【なんとベースのキュヴェに97ポイント、95ポイント、94ポイントと言う凄い評価!・・フラワリーで軽やかなアロマに溌剌さを乗せたブルゴーニュそっくりの味わいです!】

まぁ・・海外のメディアは誰かに忖度しているのか、本気なのかは不明ですが、少なくとも・・
「オレゴンでブルゴーニュそっくりの凄いワインが生まれている!」
そのことに驚いているのかもしれません。
オレゴンと言えば・・まぁ・・過疎地でしょうか。人よりも家畜の方が多く、畜産や農業で頑張る方が少々いらっしゃる・・みたいな感じなんじゃないかと思うんですね。もちろん、葡萄を育て、ワインにして生計を立てる方も多くいらっしゃいますし、日本から和牛を育てるためにオレゴンに行かれ頑張っていらっしゃる方もおられるようです。ですが・・まぁ・・人は少ないと思います。
で、この・・「ランサンブル」と途中で名前と内容が変わった、ニコラス=ジェイのベースのキュヴェ、2022年ですが、マチュー・ジュークスさんは97ポイント、デカンター誌は95ポイント、ジェブ・ダナックさんは94ポイントと・・ブルゴーニュの生産者さんたちが聞いたら・・
「・・んな訳有るかい!!」
と焼餅を焼くに違いないほどに高い評点が出ています。
noisy も、2022年のニコラス=ジェイはこのランサンブルしか開けられない状況でしたので、noisy のコメントは後回しで・・まずはマチューさんがこんな感じのことを言っていると・・申し上げます。
「このフレーバーの「組み合わせ」には 9 区画以上のブドウの木が使用され、2022年ものはシア産の果物を加えることにしました。」
「ジェイは、一度閉じて後で再び開花するタイプと考えており私もそう思います。」
「2022年は病気の問題のためモンタジが減ったので、このワインはよりフルーティーなワインになる可能性が高い。」
「これはブレンドの芸術の一例であり、単独のワインよりも無限に複雑なワインを作ることができますが、見事に達成されました。」
普通は入ることの無い上級のモンタジの葡萄までブレンドすることによりフルーティーで若々しく、しかも深く複雑な味わいになった・・と言っているようです。

では破格の95ポイントまで付けたデカンター誌はどうでしょうか。
このワインのかなりの部分は最大 1/3 までビショップ クリークから来ていますが、他の 5 ~ 6 ヶ所の産地も含まれています。
「このワインのアイデアは、ヴァレーとヴィンテージの両方を表現することです」
とジャン=ニコラ・メオは言います。
ブドウ畑と樽の両方を厳選し、新樽を30%使用しています。アロマティックな香りは赤いフローラルを基調としており、土のタッチとスパイスのきいたブラッド オレンジの香りが感じられます。味わいはエレガントで洗練されており、タルトベリー、絹のような構造、そして風味豊かなスパイスの美しい余韻が特徴です。私たちは単一畑のワインを作る前に、まずこのワインの樽の選択を行います。
「これらは最高の場所であり、ヴィンテージからの最高の樽です。」
とパートナーのジェイ・ボバーグは言います。
なるほど・・まぁ、ある意味、マチュー・ジュークスさんとデカンターは同じことを言っているようですね。
では noisy としてはどうでしょうか・・。
若々しく複雑でハツラツとしたノーズ。フラワリーでスパイシー、ハーブのヒントに赤果実が遅れて支配的になってきます。非常にドライでナチュラルだが、決してアヴァンギャルドに感じるものは皆無、健康的で適度な中域の膨らみ、余韻に掛けて若々しいアロマがノーズに還流して来ます。ブルゴーニュワインにそっくりです。

