ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
ログイン  パスワード  
  
Stop! reload  2025.05.22 
Last Update 2025.05.22  


■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
頻繁なリロード禁止のお願い
 大変お世話になっております。切実なお願いです。
 ページのリロードが必要以上に行われるようになっています。サーバーへの過大な負荷でページ更新が滞る状況になっていますので、頻繁なリロードはお止めくださるようお願いいたします。
 また、「503 Server is busy」のエラードギュメントページが表示され、一定時間アクセスが制限される場合がございます。いずれ元に戻りますが、そのようなことにならないようお願いいたします。
詳細ページ
■新着情報メールサービスのご登録
 Noisy wine の新着情報メールサービスにご登録いただきますと、ご登録いただきましたメールアドレスに「タイムリーに」更新情報をお届けいたします。希少性のあるワインをご希望でしたら登録必須のサービスです。

■お届け情報他
 現在以下の宛先に対し新着情報メールをお届けするすることが出来ません。世界情勢を反映してか、各社様メールのフィルターを厳しくしています。申し訳ありませんが gmail.com や yahoo.co.jp (yahoo.comは厳しいです) などのフリーアドレスに変更をご検討の上、再登録をお願いいたします。不明な方は最下段中央の「e-mail to noisy」よりお問い合わせください。

■新着情報メール不達の宛先(新規登録も出来ません)
icloud.com nifty.com  me.com mac.com  hi-ho.ne.jp tiki.ne.jp  enjoy.ne.jp docomo.ne.jp  plala.or.jp rim.or.jp  suisui.ne.jp teabreak.jp outlook.com outlook.jp hotmail.co.jp hotmail.com msn.com infoseek.jp live.jp live.com
etc.
noisy のお奨め
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・レッドワイン 424ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い赤ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・ホワイト 340ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い白ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
WEBの情報書込みもSSLで安心!


 Noisy Wine [NOISY'S WINE SELECTS] のサイトでは、全ての通信をSSL/TLS 情報暗号化通信し、情報漏洩から保護しています。
◆◆Twitter 開始のご案内

 時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
https://twitter.com/noisywine

ドメーヌ・ルフレイヴ

ルフレイヴ

フランス Domaine Leflaive ブルゴーニュ
● ピュリニー最高の造り手、ルフレーヴさんのワインは味わい深く極めてクリーンです。評価は常に高く価格も高い。美味しい状態になるには時間がかかるワインですが、偉大なシャルドネを極めるには避けて通れないドメーヌです。有機栽培を取り入れています。
1986 Bienvenues Batard Montrachet Grand Cru Junk
ヴィアンヴィニュ=バタール=モンラッシェ・グラン・クリュ・ジャンク

10529
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピュリニー=モンラッシェ
ドメーヌ・ルフレイヴ

◆◆◆ 注!:完全ジャンクです!ご理解の上、ご検討くださいませ。美味しく無いとか、飲めなかったとか・・は受け付けません。

■ お一人様1本限定 + 販売条件の無いワイン1本
◆◆◆ 出て来たシリーズです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,000 (外税) 
【まずほぼ完全に往ってます・・でも、それを確かめるのも・・一興かと。】
 往ってるとか、終わってるとか・・良くワインの話しでは出て来ます。

 でも・・本当に終わってるのか?・・それはしっかり飲まなきゃ分からないんですね・・。

 このワインはビアンビニュ=バタール1986..です。グラン・クリュです。まぁ・・ほんの僅かにフレーヴァーが感じられたとしたら・・またほんの少しでもモンラシェの丘の麓のニュアンスを受け取れたとしたら、もうそれは・・歓喜!・・と言うことにならないでしょうか?

 液量はご覧の通り、キャプスュルも回りません。色合いも健全ではありません。ほんの少しでもフレーヴァーが有れば・・と言うレベルだと思われます。

 でも・・

「それでも・・ワインは・・ワイン♪♪」

と松山**さんの濃い・・いや、恋に引っ掛けて口ずさみながら・・何とかボロボロだと思われるコルクを引き上げ、そのシュチュエーションを楽しんでみられたらいかがでしょうか。良い経験になるんじゃないかと思いますが・・。

 で、まるで赤字なので、これもなんでも良いので1本一緒にお買い上げください・・梱包代も出ませんので・・どうぞよろしくお願いいたします。


1994 Puligny-Montrachet 1er Cru les Combettes
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・コンベット

13642
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピュリニー=モンラッシェ
ドメーヌ・ルフレーヴ

