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ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ

ニコル・ラマルシュ

フランス Domaine Nicole Lamarche ブルゴーニュ
● ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ改め、ドメーヌ・ニコル・ラマルシュの2018年をご紹介させていただきます。

 ヴォーヌ=ロマネに本拠を置き、「偉大なる通り道」なる「ラ・グランド・リュ」を所有するラマルシュ家ですが、先代のフランソワが亡くなってからもドメーヌ名はそのままでした。2018年から当主の「ニコル・ラマルシュ」に変更になっています。

 その「ふんわり」ととても柔らかで「しんみり」と、しかし確実にそのテロワールのポテンシャルを伝えてくる姿に、多くのピノ・ノワール・ファンが震えるような感覚を覚えるワインになったと思います。その立役者はやはり現当主の「ニコル・ラマルシュ」なのでしょう。2011年頃からの伸長ぶりは凄まじく、2013年ものまでは、

「ベースのキュヴェも売れずに摘み上がっていた」

ものが、2014年からはそれまでの在庫も含めて瞬殺するようになっています。勿論ですがヴォーヌ=ロマネに本拠を置くグラン・クリュ所有の大ドメーヌが、近郊のA.C.ブルやオート=コートをリリースしている例は少なく、また非常にリーズナブルなプライスで飲めるので大人気になってしまったのは必然なのでしょう。


 2018年ものですが、ラ・グランド・リュを除く上級キュヴェは全て「片手バラ」で、数えるのが非常に楽なほどしか入って来ませんのでテイスティングは難しいです。いつも通り、

「定点観測」

をしている「オート=コート・ド・ニュイ」を飲ませていただきました。


 やはり基本的なスタイルは変わっていません。しなやかでふんわり・・透明感もナチュラル感も、そしてピュアさもしっかり伝わって来る感じです。

 しかしながら、

「2017年までと全く同じか?」

と聞かれますと、

「・・いや・・」

と注釈を入れなければならないでしょう。


 ポテンシャルは確実に上がっています。細かくは後程書きますが、エシェゾーやクロ=ヴージョなどは・・非常にリーズナブルなプライスですが、

「上値97ポイント!」

まで付けている海外メディアも有るくらいです。


 noisy の場合は、そのクラスの入荷は数本ですので飲んで確認が出来ず、申し訳ないのですが、オート=コートをテイスティングさせていただいた時、

「・・あれ?」

と。


 そう・・今までの「ふんわり感」に「しっかり感」「凝縮感」が加わっていたんですね。もっとも品温も上がりグラスに注いでから15分ほどしますと、以前のように「ふんわり」して来るんですが、

「マセラシオン・カルボニック(MC)で醸す分の減少!」

を感じています。

 MC は、その特徴から、早い段階で美味しく飲めるようになるわけですが、通常の仕込みにしますと少し硬く成る訳です。

 その辺を調べましたら、デカンター誌にオート=コート2018について、

「全房は30%云々・・」

と書いてありました。全房30%だからMCの率も30%と言う訳では有りませんが、noisy的な感覚とマッチしていますので、そういうことなのでしょう。


 ですので、他のキュヴェも軒並みMC率が下がっているとも限りませんが、2018年もののラマルシュは、

「早い段階ではいつもよりもやや凝縮していて、かつ、やや落ち着いた感じ」

から始まり、徐々にペースを上げてくる・・ことが考えられます。


 この辺は是非・・コラムをお読みくださいね。


 また他のキュヴェですが、ラ・グランド・リュは、ジャスパー・モリス氏が上値98ポイントで史上最高評価でしょうか。リアルワインガイドは98+点を付けたことがありますが、海外評価では最高でしょう。

 それに次ぐのが同じくジャスパー・モリス氏が上値97ポイントを付けた、グラン=ゼシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ。グラン=ゼシェゾーは高いワインですが、エシェゾーとクロ・ド・ヴージョは非常にリーズナブルですからお買い得かと思います。

 因みにオート=コートとA.C.ブルは、ティム・アトキン氏が「91 ポイント」も付けてしまっています。このクラスに評点を出すこと自体が異例かとさえ思いますが、91点は・・凄いですよね。

 で、その91点と、優れたグラン・クリュが付けた97~98ポイントの間に、煌めくばかりのヴォーヌロマネ、その近郊のリューディが評価されています。


 2018年ものは、下のクラスから・・A.C.ブルから飲み始めるのが良いでしょう。それも、ちゃんと品温を上げて飲むのが良いです。春先になったら美味しく飲めるようになると思いますが、今年2021年は非常に寒いですから、いつもより品温が下がってしまうことを恐れてください。

 この先何年かで手の届かないドメーヌになってしまうかもしれませんが、今のうち・・何とか手に入れておきましょう!お勧めします。


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 待望のフランソワ・ラマルシュ、2017年ものが到着しました!近年になって、「お客様の引き」が非常に強いのがこのフランソワ・ラマルシュです。

「ふんわりとして優しく純な香りとシミジミ沁みてくる高貴なピノの味わいが・・もう・・堪らん・・」

 そう感じていらっしゃるお方が多いと思います。超高質なルイ・ユエラン・・みたいな・・違うか・・(^^;;・・ルイ・ユエラン、どうしてるんだろう・・。

 順調に2017年ものをいただけたことをとても嬉しく思っています。が、数量は相変わらずでほぼ変わらず・・村名以下は据え置き価格ですが、1級以上は上がってます。いや、それでも滅茶リーズナブルですけどね。

 それに加え、非常に貴重なヴォーヌ=ロマネ村、そして近郊のA.C.ブルゴーニュやオート=コートを、これまた非常にリーズナブルに提供し続けてくれている稀有なドメーヌでも有ります。

 そもそも、お隣のD.R.C.さんちのロマネ=コンティやラ・ターシュと言ったモノポール畑ものは、一体幾らするんでしょう。noisyももう、ほとんど縁が無くなってしまった感が有りますが・・古酒は別にして、1999年のロマネ=コンティを販売したのが最後位ですが、その頃でも40万円台だったと記憶しています。

 因みにリアルワインガイド第67号では、フラッグシップのラ・グランド・リュ2017年がポテンシャルで「98+」と、完全にブルゴーニュ・ピノ・ノワールの一握りのトップワインに君臨しています・・が、それでもまだこの価格で買うことが出来るのは、奇跡と言って良いかもしれない状況です。

 エージェントさん(オルヴォーさん)も大人の事情で、ドメーヌの出し値は上がっているもののラ・グランド・リュだけはほぼほぼ上げなかったと言っております。実際のところは1級以上は毎年全て上がって来ているのが現状だそうですが、

「・・それでも非常にリーズナブル!」

だと言えるでしょう。


 海外のメディアを見てみますと、流石に「日本人的なエレガンス、繊細さの理解」が無い訳ですので、リアルワインガイドほどの高い評価は出ていません。

 しかしながら、あの偏屈な「バーガウンド」が、ラマルシュの1級群やエシェゾー、グラン=ゼシェゾー、クロ=ヴージョに対し、94~95ポイントほどの非常に高い評価をしています。ただし流石に偏屈なのはいつもどおりで、ラ・グランド・リュもほぼ同じ評価です・・(^^;;・・ホント、判らん・・ここん家は・・。

 そうは言いながらも年々評価は上がってきており、昨今のブルゴーニュの潮流を鑑みたり、昨今の中国がブルゴーニュワインを爆買いしていることからも見て取れるように、日本人が持っているエレガンスや繊細さへの理解そのものも、実は「輸出」され、世界が理解して来ている間違い無いと言えるかと思います。

 だって・・ホント、美味しいですもんね。A.C.ブルやオート=コートで良いからしょっちゅう飲みたいですよね。

 noisy も入荷本数の増えない中、毎年のようにテイスティングしているオート=コート2017年を楽しませていただきました。

「質は毎年、さらに上がって来ている」

と感じます。以前はリアルのポイントを見つつ、「・・低いなぁ・・」と思っていましたが、昨今は決してそうは思いません。非常に良いところを抑えた評価がされていると感じます・・下のクラスしか飲めてないですから、そこでの話しになってしまいますけどね。

 是非とも焦らず、少しだけでも休めて、この時期冷えやすい品温を上げつつ、お楽しみください。

「ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュにしか出せない見事なエレガンス!」

がそこに有ります。


 以下は前年までのレヴューです。
━━━━━
 2016年のドメーヌ・フランソワ・ラマルシュをご紹介します。

「ついにラマルシュが来た!」

と大騒ぎをして4~5年になりますが、2014年もの、2015年ものの素晴らしさは皆さんもすでにお確かめいただいたものと思います。

 そして何より・・

「単純な濃さを拠り所としないエキス中心のフィネス、エレガンスのブルゴーニュワイン」

を、フランソワ・ラマルシュならでは・・、誰にも似ていない個性と共に、しかもブルゴーニュワインの聖地、ヴォーヌ=ロマネから発信し続けていることに、何よりも喜びを感じさせてくれます。

 2010年頃までのフランソワ・ラマルシュからはほぼ読み取れなかったその素晴らしさはついに結晶し、香しくも優しく包み込む独特の世界に誘われるようになっています。

 2016年ものも2015年もの以上に素晴らしいと、オート=コート・ド・ニュイを飲ませていただいて感じました。単純な濃度こそ2015年ものには追い付かないかもしれませんが、グラスからのファーストノーズを嗅いだ瞬間に、そのエキスの濃密さゆえの香りの存在感、スピード、フィネスに圧倒されます。

 しかしながら2016年ものはご他聞に漏れず非常に少なく、あれほど沢山有った・・そして長く残りもしていたオート=コート・ド・ニュイでさえ24本のみの入荷です。上級キュヴェは元より少ないので、余り変化ないかもしれませんが・・。

 そして、おそらくヴォーヌ=ロマネ随一の価格のリーズナブルさも特筆されます。でもそれよりも、

「まだフランソワ・ラマルシュが傑出したドメーヌになったことを知らない方が多い!」

と言うただ一点が、

「・・そんな・・知らないなんて、なんて勿体無いことを!」

と言う気持ちでいます。


 それほど数が有りませんので、知らない方に知らしめようとするのもどうかとは思いますが、このエキスたっぷりでフィネスに溢れる液体に、是非一度触れてみてください。ラ・グランド・リュについては毎年価格は上昇していますが、

「かのロマネ=コンティの真横。ラ・ロマネ、ラ・ロマネ=コンティ、ロマネ=サン=ヴィヴァンとラ・ターシュに挟まれた稀有なリューディ!」

の畑のワインが、まだこんな価格で購入できるんだとお考え下さい。

 そして、ブルゴーニュの聖地、ヴォーヌ=ロマネのワインが、これほどまでにリーズナブルであり、ACブルから飲めると言うことに大きな喜びを感じていただけるのも間違い有りません。

 今回は少ないので余りテイスティングコメントは書けませんが、間違い無い仕上がりと確信しています。是非ともご検討いただけますようお願いいたします。

■エージェントより
 激減の2016年ですが、その品質はヴィンテージの個性を凌駕する完成度のようです。例によって生産者からの情報は皆無なので各メディアを読み込んでみましたが果実味の年となった2015年に、驚異的なエレガンスを付与したラマルシュの2016年は2015年と対照的ながらも傑出した出来となったようです。

 2016年は低収量に起因する凝縮度(濃密な意味ではなく)を高めるために新樽比率を0%に下げ果実のの軸がありながらも非常に繊細で洗練された出来となりました。

 また、雹害などの影響が多かった年ですが、クロに囲まれたおかげか収量は落ちたものの2016年はクロ・ド・ヴージョの当たり年となったようです。(ラマルシュ以外も含めて)斜面の上部・中部・下部とすべてを所有するラマルシュこそまさに神に捧げるための真のクロ・ド・ヴージョに近いものを造っているのかもしれません。

株式会社オルヴォー


━━━━━
 ついに・・ラマルシュが来ました!トップ・ドメーヌの立ち位置に・・。リアルワインガイドは第59号で、ついに・・ポテンシャル99ポイントをラ・グランド・リュに与えました!続くワインも98ポイントから連なるように、順な評価です。

 noisy も、この偉大なる2015年のフランソワ・ラマルシュを何とかゲットできました。残念ながら上級キュヴェは非常に少なく、何本も有りませんが、下級二アイテムのテイスティングでも、その素晴らしさを感じました。

「ACブル、オート=コートで、ラマルシュの良さを存分に確認できる!」

 実はこれって・・凄いことなんですよ。簡単なことじゃ無いんです。しかも3千円代のリーズナブルなワインを、ヴォーヌ=ロマネのど真ん中のトップ・ドメーヌが、全く手を抜かずに、ドメーヌワインの味わいを造り出しているんですよ・・。


 リアルワインガイドの徳丸さんは常々、

「昨今のラマルシュはとことんまでナチュラル」

と言ってましたが、それが判る素晴らしい味わいでした!


 上級キュヴェはもう・・間違いの無い味わいでしょう!・・しかも、周りを冷静に見渡したら、物凄くリーズナブルだと言うことに気付かれるでしょう。是非とも2015年フランソワ・ラマルシュ、ご検討くださいませ。

━━━━━
・・・ラマルシュもビオディナミに栽培転換してからと言うもの、年々評価も鰻登り。つられて価格も上昇中ですが、95点をオーバーするような、ブルゴーニュでは極一部のほぼ満点ワインで有りながらも、しかも、ブルゴーニュ最高の場所で有りながらも、いまだにこのプライスだと言うことを考え合わせれば、

「まだまだ安い・・」

と言えるかと思います。

 お隣のラ・ターシュは一体幾らするのか?と考えても、もしくはラ・ロマネは?ロマネ=コンティは?・・と考えてみれば、とてつも無く安いと言えるかなと。

 noisy も、ほんの何本かしかいただけない上級クラスは飲めないものの、2012年のオート=コートを飲んでみて・・

リアルの徳丸さんがふんわりとした心地良いナチュラル感と表現するのが良く判る

と感じました。


 そして厳しかったはずの2013年・・、これも2012年を上回る仕上がりを確信しました。美しさに磨きが掛かった上、

「ヴォーヌ=ロマネの特上クラスドメ ーヌが持つ独特のフィネス」

をしっかり感じさせてくれました。

 これは、ある意味「余裕」とか「自信」に裏打ちされたものであり、「歴史」でも有るんですね。敢えて何も変えずとも備わっているものが、2009年以前までは、

「何かによってかき消されていた」
「何かの性でマスキングされていた」

という事なんです。2010年以降の有機への転換により、全てが良い方向へと向き始めたということでしょう。リアルの51号では、2013年ラ・グランド・リュのポテンシャル点がなんと「97Points」です。史上最高だった2012年は「96+Points」と言う評価でしたから、さらに成長中とも言えます。

 もっとも、2013年ものは異常に数が無いですので、もともと少ない上級キュヴェは残念ながらnoisy もテイスティングできません・・。ラ・クロワ・ラモーなど1本ですから・・ニュイ=サン1級・レ・クラ、ヴォーヌ=ロマネ1級レ・スショ、クロ=ヴージョ、エシェゾーなども昨年はいただけましたが2013年ものはゼロです。

 価格につきましては、ACブル、ACオート=コートは何と値下げです。しかし上級キュヴェは若干値上げです。ラ・グランド・リュに関しましては44000円でしたので13%ほどの値上げです。何とか5万円を切りたい・・と言う意思が有ったもので・・この先はどんどん上がるのは間違い無いでしょう。

 

Domaine Francois Lamarche / ドメ ーヌ・フランソワ・ラマルシュ
 ブルゴーニュ最高峰の畑といえば誰もがロマネ・コンティを想像するだろう。このロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた稀有で最良の畑を単独で所有しているのがこのドメ ーヌ・フランソワ・ラマルシュです。
 1936年、INAOがブルゴーニュの格付けを制定した時、このグランド・リュは最良の立地条件を兼ね備えているにも関わらず一級に格付けされてしまった。

 ボルドーのシャトー・ムートンの例を引き合いに出さずとも、この格付けを覆すことは並大抵のことではない。1980年代になり、現当主フランソワの申請を受けてINAOは、このグランド・リュの畑の再査定を開始した。

 土壌分析、隣接する特級ワインとの比較試飲、近隣生産者との面談などを経て1992年、念願の特級グランド・クリュへと返り咲いたのです。 原産地呼称が制定されて以降、ブルゴーニュにおいて一級から特級への昇格を果たしたのはモレ・サン・ドニのクロ・ド・ランブレイとこのグランド・リュだけである。立地もさることながらフランソワ・ラマルシュの品質への努力が報われたと言えるでしょう。 ラマルシュ家のルーツは1740年のヴォーヌ・ロマネ村に端を発します。そして19世紀の後半から規模を拡大していきました。20世紀の初めに設立され、この当時から自社元詰めもすでに行っています。
そしてアンリ・ラマルシュが当主になり、偉大なグランド・リュを引き継いだのです。

 この当時、グランド・リュは一級格付けでしたが、1992年に特級へと昇格を果たしました。
現在は1983年に現当主となったフランソワ・ラマルシュが引き継がれました。

 今日では2世代にわたるラマルシュ家がドメ ーヌで出迎えてくれます。フランソワの妹、ジュヌヴィエーヴが経理を担当し、ジュヌヴィエーヴの娘、ナタリーは母とともにセールスを担当しています。栽培から醸造はフランソワの娘であるニコル・ラマルシュが指揮をとっています。このドメ ーヌは新たな世代へと継承されました。
 
ニコルがワイン造りを父であるフランソワ・ラマルシュから引継ぎ、ナタリーが叔母のマリー・ブランシェのマーケティングを手伝うことによって飛躍的に成長を遂げています。

 フランソワはアンリ・ラマルシュの孫で、ラ・グランド・リューを結婚祝いでもらったアンリ・ラマルシュ2世の息子です。畑での細かいところまでこだわった作業、以前より良い樽の使用と新しい醸造所(2000年から)はドメ ーヌを今までより一貫性のあるものにしました。

 私は、かつてラマルシェからもらったワインに対して少し物足りなさを感じらていました。おそらく、世代交代したラマルシュは、新世代のトップドメ ーヌの座を不動のものにするでしょう。栽培・醸造について

 葡萄はすべて手摘みで選別されながら収穫され、即座に運搬されます。さらにワイナリーで酸化が進んだブドウを取り除くための徹底的な選果が行われます。

 まず始めに振動式の選果ベルトコンベアーで、乾燥して干からびてしまった葡萄や不純物、葉などを取り除きます。続いて第2の振動式選果台で、熟練したスタッフが確認しながら最終的に最良の葡萄だけを選びぬくのです。葡萄は基本的には除梗し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽に入れられます。極力、補糖は施しません。

 低温浸漬とアルコール発酵(ヴィンテージによって異なります)を経た後にフレンチオークで熟成させます。新樽はヴィンテージとアペラシオンの特徴によって60~100%の割合で使用されます。そして清澄、ろ過は一切施さずに、14~20か月間樽熟成させてから瓶詰めします。


2018 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

15769
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ
お一人様1本限定・・このワイン単独のご注文は不可。何でも良いので何か他に一緒にご購入下さい。

◆◆◆お一人様1本限定・・このワイン単独のご注文は不可。何でも良いので何か他に一緒にご購入下さい。
◆◆◆海外メディア評価
91 points Decanter Tim Atkin

