ドメーヌ・ド・ローセイユ
ド・ローセイユ
フランス Domaine de l'Ausseil ラングドック・ルーション
● スペイン国境は地中海側辺りの新しいビオワインをご紹介します。
南フランス、コート・ドゥ・ルーション、ほとんどスペインと境の南のAOCに新たなドメ ーヌが2001年に誕生しました。もともとアルジェリア生まれで、モンペリエ大学で醸造を学び、ボルドーの「CH.ボーモン」でオノロジストを務めていたジャックスが、南仏で独立しました。
基本的にビオロジーに興味があり、少しずつ畑を改良いる最中。やっと長い年月をかけて2007年には100%ビオになる予定です。地元の品種カリニャンやグルナッシュ、白はグルナッシュ・ブランなどいろんな品種が少しずつあるワイナリーで、たくさんのキュヴェがあります。 隣の畑はナント、ローヌの大御所あのシャプティエが70ヘクタールも所有しているそう。トラモンタンという季節風のお陰で、ブドウの病気も少なく、健全なブドウが育っています。
━━━━━ 生産者のプライベートストックから、貴重なバックヴィンテージが入荷しました!彼との出会いは2006年2月20日南仏のニームで開催されるワインサロン「LaRemise」というビオの生産者達の集まりです。そこには沢山の優良生産者しか参加することができず、ヨーロッパ中のビオワイン好きが集まります。そこの会場で全く無名の生産者ジャックスと出会いました。彼のワインは素朴そのもの。派手なニュアンスでは無いのですが、その真面目ぶりがそのままワインを閉じ込めた味わいで、とても興味を惹かれました。 (エージェント コスモジュンさんの新井順子さんのコメントより) |
● 2003 la Capitelle Cotes du Roussillon Villages
ラ・カピテーユ コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
● 2002 la Capitelle Cotes du Roussillon Villages
ラ・カピテーユ コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
【ヴィンテージの差を感じてください!】
カリニャンを主体にシラー・グルナッシュをセパージュしたルーションのビオ・ワインです。2004年がもっともしっかり出来ていて、ついで2003年、2002年は完全に熟しています。まあ、大体、6~8年以内に飲むべきワインだ、ということなんでしょう。
味わいはむしろボルドーワインを気にしながら組み立てたようなイメージで、比較大きめの構造を持っていますが、やっぱりこちらもその空間を埋め切れていません。むしろ安価な上記のメルロの方がとても中間層が充実していて美味しく感じてしまうかもしれません。
また、2001年からワインを造り始め、ビオを目指していったことも関係あるかもしれません。(2007年にはビオ認定されるとのこと)年を追うごとに要素が豊かになっているのがわかります。ある意味ではこれほどまでに変わってゆくワインを見ることが出来る数少ない教材とも言えます。
「いや~、そんなこと言ったって美味しいものだけ欲しいんだよね~」
という方には上記のメルロと白をお薦めします。このラ・カピテイユも旨いんですが、メルロのコストパフォーマンスが良すぎます・・・(^_^;;そんな訳で、これはビオの良い教材!飲んでみて頂戴!
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