ジャコモ・コンテルノ
ジャコモ・コンテルノ
イタリア Giacomo Conterno ピエモンテ
● 泣く子も黙る・・かも・・しれないバローロの重鎮、ジャコモ・コンテルノをご紹介します。本当に久しぶりです。高くなっちゃいましたから・・こんなになるんだったら、買える時に買っておけばよかったと後悔しています。
で、今回は何と、正規輸入品のバックヴィンテージの「バローロ・カッシーナ・フランチャ」をご紹介させていただきます!・・それぞれ2本ずつしか無いので飲めませんでしたが、
「アドヴォケイト、ルカ・ガルディーニなどの海外メディアの上値評価はどちらのヴィンテージも96ポイント!」
と、相当に高い評価を得ています。
価格も現行ヴィンテージとほぼ変わりませんので、是非この機会に!・・ご検討くださいませ。
●2008 Barolo Cascina Francia
バローロ・カッシーナ・フランチャ
【納得できるプライスでしょう!評価も非常に高いです!】
いや~・・飲みたいですね~・・激レアなジャコモの「カッシーナ・フランチャ」です。現在は単に「フランチャ」とクレジットされています。長く正規品を扱えなかったのですが、今回はスポットで良いお話しをいただけまして・・。
で、久々にジャコモのボトルを照明に当て、その液体の色を確認させていただきましたが・・
「文句無し!」
でした。どのヴィンテージも物凄いオーラが出ていて、実に官能的に照り輝いています。見るからにとびっきり美味そう・・ですよ。
アドヴォケイトは2008年が95ポイントで飲み頃を2018~2048、2009年が96ポイントで2018~2035としています。
「・・あれ?」
と思われた方もいらっしゃるでしょうか。・・そうなんですよ。2009年は確か、リゼルヴァのモンフォルティーノを造っていないと思うんですね・・(間違っていたらすみません。長く扱っていなかったので情報が・・)
なので、グレートイヤーの2008年ものの評価が上のはず・・と思われるかもしれません。
しかしながら、モンフォルティーノを造らないと言うことは、本来、モンフォルティーノにするはずだった葡萄のカスクまで、カッシーナ・フランチャになっている・・と言うことに繋がりますから、2009年もののワイン自体の評価が2008年を上回り、飲み頃が若干短くなったと言えるかもしれません。そして飲み頃はどちらも2018年から・・と評価しています。
でもタンザーさんは全く逆でして、2008年ものが95ポイント、2009年ものが94ポイントなんですね・・。面白いでしょう?・・全然結果が異なってしまう訳です。
因みに、かの2008年もののリゼルヴァ・モンフォルティーノはアドヴォケイト98ポイントで飲み頃2028~2048年、スペクテイター97ポイント、タンザー・セラートラッカーが96ポイントと凄まじい評価です。
noisy も飲みたいんですが・・余り買えなかったので、今は自重しています。その分、飲まれた方のブログなどを検索してみましたら、やはり「激旨」と称される方ばかりでした。是非検索してみてください。
今回は滅多にない正規品バックヴィンテージのご紹介です。色合いも素晴らしく、漏れ無く、液量もしっかり入っています。ご検討くださいませ。
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【納得できるプライスでしょう!評価も非常に高いです!】
1993年のリゼルヴァ・モンフォルティーノのご紹介を最後に、noisy も手を出すことなく今に至ってしまっているかと思います。マンモス弩級のバローロ・・しかも古典派の重鎮、アルド・コンテルノの兄弟蔵ながら、造りは正反対に近い伝統派です。
そんなバローロですから、勿論、タンニンぎっしりなネッビオーロです。バリック派、バローロボーイズのバローロに慣れた昨今の方々なら、
「・・どっひゃ~!・・しっぶ~~~い!」
と・・若飲みしたジャコモ・コンテルノのボトルを眺めつつ、恨めしく思うかもしれません。
しかしながら、このカッシーナ・フランチャも、そんなネッビオーロの特徴でもあるタンニンをたっぷり持ちつつも、その質は極上な滑らかさを持っています・・・大量ですけどね。
油の多い赤い肉に合わせるには、こんなタンニンたっぷりの若いカッシーナ・フランチャは、実はとっても良い相棒になってくれたりします。ワイン単体の素晴らしさも有るんですが、やはり渋みに弱い方は、脂身とマリアージュさせると、質の良さに感動するでしょう。
もっとも、真の飲み頃までは延々と時間が必要かと・・思います。アドヴォケイトは96Points、飲み頃は2018~2035 と、その辺はちと軽く見ている感じはします。あちらの方は平気で云ポンドのステーキ肉を平らげますんで、その辺の感覚が違うんでしょうね。少なくとも和風なフレンチ・・いや、日本人向けでしたら、2035年になってから・・でしょう。
いずれにしましても、今回は非常にリーズナブルです。素晴らしいワインかと思います。ご検討くださいませ。
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