ダヴィッド・レクラパール
ダヴィッド・レクラパール
フランス David Leclapart シャンパーニュ
●今、シャンパン界の風雲児と噂されるレコルタン・マニピュラン、「ダヴィッド・レクラパール」のご紹介です。
思いっきりピュアなシャンパーニュを造ります。言ってみれば「サロン」のRM版と言えるような、一点のシミも無い、クリアな味わいです。ドザージュを控えたエクストラ・ドライな味筋で、熟成と共に旨みを形成して行くタイプです。素晴らしいシャンパーニュです!

ブドウ畑で得るピュアな風味をそのままに。
豊かな自然の恵を変えてしまわないように。
テーマは、「ピュア・エネルギー・喜び・エコロジー」
ランスの南東に位置する Trepail トレパイユにある小さな蔵元(事実ガレージのように小さい)。
ダヴィッド・レクラパールは、3haの畑を所有しています。この半分に相当する1.5ha分はネゴシアンに売却し、選りすぐった約半分について醸造からビン詰めまでを自身で手掛けています。
ダヴィッドはアヴィズの醸造学校を卒業後にバイオダイナミクスを学び、4大原則である「ピュア、エネルギー、喜び、エコロジー」の考えのもと、殺虫剤、除草剤や化学肥料を使用せず、可能な限り高品質なシャンパーニュの醸造に適したブドウを得るために、収穫量を平均の30%程度に抑えています。
また、ワインは全て単一品種及び単一ヴィンテージで構成されており、門出のリキュールも全く添加しないでビン詰めします。若い内は土地由来の純粋な硬質感を楽しむことができ、寝かせることで深い奥行きと複雑性を味わうことができるシャンパーニュです。
醸造(共通)
1) 100%除梗する。圧搾には、伝統的で最もブドウに優しいといわれる垂直式木製プレス機を使用。
2) 圧搾時のみ少量のSO2を使用。
3)トラックでジュースの入ったタンクを取りに行き、4つに分ける。
4)デブルバージュ(発酵前の不純物を取り除く作業で、15~17度で24h安置)なお、2004年と2006年は素晴らしいブドウだったため、この作業はしていない。
5)野生酵母での発酵が終わる(11~12ヶ月)と澱引きなしでオリとのコンタクトさせる。(シュールリー)
6) マロラクティック発酵を完結させる。
7)スーティラージュ(オリ引き)して、上澄みのみをビン詰めして2次発酵に。
● N.V.(2015) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Amateur Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラマテュール・エクストラ・ブリュット
【レクラパールのベースのキュヴェ!シャルドネ100%のブラン・ド・ブランです!・・本当に最終!】

レクラパールのベースのブラン・ド・ブラン、ラマテュール2015です。入荷は2022年7月です。1年以上寝かせています。
泡質も細やかで滑らか、クリーミーです。ただちょっと引けは・・やや早いかと。なので2枚目の写真は1枚目に比較して荒れていますから、おそらくワインを足したんじゃないかと思います。
写真も上手く撮るのは中々に難しくて、モタついていると希望の絵が撮れなくなってしまいます。
基本的にはシャンパーニュの時は、
1枚目「泡の下のワインの色(グラスの左側は切る)」
2枚目「グラスの上から泡の質感を取る(グラスは全景で切らない)」
を意識しています。これがちゃんと出来ると、良くも悪くも泡の質感とワインの色彩が判りやすく、お客様に伝わり易いかと考えているんですね。

ワインの色を見れば白葡萄だと判りますし、上手く撮れていれば存在感なども伝わるかと。
泡については1番目の写真は粒の揃った部分が撮れれば成功、2番目は泡の残り・・と言いますか、持続も含めて撮れれば良いと思っています。ですが、モタモタしていると・・「地球の陸地と海」みたいになってしまうので・・ワインの色彩は1枚目で一応完了していますので、この写真は残念ながら足してしまったと言うことなのでしょう。
味わいは非常にまとまっていてシャルドネらしいキレのある美味しさが感じられました。ですが残念ながら・・温度が上がって来ますと・・僅かですが醸造由来の「マメ」の香りが出て来たんですね。
滅茶ピュアで繊細なタイプなだけに、そこそこ飲んで楽しんだ後に出てくるその香りが有ったので、
「さらに1年寝かせる羽目になった」
訳です。
ですのでそろそろいい加減、落ち着いてきて気にならない程度になっている頃と判断していますが、完全に消えているかどうかまではチェック出来ていませんので、
「冷やし目で早めに飲み切る!」
と言うスタンスでお楽しみいただけましたら幸いです。その分、価格は頑張って下げています。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】---以前のレヴューを使用しています。
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2013) Champagne Premier Cru Blanc de Noirs l'Astre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ノワール・ラストル・エクストラ・ブリュット
