジャン買って、世界に追い付こうと画策していたのですが、なんともうすでに現地では2010年が売り切れてしまったそう…。08はもともとの生産量が少なく、09からはスラトニック&ピノグリージョを生産し始めたためにオスラーヴィエの生産本数が減ったことなどに加え、スラトニック&ピノグリージョがイントロ的役割を果たすことで故スタンコが確立したリボッラ、オスラーヴィエ、ヤーコットの販売も順調になってきているようです。日本でだけでなく世界でも愛飲されるようになったのだとしたら、本当に嬉しい限りです。あ、ちゃんと日本への分はどんな生産本数の少ないヴィンテージであれ必ず一定量は取って置いてくれるはずなので、ご心配なく!

 で、今回入ってきたワインですが、

〇スラトニック&ピノグリージョ2014:天候的に非常に厳しい年だったこともあり、例年の4割程度の本数しか届いていません…。味わいは…ザクザクです!

〇リボッラ&オスラーヴィエ&ヤーコット2007:2006ヴィンテージはいまだにやんちゃな印象(完全な大人になるにはあと1-2年くらいかかるでしょうか…)がありますが、2007年は目立った反抗期もなく素直に成長したヴィンテージで、天真爛漫という言葉がぴったりかと。まさに“すぐ美味しい、凄く美味しい”ってやつです。

〇リボッラ2003:ノーマル リボッラの2003としては、今回入荷分で最後となります。あれっ、ノーマル リボッラ??という事は…お楽しみに!!

〇オスラーヴィエ2002:リリース当時、2003と共にオータをウルトラ疑心暗鬼にさせたラディコンの2002の白…雨がちな年だったので非常に線の細いワインでして、スタンコにも

「これって早々にボトリングしたほうがいいんじゃない?」

と何度も言ったのですが、

「いやいや、まだタンニンが落ち着いてない(硬い)からダメだ。」

とスタンコ…。リリースされたワインを飲んでは心の中で、

「お歳の割には老けすぎてない?」

と思っていたのですが、忘れたころ(4―5年後くらい?)に開けたら果実味全開で何のストレスもかからない恐ろしくスムーズな飲み心地のワインに…つまりある種の還元状態だったんです…。2002と2003が美しく変貌する姿を見てからというもの、一度信じた造り手のことを疑うのはやめようとオータは心に固く誓ったのでした…。前回入荷の各種バックヴィンテージワインよりも更にセラー奥にあったこのワイン、とりあえず半量を持ってきました。是非ともビックリしちゃってください。

〇オスラーヴィエFDT(フオーリ ダル テンポ)2001:“時間軸を超えた”という名を持つオスラーヴィエのリゼルヴァ的ワイン。今回入荷分で2001は最後になります。2000年に続き、2001もほとんどが日本に来たことに…。

〇オスラーヴィエ1998:前回入荷はリゼルヴァでしたが、今回はノーマルの98が!色はいかついですが、開いてきた時の香りと味わいは至ってキュート。

●モードリ2004:ラディコンがスロヴェニア側に所有する区画に植わるピノネーロで造るワイン。最終在庫をかっさらってきました!

●メルロー2005:春先から断続的な雨に見舞われた2005ヴィンテージ、ボルドー液撒いては雨が降り、地面が乾くのを待ってボルドー液を撒いてはまた雨…白の区画の世話に追われてしまい、ふと気づけばボルドー液を一回も撒くことなく長雨の洗礼を受けることになったメルローにべと病が蔓延、大半のブドウ樹が結実不良をおこします。そんなタフな環境の中でも結実したブドウは、2005とは思えないほどのしっかりした実を生らせ…。このワインを飲んだ直後、僕は樽に「ユート(オータ長男)用」とチョーク書きしたのでした…。もちろん1999や2001のような深み&テンションはありませんが、だからといって軽いワインなわけでもなく…是非!

●メルロー2001:こちらも現地最終在庫を全部戴いてきました!

 念のため、白ワインは全て限定とさせていただきます!!忘れるとこでしたが、グラスも1200脚届いています。こちらも限定とさせていただきますし、ラディコンのワインをより多くご注文下さった方を優先して数を振り分けさせていただくことを予めご了承くださいませ。


2007 Pignoli Venezia Giulia I.G.T. 4/3
ピニョーリ I.G.T.ヴェネツィア・ジュリア 4/3

14479
自然派
赤 フルボディ
イタリア
フリウーリ=ヴェネツィア・ジュリア
コッリオ
ラディコン

◆ ピニョーロ100%。
新着メンバー登録画像  1000ML 在庫    ご注文数   本
¥11,150 (外税) 
【希少なピニョーロ種100%!4本のみです。】
 今回入荷したラディコンのワインを数種、テイスティングしました。進むにつけ、ラディコンの進化を思うようになってきました。まぁ、それがラディコンが進化したのか、noisy の感覚の変化なのかは不明だとしても、少なくともラディコンが日本に初めて紹介され入ってきた頃より、格段にコンディションは良くなっていると思います。

 元々は、グラヴナー(noisy はグラヴネールと言ってましたが・・)が1995年で造りを一旦止め、1996年を造らず、1997年からビコディナミコの造り手として再スタートを切ったことと大きく関係しているように思います。

 noisy的には、フランス風な造りのワインだが物凄いポテンシャルを持つフリウーリのワインに初めて触れたのがグラヴナーで有り、しかしイタリア現地以外での評論家の評価が余りに不当であることに気付いていました。その素晴らしいグラヴナーのワインが、自身でもどうも完全な理解を得られない状況に陥ったことから、イタリアのビオに対する消化不良を起こしていたかもしれません。

 それは、まず正規に輸入されることのなかったビオのワインが2000年前後を境にどんどん輸入されるようになったこと、そしてそのコンディションにはどうしても「?」を付けなくては理解し難い味わいをそのワインが持っていたことが上げられます。現にグラヴナーのワインはどうでしょうか・・。とても理解できるような状況では無いんじゃないかと・・思うわけです。

 そんな中で、ラディコンのワインは年々安定度を増し、それに連れ、ファンも増えてきたように思います。

 ラディコンのワインには、例え「揮発酸」が発生していたとしても、それは完全に「表現のひとつ」に取り込まれていて、揮発酸を生成する菌は生きておらず、それ以上の数値になることは(内的には)有りません。

 そのバランスは非常に良く、一般の方なら揮発酸のニュアンスの無い普通のワインとの判別は難しいでしょう。元よりその辺りに寛大なビオファン、ラディコンファンには、


「そんなこと言っても・・意味無いんじゃない?」

と言うかもしれません。


 少なくとも現在の正規輸入のラディコンワインはコンディションも良く、ラディコンの持っている独特な風味をそのままに伝えていると言えます。揮発酸の大嫌いな noisyでさえ、

