ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

イタリア le Coste di Jean Marco Antonuzi ラッツィオ
● とんでもないワインです。誰も知らない?品種で、唖然とさせるようなアロマを振りまく美しいワインを造ってしまいました。ブルゴーニュのアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールで修行したジャン・マルコ・アントヌツィがラツィオの荒地で造っています。珠玉の味わいは、ある意味イタリアを感じさせず・・・国境の無意味ささえ感じさせてくれます。

 2004年、ジャンマルコ・アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ・ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。

 ジャンマルコ・アントヌーツィ、彼ほど合理的、かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやジュラール・シュレール、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスをはじめとした多くのワイナリーでの経験、そして祖父より受け継いだグラードリでのブドウ栽培、それぞれ全くの無関係のようですべては彼の計画した通り。そう感じさせてくれる説得力を持っている。そして、それだけでは終わらない彼のエネルギーは、畑での挑戦はもちろん 醸造においてもただならぬものがある。

 そんな彼はいつも想像の斜め上を進み続ける彼のワイン。そこには造り手だけでない、飲み手へのたくさんのメッセージが散りばめられている。グラードリの土地はラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ・ディ・ボルセーナのほとりにある。このあたりの土壌は火山礫、凝灰岩、細かい顆 粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が 多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高も高く、350~ 450mという斜面、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた3ha(樹齢が 非常に高い)と、2004 年に彼が手に入れた3ha の土地「Le Coste」。2006 年より収穫・醸造を開始。

 2012ヴィンテージより、大きく変貌を遂げた Bianco。これまでは区画の違い を感じることなく、1 種のワインとしてボトル詰めしていたものの、見事な収穫を迎え、醸造過程にて起きた樽ごとの違いをはっきりと感じたジャンマルコ。醗酵がやや早い段階でストップした結果、若干の甘味と酸、なんとも心地よい口当たり の良さを持つ L'abboccatello。果皮の印象が少なく、より本来のビアンコらしい飲み心地を持つ Bianchetto。

 そしてこれまでのビアンコとは圧倒的に違う迫力と安定感、明らかな成長を感じる Bianco。3種類のビアンコをリリース。そしてさらには Bianco2011 の中で、最も可能性のある(言い換えればまだボトル詰めしたくない)1つをボトル詰めすることなく計24か月樽内にて熟成し、一年遅れでボトル詰めしたという Bianco R。そしてこれまでは Paino に混ざっていた樹齢60年を越える高樹齢のプロカニコのみを、ごく短いマセレーションを行い木樽にて醗酵・熟成したという Le Vigne piu Vecchie。Le Coste とは比べがたい、全く別の雰囲気、それでいてやはり年月の醸し出す迫力、醸造という部分ではややおとなしい分、現段階での完成度に驚かされる。

 赤においても飲み心地を優先、2週間のマセレーションによる醗酵、圧倒的な滑らかさを持った Rosso、ビアンコ同様、1年長い樽熟成をさせた Rosso R。見事ともいえる収穫を迎えた 2012 とは対照的に冷涼な雰囲気を持った2013年の 白は Bianchetto. Bianco の二つ。果皮の剛健さよりも果実的な香りや酸の印象が 強い「バランスと繊細さを持ったヴィンテージ」、ビアンケットはより飲み心地の良さ とスムーズさ、ビアンコについても前年より繊細さを感じるワインとなっている。

 そして結果的に Rosato は今回より果皮との接触を行わずに果樹のみでの醗酵に挑 戦。これまでをはるかに超える手ごたえを感じたというジャンマルコ。そして時折リリ ースされる Rosso di Gaetano、以前からジャンマルコが栽培を手伝いブドウを分けてもらっていた近所のガエターノ爺。彼の畑で素 晴らしい収穫を迎えられたこと&ガエターノの生計を助けることにもつながることから、醸造&ボトル詰めされる。それぞれのワインの種類に、生産量がまったく追いついてない。そんなことは百も承知、一切動じることなく突き進む自由奔放、傍若無人、それこそが彼、ジャンマルコ・アントヌーツィである。


N.V.(2022) Bianchetto V.d.T.
ビアンケット V.d.T.

18903
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
プロカーニコ主体、マルヴァジーア・ディ・カンディア、モスカート、ヴェルメンティーノ、他。

 収穫後、除梗し果皮と共に2週間の醗酵。圧搾後、解放式の大樽にて6カ月の熟成。2022年は猛暑&乾燥に見舞われたヴィンテージ。しかし収穫中の雨の影響もあり、決して過凝縮とは言えない特徴も併せ持つ。黄金色ともいえるような強い色合いからもわかるように完熟した果実と深い香り、アロマティック差を前面に感じながらも、フレッシュで心地よい飲み心地。例年通りの飲み心地と味わいを持ったビアンケットです。
750ML 在庫  8   ご注文数   本
¥3,790 (外税) 
【激旨です!・・マンゴー、オレンジにほんのりメロンとフレッシュヨーグルト、トッピングはイチジク?・・これ、スイスイ飲めて飲み心地も最高で滅茶軽い酔い!】
 これ、滅茶美味しいです!・・なかなかこのレベルに仕上がる「オレンジワイン?」は無いんじゃないかと思います。

 色彩はかなりマンゴーに近いかな?・・熟して、でも甘くは無いマンゴー的フルーツに穏やかな酸味のオレンジが同等の割合い、メロンなノーズにフレッシュなヨーグルトが2対3ほど、そこに少々赤みのあるおだやかなフルーツの味わいのトッピング・・そんなイメージです。

 酸は充実していて果実感を補強、中域もそこそこに膨らみが有りつつ締まり、ナチュラルなジューシーさを感じさせる余韻がたなびきます。

 揮発酸はほぼ無く、とてもピュアです。何度もこのビアンケットはテイスティングしていますが、

「おそらく過去一、美味しい!」

ですし、

「なかなかこのレベルまで仕上げたオレンジワインには出会うのは難しい」

と感じさせてくれました。

 以前はラシーヌさんが入れていたんですね・・あるテレビ番組のバックに数本、レ・コステのボトルが映っていて、

「お~・・レ・コステもここまで拡がっているのか・・」

と嬉しく思ったものです。

 ですが・・気付くとオファーが来なくなったものの・・それでも他店さまには出ていたようで、入荷がよほど少ないかと思っていたところ・・なんだか干されていたのかなと。

 しばらくは様子を見ていたんですが、まったくオファーも無く、リストにも出て来ないので、エヴィーノさんが輸入しているのを思い出して少しずつ・・みたいな感じの取り扱いです。

 2022年のレ・コステは相当良さそうです・・今のところこのビアンケットとロッソのガエターノだけですが、

「So2を基本的に使用せず、しかしポテンシャルを侵食する揮発酸の生成は極端に少ない!」

と言う、理想的な仕上がりのビオ系、しっかりナチュールワインです。ぜひ飲んでみてください。超旨い!激推しです!



