え~・・すみません・・撮ったはずの写真がどこにも見当たらなくて、かなり前に仕入れたのにご紹介できずにいたアイテムです。何しろコメ・セ・メルロ2006年と一緒に仕入れてますんで、かなり前のことです。
とても滑らかで適度に集中していて、ブラックチェリーな風味を持ちつつ柔らかでしなやかなテクスチュアを感じさせてくれました。エッジが柔らかいのでギスギスした感じにならず、ただただ土っぽくお茶(紅茶)っぽく落ち葉っぽい、安価なブルネッロとは違い、ロッソ・ディ・モンタルチーノのような比較的若さも持ちつつ、ブルネッロならではの高質感も持っている・・そのうえで、結構なリーズナブル感のあるプライスです。
自然派と言ってもナチュラルさが全面を支配するようなモロビオ的ニュアンスは有りませんので、ビオ嫌いにもお勧めです。写真は無いので・・短めですがお勧めには違いありません。ご検討くださいませ。
以下はメルロのコメ・セ2006年のコメントです。
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【2006年の熟し始めたメルロです!滑らかで非常に旨い!・・ブルネッロの蔵なのに何故かこのワインはプルニョーロっぽいです!】

良い感じに熟した・・メルロです。ボルドー、サンテミリオン辺りの、濃密で黒いメルロでも無く、トスカーナには良くある超濃密なV.d.T.ロッソでも有りません。
非常にしなやかで滑らか、中域もぷっくらと膨らんでいます。良い熟をし始めた感じです。
果実もベリー、チェリー、そしてウーロン茶、紅茶・・軽やかながらたっぷりと有る石灰系ミネラリティも心地良いです。余韻も良い感じで長い・・
それに、基本的にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者ですから・・
「ブルネッロ的な味わい!」
と言いたいところですが、むしろ山を越えたお隣の、
「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ的な味わい!」
をしているんですね~・・。結構似ていると思います。メルロって、こんな表情も見せるのかと・・初めて知りました。深~い粘土のニュアンスは無く、もう少し軽やかな・・でも少し粘りもあるような・・そんな感じです。
そして、自然派では有り、ナチュラルな味わいですが、ビオっぽくは無いです。ビオ臭はほぼ無いですし、勿論揮発酸のニュアンスも出ていません。ドライでふっくら、柔らかなロッソです。
何しろ価格もリーズナブルで、実店舗でも動き始めおり澱、早々に無くなりそうですので是非お早めにご検討くださいませ。昨今は非常に足の速いワインが多くなったヴィナイオータさんの輸入です!お奨めします!。