「・・そうそう・・こんな風に仕上げてくれれば問題無いんだよ・・」

と思わせるものになっています。


 このピニョーリは、何と「ピニョーロ種100%」です。栽培が難しい葡萄で、しかも他の品種よりもタニック(種の割合が多い)に仕上がるので、熟成に時間が掛かります。

 また果皮が厚い葡萄では無く、エレガントさと官能さに掛けてはピノ・ノワールにも匹敵するでしょう。しかし、ピノ・ノワールとは全く違う官能さでも有り、熟したピニョーロを飲めるというのはとても贅沢なこと・・と考えています。昔、ジローラモ・ドリゴのピニョーロを扱っていましたが、熟すと本当に素晴らしかったです。

 今回は数が決められており、取りあえずテイスティングは数を減らさないために保留しています。もし余るようなら久しぶりに飲んでみたいな・・と思っています。

 希少なピニョーロ種、しかもビオディナミコ、さらにはラディコンの作・・と言うことで、飲んでみたい方も多いかと思います。ラディコン・グラスで飲んでみたいですよね~・・是非ご検討くださいませ。

マッサ・ヴェッキア

マッサ・ヴェッキア

イタリア Massa Vecchia トスカーナ
● マッサ・ヴェッキアはニコライーニ夫妻2人だけで営まれるマレンマのワイナリーです。随分と前にご紹介したっきりになりますが、昨今ど~も、

「マッサ・ヴェッキアはやらないんですか?」

と聞かれることが多くなり・・どうしようかと悩んでいたところでした。


 だってね~・・昔は全然売れず、そうリアルワインガイドのイタリアのコーナーでご紹介させていただいても全く売れず・・棚の隅でゴロンとしていたんですね。まぁ・・価格は中々良かったもので、ビオ系のお好きな方々が喰いつくには高かったんでしょう。

 ところが昨今は大人気・・・らしく、発注しても

「これは1本、これが2本、これで3本・・」

みたいな感じのご返答で・・

「・・・準備体操か!」

とツッコミたくなるような酷い数字なもんで、

「・・そんなに少ないんじゃぁ・・飲めないんで、他の人に分けて・・」

と断ってたんですね。その流れで随分と間が開いちゃったんです。


 夫婦のみで少量生産、頑張ってるワイン造りですから、それなりの価格のワインになってしまうんですが、その辺もちゃんと評価されるようになったと言えますかね・・それは嬉しいことなんですが・・何だかな~。まぁ、少ない本数でもいただけただけで・・と言うことなのでしょうね。

Massa Vecchia
マッサ ヴェッキア

 マレンマ地方のマッサ・マリッティマにワイナリーはある。1986年に2.1ヘクタールの畑から始め現在5ヘクタール、年生産12000本。1993年から一切化学肥料を使わない有機農法へと転換。ワイン造りの上でも野生酵母のみを使用、木製の開放醗酵槽でのマセレーション、ボトリングの際の2酸化硫黄添加もごく少量に抑えるなど、その醸造哲学はヴェネトのラ・ビアンカーラやフリウリのラ・カステッラーダと同じくする。


アレアティコ用の陰干しに使う棚


サンジョヴェーゼの樹。畑の様子が良く判りますね。



2016 Aleatico Passito I.G.T. Toscana
アレアティコ・パッシート I.G.T.トスカーナ

14121
自然派
赤 極甘口
イタリア
トスカーナ
マッサ・ヴェッキア

■エージェント情報
 天日干しのアレアーティコで造るワイン。2015ヴィンテージは、天日干しの具合を若干強めにしたらどうなるのか?という試みを行い、結果アルコール度数10%未満のワインが・・。2016年は天日干しをしていた時期の湿度が高かったために、干し上がりにもやたら時間がかかった上に、(干し上がりの)タイミングがまちまちだったという事情と、より長いマセレーションを施してみたいというフランチェスカの希望もあり、干しブドウの取り込みを3回に分け、3段仕込み的に仕込むことに。(=1回目に取り込んだブドウを潰して醗酵を促し、その醗酵中のモストに2回目に取り込んだブドウを足しさらに醗酵させ、そこに3回目に取り込んだブドウを加え…。こうすることで、1&2回目に取り込んだブドウに関しては通常よりも長いマセレーションをしたことに・・。)
新着メンバー登録画像  375ML 在庫    ご注文数   本
¥6,250 (外税) 
【アルコール分12%未満の極甘口赤ワイン!・・極上の果実酸と果糖、高級アルコールが見せるパフォーマンスに期待!】
 どんな甘さなんでしょうかね~・・

「糖分があり過ぎて酵母が活動を拒否!」

なんて、オータ社長らしい表現ですが、実際のところは酵母が活動するには水分が少な過ぎたんでしょうね・・(と突っ込んでみる)。

 まぁ、その後の仕上げの仕方でかなり味わいは違う方向に行きますから・・例えば、マロラクティックをどうするか・・とかですね。トスカーナですから、ヴィン・サント的な考えから行けば、自然に任せるような感じになるので自ずと起きちゃうんでしょうが、発酵が気になって低温で囲っていればピュア系に仕上がるでしょうしね。かなり興味は有りますが数が無いので・・ご検討くださいませ。

ヴァルテル・ムレチニック

ヴァルテル・ムレチニック

スロヴェニア Valter Mlecnik ヴィパーヴァ・ドリーナ
● ようやくまとまった数量の仕入れが出来た、巷でも話題のムレチニックです。アヴァンギャルド系・・と言ってしまうと当たりでは無いですが、

「ブルゴーニュのシャルドネが白の基本」

と考えていらっしゃる方には、

「何これ・・」

と思われるかもしれません。


 しかしながら、その真の姿は、ワインの本質をしっかりと映し出しているものです。



■エージェント情報
造り手:Valter Mlecnik / ヴァルテル ムレチニック
人:Valter Mlecnik / ヴァルテル ムレチニック
産地(州):スロヴェニア共和国 ヴィパーヴァ渓谷
ワイン:ANA、REBULA、MERLOT、SAUVIGNONASSE、CHARDONNAY…等
所在地:Kmetija Mle?nik. Bukovica 31.5293 Vol?ja Draga. Slovenija