 以下は以前のレヴューです。
-----
【マセラシオンしたビオの白!思いっきりナチュラルですが、危険なニュアンスはゼロ!美味しいと思います!】

 こう言うのは、ブルゴーニュ・シャルドネ至上主義、それ以外は無理・・の方にはお勧めはしませんが、ここまでナチュラルなのに揮発酸系の危険なニュアンスが無く、思いっきりナチュラルなのは・・

「絶対に有り!」

だと認識しています。

 事実、身体はとても楽ですし、何より「マリアージュ」が良い・・。何にでも合わせられるだけじゃなくて、職との相互効果が必ず良い方に向かうんですよ。マセラシオンをしない普通の造りの白でSo2の多いワインだと中々このようには行かないかな・・と思います。

 非常にドライで滑らかです。濃密そうな色合いでしょ?・・これで全く甘さを感じません。少し濁って見えるのは、フィルターしていないのと、ハンドキャリーで持ち帰ってすぐ抜栓しているから・・なんですね。

 久しぶりになってしまったレ・コステですが、一時は

「・・えっ?・・どうしよう・・?」

と頭を抱えるほど高くなってしまったんです。


 ですが少し落ち着いてきました。なので、何とかご理解いただけるように、頑張ったプライスもつけています。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のヴィンテージのレ・コステから引用しています。
━━━━━
【これは旨い!】
 レ・コステの中級~上級クラスの白です。こちらはブロカニコ100%のようです。

 これ・・・かなり旨いです!一体感バッチリ!酢酸系の香りは無し!全くのピュアな・・地場品種独特の存在感を持った、すこしオレンジ色をした白です!


 左の写真の色をご覧ください。美しく濁った?、とても存在感の有る・・・中心と端に深みを持っている情景です。

 おそらく、ビノ・グリのような色合いをしている品種なのかもしれませんが、ピノ・グリージョよりは温かい色合いです。


 実に純粋で焦点がど真ん中に有り、優しく、酸もソフトなタッチですがタップリ・・・パレットをまん丸に描いてくれます。余韻ぬ向かう情景も実に美しい減衰で、飲むのが楽しくなってしまうワインです。

 このビアンケット、おそらく1週間~10日で、ドロドロになるんじゃないかと思いますが、5日ほど経過していますが現在まだ成っていません。

 しかも酢酸の形成も全く見られず、味わいは最初の頃より、少しバランスを欠いています。

 やっぱり10日かな・・・So2はほぼ入っていないと思われますが、醸造の段階で少し生成されたかもしれませんね。
これがドロドロになって、独特の旨みを持つかどうか・・・現在試験中です。ま、もっとも・・良い子の皆さんはそんなことをせず、抜栓2日ほどでお飲みいただければ、目茶んこ美味しいピュアな白ワインのという印象のみで・・・終われると思います。

 レ・コステの白・・目茶美味しいです!是非是非トライしてみてください!超お奨めです!(・・・もしドロドロな白を飲んでみたい方は、少し残して10日ほど置いてあげてください。すぐに酢にはならないと思います。)


N.V.(2022) Rosso di Gaetano V.d.T.
ロッソ・ディ・ガエターノ V.d.T.

18902
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ50%、シラー、メルロー。樹齢20~30年。収穫後、果皮と共に3週間、野生酵母と共に醗酵。圧搾後大樽にて6カ月、ボトル詰め後6カ月以上の熟成。

 2022は果実の凝縮が素晴らしく、熟したタンニンとフレッシュで心地よい酸と果実味の
バランスが素晴らしいヴィンテージ。
750ML 在庫  6   ご注文数   本
¥3,450 (外税) 
【どうやらガエターノ爺のこの畑をジャン・マルコが入手したらしいんですが、この秀逸さはそれも理由?・・濃密ですがスルっと入って飲み心地バッチリな、過去一番の出来を思わせます!】
 濃密です!・・ドライです・・甘く無い・・でも酸バランスで旨味はしっかりあるので非常に飲みやすく、暑苦しく無いんですね。しっとりとしていて冷ややかさが有り、しなやかで・・とても高質!と感じていただけるでしょう。

 この下の以前のレヴューの写真はN.V.2018年ですが、

「濃密さは倍ほど!?」

と思えるような充実さを感じさせます。

 エージェントさんに聞いてみますと、このロッソ・ディ・ガエターノはガエターノさんから畑を借りて造っていたようですが、結局、ジャン・マルコが購入したようです。

 以前のヴィンテージに感じられたような、ちょっとした遠慮?・・配慮?・・みたいなものが無く、

「ド直球のナチュールなロッソ」

を仕上げていると感じます。

 それは・・もちろん、2022年という良いヴィンテージの背景も有ると思いますが、揮発酸の生成はほぼ無く、結果美しい黒葡萄の表情をそのままに生んでいます。


 まぁ・・借りている畑ですと、何かとね・・遠慮も出て来てしまいますから・・だって、生産量だけ考えても、多い方がお渡しできる賃借代、もしくは現物の量も増える訳ですし、自前の畑なら様々なトライはしやすいでしょうが、借りた畑ですとね・・そう、住むところが賃貸か自宅か・・とほぼ同じでしょう。

 非常にドライでチェリーの濃密でドライな果実にしっとり穏やかなスパイス、中域は厚くふっくら、酸のレベルは低く無いと言う・・ちょっと余り無いタイプです。暖かく濃密な果実味で酸は弱め・・と言うのは結構に有りますが、

「冷涼で伸びやか、酸はちゃんとしっかり」

有るので、非常にバランスが良いんですね。

 アルコール分も13.5%と理想的な仕上がりで、勿論、揮発酸のニュアンスは感じられず、結果、欠損は無い訳です。

 厚い果皮のジュースを感じつつ、時間での変化を感じつつ・・この暑い夏でもまったくダルさを感じさせない飲み口で、しかも、

「So2 の存在すらもほぼ感じない」

と言う酔い心地をお楽しみいただけます。

 おそらく「過去一」です。最高の仕上がりになった、リーズナブルなレ・コステのロッソ・ディ・ガエターノ!・・飲んでみてください。素晴らしい出来です!