■エージェント情報
 畑・土壌:0.98ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
フラジェ=エシェゾー村の1区画とヴォーヌ・ロマネ村の4区画から構成。樹齢:平均30年生産量:6000本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,790 (外税) 
【何とデカンター誌でA.C.ブルゴーニュも91ポイント!!・・やってくれちゃいましたね~・・】
 ん~・・余り点を高くしないで欲しい・・ですよね・・。

「ティムさん・・いいの!・・評価なんてしないで良いからちょっと黙ってて!」

 そう言いたくなってしまいますよね~・・良さを知っている人が密かに楽しむべき、愛すべきピノ・ノワールを奪わないでください・・と。

 ふんわりとソフトでしなやかで、「ど~よ・・スゲ~でしょ・・」なんて、全く言ってこないんですね。でも、しんみりとその良さを伝えてくれる・・そんなピノ・ノワールです。

 今日はランチに、と有る南インド料理のお店・・・カレーですね・・行ってきました。混んでいたら引き返すつもりでしたが・・空いてました。勿論、マスクをして、おしゃべりもせず必要なことだけを伝えあう感じで。そして食べ終わったら「サクッと」帰って来ました。

 そのお店では「ミールス」と言う、主に南インドで供される米を主菜として、複数のカレーや副菜を一緒に皿に盛った定食も有りまして、それをカミさんといただいて来ました。大きなステンレス製のお皿の中心に、米、チャパティ、パパド(豆のせんべい?)が重ねて盛られ、カレーが小皿に4種、サラダ、ヨーグルト、アチャール?(ピクルス)などが大皿の周りに配置されていました。

 どの料理もスパイシーで、塩分はとても控えめで、しかも、日本風に「出汁」などは使わず、食材本来の味わいがしっかり伝わって来るものでした。飲み物はカミさんがラッシー、noisy がマンゴー・ラッシーで、本格的なヨーグルトを使用していて、ま~・・ストローで飲むのに肺活量を要求される見事なものでした。

 昨今の日本人の味覚は、どんどん味わいの濃いものに移行してきている・・と思っていますが、このように「繊細」な味わいなものにもしっかり対応できるはずなんですね。ついつい・・お醤油を足したり、塩味を岩塩や海塩で足したりしてしまいますが、ややしっかりした味わいの方が美味しく感じるかもしれない・・としても、素材本来の味わいはやや損なってしまっているような気がします。

 ラマルシュのピノ・ノワールは、そう言った「塩味」は乏しいタイプで、また特には出汁を取らず、素材からの酸味、旨味で味わいを作って行くようなタイプだと思うんですね。

 ですので、滅茶苦茶濃いワインがお好きな方にはちょっと物足り無いかもしれませんが、そもそもピノ・ノワールがお好きな方は、そんなに塩分過多な料理をバンバン食す感じでは無いと思われますので、きっとおいしく飲んでいただけるはずです。


 ただし、2018年もののオート=コートを飲んだ限りにおいては、ラマルシュのワインの「優しさ」「ふんわり感」はそのままだとしても、全房の仕込み率は減っているのは間違い在りませんので、

「このA.C.ブルも、少し休ませ気味で・・もしくは春の足音が聞こえて来てから」

の方が万全かと思います。


 まぁ、昨年中にも、他のインポーターさん分が到着していますので、もうすでに飲まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、飲んでしまわれていたら・・残念でした。2018年ものは2017年ものまでとは、

「ちょっと違うはず」

です。


 しかし、この何とも言えないエレガンスを感じるA.C.ブルに、デカンター誌は「91ポイント!」も付けている訳ですから・・もし2020年中に飲まれて「??」な感想を持たれた方も、

「全房率の低下の性」

と言われますと、納得されるかもしれませんよね。


 ワインって・・本当に面白いですね。少しのことで全然変わってしまう・・。ネガティヴに受け取れば、「大したことは無かった」と簡単に言ってしまうし、ポジティヴに取れれば「素晴らしかった・・美味しかった!」と言うはずなんです。上記を踏まえ、是非飲んでみて下さい。貴重なヴォーヌ=ロマネ近郊のA.C.ブルです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ

15770
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定・・このワイン単独のご注文は不可。何でも良いので何か他に一緒にご購入下さい。

◆◆◆お一人様1本限定・・このワイン単独のご注文は不可。何でも良いので何か他に一緒にご購入下さい。
◆◆◆メディア評価
91 points Decanter Tim Atkin
Burghound Outstanding Value

■エージェント情報
畑・土壌:1.53ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均30年生産量:7000本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,050 (外税) 
【オート=コートもデカンター91ポイント獲得!バーガウンドもアウトスタンディング・バリュー!・・美味しいですよ~・・でも、焦って飲むのは禁物です。】
 いつ開けてもふんわり美味しいA.C.ブルと、比較してやや冷涼で硬質なオート=コート・・は普遍のはずですから、2018年ものがもし全てのキュヴェで「 MC率 」が低下しているとしても、A.C.ブルはこのオート=コートほどは、その影響は無いとも言えるかもしれませんので、その辺はお含みおきくださいね。

 2018年のオート=コート、美味しいです。以前のものよりも凝縮感が有りますし、精緻なニュアンスは増大しています。

 開けたてはややカッチリとしていまして、以前の「ふんわり感」は減少して感じられます。

 まぁ、そりゃ・・そうです。2020~2021年の冬は相当に寒いです。なので、

「品温が下がりやすい」

です。


 因みにドメーヌのサイトには、以下のように書かれています。

 Our wines need a little time to express themselves fully and to give of their best. They will accompany all types of meat. charcuterie. cheeses...

 We recommend that you decant them 10 to 15 minutes before serving them.For all our red wines. the suggested serving temperature is about 60°F.


 要約しますと、

「私たちのワインは、自分自身を完全に表現し最善を尽くすためには少々の時間が必要です。ワインはあらゆる種類の肉、豚肉、チーズに合います...提供する10〜15分前にデカントすることをお勧めします。すべての赤ワインについて、推奨されるサービス温度は約15.5度です。」

 つまり、15~16度で飲んでくれ・・と言うことですね。そうじゃないと厳しい・・そして出来れば15分ほどデキャンターしてくれと。


 noisy がテイスティングした時も、15分ほどして・・以前のラマルシュのワインに相当近くなった感覚が有りました。ふんわりとして優しいラマルシュのオート=コートがそこにいました。

 味わい的には・・ちょっと不思議ですが・・MC率の低下の性か、2018年ものの秀逸な葡萄の性かは判りませんが、ラ・ロマネとか、ラ・グランド・リュなどに感じられるものと共通の感覚が有ったんですね。しかし、ラ・ターシュやリッシュブールとかとは全然違う感じです。ですが・・ここは単純に比較すべきではないと思いますのでこれ以上は拡げません。すみません。

 非常にピュアで繊細です。色合いは、以前の「官能さを感じる赤」から「精緻さのある赤」へと少し変わっていて、より落ち着いたものを感じます。この辺りはMC率の低下が影響しているのかな?・・とも思います。

 しかしながらポテンシャルは以前よりもしっかり感じられます。デカンター誌が91ポイントも付けたのが判る気がします。それに、

「アレン・メドゥズのバーガウンドは、アウトスタンディング・バリューと評価!」

していますから、これはもう・・じっくり向き合う方向で行っていただきたいと思います。焦って飲むより暖かくなってから飲む!・・ことをお薦めします。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【ふんわりとしたやや淡く柔らかなA.C.ブルと、それを僅かに硬質にしたオート=コート!】

 やっぱり美味しい!・・ラマルシュらしさ全開のオート=コート2017年です。

 今回は全然増えてくれないのでA.C.ブルを飲むのは止めました・・。だって・・恨まれちゃいますから・・。

 2017年らしい、透明感の凄いミネラリティを多く持っています・・って、これもヴィンテージの特徴なのかもしれない・・と考えてもいますんで・・。

 柔らかく、どこかナイーブさを持つラマルシュ的味わいを透明な艶々したテクスチュアのミネラルでコーティングしたかのようなテクスチュアで、滅茶美味しいです!

 もし早めに飲まれるのでしたら、品温が下がり過ぎないように気を付けましょうね。やはり低くても15度ほどまで持って行って欲しいですね。それ以上まで持っていければ、さらなる多幸感を得られると思います。

 飲めなかったA.C.ブルですが・・リアル的には、「お化けACブル」だそうです。ん・・何となくですがイメージ出来ますよね?・・完売必至ですのでお早めに・・あと、本数制限が有りますのでお守りくださいますよう、必ずお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【うわおっ!・・と声を上げてしまうでしょう!・・精緻さとフィネスに官能を加えた溢れるアロマ!素晴らしいです!】

 さぁ・・じっくりとグラスの写真を見比べてみてください。2015年ものと比較すると・・どのように見えるでしょうか?写真としますと2016年ものは黄色がやや強く出てはいます。

「ん?・・余り変わらないんじゃん?」

「・・いや、2016年ものはやや濃いか?」

「色合いはやや黒味が入ってるか?単純な透明度は2015年に歩が有るから、その分2016年ものは細やかなタンニンが出てるかも」

などなど、様々なご意見が有るかと思います。


 まず、ファーストノーズで・・声が出てしまうと思います。2015年までのオート=コート・ド・ニュイには感じられなかった葡萄自体の熟度の高さが有り、それ故か、フィネスに加えて「官能感」さえ漂っています。

 タンニンは有るのでしょうが、敢えて言葉にすることも無いレベルです。勿論、非常に高質です。そして今までと同様に、

「全く残糖感の無い見事なまでのドライな味わい」

に加え、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールならではの美しいスタイルを見せるべくの葡萄の熟度と糖度、アルコール度のみごとなバランス」

に驚きを感じます。


 遭えて言うなら、2015年までのフランソワ・ラマルシュの若い段階での「官能感」が出ている・・と言うことは、例年よりも収穫のタイミングが遅くなり、その分、色合いに黒みが入った結果だろうと言うことです。勿論、今まででも少し熟が入ってくるとヴォーヌ=ロマネ的な官能感がグググっと出て来た訳です。

 このエキス感たっぷりな非常にドライな味わい、そしてこの官能感は、ブルゴーニュファンを狂わせるのには持って来い!・・です。例年、ACブルよりも大柄でクラス上の優れた味わいを見せるオート=コート・ド・ニュイでは有りますが、2016年ものは、

「もはや村名?」

と感じてしまう方も多いかな?とさえ思います。素晴らしい出来でした!


 ただし現在は徐々に締まる方向にいますので、

「野菜の和風サラダ」

とかはよりハードに、よりドライに感じさせますので、厳しさを感じるかもしれません。

 しかしながら、そこに肉系のものが何かしら有りますと、

「ワインがとても甘美に感じる」

ので、素晴らしいマリアージュになると思います。

 数が無いので限定数量になりますが、是非お早めにご検討くださいませ。超お勧めします!素晴らしい!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Vosne-Romanee Village
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィラージュ

15771
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
92 points Decanter Tim Atkin

■エージェント情報
畑・土壌:0.88ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
レ・シャランダン、レ・ボシエール、レ・プレ・ドゥ・ラ・フォリー、オー・レア、オ・ドゥス・ドゥ・ラ・リヴィエールの4区画。
樹齢:平均40年
生産量:5000本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,700 (外税) 
【超ふんわりのヴォーヌ=ロマネ!?・・まだこんなプライスで購入できます!】
 数が無いので飲めないし・・写真も余り撮れませんので、左はオート=コート・ド・ニュイの写真を掲載しています。2018年です。

 何せ2本しか有りませんので・・はい。このヴィラージュは、ヴォーヌ=ロマネの国道の西側に有る村名畑を、北から南まで、4箇所の畑をブレンドしたものです。

 まぁ、以前扱わせていただいていたドメーヌ・ビゾと比較すると半分くらいの価格設定ですから、非常にリーズナブルだと言うことが判ります。

 以前のヴィンテージでは有りますがリアルワインガイド第67号は、

「何だか次の次元に来てしまったようだ」

とレヴューしています。

 2018年もののヴィラージュは、デカンター誌が92ポイントと言う評価が見当たりました。詳細は判りませんが、A.C.ブルとオート=コートの91ポイントと1ポイント差です。ん~・・どうなんだろう・・noisy 的に想像するに、それはちょっと低いんじゃない?・・と言う感覚です。もしくは、ブルとオート=コートの91ポイントが高過ぎるか・・

 しかしながら noisy 的には、テイスティングしたオート=コートは上値91ポイントで良い、もしくは91+ポイントですので、やはりヴィラージュの92ポイントは低いかなと思います。2018年もののラマルシュを相当評価しているジャスパー・モリス氏の評価が見つかれば良かったんですが、今のところは判っていません。

 また、ヴォーヌ=ロマネ村名で、有れば有るだけ売れてしまう、あの「ジャン=ルイ・ライヤール」のヴォーヌ=ロマネ村名が6千円程度であることを考えれば、大ドメーヌであるラマルシュのヴィラージュがまだ日本円で4桁を維持出来ているのは、ちょっと異常なことなのかもしれません。

 少ないワインです。お早めにご検討くださいませ。


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Cras
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・クラ

15775
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆お一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
92~95 Points Jasper Morris Inside Burgundy
90~92 Points Vinous Neal Martin
89~92 Points Allen Meadows Burghound

■エージェント情報
ブドウ品種:ピノノワール100%
畑・土壌:0.37ha東向きの粘土石灰質土壌
ヴォーヌ・ロマネ側、オー・ブドとミュルジェの間、斜面中腹に位置する区画。
樹齢:平均40年
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,150 (外税) 
【ニュイ=サン=ジョルジュ1級でも95ポイントって!?・・凄いですね・・】
 いや、ビックリです。確かにヴォーヌ=ロマネの村からオ・ブードを挟んですぐの、本当に小さな1級畑ですから、まず出会うのは難しいワインでは有りますが・・・それでも95点は凄いですね~・・。こうなると飲んでみたくなってしまうから不思議なものです。

 ここには色々有って掲載できませんが、海外メディアの評価文を読んでみますと・・結構な共通点が有ります。・・いや、評価点としましたら、相当に凸凹で、まともな揃い方はしていません。

「ニュイ=サン=ジョルジュだから・・」

と言うニュアンスで評価するスタンスの方もいらっしゃるでしょうしね。

 でも、彼らの評価文の共通点は、

「余韻が長い」

です。しかも人に寄っては、

「強烈さ、強さでは無く余韻が1級としての素晴らしい姿を満たしている」

としっかり言っていらっしゃいます。


 やはり・・ラマルシュはそうですよね。強さじゃない、化粧でもない・・「そのものずばりの味わい」にこそ、真実があると言えるのでしょう。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【日本にはほぼ・・入って来ていないキュヴェです!】

 ニュイ=サン=ジョルジュの1級、レ・クラです。ヴォーヌ=ロマネ村に接している「1級オ・ブード」と、「1級ラ・リシュモンヌ」に挟まれた畑です。noisy も残念ながらこれは・・おそらく飲んだことが無いです。もし昔に飲んだことが有ったとしても覚えていない・・と言うことは、大した感情が生まれなかったと言うことなのでしょう。

 しかしながら2015年ものも、この2017年ものもリアルワインガイドはポテンシャル94ポイントと非常に・・高い評価です。フランソワ・ラマルシュのラインナップから言えば、最も力強さの有るワインかと想像しますが、ラマルシュの場合はそもそもすべてが優しいですから・・。微細な表現でそのテロワールをどう表現しているか、興味が出て来てしまいました。以前はリアルでも、

「日本未輸入」

になってました。ご検討くださいませ。



 以下は別のキュヴェの以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショーム

15772
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
91~94 Points Jasper Morris Inside Burgundy
89~91 Points Vinous Neal Martin
88~91 points Allen Meadows Burghound

■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール。マルコンソールとクロ・デ・レアの間に位置する区画、東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:3000本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,750 (外税) 
【現在はドメーヌ・メオ=カミュゼも造るレ・ショーム!・・素晴らしいそうです!】---以前のレヴューを使用しています。
 飲んでいないものは安易に書けないですんで、一般論に終始してしまう訳で・・余り書きたくないんですが、レ・ショームは思い出深いワインなので書いてしまいますね。まあ、今まで何度も書いてますけどね。

 noisyもまだまだ駆け出しに過ぎない若いころ、ジャン・タルディの1986年ものを仕入れたんですね。安かったと思いますよ。勿論、メオ=カミュゼから借りた畑でメタヤージュしていた訳です。

 そのワインをま~・・PKさんが酷評していましてね・・。

「ん?・・そんなに悪く言うんだ?・・じゃ、飲んでみよ・・」

 まぁへそ曲がりで天邪鬼ですから・・でもPKさんと言えばもう・・ワイン界では天上のお人で、正しいことしか言わないと信じている方が大勢いらっしゃいましたから。

 で飲んでみると、これが滅茶旨いんですよ。素晴らしいワインでした。

 それからですね・・人の言うことは、聞くけれど鵜呑みにはしない。自分で確かめるしかないと・・。ワイン屋なのに飲まない。自分で開けないで飲んだふり。なんだそりゃ?・・ってなもんです。それからですね、今のようなスタイルになった訳です・・って言いながらこのワインも飲んじゃいないですけどね。

 ワイン屋だからって、100%全てのワインを飲んでいる訳では有りません。それは無理と言うものです。それでも何とか飲もうと努力を続ければ、3年に一度くらいはなんだかんだで飲めてしまうものなんですね。


 脱線してしまいましたが、そんなレ・ショームです。若い時はやや表情に乏しいが、それでも旨味が乗っていた良いワインをジャン・タルディは造っていました。現在はメオ=カミュゼが造っていますが、昨今のメオは化け物ですから・・もし覚えていたら飲んでみてください。

 フランソワ・ラマルシュのレ・ショームは、やはりそんなジャン・タルディやメオ=カミュゼとも、全く違う個性を見せてくれます。やはり「超エレガンス」で「ふんわりと優しいエキス中心」の味わいです。

 1級レ・マルコンソール、特級ラ・ターシュ、1級クロ・デ・レアに接した畑ですから・・そして南側はニュイ=サン=ジョルジュに接していますから・・正にそう言う味わいがします・・(^^; って言っちゃずるいですが、そのそれぞれを飲めば何となく理解できるんですよ。ニュイ=サン=ジョルジュ側、南側は村名オ・バ・ド・コンブで、やや乾いた感じの土のニュアンスと軽いハーブのニュアンスが入りますが、そっちの個性が1/3位入るのがレ・ショームかなと思ってます。

 リアルワインガイドは94ですから・・ニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・クラと同ポイントで、ほぼ同様だと理解して良いと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

15773
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
93 Points Decanter Tim Atkin
90~92 Points 2022~2035 Vinous Neal Martin

■エージェント情報
 南をロマネ=サン=ヴィヴァン、リッシュブールに、北にエシェゾーに挟まれた1級畑。
土壌 粘土+石灰岩
向き 真東
面積 0.5811ヘクタール
平均年齢 40年
1ヘクタールあたり最大40ヘクトリットル:または約3000本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,380 (外税) 
【これは滅茶リーズナブルでしょう!デカンター誌は93ポイントでした!】
 南をロマネ=サン=ヴィヴァンとリッシュブール、北をエシェゾーに挟まれるように存在する「レ・スショ」です。素晴らしいグラン・クリュに挟まれながらも1級のままでずっといますので、どうしても格下に思えてしまいますが、昨今は・・そんなことは無いんじゃないかと思うんですね。

