ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2025.05.22  


■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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etc.
noisy のお奨め
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アラン・エ・ジェローム・ルノワール

アラン・エ・ジェローム・ルノワール

フランス Alain et Jerome Lenoir ロワール
● 初の扱いになりますが、ロワールのシノンの造り手をご紹介します。フィネスさんのアイテムですが、実物は何と、

「富士醗酵工業株式会社」

の輸入者シールが張られた1996年もののシノン・ブランも少量有ります・・懐かしいですね。20年ものですよ。

 そして、そのちょうど10年後の2006年ものも少量いただけましたので、20年ものと10年もののシノン・ブランを飲み比べることが出来る!・・と言う、非常にレアな体験者を募集するようなコラムになってしまいました。


 そもそもフィネスさんは富士醗酵さんの在庫を引き継ぐ形で始まっていまして、前社の管理職であられた藤田さんが在庫を買い取られています。その内にこの1996年のシノン・ブランが有ったんですね。

 noisy の担当のK君がたまたまそのワインを飲んで感動し、その話を聞いたnoisy が、

「ちょうだい!」

と言って始まったプロジェクトです(・・・なんのこっちゃ)。


 勿論、そんな形で長い年月に渡り保存されてきたアイテムですから、かなりの個体差が有り、フィネスさんでの厳しい検査を経て出荷していただきました。なのでだいぶ減っちゃってます。



◆アラン・エ・ジェローム・ルノワール
 ロワール川の支流であるヴィエンヌ川沿岸の町シノンから東に約7kmのところにある、ボーモン トン ヴェロン村に居を構えるこのドメーヌは、1900年頃現当主ジェロム ルノワール氏の曽祖父アドリアン氏が修道士が所有していた土地を入手し、その後祖父のギィ氏と父のアラン氏が畑を開墾して葡萄を植えたところから始まりました。現在は3.5haの畑を所有し、赤ワイン用のカベルネ フラン種、白ワイン用のシュナン ブラン種を育てており、葡萄の平均樹齢は65年になります。畑の土壌は石英を含んだ粘土石灰質で、除草剤などの化学合成品は使用せずに自然のままの葡萄栽培を行っています。収穫された葡萄は選別された後、開放桶に運ばれて自然酵母によって醗酵が始まり、櫂入れ、液循環などをしながら2~3週間掛けて糖がアルコールへと変化していきます。また、熟成には長い時間を必要とし、古樽で3年以上寝かせ、瓶詰めした後さらに約2年寝かせてから販売されます。




2006 Chinon les Roches Blanc
シノン・レ・ロッシュ・ブラン

12034
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
シノン
アラン・エ・ジェローム・ルノワール

◆こちらはアラン・エ・ジェローム・ルノワールのクレジットです。
お一人様1本限定でお願いします。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,690 (外税) 


1996 Chinon les Roches Blanc
シノン・レ・ロッシュ・ブラン

12035
自然派
白 辛口
フランス
ロワール
シノン
アラン・エ・ジェローム・ルノワール

◆こちらはG. et A. Lenoir (ギィ・エ・アラン・ルノワール) のクレジットになります。
◆申し訳ありませんがお一人様1本限定でお願いします。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,690 (外税) 
【このミネラル感はロワール上流のあの造り手のあのアペラシオンに似ています!繊細、細やかな表現で旨いです!】
 実はこのようなドメーヌ名は非常に面倒なんですね・・。ヴィニュロン、ヴィティキュルテュール(葡萄栽培者)は土地に根差していますので、

レ・ロッシュと名付けられた土地(畑) イコール ルノワールさん

と言うのが成立しちゃうんですね。


 なので、「ドメーヌ・デ・ロッシュ」と言ったり、「レ・ロッシュ・ルノワール」と言ったり、「アラン・エ・ジェローム・ルノワール」と表したりするもんですから、そのすべてがひとつの造り手を指しているにも関わらず、バラバラになってしまっています。因みに、まともには動いてはいませんがホームページが有り、そちらの表記は「ル・ドメーヌ・デ・ロッシュ(le Domaine des Roches)」で、フィネスさんでの扱い表記は「レ・ロッシュ・ルノワール(les Roches Lenoir)」、エチケットは2006年で「アラン・エ・ジェローム・ルノワール、ヴィニュロン(Alain et Jerome LENOIR、Vignerons)」です。

 今回はフィネスさんのご厚意で分けていただいた貴重な富士醗酵工業シールの1996年を開けてみました。・・いや、美味しかったですね~・・。ドライな味わいにはミネラリティがいっぱいです。奥に蜜っぽいニュアンスを閉じ込めていつつ、細やかなカルシウム、石灰の襞を沢山持っていて、少しずつ要素を放出してくれます。花っぽくも有り、果実っぽくもある・・黄色や白、茶、そして僅かな赤、オレンジ。しなやかで長い余韻が続きます。出っ張り過ぎず、引っ込んではいない・・ちょうど良い感じです。繊細さが際立っています。

 シノンと言うとフランの赤が有名ですが、こちらはシュナン・ブランです。ロワールの本流の中流で、支流の方のアンジュー下流には、同じシュナンのサヴニエール、ニコラ・ジョリーのクーレ・ド・セランが有りますよね。

 だから、クーレ・ド・セランやサヴニエールにとても良く似ている・・と言って欲しいかもしれませんが・・

「全然似てない!」

です。

 似てるな~・・と思ったのは、品種はソーヴィニヨン・ブランですから違いますが、フランソワ・コタのサンセール・モン・ダネですね。石灰と言うか、カルシウムのような白を連想させるような非常に細やかなミネラリティがふんだんに感じられます。美しい繊細で熟したオレンジのニュアンスも、熟したモン・ダネとよく似ているように思います。

 因みに2006年の方は飲んでないので・・いや、この数量で2本は飲めないですんで・・すみません。しかし、シュナン・ブランと言うとロワール中流の主要品種で、ドライも有ればドゥーも、極甘口も有ります。このシノンは、

「ロワール中域の他のシュナンと全く似ていない」

のが楽しいです。ちょっとビックリしました。


 まぁ、サヴニエ-ルはロワール支流で、ちょうど本流から分かれた位置にありますんで、かなり土壌も違うでしょう。シノンも本流では有りますが、そこから分かれたヴィエンヌ川に有ります。そんな環境、土壌がサンセールに似た・・いや、サンセールに似ていると言うよりはフランソワ・コタのサンセール・モン・ダネに似た・・と言うべきかと思いますが、貴重なミネラリティからの繊細な味わいを生んでいるのでしょう。

 また、レ・ロッシュ(岩)と名付けられていますが、ブルゴーニュのロッシュとは種類が違うな~・・とも感じられます。その辺も面白いですよ。

 ぜひ10年もの、20年ものをゲットしていただき、比べてみていただければと思います。コンディションも良く、貴重な体験が出来ると思います。


「シノンったって、フランだけじゃない!」

とご理解いただけるでしょう。細やかな澱がありますので、しばらく立てて落としてお飲みください。お勧めします!