●お一人様1本限定 + 他の生産者のワインも1本同時にお願いいたします。
エチケットに汚れ・欠損有り。ご了承願います。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥21,500 (外税) 


1994 Puligny-Montrachet 1er Cru les Folatieres
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエール

13643
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピュリニー=モンラッシェ
ドメーヌ・ルフレーヴ

●お一人様1本限定 + 他の生産者のワインも1本同時にお願いいたします。
エチケットに汚れ・欠損有り。ご了承願います。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥21,500 (外税) 
【今となってはとても貴重な資料!?・・もちろんですが美味しくいただけると思います。】
 社長さんからリーズナブルにお分けいただいた24年前の収穫のピュリニー1級、レ・コンベットとレ・フォラティエールです。販売に回せるのは4本ずつのみです。もう四半世紀にも到達しようかと言う古酒になります。

 まず状態を記載しておきましょう。レ・コンベットの方は、やや汚れや欠損部分が有ります。肩ラベルがちぎれ気味だったり、エチケットが破損、欠損、汚れも目立ちます。液量は年代並み、もしくはそれ以上にしっかり有り、色合いは照りも有り健全、到着後立てて置いたので僅かに茶色い澱と細かな酒石酸がキラリと輝くような感じです。こちらにご紹介した分は悪くないと確信しています。

 レ・フォラティエールの方は、外観はレ・コンベットよりもやや綺麗です。ボトルの色(薄い緑)の性も有り、写真ではさらに綺麗に見えているかもしれません。見切れてしまいましたが液量は年代並み、もしくはそれ以上、色合いもOK、澱や酒石酸もレ・コンベットと同様で健全かと判断しています。

 なお、キャプスュルの下部にエージェント輸入者シールを張るのがこちらのエージェントさんの流儀だったようで、キャプスュルが回るかどうかなどは判りません。また、輸入者シールはシルバーのシールで、一部腐食も見えますが、漏れた形跡は認められません。

 このような古酒は、自身でリリース時に購入し後で飲もうと思っても、様々な問題から中々思い通りには行かないものです。高級ワインを買える、もしくは興味を持つ歳になって、それから購入していたのでは、四半世紀後の自身を安易には想像できませんよね。

 まして、一部ワイン評論家さんたちは、ブルゴーニュのシャルドネに対する見識が薄く、もしくは自身の好みで評価をしてしまいますので、「シャルドネは10年しか持たない」などとの間違った認識を世の中に広めてしまっています。

 まぁ、これは評論家さんたちがカスタマーや愛好家たちからバッシングを受けないように前以て保険を掛けている結果な訳ですが、

「・・そうなんだ・・」

と妄信した結果、それが真実に置き換わってしまっている状況も有ります。


 もしそんな短い寿命が事実なので有れば、我々が何度も経験してきた、例えたかがACブルゴーニュでさえも、半世紀もの長い年月を乗り越え、楽しませてくれた事実と相反することになります。

 勿論ですが、四半世紀、半世紀、一世紀と言うスパンで見た場合、朽ち果ててしまった年代、もしくは持たない個体も有ります。今回のご案内のアイテムで、noisy が判断してはじいた個体も有ります。

 そのようなことは、ワインを愛する方々には、当然ながらお判りいただいていることです。結果的にはリジョナルよりも村名、そして1級、グラン・クリュと、上級キュヴェの方が熟成の可能性はより高いとは言えます。


 ルフレーヴさんも1989年頃からビオディナミ、もしくは有機的農業のアプローチをしており、この1994年はその効果が出て来た年です。

 まぁ、この辺りは好みにもなるかと思いますが、一般的にはどうでしょう・・ルフレーヴさんの場合はレ・コンベットの方が評価は高いかもしれません。ちょうどムルソ・レ・シャルム(ドゥスー)の真横に有りますので、やはりムルソー的な硬く締まったミネラリティをも持ち、超熟の可能性も秘め、そこにピュリニー的に緻密な果実のニュアンスと、単純ではないミネラリティの構成由来の芳香が有ります。セラー・トラッカーで94Pointsと言う評価は見当たりましたが、さすがに1994年ものとなると、現在の評価基準とはやや異なっているようにも思いますし、でも他に評価ポイントは中々見当たりません。

 レ・フォラティエールはもう・・皆さんの良くご存じの、ピュリニー=モンラッシェらしい快活さと重厚さの両面を感じさせてくれる優れた1級畑です。樹齢の性か、昨今はレ・コンベットと同様の評価ポイントを得ているようです。昔は少し劣っていたかな?・・と・・思い出します。


