ブルネッロと言うワインの宿命でしょうが、クラシックに・・いや、素直に、昔のままのレシピで造ろうとすると・・
「リリースした時が一番硬い・・」
と言うような状況になりがちです。あの著名なサルヴィオーニのブルネッロもまさにそんな感じですから、
「あの有名なサルヴィオーニのブルネッロ、ゲット~!」
と、一度は飲んでみたかったのさと、さっさと開けてしまうと・・
「・・ん?・・何これ・・全然美味しく無いじゃん・・果実味も無いし・・もう・・終わってる?・・コンディション悪い?」
などと悲しむ羽目になり、そしてその時生まれた感情の刃は販売したワイン屋の方に向いて来ます。結構に有るパターンです。でもそれがクラシカルなブルネッロの姿で有り、適したタイミングで開けることが前提の高級イタリアワインなんですね。
昨年ご紹介させていただいた2009年ものは、タイミングが...