 フリウリ ヴェネツィア ジューリア州からイタリアとの国境を越えて、車で10分程のヴィパーヴァ渓谷にワイナリーはある。
畑では、シャルドネ、レブラ(リボッラ ジャッラ)、ソーヴィニオナス(フリウラーノ)、マルヴァジーア イストリアーナ、ピネラ、メルローを栽培し、年間約12.000本のワインを生産している。

 この地域は、まわりを山に囲まれたすり鉢状の泥灰質土壌で標高は50~120m程度、細かな気候条件の違いが見られる。社会主義国家時代に政府に没収されたヴァルテルの祖父の私有地であったブドウ畑を含む土地を徐々に買い戻し、1989年にそれまで桶売りしていたワインの自家ボトリングを始めた。当初より除草剤や殺虫剤といった薬剤や化学肥料を使用せずにブドウを栽培していたが、ヨスコ グラヴナーに出会った1993年以降は彼のブドウ栽培・醸造哲学に共鳴し、それを実践している。2005年からは厳格なビオディナミの生産者ですら使用する「ボルドー液」も使わない、ブドウ栽培を開始。
ひと株ごとの収量の制限、野生酵母による醗酵、温度管理・空気調節や清澄作業を行わずに醸造し、二酸化硫黄の使用も瓶詰め時にごく少量のみと、彼らの祖先が残した伝統と自然への最大限の敬意を持って、よりブドウそのものの個性やテロワールを反映した自然なワイン造りを目指している。


2009 Merlot
メルロー

13010
自然派
赤 ミディアムボディ
スロヴェニア
ヴィパーヴァ・ドリーナ
ヴァルテル・ムレチニック

■エージェント情報
 07と並んでヴァルテルのメルローとしては代表作になるのではないでしょうか。07よりも肉感的と言えるかと。これだけ唯一潤沢な入荷本数です!
 新たに買い足した畑とレンタルしている畑で造り始めたメルロー。2003年からワインとして仕込める収量となったがこの年は醸造的に難しくリリース出来なかったため、2004年が初めてのヴィンテージとなった。フリウリのメルローに比べると、少し繊細で柔らかい印象だが、その奥行き、余韻は美しく素晴らしい仕上がりとなった。
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,950 (外税) 
【えっ?・・かなり良いじゃないですか!なんで評判にならないのか不思議!】
 ムレチニックのメルロです。2009年でして、今、非常に良い状態です。

 ムレチニックの白ワインに比較すると、このメルロ・・と言うか、赤ワインは実に普通で、白ワインが酸化のニュアンスが存在しますが、こちらにはそのような気配すら在りません。

 ですので、普通に赤ワインが好きならどなたでもOK・・と言えるかと思います。

 まぁ基本、白ワインと赤ワインは醸造方法が違いますんで、果皮により酸化から保護される黒葡萄の醸造には、酸化のニュアンスが付かないことがほとんどです。とは申せ、このムレチニックもそうですが、白ワインも果皮を漬け込んでますので、ほとんど同じと言って良い場合が増えてます。


 メルロと言うことで、粘土質を好み、その土壌の味わいを見事に表現してくれますから、この土地の美しい粘土のニュアンス、まろやかさ、柔らかさ、そして奥底の白さ・・石灰などですね・・、良い感じに表現できています。


 と言うよりも、イタリアンでは無いにせよ、イタリアのお隣ですんで比較させていただきますと、

「トスカーナの有名なメルロワインの重厚さを持ち、緯度感をボルドー位まで持って行った涼し気なニュアンスにした感じ」

でして、かなり・・出来が良いと思います。


 まったく違和感のない味わいで、シツコク無い豊かさと、繊細な表情を持っています。カシス風な果実も有りますが甘く無く、タイトに締まっています。高価なイタリアン・メルロと比較しても遜色ないレベルに仕上がっているんじゃないでしょうか。

 ビオ系ですが、ビオのネガティヴな要素はまず感じず、非常にスピードの速いフラワリーな、果実豊かなアロマが上がって来ます。安っぽく無く質感もしっかりです。

 そして、So2 的な妙な硬さが無く、身体への入射角が非常になだらか・・酔いも非常に軽やかで、酔い覚め爽やかですし、負担も少ない感じがします!

 ムレチニックと言えばやはり白ワインなのでしょうが、メルロがここまで上質だとは思っていませんでした。これ、かなり良いですよ!・・飲んでみてください。かなりお勧めです!リーズナブル!

ボルゴーニョ

ボルゴーニョ

イタリア Borgogno ピエモンテ
● 本当に久しぶりのご案内になります。ジャコモ・ボルゴーニョの、半世紀以上も前の古酒、バローロ・リゼルヴァをご紹介します。


1944 Baroli Riserva
バローロ・リゼルヴァ

13922

赤 ミディアムボディ
イタリア
ピエモンテ
バローロ
ボルゴーニョ

新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥38,800 (外税) 
【希少な希少な・・1944年ものです!】
 もう、3/4世紀も前の・・バローロです。世界的には戦争中・・と言うか、1943年9月8日にイタリア王国が連合国に降伏していますので、その直後・・・ですね・・生まれてないす。

 ま・・記念碑的なワイン・・と言ったら良いでしょうか。ボトルを光にあててみると・・

「・・淡い・・」

です。


 でも、赤い色合いは非常にエレガントな感じで存在しています。澱は多いですよ。なので、

「移動して直後のワイン会に出そう!」

なんて・・絶対に考えないでくださいね。


 また、美味しいのを前提に・・と言うか、自分が美味しいかどうかを第一の基準にされる方が稀にいらっしゃいますが、このような古酒はそういう判断を元にするものでは有りません。

「何とか美味しくいただくにはどうしたら良いか?」

「・・まだちゃんと生きていた!・・良かった・・いや意外にも美味かった・・ワインって偉大!」

とか、

「・・いや・・全然ダメだった・・でも、ワインってこうなるんだな・・最後は・・いや、でももっと先の姿もみてみたいな・・」

とか・・ですね。


 だからそのためにグラスを用意し、抜栓を完璧にやる準備をしてください。勿論ですが、お誕生年の方のお祝いにも良いでしょう。でもプレゼントされるなら、ご自身で開けられるスキルが無いと厳しいかもしれません。

 それにそんな場でしたら、この44年バローロRSだけしか用意しない・・と言うのもどうでしょう。抜栓に失敗した時にことや、まったく何の味わいもブケも感じられなかった時のことを考慮し、予備のワインも用意しておきましょう。