【激旨ピノ・ノワール!・・素晴らしい仕上がりでした!】

このラストル..昨年のテイスティングで滅茶美味しかったんです・・。細やかな泡質がクリーミーで酸の味わいが何とも美しくたなびくんですね・・。余韻が実に心地良いです。勿論、レクラパールのシャンパーニュですからアロマもピュアで硬質なミネラリティがノーズにビシバシ届きます。
まぁ・・敢えて言うなら・・このグラスの口径が大きいブルゴーニュグラスで飲んでいますから、幾分だけ泡の引けが早いかも・・と思っていたはずです。
ラルティスト2011を焦って持って帰ってテイスティングしたために泡が揃っていないのを反省して、おそらく昨年の8月頃にテイスティングしたはずです。以前造っていたロゼのラルケミストに使用していた極上のピノ・ノワールをノン・ドザージュで仕上げているので滅茶ドライですが、ピノ・ノワールのエレガントながら質感の高い酸の旨味がパレットに拡がります。
話しはだいぶ飛びますが・・あ、でもこの話しはアチコチでしたかもしれません。
元々はこのレクラパール、ラシーヌさんの扱いだったんですね。で、価格もリーズナブルだったし、セロスの弟子と言うこともあって、このピュアな味わいが大いにウケたんです。
でもそれに気を良くしたダヴィッドさん、値上げが急に・・しかも大幅なものを言って来たそうでして・・

「僕のシャンパーニュはもっと高くて良い!」
と、相当の自信を見せていました。でもラシーヌさんとしては・・
「(それじゃ師匠より高くなっちゃうじゃない)」
と言うような部分も有ったんですね・・あ、師匠と言うのはジャック・セロスさんですよ。その頃はセロスもまだ今のような物凄い価格じゃなかったですから、セロスのベースのキュヴェが1万円ほど、レクラパールが1万円オーバーになってしまうということで、急遽生まれたのがロゼのラルシミストだったんですね・・。
その頃の日本は、ロゼ・シャンパーニュがプチ・ブームで、ロゼなら多少高くても買ってくれるから・・と言うのが理由でした。今はそこまでじゃないですので・・ある意味、造るのを止めてしまったロゼのラルシミストはもはや激レアです。・・あ、そうそう・・セロスのロゼも滅茶苦茶美味しくて、大ブームになったでしょう?noisy もセロスのロゼは数千円から販売しはじめて、最後は数万円・・何だかなぁ・・と悲しくなる出来事でした。
そしてまたレクラパールはヴォルテックスさんの手も離れる訳でして、むしろこの価格で買えるのは奇跡的なのかもしれません。是非ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】 先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2011) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Artiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラルティスト・エクストラ・ブリュット
【正規代理店のヴォルテックスさんから最後の入荷です・・と言伝えしていましたが、2013年ものの後に2011年ものが届きました!ノン・ドゼのトレパイユ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブランです!】

一体どれだけ寝かせたのでしょう・・。確か、ラルティストは2013年の輸入分が最後と聞いていたので、最終のご案内とアナウンスしてしまっていました・・すみません。
ヴォルテックスさんも相当寝かせたと思います・・でも実は・・Noisy wine でも1年以上・・寝かせているんです。入荷は2022年の7月ですからほぼ14カ月も寝かせてしまいました。
まぁ・・直後にテイスティングしましたら、ある程度は落ち着いていて膨らみも感じたんですが、一緒に届いたラマテュール辺りがまだ仕上がっておらず・・何せレクラパールはピュアですから、
「・・ん~・・どうしようかなぁ・・」
と考えているうちに年を越し、
「・・ん~・・そろそろ・・なぁ・・」
と思っているうちに暑くなり、
「・・ん~・・やらないとマズイ・・」
と焦っているうちに・・ページ上にレクラパールのアイテムが無くなってしまったんですね・・(^^;;

ですから・・テイスティングは昨年2022年の7~8月です。落ち着いてきていると思います。
泡の粒が揃っていないのは、昨年の7月に届いてすぐ開けてしまった性でしょう。今はもっと綺麗に揃っていると思います。勿論ですが・・お客様も届いて休ませずにすぐ開けると、このような泡が揃わない感じになってしまいますのでご注意ください。