 これからは中々このような古酒には当たることは滅多に無いと思います。まして出て来たとしたら非常に高価です。社長さんのご厚意に甘えさせていただき、noisy も出来る限りリーズナブルにお渡し致します。コラムの内容を吟味していただき、ご自身の責任においてご購入くださいませ。

1994 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes Damage Bottle
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・コンベット ダメージ有り

13701
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピュリニー=モンラッシェ
ドメーヌ・ルフレーヴ

●難有りの個体です。記載事項を良くご覧の上、ご検討ください。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,980 (外税) 
【Junk(ジャンク)扱いにするには忍びないが、危険度は高いです。】
 ん~・・この位のコンディションですと、普通に流通してしまいます・・と言うか、

「まったく問題有りません」

で通ってしまうと思えるレベルです。


 しかしながら、同様の保存状態だったと推測できる他の個体との比較も出来る状況でしたし、外観、色合いなどを吟味した結果、

「他の個体よりも液量が明らかに少ない。ただし漏れが有ったと確認できない。」

「色合いはやや暗く、僅かにダークなスクリーン。また透明度はやや落ちる。」

ので、

「・・これは普通には売れないな・・」

と判断したものです。


「ん?・・漏れてない可能性って・・銀色のシールの下部が腐食してるじゃん!?」

とおっしゃるかもしれませんが、これは中の液体の漏れが由来と断定できません。実際に良く観察していただければ判ると思いますが、このような銀シールは水分で腐食し易く、またシャプスュル下は湿気(水蒸気・結露)が溜まる部分ですので、漏れていなくともこのように腐食する可能性が有ります。特に開け閉めの頻度が高い個人セラー(空気の容積が少ないので・・)は、その開閉で一気に温度が変化して結露を生みますので、このようになることが多いです。また、セラーの中の置く場所にも拠ります。

 また、漏れが有ったと確認できないとしていますが、漏れてないと言ってる訳じゃ無いんですね。漏れの痕跡が確認できないだけなんです。なので、noisy的な意見としましては、

「多分漏れが有り、それが内容量を減らし、残留糖分が再度コルクとボトルの口に蓋をした形」

で有るかと思います。あくまで推測です。


 四半世紀も経過しますと、この位の液量の減りは普通と判断されます。しかし、そのような判断は色々な角度から検討されるべきと思います。

 価格の方も・・実は入り値を考えればこんな価格では売れないんですが、妥当かな・・と言う価格に下げさせていただきました。


 ただし、

「過大な期待は禁物!」

です。


「美味しく無かった・・」

などとは言わないでくださいね。あくまでワインのお勉強・経験の一端としてのアイテムをお考えいただきたいと思います。ご検討くださいませ。


2015 Macon-Verze
マコン=ヴェルゼ

12672
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
マコン=ヴェルゼ
ドメーヌ・ルフレーヴ

◆◆◆ 2007/10/15 のマコン=ヴェルゼ2005年の提供価格は何と・・3840円!・・と言うことは?・・今の方が何故か安い!!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,680 (外税) 
【ルフレーヴさんのベースのワイン、マコン=ヴェルゼです。グレートイヤー2015年、GETしておくべきでしょう!】
 こちらは飲めていないので昨年以前のレヴューを転載いたします。因みに2014年ものは、スペクテイターが92Points付けていました。
━━━━━
 本当に久しぶりのルフレーヴです。購入出来たのでご案内させていただきます。

 2005年ものまで、ルフレーヴさんのワインに関しましては長く扱って来ましたが、2006年から物凄い値上がりになり、またその2005年ものも、完全にそれまでのACブルゴーニュの立ち位置に、このマコン=ヴェルゼが入り込み、ブルゴーニュはそれまでのピュリニー村名の位置に、ピュリニー村名は1級の位置に、価格的に移動してしまったことにガッカリして・・結局その後は手を付けなくなっていました。

 まぁ、昨今の状況を見れば、村名で1万円は当たり前と言う状況で、少し著名な生産者のACブルはそろそろ1万円に届きそうな感じになってきていますから、モンラッシェとかシュヴァリエとかは別格としても、ルフレーヴだけが高い・・と言う感じにはなっていないのかもしれません。

 そうこうしている内に、その年仕入れないと次の年が無くなる・・のがこの世界の掟ですから・・あっ?・・知らなかったですか?・・そうなんですよ・・デイリーは別にせよ、ブルゴーニュの著名な生産者の場合、例え noisy が仕入れなくても、次の行列待ちの方がいらっしゃいますんで、その方に行っちゃうんですね。そうなるともう・・翌年の仕入れはまず出来ないんですね。