 ですが・・非常に淡い、めっちゃ古い30年代のバローロの芳香が物凄かったことも有ります。なので、

「開けてみないと判らない」

んです。そういうものだと思ってくださいね。お勧めは特にしません。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 絶対に大きく外すことが無いバローロの古酒を造るジャコモ・ボルゴーニョです。抜栓のタイミングによっては、とても大きな感動を与えてくれる可能性も有りますよ。もうかなり昔に開けたジャコモ・ボルゴーニョの1957年のバローロ・リゼルヴァの芳香には、驚愕させられました。部屋中を埋め尽くすバローロのブケに、ノックアウトされたのを思い出します。

 その頃から比べれば、プライスはかなり上がってしまいましたが、ジャコモ・ボルゴーニョのバローロは、まさにクラシックな造りをしています。大樽で何年も寝かせ、熟成させた古酒を沢山持ち、飲み頃になったらリリースするというものです。

 しかしながら1968年のピエモンテは絶対的に「オフ・ヴィンテージ」ですし、世界的にも全く良く無かった年ですよね。

 ですからそろそろ50歳を迎えると思われる1968年生まれのワインファンの方は、長きに渡って寂しい思いを何度もされたかと思います。この辺りは、グレートイヤーにお生まれになられたワインファンの方には、絶対に判らない・・どこか空虚さの有る気持ちだと・・思います・・noisy は良~~く、判りますよ~。


 さすがに収穫からもう50年近い訳ですから、灯りに透かした色合いもそれなりに微妙に違うのも見え、個体差が結構あるのが判ります。でもそれは仕方が無いことなんですね・・。そう言うものがワインと言う対象なんですから・・。

 例えば、もし目の前に1800年台のバローロが有ったとして、「飲んでも良いよ」と言われたら飲まれますか?・・飲んでも構わない状況にいたとしたら、ワインファンなら嬉々として飲まれるでしょう。

 でも、やはりそのコルクを抜く前には、色々とやると思うんですよね。揺らさないように色や澱の状態を見たり、その上でグラスを用意したり・・。良く良く見てみると、そのワインはもう赤い色をしていないかもしれません。noisy はそんなバローロやバルバレスコを散々見て来ましたし・・。

 そして、運よくコルクをきちんと抜いて、そのワインをグラスに優しく注ぎ対面した時、どのような対応をされるでしょうか。


 もしかしたら、美味しいとか美味しくないとか、そのような感情とは別の種類の感情と向き合いつつ、そのワインを愛でると思うんですね・・。いや、そんなことは無いとおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますけどね。

 でも少なくとも、その100年以上もこの世界に存在していたワインに対して、自身のワインの好みを当てはめることはしないでしょう?まずはそのワインが何を訴えてくれるか、伝えてくれるかの方に集中すると思うんですね。それが少しでも理解出来た時、ワインファンは至福の時間を過ごせるんじゃないかな・・と思います。


 この1968年のバローロ・リゼルヴァ・・・この生産者は何でもリゼルヴァのようですが、美味しいかどうかはそれぞれのボトルでも違うでしょうし、もしくは全然美味しく無いかもしれません。でもきっとこのバローロ・リゼルヴァは、何かを飲む人に伝えてくれると思うんですね。

 色合いも明るく、健全だと判断しています。僅かでも楽しんでいただけたら・・と思います。ご検討くださいませ。来年の2018年には50年ものとして、もう流石に1968年ものは簡単には入手できないでしょう。

クメティエ・シュテッカー

クメティエ・シュテッカー

スロヴェニア Kmetija Stekar ゴリシュカ・ブルダ
「真のビオディナミワインファンはこんなワインを待っていたはず!」

 必ずやそのように思わされてしまうでしょう・・・あなたが真のビオワインファンなら・・。

 途轍も無く冷たくドライで、半端の無いナチュラルさ、ハッタリ無きピュアさがシームレスにリアルなフルーツ感と共に身体に侵入してきます。

 そのナチュラルさはどこまでも自然で、立てておけば澱が降り、透明になるものの、一杯グラスに注いだ次のグラスはやや濁り、三杯目は結構な濁り、ボトルの底の部分はエキスを濃縮したような、太いボディにも例えたくなるエキス系ブルゴーニュのようでも有ります。

 飲んでしまったら、あなたの頭脳はパニックを起こすかもしれません。

「・・このワインは美味しいのか?」

と。


 余りに既存のワイン、それも軒並み著名なビオ生産者と比べても先進的です。しかしながら、ビオを憎むほど嫌いなワインファンが、

「ビオ生産者は酢酸が出ても全く気にしないからね。」

と言うはずですが、シュテッカーのワインは全く嗅ぎ分けることが出来ないはずです。


 驚くような冷ややかでリアルなフルーツは、一滴の糖分も持ってさえいないようにも思えます。そのフルーツは、リアルなフルーツが空気に触れて徐々に酸化するように、同じように酸化して行きます。


「酸化とは・・成長なのか?」

と、もう一度自分に尋ねることになるでしょう。


 驚きのワインでした。そして、このワインの成長を見守りたいと思いました・・が同時に、


「このワインたちの落ち着き先はちゃんと面倒を見ないといけない」

と決めました。


 もしあなたが「ワインとは何か」とか、「人とは何か」を確かめたい人なら、何の問題も無く、このワインと触れ合い、大事な時間を過ごすことが出来るでしょう。

 でも、「ワインはこうなくてはならない」と決めて変える気の無い人なら、きっとこのワインの落ち着く場所を用意できないでしょう。

 今まで見たことのない素晴らしい情景が見えるかもしれない、物凄いワインだと思います。でもビオ嫌いの方、管理の出来ない方、柔らかい頭をお持ちでない方にはとてもお勧めできないワインです。

 おそらくこのワインたちをブルゴーニュやボルドーの偉大なワインと比較すべきでは無いのでしょう。・・いや、決めて掛かっちゃいけないぞと・・何かこのワインたちの前では、そう、思ってしまうのです。





 ヨーロッパの中央に位置し、イタリア、オーストリア、クロアチア、ハンガリーに囲まれたスロヴェニア共和国は、多様性に富んだ地形と複雑で長い歴史を持っています。スロヴェニア北西プリモルスカのゴリシュカ・ブルダ地区、北にアルプス山脈、南にアドリア海を臨む小さな町ノヴァ・ゴリツァ村のほど近くにクメティエ・シュテッカーはあります。

 スラヴ系、ラテン系、ゲルマン系の民族と文化が入り交ざるこの町は、イタリアのフリウリ=ヴェネチア・ジューリア州と国境を接しており、フリウリの巨人ラディコンやグラヴナーが居を構えるオスラーヴィアまでわずか2キロほどしか離れていません。