 以下は以前のレヴューです。
-----
【以前のガエターノ(ラシーヌさん扱い)とは相当に異なってます。どこまでも自由に、気軽に「飲み心地」を追求した赤です!】

 もしかしたら結構、まともに見えるかもしれませんね。でもnoisy の目には「揮発酸」が見えます。まぁ・・エッジの辺りですね。多くは有りませんが、やはり・・

「ピュアなブルゴーニュ・ルージュが基本の方」

には、思いっきり向きませんので決してチョイスしないでくださいね。やはりビオワインファンの方々や、新しい世界を開拓したい方向けです。どうぞよろしくお願いいたします。


 隣人のガエターノさんの葡萄で仕込んだ、「飲み心地最優先」のほんのり軽めの赤です。もしかしたら「濃く見える」かもしれませんが味わいはひどく濃くは無く、むしろ軽快です。

 ピュアと言うのは憚られますが、とてもナチュラルでしなやかです。揮発酸はある程度あるものの、余韻の最後までサワーな味わいでかき消してしまうようでは有りませんで、むしろ途中で気にならなくなっていると思います。

 言ってみれば、酸はちゃんと有りますので「単に軽いだけ」でも有りません。構成的には、結果的にちゃんとなっている感じに取れます。

 こちらも「ピッズィカンテ・ビアンコ」に通じるような「飲みやすさ」や「飲み心地の良い」飲み口で、適度な中域の膨らみと、黒い果皮の厚み由来の果皮味を味わえるロッソですね。果実感も普通に有り、ドライですがジューシーだとも思います。

 不思議ですよね・・あ、このロッソには余り「豆」は感じないと思います。気楽に開けて楽しむ・・でも翌々感じてみると結構に美味しいことに気付く・・そんな感じかと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【正にナチュラルな醸造!ナチュラルな味わい!このコラムのアイテムはブルゴーニュファンにもお奨めです!!】

 レ・コステのワインは実はとても幅広く、様々な面を持つ複雑な構成なので、ちゃんとご紹介しないと勘違いされるかな~と思ってます。

 で、レ・コステが造るロッソに限っては、

「マンモス・ピュア」で、味筋はブルゴーニュワインの延長上にあると言って良いと思います。是非ともブルゴーニュワインファンの方は、この3アイテムから、ものの見事に美しい、ナチュラル&ピュアなレ・コステを飲んでみて下さい。


 「ロッソ・ディ・ガエターノ」はサンジョヴェーゼ、グレゲット、モンテプルチアーノ、メルロ、カベルネと言う複数品種をセパージュした、こちらも純粋無垢路線一直線です。
 普通のロッソはグレゲットですが、こちらはブレンドで、価格も実にリーズナブル!赤い果実が実にピュアです。


 レ・コステの赤の上級、下級の別は、葡萄の出来で決まると言っても過言ではないと思います。出来が良いと凝縮していて健康だから、

「So2を少なく出来る」

訳ですね。

 ロッソ・ガエターノは下から2番目ですから、そう言う意味では、そこまでSo2は少なくは無い・・しかし、元々ナチュラル&ピュアなレ・コステ赤ですから、1クラス上の「ロッソ」との違いは・・

「僅かな凝縮感の違い、滑らかさ・・So2の量」

と言えるかもしれません。これも一推し!是非ご検討下さい!


2022 Tagliatelle di Grano Integrale Biologico
タリアテッレ・ディ・グラーノ・ヴェルナ・インテグラーレ・ビオロジコ

18901
自然派

イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

◆◆◆ 滅茶旨い地粉のタリアテッレですが賞味期限が近いため、上代1900円のところ半額セールを実施します!
 ですが・・賞味期限が2024年10月と裏ラベルに印刷したものを貼っていますが、実はこれ・・「半年短く間違ってしまったもの」でして、「今更修正出来ない」のでそのままになっています。なので急がなくても良いんですが念のため!
 なお、頑張って梱包しますが、パスタの割れが全く無しにお届けするのは無理が有ります。少々の割れは了承済みと言うことで承ります。
 また、ワイン約1.5本分として換算し、個口などを自動計算いたします。どうぞよろしくお願いいたします。


■エージェント情報
 古代小麦ヴェルナ種、全粒粉のパスタ、2022年収穫。レ・コステのブドウ栽培と同じ哲学にて、自社畑で栽培・収穫した古代小麦を、トスカーナ州ピエンツァにある伝統的な製粉・パスタメーカー「Mulino Val d'Orcia (ムリーノ・ヴァル・ドルチァ)」にて製粉&製造されたパスタ。

 石臼挽きで時間をかけて製粉された全粒粉を、ブロンズダイスにて成型。多孔性を持つソースと絡みやすい表面に仕上げ、伝統的な低温長時間乾燥により、ヴェルナ小麦の特徴ともいえる薫り高さを維持したパスタに仕上げました。
500g 在庫  完売   ご注文数   本
¥950 (外税) 
【これは旨い!!塩茹でしただけでも旨味たっぷり、香りも豊か!・・粘りの少ない粉の味が素晴らしいです!・・しかも半額セール!・・頑張って梱包しますが少々の割れはご容赦ください。】
 レ・コステの古代品種「ヴェルナ」によるタリアテッレです。タリアテッレとは、平打ちパスタのことです。

