赤は2006年の、バック・ヴィンテージです。お間違いの無きよう・・ヴァレンティーニのモンテプルチアーノの赤と云えば、超名品なんですが、余りの流通量の少なさ・・・いや、・・「無さ」と云った方が正しいでしょう、・・から、正に「知る人ぞ知るワイン」になってしまっています。
まして、以前のエージェントさんは、さほどコンディションに気を遣わない方だったので、本当の意味のヴァレンティーニを、ほとんどの日本人が知らないのです。noisy にせよ、その辺りの本当の理解は、むしろ最近と言えると思います。そして飲んでみて、本当に引っくり返るほどビックリしました。
「ヴァレンティーニのワインは少なくとも5年置かないと硬くて飲めない」
と、本当に信じていたんですから・・・。
まあ、確かに、ポテンシャルを考えれば、そのくらいは寝かすべきだと考えるのが普通でしょう。しかし、
「硬く...