 ノヴァ・ゴリツァとは新しいゴリツァという意味です。歴史的にはイタリア領ゴリツァの一部でしたが、第二次世界大戦後にゴリツァの町の東側が旧ユーゴスラビアに割譲されたためスロヴェニアの帰属となりました。

 当主ヤンコ・シュテッカーが生まれたのは戦後樹立したユーゴスラビア社会主義連邦共和国の時代になります。化学薬品が流入し、大量生産型のワイン造りに疑問を覚えていたヤンコは誰の真似でもない自然なワイン造りへと回帰していきます。
ヤンコは果樹園も所有しており桃、キウイ、プラムやナッツ、オリーヴも人為的、化学的な介入することなく育てています。

 ヤンコは果皮のフェノール類まで完璧に成熟させます。ヤンコのワインは白ブドウを赤ワイン同様に果皮浸漬させています。果皮浸漬の期間は決めておらず果皮が自然に沈殿するまで浸漬しています。ブドウの質が高いため、不必要な収斂性や歪なフェノールが味わいに反映されず、滑らかで純度の高いエキスを生むのです。




  2014年、イギリスのDecanter誌初の試みとなるMWが選ぶオレンジ・ワインのブラインド・テイスティングで世界中に激震が走りました。

 無名であったシュテッカーによる2007年のRebula Priloがオレンジ・ワインのベスト24に選出され、ゼップ・ムスター、ショブルック、グラヴナー、ラ・カステラーダといった定評のある造り手たちを凌駕する92点の最高得点を付けたことで、世界中から注目を集めています。


 深い色調と鮮烈な香り、複雑な味わいを持ったオレンジ・ワインは昨今のワインの中でも、非常に個性的でスリリングで、料理との親和性の高いワインです。オレンジワインはさながら皇帝の新しい服のようなもので、不完全な魅力とワインの酸化を許容するソムリエや流行に敏感な人々に愛されています。ワインとは、正しい知識を持った消費者が喜びのために飲むワインを選ぶとは限らないという珍しい矛盾があるのです。

 オレンジ・ワインとは正確には何を指すのでしょう?オレンジ・ワインとは白ブドウを果皮とともに数週間、あるいは数か月浸漬させたワインを指します。つまり、これらは赤ワインの手法で造られる白ワインなのです。

 結果として、ワインの色調のみならず、非常に深みのある香り、アタックを持ち、タンニンすら感じます。
溌剌とした新鮮味とタンニンの組み合わせは料理とのマリアージュにおいて非常に融通が利きます。
2009年、ニューヨーク最高のイタリアレストランConvinoで、元ソムリエで現在作家兼ブロードキャスターを務めるレヴィ・ダルトン氏はこの有用性に発見気が付きました。

『オレンジ・ワインはすべてを解き放つジョーカーのようなもので、私たちのシェフの魚や肉といった食材を次々に提示する料理でしたが、オレンジ・ワインはあらゆるメニューとペアリングを可能にしたのです。』

 2014年12月、Decanter誌は72種類のオレンジ・ワインを集めた初のブラインドテイスティングを行いました。
すべてのワインは最低4日間の果皮浸漬を施しており、従来のワイン造りを踏襲しているものです。
発酵容器のタイプ、発酵温度の調節、天然酵母の使用、SO2の総量も考慮されました。

 テイスターはシモン・ウルフ氏、Decanterのテイスティングディレクター、クリステル・ギベール氏、イザベル・レジェロンMWです。

 魅力的な香り。ジャスミンの香りを持つリンゴ。高い酸度、穏やかなタンニンを備えた構造ながら素晴らしい鮮度。非常に複雑で重層的、ナッツを思わせる余韻へと続きます。92点

(翻訳・意訳:オルヴォー村岡)


2013 Kuisco Chardonnay
クイスコ・シャルドネ

13395
自然派
白 辛口
スロヴェニア
ゴリシュカ・ブルダ
ノヴァ・ゴリツァ
クメティエ・シュテッカー

■エージェント情報
葡萄:シャルドネ100%
畑・土壌:0.4ha、南向きでテラス状、フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:ギュイヨ仕立て植密度:5000本/ha収穫:9月20日、手摘み、わずかに貴腐が付いています。
アルコール度数:13%生産量:1100本
醸造:天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に22日間マセラシオン、濾過せず。
熟成:オーク樽で48か月

 前回2008年から2013年まで飛んだシャルドネのクイスコ。今、美味しいと判断されたワインです。シュテッカーのワインの中でも人気の高いワインです。オレンジピールの風味と太い酸味が支えるエキス化した果実が魅力です。残念ながら現地試飲出来ておりませんので、後日試飲します。
(村岡)
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¥3,990 (外税) 
【これはちょっとまだ落ち着いてないぞ!・・しっかり休めてからお楽しみください。アヴァンギャルド系大好きな方限定!!】
 これは暴れてますね~・・揮発酸由来の香りがビシバシ来ます。

 柑橘系果実の、黄色や茶色、白などに加え、「赤」っぽいものまでしっかり感じます。透明感が無いですから、少し澱が舞っちゃってますね。これがしっかり落とせる位になると飲み頃かな?・・と思います。

 下の2008年もののクイスコとは、全く違う絵面ですよね?2008年ものは、

「しっかり落ち切った感じ」

の濁った澱の部分の写真では有りますが、「つ~ん」と匂ってきそうな感じはしないでしょう?


 しかし、2013年ものは早過ぎます。それも落ち着いて無い状況で開けてしまったことも影響していると思われます。

 これも、アヴァンギャルド系ナチュラルワインが大好きな方の大好物だと思いますが、普通の感覚の方には、現状では厳しいと言わざるを得ません。noisy 的にはこの状態は好みでは有りません。しかし上記に該当する方には喜んでいただけると思います。

 でも良い子は決して手を出してはいけません。少なくとも何年か静置し、混濁した澱が数日で綺麗に降りるようになるまで待つべきでしょう。






 以下は2008年のクイスコのレヴューです。
━━━━━
【澄んだ味わいと濁りの味わいは色の濃さの変化も伴います!瑞々しくどこまでもナチュラルです!】

 写真を3枚ほどアップしましたので、ぜひご覧くださいませ。全部同じワインですよ・・この「クイスコ」です。飲んだ感じでは、フレンチのシャルドネとは全く異なる味わいでしたし、イタリアのモロビオの超有名生産者のものとも全然違うように思いました。

 まずは、非常に「冷たい」ワインです。冷涼感が半端ないですね。きっと気候がそうさせるのでしょう。そして、非常に瑞々しいです。それは全くの揮発酸を感じさせないピュアさも伴っています。

