エリオ・アルターレ
エリオ・アルターレ
イタリア Elio Altare ピエモンテ
● エリオ・アルターレさんの新ヴィンテージものが到着です。noisy はいつも、彼のバルベーラ・ダルバに90点以上付けてしまいます。エチケットを見ながらでも、また、リアルのテイスティングのようなブラインドでもです・・・ちゅうことは、本質的、本能的に「傑出格である」と判断していると言えます。
アルターレさんのワインは、性格的にパワフルさとエレガンスという、相反しがちなものを持っています。ですので、冬場の品温が下がり勝ちな季節には、
「めちゃんこ旨い!」
です。全てのアイテムがお奨めです。飲んでみてください!
ところでnoisy も大好きなアルターレさんのワインなんですが、このアルターレさんの輸入元であるラシーヌさんの取締役、ワイン業界の重鎮でいらっしゃる塚原正章さんの連載コラムを毎月楽しく拝見させていただいています。今月も思わず笑っちゃう・・・言い得て妙・・さりありなん・・と思わせる素晴らしい文章でした。「ワイン通より人間通」と題されたコラムですが、特に「ワイン通はいない」とか、「ワインなんとかの資格には授与者側のみにメリットがある」とか・・・あははははは・・・もう最高!是非お読みいただきたいと思います。さすが御大!まるっとまるまるお見通しです。
http://www.racines.co.jp/essay_archive/tsukahara/31.html
● 1997 l'Insieme Rosso V.d.T. M.G.
リンシエーメ・マグナム
【カベルネ、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットのカルテット!! 】
「みんな一緒計画!」
です。販売力のあるメンバーの売上げの一部を、若手の生産者や関連団体に寄付、成長してもらおう、一緒に成長しようと、始めたプロジェクトです。バローロ・ボーイズの主力メンバーが、似たようなエチケッタで各々独自のセパージュ・ワインを造っています。お宝でしょう。
● 2011 Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
【やっぱりこのワインは滅茶苦茶美味しい・・はず!】
エリオ・アルターレさんのランゲ・ラ・ヴィッラはネッビオーロとバルベーラをセパージュしており、ランゲのテロワールを意識したと思われる素晴らしいワインです。ファンの方は大勢いらっしゃいますよね。
以前、もう10年以上前、アルターレさんが初来日されたときに、noisy は裏に隠れてこのボトルを抱えて飲んでました。官能感溢れる味わいにノックアウトされ、
「・・うめ~・・♪♪」
と、ちょうどその時はお客様にもお披露目会をご案内して参加されていましたので、何故か裏の方に隠して有ったこのラ・ヴィッラを見つけ、お客様たちと「にんまり」しながら味わったのを覚えています。エリオさんは小柄で人懐っこいような笑顔が素敵な方でした。
ラシーヌさんがエクスクルーシヴを手放した時には、非常に残念でしたが・・特売させていただき、高価で中々手を出せなかった方々も、
「この価格なら!」
とばかりに、沢山ご購入いただきましたので、もうさすがに飲まれて素晴らしさを確認していただけたものと思っています。
たしかその頃で6~7千円ほどだったかと思いますから、ほぼ半額と言って良い位のプライスでした。
現在も上代設定は13000円ですので、流石に前回の時には及ばないですが、価格上昇を見込めば余り変わらないかと思います。
肉が有り、深い紫の果実、燻製肉、スパイス、太い中域だが綺麗に切れて行きます。徐々に官能さが出てくると、クラクラして参ってしまう悩殺のアロマです。美しい酸バランスを持ち、ミネラリティもたっぷりです。それでいてシツコク無いんですよ。
「これを飲ませておけば間違い無し!」
と言うような選択が出来るワインで、特に数人で飲むようなシュチュエーションですと、判りやすい上に複雑性もたっぷりですから、
「うわ~・・美味しいですね~!」
と言ってもらえる嬉しいワインでも有ります。
もし飲まれたことが無いようでしたら、バローロ・ボーイズの本家本元と言えるエリオ・アルターレが自身の考えるランゲを表現したと言える「ラ・ヴィッラ」をご検討くださいませ。今回は量を追えそうもないので、とりあえず飲まずにご紹介いたします。因みに超有名では有りますがnoisy自身は余り信を置いていない評価者さんなので書くのもどうかと思いますが、96Points とかなり高いポイントを付けていらっしゃる方もいます。
● 2005 Barolo Vigneto Arborina
バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
【バローロ2005も素晴らしい!まさに改革派のバローロです!】
どうしても我々ワイン屋は、
「そんなことは判っていて当然だから・・・」
という面を捨て切れません。足し算・引き算を理解している人には、
「1+1は2だから・・・」
という説明をしないのは当然ですから・・・、という考え方です。
この、エリオ・アルターレは偉大な生産者ですから、知っていて当然と考えてしまうんですが、どうやら一般的にはそこまで認知されていないのでしょう。考えてみれば当然かもしれません。毎年極少量のみが日本にはいっているだけですから、類稀なコストパフォーマンスを見せるドルチェット・ダルバやバルベーラ・ダルバでさえ、時には売れ残ることも有るようです。
今回入ってきたのは高級ワインばかりですし、ほんの少量ですから、その背景だけ説明させていただきますね。
まず、バローロはラ・モッラの産で2005年です。長い熟成を要求されるバローロに有って、アルターレとしてのバローロの定義を完結させています。実はすでに美味しく飲めるんですね・・・。noisy も、その改革派バローロの真髄を堪能させていただきました。勿論、タンニンはしっかり有って、口内をネバネバザラザラにしてくれちゃいますが、この質が実に良質で甘いんですね。時間の経過に比例して、より鮮明な、理知的な味わいに変貌して行くでしょう。間違いの無いバローロですし、2005年はついに新着で税別1万を切りました!