 今はむしろ温暖化ですから、以前は日照に問題が有った畑は、むしろ「ちょうど良く」なっていますし、畑の保水量が多い畑も、降雨の少ない年にはむしろ、良い結果を残していたりする訳です。

 まぁ、格的にはマルコンソールには適わない・・と言うのが定説では有りますが、良く出来たスショは・・相当行けるはずですよ。

 デカンター誌が93ポイント、ヴィノスが上値92ポイントで、ジャスパー・モリス氏がどう判断したかは見つけられなくて・・すみません。おそらく上値95ポイント位は付けているんじゃないかと想像していますが、あくまで想像です。



以下は以前のレヴューです。
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【今までで最高評価??リアルワインガイド第67号は、今飲んで 94 、ポテンシャル95 飲み頃予想 今~2043!】

 如何にワイン屋をやってるから・・とは言っても、素晴らしいレ・マルコンソールやレ・スショと言ったヴォーヌ=ロマネの珠玉の1級畑クラスになると、おいそれとはテイスティング出来る状況では無くなって来ています。価格の上昇も有りますが、何と言っても仕入れられる数量が減ってしまっているから・・ですね。1~3本しか入荷しないものを常に自分で開けていると、それは商売では無く趣味・・になってしまい、続けることは不可能になってしまう訳です。

 昔はそれでも、若いと硬くて全然美味しく無い(と勝手に思っていた)ボルドーワインが日本の主流でしたから、インターネットでショップを開いた1998年には、ほぼほぼブルゴーニュ専門店でスタートしています。なので、非常に偏ったへんちくりんなショップだった訳です。

 それが今では・・ね・・。思った通りでは有った訳ですが、ブルゴーニュワインファンの増加で何とかなっちゃっているのと引き換えに、上級ワインのテイスティングが出来なくなっちゃってます。大昔はそれでもブルゴーニュワインのインポーターさんも年に一度は試飲会もやられてましたから、自分で開けるとか言う前に、一度は何とか飲めた訳です。今の時代じゃ考えられないことです。2016年ものの時は結局出来なかったロベール・シリュグのグラン=ゼシェゾーもケース単位のお取引でしたんで、しっかり飲んでご案内もしていましたし、今じゃもうどうにもならないフーリエのグリオットもテイスティング販売・・。有る年は4ケースも仕入れてました。

 なので、マルコンソールやスショは少し下に見る癖が無いとは言えない訳ですが、昨今はどうですかね・・。グラン・クリュに劣らないワインになったと言っても過言ではないかと思うんですね。

 ご存知の通りこのレ・スショは南にロマネ=サン=ヴィヴァン、リッシュブール、北側にエシェゾ-と言う恵まれた立地をしています。やや窪地になるので、ここだけが1級と言う・・ちょっと不思議な畑では有ります。窪地ったってほぼ下部だけですから、しっかり選果をすればグラン・クリュ並みになってしかるべき畑なんですね。是非一度グーグルマップ、アースでご覧ください。

 でリアルワインガイド第67号は、2016年もの同様に今までの最高評価で有るポテンシャル95ポイントを付けています。・・あ、ラマルシュさんのワインの場合、リアルワインガイドも飲み頃はほぼ常に「今~」になっています。若くても美味しく飲めちゃう・・と言う判断何ですね。

 テイスターとしますと、95ポイントから上の評価を付けるのは、一瞬ためらうもの・・です。少なくともnoisy の場合はそうです。一旦自分の中で、

「・・良いのか?・・間違いないか?」

と飲み込んで確認し、行けるとなったら付けますが、悩むようなら下げざるを得ない訳です。


 そもそもは95点などと言うのは基本的にはグラン・クリュに付けるポイントなんですね。エチケットを見ないことにして、ただただワインの表現に対しての評価をした場合に、そんなことが起きうる・・と言うことになります。素晴らしいワインだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Malconsorts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・マルコンソール

15774
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定+限定条件の無いワイン5000円以上

◆◆◆ お一人様1本限定+限定条件の無いワイン5000円以上
◆◆◆海外メディア評価
92~95 Points Jasper Morris Inside Burgundy
92~94 Points Vinous Neal Martin
93 Points Allen Meadows Burghound

■エージェント情報
畑・土壌:0.5ヘクタール。特級畑ラ・ターシュに隣接した区画マルコンソール内、ラマルシュ家は斜面の上部と下部の2区画を所有しています。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:2600本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥21,500 (外税) 
【ジャスパー・モリス氏インサイド・バーガンディは上値95ポイントでした!】
 上がって来ましたね~・・昨年の2017年もののコラムを見ていただければわかるかと思いますが、海外メディアは94点が限界だったようでした。ですが2018年もののマルコンソールは95ポイントまで・・来ています。

 やはりここはラ・ターシュに接した畑と言うことですし、しかも上下に区画を持っていますので、本当のラ・ターシュの区画(下部です。上部他はレ・ゴーディショ)に接していまして、

「南側のラ・グランド・リュ!(^^;;」

 みたいな畑なんですね~・・。

 そう言えば・・マルコンソールはこの何年か、飲めていないですね。・・と言うか、飲まなければいけないワインが多過ぎて、飲みたいワインが飲めない・・状況です。

 でも、マルコンソール95点、クロ・ヴージョ97点、エシェゾー97点、ラ・グランド・リュ98点・・・って、もう、半端無いですよね。ピュアでナチュラルなニコル・ラマルシュのワインですから、これはもう・・

「樽のニュアンスの無いD.R.C.」

みたいな味わいで有ることは間違い無いでしょう。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ラマルシュの2017年もの1級以上は押しなべて凄い評価のオンパレードです!】

 リアルは67号で96ポイントですが、そこまでは感性的にか慣性かで付けられない海外メディアは、上値94ポイントと言う評価です。

 ただしこれはラ・グランド・リュなどと同じ評価でも有ります(バーガウンド等)。

 つまり、それら海外メディアを妄信するのであれば、ラ・グランド・リュは不要で、1級マルコンソールこそ最大の価値が有る・・とも言っているように思える訳ですね。

「・・んな訳無いでしょ・・」

と言える日本人がほとんどでしょうが、財布の中身を考えれば素晴らしい選択になるのは間違いないと思います。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰!?リアルワインガイド第63号はポテンシャル96ポイントと凄い評価を続けています!】

 いや~・・飲みたいですね~・・このワインは!・・誰か飲ませてくれないかなぁ・・。

 そもそもは真のラ・ターシュの畑に大きく接している稀有な1級畑です。現在のラ・ターシュは大部分がレ・ゴーディショでした。大昔はラ・ロマネ=コンティとラ・ターシュはかなり離れていた訳です。D.R.C.が品質的にラ・ターシュとレ・ゴーディショの差が無いと捩じ込んで、レ・ゴーディショはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュと言う名前になったんですね。

 ですんで、本当のラ・ターシュに大きく接しているのはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュで有って、その次がこのレ・マルコンソールと言うことになります。

 それにヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰などと書きましたが、これには異論の有る方もいらっしゃるかもしれません。あの神様が開いた畑「クロ・パラントー」が有りますからね。

 それでもこのレ・マルコンソール(オ・マルコンソール)の輝きが鈍くなることは無いと思います。クロパラはやはり皆さんの「念」や「集合意識」がどうしても絡みますから・・もし本当に素晴らしいマルコンソールに出会えたとしたら、

「私のトップはマルコンソール!」

と言うことになると思います。


 そしてその可能性が高いのがこのフランソワ・ラマルシュのレ・マルコンソールです。リアルワインガイド第63号は何と二年続けてポテンシャル96ポイントです。これで1級ですから・・ね。個性は違ったとしてもロマネ=サン=ヴィヴァン並みの仕上がりかと思います。ご堪能くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Vosne-Romanee 1er Cru la Crox Rameau
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモー

15780
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定+限定条件の無いワイン5000円以上

◆◆◆お一人様1本限定+限定条件の無いワイン5000円以上
◆◆◆海外メディア評価
94 Points Decanter Tim Atkin

■エージェント情報
畑・土壌:0.21ヘクタール ロマネ・サン・ヴィヴァンに食い込んだ小区画クロワ・ラモー。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年 生産量:900本
750ML 在庫    ご注文数   本
¥21,500 (外税) 
【プティ・ロマネ=サン=ヴィヴァンです。】
 まぁ、誰が生産者でも・・いや、元々3軒しかいませんが、そうそうは当たることが少ないワインだったラ・クロワ・ラモーです。昨今は皆さん、一生懸命に造りますんで状況が全然変わりましたよね。

 そうだなぁ・・本当に素晴らしいロマネ=サン=ヴィヴァンからは、凄みを引いたらクロワ・ラモーになるかもしれません。でも相手が並みのロマネ=サン=ヴィヴァンだったら凌駕することも有るかと思います。

 でもリアル67号は95+と言う評価ですからね。こうなると、如何に平地にある小区画とは言え、「凄みを引いたらクロワ・ラモー」などとは言い切れないかもしれませんね。

 もしフランソワ・ラマルシュの超エレガンスなふんわりワインがお好みなら、これ以上の選択は無いかもしれません。少なくともラ・クロワ・ラモーの品質的なトップ生産者で有ることは間違いないでしょう。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

15776
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆お一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
93~97 Points Jasper Morris Inside Burgundy
95 Points Decanter
91~93 Points Vinous
89~92 Points Allen Meadows Burghound

■エージェント情報
畑・土壌:1.35ヘクタール
ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部の区画から成る。東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,650 (外税) 
【上部、中部、下部と3カ所をブレンドする「理想のクロ・ド・ヴージョ」がついに・・97ポイントと凄い評価です!・・割れてはいますけど!】
 ジャスパー・モリスさん、ついにやってくれましたね~・・良いんですか?・・マジですか?・・と言う感じがしますが上値97ポイントで、ラ・グランド・リュとは1ポイント差のみです。

 これは・・売れ残ったら絶対に飲むぞ・・と心に決めているワインです。エシェゾーかクロ・ド・ヴージョは必ずどちらかは飲みたいです!

 しかしジャスパー・モリスさん、評価文を読んでみると・・


「・・はい、私・・(見え辛いがしっかりあるポテンシャルを)見つけちゃいましたから!」

 みたいなトーンで書いてるんですね~。こういう時のテイスターは強いですよ。それにちょっと得意げかもしれませんね。相当にお買い得かと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【2017年クロ・ド・ヴージョは2016年ものと評点は同じでした!】

 リアルワインガイド誌はポテンシャル点で 96+ と、2016年ものと同様の評価でした。

 海外メディアで面白かったのは、やはりちょっと曲者、偏屈感の漂うバーガウンドで、このクロ・ド・ヴージョ2017年ものに、91-94 Points としているところでしょう。

 ・・いや、これ、相当に高い評価なんですよ・・バーガウンドとしましたら・・はい。上値で94ポイントですからね。ラ・グランド・リュと同じだったりしちゃいます・・ね?・・偏屈でしょう?・・

 狙いとしましては、ヴォーヌ=ロマネ1級群とほとんど変わらない価格なので魅力的では無いかと思います。このクロ・ド・ヴージョも「上・中・下」の畑のブレンドで、とてもバランスの良い味わいを目指しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年はクロ・ド・ヴージョの年?】

 クロ・ド・ヴージョと言うワインは、やはり粗品とグレートなものが混じりあうイメージが有ると思います。何しろ標高の高い畑はミュジニーやグラン=ゼシェゾーに接する訳ですし、最下部はほぼ平地の水膨れしやすい果実に成りやすく、嫌がられる訳ですね。

 最上部はやはり最高の評価になります。中部はその次・・下部が続き、最下部は避けられる感じです。ですが・・中々一辺倒な評価では無いのが面白いところで、良い年のクロ・ド・ヴージョは最下部でも素晴らしいワインに仕上げたキュヴェも散見されました。名手で名高かったジャン・ラフェは最下部の所有でしたし、あのショパン・グロフィエは最下部では無いものの下部ながら、素晴らしいクロ・ド・ヴージョを醸していました。

 また、単独で最上部、上部だけのクロ・ド・ヴージョを造った場合と、上部・中部・下部のブレンドで造ったものでも大きな違いが有り、どれが良いのか?・・と言うのは結局は、

「何というドメーヌのクロ・ド・ヴージョが良い」

と言う定評こそが、クロ・ド・ヴージョの修飾子に必ずなっていた訳です。本当に様々な味わいが有るのがクロ・ド・ヴージョと言うグラン・クリュだと言えます。


 フランソワ・ラマルシュのクロ・ド・ヴージョは、ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部と言う、「ブレンド型」の典型とも言えるワインです。これですと、まさに「クロ・ド・ヴージョ」そのものを表現したキュヴェと言えるんじゃないかと思うんですね。エシェゾ-は特にそうですが、単独のリューディで仕込めるのはデュ・ドスュ位で、その他は上部・下部でブレンドしないとバランスが良く無いと言われています。

 エージェント情報によりますと、2016年はクロ・ド・ヴージョがかなり良いとのこと・・まぁ、確かめる訳にはいかないんですが、リアルワインガイド第63号もポテンシャル 96+ポイントと物凄い評価です。ポイント対価格では一押しですね。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

15777
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
93~97 Points Jasper Morris Inside Burgundy
91~93 Points Vinous Neal Martin
90~93 Points Allen Meadows Burghound

■エージェント情報
ブドウ品種:ピノノワール 畑・土壌:1.35ヘクタール 東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年 生産量:7000本(もっとも多い年で)
ワイン:80~100%除梗
15~18日間、温度管理のできる木製開放槽でキュヴェゾン。清澄、ろ過はしない。16~20ヶ月のオーク樽熟成(新樽比率60%~100%) シャン・トラヴェルサン、クルー、クロ・サン・ドゥニの3区画です。そのエネルギーやパワーの大きさを示す複雑な要素を持っていて、エシェゾーのさらに完璧な形のワインです。品質面で、このドメーヌのグランエシェゾーと張り合えます。『Inside Burgundy』 Jasper Morris著より抜粋
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,650 (外税) 
【「エシェゾーのさらに完璧な形のワイン」が花を咲かせた?実を結んだ?・・】

 こちらもジャスパー・モリス氏は97ポイントと、普通ではちょっと信じられないほどに高い評価点を付けているエシェゾーです。

「エシェゾーのさらに完璧な形のワイン」


 とインサイド・バーガンディでも語っておりまして、3つの区画をブレンドしていることから・・

「グラン=ゼシェゾーと張り合える!」

 と主張しています。

 まぁ・・グラン=ゼシェゾーは価格は倍ですんで・・相当にお買い得なことになってしまいます。


 ですが、ここに掲載した他のレヴュワー、テイスターは上値が93ポイントでして、下値が93ポイントのジャスパーさんとは、相当な「差」が有りますよね?

 まぁ、こんなことは評価が一定するまでの期間、よく有ることです。

 A.C.ブルが91点なのに、トップクラスのグラン・クリュが95点・・・、その間に村名とキラ星のごとくの1級を、美しく配置することは無理が有るでしょう?・・だから、安定している造り手に対してのこの評価は、決して正しいとは言い切れないと思うんですね。

 今まで通りの妥当だと思えるポイント付けをしているヴィノス、バーガウンドに対し、何かを見つけたけれどそれをまだハッキリとは捉えていないデカンター、しっかり捕まえた感のあるインサイド・バーガンディ・・と言うところでしょうか。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【リアルワインガイド第67号は2016年ものと評点は同じでした!】

流石にグラン=ゼシェゾーの評価には及びませんが、3つのリューディの葡萄を混ぜてバランスの良いエシェゾーを造り出す、昔からの方法で生まれるエシェゾーです。

 少ないので申し訳ありませんがお一人様1本限定でお願いします。

 以下は以前のレヴューです。
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【こちらもクロ・ド・ヴージョと同様、ポテンシャル96+と非常に高い評価です!】

 あの素晴らしいオート=コートを飲めば、2016年のフランソワ・ラマルシュが一体どんなワインなのかは想像がつきます。むしろラマルシュのワインは、下のクラスから最上クラスまでものの見事に一貫していると言えますから、畑の特徴・葡萄のポテンシャルがそのまま評価に現れると言って良いかと思います。

 このエシェゾーも、北側(ミュジニー側)上部の「シャン・トラベルサン」と、南側上部の「レ・クルー」、南側下部の「クロ・サン=ドニ」をブレンドしていますんで、バランスの良いエシェゾーに仕上がっていることが予想されます。どうやら様々な情報からは、ラマルシュではこの年エシェゾーを12樽仕込めたようです。

 でも12樽とは言っても最大で3200本位でしょうから、多く出来る年で7000本だとするとほぼ半分、決して多くは無いですよね。

 リアルワインガイド第63号は今飲んで 95+、ポテンシャル 96+ 飲み頃予想 今~2055 と、飲み頃予想以外はクロ・ド・ヴージョと同様です。MW のジャスパー・モリス氏も 92~95Points の評価をしているようです。2016年ものは数が無いのか・・評価も余り見当たりません。

 クロ・ド・ヴージョとの違いは、飲み頃が「今~」になっている部分でしょう。今飲んでも充分に良さが判る仕上がり・・と言うことで、こちらも期待度が高いです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!



