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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ジョルジュ・ラヴァル

ジョルジュ・ラヴァル

フランス Georges Laval シャンパーニュ
Georges LavalDomaine index -- Open All Column
● 今、最大の話題を得ているであろうレコルタン・マニピュランをご紹介します。ジョルジュ・ラヴァルです。

 世界を席巻した近代農業による化学肥料、農薬とは全く無縁の、古から続けてきた昔ながらの農作業でシャンパーニュの葡萄を得ている造り手です。

 まぁ・・「ジョルジュ・ラヴァル」でネット検索すると元読売オンラインの山本昭彦さんの「日本で飲めるだけで幸せ、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・」のページがご覧いただけるかと思います。今をときめく「ローズ・ド・ジャンヌ/セドリック・ブシャール」を超えているかもしれないと言われるくらい素晴らしい造り手です。

 ですがnoisy のところには暫し供給のお話しがいただけず悔しい想いをしていましたが、今回少量ながら、非常に貴重なボトルを分けていただけました。



ヴァンサン・ラヴァル

 ジョルジュ・ラヴァルは、エペルネから北西に約4km、マルヌ川右岸のキュミエール村にあります。畑は太陽の日差しを存分に受ける白亜質の土壌で、すり鉢状になった丘陵の南向き斜面にあります。現当主のヴァンサン・ラヴァルは、1996年からメゾンを後継し、わずか2.5 haの畑に全精力を注ぎ、年間約1万本のシャンパーニュを生み出しています。自然の恵みや職人の温もりを味わいで感じてもらおうと、出来る限りピュアでナチュラルな造りに取り組んでいます。


 1971年にBioの認証「Ecocert エコセール」を取得しましたが、それ以前の曽祖父の時代から農薬、除草剤、化学肥料は一切使用したことがありません。(当時はこれらの近代技術を使用しないやり方は、周りの生産者から時代遅れだと思われていたそうです。)

 ブドウの樹の健康、品質とボリュームの微妙なバランス、そしてテロワールをアロマで表現することは、土壌に由来するところが大きいため、ブドウの樹に最低限必要な自然堆肥(コンポスト)を施すなど、念入りに畑を手入れする必要があります。畑の約40%は馬を使って耕作し、土壌が呼吸できるようにし、草刈りも手作業で行っています。また、ブドウの樹を寄生虫から守るためには、植物や天然鉱物、無害なバクテリアを調合したものを使用しています。ブドウは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種で、畑の半分以上は樹齢30年以上、中には樹齢80年以上の古木も含まれます。


 毎年4月に行われるシャンパーニュの若手RMの会に2013年からヴァンサン・ラヴァルも加わりました。ダヴィッド レクラパールやシャルトーニュ・タイエらも加入しているグループに今年からヴァンサン・ラヴァルも加わり、ランスの大聖堂で行われた前夜祭では、世界各国の輸入業者やジャーナリストを前にマグナムのロゼを供しました。それは素晴らしく開いており、熟したイチゴ、ラズベリーやスミレなどの香り高い花のニュアンスで、今回の約20生産者の中でも際立って高い評価を得たのです。


ラヴァルへの質問

1)キュミエールのテロワールとは?
 マルヌ川に面した南向きの斜面で、日差しが多く、ブドウの熟すのが早いことが特徴。マルヌ渓谷だけでなく、シャンパーニュ地方全体としても最も早熟な村の一つと言える。30㎝ほどの表土(レ・シェーヌは泥土と粘土質、オート・シェーヴルは粘土質の割合がより多い)に覆われており、地下はシャンパーニュならではの白亜質の土壌。

2)馬の耕作とカバークロップ(草生栽培)の効用は?
 重いトラクターだと土壌を踏み固めてしまうが、馬での耕作は、程よく土壌をほぐしてくれる。馬での耕作はトラクターでの作業の2倍の時間がかかる。
 ブドウの樹々の列の中央は草を生やし(馬の通り道以外の部分)、各年の気候に応じて、草を生やしたままにするか刈り取るかを見極め、ブドウの樹と競争させたり、共存させたりする。例えば2004年は、収量が多いと事前に予測された年であったが、この年はわざと草を生やしたままにして、ブドウの樹と競争させることによって、自然に収量を抑えることができ、わざわざ青摘みの作業を強いられることはなかった。

3)樽でマロラクティック発酵をすることの効用は?
 樽でアルコール及びマロラクティック発酵を行うが、樽であれば、わざわざ温度をあげる(調整する)ことなく発酵を促進することができる。またミクロオキシジェナシオンの効果もある。

4)ロゼはセニエとブレンドの両方の方式で造るようだが、ヴィンテージによってどのように使い分けるのか?
 2006~07年頃までは赤ワインと白ワインをブレンドしてロゼを生産していたが、08年以降はセニエに転換。ブレンドよりセニエの方が、熟成に耐えられるし、抜栓してからの耐久性もあると感じるから。

5)リザーヴワインの使い方に原則はあるのか?
 2013年以降は、キュミエール・ブリュット・ナチュールも単一収穫年で仕込まれている。なぜなら収量が少なかった2012年に、リザーヴワインをすべて使ってしまったから。幸い2013年以降の収穫は品質にも恵まれ、リザーヴワインに頼る必要はこれまでのところない。2013年以降新たに準備しているリザーヴワインは、毎年注ぎ足すへレス式のもので、新たなキュヴェのために使用する予定。(2014年まではネゴシアンに販売していたChambrecyシャンブルシー村にある畑のブドウで、2015年以降は、自身用に新たなキュヴェを仕込む予定。)

