【高貴種ネッビオーロの激レアクローン!?・・四半世紀にも及ぶ「挑戦」の結果がこれでした!・・アドヴォケイト他も100ポイント!ファーストヴィンテージです!】

モンフォルテ・ダルバのクリュ、レ・コステの畑に奇妙な1本の樹が有った。その樹は周りの他の樹とは全く違う個性を見せていた。ルチアーノはその樹に惚れ込み、二区画に植え、育てた。
その後2017年にDNA分析をしてみると、ネッビオーロであることが判った。しかも「最高品質」と折り紙付きで・・。そして2019年、世界中で販売を始めた。勿論メディア評価も抜群。
大きく端折りますと・・と言うようなワインです。何せそんな「パーフェクト評価」でファーストヴィンテージですから、日本にも僅かしか入荷していないようです。
海外の販売歴を見ても400ユーロと言う価格は有るもののすでに完売で、実物を販売しているサイトはまだ見当たりません。
写真を検索すると、確かに栓を抜いたグラスの写真は出て来ます。PKさんのもの・・と言うコメントも見当たりましたが、PKさんなのか、アドヴォケイトの担当者のものなのかはハッキリしません。
「私が魅力的だと思うのは、バローロ・タランが私たちをブドウ畑とクリュの議論から遠ざけてしまうことです。ネビオーロのブドウは、最終的に私たちが愛するすべての偉大なバローロの背後にあるものであることを思い出させます。このワインは私たちをネッビオーロの中心に連れて行ってくれます。」
のように、意味深なことを申したうえで・・100点と評価しています。
まぁ、偉そうなことを言ってしまえば、バローロのクリュ論議など無用にしてしまう・・ネッビオーロの本質を教えてくれるバローロだ!・・と言うことなのでしょう。
申し訳ありませんがたったの3本の入荷です。お早めにご検討くださいませ。

■「単一畑 Vite Talin ネッビオーロ最高品質判定」
バローロの城の向かいに位置する単一畑のネッビオーロのブドウをルチアーノが初め手にしたのは1987年でした。前所有者のニックネームがついたタランと呼ばれる長い歴史のある区画で、大事に栽培されていたものをルチアーノが借りることになりました。
品質向上を探求し畑作業を行う中で、一本のネッビオーロの樹がユニークな個性を持つことに気づきました。ブドウの芽がとても小さく、房はふぞろい、粒の一つ一つは小さめ、青みがかった深いプラム色など、とても個性的ですが、状態は安定しているので、ルチアーノは特に注意深くこの区画の観察を続け、その個性を信じ、その樹から苗木を造り2区画に植樹しました。
丁寧な畑作業とワイン醸造のおかげで、その畑のブドウによるワインの品質が安定し、通常以上に優れたストラクチャーを備えてきたので、栽培と醸造を続けながらDNA分析を試みた結果、ルチアーノが信じた通り、2017年に最高品質のネッビオーロと判定されました。
◇ファースト・ヴィンテージ2013 25年間の集大成
1987年以降実に25年に渡る丁寧な畑仕事と醸造実験の結果、ようやくヴィテ・タランの最初のヴィンテージ2013が6年の熟成を経て2019年にリリースされます。100%除梗、マセレーション後、50hlの直立型木製樽にて天然酵母により発酵。20~35日間の醸し期間中にヴィンテージによっては果帽を沈める為のフタを使用。醸し後、最初の澱引きをし、ステンレスタンクで一週間落ち着かせた後、再度澱引きをし500Lのフレンチオークでマロラティック発酵と2年間の熟成。タンニンのストラクチャーがしっかりとしているので新樽比
率は50%以上。澱引き後、大きな楕円のフレンチオーク樽で1年熟成させ瓶詰。その後さらに3年熟成させるので、収穫から6年を経て出荷されます。
上品でリッチなワインです。長い熟成を経た欠点のないガーネット・レッドでフローラルや果実、スパイスのニュアンスを備えた複雑なアロマが重なり合い広がります。しっかりとしたタンニンとストラクチャーでパワフルな、長期熟成の可能性を約束されたワインです。
醸造 テイスティングノート Luciano Sandrone / Barolo Vite Talin
ルチアーノ・サンドローネ バローロ・ヴィテ・タラン