2018 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

15778
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

◆◆◆キャンセルが出ました!お一人様1本限定
◆◆海外メディア評価
94~97 Points Jasper Morris Inside Burgundy
96 Points Decanter Tim Atkin
94 Points Allen Meadows Burghound
92~94 Points Vinous Neal Martin

■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年生産量:1200本
リアルワインガイド67号 今飲んで 96+ ポテンシャル 97+
飲み頃予想 2022~2055
750ML 在庫    ご注文数   本
¥41,990 (外税) 
【海外メディアもリアルワインガイドに追随?・・上値97ポイントと、それまでを2ポイントも上回って来ました!】
 もうその辺で・・止めましょう・・と制止したくなってきているnoisy です。もう・・値上げ圧力が凄いのに、何とか粘って価格を上げないでいますし、ラ・グランド・リュは値下げまでしちゃってますから・・その内、怒られるんじゃないかと少し不安です。

 昨年まで95ポイントを付けていた海外勢では有りますが、何かをつかんだジャスパー・モリスさんの評価がもう止められません。グラン=ゼシェゾーでも97ポイント・・まぁ、ラ・グランド・リュに次ぐ畑で格なのでしょうから、本来、ちゃんと出来ているのであれば、それこそが正しい評価だと思います。

 何分にも非常に少ないキュヴェですので、何かハプニングが起きないと飲めないでしょうね。ご検討くださいませ。

 
 以下は以前のレヴューです。
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【リアルワインガイド誌だけじゃ無く海外メディアも高評価!】

 フランソワ・ラマルシュのラインナップでは二番目に高価なのがこのグラン=ゼシェゾーです。2017年ものはリアルがポテンシャル96+と弾けてますが・・これは後述のエマニュエル・ルジェ2011年ヴォーヌ=ロマネ1級クロ・パラントーよりも高評価ですが・・海外のメディアも上値で95ポイントまでは付けています(Vinos等)。

 バーガウンド・ドット・コム辺りはラ・グランド・リュの評価には偏見じゃないかと思えるような感じもしますが、一般に認知されているグラン=ゼシェゾーには、素直に上値94ポイント、付けてます。

 確かにヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュは、D.R.C.のモノポールが有りますから、他の造り手はそれ以外でしか勝負出来ないんですね。リッシュブール、ロマネ=サン=ヴィヴァンに限定されます。エシェゾー、グラン=ゼシェゾーはヴォーヌ=ロマネの扱いにはなりますが、正確にはフラジェ=エシェゾー村です。

 しかしながらこのフランソワ・ラマルシュに限っては、あのラ・グランド・リュを所有していますから・・他のドメーヌとは少し異なる訳です。

 先日、ラミーの希少な2017年オート・デンシテを飲ませていただきました。・・感動ものでした・・いや、全然早いですけどね。

 でも、例えばラミーのクリオ=バタールの畑はドーヴネ所有の畑と接しています。つまり、ラミーはドーヴネがどのように畑の仕立て、仕事をしているかを熟知している訳です。そして実際・・少し離れてその並びを見たら、どっちがどっちの畑だか見分けが付かないような感じだそうですよ。・・寄れば密植度が異なりますんで判るんでしょうけど。伸びた弦を切らないルロワの畑はもう・・上の針金でグッチャグチャだそうです。

 つまり、ラマルシュもまた・・同じだと思うんですね。D.R.C.を見て、己を振り返り、自身の良さを残しつつ改革して行き、今に至っていると考えられます。

 素晴らしいグラン=ゼシェゾーだと思われます。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【泣く子も黙るかグラン=ゼシェゾー!・・ポテンシャル 97+です!】

 例えばどうでしょう・・もしリアルワインガイドでドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティのレヴューを毎年やっていたら、世の中は少しでも変わるかもと・・思われますか?

 noisy などは「やって欲しいな~」などと軽く考えてしまいますが、そのテイスティングの資金だけでも大変なことになってしまいますから難しいですよね。

 さらにはその周りを考えてみると・・まずは・・これはD.R.C.では無いですが「ラ・ロマネ」とD.R.C.の「ラ・ターシュ」でしょうか?ここは流石に出ては来ません。ラ・ロマネは昔は3~4万円で販売していましたが、いまやもう・・ですし、ラ・ターシュは5万円ほどでしたが全く同様です。

 それでもリッシュブールは時折出てくる可能性も有りますし、このフランソワ・ラマルシュの「偉大なる抜け道」「ラ・グランド・リュ」と、「グラン=ゼシェゾー」がそれに続くか、もしくは同格か?と言うことになりますから、ここのテイスティングをしていると言うこと自体が凄いことなんじゃないかと思うんですね。

 フランソワ・ラマルシュのグラン=ゼシェゾーは、以前は半額で購入できましたが・・品質はどうだったでしょうか。やはりそれなりだったと判断できます。

 今やもうこのグラン=ゼシェゾーは、リアルワインガイド第63号でもポテンシャル 97+点と言う物凄い評価がされています。そりゃ半額なら嬉しいですが、そうはならないのがこのワインの世界です。97+点か・・飲みたいなぁ・・!非常に少ないのでお早めにご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2018 la Grande Rue Grand Cru
ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ

15779
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

◆◆◆申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
◆◆◆海外メディア評価
94~98 Points Jasper Morris Inside Burgundy
95 Points Allen Meadows Burghound
95 Points Decanter
93~95 Points Vinous Neal Martin

■エージェント情報
畑・土壌:1.65ヘクタール特級畑ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年

100%手摘みで収穫されたのち、ヴィンテージによって80~100%除梗します。完全に温度管理された中で15~18日間、低温浸漬を行います。16から20か月、樽で熟成させ、清澄、濾過はせずに瓶詰めします。
 畑は細長く上下に坂になっていて、頂上はとても痩せた土壌です。これは他のグランクリュほど密集してませんが、期待できる気高さがあります。熟成するにつれて、魅力が増すでしょう。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥73,800 (外税) 
【頑張って頑張って値下げしました!・・この先はもう厳しいでしょうから今のうちに・・ご検討くださいませ。ジャスパー・モリス氏98ポイントです。】
 ラ・グランド・リュの畑の写真を張って起きました。良いですね~・・光って感じられます。でも、D.R.C.の畑とは「緑の深さ」が違いますよね。

 あ、ど真ん中が上から見た「ラ・グランド・リュ」。その右側が「ラ・ターシュ」。ど真ん中の左側が「ロマネ=コンティ」。その手前左側が「ラ・ロマネ」と言ったところでしょう。

 面白いのは、光の加減なのか、ラ・ターシュに近い部分が緑が深いんですね~・・。でも、ラ・ロマネとロマネ=コンティも、緑の色彩が全然異なりますよね?失敗したなぁ・・まだ安かった頃に、無理をしてでもガンガン飲んでおけばよかった・・ラ・ロマネとかロマネ=コンティ・・。まぁ、ラ・ターシュは結構飲みましたが、ラ・ロマネは・・一回、

「大したことないなぁ・・」

などと思ってしまったことが有って、それから興味の対象から外れてしまいまして・・その内にドメーヌが自ら造るようになってしまったんですね。そしたらもう、物凄い価格になっちゃいました。

 おそらくですね・・このラ・グランド・リュも同様な道を歩いて行く可能性が有ります。今はまだ、以前のラマルシュのイメージを引きずっていますので、世の中には存在していますが、有るタイミングで一斉に無くなってしまうはずです。そして高値になって手の届かないところに行ってしまう・・ブルゴーニュはそんなことの繰り返しです。

 今回は頑張って・・値下げしました!・・別に仕入価格が安くなったわけでは有りません。なので、身を削っている訳ですね。

 98ポイントと、まるでリアルワインガイドの評価を追ってきている感じの海外メディア勢です。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
-----
【「偉大なる通り」と言う名の意味が変わって来たと感じる今日この頃・・リアルワインガイド第67号はなんとポテンシャル98+点です!】

 ラ・グランド・リュと言う名前自体は、かのロマネ=コンティやラ・ロマネへ向かう抜け道の畑と言う意味合いがほとんどだったと思います。そして確かに2000年代までのそのワインは、資質は感じられたとしても凡庸さが目立つもので、飲むと寂しさが募るような感じが有りました。特に1990年代、プルミエ・クリュからグラン・クリュへ昇格が認められてからも変わりませんでした。

 しかし、ドメーヌでは血の滲むような努力がされ続けていたんだと感じます。1990年代よりも2000年代が良く、2010年まで、余り気付かれることなく、それは続けられてきたのでしょう。

 noisy も再び扱うようになったのが2011年です。ほんの僅かな数量では有りますが、それでもラマルシュのワインは売れないので、フリーで飲めたんですね。

「・・結構・・良くなってるじゃん・・」

 その美味しさは、全く他の造り手のワインとは異なるものでした。以前のラマルシュのワインは、

「・・薄い!」

と一言で片付けられてしまうようなもので、実に貧相に感じたものですが、2011年ものには、その「薄さ」はそのままに「エレガンス」と言って良い高貴なニュアンスがまとわり出したのを感じたものです。それでも余り売れませんでした。エージェントさんにはいつも在庫が残っていましたし、それは2014年ものの頃まで続きました。

 しかしながら、その「薄さ」・・いや、「淡さ」はそのままに、類稀な高貴なニュアンスが漂うエキス感は、年を追う毎に存在感を増して行きました。そして2015年もので、皆さんもその、

「特異とも思える独自性の素晴らしさ」

に気付いた・・と言えるかと思います。


 ラマルシュの1級以上のワインは毎年値上がりしています。でも・・ラ・ロマネ、ロマネ=コンティとラ・ターシュに挟まれた上下に縦長のグラン・クリュのラ・グランド・リュは、高い評価を得始めた現在でも、まだこのプライスです。リアルはポテンシャルで98+ ですよ。

 因みに、昔のリアルで色々と調べてみますと、2011年もののルジェのクロ・パラントーが上代84000円でポテンシャル96点でした。

「高っかいな~~!」

と思ったはずなんですが、今となっては安く感じてしまいます。滅茶高い評価だと思ってましたが、それでも96点でした。


 まぁ、つまり、この価格だと全然高く無いと言う証拠になるんじゃないかと思うんですね。

 2017年ものラ・グランド・リュは、いままでで一番入荷が少ないです。エージェントさんも苦労して値付けをされ、上がらないように努めた今までで最高の出来だと確信できる2017年です。是非ご検討いただけましたら幸いです。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年も超グレートな仕上がりのようです!】

 中国でのワイン販売が好調なようで、少し前まではボルドー中心だったものがブルゴーニュに人気が飛び火、お陰でブルゴーニュワインの高騰が言われるようになってきています。

 しかし・・ヨクヨク考えてみれば、今までが安過ぎたとも・・言えるんですね。ある程度大量に造れるボルドーの1級クラスのシャトーものに比較すれば、雀の涙ほどの生産量しかない訳ですから、人気が出る-->需要が増える-->価格が上がる のがこの資本主義経済の原則でも有ります。

 ロマネ=コンティの本当にすぐのお隣、ラ・ターシュに至っては、畑を部分的に交換している位ですから・・どっちがどっちだか判らん状況でも有ります。そしてこのラ・グランド・リュには、まず入手不能な「キュヴェ1959」と言う、元ラ・ターシュの、ラ・ターシュ側に飛び出た部分だけで仕込んだ特別なキュヴェも有ります。

 なので、このワインがこのままの価格位で推移するとは、とても考えられない訳です。もう上昇一方通行が確約されているようなもの・・。株で言うのも不謹慎ですし、ワインラヴァー的では無いかもしれませんが、上がるのを判っているのに買わない・推さない株屋さんはいませんよね?

 あの、今まで一推しで販売させていただいていた、オリヴィエ・バーンスタインの2016年シャンベルタンは定価172000円です。ひえ~・・です。ルソーを価格でも超えるのが目標のようです。と言うか、もう同レベルです。ちょっと呆れてます。

 でも、そこから見てしまえば・・

「ラ・グランド・リュ2016年が2本買える!」

ことに容易く気付いてしまいます。


「なら・・やはりラ・グランド・リュのエレガンスと優しさ、繊細さ、高質さに触れたい・・かな・・」

と感じてしまうかもしれません。


 2016年のラ・グランド・リュはポテンシャル98点と、僅かに評点を落としました。しかしそのレヴューでは、「最高評価の2015年と同レベル」と書かれています。

 葡萄の熟度、深み・・と言う点では2016年が上だと想像します。エレガンス量と言うことだと2015年に歩が有ると思います。いずれにしても・・飲まなきゃ関係無い訳ですが、飲んでみたいですよね?・・今ならまだ手が出せる価格に収まっていると思います。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir
 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。
2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!

2011 la Grande Rue Grand Cru Monopole
ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ・モノポール

10229
自然派
赤 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

土壌:粘土石灰質 ブドウ品種:ピノノワール100% 平均樹齢:30年
収穫量:最大でも35hl/ha

100%手摘みで収穫されたのち、ヴィンテージによって80~100%除梗します。完全に温度管理された中で15~18日間、低温浸漬を行います。16から20か月、樽で熟成させ、清澄、濾過はせずに瓶詰めします。

 畑は細長く上下に坂になっていて、頂上はとても痩せた土壌です。これは他のグランクリュほど密集してませんが、期待できる気高さがあります。
熟成するにつれて、魅力が増すでしょう。

リアルワインガイド43号 今飲んで94 ポテンシャル 96
飲み頃予想 2020~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥52,000 (外税) 
【今までとはまず・・色彩が違うよね!】
 全て、ほんの少しだけの入荷ですので、今回はある程度戴けた「オート=コート・ド・ニュイ2011」のみのテイスティングになりました。ご了承くださいませ。

 noisy が知っているフランソワ・ラマルシュさんちのワインは、グラスの向こう側にいらっしゃる方の顔が良く判るほど・・・色合い薄く、エキス系のエレガントタイプな味わいでした。嫌いじゃないタイプですが、価格もそれなりに高いのでね・・・中々買えるワインじゃ無かった面は有りました。

 2011年のオート=コートは、しっかりとした赤、そして黒が入る色合いと、低温で漬け込んだ時のヨード系の香り、ミネラリティもしっかり・・そしてわずかにタンニンを感じる、比較的力強さを持った味わいです。タイミング的には少し「硬くなってきた時期」に入ってきていると思われます。非常にドライで残糖感は全く無く、元より糖分に頼るつもりは無い造りです。余韻もしっかりしていて、中々に好印象でした。

 現状は、やや硬いこと、時期的なものが原因と思われますので、2014年の秋以降、徐々に中域の膨らみと要素の放出が始まると思います。タイミングを見つつ飲んでみてください。

 それにしても色合いはチェリーっぽく、赤が艶々していて美しいです。

 今までですと・・と言うか、随分昔のことになりますが、淡い・・・淡過ぎる?みたいな印象がかなり残っています。もっとも飲んだときの味わい自体の印象が色彩にオーバーラップしているのかもしれません。


 ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは徳さんも飲めないほど・・数は無いんです。ほとんどはフランスで消費されてしまうと思いますので、ある意味レアかもしれません。価格も他の超一流な造り手と比較してもかなりリーズナブルです。オート=コートと似たようなタイミングにあると思いますので、2011年ですからね・・・2012年では無いのでやや硬いはず・・・少しノンビリ目に休養をあげてから飲まれると良いと思います。

 ヴォーヌ=ロマネ・ヴィラージュはリアルではポテンシャル90+ 付いてますね。90点と言うのは「ひとつの壁」でして、noisyもテイスターとして常に意識している部分です。もちろん、95点以上を付ける時もそうですが・・・、つまり、そこの壁を越えたかどうか・・の評価になる訳です。煌くグラン・クリュの下部にある村名リューディが、レ・シャランダン、レ・ボシエール、レ・プレ・ドゥ・ラ・フォリー、オー・レア、オ・ドゥス・ドゥ・ラ・リヴィエールと北のヴージョに繋がる畑から南のニュイに接するまでのものをブレンドしており、正にヴィラージュを表現しているワイン!きっと良い出来なんじゃないかと思います。(ル・ヴィラージュと呼ばれるリューディも有りますが、そこでは無いです。)

 ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショームは、ジャン・タルディ/メオ=カミュゼで有名になった1級の良区画です。しなやかな味わい、突出しないがバランスの良い味わいに仕上がります。しかし、何とかスショには付いていっても、マルコンソールには勝てないでしょう。

 ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ はご存知の通り素晴らしい1級です。ロマネ=サン=ヴィヴァンの雅さとエシェゾーの土臭さ、もしくは赤さのどちらかが有ります。さすがにグラン・クリュのエレガンスを得ることは稀だとしても、素晴らしいものに出会うと、
「・・・やっぱりヴォーヌ=ロマネで決まりだよな?・・」
と思わされてしまいますよね。

 ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・マルコンソール は、フランソワ・ラマルシュの隠れたる名品・・です。これはまず・・美味しい・・納得できると思います。・・・でもnoisyには昔のイメージしかないので・・当たるかな?・・あと、今回はいただけなかったですが、いつの間にやら1級になってたラ・クロワ・ラモーと言う素晴らしい畑が有ります。こちらは・・昔は、ロマネ・サン=ヴィヴァンに囲まれているような畑・・と言うイメージで飲むと残念に思うことが多かったですが、徳さんのレヴューでは「じぇじぇじぇ?」・・・まあ、素性の良さをそのまんま出せる造り手になったということなのでしょう。

 クロ・ド・ヴージョはご存知のグラン・クリュです。ラマルシュさんちは土地持ちですから、上部・中部・下部の畑をキッチリブレンドしています。実はこれが大正解!・・若いうちはむしろ普通に美味しいのでしょうが、熟した時にその意味が判るでしょう。ヴージョ、エシェゾーはちゃんと上下でブレンドした方がバランス的に良いんですね。

 で、エシェゾーもグラン・クリュでして、こちらもしっかり・・・上中下の畑をブレンドしています。なので、BBRのブルゴーニュ担当でもあるJasperMorrisさんは、グラン・ゼシェゾーに匹敵する・・と言ってます。こう言った上下の畑をブレンドすることによって、エシェゾー・デュ・ドゥス的な味わいになるんですが、ミュヌレ=ジブールさんちも同様ですね。ビゾさんちはブレンドすべき上部の畑を持ってないので、下部のトリューは1級にしてしまうんですね・・・。腕を上げたラマルシュさんのエシェゾー・・・飲んでみたいものです。

 グラン・ゼシェゾーは・・・もう、畑の力のみでもワインが出来ちゃうと思います。なので言うことは無いです。素晴らしい畑です。

 むしろ難しいのはやっぱりラ・グランド・リュなのでしょう。何せ周りが周りですからね・・・ちょっとの判断ミスや遅れが大きくエレガンス欠如に繋がりかねないわけで・・そんな中で、徳さんが96ポイント(も!!)付けてしまった意味は、かなり大きいでしょう。同じ2011年は、フーリエのグリオットの97ポイントには及ばなかったものの、クロ・サン=ジャックと同じ評価・・・!(あ、因みにフーリエさんのグリオット、クロ・サン=ジャックの海外オファーの価格を見るとビックリしますよ・・・。日本でワイン屋をやってるのが馬鹿馬鹿しくなってしまうほどです。)それでもやはり、
「ヴォーヌ=ロマネのど真ん中!」
ですからね・・・。ロマネ=コンティ、ラ・ターシュは飲めなくても、評価の上がったラ・グランド・リュなら何とか・・・飲めるかもと思いませんか?


 高くなる一方のブルゴーニュですが、遅れてやってきた世田谷の住人・・・みたいなフランソワ・ラマルシュ・・是非ともご検討ください。

■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・)
Bourgogne hautes cotes de nuits 2011 francois lamarche

「現状固いですが香りに期待してしまう飲み頃が楽しみなワイン」
味わいはまだ少しすぼまる酸、タンニンのざらつき、全体がカチッとしていてドライな渋味。しっかり閉じています。開く時期にはまだ少し時間がかかると思いますが香りが小さな果実の良いニュアンスが出ていて、これはちょっと寝かしておきたい、と思います。思うのは美味しくなりそうということです。

 果梗由来のものと思われるタンニンもあって、香りは健全で、酸がしっかりあります。香りはおいしいブルゴーニュを飲んだ時の香りを小ぶりにした感じです。ただ僕にはちょっといつ頃から飲み頃に入るか予想が難しいです。この間のルモワスネのブルゴーニュルージュ2000年のように14年後にして完熟!(村名の格落ちだということですが)ということがあったものですから。

 このワインもあそこまでの完熟は結構かかりそうですが飲み頃にはわりとすぐ、入るような気がします。今は一度閉じる時期に入ってしまったのかな、と。飲み頃のタイミングというのは料理人がパスタをお客様のテーブルに着いた時にちょうどアルデンテになるように茹で上がりのタイミングを見極める作業のように難しい、と思います。フライパン上でさらに水分を吸っている時間、温かいお皿にのってテーブルまで持っていく時間。それが逆算できるからこそ一口食べて感動するパスタがあるんですものね。
造った回数だけお客様の感想を聞いてそれが経験として蓄積されるからこそ見極めることができる、ワイン屋にとって飲み頃の見極めとはそれと同じことなのかもしれないですね。

 だがしかし!
あえて未熟ながら飲み頃を予想させていただきます。
ズバリ…
「半年後以降!」

2012 la Grande Rue Grand Cru Monopole
ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ・モノポール

11142
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

土壌:粘土石灰質 ブドウ品種:ピノノワール100% 平均樹齢:30年
収穫量:最大でも35hl/ha

100%手摘みで収穫されたのち、ヴィンテージによって80~100%除梗します。完全に温度管理された中で15~18日間、低温浸漬を行います。16から20か月、樽で熟成させ、清澄、濾過はせずに瓶詰めします。

 畑は細長く上下に坂になっていて、頂上はとても痩せた土壌です。これは他のグランクリュほど密集してませんが、期待できる気高さがあります。
熟成するにつれて、魅力が増すでしょう。

リアルワインガイド47号 今飲んで95+ ポテンシャル 96+
飲み頃予想 2020~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥52,000 (外税) 
【そう!本物はこうじゃなくちゃ!正にヴォーヌ=ロマネの典型!正しい道!】
 どうです・・?このやや淡い透明感バッチリの赤紫色・・・素晴らしいと思いませんか?