6)ノンドゼのシャンパーニュは熟成するか?
 ドザージュは最終的な「調整」であり、最初から「生(き)」でバランスよくすべての要素が整っていれば、ドザージュする必要はなく、「生」で完全な姿だからこそ、熟成に耐えられると考えている。例えばレ・シェーヌ2004年をドザージュして熟成したと想定すると、ドザージュした部分がかえって欠点として浮き彫りになってしまうだろうと想像できる。

7)エルヴェ・ジェスタンとのプロジェクトはまだ続いているか?
 数年前までは、エルヴェ・ジェスタンはブノワ・マルゲとともにラヴァルのブドウジュースを購入し、同じものでマルゲの「キュヴェ・サピアンス」とジェスタン自身のキュヴェを仕込んでいたが、現在はジェスタンとマルゲが別々に造り始めたため、マルゲだけに販売している。一方、エルヴェ・ジェスタンが入手したキュミエールのクロ(壁に囲まれた小区画)の手入れを任されている。



N.V. Champagne Extra Brut Garennes
シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・ガレンヌ

15630
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 2017年に収穫したシャンブルシー村の区画のピノ・ムニエを主体に、2013年から16年のリザーヴワインをブレンドしています。このシャンブルシーの区画は、キュミエール村の北西約20㎞にあります。2002年からヴァンサン・ラヴァルがビオロジー栽培を実践している区画で、2014年までは契約上、収穫をネゴシアンに販売していました。そして2015年から自身のキュヴェを仕込み始めました。樽で発酵、熟成することによって、しっかりとした骨格や様々な要素を育みます。エクストラ・ブリュットは、ドザージュはわずか1g/L で、程よいバランスに仕上げています。2019年7月リリースで、生産本数は6314本です。2009年9月2日デゴルジュマン。
◆◆◆ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワール
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【美味しいです!フレッシュなシャンブルシーの2017年のムニエと2013~2016年のリザーヴの絶妙ブレンドです!ピュアで美しい酸の味わい!】
 ラヴァルです。良いですね~・・久々に「ガレンヌ」を飲んでみました。まぁ、価格も依然と同様ですから優等生以上の存在です。

 グラスの泡立ちも良いですね。比較的細やかで密な泡です。さすがに長~~くいつまでも・・と言う訳には行きませんが、そんじょそこらのシャンパーニュでは表せないレベルです。

 ノーズはピュアさの滲む小粒な赤い林檎、滅茶細かい粒子だと感じさせる石灰感ですね。樽っぽいニュアンスはしません。口に含むと感じの良い、やや強めにさえ思えるシャンパーニュらしい果実酸が有ります。弱く無く、強過ぎない感じです。ここはリザーブのワインが上手いバランスをとっていると感じます。膨らみは実に良い感じで、若いと平板で酸を余分に感じられてしまうものですが、ベストな酸バランスと言って良いでしょう。

 そして旨味・・これぞラヴァルと言えるでしょうか。何とも口内から得た旨味が、長く後を引いてくれます。なので、ついつい・・その快感を求めて、さらにグラスを傾けてしまう・・そんな感じですね。

 まぁ、ジェスタン系の味わいでは有りますが、決して味わいの起伏が少ないものでは無く、キュッと締まって出るところはしっかり出てます!・・みたいなボディラインの美しさも感じられます。

 こんなシャンパーニュのバランスは久しぶりですね。ムニエ系と言えばジェローム・プレヴォーが有りますが、そこまで「ムッツリ」はしていませんで、より柔らかでグラマラスです。ヴィノスで同じロットかと思われるものが90ポイントでしたが、個人的にはもっと付けて良いと思えるほど美味しかったです。是非飲んでみて下さい。お勧めです!

 以下は以前のレヴューです。
-----
【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】

 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V.(2017) Champagne Cumieres Brut Nature
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール

15631
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合った手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、8~12か月間、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマが醸し出され、バランスや調和が形成されます。そして糖分やその他の添加物をまったく加える必要のないブリュット・ナチュールを仕上げることができます。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種のブレンドで、2017年ベース(2019年7月リリース)の通常ボトルが9007本。2019年11月26日デゴルジュマン
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥10,750 (外税) 
【入荷の関係から飲めていませんが、ミレジメにはしなかった1級キュミエールのプリムールだと思ってください。】
 どっちを飲むか随分と悩んだんですが、生産量の少ないラヴァルですので・・今回はガレンヌを選択しました。プルミエ・クリュのレヴューが欲しかった方・・すみません。

 まぁ、この「キュミエール・ブリュット・ナチュール 」に準ずるものを何年か寝かせたものが「ミレジメ」になると思って遠くないと思いますが、評価が多く出ているミレジメは「94ポイント」近辺ですので、それがこの位の価格で入手できるのは嬉しいでしょう?

 しかもブレンデッドなバランスの良いスタイルですから、ちょっと乱暴だとしても、

「泡を飛ばしてスティルにして飲む」

と言うのも面白いですよ。


 今までも何度か書いていますが、noisy の知り合いの某ソムリエさんにワイン会のために高級シャンパーニュを渡すと、

「デカンタージュ・・しておきました・・このシャンパーニュに泡は無用と思いまして・・」

と、数日前に抜栓しておいてくれます・・(^^


 まぁ、それにはちゃんと理由が有って、用意してある食事とのマリアージュと、そのシャンパーニュの特性をどう生かすか?・・と言う部分まで「お任せ」な訳ですね。

 ある意味においては、自身が予想しないシュチュエーションに出会う訳でして、・・と言うか、予想していた世界と全然異なる場所に連れて行ってくれますから、また新たな世界を体験できることに繋がります。

 自分で購入したワイン、シャンパーニュですから、どう飲むのも自分の勝手・・では有ります。流石に「お燗して」はお勧めできませんよ・・その昔はそれなりにやりましたが・・全く成功しないので・・やるのは1回だけにしましょう。