出来も非常に良かったです。濃密でピュアで滅茶ドライな・・味わいのしっかりした存在感たっぷりのシャルドネです。色も濃い目ですね。マロも軽めで酸の複雑な味わいを楽しむタイプです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【ピュア!太い!超ドライ!・・しかも相当落ち着いて来ました!素晴らしいコンディションです!・・正規代理店のヴォルテックスさんから最後の入荷です。】

柔らかで細やかな泡質・・ピュアだが実は「ド太い」ボディ、ピュアで非常に長い余韻を持つ、いつまでもそこに心地良くどっしりとした柑橘が存在していると言う感覚。
素晴らしいシャンパーニュです。まぁ・・売れ行きはドカッと行くことは無いんですが、いつの間にか無くなっている・・そんな販売状況です。
ですが正規代理店が変わっています。Noisy wine は長くお付き合いのあるヴォルテックスさんから仕入れていましたが、現在はすでに他社にエクスクルーシヴが移っています。ですので、ヴォルテックスさんからの最後のレクラパールの入荷と言うことになってしまいました。
皆さんはそこまで気が付かないかもしれませんが、例えば今回入荷分・・このラルティストも2018年1月にヴォルテックスさんに入っています。
でも・・noisy の仕入れは2021年11月ですよね?・・それってどういう事かと言いますと、
「日本に着いたばかりのレクラパールの各シャンパーニュは、まだ荒れていて落ち着いていないと言う輸入者の判断で4年近く寝かせていた!」
と言うことなんですね。
noisy も、レクラパールとはラシーヌさん時代の1990年代の彼のシャンパーニュから飲み続けていますから・・それに様々な事情もそれなりには知っていますから・・
で、どうしてもピュアなシャンパーニュは荒れて酸っぱくて・・しかも収穫年が新しいので硬い・・と言うような状態になります。なので、そのまま市場に出してしまうとお客様に勘違いされてしまう・・ので、4年近くも寝かせていた・・と言うことなんですね。
なので、新規に正規代理店になったエージェントさんから、滅茶新しいヴィンテージのレクラパールがリリースされているはずですから、
「このラルティストは2013年」
と言う、落ち着いて来て、飲み頃に近付いてきているものなんですね。他のキュヴェ、ラマチュールが2014年だったかな?・・トップキュヴェのラポートルは2011年です。
まぁ、レクラパールは若かったですし、セロスの弟子ながらセロス並みの価格上げを要求したり、でも出てくるシャンパーニュはまだ硬く・・彼のシャンパーニュが素晴らしいのはテイスティングで判っても、
「・・ん・・でもまだセロスに追い付いているとは・・言えるのかな?」
と言う疑問を持ちながらのお付き合いと言うことになってしまうのでしょう。
ですが、例えばこのラルティストの2013年・・おいしいですよ。ピュアでド太い・・素晴らしいです。おそらく2011年のラポートルはアチコチで94ポイント位ついていますから、相当美味しいに違い在りません。そして今でも覚えている2005年のコトー・シャンプノワーズの素晴らしさったら・・あれ以上の経験は無いと言っても過言では無かったと思っています。
大事に売って行こうとしても、それを判ってくれない生産者もいますし、どこかでボタンの掛け違いをしてしまって縁が切れてしまうことも有りますが、やはりちゃんとした目を持って、誠実にお客様に渡す・・それが商売だと思っています。それでお客様が喜んでいただけるのが最上の幸せだと。ヴォルテックスさんも長い間、本当にご苦労様でした。素晴らしいエージェントさんだと思います。到着したらすぐに全て割り当てて一気に販売してしまう・・そんな現代的なやり方ではない・・非常に大事にエルヴァージュされたシャンパーニュです。是非飲んでみていただきたいと思います。
以下は以前のレヴューです。
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【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】 先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2009) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Apotre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラポートル・エクストラ・ブリュット
【レクラパールのトップ・キュヴェ、ラポートルの2009年もの!・・ヴォルテックスさんには2015年に届いていたようです!】
充分熟したシャンパーニュだと思われます・・すみません・・飲んでないんです。結構にテイスティングの予算を使い過ぎていまして・・しかもさらに寝かせたりしていますので、利益的には相当厳しいです。
ただしこのラポートル2009年に関しましては到着は2023年の7月ですから、さほど置いてはいないんですね。同時にご案内の他のキュヴェはちょっとヤバイ位に寝かせています。
また・・このラポートルはグラスの写真が無かったんですね・・気付きませんでした。と言いますのは、noisy 的にはラポートルはかなり飲んでいるんですね。昔はグラスの写真を撮るクセが無かったので、残っていないんですね。