 そうなんですよ・・これはオート=コート2012年なんですが、

「軽く絞ったフリーランジュースだけで醸したようなふんわりふかふかな軽やかな香りと味わい」

なんですよ。


 これってね・・中々出来ないことなんです。何故って・・

「体型をしっかり形に出来ないから」

なんです。

 なので、余計な味わい、余分なものを抽出すると判っていながらも、プレスしてみたりプレスを加えたり、果梗を加えたりするんですね。その方が味わいがクッキリするんですよ。

 しかし、それをしてしまうとね・・やはり純な味わいを損ねてしまうんです。

 でも、熟すとね・・全然違うんですよ。判り易く言ってみればシルヴァン・パタイユを思ってみてください。非常にピュアでしょ?・・でもマルサネらしい・・ジュヴレっぽいミネラリティが、きちんと表現されているんですよ。
 じゃ、ヴォーヌ=ロマネ近辺はどうかと言うと、基本、ほかの村よりも低酸度に仕上がりますが、ミネラリティはより複雑性を持っています。その結果、もしフリーランで仕上げるとどうなるかと言うと・・

「低酸度による輪郭のボケが生じる可能性が有る」

んですね。だから、リアルのポイントもACブル、オート=コートはそこまで評価は高くなく、88+とかになってるんです。気付き辛いんですよ。また、評価の基準をどこに持って行くかでポイントも変わってしまう訳です。全てを平たく、押しなべての評価なのか、本質を見据えた上でのそれなのかで。


 でも、これを5年後に飲んでみるとどうなるかと言うと・・

「・・えっ?・・」

と絶句する羽目になるんですね。

 若いうちの評価を得るためにプレスを加える・・・そうすれば、このオート=コートは90点とかになるでしょう。しかし、それでは本末転倒なんですね。このオート=コートをnoisyなら、ポテンシャル90+までは有ると評価します。現状の味わいは88+です。


 飲まれたことは無いかもしれませんが、ある意味DRCそっくりです。あの樽のフレーヴァーは全く無いですが、DRCも非常に軽やかでふわふわしたニュアンスなんですよ。DRCの場合、そこに樽が加わりますし、エルヴァージュの期間がもっと長いので、リリース時系列上やや重みも加わって感じられるです。

 ですので、この「ふわふわ感」はヴォーヌ=ロマネ極上の畑由来の、低酸度・・・言葉は悪いですが、他の村の畑のものとは違う育成状況故のバランスなんですね。ラ・ロマネもそう、ロマネ・=サン=ヴィヴァンもそうです。決してシャンベルタンのような重厚なミネラリティ、酸のバランスをしていないんですよ。ちゃんと造れると「ふわふわとした」感覚に仕上がるんですね。

 なので、ラマルシュの低価格のワインにもそれが出ているということは、極上ワインになったと言うことの証明でもあるんです。騙されたと思って5年・・置いてみたらいかがでしょうか?・・・4千円なら・・やってみる価値は有るでしょう?

 その他のワインも、リアルの評価を見る限り、凄い評価だった2011年を超えたものになっています。ラ・グランド・リュなんか96+ですよ?・・数年経ったら10万以上になってるかもしれません。フーリエのグリオットなど、海外では幾らで販売されているか、判ります?・・地道にやってるのが馬鹿馬鹿しく成るくらいのプライスが付いてます。なので、買っておいた方が良いんじゃないかと思いますけど!

 また、グラン=ゼシェゾーも、おそらく世界でもっともリーズナブルなプライスでしょう。クロ・ド・ヴージョやエシェゾーは、まだ他にもやや安めのアイテムは有りますが、良い造り手の1万円台はほぼ絶滅です。3万ほどが普通になってきていますのでこれも実にリーズナブルです。

 ニュイのレ・クラは日本初上陸?・・かどうか判りませんが、これも非常に珍しいです。クロワ・ラモーは昨年は無かったですしね。


 そんな訳で、良く良く考えてみると、

「こりゃぁ・・買うべき?」

と悩みどころだと思いますが、トップドメーヌの他の生産者がとんでも無いプライスに成ってゆくのを考慮すると、成長著しいフランソワ・ラマルシュを直視すべき状況かと思います。是非とも、ヴォーヌ=ロマネのしなやかな味わいに触れてみていただきたいと思います。シルヴァン・パタイユを引き合いに出しましたが、本来は全く逆なんです。本家はヴォーヌ=ロマネです。そのやり方、味わいの出し方をシルヴァンが知っていた・・と言うことになります。お奨めです!


2016 la Grande Rue Grand Cru
ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ

14032
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:1.65ヘクタール特級畑ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年

100%手摘みで収穫されたのち、ヴィンテージによって80~100%除梗します。完全に温度管理された中で15~18日間、低温浸漬を行います。16から20か月、樽で熟成させ、清澄、濾過はせずに瓶詰めします。
 畑は細長く上下に坂になっていて、頂上はとても痩せた土壌です。これは他のグランクリュほど密集してませんが、期待できる気高さがあります。熟成するにつれて、魅力が増すでしょう。

リアルワインガイド63号 今飲んで 96+ ポテンシャル 98
飲み頃予想 2026~2060
750ML 在庫    ご注文数   本
¥82,500 (外税) 
【2016年も超グレートな仕上がりのようです!】
 中国でのワイン販売が好調なようで、少し前まではボルドー中心だったものがブルゴーニュに人気が飛び火、お陰でブルゴーニュワインの高騰が言われるようになってきています。

 しかし・・ヨクヨク考えてみれば、今までが安過ぎたとも・・言えるんですね。ある程度大量に造れるボルドーの1級クラスのシャトーものに比較すれば、雀の涙ほどの生産量しかない訳ですから、人気が出る-->需要が増える-->価格が上がる のがこの資本主義経済の原則でも有ります。

 ロマネ=コンティの本当にすぐのお隣、ラ・ターシュに至っては、畑を部分的に交換している位ですから・・どっちがどっちだか判らん状況でも有ります。そしてこのラ・グランド・リュには、まず入手不能な「キュヴェ1959」と言う、元ラ・ターシュの、ラ・ターシュ側に飛び出た部分だけで仕込んだ特別なキュヴェも有ります。

 なので、このワインがこのままの価格位で推移するとは、とても考えられない訳です。もう上昇一方通行が確約されているようなもの・・。株で言うのも不謹慎ですし、ワインラヴァー的では無いかもしれませんが、上がるのを判っているのに買わない・推さない株屋さんはいませんよね?

 あの、今まで一推しで販売させていただいていた、オリヴィエ・バーンスタインの2016年シャンベルタンは定価172000円です。ひえ~・・です。ルソーを価格でも超えるのが目標のようです。と言うか、もう同レベルです。ちょっと呆れてます。

 でも、そこから見てしまえば・・

「ラ・グランド・リュ2016年が2本買える!」

ことに容易く気付いてしまいます。


「なら・・やはりラ・グランド・リュのエレガンスと優しさ、繊細さ、高質さに触れたい・・かな・・」

と感じてしまうかもしれません。


 2016年のラ・グランド・リュはポテンシャル98点と、僅かに評点を落としました。しかしそのレヴューでは、「最高評価の2015年と同レベル」と書かれています。

 葡萄の熟度、深み・・と言う点では2016年が上だと想像します。エレガンス量と言うことだと2015年に歩が有ると思います。いずれにしても・・飲まなきゃ関係無い訳ですが、飲んでみたいですよね?・・今ならまだ手が出せる価格に収まっていると思います。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 la Grande Rue Grand Cru
ラ・グランド・リュ・グラン・クリュ

14953
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

■エージェント情報
畑・土壌:1.65ヘクタール特級畑ロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年

100%手摘みで収穫されたのち、ヴィンテージによって80~100%除梗します。完全に温度管理された中で15~18日間、低温浸漬を行います。16から20か月、樽で熟成させ、清澄、濾過はせずに瓶詰めします。
 畑は細長く上下に坂になっていて、頂上はとても痩せた土壌です。これは他のグランクリュほど密集してませんが、期待できる気高さがあります。熟成するにつれて、魅力が増すでしょう。

リアルワインガイド67号 今飲んで 97+ ポテンシャル 98+
飲み頃予想 2023~2055
750ML 在庫    ご注文数   本
¥79,990 (外税) 
【「偉大なる通り」と言う名の意味が変わって来たと感じる今日この頃・・リアルワインガイド第67号はなんとポテンシャル98+点です!】
 ラ・グランド・リュと言う名前自体は、かのロマネ=コンティやラ・ロマネへ向かう抜け道の畑と言う意味合いがほとんどだったと思います。そして確かに2000年代までのそのワインは、資質は感じられたとしても凡庸さが目立つもので、飲むと寂しさが募るような感じが有りました。特に1990年代、プルミエ・クリュからグラン・クリュへ昇格が認められてからも変わりませんでした。

 しかし、ドメーヌでは血の滲むような努力がされ続けていたんだと感じます。1990年代よりも2000年代が良く、2010年まで、余り気付かれることなく、それは続けられてきたのでしょう。

 noisy も再び扱うようになったのが2011年です。ほんの僅かな数量では有りますが、それでもラマルシュのワインは売れないので、フリーで飲めたんですね。

「・・結構・・良くなってるじゃん・・」

 その美味しさは、全く他の造り手のワインとは異なるものでした。以前のラマルシュのワインは、

「・・薄い!」

と一言で片付けられてしまうようなもので、実に貧相に感じたものですが、2011年ものには、その「薄さ」はそのままに「エレガンス」と言って良い高貴なニュアンスがまとわり出したのを感じたものです。それでも余り売れませんでした。エージェントさんにはいつも在庫が残っていましたし、それは2014年ものの頃まで続きました。

 しかしながら、その「薄さ」・・いや、「淡さ」はそのままに、類稀な高貴なニュアンスが漂うエキス感は、年を追う毎に存在感を増して行きました。そして2015年もので、皆さんもその、

「特異とも思える独自性の素晴らしさ」

に気付いた・・と言えるかと思います。


 ラマルシュの1級以上のワインは毎年値上がりしています。でも・・ラ・ロマネ、ロマネ=コンティとラ・ターシュに挟まれた上下に縦長のグラン・クリュのラ・グランド・リュは、高い評価を得始めた現在でも、まだこのプライスです。リアルはポテンシャルで98+ ですよ。

 因みに、昔のリアルで色々と調べてみますと、2011年もののルジェのクロ・パラントーが上代84000円でポテンシャル96点でした。

「高っかいな~~!」

と思ったはずなんですが、今となっては安く感じてしまいます。滅茶高い評価だと思ってましたが、それでも96点でした。


 まぁ、つまり、この価格だと全然高く無いと言う証拠になるんじゃないかと思うんですね。

 2017年ものラ・グランド・リュは、いままでで一番入荷が少ないです。エージェントさんも苦労して値付けをされ、上がらないように努めた今までで最高の出来だと確信できる2017年です。是非ご検討いただけましたら幸いです。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年も超グレートな仕上がりのようです!】

 中国でのワイン販売が好調なようで、少し前まではボルドー中心だったものがブルゴーニュに人気が飛び火、お陰でブルゴーニュワインの高騰が言われるようになってきています。

 しかし・・ヨクヨク考えてみれば、今までが安過ぎたとも・・言えるんですね。ある程度大量に造れるボルドーの1級クラスのシャトーものに比較すれば、雀の涙ほどの生産量しかない訳ですから、人気が出る-->需要が増える-->価格が上がる のがこの資本主義経済の原則でも有ります。

 ロマネ=コンティの本当にすぐのお隣、ラ・ターシュに至っては、畑を部分的に交換している位ですから・・どっちがどっちだか判らん状況でも有ります。そしてこのラ・グランド・リュには、まず入手不能な「キュヴェ1959」と言う、元ラ・ターシュの、ラ・ターシュ側に飛び出た部分だけで仕込んだ特別なキュヴェも有ります。

 なので、このワインがこのままの価格位で推移するとは、とても考えられない訳です。もう上昇一方通行が確約されているようなもの・・。株で言うのも不謹慎ですし、ワインラヴァー的では無いかもしれませんが、上がるのを判っているのに買わない・推さない株屋さんはいませんよね?

 あの、今まで一推しで販売させていただいていた、オリヴィエ・バーンスタインの2016年シャンベルタンは定価172000円です。ひえ~・・です。ルソーを価格でも超えるのが目標のようです。と言うか、もう同レベルです。ちょっと呆れてます。

 でも、そこから見てしまえば・・

「ラ・グランド・リュ2016年が2本買える!」

ことに容易く気付いてしまいます。


「なら・・やはりラ・グランド・リュのエレガンスと優しさ、繊細さ、高質さに触れたい・・かな・・」

と感じてしまうかもしれません。


 2016年のラ・グランド・リュはポテンシャル98点と、僅かに評点を落としました。しかしそのレヴューでは、「最高評価の2015年と同レベル」と書かれています。

 葡萄の熟度、深み・・と言う点では2016年が上だと想像します。エレガンス量と言うことだと2015年に歩が有ると思います。いずれにしても・・飲まなきゃ関係無い訳ですが、飲んでみたいですよね?・・今ならまだ手が出せる価格に収まっていると思います。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir
 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。
2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

14946
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール マルコンソールとクロ・デ・レアの間に位置する区画、東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:3000本
リアルワインガイド67号 今飲んで 94 ポテンシャル 95
飲み頃予想 今~2043
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,380 (外税) 
【今までで最高評価??リアルワインガイド第67号は、今飲んで 94 、ポテンシャル95 飲み頃予想 今~2043!】
 如何にワイン屋をやってるから・・とは言っても、素晴らしいレ・マルコンソールやレ・スショと言ったヴォーヌ=ロマネの珠玉の1級畑クラスになると、おいそれとはテイスティング出来る状況では無くなって来ています。価格の上昇も有りますが、何と言っても仕入れられる数量が減ってしまっているから・・ですね。1~3本しか入荷しないものを常に自分で開けていると、それは商売では無く趣味・・になってしまい、続けることは不可能になってしまう訳です。

 昔はそれでも、若いと硬くて全然美味しく無い(と勝手に思っていた)ボルドーワインが日本の主流でしたから、インターネットでショップを開いた1998年には、ほぼほぼブルゴーニュ専門店でスタートしています。なので、非常に偏ったへんちくりんなショップだった訳です。

 それが今では・・ね・・。思った通りでは有った訳ですが、ブルゴーニュワインファンの増加で何とかなっちゃっているのと引き換えに、上級ワインのテイスティングが出来なくなっちゃってます。大昔はそれでもブルゴーニュワインのインポーターさんも年に一度は試飲会もやられてましたから、自分で開けるとか言う前に、一度は何とか飲めた訳です。今の時代じゃ考えられないことです。2016年ものの時は結局出来なかったロベール・シリュグのグラン=ゼシェゾーもケース単位のお取引でしたんで、しっかり飲んでご案内もしていましたし、今じゃもうどうにもならないフーリエのグリオットもテイスティング販売・・。有る年は4ケースも仕入れてました。

 なので、マルコンソールやスショは少し下に見る癖が無いとは言えない訳ですが、昨今はどうですかね・・。グラン・クリュに劣らないワインになったと言っても過言ではないかと思うんですね。

 ご存知の通りこのレ・スショは南にロマネ=サン=ヴィヴァン、リッシュブール、北側にエシェゾ-と言う恵まれた立地をしています。やや窪地になるので、ここだけが1級と言う・・ちょっと不思議な畑では有ります。窪地ったってほぼ下部だけですから、しっかり選果をすればグラン・クリュ並みになってしかるべき畑なんですね。是非一度グーグルマップ、アースでご覧ください。

 でリアルワインガイド第67号は、2016年もの同様に今までの最高評価で有るポテンシャル95ポイントを付けています。・・あ、ラマルシュさんのワインの場合、リアルワインガイドも飲み頃はほぼ常に「今~」になっています。若くても美味しく飲めちゃう・・と言う判断何ですね。

 テイスターとしますと、95ポイントから上の評価を付けるのは、一瞬ためらうもの・・です。少なくともnoisy の場合はそうです。一旦自分の中で、

「・・良いのか?・・間違いないか?」

と飲み込んで確認し、行けるとなったら付けますが、悩むようなら下げざるを得ない訳です。


 そもそもは95点などと言うのは基本的にはグラン・クリュに付けるポイントなんですね。エチケットを見ないことにして、ただただワインの表現に対しての評価をした場合に、そんなことが起きうる・・と言うことになります。素晴らしいワインだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Vosne-Romanee 1er Cru la Crox Rameau
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモー

14947
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本

お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本
■エージェント情報
畑・土壌:0.21ヘクタール ロマネ・サン・ヴィヴァンに食い込んだ小区画クロワ・ラモー。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:900本
リアルワインガイド67号 今飲んで 94+ ポテンシャル 95+
飲み頃予想 2021~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥21,000 (外税) 
【プティ・ロマネ=サン=ヴィヴァンです。】
 まぁ、誰が生産者でも・・いや、元々3軒しかいませんが、そうそうは当たることが少ないワインだったラ・クロワ・ラモーです。昨今は皆さん、一生懸命に造りますんで状況が全然変わりましたよね。

 そうだなぁ・・本当に素晴らしいロマネ=サン=ヴィヴァンからは、凄みを引いたらクロワ・ラモーになるかもしれません。でも相手が並みのロマネ=サン=ヴィヴァンだったら凌駕することも有るかと思います。

 でもリアル67号は95+と言う評価ですからね。こうなると、如何に平地にある小区画とは言え、「凄みを引いたらクロワ・ラモー」などとは言い切れないかもしれませんね。

 もしフランソワ・ラマルシュの超エレガンスなふんわりワインがお好みなら、これ以上の選択は無いかもしれません。少なくともラ・クロワ・ラモーの品質的なトップ生産者で有ることは間違いないでしょう。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Malconsorts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・マルコンソール

14948
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本

お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本
■エージェント情報
畑・土壌:0.5ヘクタール特級畑ラ・ターシュに隣接した区画マルコンソール内、
ラマルシュ家は斜面の上部と下部の2区画を所有しています。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:2600本
リアルワインガイド67号 今飲んで 95 ポテンシャル 96
飲み頃予想 2021~2046
750ML 在庫    ご注文数   本
¥21,000 (外税) 
【ラマルシュの2017年もの1級以上は押しなべて凄い評価のオンパレードです!】
 リアルは67号で96ポイントですが、そこまでは感性的にか慣性かで付けられない海外メディアは、上値94ポイントと言う評価です。