 なので、少し位状況が厳しくても、何とかこなして行くしか無いんですが、noisy の場合は美味しくないと買わないし下手すりゃ買ったとしても売らないし、また仕入れが高いと買わないし・・と言うような・・まぁ気に入らないと買わないスタイルなので、中々上手くは行かないんですよね・・。


 そんな中で、むしろ少しリーズナブル感さえ出てきたマコン=ヴェルゼ2014年を少量ですがゲット出来ました。飲めるほどは無いので、9年前のレヴューを引っ張り出し・・ご検討いただくことにしました。

 まぁ・・これが売れたからどうということは無いんですが、ルフレーヴさんちのA.C.ブルのシャルドネが安く購入出来ていた大昔が懐かしいです。安くて熟すととても美味しかったですが、今じゃ高価ですから・・さしてはね・・。今回は飲まずにご案内することで、価格訴求出来たか・・それとも皆さんはそんなことは望んでいないのか・・判りかねますが、9年前よりも安くご案内可能だったということで取り合えずご検討くださいませ。


 以下は2005年時のルフレーヴさんのワインのレヴューです。
━━━━━
【テイスティングはマコン=ヴェルゼのみ!もうそれ以上はテイスティングも出来ません。】

 グレイトな出来栄えになったであろう2005年のルフレーヴですから、是非ともシュヴァリエやピュセルはGETしていただきたいところでは有りますが、noisy でさえ、もう手が出せないような状況になってきてしまいました。売れ線のACブルも絶妙に品薄、そして、昔のACピュリニーの居場所に価格が座ってしまいました。

 まあ、全てのアイテムが50%ほどアップしていますし、入荷の量も売れ線が少なく、もうどうしようも無い・・といった感じです。それでも、ACブル以上のクラスのワインの素晴らしさは格別ですから、もし、ルフレーヴも伝説になるようなことにでもなれば、
「あのころはシュヴァリエがまだ4万、ピュセルは2万だったよ!」
ということになるのでしょうが、先行きのことは全く判らないのが人生でありますし、判るようならワイン屋などやっちゃいけないということなのでしょう。あのコシュ=デュリでさえ、そんな頃も有った訳ですが、その時は、今みたいな価格体系になっているなんて、想像もしていなかった訳です。あのアンリ・ジャイエにしてもそう・・・今みたいな、何十万円というのは信じられません。村名5千円、プルミエ1万円~1万5千円、特級2万~みたいな価格だったんですよ!クロパラは4万を超えたところで、もう販売するのを止めました・・・。ですから、もし、noisy が見限ってしまってルフレーヴの取り扱いを止めるとすると・・・何十万円にもなってしまうのかも??しれません・・(T.T

 冗談はさておき、さっさと無くなってしまうだろうACブルと、売れるかどうだか全く判らない、上のクラスはほっておいて、マコン=ウェルゼです。


 2004年がファーストのマコン=ヴェルゼですが、
「ルフレーヴが造ったマコンっていう感じの味わい」
などと、判りやすいような、ちょっと逃げてしまったようなコメントでした。マコン以上では有り得ず、それでもルフレーヴから遠くは無い・・という意味合いでした。

 2005年のこのワインは、2004年の味わいからは、かなり想像できない立ち位置にある・・と言えると思います。ビオの実践者でもあるルフレーヴの、とても綺麗な酸を持ちながらも重厚さを隠し持っている・・・というのが、かなりかいま見える状態なんです。マコンというアペラシオンからはむしろ遠くなり、ルフレーヴという造り手の味わいにはかなり接近しています。

 というと、
「じゃあ、あの美味しいACブルの立ち位置に近くなったってこと?」
と思われるかもしれません。それは確かにその通り・・・。とても嬉しいことではあります。綺麗な姿をした、ピュアなワインです。

 ですが、マコンのまったりとした部分がやや欠落してしまい、シャルドネ酒としての完成度も一緒に欠落気味では有ります。言ってしまえばシャソルネイのACブル、ビゴットの方が数段美味しいだろうし、ポテンシャルもあります。美味しさだけで言えば、シャソルネイのビゴットを購入すべきでしょう。