 ビオの畑のパスタですから・・まぁ・・普通は高いんですね・・1900円だそうですが・・そうだとすると、そんなに直ぐは手を出せないかと。でも、今回は特別に半額セールと言うことで・・理由は下の方に書いてありますが、ご注文いただける場合はご了承済とさせていただきますのでご注意ください。

 細かいことはこの下にエヴィーノさんの紹介文を掲載しますが、

「めちゃんこ旨い!」

です!しかも、

「500グラムも」

有ります。家族4人くらいで食べてちょうど位かな?・・まぁ、大食漢の方がいらしたら3人前位と思ってください。7玉位にまとまっているようです。

 パスタを1本、塩茹でしたままで食してみましたが・・いや、味わい深いですね・・。風味の良い10割蕎麦を食した時と同じようなニュアンスで、歯で少し摺り潰しつつ食べる感じ・・その瞬間にまた香りが立ち、旨味が拡がります。

 noisy は、まずはカミさんにつくってもらったナスのアラビアータ(少し辛口)に、

1.オリーブ・オイル(もちろんヴァレンティーニ)
2.パルメジャーノ・レッジャーノ(J子さんにラブレターと一緒にいただいたもの)
3.パセリ2種
4.スダチ

を、順に足しながらその変化を楽しみました。味わいも香りも、ものの見事に変化しますが、パスタの包容力が相当しっかりあり、決してパスタは負けず隠れず、しっかり主張しつつ、その加算され積み重なった味わいを楽しめました。

 で・・ここが重要!

 実はですね・・賞味期限が2024年10月なので半額セールなんですが・・エヴィーノさんが間違って半年短い期日を印刷してしまった!んです!

 なので、実際の賞味期限は2025年04月・・です。Noisy wine では未案内ですが同時入荷の他のレ・コステのパスタはちゃんと4月と印刷したらしいんですが・・魔が差したと言うことでしょうか。

 ですから・・一応は2024年10月末までと言うことと、それをご了承いただくことを前提でご注文を承ります。


 また、出来るだけ割れないようにパッキングしてお送りいたしますが、何事にも「完全」は無理です。乾燥パスタで空気が多く、全体の体積がかなりあった上に袋での梱包ですから、押されますと簡単に割れますんで・・はい。こちらもご了承くださいませ。

 まぁ..500g入って税別千円以下でビオの古代品種のパスタが購入できるなら安いと思いますがいかがでしょうか?・・


 詳細はエヴィーノさんの紹介文をお読みください。


 有機栽培を行う上で輪作の必要があったため、白いんげん豆の翌年に栽培した、トスカーナ南部の伝統的な古代小麦(Grano Tenero Verna ヴェルナ種)。品種としては軟質小麦にあたりますが、含有タンパク質は日本の基準でいう強力粉と同等です。しかしグルテンの含有量が少なく、独特の香味と味わい深さが特徴です。

 前回は製粉し全粒粉としての販売でしたが、今回からパスタに成形されての販売となりました!理由はいくつかあるそうですが、ジャンマルコ曰く

「小麦粉のままだと劣化が早く、管理が難しい。製粉する機械がないから、まとめて製粉しなければいけない。しかし製粉後、時間が経つほど香りや風味が落ちてしまう。そこでパスタに加工することで、ある程度の期間保存ができるし、製造方法を調整することで、より特徴を生かしたパスタにすることが出来た」、

との事。

 製造は前回と同じ製粉を手掛けたトスカーナ、ピエンツァにある伝統的な製粉・パスタメーカーである「Mulino Val d'Orcia ムリーノ・ヴァル・ドルチァ」。石臼挽きで時間をかけて製粉された全粒粉を、ブロンズダイスにて成型。多孔性を持つソースと絡みやすい表面に仕上げ、伝統的な低温&長時間乾燥により、ヴェルナ小麦の特徴ともいえる薫り高さを維持したパスタに仕上げました。

 記載のゆで時間ですと、アルデンテよりやや硬めに仕上がりますが、時間を過ぎると急激に柔らかくなりますので、ゆで時間通りに引き上げ、ソースと合えながらお好みのかたさに仕上げていただくと良いかもしれません。全粒粉のため、通常のパスタとは食感は異なりますが、小麦自体の香りを強く感じ、粉のうま味を良く感じる味わい深いパスタです。「ワインよりもオリーヴオイルが美味しい!」なんて言われることも多いレ コステですので(笑)、パスタにおいても同じことが言えるような、、。とにかく一度お試しいただきたいパスタです!
 


N.V.(2018) Pizzicante Bianco Vino da Tavola
ピッズィカンテ・ビアンコ V.d.T.

16079
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
白微泡 モスカート主体、プロカーニコ、樹齢10~20年。合わせて直接プレスし、自発的な発酵を待つ。醗酵が終わりきる前にボトル詰めを行い、瓶内で醗酵が終わり澱の上で12カ月、その後スボッカトゥーラを行いさらに12カ月の熟成を行う。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,750 (外税) 
【レ・コステ・ファン、ビオワイン大好き人間に超お奨め!!僅かな発泡、アロマも味わいも「何でも有り!」だが「飲み心地最優先!」と言う言葉が良く馴染む味わいです!】
 え~・・すみません、ブルゴーニュ・シャルドネ至上主義の方には、ちょっと厳しいかと思いますので、そのように自身を顧みられる方は決してチョイスしないでください。たぶん「無理」だと思います。

 でも、

「・・美味しいの?・・美味しいと思える可能性が有るなら話は聞くよ・・」

とおっしゃる方には、

「相当可能性が有る!」

と思いますので、是非ご覧くださいませ。


 ジャンマルコが「飲み心地最優先!」と言う意味が良~く判る「微発泡のビアンコ」です。品種とか、栽培とかはもう・・取り合えずどこかに投げちゃいましょう。それで良いと思います。

 色合いですが、僅かに色落ちしたような・・いや、僅かに酸化したような感じですが、柔らかくとても薫り高いです。ふんわりとしていて、結構に複雑性も有ります。

 ちょっと揮発酸も香りますが許容範囲(まぁ、人それぞれです)だと思いますし、通常、「豆(まめ)」と呼ばれる茹で小豆のようなニュアンスも僅かに有りますが許容範囲(人それぞれ・・)で、しかも飲んで行くうちに忘れてしまうくらいのニュアンスです。