 ただしこれはラ・グランド・リュなどと同じ評価でも有ります(バーガウンド等)。

 つまり、それら海外メディアを妄信するのであれば、ラ・グランド・リュは不要で、1級マルコンソールこそ最大の価値が有る・・とも言っているように思える訳ですね。

「・・んな訳無いでしょ・・」

と言える日本人がほとんどでしょうが、財布の中身を考えれば素晴らしい選択になるのは間違いないと思います。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰!?リアルワインガイド第63号はポテンシャル96ポイントと凄い評価を続けています!】

 いや~・・飲みたいですね~・・このワインは!・・誰か飲ませてくれないかなぁ・・。

 そもそもは真のラ・ターシュの畑に大きく接している稀有な1級畑です。現在のラ・ターシュは大部分がレ・ゴーディショでした。大昔はラ・ロマネ=コンティとラ・ターシュはかなり離れていた訳です。D.R.C.が品質的にラ・ターシュとレ・ゴーディショの差が無いと捩じ込んで、レ・ゴーディショはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュと言う名前になったんですね。

 ですんで、本当のラ・ターシュに大きく接しているのはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュで有って、その次がこのレ・マルコンソールと言うことになります。

 それにヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰などと書きましたが、これには異論の有る方もいらっしゃるかもしれません。あの神様が開いた畑「クロ・パラントー」が有りますからね。

 それでもこのレ・マルコンソール(オ・マルコンソール)の輝きが鈍くなることは無いと思います。クロパラはやはり皆さんの「念」や「集合意識」がどうしても絡みますから・・もし本当に素晴らしいマルコンソールに出会えたとしたら、

「私のトップはマルコンソール!」

と言うことになると思います。


 そしてその可能性が高いのがこのフランソワ・ラマルシュのレ・マルコンソールです。リアルワインガイド第63号は何と二年続けてポテンシャル96ポイントです。これで1級ですから・・ね。個性は違ったとしてもロマネ=サン=ヴィヴァン並みの仕上がりかと思います。ご堪能くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

14950
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

お一人様1本限定
■エージェント情報
畑・土壌:1.35ヘクタール
ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部の区画から成る。東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年
リアルワインガイド67号 今飲んで95+ ポテンシャル 96+
飲み頃予想 2021~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,650 (外税) 
【2017年クロ・ド・ヴージョは2016年ものと評点は同じでした!】
 リアルワインガイド誌はポテンシャル点で 96+ と、2016年ものと同様の評価でした。

 海外メディアで面白かったのは、やはりちょっと曲者、偏屈感の漂うバーガウンドで、このクロ・ド・ヴージョ2017年ものに、91-94 Points としているところでしょう。

 ・・いや、これ、相当に高い評価なんですよ・・バーガウンドとしましたら・・はい。上値で94ポイントですからね。ラ・グランド・リュと同じだったりしちゃいます・・ね?・・偏屈でしょう?・・

 狙いとしましては、ヴォーヌ=ロマネ1級群とほとんど変わらない価格なので魅力的では無いかと思います。このクロ・ド・ヴージョも「上・中・下」の畑のブレンドで、とてもバランスの良い味わいを目指しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年はクロ・ド・ヴージョの年?】

 クロ・ド・ヴージョと言うワインは、やはり粗品とグレートなものが混じりあうイメージが有ると思います。何しろ標高の高い畑はミュジニーやグラン=ゼシェゾーに接する訳ですし、最下部はほぼ平地の水膨れしやすい果実に成りやすく、嫌がられる訳ですね。

 最上部はやはり最高の評価になります。中部はその次・・下部が続き、最下部は避けられる感じです。ですが・・中々一辺倒な評価では無いのが面白いところで、良い年のクロ・ド・ヴージョは最下部でも素晴らしいワインに仕上げたキュヴェも散見されました。名手で名高かったジャン・ラフェは最下部の所有でしたし、あのショパン・グロフィエは最下部では無いものの下部ながら、素晴らしいクロ・ド・ヴージョを醸していました。

 また、単独で最上部、上部だけのクロ・ド・ヴージョを造った場合と、上部・中部・下部のブレンドで造ったものでも大きな違いが有り、どれが良いのか?・・と言うのは結局は、

「何というドメーヌのクロ・ド・ヴージョが良い」

と言う定評こそが、クロ・ド・ヴージョの修飾子に必ずなっていた訳です。本当に様々な味わいが有るのがクロ・ド・ヴージョと言うグラン・クリュだと言えます。


 フランソワ・ラマルシュのクロ・ド・ヴージョは、ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部と言う、「ブレンド型」の典型とも言えるワインです。これですと、まさに「クロ・ド・ヴージョ」そのものを表現したキュヴェと言えるんじゃないかと思うんですね。エシェゾ-は特にそうですが、単独のリューディで仕込めるのはデュ・ドスュ位で、その他は上部・下部でブレンドしないとバランスが良く無いと言われています。

 エージェント情報によりますと、2016年はクロ・ド・ヴージョがかなり良いとのこと・・まぁ、確かめる訳にはいかないんですが、リアルワインガイド第63号もポテンシャル 96+ポイントと物凄い評価です。ポイント対価格では一押しですね。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

14951
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
ブドウ品種:ピノノワール 畑・土壌:1.35ヘクタール 東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年 生産量:7000本(もっとも多い年で)
ワイン:80~100%除梗
15~18日間、温度管理のできる木製開放槽でキュヴェゾン。清澄、ろ過はしない。16~20ヶ月のオーク樽熟成(新樽比率60%~100%) シャン・トラヴェルサン、クルー、クロ・サン・ドゥニの3区画です。そのエネルギーやパワーの大きさを示す複雑な要素を持っていて、エシェゾーのさらに完璧な形のワインです。品質面で、このドメーヌのグランエシェゾーと張り合えます。『InsideBurgundy』 Jasper Morris著より抜粋

リアルワインガイド67号 今飲んで95+ ポテンシャル 96+
飲み頃予想 2020~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,650 (外税) 
【リアルワインガイド第67号は2016年ものと評点は同じでした!】
 流石にグラン=ゼシェゾーの評価には及びませんが、3つのリューディの葡萄を混ぜてバランスの良いエシェゾーを造り出す、昔からの方法で生まれるエシェゾーです。

 少ないので申し訳ありませんがお一人様1本限定でお願いします。

 以下は以前のレヴューです。
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【こちらもクロ・ド・ヴージョと同様、ポテンシャル96+と非常に高い評価です!】

 あの素晴らしいオート=コートを飲めば、2016年のフランソワ・ラマルシュが一体どんなワインなのかは想像がつきます。むしろラマルシュのワインは、下のクラスから最上クラスまでものの見事に一貫していると言えますから、畑の特徴・葡萄のポテンシャルがそのまま評価に現れると言って良いかと思います。

 このエシェゾーも、北側(ミュジニー側)上部の「シャン・トラベルサン」と、南側上部の「レ・クルー」、南側下部の「クロ・サン=ドニ」をブレンドしていますんで、バランスの良いエシェゾーに仕上がっていることが予想されます。どうやら様々な情報からは、ラマルシュではこの年エシェゾーを12樽仕込めたようです。

 でも12樽とは言っても最大で3200本位でしょうから、多く出来る年で7000本だとするとほぼ半分、決して多くは無いですよね。

 リアルワインガイド第63号は今飲んで 95+、ポテンシャル 96+ 飲み頃予想 今~2055 と、飲み頃予想以外はクロ・ド・ヴージョと同様です。MW のジャスパー・モリス氏も 92~95Points の評価をしているようです。2016年ものは数が無いのか・・評価も余り見当たりません。

 クロ・ド・ヴージョとの違いは、飲み頃が「今~」になっている部分でしょう。今飲んでも充分に良さが判る仕上がり・・と言うことで、こちらも期待度が高いです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!



2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショーム

14945
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタールマルコンソールとクロ・デ・レアの間に位置する区画、東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:3000本
リアルワインガイド67号 今飲んで 93 ポテンシャル 94
飲み頃予想 今~2040
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,750 (外税) 
【現在はドメーヌ・メオ=カミュゼも造るレ・ショーム!・・素晴らしいそうです!】
 飲んでいないものは安易に書けないですんで、一般論に終始してしまう訳で・・余り書きたくないんですが、レ・ショームは思い出深いワインなので書いてしまいますね。まあ、今まで何度も書いてますけどね。

 noisyもまだまだ駆け出しに過ぎない若いころ、ジャン・タルディの1986年ものを仕入れたんですね。安かったと思いますよ。勿論、メオ=カミュゼから借りた畑でメタヤージュしていた訳です。

 そのワインをま~・・PKさんが酷評していましてね・・。

「ん?・・そんなに悪く言うんだ?・・じゃ、飲んでみよ・・」

 まぁへそ曲がりで天邪鬼ですから・・でもPKさんと言えばもう・・ワイン界では天上のお人で、正しいことしか言わないと信じている方が大勢いらっしゃいましたから。

 で飲んでみると、これが滅茶旨いんですよ。素晴らしいワインでした。

 それからですね・・人の言うことは、聞くけれど鵜呑みにはしない。自分で確かめるしかないと・・。ワイン屋なのに飲まない。自分で開けないで飲んだふり。なんだそりゃ?・・ってなもんです。それからですね、今のようなスタイルになった訳です・・って言いながらこのワインも飲んじゃいないですけどね。

 ワイン屋だからって、100%全てのワインを飲んでいる訳では有りません。それは無理と言うものです。それでも何とか飲もうと努力を続ければ、3年に一度くらいはなんだかんだで飲めてしまうものなんですね。


 脱線してしまいましたが、そんなレ・ショームです。若い時はやや表情に乏しいが、それでも旨味が乗っていた良いワインをジャン・タルディは造っていました。現在はメオ=カミュゼが造っていますが、昨今のメオは化け物ですから・・もし覚えていたら飲んでみてください。

 フランソワ・ラマルシュのレ・ショームは、やはりそんなジャン・タルディやメオ=カミュゼとも、全く違う個性を見せてくれます。やはり「超エレガンス」で「ふんわりと優しいエキス中心」の味わいです。

 1級レ・マルコンソール、特級ラ・ターシュ、1級クロ・デ・レアに接した畑ですから・・そして南側はニュイ=サン=ジョルジュに接していますから・・正にそう言う味わいがします・・(^^; って言っちゃずるいですが、そのそれぞれを飲めば何となく理解できるんですよ。ニュイ=サン=ジョルジュ側、南側は村名オ・バ・ド・コンブで、やや乾いた感じの土のニュアンスと軽いハーブのニュアンスが入りますが、そっちの個性が1/3位入るのがレ・ショームかなと思ってます。

 リアルワインガイドは94ですから・・ニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・クラと同ポイントで、ほぼ同様だと理解して良いと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Cras
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・クラ

14949
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

お一人様1本限定
リアルワインガイド67号 今飲んで93 ポテンシャル 94
飲み頃予想 2020~2043
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,150 (外税) 
【日本にはほぼ・・入って来ていないキュヴェです!】
 ニュイ=サン=ジョルジュの1級、レ・クラです。ヴォーヌ=ロマネ村に接している「1級オ・ブード」と、「1級ラ・リシュモンヌ」に挟まれた畑です。noisy も残念ながらこれは・・おそらく飲んだことが無いです。もし昔に飲んだことが有ったとしても覚えていない・・と言うことは、大した感情が生まれなかったと言うことなのでしょう。

 しかしながら2015年ものも、この2017年ものもリアルワインガイドはポテンシャル94ポイントと非常に・・高い評価です。フランソワ・ラマルシュのラインナップから言えば、最も力強さの有るワインかと想像しますが、ラマルシュの場合はそもそもすべてが優しいですから・・。微細な表現でそのテロワールをどう表現しているか、興味が出て来てしまいました。以前はリアルでも、

「日本未輸入」

になってました。ご検討くださいませ。



 以下は別のキュヴェの以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Vosne-Romanee Village
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィラージュ

14944
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.88ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
レ・シャランダン、レ・ボシエール、レ・プレ・ドゥ・ラ・フォリー、オー・レア、オ・ドゥス・ドゥ・ラ・リヴィエールの4区画。
樹齢:平均40年
生産量:5000本
リアルワインガイド67号 今飲んで92+ ポテンシャル93
飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,700 (外税) 
【超ふんわりのヴォーヌ=ロマネ!?・・まだこんなプライスで購入できます!】
 数が無いので飲めないし・・写真も余り撮れませんので、左はオート=コート・ド・ニュイの写真を掲載しています。見切れてしまっていますが2017年です。

 何せ2本しか有りませんので・・はい。このヴィラージュは、ヴォーヌ=ロマネの国道の西側に有る村名畑を、北から南まで、4箇所の畑をブレンドしたものです。

 まぁ、以前扱わせていただいていたドメーヌ・ビゾと比較すると半分くらいの価格設定ですから、非常にリーズナブルだと言うことが判ります。

 リアルワインガイド第67号は、

「何だか次の次元に来てしまったようだ」

とレヴューしています。


 まぁ、言ってしまえばACブルも全く同じ・・(^^;; そのまんま村名ワインを造っただけ・・と言えるでしょう。でもその差は一目瞭然なんですね・・。不思議ですよね・・ワインって!お早めにどうぞ。


2017 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ

14943
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定・・+限定条件の無いものと一緒にお願いします。

お一人様1本限定・・+限定条件の無いものと一緒にお願いします。
■エージェント情報
畑・土壌:1.53ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均30年生産量:7000本
リアルワインガイド第67号 今飲んで89+ ポテンシャル 90
飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,050 (外税) 


2017 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

14942
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定・・+限定条件の無いものと一緒にお願いします。

お一人様1本限定・・+限定条件の無いものと一緒にお願いします。
■エージェント情報
 畑・土壌:0.98ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
フラジェ=エシェゾー村の1区画とヴォーヌ・ロマネ村の4区画から構成。樹齢:平均30年生産量:6000本
リアルワインガイド第67号 今飲んで90 ポテンシャル 90
飲み頃予想 今~2033
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,790 (外税) 
【ふんわりとしたやや淡く柔らかなA.C.ブルと、それを僅かに硬質にしたオート=コート!】
 やっぱり美味しい!・・ラマルシュらしさ全開のオート=コート2017年です。

 今回は全然増えてくれないのでA.C.ブルを飲むのは止めました・・。だって・・恨まれちゃいますから・・。

 2017年らしい、透明感の凄いミネラリティを多く持っています・・って、これもヴィンテージの特徴なのかもしれない・・と考えてもいますんで・・。

 柔らかく、どこかナイーブさを持つラマルシュ的味わいを透明な艶々したテクスチュアのミネラルでコーティングしたかのようなテクスチュアで、滅茶美味しいです!

 もし早めに飲まれるのでしたら、品温が下がり過ぎないように気を付けましょうね。やはり低くても15度ほどまで持って行って欲しいですね。それ以上まで持っていければ、さらなる多幸感を得られると思います。

 飲めなかったA.C.ブルですが・・リアル的には、「お化けACブル」だそうです。ん・・何となくですがイメージ出来ますよね?・・完売必至ですのでお早めに・・あと、本数制限が有りますのでお守りくださいますよう、必ずお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【フランソワ・ラマルシュの超エレガンスはこのACブルで充分に感じられるはずです!・・飲みたい!】

 超と言うか、激と言うべきかは判りませんが、フランソワ・ラマルシュのACブルのエレガンスには参ってしまいますよね。チャーミング・・・と言う言葉はワインの世界では、余り良い意味では使われない場合が多くを占める訳ですが、それでも、

「実に可愛らしい・・・愛らしい・・愛おしいワイン!」

と思ってしまうんですね・・。


 何しろヴォーヌ=ロマネ、フラジェ=エシェゾーのACブルゴーニュの畑からのワインですからね・・。他の村のワインとは、一味違う訳です。2013年や2014年もののACブルゴーニュのグラス写真を見れば、

「・・薄っ!」

と思わず言葉が出ちゃうでしょう。


 そうなんですよ・・フランソワ・ラマルシュの場合、サクッと絞ってサラッと醸造しますんで、葡萄のエキスは一番良い部分だけで出来ている感じがする訳です。

 強さなど求めていない・・ただ葡萄を絞ってワインにしただけ・・なんですが、それこそが私たちの求めるブルゴーニュ・ピノ・ノワールの味わいで有り、無理にアレコレ弄り回された手垢だらけだと、どこかに違和感を持ってしまう訳ですね。

 潔く、美しく、実は奥深い味わいです。2016年ものは少ないです。お早めにゲットされてください。価格も安いと思います!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショーム

14024
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタールマルコンソールとクロ・デ・レアの間に位置する区画、東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:3000本
リアルワインガイド63号 今飲んで 92+ ポテンシャル 93+
飲み頃予想 今~2040
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,780 (外税) 
【現在はドメーヌ・メオ=カミュゼも造るレ・ショーム!・・素晴らしいそうです!】
 飲んでいないものは安易に書けないですんで、一般論に終始してしまう訳で・・余り書きたくないんですが、レ・ショームは思い出深いワインなので書いてしまいますね。まあ、今まで何度も書いてますけどね。

 noisyもまだまだ駆け出しに過ぎない若いころ、ジャン・タルディの1986年ものを仕入れたんですね。安かったと思いますよ。勿論、メオ=カミュゼから借りた畑でメタヤージュしていた訳です。

 そのワインをま~・・PKさんが酷評していましてね・・。

「ん?・・そんなに悪く言うんだ?・・じゃ、飲んでみよ・・」

 まぁへそ曲がりで天邪鬼ですから・・でもPKさんと言えばもう・・ワイン界では天上のお人で、正しいことしか言わないと信じている方が大勢いらっしゃいましたから。

 で飲んでみると、これが滅茶旨いんですよ。素晴らしいワインでした。

 それからですね・・人の言うことは、聞くけれど鵜呑みにはしない。自分で確かめるしかないと・・。ワイン屋なのに飲まない。自分で開けないで飲んだふり。なんだそりゃ?・・ってなもんです。それからですね、今のようなスタイルになった訳です・・って言いながらこのワインも飲んじゃいないですけどね。

 ワイン屋だからって、100%全てのワインを飲んでいる訳では有りません。それは無理と言うものです。それでも何とか飲もうと努力を続ければ、3年に一度くらいはなんだかんだで飲めてしまうものなんですね。


 脱線してしまいましたが、そんなレ・ショームです。若い時はやや表情に乏しいが、それでも旨味が乗っていた良いワインをジャン・タルディは造っていました。現在はメオ=カミュゼが造っていますが、昨今のメオは化け物ですから・・もし覚えていたら飲んでみてください。

 フランソワ・ラマルシュのレ・ショームは、やはりそんなジャン・タルディやメオ=カミュゼとも、全く違う個性を見せてくれます。やはり「超エレガンス」で「ふんわりと優しいエキス中心」の味わいです。

 1級レ・マルコンソール、特級ラ・ターシュ、1級クロ・デ・レアに接した畑ですから・・そして南側はニュイ=サン=ジョルジュに接していますから・・正にそう言う味わいがします・・(^^; って言っちゃずるいですが、そのそれぞれを飲めば何となく理解できるんですよ。ニュイ=サン=ジョルジュ側、南側は村名オ・バ・ド・コンブで、やや乾いた感じの土のニュアンスと軽いハーブのニュアンスが入りますが、そっちの個性が1/3位入るのがレ・ショームかなと思ってます。