 オレンジピール、しなやかなスパイス、冷ややかな、果実が熟す前のような中域、純粋無垢に身体に侵入してくる角度を持たない液体・・そして静寂の中、空気を震わせるような鐘の音のような余韻・・ノーズに抜けて行くしっとりしたアロマ・・

「・・これがワインか?」

と自問しなくてはならない状況に追い込まれるかもしれません。「これがワインか?」の意味は・・色々有りますよね。良い意味も、またその逆の意味も。

 しかし次の瞬間、頭で考えるよりも身体、心が肯定的に答えてくれると思います。

 誰に近い味わい・・とか、何々と比較して・・と言う手段が取り辛い、紹介者にとっては非常にやっかいなワインたちです。美味しいと思う人は多くいらっしゃると思いますが、ダメだと思う方も多いはずです。冒険したくない人は購入すべきでは無いでしょう。

 でも思い出してみてください。あなたが初めてワインと出会った時のことを。きっと初めての体験を最初から大歓迎だった方は少ないと思うんですね。

 勿論、飲んでみたいと思ってた・・のは事実かもしれません。でも、飲んでみても・・最初から凄く美味しいと
思えた方は少数派で、

「ん・・こんなもんか・・」
「大したこと、無いな・・」

の方が大半じゃなかったかと。

 それでも素晴らしいワインとの出会いがどこかで有って、ワインファンになったんだと思うんですね。

 最初の一歩は、もしかしたら・・結構大きな決心になるかもしれません。もしかしたら受け入れられないかもしれない・・と言う思いも有るかもしれません。


 それでも、このワインが持つだろう、まだ見ぬ大きなポテンシャルと可能性には魅力を感じるから、この行を読まれていらっしゃるのでしょう。


 noisy はこのワインを受け入れ、とてつもない可能性を秘めた素晴らしいワインだと思います。しかし、全ての方がそう思うに違いない・・とは思いません。


 このオレンジワイン・・・も、澱が舞っていればオレンジが濃くなるんですね。実はnoisy も、このオレンジワインの濃い時の状態は飲めていますが、澄んだ淡いオレンジ状態では口に出来ていないんですね。

 日本にはわずか10ケース未満しか入っていません。世界ではシュテッカーの登場に沸いています。

 その世界とは、単にビオの世界だ・・と言うことでは無いようです。美食とワインをどうしても突き詰めたいと思っている方々が推しているんですね。


「是非このワインを、色々なお皿で試してみたい!」


 それがこのワインの行くべき場所なのかと思います・・が、

「純粋にワインとは?」

と常々思っている方々も、その受け入れ先の候補でしょう。


 何も余計なことを考えず、ただこのワインと向かい合ってみてください。無理にお勧めはいたしません。ご検討くださいませ。




 左中の写真は出来るだけ澱を回さないように撮ったものです。それでもやや細やかな黒い澱が見えるかと思います。

 左下の写真はボトルを振った状態です。透明感が無くなり、細やかな黒い澱が多く舞っています。しばらく立てておくと綺麗になります。色の違いにご注目ください。

 左上の写真の状態は、左下の澱が舞った状態から大き目の澱が降りた状況と似ています。澱の混ざった状態と澄んだ状態では当然味わいも変わります。


2002 Sivi Pinot( Macerated Pinot Grigio)
シヴィ・ピノ(・マセレーティド・ピノ・グリッジオ)

12551
自然派
白 辛口
スロヴェニア
ゴリシュカ・ブルダ
ノヴァ・ゴリツァ
クメティエ・シュテッカー

■エージェント情報
 ピノ・グリッジオ100%
畑・土壌 スネザトノ村ドラガ地区 0.5ha 西向きテラス状
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培 ギュイヨ仕立て 植密度 5000本/ha 収穫 9月10日、手摘み
アルコール度数 16.4% 生産量 1100本
醸造 天然酵母のみで自発的な発行に委ねます。
果皮と共に5日間マセラシオン。濾過せず。
熟成 225リットルのオーク樽でフロール(産膜酵母)と共に48か月
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¥5,490 (外税) 
【滅茶苦茶複雑!素晴らしく濃密なエキス!・・でもこのワインは勘違いする人がいらっしゃるかも!】
 まぁ・・あの凄い売上をいただきました、2011年アルボワ・サヴァニャン レーヌ・ジャンヌの時もそうだったんですが・・いや、今でも再入荷して売れていますよ。ポテンシャルが半端無く、しかもリーズナブルな素晴らしいワインです。

 しかしながらやはり、「産膜酵母由来のアロマ」がどうしても理解できない方もいらっしゃったようで、実はあのサヴァニャンには・・

「ほんの僅かしか産膜酵母由来のアロマは無い」

レベルにも関わらず、「痛んでいるんじゃないか?」と相談をされる方がそれなりにいらっしゃいました。


 しかし、それにしては余りに売り上げが凄いので、

「もしかしたら痛んでいるのかもしれないけれど、それにしては余りにも旨すぎる」

と言うような感覚から、

「・・産膜酵母が動くとこのような・・ノワゼットのようなアロマがトッピングされるのか・・」

と言うようなご理解をされたのかな?・・とも思っている訳です。


 この、ものの見事な輝く「オレンジワイン」には、上記「2011年アルボワ・サヴァニャン レーヌ・ジャンヌ」とほぼ同レベルの「産膜酵母活動の証拠」のアロマがトッピングされています。やや冷たく飲むとわずかにですが強調されてノーズに入って来るかもしれません。この時点で脱落される方もいらっしゃるかと思いますので、全ての方にお勧めは出来ないなぁ・・と思っています。

 しかしながら、産膜酵母が動くことによりポテンシャルが膨大にアップ、実に豊かな表情が生まれます。グラスを回すと、そのたびに表情が変化します。感じられる有機物、無機物の種類さえ変わっています。

 そうですね・・もし、シェリーを飲んだことがあるのでしたら、そのアロマを思い出してみてください。結構似たニュアンスが・・と言うよりも、トップノーズに限ってはソックリです。


 飲み口は非常にスムーズで、シュテッカーならではの冷ややかさと瑞々しさに満ちています。全くうるさく無く、煩わしく無く、滑らかです。2002年ですから丸みを帯びた表情も繊細、豊かで実に長く楽しめます。素晴らしい味わいのピノ・グリージョです!


 皆さんにお勧めしたいが・・

「ん!私は大丈夫!」

とおっしゃる方にのみ、お勧めします。何と15年ものですよ?・・あり得ないでしょ?価格も実にリーズナブルです。

「1年に換算すると約366円」

なので、

「一日一円!」

です。一日一善では有りませんが、毎日一円+消費税分を貯金すると15年でこの素晴らしいワインにありつけると!