 で、こちらは「ナチュール」です。シャンパーニュの世界の「ナチュール」は色々な意味において使われますが、このキュヴェの場合は、

「何も足さない」

と言う意味の、「パーフェクト・ナチュール」です。美味しくいただけると思います。数年置いても良いですが、

「決して寝かせて保存しない事!」

をお忘れなく。是非以下の以前のレヴューもご参考にしてください。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【まだ若いが高ポテンシャル!ピュアな果実を表現できる見事なナチュラル・シャンパーニュです!】

 今回はプルミエ・クリュを開けさせていただきました。いつもは5~6本しか入荷しないところ、10本入りましたので、

「こりゃ・・千載一遇のチャンス!」

とばかりに・・開けちゃいました。いや・・良いですね~・・N.V.ながら2016年ですから、滅茶苦茶若いです。


 じっくりと休ませておけない事情が有りまして・・何せ、インポーターさんが働け!・・もっと働くんだ!・・とばかりにワインを売り込んでくれますので・・いや、情報をいただけるだけ有難いんですが、結果として、

「週一度の定休日を全て捨てて新着案内を仕上げる」

ことを、この十数年間続けざるを得ない状況に陥っています。

 まぁ、普通はそんなことは信じられませんよね。年間休日は5~6日ですんで、360日働いていると言う超ブラックです。そりゃぁ身体も壊すわなぁ・・と。それでも自分のペースで動けますんで、そこは楽なんですけどね。


 で、この秀逸な・・是非とも飲みたかったプルミエ・クリュを、1週間弱の休養で飲ませていただきました。

 写真を見ていただきますとお判りかと思いますが、柔らかそうな泡では有りますが、揃ってはいませんよね?・・そう、休養と言うか、静置する期間が不足気味なビジュアルがモロに表れています。しっかり立てて休養させていれば、大きな泡が出来る確率はグンと下がり、絹ごしのテクスチュアを持った見事な「泡」になってくれるはずです。泡持ちも比較的良いですが、そのようにすればもっと良くなります。


 ピノ・ノワールやピノ・ムニエと言った黒葡萄の割合もそこそこには有るような、オレンジ掛かった美しい色合いをしていますが、オレンジワインのようにビオ臭いものでは全く有りません。非常にピュアです。

 また、格下の「ガレンヌ」はムニエのパーセンテージが多い感じがしますが、こちらはむしろ少なく、ピノ・ノワールのエレガンスにピノ・ムニエの「芯」、シャルドネの「縁・淵」と言った風情に感じられます。柔らかいですよ。カチッと頑なでは無いです。

 当然ながらまだ若いですから、若いワイン特有の周波数の高い渋み・・質の高い僅かなタンニンのエッジみたいなものが感じられます。これが完全に溶け込んでくると美しいシャンパーニュに磨きが掛かることでしょう。

 ナチュラルでは有るんですが、そこを強く押してくるような、主張してくるようなエゴイスティックさは無く、あくまで理知的で精緻な味わいが基本で有り、非常にクレバーな構成に仕上がっていると思います。

 素晴らしいシャンパーニュ1級でした。早く飲みたい・・と思われるようでしたら、2週間以上立てて休ませ、出来るだけ動かさないでグラスに注ぎ、やや高めと思われるくらいの温度でお楽しみください。ある程度の期間熟成させて置けるようでしたら、あと3年置いていただけましたらかなり良い状態になると思われます。

 なお、未だに浸透してはいないので何度も申し上げますが、

「シャンパーニュは立てて保存が基本」

と言うことをお忘れなく。


 酸の強いシャンパーニュはコルクを早く侵してしまいます。長く横にしたままにしますと、それだけ余分にコルクは軟化します。すると隙間から空気が入り込み、還元熟成どころの話しじゃ無くなり、また、ガスもどんどん減ってしまいます。エージェントさんもそこまでは対応していないのが普通・・と言うか、ほとんど誰も理解していませんので、たかが10年ほど置いただけで酷い状況になってしまいます。ご注意くださいませ。

 と言う訳で、ジェスタン系の見事な味わい、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール1級でした。ご検討くださいませ。





 以下は以前のレヴューです
━━━━━
【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】

 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V. Champagne Extra Brut Garennes
シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・ガレンヌ

14391
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 2016年に収穫したシャンブルシー村の区画のピノ・ムニエを主体に、2013年、14年、15年のリザーヴワインをブレンドしています。このシャンブルシーの区画は、キュミエール村の北西約20㎞にあります。2002年からヴァンサン・ラヴァルがビオロジー栽培を実践している区画で、2014年までは契約上、収穫をネゴシアンに販売していました。そして2015年から自身のキュヴェを仕込み始めました。樽で発酵、熟成することによって、フルーティな味わいがまろやかになり、ドザージュは完璧なバランスを得るために、1g/Lとわずかに行います。
 また、ドザージュを40g/L施したドゥミ・セックも少量ながら造っています。フルーティで風味豊か、複雑性に満ちた味わいに仕上がっています。ガレンヌの生産本数は8225本です。

◆◆◆ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワール
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,980 (外税) 
【今回は飲んでおりませんで申し訳ありません!でも、是非しっかり休めて飲んでみてください。】
 昨年の初リリース時のレヴューを掲載しています。


【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】

 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V. Champagne Cumieres Brut Nature
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール(2016ベース)

14392
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

◆◆◆The Wine Front 95Points、 Luca Gardini 93Points、 Gault & Millau 16/20Points
■エージェント情報
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合った手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、8~12か月間、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマが醸し出され、バランスや調和が形成されます。そして糖分やその他の添加物をまったく加える必要のないブリュット・ナチュールを仕上げることができます。
 キュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種のブレンドで、2016年ベース(2018年秋リリース)の生産量は5738本。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥10,750 (外税) 
【まだ若いが高ポテンシャル!ピュアな果実を表現できる見事なナチュラル・シャンパーニュです!】
 今回はプルミエ・クリュを開けさせていただきました。いつもは5~6本しか入荷しないところ、10本入りましたので、