それにワイン会や外で・・例えばラシーヌさんに呼ばれて飲ませていただいたりしていましたから、数は飲んでいてもグラスの写真が無い・・と言う変なことになってしまっています。
ですがラポートルは流石のトップ・キュヴェで、レクラパールからリリースされるのも遅い訳です。ヴォルテックスさん(立野さん)が、
「09ラポートルはまだ出せないんですよ」
と・・泣いていたのを二度ほど聞いています。オファーが有ったということは・・飲んで納得できた・・と言うことなんですね。noisy も機会が有れば開けて確認し、再度コラムを更新したいと思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2013) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Artiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラルティスト・エクストラ・ブリュット
【ピュア!太い!超ドライ!・・しかも相当落ち着いて来ました!素晴らしいコンディションです!・・正規代理店のヴォルテックスさんから最後の入荷です。】

柔らかで細やかな泡質・・ピュアだが実は「ド太い」ボディ、ピュアで非常に長い余韻を持つ、いつまでもそこに心地良くどっしりとした柑橘が存在していると言う感覚。
素晴らしいシャンパーニュです。まぁ・・売れ行きはドカッと行くことは無いんですが、いつの間にか無くなっている・・そんな販売状況です。
ですが正規代理店が変わっています。Noisy wine は長くお付き合いのあるヴォルテックスさんから仕入れていましたが、現在はすでに他社にエクスクルーシヴが移っています。ですので、ヴォルテックスさんからの最後のレクラパールの入荷と言うことになってしまいました。
皆さんはそこまで気が付かないかもしれませんが、例えば今回入荷分・・このラルティストも2018年1月にヴォルテックスさんに入っています。
でも・・noisy の仕入れは2021年11月ですよね?・・それってどういう事かと言いますと、
「日本に着いたばかりのレクラパールの各シャンパーニュは、まだ荒れていて落ち着いていないと言う輸入者の判断で4年近く寝かせていた!」
と言うことなんですね。
noisy も、レクラパールとはラシーヌさん時代の1990年代の彼のシャンパーニュから飲み続けていますから・・それに様々な事情もそれなりには知っていますから・・
で、どうしてもピュアなシャンパーニュは荒れて酸っぱくて・・しかも収穫年が新しいので硬い・・と言うような状態になります。なので、そのまま市場に出してしまうとお客様に勘違いされてしまう・・ので、4年近くも寝かせていた・・と言うことなんですね。
なので、新規に正規代理店になったエージェントさんから、滅茶新しいヴィンテージのレクラパールがリリースされているはずですから、
「このラルティストは2013年」
と言う、落ち着いて来て、飲み頃に近付いてきているものなんですね。他のキュヴェ、ラマチュールが2014年だったかな?・・トップキュヴェのラポートルは2011年です。
まぁ、レクラパールは若かったですし、セロスの弟子ながらセロス並みの価格上げを要求したり、でも出てくるシャンパーニュはまだ硬く・・彼のシャンパーニュが素晴らしいのはテイスティングで判っても、
「・・ん・・でもまだセロスに追い付いているとは・・言えるのかな?」
と言う疑問を持ちながらのお付き合いと言うことになってしまうのでしょう。
ですが、例えばこのラルティストの2013年・・おいしいですよ。ピュアでド太い・・素晴らしいです。おそらく2011年のラポートルはアチコチで94ポイント位ついていますから、相当美味しいに違い在りません。そして今でも覚えている2005年のコトー・シャンプノワーズの素晴らしさったら・・あれ以上の経験は無いと言っても過言では無かったと思っています。
大事に売って行こうとしても、それを判ってくれない生産者もいますし、どこかでボタンの掛け違いをしてしまって縁が切れてしまうことも有りますが、やはりちゃんとした目を持って、誠実にお客様に渡す・・それが商売だと思っています。それでお客様が喜んでいただけるのが最上の幸せだと。ヴォルテックスさんも長い間、本当にご苦労様でした。素晴らしいエージェントさんだと思います。到着したらすぐに全て割り当てて一気に販売してしまう・・そんな現代的なやり方ではない・・非常に大事にエルヴァージュされたシャンパーニュです。是非飲んでみていただきたいと思います。
以下は以前のレヴューです。