 リアルワインガイドは93+ですから・・ニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・クラの方がポイントが高いですが、ほぼ同様だと理解して良いと思います。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

14025
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール マルコンソールとクロ・デ・レアの間に位置する区画、東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:3000本
リアルワインガイド63号 今飲んで 94 ポテンシャル 95
飲み頃予想 今~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,350 (外税) 
【今までで最高評価??リアルワインガイド第63号は、今飲んで 94 、ポテンシャル95 飲み頃予想 今~2045!】
 如何にワイン屋をやってるから・・とは言っても、素晴らしいレ・マルコンソールやレ・スショと言ったヴォーヌ=ロマネの珠玉の1級畑クラスになると、おいそれとはテイスティング出来る状況では無くなって来ています。価格の上昇も有りますが、何と言っても仕入れられる数量が減ってしまっているから・・ですね。1~3本しか入荷しないものを常に自分で開けていると、それは商売では無く趣味・・になってしまい、続けることは不可能になってしまう訳です。

 昔はそれでも、若いと硬くて全然美味しく無い(と勝手に思っていた)ボルドーワインが日本の主流でしたから、インターネットでショップを開いた1998年には、ほぼほぼブルゴーニュ専門店でスタートしています。なので、非常に偏ったへんちくりんなショップだった訳です。

 それが今では・・ね・・。思った通りでは有った訳ですが、ブルゴーニュワインファンの増加で何とかなっちゃっているのと引き換えに、上級ワインのテイスティングが出来なくなっちゃってます。大昔はそれでもブルゴーニュワインのインポーターさんも年に一度は試飲会もやられてましたから、自分で開けるとか言う前に、一度は何とか飲めた訳です。今の時代じゃ考えられないことです。2016年ものは結局出来なかったロベール・シリュグのグラン=ゼシェゾーもケース単位のお取引でしたんで、しっかり飲んでご案内もしていましたし、今じゃもうどうにもならないフーリエのグリオットもテイスティング販売・・。有る年は4ケースも仕入れてました。

 なので、マルコンソールやスショは少し下に見る癖が無いとは言えない訳ですが、昨今はどうですかね・・。グラン・クリュに劣らないワインになったと言っても過言ではないかと思うんですね。

 ご存知の通りこのレ・スショは南にロマネ=サン=ヴィヴァン、リッシュブール、北側にエシェゾ-と言う恵まれた立地をしています。やや窪地になるので、ここだけが1級と言う・・ちょっと不思議な畑では有ります。窪地ったってほぼ下部だけですから、しっかり選果をすればグラン・クリュ並みになってしかるべき畑なんですね。是非一度グーグルマップ、アースでご覧ください。

 でリアルワインガイド第63号は、おそらく今までの最高評価で有るポテンシャル95ポイントを付けています。・・あ、ラマルシュさんのワインの場合、リアルワインガイドも飲み頃はほぼ常に「今~」になっています。若くても美味しく飲めちゃう・・と言う判断何ですね。

 テイスターとしますと、95ポイントから上の評価を付けるのは、一瞬ためらうもの・・です。少なくともnoisy の場合はそうです。一旦自分の中で、

「・・良いのか?・・間違いないか?」

と飲み込んで確認し、行けるとなったら付けますが、悩むようなら下げざるを得ない訳です。


 そもそもは95点などと言うのは基本的にはグラン・クリュに付けるポイントなんですね。エチケットを見ないことにして、ただただワインの表現に対しての評価をした場合に、そんなことが起きうる・・と言うことになります。素晴らしいワインだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Vosne-Romanee 1er Cru la Crox Rameau
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモー

14026
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本
■エージェント情報
畑・土壌:0.21ヘクタール ロマネ・サン・ヴィヴァンに食い込んだ小区画クロワ・ラモー。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:900本
リアルワインガイド63号 今飲んで 94+ ポテンシャル 95+
飲み頃予想 今~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,900 (外税) 
【プティ・ロマネ=サン=ヴィヴァンです。】
 まぁ、誰が生産者でも・・いや、元々3軒しかいませんが、そうそうは当たることが少ないワインだったラ・クロワ・ラモーです。昨今は皆さん、一生懸命に造りますんで状況が全然変わりましたよね。

 そうだなぁ・・本当に素晴らしいロマネ=サン=ヴィヴァンからは、凄みを引いたらクロワ・ラモーになるかもしれません。でも相手が並みのロマネ=サン=ヴィヴァンだったら凌駕することも有るかと思います。

 でもリアル63号は95+と言う評価ですからね。こうなると、如何に平地にある小区画とは言え、「凄みを引いたらクロワ・ラモー」などとは言い切れないかもしれませんね。

 もしフランソワ・ラマルシュの超エレガンスなふんわりワインがお好みなら、これ以上の選択は無いかもしれません。少なくともラ・クロワ・ラモーの品質的なトップ生産者で有ることは間違いないでしょう。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

14029
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様1本限定
■エージェント情報
畑・土壌:1.35ヘクタール
ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部の区画から成る。東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年
リアルワインガイド63号 今飲んで95+ ポテンシャル 96+
飲み頃予想 2020~2058
750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【2016年はクロ・ド・ヴージョの年?】
 クロ・ド・ヴージョと言うワインは、やはり粗品とグレートなものが混じりあうイメージが有ると思います。何しろ標高の高い畑はミュジニーやグラン=ゼシェゾーに接する訳ですし、最下部はほぼ平地の水膨れしやすい果実に成りやすく、嫌がられる訳ですね。

 最上部はやはり最高の評価になります。中部はその次・・下部が続き、最下部は避けられる感じです。ですが・・中々一辺倒な評価では無いのが面白いところで、良い年のクロ・ド・ヴージョは最下部でも素晴らしいワインに仕上げたキュヴェも散見されました。名手で名高かったジャン・ラフェは最下部の所有でしたし、あのショパン・グロフィエは最下部では無いものの下部ながら、素晴らしいクロ・ド・ヴージョを醸していました。

 また、単独で最上部、上部だけのクロ・ド・ヴージョを造った場合と、上部・中部・下部のブレンドで造ったものでも大きな違いが有り、どれが良いのか?・・と言うのは結局は、

「何というドメーヌのクロ・ド・ヴージョが良い」

と言う定評こそが、クロ・ド・ヴージョの修飾子に必ずなっていた訳です。本当に様々な味わいが有るのがクロ・ド・ヴージョと言うグラン・クリュだと言えます。


 フランソワ・ラマルシュのクロ・ド・ヴージョは、ミュジニー側斜面上部、エシェゾー側斜面中部、斜面下部と言う、「ブレンド型」の典型とも言えるワインです。これですと、まさに「クロ・ド・ヴージョ」そのものを表現したキュヴェと言えるんじゃないかと思うんですね。エシェゾ-は特にそうですが、単独のリューディで仕込めるのはデュ・ドスュ位で、その他は上部・下部でブレンドしないとバランスが良く無いと言われています。

 エージェント情報によりますと、2016年はクロ・ド・ヴージョがかなり良いとのこと・・まぁ、確かめる訳にはいかないんですが、リアルワインガイド第63号もポテンシャル 96+ポイントと物凄い評価です。ポイント対価格では一押しですね。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Vosne-Romanee 1er Cru les Malconsorts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・マルコンソール

14027
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様1本限定+ラマルシュ以外の限定条件の無いワイン1本
■エージェント情報
畑・土壌:0.5ヘクタール特級畑ラ・ターシュに隣接した区画マルコンソール内、
ラマルシュ家は斜面の上部と下部の2区画を所有しています。東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均40年生産量:2600本
リアルワインガイド63号 今飲んで 95 ポテンシャル 96
飲み頃予想 今~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,900 (外税) 
【ヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰!?リアルワインガイド第63号はポテンシャル96ポイントと凄い評価を続けています!】
 いや~・・飲みたいですね~・・このワインは!・・誰か飲ませてくれないかなぁ・・。

 そもそもは真のラ・ターシュの畑に大きく接している稀有な1級畑です。現在のラ・ターシュは大部分がレ・ゴーディショでした。大昔はラ・ロマネ=コンティとラ・ターシュはかなり離れていた訳です。D.R.C.が品質的にラ・ターシュとレ・ゴーディショの差が無いと捩じ込んで、レ・ゴーディショはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュと言う名前になったんですね。

 ですんで、本当のラ・ターシュに大きく接しているのはレ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュで有って、その次がこのレ・マルコンソールと言うことになります。

 それにヴォーヌ=ロマネ1級の最高峰などと書きましたが、これには異論の有る方もいらっしゃるかもしれません。あの神様が開いた畑「クロ・パラントー」が有りますからね。

 それでもこのレ・マルコンソール(オ・マルコンソール)の輝きが鈍くなることは無いと思います。クロパラはやはり皆さんの「念」や「集合意識」がどうしても絡みますから・・もし本当に素晴らしいマルコンソールに出会えたとしたら、

「私のトップはマルコンソール!」

と言うことになると思います。


 そしてその可能性が高いのがこのフランソワ・ラマルシュのレ・マルコンソールです。リアルワインガイド第63号は何と二年続けてポテンシャル96ポイントです。これで1級ですから・・ね。個性は違ったとしてもロマネ=サン=ヴィヴァン並みの仕上がりかと思います。ご堪能くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

14030
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
ブドウ品種:ピノノワール 畑・土壌:1.35ヘクタール 東向きの粘土石灰質土壌 樹齢:平均30年 生産量:7000本(もっとも多い年で)
ワイン:80~100%除梗
15~18日間、温度管理のできる木製開放槽でキュヴェゾン。清澄、ろ過はしない。16~20ヶ月のオーク樽熟成(新樽比率60%~100%) シャン・トラヴェルサン、クルー、クロ・サン・ドゥニの3区画です。そのエネルギーやパワーの大きさを示す複雑な要素を持っていて、エシェゾーのさらに完璧な形のワインです。品質面で、このドメーヌのグランエシェゾーと張り合えます。『InsideBurgundy』 Jasper Morris著より抜粋

リアルワインガイド63号 今飲んで95+ ポテンシャル 96+
飲み頃予想 今~2055
750ML 在庫    ご注文数   本
¥19,990 (外税) 
【こちらもクロ・ド・ヴージョと同様、ポテンシャル96+と非常に高い評価です!】
 あの素晴らしいオート=コートを飲めば、2016年のフランソワ・ラマルシュが一体どんなワインなのかは想像がつきます。むしろラマルシュのワインは、下のクラスから最上クラスまでものの見事に一貫していると言えますから、畑の特徴・葡萄のポテンシャルがそのまま評価に現れると言って良いかと思います。

 このエシェゾーも、北側(ミュジニー側)上部の「シャン・トラベルサン」と、南側上部の「レ・クルー」、南側下部の「クロ・サン=ドニ」をブレンドしていますんで、バランスの良いエシェゾーに仕上がっていることが予想されます。どうやら様々な情報からは、ラマルシュではこの年エシェゾーを12樽仕込めたようです。

 でも12樽とは言っても最大で3200本位でしょうから、多く出来る年で7000本だとするとほぼ半分、決して多くは無いですよね。

 リアルワインガイド第63号は今飲んで 95+、ポテンシャル 96+ 飲み頃予想 今~2055 と、飲み頃予想以外はクロ・ド・ヴージョと同様です。MW のジャスパー・モリス氏も 92~95Points の評価をしているようです。2016年ものは数が無いのか・・評価も余り見当たりません。

 クロ・ド・ヴージョとの違いは、飲み頃が「今~」になっている部分でしょう。今飲んでも充分に良さが判る仕上がり・・と言うことで、こちらも期待度が高いです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Cras
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・クラ

14028
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様1本限定
リアルワインガイド63号 今飲んで92 ポテンシャル 94
飲み頃予想 今~2043
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,950 (外税) 
【日本にはほぼ・・入って来ていないキュヴェです!】
 ニュイ=サン=ジョルジュの1級、レ・クラです。ヴォーヌ=ロマネ村に接している「1級オ・ブード」と、「1級ラ・リシュモンヌ」に挟まれた畑です。noisy も残念ながらこれは・・おそらく飲んだことが無いです。もし昔に飲んだことが有ったとしても覚えていない・・と言うことは、大した感情が生まれなかったと言うことなのでしょう。

 しかしながら2015年ものも、この2016年ものもリアルワインガイドはポテンシャル94ポイントと非常に・・高い評価です。フランソワ・ラマルシュのラインナップから言えば、最も力強さの有るワインかと想像しますが、ラマルシュの場合はそもそもすべてが優しいですから・・。微細な表現でそのテロワールをどう表現しているか、興味が出て来てしまいました。以前はリアルでも、

「日本未輸入」

になってました。ご検討くださいませ。



 以下は別のキュヴェの以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Vosne-Romanee Village
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィラージュ

14023
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:0.88ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
レ・シャランダン、レ・ボシエール、レ・プレ・ドゥ・ラ・フォリー、オー・レア、オ・ドゥス・ドゥ・ラ・リヴィエールの4区画。
樹齢:平均40年
生産量:5000本
リアルワインガイド63号 今飲んで91+ ポテンシャル92+
飲み頃予想 今~2038
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,480 (外税) 
【超ふんわりのヴォーヌ=ロマネ!?・・まだこんなプライスで購入できます!】
 数が無いので飲めないし・・写真も余り撮れませんので、左はオート=コート・ド・ニュイの超ドアップな写真を掲載しています。見切れてしまっていますが勿論2016年です。

 何せ2本しか有りませんので・・はい。このヴィラージュは、ヴォーヌ=ロマネの国道の西側に有る村名畑を、北から南まで、4箇所の畑をブレンドしたものです。

 まぁ、以前扱わせていただいていたドメーヌ・ビゾと比較すると半分くらいの価格設定ですから、非常にリーズナブルだと言うことが判ります。

 リアルワインガイド第63号は、

「ナチュラルで柔らかくふんわり!ちょっとした異次元を体験してほしい」

のようにレヴューしています。


 まぁ、言ってしまえばACブルも全く同じ・・(^^;; そのまんま村名ワインを造っただけ・・と言えるでしょう。でもその差は一目瞭然なんですね・・。不思議ですよね・・ワインって!お早めにどうぞ。


2016 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ

14022
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

申し訳ありませんがお一人様1本限定です。
■エージェント情報
畑・土壌:1.53ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
樹齢:平均30年生産量:7000本
リアルワインガイド第63号 今飲んで89+ ポテンシャル 90
飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,990 (外税) 
【うわおっ!・・と声を上げてしまうでしょう!・・精緻さとフィネスに官能を加えた溢れるアロマ!素晴らしいです!】
 さぁ・・じっくりとグラスの写真を見比べてみてください。2015年ものと比較すると・・どのように見えるでしょうか?写真としますと2016年ものは黄色がやや強く出てはいます。

「ん?・・余り変わらないんじゃん?」

「・・いや、2016年ものはやや濃いか?」

「色合いはやや黒味が入ってるか?単純な透明度は2015年に歩が有るから、その分2016年ものは細やかなタンニンが出てるかも」

などなど、様々なご意見が有るかと思います。


 まず、ファーストノーズで・・声が出てしまうと思います。2015年までのオート=コート・ド・ニュイには感じられなかった葡萄自体の熟度の高さが有り、それ故か、フィネスに加えて「官能感」さえ漂っています。

 タンニンは有るのでしょうが、敢えて言葉にすることも無いレベルです。勿論、非常に高質です。そして今までと同様に、

「全く残糖感の無い見事なまでのドライな味わい」

に加え、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールならではの美しいスタイルを見せるべくの葡萄の熟度と糖度、アルコール度のみごとなバランス」

に驚きを感じます。


 遭えて言うなら、2015年までのフランソワ・ラマルシュの若い段階での「官能感」が出ている・・と言うことは、例年よりも収穫のタイミングが遅くなり、その分、色合いに黒みが入った結果だろうと言うことです。勿論、今まででも少し熟が入ってくるとヴォーヌ=ロマネ的な官能感がグググっと出て来た訳です。

 このエキス感たっぷりな非常にドライな味わい、そしてこの官能感は、ブルゴーニュファンを狂わせるのには持って来い!・・です。例年、ACブルよりも大柄でクラス上の優れた味わいを見せるオート=コート・ド・ニュイでは有りますが、2016年ものは、

「もはや村名?」

と感じてしまう方も多いかな?とさえ思います。素晴らしい出来でした!