「こりゃ・・千載一遇のチャンス!」

とばかりに・・開けちゃいました。いや・・良いですね~・・N.V.ながら2016年ですから、滅茶苦茶若いです。


 じっくりと休ませておけない事情が有りまして・・何せ、インポーターさんが働け!・・もっと働くんだ!・・とばかりにワインを売り込んでくれますので・・いや、情報をいただけるだけ有難いんですが、結果として、

「週一度の定休日を全て捨てて新着案内を仕上げる」

ことを、この十数年間続けざるを得ない状況に陥っています。

 まぁ、普通はそんなことは信じられませんよね。年間休日は5~6日ですんで、360日働いていると言う超ブラックです。そりゃぁ身体も壊すわなぁ・・と。それでも自分のペースで動けますんで、そこは楽なんですけどね。


 で、この秀逸な・・是非とも飲みたかったプルミエ・クリュを、1週間弱の休養で飲ませていただきました。

 写真を見ていただきますとお判りかと思いますが、柔らかそうな泡では有りますが、揃ってはいませんよね?・・そう、休養と言うか、静置する期間が不足気味なビジュアルがモロに表れています。しっかり立てて休養させていれば、大きな泡が出来る確率はグンと下がり、絹ごしのテクスチュアを持った見事な「泡」になってくれるはずです。泡持ちも比較的良いですが、そのようにすればもっと良くなります。


 ピノ・ノワールやピノ・ムニエと言った黒葡萄の割合もそこそこには有るような、オレンジ掛かった美しい色合いをしていますが、オレンジワインのようにビオ臭いものでは全く有りません。非常にピュアです。

 また、格下の「ガレンヌ」はムニエのパーセンテージが多い感じがしますが、こちらはむしろ少なく、ピノ・ノワールのエレガンスにピノ・ムニエの「芯」、シャルドネの「縁・淵」と言った風情に感じられます。柔らかいですよ。カチッと頑なでは無いです。

 当然ながらまだ若いですから、若いワイン特有の周波数の高い渋み・・質の高い僅かなタンニンのエッジみたいなものが感じられます。これが完全に溶け込んでくると美しいシャンパーニュに磨きが掛かることでしょう。

 ナチュラルでは有るんですが、そこを強く押してくるような、主張してくるようなエゴイスティックさは無く、あくまで理知的で精緻な味わいが基本で有り、非常にクレバーな構成に仕上がっていると思います。

 素晴らしいシャンパーニュ1級でした。早く飲みたい・・と思われるようでしたら、2週間以上立てて休ませ、出来るだけ動かさないでグラスに注ぎ、やや高めと思われるくらいの温度でお楽しみください。ある程度の期間熟成させて置けるようでしたら、あと3年置いていただけましたらかなり良い状態になると思われます。

 なお、未だに浸透してはいないので何度も申し上げますが、

「シャンパーニュは立てて保存が基本」

と言うことをお忘れなく。


 酸の強いシャンパーニュはコルクを早く侵してしまいます。長く横にしたままにしますと、それだけ余分にコルクは軟化します。すると隙間から空気が入り込み、還元熟成どころの話しじゃ無くなり、また、ガスもどんどん減ってしまいます。エージェントさんもそこまでは対応していないのが普通・・と言うか、ほとんど誰も理解していませんので、たかが10年ほど置いただけで酷い状況になってしまいます。ご注意くださいませ。

 と言う訳で、ジェスタン系の見事な味わい、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール1級でした。ご検討くださいませ。





 以下は以前のレヴューです
━━━━━
【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】

 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


2014 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Blanc de Blancs les Chenes
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール・レ・シェーヌ

14393
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル
お一人様1本限定

■エージェント情報
 シャルドネ100%。2014年ヴィンテージ。生産本数は1776本。キュミエールの区画の中でも特に優れた区画であるレ・シェーヌは、キュミエール村の東側のアイに向かう道とオーヴィレールの丘陵の間にあり、ドン・ペリニヨンで知られるオーヴィレール修道院の麓に位置しています。丘の中腹にある南向きの斜面で、地下は白亜質の土壌ですが、表面は薄く粘土泥土に覆われています。よく熟したシャルドネを厳選し、樽で8か月間醸造熟成した後、瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成を3年半行います。ブラン・ド・ブランでノンドゼであるレ・シェーヌは、繊細で複雑性に満ちており、ミネラル風味と海辺を思わせる潮の香りが魅力です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥16,350 (外税) 
【ジョルジュ・ラヴァルご自慢のレ・シェーヌ・ブラン・ド・ブラン2014はたったの1776本!これ以外の葡萄はサピエンスに?・・これは是非飲みたい・・】
 ある程度の数をもらえるようなら今のうちだから・・飲んでしまおうとも思っていたんですが、レ・オート・シェーブルは来ないし、レ・シェーヌは2本だけと言う有様でして、諦めるしか無かったのでした・・残念。

 まぁ、一番下のガレンヌで充分美味しいんですが、

「ブラン・ド・ブランもやはり飲みたい!」

と思ってしまうんですよね。


 そもそもキュミエールと言う村はシャンパーニュ的には「プルミエ・クリュ」の格付けです。ほんの4~5キロ東の「アイ」は黒葡萄も白葡萄もグラン・クリュです。おそらく、昔からピノ・ムニエの率が高かった村の格は高く買い取りできなかったのが原因ではないかとされているようです。現在はムニエの率は下がり、ピノ・ノワールやシャルドネに植え替えられているようです。