で・・ちょっと悪ふざけではないんですが、メオのニュイ=サン=ジョルジュ2022年と色彩を比べられる写真を撮ってみました。一緒にテイスティングしたものですから・・。
左奥が2022年のメオのメゾンもの、右手前がニコラス=ジェイの2022年のランサンブルです。
「・・え~・・?そんなに違うの?」
と思われるかもしれませんね。
メオの2022年ニュイ=サン=ジョルジュですが、やはり粘土由来の深く充実した味わいと、樹齢の高い畑特有の深い複雑性が感じられる・・やや黒み掛かった色彩です。
一方、ランサンブル2022年の方はと言いますと、
「明らかに明るく、赤く、よりフレッシュに見える」
と思うんですね。
比較して言ってみるならば、若々しく(粘土的なものは少し少な目で)非常にフローラル、フルーティさもより赤く、複雑で純粋な味わい・・です。
ですので、非常に素晴らしい出来栄えですが、noisy的には95点は付けないと思います。最大で94ポイント・・でしょうか。
ん?・・何故って?・・
まぁ・・考えてみてくださいよ。メオのメゾンものの2022年ニュイ=サン=ジョルジュ・・滅茶苦茶旨いんですね・・でも、彼らは・・
「メゾン・メオ=カミュゼのニュイ=サン=ジョルジュは評価さえしない」
「このランサンブル2022年に95ポイントのデカンター誌は、メオの2022年オー・クロ・パラントーにも95ポイントと評価」
これはちょっとね・・。ベンチマークがズレズレじゃないかと思ってしまう訳ですね。
さりとて noisyもこの2022年ランサンブルを貶している訳では有りません。非常に素晴らしいと・・心から感じています。素直に言えば、
「今飲んで92+ ポテンシャル94 飲み頃予想 今(2026)~2040」
です。
まぁ・・自分のサイトで余りポイント付けはしたくないんですが、流石に97ポイントは盛り過ぎだと思うので敢えて出させていただきました。
ミネラリティが見えるような素晴らしい「赤」が感じられる、しかもブルゴーニュとの認識しかしえないような高級リーズナブルピノ・ノワールです。ぜひ飲んでみてください。超お薦めです!
【山火事で造れなかった2020年ものの被害を乗り越え、2021年ものは理解しがたいほどの支持を得ています!・・このベースのキュヴェで19.0+/20 ポイントと信じられないほどの評価です!】
2020年ものは酷い山火事で、素晴らしかった2019年もの・・特に、
「新世界臭さが無く、美しいブルゴーニュ的なピノ・ノワールの味わい!」
が、滅茶魅力的だったと・・お伝えし、残念だったんですね。
で、その山火事の被害も甚大だったと思います。かなりのブドウの樹が焼けたと思いますし、営業的にも厳しかったはずです。そんな中で煙がまとわりついた「ピノ・ノワール」で造られた、
「2020 ビショップ・クリーク・フルール・ブランシュ・ヤムヒム=カールトン」
と言うブラン・ド・ノワールが絶品の美味しさだったともお伝えしました。なので、
「2021年こそは!」
と言う思いが伝わってくる見事なランサンブルの味わいには、何かこう・・目の辺りがじわっとする感覚が有りました。
「・・めちゃおいしい・・」
で、あれこれとネットを検索してみましても、中々2021年のニコラ・ジェイの評価が出て来ないんですね。やっとのことで見つけたところ、
「・・えっ?・・そこまで・・高く付けたの?」
と・・(^^;;
いや、高い評価は当たり前だとは思いますよ・・noisy もちゃんと飲んでますから・・。
しかしながら、
「19.0+/20ポイント!」
って・・100点法に換算すると
「98+ポイント」
ですよ?
「・・このランサンブルは・・ベース・キュヴェなんですけど・・」
と言いたくなってしまいました。