 ただし現在は徐々に締まる方向にいますので、

「野菜の和風サラダ」

とかはよりハードに、よりドライに感じさせますので、厳しさを感じるかもしれません。

 しかしながら、そこに肉系のものが何かしら有りますと、

「ワインがとても甘美に感じる」

ので、素晴らしいマリアージュになると思います。

 数が無いので限定数量になりますが、是非お早めにご検討くださいませ。超お勧めします!素晴らしい!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2017 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

14952
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
お一人様1本限定

お一人様1本限定
■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年生産量:1200本
リアルワインガイド67号 今飲んで 96+ ポテンシャル 97+
飲み頃予想 2022~2055
750ML 在庫    ご注文数   本
¥41,990 (外税) 
【リアルワインガイド誌だけじゃ無く海外メディアも高評価!】
 フランソワ・ラマルシュのラインナップでは二番目に高価なのがこのグラン=ゼシェゾーです。2017年ものはリアルがポテンシャル96+と弾けてますが・・これは後述のエマニュエル・ルジェ2011年ヴォーヌ=ロマネ1級クロ・パラントーよりも高評価ですが・・海外のメディアも上値で95ポイントまでは付けています(Vinos等)。

 バーガウンド・ドット・コム辺りはラ・グランド・リュの評価には偏見じゃないかと思えるような感じもしますが、一般に認知されているグラン=ゼシェゾーには、素直に上値94ポイント、付けてます。

 確かにヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュは、D.R.C.のモノポールが有りますから、他の造り手はそれ以外でしか勝負出来ないんですね。リッシュブール、ロマネ=サン=ヴィヴァンに限定されます。エシェゾー、グラン=ゼシェゾーはヴォーヌ=ロマネの扱いにはなりますが、正確にはフラジェ=エシェゾー村です。

 しかしながらこのフランソワ・ラマルシュに限っては、あのラ・グランド・リュを所有していますから・・他のドメーヌとは少し異なる訳です。

 先日、ラミーの希少な2017年オート・デンシテを飲ませていただきました。・・感動ものでした・・いや、全然早いですけどね。

 でも、例えばラミーのクリオ=バタールの畑はドーヴネ所有の畑と接しています。つまり、ラミーはドーヴネがどのように畑の仕立て、仕事をしているかを熟知している訳です。そして実際・・少し離れてその並びを見たら、どっちがどっちの畑だか見分けが付かないような感じだそうですよ。・・寄れば密植度が異なりますんで判るんでしょうけど。伸びた弦を切らないルロワの畑はもう・・上の針金でグッチャグチャだそうです。

 つまり、ラマルシュもまた・・同じだと思うんですね。D.R.C.を見て、己を振り返り、自身の良さを残しつつ改革して行き、今に至っていると考えられます。

 素晴らしいグラン=ゼシェゾーだと思われます。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【泣く子も黙るかグラン=ゼシェゾー!・・ポテンシャル 97+です!】

 例えばどうでしょう・・もしリアルワインガイドでドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティのレヴューを毎年やっていたら、世の中は少しでも変わるかもと・・思われますか?

 noisy などは「やって欲しいな~」などと軽く考えてしまいますが、そのテイスティングの資金だけでも大変なことになってしまいますから難しいですよね。

 さらにはその周りを考えてみると・・まずは・・これはD.R.C.では無いですが「ラ・ロマネ」とD.R.C.の「ラ・ターシュ」でしょうか?ここは流石に出ては来ません。ラ・ロマネは昔は3~4万円で販売していましたが、いまやもう・・ですし、ラ・ターシュは5万円ほどでしたが全く同様です。

 それでもリッシュブールは時折出てくる可能性も有りますし、このフランソワ・ラマルシュの「偉大なる抜け道」「ラ・グランド・リュ」と、「グラン=ゼシェゾー」がそれに続くか、もしくは同格か?と言うことになりますから、ここのテイスティングをしていると言うこと自体が凄いことなんじゃないかと思うんですね。

 フランソワ・ラマルシュのグラン=ゼシェゾーは、以前は半額で購入できましたが・・品質はどうだったでしょうか。やはりそれなりだったと判断できます。

 今やもうこのグラン=ゼシェゾーは、リアルワインガイド第63号でもポテンシャル 97+点と言う物凄い評価がされています。そりゃ半額なら嬉しいですが、そうはならないのがこのワインの世界です。97+点か・・飲みたいなぁ・・!非常に少ないのでお早めにご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
━━━━━
【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

14021
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様2本まででお願いします。
■エージェント情報
 畑・土壌:0.98ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌
フラジェ=エシェゾー村の1区画とヴォーヌ・ロマネ村の4区画から構成。樹齢:平均30年生産量:6000本
リアルワインガイド第63号 今飲んで89 ポテンシャル 89+
飲み頃予想 今~2033
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,790 (外税) 
【フランソワ・ラマルシュの超エレガンスはこのACブルで充分に感じられるはずです!・・飲みたい!】
 超と言うか、激と言うべきかは判りませんが、フランソワ・ラマルシュのACブルのエレガンスには参ってしまいますよね。チャーミング・・・と言う言葉はワインの世界では、余り良い意味では使われない場合が多くを占める訳ですが、それでも、

「実に可愛らしい・・・愛らしい・・愛おしいワイン!」

と思ってしまうんですね・・。


 何しろヴォーヌ=ロマネ、フラジェ=エシェゾーのACブルゴーニュの畑からのワインですからね・・。他の村のワインとは、一味違う訳です。2013年や2014年もののACブルゴーニュのグラス写真を見れば、

「・・薄っ!」

と思わず言葉が出ちゃうでしょう。


 そうなんですよ・・フランソワ・ラマルシュの場合、サクッと絞ってサラッと醸造しますんで、葡萄のエキスは一番良い部分だけで出来ている感じがする訳です。

 強さなど求めていない・・ただ葡萄を絞ってワインにしただけ・・なんですが、それこそが私たちの求めるブルゴーニュ・ピノ・ノワールの味わいで有り、無理にアレコレ弄り回された手垢だらけだと、どこかに違和感を持ってしまう訳ですね。

 潔く、美しく、実は奥深い味わいです。2016年ものは少ないです。お早めにゲットされてください。価格も安いと思います!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】
 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせるようなオート=コートの淡い色合いも、やや濃くなったとは言えそれでも淡い2014年の色合いも、やや涼し気で標高の高いオート=コートの特徴を見事に表していました。勿論、無理な抽出は一切しない「超エレガント」なフランソワ・ラマルシュの味わいはそのままです。


 2015年ものはようやく・・他の造り手から言わせればまだまだ淡い色合いなのでしょうが、それでもそれまでよりもやや熟したタイミングでの収穫だったことが判る色合いです。官能的なアロマが出て来ることを予感させる甘美な色合いでも有るかと思います。

 2015年ものは「甘い」と言う、ひとくくりにした意見も有りますが、それはあくまで「どっちが多いか?」位の比率の問題に過ぎないと思えるほど、

「非常にドライ」

です。


 ヴォーヌ=ロマネ近郊のワインを思わせる、まん丸なパレットを描き柔らかな・・強く無い「酸」が感じられます。やや閉じ気味ですが、やはり「超エレガントなフランソワ・ラマルシュ」の味わいは格別で、ピュアさにほんのりナチュラルさが溶け出している感じです。勿論、ビオでは許容度の高い揮発酸的ニュアンスが有りませんが、それでもそのまま開けて放っておけば、短い期間で揮発酸生成菌を拾い、お酢の香りをさせはじめるでしょう。それほどSo2は多く無い・・と言うか、酸化防止剤にあまり頼ってはいないニュートラルなニュアンスが有ります。


 勢いに任せてACブルも開けたい・・衝動にかられましたが、何せ1/2程度しかございませんで・・以前はオート=コートだけでも4ケースほどは来ていた訳ですから自重しました。

 オート=コートの仕上がりを見ると2015年のラマルシュは万全かと感じますが、2014年ものの方が

「判り易い」

仕上がりかな・・と思います。


 2015年ものは「超エレガント」にさらに磨きがかかったような感じですので、移動させてすぐ・・とか、品温調整を気にしないで荒く扱ったりすると・・

「ワインが拗ねてしまうかも・・」

と言うような危惧も有るかな・・と感じています。


 左の写真は、今まで何度かコラムでお伝えしていた、2014年から造っている・・と言うか、2014年、2015年造ったスペシャル・キュヴェです。2016年以降の生産はまだ聞いていません。一般には販売しないそうですが、何故か・・有りますね~。しかし、世界中見渡してもまず入手は不可能な状況です。

 この「la Grande Rue Cuvee 1959」と名付けられたスペシャル・キュヴェは、D.R.C.と交換したラ・ターシュ側にせり出した部分のみの畑で仕込まれたキュヴェで、どう見てもラ・ターシュの畑で有り、しかもラ・ロマネ=コンティのど真ん中と同高度の畑・・です。植え替えはしていないでしょうから植え付けはD.R.C.です。

 言わば、フランソワ・ラマルシュ作のラ・ターシュで有り、しかも広いラ・ターシュの畑で沢山造るのとは違い、僅かな畑でたった2樽、ブティーユ換算で約600本以下、実際にはブティーユは270本ほどらしいですが、それほどしか世の中に無いワインです。勿論、ラマルシュとしては、全力を結集して造られたと思われ、

「・・うぉ~!・・飲んでみて~!」

と・・思っちゃいますよね。


 まぁ、2015年にもこのスペシャル・キュヴェを造ったと言うことは、2015年も良い年だったと言うことの裏返しかな・・と期待しています。


 昨今はラマルシュの在庫も、あっという間に消えてしまいますので、是非お早めにご検討くださいませ。条件の有るワインは条件をお守りくださるようお願いいたします。




 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
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【ありえないほど、もう、べらぼうにエレガントです!良い葡萄だけを圧をかけずに軽~く絞った一番搾り!非常なる上質さをお楽しみください!】

 いや~・・素晴らしいです!・・飲んでいて身体がウキウキ、心がワクワクしちゃいます。美しい色ですよね~・・香りも実に柔らかく、スピードが有り、軽やかです!

 2014年のラマルシュのワインは、低価格ラインは何とかそれなりに確保出来たものの、上級ラインものは、今まで自由に買えたラ・グランド・リュでさえ実績を踏まえた割り当てになってしまいました。2013年ものでさえ、昨年のリリース当初は余り売れなかったんですよ。

 でも、noisy も頑張って声を大にして、

「ラマルシュ、凄く良いよ~!」

とアナウンスしてましたし、いつの間にか状況がコロッと変わってしまってまして、タイミングを見てラ・グランド・リュ2013年を追加しよう・・と思っていたところ、人気が出てしまいまして、結局追加出来なかったんですね。なので、2014年ものは昨年同様にしか来ないんです・・。難しいですね~・・ワインの世界は!


 で、さっそく飲んでみたんですね。時間が無いし、飲めるのはケース単位で届いたACブルとオート=コートだけです。

 そしたらまぁ・・

「絶妙に軽やか!重量感ゼロ!フリーランジュース感満載!あり得ないほどのエレガントさ!」

と言うACブルゴーニュ・ピノ・ノワールの素晴らしい味わいに、舞い上がってしまいました!


 これほどまでに軽やかで、でもヴォーヌ=ロマネ近郊のニュアンスを表現しつつ、超絶なエレガントさ、上質さ、純さだけをボトルに詰め込んだような素晴らしいものだったんですよ。今飲んでいても非常にウキウキしてしまうという・・非常に美味しいです!

 もっとも、それだけで終わるワインじゃ無いですよ。この超絶な軽やかさは徐々に低域の押し出しも身に着けて来るはずです。徐々に・・です。そしてこのエレガントさは失わないでしょう・・。こんなにあり得ないほどのエレガンスを持ったACブルゴーニュは、もう他には存在しえないだろうと・・思うんですね。

 そう言う意味においては、90点以上付けて良いワインだと思います。・・・だって、誰だって美味しい!・・と思うはずのワインをちゃんと評価しないといけないですよね。


 で、こちらはオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。同日のほぼ同時刻に抜栓しています。色合いがかなり違いますよね~?

 暖かな、軽やかな、柔らかい感じが伝わってくるACブルの色合いに比較すると、やや冷ややかで透明感が強く、純な「赤」が感じらるかと思います・・いや、人によって見え方は違うとは思いますけどね。少なくとも noisy には、そんな風に見えます。


 で、やっぱりそのまんま・・なんですよ。全体的なニュアンスはACブルとソックリで、非常にエレガント、軽やかで柔らかで純です!非常に旨いです。

 違うのは、ミネラリティの透明さ、わずかな冷ややかさ、鉄っぽさ、構造の大きさです。やはり大きさとしてじゃオート=コートの構造に分が有りますね。超低域と言うか、底の部分の重量感を最初から持っていると言うか、鉄っぽい重さと言うか・・そんなものが最初から備わっているんです。

 クリスタルっぽい透明なミネラリティも、ACブルゴーニュには無い部分かな・・と思います。これも実に素晴らしいです!


 柔らかく温かくヴォーヌ=ロマネっぽいスパイシーさのACブルと、やや冷ややかで透明感のあるミネラリティと鉄っぽさが有り、やや構造の大きいオート=コート・・・と言えるかと思います。

 まぁ・・そんなことを言いつつも、カミサンは、

「えっ?・・違うワインなの?・・判んない・・」

と言ってましたんで、まぁ・・非常に似ているっていうことなんでしょうね。少なくともこの非常なる上質さだけは似ていると言えます。


 下級クラスでこれですから・・上級クラスはどうなっちゃってるのか、非常に楽しみです。フランソワ・ラマルシュ、ついにトップ・ドメーヌに昇りつめたな・・と思わせてくれたワインでした。でもヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌでも、下級ワインをリーズナブルに・・・しかも全く手を抜かずにリリースしてくれることは、本当に素晴らしく、貴重なことだと思います。

 この素晴らしい、誰でも手が出せるクラスのワイン、是非とも飲んでみてください。一推しです!



 以下は前年のこのワインたちのレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネのドメーヌが持つエレガンス、フィネスをお楽しみください。素晴らしい仕上がりです!】


2013 Bourgogne Pinot Noir

 深夜の4時近くまで録画をついつい見てしまい、そろそろ風呂に入らんと・・などと思っていたら、

「・・ん?・・何か焦げ臭い・・火事か!」

と、そこから出火場所の特定に、狭いながらも我が家の中を確認に走り回り・・

「ん・・自分の家じゃない・・っつ~と隣家か!」

と、今度はご近所を確認するために外に出ると、異常なほどに焦げ臭い匂いが充満している・・・だが、どこからも火が出ていないようだ。

「やっぱりうちか?・・」

と、再度各部屋を確認・・カミさんを起こして手伝って貰う。そして二人でもう一度外に出るが、やはり煙はかなり辺りを煙くしているものの、その出火場所が判らない・・。

 と、少し離れたところから自転車のライトが近付いてくる。そしてうちの前で止まった。向かいの家の奥さんだった。

「ずいぶん離れていますが北の方で火事です・・」

とのことだった。・・いや良かった、と安心した・・。かなり離れていても風向きでここまで充満するかと・・驚きが有った。

 でも、「ちょっと待てよ?」と・・。


2013 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

 カミさんを家に戻してから・・やはり火元を確認しないと・・と思い直した。何故って・・その北辺りの方向には店の位置も含まれるように思ったから。

 で、零下になった寒い夜中・・朝に近いが、その中をふらふらと出歩くことになり、まぁ大丈夫だろうと確信したところで家に戻った。


 で、しっかり・・十年振りくらいに風邪を引きました、はい。喉が腫れ熱が出て寒気がひどくガタガタ震えてふらふらです。これを書いている28日(木)はだいぶ良くなりました。なので、今回の新着は今ひとつアイテムの量が無いです。・・でも内容はしっかり書きたいと思ってます。


 ようやく本題です。2013年、フランソワ・ラマルシュです。非常に少ないですが、年々、その評価を上げて来ているのを確認できる見事な味わいでした。

 2013年プルゴーニュ・ピノ・ノワールは、リアルワインガイド第51号で徳丸さんが、「ラマルシュACブル史上最高においしい」と書かれているように、果実感、ピュア感、フィネス感とも見事なバランスです。年々評価を上げているのがこのACブルのみでも判るでしょう。「ふんわり感の中に焦点の合った味」と表現されていますが、まさにその通り。非常に旨いです!90点付けて良いかな・・とも思いますが、いかがでしょ・・徳丸さん?

 一方の2013年オート=コートですが、こちらも非常にピュアです。色合いを是非、見比べてみてください。周りが同じ位の色になるように露出など調整していますが、明らかにACブルの方が色は濃いですよね?・・赤というよりは黒っぽさが入った色かと思います。非常にクォーツ的・・水晶的なミネライティを多分に持っていて、透明感がバッチリです。シャンボールの石灰とはまた違った感触で、よりグラス的でツルツルしたテクスチュアです。徳丸さんが「ふんわり感がACブルより少し後退、その代わりに香りの輪郭が鮮明」とは、おそらく同じニュアンスを香り主体で表現されたのでしょう。ややカッチリ気味ですがピュアで非常に美味しいです。ACブルよりも骨格が有り、構造自体は深いと思います。

 どちらのワインも、やはりヴォーヌ=ロマネというブルゴーニュ随一の立地のドメーヌの独特のフィネスを感じます。

「造り手が濃度などを無理に出す努力は必要は無い。それは畑が勝手に表現するものだから。」
「造り手がワインに何かしらの色を加えてはいけない。それはワインが勝手に表現するものだから。」

 造り手による余分な関与を否定することによって、そのテロワールをちゃんと引き出すことに繋がっているんです。・・まぁテロワールなどと言い出すと徳さんは???でしょうが・・。ACブルとかオート=コート辺りになると余計に、ついつい余分なことをしたくなるんですよね・・造り手とするとね。でも、そこをじっと我慢する・・・すると、リキミのないピュアな香り・味わいのワインが生まれるんです。2013年のラマルシュはまさにそんなワインです。

 まだまだ成長は続くでしょう。ラマルシュの2014年は、この素晴らしい2013年があることで本当に楽しみになりました。是非ともご検討くださいませ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!せ。追加は有り得ません。一推しです!


2016 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

14031
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

お一人様1本限定
奇跡的に再入荷分がありました!

■エージェント情報
畑・土壌:0.56ヘクタール東向きの粘土石灰質土壌樹齢:平均30年生産量:1200本
リアルワインガイド63号 今飲んで 96 ポテンシャル 97+
飲み頃予想 2022~2060
750ML 在庫    ご注文数   本
¥38,990 (外税) 
【泣く子も黙るかグラン=ゼシェゾー!・・ポテンシャル 97+です!】
 例えばどうでしょう・・もしリアルワインガイドでドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティのレヴューを毎年やっていたら、世の中は少しでも変わるかもと・・思われますか?

 noisy などは「やって欲しいな~」などと軽く考えてしまいますが、そのテイスティングの資金だけでも大変なことになってしまいますから難しいですよね。

 さらにはその周りを考えてみると・・まずは・・これはD.R.C.では無いですが「ラ・ロマネ」とD.R.C.の「ラ・ターシュ」でしょうか?ここは流石に出ては来ません。ラ・ロマネは昔は3~4万円で販売していましたが、いまやもう・・ですし、ラ・ターシュは5万円ほどでしたが全く同様です。

 それでもリッシュブールは時折出てくる可能性も有りますし、このフランソワ・ラマルシュの「偉大なる抜け道」「ラ・グランド・リュ」と、「グラン=ゼシェゾー」がそれに続くか、もしくは同格か?と言うことになりますから、ここのテイスティングをしていると言うこと自体が凄いことなんじゃないかと思うんですね。

 フランソワ・ラマルシュのグラン=ゼシェゾーは、以前は半額で購入できましたが・・品質はどうだったでしょうか。やはりそれなりだったと判断できます。

 今やもうこのグラン=ゼシェゾーは、リアルワインガイド第63号でもポテンシャル 97+点と言う物凄い評価がされています。そりゃ半額なら嬉しいですが、そうはならないのがこのワインの世界です。97+点か・・飲みたいなぁ・・!非常に少ないのでお早めにご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【お待ちどうさまです!超エレガンスの権化・・?に進化したフランソワ・ラマルシュの2015年!決して手荒な飲み方をしないでくださいね!】

 余り仕入れる気にならなかった2009年以前..良く成って来たのでこれはと思って仕入れ、でもどんなに頑張ってもさして売れなかった2010~2012年頃..エレガントさが際立ち新境地が理解され少し売れるようになった2013年..周りも騒ぎ始め結構引きが強くなった2014年と、この数年間のフランソワ・ラマルシュを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものが感じられます。

 ワイン屋ですから、美味しくないワインは売りたくない・・そうじゃない所も多いかとは思いますが心の底ではそう思っているはずで・・美味しいなぁ・・素晴らしいなと思ったアイテムから、コンディションや価格などを見て仕入れを判断する訳ですね。

 確かにグラン・クリュに昇格した以前も以後も、ラ・グランド・リュは良いところ1級、村名に毛の生えた程度の、エレガントだが「薄い」と感じさせてしまう味わいでした。その薄さが、ラ・グランド・リュのマイナスポイントをくっきりと見せてしまう・・と言う悪循環の味わいだったと思います。

 しかしながら、2010年頃から大きく変化しはじめたラ・グランド・リュを含むフランソワ・ラマルシュのワインは、その「エレガンス」を磨いて「超エレガンス」を実現、「薄いなどとはとても言えない」独自の表情をさらに極めて来ていると感じます。


 オート=コート・ド・ニュイ・ルージュを定点観測?していた noisy ですので、普段の1/2~1/3の数量しか入荷の無い2015年もの、オート=コートは18本だけ・・と言う非常に厳しい状況ですが、より数の有るACブルには切り替えずに2015年もご紹介致します。その分、皆さんはお分け出来る数量も減ってしまいますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

 ま~・・色を見ると本当に良く判りますよね。2015年は非常に良く熟れた年だったと言えるでしょう。2013年ものの、

「・・ロゼかい?」

と思わせる