○エージェントからの情報 (ほとんどワイナート誌の抜書きのようです) 特色といえば、地味な白ワインを造り出すことくらい…他は荒れ地が目立つばかりの地であったスヴェラートが、トスカーナで最も注目を浴びる産地へと変貌を遂げたのは、 ほんの数年の間でした。 そんな劇的な動きの中心にいるのが、マレンマ地区のトゥア・リータの斜面上に位置するモンテペローゾなのです。数回のオーナーチェンジを経た後、カトリック史研究者だったファビオ・キャレロット氏が同ワイナリーを買い取り、自ら手がけた初めてのワインがこの「ガッブロ」です。 ワイン造りの初心者が手がけたとは思えない、驚くべきポテンシャルの高さを見せつけた「ガッブロ」は、トスカーナとしては20年と高い樹齢のブドウから造られており、28度という低めの温度で発酵し、醸しに入ります。さらにフリーラン果汁のみを使用し、ノンフィルターで瓶詰めという背景にも、逐一こだわりが感じられますね! 思わず手に取ってしまうような、ラベルのスタイリッシュさも魅力の一つ。今後益々入手が難しくなると思われるアイテムの一つですが、今回は最新ヴィンテージである2003年のご紹介です。 |