この19.0+ポイントを付けたのは、シャルドネも同様に高く評価されたイギリスのワインライター、マシュー・ジュークス氏です。彼も、
「このワインがこれほどまでに凄い魅力を持っているなんて、私自身信じられません。」
と書いていました。
たしかに・・素晴らしい出来のシャンボール=ミュジニーのようにビロードのテクスチュアを持ち滑らかで、果実表現もその美しさに負けず劣らず・・美しい表情を出してくれます。中域も・・多くの新世界のワインのように、ただ力強さや濃度をアピールはせず、適度な膨らみからの余韻と、還ってくる美しいアロマが素晴らしいです。
まぁ・・確かに素晴らしい・・それは認めざるを得ないです。でも98+ポイントが正しいか?・・と言われますと・・中々に微妙です。
ジェブ・ダナックさんのサイトでも96ポイントと言う高い評価をされています。noisy 的にはこの位だと・・(^^;;
いや、反対に言いますとですね・・マシュー・ジュークス氏のこのランサンブルに対する高い評価は良いとしても・・
「彼のこの2021ランサンブルの評価は、他の上位のキュヴェ、オウン・ルーテッド、ニーサ、モンタジを上回っている!」
と言う点で・・noisy 的には納得がいかないんですね。
まぁ・・オウン・ルーテッドとランサンブルですと、人によりましては入れ替わるかと思いますが、ニーサとモンタジは・・少なくともこのランサンブルと同等か、それ以上だと感じるからです。
実を言いますと、「現状」と言う部分では noisy 的には、「ほぼ同等」だが、ポテンシャルはニーサとモンタジが上である・・と感じた訳ですね・・。
ですので、素晴らしい出来だ!・・誰もが美味しいと言うに違い無いとは思いますが、98+ポイントは付け過ぎで96~96.5までだろう・・と考えています。
いや~・・それにしても凄い評価でビックリしました。今飲んでも美味しく、この先15年ほど大丈夫でしょう。最高のベースワインです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【・・えっ?・・あのウィラメットヴァレーが・・この凄い締まりを持ったブルゴーニュ風ボディを手に入れた?・・と言うより、2019年のニコラ・ジェイのキュヴェ全てがとんでも無く素晴らしい出来でした!】
いつも言っているんですが、余りに凄い、滅茶良くなった・・などと言い続けていると、
「・・ちょっとどこかで一旦、休みたいんだけどなぁ・・」
と言うような気持ちが生まれて来てしまいます。
まぁ、オオカミ少年にならないための経験則・・みたいなものでしょうか・・それとも何とか今まで生きて来れた自身に課した人生訓のようなものかもしれません。
しかしながら2019年もののニコラ・ジェイを軒並みテイスティングさせていただいたのですが、これもまた、言わなければなりません。
「2019年のニコラ・ジェイは物凄い出来です!」
ただし・・おそらくもう皆さんはお気付きでしょう。
「2019年ものニコラ・ジェイはグラスの写真の色合いが今までと全然違う!」
この、とても締まった素晴らしい紫・・赤と、赤を積層させたかのような濃い紫・・ですよね・・黒じゃない・・しかも相当に美しい・・そこがポイントかと思います。