その他のランゲシリーズは2006年です。このヴィンテージの差にもアルターレの反骨が見て取れます。
◆ランゲ・アルボリーナ
バローロ・アルボリーナというワインも本来なら有りますが、こちらはネッビオーロ100%の、クリュ・アルボリーナの、バローロにしなかったワインです。バローロの法定熟成期間は長すぎる・・・という意思が感じられます。とんでもなく素晴らしいワインです。(未試飲)
◆ランゲ・ラ・ヴィッラ
ネッビオーロとバルベーラをセパージュしているラ・ヴィッラ。今年アルターレさんが初来日されたときに、noisy が瓶を抱えて飲んでいたのがこれ・・・。官能さ溢れる味わいにノックアウトされました。アルターレ自身が考える「la villa」(別荘?もしくはフランスのVillage を意識しているか) なのでしょう。
◆ランゲ・ラリジ
世界最高のバルベーラと言えるワイン。歪曲ですがブルゴーニュで言えば、グラン・クリュ・ミュジニーにガメイを植えているようなもの。これが凄い・・・・。(未試飲)
◆リンシエーメ
カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットという、栽培している全ての品種を使用したアグレッシヴなアルターレの一面を覗かせ るワイン。全て、とか、仲間、を表現している。以前のヴィンテージはかなりパワフルな味わいだった。(未試飲)
◆バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
アルターレさんのバローロのトップ・キュヴェです。こちらはバローロ2004とは違って、少し寝かせたほうが良いと思います。(未試飲)
◆バローロ・ブルナーテ
こちらは希少なブルナーテのクリュものです。ややこってりとした味わいだと思いますが、こちらも3~5年ほど寝かせることをお奨めします。
飲んだことが無い方がほとんどでしょう。そして、バローロというワインには裏切られ続けてきた方も多いはず。名前だけのバローロが席巻する中で、間違いなく代表する生産者と言えるでしょう。お奨めします。
● 2003 Barolo Vigneto Arborina
バローロ・ヴィニェート・アルボリーナ
【アルターレを代表するワインの一つ、クリュ・アルボリーナです..】
飲みたいです。誰か..飲ませてください。
以下は1998年もののコメントです。
━━━━━
P.S.飲みました..。素晴らしい!ピュアな果実香とベルベッティで肉厚な舌触り、実に質の良い余韻が長く続く極旨ワインでした..。ちょっと早いとは言え、試飲時ではポテンシャルを汲むのになんの障害もありません。カンティーナを始めるに当たり、ブルゴーニュを旅したアルターレは、おそらくアンリ・ジャイエもご存じでしょう。何故か彷彿させてくれました..(^.^
● 2005 Langhe Rosso Larigi
ランゲ・ロッソ・ラリジ
● 2008 Langhe Rosso Larigi
ランゲ・ロッソ・ラリジ
● 2008 Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
● 2006 Langhe Rosso Larigi
ランゲ・ロッソ・ラリジ
● 2006 Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
【現在とても良い感じになっているんじゃないでしょうか!】
2005年から2008年までのエリオ・アルターレさんのランゲ・シリーズです。今では考えられない価格でのご案内になりますので、是非お早めにご検討いただければと思います。
ランゲ・アルボリーナは「ヴィーニャ・アルボリーナ」と言う名前で以前はリリースされていた、バローロの規定に乗らずに、アルターレさんの思う「ネッビオーロ」の理想を表現したワインです。アルボリーナは2005年のみですが、収穫からほぼ10年近くが経過し、現在飲み頃になってきているところだと思われます。上代設定は¥16300とのことですので・・え~・・計算しない方が良いですね・・。当時頑張ってご購入いただいた方には大変申し訳ないですが、追加でご購入されても決して損の無いワインですので・・ご検討いただければと思います。