 で、ここからが重要です。一般的に言って、いや・・専門家風に言って、ネガティヴな要素は満載なんですが・・

「めっちゃ気持ちの良い飲み心地!・・飲んでてハッピーになる感じ!」

なんですよね。


 noisy は基本、ちゃんとした教養と経験を積んでいますので(自分で言うか~?)、ネガティヴな要素もしっかり感じられます。「あ~・・有るなぁ・・結構キツイなぁ・・」みたいなものです。

 でも、

「ありゃぁ・・なんてバランスしてるんだろ。気持ち良いし、結構美味しいじゃん・・」

と、最終的に丸め込まれてしまうんですね・・。

 なので、これはこれで絶対に有り!・・面倒なことは言わずに、気軽に飲んでみよう!・・それで楽しければ良いでしょう?・・みたいなノリなんですね・・しかも、

「・・また・・飲みたいかも!」

と思っちゃうんですね~・・。


 なので、お勧めさせていただきます!


 しかし!・・前述のように、「このワインが向かない方」も必ずやいらっしゃいますので・・と言うか、noisy のお客様には結構に多いと思います。新しい世界に挑戦してみたい方、健康オタクの方(・・すみません・・)、最終的にドロンドロンになるビオワインがお好きな方(・・申し訳ない・・)にお勧めさせていただきます。ご検討くださいませ。


N.V.(2018) Rosso V.d.T.
ロッソ V.d.T.

16080
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
グレゲット主体、チリエジョーロ、コロリーノ、カナイオーロ、樹齢30年前後。高樹齢の畑より収穫、果皮と共に3週間、圧搾後栗の木の大樽にて12か月熟成。
 素晴らしく成熟したタンニンと果実を感じるものの、決して重さを感じない軽やかさ、バランス感を持つロッソ。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,850 (外税) 
【レ・コステもしばらく見ない間に、ビオ的に相当変化しています!それでも「ガエターノ」よりピュアな膨らみとしっかりしたコアを持った綺麗な仕上がりになっています!】
 この下の「以前のレヴューです。」と書いて有るのは、2012年もののロッソです。この頃はまだとてもピュアなアロマでピュアな味わいでした。

 ラシーヌさんの扱いが無くなってしまったようなので・・何しろ最近は以前のような個別の案内も無いので、単に輸入が遅れているのか、扱いを止めたのか、単に noisy のところには案内していないのか、判断が付かないんですね。そのうちに忘れてしまう・・気付いたら在庫ゼロ、そんなパターンです。

 この手の天才肌?の造り手さんに有りがちな、ちょっと変人チックな(・・すみません・・)ところを感じるジャンマルコですが、2012年ものが信じられないほどに、

「自由!」

です。


 あ、ビオが嫌いな方は無理ですでの・・セレクトしないでくださいね。挑戦したい方はOKです。少なくとも、「ロッド・ディ・ガエターノ」よりも良い意味で「普通のワインに近い」ですし、ピュアさもマシマシ、ナチュラルさが美しいです・・ですが、2012年もののようなピュアさは無く、でも、

「So2感覚はまっさらに近い」

感覚で美味しくいただけました。


 まぁ、この辺りをポイント付けするのは邪道?・・みたいな感じですので、そちら風の書き方は出来ません。

 でもワインとは一体なんだ?・・とか、いや~・・自然なものに薬使うなんて・・いくら美味しくてもダメ・・とか、誰でもちょっと考えません?

 今のワイン界は結構にズルくて、ビオをSo2使用といつの間にか置き換えて話したり、宣伝したりしています。少なくともビオディナミは栽培における部分を言います。なので、So2 の使用・不使用とは直接関係無しなんですね。

 ハッキリ言うと不都合なのでしょう・・余り皆さん、ハッキリ言いたくないし、時間の経過で結構に変化することも判ってますので、結局以前の話と一致しなくなることも想像してのことなのでしょう。

 でも、

「結局あなたが美味しいと思ってくれたら良い」

訳ですからね・・。


 noisy 的には良いワインだと思います。ワインは凄くは無いですが、こういうの、さらっと造れる人は凄いと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【・・でも出来ればこれを飲んで欲しい・・!非常に旨いです!】



「ロッソ」はグレゲット単一セパージュです。こちらも純粋無垢路線ですが、ロッソ・ディ・ガエターノに比較すると、まろやかさや複雑性、一体感が一歩上ですね。

 色を見ると濃いように見えますが、実はとても純粋なエキスがしっかり出ていて、滑らかで有りがなら、複雑性が光ります。以前は複数でブレンドしていたはずですが、このところは樹齢も上がりつつあり、品種の個性が出始めたかもしれません。

 単純なベリーとかの大きさの果実と言うよりも、ラズベリーのような小さな果実が群生した感じです。ジャムのように濃度があるのに、とてもスッキリしていて後口が綺麗です。実に美しい色合いです!これもお奨め!

 「レ・コステ・ロッソ」は「ロッソ」の上級品です。こちらは2012年ですが、価格もそれなりですよね・・。でも、非常にGoodな葡萄から、さらなるナチュラルさ、ピュアさ、So2使用量の少なさが有り、どこまでも高く飛翔して行くような伸びやかさが有る・・と思います。今回、こちらは飲めておりませんで・・すみません。

 やはりレ・コステは素晴らしい!・・と感じさせてくれた今回のテイスティングでした。願わくばこれ以上は価格が上がらないことを望みますが、現在の状況だと為替も景気もどうなるのか・・判りませんよね。米大統領選も・・ビックリです。先行きの読めないこの時代、ナチュラル&ピュアな素晴らしいワインで乗り切りましょう。お勧めいたします!


N.V.(2018) Rosso di Gaetano V.d.T.
ロッソ・ディ・ガエターノ V.d.T.