なんと・・ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「ワインの味の科学」と言う本まで出されているイギリス系のジェイミー・グッドさん・・ワイン・ライターの方ですが、Wine Anorac と言うサイトもやっておられまして、評点も出されています・・
「96ポイント!」
でした!・・あのベースキュヴェのウィラメットヴァレーが・・です。
しかしながら noisy も、少なくとも95点は付けると思いますし、他のキュヴェと一緒にテイスティングしたので正確なところは出せないにせよ、
「2018年ものまでとは大きく異なる」
のは確認しています。
カリフォルニアとか、オレゴンなどのワインで感じる「強い温度感」「甘さ」は微塵もなく、
「これ・・ブルゴーニュだよ・・ね?」
といきなり訊ねられたら、
「・・多分・・」
ときっと言ってしまうに違いないのです。
それほどまでにブルゴーニュ的エレガンスを感じさせてくれる「締まりのあるボディ&残糖感の無い果実感」と「軽妙なバランスの良いミネラリティ」を持っています。
これ、かなりビックリすると思います!・・と言うか、2019年もののニコラ・ジェイはどれもビックリですが!・・
「ベース・キュヴェで・・これか!」
と思っていただけると思います。是非飲んでみて下さい!超お勧めです!・・数は無いです!
以下は以前のレヴューです。
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【短い間に超上質なピノ・ノワールに成長しました!ブルゴーニュの村名格並みは充分ある見事な味わいです!】
2018年からは、ウィラメット・ヴァレーが、ウィラメット・ヴァレー・ランサンブルに名称変更になっていますので、今回ご案内させていただいている2016年、2017年は「ウィラメット・ヴァレー」になりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
非常に上質なビショップ・クリーク、ニーサ、モンタジには届きませんが、非常にバランスの良い柔らかで近しい味わいをしています。年々凝縮度は上がっていて、むしろ2018年ものは締まり気味・・とも取れますが、それは樹齢の上昇による要素の凝縮感と言うことなのかもしれません。
ですので、2016~2018と言うご案内になりますと、2018年ものが一番凝縮度が高い・・となりますが、ワインの場合は単にそれだけでは判断できないですから・・少なくとも、瓶熟の長さがワインの味わいに与える影響は、計り知れないものが有ります。テイスターとしますとその辺はきちんと評価に織り込むのが普通ですが、最近はどうも・・直近のことしか受け取らない傾向が有るような気もして来ています。
上級キュヴェのビショップ・クリークは、ニュイ=サン=ジョルジュ風、もしくはヴォーヌ=ロマネ風ですが、こちらのウィラメット・ヴァレー(・ランサンブル)も同系統です。ビショップ・クリークほどのミネラリティの多彩さ、よりメオらしい荘厳さは追いつきませんが、それでも相当に美味しいです。2013年ものの緩さが何か・・懐かしいとさえ思えます。

一枚目の写真は2018年ものです。ランサンブルの名前が付いている方ですね。
キュッとウエストの締まった感じが素晴らしいです。これは2016年ものから出て来た「締まり」ですが、そもそもある程度「出るところが出ていないと締まるウエストも無い」訳ですから、2016年ものあたりから、締めるに値するボディになってきたになってきた・・と言うことだと思います。
一般的なカルフォルニアのピノ・ノワールのように、甘さでダレることが無く、ドライでやや白っぽさのある石灰感がほんのり漂います。飲み心地は正にブルゴーニュのピノ・ノワールと言って良く、チェリーやベリーの締まった果実感と滑らかでピュアな味わいが特徴です。「濃いな~・・」と言う感じはしないですね。
やはりその辺はピノ・ノワールの聖地で育ったジャン=ニコラの感性が優先されているんだと思います。
実は2017年と2018年だけでなく、2016年もテイスティングしているので写真を探しましたが、機種変更時にゴチャゴチャになってしまい、未だに探し出せていません。申し訳ありません。
でも、2016年からは非常に見事な・・緩慢さの無い味わいになったと確認しています。是非とも飲んでみて下さい。リーズナブルだと思います。お勧めです!
以下は以前のレヴューです。
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【高い評価の2014年よりもドライでエキス系の美しく品位高い仕上がり!とても好印象です!】