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【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】 先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2014) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Amateur Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラマテュール・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2011) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Apotre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラポートル・エクストラ・ブリュット
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】---以前のレヴューを使用しています。
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2014) Champagne Premier Cru Blanc de Noirs l'Astre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ノワール・ラストル・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2013) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Apotre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラポートル・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2010) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Artiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラルティスト・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2011) Champagne Premier Cru Blanc de Noirs l'Astre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ノワール・ラストル・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2010) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Apotre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラポートル・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2013) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Artiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラルティスト・エクストラ・ブリュット 2eme
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2011) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Amateur Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラマテュール・エクストラ・ブリュット
【純粋な葡萄そのものの味わいをキリリと超ドライに・・そしてノンドゼがもたらす究極の旨味が堪能できます!】

もしかして、ダヴィッド・レクラパールの秀逸なシャンパーニュに不足しているかもしれないものが有るとするなら、それはきっと・・
「未完熟でのリリース」
に他ならないでしょう。シャンパーニュとするとまだ若い状態でリリースせざるを得ず、それが代理店やワイン屋、そしてお客様の負担になる可能性が有るからです。
そしてもう一つ・・そんな彼の純粋無垢なシャンパーニュに対する向き合い方も有るかもしれません。
例えば、これ以上無い位にキンキンに冷やして、
「さぁ、飲もう!」
なんて飲み始めたとしたら、そして、それでも足りずにシャンパン・クーラーに氷を足して、温度が上がらないようにして・・なんて、非常に良くあるシュチュエーションでは有りますが、
「そんなことをしたら台無し!」
なことは判っていたとしても、
「ソムリエさんがそうしちゃうからな~・・」
と、ただただ酸っぱいだけになってしまったレクラパールのシャンパーニュの印象を貶めることになってしまうのです。
基本的にレストランさんは、ほとんどの場合・・冷やし過ぎです。ドザージュをしっかりした・・例えば、クリスタルとか・・だったらまだ良いでしょう。でも、リリースされたばかりのサロンにそんなことをしたら、美味しいと思えないに決まっているでしょう?