 それでもこのマルヌでは黒葡萄が秀逸とされていますので、どうしてもブレンドしたシャンパーニュを見てしまいがちでは有るんですが、ここはほぼエペルネですからコート・デ・ブランも近いんですよね。南からル・メニル=シュル・オジェ、オジェ、アヴィーズ、クラマンとコート・デ・ブランをたどると、その5kmほど北の延長上がエペルネなんですね~・・。

 その昔はシャルドネも少なかったキュミエールです。昨今の流行りはブラン・ド・ブランでしょうか。そうなると、やはりこの「レ・シェーヌ」の味わいは気に成っちゃいますよね。

 あのサピエンスは現在、ラヴァルの葡萄のみで造られているようです・・いや~・・気になってしまいますがこればかりはしょうがない・・。お飲みになられましたら是非コメントなどお寄せください。




━━━━━
【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】

 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V. Champagne Extra Brut Garennes
シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・ガレンヌ

13540
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 新たに生まれたキュヴェ。キュミエール村の北西約20㎞にあるシャンブルシー村の区画のピノ・ムニエを使用し、キュミエールのリザーヴワインをブレンドしています。このシャンブルシーの区画は、2002年からヴァンサン・ラヴァルがビオロジー栽培を実践している区画で、2014年までは契約上、収穫をネゴシアンに販売していました。そして2015年から自身のキュヴェを仕込み始めました。2017年秋リリースのガレンヌは、2015年に収穫したシャンブルシーのピノ・ムニエと、キュミエールのリザーヴワイン(2011年、13年、14年)のブレンドです。
 樽で発酵、熟成することによって、フルーティな味わいがまろやかになり、ドザージュは完璧なバランスを得るために、2g/Lとわずかに行います。ガレンヌ・エクストラ・ブリュットは、生産本数は4627本です。
◆◆◆ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワール
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,700 (外税) 


N.V.(2015) Champagne Cumieres Brut Nature
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール

13541
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

◆◆◆The Wine Front 95Points、 Luca Gardini 93Points、 Gault & Millau 16/20Points
■エージェント情報
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合った手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、8~12か月間、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマが醸し出され、バランスや調和が形成されます。そして糖分やその他の添加物をまったく加える必要のないブリュット・ナチュールを仕上げることができます。
 キュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種のブレンドで、2017年秋にリリースされるのは、2015年ベース(リザーヴワインはブレンドせず、単一収穫年)の通常ボトルが6909本
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥10,450 (外税) 


2013 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Blanc de Blancs les Chenes
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール・レ・シェーヌ

13542
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 シャルドネ100%。2013年ヴィンテージ。生産本数は1530本。キュミエールの区画の中でも特に優れた区画であるシェーヌは、キュミエール村の東側のアイに向かう道とオーヴィレールの丘陵の間にあり、ドン・ペリニヨンで知られるオーヴィレール修道院の麓に位置しています。丘の中腹にある南向きの斜面で、地下は白亜質の土壌ですが、表面は薄く粘土泥土に覆われています。
 よく熟したシャルドネを厳選し、樽で8か月間醸造熟成した後、瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成を3年半行います。ブラン・ド・ブランでノンドゼであるレ・シェーヌは、繊細で複雑性に満ちており、ミネラル風味と海辺を思わせる潮の香りが魅力です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥20,000 (外税) 


N.V.(2013) Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature les Hautes Chevres
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・レ・オート・シェーブル

13543
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 ピノ・ムニエ100%。2013年ヴィンテージ。生産本数は1500本。キュミエールにあるオート・シェーヴルの区画は、キュミエール村の上方の丘陵中腹に位置し、粘土石灰岩の土壌で、高品質なピノ系品種を生み出す場所として知られています。またドメーヌの中でも最も樹齢を重ねた古木の区画で、1930年から1971年に植えられたピノ・ムニエ100%です。
(2009年までオート・シェーヴルに使われていた古木のピノ・ノワールは、09年の収穫後に植え替えられ、2015年からキュミエール・ブリュット・ナチュールにブレンドされます。2012年から使用されるオート・シェーヴルのムニエは、一部はこれまでロゼや08年のコトー・シャンプノワーズ赤に使用されていたもので、一部は近隣の生産者と区画交換することによって2009年に新たに入手したものです。ただ、この新たに入手した畑はラヴァルの畑の中央に位置しており、近接する自身の畑に影響するような栽培方法をされることを避けるため、その生産者との話し合いのもと、1997年以降ヴァンサン・ラヴァルが自身の畑と同様に手入れしてきた畑です。)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥27,580 (外税) 
【ファースト・リリースです!このピュアで繊細なディテール!見事です。シャンパーニュは葡萄で造られている・・当たり前のようですが、この事実を突きつけられます!】
 「わお~!」です。やはりエルヴェ・ジェスタンのまごうことなき直系の味わいです。

「シャンパーニュを飲んで、葡萄そのもののピュアな味わいを感じたことが有りますか?」

と聞かれたら、どうお答えになるでしょうか?