 でも、シャソルネイのビゴットには有り得ない部分・・・、それがルフレーヴらしさなんです。確実にポテンシャルが劣り、価格が高いのなら用は無い・・・と考える向きもあるのでしょうが、ワインファンであるならば、やはり、
「好きな造り手の成長を見守る」
という観点も必要でしょう。いずれマコン=ヴェルゼの畑がビオに慣れ、樹齢が上がってくるならば、必ずやルフレーヴのマコンとして、かなりの味わいになってくるでしょう。この2005年のマコン=ヴェルゼは、そんな部分を見通せる味わいをしているんです。

 noisyとしてはワインの楽しみは味と香りだけじゃ無い・・・と言いたい訳ですね。どんな風にドメーヌが成長し、そして引き継がれて行った、もしくは無くなった・・とか、畑の成長を確かめながらワインを楽しむ・・・というようなことは10年とか20年とかという、時間を超えた楽しみを与えてくれる訳です。noisy にしても、今は偉そうなことを吼えている訳ですが、長いこと、好きなワインを追いかけていたおかげで、その昔はどんなに頑張っても全く売れなかったワインで今は何とか食えるようになり、畑の成長とか、造り手の変化などに気が付くようになっています。それが自身の楽しみと連携している訳です。美味しくないワインも山ほど飲みましたし、とんでも無いほどお金も時間も使った(はず・・)からこそ、
「それは違うんじゃないの?」
と異議を唱えても、聞いてくださるようになったんだと思っています。それが楽しみにつながる・・・だからワインが美味しい!ということに繋がってゆくわけです。


 まあ、ルフレーヴの2005年マコン=ヴェルゼは、なんとかギリギリ及第点!ということにしておきましょう。これからの熟成時間で、成長も見込めます。それに、美味しくないワイン・・などと言っている訳じゃ有りません。ちょっと欠落した部分が在るんじゃないの?と言いたいだけです。で、出来れば、造り手の成長や畑の成長を自身の楽しみにつなげて欲しいな?と思うわけです。是非ご自身の五感を使って確かめてみて欲しいと願います。ご静聴ありがとう御座いました。


2015 Auxey-Duresses Blanc( Leflaive et Associes)
オーセ=デュレッス・ブラン

12674
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
オーセ=デュレッス
ドメーヌ・ルフレーヴ

■エージェント情報
 2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウによるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。なお、ルフレーヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,790 (外税) 


2015 Pouilly-Fuisse
プイィ=フュイッセ

12673
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
プイィ=フュイッセ
ドメーヌ・ルフレーヴ

750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,790 (外税) 


2015 Rully 1er Cru( Leflaive et Associes)
リュリー・プルミエ・クリュ

12675
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
リュリー
ドメーヌ・ルフレーヴ

■エージェント情報
 2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウによるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。なお、ルフレーヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,500 (外税) 
【買い葡萄のリュリー・プルミエ・クリュもドメーヌのプイィ=フュイッセも、ドメーヌ・ヴァンサン・ルフレーヴのピュリニーをしっかり感じさせる品格です!】
 2005年以来、余りの価格上昇のキツさに嫌気が差してしまい、長く扱っていたドメーヌ・ヴァンサン・ルフレーヴの扱いを止めてしまっていました。一昨年位からマコン=ヴェルゼ等を再び扱い始めたんですが、ある意味、他の造り手の価格上昇を見ると、さほどはね・・さほど・・では有りますが、決して高くは無いんじゃないかと感じ始めたことも有ります。マコン=ヴェルゼなどは10年間、価格は上がっちゃいませんしね。

 まぁ、コート・ド・ボーヌの超優良地区で有る「ピュリニー=モンラッシェ」が地所ですから、価格上昇は仕方が無いとしつつも、ドメーヌ・ルフレーヴで非常にレアなモンラッシェなどの価格は、そろそろ天文学的な数字と言うか、破壊的と言うか、

「一体誰が何のために買うんだ?」

と、良識ある人なら感じてしまうと思うんですね。

 もっとも、そんな中でも、

「・・・もしチャンスが有るなら飲んでみたい・・けどね・・」

などと思ってしまうのがフェチなワインファンの心でも有ります。

「ん?・・ルフレーヴのモンラッシェを持ってる?・・お友達になりましょう!」

みたいなもんです。noisy も98年のモンラッシェを10数万円で販売したのが最後ですが、まぁ昨今は・・仮に見つけてもその数倍と言うようなビックリな展開のワイン界であります。


 そんな環境の中で、「価格上昇は良いこと」と考えていたはずのアンヌ・クロード率いるドメーヌ・ルフレーヴでしたが、彼女も病気で世を去りましたが、ピュリニー=モンラッシェの類稀なワインの価格上昇は仕方が無く、ドメーヌとしての成長を今までの地所以外に求めました。

 その一つがドメーヌとしての畑の買収で有り、「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の展開でも有ります。こちらは葡萄を購入して醸造する、いわゆる「ネゴシアン・ワイン」です。