だから、こんなに純粋無垢で、しかも少し若目だとは言え、2011年ミレジムのノンドゼのブラン・ド・ブランを、ビール並みに冷やしてサービスしちゃいけないんですね。巷では税込みで10万円もするサロンは、一部ではガンガン開けられているようですが、きっと美味しくは飲まれていないに違い在りません・・いや、しばらく飲み残していて、品温が上がって、しかもしっかり酸素を供給され、泡も何も感じなくなったころに、
「ん?・・サロンって、泡が無い方が美味しい・・かな?・・」
などと思われているかもしれません。
2011年のラマチュールです。シャルドネですが、一見、ピノ・ノワールのように思われるかもしれませんね。結構に色は有ります・・が、濃い目だと言うだけで、良く良く見るとピノでは無いと判るでしょう。
酸はもう・・サロン並みにしっかりしています。持ち帰ってすぐに開けるしかないので、若干泡の粒はそろっていませんが、質感は良いです。もう少ししっかり休ませると肌理も細かくなり、持続時間も長くなるでしょう。
そして、5~15分もして品温が上がってくると・・実に旨いですね~~!サロン系の味わいですが、サロンよりも少し粘土由来のニュアンスを感じます。この辺が「トレパイユ」の個性なんでしょうね。ミネラリティも複雑でしっかり有ります。
14度位から飲み始めましたが、一旦栓を開けてからもう少し締める(冷やす)と言うようなテクニックも使えます・・が、この場合は「泡」の関与は少なくなります。でも、シャンパーニュとて白ワインですからね。シャルドネの持つ高貴な味わいをワインとしても充分に楽しめるポテンシャルが有ります。
何より、「何も足さない-->ノン・ドザージュ」ですから、時に甘ったるく、しつこく感じてしまう「ドザージュの量」の味わいへの関与を、最初から気にしなくて良い気楽さも有ります。
飲まれた方はご存じかもしれませんが、レクラパールの、あの物凄いトレパイユ・ルージュ(ピノ・ノワール)の純度の高さを、このベースのシャンパーニュでも感じることが出来るのは素晴らしいことだと思います。是非一度、しっかり休めて・・直前の移動はほどほどにしていただいて・・(^^;; お楽しみくださいませ。サロンの8%くらいの価格・・消費税にも満たない素晴らしいシャンパーニュです!
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】 先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2013) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Amateur Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラマテュール・エクストラ・ブリュット
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極です!!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2013年で、日本ですでに2年近く熟成させられています。アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようですが、すでに立野さんがやってくれています・・(^^;;。レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2010年で、やはり約3年弱ほど熟成されています。レクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2010年ですが、やはり2年弱ほど置かれてすでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
そして前回より2回目になりますが「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が入荷です。2011年もので、3年弱ほど寝かされていますので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
さらには、初登場のN.V.2012年のラフロディジアク。2012年のすべての区画の葡萄・・・と言うことですんで、シャルドネとピノ・ノワールによるセパージュです。こちらはラフロディジアクのコラムにも記載していますので是非ご覧ください。
と言う訳ですが、レクラパールを以前扱われていたラシーヌさんもユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン系ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2012) Champagne Premier Cru l'Aphrodisiaque Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ラフロディシアク・エクストラ・ブリュット
【ラフロディシアク(媚薬)と名付けられた初リリースの希少キュヴェ!】
「弊社は3ヴィンテージ分をリリースせず保管して味わいが開いてくることを待ち、現時点で最も味わい深いものを発売することにいたしました。」
とのことです。頭が下がりますね。
この初リリースの「ラフロディシアク・エクストラ・ブリュット」は半年ほどの保管ですが、その他のキュヴェは約3年間にも及ぶ保存で、「勘違いされやすい質」を「より判りやすく」させての国内販売です。倉庫代だけでも大変なものです。
「・・そろそろレクラパール・・出しても良いんじゃない?」
「いや~・・実はまだ硬くて還元っぽさが抜け切れて無いんですよ・・」
一体このやりとりをヴォルテックスの立野さんと何回したことでしょうか。で、本当に半年毎位にテイスティングしてたそうですんで・・。
確かに、レクラパールのキュヴェは、特にヴィンテージの若いラマテュール、ラルティストクラスはガチガチなことが多く、またそこにヴィンテージのキャラクターが入りますから、時にはこのような・・