「ワインは葡萄で造られるんだから・・当たり前じゃないの!」

と言われるかもしれません。


 でもそれは、

「頭ではそう感じているかもしれないが、実際に飲んでいる時にそう感じられますか?」

と言う問いなんですね。


「・・いや、感じますよ・・」

とお答えになるかもしれない。でも、このジョルジュ・ラヴァルの「ガレンヌ N.V.」を飲まれたら、


「・・今までのシャンパーニュは何だったんだ?」

と思われるに違い有りません。


 このピュアでナチュラルなディテールには、一点の曇りも感じられません。溌剌とした酸の美味しさ、立ち昇るアロマの美しさ、たっぷりな軽やかミネラリティ。それらは、正にこのワインも、

「葡萄そのものである」

ことを見事に物語っています。


 エルヴェ・ジェスタン、マルゲの「2008年 サピエンス」を飲まれたでしょうか?確かにそれ以前のサピエンスは、余りの静寂の中のうごめき・・とも言える表情に、

「・・ん~・・結局良く判らん・・」

と思われたかもしれません。


 しかし2008年のサピエンスは、「完璧なシャンパーニュ」だと感じます。その血統をしっかり感じさせるのがこの「ガレンヌ」で有り、ジョルジュ・ラヴァルで有ると言えます。


 確かに、サピエンスほどの超極上の泡質は持ち得ていません。価格も違うし、熟成期間も違いますんで、それは仕方が無い。

 しかしながら、全く同じ「ニュアンス」を、このガレンヌも持っています。しっかり休めて・・移動させず、動かさずにこのガレンヌを開けることが出来れば、サピエンスに近い感覚を知っていただけることでしょう。


 残念ながらいただける数の制限で、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。間違い無いでしょう。日本で飲めるだけで幸せ・・とは、良く表現したなぁ・・と思います。是非ご検討ください。そして飲んでご確認ください。圧巻の「葡萄感!」・・に出会って欲しいと思います。



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
 数が無くて飲めないので以前のレヴューを使用しています。2014年は素晴らしいヴィンテージで上出来と判断され、例外的に早々とリリースすることになったと聞いています。

 因みに2010年世界ソムリエコンクール優勝のルカ・ガルディーニさんは、2006年時点でのテイスティングで93Pointsと中々の評価をしています。2005年のドン・ペリニヨン・ロゼが92Points と言う評価ですので、ジョルジュ・ラヴァルのベースのシャンパーニュがプレスティージュ・ミレズィンメ・ロゼを超えている・・のが凄いです。

 今はシャンパーニュの評価は、どんどんナチュール系に寄って来ているような感触も有ります。しかしそれは、

「ピュアさが侵されることの無い美しい姿をしていること」

と、

「出来る限り純粋に、元の姿を変えない」

・・つまり、ドザージュは限りなく少なく、薬品等の使用も少ない、出来れば「ゼロ」の方向に行っていると思われますが、長く貯蔵せざるを得ないシャンパーニュの世界では、非常に難しいのかな・・と言う気もします。

 セドリック・ブシャールしかり、ユリス・コランしかり・・・そして、エルヴェ・ジェスタン絡みのこのジョルジュ・ラヴァル、マルゲ、ブノワ・ライエなどのレコルタン・マニピュラン達が注目され、賞賛されているのでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


2012 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature les Hautes Chevres
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・レ・オート・シェーブル

12656
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 ピノ・ムニエ100%。2012年ヴィンテージ。生産本数は1500本。キュミエールにあるオート・シェーヴルの区画は、キュミエール村の上方の丘陵中腹に位置し、粘土石灰岩の土壌で、高品質なピノ系品種を生み出す場所として知られています。またドメーヌの中でも最も樹齢を重ねた古木の区画です。09年までは同区画のピノ・ノワールを使用していましたが、今後は1930年から1971年に植えられた古木のピノ・ムニエ100%となります。 2012年はクオリティに恵まれた素晴らしいヴィンテージです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥23,380 (外税) 
【ジョルジュ・ラヴァルのトップ・キュヴェです!】
 ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は18.5/20Pointsと評価を出していましたね。例えばラ・ルヴェ誌はあのジャック・セロスのN.V.シュプタンスに19.0/20Points付けたことがありますのでもうほぼ、上り詰めた感じになって来ました。もう少し・・ですね!ご検討くださいませ。



━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】

 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


2012 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Magnum
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・マグナム

12653
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合わせて手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマを醸し出し、糖分やその他の添加物をまったく加えないブリュット・ナチュールを仕上げるために必要なバランスや調和を形成することができます。
 2015年春リリースのキュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ(40%)、ピノ・ノワール(30%)、ピノ・ムニエ(30%)の3品種のブレンドで、通常ボトル(生産本数7545本)は2012年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)、450本のマグナムは、2011年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)です。
1500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥22,300 (外税) 
【こちらはミレジメの2012年マグナムです!これは非常に安いかと!】
 貴重なマグナムです。熟成期間が法的にクリア出来たと言うことなのでしょう、ミレジメ表記になっています。マグナムだけはリリースを遅らせたのかな?・・とも思いましたが、海外のサイトでは2012年のブティーユを販売していましたので、そうでも無いのかもしれません。

 でもそのブティーユ、日本円換算で17000~18000円ですので、

「ん?・・なぜか余り変わらない?」

 お買い得かもしれません。


 以下は前回ご紹介時のN.V.(2012年)のレヴューです。基本的にはワインの内容は同じかもしれませんがマグナムですから・・、かなり期待できます。
━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】

 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


2012 Champagne 1er Cru Cumieres Blanc de Blancs Brut Nature les Chenes Millesime
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール・レ・シェーヌ(・ミッレズィンメ)

12654
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 シャルドネ100%。2012年ヴィンテージ。生産本数は1210本。キュミエールの区画の中でも特に優れた区画であるシェーヌは、キュミエール村の東側のアイに向かう道とオーヴィレールの丘陵の間にあり、ドン・ペリニヨンで知られるオーヴィレール修道院の麓に位置しています。丘の中腹にある南向きの斜面で、地下は白亜質の土壌ですが、表面は薄く粘土泥土に覆われています。
 よく熟したシャルドネを厳選し、樽で10か月間かけて醸造した後、瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成を少なくても4年間行います。ブラン・ド・ブランでノンドゼであるレ・シェーヌは、繊細で複雑性に満ちており、ミネラル風味と海辺を思わせる潮の香りが魅力です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥16,700 (外税) 


2011 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Blanc de Blancs les Chenes Millesime
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール・レ・シェーヌ(・ミッレズィンメ)