 しかし、旧来のネゴシアンの手法では無く、畑の管理、栽培から醸造まですべてを自分たちのチームでまかなう、ドメーヌものと同様な手法によるもので有って、何よりもその、

「ドメーヌとアソシエのエチケットが同じである」

ことこそが、その結果として生まれたワイン、そして自信の現れでもあると言えるでしょう。


 リュリー・プルミエ・クリュはその「ルフレーヴ・エ・アソシエ」のラインに有り、またその事実上のトップ・キュヴェです。大昔のヴァンサン・ルフレーヴのピュリニー=モンラッシェと同じくらいのプライスなのが面白いですが・・

 飲んでみて思ったのは、

「意外にもソフトで表情豊か」

と言うことと、

「ルフレーヴ的な・・と言うか、リュリーと言うよりもピュリニ=モンラッシェ的な仕上がり」

に驚かされます。


 やや煙っぽい高貴なシャルドネを思わせる見事な質感のアロマと、豪放磊落なピュリニー=モンラッシェを彷彿させる見事な果実感、高貴さは、

「リュリーと言うテロワールが勝っているとは言えず、ルフレーヴと言う巨大なテロワールの為せる業」

を強く感じました。


 そして、むしろルフレーヴのACピュリニー=モンラッシェよりもソフトなテクスチュアと果実感が有りつつのルフレーヴ感が満載なことに、今更ながらに驚きました。

 まぁ、マコン=ヴェルゼでさえ、そんなイメージが有るんですから、当たり前のことなのかもしれません。ナチュラルさはそこそこですが、ピュアでまん丸なルフレーヴの高貴なシャルドネの姿がそこに有りました。これなら・・納得の美味しさですし、

「・・これ、マジでリュリーなの?」

と、初対面を驚きで迎えることになるでしょう。


 プイィ=フュイッセも非常に美しく、ピュアで、テロワールの一部としてのルフレーヴ感が満載の素晴らしい仕上がりです。

 こちらは「ドメーヌ・ルフレーヴ」名でリリースされていますので、畑を取得してのワインになります。

「・・これ、本当にプイィ=フュイッセなの?」

と言いたくなるような・・・ヴァンサン・ルフレーヴ感に包まれるでしょう。


 最も、そんな質感、ワインの偉大さに包まれてはいますが、もう一方のテロワールとしてのプイィ=フュイッセが、そこに無いという訳では有りません。もちろん、リュリー・プルミエ・クリュも同様です。

 安易にしか表現できませんが、リュリー・プルミエ・クリュはやはり「青りんごっぽい果実感」とほんのり高めの酸バランスが有ります。しかしその表現はヴァンサン・ルフレーヴなんです。

 同じようにドメーヌもののプイィ=フュイッセも、やや粘性の有る滑らかなテクスチュアと、リュリーに比較するとやや穏やかな、ほんのり温かみの有る酸バランスをしており、青りんごは無く、黄桃、白桃と言った熟れたフルーツを感じさせてくれます。それを包括するように、

「ルフレーヴがいつも傍にいる」

んです。


 言ってしまえば、偉大なムルソーのイメージがコシュ=デュリやコント・ラフォンのワインに代表されるように、ピュリニー=モンラッシェのイメージは、今は「ドメーヌ・ルフレーヴのピュリニー=モンラッシェそのもの」と言えるでしょう。

 つまりは、ことの次第はもしかすると逆で有って、

「偉大なピュリニーのシャルドネのイメージがルフレーヴに重なる」

と言うよりも、

「偉大なルフレーヴのシャルドネのイメージがピュリニーに重なる」

もしくは、

「偉大なシャルドネのイメージがルフレーヴのワインに重なってしまう」

のかもしれません。


 やや煙く、その煙さがまた高貴さを持ち、ただミネラリティだけを誇らず、一体となった果実感にしっかり同居しているシャルドネのイメージがそこに有ります。一概にオイリーだ・・などとは言えないのに、オイリーでは無いなどとは全く言えない、しかもシンプルでは有り得ない確かな存在感を受けるワインでした。


 今回はまた、「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の「オーセ=デュレッス・ブラン」も購入できました。購入数の関係で飲まないことにしましたが、これなどは非常にリーズナブルですよね。