16081
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
サンジョヴェーゼ60%、メルロー、シラー40%。近所のガエターノの畑より収穫したブドウ。樹齢15~20年。果皮とともに2週間大樽にて醗酵、圧搾後12カ月の熟成。素晴らしい飲み口とバランス感、偉大なる隣人ガエターノの名を冠したワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,490 (外税) 
【以前のガエターノ(ラシーヌさん扱い)とは相当に異なってます。どこまでも自由に、気軽に「飲み心地」を追求した赤です!】
 もしかしたら結構、まともに見えるかもしれませんね。でもnoisy の目には「揮発酸」が見えます。まぁ・・エッジの辺りですね。多くは有りませんが、やはり・・

「ピュアなブルゴーニュ・ルージュが基本の方」

には、思いっきり向きませんので決してチョイスしないでくださいね。やはりビオワインファンの方々や、新しい世界を開拓したい方向けです。どうぞよろしくお願いいたします。


 隣人のガエターノさんの葡萄で仕込んだ、「飲み心地最優先」のほんのり軽めの赤です。もしかしたら「濃く見える」かもしれませんが味わいはひどく濃くは無く、むしろ軽快です。

 ピュアと言うのは憚られますが、とてもナチュラルでしなやかです。揮発酸はある程度あるものの、余韻の最後までサワーな味わいでかき消してしまうようでは有りませんで、むしろ途中で気にならなくなっていると思います。

 言ってみれば、酸はちゃんと有りますので「単に軽いだけ」でも有りません。構成的には、結果的にちゃんとなっている感じに取れます。

 こちらも「ピッズィカンテ・ビアンコ」に通じるような「飲みやすさ」や「飲み心地の良い」飲み口で、適度な中域の膨らみと、黒い果皮の厚み由来の果皮味を味わえるロッソですね。果実感も普通に有り、ドライですがジューシーだとも思います。

 不思議ですよね・・あ、このロッソには余り「豆」は感じないと思います。気楽に開けて楽しむ・・でも翌々感じてみると結構に美味しいことに気付く・・そんな感じかと思います。ご検討くださいませ!

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【正にナチュラルな醸造!ナチュラルな味わい!このコラムのアイテムはブルゴーニュファンにもお奨めです!!】

 レ・コステのワインは実はとても幅広く、様々な面を持つ複雑な構成なので、ちゃんとご紹介しないと勘違いされるかな~と思ってます。

 で、レ・コステが造るロッソに限っては、

「マンモス・ピュア」で、味筋はブルゴーニュワインの延長上にあると言って良いと思います。是非ともブルゴーニュワインファンの方は、この3アイテムから、ものの見事に美しい、ナチュラル&ピュアなレ・コステを飲んでみて下さい。


 「ロッソ・ディ・ガエターノ」はサンジョヴェーゼ、グレゲット、モンテプルチアーノ、メルロ、カベルネと言う複数品種をセパージュした、こちらも純粋無垢路線一直線です。
 普通のロッソはグレゲットですが、こちらはブレンドで、価格も実にリーズナブル!赤い果実が実にピュアです。


 レ・コステの赤の上級、下級の別は、葡萄の出来で決まると言っても過言ではないと思います。出来が良いと凝縮していて健康だから、

「So2を少なく出来る」

訳ですね。

 ロッソ・ガエターノは下から2番目ですから、そう言う意味では、そこまでSo2は少なくは無い・・しかし、元々ナチュラル&ピュアなレ・コステ赤ですから、1クラス上の「ロッソ」との違いは・・

「僅かな凝縮感の違い、滑らかさ・・So2の量」

と言えるかもしれません。これも一推し!是非ご検討下さい!


2020 Olio Extra Vergine di Oliva
オーリオ・エクストラヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ

16078
自然派

イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
レッチーノ種主体、カニーノ種、フラントイオ種。
le Costeの畑のオリーヴの中でも特段に成熟した樹を選別、収穫の始め2週間で収穫したオリーヴのみ、最もフレッシュなオリーヴだけでボトル詰めした渾身のオイル。500mlビン 1番絞り(酸度0.2)
500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,980 (外税) 
【フレッシュ&ピュアで一瞬ややこってり!?・・だけどやや軽めのエクストラ・ヴァージンです。】
 ジャン・マルコのエクストラ・ヴァージンです。ヴァレンティーニのエクストラ・ヴァージンが早々に売り切れ・・で、noisy の分(賞味期限切れ・・しか食せない)もそろそろ危なくなって来てしまったので、ちょうど良いタイミングで入って来ました。

 まぁ、ヴァレンティーニのオイルは、以前の扱い量の1/3ほどに制限されてしまいまして、その分は他のショップさんに余るほど回っているようです。頑張って拡売させていただいたのに・・何だかなぁ・・です。

 で、早速ですが試食してみました。なるほど・・何となく天候も想像できるような感じですね。ヴァレンティーニのオイルとの比較の話ですが、やや暖かく・・ちょっと蒸してる感じ?・・肥えているが樹は少し若い感じがします。

 色もヴァレンティーニの方が少し濃い(暗い?)でしょうか?・・ヴァレンティーニが非常にコクや旨味が強いのに比較してしまうと、レ・コステの方が新鮮味が強くやや軽めです。ピュアさはどうでしょう・・総合的にどっこいでしょうか。



 そうは言ってもやはりオイルは使い分けかなぁ・・とも思います。コクを重視したければやはりヴァレンティーニでしょう。余りオイルの特色を出したく無ければレ・コステ・・・そんな使い分けでも良いかと思います。

 ヴァレンティーニの代わりは務まらないにしても、価格も安いレ・コステのエクストラ・ヴァージンの出番はそこそこに多いかも・・とも思います。豊かだがスッキリと食せるオイル・・いかがでしょうか。ご検討くださいませ。


N.V.(2014) Bianchetto V.d.T.
ビアンケット V.d.T.

