
こう言うのは良いですね~。有りがちなんですが、同じ時期にリリースされたブルネッロ・ディ・モンタルチーノが滅茶閉じているのに対し、ロッソは非常に開いていて、元々持っている果実の美味しさに、テロワール由来の複雑さをほんのちょっと感じさせてくれるものです。
まぁ、言ってしまえばnoisy がテイスティングした頃・・2017年の7月です・・もう9月ですが・・は、確かにブルネッロの2010年は、
「ようやく暗黒期を抜け出してきたタイミング」
で、まだやや閉じてました。
半面このロッソの2015年は、元々がそれなりにポテンシャル高い葡萄ですが、訳有ってロッソになっているので、赤黒い果実がたんまり有り、エキスの旨みがしっかり有りますから、もう単純にも美味しく、飲み進めて行くと奥にある複雑なニュアンスに気付いてさらに美味しい!・・と言うような感覚になるんですね~。
色合いも美しいですね。照りが有り、輝いています。ナチュラルさもそこそこに有り、しかしビオっぽくは無い・・比較的クラシックな造りだと思います。とても美味しいので是非飲んでみてください。お勧めします!