 あのド・シャソルネイのオーセ=デュレッスよりもリーズナブルですし・・上記二品をテイスティングしますと、飲まずともその抜群の仕上がり具合が想像できてしまいました。

 ただし、このオーセはやや「ミネラリティの構成」が他とは違いますんで、

「ドメーヌ・ルフレーヴがオーセ=デュレッスをどう表現したか?」

は、noisy も知りたくてしょうがない部分では有るんですね。


 少なくともド・シャソルネイのフレデリック・コサールのようなワインには成って無いんじゃないかと想像していますが、コサールも2015年の作品には、小細工のないまっとうな造りをしていますんで・・この先の「オーセ対決」が見ものかな・・と思います。

 いや、コラムは違いますので多くは言いませんが、コサールの2015年シャルドネは傑作揃いでしたんで・・しかもオーセなどは少量過ぎて飲めなかったので、非常に残念でした。


 素晴らしい質、完成度、そして「ドメーヌ・ルフレーヴ」を見せつけられたルフレーヴ2015年でした。これなら安いと思います。ぜひご検討くださいませ。お勧めします。


2014 Macon-Verze
マコン=ヴェルゼ

2769
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
マコン=ヴェルゼ
ドメーヌ・ルフレーヴ

● 無く子も黙る?・・か判りませんが、ピュリニー随一のシャルドネの造り手、しかも自然派・・と言うことになれば、やはりルフレーヴさんちかな・・と思います。随分と長く仕入れていませんで・・何と2005年がほぼ最後・・2006年を少しだけご案内出来たかもしれません。

 美味しいのは判っているんですが、何せ価格が暴騰してしまったので・・避けていた状況でした。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,680 (外税) 
【9年ぶりに仕入れてみました・・ルフレーヴさんのベースのワイン、マコン=ヴェルゼです。】
 本当に久しぶりのルフレーヴです。購入出来たのでご案内させていただきます。

 2005年ものまで、ルフレーヴさんのワインに関しましては長く扱って来ましたが、2006年から物凄い値上がりになり、またその2005年ものも、完全にそれまでのACブルゴーニュの立ち位置に、このマコン=ヴェルゼが入り込み、ブルゴーニュはそれまでのピュリニー村名の位置に、ピュリニー村名は1級の位置に、価格的に移動してしまったことにガッカリして・・結局その後は手を付けなくなっていました。

 まぁ、昨今の状況を見れば、村名で1万円は当たり前と言う状況で、少し著名な生産者のACブルはそろそろ1万円に届きそうな感じになってきていますから、モンラッシェとかシュヴァリエとかは別格としても、ルフレーヴだけが高い・・と言う感じにはなっていないのかもしれません。

 そうこうしている内に、その年仕入れないと次の年が無くなる・・のがこの世界の掟ですから・・あっ?・・知らなかったですか?・・そうなんですよ・・デイリーは別にせよ、ブルゴーニュの著名な生産者の場合、例え noisy が仕入れなくても、次の行列待ちの方がいらっしゃいますんで、その方に行っちゃうんですね。そうなるともう・・翌年の仕入れはまず出来ないんですね。

 なので、少し位状況が厳しくても、何とかこなして行くしか無いんですが、noisy の場合は美味しくないと買わないし下手すりゃ買ったとしても売らないし、また仕入れが高いと買わないし・・と言うような・・まぁ気に入らないと買わないスタイルなので、中々上手くは行かないんですよね・・。


 そんな中で、むしろ少しリーズナブル感さえ出てきたマコン=ヴェルゼ2014年を少量ですがゲット出来ました。飲めるほどは無いので、9年前のレヴューを引っ張り出し・・ご検討いただくことにしました。

 まぁ・・これが売れたからどうということは無いんですが、ルフレーヴさんちのA.C.ブルのシャルドネが安く購入出来ていた大昔が懐かしいです。安くて熟すととても美味しかったですが、今じゃ高価ですから・・さしてはね・・。今回は飲まずにご案内することで、価格訴求出来たか・・それとも皆さんはそんなことは望んでいないのか・・判りかねますが、9年前よりも安くご案内可能だったということで取り合えずご検討くださいませ。


 以下は2005年時のルフレーヴさんのワインのレヴューです。
━━━━━
【テイスティングはマコン=ヴェルゼのみ!もうそれ以上はテイスティングも出来ません。】

 グレイトな出来栄えになったであろう2005年のルフレーヴですから、是非ともシュヴァリエやピュセルはGETしていただきたいところでは有りますが、noisy でさえ、もう手が出せないような状況になってきてしまいました。売れ線のACブルも絶妙に品薄、そして、昔のACピュリニーの居場所に価格が座ってしまいました。