「3年間もリリース無し」
と言うようなことが・・ヴォルテックスさんでは起こります。非常に有難いことです。それに加え、昨今のシャンパーニュの高騰から見れば、
「レクラパールの値上げは微々たるもの」
に見えないでしょうか?トップ・キュヴェのラポートル(現在はこのラフロディシアクが有りますが・・)にしても、初めて扱った十何年前にすでに1万円は超えていたと記憶しています。
まぁ、上記のように3ヴィンテージ分をリリースせずに・・の中にこのラフロディシアクがすでに入っているかどうか不明では有りますが、
「今飲んでいただいても外向的で理解しやすい」
とエージェントさんが判断されたと言うことなんですね。
今回初の入荷ですので、noisy も飲んでみたいのはヤマヤマなんですが、貴重なシャンパーニュですので到着直後にさらっと開けてしまう訳にもいかず、また、長い間リリースの無かったダヴィッド・レクラパールがどれほど需要が有るかも見極められませんので、とりあえずご案内させていただこうと言う魂胆です。
ダヴィッド・レクラパールのシャンパーニュは、一言でいえば、
「氷の刀のような透明で冷ややか、超ピュアな味わいのシャンパーニュ」
で有ると言えます。
また、今はやりの「ガス圧の弱いタイプ」でも有りませんし、自然派、ビオに寄り過ぎ揮発酸を良しとするものでは全く無く、全くの汚点の無い美しい仕上がりです。
そう言う意味では、自然派らしくない・・とも言えるかもしれませんが、どこかブルゴーニュの生産者にも似た気質が感じられます。
造り手紹介のコラムにも書きましたが、まさに
「RM版サロン」
とも言うべき、超ピュアな味わいですし、ビオを推し進めてクエスチョンマークが付き始めた御大ジャック・セロスの、以前のスタイルとも近いと言えます。
厳しいヴィンテージにおいて、レクラパールのすべての畑からの葡萄で仕上げた「媚薬」です。かなり濃密だそうです。しかし、表面だけをさらっと受容しただけでは到底理解できないかもしれません。
この先もリリースされるかどうか・・と言うキュヴェかな?・・と感じています。ご興味のある方、ぜひご検討いただきたいと思います。
● N.V.(2010) Champagne Premier Cru Rose l'Alchimiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ロゼ・ラルシミスト・エクストラ・ブリュット
● N.V.(2009) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Artiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラルティスト・エクストラ・ブリュット
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極!今回は新作のブラン・ド・ノワールも!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2009年ですので若いです(昨年ご案内のヴィンテージと同一ですが)・・と言うか、アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようです。それでも、レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2008年です。ユリス・コランのシャンパーニュはより柔らかさが有りますが絶妙な旨さを見せたので、こちらのレクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。各アイテム、たった6本しか入らないんですよ・・・それでも、滅茶苦茶旨かったですが、トレパイユを飲んじゃってますから、営業的にはかなり厳しいです。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2007年ですが、すでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
ラルシミストは上記でご紹介の類稀な味わいを持つ、トレパイユのピノを少し混ぜ込んだ・・・正に「錬金術師」。現代の錬金術師はワインを造っていたのだ・・と言うことを教えてくれます・・(・・本当か!?)。・・まあ、合田さんが日本向けに造ったら?とダヴィッドに提案した・・と云う話も有れば、ダヴィッドの奥さんと奥さんの親しい友達に「造ってぇ!」と懇願されたので造ったとする本人の話が有って、noisyは混乱してしまって夜も眠れません。(・・・そこは嘘です)noisy 的には、依然飲んだトレパイユを忘れられず・・・今回は入荷無し・・、まだ飲んでいない(ん?・・飲んだような気もするのだが)ロゼの味わいが気になってしまって、これで2日寝ていません。(・・・そこも嘘です)
そして今回は「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が初公開です。2010年もので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
と言う訳ですが、ラシーヌさんも、ユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン(シャルドネ)ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2009) Champagne Premier Cru Rose l'ALchimiste Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ラルシミスト・ロゼ・エクストラ・ブリュット
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極!】-----リリース時のレヴューです。熟したニュアンスになっていると思われます。