ニコラ・ジェイのワインは2013年からリリースされ始めたと思いますが、noisy は昨年の2016年に2014年ものから扱わせていただいています。
「noisy さんのところじゃカルフォルニアは売れないんじゃないの?」
等と思われているかもしれませんが、実は2014年ものも早々に完売してるんですよね~。
因みに2014年もののウィラメットヴァレーはワイン・アンスージャストが94Points、スペクテイターが93Pointsと、かなり好意的に評価されているようです。さすがに2015年ものの評価はまだ上がっていないようですが。
で、早速飲んでみたんですね・・。いや、たった一年でこれだけ変わるか!・・と言う位、良くなってますね~・・かなりドメーヌ・エ・メゾンのメオ=カミュゼものが持つ美しいエキスと酸の姿に酷似してきています。
是非2014年ものの色合いと比較してみていただきたいんですが・・、比べると2014年ものは全体が白っぽく見えるかな・・と思うんですがいかがでしょうか?
やや半透明に白っぽいミネラリティ、ナトリウムっぽいようなニュアンスのミネラリティが全体を覆っているように見えるのが2014年、比べて2015年はそのような白っぽさは無く、むしろ透明でややハードなミネラリティ、クリスタルっぽく見えるんじゃないかと思うんですが、その差は非常にハッキリと香りや味わいに現れて来ています。
やや柔らかいテクスチュアでポマールっぽさを感じさせてくれた2014年でしたが、2015年はむしろもう少しハードで、最近のメオ=カミュゼのニュイ=サン=ジョルジュ的な、荘厳華麗なピノの姿に近いと感じました。
まぁ、
「想像しているより甘く無いですよ・・」
と2014年ものに付いて評しましたが、2015年は、
「全く甘く無いですよ・・」
と言えるかと思います。
とてもエキシーでほんのり複雑性の有るスパイスが香り、チェリー系果実が品位を持って表現されていると思われ、ブルゴーニュのピノ・ノワールが大好きな方々にも大いに許容される姿じゃないかと思います。

昨今のメオ=カミュゼのワインは非常に素晴らしいです。ですが、「アンリ・ジャイエの薫陶を受けた・・」と言うことについては、それを引きずってはいないな・・と言う印象で、むしろDRC的なエキスの味わい + 品格 を感じさせてくれるものであって、それがまたニコラ・ジェイにも感じられることはとても嬉しいです。
この左にかなり寄った写真も掲載させていただきましたが、とてもブルゴーニュ的な色合いを感覚として受けますよね。そして、温かく雨が余り降らない地で、葡萄の生育を見ながらベストのタイミングで収穫し、アルコール分や残留糖度を見て丁寧に醸造したことが伺えます。アルコール分は13%に仕上がっていてほぼドライですから、エキス系ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的なのも伺えるかと思います。
とても良い出来のウィラメットヴァレーでした、お勧めします!
なお、シングル・ヴィンヤードもののビショップ・クリークは今回が初入荷で、2014年と2015年の両方が入って来ています。ただし非常に少量ですので、今回はテイスティングを見送っています。
話に寄ればシングル・ヴィンヤードものはウィラメットヴァレーよりもポテンシャルが高いとのことで、かなり期待できそうですが、売れ行きを見て飲めるようなら飲みたいと思っています。量的には無いようでして、海外の評価機関でもテイスティング出来ていないようです。是非ご検討くださいませ。
以下は2014年ウィラメットヴァレーのレヴューです。
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【カルフォルニアとも違う緯度感!柔らかく滑らかなポマールに似たニュアンスです!】

「カルフォルニアのピノは甘くて・・」
とおっしゃる方が多いはずの noisy のお客様の気持ちは良~く・・判ります。カレラなら良いけど飲むタイミングが難しいし・・オ・ボン・クリマまでかな?・・などと言うようなものかと思います。
でも安心してください・・いや、Xいてますよ・・とは言いません。おそらく想像されるより甘く無いです。オレゴンの持つ緯度的要素かな?・・と思いますが、バランスの良いソフトな酸、滑らかでやや太めのボディ、やや温かみを感じるタンニン以外は、ブルゴーニュ系のピノ・ノワールのフィネスを持っていると思います。
それに、樽臭さも無く、いつ飲んでもおそらくとても美味しいはず・・まぁ、それもブルゴーニュのピノには無いものかもしれません。
メオさんとジェイさん、そして醸造家の女性、トレーシーさんのジョイントでオレゴン・ピノ・ノワールを始めた訳ですが、トレーシーさんの苗字はケンダルさんだそうで、もしかして?・・そっちの絡みも有るのかな?・・などと邪推しています。もちろん、全然関係無いかもしれません。
単にジューシーなピノでは無く、オ・ボン・クリマのジム・クレンデネンさんのピノ・ノワールのような冷ややかさも持つ、エレガントさも充分な、いつ飲んでも美味しいポマールっぽいワインです。美味しいと思います。是非ご検討くださいませ。