12655
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 シャルドネ100%。2011年ヴィンテージ。生産本数は通常ボトル888本と100本のマグナム。2015年8月のデゴルジュマン。キュミエールの区画の中でも特に優れた区画であるシェーヌは、キュミエール村の東側のアイに向かう道とオーヴィレールの丘陵の間にあり、ドン・ペリニヨンで知られるオーヴィレール修道院の麓に位置しています。丘の中腹にある南向きの斜面で、地下は白亜質の土壌ですが、表面は薄く粘土泥土に覆われています。
 よく熟したシャルドネを厳選し、樽で10か月間かけて醸造した後、瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成を少なくても4年間行います。ブラン・ド・ブランでノンドゼであるレ・シェーヌは、繊細で複雑性に満ちており、ミネラル風味と海辺を思わせる潮の香りが魅力です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥16,700 (外税) 
【ラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は2012年ものに18/20Points!】
 今回は2011年ものと2012年ものが入荷しました。極めて少量です。2012年ものをルヴェ・デュ・ヴァンが評価していまして、年々・・評価も上がっています。18Points はかなり高い評価です。


━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】

 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V.(2014) Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Rose
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・ロゼ

12657
自然派
ロゼ 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%。2014年のロゼは、キュミエールにあるピノ・ムニエとピノ・ノワールの収穫で、収量がとても少なかったものの(一株あたり6房)、非常に良く熟しました(潜在アルコール度数11.5%~12.5%)。ブドウは房ごと、緩やかに足で圧搾した後、20時間ほどマセラシオンし、樽で発酵と8か月間熟成しました。生産本数は2495本。2014年のノン・ドゼのロゼは、鮮烈な色合いと華やかな香り、チャーミングな赤系フルーツの風味と程よいフレッシュさが魅力です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥10,880 (外税) 
【黒葡萄によるロゼ!ピノ・ノワールとピノ・ムニエが半々です。】
 非常に出来の良かった2014年だそうです。鮮烈でピュアなアロマとナチュラルな飲み口が期待できます!

 以下は以前のコメントです。
━━━━━
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】

 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。


N.V.(2014) Champagne Cumieres Brut Nature
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール

12652
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
キュミエール プルミエ・クリュ ブリュット ナチュール
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合った手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、樽による自然な熟成をすることによって風味やアロマが醸し出され、バランスや調和が形成されます。そして糖分やその他の添加物をまったく加える必要のないブリュット・ナチュールを仕上げることができます。
 2016年9月リリースのキュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種のブレンド(1/3ずつ)、2014年ベース(リザーブワインはブレンドせず、単一収穫年)で、通常ボトルは6345本の生産です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,750 (外税) 


N.V. Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Magnum Bouteille
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・マグナム

2879
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合わせて手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマを醸し出し、糖分やその他の添加物をまったく加えないブリュット・ナチュールを仕上げるために必要なバランスや調和を形成することができます。
 2015年春リリースのキュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ(40%)、ピノ・ノワール(30%)、ピノ・ムニエ(30%)の3品種のブレンドで、通常ボトル(生産本数7545本)は2012年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)、450本のマグナムは、2011年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)です。
1500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥23,000 (外税) 


2010 Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature les Chenes
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・レ・シェーヌ

2880
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 シャルドネ100%。2010年ヴィンテージ。生産本数は880本。
 キュミエールの区画の中でも特に優れた区画であるシェーヌは、キュミエール村の東側のアイに向かう道とオーヴィレーの丘陵の間で、ドン・ペリニヨンで知られるオートヴィレー修道院の麓に位置しています。丘の中腹にある南向きの斜面にあり、地下は白亜質の土壌ですが、表面は薄く粘土泥土に覆われています。
 よく熟したシャルドネを厳選し(2010年の潜在アルコール度数11.2%)、樽で10か月間かけて醸造した後、瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成を少なくても4年間行います。ブラン・ド・ブランでノンドゼであるレ・シェーヌは、繊細で複雑性に満ちており、ミネラル風味と海辺を思わせる潮の香りが魅力です。
 2015年の春にリリースされた2010年ヴィンテージは888本。マグナムボトルは50本のみの限定で、数年後にリリースされる予定です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥16,990 (外税) 


N.V. Champagne 1er Cru Cumieres Brut Nature Rose
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール・ロゼ

2881
自然派
ロゼ 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 2013年のロゼは、よく熟したピノ・ムニエの古木(50%)と小粒のピノ・ノワール(50%)を除梗せず(茎もよく熟しており、ニュアンスを与えてくれるため)足で圧搾して、数時間マセラシオンし、自然酵母で発酵。そして2012年のロゼを20%ブレンドしています。樽で10か月熟成することによって、徐々に骨格が錬成されます。
 生産本数は2080本。ノン・ドゼのロゼは、木イチゴなどの赤系果実のフルーティさとスミレの花のエレガントな芳香が相まって、尖らず美しい酸としなやかなテクスチャーが魅力です。デゴルジュマンは2015年8月末。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥13,680 (外税) 


N.V. Champagne Cumieres Brut Nature
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・キュミエール・ブリュット・ナチュール