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2009年ですので若いです(昨年ご案内のヴィンテージと同一ですが)・・と言うか、アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようです。それでも、レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2008年です。ユリス・コランのシャンパーニュはより柔らかさが有りますが絶妙な旨さを見せたので、こちらのレクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。各アイテム、たった6本しか入らないんですよ・・・それでも、滅茶苦茶旨かったですが、トレパイユを飲んじゃってますから、営業的にはかなり厳しいです。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2007年ですが、すでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
ラルシミストは上記でご紹介の類稀な味わいを持つ、トレパイユのピノを少し混ぜ込んだ・・・正に「錬金術師」。現代の錬金術師はワインを造っていたのだ・・と言うことを教えてくれます・・(・・本当か!?)。・・まあ、合田さんが日本向けに造ったら?とダヴィッドに提案した・・と云う話も有れば、ダヴィッドの奥さんと奥さんの親しい友達に「造ってぇ!」と懇願されたので造ったとする本人の話が有って、noisyは混乱してしまって夜も眠れません。(・・・そこは嘘です)noisy 的には、依然飲んだトレパイユを忘れられず・・・今回は入荷無し・・、まだ飲んでいない(ん?・・飲んだような気もするのだが)ロゼの味わいが気になってしまって、これで2日寝ていません。(・・・そこも嘘です)
と言う訳ですが、ラシーヌさんも、ユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン(シャルドネ)ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
● N.V.(2008) Champagne Premier Cru Blanc de Blancs l'Apotre Extra Brut
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ラポートル・エクストラ・ブリュット
【正に純粋無垢!ピュア一直線!美しさの究極!今回は新作のブラン・ド・ノワールも!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisyは会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2009年ですので若いです(昨年ご案内のヴィンテージと同一ですが)・・と言うか、アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようです。それでも、レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2008年です。ユリス・コランのシャンパーニュはより柔らかさが有りますが絶妙な旨さを見せたので、こちらのレクラパールは研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。各アイテム、たった6本しか入らないんですよ・・・それでも、滅茶苦茶旨かったですが、トレパイユを飲んじゃってますから、営業的にはかなり厳しいです。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2007年ですが、すでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
ラルシミストは上記でご紹介の類稀な味わいを持つ、トレパイユのピノを少し混ぜ込んだ・・・正に「錬金術師」。現代の錬金術師はワインを造っていたのだ・・と言うことを教えてくれます・・(・・本当か!?)。・・まあ、合田さんが日本向けに造ったら?とダヴィッドに提案した・・と云う話も有れば、ダヴィッドの奥さんと奥さんの親しい友達に「造ってぇ!」と懇願されたので造ったとする本人の話が有って、noisyは混乱してしまって夜も眠れません。(・・・そこは嘘です)noisy 的には、依然飲んだトレパイユを忘れられず・・・今回は入荷無し・・、まだ飲んでいない(ん?・・飲んだような気もするのだが)ロゼの味わいが気になってしまって、これで2日寝ていません。(・・・そこも嘘です)
そして今回は「ブラン・ド・ノワール・ラストル」が初公開です。2010年もので、おそらくですが飲める状態かと思います。非常に希少なキュヴェですので、飲めてはいません。非常に・・美しい色をしています!ノン・ドザージュでどんな姿に仕上げたのか・・まぁダヴィッドですから想像が付きますよね。
と言う訳ですが、ラシーヌさんも、ユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisyも良く知っています。ある意味、今までの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれていたんです。これからはどう転ぶのか判りませんので、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン(シャルドネ)ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。そこに割り込むべくの「ブラン・ド・ノワール・ラストル」とともに是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
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