
「・・ふ~ん・・黒い猫が優しいニャンコで白い猫が不良なニャンコって・・・じゃぁ・・金の猫は・・どっち?」
などと考えてしまう noisyでは有りますが、
「金の猫・・マネキネコは蜜の味!?」
と言うのがピッタリなのかもしれないと・・思い始めています。
そう・・熟した葡萄由来なのか、ちょっと蜜っぽいニュアンスが有るんですよ。飲み口はBRUTですんで辛口なんですが、どことなく蜜っぽい・・アロマと味わいが有るんですね。
また、ガスが非常に旺盛です。左の写真をご覧いただきますと判るかもしれませんが、noisyの場合、この写真を iphone のカメラで撮っています。
ですんで、シャンパーニュやクレマンなどの泡ものの場合、まず栓を抜く作業をします。
その際、まぁ・・滅多なことでは失敗しないので大丈夫では有るんですが、一応、流し台のあるキッチンに行き、そこでそろりそろりとコルクを外します。
ボトルを斜め40度ほどに倒しつつ、少しずつ左手で上から押さえたコルクを右手で押し上げ、ガスを逃がしつつ・・音がしなくなってコルクを取ってもしばららく斜めにしたまま、完全にガスの噴出が無くなるまで待ち、またテーブルに持って行くんですね。

そんなことをして、泡ものをグラスに注ぎますんで、左上のような「グラスに泡が一杯な写真」を撮ることは、ブルゴーニュグラスの口径の広さと時間の経過で・・非常に困難なんです。
なので、ほとんどの場合は、左上のような写真にならず、ガスが無い・・スティルワインのような写真になります。・・まぁ、色合いを見せるのが本来の目的なので、それで良いんですけどね。
で、左の写真が10分ほど経過した後のものです。やや露出が明るい方に出ちゃいましたんで、もう少し暗いと思っていただいた方が良いかもです。
旺盛なガスは、クレマンクラスですと、結構・・テクスチュアや辛さに影響しますが、このマネキネコはほんのりと甘いようなニュアンスが有り、またテクスチュアもとてもしなやかで良い感じなんですね。
ピノ・ブランとオーセロワというセパージュだそうですが、
「とても外交的でソフト」
「しなやかで優しいテクスチュア」
「非常にピュア&ナチュラルで揮発酸無し」
「香りの上がりの早い自然派的ミネラリティ」
が有る、素晴らしい出来だと感じました。
クレマン・ダルザスとしますと、決して安くは無いんですが、この高質な仕上がりをみますと、妥当過ぎるくらいに妥当だと思います。 非常に優れた「泡もの」でした。「金色に光るにゃんこ」ならぬ「ゴールデン・マネキネコ」のエチケットも美しく、クリスマスには間に合わなかったとは言え、年末年始のお祝いの席には、酸化した方にとても喜ばれる姿と味わい、香りだと思います。是非是非ご検討くださいませ!お奨めします!
.