 まあ、全てのアイテムが50%ほどアップしていますし、入荷の量も売れ線が少なく、もうどうしようも無い・・といった感じです。それでも、ACブル以上のクラスのワインの素晴らしさは格別ですから、もし、ルフレーヴも伝説になるようなことにでもなれば、
「あのころはシュヴァリエがまだ4万、ピュセルは2万だったよ!」
ということになるのでしょうが、先行きのことは全く判らないのが人生でありますし、判るようならワイン屋などやっちゃいけないということなのでしょう。あのコシュ=デュリでさえ、そんな頃も有った訳ですが、その時は、今みたいな価格体系になっているなんて、想像もしていなかった訳です。あのアンリ・ジャイエにしてもそう・・・今みたいな、何十万円というのは信じられません。村名5千円、プルミエ1万円~1万5千円、特級2万~みたいな価格だったんですよ!クロパラは4万を超えたところで、もう販売するのを止めました・・・。ですから、もし、noisy が見限ってしまってルフレーヴの取り扱いを止めるとすると・・・何十万円にもなってしまうのかも??しれません・・(T.T

 冗談はさておき、さっさと無くなってしまうだろうACブルと、売れるかどうだか全く判らない、上のクラスはほっておいて、マコン=ウェルゼです。


 2004年がファーストのマコン=ヴェルゼですが、
「ルフレーヴが造ったマコンっていう感じの味わい」
などと、判りやすいような、ちょっと逃げてしまったようなコメントでした。マコン以上では有り得ず、それでもルフレーヴから遠くは無い・・という意味合いでした。

 2005年のこのワインは、2004年の味わいからは、かなり想像できない立ち位置にある・・と言えると思います。ビオの実践者でもあるルフレーヴの、とても綺麗な酸を持ちながらも重厚さを隠し持っている・・・というのが、かなりかいま見える状態なんです。マコンというアペラシオンからはむしろ遠くなり、ルフレーヴという造り手の味わいにはかなり接近しています。

 というと、
「じゃあ、あの美味しいACブルの立ち位置に近くなったってこと?」
と思われるかもしれません。それは確かにその通り・・・。とても嬉しいことではあります。綺麗な姿をした、ピュアなワインです。

 ですが、マコンのまったりとした部分がやや欠落してしまい、シャルドネ酒としての完成度も一緒に欠落気味では有ります。言ってしまえばシャソルネイのACブル、ビゴットの方が数段美味しいだろうし、ポテンシャルもあります。美味しさだけで言えば、シャソルネイのビゴットを購入すべきでしょう。

 でも、シャソルネイのビゴットには有り得ない部分・・・、それがルフレーヴらしさなんです。確実にポテンシャルが劣り、価格が高いのなら用は無い・・・と考える向きもあるのでしょうが、ワインファンであるならば、やはり、
「好きな造り手の成長を見守る」
という観点も必要でしょう。いずれマコン=ヴェルゼの畑がビオに慣れ、樹齢が上がってくるならば、必ずやルフレーヴのマコンとして、かなりの味わいになってくるでしょう。この2005年のマコン=ヴェルゼは、そんな部分を見通せる味わいをしているんです。

 noisyとしてはワインの楽しみは味と香りだけじゃ無い・・・と言いたい訳ですね。どんな風にドメーヌが成長し、そして引き継がれて行った、もしくは無くなった・・とか、畑の成長を確かめながらワインを楽しむ・・・というようなことは10年とか20年とかという、時間を超えた楽しみを与えてくれる訳です。noisy にしても、今は偉そうなことを吼えている訳ですが、長いこと、好きなワインを追いかけていたおかげで、その昔はどんなに頑張っても全く売れなかったワインで今は何とか食えるようになり、畑の成長とか、造り手の変化などに気が付くようになっています。それが自身の楽しみと連携している訳です。美味しくないワインも山ほど飲みましたし、とんでも無いほどお金も時間も使った(はず・・)からこそ、
「それは違うんじゃないの?」
と異議を唱えても、聞いてくださるようになったんだと思っています。それが楽しみにつながる・・・だからワインが美味しい!ということに繋がってゆくわけです。


 まあ、ルフレーヴの2005年マコン=ヴェルゼは、なんとかギリギリ及第点!ということにしておきましょう。これからの熟成時間で、成長も見込めます。それに、美味しくないワイン・・などと言っている訳じゃ有りません。ちょっと欠落した部分が在るんじゃないの?と言いたいだけです。で、出来れば、造り手の成長や畑の成長を自身の楽しみにつなげて欲しいな?と思うわけです。是非ご自身の五感を使って確かめてみて欲しいと願います。ご静聴ありがとう御座いました。