● 懐かしいワインをご紹介します。「ヤン・ロエルさん」って・・覚えておいででしょうか。忘れちゃったかな・・?確か noisy も一度お目にかかったことが有った(・・ような)気がしています。目にも鮮やかな赤いエチケットの「レッド・ピフ」と共に、
「期待の自然派エノロジスト」
として紹介され、その後ボージョレ・ヌーボーなども手掛けていました。
病気で引退され、その後を任されたのがこのドメーヌ・シャポトンです。レッド・ピフは元はガメだったと記憶していますが、こちらはグルナッシュとシラーで南仏の品種です。あ、もしかしたらどこかにヤン・ロエルさんのレッド・ピフも転がっているかも!

【ドメーヌについて】
ドメーヌ・シャポトンは、南プロヴァンスにある、絵画のように美しい村と言われるロッシュギュードにあり、17世紀のルートヴィヒ17世政府時に大変栄えた歴史を持っている。19世紀、ロッシュギュードのワインは外国の外交官に与えられた。そして当時の米大統領トーマス·ジェファーソンも最も有名なバイヤーの一人であった。
現在の所有者であるアニカとセルジュ・ルミュザンは1981年にこの家族経営のワイナリーを引き継いだ。ルミュザン家は、19世紀より4世代に渡ってワインを造り続けているが、1994年に初めて自家カーブで瓶詰をしている。
【畑について】
栽培:リュットレゾネ (1998年)
土壌:砂利の多い、粘土石灰質
【醸造について】
圧搾:空気圧プレス
醗酵:ステンレスタンク
熟成:セメントタンク