 素晴らしいピノ・グリージョだと思います。ご検討くださいませ。

ラ・カステッラーダ

ラ・カステッラーダ

イタリア La Castellada フリウーリ=ヴェネツィア・ジュリア
● ラ・カステッラーダです。今回は赤も2アイテム有ります。ようやっと飲めました!・・古酒的に思うかもしれませんが、2006年を飲んだ限りにおいては、

「結構普通に・・凄く美味しい・・」

ことに驚きました。ナチュラルでピュア・・でした。白ワインほどのアヴァンギャルドな色合いでは無いことも有るのかもしれませんが、エレガントさをしっかり持ったクオリティの高い赤でした。

 白の方は今回はテイスティングできませんでしたが、以前のコラムより転載していますのでご覧ください。



ニーコ
■トラディショナルからの発展

 今回来日のニコロ ベンサ(通称ニーコ)は知識の宝庫にして、自分のワインにも他人のワインにも非常にシニカルで、だけど彼なりのブレない審美眼を持ち合わせていて、そしてお茶目。非常に礼儀正しく、理知的で論理的に物を説明することにも長けているが、いちど熱くなると止まらないニーコ。

 お父さんが経営していたトラットリア用のワインを仕込んでいたニーコ&ジョルジョベンサ兄弟は1985年からボトリングを開始します。近所にグラヴナーやラディコン、ちょっと離れたところでエディカンテやアンジョリーノなど、刺激し合える相手にも恵まれ、テロワール、ブドウの個性、年の個性、そして造り手の個性(思い)を最大限に反映したワインを目指し切磋琢磨してゆきます。

 トラディショナルなワイン" などと聞くと、私たち日本人的には、伝統的というくらいだから、昔の農民がやっていたような造りをしたワインのことなのかな、などと思ってしまいますが、ニーコ、ラディコン、ダーリオ プリンチッチなどが指す、"トラディショナルな(白)ワイン"とは、培養酵母を使用して、温度管理をしながら、モストのみで醗酵させ、酸化防止剤をたくさん添加し、目の細かいフィルターにかけてボトリングをしたもの。

1985年当時は彼らが言うところの "トラディショナルな造り" こそ、クオリティ白ワインの生産方法であり、今は伝統を飛び越えて古代の造りにまで回帰しているグラヴナーを含む彼らでさえ、良いワインを造るために必要なことだと考えていたのです。

そこから現在までに彼らが辿った、醸造に関する考えの変遷は、本当にドラスティックなものがあります。もちろん造り手各々で多少の前後はありますが、概ね以下のように変遷していきます。




■ニーコのプロとしての矜持


1985年当時:
 ステンレスタンクで、培養酵母を添加して、温度管理をしながらの醗酵

1980年代後半-90年代前半:
 樽内でのアルコール醗酵&熟成を採用、それにより醗酵中の温度管理ができなくなり、醗酵温度が高くなり、温度が高いので野生酵母だけでも十分に醗酵を円滑に進められるので、培養酵母の添加をやめる。リッチな風味を付けるために、皆こぞって新樽を使用するように。

1995年:
 白ワイン生産にも醸し醗酵(皮や種ごとの醗酵)を始める。新樽に対して懐疑的になり、大樽を導入し始める。

1997年以降:
 グラヴナーやラディコンはアルコール醗酵の全工程を木製の開放醗酵槽で皮ごと行うようになる。グラヴナーはアンフォラでの醸造を実験的に開始。ラディコンは1999年、一部のワインを酸化防止剤無添加でボトリング、2002年以降は全てのワインを無添加でリリース。
 この間、より凝縮したブドウを得るために畑では植樹密度を上げ、単位面積当たりの収量を約半分にまで落としていきます。化学肥料の使用もやめ、ボルドー液以外の農薬を使わず、草生栽培を実践します。

 この過程の中で、常に白か黒というようなラディカルな選択をしてきたグラヴナーやラディコンに対し、ニーコというよりもラ カステッラーダというワイナリーは、牛歩戦術とでもいうのか、小さく確実にひとつひとつ歩を進めてきた観があります。

 ニーコ自身、自分のワインにはエレガンスを求める傾向があり、ラディコンのように野性味溢れるワインを個人的には認めつつ(好んで飲みつつ)も、自分のスタイルではないと考え、なおかつカステッラーダのワインを毎年買うお客さんが彼らのワインに期待、イメージするものから大きく逸脱したものは造るべきではないというプロとしての矜持みたいなものも持っているように感じます。

 白の醸し醗酵に関しても、一部にやるだけで全量にやるわけではなかったり、その期間も短いことなど、何人かの造り手からしてみたら、どっちつかずだとか中途半端だと言われてしまい、ニーコ自身もそう言われている事を自覚しながらもゆっくりと前に進み…。

 この醸しに関して現在では、

・長い期間の醸しはブドウの品質が本当に良い年のみに許される

・アロマティックな品種に関しては、苦味が出てしまうため、良い年であっても長い醸しに向かない

という考えに至っています。


 醸し醗酵終了直後のシャルドネ
■誤解を超えて伝えたいこと

 友人が書くワインショップのメルマガで、"誤解されていると思うワイナリーランキング" なるものを発表していたのですが、輝ける第2位の栄誉を賜ったのがラ カステッラーダでした。

 ちなみに1位も3位もヴィナイオータの取り扱いワイリー…ヴィナイオータは代表も含め、世間から誤解されることが多いようです。

 話を少々戻しますが、そのメルマガで伝えたかったのは、これほど普遍的味わいを持つ間口の広い、そしてちゃんと飲んでみると実に奥が深いワインがなぜもっと評価されないのか?ということだったのだと思います。

 ラディコンのワインの色を見て、引く人がいても、ニーコのワインの色でビビる人はそういないと思いますし、味わいも然り。ヴィナイオータが多く扱うような、白ワインなのにオレンジ色とか茶色がかったワインなどに代表される、外観ないし香りが "一般的な" ワインと比べて異質なものが、時として愛情さえ込めて"変態ワイン" などと呼ばれることがあります。"変" と呼ばれてしまうこと自体に非常に違和感を感じますが、多数決の論理でいうところのメジャーでないもの→マイナー→変という意味で使われているのだということは理解しているつもりです。

 とはいえ、太陽が常に燦々と降り注ぐ場所で暮らしていたら、肌の色が濃くなることのほうが自然…つまり変じゃないですよね?太陽を酸素に、肌をワインと置き換えれば十分に説明可能かと。

 100歩譲って、この "変" を受け入れたとしても、見た目も香りも味わいも造りも"変" なワインもあれば、見た目も香りも味わいもそんな "変" じゃないけど、造りは結構 "変" なワインもあるわけです。この時点で"変" というくくりには何の意味もなくなるような気がするのですが、いかがなものでしょう?