12152
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
プロカニコ主体
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,220 (外税) 
【マセラシオンしたビオの白!思いっきりナチュラルですが、危険なニュアンスはゼロ!美味しいと思います!】
 こう言うのは、ブルゴーニュ・シャルドネ至上主義、それ以外は無理・・の方にはお勧めはしませんが、ここまでナチュラルなのに揮発酸系の危険なニュアンスが無く、思いっきりナチュラルなのは・・

「絶対に有り!」

だと認識しています。

 事実、身体はとても楽ですし、何より「マリアージュ」が良い・・。何にでも合わせられるだけじゃなくて、職との相互効果が必ず良い方に向かうんですよ。マセラシオンをしない普通の造りの白でSo2の多いワインだと中々このようには行かないかな・・と思います。

 非常にドライで滑らかです。濃密そうな色合いでしょ?・・これで全く甘さを感じません。少し濁って見えるのは、フィルターしていないのと、ハンドキャリーで持ち帰ってすぐ抜栓しているから・・なんですね。

 久しぶりになってしまったレ・コステですが、一時は

「・・えっ?・・どうしよう・・?」

と頭を抱えるほど高くなってしまったんです。


 ですが少し落ち着いてきました。なので、何とかご理解いただけるように、頑張ったプライスもつけています。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のヴィンテージのレ・コステから引用しています。
━━━━━
【これは旨い!】
 レ・コステの中級~上級クラスの白です。こちらはブロカニコ100%のようです。

 これ・・・かなり旨いです!一体感バッチリ!酢酸系の香りは無し!全くのピュアな・・地場品種独特の存在感を持った、すこしオレンジ色をした白です!


 左の写真の色をご覧ください。美しく濁った?、とても存在感の有る・・・中心と端に深みを持っている情景です。

 おそらく、ビノ・グリのような色合いをしている品種なのかもしれませんが、ピノ・グリージョよりは温かい色合いです。


 実に純粋で焦点がど真ん中に有り、優しく、酸もソフトなタッチですがタップリ・・・パレットをまん丸に描いてくれます。余韻ぬ向かう情景も実に美しい減衰で、飲むのが楽しくなってしまうワインです。

 このビアンケット、おそらく1週間~10日で、ドロドロになるんじゃないかと思いますが、5日ほど経過していますが現在まだ成っていません。

 しかも酢酸の形成も全く見られず、味わいは最初の頃より、少しバランスを欠いています。

 やっぱり10日かな・・・So2はほぼ入っていないと思われますが、醸造の段階で少し生成されたかもしれませんね。
これがドロドロになって、独特の旨みを持つかどうか・・・現在試験中です。ま、もっとも・・良い子の皆さんはそんなことをせず、抜栓2日ほどでお飲みいただければ、目茶んこ美味しいピュアな白ワインのという印象のみで・・・終われると思います。

 レ・コステの白・・目茶美味しいです!是非是非トライしてみてください!超お奨めです!(・・・もしドロドロな白を飲んでみたい方は、少し残して10日ほど置いてあげてください。すぐに酢にはならないと思います。)


N.V.(2015) Litrozzo Rosso V.d.T.
リトロッツォ・ロッソ V.d.T.

12149
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
グレゲット主体、チリエジョーロ、他
1000ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【取り合いになっている1Lものです!】
 もう・・すぐに無くなっちゃうので飲む訳にも行かなくなったリトロッツォのロッソです。今回は24本だけで終了です。

 レ・コステの赤は、白に比べると「ビオっぽさ」は少ないですが、ナチュラルはナチュラルなんですね。だから、非常に「ピュア」に感じると思いますし、危険なニュアンスの無い美しいワインです。

 引くて数多なのでこちらは飲まずにご案内します。以前のレヴューで申し訳ありません。お早めにどうぞ。



以下は2012年のリトロッツォのレヴュー文です。
━━━━━
【素晴らしい!びっくりすること請け合いです!グイグイ~っと飲んで、後からピュアな果実の旨みが戻ってくる・・・そんなイタリアのデイリーな地ワイン!】

 感覚を言葉で表すことはとても難しいです。有る意味、そんな超難物が仕事になってしまった noisyですが、元々は、自分の感覚だけが頼りで、頭では何にも判ってない・・・つまりは感覚を説明することが出来ない、普通の若造だった・・んですね。もし近かったことが有ったとすれば・・・曲作りにおける作詞とか・・・しか思いつきません。

 時折、昔取った杵柄で、ギターを片手に友人と飲んだりする訳ですが、例えばnoisy自身 が知らない歌でも、何となくギターで合わせてしまったり、知っている曲なら相手が歌い始めたキーで伴奏を始めたりすると、

「・・・何でそんなことが出来るのよ?この曲、知らないんでしょ?」
とか、
「・・・もしかして、絶対音感・・・持ってます?」

 などと聞かれたり・・・する訳です。

 まあ、そんな事を尋ねられても、「絶対音感」の意味が良く判らないし、知らない曲でも「感覚で」どこにコードが向かうかを想像して勝手に反応してしまうので、

「・・・説明しろたってそんなもの判らん・・」

 としか答えようが無い訳です。若い頃は、TVとかラジオから流れてくる曲が、ドレミの音程で聞こえていましたし(聞こえるのは今でも・・)、世の中の誰もがそうだと思っていたわけです。だから、むしろそんな事をどうやって説明するか、自分はどうやってその音をドレミで理解しているのかなど、考える事さえなかった訳です。

 絶対音感は、曲がドレミで聞こえること・・という定義であれば、きっと持っているんじゃないかな?と言えますが、絶対音感と言う言葉の響きからは、440ヘルツの「ラ」の音が体に染み込んでいる人・・・というような意味にも取れますので、精度がビッチリ有る訳では無いnoisyとすれば、それなら持ってない・・と言うしか有りません。まあ、大体、昔はラの音は440ヘルツじゃ無かったし・・。

 基本的にはnoisy は、自分の中で自分が持っている有る何個かの音を無意識に聞いていて、その相対感覚でドレミを勝手に理解しているのだと・・・今は、そう言えると思います。・・・音楽に興味の無い方には、全く詰まらない話で申し訳ありません。また、能力をひけらかすつもりでも・・・有りません。嫌らしく聞こえたらすみません。


 重要なのは、最後の部分で、「自分の持っている音を無意識に・・」と言うところ、すなわちいつの間にかなんらかの基準を持ち合わせて生きてきちゃったこと・・・です。それがたまたまnoisy の場合は「音」だったのかな?と・・・。例えば、金管や木管の楽器を長くやられた方は、Bb(ビー・フラット)の音が感覚的に染み付いていらっしゃるんじゃないかと・・思うわけです。