2878
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
ジョルジュ・ラヴァル

■エージェント情報
 キュミエールのテロワールをあるがままに素直に表現したキュヴェ。ブドウの樹それぞれに合わせて手入れをし、将来美味しいワインになるであろうという確信のタイミングでブドウを摘み取り、樽による自然な熟成をすることによって、風味やアロマを醸し出し、糖分やその他の添加物をまったく加えないブリュット・ナチュールを仕上げるために必要なバランスや調和を形成することができます。
 2015年春リリースのキュミエール・プルミエ・クリュ・ブリュット・ナチュールは、シャルドネ(40%)、ピノ・ノワール(30%)、ピノ・ムニエ(30%)の3品種のブレンドで、通常ボトル(生産本数7545本)は2012年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)、450本のマグナムは、2011年ベース(ピノ・ノワールのリザーブワインをブレンド)です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥8,580 (外税) 
【日本で売ることが出来るだけで幸せ・・かもしれない、ジョルジュ・ラヴァルのキュミエール・ブリュット・・(^^】
 ライターさんの・・山本さんが一生懸命考えたであろうコピーをパクってしまいましたが・・取り合えず扱っています・・位の数量しか無いので、noisy も今のところは一滴たりともまだ口にはしていません。

 そんな販売方法が良いのか?・・と言う部分は有りますが、

「・・いや・・焦って飲んでも貴重なボトルを減らすだけ・・」

と言うような感覚がジョルジュ・ラヴァルには有って、勿論、上記の山本さんが書かれた幾つかの文章の影響も有り、

「しっかり落ち着かせてから飲もう」

と言う気持ちになった訳ですね。


 特にシャンパーニュと言うワインは、いつも言ってますが、

「動かした直後には飲むな」

と言う格言通り、ほとんどの場合、移動の影響で味わいや香り、そして何より「泡質」も変わってしまいます。せっかく細やかで滑らかな泡質を持っていたとしても、充分な休養が無いと、

「・・ん?・・どこが細やかなの?」

とレヴューさえ疑って掛かってしまいたくなるほど、大雑把なテクスチュアとなって現れてしまいます。


 なので、せっかくのジョルジュ・ラヴァルですから、少なくとも1カ月は休めないといかんかな・・と思っている訳です。


 それに加え、エルヴェ・ジェスタンが絡んでいることを思えば、その酒質傾向が有る程度読めます。彼のトップのキュヴェは・・恐ろしいほど美しいです。

「こんなの・・本質を本当に理解できる人がどれだけ存在するんだろうか?」

と思えるほど・・です。価格も非常に立派なものでしたし・・。


 基本は、ユリス・コランのオリヴィエ・コランやセドリック・ブシャールのラインに有ると思います。・・いや、違ったらすみません。何せ・・まだ飲んでないもので・・。

 ただし、昨今のシャンパーニュの流れ、特にレコルタン系は、

「(もちろん)自然派」
「出来るだけ(リキュールなどを)足さないエクストラなドライ」
「ガス圧は比較弱め」
「二次発酵はやらないか、やっても影響は弱めに抑える」
「熟成させて飲むか、さっさと飲むかの判断は持ち主に委ねる」

だと思うんですね。


 noisyが思ったより何故か足が遅い・・少し残っているセドリック・ブシャールも、飲まれた方、ほとんどから、

「素晴らしかった!」

とのお声もいただきました。極一部・・

「それなりに美味しかったけど・・でも特に・・??」

との方もいらっしゃいましたが・・。


 なので、今回のジョルジュ・ラヴァルは、

「残ったら noisy の 昼シャン用に!」

する予定です。


 細かな味わいなどは、是非山本さんのページをご検索いただき・・(^^・・ご検討いただければと思います。noisy 的お節介なご紹介は次のヴィンテージからになるかと思います。非常なレアものです。



Champagne Georges Laval 2016年インフォメーション
土壌、ブドウの樹、醸造の3段階の作業における要点

土壌
 ブドウの樹の健康を維持すること、収穫量と品質の絶妙なバランスをとることは、テロワールに由来するアロマを表現することと同様、土壌によるところが大きいため、入念に土壌の手入れをします。ビオ栽培の規制に則り、自然な素材(牛の堆肥など)をベースにした堆肥を使い、ブドウの樹にとって必要最低限の養分が土壌に行きわたるようにします。畑は馬で耕作し、雑草も手作業で、刈るところとそのまま残すところを分けます。(もちろん除草剤を使わず、また雑草のすべてを刈るわけではありません。)この方法は土壌の浸食を防ぎ、動植物相の充実した活動を維持するからです。そして地下深く根を張らせることを助けます。こうしてブドウの樹は、ワインにおける骨格や複雑性、ミネラル感、繊細さを織りなす痕跡元素を摂取します。

ブドウ畑
 ラヴァルは、シャンパーニュの主要3品種であるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを育てています。畑の半分は樹齢30年以上で、中には樹齢80年以上の古木もあり、古木からはクオリティの高いブドウが得られます。有機栽培にとって重要なことは、よく観察して未然に予防策を打つことであり、剪定、芽かき、整枝、摘芯、摘葉などは、手作業で丁寧に行います。そのため僅か2.5haを5人がかりで作業しています!一本一本注意深く手入れされ、房ごとに通風をよくすることによって、寄生虫に耐えうる樹、畑となります。そのほかの寄生虫対策として、必要な時に限って、自然素材のミネラルと有益な細菌を元にした調剤を施すこともあります。

醸造
 頃合いよく熟したときに手作業で収穫し、伝統的なプレス機で圧搾します。
自然にデブルバージュされた後、シャプタリザシオン(糖分添加)せず、ブドウジュースは樽に詰め、野生酵母で発酵します。ブドウの品質が良いこと、また容量の少ない樽による10か月かけての長い醸造は、清澄や濾過を行わなくても、自然に澱が沈殿するので、ある程度濁りを取り除くことができます。ワインはゆっくりと自然に形成されることで、すべての官能特性を保つことができるのです。収穫してから瓶詰めに至るまで、醸造中の樽は、試飲しながら目減りした分、補酒します。品種ごとに、区画ごとに分けて醸造し、瓶詰め時にブレンドします。そして瓶内2次発酵とシュールリーによる熟成はキュヴェによって異なりますが、18か月から48か月です。ルミュアージュは手作業で、デゴルジュマン前の30日間行います。