 リボッラ ジャッラ
「普遍」と「変」の間にあるもの

 "自然派" ワインを愛する人たちが、

「変(色が濃いこと、濁っていること、還元していることなど)であっても美味けりゃいいじゃん」

という本来の立場から、自然派ワインは(視覚、嗅覚的に)判りやすく変であるべきだ、と思ってしまっているような節を感じてしまうことに、自然派変態イタリアワインのインポーターと認知されているのかもしれないヴィナイオータは、危惧を覚えてしまうのです。自然派変態ワインという小さな(マイナーな)世界にも多様性があり、酵母由来の還元臭が立ち上がりにあるものもあれば、そんなニュアンスが皆無なものもあるニーコのワインの凄いところは、畑、セラーで貫かれている哲学が、どうやら"変" と呼ばれてしまうものにもかかわらず、ワイン自体が全然 "変" でないことで、それこそもしかしたらニーコの思惑通りなのかもしれませんよね。

 ヴィナイオータ的には、世の中の "普遍" と "変" をつなぐ橋として、ニーコのワインの立ち位置は非常に重要であると考えています。変であろうがなかろうが、ワインとして普通に美味しくて、スムーズに飲めて、そして次の日体が重くならなかったのなら、それでいいじゃありませんかスロヴェニアと国境を接するオスラーヴィアで、前当主ジュゼッペ・ベンサが経営するレストラン用に始められたワイン造りは、1985年から彼の息子たちジョルジョとニコロに引き継がれた。ニコロ・ベンサは同じオスラーヴィアに住むスタニスラオ・ラディコンやダーリオ・プリンチッチと同級生であり、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で互いに影響を受けあっている。ベンサ兄弟は自然・土地・伝統に最大限の敬意を払い、自然環境や生態系に悪影響を及ぼさぬよう有機農法を実践している。ワイナリーにおいても畑同様の哲学から、出来る限り人為的な工程を経ずに醸造。全ての工程で温度管理をせず、白ワインにもこの地方でも70年代まで一般的に行なわれていた、木製の開放醗酵槽でのマセレーションと野生酵母によるアルコール醗酵を行い、大樽や使い古した小樽で熟成、2酸化硫黄の添加もボトリング時に少量のみ、ノンフィルターでボトリングなど伝統的な醸造法を用いている。年生産約22000~24000本。


2006 Collio Rosso della Castellada
コッリオ・ロッソ・デッラ・カステッラーダ

12736
自然派
赤 フルボディ
イタリア
フリウーリ=ヴェネツィア・ジュリア
コッリオ
ラ・カステッラーダ

■メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
新着メンバー登録画像  750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,080 (外税) 
【めちゃしなやかなメルロ!骨格のカベルネ!・・ビオなのにビオっぽさは無く、ただナチュラルなアロマとテクスチュアが素晴らしいです!】
 ようやっとラ・カステッラーダのロッソが飲めました!2006年ものです・・前回入荷時はかなり減らされまして、飲むことはできませんでした。今回は2006年ものと2003年ものを仕入れられましたので、ちゃんとご案内させていただきます。

 例えばラ・カステッラーダの白ワイン・・・リボッラとかブレンドものとかを飲みますと、そのやや酸化した色合いから、

「・・ん?・・結構バリバリのアヴァンギャルド系なのかな?」

と最初から思ってしまいがちでは有りますが、当初わずかな酸化のニュアンスは有りつつも、徐々にピュアさが全面に出て来て美しい果実感を感じることが出来ます。しかも酔い覚めは非常に軽く、身体への浸透も楽なワインです。

 つまり、「ほぼ普通の・・ビオでは無いワインと、さしては変わらない」と言えるんですが、「さして変わらない」のレベルは人それぞれでして、人に寄り、


「・・ん・・私には・・厳しいかな?」

と思われる方がいないとは限りません。


 しかしながらこのロッソに関しては、そんな酸化のニュアンスがまず感じられず・・と言うより感じない・・と言っておきましょうか、検知できませんので、

「普通の赤ワインとまるで変わらない」

訳なんですね。


 その上で、メルロのしなやかなテクスチュア、粘土を好む品種の特性からの表情が、濃過ぎず、薄く無く、エキシーに仕上がっています。

 構造の深さはカベルネだと思うんですね。若い時は結構ギシギシなニュアンスに感じられることの多いカベルネ系では有るんですが、その構造を造り出す能力は、メルロに勝ると思っています。縦構造が深いところにメルロの表情が埋められている・・そんな感じなんです。

 イタリアの北の方の台地は、時に若過ぎるミネラリティが塩っぽく、しかもキツく感じられることが有りますが、このロッソにはそんな取っつきにくさが無く、ただメルロの深い味わいに気持ちを寄せることが出来、非常に楽しいです。

 上から撮った写真はそこそこ濃度が有りそうに見えるかと思うんですが、横から撮った写真はどうでしょう?・・薄く無く、濃く無い感じが判るかな?・・と思います。

 凝縮感は有るんですが、イタリアワインに時折感じるような「強過ぎる感じ」が無いんですね・・。その辺はやはりビオディナミコ、そしてSo2の少なさが優位に働いているのかな?と思います。

 また、飲んだのは2006年です。これ・・11年ものですよね?・・良い感じに熟しているんですね~・・それに飲んではいませんが2003年ものも同時に入荷しています。こちらは14年もの・・非常に暑い年だった2003年でして、こちらはアルコール分も15%としっかり出ています。それをたっぷりの期間熟成させていますから・・

「それって・・美味しくない訳が無いんじゃない?」

と思いません?


 たっぷりなアルコール分が出た年のワインは、通常の2~3年のエルヴァージュでのリリース直後は、リッチでは有っても、厳しさやバランスの悪さが目立ってしまいます。しかし10年の熟成はそのヴァン・ド・ガルドさをマイルドにしてくれ、ミネラリティとアルコールに隠されていた要素がバランス良く再配置してくれるんですね~・・。非常に・・旨かったです!

 まぁ、11年もの、14年ものと考えても、非常にリーズナブルです。それにビオディナミコの違和感を感じない、ピュアでナチュラルな赤ワインです。是非とも飲んでみて欲しい!ご検討くださいませ!