 例えば、フランスなどの水が余り良くない国の家庭では、子供の頃からワインを薄めて飲んでいたりします。気付かずに感覚を養うことに・・・なっている場合が有るんですね。小さいうちから音楽をやっていると、音感が良くなる・・と言われるのに近いかな?と思っています。

 それに、まあ、ワイン好きに音楽関係者の多い事ったら・・・ビックリするくらいいらっしゃいますよ・・・。
「えっ?あなたも・・・そちらのあなたも?」
みたいな感じです。・・・でも、ここはあまり関係無く・・・


 レ・コステのアントヌッツィさんたちも、きっとそんな「身に付いた(付いてしまった?)感覚」の持ち主なんでしょう。noisy がいつも思うのは、

「この造り手はセンスが有るなあ・・とか無いなぁ・・とか」

です。きっと、彼らも「気付かずにか気付いてかか、自分にしか聞こえない音(嗅覚・触覚)を持っているんだと思います。先行きがちょっと恐ろしい造り手です。


■リトロッツォ・ビアンコ・ヴィノ・ダ・タヴォラ
 かなり素晴らしいデイリー・・・白です。ワインは・・・濁ってます。フィルターが軽いんだと思いますが、しばらく立てておくと綺麗になります。口入れは、
「ちょっと物足りないかな・・」
位の感覚なんですが、二口、三口と飲み進めると、じんわりと果実や旨み、ボディが出てきます。全く疲れを感じさせないスムースな飲み口なんですね。もし、こんなワインを造っている生産者が近くにいたら、毎日瓶を持って買いに行っちゃうだろう・・・♪♪・・と思いますよ。これ、有る意味究極なんじゃないかな?と思います。是非飲んでみてください。トレッビアーノ主体・・・いっぱい買いましたが・・・かなり減ってます。

■リトロッツォ・ロッソ・ヴィノ・ダ・タヴォラ
 極少量のリッターデイリー赤ワインです。これも中々に素晴らしいですが、現在ちょっと閉じてしまっています。ですので、白ほどのパフォーマンスは有りませんが、透明感がバッチリ出た、可愛らしいアロマと果実味の、リーズナブルなデイリーになっています。いずれ、2~3カ月かかるかな・・・とは思いますが、暖かくなってきた頃には、ほぼ全開で楽しめるんじゃないかと思います。グレゲット主体ですが、残りあと数本で終わりです。


N.V.(2014) Rosso di Gaetano V.d.T.
ロッソ・ディ・ガエターノ V.d.T.

12151
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
サンジョヴェーゼ、グレケット、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,520 (外税) 
【正にナチュラルな醸造!ナチュラルな味わい!このコラムのアイテムはブルゴーニュファンにもお奨めです!!】
 レ・コステのワインは実はとても幅広く、様々な面を持つ複雑な構成なので、ちゃんとご紹介しないと勘違いされるかな~と思ってます。

 で、レ・コステが造るロッソに限っては、

「マンモス・ピュア」で、味筋はブルゴーニュワインの延長上にあると言って良いと思います。是非ともブルゴーニュワインファンの方は、この3アイテムから、ものの見事に美しい、ナチュラル&ピュアなレ・コステを飲んでみて下さい。


 「ロッソ・ディ・ガエターノ」はサンジョヴェーゼ、グレゲット、モンテプルチアーノ、メルロ、カベルネと言う複数品種をセパージュした、こちらも純粋無垢路線一直線です。
 普通のロッソはグレゲットですが、こちらはブレンドで、価格も実にリーズナブル!赤い果実が実にピュアです。


 レ・コステの赤の上級、下級の別は、葡萄の出来で決まると言っても過言ではないと思います。出来が良いと凝縮していて健康だから、

「So2を少なく出来る」

訳ですね。

 ロッソ・ガエターノは下から2番目ですから、そう言う意味では、そこまでSo2は少なくは無い・・しかし、元々ナチュラル&ピュアなレ・コステ赤ですから、1クラス上の「ロッソ」との違いは・・

「僅かな凝縮感の違い、滑らかさ・・So2の量」

と言えるかもしれません。これも一推し!是非ご検討下さい!


N.V.(2014) Rosso V.d.T.
ロッソ V.d.T.

12148
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
グレゲット種
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,060 (外税) 


N.V.(2012) le Coste Rosso V.d.T.
レ・コステ・ロッソ V.d.T.

12150
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
ラッツィオ
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌッツィ

■エージェント情報
グレゲット種
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,990 (外税) 
【・・でも出来ればこれを飲んで欲しい・・!非常に旨いです!】


「ロッソ」はグレゲット単一セパージュです。こちらも純粋無垢路線ですが、ロッソ・ディ・ガエターノに比較すると、まろやかさや複雑性、一体感が一歩上ですね。

 色を見ると濃いように見えますが、実はとても純粋なエキスがしっかり出ていて、滑らかで有りがなら、複雑性が光ります。以前は複数でブレンドしていたはずですが、このところは樹齢も上がりつつあり、品種の個性が出始めたかもしれません。

 単純なベリーとかの大きさの果実と言うよりも、ラズベリーのような小さな果実が群生した感じです。ジャムのように濃度があるのに、とてもスッキリしていて後口が綺麗です。実に美しい色合いです!これもお奨め!

 「レ・コステ・ロッソ」は「ロッソ」の上級品です。こちらは2012年ですが、価格もそれなりですよね・・。でも、非常にGoodな葡萄から、さらなるナチュラルさ、ピュアさ、So2使用量の少なさが有り、どこまでも高く飛翔して行くような伸びやかさが有る・・と思います。今回、こちらは飲めておりませんで・・すみません。

 やはりレ・コステは素晴らしい!・・と感じさせてくれた今回のテイスティングでした。願わくばこれ以上は価格が上がらないことを望みますが、現在の状況だと為替も景気もどうなるのか・・判りませんよね。米大統領選も・・ビックリです。先行きの読めないこの時代、ナチュラル&ピュアな素晴らしいワインで乗り切りましょう。お勧めいたします!