シャトー・ラフィット=ロートシルト
シャトー・ラフィット=ロートシルト
フランス Chateau Lafite-Rothschild ボルドー
● 無く子も黙るボルドーの筆頭..。ボルドーワインの筆頭は世界のワインの?・・その価値は、決して濃度では無かったはず..。でもやはりラフィットはラフィットで有り続けるのでしょう。いかがでしょうか?
● 2013 Carruades de Lafite
カリュアド・ド・ラフィット
【久しぶりのカリュアド・ド・ラフィットです!】
超絶に高価になってしまったシャトー・ラフィット=ロートシルトのセカンド・キュヴェ、カリュアド・ド・ラフィットです。こちらも一体何年振りになるなるのか・・と、記憶が定かでは無いほど長きに渡り扱わなかったです。
まぁ、中国の近代化に手を貸すしか方法の無かった西側諸国が投資し、中国が経済大国になる過程で、ムートン=ロートシルトがまず爆買いされ、その後は1級筆頭たるラフィット=ロートシルトが爆買いされるようになり、セカンドのこのキュヴェも、あれよあれよと言う間に4~5倍の価格にまで上昇してしまいました。
2000年以前は4~6千円位だったと思いますが、その頃まではまぁ・・
「・・硬いワインだな~・・」
と言う印象で、
「ラトゥール・ポイヤックの方が旨いな・・」
「サン=ジュリアンだけどクロ・デュ・マルキが好み」
等と言うような気持ちだったと思います。
それでもカリュアドは、プティ・ラフィットと言いたくなるような、非常に似たアロマを持っていて、
「セカンドだけどかえって長く熟成させたら良いのかも・・」
等とも思ってました。大昔は・・何だっけか、ムーラン・デ・カリュアドと言う名前だったと思います。硬くて薄い、ハービーなワイン・・(すまん・・)
しかし、この20年ほどの間のラフィットの復調も有り、中国の経済大国化がそのブランドをさらに大きくしたんですね~。日本人はそれまで、
「世界の第一線のワインを購入しているのは日本!」
と言うような意識が有ったと思いますが、今ではもう・・ついて行くのは厳しいですよね。
今回は2013年のカリュアドが買えましたのでご紹介いたします。少量ですので飲んでいませんが、ここまで久しぶりだとかえって興味も大きくなっちゃってます。
因みにワインスペクテイターでライターをしていたジェームス・サックリングさんが独立していますが、この2013年のセカンドに92ポイントを付けていますし、ワイン・アンスージャストも90ポイントと評価しているようですので、おそらくnoisy が知っている昔のカリュアドでは無い・・大きく違うと言うことなのでしょう。
もっと因むとファーストラベルの方はそれぞれ95ポイント、94ポイントとアウトスタンディングな評価になっています。
昔の・・
「今年のプリムールはどうする?」
みたいな話は全く出なくなってしまったのがちょっと残念な気もしますが、時代の流れと言うことなのでしょうね。
それでもやはり「第1級の筆頭」のワインは、まだ憧れを持たせてくれていると思います。誰か飲ませてくれないかな・・ご検討くださいませ。
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