ランゲ・ラ・ヴィッラは、アルターレさんが造る二つの葡萄、ネッビオーロとバルベーラをセパージュし、「ランゲ」そのものを表現した素晴らしいワインです。ラシーヌさんの招きでエリオ・アルターレさんが初来日した時には、noisy は陰でこのラ・ヴィッラのボトルを一人抱えて・・「うひひひ・・」と・・楽しんでいたのを思い出します。小柄なエリオさんは誠実そうな方で、インタヴューでは照れているようにも見え、可愛いお爺ちゃん・・のようでした。ふくよかでしなやか、しかもポテンシャルが凄いランゲワインです。今回は2005年、2006年、2008年の3ヴィンテージのご案内です。
ランゲ・ラリジはもう・・ご存知ですよね。エリオ・アルターレさんの畑の頭頂部近くの絶好の場所には、何とネッビオーロでは無く、バルベーラが植わっています。バルベーラの可能性を信じ、ヴィーニャ・ラリジを長くリリースしてきました。正規が購入できない時代にブローカーから購入した1992年のラリジを持っていますがどうなっていますでしょうかね・・そのうちに飲んでみたいと思っていますが・・。一番下のクラスのバルベーラ・ダルバでも目茶美味しく、ラズベリーな風味が素晴らしいのに、そこに集中感とエレガンスが備わった凄いワインです。こちらも2005年、2006年、2008年の3ヴィンテージが有ります。
非常にお買い得かと思います。是非ともご検討くださいませ。

1992年のヴィーニャ・アルボリーナとヴィーニャ・ラリジ!
● N.V.(2006) l'Insieme Rosso V.d.T. M.G.
リンシエーメ・ロッソ・マグナム
【カベルネ、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットのカルテット!! 】
「みんな一緒計画!」
です。販売力のあるメンバーの売上げの一部を、若手の生産者や関連団体に寄付、成長してもらおう、一緒に成長しようと、始めたプロジェクトです。バローロ・ボーイズの主力メンバーが、似たようなエチケッタで各々独自のセパージュ・ワインを造っています。お宝でしょう。
● 2005 Langhe Rosso Arborina
ランゲ・ロッソ・アルボリーナ
● 2005 Langhe Rosso la Villa
ランゲ・ロッソ・ラ・ヴィッラ
【現在とても良い感じになっているんじゃないでしょうか!】
2005年から2008年までのエリオ・アルターレさんのランゲ・シリーズです。今では考えられない価格でのご案内になりますので、是非お早めにご検討いただければと思います。
ランゲ・アルボリーナは「ヴィーニャ・アルボリーナ」と言う名前で以前はリリースされていた、バローロの規定に乗らずに、アルターレさんの思う「ネッビオーロ」の理想を表現したワインです。アルボリーナは2005年のみですが、収穫からほぼ10年近くが経過し、現在飲み頃になってきているところだと思われます。上代設定は¥16300とのことですので・・え~・・計算しない方が良いですね・・。当時頑張ってご購入いただいた方には大変申し訳ないですが、追加でご購入されても決して損の無いワインですので・・ご検討いただければと思います。
ランゲ・ラ・ヴィッラは、アルターレさんが造る二つの葡萄、ネッビオーロとバルベーラをセパージュし、「ランゲ」そのものを表現した素晴らしいワインです。ラシーヌさんの招きでエリオ・アルターレさんが初来日した時には、noisy は陰でこのラ・ヴィッラのボトルを一人抱えて・・「うひひひ・・」と・・楽しんでいたのを思い出します。小柄なエリオさんは誠実そうな方で、インタヴューでは照れているようにも見え、可愛いお爺ちゃん・・のようでした。ふくよかでしなやか、しかもポテンシャルが凄いランゲワインです。今回は2005年、2006年、2008年の3ヴィンテージのご案内です。
ランゲ・ラリジはもう・・ご存知ですよね。エリオ・アルターレさんの畑の頭頂部近くの絶好の場所には、何とネッビオーロでは無く、バルベーラが植わっています。バルベーラの可能性を信じ、ヴィーニャ・ラリジを長くリリースしてきました。正規が購入できない時代にブローカーから購入した1992年のラリジを持っていますがどうなっていますでしょうかね・・そのうちに飲んでみたいと思っていますが・・。一番下のクラスのバルベーラ・ダルバでも目茶美味しく、ラズベリーな風味が素晴らしいのに、そこに集中感とエレガンスが備わった凄いワインです。こちらも2005年、2006年、2008年の3ヴィンテージが有ります。
非常にお買い得かと思います。是非ともご検討くださいませ。

1992年のヴィーニャ・アルボリーナとヴィーニャ・ラリジ!
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